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「【F系】使い魔と主。」の過去ログ

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2014年05月27日 22時07分 ~ 2014年07月13日 01時19分 の過去ログ
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新井蔵人♂人間 【主】【すいません;;時間を見てませんでした;;】   (2014/5/27 22:07:41)

ヴァル♀悪魔【使】【いえいえ、オカエリな際です】   (2014/5/27 22:08:10)

新井蔵人♂人間 【主】へぇー、そうなんだー...(悪魔相手に日本食を熱く語られるとは夢にも思わず、自分も見習わねばと思った末の棒読み←)むくれるなって!!姉貴がそんな感じだったから投影しちゃっただけだって!!(なおも引き止めながら、あらゆる面で恐れを抱く現OLの姉を想像して冷や汗を垂らし)え?あ、うん!スッゲー素敵!!ザ・悪魔レディ!!(機嫌を直した様子の相手をヨイショし、ホッと胸をなでおろすと胸や足に視線を走らせては顔を赤らめて)...と、とにかく!そろそろ本題に入らせてもらう!俺がお前のマスター、クラトだ!お前も名を名乗れ!   (2014/5/27 22:12:25)

新井蔵人♂人間 【主】【おかありです】   (2014/5/27 22:15:18)

ヴァル♀悪魔【使】えへへ、素敵かぁ。 まぁ、分かる人にはわかっちゃうかなぁ~♪ えっと、ちなみにだけど、どこらへんが素敵なのかなッ!!? (それは女の子が向ける期待のまなざしであり、瞳をキラキラと輝かせながら問いただす。蝿の羽は、ブンブンと気持ちよさそうにブルブルと震えている) あっ、まずは自己紹介からね ――― ベルゼ=ヴァルです。宜しくお願いしま~す! というかまだ、その契約内容など等々を聞いてないんだけど、内容に合わせて対価も様々ですねぇ、場合によってはその心臓をねっ ――― ちょっともぎもぎしたり (先ほどから持ち上げられて気分がいいのか、普通に笑顔で物騒なことを語りだしながら、その場にちょこんと座り)     (2014/5/27 22:25:00)

新井蔵人♂人間 【主】そ、そうだなぁー...や、やっぱその、自慢の足、とか?(急に問いを振られると、声を上ずらせながら今の今までチラチラと拝見していたそれを思い浮かべて目を泳がせる)...そ、そうか、ベルゼ=ヴァルか。名前は西洋っぽくて安心した!(相手の口から出た名前を聞いて日本名じゃなかったことに安堵し)そう、その契約内容なんだが...って、やっぱ臓物とか食べるんじゃねーか!!!(「心臓もぎもぎ」などというワードをさり気に繰り出すところはやはり悪魔だな、と再確認し)で、ではヴァル...お前に契約を申し渡す...そ、その...(いざとなるとものすごく言いづらそうにたっぷりと間を置きながら)...俺を、男にしてくれ、ないか...?   (2014/5/27 22:33:09)

ヴァル♀悪魔【使】【すいません、背後事情ですので、今日はここまでさせて下さい。いい所で申し訳ありません】   (2014/5/27 22:34:04)

新井蔵人♂人間 【主】【了解です。ありがとうございました。】   (2014/5/27 22:34:29)

ヴァル♀悪魔【使】【また、機会がありましたら、よろしくお願いします。では、失礼します】   (2014/5/27 22:34:59)

おしらせヴァル♀悪魔【使】さんが退室しました。  (2014/5/27 22:35:03)

新井蔵人♂人間 【主】【お疲れ様でした】   (2014/5/27 22:35:10)

おしらせ新井蔵人♂人間 【主】さんが退室しました。  (2014/5/27 22:35:13)

おしらせミーガン♀【主】さんが入室しました♪  (2014/5/29 21:39:25)

ミーガン♀【主】【設定1でお邪魔いたします。】   (2014/5/29 21:40:23)

ミーガン♀【主】(とある世界の、とある森の奥深く。人があまり立ち入らぬその場所に、大きな屋敷が一軒あった。立派な門構えの門扉をくぐれば、母屋の周りには、庭園と言うにはおこがましいが、きちんと手入れされた花壇や木々が植えられており、母屋には入れば、古びた建物ではあるが、きちんと掃除が行き届き、整然とした印象がある。そこに住まうは、一人の魔女と呼ばれる女がたった一人と、彼女に従う使い魔のみ。) ……おかしいわね、ここにもいないわ。(キッチンを覗く女は、ひっそりとため息をつく。腰まで伸びた長い黒髪は、肩口で一つに束ね、細いリボンで結ばれている。衣擦れを立てて歩く女の衣服は、裾の長い暗い色合いのワンピース。強力な魔力を持つ女のことを、周囲に住まう者は、不老長寿だとか、目が合うと呪われるとか噂している。―――ただ、人づきあいが下手なだけで、そんなことは、ないのだが。)   (2014/5/29 21:53:07)

ミーガン♀【主】……買出しにでも、行ったのかしら。(古びた建物の所為か、補強魔法をかけてはいるが、歩けば床板が音を立てる。実際、派手に床板を踏みぬいたり、少しめくれた床板に、引っかかって見事に転倒したりと。そんなことを繰り返しながらも、この古い屋敷を修繕して、使っている。それを気にしてか、スカートの布地を少し指先でつまんで持ち上げれば、そろそろと、慎重に廊下を歩いて移動する。玄関の門扉が見える、窓のところまで廊下を突っ切って行き、その窓を開けようとがたがたと、悪戦苦闘。………どうにも建てつけが悪い。)  ……くっ。あ、かな……ッ。(がたがたごとごと。そんな派手な音を立てて、窓と格闘すること10分。はた、と気がつけば、鍵が締めてあったままで。そんなことも、気付けないのかと、少し情けなさそうな、表情を浮かべる。)   (2014/5/29 22:06:16)

ミーガン♀【主】………。(ため息を突きつつ、鍵を開け、両手で窓枠に手をかければ、今度こそ、ごとごとと音を立てて建てつけの悪い窓は開く。窓自体が大きな所為か、扉を開けるのも苦労する。両手を使って大きく押し開いて、窓の外を見やる。門扉の向こうは、森。そして、その向こうの街に続く、道。それをぼんやりと眺めながら、森から屋敷の中へと吹き込む風に、少し長めの前髪を遊ばせつつ。ほんの少し鬱陶しげに指先で、その毛先を摘む。伸びてきたわね、そんな独り言を漏らして、ほんの少し頭を揺らす。まっすぐ下ろせば鼻先まで届くその前髪を、耳にかけながら、視線を再び門扉の方へ。)  さすがに誰も来ないわね…。(見ていて何も変化のない風景。興味が失せたのか、再びその重い窓を両手を使って、閉めて。)   (2014/5/29 22:17:50)

ミーガン♀【主】……ええと、何を探していたのだっけ。(ぽつり、と呟いて、巡らせる思考。どうやら、最初の目的を忘れてしまったらしい。しばし考え込むこと、数分。) ……あぁ、そうだわ。魔導書を探していたのだった。…どこに置き忘れたのかしら。(午前中まで読んでいたのに…とぶつぶつと、仏頂面で呟きを漏らせば、再び廊下を歩きだす。魔導書を探してうろうろと、屋敷中を歩き回っているのだが、一向に見つからない。ならば、きっとそのありかを知っているだろう、使い魔を探そう。そういう女の思考を知ってか知らずか、使い魔は姿を現さない。自分のことには魔法を使わないと決めている女は、原始的手段にのっとり、うろうろと探しまわった挙句、疲れ切った女が、魔導書を見つけたのは、己の寝室のベッドの枕元だったりした―――)   (2014/5/29 22:24:31)

ミーガン♀【主】【お邪魔しました~】   (2014/5/29 22:24:47)

おしらせミーガン♀【主】さんが退室しました。  (2014/5/29 22:25:07)

おしらせシャーロット♀【従】さんが入室しました♪  (2014/6/5 00:14:23)

シャーロット♀【従】【こんばんは。設定1でお邪魔します。】   (2014/6/5 00:15:01)

おしらせシャーロット♀【従】さんが退室しました。  (2014/6/5 00:15:19)

おしらせシャーロット♀【使】さんが入室しました♪  (2014/6/5 00:15:30)

シャーロット♀【使】(使用人としての、『彼女』の朝は早い。起床は朝日が昇る前。藍色の長すぎる髪を結い留め、白い専用のカチューシャで固定。髪とよく似た深い紺のワンピースに重ねるエプロンも、カチューシャと同じ白。いわゆる『ヴィクトリアンメイド』とよく似た様相をまとい、自室を後にする。――広い広い屋敷なのに、此処にはどうしてか、自分のような家事従事者が少ない。よって、仕事も自然と増えてくる。日々の清掃から、食事の支度まで。煮炊きは流石にコックを抱えているが、配膳は自分の役目だった。焼き立てのクロワッサン、スクランブルエッグに添えたベーコン、みずみずしいサニーレタスとフルーツトマト。ヨーグルトとコーンスープまでしつらえたところで、ひらく様子の無い食堂の扉を、眺め見る。) ………。 (…ああ、「今日もまた、だめかもしれない。」 口にすることなく、そう思案したメイドの表情は。まったくもって1ミリともぶれない、無表情であった。) ……あの、ヒトが。自発的に、起きだして来た事など、一度もありませんからね。 (…何も今日に限って特別は無いだろうとひとりごちる使用人は、主に対して大概不躾であった。)   (2014/6/5 00:24:24)

シャーロット♀【使】(配膳をととのえ、足を向ける先はその寝室である。背筋を伸ばした真っ直ぐな姿勢に、呆れも落胆も疲労もない。これくらいのことで、人間でない自分には疲労などあるわけがない。ただ、毎朝―――毎朝毎朝毎朝毎朝、起こしに行かないと起きだしてこない主に対しては、少々の疑問がないわけでも、無かったけれど。) ……人間とは、学び経験し成長する生き物だと教わりましたが、全てがそう当て嵌まるとは限りません。あのヒトは、あのヒトで、唯一無二だと言うことでしょう。 (綺麗な言葉を述べ立てているようで、やはりいろいろ酷かった。) ……マイ・ロード。お時間です。朝食の支度が整っております。…マイ・ロード。 (主人、と表す言葉で呼びかけるのは、この屋敷の主の部屋の前。きっちり直角に曲げられた腕が、目線の高さでドアをノックしても。淡々とした感情の籠らない声が、呼びかけても。返事は無い。気配がないわけではないから、まだ眠っているだけ… だとは、思うのだけれど。)   (2014/6/5 00:34:16)

