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「~お題で綴るソロルーム~」の過去ログ

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2024年02月19日 01時43分 ~ 2024年04月18日 00時40分 の過去ログ
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花咲 莉夢♀2年【多分このぱたーんで投稿しようと思っていたのはわたしだけ…と思いたい。いろいろガバいのでつっこみはなしでね♡】   (2/19 01:43:26)

花咲 莉夢♀2年【というわけで枕草子風でした。お部屋あんどお題ありがとうございました。】   (2/19 01:45:06)

おしらせ花咲 莉夢♀2年さんが退室しました。  (2/19 01:45:12)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (2/22 20:21:46)

深見 陽♂2年【こんばんは。お題は「いとをかし」で、お願いいたします。】   (2/22 20:22:21)

深見 陽♂2年(今日は大晦日。目の前の観客席は超満員。ステージ下からはカメラがこちらを狙っている。老若男女の観客。そして最前列はマイクを前に着物姿や、ドレス姿など如何にも大晦日の歌の祭典といった風景が見てとれた。隙間時間のパフォーマンス披露に呼ばれたおれは人呼んで「ヨーヨーマン」。手から離れ、糸に乗ったように飛んでく円型のそいつはおれの相棒。おれはそいつのことを「ベニズ」と呼んでいる。そいつを握り慣れた右手で包むと、肘を曲げた。と、同時にベニズを掴む握力も強まった。まるでベニズが肉の棒にでもなったかのように、熱くこいつからの体温を感じた。脈打つようにベニズが、拳の中でほとばしる。まるで、ベニズが何かを発射したいとでもいうように、おれの手の中で、熱い鼓動を感じると、おれはベニズを投げる前に、何度も手首を返しながら、扱くようにする。ベニズとおれの2人だけの秘密…。こうするとこいつから、円型が幹のように太く棒状にでもなった感覚、いや快感を感じることができる。おれの吐息が荒れるのもわかる。荒れる吐息を隠すことなく、いや、寧ろ見せつけるようにして、恍惚の表情をあげながら、そいつを投げた。)   (2/22 20:22:40)

深見 陽♂2年(投げたベニズが、おれの手から放たれた。天井から吊るされたライト、ステージ奥からのカクテル光線が、ベニズとそこから引くような糸を照らす。この風景、何度味わっても最高。いや、快感、いや、絶頂。いや、射った精魂感。そのベニズからの快楽を味わう瞬間まであと少し────、飛んでいくベニズ。そう切れてしまったおれとベニズを結ぶ糸。諦めるのはまだ早い、おれとベニズを結ぶ糸、まだやり直しが効くはず。そして大観衆に向けて一息吐いて発せられた台詞。)いとをかし…てください…。   (2/22 20:23:18)

深見 陽♂2年【このパターン、きっとどなたかと被るなと思い、先に落としちゃいました。とても自己満足できました。ありがとうございました。】   (2/22 20:24:49)

おしらせ深見 陽♂2年さんが退室しました。  (2/22 20:24:53)

おしらせ白妙弥刀♂2年さんが入室しました♪  (2/23 09:28:28)

白妙弥刀♂2年【失礼いたします。雑談の方で期間が過ぎたお題でも構わないとあったので、今更ながら昨年12月のお題「唾液」「我慢できない」で。】   (2/23 09:31:08)

白妙弥刀♂2年『唾液なんてなぁ!唾、涎だぞ?!おっさんが教卓で熱弁をふるう度に浴びせかけてくるアレだぞ。電車で隣に座ったおっさんが眠りこけて垂らしていて、しかもこっちにもたれ掛かりそうになりながら船漕いで危ないったらありゃしないアレ!臭い匂いのアレ!うつ伏せに寝ていてノートの上に垂れてて慌てて袖で拭うけど拭き取れなくて余計に広がって、紙が変にフニャフニャになって字が読みづらくてそこを見るたびに恥ずかしくなるアレ!それを、き、キッ、キッスしながら交換とかどんな物好きだよ!わっかんねぇ!』   (2/23 09:32:08)

白妙弥刀♂2年(人生で彼女など一度たりとも出来たことの無かった俺は、よく学食で熱弁をふるっていた。(そしてよく正面の席のヤツに嫌な顔をされた)そんな過去をふと思い出し…なんてするはずもない。)   (2/23 09:32:34)

白妙弥刀♂2年……。(良い?と聞く余裕もない。甘い匂いが濃くなり長い睫と少し開いた唇に近づいてって、触れて、それだけでは全然飽き足らない。…唾液まで貪ってしまう。)   (2/23 09:33:04)

白妙弥刀♂2年(我慢、できない。)   (2/23 09:33:31)

白妙弥刀♂2年【お部屋をありがとうございました。】   (2/23 09:34:41)

おしらせ白妙弥刀♂2年さんが退室しました。  (2/23 09:34:47)

おしらせ渡井 弘夢♂2年 ◆tWJGbDFyykさんが入室しました♪  (2/24 13:40:52)

渡井 弘夢♂2年【こんにちは、お題は全部入れました。よろしくお願いします】   (2/24 13:41:50)

渡井 弘夢♂2年「要するに鶏肋か」「何それ」(古文の現代語訳が課題に出され、頭を抱えた2人は図書館に籠る。[やむごとなし]を訳したつもりだが、彼女には通らなかった。何故だ? 吉川三国志貸しっぱなしなのに…… 「[おぼゆ]は予想通りだったね」「趣があるねぇ…… かといえば「あはれ」も趣があるのか」「こっちはもっと積極的に賛美している? GoodとPerfectの差かな?」(感動家の平安人の思考をトレスするのは難しい。みんな雅で、いや詩を編む人が雅だったのだろうか。その感覚を万分の一でも分けて欲しい)「真面目にやらないと終わんないよ、ところで[なくなくくびをとかいてんげる]って何? 回し蹴り? 延髄蹴るやつ?」(そんな訳あるかい、平安貴族がいきなりプロレスラーになった。……まぁ、古語辞書を首っ引きする彼女も[いとおかし]課題終わらぬは[いとかなし])   (2/24 13:42:03)

渡井 弘夢♂2年【お部屋ありがとうございました】   (2/24 13:42:39)

おしらせ渡井 弘夢♂2年 ◆tWJGbDFyykさんが退室しました。  (2/24 13:42:42)

おしらせ冴木諒二♂1年さんが入室しました♪  (2/27 22:49:31)

冴木諒二♂1年【こんばんは。お題を「いとをかし」でお願いします。日本語としてはおかしいですがソロルという事でお許しください。深見さんに先を越されたので別の角度で】   (2/27 22:49:39)

冴木諒二♂1年(やんごとなき…耳慣れない言葉ではあるが重要との意味らしい。スポーツにおいて「やんごとなき」と言えばやはり監督だろう。そう、やんごとなき人の指示は絶対なのである)久し振りに野球をやってみるのもいいものだね。球技ってある一定のレベルを超えると才能がモノを言うんだけど、草野球くらいなら楽しめるからありがたいんだよね(最終回の攻撃をじっと見ている。1点ビハインドの展開は手に汗を握る。ネクストバッターサークルに向かう今日の俺の成績は2打数2安打。そして、チャンスで打席が回って来そうな予感がしてくると緊張をほぐすように屈伸をしながら状況を確認する。前のバッターがヒットで繋いで作った2アウト1・2塁。ここで長打が出れば逆転サヨナラ勝ちの場面に自分もアドレナリンが出てくるのがわかる。打席に入る前にベンチを見た途端に「?」が浮かんだ)えっと…サインはバント?(ヒットを警戒して内野が後ろに下がっているから意表を突く作戦ではあるが2アウトではリスクも高い気がするんだが…)意図おかし…くない?(数分後、やんごとなき人の勘違いだと判明するも後の祭り。やはり何事も確認が必要なのは言うまでもなかったのだ)   (2/27 22:49:46)

冴木諒二♂1年【もう一つお題を「あはれ」でお願いします。無理矢理感はありますがご容赦ください】   (2/27 22:50:03)

冴木諒二♂1年(古文の授業は毎回小テストから開始する。時間は5分、出題は5問しかないのだが、5問目は満点を取らせない為に難解な問題が設定されており、正答率は0%に近い。普段から1~2点だが、今日の目標は他の4点は捨てて最後の問題に賭けている)難攻不落…悪くない響きだけど、それを攻略するのが面白いんだよね。はぁ…やっぱり授業の範囲外からの問題だな。でも、まさか…本当にここが出るなんて…(偶然、古文の先生が他の先生と立ち話をしていた時に耳に入ったドラマの題材の作品から来ると読んでいたのがまさかの的中し、単語の意味もろくにわからないのにも関わらず現代訳が頭の中を駆け巡って行く。じっくりと思い出すのと確認にも時間を取って答えを記入してしまえば終了までのはご褒美の優越感に浸ってみたりする)さてと…結果はどうかな?(次の授業で戻ってくる解答用紙。先生は口をへの字に歪めて5問目の正解者が1名居たことを告げると俺は心の中でガッツポーズを作ってしまう。が、戻って来た解答用紙には点数ではなく文字が書き込まれていた)あはれ?(この意味を理解するには自分の古文と現代文の両方の知識が不足していると認識させられるのであった)   (2/27 22:50:40)

冴木諒二♂1年【以上です。ありがとうございました】   (2/27 22:50:51)

おしらせ冴木諒二♂1年さんが退室しました。  (2/27 22:50:54)

