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ルーム紹介
路地裏に入って地下へ降りたところにある地味なバー。
そこでお前と出会った。
所謂ゲイバーと呼ばれるここは常連客こそ多くついているが、日によって客は一人も入らない時だってある。
俺は決まって客のいない日に、常時シフトが入っているバイトのお前を落とす為にバーへ足を運ぶのだ。

「なあ、お前がいれるカクテルは甘くてとても美味だな。」
_____________
⚠︎長ロル推奨(300~450字程度)
⚠︎現代パロディ設定固定CP固定
(バーで働くノンケのお前(T)×お前に恋したゲイの俺(G) )
⚠︎優に20分以上ロルを書くのに費やしてしまうので、耐えれる人若しくは置ロル制度でもいいぜって人推奨

Gr__ゲイ。25歳176センチ。日独ハーフの為白金髪は地毛であり碧眼も持ち前の色。外資系企業に勤めており金に不自由はしておらず、通うバーでは気前のいい金ズルだと貴方以外のバーテンダーには思われているらしいが、酒の質、店内の雰囲気、接客、その他諸々の要素が気に入っているため寧ろ喜んで金を出している。暫くバーに通ってから貴方と出会って、次第に惚れ込んで行った。アプローチを掛けるもノンケで尚且つ生真面目そうな貴方は落ちそうにも無く、スキンシップは激しくなっていくばかり。しかし、自分の行動や言葉一つ一つに惑う姿が狂おしいほど可愛いので未だ手に入れようか入れまいか迷っている。
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おしらせ無言時間が20分を超えたため、T"n,さんが自動退室しました。  (2019/12/28 00:44:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、Gr,さんが自動退室しました。  (2019/12/28 00:25:21)

T"n,こんなに人肌とは暖かく、恋しいものだったか。思わず頬を緩めて、更に服を握り締めてしまう。彼の明らかな高級な服に皺がついてしまうが、彼は気にしてくれないはず、だなんて。呼吸が完全に落ち着き、ふぅと息を吐いては少々身体を離し、今度も己から口付けをしてもっとやってくれという視線を向けてやった。)   (2019/12/28 00:21:57)

T"n,ん、… (少々遅れて酸素が肺に流れ込んでくる。やっと普通に呼吸ができるようになり、落ち着いていく。軽く謝罪を述べた彼を見、絶対反省はしていないだろうと少々酔いが覚めた思考がそう告げる。だが、口には出さずに視線で訴えるように軽く睨み付けるだけにした。己は酒を飲み酔ってしまえば、覚めるまでの記憶は全てなくなってしまう。少量の酒でも酔い、記憶が消し去る。その間は別に何をしても忘れるからいいという、何度も酒を飲み経験をした思考がそう伝えていた。だから少々ハメが外れているのかもしれない。 己が寒い事や寂しくなったことが分かったのか、彼も同じように思っていてくれたのか、己が抱き締めると彼も抱き締め返してくれた。肩口に顎を乗せて、今度は己の首に回してくれてもう一度密着してくれる。暖かい、と心地良さげに目を細めて、擦り寄る。己も顔を上げて彼の後頭部を撫でつつ肩口に口元を擦り付け。   (2019/12/28 00:21:55)

Gr, (彼も俺と同じように想ってくれたのだろうか。擦り寄って抱きしめられて、デカい図体を丸めて俺の胸板に頭を押し付けてくる。服をきゅっと小さく握る様に幼子を連想させながら、頬を弛めて彼の黒髪を乱すように、愛でるように撫でてやる。宛ら恋人のようだろうか。夜中のバーというアダルティックなステージでこうして、酒に酔って、キスを交した。互いに熱を求め合うけれど唇は求められずに身体を抱きしめて……だなんて。少しドラマ臭い。首元を擽る黒髪を撫で付けながら、態とらしく、彼に聞こえるようにリップ音を立てながら唇を落としていく。今度は俺が彼の首に腕を回しながら、肩に顎を置くように体を密着しては抱きしめよう。)   (2019/12/28 00:05:20)

Gr,あははっ、すまないな。あまりにも心地よかったものだから止まらなかった。(苦しげに息をして、取り入れた酸素に適応するのが遅れたのかむせるように小さく咳をした。近くに見えた瞳は睫毛に隠されて、そいつは儚げに細かく震えている。そんなに追い詰めていただろうか。彼の経験の無さを無言で受け入れて、今後もまた、こうして長く口付けを交わす機会があれば時折息継ぎのタイミングを与えてやろうと思う。そうすれば苦しいと離れさせられることも無いし、彼も気に入った俺とのキスを永く、永く楽しむことが出来る。_俺の言葉に彼が苦しかったと頷きと共に反応し、けらりと笑う。反省も後悔もしていないがすまなかったと軽率に謝罪を挟み、素直に感想を述べた。どんな女よりも、どんな男よりも魅力的な唇は俺を魅了して、離れた今もその感覚が残っている。恋しい。依存してしまったのは彼じゃなくて俺なんじゃないのか。抱き締め合っていた体と重なり合っていた唇の熱が未だ冷えることを覚えず留まっているが、なんだかそこだけが寒くて、酷く侘しい。)   (2019/12/28 00:05:07)

T"n,けれど、今やめてしまえばこの快感は味わえなくなる。取り敢えず彼の言葉にこくこくと苦しかったとそう伝えつつ、頷く。密着していた身体が離れていき、部屋は暖房がついているはずなのに寒気が感じる。ふるり、と身震いしては首に回していた手をはずして背中に回しては、暫くは寒いので離れたくないと。きゅ、と離したくないというように服を握り締めては、子供のように頭を彼の胸板に擦り付けてやった。)   (2019/12/27 23:44:42)

