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✾炉留倉庫


梅の花が咲き乱れています。
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おしらせ冨岡義勇さん(Android 110.67.***.216)が退室しました。  (2/13 03:55:18)

冨岡義勇(常に笑顔で、そして、ある願いを持つようになった。「鬼と仲良くする」。その言葉を聞いた時、彼女の姉が頭に浮かんだ。あの人は人を食った鬼にもそう思っていた。女神のようだった。そんな彼女の夢を、胡蝶は受け継いだのかと、そう思った。しかし、なんで姉を真似るようになったのか、分からなかった。彼女のままで、願いを継ぐことはできなかったのだろうか。彼女では、継げなかったのだろうか。自分に嘘をつくような願いは、元の彼女のままでは継げなかったのか。だから、彼女は自分を隠すように姉の真似をし始めたのか。一人で考えてしまう。頭から離れないのだ。彼女の事が。目を閉じれは自身に笑いかける彼女が映る。でもその笑顔は本物なのか、自身には分からない。そんな彼女を、もっと知りたいと思った。もっと話して、理解して、彼女を感じたいと思った。しかし口下手な自身には勇気が必要で。どうすればいいのかと、考えることしか出来ない自身に嫌気が差す。)   (2/13 03:55:13)

冨岡義勇(彼女は蝶の様だった。彼女の呼吸や姿は優雅で、美しくて、そして何かを隠すように舞う姿が頭から離れない。彼女の姉の事は知っている。自身の上司に当たる人だった。同じ柱で、美しく笑う人だった。一目見れば姉妹ということがすぐ分かる。よく似た綺麗な姉妹だと記憶している。姉がいた頃の彼女は今からは想像できないほど鋭い目付きをしていた。常に誰かを疑い、姉を守るような目付きだった。そんな彼女が、姉をなくした瞬間変わった。まるで姉を真似るように穏やかで、)   (2/13 03:47:48)

おしらせ冨岡義勇さん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2/13 03:39:39)

おしらせ胡蝶しのぶさん(Android 182.170.***.27)が退室しました。  (2023/10/28 23:13:07)

胡蝶しのぶ(そう、これは私への罰なのだ。私を想ってくれている人を、騙し続けた罰。結局は私が悪いのだ。全て、私が。実の妹の様に愛していた彼女にも、無愛想な彼にも、本当の私を伝えることが出来なかった。私は美しくない、私は汚いのだ、そう、伝えれたらどれだけ良かったのだろうか。暴いてくれたら、どれだけ救われたのだろうか。そうして、私は人のせいにしていくのだ。救われるとか、そんな事期待したってどうしようもないのに。そんな事、昔から分かっていたはずなのに、私は期待をしてしまうのだ。花札を着けた少年に。これは、呪いなのかもしれない。私の逃げた証拠なのかもしれない。私が楽になりたいからって、彼に塗り付けて。最低だ。私は。そう、最低なのだ。これは、罪を償うということなのかもしれない。私は、私の体を使って、終わりにする。)   (2023/10/28 23:10:23)

胡蝶しのぶ(この世には、「当然の報い」という言葉がある。それは「因果応報」とも意味は一緒だけれど、一つだけ違う。それは、良い意味と悪い意味があるということだ。私の場合は後者だ。私は嘘つきなのだ。自身の本当の気持ちに気付いているのに、それを偽り続ける毎日。何度辛いと思っただろうか、何度止めたいと思っただろうか、何度死んでしまいたいと思っただろうか。何度、願っただろうか。思い返せばきりがないのだ。止めたいと、思っているのに。姉の姿が、声が、表情が。いつまでも頭に張り付いている。それは花の様に美しく、私の中に広がっていくのだ。汚い私を洗い流していくように、私を、私自身を、私の存在を失くしていくように。そして、段々変わっていく。美しく、優しく、鬼の事さえも想える姉になるように、私は変わっていく。)   (2023/10/28 22:59:12)

おしらせ胡蝶しのぶさん(Android 182.170.***.27)が入室しました♪  (2023/10/28 22:49:44)

おしらせ栗花落カナヲさん(Android 150.147.***.181)が退室しました。  (2023/9/2 21:41:20)

栗花落カナヲ(でも、そんなとき、師範を思い出した。師範は気付いていたのかもしれない、私が変わった理由も、私の彼に対しての気持ちも、全部。胸に手を当てて、薬がまだあると、確認して。私は貴方に、薬を刺した。私の目なんてどうでも良かった。ただ、生まれつきちょっと目が良かっただけ、思い入れもなんもなかった。でも、師範は私の目を大事な人に使ってほしくて、残してくれていたのかな。だったら、大切な人達のために、私はこれを生かして戦おうと、そう思った。私は二人の大切な人と引き換えに視力を無くしてしまったけれど、後悔はしていない、貴方を守れたから。)ねぇ、炭治朗(そっと、小さな声で貴方の名前を呼ぶ。好きだと、伝えたい。この世から、鬼はいなくなったのだ、私たちは、次も、これからも、いつでも会えるし、愛し合えるのだ。ずっと一緒にいてほしい、一緒にいたい、大好きだから。目を細め、小さな寝息をたてる彼の額にそっと唇を落とした。ゆっくりと頭を撫でて、空を見上げた。)   (2023/9/2 21:41:16)

