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ルーム紹介
咲いたダリアの花にキスを。
人間は弱い、そう教わった。




長ロル用の部屋です。窓も見ますが、長ロルのみ反応します 。

基本的に凸歓迎/待機書置歓迎


基本的 1:1
 [×消]
おしらせ無言時間が20分を超えたため、&さんが自動退室しました。  (2021/10/22 01:22:01)

&(月の光が窓から手を照らす頃、自分はそっと窓越しに微睡んでいた。一本の煙草を咥え乍、目を細めれば呼吸をした。口から白色の煙を吐き出して、肺に悪煙を回らせる。禁煙なんてするつもりもなかった。__嗚呼、今日は金曜日。明日からは休みだ。もう5日も経ったのか、酷く早く感じた。昨日が火曜日だったような感覚だ。スマホを取り出して日付けを確認する。はぁ、また今度から仕事が忙しくなるな。そう嫌な気分で欠伸をかませば、もう一度煙草越しに呼吸をした。部屋に白色の煙が舞う。そっとその煙を眺めていた。気を取り戻したかのように意識を戻せば、手で白い煙を消すように振り、そっと窓を開けた。肌寒い気温で風が肌を擦る。体を微かに震わせた後、そっとベランダへと足を踏み出した。寒い。普段は緩めているヨレヨレのシャツをちゃんと上まで閉めて、柵に腕を乗せればもう一度煙草を吸った。喉や肺が冷たくなる。自室なのだから窓で吸わなくてもいいだろうか。否、後から洗濯される時に匂いが移って怒られるか?嫌でもそれはもう手遅れだしな。そんな思考を繰り広げながら自室で静かに微睡んでいた。)なんや… ひどく寒いなぁ。   (2021/10/22 01:01:41)

おしらせ&さん(iPad 126.44.***.127)が入室しました♪  (2021/10/22 00:51:14)

おしらせOS *さん(126.44.***.127)が退室しました。  (2021/8/24 01:05:49)

OS *(無理だ、嫌だと拒否する貴方、予想はしていた反応に残念そうに微笑んで。まあ、これであっさり撃ててもそれはそれで悲しかったんやけどね、とどうでもいい思考を巡らせて。ああ、ごめんよと。そう思考すれば 「…許してや、ぞむ。最期の記憶は綺麗でありたいんや。死んでも忘れないように、ぞむに殺してもらいたいんや。俺に俺を殺させないでくれや 」と。自分はもう曲げるつもりはないと伝えるように。「もう時間が無いんや。次は何が無くなるか分からない。手かも知れない、耳かもしれない。自分のこの病気さえも分からなくなる前に、言葉すら分からなくなる前に、……ぞむのことさえ分からなくなる前に。俺の心臓を撃ち抜いてくれや。」震える足で立ったまま、手を広げて 。撃つ場所はここだ、とも示すように。どうか、どうか綺麗なままで。どうか、どうか愛したままで。辛い決断をさせてごめんな、と言うように。「……なあ、ぞむ。もし2人とも死んで、生まれ変わった時、もし一緒だったら、一緒にダリアを見に行こうな。」そう、笑って。   (2021/8/24 01:05:33)

おしらせOS *さん(126.44.***.127)が入室しました♪  (2021/8/24 01:05:27)

おしらせさん(Android docomo spモード)が退室しました。  (2021/8/24 00:36:03)

( 終わりにしてくれ 、 その言葉と共に彼の手元から 此方へと向けられるものに きゅうと瞼を閉ざして 彼の言葉の重みを噛み締める 。嫌だ と疼く胸の内と背後から巣食う 僅かな安堵 。ずっと逸らしていたかった 彼が 目の前から消えること 、 いや 彼が " 彼 "でなくなり 自身のことを忘れしまうことが 自身のことを 笑っていることが一番 、一番 自身にとって堪えることに 。 気がつけば手にしていた 銃 、 嗚呼 こんなにも 重いものなのか 。彼の微笑みと 包み隠していた本心に手繰られるように 腕は上がり そして 、 ────────── その手は柄を掴んだまま 、また下ろされた 。無理だよ まんちゃん 。 まんちゃん ) ‥‥‥‥‥‥ 俺には 、ころせへんよぉ まんちゃん 、 いやや、 いや ( やっぱり それでも 彼を失うことの 、彼をこの手で屠ることへの恐怖が 打ち勝って 。 )   (2021/8/24 00:35:45)

おしらせさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2021/8/24 00:35:40)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、OS *さんが自動退室しました。  (2021/8/20 02:52:03)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、望 .さんが自動退室しました。  (2021/8/20 01:22:44)

OS *風が頬を撫でる。花弁なんて舞わない、触れない。だってそう、もうここには花弁は無いんでしょう?わかるよ、葉が擦り合う音すらしないのだもの。きっと君が隠してくれていたんだね、なんて微笑むけれど、言わない。最期は美しくいたいなんて、わがままを感じているから。彼が焦っているのが手に取るように解る。そんな姿に、変わらないなぁと呑気に微笑んで。嗚呼、ごめんね、と。こんなダメなやつで。「……ぞむ。ごめんな。……もう、忘れたくないんや。お前と一緒におった事も、お前と一緒におったオスマンがいた事も。忘れた事も忘れたくないんや。だから、_______これで、終わりにしてくれ。」そう言えば、そっと振り返り、拳銃の持ち手を貴方に向ける。「最期は綺麗でおりたいんや。このまま、綺麗な思い出を遺したまま、暖かくいきたいんや。生きたまま、眠りたいから」貴方はただ、引き金を引けばいい。それだけなんだ。すぐにでも消えてしまいそうな顔で微笑めば、拳銃を差し出して。)   (2021/8/20 01:15:24)

