チャット ルブル

「*waxflower*」の過去ログ

現在のルーム
過去ログ一覧
タグ なりきり  ロル練習  呟き  喫茶


2014年11月11日 04時24分 ~ 2015年02月14日 01時04分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

相原(カップに濃いブラックのコーヒーを入れると、ふぅ……と一息ついた。何かをしている最中というのは、どうも気が散って仕方ない。リラックスしようとしても、心のどこかにそれが引っ掛かっていて、落ち着き無くその結果を待っていたりするものだ。コーヒーを淹れるという気持ちを休めるための行為でさえ、そういった気がかりの一つになってしまうのは、きっと自分の神経質なところなのかもしれない)いけないな、これは……。もっと気楽に生きていければいいんだけど。どうも余計などうでもいい事に気を取られてしまうんだな……。(自嘲気味に呟き、熱いコーヒーを啜る。軽く火傷をしてしまい、僅かに顔をしかめて。ピリピリと引きつるように感覚を失った舌先は、何かの罰にも思えた。ふと、店の片隅に置かれた白い陶器に目が引かれる。その器には水が張られていて、その表面は鏡のように静かでさざ波一つ無い。まるで空中に浮き上がっているように、二枚の花弁が水面の上に静止している。その周囲は、まるで時が止まったかのような空間に思えた)   (2014/11/11 04:24:44)

相原うん……。(一人でいる時は、色々とくだらない事に思いを巡らせてしまう。誰かが傍にいるのなら、きっとそれどころではなく、その人と関係を取る事に集中できるだろう。例え世話を焼く相手でも、議論をする相手でもいい。そういった人にいつも支えられているんだという事を、改めて認識させられる。鏡のように静謐な水面は、そういった自分の隠れた部分を映し出しているようだった。余計な考えを振り払うようにかぶりを振ると、温くなったコーヒーを飲み干して)そろそろ行こうか。ご馳走様……。(妙にナーバスな気分を引き摺ったまま、使った食器を洗って片付けていく。勝手に一人でシリアスになっているというのはいかにも滑稽で、自分の偏屈さを表しているようで。自嘲の笑みを浮かべながら、お代をカウンターの上に置く。開き直ってしまえば、少しだけ肩の力が抜けたようだ。掛けてあったコートを引っつかみ、扉を開けて表に出る。頬を切るような冷たい風が、かえって今は心地いい。白み始めた空を仰いで、大きく伸びをして。新しい一日が始まろうとしていた)   (2014/11/11 04:34:12)

おしらせ相原さんが退室しました。  (2014/11/11 04:34:26)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2014/11/13 04:14:35)

千夏また落ちたみたいなのでこちらに...   (2014/11/13 04:15:12)

千夏いい加減寝ろと言われてるのかも...そんな気がw   (2014/11/13 04:17:50)

おしらせ相原さんが入室しました♪  (2014/11/13 04:20:31)

相原お邪魔します。サーバが落ちたんでしょうか。   (2014/11/13 04:23:16)

千夏あ、すみません。どうやらそうみたいですね。弾かれただけかと思ったんですけど(汗)   (2014/11/13 04:25:41)

相原ついてないですね。仕方ないですし、今夜は寝ましょうか。   (2014/11/13 04:26:41)

千夏そうですね。またゆるゆるとお相手して頂けると嬉しいです。   (2014/11/13 04:28:33)

相原ええ、またゆるゆると。機会があれば是非、宜しくお願いします。それでは名残惜しいのですが、お暇させて頂きますね。おやすみなさい。   (2014/11/13 04:30:11)

おしらせ相原さんが退室しました。  (2014/11/13 04:30:16)

千夏はい。またいずれ。ありがとうございました。おやすみなさい~   (2014/11/13 04:31:21)

おしらせ千夏さんが退室しました。  (2014/11/13 04:31:31)

おしらせ相原さんが入室しました♪  (2014/11/22 04:53:06)

相原こんばんは……。(喫茶店の扉を開けると、返事を期待しない挨拶を口にする。薄手のマフラーを首から解き、ふう……と一息ついて。コートを脱いでハンガーにかけると、やや肌寒く感じる。エアコンの暖房を入れると、静かに流れ始める温風)ここに来るのも、なんだか久しぶりだな。すっかりご無沙汰になってしまっていた。おや……。(カウンターの上に置かれたままのお金は、いつか自分が来た時のままになっていた。随分と店主はここを留守にしているようだ。少し心配な気持ちも湧き上がってくるが、なに、いつもの事だ。またそのうち、変わらぬ笑顔を見せてくれる事だろう。シンクで布巾を絞ると、椅子やカウンター、テーブルを順に拭いていく。軽めの掃除を終えると手をパンパンと叩いて、どこかすっきりした表情で微笑を浮かべ)こんなもんかな……。(満足気な表情のまま、カウンターを回り込んでコーヒーの準備に取り掛かる)   (2014/11/22 05:02:58)

相原(カウンター席に座り、すっかり気を許した様に頬杖を突いた。香り立つ湯気を上らせて、ゆっくりと水滴を落としていくコーヒーメーカー。すっかり見慣れたその礼儀正しいとも言えそうな動きを、ぼんやりと眺めて)なんだか本当に久しぶりな気がする。忙しかったし……ずっと気を張ってたような。もう、すぐに十二月になるのか。今年もあっという間だったなぁ……。(ふぁ……と大きく欠伸をひとつ。この店に来るようになったのは、いつからだっただろうか。今年の……確か、梅雨に入る前だったように思う。その頃から今まで、ずっと変わらずにここにあって、自分に安らげる場所を提供してくれている。細められたまぶたの視界には、おぼろげな思い出の数々が去来する。懐かしいような、落ち着くような……そんな記憶に身を委ねるのも心地いいものだった)   (2014/11/22 05:18:02)

相原……んっ。(かくんと首が落ち、眠りに落ちていた事を知る。慌てて上体を起こすと、きょろきょろと辺りを見渡して。落ち着いた雰囲気の店内は、いつもと変わらずに静けさを保ったままだった。夢心地から現実に引き戻され、胸の奥に僅かな寂しさが生まれている。とっくに出来上がっていたコーヒーをカップに注ぎ入れながら、小さく息を吐いた)本日もつつがなく……うん、何も問題ない。毎日が平和ならそれでいい。特別な何かを期待するっていうのは、きっと贅沢なんだろうな。(熱いコーヒーで冷えた指先を温める。じんじんと熱が伝わってきて、やがて心も解されていくようで。頃合を見て口を付けると、馴染み深い苦味に小さく頷く。このコーヒーが飲めるだけでもありがたいし、自分にとってはきっと特別な事なんだろう。ありふれた、当たり前のものにしてしまっては申し訳ないように思う)   (2014/11/22 05:32:39)

相原さて……そろそろ行こうか。(飲み終えたコーヒーを片付け、カウンターの上に今日の分の代金を足しておく。エアコンを消してから、てきぱきとコートを羽織り、マフラーを巻き、店の扉を開けて。外の空気はしんと冷たく、まだまだ暗い夜の様相を呈している。コートのポケットに手を突っ込むと、口元には穏やかな微笑を湛えて。さっきよりも少しだけ軽くなった気持ちを抱いたまま、自宅へと歩みを進めた)   (2014/11/22 05:32:47)

おしらせ相原さんが退室しました。  (2014/11/22 05:32:51)

おしらせ藤倉 怜さんが入室しました♪  (2014/11/23 20:46:00)

藤倉 怜よっしゃ…こんなもんかな。(モップの柄に凭れながらピカピカになった床を眺めて一人頷く。普通ならまだお客の来そうな時間に掃除など、店主に知れたら渋い顔をされてしまうかもしれないが、どうせ滅多に客など来ない店だから……と。黒い細身のジーンズに長袖Tシャツというラフな服装で、カフェエプロンだけを申し訳程度に付け、ひと仕事終えた顔でモップを片付け。手を洗ったついでにテーブル拭きでカウンターの上も磨きあげる)あ…また来てたんだな……。(カウンターの上に置かれたお代が、先日見た時より増えているのに気付く。やれやれ…と溜息をつき、それを取り上げレジへと収めた)これって、いつものあの客だよな……。(以前に一度だけ会った事がある、自分より背の高めな男の顔を思い出し)アイツ、あの人が来た後は…痕跡だけでも見付ければ妙に機嫌がいいからそのままにしてたのに……最近サボってんな?(俺がサボればすぐ怒るのに……。軽く口を尖らせてからふっと表情崩し)   (2014/11/23 21:06:09)

藤倉 怜ま。前よりちーとは明るくなったし、良いけどな。(テーブル拭きを洗って濡れた手を拭き、巻くっていた袖を下ろしながら適当に曲でも聞こうとステレオの前に。そのまま再生ボタン押せば、流れてきたメロディーに眉を顰めて渋い顔)ま~た、こういう暗い曲聞いてっから……。(前髪をクシャっとかき混ぜ、呆れたように呟いてから、一旦店の奥へと引っ込み。ややあってから数枚のCDを手にして戻るり)あんなの聞いてたら性格まで暗くなるって何時も言ってんのに……。こんな事もあろうかと、自腹で買ってきたからな。後で請求してやる。(1人勿体ぶって呟いてから、持ってきた中から適当に1枚選んで入れ替えて)   (2014/11/23 21:18:45)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、藤倉 怜さんが自動退室しました。  (2014/11/23 21:39:46)

おしらせ藤倉 怜さんが入室しました♪  (2014/11/23 21:40:26)