栗花落カナヲ(着替えが終わっては洗面所へと向かう。水で顔を洗い、寝癖の付いた長い黒髪を櫛でとく。腕を上げては櫛を使って髪を右側へと寄せ紐で括り、櫛を置いて、紫色の蝶の髪飾りをつけた。揃った前髪を軽くとき、鏡に写る自身を確認する。うん、変なところはない、こくりと一人で頷いては洗面所を出て、ひたひたと廊下を歩いた。お気に入りの日の当たる縁側へと足を動かしては誰かがいることに気付いた。誰だろうか、アオイでもないし...、炭治朗達が来ているのだろうか。ほのかに足を早くする。会いたいと、どこかで思っていたのだろうか、やっぱり彼達だった。炭治朗と、善逸と、伊之助。禰󠄀豆子ちゃんは?、きよやアオイ達と遊んでいるのかな、庭を見渡しても姿はなかった。三人はどうしてか寝ていた。何か運動したのかな、疲れていたんだろうか、考えながらゆっくり、起こさぬように炭治朗に近づいて、腰を下ろす。無惨を倒した後、貴方が鬼になって、とても怖かったのを覚えている。怖くて、貴方が死んでしまうのではないかと。腕が震えて、頭がいたくなった。ゆっくりと腕を伸ばし、細い指で貴方の額を撫でる。)   (2023/9/2 21:40:48)

栗花落カナヲ(暖かい日差しで目を覚ます。もう朝なのかと、小さく差し込んでいた日差しを解放するかのように窓掛けを開けた。起き上がり緩く暖かいベッドの上で窓越しに外を見る。すっかり緑に変わった桜の木も、もうそろそろ違う色を見せてくれるのだろうか。そう思うとなんだか嬉しくて、楽しみだと、そう感じた。鏑丸を指でちょいちょい、と弄り起こしては体の向きを変え立ち上がる。寝間着のボタンを一つずつ外しては丁寧に畳んで、淡い桃色の薄い着物へと手を通した。濃い桃色の腰紐、赤い帯と手慣れた手つきで自身に巻き付けて行く。仕上げに蝶の柄の羽織りを羽織っては衣服は完成だ。首に緩く巻き付く鏑丸の頭を撫で、全身鏡の前でくるん、と回って見せてはふふ、と頬を緩ませて。   (2023/9/2 21:40:05)

おしらせ栗花落カナヲさん(Android 150.147.***.181)が入室しました♪  (2023/9/2 21:39:48)

おしらせ時透無一朗さん(Android docomo spモード)が退室しました。  (2023/8/8 07:04:22)

時透無一朗(ふわりと振り向き、そう呟いた。帰り道は少し涼しかった、風が吹いてきたようだった。はらりと、自身に何か飛んできた。頭に乗っかったそれを手にとっては目を見開いた。銀杏だった。目を細め、花と共に銀杏を手に持つ。不思議だったけど、嬉しかった。銀杏は、兄との記憶の中にいつもあるのだ、兄の姿と共に舞う銀杏は脳に焼き付いていて、思い出だった。屋敷に戻り、残った花を花瓶に生ける。銀杏は花瓶の隣に置いておいた。さて、今日一番の用事は終わったのだ、皆の元へ行こう。僕を待ってくれている皆の元へ、僕は足を踏み出した。)   (2023/8/8 07:04:20)

時透無一朗...こんにちは。ごめん、ずっと来れなくて。今綺麗にするね。(そっと話し掛け、固く絞った雑巾で墓石を拭いていく。石の隙間に生えた雑草を抜いて、枯れた花を綺麗な花に取り換え水を花瓶に注いだ。持ってくる花が多かったみたいだ、残ったのは持って帰ることにして、取りあえず横に置いておいた。大分時間が経ったと思う。ふぅ、と息をついて、墓の前にしゃがみこんだ。水で良く拭いたからかきらきらと光る墓石を見つめる。思い出した、線香を焚かなくては。掃除に夢中になりすぎたみたいだ。そっと線香を取り出し火をつける。墓石の下にある線香入れに入れて、手を合わせる。『お誕生日おめでとう、兄さん。』薄く目を開いて、墓石を見つめた。もうそろそろ帰るか。残った花を抱えすっと立ち上がり、三段程ある階段を降りた。)また来るね、兄さん。   (2023/8/8 07:04:09)

時透無一朗(暑い、とても暑い。この道は日陰がない、時々木が生えているけれど、ほんの小さな日陰じゃ暑さは変わらないのだ。それにぶかぶかな隊服も合わせてみてほしい、本当に暑いのだ。額や頬に汗をかき、歩き途中手拭いで軽く拭いた。片手には青い花、今日は墓参りに来ているのだ。自身の誕生日でもあるが、兄の誕生日でもある。自身を守ってくれた兄の元へと足を進める。思い返せば、とても仲のいい兄弟とは言えなかったと思う。己とタイプがあまりに違う兄は言葉は荒かったし、厳しかった。だけど、血を分けた兄弟で、この世でたった一人の家族だった。そして、俺を守ってくれた、僕を愛してくれた人なのだ。記憶が戻ってから、墓参りは行っていなかった。自身の今と、また一つ年を重ねた事を伝えたかった、祝いたかった。だから、墓参りに来ている。沢山の墓石がある中から自身の名字が刻まれた墓を探す。見つけた。随分汚かった、苔が生え、石には汚れがついていた。バケツを持ってきていて正解だったようだ。   (2023/8/8 07:02:51)

おしらせ時透無一朗さん(Android docomo spモード)が入室しました♪  (2023/8/8 07:01:49)

