チャット ルブル

「【イベント部屋】school..2」の過去ログ

現在のルーム
過去ログ一覧
タグ F系  戦闘  恋愛


2016年01月21日 23時04分 ~ 2016年01月31日 02時38分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

野分真♂高1【急ぎ足ですが、ひとまず以上にて。お部屋、ありがとうございました。】   (2016/1/21 23:04:39)

おしらせ野分真♂高1さんが退室しました。  (2016/1/21 23:04:43)

おしらせSagittariusさんが入室しました♪  (2016/1/21 23:25:32)

Sagittarius【今晩は。イベントの際に使用するセルペンスのPCですが、ほぼ即興で考えた能力故にPC相手に行使するのが難しい異能となっておりますので、対PC様用には使いませんが、今後の為に能力の説明を兼ねたソロルを落とさせて頂きます。浦木様のロルに少し繋げる形となっており、無断で申し訳無いですが、お許し頂ければ幸いです。では、少々お部屋お借りします。】   (2016/1/21 23:25:38)

Sagittarius(学園内のラウンジと呼ばれる場所。初めて来たけれど、荒廃していて、とてもじゃないけれど居心地が良いとは言えない。それも、まあ、半分くらいは自分達の所為なのだけれど。)寒ッ…。もう、何で置いてくわけぇ…。(近くに誰も居ないのを確認した上で漏らした不平はしかし小さいもので、この暗くて寒い場所に反響しないようにと心がけるかのようなものだった。壁の一角からひょっこりと顔だけを覗かせているのは、先日三つ編みにしていた髪を下ろして、今回は緩く巻いている丁度二十歳に届かないくらいの女だった。先日と同様に"影"の様子見に数人で出向いた後、他にやる事があるから、と自分だけ取り残された訳だが―――)   (2016/1/21 23:26:08)

Sagittariusわぁ…、すっごい……!(先刻から盗み見をしている其の影の体捌きに、小さく感嘆の声が漏れる。3つの影に対峙する、蒼く輝くものを手にする少年。恐らく其の光の刀は、彼の異能で造り出したものなのだろう。見た限りでは―――)私とお揃い…?(もっとも、己の異能では彼の手にする様な、殺傷能力のあるものは創り出せないけれど。恐らく見た限りでは、光の粒子を固めて物質化し、其れを武器にしているのだろう。類似した能力でありながら己の方が劣っているのは、「私の方は気持ちが篭ってるから」と自分で言い訳。)   (2016/1/21 23:26:51)

Sagittarius(そう、己も光の粒子を固めて弓矢を生成し、それを相手に向けて放つのだ。とは言え、今戦っている彼程上手く固められないので、人体に当たっても損傷することは無く、精々その部分に針が刺さった様な僅かな痛みが走る程度のものである。しかし、心臓部に当たれば、其れは絶大な効果を発揮する。「気持ち」の篭った其れは相手の思考を遮断させ、何も考えられない侭、己と己が味方であると判断した人物以外を無差別に強襲する。つまり、"影"と同じである。否、影と違うところは、刺さった侭である矢が破壊さえてしまえば、其の効果が途切れることか。また、己の詳細な命令に従わせる事ができないのが、使い勝手の悪いところだが、意識の無い中で己を護る為に動いてくれるのは、矢張り「気持ち」が通じているからだろう―――それにしても、先刻から瞳に捉えきれない程の動き。彼はきっと"有能"だから、仲間にしたら皆喜ぶだろうな―――とは言っても、己一人で飛び出していったところで敵う筈が無いのは目に見えているし、何より怪我はしたくない。)…ま、いっか。(暗くて顔もよく見えない事だし、今回は見なかった事にして帰ることにした。)   (2016/1/21 23:27:08)

Sagittarius……あ。(ラウンジを出れば、もう既に外は暗いにも関わらず、未だ交戦しているものも疎らながら見受けられる。彼等の目に留まらぬ様にそそくさと校門へと向かう途中、見つけたのは、己の矢が刺さった侭倒れ伏している女子生徒だった。)あーあ、可哀想。やられちゃったんだ。(言って、彼女の傍らにしゃがみ込んだ。誰かに明確な殺意を持って攻撃されたか、はたまた乱闘に巻き込まれたかは分からないけれど、既に命を絶たれている様に見える。しかし、矢は未だ破壊されておらず、消滅する事なく残っていた。其れを見て、ふっと微笑む。)運、良かったね。大丈夫、助けてあげるから。(静かに言って、其の矢に手で触れて数秒―――次の瞬間には、彼女は立ち上がって覚束ない足取りで静かに去っていった。)   (2016/1/21 23:27:26)

Sagittarius矢が消失していない場合のみ、其の対象の傷を回復、若しくは蘇生させる事ができる。多大な精神力を要する為、できればあまり使いたくないのだけれど、今なら後は帰るだけだし大丈夫だろう。そして、逆もまた然り。己が万一身体の一部を欠損した場合、矢が刺さっている人物の其れに触れれば、其の人物から欠損したものを補う事ができるのだ。たとえそれが、血液であろうと皮膚であろうと。「ファン」ならば、それくらいは当然だろう。流石に、己自身の蘇生は不可能だけれど。)じゃーね、頑張って!(暗闇の中に消えていく女子生徒の背中に、朗らかな声を投げかけた。「私の為に、ね。」そうして、最後にそう小さく囁いた少女も、そっと闇の中に紛れていくのだった―――)   (2016/1/21 23:27:35)

Sagittarius【以上になります。お邪魔しました。】   (2016/1/21 23:27:50)

おしらせSagittariusさんが退室しました。  (2016/1/21 23:27:53)

おしらせ神原 響♂高1さんが入室しました♪  (2016/1/22 15:49:46)

神原 響♂高1【失礼します。イベントということで参加表明…みたいなソロルをぽとりと…。しばし、お部屋お借りします。】   (2016/1/22 15:51:06)

神原 響♂高1―――なんだかこういうのって…スリルがあるよね…?(どんよりとした曇り空の下、中庭の木陰に黒ずくめの男が一人、目の前に広がる光景を見ながら誰に問うわけでもなく一言。地面には彼方此方抉れた跡、女生徒らが時折水を与えていた花壇の面影はどこにもない。そんな戦闘の跡地を偵察に、いや暴走した”影”とやらに興味を抱き先行単独で敵地に趣いてきたという方が正しいだろうか。)あれが渦中のダミー君…(先達て起きたとされるシミュレーターの暴走事件。シミュレーターが何らかの原因で”影”を生み出したものだという。未だその原因すらも不明、学園には”影”たちが徘徊しており、この状況を危惧する学生たちはまるで最終防衛線を敷くかの如く寮に篭り、学園内には人気が全く感じられないほど静まり返っていた。それでも幾人かの生徒は”影”と戦っているのだろう。)   (2016/1/22 15:51:52)

神原 響♂高1……。(木陰から確認するだけでも付近には二つの”影”。飛び出して襲いかかるにもその”影”達の能力すらも把握していないのはかなりリスクも伴う。ならば忍びらしくステルスキルをしていけば良いのだ。敵を目の前にして興奮しているこの状況下で冷静な判断ができたものだ。幸い影の一方は己の位置から数メートルも離れていないところをウロウロウロウロしている。徐ろに忍刀を鞘から抜き出せば、標的を片方へと定め、体勢を低く保ちジリジリと詰め寄る。50cm…30cm…。)君が鈍感でよかったよ…。(背後から発せられた言葉に”影”は驚き、振り返ろうとするだろう。しかしその刹那の間にも刃は心の臓を貫く、深く、さらに深く…。シミュレーターの”影”といえでもこれほど容易なものだったろうか。しばらくしないうちに”影”は膝からドサリと、地面に崩れ倒れそこには何もなかったかのように消滅してしまう。)   (2016/1/22 15:52:33)

神原 響♂高1……ん?…お友達の心配…っ!(物音がなれば当然もう一方の”影”が気づくだろう。振り返っては首をかしげる。それもそのはず、つい先程までそこにいた同類がいつの間にか消えてしまっているのだから。そんな行動をとったことに冗談を呟こうかと思えば踏み込み一瞬で間合いを詰めてくる”影”。)いっ…たぁっ~!…(気を抜いたとは言えほんの一瞬、受身などとる暇なくその一瞬のうちに繰り出された数発の拳をモロに喰らい吹き飛ばされてしまう。同類を消されての怒りなのか、単に『能力者を抹殺する』というプロセスのもとに行動に移ったのか、その真偽など知る余地もない。)   (2016/1/22 15:53:19)

神原 響♂高1冗談聞かないタイプとか…(吹き飛ばされ体勢を立て直し装束についた砂を払い落とす。そんな悠長な行動を”影”が見過ごす訳もなく再び間合いを詰め、屈んでいる男の頭にその一部を刃とかした手を振りかざすようにして。)っ…キツいよねっ!(ヒュンッ、空を切り裂く音が鳴り響く、瞬間ドスッという鈍い音が響くのだろう。確実に斬った。そう思うのは素人だろう。瞬間、男の体からは煙が上がり、現れるのはへのへのもへじと書かれた等身大の藁人形。これには”影”も驚いたのかあたりをキョロキョロと。”影”が上空に男の姿を捉えたのはその数秒後。眼前に迫るは分銅鎖。反応はいいが時すでに遅し。)   (2016/1/22 15:53:35)

神原 響♂高1フフフ…もうちょっとで殺されるとこだったよ…?(通常よりも長い鎖の片方が”影”の体に巻き付ければ、まるで子どものような笑顔を浮かべて眺めている男。額からは避けるときについたと思われる傷跡、一筋の赤い雫が垂れてきている。体に巻き付いた鎖を解こうとする”影”に対する男の次の行動は素早かった。片手で鎖を掴み引き寄せれば”影”の顔面に向け裏拳、その一撃だけでも影の抵抗はなくなるだろう。後退りする”影”にすかさず胴、胸、顎と三段蹴りを繰り出せば綺麗な弧を描くように”影”の体は宙に投げ出された。しかし男の片手にはあいも変わらず鎖が握られており限界の距離まで伸びきればその反動でまた男の目の前へと戻されてしまう。)   (2016/1/22 15:54:19)

神原 響♂高1―――消滅するってなんかやだね。(それから幾時か。目の前に落ちていた鎖を集めれば、影が倒れこみ消滅した地面をじっと見つめる。派手な能力でもなければ地面をえぐるような戦いもしていない。戦った証として残ったものは額の傷と殴り続けてついた拳の傷跡くらいだろうか。本の興味本位で出向いては手傷を負わされて帰る。こんなつもりじゃなかったのに…。なんて呟きながら黒装束は木陰の闇の中へと姿を消していくのであった。)   (2016/1/22 15:54:22)

