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2016年06月05日 23時03分 ~ 2017年03月26日 18時54分 の過去ログ
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ギルヴェガン♂将軍【時間をいただいてすみません、次から速度を上げていきますね】   (2016/6/5 23:03:12)

ロレイン♀騎士――仕事中に、あんなことをしておいて、よくそんなことを…ッ。(彼を誘導し、先にこの中庭に入ったのは自分。こんな会話を、仲間に、教会の人間に聞かれては困る為、ここに来るのも人目を避けた。人通りが少ない場所。また、時間も騎士たちの任務も終わり、夜勤の者たちとシフトが入れ替わる時間ともなれば、ここにたどり着く者も、自分たちの姿が見えなくなって探しに来る者もいない。) ――こんなの、また使わなきゃならないほど、貴方と関係を持つつもりは…ッ。貴方の元に戻ったつもりもないのっ。(銀の髪飾りを掌に握り込み、震える。男がその距離を詰め、間近に近寄った時に感じた、下腹部への刺激。たった指先一本で、小突くように刺激されて。彼の示唆する言葉に、顔を真っ赤に染める。思い出してはならない、先日の情交を自分の躰が思い出してしまって。唇を噛み、男の胸元を押し返すように、銀の髪飾りを押し付ける。)   (2016/6/5 23:14:59)

ロレイン♀騎士 返す―――ッ。お願いだから、もう、私のことは放っておいて。(言葉遣いは、かつての上司部下のものでも、将軍と騎士のものでも、貴族同士のそれとも違っている。男と女のそれに戻ってしまっていることなど、自覚はできていても取り繕うことは出来なくて。よけいに狼狽える。隠れた恋人同士でいたころの方が、うまく振舞えていた気がするのに、と悔し気に唇を震わせて。)   (2016/6/5 23:15:05)

ロレイン♀騎士【大丈夫です。私もどんどん長く遅くなる可能性がありますので。】   (2016/6/5 23:15:36)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ギルヴェガン♂将軍さんが自動退室しました。  (2016/6/5 23:23:19)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが入室しました♪  (2016/6/5 23:23:57)

ギルヴェガン♂将軍こんなところに連れ込んだらどうなるかも考えられないわけじゃないだろう?(胸元に押し返された髪飾りを握る彼女の手。それをギルヴェガンはぎゅっと握る。もうこんなに距離が近いのだ。彼女が胸に手を押し付けたならば、彼もまた胸に手を押し付けることができるのだ。既に距離が出来上がってしまっている。人間にはテリトリーというものがある。自分の空間というものをそれぞれ持っている。しかし、ギルヴェガンとロレインはとっくにその境界を踏み越えてしまっている。お互いの距離はとっくに縮まっているのだ。今、彼女に何をすることだってできるのだ。その手を握ったまま、彼女の耳元に顔を近づけて囁く。もう一つの手は既にスカートの下に伸びている。彼女の尻をまさぐっているのだ)   (2016/6/5 23:35:31)

ギルヴェガン♂将軍式典の時はここを可愛がってやれなかったからな。お前は好きだろう? シモンとはここでもするのか。するわけはないな。お前がここの快楽も知っている女だと知れたら……、あいつはお前を淫乱だと思うだろうからな(ギルヴェガンの手が尻をまさぐる。不意にその指先がぎゅっと尻肉を掴んで、彼女の下着を破り、剥ぎ取ろうとする。暴力的な手。下着や服など彼の前では何の意味もない。知り尽されたロレインの身体は既に丸裸なのだから)   (2016/6/5 23:35:34)

ロレイン♀騎士――ッ。っぁ、そんなつもりじゃ……ッ。(男の言葉に弾かれたように顔を上げる。男の手によって手首をつかまれ、さらに引き寄せられた。騎士服のしっかりとした上着越しに感じる彼の手。彼の大きな掌が、己の乳房に触れている。それだけでも、女の体温は上がってしまいそうで、眉根を寄せる。少し身をかがめた彼が、己の耳元に唇を寄せた。低い声、こちらを辱めるような言葉。耳にかかる息に、背筋を震わせて悲鳴をこぼす。何をしているのだろう、こんなところを誰かに見られでもしたら、男と女の関係にあるのだと、すぐにわかってしまうだろうに。そんなことを考えて、どうにか彼を突き離そうとする。しかし、その力は、それを本当に望んではいないのだろうか、酷く弱い。)   (2016/6/5 23:49:05)

ロレイン♀騎士 ――ッ、ぁ。やめて。お願いやめて…ッ。そんなこと、言わないで。シモンに言わないで…ッ。弄らないで……ッ、お願い…ッ。そこは…ッ。(男の手が、騎士服のスカートの中にもぐりこみ、白いレースの下着越しに臀部をつかみあげた。そこから先、どこをどうやって弄られるのか思い出してしまう。とっさに、彼の軍服を握り込み、その胸に顔を押し当てた。男の大きな掌に力強く尻肉を掴まれ、揉みし抱かれると無意識に甘い吐息が零れる。) ―っぁ、ぁあ。やめて、やめてッ。乱暴にしないで…ッ。訳が分からなくなっちゃう…ッ。(男の手つきが荒っぽくなり、強引に下着を剥ぎ取ってしまえば、声が乱れた。男との力の差を、思い知らせるような男の抱き方。淫乱だと、男に言われて、涙目で男を睨む。) ――貴方がッ、そうしたんじゃない…ッ。(そんな言葉にさえ、平静を忘れ、感じてしまうのだから、始末に負えない。)   (2016/6/5 23:49:08)

ギルヴェガン♂将軍そうだ、だから俺が責任を取ってやろう。俺が育てた淫乱な女を満足させてやると言っているんだ……(傲慢な物言い。だが、今の彼女にはそれを否定することなどできはしない。睨んだ女の口にギルヴェガンの指が入り込む。そして、彼女の尻穴にも指先が侵入する。男の指が口の中で暴れれば、後ろの穴を弄繰り回す。男の指先は彼女の舌を愛撫する。舌を掴んだり少し強く摘まんだりすることで、まるで男と舌を絡ませているかのような錯覚を生み出す。彼女がどちらかの感覚に浸ったりしないように、上を弄れば下が、下を弄れば上が、というようにわずかにタイミングをずらして彼女の穴を責め立てている。尻穴は相変わらず締まりが良く、かつての行為を思い出させる)初めてここを使った時のことを覚えているか? あの時は媚薬をたっぷりここに塗って、潤滑油を使って、ようやく指が一本入った。今はどうだ? 指くらい簡単なものだ。俺に躾されて、味を覚えたんだ(ギルヴェガンはまた彼女に囁く。お前の肉体はあの時のまま、何も変わっていないのだと。淫らな女のまま、別の男に嫁ごうとしているのだと)   (2016/6/6 00:03:50)

ロレイン♀騎士んぅ――ッ!!(唇の中に男の指が強引に入り込む。入り込んで、縮こまっていた舌先をとらえて擦る。思わず縮こまる舌先。そこを撫で上げる様に刺激されれば、ぞわりと感じるものがある、思わず押し返そうと舌先を押し付けた途端、後ろの穴に男の指が触れる。ひっ、と悲鳴で喉を鳴らした途端、男の指が中へと潜りこんだ。激しい異物感にぎゅっ、と瞳を閉じて舌先で男の指を強く押し付ける。男以外に誰にも許したことのない場所。そこを指が中へ中へと襞をくすぐられて。びく、と尻を震わせた。) んぅ――ッ。んっ。んんぁ…ッ。(そこを一番最初にいじられた時のことを思い出させられて。背中がぞわりと震える。どうしてそこを弄られる展開になったのか、今でもよくわからない。恥ずかしくてたまらなくて、泣きじゃくりながらも、媚薬の所為で熱くてたまらなくて。指一本ようやく入る場所を弄ばれて、快楽を教え込まれた。ささやく声が女の理性を解いていく。ようやく口の中を犯す指先を押し出して。)   (2016/6/6 00:13:44)

ロレイン♀騎士 ――いやぁあ…ッ。弄らないで、お願いッ。そこ、弄らないでぇ…ッ。恥ずかしいのっ。お願い、ッ。そこ、指、ダメッ。(恥ずかしい場所を暴かれている。そこを弄られるのは初めてでないくせに、恥ずかしくてたまらない。きゅう、と後ろも、前の入り口も、締め付けて痙攣する。いつのまにか、前までぐっしょりと濡れていて。)   (2016/6/6 00:13:47)

ギルヴェガン♂将軍(ギルヴェガンは口の中から指を抜くと、女がもう出来上がっていることを確信する。気持ちいいのか、問う必要はない。その表情を見れば一目瞭然だ。女の尻穴からも指を抜いた。彼女がダメだと言うから抜いてやったのである。彼女を意地悪く笑顔で見つめると、そのまま抱きしめた。そして彼女の耳元に囁くのだ)これくらいで恥ずかしいのか? ではこれではどうだ……? ――黒い苺、泉、楽園、衝動、――泥の底   (2016/6/6 00:34:11)

ギルヴェガン♂将軍(ギルヴェガンの呪文であった。それは彼女の真実をあぶりだす。普段は彼女の肌の下に隠れている刺青がその呪文によって姿を現すのだ。騎士が刺青をするなど正気の沙汰ではない。刺青は教会では魔女の証とも言われる。異端審問にかけられる理由にもなるほどだ。だから、彼女は普段は隠している。正確にはギルヴェガンが呪文を唱えなければ現れることのないものなのだ。両方の乳房には大きくギルヴェガンの家紋と、そして彼個人を表す狼の紋章が彫られている。そして、その背中にはヤシュトラではもはや使われることの無くなった奴隷の証。その二つが意味するのはギルヴェガンに隷属する奴隷であること。奴隷制の無くなったヤシュトラでは意味のない印だ。だが、彼女はそれをさせられた。今はまだ何も見えない。服や下着が隠してくれているから)見せてみろ、ロレイン。お前がかつて俺に愛されたという証を。そして、俺に今も愛されているという証を――(彼女に印を見せろと彼は言う。その瞳は鋭く、彼女を威圧する。真実を明かせと言わんばかりに)   (2016/6/6 00:34:43)

