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2016年05月20日 00時05分 ~ 2016年06月05日 23時02分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

デューク♂皇族(彼女の抵抗にデュークは唇を離した。そして、言葉を続ける)ならば、罰としてこれを受け入れることだ。俺はクライヴの命を救ったが、それはお前の身柄と引き換えのこと。お前がもしも抵抗するというならば、二度とクライヴには引き合わせない(デュークはそうすることもできるのだ。彼女をずっと監禁しておくこともできる。本来ならば敵国の指揮官とその副官だ。殺されていてもおかしくはない。未だ何の危害も加えられていないのはデュークが取り成したからだ。そんな脅迫をしてでも、デュークはこの女が欲しいのだ。自分を一瞬でもたじろかせた、この女が)お前に選択権などない。監獄にいるクライヴの部下を拷問させてもいい。父上はリヒトの銃の製法を知りたがっていたからな。お前の選択一つで、運命の変わる人間がいるのだということを忘れるな(こういった脅迫の材料を使うのはデュークは好まない。だが、リーゼルという女をモノにするためならば、それもやぶさかではない)    (2016/5/20 00:05:09)

デューク♂皇族敗者は勝者に従うものだ、リーゼル。お前の夫もそれは分かっているだろう。お前が余計な嘆願などしなければこんなことにはならなかった。俺の心がかき乱されることも!(デュークは剣を抜き、その切っ先を彼女に向けていた。彼は明らかに焦っていた。追い詰めているのは自分のはずなのに、焦燥感に駆られていた)   (2016/5/20 00:05:12)

リーゼル♀虜囚(好きでもない男に、口の中を掻き回され、小さく身体を震わせる。懸命に抵抗して漸く彼が離れれば、荒っぽく手の甲で己の唇を拭う。掻き回された口の中を綺麗にしたくて溜まらなくて、顔を歪める。) ――嫌よ、そんなこと…ッ!―――!!(男の言葉に、女は咄嗟に言い返す。言い返した後、二度と会わせないという言葉に、女は声を失う。部下の拷問まで引き合いに出されれば、怒りで顔を真っ赤に染めて、両手を握りしめた後。男の頬を張り飛ばそうと、平手を振りあげる。) 嫌い……ッ、貴方なんて嫌いっ。私に、これ以上触れたら、絶対許さない……ッ。銃が手元にあれば、その頭を撃ち抜いてやるのに…ッ。(泣きそうに顔をゆがめながら、男のことを睨みつけて詰る。男が剣を引き抜き、目の前に突きつけられていても、たじろがず。今にも泣きそうにしている癖に、鋭い視線で彼を睨む。それでも、彼の申し出を受け入れざるを得ない事は理解していても、心がそれを受け入れる事を拒否していて。ソファに身体を固くさせたまま座っている。それでも逃げ出そうとしないのは、男が告げた、条件の所為。)   (2016/5/20 00:15:26)

デューク♂皇族(剣にたじろがないこの女の強い意志がデュークの心をかき乱すのだ。この女は何なのか。丸腰の女に剣をもって威嚇せねばならないほど、デュークは乱されている。こんな女は今までにいなかったのだ。自分の意を通さない女など。デュークはその平手を受けた。平手をまともに受けたことなどない。デュークは剣を収める。もはや、敗北したのだ。この女に自分は負けたのである。正面を切ってこの女と相対することなど出来はしない。ならば卑怯な手を使おう。デュークは覚悟を決めた。もう血走った眼は見せない。迷いもない。この女を落とすためならば、自分は鬼畜にでも悪魔にでもなろう。喜んでこの魂を売ろう。この女がそれほどに欲しいのだ。狂おしいほどにリーゼルが欲しい。迷う心の中でそれだけが真実だ。彼の瞳はもはや冷たくなっていた。彼が応接室を去ろうとする。彼女の隣を通り過ぎるその瞬間、斬撃が走る。彼女の身体を覆う無数の斬撃。しかし、それは彼女に一滴の血すら流させない。彼女の身に着けている服だけが切り刻まれる)   (2016/5/20 00:30:54)

デューク♂皇族――もうお前に代わりの服は与えぬ。明日の夜、地下室にて待つ。その時にもう一度お前の答えを聞こう(デュークは冷たくそう言い放った。使用人たちの態度も一瞬で変化する。もはやこの屋敷でリーゼルは客人ではなくなりつつあった)   (2016/5/20 00:30:57)

リーゼル♀虜囚(身体を固くして、全身で拒絶の意を示し、精一杯、男を睨みつける。彼の表情が、仕草が、冷たく変わっていくのが、必死に睨んでいる所為で手に取る様に分かった物の、だからと言って、自分の意に沿わぬ事をして、引く事も態度を軟化させて受け入れる事も出来ず。彼が応接間を立ち去ろうと立ちあがって隣を通り過ぎようとするならば、男から視線を逸らす。その視線が外れたほんの一瞬、耳に聞こえた、鞘走る音。) ――――――ッ!!(肌の上を撫でて行く刃先。薄い布地で作られた柔らかなブラウスが、腰から膝まで緩やかなドレープを描くスカートが、その剣先で裂かれていく。それに声にならない悲鳴を上げて、その男が剣を引くのと同時に、大きく斬り裂かれた布地から見える胸元を覆った。肌を晒す事に慣れてなどいるはずもなく、身を縮め必死に露わになった箇所を隠そうとしながら、冷たく通告する男の顔を睨みつけて。)   (2016/5/20 00:46:13)

リーゼル♀虜囚彼と彼の部下に、危害を加えたら絶対許さない――。(明日。彼の提示した場所で、その条件を飲むことになるだろう。それを覚悟しようと己に言い聞かせるけれど、どうしても心が波立つ。我慢しなければ、と思うけれど。自分がどのような扱いを受けるのか、想像も出来なかった。)   (2016/5/20 00:46:16)

リーゼル♀虜囚【此方は、これで〆になりますー】   (2016/5/20 00:46:36)

デューク♂皇族【ありがとうございます。このまま〆に致しましょうか】   (2016/5/20 00:50:45)

リーゼル♀虜囚【はい。こちらこそ有難う御座いましたー。難しかったです……ッ!(笑)】   (2016/5/20 00:51:31)

デューク♂皇族【とにかくこちらの性格設定を完全に間違ったことにつきます(笑) 待ち合わせで感想戦に致しましょうか】   (2016/5/20 00:52:26)

リーゼル♀虜囚【そうなんですか?(笑) はい、宜しくお願いしますー。】   (2016/5/20 00:53:24)

デューク♂皇族【立てましたー】   (2016/5/20 00:53:34)

リーゼル♀虜囚【入りましたので、此方は失礼しますね。お邪魔しましたー】   (2016/5/20 00:54:18)

おしらせリーゼル♀虜囚さんが退室しました。  (2016/5/20 00:54:23)

デューク♂皇族【お部屋ありがとうございました】   (2016/5/20 00:55:33)

おしらせデューク♂皇族さんが退室しました。  (2016/5/20 00:55:37)

おしらせデューク♂皇族さんが入室しました♪  (2016/5/20 21:09:19)

デューク♂皇族【少し遅くなりましたが待ち合わせです】   (2016/5/20 21:09:44)

おしらせリーゼル♀虜囚さんが入室しました♪  (2016/5/20 21:10:05)

デューク♂皇族【いらっしゃいませ、お待たせしました】   (2016/5/20 21:10:42)

リーゼル♀虜囚【こんばんは、遅くなりました―(滑り込み)】   (2016/5/20 21:10:46)

デューク♂皇族【いえいえ、こちらも来たばかりですので】   (2016/5/20 21:13:25)

リーゼル♀虜囚【宜しくお願いしますね。昨日の続きでよいでしょうか?地下室というか地下牢でしたっけ。】   (2016/5/20 21:14:19)

デューク♂皇族【いえ、夜に地下室に来いと言っているだけなので普通に自室に戻されたということで。昨日の話し合いとは少し違いますがご容赦ください】   (2016/5/20 21:16:05)

リーゼル♀虜囚【分かりました。それでは、地下室に尋ねる形でよいのですね。それでは、今回は此方から書き出ししましょうか。】   (2016/5/20 21:17:14)

デューク♂皇族【ちょっと貼りたい伏線があるのでこちらからでもよろしいでしょうか?】   (2016/5/20 21:17:47)

リーゼル♀虜囚【了解致しました。それではお言葉に甘えてお願い致しますー】   (2016/5/20 21:18:43)

デューク♂皇族(リーゼルは昨日と何も変わらない境遇を与えられた。デュークは結局のところ、彼女を幽閉することもなく、ただ自室に戻した。服を与えないと言いながらも、彼女の服は使用人によって用意されていた。何も変化がない。彼女はデュークが諦めたと勘違いするかもしれない。食事も普通に与えられ、拘束もされない。屋敷を出ることは許されないが、それ以外は自由だった。だが、昨日とは違うことが一つだけある。ずっと誰かが彼女の身体をまさぐっているということ。とはいえ、彼女の周りに誰かがいるわけではない。ただ、その感覚だけが存在している。微かに触れられているような感覚である。それはデュークが掛けた呪いなのだ。使用人に聞いても彼らはデュークの居場所は知らないと言うだろう。彼が固く口止めしたから。リーゼルは身体に抱えた違和感を覚えたまま、その日を過ごさねばならなかった)   (2016/5/20 21:23:28)

デューク♂皇族(そして、屋敷の夜を告げる大時計の鐘が鳴り響く。それが待ち合わせの時刻であった。彼女が地下室に近づけば近づくほど、その感覚はより確実なものになっていく。まるでレンズのピントが合ってくるような感覚。微かに触れられている感覚から確かな愛撫へと昇華されていく。地下室の燭台の小さな炎では地下室の奥でデュークが待っているのかどうかも分からない。一歩一歩奥へ進むしかないのだ)   (2016/5/20 21:23:39)

デューク♂皇族【ちょっと強引な展開ですがお許しください】   (2016/5/20 21:23:52)

リーゼル♀虜囚【わあ、予想とだいぶ違ってました!(笑) 続けて書きますので、ちょっと時間下さいー!】   (2016/5/20 21:25:02)

デューク♂皇族【ごゆっくりどうぞー】   (2016/5/20 21:28:57)