神原 響♂高1【以上です。失礼しました。】   (2016/1/22 15:55:13)

おしらせ神原 響♂高1さんが退室しました。  (2016/1/22 15:55:17)

おしらせ首塚結花♀高1さんが入室しました♪  (2016/1/23 23:14:10)

おしらせ静寂朱鷺臣♂高3さんが入室しました♪  (2016/1/23 23:14:11)

静寂朱鷺臣♂高3【改めてよろしくお願いします】   (2016/1/23 23:14:21)

首塚結花♀高1【お邪魔します。よろしくお願いします〜!順番どうしましょうか。入室順で私から書きましょうか?】   (2016/1/23 23:14:53)

静寂朱鷺臣♂高3【あ、じゃあお願いします】   (2016/1/23 23:15:22)

首塚結花♀高1【了解です 少しお待ちください】   (2016/1/23 23:16:14)

首塚結花♀高1(中庭のベンチで一人、バスケットを抱えて座る女子生徒がいた。首には水色の犬用の首輪をつけて、主人を待っているようだった。)ふふふ〜ん…。(鼻歌を歌いながら上機嫌の彼女は、朝早起きをして作ったサンドイッチの入るバスケットの中身を確認する。よし。ちゃんとある。と、呟いて、主人を待った。「中庭でお昼を食べませんか?寒いからこそ、中庭です。」メールを送って数分経った。彼女は保温性の水筒から暖かいお茶を注いで飲む。)ぐえ…薄っい…。(彼女は、ベンチの上で、主人を待った。そこに影が近づいていることも知らずに。)   (2016/1/23 23:22:48)

静寂朱鷺臣♂高3(この寒空の下、なんで中庭なんだ。そう思った。でも気づいた。きっと彼女はこういうことが言いたかったのだろう。気づいてよかった。そう思ってたのかも怪しいけど。服なんて久方ぶりに着るな。そんなことを思いながらいつもとシルエットの違う朱鷺臣は中庭へ。)寒そうな格好だな、(ベンチに座りながら震えている結花を見つけ、声をかける。)ほら、こっちにおいで、暖めてあげる(彼女の手製セーターを着た私は、彼女の前に立って、腕を広げる。もちろん抱きしめるという行為を目的としてのことだったのだが、視界に入ったあるものから、それだけが目的ではなくなってしまった。忘れてた、今学園は危険なんだった)   (2016/1/23 23:28:47)

首塚結花♀高1せ、先輩っ!(パァっと笑顔の花が開く。きっと彼女に犬の耳があったなら、パタパタ動いていただろう。振りちぎれんばかりにしっぽを振る犬のように喜んで、彼女は目の前の男子生徒に抱きついた。その瞬間、ドゴォッと、彼女が座っていたベンチが粉々になった。バスケットとともに。)え……?(結花が朱鷺臣先輩に抱きついた瞬間に、間合いを詰めた影がベンチに襲いかかったのだ。実際はベンチにいた結花を襲ったのだが、結花は目の前で屑になったサンドイッチを見て、呆然としていた。)あ……え……。(抱きついた先輩は、自分の編んだセーターを着ていたが、それどころではなかった。影は、明らかに次の攻撃を始めようとしていたのだから。)〜〜っ!(結花は先輩を突き飛ばして攻撃を避けさせる。自分と先輩が同時にやられる前に、先輩だけは避けさせようと、両手で突き飛ばす。)来いっ!(袖から式神のお札を取り出して召喚する。釣竿を持った護法童子と呼ばれる子供。影の身動きを釣り糸で拘束して取れなくさせた。)   (2016/1/23 23:41:00)

静寂朱鷺臣♂高3(パタパタと抱きついてくる結花。それと同時に粉砕されるベンチ。現れた影はどうやら格闘タイプで、その攻撃により砕かれたのだろう。)ってうおっと(不意に突き飛ばされて、体を仰け反らせながら、数センチ後ろに着地。すると、いつの間にか召喚された式神により影の体は拘束されていた。)お前はほんと、危険なことばっかりするな。(意識を向こうに集中する吉家の頭に髪の手をポンとおいて、)拘束に成功したなら逃げるぞ。式神をしまって、俺につかまれ(と、顔を彼女の耳元に寄せてそうささやく。彼女がつかまり次第この場所を離れられるよう髪を足に巻きつけて)いうこと聞かないと、お仕置きだぞ?   (2016/1/23 23:46:38)

首塚結花♀高1ひぅ!(ゾクゾクっと背筋を震わせて声を上げる結花。耳元で囁かれて、結花は顔を耳まで真っ赤にした。)こ、こんな時ま…で……。(顔から湯気が出る結花。しかしそれと比例して護法童子の力が弱まっていく。)あぁっまずいっ!(結花は赤いお札を取り出して影に投げつける。)先輩はやくっ!(髪の腕に思いっきりしがみつく結花。)今投げたのは特別な妖怪ですっ爆発を起こして光と音で相手を怯ませるものですっ!今のうちに行かないと巻き添えになっちゃうっ!(自らある意味ピンチに追い込んだ結花。護法童子は釣り糸を引き続けるが、爆発とともに光に消えた。)   (2016/1/23 23:55:24)

静寂朱鷺臣♂高3はあ、なんでそんな危険なものを投げるのかね。まあスリリングで面白いけどさ!(投げられて、彼女の言葉を聞いて。おそらく爆発まで残されている時間はほぼないだろう。足に渾身の力を込め、彼女の体を抱き寄せて、能力の補助を得ながら高く高く跳躍する。その高さは屋上のフェンスを越える。空中に躍り出ると同時に眼下の空間が激しく光ったものを確認する。)まるで空の上から花火を見てるみたいだ。ロマンチックだと思わないか?(屋上目掛けて落下しながらそんなことを悠長に尋ねてみる。その口元はつりあがるように歪んでいて、この状況を心底楽しんでいる様子)   (2016/1/24 00:02:56)

首塚結花♀高1うぅぅっ!(轟音が聞こえたと思った瞬間には屋上にいた。結花は先輩の腕の中で中庭を見る。)…は、花火って…もう…先輩…。(結花は先輩の不敵な笑みを見て、)私じゃなかったらあなたについて行く間に死んじゃいますね。(先輩の頬にキスをする。)((あー…またおっぱじまった…))(シッキーちゃんは遠目でそれを見ながら、やれやれ、とため息をつく。しかしそれどころではなく…。)((お、おい!中庭を見ろっ!))(光が消え、徐々に砂煙りも消えた頃、大きな影が、こちらを睨んでいるような気がした。)   (2016/1/24 00:09:29)

静寂朱鷺臣♂高3そうともよ。俺は結花だけは死なせないって決めたからね。って、結花、今(頬に柔らかい感触。それと同時に聞こえてきたのは彼の声。)なんだよー、これからってときに水を差すなよなー(なんて、ふてくされるように言いながらも屋上から中庭を眺める。そこには先ほどの爆発と光に気が付いた影がわらわらと。)ちょっとまずいね、どうしようか。(影と結花を交互に数度見れば。)よし、戦ってくる。その間に逃げること、いいね?(と、フェンスに足をかけて再び上空に飛び出そうと、力をこめる)   (2016/1/24 00:15:21)

首塚結花♀高1えっえぇっちょちょちょっとぉ!(結花は先輩の腕を離さなかった。中庭にめがけて飛び降りようとする先輩を止める。)まあ待ってくださいよっ。一緒に逃げましょうよっ。(先輩の手を握り続け、大声で声を出す。)それとも、私も戦いましょうか?(結花はお札を取り出し、中庭に向かって投げる。召喚された式神は扇と金棒を持った一つ目の鬼だった。影と戦う鬼は中級式神で、ある程度は影と渡り合えそうだった。)あれも時間稼ぎです。逃げましょう。ねっ?ねっ?それで私と一緒に平和な1日を過ごしましょう?たまには平和も楽しいですよ!私がご飯を作りますから!(腕を絶対に離さない、と、結花は抱きつき続けていた。)   (2016/1/24 00:22:11)

静寂朱鷺臣♂高3(さあ、飛び出すぞ!というところで腕に力がかけられてカクンと)早く逃げろって、え?一緒に逃げる?あ、いやいや一緒に戦うのはダメダメ。よし分かった、逃げよう。そうしよう(彼女によって放たれた式神による時間稼ぎがどれくらい持つのかわからないうえ、一人で逃げてくれないなら一緒に逃げるしかない。)平和ねえ、確かに楽しいかも。結花の料理は、ちょっと怖いけど。まあ、ある意味楽しみかな(意地悪な笑みを浮かべて、彼女の腰に髪をまきつけると、再び跳躍をして校舎を離れる。みるみる校舎を離れた黒い弾丸は、正門付近で着地して)はい、到着。目、回ってない?気持ち悪くない?よし、じゃあ行こうか(心配はするものの、返事は聞かない。まるで子供のように言うと、彼女の手を握って)でも、どこへ行こうか   (2016/1/24 00:27:31)

首塚結花♀高1ぐっぐぅぅっ!(先輩の腰に抱かれたまま高速で移動する。重力やらなんやらで目が回るというかなんというか、船とバスで山道を進んでいるような、そんな酔い方だ。まあ船は山道を通らないが。)うぅ…。(正門で手を繋ぐ先輩。結花は笑顔に無理やりにでも戻って、先輩の手を握り返し、)私は料理できるキャラですから。じゃあまず今日1日何をするか決めましょう!(まあまあの腕前の結花は、その後、先輩に豪華なディナーを用意しようと奮闘し、先輩と一緒に食材を買いに出かけようとしたが、最終的には良いとも悪いとも言えない微妙なカレーを作って平和な1日を過ごした。)【これで一応〆です。】   (2016/1/24 00:35:34)

静寂朱鷺臣♂高3そうだな。まだお昼だし、時間はたくさんあるし、町に行けば楽しい何かが待ってるでしょう。(同じように笑顔を作るとそのまま正門を抜けて学区外の街に繰り出す。中庭に集まった影はもちろん放置。まあ、学園の中心にあるわけだから誰かが何とかしてくれるだろう、なんてたかをくくり、今は今を楽しむことだけに集中することにした。久しぶりのデートなのだから)   (2016/1/24 00:38:18)

静寂朱鷺臣♂高3【こちらもこれで〆です。お疲れさまでした】   (2016/1/24 00:38:34)

首塚結花♀高1【お疲れ様です〜 久々で…もう眠い…それではお邪魔しました〜おやすみなさいー】   (2016/1/24 00:40:16)

