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「空の狭間【限定部屋】」の過去ログ

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2017年07月18日 21時41分 ~ 2017年07月23日 01時00分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(114.170.***.117)  (2017/7/18 21:41:26)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/18 21:41:31)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/18 21:44:31)

長男((いらっしゃーい!(ひらり、)   (2017/7/18 21:44:48)

三男((失礼、いや、手間かけさせてごめんね(あう、)   (2017/7/18 21:45:00)

長男((ううん、だいじょーぶだいじょーぶ!てか、お前と成りしたかったし!(ふんす、)   (2017/7/18 21:45:31)

三男((そう思ってもらえるなら光栄至極(に、) じゃあ、とりあえず…相談したいことって、何?(こて、)   (2017/7/18 21:46:44)

長男((てか、お前いっつも来てくれてるし、お前との限定ルーム作った方が良いのかなとも思ったんだけど、どう?(こてり、)   (2017/7/18 21:47:17)

三男((ほんと? かまわないなら僕も是非に欲しいな(こくこ、)   (2017/7/18 21:48:02)

長男((あ、相談したいことね!スゲェ自分勝手なんだけど、いい? 今回の設定なんだけど、もし良かったら、記憶と周囲の年齢の違和感についてはそのまま患者本人が分かる設定にするってのはどうかと思ってさ。前回が違和感感じない設定だったら、今回は違和感感じる設定にしたら違う展開にしやすいかと思ったんだけど、どう?(こてり、)   (2017/7/18 21:52:16)

長男((あ、じゃあお前との固定ルム作る、…ってか、そのままこの部屋を俺とお前の固定ルムにしちゃう?(こてり、)   (2017/7/18 21:52:57)

三男((なるほどね、いいと思うよ。小学生あたりから流石に違和感が大きくてとぅいんくるとぅいんくる、って感じかな。なるほど、僕も一個考えてる設定あるし…あ、今は秘密ね。じゃあその辺の設定ロルは無視無視(ぬりつぶしぬりつぶし、)   (2017/7/18 21:55:36)

三男((僕はどっちでも構わないよ。ここが楽ならそれで構わないし(ひら、)   (2017/7/18 21:56:08)

長男((高校生とからへんから違和感感じてもらってもいいよ、その違和感使ってやってみたいことあるし、(こくこ、) マジで?設定超気になんだけど!ま、楽しみにしとくわぁ、(目きらきら、)   (2017/7/18 21:57:41)

三男((おっけ、やってみるよ(ぐ、) しかしこれ進め方がデリケートで難しいんだよね。一度にどれくらい進めるか…あ、兄さんも勝手に進めてもらっていいからね(ひら、)   (2017/7/18 21:59:00)

長男((じゃあ次回から此処で!この部屋で待機しとくから、そのまま直接此処においで?もし、この部屋にいなくてさっきの部屋にいるようだったら、さっきの部屋に顔出してもらったらこっちに来るようにすっから、(こく、)   (2017/7/18 21:59:06)

三男((了解。ありがとうね(こくり、)   (2017/7/18 21:59:38)

長男((確かに。。まぁ、俺としてはどんどん進行してってくれて構わねーよ。違和感を感じるあたりから、俺はしてみたいことがあるし(にやり、)   (2017/7/18 22:01:16)

三男((じゃあ、医者のあの説明はなしってことで、改めて再開しようか(手ぱんぱん、)   (2017/7/18 22:02:18)

長男((そんじゃ、医者の説明以外の前回のロル持ってくるわ、ちょい待っててな、(ひらり、)   (2017/7/18 22:03:10)

長男((設定変更なんて自分勝手なわがまま言ってホント御免な(手合せ、)   (2017/7/18 22:03:42)

三男((あ、頼むよ。ううん、むしろ積極的に意見してくれて嬉しいよ。良い也になりそうだよね(にひ、)   (2017/7/18 22:04:33)

長男そ、うか……そうだよな、「まだ、」好きだよな、(一言一言確かめるような声で言えば、相手をじっと見る。その赤く染まった頬を見れば、嬉しそうに微笑んだ。良かった、まだ俺の事を好きでいてくれている。それが今ではひどく幸せで、思わずその口元にキスを落とした。愛しくて、愛しくて、仕方なかったから。)   (2017/7/18 22:05:02)

長男三男 >  ……ん、(やっぱり、今日の彼は少し変だ。チョロ松は少しく不思議に思った。ひどく不安げで、意味深な発言を繰り返し、唐突にキスを落として。淡く重ねるだけの、幾分長めのくちづけを。その真意は、やはり、わかるわけがなかった)   (2017/7/18 22:05:16)

長男((そう言ってくれると救われるわ、(じぃん、)さーて、そんじゃ俺からだな、(こくり)   (2017/7/18 22:05:51)

三男((そんな大げさな(くすくす、) ん、待ってるね(ひらり、)   (2017/7/18 22:06:18)

長男……あのさぁ、(キスを落とせばしばらく沈黙した後、相手の顔を眺める)お前って、俺の事をそういう意味で好きって思ってくれたのって、何時くらい?(高校の時、付き合い始めてからもう何年も経つが、この話はしたことがない。する必要などないと思っていた。昔から一緒で、同じで、相棒な相手とそういう仲になってからは、付き合っているだけで幸せで、愛し合っている今が大事だと思っていたから。しかし今はそんな事は言っていられない。相手の自分に対する恋愛感情がなくなることが、今は怖くて怖くて仕方がなかった)……チョロ松、(小さな声で相手を呼ぶ。相手の目を、頼りなさげに見つつ、)……俺から、離れていかないでね?(守れるはずもない約束をさせる自分は、何て卑怯なんだろう、)   (2017/7/18 22:10:47)

三男……え、何、どうしたの本当に(心の底から何かに怯えているような、恐れているようなそんな表情。昔から弱みを見せることをよしとしなかった彼に、それは珍しいことだった。だがしかし、質問自体に答えることは容易。少し考えて)…え、っと…中学入学して、暫く経った頃、かな(そう、小さく答えた。正確にどれくらいから好きになったのか、思い出せはしない。中学に入ってしばらくした頃から、高校入学までのことだったとだけ記憶している。何しろ、相手が恋人となっている今では、今の方が大事だったのだから)……お前次第だよ、ばーか(あまりに頼りなげな彼にいたたまれなくなって、わざと明るく笑い、大丈夫、とその頬を撫でた。この約束も、明日にはもう忘れてしまうとは知らないのだ)   (2017/7/18 22:19:21)

長男中学ね、(中学、中学とブツブツと呟く。それが、相手が自分の事を好きになってくれた期間。それまでは、こうして触れ合える。しかし、其れを過ぎてはもう触れ合えない。いや、成人を過ぎた自分を兄として、相棒としてすら認識してくれないかもしれないのだ)……俺次第、(相手の発言に、その顔を見る。わざと作られた明るい顔を見て、そうだ、俺次第なのだと思う。相手がどうなろうと、拒まれようと、結局は自分次第なのではないだろうか。自分の心が折れた時、相手の心から自分の心は離れていく。)そうだな、俺次第だな、(確認するように呟いて、こくりと頷き、)俺は、ずっとお前の傍に居るよ、(昨日の夜、誓った約束を、もう一度確認するように口に出した。)   (2017/7/18 22:24:06)

三男……?(この兄が、ますますわからなかった。首をかしげて、中学、と口の中で転がす相手を見つめては、その切なげな表情に、自分まで気持ちが切なくなるような気がした。どうしたのだろう。頭を打って、病院に運び込まれて、そこまで心配をかけてしまったのだ、ということだけでは説明がつかない)……うん、僕もずっと傍にいる、から(ただ、そうして彼と同じことを繰り返すことしかできなかった。しかし、このような小はずかしいセリフを真顔で吐ける彼のようには行かず、顔を少し赤く染め、目をそらしながらだったが)…いや、あの、…ほんとに、どうかしたの?(しかしようやく目を合わせて、そう尋ねることができた)   (2017/7/18 22:33:09)

