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「ぼく」はここで、「きみ」をおもう。

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おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (5/2 22:09:09)

????…あほらし、やーめた!(急に馬鹿馬鹿しくなって手足を放り出し寝転んだ。一連の行動は祭りで行った儀式の真似事だった。詳細なんてほとんど覚えてないし、正直何の為にやっていたかもよく知らない。ただ、もし本当に神様がいるとするならこれでどうにかここから解放してくれたりなんて、そんな淡い願望を抱いた故の真似事だった。ただまぁ、いつも聞こえる祭りの始まりを告げる鈴に合わせてそんなことをしてみても普段と何ら変わることはなくて、最後までやりきるに値しないと判断して放り出した。生前こんなことをしていたら、きっと老害共は罰当たりだと喚きたてるのだろう。罰でも天罰でもなんでも落とせばいい。それほどまでに変わらぬ世界に退屈していた)   (5/2 19:26:53)

????シャンと、一際大きな鈴が鳴ったと同時に辺りはシンと静まり返る。それを合図に瞼を持ち上げ、再び歩き出す。石造りの階段をひとつひとつ登っていく。対して数のない階段を1分もしない内に上りきって境内を軽く見回す。鈴を鳴らしていた人影はない、当然だわかりきっていたことだ。ふ、と何かを嘲るように吐息を漏らして歩みを進め、躊躇いもせず拝殿に上がり込んだ。拝殿の真ん中にそっと正座し、いもしない何かに向けて深々と頭を下げる。その体制のまま生前繰り返し聞いた祝詞を頭の中に浮かべて)   (5/2 19:26:47)

????(シャン、シャンと、どこからか鈴の音が聞こえてくる。それに耳を貸すことも無く、ただ一直線に生ぬるい風が頬を撫でる田舎道を歩いていく。遠くの方でぽつぽつと赤い光が灯っている。酷く見慣れた提灯の灯りだ。ざくざくと、土の道をつっかけで踏みしめながらそれに近づいていく。鈴の音は少しずつ大きくなっていく。布面と作務衣の袖が風に靡く。気にせずひたすら歩みを続ける。両端に無人の屋台の並ぶ通りに差し掛かっても視線は前を見据えたままぶれることはなく、そうしてひたすら歩き続ける内にようやく視線を正面から動かした。風に揺れる木々を背負う神社の鳥居をしばし見上げて、布面の下に隠したマゼンタを瞼で更に隠し静かに手を合わせた。   (5/2 19:26:44)

????(あかん、炉留ネタ切れたわという顔:メタ)   (5/2 18:36:49)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (5/2 18:32:45)

おしらせ1????さん(14.13.***.33)が退室しました。  (5/2 18:32:35)

おしらせ1????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (5/2 18:32:13)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (4/29 21:00:35)

????(ノブを掴み、全体重をかけて引っ張ってみるとギギと微かに嫌な音はするが未だ開く様子はない。繰り返していけばもしかしたら、どこかしらが壊れて開くようになるかもしれない。兎に角一旦疲れて扉のすぐ隣の壁に寄り掛かる形で座り込む。元々あまり体力はない、扉が壊れてくれるのが先か自分が死ぬのが先か。わからないが今はただ休憩を挟みつつ扉をこじ開ける為に画策するしかない。乱れた息を整えながらそっとすぐそこの扉に手を当てる。この行為に意味はないが、それでも願わずにいられない。きみが、見つけてくれたらなんて)   (4/29 19:04:47)

????(暗がりで深いため息を一つ吐く。森の奥に古びた屋敷を見つけ、興味本位で中に入ってみたのは良いものの探索中適当に入った部屋の扉が急に開かなくなってしまった。恐らく、扉が閉まった時にどこかが歪んでしまったのだろう。窓があれば飛び降りられたのに、と静かに視線をそちらに向ける。両サイドはほぼ空っぽの本棚、正面は古びてはいるが高そうな額に飾られた絵画がかけられた壁。かつて書斎か書庫の類だったのだろうと伺わせるこの部屋は生憎入ってすぐの階段を下りた地下室にあった。となれば自分に出来ることは限られている。どうにか扉をこじ開けて脱出するか、餓死なり衰弱死なりで死んで外に出られることに期待するか、或いは…そこまで考えて首を横に振る。助けてなんて声を上げたところで無駄だという事は自分が一番わかっていた)   (4/29 17:45:54)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (4/29 17:20:54)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (4/28 21:03:02)

????今日不意にその話を思い出して記憶を頼りに森を歩けば、この世界にもちゃんとその曾祖父が建てたという古びた洋館は立派に立ち尽くしていた。軽く押せばギイと鈍い音を立てながら簡単に開く扉。もう大抵の所を歩き尽くした気になっている自分にとって数少ない未知だった。もしかしたらこの世界から消え去ることのできるヒントがあるかもしれない場所だった。だのにどうしてか、暗い場所を怖がるような年齢でもないというのに、どうしても足は玄関に吸い付いたように進まない。結局重苦しい空気に耐え切れず、くるりと踵を返して早歩きで立ち去った。幼いころのあの日のように)   (4/28 19:50:12)

