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「朱鷺の森学園~フリールーム~」の過去ログ

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2012年12月24日 01時11分 ~ 2013年03月05日 12時06分 の過去ログ
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澤本つかさ♀高2(対照的な恋愛遍歴を経験してきた、王子と女優。舞台の上手と下手に分かれて立つ2人に、スポットライトが注がれている。舞台の両端で代わる代わる歌っていた2人は、やがて中央に位置する劇場へ。お互いがお互いの存在に気付かないまま、すぐ近くの座席についた。やがて王子に気付いた客達が、様々なオーバーリアクションで驚き始めると、女優もまた王子の存在に気がつくが…。ふんっ、と鼻を鳴らしてそっぽを向いてしまう。人気が落ち目になった女優にとっては、自分よりも注目を浴びる王子が気に入らないようだ。周りに聞こえる程の声で、悪態をつく女優。「わざわざこんなところに来なくても、王宮に劇団を呼べばいいじゃない」「あら…聞こえちゃったようね。ごきげんよう、プリンス。私に声をかけてくれたら、いつでもお好きな役を演じて差し上げるわ」。女優が王子に嫌味をぶつける形で、2人は出会った。)   (2012/12/24 01:11:00)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、伊地知雪斗♂高2さんが自動退室しました。  (2012/12/24 01:28:19)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが入室しました♪  (2012/12/24 01:28:27)

伊地知雪斗♂高2(出会った二人は反りが合わないまま、王子は王宮へと帰った。人前では紳士な彼も、付き人の前で愚痴を漏らす。付き人は慣れているようで右から左へ受け流す。その様子がなんだか可笑しくて思わず吹き出した。一方女優は舞台に立って演技をし、舞台裏では明るく元気に。徐々に人気の出てきた後輩に焦りながらもプライドを持って仕事を続けた。そんな中、後輩女優が慌てながら手紙を持って女優へと駆けてゆく。「大変よ、大変よ、一体どういう風の吹き回し~♪」「王子様からあなたへ手紙が来たわ~♪」意地になった王子は言われた通り王宮に劇団を呼ぶつもりだ。そして主演を主人公である女優を指名したのだ。最悪な出会いで、再び変な形で再開を果たす二人。物語が動き始めたようだ。)   (2012/12/24 01:28:35)

澤本つかさ♀高2(嫌味のお返しとして届いた王子からの手紙。女優は苛立ちながらも、これを人気回復のキッカケにしようと野心を燃やす。果たして王子が指名するのは、どんな「役」なのだろう。手紙では「内容不問」とのことだが……どうすれば王子を満足させられるか。女優と劇団仲間たちによる、コミカルなナンバーが始まる。「王子様に気に入られるには~♪」「シワの1本があってもダメ~♪」 口ずさむ後輩女優達に急き立てられると、女優の顔には緑色のパックが貼られた。)…あははっ。(「王子様に気に入られるには~♪」「派手なアクションも必要よ~♪」 後輩女優の歌に合わせ、顔面が緑になった女優がクルリとトンボ返りを決める。小気味良いテンポに、思わず笑いがこぼれてしまう。)   (2012/12/24 01:39:26)

伊地知雪斗♂高2(隣に座る澤本の笑いに釣られて、思わず自分も吹き出した。 場面は変わり、今度は王宮へ。王子の玉座に付き人が歩いてゆき、手紙の返信を渡す。これを見た王子は喜びながら立ち上がる。「あの劇場が、独り占め~♪」「一晩限りの贅沢さ~♪」付き人もそれに合わせて歌いだす。「ずいぶん高い独り占め~経費が少し高すぎる~♪」「自分も見るから不満は言えない~♪」メイド達も踊りだし、段々と場面は賑やかになってゆく。軽いリズムと歌詞が笑いを誘う。笑いながら横目で澤本を見て、彼女の表情を見ると再び視線を舞台へと戻した。 王宮での舞台当日。女優率いる劇団は勇ましく、華麗に登場した。「これから始まる演目は~私の過去の大恋愛~♪」華やかではあるけれど、落ち着いた雰囲気で曲は始まった。女優の半生を劇場として披露したのだ。)   (2012/12/24 01:57:14)

澤本つかさ♀高2(様々な男優を相手に、実際に経験してきた恋模様を再現してゆく女優。最初の恋のお相手は、10代になってすぐの頃。ティーンエイジャーに扮した女優が、ボーイフレンドと仲睦まじく抱き合っている。だが程なくしてボーイフレンドは、別の娘と公認のカップルに。「さようなら、アンソニー」。別れを告げるとまた、次の場面へ。ハイスクールに進んだ女優が、年上の先輩に告白するも、彼は進学で街を離れてしまう。「さようなら、リチャード」。その後も様々な男性と様々な恋に落ちるが、いずれも長くは続かない。「さようなら、クリス。さようなら、ダニエル」。大学生、社会人、そして女優としてデビューした後も。本気で誰かを愛するたびに、失恋の数ばかりが増えていったのだった。「さようなら、フレディ。さようなら、グレアム、エドワード、アントーニオ、ホセ、イェンハオ……さようなら、さようなら」。)   (2012/12/24 02:15:22)

伊地知雪斗♂高2(失恋の数が多すぎやしないか、と突っ込みたくなる惨状だ。そして女優への道を歩み始めた彼女は最後の恋に落ちた。恋の相手はこの国の兵隊だ。やっとの事で両思いになれた、と思えばその彼は遠くの地へ旅立って彼女のもとには帰ってこなかった。最後の恋は、少しシリアスに、丁寧に。王子も身を乗り出して見入っている。彼女の半生、王宮での演目は幕を閉じた。王子は立ち上がって拍手をした。付き人やメイドもそれに続く。「素晴らしい!」王子は高らかにそう言って演劇を絶賛した。「貴女はこんなにも傷付いていたのか、私はこれを見て、貴女のファンとなりました。また、王宮へと招待しよう!」王子はそんな風に言って女優の手を取り、優雅に踊った。)   (2012/12/24 02:29:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、澤本つかさ♀高2さんが自動退室しました。  (2012/12/24 02:35:46)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが入室しました♪  (2012/12/24 02:35:52)

澤本つかさ♀高2(主役2人のワルツに合わせ、メイド達は箒を、劇団員達は大道具小道具を持って踊り出す。「経費が高すぎる」と歌っていた付き人は、紙吹雪よろしく紙幣を撒き散らしてのお祭り騒ぎ。即興のダンスパーティーが終わった瞬間、舞台が暗転する。暗闇の中から聞こえてくるのは「あはん♡」という女優の嬌声。しばらくして照明がつくと、豪勢な王子の寝室は、女優のポスターや切抜きで埋め尽くされていた。熱烈なアイドルオタクも真っ青になほど、すっかり女優に夢中のようだ。「超絶アイシテル」の鉢巻をした王子が恋の溜め息をつくと、窓の外からフラッシュがたかれ、大量のパパラッチ達が押し寄せる。……パンフレットにあった「パパラッチの群舞」だ。フラッシュをたき、シャッターを切って踊る男達は、観客席に向かってゴシップ紙をばら蒔いている。……さすがに3階席まは届かないが、どうやら一面は熱愛報道らしい。こうして王子と女優のロマンスは、またたく間に国中を賑わせる――というところで、第一幕が終わった。)   (2012/12/24 02:45:32)

澤本つかさ♀高2【と、ここまでで今夜は、強引に中断させていただけますでしょうかw】   (2012/12/24 02:46:37)

伊地知雪斗♂高2【王子がとんでもないことになってますな…w 了解です、続きはまたにしましょう!】   (2012/12/24 02:47:31)

澤本つかさ♀高2【はい、本筋から外れたところで盛り上がってますが、またよろしくお願いします! では!】   (2012/12/24 02:48:07)

伊地知雪斗♂高2【ではでは、おやすみなさい!w】   (2012/12/24 02:48:21)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが退室しました。  (2012/12/24 02:48:27)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが退室しました。  (2012/12/24 02:48:38)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが入室しました♪  (2012/12/24 22:43:56)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが入室しました♪  (2012/12/24 22:44:05)

伊地知雪斗♂高2【こんばんは、昨日に引き続き、よろしくお願いします。書き出しまでしばしお待ちをー】   (2012/12/24 22:44:33)

澤本つかさ♀高2【こんばんは、クリスマス・キャロルならぬ、波乱のクリスマス・ロル。宜しくお願いします~】   (2012/12/24 22:44:41)

伊地知雪斗♂高2(第一幕が終了し、途中休憩を挟むようだ。舞台は幕を閉じてホールのライトも点灯してゆく。再開する第二幕は15分後からの様だ。)はぁー、ミュージカルって初めて見たけど案外面白いもんなんだね。最後のアレ、かなり派手だったけどパンフレットに載っていたシーンだよね。第2幕も楽しみだなぁ。(腕を前に突き出しながら軽く伸びをして、澤本の方へと振り向いた。澤本もミュージカルに見入っていたようだ。手のひらを膝の上に乗せて、静かに席を立つと澤本の手を取ってホールからロビーへと出た。お互いにお手洗いを済ませると合流した。)さて、と。ホールに戻る前に何か飲んでいかない?少し喉が渇いちゃって。   (2012/12/24 22:58:09)

澤本つかさ♀高2うん、可笑しかったねっ。パパラッチはやっぱりかっこ良かった、あのダンス踊ってみたいなぁ。(幕間の休憩時間。伊地知と手を繋いでロビーへ出る。喉が渇いたという伊地知の提案に、少し行列のできたカウンターに視線を向け。どうやら各種飲み物や軽食が販売されているようだ。)んっ、せっかくだから休憩時間も優雅に「オトナ」を満喫しよっ。あんまりこういうところに来る機会ないしねっ?(ウインクして一緒に列に並ぶ。本当の大人達はシャンパンやカクテルを注文しているが、さすがにアルコールを飲むのは無理。自分達でも飲めそうなモノを、メニューで探す。)ノンアルコールのシャンパン、苺のノンアルコールカクテル、あとは普通のソフトドリンクもあるね。どれにしよっかなっ。   (2012/12/24 23:08:15)

伊地知雪斗♂高2「オトナ」ね。そうだよね、学園じゃこういうの体験できそうにはないし。(澤本のウインクにドキっとしながら澤本と一緒に列に並ぶ。服装も相まって今日は普段より仕草が目を引く。へぇー、お酒も売ってるのか。本当に普段生活している場所とは別世界みたいだな…。)ノンアルコールか、お酒は買えないけど、ちょっと冒険してみようよ。俺は澤本の言った苺のノンアルコールカクテルを頼んでみる。澤本はどうする?(――カウンターへとたどり着くと、ノンアルコールカクテルを注文した。ノンアルコールとは言え、お酒を買っているみたいでなんだか少し緊張する。無事、手元まで届くとノンアルコールカクテルを持って列から離れた。)   (2012/12/24 23:24:42)

澤本つかさ♀高2んっ、それ美味しそうだよね、一口ちょうだい?(苺のカクテルと他のモノとで迷っていたが、伊地知がカクテルにするなら、自分はもう片方に。そして苺のは伊地知から一口奪う算段だ。)あたしは温かいのにする……これっ。(指で示したのは、風味付けに蜂蜜と少量のブランデーを加えた、ホットティ。風味付け程度だけど、ちょっとお酒が入ってるのが、オトナな空間に似合いそうだと思って。自分も飲み物を注文し、ティーカップを持って、先に列から離れた伊地知の元に向かう。ちょっぴり猫舌なので、飲む前に両手でカップを持ったまま、ふーふーと息を吹きかけていた。)   (2012/12/24 23:32:32)

伊地知雪斗♂高2うん。澤本のも、一口もらうね。(グラスを傾け、香りを嗅ぐと、苺の香りがほんの少し鼻腔をくすぐった。どんな味がするのだろう。聞くところによると、ノンアルコールカクテルは本物のカクテルと味はそっくりという。オトナの味にドキドキしながら一口、口に含むと喉に流し込む。)…あはは、こんなもんかぁ。(小さな笑をこぼして、オトナの味に少し落胆した。市販されているジュースと、そう大差ない味がしたのだ。まぁ、澤本には言わないでおこう。澤本のカップからはほんのり湯気が立っていて、暖かそうだ。息を吹きかける姿もまた……。うっと、ジロジロ見てたら澤本も落ち着けないよな。)ね、どんな味がした?一口ずつ交換しようよ。(澤本のタイミングを待って、ノンアルコールカクテルのグラスを差し出した。)   (2012/12/24 23:45:30)