ロレイン♀騎士――っぁ。あ。……?! やめて、お願いギルッ。其れだけは、嫌ぁ…ッ!!(男によって犯されていた後ろの孔から指が抜け出ていく。体に力が入らない、崩れそうになった体を男に抱きすくめられる。その途端、耳を打った呪文。それが、何の開封呪文化を知って、嫌々と首を横に振る。男に施された所有印は数知れずあったけれど、消すことができなかったその魔法の刺青。体に刻んであるのは、墨ではなく、彼の魔力によって。ちりちり、とした刺激が肌を這った。両方の乳房をぐるりと囲む家紋と狼の紋章。背中の中央、肩甲骨の間に現れた奴隷印。それを見られれば、一体自分が誰の奴隷なのか容易く想像は付く。また、つけられた場所から、それは性的なものだとすぐに察することができるだろう。) ――酷い、酷い…。忘れたと、もう無くなったと思ったのに…。どうして…? 今更……ッ。   (2016/6/6 00:46:42)

ロレイン♀騎士(彼にそれを見られる時が、一番体が疼く。すすり泣くようにしながら、その場所で上着を脱いだ。次いで、薄い白いシャツ。乳房を覆う下着。上半身裸になった女の躰には、鮮やかな印が這っている。これを見せろと言われたときは乳房を隠すことも許されないのだ。きゅう、と唇を噛む。白い肌を犯すようにつけられたそれ。男の魔力によって施されたそれは、男の瞳の青と髪の銀が主体となって彩られていた。それを男の目に辿られると、肌が紅潮する。視線ではなく、その手で、舌で、辿られるのを想像してしまう。)   (2016/6/6 00:46:45)

ギルヴェガン♂将軍消えることなどない。だからこそ、証なのだ。お前が忘れても肉体は俺の感触を覚えていたように(ギルヴェガンはそう言って彼女の身体を見た。しかし、それも一瞬のこと。彼は彼女の後ろに回り、その乳房を背後から揉みしだく。最初こそ指先で刺青の軌跡を辿っていたが、それが何度か繰り返されれば愛撫に変わった。男は女の耳元で何度も先ほどの呪文を唱える。それは彼女の肌に現れた刺青にわずかな熱を持たせ、ほんの少しだけ彼女を刺激する。そんなことだけでも今の彼女は感じてしまうのを彼は分かっている。彼はその先端を指先で摘まんだ。そして、そこをこねくり回すことを何度も繰り返す)   (2016/6/6 01:08:09)

ギルヴェガン♂将軍この隣には祈りの間があるな。その恰好のままで祈りを捧げてはどうだ。刺青をした淫乱な女でも神は救ってくれるかと問うのは面白そうだろう? それとも神の救いなど必要ないか? お前は俺と一緒にこの快楽という名の沼で溺れていくことだけが唯一の救いか?ロレイン、こんな肉体でお前は誰の女になろうとしているんだ?(彼女の耳を軽く噛む。そしてわずかに歯形を付ける。こんな印なら彼女の身体には数え切れないほど刻まれている。そしてその一つ一つが濃厚な行為の記憶と密接に関連しあっている)   (2016/6/6 01:08:12)

ロレイン♀騎士酷い、酷い…ッ。(体に浮かび上がった淫らささえ感じさせる所有印。肌を紅潮させて男に見せる。酷いと男をののしってみても、何が酷いのか分からなくなってくる。立ち尽くした自分の背後に回った男が体を抱きしめる様にして、乳房に触れてくる。刺青の形をたどる様に指先が這い、しばらく後に掴みあげられる。耳で聞こえる呪文と共に、ジワリと温かくなる肌と、ちりちりとした刺激。その先端をつまみ上げられれば、悲鳴と共に体を揺らす) あぁ、ッ。ぁ、ぁあッ。い、いや。お願い、そこやぁあ…ッ。ダメ、胸の先は嫌ッ。っぁ、ぁああ。そんな……ッ。そんなこと、できない。こんな体で、救いを求めるだなんて…ッ。酷い、思い出させるなんて酷い…ッ。貴方のことを思い出させるなんて、酷いッ。   (2016/6/6 01:19:10)

ロレイン♀騎士(熱に浮かされたように、言葉を漏らす。逃げようとしないのは、男に囚われてしまっているからだろうか。体が先ほどから熱い。耳を噛まれて強く突き抜ける彼の感触。背中をそらせるようにして、悲鳴をこぼす。びくびくと体を震わせながら、結局は、後ろで抱いている男に体を預けてしまった。男の手が這う度に、零れる声。ぐっしょりと濡れた秘所。胸を揉みしだく男の手に縋り。その先を望んでしまう。先ほど男が指先で小突いた下腹部、そこに直接欲しくなってしまう。) お願い―――ッ。これ以上私を、辱めないで…。おかしくなってしまう。(ぽつり、と男に小さく囁いて。)   (2016/6/6 01:19:14)

ギルヴェガン♂将軍(ギルヴェガンは彼女が縋る手をはたいた。彼は神ではない。神ならば縋れば勝手に相手の願いを察して叶えてくれるかもしれない。しかし、この男は神ではないのだ。ただ、己の欲望を満たすためにロレインを求める獣である。彼はそのまま彼女を前に倒す。四つん這いのような体勢にさせたのだ。もう下着もない。彼はそのまま彼女の背中に覆いかぶさった。いつの間にか彼は肉棒を露出させていた。あの暴力的な剛直が彼女の下の口の入口で、止まっている。先端で口づけているだけだ。それ以上はなかなか動かない。まるで焦らしているかのようだ。いや、違う。彼は彼女のリボンを解いていたのだ。そのリボンを解くまで挿入を待っていたのである。やがてリボンがぽとりと落ちると、そのまま彼の腰も彼女の中へと沈んでいった。リボンを解いた彼が持っているのは、あの銀の髪飾りだ)   (2016/6/6 01:32:37)

ギルヴェガン♂将軍ロレイン、俺からのプレゼントは必要か?(そう問えば、激しく腰を振り始めて彼女の中を掻き回して責め立てる。弱い所ばかりを狙うのは彼らしい責め方だ。中に出すまで、いや一度出したくらいでは間違いなく終わらない。そしてそれは彼女が望んでいる激しい行為でもあるのだ)   (2016/6/6 01:32:46)

ロレイン♀騎士(彼に手を払い落とされ、男によって力の抜けた体を地面へと横たえさせられる。脱いだ騎士服の上着の上に、両膝と両腕をつかせられた。隣は神への祈りの場。まるで神に額づいているようでもあったし、彼に従属する奴隷のようでもあった。背中に覆いかぶさった男の体温を感じる、入口のあたりに何かが触れている。その先を想像して、小さき息を乱し、思わず腰をくねらせた途端、視界を覆うように、長い髪がばさりと解ける。目の前に細いリボン。褒めてくれたのは、背後から己を犯す男ではない。揺れる視線。) ――っひぁ。(ずぶずぶ、と一番奥まで入っていく肉棒。息を乱し、顔を伏せて。しっかりと握りしめたままの、銀色の髪留め。男が腰をとらえて激しく、中を搔き回す。腰を浮かせ、頭を下げ、背筋をそらし、大きく足開く。深く中を犯されて、腰が揺れた) っぁ、ああ。ぁああッ。ぁ、あああッ。やぁあッ。そこ、やぁあ。やぁあっ。逝っちゃぁうッ。お願い、そこやぁあッ。激しいのッ、っひぁあッ。   (2016/6/6 01:47:09)

ロレイン♀騎士(握っていられなくなった銀色の髪留めが掌の中から滑り落ちる。騎士服の上に両膝と両手をついているために、手足に傷がつくことはないが、白い騎士服はドロドロに汚れてしまうだろう。それが分かっているのに、やめられない。弱い個所を搔き回されると、根元から先端までぎゅうと締め上げる。ぐじゅぐじゅと卑猥な水音。結合部から、掻き出される蜜が内腿を伝っている。腰をくねらせ、涙を零しながら。まずは一回目の吐精を強請った。もっと子宮を、体の奥を虐めてほしいと、お尻を男に向かって押し付ける。波たつように、入口から奥まで粘膜を震わせた後、小さく、男の問いかけに「はい」と答えざるを得なかった。こうなってしまうと、自分が我慢できないからだ。一度や二度、犯されたくらいでは――)   (2016/6/6 01:47:12)

ロレイン♀騎士【こちらはこれで〆ですー】   (2016/6/6 01:47:18)

ギルヴェガン♂将軍(素直な女の答えには彼も褒美を与える。その褒美は白濁だ。男の子種がロレインの中に注がれる。式典の時のように時間切れはない。ただ朝が来るまで彼女をここで犯せばいいだけだ。そして、彼女の中を散々犯した後に、あの髪留めを再び結んでやる。呪文を唱える。そうすれば、避妊は完了する。どれだけ中出しをしても魔法が彼女の身体を保護する。ギルヴェガンが僅かに使える魔法。それはロレインとの欲望を満たすためだけに使われていた。彼女の耳元で囁くのは、避妊のための呪文。恋人であった頃に何度も彼女が聞いた呪文だ)――青の盾、獣の血、唸り声、雷、脱出、――黄金の鎖(彼女の身体を駆け巡るのは熱さだ。同時に刺青も消えていく。朝日が昇り始めていた。もう彼女は自分から逃れられない。逃しはしない。ギルヴェガンは彼女の心に首輪を嵌めて、その場を後にするのだった――)   (2016/6/6 01:57:53)

ギルヴェガン♂将軍【ありがとうございました。長い時間お疲れ様でした】   (2016/6/6 01:58:24)

ロレイン♀騎士【ありがとうございましたー。こちらこそ、長時間ありがとうございました!】   (2016/6/6 01:58:46)

ギルヴェガン♂将軍【今日はこのままお休みになりますか?】   (2016/6/6 02:00:51)

ロレイン♀騎士【30分くらいならば、大丈夫と思いますー】   (2016/6/6 02:01:02)

ギルヴェガン♂将軍【では向こうに部屋を立てますね。お部屋ありがとうございました】   (2016/6/6 02:03:13)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが退室しました。  (2016/6/6 02:03:16)

ロレイン♀騎士【はい。よろしくお願いいたします。お部屋ありがとうございましたー】   (2016/6/6 02:03:29)

おしらせロレイン♀騎士さんが退室しました。  (2016/6/6 02:03:32)

おしらせロレイン♀騎士さんが入室しました♪  (2016/6/8 20:38:54)

ロレイン♀騎士【人待ちにてお邪魔しますー】   (2016/6/8 20:39:05)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが入室しました♪  (2016/6/8 20:44:58)

ギルヴェガン♂将軍【こんばんは、お邪魔いたします】   (2016/6/8 20:45:22)

ロレイン♀騎士【こんばんは、よろしくお願いしますー】   (2016/6/8 20:45:35)

ギルヴェガン♂将軍【よろしくお願いします】   (2016/6/8 20:45:58)

