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大切なものを失い、カラダもココロも壊れた…

そんな中出会った宝物

【お断り】途中挿入されているロルは書き手さんのご厚意でお借りしたものを、一部編集したものであり、実際とは関係ありません。また当人同士の関係性も実際とはかけ離れています。誤解なさらぬよう

あくまでも、ひとつの『ifな読み物』です
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おしらせつばささん(Android 153.250.***.71)が退室しました。  (1/15 17:27:15)

おしらせつばささん(Android 153.250.***.71)が入室しました♪  (1/15 17:27:03)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、新庄 つばさ♂40 ◆B1nd8XpqU6さんが自動退室しました。  (2023/9/4 16:30:16)

おしらせ新庄 つばさ♂40 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.140.***.137)が入室しました♪  (2023/9/4 16:03:56)

おしらせ新庄 つばさ♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 210.157.***.95)が退室しました。  (2023/4/8 22:23:43)

新庄 つばさ♂37【こまち】そうそう、ウソがわかりやすいのよねー》》あーなんとなくわかるかも。真面目というか、なんというか。《《【こまち】正直者よね、素直というか、純粋というか…だから、異変には誰よりも早く気付く時も多いわね【すずらん】自分のことは、にぶちんだったりしますがw【あずさ】うん、わかる!【こまち】だから、母性が出ちゃうんじゃないの?【あずさ】(゜゜;)【すずらん】あずささんわかりやすい!【こまち】すず、あんたもね?【すずらん】(゜゜;)【ひばり】(゜゜;)【こまち】あんたらねぇ【あずさ】あ、でも》》その先は打たずに、すべてデリートしたつもりが、中途半端になっちゃって…沼に自ら飛び込んでしまって…《《【こまち】あずさ、参考になるメンツじゃないけど、話しは聞くわよ?【すずらん】ですね、つばささんとの付き合いはそれなりにありますし【ひばり】ですです!》》わたしは、一歩踏み出すか、悩んでいました。たぶん、こまちさんはじめ、ひばりちゃんもすずちゃんも、わかってる気がして…。   (2023/4/8 22:20:13)

新庄 つばさ♂37《《【すずらん】あの子も、はじめは出会いほしくて来たんだけど、すぐに感じちゃったんです。ここは違うなって【こまち】あの子は賢いからねー【ひばり】わたしにはない一面ですよ》》みんな、それぞれの良さがあって、それが誰かの琴線に触れて…わたしの良さって、なんなんだろう?《《【ひばり】あずささんの良さは、なにより大和撫子なところ?【こまち】ひばり、もう少し人を見る目を養おうね?【こまち】はーい【すずらん】誰にでも一生懸命なところ、じゃないですか?【こまち】んー、ひばりの負けね【ひばり】ガーン Σ( ̄ロ ̄lll)》》こまちさんがいうに、わたしもなんとなくわかったきがした。お部屋に来てくれた人には全力でおもてなしして、なにかあったら話を聞いて…。こまちさんも最初こそそうだったけど、すぐにそれが必要ないなと感じたみたい。やまびこさん、ひばりちゃん、のぞみちゃんにはやぶささん、そして…一番は彼が…。《《【こまち】つばさは、前にも話したけど、やまちゃんにはない一面があったというか…今まで出逢ったことのないタイプだったなー【すずらん】わかります。なんかひたすらまっすぐで、ウソがつけない人?   (2023/4/8 22:20:02)

新庄 つばさ♂37《《【つばささんがログインしました】【こまち】あれ、おかえり【すずらん】つばささん…?【ひばり】意外となりすましだったり【つばさ】なりすましじゃないですよ?【こまち】なーんか見に覚えがあるのよねーこの感じ【つばさ】な、なにがだよ【すずらん】ですよねー。なんか、あたしを抱いてたときのつばささんじゃないですよ?【つばさ】だ、抱いて!?【ひばり】そんなこといったらあずささん泣いちゃいますよ?【つばさ】もう泣いてます【すずらん】ほんとですね…あぁあずささんにとられちゃったー【ひばり】ねー【つばさ】いやいや、そんなこと…んーやっぱり変える!》》一旦ログアウトして、名前を変えて入りなおした。《《【あずさ】落ち着きました【こまち】おかえり【すずらん】おかえりなさい【ひばり】落ち着いてなかったんですねー【あずさ】すごくドキドキしてた【こまち】恋する乙女ねー【すずらん】羨ましいですよー。つばめが聞いたら何て言うか…【あずさ】つばめさんって、あのときの?》》昨日私の部屋に来て追い払ってくれた女の子…。すごく頼もしかったし、なんか仲良くなれそうかなって。   (2023/4/8 22:16:34)

新庄 つばさ♂37さっと身体流してくるわ、パソコン使っていいから、そう言い残してそそくさと彼は部屋を出ていった。『うん…ごゆっくりね』わたしはいなくなったにも関わらず、ドアの方に顔を向けてそう呟いた。慌てて出ていったようにみえたけど、なんでだろう…そう思って航空会社の予約ページを閉じたら、胸元がすーっとして…そこではじめて、つばささんが慌てて出ていった理由がわかった。恥ずかしかった。パソコン使っていいからと言われても、なにしようか考えるの…こんなとき、やっぱり普段何を見てるのか気になってしまいません? こう、ほら、ブックマークとか見たら、エッチなサイトとか…『あ、あるんだ…』見なきゃよかったです…でも、気になっちゃって…『つばささん、こういうの好きなのかな…?』たまたま出てきたのがその…ちょっといじめちゃうようなやつで…だめだめ、慌てて消しました…そこで、チャットサイトが開いたままだということに、気付きまして。   (2023/4/8 22:04:32)

おしらせ新庄 つばさ♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 210.157.***.95)が入室しました♪  (2023/4/8 22:03:20)

おしらせ新庄 つばさ♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.249.***.217)が退室しました。  (2022/7/4 17:06:48)

新庄 つばさ♂37『まぁそれもあるかもだけど…あんたは優しすぎるから、わかっちゃうのよ。辛さがわかるから…前も言ったでしょ? 傷付いた人間にしか、わからない辛さもあるの』そうだな…何度も画面越しに口ずさむ。自信のない自分がいた。もし、カラダ目当てなら…一時的な感情で動いていたら…今こうして家には来てなかったはず。こまちらと一緒に帰っていただろう。それが、こんなド田舎に二泊もしてるんだ…普通のことではないはずだ。少し休憩しようと、チャットを閉じて、あずさのフライトチケットの予約をしようとページを開いていたら、ドアが開いてあずさが入ってきた。薄いピンクの肌襦袢だけを身に纏い、カップアイスとお酒の二合瓶を持っていた。『おにーさん、ひとりでナニしてたのぉ?』ウェブ会議が終わったらそのままお風呂に入っていたらしい。『さぁて、なにしてたでしょうか?』そう言いながら、チケットの予約を取る。『12:45発の飛行機でいい?』『うん、ありがとう』必要事項のタイピングは本人に任せて、オレは立ち上がり伸びをした。チラッとあずさの谷間が見えた…すぐに視線を外した。   (2022/7/4 17:03:39)

新庄 つばさ♂37ティーパーティーの女性陣は何かしら、多かれ少なかれいやな思いをしてきてる。だから、あそこに出入りする男は、基本的にこまちが審査して認めない限り居続けることはできないシステムになってる。それだけ、好き勝手する男が多すぎる。元々運営がエロサイトを運営するところだから、仕方ないといえば仕方ないのだが…。『つばさは絶対的に裏切らないから、安心できるんだよ。でも、それまでのことがあったから、どうしても身構えちゃうわよ』言わんとすることはわかる。だがオレも人間だ、裏切ってしまうことはあるかもしれないぞ?『あの子にしたら二度とない機会よ。でももし…ないとは思うけど、捨てられたりしたらどうしようかなとか、考えてるはずよ?』一緒に居られるように、居てもらえるように努力するという。彼氏ができた女性が急に魅力的になるのは、その心理が影響するとも言われているとか…。『つばさの動きは、正解だと思うわ。ひとりで、あんたの家に行くのも、相当勇気がいることだから…絶対的な信用がおかれてる証拠よ』たぶん、オレがどんな人間なのかわかりやすいか、危なくないと思われてるんだろう。   (2022/7/4 17:02:05)

新庄 つばさ♂37『なら、しっかりスキンシップしなよ?』『なんの話でしょうかねー?』時々、どこまでがホンネなのかわからない時がある。『もうお付き合いしちゃいなよ…見ててじれったい』はっきり言われてしまったな、苦笑いしながらコップに注いだ缶チューハイを飲む。『言いたいことはわかるわよ…今はすごく中途半端よね』酔った勢いとはいえ、彼女とカラダを重ねた。お互いに求めあうように…今でも時々表情が浮かぶ。忘れたいから、とか、溜まったなにかを発散させたいからとか、そんな雰囲気はなかった…はず。『壊れちゃいそうだったからな…あの時は』広島に向かう車内で、彼女は何度も謝ってきた。『自分の都合で巻き込んじゃったって?』『あぁ』『そうね…あの子の中で葛藤があったのかもしれないわね』葛藤、か…男はあまり考えるやつは…いなくはないが、この世界で考えるのも…いや、うちらはこの世界基準で話そう。『あたしはわからないけど…結構適当に扱うでしょ? まぁ男女関係ないかもだけどさ』あずさも、来たばかりの時はかなり流された…平気で取り合いがあって、複数で囲われたり…一時的な感情でモノとして扱われたり…。   (2022/7/4 17:01:41)