T"n,(己の視線に気付いてくれたのだろう。ゆっくり口を離してくれた彼に感謝しつつ、回していた手を外し片手は彼の肩を掴み、片手は己の口元に手を添えて何度か噎せる。最後に大きく息を吸っては吐き、無理矢理呼吸を落ち着かせ。初めてにしては上手くいったんじゃないか。なんて1人内心陽気になりつつ、苦しいのは変わらない。小さく震える睫毛が縁どられた目を伏せ、はふりと息を切らす。彼との口付けは気に入ってしまったかもしれない。まぁそれも酒が交じっている今だけの話だ。どうせ酔いが覚めてしまえば、全てのことを忘れて少々警戒心が解かれた反応を示す事になるだろう。口元に添えていた手をテーブルに預けていた体重を支えるようにテーブルに乗せる。口付けのやり方はやっていればわかるはず。そう信じてもう一度やってみようか、だなんて思ってしまうもこれ以上やってしまえば、息は続かずまた苦しくなってしまう。それは嫌で、流石に辞めてしまおうか。   (2019/12/27 23:44:40)

おしらせT"n,さん(iPhone 113.197.***.177)が入室しました♪  (2019/12/27 23:44:28)

Gr, (唾液で濡れて照明が反射する彼の唇を親指でなぞる。存分に酸素を吸い込んで、バードよりも大人のキスをしてしまった自覚をしたらいい。否、まだまだ子供か。俺は彼と熱く溶けてしまいそうなキスがしたかったのだが、ティーンを抜け出せない彼には早かったかもしれない。初めから鼻でゆっくりと呼吸を繰り返していれば乱れることも、酸欠になることもないというのに、それも経験から言える事か。仕方あるまい。密着していた身体を離しながら、呼吸を整えている彼を優しげに見守った。)   (2019/12/27 23:02:35)

Gr,ン、……ふ、苦しかったか?(心地好く彼の唇を啄み、観察していた彼も、キスという行為の快楽を噛み締めているように見えた。俺の首には彼の腕が巻きついて、下手くそなりにも唇を啄み返してくれる。酒の力とはいえ案外乗り気じゃないか。二十七にもなって経験がなく、抑え込んできた色恋への欲求が暴走したか、初めて知った快感に依存症を患ったのか、それともノンケであるのに女性が苦手で、今後カノジョができる見込みがないから最悪俺でもいいかもしれないと、そう思ってくれたのか。彼が身を寄せてくる心境こそ予想することは出来なかったが、どれが正解だったとしても俺の未来は明るく感じる。彼を落とせる可能性が格段に上がった。小鳥が水をつつくみたいに細やかな口付けを繰り返して、時折長く唇を唇で包む、交互にそんなことをしながら居れば、薄く目を開けた彼と視線が絡んだ。どこか苦しげである。耳を澄ませば少しばかり乱れた鼻呼吸が聞こえて、息が続かないのだなと察して、漸く唇が離れ合った。)   (2019/12/27 23:02:22)

おしらせGr,さん(iPhone 222.229.***.169)が入室しました♪  (2019/12/27 23:02:16)

おしらせT"n,さん(113.197.***.177)が退室しました。  (2019/12/27 18:14:55)

T"n,(( すまんミスった (あぐ、)   (2019/12/27 18:14:52)

おしらせT"n,さん(113.197.***.177)が入室しました♪  (2019/12/27 18:14:13)

おしらせT"n,さん(iPhone 113.197.***.177)が退室しました。  (2019/12/27 15:10:12)

T"n,(ほぼ初めての長い長い口付けには矢張り呼吸は止まり、苦しくなってしまって思わず鼻で呼吸をしていき、なんとか酸素を取り込もうと。けれど酸素が足りなくなるのはしょうがない事で、もう無理だと言うように薄らと目を開けて彼に訴えた。それで彼がやめてくれるか分からないが、薄らと目を開けた時彼も目を開けており、視線が絡み合ったので伝わってくれたことを願うばかりである。)   (2019/12/27 15:10:09)

T"n,(酒に煽られ、興奮が収まらない。彼の瞳はまるで獲物をみつけ、決して逃さないと告げていた。ぞくぞくと何かが背筋に走り、興奮がさらに高まり煽られる。それは以前かれに忠告された時の視線とよく似ているが、その時よりも数倍威力は増しているようだ。んふふ、と満足気に口角を上げて笑みを向け、酒のお陰で心地よくなった身体を動かす。背に回していた両手を彼の首に回し、更に密着する。彼は暫く己を離してくれないように、テーブルに追い込まれ、頭を固定され。初めての感覚に困惑しているも、己はそれ以上の心地良さに飲まれて頬を緩ませてしまう。口付けとはこんなにも心地よいものなのか。否、酒のせいで更に心地よくなっているのかもしれない。嗚呼、経験がある奴はこんな事を何度も何度もしてきたのか。快楽という快楽はないが、こんな唇を合わせるだけのものがこんなにも頬を緩ませるほどに心地よいなんて知らなかった。少しだけ、少しだけだが歳下の経験が沢山積まれているであろう彼を恨んでしまったり。口付けをする度に、小さな水音とリップ音が唇を重ね続ける彼と己を包み込む。息は苦しくなり始めるも、そんなもの関係なしに口付けは続く。   (2019/12/27 15:10:05)

おしらせT"n,さん(iPhone 113.197.***.177)が入室しました♪  (2019/12/27 15:09:50)

おしらせGr,さん(iPhone 222.229.***.169)が退室しました。  (2019/12/27 13:04:25)

Gr, (重なる唇がフィットするように首の角度を変えながら、何度も何度も啄む。水に濡れた唇からはなんとなく日本酒の余韻が感じとれて、このまま深く彼を蝕んだら俺まで酔ってしまいそうだと、ぼんやりした思考が回る。彼の背を抱き、身体をテーブルへと押し付ける。逃げられないように。鳴り響くリップ音に集中して、鼓膜が流れ続けていたジャズミュージックを聞き取ろうとしなくなった。今はただ彼の唇の感触が心地好く、更に求めてしまう。彼の形のいい後頭部を撫でながら、背中から腰を優しく掌でなぞる。項に手を掛けると、彼のキスに酔いしれるみたいな表情を薄目にみつつ、唇を舌先で舐めてやった。)   (2019/12/27 13:02:13)