澤本つかさ♀高2(息を吹きかけ紅茶を少し冷ましてから、コクリと一口。普通のストレートティーに、蜂蜜の甘さとブランデーのホロ苦さがプラスされ、奥行きのある味わいになっていた。)…おいしっ。(呟いてまたコクリ。飲んでいる途中に伊地知が交換を申し出てきたので、笑顔で彼にカップを差し出す。)んっ、そっちも一口もらうねっ。(グラスを持つと、恐る恐る口をつけた。苺のフレーバーに、これは……クリスマス時期によく売られている、子供向けのシャンパンが加わった感じかな? 微炭酸がシュワシュワと喉で弾けた。)けっこう暖房きいてるから、炭酸もスッキリしていいねっ。このグラスで飲むのも、なんかいい雰囲気。(えへへ…と笑って伊地知にカクテルグラスを戻す。大人ごっこは少しくすぐったいけど、悪くない気分だ。)   (2012/12/24 23:55:36)

伊地知雪斗♂高2(澤本からカップを受け取ると、ふぅ、と息を吹きかけて一口。紅茶の香りがいかにもクリスマスっぽい…紅茶と蜂蜜の味にほんの少しのブランデーが甘味を引き立たせていて心地の良い味がする。)澤本のホットティーも美味しいね。ありがとう。(カップと引き換えに、カクテルのグラスを受け取る。)どんな味がするんだろう、って期待してたらジュースみたいで拍子抜けしちゃったけどね。(グラスを口に付け、再び喉へ流し込む。)グラスで飲むのも、このシチュエーションがあってこそだね。本当に一緒に来れてよかったと思う。こうしているだけで、なんだかすごく楽しいんだ。(ちらりと時計を見て、第2幕が始まる時間を確認する。そろそろ急いだほうがいいだろうか…。)   (2012/12/25 00:13:22)

澤本つかさ♀高2うん、いつか一緒に…ホンモノのお酒飲めるようになるといいねっ。(大学生になったら解禁? 伊地知はマジメだから、ちゃんと20歳になるまでダメって言うかな。……今よりもちょっとだけ大人になった自分達を想像したら、何だか笑みが浮かんだ。)えーと、そろそろ席に戻ろっか。(伊地知が少しソワソワし出すのを見て、第2幕の開演が近いのを知る。ちょうどお互い、ドリンクを飲み終えたタイミングだ。返却コーナーにそれぞれのグラスとカップを置き、連れ立って座席に戻る。席について程なく、開演を告げるブザーが鳴らされた。それからゆっくり客席の照明が落とされ、音楽が流れ始める。)   (2012/12/25 00:21:32)

伊地知雪斗♂高2うん。第二幕が始まる前に席に戻ろう。(空になったグラスを片付けると、澤本と共に席へと戻る。ブザーが鳴って照明が落ちば、舞台の幕開けだ。今度は明るい曲から始まった。ホールに王子の低く力強い声が響く。「僕はもう、すっかり君の姿に夢中さ~♪」舞台を横切り、続けて女優が歌いだす。「私は貴方の好意に甘えてしまった~♪」第一幕の冒頭を彷彿とさせる歌詞と演出だ。けれども、その内容は冒頭とは異なって、二人の関係がより親密になっていることが分かる。曲が終わると、再び静けさがやってきた。そして始まったのは冬の中、密会する二人の姿だ。付き人にも後輩にも内緒の密会。寒い冬空の下、二人は抱き合ったまま甘いセリフを囁く。)   (2012/12/25 00:34:21)

澤本つかさ♀高2(舞台に登場しながら、親密に恋心を歌い上げる主役たち。雪が舞い散り吐く息は白いが、外気とは対照的に2人の恋は燃え上がってゆく。一幕の冒頭と同じメロディーを歌い終えた2人は、中央で堅く抱擁し、熱いキスを交わした。見ている方が照れるほどの、熱愛っぷりだ。やがて王子は女優の前に跪くと、おもむろにその胸のうちを告白する。「僕はもう、君なしの人生なんて考えられない」。王子の独白は続く。もうすぐ王宮で、クリスマスを祝う晩餐会が開催されること。そこにはロイヤルファミリーの面々を始め、各国からの来賓が大勢集まること。そしてその会で、皆の前で女優にプロポーズしようと考えている……と。驚く女優に、王子は尋ねる。「君を晩餐会に招待したい……来てくれるだろうか?」)   (2012/12/25 00:46:28)

伊地知雪斗♂高2(「もちろんですとも!」女優は王子の言葉に快く返事をした。それからは二人とも、仕事をしては夜になると密会し、そしてまた日常へと戻ってゆく毎日を送った。しかし、そんなある日、この国の兵隊たちが凱旋して帰ってきたのだ。遠い国から帰ってきた彼らは、祝福とともに受け入れられた。そして、華やかな凱旋とともに曲は始まった。兵隊の中のひとりが軽やかに、そして規律のある身振りで歌声を紡ぎ出す。「あぁ、思いのほか長い旅路となってしまった~♪」「俺の愛した女性はどこだ、どこだ~♪」女優が最後に恋に落ちた男ということはすぐに分かった。彼は女優のもとへと駆け寄って、熱い抱擁をした。しかし、女優はそんな抱擁を拒絶した。「どうして俺から離れるんだい?」「貴方は、帰ってくるのが遅すぎたのよ!私はもう、貴方が帰ってこないものだと思っていたのよ…」)   (2012/12/25 00:58:34)

澤本つかさ♀高2(戦があまりに長引き、そしていつしか兵士の消息も途絶えていたため、女優は彼が既に死んでしまったものと思っていたのだ。運命に翻弄された悩ましい心を、女優は歌にして吐露する。「戦に散った貴方を思い~私は孤独で毎晩泣いた~♪」「私の涙は枯れてしまった~それを癒してくれたのが王子だったの~♪」。まだ女優のことを愛しているという兵士、そして晩餐会でのプロポーズを心待ちにしている王子。2人の男性の間で女優の心は揺れる。恋に落ちるたびいつも失恋してきた女優にとって、自分が恋を終わらせる立場になるのは初めてのことだった。「いったい、どうしたらいいの~♪」。悲痛な声で歌う女優だが、刻々と晩餐会の日は迫っていた。舞台上の街並みに飾りつけがされ、人々は「メリークリスマス♪」と歌い踊る。今夜はクリスマス――晩餐会がもうすぐ始まる。)   (2012/12/25 01:08:39)

伊地知雪斗♂高2(雪の降るクリスマス、王宮では貴族やロイヤルファミリーを集めてパーティーの準備を始めていた。付き人は王子と女優が密会していることなど露知らず、せっせと支度に急いでいる。「今夜は今年最後の大仕事、ゴミひとつ残さず磨き上げ、素晴らしい一夜にせねば~♪」王子もその様子を満足気に見て、浮かれた様子でその時を待った。そして、真冬の夜の晩餐会は始まった。眩しいほどに幻想的で、キラキラと輝く。貴族たちはテーブルについて、楽しげな様子で食事を楽しむ。優雅な曲が流れ始め、王子は皆の前で「大事な発表がある」と言い放つ。「今日は僕の婚約者を紹介しよう~♪」美しくドレスアップした女優が王子の横に並んだ。しかし、曲が終わるとロイヤルファミリーは立ち上がり少しばかり暗い曲調で歌い始める「おやおや、その女性はかの有名な女優ではありませんか~♪」「上流階級の出でもないのに、婚約だなんてとんでもない!」曲が終わると二人は困惑し、目配せをした。そこへ、ひとりの男が現れた。彼女に想いを寄せる凱旋を終えた軍人だ。)   (2012/12/25 01:22:56)

澤本つかさ♀高2(王子と女優の熱愛宣言に、眉をひそめてザワつく人々。そこに軍服姿の兵士が突如現れる。「待ってくれ、彼女には僕こそが相応しい~♪」「身分違いの恋なんて、国民の皆が混乱するだけ~♪」。恋敵がプリンスであろうとも、兵士は臆せず女優への愛を語る。王子もまた、彼が女優の最後の恋人だった兵士だと気付き、頭を抱え出した。王族や来賓は、突然の婚約宣言とそこに割り込んだ闖入者とで、誰もがパニック。女王などは泡を吹いて卒倒する始末だ。「彼女は僕のもの~♪」「いや違う僕のもの~♪」。お互いに譲らない王子と兵士は、やがて口論を始める。その時、激しく争う2人の男を割くように、女優の甲高い声が響いた。「やめて!!」。晩餐会に参加した全員の目が、女優へと注がれる。)   (2012/12/25 01:34:59)

伊地知雪斗♂高2(女優にスポットライトが当てられて、彼女は静かに歌いだす。「王子の気持ちを私は知っている、とても悩んだことでしょう~♪」「私が身分違いであることも。けれども私はそんな気持ちに答えたい~♪」王子への気持ちを歌い上げ、次は凱旋した兵士へ思いを告げる「貴方の気持ちを私は知っている、長い間思い続けたことを~♪」「凱旋をした貴方は勇ましく、とても立派な姿でした~♪」好意的な歌詞だが、曲とは裏腹に女優は苦悩に打ちひしがれている。そんな彼女を王子は優しく抱きしめて、歌声を聴き遂げるとゆっくりと腕を広げた。「僕は、初めて~、人を愛することを覚えた~♪」「彼女の心に触れて、僕は幸福を知った~♪」「彼女と添い遂げられないならば、神に誓ってこの国を去ってもいい~♪」王子の歌声は静かにこだまして、会場は静けさに包まれた。)   (2012/12/25 01:49:14)

澤本つかさ♀高2(王子に抱きしめられる女優の手を、兵士がそっと握る。「僕は、これほど~、人を愛し続けたことはない~♪」「彼女の心を思い、僕は戦ってきた~♪」「彼女と添い遂げられないならば、神の御許へと旅立とう~♪」。兵士もまた、切ない歌声で会場を魅了する。……と、その時。不敵な笑みを浮かべて、女優が高らかに歌い出した。「こうしましょう! 私は女優~♪ 残りの人生は、貴方達2人のためだけに演じるわ~♪」「昼は兵士の妻として~♪ 夜は王子の妃として~♪」「どっちの役もへっちゃらよ、だって私は女優!」。唖然とする王族と来賓。女王は再び卒倒してしまったが、当の王子と兵士は、手をポン…と鳴らして納得した様子だ。「そうしよう♪」「そうしよう♪」「愛しい君は、僕ら2人のもの~♪」。大変なことになったと、晩餐会はてんやわんやの大騒ぎ。けれど当人達は3人で仲良く手を取り、さっそうと踊りながら晩餐会を抜け出して行った。)   (2012/12/25 02:01:07)

伊地知雪斗♂高2(晩餐会を抜け出した王子と女優、それから兵士はこれからの希望を明るく歌い上げてゆく。小悪魔じみた、女優の笑みとともに、幕は閉じた。会場からは拍手が起こり、キャストの挨拶が始まった。「脚本家いわく、このキャラクターたちで続編をやるかもしれない」とのこと。女優の最期の笑みも何か意味がありそうだ。逆ハーレムを築いた彼女の今後、少し気になるかも。最終的にどちらかを選ぶのだろうか?…ドロドロしそうだけども。一連の流れを終えて、再び拍手が起こって無事、終劇を迎えた。観客席の証明が明るくなると、ふぅー、と深呼吸して、澤本を見る。)なかなか斬新なオチだったね。でも、中々面白かったと思う。   (2012/12/25 02:20:52)

澤本つかさ♀高2(キャスト達が最後の一礼をすると、緞帳が下りた。続いて客席にもライトが点される。)あははっ、ビックリしたけど面白かったっ。ちゃんと兵士も幸せになれて、良かったねっ。(女優の笑みが意味ありげなことに伊地知は何か気付いた様子だが、そこまで鋭くない自分はただ、ドタバタのハッピーエンドに拍手を送っていた。初めてのミュージカル観劇は、かなり楽しめたと思う。伊地知と一緒に見られたのも、いい思い出になりそうだ。)……さて、と。どうしよっか?(通路へと向かう人の流れが途切れてから、ゆっくりと客席を後にする。コート類を預けているロッカーの方に向かいながら、この後はどうするか伊地知に問いかけ。どこか喫茶店に入ってお茶を飲みながら感想を話してもいいけど、そのへんを散歩してみるのもいいかも知れない。)   (2012/12/25 02:31:38)