新庄 つばさ♂37ショッピングモールに着いたら、食料品売場へ直行。グラタンの材料をあれやこれや話ながら買う。楽しかった。なんていうか…まーそこは口にはしない。ついでにモールを散策しているうちに、彼女の買い物を…途中電話が入ったので別行動。終わり次第合流すれば、なにやら荷物が増えていた…。帰宅して晩御飯の支度。シーフードグラタンをチーズたっぷりなものに仕上げてくれて、ふたりで食べる。付け合わせに貰い物の野菜でサラダを簡単に作って…ごはんの上に乗せたらドリアだ、だの…ふたりぼっちなのに食卓は賑やかだった。『あら、珍しいわね』『なにがよ、こまちもだろ?』あずさが一時間ウェブ会議とお風呂で席を外してる間、ティーパーティーに顔を出した。こまちがひとりで暇してた。『こんな時間に? 大変ね』『トラブルシューティングってやつらしい。明日急遽帰ることになった』『寂しいわね? 最後の夜?』『…言うな』ついさっき、電話がありはじめはトーンも高かったが、やがて萎んでいき…『なるほどね、表情が想像できるわ』ウェブ会議に行くときも泣きそうだったしな。もっとも、あずさのミスではないので、理由は単純に離れるのが寂しいというだけ。   (2022/7/4 17:00:14)

新庄 つばさ♂37まだ一週間も経ってないのに。『リアルで最初に会ってから、どれくらい経ったんだろ?』車を走らせてる中で、ふとあずさに聞いてみた。『んー2ヶ月くらいになります?』『やっぱそうだよなー。あっちの世界ではもう少し経ってるか…』信号待ちで車が止まる。2ヶ月くらいか…なんて口にすれば、ふとお互いの顔をみて。向こうは顔を赤くした。『上野で初めて会って、二度目は根府川。三度目が大阪から今に至る、か』再び車を走らせながら呟く。『会って2ヶ月で、エッチしちゃいましたね…あはは…』ストレートに言われると、恥ずかしいぞ。『酔った勢いとはいえ…まー、本能が出ちゃったかな、お互いに』苦笑いしながら、話すと『ごめんなさい…』いや、謝るとこじゃないよ? そう返した。『でも…あの時とは違うんです…すごく嬉しくて』なんか、必死に釈明してるみたいに聞こえて、ちょっと可笑しくて。『もっと…つばささんのこと、知りたくて…』俯きながら、言葉を吐き出すような、絞り出すような…わかってる、キモチは十分受け取ってるよ、オレはそう返した。   (2022/7/4 16:59:14)

新庄 つばさ♂37『少し涼しいとこいくか』『もーつばささん…いやらしいですよ』『なにがよ、川辺の木陰がいい感じのとこがあるんだよ!あずさだろーいやらしいこと考えてるの』『あーそんなこと言うなんて!』車を走らせること15分弱。山の中の川縁に足をつけて、二人並んで。『冷たくて気持ちいいですね』『たまに来るんだよ、なんか考え事したりとか、さ』ちょくちょく静かな環境を求めて来たりする場所…夏場はもっと涼を得られる場所。しばし川のせせらぎに耳を傾けながら、特に話さずぼーっとしてた。『つばささんって…』『ん?』『いえ…なんでもない、です…』なんか顔が赤かったような気がしたのは気のせい、ということにしとこう。『ごはん、どーしましょう? 食べたいのありますか?』笑顔で振り向く彼女のその表情に、少し目を逸らしながら何があるかと考えて…『グラタン食べたいですか?』グラタンだと? 食べたいに決まってるじゃないか!『じゃあ、とびきりおいしいグラタン作ってあげますよ』にこっとして立ち上がる。買い物は少し離れたとこに大きなショッピングモールがあるからそこにしよう、そう言って足をタオルで拭いて車に戻る…にしても、不思議な感覚だ。   (2022/7/4 16:57:43)

新庄 つばさ♂37『あ、おかえりーあついよねー』玄関上がって、奥の部屋から出てきたのは、大胆にも肌襦袢に紫陽花の浴衣を羽織ったあずさ…。『んー、さすがにその格好はどうよ?』まさかその格好でテレワークしてたのか? と聞いてしまった。テレワークは少し前に終わって、帯を緩めたらしい。『あはは…ドキッとしました?』なぜか、優雅な舞いを始めるあずさ…かなりご機嫌のようだ。『つばささんはお昼からどうするんです?』『んー特にないかな?』『じゃあ、デートしましょ!』そういって、彼女は抱きついてきた。さすがにここは玄関から丸見えだから、と、とりあえず部屋に…。すると、彼女のほうからキスを…。『どしたんよ?』『…なんか、急に寂しくなって』消えそうな声で答えた。やっぱ知らない場所でひとりはきつかったかな? そう尋ねるとそうではなくて…。『切ないんです。不安で怖くて…』なんとなく言わんとしてることはわかった。『大丈夫だよ…そばにいるからさ』そう言って彼女を抱きしめた。『もう…大事なものを失いたくない…』大阪での夜を思い出した…あの時も、彼女は不安に押し潰されていた。それが手に取るようにわかったから。   (2022/7/4 16:56:27)

新庄 つばさ♂37やんややんやと言われながら、次の宮城での仕事内容を確認していた。『生半可な気持ちで、か…』資料をめくる手が止まった。そして、昨夜のあの言葉が、頭のなかをぐるぐるまわった。『なんなら、彼女連れていっても良いぞ?』『バカ言うな、向こうも仕事あるんだぞ』そこで社長は笑った。お前の気持ちはよくわかった、必要なら俺に言え、なんとかしてやる。いや、なんとかしてやるって言われても…そこで、オレが言った言葉をどう理解したのかがわかった。仕事がなければ連れていきたいと、そう捉えられたようだ。まぁ、一緒に居られるなら…と、さらに自分の気持ちに、気づいたような気がした。『ほんと、つばさくんは素直じゃないねー』事務所にいるおばちゃんらに笑われた。なんか恥ずかしくなった。『でもね、そういう気持ちって隠しちゃだめよ? 相手さんが傷付くわよ?』『そうそう、つばさくんと一緒に居たいから…素直な気持ちを見せてくれてるんでしょ?』『なら、応えてあげないと、失礼にあたるわよ?』『青春してるわねー』などなど。その後、団体が管理する圃場を見てまわって、昼前には帰宅した。   (2022/7/4 16:55:30)

おしらせ新庄 つばさ♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.249.***.217)が入室しました♪  (2022/7/4 16:54:55)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.249.***.217)が退室しました。  (2022/7/1 09:53:26)

新庄 翼♂37【あずさ】あ、いや、それは…【つばめ】まさかもう…!【すずらん】もーそんなときにチャットしないでくださいよー【つばさ】お前らなぁ…【やまびこさんがログインしました】【やまびこ】おい、つばさ!》》そのあと、激しく面倒なことになったのは言うまでもない。あれやこれやと話していたら、いつの間にか寝てしまっていて…『うわ、1時だ…あずさ、寝…って、寝てるじゃん』ひとり苦笑いしながら、彼女を何とか布団に寝かせる。その時、彼女が(おそらく寝言で、忘れているであろう)一言二言呟いた。オレは黙って頭を撫でて、そのまま添い寝するように横になり、目をつぶった。翌朝…頬をつつかれて目が覚めたら、すでに彼女は朝食を用意してくれていた。時間は7時半…あまり寝られなかったらしい。今日は午前中テレワーク。オレは昨日茂吉のおっちゃんの言われたとおり、事務所に足を運び、社長と顔を合わせる。『若い女の子が来てるんだって? いくつよ』『…今年30って言ったかな?』『いいじゃねーか、そろそろ身を固める時期だぞ?』『あのなぁ…』『あのなも広島菜もねーよ、遠くから男の家に泊まりに来てるんだぞ? 生半可な気持ちで動けると思うのか?』   (2022/7/1 09:53:20)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.249.***.217)が入室しました♪  (2022/7/1 09:50:44)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.249.***.217)が退室しました。  (2022/6/30 06:42:47)