おしらせ黒谷樹♂29美術教師さんが入室しました♪  (2/28 22:22:31)

黒谷樹♂29美術教師【こんばんは。お題は「あはれ」です。】   (2/28 22:24:01)

黒谷樹♂29美術教師「『あはれ』と『おかし』の違い?あれだろ。どっちも趣があるという意味だけど、あはれは、感情移入したような主体的感動を表し、おかしは対象を観察して面白いと思うような。しかし、それとは別に普通にあはれは『哀れむ』、おかしは『滑稽だ』という現代まんまの意味も兼ねているってややこしいよな。」「それなら現代にもあるだろ。『ヤバい』とかさ。感動してはヤベー、危ない目に合ってもヤベー。」   (2/28 22:24:33)

黒谷樹♂29美術教師 …はい。はい、分かりました。では、よろしくお願いします…。(放課後の図書館はテストが近いのか通常より賑やかで、あちこちで生徒の本分である勉学に関する会話がささやかに交わされていた。その事を思い出したのは、緊急に入ってきた電話対応を終え、重めの溜息を吐き出した後。)   (2/28 22:24:53)

黒谷樹♂29美術教師……。俺は、『愛し』一択だ。(古いアパートの階段を足早に下りて駐車場の愛車へと向かう表情は浮かない。だが、その口元にはあるか無きかの朝顔の露ならぬ自嘲の笑み。車は走り出す。)   (2/28 22:25:49)

黒谷樹♂29美術教師(愛しいと哀しいは、本来は違う意味だが自分の中では同義だ。泣きそうになるくらい切なくて堪らなく、愛しくてどうしようもない。)   (2/28 22:28:13)

黒谷樹♂29美術教師【…あれ?全く違う意味が同義だという奇妙さが全然出てない…。力不足極まりない(無念)。お部屋、ありがとうございました!】   (2/28 22:29:51)

おしらせ黒谷樹♂29美術教師さんが退室しました。  (2/28 22:29:59)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (3/4 17:47:19)

深見 陽♂2年【お疲れ様です。今日から新しいお題になっているようなので、お題「さんずいのつく漢字」落とします。】   (3/4 17:48:18)

深見 陽♂2年(朝の駅のホーム、辺りを見ると、スーツにコートを羽織ったビジネスマンや、同じくらいの年頃と思われる高校生たちが次の電車の為に列を為している。3月と言えと、初旬のこの時期、マフラーを首に巻いて、そこから覗く口から白い息が上がっていく毎年の光景。駅のホームには多くの人もいるが、見知らぬ大半の人たちはただの風景、そんな中、自分にはただの風景でなく、気を奪われる人が現れた。違う学校に通う同級生、皆がスマホに夢中のホームや、電車の中で君は、いつも手に持っていたのは、参考書や問題集。参考書の表紙で同学年であることがあると、「いい参考書、持ってるんですね…。」この一言から、君との付き合い。毎朝、少しずつ会話するようになって数週間、朝のただの風景が彩りを加えてくれる君。まだSNSの交換も申し出ることも出来ず、朝の通学時間が、君との時間。通学時、暇つぶしに無駄に観ていた住宅街や、駅近くのビルの風景。そんなのも観なくなって久しい。それはこの時間、ずっと君だけを観てるから。)   (3/4 17:48:43)

深見 陽♂2年僕の名は、深見…。さんずいのつく漢字って覚えてね?(先週になってやっとお互いの名前を伝え合った。語尾を上げたこちらの言葉に君は、首に巻いていたマスラーを下にずらして覗かせた口から、「うん」なんて答えてくれた。それからおれはいつもの君のことを考えていた。気になる人、大切な人、会いたい人、君は誰だ誰だ誰なんだ、忘れちゃいけない人。お互いの名を伝え合ったのに、恥ずかしくもあってか名前で呼び合えない日々が続いていた。彼女にきちんともう一回、名前を伝えた方がいいのかな────。そして昨日、彼女から「いい参考書見つけて、ここにメモしておいたから、あとちょっとお手紙ぽいこと書いたので読んでくれたら嬉しいな…」駅のホームで、電車を待つ最後列で彼女から封を渡された。「ここで読んでいい?」なんて聞くと、「恥ずかしいから家に帰って読んで…。」と、視線を逸らし、頬を赤らめる彼女にこちらも首を一度縦に振ってその封を受け取った。)   (3/4 17:49:10)

深見 陽♂2年(帰宅して、封を見た。参考書の名前が書いているだけかもしれないのに、胸が高まる。男性である自分では買わないような女の子らしく可愛らしいその封を、シールを丁寧に剥がして中に入れられた紙を取った。参考書のことは、最低限だけであとはこちらに対する気持ちを伝えた手紙であった。内容は、おれから声を掛けられる前から実は、こちらのことが気になっていたこと、気づいて欲しいとやたらと視線を向けていたこと、声を掛けられて嬉しかったこと、名前を交換できて嬉しかったこと、そして最後にSNSの彼女のIDも添えられていた。そしてその中にたくさんの「さんずいのついた漢字」を使って、こちらに気持ちを伝えてくれていた。普段は呼ばない名前をいっぱい…。)ふふ、おれ、これからは…。(手紙を読むと、スマホを起動させて、SNSの画面に指を滑らせていく。登録名を「深見」から「浅見」に変えた。彼女からの文面は、「これからあなたのこともっと知りたいです…私の気になる人、浅見くんへ。」────あー、さんずい違い。)   (3/4 17:49:46)

深見 陽♂2年【実は同じようなオチで、昔流行った某映画をもろパクリのロル仕上げて落とす直前までいったんですけど、よく考えたらこのお部屋みんなで楽しむお部屋なので、ご迷惑をかけちゃう可能性があるなと思い、改変してこんなロルでした。笑。また皆さんのソロル楽しみにしておきます。ありがとうございました。】   (3/4 17:52:50)

おしらせ深見 陽♂2年さんが退室しました。  (3/4 17:52:55)

おしらせ冴木諒二♂1年さんが入室しました♪  (3/5 02:58:44)

冴木諒二♂1年【こんばんは。お題を「Cで始まる英単語」でお願いします。少し読みにくいかもしれませんがご容赦ください】   (3/5 02:58:58)

冴木諒二♂1年(夕日で赤く染まった校庭の端にひっそりと設けられたベンチに彼女を見つけると何も言わずに腰かける。お互いにベンチの端が定位置。物理的な距離は近いけれども心理的には遠く遠くはるか遠く思えるほど近寄りがたい雰囲気がある。彼女はチラッと顔をこちらに向けるがすぐに視線を元の位置に戻す。Coolなのは普段通りだけどCrazyな面を隠し持っているのを俺は知っている。そして、表情は変えなくても気持ちを表すように身体の一部をゆっくりと動かしている姿はCharmingの言葉がぴったりだと思う)最近はここでよく会いますね。ひょっとしてお気に入りの場所だったりするのかな?(俺の問いかけにcleverな彼女はCynicalな笑みを浮かべて音もなく立ち上がる)また、ここで会うchanceを貰えるかな?できるならもう少し打ち解けたいんだよね(彼女はようやく口を開いてCuteな声を最後に残してくれた。そして、俺の方を振り向くことなく夕闇が迫る校庭を軽やかな足取りで駆け抜けて行くのを見送る事しかできないでいる)今日はまだマシだったかな。懐いてもらうのはいつになるんだろう…(雪の日に出会ったCatと上手く打ち解けられず、俺の気分は夕日ともに沈んでいくのだった)   (3/5 02:59:07)

冴木諒二♂1年【最初に投稿した時に登場させた猫の真冬をいつか書きたいと思っていたので、それができてちょっと満足しています。ありがとうございました】   (3/5 02:59:58)

おしらせ冴木諒二♂1年さんが退室しました。  (3/5 03:00:04)

おしらせ渡井 弘夢♂2年さんが入室しました♪  (3/6 06:52:10)

渡井 弘夢♂2年【おはようございます。お題は全部使ってみました。使い方が正しいのかはわかりませんが! では。】   (3/6 06:53:07)

渡井 弘夢♂2年「迷路に行こう!」惰眠を貪る予定の変更は、幼馴染の姿でやって来た。テーマパークに巨大迷路が出来たらしく、抵抗虚しく布団から追い出される。迷路は途中で4つのヒントを貰い出口でキーワードを答え、正解だと商品があるらしい。「今あるヒントは?」「[赤いもの][Cで始まる英単語][さんずいのつく漢字の地名]」「なんだろうね?」「……さぁ?」ふと浮かんだ単語を飲み込む。最後のヒントは[遠く遠くはるか遠く]丁寧に距離数表示まで、新幹線か飛行機の距離だ。「わかる?」「多分だけど」「じゃあ任せた」何故か出口に鎮座するスフィンクスが問う、我が名を答えよ。丸投げされた俺は単独でリドルに挑む、汝の名は! ーーかくして彼女の手にはルビーの果実。「俺にもくれよ」「帰ってからね」仲良く2つ並んだそれは、旬には早い初夏の味覚だった。   (3/6 06:53:30)

渡井 弘夢♂2年【以上です。ありがとうございました】   (3/6 06:54:11)

おしらせ渡井 弘夢♂2年さんが退室しました。  (3/6 06:54:15)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが入室しました♪  (3/10 20:35:31)

陸奥 信濃♂3年【こんばんは。お題『遠く遠くはるか遠く』で、いざ参らん。】   (3/10 20:35:49)

