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2016年01月31日 02時41分 ~ 2016年02月19日 21時45分 の過去ログ
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Sagittarius【もしアレでしたら、野分君の最後の技、此方に向かって盛大に決めて下さっても構いませんので。チートじみてて大丈夫かは判りませんが、能力的に戦線復帰可能ですので、最後はかっこよく…!Aquarius様が構わなければですが、Aquarius様に向けて攻撃しても、Sagittariusが責任持って直しますので…!何れにせよ、合わせますのでお二人の思惑通りに進めて頂ければ。無用なPL失礼しました。】   (2016/1/31 02:41:23)

Aquarius【御2人とも、有難うございます。 それでは、あの、せっかくだし真くんのカッコいいとこ超見たい…!!!ので受けて立つところまでは立たせてください……!! すみません、もう少々お時間ちょうだいします。】   (2016/1/31 02:41:38)

Aquarius【Σありがとうございます…!! 矛先はお二人におまかせしますし、対応もお任せします。たくさんお気遣い頂いてありがとうございます。】   (2016/1/31 02:42:11)

野分真♂高1【ひ、ひえぇぇなんかもうホント恐縮です…!あんな無理やりぶち込んだものを…!ではお言葉に甘えさせて頂きたく。い、一応痛み分けチックにしますから!(  では、お待ちします。】   (2016/1/31 02:42:52)

Aquarius(霧の向こうへ姿を隠した相手。視界は再び塞がれる。けれど、素早くアスファルトを蹴ったその「音」で、居場所を辿れる。…それでも、痛みと熱を持った右腕よってぶれる意識。そして、霧の向こうできゃんきゃんと吠えるも、何処かを負傷したことは明らかであろう、少女の存在に、気を取られていた。) ……蠍の毒は、毒された時点で致命的だそう、ですよ? ……帰ったら、お勉強と――お説教が必要ですね。Sagittarius. (見えずとも、不思議そうにしているのが伝わってくる少女に、こわねだけ向けて。それでも、彼女の助力が無ければ、「同種」相手に追い込む事が出来たかはわからないから、そう。今日の事を叱った後は、ココアを御馳走してもいい。……無事に、戻れたらの話だけれど。)    (2016/1/31 02:54:37)

Aquarius……此処は、玉石混合の箱庭。けれど皆、尊い子ども達です。傷つく様は、胸が痛みます。 (滴る腕の赤を目で追って、独語のように男は続けた。指先から流れる赤ごと、握りしめるように指を曲げる。) ……ですから、もう、痛まないように。石だと、捨て置かれないように。存分に磨いて、差し上げれば良い。磨いて切り出して、痛みなど、忘れて仕舞えるほど。 (とん、とん、とアスファルトを蹴る。見えない刃で塞がれる「壁」があるなら、この身をただ蹴り出しても同じ目を見るだろう。壁は、崩すもの。崩すものは、) 光る石のような、幼子。……私達と、おいでなさい。 (と、と爪先を落とした石の床に、唐突に亀裂が走る。鋭利な爪を屠った風の刃、足元を掬うように地面を走って体勢を崩すことを狙い、男はそのまま「空」に足を置く。今度は、高く飛ばない。ただ見えない薄い、空気の床を踏むように、板1枚分、地より空間を空けて。そうして地面と、正面には横薙ぎにたたきつけるよう。2列同時に風圧を打ち込み――追って、再度そのはらに蹴り足を向ける。いずれも大気の流れに生まれたもの、制御が可能な相手ならば、相殺はどのようにも――)   (2016/1/31 02:57:09)

Sagittarius(おおよそ攻撃力というものを持たない己の矢は、彼に命中したとて、其処が胸以外ならば、行動を制限するほどのダメージを与えられるものではない。加えて、少しの衝撃で脆く散ってしまうものである。其れならば、ダメージを与える為に無闇に放つのは得策ではない。何れは、矢に四肢等を射抜かれてもそれ程の脅威でない事に、少し冷静になれば少年も気付くだろう。そうなれば、狙われるのは間違いなく自分―――)何でこんな手強いわけ…ッ(2対1で、数の上では此方に利がある筈なのに。彼が己に興味を示さない事も相まって苛立ちが募っていく。矢を放ちたい衝動を抑えて、視界の自由が利かない霧の中、懸命に少年の姿を捉えようと目を凝らした。周囲の空気が少年を中心にして収束され始めている事―――其の事に、類似した異能を使う彼ならば兎も角、己は気付けていなかったが―――。そう、其れよりも、霧の向こうから聞える見えない仲間の言葉に、良くも悪くも気を取られていたかもしれない。)   (2016/1/31 03:01:56)

Sagittariusうっざ…。(彼の説教じみた言葉に、小さく、しかし力の篭った言葉を零した。怪我しても治してやらないでおこうか―――勿論そんな事は無いけれど、そう、思った。矢張り己が無闇に動くより、彼が動く方がこの場合懸命なのだろうか、霧の中、彼が動いたのは判った。其処からどう転ぶか―――今の己は、事の顛末を見守るしかないだろう。もし不意に霧の中からまた、少年からの何かしらの攻撃が飛んで来たら、その時はその時だ。)   (2016/1/31 03:02:05)

野分真♂高1(霧の中から、青年の声が響く。それはまるで子供を慈しむような、それでいて冷徹に見定めるような、不思議な感覚だった。――だが、先の空刃による迎撃は、やはり無駄ではなかった。空刃を警戒してか、こちらの出方を伺うゆえか、はたまた本当に自分を誘っているのか、攻撃に転じる気配は無い。異能の発現に時間を要する自分にとって、この得られた時間こそが何よりの成果と言っていいだろう。…空気が、集う。自身の周囲の気圧が下がり、止血が行われないほどになっても構わず、それはある箇所へと集まっていった。目に見えぬ気流は霧の粒子を纏い、真の右手へ。否、その掌の中へ。――否、その掌に握られた雪城先輩の羽根、その羽軸の、狭い狭い空間へ。不意に耳に届いた青年の声は、流血で揺らぐ意識にも、確かに聞こえた。)…御免、です。力に屈して、何も知らないまま従わされるなんて。…自分は、自分の考えるままに行動します。貴方の、あなたたちの考えに理があるのなら、おそらく自分も賛同するでしょう。…ですが。(拒絶。青年の言葉が絶えた後に繋げた言葉は、まさにそれだった。間に入る、一息。一瞬後、少年は声のする方へ、応えた。)   (2016/1/31 03:27:11)

野分真♂高1『話す』ことも『伝える』こともなく、ただ力で人を屈服させんとするあなたたちには、――賛同できない。(断つように放った言葉が句点を踏むのと、青年の方向に空気の動きを感じたのは数秒の差だった。地表付近とやや上方に二筋の高圧空気、そして速度を上げて向かう物体。先の攻め手を省みて、その攻撃を予測し…真は、回避も防御も捨てる決断を下した。羽根の羽軸に空気を集めることに意識は集中しており、今防御に意識を向けたらおそらく羽軸の空気は四散してしまう。今、なすべきことはただ一つ。羽軸の中に限界を超えて、本来ならばとうに気圧で破裂していたであろう量の空気を、異能の粋を以て限界に限界を重ねて蓄えて、それを一撃のもとに放って勝負を決する。己の言葉が薄っぺらい偽りでないことを証明するために、ただ一心に。肉を切らせて骨を断つ。…雪城先輩、どうか、力を貸して下さい――!)   (2016/1/31 03:27:18)

野分真♂高1…『烈風五三式(イーグルカスタム)』。(来る。ごく低い位置を、強風が先んじて足元を穿つ。それを正面から受け、真は肩膝を突いて辛うじて堪えた。相手と違いこちらの射程は極めて短く、チャンスは一瞬しかない。霧が薄れ、影が目に入る。凄まじい勢いで、青年が蹴脚を以てこちらを穿つ。目と目が、鳶色と蒼が交わる。刹那。)――『神風(ステルスエッジ)』ッッ!!(め、り。蹴り脚が腹部に入ると同時に、真は無我夢中に腕を振るった。…羽軸から迸る、超高密度・高速の空気の奔流。それは、いわば目には見えない空気のメス。届いたか、効果はあったのか、真の目にはそれを収めることはできなかった。加速を伴った青年の蹴り脚の威力は凄まじく、その体がフェンスへと吹き飛ばされていたのだから。)   (2016/1/31 03:27:25)

Aquarius……可哀想に。 (この邂逅において幾度目かになる、そして男の口癖とも呼べる言葉だった。静かな、そして揺るぎの無い拒絶は、己が風を打ち消した時と、良く、似ている。相変わらず石床に染みを作り続ける右腕に構わないまま、男は続け、そうしてもう一度、酷薄な笑みに唇を吊り上げた。) 世界に、箱庭に。押し込められた所為で、歪められて仕舞ったの、ですね。君も……正しく、切り出してあげなければ。 (うすらと微笑むその様が、霧深い中にあって良かったと、少女に届かなくてよかったと、ほんの少しだけ思った。相変わらずの悪態を、何も変わらぬ風情で投げる少女には、どうしてか、少しだけ見られたくはない、気がした。そんなわずかな心情は、それでもたちまちのうちに喉奥からこみ上げる笑みに塗りつぶされる。く、く、と喉で笑って。) 幼子。今は、解らずとも宜しい。私は君を、連れ帰りましょう。 (微笑が――狂気を描いて、その言葉のままに突風が渦巻く。風は霧を晴らし、見る間に明らかになった幼子。片膝をつき、血を流し、痛々しい様に心の底から憐れんで――) ……君がどうか、正しく世界を、砕ける様に。   (2016/1/31 03:58:20)

Aquarius(正しく、一瞬だった。) ―――、な (気高い猛禽類を思わす鳶色が、薄氷を裂いて飛翔する。そんな情景が脳裏を描いた。交錯する視線。確かに穿った一撃は、少年を落とすだけの力を以ていた――筈、だった。) ……っが、はッ――……!! (なのになぜ、私は空を飛んでいる。) ――― (能力も、何も、行使はしていないのに。) ―――――… (さかしまに冬空が霞んでうつり、灰色の学舎を映し、…一瞬、視界の端に見知ったような、橙の煌きを掠め見て―――) ……、…………、 (重たいものが落ちる音を立て、左脇腹から右肩に掛けて袈裟掛けに斬られた男は、屋上のアスファルトに墜ちた。胴を中心に、泉のように湧き出る鮮血が、湖色のコートを染めて行く。) 、…、…………、―― (……指先が僅かに、朱を垂らした口の端が僅かに動いた。……男もまた、蹴りを見舞った少年の行く末を見る事は、叶わなかった。ただ、視線が動けば誰かを探し、かたちになればおそらく、「逃げなさい」と刻んでいただろう声音は。最後まで、音になる事なく静かに落ちる。)   (2016/1/31 03:58:31)