Gr,(酔った彼を俺の唇へと誘うことは容易かった。拒絶されたら、なんていう不安は無用で、淡い期待を抱くことすら無意味だったのかもしれない。これは必然的な現象で、俺はそれを狙っていた。テーブルーに追い込まれた彼の瞳に、獲物を捕らえた獣のような眼差しの俺が見えて、無自覚の策士が確信へと変わる。ゾクゾクしてしまいそうな目色に脳みそが麻痺して、近付き、重なり合った唇の感触を懐かしい恋人との愛撫に照らした。もしもあの日の光景を、彼と共にすることが出来たら、もしもあの日俺の隣で寝ていた男が、彼に変わることが出来たら。だとか、両手の指じゃ収まりきらないほどの女男を翻弄してきたが、変わりめくコイビトにあの人としたことをこの人とも、なんて望むことは無かった。それほど彼は俺の心を鷲掴んで、私欲に塗れた俺を生んでいる。_俺の背中に彼の掌が滑った。ほんの数秒で離れると思っていた唇は、接着剤でも塗られたのかと思うほど重なったまま、俺はそれを彼は乗り気なんだと解釈して、彼の大きな背に腕を回してみた。)   (2019/12/27 13:01:56)

おしらせGr,さん(iPhone 222.229.***.169)が入室しました♪  (2019/12/27 13:01:51)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、T"n,さんが自動退室しました。  (2019/12/27 01:35:58)

T"n,(後悔しようとする脳みそもなく、彼の背中に手を回し、するすると背中をゆっくり撫でてやる。元々おかん気質があると言われていたせいで、あると思われる母性本能からか、それとも経験がないせいでそれを体験するための必死の誘いか。己にもわからないが、興味を持ち彼に酒のせいでだる絡みをし始めていることには間違いないだろう。)   (2019/12/27 01:14:52)

T"n,ん、…… (己の言葉に心底嬉しげにする彼が可愛く、頬を緩ませてよしよしと頭を撫でてやり。己は表情には出していないものの、身体から己が口寂しいと分かったのだろう。口寂しいならばキスしてやると言った彼。何故分かってしまうのかと疑問を抱くと同時に、全て見透かされているようなそんな気がして何処か怖かったりもする。テーブルに追い込まれてどうなのだと首を傾げるものだから、酒で蕩けた脳は己から彼に唇を重ねていた。言葉には表さないが、したいということだろう。これは酒が入っているせいであって、己自身からやったものでは無いとそう言い聞かせつつ、にんまりと口角を上げてみる。取り敢えず、なにかに触れていたい。何かでこの口寂しいのをどうにかしたい。なんて酔った己の行動なんぞ自由気ままに、欲望のままに動いてしまう。飲みに行けば必ずこうなるので、友人は己が飲み過ぎないように目を光らせて己を見張っているほど。どれほど迷惑がかかるものか、分かっているはずなのにやってしまった。)   (2019/12/27 01:14:47)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、Gr,さんが自動退室しました。  (2019/12/27 01:11:42)

おしらせT"n,さん(iPhone 113.197.***.177)が入室しました♪  (2019/12/27 00:57:07)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、T"n,さんが自動退室しました。  (2019/12/27 00:56:54)

Gr, (彼の哀愁漂う唇がとても魅惑的で、俺がキスをしたくなってしまった、というのが口説き文句の中身であった。それに、まだ夜の街が動き出したばかりだと言うのに、OPENしたままのバーで熱いキスで唾液を交換し、互いの背中に指を這わせる、なんていうシーンはなんとなく夢に見ていたりする。昔からロマンティックな思考をしていると人に言われ、自覚してきたが、彼との想いをベースにすると更に欲求が我儘になって、妄想が広がってしまう。)   (2019/12/27 00:51:35)

Gr,信頼されたもんだな。トントン、口が寂しいならキスでもしてやろうか。(俺がいるからと、思い違いを加速させる彼のセリフと、寄せられた身体に思わずであるがドキリと心臓が跳ねた。肩口に擦り付けられる彼の顔を避けるように首を反対向きに傾けて、甘えるような彼の背中を優しく撫でた。納得いかなさそうな表情だが、折れてくれたのか渡したグラスの水を一気に飲み干す様子を見据える。ぷはりと唇がグラスから離れて、彼の喉仏が物足りなさげに上下しているのを横目に見据えて、不満ダダ漏れの紡がれた唇に、片頬を引き上げた。アルコールで血色の良くなった官能的な唇と、ほのかに赤色が差す顔とは比較して白い喉を舐めるように、熱っぽく見詰める。彼が乗るとは思えないが、今なら懐いた猫のように愛嬌を振りまいてくれるかもしれない。空になって氷だけが底に溜まったグラスを受け取りテーブルに置いてから、彼をテーブルの何も置いていない所に追い詰めつつ、どうだ、と肩を竦めてみせる。)   (2019/12/27 00:51:20)

T"n,(わかったと納得いかなさそうな表情で頷くも、ワイングラスに注がれた氷入りの水を一気に喉に通す。氷によって冷やされた水はなんとも冷たくて、味がない。嗚呼、茶でいいから味があるものが飲みたい。ただ口寂しいだけなのだが、どうにも飲み物が飲みたくて飲みたくて仕方が無いのだ。特に酒が。)   (2019/12/27 00:35:07)