新庄 翼♂37《《【こまち】あれ、つばめは初心者に馴れ馴れしくされるの嫌いだったんじゃないの?【つばめ】あずささんは、つばささんと仲良いんでしょ? だから大丈夫【あずさ】つばめちゃん優しいー【つばめ】でしょー?【すずらん】あはは…つばめったら【つばめ】すずには勝てるけど、あずささんには勝てない気がするし…【ひばり】つばめちゃん、そこは理由を詳しくどーぞ!【つばめ】えーやだー【つばさ】拒否されてやんの【ひばり】ひどーい【つばめ】てかまたみんなでつばささんち行こうよ!私来月から神戸に転勤なんだから!【ひばり】神戸なの!?近い!【つばめ】ひばりちゃん、近いならあそぼー!【ひばり】うんうん、はやぶささんのバーにも行こうよ!【つばめ】はやぶささん懐かしい!行きたい!【こまち】じゃあ、はやぶさに行っといたげる…あたしも行きたいなー【あずさ】私も行きたいです…帰りに寄ろっかな?【つばめ】え? あずささん、今どこにいるの?【ひばり】つばささんの膝の上です、よねー?【あずさ】さ、さすがに、膝の上じゃないよぉー!【こまち】さすがに膝の上じゃない…ですと?(ニヤニヤ)》》ほーらややこしくなった。   (2022/6/30 06:41:55)

新庄 翼♂37《《【つばさ】こんばんは【すずらん】あ、つばささんやっほー【つばめ】お兄様!》》待て、つばめ、そんな呼ばれ方記憶にないぞ。《《【すずらん】つばめがつばささんに会いたくてたまらなかったみたいよ?【つばさ】しばらく見ないうちにまた逞しくなったな?【つばめ】そうかなぁ? あ、おっぱいは育ったよ? こまちさんレベルに?【あずさ】つばめちゃん、そんな大胆…【つばさ】つばめ、それくらいにしとけ【つばめ】無理【すずらん】あんまり言うと、あずささんの部屋だし、ね? ね?【つばめ】いや、これくらいエロいほうがいいんちゃうの? お二人さん的にも》》オレが入って少ししたら、二人は静かに部屋を出ていってた。つばめは、勝ち誇ったように、さらに饒舌になる。このあと、こまちやひばりが来るとさらに暴走し始めたので、場所をティーパーティーに変えることに。『つばめちゃん、すごいね』『昔からよ…懐いたらすごいが、懐かなかったら敵意むき出しよ』苦笑いしながらあずさに説明した。まぁすずらんと張り合ってたと言えばそうなのだが、今は説明を省かせてもらう。   (2022/6/30 06:40:11)

新庄 翼♂37【つばめ】こういうとこ来るからには、楽しまないとねー【男1】わかるわーつばめちゃんとは仲良くなれそう【男2】だな。ちょっと話しようよ【つばめ】いいけど、部屋のルール守らないなら拒否だから【男2】部屋のルールは守ってるよー、ねえあずさちゃん【つばめ】てか、初対面から馴れ馴れしくするの、うち嫌いやわー【すずらん】つばめ、そのへんにしとこ? ね? ね?【つばめ】部屋主のあずささんがやんわり制止してるのがわかってないんだもん…そんなやつのチンポ食べたくないしw》》この辺りから男はあまり話さなくなっていた。『つばめちゃん…って、いいのかなぁ?』『いいよ、オレが許可する』つばめは難しいタイプの人間だ。ティーパーティーでは普通…普通って、なんだろ?《《【こまち】つばさ、試しに乗り込んでみてよ【つばさ】大丈夫か?【ひばり】後で行きますから【つばさ】わかった》》あずさにはなにも言わず、ティーパーティーを抜けるとその足であずさの部屋に入った。【つばささんがログインしました】『え、つばささん?』隣で驚くあずさをニヤッと見て…。   (2022/6/30 06:39:17)

新庄 翼♂37《《【つばめ】あずささんのことは、すずから聞いてます。私も、ティーパーティーのメンバーですから…ね【男2】ティーパーティーって、あれかよ【ユキ】ティーパーティーって、こまちさんのお部屋ですよね? こないだやまびこさん、とお話ししました【つばめ】やまさんまだいたんだ? それは残念な人に会っちゃったなー【すずらん】残念なwww》》お前ら、怒られるぞ? というか、つばめは相変わらずだな…なんか安心した。《《【すずらん】で、今はなんの話ですか?【男1】すずらんちゃんも、エッチしたいんでしょ【つばめ】いきなり、そういう男ってだいたいうちらを下に見てるよね【男2】そんなことないよ?【つばめ】すず、彼氏いるからだめですよ、他を当たったら?【すずらん】ちょ、つばめ!【つばめ】ktkt【あずさ】すずらんさん、そうだったの?【つばめ】そうそう、あたしとも濃密な関係よ?【ユキ】つばめさん、すごいですね。   (2022/6/30 06:38:32)

新庄 翼♂37《《【つばさ】スクランブル待機【こまち】うん、もう少ししたらいこっか?【ひばり】ですね》》そう話していたら…《《【すずらんさんがログインしました】【つばめさんがログインしました】【あずさ】すずらんさんいらっしゃい!【すずらん】こんにちは、あずささん、来ちゃいました【つばめ】はじめまして、おじゃまします》》さすがに三人で画面越しに声を出してしまったよ…『『『つばめっ!?』』』《《【こまち】つばめ帰ってきたわよ!?【つばさ】落ち着けこまち【ひばり】なんか、同伴ですね【つばさ】間違いないな》》つばめは、すずらんと共に進学でご無沙汰になったメンバーだ。すずらんとは仲が良かったから、たぶん一緒に居るか、やり取りしていたんだろう。《《【あずさ】つばめ…さん? はじめまして、あずさです。来てくれてありがとうございます【すずらん】つばめは私の友達ですよ【男1】こんちわ!【男2】こんにちは、この部屋やべーなー》》まーすずらんもつばめも、大衆の男の視線を奪うには十分な実力は持ち合わせている。オフ会の時にそういやあナンパされてたな。   (2022/6/30 06:37:41)

新庄 翼♂37あずさが思わず、という感じに声を出した。つられてこちらも思わず彼女の画面を覗き込む…あぁ、なるほどね。嫌な予感しかしなかった。うちらが使うチャットは、いわゆる『外から覗ける』という、ROMができるようになってる。だから、こまちやオレは時々部屋を見たりするのだが…今回はリアルタイムだったゆえに、すぐに異変に気付くことができた。《《【あずさ】すみません、ここのお部屋はそういうことする場所じゃないんです【男1】えーでもみんなかわいいじゃん。したくなるし【男2】もしかして公開プレイ? やべーなー【ユキ】恥ずかしいですよ【男1】ユキちゃん、もしかして濡れた?【ユキ】そんなことないですー!【男2】オナニーは毎日なんだろ? 手伝うよ?w【あずさ】あのーあんまり…【男2】あ、あずさちゃんも感じちゃってきたんだ? やっぱみんなしたいんじゃん!【あずさ】さすがにみんな見てるから恥ずかしいんですよ、女の子は特に》》オレはため息をついて、自分のほうに…。   (2022/6/30 06:36:39)

新庄 翼♂37それぞれパソコンを開いて、チャットを開く。『自分とこ見てから、行きますね?』『わかった』《《【つばささんがログインしました】【こまち】お、きたきた【ひばり】つばささん、まだおいたしてませんよね?【つばさ】残念だな。【こまち】酔っぱ中なんだ?【ひばり】酔わせて女の子襲うなんて最低ですね!【つばさ】とりあえずひばりは口縫うわ【ひばり】えーひどい!【こまち】そういえばあずさは?【つばさ】自分とこの部屋にいるはず。》》そっと隣を覗いたら、ちょうど目があった。部屋には誰もいないようだ。『もう少ししたら…あ、常連さんだ』部屋に常連さんが来たようで、会話を始めた。《《【こまち】この子前に話したわよ【つばさ】知ってんだ?【こまち】そうそう、それこそあずさの部屋でね【つばさ】ちょくちょく顔出してんだな?【こまち】心配だからね》》などと話し込んでいたら、あずさの部屋には数人集まっていて、仲良く話をしていた。《《【こまち】でもさ…【ひばり】どうしました?【こまち】ふたりきりなのに、ふたりしてチャットって、シュールだなーって》》なんとなく言ってることはわかるんだけどね。確かにシュールかもしれん。   (2022/6/30 06:35:26)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.249.***.217)が入室しました♪  (2022/6/30 06:34:52)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.155.***.18)が退室しました。  (2022/6/25 18:58:00)

新庄 翼♂37たまにはいーだろうと、ガスコンロは使わず竈で火を起こし、羽釜で米も炊いた。あずさは、煮物を作り、味噌汁も作ってくれた。スーパーで安かった刺身はうちが切り分けた。生のわさびも擦って添えて。『ほんと、実家で食べる晩御飯みたい』『いやいや、ありがとうね…久々に手料理が食べられるから』さすがにこればかりは照れてしまう…うん、なにを照れてるんだって、やまびこあたりにつっこまれそうだが。『『いただきます』』八畳間に、ふたりでぽつん…ま、普段ひとりだから、それから比べたら全然マシだけど?『あ、今日召集かかってたな』『ですねー。わたしもパソコン開けますよ』でも今はごはんを楽しみましょう!ってことで、ふたりでお酒を飲みながら…。『お酌しましょうか? なんて』くすくす笑う彼女はもう既にほろ酔いみたいで、頬が紅潮している。自分の顔は見えないが、たぶん同じく紅潮してるんだろう…。日本酒に刺身、そして煮物と、相性が悪いわけなどない。しばらくふたりでごはんの話をしていたら、通知が届いた。やつらが集まりだしたみたいだ。『もう少しこの雰囲気を堪能したかったんだけどな?』『あはは…まーまー』   (2022/6/25 18:55:37)