望 . ‥‥‥‥‥ っ 、 ( 無邪気に笑う彼の姿に 此方も口許が緩んでいく 。彼の謝罪も何も、聞こえない 。 彼と繋ぐこの約束さえ 、あれば 。撫でる指先にすり寄るように顔を動かすも 指先が離れていくのに 薄く目を開き 、──── 彼が自分から 立って 、歩こうとしている 。目を大きく見開いて 急ぎ支えようと動くも 制止の声に 、それ以上 何もすることができずに 。一歩 、また一歩と 覚束なく歩く彼の姿を見ることしかできない 。表情も何も見えないまま 、彼の紡ぐ言葉に 、一瞬 ときが 、止まったように感じた 。本能的に最も 恐れていることを突き刺され 、鼓動が 異様に速くなっていく 。 つうとこめかみに伝う汗が 、やけに 感覚に残っていて。 ) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ いや、や 。 まんちゃん 、忘れんでや 。置いて いかんでや ( 答えにならない声が漏れ出ていく 。手を伸ばそうにも六歩 。たった六歩の距離感が 、 彼に触れることを邪魔する 。 )   (2021/8/20 01:01:04)

おしらせ望 .さん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2021/8/20 01:00:58)

おしらせさんが部屋から追い出されました。  (2021/8/20 01:00:58)

OS *「なあ、ぞむ。俺はずっとここにおるで。ここが好きで、お前が好きやから。…なあ、もし俺が、お前のことも、俺の事も、全部忘れてしまっても、ぞむはもう一度指切りげんまんしてくれる?」   (2021/8/20 00:43:06)

OS *へへ、せやろせやろ!!( ぴーす、と無邪気に笑って。彼のとめどなく溢れた涙が、少し収まったような気がして、嬉しかった。''……………………。…ごめんな…………。'' ゆーびきーりげーんまーん、と子供のような素ぶり、それがなんとなく、寂しさを感じさせて。一緒にいく、なんて言葉は、自分の唾を飲み込ませた。彼をここに来させた、本当の理由。それを思考すると、より寂しくなった。でも、これ以上は、お互い苦しくなりたくないから。''……よかったわ。''元どおり、なんて言葉を放った癖に、きっと貴方のことだから、まだ泣きそうなんでしょう?と、口には出さずに。そっと頬を撫でた。_______もう、死ぬのはやめにしよう。その思いは、変わることはなかった。ゆっくりと車椅子から立ち上がる。足は不自由だが、弱いというだけで動きはするんだ。貴方には手助けしないよう言って、そっと前へ、前へと震える足で歩く。6步ほど歩んだ後、貴方にそっと背を向けながら話し出す。)   (2021/8/20 00:42:49)

せやねんて 。 やろ? まんちゃん流石 分かってるな~ ( 肯定してくれたことを嬉しげに 笑う 。嘘で塗り固めたとしても 、この空間を 失いたくはなくて 。でも 、 それすらも 自ら壊していく その涙 。 塗り替えても 、はぐらかしても 彼には通用せずに 、その言葉に 何処か 安堵して また涙がはらはらと溢れてしまうのだ 。" ‥‥‥‥ ほんまにおってや 、何処にもいかんといて 約束やで 。 " なんて 子供染みたように指切りをしようと 小指を引っ掛けて ぶんぶんと 、 振ってみせる 。指切りげんまん 嘘ついたら 。 嘘ついたら 、‥‥‥‥‥‥ 俺も 、一緒にいく 。指切った 。 涙に濡れた顔で薄く笑いながら " 彼 "が、自身の知っている彼が 其処に居てくれるように乞い願う 。 頬を 裾で拭い 、彼のお世辞でも言ってくれる 綺麗な顔を汚さないように " ふは ‥‥‥‥‥ もう、元通り なったで " 涙で潤む瞳を何とか溢さないように 踏みとどまりながら 。 )   (2021/8/20 00:30:46)

おしらせさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2021/8/20 00:13:17)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/8/20 00:13:01)

OS *ふふ、まあそーやなぁ、いきなり来たら吃驚するか、( 面白そうに笑えば、ふぅ、と息をついて。この瞬間が、一番の幸せだと思うように。大好きな場所で、大好きな人と。満たされる、そんな気持ちのどこかで、やはり何処か寂しさはあった。''……だったらええなぁ、''本心を吐いたつもりだ。今、自分は死んでいる。身は滅んでいなくとも、過去の自分はどんどん死んでいっているのだ。眠る毎に、何人もの俺が死んでいって。何人もの死体の上を自分は進んでいるのだ。それにすらも気付かずに。''無理はしなくてええんよ。泣かなくてええ、俺はここにおるよ。ずっと、''皮肉な事に。泣かないでくれ、君が泣く程自分は、記憶を失っていくのが怖くなって行くんだ。もう、死にたく無いと思ってしまうんだよ。君ももう、死なせたくないんだ。そう、深く思ってしまうから。彼とつながる手を、今自分が出せる最大の力で握る。自分はずっとここにいるから、と伝えるように。'' ………そんなに泣いたら、ぞむのきれいなお顔が台無しやで。''それももう、見えない事を悔しく思いながら。)   (2021/8/20 00:07:36)

いやだって急に来たんすよぉ 吃驚するやんか ( 諌めるような肘打ちはか弱くも 、今はただ 嘘で塗り固めた 幻のなかで彼と一緒に浸っていたいのだ 。彼の見える景色が 、思うものが 全て真実だと そう思えるような 、だから 。" ‥‥‥‥‥‥ まんちゃんは 死なへんよ " そう、死なない 。今までと同じく こうやって 車椅子で一緒に散歩しては 笑い合うのだ 。何者にも 、何物にも 遮られることは 、許したく ない 。のに 。 ぽたぽた 、 と頬から伝い溢れ落ちる現実が 、彼を 、そして自身をも目覚めさせてしまう 。違う 。謝らせたくない 。そんな声を聞きたいわけじゃない 。そんな顔をみたいわけじゃ、ないねん 。嗚咽が漏れる 、噛み殺そうとしてもできない残滓が喉から転げて 掬い取れない 。" ちが、う 。ちがうん、や 。あんまり、にも 景色が きれいで、かんどう、して、それで " 泣きじゃくりながらも 懸命に嘘を、重ね合わせて 。 この幻にしがみつきたかったのは 、 彼を失うことが怖かったのは 紛れもなく 自分自身なのだという事実が まじまじと突き付けられるよう 。 )   (2021/8/19 23:52:54)

おしらせさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2021/8/19 23:52:50)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/8/19 23:52:46)

OS *ふ、蝶如きでビビっとんたんか( 小馬鹿にする様に、愛のある笑いを零せば、肘でとんとんとつつく。その力も、とてもか弱いもので。ぎこちない返事に軽い疑問を抱くも、寄り添って来た彼にそっと体を預けて。''…ふ、そやなあ…俺の事にはならんでほしいなあ…だから、俺の墓には花は添えんくていいよ'' そう笑えば、少し悲しそうに。深い意味なんてない様に。''…なん、っで、泣いとんの…!?虫がおったんか?蜂にでも刺され、…………ま、た、忘れとったん?'' 目を失った自分にあるのは人より少し良くなった聴覚だけ。その耳で拾い上げたのは、ぽたりぽたりと水の落ちる音と貴方の苦しそうな声。心配して彼の方へと体ごと向いて、見えぬ目のままあたふたと。いくつか問いをした後に、自分の発言を遡って。嗚呼、予感はしていた。だって既視感があったのだもの。この問いに。''……ごめんなあ、ぞむが隠してくれる必要は無いんよ。………いつか辿り着いてまう事なんやから。ありがとうなぁ、ごめんなあ''そう、安心させる様に。手探りで彼の顔を探して、そっと空いている手で頬を撫でて、彼と額を合わせて。もう残りわずかなのだと、この身でしっかりと感じながら。」   (2021/8/19 23:36:03)

おしらせOS *さん(iPad 126.44.***.127)が入室しました♪  (2021/8/19 23:34:21)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、OS *さんが自動退室しました。  (2021/8/19 23:33:49)

‥‥‥‥ せやねん 、さっき 蝶が側におってな 。( 間なんて要らない 。 更に嘘で塗り固めて 、全てが真実に 、なるように 。すがるように 、 何も知らないあどけない表情をする彼に 寄り添う 。 ええ思い出になったか、という問いにも 道化のように おん、と優しく 頷いて 笑う 。嗤う 。が 、" ‥‥‥‥ まんちゃんのことやないんやから そんな風に言わんといてや " 彼の言葉に きゅうと苦しげに眉を寄せ 、嘘で塗り固められた世界に ぽたり、と滴が落ちて 波紋を打つ 。無意識にまたも 手を握って 繋ぎ止めるのも 、また 然り 。ぽたり、ぽたり 。されど 彼の現実は牙を向いて 自身が築き上げた嘘の楼上を砕き壊していく 。続く言葉は 、その話題は既に 壊れたカセットテープのように 何度も繰り返されたもので 。 " ‥‥‥‥‥‥‥ せやなぁ 、 ほんま いつくんねんやろ、っな 。こんなに まってん、の、‥‥‥‥‥ っ " ぽたり、ぽたり アスファルトに滴が落ち 、流れていく 。沸き上がる嗚咽を圧し殺すように きゅうと噛み締めて 。 )   (2021/8/19 23:17:22)

おしらせさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2021/8/19 23:11:00)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/8/19 23:10:16)

OS *ん、どしたん。虫でもおった?( 強くなる手の力に、彼の方を向いて小首を傾げる。大丈夫やで〜、と笑う様に、自身も手を握り返して、軽く振って。''んへ、それならよかったわ!ぞむにとってもええ思い出になったかな、''そう微笑めば、嬉しそうに。彼の応答に 確かにそこにおるかは分からへんなあ、と車椅子の背もたれに体を預ければ。'' せやろ?………そーやなぁ、苦労がすごいわぁ、死んだ後まで苦労したくないわぁ!''と、まるで自分事の様に。ぶうぶう、と頬を膨らませて言えば、何か思い出した様に背もたれから体重を戻して。''そーいや花で思い出したわ、俺がこの前頼んだ栽培セットってまだ届いとらんよな?遅いよなぁほんまに…'' と、 少し寂しげな雰囲気を感じ取った自分はそう駄弁る。だが、その栽培セットを頼んだのは年に等しい程に昔。しかももう酷く前に届いており、彼は使った事があるのだ。きっとそれを分からないのは、彼の脳が思うよりも損害が激しいからだろう。)   (2021/8/19 23:01:22)

( なあ、ぞむ 。 その声に 彼の方を向く 。視線は交わらずに彼はまだ記憶のなかにいた 。その問いかけは その花畑のなかで 朽ち果てていく姿は 、横になるその姿は 彼そのもののような気がして 。 " 墓なんて 代理でしかないやろ 。死んだ人がいた所に立てたって 其処にその人がおるかどうかなんて わからんやん 。 " でも、せやなぁ、とぽつり 。" もし、そうするってなったときは 確かに 違う花はちゃう気がするわ 。‥‥‥ そんときは 死んだやつががんばって 手向けた花を探さんとあかんやろね " なんて ぽつりと。)   (2021/8/19 22:50:03)

‥‥‥‥‥ っ 、 ( 軽口のように吐き出される言葉の数々に 彼の現実を突き付けられるようで 胸のうちがちくりと、刺され 膿がでていくよう 。笑う彼に何も言えずに きゅうと握り締める手の力を強めれば 続く言葉に すうと目を細めて 。" ‥‥‥ ありがとな まんちゃん 。俺を連れてきてくれて 、‥‥‥ 忘れられへんわ 。 " そう、忘れられない 。せめて 、ダリアの花がどんなものかさえ分かっていたら 彼の記憶のほんの一端さえも味わえたのだろうに 。彼に習うように目を瞑っても 周囲には輪郭の伴わない 不可思議な植物が辺りを覆い尽くすばかりで 、見ていられずに 現実へと返ってしまう 。 )   (2021/8/19 22:48:41)

おしらせさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2021/8/19 22:43:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/8/19 22:42:46)

OS *''…なあ、ぞむ。人はいつか死んでまうやん?んで、死んだ場所には墓が出来るやん?んで、墓には花を添えるやろ?そしたら、花畑で死んでしもた人はどうなるんやろう。たくさん花が咲いとる場所に、もう一つ花を添えるんやろか?でもそしたら、しんでもた人が花を取りに来た時に、混ざってわからんくなってしまうんやない?違う花を添えるにしても、花畑に失礼やと思わん?''   (2021/8/19 22:28:42)

OS *は〜〜ほんまにずるいわぁ!俺も見たかった!!( ぶぅ、と頬を膨らませて、まるで絵に描いたようにぷんすかと怒って。貴方のその歪んだ感情にも気付かずに。''こんな体じゃどこにも行けへんて、''と貴方の添えた言葉に笑えば、段々おかしくなって来て、くふ と一笑いすれば、そっと花畑だった方へと顔を向ける。'' いやぁ、でもここをぞむに見せられてよかったわぁ…。俺の人生の中で一番綺麗な場所やったから。こんなに咲く綺麗なダリアを見られたのは最初で最後やったんやで、ほんま…''もう一度、最後にここへ来た時の情景を目の裏に浮かべる。一面に咲く黄色のダリア、風に揺れる花弁。本当に綺麗だった。そして、もう一度ここに来た今を思う。晴れやかな気持ちであるはずなのに、どうしてか心には錆びた様な傷跡があった。そのまま、ふと思いついた疑問を貴方に問いかけようと。   (2021/8/19 22:28:26)

そうなんか 。 はぇ ~~ 残念やなぁ 、俺がこの景色独り占めや 。( もう一度見てみたい 、と 呟く声に 歪んでいく表情 、彼の目には何も映しださないことが唯一の救いだなんて何と皮肉なことか 。 そんな憂慮さえも掻き消すほどに 何時もの軽口を添えながら 目の前の光景から彼を隠すように 、 切り離すように言葉を重ねながら 、ブレーキペダルを押し止めれば 続く言葉に はた、と彼の方を見る。安らかな微笑みに きゅうと胸が、痛む 。周囲を見ても 彼のいう花は、一つもない 。せやなぁ 、 と少しだけの 逡巡。 膝元に置かれた 手をそっと取り 、指先を絡めていく 。まるで恋人かのように 。他に誰もいない 場所で 彼の傍らにすれすれで座り込み " ‥‥‥‥‥‥ 何か 嫌やわ 。 " まんちゃん 、それを手にしたら 満足して何処か行ってしまいそうやもん 、なんて 甘ったるい蜜に付けた 言葉を述べて そっと顔を伏せる 。 )   (2021/8/19 22:09:49)

OS *ん?ああ、よお来てたで。目がまだ見える時にな。きっと綺麗なんやろうなあ…もう一度見てみたかったわぁ、( 目の前にあるのになぁ、なんて悲しそうな顔をしながら、でも顔は微笑みかけて。嗚呼、すうと息を吸えば、か弱い肺で思い切り息を吸えば、小さくゆっくりと息を吐く。ここに来れてよかった、とまるで安心するように。そうした後に、''花を1つ、摘み取ってくれへんか''とお願いをすれば。綺麗な花の触り心地をもう一度だけ、と笑顔になれば、光を失った、しかし光に満ち溢れた目で、彼がいるだろう方へと振り返る。そのままにこりと微笑むのだ。)   (2021/8/19 21:49:55)

( 空を塗りたくる灰色は重くのし掛かるかのよう 、天気予報の言葉は信用ならないが それでも 今だけは 朝に見た天気予報士の言葉を信じたい 。からからと車輪を押して 向かう先は知っていた 。彼がよく話してくれた 花畑 。黄色のダリアの花々が一面を彩り 、鮮やかに訪問客を迎えるらしい 。 知っていた 。知ってたんや 。 ) せやなぁ 、 確かに綺麗やな 。( 視線の先には コンクリートで埋め尽くされた土地一体 。此処に某テーマパークが建設予定なのだと 傍らの看板が示していた 。理想も 、夢も 全て現実が殺してしまうのだと 、きゅうと唇を噛む 。 どこか嬉しそうに笑う彼だけが ただひとつの 光にいるようなそんな錯覚 。彼に現実から覆い隠すように 努めて優しい声で 語りかける 。" まんちゃんは此処によく来てたんか? " )   (2021/8/19 21:41:46)

おしらせさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2021/8/19 21:41:42)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/8/19 21:40:12)

おしらせOS *さん(iPad 126.44.***.127)が入室しました♪  (2021/8/19 21:24:53)

おしらせGR _さん(iPad 126.44.***.127)が退室しました。  (2021/8/19 21:24:32)

GR _青い空、流れる雲、偶に舞っているダリアの花弁。そう、ここはダリアの花畑。ダリアの穏やかな香りが微かに揺蕩う、きっと綺麗な花畑。後ろで自分の車椅子を押してくれているのは、とっても大切な人。俺の友達。本人はどう感じているかは知らないけれど。からからから、と車輪の回る音と、彼の足音と風音が共鳴する。今日は彼にわがままを言って、この花畑へと来てもらった。夢の様な、美しい光景。涼しくて、風が髪を撫でる。擽ったいな、なんて笑いつつ、ダリアの花がたくさん咲いているだろう方へ顔を向ける。「どうや?この花畑は。すっごく綺麗やろ?」   (2021/8/19 21:23:53)

おしらせさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2021/8/19 21:19:57)