静寂朱鷺臣♂高3【はい、お疲れさまです。楽しかったですよーおやすみなさい。】   (2016/1/24 00:40:38)

静寂朱鷺臣♂高3では、失礼します   (2016/1/24 00:40:43)

おしらせ静寂朱鷺臣♂高3さんが退室しました。  (2016/1/24 00:40:47)

首塚結花♀高1【ありがとうございました〜お邪魔しました〜】   (2016/1/24 00:40:56)

おしらせ首塚結花♀高1さんが退室しました。  (2016/1/24 00:40:59)

おしらせAquariusさんが入室しました♪  (2016/1/24 19:19:54)

Aquarius【今晩和。今回のイベント絡みでソロルをひとつ、失礼させて頂きます。出だしほんのりですが、イベント関連で静寂様と首塚様のロルに乗っかる形であるのをこの場を借りてお詫びさせてください。】   (2016/1/24 19:22:20)

Aquarius(――屋上。)(そのもの風のように学舎を後にした一組の男女。彼らを人知れず見送り、男は相好を崩した。どちらもとても興味深い能力ではあったけれど。) 良いでしょう。……機会はまだ、幾らでも。 (薄氷の眸はうそりと微笑んで、その視界を、遥か遠くから眼下へ戻した。フロスティ・ブルーの眸は、男が纏うロングコートによく似た色をしている。相も変わらず学生とは程遠い身なりをして、男は今日も学舎に居た。……細く誰かの呼び声がする。叫んでいる様にも、泣いている様にも。怒号のようにも。グローブを嵌めた指の先を、差し伸べるように屋上のフェンスを越えて下界へ伸ばした。) 苦しんで、いらっしゃるのですね。……可哀想に。私達が仕組んだ事です。貴方方には、何の罪も無い…… (細い吐息が、寒空に散って白亜に曇る。伏せた瞳の奥は、心底憐憫と慈しみを溶かして――微笑んでいた。) 罪も無い、何も知らない幼い子。貴方方は、この世界を如何、思うのでしょう。理不尽に無作為に与えられた力、取り上げられた平穏。……異常であると知らしめられて、どれ程、苦しんだ事でしょう。   (2016/1/24 19:23:18)

Aquarius(朗々と男が紡いだ時、背後の鉄扉が音を立てて開いた。こんな真冬の空の下でも、逃げ場とほんのわずかな休息を求めて迷い込んだ男子生徒を、男は破顔のもとに、振り返る。) ……幼子。こんな処へ来たら、風邪を引いてしまいますよ。 (彼が何か云う前に、男は笑った。空に差し上げた両手はからで、丸腰であることを示すよう。穏やかな薄青の眸の前で、いっときのまれた男子生徒は、それでもすぐに我を取り返す。誰だとか、何処から入っただとか。負傷と疲弊を隠すための、咆えるような指摘は実に的確で、男は両の手を数度叩き合わせた。拍手。) 傷あれど、牙は失わない。素晴らしい事です。 (穏やかな笑みは、彼にとって挑発のそれでしかなかった。男を「敵」と認識し、気迫を持った男子生徒の拳が唸る。彼の能力であるのか、その手足がけもののそれを成していく。男にとっては懐かしささえ覚えるような、灰黒の。) 嗚呼。けれど……   (2016/1/24 19:23:42)

Aquarius(ひゅ、と眼前で大気の一陣。男子生徒の鋭い爪があと少しで己に届く、その間合いで男はごく軽く地を蹴り、「飛んだ」。) ……貴方は少し、お疲れのようですよ。 (冷たいばかりの北風が、男と男子生徒を隔てるように渦を巻く。屋上から凡そ2mほどの距離を空けた「空」に佇み、男は猶も微笑んだ。) 勇猛と、無謀を、履き違えてはいけません。幼子。……私を憎むならば、世界を恨みなさい。不平等で不協和音ばかり奏でる。これほど人で溢れ返っているのに、己と違うものを害し、英知の水瓶は少しも満たされる事の無い……異常な世界を、憎みなさい。私達は、その為に居るのだから。 (唄うような男が紡ぐ声の全てを、少年が聴くことは無かった。言葉が終わる頃、彼はもう力を失くして、どうと地に伏せていたからだ。見えないナニカに切り裂かれたような傷跡を、全身に残して。) ……目覚めはどうか、貴方に優しくありますよう―― Спокойной ночи.   (2016/1/24 19:24:02)

Aquarius(そうして男は、何もない空を踏んでいるような足取りで、上空から世界を見下ろした。薄い薄い青は、湛えた眸を揺らさない。) ……世界が異常であるならば、正常に切り出して仕舞えば良いのです。噛み合わない歯車があるならば、正しく回るように削って差し上げれば良いだけの事。 (グローブ越しに、指の先を見つめた。其処に嵌めてある宝瓶宮に触れる仕草の、口付けひとつ。再び唸る風の音に、男の姿が掻き消される前――) ……水瓶も盃も、満たされなければなりません。歪んだ生は正しく在れる様、等しく矯正されなければ……   (2016/1/24 19:24:34)

Aquarius【以上になります。お部屋ありがとうございました。】   (2016/1/24 19:24:45)

おしらせAquariusさんが退室しました。  (2016/1/24 19:24:48)

おしらせ奏 琴花♀高1さんが入室しました♪  (2016/1/28 21:21:31)

奏 琴花♀高1【こんばんは。イベント参戦にてお部屋お借りいたします。待ち人にて。】   (2016/1/28 21:21:56)

おしらせ《愚者》さんが入室しました♪  (2016/1/28 21:22:15)

《愚者》【こんばんは、お部屋少々お借り致します。 それでは、私の方から開始させて頂こうと思います。丁度待っている間書いておいたので、少々お待ちを。】   (2016/1/28 21:22:58)

奏 琴花♀高1【はい。お誘いありがとうございます。それではお言葉に甘えまして。どうか良き紡ぎとなりますよう。】   (2016/1/28 21:24:27)

《愚者》(寒い寒い、とある冬の日。シミュレーターの暴走、そして生み出された『影』の脅威に晒される日の中で、学園は落ち着かない不穏な喧噪に包まれる日々が続いていた。絶え間なく医務室へ担ぎ込まれる者、この現状に自主休校を決め込む者、暴走の謎を解くべく各個に立ち向かう者――それぞれがそれぞれの方向を模索し静かに構える中で、その青年は一人賑やかに学園の廊下を歩いていた。)何がッ!『影』!何がッ!『仮想敵』ッ!似た姿ばっかりでいい加減見飽きるわッ!(…いや、それは『歩く』と言うよりは、『斬り進む』と言った方が適切だろう。学園の廊下を歩く青年の前に、後ろに、いくつもの『影』の姿。それぞれの異能を以て次々と襲い来るそれを、青年は手に携える仕込み杖――『アグレスティス・レペンス』であるいは斬り、あるいは突き、そしてあるいは異能を以て弾き返し、さながら海を渡るモーセが如く斬り進んでいた。波飛沫代わりに――あるいは鮮血代わりに飛び散るは、影を形作る黒い粒子。漆黒の刃が振るわれるたび、それは飛び散った一瞬後に影も残さず消えてゆく。)   (2016/1/28 21:24:42)

《愚者》おれを!本気で!討ち取りたいならッ!というかシミュレーターっていうのを活かすならッ!!どうせならボインのおねーちゃんの姿で襲ってこいコノヤローーッッ!!(斬り進みついでに、煩悩まみれの何かが零れた。そっとしといてあげて下さいこの人この前合コン失敗したんです。血の涙が垣間見えそうな横顔流し、影振りきって向かう先は生徒会室。学園の意思を司る、その中枢。)…ふぃー、やっと落ち着いたか。…こほん。えほっえほっ、おっほん。もしもーし、誰かいますかー?ノックしてもしもぉーし。(ぱちん、と杖を模した鞘に刀身を収め、ドアの前で咳払い。ノックしつつに上げた声は、不穏の空気に満ちた学園には似合わない程に、滑稽で明るいものだった。)   (2016/1/28 21:24:50)

奏 琴花♀高1(カタカタカタカタとほぼ規則正しいいえるほどに高速でキーボードを叩く音だけがその中枢たる一室を奏でる唯一の音であった。窓は分厚いカーテンで遮られ、ドアは施錠されている。下界で奮闘する生徒たちがここまで駆け上がってくる余裕はないのか、廊下は静寂で在りつづけていた。つい数分前まで。)……。(それでも、主なきこの部屋にただ一人留守を守る雪色髪の少女は黙々とキーボードを叩き続けている。いつも使っている生徒会のパソコンではなく、真っ白なボディの、画面が0と1と時折アルファベットがくるくると目まぐるしく踊る真っ黒な画面。軍御用達のクラッキング特化のパソコンだ。目標はもちろん今回の元凶たるシミュレーションルームのコントロールシステム。)   (2016/1/28 21:47:21)

奏 琴花♀高1……(近づいてくる足音と声は、知っている声。馴染みある声。チカラをぶつけあったこともある。その声が何か不満をぶちまけるような声言葉であろうと、雪色髪の少女はそのまま指を躍らせ続ける。用件は、大体予想がついている。)――……(ノックの音。投げかけられる声。ルビー色の双眼は喜怒哀楽を灯すこともなければ返事をするために立ち上がるわけでもない。今は、時間が惜しい。一秒でも。それは空間も無音に物語っている。細心の注意を持っていて見れば蛍光灯の光を微かに反射する弦が張り巡らされた室内。来訪者はもしかして、その光景その手法に覚えがあるかもしれない。身内の雪色髪が、そういう弦の使い方をするのを、何度か見ているかもしれない。さあ、ノックの後にノブに手をかけるか、あるいはドアの向こうを警戒して別の手段に出るのか、さて、さて――)   (2016/1/28 21:47:28)

《愚者》(ノックの音と訪いの声をかけた後、帰って来るのは無音という音。とはいえ、廊下から蛍光灯が灯っているのは見え、何やら人の気配も感じられる。人がいるにしては静かに過ぎ、そして入室の許可さえもかからぬこの状況。ここは出直すべきか…と普通は考えるべき所、青年は迷わず扉を開けた。ばぁん、と。)お邪魔しまーす!…あ、なーんだやっぱりいるんじゃーん。元気?風邪引いてない?(ドアの先、規則正しい音だけが響く屋内に、雪色の少女がいた。『彼』から仄聞してはいたものの、やはり独りでこうして戦っていたのだろう。かつて干戈を交えた相手ながら、青年は気軽な挨拶一つ、弦張り巡らされた中へと無警戒に脚を踏み入れる。まるで両者の間に何も存在しないかのように青年は何気なく歩き、その体にワイヤーが触れる、その刹那。しゅ、と手の内から放たれた『駒』が少女から一挙手の所へ放たれるや、青年の姿は燐光に包まれ、瞬く間にその駒の場所へと現れた。空間転移後の無防備な瞬間を狙い撃ちされても構わない、そう言わんばかりに気軽な挙動で。)   (2016/1/28 22:04:29)