ギルヴェガン♂将軍(ヤシュトラの国に攻め入らんとする亜人の軍。ゴブリンやオークの軍勢を食い止めるためにその砦はある。古城を改造して作った砦である故に、内装はところどころ華美であり、かつての面影を感じさせる。ギルヴェガンとロレインはこの場所に視察にやって来ていた。防衛の要であるこの砦には前にも一度来たことがある。その時は状況がより緊迫していたが、今はその侵攻もだいぶ落ち着いている。砦の責任者はギルヴェガンの弟であり、再びの兄の来訪を歓迎していた。彼はギルヴェガンと違ってあまり軍人に向いているようには見えない。事務方の人間である。しかし、殊に防衛戦にかけては右に出る者はいない。故にここの防衛を任されている。縁故による人事ではなく、適材適所であった。彼は執務室で二人を出迎えた。亜人との防衛の要であるとは思えないほどに装飾された家具が多く、照明もシャンデリアである。彼はその痩せた身体をソファーにもたれかけて、足を伸ばしている)   (2016/6/8 21:01:27)

ギルヴェガン♂将軍『こんなところまでよく来たね、兄さん。そして、ロレインだったっけ? 覚えているかな、僕のこと?』(彼は眼鏡をあげながらそんな風に挨拶をした。覚えていないはずはない。ここの地下室で二人が愛を交わしていた時、彼らに食事を届けたりしていたのは全てこの弟であるグランデ。彼はロレインに一切手を出さなかったが、そのほとんどを見ている。ギルとロレインの歪んだ関係を知る、たった一人の人物である)相変わらずだな、グランデ。亜人との戦いに疲れて得意のジョークは封印したかと思ったが(ギルヴェガンは苦笑しつつ彼の冗談に答えた)   (2016/6/8 21:01:35)

ギルヴェガン♂将軍【新キャラを出してみましたが、こんな感じでよろしいでしょうか?】   (2016/6/8 21:02:07)

ロレイン♀騎士【キャラが増えてます…ッ(笑) 了解です。続けてみますー】   (2016/6/8 21:03:11)

ロレイン♀騎士(その砦を視察で訪れるのは、随分と久しぶりだった。実に三年の月日が過ぎている。前回、ここを訪れた時は、まだ自分は軍の所属で、隣に座る男の部下だった。亜人の侵略を阻むために建設された砦。堅牢な塀の奥に存在する、砦の主が生活する館の執務室に三人はいた。隣の男と、向かいに座る男の顔は、造作がよく似ている。体格にはかなりの差があるが。その砦の主、グランデの問いかけに、女は顔をしかめる。) ――グランデ殿。さすがに、砦の主を忘れるほど、私は愚か者ではないつもりですが。(彼の問いかけには、形式通りの答えを返した。地下室でのことなど、思い出したくない。そんな表情を一瞬露わにして。地下室に押し込まれた原因となった、亜人に受けた槍傷の痕は、まだ右の大腿部に残されている。無意識に、スカートの上からそこを指先で弄る。) ――私は今回、教会騎士団からの派遣で来ていますので。司教には、本部からすでに連絡が行ってると思います。(グランデとギルヴェガンの兄弟の話に付き合っていれば、思い出したくない処へ話が戻っていきそうな気がして。早々に、執務室を出ようと椅子から立ち上がろうとする。)   (2016/6/8 21:18:34)

ロレイン♀騎士【こんな感じにしてみました。三年前の件は適当に捏造してますので、好きなようにロールしていただければー 改変も大丈夫です。】   (2016/6/8 21:19:15)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ロレイン♀騎士さんが自動退室しました。  (2016/6/8 21:39:39)

おしらせロレイン♀騎士さんが入室しました♪  (2016/6/8 21:40:09)

ギルヴェガン♂将軍(彼女は3年前ミスを犯した。いや、それはミスではない。事実、軍の上層部はそれを英雄的行為と判断した。彼女はギルヴェガンの指示に従わずに孤立した友軍の救援に向かったのである。ギルヴェガンは冷徹な指揮官である。時には戦略上、泣く泣く見捨てなければならない者も出てくる。そんなときに情に流されることは許されない。情にほだされることで傷口が広がり、結果取り返しのつかない結果を招くこともある。しかし、ロレインはその判断を良しとせずにたった一人で救援に向かった。そんな無茶の結果、救援には成功したものの彼女も傷を負った。彼女の傷痕はまだ残っている。恋人であり部下である女が自分の指示に従わずに怪我をして帰ってきたことで、ギルヴェガンの態度は変わった。そして、この砦での調教に繋がった。それは罰であった)   (2016/6/8 21:45:32)

ギルヴェガン♂将軍『待ってよ、ロレイン。視察をしなきゃいけないだろう。あの地下室をまだ見ていないはずだ。行ったことにするなんてのは勘弁してくれよ? 視察なんだから、見ていかないとね?』(出ようとする彼女の背中に声をかける。この砦には視察で来たのだ。そういう意味ではグランデの言い分も正しいだろう。それに付け加えるようにギルヴェガンが彼女の肩に手を回す。もう一方の手はスカートに触れた彼女の手を握っている)お前には俺の視察に同道する義務がある。今回の視察の責任者は俺だ。黙ってついてこい……   (2016/6/8 21:45:41)

ロレイン♀騎士(この兄弟の組み合わせは、三年前の出来事を否応にも思い出させる。軍人として彼の下で働くようになって、まだ日も浅く、彼の指揮官としての度量も考えも、正確に推し量ることができなかった頃、彼の指示に反発し、同期の軍人仲間と数人で、友軍救出に行って。結果、友軍救出は成功したものの、被害を己の軍にも友軍にも、敵の亜人にも出して結局は痛み分けとなった。その友軍を指揮していたのが同盟国の有力者の息子であったことが幸いして、利益と被害とが相殺されて、軍法会議に掛けられることだけはなかったものの、当時隠れた恋人だった隣の彼に個人的な罰を与えられることになったことは、忘れたくても忘れられない。) ――ここは軍の管轄でしょう?! 第一、あの地下室は、視察の計画書には記載はなかった筈……ッ。(背後からかけられた声。いつの間にか隣に来ていた男に肩を抱かれ、扉を開けようとしていた体が強張る。長い茶髪を後頭部で結い上げて、つけられている髪留め。それは、この間の銀細工の物ではなく。真珠細工のもの。銀細工の髪留めは、今手にしている、鞄のポケットへと突っ込まれている。)   (2016/6/8 22:02:46)

ギルヴェガン♂将軍(計画書なんてものはほとんど出鱈目である。この砦の視察が一週間もかかるなどというのはとんだ過大な日程計画である。しかし、それでもそれが許されているのはギルヴェガンが弟との触れ合いを大事にしていると思われているからだ。この一週間をかけてギルヴェガンはグランデの労をねぎらい、彼が反乱などの変な気を起こさないようにさせるという目的があるのだ。だが、それは上層部への言い訳に過ぎない。彼が何日か不在になってもいいような言い訳を作っているのである。実際は今も三年前もロレインを手込めにするための時間をここで過ごすためだ。最初からまともな計画書など作られてはいないのだ。グランデは床に手を伸ばし、そこにある扉を手に取った。地下室へと続く階段がそこにはある。暗い闇の底が獲物を待ち構えているような不気味な階段である。グランデはにやつきながら、ロレインに向かっておいでおいでと手招きしている。そして、ギルヴェガンは彼女を待ちきれないのか、その耳元で例の呪文を囁く)   (2016/6/8 22:23:49)

ギルヴェガン♂将軍――黒い苺、泉、楽園、衝動、――泥の底(彼女の肉体に熱く魔法の刺青が浮かび上がり始める。最初から彼女に拒否権などない。ギルヴェガンは彼女の手を引いて無理矢理に連れて行こうとするのだった)   (2016/6/8 22:23:59)

ロレイン♀騎士(ギルヴェガンの視察に、教団本部がロレインを派遣したのは一つの理由がある。一週間という、通常よりかなり長い視察期間。それに合わせて教団側の施設の視察を捻じ込んできたのは、軍の将軍と砦の主の動向を監視したいが為。教団側の施設の視察を計画し、軍の視察にも同行したいとの教団側の申し出を、軍の将軍であるギルヴェガンは、一つの条件を出して受け入れた。それは派遣する人選。結果、名指しされた女は、あまり近寄りたくなかった館へと足を踏み入れることとなった。そして今、彼に肩を抱かれ、耳を打つ呪文、目の前にぽっかりと空いた地下室への入り口。思わずそこに踏みとどまろうと、足に力を入れるものの、彼に手を引かれて無理やりに連れていかれる。) ――お願い、地下室は、嫌……ッ。(泣きそうな顔をしながら、地下の通路を引っ張られて歩く。目的地は、この地下のどこかだろう。出入口は、執務室のあの扉しか知らない。もしかしたら他にもあるのかもしれないが。執務室の扉の鍵は、弟の方が持っている。体に浮かび上がった魔法の刺青が、すでに肌を焼こうと次第に熱を持ち始めていた。) ねえ、ギルヴェガン…ッ。(もう一度彼の名前を呼ぶ。)   (2016/6/8 22:35:31)

ギルヴェガン♂将軍(地下へと続く通路。そこにはわずかなろうそくの灯りがともっているだけ。ここはまるで迷路のようになっていて、グランデの案内なしには迷ってしまうことは間違いない。元々は緊急の脱出用に作られた通路であり、特定の道順を辿れば今も脱出することが出来る。しかし、ここに繋がっているのはその出口だけではない。通路を進んでいく先には、地下牢がいくつも並んだ場所に辿り着く。今はそこに入れられている者は誰もいない。その中の一室の前でギルヴェガンは立ち止まった)   (2016/6/8 22:55:44)

ギルヴェガン♂将軍どうした、ロレイン?(彼の表情はサディストの狂喜に満ち溢れていた。そこにはかつての名残がある。部屋に首輪が落ちているのだ。かつてロレインが着けていたものと同じ首輪が。3年前にここに来たとき、最初の一日はロレインは裸のまま放置された。しかも、その牢にいたのはロレインだけではなかった。屈強な亜人の捕虜たちと同じ牢に入れられたのだ。彼女の首輪にかけられた守護の魔法が彼女の肉体を守った。彼女はその時に犯されることはなかった。だが、視線からは守ることはできない。彼女は亜人たちの欲望の視線に一晩中晒され続けた。自分が欲望の対象としての雌であると一晩をかけて刷り込まれたのである)   (2016/6/8 22:55:47)