????(数少ない少年時代の父親との思い出に、森の中の廃れた洋館は曾祖父が建てたものだったと聞かされたというものがある。なんでもハイカラ趣味のあった曾祖父が無理を言って建てさせたものの結局使い勝手が悪いもんで祖父は便利の良い今の家に引っ越したのだとかなんとか。そんな話を聞けば好奇心旺盛だった当時の自分は友人何名かを引き連れて探検に出かけるに決まっていた。その中にきみもいたような気がするが、正直定かではない。ボロボロの廃屋は昼間だというのに薄暗く不気味で、結局大して奥まで入らずすぐに逃げ帰ってそれっきり、そればかり覚えている。   (4/28 19:50:09)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (4/28 19:42:53)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (4/22 21:09:05)

????(相変わらず太陽の光が肌を焦がしてしまいそうな程暑い世界で、特にやることも無く狭い田舎町の中を歩いていた。ちらり右手に感じる重みに視線を落とす。駄菓子屋から持ってきた2本のラムネが袋の中でぶつかり合い、からんからんと耳心地の良い高音を奏でる。水分補給の為に何となく選んだが、今思えば無意識にこれを選んだのは何かと思い出について回るのがこれだったからのような気がする。川遊びに行くとき、秘密基地に行くとき、散々遊びまわって喉がカラカラになったとき、こんな時はこれだろうとばかりにきみが2人分のラムネを手に取って片方を自分に手渡すのだ。その時の笑顔は今でも瞼の裏に焼き付いて離れない。それがなんだか少し嬉しくて、少し悔しくて、ふと曖昧な笑みを零すと額を流れる汗を拭う。歩みを止めることはなかった)   (4/22 19:57:28)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (4/22 19:45:31)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (4/16 01:53:50)

????(しゃくり、と音を立てて齧れば特有の甘さが口の中に広がる。生前禁じられていた甘味は死後なら幾ら食べても咎められることはない。体が痒くなり、酷く腫れあがって呼吸もままならなくなってしまうが、例えそれで死んだとしても再びここで目を覚ますのだから。兎型に切ったリンゴをひとつひとつ噛みしめながらぼんやりと月を見上げる。きみに見られたら殴られそうだ。そんなことを考えている間にまたあの痒みと息苦しさに襲われる。かじりかけていた最後の一切れを地面に落とし、その場に倒れ込む。喉を抑え、小さく痙攣しながら滲む視界でまた月を見た。嗚呼、まるで生きているみたいだ。そんなバカなことを考えながら、ゆっくりと意識を手放した)   (4/15 22:24:52)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (4/15 21:08:53)

おしらせ滞在時間が360分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (4/12 04:12:00)

????(どうせならもっと広い世界ならばよかったのに、と己のバイクの跨りながら考えていた。もっと広い世界ならば、相棒のこいつと共に誰もいない世界を走り回って随分楽しい思いが出来ただろうに。しかしそんなことを嘆いていても自分に与えられた世界はこのちっぽけな田舎町ひとつだけで、それの外に出ようものならいつの間にか町に戻っている。普通の人間なら気が狂いそうな所だが、何故か自分は一向に狂う気配がなかった。思い入れのある町だからか、それとも、そこまで考えてふっと己を鼻で嗤う。きみが来ることに期待しているから、なんて大の男が考えるにしてはロマンチックすぎる)   (4/11 22:22:07)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (4/11 22:11:28)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (3/25 00:50:36)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (3/24 23:47:51)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (3/24 23:47:21)

????その後しばらく会えない間に喧嘩道なんて掲げる学園に入学、実力をつけて並の男ならば一人でねじ伏せられるまでになった。自分だけじゃない、これできみも守れると思った。しかし現実はどうだ、碌に守ることも出来ないまま自分は死んだ。こつんと分厚いヒールで道端の小石を蹴り上げ、小さく呟く。どうか自分の死に目に、きみが巻き込まれていないことを切に願う)   (3/24 23:00:12)

????…死んでしまっては、もうどうにもなりませのに(駄菓子屋までの道中、ふと昔のことを思い出した。生前まだ二人とも幼かった頃、きみと駄菓子屋に行く途中の道で誘拐されかけたことがあった。田舎町を珍しがった自分が一人先に先にと行ってしまったものだから犯人も一人だと勘違いし、強行に及んだらしい。車に引きずり込まれそうになるのを幼い力ながら必死に抵抗したが抱え上げられてしまえばどうしようもなくて、恐ろしくて泣きそうになっている時に遅れてやってきたきみが助けてくれた。不意打ちだったこと、犯人が単独犯だったことが重なってどうにか逃げ出すことができたが、今思えばきみも相当な無茶をしたものだ。だからこそ、怖くて仕方なかったろうにどうにか自分の手を引いて逃げてくれたきみのことをどうすれば忘れることができようか。   (3/24 23:00:09)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (3/24 22:46:41)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (3/22 00:12:30)