《愚者》…あれ、生徒会今一人?あちゃーどうするかな…。とりあえずお土産持ってきたけど食べる?(きょろり、改めて周囲を見渡せば、生徒会室というのに他には誰もいない様子。となると、本当に誇張なく、彼女は一人で戦っていたのか。…と、なれば。今回の要件を話せるのも、この少女だけということになる。いつの間にやら手に携えた紙のケースを机に置いて、本題前の世間話とばかりに、それを開けて少女に見せた。中には、香ばしい香りに包まれた、さっくり生地のクッキーシュー。濃厚なカスタードに芳醇なバニラの香りが合わさって、さっくりしつつも蕩ける食感は絶妙と評判高いものである。今までのこともあるので、なんだかんだでおにーさん奮発したのです。財布の厚みと引き換えに。)   (2016/1/28 22:04:36)

奏 琴花♀高1――(そう、このトラップは一人で展開すると駒一つ分の小さなものなら間縫って飛んでこれてしまう。袖に忍ばせている投擲用小ナイフでその駒を貫き砕いても良かったのが、そんな時間も惜しい。あと少し、あと少しでオートランである程度奪われたシステムを侵蝕しかえすことができる、はず。チカラによってシミュレーティングシステムに介入したのならこの異変を察知して下界で何かしら動きがあるはず。だから)――(だから、邪魔、しないで)――(タンッとエンターキーを叩くやいなや立ち上がって、淡い燐光と共に姿を移した青年の喉元めがけて銀一閃。)……(そのルビー色の双眼は、最初に対峙したときと同様に、簒奪をいとわないまっすぐな視線。しかし喉元に突きつけた銀色のレターナイフは刃を帯びることなく、ぴたりと止まったまま。)……――(聞きわけている。この人は平然と嘘をつく声の出し方はしないけれど、本当の事を全部言わない人に多い声の出し方をする。学園の中枢たるここで、たとえ共闘の申し出だったとしても、そこに裏がないか、じっと聞いている。)   (2016/1/28 22:26:11)

奏 琴花♀高1……。……――(いくつ、その肉薄した距離と隠す気配もない殺意とそれにまったくもって釣り合わない挨拶の言葉が重なった頃か。やがて少女はレターナイフをゆっくりと離して、ちら、と、袋の中を見た。ミルクとバターの香りが甘く優しい袋に、一拍、簒奪の気配が止んだ。)……(もう一度見上げる。予想はついている。でも、何の用?と、小さく首を傾ぐ仕草で問うた。)   (2016/1/28 22:26:20)

奏 琴花♀高1【袋→開いた箱で……!失礼いたしました。】   (2016/1/28 22:35:10)

《愚者》と、と、と。おいおい、穏やかじゃないなぁ。…ま、当然っちゃ当然か。(しゅん。空気を割く音とともに、首筋に据えられる銀一閃。読めなかった訳でもないだろうに、青年は軽口一つ、降参降参と言わんばかりに両手を上げて答えた。一瞬シュークリームの箱に注がれる少女の視線、緩んだ殺気。青年はステッキくるりと回し、ようやっと本題へ向かう口を開いた。)んじゃ、ちゃちゃっと本題に入ろう。今回、おれたちEdenは、学園を守るべく介入を行いたい。その許可の取りつけに来た。…あー、いや、命令は正確には『セルペンス幹部を捕縛ないし排除したい』だったかな?ま、要はそういうことさ。(あっけらかんとした口調で告げる、共闘の意。…無論、学園にしてみれば信じる訳にはいかないのも道理だろう。なんといっても、かつて数度にわたり学園を襲ったのが、何を隠そうこのEdenなのだから。その辺りの呼吸は、青年もまた心得ていた。)   (2016/1/28 22:57:00)

《愚者》ま、いきなり信じろって言っても無理だとは思うし、ちょびっとウチの内情も言うとだね。…この所、『セルペンス』によると思われる人員の負傷が相次いでいる。先日なんかは装備を輸送中の所を襲われて、いくつか奪われたくらいでさ。…が、それだけじゃ飽き足らず、奴ら街の非異能者までも、既に手にかけている形跡がある。一応異能者犯罪の抑制を第一にしてるウチとしちゃ、座視できなくなった訳さ。(表情に笑みを浮かべたまま、青年は紡ぎ始める。大したことを言う風でもなく、それでいて声を少し押さえて、内緒話でもするように。…話すことは、確かに事実。しかしその裏の、Eden内部の抗争や反目、方針統一までの混乱は秘めたまま。)そんな時、この学園で幹部の尻尾が掴めた。ウチとしてはこのチャンスを逃さず、奴らがこの学園という『檻』の中にいる内に捕えたい。ゆえに、今回協力の依頼をすることになった。…とまあ、こんな流れさ。   (2016/1/28 22:57:08)

《愚者》(つまり、『異能者犯罪を防ぐのはEdenの本分』という建前に、『学園をエサに、セルペンスを一網打尽にする』という本音が合わさった結果の今回、という背景。学園にとってはエサ役という多分に不愉快極まりないであろうその中身をも、青年は余すところなく伝えた。交渉を行うに当たっては、隠さなければならない芯以外は、全て誠実に曝け出すべし。そんな、彼なりの哲学であった。)とりあえず、参加が許されるのならE.V.E.から小人数を出すことになるかな。ある程度戦闘慣れした人間がいれば多少や君たちの役に立つだろうし。寮の周辺にレヴィアタンを配置すれば、少なくとも安眠も保障できるだろうし…とにかく、ウチとしてもやれることはいろいろあるさ。…どうだい?(最後の問いは、今学園の意志を司るであろうこの少女に向けたもの。一人では、若人たちだけでは犠牲も大きく、徒に消耗するだけになるかもしれない。せめて、目的がある程度重なる今は、力を合わせてもいいだろう。そこには、幾分罪滅ぼしの気持ちも入り混じっていたのかもしれない。)   (2016/1/28 22:57:15)

奏 琴花♀高1……(黙して世間話のような内緒話を聞く。レターナイフを袖の中に音なく戻し、傾いだままに耳にそっと手を当てる仕草。何か別のものに耳を傾ける仕草。)……――(そう。)……。……(耳から手を離して、ふと、肩越しに振り返った。空席の主の席を。)……(シオン、ヒヅキ、私はここで頷いたら学園<あなた>の敵?それとも、書記としての越権した行為を怒る?)――……(学園を守る。兄弟口揃えて言った、変わらない言葉。)……。……――(空席の主の机の引出からメモ帳を取りだして、万年筆を走らせる。いつものスケッチブックは、この部屋にない。会話することを、想定していなかったことの現れ。)   (2016/1/28 23:28:09)

奏 琴花♀高1(少女は一ページ綴っては捲りとる。)――「レヴィアタンの設置は認めない。チカラを使えなくなったときのショックで今もPTSDに苦しんでいる人たちがいる」――「EVEの戦闘員はチカラの行使先をセルペンスだけに限定する。コラテラルダメージが発生した時点で共闘反故と判断」――「たとえセルペンスとEdenの確執が何であろうと、この敷地における一切の死者を許さない」――(三枚のメモを、青年に渡した。まばたきの一つもないまま、まっすぐに。これが、今この一時学園で繰り広げられる乱戦に微かなしかし最も肝要な秩序をもたらすために考えられる、少女の最善だ。)   (2016/1/28 23:28:16)

《愚者》【と、では次のロルで『連絡役』を登場させます。つきましてはそれを決めるダイスロールを行いますね。6面ダイスで、奇数=塔、偶数=月、で!】   (2016/1/28 23:42:12)

《愚者》1d6 → (6) = 6  (2016/1/28 23:43:24)

《愚者》【という訳で月ちゃんということで…!】   (2016/1/28 23:45:31)

奏 琴花♀高1【ふ、祈るまでもない、だって、糸を張っていたのですもの――】   (2016/1/28 23:47:25)

《愚者》……ああ、約束する。おれたちはセルペンス幹部の特定と捕縛に全力を尽くすよ。済まないけど、シミュレーターのコントロール奪取の方はお願いするよ。(主なき机にしばし向けられた、少女の紅い瞳。小さな紙片に紡がれた言葉は、生徒会として責任ある、そして一線を守る彼女の――否、学園としての意志そのものにも見えるものだった。…そうだ、それでいい。キミ達にはこの先の未来が、無限の可能性がある。その可能性を抑え潰す者も、可能性を曲解し他を否定する者も、彼らの上にいるべきではない。青年の無言の横顔に、『ほんとう』の思いが微かに横切り、消えた。)…で、ついてはなんだけど。本来はおれが常駐して指揮すべき所なんだけど、実はちょっと今仕事を抱えててね…。代わりと言っちゃ何だけど、連絡役を置いていくよ。――おいで。(ふ、と調子を変えて、紡ぐは当面の話。連絡役、というフレーズをその端に上らせるや、青年の手元に燐光が宿り、集い始める。それはやがて凝集し、人の形となって――一人の少女を、そこに顕現せしめた。)   (2016/1/28 23:48:07)

《愚者》(現れたのは、銀色の長い髪に、同じく灰白色のロングコートを身に纏った一人の少女。銀と白の出で立ちに、赤い瞳が映える、まるでウサギのような姿。――そう、彼女にとって因縁の相手、《月》であった。)とりあえず何かあったら、『彼女』を介して連絡して欲しい。逆にこっちも何か分かったら伝えるようにするからさ。月、連絡役は頼むよ。それと、彼女をしっかり守るんだよ? 月「………ん。わかった。………シュークリーム、食べて、いい…?」(こくん、と頷き、次いで無表情ながらに雪色を見つめる鉄色の少女。言葉少なに何かを伝えようとして…その目線は、しっかりシュークリームの箱に留まっていた。)   (2016/1/28 23:48:16)

《愚者》【流石である(  そ、そしてすみません、時間的に私は次でラストになりそうです…!】   (2016/1/28 23:48:46)

奏 琴花♀高1【ああ私が条件三本矢を長考したがために……!な、なるべく早く落とします、が、どうかご無理なきようです……!】   (2016/1/28 23:51:02)

《愚者》【あ、いえいえ、まだ眠気は何とか持ちますので、どうか焦らずゆっくりで。ひとまずお待ちしております。】   (2016/1/28 23:51:41)