陸奥 信濃♂3年いい天気だ。(快晴の夜空に浮かぶ月は若干欠けて見えた。地球から月までの距離は、384,400 km。ちなみに地球の円周は40,075kmだそうだ。だから月まで行こうと思えば、ほぼ地球を9周半できるわけで。であれば、何もない宇宙空間を淡々と進むよりは世界一周旅行へと9回繰り出した方が楽しいだろうと思えた。そんなことを隣の君へと話してみれば。)「えー?だって月だよ。月の方が絶対いいよー。」(頬を膨らませむきになって反論された。その勢いにたじたじになりながらも月明かりに照らされたその瞳の輝きに、鼻筋に、唇に僕の意識は吸い込まれそうになり─────君との関係性、今の僕らの立ち位置はただのクラスメイト。ここから僕が望む位置は一体どこにあるのか?未だ見通すことができず。月迄の距離は遠いと言えども夜空にあれ程はっきりと見えるというのに。今、隣に並び立つ君へとほんの少し身体を寄せれば僕らの肩と肩は触れ合う位置にいるというのに。僕にとっていつか辿り着きたいその位置は、依然として遠く遠くはるか遠くにあった。)   (3/10 20:37:51)

陸奥 信濃♂3年【毎度、お部屋もお題もありがとうございます。】   (3/10 20:38:01)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが退室しました。  (3/10 20:38:09)

おしらせ柏原 虹来サラーム♂1年さんが入室しました♪  (3/12 00:47:44)

柏原 虹来サラーム♂1年【お題『遠く遠くはるか遠く』でお部屋お借りします】   (3/12 00:48:47)

柏原 虹来サラーム♂1年(2040年のとある寒い冬の日。大規模なイベントホール、その壇上で若干16歳の男子高校生が光沢のある素材のスーツを身に纏い、インカムをつけた姿で熱弁を振るっていた。外の寒さと裏腹に会場内は詰めかけた人々の熱気で溢れ返っていた)……わたしたちはこれからも皆様の健康、そしてより素晴らしい生活の実現のために全力を尽くしていくことをお約束いたします。本日はご清聴ありがとうございました。(まだ高校1年生とは思えぬ自信たっぷりな表情、大袈裟なジェスチャーを交えたスピーチ、それを力強い言葉で締めくくると客席から割れんばかりの拍手。客席全体を笑顔でゆっくりと見渡し、それからうやうやしくお辞儀してみせた。鳴り止まぬ拍手と喝采を浴びながら壇上を後に、去り際に全世界向けに同時通訳で配信しているカメラの方にも小さく手を降った───)   (3/12 00:50:45)

柏原 虹来サラーム♂1年(───高層ビルの最上階、窓からの眺望が良く、執務室と応接間が一つになった広い部屋、その最奥で疲れから事務机に突っ伏すようにして眠っていた。部屋の調度品は父親が好きで収集した海外製のアンティークで揃えられていた。天井から吊られた大きく薄くそして透明なモニター、それが振動するように呼び出しの音が鳴り目を覚ます。返事をするとモニターには秘書が映し出され次の予定が近い事を告げられる。起きぬけの不機嫌な表情のまま、それでも声は努めて明るく、すぐに行く旨を伝えた。視界の片隅に写真立て、それは子供の頃に両親と自分の3人で撮った写真だった)   (3/12 00:52:36)

柏原 虹来サラーム♂1年(父親は元々海外が好きでそれが高じて大学生の頃にコートジボワールまさるという名前で動画配信者として活動していた。一定の登録者数はあったものの収入は微々たるもので配信だけで生活できるものではなかったが、父親にとってそれは大した問題では無かった。父はアフリカに魅了されており、配信の傍ら現地でNGOや基金の設立に尽力したりとアフリカ諸国で精力的な活動を続けた。そんな折に現地で母と出会い結婚し、そして自分を授かったというわけだ。だが自分が中学生になった頃に悲劇は起きた。当時アフリカではツェツェバエという虫が媒介する睡眠病が猛威を奮っており、その病気は本来無かったはずの病気単体での伝染性を持つように変異してアフリカ諸国を席巻した。その病に家族で感染し両親は帰らぬ人となったのだ)   (3/12 00:53:57)

柏原 虹来サラーム♂1年あの時…自分も…(家族写真を手に取って思い出すと胸が痛む。だが自分は奇跡的に一命を取り留めた…いや、正確には奇跡ではなく必然だった。自分は何故か抗体を持っていたのだ。それから幾多の誘いの中からとある東欧の優秀な医師と最先端AIから成る研究機関からの協力依頼を選び、自分の抗体をもとにワクチンが作られた。それは致死率の高いこの病気に劇的に効果を発揮した。それでとある事業家と共に参入が難しいと言われる製薬会社を立ち上げ、成功して今はこうして役員に収まっているというわけだ。だが薬が劇的な効果を発揮する一方で病気の被害はアフリカ以外にも及んだ。それも病気のみならず、本来寒い国では生きられないはずのツェツェバエが万全の防疫体制を敷いていたにも関わらず、世界中のあらゆる国々で大量に発見されるに至って全世界はパニックになった)   (3/12 00:55:25)

柏原 虹来サラーム♂1年世界を救う人…か(奇跡の生還や家族との物語性も相まって時代の寵児となった自分より、その役割は本来父親にこそ相応しいのだろう。父は愛に満ちた人だった。サラームというアラビア語で平和を意味する名前を授けてくれたのだから)父さんなら、きっと(表情が一瞬曇ったその時、頭の中でガサガサと雑音が聞こえた)あぁ、まただ、また(写真を机に置くと立ち上がって窓の方へ、雲ひとつなく晴れ渡る空の下、遠く遠くはるか遠く、アフリカの大地に想いを馳せる)あぁ…あぁ(呼吸はどんどん荒くなり目を見開く。黒目の周りが真っ赤に染まる)もう少し、あともう少しで(高揚感に全身が総毛立ち、手を震わせながら唸り声を上げながら大きく口を開いた、その喉の奥に夥しい数の今まさに孵化した蠢く《なにか》が顔を覗かせる。その《なにか》は自分の感情に呼応するかのように一斉にカサカサと歓喜の羽音を鳴らす。その狂騒の中で視界全体が真紅に染まり、意識を失ってその場で倒れ込んだ───)   (3/12 00:56:44)

柏原 虹来サラーム♂1年【ダークヒーロー好き。お部屋ありがとうございました。】   (3/12 00:58:17)

おしらせ柏原 虹来サラーム♂1年さんが退室しました。  (3/12 00:58:27)

おしらせ泉下 橘花♀3年 ◆2hx7ZG3HnUさんが入室しました♪  (3/12 18:57:16)

泉下 橘花♀3年【お題は『遠く遠くはるか遠く』でお邪魔します】   (3/12 18:57:56)

泉下 橘花♀3年(旅に出よう――ふと思い付いたのは見上げた空が眩しく綺麗だったから。卒業式の頃から雨天続きで鬱屈していたこともある。久々の晴れ間、真っ青な空を見ては居ても立ってもいられなくなったのだ。折角だからどこか遠く知らない場所へ行こうと決めた。とはいえ、学生の身では所持金はたかが知れている。行けるところまで行ってみようと目的地を決めずに駅へ向かうことにした)――『しばらく旅に出ます』……一度言ってみたかったんだよね(列車に揺られながら、手元のスマートフォンを覗き込む。友人グループに送ったメッセージにはほどなくして可愛らしいスタンプの反応があった。車窓の景色からは徐々に背の高い建物が減り、代わりに緑が増えていく。暫くスマートフォンの画面を眺めて過ごしていたが、窓へと顔を向けた。鮮やかな色彩の景色が流れていく中、そっと手元の端末の電源を落とした。流れてくる車内放送に耳を傾けつつ、ゆったりとした車内の空気に身を任せた)   (3/12 18:58:03)

泉下 橘花♀3年――ただいまー! (帰宅したのはそれから10日ほど後。日も傾く頃だった。無計画な一人旅で多少は無理もしたけれど、意外に長旅ができたことに満足しつつ玄関をくぐる。なお、財布の中はすっかり空っぽだったことはいうまでもない)あれ? 誰もいない……っているじゃん。ごめんね、お母さん。いきなり何も言わずに出掛けちゃって。心配かけたよね(薄暗い部屋で憔悴した様子の母を見て詫びる。いきなり家を空けたのだから心配するのは無理もない。もう少し連絡すればよかったと罪悪感を抱いた時だ。母の背後が目に入って全てを察した。細くくゆる煙の向こうに飾られていたのは――)   (3/12 18:58:15)

泉下 橘花♀3年【ありがとうございました】   (3/12 18:58:22)

おしらせ泉下 橘花♀3年 ◆2hx7ZG3HnUさんが退室しました。  (3/12 18:58:24)

おしらせ冴木諒二♂1年さんが入室しました♪  (3/12 22:14:54)

冴木諒二♂1年【こんばんは。今日は赤く染まった日と言う事で…お題を「赤いもの」でお願いします。深見さん、あなたは予知能力を持っているのでしょうか?(笑)】   (3/12 22:14:59)