Aquarius―――――… (ほんの微かに、息はまだ残る。)(けれど今は、冷たい氷に閉じ込められた、湖そのもののよう、瞳を固く閉ざして。「幼子」の勝利を、この場の全てに、伝えていた。)   (2016/1/31 03:59:36)

Aquarius【Σすみませんうきうきで書いてたらうっかり離脱わすれてました……!!(土下座 こっちは捕縛エンドで全然だいじょうぶなんで、どうぞぜひ離脱してやってください…!!! そして私すみません時間が、ここまでとなります……!!!】   (2016/1/31 04:01:12)

野分真♂高1【そういう時こそジェミニちゃんの出番ですよ(  了解です。最後にクソチートみたいな技出してしまって、しかも見せ場作って頂いて申し訳ありません&ありがとうございます…!】   (2016/1/31 04:03:03)

Sagittarius【えっと、野分君もAquariusさんも両方離脱させる感じで此方〆ロル書いても大丈夫ですかね…? それと、AquariusPL様はお時間厳しければ、私が〆ておきますので、ご無理はなさらず…!】   (2016/1/31 04:03:29)

Aquarius【いろいろ投げっぱなし展開とエンディングで何か本当にごめんなさいでも真君すごくカッコよかったので個人的に大勝利です……!!(懲りない】   (2016/1/31 04:03:35)

Aquarius【ごめんなさい、〆はどうとでもお任せしますのでご迷惑とご無理かからないかんじにどうとでもしてやってください……!! 本当、ぶんまわした感はなはだしいですがお付き合いいただいて本当に有難うございました、ものすごく楽しんでしまいました、懲りずにまた遊んで頂けると嬉しいです。すみません、今日は本当に有難うございます。おやすみなさいませ。】   (2016/1/31 04:04:49)

おしらせAquariusさんが退室しました。  (2016/1/31 04:05:06)

野分真♂高1【…あ、蠍さんが担いで離脱とかいうのも思いついたという(  あ、真くんはこのまま放置しといて頂ければと・・!】   (2016/1/31 04:05:10)

野分真♂高1【とと、了解です。本当に!本当に遅くまでしかもいろいろ無茶にお付き合いさせてしまいつつ、ありがとうございました…!おやすみなさいませ。】   (2016/1/31 04:05:45)

Sagittarius【はい、長時間お疲れ様でした。そして、有難う御座いました。此方、両方離脱させる案が一応あるにはあるのですが…、が、どうしましょう…。取り敢えず投下してみますので、不都合あれば仰って下さいまし、という事で。野分君PL様も、お時間厳しければ先に退室してもらっても大丈夫ですので、ご無理なさらず…!】   (2016/1/31 04:06:59)

野分真♂高1【あ、ではひとまずお願い致します…!私の方も〆ロルを打ちますので、お待ちしています。】   (2016/1/31 04:08:01)

Sagittarius【申し訳御座いません。早急に作成しますので、暫しお待ちを…!】   (2016/1/31 04:08:26)

Sagittarius(濃い霧の向こう、よく見えないし、彼等が何か話している事は分かるけれど、聞き取れない―――どうでも、良いのだ。其処で何が行われ、何が起こったのか。其れは彼等にしか分からない事で、己は其処まで手を出そうと思わなかった。こうまで縺れ込んで仕舞えば、己の役目は最早、少年と交戦する事では無くなっていたから―――。そう、"己の代わりに"傷を負ってくれた仲間の手当てと、叶うならば少年を連れて行く事。それは、一瞬で決した様に思われた。風圧によって霧が晴れて―――フェンスに叩き付けられる少年と、宙で其の身体を裂かれた青年の姿―――はっと、小さく息を呑んだ。)嘘でしょ…ッ(流石に、此処までやられるとは思っていなかった。己が、あの少年を見縊り過ぎていた。小さく舌打ちを一つして、フェンスに凭れ掛かる様にして未だ動かない少年の方へと、倒れ付した青年の思惑とは別に、向かって行った。)   (2016/1/31 04:21:07)

Sagittarius……ねえ、もう戦えないでしょ?だったら、大人しく此処で寝ててくれるよね。(少年の髪を掴んで僅かに上を向かせ、此方と視線を合わせるよう。もう片方の手には矢が握られていて、少年の胸に突きつけられていた。僅かにでも彼が抵抗の素振りを見せれば、其れを突き立てられるように。)後ろから何かしてきたら、ほんと、殺すから。(普段の少女からでは、考えられない程に冷たい声音だった。何時もの言葉よりワントーン低く響いた其れは、乱暴な手付きで少年の髪を離すのと同時に突きつけられる。そう、彼を隷属させなかったのは―――Aquariusがああなってしまったから。後から彼には、「逃げられた」と、そう言っておけば良い。少年を隷属させる為に力を使うより先に、残りの力を全て使ってでも、彼を救わなければ。もう何本も矢を放ってしまった後である、そう、力は残っていない。少年に言うだけ言って背を向けたのも、この短い時の中、彼ならば後ろから何か仕掛けてくる様な真似はしないだろうと踏んでの事だった。)   (2016/1/31 04:21:18)

Sagittarius…さて、と。(瞳をゆっくりと閉じて、鮮やかな赤に染まった侭倒れ付す彼の傍らに、しゃがみ込んだ。酷い傷である。後数分後には、命を散らしても可笑しくないくらいの、だ。片手にした光の矢の鋭利な先端を、何の迷いも無く、青年の胸に突き立てる。)ちょっとの間だけ、私のモノになっててね、あっくん。(僅かな笑みを浮べながら、小さな声で語りかける。届いていないと思うけれど。光の矢を握り、瞳を閉じた。此れで数秒後には―――彼の身体は何もなかった様に、其の傷も消えうせて居るだろう。矢を刺す以前の記憶は鮮明なものだから、少年の勝利は揺るぎ無いものだろうけれど。帰りにココアでも奢ってもらおう、助けたのだから、説教は免除で。)   (2016/1/31 04:21:28)

Sagittarius【多少確定が入ってしまって申し訳無いです…!不都合があれば、其方のロルで改変して下さって構いませんので。】   (2016/1/31 04:22:33)

野分真♂高1【あ、いえOKです、全然OKです!では、こちらも〆ロルを書きますが、お時間も遅いですし、先にご退室頂いても構いませんので…!】   (2016/1/31 04:23:26)

Sagittarius【すみません、有難う御座います。いえ、見届けさせて下さいまし。どうぞ、ごゆっくりとです。】   (2016/1/31 04:24:06)

野分真♂高1う………く…。(全ての力を使い果たし、霧が文字通り霧散してゆく。フェンスがへし曲がるほどの衝撃で叩きつけられた真には、もう体を動かす余力すら残っておらず…唯一動かせる目を、その青年へと向けた。袈裟切りに入った傷跡と、浅いとは到底言えない出血の量。自分の能力の影響で気圧が下がっていたこともあるだろうが、それは偏に『空気』が持つ力を示したものといって違いなかった。――この使い方は、危険だ。彼の戦法から――高圧の空気を叩きつける空気の刃からヒントを得た応用だったが、これほどまでに危険なものをおいそれと使う訳にはいかない。…この使い方は、封印しなければ。頭部と腹部、肩からの出血でぐったりと項垂れる真は、辛うじてそれを脳裏に刻んだ。もはや、こちらの目の前に迫る少女の迎撃すら行う余力は、ない。)   (2016/1/31 04:35:11)

野分真♂高1あな、た、こそ…。…自分、は、たとえこのまま連れ去られても、けし、て、屈しはしま、せん…。………た、だ。あの、人は、どうか、手当、を。………それと、もう、一つ。……ごめんな、さい、………と…。(そこまで少女に紡いで、真の意識は途絶えた。――そう、ごめんなさい…それしか言葉が思いつかなかった。先に襲われたゆえの正当防衛とはいえ、こちらをあくまで確保することを一義とした…言うなれば一定の手加減を加えていた相手に対し、一歩間違えれば致命傷になりかねない攻撃を行ってしまったのはこちらの方だ。痛み分けとはいえ、確かに屈しなかった。満足すべき結果の中で、その点だけは心に残った一抹の悔恨だった。――全てが終わった冬の空の下。元の通り、寒風だけが吹きすさんでいった――)   (2016/1/31 04:35:18)

野分真♂高1【お待たせ致しました。私の方も、これにて締めとさせて頂きます。長時間のロル、本当にありがとうございました。】   (2016/1/31 04:35:53)

Sagittarius【〆を有難う御座います。そして、此方こそ長時間有難う御座いました。とっても楽しかったです。また是非、遊んで下さいまし…!では、一足お先にですが、そろそろ此方も時間が厳しいので失礼致します。本日は飛び入り参加にも関わらず歓迎して下さり、そして長時間のロル、本当に有難う御座いました。では、お疲れ様でした。】   (2016/1/31 04:38:34)

おしらせSagittariusさんが退室しました。  (2016/1/31 04:38:37)

野分真♂高1【あ、あとサジタリウスさん超かわいかったです。  では、私も今宵この辺りにて。お疲れ様でしたー!】   (2016/1/31 04:39:14)

おしらせ野分真♂高1さんが退室しました。  (2016/1/31 04:39:18)

おしらせ静寂朱鷺臣♂高3さんが入室しました♪  (2016/2/1 22:07:16)

静寂朱鷺臣♂高3【お邪魔します。】   (2016/2/1 22:07:33)

おしらせ金城栄璃華♀高3さんが入室しました♪  (2016/2/1 22:13:25)

金城栄璃華♀高3【お邪魔します。静寂様、お待たせ致しました。改めまして、宜しくお願いします。】   (2016/2/1 22:14:01)

静寂朱鷺臣♂高3(午後の授業は隠れるように行われた。学園内をうろつく影たち。彼らはなぜか授業中の教室には飛び込んでこない。おそらく学園の教育プログラムとしての最後のなにかがそうさせているのだろう。そのせいで、学園が危険であるにもかかわらず授業は通常通り行われている。その日の最終授業が終わる鐘と共に、生徒たちは逃げるようにして学園を後にする。逃げ遅れたことで戦闘になる生徒たちも幾人かいるようだが、いつものことなので無視である。)やっぱちょっと落ち着かないよな(学園から寮へとつながる道は、ところどころ傷付き、荒れている。能力の痕跡や血の跡。気になるものがたくさんある。)このあたりでは、激しい戦闘があったんかな?(花壇が盛大に破壊されている。飛び散った土塊をその場にしゃがみこんで観察し、触ってみる。)   (2016/2/1 22:15:04)

