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おしらせ | > | 小野寺さん(153.217.***.252)が退室しました。 (2022/1/27 21:19:30) |
小野寺 | > | 小野寺 (2022/1/27 21:19:22) |
おしらせ | > | 小野寺さん(153.217.***.252)が入室しました♪ (2022/1/27 21:19:17) |
おしらせ | > | 堀 瑞稀♀28さん(iPhone SoftBank)が退室しました。 (2021/11/1 10:01:04) |
堀 瑞稀♀28 | > | 【お部屋ありがとうございました。】 (2021/11/1 10:00:57) |
堀 瑞稀♀28 | > | ――ハッピーハロウィン。 (2021/11/1 10:00:41) |
堀 瑞稀♀28 | > | (――さて、まもなく今日と明日の境に立とうという時刻。昼間は人の往来が忙しない駅前も夜はひっそりとして、広場の央に聳える大樹の下に、女が一人佇んでいた。枝葉の天蓋を、月を背負う魔女と蝙蝠のオーナメントが装飾し、根本には大きなカボチャのランタンがところ狭しと置かれて淡い橙の灯に浮かび上がる大樹は、日付が変わって十一月になればクリスマスツリーに衣装替えされる。その身に四季折々を纏い、駅前のシンボルとして広く知られているそれは、冬を越して三月になれば見事なピンク色の花樹となるのだ。そう、それが「春は桜」の答え。)――「やっと、見つけた。」(声がする方を向けば、若干息をきらしたスーツ姿。ほんのり汗を浮かべて、日付が変わってハロウィンが終わってしまう前に、と駆け足で来てくれた様子がありありと伝ってきて、愛おしき魔女は綻んだ。春の桜のような笑みで。)よかった、間に合って。よかった、ぜんぶ拾いあつめてくれて。(紙切れに込めた、大切な思い出の欠片。ねえ、覚えていますか?ここではじめて出逢った日のこと。) (2021/11/1 10:00:30) |
堀 瑞稀♀28 | > | (そこからは、魔女と男のいたちごっこが始まった。帰宅したばかりの男は、部屋に入ることなく踵を返し、首元にきっちりネクタイを締めたスーツ姿のまま「名もなきカフェ」に思い当たる場所へ足を運んだ。そこに待っていたのは愛おしき魔女――などではもちろんなく、カフェの入口横の植木に括られた新しい紙切れ一枚。中には、一枚目と同じ筆跡でお決まりの文言と、その下に「ヒミツの夜」と記されていた。謎かけにもなりきらないそれを、男は見るや否やハッとして、「ヒミツの夜」が飾る思い出の頁をそっと捲りながら、来た道を戻り、カフェとはアパートを挟んで反対の方角へまっすぐに足を進めた。それ以降、男の行く先、行く先には、それが正解です、と言わんばかりに紙切れが一枚、どこかしらに用意されていた。そのやりとりをあと三度ほど繰り返した頃、「春は桜」と書かれた紙切れを見て確信する。おそらくこれが最後と悪戯なのだろうと。) (2021/11/1 09:59:58) |
堀 瑞稀♀28 | > | (今年も残すところあと月を二つ数えるばかりとなった、十月最後の日。その中に起源を知る者はどれくらいいるのだろう、という素朴な疑問はさておいて、カラフルに着飾った個性的な仮装の群れがスクランブル交差点を隙間なく埋め尽くす頃。「トリックオアトリート!」と馴染みある筆跡で書かれた紙切れが、あるアパートの玄関先で、帰宅したばかりの男の前にはらりと落ちた。ちなみに、その紙にはこうも記されている。「魔女は、名もなきカフェにはじまる」と。一見すると、どこかでこの夜を楽しんだ誰かが、うっかり夜風に攫われでもしたのかもしれないそれは、しかし、そっと拾いあげた男にとって、ハロウィンの夜に愛おしい魔女が自分に寄越したちょっとした悪戯なのだと、見慣れた筆跡と、まだ記憶に新しい「名もなきカフェ」の思い出風景が確信に変え、クク、と小さく笑んだ。) (2021/11/1 09:59:37) |
堀 瑞稀♀28 | > | 【お邪魔いたします。日付変わってしまいましたが、少しだけ時計を巻き戻して一つ置きに。】 (2021/11/1 09:59:14) |
おしらせ | > | 堀 瑞稀♀28さん(iPhone SoftBank)が入室しました♪ (2021/11/1 09:58:35) |
おしらせ | > | 烏丸 鈴♀1年さん(iPhone 126.209.***.183)が退室しました。 (2020/9/12 14:32:41) |
烏丸 鈴♀1年 | > | 【 お部屋ありがとうございました!】 (2020/9/12 14:32:36) |
烏丸 鈴♀1年 | > | だっ!……なに、も!食べ物持ってないっ、てばーー!( 1年に何度か迷い犬が入ってくることもある。さすがにコッチには来ないでしょう、と早々にフラグを回収したわたしは空気入れで疲れた身体をさらに酷使しています…!ひと区画40台止められる自転車置き場の周りを逃げまわること3周…目?親しみのある声で吠えられたなら立ち止まって相手をしてみてもいいものの、血走った眼と唾液だらだらの牙を剥き出しにしながら、唸って追いかけられれば命の危険を感じずにはいられない。自分の自転車の前を通り過ぎるタイミングで、空気入れをすかさず取り上げ曲がり角の死角で身構えた。大丈夫、少し脅して、何処かにいってもらうだけだから── ) (2020/9/12 14:30:52) |
烏丸 鈴♀1年 | > | 【 他のクラス何してるんだよ、とかそういうのは、置いておく 】 (2020/9/12 14:19:55) |