シャーロット♀【使】………マイ・ロード。 (しばしの沈黙の後。一歩後退し、ゆっくりと右足を後ろにそらし。すこしだけ身を落としたヴィクトリアンメイドは、) ―――失礼します。 (それまでとまったく変わらぬ平静な声とともに、主人の部屋の扉を豪快に「 蹴 破 っ た 」。 …後、窓辺から偶然見ていたという庭師が語るところで、それが実にしなやかな蹴り技であったというのは、また別の話である。)   (2014/6/5 00:38:30)

シャーロット♀【使】(さて、話戻って室内である。) …――――。 (扉が吹っ飛ぶ派手な音は、主人の耳には届かぬか。開け、否、蹴り壊した扉の先の風景は、昨夜就寝の挨拶をした時と露ほども変わっていない。真実眠っているのか、狸寝入りか。前者ならたいした大物であるし、後者なら、――ちょっと縊りたいかもしれない。) ……いえ。真実主に、そう思っていても口に出すわけには。 (残念な思考を言葉で打ち消しつつ、部屋に踏み入る。柔らかい毛足のじゅうたんは、それまでの廊下やもちろん自分の部屋に敷かれていたものとは全く違い、部屋の主の位を、物語るに充分である。侵入者の足音を消してしまうことは、少し問題ではあっても。) ………マイ・ロード。 (そんなわけで元来の物静かさもあって恐ろしいほど無音のまま、ベッドサイドへ歩み寄る。冷たいを通り越して文字通りの無表情が、いまだ夢を彷徨うかの主へ向けられて) ……マイ・ロード。…貴方の僕・シャーロットが通告します。…朝です。あと、5つ数えるうちにお目覚めください。でなければ、重篤な病による起床不可の可能性を案じ―――   (2014/6/5 01:02:34)

シャーロット♀【使】 …この天蓋付きベッドの両断粉砕もしくは咽喉圧迫による半強制的起床援助及び意識確認を試みます。 (…淡々。)   (2014/6/5 01:02:38)

シャーロット♀【使】…1、2、―――― (そうして、無慈悲を一周していっそ優しいまでのやわらかな声音が、カウントダウンを始める。5つ数えるまで、主人が起きだすか。それとも使用人が強制手段に出るか。完全にとばっちりを食らっている可哀想な天蓋付きベッドの命運も含めて、結末はまばゆいまでの朝の向こう。) 【お部屋ありがとうございましたー!】   (2014/6/5 01:06:58)

おしらせシャーロット♀【使】さんが退室しました。  (2014/6/5 01:07:01)

おしらせクララ♀【主】さんが入室しました♪  (2014/6/5 20:39:37)

クララ♀【主】……(窓から外を眺める。紅の女性。その整った顔立ちに、一見おしとやかそうに見える彼女だが、実はそうでもなく、すぐに外を眺めるのに飽きたのか、ベッドへとダイビングする。)あーもうっ!ひーまーっ!(むすっと頬を膨らませながら、近くにあったお気に入りのクッションを抱きしめる。その様子はまるで子供のようだ。が、戦闘時は誰からも恐れられる存在、狼人間である彼女の狼の姿、、通称、「紅の狼」へとなるのだ。その事を知っているのは、本当に信頼している使い魔、数人にすぎない。)   (2014/6/5 20:47:37)

クララ♀【主】はぁ…(クッションをその辺に投げ出し、起き上がる)散歩にでもいこうかな…(ゆっくりとベッドから降りると、花の沢山咲いた、広い庭へと出て行き、椅子へ座る。すると、鳥達が集まってくる。)ふふ、こんにちは。今日はいい天気だね。(そう言いながら人差し指を伸ばすと、多数の鳥の中でも一番目立つ、とても綺麗な鳥が、そのスラリと伸びた指へ降り立つ。それを見た彼女は、嬉しそうに目を細めながら、もう片方の手の指でそっと頭を撫でてやる。)   (2014/6/5 20:54:10)

クララ♀【主】【ROMさん、是非はいってきてください。】   (2014/6/5 20:54:51)

クララ♀【主】んー…喉乾いたなぁ…(ポツリと呟くと、人差し指に止まっている鳥を降ろし、また子供のように喚き始める)もうっ!どうしてこんな時に限っていないのよーっ!喉乾いたーっ!私、紅茶なんかいれられないよ…(と言いながら、庭を歩き回る。なんと言うワガママだろうか。でも、それが、彼女の生き方。自分を偽らず、いつも感情を剥き出しにしている、それがクララと言う狼人間なのだから。)   (2014/6/5 20:59:44)

クララ♀【主】ふぁぁ…眠くなってきた…(うとうととしながら、室内に入り、ベッドにもぐる。)起きたら、帰ってきてます、よーに…(と起きたら自分の使い魔がいるのを願い、夢の中へと落ちていく。その寝顔は、とても美しかった。)   (2014/6/5 21:06:00)

クララ♀【主】【うむむ、誰も来ないようなので、今日はこれにて。お部屋、ありがとうございました。】   (2014/6/5 21:06:42)

おしらせクララ♀【主】さんが退室しました。  (2014/6/5 21:06:46)

おしらせミーガン女【主】さんが入室しました♪  (2014/6/7 23:16:12)

ミーガン女【主】【1の設定でお邪魔します。300字以上のロールをされる方であれば、男性、女性は問いません。宜しくお願いします】   (2014/6/7 23:18:49)

ミーガン女【主】(森の奥にある大きな屋敷には、魔法を生業の手段にしている女主人が一人。魔法については、人に先んじる才能とそれを生かす為の努力を惜しまない女ではあるが、それ以外のことに関しては、まったくの無頓着。その顔には化粧もせず、腰まである長い黒髪は、櫛を念入りに通してはいるが、細いリボンで、首の後ろで束ねただけ。身に纏っているワンピースも、清潔ではあるが、暗い色合いで、洒落っ気からは遠い。外見は20代。磨けば映える容姿だが、今は地味な女と言った印象しかない。) ………これで良いかしら。(屋敷の地下。幾つかある部屋の中で、一番広い部屋にて、石造りの床に、書物を手に何やら描いているのは魔法陣。そうしてとなる呪文と、込める力。女は、使い魔となるべき者を呼びだそうとしている。)我、願う。契約の儀―――   (2014/6/7 23:29:59)

おしらせレヴァン♂【使】さんが入室しました♪  (2014/6/7 23:43:17)

レヴァン♂【使】【お邪魔しても宜しいでしょうか?】   (2014/6/7 23:43:29)

ミーガン女【主】【はい。宜しくお願いします。】   (2014/6/7 23:43:50)

レヴァン♂【使】―――――――……(召喚の術が成功したことを告げる様に、魔法陣は淡く青白に輝き、一瞬の眩い光を放ったと思えば、直に集束して人影が現れた。術者が果たしてどの様な意図を持って契約を結ばんとしたのかは判らないが、其の影は異形では無く人型。黒い礼装に身を包み、襟足が隠れる程度に伸びた夜闇の様な黒髪に、細く切れ長の目が赤く覗き。呼び出しに急に答えたと云わんばかりに、姿を現し、術の主を半ば睨む様に見た後、首元で未だ緩いネクタイをきつく締めた。そして、腕を組むと同時に尖った牙を僅かに見せながらひとつ、深いため息の後言葉を発して)―――…それで、一体何の用事だ。我が名はレヴァン。誇り高き宵の一族にして、連なる眷属を統べる存在、なんだが。一応。 ……わざわざ呼び出したからには、何か用事が在っての事なのだろう? ……そんな、忘れられたような呪文を引っ張り出してまで、な(気怠そうに言葉を紡ぎながらも、こんな口振りに為るのはある種の訳が在る。幾ら、吸血鬼と言えども、契約は絶対、目の前の術者は主に違いは無いのだから)   (2014/6/7 23:54:19)

ミーガン女【主】(その地下室には、天井近くに灯り取りの為の窓があるが、今は夜。そこへ差し込むのは、そこから見える三日月の僅かな明かりと、部屋の隅のランプの炎の灯り。低く、良く通る声で、呪文を紡ぐ。暗い紫のワンピースは部屋の多くを埋め尽くす闇にまぎれており、仄かに浮かび上がるのは、白い手と首筋と、ランプの灯りに照らされている横顔。呪文を形としてなぞる為か、宙へと浮いていた手は、最後まで呪文を終えたことでゆっくりとその手を下ろす。僅かな灯りを湛えた魔法陣より現れ出でたのは、黒い礼装に身を包んだ男。) ……成功かしら……。(一応と本を片手に持ち口元を覆いながら呟く。呼び出した魔物は、人型に限定してはいたが、想定より高位な魔物が釣れたらしいと唇を結んだあと) ………古びた遺跡の調査を国から頼まれたから、伴をする魔物をお願いしたのだけれど。(魔物を使役する側に立つためには、魔物に弱みを見せてはならない。食べられてしまうから。そんな師の魔導師の言葉を思い浮かべながら、にこりと笑みを浮かべ)   (2014/6/8 00:01:55)

レヴァン♂【使】――――…魔物だと?生憎、魔物等という下等な部類と同列にされたくは無いな。 ……加え、名乗る位しては如何だ。口を開いた端から魔物呼ばわりをされた挙句、此れではな。(笑みを浮かべる術者へと、鼻を鳴らし、淡々とした抑揚のない口調で答えた。とは言いつつも、僅かばかり怒りの混じった不快が混ざっただろうか。組んでいた腕を崩し、ひとつ後頭部へと当ててはごきり、と骨を鳴らす)―――…我を呼び出す程度の魔力が在るならば、其処らの遺跡なんぞ子守りもいらんだろう。 ……して、対価は。(不満気に顔を僅か歪め、堂々というよりも、聊か高慢に、高圧的に話すその口振りは全くして使役となる生き物の様子では無く。当然だと云わんばかりに仕事の対価を求めた。無論、仕事の内容には不満はないという表れでもあるのだが。それも、対価次第、と言った所だろうか。赤い双眸が、にこりとも笑わず術者へと向けられて)   (2014/6/8 00:14:23)