ロレイン♀騎士(グランデの案内で入り組んだ通路を進む。その先に何があるのか、見慣れた風景が続く通路を歩き続けていれば、想像がついた。その先に進みたくない、あの牢に近づきたくない、一番奥のあの部屋に行きたくない。三年前のことばかり思い出して、時折立ち止まろうとして、ギルヴェガンに手を引かれ。地下牢が立ち並ぶ場所にたどり着く。収容されているものはあたりにはいないようだ。少しほっとしたように息をつく。開きっぱなしにされた扉。その一つに落ちた首輪を見つけて、顔をゆがめる。) ――ギルヴェガン…、ここは嫌。   (2016/6/8 23:08:09)

ロレイン♀騎士(振り返ったギルヴェガンの表情は、あの時と同じ顔をしている。騎士として修練を積んだとはいえ、亜人の屈強な男に、その裸体を犯すような視線にさらすという行為。貴族の令嬢として育った女には、耐えがたい羞恥であったことに間違いない。男たちに、引き倒されても、腕や足を掴まれて引きずられても、男が首輪に掛けた守護の魔法の為に、犯されることはなかった。乱暴に殴られることも蹴られることも。亜人たちが出来たのは、女である自分をただ見つめることだけ。それでも、女の心は疲弊し、ギルヴェガンに出される頃には、縋りついてただ震えることしか出来なくなっていた。それを思い出してしまって) ――お願い、ここは、嫌。(もう一度彼に告げれば、その背中に身を寄せる様にして顔を押し当てた。   (2016/6/8 23:08:13)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ギルヴェガン♂将軍さんが自動退室しました。  (2016/6/8 23:33:48)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが入室しました♪  (2016/6/8 23:34:15)

ギルヴェガン♂将軍ここには視察に来ただけだ、ロレイン。お前をここで辱めることはしない。だが、代わりに夜会のステージに出てもらうぞ(それは計画書の中にも組み込まれている予定だった。館の中で行われる夜会に出席すると書いてあるだけだ。それがどんな夜会なのかは書かれていない。彼女のことを抱き締めるギルヴェガンを見ながら、グランデは首輪を手で回しながら淡々と語る。密室での調教を同じようにしてもつまらない。過去と同じようなことをしても彼女には鈍い刺激になるだけだろう。敢えてこの地下室へと連れて行ったのは、彼女に視線で犯される悦びを思い出させるため)   (2016/6/8 23:34:19)

ギルヴェガン♂将軍『――年に一回、ここに貴族たちが集まる。亜人たちを競り落としに来るんだ。僕に隠れてそういう夜会を開いている連中がいるらしい。ロレイン、君は亜人の雌の振りをしてステージに立つんだ。兄さんと君はそこでショーを行う。競売が始まったら僕たちの部隊が突入して、彼らを一網打尽にする。人間によく似た亜人だと言ってあるから問題はない。仮面を付ければ誰なのかもわからない。奴隷の刺青をしている君にしかできない。そして、君は兄さん以外の男に触れられるのは嫌だろう?』(奴隷の刺青は今でもこうした闇のルートでは使われている。刺青をしている彼女は囮にはピッタリだというわけだ。グランデはある方向を指さした。上へと続く階段が見える。それが夜会のステージなのだろう。ギルヴェガンは彼女に仮面を渡す。白い仮面。あの髪飾りと同じような装飾が施されている。突然の提案に彼女は戸惑うだろう)   (2016/6/8 23:34:27)

ギルヴェガン♂将軍【ちょっと思いついてしまったので急展開になります、大丈夫でしょうか?】   (2016/6/8 23:34:59)

ロレイン♀騎士【わー?! はい、大丈夫です。ちょっとお待ちください。亜人…のリクエストあります?(笑)】   (2016/6/8 23:36:11)

ギルヴェガン♂将軍【人間とのハーフでしたら、なんでもやれそうな気がしますね。ロレインさんのお好きな亜人で大丈夫ですよ!】   (2016/6/8 23:38:01)

ロレイン♀騎士【了解です。ちょっと考えます(笑)】   (2016/6/8 23:38:30)

ギルヴェガン♂将軍【ありがとうございますー。ごゆっくりどうぞー】   (2016/6/8 23:38:49)

ロレイン♀騎士(ギルヴェガンに抱きすくめられている体は、小さく震えている。思い出したくもない、犯されるような視線。それも不特定多数の。男に抱きすくめられていれば、その恐怖にも似た感覚を忘れることができる。周りの風景が見えないようにと、男の胸元に顔を埋めていたが、上から降ってきた言葉に、弾かれたように顔を上げる) ――夜会のステージ? ――ショーって……。(グランデの言葉に耳を傾ける。そういえば、計画にそんな記載が…と思い出したところで、差し出された仮面。触れられるのは嫌だろう。奴隷の刺青。その言葉で、どんな類のショーなのか、思い至って顔を真っ赤に染める。男の顔を見上げて、戸惑うがまま顔を横に振った。) ――いや、それは嫌…ッ。肌を晒すなんて嫌……ッ。(仮面を渡されてそれをじっと見やりながら、体を震わせる。白い仮面は今鞄に突っ込まれたままの銀細工の髪飾りと同じような装飾がなされていた。仕事の一環らしいというのは分かる。いつもならば職務に忠実な女ではあれど、三年前の視線に晒された時のことを思い出せば、それに応じることはできなくて。泣きそうな顔で、二人の顔を見比べながら、首を横に振っている。)   (2016/6/8 23:49:30)

ギルヴェガン♂将軍(ギルヴェガンは彼女を抱き締める。彼女を安心させるように。しかし、その耳元に囁かれる言葉は安心とは程遠い言葉だった)周りが見えなくなるほどお前を犯してやればいいんだろう。ロレイン、これはお前の仕事だ。国に巣食う悪を討つという仕事だ。仮面をつけてしまえば誰もお前だとは思わない。お前はただ、亜人の雌奴隷を演じているだけだ。肌を晒すのはお前であってお前でない……。そうだろう? この仮面を付ければ、お前はロレインではなくなる。騎士としての立場も令嬢としてのお前も全て消える。一人の男に一人の女が宛がわれるだけだ……   (2016/6/9 00:09:36)

ギルヴェガン♂将軍(彼は囁きながら、彼女の首筋を何度も撫でる。優しく触れる指先はもどかしく彼女を愛撫する。仮面をつけたならば、誰にも憚ることなく堂々と彼女を抱くことが出来る。秘密にしなければならない関係を堂々とできるのは今この瞬間しかないのかもしれない。ギルヴェガンは彼女の羞恥に歪む表情を見たいと思いながらも、そのことに魅力を感じていた。誰に隠れることなく身体を重ね合うこと。それは密かなギルヴェガンの夢であったのかもしれない)『ロレイン、どうするの? やるならここで脱いでいってね。ちゃんとこの首輪も忘れちゃいけないよ』(グランデは手に持った首輪を弄びながら、彼女の答えを急かす。彼はどうやら空気というものを読めないらしかった)   (2016/6/9 00:09:40)

ロレイン♀騎士(ギルヴェガンが耳元で告げる言葉は、女にとって残酷以外の何物でもなかった。ギルヴェガン以外には誰も見せたことが無い印。もちろん、それは、彼の弟にも見せたことが無い。肌を晒すのも、その奴隷の印を晒すのも、女には耐えられない。手元にある仮面を見つめる。衆人環視の前で彼に犯されるなんて、平静でいられるだろうか、それも女の危惧の1つではあった。首筋を撫でられ、もどかしく触れる男の指先。それに触れられたいという欲は、少なからずあるのだからかえって始末に悪い。男の誘いに一つ息を吐く。震えるままに、その仮面を顔に着ける。真っ白で銀の装飾の施されたそれ。顔の半分ほどを覆ってしまって唇のあたりしか男には見えないだろう。仕方なく男に抱かれるのだから、などと女は自分に言い訳しながら。真珠の髪飾りを外した。長い茶髪が腰まで降りて揺れる。来ていた白い騎士服も、下着も、すべてそこに脱ぎ捨てて鞄へと押し込んだ。空気を読まない弟の方の言葉が、腹立たしい。首輪をひったくる様に奪い取れば、その首に嵌める。鞄の中から、例の銀細工の髪飾りを手に取れば、その髪の毛を軽く束ねてつける。男の物になる時間だという意思表示。)   (2016/6/9 00:32:37)

ロレイン♀騎士――これでいいの?(鞄の中に入っていた薄手のストールで体を隠しながら、ギルヴェガンを見上げる。白い仮面をつけたことによって、何事か魔法が発動したのだろう。腰まである茶髪は、いつもは真っすぐだけれども、軽く癖を描いて胸元を覆い隠していた。当分いは、一対の白茶の毛並みの耳。本来の人間の耳は、隠れて見えない。人間の耳が姿を変えて、獣の耳に変わったようだった。尾骶骨から伸びた白い尾。顔立ち、手足の形は人間のまま。膝から下、肘から先は、白い毛並みが覆っている。猫の亜人。おそらくは人間とのハーフで愛玩用に捕らえた奴隷といった趣だろうか。)   (2016/6/9 00:32:42)

ギルヴェガン♂将軍『君は今から猫の亜人、キャトラだ。ま、名前で呼ばれることなんてほとんどないと思うけどね。じゃああとは任せておいてよ。君が落札されたら突撃するからさ』(グランデは兄に向かって仮面を放り投げた。黒い仮面である。彼は亜人になる必要がないのでただ正体を隠すための仮面だ。彼はそれを被ると、苦笑しながら彼女を見つめて)ああ、それでいい。お前はやはり白が良く似合う女だ。その毛並みも向こうでたっぷり可愛がれそうだ……   (2016/6/9 00:55:16)

ギルヴェガン♂将軍(ギルヴェガンはこの状況を純粋に楽しんでいるようだった。彼は彼女の背中を撫でて、四つん這いになるように促した。それが奴隷の作法なのだろう。そのまま彼女の首輪から伸びている鎖を掴んで歩き始める。ゆっくりゆっくりと一段一段を昇り始めると、少しずつ上からの明かりが漏れてきている。この階段は、ステージの舞台袖に繋がっている。これから彼女を凌辱するという任務が始まる。観客は脂ぎった肥え太った貴族たち。彼らに束の間の夢を見せるためにこの女を使うのだ。グランデもギルヴェガンも外道である。しかし、外道を討つためには自らも外道にならなければならない。今宵、この屋敷で祭が始まろうとしていた。亜人の雌奴隷のオークション、そのデモンストレーションは調教師との淫らなショーである)ステージに出たら、まずは背中の印を観客に見せろ。それから尻と尻尾を振って観客に媚びれば上出来だ……(舞台袖で彼はそう声をかけ、二人は今ステージに立つ)   (2016/6/9 00:55:19)