烏丸 鈴♀1年 | > | あ、… ふよふよしてる… ( 予想外の早い下校に心が踊っていたのだけども、鍵をまわしたところで違和感に気付いた。朝は元気だった後輪が── このまま乗ってしまうと、段差で受ける尻へのダメージが半端ない。のろのろと空気入れのところまで押して行き、スタンドを下ろした。「 故障中 」と張り紙がされた自動空気入れの隣に立てかけられている手動の空気入れを組み立てる。注入口との接続が難しくてあんまり得意ではないんだよなぁ ) っ、まあ、入ればいいんだ、入れば ( 空気の漏れる音を気にしない素振りでハンドルを上下に動かしながら、空気を入れていく。時折タイヤを押して確認しつつ、何度も繰り返し空気を送った。じんわりと汗をかいてきたところで、犬の鳴き声が校門のところから聞こえてきた。たぶん、中型から大型か--- ) (2020/9/12 14:19:11) |
烏丸 鈴♀1年 | > | ( 「 せんせー、帰ってもいい?」ひとりが口にすれば、他の生徒も「 すぐ帰ってこい、と親から連絡がきている 」と次々に言っていた。それからすぐに放送で教師は呼び出され退室── あっという間に皆帰ってしまった。先生、帰っていいとか言ってたっけ?上空を飛んでいるヘリコプターも気になるし、ひとりで教室に残っていても仕方がない。帰り支度をしながら、コンビニに寄り道をして今日発売の漫画と、ついでにかぼちゃプリンも買おう、なんて予定を立てていた。自転車の鍵を指にひっかけ、くるくると回せば遠心力で鍵とキーホルダーが同じ高さまで上がっていく。すぽんと指先から抜けて飛んでいかないように気をつけながら、靴に履き替えるまで続けていた ) (2020/9/12 14:04:40) |
烏丸 鈴♀1年 | > | ( ──突然、クラス中にアラームが鳴り響いた。発信源は各々が所持するスマホからで、いつもなら「 おい、ちゃんとマナーモードにしておけよ 」と注意をする教師もチョークを握ったまましばらく固まっていた。たまたま今日家に忘れてきてしまったわたしのスマホもきっと部屋のベッドで鳴り続けているのだろうなぁ。頬杖をつきながら周囲の騒がしさから意識を逸らそうと、窓の外を見る。窓側から2番目の席だから、窓枠から下は見下ろせないけれど、先に見える建物の上空で黒い粒みたいなものがいくつか飛んでいるのは確認できた。アレ、なんだろう。この騒ぎでは授業は中断せざるをえないはず、既にクラスメイトの大半は席を離れ互いのスマホ画面に表示されているものを指差しながら大声で喚いていた。自分も席を立ち、窓際まで近寄り状態を確かめようと目を細めて注視する ) (2020/9/12 13:48:06) |
烏丸 鈴♀1年 | > | 【 男女問わずで待機させてください。現代SF? たぶん 】 (2020/9/12 13:47:59) |
おしらせ | > | 烏丸 鈴♀1年さん(iPhone 126.209.***.183)が入室しました♪ (2020/9/12 13:47:08) |
おしらせ | > | 難波 漠♂36教師さん(159.253.***.183)が退室しました。 (2020/9/2 03:08:50) |
難波 漠♂36教師 | > | 【ロルと同じく朝まで飲みも楽しそうです。ぜひまたの機会に。それでは私も失礼します。おやすみなさいませ】 (2020/9/2 03:08:47) |
おしらせ | > | 貴船 暁♀22さん(iPhone au)が退室しました。 (2020/9/2 03:07:50) |
貴船 暁♀22 | > | 【ありがとうございました。あと3時間は続けられそうでした…。こちらこそお相手ありがとうございました。ではお休みなさい!】 (2020/9/2 03:07:39) |
難波 漠♂36教師 | > | 【とこのような感じで軽めの〆としてみました。夜中までお相手本当にありがとうございました。とても楽しかったです】 (2020/9/2 03:06:22) |
難波 漠♂36教師 | > | わからねえっつの。あと、俺はまだ36な。微妙な年頃なんだから、決して間違えることのないように。(最後の一言は、意識していなかったが、昔の担任教え子だった時のようだった。ホテルに送り届けてさっさと解放されて帰りたかったのに。腕を取られ、深い夜の中へと引きずり込まれそうだ。だからといって、腕を払って一人帰宅することは勿論できないわけで。やむなく彼女と同じ方向に、足を向けることにした。しぶしぶ、不承不承、仕方なく。気持ち良さそうに笑う顔は、五年前とあんまり変わっていなくて胸に穏やかな感情が広がる。その原因は、多少の問題があるのだけれど)新しい彼女なんてできねえよ。教師の出会いの無さ舐めんなよ。(自虐に、ひひひと品の無い笑みを浮かべた。頬がだいぶ緩い。身体も熱っぽい。踏み出す先、一軒だけ行ったことがあるバーがあるのは、彼女には言わないでおこう。名前を付けて大事に保存してしまった記憶は、まだ擦り切れてないし、甘くて苦いままだから。それを酒の肴にもしたくないから) (2020/9/2 03:05:36) |