おしらせGR _さん(iPad 126.44.***.127)が入室しました♪  (2021/8/19 21:13:26)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/8/19 04:28:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、GR _さんが自動退室しました。  (2021/8/19 04:22:19)

( 視界の端で 僅かな風に ダリアが一輪 、そっと揺れた気がした 。)   (2021/8/19 04:07:49)

( ぱちり、と瞬いた目 、目の前には青い空が 飛び込んでくる 。はた、と体を起こせば 其処は 草木に覆われた庭の一画 長い夢を 、見ていた気がする 。とても長くて 、心がきゅうとなるような 、そんな 。 視線を落とし 掌を握り締めては ほどいてを繰り返してみるも 、其処には夢よりもちっちゃくて 赤くも汚れていない ただの 、 自分の手 。大人になったら そうなるのだろうか 。 と 、そう言えば 学校の友達に誘われて木登りしてたら どんくさく落ちたんだっけ 。 先ほどから泣きじゃくる声に眼差しを向けて ‥‥‥ 嗚呼 。 赤い瞳と 、金糸の短髪 。 視界がぼやけてくるのは きっと 頭を打ったからではないはずだ 。 薄く笑みを敷いて そっと頬へと触れつつ " 俺 、弱いねんて 。お前の涙 。 " 大丈夫 、 全然怪我してないで 。怪我の功名言うやん なんて 彼を宥めようと 言葉を尽くしていく 。 彼が 隣にいる、理由を、 同い年である理由には 、見当がついてしまう 。 それが 、 彼の選択なら ─── もういいじゃないか 。 解放されていいはずだ 。 昔の、自身も 。そっと抱き寄せて 、頬へと触れた指先を頭へと向けて 優しく撫でていく 。 )   (2021/8/19 04:07:37)

GR _''…来世は、おまえがいいなら、また、ふたりで。 ''そう、消えて無くなる遺言を残した。   (2021/8/19 03:42:38)

GR ___目の端に写ったのは彼の落とした真剣。無意識にそれを拾い上げては、座り込んでそれを眺めた。嗚呼いっそ、これで死んでしまおうか。彼と共にいってしまおうか。そう思考すれば、そっと剣先を首に当てて、差し込もうとした。''……………お前は、俺に生きて欲しいとでも、思ってくれたのだろうか。''そう呟けば、剣を下ろした。もう一度、彼の顔に目をやった。眠ったような顔、安堵に似た表情をしていた。また、涙が溢れ出してきてしまった。''……………………やっぱり、無理だ。お前は、俺に光をくれた。俺は、お前と歩むのが一番楽しかったんだ。もう、この気持ちを忘れたくないんだ''そう言えば、彼の重たい手を取って、そっと剣の持ち手に添えた。そしてそのまま、腹を貫いた。そのまま剣を動かして、腹を裂いた。痛みが溢れたが、もうじきそれも無くなる。手を剣から離して、彼の手を片手で握った。''………おまえは、俺に生きて欲しいって思った、の、かも…しれない、な。…おまえを、これ以上一人にするのは、おれもおまえも、むりだ、''そう くすりと笑えば、ぱたりと倒れて。手は変わらず離さないで   (2021/8/19 03:42:18)

GR _大丈夫だと血を流しながら、光が揺蕩う瞳で意識を保つ君。駄目じゃないかと涙を堪えれば、優しく、力無く自分の頬を撫でる彼の手に、自分の手をそっと添える。指先から無くなって行く暖かみを感じながら、ぼろぼろと彼の頬に落ちて行く涙さえも鬱陶しいと。''…おねがいだ、しなないで……ずっと、ずっと愛していたから……………'' その言葉さえもきっと彼には聞こえてないのだろう。光を失って、力も失って行く彼の事を、もう二度と、死んでも忘れない為に、ずっとずっと見詰めて。微かに流れたさよならを最後に、彼はすっと、動かなくなった。腕を落として、瞼を閉じて。何もかも失ってしまったような、そんな心地があった。_______数十分は泣きじゃくっただろうか。周りにはもう人はいなくて、死体ばかり転がっていた。そのまま、ずっと立ち上がったまま、彼の死体を抱きかかえたまま。彼と額を合わせて、ずっと。まだ枯れない涙を流しながら、そっと彼を地面に寝かせた。彼の顔を見て。どうしようもなくなってしまった。生きていけばいいのかも、どこに光があるのかも、わからなくなってしまった。   (2021/8/19 03:41:09)

( どうやら 時間は残されてないらしい 。 でも 、これでよかった 。 彼を泣かせてしまったけれども でも きっと彼は 必ずあの爛々とした瞳で 様々な場所で活躍するだろうから 。いろんな人と 、出逢っていくだろうから 。朽ち果てた 軍の中で天井が見えてしまった自身の命が 礎になるのならば、それで 。浅い呼吸の中で 薄く唇を開く 。 幼い頃 意識を失ってしまう間際につたえたかったこと。 彼の前から居なくなる直前に 伝えたくても どうしても伝えられなかったこと 。今でも 、ずっと心の中に刻んでいたことを。 " ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ さよ、な " さよなら 、 愛してる 。ぱたり、と腕が降り落ちていき 、 すうと視界が、何もかも掻き消され、 )   (2021/8/19 03:11:50)

( どくどくと鼓動に倣って流れていく何かとともに足が、指先が 冷たく 凍りついていくような錯覚 。視界が 、ぐらついて 輪郭さえも失っていく 。彼の泣き叫ぶ声が 遠くなっていって 、嗚呼 。嗚呼 。そんな顔をさせたかったわけでは、ないのに 。徐々に奪われていく体温が 彼の腕の中の温かみを 余計に拾ってしまう 。腕が 、 重い 。力を込めて 、酷く痛むのさえも 堪えては よろよろと 手が 伸びていく 。焦点なく向かっていきつつも やがて 彼の頬へと辿り着き そっと優しく撫でていく 。手のひらに付いていた飛び散った鮮血が 彼を汚していくのを 眺めながら 徐々に光が遠退いていく中で その赤だけを辿る 。 薄く笑みを敷いて " だ、‥‥‥‥‥‥‥ いじょ ぶ " やから 。大丈夫やから。やから、泣かないで 。幼い頃の 、彼が二重に映し出される 。そうあのときもこうやって 抱き止めて 泣き叫ぶように謝っていていて 、でも 大丈夫だって 、 謝らないで と言葉を返したくても できずに意識が遠退いたんだっけ 。たらりと口端から 血が垂れていくのが見えるのに 何も感じない 。感じなくなってしまった。 )   (2021/8/19 03:11:47)