リーゼル♀虜囚(昨夜彼の機嫌を損ねた事は良く分かっていて、きっと牢にでも入れられるのだろうと、思っていれば、この屋敷に連れて来られて、最初に割り当てられた部屋へと戻される。ずたずたに斬り裂かれた服の着替えはクロゼットに納められていて、食事も通常の物が出された。軍人として粗野な部分はあれど、酷い男ではないのだろうかと、屋敷の主人の考えを想像して思考を巡らせるものの、答えは出ず。ただ、夜が明けた早い時間に、何かに腕を掴まれた様な感覚に目を覚ます。思わず、悲鳴を上げて跳ね起きたがそこには誰もいない。勘違いかと胸をなでおろす間もなく、その感覚は、肩のあたりへと移動する。その後も、ほんの僅かではあるものの、場所を変えて触れかたを変えて、身体に触れられる感覚が続いていた。その感覚が繰り返されるごとに分かったのは、その触れかたが婚約者のそれではないということ。やめて、と声を上げてしまおうと思っても自分の周りには誰もいない。結局は出歩くこと無く、自室に閉じこもって、何処にも触れられまいと身体を小さくして膝を抱えていた。約束の時刻まで。)   (2016/5/20 21:40:54)

リーゼル♀虜囚――う、…ぅ。(白いゆったりとしたブラウス、膝下まであるスカート。昨日とさして変わらぬ服装で、ふらふらと地下室へと降りて行く。階段を下りる足取りは悪く、壁に身体を預ける様にして一番下の階までくると、燭台の蝋燭の灯りを頼りに、いっぽいっぽ奥へと進む。一番奥の部屋だと言い含められていた女は、漸く辿りついた小さな扉を、手探りで押し開いた。中を覗き込むようにして、不安げな表情で。)   (2016/5/20 21:40:59)

デューク♂皇族(暗闇の中で、男の声が響く。それはデュークのものだ。彼は穏やかな声色で背後にいる彼女へ語り掛ける)こんな昔話がある。あるところに魔女と海賊がいた。海賊は魔女に愛の言葉をささやき、魔女はそれに魅了されたが、海賊は浮気者だった。方々の港に女を作り、魔女の下にやって来る頻度は次第に少なくなっていった。魔女は嫉妬深さゆえに海賊へ呪いをかけた。海賊はその呪いのせいでもう二度と浮気が出来なくなった。魔女はどんな呪いをかけたか、考えてみろ……   (2016/5/20 22:00:04)

デューク♂皇族(デュークの姿を燭台の揺らめく炎が照らす。彼の傍らには女がいる。リーゼルよりやや年老いた女。しかし、彼女と同じように柔らかな金髪と、青い目、そして透き通った白い肌をしている。その女は丸裸にされたまま、眠っている。眠っている女の髪をデュークが撫でる。そうすると、リーゼルもまた髪に同じ感触を感じる。これだけ近ければもはや、呪いの力は最大限発揮される。デュークがこの女に触れることと、リーゼルに触れることはどうやら同義であるらしい。そして、デュークは女の背後に立ち、その乳房を激しく揉みしだいた。彼女の顔には見覚えがあるだろう。辱められているのは――)自分の母親に挨拶をするといい、リーゼル……   (2016/5/20 22:00:13)

リーゼル♀虜囚(暗い部屋の中を目を細めて見渡す。こんなところに呼び出して何の話しをするのだろう。そんな訝しげな表情を浮かべたまま、未だ、身体を撫でられる感覚を堪えながら、前へと進む。両腕で自分の身体を抱きしめながら。蝋燭の光におぼろげに照らしだされた二人の人影。片方は声から自分をここへ呼んだ、デュークと知った。ではもう片方は、誰だろうと不思議そうな顔をしながら。デュークが話し続けているのを何となく聞きながら前へと進む。) ―――何の、呪い…?(浮気を防ぐ為に、何故こんな事を言うのだろう、と首をかしげる。少しずつ近付いて行けば、男の傍らに居る年上の女が己の母親に良く似ていると気が付いて。丸裸の女の顔に注意を向けた。男の手が伸びると、同じ場所を触れられている感触がする。その手が母ほどの年齢の女の掴みあげた瞬間。同じ方の乳房が歪められる感覚がして。) ―嫌ぁ…ッ。――ッ、お、お母様……ッ?! 止めて、何をッ。(思わずその場にしゃがみこんだまま。身体を震わせて、戸惑った様子で男を見上げる。)   (2016/5/20 22:11:13)

デューク♂皇族答えを教えてやろう。魔女は海賊に、他の女に快楽を与えられない呪いをかけた。海賊が他の女を抱けば、その感覚は全て魔女へと伝わるようにな。そして、今はお前がその魔女だ。俺が抱く女が得る快楽は全てお前の下へと辿り着く。どれだけお前の母親を責め立ててもそれは母親には伝わらず、お前に伝わるんだ。面白いだろう?(彼女はまるで鏡を見ているように感じるだろう。母親が犯されている姿を見ながら、己も自分の肉体を愛撫されているのだから。それが親子であればなおのこと、深い繋がりとなって呪いを強化する。彼女に触れて凌辱するのではなく、わざわざこんな回りくどい手を使うのはデュークの悪趣味とも言えた。己の権力を使ってこの女を手に入れて、それをリーゼルへの当てつけにする。デュークは母親の乳房の先端を何度も捏ね回した。執拗に何度も何度も指先で責め立てていく。しかし、母親が目を覚ますことはない。デュークの責めでは何も感じていないのだ)いつ呪いが掛けられたのか、分かるか? あの口づけの時だ。お前があの口づけを拒まねば呪いはかからなかった。お前が口づけを拒まねば、母親は辱められずに済んだのにな……?   (2016/5/20 22:29:02)

リーゼル♀虜囚――ッ。(男の言葉に、思わず息を飲む。朝からずっと感じている、触れられている感覚。己が部屋に閉じこもっている間中、母親は男手によって辱められていたのかと思えば、思わず吐き気が込みあげた。口元を押さえ、ぶるぶる、と身体を震わせる。乳房の先を摘みあげられ、捏ねまわされる感覚。思わず上げそうになった悲鳴。思わず自分の胸元を見下ろす。しかし、ブラウスにはほんの少しの乱れも何も無くて。思わず両手で胸元を隠す。それでも、男の執拗な愛撫は止まない。昨日のことを引き合いに出されて、酷く衝撃に見舞われる。崩れてしまいそうになりながら、男が乳房を揉んでいる方の腕に両手でしがみ付いた。) ――ッ、止めて、お願い止めて……ッ。お母様は関係ないでしょう……ッ。(男の腕を離すまいと、両腕でしっかりと胸元に抱きこむようにしてしがみ付く。これ以上、母を穢させまいと、泣きそうな顔で男を睨む。)   (2016/5/20 22:37:19)

デューク♂皇族ぬるいな、リーゼル。そんなやり方では俺は止まらない(リーゼルを見下すようにデュークは笑った。それは嘲りであった。この期に及んでまだ泣き落としで自分を揺るがそうと言うのか。そんなことは甘いと、この女に教えてやらねばならない)これから一か月……、お前が俺の女になることを断ったばかりに母親は毎日俺の辱めを受ける。昼も夜もなく、ただただその身体を凌辱され続ける。そして、お前は手に取るようにそれが分かる。いついかなるときも、母親が自分のせいで凌辱されていると思い続けるのだ。それが嫌なら、母親の身代わりをするしかないだろう、リーゼル。お前は捕虜になる代わりに婚約者を救った。今度はその操を捧げることで、母親を救うというわけだ。さあ、誓え。俺の女になると。誓わぬなら……お前の母親は俺の慰み者のままだ!(リーゼルは彼女に向けて怒気をぶつけた。本来ならば睨み合いでデュークに勝てる道理などない。気迫に満ちている。鬼畜になる覚悟を決めたこの男に迷いなどもう無い)あらゆる恥辱に耐え忍ぶことだけが、母親を救う唯一の道だ   (2016/5/20 22:47:24)

リーゼル♀虜囚(男が笑っている。泣きそうな顔でしがみ付いている自分を、嘲り、蔑む様な顔で。どうしてそんな顔で自分を笑うのだろうか、それが分からず、顔をくしゃくしゃに歪めた。ただ、婚約者の命を助けたかっただけなのに、何故、目の前の男にこうまでして辱められなければならないのか、理解できずに、息を詰める。周りに助けてくれる者はいない。震える手で、男の腕を掴んだまま。じっと見つめた。泣きそうな瞳に、ジワリと涙が浮かぶ。どうしても、言いたくない言葉。口から出てこない言葉が、男の怒気に気押される形で、唇に乗せて。) ――止めてください。お母様に、手を出さないで。誓います、誓いますから……。貴方の妾になると誓いますから。お願いだから。皆に酷い事をしないで。(ずるずると、その場に崩れる様に座りこんだ後、両手で顔を覆う。こんな形で、婚約者を裏切るような言葉を言いたくは無かった。ままならぬ自分のふがいなさに、吐き気がする。身体を震わせて、力なく座りこんだ自分自身を赦せずに。)   (2016/5/20 23:00:11)

デューク♂皇族その言葉を忘れるなよ……(デュークが手を二度叩くと、使用人がすぐさま駆けてくる。二人組の男は昨日応接間の見張りにも駆り出されていた。デュークの腹心といったところだろうか。デュークは使用人に向けて冷たく指示を飛ばした)この女を部屋へと運び込め。明日には元の領地へ送り返すように手配しろ。それから、リーゼルにあれの準備を……(使用人の一人はリーゼルの母親を肩に乗せて、そのまま暗闇の中へと消えていった。もう一人の使用人は既に準備を済ませていたらしく、デュークへ静かに鉄の箱を渡す。その中に何が入っているかは直に分かるだろう。ようやくリーゼルを凌辱し、愛することが出来るようになったのだ。やるべきことはたくさんある)服を脱いでそこに座れ。俺に背中を向けるようにな。まずはお前の誓いが本当かどうか試してみることにしよう(デュークはそう言った。すると、鉄の箱を開けて彼は何やら鉄製の器具を取り出し始めていた。それがリーゼルに与えられるおぞましい何かであることは想像に難くない。彼女の涙すら意に介さず、デュークは準備を続けている)   (2016/5/20 23:12:15)

