[×消] |
おしらせ | > | 小野寺さん(153.171.***.241)が退室しました。 (2022/2/15 13:15:07) |
小野寺 | > | 小野寺 (2022/2/15 13:15:00) |
おしらせ | > | 小野寺さん(153.171.***.241)が入室しました♪ (2022/2/15 13:14:56) |
おしらせ | > | ……さん(Android 133.200.***.224)が退室しました。 (2018/7/31 22:10:28) |
…… | > | 【ちょっと満足した。では。】 (2018/7/31 22:10:22) |
…… | > | ……ああ、そうね。その目がなければ、あなたが私のものになることもなかった……。それは……、その目はあなたが私のものだという証よ?もしあなたがここを去るのなら……抉りとって元に戻してしまうから。(不穏な言葉ではあるけれど、にっこりと、柔らかに頬笑むその顔は、まるで子守唄でも歌っているかのよう。男は面を伏せる。女の顔には影が落ち、そっと瞼を閉じる。元は自分の目であった紫水晶の瞳と女が作った月長石の瞳と。もう少し見ていたかったから、瞼を閉じるのが少し残念ではあったけれど。そっと、触れた唇は優しく、柔らかく。)……ずっと、私のものよ。私の、愛し子。 (2018/7/31 22:09:54) |
…… | > | (ずい、とその身を起こし、面を寄せてじっ、と男の目を覗きこむ。)こうやって、片方とはいえ、自分の目をまじまじと見ることはないから……面白いものね。(元は自らの片目であった、紫の瞳。愛しむようにその瞼に紅い唇を寄せた。)……人というのはかわいそうなものね。目が見えないというだけで、こんな森に棄ててしまうなんて。(と、男の腕が女の細い腰を抱き寄せ、体を捻らせるとそのまま背中から抱き締める。その鵜でも、胸も広く、女はすっぽりと収まってしまった。)……これでは、私が子どものようね。(男の肩口に頭を預けるようにして男を見上げた。腰を抱きよせた大きな手に自分の手を重ね。) (2018/7/31 21:58:16) |
…… | > | 作った薬はちゃんと売れた?…そう、よかった。あら、いろいろと買ってきたのね……今日は夕飯は何にしようかしらね。(笑いを含んだ声音で小首を傾げ、そんなことを呟くと、ぎし。隣に男が座った為にソファーが大きく軋んだ。女は、お使いを済ませた子どもを誉めるように、黒い衣から伸びた白い手を伸ばして男の漆黒の髪を撫でた。男のその目も女と揃いの宝石の色。ただ、左右ばかりが違うだけ。)あら、嫌だった?子ども扱いなんてしてはいないつもりなのだけれど……。(髪を滑り、頬を撫で、首筋をたどり、胸元へと添えたその細い手は、相手の形を確かめるよう。)……そうね、あっという間に、こんなに大きくなってしまって。(胸に添えた手に重ねられた男の手は、女の手よりもずっと大きく、ずっと骨ばって、ずっと指も長い。) (2018/7/31 21:42:17) |
…… | > | (深い、深い、森の中。質素な家の中には美しい家具もなく、豪奢な絨毯もなく。ただただ簡素なテーブルや、椅子がおかれているばかり。ぎぃ、と扉が開くとともに、一人の青年が室内に足を踏み入れた。身動きをわずかにすればきしむようなソファーに腰掛け、手元の書物に目を落としていた女が視線をあげた。さらさら、と流れる銀の髪は長く、長く。肩口を滑り、背中を覆い、踝まで届くほど。)あら、おかえりなさい。(ふぅわりと笑う女が細めた目は、片方は紫水晶、もう片方は月長石の色。ぱたん、と本を閉じると僅かに鼻先につく黴臭い匂い。) (2018/7/31 21:32:18) |
…… | > | 【久しぶりのソロル…】 (2018/7/31 21:22:02) |
おしらせ | > | ……さん(Android docomo spモード)が入室しました♪ (2018/7/31 21:21:16) |
おしらせ | > | お試しさん(iPad 211.124.***.73)が退室しました。 (2017/1/25 08:44:30) |