冴木諒二♂1年最高だね!地の果てまで走れそう!(学園内の寮にいるために通学時間は極めて短いのだが、今日は新しい相棒のシェイクダウンも兼ねて学園から離れた自転車屋から通学する。この車体を見た時に一目惚れし、親に頼み込んで手に入れたカーボン製のフレームを彩るのは人目を惹く赤。レースの世界でも戦隊もの・ロボットアニメだって赤は特別な色であり、スポーツ選手も闘争心や相手を圧倒する意味も込めて赤を好む人は多い。そう、この新しい相棒に跨る俺は世界の中心にいる様な気分でペダルを踏みこむ。軽くしなやかな車体はその踏力を推進力に素早く変え、まるで天に昇るような気分で坂道を駆け上がっていく)このままだと自己最高記録が出るんじゃない?(あまりのスピードに前を行く同じ学園の生徒は道を譲ってくれる。多くの人の注目を集めながらゴールの校門を駆け抜けた時に、気分は最高潮に達していた。そう、ここまでは…身体と脳は自転車を降りるイメージを共有していたのにも関わらず肝心のビンディングペダルだけが逆らう。その結果、大勢の人の前でド派手な音を立てて転倒したのだった)マジかよ…(赤は人目を引く。赤っ恥を掻いた俺はそれを実感したのだった)   (3/12 22:15:09)

冴木諒二♂1年【ありがとうございました】   (3/12 22:15:19)

おしらせ冴木諒二♂1年さんが退室しました。  (3/12 22:15:22)

おしらせ葵 千桜♀2年さんが入室しました♪  (3/14 15:15:47)

葵 千桜♀2年【こんにちは。とても久しぶりにお邪魔致します。『遠く遠くはるか遠く』のお題にて】   (3/14 15:17:06)

葵 千桜♀2年(卒業式の日から、時計の短針と長針が幾度も真上で重なったある日の午後、下校途中の桜並木で見かけた君の姿に立ち止まった。お向かいに住む幼馴染、私服姿なんて見飽きる程に見慣れてる筈なのに。制服を着ていない君の姿に胸の奥が痛くなって苦しくて、いつもは雛鳥のように遠慮なく甘える声さえも、不思議な程に出てこない。)『今帰り?今日すげー寒くね?なんかあったかいもの奢ってやるよ。暫く飲ませてやれねーもんな、千桜の大好きな苺ミルク。』(春に向かって近づく足音がぴたりと止まり、季節に逆行したような冷たい風が黒髪を揺らしていく。寒空の下で、柔らかな笑みを向ける君の声に返事をする前に、瞳から溢れた大粒の涙が頬を伝った)──いらない。桜パフェがいい。桜が咲いたら食べに連れてってよ。(困ったように微笑みながら、何も言い返さずに黙って何度も優しく頭を撫でる君の手が温かい。…わかってる。桜の咲く頃、君はもう此処には居ない。行き先は、ほんの少しだけ遠い場所。いつでも帰って来れるから、って君は笑うけど。その距離は、私にはもっともっと遠く感じてしまう。遠く遠く遥か遠く──   (3/14 15:17:35)

葵 千桜♀2年(硬くその身を閉ざす桜の蕾の頭上は、今にも季節外れの雪が舞いそうな暗灰色の雲が空を覆う。このまま、戻ればいいのに。春から冬に戻った今日みたいに。君がいつも傍にいてくれた時間に。──そんな叶わぬ願いを込めるこの瞬間も、確実に刻は進んでいく。雪催の空の下で止まらない涙が枯れるまで、優しく抱きしめ頭を撫でてくれる君。いつも困らせてごめんなさい。いつもいつも…。止めようと思う気持ちとは逆に、想いは溢れ、言葉に出来ない感情が雫になって溢れていき、肩を震わせ嗚咽が漏れる。それからどれくらいの刻が流れたか。泣きじゃくっていたその顔をあげ、泣き腫らした瞳で君を見つめた。心配そうに見つめる君を上目にじっと見つめながら、踵を精一杯あげ背伸びをすると顔を寄せ、ほんの一瞬──唇を重ねて。驚く君に泣きながら微笑みかける)卒業おめでとう。( どんなに足掻いても刻は止まらない。それならば、せめて君の門出を笑顔で送りたい。最後まで言えなかったけど。ずっとずっと、遥か遠く昔から君の事が大好きだったから──遠くない未来、この蕾が美しく花開き、満開の桜がこの路を桜色に染めるだろう。…春が来る。君が傍に居ない春が──。)   (3/14 15:18:03)

葵 千桜♀2年【部屋主様。お部屋とお題ありがとうございました。】   (3/14 15:18:50)

おしらせ葵 千桜♀2年さんが退室しました。  (3/14 15:18:57)

おしらせ神崎 翔真♂3年さんが入室しました♪  (3/14 19:27:48)

神崎 翔真♂3年【こんばんは、偶には何か描くのもいいのかも知れない。ということで、初めてなんだけどお部屋暫しお借りします。】   (3/14 19:30:13)

神崎 翔真♂3年(ひんやりとした冷気を纏う風は、街路樹の枝に残った枯葉をかさかさと揺らす。それは冬の訪れをそっと奏でる調。彼女の動く唇、紡がれる言ノ葉。鼓膜に届く言葉に目を見開いては唖然とした表情、目を丸く見開いては胸の奥がちくり、痛みを感じるのは何故だろう。銀杏の枯葉が道を覆い尽くす暮秋。金色の絨毯の上を歩む君を、背後からそっと見据えながら共に歩く帰路。黄昏が街を染めあげる刻、諸手を左右に広げては、無邪気にくるりと回る少女は一つ上の幼馴染。)…留学、留学か。また…、突然そんな事言い出しやがって、何処に行くんだよ。(僅かな動揺、少しだけ唇が震えてしまったのかも知れない。平然を見繕う己は愚者、彼女の妖艶な舞を瞳に宿しながらの問い掛け。どうやら、かなり前から決めていた様で中々言い出す事が出来なかった様子。君が寂しがるから、なんて言うけれど…。)なんで俺が…寂しがる?そんなわけあるか。なんなら、今すぐにでも行っちまえよ。(寂しい、そんな風に正直な本音を素直に言えたら、どんなに楽だっただろう。作り笑顔と強気な態度、言い放つ言葉は嘘で塗りたくられたものでしか無い。胸の奥が何かにぎゅっと掴まれた様な息苦しさ。)   (3/14 19:31:34)

神崎 翔真♂3年(下唇をぐっと噛んでは、拳も自然と強く握っていた。)いつ、頃、こっちに戻って来るんだよ…?何年か行くんだろう。(うん、君はそう一言だけ言って少しだけ俯いた気がした───あれから一年、彼女と同じ歳を迎え卒業の時。)来るって言ったくせに…来ねーじゃんか…。(胸に華の飾りを付けた俺は、卒業式。長ったるい、ありがたい御言葉達を沢山聞き終えた校庭。女子達の啜り泣き声が響き、後輩達のお祝いの言葉達で満ち溢れる春。この日ばかりは教諭達の目尻もぐっと下がり、それに釣られるように口角は大きな弧を描く別れ。流れる雲は遠くて、降り注ぐ陽光はとても眩しくて。君は今頃何をしているのだろうか、笑顔でいるのだろうか。込み上げる感情が一気に溢れそうになる刹那───果てしなく続く空の、遠く、遠く…遥か遠くの向こうに居る君へ。今何を思い、何をしているのだろうか。あの時、好きだと伝えていたら今とは違った未来になっていたのだろうか。後悔の念が強く、強く押し寄せるのは、まだ君の事が好きだからなのか。滲む視界、桜の花弁舞う季節に独り君を思ふ。駆け寄る友人達、これから何処に行こうかなんて呑気な事を言うもんだからつい笑ってしまう。)   (3/14 19:32:11)

神崎 翔真♂3年いや、目にゴミ入ったんだよ。馬鹿だな…なんで俺が泣くんだよ…、っ…。(なんて俺は嘘つきだ。目を乱雑に手の甲で擦ると、前に走り出そう。おめでとう…君の声を聞く事は無かったけるど、強く地面を蹴り上げると手を振って校舎を後にしよう。さようなら俺の初恋、初恋の場所───でも、もしも一つだけ願いが叶うのなら、君に一目逢いたいと願ってもいいだろうか。大きな大きな蕾を開かせた桜。これから先きっと、ひらりひらりと桃色の花弁舞う季節になると、思い出す事になるのだろう。甘い初恋、そして大切な青春と、君への想いを───)   (3/14 19:35:00)

神崎 翔真♂3年【下の方に続き、遠く遠くはるか遠く。似たような感じで申し訳無さを感じつつ、折角書いておいたのだからと、投下させて頂きます。お部屋ありがとうございました。】   (3/14 19:37:31)

おしらせ神崎 翔真♂3年さんが退室しました。  (3/14 19:37:33)

おしらせ深見 陽葉♀2年さんが入室しました♪  (3/14 20:25:21)

深見 陽葉♀2年【こんばんは。他部屋で落としたのを少し改変したのを落としますね。お題は、Cで始まる英単語、です。】   (3/14 20:26:25)

深見 陽葉♀2年【あ、それと女子キャラでの投稿になります。】   (3/14 20:26:51)