T"n,ぐるっぺんさん居るし、なんとかなるやろ…… (後先のことを軽く考えて、ゲイはどんなものかなんて知らない己は彼が居るのだから別にいいだろうと。1人ならば分からないが、彼と一緒ならば別に行動していたって何もされないはず。うりうりと爪先を立てて立っている彼の肩口に顔を埋め、うりうりと擦り付けてやる。彼の気持ちなんぞ知らずに、彼に初めて甘えてみるのだ。頬が紅潮し、身体の内側がら蝕まれる暑さに脱力感感じとりつつ、そのまま彼にもたれ掛かり。猪口が、更に遠く、手の伸ばせない所に置かれる。嗚呼、飲みたい。飲んだのならばきっと美味しいのだろうな。心地がいいのだろうな。顔をゆっくり動かし、奥に置かれている猪口をぼんやりとした視線で見詰め。物干しげに目を細めてみせる。半分演技だが、ほぼ本音である。いい子と問いかけられ、水でいいかとさらに問いかける彼に眉を寄せ、軽く唸ってみせる。何故いい子になって酒ではなくただ水を飲まないといけないのか。別に酒を飲んだっていいじゃないか。暫く小さな声で唸り続けるも、諦めない様子の彼に己が折れてしまう。   (2019/12/27 00:35:02)

Gr, 水にしとけって、な。いい子だろう?トントン。(むすり、むすりと眉を寄せた彼の顔が視界の端に映って、綺麗に整えられた髪を乱してやるように撫で回した。適当に手を伸ばして握りしめたワイングラスに、二個氷を雑に入れて、見渡して探したペットボトルの水をグラスの半量まで注ぐ。脳みそが蕩けて馬鹿になりかけているような、そうでないような彼にグラスを渡してやりながら、もう一度髪を撫でる。つま先で立って持った身長で、彼の熱い頬に口付けを落とすと、子供をあやすように目尻を指先で擽っては、酔いが覚めたら水で割って飲み直そう。と、彼が納得するような嘘を吐いてみた。)   (2019/12/27 00:11:33)

Gr,後先のこと考えろ。泥酔したままここら辺歩くのか?やめとけよ、ゲイバーがある付近は獣がうろちょろしてるぞ。(初めてアルコールやニコチンの味を知ったティーンの青臭いガキがそれに依存するみたいに、奪い取った猪口に手を伸ばしてくる彼。会社の飲み会や同僚との酒の場で、酔っ払った奴を相手することに離れていたのだが、こうしてまたその機会が舞い降りると些か億劫になる。相手が彼であるから悪い気はしない。上に、泥酔した彼が身を潜めている獣が多いこの街の夜道を徘徊するのを想像すると、億劫な気持ちよりも不安が募った。猪口をテーブルに置いて、その上を滑らせて遠く離れさせる。彼が飲んだ量は正確に把握はしていないけれど、垣間見た日本酒瓶に記されたアルコール濃度数値に目を見張って、四杯前後飲んでいれば容易く酔えると思った。普通よりも酒の弱い彼なら尚更。)   (2019/12/27 00:11:19)

T"n,(そして己の持っていた猪口を取り、もうやめとけと歯止めが効かされる。当の己は少量の酒しか飲まないで、満足出来るわけがなかった。 " やや、……後、少しだけでええから飲むんや、" と己の猪口を持っている彼の右手に手を伸ばし、まだ足りないと。目の前の欲に溺れつつある己は、特に何も考えることはなくただ酒が飲みたいと手を伸ばしており。後先のことなんて知らない。最悪歩きで帰ればなんの問題もないのだと。)   (2019/12/26 23:52:26)

T"n,酒には強くなれへんと思うんやけど…ん、はよそうなれるように頑張りますわ、(経験を持つというのならば、誰か恋人を見つけた方がいいのだろうか。生憎、そんなこと出来るタチではないので、これからも出来るかどうかなんて分かりやしない。なんせ女性と親しくなる気もなければ、親しくなりたいなんて思わない。なんでこんな性格になってしまったんだ、何故ノンケなのに女性が苦手なのだ。考えれば考えるほどに頭が痛くなるのでそこで思考を辞めさせる。丁度酒も回ってきてくれたのでとても有難かった。少しだけ、少しだけなのだが彼と恋人関係になればその経験は出来るのだろうかなんて。そして彼は己に惚れている。好都合と言っては彼の心踏みにじるような気がして嫌である。その考えを振り払っては、ワンチャン彼と付き合うというのもいいかもしれない、と酒で回らなくなり始めた思考はそう告げていた。ぼんやりとしたまま、猪口に酒を注ぎ喉奥に流し込む。という作業を永遠と繰り返していれば、彼が立ち上がったのが視界の端に見える。何するのだろうと思えば此方に来たではないか。)   (2019/12/26 23:52:08)

Gr, (朧気になりそうな彼の瞳の奥で、俺の頬も赤らんでいるのが見えた気がした。そう飲んではいないが、やはり彼と同じ空間にいて話をしているとアルコールがよく回るようだ。残っていた日本酒を喉に流し込んでから猪口を離すと、彼の手を掴んで、同じ様に離させた。酒は勢いに任せて飲むんじゃなくて、ディープキスをするように少量を味わいつつ、グラスの全てを楽しむものだ。それに程よく酔えればそれがいい。)車で来たんだろ?もうやめときなさい、帰りまでに覚ましとけ。   (2019/12/26 23:34:31)

Gr,ああ、は、ふふ。なら早く大人になってくれよ。酒にも強くなって、苦いキスだって味わえるようになれ。(体験のないやつに、なんて、彼が不満げに背中を丸めた。女のように扱われるのが好かないのは、やはりノンケと言うべきか、ここの奴等は少しばかり紳士に振舞ってやればノリに乗って淑女らしく返してくれるというのに。否、身体が男性のまま気持ちだけ女性、というあべこべで純粋な人間に限る話だが、この界隈では圧倒的にそちらの方が多い。当バーも然り、だから時に同席する常連客と茶番を成すのは楽しいものがある。__少しばかりぼんやりしてきた彼にクスリクスリと笑っては、不貞腐れたような声色が滲んだ言葉に目尻を細めた。ぐらりと揺らぎそうな身体を瞳に収めつつ、頬杖をついて彼を見つめる。可愛らしい、純白の彼を俺と同じレールで語るのはこれからは良そう。拗ねたり、怒ったりするような姿はまた愛らしいが、魅力的に育ってゆく様を見ることの方がより俺の気分を高揚させてくれる。)   (2019/12/26 23:34:16)