静寂朱鷺臣♂高3【いらっしゃいませ。こちらこそ、よろしくお願いします。】   (2016/2/1 22:15:32)

金城栄璃華♀高3(非常事態のようにも思えるのだけれど、何故か授業は通常通り行われるらしい。まあ、いくら外が騒がしいからといって、全てを休講とする訳にもいかないだろう。とは言え、何故まだ対策は施されないのか―――あるいは施せないのか。どちらでもいいのだけれど、願わくば教室から寮までのルート間で進路妨害をするのは止めて欲しい。さっさと寮に戻ろうとする者にとっては、誰であろうと邪魔でしかないのである。先日もそう、丁度これくらいの時間に、校庭で影の様なものやら意識の無さそうな他の生徒やらに攻撃されかけたのだった。其の時は、近くに居たクラスメイトの背中を押して、己はさっさと寮の自室に戻ったけれど。今も、何時も通り寮への道を歩いていれば、それらしい痕跡が窺える。)………。(そして、その痕跡を目で追っている内其の視界に飛び込んできたのは、見知った男子生徒だった。今迄の経験上、彼に声を掛けると碌な事がない。其の侭何も無く彼の横を通り過ぎようとしたのだけれど―――)   (2016/2/1 22:24:10)

金城栄璃華♀高3(其の時だった。軽やかに地面に着地する音と共に、件の影が己等の前に降り立ったのは。其の影の両手は、鋭利な刃物の様。例えるならばまるで鎌の様な形に変形しており、これから如何するかは想像に難くない。小さく舌打ちを零し、傍らに居る男子生徒に声を掛けた。)静寂君、お願いします。(言ったのは、其れだけである。)   (2016/2/1 22:24:25)

静寂朱鷺臣♂高3(土塊を触るたびに髪の指先を通じて感じるひりつき。ちょっと楽しくなってきた。そんな土いじりに興じていれば、自分の近くにいくつかの人影が近づいていたことにも気づかなくて。)うぉっと!びっくり(ぱっと立ち上がり声の主を確認するために首を振る。声の主を発見するまでにすでに臨戦態勢になっている影を発見。)…なるほど(そしてついに見つけた声の主。金城栄璃華。)お願いするなら、頼み方ってものがあるんじゃないかな?(にたりと、口角を釣りあがらせて、冷ややかな視線を影に送る彼女に近づき、)栄璃華はおれに、何をお願いしたいのかな?(ニタニタと。身長の差を生かして、少しだけ上から見下すかのような視線を送る。影はこちらの様子を観察しているようだ。しかし、いつ破壊活動に動き始めてもおかしくはないだろう。そんな状況でも、楽しみは忘れないのである。)   (2016/2/1 22:33:54)

金城栄璃華♀高3(てっきり、こういう彼にとっては戯れの一環でしかない様な戦闘であれば、喜んで飛び込んでいくものと思っていたけれど。久し振りに顔を合わせても、相変わらずの様である。身長差が在る為に仕方が無いとは言え、見下ろされるかの如く、此方をからかうかの様な声音や視線に確かに苛立ちを覚えながらも、其れを抑える様に小さく溜息をついた。)…貴方に頼んだ私が莫迦でしたわ。(諦めた様に言って、ポケットの中に手を差し入れる。適当に手に触れた硬貨―――銀の鈍い光を放つ100円玉を弾いた。其の硬貨は当然の如く、弾丸となって"影"の方へと跳んでいく。丁度、真っ直ぐに行けば其の影の眉間を貫く筈だった―――が。キィィン、と、金属と金属がぶつかる音が響く。鎌となった手で、弾かれた。丁度此方に跳ね返されてきた硬貨を、手の平で掴まえる。此れで多分、向こうから仕掛けて来る事となる訳だが。)何もしないなら帰って下さる?邪魔ですわ。(態々彼を煽る様な言葉だった。一人で戦うよりは、彼に手を出して貰った方が早く終わると踏んでの事である。)   (2016/2/1 22:42:40)

静寂朱鷺臣♂高3(彼女は小さくため息をついて、彼女らしい言葉を吐き、彼女らしく攻撃を仕掛けた。久しぶりに会ったというのにも関わらず、性格のぶれは感じられない。そのことを少しだけうれしく思いながら、表情は変えずその様子を見守る。)すごいすごい、コインが飛んだね。まるで弾丸だ。でも、防がれちゃったね。油断しちゃった?(影は攻撃を防いだ。はじかれたコインは彼女の手に。)今ここでおれが帰ったら栄璃華困るでしょ?ちょっとだけ力を貸してあげよう(口角を吊り上げた口は、三日月のように歪んでいる。スルスルと伸ばした髪は突然意識を持ったかのように影へととびかかる。当然刃の腕で防がれるがそれは本命ではない。)あいつは固定したよ。よく狙えば今度は当たるかもね(上半身を狙う髪の針に気を取られた影は、自身の足に迫る髪を見落としていた。髪の針は彼の両足を地面に縫い付けて拘束してしまって。影は足を用いた移動を制限されることとなっていた。痛みを感じない影だから未だに戦闘の意思は消えていないよう。)   (2016/2/1 22:53:36)

金城栄璃華♀高3(完全に茶化しているのであろう彼の言葉に、次は己の進路を妨害している影にではなく、彼に対しての舌打ちが零れた。静謐な瞳はしかし、確かに苛立ちの色が滲んでいて。)…煩いですわね。黙っていて下さる?別に貴方の助けが無くとも、自分で何とかしますわ。(坦々と紡いだ言葉はしかし、棘が含まれていて、自身でそう仕向けたにも関わらず、彼が手を貸す事を良しとしないような言葉だった。そうは言っても、多分彼の事だから、手を出すのを止めたりはしないだろうけれど。)どうも。(彼の髪が影の両足を固定した事で、少なくとも近距離戦に持ち込まれる事は無くなった訳だ。手の中に在る硬貨に加え、更にもう片方の手をポケットへと差し入れて、更に2,3枚の硬貨を取り出し宙に放った。其の侭其の硬貨は、先刻同様弾丸の様に、影に向かって行く。眉間、首、心臓、狙ったのは大体その辺りだろう。)   (2016/2/1 23:04:30)

金城栄璃華♀高3(心臓付近へと飛ばした其れは先刻同様弾かれて此方に向かってくるけれど、100円玉は眉間を貫いた―――刹那、影は霧の様に散っていく。弾き返された硬貨は、己には当たらないだろう―――彼、静寂朱鷺臣の方へと向かって弾き返された数枚は、知らない。態々止めるつもりは無かった。)   (2016/2/1 23:04:38)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、静寂朱鷺臣♂高3さんが自動退室しました。  (2016/2/1 23:14:19)

おしらせ静寂朱鷺臣♂高3さんが入室しました♪  (2016/2/1 23:14:24)

静寂朱鷺臣♂高3(彼女の弾いた銀色の弾丸は先ほどと違い1つではなかった。数発弾かれたそれは、見事影の眉間を打ち抜き、それとともに影の形は霧のように散っていく。その少し前。影は数枚の弾丸をはじき返していた。影が霧となった数瞬後、なぜかそれらの弾丸はこちらのほうへ、不自然な軌道を描いて飛んできていた。ニヤニヤしたまま彼女の動向を見守っていたため、少し油断していた。向こうから攻撃が来ることはないと。)あぶなっ(咄嗟に働かせる髪は薄いカーテンのように自分の体の少し前に広げられ、コインを受け止める。コインは髪にめり込み、少しだけ煙をあげていた。咄嗟の防御であったため、いつものように髪を整えることができなかったのが原因だろう。)   (2016/2/1 23:16:05)

静寂朱鷺臣♂高3……これはどういうことかな?(髪を腕に戻せば、歪んだコインは地面に落ちて、金属音を薄く立てて。先ほどと同じ三日月をゆがめた表情。しかし、瞳に宿る嗜虐の色は濃くなっていて。)栄璃華のせいだよね?また、おしおきが必要かな?(髪による腕をもう数本作りだし、目隠し用の輪もこれ見よがしに作成。いつかのようにくすぐりを行うと画策するも、)ちゃんと謝ったら許してあげるけど?(なんて、言ってみる。言ったところで彼女は変わらないだろうが。)   (2016/2/1 23:16:10)

金城栄璃華♀高3(正確に言えば、態々彼に硬貨を当てようとした訳ではなかった。ただ、止めなかっただけである。勿論弾き返された其れを空中でストップさせる事も可能だったのだけれど。態々そんな事をしてやらなくとも、彼は弾き返された硬貨くらい自分で止めると思っていたのだから。しかしそれでも、多少は油断していたらしかった。)…あら、御免なさい。止めるのを忘れていましたわ。(平然と言って退けた。前の様に擽られるのも、ましてや目隠しされるのも御免被りたかったので、それ以上は噛み付かなかったけれど。前回と同じ様な事を己にしようとしているのは明白だった為、其の表情は不快なのが見て取れる程に歪んでいた。しかし此処で争って、他の影からの追撃が来てはもっと面倒である。)では、私はこれで。貴方に構っている程暇ではありませんので。(言った時には既に、すたすたと寮の方へと歩みを進めていた。最後の最後に、彼をまた苛立たせるであろう言葉を態と残して。)【申し訳御座いませんが、時間の方は大丈夫なのですが、ちょっと頭が回らなくなってきましたので此方はこれで〆という事で。短時間でしたが楽しかったです。】   (2016/2/1 23:22:20)

静寂朱鷺臣♂高3【わかりました。では私も〆ロルを。なんならお先に上がっていただいても】   (2016/2/1 23:23:33)

金城栄璃華♀高3【いえ、折角なので〆は見届けさせて下さい。どうぞごゆっくりと。】   (2016/2/1 23:23:56)

静寂朱鷺臣♂高3(彼女なら挑発に応じてくれて、またいつかのように彼女のプライドを責めることができる、と思っていたところ。予想外の返答が、間髪入れず耳に届いた。数秒の思考停止、そしてつまらなそうに口角は元に戻り、髪の展開も通常時に収まる。小さく息を吐いて)簡単に謝るんじゃ。いじめがいがないじゃんか。(一気に興ざめといったような感じで、彼女の捨て台詞を聞き、彼女が1人寮に戻っていく姿を見送って)あーあ、つまんないのー!(ちょっとだけ大きな声で。その場で半回転。回転の力で自然となびく髪をブレード状に変形させれば、背後から忍び寄っていた影の伸ばしている左腕を2枚におろして)代わりにお前が遊んでくれるの?(もう片方の腕に髪を絡ませて、ぎゅっと圧縮。両腕が使用不能になり銭湯続行不能状態となった影の首をつかんで、校舎のほうへと再び飛ぶ。たまったうっぷんは人形ではらしましょ)   (2016/2/1 23:30:23)