ミーガン女【主】…ふふふ。もう少し大人しい者を願うべきだったかしら。……私の名はミーガン。そなたの名を一時、預かる者です。(手にしていた本を傍らのテーブルにそっと置けば、名前を魔力に込めながら、告げる。長いスカートの裾を持ち上げるように、つまめば、魔法陣を踏み越えて。男へと近寄る。不満を隠さない様子の男に、黒い眼差しが、男の赤い目を捉えて。)  私とて、女ですから。力仕事をする者は必要ですから…。太古の王国の遺跡とやらで、罠が大漁にしかけてある危ない遺跡なのですよ。(と赤い唇を綻ばせれば、男の双眸がこちらに向けられるのを感じて。僅かな微笑みを返す。) ……本当は、その遺跡で手に入る宝石の類を考えていたのだけれど。……血液では、どうかしら。(するり、と後ろで一つに束ねている長い黒髪を片方に寄せれば、白い首筋が露わになる。処女…とは行かないが、魔力が芳醇な若い女の血だ。対価にいかがかと、問いかける)   (2014/6/8 00:23:42)

レヴァン♂【使】(ミーガンと名乗る、自分を呼び出した女が寄ってきたとて、男の態度は変わる様子も無く。切れ長の目が、より細くなっただけであった)―――――…ふん、まぁいいだろう。 宝石などという詰らないものよりも、我が求めるのはそう、血だ。……しかし、どんな血でも良い訳では無い。魔力がたっぷりと、乗ったな。(口にすれば、白く曝け出されたミーガンの首筋へと、身体を屈め顔を近づけた。だが、その鋭い牙を突き立てる訳でも無く、嗅ぎ取る様な仕草を見せただけ)―――良いだろう、上等な血だ。契約は成立した。―――…我が主ミーガン、その名と、血に刻まれし魔力に役割が果たされるまで傅こう。だが、忘れるな、我が主ならば、其れに相応しくあらねば為らぬ事を。(上体を元に戻し、少しばかり不満が薄れた顔で再び主となった女を見据えた。まだ、不満が残る理由は1つ、魔物と言った事に対する謝罪がないからでは在るのだが。誇り高き吸血鬼は、適度にいい加減なようで、気にしつつも気にしない事にしたらしい)……それで、其の遺跡とやらには何時往くのだ。   (2014/6/8 00:33:39)

ミーガン女【主】(遺跡での仕事が終わるまでは、己の魔力と血とで男を従えなければならない。己の支配力よりも、男の力が上回れば、逆にこちらが支配される。男の切れ長の瞳が細くなったのを見つめながらも、一歩男へと距離を詰め。さらけ出す首筋。体をかがめ、一呼吸する男が、その首筋から脈打つ血管の位置を探り当てたことをしれば、生き物の本能だろう。僅かに顎を上げ、こくり、と隆起する喉。男の上半身が元に戻れば、ほんの少し息を吐きだして。女も居住いを正す。魔物と言ったことを謝らないのは、女にその違いが男ほど分からないからでもあるが。主として、振る舞うことを重んじたからでもあって。) ……そうね。荷物を準備して、馬で一日半ほどかかるかしら。とりあえず、明後日から、遺跡の近くの街を目指して移動するつもりだけれど。……そういえば、レヴァンって吸血鬼……よね。昼間はどうするの。(力の弱い吸血鬼ならば、昼間は活動すらできないだろうが。棺桶なんてないわよ、と眉根を寄せている。)   (2014/6/8 00:44:37)

レヴァン♂【使】……明後日だと? ならば、準備が出来てから呼び出せば良い物を(無駄な事が嫌いなのか、其れとも使役されていることが嫌なのか、明後日と聞けば眉を顰め、あからさまに嫌そうな顔をした。首を傾げながら指先でこめかみを掻けば、まぁいい、と一言付け加え)……其処らの下等な奴らと一緒にするな。宵の術は使えなくなるとは言え、それ以外は特段問題無い。例え丸腰であっても、人間などに劣る事など在るわけないだろう。(無駄に誇り高い男は、一般という括りに加えられることを殊更嫌うのだろう。見下ろす様にしながら、何処か座れるところでもないかと、頸は動かさないまでも視線を配り)―――……で、それまで我にずっと暇をしていろと。そういう事か? ……場合によっては、契約の終了と共に主ミーガンの血、全て貰い受ける事に為るぞ。(ふん、と嘲笑気味に口角を上げて。当然、使用した分の魔力は補填するし、探索の中で消費するそれもまた同じだろう。幾ら自分自身の魔力が在るとはいえ、出来るだけ使いたくは無いというスタンス。場合によっては、血液だけでは無く、また別な方法という手もあるだろうが)   (2014/6/8 00:54:53)

ミーガン女【主】人間には色々と都合というものがあるのよ。特にここは森の奥だもの。まずは買い物に、下の街に降りて、食料や、魔術に使う道具を買いそろえたら、そのままここには戻らずに、遺跡を目指すつもりだったもの。……さすがに、下の街で貴方を呼びだす、大がかりな魔法を使う訳には、行かないし…。(男を見上げれば浮かべたのはあからさまに嫌そうな顔。こめかみを掻くなにやら人間臭い仕草に、小さく笑うと、ぽん、と軽く男の胸元を手の甲で触れ) それは良かったわ。昼間移動できないとすると夜移動する羽目になるから。移動だけなら大丈夫ね。(と男の視線。座る処を探しているとは思わなかったが、ずっと立っているは女も疲れてきた。踵を返せば、地下室からでて上の階へと移動する。ソファや、テーブルのある明るい居間へと男を伴い移動しながら、男の言葉に眉根を寄せつつ) ……さすがに、それは困る。しかし、外で食事をしてきても困るし。……多少ならば、手付を払うことは出来ると思うが。(と明るい場所へと移動をすれば、改めて男の姿をよく見ようと視線を向けて。)   (2014/6/8 01:04:13)

レヴァン♂【使】まぁいいだろう、我は契約に従うだけだ。その分の対価さえ、間違いなく支払われるのであれば如何でも良い(胸を軽く小突かれたとて、表情一つ変えることなく。男の意図を汲み取ってか、どうか。地下では無く上の階へと案内されては、躊躇うことなくソファへと腰を沈め、足を組んだ。男の姿は明るいところに出、良く見えるようになったとて、尖った耳、赤い目、そして口を開く度に見える牙以外は至って普通の人間にしか見え様が無いだろう。見た目は30前後と言った所だろうか。組んだ膝の上に両手を乗せたまま、言葉を続けた)……魔力を多く含む血など其処らに転がっている訳では無い。術士でもない人間の血を干からびるまで吸った所で、主ミーガンの血の数滴にも及ばぬ。  ――――…契約も果たされぬうちに対価を貰うのは我が誇りに反するのだが、主がそうしたいと言うならば拒む理由も無い。尤も、どれ程の対価を必要とするのかは今はまだ判らんがな(視線を向けられたとて、睨み返すでも、嫌そうな顔をするでもなく、其の視線に合わせる様に目の先が動いただけ)   (2014/6/8 01:12:46)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ミーガン女【主】さんが自動退室しました。  (2014/6/8 01:24:22)

おしらせミーガン女【主】さんが入室しました♪  (2014/6/8 01:24:30)

ミーガン女【主】遺跡に行ってみなければ、詳細は分からないもの。吸い尽くされないよう、何を頼むか考えておかなければならないようだけれど…。(と躊躇いなくソファへと腰を落した男の様子を観察している。尖った耳、赤い目、牙。それ以外は普通の人間だ。自分より幾つか年上に見えるその外見を見つめて観察した後。茶器にポットからお湯と、茶葉を入れて、紅茶を入れる。はたして吸血鬼が紅茶を飲むかは分からないが…、カップにレモンの輪切りと角砂糖を添えて、男の目の前にソーサーに載せたそれをそっと置き、ソファの隣へと腰を下ろす。)  遺跡調査ともなれば、長丁場になる可能性も高いし、その間、貴方に食事を制限してもらうことになるだろうから。その分は、私が支払う必要があるでしょうし、ね。腹をすかせた吸血鬼を人里に連れて降りることになるもの。(と左手を持ち上げると、魔法を唱える。掌を少し傷つければ、滲みでるその血液。魔力を芳醇に含んだそれを、ほんの少しではあるが、男の目の前に差し出して) 対価と言うほどの量でもないわ。   (2014/6/8 01:25:09)

レヴァン♂【使】(注がれた紅茶へと手を伸ばしそうになったが、其れより鼻を擽ったのは濃い血の匂い。湯気立つ紅茶を其の儘に、隣で血を差し出すミーガンへと視線を向けて)……特段、今腹が減っている訳では無いのだが、良いだろう、手付として貰っておく(言えば、その細い手首を掴み、血の浮く掌を口元へと運んでは小さく水音を立てながら吸い。本来であれば牙を突き立て、滲む血を吸うのだが半ば舐める様な状態になるのは仕方がない事で。浮いた分の血を全て舐めとれば、戯れとばかりに浅く牙を立てた。無論、血が滲む程ではないが。興味を失った様に掌から顔を離しては、ミーガンの膝に置く様に手を離し)……ふむ、矢張り、思った通り悪く無い血だ。 先ほどから何度も言うが、幾らこの関係が続こうが、其れだけに見合う対価がもらえれば其れで良い。我は生憎、他の下等吸血鬼と違ってどんな血でも良いと言う訳では無いからな(唇の端に着いた赤を舐めとる様に舌でなぞっては、丁度いい温度になった紅茶へと手を伸ばし。ソーサーを左手で持ち上げながら口元へと運んで、喉を鳴らす。)   (2014/6/8 01:34:01)

ミーガン女【主】(ぷっくりと盛りあがった血。その掌を男の目の前に差し出せば、男の手の動きが止まる。滲みでる血液は、大した量ではなく。手首をつかみ、音を立てて血をすするその男の顔をじっと見つめている。伏せた顔を隠すように垂れる黒髪に逆の手を伸ばし、軽く触れていれば、掌に浅く牙を立てられ、「あ、…ッ」と小さく声を漏らす。そうして解放された手。ほっと息を吐きつつ魔法をかければ、開いていた傷は肉が盛り上がる様にしてふさがる。) ……吸血鬼が紅茶を飲むのかと、考えていたのですけれど。意外と、普通に飲むんですのね。(とまじまじと、不思議そうな顔で男の様子を見つめ。喉が動く様子を観察している。傍らにあった缶の蓋を開ければ、そこに入っているのは、小さな焼き菓子で。それを男の目の前に置いてやれば、ふむ、と考え込む仕草をして) ……二人分の食料がいるかしら……?(とソーサーを左手に持つ仕草を見つめている。マナーも十分様になっているなと、呟きつつ)   (2014/6/8 01:41:32)