長男……ん、いんや、なんでもねぇよ(相手を眺めた後、へらりといつもの笑みを浮かべて見せる。此処で病気の事をいう必要はないだろう。言えば、責任感の強いこの三男の事。きっと罪悪感と、また、記憶を失っていく恐怖に怯えるだけだ。怯える姿は見たくない。傍で笑っていてほしい。「僕もずっと傍に居る、」と相手は言う。けれど、その約束を明日にはきっと忘れているのだろう。)チョロ松。あんね、俺、お前と付き合えて、お前と両想いで、本当に幸せ、(目を合わせ、告げる。明日の彼が今日の事を覚えていなくても、毎日でも伝えたかった)   (2017/7/18 22:37:24)

三男……、そう?(何でもないと笑ってくれる彼が、本当に何でもないわけがない。長年こうして寄り添って暮らしていればそれくらいのことは判別は付いたが、追及することはしてはならないと、その目が言っているのもどこかわかっていた。違和感の正体がわからないことは面白くはなかったが、何かあればそのうちわかるだろう、と、追及はそれ以上しようとはしなかった)……何、今更…(幸せだと正面から告げられれば、またかぁっと顔を赤くして、わざと強がってそう答えかけたが、相手の穏やかながら真剣な顔に押されて)…僕も、幸せだよ……ばか(伝えないと、いけない気がした)   (2017/7/18 22:49:44)

長男そっか、…ん、そんならいいや。お前の、「今」が幸せって聞けて、俺も幸せ。(鼻の下を擦り、笑いながらそう返す。その幸せという言葉だけで、十分だ。これほどまでに幸せな事はないだろう。相手の記憶がなくなったとしても、其の台詞だけで自分は満ち足りた。自分は。)そういえばさ、お医者さんが、頭打って気を失ったんだからもう一日様子見で入院だってさ。(その頭をわしゃわしゃと撫でる。其れから立ち上がり、「お前の着替え持ってくるわ」と病室をふらりと後にした)……あー…俺、上手く笑えてたかな、(病室の外に出れば、背を廊下の壁につけ、ずるずるとへたり込む。幸せだと言ってもらえて、自分は幸せだ。しかし、相手はそうではない。これからどんどん記憶が後退していくにしたがって、周囲との時間の差を感じるだろう。取り残された孤独を感じるだろう。それは、どうしてやることもできないかもしれないけれど、)…俺は、お前の傍にずっといるよ、(小さな声で、誰にでもなくそう誓った)   (2017/7/18 22:56:24)

長男((悪いチョロ松、そろそろお兄ちゃんおねむの時間…(むむ、)レスあったらまた返しに来るわ、(こく)   (2017/7/18 23:01:20)

長男((そんじゃ、お休みィ(ひら)   (2017/7/18 23:01:29)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/18 23:01:34)

三男…ん、うん(そう返すのが精一杯だった。相手の飄々と人を小馬鹿にしたような笑顔。彼はいつもそんな顔をしているせいか、そのほころびが見つけやすい。ほかの兄弟はわからないというが、自分にだけはわかった。今回もそれが感じられて、少しく不安になる。が、彼が言ってくれない以上は、どうしようもないのだ)……え、あ、お願い(着替えをとってくると言って彼は病室を後にした。病室でひとり、考える。彼の突然のあの言い草。記憶が消えていく恐怖を知らぬ間に、また彼は眠って記憶を失う事になるのか。チョロ松の胸中にはただ、不明瞭で曖昧な暗雲が広がっていた)(――――数週間。治療法は依然として見つからないまま、同じような時間、同じような会話。それでチョロ松は毎日同じように誤魔化されていた。容姿にはまだ違和感がないらしかった。が、しかし)…えと、3月、6日、松野、チョロ松、――18歳(とうとう、彼らの恋人関係の一つの節目、高校三年を迎えた。いつものように入院書類の日付記入欄を利用した確認方法だったが、記入しながら呟くチョロ松の声に、家族らは微かに青い顔を見合わせた)   (2017/7/18 23:17:15)

三男((了解ね。勝手に進めたけどいいのかなこれ…(あせ、) じゃ、とりあえず今日はここまでね。お休み(ひら、)   (2017/7/18 23:17:56)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/7/18 23:18:01)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/19 00:05:08)

三男((よく考えたら初めてヤった時期飛ばしちゃってるよね僕の馬鹿(こつ、) もし何かやりたいことあれば初めてヤった時期にしてくれて構わないよ。問題なければこのまま続行で(こく、)   (2017/7/19 00:06:42)

三男((とりあえずそれだけ。じゃあね(ひら、)   (2017/7/19 00:07:05)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/7/19 00:07:09)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/19 20:42:33)

長男((おこんばんわぁっと、(ひら、)ん、俺は高校時代でも全然かまわないから、そのまま続き投下するわ(こく)   (2017/7/19 20:43:09)

長男(また進行した、という暗い現実に、家屋の皆の顔色が悪くなるのが見ずともわかった。最近はいつも同じだった。少しずつ進行する相手に、ただただ指をくわえていることしかできない。もどかしさと、そして相手がいつ自分の置かれている状況に耐えかねて発狂するかの恐ろしさ。しかし、その日付はおそ松にとって、別の意味を持っていた。)悪ぃ、カラ松、ちょーっと他の皆連れて出てってくんない?(へらりと笑い、次男にそう頼めば、彼は何か言いたそうだったが、こくりと頷いた後他の兄弟や両親を連れて病室から出て行った。それを見送ってから、おもむろに、相手のベッドに腰かける)……そういやさぁ、もう付き合って2年だな、俺達(嘘だ、付き合ってもう何年になるという事もない。しかし、相手の中ではそれが真実で)もうすぐ卒業式じゃん?桜舞い散る、って何か詩的だけどさ、(これも嘘だ。季節はもう夏を迎えつつある。桜など、とうに散ってしまった後で、)ねぇ、俺達、…今年の卒業式の日、桜の木の下で、初めてのキスをするんだよ、(そう言って、笑って見せた)   (2017/7/19 20:51:03)

長男((じゃあ待機っと(腰おろし、)   (2017/7/19 20:51:20)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/19 20:55:12)

三男((こんばんはー、じゃあ返してくよ(ごそ、)   (2017/7/19 20:55:51)

長男((お、いらっしゃーい、(ひら、)俺風呂入ってくるから、ゆっくりドーゾ、(に、)   (2017/7/19 20:56:20)

三男((ん、了解ね。そっちもゆっくり行ってきな(ひら、)   (2017/7/19 20:56:35)

三男(医者は一つ頷くと、書類を持って病室を出て行った。もうすぐ、チョロ松は自分のいる時代とそぐわない家族の姿を見て違和感を感じ始める頃。もうすぐ、起き抜けの隣にすぐ家族がいるという状況は避けたほうが良いかもしれないとも言われていた。最も若返り病による自殺が多い年代は10代半ば。ゆえ、ずっと傍にいるタイムリミットは高校入学だとも。中学時代からは様子を見てとのことだと。高校時代を通過する前でも、チョロ松が違和感を感じ出したらそれは早まる可能性があると)……あ…、うん、そうだね(このチョロ松にとっては、付き合い始めた頃のことはまだ記憶に新しい。告白はおそ松からだったと思い出し、少し恥ずかしそうに笑った)…ふ、何、なんで今こんな状況でそんな宣言してんのさ、皆出払わせてまで(からかうように可笑しそうに、しかしやはり嬉しそうにくすくす笑う。何しろ、覚えていないのだ。初めてキスをした時のことも、その時に本物の指輪は金が無いからとベビーリングを貰って、それで幸せで涙したことも)   (2017/7/19 21:10:48)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、長男さんが自動退室しました。  (2017/7/19 21:16:44)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/19 21:17:51)