伊地知雪斗♂高2(ロッカーに向かう途中、この後について尋ねられた。もちろん、プランはある。ここの5階に屋上庭園があったはずなので、そこならゆっくりできる…はず。)それなら俺についてきてよ。よさげな場所見つけたから、そこでプレゼント交換しよう。(ロッカーから預けたもの一式を取り出すと着用して澤本にもコートを返す。澤本の身なりが整うのを見計らって、手を取ると、目的の場所へ向かう。人はまだ多いけれど、大丈夫だろうか。そんな不安もよぎったが、屋上庭園に出ると数人のカップルがいるだけで静かな空間になっていた。温度差は激しく、外気は刺すように冷たい。澤本の手を一層強く握ってガラスで出来た透明な柵まで歩いてゆく。真っ黒な空の下、夜景とイルミネーションがキラキラと輝き、幻想的な景色が広がっている。…う、結構高い場所だな。足がすくみそう……。)どう、綺麗でしょ?   (2012/12/25 02:51:02)

澤本つかさ♀高2(「よさげな場所」。コートをを渡してくれながら、伊地知が言う。どうやら妙案があるらしいので、彼に着いてゆくことにした。5階まで上ると、そこにあったのは屋上庭園。外に出てガラスの柵から下を見下ろすと、ライトアップされた敷地内の木々が煌いて見えた。)わぁー、キレイだねっ。(顔を上げるとホール周辺だけではなく、かなり遠くまで夜景も見える。実にクリスマスらしいロマンティックな雰囲気だけど、伊地知はわざわざ下調べしてくれてたのだろうか……彼のことだからきっとそうなんじゃないかな。)外だからちょっと寒いけど、でもすっごくいい場所だねっ。(「よさげな場所」は、気に入った。そう伝えるように、伊地知を見つめ頷いた。)   (2012/12/25 03:01:34)

伊地知雪斗♂高2こんな街中だから二人きりになれる場所なんてなかったんだけど…。ここならかなり静かだし、景色も綺麗だろうと思ってさ。(――それに外なら寒いから、こうしてくっつく事だって出来る…なんて下心は内緒だ。澤本から手を離すと、バッグから小さな小包を取り出した。緑色のリボンでラッピングされた、手のひらよりも一回り大きいもの。今日ここで交換するために用意した、クリスマスプレゼントだ。――気に入ってくれるだろうか。)つかさ、メリークリスマス。これ、受け取ってくれると嬉しいな。(小包を澤本に差し出した。澤本は、俺にどんなプレゼントを用意してきてくれたのだろう。澤本の喜び顔も見たいが、プレゼントの方も、楽しみにしていた。こうしてちゃんとプレゼントを受け取るのは今日が初めてのはずだ。)   (2012/12/25 03:15:54)

澤本つかさ♀高2(自分もバッグから伊地知へのプレゼントを取り出そうとして……耳に入った言葉に、動きが止まる。「つかさ」。いっ、いま伊地知……何でもない風にして、下の名前で呼んだよねっ!? ……照れる。照れるけれども、それ以上にプレッシャーが。伊地知が前々から下の名前で呼び合いたいって希望してたのは知ってるし、ということはあたしにもそれが期待されてるってことだ。)あっ、ありがとう……嬉しいよっ。(まずは伊地知が用意してくれた包みを受け取って、お礼を言う。それから取り出したのは、A4サイズくらいの大きさの箱だ。こちらはモミの木がプリントされたラッピング紙に、ゴールドのリボンが巻いてある。「あー、うー」としばらく悶絶した後、意を決して伊地知にそれを差し出した。)メリークリスマス……ゅきと。(小声になってしまった彼の名前は、聞き取れただろうか。)   (2012/12/25 03:22:57)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、伊地知雪斗♂高2さんが自動退室しました。  (2012/12/25 03:36:22)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが入室しました♪  (2012/12/25 03:36:30)

伊地知雪斗♂高2(照れて小さな声で呻く澤本に、こっちも恥ずかしいことをしたみたいで照れてしまう。静かな場所で、距離も近い。彼女の口から出る言葉を聞き逃すことはなかった。小さな声で、俺の名前を呼んでくれた。小さなことだけど、嬉しくて、恥ずかしくて、顔が熱くなる。)…うん。ありがと。それと、名前も……。(A4サイズの箱を受け取ってゴールドのリボンを指先でなぞる。プレゼントにしては少し大きい。何が入っているんだろう?)開けてみてもいい?(顔を上げると、澤本の顔を見つめて訪ねた。プレゼントを開けてもいいよ、という意味を込めて。小包の中にはこげ茶色の長財布が入っている。澤本の好みに合いそうなものを探すのに苦労した。やっと見つけたものも、少し予算オーバーしてしまった。けれども、それ以上に澤本がどんな反応をするのか楽しみで頑張って買ってしまった。財布の中にクリスマスカードが入っているのはおまけだ。)   (2012/12/25 03:37:51)

澤本つかさ♀高2(「名前も…」呟いた伊地知の様子では、小声で呼んだ名前もちゃんと届いたようだ。ちょっと照れて顔を赤くしながら、元気な声で彼に答える。)もちろんっ。あたしも、開けさせてもらうねっ?(包みの中から出てきたのは、茶色い長財布。品物ももちろん嬉しかったけど、きっとあたしが気に入りそうなものをアレコレ探してくれたんだろうな…と思うと、その気持ちがもっと嬉しかった。誕生日のミサンガに続き、またしても彼は「毎日肌身離さないもの」を贈ってくれたのが、少し……いやかなり照れくさいけれども。)…ありがとう、雪斗。(さっきは小声になってしまった名前を、今度はしっかりと呼んだ。恥ずかしいけども、クリスマスだから特別だ。こちらが伊地知に用意したのは、ムックと付録がセットになった本。「ニュートンの反射望遠鏡」の自作用レプリカが付属した、大人向けの科学雑誌のバックナンバーだ。)   (2012/12/25 03:50:35)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、伊地知雪斗♂高2さんが自動退室しました。  (2012/12/25 03:58:00)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが入室しました♪  (2012/12/25 03:58:37)

伊地知雪斗♂高2へぇー、すごい。ニュートンの反射望遠鏡かぁ。(意外なものをプレゼントとして贈られた。多分、自分の好みをアレコレ考えて選んできたものだろう。自分の好みのものという的を射たプレゼントに驚いてしまったのだ。もちろん嬉しいことには変わらない。家に帰ったら早速開けてみよう…。)――こっちこそ、お礼を言わなきゃな。ありがとう、つかさ。大事にするよ。(今度の澤本の言葉はしっかりと聞き取れた。下の名前で呼び合うだけで図分と距離も縮まった気がする。クリスマスというイベントが後押ししてくれているみたいだ。)…財布の中にクリスマスカードが入ってるから、家に帰ったら開けてみて。…その、えーと……。かなり恥ずかしいけど、ラブレター、です。(どんどん顔が熱くなる。恥ずかしさで顔が真っ赤になってるんじゃないだろうか…。)   (2012/12/25 04:14:23)

澤本つかさ♀高2(けっこう「恋人っぽいもの」が好きな伊地知。プレゼントももっとカップルっぽいのにしようかかなり悩んだが、恥ずかしいのもあって結局は伊地知が好きそうなモノをチョイスした。クリスマスカードは…やばっ、あたしの方は準備してない。)……んっ、後でゆっくり…読ませてもらいマス。(妙な丁寧語になった伊地知につられて、こちらも口調が変わる。家に帰って彼のメッセージを読んだら、そのお返しを兼ねてクリスマスメールを送ろう…そう決めた。)楽しみ…だなっ。(赤くなった顔を誤魔化すようにして、彼の肩にコンコンと2回、おでこをぶつける。ちょっとした……照れ隠しのつもり。)   (2012/12/25 04:20:47)

伊地知雪斗♂高2(澤本からもらったプレゼントをそっとバッグにしまい込む。自分の変な丁寧語に釣られた澤本の口調に思わず微笑んだ。)…期待されると恥ずかしいよ。(肩におでこをぶつけられ、勢いのまま澤本の後頭部を手のひらで抱き寄せた。もう一方の手も澤本の腰へ回し、恐る恐る、抱きしめる。女の子をこんな風に抱きしめる事は初めてだった。澤本の微かな香りがして、自分の身に起こっていることがリアルだということを改めて実感した。)…今だから、普段言えなさそうなことも言えそうな気がする。付き合い始めて半年になるけど、やっぱりつかさのことがずっと好きで、こんなふうに出来たらいいな、なんてずっと思ってた。今それが叶って、たぶん、これが何よりも嬉しいんだ。(抱き寄せた腕を解き、澤本の顔を見下ろした。赤くなった顔も、照れた表情も可愛い。)…大好きだよ。   (2012/12/25 04:37:17)

澤本つかさ♀高2(おでこをぶつけて照れていると、頭の後ろに掌が添えられる。続けて腰にも手があてられ、そのまま伊地知に抱き寄せられた。自分の心臓がドクドクと激しく鼓動する音が聞こえる。それと同時に、こうしてくっつくと暖かいな……なんてことをボンヤリ思った。)……ん。(抱きしめられたままじっとしていると、伊地知が言葉を続けた。たぶん伊地知の方も照れてると思うんだけど、それを感じさせない様子で噛むこともなく、盛大な……愛のコトバが耳元で囁かれた。それから腕が解かれると、こちらの意表をつくように、言葉が追加される。「大好きだよ」と。)……う。(ずるい、目が合うようになったこのタイミングで、そんな真剣に言うなんて。より一層顔を赤くして俯きながら、自分も彼の気持ちに応えようと言葉を探す。)……あたしも、伊地知のことが大好きだよっ。(ようやくそれを口に出してから、いつも通り苗字で呼んでしまったことに気がついた。あう……恥ずかしすぎて、クラクラする。)   (2012/12/25 04:50:17)

伊地知雪斗♂高2(「伊地知のことが大好きだよ」この言葉を言われるだけで、どんなに嬉しいことか。下の名前じゃないけれど、慣れてないんだし、仕方がない。それよりも、澤本が自分だけにこの言葉を言ってくれることの方が重要だった。体の芯が痺れるような感覚に襲われる。心臓がドキドキと高鳴って張り裂けてしまいそう。静かに息を吐いて、澤本の頬に触れてみる。自分の手の温度よりもあったかくて、気持ちいい。)……目、閉じて。(微かに震える声でそう言うと、自分もゆっくりとまぶたを閉じた。ほんの少し身をかがめて、澤本の顔に近づけてゆく。息を止めて澤本と唇を重ねると、同時にその体を抱きしめた。この瞬間がいつまでも続けばいいのに。そんなことを思いながら。)   (2012/12/25 05:01:32)

澤本つかさ♀高2(頬に伊地知の掌が触れる。それから「目、閉じて」の言葉が。言われたことを深く考えず、反射的に目をつぶった。ゆっくりと伊地知が近づいてくる気配がして、それから……唇に暖かい感触が当たる。その姿勢のままで伊地知に抱きしめられていると、心までホワホワと温かくなる気分がした。――何分、いや何秒そうしていたんだろう? なんだか雲の上を歩いてるみたいに気持ちがフワフワして、でも心地良くって、頭がボーっとしている。唇を重ねている間、何も考えることができず、ただその感触に集中しているだけだった。……やがて、伊地知の唇がそっと離れてゆく。)   (2012/12/25 05:11:59)

伊地知雪斗♂高2(初めてのキスは、あっという間に終わりを告げた。実際にはどれくらいの時間そうしていたのだろうか。こんな風に幸せに浸っている間はきっと時間なんて関係ない。ゆっくりと目を開けると、当然、そこには澤本がいて。キスの余韻か、心臓の音が耳にこだまして、いつまでたっても止まない。抱きしめた腕をほどくと、再び澤本の表情を覗き込む。――もう、どうかしてしまいそうなほど…)…好き。(堪らなくなって、我慢できずにまた瞼を閉じると、澤本へ顔を近づける。再び触れた唇は先ほどと同じように優しく俺を受け入れる。掻き立てるような感情は澤本を抱きしめてさっきよりも込める力が自然と強くなった。)   (2012/12/25 05:24:49)

澤本つかさ♀高2(伊地知の唇が離れて、目を開く。一瞬何が起こったのかよく把握できずに、そのまま伊地知の顔を数秒間じーっと見つめてしまった。それから起こったことを察すると一気に、顔が沸騰しそうなほど熱くなる。……このまま爆発してしまうんじゃないだろうか。心配になったところで、「好き」と呟きながら、伊地知が再び唇を重ねた。心臓がバクバクする……でも気持ちいい。今度は状況をちゃんと把握して、伊地知と2度目のキスをした。抱きしめられた腕はますます強くなり、苦しいほどだ。……でも不思議と苦しくない…気持ちいい。目を閉じて唇を触れたまま、そっと彼のコートの端を握った。「あたしも好き」。唇が重なっていたから、その言葉は発せなかった。)   (2012/12/25 05:35:33)