貴船 暁♀22 | > | ハイボール濃い目を…ええ?なぜ?(注文を聞く前に立ち去ってしまった店員に素で困惑していると、気付けば立ち上がっていた先生がマッドレッドのキャリーケースに手を掛けている。)なんでロンパースわかんないんですか、オールインワンですよ。37歳ってそんなんもわかんないんですか。(文句を言いながらも、店を出ようとする空気に乗せられて自分も立ち上がる。今日の宿は、と口にする先生に半笑いでいやいやと首を振った。店を出た先の野外はまだ暑い。店に入る前は数え切れないほど行き交っていた帰宅するサラリーマンの人波もまばらになっている。)帰るって、まだ早いですよ先生。37歳はこれだから…、…せめてもう一件いきましょうよ。おしゃれなバーとか知らないんですか。そんなんじゃ新しい彼女できた時困りますよ。ああほら、あそこのネオンがおしゃれ。(あれは我らが目指すバーではないか?とそうは良くない視力を凝らして、キャリーを持ってくれてる先生の腕に手を掛けて引く。サンダルの足がよろめいてつんのめり、先生の腕に手を掛けていたおかげで助かった。柔らかな酩酊に、見上げる顔は心地良さげに笑う。行こう、とネオンを指差して足を踏み出した。) (2020/9/2 02:50:13) |
難波 漠♂36教師 | > | ほら、もういいか。俺は帰るぞ。おまえはどうするんだ。(彼女の荷物を見やる。旅行でもしてるのかって量だ。酔いで鈍い頭ながら、ふと思いついた疑問をそのまま投げかけていた)おまえ、どこ帰んだ? ホテルか? 今日の宿取ってあんのか。(さすがにこの状態の元教え子を夜の街に放り出すわけにはいかない。ホテルが決まっているなら、そこまで送り届けるつもりで、キャリーに手をかけた) (2020/9/2 02:36:52) |
難波 漠♂36教師 | > | あ? 明日休みだからなんだってんだ、夜通し付き合ってなんていらんねえ……って、本当に自由かよ。(抗議の声を上げ、それが言い終わる前に相手はふらふらとトイレに行ってしまった。呼び止めらたというより、捕まってしまった感のある店員には、ここから声が届くはずもないのにスミマセンと呟いていた。見計らったようなタイミングでやってきた店員に会計を済ませ、彼が手際よく皿を片付けているのを眺めた。空腹感は満たされたし、楽しかった。が、どっと疲れた。綺麗になったこのテーブルに突っ伏したい気分だ。そんな気分など当然知らない、元凶の帰還に、席を立ち、わざとらしく帰り支度の空気を醸し出した)いや、ロンパースってのがなんなのか俺はよく知らんから、ウケねえよ。(彼女に呼ばれた店員に、申し訳なさそうに顔の前で手を合わせる。それで察した店員が愛想笑いとともに去っていくのを見届けてから) (2020/9/2 02:36:45) |
貴船 暁♀22 | > | まだ酔ってない酔ってない、ええ、明日先生休みでしょうが。いいじゃんまだ飲み足りない、あ、待って、その前にトイレ。(斜めにかしがせていた椅子を戻して、残りのだし巻き卵を口に放り込む。それを流し込みたいジョッキの中身はほぼ空で、それでもしつこく傾けて、名残惜しそうに舌がガラスを舐めた。ジョッキをテーブルに置く動きが雑で、ごつん、と重い音が鳴る。立ち上がる身体は心地良さげに揺れ、店員を呼び止め、何かくだらない事を口にして、ふははと笑ってから、教えられた場所に向かう。数分で戻ってきた頃には、テーブルの上にあった空の皿やジョッキは片づけられてしまっていた。)ねえねえ先生、聞いてよ。私今日はサロペットだからまだましなんだけどさ、ロンパース着てる時ってさあ、トイレでほとんど全裸になるのウケない?(ひひと笑いながら椅子に腰掛け、まだ注文しようと右手を上げる。会計を終わらせてしまって伝票がない席からの注文に店員は困惑顔で、先生に助けを求める視線を向けた。新たに入店した客が近くの席に座り、煙草に火をつける。忍び寄る副流煙に眉を寄せた。禁煙してまた一ヶ月だというのに。) (2020/9/2 02:19:26) |
難波 漠♂36教師 | > | (危うく返されかけた烏龍茶を必死に自分の手元に引き入れ、それを飲みながら彼女にお裾分けされた唐揚げを食べる。口内にじゅわっと広がる油に目を細めた。自分の注文したホッケは綺麗に食べ終え、刺盛りも残り二切れだ。彼女の背後で訝しげにこちらを窺うサラリーマンの視線が痛い)俺は36。いや、そんなんより、おまえもう結構酔ってねえか。それ、あぶねえって。ああ、もう。(目が合うサラリーマンに、彼女越しに「すみません」と申し訳なさそうに頭を下げる。それから彼女へと非難の目を向けた。自分で振っておいてなんだけど、その話そんな大声でするもんじゃないぞ、若い女性が。床が濡れて駆け寄る店員に、また「すみません」と詫びてから)あーもー、わかった。おまえは自由だな。お腹満たされたか。喉も潤ったか。ほら、全部残さず食べて、ここ出るぞ。(これ以上の滞在は周囲に迷惑をまき散らすだけになりそうだ。料理もあらかた食べ終えて、ちょうどいい頃合いと思った。詫びるついでに小声で店員に会計をお願いしておく) (2020/9/2 01:59:19) |
貴船 暁♀22 | > | いや声でかい!(という声が、より大きい。)私はさあ、言ったわけよ、貴方の事好きになる自信まったくないですけど、ってね。それでもいいって言ったのに、好きじゃなくても、嫁になった途端に、僕には権利があるって。医者のくせにマラソン趣味で無駄に体力あって、気持ちよくもないのに毎日毎日セックスセックス。独占欲も強いわで、でも、もう、私は自由だ!(ばっと両手を上げる。右手のグラスの中でカルピスソーダ割りが駄々溢れして床を濡らした。わはは、と笑って残りの酒を飲み干す。) (2020/9/2 01:41:50) |