新庄 翼♂37結局30分以上話をして、野菜をたくさんもらって、その場を離れる。スーパーで足りないものを購入して帰宅。『毎回火を起こすのが面倒だから、そこはガスコンロなんよ…絵的に違和感なのは言うな』苦笑いしながら、彼女が手際よく料理していくのを見ながら…。『まー忙しかったら仕方ないですよ。わたしも、何度か手抜きしますから』彼女こそ夜遅くまで仕事することが多い。帰宅前に買って帰ってレンチンも珍しくないとか。『何度実家に帰ろうかなって考えながら…でも、農家だけじゃなかなか生活できないですもんね』年々肥料だの農薬だの高くなっていくわ、気候でとれ過ぎたら価格破壊が起きるし、逆になったらそもそもの収入も…。『まだうちの会社は、これからを見越したやり方を模索してる。だからあちこちしては情報収集してるんやけどねー』『それであちこちしてたんですね』どうも営業マンと思われていたらしい。まーリアルの込み入った話はしてなかったからな。『なんか、いいですね。こういうの』   (2022/6/25 18:55:14)

新庄 翼♂37茂吉のおっちゃんが帰ったことを確認して玄関から上がると、あずさはまるで聞き耳立てるみたいに近くに潜んでいた。『忙しいですね?』『あ、聞いてた?』『うん…ごめんなさい』別に聞かれてまずい話でもないし、問題はなかった…はず。『さて、夜どーしよっか?』荷物の片付けも終わり、寛いでいて…。『外食続きなので…私が作りましょうか?』パソコンで仕事のメールを確認していたあずさは、やる気満々で答えた。土間の台所に興奮して、作りたいと。じゃあ買い物にでも行こうか、と支度をして車に乗り込み、五分もしないうちに車が停まった。『なんねーかわいい子乗せてどけえいくん?』時々世話を焼いてくれるおばちゃんズだ。『あんまり野暮なことは聞かないの』いつも通りそれとなく返事する。あずさもおばちゃんズに挨拶すれば、おばちゃんズ大喜び。さらに実家が農家だからあれこれ話してるうちにさらに気に入られ、◯◯さんとこの息子に会わせてやりたいとか、なんだか話が変な方向に…勢いも勢いだから、あずさも若干引き気味で…って、おい、オレの存在忘れてません?『だめよーつばさくんが連れてきたんじゃけえ』そーですよ、そーですよって、なんだこりゃ。   (2022/6/25 18:53:38)

新庄 翼♂37『悠々自適ってやつですかね?』『そうなるかな…いろいろ大変だけど』窓を開けたら涼しい風が吹いてきた…しばらく呆けていたら、玄関から声が聞こえた。『あ、まずいな、あずさはここで待機だ』『了解ですっ!』かわいらしい敬礼に見送られて急ぎ玄関までいけば、久しくみるおっさんが立ってた。『つばさ、帰ってきたなら顔出せよ』『悪い悪い、今帰ってきたとこだ』同じ仕事仲間の茂吉だった。いちばんうちに来るおっさん。確かにふた回り年上だ。『ん? なんじゃ、彼女か?』『ちゃうわ』あずさの履き物を早速見つけるとは。『今夜みんなに紹介せにゃいけんなぁ?』『やめろ』ほんとにやりかねないから怖いんだよな…でも、心配はない。『やっとここに若けえ子が来るけえな?』『じゃあ奥さんにも言わないとな? 茂吉さんがこう言ってるからって』『いけん!いけん!』茂吉はかかあ天下だから、奥さん出したら間違いなく勝てる。『で、なんか用があったんじゃないの?』『おぉ、忘れるとこじゃった。依頼が来たらしいけえ、また事務所寄ってくれって』『あぁそう、どこから?』『宮城ゆーちょったど?』『また遠いな…わかった、また顔出すからって言っといて』   (2022/6/25 18:51:34)

新庄 翼♂37にこにこ顔の彼女は、あちこちしては、スマホで写真を撮る。『そんなにいいか?』荷物を降ろして玄関まで運んでいたら、ようやく現実にご帰還。『うちの実家と、すごく似てて、でもなんか違って…』終始ニコニコ。さすがにこっちが恥ずかしくなる。『えー土間がある!しかも薪ですか!?』今やオール電化だのバリアフリーだのいろんなあるが、その全て流れから逆行したのが我が家。ひとりで住むにはあまりに広すぎる。いや、そんなレベルの話ではないくらい。元々は二世帯が住む家だったのだが、10年前から空き家になってた。『うちが住み出したのが五年くらい前だから…まー掃除から何から大変だったよ』あずさの荷物を部屋に運び入れると、探検のリクエストが入ったのでついで家中をうろうろ。10畳間、8畳間、6畳間がふたつ。二階は二階で8畳間、6畳間ふたつ。『だから、誰か来たときとかはさ、ここが宴会場兼宿になる』『楽しそうですね!あ、じゃあティーパーティーのオフ会も…?』一度だけあったな、それこそ…さくらがいた頃に遡るが。   (2022/6/25 18:49:57)

新庄 翼♂37こまちとはやぶさは一度来てるから、そう言ってるわけで…彼女は果たしてどうだろう? 実家が似たような場所らしいから。『実家がそうなら、尚更よー』『つばさ、わかってないなー』なんでこまちはいいとして、お前まで…『考えても見ろよ。あの世界で出会って、リアルのお前を見たいってことだろ? それだけ信用してるってことじゃないか』あぁ、そうなりますね。『素直になりなよ? 肝心なところで自分を抑える癖があるから』図星を突かれてなにも返せないところで、あずさ合流。『…どうかしたの?』『え? いや…なんも?』《3人がにやにや》『ふぅん…まぁいっか』あいつら、にやにやしやがって。昼になったので、フェリーで宮島口まで戻る。そこで穴子飯のお店に入り五人で食事を済ませて解散となった。『今夜は集合ね?』こまちの召集命令が下された。行けたらいく、と返そうもんならもれなく冷やかしが来る。いつものことだ。三人が乗るハリアーを見送ってこちらも乗車。高速に乗り一時間ほど走り、降りて少し走れば景色はあっという間に田舎なものに変わる。道を逸れて少し走り、やがてぽつんと建つ一軒家の前に車を停めた。『いいところですね!景色もいいし』   (2022/6/25 18:48:53)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.155.***.18)が入室しました♪  (2022/6/25 18:48:29)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 210.157.***.235)が退室しました。  (2022/6/21 13:02:33)

新庄 翼♂37島に渡ればひとまず厳島神社を参拝。そのあとは土産物やを物色したり、露店の焼きガキに手を出したり…。ここにも鹿がいたりするので、戯れることはできなくもない。そして厳島神社のときもそうだったが…『やっぱり人気者だね、あずさちゃんは』はやぶさが視線を向ける先に、外国人観光客に声をかけられて一緒に写真を撮る和洋折衷な女性の姿。立ち振舞いも本物なので、さらに目立ってしまう。『…つばさ、嫉妬?』『意味わからん』こまちがにやにやするもんだから、ひばりも悪ノリするじゃないか、やめてくれ。『まーまー、あずささんはつばささんに心奪われてますから、大丈夫ですよぉー』ほらきた。『そういえば、この後は予定決まってるのか?』不意にはやぶさが聞いてきた。はやぶさ、こまち、ひばりはこの後帰路に着く。それははじめから決まっていた。あずさはあと2日は休みだから、急いで帰ることはない。しかも仕事上テレワークができるらしいから、なおのこと。『あぁ…足はうちでなんとかなるよ』『じゃあ家に連れ込むんですね!?』ひばりが食い入るように…すな、近いわ。『まぁでも、あずさは気に入りそうよね?』   (2022/6/21 13:02:04)

新庄 翼♂37実際、あれからベッドに潜り込んできた。色っぽい表情で、くっついてきたんだが…ほどなくしてすやすやと寝息を立ててしまい…今に至る。時間はもうすぐ2時。やまびこと、のぞみと話をして、いい加減寝ようと部屋をあとにして目を閉じる。まーすぐには寝られなかったんだけどな。『なんで襲わないんだ』とか言われたが…二人きりで泊まるイコールエッチするとも限らないんだよ、と言ってやった。のぞみは理解してくれた。『いや、そうだけどよ…やっぱり期待しないか?』『んー人にもよりますけどねー』まぁ…人にもよる。あれこれ考えてたら、気付けば朝の7時過ぎ…微睡みのなか、徐々に意識がはっきりしてくれば、あずさが笑みを浮かべて…ん? いつの間にか膝枕されてました。朝ごはんはホテルのビュッフェ。食事を済ませて荷物を車に乗せたら、一路国道2号線を西へ。ほどなくして宮島口に到着する。駐車場に車を停めたらフェリーで宮島に渡る。『JRフェリーって、あのJR?』そうだよ。昔から残る唯一の鉄道フェリーといえばいいのかな。一応JR路線に含まれる…なんて乗りながら話してたらあっという間だ。   (2022/6/21 13:00:29)