深見 陽葉♀2年(2月と3月の14日は、「学園の掃除屋」の異名をとるうちにとって多忙な日。Cで始まる英単語、chocolateやらが、大量発生する日。うちの綺麗好きは、誰もが知っている。汚れているものや、散らかしているのは許せない。うちの努力で学園は、この清潔さを維持できているのだ。みんな感謝しろよな。2月14日、その日は男子生徒の靴箱や、机の中、大切なチョコをそんなところに置き忘れている女子生徒が毎年やたらと多い日だ。「こんなとこに置いておいたら、冬とはいえ食べ物が劣化するぞ。」そう言いながら、背負っている木製の籠にゴミ拾い用のトングを使って、片付けていく。ついでに、バカ兄貴の教室の机に入っていたリボンで、何だか小洒落た包装をしていた小箱も片付けておいた。あと男子にもチョコを渡そうとする女子もいたから、そこはうちが手助けして、そのチョコはうちが、もらっておいた。体育館裏での不法投棄をうちが助けたのだ。うちが、男子生徒の代わりにうちがチョコをもらうと、男子生徒が口籠もっていたが台詞は大体わかる。「ありがとう」なんて。礼には及ばない。うちは学園のために当たり前のことをしただけ…。)   (3/14 20:27:09)

深見 陽葉♀2年(そして3月14日の今日。本日も多忙となった。1カ月前とは反対に女子の机やら何やらに、またチョコの箱を捨てている。そして前回、直接男子生徒に残飯かゴミを押し付けていた場所、体育館裏に前回と同じように、背中には木製の籠を背負い、手にはトングを持ち、足を運んだ。学園の不法投棄は許せない、そしてその不法投棄を他人に押し付けようとする奴も許せない。そんな想いで、踏み入れた体育館裏で視界に入ったもの。あ、あれはバカ兄貴だ。正対した女子生徒に何か伝えながらも、手にはあのチョコの箱だ。箱にはリボンが添えられて、ゴミにするものにリボンとは資源の無駄だ。しかも女性とに渡そうとしている不届者。両手の手のひらを差し出し、その上にはチョコ箱がのっていた。「バレンタインチョコもらえなかったけど、おれの気持ちです。受け取ってください。」)ちょっと待ったー。(バカ兄貴、ゴミを受けとってくださいとは何と図々しい奴だ。女子生徒も、顔が赤くなり始めて、これはほっておくと女子生徒の怒りが爆発してしまう。これを止めるべく、うちはバカ兄貴とこに行くと、そのチョコ箱をトングで取り上げては、背負った籠に放物線を描いて投げ入れた。)   (3/14 20:27:29)

深見 陽葉♀2年感謝しろよな…。そしてこれはゴミにするのはもったいないから、うちが食べておく。バカ兄貴、フードロス問題くらい知っておけよ。(そう言い放つと、二人に背を向け、その場を後にしようとする。背後からバカ兄貴の叫ぶような声が聞こえてくるが、感謝の意を伝えてる以外、何を言ってるかわからない。とりあえず、今回のことで、モノを大切にするということを学んだのであろう。なかなかキュートな兄貴。────満足感に笑みを浮かべると、今日の成果でもSNSに載せようかとスマホの画面を開く。指を添わせて入力した暗証番号、「9014」……crazy。)   (3/14 20:27:48)

深見 陽葉♀2年【ありがとうございました。楽しかったです。部屋主さんの更新がないので、少し部屋主さんの体調を案じつつ、感謝の意を伝えてこれにてです。】   (3/14 20:29:07)

おしらせ深見 陽葉♀2年さんが退室しました。  (3/14 20:29:15)

おしらせ真上崇♂3年さんが入室しました♪  (3/17 15:33:12)

真上崇♂3年【お題は『赤いもの』となります。】   (3/17 15:33:32)

真上崇♂3年「ごほっ…げほっ…ごぼっごふ、はぁ…」深夜の自宅、明かりを消した暗闇の中のキッチン。目の前のすりガラスの窓から、無いよりはまし程度の光が差し込み、赤黒く染まるシンクの中を照らす。   (3/17 15:33:44)

真上崇♂3年_____両親達は既に寝ており、しんとした家の中、明かりを消し暗くした室内で布団に入りスマホを弄っていると急に胸の内側に何かが込み上げてくるのを感じる。急いでキッチンへと向かいシンクに顔を向け咳き込んだ直後、赤黒い液体らしきものを吐き出し、目を逸らしたくなる現実に見舞われる。まさかこんなことが自分に起こる日が来るなんて…。   (3/17 15:34:06)

真上崇♂3年脳裏に今までの人生が走馬灯の様に甦る。その再生速度は最近に近づく程、徐々にゆっくりになり、より鮮明になってくる。小さな時のこと、去年のこと、半年前、一ヶ月前、一週間前、一昨日と過去の行動が甦る。まさか今日という一日が自分にとって最後に楽しく過ごした日になるかもしれないなんて…。_____昨日、土曜日の夜に家族で焼肉を食べに行き沢山食べた。そのせいで今日は昼も夜もヘルシーに野菜デーとばかりに、テーブルの上にはサラダとして皿に盛られている野菜、切りもせずにそのままで皿にのせられている野菜、それらが大量に並ぶ。焼肉を食べた次の日のいつもの我が家の風景。野菜は好きという程ではないが、嫌いでもない。その後はいつも通りの日常を過ごし、布団に入り、そして今こうしてキッチンのシンクの縁に手をつき佇んでいる。   (3/17 15:34:43)

真上崇♂3年これからどうしたら良いのかと考える一方、自分がこの先どうなっていくんだろうと色んなことが頭の中を駆け巡る。学校のことや部活のこと、それから親しい友人のこと。それと同時にきっと何でもない小さなことだよなって気持ちも浮かんでくる。落ち着けという声が何度も脳内に流れる。体感的には長く長く感じるが実際にはほんの僅かな時間。現実から目を背けるように無意識に水道からシンクに水を流していく。そして口を濯ぎ、顔を洗う。蛇口から水が流れる音が耳から頭の中に入り全てをかき消していく。シンクに水を流しキレイにする様に、今起こったことを記憶からも消そうとする自分がいる。   (3/17 15:35:58)

真上崇♂3年まだ今は何も分からない。みんなに余計な心配をかけたくない。そんなことを考えながら顔を上げ、すりガラスの窓の向こうをぼんやりと見つめる。胸の内側がざわつく。これから自分はどうなるんだろう…。その途中またさっきと同じ症状に襲われシンクに顔を向けて咳込む。再び脳裏に走馬灯が流れ始め、ここ数日、今日の記憶までもが甦ってくる。それを他人事の様に捉えながら心の中で呟く。あぁ、こんなことなら最後は野菜ではなく、もっと好きな物をお腹いっぱいに食べたかった…。「あっ…、」思い出した様に小さく呟き、部屋の明かりを点ける。そしてシンクの排水溝の受け皿の中を凝視する。そこには赤いものが…。今日の昼、そして夜に沢山食べた野菜、丸かじりで食べまくったトマトの小さな赤い塊が幾つも溜まっていて…。   (3/17 15:36:57)

真上崇♂3年【お部屋ありがとうございました。失礼します】   (3/17 15:37:09)

おしらせ真上崇♂3年さんが退室しました。  (3/17 15:37:12)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (3/20 16:43:30)

深見 陽♂2年【お題は、「さきおくり」となります。】   (3/20 16:43:51)

深見 陽♂2年え?!どういうこと?(職員会議の場、校長からの、「深見先生。この件に関しては、先送りとします。」予想もしないその一言が耳に入ると、机を手で叩いた。今日は、学園の改善点を話し合うための会議。おれのかわいい生徒達、あいつらが勉学はもちろん、人生を学ぶためおれが考えたプレゼン。スクリーンに映された自らが作成した資料を用いて、学園の進むべき道について、説いた。敢えてマイクは使わない、生の声で皆に訴えたいから。そして終わったプレゼン、ホッと息を一息ついて、自身の席の椅子に腰を下ろすと、自然と起こった拍手に、会釈をして皆に応えていた時の校長の台詞。思わず皆に聞こえてしまうくらいの声量で、声が漏れた。だが校長のこのやる気のない対応は、想定内。前もって、教頭や学年主任にはもう根回し済みだ。きっとこれから校長に異論を唱えてくれるはず。と、視線を教頭達に移した。──って、え?!下向いてる…。もう初老というのに相応しい風体をした教頭達はこちらに視線を合わすことは最後までなく、目の前で最後の画面に映されていた、「生徒達を育てるのが我々の喜びだ」の文字が、ぷつりとスクリーンから消えて、会議は終わった。)   (3/20 16:44:22)

深見 陽♂2年え?!どういうこと?(失意のまま終わった職員会議。だが、おれには帰る家がある。愛する妻が待っている家。帰れば、用意してある温かい料理の数々。箸を持ち、向かい合う妻との今日の校長の様子を愚痴ってみた。「『この件は、先送りにします』なんて、無責任にもほどがある、こんな台詞言うやつの嫁でも見てみてーよ。軽口にも笑顔で返してくれる妻との、幸せなひとときは、職場での失意を忘れさせてくれる。そして当然のように行われる妻との夜の営み。愛する妻との重ね合いが、自らの傷ついた心を癒す。そして彼女の中に自分の分身が触れたその時、訪れたのは早すぎた絶頂感。思いもせぬ自らの分身からの射に、自分のことではあるが、驚きの声を上げた。腹下からこちらの首に手を回し、恍惚の表情を見せていたはずの妻からも出た台詞はこちらの出た台詞と同じ。2人揃って同じ台詞を吐くと同時に、妻がこちらの尻を叩いた。眉間に皺を寄せて、「ちょっと早送りすぎない…?ね、この問題どうしてくれんのよ。きちんと答えてよね。」と問い詰めてきた。妻と繋がったまま、答えた回答。)この件は、先送り(さきおくり)にします…。   (3/20 16:44:43)