お試し | > | で部屋上げ支援も兼ねて入室させていただきました。また来ようと思います。 (2017/1/25 08:44:27) |
おしらせ | > | お試しさん(iPad 211.124.***.73)が入室しました♪ (2017/1/25 08:43:49) |
おしらせ | > | 柊 水李♀2年さん(126.170.***.34)が退室しました。 (2017/1/22 01:52:39) |
柊 水李♀2年 | > | 【すみません、誤入室です。お部屋汚し失礼致しました。】 (2017/1/22 01:52:33) |
おしらせ | > | 柊 水李♀2年さん(126.170.***.34)が入室しました♪ (2017/1/22 01:51:54) |
おしらせ | > | 菊里さん(60.137.***.228)が退室しました。 (2016/7/18 00:47:35) |
菊里 | > | 【絶賛前向きに後ろ向き‥後ろ向きに前向き?あれ、どっち…?ま、まあよいのです。お部屋ありがとうございました】 (2016/7/18 00:47:26) |
菊里 | > | (もともと生傷は絶えない体だ。自分で転んだ傷も、人にしては珍しい容姿ゆえに村の人間に厭われてついた傷も、身体からまったく消えるという日はなかったし、これからもないはずで。だから惜しいのは傷が癒えないことではなく)どうせなら、渇きを癒すために流したいもの、ですしね…(うっとりと、つぶやく声音に甘さが混じる。閉じた瞼の裏側に星の光。脳裏には、未だ叶わない邂逅の相手。姿も声も知らないけれど、いつの頃からか、彼に逢うためだけに自分の生はあったのだ。)春は食べ物もいっぱいありましたし、少しはお肉も付きました。血色も、悪くはない筈なのです。(食べごろなのです、と。そう主張する少女の声を聴くのは眼前の星ばかり。あとはすべて闇の中。暫くすれば帰り道と帰る足もなく、途方にくれる少女も、今はまだ、夢見心地のまま) (2016/7/18 00:46:35) |
菊里 | > | ………驚きました…(視界に広がる星空が先より少しばかり遠い。次いで、お尻から背中にかけてじんわりと痛みが走り、ようやく現状を理解した少女が数度瞬いて呟く。呑気な口調そのままに、起き上がろうとすることもなく、目線の先の星空を見つめる。降るような瞬きに目を細めて、小さくため息)…今日は、もう登れないですね(一張羅の着物は羽織ごと泥に塗れてしまった。白い髪もそれと判らぬ程度には汚れている。普段も山をのぼればそれなりに汚れているのだけれど、今回は洗い流せばよし、という段階ではなさそうだし。それに、)…足が痛い、気がします…(山道を登るには華奢な足は疲労のせいか、はたまた先ほど捻りでもしたのか、うまく力が入らない。すん、と湿った空気を嗅いで、血の匂いがしないことだけを確かめて、おとなしく目を閉じる)傷がないのなら、まあよしとしましょう… (2016/7/18 00:45:36) |
菊里 | > | (降り続く雨が止んだ夜、月が隠れた星明かりのみの山道を少女は歩く。夜目の効く部類の人間ではないのだろう、少し歩いては飛び出した枝に着物を引っ掻け、また少し歩いては木の根に足をとられ、麓では確かに揃いで履いていた草履は片方失くしていたし、闇の中でぼんやりと浮き上がるほど白い肌は引っ掻き傷と泥にまみれていた。一見すれば迷い人。けれど少女の面を彩るのは道を失くした者のそれではなく、)星明りのみでも、明るいものですねぇ…(のんびりと呟く独り言は、誰に向けたものでもない。そも、少女が他者と会話を持つことなど七日を過ごしても片手の指に足りるくらいのもので、故に少女の口調はのんびりと間延びしている)雨上がりは地面も柔らかいですし、いつもより歩きやす、っ…(ずり。べしゃり。言葉途中にして、ぬかるんだ地面に足を滑らせ仰向けにすっころんだ) (2016/7/18 00:44:05) |
菊里 | > | 【「■お題:星」 お邪魔致します】 (2016/7/18 00:42:54) |
おしらせ | > | 菊里さん(60.137.***.228)が入室しました♪ (2016/7/18 00:41:34) |