T"n,(彼の言葉をぼんやりと耳に入れ、曖昧な返事をしてみせる。特に酒に強いというわけでもなく、言えば弱い方だ。だからと言ってあまり飲むわけでもなく、普通の人よりも少々弱いぐらいだ。けれど酒は好きで欲望のままに飲んで酔い潰れて、友人に家まで送って貰う。それが飲みに行った時の状況である。)   (2019/12/26 23:13:59)

T"n,経験ない奴にそんな事言うんですかあんたは、当たり前やないですかあんないきなり初めてセクハラだのなんだのされて、(まぁ確かに己の反応も歳下と思わせる動作をしていたのだろう。だがそれは結局経験がないからで仕方が無いこと。不満そうに背中を丸めて膝に頬杖をつき、軽く眉を顰める。友人にも言われたことがあるのだが、性的な反応になると何処か女らしい、と。それを聞いた途端、そこら辺の女性と同じ扱いをされたような気分になり、軽く苛立ってしまったような思い出がある。彼の言い分からすれば、他の客も彼と同じように思っているのだろうか。なんだか不服である。いっその事それを話して、いつも酒に酔いに酔っている人たちを驚かせてみても面白そうだ。今度気が向いたらやってみようか。無理ならばマスターに頼んで、シフトが入っていない日にでもやろうか。まぁ気分が乗ればの話だ。そんな子供が悪戯を考えて、直ぐにでも実行したくなるようなそんな感覚になり何処か初心に戻ったような気もする。が、直ぐ戻ってしまった。もう少し味わいたかったのだが、彼も居るのだしまた今度としよう。)   (2019/12/26 23:13:54)

おしらせT"n,さん(iPhone 113.197.***.177)が入室しました♪  (2019/12/26 23:13:32)

Gr, (徐々に酒を煽る速度が早まる彼を眺めながら、舌上に残った甘みのあるアルコールを上顎に擦り付けて、溜まった唾液を嚥下した。今夜は真新しい経験が押し寄せてきて、気を抜くと少々らしくない様に背を丸めてしまいそうだ。彼の笑顔を拝めることが増えた。今日限りでもう二度、三度は記憶に残っている。彼と酒を煽ることも出来た。彼は酒を飲むことができるということも知った。これからは彼と共に飲むことにしようか、酒が入れば生真面目な彼といえども、コピー紙くらいにはガードが薄れるかもしれない。勢いよく日本酒を胃に落としていく彼に、俺とは正反対のものを感じる。彼は一度波に乗ると収拾がつかなくなるタイプの人間なのだろうか。)おい、トントン?割ってないし、ロックでもないだろ、酒強いのか?   (2019/12/26 22:50:19)

Gr,当たり前だろ。あんな生娘みたいな反応見せられちゃあ、下だと思うに決まってる。(寧ろ彼が俺よりも歳上だと思っていたことに呆れ果ててしまいそうだ。"良い金ズルが居て、マルマルが好きで、まだ若い男なのよ。二十五サイよ。"みたいに、マスターが俺の個人情報を売っていれば話は別だが、どう見たって俺の方が紳士的であった筈だ。同様に彼を狙っている常連客に話してみろ。きっと腰を抜かして目を白黒させて、歳下好きのアイツなんかは嘘だ嘘だと嘆いては、歳上が好みのアイツは更に欲求が高まるだろう。考えるだけでおぞましい。_彼の笑い声が聞こえたから、そちらを向いて小首を傾げた。何故笑っているのだろう。面白いことも無ければ引き笑うようなことも無かった。無かったが、彼の皺が伸びるような笑う顔に見惚れてしまって、どうでも良くなってしまった。差し出された猪口を手に持って、チビリと舌先に乗せてから、一思いに一杯飲み干した。)   (2019/12/26 22:50:02)

おしらせGr,さん(iPhone 222.229.***.169)が入室しました♪  (2019/12/26 22:49:57)

おしらせT"n,さん(iPhone 113.197.***.177)が退室しました。  (2019/12/26 16:36:34)

T"n,( 薄気味悪いと思われても、まぁ仕方がない。直ぐに戻し彼も飲むと頷いてくれたので、もう1つ猪口を取り出し。2つの猪口に酒を注ぐ。コトリ、と1つを彼に渡してはぐっと一気に煽り。此処に働いたのはマスターの誘いだったっけ。あの時はいきなり声をかけて驚いた記憶が残っている。そんな事ぼんやりと思い出しつつ、椅子に身体を預け 酒を煽る速度は徐々に早くなり始め。)   (2019/12/26 16:36:32)

T"n,そうやけど…まさか歳下やと思ってたんですか?(異様な驚き方に己も少々驚きいてしまう。そんなに驚く事だろうか。彼は己の事を歳下と見ていたのだろう。何処にそんな要素があったのやら。言うならば、彼の方が歳上かもしれないなんて思う程。外人は見た目よりも若く見えると聞いた事がある。逆に日本人は見た目よりも老けて見えるのだとか。なのでその可能性も考えていたが、マスターから聞いたところ、彼は25歳。充分若造じゃないか。まぁ己もなのだが。なのに彼は経験がある。なんて羨ましいのだ。相手が男としても、経験があるだけ羨ましい。年齢イコール恋人居ない歴の己である。もう最近になっては、半ば諦めていたりもしたり。童貞でノンケの癖に女性が苦手で、話し掛けるのも一苦労。そんな状況は最悪だなんてわかりきっている。けれど直せないのだもうしょうがない。そんな己に惚れた彼の事を聞いた時は本当に驚いてしまった。その事を考えては感情も思い出すのは必然で、思わず笑みが零れてしまう。   (2019/12/26 16:36:25)

おしらせT"n,さん(iPhone 113.197.***.177)が入室しました♪  (2019/12/26 16:35:56)

おしらせGr,さん(iPhone 222.229.***.169)が退室しました。  (2019/12/26 13:54:53)

