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「君は現れた、それは突然だった。」

「悲しいぐらいよく知ってる顔だったから。」


/、魚パ口
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おしらせ人間さん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (3/6 20:35:26)

人間( こちらこそありがとね、綺麗に終わらせてくれたから俺もここで落ちるか。良かったらまた来てな、おっつぅ! )   (3/6 20:35:19)

おしらせ人魚さん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (3/6 20:26:55)

人魚大丈夫だよホラ、らっだぁ。ずっと一緒にいようぜ。( 水分を多分に含みすぎた皮膚がぼろぼろと欠け落ちる。吐き出す空気もなくなって、ただ暗い水の中に血の色が滲んでいく。縋り付いてきた身体に応えるよう、両手と鰭でしっかりと包み込むように支えれば、もう怖くなんてないだろ?側にいるんだから。失ったものを取り戻す夢は さぞ幸福であるのだろう。お前の犯した罪を認めて、受け入れ、許されるのは 苦しくも痼の溶けるような心地だろ。ひどく優しい手付きで頭を撫で、最期の独白を聞き入れたのなら。" おやすみ。" 緩慢に眠りへと落ちる。遺されたのは 水に浮かぶお前と、鈍く翠色に光る泡粒だけだ。)( 楽しかった!!!お相手感謝!!!)   (3/6 20:26:44)

人間(怖い、こわいのだ。君の居ない日々に戻ってしまうのが。穏やかな夢に心臓を押し潰されながら目を覚まし、君が居ない現実に安堵と落胆を繰り返す毎朝が。どうして殺してしまったのだろう、どうしてずっと一緒に居られなかったのだろう。海の中では涙を流すことすら許されないらしい。目の前に居る君が君であるならば、もうそれ以外の存在なんてどうでもいいんじゃないか。恋したんだ。きっとこれだけが救いなんだ。鮮やかな深緑の尾鰭はぶよぶよとした肉塊へと姿を変え、血のように赤い瞳は薄暗く濁っていく。次第に遠退いていく意識の中で、俺は自らの意思で君の背中へと手を回した。もうほとんど身体に力は入らないし何の音も聞こえない。自分よりも少しだけ大きい身体へと覆い被さるようにしながら、そっと、瞼を閉じて。おやすみなさい、愛してるよ。もっと早く伝えることができていたなら。こんな結末をハッピーエンドと呼べただろうか?)   (3/6 20:10:49)

人魚( なんだっていいじゃないか、俺はお前が殺した俺であるのだから。それだけは決定的に揺るがない。怯えた顔は胸が締め付けられて可哀想に思うのに、なんだか心の底からおかしくて。体を押さえ付け 宥めながらたのしそうに笑った。ああそうだ、その顔。あの時とそっくりだ、暴れたせいで溢れる気泡が隠してしまうのが勿体ない。お前は俺の最後の顔は覚えてる?俺は何だと思う?吐いた大きな泡が立ち上り海面に浮かんでいくのを眺めながら 愛おしさたっぷりと滲ませたやさしい表情で掻き抱く。当たり前だが苦しさなんてものはなく、水底に近づくにつれあるべき姿に戻っていくようで心地が良かった。お前がここに流してくれたお陰でこんなに上手に泳げるようになったんだぜ。なあ。ちゃんと置いていかないよ。ひとつたりとも残してたまるか。)   (3/6 19:52:44)

人間あ。(たったひとつの音を残してぐらり、揺れて、沈む。反射でキツく瞑った瞼を慌てて持ち上げ、君を見下ろした。水の中だというのにどこか楽しそうで、嬉しそうにも見える君を、この時はじめて恐ろしいと思ってしまったから。俺の目の前に居るこいつははたして本物なのだろうか?気の狂った自分の作り出した幻覚ではないか?ふわりと広がる尾鰭の美しさにすら畏怖を覚えて、口から吐き出した泡のせいで視界が歪み、君の赤い瞳が不明瞭になっていく。怖い、海が、目の前の存在が、得体の知れないものは往々にして恐ろしい。瞬間的に表情を歪めながら君の胸元を力の限り押し退け、じたばたと足を暴れさせる。慌てて動いたせいで口から大きく息が漏れ、ぺたんこになった胸へ海水が我先にと流れ込んだ。苦しい、怖い、いやだ!抵抗はほんの一瞬のことで、直ぐに君へと縋り付くかのように体を寄せる。たすけて、俺を置いていかないで。なんて。)   (3/6 19:37:48)

