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ルーム紹介
ある学 校の校舎の屋 上。そこには、なかなか立派な天体望遠鏡を備えた観測ドームがある。
天 文 部の部室として使われていて、その性格上、部員数名には夜間まで出入り可能な鍵の管理も許されている。

そんな天 文 部の、屋上の観測所を舞台に起こる、日常の出来事や……アレやコレや。
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おしらせ立花 楓♀2年さん(Android au.NET)が退室しました。  (2021/7/23 11:00:18)

立花 楓♀2年(また近くに落雷したような激しい雷鳴が轟き、ヒュウッという呼吸音と共に背中に回す手に更に力が籠る。ぎゅっと目を瞑り、ぷるぷる震えながら後輩が驚いていることやその声も耳に入らず、ただ必死にしがみつくだけであり)……ひゃぁっ、やぁ、っ……ぁ、すまないっ……きゃあぁぁっ!!(口から漏れるのは普段とは違う、本気で怖がっている悲鳴だが、聞く耳によっては甘い声に聞こえてしまうかもしれない。どのくらい時間が経ったであろうか。徐々に雷鳴が去っていくも、まだプチパニック状態で、抱きついたまま震えており)……ぅ…っ…(閉じていた目を開くと、涙目で潤んでおり、鼻先がくっつくような距離で眉尻を下げ不安げにすがるように見つめてしまうのであった。)   (2021/7/23 10:59:57)

おしらせ立花 楓♀2年さん(Android au.NET)が入室しました♪  (2021/7/23 10:59:48)

おしらせ碓氷恭祐♂1年さん(111.64.***.124)が退室しました。  (2021/7/22 20:05:13)

碓氷恭祐♂1年(などと慰めるように掛ける言葉には何の根拠も説得力もなく、まして自分自身の声もひっくり返りそうに震えている。ただ、彼女の求めるままに自分もぎゅっと強くその肩を抱き寄せるだけしかできないでいた。自分もそうした方が落ち着いていられるし、何より、もっとこうして触れ合っていたい、その欲望に正直になってしまおうと開き直っていた。もう二度とこんな機会などないかもしれない………ひょっとしたら、一生で一番幸せな瞬間かもしれない、そう思うほどに少年の心は乱れ動揺しまくり、頭の中にはお花畑が咲き乱れ、もう何も考えられなくなっているのだった。)   (2021/7/22 20:05:09)

碓氷恭祐♂1年(しっかりしていて、大抵のことには全く動じないと思っていた立花部長に、まさかこんな弱点が。―――雷がこれ程苦手だったとは。しかも雷鳴は一度に留まらず、比較的近くらしき距離でゴロゴロゴロ………と溜めを利かせては2度、3度と近距離に落ちては大きな音を響かせる。その度に部長の身体がビクンッと大きく震え、抱き付いてくる指先に力が篭もる―――そしてもちろんそれだけではない。抱き付かれてしまい、綺麗な顔は横顔しか見ることはできないが、耳元には彼女の吐息。そして、その……胸板辺りにぎゅっと強く押し付けられる、浴衣越しの柔らかく豊かな感触が、もう………こんなことになるなんて信じられない。心臓はもうドキドキバクバク、激しく脈打って爆発しそうだ。こんな心の準備、できていない……できるはずもない。)…………た、立花部長っ………お、ぉ、落ち着いて下さい………大丈夫、です……大丈夫、ですから………ぼ、僕がついて、ますから、ぃ、一応………っ   (2021/7/22 20:04:22)

おしらせ碓氷恭祐♂1年さん(111.64.***.124)が入室しました♪  (2021/7/22 20:03:38)

おしらせ立花 楓♀2年さん(Android au.NET)が退室しました。  (2021/7/22 14:18:22)

立花 楓♀2年……っ!!(恐怖のあまり悲鳴もでず、側にいる後輩へ突然しがみつく。幼い頃にすぐ側で落ちた雷を見てからは、落雷はトラウマとなり苦手となっていたのだ。全身をぷるぷると震わせながら、ぎゅうぎゅうと後輩に抱きつく。)……っ、すまない、雷が、にがて、で……ひゃあっ!(叩き付ける雨音に混じり激しい落雷の音に、普段の姿からはあり得ない、震えながら悲鳴をあげる姿をみせる。身長が近いため、吐息が後輩の頬にかかるのであった。)   (2021/7/22 14:18:16)

立花 楓♀2年部長お気に入りの飴細工店みたいだからね。本当に凄い人気だ。(並びながらこれは少し時間がかかるかも知れないと考えながら、順番が来て渡された飴細工に瞳で感動を伝えてくる後輩に、愛犬の姿が重なりクスッと思わず笑みを漏らす。最後のたこ焼きを買おうと歩き出すと、ポツッと頬に水滴が当たり。これは不味いと二人急いで移動するのだが、直ぐにゲリラ豪雨のような大雨になってしまう。仲良くびしょ濡れになりながら、人気のない場所に迷い混み、漸く見つけた軒下で雨宿りをすることになった。真っ暗な空から叩き付けるような大雨に、大量のてるてる坊主に願いをこめていた元部長を思い出して、可哀想に…と考えていると、そこへ大きな落雷に稲光り、ヒュッと呼吸が止まり)   (2021/7/22 14:17:27)

おしらせ立花 楓♀2年さん(Android au.NET)が入室しました♪  (2021/7/22 14:17:21)

おしらせ碓氷恭祐♂1年さん(111.64.***.124)が退室しました。  (2021/7/18 00:44:00)