????(ぱらぱらと最後の花火が夜空に弾けて消えた。腰を下ろしていた神社の階段から立ち上がり、下に降りていけばいつの間にか並んでいた屋台の群れも消えている。こうして今回の花火大会も何かが終わることなく終了し、花火が始まる前に手にしたりんご飴を片手に帰路へつく。時折風が草木を撫でる音がする程度で、後は自分の足音以外は何の音もない世界。自分ひとりだけの箱庭の中、どうにか抜け出してやろうなんて考えはもう消えていたから、この不変の世界の中でどう過ごせば幾らか退屈しないかだけを考えながらりんご飴に歯を立てた)   (3/21 22:02:47)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (3/21 21:41:34)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (3/18 02:03:05)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、!!!!さんが自動退室しました。  (3/18 01:42:14)

????(既に限界だった体はきみの熱と数度擦り合わせるだけで限界だったのに、舌まで吸い上げられればもうたまらず白濁をばら撒く、自分ばかりがいっぱいいっぱいなんじゃないかという一抹の不安は共に果てたきみの姿で拭われたものの、元より性欲の強い自分にはたった一回の絶頂では満足できない。握りこんでいた手を離して2人の混ざった白濁を指に絡めると、相手の後孔に指を這わす) おれも、おれもすき。だからえみさん、いいっていって… (下手な人間が聞けば体目当てと思われそうだが、そうでないことはきみならわかると信じ切っている。調教の影響で無理やり抱き伏せることは出来ず、YESを引き出すために焦らすように縁をなぞりながら必死にきみにすがりついて)   (3/18 01:35:39)

!!!!( 頽れた君を一撫でして、倒れ込んだ上半身と掲げられた腰のアンバランスさに歪に笑えば自身を見つめ続ける橙色に急かされるがまま自身の下衣を脱ぎ捨てて、利口な犬だった君が許可を出した途端発情した獣のように激しく腰を振り快楽を貪る様を見上げながら自身も与えられる快に耽る。先走りで滑らかに擦れる逸物を君の大きな手で共に扱かれれば快感の逃げ場は無く、腰を揺らしてはコンプレックスだった高い嬌声を唇噛んで押し殺しながら君の顔を盗み見る。久々の行為だからか、組み敷かれた時のように下品な声を上げて快楽に興じる君の舌を唇で食み捕まえればぢゅうっと音が鳴るほど強く吸い付く。それとほぼ同時に絶頂迎えれば白濁勢いよく吐き出し、君の物と混ざった二人分の白濁が絶頂に痙攣する腹を汚していくのを感じ取りながらとろり蕩けた瞳で君を見つめ すき… なんて甘ったるく呟いて )   (3/18 01:16:40)

????(本当に久しい自分を褒める優しく低いきみの声に蕩けそうな笑みを浮かべていたが、寸止め状態の体にはわずかな擽りですら強い刺激になって大げさな程体を震わせ、きみの胸に顔を埋める形で崩れ落ちる。それでもうっかり言いつけを破らないようにと、腰を掲げたままでいられた自分には拍手を送りたい。急くのは悪い子、余計に長引くからと必死にわずかばかりの理性で抑え込んでいるというのに、きみの下の着衣を脱がす手があまりにもじれったくてぷつぷつ頭の裏で何かが切れている気がした。言葉にせずともまっすぐ見据える橙色で無意識に君を急かして漸く、漸くきみから出たGOサインを聞き漏らす筈もなく。許可を貰えたなら遠慮はないとばかりにお互いが快楽から逃げられぬよう2人のそれを握りこみ、扱き上げながら腰を振る。ぉ゛♡お゛♡なんて下品でだらしのない声を上げながら、本能のままに2人の自身を責め立てて絶頂に至ろうと)   (3/18 00:58:57)

!!!!( 最早調教とも呼べるそれを君はしっかりと覚えていたようで、欲に任せて腰を振るくせ言いつけを守って絶頂を耐える君の可哀想な姿に身体を大きく震わせては感嘆に息を吐く。良く出来た子を、利口な犬を褒める手付きで後頭部を撫で赤く染まっているだろう首裏をなぞれば鼻先に口付けた。よく覚えてましたね、偉いですよ、ちーのさん。なんて褒めつつも絶頂の許可は出さず、互いの身体を少し起こせば態ともたついた手つきで互いの下衣をずらす。制服のベルト、ズボンのチャック、金具を弄る音と互いの荒い呼吸に遠くから蝉時雨が混ざって響く君の部屋。散々焦らした君と自身の逸物を晒して、直接触れ合わせては形の崩れたシャツを軽く引き上げ薄く白い腹を見せつけた後に君を抱き込みベッドに倒れ込んで もうええよ なんて許可の言葉と同時に腰浮かし逸物押し付けて )   (3/18 00:38:59)