おしらせ | > | 東雲 叶音さん(119.173.***.95)が退室しました。 (2016/7/16 15:35:01) |
東雲 叶音 | > | 【(長い……。)以上にて。お部屋ありがとうございました。】 (2016/7/16 15:34:57) |
東雲 叶音 | > | それじゃあ、おやすみなさい。(言って、ドアから離れて、そのまままたゆっくり壁伝いにベッドに戻る。途中で滑り落ちたブランケットは拾えなかったのだけれど。それよりも、早く明日に相応しい自分でありたいから。足に降りかかった理不尽も、大好きな人の不在がもたらす寂寥も、花火が咲く音に紛れて全部雫にして枕に隠してしまおう。隠しきれる気が、なんだかしないけれど、それでも。だって花火は笑って見上げるものだもの。) (2016/7/16 15:34:30) |
東雲 叶音 | > | お待たせしてごめんなさい。大丈夫よ。……あのね、お兄様へお手紙を書いて、そのまま休むから、今日はもう大丈夫よ。ゆっくり休んでちょうだい。(どうしてか、言うほどに寂寥がこみ上げてくる。「甘えていい」と言ってくれた言葉が頭をちらついては、今は、そっと差し置いて。だって、今居なくて寂しい人の面影を埋めてほしいだなんて――甘えでなくて、彼に対するただの失礼でしかないのだから。自分は年下だけれど、主としてそれくらいは強がらせてほしいから。……でも、ね――)――それと……明日、外へ花火を見に行けないか相談に乗ってほしいの。遠くてもいいから。(その代り、一緒に見上げて一緒に綺麗と言って愛でましょう?そのほうが、ずっとずっと、楽しいでしょう?) (2016/7/16 15:34:23) |
東雲 叶音 | > | ……!待って、待って……!(誰のノックかなんて分かっている。休む前に不自由がないか確認にくる時間。忘れていたわけではないけれど、ひどく驚いて慌てふためいたような返事を咄嗟にドアのほうへ返した。まだ、ドアノブに手をかけないで、と。もちろん急以外には返事なしに入ってくるような人ではないのだけれ、ど。)ん……大丈夫……(小さく言い聞かせて、両手にもう少し力を込めて、ゆっくりベッドの上を這って、恐る恐る足を下ろして、壁伝いにゆっくり歩く。ベッド脇の車椅子に移るのはどうしても上達しなくて、転んで物騒な音を立てた日にはそれこそ待ってもらえないから、見ない。大丈夫、全く役割を忘れたわけではない。こうして頑張れば、ゆっくりでもドアまでならたどり着くから。一歩、二歩、少しずつ、少しずつ。何も言わずに待っていてくれる彼に心の中で感謝を述べながら。ようやくという感覚の後にたどりついたドアの向こう、しっかり手をついて、ドアの向こうへ、一呼吸置いた後に告げた。) (2016/7/16 15:33:59) |
東雲 叶音 | > | ねえ、お兄――(振り返って、ハッとした。)……バカね、私……(誰もいない部屋。海の向こうにいて、来月に一日か二日ほどお顔を見られるかもしれない程度に遠くなってしまった人を呼びかけた自分へ、小さな自嘲の笑み。あの公園での花火大会に行けない年は、この部屋が一番よく見えるからとベッドによじのぼって並んで一緒に見上げていたから。まだ、足の不自由なんてアルプスが舞台の童話くらいに縁遠い話だと思っていた頃。)……。(ひゅるる、という、高速で空気を滑るあの甲高い音までは聞こえない。咲いたときの音だけが鼓膜を叩いて、どうしてか、急にそれすらもが遠い風景の音になった。寒いと感じるほど乱暴な冷房ではないのに、どうしてか、肌寒く感じて膝掛用の薄いブランケットを肩に羽織った。ふわりと包まれる感覚が連なって連れてくる記憶は、温度の幸せを問うた腕。きゅ、と、胸元でブランケットを握って、窓の向こう遠く向こうで夜空に咲き乱れる大輪をもう一度振り返って眺めていると、ノックの音。) (2016/7/16 15:33:50) |
