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ルーム紹介
揺らぎに翻弄されながら



色濃く彩る紅を紡ぐ…
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おしらせさん(iPhone au)が退室しました。  (8/22 17:25:13)

今日は定時に帰る予定だ。夕刻までは、いつも通りの日常を過ごす、……が、落ち着かない様子は隠せていたのだろうか。「お先に失礼します。」咳を立ち、更衣室へと向かった。着替えを済ますと化粧もネイルも当時のままに整える。逢うのは別れた彼氏ではなく、セクフレ。遊んでいただけの男に過ぎない。怖がることなんてない…と騒つく心を抑えながら、約束の場所、あの喫茶店へと歩き出す。甘い香水の香り。此の角を曲がった路地裏に店はある。道端に名も知らぬ小さな花。男は待っているのか、それとも、待ち惚けになってしまうのか________)   (8/22 17:25:11)

(ーーー昨夜は眠れなかった。脳裏に焼き付いたまま離れない男の顔と、耳許で囁かれたような重低音で響く声。まるで昨日の事のように鮮明に思い出させていた。気怠い身体を起こし、ざっくりと髪を掻き上げる。ベッドから降りる、しなやかな脚。キャミソールから見える首筋に痕はない。熱めのシャワーを浴び、支度を整える。ドレッサーの2番目の引き出し。奥に手を伸ばし、仕舞い込んだリップケースを化粧ポーチに落とした。男が覚えているのかどうか———   (8/22 17:24:53)

おしらせさん(iPhone au)が入室しました♪  (8/22 17:24:08)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (8/12 15:41:56)

ガタンゴトンと電車に揺られながら、遠景に映る潤み朱色の空を眺める。喉が渇く…体が熱くなる。燻り気づかないふりをしていた自身の熱が、はっきりと姿を表していく。自分も知らない自分の欲がどのような形になるのかは今はわからない…。しかし、明日あの場所で女に逢いにいくことだけは分かっている。瞳を閉じる。心地よい揺れに身を任せて…。   (8/12 15:41:19)

女からのメールを何度も読み返す。簡潔にして明瞭…。女もまた俺を待っていた。もう一度出逢わなければ、何事もなかったのに、出逢ってしまったという事はそういう事なのだろう…。   (8/12 15:40:57)

「お前に首輪をしたい。俺の雌になれよ。」不意に音にしてしまった言の葉は、私と女とを固く結びつけるとともに、別れるしかない状況に追い込んでしまった。   (8/12 15:40:27)

何度朝焼けを眺めただろうか…。女の寝顔を見て出ることもあれば、女と共に出ることもあった。あの日…朝焼けの光に照らされてる女の寝顔を撫でながら、白い首筋に歯形をつけた。何かを求めるように空気を求め唇を開く女…口の端には唾液が溢れ、瞳は甘く溶け、身体は何度も隆起する。思わず両手で首を締めながら、快楽にはてたときにこのままではダメだと焦燥に駆られたのだ。   (8/12 15:40:06)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (8/12 15:39:47)

おしらせさん(iPhone au)が退室しました。  (7/24 19:12:06)

時計に視線を送れば、そろそろオフィスに向かわなければいけない時刻。スマホを閉じて鞄に仕舞う。今は考えている余裕はない。首を緩く左右に振り、両頬を軽くぱんばんと叩き、気を取り直して仕事に励む。いつもよりも忙しい時間が今の女にとって心地良く思えた。勤務が終わり、帰りの電車の中。運良く座れると女はメールを返信する。ラベンダーの写真を添えて、『暁の月見むとしも思はねど見し人ゆゑにながめられつつ』の和歌を。男が女の思惑通りに動くのなら現れるはず。あの喫茶店に明日、いつも待ち合わせたあの時間に…)   (7/24 19:12:04)

入口から、更衣室までは僅かな道のりだが、朝の時間帯は行き交う人達も多く会釈と朝の挨拶をしながら、歩くのも容易じゃない。自然と足取りは早くなり、ささっと通り過ぎて。中に入ると自身のロッカーに向かい慣れた動作で着替えを済ませ、仕事前にスマホをチェックする。『……!?』男からのメールを目を凝らして見た。そこには官能的な和歌と待ち合わせとして利用していた喫茶店の名前が書かれている。過去の2人を呼び戻すような文言に心が騒ついた。そして、返答するかしないか、ではなく…如何返そうか、と悩んでいる自分がいて。小さな溜息を零した。————)   (7/24 19:11:45)

(いつも通り、駅までの道を歩き、同じ時間の電車に乗る。ラッシュ時の車内は混み合い、人の熱気に溢れ空調は役にたたず、不快でしかない。額に、頸に汗が滲む。ドア近くに立ち、過ぎゆく車窓に目を向けるも、昨夜のメールが頭の中から離れない。男はメールを見たのかどうか、返信の意図は伝わっただろうか。通勤中は公共機関を使う為、マナーモードになっている。新たなメールが届いた事など知る由も無く、最寄駅に到着すれば小走りに改札口へと向かった。徒歩10分、夏の強い日差しが容赦なく照り付ける。オフィスビルが立ち並ぶ界隈に日陰は少なく着くまでは堪えなければならなかった。『ふぅ……』社内に入り冷気を浴びるとスッと暑さが引いてくるのが分かる。   (7/24 19:11:30)