????(頭の裏側辺りがちかちかと瞬いて絶頂寸前、そんなタイミングで鼓膜を刺激した言葉を理解するより先に腰を引いていた。生前何度も繰り返し言い聞かせられ、すっかり身についてしまった言葉の強制力に驚く反面、頭の8割以上を占めるイきたいという本能に忠実な願望が虚空に向けてかくかく腰を振らせる。一緒にもっとよくなりたいのにどうしてそんなに意地悪な事を言うのかと眉を下げ、お預けを喰らって切なく疼く体を震わせながら、熱く吐息を吐いて視線を重ねる。ちろちろと赤い舌をだらしなく垂らして、ただきみがよしと言ってくれるのを待っていた)   (3/18 00:22:06)

!!!!( 君が漏らす荒い吐息も余さず飲み尽くしてやろうと舌捩じ込めばずりゅ、と上顎をざらついた舌で舐める。唾液を纏って絡まり合う舌の温度と柔さに自身もまた必死になって食い付けば、腰を跳ねさせた君の体が快楽に支配されたみたいにかくかくと止まらなくなる。生徒の中心、人気者、年齢性別関係無く人を集わせる君が自身を目に写し情欲を抱き浅ましく腰を振る様、淫らな君を独占できる特権に仄暗い感情が興奮と共に腹の奥で渦巻く。擦れる快楽よりも君が自身の逸物に腰を擦り付け今にも達しそうになっている、その優越感に自身もまた絶頂感を募らせては囁かれる愛の言葉に君の頭を撫でて、ばくばくと騒がしくなる心臓の赴くままにぎゅうっと頭をかき抱き寄った耳元に イっちゃダメ。待て、ですよ。なんて、情事の際気紛れに言い聞かせるその命令を今日も囁いて )   (3/17 23:59:35)

????(発情した犬の様に荒い吐息を重ねた唇の隙間から漏らしながら、絡め取った舌先に吸い付く。柔らかくて甘くておいしそう、折角一度は冷静になった頭もきみと言う熱に充てられてしまえばもう元には戻らなかった。粘膜同士が絡み合うだけなのにそれだけで果ててしまうんじゃないかと錯覚する程度の快楽に惚けていると、不意に訪れた下への刺激に腰が跳ねる。ちらり下に視線を向けてその正体に気づくともはや本能の赴くまま、自らもきみのそれにへこへこ情けなく腰を振って擦り付けて快楽を貪った。これ以上ないくらいの幸福感に今までの地獄の日々を忘れて すき、だいすき なんて愛の言葉をささやいて)   (3/17 23:43:10)

!!!!( 勢いのままに倒れ込んだ寝台、マットの柔らかさを背に感じながら覆い被さる君を見上げる。余裕のない君越しに見える垂れ下がった縄の輪っかにはて君は首吊りで死んだのかと空いた手で首を撫で、浮き出た喉仏を親指の腹で軽く押し込む。然し自身が下らないと一瞬でも思った死因を君に許す筈が無ければ怒って三日は口も聞かない筈なのでこれは無いなと可能性の一つを断ち切り必死な君の口付けをただ享受した。興奮に熱の上がった体を撫でられればそれだけで甘い痺れが体を揺らして、欲情を隠しもしない声色でちーのさん、と何度も名前を呼び返していれば声ごと食うように君の舌が自身の舌を絡め取った。君の首に腕を回して抱き着けば唇押し付けて口付け深くしながら、固くなり始めた逸物布越しに君の物に強引に押し当て擦り付けて )   (3/17 23:24:58)

????(蝉時雨以外の音がしないほんの少しの空白の時間、いやと言う程慣れたその時間が永遠にも思えた。自分はこれだけきみを求めているのにもし断られたと考えるとつい俯いて目をそらしてしまう。でもどうやらそれは杞憂だったようで、安堵と共に視線が戻した先の白目に溶けた瞳とぶつかるとぞくり背筋を甘い痺れが駆け抜ける。引かれるままに部屋にもつれ込んだ体の勢いを殺さず、そのまま相手を押し倒す形でベッドに倒れ込む) えみさん、えみさん…えーみーる(不自然にぶら下がった縄も目に入らず、何度も唇を重ねながら隙間にきみの名を呼ぶ。待てもできず、服の裾に手を突っ込んできみの素肌を撫でると数度目の口づけで唇の隙間から下をねじ込み、きみの舌を絡め取って)   (3/17 23:14:44)