リーゼル♀虜囚(デュークの合図で、地下室の中に彼の部下が入ってくる。彼らに寄って、母親が運ばれていくのを心配そうな瞳で見上げて、その姿が地下室の外へと消えて、自分の目で見えなくなるまで見つめている。その間に男の手には、鉄の箱が握られていた。それが何かは分からずとも己のこれからにとって良くない物であろうことは想像が付く。服を脱げと言われれば、羞恥に顔を歪めた後、酷く緩慢に身体を動かした。ブラウスの袷を解き、肩から滑り落すとその場に落し、踵の低いパンプスを脱ぎ落すと、スカートを脱ぐ。その場に服を畳み、下着と絹製の靴下といった格好で床に彼に背を向けて座る。女の表情は、凍りついた様に固く笑みは無い。泣きそうな顔であるが、涙をその瞳に湛えていても泣きわめくこともしない。ただ、心許ない様子で、両腕で己の胸元を隠している。柔らかく癖のある金の耳の下までの髪の毛が項に掛っているのが、背後に居る男には見てとれるだろう。男の目の前には、思ったよりも細く、あちらこちら、薄くなってはいるが戦の傷跡の残る肌があり。)   (2016/5/20 23:22:02)

デューク♂皇族(デュークは彼女の背中を見て、その傷に目を付けた。そして、その傷を指先で撫でるように触れる。デュークは彼女の耳元に囁く)お前のこの傷、戦士であったことの証だ。しかし、今日よりお前は戦士ではない。俺がつける傷が、お前の最期の傷になる。俺以外の何人もお前を傷つけることは許さない。それが、この誓いだ……(デュークは箱から取り出した器具に、赤い石をぶつけた。すると、みるみるうちにその器具の先端が熱せられていく。鉄が焼き焦げる音と匂いが辺りに立ち込めていく。それは焼き印であった。デュークが持つ二刀を象った紋章。それは彼が持つ権力の象徴でもあった。燃えるような熱さの鉄が、彼女の背中へと押し当てられる。それは彼女に刻み付けるのだ。デュークの妾になってしまったという証を。その背中の紋章こそが何よりも雄弁に語る。己が誰のものなのかを。熱さは一瞬であった。すぐに烙印は放された。デュークは震える声で、まだ熱さの残る彼女の背中を抱き締めた)お前は今日から俺のものだ……。それをこの印に誓うがいい。お前の背中に押された烙印にな……   (2016/5/20 23:40:51)

リーゼル♀虜囚(蝋燭の炎の揺らめきが己の身体を照らしている。きゅっと、唇を引き緊張した面持ちでそこに座っている。背中に男の指が触れる。ゆっくりと撫でる様な刺激に、背中を逸らした。朝から感じていた、肌を弄られている感覚。それと同じ感触に息を詰める。耳元で囁く男の声に、びくりと肩を震わせた。囁かれた言葉は、例えばここにはいない婚約者に囁かれたのであれば、頬を染めて嬉しそうに微笑んだのであろうが、背後に居る男に囁かれても、頑なに顔を固くするだけで。声すら出さない。その表情と、身体が更に強張ったのは、背後から伝わる、熱と、鉄の焼ける匂い。それが肌に近付き、耐えきれないほどの熱量を感じた瞬間、走った痛みに初めて声を上げる。)   (2016/5/20 23:51:46)

リーゼル♀虜囚――ぁ、ぁあ――!!(びくりと身体を跳ねさせ咄嗟に逃げようとするからだ。じゅう、と焼け焦げる音と、激痛が背中に走る。痛みに身体は耐えきれず無意識に逃げを打つが、男の手によって押さえつけられ、しっかりとその跡が残るまで焼きつけられて。焼き鏝が離れると、ぐったりと身体を男の腕に預ける。肩で息をしながら、酷く痛む傷痕に男の服が触れて、嫌々、と身体を捩じらせる) っぁ、ぁ。熱い…ッ、痛…ぁい…ッ。(縋るものが欲しくなって、思わず男の服を握りしめる。)   (2016/5/20 23:51:52)

デューク♂皇族(デュークはそのまま彼女を抱き締めていた。そして、彼は己の指先を噛んだ。彼の指から血が滴り落ちる。デュークの呪いを受けた彼女にとって、デュークの体液は媚薬に等しい。彼女の口を片手で掴んで開かせる。そこに指先から零れ堕ちる赤い血を一滴、二滴、三滴と垂らす)――恋人に悪しき祝福を(それが呪文であった。血を彼女が飲み込めば、全身を快楽が駆け巡る。それこそ、痛みを忘れてしまうほどの心地良さ。痛みすら快楽に変える血塗られた魔法の力である。そして、彼女の顔をこちらに振り向かせ、口づけをしようとした。一度は上手くいかず彼女から拒まれた口づけも、媚薬にとろけた今ならば成功するはずだとデュークは思う。痛みに放心した今もなお、自分の口づけを拒むというならば、この女の操はよほどの難攻不落だと認識しなければならない)   (2016/5/21 00:06:36)

リーゼル♀虜囚(彼の腕に力の抜けた身体を預け、繰り返し痛む背中の傷を持て余している。ふと、鼻孔を擽った慣れ親しんだ血の匂いに、背中の傷が血でも滲ませているのだろうかと、身体を捩る。しかし、彼の掌が顎に触れ指先で唇を開かされて、知る。) ぁ、あ―。(口の中に落ちてくる赤い血がからからになっている舌先の上に落ちて、滲む。耳を打った言葉、何をと問い返す間もなく、喉の奥に落ちた一滴を飲み干してしまった所為で、身体に不自然に熱が込みあげてくる。) んーッ。ん、んっ。(彼の腕に包まれている、焼印の疵に触れている服。それだけで、身体を震わせる。何をされのか、訳が分からなくなりかけたところで、塞がれた唇。強引に口付けされて、呼吸もままならず。彼の肩を両手で叩く。唇を吸われ、口の中を舌先で掻き混ぜられ、上がった体温が身体を苛む。次第に身体に力は入らなくなり、抵抗も弱くなってくるが。懸命に両手で彼の服に縋りついて、両手を突っ張らせて。思考力を奪うそれに、頭の中は真っ白になりつつあり。)   (2016/5/21 00:16:53)

デューク♂皇族(デュークは彼女から唇を離し、もはや抵抗が出来なくなりつつあるのを知る。それでも行為に抗ってみせるのはさすがである。しかしそれは操というよりも息苦しさ故であったかもしれない。痛みと快楽の狭間で揺さぶられた肉体は、彼女の頭の中から徐々に思考力を失わせつつある。デュークは彼女の肩を押し、服から手を離させてそのまま四つん這いになるように倒れさせる。彼女はそのまま崩れてしまうかもしれない。だが、それでもかまわない。デュークは己の肉棒を取り出すと、彼女の下着を無理矢理に剥ぐ。彼女をモノにできるのは今この瞬間しかない。痛みと快楽に心を焼かれた今しかないのだ。揺らめく炎が照らすのは獣のような交尾が始まる瞬間であった。屈強な雄が雌を四つん這いにさせて、己の欲望を満たそうとしている。難しいことではない。デュークは彼女の肉穴に肉棒を挿入しようとしていた。固く熱いその三つ目の剣で彼女に必殺の止めを刺そうとしたのである。焼き印も彼女の母親も、全ては今日この瞬間を迎えるために用意したのだ。リーゼルを自分の妾とするために)   (2016/5/21 00:32:04)

リーゼル♀虜囚(息を奪う様な口付けに、思考力は次第に鈍り、まともな判断も出来なくなってくる。いつもの口付けと違う、いつもの触れ方と違う。いつもの彼ではない。思考力が無くなってきても、それだけは分かる所為か、柔らかい唇が擦れ合う感触に、ぞくぞくと身を震わせながらも、それ以上は嫌だと身を捩ってみせる。酷く、力なく。) ―っぁ、いや。これは嫌、頭の中がおかしくなるの……。お願い、この変なの…元に戻して…ッ。や、いや。(男の手によって四つん這いにされた身体、無理矢理に先程の呪文で快楽を感じてしまうのが嫌だと、男を詰る。背中にくっきりと浮き上がる、男によって刻み込まれた印。次第に色は落ちつき始めたけれど、未だ熱を持ってじくじくと皮膚が爛れている有様。身体に残っていた下着を剥ぎ取られて、羞恥に震える間もなく、男の物が中へ落し込まれようとしている。) いやぁあ…ッ。お願い、さっきのっ。術、消して。お願い。身体が変。(好きではない男に犯されて感じたくないのに、媚薬の所為で、男の肉棒が宛がった秘所は、次第にぬかるみを増している。男が奥まで犯せば、ぬかるんだ粘膜が彼の肉棒を強く絡みつこうと欲していて。)   (2016/5/21 00:44:16)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、デューク♂皇族さんが自動退室しました。  (2016/5/21 00:52:21)

おしらせデューク♂皇族さんが入室しました♪  (2016/5/21 00:52:27)

デューク♂皇族一度ついた傷が消えないように、呪いもそう簡単には消えたりはしない(無駄な抵抗はよせと言わんばかりにぴしゃりと言い放つデュークには慈悲というものはないようだった。今は媚薬などという物に頼ったいびつな関係でも構わない。きっかけがいびつであったとしてもそれで彼女の心と肉体に消えない印を刻み込めるならば、それで構わない)お前に刻まれた印とお前は、この世の何よりも美しい(その爛れた皮膚をデュークは美しいと言った。狂っている。狂喜の淵に身を置いている。しかしだからこそ容赦なく彼女を犯せるのだろう。デュークは彼女の奥までたっぷりと味わい、その肉棒をゆっくりと動かし始めた。それはまるで彼女に己の肉棒の形を馴染ませ、覚えさせるかのようでもあった。快楽に身を委ね、ただひたすらに腰を振る。全ては一瞬のことだった。女の中で肉棒が弾けて、白濁を注ぎ込んだのだ。クライヴ以外に男を知らないその中に、全く違う男の子種が入り込んでしまった。そのことは決定的な事実として彼女の中に深く刻まれることだろう)   (2016/5/21 00:57:34)