静寂朱鷺臣♂高3【はい。これで〆となります。私も久しぶりに挑発しあえて楽しかったです。またよろしくお願いしますね】   (2016/2/1 23:31:05)

金城栄璃華♀高3【有難う御座いました。短い時間でしたが、久し振り絡めて楽しかったのです。お誘い、本当に有難う御座いました…!此方こそ、また是非お願い致します。では、此方睡魔がやってきましたので一足お先にですが、失礼させて頂きます。お疲れ様でした。】   (2016/2/1 23:32:15)

おしらせ金城栄璃華♀高3さんが退室しました。  (2016/2/1 23:32:18)

静寂朱鷺臣♂高3【お疲れさまでした。もちろん、また誘いますとも!では、失礼します】   (2016/2/1 23:32:55)

おしらせ静寂朱鷺臣♂高3さんが退室しました。  (2016/2/1 23:32:57)

おしらせ《愚者》さんが入室しました♪  (2016/2/3 20:32:46)

《愚者》【こんばんは。ソロルにて、少しだけお部屋をお借り致します。】   (2016/2/3 20:33:03)

《愚者》(ひび割れた床面、ひしゃげたフェンス、そして赤黒くこびりついた血痕。激しい戦闘が行われたのだろう、学園に複数ある校舎のうちの一つの屋上には、日常ならばありえない痕跡がいくつも残っている。片膝を折って血の跡を拭い、青年はその中にへばりついた布きれを一つ、指で摘まんで持ち上げた。――何か鋭利なもので切り裂かれた、水色の布片。ふ、と息を噴きつけて埃を払うと、冬の寒空にそれは白く染まり、消えた。)……なるほど、ね。(何かを得心したのだろう、青年は独り言ちて、携えていた電話を手に取る。アドレス帳をめくる先は、生徒会室に独り置いてきた、かの月色の少女。)――ああ、もしもしおれおれ。元気?…………あ、ああうんいいけど…パイの実でいい?……って、いやそれが用じゃなくて。ちょっと待ってまだ切らないで。あの子に伝言を頼みたいんだ。実はね…(呼び鈴を鳴らして開口一番に帰って来たのは『おやつたべたい』か何かだったらしく、青年は本題前に見返りのお菓子を提示する。それで満足したらしい相手が電話を切り欠かけるのを慌てて止め、青年は噛んで聞かせるように、その要件を少女へと伝えた。)   (2016/2/3 20:33:17)

《愚者》(曰く、やはりシミュレーター暴走は人為的なものであること。曰く、その主体は『セルペンス』なる組織であり、影との戦いで生き残った生徒を拉致しているとのこと。曰く、確認できる幹部は少なくとも『サジタリウス』『アクエリアス』『スコーピオ』と名乗る3人であること。曰く、一人は負傷したようだが、依然能力は分からないとのこと。よくよく言い聞かせた青年は、電話先の少女がしっかり飲み込んだのを確かめてから、電話を置いた。)…迷惑かけてないといいけどなぁ。…?(ぽつり、心配そうに呟いた矢先、下――すなわち中庭の方から響く、少女の悲鳴。駆けよってフェンスから下を見やれば、女子生徒が複数の影に追われ、逃げ惑っている所だった。――にっ。燐光に包まれるも一瞬、瞬く間にフェンスの向うにその身を露わした青年は、持ち前の朗らかな、それでいて何も見越せない笑みを浮かべていた。)たまーには善行もしないとね。そこ行く悪ーい鬼さんや、おれが相手だフゥーハハー!(たん。真面目なのかふざけているのかも判然とせぬ言葉で、青年は脚を蹴り空を舞う。黒く光る仕込み杖を、その手の内に抜きながら。)   (2016/2/3 20:33:38)

《愚者》(――そして、生徒会室にてお留守番の少女は、おやつまだかなと天仰ぐ。外出して不在の、雪色の少女が戻って来たら、服の裾を引っ張りながら、きっとこうして要件を伝えるのだろう。『あのね、あのね、《愚者》から連絡きたの。敵、せるぺんすって言うの。ここの人たち捕まえてるの。敵、3人いて、『さじたりうす』『すこーぴお』『あくえりあす』っていうの。でも、チカラ分からないの。あと、《愚者》おやつ持ってきてくれるの。後で一緒に食べるの。』 とってもとっても分かりにくい、それでいて少女に慣れたのか、当初より流暢になったその言葉。受けた少女は、果たしてどんな反応のするのだろう。――それはまた、別のお話し。)   (2016/2/3 20:33:51)

《愚者》【以上にて。ついでにことはさんへ伝言ですが、↓の《月》の伝言は適当に改変したうえでロルに使って頂いて構いませんので。  では、取り急ぎこれにて。お部屋、ありがとうございました。】   (2016/2/3 20:34:51)

おしらせ《愚者》さんが退室しました。  (2016/2/3 20:34:55)

おしらせ醒井 京♂高1さんが入室しました♪  (2016/2/13 19:15:03)

醒井 京♂高1【さて、お部屋をお借りします。一足先に、はじめさせていただきましょうか。乱入可。よろしくお願いします】   (2016/2/13 19:16:52)

醒井 京♂高1っつアアああああああ!(咆哮がこだまする。目の前の影の懐に入り込んでは、その白磁の爪で喉元を切り裂いて。なおも群がる影どもを相手取り狐面は、必死の形相を浮かべていた。突如出現した正体不明の影。無差別に、無作為に生徒に危害を与えるそれは、奇妙な声を上げながら、学園内を跋扈する。どれほどの人が被害を被ったのだろう。きっと学園内の医務室も、附属の病院も、それらに倒れた者であふれかえっているのだろう。)…っはあ、…はあっ…つああっ!(一体の影が風を操り、かまいたちのようなものを繰り出し、こちらを切り刻まんとする。さくり、さくりとそれは服を切り、肌を斬り、直撃こそは避けてはいるが、徐々に体力も削られている。)ちいっ…んのやろお!(それでもなお、狐面は臆すること無く、影に立ち向かう。――倒しても倒しても先の見えない、いくらでも現れてくるような相手に――その闘志は衰えること無く。)【来たぞ!次は二匹!…いや違う!三匹だ!】ちっくしょう!やってやらあ!【無茶だ京!いったん引けっての!】まだだ!まだ戦える!   (2016/2/13 19:17:18)

醒井 京♂高1【どあほ!タイマンでも手こずる奴が、複数人相手に立ち会えると思ってんのか!】…っくそ、わかってんよお!(何体もの影を相手取り疲弊してきた狐面には、きわめて重荷になる状況。アオツクモも戦闘を続行する京に声を荒げて止めにかかる。)【いったん引いて態勢を立て直せ!そうでもしないとこれ以上は!】…わかってる!だけど!【おまえがくたばったら話になんねえじゃねえか!】…っ!(思い出す、あのときの言葉。――あなたたちの命は一つしかない――ここで蛮勇を振るい、立ち向かい、力尽きたときにいったい何が残るというのだろうか。護るべきもの、助けるもの、それは自身が無事に帰ったときにだけについてくる。狐面は苦々しげに奥歯をかんだ)ッ…!(そして影の合間を縫うように、狐面は、それらから背を向ける。そういえば、これが初めての敵前逃亡だっただろうか。自らの無力さと、正体のわからない相手への怒り。それを丸ごとかみしめながら、狐面は逃げた)   (2016/2/13 19:32:46)

醒井 京♂高1(後方から迫り来る追撃をかわし、どうにかこうにか影どもも撒いた狐面であったが、寒い季節だというのに汗が地面へとしたたり落ちる。制服の至る所に熱で焦げた痕、斬られた痕。深くはないが、身体にも所々傷を負い、血液がにじんでいる。どうやら、ここには影どもはいないようで、戦闘状態は解かないものの、がっくりと膝に手をついて息を整える狐面。)いったい何だって言うんだ…。この学園に恨みでもあんのかよ…。【まあ、こんだけ普通じゃない人間が集まれば、襲われるに十分な理由だろうよ】…そんな、みんな普通に生活してるだけなのに…【わかってんだろ?それでもここは普通じゃない。言ってみれば火薬庫だ。京のしょぼい力でも、それを持たない者にとっては脅威だ。相手がわからないにせよ、先制攻撃、だまし討ちするには十分な理由になるだろうよ。】…くっそ、むかつくなあ…。だけど…黙ってみてられっかっての!(狐面は、うなだれながらも語気を強め、そう言い切った。もちろんこの状況で危険を感じ、学園から身を引いた生徒もいるのだろう。でもそれができるほど狐面は、醒井京という人間は思慮が深い人間でもなかった。)   (2016/2/13 19:49:49)

おしらせScorpioさんが入室しました♪  (2016/2/13 19:56:17)

Scorpio【こんばんは。イベント関連の敵役ですが、後入り参加させて頂いても宜しいでしょうか?》   (2016/2/13 19:56:49)

醒井 京♂高1【どうぞ、歓迎します。ただいま続きを打っていますので、それに乗っかってくだされば幸いです。】   (2016/2/13 19:57:47)

Scorpio【ありがとうございます。それでは、次のロルをお待ちしてから続かせて頂きますね。よろしくお願いします。】   (2016/2/13 19:58:28)

醒井 京♂高1(自分の身が可愛ければ、すぐさま逃げ出して、ほとぼりが冷めた後に戻ってくればいい。誰もそれを咎める者はいないのだろう。しかし、自分の代わりに誰かが傷を負うとするならば、のうのうと隠れていることなんて、彼の心が耐えられない。)…とにかくだ…。できることはする。…もちろんぶっ倒れない程度には…【おお、そうしとけ。なんかあったら、手前は隠れて、俺に任せりゃいいんだからよ】…んだよ、言ってる割にはアオツクモだって抑えられていないんじゃねーかよ【…まあな。理由はどうあれ、気に入らねえな。やり口がな。クソ外道のやりかただ…っつ…京!また来るぞ!】…まじかよ…休む暇もありゃしねえな…(アオツクモの察知に、すぐさま顔を上げる狐面。まだ姿の見えない敵に対し、最大限の警戒を図る。どこから攻撃が飛んでくるかもわからない。その場でぐるぐると周囲を見渡して、備える)   (2016/2/13 20:02:59)