碓氷恭祐♂1年(飴細工の屋台の長い行列でかなりの時間を取られ、ようやく買い終えてみればなるほど確かにちょっと他では目にしたことのない「凄い」出来栄えの細工である。戦利品を手に、二人は登ってきた坂道を今度は逆に下り始め、あとは最後にどこかで温かいたこ焼きを買って戻ればいい………というその時。突然の天候の急変に気付き驚いて雨宿りできる場所を探す。――彼女に意識を取られ過ぎていたらしく、雨の気配を全く感じていなかったのだ。クーラーボックスなんて荷物もなかなかに足手まといになり、ようやくどうにか二人で雨を凌げる軒先を見つけた時には二人ともすっかりずぶ濡れ………しかも慌ててうろついて、周りに人の気配も少ないずいぶん辺鄙な路地まで入り込んでしまったようだ。)………すみません、僕が遅い所為で立花先輩もずいぶん濡れちゃったんじゃ―――(と言いかけたところへ突然の雷鳴。それも結構近いのか、かなり大きな音と閃光が襲い………だが、おかげで少年はますます信じられない幸運に恵まれてしまう。なにしろ気付けば憧れの彼女が、自分に抱き付くように密着し震えているのだから。)   (2021/7/18 00:43:52)

碓氷恭祐♂1年(――商店街の安売りスーパーで買い込んだ2リットルサイズのジュースを何本も詰め込んだクーラーボックスをゴロゴロと引きずって、二人でのんびりと向かう屋台への買い出しはさらに忘れられない時間となってゆく。混み合い始める人混みの中、何度もはぐれそうになる自分に差し伸べられた彼女の手――― 「いいかい?」だなんてとんでもない。イイに決まってる…… 荷物はちょっと邪魔だが、浴衣姿の彼女と手を繋いでお祭りの雑踏の中。こんなデート気分を味わえるなんて最高の気分だ。そうして一緒に過ごしている内……じっと彼女の表情を観察しまくってしまっている内に、これまで知らなかった彼女の表情の豊かさにも気付いてしまう。射的の屋台を前にしばらくじっと立ち止まった彼女―――大型犬を飼っていて犬好きだと聞いたことはあったけど、賞品の犬のぬいぐるみが気になって仕方がないとまるで顔に書いてあるような表情に、微笑ましくて笑ってしまう。彼女の見せる意外な一面も目にしつつ商店街を抜けた二人は、スタート地点からかなり遠い神社近くの店まで3年生前部長御所望の飴細工を買いに来ていた。)うっわ……すごく並んでるなぁ。人気店なんですね。   (2021/7/18 00:40:24)

碓氷恭祐♂1年(もともと言葉少なめな彼女と、突然の幸運に想いが募り過ぎて言葉にできない彼。彼女が頭の中で愛犬と彼とを重ね合わせていることなどもちろん知る由もなく、空回りする気持ちと、そして空虚に過ぎてゆく、それでも幸せな時間―――だがそれも、やってきた2年生幽霊部員勢と合流してしまえば終わり、自分は引き続きこの場所をキープする留守番役かと思っていたのだがそうではなかった。すでに下駄の鼻緒が痛い歩きたくないなどと言いだすサボり癖先輩女子のおかげで自分も買い出しメンバーの一人に……それも、部長とのペアで。まぁ、車輪付きのクーラーボックスを持参したのは自分だし、そのまま飲料水系の重い荷物の運搬要員に指名されたのはどうも先輩たちからすれば最初から既定路線だったようであるが、とにかく異存はない。買い出しメニューの中には3年生の先輩から「○○は絶対あの店で買うのが美味いからそこへ行くように!」などと詳細な指令書も出ているようで、最後のワガママだし、それじゃぁ後輩皆で叶えるとするかー、と笑い合いながらそれぞれに買い出しへ散ったのだが……そんな彼らの頭上に、天気予報も追い付かない急な暗雲が近付いていた―――)   (2021/7/18 00:39:56)

おしらせ碓氷恭祐♂1年さん(111.64.***.124)が入室しました♪  (2021/7/18 00:38:30)

おしらせ立花 楓♀2年 ◆zEltneZS5Qgcさん(Android au.NET)が退室しました。  (2021/7/11 22:41:27)

立花 楓♀2年さてと、買う物はジュースとたこ焼きにと、飴細工?(この飴細工は部長の希望だな…と思いながら、後輩と一緒に色々と立ち並ぶ屋台へと歩いていく。だが、人混みが凄くて何度もぶつかり、後輩とはぐれそうになったため、無意識に手を伸ばして)…っと、済まない。ここははぐれないように、いいかい?(と口にしながら、既に後輩の手を掴んで、手を繋いでいたのだが……。二人の間を団体などが通り見えなくなる度、慌ててかけ寄ってくる後輩に愛犬の姿がだぶり、気付くとしっかりと手を繋いでしまったのである。嫌がられていたどうしようか…とふと不安になり、チラリと隣に並ぶ後輩に視線を流しつつ、手を振り払わないのだから大丈夫だろうと自己完結し、目当ての屋台を探し移動する。途中、射的の商品、ぶさかわの巨大な犬のぬいぐるみに思わず目が行き、欲しいと立ち止まったりもしたのだが、そこは後ろ髪を引かれる思いで背を向けたりして。やがて雲が流れ遠くで小さな雷の音がし始めてくる。しかし、周囲の喧騒でまだそれには気づかず、目当ての屋台を見つけて行列に並ぶのであった。)   (2021/7/11 22:41:17)