長男((只今ぁ、(ひらり、) さーて、じゃあ書き始めるかねぇ、(書き書き)   (2017/7/19 21:18:17)

三男((ん、おかえり(ひら、)   (2017/7/19 21:18:25)

長男(医者には、もうすぐ違和感が生じ始めるタイムリミットだと言われていた。つまり、違和感が生じるまでの。違和感を感じ、そして自分が周囲に置いて行かれるとわかった時から、自殺率がぐっと高まるのだと。そのタイムリミットが訪れた時どうするか。それについてはおそ松には一つの考えがあった。反対する者はいるかもしれないが、皆に行ってみる価値はある。)宣言じゃねーよ。実際そうなんだもん、初めてキスすんのは、桜の中。なーんてロマンチックだろ?(俺には似合わねぇかもしんねぇけど、とにししと笑う。くすくす笑われれば、其れがひどく愛しくて、しかしその一方、初めてのキスと、今まだ自宅の押し入れの中に大切にしまってあるベビーリングを覚えていないのだと、寂しさが胸にあふれだし、)チョロ松、(相手を引き寄せて、触れるだけのキスを落とした)   (2017/7/19 21:23:58)

長男((しっかし、あっついねぇ…チョロ松、夏バテしねーよーに気をつけろよ、(ぐでぇ、)   (2017/7/19 21:25:54)

三男((そうだね…ほんと今年も暑くなりそうだよね。地球温暖化も困ったもんだ(団扇ぱたぱた、)   (2017/7/19 21:26:38)

長男((暑くなりそうってか、もうすでに暑いよな、(むぅ、)8月になったらどうなる事やら(ふぅ、)   (2017/7/19 21:27:57)

三男((そう、それなんだよ   (2017/7/19 21:28:08)

三男((そう、それなんだよ(びし、) 8月…干からびて死ぬのかな(ぐで、)   (2017/7/19 21:28:34)

長男((干からびて死ぬ前に、この也だけは完結させて逝きてぇ…(切実、)   (2017/7/19 21:29:27)

三男((それは大丈夫でしょ。完結させないことには死ぬに死ねないね(ふ、)   (2017/7/19 21:30:03)

三男はぁ? …まあ、ロマンチックだけどさ、実際って何だよ(彼の発言にはどうにも解せないところがあった。いつになくロマンチックな雰囲気で喋る彼はカラ松にも見紛うような言い草をする。それに、宣言ではない、実際にそうなのだと頑なに主張している。まるで、自分が知らない未来のことが全てわかっているかのように。――なんで、僕よりも僕のことを知っているの?)……っ、(何故か彼の言葉が真実に思えて、そんなことを思ったりもしていると、出し抜けに肩を抱かれて、一瞬、唇に柔らかいものが触れた。一瞬のことだった。そろそろと自分の唇に手をかざし、慌てて下ろす。その頬がばっと赤くなった)え、なっ、え…? ちょっ、桜の中でするんじゃなかったのかよ、(困惑して、責めるような口調でもなんだか弱々しく)   (2017/7/19 21:39:18)

長男ん、桜の中でもするよ。する、けど、…今、したくなったから(そういえば、へらりと相好を崩す。桜の下のファーストキスは、自分の心の中での思い出。相手はそれをもう思い出すことはないのだ。そう思えば無性に寂しさが募るけれども、相手の可愛らしい反応を見れば、愛しさの方が勝って、)へへ、チョロちゃん真っ赤なんだけど。初心だねぇ、(けらけらとからかうように言う。あの時したキスの後、確かにこんな風に真っ赤になっていたことを思い出す。あの時は自分も必死で、それどころではなかったけれど、こうして余裕をもって相手の可愛らしさを見ることが出来るなら、其れも悪くはない)ぶははwって、からかってごめん。ねぇ、チョロ松ぅ、お前、此れから俺と何したい?どこ行きたい?…全部叶えてやるよ?(そのあたまをわしゃわしゃと撫でれば、そう言ってみて、)   (2017/7/19 21:44:40)

長男((うん、死ぬに死ねない、(真顔)だって、チョロ松にも何か考えがあるみたいだし、それ見るまでは死ねない、(こくり、)   (2017/7/19 21:45:15)

三男((いや、展開によっては使うかどうかは分かんないよ?(くすくす、)   (2017/7/19 21:45:51)

長男((そうなんだ?ま、お互い好き勝手やろうぜ、その方が楽しいし、(けら、)   (2017/7/19 21:46:28)

三男((まあね、どうなるかはまだわかんないわけだし(ぐ、)   (2017/7/19 21:46:49)

長男((へへ、これからの展開超楽しみ、(むふ、)   (2017/7/19 21:55:34)

三男……初めて、じゃなかったの…(わざとちょっとだけ不機嫌そうに。やっぱり実際も何もないじゃないかと文句を言っては、それでも嬉しさが勝っていたために強くいうこともなく)…お前だって初めてだろ(初心だね、とからかう彼に、お前だって同じ穴の狢だと言い返しつつ、それに何か違和感を感じている。あまりに余裕磔磔な彼の様子は、告白してきた時のひどく必死で初心な様子とは微塵も被らない。ただ余裕そうで、ただ嬉しそうで)……え?(俺と何したい?どこ行きたい? それを全部叶えてやると言う彼に、そんなの無理でしょ、と吹き出して)…でも、ずっと一緒にいてくれたら、それでいいよ(恥ずかしそうに顔を赤くしながらしかし、そう言っては、それ以外には思いつかないよと笑った)   (2017/7/19 22:01:36)

三男((ほんとにね。兄さんも何か考えがあるみたいだし(にふ、)   (2017/7/19 22:01:57)

長男ん、初めてのキスは、桜の中。それは今でも変わんねぇよ?(きっと、この言葉の意味が相手にはわからないのだろう。意味不明なことを言っていると思われているに違いない。其れでもいいのだ。これが真実なのだから。それを知っているのはもう、自分だけだけど)へへ、俺がチョロ松以外とキスしたことあるように見える?もちろんないに決まってんじゃん、(初めてだろ、と言う台詞は誤魔化して。本当は初めてじゃないのだけれど、其れは相手も同じこと。ただ、嘘はついていない。この唇は相手以外の相手を知らないのだから)無理じゃねぇよ。チョロ松が行きたいところ、したいこと、ぜーんぶ叶えてやるのに。一緒にいるだけって、お前も本当に欲がないねぇ、(やれやれとため息をつきつつ、相手の言葉と赤くなるその初々しい様子に、思わず笑みが零れ。その手をぎゅっと握ってみては、)……どこにも行かないよ。ずーっとお前と一緒。お前から、離れないよ。(その言葉は一つの誓いのようだった)   (2017/7/19 22:06:33)

長男((いや、俺の考えなんて大したことじゃないから、期待しないで置いといてよ、(むぐ、)   (2017/7/19 22:06:53)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/19 22:13:17)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/19 22:13:33)

三男……?(初めてのキスは桜の中、チョロ松以外とキスしたことなんてない。相手の説明は、まったくもって要領を得なかった。これまでにキスをしたことがあるなら自分が覚えていないはずはないのだけれど、なんて、そう思ったけれど、これ以上聞いても自分にはわからないだけ無駄かな、と、諦めた)……ううん。これで、凄い贅沢だと、思うよ(手を握られれば自分も握り返して、嬉しそうに笑む。ありがと、と小さくこぼして、ためらいがちに腕を伸ばし、その背を抱いた)……僕も、離れないよ(明日には、全て忘れてしまう。まもなく、彼と結ばれていることも忘れてしまうのだ。そうとも知らずに、幸せそうに彼と同じように誓いの言葉を。誓いの言葉とキス。結婚式みたいだなんて思っては一人で笑って――しかし)…ね、おそ松兄さん。今日、何か変じゃない? 何かあった?(相手の態度がいつもと違う違和感を、見逃すことはできなかった)   (2017/7/19 22:19:01)

