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ルーム紹介
どこかにあるかもしれない、どこにもないかもしれない。
自由すぎる校則以外はだれにも実態を把握されていない『とある学園』…

もしも…

あなたのクラスメイトが<吸血鬼>だったら?
昨日まであなたの友達と思っていた人が<異能者>だったら?
あなたの隣人が実は人ならざる者だったとしたら。そんな『if』の物語。

※その場のノリと勢いで架空の事件でシリアスぶってお茶会や殺し合いを楽しみましょう。
【PL雑談ルーム】http://chat.luvul.net/ChatRoom?room_id=226304
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おしらせ天羽 紫音♀2年さん(124.96.***.16)が退室しました。  (2018/3/9 23:13:29)

天羽 紫音♀2年【お許しを頂いて、軽いタッチで書きました。お部屋ありがとうございました】   (2018/3/9 23:13:25)

天羽 紫音♀2年(金(キン)だったら「金の弾」と発音しないだろう。銀製バールに紐をつけ背中に弓道部員みたいにかけた。銀製のリボルバー拳銃をホルスターにしまい込んだ。カメラをカシャカシャさせながら、敷地内を走り回る。吸血鬼なら映らないかもしれないし、映るかもしれない。そのまま道路に出て画像を確認していた)何もみょうなものは映ってない…(近くにあった自販機でトマトジュースを買って飲んで、LINEで現状を新聞部に知らせる。吸血鬼を動画撮影して、yout□beで投稿して、再生回数が多ければ、お金になるのに!アスファルトの道路の上で、地団駄を踏んで悔しがっていた。赤い夕日を眺めて缶を唇に押し付ける)   (2018/3/9 23:12:48)

天羽 紫音♀2年。屈み込み頭を手で押さえていた)思い出した…(あの日、学校は吸血鬼にやられたのだ。日頃から、帰り支度姿で歩いていることが多く、そのまま逃げた。大した怪我もなく吸血鬼ハンター兼学校の新聞部の記者になった。なった理由?本人は覚えてないのだ。カメラを片手にもう一方の手に銀のバールのようなものを手にして、瓦礫の中に入って行く。別に、泥棒ではない。埃を被った壊れたロッカーがあった)なにかあるかも…(へこんだロッカーの隙間に銀製のバールをいれ、空けた。中からは銀製の拳銃と銀の弾があった)銀の銃と銀の弾、わたしのだ!金だったら良かったのに…(   (2018/3/9 23:12:25)

天羽 紫音♀2年ってしまう。こっちは病人だ。話を聞け、と心のうちで紫音は舌打ちしていたが。聞き流していた。歩けるようになり日記を書いた。美術部員であったのだが、イラストを描こうとても、高校での光景が一部思い出せないままだ。どうしてこうなった考えると腹立たしくなる。―それから暫くして完治して退院した。病院の医者は週に一回は通院して下さいと言っていたが。面倒なので近所のクリニックに紹介状を書いてもらった。受けとった紹介状を見てしまった。紹介状の内容少ししかかいてない。しかし、しっかり退院の清算時には明細票に紹介状代が入っていた。退院したその足で一人学校へ行く。入院した時は帰り支度をしていたのだろう。自宅に帰らず、そのまま学校に歩みを進めた。紫音にとっては都合が良かった。しかし、校舎を見た刹那、激しい頭痛と周囲の光景が回転する   (2018/3/9 23:12:13)

天羽 紫音♀2年(私は重い瞼を上げた。白い天井が見える。ここはどこだ?天羽(あもう)紫音(しおん)は、腕を動かそうとした。チクリ、痛みが走り、表情が歪む。床を駆け寄る足音が、やけに鼓膜を打ち付ける。視界に入ったのは女性看護師だった。ここは病室だった。どうしてこうなったのか、記憶の糸を手繰り寄せれば頭痛がした。それから数週間は、ベッドの上で生活をすることになる。とある日の夕食後。学校帰りだという、2年の御子柴咲月が面会にやってきて、花を置いていった。窓から見える景色は仄暗い。つまり、この病院の夕食は早いのだ。が、「わたしは、あのことに関わりたくない。わたしのカメラ自由に使っていいから」とぼやいてから、食べ終わった食器を眺めていた。箸を両手に持ち、ドラムのピックのようにし、ベッドを叩いてはしゃいでいる。不思議系で皮肉屋の彼女が言うには「現代アート」だそうだ。ただ、人が口につけ箸を床にまで打ちつけたのはいやーな気持ちになった。その後も何度も咲月が面会に来ては、好きな漫画の話を一方的にして立ち去   (2018/3/9 23:12:04)

天羽 紫音♀2年【こんばっは、ヴァンパイアハンター兼新聞部の記者です】   (2018/3/9 23:11:51)

おしらせ天羽 紫音♀2年さん(124.96.***.16)が入室しました♪  (2018/3/9 23:11:12)

おしらせ栗栖 梓♀2年さん(Android au.NET)が退室しました。  (2018/3/7 18:22:44)

栗栖 梓♀2年【恋は盲目、恋するヤンデレ吸血姫。って感じで見てください。では、お目見汚し失礼致しました。】   (2018/3/7 18:22:36)

栗栖 梓♀2年(部屋に入ればすぐに一角の飾り棚へと彼の首を置く。その周りには同じように白骨化した頭蓋骨が何体か飾られていた。その棚を見つめながら)君もこの人達の仲間入り♪みーんな私の大好きな人。ずーっと一緒にいれて、私幸せだなぁ♪(満面の笑みを浮かべながら彼の唇に自分の唇を重ねて、この日は一日中眺めていた。そして、何事も無かったかのように次の日も学校へと向かうのであった)【〆】   (2018/3/7 18:20:10)

栗栖 梓♀2年人間ってやっぱり脆いよね、仕方ないけど。でもね、今日からずっとずーっと私と一緒にいられるんだよ?良かったね♪(やんわりと笑顔を浮かべては腕を振り上げ力を込めて振り落とす。鋭く尖った爪が鋭利の役割を果たし彼の首が胴体と切り離された。その首を大事に抱え撫でながら部屋をあとにする。自分の部屋に向かう途中、一旦リビングに立ち寄り血塗れの顔だけ覗かせ)パパ、また…やっちゃった♪後処理お願いねー!(そう一言告げて、やれやれと呆れた顔を浮かべる父親の姿が見えたがお構い無しに、リビングのドアを閉めれば駆け足で自分の部屋へと向かう。)   (2018/3/7 18:19:40)

栗栖 梓♀2年(そうか…私が彼しか見ていなかっただけで、周りの事が何も見えていなかっただけのか。一緒に帰る一緒にご飯を食べる…この行為の時には二人きりではなかったのか。なら尚更…私のものにしなきゃ、だよね。)そんな事こんな時に言っちゃうなんて、君も……バカだね!これだから、人間なんて…嫌いなんだ!!(怒り狂ったように怒鳴り散らすと、横たわる彼に向けて爪をグサグサを突き刺す。生々しい肉片が裂ける音を響かせながら返り血を浴びて血塗れの顔やセーラー服、時折その血を舐め取りながら高笑いを浮かべ彼の顔を見つめる。歪ませた顔のまま唸り声を漏らしていたはずなのに、目を閉じてビクともしなくなっていた。その姿を見て手を止めては、周りにできた血溜まりから両手で血を掬っては啜り飲んだり、彼の身体から流れ出る血に舌を這わせて舐めとる。思う存分堪能してから頭を撫で)   (2018/3/7 18:18:37)