おしらせ時透無一郎さん(Android 150.147.***.181)が退室しました。  (2023/7/8 00:36:51)

時透無一郎その言葉がなかったら、今僕はどうしてたんだろう。今でもぼんやりしてて、無神経で、勝手で。今の僕なら出来ないようなことを、していたんだな、前の僕は。そう思うと、僕の周りの人達は本当に優しい人ばっかりだ。前の僕が置き物みたいな人だと思っていても、本当は人一倍考えている人で。燕のような人だと思っていても、本当は最愛の人を失っていて。ヒヨコのような人も、山猫のような人も、お互い辛いことがあって、でも支えあっていて。梟のような人は、誰よりも我慢強く責任感がある人で。猿のような人も、実は頼れる派手な人で。それらに気付かなかった僕に更に嫌気が差してしまう。でも、今は違うから。兄さん。僕は今、全力で今を生きているよ。人の幸せを守って、そして、優しく、素敵な仲間達と笑ってるよ。だから、見守っていて。僕のことを。呪いが解けた僕のことを。)   (2023/7/8 00:36:49)

時透無一郎呪いが終わったのは、誰かに命がけで守られてからだった。鳩尾から出血しているのに、止血しないと死ぬのに、お面を着けた彼は切れるわけもない刃でただ僕を助けようとした。逃げろよ。なんで、なんでそんなに僕を。ここから出れてももう僕は。いや、やらなくちゃ、やらないと、僕は、人を守らないと。誰かが言ってた。「人のためにすることは巡り巡って自分のために」誰かに似た、赤い眼の少年が霞を払って思い出させてくれた言葉が、僕の背中を押してくれた。   (2023/7/8 00:36:33)

時透無一郎(ねぇ、兄さん。僕は、呪われていたんだ。あの日、戸を開けたまま寝ていなかったら。鬼を潰したあと、もっと早く帰れていたら。兄さんと、喧嘩してなかったら。呪いだったんだ。ずっと、ずーっと、兄さんの背中に、料理に、声に、僕は、兄さんの言葉に、僕らのあの日々に、呪われてたんだ。嬉しかった、僕の事を思って兄さんは厳しくなったってこと、自分より僕を優先してくれたこと、人のために、無限の力を出せるって言ってくれたこと。でもね、その言葉はいつも霧に隠れてたんだ。僕は、その見えない言葉を、いつの間にか呪いにしていた。その言葉の正体も分からないのに、僕は、やらなきゃいけないって、人を守らないといけないって、目的も分からないのに、目の前の鬼を倒して、知らない人から意味も分からない感謝を受けて。霞がかかった様な頭で、ずっと過ごしていた。   (2023/7/8 00:36:18)

時透無一郎(目の前が、赤く染まっていく。最愛の人に蛆が沸いて、握った手から温もりがなくなって、そして、そして___  身体が震え、目が覚めた。また夢を見ていた。何度目だろうか。汗ばんだ額に手を当て、天井を見上げる。あの家とこの寝室の天井はよく似てる。蒸し暑くて、じっとりとした空気。あの日もこんなだった。僕が、最愛の人をなくした日も、こんなだった。)   (2023/7/8 00:36:03)

おしらせ時透無一郎さん(Android 150.147.***.181)が入室しました♪  (2023/7/8 00:35:43)

おしらせ胡蝶しのぶさん(Android 150.147.***.181)が退室しました。  (2023/7/8 00:35:28)

胡蝶しのぶありがとうございます、ですが、そんなことはありませんよ?(なんて、嘘をついた。顔色が悪い原因は分かっているのに。貴方の前でぐらい素直で居たかったなぁ、なんて、思ってしまった。私は死ぬのだと、伝えたかった。でも、こんなことを言っても私の運命は変えられはしないのだから。ただ、あいつと戦うまでの間、貴方と幸せに過ごすことぐらいは、出来たのかもしれないけれど。そうか、と頷いた彼を見送り、自室へと戻る。とっても、胸が暖かくなったのを感じる。次会ったら、またお礼を言おう。なんて、あるのかも分からない次を願っていた。)   (2023/7/8 00:35:19)

胡蝶しのぶ(顔を上げて貴方を見ると目が合い、何となくで目を逸らしてしまった。まただ、また、苦しくなる。どうして。喉につっかかる何かを飲み込んで、「珍しいですね...どうしましたか?」といつものように微笑みかけた。小さく口を動かす彼からの言葉には吃驚した。顔色が悪いと、気になっていたようなのだ。そんな、わざわざ此処に来るほどの事ではないのに。でも、どこか嬉しくて、自身で薄く頬が染まっていくのが分かった。黒く渦巻いた感情が、水で流されて行くような感覚があった。彼は、私を気にかけてくれていた。心配してくれていた。ただ、それだけのことなのに。口下手な彼は、人一倍変化に気付くのが早いのかも知れない。そう思った。)   (2023/7/8 00:35:05)

胡蝶しのぶ(カナヲ達は今いないし、落ち着いて出なければ。立ち上がると酸素不足の影響かふらついてしまいドン、と尻餅をついてしまった。今度は机に捕まりながら立ち上がり机の上の手拭いを手に取り濡れた顔を拭いた。一度鏡の前に立ち、顔を確認する。眼が少し腫れてしまっているが、まぁ良いだろう。いつの間にか落ち着いた息で羽織をはためかせながら戸口へと急ぐ。)すいません、お待たせしました...って、(軽く肩を上げながら戸を開けるとそこには見慣れた彼の姿があって。彼が此処に来るなんて珍しい。どこか怪我をしたのか。なんて無意識にじっと彼の全身を見てしまう。)   (2023/7/8 00:34:49)