深見 陽♂2年【すいません。教員キャラに変更するのを忘れてしまいましたが、学園の教員としてのソロルでした。どうもうっかりでごめんなさいです。汗】   (3/20 16:46:03)

おしらせ深見 陽♂2年さんが退室しました。  (3/20 16:46:11)

おしらせ渡井 弘夢♂2年さんが入室しました♪  (3/23 08:52:13)

渡井 弘夢♂2年【お邪魔します、お題は全部入れたつもりです。では】   (3/23 08:52:38)

渡井 弘夢♂2年(叩き付けられる現実に、思わず瞑目してしまう。志望校の今年の最終倍率、模試の結果…… 部活の成績は入試に影響するほどでもなく、進路を通せんぼする要素一つ一つは実に難敵だ)「……私もギリギリなんだよね」(隣でも同じように、各種の結果を並べて頭を抱えている。浪人覚悟で玉砕なんて親に甘える真似はしたくないし……)「よし! まだ1年あるんだし頑張ろう!」(と、拳を振り上げて立ち上がった彼女のお腹からは、くぅ~と情けない返事が聞こえてきた。続いて俺の腹からも…… 思わず2人顔を見合わせ、腹の虫の輪唱の後は、あっはっはっは!と笑い声。先送りにできない問題、確実に来る未来の難所、けど……)「なんとかなるって!」「あぁ、なんとかしないとな」(幼稚園からここまで一緒だったんだ、最後の学生生活も一緒に居たい。甘えを捨て、先送りにせず、通せんぼする障害に……)「2人の力を」「叩き付けてやろうぜ!」(さて俺たちの努力は実るのか、それは一年後のお楽しみ)   (3/23 08:52:47)

渡井 弘夢♂2年【以上です。お部屋ありがとうございました。失礼します】   (3/23 08:53:12)

おしらせ渡井 弘夢♂2年さんが退室しました。  (3/23 08:53:19)

おしらせ春日 雅♂3年 ◆2hx7ZG3HnUさんが入室しました♪  (3/24 00:28:11)

春日 雅♂3年【お部屋お借りします。お題は『さきおくり』です】   (3/24 00:28:31)

春日 雅♂3年(入学が決まった時に告白した。相手は近所の幼馴染で気の置けない親友。進学先も同じだった為、思い切って伝えてみた。入学の喜び一変、困惑の表情を浮かべる彼女。突然のことだから仕方がない。自分であっても同じ反応を示しただろう)あー……いいよ、答えは今すぐじゃなくて。なんとなく? お前が好きかも、程度だし深い意味は……痛ぇ! (はぐらかそうとした矢先に後頭部を叩かれる。彼女の頬が僅かに赤く染まっていた。それをからかえば立て続けに二発、三発と食らう。大袈裟に痛がるフリをしながら笑えば彼女もつられた。変にギクシャクするより、今まで通りのやり取りの方が心地良いと、苦い思いに蓋をした)――は……? (それから3年。彼女から告げられた言葉に目を丸くしたまま固まった。とっくに時効を迎えたと思っていた、聞けなかった告白の答え。不意打ちを食らって思考が停止した)……んじゃ、来月からは一緒に住もうぜ。どうせ同じ大学なんだし(僅か数秒、されど相手にとっては長い沈黙の後の言葉。彼女の顔に満面の笑みが咲いた)   (3/24 00:28:42)

春日 雅♂3年【ありがとうございました。】   (3/24 00:28:53)

おしらせ春日 雅♂3年 ◆2hx7ZG3HnUさんが退室しました。  (3/24 00:28:56)

おしらせうむさんが入室しました♪  (3/24 04:38:32)

うむごめん意味不w   (3/24 04:38:46)

うむわかりにくいw   (3/24 04:38:58)

おしらせうむさんが退室しました。  (3/24 04:39:08)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (3/29 14:14:08)

深見 陽♂2年【こんにちは、「さきおくり」で再び思いついたので落としておきます。】   (3/29 14:16:03)

深見 陽♂2年(この学園に入ってほぼ2年が経過。この2年の間に学生の本分である勉学について、腰を据えて取り組んできた。次々と進む授業の内容に苦労した時期もあったが、そんな時期を乗り越えたから今がある。勉学先送り法。おれが編み出した勉強方法。効率性を最重視、難易度の高い問題は先送り、みずからが解答できる問題演習を中心に量を重視。徹底的な問題演習の繰り返しで、ケアレスミスを無くす。そして通常なら5回繰り返すと正答率が90%は固いと言われるこの業界内で、数百回繰り返した問題演習。もう目を瞑っても解けるくらいの自負がある。本日は学年末考査発表の日、上位者だけ学園の掲示板に、掲示されるのがこの学園のシステム。絶対の自信を持ち、掲示板の前に立った。)名前あったー!(探す間もなく、あっさりと自分の名前を見つけた。何人かの名前が載っているはずなのに、そこには自分の名前のみがある文言と共に、大きく記されてあった。「下記の生徒の進級は、先送りとする。深見陽」その文言を読んで、青ざめた表情をあげて、問題演習の本を放り投げるの床に落ちた。表紙には「小1さんすう」。深見陽───来年度も2年生決定!)   (3/29 14:16:50)

深見 陽♂2年【最近、皆さんが進級問題語ってるのをヒントに思いつきました。おかげで楽しく書かせていただきました。この場を借りてお礼とさせていただきます。ありがとうございましたー。】   (3/29 14:18:18)

おしらせ深見 陽♂2年さんが退室しました。  (3/29 14:18:22)

おしらせ渡井 弘夢♂2年 ◆tWJGbDFyykさんが入室しました♪  (3/29 21:11:23)

渡井 弘夢♂2年【こんばんはー またぞろ、お題は全部入れたつもりです、この形式ダメと言われたら引っ込めます】   (3/29 21:12:07)

渡井 弘夢♂2年(この先、送り狼にならなきゃいいけど、いや逆か。そんな邪念は断じて通せん、暴発する性欲なんてケダモノじゃあるまいし…… 幼馴染の両親は急用で家を空けるという。彼女はいろいろと用事があり残ることになったが……)だからって男の部屋に泊るってさぁ「男と見ていないって言ったら怒る?」お、俺だってお前のことなんかなぁ!「だったらいいじゃない」このあま…… 得るものもない会話は家に着くまで続く。昔はお隣さんだったが、今はちょっと遠くに一人暮らしで学園に通っている。で、少なくとも2晩は二人きり。妄想が湧き出る邪念を叩きつ蹴る。が、さっきの言葉が気にかかる)俺だってお前なんか女とは…… ちょっ!(いきなり腕を組んできた。柔らかな感触が伝わってくる「当ててんのよ!」思考を先読みした言動。完全に手のひらの上で踊らされている…… 俺は理性を保ち続けられるだろうか)   (3/29 21:12:19)

渡井 弘夢♂2年【以上です。ではお部屋ありがとうございました。】   (3/29 21:12:54)

おしらせ渡井 弘夢♂2年 ◆tWJGbDFyykさんが退室しました。  (3/29 21:13:01)

おしらせ中里 伊吹♂2年さんが入室しました♪  (3/31 01:36:40)

中里 伊吹♂2年【お邪魔します。お題は「とおせんぼう」です。】   (3/31 01:37:17)

中里 伊吹♂2年(三寒四温が続くある日の放課後。ホームルームが終わるや否や、いつものように鞄を抱えて教室を出た。廊下では、既にホームルームを終えた他クラスの生徒達が楽しげにはしゃいでいる。人間を陰と陽の二種類に分けるなら、自分は間違いなく陰である。だから、こうした陽気な雰囲気で埋め尽くされた場に居合わせると、どうしても伏し目がちになってしまう。笑い声と嬌声の渦の中、その隙間を縫うようにして昇降口を目指していると、5、6人の男女のグループが行く手を阻んでいた。阻んでいたというのは自分の卑屈な捉え方だが、彼らは廊下を遮るようにして誰よりも賑やかに騒いでいた。周りに悟られないように小さくため息を漏らす。わざわざ別の階を通って迂回するのも面倒なので、廊下の壁伝いにすり抜ける事にした。陽キャグループのそれぞれの顔が判別できる程度に迫った所で一人の女生徒が目に留まり、咄嗟に俯き視線をそらす。それは去年のクリスマス直後、交際わずか1ヶ月で別れを告げてきた元カノだった。人生で初めてされた告白、そして初めてのカノジョ。そんな彼女の為に無理して買ったアクセサリー。)   (3/31 01:38:47)

中里 伊吹♂2年(それをプレゼントした翌日、2人の関係はメッセージアプリ経由であっさりと終わってしまった。あの時はしょうもない見栄を張ってすんなりと別れを受け入れたが、所詮自分がクリスマスのプレゼント要員だったという事実は深い傷となっていた。あれから3ヶ月近く経ち、ようやく傷も癒えたと思っていたのだが、彼女の姿を目の当たりにした途端に胸が締め付けられた。歩調を緩めながら顔を少しだけ上げて盗み見ると、元カノはこちらに気付く様子もなく談笑を続けている。気付くな、気付くな、と念じながら壁側を猫背で歩く。出来るだけ気配を消して、呼吸すら忘れて彼女らの横に差し掛かる。その瞬間、「えー?!」と元カノの声が廊下に響いた。まさか気付かれたのかと驚いたが、それは自分に向けられたものではなく彼らの会話の中で発した声だったとすぐに分かった。胸を撫で下ろし、騒がしい声を背に歩く。彼女はこちらを見向きもしなかった。自分とは正反対の男子達に夢中だったようで、そのおかげで無事に窮地を切り抜けられたのだ。)気付かれなくてよかった…(漏れ出た安堵の言葉とは裏腹に、その声はどこか寂しげで弱々しかった。)   (3/31 01:41:26)