新庄 翼♂37ツインルームとはいえ、片方のベッドにふたり入るとさすがに狭い。が、やはりいいとこのホテルは違うなぁ。シングルダブルみたいな、少し大きめなベッドだ。『つばささんは、田舎に住んでるんですよね?』やや消えそうな、すこし寂しそうにも聞こえる。前に、お互いの住んでる場所を話したことがあった。あずさの実家と、オレの今の居住地は、なんとなく似てるとこがあった。『明日…つばささんはどうするんです?』さすがに一旦帰りたいな…次の仕事の準備もあるし…と、そこでなんとなく察してしまった。いや、オレも期待してたわけでも…いや、期待してたかもしれない。明日のあずさの宿が決まった瞬間だった。しっかり人払いしておかないと…面倒なことになる。《《【つばささんがログインしました】【やまびこ】つばさ!?【のぞみ】おかえりなさい!【つばさ】なんだよ【やまびこ】いや、だって…なぁ?【のぞみ】あずささんの相手してくださいよ!【つばさ】それがなぁ…寝ちゃったんだよ【やまびこ】はぁ!?【のぞみ】つばささん…そこまでがんばっちゃだめでしょ【つばさ】バカかお前らは。》》   (2022/6/21 12:58:52)

新庄 翼♂37照れ臭いと言うか、疑っているというか。『ふつうなら、もっとそっち方向に持っていきません? 話を』昔はそうやって、話を持っていって…なんてこともしてたけど、今は…なんかそんな気分にはなれないというか…別にあずさといて、そんな気分にならないわけではない、誤解されないためにも、それはない。『だから、よかったのかもしれない…かな?』苦笑いしてるようにも見えた。言わんとしてることは理解できた。やっぱりオレみたいなのは珍しいらしい。『豹変されても困るだろ?』『それはそうですけど…人となりがわかったりしたら、また違うかなって。つばささんは、むしろどう豹変するのか見てみたいと言うか…あはは』いきなり縛ってバシバシされながらとか、嫌だろ…もちろんそんな趣味はないし、身体を傷付けるようなプレイは苦手だ…なんて、なにを話してるんだろうとふたりで笑ったり。気付いたら1時をとうに回っていたので、足早に部屋に戻った。さすがに眠たい…ましてあんなに飲んだ割には寝落ちもない。不思議なもんだ…なんて、ベッドに仰向けになって天井を見つめていたら、視界にあずさが入ってきた。寂しいからと、ベッドに潜り込んでくる。   (2022/6/21 12:57:27)

新庄 翼♂37『昼間だと、それは逆に目立つな?』そうですか? と彼女は自身の服装を確認する。場所が場所だから、外国人も多い…そこに日本の昔ながらの出で立ちなら目立つと言うよりはなんとやら。『なんか、金曜日から夢みたいです』まぁ楽しんでるなら何よりだ。なにより、何度も口にしてるから、本当なんだろうな…。少しだけ座ろうと、川沿いのベンチに腰を降ろす…ネオンとライトアップされた原爆ドーム…なんともミスマッチに見えて、自然と溶け込んでいるそんな景色を見ながら…静かに過ごす。『あそこだけネオンきらびやかですね…ホテル街?』くすくすと笑う。この近くにはいわゆるラブホ街がある。歓楽街がそばだから、まぁふつーっちゃーふつうだ。またしばらく沈黙…座りなおして彼女が寄り添うようにくっついてきた。と、視界に男女のカップルが映る。明るい場所を歩いてるからすぐにわかった…中年男性と、若い女性…。『怪しいですね』あずさが言えば、こちらも相づちを打つ。『もしかしたらデリヘルかもよ?』敢えて怪しい関係に話を持っていかないように…。『やっぱり優しいですね、つばささんは』そうなのかな…たまに言われるが、何度言われても慣れないんだよな。   (2022/6/21 12:56:09)

新庄 翼♂37彼女は、そっと寄り添ってきた。それを自然に受け入れる。なんの違和感もなかった。『つばささんは、大丈夫ですか?』なにが、とは聞かなかった。彼女は、さくらのことを気にしているはず。ここに来る途中、彼女からはさくらの話題は振ってこなかった。そりゃそうだ、もしオレが逆の立場なら、話を振っているだろうか…。『大丈夫じゃない、って言ったら、どうする?』意地悪な返しをしてしまっただろうか…横目で表情を探った。すぐにこちらを向いて…。『ん…これが答えです』くすくす笑う。酔っているからか、顔は相変わらず紅潮している。『どうしたんですか? また、わたしに惚れちゃいました?』またって言い方よ…思わず笑ってしまった。『少しだけ…散歩しませんか?』時間は24時に差し掛かろうとしている。明日もあるんだし、さすがにどうなんだろう…なんて言ってたはずなのだが、15分後、ふたりで夜も更けまくった平和記念公園を歩いていた。さすがに涼しいを通り越してやや寒い…しかし、アルコールがまだ身体を温めてくれていたから、体感的にはちょうどよかった。   (2022/6/21 12:54:56)

新庄 翼♂37もちろんパンツだけですから、寒くないわけありません。これが真夏ならあるいは…いや、そうでもなくて。『んー大好きですよーえへへ』完全に酔っていらっしゃる。しかもかなりふわふわしてる…あまりいい状態ではない気がするのはオレだけではないはず。『こんなにも一緒に居られて、夢みたいです』酔った勢いとはいえ、発言はしっかりしていた。とんとんと優しく背中を叩き、さりげなく甚平を取り返すと、一旦離れてささっと着た。『こっち来てみ、夜景がきれいだよ』窓の外は、広島市内の夜景が広がってる。ホテルの部屋で窓から外を見れるとこにあまり泊まったことないから、新鮮に映る。『一昨日は、大阪の夜景でしたもんね?』あれからまだ3日経ったくらいだ。なんかもっと長い時間が経ってる気がした。『また、ふたりでごはん行きたいですね』『うん、行こう。あずさがこっちにいる間にね』自然とお互い笑みがこぼれる。それと同時に…。『辛いですよね…わたしも、あの時はいつも彼氏さんの顔が浮かびました…』今は何してるのかな、とか、いろいろ考えるときはある。だが、人生道はひとつじゃない。いっぱいあるうちのひとつを選んだらいい…   (2022/6/21 12:52:54)

新庄 翼♂37その後はしばらく食べ飲みして、店を出た。23時過ぎ…はやぶさは酔いつぶれかけのこまちを連れて先に帰る。ひばりと3人でコンビニにより、飲み物とデザートを買い、部屋に戻った。『疲れたなー』とりあえずベッドに横になる。『おいしかったですよねー』あずさも、満足げだし良かった良かった。結局すずらんとはまた後日ゆっくり話すことにしたらしい。その彼女はもう一度シャワーを浴びると再び浴室にこもってる。今のうちだと荷物から甚平を取り出し着替えはじめた。上を脱いで、下も脱いで、パンツだけになれば、甚平を…。甚平を? あれ? 甚平がない…振り返ると、甚平はあった。和洋折衷な、きれいな女性が甚平を持っていました。ふわふわした表情で、にこやかに…。『…ごめん、寒い』パンツだけだからさすがに寒いぞ? しかし彼女はにやにやしながら、甚平をそばにおいて笑顔で歩み寄りそっと抱きついてきた。『あったかぁーい』にへらーと笑みを浮かべながら、時々上目遣いでこちらを見たりする。いや、ちゃうやろ、思わず笑ってしまい甚平を取ろうとしたら…『寒いですかぁ?』抱きつかれました。   (2022/6/21 12:49:58)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.155.***.18)が入室しました♪  (2022/6/21 12:43:09)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 210.157.***.245)が退室しました。  (2022/6/15 02:00:15)

新庄 翼♂37《《【ひばり】あずささんwww【やまびこ】まじかよ、あずさちゃんいたのか【あずさ】はい、つばささんの隣にいますよ。こまちさんの向かいにいます!【やまびこ】こまちいるなら入ってこいよ!【ひばり】つばささんはつけ麺なう【あずさ】なうなう!》》ちょ、あずさ!食べながらスマホを覗けばいつの間にか名前を変えられ普通に喋ってるからびっくりだ。でもなぜか嫌ではないのはなぜなのだろう…?《《【あずさ】すずらんさん、はじめまして!あずさです。ブログいつも見てます!【すずらん】あずささんですね、はじめまして、すずらんです!えーそうなんですかー!?ありがとうございます!》》しばらくはふたりの会話が続く…特にリアルタイムで見なくてもいいから、つけ麺をしっかり味わう…うまい、うますぎる。『ちょっとひとりで食べないでくださいよ!わたしも、食べたいです』そこでつけ麺が届いたので、ひばりとあずさでわけわけしてもらい、オレは名前をあずさからつばさに戻した。《《【やまびこ】てか、ひとついいか?【つばさ】なした?【やまびこ】…チャットは部屋にかえってからにしたら?》》おっしゃる通りでございます。   (2022/6/15 02:00:08)