奏 琴花♀高1 (条件全てを二つ返事に呑んでもらえたことに安堵――という様子は喜怒哀楽を湛えないその立ち振る舞いからはわからない。ただ、こくんと大きく頷いた。)……?……!(そして、いわく連絡要員として連れてこられたその姿に、再会に、今日初めて驚いたように目を大きく見開いた。初めて、カタストロフィという命がけをもってしても狩りきれなかった子。どこかがお揃いの、あの時、あの刹那、唯一「声」を交わせた気がする――)……(月、という呼ばれは知っていた。太陽の背合わせとして。月色の、綺麗に踊る子。心臓がとくんとくんと鼓動を早め始めたところで、鼓膜を叩いた「シュークリーム」という言葉。)……(条件を飲んでくれるなら、食べよう、かな。そんな思考は気づけば、椅子を一つ引いていた。来客に席を勧めるかのように。自分はその隣の椅子を引いて腰掛ける。お腹がすいたのだ。オトハと一緒に二晩寝ずに組み上げたこのプログラムを実際に監視セキュリティをかいくぐって走らせる間、口にしていたのはレーションとカフェイン飲料だけだったから。)   (2016/1/29 00:09:28)

奏 琴花♀高1――……(先に手を伸ばす。惹かれるようにして。バターとバニラの甘い香りに、一口頬張った先に広がった優しい甘みに、少しだけ体の力が抜ける。)……。……(ミナト、どうして、あなたはそうまでして――。)……――(その思考は、口の中のカスタードと一緒に溶けていった。今は、目の前のミッションを残り時間以内に完遂させること。それしか、ないから。二口、三口、食べ進める間だけ、少し遠く、あるいは眠そうに見えたであろうその横顔。錯綜する思惑の糸たちの先をぼやりと見つめるその眼差しは、穢れなきルビー色であった。)   (2016/1/29 00:09:40)

奏 琴花♀高1【大変お待たせいたしました。私からはこれにて〆とさせていただきます。】   (2016/1/29 00:09:58)

《愚者》月「……!」(こくん。『ことは』に椅子を引いて貰えれば、その意を解したのだろう、無言の内に席に着く少女。自分も同じようにシュークリームを手に取って、小さな口をいっぱいに開けてシューにかぶりついた。さくり、とろり、ほわり。クッキーシューの食感にあまぁいクリームの味、優しいバニラの香り。雪色の少女同様表情は少ないが、おいしさに喜んでいることはその仕草から垣間見える。ほら、机の下、脚をぱたぱたさせていたり。)さて、それじゃ、おれはそろそろ失礼するよ。敵もうちから奪取した武器を使ってるかもしれないから、くれぐれも気を付けて。《月》、頼んだよ?このおねーちゃんをしっかり守る。(こくり。)迷惑かけない。(もくもく…こくり。)ふらっと勝手に遊びに行かない。(もくもくさくさくもくも……は、こくり。)よし。んじゃ、また後日にー。(一心にシュークリームを味わう月を背に、手を振った青年は扉へ向かって帰り行く。――セルペンスの幹部の顔と能力の調査、人員の配置、そしてEden輸送ルートをリークした協力者の特定。やるべきことは山積みである。ドアを閉じ、窓の外を向いた先には、寒風に流れを早める雲の姿が映っていた。)   (2016/1/29 00:21:07)

《愚者》【遅くなりました、私もこれにて締めとさせて頂きます。急なお誘いでしたが、本当にありがとうございました。今後、月ちゃんは自由にロルに登場させて貰って構いません故。】   (2016/1/29 00:21:54)

奏 琴花♀高1【こちらこそお誘いありがとうございました。寝ぼけ頭にもう少し気の利いた表現の一つ二つと思いつつもひとまず事態前進に貢献できて幸いです。――月ちゃんとらぶr、あ、いえ、いえ、ええお言葉に甘えまして。今宵は遅くまで本当にありがとうございました。】   (2016/1/29 00:24:08)

《愚者》【寝ぼけ頭はこちらも同様にて…遅筆&ぐだぐだ文で申し訳ありませぬ。 …あ、それとついでにアナウンス。今回触れましたが、セルペンス幹部の方も奪取したEden武装を装備されても構いませんのでー!(お空へ  今宵もありがとうございました。月ちゃんを大事にしてやって下さい。 では、そろそろ失礼しようかと思います。おやすみなさいませ。】   (2016/1/29 00:26:20)

おしらせ《愚者》さんが退室しました。  (2016/1/29 00:26:31)

奏 琴花♀高1【まるでお嫁にと託された気分……!全力で仲良くする空想を胸に今宵これにて。お部屋をありがとうございました。】   (2016/1/29 00:27:12)

おしらせ奏 琴花♀高1さんが退室しました。  (2016/1/29 00:27:16)

おしらせ野分真♂高1さんが入室しました♪  (2016/1/30 21:55:05)

野分真♂高1【失礼致します。イベント戦関連ということで、お部屋をお借り致します。】   (2016/1/30 21:55:23)

おしらせAquariusさんが入室しました♪  (2016/1/30 21:56:29)

Aquarius【こんばんは、お邪魔します。改めてよろしくお願いいたします。】   (2016/1/30 21:57:00)

おしらせSagittariusさんが入室しました♪  (2016/1/30 21:58:51)

Sagittarius【お邪魔致します。改めて宜しくお願い致します。】   (2016/1/30 21:59:15)

野分真♂高1【改めまして、よろしくお願いします。それでは、順番は入室順にて。開始ロルを打ちますので、少々お待ち下さいませ。今宵もよろしくお願いします。】   (2016/1/30 21:59:51)

野分真♂高1(胸が早まる。息が跳ね、足音が響き、その背を、空気の流れを感じるくらいすぐ後ろを、獣のような爪が掠めてゆく。試みた反撃は、獣のように俊敏なその敵――『影』に触れることすらなく、少年はただひたすらに逃げに徹していた。)はあ、はあっ…!ダメだ、このままじゃ、歯が立たない…!(おそらく、トカゲの仲間への変身能力を持つ影なのだろう。壁をも上る素早い動きで、敵は爪を幾度も振るう。到底敵わないと早期に判断した真は、ある場所を目指し校舎の中を走っていた。――見えた。3階から上へと繋がる階段。差し込む光を認め、くるりと振り返った真は意識を集中。駆け、迫り、爪を突き出すその影へ、圧縮した空気を開放してその圧力で押し退ける。)――よしっ!(当然、これは一時凌ぎに過ぎない。影がよろめき体勢を立て直す間に、真は右上腕に装備した『白爪』を手すりへと射出し、階段を素早く上ってゆく。影が経ち上がり、体勢を立て直す。屋上へのドアが開く。背後に足音が迫る。開いたドアの向う、光と冷気の中へと体を飛び込ませる。そして――)   (2016/1/30 22:10:56)

野分真♂高1…っ!(そして、出口の所で躓いたように、真は両手を突いて、前方へ倒立するように逆立し――したたかに背中を地面に打ち付けた。かふ、と肺から息が漏れ出る。天を向く視界の中、階段を上った影が出口を素早く抜け、仰向けの真へまさに爪を振り下ろそうとし――)……『空刃』!(……その姿勢のまま、影は左右に両断され、黒い霧となって消えていった。『空刃(セイバー)』、すなわち能力で極低圧にした空気の刃。先ほどの動きで、彼は足先の軌跡に沿って空気密度を下げ、出口の位置と重なるように空気の刃を設置したのだった。そう、敵がいくら素早かろうと、出口は通らざるを得ない場所。ずっと逃げに徹していた真が狙っていた場所とは、すなわちここであった。 背中をさすり、痛みに咳き込みながら身をもたげる真。折からの雪解け水で、背中はちょっぴり濡れていた。)   (2016/1/30 22:11:03)

Aquarius……大丈夫ですか? (唐突な声は、藍髪の少年の、すぐ傍より掛けられた。つまり真正面。屋上のフェンスに背を預けるように、男は居た。) 疲れたのでしょう。息が、上がっていますよ。……可哀想に。 (云われずとも本人が良く知っているであろう指摘を投げた男は、薄氷色の双眸で、レンズの奥の眸を見ていた。気遣う言の葉を、うすらと三日月を刻んだ唇に乗せ、一歩、フェンスから歩き出した。そのもの冬空を切り出したような色彩の男は、片手を胸にあててため息をついて独語のように繰り返す。「可哀想に。」 ……言葉だけ抜き出すなら、少年を心底労わっているようにも、見えるかも知れない。けれど、貼り付けたような笑みと大仰な仕草に乗せられて仕舞えば、そうして、学舎において、この現状において似つかわしくない風貌と合わされば――それらはきっと、違和感を放って見せるだろう。) ……そんな恐ろしい「玩具」も、手放したら如何ですか? (彼の右腕を一瞥して、猶も男は歩みを進めた。身をもたげた少年に、手を貸す素振りに膝を折る。)   (2016/1/30 22:35:52)

Aquarius【すみませんちょっと背後トラブルが……!!物凄く時間がかかってすみません……!!  そしてこんな形ですみませんが同行でも合流でもどんな形でも続けて頂けたらと思います…!!>Sagittariusさま】   (2016/1/30 22:37:22)

Sagittarius(学園の屋上。其の場所へと続く扉が勢い良く開け放たれた時、女は丁度其の"真上"に居た。扉が設置された、屋上で一つ突き出る様に建設された部分の平たい屋根の上―――其処に足を投げ出すようにして座り込み、ぼんやりと空を眺めていたのだ。所謂、サボタージュ。此処なら人殆ど人は来ないだろうから、少しくらい休憩していても問題無いだろうし、誰かに見つかって見咎められる事も無いだろう、と。しかしそんな平和な時間も扉を開ける音と同時に壊されてしまった。続いて喧騒―――。好奇心から、其の平らな屋根に寝そべる様にして、ひょっこりと顔だけ屋根から覗かせた。下から見上げれば、設置された扉の上、端に捕まる手と顔だけが見える状態。二つに結われたお下げの髪も、ゆらりと揺れた。)…おおッ(丁度、己が覗いた時には華奢な男子生徒が"影"を散らしている所だった。どんな能力を使ったのかは判らないけれど、単純に感嘆の声を漏らす。しかし、背中をコンクリートの床に打ち付けた様に見える彼は、呼吸も荒く、疲労している様子。声を掛けるか、サボタージュを続行するか迷っている時だった―――見知った声が聞えてきたのは。)   (2016/1/30 22:51:41)