三男((そんなこと言ったら僕の考えだってね…ま、なんと言おうと楽しみにはしてるけど(ふふ、)   (2017/7/19 22:19:17)

長男お前の贅沢って、ホント質素だねぇ。俺ら、産まれた頃から一緒にいんだよ?今更離れていくわけがねーじゃん、(けらけらと笑いつつ、相手の頭をわしゃわしゃと撫でる。頭を過るのは医者からの通告。もし、相手が違和感を感じるようになれば、近くにはいない方がいいと。けれど、それは自分には耐えられないことだと思う。俺がアイツで俺達は俺。その中でも相棒と呼ぶべき相手と離れることなど想像もつかなくて、) ……あのさ、チョロ松、(何かあったかと聞かれれば、ぐっと声をつまらせる。言ってはいけない。聞いてはいけないと思いながらも、口を開けば、) ……もしさあ、俺が、お前と付き合ってること忘れたとしたら、お前はどうする?告白したこととか、キスしたこととか、……好きになったこととか忘れたら、お前はどうする?(そう、尋ねてみて、)   (2017/7/19 22:29:44)

長男((じゃ、お互い様ってことで、(にし、)   (2017/7/19 22:30:09)

三男…ふふ、そうだった(笑いながら頭を撫でられれば、嬉しそうに可笑しそうに笑った。けれど、彼とふたりでいる時間はひどく満たされていたし、充分に贅沢だと思える。何しろ、愛しい愛しい恋人なのだ。兄弟ということも恋のしがらみでなくなれば、一時的に失念してしまうこともあった)…何?(何かあったのかと問えばふと、彼は表情をこわばらせた。声がつまる。本当に何かあったのかと心配して彼の背中をそっと撫でる。その内容は、あまりに残酷で、考えたくもない内容。しかし彼がそんなことで思いつめているのかと思えば、答えないわけにも行かない。しばらく、沈黙して、考えて)……わかんない、な。お前が忘れるわけないし。でも、たぶん…その時になってもどうすればいいかわかんなくて、そのまま身を引く、と思う(ぽつり、と、一度そう答え)…でも、ただ、できるだけ一緒にいるかな。思い出してくれるまでね(一通りそう答えると、そんなこと気にしてたの、と尋ね)   (2017/7/19 22:42:57)

三男((ん、それが一番平和かな(ふふ、)   (2017/7/19 22:43:04)

長男(身を引く、と言う言葉に、どくんと心臓高鳴った。きっと、其が正解なのだろう。好きなことを忘れてしまった相手に、自分の愛は重いだろうから。しかし、) ……御免な、お兄ちゃん、それはちょっと出来そうにないわぁ、(情けなくへにゃりと笑って言えば、少し考える様子を見せて、) そんじゃあさ、……もし、其がお前だったら?……お前がもし、俺の事を好きでいてくれているってことや、キスをしたってことを忘れるとするなら、……お前は俺に、どうしてほしい?(真剣な眼差しで尋ねてみて、)   (2017/7/19 22:48:35)

長男((しかし、暑いわぁ、クーラーつけよ、(ぽちり、)   (2017/7/19 22:52:08)

三男……何言ってんの。僕が記憶喪失みたいじゃない(それは出来そうにないと笑う彼に、当事者でもないくせにと笑って。実際に自分が記憶を段々失っていることに気がつくわけがないのだ。彼が悪びれずにそう言ってのけるのも無理もない話だった。けれど、嫌に真剣な様子で考え込む相手に、何をそんなに気にしているのだろうと、気にはなった)…僕が?(立場を変えて、同じ問を投げかけられる。それも暫く考えて、しかし答えはいくらか早く出た)別に、同じような感じかな……ただ、一緒にいたいよ。お前が好きだってこと忘れても、きっとね(そう答えては、忘れるわけないけどね、と、幻のように笑った)   (2017/7/19 22:55:58)

三男((8月まで…クーラー解禁は…まだ…っ(意地張り、)   (2017/7/19 22:56:21)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、長男さんが自動退室しました。  (2017/7/19 23:12:35)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、三男さんが自動退室しました。  (2017/7/19 23:37:46)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/20 19:46:42)

長男((悪ぃチョロ松、寝落ちてたわ…(しょも、、)遅くまでいてくれたのに御免な、(手合せ、)   (2017/7/20 19:47:48)

長男((そんじゃレス返しっと、   (2017/7/20 19:47:57)

長男ああ、御免な、言い方が悪かった。もしもの話だよ、もしも。(もしも、と繰り返しつつ、相手の頭をわしゃわしゃと撫でる。きっと今も、彼は気づいていないのだろう、記憶が少しずつ失われていることに。其れでいいのだと思う。思い出が無くなるのは寂しい事だけど、自分が覚えている。なくなっていく記憶に怯えて過ごすよりは、気づかないまま、幸せな方が良い)……、わかった。そんじゃ、そうするわ。(ベッドに腰かければ、相手の肩に頭をこてりと預ける。相手がそう言うならば、傍にいようと。そのくらい簡単な事だと。――忘れるわけないけどねと笑う彼の表情は何処か儚く見えて、思わず泣きそうになったことは黙っておこうと思った。)   (2017/7/20 19:52:06)

長男((よーし、そんじゃ待機するかぁ、(座り込み、)   (2017/7/20 19:52:22)

長男((ちょいと風呂放置っと、、   (2017/7/20 21:14:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、長男さんが自動退室しました。  (2017/7/20 21:34:45)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/20 21:35:15)

長男((ただいまぁ、(ひら っと、待機すっかぁ、(ふむ、)   (2017/7/20 21:35:40)

長男((しかし、昨日はチョロ松に申し訳ねーことしたな…… 眠いなぁって思いつつスマホ弄ってたらいつの間にか寝てたわ…(むぐ、) 次から気を付けよ、(こく、)   (2017/7/20 21:42:49)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/20 21:50:41)

三男((失礼、っと(ひょい、) じゃあ返してくね(ごそ、)   (2017/7/20 21:51:22)

長男((お、いらっしゃーい、(ひら、) 昨日は寝落ち御免な、(手合わせ) ん、大人しく待機しとく、(座り、)   (2017/7/20 21:52:16)

三男わかってるよ、そんなの(もしもの話だと繰り返す彼に、そんなに繰り返さなくたってわかるよと大人しく撫でられる。勿論、彼は気づいてなどいない。覚えてなどいない。記憶がなくなっていく恐怖も、怯えて涙したことも、忘れたくない、忘れないでと互いにすがった夜も)ああ、そう。頼むね(軽くそう口に出しながら、結局彼の雰囲気が異様である理由は結局教えてもらえなかった、はぐらかされたなと思いつつ、どこか真剣な彼の顔を見て、追及するのはやはりやめておこうと思わせられた)――――4月…えーと、あ、15日。松野、チョロ松…15歳、(また数週間が経過した。チョロ松の失われた記憶はもう5年分以上になるが、彼らが得たものはゼロ。とうとう、彼は高校入学当時まで記憶を巻き戻してしまった。この頃はチョロ松も家族を見てちらと不思議そうな顔をすることもあったものの、所詮は成長期を過ぎた後の僅かな違いに関してのこと、わざわざ口には出さなかったし、その表情の微細な違いを感じ取ることができるおそ松も報告しようとはしなかった。けれど、医者は日付確認後家族らを廊下に呼び集め、そろそろリミットだと、そう告げた)   (2017/7/20 22:06:31)