新庄 翼♂37すずらんもかなり苦労してきたタイプの人間だ。母親が事故で亡くなり、小学生の頃から祖母と共に家事をこなしてきた。それが趣味となり、ブログでは毎日作った料理をアップして、ちゃっかり人気になっていたりする。そいやぁ最近なにも送ってなかったな。『ブログのタイトルは何て言うんですか?』あずさが唐突に聞いてきた。『すずらん食堂、だっけ?』こまちが答える『すずらん食堂!?わたしフォローしてますよ!?』なんだこれ、なんだこの世間の狭さは。『ちょっとお話ししたいかも…』意外な繋がりがまたひとつ。【すずらんさんがログインしました】『あ、噂をすれば』《《【すずらん】こんにちは~!あー!つばささんだー(ギュー)【つばさ】すな(笑)【ひばり】すずー(ギュー)【すずらん】ひばりー(ギュー)》》いつもの儀式だ、そうあずさには説明した。彼女に近い側の腕に絡み付いてきたことはあまり気にせずに。そこへ、つけ麺が運ばれてきたので、オレはそちらに集中する。と、あずさがオレのスマホを持ち…《《【つばささんが名前をあずさに変更しました】   (2022/6/15 01:58:28)

新庄 翼♂37『おい、ひばり…』思わずリアルのほうにツッコミ。『あはは、つい本音が…』にやにやすんじゃねえ…『あ、それとも3Pですか? ふふふふふ』だめだ、こいつ。《《【のぞみ】あずささんいるなら、伝えてもらえますか?【つばさ】ん?【のぞみ】あずささんのお部屋これからやまびこさんとすずでお掃除に行きますからって【つばさ】わかった》》そう返事した瞬間…4人はまったく同じ反応をした。『すず!?』《《【ひばり】すずちゃん帰ってきたの!?【のぞみ】うん、落ち着いてきたから顔出しに、昨日かな?【つばさ】まじか、よかったなー【やまびこ】つばさにも会いたがってたぞ、私がいながらなんてことをーって》》あ、それ今はブロックワードっす、やまびこさん。『つばささんは、モテるんですね』なんかすっげー怖い。こまちとはやぶさは笑いを堪えてやがる…ちょっとはフォローをだな…。《《【ひばり】すずは若さがあるから、猪突猛進ですからねー【のぞみ】うちらも若いで?【ひばり】でも魅力はまだまだこまちさんやあずささんには及びません【やまびこ】いやいや、すずはスキル高いぞ? あいつのブログ知らねえだろ》》   (2022/6/15 01:53:41)

新庄 翼♂37小さく頷いてスマホを伏せると、こちらに寄ってきて一緒にスマホを見る。《《【やまびこ】こまちには悪いが、ID調べて出禁リストに加えておいたから、たぶんティーパーティーには来ないだろ(笑)【のぞみ】あんな振る舞いは私でも嫌ですもん。【つばさ】やま、そいつのIDと、あずさの部屋荒らしたやつのID一緒じゃないか?》》やまびこは、気になったのか、オレがそう聞く前に答えを用意していた…同じだった。その事実にあずさも驚いていた。《《【やまびこ】なんか、前にあずさちゃんに仲良くしてもらってたんだと。でも最近違う男ができて…とかなんとか【ひばり】嫉妬にヤキモチですか? 男として風下の風下にいやがれ、ですねー【のぞみ】男ってちょっと優しくしたらすぐだもん…扱いやすいけど、そういうのはろくなやついないし》》なかなか言うようになったな、こまちもはやぶさもオレも苦笑いだった。『たくましくなったわね』お姉さん感動…してんじゃねえ。《《【やまびこ】あずさちゃんそばにいるんだろ? フォローしろよ? こっちの掃除はしとくからよ【ひばり】もちろんですよ、しなかったら私が寝とりますから!》》   (2022/6/15 01:49:45)

新庄 翼♂37《《【やまびこ】こまちもつばさもいねーから暇だよ【のぞみ】やまさんひどい、わたしとずっと話してたじゃないですか。》》『なんだかんだで仲いいわね』こまちははやぶさと一緒にROM。オレもROM。あずさは自分の部屋を開いていた…。『え…』表情が曇った。瞬時に血の気が引いていた。『どうした?』オレはあずさのスマホを覗き込む。『…こまち、スクランブル』顔を上げ、ティーパーティーのROMをやめてあずさの部屋をROMする…『これはまた…』『荒らされたわね』はやぶさも顔がひきつってた。【ここの部屋主は誰でも仲良くおはなしとか言ってるけど、別の部屋では男といちゃついてるビッチだぜ?】『つばさ…顔が怖いぞ』はやぶさに言われて、視線を自分のスマホへ。《《【つばささんがログインしました】《《【やまびこ】お、つばさやって来たのかよ!お前に話があんだよ【つばさ】やま、ここ最近変なやつこなかったか?【やまびこ】あぁ、来たよ、あずさちゃんの内縁者とかいうキモ男がな?【のぞみ】あーいましたね。なんかよくわからないこと口走ってて。》》『あずさ、とりあえず、自分のとこ見るのストップな?』オレは彼女のスマホ画面に手を置く。   (2022/6/15 01:41:04)

新庄 翼♂37もう一件はしごしようと騒ぐひばりに、珍しくあずさとはやぶさが乗っかる。しかし男だけならそういう【おねーさんがいる飲み屋】に行くんだろうが、このメンツだと、さすがに…『つばさ、どっか知らない?』意外とオレも広島中心部は知らないんだよな。『つばさ、あっちには行かないでしょ?』こまちが指差す方には、いかにもいかがわしい看板の店が立ち並ぶ。『ばかいうな』さすがに苦笑い。『えーつばささん、まだ溜まってるんですか?』ちょっと待てひばり、誤解を生むことを言うな。『でも実際どーなの? あぁいうお店って』『ソープって、エッチできるんですか?』矢継ぎ早に質問が飛んでくる。『えーん、つばささんが汚れていくー』あずさよ、やめれ。その時ふとつけ麺の文字が目にはいる。広島はつけ麺が有名だ。久々に食べたくなったなと、四人に提案する。あずさとひばりが、乗った。『じゃあオレも乗るわ』5人で店に入る。どうもここでも居酒屋めにはあるようで、結局二件目はつけ麺屋で飲み食いすることになった。『なんだよお前らまだ、遊んでんのかよ』そのつけ麺屋で、たまたまページを開いたひばりが、ティーパーティーにログイン。やまびことのぞみがいた。   (2022/6/15 01:37:44)

新庄 翼♂37『わたしの実家も、そうなんですよ…』驚いた。あずさこそ都心に近い場所で働いているが、地元は関東でも外れの方らしい。『つばさ、そんなことも知らなかったの?』『いや、実家が農家は聞いたことあるよ』と、そこまで口にして、オレは彼女が働きに出てるのかとか、いろいろ話したのを思い出した。もちろんその事は黙っておいた。しかし目の前にはお互いを知り尽くしたやつがいる。当然、図星をつかれるわけだ。『まぁあんた忘れっぽいからねー。あずさも気にしないでよ?』『わたしも結構忘れっぽくて~』苦笑いしながら、おちょこは手放さずちびちび飲んでるが、あとで怖いことになっても知らんぞ?『あ、来ましたよ、焼きガキ!』ひとり2つ、計10個の焼きガキ、そして専門店顔負けの広島焼きが並ぶ。焼きガキはまぁ身がでかくてとろけてうまいことうまいこと。お酒ももちろん進み、結果5人でトータル30000円。きっちり割り勘して店を出た。『まだ八時半なのに、賑やかね』はやぶさにくっついて歩くこまちがあちらこちら見ながら呟いた。ひばりもあずさとくっつきながら歩き、オレはその二組のやや前を歩く。   (2022/6/15 01:36:17)