胡蝶しのぶ(時々ある、なんもしてないのに、なんも感じていないのに、泣きたくなって、情けない姿を見せてしまうことが。胸に渦巻く醜い気持ちを全て吐き出したくなることが。紫色の瞳から、ただただ大粒の涙を流す。なんで、さっきまで普通だったじゃない。薬を調合して、庭の花に水をあげて、薬を飲んで。いつも通りのことをしていただけ、なのに。誰もいない部屋にただただ嗚咽を溢す。苦しくて息ができなくて、深呼吸をして、どうにか落ち着こうとするけれど、願いとは逆に過呼吸は激しくなっていくばかり。息の出来ない苦しさからか、または頭の片隅にあった苦しさからか、更に涙が溢れでる。「ぁ゛、う、う゛ん、」息を吸い込もうとすると咳き込み、苦しさが増した。トントン、と戸を叩く音が聞こえる。)   (2023/7/8 00:33:51)

胡蝶しのぶーーーーーーー   (2023/7/8 00:32:10)

胡蝶しのぶ出来ることは少ない、でも、私には毒がある。調合して、1番鬼に効く毒を探して、藤の花の毒が一番効くと分かった。その毒を瓶に詰め、飲む。1日1本は必ず。この生活を一年ほどやってきた。もう私の体には十分の毒が回っているだろう。この試みは初だ、これが鬼に通用するかも分からない、だけど、私が鬼に吸収されれば、出来るはずだ。私は自身の手を見た。あぁ、この体にはもうすぐ鬼に喰われるのか。本当は怖くて仕方ない。手も震えるほど。でも、私に毒を溜め続けている限り、鬼に喰わせるという結果は変わらない。私に出来ること、私だからこそ出来ることをやり遂げよう。そして今日も、毒の入った瓶を傾ける)   (2023/7/8 00:32:02)

胡蝶しのぶはい、お大事に。(蝶屋敷、隊員の手当をしていた。最後の一人を見送って、少しぼーっとしていると、あの時間だという事に気が付き自身の部屋へと足を運ぶ。藤の花の瓶を取り出す。これを握ると色々な想いが出てくる。姉の事。姉さんの願いは、鬼と仲良くする事だった。私は姉の引き継いだ願いを叶えられなかった。姉さんみたいな心の優しい人なら出来たかもしれない。でも、私は出来なかった。姉さんのように心が優しくない。偽っても、そこにあるのは本当の怒りっぽい私。もう疲れた、どんなに頑張っても、何をしても、もう駄目だった。だから、そんな私に出来る事、私にしか出来ない事をしようと誓った。姉を殺した鬼を殺す事だ。まず、その鬼に私の作った毒が効くのか、効かなかったらどうするか、色々考えた。いっその事、私を鬼に喰わせるのはどうだろうと。私の体に藤の花の毒を溜め、それを鬼に喰わせる。今の私に出来ることはこれ位だ。もっと背があって、筋肉があれば、その鬼の首をこの手で切れたかもしれない。でも、残念ながら私は背も少なく筋肉も少ない。   (2023/7/8 00:31:50)

胡蝶しのぶーーーーーーーーーーーー   (2023/7/8 00:29:44)

胡蝶しのぶいつものように私を可愛がる話か、と思い呆れるような顔をする。でも、耳元へ囁く姉の声はいつもより一段と綺麗で、花のような良い香りがした。その間に私の顔は赤くなる。)当たり前でしょ!もう、姉さんったら…―(恥ずかしさを隠すように言い捨ててはぶつぶつと部屋から逃げるように立ち去る。―本当は嬉しかった。紅を付けてくれたことも、姉の言葉も。でも、私はありがとうさえ言えなかった。挙句の果てに大きな声で言いその場から逃げるなんて―。自分が情けなくなる。廊下を歩きながら早く赤く染った顔を戻すよう天井を見上げた。)   (2023/7/8 00:29:37)

胡蝶しのぶね、姉さん…(首を傾げる姉を見てはどう説明しようか頭の中が混乱して。混乱と同時に自身のしようとしていた行為が恥ずかしくなってきて頬も赤くなって、『私は何をしてるの』と姉から目を伏せる。そんな私の姿を見て姉はくすりといつものように笑った。「紅、つけてみる?」姉の言葉に私はびっくりした。私の考えていること、しようとしていたこと、全てお見通しだ。でも、このような事をしようとしていたのを知られると恥ずかしい。)大丈夫、大丈夫よ!(と首を振った。そんな私に構わず姉は後ろから紅皿へと手を伸ばす。大丈夫なのに…本当に塗るのかと私の胸は恥ずかしさと塗ってみたかった紅を塗る嬉しさで半々になった。そんな事を考えながら姉の姿を見守る。私は紅を塗るということで筆で塗るだろうと思っていた、だけど姉は人差し指を舐め紅を溶かし掬った。その人差し指は私の唇をなぞった。あまりに慣れている姉の行動に動揺を隠しきれず目を見開き『なんでそんな簡単に出来るのよ』と言いたげな顔で姉を見つめた。すると姉は私の額に自身の額が当たるよう顔を近づけた。   (2023/7/8 00:29:22)