栗栖 梓♀2年(同時に彼の叫び声や唸り声が聞こえるもお構い無し。少し黙らせようと、背中に回した手の指先を少し丸め鋭い爪をそのまま突き刺す)やっぱり好きな人の血って……ほんと美味しい。叫んでも無駄だから、私との時間を楽しもう?(痛みで顔を歪める彼に満面の笑みを向けては1度手を止め、彼の制服のボタンに手をかけ上半身を裸にしていく。背中に回り爪を刺した傷口に噛みつきながら吸いつく。止まらない…彼にこんなにも美味しい血が流れていたなんて。______おっと…そろそろ効果が切れる時間かな。彼は自らの意思で動けるようになれば膝から崩れ落ちるようにして床に横たわった。苦し紛れにこちらを見ながら『俺は……ぅっ…お前なんて、見て…なかった。お前の横にいた……あの子を見てたん、だよ…!』そう告げられれば一瞬頭の中が真っ白になる。)   (2018/3/7 18:17:49)

栗栖 梓♀2年君は……私を怒らせたの。私は君がこんなにも好きなんだから、君も私を好きでしょ?(不気味な笑みを浮かべ、静かに冷酷な低い声で想いを伝えて、真っ赤になった目で彼を見つめる。『はっ?え…なんで、動けねぇんだよ……お前、一体なんなんだ!』声帯だけは無事だが彼の身体はピクリとも動かない。ゆっくりと彼へと一歩ずつ近づいては、身体を彼の身体にピッタリとくっつけ、ゆっくりと背中に腕を回す)あぁ……やっと、やっと君を抱きしめることが出来るんだ。ずーっと我慢してたんだけど、もう君は私のものだよ…?もう、我慢出来ない……(まるで愛おしいものを堪能するかのように背中を撫でながら、背伸びをしゆっくりと彼の首筋目掛けて齧り付く。思いっきり犬歯を突き刺し、求めていた好きな人の鮮血を堪能するかのように夢中で吸い上げる。)   (2018/3/7 18:16:59)

栗栖 梓♀2年(何も言わずただひたすらに歩いて辿り着いたのは私の家。自分の部屋ではなく下に降りていく。そこはコンクリート壁で何も無い冷たい空間だった。そこでようやく彼の手を離す。彼は自分の腕をブンブン振って『いってー…本当になんなんだよ。ってお前……誰だよ』彼は目を見開きこちらを見る。驚くのも仕方ないだろう。普段と変わらないのは栗色の髪の毛とセーラー服だけ。いつもの青い目は赤く染まり、犬歯が伸びて牙となり、鋭く尖った爪を生やしているのだから)   (2018/3/7 18:16:06)

栗栖 梓♀2年(_____そんなある日の放課後に、彼の部活終わりに一緒に帰ろうと誘いに行こうとした時、女の子と手を繋いで楽しそうに笑って帰ろうとしている姿を見てしまった)あの子は…だぁれ?私はこんなに好きなのに、なんで…?(何故だか心の奥底で何かが煮え滾るような感覚と、前にも何度か経験したことのある制御不能な自分の理性を少しずつ解放し、ズカズカと足音を立てながら彼に近づき何も言わずに腕を掴んでそのまま引っ張って歩く。『ちょ…痛てーんだけど、離せって!』女の子と繋いでいた手も引き離され、訳も分からず引っ張られる彼がそう言いのも無理はない。普段の倍。いや、それ以上の力で振りほどけないようにと強く強く握っているからだ。)   (2018/3/7 18:15:32)

栗栖 梓♀2年(何気ない普通の高校生活の中で私は同級生に恋をした。叶えられない恋だと知っている為、告白なんてものは出来ない。でもその分自分を見てもらおうと色んな事をしてきた。学校での昼食は一緒に食べたり、放課後一緒に帰ったりと、溢れる想いだけでも彼に伝われば良いのにと。想いは伝わっているのか彼もいつも楽しそうにこちらに笑顔を向けてくれていた。ただそれだけでも幸せだった。ふとした瞬間にこれがもし付き合う事が出来たら、抱き合いキスをして時には求め合い一つになる事もあるのかもしれない。それが許されないもどかしさに気が狂いそうになっては、自分の抑えきれない衝動を何の罪のない人に向けたりしてきた。だが…そんなので満足する事なんて出来なくて、彼への想いは膨らむばかりで。)   (2018/3/7 18:14:09)

栗栖 梓♀2年【こんばんは、少しお邪魔します。皆様の物語に繋がるものでは無いのですが、ある一人の吸血鬼の物語を紡ぎたいと思いますので、お部屋お借りします。】   (2018/3/7 18:13:20)

おしらせ栗栖 梓♀2年さん(Android au.NET)が入室しました♪  (2018/3/7 18:11:44)

おしらせ篠宮有紗♀2年さん(106.161.***.70)が退室しました。  (2018/3/4 00:37:30)

篠宮有紗♀2年【ぺこり。散。】   (2018/3/4 00:37:27)

篠宮有紗♀2年【第五譚、対峙…】   (2018/3/4 00:36:58)

篠宮有紗♀2年にい、さま。(背後からの声に兄さまが狼狽して振り返ったその瞬間なら、私は赤子の手をひねるごとく彼の息の根を止められたでしょう。でも…私にはそれができなかった。彼の大きな背中にぎゅっと抱き着いて、身体をもたれかからせる。)逢いたかったです、兄さま…。貴方の答えがそれなら、私はそれでも構いません。…側に居させて。…お願い。(人間の親友を殺してしまった。姿を見られてしまった者を始末できなかった。このまま屋敷に戻ったら…きっとお爺さまに叱られてしまうに違いない。私の冷たい心でも、憩う場所が欲しいときもあるの。ずっと…逢いたかった。兄さま、私の心をわかってくださるのなら…どうか、私のことを抱きしめて。)   (2018/3/4 00:36:15)

篠宮有紗♀2年(兄さまはついに私の言葉に耳を貸さなかった。彼の指が引き金を引く…銃声が響いた。私の形をしていた影は甲高く悲鳴を上げて夜の闇に霧散する。妖術<影惑い>…彼の背後の足元から黒い影が伸びて私は姿を現す。彼がハンターとして生きる道を選んだのであれば、たとえ過去に実の妹のように愛してくれていたとしても…吸血鬼である私に銃口を向けるのを厭わないかもしれない。私が梓を殺してしまったのと同じように。…わかっていた。…哀しかった。)   (2018/3/4 00:35:46)

篠宮有紗♀2年…兄さま…?どうしてっ!?(しかしその姿を確かめた私は驚いた声を隠せなかった。時が経っても彼の面影が残った顔を私が見間違うはずがない。行方をくらませた五十嵐圭が、どうして吸血鬼を狩っているのか。…どんな顔をして彼に声をかけよう。夜の闇に姿を紛れさせて…彼の元に吸血蝙蝠の群れが集まってそれは私の形を成す。)…どうしてですか、兄さま…ハンターなんかに。お父さまは貴方のことを匿おうと…。(彼の瞳は一瞬躊躇したものの…その手に握った銃口が私の心臓に向いているのを降ろすことはなかった。)   (2018/3/4 00:35:37)