リーゼル♀虜囚――う、ぅ。ぁ……ッ。は、ぁッ。(床へと身体を抑え込まれたまま、身体の中を犯される。口説かれながら、身体を愛撫されれば、唇から毀れたのはあまやかな嬌声だっただろうが、媚薬に寄って身体を開かされ、奥の奥まで肉棒で犯され、突き上げられて、ふるりと身体を震わせると、腰をくねらせて、どうにかその刺激から逃れようとする。唇から洩れでる吐息を必死に堪えようとして、己の指を咥え、中を抉られる刺激に絶えていた。) っふ、ぅ。ぁう。嫌、いやぁ…ッ。いやぁ…ッ。(男の物を拒む様に締めつけていた中を馴染ませる様に男の肉棒がゆっくりと動く。入口から奥まで、ゆっくりと捏ねる様に突き上げていたものが、次第に荒っぽく男が快楽を追うごとに、濡れた粘膜を絡めとって襞を掻き回す。締めつけたくないのに、きゅう、と得られる快楽に入口は締まり、唇から毀れる声は啜り泣く様な物に変わり。子宮を小突きあげられる度に、その奥で、今犯している男の精液を欲しがって中がうねる。彼が精液を吐きだす頃には、男に犯されるがまま、自らも卑猥な音がする程、中を濡らしてしまっている有様で。ぐったりと力の抜けた身体を横たえるだろう。)   (2016/5/21 01:11:33)

リーゼル♀虜囚【すいません、そろそろ思考力が無くなってきました。こちらはこれで〆とさせて下さい】   (2016/5/21 01:12:05)

デューク♂皇族【連日遅くまでお付き合いさせてすみません。ありがとうございました】   (2016/5/21 01:12:59)

リーゼル♀虜囚【いえいえ、こちらこそ楽しかったです。有難う御座いますー。   (2016/5/21 01:13:27)

デューク♂皇族【ではちょうど区切りもいいですのでこの辺りでお開きにしましょうか。またよろしくお願いいたします】   (2016/5/21 01:14:19)

リーゼル♀虜囚【はい。物凄く楽しかったのと、なれないテーマに新鮮でした。また、遊んで下さいね。楽しみにしています。】   (2016/5/21 01:15:40)

デューク♂皇族【こちらも試行錯誤しながら組み上げていくのを楽しめましたし、そちらの良いレスに救われました。ではおやすみなさいませー】   (2016/5/21 01:18:08)

リーゼル♀虜囚【お休みなさいませ。】   (2016/5/21 01:18:24)

おしらせリーゼル♀虜囚さんが退室しました。  (2016/5/21 01:18:29)

おしらせデューク♂皇族さんが退室しました。  (2016/5/21 01:18:38)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが入室しました♪  (2016/6/1 21:08:32)

ギルヴェガン♂将軍【待ち合わせでお邪魔いたします】   (2016/6/1 21:09:08)

おしらせロレイン♀騎士さんが入室しました♪  (2016/6/1 21:09:38)

ロレイン♀騎士【お邪魔いたしますー】   (2016/6/1 21:09:45)

ギルヴェガン♂将軍【よろしくお願い】   (2016/6/1 21:12:32)

ギルヴェガン♂将軍【よろしくお願いしますー】   (2016/6/1 21:12:38)

ロレイン♀騎士【こちらこそよろしくお願いいたします。書き出しはどうしましょうか?】   (2016/6/1 21:12:53)

ギルヴェガン♂将軍【とりあえずこちらから書き出しましょうか】   (2016/6/1 21:13:30)

ロレイン♀騎士【わかりました、それでは、お言葉に甘えさせていただきます。】   (2016/6/1 21:13:53)

ギルヴェガン♂将軍(ヤシュトラの国では二つの派閥の貴族が醜い権力闘争を繰り広げていた。一つは教会、もうひとつは軍閥である。彼らの争いの火種は二人の王子の存在にあった。国王は未だ健在だが、かなりの老齢である。その死後に国を継ぐべきはどちらにすべきかと争っているのである。教会は王の嫡男であり、まだ幼い第一王子を。軍閥は妾の子ではあるが勇猛果敢な青年である、第六王子をそれぞれ支援していた。今はまだ王が生きているが故にどうにかギリギリのバランスが保たれている。しかし、王が亡くなれば、この国が割れることすら考えられる。そのため、二つの勢力は常に考えていた。敵をどのように出し抜くかということを。そして、それらに翻弄され、それらを時には利用すらして、ギルヴェガンはこの地位に上り詰めた。今では軍閥の最上位に名を連ねてすらいる。)   (2016/6/1 21:28:20)

ギルヴェガン♂将軍(近いうちに教会騎士団との合同での作戦がある。国王の在位を祝う式典の守護である。不要な争いを避けるため、教会騎士団と軍から同じ数だけ人員を供出し、護衛をするというものだ。今日は彼の屋敷で、教会騎士団側の者とその打ち合わせをすることになっていた。彼の書斎の机の上には、当日の配置などが書かれた羊皮紙が広げられている)   (2016/6/1 21:28:27)

ギルヴェガン♂将軍【こんな感じでいかがでしょうか?】   (2016/6/1 21:28:53)

ロレイン♀騎士【わー?! もの凄く好きな感じです。続けていきますね。】   (2016/6/1 21:29:29)

ロレイン♀騎士(ヤシュトラの国。現在の国王の御代になって数十年。教会は、国王との関係性を密にすることで、国内の実権を握ってきた。人間は生まれる時も、死ぬ時も教会からの祈りを受ける。古い伝統を重んじる貴族達が、国王に倣って教会への多額の寄進や慈善活動を行い教会と懇意にし、教会の祈りや奇跡の術を受けることができた。次第に力をつけた教会と教会派の貴族達は、元老院や国王の執政にまで口を出すようになる。それが軍閥派の貴族との軋轢を生み、水面下で貴族と貴族の駆け引きに発展した。その情勢が、国内外に広まるにつれ、迫ってきたのは隣接する大国からの侵略という危機。軍閥派すぐにでも教会を政治から締め出すように、国王に進言したことが切っ掛けで、軍閥派と教会派の貴族の関係性は最悪なものとなった。それに振り回される、女が一人。)   (2016/6/1 21:54:21)

ロレイン♀騎士――。(彼の屋敷の門を叩いたのは、侯爵家の末娘。三年前に侯爵家は教会派へと取り込まれた。今は教会騎士団に所属しているが、軍に所属している時期もあり。屋敷の主とは、ある理由でよく知った関係でもあった。彼がいる部屋まで案内された女の表情は、どこか緊張から硬くなっているような。そんな表情を浮かべて、部屋の中へと通される。) ギルヴェガン。ご機嫌いかが。(形式にのっとった一礼をして。)   (2016/6/1 21:54:30)

ロレイン♀騎士【ものすごく時間かかってしまいました…(汗) 次からはペースアップしていきます。こんな感じでどうでしょうか?】   (2016/6/1 21:54:59)

ギルヴェガン♂将軍【いえいえ、お気になさらず。こちらの設定を生かしてくださってありがたいです。続けていきますねー。】   (2016/6/1 21:56:20)

ロレイン♀騎士【よろしくお願いします~】   (2016/6/1 21:56:30)

ギルヴェガン♂将軍……お前か(ロレインの顔を見るや否や、ギルヴェガンは苦笑を浮かべた。教会騎士団の代表者は時程の都合上出席が難しいため、代理の者を向かわせるとの言伝は事前に受けている。役職としても彼女が不適当というわけでもない。しかし、それでも彼が苦笑しているのは過去のことがあるからだ。かつての二人の関係を知る者は当人たちしかいない。彼女が軍閥にいた頃、それはすなわち彼女の家が軍閥であった頃の話だ。ギルヴェガンもまだこの地位にはいなかった。上司と部下という関係だった。また、それ以上の関係でもあった。彼女が教会騎士団へと異動するまでは)   (2016/6/1 22:14:53)

ギルヴェガン♂将軍相変わらずあの男は教会の老人たちとの茶会に忙しいのか。国難の時期に呑気な男だ。敵国が来たら真っ先に奴らの屋敷に火をつけて欲しいものだ。豪奢な屋敷が燃える様は狼煙としてはちょうどいいだろう(教会との会合を優先してその代表者は出席しないのだ。そして、ロレインが代理人としてやって来た。ロレインとギルヴェガンとの関係を察してのことではないだろう。単純に軽んじられているのだ。軍閥の連中との作戦会議などわざわざ自分が出るまでもないだろうと思っているに違いない。故にそのような皮肉を溢す。目の前に教会騎士がいるのにそれを言うのは、彼女を自分の味方だと思っているからだろう)   (2016/6/1 22:14:56)

ロレイン♀騎士(書斎の扉は外から閉められて、その場所には二人きりとなる。ここへ案内したこの屋敷の執事も、メイドたちも、己の顔を覚えていたようで、笑顔を向けてきた。部下が、火急の知らせを持って上司の屋敷へとやってくる。当時はそれが、彼の屋敷を訪れる為の口実だったことを思い出す。) 総帥を軽んじているのは貴方もでしょう。将軍。あまり、褒められた台詞とも思えませんが。国の防衛を担う騎士団の将軍としては。(羊皮紙が広げられた執務机へと歩いて近寄っていく。白を基調とした騎士服は、教会騎士団である。目の前の男が来ている軍服よりは、どこか優美であるのは、協会が主催する式典へ参列する際の式典服を兼ねているからだろう。軍の彼らと違って、支給された剣も装飾が施された細い作りのものだった。長い茶色のまっすぐ中身は、男と関係を持っていたころと変わらず、腰まである。軍にいたときはきちんと後頭部で束ねていたそれも、今はゆったりと青いリボンで結ばれている。)   (2016/6/1 22:28:41)

ロレイン♀騎士――私が来たのは、総帥の代理ということもあるのだけど。……これを渡して来いと言われたのもあって。(たしか、総帥と目の前の彼は、同期だったな、とちらりと思いながら。差し出したのは、金の装飾が施された白い封筒。一般的な貴族が差し出す、結婚式の招待状だ。)   (2016/6/1 22:28:45)

ギルヴェガン♂将軍(ギルヴェガンが着ている深緑の軍服は実用性を重視した作りになっている。襟元には階級章と、彼が戦場で武勲を立てた際の勲章が輝いている。彼の隣にある鎧はよく手入れが行き届いているらしく、埃一つない。もはや最前線に立つ身分ではないとはいえ、いつも鎧と剣の手入れを欠かさないのはいつでも己が戦場にいることを忘れないようにするためだ)そうだな、奴とは昔から反りが合わなかった。奴も似たようなことは言っているだろう?(まったく悪びれる様子もなく、ギルヴェガンはそう言って彼女からの招待状を受け取る。しかし、彼が手に取ったのは招待状そのものではなく、彼女の腕。男の力で彼女の身体を引き寄せて、彼は低い声で唸る。小さな声で誰かに聞こえないように。それでいて、強く、獣が敵を威嚇するように)奴の意図などどうでもいい。お前は考えなかったのか? 俺にそんなものを渡したら、自分がどうなるかを。それとも、そうされたくて来たのか?(総帥である同期の友が、かつての自分の女と結婚するとは皮肉な話だ。政略結婚といえばその通りだ。婚姻に愛などない。だが、かつて上司と部下としての一線を越えたのは愛があったと信じている)   (2016/6/1 22:48:18)