藤倉 怜(再生ボタンを押すと流れ出した軽快なメロディーに自然とリズムを取るよう体が揺れる)うん。イイねイイね~これで少しは明るい店になるかもな。(残りのCDをステレオの横に立てかけてあるものと交換し。明るいというよりやや気だるいその曲を聞いていると、コーヒーよりもアルコールが欲しくなり。欲求の赴くまま冷蔵庫の中からコロナを一本取り出して、鼻歌交じりにライムを八分の一程度にカットし、コロナの瓶に放り込む。途端……シュワッと、泡立つ音が子気味良い。それににっと口の端を上げ)後は~何かツマミ的なモノは~。最早すっかり自宅の冷蔵庫気分で覗きこみ、数種類のチーズを見つけて上機嫌)何だ。いいのあるじゃん。ラッキー。(いそいそとカマンベールやスモークチーズを一口台にスライスし、戸棚から見つけたクラッカーの上に載せればお手軽なオードブルが完成した)生ハムかスモークサーモンなんかあればなおよかったな~。(調子に乗ってそんな贅沢まで言い出す始末)   (2014/11/23 21:51:59)


藤倉 怜(さあ食べようと、片手にコロナ。もう片方にはチーズの乗った皿を持ち、ふさがった両手の代わりに足でカウンターの椅子を引きかけて)……流石にここで呑んでたら怒られるか?(調子に乗るなと凄む女店主の顔が浮かんで、走る悪寒にぶるっと身震い)もう遅いしな……どうせこの店はセルフだし。奥の方が落ち着くな。(途中まで引いた椅子をやはり足を使ってそ〜っと戻し。撮り貯めたビデオでも観ながら飲んだ方がきっと落ち着く。そうしよう。そう気を取り直せば店の明かりはそのままに、奥の部屋へと消えていった)   (2014/11/23 22:08:10)

おしらせ藤倉 怜さんが退室しました。  (2014/11/23 22:08:50)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2014/11/24 02:27:04)

千夏(眠そうに、ショールを肩にかけながら奥の部屋から顔を出し、空気が少し肌寒く感じてエアコンの温度を上げてからカウンターの方へと足を進めた。寝入ったところで友人からの電話で起こされ、中途半端に目が覚めて……けれどこうして店に出るのも少し久し振りかも知れない)怜にも怒られちゃったし……もっと顔出さないとね。(僅かに苦笑を浮かべてなにか落ち着く飲み物でも……と、ハーブの瓶を眺めながらポットにお湯を注いで)   (2014/11/24 02:39:19)

千夏(特に具合が悪い訳でもなかったが、変に眠い日が続いて。眠気が去ってからは後回しにしていた用事を片付ける為に忙しく……今日も何だか疲れた気がする。疲労に効きそうなのは何だったか……?効能を思い出そうと宙を見詰めて)ん。……今日はローズヒップにしておきましょう。(他にも色々あったけど、今はあれこれ加える気分でも無くて。ポットのお湯を捨て、入れるのはローズヒップのハーブのみ。そこにお湯注いで暫く蒸らす。漂いだしたフルーティな香りを楽しみながら、少し長めに時間をおいて。濃い目に淹れたお茶をカップに注ぐと、鮮やかな赤い色が白の陶器によく映える)今日は甘めが好みかしら……。(カウンター席に付いてから、いつもならストレートで飲むそれに蜂蜜を垂らし、銀の匙でかき混ぜて。何度か息を吹きかけ覚ましながら口を付けた)……ん。(酸味の中に蜂蜜の甘さが加わって、より優しく、穏やかな気持ちが広がってゆく。蜂蜜は疲労回復の意味でも更に効果が期待できそう)   (2014/11/24 03:09:42)

千夏(胃の中が熱めのお茶で満たされると、それだけでも体の内側から広がる温かさに、カップを両手で包んだまま、ほぅ……と、リラックスした吐息が漏れる。先程設定温度を上げたエアコンから吹く風も、心地よく頬を擽り、柔らかな前髪を揺らして流れてゆく)   (2014/11/24 03:26:42)

千夏(暫くの間目を閉じて、柱時計の振り子が揺れる、規則正しい音だけに耳を澄ませて……。たまにはこんな静かな夜も悪くない。穏やかに口元を綻ばせれば、訪れた眠気に「あふ…」と小さな欠伸を1つ)……今なら眠れそう。(目尻に浮かんだ涙を指先で拭いながら瞼を開けて。残り僅かなローズヒップティーを飲み干し席を立ち、使ったカップやポットを手早く洗って片付けて。羽織ったショールを胸元でかき合わせながら、奥の部屋へと戻る途中、カウンターの隅の水盆に、はらりと薄い水色の花弁を二枚浮かべて。広がる波紋が静まってゆくまで見届けてから、人気の無い店内を振り返り)それじゃあ…お休みなさい。(誰に言うでも無く呟いて、再び眠気が冷めないうちに奥の部屋へと姿を消した)   (2014/11/24 03:45:28)

おしらせ千夏さんが退室しました。  (2014/11/24 03:45:36)

おしらせ相原さんが入室しました♪  (2014/12/4 01:39:34)

相原(店内に漂うのはコーヒーの香り。カウンターに腰をかけ、いつものようにコーヒーカップに口を付けると、ようやくひと心地ついた。今日も店主はいないようだが、店内は掃除と手入れが行き届いているようだ。いつの間に片付けているのか、自分が前に使った食器類もきちんと元の棚に戻されていて、いつ来客があってもいいように準備が整えられている。そういったこの店の雰囲気は自分にとってとても馴染み深いもので、忙しない日常で尖った神経を治めてくれるものだった)もう12月が……。寒波も来てるらしいし、このところ寒くてなかなかなあ……。(多忙な事もあったが、出歩くのがおっくうなほどの寒波。ついつい喫茶店にも足を運べずにいた。その事が少し後ろめたくもあり、表情はどこか陰りを潜ませている。軋むような音を立てて腰を上げると、ステレオの前に向かう。BGMのスイッチを入れると、聞き覚えのあるサウンドが流れ始めた)   (2014/12/4 01:52:56)

相原あ、これは……なんだっけな。懐かしい。(ノリのいいファンキーなリズム感とフュージョンを感じさせるようなメロディセンス。数年前によく聴いたような……そんな音楽。目を閉じて耳から流れ込む音に自由に遊ばせてみる。疲れた頭の中をかき回すようなトリップ感に軽い眩暈を覚える)ん……今日はちょっと、体調悪いのかな。(ふらりと立ち上がり、飲みかけのコーヒーを片付ける。どうも疲れが溜まり過ぎていたようだ。今日は帰って身体を休める事にしよう。ダッフルコートを羽織り、マフラーを巻き直してからお代をカウンターに置いた。アンニュイな表情に薄い笑いを浮かべて)ご馳走様……また来ますね。(シン……と静まり返った店内に呟き声が響く。誰ともなく会釈をすると、静かに扉を開き店を後にした)   (2014/12/4 02:06:10)

おしらせ相原さんが退室しました。  (2014/12/4 02:06:13)

おしらせ相原さんが入室しました♪  (2014/12/7 01:33:04)

相原(寒風がコートの裾をはためかせる。近頃の寒さと言ったら、雪でも降るんじゃないかというくらいのもので、しっかりした防寒具なしではとても外を歩けない。つい半月ほど前にはまだ秋の様子を感じていたのに、突然に真冬の中に日本列島が放り込まれてしまっていたかのように感ずる。しっかり巻いたマフラーの上から、白い息を吐きながら足早に歩く。いつもの喫茶店の扉を開けて中に滑り込むと、ようやく寒さから逃れ得る事ができた)はぁ……たまらないな、この寒さには。(一人静かに愚痴をこぼすと、ゆっくりと手袋を取ってコートのポケットにしまう。店内には人影はなく、暑さ寒さにはまるで関係のないようなもてなしの表情を見せている。脱いだコートをハンガーにかけると、エアコンの暖房を入れた)   (2014/12/7 01:41:19)

相原(手馴れた様子でコーヒーの準備をしながら、BGMのスイッチを入れる。前に聴いたものとは別の、ステレオの横に立てかけてあるCDを選んでみた。このバンドにしてはテンポの速めの、ノリのいい曲。デビュー当時の音源をまだたまに聞く事があるが、随分と変わったものだと感慨深い)歌い方も随分変わったなぁ……。(聴いているうちに色々と思い出す事がある。楽しい記憶や悲しい記憶。過去のもののほとんどは終わりや別れで締め括られている事が多く、切ない記憶として認識されているものが多いように思う。それでもまだ、カラオケで歌ったりするくらい、何かの片手間に鼻歌で口ずさむくらいには心の整理はできているつもりだった。ややナーバスでしんみりした表情ながら、口元には微笑みを湛えて出来上がったコーヒーをカップに注いだ)   (2014/12/7 01:51:07)

相原(次の曲はソリッドなサウンド、エモーショナルなピアノ。キレのある音の中に「カップラーメン」という歌詞。カッコいいながらユーモラスというのはどこを起源としたものだろう。暖かいコーヒーでかじかんだ指を温めながら、静かに音をたてて啜る。この季節のコーヒーというのは、味や香り、カフェインを楽しむだけでなく、温かさがとても嬉しい娯楽になる。肩の力を抜き、軽く俯き加減でカウンターの上のコーヒーの表面を見つめて)ん……。(最後の曲が流れ始める。素直なロックは、夜を歌っているようだ。少しばかりの夜の切なさと衝動。手の中のコーヒーが緩やかに熱を失っていく。ぐいっと一気に飲み干してしまうと、ちょうど音楽も終わったところだった。椅子から立ち上がると、使った食器を片付け、代金をいつものカウンターの上に置いて)ご馳走様でした。またそのうち、お邪魔しますね。(静かな店内に声をかけると、分厚いコートを着込む。まだまだ夜は冷え込みそうだ。僅かに気を引き締めてから、扉を開けて冷たい夜の風の中に戻って行った)   (2014/12/7 02:03:47)

おしらせ相原さんが退室しました。  (2014/12/7 02:03:50)

おしらせ相原さんが入室しました♪  (2014/12/7 23:53:41)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2014/12/7 23:54:24)

千夏【改めましてこんばんは。では書き始めますのでしばらくお待ち下さい】   (2014/12/7 23:55:24)

相原【はい、改めましてよろしくお願いします】   (2014/12/7 23:56:12)