東雲 叶音 | > | あ……花火……!(一人、小さな歓声。大きな窓辺の向こう。夕食も入浴も済んで、あとは寝るまでの数時間を持て余すというだけの静かな静かな時間を裂いたのは、遠くから響いて来た「ドーン」という音。分厚い窓越しだから遠いのか、それとも本当に物理的に遠いところで咲いた音なのか、気になって両手をベッドについて、役割をほとんど忘れた両足を引きずって窓辺に寄り、カーテンを少しだけ開けてガラスに指先ついて見上げてあの刹那の花たちを探した。)わ、あ……(この屋敷からそう遠くない距離に大きな国立公園がある。会場はおそらくそこだろう。いや、そこだ。毎年見に行っていたのだから。兄の手をしっかり握って、花火に手を伸ばそうとぴょんぴょんと跳ねて手を伸ばして――ほら、だってあの降り注ぐ枝垂桜のような花なんて、視界いっぱいに広がって手を伸ばしたら届きそうじゃない。) (2016/7/16 15:33:42) |
東雲 叶音 | > | 【こんにちは。ふと降ってきたソロルだけ落としにだけ。お部屋お借りします。】 (2016/7/16 15:33:32) |
おしらせ | > | 東雲 叶音さん(119.173.***.95)が入室しました♪ (2016/7/16 15:33:08) |
おしらせ | > | 高槻時雨さん(Android 153.157.***.141)が退室しました。 (2016/6/22 21:04:37) |
高槻時雨 | > | 【あ、はい。こちらこそ、軟禁されてるっぽくない子だったかも……お部屋ありがとうございました。見守ってくださった窓辺窓辺さまもありがとうございました】 (2016/6/22 21:04:26) |
おしらせ | > | 雑賀 透さん(119.173.***.95)が退室しました。 (2016/6/22 21:02:57) |
雑賀 透 | > | 【愛らしい〆をありがとうございます。狡いは僕の代名詞ですので、ありがたく。お気に召していただけたかは自信がありませんが……僕が考えうる緩い嗜虐はこんなかんじかな、と。また積もる話は隣室ででも。見守ってくださいました窓辺様方に感謝。お部屋お返しいたします。楽しい時間をありがとうございました。】 (2016/6/22 21:02:41) |
高槻時雨 | > | 【あ、うぅむ……なんというか微妙に〆られてない…です、けど。一先ずここまでで。ああもう、狡いですズルいですずるいです(じたばた、ごろごろ)】 (2016/6/22 20:59:10) |
高槻時雨 | > | (どこまでも平坦で、見透かすようなテノール。弱さも、強がりも、全部全部見透かして、尚試してくる。前進するために背中を押そうとしているのか、地獄へ突き落すために背中を押しているのか。それだけが分からなくて、このぬるま湯から抜け出せないでいる。一歩踏み出してしまったら、この世界が壊れてしまうから)……ッ…(口を開けば、不可抗力を盾に触れられる距離。なのに、動かそうとした口は動かなくて。絞り出そうとしたアルトは喉につっかえて。そんな、見せかけですら、自分を騙してすら踏み出せない。重い一歩。飛びついて、唇を重ねて、確かめたい。そんな思いが、余計に体を重くする。体を揺らすテノールが、名前を呼んでくれる。それに応えたくて、けれど答えられなくて。すっ温かいナニカが、頬を滑り落ちた) (2016/6/22 20:57:52) |
雑賀 透 | > | 【くす、僕が縛ったのは身ではなく心ですから。お気遣い感謝。】 (2016/6/22 20:55:13) |
高槻時雨 | > | 【あ、いえいえ。こちらこそ急……な無茶振りに答えてくださってありがとうございました。お返しは暫しお待ちを………お先に落ちられても大丈夫ですからね。ね。リアル大切です。……そして軟禁って言うより逃避少女と保護者みたいに……】 (2016/6/22 20:50:56) |
雑賀 透 | > | 【と、加速しそうなところで非常に申し訳ないのですが夕飯etcで今宵ひとまず当方からはこれまで、で(深々。時雨ちゃんの「返事」を見届けさせていただければと。】 (2016/6/22 20:49:00) |
雑賀 透 | > | ほら、甘えん坊さんだ。(陽が沈んで、音だけの世界。時計だけが、世界が動いていることを知らせる導。テノールは温度を帯びない、下がりもしない。ただ、ただ、雛となることを選び続ける少女と在る。)君も、確かめにくればいいのに。(鼻先触れあわせて、唇がもう一度触れるか否かの1ミリの距離。たった、1ミリの。)自分が、どこにいるのか……(声音が少しずつ融けていく)誰と、どんな想いで、唇を重ねているのか……(心臓に雫一滴落とすように)君の目と耳と肌で、君がいる世界を、確かめにおいで。(その響きを、いとおしげ、と言う。その響きでもって、囁こうか。広すぎる世界の中で足元を教えるたった一つの呪<しるべ>を。)――時雨。 (2016/6/22 20:46:26) |