伊地知雪斗♂高2(唇同士が触れるだけのキス。澤本がコートの端を握るのが自分にもわかった。唇を重ねたまま、ゆっくりと口を開け、澤本の唇を舐めてこじ開ける。自分でもこんなことが出来るのか、とビックリしてしまいそうだが、もう止めることなんて出来ない。ただひたすらに澤本を求めて唇を重ねた。舌同士がぶつかると、恐る恐る絡ませて、その感触を確かめる。少しだけ吐く息を荒くして、途切れそうになるけれど、それでもキスを続けてゆく。――唇を離したときには、自分がどうしたのか、頭が真っ白だった。唇は離しても力強く抱きしめたままで離さない。寒さを感じても、それすらも跳ね返してしまえる心地よさで、感覚が麻痺してしまったみたいだ。)…好きだよ、つかさ。これからも、ずっと。(繰り返すように囁いて、腕を解くと澤本の手を握った。)   (2012/12/25 05:47:29)

澤本つかさ♀高2(軽く触れているだけだった唇が割られ、伊地知の舌が入ってくる。舌と舌が直接触れ合うと、さっきまでのホンワカした気分が驚きに変わった。心の中で「qあwせdrftgyふじこlp!」と絶叫する。たぶんもう、自分の顔は爆発してしまっただろう……そう思った。今日の伊地知は、何て大胆なんだろう。)…っふ。(唇が離れると、思わず息が零れた。「好きだよ」。伊地知が繰り返して自分の名を呼ぶが、俯いたまま顔を上げることが出来ない。……まずい、何か言わなきゃ。黙ってると、彼を不安にさせてしまう。キスが嫌だったとかじゃなくて、ちょっとびっくりして、そして照れすぎてシドロモドロになってるだけだ……そうわかるように、何か口に出さなきゃ。考えれば考えるほど、頭が真っ白になる。やっとのことで頭をあげると、赤面したままで一言、伊地知に呟いた。)……苺の味がする。   (2012/12/25 05:57:52)

伊地知雪斗♂高2ぷ、あははっ、何だよそれ。せっかく恋人ムード作ったのに。(肘で軽く澤本の脇腹を突っついた。冗談めかした言葉で誤魔化してはいるけれど、正直なところ、自分も息が詰まりそうになっていた。助け舟と言ったら大げさだが、この雰囲気のままでは気まずくなってしまいそうで怖かった。いつもよりも踏み込んでみたけれど今でもドキドキと胸の高鳴りは止まらないままだ。…それにしても、苺の味がするって…。まぁ、いいや。澤本も今頃頭の中で混乱してるだろうし。)…でも、俺が言ったことは全部本音だから。…あ、時間も時間だし、駅まで一緒に歩いてこう。今日は一生の思い出になったよ、付き合ってくれてありがとう。【〆】   (2012/12/25 06:09:18)

伊地知雪斗♂高2【…と、こんな感じで〆ようかと思います!w】   (2012/12/25 06:09:41)

澤本つかさ♀高2【けっこうエッチな意味でもあるんだけど、笑われたw お相手ありがとうございました!w】   (2012/12/25 06:10:33)

澤本つかさ♀高2【〆まで突っ走ったら、この時間ですな…メリークリスマス&おやすみなさい!w】   (2012/12/25 06:11:26)

伊地知雪斗♂高2【あはは、カクテルがそうだったからついw こちらこそ、メリークリスマス!おやすみなさいませー】   (2012/12/25 06:12:06)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが退室しました。  (2012/12/25 06:12:11)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが退室しました。  (2012/12/25 06:12:21)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが入室しました♪  (2012/12/26 02:19:04)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが入室しました♪  (2012/12/26 02:19:09)

澤本つかさ♀高2【こんばんは、クリスマス3連戦…オマケの後日談ですねw よろしくです!】   (2012/12/26 02:19:42)

伊地知雪斗♂高2【こんばんは、怒涛の3日連続クリスマスロール完結編、よろしくお願いしますw】   (2012/12/26 02:20:35)

澤本つかさ♀高2【きっとサンタの奴が不法侵入してこないか、一緒に夜通し見張ってたんだ! 書き出しまでお待ちくださいw】   (2012/12/26 02:21:19)

澤本つかさ♀高2(クリスマスデートから帰宅した夜。風呂上りにパジャマに着替え、自室に戻ってきた。……それにしても今日は、いろんなことがあった。ちょっと背伸び気分で伊地知と一緒に観たミュージカル。その後に屋上庭園から見たキレイな夜景。初めて下の名前で呼び合った時のくすぐったさ。それから……苺味のキス。)…うがっ!(思い出したら赤面しちゃったので、ベッドにばふっとダイビング。百面相しながらしばらく悶絶した後で、バッグからクリスマスプレゼントを取り出した。伊地知が選んでくれたのは、こげ茶色の財布。その中にクリスマスカードが入っていると、彼は言っていた。)……何を書いてくれたんだろう。(呟きながら財布の中を覗く。中にあったカードを探し出すと、少しドキドキしながら読み始めた。)   (2012/12/26 02:32:03)

伊地知雪斗♂高2『Merry Christmas 澤本つかさへ 声に出して言うのは少し恥ずかしいのでクリスマスカードの体を借りて、つかさに今の気持ちを伝えようと思います。俺が告白してから、もう5ヶ月になります。5ヶ月っていうとすごく長い気もするけれど、自分にとってはそんな事は全然なくて、あっという間に過ぎ去ってしまったような気もします。 学校では普段通り過ごしてはいるけれど、つかさと付き合ってから毎日が幸せでした。これからも、その幸せが変わらずに訪れればいいな、そんな風に思っています。つかさはいつも明るくて、素直で、笑顔がすごく可愛らしくて…そんな所が俺は大好きです。そんな魅力を持った貴女が自分のことを好きだと言ってくれたときは本当に嬉しかった。 今日のデートはどうでしたか?俺はつかさと一緒にいられればそれだけで十分幸せだけど、クリスマスの今日はすこし贅沢に、大人の気分を味わってみたり。楽しかった思い出が貴女と共有できれば幸いです。来年のクリスマスも二人で一緒に過ごせる様に心から願います。貴女のことを、これからもずっと愛しています。 伊地知雪斗』   (2012/12/26 02:33:30)

澤本つかさ♀高2…ばうっ!(読み終えると同時に、口からヘンな声が漏れた……犬じゃあるまいし。自分で突っ込みを入れるその顔は、サンタの衣装と同じくらいに真っ赤だ。伊地知らしく几帳面な文字で、丁寧に書かれた「気持ち」。恋人同士になってからの5ヶ月をなぞるような内容に、自分もいろんな出来事を思い出して、しみじみとしていたのに……最後の一言で、顔が爆発してしまった。)あーもーっ。……伊地知って、かなりすごいことをストレートに言うからなぁ。(本日何度目かの赤面をさせられた腹いせに、悪態をつく。けれどもイヤな訳じゃなくて……ああ、もう顔が熱すぎてよくわかんない。)うぇぁ……あたし、何てメールすればいいんだろ。(カードを準備していなかった自分は、後でクリスマスメールを送ろうと思っていたのだけれど……この堂々たる「ラブレター」に見合う文面は書ける自信がなかった。ケータイを片手に持ったまま、しばし思案する。)   (2012/12/26 02:48:25)

伊地知雪斗♂高2(デートから帰ってきたクリスマスの夜。シャワーを浴びて部屋着に着替えると、ぼんやりしながら自分の部屋へと向かう。眠たい訳ではなく、むしろ意識ははっきりしていて、脳裏にはくっきりと澤本の火照った顔が写っていた。キスをした時の、唇の柔らかな感触がずっと残ったままで、当分の間は消えそうにない。)…はぁ。(ベッドに腰掛けて、上半身を寝かせて天井を見上げる。澤本と一緒に夜景を見たとき、俺はひどく恥ずかしいことを口走った気がする。ただひたすら澤本に自分の気持ちを伝えたかっただけなのに…。)あー、やっちまった。恥ずかしい……。(目頭をぐりぐりと指先で摘む。クリスマスカードを書くのだって自分の内面を曝け出すみたいですごく恥ずかしかったのに…。)   (2012/12/26 02:59:23)

澤本つかさ♀高2『Sub:メリークリスマス☆ 本文:今日のデートはすごく充実してたねっ。楽しかったし、ドキドキした。どうもありがとう。お財布の中に入れててくれたクリスマスカード、いま読みました。それで、えっと。お返しにクリスマスメールしようと思ったんだけど、うまくラブレター書ける自信ないから……直接電話してもいいかな。』(ちょっと考えた後で、結局思いついたことをそのまま書き、送信した。直接話したところで伊地知のように情熱的なことは言えそうもないけど、彼のことだから「声が聞けて嬉しい」とか喜んでくれそうな気がしたのだ。)……って言っても、さっきまで一緒にいたけど。(照れ隠しにまた、自分にツッコミを入れる。さっきまで一緒にいたのに、それでもまた声が聞きたくなっちゃうなんて、恋愛って不思議だな……と思った。)   (2012/12/26 03:09:55)

伊地知雪斗♂高2(ベッドの上でごろん、と寝返りを売ったとき、スマホがメール着信の通知をした。送り主は澤本からだ。例によってあのクリスマスカード、もといラブレターを読んでくれたようだ。そう思うとなんだか恥ずかしい。文面を追っていると、最後は「電話してもいいかな?」とあった。また声が聞けると思うと嬉しい反面、どんな返答が返ってくるのか少しだけ緊張する。――電話をするなら、こっちから掛けてしまえ。アドレス帳を立ち上げると澤本の欄から電話番号を押した。通信音が鳴って、澤本とつながるのを待つ)――…もしもし、伊地知だけど。こっちから電話かけちゃった。カード、読んでくれたみたいだね。ありがとう。さっきまで一緒にいたのに、落ち着いて電話したら、なんだか急に恥ずかしくなってきたな…。   (2012/12/26 03:23:57)

澤本つかさ♀高2(メールの返信を待っていると、ケータイからはメールではなく、着信を告げるメロディが鳴った。心の準備ができてなかったため、ちょっと慌てながら通話ボタンを押す。)――…もしもし、あははっ。うん、カード呼んだところ…どうもありがとう。……その、照れましたです。でも嬉しかったデス。(照れるとどうして人は、丁寧語になるんだろう。そんなことを考えながら、次の言葉を探す。)――…あたしも、伊地知と一緒の5ヶ月間、ううんっ、付き合い始めるその前からっ。ずっと楽しかったし……幸せでした、ハイ。(最後の方はゴニョゴニョとした口調になってしまったが、カードに書かれた文面にちゃんと答えようと思った。)……もちろん今日も、ねっ?   (2012/12/26 03:30:54)

伊地知雪斗♂高2……うん。(澤本の言葉を聞き終えると、こくりと頷いて、思わず口がにやけた。カードの文面になぞらえて話してくれているのがよく分かる。)今日は…今日だけでもたくさんの思い出が作れた気がする。一緒にミュージカル観たし、夜景も見たし、…それから、初めてキスもしたし。(最後の方は声がフェードアウトしたけれど、聞こえなくてもいいか。)――あっ、澤本からもらったプレゼント開けてみたけど、よく見つけたよね。すごく面白いんだ。これからも大事にするね。それと、パンフレット持ってきちゃったけど、読み返したくなったら言ってね。…まぁ、記念品みたいなものだからそうしょっちゅう見るようなものでもないと思うけど。…声が聞けてよかったよ。会えるのはまた来年かな?一緒に初詣とか行ってみたいね。   (2012/12/26 03:45:34)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、澤本つかさ♀高2さんが自動退室しました。  (2012/12/26 03:50:55)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが入室しました♪  (2012/12/26 03:51:02)

澤本つかさ♀高2…ばうっ!(伊地知が「初めてキスもしたし」と言うのを聞くと、口からはまた得たいの知れない音が出た。……もう、恥ずかしがるクセにホント伊地知ってば、ストレートに言うんだよなぁ。恥ずかしくて、しばらく苺を食べるたびに赤面してしまいそうだ。)あはは…プレゼント、気に入ってくれたみたいで良かった。あたしのも……使わせてもらうねっ?(もっぱら財布は、ジーンズの尻ポケットに入るものを愛用している。長財布だとちょっと落としそうだから、それに合わせてウォレットチェーンでも買おうかな。そんなことを思っていた。)…お正月、うん…初詣とか一緒に行きたいよね。年末年始の予定、わかったらメールで連絡し合お?(クリスマスが終わったと思ったら、すぐにお正月だ。次々に訪れる記念日を、今日みたいに伊地知と一緒に過ごしていくんだな。……想像したら、また少し照れた。)   (2012/12/26 03:53:56)