千夏そろそろ焼ける頃かしら?(奥の部屋からそわそわしながら出てくれば、甘くて少し香ばしい香りが店中に広がっていて。それを胸いっぱいに吸い込んで、ふんわり垂れ気味の目尻を下げて微笑むと、ゆったりとした白いセーターの上から付けたエプロンの紐を結きながらカウンターの中へと向かい、匂いの源となっているオーブンを覗き込もうとしゃがみこむ。大して客が来ないのをいいことに、先日行きつけのケーキ屋で教えてもらったレシピを見ながら作ってみた洋梨のタルト。見たところ問題なく焼けている様だ。ほっと胸を撫で下ろし、オーブンの火を止めると立ち上がり、皿やミトンの準備を始める)   (2014/12/8 00:12:09)

相原(昨夜来たばかりというのに、何度も足を運んでしまうのはなぜだろう。今夜もまた、冷たい空気を切り裂くような急ぎ足で喫茶店へ向かう。マフラーに顎を埋めるようにして息をすると、湿った白い息が煙草の煙のように吐き出された)ん……?(遠目にもわかる。街灯の明かりがぽつんぽつんと綺麗に配列を並べた先に、喫茶店の窓から煌々と明るい光が漏れ出でている。誰か来ているのだろうか……逸る気持ちを抑え、勤めて平静を装いつつも足を速めて。見慣れた扉をゆっくり開くと、中の様子を伺った)こんばんは……あれ、いいにおい。何か作ってるんですか?(店内は甘く香ばしい焼き菓子の香りで満たされていて、思わず頬がほころんだ。カウンターの中では店主が忙しそうに準備をしており、軽く目で会釈をしてからマフラーとコートを脱ぐ。手袋を外し、かじかんだ指先を息で温めてから、カウンターの席に着いた)   (2014/12/8 00:22:51)

千夏ええっと...仕上げに塗るのは......アプリコットジャム...と。(レシピの書かれたメモを片手に、オーブンの向かいの作業台の上にジャムと刷毛が用意されているのを確認して。それからブタのユーモラスな顔を模したミトンを手に嵌めいざ取り出そうとしていると、カランカラン...。ゆっくりと開く扉に合わせて響くベル。来客を告げるその音に振り向けば、既に馴染みの姿を認めて一瞬僅かに見張った目を細め)いらっしゃいませ。また何度か来てくださってたみたいでありがとうございます。タルトを初挑戦してみたんですけど......丁度今焼き上がったんでお時間があれば冷めてから味見して行って下さいますか?(既にレジに納めたお代はコーヒー一杯分より多かった。いつも留守にしてすみません...と、悪びれない笑みを浮かべて軽くお辞儀をしてから、匂いに気づいたらしい彼にそう答え)外、寒かったでしょう?先に何か飲み物を用意しますね。(手袋をしていても冷えたらしい指先を温める仕草を横目で見ながらオーブンからタルトを取り出す。ふわり...甘い洋梨とアーモンドの香りが強くなる。それにまた表情を緩めて)   (2014/12/8 00:47:23)

相原(振り向いた店主はいつものように目を細め、軽くお辞儀をした。柔らかい彼女の表情に、あっという間に気持ちもほだされて)へえ、タルトですか。ええ、頂けるなら是非。どうやら、今夜はすごくラッキーなタイミングで来れたみたいですね。しかしここのケーキって、てっきりお店に注文してるものだとばかり思ってました。まさか手作りだったとは……。(カウンター越しに、改めて驚きの目を向ける。料理はそこそこできるが、お菓子作りはめっきり経験がない。白いセーターの上にエプロンを着けた彼女からは、家庭的で暖かい雰囲気を感じる。首元のネクタイを僅かに緩めつつ、穏やかな眼差しで彼女の仕草を見守る)ええ、このところやけに寒いですね……。飲み物は、ええと、タルトなら何がいいんだろう。紅茶とか? お任せしますよ。あ、ひょっとしてそれ洋梨……この前のかな。(オーブンが開き、取り出された熱く焼き上がったタルト。甘く香ばしい香りに喉を鳴らし、首を伸ばすようにカウンターの中を覗き込む。タルトの上に綺麗に車座を組んで並べられたフルーツは、リンゴか洋梨のように見えた)   (2014/12/8 01:00:24)

千夏ええ、本当にいいタイミングで...あ、全部手作りって訳じゃ無いんですよ?今は取り寄せているものと半々位で...。(くすりと笑いかけて、やや焦ったようにピンクのミトンを嵌めたままの片手を手前にかざす。いつかは全ての品を手作りしたいと思っているけど、それはまだまだ先の話。未だ勉強中なんです...と、向けられた穏やかな視線にはにかむように笑ってから、取り出したタルトを台の上に置いて表面にアプリコットジャムを塗る。少し甘ったるかった香りに程よい酸味も加わって)じゃあ...今日はスタンダードな紅茶にしますね。(後は冷ますだけだと紅茶の準備に取り掛かり、ポットとカップを温めながら、興味津々と言った様子でカウンターの中を覗く姿に視線を送り)はい。この前付き合って頂いた時に買った洋梨ですよ。あの時もありがとうございました。(偶然であった時の事を思い出したのか、少し頬染め楽しげに。やがて湯気の立つカップを彼の前にそっと置いて)熱いですから気をつけて。   (2014/12/8 01:34:47)

相原半々位としても驚きですよ。とても俺には真似できません。コーヒーだけじゃなく、これからはちょくちょくケーキも頂こうかな。(はにかむようにやんわり謙遜する彼女を微笑ましく見つめる。目の前で仕上げされていくタルトは、ケーキ屋に並べたとしても遜色ないように見える。表面に塗られたジャムが照り映え、待ちきれない様子でその手際に視線を注ぎ続けて。ケーキを見つめる視線に気付かれると、僅かに頬を染めて席に座り直す。餌を待っている雛鳥みたいだったかな……などと、はしたなさに恥じ入って目を伏せて)あ、どうも。ありがとうございます。(目の前に湯気を立たせた紅茶が置かれると、目を上げて小さく会釈するように礼をする。静かにカウンター席を立つと、淹れたての紅茶を持って窓際のテーブルに置いて。ちらっと顔を向けて微笑むと、椅子を引いて座るように手で促した)タルトが完成したら一緒に食べましょうよ。こちらで。   (2014/12/8 01:48:23)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、千夏さんが自動退室しました。  (2014/12/8 02:11:43)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2014/12/8 02:16:44)

千夏下手の横好きって言うんでしたか...こう言うのって。お恥ずかしいです。あ、取り寄せている方のはどれも美味しいですから、是非!(頼み込んでレシピを教わっている程入れ込んでいる店のケーキは勿論味もお墨付き。勧める口調にも知らず熱が入る。こちらの視線に気づいたのか座り直すその様子が、お行儀が悪いと叱られた子供の様にも見え。男の人相手に失礼とは思いつつ、「可愛い」なんて気持ちが芽生えて、気づかれぬ様に口元をおさえてクスッと微笑み。紅茶を運べば軽く会釈を返して、自分の分のカップにも鮮やかに紅い色をした紅茶を注ぐ。そうしている間に席を立った彼は窓際の席に移動して。レースのカーテンの向こうで点滅している色とりどりの灯りは、気の早い家の窓を飾るクリスマスのオーナメントか......それをバックに微笑む彼に頷いて)もうすぐ覚めると思いますから、先にご一緒させてもらいますね。(自分の分の紅茶を手にして彼が引いてくれた椅子の方へと)   (2014/12/8 02:19:31)

相原【復旧したようですし、続きは移動しませんか?】   (2014/12/8 02:20:00)

千夏【復活しましたか?はい。では続きは向こうで】   (2014/12/8 02:20:49)

相原【では、お待ちしてますね。こちら失礼します】   (2014/12/8 02:21:49)

おしらせ相原さんが退室しました。  (2014/12/8 02:21:52)

千夏【はい、では探して向かいます】   (2014/12/8 02:22:15)

おしらせ千夏さんが退室しました。  (2014/12/8 02:22:18)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2014/12/15 02:53:30)

千夏はふ…。(眠そうに漏れたあくびに口元を抑えて、奥の部屋から現れる。店の隅にあるソファーの背もたれにかけてあったカーディガンを羽織ると、窓の外を眺めながらゆっくりとカウンターの中へ)久し振りにかなり無計画に起きて来ちゃいましたね……。(独りで呟き見慣れた店内を見渡して)   (2014/12/15 02:59:02)

千夏まずは何か飲みましょ…。(そう言いながらお腹のあたりに手を当てて)まだちょっとスッキリしないのわね…二日酔いには……ハイビスカスとカモミール…かな?(ボットを暖め、ハーブの瓶がずらりと並んだ棚の前で腕を組み。今日のブレンドを決めると、意外とアバウトな分量でハーブを入れて。できたお茶をカップに注ぐ。華やかで優しい香りと白い陶器に映える赤……。それを見ているだけでも気分が引き立つようで、少し疲れを滲ませていた目元がふわりと和む)   (2014/12/15 03:19:46)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、千夏さんが自動退室しました。  (2014/12/15 03:41:05)

おしらせ相原さんが入室しました♪  (2014/12/18 03:57:17)

相原(吐き出される息が白く凍る。分厚いダッフルコートにマフラーを巻き、手袋をした重装備だというのに、繊維の隙間を抜けるような冷たい風は完全には凌げない。やけに風が強いせいもあるだろう、厳しい寒さに身を竦ませながら夜の街を歩く)今年は暖冬になるとか聞いたんだが……。暖冬ってそういう意味じゃないのかな。(呟く声は誰に届く事もなく、風にさらわれてかき消える。行き付けの喫茶店に通りがかると足を止めて。少し忙しくて顔を出せながったが、その店は普段通りの佇まいでなんだか安心する。この時間だし、きっと誰もいないだろうと思いつつ扉を開けて)こんばんは……。(時が止まったような店内に入ると、音までも消えてしまったように静かだった。気にはしていなかったけど、耳を通り過ぎる風の音がずっと聞こえていたのだろう。風がしのげるだけでもありがたく、暖房のスイッチを入れると手袋を外して)   (2014/12/18 04:05:59)