Sagittarius……あ。(正面のフェンスに何時から居たのかは知らないが、己の仲間である彼は、此方へと向かってくる。正確に言えば、倒れている男子生徒の方へ。)どう?その子良い感じ?(男子生徒に差し伸べる彼に、朗らかな声音を持って問いかけた。サボってたの、バレてたかな…。内心、其方が気になって仕方なかったのだけれど。)【どうかお気になさらず、です。>Aquarius様】   (2016/1/30 22:52:48)

野分真♂高1…えっ…?(唐突に、それはそれは本当に予期せぬ所に、少年に声がかかった。思わず素っ頓狂な声を上げてしまった所に、その存在が本当に意識の外だったことが現れている。――目の前にいたのは、青年。薄い青色の、冬を象徴したようなコートを身に纏い、冬色の瞳をこちらに向けた知的な印象の人だった。労わりの言葉と手を貸す仕草、そして少し大げさな身振り。顔に張り付いたような笑顔に目を向ければ、一般的な警戒心を持つ人間ならば何かひっかかっていた所であろう。…が。)けほ…ありがとうございます。…いえ、そういう訳にはいきません。学園はまだまだ物騒ですし、こういうものに頼らなければ自分もまだまだ非力です。(…だが悲しいかな、少年には圧倒的に警戒心というものが不足していた。人ならざるヒトガタ、『影』で満ちる学園において、相手が人間であるということだけでも気が落ち着くもの。衣服やファッションについても、生徒によっては特長的な出で立ちをしている者もいるため、そこまで気になるものではなかった。差し出されるままに、少年は手を伸ばし――)   (2016/1/30 22:57:46)

野分真♂高1…えっ?(後方上…すなわち先の屋上出口の真上からかかる声に、思わず声が出る。女の子の、声。いや、それ以前に、今なんて。きょとん、とした表情でその方向を見上げた真は、一瞬の虚の中にあった。)   (2016/1/30 22:57:53)

Aquarius……。 (対する男もふと、呼吸を止めていた。一瞬あけて、喉奥でくっくと男は笑う。少年の、無垢とも純朴とも呼べる誠実さに、男は不意をつかれて――そうして、笑った。嘲りも侮蔑も無い代わりに、何処か温度を忘れてきたような平坦な笑み。) ……そうですか。幼いのに、聡明な子ですね。余程、恐ろしい目に遭ったでしょうに。 (笑みを浮かべたそのままに、膝を折った男は少年のまだきゃしゃな手を掴む。掴んだ。そう、彼が気がついた時には。) ……Sagittarius. 貴女はまた、そんな処で。 (そしてそのまま、明朗な声音を聞き取って、男は顔をあげる。上げた視界で探すこともなく、真っ直ぐ、より空に近い処に座する橙色を射抜いた。やんわりと、彼女の思惑通り咎めるような響きを抱いて。)(男は、とりわけ屋外において、常人より「ほんの少しだけ」耳が良かった。大気に紛れ、伝わる音――男の耳はそれらを、常人よりもきれいに拾った。耳が良い訳ではない。その昔誰かに聞かれた男は、理由をこともなげに答えてみせた。「風が伝えてくれるだけ」――)   (2016/1/30 23:18:20)

Aquarius(……ともあれそんな理由で、男の視線は迷わずに少女の居場所を見つけていた。) ……そうですね。無垢で幼気な幼子は、守られなければなりません、から。(台詞は果たして、橙の少女か、藍の少年へか。どちらもか。少年が虚を突かれ、男が唄うようにそう言って。彼女から、また彼へ視線が映る。刹那に、男の「異能」が展開した。)(繋いだ手と手を中心に、渦を巻くような旋毛風。繋いだ――捉えたままの腕を伝うように、鋭い刃を抱いた「風」は少年を取り巻くだろう。最も狙いはその上腕に嵌めた白亜の「鋭爪」で、彼自身を傷つける意図は、厳密には含まれていない。機能の欠損か、解除を狙う旋風の牙。……それでも白亜が男の予想を上回って強靭であるか、あるいは別の「何か」が作用すれば、結末はまた変化するだろうけれど――)   (2016/1/30 23:21:14)

Sagittarius(暫し黙って其の男子生徒の、己等に対する反応を屋根の上に寝そべった侭見ていたのだけれど。彼は所謂天然なのだろうか、特に疑うこと無く差し出された手に、其の手を伸ばしていた。頬杖を付きながら、小さく笑いを零す。終始見ていた訳ではないとは云え、影を撃退した事を考えると、それなりに有望な人材の筈なのだけれど。果たしてあんな胡散臭そうな雰囲気を漂わせる男に、そう簡単に気を許すものなのだろうか。―――なんて、傍観者に徹していたけれど、流石に彼も此方に気付いたらしい。下から見上げる様にして向けられた、其の虚を付かれた様な顔に、笑顔を返して手を振る。)やっほー、私はね―――(そう、男子生徒に挨拶でもしようとしていた時だった―――まるで己の行為を咎めるような声色で呼びかけられたのは。まずい、バレてるかも。そう勘付けば気だるそうに緩慢な動作で立ち上がり、扉の直ぐ横に設置された梯子を伝って、其の場所から降りる。)言っとくけど私、別にサボってた訳じゃないからね?偵察してたの、偵察!   (2016/1/30 23:27:06)

Sagittarius(もうバレているから恐らく無意味だろうけれど、其れでもとってつけた言い訳を一つ。軽い跳躍と共に彼等と同じ屋上の地に足を着ければ、扉の横にもたれ掛かって、彼が其の異能を発する所を再び傍観。残念ながら此処には彼等と自分以外、此処には人が居ない。己が戦闘の手助けなど出来る筈も無いから、やれる事は一つ。交戦する二人の隙を突いて、己の"矢"で射る事である。)   (2016/1/30 23:27:25)

野分真♂高1……――ッ!?(手が、触れた。だが、人の熱の感触が掌を伝わると同時に、真は目に見えぬ別のものを同時に知覚していた。きぃん、というような微かな甲高い音…否、気配。それは、自身が空気密度を制御する時と同じ感覚だった。――近い、どこだ。この人の周囲。否、その腕の辺り。…否、その先と、差し伸ばした自分の――)……なっ!?(瞬間、右腕にめぎ、と衝撃が走った。反射的に手を振り払い、真は屋上を囲むフェンスの方へと後ずさる。すとん、と出口の上にいた少女が地に降りた場所からやや左、すなわち3者で正三角形の頂点を形作る位置。衝撃を受けた右腕を見やれば、装備していた『白爪』の本体が中心部から『圧し斬られ』、接合部を失ってばらりと地面に落ちた。これは、一体。この人は、一体。)…急に、何を…!……貴方は、いえ、あなたたちは、一体…!?(腰裏に挿していた銃剣『イクシオイデス』を左手で抜き、真は反射的に迎撃の体勢を取った。この人たちは、影ではない。だが、その名と行動からすると学園の人でもない。ならば、一体。じり、と一歩後ずさる少年は、困惑の目に覚悟を滲ませ、二人へ等しく目を向けた。)   (2016/1/30 23:40:55)

野分真♂高1(刃物のようなものは見えなかったが、『白爪』を両断するこの威力は普通ではない。まるで自分の『空刃』にも似ているが、その威力は比べものにならないだろう。青年の能力の正体に思惟を走らせながら、対する備えは有事即応。切断される前に風が動いたことを唯一の手掛かりに、真は自身の周囲の空気密度を高め、迎撃の意志を示した。自身と同じかまいたちによる切断ならば、高い空気密度で相殺できる筈だ。)   (2016/1/30 23:41:03)

Aquarius(巻き起こした旋風は、思いの外結果をもたらした。同時に、流石に彼が持つ雰囲気も一変する。) ……幼子。君は矢張り、とても賢い。 (己が起こした「風」。それが顕現するより一瞬早く、彼が感じ取ったのが気配で知れた。よほど鋭敏か、「同族」でも無ければ悟るに難しいであろう、目に見えない異能。振り払われた手をものともせず、地に落ちた「残骸」に目もくれず。男は心底少年を讃えていた。) はい、はい。……では、そう言う事にして差し上げましょう。 (続く言葉は、まるでステップを踏むような足取りで、自分達と同じ位置まで降りてきた少女に向けられる。前の台詞と比べて、やたらなおざりな言葉であるのは、彼女の心の声や心音が読めたから……ではない。そういう類の「音」は、男には聞こえない。彼女が解りやすいのである。少なくとも男の目には。それに、この場に限って、注視しなければいけないのは彼女ではなく、彼である。) ……貴女が「射抜いて」差し上げれば、彼も、これ以上怯えずに済むでしょうね。   (2016/1/31 00:00:51)

Aquarius(助力を――あるいは率先して能力を行使を促すように、彼女の橙と、その繊手にいっとき目を向けて笑んだ男は、少年に向き直る。まるで手負いのけものを見るような、そんな目。) ……私達が「何」であるか、それは、いずれ知れる事。幼子。 ……そう、怯えずとも良いのです。私達は、貴方を害したい訳では、無いのです。 (それでも、真っ直ぐな瞳が揺るがないなら。男は片手を、差し上げる。次いでの突風は刃をもたず、唯、少年の足元を掬うように、横薙ぎに吹いた。)   (2016/1/31 00:01:38)

Sagittarius(流石にあの人の良さそうな男子生徒も、己等が如何いう人間なのか、薄々は感じ取った様子である。それはそうだろう、彼が異能を使ったから。…にしても、己が思っていたよりもずっと反応が良かった気が、する。先刻"影"を撃退した時の様子と合わせて考えれば―――若しかしたら今対峙している彼ら、類似した能力を有しているのやもしれない。それなら己が首を突っ込むのは無粋な話だし―――そう、上手い言い訳を見つけたところで、何時もの通り己の言葉に明らかに適当な返事をした男から、声を掛けられた。暗に、「能力を使え。」と。)…はいはい、分かってますよぉ……。(間延びした、明らかに面倒臭そうな声音で応えた女は、其の場で静かに弓を引いた。先ずは二人で存分に戦ってもらって、男子生徒が身動きを取れなくなった所に矢を差した方が此方としては楽なのだけれど、そんな事を言ったらまた怒られる。)   (2016/1/31 00:13:54)