レヴァン♂【使】……当然だ、血ばかり啜っているのも詰らぬだろう。退屈と飽きが我は最も嫌いだからな。(紅茶を半分ほど飲み干した処で、テーブルの上へと置いた。目の前に菓子が並べられても其方には手が伸びる様子は無く。あくまでも、退屈しのぎや気を紛らわせる事に重きが在るとすれば、別に人と同じように食べる必要も無い。強いて言うならば、今は紅茶は啜れど菓子を食べる様な気分ではないと言うだけ)……別に食い物は無くても良い。寧ろ、其れに掛る代金で対価を減らされては堪ったものでは無いしな。 ……かと言って、先程もいったが血だけでは飽きる。せめて葡萄酒位は欲しいものだ。(体勢は変えないままに、ようやく一息ついたとばかりに深く呼吸をして)―――…それで、我の寝床は何処だ。よもや、用意されていないと言う訳ではあるまいな?(幾ら夜に生きる種族とは言え、呼び出しに答えただけでも使うものは消費するわけで。其れが、明日行こう日中も行動すると言う訳であれば、尚の事。流す様に視線をミーガンへと向けて)   (2014/6/8 01:51:36)

ミーガン女【主】…好みがあるのなら、とりあえず聞くけれど。私、料理とか上手くないから、そのあたりは期待しないでくれると嬉しいわね。(男を退屈させないでおくのも骨が折れそうだなと考えれば、明後日の出発を明日に繰り上げた方がいいだろうか…そんなことを考えている。菓子を食べる様子がなくば、一枚を指先でつまんで行儀悪く咥えた後、缶の蓋を閉めている。さくり、小気味良い音を立てて。) 葡萄酒……ね。それくらいなら準備できるわ。別に食べ物代で、対価を減らすことはしないわよ。……ベッドで良いのよね? 棺桶準備しろなんて言われたって、この家に空の棺桶は無いし。(と立ち上がれば、空になった紅茶のカップを片づけた後、こっちと、一言言い置いて、二階へと。そこには寝室が幾つか並んでいて。)  一応、どの部屋も使えるようにしてあるから、好きな部屋で休んで構わないわ。私も、そろそろ休むことにするから…。私の部屋は一番奥だから、何かあったら声をかけて頂戴。(男を呼びだす為に魔力を使い、また、気が張っていたせいだろう。眠気が急速に襲ってきて、僅かにあくびを漏らし)   (2014/6/8 01:58:15)

レヴァン♂【使】別に無理に料理までせずとも良い。そう、主ミーガンの芳醇な血と、葡萄酒が在れば其れで良い(料理、男にとってそれほど必要性も無ければ、仕事が遺跡の探索と知った時点で期待もしては居なかった。棺桶、など口にされては、嘲笑気味に口を開いて)……一体、死体以外にだれが好き好んでそんな所で寝ねばならぬのだ。聊か、想像にとらわれ過ぎているのでは無いか? ベッドで良い(棺桶で寝る。世間一般のイメージとして定着しているのは仕方なくとも、男にとっては馬鹿馬鹿しい事この上なかった。あんな狭く寝心地の悪い処で寝る気が知れない。通されるままに一つの部屋を開けては、小さいまでも寝る処としては十分だろうか。欠伸をするねむた顔の主へと告げた)……いいだろう、明日、出る時に為ったら伝えろ。その時まで我はこの部屋に居る(今日はこれ以上何かをしていても仕事に繋がるわけでも自身の満足に繋がる訳でも無いと知れば、其の侭部屋の中へと身を滑り込ませるだろう。来るべく、その時まで。其れとも果たして、未だ口の中へと残る美味い血の匂いに堪えきれず、暫し時を過ごした後主が身を休める部屋まで訪れるだろうか―――――――)   (2014/6/8 02:07:31)

レヴァン♂【使】【此方はこれにて〆です】   (2014/6/8 02:09:21)

ミーガン女【主】…なら、質の良い葡萄酒を買い求めるとしましょうか。(女にとって料理はあまり得意分野といいきれるものではなく。自分の腹を満たす為の食事しかつくらない女であれば、男の申し出はありがたく。それでは、言葉に甘えて、葡萄酒を準備しようと心に留め置く。) 仕方ないわ…吸血鬼は棺桶で寝る。それが、この辺りに伝わる伝承だもの。一応念のため聞いただけ…だわ。(男の嘲笑じみた言葉には、ふい、と視線をそらすことで、無知を攻められた様で羞恥に僅かに赤くなった顔をそらす。男が部屋の一つを選びとったことに気がつけば。) 分かったわ。都合よく全部そろったら、一日繰り上げて明日には出発するとしましょう。貴方が退屈させると、大変な思いをしそうだもの…ね。(とあくびを噛み殺しながら、そんなことを告げて。男が部屋へと入り、扉を閉める様子を確認した後。女も自室へと引き上げる。そうして、明日に備えて、寝間着に着換えて、ベッドへと潜り込むのだが。吸血鬼の訪れを受けることになるかどうかは、まだ、女には予想できていないようで。直ぐに眠りへと落ちていく―――)   (2014/6/8 02:16:38)

ミーガン女【主】【こちらもこれで〆です。有難うございましたー!】   (2014/6/8 02:16:50)

レヴァン♂【使】【いえいえ、此方こそ。とんだ使い魔で申し訳なく】   (2014/6/8 02:17:45)

ミーガン女【主】【偉そうな使い魔好きなので、楽しかったです(笑) すいませんが、そろそろ睡魔が来ておりまして、寝落ちしないうちに休みます~】   (2014/6/8 02:18:57)

レヴァン♂【使】【はい、其れではお疲れ様でした。お休みなさいませ】   (2014/6/8 02:19:20)

ミーガン女【主】【お休みなさいませ~】   (2014/6/8 02:19:33)

おしらせミーガン女【主】さんが退室しました。  (2014/6/8 02:19:37)

おしらせレヴァン♂【使】さんが退室しました。  (2014/6/8 02:19:42)

おしらせ七瀬恋子♀【主】さんが入室しました♪  (2014/6/23 00:45:06)

七瀬恋子♀【主】【お邪魔します。希望の設定は現代もしくは和風物で、ソロル回しつつ待機してみます。】   (2014/6/23 00:46:16)

七瀬恋子♀【主】――――、ッ この、ッ…!(そんな呟きに息遣いなんて何処の誰にも聞こえはしない。辺りに人の気配なんてないし、夜風だって今は止んで嫌になるくらい、しん、としてる――――と、思う。本当ならとっくに眠りに就いてる筈の静かな夜。今はそんな平素の日常なんて自分の周りから綺麗さっぱりに消え去って―――― 周囲をぐるりと囲む邪気やら、瘴気やら、それ等を撒き散らさんと人の世を跋扈しようとする得体の知れない、モノ、共を 斬る、か 撃つ、か) !?――――、ッ!! ン、のッ! ――――ッッ! 遅い、ッ!!(考える暇もない。息つく暇はもっとない。こんな大立ち回り演じる顔なんて誰かに見せられるものでもないからと覆面代わりのマフラーがたまに邪魔に感じる時もある。風はないのに一人で大きく動き回って髪の先とマフラーの先をひらりふわり揺らしながら それよりも早く、速くに、右手に握った剣を振って、振って、振って ひとつ ふたつ みっつ……!!)   (2014/6/23 00:54:28)

七瀬恋子♀【主】(マズい、とも思う。そんな事を考える暇があったら左手に握った小さな銃の装填数を確認しておく方がもっと大事。視線を向ける先は前方、と――――さすがに後方までは向ける暇はないから自分の頬の横、肩越し後方に銃を向けて) (ぱんッ!と鳴った。良かった、まだ残弾が残ってた。――――これであと何発になったのかは考えない、けど) ――――ッ!? ――――、ッ、のッ!! 遅い、って…ばッ!(後方に対しては威嚇か牽制にしかなってないかもしれない。けれど一秒か二秒もたせれば充分だ、と、思う。口元覆わせたマフラー越しのいやな空気を一度だけ大きく吸って、数秒前に振り抜いた剣先の、その先 一点突破には心許無い隙間狙って―――― 爪先、きゅッ、と力を込めて一息に駆け出していく。) (――――それにしても何で私一人でこれだけの数を相手にしなきゃいけないのよっ!)   (2014/6/23 01:03:41)

七瀬恋子♀【主】(駆ける中でも自分の身体の方へと煙のように纏わりついてくる、目で見てもはっきりと分かる黒い影のような瘴気が 手の先から 足の先から 腕と脚とを這い上がって身体にまで纏わりついてくるのもはっきりと分かる――――) (分かる!けど!) ――――――ッ こ、ん のぉぉ――――!!(駆けて行く先で行く手を塞ぐように流れてくる前面の瘴気は特に濃い、から 右手側の脇に溜めた剣先 左小手側から 右上段 逆袈裟 一息 身体反転させて ――――ひゅんッ!と) (音も無く振り切った先 振り向き様にまた反転して―――― もう一太刀!)   (2014/6/23 01:15:02)

七瀬恋子♀【主】(がきん!と鳴る鈍い音。振り抜いた先でコンクリート片をいくらか飛ばしてしまったかもしれない。その感触が剣先から自分の手にまで届いてくれるよりも先に ざあ、と これは音も無く霧が晴れるように濃い瘴気が霧散していくのが目で見てとれる。黒く見えていた瘴気が消えた先にも広がるのは夜の闇。いつも通りの、どこにでもある夜の黒――――) ――――、ッ は、ぁぁ…っ なん、とか……って、ところ……?(手応えはなかったけれど、斬った。瘴気の先に在ったモノ。斬って、祓って、何とか生き延びて…… ぺたん、と今はへたり込む。地面の上に脚まで投げ出したこれもあまり人に見せられるような姿じゃあないけれど……今くらいは少し休ませて……)   (2014/6/23 01:29:59)

おしらせ七瀬恋子♀【主】さんが退室しました。  (2014/6/23 01:46:57)

おしらせ九条来瞳♀【主】さんが入室しました♪  (2014/6/23 20:54:53)

九条来瞳♀【主】【お邪魔します。今夜も少し待機ロールを回しつつ少し待機させてもらいます。設定は1~4どれでも構わないつもりですがこちらがやや特殊な設定にしておりますのでご了承いただけたら。】   (2014/6/23 20:55:36)