相原しかしもう、真冬の感じだな……。年が明けたら更に厳しくなるんだろうか。(コーヒーを沸かしながらカウンターの席に座り、じっと部屋が暖かくなるのを待つ。低い気温の中、立ち上る湯気は煙のようにもうもうと白さを際立たせる。じわじわと暖房が効いてくると、ようやくコートを脱いで身体の力を抜いた。出来上がったコーヒーを掌で包むように持ちながら、深く安堵の息を吐く)冬場っていうのは厳しいようだけど、こういうのが地味に幸せだなあ。寒いからこそ、暖かいだけで幸せになるっていうのは経済的というかちょろいというのか。案外、ある程度厳しい環境の方が幸福を実感しやすいのかもしれないな。(冷え切った指先がコーヒーの熱を奪うように温まり、血液が通い始めたようだ。程よく冷め始めたコーヒーに口をつけると、ほろ苦い風味に懐かしさを覚える。熱いものを飲んで火傷するのは、猫舌なだけではない。せっかちな事もきっと要因の一つなんだろう。そのように指摘された事を思い出し、胸の中までほっこり温まっていくようで)   (2014/12/18 04:16:23)

相原(暖かい室内で目を閉じる。カウンターに肘を置き、身を預けるようにリラックスして。慣れ親しんだ店の空気に包まれると、忙しい毎日で蓄積された疲れがゆるりゆるりと溶け出していくような気がする。聞こえるのは自分の呼吸の音。次第にその呼吸も穏やかに、規則正しいリズムで胸が上下して)あぁ、ちょっとまずいな。これは動けない……。(寒いからこそ幸せとは言ったが、ここを離れるのはその幸せから離れる事でもある。暖かく穏やかな空間は離れがたく、コタツのような魔力を秘めてこの身をしっかり捕まえている。やがて抗う事をやめ、その魔力に身を預け始めて。こくりこくりと首で舟を漕ぎながら、まどろみの中へと沈んでいく。部屋の中で音もなく冷めていくコーヒーの香り。ゆったりとした寝息のリズムは、穏やかな夢でも見ているのだろうか。日が昇る頃にはきっと目を覚まし、慌てて食器を片付け、お代を置いて出て行くのだろう。それまではどうかひと時の安らぎを。緩んだ寝顔の口元に笑みを浮かべつつ、深い眠りの中へと落ちていった)   (2014/12/18 04:33:27)

おしらせ相原さんが退室しました。  (2014/12/18 04:33:43)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2014/12/24 01:33:25)

千夏(とうに終電も無くなった時間、いつもなら人通りもまばらとなる商店街も未だ賑わいを見せていた。ハロウィンの時期と同様、行きつけのケーキ屋の手伝いに駆り出されて。慣れぬ忙しさにクリスマス当日を前にして既に疲労の色が浮かんでいたが、それでも煌びやかなツリーや、楽しげに行き交う人々の顔を見ていると、自然と歩道を歩く足取りは浮き立って、緩む口元を白いコートの上から巻いたマフラーを引き上げて隠し、白い息を弾ませ家路を急いだ)   (2014/12/24 01:49:50)

千夏(住宅街に入ると流石に人気は途絶えて、家々の窓に点った暖かそうな明かりと外灯を頼りに、静まり返った夜道にブーツの音を響かせて。帰りついた喫茶店はもう十年以上も昔からこの街の片隅に佇んで居て、その奥と二階が今の住処。綺麗に塗り直された扉を開けると、中はごく平凡な……けれどまるで時が止まっているかのような、静かな空間が広がっていて)ただいま~。(今夜も客の姿など無かったが、それには気にする様子もなく、店の奥へと向かいながらマフラーを外し、コートを脱ぐとハンガーにかけ)疲れた~。いつものんびりしてるから、あんなにお客さん相手にしてたら目が回っちゃう…。(ふぅ…。っと、吐息を吐き出して。まずはなにか飲もうとカウンターの奥へ。こんな時は優しいものが飲みたい…。程なくしてカカオの香り豊かなホットチョコレートをいれてカウンターへと戻る)   (2014/12/24 02:32:41)

千夏(席について、カップを両手に包みながら、暫くの間目を閉じて立ち上る湯気とその香りをゆっくり吸い込む。それだけでも疲れがふわっと溶けて解れる。何度かふーふーと息を吹きかけ冷ましてから口をつけると……。)………ん。(甘く、ほろ苦い風味が何とも言えない。ただその香りと味、体の奥に染み込むような暖かさに頬を緩ませ。自分でも気づかぬうちに張り詰めていた神経が落ち着き、リラックスした頃に瞼を開けて、コトン…。と小さな音を立てカップを置いた。それからゆっくり店の中を見渡して)相変わらず芸が無いと言うか……。ツリーくらい飾った方が良いのかしら?(明日…いや、日付の上では今日はクリスマスイブなのに……。それらしい飾りの一つもないのは如何なものか?それに気が付きくすくす笑う。けれどこの店でクリスマスらしい光景というのも、あまり想像がつかなかった)   (2014/12/24 02:46:42)

おしらせ相原さんが入室しました♪  (2014/12/24 02:51:04)

千夏【は。こんばんは~】   (2014/12/24 03:03:10)

相原【こんばんは、お邪魔します。次からレスお返ししようかと思いますが大丈夫でしょうか】   (2014/12/24 03:04:28)

千夏【はい~。じゃあ↓のレスに続けて頂ければ】   (2014/12/24 03:05:56)

相原【はい、では続けますね。宜しくお願いします】   (2014/12/24 03:06:39)

千夏【こちらこそ、宜しくお願いします】   (2014/12/24 03:07:18)

相原(しっかり巻きつけたマフラーに首を埋めるようにして深夜の町を歩く。クリスマス直前とはいえ、徐々に街行く人の数も減っているようだ。真っ白な息を吐きながら、凍えるような寒さに身を竦める。片手はコートのポケットに、もう片手には紙袋を提げていて。指がかじかんでくると、もう片方に持ち替えながら目的の場所に急ぐ)あ……珍しいな。(行きつけの喫茶店には明かりが灯っていた。静かな深夜の住宅街の中、ぽつんと小さく輝くその灯火は、街を彩るイルミネーションよりも心を躍らせる。逸る気持ちを抑えつつ、扉に手をかけて)こんばんは、お邪魔します。メリークリスマス……には少し早いでしょうか。(店内には甘いチョコレートの香りが満ちていた。カウンター席に座る馴染みの店主に軽く会釈をしてから、コートを脱いで壁のハンガーにかける。両手で口を覆うようにして息を吐きかけてかじかんだ指を暖めてから、紙袋を持って店主の隣の席に向かう)   (2014/12/24 03:11:22)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、千夏さんが自動退室しました。  (2014/12/24 03:33:43)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2014/12/24 03:36:44)

千夏(この店の名前でもある、蝋細工のブローチのような花の産地は、この時期雪景色ではなく夏真っ盛り。所謂サマークリスマスの国で。以前の店主はそんな国と花が大好きだった。だからだろうか?まずモミの木のツリーは見たことが無かった。酷い時には椰子の木に星を飾ったりもして。でもそれが妙に馴染んで、毎年この店で過ごすイブはどこか暖かく、楽しかった)こんな事…思い出すなんて久し振り……。(けれど、それまで思い出す度に感じていた思いが今は薄れて、ひどく穏やかな気持ちでいる事に、どこか遠くを見るように細めていた目を瞬かせ。それがどうしてか考えかけるも、その思考はカラン…。と扉の開く音によって遮られ)あ……いらっしゃいませ。いえ、日付的にはもういいんじゃないでしょうか?メリークリスマス、相原さん。(振り向けば、顔馴染みの客の姿にふんわり表情を崩し。先程気にしていたようにそんな雰囲気は微塵もない店だけれど、近づいてくる彼に微笑みながらそう答え)   (2014/12/24 03:36:55)

相原(何かを思い出すような遠い眼差しから、ふと現実に引き戻されたような店主の表情。向けられた柔らかい微笑みにほっと息を吐きながらも、なんだか邪魔をしてしまったような気分で心の片隅がきゅんと痛む)すっかりご無沙汰しています、お久しぶりです。お会いできて嬉しいですよ。日付的には……ええ、そうですね。もうすっかり年末ムードで、どこもかしこもクリスマス一色で。一月くらい前からクリスマスでもいいんじゃないかってくらいです。(軽い笑みを零しながら、隣の席に腰を下ろす。久しぶりに顔を合わせたためか、少しばかり緊張が抜けない。やや硬い表情のままちらっと視線を投げつつ、がさごそと紙袋を取り出して)今夜お店にいらっしゃるかわからなかったんですが……えっと、折角のクリスマスですし、あの、大したものじゃないんですけど、どうぞ。(照れを誤魔化すようにたどたどしく前置きを済ませると、紙袋からシャンパンを取り出して彼女に差し出す)   (2014/12/24 03:49:13)

千夏(物思いから、目の前にいる彼に意識が移行するのはごく自然で、久し振りに会えた喜びも手伝い、そんな彼の心の痛みには気付かないままいつもの笑顔で迎え入れ)そうですね、今は何かと忙しいですから……お元気でしたか?ふふっ…もう年末イコールクリスマスって感じですよね。(隣に座った彼の顔を覗くように首を傾け。先程から手にしていた紙袋を一瞬見てから、ちらっと向けられた瞳と視線を合わせ)……え。……なんでしょう?……わっ。(なんとなく緊張してる様なのを気にしながら、取り出されたボトルを見れば目を丸くして)もしかしてわざわざ買ってきて下さったんですか?ありがとうございます。(そっと落とさないよう気をつけながら受け取って)クリスマスにシャンパンなんて…素敵。折角ですし、これから一緒に飲みますか?(ビンの中で揺れるシャンパンが照明の光を受けて輝くのを瞳に移して。それから少しはにかむ様な笑を向けながら、グラスを用意しようと立ち上がり)   (2014/12/24 04:16:54)

相原【もし宜しければ続きは移動しませんか?】   (2014/12/24 04:18:06)