Scorpioもしもーしモッスィー。あっくん元気―?(寒風にコートが揺れる、冬の日。ワインレッドのメッシュを加えた顔半分を隠す金髪に紺色のロングコート、そして独特の言葉遣いというどぎつい個性で塗り固めたようなその人物は、まるで寒さを感じもしていないかのように、学園の屋上で一人電話を手に口を開いていた。影が依然暴れているのだろう、聞こえる音といえば風の音に遠くの衝撃音、叫び、呻き。全てが、よく聞き知った音。それらを意に介するでもなく、言葉が向かう先は、少し前に戦闘で怪我を負った、見知った青年の姿。)だいじょーぶ熱無い?アクエリ飲む?とりあえずアクエリ飲んどく?ふつーのアクエリとカロリーオフのアクエリとビタミンC入りのアクエリあるけど何差し入れに欲しい?…ってやだもー怒らないでよー。そんなに冷たいこと言うと女の子にモテないゾ☆(…相手が相手ゆえか、その口調は割合に軽い。相当な大怪我を負った相手に向けるべき口調では無いのであろうが、これでも一応彼なりに心配はしているんです。本当です。)   (2016/2/13 20:20:10)

Scorpio…でー、こっちは結構捕まえた人も増えて来たから、ぼちぼち撤収も図ろうってワケ。誰か気になったコいたらついでに連れて帰るけど、どう…(ふ、と一呼吸置いて、幾分真面目な仕事の話。どうやらEdenも介入してきたようだし、あまり長居すると思わぬダメージをも負いかねない。すなわち、潮時。折々抱いていた意見を、身近な一人――アクエリアスに訊きかけて、男の口調はそこで止まった。…眼下に足音が、そして気配がする。ぴりりと張り詰めたような、心地よく隙の無い闘気が。見れば、丁度この校舎の下に、一つの姿が見える。先の衝撃音の主だろうか、その姿は怪我を負いながら、なお動く余力があり、かつ戦意も失ってはいない。――よさそう、だ。ぺろり、と紅い舌が唇を舐めるのと、そのまま電話口に返したのは、ほぼ同時だった。)…ごめんねあっくん、ちょーっと用ができちゃったン。またすーぐ電話するから寂しがっちゃダメよ?じゃね。(ぷつり。電話の先から帰って来るであろう文句を先んじて切って、男は再び下を見る。そのまま、男はフェンスに乗り出して…たん、という軽い音とともに地を蹴って、瞬く間に地へと降りた。)   (2016/2/13 20:20:19)

Scorpio…あらやだーン、よく見たらみすてりあす系仮面男子?やだいいわね、ますますいいじゃないもーう。(濛々とした砂埃を舞い上げた中で、男は無遠慮に狐面の青年を眺める。右斜めからすううと視線と体をずらして、まんべんなく各アングルからその様を眺め倒して。――刹那、その青年へと口を開いた。)あなた、アタシ達と一緒に来ない?異能者をこうして檻に閉じ込め虐げるこの世を、思い切りぶっ壊したいって思わなーい?貴方なら歓迎するわよ?(浮かべるは、微笑。前髪から露わになった方の片目を細めて、『蠍』はその獲物を、静かに瞳に収めた。)   (2016/2/13 20:20:26)

醒井 京♂高1(じゃりと、地面を踏みしめる音、まさか上から現れるとは考えられなかったのは、狐面の判断が鈍っているからか。しかも、その姿は影ではなく人間。狐面はそちらの方に目をやり、じっと構える。学園には、目立つ身なりをしている者も少なくはない。なんたって自分だってそうだから。驚くべきことはないにせよ、姿をあらわした相手の風体はさらに異質で、口走る言葉も、なんだか気味の悪いもの。――なんだこいつ、と思うまもなく、眼前の相手は口を開く。「この世をぶっ壊してみたくないか」と。その言葉で、狐面は、目の前の相手がどういうものか一瞬で察知できたし、血が一気に頭に上っていくのを感じた。)…お前か。学園をめちゃくちゃにしているのは。…おまえなのか。なあ。(声が震える。いつにもない唸るような低い声で。)…一緒に来る?ふざけたこと言ってんじゃねえよ。お前…。今何やってんのかわかって言ってんのかよ。【落ち着けよ、京。たぶん敵だろうが、むやみに突っ込んじゃあまずい】(…わかってんよ!これでも十分抑えてんだよ!)(いつでも飛び出せるようにさらに姿勢は低く、前傾姿勢。いまにものど笛を噛みちぎらんばかりに、牙を立てる)   (2016/2/13 20:35:04)

Scorpioンフフ、やだもう、学園で暴れまわってるのは私たちじゃなくて『影』の方じゃなーい。…それに、ね。飼い慣らされる平穏よりは、自由と開放を求める戦いと混乱の方が、よっぽどマシじゃない?(に、い、ぃ。意志を沈めた唇は歪み、狐面の青年に向かう。そう、これは玉石入り混じるこの学園から、掬うべき玉を選び出すための戦い。自由への第一歩。既成概念で縛られ檻の中にいる彼らにとっては、怒るのも当然の状況だろう。すべては、見方や意識を変えた時に、初めて動き出す。)――もっともぉ、その様子じゃ、テコでも動かないみたいね。……そ・れ・じゃ…強引なのは好みじゃないけど、ちょおっと眠ってて貰おうかしら?だいじょーぶ、優しく、する、か、ら…っ!!(それでも、固まりきった観念のままに、動かないのなら。オフィウクスの手で、『教えてあげる』しかない。救済と開放を受け入れるには、まずはこの檻を破って連れて帰ってあげなくては。…そう、今まで同じようにして連れ帰った、何人かと同じように。)   (2016/2/13 20:52:52)

Scorpio(ふわり。コートの裾が風で噴き上げられると同時に、男はコートから長柄状の得物を取り出した。先端にナイフのような黒刃を取り付けた、柄に『Insignis』と刻まれた片刃の槍のようなそれを、男は軽々と片手で振り回し、ぴたりと手元に引いて…一瞬後、たん、と軽い足取りで踏み込むと同時に、一挙に脚を早めて狐面との距離を詰めにかかった。まずは探りの一撃、横薙ぎに払うと見せかけて、柄の先端でその腹部を突かんと。)   (2016/2/13 20:53:00)

醒井 京♂高1…自由と解放ねえ…好きだよ俺もね…(狐面は、ふとつぶやく。そう、何者にも縛られずに気ままに、あるがままに振る舞うのが彼である。ただし、眼前の相手の言葉は断じて受け入れられないものがある。)…飼い慣らされてる?そりゃあ、お門違いだ。俺は、俺たちは自分の意思で平穏と自由と解放を、この場所で得ると決めたんだ。断じて、誰かに決められてそうしたんじゃない!(狐面は言葉の覇気を強める。こいつの言っている自由は、断じて自分が求めるものではないし、まっぴらごめんだった。)あたかも自分が正しいと、それを振りかざして、人を虐げて、傷つけて!何やってもいい自由なんて、俺は死んでも受け取りたくないね!   (2016/2/13 21:11:03)

醒井 京♂高1(こちらも、臨戦態勢。地面を踏みしめて、相手の懐へ飛び込もうとした瞬間だった)【京!】…っ!(アオツクモのとっさの一声で、踏みとどまる、見れば相手が先に仕掛けていた。手にもつは、槍のような獲物が一振り。向こうから一気に詰めて、横なぎの一閃。)【京!そっちじゃねえ!まっすぐだ!】(槍の軌道は横からうねるように、自身の腹部めがけて転換。それを見て、構えた爪を正面へ)!!…っつうるああ!(がちり、刃の先であるというのに、重い一撃。金属音を立てながら白磁の爪で、それを防ぎ、はじき返す。――長物であるならば、至近距離からの攻撃には不利。そう踏んだ狐面は、はじき返した勢いそのままに懐へ飛び込んでいく)   (2016/2/13 21:11:13)

Scorpioふふぅ。可哀想、檻はこの学園だけじゃないのよ?そう、もっと目に見えない檻だってある。例えば非異能者の恐怖、とか、嫉妬、とか。あるいは…この社会そのもの、とか。(確固たる、そして爽やかな風のような青年の発破に、思わず笑みが零れた。――なんて、いい声を張る青年だろう。思うままに心に浮かんだその笑みは、やがてふ、と皮肉な笑みへと代わり、男の口から惑わすような、誘うような言葉となって青年へと向かう。人も、動物も。それを捕えるものが、目に見えるとは限らない。)…っ!と、と、っとぉ!なかなかいい勘してるじゃない。…ますます気に入った、わっ!(腹に、入った。確信の一撃は、陶器のように白く鋭い爪で弾き返され、男は束の間たたらを踏んだ。――何らかの獣への変身能力?見た目を上回る膂力に舌を巻きながら、男の口角は自ずと嬉しそうに歪んでゆく。それすらも吹き飛ばすように、狐面は地を蹴って、長物ゆえの隙を突かんと飛び込んで――)   (2016/2/13 21:30:30)

Scorpio――そう、こなくちゃぁね?(どすん、と先端を地に刺して、男は槍を支柱代わりに跳躍し、青年の突進を上空へと回避する。空中でひらりと一回転して着地すれば、男は間髪入れず、狐面の背へ向けて左手を一閃。振り抜くと同時にコートの袖から放たれたワイヤー付きの短剣が、今度は横薙ぎに襲い掛かる。先の槍と同様、これもまたEdenより強奪した武器の一種。本体を籠手のように装着し、ワイヤーと短剣で斬撃と溶断を可能にする、SW-00HW『ゼネラリス』と呼称される武装であった。)   (2016/2/13 21:30:38)

醒井 京♂高1(たたらを踏む相手に、これは好機と白爪の一撃をたたき込まんとする。しかし、その体はふわりと宙に逃げられ、攻撃は空を切る。身のこなしに呆気にとられながらも、続く一手を繰り出そうとするも、相手に先を譲ってしまったか。)【伏せろ!京!】…!!!(今度は後方から襲いかかる、死角の一閃。アオツクモの察知がなければ、おそらくは避けられてはいなかっただろう。…いや正確には避けられてはいない。)…くっあっ!(疲労と、先ほどの影との負傷で、とっさの動きが鈍ったか、ワイヤーと短剣が狐面の背中を「引っ掛けた」――斬撃の痛みと、熱による灼熱感に思わずうめき声を上げるが、とにかくその場から離れ距離をとった)【懐に入られたときの対策も万全ってか。…まーた、ややこしいなあ、おい!】(アオツクモも、相手のやりように苦虫を噛みつぶしたようだった。息を整えながら、狐面は尚も相手を見据え)見えない檻…?馬鹿いってんじゃねえよ…。そんなのどこにでもあるだろう…?そんな世の中都合よくいくなんて思ってないよ。…気に入らねえな。自分たちがうまくいかないからって、ガキみたいに力振り回して言うこと聞かせようって様がよお!   (2016/2/13 21:47:21)