!!!!( たった一言二言で浮つく君の赤らんだほっぺたを小さく笑って、強く握られた手を程々の力で握り返す。マイペースに飲んでいた麦茶を飲み干した頃に君がグラスをテーブルに叩きつけて、あら野蛮な事、なんて横目でその様子を眺めては突然に引かれた手に慌てて立ち上がった。歩幅の違う君の大股な歩きにせこせこ足を動かしてついていけば、君の部屋の扉の前。挨拶に返ってこなかった返事と君があれだけ笑って人っ子一人集まらない異常事態にきっとこの世界に二人だけ、と察しているから態々部屋に閉じこもる必要も無いだろうにな、なんて思いながら、向けられた視線と最終通告に小さく身を震わせた。下腹部が熱い。吐いた息に湿り気と熱気が篭っていたのは夏のせいじゃない。彼と同じように熱った頰を緩ませて、嗜虐的に眉を下げ笑う。)ここまで連れてきたんやから、最後までちゃんと強引に誘ってくださいよ。( 勝手に君の部屋の扉を開け入ればぐいと腕を引っ張って君の体を引き寄せる。記憶通りの君の部屋、寝台に目をやればこれからの事を想像して強く心臓を跳ねさせた。)   (3/17 22:58:39)

????(小馬鹿にでもされるのかと身構えたがそんなことも無く、耳元で囁かれるその一言に飛び上がるくらい喜んでしまいそうだった。嗚呼ずるい、きっと自分より生きたからだ。自分も同じくらい生きてたらこれくらいどうってことないのに、なんて負け惜しみは口にする余裕もなく、夏の暑さのせいでただでさえ熱い頬を余計に赤く染めながら強く手を握り返す。上がった体温を冷ますように残っていた麦茶を一気に煽るも熱は全然冷めなくて、グラスをテーブルにたたきつけると立ち上がり今度は自分が君の手を無理やり引いて歩き出す。自分の部屋の扉の前につくとそっと視線を少し低いきみに向けて 逃げるなら今やけど なんて離すつもりのない程に手を握りしめたまま)   (3/17 22:42:47)

!!!!( 隣に座った君が平然と自身の手を握るから、自身も何事も無いかのように振る舞って、無言。頭がきんと痛まないようにちびちびと麦茶を飲んでいれば、隣から視線を感じて顔を向ける。会いたかった、と言い出す、生意気な君にしては珍しい素直な本音に薄い色素の瞳を瞬かせた。ふふ、と口から笑いが漏れる。無理に絡め取られた指を動かして、恋人繋ぎに誘導すれば指の腹で手の甲を擽って、ゆっくりと君の肩に凭れかかる。頰を肩口に擦り寄せて、目一杯首を伸ばせば君の耳元に口を寄せた。)俺もチーノさんに会いたかった( 一緒ですね、なんて掠れ声で囁けば、するりと体勢を戻してまた麦茶を飲む。君から繋いできた手は離さないままで。)   (3/17 22:24:12)

????(何気ないその一言にまた目の奥がかっと熱くなったが、どうにか堪えた。自分はこうも変わらないのに、きみはどうしてか生前の頃より大人びて見えた。実際どれくらい経っているのか分からないから気のせいかもしれないけれど、口付けも頭を撫でる手もどれもが心地良くてもはやどうでもいい。対面ではなく隣の椅子に座ってきみの空いた手を握って、冗談めいた言葉を聞きながら麦茶を一口。喉を通り過ぎる冷たさにようやく意識も思考もはっきりしてくるとちらり相手に視線を向け)…会いたかったんやから、しゃーないやろ(無理やりにでも指を絡めて、ぽつりと本音を口にする。要するに全部きみのせい)   (3/17 22:12:44)

!!!!( 鼻の鳴る音に振り返れば君の目が潤んでいて、何も変わらないなと思わず笑ってしまう。言葉を交わさずとも通じた意図に二人分のお茶を注いで、冷蔵庫にピッチャーをしまえば目元を乱暴に擦る君の手を握った。ポケットの中のハンカチで君の涙を拭ってやって、それから背伸びをして頰に口付ければふわふわの水色を撫でつける。)相変わらず泣き虫ですね、貴方は。( 懐かしさを滲ませながらそう煽れば椅子に座って先に麦茶に口を付けた。暫く外にいたせいか冷えた水分は思った以上に体に染みて、一回でグラスの半分を空にすればぷはりと大きく息を吐く。熱中症寸前ですよこれ、なんて、もしかすると君だけでなく自分も死んでいるから関係ないかもしれないな、とか頭の片隅に思いながら呟いて )   (3/17 21:58:34)