貴船 暁♀22 | > | (三杯目も同銘柄の麦焼酎のカルピスソーダ割り。同時に運ばれてきた烏龍茶を、なんだそれは、誰だお前は、と怪しんで、頼んでないですと返却しかけて、恐らく先生に止められた。大切りの茹で卵が嬉しいポテトサラダを箸でたっぷりと掬い上げてもりもり口に運ぶ。塩揉みされたきゅうりとニンジンがぱりぱりと音を立て美味い。口内にポテトサラダをまだ残したまま、カルピスソーダ割りを飲む。ゆるやかな微酔に姿勢は崩れて前傾になり、ジョッキのグラスにネックレスのトップが当たって、時折ちいさく、ちん、と音を鳴らした。)あれほんと、先生幾つなの。んん、先生、元旦那より年下かあ。実質もう私、先生よりお姉さんと言えるのでは?うはは。(じろじろと観察する視線に、どうだ見ろ、お姉さんを見ろ、と丸めていた背を逸らして全身を晒すように椅子を後ろ足重心で傾ける。急に寄りかかられた背後のサラリーマンが迷惑そうに振り返るが、咎める目線を向けられるのは背中を向いてるせいで目が合わない酔っ払いの自分ではなく、振り返るサラリーマンと対面する先生だ。ぎしぎしと椅子を傾けたまま右手の箸を振り上げる。) (2020/9/2 01:41:37) |
難波 漠♂36教師 | > | じゅ、15も上? 今37? 俺より年上じゃねえかよ。はえー。(驚きのあまり間の抜けた感嘆のため息が漏れた。急に彼女が大人びて見えた。あの八坂が。じろじろと、頭のてっぺんから、テーブルに隠れる腹部あたりまでを、不躾な視線で舐め回すように観察していた。だいぶアルコールが回って、声が大きくなっている)よくそんなひと回り以上年上の、好きでもねえオジサンとセックスできたな。なんつうか。うん。ご愁傷様です。(なんていってやればいいか頭が回らず、結果彼女と同じ言葉をなぞって慰みの足しにした) (2020/9/2 01:22:53) |
難波 漠♂36教師 | > | あ。そうなんだ。いやーびっくりしたわ。まさかあの八坂が。ふーん。びっくりしたわー。(およそ女子らしからぬ笑い方の彼女に、自分は明確に信じてないという棒読み返し。ずいぶんにぎやかになったテーブルに、ほんの少し胃が痛んだ気がする。あのポテトサラダもなかなかに重そうだ。散々の迷い箸の結果、かんぱちをひと切れ救い上げた。唐揚げが自分の皿に乗せられたのは、ひそかに苦笑いするしかない。「ありがと」と内心とは逆に感謝することくらいは、良い大人だから出来るのだ)ま、そだな。悪くねえよ。今の受け持ちも、面白い子らばっかだし。結婚が全てじゃねえって。(それは彼女を慰めるというより、自分に言い聞かせるような、独白じみた雰囲気があった。もくもくとゆっくり口内でかんぱちを咀嚼して、嚥下してから、残りのビールを喉に流し込む。途中、彼女の台詞にむせそうになった) (2020/9/2 01:22:43) |
貴船 暁♀22 | > | 元旦那は私より15上だから…今年で37かな。(元旦那、と過去扱いできる幸せに酒が進む。唐揚げを齧って咀嚼した舌の脂をソーダ割りで流して、唇を舌で舐めた。ゆらりと頭を傾がせる。)私が選んだ男って漏れなくダメ男ばっかりだったんで、恋愛にもうんざりで。もう、親が選んだ男に賭けてみるのもいいかって、そんで見合い結婚しまして。そこでまさかもっとキツいの引き当てるとはね。セックスも合わないし、控え目に言っても地獄。(へらへらと笑いながらだし巻き卵を口に運ぶ。二杯目も飲み切って、右手を上げて店員を呼んだ。) (2020/9/2 01:02:51) |
貴船 暁♀22 | > | いやいや嘘嘘、先生はいけ好くよ。私も担任受け持って貰ってた時、先生のこと好きだったもん。(ジョッキを傾け、他の化粧が剥げてもティントリップで色付いたままの唇を濡らす。二秒沈黙して上目を上げた。尚、高校三年生は受験の年であるにも関わらず彼氏を三度変えている。ひ、とジョッキ越しの唇が品なく笑う。)…びっくりした?ネタバレ早かったか。いやそんなまるっと嘘じゃないけど。うはは。(また笑うもんだから、結局冗談なのか本気なのかは不透明だ。店員がやってきて、注文の品を間違っていたことを謝罪される。殆ど食べ尽くしてた枝豆はサービス品となり、新たにテーブルにだし巻き卵とポテサラが追加された。手狭なテーブルは溢れんばかりだ。)いやあ、それはそれは、ご愁傷様で…バツがついた私よりいいんじゃないです?それに生徒と酒を酌み交わす夢も叶ってるし、悪くない人生じゃないですか、ね。(へら、と笑う。生徒と酒を酌み交わすことを勝手に相手の夢に認定して、このへんレモンかかっていないのでは?と唐揚げを箸でめくる。恐らく無事なひとつを、ホッケの皿に乗せてあげた。) (2020/9/2 01:02:47) |
難波 漠♂36教師 | > | 知らん。俺、唐揚げにレモンかけない派だから。それ全部八坂が食べていーぞ。(びし、と箸の先を相手に向ける。教師らしからぬ行儀の悪さだ)で。お前のいけ好かない結婚相手は何歳? 同い年くらい?(もう一品の自分が注文した品、刺身盛り合わせを迷い箸しながら問い掛け) (2020/9/2 00:42:39) |
難波 漠♂36教師 | > | 笑いすぎだろ。それじゃ俺がいけ好かないみたいじゃねえかよ。(あまりに大笑いされるものだから、ついじとっと暗い目でねめつけていた。彼女の飲むペースは速く、自分もそれに合わせてたらまた胃薬のお世話になること請け合いだ。だから彼女が呼んだ店員には、自分は烏龍茶を頼んでおいた。アルコールの回りが早い気がするのは、疲労のためか。それとも、久しぶりに教え子に再会してお酒を共にできて、浮かれているのか。寝不足で、彼女に負けず血色の悪い頬が、ほんのり熱を帯び始めていた)なんで結婚してないって。別れたからに決まってんだろ。まだ付き合っちゃいねーし、愛の巣は引き払って、今じゃ寂しく2DKに一人暮らしだっての。(ぶっきらぼうな物言いに、自虐が混じる。へへへ、と半端に笑うから、まだ引きずってて痛々しく見えるだろうか。自分が頼んだホッケに箸を入れる。これもまた丁寧に骨を取り、綺麗に身を剥がして、口に入れる) (2020/9/2 00:42:31) |