九条来瞳♀【主】(ぼんやり、ゆっくり、意識を覚醒させていく。まだはっきりとは聞こえないけれどベッドの側にあるカーテンの向こう、窓の向こうでは鳥が鳴いているのが微かに聞こえる。顔の下半分まで覆った毛布を除けて、顔を出して そこから瞼を開けずともうっすらと感じ取れる陽の光はきっと今の時間が朝のそれだと告げている――――のだと思う。はっきりした時間なんて自分にはどうにも確かめようもないのだけれど) ………… ん、っ おはよう。 雨は降ってないかしら。 今日は…… そう? 晴れているのね。(どんな色にデザインをしているか分からないカーテン越しにでも届いてくれる陽の光の所為? 今日の室温は昨日よりも僅かに暖かく感じられる様。まだはっきりと意識を覚醒させたわけじゃあないから本当の本当のところなんて自分には分からないけれど 外から微かに聞こえ続ける鳥の声で、そう、だと思う事にした。こんな独り言だってその外の鳥に向けたわけじゃあない、けれど)   (2014/6/23 21:01:40)

九条来瞳♀【主】(まだ、気怠い。目覚めた瞬間なんて何時もそう。他の皆もそうなのかどうかは分からない。こんな身体じゃあ他の誰かとお話できるなんてそう滅多にある事じゃあない、から) ………… …… 少し、早かったかしら。 ん…… ま、いいわよね。(誰かに対して向けたわけでもない独り言。案の定誰も答えるものはいない。だから今はまだベッドの上、毛布の中から動かない事にしておいた。どうせ自分の手をとってくれる、彼か、彼女か、それが来てくれるまでは満足にベッドから出る事もできないのだから―――― まだ閉じていた瞼をゆっくりと持ち上げはしてみても、やっぱり、淡い光のようなものが映るだけで他に何も見えはしない。こんな事も慣れているつもりだから…… いいわ。もう少し眠るか 寝たふりでもしておきましょう――――)   (2014/6/23 21:07:44)

九条来瞳♀【主】(もぞり、とベッドの上、毛布の中で寝返りを一つ。また瞼を閉じると眠ってしまいそうだからそのまま開けたままにしておくけれど ぼんやりと、自分一人しかいないであろうこの部屋で……何を、考えよう――――?) ………… ふ、ふふっ ま、これくらいじゃあ驚いてくれないわよね、きっと。(昨日あった事か 今日見た夢の話か それとも今日やりたい事か 彼か彼女か自分を起こしに来てくれたら何から話してやろうかと考えるだけの時間。他に何も出来る事がない時間の中であれこれと考えるだけで笑っちゃう。一人だとベッドから起き上がる事もできないけれどこうやってあれこれ考えているのも決して退屈じゃあないんだから だから、早く来てくれればいいのにな。)   (2014/6/23 21:23:09)

おしらせ未定♂【使】さんが入室しました♪  (2014/6/23 21:41:21)

未定♂【使】【こんばんは、お邪魔いたします。もし宜しければお相手お願いしたく。一応設定を話し合ってからの方が良いだろうかと思いまして未定で入室させていただきました。】   (2014/6/23 21:42:25)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、九条来瞳♀【主】さんが自動退室しました。  (2014/6/23 21:43:15)

おしらせ九条来瞳♀【主】さんが入室しました♪  (2014/6/23 21:43:42)

九条来瞳♀【主】【っと、こんばんは、初めまして。設定については、これ、といったものを特には考えておりませんでした。そちらの好きな設定なりがありましたらご遠慮なくどうぞなのです。】   (2014/6/23 21:45:04)

未定♂【使】【好きな設定、ですか。流れ的には待機の方に合わせようか、と思っていたのですが。なので、待機の方の流れに合わせてキャラの方を作らせていただきます。】   (2014/6/23 21:48:30)

九条来瞳♀【主】【一応こちらは目が見えない、というのが前提で あとは現代か洋風か和風かにもよりますが たぶん目が見えなくても生きていけてるのでそこそこいいところのお嬢様かな、と考えておりました。使い魔というかお相手様に関してはやりやすい形で構いませんが、こちらがこんな設定なので粗暴な方であると不貞寝しちゃうかな、というところでしょうか。】   (2014/6/23 21:51:14)

未定♂【使】【目が見えないとの事でしたらある程度世話焼きな感じの方がいいですかね。態度自体は我関せずみたいにしてる癖に、何かあると見兼ねて手を貸してしまうみたいな。】   (2014/6/23 21:53:02)

九条来瞳♀【主】【ええ、ただこちらが目が見えないくせに他に頼れる方もいないからあれこれと言ってくるような 放っておかれるのなら放っておかれても構わないのですが、それならそれでこちらも好きにやらせてもらったり、無茶に走ったり、でしょうか。あとはやってみないと何ともいえないところもあるかも、なのです。】   (2014/6/23 21:55:29)

未定♂【使】【そうですねぇ、ある程度なら好きにやってもらった方が話的にも進めやすそうですし、そういう方向性で行けるといいかな、と。ん、それではキャラで入室し直します故、暫しお待ちください。一度失礼します。】   (2014/6/23 21:56:59)

おしらせ未定♂【使】さんが退室しました。  (2014/6/23 21:57:16)

九条来瞳♀【主】【ええ、了解です。では私はベッドに戻りましょう。(もぞり)】   (2014/6/23 21:57:36)

おしらせ鐵♂【使】さんが入室しました♪  (2014/6/23 22:00:37)

鐵♂【使】【改めまして。鐵(くろがね)と申します。特に問題ありませんでしたら待機に続く形でロールの方書かせていただきます。】   (2014/6/23 22:01:30)

九条来瞳♀【主】【はい、お好きな様に続けてもらえたら。また途中に何かありましたらその辺りも遠慮なく、なのです。】   (2014/6/23 22:02:14)

鐵♂【使】【畏まりました。それではよろしくお願いいたします。】   (2014/6/23 22:02:34)

鐵♂【使】(カキン、と火打石が火花を散らした瞬間の様な音を自身の体内に聞いた気がした。静かに目を開きながら現状を整理する。自身の名、居場所、立場、そして主の事を。普段彼女が目を覚ますよりも早いようにも思える頃合、果たして起きているのかさえ疑問に思う所だが、自身の勘を信じて身体を起こす。微かに埃臭さのある屋根裏の物置より廊下へと飛び降りればすぐそこに彼女の部屋へと繋がる扉。3度、ノックをすると彼女の返事を待たずして扉を開ける。――――どうせ、起きている訳がないのだろうから。)……主。朝だぞ。(ベッドの中、身体を横たわらせたままの自身の主の元へと歩み寄り、普段の様に声を掛け。)   (2014/6/23 22:10:47)

九条来瞳♀【主】(――――さて、どうしてやろうか?とまずはそう思う。彼の声は確かに聞こえた。ノックだって聞こえた。考える間、返事をどうしようかと悩む間にもこちらの反応も待たずにドアを開けてくれる彼の動きに、思わず、もぞり、と身じろきの一つでも見せてしまったかもしれない、けど) …………、 (自分の感覚で30分ほどか、それとももっと、か 彼が此処に来るまでにそれだけ早く目を覚ましていたんだもの。30分以上も自分を一人にしておかれたそれがほんのほんの少し腹立たしい、から―――― じ、っと毛布の中で身じろき一つも見せないようにしておいた。意味なんてまったくないけれど。)   (2014/6/23 22:15:11)

鐵♂【使】(起きているだろう、そのような認識で入ったモノの当の本人は布団の中から出てくるどころか、身動ぎ一つする様子もない。何かの勘違いだったろうか、と思って少しして溜息一つ、布団の中で包まっている彼女の耳にも聞こえるような大きなのを。)――――やれやれ。蓑虫の類かと思ったが、どうやら獲物を前に息を潜めた獣だったか。だが甘い、如何に身を隠していようともその息遣いが獲物に気付かれては意味がなかろうに。……お早う、主殿。今朝は早かったのだな。(明らかに寝息とは違った息遣いにわざとらしく両肩竦め。彼女が身を隠すその布団を掴むと顔が臨める程度に払い。)   (2014/6/23 22:22:21)

九条来瞳♀【主】(ほとんど頭まですっぽりと毛布を被った状態 傍の彼に顔を向ける事もないまま、む、っとした。別にこれも、まぁいい、けど) あなたが遅いのよ。おかげで二度寝して夢の続きを見てしまうところだったじゃない。それともまた寝かせてくれるのならそれならそれで構わないんだけどね。(目が覚めたばかり、とは思えないくらいにはきはきと喋る。長い眠りの後でしばらくロクに口を動かしていなかったんだからこれくらい喋ってみせるのもきっといつもの事。彼が自分の身体を覆う毛布を除けてくる前にも、ごろん、と仰向けに身体を返して顔くらいは見せてあげるけれど まだ、目は瞑ったまま。これもいつも通り。開けて見せると今の表情くらいは分かりやすく見せてあげれるかもしれないけれど決して怒ってるわけじゃあない、って たぶんこれも言うまでもないんでしょうけど。)   (2014/6/23 22:28:04)

鐵♂【使】それは悪かった。だが早起きだって悪くはあるまい、何せ三文の得があるという。(どれ程前に目を覚ましたのだろうか、少なくとも彼女の口調からはとても寝起きのモノであるとは感じられなかった。きっと、その口を動かしたくて仕方がなかったのであろう、と思えば冗談交じりの小言を聞かされるのも悪くはない。自身が払い除けるよりも早く、ベッドの上を転がり顔を日の元に現した彼女の顔を見遣れば微かに微笑む。このような表情を浮かべている事も彼女の目には映る事がないのは分かっている。今、彼女には自身はどのような表情をしているように思われているのだろう。)   (2014/6/23 22:38:19)

九条来瞳♀【主】そ。猛省するといいのよ。その後にでもできれば三文分以上に味わい深い飲み物でも持ってきてくれると嬉しいんだけどね。(声と、息遣いのその微かな熱 目で見て確認する事なんてできないけれど彼の顔がどちらの方にあるかは分かっているつもり。まだ大きな枕の上に頭を置いたままで彼の方へと顔を向けてやりながら―――― あ、っと思った。) ……今、笑ってない? そんなに今日の寝癖は酷かった? 枕を変えるかそろそろ髪を切ってもらった方がいいのかしら…(本当のところはどうかは知らない。彼の表情に、自分の寝癖なんてのも見えないし、分からない。ただ、彼の口振りからして、そう、と思ったから 困った様な恥じらう様なそんな素振りなんて自分の顔の上に作ってあげるのも忘れて冗談めかして言ってあげながら そろそろ身体を起そうか、と、ベッドの縁か、傍のサイドテーブルか 手近にあるものに手を掛けて……上体から、毛布を、ぱさり。)   (2014/6/23 22:45:32)