おしらせさん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2021/8/19 03:04:05)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/8/19 03:03:41)

GR _肉を付く感覚。何度も、何度も何度もなんどもなんども、感じたそれが。今、初めて感じた様な気がして。ぐぢゃ、と音がすれば、酷く滲んだその胸が。自分の何かが、嫌、全てが壊れてしまったような気がして。跡だけじゃ済まない、自分が付けてしまった、傷。傷、きず、き、ず。「…………ぁ…………ぁぁぁああああああ!!!!鬱!!!うつ、うつ、……ごめんなさい、ごめん、なさい…!!!!!鬱、うつ、ぅ、」ごめんなさいと。許されない、許したくない自分を。剣から手を離して、剣を離した彼の事をぎゅうと抱き締める。あんまりだ、こんなの。手を頭に添えて、腕いっぱいに彼を包んで。そんな事をしても、もう何も変わりはしないというのに。ボロボロと溢れる涙も全てがうっとおしい。俺の人生には、お前がいないと何の価値もないというのに。)   (2021/8/19 02:40:46)

おしらせGR _さん(iPad 126.44.***.127)が入室しました♪  (2021/8/19 02:40:38)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、GR _さんが自動退室しました。  (2021/8/19 02:36:34)

っ 、 やって なぁ、( ぼろぼろと 涙を流す彼の頭を撫でてやることもできない 。優しく抱き締めることもできない 。大丈夫やって 、優しい言葉すらも掛けてやることが、できない 。幼い自身が泣き叫ぶのを胸中で きゅうと耐えて 、ぽつりと漏らす 。その涙はきっと 自身のことを少なからず好ましく思ってくれていたからこそなのだろう 。そう 、 あの時 。連れられて行った 初めて木登りで 落ちた時の 意識が薄らいでいく中で 泣きじゃくってくれた 彼のように 。剣を構えて 、顔が涙に濡れても 、それでも凛々しく立ち向かってくる彼に迎え打つように剣を振るおうとふりかぶり ‥‥‥ 彼の剣先が胸の、急所を貫く間際まで来て 、自身の剣を下ろす 。ぐちゃあと 全身に響く痛覚 、息を吸おうにも 空ぜきのような音しか出ずに こぽぉ、と吐き出せたのは 赤い、赤い 液 。やって、なぁ。 やってなぁ。 俺 ぐるちゃんの涙に 、 弱いんやもん 。昔も 、───そして 今も 。 )   (2021/8/19 02:29:54)

おしらせさん(Android 60.66.***.226)が入室しました♪  (2021/8/19 02:26:46)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/8/19 02:26:37)

GR _( 前が見えないとはまさにこういうことを言うのだろう。視界が潤んで前が見えない、君のせいで歩むべき道が、前がわからない。どうして、どうしてと思考しても答えなんて出てこない、出てきてたまるものか。ぼろぼろと堪える気もない涙を何粒も何粒も流しながら、眉を顰める。嫌だなあ、なんて昔のような幼稚なことはもう言えないのだもの。もう、昔には戻れないんだもの。だったらせめて、いまの幸福を。''……ごめんな '' そう小声で呟けば、此方も構える。涙を流した君を見れば、どうしようもなく感情が込み上げてきて。嗚呼、ごめんなさい。''…どうして ''と 無理矢理口角を上げながら 剣を振ってかかった。)   (2021/8/19 02:16:24)

( 頷く彼に 浮かべる笑みは 何時もの飄々としたものでなく、感情を乗せた 泣き笑いに傾いていた 。視界が潤んでいくのを 拳を握り締め 太股を打ち付けては 痛みで 、圧し殺す 。ずっと会いたかった 。内気な自身を 爛々とした眼差しで様々な世界へと導いてくれた たった一人の 、大切な友達 。めくるめく 日々味わう刺激に 、経験に幼げながらも 懸命に体を使って 、頭を使って 、全てを使い果たしては 、隣の彼と笑い合う その一瞬が 堪らなく好きで 。 生を、感じれたんだ 。 会いたかった 。会いたかった、のに 。ごくり、喉仏を鳴らし 溢れ落ちる感情ごと呑み込んで 彼と対峙しようと 剣をきゅうと持つも 、彼の顔が 、あの眩しかったルビーの瞳が此方を向いて あの頃と同じように 此方を、見てるから 。自身の名前を 、乞うように呼んでくれるから 。" ぐるちゃん 、ぐるちゃん やめて、やぁ ‥‥‥‥‥ " なんで 、なんで 此処で こんな形であわなけれはならなかったのだろう 。 握り締めた剣を掲げ 、構えの姿勢を取る 。つう、と眼鏡越しから 頬に伝う一筋の滴が 地に、落ちた 。   )   (2021/8/19 02:05:56)

GR _…… ( こくり、と震える頭で頷いた。嗚呼、やはり君なのだ。嗚呼、やっぱり君なのか。嗚呼、君であってしまったのか。ぐちゃぐちゃに、なってしまった。今の俺のキャンバスは何色だ?黒か?青か?赤か?白か?出逢いたかった、出逢いたくなかった。こんな汚れた手で会いたくなかった。今すぐにでも抱き締めたい、触れたい。もう一度お気に入りの花畑で又一緒に歩きたいのだ。でも、 そんなの叶わない。叶うことは祖国への裏切りに等しいから。嗚呼、でも。そんなこと投げ捨ててしまいたい。ああ、ごめんなさい。「…う、つ、鬱、鬱、………う、つ、」かろうじて上げられる顔を上げて、彼の顔をちゃんとみて。もう二度と、忘れないように。)   (2021/8/19 01:44:50)