篠宮有紗♀2年(瞬く星たちと立待月の月明かりに紛れて金色の瞳が輝く夜。私の瞳は獲物を求めて彷徨っている。…血の匂いがした。遠くから銃声も。この匂いは…眷属?だとしたら銃声は<銀の弾丸>、吸血鬼ハンターの武器のそれかもしれない。捕食した死骸をきちんと始末していない同族がこの辺りに居るのかしら。そしてそれを嗅ぎ付けたハンターも。…忌々しい。人間だって牛や豚を食べるのに、人間を食べる私たちのことを駆逐しようとするハンターども。)おまえたち、往きましょう?素敵な宴のプレリュードに、始祖様に忌々しいハンターの血を捧げましょう?(血色の唇をうっとり笑みに変えて。使い魔たちと私は銃声の方向に翼の向きを変える。)   (2018/3/4 00:35:28)

篠宮有紗♀2年(…ふと眠りから目が醒めると夜も更けていた。…どうしてあんな夢を見ていたのでしょう。棺のなかで私は首をふるふる振った。満月からすこし欠けて立待月の夜…そう、私は<吸血姫>…高貴なる<始祖>の末裔。昼は眠って夜は存分に血を啜ればいいの。人間に紛れる必要なんてなかったの。どうして気が付かなかったのでしょう。棺の蓋を重く開くと使い魔たちが宴の時間を楽しみに待ちわびていた。)うふふ。おまえたち。ごめんね、私の我儘にずっと付き合わせて。(素敵な血色のドレスに着替えて優雅なダンスパーティにお出かけしましょう。月明かりだけが妖しく足元を照らす冷たい夜を往きましょう。今宵の宴はきっと素晴らしいものになるでしょう。)…さぁ、おまえたち、往きましょう。…私たちに相応しい舞台へ。(私たちは…<夜を往く者>。)   (2018/3/4 00:35:20)

篠宮有紗♀2年(週に一度のささやかな憩いの時間はこの先もずっと続くと信じて疑わなかった。それが最後の約束になるとも知らずに。…吸血鬼である兄さまの父上が人間である兄さまの母上を満月の吸血衝動に抗えずに捕食してしまった知らせを聞いたときの狼狽はいまでも鮮明に思い出せる。お爺さまの烈火のごとく怒った声も、お父さまの困惑した表情も。お父さまが屋敷に兄さまを匿うことを進言したのも、そのときのお爺さまの怒りには火に油を注ぐだけだった。いたたまれなくなった私は制止の声も聴かずに屋敷を飛び出して冷たい夜空を全速力で駆けた。兄さまはいまどうしているのでしょう。私にはなにもできなくても。ただ側にいたかった。…鍵がかかっていなかった兄さまの家。捕食されて血の気がなくなった兄さまの母上と、何者かに心臓に杭を打たれて再生できなくなった兄さまの父上。凄惨なその光景の中に…兄さまの姿はなかった。…私はただ絶望に立ち尽くすしかなかった。)   (2018/3/4 00:35:12)

篠宮有紗♀2年(最後に見た彼の表情は笑っていた。)兄さま、またこの子達のお散歩にお付き合いくださいね。約束ですよ?(幼い私の約束をせがむ声に彼の手が私の髪をやさしく撫でてくれた感触は、いまでも忘れられない。五十嵐圭は<混血種>…人間と吸血鬼のハーフ、そしてそのどちらからも忌み嫌われる存在だった。お爺さまの厳しいしつけで屋敷からほとんど出してもらえずに友達が居なかった私のことを、兄さまは実の妹のように愛してくれた。週に一度お爺さまのお出かけの日に使い魔といっしょにこっそり外に探検に行っていた…いま思えば使い魔たちは友達がいない私のことを見かねてお父さまがつけてくれていたのかもしれない。幼い私はどうして優しい兄さまが生まれの血だけで忌まれなければならないか、理解できなかった。週に一度だけ歳の離れた血のつながっていない兄に逢える日を、私は残りの六日間ずっと心待ちにしていた。)   (2018/3/4 00:34:51)

篠宮有紗♀2年(つたの影からコウモリの群れがばさばさと舞い降りて、一か所に集まる。それは棺に敷き詰められた魔界の砂の上に人の形を成して…再び私は姿を取り戻す。<吸血鬼>の姿を見られてしまった。目撃者を始末できなかった。…最初から人間と違和感なく仲良くするなんて無理だったんだ。棺の蓋を重く閉じて浅い眠りにつく。…ただ、考えるのをやめたかっただけ。)   (2018/3/4 00:34:44)

篠宮有紗♀2年(…女子寮の自室。とはいっても<人間>の女生徒の部屋とは到底趣の違うその空間。親友さえ足を踏み入れたことがない私の「部屋」。窓は石膏板で目張りして昼でも光が差さないようにしてあるし、部屋の中央に鎮座しているのは<人間>の死者が安息に身を休める棺。それは私たち吸血鬼にとっては昼間、灼け付く太陽の日差しを凌いで妖力を回復するための休息拠点。壁際には始祖様に祈りをささげるための魔術の祭壇に<人間>の怨念を糧にして燃え続ける地獄の業火のもらい火がいまも青く灯り続けている。天井には使い魔たちが羽を休めるためのつたがびっしりと生えている。人間の女の子と同じようなところなんて服を収納する箪笥とクローゼットくらいなものかもしれない。)   (2018/3/4 00:34:38)

篠宮有紗♀2年ーーーーー   (2018/3/4 00:34:14)

篠宮有紗♀2年【外伝<if>市原芹緒の場合…】   (2018/3/4 00:33:55)

篠宮有紗♀2年市原 芹緒♂2年 > (やがて迎える新月の夜。渇きを満たす為の狩りと同時、暗闇の中で繰り広げられる邪魔なゴミ共への無差別な殺戮。——いくつもの時代を越えた悲劇は再び繰り返される。浮かべた笑みの口元に見えるは二つの尖鋭。)———さぁ…幕開けだ。【〆】   (2018/3/4 00:32:25)

篠宮有紗♀2年市原 芹緒♂2年 > (しゃがみ込み、血だらけの名もないハンターの顔を見下ろすも、絶望の色は最後の抵抗を見せるかのように口を噤んだのち…『……バケモノが…』吐き捨てるような言葉に、見下ろす瞳の色はゆっくりと深い碧へと変わる。)………おけ。んじゃお前はもう用無しだ。(戯けたように肩を竦めてから立ち上がり、倒れている男の頭を足で踏みつける。めきめきと骨が軋みやがて砕けた音と声にさえならなかった断末魔は、星ひとつない夜空へと吸い込まれて消えた。)クソ…。きったねぇな。(靴底にへばりついた何かを、男の背中になすりつけるように足蹴にし、その場を後にして。)【→】   (2018/3/4 00:32:13)