おしらせ《節制》さんが入室しました♪  (2016/2/13 21:53:32)

《節制》【こんばんは~。微妙なタイミングかとも思いましたが、参加しても大丈夫でしょうか?】   (2016/2/13 21:53:56)

Scorpio【は!こんばんはです。はい、私の方は大丈夫ですよ。】   (2016/2/13 21:54:15)

醒井 京♂高1【はい、私は大丈夫ですよー】   (2016/2/13 21:54:17)

《節制》【ありがとうございます。では順番はscorpioさんの後でよろしいでしょうか?】   (2016/2/13 21:54:58)

醒井 京♂高1【はい、よいかと思います。】   (2016/2/13 21:57:31)

Scorpio【私はそれで構いませんけれど、どうします?一応節制さんが入りやすそうな1アクションは入れようかと思いますので、醒井さんの先でも後でも構いませんし…醒井さんにお任せします。】   (2016/2/13 21:57:40)

《節制》【では入出順でやらせていただきますね】   (2016/2/13 21:58:26)

《節制》【誤字)入出→入室】   (2016/2/13 21:58:55)

Scorpioあらーん、今のは確実に当たったと思ったのにィ。…アナタ、まるで『背中にも目が付いてる』みたいね?(槍を使った回避、そして間髪入れずの死角からの溶断。確実に入ったはずのその攻撃は、しかし浅手を負わせるに留まり、ワイヤーはそのまま手元へと戻ってきた。優れた反射神経もそうだが、それだけではおそらく先の回避は成し得なかったに違いない。そう、視界外の様子をも捉えるチカラが無い限り。)ふふ、いいわねアナタ、ますますいいわ。そんなにボロボロになっても、そこまで啖呵を切る余裕と意志がある。――でも、困ったわね。距離を置かれちゃ、アタシの能力じゃ成す術がない。(片手に槍を携えたまま、男は微笑とともに青年を見やる。距離にして、一足飛びよりやや遠い間合い、彼の瞬発力ならばともかく、こちらの脚力では一挙手一投足とまでは行かない。何より、あまり時間をかけすぎてはこちらの利ではない。――逡巡、そして決断。男は、悪戯っぽい笑みを浮かべ、指をぱちん、と鳴らした。)   (2016/2/13 22:10:40)

Scorpio…それじゃ、時間もかけられないし…面白いもの、見せてあげる。――『ベルフェゴール』。(瞬間、屋上からたん、と音がしたかと思えば、地上に二つの影が現れる。まるで機械仕掛けの、六本足の蜘蛛とも言うべきその異形は、電子の眼をぎょろりと剥いて、狐面の方を見定めた。その数、2。それぞれが背中に1対のアームを持ち、方や背中に黒塗りの刀剣と盾を、もう一方はバズーカのような銃身と弾倉と思しきものを背負っている。)これも、異能者を恐れる人々が作った『異能者を狩るための兵器』よ。アタシが盗み出して、こうして使わせて貰ってるけどね。――遊んでいってあげて?(ぱちん。再び指を鳴らすや、機械仕掛けの蜘蛛はモチーフそのままの素早い動きで地を駆け、それぞれに狐面へと迫ってゆく。まるで意志を持つかのように有機的な動きで、『バズーカ持ち』の方が中距離から電撃弾を放ち、その隙を埋めるように『刀剣持ち』の方が刃を水平に振り抜く。付かず離れず一撃離脱、男の能力で一糸乱れず統御されたそれ――『ベルフェゴール試作型』で攻撃を見舞いながら、隙を見計らって男は地を蹴った。)   (2016/2/13 22:10:48)

Scorpio――隙、あり。(忍び寄った男が、槍を構えて背から横薙ぎに振り払う。狙いは利き腕の死角と思しき、左後方。まずは痛手を負わせて戦闘不能にすべく、男はその脇腹目がけて赤熱した刃を振り払い――)   (2016/2/13 22:10:55)

《節制》やっと見つけたぁ!(男の薙ぎ払った槍は突如上空から現れた少年の刀によって弾かれた。黒いパーカーのフードが脱げ、深紫色の髪と子供らしい笑みが露わにある。その表情はかくれんぼの鬼が隠れている子供を見つけ出した時のような、遊びの時に見せる表情だった。ただ一つ、その狂気にも似た眼を除いてではあるが)たぶんオジサンはぁ…殺してもいい人だよねぇ?(後ろの背の高い青年を横目にチラッと見ながら、普通に会話をするようにそう言い放つ。構えも何もない。先ほど槍を掃った刀は切っ先が地面を向き、足も棒立ち。隙を見せるというより見せているレベルのその挙動。ついでに後ろの青年にも話しかける。)んぅ~お兄さんも殺したいけどぉ…学校ひとでしょぉ?怒られるから我慢しなきゃいけないんだぁ。(子供の会話。親からの言いつけを守る子供の様である。完全に青年の背中に向いて言葉を投げる。先ほどまで眼前にいた男には興味が失せたように。)   (2016/2/13 22:26:27)

醒井 京♂高1っは、そんな妖怪じみた体はしてないよ。【眼は付いていないが、狐が憑いてるからな】(ほんと助かるよ…アオツクモ。)【そう、安心してる暇はねえぞ、そおら、まーたやっかいなやつが飛び出してきやがった!】…なんだよあれっ!(まるで蜘蛛をかたどったような、機械仕掛けのそれ。生きているかのように地を這い、こちらとの距離を詰めてくる。またもや3対1、数で勝る相手の方が圧倒的優勢。…蜘蛛は、バズーカで砲弾を、もう一方は近接戦闘で詰める二段構え。さらに、距離を置いて、遠ざかる。まともに相手をしていればこちらの切れ模様は目に見えていた。こうなってしまえば撤退を余儀なくされるのであろう。そう思った矢先に、忍び寄る第三の影)   (2016/2/13 22:32:50)

醒井 京♂高1【左後ろ!来てるぞ!】…しまっ…(失策だ、あろう事か、最も注意すべきところがお座なりになってしまうとは。真っ赤に染まる切っ先が、容赦なく襲う。――だめだ、避けきれない!)…!?(しかし、予想された結末は、思わぬ形で裏切られることとなる。キンッ!と甲高い金属音。それは狐面のものとの接触ではない。とにかく訳のわからないまま、その場から飛び退くと、そこには…)…子供?【…どういうこった。新手か!】(なにやら、こちらに問いかけてはいるが、状況判断に迷い、訝しげに構えるのみだった。ただ、敵意のようなものはかろうじて感じられない…ように思えた。)   (2016/2/13 22:33:01)

Scorpio……シッ!(今度こそ、入った。確かに、狐面の隙を突いた。その筈の横薙ぎの斬撃は、しかし上空より降り立った第三者の乱入で防ぎとめられる。小さな体に似合わぬ膂力。ぎ、ぎり、と金属の軋む音を立て、男は弾かれるように刃を返して距離を取った。その間、おおよそ一挙手の距離。)……げ。なーんだ、Edenのがきんちょじゃない。しかも何よおじさんとか、嫌ね失礼しちゃうわ。って言うか何よ、今日は屋上に潜むのが流行ってるの?今日のラッキーパーソンはより天に近い人間とかそんな感じだったのちょっと。(眼前の少年の姿、そして携える武器を目にすれば、嫌そうに眉をしかめて矢継ぎ早に不満を口にする男。だらり、と幽鬼のように下げた刀は、構えも何もあったものではない。だが少なくとも、能力が分からない状況で迂闊に突っ込むのは危険、か。)がきんちょ、アンタこそアレよね、殺しちゃってもいい系男子よね?アタシ急いでんのよ、だから――(じゃり、脚に力が入ると同時に、砂が鳴る。槍を携えた右半身を影に、身を沈めた男は一転した不機嫌な目で少年を見やった。…コイツは、敵。異能者を縛り、狩る、異能者を冒涜する異能者。だから――)   (2016/2/13 22:50:50)

Scorpio潰すぞ、ガキ。(たん。地を蹴ると同時に、振るわれた左腕から赤熱した短剣とワイヤーが横薙ぎに放たれる。向かって右から左へと――即ち少年の左側から襲い掛かるそれを囮に、狙うは右腕に携えた槍の本命。回避か、防御か、少年が行動を取るであろう隙を、男は槍で一息に突いた。同時に、彼の『能力』でベルフェゴール2機を操作。『バズーカ持ち』は中距離から2発を狐面へと牽制で放ち、その隙を狙うように『刀剣持ち』が地を奔って――すれ違いざま、狐面の胴へと、背に携えた黒剣で斬りかかった。)   (2016/2/13 22:50:57)

Scorpio【と、申し訳ありません、時間的に、私は次か、その次が最後になりそうです。短い時間で、申し訳ありません。】   (2016/2/13 22:51:25)

醒井 京♂高1【了解です。】   (2016/2/13 22:51:46)

《節制》【了解しました】   (2016/2/13 22:52:01)

《節制》あはは!…!?(青年への言葉もほどほどに、左から飛来した短剣とワイヤーを黒刀で弾く。そして振り返りざまに反対側に移動したであろう「オジサン」を攻撃――が通ることは無かった。振り向いた脇腹に突き刺さる槍。赤熱したそれで突かれた肉は焼け焦げるような音を微かに響かせる。)…あはは。痛いなぁ…。オジサン、いたいよ、あははははははははは!!(突き刺された槍から逃れるように身を捻る。それによって若干なりとも傷口は広がったであろう。そして、腹に手を当てそれについた血を見遣る。傷口が焼かれたためか出血はそう多くない。それでも、常人なら耐え難い痛みを生じているはずだ。しかし、少年の「いたい」の言葉にはその通りの感情はこもっていなかった。あまつさえ血を見た少年の顔は一層楽し気に、そして一層狂気を孕んで笑顔を示していたのだ。)死んでよ、オジサァン!(少年は手についた血を男に向かって振り払うように飛ばす。ただの血飛沫にすぎないはずのそれは、空中でパキリと音を立て、針状に成形されて男の元へ飛来する。もうすでに青年のことなど頭から飛んでいる。ただ目の前の男を、目の前のオモチャで遊ぶことしか頭にないのであろう。)   (2016/2/13 23:08:21)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、醒井 京♂高1さんが自動退室しました。  (2016/2/13 23:14:12)