立花 楓♀2年(特にこれといった会話もなく、お昼を済ませるとぼんやりと景色を眺めつつ、静かに時間が過ぎていくのだが、そこに居心地の悪さなどなく。これも恭介に似ているからか?とふと思い、何気ない後輩の仕草に思わず良い子良い子と頭を撫で回したくなり、ハッと伸ばしかけた自分の手を押さえたりして。)……今夜は星がよく見えるといいね。(会話が上手でなくて申し訳ないな…と思いながらゆったりとした時間を過ごしていると、2年生たちがやってきて。手分けして買い出しをしようと、数人ずつに別れて動く事になり。幽霊部員でない二人が一緒に屋台へと行くことになって。)   (2021/7/11 22:39:54)

立花 楓♀2年 (固まった驚きの表情で慌てて裏返った声で噛んでしまう後輩に、特に何も言うことなく、ただ家て飼っている柴犬の恭介に似ているなぁとふと思い、微かに目元を和らげる。何となく表情とか仕草とかが愛犬恭介を思い起こされ、自分の作って来た稲荷寿司を美味しそうに食べてくれる姿に口にしないもホッと安堵をする。以前、手作りがいいと言われ作っていった稲荷寿司を形が悪いとか言われた幼馴染の彼のことを思い出して、あいつとは全然違うなどとふと考えてしまう。幼馴染関係から彼氏彼女になったためか言いたい放題、お互いに気をつかわないのは楽でいいのだが、あまり彼女だと認識されていないような気がする。)……そうだね、碓氷くんだけ一人でずっと場所取りをさせていては、申し訳ないと思ってね……。それに、一人より二人で食べる方のが、美味しいだろう?(少々形の悪い稲荷を手に取りパクリと口にすると、『ん、美味しい』とフッと口元を緩ませつつ後輩に視線を流して。自分も去年はこんなに初々しかったのだろうか…?なんて、ふと考えながら……。)   (2021/7/11 22:39:01)

おしらせ立花 楓♀2年 ◆zEltneZS5Qgcさん(Android au.NET)が入室しました♪  (2021/7/11 22:38:47)

おしらせ碓氷恭祐♂1年さん(111.64.***.124)が退室しました。  (2021/6/20 11:09:23)

碓氷恭祐♂1年(休日の公園で二人っきり、お互い浴衣姿で彼女の作ってきてくれた手作りのお昼ご飯を頂くという夢の様なシチュエーション。どう見たってデートのようではないか。だがそんな己惚れた発想を持てるほどおめでたくはない。入部当初から憧れの対象だった先輩……だからこそ、もう知ってしまったのだ。彼女の噂をリサーチしまくって、付き合っているのかどうかまではまだ確信が持てないものの、彼女にどうも近しい感じの男性の影があるということを―――やっぱり彼女は高嶺の花。自分みたいなガキの一年坊主がどうこうなろうと考えるだなんて、そんなこと………ないない。ありえないって。そう封じ込めたはずの思いが、それでもこの状況ではまたチラリチラリと顔を出してこようとする。浴衣姿で目の前に座るその姿があまりに魅力的で、舞い上がってしまう――― だが。会話は大して盛り上がらず時間だけが過ぎ去ってゆき、そして……幽霊部員気味な2年生たちがやってきた。午後の太陽が少しずつ傾き時折涼しい風も吹き始める河川敷にはだんだん人も増えてき始めた。そろそろ買い出しに動き出そうということになり………二人きりの時間は終わってしまう……と思った、のだが。)   (2021/6/20 11:09:18)

碓氷恭祐♂1年(しかもその憧れの先輩は、一緒に食べようなどと天にも昇る嬉しい言葉を掛けてくれながらお昼ご飯を差し出してくれるではないか。その上に、まさか手作り? 今彼女が言ったことを普通に解釈すればそういうことになる。いや間違いないだろう。)ぁ、えと……ま、まだです。ありがとうございます、わざわざ……立花先輩の用意してくれたお昼ご飯、断るなんてそんなもったいないことできるわけありませんっ。い、頂きます。………いだだっ!(と跳ね起きてレジャーシートの上に正座すると、痛い。そりゃそうだ。木の根やら石やらでシートの下は凸凹なのだから。そんなドタバタを照れ笑いで誤魔化し、彼女の言う「見た目は不格好」だが味は文句なしの稲荷寿司を美味しく頂く。元々長丁場覚悟だったので当然クーラーボックスの中にはコンビニで調達してきた昼飯用のサンドイッチや菓子パン数点が入っていたのだが、そんなことはどうでもいいのである。)あのぉ………それより、すごく早く来てくれたんですね、立花先輩。確か2年生の集合時間はまだ2時間以上あとだと………   (2021/6/20 11:08:58)

碓氷恭祐♂1年(8月真夏の真昼間。じっとり汗をかいての浅い眠り……だが浴衣を着てきていたおかげで通気性はかなりマシだったと言えるだろう。「女子は浴衣必須、男子はどっちでもヨシ!」ということだったので着て来るかどうするか迷ったのだが、母親に言われて自分も浅葱色の浴衣にしたのは正解だったようだ。……もっともそれは寝ている場所が日陰だった間のことで、太陽が移動し直射日光を浴びてしまうとなれば流石に別問題。「んー………」などと寝苦しさに呻き声さえ漏らしながら夢と現の狭間に漂っていると、自分を呼ぶあの人の声が聞こえた気がして、ゆっくりと瞼を開ける。………ぇ。なんかめっちゃ近い。開けた視界いっぱいに日傘を差した紺色の浴衣姿の彼女の姿。そりゃもう一瞬で眠気など吹っ飛ぶに決まっている。)………しぇっ、せんぱいっ。おはようご……、こんにちは。(声が裏返り、しかもいきなり噛んだ。さらにその上、今が何時なのかもわからずおはようございますを言い掛けて、陽の高さに腕時計を確認、そして挨拶を訂正。……恥ずかしい。だが……思っていたよりずっと早い時間ではないか。2年生が来てくれるはずの時間はもっと夕方近くのはずだったのに。)   (2021/6/20 11:08:48)