篠宮有紗♀2年市原 芹緒♂2年 > (——最近何やら周りが騒がしい。ここ最近耳に入ってきたその噂に対して出るのは、うんざりとしたため息。いわゆる「同族嫌悪」本来の意味はちと違うやもしれないが、自分に関してはまさに読んで字の如く。宵闇を支配するは己の血族であるという自負は厄介なモンで。だから血族同士は遭遇せぬように…それは暗黙の了解だったはずだが、餌場の領域を侵したのは噂の主か、はたまた自分であったか。)——めんどくせぇ…(間もなく新月を迎えようとしているやせ細った月を見上げながら、軽い疼きを感じた頭をひと振り。派手に動き回れば、こちらを追い始める鬱陶しいハンター共。それでも出くわせばどうなる?簡単なことだ。そう、今足元で横たわる、虫の息のコイツのように痛ぶって殺すだけ。)あ、そうだ。お前死ぬ前にさ、いっこ教えてくんねぇ?——黒髪の…改造銃を使うハンターの名前。【→】   (2018/3/4 00:32:03)

おしらせ篠宮有紗♀2年さん(106.161.***.70)が入室しました♪  (2018/3/4 00:31:36)

おしらせ篠宮有紗♀2年さん(106.161.***.29)が退室しました。  (2018/3/1 11:07:36)

篠宮有紗♀2年【五十嵐さまより第四譚の改訂版を頂きました。三頁目が抜けていたのですね…。そのままでも素敵な綴りと思って見惚れていたのですが、素晴らしいですね…。(うっとり。)】   (2018/3/1 11:07:31)

篠宮有紗♀2年五十嵐 圭♂29 > …血の味は美味かったか?…出てこいよ(空から消えた黒。代わりに漂いだした血生臭さに神経を尖らせる。気配を探りながら、見えぬ敵へと銃を構えれば低く呟いた。目を凝らせば、闇に溶け込んだ相手の姿が浮かびあがり…その姿にぎり、と銃を握る手が強張ったのを感じる。少女の姿の其れは俯き、表情は見えない、筈なのに、この威圧感はやはり、血族故、なのだろうか。)…悪いが、討伐させて貰う(殺らなきゃ、殺られる。返事は待たない、相手の動きも。言葉と同時にトリガーを引いた。再び、闇に空気を裂く音が鳴り響いた__…〆。)   (2018/3/1 11:04:59)

篠宮有紗♀2年五十嵐 圭♂29 > マジ、かよ……(目を疑った。無数の黒は従者だろう。あんなに従える程の力を持つ奴なんて数える程しか居ない筈。少なくとも、俺が知る限りでは……1人。空から目が離せない中、胸のスマホが震えた。収まらない所を見ると着信なのだろう。目を離さぬまま、スマホを取り出し通話を押す。『圭、お前の管轄で先程〝血族〟の目撃が確認された。被害者は3名、うち1人は怪我で済んだようだが…特徴は少女の姿で__』)………今、確認した…切るぞ(金眼の少女の笑顔が浮かぶ。…否、違う。そんな訳ない。相手の言葉を遮り言葉を漏らす。そして返事を待たず通話を切ればスマホを仕舞い、上を見据えた。片目を閉じ、蠢く闇にを照準を合わせる。…仕留めれなくても良い。此方に気付け。トリガーに掛ける指に力を込めた。__パシュン…!空気を裂く、高い音。蠢く闇は空中で四散し__…)   (2018/3/1 11:04:49)

篠宮有紗♀2年五十嵐 圭♂29 > ……悪く思うなよ…(僅かに欠けた月が闇夜と真っ黒なフード付きコートを身に纏った男を照らす。俯き、視線を落とす男の手には皮の手袋、握られているのは銀の拳銃。そして、目の前には心臓を撃ち抜かれた…ナニカ。弾痕からは泡が溢れ、そのナニカは夜の闇に溶けていく…。残る血溜まりは赤黒く、何時迄も慣れない。表情を顰めながら、其れを見据えれば、重く、どろりとした感情はなんだろうか。考えたくない。小さく頭を振って踵を返す。後始末しなくとも、血溜まりは日が登れば灰へと変わるだろう。…帰って寝よう。手に残るトリガーの重みも、耳に残る断末魔の叫びも、寝たら少しは和らぐ筈だ。コートの内側に銃をしまい、ゆっくりと歩き出した。…刹那、ぞくり、と全身が粟立つ感覚に一気に緊張が走る。反射的に上を見上げると同時に、握り直し構えた銃の先に居たのは、暗闇よりも暗く、蠢く無数の黒__…)   (2018/3/1 11:04:35)

篠宮有紗♀2年五十嵐 圭♂29 > (__夢を見た。種族は違えど幸せは築けると、信じて疑わなかったあの日々の。『また明日ね!』金眼の可愛らしい少女が笑う。幼き俺も。まだ、幸せだった夢。それは脆くも崩れ去る…気付けば俺は、母親の亡骸の隣に立ち尽くしていた。周りには血溜まり…誰の…?……俺の両手が真っ赤に染められていた事が、全てを物語っていた__……俺が、殺したんだ。満月に魅入られて__…)……(目が覚めればシーツが濡れる程の汗にぐったりとした身体を起こす。胸糞の悪い、夢。あの時から俺は、郷を捨てた。元々異端だった俺に味方は居なかった。奴等にとって〝人間〟は馴れ合う事の無い食料なんだ…。くしゃり、と黒髪に手を沈めさせれば勢いに任せて髪を掻き乱していく。……異端で有りながら〝人間〟側に付くのに時間は掛からなかった。無造作に置かれたスマホが鳴り響く。協会からの指令だ。外は薄暗く、奴等の好む時間は直ぐ其処に。愛用の改造銃に銀弾を詰めたら暗くなるにつれ濃くなる気配を辿り、ミッションスタート。)   (2018/3/1 11:04:24)

篠宮有紗♀2年五十嵐 圭♂29 > (__俺の母親は満月の夜、最愛の人に殺された。血の気の無くなる肌、力無く崩れ落ちた姿、そして…理性を失った親父の姿を、俺は忘れない。)   (2018/3/1 11:04:13)

おしらせ篠宮有紗♀2年さん(106.161.***.29)が入室しました♪  (2018/3/1 11:03:49)

おしらせ篠宮有紗♀2年さん(106.161.***.188)が退室しました。  (2018/2/27 21:50:56)

篠宮有紗♀2年【ここまでの回想を…。皆様の素敵な紡ぎに心よりの感謝と始祖様の祝福を。(散。)】   (2018/2/27 21:50:52)

篠宮有紗♀2年五十嵐 圭♂29 > …血の味は美味かったか?…出てこいよ(空から消えた黒。代わりに漂いだした血生臭さに神経を尖らせる。気配を探りながら、見えぬ敵へと銃を構えれば低く呟いた。目を凝らせば、闇に溶け込んだ相手の姿が浮かびあがり…その姿にぎり、と銃を握る手が強張ったのを感じる。少女の姿の其れは俯き、表情は見えない、筈なのに、この威圧感はやはり、血族故、なのだろうか。)…悪いが、討伐させて貰う(殺らなきゃ、殺られる。返事は待たない、相手の動きも。言葉と同時にトリガーを引いた。再び、闇に空気を裂く音が鳴り響いた__…〆。)   (2018/2/27 21:49:41)