ロレイン♀騎士(男の軍服姿を眩しそうに見つめる。以前の軍服とは階級が変わったせいか、今の軍服は誂えも上等な物になっていて、襟元の階級章も変わり、勲章に至っては、自分の知らないものが増えている。傍らの鎧と剣は、かつては軍の詰め所においてあり、自分が手入れの担当になっていたものだが、今となっては、身に着けることはなくなったのだろう。) ―訓練校から一緒で、常に競っていたと聞いています。…まあ、貴方がよく愚痴ってことと、似た様なことを聞かされてはいますね。(差し出した招待状を彼が受け取るものと思えば、伸びた手は自分の手首をつかむ。驚いたように手を彼の掌から引き抜こうとするものの、あっという間に強く引き寄せられて、その細い体は彼に囚われる。) ――ッ、何を馬鹿なことをッ。私はそんなつもりで来たわけじゃ…ッ。この手を離して…ッ。(彼の言葉に、一瞬沈黙してしまった。慌てて、彼に言い返しながら体を引きはがそうとする。そんなつもりじゃないと、何度も自分に言い聞かせながら。そんな状況が、罪悪感にも似た思いを呼び起こして、表情は歪む。)   (2016/6/1 22:58:34)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ギルヴェガン♂将軍さんが自動退室しました。  (2016/6/1 23:08:42)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが入室しました♪  (2016/6/1 23:08:48)

ギルヴェガン♂将軍(ギルヴェガンは立ち上がり、彼女の耳元にその顔を寄せる。ギルヴェガンは彼女の耳元に囁いた。それは語りであった。かつて彼女とどんな場所でどんなことをしたか、事細かに語るのだ。まるで彼女にその時のことを思い出させるかのように。戦場を少しばかり離れたとはいえ、元は剛剣の使い手である。見た目よりもその膂力は強く、彼女を離そうとはしない)――あの、月夜の晩、お前は雨に濡れていたな。それゆえに抱かれることを嫌がったが、俺はそんなことも気にせずにお前と身体を重ねた。お前は濡れた髪と身体でこの机に手をついて、後ろから俺の剣に突き刺された。振り乱した濡れた髪から迸る雫が、月の光に照らされて美しかった……   (2016/6/1 23:14:51)

ギルヴェガン♂将軍(あの時、何故彼女が雨を恐れずやって来たのかは覚えていない。自分が呼び出したのかもしれない。しかし、その時の光景は目に焼き付いている。ギルヴェガンは彼女の長い髪が好きだった。まとめた髪を解くことが、二人が恋人になるときの合図だった。軍人ではなく一人の女に戻る切り替えのようなものだったのだろう。ギルヴェガンは語り続ける。彼女が無理矢理に振りほどくまでずっと)   (2016/6/1 23:15:00)

ロレイン♀騎士――ッぁ…。(男の唇が耳元に寄せられる。息がかかるほどの距離で囁かれる声。思わず小さな声を上げて体を強張らせる。思わずその声に懐かしさを感じそうになって、慌てて首を横に振る。思わず声を上げてしまったことを、後悔して唇を噛む。) やめて! ……ッ、やめてったら…ッ。変なこと、思い出させないで…ッ。(男の言葉で昔のことを思い出させられた。それは、記憶だけでなく、体で感じていた感覚までも呼び覚ますようで。後ろからなどと囁かれてたまらず身をよじらせる。このままでは男に何をされるか、わからないと焦って彼の体を、胸元を強く両手で押し返そうとする。しかし、彼の腕がどれほど強いか、そうやっても自分では彼を振り払えないことは、よく知っている。本当は、このままこの場所にいれば、どうなるのかも分かっていて、彼を振り払う腕に力が入らない。膝丈のスカートから覗く脚に履いた踵の高い華奢な靴など、彼に贈られたもののひとつだ。この屋敷に来る際によく履いてきていたその靴。それを選んで履いてきてしまっていることに、今更気づいて。自己嫌悪に陥る。)   (2016/6/1 23:29:01)

ギルヴェガン♂将軍変なこと? いつも言っておいたはずだ。報告は曖昧ではなくはっきりと主観のない事実だけを述べろと(ギルヴェガンはそう言って手を離す。彼女がすぐには逃げ出さないことを知っているから。机から離れて、彼女へと近づいていく。そして、己の階級章を掴んで、投げた。まるで子供が要らない玩具を捨てるように無造作に。それは階級を捨てたという証。ギルヴェガンが将軍などという地位を捨てて、一人の男に戻ったことを如実に示している。彼女が逃げ出したりしなければ、そのまま正面から抱きしめて、彼女のリボンを外そうとするだろう。髪を解くことは一人の女に戻ってしまうことの証。彼女がリボンを解くのを止めないのなら、それは関係を持つことを望んでいることに等しいのだ)どうしてその靴を選んだ? とっくに捨てたと思ったがな。俺の贈ったものを後生大事にしているとはな。ロレイン、俺の目を見ろ。見るだけでいい……(それだけでお前の気持ちはわかると言わんばかりに。男は今日初めて女の名前を呼んだ。それだけで充分だろう。もうギルヴェガンはロレインを逃がさない。ここで喰らうつもりだと理解できるだろう)   (2016/6/1 23:45:38)

ロレイン♀騎士…私はもう、貴方の部下じゃないわ。(手を離されると、捕まれていた手首のあたりを片手で抑えながら、後ずさる。帰るなら、今しかないだろうか。と入ってきた扉の方へと視線を向けるが、視界の端に投げ捨てられた階級章が見えた。それを外すときは、仕事ではなく私的な時間だという意思表示だったことを思い出す。視線を戻した時には、彼は間近にいて、体を抱きこまれていた。髪の毛を結んでいるリボンに伸びる指。思わずその指の動きを目で追ってしまう。リボンの端をつまんで引っ張られる。それが緩む感覚に、現実に引き戻されたように、慌てて、崩れかけたリボンを片手でつかんだ。) ―捨て忘れていたのを、間違えて引っ張り出しただけだわ。(名前を呼ばれて、心が揺れる。目を見ろと言われても、彼の目を見ることなどできない。脳裏をよぎったのは、今の上司の顔。そのまま彼を押しのけ、腕の中から逃げ出そうとする。これ以上は婚約者への裏切りになってしまう。そんなことはしてはいけないと、理性が動く。たとえ本音は別のところにあって、だからこそ、彼の顔が見られないとしても。)   (2016/6/1 23:57:09)

ギルヴェガン♂将軍姑息だな。結果は同じだろうに(そうやって逃げて一時しのぎをしても、何も変わらないのだ。逃げようとするならば本気でやらねばならない。リボンからは手を離した。)   (2016/6/2 00:10:19)

ギルヴェガン♂将軍(逃げ出そうとする彼女の首と顎を掴んで、無理矢理に自分のところへ引き寄せる。そのまま口づけをした。最後に口づけたのはいつだっただろうか。彼女が軍を離れ、教会騎士団の所属になることで二人の関係は唐突に終わった。そして、いつからか風の噂で、ロレインが奴の婚約者になったと聞いたのだ。それでも、彼女に会うことなど許されていない。今はお互いに立場が違う。だが、運命のいたずらか。あの男がこうしてロレインを自分に会わせてくれた。感謝などしない。こうなる運命だったのだ。あんな唐突な終わり方で満足できるはずもない。こうして、口づけするだけで想いは互いに通い合うだろうか。いっそのこと逃げるならば自分の舌を噛み切ればいい。ギルヴェガンはそう思っていた。唇と唇を触れ合わせ、無理矢理にその間を舌でこじ開けて中を蹂躙する。激しい口づけは語られた過去よりもずっと雄弁に彼女の記憶を呼び覚ますだろう。こうして激しく求められたことを。言葉よりも記憶よりも、身体がギルヴェガンを覚えているはずだ)   (2016/6/2 00:10:26)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ロレイン♀騎士さんが自動退室しました。  (2016/6/2 00:17:32)

おしらせロレイン♀騎士さんが入室しました♪  (2016/6/2 00:17:37)

ロレイン♀騎士(首と顎に、彼の大きな手が絡みつく。引き寄せられて唇を塞がれた。小さく悲鳴を上げれば、彼を押しのけようと両手で肩を突っ張りながら、唇を開くまいと必死に閉じているものの、男の手は力強く唇を割り開いてしまう。待ち構えたように潜り込んだ舌先は、縮こまっている舌に絡みついてくる。舌を舌で擦られるのと、男の舌を吸うこと、そして吸われることが好きなことをもちろん彼は知っている。忘れていないことは、彼の口づけで悟る。) んーっ!! んぅ、んッ。っや、嫌…ッ。(必死に頭を横に振り、唇を引きはがそうとしながら、嫌だと訴える。彼への想いには蹴りをつけた筈だったのに、こうして体を抱きすくめられて、以前のように唇をむさぼられると、容易く心は揺れてしまう。次第に力が抜けてくる体を持て余し。男の軍服をつかんだ指を震わせた。このまま流されてしまうわけにはいかないと、頭の中では分かっているものの、体がいうことを聞かずに)   (2016/6/2 00:22:03)

ロレイン♀騎士【すみません。良いところなのですが、思考力が回らなくなってきました。】   (2016/6/2 00:25:18)

ギルヴェガン♂将軍【了解です。明日も空いておりますので体調がよろしければご連絡くださいませ。お疲れ様でした! とても楽しかったです】   (2016/6/2 00:26:20)

ロレイン♀騎士【こちらこそありがとうございましたー。明日明後日は空いてなくて。ええと、待ち合わせでお話ししてもよいです?】   (2016/6/2 00:27:42)

ギルヴェガン♂将軍【了解しました。いや、眠いのならまた後日でも大丈夫ですが、とりあえず待ち合わせに部屋を立てますね】   (2016/6/2 00:28:29)

ロレイン♀騎士【それほど長居はできないと思いますが、よろしくお願いしますー】   (2016/6/2 00:28:55)