三男((いや、僕だって何度もしたしね。寝落ちくらい構わないよ(ひらひら、)   (2017/7/20 22:07:01)

長男(その日付を聞いた途端、おそ松の顔が青ざめるのを皆はみた。おそ松達が付き合い始めたのは、16の誕生日。つまり、恋人としての記憶が此ですっかりと抜け落ちてしまった事になる。勇気を出しての告白、お互いに両思いだとわかって流した安堵と喜びの涙。それが全て相手の中から消えてしまったことは、覚悟はしていたとは言え、地面が揺らいで感じるほどの衝撃だった) ……悪い、ちょっと俺、席外す……(ふらりふらりと外に出ていく長男に、誰もかける言葉は見当たらなかった。)   (2017/7/20 22:16:14)

長男(ふらふらと真っ青な顔で出ていく長男を見ながら、次男は、かねてより彼から相談されていたことに考えを巡らせていた。廊下に呼び出され、そろそろタイムリミットだと告げる医師に向き直る。) ……先生、あいつを、……チョロ松を、退院させる訳には行きませんか?(ほかの兄弟を代表しての質問だった。) あいつには、大切な奴がいるんです。もしかしたら、自殺を止める手だてがあるかもしれない。(お願いします、と深く深く頭を下げた。)   (2017/7/20 22:19:14)

長男((そう言ってくれるからチョロ松だあいすき、(にひ、) 今日もチョロ松はまだ冷房つけないの?もうすぐ8月だよぉ、(ぐてぇ、)   (2017/7/20 22:20:08)

三男……?(ふらふらとおぼつかない足取りで出て行く彼を、チョロ松は追いかけることもできずに不思議そうに見つめて、どうしたんだあいつ、なんて呟く。母は、チョロ松がなんともなくて安心して力が抜けちゃったのよ、あの子本当にあんたのこと一晩中心配してたんだから、何ともなくてよかったわと不自然ながら誤魔化して、一応チョロ松は納得した)(廊下。医者はカラ松の思わぬ申し出に動揺した。何を言い出すのかと。しかし、様々な理由を挙げてチョロ松は退院できないと力説した。曰く、その人のことももう覚えていないに違いない、今でもひどく危険な状態だ、これ以上危険を重ねるわけには行かない、自殺を止める手立てならば病院の方がずっと多い、治療だってやりにくくなるに違いない、奇跡だけに頼っていても治療は成功しないのだ、などなど。一番の理由はやはり治療法が発見しづらくなるであろうこと、未知の病気を持つ患者を病院から出したくはないということにちがいなかったが)   (2017/7/20 22:31:13)

三男((わかってるってそんなの(くすくす、) 付けてないよ。扇風機もいいもんだからね…(へへ、/ぐでぇ)   (2017/7/20 22:31:38)

長男それでも、お願いします。(頭を下げつつ、カラ松は食い下がった。) アイツには考えがあるんです。(そう、自殺をさせずに、相手に寄り添うために。最初は反対したが、しかし、意思の強い兄の目を思い出す。「ごめんな、兄ちゃんもう決めちゃったから。」そう言ってへらりと笑う兄は、昔から一旦決めたら梃子でも動かない。それは、重々承知の上で、カラ松は結局頷くしかなかった。) 自殺なんて、させませんから。アイツがさせませんから。だから、お願いします。(そう言って頭を下げれば、他の兄弟達も一人一人、お願いしますと医師に頭を下げた。)   (2017/7/20 22:42:49)

長男(その頃、おそ松は病院の敷地外にあるコンビニで、煙草をふかしていた。深く吸い込めば、紫煙を吐き出す。目が潤むような気がするのは、煙草の煙のせいだと思いたかった。しかし、) ……本当に、忘れちゃったんだな、チョロ松ぅ、(兄としての矜持が、弟たちの前で弱音を吐くことは許さなかった。しかし、此処なら、……誰も見ていない此処なら、存分に弱音が吐ける) ……チョロ松、忘れちゃったんだな、俺との事、もう覚えてないんだなあ…っ、(人目も憚らず、嗚咽が漏れた)   (2017/7/20 22:46:39)

長男((熱中症も多いみたいだし、水分はしっかり取れよな、(手団扇ぱたぱた、)   (2017/7/20 22:49:32)

長男((悪い、早く続きやりたいのは山々なんだけど、お兄ちゃん明日病的に早いんだわ、(むぐ、) そろそろ寝ないと持たないから、ちょいと早いけど落ちさせて貰うな、(手合わせ、)   (2017/7/20 22:51:47)

長男((いっつも付き合ってくれてあんがと!そんじゃ、お休みぃ、(ひら)   (2017/7/20 22:52:11)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/20 22:52:16)

三男(四人の熱心な様子に、医者も心打たれないわけではなかった。それでも暫く同じような問答を続けていたが、四人の思いに押され、両親も口を出す様子がないとわかると、書類を眺めながら頭をかいて、とうとうメモを取り出して書き留めながら、他の医師と相談してみましょう、と言ってくれた。ただ、あまり期待はなさらないでください、と念はおされたが。それでも全力を持ってことに当たると約束してくれた)(チョロ松は、皆が出て行ってしまった後の病室で、ひとりベッドに横たわり、白い天井を眺めていた。何を考えるということもなく。――いくら考えても思い出せなかった。からっぽだった。空き箱、誰も乗っていない列車、新しいノート、そんなふうだった。何を思い出せないのかも、はっきりしないけれど。頭を打ったせいだろうか。歯がゆい思いをしながらしばらくそうしていると、看護師が朝食を運んできた。病院食はお世辞にも美味しいとは言えない。話に聞いていただけだったが、体が同じような薄味を覚えている気がして、ますます変な気持ちになった)   (2017/7/20 22:56:07)

三男((了解。じゃあ、また次にね。こちらこそありがとう。お休み(に、/ひらりん)   (2017/7/20 22:57:00)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/7/20 22:57:04)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/21 20:28:13)

長男((待ちに待った週末!よーし、レス返しっと、(ふんす、)   (2017/7/21 20:29:17)

長男(宜しくお願いします、と兄弟全員で頭を下げた後、次男は顔を上げた。他の兄弟に、少しチョロ松の様子を見てくる、と言い、病室へと向かう。) チョロ松、いいか?入るぞ?(ノックをし、ドアを開く。其処には、白いベッドに座る三男の姿があった。変わりないのに、と思う。こうしてみている彼は、発症前と何ら変わりはない姿だ。しかし中身は違う。中身は、高校生の彼なのだ。その残酷さにちらりと顔をしかめるも、直ぐに何時もの表情になれば、) 少し話したいんだが、いいか?(彼のベッドの脇のパイプ椅子に腰掛ける)   (2017/7/21 20:36:22)

長男((そんじゃ、待機っと、   (2017/7/21 20:36:50)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/21 20:39:58)

長男((お、いらっしゃーい、(ひらり、)   (2017/7/21 20:40:39)

三男((ん、こんばんは(ひょこ、) じゃあ早速返していくよ(ふんす、)   (2017/7/21 20:41:03)

長男((りょーかい、待機っと、(にひ)   (2017/7/21 20:45:45)