おしらせ碓氷恭祐♂1年さん(111.64.***.124)が入室しました♪  (2021/6/20 11:08:40)

おしらせ立花 楓♀2年 ◆zEltneZS5Qgcさん(Android au.NET)が退室しました。  (2021/6/12 22:44:55)

立花 楓♀2年碓氷君……碓氷君…?(夢うつつか此方の声掛けに反応して、ぼんやりと目を開いた後輩の姿をじっと見つめながら、再度静かに声をかける。)碓氷君、起きたかい?済まないね、寝ている所、起こしてしまって……。お昼がまだならば、一緒にと思ってね……。まぁ、不格好だが味は保証するよ…?(と少々料理スキルの低さに恥ずかしそうに視線を横にずらしながら、手に持っていた袋を後輩に差し出すのであった。)   (2021/6/12 22:44:35)

立花 楓♀2年さて、碓氷君はどこにいるかな?(近づいていくと場所取りでシートに寝転がっている人の姿がちらほらと見えている。キョロキョロとしながら目当ての後輩の姿を探していると、木陰で花火もよく見えるであろう場所を確保して寝転んでいる姿を捉えた。真面目な彼のことだから、朝早くから場所取りに来ていたのだろうな…と良い場所を確保していたので、それが容易に想像できる。お昼はまだだろうか?と気になりながら、右手に持っている小さな袋にちらっと視線を向け。その中には不格好ながら作ってきたお酢のきいた稲荷ずしとキンキンに冷えたドリンクが入っており、暑い中大変だろうと差し入れを持っていくことにしたのだ。近づいても後輩は寝たままで気づく様子もなく、太陽が動いたためか顔に当たる陽射しが眩しそうで眉間に皺を寄せて寝心地がよくなさそうである。すぐ傍まで寄ると、日傘で後輩の顔に日陰を作りながら少し屈んで声を掛けることにした。)   (2021/6/12 22:43:58)

立花 楓♀2年(今日は部活を引退する3年生の先輩達交えての天文部で行く夏祭り花火大会の日。部室に大量のてるてる坊主を作り飾っていた雨男である元部長の陽太先輩の必死さが天に伝わったのか、珍しく雨にならずに晴天となり。場所取りや買い出しなどの雑用は、1,2年生後輩の仕事となるのだが…。1年生部員は一人しかいないので、場所取りをすると請け負った彼だけに任せるのは悪いと思い、少し早目に待ち合わせの場所へと向かうことにした。元部長の陽太先輩の決めたことなので、浴衣を着ていくことになり。浴衣は濃紺に月や星の柄、帯は月のような黄白色、長い髪はアップにして、銀色のバレッタで留めており。カランコロンと下駄の音を立てて、後輩の場所取りをしているだろう所へと向かう。時間はお昼に近づいているのか、場所取りをしているレジャーシートの鮮やかなブルーの色が遠目にもあちこちに広がっているのが目に入ってきた。)   (2021/6/12 22:43:05)

おしらせ立花 楓♀2年 ◆zEltneZS5Qgcさん(Android au.NET)が入室しました♪  (2021/6/12 22:42:54)

おしらせ碓氷恭祐♂1年さん(111.64.***.124)が退室しました。  (2021/6/7 11:28:34)

碓氷恭祐♂1年(仰向けに大の字なり顔の上に文庫本を広げて呻く。午後の太陽がガンガン照り付ける中、ジリジリと時間をやり過ごしてゆく。だが……それだけ暇なら、たまにはスマホを確認しておく方が良かったかもしれない―――そう、この後の天気予報ぐらいは。言うまでもないが夏の天気は変わりやすく、この日の夕方からは、昨日の時点では予報されていなかった激しい夕立、雷雨がありそうだと、天気予報アプリの最新情報は告げているのだが………それを知らない少年は、眉間に皺を寄せじんわりと汗に塗れながら、いつの間にか浅い眠りに落ちていたのだった。2年生の先輩たちが合流し、交代で買い出しに向かう約束の時間まで、あと……… そんなことばかり考えていたからだろうか。夢の中で『彼女』の声を聞いた気がする。『彼女』の夢ばかり見ていた気がする。まだ見ぬ『彼女』の浴衣姿は言葉にしようがないぐらい魅力的―――なようでいて、それはまだ夢の中のイメージであり目が覚めればハッキリと覚えてはいないのかもしれず……)   (2021/6/7 11:27:10)

碓氷恭祐♂1年(場所取りは彼の所属する天文部の、引退し受験勉強に専念する3年生を送り出すイベントのため。今年天文部に入部した1年生は一学期が終わっても彼一人だけであり、自然止むを得ず場所取りなどの雑務は彼が負うこととなる。別に無理やり押し付けられたわけではない。新たに部長となった『彼女』は2年生1年生全員で準備するように役割分担を決めようとしたのだが、そもそも全員といっても2年生も5人、新部長の彼女以外はそれほど熱心に毎日出てくるわけでもないメンバーである。まぁこの先輩追い出し浴衣イベントは楽しむ気満々ではあり、夕方からの買い出しなどは全員が協力してはくれるのだが。 ―――そして結局自分から『いいですよ、場所取りぐらいは任せて下さいよ』と買って出た彼は、どうせなら一番いい場所を確保してやろうと張り切ってやってきたのは良かったが………)暇だ………じっとしててもクッソ暑過ぎて、これじゃ昼寝も無理かぁ………   (2021/6/7 11:26:58)