ギルヴェガン♂将軍【ご無理のない範囲で構いませんので。部屋立てましたのでこちらは失礼します。お部屋ありがとうございました】   (2016/6/2 00:29:47)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが退室しました。  (2016/6/2 00:29:51)

ロレイン♀騎士【はい。お部屋見つけましたので、こちらは失礼します。ありがとうございました。】   (2016/6/2 00:30:13)

おしらせロレイン♀騎士さんが退室しました。  (2016/6/2 00:30:16)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが入室しました♪  (2016/6/3 13:06:35)

ギルヴェガン♂将軍【前回時間の都合で〆を落とせなかったのでそれだけ貼りに参りました】   (2016/6/3 13:07:35)

ギルヴェガン♂将軍 (ギルヴェガンはたっぷりと彼女の唇を貪り、舌を舌で味わった。彼女はこうして舌を絡ませるのが好きだった。勿論、彼自身もそれを好んでいた。口づけの度に甦る思い出の数々に溺れそうになるが、その耽溺からギルヴェガンは急に覚めたように、唇を離した。唾液の銀の糸が二人の唇を繋ぎ、視線が絡み合う。糸はなかなか切れることがなく、互いの唇に絡みついていた)嫌なら、ここでやめておこうか……(その言葉を待っていたかのように、部屋の扉が叩かれる。何事もなかったかのように、ギルヴェガンはゆっくりと扉を開けた。そこにいたのは使用人である。どうやら、彼の次の予定が迫っているらしい)ちょうど彼女もお帰りの時間だ。丁重にお見送りしろ……(使用人に向けてそうは言いつつも、微笑を浮かべて彼女を見ていた。彼が指さす先には地図がある。それは既に当日の陣形や動きなどが事細かに記載されていた。最初から会議など必要なかったのだ。それを持ち帰れば彼女の仕事はもはや必要ない。屋敷に来る必要もない。彼女が自ら望まない限りは――)   (2016/6/3 13:07:40)

ギルヴェガン♂将軍【では失礼します。お部屋ありがとうございました】   (2016/6/3 13:08:07)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが退室しました。  (2016/6/3 13:08:11)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが入室しました♪  (2016/6/3 22:19:57)

おしらせロレイン♀騎士さんが入室しました♪  (2016/6/3 22:20:48)

ロレイン♀騎士【お邪魔いたします。〆ありがとうございました。今夜もよろしくお願いします。】   (2016/6/3 22:21:14)

ギルヴェガン♂将軍【よろしくお願いいたします】   (2016/6/3 22:22:35)

ギルヴェガン♂将軍【ではこちらから始めてもよろしいでしょうか?】   (2016/6/3 22:26:32)

ロレイン♀騎士【はい。いつも書き出しありがとうございます。2時までとなりますが、よろしくお願いします。】   (2016/6/3 22:27:48)

ギルヴェガン♂将軍【お時間了解いたしました。では貼りますね】   (2016/6/3 22:28:58)

ギルヴェガン♂将軍(式典の内容はヤシュトラの宮廷楽団で長く指揮者を務めた男が 亡くなったことで、その追悼の演奏会を開くことだった。宮廷 楽団は教会との結びつきが強く、事実今回の演奏会に呼ばれて いるのは教会派の貴族が多い。王も楽団の演奏を好んでいたこ ともあり、これは教会のちょっとした点数稼ぎとも呼べる催事 であった。だからこそ、せめて護衛の人員の数だけは軍閥と教 会で半々にしようというのは教会側の譲歩でもあった)   (2016/6/3 22:29:38)

ギルヴェガン♂将軍(場所はかつてのヤシュトラの宮殿である。この古い宮殿は政 務の中心でこそないが、こうして催しがある際には使われるこ とも多い。宮殿の中のホールでそれは行われることになってい た。ステージでは演奏が行われ、棚のように並んだ座席でそれ を鑑賞する。それぞれの入口と王の周りに護衛が配置され、舞 台袖にも控えている。そして、一番奥の扉の真上に存在する部 屋からこのホールの全てを見渡すことが出来る。ギルヴェガン の陣形配置によれば、この全てを見渡すことのできる部屋には 二人の人員が配置されることになっていた。全体の動きを俯瞰 するだけの退屈な役回り。彼の計画書にはその人員は教会と軍 閥から一人ずつ。ロレインとギルヴェガンであった。彼女がこ の陣形に文句があれば、式典の前日までに彼の屋敷に怒鳴り込 んでくるだろう。あるいは彼を警戒し、当日まで何も言わずに 式典の護衛を粛々とこなすか。長い式典で個室で二人きり。し かも、ステージと向かい合うように存在するこの部屋をわざわ ざ見ようとする者は誰もいない。彼女はどうするだろうか)   (2016/6/3 22:30:00)

ギルヴェガン♂将軍【時系列はそちらに選んでいただこうかなと思いますが、いかがでしょうか】   (2016/6/3 22:31:05)

ロレイン♀騎士【なるほど…これは悩めますね。少しお時間いただきますー】   (2016/6/3 22:33:05)

ギルヴェガン♂将軍【はい、ごゆっくりどうぞー】   (2016/6/3 22:33:31)

ロレイン♀騎士(彼の屋敷から持ち帰った式典の配置図。かつては宮殿として利用されていたその場所に、ステージと座席が設けられた。大扉の一番上。個室の窓からそのステージを眺める。式典の為、集められた出席者は、教会関係はもちろん、王族、教会派の貴族が多数、軍閥派の中から、地位の高い貴族が少数。宮廷楽団に関係があるものが多数。護衛配置の作成を教会騎士団の総帥ではなく、軍の将軍が務めたのは理由がある。今回、総帥は、老齢の国王の警護という重要な立場にあった。計画書を作成し、今回の警備の指揮を軍の将軍に譲ったのは、訓練校の同期で、昔からの悪友である彼を、口ではどういってもその能力を買っているからであり。持ち帰った警備の計画書や陣形配置図を、一目眺めただけで承認の印を押したことからも、二人のその能力差は無いということなのだろう。女は、つらつらとそのようなことを考える。長い茶髪を、今日はきちんと後頭部で束ねて丸め、青い石のついた髪留めで止めてある。それの位置を直しながら、ちらりと隣になっている男へと視線を移した。)   (2016/6/3 22:52:29)

ロレイン♀騎士 ――…。(なんと声をかけてよいのか分からない。重苦しい沈黙が支配する。当日この部屋に入るまで、彼のことを避けていた。どう対応してよいのか、皆目見当がつかなかったからだ。きゅ、と紅の引かれた唇を引き結ぶ。心と裏腹に、白い騎士服には一切の乱れも、皺もない。)   (2016/6/3 22:52:32)

ロレイン♀騎士【こんな感じで、警備当日といった時系列を選択です。】   (2016/6/3 22:55:00)

ギルヴェガン♂将軍【詳細な描写感謝です! ありがとうございます】   (2016/6/3 22:55:44)

ロレイン♀騎士【では、続きをお待ちしますー。長考気味ですが、追い出されたら戻ってきますので(笑)】   (2016/6/3 22:56:22)

ギルヴェガン♂将軍【それはこちらも同じですのでお気になさらず(笑)】   (2016/6/3 22:56:58)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが退室しました。  (2016/6/3 23:13:37)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが入室しました♪  (2016/6/3 23:13:44)

ギルヴェガン♂将軍てっきり怒鳴り込んでくるかと思って、屋敷で待っていたんだがな……(ギルヴェガンは彼女の方を向くことなくそう口を開いた。ステージでは演奏の前に、シモンが演説を行っている。友を失った悲しみなどと大袈裟に言っているが、生前どこまであの指揮者と仲が良かったのかは怪しいものだ。この場所は誰からも見られない。そんな場所に二人きりであっても、かつての部下と上司という関係が良いカモフラージュになった。ギルヴェガンは責任者として不測の事態の際、迅速な指揮を執らねばならない。そこでこの全体を俯瞰できる位置にいることが望ましい。そして、教会側の代表者もそれなりに地位が高く、なおかつギルヴェガンの信用が置ける者でなくてはならない。かつての部下であった彼女は客観的に見てもこの位置には適任なのである。私利私欲のためにここに呼び出したなど誰も思っていないだろう)   (2016/6/3 23:23:07)

ギルヴェガン♂将軍俺が怖いのか、ロレイン。それとも、自分が怖いのか?(不意に彼女の方を向き、その顔に触れようとする。しかし口づけはしない。視線を合わせるだけに留める。それだけで伝わる思いもある。ましてや男と女の関係。先日の激しい口づけの後では尚更であろう)今日はこの間とは違う。お前はここに来ることを選んだ。だから拒んでも……(言葉と共に彼女の唇を奪おうとする)   (2016/6/3 23:23:32)

ロレイン♀騎士――あんなことされた後で、屋敷に行けるわけないでしょう?(舞台の上で演説をする婚約者を見つめる。将来は、元老院に入って政治の一端を担うのだという。件の指揮者とは、面識があるはずだが、友といえる程、親しくもなかったことを自分は知っている。どちらかといえば、隣の彼との方が親しかったのではないだろうか。親友というよりも、腐れ縁。良い友というよりも、悪友。そんな評価を、隣の彼からも、いま演説を終えて舞台から降りようとしている彼からも聞いたことがある。位置的にこちらのことは見えない筈だが、自分がここに詰めていることを知っている婚約者が壇上から降りながら、こちらへと顔を向ける。) ――どうして、私が自分を恐れなくてはいけないの…。(隣の彼の視線がこちらを向く。重ねられた視線。顔に伸びてくる指先。慌てて視線を外して、窓から、彼から離れようとする。)   (2016/6/3 23:39:09)

ロレイン♀騎士…仕事だから、来ただけ。勘違いしないで。――ッ、何する…ッ。(一歩踏み出した途端、腕をつかまれた。唇を塞がれて、動揺する。下からは見えないとわかっていても、その行為は許されるものではない。この部屋にも、いつ誰が踏み込んでくるのか分からない。慌てて男を突き飛ばして離れようとする。シモンに知られたら。それを思えば全身が総毛だつ様な感覚。男に身を委ねるわけには、いかないのに。) ――どうしてこんな…ッ。(以前のことを思い出してしまうのだろう。女は唇を震わせる)   (2016/6/3 23:39:15)