鐵♂【使】全く、現金なお嬢様だ事だ。……いいだろう、詫びに茶でも淹れてやるとしよう。(盲目の彼女が一人、出来る事など片手の指で事足りる程であろう。それは酷く退屈だろうし、慣れる事もないだろう。寂しい思いをさせたという自責の念も少なからずあった故、彼女の我儘を聞き遂げてやることにした。)……気のせいだ。それに寝癖の度合いも普段通り、酷過ぎもしなければ全くない訳でもない。(長い付き合い故だろうか、微笑みを浮かべた事を表情を見る事なく察したらしい。一瞬、驚きの表情を浮かべるもすぐに普段通りのむっつりとした表情へと戻し。何処か恥ずかしがっているような表情や素振りは、彼女の心の現れなのだろう。上体を起こした彼女その傍に立つと少し跳ねのある彼女の長い髪にそっと触れて。)   (2014/6/23 22:55:26)

九条来瞳♀【主】そうね。今日は甘いのがいいわ。朝食の前、か…… ああ、いや、後でもいいんだけど。昨日入れたジャムが残っていたら今日も入れておいて?(彼の思いなんて自分に届くのは幾らばかり、か 数少ない楽しみの中にある数少ない選択肢をあれこれと迷ってみせる中 目が見えない分だけ自分の身体、それも頭部から顔へと迫ってくる気配には敏感に感じ取れて反応を返してあげられるつもり。別に、何も、しないけれど) ……ん? ふふ? あまり触らないでよ。 起きたばかりだからぺったんこになってるんじゃない?(本当のところは異性に見せられる程でもない髪になっているかもしれない。それがぼさぼさなのか、ぺったんこなのか、今がどうなってしまっているのかは分からない。誰かに付きっ切りになってもらって1時間でも2時間でも飽きるまで手を加えられそうな程の長い髪は彼の手のひらに、ふわ、ふわ、と 悪意あるものではない、と分かっているから 信じておいててあげるから 髪くらいだったら幾らでも好きに触れさせてあげる。――――しつこいと恥ずかしい、けど。)   (2014/6/23 23:02:39)

鐵♂【使】承知した。ジャムは……ああ、まだ残っていたな。心得た。(こんなに彼女の我儘を聞いてやるというのも随分久々に思う。彼女の使い魔としてこの世界に受肉し、そう経っていない頃合いはどうしてやればいいか分からず、兎に角彼女の言葉を鵜呑みにしていた記憶。それももうどれだけ前の事だったか。)……すまない。しかし、随分と伸びてしまったモノだな。これだけ伸びてしまっては少し重かろう、主殿が良しとするならば私が少し整えても良いのだが。(出会った頃に比べ、随分と伸び放題になってしまった彼女の髪、掌に掬うそれは黒く美しく。どれだけでも見て、触っていても飽きないだろうそれを指先で梳くように触れながら、そんな問いかけを。無論、髪は女性の命ともいい、そのようなモノを安易に彼女が託すとは思ってもいないのだけれども。)   (2014/6/23 23:13:14)

九条来瞳♀【主】そ。お願い。(――――あとは、今日の朝食は何をリクエストしようかしら?それとももう作ってきているのかしら? 今の時刻が何時なのか?そんな概念はいつから失くしてしまったかも忘れたけれど そんな暢気な事でも考えてさせてもらえる時間もあっという間。続けて彼が言ってくる言葉に思わず笑ってしまいそうになったから) ……あなたが? ふぅん? ふぅん…… あなたが、ねえ? ふぅん…… ふふ?(正確な彼との距離感が分からない。だから、手探り。今、彼が自分の髪に触れているのはどの辺り、か ゆらり、ゆらりと手を振る様に ぺたり、ぺたりと彼の腕を叩く様に 腕を伝って、手まで届かせて 一般的な成人男性の手なんて触れた事もないけれど 少なくとも自分よりも、髪梳きの侍女よりも長く太そうな指先を、ぺたり、ぺたり 触って探って確かめて――――) 無理、じゃない?(なんて、くすり)   (2014/6/23 23:19:36)

鐵♂【使】朝食は……そうだな、五分程で出来る。今から用意するか?それとも……。(準備自体はそれ程時間を要さない。何せ湯は常に出る、火はボタン一つで着火出来たりと手間が一切掛からないのだから。今思えば随分この時代に馴染んでしまったモノである。服装ばかりは作務衣以外は頑なに着ようとしないのだけれども。)何だ、随分と愉快そうではないか。これでも自分の髪くらいは自分で切り揃えているんだぞ。(彼女の手が、自身の手を探り当てるように空を切り、時折腕に触れて、そして手まで伝い。自身の物より細く、白く、小さな手。少し、力を加えるだけで手折れてしまいそうなそれを軽く握ってやり。)どうやら主殿の御眼鏡には適わなかったか。ま、仕方あるまい。(何処か、小ばかにしているようにも取れる小さな笑い。此方もフッ、と鼻で笑って返し。)   (2014/6/23 23:28:32)

九条来瞳♀【主】ん、任せるわ。あなたがお腹が減ってるのなら今すぐにでも構わないけどね。(自分のお腹はそれ程でもない、と、思う。それよりも喉と唇の方が気になるくらい。目が覚めて30分程で、それも話し相手になってくれるのが彼であればすぐに唇もぱりぱりになってしまいそう。まだ何の手も加えていない髪も、顔も、本来なら異性の殿方の前に出せるものでもないかもしれないけれど 目が見えないとそんな恥じらいなんてあってもしょうがないんだもの。) ふぅん? 切ってくれるいい人はいないの? あなたも大変ね? ふふ ふふふっ(彼が自分にしたよりも自分の手はもっと無造作。今触れていた手の位置、腕の位置 肩の位置から首筋辺りから察するに……この辺り、かしら?とやや無遠慮に ぺた、ぺた なで、なで 自分の手のひらにさらさらとした触感はあるけれど 確かに自分よりもやや硬そうな髪の感触はあるけれど 正確にどの辺りを触れているかなんてのは知らない。知らないけど触り返しちゃう。)   (2014/6/23 23:35:46)

鐵♂【使】私は大丈夫さ。だが、主殿は先に喉を潤すべきかもしれないな。先に茶を用意しよう。(声色に感じるほんの僅かな擦れ、と、唇の乾き具合。考えてみれば当然の事であった。まだ、自身が夢心地なままなのだろうか。ならば彼女の我儘をこうして聞き入れている事にも納得が行く。が、こうして彼女に触れている感覚そのものは間違いなく現実のモノ。ならば、用意するのが先決であろうと腰をあげようと。)何を言うかと思えば。別に何か拘りがある訳でもなし、それに他人に任せるというのはどうにも気が許せなくて…………なんだ、主殿。(腕から手まで這ってきた彼女の手が、今度は上に登り腕へ、肩へ、そして額、髪へ。他人に触れられるという感覚の珍しさに一瞬目を見開くも、それを愉しんでいるのだと理解すれば上げようとした腰はそのままに、暫く彼女の気が赴くままに触れさせてみようか。)   (2014/6/23 23:45:16)

九条来瞳♀【主】そうね、お願い。ジャムも一緒に持ってくるか…… いや、先に入れててもいいかもしれないし あなたにお任せしちゃおうかな。(なんてあれこれと言うけれど実のところは何も考えてないだけなんだけど。こうして喋ってあげるのも今はついで。彼からしてみたら何が楽しいのかぺたぺたと頭の辺り(?)を少しの間だけ好きに触らせてもらって―――― 飽きたわけじゃあないけれどこれで一先ずは手を離してあげる。気が向いた時にまた傍に彼の頭があったらその時にきっと今の続き。) お堅いのね、あなたは。ま、いいわ。 ああ、ついでに今日の着替えも持ってきて?(改めて毛布を除けながら、さらり、と言う。普段自分が何を着ているか 着せられているか それもよくは分かっていない。今着ているものだって生地が薄めだけれど肌触りはさらさらとしていて手首から足首辺りまで丈が長い、という事くらいしか分からない。細い身体、上体をベッドの上で起こして幾つか伸びを打ちながら…… 今日の寝間着のデザインはどんなものだったかしら?一人で脱げるか、着替えられるか 自分の胸元辺りをぺたぺた、造りをくらいは確認しておこうかしら――――)   (2014/6/23 23:55:12)

鐵♂【使】ああ、分かった。せいぜい三分程で戻るだろう、それまで大人しくしておくんだぞ。(間違っても、妙な企みを思い起こして、肝が冷えるような事をしないように。彼女の前から離れる時には約束事のように必ず口にする言葉を、何時もの様に口にして。もう、十分触り終えたのかそれとも茶の準備をしようとするのを理解し、解放してくれたのか。手が離れた事を確かめると立ち上がり。)長い付き合いの君なら分かっていただろう、私はそういう奴だ。……お茶に着替えか、やれやれ着替えに茶が掛からぬよう気を付けるとしよう。(人使いが荒い、なんて事は思わないけど何処か愚痴っぽく茶化すような言葉を口にしながら背を向けて、再び微笑み浮かべ。彼女が一人きりの時間を極力作らぬよう、今は急いで茶の準備をすべく台所へと向かうのだった。)   (2014/6/24 00:04:23)

鐵♂【使】【と、申し訳ありません。タイムリミット故、これにて失礼させて頂きます。また機会がありましたらお相手していただきたく。今度は、昨日回されていたようなシチュでも遊んでみたいですね、と。】   (2014/6/24 00:05:39)

九条来瞳♀【主】3分ね? いいわ。(それだけ短く言ってあげてから、あとは、無言。心の中で、いーち、にーい、なんてしっかり数えておいててあげる。彼が準備に傍を離れたらすぐにそれにも飽きてしまうか、それともきっちり数えててあげるか―――― 戻って来た時の彼の言葉でも聞いて嘘吐いてあげるかどうか決めようかな?)   (2014/6/24 00:06:55)

九条来瞳♀【主】【ええ、了解です。こんな子でしたがお付き合いありがとうございました。また機会ありましたらこの子か、昨日の子か、また別の子かでもお付き合い頂けると嬉しいのです。】   (2014/6/24 00:07:42)