碓氷恭祐♂1年(8月、夏休みの最中に行われる夏祭り花火大会。この日は仮設観覧席が設けられる河川敷公園を中心に商店街や神社の参道、境内に多くの屋台、出店が立ち並び賑わう。この街の学生たちにとっても盛り上がるのに格好のイベントであり、夏休み中にもかかわらず部活動や仲間同士で花火見物の場所取り、浴衣パーティー的な企画が無数に催されている。そしてもちろん恋人同士二人きりで盛り上がるカップルも数知れず。 ―――まだ早朝といっていい時間帯からレジャーシートとクーラーボックスを担いで公園へとやってきた一人の少年は、木陰かつ花火もよく見えるベストポジションの一つを早々に確保し、シートを広げてゴロリと横になると文庫本を広げて読み始める。……今日は夜まで長丁場であり、今からスマホを弄っていては予備を持っていようと夜までバッテリーがもつはずもないからで。)………しかしこれ、この時間から既に日陰でも暑いな………まぁ先輩たちのためだし、いいけど。   (2021/6/7 11:26:46)

おしらせ碓氷恭祐♂1年さん(111.64.***.124)が入室しました♪  (2021/6/7 11:26:04)

おしらせ立花 楓♀2年 ◆zEltneZS5Qgcさん(Android au.NET)が退室しました。  (2020/8/17 21:59:14)

立花 楓♀2年【それでは失礼致します。お部屋ありがとうございました。】   (2020/8/17 21:59:09)

立花 楓♀2年何にせよ、天文部に入ってくれるとは有難い存在だ。(天文部の残りの2年の4人は、兼部していたり幽霊部員だったり、それほど積極的に参加しては来ないのが現状である。勿論、花火大会は皆参加らしいが……。)今後は碓氷君と二人きりの部活動になるかもしれない?……ね。(花火大会当日は一番下である少年が色々と働かされるであろう事を予想して、将来の部長のためにも手伝ってやらないといけないな、などとふと暗闇に消えていく少年の後姿を見つめながら考えるのであった。花火大会当日……己の恥かしい姿をこの後輩に見られるとは、この時は想像だにしていない現部長の少女であった……。二人の物語が動き出すのも後少し――。)   (2020/8/17 21:58:27)

立花 楓♀2年…………もうすぐ花火大会か。浴衣ね……(少女は月や夜空を見上げていた視線を移してぼんやりと花火大会会場となるであろう河川敷の方角を見ながらポツリと呟き、徐々に校内の方向へとまた視線を移していく。すると、ふと見覚えのあるシルエットに目をよく凝らした。校舎を出てまだあまり時間のたっていないであろうその人物は同じ天文部部員の後輩1年であり、少女が一度教室に立ち寄ってから屋上へと向かったため、会えずにすれ違ってしまったのである。)碓氷君も、此処に来ていたのかな? 忘れ物でもしたのか?(見知った後ろ姿の少年は振り返る事もなく、どんどん離れていく。少女は唯一入部してくれた1年生の彼が遠ざかっていく姿をじっと見送っていた。少女にとっては可も不可もなくただ大人しいだけの普通の後輩である。)そういえば……碓氷君とは月の話をよくしたな……。(少女は、自分の語りを真剣に瞳を輝かせながら聞いてくれる少年の照れたようなはにかんだような幼い笑みを思い起こしていた。)   (2020/8/17 21:57:51)

立花 楓♀2年(とは言っても前部長は気合いを入れた日に限ってよく雨に降られてしまうと嘆いている所謂雨男らしい。そんな太陽部長は、兎に角明るく面白い。能天気なぐらいに飄々としている彼の周囲はいつも多くの人で賑わっている。)人たらしの太陽部長に変わって私が部長に指名されるとは……。本当に私でいいのだろうか?(「楓ちゃん、君なら私より立派な部長をやってくれるに違いない!ヨロシク頼んだよー」と爽やかに微笑みながら彼女の頭を撫でてくれた太陽部長は引き継ぎ式で貰った花束を抱えるのではなく、両肩に二人の華を抱えながら去っていった。)ぅん?この場合…人たらしではなく、女たらし…?(彼女がよく思い起こしてみれば、男性にも囲まれていたから微妙かもしれないが、兎に角面白い事が大好きな先輩である。だから、今回も「天文部3年最後の夏、花火大会で星を見つけよう!1年2年も全員参加で皆浴衣だぞ!特に女子は絶対にゆ・か・た!」などど張り切って仕切ってしまう太陽部長であったのだが、太陽部長の張り切り具合に「当日の天候が心配」とボソッと呟いた3年の部員がいた事を当の太陽部長は気づいていない。)   (2020/8/17 21:56:44)

立花 楓♀2年 今日は随分と鮮やかな月だ。(天文台のある屋上にて、夜風を全身に受けながら両手を月に向かって真っ直ぐに伸ばす少女。彼女は立花楓……つい数日前に新しく天文部の部長に任命されたばかり。彼女は吹き上げてくる風で長い黒髪が乱れ捲っているのを気にする素振りも見せず、ただ夜空を見上げていた。真っ暗になった空には恐いくらいに朱に染まった大きな満月。まるで誰かを狂わすような色味の明るさである。)偶には、こんな月夜も悪くはないのか? 残念な事に星の瞬きが隠れてしまうが…ね。( 月の明るさ故に瞬く星が見えないが、こんなに大きな月は珍しいらしく、彼女は手元のスマホで思わず写真を撮っていた。)専用のカメラを持ってくればよかったかな?(部室にも彼女の撮った月や星などの写真が飾ってある。月を多く撮ったから、月みたいだなどと喩えられていると彼女は思い込んでおり、現に前部長は日食など太陽の写真を飾っている訳で……。)   (2020/8/17 21:56:09)