人魚はは、なんだそれ。( 相も変わらず着眼点が変なやつ。もっと激動というか、ドラマティックな展開になると思っていたんだが こういう所は変わらないのがらしくもある。結果論やこじ付けになるだろうが、お前をこんな風にしてしまった俺にも責任がないとは言えない…かもしれないし? なんか心残りがあったんだろうな、それだけは覚えてないけど。だから最高の死化粧でお前に会いに来たんだ。" さあ、どうだかなあ。…。" 歯がかちかちとぶつかる音。熱いくらいだったお前の体温はほとんど吸い取ってしまって、今では然程変わらない。寒いのだろうが、特に指摘はしなかった。だって俺じゃあどうにもできないし。質問にはぼやけた言葉ではぐらかし、その代わりと言っては何だが。頬に滑らせていた手を首の裏に回して引き寄せ、抱き締める。意図して崩した重心は ざぶんと音を立てて共に沈むのだろう。お前が直接見てみたら?)   (3/6 19:20:07)

人間そう、…、…綺麗だね、おまえ、(答えは是であり、俺が君へと突き刺したナイフの感触でさえもきっと覚えているのだろう。ころころと変わる表情は見慣れたもので、少しだけ安心する。その笑い方は君が困った時にする笑い方だ。目を見たら俺に絆されるって知ってるから、斜め下を見ながらちょびっとだけ眉を下げるへたくそなそれ。伸ばされた指の先が俺の頬を包み込んで、凍えるような冷たさの原因を俺は知っている。…再び現れた君に 謝って許してもらおうだとか、泣き付いて同情を誘うだとか、決してそんな生温い覚悟では無かったから。君に手向けた言葉は綺麗だね、と。何がとは言わず、たったそれだけ。続けて“ねえ、海の中は楽しい?”と。そろそろ海水に浸かっている部分の感覚が無くなってきた。唇は青ざめて奥歯が震え、揺れる波に抗う力すらも奪われていく。それでもこれだけは聞かなければならない。俺が存在しないそっちの世界のことを。聞かなければならないと思った。)   (3/6 19:05:37)

人魚……。分かってるよ。( 楽しかった日々だけ、美味しいところだけ選び取って食べてしまえばいいのに。そうして楽になればいいと思った。俺は…俺が それを許しているのに、事実を告げるだなんて。真面目なお前はそうしたくないみたい。いやはや、欲しいものをあげられたと思ったんだが。細く絞り出された声音は助けを求めているみたいに聞こえちゃったんだ。零された言葉へ豆鉄砲を食らったように口を開いて 数秒、ゆらり薄笑いを浮かべながら 鮮血とよく似た色の瞳をやり場に困ったように斜め下へと追いやって。忘れたフリしてあげたのに なんで言っちゃうかねえ。徐に伸ばした腕で頬を包み、撫でる。この冷たさは 海水に浸されたせいだけじゃない。)   (3/6 18:51:57)

人間いや、…ああ、まあそうね、そう…、(濡れた髪先から滴が零れ落ち、君の頬を伝う様子が見えた。何やら喋っているらしいけれど、右耳から入ってそのまま左耳へと抜けていくせいで生返事しか与えることができない。殺したはずの恋人が人魚になって帰ってきました、なんて。とんだファンタジーが過ぎる。それでも、自由自在に尾鰭を動かして楽しそうに笑う君は、紛れもない君でしかなかった。不意にぴしゃりと顔面に飛沫が当たり、わぶっ、なんて反射で呻きをあげる。口の中に入り込んだ海水はやはりしょっぱくて、ああこんな、まるで当てつけみたいじゃん。俺が殺したのにな。“…分かってんの、ぐちつぼ、俺に殺されちゃったんだよ、” 吐き出した音はか細くて、水面下の君の尾鰭を恨めしそうに見つめながら問い掛ける。君が少しでも負の感情を俺に対して見せびらかしてくれたなら、俺はきっとこんなにも苦しむことは無かったはずなのに。)   (3/6 18:31:47)

人魚うん?そうに決まって…いや。この足じゃその顔にもなるか。( こちらに気付いたお前は やっと会えたっていうのになんだか変な表情を浮かべている。一瞬瞳が煌めいたかと思えば 暗くくすんだ色を映したのだ。 一瞬首を傾げたがすぐに合点がいった。きっと俺の体のせいだろう。いやぁ困ってたんだよ、気付いたらここに居て。足は魚になっちまうし、人っ気も無いしでさ__なんて。聞かれてもいない言葉をぺらぺらぺらと並べ立てた。困ってる、とは言うものの特に不便そうな様子は感じられず、寧ろ元から自分の一部であったかのように器用に尾鰭の先を使ってお前の顔に飛沫をかけてやったり。見事命中したのなら、間抜けた顔へ心底愉快そうにからから笑って。今日日見た夢の続きを 歪な形で再演しようとする。もう一度会えて嬉しいだろ、?もっと楽しそうな顔してくれたっていいのに。)   (3/6 18:14:57)