鐵♂【使】【もしもこんな奴で楽しんでいただけたのならば幸いです。またお見かけしましたらお邪魔させていただきますね。それでは失礼します、お疲れ様でした。おやすみなさいませ、良い夢を。】   (2014/6/24 00:08:50)

おしらせ鐵♂【使】さんが退室しました。  (2014/6/24 00:08:53)

おしらせ九条来瞳♀【主】さんが退室しました。  (2014/6/24 00:09:04)

おしらせヴィスタ♂【使】さんが入室しました♪  (2014/7/7 01:46:17)

ヴィスタ♂【使】(剥き出しになったコードから火花が散った。ヴィスタは黒色のテーラードジャケットの内ポケットから煙草を取り出した。人間界に来て、煙草を覚えたけれど、いかんせん中々手に入らない。)——ちっくしょ、あと一本かよ。(煙草を咥え、空き箱を握りつぶす。右手人差し指を煙草の先に向け、魔力を炎に変える——火がついた煙草、紫煙が肺を冒す。また、コードから火花が散る。主電源は落ちていないようで、あたりからもばちばちと音が聞こえている。後から着いてくる算段になっている自分の主の安全を考えると、主電源を落とした方がいいのかしら、とも考えたけれど、大きく息を吸い込んで、肺を煙で満たすと、どうでもよくなってしまった)   (2014/7/7 01:52:04)

ヴィスタ♂【使】【現代、元・歓楽街の廃墟でお話でも、と考えています。もちろん、何か希望がございましたら、対応しますし、ロルも回し直します。ROMさん、是非。】   (2014/7/7 01:53:12)

ヴィスタ♂【使】【ううん、今日は駄目かなあ?もうちょっと待って駄目なら、今日は退散です。】   (2014/7/7 02:00:26)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ヴィスタ♂【使】さんが自動退室しました。  (2014/7/7 02:21:26)

おしらせ神谷睦♂【主】さんが入室しました♪  (2014/7/12 21:57:38)

おしらせティセリア♀【使】さんが入室しました♪  (2014/7/12 21:58:10)

神谷睦♂【主】【こんばんは、お待ちしておりました。それでは書き始めますので暫しお待ちを。】   (2014/7/12 21:58:39)

ティセリア♀【使】【こんばんはです。よろしくお願いします。書き出しお待ちしてますね。】   (2014/7/12 21:59:18)

神谷睦♂【主】(月が地上を明るく照らす夜。――――例えば、そんな夜中に公園で大の大人二人がケンカなどしていれば通りすがりの人が気付き、お巡りさんのお世話になるなんて事は良い歳した人間なら誰だって分かり切った事だと思う。ましてや、そのケンカが殴り合いだとかならともかく、電撃を放ったりだとか、炎の壁が迫り出したりと有り得ない光景だったら――――?)とりあえず人避けの結界は施せたよ。……けど、本当に全力出してもいいの?別にティセリアに勝てるとは思ってるわけじゃなくってさ……。(しかし、自身が習得した人避けの魔術を用いた結界のお陰で、目の前に明らかに不自然な服装をした女性――ティセリアがいたとしても、誰一人として気が付く人は"いない"のだ。腰を低く落として構えを取りながら、これまでの訓練の中で彼女が見せた隙と思わしき一瞬を思いだし、如何にそれを狙うかを考える。この勝負、負けた方がこの先3ヵ月の洗濯当番が待ち受けている以上は負けるに負けられないのだ。)   (2014/7/12 22:09:18)

ティセリア♀【使】(この世界に召還されてから大分時が流れた。そして召還された時から召還者を自分に相応しい主にする為の訓練のようなものを日々続けていて、今日、夜の公園まで二人そろって出向いたのもその成果を見るためというのが大きい。人避けの結界を施したと彼が言えば念のためその程度を確認。強い力を加えれば綻びが出来、そこから結界が解けてしまう事もあるだろうけど、よほどの力を加えない限りこの結界が破れることは早々ないだろう。その出来に成長の兆しが見えれば、背を向けている主に悟られないように少し満足げに頷いてみてから…)それよりも良いのか?この勝負、明らかにお主のほうが不利な条件だぞ?(振り返りそう問いかける頃には表情はいつも通りのもの。そして、折角やるなら何か賭けないかという話になり、そういうものがあればより力を引き出せるかもしれないと思えば承諾したものの、止めるなら今のうちだぞ?と言うように、改めて条件の確認をしてみた。)   (2014/7/12 22:20:12)

神谷睦♂【主】(結界は起点となっている自身の魔力を込めてある石が壊されるか、内外からの強い干渉を受けない限りは壊れる事はないだろう。術で言えば初歩的なモノとはいえ、こうして自身が魔術を使いこなせているという自覚を持つと多少の自信には繋がる。そして、今夜ここで彼女に一撃でも入れる事が出来たならばその自信も更に強くなる事だろう。)分かってる。……正直、洗濯当番だけじゃ不服だったんだ。けど、ティセリアがそういうなら……。(両肩竦めて大きく溜息、いくらなんでも代償に対する条件が釣り合わなさ過ぎているとは感じていた。何より、ここまで彼女には訓練と称した命がけのいじめみたいな事をされてきた分、募りに募った思いがある。眉尻の下がった力ない表情から口端釣り上げ楽しげな表情を浮かべ。)だから――――俺が勝ったら、これからはちゃんと俺の言う事を聞いて貰うからな!(その言葉と同時に、腕を横薙ぎに振るう。と、同時に彼女へと向けて一直線に奔る一筋の電撃。)   (2014/7/12 22:32:06)

ティセリア♀【使】(負けた時の事を恐れて条件を緩めたりするようであれば、最初から相手をするつもりなどはなかったのだけど、どうやらそこは覚悟を決めているらしい。それならば、過剰になりすぎるのはよくないけど、多少の自信を持つ事は大事だったりもするから。条件次第ではわざと攻撃を当てさせてもよいかな…等と考えもしたのだけど新しい条件を聞けばそんな気なんてまったくなくなるから…)よかろう。もし一発でも当てる事が出来たのなら、お主をマスターと認め敬意を払おうではないか。(条件を上乗せすると同時に不意打ちするように攻撃行動に移った彼に対して、不敵な笑みを浮かべながら答えれば、右の手を前に突き出しその攻撃を掌で受け止めるようにかき消して…)正面からの直線的な攻撃なんて…相手が私じゃなくても当たるとは思うてないよな?(戦闘指導をしているのか、挑発しているのか、どちらにも取れそうな言葉を投げかけてから相手の出方を伺ってみた。)   (2014/7/12 22:47:00)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、神谷睦♂【主】さんが自動退室しました。  (2014/7/12 22:52:16)

おしらせ神谷睦♂【主】さんが入室しました♪  (2014/7/12 22:52:24)

神谷睦♂【主】(最初から効果は期待していなかった牽制の一撃、当然ながら彼女は避ける素振りも見せることなくこちらの雷撃を"かき消して"しまった。少なくとも、自身の全力の一撃を放ったとしても彼女からしてみれば避ける必要もないのだろう。故に、威力を重視する必要性は無く彼女にかき消されない様な攻撃をする必要性がある。)是非とも頼む。というか、そもそも俺だって家事手伝いしてくれる使い魔が欲しかったってのにさー!!(とはいえ、やはりこういう機会でなければ日頃の恨みを晴らす事は出来ない。自身と彼女の間にある距離、数字にして凡そ50mを駆けて行きあと数歩で彼女と接触するその寸前で姿勢を低く落とし、足元を掬うように回し蹴りを放ち。)勿論。さっきのはちょっとした調整みたいなもんさっ!(回し蹴りを放ったその傍ら、恐らく避けるであろう先へ再び雷撃を放とうと掌に魔力を溜めて。)   (2014/7/12 22:56:22)

ティセリア♀【使】(元々向き合った状態から始めたからこの場合は当てはまらないけど、直線的な攻撃は相手に自分の位置を教えるようなものでもあるから。相手も遠距離攻撃が出来るようなら反撃される恐れもあれば、やるなら一撃で仕留める、もしくはすぐに別の行動に移るのが基本。日頃の鬱憤を晴らすような叫びはとりあえず無視するとしても、最初から防がれるのを見越しての行動は合格点。そして、魔法じゃなくても一発は一発だといわんばかりに一気に接近してきて、そのまま脚払いを仕掛けてくるのを見れば、それを軽く飛んでかわしながらも、彼が拳に再び魔力をこめているのをみれば、この脚払いも囮だという事には気がつくから。少しは考えてるなと思いながらも…)それで…、私の勝利条件はどうすればよいのだったかな?(そのまま雷撃を放たれても、先ほどのようにかき消す事は可能だろうけど、そう問いかけてみた。)   (2014/7/12 23:13:14)

神谷睦♂【主】(回し蹴りは当然ながら本命ではなく、彼女が物理的攻撃に対してどのような反応を見せるかを確かめる為の物。少なくとも彼女自身であれば受け止める事も容易な技。しかし予想は的中、こちらの回し蹴りを彼女は回避行動に出た。ならば基本的に彼女の行動パターンとしては魔術攻撃は消滅させ、物理攻撃は回避すると見た。ならば、物理攻撃と魔術攻撃をうまく連携させなければならない。)とりあえず、30分間俺の攻撃をまともに食らわなければティセの勝ちでいいよ。……出来るならば、反撃は勘弁願いたいかな。(掌に込めた魔力、それを握り締めるように拳を固く握ると彼女の頭部へ向けて振りかぶる。しかしその拳は当てることなく彼女の目前で通り過ぎるような軌道を描き、動きを止め。)全力出せって事だから……卑怯だとか、言わないでよ!?(そう口にしながら顔を拳とは反対方向へ、そして拳を開いた次の瞬間極限まで圧縮した魔力を解放し、彼女の目前で稲光を発生させその眩い光をもって彼女の視覚を奪おうと。)   (2014/7/12 23:25:49)

ティセリア♀【使】30分…、長いな…20分…いや15分くらいにしておけ。(此方の勝利条件についての説明があれば、それは長すぎると思った。それは何も相手をするのが面倒だからと言う理由ではなく、この調子で魔術を行使し続ければ、それくらいで彼の魔力が切れるだろうと見越してのこと。魔力が切れても物理攻撃は可能だろうけど、一応これは日頃の”魔術”訓練の成果を見るものなのだ。それが使えなくなればその先の訓練に意味はないから…)   (2014/7/12 23:43:37)