三男…あ、うん? カラ松? いいよ、何?(暇だな、高校にも入学したばかりなのにいきなり風呂で頭打って入院なんて洒落にならない。トド松じゃないんだから。高校デビューは大事だってのに変なイメージがついたらどうしてくれんだ、まったく。妙な気分を紛らそうとそんな他愛もないことを考えていると、丁寧にもノックのあとに聞こえてくる、聴き慣れたテノール。特に咎めることもなく是と答え)……? 別にいいけど。それよりいいの、学校行かなくてさ(何か改まった様子の次兄に、ちらと眉をひそめて。ひょっとして自分の怪我は思ったより大事だったりするのだろうか、と嫌な考えが頭をかすめて、いや別にそんなことは、とすぐにその考えを振り払う)   (2017/7/21 20:47:39)

長男(学校、と言う単語に、今更ながら否応なしに実感させられる。相手の中身は、今は高校生なのだと。それ以降生きてきた記憶がないのだと。自分ですらこんなにもどかしく、切なく感じるのだ。恋人の長男は何れほどまでの想いをしているのだろうか。今頃何処かで、悲しさと寂しさと悔しさに泣いているのかもしれない、と此処にはいない兄を思えばやりきれない想いになる。こうして毎日チョロ松の進行具合を聞いてはいるが、こんな風にその後におそ松が席を外したのは、初めての事だった。其れほどまでにチョロ松の答えがショックだったのだろう。) 学校はいいんだ。……それより、チョロ松に確認したいことがあってな、(チョロ松の視線を捉え、) ……おそ松に、想いは告げないのか?(自分の記憶とおそ松の態度を照らし合わせれば、きっと、今の彼の中に想いが通じあった記憶はない。そう踏んで、問いかけてみる。)   (2017/7/21 20:57:35)

長男((今更ながら、俺の名前で入室してんのにカラ松視点っていうこの矛盾、(むぐ、)   (2017/7/21 20:59:40)

三男…ふぅん?(学校はいい、と、そう言う彼にどこかしら違和を感じた。心配してくれるのはいいけど、それで学校行かないはよくないよ、と続けるところだが、なんだか、そんな雰囲気ではない、と思って、その言葉を引っ込めた)……は、え?(突拍子もない話題だった。確かに、中学の頃に自分の思いに気づいてやりきれなくて泣いていたところを彼に見つかって、全て白状させられたことはあったし、常日頃から彼は色々と気にかけていてくれたようだが、それにしたってこのタイミングでその話を出す意味がわからない)   (2017/7/21 21:10:32)

三男何、いきなり…散々言ったでしょ。男同士だよ? それに兄弟じゃんか。受け入れてくれるわけ無いでしょ、お前が兄弟の誰かに好きになられてみろよ。気持ち悪いだろ…告白、してさ。突き放されるには距離が近すぎんだよ……(苦々しい表情。切なげな色もいくらか混じって、いつしか声は今にも泣き出しそうに震えだす。彼は、まだ、おそ松と恋人関係になることを知らないのだ)…だからさ、わかるでしょ。わかってくれるんなら、出さないでよ、こんな話題、さぁ…(油断していると、本当に涙が溢れそうだった。慌ててベッドに横になり、布団をかぶる。布団の下からくぐもった声で、お願いだから、と告げた)   (2017/7/21 21:10:41)

三男((稀によくあるからしょうがないでしょ(すっとぼけ、)   (2017/7/21 21:10:53)

長男(もし、受け入れてもらえるならどうする?あいつは受け入れる。お前の事が、好きだからだ。そう言ってしまいたい衝動に駆られるも、済んでのところで口を閉ざす。此を自分が言ってはいけない。お互いの思いを通わせるのは、当事者二人以外であってはならないのだ。だから、口を閉ざす代わりに、布団を被った相手の頭があるだろう場所を、ぽんぽんと優しく撫でてみて、) …すまない、変な話をしたな、brother、(だから泣かないで、顔を見せてくれ、)   (2017/7/21 21:16:46)

長男((途中送信…(むぐ、)   (2017/7/21 21:17:00)

長男(だから泣かないで、顔を見せてくれと相手を優しく撫でる。その仕草は、チョロ松の記憶に残った高校生の次男より、落ち着いて大人びたものだった。)   (2017/7/21 21:17:54)

長男((稀によくあるってその言葉も矛盾だな、(けら、)   (2017/7/21 21:23:37)

三男……ほんとだよ、まったく(そう、布団の中からまた小さく相槌を打った。涙を必死に抑えて、シーツで顔を覆って。頭を撫でてくれる感触。…あれ。一体、彼は本当にうちの次男なのか。カラ松なのだろうか。しっとりとした落ち着きと大人気を備えて、やはり違和感を感じた。すこしだけシーツを退けて、ちらりと横目に彼を捉える。中学の頃から色分けがされて各自に与えられたパーカーを着て、柔和な表情をしている彼は、なにもおかしいところがないはずなのに、そこをはっきりと指摘できない。絵全体が歪んでいるように見えるだけなのだ。しかし特に口に出すこともなく、また視線を逸らした)   (2017/7/21 21:31:26)

三男((あ、バレちゃったか(てへへ、)   (2017/7/21 21:31:35)

長男(相手の視線に気付きつつも、何ともないような表情を崩さないのは、演劇部で培って来た演技力のなせる技だった。しかし、内心は寂しさと悲しみに満ちていた。そろそろ、年齢に違和感を感じ始める頃、その頃がタイムリミットだという医師の言葉を思い出す。タイムリミットが過ぎれば、もうこうしてお互いに話すことも、そして、会うことさえままならないのだ。)……チョロ松、お前は、真面目で頑張り屋で、俺の自慢の弟だ。俺は、お前が弟で良かったと思う。(本心だった。偽りないこの言葉を、きっと彼は明日には忘れているだろう。それでも、伝えずにはいられなかった。)それとな、おそ松だが、あいつはお前がどんな人間でどんな感情を抱いてようと、離れてはいかないと思うぞ。だってお前達は、相棒、だからな。(そう言えば、にっと笑って見せる。それにあいては構われたがりの愛されたがりだ、とくすりと笑って付け加えて、)   (2017/7/21 21:38:27)

長男((チョロ松、言葉遊び上手いな、(ほう、) そして誤字……最後の文の「あいては」じゃなくて、「あいつは」な、(しょも、)   (2017/7/21 21:40:18)

三男……は、(唐突に自分のことを褒め出す彼に、やはり今日の彼はどこかしらおかしいようだと思った。頭を打ったからそう感じるのか、それとも入院なんてそこそこ大事になってしまった自分を心配してのことだろうか。ガラじゃない、というわけでもない。彼は彼で兄弟中誰よりも兄弟、とりわけ弟を擁護し守る方向に動いている。イタい行動や言動は別として、だが。だから、わからないのだ)……、(慰めてフォローしてくれる彼の優しさが染みて、だがそれで相手に思いを告げる勇気ができるはずもなく、どうすればいいのかわからなくて、だからこそできないんだ、カラっぽなお前にはわからないよと憎まれ口を叩いた)   (2017/7/21 21:48:55)

三男(――夕方。家に帰る前に家族らは担当医に呼び出される。件の退院について、緊急に会議を開いたと、その結果を伝えたいということだった。曰く、退院させることはできないと満場一致だった。未知の奇病に対し、危険に不確実性の高い手段を持ち込むなど危険極まると。しかし今の医学は患者やその家族の意向が尊重されることも多い。何かできることはないだろうかと話し合った末、一週間に一度、日を決めて、その日の様子を見て一日ずつ家に帰したらどうかと結論が出た。無論、これ以上の妥協はできないと、医者は念を押した)   (2017/7/21 21:49:14)

三男((こういうのは嫌いじゃないしね(肩すくめ、) あ、了解ね。言わなきゃわかんないのに(くすくす、)   (2017/7/21 21:49:54)