????(本物そっくりな質感をもつ幻影に触れていたつもりだった。唇に触れた少しかさついた頬の感触もそっくりだと笑っていたのに、いざ唇同士が重なりあうと大きく目を見開く。切っ掛けは何もない、にも関わらずそこで初めて触っているきみが本物だと認識した。呆然と自分の手を引くきみの姿を眺める。部屋に至るまでの一挙手一投足すべてがきみを本物だと知らしめて、目の奥が熱くなった。二度と会えないと思っていたから嬉しくてたまらなくて、ずっと会いたかったのにいざ会うとどうすればいいのか分からない。ずぴと鼻を鳴らしながら自然な手つきで棚から取り出した2人分のグラスをテーブルへ。きみと生前と同じように振舞えることがあんまりに嬉しくて溢れた涙を誤魔化すようにぐしぐしと乱雑に目を擦って)   (3/17 21:49:28)

!!!!( 本物みたいだなんて、偽物なのは君の方だろうに。けれども身体を這う汗ばんだ掌も、保湿を知らない乾燥した唇も、生きた人間の様な、自分より若干高い体温も全てよく知った君の物と相違ない。宥める様に背を撫でて、数秒レンズ奥の目付きの悪い橙色を見つめてから、唇を重ね合わせた。)本物ですよ、俺。陽炎だとか、幻覚なら触れられないでしょう。( 柔らかく微笑みながら抱き締めてやれば、不意に君を抱き締めたままに立ち上がる。少し身長差のある君を無理やりに立ち上がらせれば、勝手知ったる顔で君の家の戸を開ける。お邪魔します、と張った声と踵を並べる態度だけは礼儀正しく、後は君の手を引いて強引に冷蔵庫まで向かえばぱかりと扉を開けて冷気を暫し堪能し冷えた麦茶入りのピッチャーを取り出した。グラスなら君が勝手に二人分用意してくれるだろ、だなんて、恋人相手だからと少し求めすぎかもしれないが。)   (3/17 21:38:02)

????ははは、は、は…ぁ、ぇ…?(顔にかかった影に薄く目を開く。遮るもののない自宅の玄関、本来ならば青空と太陽が己の目を焼くはずの景色の中にきみがいて、しばし呆気にとられた。暑さと不変でぐらつく頭でぼんやり考えて漸くはじき出したのは、見ることが出来ないと思っていた幻想を見ることができたなんてねじの外れた答え。あは、とまた小さく笑い声を零すと答えぬままに緩々と起き上がり、すがるように抱き着く)んは、はは、すごい、ほんものみたい(ずっと会いたかった恋人のきみの体温が外気温の暑さなんかよりもずっと暖かくて、心地良くて、懐かしくて。その形を確かめる様に相手の体に手を這わせると頬に口づけを落とし)   (3/17 21:23:22)

!!!!( 目を覚ますと公園のベンチ。じりじりと焼かれ赤く染まり、痛みを滲ませる白い肌を摩りながら起きて、辺りを見回す。見飽きた、いや、懐かしい?故郷の公園の景色。何故こんな場所で昼寝をしたのか、していられたのか?自身の弱い肌と照りつける太陽が浮かんだ空を見上げる。額に滲んだ汗が頬を伝って顎からぽとりと落ちたぐらいで、ふと遠くから笑い声が聞こえた。聞き慣れた声に弾かれたように立ち上がって、同世代より貧弱な体で駆ける。肩で呼吸をしながら辿り着いた君の家の前で、君が腹を抱えて転がっていた。おかしい、自分が殺した筈なんだけど。いや殺したんだっけか、他殺だったか自殺だったか、記憶が判然としない。覚えているのは目の前の二個下の後輩が自身の恋人であったことくらい、いやもう少しあるか。暑さのせいか働かない頭の中を整理しつつ、泣き疲れたのか笑い疲れたのか分からないその身体を見下ろして、真ん前にしゃがみ込む。)お久しぶりです、チーノさん。お元気ですか?( __とても元気そうには見えないけれど。触ると心地の良い癖っ毛を撫でながら、こてんと首を傾げた。)   (3/17 21:16:17)

おしらせ!!!!さん(iPhone 37.19.***.241)が入室しました♪  (3/17 21:15:16)

????……くひッ、ひ、あはッ、あっははははははははは!(ぷつり、頭の奥で何かが焼き切れたのを感じた次の瞬間、けたけたと笑い声をあげていた。あまりにも何もなさ過ぎて、あまりにも毎日が平坦すぎて、とうとう自分はおかしくなってしまったらしい。自宅前に座り込んで腹を抱えて声を上げて笑う頬に何かが伝うのを感じるがそれすらもおかしいくてしかたない。これだけ壊れるぐらいならいっそ、幻想のひとつでも見られたらいいのにとどこか冷静な頭が考える。そうすればきっと、ひとりでいるよりたのしいはずだから。でもそんなことを考える冷静な思考を抱えている以上、きっときみの幻影は見る事は出来ないのだろう。今の自分に出来るのはこのどうしようもない地獄の中で笑い転げる事だけだった)   (3/17 20:32:41)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (3/17 20:25:30)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (3/10 22:20:44)