篠宮有紗♀2年五十嵐 圭♂29 > ……悪く思うなよ…(僅かに欠けた月が闇夜と真っ黒なフード付きコートを身に纏った男を照らす。俯き、視線を落とす男の手には皮の手袋、握られているのは銀の拳銃。そして、目の前には心臓を撃ち抜かれた…ナニカ。弾痕からは泡が溢れ、そのナニカは夜の闇に溶けていく…。残る血溜まりは赤黒く、何時迄も慣れない。表情を顰めながら、其れを見据えれば、重く、どろりとした感情はなんだろうか。考えたくない。小さく頭を振って踵を返す。後始末しなくとも、血溜まりは日が登れば灰へと変わるだろう。…帰って寝よう。手に残るトリガーの重みも、耳に残る断末魔の叫びも、寝たら少しは和らぐ筈だ。コートの内側に銃をしまい、ゆっくりと歩き出した。…刹那、ぞくり、と全身が粟立つ感覚に一気に緊張が走る。反射的に上を見上げると同時に、握り直し構えた銃の先に居たのは、暗闇よりも暗く、蠢く無数の黒__…)   (2018/2/27 21:49:25)

篠宮有紗♀2年五十嵐 圭♂29 > (__夢を見た。種族は違えど幸せは築けると、信じて疑わなかったあの日々の。『また明日ね!』金眼の可愛らしい少女が笑う。幼き俺も。まだ、幸せだった夢。それは脆くも崩れ去る…気付けば俺は、母親の亡骸の隣に立ち尽くしていた。周りには血溜まり…誰の…?……俺の両手が真っ赤に染められていた事が、全てを物語っていた__……俺が、殺したんだ。満月に魅入られて__…)……(目が覚めればシーツが濡れる程の汗にぐったりとした身体を起こす。胸糞の悪い、夢。あの時から俺は、郷を捨てた。元々異端だった俺に味方は居なかった。奴等にとって〝人間〟は馴れ合う事の無い食料なんだ…。くしゃり、と黒髪に手を沈めさせれば勢いに任せて髪を掻き乱していく。……異端で有りながら〝人間〟側に付くのに時間は掛からなかった。無造作に置かれたスマホが鳴り響く。協会からの指令だ。外は薄暗く、奴等の好む時間は直ぐ其処に。愛用の改造銃に銀弾を詰めたら暗くなるにつれ濃くなる気配を辿り、ミッションスタート。)   (2018/2/27 21:49:16)

篠宮有紗♀2年五十嵐 圭♂29 > (__俺の母親は満月の夜、最愛の人に殺された。血の気の無くなる肌、力無く崩れ落ちた姿、そして…理性を失った親父の姿を、俺は忘れない。)   (2018/2/27 21:49:08)

篠宮有紗♀2年【第四譚、五十嵐圭の場合…】   (2018/2/27 21:48:58)

篠宮有紗♀2年鳴海 宗次郎♂2年 > (見えたのは三人。瞬間に血が噴出した。おそらく過去の出来事と予想はつき、その場に死体になるものは残っていない。頚動脈から噴出していた、助かる見込みは少ないだろう。 自室のドアを背に体育座りをして世界から一線をひく。そんな体勢の中ゆっくりと状況を整理していた。 俺は、殺人なり殺傷事件の報道がなかったこと。ビジョンで見えた女。どちらかかどちらもか、殺人鬼のような存在がこの近くにいるということを考えることはしなかった。)   (2018/2/27 21:48:23)

篠宮有紗♀2年鳴海 宗次郎♂2年 > こんな場面、普段ならばいつもより早いと感じることが今まで多々あった。それでも今はただひたすらに遅かった。早く抜け出したい思いに反して、足が進まない。まるで俺の時間だけが遅くなっているかと錯覚するように周りの時間は進むのに、俺の時計は止まったまま。 雑木林を抜け出したあとも周りの音が聞こえないような感覚を覚えた。きっと、全部何かの間違いだ。そうずっと頭に言い聞かせながら人通りの多い道を選んで家まで変えると、自室からは出れなくなった。 次の日も、また次の日も学校を休むことになった。)   (2018/2/27 21:48:12)

篠宮有紗♀2年鳴海 宗次郎♂2年 > (どれだけの時間が過ぎただろうか。おそらく殆ど経っていないだろうが何時間も経過した気がする。全神経を耳に集中させて周りの音を聞き取る。特に人間の息遣いを。) ・・・・・・・っ。はぁ、はぁ・・・だ、誰もいるわけないし・・・。くるときに誰もいなかったし・・・ね? (ゆっくりと自分に言い聞かせて振り返る。重く、長いため息をつく。瞬時に全身から冷たい汗が噴出した気がした。ゆっくりと後ずさりをしながら茂みを抜けると雑木林を一気に駆け抜けた。   (2018/2/27 21:48:04)

篠宮有紗♀2年鳴海 宗次郎♂2年 > (違和感の元にたどり着いてみるとそこは雑木林。茂みに隠れたそこに分け入ってたどり着いてみるとあたり一面に広がる黒ずんだ液体。気持ち悪い、という感想がでるよりも早く、予期せぬビジョンが脳裏を襲った。 場面は満月が照らす夜。写った景色は一瞬だったが男が一人に女が一人。それに判断はつかなかったが体系からしておそらく女性、と思われる三人。そして俺が切り取ってしまった一瞬では男の首筋から噴出した血が満月の光を浴びて鮮やかに彩っている。その一瞬だけだった。 わけが分からない。溜まらず嘔吐してしまいそうに口元を押さええづく。 今のが過去のビジョンだとすると、ここいら一体の黒ずんだ液体の正体は、あの男の血。・・・という推理が自然に成り立ってしまう。全身から血の気がひく感覚というのを始めて体感した気がした。すぐにこの場から離れたかったが足が動いてくれない。後ろを振り返るのすら恐怖心でできなかった。 誰もいないはずの空間に、まるで自分自身もいない。そうするために呼吸も止まっていたかもしれない。)   (2018/2/27 21:47:56)

篠宮有紗♀2年鳴海 宗次郎♂2年 > (しかし、困ったものである。これから明日にかけて窓ガラスが割れる騒ぎが起こるのだがそんなこと誰にいうわけにもいかないことというのは自分が一番理解している。折角掴んだ情報ならばうまく活用しなければ。面倒ごとが起こる前にこの場を去るに限る。踵を返し再び玄関ホールまで歩き出した。 早々と家に帰ろうとするところで再びそれは襲ってきた。こんなときに―。一瞬足をとめて家とは別の方向へと向かい歩き出してしまった。やめておけばいいのに、いつもこうだ。そんなことを心で何度も呟きながら抗いきれぬ好奇心に負けてしまう。こんな日々を楽しんでいる自分がいるのではないかという恐怖心は常にあった。そして今日ほどその恐怖心の欠落に後悔した日は、ない。 ) え・・・っなに、これ・・・。   (2018/2/27 21:47:48)