、ぇ ( 今 何と言った 。あれほどに鋭い眼差しが鳴りを潜め 交ざり合わない視線の中で 震えるように 口にしたそれは 紛れもなく自身の名前 。素性を隠すためにも名前をも偽装した自身には 遠く 聞くことのなかった 、 自分の 。 止めどなく溢れていた何かが 色付いていくような気がした 。合っていた 。彼だった 。やはり 、 彼だった 。あんなに小さかった頃の 友達を 、ちゃんと覚えてくれていた 。幼少期の 、稚い自分が 張り叫ぶように 胸の内で 歓喜の声をあげる 。 その声に 、きゅうと目を瞑って 、少しの間 薄く目を開いて 彼へと眼差しを " ‥‥‥‥‥‥ ぐる 、ちゃん 、なんやね " 会えて嬉しいわ 、と溢す言葉は 絶望に染まったように 暗く、重い 。 )   (2021/8/19 01:31:57)

GR _「…………………ぁ…。」 全てが還る音がした。きみは鬱。俺の大切な友達だって。剣を持つ手が震えた。目の標準が合わなかった。彼を見てはいられなかった。俯いたまま動けなかった。ふるふると首を振るだけだった。震える唇で名前を呼ぶ、それだけはできた。「……う、つ、…じゃ…?」   (2021/8/19 01:18:08)

GR _( 微かに触れた切っ先、だがそれはただの布で。生々しい肉の感触ではなかった。惜しい、と舌打ちする感情もあったが、それ以上に。なんなんだ?この霧は。濃く自分の身体すら見えなくなるほどの霧が、心の奥深くに立ち上っている。こんな、こんな…ホッとするだなんて。糞が、と雑に剣を振って空気を切る。当然、風の抵抗しか感じられなかったが。また彼に焦点を合わせる。ふと運んだ、己が裂いた服の傷に目を向けてみた。_____________瞳孔がきゅぅと縮む感覚がした。_____唯一、唯一彼に付けてしまった傷。 一緒に木登りをしよう、と無理矢理外へ連れ出して、幼い体には似合わない大きな木を登って。背筋が凍る思いをした、彼が足を崩して、途中の木の枝にその小さな体には似合わない音を出しながらぶつかって。腹から血を出して落ちていく光景はぞわぞわとして、自分が誘ったばかりにこうなってしまったのだとずっと後悔していた。それでも仲良くしてくれた彼には、ずっと感謝をしていた。あれからだった、もう二度と彼を傷付けたりはしないって誓ったのは_______   (2021/8/19 01:17:54)

、っ ほんま、やなぁ 。そうやったら 、‥‥‥‥‥ こんなに手こずること無かったんに 。 ( 耳を掠める低音の柔らかな声に 薄く笑みを溢して返していく 。 先程の弱りようとは打ってかわっての決死の攻防 、 されど 何処か懐かしさを覚えるような そんな 。 いや 、もう そんな郷愁さえも 投げ捨てて この地位まで辿り着いたはずなのに 。栄えあった一家が崩れ 軍部に入ったあの日から 、 自身は 泥水を啜るほどの覚悟と らしくない血も涙も滲むような努力で 彼に、もう一度 会いたくて ───────── 彼 、? 腹部へと向かう剣先に反応が遅れて 打ち払うも 脇腹を覆う布地を、裂いた 。僅かに距離を取り 、剣をもう一度向き合わせるも 、先程の 死んだ魚のような眼差しは僅かに移ろい 、動揺が 隠せない 。閉じ込めていたものが 溢れ出るほどに 、 いや 、 違う 。目の前の敵に集中しなければならないのに 。何故 、" 彼の姿 " が頭を過るのだろう 。 同じ金髪に 紅い瞳のせいだろうか 。 此処まで幾度となく その容姿の奴等にも剣を突き立てたと、いうのに 。腹部には 破れた隙間から 、刺されたような古傷が見え隠れしていた 。 )   (2021/8/19 00:54:39)

GR _はは…持ってたらよかったな ?( 傷口から流れる血の感覚すら何かを思い起こさせるようで、頭に残る引っかかりを隠しながら相手から放たれる攻撃をかちりと剣を使い躱す。かきん、かきんと鳴らしながら戦闘の五線譜を共に踏む。それはとても、どこか懐かしい音で。周りの罵詈雑言すら塗り替えてしまいそうな集中、ふたりのせかい。嗚呼、これは、どこかで。________今でもどこかであったのだろう、ずっと生きていたのだろう。色付きを初めて感じた瞬間と、失った瞬間を。あいつと過ごす時間だけ、俺のパレットに色が増えていって。じわっと色付くキャンバスを見返すのが楽しかった。忘れていなかった筈だ。そのキャンバスが突然真っ白に戻ってしまったことも。___まただ。頭が痛い。おまえ、おまえは、__顔を酷く蹙めた。どうしても引っかかりが取れなくて。でも動く手は止めず、変わらず相手の攻撃を止める。膨らんでしまった疑問を抱えたまま、此方も剣を相手の腹へと振る。)   (2021/8/19 00:35:01)