貴船 暁♀22 | > | 【自分の注文した品間違えてたのと、自分が注文しない唐揚げ→自分が注文した唐揚げ、の間違いです…!】 (2020/9/2 00:37:25) |
貴船 暁♀22 | > | (俺と正反対だな、とところで、ぶわははは、と笑い声を挟む。)先生はいけ好くやつなんだ。(くっくっひっひっと震え笑ってからジョッキを煽ると、それはもう空だった。右手を上げて店員を呼び、二杯目は濃い目の麦焼酎のソーダ割りを銘柄指定で注文する。ビール一杯だけで血の気の無い不健康な肌に、わずかな血色が差した。耳の端と指先も仄かに熱を持っている。)何が聞きたいもなんも…何で結婚してないんです?その内するって話じゃなかったですっけ、のろけでも聞いてやるつもりでいたのに。あ、いや、別れたとは限らない…?(箸を伸ばして先生が注文した冷奴の切り分けた一つを掠め取る。居酒屋のテーブルの上は全てシェアされていると思い込んでいる輩だ。程なくして教師が注文した二品と、自分が注文しない唐揚げ、それから濃い目の焼酎ソーダ割理が届いた。唐揚げに、素手でレモンを絞りかける。指先がレモン汁にまみれて眉を寄せた。)輪切りのやつって、どう絞れと。 (2020/9/2 00:25:43) |
難波 漠♂36教師 | > | ……離婚成立って、乾杯のネタになるもんか?(ふと生じた疑問に首を捻った時には、もうすでに彼女の喉にビールが染みわたっていた。あまりに豪快で美味しそうに飲むものだから、つい数秒前に抱いた疑問など放り出して、ビールをあおる。筋ばった浅黒な喉を上下に動かし、胃に流し込んでいく。たまらない快感は、全身にまで及ぶようだ。はぁっと、一息に、競ってるわけではないけど三分の二を飲み干した。唇を手の甲で拭いながら、好奇の目に小さく首を振る)聞きたいっつーか。ここまでに結構話してくれてるよな。相手はどんな人? 金持ちでいけ好かない奴ってのは分かった。俺とは正反対だな。(並べられた皿から、自分の注文した冷奴を器用に崩さぬよう箸で削り取り、口に運ぶ。生姜のつんとした刺激に顔をしかめて、鼻でふーと息を吐いた)俺の話なあ。何を聞きたい。……まあ、結婚の話だよな。わかってるって。おまえら受け持ってる時、俺が同棲してるってのなぜか知れ渡ってたもんな。(ふらりと力ない箸先が、また丁寧に冷奴を切り分ける。視線は並んだ料理皿に落とされたまま)何が聞きてえんだよ。今ならアルコール入ってるから、なんでも答えてやるぞ。 (2020/9/2 00:14:06) |
貴船 暁♀22 | > | …ああ、生き返った。(肩から力が抜けて、心からの感嘆の声が漏れた。枝豆を手に取り口に運ぶ。丁度よい茹で加減のそれを咀嚼し、鞘についた塩を舌が舐める。枝豆とビールを交互にやりながら、媚びのない好奇心の上目が先生を見る。見る、その目が笑う。)…で、私の話聞きたい?私は先生の話聞きたいけど。 (2020/9/1 23:59:53) |
貴船 暁♀22 | > | そう、非常にグレーな合格で、あてくし短大に行き申した。(ハハハァと乾いた笑いを漏らして、お通しの小鉢を食べ切りテーブルの端に寄せる。不正の香りしかしない短大合格であっても、二年間のモラトリアムを程々に楽しみはした。肩口の三つ編みを、箸を持ったままの手で背へと跳ね除ける。鎖骨にかかる、妖精の粉を繋げたような華奢なネックレスが揺れた。皮肉な自身の笑いに、先生の引き攣り笑いが重なって、ほんの僅かに空気がもどかしく捩れる。ごつ、とビールのジョッキをぶつけると、黄金色を塞ぐ泡の粒子が波打って互いの指先に少しだけ溢れ落ちた。)じゃあ、私の離婚成立だけにね。(これ以上は待ち切れずに僅かに出した舌でジョッキの縁の泡をあさましく舐め取りながら、ビールに口をつける。ごっごっと大きく喉を鳴らして、乾き切っていた喉を一気に潤した。半分を飲んで、ぶはあ、と息を継ぐ。) (2020/9/1 23:59:51) |
難波 漠♂36教師 | > | おけ。じゃあ八坂。(にべもなく答えて、溜息。品のない笑い方が似通ってるのは、どうも鏡を見ているようでむず痒い。飲み物を勝手に注文されたのは、もうこの際不問としよう。手のかかる生徒を見る時の、あのなんとも言えない優しい目で頷いてやった。テーブルに皿が並んでいく。とりあえずはお通しに自分も箸をつけながら)五年で急展開すぎねえか、おまえ。短大行ったよな。卒業してすぐ結婚? そんで離婚。まー、なんつうか。(ここまでのやり取りを、そして学生時代の彼女を思い出して、ありえなくもないかと頬を引きつらせてニヤけた。山芋をしゃくしゃくと小気味良い音させて咀嚼しながら、ビールジョッキを掲げる彼女に倣う。そのまま和やかに乾杯するはずだった空気が、ぴしっとヒビが入った)結婚。結婚て、八坂のだよな。誰の結婚だって?(口元は引きつりながらも笑みを成しているが、明らかに目が笑っていない。眉間も皺寄ったまま。眉尻が上がっている)結婚なんてしてねーよ。できなかったんだよ。はい、かんぱい。(ぼそぼそと恨みがましく呟いた後、質問を投げられる前に乾杯の音頭を取って、有無を言わさずジョッキを合わせた) (2020/9/1 23:42:10) |
貴船 暁♀22 | > | じゃあ、私の離婚と、先生の結婚にぃ、…あれ?(先生の手を見る。結婚指輪の存在を探して。) (2020/9/1 23:27:24) |
