今すぐ、またはいつかは自らこの世を去ろうと思っているあなたへ。

私は10代の頃、理由あって人知れず毎日死ぬことを考えていました。
ところが、親友に先を越されました。
そのことで、私はほとんど冤罪のような責任を負うこととなりました。

人から疑われ、責められもしました。
今はもう何も弁明しようとは思いません。そして、その一年後、母親にも先を越されました。

どちらも遺書がありませんでした。
ふたりの自死から学んだのは、そこに残されたのがどんな言葉であれ、ちゃんと遺書を残さないと残った者が死ぬまで解けない問に苦しむということでした。

何年も経ち、私は理想的な自殺はこうあるべきだと思うに至りました。それは極力悲しむ人を作らないことです。私であれば今のところ、父と兄です。そして友人たちです。

あなたには親友かもしれません。恋人かもしれません。家族や職場や学校の仲間たちかもしれません。繋がりが深ければ深いほど残された者は悲劇なのですから極力注意しなければなりません。

勿論、理想は美しく年老いて自然に死ぬ事です。気持ちがそのように転じたらそれはそれでラッキーです。



その時まで私と一緒に理想的な自死を考えましょう。