胡蝶しのぶ……(静かな一直線の廊下に足音が響く。私が向かっているのは姉の部屋、こんな事しては行けないとわかっているけど、自身の足は興味の行先へと動いていく。ゆっくり、襖を開けた。そこには色鮮やかな花、蝶のような羽織、色々な姉のものが置かれている。私はまっすぐ、姉の化粧台へ向かう。座り込み、鏡に映る自身を見つめた。紅を付けてみたく足を踏み込んだ姉の部屋、鏡に映る私、その私は、幼い子供のようだった。そう、まるで母の化粧品を遊びで使うような、幼い子供。自身の姿を見て情けなくなる。そんな事を考えている間に、時間が過ぎてしまう。もうすぐ庭に居る姉も戻ってくるだろう、私は急ぐように化粧台に目を移した。そこにはいつも姉が使ってるであろう紅皿が置いてあった。普段部屋を掃除する時は無いが、今日はどうしたんだろうという疑問が頭をよぎったが、すぐに時間が過ぎてしまうと自身を急かすように頭の中で訴えた。その瞬間、姉の心地のいい声が耳に入り、慌て肩が驚きで跳ね上がると同時に振り向いた。)   (2023/7/8 00:29:00)

胡蝶しのぶーーーーーーーーーー   (2023/7/8 00:28:31)

胡蝶しのぶいや、見せたくなかった、が正しいかもしれない。姉は周りの人、ましてや鬼に対しても優しかった。鬼と仲良くしたいと言う程に。私には分からなかった、自分と同じ人間を食料にする彼らと仲良くしたい、そんな事思いもしなかった。私達はただ醜く人々を喰らう鬼を斬るだけ、仲良くするなんてもってのほか、そう思っていた私だけど、今はその事が夢になっている。姉の果たせなかった願いを、私が叶える。それを叶える為に、今日も鬼を探しにいく。)   (2023/7/8 00:28:26)

胡蝶しのぶ…もうすぐ秋が終わってしまいますね(自身の部屋から見える葉は赤、黄、茶と色付き、地へと舞い落ちる。その景色はあまりに切なく儚いもので、永遠と見ていられるようなものだった。ふと、姉の事を思い出した。姉は、いつもこの部屋にいた。もしかしたら、姉もこの景色を見ていたのかもしれない。そう思うと途端にこの景色が尊く、きらきら輝いて見えた。姉が生きていた頃、私はよく此処で姉さんと話していたっけ。姉は、私を可愛いと褒めるだけで、日々の疲れなど全く話さなかった。ましてや見せることも無かった。あの時の姉は柱で、沢山の成果を残してきた代わりに、疲れを溜めていた。今になって姉の気持ちがよく分かる。夜遅くに鬼を斬りに行き、激しい動作、重い刀。疲れが溜まるのは当然だ。なのに、姉は疲れたような姿を絶対私に見せなかった。   (2023/7/8 00:28:11)

おしらせ胡蝶しのぶさん(Android 150.147.***.181)が入室しました♪  (2023/7/8 00:27:57)

おしらせ竈門禰豆子さん(Android 150.147.***.181)が退室しました。  (2023/7/8 00:27:44)

竈門禰豆子(数輪摘んで赤色の花畑に移動した。何だろう…この花は見たこと無い。でもその花はどこかで見たことあるような綺麗な花だった。その花の色は兄の瞳の色に似ていて、匂いを嗅ぐととても心地よい感じたことのある感じで。ん…んん…。頭痛だ。最近このような頭痛が良くくる。なんだろうと思い出そうとすると頭痛がくるのだ。でも、頭痛を乗り越えるとその思い出そうとしていたものが出てくる。これは家族の匂いだ。思いだした。温もりを感じる。誰か顔は思い出せないけど、家族の匂い。この花も摘んで帰ろうと思い摘んで、三種類の花を合わせて匂いを嗅ぐ。心地いい、感じる。いつも優しくきらきらの団栗をくれたり、いろんな事を教えてくれて、暖かい温もりで私を暖めてくれる。この花達をそれぞれ全部の種類あの3人に渡そう。三種類セットで。離れてしまったらこのいい気持ちは感じられないから。さぁ、もうそろそろ深い夜が明ける。明けない内に帰ろう。この花達と一緒に。   (2023/7/8 00:27:37)

竈門禰豆子(ふと体を起こし月明かりに照らされ綺麗な花達を見る。青色の花、黄色の花、赤色の花が目に付いた。これを摘んで渡したら喜ぶだろうか…そんな事を考えながら近づいた。青色の花…ブルースターだ。青い五枚の花びらが月明かりに照らされ星のように光る。青い花を見ていると思い出す。いつも猪の被り物をして、団栗をくれる。いつもほわほわしていて、一緒に団栗を探しに行ってきた事もある。とっても優しくて、守ってくれる事もあって、大好きだ。数輪摘んで黄色の花畑に移動した。何の花畑だろう…と近づき花を見る。蒲公英だ。蒲公英の小さく綺麗な黄色の花びらが見える。蒲公英といえばと彼を思い出す。いつも近くに来てくれて優しく色々な事を教えてくれた。この花の知識だってそうだ。一緒に花畑に行って花冠を作ってくれたり、色々な花の事を教えてくれる。隣にいると心地良くて大好き)   (2023/7/8 00:27:19)