Sagittarius(取り敢えずは口を噤んで、光の粒子をもって生成した、眩い薄黄色を携えた弓矢は、特に力を込めずとも、撓る様にして―――直ぐにでも、対峙している男子生徒へと放てるよう。とは言え無闇に放っても意味は無い。確りと狙いを定める様にして、片目を閉じて、的を絞る。彼が丁度男子生徒の足を掬おうとした所。其れに彼が足を取られて体勢を崩せば、其処が狙い目だった。とは言え其れを目で捉えてからでは遅い。少年が体勢を崩した事を仮定して、其れならば転んだ時に、何処に心臓が来るか―――其れを想定した場所に、一発、矢を打ち込んだ。例えそれが心臓部以外の場所に当たっても、精々、針が刺さった程度の軽い痛みくらいしか無いのだろう。まあ、そうそう思い通りになるとも思っていないけれど、取り敢えず彼の行動を制限するくらいの効果はある)   (2016/1/31 00:14:14)

Sagittarius【若干切れました。最後の文章、「効果はあるはず。」となる筈でした。失礼しました。】   (2016/1/31 00:16:23)

野分真♂高1…!害しないも何も、現に今…!(二つに割れ地に落ちた白爪をちらと見やり、青年に向ける抗弁は、しかし弱弱しい。確かに先程は武装のみを破壊し、自分自身には傷一つつかなかったという納得の意味もあったが、それ以上に脳裏を満たす懸念に意識が奪われつつあったためであった。ことこうなっては、二人は影とは違う『敵』と見て違いない。ただ、二人とも能力は依然不明な上、出口付近は封じられ、逃走すべき経路はフェンスをよじ登った向う…すなわち飛び降りることのみ。リスクを考えれば現実的とは言い難く、敵を退けない限りこの場を逃れる術はない。しかし、どうする。どうすれば。不安に跳ねる鼓動の中、視界の端で少女が弓矢のようなものを形成し、同時に足元を風が吹き抜けた。――いや、そんなに生易しいものではない。それは、まるで不意に発声した強風が、足元をピンポイントに殴り抜けるような感覚だった。)   (2016/1/31 00:36:19)

野分真♂高1――うわっ!?(自然現象の台風では、風速は秒速50m以上にもなるという。大人の人間はおろか車輛などでさえ横転しかねないその風速に少年が耐えられる筈も無く、真は成す統べなく体勢を崩される。予兆なき強風、空気が動く気配、そして先の斬撃。脳裏にその正体が閃くのと、傍らの少女が構えた弓から『矢』のようなものが放たれるのは、同時だった。)さ、せ、ませんっ!!(矢が能力範囲へと入るのに合わせ、迎撃のため高圧に制御していた空気を開放する。自身の眼前を、気圧勾配に沿って、全方位に風が吹き抜けてゆく。先の突風ほどの風速は無いにせよ、矢程度の軽いものならば進路を逸らすことは可能だろう。能力の発動に気を取られ、受け身を疎かにした少年は突風に追われて地面を二転、三転。雪解け水が残る地面に汚れながら、少年は片膝を立てて、鳶色の瞳をまっすぐに向けた。)   (2016/1/31 00:36:25)

野分真♂高1…空気…『気流』の操作と、弓矢の生成…。(おそらく、そうだ。今までの推測から、真は導き出したその答えを口にした。もっとも対峙してまだ数分、それが外れていることも大いにある。いずれにせよ、即断は禁物。ペースを、環境を自分のものとしなければ、この場を逃げることすらおぼつかないだろう。事ここに至って、真は覚悟を固めた。)理由は分かりませんが、あくまで戦うのでしたら…自分も、歯向かいます!(意志の発露とともに、右掌を濡れた地面に密着させ、意識を込める。…時間にして数秒、その周囲を、徐々に霧が包み始めた。地表付近の気圧を急激に低下させ、雪解け水を強制的に蒸発。気体となった水は、冬の低温ゆえ飽和水蒸気量を瞬く間に満たし、微細な水となって空気中を漂い始めたのだ。霧の中ならば、こちらを見定めることも困難になる筈。姿勢を低くし、少年は『敵』の出方を伺った。)   (2016/1/31 00:36:34)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、Aquariusさんが自動退室しました。  (2016/1/31 00:53:17)

おしらせAquariusさんが入室しました♪  (2016/1/31 00:53:25)

Aquarius宜しい。 (見ずともわかる、疎ましそうな響きの返事に、まるで教師のような口振りで返した。あんな声音を返したとて、彼女の異能はそれは恐ろしいものである。ともすれば単純な捕縛よりも威力があり、物理でどうにもならない処は己の異能を遥かに超える。) …貴女が居てくださって、助かりますよ。Sagittarius. (だからそんな事を口にした――とて、普段が普段の己なだけに、何処まで信用されるかは知れない。彼女がどんな行動を取ったとて、己の自業自得である。) ……! (突風が足元を掬い、「矢」が彼を射抜かんとした。その刹那に響いたこわねは、そのもの意思を持つ風を打ち払う強さを抱いていた。凛、と耳朶を打つ言葉は、もう怯えをはらんでいない。自身のものとは異なる清涼が、一陣巻いて、咄嗟に片手を眼前に翳した。ざり、と固い靴の裏がアスファルトの地を滑る。) ……Sagittariusの矢に狙われて、かわした子を初めて見ました。……見た目以上に、良い目と、耳をしている。…… (大気がさらった「回答」。薄く笑った男はそう告げてから、少女を横目で探した。徐々に濃くなる霧の中、彼女の安否を確かめるように。)   (2016/1/31 00:58:43)

Aquarius(何かあれば逃げなさい、と、告げなくても、勘の良い少女はそうするだろうけれど。念のため。) ……そう。そう、あるなら―― 私ももう少し、君を、知りたくなりました。 (水中に落とした白い絵の具のよう。少しずつ広がる白亜の薄闇に、笑んで返した男は、おもむろに固い床を蹴った。蹴って、ふわりと風が渦巻くよう、跳躍は空。身体を反転させ、振り抜くは右足。固いブーツの爪先は、その右側頭部を狙うよう。中空に軸を置いて、蹴り出される。)   (2016/1/31 01:01:10)

Sagittarius(己の狙い通りに矢は飛んで行ったし、おおよそ己の想定通りに少年は体勢を崩した様に思われた。こんなにあっけなくて良かったのだろうか―――そう思った矢先、少年を中心として一陣の風が吹き荒れる。今発動したのか、其れともずっと前から罠を張り巡らす様に何か稲生を発動させて準備していたのかは、類似した能力を使う己の仲間は兎も角として、己には解からなかった。どちらでもよいのだけれど、己の放った矢は勿論其の風に煽られて、進路が逸れるどころか―――軟弱極まりない其れは、地に突き刺さるより先に消滅してしまう。)…あッ。(一寸遅れて、小さく声を零した。胸に命中せずとも、彼に刺さるくらいの事はあっても良いと思っていたのに、矢張り"影"を倒しただけあって、そう簡単にはいかないらしい。一応、彼に褒められはしたけれど、本当に褒めているのか如何なのか図れないし。)それ、ほんとに思ってる?(「居てくれて助かった。」否、彼なら多分、己が居なくてもその時は其の時で何とかしているだろうし。)   (2016/1/31 01:04:39)

Sagittarius(そうこうしている内、仲間の返答を聞くより先に、少年は再び異能を行使したのだろう、雪解け水を蒸発させる様にして霧を誘発させた。異能が一辺倒な使い方でないのは多分、少年が"有望な人材"である事を示しているのだろうけれど―――特に何を如何いう原理で働かせているかも己には解からないし、「歯向かいます」と言われたし、それ以前に何故、少年は己を見てもなお、何も反応を示さないのか。現役ではないとはいえ、ほんの少し前まではわりと活躍していたアイドルなのに―――其処まで他所事を考えて仕舞うほど、己には如何しようも無い状況である。)   (2016/1/31 01:04:58)

Sagittarius(少年の姿が捉えられなければ、矢で射る事は不可能に近いのだから。)これ何とかしてよ、あっくん!(いつもおざなりな返事をされる仕返しに、彼が恐らく好いていないであろう渾名と共に、彼に呼び掛けた。霧の中から唐突に攻撃を仕掛けられるかもしれない―――そうなれば防ぐ手立ては0に等しいから、本当だったら彼の傍まで言って、其の背中に身を隠したいところではあるけれど。言った矢先、彼が先に動いたのは、シルエットで解かった。攻撃を仕掛けた様子であるから、其れが成功して、男子生徒が身動きの取れない状況になれば幸い。とは言えそう簡単にいかない事は分かっているので、彼の足が薙ぎ払う様にした霧と霧の合間、辛うじて捉えた男子生徒のシルエットに向けて、もう一発打ち込んだ。胸に命中しない事は重々承知。只、少年の意識を散らしたいだけだ。)   (2016/1/31 01:05:16)

野分真♂高1く…!(垂れこめる白い幕のような霧の中で、真は息を吐いて集中力を整える。敵がやや離れている以上、こちらの攻め手は霧に紛れて近づくか、あるいは『流星』で遠距離から狙い撃つか。いずれにせよ今度は空気密度を高めなければならないが、低圧から高圧へと意識を一気にシフトさせるのは相当に消費が伴う。おまけに敵の挙動へも意識を向けねばならないこの状況、手元に空気はゆっくりとしか集まらない。元より速効性には乏しい能力でもあり、速戦で畳みかけられるのには適していない…その弱点が現れた格好であった。)……!(来る。青年の方が地を蹴った音が響き、彼が何がしかの行動に出たことを鼓膜に語った。…が、地を蹴ったのは一度だけ、着地の音は何一つ聞こえない。一体、何を。意識を集中しかけたその時、少女の方の声が響いた。曰く、『あっくん』。)…そこ、です!(青年の方の位置が分からないのなら、まずは確実に戦力を減らすべし。破損した『白爪』の残骸を両手に収め、真は声のした方向へと腕を向け――まるで散弾のように、その破片を空気圧で射出した。狙いは少女、その利き腕。)   (2016/1/31 01:30:36)

野分真♂高1――うっ!?(だが、その判断は間違いだった。『散弾』と入れ違いに飛来する、少女の放った弓矢。射撃の体勢を取っていたため回避もままならぬ真は、とっさに身をよじり…左肩にそれが刺さる痛みを知覚する間もなく、側頭部に強烈な衝撃が走った。)…うあああっ!?…く、ぅ…!(不意の、右からの衝撃に、真の体は左へと吹き飛び、フェンスに衝突して止まる。何だ、一体何が。よろめき立つ中、揺れる頭は辛うじてそれを推測する。気流を、空気を操る能力…まさか、空を飛んで――あるいは奔って、中空から攻撃を加えたのか。能力発動の速度、威力、いずれも自分が及ぶものではない。)(だが、それでも闘志は未だ消えず。今の所、相手の攻め手は弓矢と空気の刃、そして直接攻撃のみ。すなわち、いずれも有視界で初めて威力を発揮する攻撃である。ならば。)――!(わざとフェンスを軋ませ、敢えて自分の場所を晒しながら、真は数度、まだ動く右腕で空を掻いた。『空刃』――真空の刃を『置いて』おき、来るであろう攻撃を迎撃するカウンターの意図。無論、他の攻撃に対して有効性は定かでなく、不発に終わることもあるだろう。それでも。今は、己の策をただ、信じた。)   (2016/1/31 01:30:43)