伊地知雪斗♂高2りょーかい。予定がわかり次第、つかさにも連絡するね。(また次のデートの約束を取り付けた。デート、というよりかは行事に近いが、それでも二人きりになれるのだ。初詣、澤本はどんな格好をするのだろう。普段切るようなラフな格好だろうか、それとも着物だろうか。こんな予測をするのも楽しい。初詣に行ったらおみくじ引いて、お参りして、それから屋台で何か買って立ち食いするのも良いなぁ…。)あ、そうだ。年始なら、年賀状も送るね。…今度はラブレターでもなんでもない、普通のやつだけどさ。じゃあ、夜も遅いしそろそろ切ろうか?   (2012/12/26 04:09:33)

澤本つかさ♀高2あっ、伊地知まだ年賀状出してないんだ? あたしはもう送ったよーっ!(もう出さないと、年賀状は元日に届かないハズ。……几帳面な伊地知らしくないなぁと内心でクスクス笑いながら、深呼吸する。熱烈なラブレターを贈ってくれた彼に、ちょっとはお返しがしたいと思っていた。)…うん、そろそろ切ろうか。お正月の予定、楽しみにしておくねっ。(相槌をうってからもう1回、大きく深呼吸して口を開いた。)あたしも愛…あいっ、……いや無理ゴメンっ!(作戦は失敗。恥ずかしくて半ベソになりながら、もう1度勇気を出した。)アイシテル……っとかはまだよくピンと来ないけどっ、あっ、あたしも雪斗が大好きです! うわっあひゃっ、おっ、おやすみなさい!(まくしたてるように言い終わると、伊地知の返事を待たずに電話を切った。その後「ぎゃーっ!」という絶叫が、澤本家に響き渡ったかどうかは、サンタクロースだけが知っている。)   (2012/12/26 04:19:31)

澤本つかさ♀高2【というあたりで〆させていただきまする】   (2012/12/26 04:19:52)

伊地知雪斗♂高2【はい。お疲れ様でした、ありがとうございます】   (2012/12/26 04:20:36)

澤本つかさ♀高2【短期集中3連戦、ありがとうございました! 退室しまーす!】   (2012/12/26 04:21:14)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが退室しました。  (2012/12/26 04:21:36)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが退室しました。  (2012/12/26 04:21:40)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが入室しました♪  (2013/1/12 00:19:55)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが入室しました♪  (2013/1/12 00:20:35)

伊地知雪斗♂高2【こんばんは。年始めロール、よろしくお願いしますー】   (2013/1/12 00:21:00)

澤本つかさ♀高2【こんばんはー。今年初ロールです、宜しくお願いしますw】   (2013/1/12 00:21:07)

澤本つかさ♀高2【書き出し待ちしますね~】   (2013/1/12 00:21:26)

伊地知雪斗♂高2【書き出しまでしばしお待ちをー】   (2013/1/12 00:21:32)

伊地知雪斗♂高2(新年を迎えた初デート…否、初詣へと向かうための待ち合わせ。澤本からも年賀状は受け取ったし、もらったお年玉でコートを新調した。気分も新たに白いトレンチコートだ。澤本はどんな格好をしてくるのだろう。普段通りか、はたまた正月に合わせて和装か。どちらにしても、早く会いたかった。会うのは去年のクリスマスぶりだ。)…待ち合わせの時間まではまだあるなぁ。(袖を捲って腕時計で時間を確認した。普段はスマホで確認するが、手袋の上からだとタッチパネルが反応しないし、一々手袋を外すのも面倒だった。白い息を吐きながら家に届いた年賀状を思い出す。クラスメイトや中学時代の友人など、色々な年賀はがきが届いてきていた。もちろん、その中には澤本のものもあった。親に見られないようにこっそり自室へと持って行ってひとしきりにやけていたのは誰にも言えない秘密だ。自分の年賀状も、もう澤本には届いているはず。クリスマスはラブレターを送ったので、今回は至ってノーマルに。蛇の可愛らしい絵をチョイスして、メッセージを書き込んだものだ。普段なら年賀状の宛先はプリンターで済ませてしまうが、澤本だけは手書きで…というのも内緒にしておこう。)   (2013/1/12 00:42:52)

澤本つかさ♀高2(新しい年が明けて、伊地知と会うのは初めて。普段は教室で毎日顔を合わせているせいか、たかが1週間ほど会わなかっただけで、何だか久しぶりのような気がする。元日には伊地知から、ヘビのイラストにメッセージが添えられた年賀状が届いていた。メッセージを読んだ後、勉強机の引き出しにそれをしまう。)んーそろそろ、伊地知コーナー作った方がいいかなぁ。(引き出しの片隅には、誕生日にもらったミサンガの包装袋や、クリスマスにもらった財布とメッセージカードを入れてある。そこに新たに年賀状を加えてから思案。大事な思い出はしっかり……間違っても家族とかに見られないように……しまっておかないとね。自分が伊地知に送った年賀状は、他の友達に出したのと同じモノ。額に「父」と書かれた覆面レスラーに、自分がコブラツイストをかけている写真が、プリントされている。干支にちなんでコブラツイストにしたことは、何人が気付くだろう。宛名面に「雪斗」と書く際に、クリスマスの出来事を思い出して、ヘンに赤面したのは内緒。)おまたせっ。(いつも通り、待ち合わせ場所に早めに来ている伊地知の背中に声をかけた。)   (2013/1/12 01:00:30)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、伊地知雪斗♂高2さんが自動退室しました。  (2013/1/12 01:03:06)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが入室しました♪  (2013/1/12 01:03:11)

伊地知雪斗♂高2(初詣は学校から近くにある、この辺りでは一番大きな神社に決めた。年始めということもあり、人の数もかなり多そうだ。神社までの通りには出店の屋台が並んで、たこ焼きや焼きそば、クレープなんかを売っている。まるでお祭りのように賑わいだ。暖かそうな食べ物をぼんやり眺めて、澤本の到着を待つ。)…初詣を済ませたら何か一緒に食べたいなー…。(しばらくそんなことを考えていると、おまたせ、という聞き慣れた声に気づく。辺りを見渡して振り返り、澤本の姿を確認すると顔をほころばせた。澤本と面と向かうと背筋を伸ばして)新年、あけましておめでとうございます!(と、少しだけ改まって、ぺこりと頭を下げる。堅苦しいかな?でも、年明けだし、この挨拶は欠かせないだろう。)今年もよろしく、つかさ。   (2013/1/12 01:22:17)

澤本つかさ♀高2(母や祖母の着物を借りれば和装もできたが、今日は超普段着で来ていた。……クリスマスはちょっと気張りすぎたし、ここの神社学校に近いし。それに着物だと初詣の後どこかに寄るにしても、動くのタイヘンそうだしね。……という訳で本日の服装は、フードにフェイクファーのついたモッズコートと、だぼっとしたジーパン、スニーカー。中にはチェックのシャツと、グレーのセーターを重ねている。……屋外デートだし、防寒大事。)おーっ、いろんな屋台が出てるんだねっ。(周りを見回して、やはり着物はやめて正解だったと思う。汚したり、帯のキツさを気にしないで、いろいろ食べられそうだ。ふと横を見ると、伊地知は背筋を伸ばして礼儀正しくご挨拶。……ぐ、でもしっかり「つかさ」って呼んでる。)んっ、明けましておめでとう。今年もよろしくお願いします………………………雪斗。(ぎゃー、やっぱまだ慣れないっ! 心の中で悶絶しながら、自分も挨拶を返した。)   (2013/1/12 01:33:49)

伊地知雪斗♂高2(新年の挨拶の後少し間を置いて、雪斗と名前を呼ばれた。澤本はまだ少し、名前で呼ぶことに慣れていないようだ。そんな可愛らしい姿ににやけそうになりながら、笑みと一緒に息を吐いた。左手の手袋を外すと、澤本の方へと手を差し伸べた。)離れ離れにならないように、手を繋ごう?(手を繋ぐのには、良い口実だ。高校生二人が初詣に行って離れ離れで迷子になる、なんてことはないだろう。けれども、一旦改まったので建前はあった方が気が楽だ。澤本と手を繋ぐと、神社へ向かって歩き出す。待ち合わせ場所から神社までは少し距離がある。初詣でもなければそんなに遠くに感じないだろうが、人混みの中を歩くとなると、話は別だった。)行こうか。帰りに何か買って一緒に食べよう?   (2013/1/12 01:49:57)

澤本つかさ♀高2…う、うんっ。(名前を呼んだ反動で少し口の中をモゴモゴさせながら、それでも差し出された手は握り締める。手袋をしていたせいか、伊地知の手は温かい。うーん……手を繋ぐのはけっこう慣れたのになぁ。)うんっ、何食べようかなーっ。えへへ……なんか花火大会の時のこと思い出すねっ。(学園で催された花火大会の時も、こうして様々な屋台が並んでいたっけ。あの日は伊地知に「告白の返事」をすると決めていたから、緊張しっぱなしだったなぁ。あれからもう半年も経ったとは、早いものだ。懐かしく思い返しながら、混雑した境内を歩く。参拝すべく人々が並んだ列に、自分達も加わって順番を待った。)……あー、そういえばあたし、願い事まだ決めてないやっ! 伊地知は決めてる?(初詣というからには、何かしら祈願をするのが当然だけど……急には思いつかない。列ができてて助かったかも。その間に考えられるから。)あっ、そうだ! おみくじも引かなきゃねっ?   (2013/1/12 02:01:35)

伊地知雪斗♂高2花火大会かぁ…。つかさ、屋台でいっぱい買ってたもんね。(からかうように言って見せて、自分も何を買おうかと思案した。……正直なところ、あの日の出店巡りはあまり覚えていない。告白の返事をもらう直前で、気が気でなかったのだ。今思い返せば、もう少し楽しめばよかったのにとも思う。つい先日のことのようだが、もう半年は経っている。一緒にいられるだけで、それだけで十分幸せだったが、今年はもっと澤本との距離を縮めたい。それこそ、名前で呼び合ってもそれが当然というぐらいには。)――ん、俺はもう願い事は決まってるよ。(願い事は当然、澤本と一緒にいられますように、という事だけども。ここで口に出して言うのはやっぱり照れ臭いから心に秘めておこう。)そうだね、おみくじ引かないと。気分的に今年は去年よりもいい年になりそうな気がする。(参拝列をゆっくり進みながらお参りする社を見上げた。徐々に近づいて来ているのを実感した。)   (2013/1/12 02:17:47)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、澤本つかさ♀高2さんが自動退室しました。  (2013/1/12 02:21:54)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが入室しました♪  (2013/1/12 02:22:31)

澤本つかさ♀高2(自分の方はもう呼び方を「伊地知」と苗字に戻しているが、伊地知は何でもない風に「つかさ」と言っている……ぐぬぬ。さっきは「新年のご挨拶」だったからまだしも、それ、デフォルトにするのっ!? 内心で葛藤しつつも、前の列がだんだん減ってゆくのを眺めていた。願い事、決めなきゃな。やっぱり……伊地知とまた1年楽しく過ごせるように、かな。)んっ、いい年に……しようね。(自分達2人にとって。口には出さなかったけど、そう意味を込めて返した。言った後で恥ずかしくなったけども、丁度良く自分達の順番が来た。)うぁ…っと、なんだっけ? 二礼二拍手……あれ、一拍手?(ポケットから小銭を出し賽銭箱に入れると、アタフタしながら伊地知の真似をして参拝。つい勢い良く、まるで福引が当選したかのようにガランガランガランと鈴を鳴らしすぎちゃったけど、まぁ元気があってよろしい……ということにしよう。おもむろに神妙な顔つきになって、手を合わせる。――伊地知と1年間、仲良く楽しく過ごせますように。……あとできれば、太股がもうちょっと細くなりますように。)   (2013/1/12 02:32:25)

伊地知雪斗♂高2…うん。きっといい年になるよ。(程なくして順番がやって来た。慌てふためく澤本に落ち着いて、と耳打ちした。二礼二拍手一礼。拝殿の前で形式通りにすすめてゆく。澤本は…慣れていない様子だけど大丈夫だろう。落ち着いた様子で二拍手して、目を閉じて合掌すると「澤本と一緒に一年、幸せに過ごせますように」と祈りを込めた。こういう気持ちを持っていれば今年もきっと良い日々が遅れるはずだ。最後に礼をして拝殿から離れる。後ろで待っている人も多いし、なるべく早く履けた方が良いだろう。ここからは人の流れも分散して少しは楽になるだろう。再び澤本の手を取ると、お守りや絵馬なんかを売っている社務所の方へと足を向けた。)これでよし、と。お参り出来たし、なんか気分もすっきりしたね。次はおみくじ引こう!   (2013/1/12 02:51:15)