????(生ぬるい風が田舎道を歩く自分の頬を撫ぜる。じっとしていることができずまた当てもなく散歩に繰り出したが、何十回、下手すれば何百回も歩いた町に今更新鮮さを感じるなんてことはなく、退屈でつまらない風景を横目にふらふらと歩き回っていた。そんな折、ふと背筋を走った寒気に足が止まる。季節は変わる事のない夏、寒気なんて感じない筈なのにと視線をうろつかせたところでその正体に合点がいった。生前通いなれたきみの家の前、普段避けていたここに無意識に足を運んでいたとは。理解するや否や説明しがたい寒気と胸の締め付けに表情を曇らせる。何故、ここに来るだけでこんなにも恐ろしい感情に支配されるのか。自分の死に関係があるのか、それとも…そこまで考えたところではっと鼻で笑う。どうせいくら考えたってわからないのにそんなことに脳のリソースを割くなんてあまりにも馬鹿馬鹿しい。きみの家に背を向け、再び歩き出す。またしばらくここを通ることはないだろう。少なくとも、一人きりならば)   (3/10 19:49:24)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (3/10 18:07:48)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (3/8 00:01:18)

????しばしその小さな変化に見入っていたが、意を決して口を開きぽとり舌の上に落とす。あまりにも人工的な甘味が口内に広がると同時にぱちりと弾ける。ぱちぱちとはじける度に、生前を思い出す。秋を、冬を、春を、そして夏を。きみと重ねた時間を思い出す。嗚呼、嗚呼、狡い。この世界はこんなにも狡い。先ほどまであんなに消えたがっていたというのに、中途半端に些細な変化を見せられては、思い出を見せられては、まだしぶとくここに居座りたいと願ってしまうじゃないか。誰もいないせかいで涙を流しながら変化を頬張る姿は、さぞかし滑稽に映るだろう)   (3/7 22:20:06)

????(変わらない商品棚、とも呼べない程に雑多に並べられた店内を眺めて、ふと動きが止まった。古めかしいデザインの中に混じる、明らかに異質な袋にゆっくりと手が伸びる。晴れ晴れとした夏の空が脳裏に浮かぶ青い色に角ばった手書き風のフォントの白字で文章が綴られている。内容は頭に入らない、そんな見慣れないものがここにあるというのが一番の問題だ。田舎町の自分が生まれる随分前からやっているような駄菓子屋にそんな洒落っ気のあるものが存在するはずがない。だというのにそれはさも当たり前の様な顔をしてそこにいて、見飽きた色で自分の目を引く。震える手で封を開ける、どうやら個包装された飴玉らしい。ひとつ手に取って照明に翳せば透けた水色、桃色、黄色が混じり合ってきらきらと輝いていた。   (3/7 22:19:57)

????(日が落ちて、寂しい田舎道にはぽつぽつと街頭が遠く間を開けて灯りを落としていた。昼は騒がしい程に泣いていた蝉時雨もすっかりいなくなって耳が痛い程静まり返った夜の道を歩く。昼間に比べれば涼しいが、それでもまだ暑いせかいはどうにも息苦しく早く秋が来ないかなんて考えたところで自嘲気味に嗤った。この8月は終わらない。分かっているのに無意識に生きていたころと同じように振舞ってしまう。あぁやだやだ、どうしたって自分はこうも情けないのだろう。気分を変えたい、何かないかと視線を向けた先に漏れる駄菓子屋の明かりに吸い寄せられる。変化を求めて変化のない場所に向かうなんて、そんなマイナスの感情がちくりと胸を刺す。どうしたってぼくは、この感情を振り払う事はできないのだ)   (3/7 21:38:07)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (3/7 21:20:59)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (3/3 22:57:43)

????(今日もせかいは変わらない。誰もいない商店街から持ち込んだ食品を食べて、風呂に入って、髪もろくに乾かさないまま縁側に腰を下ろす。誰もいない、何もない、変化がないからすっかり日課になった一連の行動に苦笑いを零しながら満点の星空を眺めた。生前も田舎であったから綺麗に見えた星空は、このせかいの明かりが自分の家しかないからか前より眩しく見える気がする。詳しくはないが、いっとう明るい星を繋ぐように空をなぞって適当な星座を作って遊ぶ。細やかすぎる暇つぶしに空虚な時間を溶かしていると、ふと空を一縷の光が流れていった。あ、と言う頃にはもう消えた流れ星。きみならば、自分以上に目を輝かせたのだろうかなんて考えながらまた一人くつり笑った)   (3/3 20:41:01)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (3/3 20:28:16)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (3/1 15:00:46)