おしらせ醒井 京♂高1さんが入室しました♪  (2016/2/13 23:14:24)

醒井 京♂高1…Eden…?この子が…?(かつて病室で出会った、神父服を着た青年も、たしかEdenと名乗った。…能力者の犯罪を取り締まり、その治安を維持する…という名目の組織だったか。しかし、相手の言葉から飛び出したあたり、それとEdenは対立しているのだろうと推測される。それにしても年端もいかないこんなかわいらしい子が…にわかには信じられないでいた。)【京!来るぞ!】…んなナマクラで俺の爪が砕けるかよ!(体をねじる。バズーカを紙一重で躱した後に、横なぎで繰り出される黒剣に、真っ向から白爪で受けて立つ。)るああああ!(ギィン!と鈍い接触音とともに、黒剣がひび割れて砕けていく目に映る。そのまま間髪入れずに、蜘蛛の脳天に爪の一撃をたたき込む)   (2016/2/13 23:19:47)

醒井 京♂高1【もういっちょだ!あれつかえ!アレ!】…ぶっつけ本番かよ!当たってくれよ!(次の殲滅対象は、距離を置いたもう一つの蜘蛛。接近していては、至近距離で砲弾を食らうことになる。狐面は大きく腕を振りかぶり、投擲。放たれたのは、普段は手の甲に顕現する白い爪。同じように左の爪も投擲。2対6本の白爪が、蜘蛛を捕らえた。)…?!(ようやく、奇妙な機械を退けたものの、次に聞こえてきたのは、おぞましい笑い声。聞く状況次第では、明るい笑い声にしか聞こえないのだろうが、血を流し、笑顔を浮かべているともなれば、狂気としか言い様がない。)   (2016/2/13 23:19:59)

醒井 京♂高1【ベルフェゴールに対する確定になります。後告知で申し訳ないですがご容赦のほどを】   (2016/2/13 23:21:54)

Scorpio【あ、いえいえ、構いませんよー。それにまだいっぱいあr(ry】   (2016/2/13 23:22:37)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、《節制》さんが自動退室しました。  (2016/2/13 23:28:23)

おしらせ《節制》さんが入室しました♪  (2016/2/13 23:28:54)

Scorpio脇腹抉られて体力ガタ落ちでしょ、さっさとそのまま……っ!?った!いたたたっ!!(今度は、確かに入った。『ゼネラリス』の斬撃を受けた隙を、槍は正確に捉えて貫いた。肉を切り、穿つ感覚。痛みを訴え、脇腹を地に染める少年。もう、一押し。男の脳裏に浮かんだ思惟は、続いて放たれた少年の一撃に阻まれた。――なんだ。地に濡れた手から放たれた無数の針が右腕にいくつも突き刺さり、皮膚を割いて責め苛むこの感覚。…針。いや、これは、まさか。)…このガキ、『血』を…!?…っ!?なん、ですって…!(そして、その後方――狐面の方でも、戦局は動いた。地を這うように高速で迫るベルフェゴールの一閃は、抜身の白刃のような鮮やかな一撃でへし折られ、続いて振るわれた爪の一閃で頭部を両断。残る『バズーカ持ち』の方はといえば、放たれた白刃にその体を貫かれ、脚や銅の機能を失い…煙を吐きながら、その場に頓挫した。)   (2016/2/13 23:37:16)

Scorpio…ち、アナタを甘く見てたみたいね。…仕方ない、貴重な『ベルフェゴール』2体を失ったのは痛いけど、今日は退いてあげる。…で・も。アナタの事気に入っちゃったから、また近いうちにお会いしたいわね?……あ、そこのがきんちょは別にどうでもいいから。――それじゃ、アデュー☆(瞬間、機能を失っていた『ベルフェゴール』2機に電流が迸るや、轟音と共に爆発。生じた閃光と煙に紛れ、男は紺のコートを翻し、舞う白煙の中へと消えていった。後には残骸となった機械仕掛けの蜘蛛の亡骸と、彼らの体に刻まれた悪夢の残滓を遺したまま――)   (2016/2/13 23:37:24)

Scorpio【お待たせ致しました。そして申し訳ありません、そろそろ時間が限界でして、私はお先に失礼させて頂ければと思います。もちろん、お二人はこのまま続けて頂いて構いませんので。ベルフェゴールから武器ひっぺがしてもいいですし(】   (2016/2/13 23:38:23)

醒井 京♂高1【了解しました。お疲れ様でしたー】   (2016/2/13 23:38:59)

Scorpio【今宵も、ありがとうございました。またイベント関係のロルを練られればと思いつつ、一足先に失礼します。ではでは、おやすみなさいませー。】   (2016/2/13 23:40:01)

おしらせScorpioさんが退室しました。  (2016/2/13 23:40:06)

《節制》【自分もそろそろ時間なのでついでに退場ロルにします。おやすみなさいませ~】   (2016/2/13 23:40:13)

醒井 京♂高1【了解です。お後はしかと整えさせてもらいます】   (2016/2/13 23:41:30)

《節制》あ…、殺すまで逃がさないよぉ!(出血量が足りなかったか飛ばした針はまともなダメージにはならなかったようだ。そして、突如の閃光と爆発。少年はその光にも爆音にも爆風にも人間の所謂反射的な行動の一切を示さず。ただそこで起こった事を眺めるように見ていた。そして、男が消えたことに気が付いた瞬間に思い出したかのように走り出した。)血…こっち!(何かを呟いたと同時に方向を若干変えてさらに走る。青年のことなど目にも暮れず、トンボでも追いかける無邪気さを振りまきながら校舎の塀を飛び越えていった。)   (2016/2/13 23:47:58)

《節制》【では短かったですがこれにて。お付き合いいただいてありがとうございました】   (2016/2/13 23:48:27)

醒井 京♂高1【おつかれさまでした。こちらこそありがとうございました】   (2016/2/13 23:48:57)

《節制》【では失礼いたします。】   (2016/2/13 23:49:12)

おしらせ《節制》さんが退室しました。  (2016/2/13 23:49:15)

醒井 京♂高1(戦局は、再び振り出しに戻った。いや、それ以上だろうか。突如として乱入してきた少年は、どうやらこちらには戦意は全くなく、金髪メッシュの青年?との抗争を繰り広げていた。とするとなれば2対1。うまくいけば、うまく乗り切れるかも知れない。――しかし、先ほど殲滅した蜘蛛2体が突如として爆発。すさまじい白煙と砂塵とともに、行方をくらましてしまった。それを追うように、少年も軽々と塀を跳び越えて去って行ってしまった。)…と、とりあえず…よかった。【死ななくてな…】(脅威は一時的に去り、ふうっと息をついて、尻餅をつく。死ななくてよかった。殺されるまでは行かなかったとしても、倒れれば、この先どうなるかは想像に難くない。考えただけでぞっとする。)   (2016/2/14 00:11:16)

醒井 京♂高1…だけど…顔は覚えた。絶対あいつの仕業だ。この騒ぎは…【で、どうするんだ。】…奴らが言う、檻の中の鳥を舐めてたら、痛い目会うことを思い知らせてやる。…少ないけど…友達に協力を要請するよ…。きっと、手伝ってくれるだろうし…いざとなったら手当ての保証もできる。【俺も憑いてるしな】頼もしいよ、アオツクモ。…この学園は、俺らで護るんだ。(狐面は立ち上がる、まずは、この事象の真実を広めること。そしてできるだけ多くの力を結集し、立ち向かえるようにすること。やれることはたくさんあるはずだ。狐面は走り出す。もう制服はぼろぼろ、生傷は無数にできあがってしまったが、未だ、その覇気は健在。――檻の中の鳥は、怒らせたら、…怖いよ?)   (2016/2/14 00:11:26)

醒井 京♂高1【それでは、失礼します。お部屋をありがとうございました】   (2016/2/14 00:11:54)

おしらせ醒井 京♂高1さんが退室しました。  (2016/2/14 00:11:58)

おしらせ奏 琴花♀高1さんが入室しました♪  (2016/2/19 20:32:04)

奏 琴花♀高1【こんにちは。終幕への鐘を鳴らしにお邪魔します。ソロルにてご容赦を。】   (2016/2/19 20:32:42)

奏 琴花♀高1……(スマートホンをもう一度ポケットから取り出して、通知がない真っ黒の画面を見つめるルビー色の双眼は、喜怒哀楽を宿さない。外の異常事態の喧噪が鼓膜を叩いても、ただ、真っ黒の画面を見つめていた。)……――(ポケットに押し戻して、生徒会室のドアに手をかける。一拍、黙して、)――(がちゃりと開けた。今の自分の、戦場へ。パソコン一台で事態が右にも左にも振れるかもしれない、この戦場へ。奪われたものを奪い返すという戦。そんな、心臓に糸をきつく巻いたような緊張がふつりと途切れるような声があった。)――「あのね、あのね、ぐしゃかられんらくきたの」……?(上着の裾を引きながらたどたどしく伝えてくる、月色の、かつての敵――今この騒動のときのみ連絡役兼共闘者としてこの部屋にいる、Edenの子。少なくとも自分は命を奪うつもりで歌って踊った中を、生き延びた唯一の子。名前は――月で、いいのだと思う。)――「てき、せるぺんすっていうの。ここのひとたちつかまえてるの」――(頷く。オトハが見ていた構成員は二人だけれど、やっぱり三人以上。黄道十二星座をなぞるコードネーム。初めて聞く蠍座が事を引き起こしたのか、それとも……。)   (2016/2/19 20:33:58)

奏 琴花♀高1……?(おや、つ?)……――(きょとんと覗き込んでくる大きな瞳を、首傾ぎながら見つめて、まばたきふたつ。愚者――ミナトはどうしていつもお菓子をくれるのだろう。家の子供たちにも、お菓子をよく持って行っていると聞いたけれど。)……(そういえば、おなか、すいたな)……(だから、つい、非常事態を忘れてこくんと頷いてしまった。後付すれば、カロリー補給は大事。)――っ!(おやつはなあにと月色の子に聞こうとして、振り返る。袖の中のレターナイフを袖から滑り落としながら。)――「ふふ、もう、そんなに踊りたい?」(月色の少女からすれば、雪色の少女の咄嗟の反応に首を傾いだのかもしれない。だって、少女は知っている。窓からするりと入ってきた彼は、雪色の子の双子なのだから。仲良しとずっと聞かされているから。いずれにせよ、少女二人の反応どこ吹く風といわんばかりに堂々と最上階窓から入ってくる雪色髪の少年。その腕に抱えた白いノートパソコンをテーブルに広げた。)   (2016/2/19 20:34:35)