新庄 翼♂37テーブルには、大皿のサラダ、刺身の盛り合わせ、串の盛り合わせと、居酒屋飲み会の定番メニューが並ぶ。乾杯の合図でスタート…一応時間は二時間くらいで区切るつもりでいた。『明日は宮島行ってそのまま帰る感じでしたっけ?』ひばりがつぶ貝の刺身を食べながら聞いてきた。朝から宮島口まで車で行き、駐車場に停めた後フェリーで渡る。厳島神社などを参拝したら、戻ってそのまま解散だ。『あっという間でしたねー、あ、ウーロン茶ひとつ!』マイペースに食べるひばり…と、不意に箸を置く。『あずささんも明日帰るんですか?』確かに言われてみれば…彼女は昨日から五連休だったはず。しかし宮島に行ってからはなにも予定を聞いていなかった。『んーどうしよっかなって…まったくのノープラン』苦笑いしながらおちょこを空にする。まぁ正直なところ、本人がしたいようにしたらいいと思うのだが…。『つばさの家に行ってみたら? のどかで落ち着くわよ』うちは山間部に位置する場所に住んでる。まぁいろいろあって数年前にそこへ移住したのだが。とまぁあまり詳細には話してなかったからか、あずさはわりと真剣に(個人の感想です)話しに耳を傾けていた。   (2022/6/15 01:35:21)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 210.157.***.245)が入室しました♪  (2022/6/15 01:34:39)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.251.***.195)が退室しました。  (2022/6/12 17:16:01)

新庄 翼♂37確かにあずさは小柄な方かもしれんし、どっちかといえば童顔な方かもしれんがな。『つばさはそこまでロリコンじゃないもんなぁ?』てめえ、口縫うぞ。『とりあえず、いきません?』あずさのひとことで、部屋を出る。昼間よりはいくぶん涼しい風が吹いてるからか、心地よく、すぐ近くの平和記念公園を散歩して、そのまま八丁堀方向へ歩いていくことにした。五人とも平和記念公園は初めてではなく、修学旅行とかで一度は訪れていた。夕暮れ近い原爆ドーム…どこか寂しささえ感じる出で立ちに、静かに目を閉じる。『なんか…いろんなモヤモヤが消えていきますね』『だな…』静かに、その姿を目に焼き付けて、公園を後にした。八丁堀界隈は、広島でも歓楽街に入る。その中でも、広島の食を堪能できる居酒屋を見つけて、そこに入った。『へぇーなんでもあるんじゃん…あ、カキあるよカキ!』『いきましょう!焼きガキ!』こまちとひばりはすでにハイテンション。『あ、雨後の月があるぞ』『まじか、いこうぜ』男ふたりは早速広島の地酒をオーダー。三人娘もそれに続く。2合入りのとっくりが3つ、おちょこ5つ…もはや飲んべえのグループだな。   (2022/6/12 17:15:41)

新庄 翼♂37数人先客がいたが気にせず身体を洗い、湯船に浸かり、15分ほどで出た。着替えを忘れたから、さっさと部屋に戻って…。いいホテルはカードキーだから、かえってなくしそうだよな、なんて呟きながら上から脱ぎはじめて。男が着替えるなんてあっという間…少しこ洒落た格好になると、椅子に腰かけて大きな窓からそとを眺めていた。少ししたらドアが開く…振り替えると見知らぬ女性が…『あ…あずさか』一瞬誰かわからなかった。『どこの女学生かと思ったよ』自然と表情が緩む。赤ベースにオレンジの模様をあしらった袷着物に紺のロングスカート。中は白のフリルブラウス…髪は首の後ろでリボンで縛っている。『また違う印象だね』『よかった…ちょっと若作りしすぎかなって、心配だったんです』苦笑いしながらあずさは向かいの椅子に座る。『どうかしました…? どっか変でした?』あまりに見とれて、なんて言えなかった。しばらくたわいのない話をしていたら、部屋にはやぶさ、こまち、ひばりが集まってきた。『かわいい!』『どこの子を連れ込んだのかと思ったわよ』失礼なやつだ。てか犯罪だろそんなことしたら…。   (2022/6/12 17:14:17)

新庄 翼♂37がいたが気にせず身体を洗い、湯船に浸かり、15分ほどで出た。着替えを忘れたから、さっさと部屋に戻って…。いいホテルはカードキーだから、かえってなくしそうだよな、なんて呟きながら上から脱ぎはじめて。男が着替えるなんてあっという間…少しこ洒落た格好になると、椅子に腰かけて大きな窓からそとを眺めていた。少ししたらドアが開く…振り替えると見知らぬ女性が…『あ…あずさか』一瞬誰かわからなかった。『どこの女学生かと思ったよ』自然と表情が緩む。赤ベースにオレンジの模様をあしらった袷着物に紺のロングスカート。中は白のフリルブラウス…髪は首の後ろでリボンで縛っている。『また違う印象だね』『よかった…ちょっと若作りしすぎかなって、心配だったんです』苦笑いしながらあずさは向かいの椅子に座る。『どうかしました…? どっか変でした?』あまりに見とれて、なんて言えなかった。しばらくたわいのない話をしていたら、部屋にはやぶさ、こまち、ひばりが集まってきた。『かわいい!』『どこの子を連れ込んだのかと思ったわよ』失礼なやつだ。てか犯罪だろそんなことしたら…。   (2022/6/12 17:12:52)

新庄 翼♂37途中呉市内にある歴史が見える丘に立ち寄り休憩。広島市内の今宵の宿に着いたのは夕方。平和大通りに面したホテルにチェックイン。『ごめんだけど、ツインふたつとシングルひとつだから…』じゃあはやぶさこまち、あずさひばりか…そう言ったら、直後に怒られました。『つばささんって、素直じゃないとこありますよねー』部屋で荷物をまとめるあずさが、ボソッと…。ひばりがひとりになるのはあれかなと、気を遣ったのが逆だったみたいだ。なんか、気を遣っちゃうんだよな…昔からの癖みたいなもんだ。『わたしは、あんまり気を遣ってほしくないかな?』ベッドに仰向けになるオレの隣に座る。『あんまり気を遣われると…悲しくなっちゃうから…』そうやって顔を覗き込む…うちらはいつの間にこんなにも深い仲になってたんだ? まぁ…こんなもんなのかもしれない。当事者は案外気付かないものだから。『さっとお風呂入ってくるわ』ごはんまではまだ時間がある。どーせ飲んだらすぐ寝るんだろうから、と先に済ませることにした。支度を済ませて…。『じゃあわたしも済ませちゃいますね』一緒に部屋を出てそれぞれの浴場へ…こちらが先に部屋に戻るだろう。   (2022/6/12 17:11:51)

新庄 翼♂37『じゃあ昼まではうさぎ三昧!』ひばりはひとりはしゃいでいた。とりあえず出発までは荷物をフロントに預けて、身軽な状態で島を散策することにした。この島はかつて東京第二陸軍造兵廠が置かれていて、主に毒ガスが作られていた。その遺構があちこちに残されている。その遺構にもうさぎはいて…『いろいろ複雑に混ざった島なんだね』こまちはうさぎと戯れる三人を見ながら呟いた。『戦時中は地図から消されてたからな』ジュネーブ議定書の化学兵器禁止条項に抵触するからだ。もっとと、当時の大日本帝国は署名はしたが批准はしてなかった。戦後はアメリカ軍ら進駐部隊によって処分されたが、今も負の影響は残されているとかいないとか…。オレは時々うさぎと戯れながらも、みんなが楽しむのを眺めていた。歩きながら、うさぎを見つけては立ち止まりを繰り返していたら、あっという間に昼になった。休暇村の中で食事を取り、連絡バスで桟橋まで行けば、帰りの連絡船で忠海に戻った。それぞれ車に乗り込むと、忠海を離れ西へ…。『竹原、ですか…』安芸の小京都こと、竹原に立ち寄り街並みを眺めて、一路広島市内へ。   (2022/6/12 17:10:28)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.251.***.195)が入室しました♪  (2022/6/12 17:09:56)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.248.***.248)が退室しました。  (2022/6/6 11:18:26)

新庄 翼♂37『ご、ごめんなさい』慌てて前を隠す…なぜ謝る?『酔っぱらって、覚えてないんです…』だろうね。結構うちのから飲んでたもの。最後は…『『あっ!』』同時に声がでて、同時に顔が赤くなった…ひばりが酔いつぶれて、寝たあとに…なんかやってたなそういえば…こまちが煽ってきたのを思い出したぞ? 『とりあえず、散歩に行こうかな…』着替えて行こうかと荷物に手をかけると、あずさが不意に背後にくる。この部屋にはひばりという、見られたら面倒なやつがいるんだぞ…そう言い聞かせたからか、こちらがさっと着替えるを隠れて見ないように待ってくれていた。そして彼女はそのままの格好で服装を整え、こちらはTシャツにジーンズの出で立ちで、部屋をあとにした。朝の5時…心地よい1日が始まろうとしていた。朝御飯も素晴らしい内容だった。地元産の食材を使った和テイスト、洋テイストなもの、さらには広島焼き…。デザートも充実していて、朝からこんなに食べて大丈夫だろうかとさえ思ったくらい。『今日は昼ぐらいに出て広島市内に向かう感じ?』こまちやはやぶさと予定の確認をする。今日は広島市内に泊まり、明日宮島を観光しその日に帰るという計画だ。   (2022/6/6 11:18:21)