ギルヴェガン♂将軍【今日はこの辺りでキリがいいので終わりにしておきますか?】   (2016/6/9 00:55:37)

ロレイン♀騎士【はいそうですね。そうしていただけるとありがたいですー】   (2016/6/9 00:56:39)

ギルヴェガン♂将軍【今日もありがとうございました。やや急展開でしたがお付き合いいただいてありがとうございます】   (2016/6/9 00:57:11)

ロレイン♀騎士【こちらこそありがとうございましたー。確かに驚きました…(笑)】   (2016/6/9 00:57:33)

ギルヴェガン♂将軍【趣味に走ってしまったので地下室の方が良かったかもしれませんが(笑) 今日はこのまま解散いたしますか?】   (2016/6/9 00:58:30)

ロレイン♀騎士【ここから先の類のロールはしたことがない、どうしようっ! と思いつつ(笑) 眠気が来ているので失礼しようかと思っていますー】   (2016/6/9 00:59:26)

ギルヴェガン♂将軍【わかりました。ではそろそろお暇しましょう。またよろしくお願いします。おやすみなさいませー】   (2016/6/9 01:00:41)

ロレイン♀騎士【長時間ありがとうございました。こちらこそよろしくお願いします。 お休みなさいませ】   (2016/6/9 01:01:32)

おしらせロレイン♀騎士さんが退室しました。  (2016/6/9 01:01:40)

ギルヴェガン♂将軍【お部屋ありがとうございました】   (2016/6/9 01:02:11)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが退室しました。  (2016/6/9 01:02:14)

おしらせロレイン♀騎士さんが入室しました♪  (2016/6/10 14:37:45)

ロレイン♀騎士【お邪魔いたしますー。】   (2016/6/10 14:37:57)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが入室しました♪  (2016/6/10 14:43:36)

ギルヴェガン♂将軍【お待たせしました、よろしくお願いしますー】   (2016/6/10 14:44:03)

ロレイン♀騎士【よろしくお願いします。前回の続きで、こちらからになりますね。書き上げますので少々お待ちください】   (2016/6/10 14:44:24)

ギルヴェガン♂将軍【ごゆっくりどうぞー】   (2016/6/10 14:44:44)

ロレイン♀騎士(彼の手が背中を撫でる。背中の中央には、彼が魔術で施した奴隷印。本来ならば両方の乳房にも、彼の名前を表す印が浮かび上がるのだが、二人の身分を隠す為か、白い乳房は何も刻まれていないように見える。男に促され、地下で四つん這いになれば、男に連れられて一段一段と階段を昇って行った。四つん這いで歩くことなど、慣れていない。掌と、膝と、硬いところを這って歩くために痛みが走る。階段を上るのも一苦労。あまりにも慣れた様子の男とは違い、物慣れない様子の女を見れば、奴隷としては日が浅い様にも見えるだろう。奴隷の経験がない女に、奴隷の振りなど元来無理がある。しかし、実際に肉体関係を持ち、主従関係にもあった彼らの組み合わせの為か、女は仕入れられたばかりの奴隷で、男は慣れた調教師。そんな風に見て取れた。舞台袖へと辿り着けば、ステージを中心に取り囲むようにして、客同士互いの顔が見えないように配慮された観客席が見えた。ステージに上がれば、彼らの様子がはっきりと見える。その視線と共に。)   (2016/6/10 14:57:29)

ロレイン♀騎士――。(ステージへと上がらなければならないのに、思わず手足が止まる。一糸まとわぬ裸体。かろうじて腰のあたりを薄いストールが覆い隠すように巻き付けられてはいるが、進む度にくねる躰に突き刺さる視線に顔を紅潮させる。白い仮面にその顔を紅潮させていることなど隠れてしまって見えない。ただ、傍らの男には、うなじから首筋の白い毛並みに隠されていない部分、顎のラインから喉が赤く染まっているのが見えるだろう。白い尻尾は、女の羞恥心を表すようにだらり、と垂れてしまっている。)   (2016/6/10 14:57:33)

ギルヴェガン♂将軍(怯えているのだろう。彼女の紅潮した肌はギルヴェガンを何よりも高揚させた。羞恥に震える姿は堪らなくなる。彼は彼女の尻尾に触れ、その尻を叩いた。そして、身体を屈めて彼女の耳元に囁く)ロレイン、客の中にはお前のことを知っているやつもいるかもしれんぞ。何せここにいるのは皆、汚らしい貴族どもだ。お前が奴隷らしく振る舞えば振る舞うほど、そいつらはお前には気づかない。教会の騎士にして侯爵家の娘が、まさか身体中を辱められているなんて夢にも思わないだろうからな。お前が淫らな奴隷としてステージを踊れば、誰にも正体を悟られずに済む……。ふふ、ここにシモンが来ていれば面白いな……?(皮肉なことに最も恥ずかしいことをすればするほど、恐れている事態を回避できるのである。ただ、ここまで変装をして容易に正体が看破されるとも思えないが、それでも当人は疑念を拭えないだろう)   (2016/6/10 15:21:12)

ギルヴェガン♂将軍ステージに立ったらまずは背中の印を見せて、名前を名乗れ。いやらしい奴隷のキャトラ、ですとな(顧客リストの中にシモンはない。もしも来ているとするならばグランデと同じくこれを摘発するためだろう。彼は囁きを終えると、彼女の首輪の先にある鎖を引き、ステージに上がっていく。場合によっては無理矢理にでもステージに引き出さねばならないだろう)   (2016/6/10 15:21:15)

ロレイン♀騎士(ステージに上がることを躊躇していれば、男によって臀部を叩かれる。びくりと躰を震わせると、小さく悲鳴を上げた。唇から漏れた声に女自身が驚く。仮面に外見を変える効果はあっても、声を変える効果まではなかったのか、素のままの声に思わず唇を噛む。) ――彼がこんなところに来るわけ……ッ。(躰を屈めて男が囁く。客に聞こえないような声音で言い返した後、慌てて客の方を見返した。客席は暗いけれど、ステージの方からは彼らの顔が良く見える。客席をさまよわせる視線に、婚約者の姿は見つけられなくてほっとしたけれど、教会に出入りしている貴族を何人か見つけて、ひゅっ、と息を吸い込んでしまう。) ――ぁ。(彼らに自分のことが知られたら、婚約者にも知られてしまう。思わず体が固まりかけるが、男によって鎖を引かれステージへと引っ張りだされた。ステージに上がれば、客の視線が集中する。値踏みされるような視線。彼らの興味は、己が買うに値する奴隷かどうか。そんな視線に晒されたことのない女は、とっさに傍らに立つ男を見上げる。仮面の奥、濡れた黒い瞳が男をとらえて。)   (2016/6/10 15:33:41)

ロレイン♀騎士……い、やらしい、奴隷の、キャトラ、です。(ステージに上がれば、四つん這いの姿勢から背中を客に見せて座り込む。長い髪の毛を片手でかき寄せて背中の奴隷を見せる。か細い声でようやくの名乗り。そのままどうすればよいのかと、狼狽えた後。彼の言葉を思い出して、ようやく白い尻尾を持ち上げて、ゆらりと揺らして見せた。彼らに向かって尻を振ることは到底できなかったけれど。)   (2016/6/10 15:33:44)

ギルヴェガン♂将軍(尻を振らないのは彼女なりの矜持だろうか。いや、恥ずかしすぎるのだろう。そして、観客に背中を見せた彼女に小さく声をかける)上出来だ。今度は前だ。お前の美しい乳房を見せてやるといい……。もう立っていいぞ(彼はそう言うと、彼女の首輪を外した。立ち上がってその身体の輪郭を見せろというのだろう。背中を見せるのとはまた違う。先ほどは男を見ることが出来たが、今度は観客と目を合わせなければならない。そして、彼女の身体がその視線に晒されている間、まるで自分の玩具を自慢するようにギルヴェガンはセールストークを行う。それはこの女がどれほどいやらしく調教され、愛玩奴隷として価値を持っているかを語るための言葉だった。その言葉と共に彼はロレインの身体の部分を指さす)   (2016/6/10 15:54:30)

ギルヴェガン♂将軍この女の調教は勿論一通り行っております。処女ではありませんが、程よい締め付けをする名器であります。一度食いついたら離れずに精を求める貪欲な女でもあります。しかしお判りでしょう。彼女はそんないやらしい女でありながら、まだ恥じらいを持っています。恥じらいは奴隷の悪徳ではありますが、命令された行為と主人の愛撫には誰よりも敏感な反応を示すでしょう。例えば、ここ――(彼は不意に尻穴を解し始める。いつの間にか彼の指には油が塗られている。ぬるりとした指先の感触が彼女の後ろ穴を犯していく。その表情も観客の糧にされるのだ)何をされているんだ、キャトラ。答えてみろ……   (2016/6/10 15:54:57)

ロレイン♀騎士……ッ。(男によって首輪を外される。立ち上がってもよいと言われても、しばらくは身を起こすことが出来なかった。それでも、ゆっくりと立ち上がれば、観客に向かってその裸体を晒す。肘から先、膝から下。臍から下。猫の白い毛並みが覆っている。乳房を両手で隠したい衝動に駆られる。呼吸のたびに大きく上下する白い乳房。ぎり、と両手を強く握りしめて観客の視線に耐えていた。そうして、もっと辱めるような、ギルヴェガンの声がする。その内容に、体を小さく震わせて、あまりの羞恥に体を強張らせていれば、男の指が不意に後ろの孔へと潜り込んでくる。油が塗られているのだろう、ぬるりとした感覚に悲鳴を上げた)   (2016/6/10 16:09:52)

ロレイン♀騎士 ―ぁ、ぁあ。や、やぁ…ッ。ぁ、ぁあう。や、嫌。そこは、嫌ぁ…ッ。お願い、お願いッ。お尻の、孔ッ。指で弄られて……ッ。嫌、恥ずかしい、恥ずかしい……ッ。(咄嗟に男の服のどこかに捕まった。裸足の両足が、ステージ上でふらつく。男の指先が、後ろの孔の中へと潜りこんで蠢けば、大きく出すまいと思っていた声が、嬌声となって溢れる。涙を浮かべ、仮面に隠された頬を紅潮させ。口元をわななかせる。喉のあたりまで真っ赤に染めて。もぐりこんでいる指一本を懸命に締め付ける。あまりの異物感と観客の前で弄られる羞恥に耐えきれなくて。次第に声は、甘く、切羽詰まったものへと変わっていく。)   (2016/6/10 16:09:56)