長男そうだな、俺はお前とは違って空っぽだ。だが、空っぽで、端から見ているからこそ解ることもあるんだぜ?(最後には銃に真似た人差し指を相手に向け、ばん、と格好つけてみる。と同時に、病室の扉がノックされた。返事を待つより先に、ドアを開けて入ってきたのはおそ松だった。何時ものようにへらへらとした笑みで、しかしその目尻は泣いた後の為か微かに赤らんでいた。「 チョロ松ぅ、兄ちゃんいなくて寂しかっただろー、」と何時ものように軽口を叩く。次男に二人にしてくれと視線で頼めば、其を察してくれたのだろう、「其じゃ俺は、カラ松girlを探しに行ってくるぜ、」と次男は病室から出ていった) ……カラ松と、何のお話だったの?(次男が去った後の病室で、ベッドの脇に腰掛け、こてりと首をかしげて尋ねてみて、)   (2017/7/21 21:58:20)

長男(医師から告げられた話は、納得できるものではなかったが、念を押されては返す言葉もなかった。難しい病気、それを救うために尽力してもらっていることはわかっている。) ……家には、チョロ松は連れて帰りません。月日の差を違和感で捉える可能性がありますから。(そうカラ松は答えた。あいつの帰るところとして、アパートを借りています、と。そして、) 本当ならば、退院させたいところですが、先生方がそう仰るなら仕方ありません。その代わり、此方は此方のーーあいつのやり方で、チョロ松に寄り添います。 (それに関しては、口出ししないで下さい。そう言って、頭を下げた。)   (2017/7/21 22:02:56)

長男((や、何かあの誤字は気になったから…(むぐ、) チョロ松、今回の話も保存してんの?(こてり、)   (2017/7/21 22:04:00)

三男(ノックの音。そのくせ声もかけずに入ってくるのは長兄。さっきの今で彼に来られては、妙な気分になってしまう。けれど、中学から想いを秘めてきたのだ、今回もバレない、表情には出ていないという自信はあった。そうこうしているうちにカラ松が相変わらずの態度で部屋から出ていく。いや、こんな時間に学生が外うろついてたら補導されるよ、と突っ込みたかったが、そんな気にもならないのも確かだった)…いや、別に。やたら彼奴が心配してたから、別に大したことないよって言ってただけ(ベッドの上に横になったまま、相手には、適当にごまかした。彼に話すことではなかった)(医師はカラ松の答えに、神妙な顔をして一応頷いた。あまりに危険だと判断されればその限りではないが、とにかく、何かあれば病院を頼るようにとだけ返事をし、席を外した)   (2017/7/21 22:10:20)

三男((うん? してるけど、どうしたの?(こて、)   (2017/7/21 22:10:33)

長男(ベッドの脇に腰掛け、相手の答えにそっかと答えたきり、おそ松は黙った。たっぷり、二、三分黙った後、ちらりとチョロ松の方を見る。) ……あのさあ、俺、今こんな事聞くの、卑怯だってわかってる。汚いし、ルール違反だってわかってる。(でも、聞かせて欲しいことがあるんだ、と何時になく真剣な眼差しで、おそ松はチョロ松を見た。)……お前さ、好きな奴、いる?(頼むから、頼むから、正直に答えてほしい。そう思って、逃がすまいとするように相手の目を見つめる。その手を、ぐっと力強く握った。)   (2017/7/21 22:16:50)

長男((いや、自分が書いた文章が、誰かの所に残るって何か嬉しいなと思ってさ、(にひ、) 勿論このルームを消さない限りはネット上には残るわけだけど 、誰かの手元に、自分も作るのに手を貸した作品が残るって、何か良いなぁって、(へへ、)   (2017/7/21 22:18:34)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、三男さんが自動退室しました。  (2017/7/21 22:31:00)

長男((チョロ松お疲れー、(ひらり、) 寝ちまったかな?(こてり、)   (2017/7/21 22:34:36)

長男((暫く待ってみてから落ちようかな、(ふむ、)   (2017/7/21 22:35:13)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、長男さんが自動退室しました。  (2017/7/22 00:08:15)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/22 05:35:05)

三男((うん、寝落ち早すぎない…?(絶望) あー、とりあえず返しだけ打ったから返すよ(ひら、)   (2017/7/22 05:36:04)

三男……? …何、それ(散々沈黙したあとに、おそ松が口にした言葉はなんだか不可解だった。今日はなんだか、みんなが不自然だ。何年もいっしょに過ごしてきた、一心同体の六つ子だ、わからないわけがない。でも、どうしてもそれを口に出すことははばかられる。いったい、ここは本当に現実なのだろうか?)……好きな人?(この問にしてもあまりに唐突だった。だが、先ほどのカラ松の問と若干重なる部分もあれば、そこまで目に見えて動揺せずに、ただ、少しだけ答えに窮して)…別に? てか僕らずっとトト子ちゃん一筋でしょ、何今更……(そう、いともさりげなく答えることができた。強く握られる手も、無視して)   (2017/7/22 05:36:32)

三男((なるほどね、考えてみたらすごいよね。それだけじゃなくてほぼ刹那的な関係なチャットでのログだなんて。そう思ってくれて嬉しいよ(くすくす、) とりあえず、寝ちゃってごめんね。今日は会えたら遅くまで居られると思うよ。明日休みだし(ふふ、)じゃあ、また(ひらり、)   (2017/7/22 05:39:56)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/7/22 05:40:00)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/22 16:15:47)

長男((チョロ松、朝早いねー、(けら、) 睡眠欲はしゃーない、誰も勝てねぇから大丈夫、(こく、) じゃあ今夜は期待しとくな、(にやりん、)   (2017/7/22 16:17:15)

長男うん。トト子ちゃんは勿論可愛いけど、俺ねぇ、別に好きな奴がいんの。(からりと、何でもないことのように、言葉を紡ぐ)   (2017/7/22 16:18:28)

長男正直、今、色々知った後でこんなこと言うのは卑怯だってわかってる。でも、聞いて?(相手の反応を見つつ、続ける。昔は、自分がおかしいのだと思っていた。兄弟で、しかも男にそんな感情を抱くなんて。自分の気持ちだけで精一杯で、相手の気持ちにも気付かなかった。しかし、相手の気持ちが解り切っている今、それを踏まえて相手の反応を見れば、何て分かりやすいんだろうと思う。不自然に合わせられない目、少し強張った肩、やや硬い声。そう言えば、両思いになる前、末っ子に言われたなあ何て思い出す。ーー「兄さん達って、相棒で、お互いをわかりきってるくせに変なところで鈍感だよね」……あの時末っ子は全てを見透かしてしたのだ。流石人心掌握術の達人。いや、もしかしたら、他の兄弟達だって。) ……俺の好きな奴はねぇ、意固地で、生真面目で、でもやっぱり屑で、常識に捕らわれて動けなくなってんだよねえ。(相手の気持ちを知った上で話すのは卑怯だろう。でも、忘れていくお前に、此だけは許してほしい。) そーんな、不器用で、可愛くて仕方のない相棒を、俺は愛しちゃってんだけど、どう思う?(最後に、此の気持ちを伝えることくらいは、許して欲しい。)   (2017/7/22 16:25:59)

長男((よっしゃ、そんじゃ、また夜にな、(ひらり)   (2017/7/22 16:27:12)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/22 16:27:15)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/22 19:52:12)

長男((ほんじゃ、待機っと、   (2017/7/22 19:52:27)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/22 21:03:46)

三男((こんばんは(ひょこ、) 今日もお邪魔ね。じゃあ早速書いてくよ(ごそ、)   (2017/7/22 21:04:29)

長男((いらっしゃーい、待ってたよん、(にひ、) そんじゃ、待機しとくわ、(ごろん、)   (2017/7/22 21:05:12)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/22 21:12:11)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/22 21:12:14)