新庄 翼♂37『ひばりも相手見つけないとー。理想だけじゃなかなか出逢えないわよ?』にやにやしながら湯呑み茶碗に口をつけるリア充め…てかなんでほぼ同じ状況なのに、この男は落ち着いてんだ? 時間は23時を軽く回っていた。さすがに疲れていたのか、気付いたら寝落ち…次に目が覚めたのは白みかかった朝の4時半…雑魚寝になったか、なんて起き上がると、なぜか薄手の毛布。目の前にはひばりが寝ていた。こいつも寝落ちだな? 掛け布団を抱き枕にすやすや寝ている姿を見て、違和感が…『こまちとはやぶさは…?』微かな声で呟くと、もうひとりの存在に気付く。ゆっくりその方向に視線をやると…。もちろん思考が完全に凍った。はだけたあずさが、これまた幸せそうに寝息をたてていた。なにしたらその服がそんなにはだけるんだよ…突っ込みを入れながらも身なりを整えてやる。胸元を閉じようと手を出したら…まぁ漫画みたいなことになるんだよな。『つばさ…さん?』起きちゃいます。『おはよ…なにしたらそんなにはだけるんだ?』きょとんとしていた。そらそーだ。ゆっくり起き上がると、ようやく自分の状況に気付いてくれたようだ。   (2022/6/6 11:13:14)

新庄 翼♂37『あ、わたしは大丈夫ですから』というので、余った湯呑みはこまちとひばりに渡し、少しだけ酒を注いで、乾杯の音頭。この時点で5人とも酔っていて、いい気分だった。『もーカップル二組の世話は切ないわ~』とか言いながらもにこにこ顔のひばり…じゃあ次はひばりの相手も連れてこないとな、なんて言えばしどろもどろになる。なにこのかわいいやつ…と、その意志が漏れたのか、横から強引な幅寄せをする方が…。『つばささんの、少しください』そういって強引に湯呑み茶碗を手に取るとぐいっとひとくち…そして、にへらと笑みを浮かべたら、彼女は頭をオレの肩に乗せて…『つばさ、抑えろよ?』にやつく男に苦笑い。『もーふたりとも、盛りすぎぃー』こまちがケタケタ笑えばひばりが悪ノリして逆からくっついてくる。これはなんだ、天国で悪夢を見てるのか、オレは?『つばさ、抑えろよ?』にやつく男に、オレは苦笑いで返す。『あずさが拗ねてるわよ?』ソウナンデスネ、ワタシニハヨクミエマセン。『大丈夫ですよーひばりはつばささんを取りませんからー』酔いとはこんなにも矛盾した空気を作り出すのだな、そう実感した。   (2022/6/6 11:11:59)

新庄 翼♂37そうだ…ひとはひとりでは生きていけない…それはわかってる。だから支えたかった。でも…できなかった。あいつを一番理解して、一番支えられると自信があった。だから、失ったときは、死にたかった。それだけ毎日が辛かった。だが、このときはみんな辛かった。オレだけじゃなくて、みんなが…。時間はかかったが、なんとか立ち直れた。が、今度はあの疫病だ。『…やめよう、疲れる』笑って湯呑み茶碗の酒を飲み干した。『いい飲みっぷりだ』お互いに湯呑み茶碗に4分の1くらい入れた時に、入り口で音がした。『あーやっぱりー!』ひばりが切り込んできて、さらにこまちが続いた。『おにいさんたちぃ~一緒に飲まない~?』わざとなのか、酔ってるからなのか、らしくない絡みかたをしてくるひばりに驚きながら、湯呑みは二つしかないぞと伝える…ん? ふたつ?『さすがつばさ、三人来るってわかっての発言、やるねぇ?』確かに今はふばり、こまちしか見えていない…あずさは? と尋ねると、チラッと中を覗き見るハイカラさん。オレとはやぶさの間にひばりが割り込み、はやぶさの隣にこまち、あずさが腰かける。   (2022/6/6 11:08:21)

新庄 翼♂37『…ほんと、うまいな、この酒』こまち、あずさ、ひばりの三人が隣で(多分女子トークしてるであろう)わちゃわちゃしてると、オレとはやぶさはふたりで静かに酒を飲んでいた。売店でこっそりかった四合瓶をひとつ…一気に飲んでは勿体ないと、ちびちびやっていた。『三年ぶりか? 旅行に出たのは』『だなぁ…いろいろ制限あったしな…仕方ないさ』この二年ちょいは、世界的な疫病蔓延で、毎年恒例行事も中止にせざるを得なかった。みんな、大変で、毎日どこかで誰かが泣いていた。『三年前が最後か?』『あぁ、草津温泉だったか? オレとこまちと、つばさと…ひばりちゃんはいなかったのか』『確かなんかと被ったとかで…』『やまびこがいたな。あと…あのときはすずらんもいたろ』女子高生がおとなの旅行に参加して大丈夫か? なんて心配もあったが、無理やり参加してたな…あいつは今なにしてんだろうか、なんて話していたら、不意に手が止まった。『…つばさ、その辺にしとけ。違うこと考えろ』わかってる…さくらのことだろ? オレが一番好きになった異性…助けてやれず、ずっと頭から離れなかった。『ひとひとりの力はたかが知れてる、お前もよくわかってるだろ?』   (2022/6/6 11:06:47)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 153.248.***.248)が入室しました♪  (2022/6/6 11:04:43)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 210.157.***.14)が退室しました。  (2022/6/4 08:18:33)

新庄 翼♂37彼はまだ怖いんだ…そう思ったら、今までの彼の言動が納得できた。『やまびこさんが、言ってましたよ。あずささんがきっかけで、元に戻ればこんなにうれしいことないよなって』ひばりちゃんが言う。彼も、思い出の上書きが必要だった…。『湿っぽくなっちゃったわね』飲み直そうとこまちさんが探すけど、いつの間にかなくなってて…『となりに行けばありますよ、行きましょう!』ひばりちゃんはそういうと立ち上がり…『あ…』『おぉひばりもやるわね?』ひばりちゃんは浴衣を着ていました。でも帯が外れてて、前がはらり…『その格好で行かないでよ? こまちさんも怒るよ?』ひばりちゃんは身なりを直しながら『大丈夫ですよ、はやぶささんは』『つばさはわからないわねぇ』『ちょっ!』もう、この人たちはまったく…でもすごく楽しんでる自分がそこにいた。『つばさはあずさに夢中なんだし?』にやにやしながらこまちさん。そんな恥ずかしいこと言われると、隣にどんな顔していけばいいのよ、もぉ。   (2022/6/4 08:18:28)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 210.157.***.14)が入室しました♪  (2022/6/4 08:16:25)

おしらせ新庄 翼♂37 ◆B1nd8XpqU6さん(Android 210.157.***.14)が退室しました。  (2022/6/4 05:34:04)

新庄 翼♂37『元気つけよう、オフ会開くことにしたの。つばさも時間つくって来てくれたんだけど…』待ち合わせの場所にさくらさんは来なかった。直前まで連絡がついてたのに…そこでこまちさんは涙声になり…。『あの子の乗る電車が、人身事故で止まったの』なにも、声がでなかった。わたしも泣きそうになった。それ以上は聞きたくなかった…辛すぎた。『最初は…災難だなーとか、迷惑だよな、なんて言ってたのに…あとから、轢かれたのはさくらだったって…』ホームから転落し、電車はブレーキをかけたが間に合わず…。目撃者の証言で、自殺ではなく、ふらついた勢いで転落したという、事故であるということになった。『あいつ…それがトラウマで…しばらくはティーパーティーにも来なかったわ。違う部屋を転々としてたみたいだけど…』一周忌の時に、久々に顔を会わせた。でもまだ元気はなくて。『あたしも、事故で友達亡くしたけどそれ以上だったわね…』落ち着きを取り戻して、こまちさんは缶チューハイを開けた。『それ以来だと思うわ、親しい異性と出逢えたのは』繋がった気がした。どこか線を引いてるような素振りだった理由が、今はっきりとした。   (2022/6/4 05:33:55)

新庄 翼♂37『つばさはその日から休みでね、こっちに来る予定があったから、連れてこっちに来るつもりでいたの。けどトラブルでやむ無く…すごくあいつも落ち込んだわよ』すぐに会いに行き、さくらさんと関東に戻り、こまちさんと合流。居られるだけ一緒にいたみたい。『それで一度は回復したんだけど、今度はあの世界で、トラブってね…つばさもずっと一緒にはいられないから、あたしも気を付けてたんだけど…違う部屋で、またみんなに…ね』追い討ちをかけるように体調不良となり…病院通いとなった。ココロが壊れてしまっていた。ココロが壊れるなんて、よく聞く話だけど…聞かなきゃよかった、わたしは既にそう考えていたのに…話は終わらなかった。『元気つけよう、オフ会開くことにしたの。つばさも時間つくって来てくれたんだけど…』待ち合わせの場所にさくらさんは来なかった。直前まで連絡がついてたのに…そこでこまちさんは涙声になり…。『あの子の乗る電車が、人身事故で止まったの』なにも、声がでなかった。わたしも泣きそうになった。それ以上は聞きたくなかった…辛すぎた。   (2022/6/4 05:32:52)


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