ギルヴェガン♂将軍(羞恥がロレインの快楽を加速させているように思える。仮面の下ではどんな表情をしているのか、ギルヴェガンにはすぐに想像が出来た。自分がされている行為を言わされるのもきっと恥ずかしいのだろう、声がどんどん大きくなっている。快楽が溜まって耐えられる限界を超えて外に漏れだしてしまっているような感覚なのだろうと推測できる。男は彼女の仮面に手をかけた)この女の快楽に震える表情……、ご覧になりたくはありませんか。しかし、今、皆様にそれをお見せすることはできません。今宵、このキャトラを落札したお客様のみがその表情を見ることが出来るのです。この女が淫らに喘ぐときの顔こそ、皆さんが大金を払う価値のあるものです。こんなに尻穴を辱められ、快楽すら感じているにもかかわらず、嫌がる素振りを見せている。この、キャトラにあなたが、奴隷の美徳を教え込むのです   (2016/6/10 16:29:28)

ギルヴェガン♂将軍(最後の一押しは客に任せるというセールストークは明らかに軍人という経歴では説明がつかない。こうした会に彼が参加していたことを窺わせるやり方である。そして、彼は彼女から勢い良く指を引き抜く。ふらついた彼女には耐えられないだろう。再び座り込んでしまう彼女の前にギルヴェガンが立つ。彼は肉棒を彼女の前に差し出す。何度も彼女の中を暴れ回った凶器が目の前に現れれば)――まず匂いを嗅げ。それから口に咥えてよく舐めろ   (2016/6/10 16:29:36)

ロレイン♀騎士っや、やぁあ……ッ。お願い、それ以上はいやぁあ。指、動かさないで。お願い、お願いッ。嫌、おかしくなる、っぁ、ああッ。ひゃぁあ…ッ。(泣きそうな顔をしながら、腰を大きく揺らす。お尻の孔を掻き乱される行為に、快楽を感じることに羞恥を感じ、その羞恥が身を焦がす様な快楽に突き落とす。それを繰り返すたびに体の奥に熱がたまっていく。男が仮面に指を触れさせた時は、それを剥がされるのではないかと思ってびくっと肩をはねさせ、すっかり濡れた瞳で男の顔を見上げる)   (2016/6/10 16:47:25)

ロレイン♀騎士っや、ぁああ…!!(その途端、勢いよく指を引き抜かれる。中を引っ掛かれる様な刺激。激しく体を痙攣させる。女にとってあり得ない状況に、女は軽く達してしまい、秘所から蜜を滲ませる。崩れる様にして、その場へとペタリと座り込む。頭から生えた獣の耳がピクリと動いて、男の方へと向けられる。目の前に差し出された肉棒。とっさに周囲を見渡す。客の様子。まだ、彼の弟に率いられた軍の兵は踏み込んでくる様子はない。まだ続けなければならないの、と視線を揺らした後。差し出されたそれに、鼻を近づける。ひくり、と鼻を震わせた後、大きく口を開く。先端をくるりと舌先でくすぐった後、唇の中にそれを招いた。いつもよりも、よほどぎこちない。観客の視線が気になるのだろう。しかし、男がどこにどう触れたら感じるのか。それをまさぐる様に、ゆっくりと舌先を押し付ける。)   (2016/6/10 16:47:30)

ギルヴェガン♂将軍(彼女の口はよく分かっている。それはずっと前から躾けられてきたこと。男の反応を見て自分で学び覚えたこともあるのかもしれない。女の奉仕はいつもよりはぎこちないが、下手になることなどあり得ない。彼女の身体に染みついた経験が、男の感じる場所を直感で理解しているのだから当然の話だ。ギルヴェガンはロレインに咥えさせながら、観客に呼びかける)恥じらっているとはいえ奉仕の所作は教え込んであります。さあ、この淫乱な白猫奴隷のキャトラ。まずは20万から!(彼女がしゃぶりながらオークションが始まる。金額は次々と上がっていく。ロレインは自分の肉体の価値を値踏みされているのだ。そしてその価値は天井知らずに上がっていく。キャトラを気に入った男たちが次々とその値段を更新していく。しかし、不意に扉が開く。ホールの中に突如現れた来訪者はぼそりと値段を言った)   (2016/6/10 17:03:07)

ギルヴェガン♂将軍『――2000万』(圧倒的な金額にその場の観客たちはいっせいに落胆した。誰もそんな大金を払える者はいなかったからだ。ギルヴェガンはステージから遠く離れたその男を指さして)では2000万にて落札でございます。さあ、キャトラ。あの方にご挨拶をしなさい。股を開いていやらしい奴隷のキャトラを買ってくださってありがとうございます、とね(ロレインは驚くだろう。その大金を払って彼女を買ったのはシモンその人だったのだから)   (2016/6/10 17:03:18)

ロレイン♀騎士(猫のようにその場に座り込んで、少し顎を上げて、男の肉棒を咥えている。唾液を絡めた舌を男の肉棒に巻き付ける。その形をゆっくりとなぞる様な動き。見られているという事実が、女の動作を緩慢にしてはいるが、確実に男が感じる部位に舌先を巻き付けてすする。繰り返し繰り返し男によって教え込まれた動作は、三年の月日が過ぎていても忘れることはできなかったようで。そんな中、オークションは始まった様子。これで落札されれば、ようやく役目は終わる。ほっとした様子で、男の肉棒から唇を離す。心臓が破裂しそうなほどの、緊張感。上下する胸元を両腕で隠した。座り込んだまま動けない。値踏みするような視線が、金額を告げる声と共に酷くなる。早くここから立ち去りたい、と思ったころ。耳に届いた声。)   (2016/6/10 17:14:36)

ロレイン♀騎士――……!!(弾かれたように顔を上げて向けた先。声を聴き間違えようがなかった。現れた姿は、確かに自分の婚約者のもとで。女は強張ってしまう。落札終了の声と共に、ギルヴェガンが告げる内容にカタカタと、震える。男に向かって涙目を浮かべたまま、大きく首を横に振る。そんなことできる筈もない。声だって聴かれたら誰か分かってしまうだろう。とっさに落ちていたストールを掴むと体を隠すようにしながら、その場から逃げ、隠れようと腰を浮かせる。)   (2016/6/10 17:14:41)

ギルヴェガン♂将軍(彼女が逃げようとした瞬間、シモンの背後から雪崩れ込んでくるのはグランデが率いる軍の部隊と教会の騎士団であった)『奴隷売買の現行犯であんたら全員、お縄にちょうだいだね』(グランデの言葉と共に貴族たちが次々と逮捕されていく。教会の騎士団も中にいる以上、シモンもまたこの作戦に一枚噛んでいたのだろう。教会の大物の腐敗を軍部に咎められたのでは立つ瀬がない。それならば合同で拘引を行った方がリスクが少ないと思ったのだろう。結果として教会の者がこうしたことに手を染めていたことがスキャンダルになってしまうことは避けられない。ただ、それを教会と軍部が手を取り合って告発したともなれば多少は印象も和らぐだろう。ギルヴェガンはロレインを連れて舞台袖へと下がっていった。そこには彼女が持っていた鞄がある)   (2016/6/10 17:30:38)

ギルヴェガン♂将軍早く着替えた方がいいぞ、ロレイン。シモンがお前を迎えに来るだろう。キャトラのままではお前が淫乱な女だと奴にバレてしまうな……。いや、もうバレているかもしれない。シモンはこの作戦の協力者の一人だ。俺たちのステージも遠くから見ていたに違いない(舞台袖からでも聞こえる乱闘のような喧噪。それが止む頃には全ては一件落着だ。ただひとつロレインの内心を除いて)   (2016/6/10 17:30:43)

ギルヴェガン♂将軍【この辺りでこちらは〆になります】   (2016/6/10 17:31:04)

ロレイン♀騎士(逃げる様にして舞台袖に駆け込む。シモンのことを直視できなかった。彼の背後からなだれ込んでくる軍と教会騎士団。その中の人間にも、よく見知った人物が多い。彼が差し出したのは、己が持っていた鞄。それを彼から奪い取って両手で抱きこむ。ギルヴェガンの言葉に、白い仮面の下の顔が蒼白になる。タイミングよく中へと入ってきたことといい、少なくともオークションの状況は把握していたのだろう。淫乱な女だと彼に知られてしまったのだ。男の言う通りなのだと、女は思い込む。喧噪のさなか、女は地下室へと逃げ込み、そこで服に着替えた。それは教会騎士団の服ではなく。持って来ていた私服。仮面を外せば、猫の耳も尻尾も毛並みも消える。任務のためだと言い聞かせて欲に負けた結果がこれだろうか。どうにもならない罪悪感に嗚咽を漏らす。髪の毛に止められた銀細工の髪留め。それを外して、彼へと向かって投げつけた。)   (2016/6/10 17:40:31)

ロレイン♀騎士【こちらも、これで〆ですー】   (2016/6/10 17:40:41)

ギルヴェガン♂将軍【お付き合いいただいてありがとうございました。シモンがロレイン=キャトラに気付いているのか曖昧なまま、次はどうなるんでしょうか(笑)】   (2016/6/10 17:42:26)

ロレイン♀騎士【どうなるんでしょう(笑) 気づいていても、気づいてなくても一波乱以上ありそうですが…(笑)】   (2016/6/10 17:43:35)

ギルヴェガン♂将軍【個人的には展開を思いついたのであと二つほど話にお付き合いいただければと思いますー。最後は殺し愛にできればと思うので(笑)】   (2016/6/10 17:46:40)

ロレイン♀騎士【ここからそこまでもっていくんですか…!(笑) 怖い、展開が予想の斜め上を行きそうで怖いです…! こちらこそよろしくお願いしますー】   (2016/6/10 17:49:10)

ギルヴェガン♂将軍【では今日は一旦このまま失礼しますー。お付き合い感謝でしたー】   (2016/6/10 17:51:16)

ギルヴェガン♂将軍【ではでは。お部屋ありがとうございました】   (2016/6/10 17:51:34)

おしらせギルヴェガン♂将軍さんが退室しました。  (2016/6/10 17:51:38)

ロレイン♀騎士【はい。こちらこそありがとうございましたー。私も失礼します。お疲れ様でしたー】   (2016/6/10 17:51:57)

おしらせロレイン♀騎士さんが退室しました。  (2016/6/10 17:52:01)