篠宮有紗♀2年鳴海 宗次郎♂2年 > (また平凡ではないほうをひいてしまった。そんな落胆から少し肩を落として落ち込むそぶり。誰も慰めてくれはしない。誰かに相談することもできやしないのだから。 発端は高校に入学してからしばらくたったことだった。今みたいに虫のしらせに導かれるとその物体の未来が視えるようになってしまっていた。最初は未来だけかと思っていたが中々辻褄が合わないこともあった。思い過ごしだったか、なんて安心したのもつかの間。 安心するために行った裏取り調べをしてしまっていると視える現象は未来だけではなく過去も、という自分に身についた異変を開花させるという皮肉。それからはそれらの可能性を振り払うために違和感の正体まで足を運ぶようになってしまった。 未来か過去か、視えるのは決まっていなければそのとき分かるわけでもない。大体1時間後から一日先の未来から一時間前から一日前の過去の現象が視えることが分かっている。 現在の窓は割れていないし、今日窓ガラスが割れる騒ぎがあったなんて話も聞いていない。こんな感じで見えた現象が未来か、過去か判断していくしかない。鑑識、なんてあだ名がつくに至ったのもこの異変のおかげ   (2018/2/27 21:47:38)

篠宮有紗♀2年鳴海 宗次郎♂2年 > (階段をくだり一階玄関ホールに差し掛かったあたりでふと違和感を覚える。虫の知らせ。そんな感覚だろうか。『またかよ・・・っ』放っておくことも可能なのだがこの虫の知らせを受けると気になった方向へと足が伸びてしまう。ただの興味なのか、そうじゃないと否定したい一心なのか。-世の中に平凡なこと以外がそうそうあるわけがない- 先ほどの言葉を言い聞かせるようにして足を進めた。 違和感の正体はどうやら校庭に面した一枚のガラス。鬼が出るか蛇がでるか。そのガラスに集中して注目する。すると漫画などで目にする効果線のような光が脳内に溢れ一瞬のビジョンが描かれた。) 割れた・・・ガラス・・・。 未来、かっ・・・。   (2018/2/27 21:47:10)

篠宮有紗♀2年鳴海 宗次郎♂2年 > ふと、本日の無断欠席者の机が目に入ってくる。たしか彼氏がいたっていう話もきいたことがあった。お誂え向きにその彼氏と思われる人物も今日は学校に来ていないと先ほど聞いていた。だったら十中八九デートにでも繰り出しているのだろう。馬鹿馬鹿しい。世の中に平凡なこと以外がそうそうあるわけがないし、一高校生の自分がそんな現象に立ち会うこともないのだ。 友人が教室を後にしてから一人で黄昏ながらそんなことを考えて鞄を手に取り帰路につくことにする。)   (2018/2/27 21:47:01)

篠宮有紗♀2年鳴海 宗次郎♂2年 > そこまでの話はクラスの現状を見れば把握はできるし、先生たちの会話を少し耳を傾ければ誰でも把握できる事情だ。厄介なのはこの友人のここから。やれ神隠しだ。連続失踪事件の序章だ、などと戯言を並べていく始末。俺は世の中ってのは平凡にできているものだ、と諭して落ち着かせるのが毎回のパターンになっていた。そんなくだらない話に引っ張られ気がつけば17時も回るところ。教室が西日に照らされてオレンジ色に輝いていた。 一見するとロマンチックな風景。青春の1ページを仲のいい友人と過ごすのも悪くはないのかもしれないがどうせならばいい感じの距離感をもった女の子と過ごしていたい、というのが男子高校生の本音だろうか。   (2018/2/27 21:46:53)

篠宮有紗♀2年鳴海 宗次郎♂2年 > (『じゃーなー、鑑識ー!』クラスの友人がそう言い席を立つと、放課後の夕日に照らされる教室に残るのは俺一人になった。『鑑識』、というのはあだ名だ。以前なくし物や落し物の持ち主を現場の様子から探り当てたことが数回ある。そんな数回目のうちについたあだ名がさながら刑事ドラマで物証から犯人を導き出す部署。鑑識にかけられてそうつけられた。気に入ってるかと言われたら、あまりよくは思っていない。 そんなあだ名をもつ俺に黄昏時まで付き合わされる話というのだから当然縁起のいいものではなかった。友人の話をようやくするならばこうだ。最近学園内での無断欠席者が増えている。それも日に日に、だというのだ。高校生にもなると無断欠勤、言うならばサボタージュするようなやつの三人や四人いてもなんら問題ない話。俺は流すようにその話を耳に傾けていた。   (2018/2/27 21:46:41)

篠宮有紗♀2年【第三譚、鳴海宗次郎の場合…】   (2018/2/27 21:46:33)

篠宮有紗♀2年鹿谷あき♀2年 > ――っ(飛び込みざま、割れたガラスの飛び散った廊下で受け身を取りつつ一回転。立ち上がった時に、あちこち怪我をしていた。そんなズタボロ状態で、校舎内を疾走して、今まで築き上げてきた評判とかはガタ落ちだ。今は気が高ぶっていて気が付いていないが、体中が悲鳴を上げるように痛んでいる。とにかく叫び声をあげて職員室に飛び込んだ。幸い彼女は追いかけてこないようだが、後ろを振り向く勇気もなかった。足を止めたら命とり、そんな気もするからだ。)ぎゃぁあああああ!!!先生、せんせ――――!!!!(ガラス窓をぶち破って校舎に飛び込んだ女、しばらくはそういわれるだろう。)【〆】   (2018/2/27 21:46:01)

篠宮有紗♀2年篠宮有紗♀2年 > お父様…始祖様…ごめん、なさい…。(遠くから足音が聞こえる。使い魔の探査交信の情報ではざっと10人は居る。見られてしまうわけにはいけない。でも鹿谷さんを追うことはもうできない。身体を徐々に無数のコウモリの姿に変えて…コウモリの群れは金切り声を上げて四方に飛び去る。友達を殺してしまった。見られてしまった。正体を知った人間を始末できなかった。…もう、ここに私の居場所はない。私たちが人間たちと違和感なく仲良くするなんて、最初から無理だったんだ。お父様…どうして私に、こんなに厳しい試練をお与えになったのですか。)【締】   (2018/2/27 21:45:54)

篠宮有紗♀2年篠宮有紗♀2年 > …なに…?(私の掌が彼女の頭蓋に届こうとしてまさにそのとき。彼女の首の後ろから…白い蛇が生えて私の手に噛みついて私のかける力の方向をずらす。使い魔をふりほどいていたときの蛇たちと明らかに様子が違う白い蛇。…追いかけっこを続けていたらいつの間にか雑木林を抜けていた。日は暮れてもまだ電灯の灯りがついた校舎…コンタクトを外して剥きだしになった私の眼にはそれすら眩しすぎた。)うっ…ああっ…!(眼球の奥が焼けるように熱い。視界が真っ白でなにも見えない。まだ、もう少し手を伸ばせば…仕留めるチャンスはあと一度きり。絶対に逃がしてはいけない。始祖様の教えに背いてはいけない。ガシャンとガラスの割れる音だけが聞こえた。伸ばした手はむなしく空を切って。彼女の体を掴みそこねて視界を失って、低空を滑空していた私の体は行き場なく校庭のアスファルトに叩きつけられる。)   (2018/2/27 21:45:41)