おしらせさん(iPhone au)が入室しました♪  (7/24 19:11:16)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (7/23 00:42:39)

「おほならば誰(た)が見むとかもぬばたまの我が黒髪を靡(なび)けて居(を)らむ」万葉集・よみ人しらず   (7/23 00:42:06)

画面に視線を張りつかせて、しばし物思いに耽る。男は何を思い、何を決めたのだろうか。やがて、スマホを操作し始めると、一句の和歌とともに、駅前の喫茶店の名前を打つと、女へと送った。   (7/23 00:41:45)

『ゲッカビジンは、メキシコから中米を原産とするお花です。漢字では「月下美人」と書きます。これは、ゲッカビジンの白いお花が夕方から咲き始めることに由来しています。』一夜だけの花…「儚い美」「儚い恋」「艶やかな美人…違う…『「危険な快楽」といったややエキゾチックな花言葉がついています。これは月下美人の花の姿と香りによって、虜になってしまう様子にちなんでいます。』   (7/23 00:41:28)

準備を済ませ、時間を確認しようとスマホを見た時だった。真っ白な大振りの花の写真が送られてきている。見たことあるようなないような美しい花だ。白い花びらからは、濃い香りが写真越しからも漂ってきそうなことがわかる。白い大ぶりな花...画像検索をかけていく…。違う…違う…これだ…   (7/23 00:41:02)

出勤の準備を整えながら、カーテンを開けると、青い空に分厚い雲が立ち上っていくようだった。再会は、神様のただの気まぐれだったのかもしれない。この数ヶ月の行動を思い返し年齢に合わない心の変化に苦笑いしながら、日差しを中へと入れないようにとカーテンを閉める。   (7/23 00:40:45)

明るい光で目を覚ます。喉が渇いた…昨夜自身が送ったメールの一通は、気温と違った熱を持ち、指先に残っている。何度か夜中に目覚めたあと確認したが返信はなかった。枕元に置いてあった、ペットボトルの水を一気に飲み干していく。ごくごくと喉を鳴らしながら、流し込んだ水は、体に染み渡っていく。だが.渇く…。いつしか忘れようとしていた疼きを、渇きを感じる。   (7/23 00:40:29)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (7/23 00:40:10)

おしらせさん(iPhone au)が退室しました。  (7/22 13:05:19)

画面は昨夜のまま。返信に言葉は添えず、『月下美人』の写真を送る。花言葉は———男は如何思うのだろうか。決別したあの日から物足りなさと侘しさを感じていた私の心の隙間にまた男が入り込んでくるのを感じていた。止まっていたはずの女(牝)の時間がまた動き出すのかもしれない。出勤準備を済ませ、外に出れば、肌が焼けるような陽光が降り注いでいた。)   (7/22 13:05:16)

シャワーを終え、濡れた髪を拭きながらリビングに戻れば、テーブルの上に置かれたスマホに目がいってしまう。紅色の、…呟いた声に思わず首許へ手を遣ってしまった。受け流す程度にしか見ていないはずの写真が脳裏に色濃く印象付けられてしまったようだ。ダメダメ…、眠らなきゃ、…明日も朝早く出勤しなければいけないのに…、振り払うように手早く寝る前の準備を済ませてベッドに潜り込む。長い夜…、いつの間にか寝ていたらしい。『ふぅ……』溜息を吐き起き上がる。眠りは浅く睡眠と言える程ではなかった。気怠い身体を抱えてテーブルのスマホを取る。私は男を、橘を嫌いではなかった。寧ろ好意を持っていたと思える。だからこそ、……断ち切ろうとしたのに、沼に落ちる前、深く堕ちていく前に……、心の叫び、だが、呼び起こされた何かは背を押していて。   (7/22 13:05:04)

あの頃の私は彼氏もなく、何の変化もない、職場と家との行き来のみの生活に孤独感を感じていた。そんな折、些細なきっかけで知り合う事となった男。私にとって、気晴らしに過ぎない遊び相手。月に二、三度逢って、お茶してホテルに行き、SEXして別れる。言わえるセフレ関係。男の素性は全く知らない。どこに居て何をしているのか。だが、1つだけ…あの男の、性癖、隠されていた嗜好を知る事になった。開花される前の蕾のように… 徐々に目覚めさせられていくような感覚が自身の中にあるものを引き出されていくようで怖くなり、全て消し去り消息をたった。あの男は如何やって連絡先を知ったのか、いや、今は何も考えたくない。3年前と同様に蓋をしてしまえばいい。   (7/22 13:04:34)