Gr, (それよりも、だ。ああそうか、トントンは二十七だったのか。こんな店で働く奴なんてそういった趣味がある奴か、ここのマスターは気前よく給金を渡すようだから、それ目当ての絶賛一人暮らし中だったり、お高めのお小遣いが欲しい大学生くらいである。ゴソリゴソリと物音を立てて彼が持ってきたのは日本酒で、なんでこの店にあるのかは触れないが、飲むかと目線を向けてきたので頷いておいた。酒を注ぐ彼をじっと見つめる。言われれば年齢相応の顔立ちをしているけれど、今までの反応を見てきた俺に察しろというのは実に難しい。)   (2019/12/26 13:54:48)

Gr,はっ?…トントンお前、俺よりも歳上かよ…。まじかあ、えぇー…?(驚いた。今日はなんだか彼から発信される情報の全てに驚いている気がする。乾いた笑い声と共に漏れ出た、7年前には成人したのだという発言に、思わず素っ頓狂な声に疑問符を付けて、俺と彼の年齢を照らし合わせた。二歳差である。余りにも処女的な反応をしたり、清潔感のある姿をしているからてっきり大学生になってまだ間も無いくらいだと思っていた。完全に歳下か同い歳、少なくとも俺より年は食ってないなと思って程よく調子に乗っていたのだけれど、今まで二個離れの歳上にスキンシップや口説き文句を仕掛けていたのだと思い返すとなんだか気恥しい。事実を受け入れるようにボソボソと呟く俺を差し置いて、彼が背後と棚へと向かっていった。酒でも取り出すのだろう。先程のキスの口直しか、残念だ。好ましいアルコールに俺のキスが消されてしまうなんて。)   (2019/12/26 13:54:31)

おしらせGr,さん(iPhone 222.229.***.169)が入室しました♪  (2019/12/26 13:54:26)

おしらせT"n,さん(iPhone 113.197.***.177)が退室しました。  (2019/12/26 11:49:33)

T"n,(奥から高めの椅子を取り出し、棚の下から日本酒の瓶を取り出す。大切に取っておいてよかったかもしれない。丁度口直しにもなるだろうし。隣にあった猪口を取りだし、机に置いて瓶の蓋を開けた。一応彼にも視線を向けて飲むか、と。)   (2019/12/26 11:49:31)

T"n,7年前に成人したんやけどなぁ…… (カウンターに伏せていた顔をゆっくり起き上がらせ、そのまま身体も起こし体制を戻す。まだまだ子供だなんて言われ、はは、と乾いた笑いを零して頬を掻き。恐らく彼は己よりも歳は下だろう。己もまだ20代だが、そろそろ30を迎える。言うて、3年後だがあっという間だろう。時の経つ早さを改めて知ったような気がする。灰皿にはまだ吸える部分が残ったままの、火が消された煙草が細い煙を立てていた。煙草は吸う側よりも、吸っている人の隣でその煙を吸っている人の方が有害だと聞いたことがある。なるへく吸いたくはなく、己自身も煙草は身体が受け付けないので今後吸おうとしたのならば、止める事にしよう。そうでもしなければ、また吸ってしまいそうだ。苦く、渋い味が未だに充満していて、さっさと消し去ってしまいたい。そういえば、以前マスターから貰った日本酒があったか。よく働いてくれるご褒美か何かで貰ったようなきがする。まぁマスターが日本酒を好まないせいで、貰ったという理由が1番正しいのかもしれない。バーでは似合わない酒だが、それが己は好きである。)   (2019/12/26 11:49:16)

おしらせT"n,さん(iPhone 113.197.***.177)が入室しました♪  (2019/12/26 11:48:56)

おしらせGr,さん(iPhone 222.229.***.169)が退室しました。  (2019/12/26 09:02:59)

Gr, (ぎし、と音を立てるように背中を背もたれに預ける。低い背もたれは腰を支えてくれて、丁度いい体勢が取れた。顔を開ける彼はどんな表情をしているかな。垣間見えたもの欲しげな、熱籠った瞳を思い出しながら、本格的に彼を落としてものにするのも時間の問題かと思う。なんだか彼ならば勝手に落ちてくれそうな気もするのだが、一度意識した人間にずぶずぶと沈んでいくアホな乙女では無いだろうからそこは期待しないでおこう。カクテルとタバコを失った口が何かを恋しげに紡がれた。俺がタバコを吸っていなかったらもう少し長く深くヤラシイキスが出来たんじゃないか。後悔の念を密かに抱くが、否、苦いキスはいつまでも記憶に残ると知っているから、今はこれでいいのだと。後にクソほど甘いキスでかき消してやるから、それ迄、俺とのキスを覚えておいてくれないといやだからな。)   (2019/12/26 09:02:56)

Gr,ははっ、子供なトントン君にはまだ早かったか?(少量であるが受け渡した俺の唾液に眉が瞬時に眉間によって、先程の噎せ返る咳や、刺激されて潤む瞳なんかを思い出しては、彼はタバコが苦手だということを学習した。初めてコレを知った時には、俺とそうだった。勝手に懐かしみを感じながら、机にうつ伏せる彼を見てはけらりと笑う。灰皿に没したタバコの残り火を消して、ぷしゅり、という効果音が似合うような脱力の仕方をする彼を優しげに見下げる。緩んだ頬が戻らないのも、舌に残るタバコの渋い香りが妙に甘いと感じるのも全て彼のせいだ。然し、彼に口付けをすると、心地が好い。近付く顔はきめ細かく、整っていて、少しばかりカサつく唇も俺の興奮を煽るようであった。)   (2019/12/26 09:02:40)

Gr,((おはよう。構わないよ、俺も寝落ちた。返しておいてくれてありがとうな。   (2019/12/26 09:02:36)

おしらせGr,さん(iPhone 222.229.***.169)が入室しました♪  (2019/12/26 09:01:57)

おしらせT"n,さん(iPhone 113.197.***.177)が退室しました。  (2019/12/26 03:51:37)