篠宮有紗♀2年鹿谷あき♀2年 > (「――仕方のない子だね!」声は、彼女の掴もうとした後頭部から。白い蛇がぬっと現れて口を大きく開いて、その掌を支えた。ぷつりと肌に突き刺す牙。白蛇が、人ならざる少女の尋常じゃない重みを受け止める。白い身体がしなって、その手を押し返す。そうこうしている間に木々の間を抜けた。左腕にのみ蛇を再生させると、校舎の1階の窓にそれ飛ばす。ガシャン、と激しい音を立ててガラス窓が割れた。そのまま窓枠に蛇が噛みつくと、白蛇は姿をくらます。つっかえがなくなって、掌が勢いよく頭を潰そうとするのと、校舎内へと体を滑り込ませる動きは同時。済んでのところですり抜けて、割れたガラス窓から校舎内に飛び込んで、そして、体中の蛇を消した。まだ、放課後を過ぎたばかりの時間帯。煌々とついている校舎内の明かり。そして、教師の怒声。怒声のする方へ、人のいる方へと走り出す。)   (2018/2/27 21:45:32)

篠宮有紗♀2年篠宮有紗♀2年 > (鹿谷さんの体が空中から地面に飛んでいくのを眺めながら…おもむろに瞳のコンタクトを外して。金色の瞳は夜の闇に姿を隠すことを赦さない捕食者の眼。使い魔たちが一直線に地に叩きつけられようとする彼女の体に群がる。…彼女は体の蛇を引っ込めてから足元から伸ばした蛇を樹の枝に噛みつかせてワイヤーアクションの要領で空中でバランスを取って着地の衝撃を緩衝したみたいだ。そんな使い方もできるんだね。冷静な感想が浮かぶ。その勢いのまま私が空を漂っているのと逆方向に蛇を伸ばして…逃げようとしているのだろうか。使い魔を追わせながら翼をはためかせて急降下して距離を詰める。)…いまさら黙っててくれる気になったの?もう見ちゃったんだから、生きては帰せないよ。…ごめんね。(貴女は蛇で枝と枝の間を渡っているだけ。私は翼で飛んでいる。どっちが空中を移動するのが早いかは…わかるよね。瞬く間に距離を詰める。背後から彼女の後頭部に掴みかかろうと。その手が彼女の頭蓋に届けば、今度こそ私の体重の勢いごと、顔面から地面に叩きつけてやる。)   (2018/2/27 21:45:25)

篠宮有紗♀2年鹿谷あき♀2年 > (膝が、あるいは靴の裏が彼女に届く前に、二人の体がふわりと空を舞う。ふわり、なんて優しいものじゃない。蛇を掴まれたまま、ぶん回された。腕の二匹の蛇は、ここでキャンセルだ。その姿を一時消す。喉を潰されて、溶けるようにその姿を消した。残る足の6匹がスカートの周りに戻ってくる。幸い、コウモリは傍にいないから、そっちの相手はしなくて済んだ。体が逆さまになって、スカートがめくれるがそんなの気にしてられない。足の蛇が蝙蝠の横をかすめてその向こうの木に噛みつく。右の3匹。遠心力で地面へと叩きつけられそうになるその地面すれすれを、コウモリの群れの下を滑るように木の方へと巻き戻る蛇に身体を引っ張らせる。ローファーのかかとがこすれて、靴底がすり減りそうだ。地面一度蹴ると、右の蛇が口を離すと同時に、左の蛇たちが先の木に噛みついて身体を引っ張る。木の幹に身体を横にして着地、また次の蛇を飛ばして、次の木に飛ぶ。一目散にこの場からの離脱を計った。とにかく校舎に戻ろう。)   (2018/2/27 21:45:17)

篠宮有紗♀2年篠宮有紗♀2年 > (彼女が普通の人間なら私が蛇を引く力にバランスを崩して体ごとこっちに飛んできて…そうすればその喉首を伸びた犬歯で噛み千切ってしまおうと思っていたところ。蛇を引くタイミングに合わせてそれを縮めてその勢いを利用して飛びかかってきた彼女。予想外の機転に一瞬驚いた顔を隠せなかったけど…それと私の背中から黒い翼が傘のようにばさりと広がったのがほぼ同時。蛇を掴んだまま思い切り地面を蹴って翼を羽ばたかせて。彼女の身体はいま地面に脚がついていない…そのまま空中に引き上げられるはず。)…しぶといね。苦しまなくてもいいのに。(引き上げられたなら…体を空中で一回転させて蛇ごと彼女の身体を振り回して、遠心力を利用して地面に向かって思い切り投げつけてやろう。そのままの勢いで地に叩きつけられたら使い魔たちの餌だ。)   (2018/2/27 21:45:08)

篠宮有紗♀2年鹿谷あき♀2年 > (彼女が蛇を鷲掴みにした。筋力は相当のようだ。2本の鋭い牙は彼女の肌に届くことなく、口を大きく開いたままで喉元が捕まって動けない。そして、強く引き寄せようとするならば、そのタイミングと合わせて、両腕の蛇を思い切り巻き戻す。彼女の捕まえる力が強ければ強いほど、こちらの体が勢いよく有紗の方へと引き寄せられるはず。こちらの体重を支えられるほどの力であるならば。6つの蛇たちは飛来する蝙蝠を威嚇しつつ、その中を勢いよく有紗まで飛んでいく。飛びながら、両膝を胸元まで寄せた。蛇を掴む彼女の両手の間、この軌道のままその顔にでも膝蹴りを喰らわせたい。闇が深まることに、ゾク、と背筋の凍るようなプレッシャーを感じる。それが何故か、まだ自分にはわからない。)――それは勘弁!!   (2018/2/27 21:45:00)

篠宮有紗♀2年篠宮有紗♀2年 > (使い魔をけしかけてやると彼女の服の中から隠していたそれが素早く伸びて身を守っている…その正体は…「蛇」。使い魔が飛来するより早く彼女の身体から伸びた蛇が身体に一番近い使い魔を的確に叩き落している。そうしている間に袖口から伸びてきた蛇が顎を大きく広げて私の肌に噛みつこうと伸びてくる。)蛇使い…?(二匹の蛇が私の体を挟むように伸びてきた。…もう日が暮れて暗くなった雑木林…夜は吸血鬼の世界だ。異能者であっても所詮人間のやることごときで。伸びてきた蛇が私の喉首に牙を立てる瞬間。蛇の首を掌で掴んで。)…隠し事をしながら生きてるのは、貴女だって辛いでしょう…<異能者>。ひと思いに楽にしてあげる。(…力任せに腕を返して蛇を引っ張る。蛇が普通の蛇の強度ならやすやすと引き千切ってしまえる。本体とくっついているなら私が引く強さに足元をよろめかせくらいはするだろう。妖力で構成されていて消えてしまうかもしれないけど。)   (2018/2/27 21:44:52)

篠宮有紗♀2年鹿谷あき♀2年 > (人形みたいな顔をしているくせに、やることには思い切りがあるようだ。彼女に対する認識を改めなくてはならないようだ。スカートの中に蛇と、両腕の蛇が同時に動く。左右の太ももから翼のように生えた3匹ずつの蛇が、飛来する蝙蝠に牙を立てる。噛みつき、うねる体で払落し、本体に近づくのを阻止する。一気に噛める数は6まで。コウモリの素早さが勝っていたらそれも難しいのだが。正面に両手をまっすぐに伸ばすと、袖の中から生えた3本の大蛇は迷わず有紗の顔を左右から挟み込むようにしてその牙でとらえようとする。こちらも「本体」狙いだ。数はコウモリのほうが多いか。顎を外した蛇の口は、大人の男性の手のひらほどの大きさに開く。蛇をよけて入り込んできた蝙蝠の羽が腕を叩き、牙が掠めるが両腕は伸ばしたまま。)   (2018/2/27 21:44:43)