澤本つかさ♀高2(落ち着きの無い自分に対し、伊地知はテキパキと冷静に参拝をする。願い事をした後、横目で伊地知を見ながら、真似して最後に一礼。「カミサマ、頼むねっ!」 ウインクしてから、伊地知に手を引かれて場を離れた。行き先は社務所。おみくじの他にも、様々な縁起物が売ってあるようだ。普段からあまり神頼みする方でもないので、お守りはパスして、何はともあれおみくじ。今年1年の運試しだ。)んっ、さっそく引こうかっ!(ポケットから100円玉を出して、料金を支払う。果たして今年の運は、どんなもんだろう……。)   (2013/1/12 03:06:13)

澤本つかさ♀高2【突発ルール / サイコロでおみくじの内容を決めます → 6:大吉・5:中吉・4:吉・3:末吉・2:凶・1:大凶】   (2013/1/12 03:08:45)

澤本つかさ♀高21d6 → (5) = 5  (2013/1/12 03:09:47)

伊地知雪斗♂高21d6 → (1) = 1  (2013/1/12 03:10:23)

伊地知雪斗♂高2(今年の運勢を決める、大事なおみくじだ。念を込めて引いて、ゆっくりとおみくじの紙を開く。開いて確認すると、うっ……と、うめき声を上げた。今年の運勢は「大凶」だ。というかこの目で大凶を見たのは初めてのことだ。大凶なんて引くことがあるとは……。――否、ポジティブに考えれば、一般的に滅多に出ないとされている「大凶」というレアモノを引き当てたから、逆にラッキーとも言えなくもない。でも、やっぱり幸先悪いよなぁ……。)何かすごいの引き当てた…。(大凶のおみくじを見せて、澤本の運勢を覗き込む。おみくじは中吉で、結構良い運勢だ。ちょっとだけ羨ましい。)中吉かぁ。いいなー。見てよこれ、大凶だって。(笑いながらおみくじに書かれた内容を読んでゆく。願望、悲しみと苦労が絶えない。待ち人、待っていても来ない。……悪いことしか書いてない。)   (2013/1/12 03:27:01)

澤本つかさ♀高2(互いにおみくじを引くと、横から「うっ…」と声が聞こえた。伊地知の手には「大凶」と書かれた紙が握られている。「今年は去年よりもいい年になりそうな気がする」。そう言っていた伊地知の予感は……果たしてどうなることやら。)えーとっ……お守り、買っていく?(対する自分の方は、中吉だ。願望、念ずれば開ける。健康、安定して良好。待ち人、遠からず訪れる。……なかなかいい感じだ、うん、いい1年になりそう! 普段は信心深くなくても、やはりいい運勢を引くと気分もいい。……伊地知はちょっと、気の毒だけども。)あーでも、ここに結んでいけば、結局どれもいい運になるんだっけ? 結んでいこっ?   (2013/1/12 03:36:11)

伊地知雪斗♂高2お守りは…いいや。(もう一度おみくじを見返して、静かに畳み直してゆく。)うん、結んでいこう。持ち帰ったら良くない気がする。(おみくじは気分の問題だ。結んでおけばそれで決着もつくだろう。出鼻をくじかれてしまった感じがしないでもないが、引いてしまったものはしょうがない。おみくじの紙を結ぶ紐は用意されている。紐にはびっしりとおみくじが結ばれている。結ばれたおみくじの間をより分けて、折り畳んだおみくじを結びつけた。)――これでよし!新年早々、大凶引き当てたけど、今年はきっといい年になる!というかいい年にする!(自分に言い聞かせるように言って、気分を切り替える。さて、初詣としてやることはやった事だし、境内をぶらぶらと歩きながら出店を覗いていこう。)   (2013/1/12 03:54:33)

澤本つかさ♀高2(「お守りはいいや」と、伊地知が力なく呟く。まぁ……結んで帰ればきっと大丈夫だろう、よく知らないけども。隣でたたんだおみくじを結ぶ伊地知に倣い、自分も専用の場所に紙をくくりつける。結び終わった……と思ったら、いつになく大きな声で「いい年にする!」と言う声が聞こえた。)あははっ、いい年にしよう! まずは……美味しいものでも食べようかっ。(再び伊地知と手を繋ぎ、出店が並んだ境内を散策する。たこ焼きに焼きソバと定番のものから、射的などの遊戯系まで、様々な店が並んでいた。……ちょっと寒いから温かいものがいいかな、あーでもクレープ食べたいな。目当てを物色しつつ、隣の伊地知と会話をする。)冬休みまだ残ってるけど、伊地知はなにか予定あるのっ?(こっちの出店からは、お好み焼きのいいにおい。うーん、どれも美味しそう。)   (2013/1/12 04:04:07)

伊地知雪斗♂高2そうしよう。寒いから暖かいものが良いね。(澤本と手をつないで、店を見て回る。出店独特の美味しそうな香りが漂う。どこも美味しそうなものばかりだ。)冬休みの予定かぁ…。出されてた宿題もやっちゃったし、後は家でまったり過ごそうかなーとか思ってた。お年玉貰ったけど、コート新調したんだ。今着てるこれ。(袖を摘んで澤本へ見せる。ちょっとした自慢だ。)買い物も満足しちゃったからあとは暇だしね。つかさは冬休みの予定、何かある?時間もあるし、よかったら付き合いたいな。(話しながら歩いているとお好み焼きの、オタフクソースの香りが漂う。空腹を刺激する良いにおいだ。次はイカ飯に、牛串。)あ、クレープ屋あったよ。軽食には調度良いかも。   (2013/1/12 04:24:40)

澤本つかさ♀高2ええっ!? もう宿題やっちゃったのっ!?(伊地知の言葉を聞くと、まるで異星人を見るような視線で叫び声をあげた。冬休みは短いとはいえ、まだ半分は残っている。……自分はまだ、宿題の範囲すら確認していないというのに。あたしの彼氏は、本当に几帳面だ。)そのコートも似合うねっ。いいなぁ……あたしまだ買い物行ってないんだっ。新春セールやってるし、福袋とかも気になるし、いま愛子に「一緒に行こっ」って誘ってるトコ。(修羅場と化すバーゲンは女同士で行くとして、伊地知が付き合ってくれるなら……やっぱり。)……宿題、教えてくれる?(色気のない提案だが、自分には何より切実な願いだ。おみくじには「願望、念ずれば開ける」ってあったし、念じてみよう。伊地知の顔をじーーーっと見つめる。クレープはもちろん食べるけども、その前に宿題の悩みをどうにかせねば。)   (2013/1/12 04:35:34)

伊地知雪斗♂高2(澤本の反応を察するに、宿題はまだ終わっていないようだ。)えー、やっぱり年末に済ませて後はパーッと快適な正月を迎えたいしさ。(新春セールに一緒に行くのは山田か。まぁ、アイツなら喜んで付いて行くだろうな。今頃広告に目を通しながらしたたかに狙いを定めていそうだ。夏休みの時もそうだったように、冬休みもやっぱり宿題に付き合うことになりそうだ。「宿題教えてくれる?」と尋ねられ、振り向くと自分の顔をじっと見つめていた。澤本の表情にどきっとしながら、うん、と頷いた。普段よりも女の子っぽいような、くすぐったくなる顔だ。)いいよ。澤本の頼みじゃ断れないし。(もちろん、断る理由はない。むしろ、一緒にいられる時間ができたのだ。内容はともかく、頼られるのはやっぱり嬉しい。)   (2013/1/12 04:52:59)

澤本つかさ♀高2やったねっ! さっそくおみくじの内容、当たっちゃったっ!(喜んでから、伊地知「大凶」を引き当てたことを思い出し、えへへと笑いながら誤魔化す。まぁ伊地知ももう気にしてないだろうけ……いや、意外とこういうの気にする方かも。)えーっと……宿題の心配もなくなったし、クレープ食べよう!(メニューを覗くと生クリームいちごに、バナナチョコ味。抹茶味やプリン入りクレープなんてのもある。)どれも美味しそうだから、別々の選んで一口交換しようねっ。(伊地知に告げてから、自分は抹茶と生クリームが入ったものを注文した。……こうして伊地知と初詣に来れたし、宿題も手伝ってもらえそうだし、クレープは美味しそうだし。――今年はかなりいい年になりそうな予感を覚えながら、繋いだままの手をギュっと握った。)【〆】   (2013/1/12 05:04:56)

澤本つかさ♀高2【ということで、お正月ネタはこれにて〆させていただきますw】   (2013/1/12 05:05:35)

伊地知雪斗♂高2【はい、お疲れさまでしたw】   (2013/1/12 05:06:07)

澤本つかさ♀高2【あらためまして、今年も澤本をよろしくお願い致しますw】   (2013/1/12 05:06:28)

伊地知雪斗♂高2【正月ネタも回せたことですし、今年はいい年になりそうだ← こちらこそ、伊地知をよろしくお願いしますw】   (2013/1/12 05:07:04)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが退室しました。  (2013/1/12 05:07:11)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが退室しました。  (2013/1/12 05:07:26)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが入室しました♪  (2013/2/21 21:48:02)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが入室しました♪  (2013/2/21 21:48:50)

伊地知雪斗♂高2【こんばんは、久々にお邪魔します。】   (2013/2/21 21:49:13)

澤本つかさ♀高2【こんばんは~、なんだか久々のルブル&ロルです…ブランク心配ですがよろしくです!】   (2013/2/21 21:49:27)

伊地知雪斗♂高2【こちらはあまり心配してませんw 書き出しお願いしますねー】   (2013/2/21 21:50:18)

澤本つかさ♀高2【過ぎちゃったけどバレンタインロル、書き出しまで少々お待ち下さいませ~】   (2013/2/21 21:50:34)

澤本つかさ♀高2(2月中旬の祝日。繁華街から離れた住宅地にある、古くも新しくもない2階建ての一軒家。その自宅で、バタバタと慌しく準備をしていた。ちょっとした親戚同士の用事があると、家族はみんな出払っている。午前中にバスケ部の練習があるため留守番役になった自分一人で昼食を済ませ、それから後片付けしていたら……もうこんな時間。)あわっ、もうすぐ2時じゃんっ!(14時には、伊地知がここ訪れる約束になっている。日付よりもちょっぴり早めに、バレンタインを「おうちデート」で過ごそうという計画だった。)ああっ、もー、お父さんこんなトコに新聞出しっぱなしだしっ!(キッチンの椅子に置きっぱなしだった新聞をしまい、深呼吸。室内はキレイとは言いがたいが、特別に散らかっているわけでもなく……まっ、こんなもんか。そろそろ伊地知が到着する頃だろうと、玄関にスリッパを出しに行く。)   (2013/2/21 22:05:26)

伊地知雪斗♂高2(スマホを片手に澤本の家を探す。巷では「装着していてもスマホが使える手袋」なるものが売っているが自分はそんな便利なものは買っておらず、指先を冷やしながら液晶画面に映る地図をたどっていた。地図を見ながら住宅街を歩いて、目的の住所へとたどり着く。住所は年賀状を出すときに聞いていたから、間違いはないはずだ。)ここで良いんだよな…?(澤本と書かれた表札を見て、恐る恐る呼び鈴を鳴らす。澤本の家に行くことになる、なんてことは想像していなかった訳ではないが、いざ実際に赴くとなんだか緊張してしまう。両親は出かけている、とは聞いたけれども、それでもやっぱり家に入るのは緊張してしまう。嫌ではなく、むしろ嬉しいが何とも不思議な気分だ。呼び鈴が鳴って澤本が出てくるのを待った。)   (2013/2/21 22:18:45)

澤本つかさ♀高2(玄関に向かいかけたところで、タイミング良く呼び鈴が鳴った。インターフォンから伊地知の声が聞こえる。すぐにドアを開けると、ややはにかんだ表情で出迎えた。)えへへっ……いらっしゃい。(学校や外で会うのとは違い、こうして普段生活している自宅に伊地知がいるのは、なんだかくすぐったいし照れくさい。家族がいる時ならたぶん、自宅に招待するなんて考えもしなかっただろう。……からかわれるのも、ヤダし。)はいっ、スリッパ。とりあえずお茶いれるから、キッチンにどーぞっ?(来客用のスリッパを出し、伊地知を先導するようにLDKへと進む。デートとはいえ自宅なので、今日のファッションは極めてラフ。いつもの定番だぼっとしたジーパンに、スポーティーなロゴの入ったパーカー……まったくもって普段着だ。)   (2013/2/21 22:26:13)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、伊地知雪斗♂高2さんが自動退室しました。  (2013/2/21 22:38:50)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが入室しました♪  (2013/2/21 22:38:54)