貴船 暁♀22 | > | アキでいいですよ、せ、ん、せ、い。(語尾にハートマークをつけたような媚び声の後、ひひ、と似通った品のない笑い顔を返す。席につくなり手に取っていたメニューを目線でなぞり、急かす目線に促された訳ではなくも、先生が注文した三品に続けて、オススメの品からポテサラ、だし巻き卵、唐揚げを選んで注文した。)先生飲み物は?ビールでいいよね、今急激にビール飲みたいから、生中ふたつ。(飲まないのなら中ジョッキ二杯ぐらいは、ぬるくなる前に連続で飲みきるつもり。注文を繰り返してから店員は手狭なテーブルの間を縫って、カウンターの向こうへと消えた。ビールが来るのを待てずに、割り箸をふたつ手に取り、一つを先生へと渡す。ぱきんと箸を下手くそに割って、お通しの小鉢に箸をつけた。今日初めての食事が、胃にじんと染みる。)…五年ぶりですかあ、先生が老けて、私が離婚する訳ですよねえ。(テーブルに肘をついてしみじみしてるとビールと、作り置き可能なメニューが運ばれてくる。サロペットのポケットに入ってるスマホがポロンとメッセージ着信の音を鳴らした。ビールジョッキを手に取り、掲げる。) (2020/9/1 23:27:21) |
難波 漠♂36教師 | > | 何飲む? んーと、結局俺は前のまんまヤサカって呼べば良いのか? それともキフネ? あ、下の名前で呼んでやろうか? もう教え子じゃねえんだし。(もちろん冗談であるのは、ひひひと下品に笑って見せることから明らか。案内された二人席で、それほど大きくない木製テーブルにメニューを元教え子に向けて示しつつ、自分は適当に料理を3つ注文している。横目で、早く決めろと催促しつつ) (2020/9/1 23:07:31) |
難波 漠♂36教師 | > | (こっちがちらっと示した疑問に対して、山のような言葉が積み上げられていくイメージだ。この辺りは受け持ってた頃と変わらないと、こっそり微笑ましく口元を緩めたのだった。お世辞にも広いとは言えない、まだ分煙化も進んでいない、煙草と炭火焼きの匂いが充満した居酒屋で、店員の案内についていく。いかにも重そうにしているキャリーケースを持ってやろうとしたが、その手をぱっと止め)老けた? 老けたっつったか? あーせんせー傷つきましたー。せっかく持ってやろうと思ったのに、持ってやんねー。(と子供じみた口調で笑って、結局はキャリーを引いてやり、案内された席へと腰掛けた。訊きたいことは山ほどある。その前に出会ってから今にいたるまでに撃ち込まれたマシンガンの弾ひとつひとつを処理する方が先か? ワイシャツのボタンを一つ外しながら、座って、と促す) (2020/9/1 23:07:23) |
貴船 暁♀22 | > | にしても。(先生曰くの大衆居酒屋、らしい店にたどり着く。段差をやり過ごすべく、キャリーの持ち手を握って持ち上げた。)先生すごい老けてません?あ、夏休み明けでたまたま疲れてるだけ? (2020/9/1 22:52:11) |
貴船 暁♀22 | > | やった。なんでもいいよ、なんでも、私お腹いっぱいになれたら何でもいい奴だから。(逆に奢り甲斐なさそうなフォローで笑いながら、サンダルの靴底と差し引いても20cm身長差のある相手の背を目印に歩き出す。歩き出して直ぐ、その後も何回も振り返るもんだから、何?と自分も背後を振り返った。実際は適当に結って緩んだだけの、上手いことナチュラルな崩れ感が出てる三つ編みが左の肩口で跳ねる。)あ、なにそれ、本当に忘れてたんだ。間違えたから意地悪仕返してるのかと、そお、八坂。ヤサカ、アキ。でも今はキフネ。(少し歩幅を広げて、先生の横に並ぶ。滑らかな道じゃないから、キャリーの音がやかましい。)うち親がアレだったし、結婚相手もアレだったから、結婚式笑えるぐらい盛大でねえ、名前戻ってたら祝儀もらった全員にすうぐバレるでしょ。だから、離婚したんだけど、名字はそのままもらっといた。あ、親がアレってアレね、ちょっと金持ってんの鼻にかけてて見栄っ張りっていう、おっと。(次は本当に見知らぬ誰かにキャリーを引っ掛けそうになって、寸での所で身を躱す。へこ、と小さく頭を下げた。) (2020/9/1 22:51:50) |
難波 漠♂36教師 | > | いや、だからさ……(マシンガンのごとき質問の連続に、自分が申し訳なさをほのかに滲ませて投げた質問は、押し流されてしまっていた。勤労を終えたばかりの疲弊した脳は、それらの質問ひとつひとつを丁寧に片付けるのを拒絶したらしい。あー、と曖昧で間延びした声を発してから、わしわしと短く刈り込まれた頭を掻いた)うん、わかった。わかったから落ち着け。俺の頭が処理しきれてねえんだわ。えーと、とりあえずな、(明らかに不思議な組み合わせに、周囲の視線が痛い。いずれも大してこちらに興味など持っていないだろうとは、普段なら冷静に判断できても、今の自分は厳しい。早く視線から逃れたい。頭を掻く仕草がせわしなくなって、やがて止まり)よし、わかった。飲み行くか。俺の行きつけの大衆居酒屋でいいなら奢ってやるから。ついてこいよ。えーと……(先導する形で、歩き出す。時折振り返っては、首を傾げる。何度かそうするうちに、あ、と口がまんまるに開いて)八坂な! あー、すっきりした。ん? 離婚って言ったよな?(そこでようやく脳の情報処理が追いついてきたらしく、目の前に突き付けられた若々しい手と「離婚」の単語を思い出していた) (2020/9/1 22:33:44) |