篠宮有紗♀2年篠宮有紗♀2年 > (私の言葉に動じる様子を見せようともしない鹿谷さん。なぜ見なかったことにしてほしいかと言われても。言えるわけがない理由があるからに決まっているでしょう。彼女の周囲を飛び回る使い魔の探査音波で、服の中に何か隠しているのは瞳をコンタクトに隠していても手に取るようにわかる。)…そう。貴女も誰にも言えないことがあるんだね。(彼女の制服の中にうごめく細長い形の何か…でもそれは確実にただの人間のそれじゃない。)…ごめんね、鹿谷さん。貴女に恨みはないのだけど。今日は喉が渇いているわけじゃないけれど。(…生きて帰してはいけない。始祖様の教えは私たち吸血鬼には絶対だ。手を翻して使い魔たちに合図を。)…やってしまいなさい。(周囲を旋回していた使い魔たちが彼女の身体目掛けて殺到する。その白い肌を喰い千切って生き血を啜ろうと。)   (2018/2/27 21:44:34)

篠宮有紗♀2年鹿谷あき♀2年 > (夕暮れ時。確かに色鮮やかな昼間とは違って、それに普通に気が付くのは難しいかもしれない。首の後ろから髪に隠れて頭を出して蛇が鋭く、シ、と鳴く。時季外れのコウモリの群れが木々の間を飛ぶ。子どものころ、夏から秋の夕方に蝙蝠がよく飛来する姿を見ていたから知っている。ただのコウモリとは大きさも、様子も違った。小さく舌打ちをすると同時に、制服の袖の下にひとつづつ、スカートの中に6体の細い蛇を呼び出した。バカだね!と蛇が怒っている気がする。彼女の瞳をちらりとだけ見た、ああ、不自然な瞳の色はコンタクトのせいなんだ。お人形みたいな顔だな、とこの状態でそんなことを考える。)――そういうわけにも、いかないかな。あいにく、好奇心旺盛なもんで。で、なんで見なかったことにしてほしいの?(蝙蝠がうるさいが、特に何をしてくるでもない。今は。両手をポケットから抜き出した。)   (2018/2/27 21:44:26)

篠宮有紗♀2年篠宮有紗♀2年 > …ほんとだね。(歩みを進めてその樹のそばに…もうじき日没。まだ完全に日は落ちてはいないけど…もし何か観付かれていそうなら彼女がまばたきする間に息の根を止められる距離まで。彼女の指が指し示したそれは。梓の血痕。…確かに注視すればわかるけど、こんな人通りの少ない雑木林の中の樹のただ一本、仮に近くを通るとして薄暗い夕暮れ時に樹の土色に紛れた血痕を…なんで気付いたんだろう。)…どうして気付いたの?(周囲の木々に姿を隠していた使い魔たちが飛来して彼女の周囲をばさばさ羽ばたいて、きぃきぃとやかましく金切り声を上げる。)鹿谷さん?…貴女は何も見なかった。貴女はここで私と会わなかった。…いい?(コンタクトで色を隠した瞳を細めて冷たい視線を向けて。少し低い声色で…まだ日は暮れてはいないから力は出せないけど…彼女がただの人間なら化け物コウモリに取り囲まれただけで腰を抜かして泣き出してしまうだろう。)   (2018/2/27 21:44:17)

篠宮有紗♀2年鹿谷あき♀2年 > (足音が聞こえて振り返れば、同じ学校の女の子が一人こちらに歩いてくるようだ。蛇が姿を消したのは彼女が現れたせいか。と、蛇よりもだいぶ遅れて気が付く。特に仲良くもない女の子だ。抜けるような白い肌が印象的な、真夏でも黒いタイツを穿いて、長袖の服をしっかりと着こんだ、自分と比べるとずいぶんおとなしい女の子。賑やかしい友人が多い自分とは、クラスも違うしあまり関わることのない彼女。でも、顔と名前くらいは知っている。)……篠宮さん。(制服のポケットに両手を突っ込んだ。彼女に向かって特ににこりともしないで、その場に立ちつくしたまま、近くまで来るのを待っている。彼女が傍まで来たなら、顎で木の幹を指し示そう。)ほら、なんか、木に黒いのついてる。気持ち悪くない? さっき、偶然見つけちゃってさ、どうしようかなって迷ってたところ。用務員さんにでも教えて、気持ち悪いから洗ってってお願いしようか。   (2018/2/27 21:44:09)

篠宮有紗♀2年篠宮有紗♀2年 > (雑木林の落ち葉と土を踏み分けていると傾いていた日は沈んでいって辺りは暗くなってくる。…コンタクトを外そうか。もし教師や生徒会に気づかれそうになっていたら…なるべく事は穏便に済ませないと。私だって捕食のため以外はなるべく人間を手にかけたくはない。雑木林の樹の枝の合間を縫うように使い魔が羽ばたいて周囲の情報を伝えてくれる。…梓が死んだその場所に…立っていたその人は。)鹿谷…あき、さん?(隣のクラスの優等生…親友から話だけは聞いたことがある。すれ違ったときに顔は知っているけど接点もなかったし特に会話したこともなかった。昨日親友と恋人が交わっていたときの樹には幹の土色の表面にもわかるくらいに赤黒い染みが大きく飛び散っている…それを何か考えありげに彼女は眺めていた。)…どうしたの鹿谷さん?こんなところで何をしているの?(…できれば穏便に済ませないと。心がけて声を穏やかに。)   (2018/2/27 21:43:56)

篠宮有紗♀2年鹿谷あき♀2年 > (白い蛇の茶色い瞳がくるりと光る。「異能、そう、異能の血。弱い、弱い子だよ。おや、混じってるね。」鎌首が下方へと進む。その鼻先は、別の血痕を見つけた。)……また、血が。(「こっちは、だたの人。少なくとも、ここで二人、血を流しているよ。アキ、何か思い当たることないかい?」首と頭の境目、くぼんだあたりに蛇はその体を戻しながら右の肩にまで戻ってくる。うーん。と唸りながら、腕を組んで考え込んだ。右に頭を傾け、左に頭を傾け、その様子にじれたように蛇が口を挟む。「急に大怪我をした子とか、姿を消した子とかいないのかい?二人もだよ、二人の人間のうち、一人が能力者で血を流しているんだよ。これがどういうことか、わかるかい?」)……まあ、何となくは。そう言えば、今日、学校を無断欠席した子はいたけど。なんか、男の子と遊びに行ってんじゃないの?って噂だし。ほら、付き合い始めで、浮かれた時期だし、学校サボってデートしてんだろうね。(これでは、ただの噂話を蛇としているだけだ。しゅる、と蛇の舌が引っ込んだ。急にその姿を首の中に戻して気配を消す。それから、足音が聞こえた。)   (2018/2/27 21:43:48)


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