立花 楓♀2年【こんばんは。碓氷君に続くソロルです。】   (2020/8/17 21:56:03)

おしらせ立花 楓♀2年 ◆zEltneZS5Qgcさん(Android au.NET)が入室しました♪  (2020/8/17 21:55:02)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、Ruthさんが自動退室しました。  (2020/8/9 16:08:32)

Ruth邪魔してごめんなさい 一晩だけ男の人を探してて... 助けてもらえますか?私の連絡先はこちら - http://hellox.club   (2020/8/9 15:42:35)

おしらせRuthさん(92.240.***.25)が入室しました♪  (2020/8/9 15:42:33)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、Michelleさんが自動退室しました。  (2020/8/9 15:18:02)

Michelleカジュアルなセックスを探してるんだ 実験のための準備ができています。連絡はこちらから - http://hellox.club   (2020/8/9 14:51:12)

おしらせMichelleさん(212.80.***.213)が入室しました♪  (2020/8/9 14:51:11)

おしらせ碓氷恭祐♂1年 ◆LSD1Wrf/iEさん(119.230.***.17)が退室しました。  (2020/8/9 14:47:20)

碓氷恭祐♂1年(『ほら、碓氷君。月にはこのように、実に様々な表情があってね……?』―――自身で撮った月の写真を何枚も並べて、月への想いを語って聞かせてくれた時の、立花先輩のいつもより表情豊かな様子を、少年は思い浮かべていた。)……………あの人も………こんなに眩しい顔、すること…………あるのかなぁ…………… (―――花火大会の日には、天文部全員で浴衣を着て河川敷公園に集まり花火大会を観たあと縁日を楽しもうというプランが持ち上がっていた。3年生の先輩達を追い出す、これまでの感謝の気持ちを篭めた意味合いもあるこのイベント、当然1、2年生で買い出しや場所取りの準備をすることになっている。その日は彼にとって大きな大きなターニングポイントになるのだが…………この日、この明る過ぎる、眩し過ぎる8月の満月――――スタージェンムーン――――を見上げる彼はもちろん、まだそのことを知る由もない。)   (2020/8/9 14:47:12)

碓氷恭祐♂1年(なんとか一息ついて、少年はなおもベンチにだらしなく座ったまま、眉根を寄せた顰めっツラでその眩し過ぎる月を見上げている。3年の先輩はいい人ばかりだ。だが、夏休みに入ればもう受験勉強に集中するため部活動へは来ない人が多くなる。先日、新たな2年生の部長が決まったと発表されたばかりだ。)…………立花さん、か………。(「月」をイメージさせるその1年先輩の女性は、口数は少なく物静か。その口調になんともいえない特徴があり、明るさよりも控え目さ、活発さよりも聡明さが目立つ……… 3年生の前部長が太陽なら、新部長――立花 楓(たちばな かえで)――は月、そう誰もが例えるような女性だ。美人だけれど破顔するような笑顔はあまり見掛けない、まだどこか掴みどころがない、けれど………最近の自分は、気が付けば彼女の姿を目で追ってしまっているのだ。………今夜の月を見上げて思う。)…………だからぁー眩しいんだって………。月ってのはやっぱりこう、立花先輩みたいに………………。んー………、………いや……………そぅ、か…………   (2020/8/9 14:46:33)

碓氷恭祐♂1年………ここまでいくともう眩しいっていうか………なんかこう、風情が足りないっていうか。月っていうのはさぁ……もうちょっと控えめだからこそ、いいんじゃないの?(たった一人その屋上に佇み、見上げる月に何やらぶつぶつと物申している彼の名は、碓氷恭祐。彼の所属する天文部は現在3年生5人、2年生4人、そして今年の新入部員………つまり1年生は現在のところまだ彼たった一人だけだ。天文部の部室はこの棟の屋上にある観測ドーム。だが、鍵を管理する先輩たちは既に帰ってしまい、今夜はもうあの部室へ入ることは出来ない。忘れ物をして、もしやこの時間でも誰かいるのではないか………、と、こんな時間にこの屋上まで駆け上ってきたのだが結果は生憎ご覧の通り。仕方なく自販機でペットボトルの炭酸飲料を買い、ベンチにぐったりと身体を投げ出し、噴き出した汗が引くまで夜風に吹かれていようと………キャップを開けてゴクリ。ゴクリ………ッ、と、甘ったるい炭酸飲料を喉へ流し込んでゆく。が。)げふっ。………失敗したぁ……。こんな激しい運動の後は……やっぱ、スポドリの方が良かったかー………。   (2020/8/9 14:46:03)