おしらせカルセドナ♂当主さんが入室しました♪  (2017/3/26 13:58:41)

おしらせベリリウム♀令嬢さんが入室しました♪  (2017/3/26 14:01:48)

カルセドナ♂当主【待ち合わせになります。お部屋お借りします】   (2017/3/26 14:02:08)

ベリリウム♀令嬢【改めまして、よろしくお願いします】   (2017/3/26 14:03:06)

カルセドナ♂当主【よろしくお願いいたします】   (2017/3/26 14:03:46)

ベリリウム♀令嬢【では、部屋のルール通りに、背景を含めて先ロルお願いしても?】   (2017/3/26 14:05:10)

カルセドナ♂当主(その湖は巨大で、畏敬を感じさせるものだった。冬には一面に氷が張って美しい様相を見せることもあるが、それ以外は暗い暗い湖の底へ引き込まれるような不思議な力を感じさせる場所だ。そのほとりに彼の屋敷は建っている。彼はカルセドナといい、齢は50の半ばを越えていたが、肉体の衰えはあまり感じられず、若く見られることも多かった。それでも目尻の皺に年齢は現れていたし、その鋭い眼光や、細身でありながら強い存在感は、むしろ年相応の老獪な資本家のそれであった)   (2017/3/26 14:32:18)

カルセドナ♂当主(そんなカルセドナが彼女を求めたのはもう随分と前の話だ。彼女とはかなり歳が離れていたし、何よりも彼女自身がその縁談を望んでいなかった。彼女の意思はともかく、彼女の家はカルセドナとの結婚を進めようとしていた。彼女の家柄は伝統ある格式高い貴族だが、やや金には困っていた。カルセドナには貿易や鉱山開拓などの事業で稼いだ金があり、しかし家柄には恵まれていなかった。彼女本人からすれば、金を持っているだけの歳の離れた卑しい身分の者だ。そんな相手に嫁ぐのを拒絶するのは当然だろう。結局彼女は別の男と結婚した。しかし、カルセドナはその女を未だに求めていた。そんな折である。屋敷の中で少数の召し使いのみと暮らす彼の下に手紙が届いたのは。差出人は、あの彼女であった)   (2017/3/26 14:32:57)

カルセドナ♂当主【お待たせいたしました。改めてよろしくお願いいたします】   (2017/3/26 14:34:17)

ベリリウム♀令嬢【導入ありがとうございます。手紙…。少し考えつつお返ししますね】   (2017/3/26 14:35:15)

カルセドナ♂当主【手紙は行く前の挨拶程度に考えてくださればと思います。今度屋敷を訪ねます、くらいの】   (2017/3/26 14:37:58)

ベリリウム♀令嬢(躊躇いつつもしたためた手紙を出してから数日。カルセドナからの使いが来た。馬車に乗り込み、そう遠くない屋敷を目指す。淡い水色のドレスは、簡素なデザインではあるものの、レースや刺繍が施されていて、それなりに手の込んだ作りであることは見て取れるだろう。きりりと締め上げたコルセットは、その上の胸の豊かさを図らずも強調していた。けれども、彼女に色気よりも貞淑さが見て取れるのは、ドレスのデザインが首元まで詰まっているからだろうか。それとも、きちんとはめられた手袋のせいか)……はぁ(小さく吐いた思い溜息は、馬車の轍の音に阻まれて、御者までは届いてはいない。先の手紙をなかったことにしてしまいたいと何度も思ったが、決断を躊躇ううちに迎えの者が来てしまった)…ご苦労様(案内された屋敷の傍らには巨大な湖があり、湖面からは禍々しく冷たい空気が流れてくるようだ。鈍る足を宥めながら案内の者に続く)…御機嫌よう(本来ならば、こちらから出向くまでもない身分の男だ。成り上がりの賤しいものに対して愛想笑いをする気にもなれず、対峙する相手におざなりな言葉を掛けてやる)   (2017/3/26 14:49:09)

カルセドナ♂当主(カルセドナは彼女を前にして、深く頭を下げた。わざとらしいほどに丁寧でゆっくりな礼は、誰がどう見ても慇懃無礼というものだ)ようこそお出でくださいました、ベリリウム様……お手紙を拝見してからというもの、使用人と共にあなた様の到着を心待ちにしておりました。さあ、こちらへどうぞ(屋敷の当主であるカルセドナが自ら進み出て、彼女を客間へと案内する。廊下も客間も手入れが行き届いているのは一目見れば分かる。カルセドナの使用人がそれほど優秀なのではなく、仕えるべき相手がカルセドナ一人のため、それほど世話をする必要がないのだ。カルセドナは優秀かつ狡猾な商売人であり、身の回りの事柄は大抵一人でやってしまうのだ。客間の中は香が炊かれている。それほど強い香りではないが、やや人を選ぶ類いの香りであった。彼女を客間に案内し、使用人が茶を運んでくる)   (2017/3/26 15:14:47)

カルセドナ♂当主東洋の茶葉を取り寄せました。やや苦味がありますがそれがまた、人生の在り方を人に示してくれるようでしてね。時には苦い茶を口にしなければならないこともありますでしょう、たとえベリリウム様のような尊い方であっても(分かっているかのような口ぶりだ。彼女の用件を見透かしているかのような)それで、今日はどのような御用件でしょうか?   (2017/3/26 15:15:08)

ベリリウム♀令嬢(わざとらしいほどに丁寧なカルセドナのお辞儀は気分を害するものでしかなかった。いや、この男の存在と言うもの自体に嫌悪と言う感情をいだいてはいるのだが。だからこそ、彼の一挙一動に不快感を感じてしまう。癖のある香も、渋く淹れてしまった紅茶よりも苦みを感じる香りのお茶にさえも)……趣味が悪いのは相変わらずのようね(柔らかく沈んでいくようなソファーは不安定で座り心地が良いとは決して言えない。勿論、好みの問題ではあるだろうが、男の視線と同じように絡みついてくるものをベリリウムは感じていた)今回、お伺いしたのは融資の件ですわ。カルセドナさまにもお力添えいただきたいと思いましたの(数カ月前に怒った夫が鉄道の事故。その鉄道会社の運営にはベリリウムの夫も深く絡んでおり、財産の中でもかなりの額を出資していた。しかし事故以来、彼の携わる事業の業績は目に見えて傾いていた。その事故すら、この男の企みによるのではないかと言う疑念がベリリウムの中では芽生えていた。疑わしい事実はいくつもあったが、確たる証拠は何もない。儀礼的にカップへと口を運ぶが、出されたお茶に舌を付けるわけでもなくソーサーへと戻していく)   (2017/3/26 15:32:07)

ベリリウム♀令嬢いかがかしら?(融資を求めていながらも、こちらからの態度が崩れることはない。身分が違うのであるから、頭を下げる必要などないのは当然である)   (2017/3/26 15:32:11)

ベリリウム♀令嬢【×怒った夫が ○起こった でしたね。】   (2017/3/26 15:49:53)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、カルセドナ♂当主さんが自動退室しました。  (2017/3/26 15:55:59)

おしらせカルセドナ♂当主さんが入室しました♪  (2017/3/26 15:56:30)

カルセドナ♂当主(鉄道の歴史はまだまだ浅い。人々の認識もそれほど好意的ではない。馬車と比べればたしかに速いが、それが事故を起こしたりはしないかと不安に思っているのだ。新しいものは常に不安をもって受け入れられる。ベリリウムの夫も、きっと鉄道が世界を席巻していくという確信があって投資したのだろう。しかし、大きな事故が起きたことで世間の目は、鉄道を危険なものとして捉える。カルセドナはそれがわかっていた。だから、ほんの少し細工をさせたのだ。細工をした技師は既に口封じのために殺している。カルセドナの悪事が明るみに出るとすれば、彼の抱えている殺し屋が口を割るくらいのものだ。階段を転がり堕ちるベリリウムの下に誰も助けは来ない。抱えている負債はそれほどに大きいのだ。そして、銀行や金貸しにはカルセドナが金を握らせて、ベリリウムの家には融資しないように圧力までかけているのだ。あくまで内密に、だが)   (2017/3/26 15:56:42)

カルセドナ♂当主担保がなければ融資はできませんな、ベリリウム様。しかし、もう屋敷やお持ちのものはみな、担保に入れているでしょうな。でなければ、わざわざ『趣味の悪い』私に金を借りには来ませんでしょう。分かりますか、ベリリウム様。あなたを助ける理由など私にはないのです……(彼は立ち上がり、彼女の耳元に口を寄せて、囁く)それとも、私に身売りでもしますか。浅ましい娼婦のように、私を買って、と願いますか?(彼女を挑発するような口振り。彼女は引き下がれない。引き下がれるような状況ならこんなところには来ていないだろう)   (2017/3/26 15:56:53)

ベリリウム♀令嬢!(カルセドナの挑発にベリリウムの柳眉が逆立った)わたくしは“お金を借りに”来たのではありません。“融資”を持ちかけているのですわ。趣味が悪いだけではなく考えることまで浅ましいんだなんて、貴方との縁談をお断りして正解でしたわ(融資とは金を借りることに他ならないのだが、プライドの高い彼女の中では区別がつけられていた。あくまでもこちらの事業に融通して貰うためのものであると)担保、担保、担保。本当に貴方がたは、この言葉がお好きですわね(銀行も、あまり良い噂を聴かない金貸しですら“担保”を理由に融資を断ってきた。腹立たしいことだ。それすら、カルセドナが仕組んだことであるという事にまで思いが至らないのは、世間知らずの貴族らしいことではあったが)わたくしは、既に夫のある身。いくら『趣味の悪い』カルセドナさまでも、それが赦されることではないのがお分かりでしょう?それに、カルセドナさまは、わたくしよりも、もっと幼い少女がお好みなのでは?(この男との結婚話が持ち上がったころ、まだベリリウムは15にもなっていなかった。父親ほども年の離れた男に嫁ぐなどと言うことは、当時も今も考えられないくらいに醜悪なもので)   (2017/3/26 16:18:50)

ベリリウム♀令嬢(あれから、数年が過ぎ、ベリリウムの身体も随分と成長をした。出るところは出た女性らしい体つきに。妊娠もしていない故、身体のラインは些かも崩れてはいない。カルセドナでなくても、その身体を担保に融資を持ちかけようと言う輩がいてもおかしくはないほどに。その話が、今日まで流れては来なかったのは、ひとえにこの男の圧力によるものに違いないのだが)   (2017/3/26 16:19:03)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、カルセドナ♂当主さんが自動退室しました。  (2017/3/26 16:50:28)