伊地知雪斗♂高2(呼び鈴を鳴らした後、すぐに玄関の扉が空いた。迎えてくれた澤本の顔に少しだけ赤面しながら軽く頭を下げた)お、おじゃましまーす…。(澤本邸に足を踏み入れて挨拶する。人の家に入るときはやっぱりソワソワしてしまう。人の家は自分の家とは違う匂い…みたいな物を感じてしまう。生活感はあってもそれは非日常感みたいな物を醸し出している。玄関まわりを見渡しながら、ブーツを脱いで、出されたスリッパに履き替えた。澤本に案内されるがままにキッチンへと行き、マフラーと白いコートを脱いだ。格好はグレーのパーカーにタートルネックのセーターと簡素なものだ。澤本も今日はラフな格好をしている。澤本らしいというか、何だか気構えてなくて安心したというのが本音だろう。)   (2013/2/21 22:44:58)

澤本つかさ♀高2あっ、コートはそのへんに掛けといてっ?(LDKの入口にあるコート掛けを視線を向けて、自分はキッチンカウンターの内側に回り、さっそくお湯をわかす。リビングと続いているダイニングキッチンは、作業していてもテーブルの位置と対面できるタイプのカウンターだ。)そこ座ってね。んーとっ、コーヒーと紅茶があるけど、どっちがいいかな?(2月になっても外はまだまだ寒いし、とりあえずは温かい飲み物を用意。後で自分の部屋に移動するつもりではいるが、まぁそんなに急ぐこともないだろう。伊地知の返事を待ちながら、食器棚からマグカップを取り出した。……お客さん用のカップ&ソーサーもあるけど、あんまり堅苦しいのも何だし、まぁマグカップでいいよね。)   (2013/2/21 22:53:20)

伊地知雪斗♂高2あ、はい。(声をかけられるが緊張のせいか思わず敬語みたいな返事をしてしまった。決まりが悪いので軽く咳払いして「ここに掛けておくね」と付け足した。カウンターの席に腰を下ろして部屋の様子を眺めた。コーヒーと紅茶、どちらがいいかと尋ねられて返事をする)それじゃ、コーヒー頼もうかな。(席に座ったことで何となく緊張もほぐれてきた気がした。外は寒かった分、今になって指先がじんじんとして赤くなっている。やっぱり手袋はしてくればよかった、と後悔した。カウンターの向こうでお湯を沸かし、食器を用意する澤本の姿を眺めた。家庭的な風景が普段の澤本とのギャップで何だか不思議な気分にさせられる。似合わないとは思わないけど、これは新しい。)   (2013/2/21 23:07:28)

澤本つかさ♀高2んっ、コーヒーねっ!(棚からコーヒーポットとドリッパーも取り出す。フィルターをセットして、そこに粉末状のコーヒーを入れて、沸騰したお湯をゆっくり注いだ。お客さんだから丁寧に……という訳ではなく、母親がコーヒー中毒で味にもうるさいため、澤本家にはインスタントコーヒーが無いのだ。一気にドリップしたから、おかわりの量も充分。マグカップ2個を持ち、自分もテーブルの側にまわると、伊地知と横並びに腰掛けた。)はいっ、コーヒー。えーと、ミルクと砂糖はそこのビンにあるから、良ければ使ってね。(テーブルに置かれたガラスの瓶を手で寄せて……から、ふと忘れ物に気付く。)あっ、スプーンスプーン!(ワタワタとまたキッチンスペースに戻り、スプーンを2本持って来てから、あらためて着席した。)……えへへっ。   (2013/2/21 23:19:18)

伊地知雪斗♂高2(作業している澤本を眺めていたが、手元よりもその横顔ばかり眺めていたため、出されるコーヒーがドリップだということには気づかなかった。作業とともに、やがてコーヒーの香りが立ち込める。澤本が隣に座るとミルクと砂糖の瓶を手元に寄せた。)ありがとう、つかさ。(言ってから、スプーンスプーン、と慌てて立ち上がる姿に思わず苦笑した。改めて席に座る澤本にスプーンを受け取って、ミルクと砂糖をそれぞれマグカップに投入してかき混ぜた。静かにマグカップの中をかき混ぜると澤本の方へ向いてから「いただきます」と一言。コーヒーをすすってからふう、と溜息を付いた。)何かやっと落ち着けた気がするなー。つかさのバレンタインも楽しみにしてたんだ。   (2013/2/21 23:37:11)

澤本つかさ♀高2(伊地知が事も無げに「つかさ」と呼んで、話を進める。……いや、だからそれ照れますってば! 心の中でギャーギャー叫びながら、彼の話に耳を傾ける。「バレンタイン楽しみにしてた」と言われると、つい感想が口から漏れる。)……う、やっぱり?(男友達が多い自分にとって、バレンタイン時期はお財布がピンチだ。例年なら小麦粉でカサ増ししたチョコ味の何かを、友達向けに大量に手作りしてやり過ごすのだが、まさか伊地知にもそれと同じのを渡す訳にもいかない。しかも伊地知ってけっこう甘いもの好きだし、出来栄えがプレッシャー。うーでも、男友達には手作りで、彼氏には既製品ってのもヘンだしなぁ。――などなど。いろいろ悩んだ結果、閃いたのが「おうちでデート」作戦なのだった。)んー、3時のおやつにはちょっと早いけど、コーヒー淹れたしちょうどいっか。(モゴモゴと呟くと、コーヒーを一口飲んでから、またキッチンへと移動する。)   (2013/2/21 23:49:12)

伊地知雪斗♂高2(やっぱり?と尋ねる澤本にうんと頷く)今日のデートのメインディッシュだしね。(澤本のチョコは初めてじゃないが、恋人同士になってからチョコをもらうのは初めてだ。やっぱり期待も大きくなってしまう。口に出して言うと澤本にも、もしかすると一回りして自分にもプレッシャーになってしまうから言わないつもりだ。けれど、澤本の作ったものなら何でもいい、というのが本音だったりする。小さかろうと味が変だろうと、澤本が作ったものなら文句は言わない。…そこまで構える必要はないだろうけども。)待ってました!(キッチンへ戻ろうと立ち上がる澤本にそう言って、再びコーヒーをすする。)   (2013/2/22 00:04:27)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、澤本つかさ♀高2さんが自動退室しました。  (2013/2/22 00:09:48)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが入室しました♪  (2013/2/22 00:09:54)

澤本つかさ♀高2(「待ってました!」背後から伊地知の声が聞こえると、バツが悪そうに頭をポリポリと掻いた。そのまま冷蔵庫を開くと、あらかじめ準備してあった大皿を取り出す。続いて棚から、アロマオイル用の道具に似た食器を出して……一式をテーブルに載せた。)んっとね、チョコフォンデュ……一緒に食べようと思って。(大皿に載っているのは、カットしたバナナやイチゴなどのフルーツ類と、マシュマロ、それからカリカリに焼いたフランスパンの薄切り。一緒に持ってきた食器は、キャンドルを置く部分の上に小さい鍋状の器が乗った、チョコフォンデュ用のセットだ。これなら一応「手作り」ではあるし、しかも味の出来にプレッシャーを感じなくていい。更には、自分も一緒に食べられるから、いいこと尽くしだ。そう思いついたからこそ、わざわざ伊地知を自宅に招待したのだった。)えっと、どう……かな?(やっぱりもっと凝ったのが良かった? 心配そうに恐る恐る、伊地知の反応を伺う。)   (2013/2/22 00:14:29)

伊地知雪斗♂高2(澤本は切れの悪い口調だったが、自分はテーブルに並ぶ道具一式を見渡して思わず「おー」と呟いた。澤本もよく考えたなぁ。一緒に食べられるチョコ、というのは想像していなかった。手作りチョコをもらうのもいいけれど、一緒に食べられるのも素敵だ。何より、気兼ねなく二人で食べられるのが新鮮で、ポイントだろう。遠慮がちに伺ってくる澤本に笑みを返した。)すごいよ!何かすごく豪勢だし。ビックリしちゃった。(不安にすることなんて何もないのに。そんな風に思いながら澤本を隣の席に座らせる。)…バレンタインチョコ、食べてみてもいいかな?(早速、と言うように澤本に尋ねる。チョコフォンデュ一式を眺めたらちょっとしたパーティー気分だ。)   (2013/2/22 00:38:18)

澤本つかさ♀高2(不安に反して、伊地知の反応はすこぶる良好だった。もっとも愛子あたりに言わせれば「つかさが準備したものなら、何でも喜びそう」ではあるのだが。ちょっと安心してから、小型の鍋に小さく割ったチョコと生クリームを入れ、キャンドルに火を点す。ちょっと待つとチョコとクリームは混ざり合って溶けていった。)んっ。ええと……本命チョコ、ですはい。(さっそく食べようとする伊地知にそう告げてから、柄の長いフォークを渡す。伊地知は豪勢と言ってくれてるけど……実際はフルーツやパン切っただけ。でも喜んでくれてるし、いいか!)あたしも、チョコフォンデュを自分でやるの、初めてなんだっ。えっと……本命チョコだけど、あたしも食べるねっ?(さてどれから試そうか…と物色を始めるトコロは、我ながら超ポジティブ。チョコフォンデュに夢中なふりして、ささっと一言だけ付け加えた。)……好きだよ。んーとっあたしバナナから食べようかなっ!   (2013/2/22 00:48:52)

伊地知雪斗♂高2うん。(本命チョコ、という響きはやっぱり良いかもしれない。チョコという名前はついていても、それは好きという台詞と同義なのだから。柄の長いフォークを受け取ると、少し迷って苺を刺した。)へぇー、初めてなんだ。俺はチョコフォンデュ自体初めてなんだ。(まぁ、そうそう用がなければチョコフォンデュなんてやらないか。)ん、一緒に食べよう。(フォークの先の苺を溶けたチョコに浸して口の中へ。少し熱いチョコがいかにもそれっぽい感じだ。澤本も何から食べようか迷っているみたいだったが、その口からは予想していなかった言葉が放たれた。不意打ちに好きと呼ばれて動きが止まるが、そのあとに続いた言葉に思わず笑ってしまった。もう少しうまく言えないかなー。でもまぁ、雪斗と呼ぶのも躊躇ってしまうほど不器用だから、これはしかたない。その不器用さが可愛いところでもあるのは間違いないけれど。)   (2013/2/22 01:08:38)

澤本つかさ♀高2(伊地知はさっそく、イチゴにフォークを刺した。自分も慌ててバナナに手を伸ばす。どさくさに紛れて伝えた「好き」だったけど、そうやら伊地知にはちゃんと聞こえたようで……その証拠に隣からは笑い声がする。恥ずかしいから伊地知の方を向く勇気は、ちょっと無いけれども。)んっ、これ美味しいかもっ。(冷えたフルーツと、温かいチョコの対比が新鮮で、しかもちゃんと美味しい。フルーツもチョコも、自分で味付けした訳じゃないから当たり前だけど。……やっぱり、チョコフォンデュ案は正解だったなっ。満足そうに頷くと、今度はちゃんと伊地知の方に顔を向けて、会話を続けた。)バナナは……チョコバナナ味だ、あははっ。イチゴはどう? いっぱいあるし、コーヒーもおかわりあるから、たくさん食べよっ?   (2013/2/22 01:16:15)

伊地知雪斗♂高2美味しいね、チョコフォンデュ。(澤本の方へ振り向くと、嬉しそうにそうに頷いている。やっぱりそんな姿も可愛らしい。)苺も美味しいよ。酸味と冷たさが調度いい感じ。――じゃ、今度はバナナ食べてみるね。(そう言ってから、ふとちょっとした悪戯を思いつく。いつかはやってみたいと思っていたけど、恥ずかしくて出来なかったことだ。今の雰囲気なら出来ると直感で感じた。澤本は絶対に恥ずかしがるだろうけど、今日なら大丈夫だろう。フォークに再び苺を刺して、チョコをたっぷり付けてから、澤本の方へ差し出した。)つかさ、あ~ん?(言いながら自分が恥ずかしくなってきた。やってることは思いっきりバカップルそのものだ。けれども、ここまでやっておいて止めるわけにはいかない。赤面しながら笑みを浮かべてみせて、澤本の反応を伺う。)   (2013/2/22 01:30:26)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、澤本つかさ♀高2さんが自動退室しました。  (2013/2/22 01:36:47)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが入室しました♪  (2013/2/22 01:36:58)