千夏【そうですね。では後は移動してからで】   (2014/12/24 04:19:01)

相原【では、お待ちしてますね。こちら失礼します】   (2014/12/24 04:19:54)

おしらせ相原さんが退室しました。  (2014/12/24 04:19:58)

千夏【はい。では向かいますね】   (2014/12/24 04:20:26)

おしらせ千夏さんが退室しました。  (2014/12/24 04:20:30)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2014/12/27 05:14:35)

千夏(冬の朝は陽が昇るまでまだまだ時間がかかる様で。窓から見える空は闇に包まれていた。空になったカップを持ち、もう片方の手で肩に巻いたショールをかき合わせながら奥の部屋から顔を覗かせ、見やった窓辺へ近づくとレースのカーテンを閉めて)あふ…。(眠気はあるのに妙に冴えてしまった目は僅かに赤い。小さく漏れた欠伸を噛み殺すように口元を抑えて、飲み物のおかわりを作ろうとカウンターの中へと足を向けた)   (2014/12/27 05:24:01)

千夏珈琲…は、流石に無い…かな。(いっそしゃっきり目を覚ましてしまうのも手かも知れない。一瞬浮かんだ考えに苦笑しながら緩く首を振って。空になったカップを洗い、取り敢えず無難にハーブティーを……リンデンフラワーとオレンジピールを同量位で良いだろうか?自分の分となるとかなりアバウトに、感覚でハーブを投入しては暫し蒸らして。爽やかな花と柑橘系の香りが辺りに漂い始めた頃、同じく温めていたカップのお湯を捨ててお茶を注いだ)ん……。(ふわ…と広がる湯気と共に、更にはっきりと鼻先へ届いた香りを胸いっぱいに吸い込んで。それだけでも少しピリピリしていた神経が静まってくるのを感じてその場で暫し目を閉じる。ややあってからカウンター席について)……なにか曲でも…そう言えば、クリスマスの曲のままでしたね…。(直ぐに飲むには熱そうなお茶をカウンターに置き、ステレオの近くにあるラックの中のCDのラベルを吟味するように端から眺めて)   (2014/12/27 05:44:14)

千夏んん…。こんな時は、明るい曲が良いんだろうけど…。(口元に指先を添え眉根を寄せて。迷う素振りを見せてから、でも…いいや。と、何度も目を止めていたそれを取り出して。ステレオに入りっぱなしだったものと入れ替えると再生スイッチを押して席に戻った。ややあって静かに流れ始めたアカペラに近い女性の歌声…そしてか細いピアノの音色……。昔に割と流行った曲……今でもたまに酷く聴きたくなる時がある。今もちょうどそんな気分で……。カップに手を伸ばし両手で包む様にして、揺れる淡いオレンジの水面を眺めながら息を吹きかけ。そっとカップの箸に唇をつけ、口に含んだ途端に広がる風味がとても優しい。音楽を耳にしながらうっとり瞼を閉じて……。)   (2014/12/27 05:59:47)

千夏(こんな時、歌詞の内容と自分の想いや記憶を重ね合わせたりするのだろうけど、どちらかというと感覚で物を捉える所が強い所為か……今は半々。言葉よりも響き……身体全体で感じ染み入って来るようなそれに身を委ね、頭の中を真っ白にしている事が心地よかった。そしてハーブの落ち着く香りに包まれて……。やがて曲が終わり静寂に包まれた店の中、気づけば目尻に溜まっていた涙は眠気の為かそれとも……。)……ふぅ。(静かに、胸の奥で沈殿していた空気を吐き出して、指先で涙を拭ってまぶたを開くと、先ほど閉めたカーテン越しに白み始めた空の色が透けて見え、その明るさに目を瞬かせ)もう朝……でも今日は、寝坊しちゃおうかな……。   (2014/12/27 06:50:13)

千夏(世間は師走……後少しすれば慌しく動きはじめる街は今日も活気に溢れるのだろうけど、此処は時が止まったままだから…後少しだけ、目を閉じていることを許して欲しい。まだ飲みかけのカップにお茶を継ぎ足し立ち上がる。相変わらず新鮮な水を湛えた陶器の器に目を遣ると、薄紫の花弁を二枚、スカートのポケットから取り出しふわりと浮かべ。波紋が広がり消えてゆくのを少し困った様な複雑な笑みで見つめてから、寝室のある奥の部屋へと戻って行った)   (2014/12/27 06:51:14)

おしらせ千夏さんが退室しました。  (2014/12/27 06:51:22)

おしらせ相原さんが入室しました♪  (2014/12/29 23:32:44)

相原(白い息を吐きながら、夜の道を歩く。今日は雨が降ったせいか、やけに風が冷たく思える。冬の空はしんと澄み切って、よく見える位置にオリオン座が上っていた。年の暮れという事もあってか、どこか浮き足立ったような雰囲気の駅前を抜けると、静かな住宅街が横たわる区域に出る。その一角に目的の喫茶店を見つけると、アスファルトを踏みしめる足取りも自然と軽くなった)こんばんは……。(返事など期待せずに扉を開く。いつも通りの落ち着いた空間が出迎えてくれた事に、ほっとしたような安堵の息が漏れる。暖房を入れると、止まっていた店内の空気が動き出したように思う。控えめに照らす鈴蘭の形をした照明の下、分厚いコートを脱いでハンガーにかけた)   (2014/12/29 23:42:43)

相原さて、どうするかな……。飲み物でも入れようか。(一人呟くとカウンターの奥に向かい、コーヒーの準備を始める。朝だろうと夜だろうと、季節や節目を問わずにコーヒーを入れるのが癖になってしまったようだ。コーヒーメーカーのスイッチを入れると、こぽ……と慎ましい音を立ててコーヒーが落ち始める。色濃く立ち上る湯気は、今日の寒さを象徴しているようだ。ふわっと鼻をかすめる香ばしい香りを楽しみながら、ステレオの前に向かう。スイッチを入れると、艶のある女性ヴォーカルが歌い始める。きらきらと響くような控えめなピアノの音は、冬の夜を暗示しているようだ。切ないメロディーに心を委ねると、今年の事や古い思い出が掘り起こされていく。ノスタルジーというには近過ぎる過去の記憶は、きっとまだ整理し切れていない、未消化のものなのだろう。今年中に割り切る事ができないとしても、せめて自覚して、心に留めておく事ができればいい。あるいは、忘れようとした方が楽な物事もあるだろう)ん……。(物思いに耽るうち、コーヒーが出来上がっていたようだ、やや茫洋としたままカップに注ぎ入れ、カウンターの一席に腰を下ろした)   (2014/12/29 23:53:10)

相原(熱く湯気を立てるコーヒーカップを、両手で包み込むように持つ。ゆっくりと息を吹きかけると、濃いブラウンの湯面が波紋を立てて揺れた。天井の明かりがちらちらと反射し、それをじっと見つめる眼差しはどこか物思いに沈んでいるようだ。曲が終わると、再び店内には静寂が訪れる。しんとした空間に、自分の息遣いだけが聞こえる。ほどよく冷め始めたコーヒーに口をつける。濃厚なほろ苦さが、今は妙に心地良かった)今年も色々あったなぁ……。色んな人にお世話になりっ放しな気がする。来年は少しは恩を返せればいいんだけど。(席を立つと使った食器を軽く片付け、お代をいつもの場所に置いた。ゆっくりとコートを羽織り、きちんとマフラーを巻いて調えて)ご馳走様でした。よいお年を……。(誰に向けたわけでもない呟きが静かな店内に響き渡る。口元に僅かな微笑みを湛えながら踵を返すと、喫茶店を後にした)   (2014/12/30 00:07:01)

おしらせ相原さんが退室しました。  (2014/12/30 00:07:06)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2015/1/11 17:59:10)

千夏(穏やかな、まさに小春日和と言った温かな日差しもとうに傾き、夕闇に染まる街角にぽつぽつと灯り始めた街灯の淡い光を目にしながら、開け放たれていた窓を閉め、白いレースのカーテンを引く。外気で少し肌寒くなった店内を温めようとエアコンの設定温度を上げれば、ブゥン……。と低く響くモーター音。やがて強く吹き出す温風に踊った薄いグレーがかった前髪を整えながら、カウンター席に腰を下ろした)ふふ…ここでゆっくりするのも久し振り。(タレ気味の目元を更に下げ。年末年始は何かと忙しく、掃除や食品の管理程度でしか立ち寄れなかった店内を改めてぐるりと見渡す)   (2015/1/11 18:16:56)

千夏(全体的に深い色のカントリー調の家具で統一された店内は、ごくありふれた古いカフェと言った佇まい。店員不在時も出入り自由。セルフサービスと言う点以外は特に変わったところなど無い店だったが、店主にとっては思い出の詰まった、安らげる“小さな城”そのものだった。鈴蘭の形を模した乳白色のランプに照らされ光沢を放つカウンターの天板を、そっと指先でなぞり口元に笑みを抱いて)今年も穏やかな時が続くと良いのだけど……。(どこが時刻が止まったかのようなこの店に居る間だけでも、訪れた人に少しの安らぎを……なんて、一番それに浸っているのは店主本人なのだけど。だからこそ、つい願ってしまう。願をかける様に、カウンターの隅で新鮮な水を張った白い器に、薄紫の花弁を散らし。指先でくるくると水面をかき混ぜ、できた渦に小さな幸せ花弁が揺れてくるくると流れるのを瞳に映し)今年も宜しくお願いします。(かなり遅めな新年の挨拶を、お客の居ない一人きりの店内で呟いて)   (2015/1/11 18:57:41)

千夏【予測変換め……(ガクリッ)】   (2015/1/11 18:59:25)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、千夏さんが自動退室しました。  (2015/1/11 19:19:48)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2015/1/12 01:01:22)

千夏【背後で途切れてしまった続きをのんびりとw 】   (2015/1/12 01:01:54)