竈門禰豆子(兄の任務に付いていくため箱に入り終わりを待っていた。任務が終わるころにはもう深夜で藤の家に泊まる事にした。皆が寝静まった夜、静かに箱から出て外に出た。ふらふら歩いていると色鮮やかな沢山の花が咲き乱れている場所を見つけて花畑に向かう。其処には沢山の花が咲いていた。バタッと倒れ花畑に体を沈める。何も考えずに星がキラキラ光る深い夜空を寝ながら眺めていた。)   (2023/7/8 00:26:58)

おしらせ竈門禰豆子さん(Android 150.147.***.181)が入室しました♪  (2023/7/8 00:26:34)

おしらせ栗花落カナヲさん(Android 150.147.***.181)が退室しました。  (2023/7/8 00:26:16)

栗花落カナヲ私はそれがいや。だから、何もしなかった。指示があれば、正解がわかる。だって、それをすればいいんでしょ?指示されたとおりにすれば、蹴られたりしないでしょ?だから、私は考えることを辞めた。指示されたら動いて、指示されなかったらこうして花を見たり、手を蝶を止めたり。…なんだか音が聞こえる。横へと目を向けるとそこには隠の人達と一人の少年がいた。同い年ぐらいだろうか。……何をすればいいのだろうか…何をしたら正解なのだろうか…私はただ笑うことしか出来なかった。やがてアオイが来て、彼らを屋敷内へと入れてくれた。なんだか不思議な気持ちになった。本当にこのままでいいの?珍しく考えが頭の中へと入ってきた。そう考えていると、鴉から任務の司令が来た。早速行こう。私は蝶を静かに蕾の元へと戻した。私の中の正解を果たそうと、静かに屋敷の外へ足を進めた。   (2023/7/8 00:26:05)

栗花落カナヲこの前、蝶屋敷の庭を歩いていたら、先代の花柱が植えた沢山の蕾があった。毎年、夏に咲き誇っては冬に閉じ、そしてこの春では開花する準備をしてる。私はなんとなく惹かれていた、その蕾に。これが夏になるとどんな綺麗な花を見せてくれるのだろう。いつもは庭の花なんか見ていなかった。全てがどうでも良かったから。でも、こうしてみると、凄いなって思う。栄養は水だけ。アオイが他に何かしてるかは知らないけれど、私を売った人みたいに、ねじ曲がってない。まっすぐ、この先の夏に向けて、秋の終わりから夏まで、ずっと準備してる。私もこんな人の所で育てられてたら、どうなっていたんだろう。人買いになんか売られず、優しくて、暖かい家の元で育っていたら。あの柱の人のように幸せな未来を想像できるのか、数珠を持った人のように人の為を願い泣けるのか。私は何ができるの?師範の話を聞いて、ただ任務をこなして。私は今手に止まっている蝶のように飛べやしない。あの花のように綺麗に花を咲かせることも出来ない。どうすればいいの?分からないの、指示がないと。何が正解なの?悪いことをすると蹴られる。叩かれる。   (2023/7/8 00:25:45)

おしらせ栗花落カナヲさん(Android 150.147.***.181)が入室しました♪  (2023/7/8 00:25:10)

おしらせ?朱紗丸?さん(Android 150.147.***.181)が退室しました。  (2023/7/8 00:23:57)

?朱紗丸?(あの女の話す言葉が許せなかった。"あの方"の名前を簡単に発し、小物のように話して。許せない、"あの方"は凄いんだ、小物じゃない、鬼舞辻様は…。言ってしまった。"あの方"の名前を。苦しかった。何より怖かった。許して欲しかった。でも、許しては貰えなかった。名前を言った瞬間、私の中の呪いは発動した。"あの方"に認めて欲しかった。強くなりたかった。―また、毬打ちをしたかった。私の大好きな毬で、まだ遊んでいたかった― そんな願いは叶うはずもなく、私は死んだ。私は地獄に送られるだろうな…そんな事を考えながら、私は消えていった)   (2023/7/8 00:23:53)

?朱紗丸?(…毬…毬は何処だろうか。幼い時から持っていた毬…綺麗な華が書いてある物。"あの方"に鬼にされてからも、ずっとそれを持っていた。大事なものだった。でも私は、その宝物で人を殺してしまっていた。玩具から、鬼としての武器へと変わっていった。私はなんて事をしていたのだろう。上弦として頑張ろうと必死で強くなった。でも、ずっと私は騙されていただけだった。何をしても、どう頑張っても、上弦になれる日は来ない。だから、あの女の首と、花札の耳飾りをつけた鬼切りの首を持っていけば、評価されると思った。でも、それは出来なかった。)   (2023/7/8 00:23:29)

おしらせ?朱紗丸?さん(Android 150.147.***.181)が入室しました♪  (2023/7/8 00:22:17)

おしらせ神崎アオイさん(Android 150.147.***.181)が退室しました。  (2023/7/8 00:15:43)

神崎アオイ(という事だ、最初は不安だった。でも、やっていくうちに慣れてきて、確りと全てをこなせるようになった。私に役割が出来た、その事がただただ嬉しかった。しのぶ様は、鬼に家族を襲われ独りぼっちで鬼も切れない私に居場所を作ってくれた。本当に嬉しかった。しのぶ様はどれだけ優しく凄い人なのだろうと大好きになった。そのうちカナヲも任務に出ていくようになり、入れ替わりのようにすみ、きよ、なほの3人の幼い女の子達が蝶屋敷へと入った。最初は慣れない事も多く、大変そうにしていたが、教えていくうちに出来るようになり、私との仲も深まっていった。そうやって、私は此処にいる。心の傷は無くなって、楽しく、笑顔が沢山できる、新しい家族が出来た。)   (2023/7/8 00:15:40)