碓氷恭祐♂1年(その屋上の過ごし易さは、気温よりも風向きによるところが大きい。大きく開けた川面を吹き抜ける風がこの屋上にまで届く日、まして夕陽が西の山の稜線に落ちたあとの夜の屋上は、夏場の暑さからは信じられないほど実に涼しく快適な空間となる。――――この街の夏の風物詩、河川敷広場で盛大に行われる花火大会当日も近い。その日は今年も多くのカップルが、少し距離は遠いもののベストポジションの一つと噂されるここで肩を寄せ合い打ち上げ花火を眺めるのだろう。そのあともちろん、………それは言うまでもない。ここから見下ろせるその河川敷公園、多目的広場には、花火大会当日を控えて観覧用の仮設スタンドが設置されているのが見える。そして、この近辺一帯の道路に飾られた無数の提灯に今夜から明かりが灯ったようだ。 …………そんな、大きな祭りを目前に控えどこか浮足立ち始めた街の風景から、視線を空へと向ければそこには………………… なんと言えばいいのか。あまりにも明るい、煌々と輝く月。――――そんな、ちょっと使用を躊躇するような表現しか思い浮かばないほどに、今夜の満月は明るい。)   (2020/8/9 14:45:16)

碓氷恭祐♂1年【これも、立花先輩からの返ロルがあったのを踏まえてこの二人のロルを回してみたいなとなり、設定自由部屋に投下したソロルです。結構追加改変してしまいました。】   (2020/8/9 14:44:57)

おしらせ碓氷恭祐♂1年 ◆LSD1Wrf/iEさん(119.230.***.17)が入室しました♪  (2020/8/9 14:42:44)

おしらせ立花 楓♀JD1年 ◆zEltneZS5Qgcさん(Android au.NET)が退室しました。  (2020/8/7 22:25:54)

立花 楓♀JD1年【それでは、慌ただしく失礼致します。お部屋ありがとうございました♪】   (2020/8/7 22:25:49)

立花 楓♀JD1年(――雨が更に激しく傘に叩きつけてくる中、私はスマホを取り出して多くの中に埋もれた君と私の2ショットを見つけ、思わず微笑んだ。)やっぱり、このクシャリとした顔…少しは変わったかな…? それにしても、今年もこのチラシを使うとは…フフッ…(スマホを仕舞い、今度は去年と同じ君のキャッチコピーのチラシを見て可笑しくて笑うも、安堵した。君はあの時のままの君だね。懐かしい校舎が見えてきてもう少しで君に逢えると思うと何故か胸の中が温かくなっていく。一年前の時のように足取り軽く屋上を目指す。君はどんな顔で私を迎えるだろうか? 部室のドアの前で足を止め少し緊張しながらあの頃と同じようにノックをしてドアを開ける。振り向いた君の瞳が驚きで大きく見開いたのが分かり、私はひらっとチラシを見せながら声をかけたが……気づけばお互いに駆け寄り抱き締め合っていた。あの一年前のように涙の雨の音が聞こえてくる。でも、今度は嬉し涙。遙か遠く煌めく星の見つめる夜空の下、永遠を誓うかのような熱い口付けを何度も交わし、私たちはまた、互いを深く求めあった……。)〆   (2020/8/7 22:24:31)

立花 楓♀JD1年――君は何を思ったのかな、あの時。(天文台に向かいながらポツリと独り言ちれば傘に叩きつける雨音が次第に激しくなっていく。結局、君と身体を繋いでから私は部にいくのをやめた。否…君の顔を見られなくなったのだ…。あの優しげな迷子のような瞳を…。翌日、彼に抱き締められている姿を君に見られ、寂しげに去っていく君の後ろ姿が瞳に焼き付き胸が痛んだけれど、「これでいいんだ…」と言い聞かせた。そして、最後に君に会ったのは卒業式。何も言ってこない君に近づいて写真を撮ろうと声を掛けたのは私だった。君の中に…そして私の中に…残して置きたかったのかな。二人の思い出を……。)   (2020/8/7 22:23:27)

立花 楓♀JD1年 (あの日、私が来なくなったら一人になってしまう君の事を考えると何故か胸が痛んだのだ。そして、私の代わりに新しい部員が入って私たちのような静かな心地良い時を君が別の誰かと刻んでいくのかと思うと……私の中に燻っていた感情が突然溢れた。気づけば思わず、君に触れてしまっていた…。この感情は何なのだろうね…。君の背にゆっくりと凭れ、そっと胸を押し付けて……ごめんね、私はずるい女だよ。零れ落ちた感情のまま後ろから君を抱き締めると驚いた表情で振り向いた君。その口から漏れ出てくる言葉を遮って唇をそっと塞いだ。君と私だけの特別な空間。生憎の雨模様だけど、遙か上空には確かに星が煌めいている。そんな涙のような雨降る夜空の下で私たちは無我夢中で互いを貪りあった。)   (2020/8/7 22:22:42)

立花 楓♀JD1年(懐かしい……ほんの一年前の事なのに周囲の風景がとても眩しく感じられる。今年も生憎の雨…バスから降り手に持つ藤色の傘をぽんと広げた。天文部に新入部員は入ったのか…?それとも、君は一人で頑張っているのか? 心の中にしこりのように残っている君のクシャリと無理に笑った顔を思い出す。君と二人きりの天文部。あの二人で過ごした日々は私にとって特別だった。既に私には付き合っている彼がいた。おそらく、君も知っていたと思う。部へ行くと私を熱っぽく見つめてくる瞳に気付いていたが、私は何も気づいていないふりをしながら日々黙々と大好きな天体観測をし続けた。純粋な君にとっての良き先輩で居続けようとした。だが、それを壊したのは私だった――。)   (2020/8/7 22:21:47)

立花 楓♀JD1年【天文部開設おめでとうございます。以前投下した返ソロルです。】   (2020/8/7 22:21:17)

おしらせ立花 楓♀JD1年 ◆zEltneZS5Qgcさん(Android au.NET)が入室しました♪  (2020/8/7 22:19:41)

おしらせ碓氷恭祐♂3年 ◆LSD1Wrf/iEさん(218.226.***.168)が退室しました。  (2020/8/7 18:22:53)