高槻時雨 | > | (唇へと、下が触れる。ふるり、体が震えて、思考がふわふわと浮ついていく。もし、この行為へ返すことが出来たら。そんな行動をとるこの人は、何を考えているのだろうか。この世界すら、壊させようとするこの人は)…んっ…ぁ……や、ぁ…(狡い、ズルい言葉。幾重にもしばりつけて、がんじがらめになったこの身を嘲笑うかのような、笑み。少し、腰を浮かすだけで自分から触れられる。それが出来ないとわかっていて、立場をより明確にさせるように、弄ぶように。浮きそうになる腰、衝動に身を任せてしまいそうな体が、たった二つ繋ぎとめられた手に阻まれて)…もっと、触れて……私が、ここに居るの、教えてよ…(そうしないと、見てくれないと居ないのと同じだから。この部屋という世界の中ですら居場所がなくなってしまうから。だから、求める。求めてしまう) (2016/6/22 20:23:59) |
雑賀 透 | > | おや、まだ……キスしかしていないのに、息が、崩れ始めている、よ(もっと、と、餌を待ちわびた雛のように少し上ずった声に強請れれば、願われれば、その分だけ叶えよう。唇をもう少し押し当て、舌先でつぅとその唇を湿らせる。)それとも……思い出している最中かい?それなら、あまり邪魔を……しては、いけないかな?(上と下の唇がうっすらと濡れた頃、一度唇を離して、喉の奥でくぐもった笑み。衝動と理性のせめぎ合いに肩が震えていることは、繋いで体重で押し込んでいる手の強張りからよく伝う。額を合わせたまま、いまだベッドに腰さえ下ろしていない不平等な逢瀬に紡がれる言葉を吐息の音を、愉し気に待つ。) (2016/6/22 20:09:56) |
高槻時雨 | > | (求める言葉。世界の、小さな島国に伝わる縛り付けるための魔法。人を、世界を顕して、形を決める)んっ……ふ、ぅ……(幾度も重ねられた唇と唇。世界から外れて、この部屋へと逃げ込んだ日から幾度となく交わされた行為。この人に、自分を認めてもらうための合図。両手をベッドへと結い付けられれば、親から餌をもらう雛のように、それを受け入れる。双眸閉じて、与えられるものへと意識を向ける。求め、認めて与えてくれた証だから)ぅ、ん……らかぁ……もっと……(自分が発した、生きるための音。彼が返した認めるための音。色々な音。自分が唯一、この世界で認められる、その記憶。それを忘れるはずが無いと、だからと……決壊した欲求は最早ブレーキを知らず。唇が動く度、接していた部分が離れてしまう度、抗いがたい欲求が募り、心を焦がす。本当なら、ぎゅっと押し付けて確かめたい。けれど、それは出来なくて。心と体がちぐはぐで、自制に肩が震えた) (2016/6/22 19:57:54) |
雑賀 透 | > | 【いえ、役を下ろすのに時間がかかったのは当方。挙句雑賀は好みが別れるので物足りなければ、もう少し"足し"しますのでご遠慮なく。】 (2016/6/22 19:44:24) |
雑賀 透 | > | (くす、と、薄暗い中で響く薄い笑み。己が築き上げた言葉の檻を檻と認識して、少女はそれを小さな世界とした。)――そうだな。捨てる理由が、ないのなら。(セイヤクは、破棄してはならないとは一度も言っていない。しかし、制約と成約と誓約とは、破ってはならないものとして書物に登場し、人が交わす言葉に日常に蔓延し侵蝕する。そのコトバを何度も何度も刷り込んで、そう、暗示――現代科学の世に根強く残る、魔術。)キスか……色々な味を交換したな?(よくできました、と、囁いて右手も指絡めてベッドにそっと下ろす。触れ合わせた唇は、キスと呼ぶにはとてもとても浅い、唇が触れ合う程度のそれ。言葉を交換する隙間を残したそれ。全ては、彼女に選ばせるため。そういう遊戯なのだ、これは。)キスも、水音も、色々な味と音を、交換したな?ちゃんと覚えているかい?(囁く間も唇は離れない。そう、音と感触は最初に全て叩き込んだ。純愛小説のように甘いそれ、凌辱の限りを尽くした痛みを伴うそれ。一晩、ずっと、パッヘルベルのカノンが響く中で。)――寂しいのなら、歌ってごらん。君の望む音を。 (2016/6/22 19:40:03) |