中里 伊吹♂2年【以上です!ありがとうございました。】   (3/31 01:41:59)

おしらせ中里 伊吹♂2年さんが退室しました。  (3/31 01:42:03)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが入室しました♪  (3/31 14:08:29)

陸奥 信濃♂3年【お部屋、少しお邪魔します。今回は「たたきつける」「あまえる」「とおせんぼう」「さきおくり」のお題、4つ全てを散りばめ。反則もありますが、遊び心としてご容赦を。】   (3/31 14:09:45)

陸奥 信濃♂3年「ちょうど1年前だね。これ貰ったの。」(1年前?訝しみつつ彼女が浮かべた意味ありげな笑顔と手にした大判の封筒から取り出した400字詰め原稿用紙の束を見て、慌てた。)ちょっと待て。それ捨ててって頼んだろ。(咄嗟に取り上げようと伸ばした手は、スルリとかわされた。)「駄目、一生の宝物にするから。」(ニヤニヤした嬉しそうな笑顔を浮かべ、封筒と原稿用紙の束を大事そうに胸に抱えると僕の方へと擦り寄り。まるで猫のように甘える彼女。艶やかな黒髪が風に靡くと、漂う香りに鼻を鳴らし。そのまま彼女の頭に顔を寄せた。全く、あの頃は、まさか彼女と僕がこんな関係になるなんて100%あり得ないと思っていた─────)   (3/31 14:10:16)

陸奥 信濃♂3年「ひとつ、ふたつ……」(3つの箱の中から同時に1つずつ玉を数え、取り出す。最初に脱落したのは右の箱。数を数える男子が「もうないぞ」と、何も掴んでいない手のひらを広げて見せた。残る箱は2つ。1対1の戦い。机の下、膝の上で握った拳に汗が滲む。真ん中の箱を数える男子が、8を数えたところで先程の男子と同じ仕草を見せた。最後に残ったのは左の箱のみとなった。)まじ、か……(思わず呟く。僕の方へとニヤけた顔を向けた男子が続けて箱のから玉を取り出した。)「ここのつ、とお」(羨望の眼差しを周囲から一身に集めていた……訳では決してない。これが玉入れ競争の玉を数えていたのであれば、どれ程よかったか。実際に集めているのは意地悪、冷やかし、憐みが混じりあう言いようのない視線。他、わずかではあるが、申し訳なさと自分ではなかったという安心感も混じっているか。それは、とても集めたいと思えるようなものではなく。僕はただ俯き、机の上の落書きや傷を意味なく見つめ、このどうしようもない時間をやり過ごすことしかできなかった。握りしめ、震える拳を机の下に隠したまま。)   (3/31 14:10:55)

陸奥 信濃♂3年(この罰ゲームを勝手に決め、押し付けたのはクラスのリーダー的男子グループ。クラスの男子、全員参加と有無を言わさない雰囲気から逃れることができる訳なく。言われるがまま、流されるままに残った結果が、これだ。そして次の日─────)   (3/31 14:11:13)

陸奥 信濃♂3年(お膳立ては全て整えられていた。外堀は全て埋められる。舞台は放課後の屋上。指示はシンプル。朝、教室へ入ると「時間がきたらとにかくそこへ行けばいい。」とだけ言われ、憂鬱な気持ちのまま1日を過ごした。思えば、お昼の弁当を残したのは学園生活の中でその日だけだ。いよいよ放課後、その時がやってきた。屋上へと続く階段を昇る足取りは重く。それでも1歩、また1歩と足を進めれば嫌でも屋上は近づく。緊張にキリキリと痛む下腹。そして屋上へと出る重い鉄の扉を開くと、そこは僕の気持ちとはうらはらに爽やかな心地よい風に包まれていた。)「やっと来た。話って何?」(屋上で先に待っていた彼女。風に靡く長い黒髪を手で押さえながら小首を傾げた。どことなく近寄りがたい雰囲気に気圧されつつもかろうじて踏みとどまった。同じクラスの学年、いや学園で1番とランク付けされる彼女は、僕なんかとは住む世界が違うのだ。そんな彼女に告白、いや自分の想いを伝えるという罰ゲーム。恐らくどこかにスマホが仕掛けてあり、クラス全員で僕のあえなくフラれる姿を盗み見している筈。全く、悪趣味なこと極まりない。)   (3/31 14:12:04)

陸奥 信濃♂3年(握った手に、背中に嫌な汗が滲む。今更逃げることもできず。後は、前に進むのみ。1度、大きく息を吸い込んだ後ゆっくり吐き出す。そして心を決めた。少しイラついた雰囲気の彼女が僕へと向けた視線から逃げることなく見つめ返し、重い口を開く。)これは罰ゲームだ。だけど、こんな機会、僕には2度とない。それは断言できる。だから……本気で書いた。今の君に対する僕の想いの全てを。(くっそ、恥ずかし過ぎるぞ、これ。もう死にたい。まだ少し夕焼けには早い時間。なのだが顔は真っ赤に染まっていた。言葉はさらに早口で、ぶっきらぼうになったが勢いに任せ、続けた。)まずは、読んでくだ……いや、読め!読めよ、絶対!(そう叫び、手にした大判の封筒を彼女に向け叩き付ける。封筒の中は、昨晩、彼女に対する思いの丈を綴った原稿用紙。書き出すととまらず、窓の外が明るくなった頃、書き上げたそれは数10枚の大作となっていた。)   (3/31 14:12:53)

陸奥 信濃♂3年(いきなり封筒を押し付けられた彼女は唖然とし、目をまん丸く見開いていた。鳩が豆鉄砲をくらったような表情とは、まさにこのことか。ああ、終わった。そう思った。後は、もうどうだっていい。笑うなら笑えばいいさ。フラれる迄が罰ゲーム。彼女の言葉を耐えて待つ。堪えがたい沈黙が2人を包み込む。それは時間にするとほんの数10秒のことだったが、僕にとっては永遠にも思えた。結局、我慢しきれなくなったのは僕の方だった。)じゃあ。(そのまま屋上を後にしようとし、足を止めた。彼女に呼び止められたから。)「待って。これ、ちゃんと読むから。でも今は全部読む時間なくて。だから返事は先送りでもいい?」へ?(思いがけない彼女の言葉に振り向いた僕の顔は相当間抜けな表情だったに違いない。)「本当にごめん。返事は絶対にするから。待ってて。じゃあ。」(え?え?なんて?返事って?我に帰ると呆然と立ち尽くす僕だけを残し、彼女は屋上から姿を消していた─────)   (3/31 14:13:44)

陸奥 信濃♂3年全く、フラれるしかない現実を先送りにするなんて、酷いヤツって思ったよ。あの時は。(黒髪に顔を埋める僕へと寄り添う彼女。)「だって、こんなのもらったらちゃんとお返事書かないと。って思ったから。あ、あの時のお返事読んだら燃やしてって書いたけどちゃんと燃やしてくれた?」あ……うん……まあ、大丈夫。(可愛らしいレター用紙に手書きされた彼女からの返事は、僕の原稿用紙に負けず劣らずの枚数で。それは今でも鍵付きの机の引き出しの奥にしまってある。僕の大切な宝物として。このことは墓場まで持っていく最重要の極秘事項だ。)   (3/31 14:14:27)

陸奥 信濃♂3年【お邪魔しました。いつもお部屋とお題をありがとうございます。】   (3/31 14:14:45)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが退室しました。  (3/31 14:14:56)

おしらせ@さんが入室しました♪  (3/31 22:37:41)

@ガチ酔い野郎もうよくね?   (3/31 22:37:57)

@酔いすぎwwwww   (3/31 22:38:09)

おしらせ@さんが退室しました。  (3/31 22:38:11)

おしらせ白妙弥刀♂2年さんが入室しました♪  (4/1 08:04:16)

白妙弥刀♂2年【お邪魔します。お題は全てで。】   (4/1 08:04:52)

白妙弥刀♂2年(我輩は猫である。更に言えば、半野良とも言うべき今時貴重な存在である。今は完全室内飼いが基本だからねっ)   (4/1 08:05:16)

白妙弥刀♂2年(我輩がよく遊びに行ってやる場所の一つに、とある学園のとある部屋がある。その小さな部屋には放課後よく人が出入りし何やらよく分からない事をしているが、それは些少なことだ。問題は、この部屋が重要な餌場ということだ。摂取しすぎると体によくない食物であるとかリアル事情も些少なことだ。とある猫の夢物語だと受け取って欲しい。)   (4/1 08:05:39)

白妙弥刀♂2年(さて、我輩が目的を遂げるために一番都合が良い状況は、人間が同席し、かつ美味しそうな食物を摂取している時だ。そばにすり寄って、可愛らしく見上げて、甘えた声で鳴き、食物を欲しがれば良い。大抵はそれでイチコロだ。犬のように尻尾など振らなくても良い。)   (4/1 08:06:14)