神崎アオイ…(パンパンと布団を叩く音が響き渡る。いつものようにきよ、すみ、なほと共に蝶屋敷での仕事を済ましている。しのぶ様やしのぶ様の継子、カナヲは任務があると屋敷を出ていった。最初はその姿を見送るうちに、私の心の傷は増えていった。鬼を狩りに行く、自身を危機にさらす、そんなものだろう。実際、私はそれが怖くて鬼狩りになれなかった。惨めで、自分に腹が立った。私はなんで行けないの?そんな事を考えても、誰かのせいじゃない、私のせいだから考えても仕方がない。ただ私の心に傷が増えてくだけ。そんな私を、しのぶ様が引き取ってくれた。正直申し訳なかった。鬼も狩れない私を継子にする訳がない、そんな事を考えながら屋敷に着いた時、しのぶ様は屋敷の事をして欲しいと私に伝えた。吃驚した。屋敷には継子のカナヲもいたのに、この大きな屋敷を私とカナヲに任すと。しのぶ様は任務があり、屋敷を空けるため番をして欲しい、鬼にやられ傷のある患者の手当をして欲しいと仰った。カナヲだけだと不安だったのか、そんな事を考えていたけれど、よくよく考えてみると、私とカナヲがこの大きな屋敷を2人で、患者の医療や掃除、食事などをする。)   (2023/7/8 00:13:07)

おしらせ神崎アオイさん(Android 150.147.***.181)が入室しました♪  (2023/7/8 00:08:52)

おしらせさん(Android 150.147.***.181)が退室しました。  (2023/7/8 00:07:58)

すると感じたことのある暖かい腕が後ろからアタシを抱きしめた。)お兄…ちゃん?(振り向く。すると大好きなお兄ちゃんがアタシを抱きしめていた。ごめんなぁ…不安だったよなぁ…大丈夫だからなぁ…。その声、お兄ちゃん!やっぱり来てくれた、アタシが泣いていると来てくれる。暖かい手でアタシの涙を拭ってくれる。)お兄ちゃんっ!なんで早く来てくれなかったの!?いつも一緒でしょ!約束した!(思わず想っていた事を大きな声で言ってしまった。アタシを一番に考えてくれてるのに。ごめんなさい。下を向く。お兄ちゃんはアタシが責めてもその暖かい手で抱き締めてくれる。ありがとう。来てくれて。これからもアタシの隣にいて。アタシが泣いていたらその暖かい手で涙を拭って。お願い。泣き疲れた。お兄ちゃんの腕の中で寝てしまう。そして寝る前に呟いた言葉)お兄ちゃん…大好き。   (2023/7/8 00:07:56)

お兄ちゃん…どこ…?(一人花道をさまよっていた。お兄ちゃん…どこ行ったのよ…!いつも一緒って言ったのに‥お兄ちゃん…。今まで我慢していた目に溜まっていた涙がぼろぼろ溢れ出してくる。)お兄ちゃん…お兄ちゃん…どこなの…?一人嫌だよぉ‥いつもみたいに隣に居てよぉ‥(アタシが泣いていると必ず隣に来て大丈夫だからなぁと涙を拭ってくれるお兄ちゃん。お兄ちゃんの声を聞きたい。いつもみたいに暖かい手でアタシの涙を拭ってよ‥。どこ行ったの?アタシから離れないで…)もう…ムリ…。(どうして居ないのよ‥。どこに居るの?。アタシもう体力の限界よ‥。“俺たちは二人なら最強だ。寒いのも腹ペコなのも全然へっちゃら。約束するずっと一緒だ絶対離れない。ほらもう何も怖くないだろ”二人だとへっちゃらなの。絶対離れない。約束したでしょ?約束を破らないでよ!ずっと一緒。お兄ちゃんとったら何でもへっちゃら。そうでしょ?そうなら二人じゃないと駄目なの!お兄ちゃんとアタシで居ないと駄目なの!だから…隣に居てよ…お兄ちゃん。その場で座り込んだ)   (2023/7/8 00:07:40)

ーーーーーーーーーーー   (2023/7/8 00:07:07)

嫌だ嫌だ!離れない!!絶対離れないからずっと一緒にいるんだから!!何回生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる絶対に!!アタシを嫌わないで!!叱らないで!!1人にしないで!!置いていったら許さないわよ(嫌わないで、叱らないで、1人にしないで。お願いだから、アタシとずっと一緒に居て。アタシは泣きじゃくりながらお兄ちゃん言った)忘れちゃったの!!(お兄ちゃんは忘れてしまったのだろうか。約束を。アタシは忘れる事はなかった。。何より嬉しかった、約束してくれたことが。2人ならなんでも出来る気がした。その時、お兄ちゃんはおんぶしたアタシの足をしっかりと持った。ありがとう、お兄ちゃん。アタシ達は最後の最後まで一緒なの。死んでも、何度生まれ変わっても、お兄ちゃんの妹になる。そう信じてるから。そしてアタシ達兄妹は燃え盛る炎の中へと消えていった。)   (2023/7/8 00:06:54)