千夏(いつもの様にBGMを変えようと、まずはステレオにセットされているCDを取り出し)新年らしい曲もかけないままお正月終わっちゃいましたね…あ~……。元気のない曲のままでした……。(そのラベルを見て、年の瀬にそれをセットした頃の事を思い出して、眉を下げ、少し情けない表情で苦笑い)何か元気の出そうな曲にしときましょ。何かあったかな……?(年のはじめからしんみりしてしまうのも縁起が悪そう。手にしたCDをケースにしまって、乱雑にCDが収まっているラックへ戻し、別の曲を……と、並んだラベルの文字を端から眺め)こんなのでいいかな。(直感で目に付いた一枚を抜き取り、新たにステレオにセットして再生ボタンを押した)   (2015/1/12 01:17:17)

千夏(響き出したアップテンポの少し激しいピアノの音色。躍動感溢れる曲で少しはしんみりした空気を払拭出来た気がして、軽くリズムを取りながら、更に二枚ほど、タイプの違う曲を……と選んで、すっかりおすすめコーナーと化したステレオの隣のスペースに、それぞれジャケットが見えるように立てかけた。曲同士に関連性も脈絡も無いのはいつもの事。ここの店名にもなっている、暖かな土地で咲く蝋細工の様な花の持つ意味は「気まぐれ」だから。今年も気の赴くままにやっていこう。何やら初心に帰った気分でカウンター席で頬杖をつき、一人楽しそうに微笑んだ)   (2015/1/12 01:39:12)

千夏http://youtu.be/s7amg23UFVo / http://youtu.be/U0jM824m2Xc   (2015/1/12 01:45:23)

千夏さて……。少し奥も片付けものしてしまわないと……。(暫し活気を取り戻した店の雰囲気を楽しむように曲に耳を傾けていたが、思い出した様に席を立ち。少しだけ照明の明るさを落として、軽くシュシュで纏めていた髪を解き、エプロンを外しながら奥の部屋へと消えて行った)   (2015/1/12 01:52:38)

おしらせ千夏さんが退室しました。  (2015/1/12 01:52:45)

おしらせ相原さんが入室しました♪  (2015/1/14 03:58:02)

相原(冬の夜は空気は澄んでいる。明け方ともなればなおさらで、冷たく降りてきた空気の層は風もなく、街はまだ静かに眠っていた。凍りついたようなアスファルトの道は足音がやけに響く。自分の吐く白い息だけが静寂を乱しているようで、マフラーに顎を埋めて気配を静めた。ぽつんぽつんと等間隔に並んだ街灯を辿り、住宅街の片隅にある喫茶店の前で足を止める。しばしじっと門構えを見つめつつ、僅かに高鳴っていた呼吸と鼓動を落ち着かせた)しばらく来れなかったな……年明けてからは初めてか。こんばんは。明けましておめでとうございます。(扉を開けると、上に取り付けられたベルがカランと挨拶を返してくれた。誰かが居ると期待していたわけではなかったが、思いもよらず返事が返ってきた事に一人静かに含み笑い。静まり返った店内に足を踏み入れる。明かりをつけると、天井の鈴蘭の形のランプが柔らかな光を落とした。いつものように迎えてくれた店内に安堵しながら、カウンターを回りこんでコーヒーを淹れ始める)   (2015/1/14 04:08:19)

相原初コーヒー……ってわけじゃないけど。ここで飲むのは初か。しかしなんでも初をつけるのもな……。(子供っぽいやら親父くさいやら、恐らく両方なのだろう。子供の冗談も親父ギャグも、シンプルな瞬発力に重きを置かれている事は共通している。片や怖いもの知らずの子供の突撃力。片や恥を失った親父の開き直り。このところ、そういうものにも嫌悪よりも愛らしさを覚えるようになってきたようだ。香ばしい湯気を立て始めるコーヒーメーカー。ぶくぶくと沸騰し始める音を聞きながら、ステレオの前に向かう)あ……。(中を確認すると、どうやら曲は入れ替えられているようだ。店の人が来ていた事を確認すると、小さく口元に笑みを浮かべる。相手は知らないかもしれないが、ここに訪れる度にこの密かなコミュニケーションを楽しんでいた)   (2015/1/14 04:22:42)

相原(文字のない置手紙のようなBGMのスイッチを入れる。アップテンポでリズミカルなピアノの演奏。荒ぶる指使いが見えてくるような跳ねた鍵盤の音に、ぴんと背筋が伸びる。目の覚めるようなポップな音楽。朝にはぴったりの爽やかさ。出来上がったコーヒーをカップに注ぎながら、肩を細かく揺らしてリズムを取って。子供のような突撃力というのは、こういう若さの事をも言うのかもしれない)年取ったな、俺も……。(年輩ぶって、ニヒルな表情で笑ってみる。年の割には落ち着いた表情の奥には、まだまだ少年のような未熟さが見え隠れして。立派な大人になりたいとも思うが、尖ったままで居たいというのもまた本音だった。誰しもそういった矛盾や葛藤は抱えているものだろう。熱い湯気の立ち上るコーヒーを眺めながら、そんな事を思う。こうしてくだらない当たり前な事を思って過ごすのが、実のところとても心地よかった。無駄な時間ではない。無為に過ぎていく時間。幸せというのは存外、こういった一見無駄とも思えるところに潜んでいるのかもしれない。ステレオの隣に立てかけられたCDを取ると、中のものと入れ替えて)   (2015/1/14 04:37:45)

相原(流れ始めたのはパーカッションと……グロッケンだろうか。少し懐かしいようなメロディとアレンジ。感情豊かな女性の歌声。どこか可愛らしく、メルヘンやファンタジックさを感じさせる曲)あ……こういうの好きだ。すごく好きなタイプ。(シンプルでわかりやすいメロディと構成。サビで重ねられた力強いコーラス。直球の良さというものが伝わってくる。プログレッシブで奇を衒った音楽も面白いものだが、感情を揺さぶられるのはやはりこういった直球ものが多い。音楽よりも詩や主張を聞き取りたいと思うからかもしれない。掌の中で、コーヒーが程よく冷めかけている。口を付けてそっと啜ると、苦い味とともに香りが身体に広がっていくようだ。キリリと染み渡っていくカフェイン。まるで明け方の覚醒した気分を助長するかのようだ。お酒でも飲んだかのように、すっかり上機嫌でリラックスしてカウンター席で足を揺らす。聞いた曲を反芻するように鼻歌で音符をなぞりながら、中のCDを取り出す。用意されている最後のCDと入れ替えて、再生を押した)   (2015/1/14 04:50:40)

相原ん……。(思わず窓の外をみる。薄っすらと紺色に染まり始めた東の空。小鳥や猫は目覚めているだろうが、まだまだ街は寝静まったままだ。雨音はステレオの中から聞こえていた。アコギのハーモニクスが透明な音を立てる。やがて弾き語りで優しい歌声が響き始めて。切なげなアルペジオは雨音のように響き、その流れに乗るようなボーカルの寂寥感に溢れた声。こういったジャンルも好みだった)節操なしかな、俺……。なんか世の中には素敵なものが多過ぎる気がする。(それはとても幸せで良い事なのかもしれない。少なくとも素敵なものがないよりは。しかしとても消費しきれる量ではない事も事実。飽食の世代とも言われるが、娯楽文化についても高品質なものが溢れている時代。どれも愛したいし楽しみたいのだが、自分の身体は一つしかない。胃袋には容量が決まっていて、時間もお金も有限なもの。何にそのコストを支払うか取捨選択しなくてはいけないというのは、選ばなかった素敵なものに対して礼を失してしまうようで心苦しい)   (2015/1/14 05:01:09)

相原(聞こえているラブソングとは無関係な事を思い悩み、これこそ失礼だな、なんて小さく呟いた。冷めたコーヒーを飲み干すと、曲がちょうど終わりを迎える。途端にシン……と静寂を取り戻した店内。その空気に合わせるようにそっと椅子を引いて立ち上がり、使った食器を洗って片付けていく。カウンターに代金を置くと、マフラーをしっかり巻き直した)ご馳走様でした……今年も宜しくお願いします。(カラン……と扉の上のベルが返事を返す。静かに扉が閉じられて客が出て行くと、喫茶店は普段の佇まいを取り戻した)   (2015/1/14 05:01:20)

おしらせ相原さんが退室しました。  (2015/1/14 05:01:30)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2015/1/18 02:55:51)

千夏(ゆっくりと奥の部屋から現れたその顔は、やや疲れた様子で軽く目元を押さえてから、小さく吐息をついて気分を入れ替えるように歩く度にふわふわと揺れるグレーがかった髪を一つに束ねてシュシュで留め。こんな時間にお客も来ないだろうとエプロンはせず、デニムのロングスカートにたっぷりしたカーディガンと言う出で立ちで、カウンターの中に入ればボットとカップを温め始め)今夜はカモミールとローズヒップの気分かしら?(癒されたいような、スッキリしたいような……。そんな気分から思いついたチョイス。十分に温まったポットから湯を捨てて、それぞれのハーブをひと匙ずつ。ポットに入れると熱い湯を注いで。蒸らしている間になにか曲でもかけようと、カウンターの端にあるCDラックから目に付いた一枚を取り出し、ステレオに既に入っているものと入れ替えて再生ボタンを押した)   (2015/1/18 03:10:59)

千夏(僅かな間を置いて流れ出したのは静かなアコースティックギターの調べ。ふわりと、どこか柔らかい音色。そして同じ響きを持つ女の子の歌声が囁くように耳に届いた。スピーカーの前で立ったまま目を閉じる。ほんの僅かな間そうしてから瞼を開いて、そろそろ十分に葉が開いたであろうハーブティーを淹れたポットの元へと戻り、カップのお湯を捨てると、一度ゆるりと蓋に手を添えポットを揺らしてから、甘酸っぱい香り漂うお茶を注いだ。真っ白な陶磁器のカップに薄紅色の液体が満たされ揺れて……。先程よりもはっきり林檎の様な、花の様な、華やかで甘い香りが辺りに広がり、それを胸に吸い込むだけでも気分が落ち着いてゆくのが分かった)   (2015/1/18 03:32:15)