高槻時雨 | > | 【あ、ですけどその…さっと出て戻れるつもりだったのが予想以上に時間を取られてしまって……こちらから我儘言ったのに申し訳ないばかりでした。そして時雨ちゃんがわかるようなわからないような影…難しい】 (2016/6/22 19:23:30) |
高槻時雨 | > | (望んでいないセイヤク。欲しくもない誓い。けれど、拒めないことも理解していて。世界が、生きる場所が変わっても、逃れられないコトワリ)望んでない……けど、捨てられないから(生きるのなら。もし捨てたら、それはモノと変わらなくなってしまうから。だから、この世界へ逃げた時に、一つだけ決めたヤクソク)ねぇ……キスが……欲しいよ(消え入りそうなアルトヴォイス。時を刻む音に負けてしまいそうな、生への執着。生きるために、求めなければいけない。自分からできるほど、立場は対等ではないから。この逃げた世界で、自分が認識されるために。この世界を作ってくれた、この人の目に写るために) (2016/6/22 19:22:18) |
雑賀 透 | > | 【背後優先です、お気になさらず、慌てずに。】 (2016/6/22 19:05:49) |
高槻時雨 | > | 【申し訳ありませんでした。もうしばらくお待ちを、急ぎお返事書きますので】 (2016/6/22 19:05:26) |
雑賀 透 | > | 【おかえりなさい】 (2016/6/22 19:04:38) |
おしらせ | > | 高槻時雨さん(Android 153.157.***.141)が入室しました♪ (2016/6/22 19:04:26) |
雑賀 透 | > | 【お待ちしています。】 (2016/6/22 19:02:07) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、高槻時雨さんが自動退室しました。 (2016/6/22 19:01:33) |
雑賀 透 | > | 【あ……手に手が重なった、ですね。失礼。補完しておいていただければ幸いです。】 (2016/6/22 18:48:23) |
雑賀 透 | > | 【いえ、どうか慌てずに。】 (2016/6/22 18:46:25) |
雑賀 透 | > | (ほつり、ほつり、紡がれる言葉のパターンは、だんだんと定まってきている。この止まない秒針の音色のように。彼女がそれに気づいているかは、まだ空想の余地を残しておいてある。そのほうが楽しいから。そして、笑んで黙し続けていれば無気力ともとれた声と瞳が一つの揺らぎを見せた。)――望んだのは、君だよ?(枷のシンプルゆえの重さ)――君と僕の間で成立した、セイヤクだ。(ほら、「期待」を奪ったら、沸き上がってきた。寂しいという温度が。その言葉で紛らわせたい衝動が。包まれた頬の中の笑みは変わない。降る瞳の温度も。ただただ、その眉と目が象る瞳が優しいだけ。その目と声のまま、こつんと額を合わせて、囁こうか。)良い子だよ、時雨。さあ、どんな音が聞きたい?(あと半刻しないうちに真っ暗になって、音だけの世界になる、その境界線。) (2016/6/22 18:46:01) |
高槻時雨 | > | 【わわっ、インターホンがっ。少しだけ席外すのです。申し訳ありません】 (2016/6/22 18:40:47) |
高槻時雨 | > | 別に……甘えてなんていないよ(否、きっと甘えなのだろう。目の前のこの人にではなく、手離した世界への。子供のような、逃避。ここから出る気のない服装。与えられるまま流される現状。たまに、このままではいけないと思うけれど、このぬるま湯から身体をあげられなくて)……相変わらず、厳しいね(逃げた世界。小さな、二人きりの世界。そんな世界でも、やっぱり自分には厳しくて。求めるままに、得られるのだとしても。求めず与えられはしない。それがこの、脆い非日常のことわり)ねぇ……寂しい、よ…(いつものように、はぐらかす。逃げた自分は、やっぱりここでも逃げてしまう。頬に、顎に触れる手を右手で包み込んで。絡めた左手をきゅっと握って、不安げに瞳を揺らす。何時もの事、それでどうにもならないと知っていて尚、怖じけ付く弱さから来る行動) (2016/6/22 18:29:42) |