澤本つかさ♀高2……だっ!?(カップルで家に2人きり、しかも一緒にチョコフォンデュを食べているとなれば「お約束」とも言えるのだが、恥ずかしくて口からヘンな言葉が漏れた。顔が一気に赤面する……けども「ほら……バレンタインだし」とか「伊地知が喜ぶだろうし」とか、脳内で必死に言い訳をして、どうにか照れを封じ込める。差し出されたイチゴにパクつくと、それをくわえたまま返事をした。)……おいひい。(こうなると、次はやっぱり自分の番か。フォークにバナナを刺すと、チョコをつけてからおずおずと伊地知に差し出す。)えっとっ……あ~ん。(ぎゃー、やってみたけど、やっぱり恥ずかしい! 伊地知お願い早く食べて今すぐ食べて! 彼を直視してるのが居たたまれず、とにかく早く食べてくれと念じた。――家族が戻ってくるのは、夕刻の予定。まだまだ時間があるのに、序盤からこんなに恥ずかしいなんて、あたしの心臓は持つのだろうか。)   (2013/2/22 01:39:49)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、澤本つかさ♀高2さんが自動退室しました。  (2013/2/22 01:59:59)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが入室しました♪  (2013/2/22 02:00:10)

伊地知雪斗♂高2(澤本の予想通り…というか想像以上の恥ずかしがり様に思わずニヤついてしまう。苺を食べる澤本が一言、美味しい。照れてる姿がやっぱり可愛い。もう少し突っ込んでみたくなる自分はすこし意地悪だろうか。自分も恥ずかしかったがやっぱりやって良かった。内心ガッツポーズしていると今度は澤本からバナナが差し出された。赤面した澤本と目が合うが、じっと見つめ返すわけにもいかず、差し出されたバナナを食べた。)…かわいい。(チョコよりも澤本への感想が口をついてでたが、慌てて訂正した。)あ、じゃなくて、美味しい!ほ、本当にチョコバナナみたいな味がするよね!うん。(もうこれ以上は恥ずかしくて顔を合わせていられない。慌てるように目をそらしてフォークにマシュマロを刺した。チョコにつけてマシュマロを食べるが、これも美味しい。)   (2013/2/22 02:01:03)

澤本つかさ♀高2(フォークを差し出したまま、ぐぬぬ…と念じていると、伊地知が口を開けてそれを食べる。空耳でなければその後「かわいい」と聞こえたように思うんだけど。赤かった顔が、ますます熱を帯びた。嬉しいし恥ずかしいし、えっと……頭の中がなんだかグチャグチャだ!)うっ、うんっ! 他のも食べてみようっ!(伊地知に続いて自分もマシュマロに手を伸ばす。フワフワしててこれも美味しい……と思うのだが、頭もフワフワしてるので良くわからない。それを誤魔化そうとコーヒーを飲むと、今度はゲホゲホとむせてしまった。……うわぁ、あたしカッコ悪いっ!)ごほっ、食べ終わったら……んと、あたしの部屋に行ってみる? やっ、たいしたものは何もないんだけど、せっかく来たんだし、一応っ?   (2013/2/22 02:12:30)

伊地知雪斗♂高2マシュマロも美味しいよ!(「あ~ん」をしてからぎこちない会話が続く。けれども悪い気はしなかった。くすぐったいような感じがしてむしろいい雰囲気だ。澤本は少しテンパり過ぎている気もするけれど。)だ、大丈夫?(コーヒーを飲んでむせ返る澤本に驚きながら背中をさする。でもこれがかわいい発言が引き金になっているのならテンパる澤本も…と考えて少し自重しようと思った。)…つかさの部屋かー。ちょっと興味あるかも。行ってもいいならお邪魔してみようかな。(澤本の部屋に行ったら今よりももう少しだけイチャイチャできるかも、と考えてからちょっとだけその先の想像をして、慌てて脳裏から振り払う。)   (2013/2/22 02:26:13)

澤本つかさ♀高2(伊地知に背中をさすられながら、深呼吸して落ち着く。これじゃ挙動不審だし、普通にしなきゃ、うん。)うんっ、あんまりキレイじゃないし、女の子っぽい部屋じゃないけどっ。そのっ…………………雪斗、見てみたいかな?って思って。(サラリと下の名前で呼ぶ伊地知と違い、やっぱり自分はまだ慣れない。でも一度テンパったのが良かったのか、ちょっとずつリラックスしてきた気がする。)あ、あたしの部屋ならゲームできるよっ。あと、中学の時の卒アルとか見てみるっ?(伊地知も自分も、この学園には高校からの入試組だ。こうやって彼氏を自分の部屋に招くなら、やっぱ卒アルとか定番かな。なんて考えつつ、フランスパンをチョコに浸して口に運ぶ……うん、これも美味しい。どうにか「本命」のバレンタインは、問題なく過ごせそうだ。あとは……当日までに、小麦粉でカサ増しした友達用のチョコ菓子を用意せねば。そっちも伊地知にオマケであげよう。そう考えてから、今度はむせずにコーヒーを飲み干した。)   (2013/2/22 02:41:28)

伊地知雪斗♂高2あはは、純粋に澤本の部屋に興味があるだけだよ。(自分の名前を呼ぶ澤本に微笑んで、再び苺を口に運ぶ。最初と比べれば名前を呼ぶのにも抵抗がなくなってきたかな?)ゲームも良いね。あ、つかさの卒アル見てみたい!(卒アルという単語に反応して、中学生の澤本を想像してみる。やっぱり想像通り、元気で勢いのいい澤本なのだろうか。何はともあれ、まぁ、この後もまったり出来そうだ。今日は少し澤本をからかいすぎたし、このあとはゆっくり過ごそう。澤本からの本命チョコを食べながら自分はホワイトデーに何を返そうかと思案した。まだ時間はあるけれど、やっぱり一緒にいられるものが良さそうだ。一息ついてコーヒーを飲み干すと、澤本の方を向いて訪ねた。)おかわり、貰ってもいい?【〆】   (2013/2/22 02:58:27)

澤本つかさ♀高2【ありがとうございました~。コイツらのデート、いつも何か食って「美味しい」「美味しい」言ってるなw】   (2013/2/22 03:00:21)

伊地知雪斗♂高2【こちらこそ、ありがとうございました。確かにデートの度に食べてばっかりですねw 次回のネタも楽しみにしておりますのでw】   (2013/2/22 03:01:28)

澤本つかさ♀高2【あはは、まだノープランのままなのは内緒……本日はこれにて落ちますね、おやすみなさい!】   (2013/2/22 03:02:01)

伊地知雪斗♂高2【あはは、澤本も大変ですねw はい、おやすみなさいませ!】   (2013/2/22 03:02:32)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが退室しました。  (2013/2/22 03:02:41)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが退室しました。  (2013/2/22 03:02:49)

おしらせ澤本つかさ♀高2さんが入室しました♪  (2013/3/5 10:57:17)

おしらせ伊地知雪斗♂高2さんが入室しました♪  (2013/3/5 10:57:53)

澤本つかさ♀高2【こんにちは、また日が空いちゃってスミマセン。今日はこちらから書き出ししますね~!】   (2013/3/5 10:57:59)

伊地知雪斗♂高2【いえいえw 書き出しお願いします!】   (2013/3/5 10:58:27)

澤本つかさ♀高2(今日は2月17日、日曜日……伊地知の誕生日だ。午前中にバスケ部の練習を済ませ、一度自宅に戻って着替えてから、待ち合わせ場所であるこの公園に出向いた。服装はいつものダボっとしたジーパンに、紫色のダウンジャケット。中にもたくさん着込んで、ニットキャップと手袋もして、防寒はバッチリ。……というのも今日の誕生日デートは、この公園内にあるスケートリンクが目的地だから。そろそろ2月も下旬に差しかかるけれど、やはり夕刻の屋外はまだかなり寒い。)……そろそろ、来るかなっ?(約束は16時。スケートリンクではなく公園の入口付近、飲み物や軽食が売っているブースの横で、彼が来るのを待つ。肩にはちょっと大き目のトートバッグ――中にはもちろんプレゼントが入っている――を、かけていた。)   (2013/3/5 11:09:58)

伊地知雪斗♂高2(誕生日、ということで澤本からデートの誘いを受けていた。バレンタイン直後の立て続けでなんだか悪い気もしたけれど、誕生日は自分に意思で変えられない。場所はスケートリンクのある公園。自分の名前に「雪」という字があるが、冬らしいスポーツはスキー位しか経験がない。と、いうことでスケートは初体験だが大丈夫だろうか。少しだけ不安だが、今日のデートプランは澤本に任せていたのでそのまま受け入れたい。)……ここだよね?(公園の入口が今日の待ち合わせ。地図を確認しつつ、澤本の姿を探す。軽食を販売しているブースを通って見渡すと、トートバッグを肩にかけた澤本を見つけた。)あ、つかさ!ごめんね、少し迷っちゃって。   (2013/3/5 11:22:53)

澤本つかさ♀高2(今日は自分がもてなす側、いつものデートと違って遅刻する訳にはいかない……と待ち合わせ場所には早めに来ていた。しばらくすると、見慣れた伊地知の姿を見つける。)ううんっ、そんなに待ってないから大丈夫。(彼の顔を見てニカッと微笑むと、さっそく言うべき言葉を口に出した。)コホン。……雪斗、お誕生日おめでとう! んとっ……プレゼントは荷物になるから、帰りに渡すねっ?(それから、トートバッグをかけていない側の手袋をそっとはずし、彼の方に差し出す。)……んっ。(伊地知の方も手袋をしていたが、目線で「手を繋ぎたい」という意図は伝わっただろうか。)   (2013/3/5 11:31:21)

伊地知雪斗♂高2(澤本の笑みを見て一安心。澤本が自分よりも早く待ち合わせ場所にいるのはちょっと珍しいかもしれない。)うん、ありがとう。お楽しみは最後にとっておかないとね。(プレゼントは最後のようだけれど、澤本から何を渡されるのか楽しみだった。クリスマスプレゼントは自分の部屋で勉強机の上にしっかりと飾ってある。それを見るたびにあの日のファーストキスを思い出してニヤニヤしてしまうのは口が裂けても言えないけれども。差し出された手にん、と頷いて手袋を外すとつかさの手を握った。手袋はしていたので手は冷たくないはず。)……それじゃ、さっそく行こうか?   (2013/3/5 11:44:45)

澤本つかさ♀高2(伊地知の方も手袋を片方ぬいで、手が繋がれると…「えいっ!」と言いながら、その手を彼のコートのポケットに突っ込んだ。……ほら、手を出しっぱなしだと寒いしね。っていうのは建前で、ホントはこれをしてみたかっただけ。ポケットの中で手を握ったまま、公園内を歩き始める。)スケートリンクは、けっこう夜遅くまでやってるみたいなんだ。さっそくスケートしに行く? それとも、ちょっと散歩してからにしよっか?(日没の時間までは、まだ少しある。明るいうちに周りを見て歩くのもいいし、最初からお目当てのスケートを楽しんでもいい。)雪斗…は、どっちがいい?(彼を下の名前で呼ぶのは、まだ照れる。照れるけれども、今日は誕生日だから特別。ずっとこの呼び名を通そうと決めていた。)   (2013/3/5 11:51:42)

伊地知雪斗♂高2(つかさと繋いだその手はそのままポケットの中へ。不意打ちの行動に思わず間の抜けた声を出しそうになるがそれは抑えて飲み込んだ。冬限定のとっておきなサプライズだ。もうこれが誕生日プレゼントでもいいけれど、本番はこれからだ。)それじゃ、ちょっと散歩していこうよ。時間なら余裕もあるんだしさ。(ポケットの中で手を繋いだまま散歩できるのなら、もう少しだけそのままでいたい、というのが本音だけれども。今日はスムーズに名前で呼んでくれているから、もう少し話もしてみたいし。)じゃあ、行こうか?(澤本と体を寄せ合って歩調を合わせながら散歩スタート。)…そういえば俺、スケート初めてなんだけど、大丈夫かな?つかさはスケートって滑れる?(運動神経いいから澤本なら初めてでもちょっと練習すればすぐにマスターしてしまいそうだけど)   (2013/3/5 12:06:13)

2012年12月24日 01時11分 ~ 2013年03月05日 12時06分 の過去ログ
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