(忘れてた、いや違う…忘れようとしていた。記憶の彼方に追い遣って消してしまおうと———あれから3年。街で見かける事もすれ違う事もなかった。待ち合わせだったCafeからも逢瀬を重ねたホテルからも遠く離れた此の場所へと住まいを移したのも3年前の事。なのに、なのに………、如何して………1通のメール、言葉少なに1枚の写真だけ、そう…、それだけで……私の熱を呼び覚ます男、……憎らしい、そして何よりそんな男を、熱を一瞬にして蘇らせてしまう自身が悔しくて堪らなくなる。温めのシャワーを頭上から浴び、全身に雫を飛び散らせ、流せるものなら流したい、流せるものなら———   (7/22 13:04:03)

おしらせさん(iPhone au)が入室しました♪  (7/22 13:03:46)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が退室しました。  (7/22 00:25:48)

橘です。君を見つけました。無視してくださっても結構です…。私はまだ持っています。短かい言葉。知らなければ、無視するほどのたわいもない内容...3年前最後の逢瀬に現れなかった女につけるはずだった紅の首輪の写真とともに...   (7/22 00:25:19)

左手をチラリと眺める。もうそろそろかな。仕事が終わり家へと帰っている頃だろう。スマホを操作し、写真とともに一通のメールを送る。わかってる。このメールにさえ反応せずに、無視してくれれば、俺は新しく疼きを抱えてただ生きていくだけ…。   (7/22 00:24:52)

はずだった…。お世話になった方へのお礼の品を探しに珍しくデパートを歩いていた時だった。売り場の店員として働いていた女を見かけたのは向こうは接客中で気づかなかったが、女の瞳をみて気づいてしまった。自身の中で燻っていたものがまた滾ってしまう。「もう出会わなければ、それで終わりのはずだったのに…。」「ただの気の迷い、火遊びと割り切ってしまえればよかったのに…。」それからの日々は、思ったよりも短かった、数ヶ月かけて、違うの階の店の常連となり、頼み込んで女のメールを手に入れたのだ。   (7/22 00:24:28)

月が中天へとかかる。夜といえども昼の暑さの余韻は額から汗を滲ませる。月光はどんな人になんの光をもたらすのだろうか。左手の時計を見つめる。あの女も月や空が好きだった。自然の変化を見つけ、言葉を交わし、情を交わし合った。ほんの数ヶ月の繫がり、二度三度と逢瀬を重ねるうちに、瞳の奥の光に気づいてしまったんだ…。 耳元に囁く言葉、指先に感じる熱、普通の女ではないと気づいたのはいつだったか…。いつの間にか連絡も取れなくなり、自分の中に生じた熱に蓋をした。   (7/22 00:24:02)

おしらせさん(iPhone docomo spモード)が入室しました♪  (7/22 00:23:47)

おしらせさん(iPhone au)が退室しました。  (7/20 16:26:47)

コンビニの袋の中にはペットボトルのお茶とおにぎりが2つ。椅子に座り、うだる遅めの夕飯。傍に置かれた鞄から飛び出したスマホが目に入ると手を伸ばし思い出したようにメールを開いた。唇を一文字に結び、画面を直視している。時間にして、数分。スマホカバーを被せた華奢な女の指が微かに震え、ネイルの色が蛍光灯の灯りに色濃く見えた。『……あり得ない、わ…』切なさを纏うような溜息混じりの声と首を振り乱れる髪。キャップを素早く開け渇きを埋めるように水分を流し込んだ。ゴクリ、ゴクリ…、と女の喉許を通り過ぎる音と顎を伝う雫。伸びた首筋が悩ましく映る。動揺を隠せない女、メールを送ってきた相手は誰なのか————程なく女は疲れた身体を引き摺るようにして浴室へと向かった。)   (7/20 16:26:45)

エントランスからエレベーターへと踏み込もうとした直後メールの着信音。女は素知らぬ顔してエレベーターを降り、自宅に帰る。会社か親か、どうせ大したことの無い用事だろうと気にも留めずにいた。部屋に入ると無造作に手にしていた荷物を置き、熱気と湿気を帯びた不快な表情を見せてエアコンをオンにし、洗面台へと向かう。長い髪を一纏めにして崩れた化粧を落とした。疲れきった素の顔を鏡に映し、深い溜息を吐く。今日も頑張った…、と……。   (7/20 16:26:27)

( 蒸し暑く風もない、月の綺麗な晩だった。静寂に包まれた帰り道。カツカツとヒールの音だけが大きく響いている。外灯に照らし出された女の姿は、歳は20代後半くらいだろうか、パサついた髪、汗で崩れたと思われる化粧顔、スーツにはやや皺が寄り、夏用乃ブラウスは肌に張り付くようにも見える、薄らと下着が透けていたかもしれない。脚は浮腫んでいるのだろうか、脹脛に伝線が入っていた。手には鞄の他にコンビニの袋がぶら下がっている。10分程歩いて行けば、煉瓦色の建物が見えた。女は真っ直ぐにそこに向かって自動ドアを抜けていく。   (7/20 16:25:07)

おしらせさん(iPhone au)が入室しました♪  (7/20 16:22:11)

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(iPhone au)  (7/19 12:25:07)


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