おしらせカルセドナ♂当主さんが入室しました♪  (2017/3/26 16:53:23)

カルセドナ♂当主違いますよ、ベリリウム様。私はあなたが好みなのです。あの時からあなたの美しさは増すばかりだ。だが、あなたにもう選択肢はないでしょうに。どうやって借金を返すのですか。まさか国に頼るつもりではないでしょうな。そんな真似をすれば、あなたの家の名は、それどころかあなたの夫の名も、地に堕ちるでしょうね……(家柄の力を使って借金をチャラにしてもらう。だが、それをすれば長年にわたって築かれた伝統と信頼は完全に死に絶えるだろう。それは彼女の夫も同じことである。カルセドナが指を鳴らすと、使用人が荷物を運んでくる。それは皿の上に乗せられた金の延べ棒であった。皿に山として乗った金塊が二人の目の前に置かれる。それもひとつではない。まるでフルコースを一度に振る舞うかのように金塊の乗った皿がテーブルに並ぶ。彼女は喉から手が出るほどこれが欲しいはずだ。負債を全て返済し、状況は何もかも一変する。最後に使用人が持ってきたのは一枚の紙)   (2017/3/26 16:55:47)

カルセドナ♂当主簡単なことです。あなたはこれにサインして、私の愛人になればいい。そうすればこの金塊はあなたのものです。このことは二人だけの秘密。あなたの名誉が公に傷つくこともない(紙は契約書だ。カルセドナの愛人となり、その肉体をもって最大限カルセドナに奉仕し、カルセドナを主としてどんな命令でも聞く、というもの。そんなもの容認できるはずがない。しかし、金塊を見せられて彼女がどこまで冷静な判断をできるのか)   (2017/3/26 16:56:07)

ベリリウム♀令嬢……(重ねられるカルセドナの言葉に唇を噛みしめる。彼の言うとおり、残された選択肢は、これしかない。国に頼ることなく、名誉も損なわないままにするためには)……卑怯な方。どうせ、最初から、わたくしのことが望みだったのでしょう?(応える唇は僅かに震えを見せていた。けれども、目の前に並べられたいくつもの金塊に言葉が止まる。欲しい。喉から手が出るほどに。夫を、家名を守るためにも。これだけあれば、借金を補って余りあるだろう。もう一度、新しい技術に投資が出来る程に)貴方が、わたくしを好きに弄んで満足するならば、それでも構いません。けれども、その紙にサインをするのは承服いたしかねます(自分と相手だけのことならば、まだ許容できる。けれども、証拠が残ってしまうという事実は、どうにも避けたかった。プライドの狭間で絞り出した妥協案であるが、果たして彼はこちらの条件を飲むのだろうか)   (2017/3/26 17:08:41)

おしらせカルセドナ♂当主さんが退室しました。  (2017/3/26 17:16:35)

おしらせカルセドナ♂当主さんが入室しました♪  (2017/3/26 17:16:41)

カルセドナ♂当主サインなど必要ありませんね。何せ貴族とは尊い者。皆の規範となるべき者です。誇り高い貴族が約束を反故にすることはないでしょうね……(カルセドナは彼女の条件を呑んだ。言葉通りだ。彼女は貴族としての誇りを第一に考える。いかに悪人であるカルセドナとの取引であっても、正々堂々とした勝ち方を望むだろう。口約束とはいえ、彼女が約束を反故にすることは考えづらかった。彼女は本質的に利益よりも誇りや信頼を大事にする価値観だ。契約重視の商人とはまた違った判断をする。カルセドナは懐から取り出したライターでその契約書に火をつけた。灰皿に落ちていく契約書だった灰は、もはやそこに何も読み取ることはできない)では使用人に案内させましょう。今宵は私と寝室を共にしていただきます。この金塊は馬車に運び込ませておきます。夕食の後、私の部屋までいらしてください。心の準備が必要でしょうからね……   (2017/3/26 17:32:43)

カルセドナ♂当主(カルセドナは彼女が嫌がるだろうと分かっていて、自分の部屋を訪ねるように言っているのだ。彼女からすればとてもはしたない行為であろう。まるで自分からカルセドナに夜這いをかけているようなものだからだ。しかし、逆らうことはできないはずだ。これもまた彼の弄びの一つなのだから)   (2017/3/26 17:32:46)

ベリリウム♀令嬢(燃やされていく契約書に安堵の気持ちを感じるとともに、仄暗い焔の色が逃げ場がないことを伝えてくる。自分から忌み嫌う男の寝室を訪ねるように命じた狡猾さに、目眩と吐き気を催しそうだった。実家では出されたことのないくらいに贅を尽くされた夕食も殆ど喉を通らなかった。じわじわと浮かび上がってくる後悔。けれども、逃げ場はどこにもない。毛足の長い絨毯に足音は吸い込まれていく。躊躇いつつも、時間をかけながらも、その足はカルセドナの私室へと向かって)……(そうして、控えめなノックの音が響いた。使用人すら最低限しかいないのだろう。ドアを開ける者もいないという吝嗇さに、また嫌気がさして来る。それとも、自分が男の部屋を訪ねるという屈辱的な場面を他の者に知られることはないということは、幸いなのだろうか。通された部屋の中。ドアの傍らに立ったベリリウムは、それ以上、歩みを進めることはなかった)   (2017/3/26 17:43:59)

カルセドナ♂当主(カルセドナの部屋に入ると、そこは暗闇であった。暗闇の中で蠢く何かが、火を灯した。それは先ほど契約書を焼いた火と同じである。暗闇の中にいたのはカルセドナだった。彼はランプに火を灯し、部屋の中に明かりを取り戻させた。もう一つカルセドナが火を点けたのはアロマだった。強い香り。部屋の中に漂うそれは不快さを伴わない。しかし、女の身体にとっては毒である。体を熱くする媚薬である。すぐに効果を表すものではない。少しずつじわじわと性感を高めていく効果があるのだ。少し経てば効き目が実感できるようになってくるだろう)あなたの友人はあなたをベリルと呼ぶらしいですね。私もそう呼んでみましょうか。あなたも気軽に、そうですね、カル、と呼んでも構いませんよ?   (2017/3/26 18:04:36)

カルセドナ♂当主(入ってきた彼女に近づき、そっと彼女の髪を撫でようとする。そうして、その耳元に口を寄せる)一緒に入浴しましょうか、ベリル。貴方の身体がどれくらい育ったのか、よく見たいですから……(熱い吐息を吹きかけた後、部屋に備え付けられた浴室へと案内する。カルセドナはそこで服を脱ぎ始める。齢五十にしてはそれなりに引き締まった肉体である。やや骨が出ている。歳はいっているが、醜くはない肉体である)恥ずかしくても脱いでいただきますよ、ベリル。あなたは約束したのですから。私に弄ばれると   (2017/3/26 18:05:26)

ベリリウム♀令嬢 ……親しげに呼ぶようなことを赦した覚えはありません(ベリルと言う愛称は、家族や極々親しい友人たちが使うのみでカルセドナに軽々しく呼ばれるような謂れはなかった。勿論、こちらが“カル”などと親しげに呼ぶつもりも到底ない。耳元に唇を寄せながら髪に触れてきたカルセドナの手をピシャリと払う)本当に悪趣味なこと(部屋の中に漂い始めたアロマは客まで炊かれていたもののような不快さはなかった。けれども、吸い込むうちに、どこか不安を煽られる心持ちもする。そのまま案内された浴室は、随分と明るい。自身の身体を観賞するためにランプの数が増やされたのかと疑うほどに)その名前で呼ばないで!(ベリル…と親しげに男の声で呼ばれるたびに虫唾が走る。その呼び方は、寝室での夫との睦言を思い起こさせた)…見たいのでしたら、どうぞご随意に(自分から脱ぐつもりは全くない。瞳を閉じて、両手を軽く広げる。普段、メイドが着替えを手伝ってくれているときのように。ここにいるのは、あのカルセドナではない。自身の従えるメイドである。そう思い込もうとしながらも、ベリリウムの肩は小さく震えを見せていた)   (2017/3/26 18:19:07)

カルセドナ♂当主(カルセドナは笑っていた。悪趣味な笑みを浮かべながら、彼女のドレスを脱がせていく。乱暴にドレスを引き裂いたりなどはしない。あくまで丁寧に。カルセドナの指先は思ったより繊細であり、器用であった。彼女のドレスが外され、少しずつその肌が露わになっていく。彼女はカルセドナに脱がさせることを後悔し始めるだろう。何故ならそろそろ媚薬の効果が現れ始めるだろうからだ。ドレスが脱がされれば、彼が触れるのはベリリウムの肌である。媚薬の効果が現れ始めることに期待しているのか、カルセドナはわざとらしく彼女の身体の輪郭をなぞったり、時折わざと強く体の一部を握ったりして、彼女の反応を観察していた。そうして、彼女を裸に剥いてしまう。その肉体をまじまじと見つめながら)ベリル、やはりあなたは美しい。今すぐにでもベッドに押し倒して一晩中抱きたいくらいですよ(裸に剥いた彼女を散々視線でなぶったあと、浴室へと導いていく。浴室には、普通は見ないような怪しい道具がたくさん置かれている。首輪や猿轡など、およそ入浴には使わないであろう道具が平然と置かれているのはこれから彼女が何をされるかをそこから予想していくしかないわけだが)   (2017/3/26 18:40:51)

ベリリウム♀令嬢……っ、う(どうしたことであろうか。ただ脱がされているだけなのに、肌に触れる生地の感触が妙に艶めかしかった。メイドがするよりも丁寧な手つきは、時間をかけて官能を炙られているようで。砦にも思えていたコルセットの締め付けが外されるのが、これほど心もとないとは思わなかった)…一晩中、わたくしを抱くような体力が、今の貴方に残っているのかしらね(彼の指先が触れるたびに、身体がつぶさに反応を返す。どうしてだろう。夫との行為よりも、幾重にも身体が敏感になってしまったかのようだ。思わず甘い声が溢れそうになるのをグッと堪えて嫌味を返す。50と言う年齢にしては、その体つきは若いと言えた。けれど、比べる対象を夫しか持たないベリリウムにとっては、老人の身体でしかない。肌を這うような視線すらおぞましいものだ。羞恥で肌に血の色が浮かぶ。そして、浴室に入ると目に入る、更におぞましい道具たち)……何よ、これ(用途の想像もつかないものも多数ある。それが、一層の嫌悪を感じさせた)   (2017/3/26 18:54:15)

2016年06月05日 23時03分 ~ 2017年03月26日 18時54分 の過去ログ
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