T"n,ある程度治まれば、此方に煙は向けないでくれ、という涙の膜を張ったままの瞳で彼に視線で訴え。彼の体勢がぐらりと揺れ、己が口付けしたことで驚いたような瞳を向けてくる。それがなんとも清々しくて笑がこぼれてしまう。だが、それも束の間。彼がにやりと口角を上げ、ぐいっと後頭部を引き寄せられる。そのまま彼と深めに口付けをされ、小さく開いている己の唇を彼が何度か食んできた。驚きで目を見開きながらも、初めての感覚でぴくりと肩を跳ねさせる。ゆっくり口が離され、火照った頬を晒し、熱の含んだ瞳で彼見詰め。だがそれも、口内に残る煙草の苦く、渋い味に思いっきり眉を寄せて、彼の言葉を聞きやられたとカウンターに顔を伏せるのだ。)   (2019/12/26 03:51:32)

T"n,(彼との触れ合い、所謂セクハラはいつものように指や手に触れる程ならば何も感じなくなってくれた。それだけでも大きな一歩だと、己はそう信じる。いつもされているのと違うことをされては、慣れないので頬を紅潮させるのだが。例えば1度されたことのある、腰に手を回されて、そのまま腰に手を添えられることだろうか。後は口付けや、頭撫でだろうか。嗚呼、愛を囁かれる辺りも苦手だろう。かは深く記憶を漁ってみないとからないので、此処で記憶を漁るのを辞め。煙は苦しく、それを少量食らったアウトとわかるほど。嗚呼、煙草の香りは初めてと言ってもいいほどに嗅いだことがないのだが、煙草は苦手かもしれない。きゅ、と眉寄せては、けほけほと更に噎せ。   (2019/12/26 03:51:26)

T"n,(( ぐるさん寝落ちすまん…一応返しておくで、   (2019/12/26 03:51:12)

おしらせT"n,さん(iPhone 113.197.***.177)が入室しました♪  (2019/12/26 03:50:51)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、T"n,さんが自動退室しました。  (2019/12/26 02:25:51)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、Gr,さんが自動退室しました。  (2019/12/26 02:25:51)

Gr, (ああそうか、いつの間にか彼は何も知らないウブなティーンから、アダルティックな男への変わってしまったのか。べ、と出された短い舌と、脳内で再生される彼の言葉にニヤリと笑った。俺に仕返しをするという彼の思う壷だろうか、それとも本当に望んだことなのだろうか。セカンドを飾る口付けを願うようなセリフに痺れて、数センチほど離れた身体を引き寄せた。彼の後頭部に手を伸ばして、ぐっと近付ける。唇と唇を、あの日の夜よりも深く重ねて、間抜けにも小さく開かれた唇の間を数度食んだ。)……甘さだけがキスだと思うなよ。どうだ、チェリー。大人の味だ。(唇が湿って、舌で舐めた。灰が落ちそうなタバコを灰皿に潰して、椅子へと座り直す。眉を歪めるような彼の顔を見てはくすくすと笑ってやって。)   (2019/12/26 01:24:02)

Gr,(慣れてしまったのだろうか、それとも警戒が和らいだおかげで多少の戯れとでも思われているのだろうか。大して頬を赤く染めることも無く、慌てることも無く、ましてや睨むことさえもなくなってしまった彼の反応に、初々しさに溢れていた数分前までの彼を思い出して感傷に浸った。まあ、何ヶ月と通い詰めて、セクハラといえども様々な形で肌に触れ、愛を囁いてきたわけなのだが、今まで慣れというものを覚えなかった彼も彼である。寧ろ漸く大人の階段をひとつ上ったのだと思うと、俺がそうしたんだと誇らしく思ったり、思わなかったり。けほけほと煙でむせて、目の表面を涙の膜で覆う彼を余所にして、ヒヨコのように慌てる彼に二度目の口付けを施す、なんていう妄想を打ち消した。_打ち消したのだけれど更に思考が淀んだ。ぐわりと歪んだ体勢に、思わず立って、力のままに前のめりになってしまった。驚いて暫し呼吸が薄くなる。パチリと瞬きをして、近くなって離れていった彼の顔を見詰めると、ぼやかれた言葉にキスをされたのだと自覚した。)   (2019/12/26 01:23:46)

T"n,煙を吐きかけた仕返しがしたくなったのだろう。充分に羞恥を味わっているのでもう感じることは無い。己はそう信じて、カウンターに身を乗り出し、彼のネクタイを引っ張り此方に引き寄せる。驚いている彼の唇ではなく、頬に口付けゆっくりと離すのだ。べ、と軽く舌を出せば、" ぐるっぺんさんの口今苦いからこれだけで我慢しときますわ、" だなんて、口付けが欲しかったと願っているかのように発してみた。)   (2019/12/26 01:06:28)

T"n,(ふわり、と香る煙草独特の青色のような紫色のような煙が店の天井を這い回り、消えていく。視界の端でその光景が何度も、何度も繰り返されている姿はなんとも神秘的だった。それだけでも暫く眺めていられるが、彼の煙草を吸う姿の方が見ていられるだろう。徐々に彼に侵食されているような気もするが、そんなことは無いと内心首を振ってみせる。そのままぼんやりと彼を見蕩れていると、彼がこちらの視線に気づいてしまった。唐突な事に視線は動かせず、暫くの間彼と目が合い続ける。その時間はなんとも居心地が悪く、羞恥に塗れるものであった。やっと逸らせる程に動けるようになっては逸らし、真一文字に口を結んでは羞恥心に襲われる。そんな混乱したような状況でほぼ己の目の前に煙が吹きかかる。目が痛くて、そして慣れないその香りに眉を寄せ、涙の膜を張り浅く目を瞑り。ぶんぶんと必死に右手を動かして、今すぐにでもこの辛さから逃れたいと。鼻から吸い込んでしまったせいで、口内にも充満して思わず噎せ返る。ふるりと睫毛を震わせては、二度目のキスが欲しいのかと尋ねられる。   (2019/12/26 01:06:26)