悔しかったの、負けて悔しかったの!アタシのせいで負けたって認めたくなかったの!(再び背中を向けたお兄ちゃんに大声で叫んだ。)ごめんなさい!上手く立ち回れなくって!アタシがもっとちゃんと役に立ってたら負けてなかったのに!いつも足引っ張ってごめんなさい!ねぇお兄ちゃん!(アタシの頭が足りないなんてとっくに知ってる。足を引っ張ってることも、お兄ちゃんに頼りすぎてることも。アタシさえいなければ、多分お兄ちゃんは数字が陸なんかじゃない。もっと上の数字を貰えてた。今までごめんなさい。アタシが悪い。悪いけど、アタシはお兄ちゃんとずっと一緒に居たい。我儘なのかもしれない、でも、アタシ達が人間の時にも言ってたでしょ?約束もしてくれた。アタシ達2人なら最強なの、なんにも怖くない。でも、お兄ちゃんは反対の道を行けなんてアタシに告げた。なんで?なんでアタシを突き放すの?そんなことを考える間もなくアタシの足は動いていた。)   (2023/7/8 00:06:37)

(アタシが好きなのはお兄ちゃんだけ。信用してるのも、褒めて貰えるのも、大好きだ。いつも一緒にいてくれる、優しいお兄ちゃんが大好き。これからもずっと一緒に、もっと数字を上げて行きたい。あの方に認めてもらえて、いつかは― そう思っていた。でも、その願いは今消えた。あの耳飾りをつけた男と、黄色の不細工と、猪、そして派手な柱。そいつらはアタシ達の首を斬った。おかしかった、柱と耳飾りの男はお兄ちゃんの毒を喰らっていたのに、動いてた。黄色の不細工も、猪は心臓を刺されたはずなのに、おかしい、おかしいの。どうして?アタシ達は強いのに、2人で1つ、あいつらなんかに負けないはずなのに―― ここは何処だろうか、暗闇だ。アタシが見た先にはお兄ちゃんの背中があった)お兄ちゃあん!(その背中を見ただけで安心した。アタシにはお兄ちゃんがいればいい。いつまでもお兄ちゃんについて行こうと思っていた。今もその思いは変わらない。でも、お兄ちゃんは、それを拒否した。その瞬間、目から涙が溢れた。)   (2023/7/8 00:06:16)

―お兄ちゃああん!お兄ちゃあああん!( ――こんばんは、殿様―― 好きでも無い相手に笑顔を見せるアタシの顔。傍から見たら裏表のないただの花魁だろう。でも、アタシには表と裏がある。その裏と表では人が変わってくる、鬼と人間だ。表では花魁を演じる、どっかの人間にはただの金儲けだが、アタシにとっては食料を貯める為の場だ。沢山人を食べて、強くなって、柱をもっと葬る。そうすれば、"あの方"にも、"お兄ちゃん"にも褒めてもらえる。そう信じてるから。強くなれるなら、美しくなれるなら、褒めて貰えるなら、なんでもいい。欲まみれのこの街で働いて、気に食わないやつは殺して、美しいやつは帯に取り込みアタシのものにする。この男も、どうせアタシの正体に気付いてない。自分の欲を果す為の道具としてアタシを使ってるだけ。そんな屑の男の相手をしなくちゃならない。こっちは好意もなんも持ってないのに。)   (2023/7/8 00:06:00)

おしらせさん(Android 150.147.***.181)が入室しました♪  (2023/7/8 00:05:35)

おしらせ堕姫さん(Android 150.147.***.181)が退室しました。  (2023/7/8 00:05:23)

堕姫(だけど、ただ死ぬだけじゃ勿体ない、だからアタシの食料にしてあげてる。その不細工達が増えれば増えるほど、アタシ達は強くなる。お兄ちゃんも、アタシも強くなる。もっと数字をあげて貰える。お兄ちゃんも、アタシを褒めてくれる。その為に今日も花魁になり、人間を喰う。)   (2023/7/8 00:04:49)

堕姫(きらきらと星が降っている様な星空の下、障子から漏れる紫や赤色、橙色の鮮やかな灯りの中、人間達の五月蝿い声が響き渡る。しゃらん、しゃらんと鈴の音が響き渡り、人間達がアタシに気づく。アタシが歩くと皆が止まり道を開ける。そしてアタシの事を蕨姫花魁と呼び、アタシの事を見る。和傘に付いた鈴の音が響く中、アタシは良く店に来る客を迎えに行く。そんな生活も今日で何日目、いや、何十、何百年目なのだろうか。毎日決まった時間に外に出歩き、客を迎え、見送る。その中でアタシに逆らうやつがいたら、アタシの"食料庫"へ送る。少しでもアタシの癪に触ることをしたり、アタシの正体に気付いたら、それだけでアタシの紅色の帯の中で眠る。眠らす前、アタシの本当の姿を見て、口を開き、目の中の光が消える。まるで命の灯火が消えるように。その姿は本当に滑稽で、気色が悪い。アタシの本当の姿を知らなかったら、その事を言わなかったら。その後悔が全て顔に出て、信じられない程不細工で、すぐ帯の中に取り込みたい。あんな不細工達は生きるべき者じゃない、死んだ方が良い者達。)   (2023/7/8 00:04:40)

おしらせ堕姫さん(Android 150.147.***.181)が入室しました♪  (2023/7/8 00:03:22)

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(Android 150.147.***.181)  (2023/7/8 00:02:52)


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