????(散歩中の突然の雨に驚いて、雨宿りにと飛び込んだのは近くの神社だった。幸いすぐに飛び込んだためそこまで濡れずに済み、眼鏡についた雫をシャツの裾で拭いながら空を見上げる。1時間もしない内に止む通り雨だろうと予想を付けて、それなら休憩がてら居座らせてもらうことにした。軒先では濡れるかも、と作法を知らぬ也に拝殿に向かって手を合わせ、靴を片手に中へ入りこむ。それなりに綺麗な板の間に直接靴を置くのはどうも憚られて靴を抱えたまま、普段足を踏み入れたことがなかった拝殿内をぐるり見回した。何やらぽつぽつと置かれているが、生憎その手に興味のなかった自分には名称どころか何に使うかもわからないものばかりで早々に興味を失う。ただ、正面に堂々と鎮座する大きな扉からはなんとなく目が離せずにいた)……神様って、おるんかなぁ(ぽつり、そんな言葉が口から漏れる。雨を凌ぐために場所を借りておきながらなんて無礼なことを言っているのだろう。自分自身へのツッコミに思わずおかしくなって、くすくす小さく笑うと雨が降る外に視線を移してぼんやりと空を眺め)   (3/1 12:29:31)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (3/1 12:10:07)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (2/27 02:25:56)

????(深夜の駄菓子屋の前のベンチ。子供の姿になって短くなった足をパタつかせながら夜空をぼんやり眺める。うっかり変な時間に寝てしまったものだからすっかり目が覚めてしまってふらり散歩に出たのがつい数十分前の事。そして小腹が減ったと駄菓子屋までやってきたのがつい数分前のことだった。商品棚から適当に取り上げた幾つかの駄菓子とアイスを隣に置いて、そこからまた適当にもそもそと口をつける。見上げた夜空は綺麗だし駄菓子もいつも通り美味しいけれど、なんだか酷く味気ない気がして目の奥が熱くなる。子供の姿になると感情が上手く整理出来ないから嫌だなんて、小さくため息を吐いた)   (2/27 01:51:55)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (2/27 01:43:12)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、????さんが自動退室しました。  (2/25 20:21:43)

????(懐かしい香りをかいだせいか知らないが、自分も吸いたくなってしまって懐から煙草の箱を取り出し立ち上がると灰皿のある縁側へと移動。腰を下ろし、そろそろ日が落ちようとしている空を見上げながら咥えた煙草に火を点ける。空に上って霧散していく紫煙を無意識に追いかけながら、ぼんやりとこれからのことを考え)   (2/25 17:39:36)

????(このせかいから脱出しようという足搔きは、自死を選べなくなった今でも続いていた。繰り返し、繰り返し、何度も繰り返すなつの中で死者として正しく消えゆく方法を探していたが、今日も手掛かりは塵ひとつとして見つからなかった。正直薄々わかってはいたことなので特に落胆することもなく自宅の玄関を開ける。ふと、知らない香りが鼻を掠めた。否、知らない香りではない、忘れかけていた香りだ。しかしそれを感じたのはほんの一瞬のことで、すぐに立ち消えたその痕跡を探すように家の中を歩き回る。開け放たれた自室の扉。閉ざしたままだった筈の、目を逸らしたい可能性を残すその部屋の扉が開け放たれているのを見てきみがここに来たことを確信した。そっと扉を閉め、扉に背をピッタリとつけるとずるずるその場に座り込む。知っていてここを開けたのか、知らずにここを開けたのか、死因を知らぬ自分にとって、きみが何故まっすぐここを開けたのかはわからない。ただこの可能性がある以上、何か言われることは目に見えていた。小言か泣き事か、何を言うにしろ過去のきみの姿が浮かんで思わず笑ってしまう)難儀なもんやな……お前も、俺も。   (2/25 16:56:01)

おしらせ????さん(14.13.***.33)が入室しました♪  (2/25 16:39:11)

おしらせ〓〓さん(iPhone 221.113.***.166)が退室しました。  (2/23 21:37:18)

〓〓違うのは、ただ、処刑のためのように、終わりのためのように吊り下がっている鄙びた色の縄。唐突に全てを悟り、眼鏡の奥の目を見張っては、くっと破顔して。無邪気な子供のように。或いは、罪を楽しむ精神異常者のように。部屋の中へ囁きを落とせば、それがまるっきり音を伴わないのに形にはなったことで「夢」であることを認識。たちまちのうち、意識は浮上していくし、きっとまた、この夢へ落ちてくるだろうと、保証のない確信を得て。)……なんやシッマ、こんな詰まらん終わり方したん?阿呆が。僕はもっと遊びたかったのに……。まあいい、また遊びに来れるだろ。一度起きた奇跡だ、二度目も何とかなるさ。その時は居るといいんだけど。   (2/23 21:37:15)


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