奏 琴花♀高1――「言ったよ、コトハ。僕たちはスポットライトの中に立たない。ほら、せっかくの同盟が綻ぶんじゃないかって顔をさせちゃっているよ?」(クスクスと笑う雪色の少年が視線で指す先は、心配そうに袖を引いている月色の子。表情に乏しくも「やめてやめて」と懇願するようなその仕草。)……――(こくん、と、頷いて席につきながら吐息一つ。そう、今は、同盟の中。自分たちの役割は、一切の死者を出さずに奪われたものを取り返すこと。自分と同じ顔の少年に無言で唇を動かして、いくつかのことを伝えると、彼は満足そうに笑みを浮かべた。)   (2016/2/19 20:35:01)

奏 琴花♀高1――「じゃあ、使うコードは13だね。ふふ、オトハが家の息のかかった衛星電波を勝手に使ったらパーパに怒られるから、こういうことにしようか」(2台の同じノートパソコン。隣り合って座る同じ雪色髪の双子。少女は黙し、少年は悪戯っぽい笑みを浮かべて言葉をつづける。)――「生徒会が学園技術と秘匿管理コードを用いてシミュレーションルームのシステムを奪還する最中、アクセス攻防に乗じたもう一つの回線は、たまたま白の家出身であるEdenの一席の独断。これはそういうシナリオ」(言葉が終わると、ルビー色の視線がまっすぐに向き合って、同時にキーボードへ両手を置いて、少女のほうは目を閉じた。)――「月、15分、僕たちを守って?あと、音を立てないでね?」(月色の子は、頷く。会話はそこで終わり。)――「さあ……染め直そうか、真っ白に」(それが、電子世界という舞台による反撃幕の鐘。ピアノの連弾のようにカタカタと交互に、ときどきまったく同時に同じキーへ指を滑らせ、パチリと叩く。)   (2016/2/19 20:35:08)

奏 琴花♀高1(その15分が、長かったのか、短かったのか。雪色の双子は覚えていない。月色の子が、その驚異的な迎撃能力でいくつの影の侵入を阻んだのか、後に知ることとはなっても、覚えてはいない。双子の意識が電子世界から戻ったのは、ジャスト15分後。)――「はーい!調子はどう?パイの実、持ってきたよ」(――攻防なんてなかったかのように、愚者を演じるかのように楽天的な声言葉の《愚者》であった。彼は満足そうに笑んだ。三人が仲良く場にいることもそうであったかもしれないが、今は――)――「お疲れさま」(システム奪還を遂げ、糸が切れた人形のようにつっぷした雪色髪の双子が持ち帰った戦果へ、だろう。さあ、鐘の音は無音に響き渡った。クライマックスを、紡ごうか――)   (2016/2/19 20:36:55)

奏 琴花♀高1【以上にて。愚者様に少しだけ言葉紡がせていただきまして失礼いたしました。それでは……ご武運を。】   (2016/2/19 20:38:04)

おしらせ奏 琴花♀高1さんが退室しました。  (2016/2/19 20:38:06)

おしらせ醒井 京♂高1さんが入室しました♪  (2016/2/19 20:48:18)

醒井 京♂高1【さて、お部屋をお借りいたします。】   (2016/2/19 20:49:14)

おしらせScorpioさんが入室しました♪  (2016/2/19 20:49:32)

おしらせ神原 響♂高1さんが入室しました♪  (2016/2/19 20:50:19)

Scorpio【(さそり色がうまく出せなくて悩んだ形跡)改めまして、お部屋をお借り致します。さて、多人数役をせねばならない都合上、時間がかなりかかってしまうやもしれませんが、どうかご容赦を。】   (2016/2/19 20:51:17)

醒井 京♂高1【今回は、Scorpioさんが複数役であるので、順序に工夫が必要ですがどうしましょう】   (2016/2/19 20:51:37)

神原 響♂高1【改めましてこんばんは。お願いしますー。】   (2016/2/19 20:52:32)

Scorpio【うーん、どうしましょ。ひとまず導入は私から始めますが、そのほかの皆さまはひとまず入室順、で回していってみましょうか?】   (2016/2/19 20:53:56)

醒井 京♂高1【了解しました。それではお待ちしております故、ごゆるりと】   (2016/2/19 20:54:27)

神原 響♂高1【分かりました。では一番最後待機してますので、お待ちしてますねー。】   (2016/2/19 20:55:41)

Scorpio【回してみて支障があるようでしたら、また適宜調整して参りましょう。では、よろしくお願いします。少々お待ち下さいませ。】   (2016/2/19 20:55:56)

Scorpio(――切れた。唐突に感じたのは、そんな感覚だった。男――Scorpio主導による学園襲撃において、優秀な異能者をふるい分けるのに不可欠だったシミュレーター。そのコントロールが、何の前触れもなくするりとその手から零れ落ちた。)……!?これ、は…!?(不意に吹きつけた冷たい風が、ぞっとするような冷気を背中に走らせる。覚えず、男は屋上のフェンス際に走り寄り、焦燥に満ちた目で下界の様を眺めた。影は、いる。いるのは確かだが、その動きは明らかに鈍く、それどころか風に吹き飛ばされるように、それらは少しずつ黒い霧となり、『自壊』しつつあった。――間違いない、シミュレーターの暴走が収まり、本来の暴走抑制プログラムが作動している。数秒に満たない逡巡を経て、男はフェンスを越えふわりと地へと降り、常にない急ぎ足でシミュレーションルームへと歩を進めた。一体、誰が。そんなことは今更考えない。ただ、その意志は一つ。暴走が収まったのなら、機械の制御がこの手から滑り落ちたというのなら。――また、アクセスすればいい。)   (2016/2/19 21:14:57)

Scorpio…まったく、なんだっていうのよ…!(勝手知ったる様子で、ドアのロックをハッキングして解除し、シミュレーターに手をかざす。既に駆動音は収まりつつあり、影の産生はおろか、その稼働さえ終息しつつある状況であることは傍目にも明らかだった。端末を見る限り、直接的なアクセスの形跡は…ない。つまり、外部からの回線を通じたハッキングだということだ。)…またEdenの仕業かしら。やってくれるわね、まったく。(端末の電子部に触れ、意識を集中してそのセキュリティを再び突破にかかる。だが、外部アクセスの際にセキュリティコードが書き換えられたのか、その突破は以前にも増して容易ではない。機械の前で、男は目を見開いたまま、微動だにしない。見に纏った紺のロングコートも、長めに伸ばした金色の髪も、揺らぐことは一切無かった。)   (2016/2/19 21:15:05)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、神原 響♂高1さんが自動退室しました。  (2016/2/19 21:15:55)

おしらせ神原 響♂高1さんが入室しました♪  (2016/2/19 21:16:03)

醒井 京♂高1(学園の様子が変わったのにはすぐ気がついた。倒しても、倒しても大波のように押し寄せてくる影どもが、その姿を徐々に見せなくなってきたからだ。)…ようやく…減ってきたかなあ?【奴さんも根負けしてきたってか?…しかし大丈夫かよ】…ああ、なんともないよ。【…嘘つけ】(狐面にはその実情――シミュレーションルームの暴走が止んだということは把握できてはいなかった。しかし、少なくとも呼びかけに応じ生徒たち応戦し、勢力を押し返しているのだろうというのは、感じられた。…狐面も当然無傷ではない、影どもと応戦すること数十。それに加えて、怪しげな男との応戦、奇妙な機械の殲滅。故に狐面の姿は穏やかではなく、至る所に生傷を作っている、そんな状態であった。)【やめろって言っても行くんだろうよ、お前は】…ああ、行くよ。これでも頭に血が上って収まってないんだ。…気に入らないねえ。自分勝手にやりやがる連中は…。(狐面は、アオツクモとの会話を淡々と進めながら、たどり着く。そう、影は、あの影はシミュレーションルームから、這い出てきたもの。とするならば、敵の拠点の目処を立てるならば、ここしかない。)   (2016/2/19 21:24:20)

醒井 京♂高1(こつこつとシミュレーションルームの中を歩く。…しかしその中は不気味なほどに静かだった。敵の罠で伏兵でも居るのか、はたまた、影は本当にいないのか。警戒を高めたまま、周囲を捜索する。)【…人の気配だ…。一つじゃない…。】…っ!(狐面は身構える。ゆっくり、さらに歩みのスピードを緩めて目配せをした)【…あそこだ。】(アオツクモはある一室を示唆した。そこは、このシミュレーションルームの中核をなす、管理装置がある部屋。どうやらロックが開いているようだ…)…っ!みつけだぜ…お山の大将さんよお。(意を決して部屋の中に入る。目にしたのは、狐面が、アオツクモが目的とした人物であった)   (2016/2/19 21:24:34)

神原 響♂高1こうも数が多けりゃいくら倒しても…っ?(ここ数日学園に出向けば影、影、影。どこを見渡しても影ばかり。今日だけでもどれだけの影を倒しただろうか。現に数体の影に今も囲まれていた。「いた。」ほんの一瞬影の動きが鈍ったかのようにも思えた。刹那目の前の影が黒炭と化し夜空に消えていった。一人、また一人と。)こいつら急に…。(戦わなくても自然と消滅していく。消えていった影たちが再び現れる様子はない。となればこの現象は全ての元凶となったシミュレーションルームで何かがあったに違いない。ほぼ無力化されている影たちを片目にその足はシミュレーションルームへと向こうか。)   (2016/2/19 21:44:58)

神原 響♂高1―――(しんと静まり返ったシミュレーションルーム。こんなにも不気味に思えたことがあっただろうか。一歩、また一歩と足をすすめるたびにその不気味さに身震いがする。)…あれは…?(シミュレーションルームの中枢、管理機械の部屋の前にくれば人の気配。息を潜め扉越しに中の様子を覗いてみれば、前にどこかで目にしたっ生徒が一人。その奥にも、人なのだろうか、確かにそこに意識のようなものはあるがその今の姿からは人気というものが感じられない。ただ管理機械に手を伸ばし何かをしているのが確かであるならば解除をしようとしている先生なのだろうか。はたまたこの出来事の首謀者なのだろうか。しばらくその場にとどまっては様子を見ていて。)   (2016/2/19 21:45:08)

2016年01月31日 02時41分 ~ 2016年02月19日 21時45分 の過去ログ
【イベント部屋】school..2
現在のルーム
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