碓氷恭祐♂3年(―――『7月7日、天の川が見えますように』『天体観測イベントに新入生が大勢来て欲しい』『部員大量入部!』 ……そんな願いに反し、今も雨は降り止まない。短冊の文字は去年の彼女の物と、そして自分。1年前そのままの笹飾りも、もう処分した方がいいのだろう。 ………じっと彼女の書いた文字を指先でなぞっていたその時、だった。空耳かと思った……特徴のあるリズムのノックの音に続けて、ドアがガチャリと開かれて。髪形が変わっているものの、私服は相変わらず地味で、都会に染まったなんて印象は感じない、その人が――――――)『イベントやってないんですか? 商店街でチラシを見たんですが。………でも、このコピーはダサいね。去年も実はそう思ってたんだけど。』    ―――その後無茶苦茶、1年ぶりに―――   (2020/8/7 18:21:52)

碓氷恭祐♂3年(―――そんなこと、もちろんあるはずがない……彼女は国内偏差値トップクラスの都会の大学へ進学したのだ。……………雨は降り止まない。イベント開始時刻はもう過ぎた。これから卒業までに、果たしてまた新入部員を勧誘するチャンスなどあるのだろうか。いやそれ以前に、自分にそんな行動を起こす余裕があるか? 受験の足音が迫っているのにそれから目を背けているだけ………後ろばかり見ていたら、これじゃ彼女に届かない。いや、もう届くはずもない、か。歓迎イベントのために準備していた飾付、これまでの部員が撮影した写真や、まとめた資料や………一つ一つを片付ける。去年は彼女と二人だったが、今年はたった一人…………。その中で、彼女の残した美しい天体写真を前に、立ち尽くす。………今年で天文部が廃部になってしまったら。彼女が残してくれたこれらの素晴らしい写真はいったいどうなってしまうのだろう。)   (2020/8/7 18:21:16)

碓氷恭祐♂3年(――その後無茶苦茶セックスした―― けれどそれ以降………卒業式の日まで、彼女は2度とこの部屋へは来なかった。翌日彼女を探しに探し……見つけた放課後の教室で噂の彼氏との抱擁を目撃してしまえば、もうあの夜の彼女の行動の真意を訊ねることなどできなかった。――――――――【回想終了】)  はぁ………今年もこのまま新入部員が来なかったら………(今年はまた例のアレのせいで、新入生勧誘活動さえままならないままに迎えたこの日の七夕。この機会をそのチャンスにしようと配布したビラ………《天体望遠鏡で織姫彦星がイチャついてるのをデバガメしようぜ! とある学園天文部 新入部員歓迎!》……こんなダサいキャッチコピーじゃぁな……と、今は思う。けれど、去年彼女が笑って認めてくれた自分のコピーを使い回し、今年も同じようなチラシを作ってしまったのは………ひょっとしたらどこかで彼女がこれを目にして、僅かでも自分のことを思い出してくれないだろうか、と思ったからで。)   (2020/8/7 18:20:49)

碓氷恭祐♂3年(【以下回想】――――「残念です……お天気が良かったら、きっと誰か来てくれただろうに……」そう言って、彼女の言葉をスルーして片付けを続ける自分の背後、近付いてくる彼女の気配を感じる。『ありがとう。まぁ、仕方ないさ。この学園では、部員が少ないからと言って廃部にはされないけれど………私が受験で来られなくなったら、もう君一人だな。………たった一人で無理をして続けることなんて、ないんだよ?』(彼女の声がどんどん近付いてきて……… 背中にそっと触れる手、凭れてくる頭、少し預けられる体重………さらに、柔らかな膨らみさえ押し付けられ、手が回されてくるハグ………)「センパイっ………っ? あ、あのっ………!」(振り向いた唇が塞がれる。どうして………一方的に憧れているのは自分だけで、彼女には同級生で運動部の彼氏がいると聞いていた。叶わぬ恋だと諦めながらも、たった二人のこの部室で逢えるだけで、この時間を共にできるだけで、満足していたのに。)   (2020/8/7 18:20:03)

碓氷恭祐♂3年(―――願いに反して雨は降り止まない。7月7日だというのに、この日はどうにも雨が多い気がする。1年で一番、誰もが夜空を見上げたくなる夜だというのに。※月蝕、流星群等天文イベントは除きます※ ………1年前のこの日もそう、雨だった………。とある学園の某校舎屋上にある天体観測所、兼天文部部室にたった一人ぼんやりと反射望遠鏡を眺めながら、1年前のこの夜のことを思い出す。『恭祐君………もういいから先に帰ってくれ。後は私一人で片づけておくから。』そう言って微かに微笑んだ前部長。スマホを開きスクロールしてスクロールして……卒業式で撮らせてもらったたった1枚の思い出のツーショット写真を見つけ出す。―――違う。撮らせてもらったのじゃない。これは、そんな声さえ掛けられなかった僕を、彼女の方から………その写真の中の自分は、実にみっともないくしゃくしゃの顔をしている。)   (2020/8/7 18:18:55)

碓氷恭祐♂3年【「天文部」のシチュエーション部屋がありませんでしたので開設してしまいました。最初に、2020年7月7日に設定自由部屋へ投下したソロルを、ほんの一部分だけ改変して貼らせて頂きます。】   (2020/8/7 18:13:46)

おしらせ碓氷恭祐♂3年 ◆LSD1Wrf/iEさん(218.226.***.168)が入室しました♪  (2020/8/7 18:12:07)

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(218.226.***.168)  (2020/8/7 18:06:57)


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