ギルヴェガン♂将軍分からないふりをしているだけだな……(彼女から唇が離れる。彼女はいくらでも今日ここに来ないことが出来た。陣形にケチをつけて代わりの適任者をここに連れてくれば良かったのだ。それでも彼女がここに来たのには、自らの任務に対する責任感だけではないのだろう。ギルヴェガンは彼女の髪に触れた。彼が気になっているのはその髪留めだった。先日のようなリボンではなく髪留めにしたのは任務で動きやすくするためか、それとも別の意味合いか)   (2016/6/3 23:54:46)

ギルヴェガン♂将軍ロレイン、この窓は不思議な窓でな。俺たちの側からはステージや客席がよく見えるが、向こうからは何も見えないんだ。面白いだろう? 敵に見つからないための工夫だが、今の俺たちにもピッタリだと思わないか?(彼女に突き飛ばされては困ると、今度は背中から手を回して力強く抱いた。そして、その首筋に唇を乗せると、その舌先で彼女の首筋をねっとりと愛撫した。ざらついた舌が彼女の首筋を蛇のようにゆっくりと這い回る。たしかにここは誰にも見えない。しかし、部屋の中に入って来てしまえば別だ。誰かがいつ入ってくるかもわからない。だが、そのスリルを彼女も楽しんでいた過去があるのだ)脱げよ、ロレイン。それとも俺に騎士服をめちゃくちゃにされたいのか?   (2016/6/3 23:54:49)

ロレイン♀騎士 バカなことを言わないで…ッ。私はここに配置されてたから来ただけ! 式典が終われば、すぐにここから居なくなるわ。(髪の毛に触れられるとぞくりと震える。リボンはすぐに解けてしまうから、青い石の髪留めを選んだ。男ならば、仕事の時によくつけていたことを思い出すだろう。ただ、それは、彼の手によってよく外されていたのも事実。自分の名前が彼の名前と共に、ここに配置されていたのは酷く驚いたものだが、総帥たる婚約者が、あっさりと承認してしまったので、反論は出来なかった。だから屋敷にも行かなかった。――こうなるのが、半ば予想できたはずなのに。) 私は、仕事で来ているの……ッ。貴方と遊ぶ為に来てるんじゃないわ…ッ。やめて、嫌…ッ。ぁ、ぁあ……ッ。いやぁ…ッ。舐めないで…ッ。(背後から男によって体を抱きすくめられ、首筋に感じた感触。汗ばんだ場所をねっとりと、首筋を舐めあげられ髪の生え際にキスを落とされる。舐められるたびに、びく、びくと小さく体を痙攣させて。小さな悲鳴を唇に乗せた。大きな声を上げるわけにはいかない。必死に唇をつぐむ。)   (2016/6/4 00:08:14)

ロレイン♀騎士――やめて…ッ。シモンも、この会場にはいるのよ?!(男に脱げとささやかれて、びくり、と体を震わせる。窓ガラスに映り込んだ顔は、躊躇い、迷い。そんな表情が浮かんでいた。男の腕に力強く抱かれた体。昔は、そこが居心地よい感覚も、体温が上がるような淫猥な感覚も味わったものだが。今は、それを持て余していて)   (2016/6/4 00:08:19)

ギルヴェガン♂将軍それがどうした……? シモンがいるから俺に抱かれたくないのか? なら、シモンがいなければお前はこの手を受け入れるのか(彼女の髪留めを外す。髪留めが床に落ちて転がる。ロレインの抵抗には迷いや躊躇いがある。受け入れることも抗うこともどこか中途半端だ。しかし、ギルヴェガンは全く迷いがない。シモンがいようといまいと彼には関係がないのだ。彼はロレインの乳房に手を伸ばした。服の上からの愛撫であっても、彼はロレインの肉体を知り尽くしている。彼女のどこが感じるかを知っている。だからそれをいともたやすく実行に移した。彼女の乳房をゆっくりと回すように撫で、それからほんの少しだけ先端の部分に刺激を加えてやる。左右でその動きを少しずつずらしていけば、不意に左右の動きが重なる瞬間がある。服の上からでも彼女の先端の位置は分かる。そこに口づけを落とした。騎士の服が男の唾液に濡れる)   (2016/6/4 00:27:31)

ギルヴェガン♂将軍もどかしくはないか、ロレイン。どうせ服を汚されるくらいなら……いっそのこと、直に触れさせてもいい。そう思わないか?(ギルヴェガンはそう囁いた。こんなもどかしい刺激で満足できるような女ではないだろうと、心を揺らす。彼女の心を揺らせば揺らすほど、頑なな拒絶は少しずつ色を変えていく)   (2016/6/4 00:27:35)

ロレイン♀騎士―――! 意地の悪い、ことッ。言わないで…ッ。(髪留めが床に敷かれた絨毯の上に落ちる。鈍い音。まとめ上げていた髪の毛は、ゆっくりと体へと解けていった。長い茶髪。腰まである。ぞくぞく、と背筋が震える。こういったことをしていけない場所、してはいけない関係。それが乱されると訳が分からなくなる。男の手が、胸元を多い。乳房を押しつつつむ。騎士服の上からでもわかるその肉感的な膨らみ。形を成していない先端を記憶をたどって男がたどれば、掠れた悲鳴が零れる) ……ッ、嫌…ッ。いやぁ。其れ、やめて。お願い、やめて…ッ。っぁ、ぁあ、んっ。(男の掌に覆われた乳房。その先を指がかすめる。右も左も。そして両方。びくびく、と体を震わせもどかしい刺激に、体をくねらせる。その先、彼にどうされるのか、記憶があっさりと呼び起こされて、体に熱がたまる。硬くなり始めた先端を、騎士服の上から口づけされた。想像したのは、そこを吸い上げられる感覚。)   (2016/6/4 00:39:31)

ロレイン♀騎士―ッ、…ッぅ。(体をびくつかせながら、軽く達してしまう。息を細く吐き出して、涙を浮かべた。耳元で低い声が誘惑する。その声にも、弱いのだからどうしようもなく。ただ、それに自ら応えることはできない。それはしてはいけないことだから。散々迷った挙句、堪らなくなった女は、男に向き合い。首筋に腕を絡める様にして抱き着いた。騎士服の膝丈のスカートから覗く脚。片方が、男の脚の合間に入るほど。体を密着させる。)   (2016/6/4 00:39:37)

ギルヴェガン♂将軍そう、それでいい……(ギルヴェガンはそう微笑みを浮かべた。服を脱ぐことはできないけどこれくらいならと彼女は体を密着させて来たのだ。堪らなくなったのだろう。不意に音楽が流れ始めた。長すぎる前置きが終わり、ついに演奏会が始まったのである。その曲は激しくも暗い情熱に満ちた曲だった。曲名は忘れてしまった。しかし、この曲は久々に愛と欲望を燃え上がらせる男と女によく似あう名曲であった。そして、それを奏でる宮廷楽団の卓越した腕。素晴らしい音楽は人の精神を高揚させる。彼もまたその音楽と目の前のロレインという美しい女に魅せられて、情熱の虜となっていた。)   (2016/6/4 00:57:02)

ギルヴェガン♂将軍彼女の脚の間に強引に手を入れて、その下着を引きちぎろうとした。力のままにそれを剥ぎ取れば、彼の指先が彼女の股下へと沈み込む。勢いに任せただけの責め。しかし、指先が底に沈めば一転、狡猾な責め苦が始まる。彼女の快楽の地点を知り尽くした男の指は、中に入れば蛇のようにうねって、素早く彼女の中を責め立てた。入り口の近くにある場所が彼女の弱いところだ。ここの上を擦ってやればいい。ねっとりとした愛撫と同時に、彼は口づけた。上の口では激しく責め立てておきながら、下の口は優しくほぐすように。二通りの快楽が彼女の身体を駆け抜けていくだろう)   (2016/6/4 00:57:06)

ロレイン♀騎士(耳に音楽が聞こえる。式典の長い前置きが終わり、ようやく演奏が始まったのだろう。締め切った室内でも、激しく、暗い情熱に満ちた曲は、体の芯を揺らしあげてくる。少しくらい、声を上げても外には聞こえないだろう。皆、音楽の方へ気を取られていて、この部屋で何が行われているかなんて、探りもしない。耳元で聞こえる男の呼吸音。スカートの中へともぐりこんだ手に、秘所をなぞりあげられた途端、絹の裂けるような音と。肌を引っ張られる感触。やめて、千切らないで。慌てたように唇へ言葉を載せようとした途端、男の武骨な指が、濡れた秘唇の奥へともぐりこんだ。) ―ぁあ、ぁッ。ぁあ、っふ、ぁ、ッ。っや、やぁあ。いやぁあ…ッ。(秘所が濡れていることをいいことに、男の指が入口のところを弄ぶ。目も眩む様な感覚がそこから湧き上がって、思わず足を閉ざし気味にして、きゅっ、と中を締め付けてしまった。慣れた指先。正確に自分の感じる場所を、感じる強さでかき回して。すぐに理性は解けてしまう。男の軍服を握りしめ、上がる嬌声。男によって、唇を吸い上げられる。)   (2016/6/4 01:08:37)

ロレイン♀騎士 ――ん、む。んん…。(指の動きと添うように、また感覚をずらすように、口の中を激しく貪られる。舌先を絡めとられ、中を撫ぜられる。ぞく、ぞく、と背筋を振るわせる。次第に、どちらも泥濘は酷くなり、激しく水音が耳に聞こえる。記憶していたよりも、女を追い詰める快楽。久しぶりだからだろうか。すぐに、何度も達してしまうだろう。そんな予感が女に罪悪感をもたらした。そしてそれが余計に、体に火をつける。)   (2016/6/4 01:08:42)

ギルヴェガン♂将軍(指で満足などしていられない。もうギルヴェガンは我慢が出来なかった。これだけほぐしてやったのだ。もう構わないだろうと。彼は己の剛直を晒した。そして、彼女を床へゆっくりと押し倒す。腕で支えてやるのは彼なりの優しさかもしれない。しかし、そんな顔を見せたかと思えば、何も言わずに挿入した。もっともっと焦らしてからこうすることもできたかもしれない。だが、もう彼が我慢が出来なかった。彼女の中を掻き回すように腰を振り始める。彼の剛直は硬く太い。彼女には懐かしくあるかもしれない。彼は入れたまま、彼女の耳元に囁く)ロレイン、シモンが見ているぞ……   (2016/6/4 01:27:16)