貴船 暁♀22 | > | あー、あ、そお!難波先生!うそうそ、冗談、覚えてる!ひっさし振り、家この辺?それかいまの学校がこの辺?まだ先生やってる?(調子良く合わせた話を適当に丸めてやっつけてから、矢継ぎ早に質問を重ねる。揉め事か、と振り返る通りすがりは、すぐに興味を失って通り過ぎていった。キャリーをがろりと鳴らして距離を詰めると真下から見上げでじろじろと顔を確かめる。名前こそ間違えはしたものの、記憶の中の教師と、目の前の教師は同一人物だ。に、と口角上げて笑う。)もう五年かあ、なに、そんなトコまで出てんの。お口あけてみてよ、引き摺りだしてあげるよ。それよりさあ、先生、今帰りだよね、どっかで、久々の再会を祝わない?生徒と酒を酌み交わすとか、教師の夢叶っちゃう系じゃない?いいよね、私喉死にそうに乾いててさあ、…あ、再会祝うのが気に入らないなら、(先生の顔の前ににょきりと手の甲を突き付ける。昔と変わらず不健康な色白の肌。ナチュラルなジェルネイルの爪のささやかな美しさだけが目立つ指を、二度、三度、開いて見せた。隙間から笑い掛ける。)今日離婚成立した私を、祝ってくれるのでもいいよ。 (2020/9/1 22:16:57) |
難波 漠♂36教師 | > | ……人違いでーす。(相手の笑顔に、自分は口角をきゅっとつり上げ底意地が悪そうな、悪人顔。すぐにそれはへらりと崩れるのだが)ナンバ、な。難波。えーと……ごめん、5年前に受け持ったことは覚えてる。3年の時な。名前がさ、出てこねえんだわ。ここまで出てきてんだよ。ここまで。(自分の喉を指差し、あまり悪びれてなさそうにへらへらと) (2020/9/1 22:07:17) |
難波 漠♂36教師 | > | (新学期が始まり、山のように積まれた仕事を半ば放り投げて帰宅の途についた。こんなものをいちいち残業してこなしていたら、胃がいくつあっても足りない。途中立ち寄ったコンビニで、ガラスに映った己の顔を見て、その判断は正しかったと思えた。眉間の皺はいつもの通り、目の下には隈が不健康に広がり、二重瞼が三重になっている。一言でいえば、やつれていた。手早くエナジードリンクを2本と、おにぎりを2個、それに高カカオのチョコレートといつも通りのものを買って、家路を足早に急いだ。そんなだから、周囲が見えてなかったのだろう。足を何かで踏まれ、思わず「ってぇ」と柄のよろしくない低い声を上げて、あまりに適当な形だけの謝罪をする相手を睨みつけてやろうかと振り返った。さらに指差しとか、なめてんのか。これだから若いやつは。レジ袋と鞄を持ってない方の手を腰に当て、説教でも始める構えだった) (2020/9/1 22:07:06) |
貴船 暁♀22 | > | (もう夜の八時前だというのに、野外は蒸して暑い。すっかりメイクが剥げて暑気にうんざりとした顔面を恥ずかしげもなく晒して、Mサイズのキャリーケースの上にボストンバックを固定したものを、マナー悪く背後に引き摺るようにして人いきれの中を歩く。半袖オフショルダーのトップスにデニムサロペット、それから靴底厚めの編み上げサンダルの服装は、うっかり迷い込んだサラリーマンの人波からはあからさまに浮いている。今日は急場の漫画喫茶泊まりでなくまともなベッドで眠りたい、だからふらふらとお手頃なホテルを探していたものの、喉の渇きが限界を迎えていた。)…ぉ、あ、っと(がこんと引きずっていたキャリーケースの片輪が跳ねる。すんませーん、と緩い謝罪を口にしながら振り返って、轢いた相手の顔を繁々と眺めた。)あー、あ、あ、あー、あ、ああ、(顔面を無礼に指差して思案する。ぱ、と図々しさをカタチにした満面の笑顔が見上げた。)南部先生! (2020/9/1 21:50:46) |
難波 漠♂36教師 | > | 【先ロルありがとうございます。よろしくお願いします】 (2020/9/1 21:49:54) |
貴船 暁♀22 | > | 【こんばんはー。お邪魔いたします。先ロル用意してきたので出させて下さーい!】 (2020/9/1 21:49:09) |
おしらせ | > | 貴船 暁♀22さん(iPhone au)が入室しました♪ (2020/9/1 21:48:43) |
難波 漠♂36教師 | > | 【お邪魔します。待ち合わせでお部屋使用させていただきます】 (2020/9/1 21:47:44) |
おしらせ | > | 難波 漠♂36教師さん(159.253.***.183)が入室しました♪ (2020/9/1 21:47:15) |
おしらせ | > | 宮村 花♀26さん(iPhone SoftBank)が退室しました。 (2020/8/25 17:31:45) |
宮村 花♀26 | > | 【「同居人がとんでもないものを拾ってきた日」より。失礼いたしました。】 (2020/8/25 17:31:37) |
宮村 花♀26 | > | ――いやあぁぁぁあああっ!!(まるで断末魔。朝から近所迷惑を気にする余裕を欠いて、甲高い悲鳴をあげる現状が夏をもっとも嫌う理由。)ねえ!それ玩具じゃないから!ほんとやめて待ってこっちこないでぇぇ!!(ねこじゃらしで戯れても小さなネズミの玩具をはしらせてもうまく捕まえられないくらいに「飼い猫」が馴染んだ子たちだったのに。「捕まえたよ褒めて?」と言わんばかりに首を傾けて、愛くるしい眼差しで近づいてくる二匹の片割れが咥えているのは、黒く光る何か。ほら、親指くらいの。部屋の床や壁を高速ではしるタフな「あれ」。ひとたび羽ばたけば、それはもう地獄絵図。阿鼻叫喚を招く「あれ」。厳密には「あれ」だったもの。ところどころに落ちた手足は遊ばれたのだろう。とても視界に収められない凄惨な光景が、冷たいかき氷よりも、背筋も凍る怪談よりも、すう、と体温を奪っていった。ああ、だから夏は好きじゃない。) (2020/8/25 17:30:35) |