白妙弥刀♂2年(人間がいない場合でもさして問題はない。餌の在処を見破れば良い。摩擦の低い引き戸を片手でカリカリ引っ掻いて開ける事など雑作もない。蓋がされていようが箱にしまってあろうがひっくり返せば良い。袋に包まれているなら噛み破れば良い。全て問題はない。)   (4/1 08:06:51)

白妙弥刀♂2年(なお後始末など下賎のやること。全て放置!……運悪く現場に居合わせ怒鳴られ追い掛けられ逃げ回って追い詰められた場合?本能に従って縮こまりぷるぷる震えて時には威嚇の鳴き声を立てれば良い。何故か奴等は、困った顔をして笑い諦めてくれる。)   (4/1 08:07:27)

白妙弥刀♂2年(まさに我が世は望月の欠けたることもなし。……最新の解釈では違うって?猫には難しい事は分からないニャー。)(舐めた手で顔をカシカシ)   (4/1 08:08:01)

白妙弥刀♂2年【しまった!普通に生徒名で入ってしまった…。主人公(?)は猫です。お部屋を使わせていただきありがとうございました。】   (4/1 08:10:49)

おしらせ白妙弥刀♂2年さんが退室しました。  (4/1 08:10:56)

おしらせ花木 美南♀3年さんが入室しました♪  (4/1 11:59:11)

花木 美南♀3年【こんにちは。お部屋お借りします。お題の期限は過ぎてしまいましたが「たたきつける」でお願いします。】   (4/1 12:00:02)

花木 美南♀3年…こういう場合はこの慣用句をつかいます。この形式はよくテストに出題されるので要チェックですよ。(とある放課後の空き教室にて。私は、委員会活動中に保健室でよく顔を合わせる後輩男子の依頼を受け、テストに向けたポイント勉強会を行っている。「なるほど…分かりました。しっかり頭にたたきつけます」隣に座る彼の声が耳に届く。私はすかさず、そういう場合は『頭に叩き込む』であることを指摘する。慣用句として成立していると説明したのだが…違いがいまひとつ分からないという彼に、まずは『たたきつける』の意味を体感してもらおうと考えた。かと言って、教科書を机にたたきつけるような感情的な真似で理解してもらうつもりはない。)   (4/1 12:02:05)

花木 美南♀3年(「わ、分かっ…っ、よく分かりましたから…っ、ちょっ…と、がっつきすぎ…っ」それからほどなくして、空き教室にはなにやら切迫した男子生徒の声が響く。私は、椅子に腰掛けた彼の首元に両腕を絡ませて跨がり、細い布地の下着をずらして欲望のままに尻肉をたたきつける。スカートはすっかり捲れ上がり、貪欲な杭打ちのたびに肉付き良好な丸尻が卑猥に波打つ。彼がいよいよ堪えきれずに暴発するのが分かると、私は顎を反らし、はしたない喘ぎを漏らしながらぶるっぶるっ…と白い餅尻を震わせる。『たたきつける』の意味を身を持って理解した彼が、今度は私に後ろを向くよう促すと「こういう場合は『たたきつける』と『叩き込む』どっちなんでしょうね…」そんな言葉を耳元で囁き、散々焦らしに焦らす。私は、そんなのどうでも良いから───と、みっともないねだり声を空き教室に響かせながら、高く突き出した媚び尻を何度も何度もくねらせる。)   (4/1 12:03:34)

花木 美南♀3年【以上です。お部屋ありがとうございました。】   (4/1 12:03:52)

おしらせ花木 美南♀3年さんが退室しました。  (4/1 12:03:57)

おしらせ赤月縁♂3年さんが入室しました♪  (4/14 07:55:46)

赤月縁♂3年【おはようございます。】   (4/14 07:56:23)

赤月縁♂3年(雨ではない。これは雪だ。)   (4/14 07:56:45)

赤月縁♂3年(丘陵公園の奥まった行き詰まり。見上げる巨木にまで育ったそれはソメイヨシノかヤマザクラか。その違いを示す葉の存在さえ掴めないほど高みに白く咲く花はそよ風にさえ容易く花弁を散らす。)   (4/14 07:57:08)

赤月縁♂3年…。(音無く地に落ちる。軽さの極みのそれは、雨でも落ち葉でもない。だが、伸ばした手の中に1度で掴みとることの出来るくらいの量が、木漏れ日に照らされ、ひらひらときらきらと間断なく降る。)   (4/14 07:57:40)

赤月縁♂3年……欲しがりかよ。(年に一度しか味わえない僥倖は、しかし心の底で求める僥倖たり得ない。それを埋めるピースは二度と現れない。自嘲し呟いた言葉を最後に、幻想的な空間を後に。)   (4/14 07:58:05)

赤月縁♂3年【お題は、欲しがる、でした。書くの忘れてました。やらかしたー!では、お部屋をありがとうございました。】   (4/14 07:59:27)

おしらせ赤月縁♂3年さんが退室しました。  (4/14 07:59:34)

おしらせ渡井 弘夢♂2年 ◆tWJGbDFyykさんが入室しました♪  (4/14 12:42:46)

渡井 弘夢♂2年【お邪魔します、お題は全部で……】   (4/14 12:43:00)

渡井 弘夢♂2年(相手より精神的に優位に立つにはどうしたらいいのか。それにはまず観察すること。相手の欲しがるものを察し、隠していることを見破る。隠し事を暴いて足元を掬い、目の前に好物を晒してやれば、おのずと尻尾を振り始める)「で、宿題やってなくて焦っている、と」「どうしてバレるのよ何も話してないよね?」「わかるさ、何年の付き合いだと思ってるんだよ」(幼馴染の些細な異変は、観察するまでもなく見えてくる。英語教師は厳しく、長文の訳が出来ていないと叱責が飛んでくる。老境に入ったとはいえその迫力は女子を竦ませるに十分で……)「で、当たるのここだっけ?」「そう、それよ!」(俺のノートにはその長文の訳が完成しているのだ。ほら尻尾が見えてきた。わんこのように尻尾を振れ!)「ラッキー!借りるわねっ!」「ちょっ!おまっ!」(いきなりノートをひったくられると、猛然と自分のノートに書き写し始めた。あれー? かわいいわんこじゃないの狼か何か?)「一応、ありがとね。このお礼は」(……とっくに優位に立たれているのを忘れていた、ノートを返すと彼女は微笑みながら)「今夜、部屋に行くから、ね?」(俺は尻尾をぶんぶん振った)   (4/14 12:43:08)

渡井 弘夢♂2年【以上で、お部屋ありがとうございました】   (4/14 12:43:35)

おしらせ渡井 弘夢♂2年 ◆tWJGbDFyykさんが退室しました。  (4/14 12:43:38)

おしらせ中里 伊吹♂2年さんが入室しました♪  (4/18 00:37:23)

中里 伊吹♂2年【お部屋お借りします。お題、わるあがきです。】   (4/18 00:38:01)

中里 伊吹♂2年(元カノの気を惹きたいなど、これっぽっちも思っていない。ただなんとなく、春だし、今の髪型にも飽きたし、最近オープンしたばかりの美容室が気になっていたから、試しにカットの予約を入れただけだ。)え…と、 マッシュショート?みたいな感じにしてみたいんですけど、自分に似合うか分かんなくて…(お茶を濁すようにアハハ、と最後に付け足した。大きな鏡に映るのは、ネックシャッターを巻かれた癖毛の冴えない男子高校生と、その隣には笑顔が爽やかな美容師。自分とは違う世界の住人にすっかり気後れしてしまい、髪型ひとつまともに伝えられていないが相手はプロである。会話をリードしながら的確にこちらの希望をひと通り聞き出すと、シャキシャキとテンポ良く鋏を入れ始めた。――「こんな感じになりましたけど、どうですか?すごくいい感じですよ」。合せ鏡で後頭部がこちらに見えるようにしながら、笑顔のまぶしい美容師が尋ねた。)   (4/18 00:38:52)

中里 伊吹♂2年あ、ほんと、良い感じです。ありがとうございます。(髪をワックスとスプレーでしっかりセットされた自分の姿は、はっきり言って気恥ずかしくてあまり直視したくない。「かっこよくなりました」などと自分の口から言える筈もなく、美容師の感想をそのまま自分の感想として伝えるのが精一杯だった。そもそも、ヘアスタイルを変えただけで自分がかっこよくなったなどと思ってもいないのだが。それでも、癖毛がのびきっていた以前に比べれば、今の方がずっとマシであるのは間違いない。会計を済ませて店の外へ出ると、降り注ぐ春の日差しが街並みを色鮮やかに照らしている。短くなった毛先を指先で少し弄って、フッと小さく自嘲気味に笑った。さっき鏡に映っていたのは、元カノが好きだと言っていた芸能人の髪型にそっくりだった。)あーあ、バカじゃねぇの?(自分自身に小さく毒づき、そのままぐしゃぐしゃと髪を掻き乱す。精一杯のわるあがき。別に未練なんてない。いつか彼女と交わした会話に、あの芸能人の名前が出ていたから。なんとなく、たまたまそれが記憶の片隅に残っていただけだ。でも、もしも、万が一、元カノがこの髪型に気付いてしまったら…。)   (4/18 00:40:01)

2024年02月19日 01時43分 ~ 2024年04月18日 00時40分 の過去ログ
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