ギルヴェガン♂将軍(音楽が止まる。一曲の演奏が終わったのだ。そして、その不意に空いた一瞬の間に、シモンは婚約者がいるはずの部屋を見ようとした。しかし、当然何かが見えるはずもない。視線を向けていたのはほんのわずかな時間。だが、彼女の心を揺らすには充分な時間だった。ギルヴェガンはまた腰を動かし、彼女の中を責め立てた。音楽が再び奏でられる。次の曲は官能的なスローペースの曲。陰鬱な雨の日を落とし込んだような音律。その曲調はまるで、抜けることのできない底なし沼にはまってしまったロレインとそこに引きずり込んだギルヴェガンを表しているかのようだった)   (2016/6/4 01:27:18)

ロレイン♀騎士(体の中を搔き回す指。ひくひくと粘膜を引くつかせながらそれに絡みつかせている。体の中の奥に、じりじりとした感覚を感じ始め、男の腕の中で体を悶え始めたころ、唇が離れて、指が抜け出て。そのまま床へと押し倒された。立っていられない程、中をかき混ぜられてしまって、秘所はぐっしょりと濡れている。崩れる様に、床に横たわる。頭をぶつけないように、大きな掌で後頭部を庇われて、変なところで紳士だなとぼんやり思った。) ――ッ、やぁ―――ッ!! っや、やぁあッ。っぁ、ぁあっ。っひゃぁあ。(その思いを裏切る様に、前触れもなく一番奥まで犯される。彼が焦れたときによくやる犯し方。ぐっしょりと濡れるまでかき回されていた所為で、中はぐずぐずになっている為に痛みはないが、硬くて太い肉棒が、奥まで中を押し広げて突き上げるせいで、一瞬意識は、彼と関係を持っていた時まで戻ってしまう。縋りつくように両腕で、男の軍服の背中を握り、精一杯腰をくねらせて、中の、感じる場所を突いてもらう。) ギル、ギル…ッ。(声に出したのは、こういった時だけ口に上らせる彼の愛称。そのまま夢心地でいられなかったのは、彼が意地悪く囁いた為。)   (2016/6/4 01:43:04)

ロレイン♀騎士――ッ?!(一瞬で引き戻された現実。とろけていた視線に、理性の光が戻った瞬間。彼のがまた、深く突き上げる。子宮を揺さぶりあげられる。) ――あぁ、あああッ。酷いッ。酷いッ。いやッ、しないでッ。お願い、いやぁっ。お願い、しないで…ッ。やぁあッ。っぁ、ああッ。出さないで、お願いッ。(先ほどよりも、強い快楽が体全身を襲う。ぐじゅぐじゅっと濡れた音を立てて飛び散る汗と、蜜。きゅう、と中が痙攣する。中に出さないで、と必死に理性に縋って言葉をかけるものの、体の中は慣れた男に犯されて。その先を望まない筈はなく、一番奥まで精液を搾り取ろうと痙攣さえしていて。音楽が鳴り響く中、一層嬌声は甘く乱れたものになっていく。もはや、体の中を搔き回され、突き上げられる快楽と、心の中をかき混ぜる罪悪感に、抗うことはできず。男に犯されるがまま、酷く体を痙攣させて達して力が抜けた後、この関係が、一度では終わらない気がしていた――)   (2016/6/4 01:43:10)

ロレイン♀騎士【こちらは、これで〆ですー】   (2016/6/4 01:43:17)

ギルヴェガン♂将軍(ギルと呼ばれれば、もうこの関係が一度では終わらないことは確信していた。彼女とは音楽のままに感情のままに激しく求め合い、演奏会の終わる寸前まで繋がり続けていた。この演奏会が終われば二人はまた敵同士に戻る。それが名残惜しく思えた。だからだろうか。気をやってしまった女の髪を結ぶふりをして、全く別の髪留めをプレゼントしたのだ。ギルヴェガンの髪の色と同じ銀色の髪留め。それを彼女の髪につけて、しばらくの間休んでもらうことにした。騎士団の連中が迎えに来る頃には彼女も起きているだろう。まるで何事もなかったかのように、演奏会は幕を閉じ、彼女が目覚めた頃には彼もいない。だが、数時間の間、欲望のままに求め合った事実はなにも消えない。彼女は銀色の髪留めを見る度にそれを思い出すことになるのだと考えれば、ギルヴェガンの顔は不自然なほどにやついてしまうのだった)   (2016/6/4 01:52:57)

ギルヴェガン♂将軍【簡単ですがこちらも〆させていただきました。お時間いっぱいまでお付き合いいただいてありがとうございました】   (2016/6/4 01:53:26)

ロレイン♀騎士【こちらこそありがとうございました! 楽しかったです。】   (2016/6/4 01:54:09)

ギルヴェガン♂将軍【はい、大変楽しかったです。今日は待ち合わせに行きますか? このまま解散に致しますか?】   (2016/6/4 01:54:55)

ロレイン♀騎士【少しなら大丈夫です。30分くらいしたら寝ると思いますが、それでよければ、ついていきますー】   (2016/6/4 01:55:13)

ギルヴェガン♂将軍【わかりました、ではあちらで。お部屋ありがとうございました】   (2016/6/4 01:55:55)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが退室しました。  (2016/6/4 01:56:02)

ロレイン♀騎士【はい。お伺いします。ありがとうございました。お邪魔しました】   (2016/6/4 01:56:11)

おしらせロレイン♀騎士さんが退室しました。  (2016/6/4 01:56:15)

おしらせリーシャ♀メイドさんが入室しました♪  (2016/6/4 05:36:16)

リーシャ♀メイド【おはようございます。密偵メイドとして、待機しております】   (2016/6/4 05:37:09)

リーシャ♀メイド【落ちますね。】   (2016/6/4 06:14:24)

おしらせリーシャ♀メイドさんが退室しました。  (2016/6/4 06:14:27)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが入室しました♪  (2016/6/5 22:07:48)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが退室しました。  (2016/6/5 22:08:04)

おしらせロレイン♀騎士さんが入室しました♪  (2016/6/5 22:10:12)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが入室しました♪  (2016/6/5 22:10:47)

ロレイン♀騎士【お邪魔いたします。お部屋お借りいたします。】   (2016/6/5 22:11:12)

ギルヴェガン♂将軍【こんばんは、よろしくお願いいたします】   (2016/6/5 22:11:30)

ロレイン♀騎士【こんばんは、よろしくお願いいたします。本日はこちらから書き出しを作りますので少々お待ちくださいませ。】   (2016/6/5 22:11:48)

ギルヴェガン♂将軍【ごゆっくりどうぞー!】   (2016/6/5 22:21:34)

ロレイン♀騎士(現在、自分がいるのは教会本部と教団騎士団の本部がある場所だ。教会本部というだけあって、荘厳な祈りの場や、式典を行う場所も大広間もあるが、教会の関係者が寝食を共にする場所や枢機卿達が会議をする場所、教団騎士団の詰め所に訓練所など、広い敷地内にいくつもの建物が乱立している。後から後から、増築、新築を繰り返したせいで、敷地内は難解なほどに入り組んでおり、教会関係者か、そこを守護する教会騎士団関係者の誘導が無ければ、目的地へと辿り着くのは困難を極める。今日は、教会騎士団の総帥と軍の将軍の月一度の会合の日。交互に互いの本部で執り行われるそれ、今回は教会騎士団が場所を提供する番だった。無事に会合を終えて帰路を誘導するのは、彼に名指しされた自分。行きは違う人間に誘導を頼んだくせに。そんな風に僅かにしかめっ面をしていただろうか。)   (2016/6/5 22:28:37)

ロレイン♀騎士――今度から、誘導は私ではなくて、別の者を指定して下さい。(彼を帰路の途中で誘ったのは、館と館の合間に存在する裏庭のような場所。片方は祈りの場の壁面に接しており、片方は式典の場の壁面に接している。互いの大きな建物に影になっていて、他からは見えない場所。内緒話をするにはうってつけだろう。誰が置いたのか、ベンチや、煙草を吸うための灰皿のようなもの、までおかれている。) ――それに、これ。何のつもり…?(掌に載せて差し出したのは、先日彼がつけてよこした銀細工の髪留め。今は、長い茶髪を結い上げて細い黒いリボンでまとめている。)   (2016/6/5 22:28:43)

ロレイン♀騎士【こんな形にしてみました。無駄に広い教会と騎士団の本部です】   (2016/6/5 22:29:08)

ギルヴェガン♂将軍【ちょっと離席していました。素敵な書き出しありがとうございます!】   (2016/6/5 22:40:31)

ロレイン♀騎士【お帰りなさい。ゆっくりで大丈夫ですよー(笑) 続きをお待ちしますので、よろしくお願いしますー】   (2016/6/5 22:40:58)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ギルヴェガン♂将軍さんが自動退室しました。  (2016/6/5 23:00:38)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが入室しました♪  (2016/6/5 23:00:48)

ギルヴェガン♂将軍かつての部下に案内を頼むことの何が問題なのかよく分からない……。だが、お前が言うならばそうしてやってもいいな(ギルヴェガンは涼しげに彼女の言葉を聞き流した。彼女の不満は自分に会いたくないからか。それとも自分に会うことでやましい関係がバレてしまうのが怖いのか。あるいはそのどちらでもないのか。ギルヴェガンは導かれるままにこの隠れ家のような裏庭に同道した。会議の終わった夜は、こんな場所にほとんど人は来ない。式典や祈りの場も、そうした催事が行われない時間はひっそりとしている。場所が広いが故に、人とすれ違うこともあまり多くない。ギルヴェガンは彼女から髪留めを見せられると、ニヤリと笑う。それは不敵な笑みだった)   (2016/6/5 23:02:16)

ギルヴェガン♂将軍プレゼントだ。久しぶりに俺の下に戻って来た女を手ぶらで帰らせるのは礼儀知らずだろう?(彼はロレインに一歩近づくと、その下腹部に指を一本当ててトントンとリズムを取るように小突く)それとも、プレゼントはここにあげたものだけで充分だったか?(ギルヴェガンの言葉は下品な冗談であったが、髪飾りのもう一つの意味も示していた。彼の渡す髪飾りを髪に結び、少々の呪文を唱えれば、避妊することが出来るのである。あれだけ出しても、そのおかげでロレインにそういう心配は起こらない。行為が終われば再び髪飾りを付けて呪文を唱える。それは付き合っていた時からの儀式のようなものだった。きっと新しい銀の髪飾りにも同じような効果があるのだろう)   (2016/6/5 23:02:28)

2016年05月20日 00時05分 ~ 2016年06月05日 23時02分 の過去ログ
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