千夏(其れまで何処か硬かった表情が柔らかく和み。カップを手にするといつものカウンター席ではなく、壁際にあるアンティーク調のソファーへと向かい腰を下ろす。そこから白熱灯の優しい光に包まれた店内を見渡しながらカップを口元近くまで運び。ふーふーと、ゆっくり息を吹きかけ冷ましてからカップの端に唇を付け)………ん。(口の中に広がる柔らかな甘さと、強すぎないすっぱさ……それはいかにも優しく今の気分にぴったりで……。『……こくん。』微かな音を立てて飲み込むと、お腹の奥からじんわりと広がる様な熱さも心地が良くて)ふぅ……。(先程よりも深い吐息を吐き出し目を伏せて。このお茶は……いま店内に流れている曲に似ているかもしれない。ふとそんな事が脳裏に浮かんで、更に二口、三口と啜ってはすぐ傍にあったテーブルにカップを置き。背もたれに体を預けて目を閉じる。柔らかなお茶の香りとメロディーに包まれていると、揺りかごの中で揺られている様な錯覚すら覚え、すっかり安らいだ表情)……あふ。(緩やかに訪れた眠気。小さく漏れた欠伸に口元を押えて目尻に浮かぶ涙をそっと指先で払う)   (2015/1/18 04:10:02)

おしらせ相原さんが入室しました♪  (2015/1/18 04:17:27)

千夏【こんばんは~】   (2015/1/18 04:20:05)

相原【こんばんは、もうお休みになりますか?】   (2015/1/18 04:20:48)

千夏【一応次のレスで〆ようと思ってましたが、まだ起きてますよ】   (2015/1/18 04:22:32)

相原【でしたら、少しお付き合い頂けると嬉しいです。続けて書いてみますね】   (2015/1/18 04:24:36)

千夏【はい、こちらこそお相手して頂けると嬉しいです。宜しくお願いします。】   (2015/1/18 04:27:45)

相原(刺すような冷たい空気の中、いつものように行きつけの喫茶店に向かう。吐く息も白く、厚手のコートにマフラーを巻き、かじかむ指先はポケットで風を凌いでいる。見慣れた遊歩道を横目に通り過ぎると、住宅街の先に目的の店が見えてきた)ん、あれ……?(窓に灯る明かり。てっきり誰もいないとばかり思っていたので、意外そうに目を見張る。自然と急ぐような早足になり、こつこつとアスファルトを踏む足音のリズムが焦れたように響く。扉を開くと、カラン、と取り付けられたベルの鳴る音。甘酸っぱいフルーティな香りが、店内には満ちていた。落ち着いたアコースティックギターの弾き語りがステレオから流れている。軽く息を弾ませながら、まるで異世界に迷い込んでしまったかのように店内を見渡す。壁際のソファー席にいる店主の姿を見つけると、安心感のような懐かしさのような、なんとも言えない感情が湧き上がってきて。少し眠そうにまどろんでいるようだ。扉の開く音に気づかれてしまっているかもしれないが、足音を忍ばせるように近づいて)   (2015/1/18 04:30:58)

千夏(そろそろ奥で休んだ方が良いだろうか?もう一度店の中を見渡すが、今夜は何故か、このどこかノスタルジックな空気漂う空間から離れ難くて……。テーブルの上のカップに手を伸ばすと飲み頃になったハーブティーを味わい、またテーブルに戻すと目を閉じ耳を澄ませて漂うような心地よさに身を委ねていた。やがてこくり…と、頭が揺れて。夢の世界にまで漂いかけた意識が、来客を告げるベルの音色で引き戻されて。伏せられていた睫毛が震えてゆるゆると瞼を開き、まだ少し夢見るような瞳が静かにこちらにへ近付いてくる人物を捉えた)こんばんは。いらっしゃいませ、相原さん。(とても良く見慣れたその顔に、ごく自然にふわっとした笑顔を向けて。それからはっと気づいた顔をし、少し照れくさい色を浮かべて)すみません…少しうとうとしてたみたいで…少しうとうとしてたみたいで……。(言いながらソファーから立ち上がろうと)   (2015/1/18 04:53:09)

相原(ソファに深く凭れるようにして舟を漕いでいた店主の姿。無防備な表情は少女のように愛らしく、思わず頬が緩んでしまう。起こすつもりはなかったのだが、どうやら気付かせてしまったようだ。薄っすらと瞼を開いた眠そうな瞳。にっこりと微笑みかけると、軽く首を傾げるように会釈する。照れくさそうに立ち上がろうとする彼女を、片手を上げて制して)こんばんは。まさかお会いできるとは思いませんでした。ゆったりしているところをお邪魔してしまったかもしれませんね。(顔を合わせるのはいつ以来だろう。今年に入ってからは初めてだったかもしれない。遠慮がちながらも親しげな笑みを向け、首に巻いたマフラーをするりと解く。窮屈そうにしていた首周りを解すように肩を小さく回してから、コートのボタンを外して脱いだ)隣、座っても?(落ち着いた色合いのソファーは、二人で座っても十分なスペースがあるように思える。コートを壁のハンガーにかけながら、伺うような目で見下ろして)   (2015/1/18 05:04:18)

千夏(腰を浮かしかけた所でそれを静止する様な彼の仕草に少し戸惑いつつもまた座り直し)いいえ。ここで寝てしまう訳にもいきませんでしたし、お気になさらず。そうですね……まさかお会い出来るとは。(両手を胸のあたりで小さく構えて恥ずかしそうに振ってから。視線を壁にかけられた時計に向けて)相変わらず……夜のような、朝のような時間なんですね。(以前にも同じような時間に出会ったことがある気がした。なんとなく懐かしそうに瞳を細めて微笑んで。しかし折角来店してくださったのに、何かお出ししなくていいのだろうか?そんな思いからマフラーを外しコートを脱いで寛いでゆく彼の姿をソワソワしながら見つめていれば、伺いこちらを見下ろす彼と目が合って。一旦自分の隣のスペースを見てから)ここですか?……ええ、どうぞ。(軽く頷き快く十分に空いているスペースを勧め)外、寒かったんじゃないですか?良かったら何か暖かいものでも……。   (2015/1/18 05:29:29)

相原このくらいの時間帯はのんびりと静かに過ごしたいかなと思いまして。かくいう俺も少し休みに来たところなんです。だからお気遣いなく……と言いたい所なんですが、お店のスタッフとしてはそういうわけにもいかないかもしれませんね。(ソワソワと落ち着きのない店主の様子に、自分の意図がおせっかいだった事を自覚して恥じ入るように頭を撫でる。了承を得てから腰を下ろすと、僅かに沈み込むソファ。ほんのりと感じる温もりは、隣に座る店主のものだろう。深く腰を落ち着けると、溜まっていた疲れを吐き出すかのように細く長いため息を吐いた。ゆったりとソファに身を落ち着けると、身体の力が抜けていく)そうですね、いつかもこのくらいの時間にお会いしました。確かあの時は朝食をご一緒させて頂きましたね。まだ銀杏も黄色くなってない、夏の終わりくらいだったでしょうか。もうすっかり真冬な今から考えると、ずいぶん昔の事のように思えます。ええ、では何か適当に頂けますか? コーヒーでも、あなたと同じものでも構わないのですが。(注文を勧める声に、今度は素直に従って頷く。どれだけ親しかったとしても、お店と客の関係というものは守るべきなのかもしれない)   (2015/1/18 05:43:30)

相原【7時には離れなくてはいけないので、次くらいに〆させて頂くと思います。あまり長居できずにすみません】   (2015/1/18 05:45:31)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、千夏さんが自動退室しました。  (2015/1/18 05:49:34)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2015/1/18 05:49:41)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、千夏さんが自動退室しました。  (2015/1/18 06:09:43)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2015/1/18 06:09:53)

千夏【すみません。お時間のないところお待たせしております(汗)】   (2015/1/18 06:10:52)

相原【まだ十分に余裕あるのでお気になさらず】   (2015/1/18 06:12:45)

千夏確に、これくらいの時間散策するのも静かでいいですね……。あ、もちろん立ち寄って休んで行って頂くだけでも嬉しいですよ。(外はようやく夜の闇が白み始める頃だろうか?独特の、凛と澄んだあの空気の中歩くのは確かに気持ちのいいものだった。彼とも何度か散歩と称して一緒に歩いた道を思い出し。恥じ入るような素振りを見れば、そわそわしていたのは店員としての使命感だけでは無かった事が恥ずかしくて、また小さく両手を振って。隣に腰を下ろした彼がソファーに体を預けて寛ぐ様子を見つめながら、こんな風に隣り合わせで座る事も自然に感じられるようになったのはいつ頃からだろう?と、ふと考える)そんな事もありましたね……。一緒にお食事をするなんて滅多にないですから、あれも貴重な思い出ですね。もうそんなにたつんですねぇ……。(思い返せばつい最近の様に感じるのにと、少々感慨深げに呟いて)はい。じゃあ私と同じものでも……カモミールとローズヒップのお茶なんですが……。少々お待ち下さいね。   (2015/1/18 06:28:44)

千夏(注文を受ければ今度こそ立ち上がってカウンターの中へと。程無くして先程の手順で新しく入れ直したハーブティーを手に戻ると、『どうぞ。熱いですからごゆっくり』と言いながら、甘酸っぱい香りのするそれを手渡し彼の隣にまた腰をおろした)【長くなってしまいましたが削ってやって下さい~】   (2015/1/18 06:30:44)