Aquarius……ええ。勿論、私が、貴女に嘘をつくはず、ないでしょう? (やはり信用されてない。予想に容易いこわねを耳にして、返す声音は笑っていた。いつかも云った、似たような台詞。それがなおさら、信憑性の薄さに拍車を掛けるのだとしても、男は繰り返す。) ……それより。少し用心、しましょうか。彼はどうやら貴女や、私が思う以上に、鋭いようですよ。 (こわねを辿るよう、視線を滑らせては注意を促す。今のところ、彼女に率先して被害が及ぶ可能性は低そうだけれど、促しておいて損はないだろう。…そうして、少年の聡明さと、次第に視界を奪う白亜や、此方の『捕縛』を打ち払った突風――異能、どちらにも賞賛を向けた。) ……幼気だと呼んだのは、私の過ちかも、しれませんね。 (そう、地を蹴る間際にひとつ落として。) ……Sagittarius。蠍に毒されるのはやめなさいと、あれほど、 (声音の温度が少しだけ下がる。後から思えば、この瞬間本当に、「隙」をつかれていた。嗜めるような響きは割って遮る的確なこわねに、今日初めて、一瞬色を失くした。)   (2016/1/31 01:44:52)

Aquarius―――Sagittarius! (甲高く叫んだ少女に応じたのは、己だけでは無かった。自らの落ち度を呪うよう、同時に彼女へ叫んだ注意が、届いたかは知れないけれど。伝えて、自身はそのまま振り抜いた右足で、正確に幼子を蹴り飛ばした。) ……痛いでしょう。可哀想、に。 (少女の安否も気になる処だったが、意志は眼前の「同種」を優先した。酷い仕打ちは己の所業であるのに、淡白な――それでも何処か、固い響き。柵が軋む事であらわに見えた少年を捕縛せんと伸ばした手が、) ―――ッ、 (冬空に、霧の渦中に。鮮血が散るのなら、それは男のものだ。右腕のけして浅くない位置を、拒むように切り裂かれては外套と、アスファルトに赤が落ちた。)   (2016/1/31 01:49:59)

Sagittarius(己の放った矢が少年の身体の何処かに命中したのか否か、其れは判らない。其れを確認するより先に、霧の中から響いた少年の声を聴いて、咄嗟に、身をかわす様にして右に脚を踏み出した。彼は矢張り先に声を発した己に向けて何かを放った様子。未だ視界を不確かなものにしている霧を裂くようにして、"何か"の破片が散弾の様に、飛来し、其の幾つかは右肩に命中した。彼の「用心しろ」という言葉を、身を持って知ることとなった訳だ。)………ッ!!(小さく息を呑む様にして、右肩を押さえる。其れは己の肩を貫通したか、それとも其の侭其処に留まっているかは判らない。何れにせよ、注意を引く以外の目的で声を漏らす事も、無闇に己の意識を散漫にする事も許されない状況―――其れでも、「顔じゃなくて良かった。」と一番最初に思った事は誰にも言わないでおこう。)   (2016/1/31 01:52:30)

Sagittarius(とはいえ己の一連の行動もあってか、少年の注意力を散漫にし、それによって彼の蹴りは見事命中したらしい。後で何かご馳走してもらおう。其の前に、「あっくん」と呼んだ事を厳しく叱咤されるかもしれないけれど。)…そんなに怒らなくても良いでしょ?別に毒されてなんかないしッ(右肩の血が衣服に滲んできた事を感じつつも、少し遅れて、矢張り緊張感の無い不満を漏らす。「己の心配をする事は無い。」と、暗に示すかの様に。)   (2016/1/31 01:53:12)

Sagittarius(少年はフェンスに叩き付けられ、其れでも未だ何か抵抗を試みようとしている様子。もがく様に宙を掻く腕が意図するところは―――先刻サボっていなければ理解できていたのかもしれないけれど、そのツケは今来た様子。何をしているのかは判らなかった。兎に角、フェンス際に追い詰められているならば、右腕が先刻の様に自由に動かなくとも狙える。半ば無理矢理、衣服に僅かに血を滲ませた右肩を持ち上げて、少年に向けて矢を放った―――しかし其れは、仲間の男の手が切り裂かれたのと同時、再び空中で、"見えない何か"にぶつかった様に散って、消える。)……何で?(言って、小さく首を傾げた。)   (2016/1/31 01:53:45)

野分真♂高1やっ…た……!(痛みに苛まれる側頭部と左肩を抱えながら、それでも漏れるは会心の声。少なくとも、少女の方は霧の中で攻撃の成否は見えない。しかし、青年の方は、こちらを捕えようと出した手が『空刃』に触れ、赤が滲む様を確かに見た。――やはり、間違いない。霧で視界を閉ざされた中では、自分のように空気密度の偏りを察知してこちらの挙動を読むことはできないと見える。…尤も、これも仮説であり、油断はできない。風を当てて位置を探る、強風で霧を吹き飛ばす…この場を破る方法だってある可能性は高く、依然予断を許さない。)………だけど、まだ……!(そう、まだ到底致命傷ではない。少なくともどちらかにダメージを与えるかお互い手詰まりにならなければ、おそらく撤退はしないと見ていいだろう。霧に紛れ、真は転がるようにフェンスから離れて再び身を隠した。――ともあれ、これでこちらに対する警戒は強まった筈。その一方で、こちらも左腕は動かず、側頭部からの出血は体力を徐々に奪ってゆく。あまつさえ、周囲の気圧を弄った影響で気圧が少々下がり、出血は止まる所を知らない。長くは、持たない。)   (2016/1/31 02:13:32)

野分真♂高1…!(ならば、全てを賭けた乾坤一擲の業を以て、雌雄を決する他に無い。霧の中にす、と立ち、そのシルエットを敢えて晒しながら、真は銃剣を口に咥え、右手には髪に挿していた雪城先輩の羽根を持った。『白爪』も無く、自身の能力が自らを苛む中で、できることは限られる。それでも、――それでも、こんな理不尽を許す訳には行かない。意味も分からないままに屈するなんて、男として許せるものではない。力に屈するくらいなら、せめて力の限りを尽くし、男たる意地を見せて見せる。鳶色の瞳は白い闇を食い入るように見つめ、次の出方を探る。おそらく、これをしくじれば自分に次は無い。敵から仕掛けるか、それともこちらから向かうか。無言の内に高まる背水の戦意に応えるように、周囲の空気はゆっくりと、しかし徐々に、真の『ある一点』へと集まっていった。)   (2016/1/31 02:13:39)

おしらせ飛鳥 京さんが入室しました♪  (2016/1/31 02:27:01)

飛鳥 京(  初めまして、なんですけど、入っても良かったでしょうか…。  )   (2016/1/31 02:27:32)

Aquarius【初めまして、こんばんは。ええと、ええと、御一緒したいのはやまやまなんですが、すみません私が力不足で今時間と内容にとってもいっぱいいっぱいなので、皆様に申し訳ないのですが、今回はごめんなさいをさせてください、ごめんなさい……!!】   (2016/1/31 02:29:43)

Sagittarius【申し訳御座いませんが、物語が佳境に入っている故に此処からの参加は難しいかと思われます。人数にも余裕が御座いませんので、またの機会にして頂ければ幸いです。申し訳御座いません。】   (2016/1/31 02:30:42)

野分真♂高1【あ、こんばんは、はじめまして。  うう…非常に申し訳ないのですが、時間が遅く、これ以上人数が増えるとロルを終えるのが少々厳しくなりそうですので…ももも申し訳ありません、また次回機会のある時にお願いできればとおもいます…!】   (2016/1/31 02:31:19)

飛鳥 京(  戦闘の方ではなく、PLとしての質問(この部屋の方針やルールなど)を少しでも聞けたらと思ったのですが、それも厳しいでしょうか。   (2016/1/31 02:32:00)

Sagittarius【今はロルの最中ですので、申し訳御座いませんが質問には答えかねます。出来れば、PL部屋の方で待機か、質問だけでも落として頂ければ、誰かしら回答下さると思いますので、その様にして頂けると助かります。重ね重ね申し訳御座いません。】   (2016/1/31 02:33:30)

野分真♂高1【あー…。そうですね、お答えしたいのはやまやまなのですが、現在全員(時間的に)ロルでいっぱいいっぱいということもありまして…!本当に申し訳ないのですが、また後日PL部屋の方にてご質問等頂ければと思います。すみませんっ…!】   (2016/1/31 02:34:02)

飛鳥 京(  おお、なるほどその手が。 了解しました。ではそちらに書かせていただきます。 也の最中にわざわざすいませんでした。失礼します~。   (2016/1/31 02:34:37)

Aquarius【それでしたら、PL用のお部屋が、看板からたどれるところにありますので、そちらで聞いていただけると助かります。この時間は本当に申し訳ありません。】   (2016/1/31 02:34:40)

おしらせ飛鳥 京さんが退室しました。  (2016/1/31 02:34:44)

Aquarius【はい、お疲れさまです。すみませんでした。  この流れで、すみませんぶっちぎりでいっぱいいっぱいな私はあと2レス返せるかも怪しくなってまいりました……!! お二人はお時間大丈夫でしょうか。いちばん時間かからせてしまって(その他いろいろと)本当に申し訳ないです】   (2016/1/31 02:36:31)

野分真♂高1【あ、いえいえ、いっぱいいっぱいレベルでは私も負けてません(  そうですね、私もあと2レスくらいで〆られればと考えています。何でしたらこのまま撤退or真くん逃走の方針でも構いませんし…!】   (2016/1/31 02:38:15)

Sagittarius【対応しきれず、申し訳御座いませんでした。 此方は時間は大丈夫ですので、お気になさらず。返せるところまで返して頂いて、適当に離脱して頂ければ、此方も合わせて離脱できる様ロルを繋げますね。どうかご無理はなさいませんよう。】   (2016/1/31 02:38:20)

2016年01月21日 23時04分 ~ 2016年01月31日 02時38分 の過去ログ
【イベント部屋】school..2
現在のルーム
過去ログ一覧
▲このページの先頭に戻る


[保護された通信(SSL https)を利用する]

クッキーの使用について | 広告掲載募集

(C)2009-2024 チャット ルブル <info@chat.luvul.net>