雑賀 透 | > | なるほど、それなら変わっていないのだろうな?(少女一人の捜索願が出ていることも、どこかで交通事故が起きていても、どこかで誰かが死のうと殺されようと――変わらない、無関係な大多数にとっては"いつものこと"だ。)最初にも思ったが……本当に、君は甘えん坊さんだ。(衣服を奪って羽織らせてあるのは己のもの。日欠かさず清潔に替えられるそれ。彼女に鎖枷は必要ない。そんなことをしなくても繋ぐのは簡単だから。今だってそうだ。己を振り払って、鍵のかかっていないこの部屋の外に出ることだって不可能ではない。)だから、あげないことにしている。わかっていたことだろう?(無言に見つめ返してくる瞳に滲むコトバを、くすぐるようにして空いた片手で顎先と頬を指の腹で撫でた。時の感覚を麻痺させる空間において存在する枷は、ただ一つ――求めずば得られないという、セイヤク。) (2016/6/22 18:13:06) |
高槻時雨 | > | (黒革の手袋。体温を感じさせない手が、左手を取った。もともと癖のある髪だからか、撫でつけて尚くしゃついた髪を置き去りに、左手に指が絡められて、結い留められる。彼の口元に浮かぶ笑みに、こちらは小さな吐息漏らして)何も変わらないよ……私一人居なくても、みんなが困る訳じゃないだろう(そんな、諦観にも似た言葉。全部が全部変わらないわけでは無いだろう。それでも、朝が来て夜になる。何も変わらない世界が外には広がっている筈。ベッドへと下ろされた手、ゆるく羽織ったシャツが肩を滑る。すぐ近くに寄せられた顔に、どうしたいんだい?と首を傾げて。止まった自分に、何を求めるのかと無言のアイコンタクト) (2016/6/22 17:53:39) |
雑賀 透 | > | いくらでも寝て良い、いくらでも食べて良い、いくらでも――(す、と、伸ばされた手には、黒の革手袋がはめられていた。)――求めていい。(枕に擦れて少し乱れた髪を撫でつける細い手に、冷たい感触の指がからめられた。返ってきた無音の返事、問われた言葉に、薄い唇がうっすらと笑みにかたどられる。)まるで、ラプンツェルのような問いだ。……どんなふうになっていると思う?(絡めたままの手指をそのままゆっくりベッドに下ろさせて、顔を寄せた。顔を、問いを、覗き込むように。) (2016/6/22 17:44:12) |
高槻時雨 | > | (不意に呼ばれた名前。ゆっくりと声のする方へと顔を向ければ、もう一人の同居人の姿が闇に浮かんで見える。寝癖の付いた茶色がかった黒髪を左手で撫でつけ、なんとも微妙な顔をして)そっか……寝すぎた、かな?(響くアルト。曜日感覚も、時間間隔もあいまいになる部屋の中で、奏でられる音は二つ。この部屋だけのアルトと、外の世界を繋ぐテノール。近づく彼に、ふるふると2度首を横へ振って、意思表示。眠たげに垂れた瞳が、近づく顔にそっと焦点を合わせ)ねっ……外の世界は、どうなの…?(そんな事を問うてみた。答えが欲しいわけでも、答えて欲しい訳でもない、そんな問いを。無くした世界に僅か、思いを寄せるかのように) (2016/6/22 17:34:36) |
雑賀 透 | > | 17時16分だよ、時雨。(分厚いグレーのカーテンの隙間から入り込む空の光は、かろうじて白。光が当たれば藍がうっすらと浮かぶ黒髪は白いシャツの襟足にそっと触れるか触れないかの長さ。癖もなくおなごのようにさらさらとまっすぐに伸びるそれ。若い男の視線は膝に開いた本に落ちたまま。ぱたんと閉じればその表紙の色は黒。)――今日は電気をどうしたい?(夜になりきらない、まだ室内の輪郭を視認できるそんな刻。問う声はゆったりとしたテノール。しかし温度が冷たいとも温かいともとれないそれ。かといって無機質でもない。カーペットフロアをゆく歩の先は、年離れた少女。浅い眠りから醒めたばかりの。) (2016/6/22 17:23:59) |