ティセリア♀【使】もとより反撃するつもりなどない。だから、思い切りかかってくるがよい。(模擬戦の時間を半分に減らした事を否定はさせないかわりに、その分短時間で全力を見せてみよと伝えた。そんな言葉を交わしながらも、体の動きは止めていなければ、脚払いを交わされた彼の次の手がまっているから。魔力を込めたその拳。そのまま先ほどと同じような雷撃を放ってくるのかと思えば、その手で殴りかかるようにしてくる。脚が届かない距離であれば、それは殆ど避ける必要もなく目の前を通り過ぎるのだけど、その瞬間魔力が弾けその手を中心に夜の公園が昼間のように明るく照らされる。そんな眩い光を目の前で直視してしまえばさすがに目が眩むから…)くっ…(少したじろぐし目だって閉じてしまって。)   (2014/7/12 23:43:43)

神谷睦♂【主】随分と優しいじゃないかティセリア。これは明日は雪でも振るんじゃないかな。(随分甘く見られている、と思う反面今の魔力消費量で行けば30分と持たないのは明確。あくまで魔術による攻撃をまともに食らわせる事が今回の条件であって、物理攻撃は魔術攻撃に繋げるための手段でしかない。――――それだけ自身の持する魔力量が少なく、且つ燃費が悪いという事を指摘されているのも同然なのだ。有難くはあっても同時に悔しくもあった。)   (2014/7/13 00:01:17)

神谷睦♂【主】 っよし――!(二段階構えのフェイント、そして少し多い目に消費する羽目になった魔力は無駄にならなかったらしい。目を背けていた筈の自分でさえ少し視界に違和感を感じているようなこの状況、彼女からしてもさぞかし眩しかったのであろう。手の中で発した稲光が持つ熱量が未だ掌に異様な熱さを残しているのを感じながらもう片方の手で彼女の両手首を掴みにかかり、そして地面へ押し倒す。これならば彼女がこちらを押し退ける事をしない限りは彼女に必殺の一撃を与える事も出来るだろう。先程の様に手でかき消すなんて真似をされない以上、彼女も魔術攻撃をキャンセリングする術を持たない筈。)――――悪いなティセリア、チェックメイトだ。(再び掌に自身の持つ残る魔力の殆どを集め。その掌を彼女の胸元へ振り下ろすと同時に雷のような雷撃が奔った。)   (2014/7/13 00:01:35)

ティセリア♀【使】優しさではなく、お主のレベルに合わせてるだけだがな…(魔法が一般に浸透していない世界であれば、それが妥当だというように答えていく。構造的に魔法を行使しづらいこの世界において、たてつづけにこれだけの魔法を使えるようになっていれば十分な進歩といえるだろう。フェイントを混ぜた目晦ましだって、今出来る範囲でどうすれば勝てるかと彼なりに考えた結果なのだろうし、眩しさに目がくらんだ此方をみて、よしっ!なんて言うのが聞こえれば、目を閉じながらも口元だけはその成長にニヤリを笑みを浮かべていた。そのまま目が見えない相手を攻撃をすれば、大抵の相手になら勝てるだろうし、彼の魔力だってもう1・2撃くらいなら致命傷を与えられるほどのものが放てるはず。なら、後はこのまま彼が相手をどう仕留めようとするのか、それを見届ければいいだけ。このまま目が眩んだ”振り”をすれば、当然此方は目が見えないと思って両手首を掴んでくる彼。そのまま地面に押し倒そうとするなら、それをそのまま受け入れよう。ただし…)   (2014/7/13 00:21:41)

ティセリア♀【使】なにがチェックメイトだって…?(みすみす攻撃をくらってやるつもりなどはさらさらなければ、胸元へと打ち下ろされるその攻撃を、今度はかき消すのではなく”弾いて”防いで見せながらそういうし…)倒すのが目的なら、押し倒すなんて事はせずに、そこでトドメの一撃を与えるべきだったな。(目晦ましの効果も薄れてきていれば、目を開きながら先ほどの行動を採点するようにそう言ってみせた。同時に、今攻撃を弾いたのと同系列の魔術を行使して彼と自分の体を浮き上がらせれば、そのまま二人とも脚から地面に着地できるように制御して。)   (2014/7/13 00:21:50)

神谷睦♂【主】(身動きは封じた。防御する手段を奪った。こんな所で慢心してしまっても良いのだろうか、と以前までの自分ならば思っていたであろう。しかし、こうして今現在彼女に対してマウントポジションを取れているという事自体が奇跡に等しいのだから。とはいえ、これでは勝利条件を満たしていない。だから今、彼女の胸元へ最後の一撃を食らわせた――――筈だった。)え――――?(自身の視界に映ったのはあまりに不可解な現象。自身の放った雷撃が彼女の胸元に突き刺さるその直前、まるでそこに壁があるかのように"弾かれ"消え失せてしまった。自身が術を放ったという事実は間違いなく、現に魔力残量は残り僅か。先程のような一撃を放つ事は出来ないだろう。)   (2014/7/13 00:41:04)

神谷睦♂【主】……はぁ、まだまだ生温いって事か。確かにそうだ、倒すのなら目が眩んだ隙に仕留めれば済む話だった。けど――。(自身の取った行動は即座に命を奪いに掛かるような行為ではなく、行動を制限して相手に降伏を求めるような行為であった。彼女の視覚が漸く元に戻ったのか、次第に開かれて行く彼女の碧い眼を、何処か不満げに見詰めながらも溜息を吐いて。)……ねぇ、ティセリア。トドメの一撃って言ったけどさ。俺のこの魔術じゃ、とてもじゃないけど無理だと思う。それこそ、もうワンランク上じゃないと。さっきみたいに弾かれるようなのじゃ、無理だよ。(彼女の魔術によるものか、地面の上にゆっくりと着地するも、慣れない魔術行使による疲労が色濃くその場に座り込んで。彼女に告げた言葉の意味、それは更なる力を求めるモノ。)   (2014/7/13 00:41:14)

ティセリア♀【使】(決まると思っていたであろう攻撃が弾かれたのだから、彼の表情は信じられないとか…そんな感じのものに見える。こんな事が出来るとは思わなかった、という事なのだろうけど…)相手がどんな手を隠し持ってるかわからないのだから、最期まで油断してはいけないという、良い教訓になったであろう?(跳ね返すという攻撃は、相手に当たってしまえば反撃っぽくなってしまうかもしれないけど、それを言い出される前に教訓と言う事で綺麗に纏めようとしていく。そして続けざまに質問のようなものがあれば…)まぁ…、情報を聞き出すとか、生け捕るとか…、倒す事が目的じゃない場合もあるから、必ずしもそれが正しいというわけではないがな…(その質問に答える前に、先ほどの採点結果に付け加えるような事を言った後に…)   (2014/7/13 00:56:22)

ティセリア♀【使】確かに…、今のお主の魔術じゃ必殺の一撃…というものは放てないであろうな…(彼がそれを行使できない理由は、今は色々あるのだけどそれを説明するのはきっと長くなるから…)それは今度じっくり話してやるとしよう。この先どうしていくかはその時考えればよかろう。(この平和な世界でそれほど強力な魔術を使えるようになる必要があるとは思えないけど、そう返事をして。)   (2014/7/13 00:56:28)

神谷睦♂【主】まあ、そうだね。正直最後は油断してたと思う。……いい勉強になったよ。(それでも勝ちを確信した瞬間に起きた出来事故に、がっかりしてしまっている事も否めない。漸く、彼女が自身を主としてまともに認めてくれるチャンスだったというのに。不満であることを隠し切れず、眉を顰めた表情で彼女の顔を見上げるようにして。)……そりゃあ、俺だって変な化け物に襲われたりしたら必死で倒すと思う。けど、やっぱりその……なんでもない。(ティセリアの様に、相手が人型だったからなんて言えば甘いと叱られるだろうか。そうなる前に言葉をそこで切って落とす事にした。)   (2014/7/13 01:06:20)

神谷睦♂【主】理由はあと、か……分かった。けど説教みたいになるのは出来れば勘弁か、な――――。(何にせよ、これで訓練は終わりだろう。早く人避けの結界の基点を除去し、自分たちの部屋へ帰ってしまおう。そう思い、立ち上がった途端訪れる極度の疲労感。目晦ましに使用したあの使用方法が思った以上に負担だったのかもしれない。立ち上がるもふらり、と覚束無い足取りは頼りを求めようとティセリアの方へ向かい、そして彼女に凭れかかる様に倒れ。)……ごめん。家まで運んでもらえないかな。   (2014/7/13 01:06:31)

ティセリア♀【使】それでもまぁ…、良くやったと思うし成果は出てきているのだから、そこまでガッカリする事はないぞ?(最後は油断してたと正直に伝える彼。あと少しで勝てたかも…という所からの逆転であれば、がっかりしてしまうのも仕方ない事だと思うから。励ますようなそんな言葉をかけるし…)…ん?そうか…、まぁ成果は見れたことで、約束の3ヶ月と言うのは1ヶ月にまけてやらんこともない。(何か言いかけた様子を気にかけはしつつ追求はせず、頑張った成果と言う事で賭けの代償も譲歩案をだしてみた。そして訓練が終われば人払いの結界の解除。それを手伝いながらも…)そんな説教などするつもりはない。まぁ…講義のようなものとなればちょっと退屈かもしれんがな…(彼の言葉に答えていく。結界の解除が終われば何時までも公園にいる必要はないから。後は帰るだけという事になるのだけど、突然凭れ掛かられ、家まで運んでなんて言われれば…)   (2014/7/13 01:19:39)

ティセリア♀【使】なっ…、この程度でへばったというのか…情けない。やっぱり譲歩はなしじゃ!約束どおり3ヶ月洗濯当番してもらうからな!(少し厳しくそう言い放つ。しかし、今日は頑張ったと思ってはいれば、そんな厳しい事を言いながらも彼の身体を受け止めれば…)今日だけのサービスと言う事にしておこう。(夜であればこのまま空を飛んでも気付かれる事は少ないだろうから。先ほど行使したのと同じ術式で彼を抱えたまま宙へ浮き上がれば、いつぞやのようにアパートの窓まで飛んで帰っていくのでした。)〆   (2014/7/13 01:19:45)

2014年05月27日 22時07分 ~ 2014年07月13日 01時19分 の過去ログ
【F系】使い魔と主。
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