‥‥‥‥‥ っ 、な、ぁ ( 胸へと向ける剣先を弾かれれば 、脇から這い上がるように 下から奮うも まるで予測したかのように受け止められ 。 乱れ打ちの中で 隙を衝かんと穿つ一閃が いとも簡単に 同じように受け止められて 、 まるで 剣筋を知っているかのような そんな 。 突如 予想だにしていなかった場所からの 腹部への衝撃 。振り上げた剣は 音を立てずに腕の肉を削ぐも 、蹴られたのだと自覚するや否や受け身の姿勢を取って 、着地 。次が来る 、 そう体勢を戻すも 何も来ない 。視線を向ければ 頭を抑えて ふらつく 、 敵の姿 。ぎしり 、 胸の奥が 軋む 。知らないはずの 、名もない敵なのに 冷えていた胸の淵を抉るよう 目を逸らすことが、できない 。殺せ 、 殺さなきゃならない 筈なのに 。敵の姿に再度剣を構えては 彼に寄り 剣を 、大きく振り上げ 一閃を放つ 。 " ‥‥‥ 何 、 どうしたん 。 持病でも持ってたん " 攻防の中 口角を上げて 呟く虚勢は 酷く渇いた声で 。 )   (2021/8/19 00:20:03)

GR _ッ!!!!!( 思考する暇も与えずに踏み入られた攻撃は、いとも簡単に躱せた…筈なのに。剣で受け止めるのみ、反撃も躱すことも出来なくて。如何してだろうか、幹部の中でも中々強い方だと自覚している。それなのに。妙に自分の身体にしっくりくる攻撃、ようやく見えた相手の顔。濃く青がかった黒髪、黒縁の眼鏡、黒の瞳________頭がズキンと痛くなった。奥の、どこかで。 乱れ打ちを剣で受け止める事をやめ、半ば無理矢理足で彼を蹴り飛ばした。腕が何箇所か傷付き、血が垂れ出したがそんなもの。__相手は誰だ?彼は誰だ?彼は?彼、は、____頭を片手で抑えふらついた。掴めるものがつかめない、踏み出そうとする足が掴ませてくれない。彼が何か、大事な人だとは分かっているのに。嗚呼駄目だ、軍人として笑われてしまう。そう自分に鞭打てば、もう一度彼に剣を翳す。ただ心には疑問が残ったままで。)   (2021/8/19 00:00:57)

おしらせGR _さん(iPad 126.44.***.127)が入室しました♪  (2021/8/18 23:52:06)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、GR _さんが自動退室しました。  (2021/8/18 23:48:58)

( 完全に背後を取ったはずなのに 。 剣先が布を裂く間際に カン 、と甲高く鳴る 金属音 、まるで頭後ろにも 目があるような見切りに 僅かに目を見開くも 剣を払い 、距離を離し 出で立つ敵の姿を見詰める 。金髪が赤黒く濁りつつも 白磁の肌に際立つ紅い瞳が此方を、睨み付ける 。同時に どくん 、 と鼓動が跳ねるような音が響く 。戦場での異様な高揚とは違う 、寧ろ ──── 、何か掴みそうな気がするのに 、胸の誇り高き紋章が それを許さない 。歩みを止めて思考することを 、 許さずに 此方も構えては 颯爽と走り寄って 剣を穿ち 、奮っていく 。乱れ打ち で敵のペースを落としたところで 隙を付こうと 。 )   (2021/8/18 23:43:12)

GR _血飛沫よりも先に剣を振る風が頬に当たる。自然の風のような心地よさなど全くない。が、不快な気持ちすらもないのはきっと、この物語に自分が慣れてしまったからなのかもしれない。いや、なのだから、だ。物語は全てハッピーエンドだと信じていた頃が懐かしい。嗚呼、あの頃は誰かと_______ 古いアルバムを見返している暇などなかった。微かに震えた空気と耳に届いた足音、咄嗟に剣を振る。鈍く聞き慣れた剣の音が鳴り、己の剣と相手の剣が重なり火花が微かに散った。地面を蹴って距離を置けば、鋭い眼光を伸ばして相手を見る。敵国の紋章、資料で見た上級階級の装束。嗚呼、こいつが軍の柱か?そう思えば剣をそっと構えて。気付けば相手も自分も、周りの人数は減少していた。)   (2021/8/18 23:28:57)

( 一人 、 二人 。久々の前線 、 幹部という地位は 体を鈍らせていたと思っていたが 、直ぐに思い戻される 肉を斬る柔い感触 、剣を扱う所作 。争い事は御免だと 勉学へと向かっていた幼子からはほど遠く 。 名も知らない 、背景すらも見えない 目の前の人間の急所を 機械的に 、撃ち刺すだけの 簡単なものに過ぎない 。肉片と化した" もの " 達を踏みにじって 先を行く 。見知った何かがいたかもしれない 。 まあ 直ぐに忘れてしまうだろうが 。澱みきった濡羽色の眼をぐるりと見回せば " もの " が溢れる先に 敵国の紋章を胸に灯す 、金髪の 男の姿 ──── 装束からするに きっと中枢を担っているのだろう 。彼奴をも肉塊にすれば この形勢は少しは変えられるかもしれない、だなんて 。頭を過るよりも先に 足が進み 、剣を大きく奮い 背後から 彼を刺そうと、動く 。 )   (2021/8/18 23:15:53)

GR _嗚呼鉄臭い。そう思ったのも何回目だ?思えるだけマシだろうか?嗚呼、この思考さえも何回目だろうか。我が祖国の王は偉大だ、そうは感じている。だが軍を道具でして見ているがために使い勝手が荒いのだ、軍人も完璧なんかじゃない。敵国の出陣により、両方疲弊した後での相手軍への奇襲。軍の動きが鈍くなっているのはよく分かった。部下を盾にしながらここまで進んで来たが、じきにそれも使えなくなるとよくよく理解出来た。弾の無くなった拳銃で敵を殴りながら、真剣で頭を突き刺しながら、一歩一歩カーペットを踏んで行く。びちょりびちょりと音を立てながら。祖国の為に、恩恵を仇で返すな。そう埋め込まれた軍人達は、皆目を閉じて歩いて行く。いつ首を切られるかわからない状況下で、前を向かないといけない状況下で。現状に目を伏せて歩いて行くのだ。ああ、なんと_______)   (2021/8/18 22:58:10)


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