高槻時雨 | > | 【方向性が見えない……嫌がってるのか違うのかすら曖昧だったり……そして現代Fは今度に取っておきます。ネタは暖めるもの】 (2016/6/22 17:15:42) |
高槻時雨 | > | (もぞり、ベッドの上の布の塊が蠢く。カチカチと静かに時計の針が秒を刻む音と、しとしとと降り続く雨の音だけが耳につく室内。ぼんやりとした頭で身を起こして、締め切ったカーテンへと目を向ける)……もう夜、かな?(一人きりの部屋。二人暮らしの部屋。カーテンの隙間から暗い室内へと差し込む明かりは弱々しい。それが曇っているのか、外の街灯の灯りなのか、どちらにしても関係はないことで。身体起こして、欠伸ひとつ。見つめる先はこの部屋唯一の出入口) (2016/6/22 17:14:37) |
雑賀 透 | > | 【くす、レディファーストです。思うままに、お心の情景を開いて魅せてください。どうか良き紡ぎとならんことを。先行お待ちしていますね。】 (2016/6/22 17:10:17) |
高槻時雨 | > | 【あ、現代現代F…それとまた面白そうと食指を伸ばす無節操。でもそれだと自発的に外に出ない子になりそう………幼女は犯罪のかほりが……】 (2016/6/22 17:05:05) |
雑賀 透 | > | 【あ、年齢幅いくつでも。強いて言えば、幼女は避けたいな、くらいです。場面が場面ですので。場面雰囲気は受け手様優先とさせていただいています。】 (2016/6/22 17:04:01) |
雑賀 透 | > | 【改めてよろしくおねがいいたします。何も考えずに和名現代で引っ張って来て「あ。」と思ったのですが、ええ現F風味にも運べますので、ご随意に。接触が多くなる予報ですので特段希望NGございますでしょうか?】 (2016/6/22 17:02:40) |
高槻時雨 | > | 【お待たせいたしました。はい、何にも出来て居ません。とと、一先ずお部屋お借りします、という事で………内容ですけど、どのくらいの年齢がいいとか、どういう雰囲気がいいとかありますか?なければさっくり影がビルドしてしまいますけど】 (2016/6/22 17:02:25) |
おしらせ | > | 高槻時雨さん(Android 153.157.***.141)が入室しました♪ (2016/6/22 17:00:51) |
雑賀 透 | > | 【こんばんは、お部屋お借りします。待ち人にて。】 (2016/6/22 16:58:36) |
おしらせ | > | 雑賀 透さん(119.173.***.95)が入室しました♪ (2016/6/22 16:58:19) |
おしらせ | > | 綾瀬 月乃さん(Android docomo spモード)が退室しました。 (2016/6/21 01:50:41) |
綾瀬 月乃 | > | 【よし、自己満足したから寝ます。】 (2016/6/21 01:50:37) |
綾瀬 月乃 | > | (相手は、まだよくわからない、と言いたげで、何となく語尾が上がるのは疑問の証拠かもしれない。薄雲越しでは、月が薄紅に染まっているのかは判断しづらい。けれど、できれば、今夜、この月を、彼と一緒に眺めたかったのだから。苺の色、というには少々物足りない気はするけれど、一緒に見ることで、この先も一緒にいられるというのなら。)……ね、月、見える?(もう一度問うた声は、少しだけ祈りの声に似ている。この先も。出来れば、この声を聞きつづけられますように、と。) (2016/6/21 01:50:04) |
綾瀬 月乃 | > | (何回かのコール音。その後に向こう側で眠たげな相手が言葉を紡ぐ。)ぁ、あの、もう寝てた……、ごめん、なさい。(垂れた眉は余計に申し訳無さそうに角度を変える。ちらり、空に視線を向けると相変わらず紗でもかかったようなぼんやりとした月が浮かぶばかり。)あの、月、見える?(唐突に問われた電話の向こうの相手も、一瞬はかりかねたように無音が広がった。)あのね、あの、本当は、一緒にできれば、見たかったんだけど。忙しそうだったから……。 (2016/6/21 01:45:00) |