Gr, (ふと、こちらを見つめる彼の目線に気が付いて、細めた瞳で見つめ返してやった。見蕩れるような彼の瞳が、時折見せる色っぽい彼に見蕩れる俺みたいで口角が上がった。触れられないからからかってやろう。)……二度目のキスが恋しいか?(頬を染めて唇をなぞっていた彼を思い出す。甘さを含めた声色で、彼を見据えながらゆっくりと告げた。そんなにも見詰められたら勘違いしてしまうだろう。響かせた俺の重低音はいつまでも響いているような感覚に陥る。もう一度煙を吸って、自分の隣に吐き出した。)   (2019/12/26 00:44:10)

Gr, (どうやら彼は構わないらしい。タバコを吸うのを嫌がる人間は世の中に溢れていて、近頃は外で吸えるような場所も減ってきた。行きつけだったカフェも大半が禁煙、オフィスも隔離されたような場所にあって、十分息苦しい。元々吸うような人間じゃなかったのだが、初めてのキスを奪ってくれた過去の男の唾液はとても苦くて、夜明け前のベッドで身体を重ねる前には、俺に吸わせるように顔へ煙を吹きかけることもしてきた。今思えば誘惑的な行為であったが、あの頃の俺には目が痛くなるようなもので、払ってしまう行為がどれほど彼を煽ったのかと思うと、少しばかりニヤける。無意識とはいえやはり、想い人を翻弄するのは愉しくて、なにより幸せなことなのだ。_火を付けて先端が燃えるタバコを伏せ目がちに見つめて、すう、と深く吸い込む。小さく口を開けば取り込んだ青い煙が揺らめいて、肩を撫でるように息を吐く。)   (2019/12/26 00:43:57)

T"n,どうやら彼は甘いものが好きらしいが、苦いものも好きなようだ。苦いと言うよりも、渋い、だろうか。ライターを付けて、煙草を咥える彼はなんとも様になる。これをデッサンで描いたのならば、己は買うかもしれないだなんて。否、写真でも買ってしまうかもしれない。なんせ、ハーフの彼だ。それが更にかっこよさを引き立たせている。日本人には出来ない芸当だ。まぁコスプレやら、カラーコンタクトをしていればできるかもしれないのだが、日常で出来る彼がなんともかっこよくて思わず見蕩れてしまった。)   (2019/12/26 00:30:47)

T"n,(己は数歩下がるも、彼は安心しろというような笑みを向けてくる。それに委ねてしまいたいものの、駄目だと。半信半疑のせいでもあるのだろう。彼の言うアプローチ、己からすれば只のセクハラなのだが、それは徐々に過激になっているのは確実で今回の件から少し和らぐかもしれない。そんな淡い期待を持ってしまうほどに、彼の告白は大きかったのだろう。彼のセクハラさえ収まれば、己も安心して彼と話せるようになる。それはいつになるのかはわからないが。最悪治らないかもしれない、だなんて。まぁ徐々にそのセクハラを受けていると同時に、体制もつき始めているがそれは知らないフリをしようか。己の笑い声を聞きつつ、何かを悩んでいるような表情を示す彼を見遣り笑いは収まる。首を傾げようとすると、なにか決意したような表情に戻る。何か言ってくれるのだろうかとなんとなく期待してしまうが、そんな事は無く。彼が内ポケットからシガレットを取り出す。   (2019/12/26 00:30:36)

Gr, (ならばタバコを吸わせてもらおう。口寂しいとつい、彼の唇を求めてしまいそうで、折角和らいだ仲だというのにまたもや遠ざかってしまうから。そうならないように。やましい事じゃないのだが、コートの内ポケットに隠すように入れられたシガレットケースを取り出して、テーブルの手が届く所にあった灰皿を手繰り寄せた。甘いものを好んでいるがいつぞやの男に教えて貰ったタバコの渋い味だけは、今もこうして舌にへばりついたまま離れない。)ふむ。ならばこれからはトントンと呼ばせてもらおう。(一生忘れることの無い名前を確りと脳みそに刻み込むと、ケースから取り出したタバコを一本咥えて、持ち合わせのライターで火を付けた。聞くのを忘れたが彼はタバコの煙なんかに抵抗は無かっただろうか。見たところ吸うような印象は無かったので、大丈夫だったかと尋ねた。)   (2019/12/26 00:06:56)

Gr,(ゆらめく液体が全て体内に収まったのだと、彼がそれを知れば数歩後ろへ下がって行ってしまった。仕方あるまい、今までの行動のせいである。然し安心して欲しい、今夜はとてつもなく上機嫌であり彼に触れずともプレゼントを渡せたという事実が俺を満たしてくれるから、何もしない。それに記憶に残るアプローチ、というか彼が言うところのセクハラは、些か芝居混じりであった。乱暴に腰を抱き、酒で汚れた掌で肩を撫でるような下世話な酔っ払いにはならないように、比較して紳士的で、奥ゆかしく、ドラマティックにセクシャルに、そんなものを頭の片隅に詰め込んで彼に指を伸ばしていたのだ。タカラヅカ名誉の男役が、違和感を感じる程に洗練されているように、俺も彼への恋心を自覚してからは程よく酔ってしまった芝居をすることに磨きがかかった。彼が慄くのなら酒を足すのはやめにしよう。ここはフルーツなんかは置いていなかったんだっけ、彼の微かな笑みを聞き入れながら思い出すが特に頼んだ経験もないので分からず、聞こうとする選択肢さえも喉の奥へと押し込んだ。)   (2019/12/26 00:06:37)

T"n,それを耳にいれては確かにと頷いてしまう。この店はエプロンの右上に名前のプレート等は無い。そのせいで、尚更お互い名前を知ることは無かったはずだ。まぁ己は彼を苦手意識していたので名前を聞く、なんて事は己からしないだろうと。先に名乗り出た彼の名前を脳裏に焼き付けるように記憶しては、口を開き。" 僕は、トントン言います " 呼び方は人それぞれで、適当に呼んでくれと付け足してみせる。彼は客なのでさん付けで呼ぶことにしようか。)   (2019/12/25 23:43:42)


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