宮村 花♀26 | > | (さて、今年もめぐりめぐって夏。海とか祭りとか花火とか夏の催しは好きだけれど、好きじゃない夏。アスファルトが太陽の恩恵が容赦なく降り注ぐ日中の日差しを溜め込み、陽が沈むと同時に呼吸するように熱を吐き出し、いずれ人の体温を超える夜を招くような気がして静かに呪った。じわじわと体の水分が奪われる夜。少し前に補給したばかりなのに。素肌を撫でる風も生温い。要するに暑い。だのに、隣の部屋は夜の大運動会が始まったらしく、忙しない足音が二つ。バタバタバタ、ダダダダダ、ときおり「ニャア」と会話するような声。)昼間は呼んでも撫でても起きなかったくせに。この時間は暑くても元気だね。まあ、夜行性だしね、猫。(そう、猫である。どちらも白と黒の毛並みの模様が独特の、翡翠をはめ込んだように透き通った眼が綺麗な子。年中問わず騒がしい夜が日常風景になりつつあるこの頃、賑やかを気にせず眠れるようになったのは幸いか。今宵も、まとわりつく不快な夜気に八つ当たり半分で眠った。その翌日のこと。) (2020/8/25 17:30:22) |
宮村 花♀26 | > | 【あるお部屋のお題を置きに。学園準拠の名前ではないので迷った挙句ここをお借りします。】 (2020/8/25 17:29:39) |
宮村 花♀26 | > | 【同じ名前が続いて恐縮ですが、お邪魔いたします。】 (2020/8/25 17:28:48) |
おしらせ | > | 宮村 花♀26さん(iPhone SoftBank)が入室しました♪ (2020/8/25 17:26:35) |
おしらせ | > | 宮村 花♀26さん(iPhone SoftBank)が退室しました。 (2020/8/16 23:54:37) |
宮村 花♀26 | > | 【お部屋ありがとうございました。失礼いたします。】 (2020/8/16 23:54:26) |
宮村 花♀26 | > | …大丈夫だって…大事ないって…お医者さまが言ってるんだからそうなんだろうけれど…(少し前に持病が悪化して、連日の外出やちょっとした夜更かしが原因で寝込むことも少なくない。その都度白紙に戻る逢瀬の約束を、「大丈夫」「平気」「仕方ない」の三拍子で塗り固めて薄っぺらい笑みで飾れば、少なくとも詫びるような表情と声の「ごめんね」に心を痛めることはないけれど、本当は、本当は、ね。)…こわかった。(ぽつり、と。溢れる不安はそれきりにして、その日も病と寄り添い続ける彼に自責を負わせぬため、いつもの笑みと建前を並べて家路につくのである。)言いたいことはたくさんあったんだけど…今はゆっくり休んでね。またお見舞いにくるから。またね。(去り際、複雑そうな表情が視界の端を過った気がしたけれど、振り返らない。静かな別れ。そっと閉まる病室の引き戸の音。それに紛れて零れた寂寞の声は、同じく寂寥を帯びた背には届かない。)――「やっぱり、我儘は言ってくれないんだ。」 (2020/8/16 23:54:00) |
宮村 花♀26 | > | …お姉さんが訪ねてこなかったら大変なことになってたかもしれないんだよ?(生まれつき体が弱く、具合の急変も、救急搬送も、入院も、慣れている彼と慣れていない自分。どこか緊張感に乏しい眼前の説得力を欠いた「大丈夫」が心臓をひどくざわつかせる。何かを言いたげに向ける視線の内訳は心配が五割、不満が五割。不安を心配に置き換えて押しつけるのは良くないと分かってはいるけれど――と、滲む目元と震える声を押し殺すように俯いた。すると声が詰まって、言いたいことはすべて小さな小さな嗚咽に攫われた。) (2020/8/16 23:53:41) |
宮村 花♀26 | > | もうっ、心配したんだからね!(咎める声。責任の所在を問うのではなく、不安や戸惑い、焦り、色々な感情がごっちゃり混ざったような声が清潔な純白の個室に響いた。ここは自宅からそう遠くない総合病院、病を患う人を預かる場所。かろうじて声の音量が控えめなのはそれが理由。医師の診断いわく軽い貧血と熱中症。倒れて救急車に運ばれた本人はというと、部屋の奥のベッドに横たわったまま「久しぶりに外に出たら、思っていたより体力が落ちていたみたい」と、けろりと言っていた。確かに世間は外出自粛ムードだし、暑さも「今年は涼しい夏」をしれっと裏切って予告なくやってきたけれど。) (2020/8/16 23:53:20) |
宮村 花♀26 | > | 【お邪魔いたします。ソロルを一つ置きに、お部屋お借りします。】 (2020/8/16 23:52:56) |
おしらせ | > | 宮村 花♀26さん(iPhone SoftBank)が入室しました♪ (2020/8/16 23:52:06) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、Dorothyさんが自動退室しました。 (2020/8/7 03:30:05) |
Dorothy | > | こんにちは、中断して申し訳ありませんが、最高のセックスの出会い系サイトを開いた: www.nuttylove.club 。私のプロフィールはそこにあります。 (2020/8/7 03:09:53) |
おしらせ | > | Dorothyさん(45.82.***.53)が入室しました♪ (2020/8/7 03:09:51) |
おしらせ | > | 高森 巽♂高1さん(146.185.***.214)が退室しました。 (2020/8/7 02:28:52) |
高森 巽♂高1 | > | 【では私もここで失礼しますー。お部屋ありがとうございましたー!】 (2020/8/7 02:28:47) |