おしらせ人魚さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (3/6 18:06:26)

人間ハ、(息を飲む。まるで呼吸の仕方を忘れてしまったかのように、口を動かすことができなかった。人よりも音をよく拾う耳は決して衰えてなどいないし、幻聴であるわけもない。そんな事あってはならないのだ。確かに聞こえた、聞いた。君の声が、潮騒の中で俺の名前を呼んでいる。それに目だって悪いわけじゃない。沖合で揺れている姿は、紛れもなく君だ。記憶の中にこびり付いている最後の姿よりも、楽しかった日々に近い姿をしている。それはまるで、そう、生きているかのような。死人が生きている。だって俺が殺したのに、生きている?懐疑に少しの苛立ちと嬉しさを混ぜて、ゆらり、一歩足を踏み出した。手招いていやがるのなら行かなければ。確かめなければ。服が濡れることも厭わず、ざぶざぶと足を進めていく。水面が腰ほどの高さまで到達したところで、久しく感じる名前を舌先で転がした。)…ぐちつぼ?   (3/6 17:52:57)

おしらせ人間さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (3/6 17:43:50)

おしらせ人魚さん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (3/6 17:32:29)

人魚__、?( それは、声量こそ微かながら、確かな発音でお前の名前を読んだ。恨めしげとも嬉しげとも取れる温度で。数十メートル離れた沖合い、潮の流れに身を任せるよう揺蕩いながら 肩から上を浮かばせて、ただ敵意もなく見つめていた。海水に濡れた髪は、お前が見慣れていたそれよりも色濃く艶めいて、先っぽから滴った水が健康的な色をした肌を伝っている。悪戯っぽい笑い方が、張り付いた前髪を払う仕草が、そのどれもが、海に溶けた血液の 生臭さなんてもう忘れてしまったみたいに__いや、そんなこと始めっから無かった とでも言いたげに。見覚え しか ないのだろう、?きっと。いつかの日に向けられた悪意なんて きれいさっぱり忘れたように、朗らかな所作でこちらへ手招く。驚くだろうか、怖がるだろうか。分からないけれど。何れにせよ 何らかの感情がお前に湧きあがった瞬間、やけに水音が響いて。ぱしゃん。水面から伸びた明らかに人のものではない 美しい深緑の尾鰭が揺れた。)   (3/6 17:32:20)

おしらせ人魚さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (3/6 17:28:13)

おしらせ人間さん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (3/6 14:00:39)

人間(不意に視界の端で何かが煌めく。持ち上げた瞳の先は岩場か、波間か、沖合か。どこだ。あれは。あれはなんだ?)   (3/6 14:00:29)

人間(海、だ。もう君はどこにも居ない。荷物を浜辺へと置き、靴を脱ぎ、膝まで捲りあげたズボンはそのままに浅瀬へと足を踏み入れる。俺たちを焼き殺さんとばかりに輝いていた太陽はどこにも無く、分厚くぼってりとした雲が空を覆い隠していた。春先の海はまだ、寒い。冷たい。…いない。どこにも君の姿が見当たらない。この事実に安心したような、寂しいような、苛立つような。ぐちゃぐちゃになった感情を消費するべく、浅瀬で揺蕩っていた海藻を蹴飛ばした。飛沫を上げて飛んで行った海藻は数十センチ先へと移動しただけで、またすぐに波に流されて俺の足元へと戻ってくる。指と指の間に入り込んだ感触がまるで纏わりつく不安かのように気持ち悪くて、爪先を見つめたままその場から動くことができなくなっていた。)   (3/6 14:00:00)

人間(君と泳ぎに行ったあの日を覚えてる。水面が太陽を反射してきらきらと輝き、飛ばした水に対して無邪気な笑顔を見せた君の顔を。口の中に飛び込んできた海水はしょっぱくて、どこか現実味が無かったのは暑さのせいだっただろうか。不意に君の顔が歪む、爪先を掴んで床へと叩きつけ、飛び散った赤色が___目が、覚める。夢だ。すべて夢。ぼやけた視界を明瞭にするべく目元へと手を当てて、自分が泣いていることに気がついた。このしょっぱさは海水ではなく、涙だったらしい。ふと、どうしようもなくあの海に会いたくなった。君はもうこの世に存在しないことを証明する、あの海を。重たい体をシーツから引き剥がし、身支度を整えて部屋を出る。広く感じる部屋へと手向けた虚無感はきっと誰にも伝わりやしないのだ。)   (3/6 13:59:37)

おしらせ人間さん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (3/6 13:58:38)

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(iPhone docomo spモード)  (2/28 17:44:21)


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