相原散策と言えば、例の公園とかも懐かしいです。暖かくなったらまた行ってみたいですね。(遊歩道の奥にあるいつかの公園を思い起こす。まるで去年の事とは思えずに、懐かしさに表情を和らげて。今はもう隣に座っている事にも戸惑いを覚える事なく、まるで他人とは思えない親しみを感じている。思った以上に一緒の時間を過ごして来た事に今更ながらに気付いた。お茶を入れに立った店主の背中を見送りながら、今のこの幸せな状況に改めて感謝の念を覚えた)カモミールとローズヒップ……。いいですね、リラックスできそうです。このソファもなんだか……いいですね。とても落ち着きます。知らなかったな……何度もお店には来てるのに。(ソファに深々と凭れて身を預けると、とろんと表情がぼんやりとしてくる。聞こえてくる音楽が心地良く鼓膜を震わせながら、視界には見慣れた店主がカウンターの中でお茶を淹れている姿を茫洋と映している。温泉にでも浸かっているかのように四肢の力を抜き、やがて薄っすらと瞼が落ち始めて。温かいお茶を持ってきてくれたのだろう。甘酸っぱい香りが鼻腔をくすぐる。耳に響く店主の声に安らぎを覚えながら、そのまま眠りの中へと落ちていった)   (2015/1/18 06:43:37)

相原【これでこちら〆になります。強引かもしれないですがご容赦頂ければ。お相手ありがとうございました】   (2015/1/18 06:45:04)

千夏【いえ~綺麗な〆をありがとうございました。睡魔に負けなければ更に〆を書かせて頂きますね。ありがとうございました。お疲れ様です】   (2015/1/18 06:47:49)

相原【〆のお返事頂けるなら、また時間のある時に改めて拝見させて頂きますね。また機会があれば宜しくお願いします。それではお先に失礼します】   (2015/1/18 06:49:29)

おしらせ相原さんが退室しました。  (2015/1/18 06:49:32)

千夏あ……れ。……相原さん?(カップを手にし戻ってみれば、いつの間にか微睡んで居るような彼の姿に、おや…。と、軽く首を傾け。遠慮がちに声をかけて見るも反応はなく、完全に眠ってしまっている様だ。そばにあるテーブルの上の自分の分のカップの隣に彼のために用意したお茶を置き、安らかな寝顔を見つめてふっと優しい笑みを浮かべる。彼に会ったばかりの頃は、何時も何処か距離を保って遠慮がちだったのに、今ではこうしてうたた寝をしてしまえる程に安らいでくれているのだと思うと、店主という立場だけで考えても酷く嬉しく、今までの思い出の全てがより大切な物に思えた。暫くその寝顔を見つめてから、エアコンの温度を少し上げ、奥の部屋から本と毛布を持って戻る)   (2015/1/18 07:35:59)

千夏また、あの公園や並木道にも、是非御一緒して下さいね……。(背もたれに体を預けて寝息を立てる彼を起こさないよう、静かに囁き毛布を掛けて。隣に腰を下ろすと、膝の上で本を開いてページを捲る。そのまま彼が目覚めるまで起きているつもりだったが、触れずとも伝わってくる隣の彼の体温と、穏やかなBGMとその場の空気に、いつしかページを捲る手も止まり、彼に寄りかかるようにして静かな寝息が二つになった。__数時間の後、窓から差し込む陽の眩しさに、先に目を覚ますのはどちらだろうか?)   (2015/1/18 07:36:30)

千夏【なんとか〆で。またお時間が合いましたらこちらこそ、宜しくお願いします。ではではPLも睡魔に呑まれる事に…お休みなさい】   (2015/1/18 07:40:45)

おしらせ千夏さんが退室しました。  (2015/1/18 07:40:57)

おしらせ相原さんが入室しました♪  (2015/2/2 05:28:14)

相原(足早に早朝の街を歩く人影。マフラー越しに吐く息が白く凍っている。道路の隅には積雪の名残が残されていて、人の足跡や泥で歪な形に横たわっている。まだ深夜と言えるほど闇が濃い。節分を迎えれば、徐々に夜も短くなっていくのだろうか。冷たく乾いた空気に身体を縮こませるようにして、いつもの住宅街をすり抜けていく)また随分とご無沙汰してしまったな……。こんばんは。(喫茶店の扉を開くと、カラン、と取り付けられたベルが挨拶を返してくれる。思った通り人の気配はなく、寂しさも感じるが安心感もあった。暖房を入れてから、かじかんだ指を擦り合わせる。長めの睫毛を軽く伏せ、店内が暖まるのをそのままじっと待つ)   (2015/2/2 05:38:42)

相原(暖房から温風が流れ始めると、ようやくほっと息を吐いて。マフラーを解き、コートを壁のハンガーにかけてから、軽く肩口に手を当てて揉む)どうも冬は苦手だな……。厚着はするし、身体は強張るしで肩がこる。夏は夏で暑いのも厳しいけど。(春か秋の過ごしやすい陽気のいい日以外は、何かしら不満を感じてしまうのかもしれない。そんな贅沢な事を考えながら、カウンターの奥に入って冷蔵庫を開ける。ミルクを出し、鍋で軽く温め始める。ココアの缶から粉を入れ、鍋の中で溶かし始めるとカカオの芳しい香りが漂い始めた)いつものように珈琲もいいんだけど、ちょっと体調悪いみたいだし……。風邪っぽいのかな。(どことない倦怠感と軽い頭痛を感じつつ、カップにココアを入れてカウンターの席に腰を下ろす。冷え切った指先をココアで温めながら、茫洋とした視線を漂わせて)   (2015/2/2 05:50:12)

相原(カチャカチャ……とスプーンがカップの中をかき回す音。他に物音もないせいか、やけに目立って聞こえる。ココアに息を吹きかけて十分に冷ましてから、そっとカップに唇をつけて。甘くコクのある飲み物に、穏やかな微笑みを浮かべる)やっぱり落ち着く……。疲れてる時は家を出るのも億劫になるけど、こういうところに来た方がいいね。元気になる。しかしもう出たくないな、これ。日が出て暖かくなるまでここでのんびりしてたくなる。(炬燵の中のような心地よさ。そこから出ることを困難にする魔力でも込められているようだ。冷めていくココアを飲み干すと、壁の時計に目をやって。今日のこれからの予定を考えつつ、ようやく重い腰を上げる。鍋やカップをさっと洗い、カウンターの上に代金を置いて)ご馳走様……。またお邪魔しますね。(コートーとマフラーを着直すと、誰ともなく会釈をして喫茶店を後にした)   (2015/2/2 06:03:48)

おしらせ相原さんが退室しました。  (2015/2/2 06:03:51)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2015/2/13 23:35:10)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、千夏さんが自動退室しました。  (2015/2/14 00:12:48)

おしらせ千夏さんが入室しました♪  (2015/2/14 00:14:05)

千夏(何時もの様に客の姿もない喫茶店。その厨房で黙々と続けていた作業の手を休め、小さく吐息を付けば左右の肩を揺らして凝りを解すような仕草。ここ数日、知り合いのケーキ屋の手伝いで何度となく繰り返した手順。けれど間違いの無い様慎重に材料を確認しながら)えーっと……次は生クリームと……バター。あとは……これ。(湯煎にかけたチョコレートの中に、少しづつ材料を加えてゆき、次に手に取ったのは細く刻んだマーマレード。オレンジで作ったそれももちろん手作りだ。カカオ多めのビターチョコに柑橘系……一番好きな取り合わせ。機嫌良く加え、木ベラでかき混ぜながら、最後にブランデーフレーバーを加えれば、香りは一気に大人びた印象へと変わる。ふわっと広がる芳醇なブランデーの香りを吸い込むと、胸の奥がぽうっと暖かくなる)……ん。(ふんわり目を細めつつ、更にそれが艶やかになるまで丁寧にかき混ぜてから、バットに広げて冷蔵庫へと。1時間ほど冷やせば完成だろうか?パタリと扉を閉めて一段落。ボウルやその他の道具を洗い片付けてからエプロンを外してカウンター席に腰を下ろした)   (2015/2/14 00:14:10)

千夏お店で作ったのと同じ仕上がりになれば良いけど……。(ケーキ屋の厨房ではその店のオーナーのパティシエが付いて見ていてくれたから、一人で作るのはまだ心許ない。けれど多分……ちゃんと出来ている筈。カウンターに肘を付き、頬杖を付くその手と指先は、チョコを刻み過ぎたせいですっかり赤くなっていた。程よい疲労感が心地いい。暫し静かに目を閉じて)………そうだ。曲、随分入れ替えないままだった……。(店のBGMを最後に変えたのは、下手をすれば1ヶ月近く前だったろうか?随分サボってしまったと心の中でちらりと舌を出し。傍にあるCDラックを引き寄せて)ん~。一応バレンタインだし……多少はそれっぽいのにしときましょうか……。(この店はいつも、そう言った行事とはあまり関係ない時間が流れているのだけど……。悪戯っぽく微笑むと、一枚のCDを選んでステレオの中のものと取り替える)   (2015/2/14 00:38:57)

千夏(再生ボタンを押して、取り出したCDをケースに収めていれば、流れ出したのはメジャーなJ-ポップスのカバー曲。本来は男性歌手の歌だった筈だけど、この女性の歌声の方が何処か耳に優しく思えて好きだった。少し切なげでゆったりとした音色にまたうっとりと瞳を閉じて……。)……あふ。(メロディーに身を任せているうちに微睡み始めて欠伸が漏れる。目尻に浮かんだ涙を指先で拭いながら柱時計に目をやれば、時刻は午前中1時になろうとしていた)……少し休んだ方がいいかしら…。(ここのところ続いた手伝いの疲れが出たのか、更に大きな欠伸が漏れて、口元を抑えながら立ち上がる。後ろで一つに結いていた髪を解き、軽く首を振ればグレーがかった薄い色の髪がふわりと広がる)仕上げは明日の朝かな……。(生チョコレートを冷やした冷蔵庫の方に、心配と期待の入り交じった視線を送りながら店の奥へと消えていった)   (2015/2/14 01:04:07)

おしらせ千夏さんが退室しました。  (2015/2/14 01:04:29)

2014年11月11日 04時24分 ~ 2015年02月14日 01時04分 の過去ログ
*waxflower*
現在のルーム
過去ログ一覧
▲このページの先頭に戻る


[保護された通信(SSL https)を利用する]

クッキーの使用について | 広告掲載募集

(C)2009-2024 チャット ルブル <info@chat.luvul.net>