長男((しっかし、確かに刹那的な関係のチャットでよくこんなに続いてるよなぁ、しかも五作目、(ほう、)お前には感謝感謝、(手合せ)   (2017/7/22 21:13:54)

三男……、(他に好きな奴がいんの。そう話す長男に、チョロ松は耳を傾けない訳にはいかなかった。卑怯だけれど、なんて前置きも気にならなかった。ありえない可能性でも、たった一つの望みをつないで。握られた手の力も、無意識に僅かに強まって。遠まわしに自分を拒絶するのか、それとも、それとも受け入れてくれるのか、その余地があるのか。おそ松が思うように、チョロ松はひどくわかりやすい反応をしてしまっている。興味なさそうに、しかし内心はひどく期待してしまっているのがどうしてもわかってしまう。だが、それは逆にしてもほぼ同じ話だった。当時、互いに近くにいながら気付かず諦めていたのがやはり不思議なくらいであった。――聞き進めていくうち、チョロ松の期待半ば諦め半ばという内心に、光が差した。それってまさか、と心の中で呟く。いや、自分でないのだ、自分のことであるもんかと自制する心もあったにはあったが、今の彼にはものの数ではなかった)   (2017/7/22 21:15:59)

三男……!(相棒、という単語が挟まれた。もはや疑う余地はなかった。そこで初めてチョロ松は顔を上げ、おそ松の顔を見た)…兄さん…?(その頬は赤く、その目は潤んで、不用意にものを言えば涙がこぼれてしまいそうだった。それでも、答えには足る反応なのだろう)   (2017/7/22 21:16:06)

三男((   (2017/7/22 21:16:07)

三男((そうだね、こういうのってどっちかが通わなくなると成立しないもの。此方こそ感謝だよ。ま、良ければこれからもね、よろしくしてくれたら嬉しいな(ふふ、)   (2017/7/22 21:17:12)

長男――ッ、ああ、お前、その反応は反則だわ、(頬を染めて、涙の膜が張ったその目に、おそ松は見覚えがあった。数年前、高校1年の時、初めて思いを通わせたその日。彼は今と全く同じ反応をしていた。其れと共に脳裏に鮮やかに甦るのは、今までの数々の思い出。桜の花の下、卒業式の日に重ね合った唇。夏祭りの中、囃し立てられないように他の兄弟に見つからないようにとわざと2人ではぐれ、そこで繋いだ汗ばんだ手。秋晴れの空の下、デートと称して散々遊びつくした遊園地。雪がちらつく中、二人で一つを分け合った白い湯気の立つ肉まん。そんな他愛もない事、一つ一つ、しかしおそ松にとっては何より大切なことが、今の相手の記憶にはもうないのだ。それが、無性に悲しくて、ぼろりと目から涙がこぼれた)っ、ごめ、こんなつもりじゃ、泣くつもりじゃなかったんだ、(言い訳じみている、と思いつつも、ごしごしと目を服の袖で拭う。しかし、一旦零れたものはおさまってはくれなくて。)ごめ、ごめん、お前の前で泣くのは、駄目だって、泣かないって、決めてたのに…(其れなのに、涙がこぼれて仕方なかった)   (2017/7/22 21:24:16)

長男((こっちこそ此れからも通ってくれたら嬉しいわ、(にひ、)なかなかねぇよなぁ、こんなに続くことって。そうやって出来た物語って、貴重だよな、なーんて、(へへ)   (2017/7/22 21:26:03)

三男(おそ松がいくら恋人としての昔を思い出して回想して、彼の今とこれからを思って涙を流したところで、チョロ松の中の時計は巻きもどるばかりなのだが、それでもチョロ松にも感じるものはあった。相手の目から流れる涙、その内に全てが込められていたのである。今のチョロ松の頭の中には勿論、彼と恋人として過ごした数年は、無い。けれど、彼を好きな気持ちまで忘れてはいなかったし、涙を流す彼を見ては、黙ってもいられないのである。自分も涙をこぼしながら)……、ごめんね、(そう、思わずつぶやいた。自分ではっとする。なにがごめんなのかは自分にもわからなかった。ただ、手を伸ばしてそっと涙を拭ってやっては)   (2017/7/22 21:36:07)

三男((そうだね、僕って気に入った部屋にはほんとに通うからなあ…ログはきちんと取ってるし、そんな貴重な物語もちゃんと記録してるよ(ふふ、)   (2017/7/22 21:37:42)

長男お前…其れは駄目だわ…そんな優しくされると、お兄ちゃんの涙腺崩壊しちゃうじゃん…(そっと涙を拭われるものの、涙はますます溢れるばかり。相手の優しさが儚くて、切なくて、其れでもやっぱり嬉しくて。ボロボロとなけば、相手もその瞳から涙を流すのを見て、)ふは、何でお前まで泣いてんの、(涙と鼻水に塗れたまま、不格好に噴き出して笑い、)……御免なぁ、チョロ松。お前の前では泣かないって決めてたんだけど、今日は駄目だわ…これからは泣かないから…ちゃんと笑うから、(だから今だけは、今日だけは、泣くのを許してと相手の肩に顔を埋めた。)   (2017/7/22 21:39:52)

長男((そうやって形に残るってのも、感慨深い…(ほう、) そんじゃ、益々チョロ松が通いたくなってくれるように、頑張んねーとだな、(ふんす、)   (2017/7/22 21:40:41)

三男……僕の前でも泣けないって言うの、(これからは泣かない。ちゃんと笑う。そんな馬鹿な事を言いながら肩に顔を埋める彼をその上から抱きしめながら、そう、声を震わせる。泣かないで、とは言わない。元来弱いところを見せるのをよしとしないおそ松を、チョロ松は心配することもあった。無理しがちなのだ。常に彼のそばにつくようになったのはそれが理由の一つでもあったのだが、自分が「弟」である以上はどうしようもないことだった。でも、いまなら)…おそ松、そんな無理、しないで。逆に心配になるんだよ……(哀しみの感情以外に関しては感情表現が豊かである彼は、ほかの兄弟にはわからずとも、チョロ松にはそれを隠そうとするほころびは簡単に見て取れるのだ。そっと背中に回した手でとん、とん、と一定のペースで彼を撫で付けては、その愛しさに思わず口をへの字にした)   (2017/7/22 21:47:38)

三男((うん? そんなのもう十分だってば(くすくす、)   (2017/7/22 21:47:53)

長男俺は、お兄ちゃんだから。…だからやっぱり、弟たちの前では泣けねえよ。俺は長男様だかんね、(冗談めいた言葉ではあったが、声は涙に震えていた。泣かない、泣けない。今は尚更、泣いては相手が不安に思う、不審に思う。だからこそ、気丈にしていなければ。でも、)……チョロ松がさぁ、そんな優しいから、お兄ちゃんの涙止まんないじゃん、(どーしてくれんの、と鼻をすすりながら問う声は、長男の威厳もないほどに弱弱しくて。しかしそれは逆に言えば、完全に相手に弱さをさらけ出しているという事で)…じゃあ、今日は。今日だけは泣いてもいい事にするから、チョロ松も一緒に泣いてよ。そしたら俺、楽になるから。元気が出るから。(だからお願いと相手の背に腕を回して、強く強く抱きしめる。この一瞬が永遠であるようにと、願うかのように、)   (2017/7/22 21:54:09)

長男((ま、頑張るって言っても、結局言い換えれば好き勝手させてもらうよってことなんだけどな、(けら、)   (2017/7/22 21:55:56)

三男…止まんなくていいよ(ここまで弱々しい彼の声は、彼の記憶では初めてだった。けれど、それはかえって安心感を刺激したのである。惑うことも、不安に思うこともない。辛い時、苦しい時には泣いていいんだよ、と。彼だけがそんな簡単なこともできずに、大人になっていくのだろうか? そう思う方が、自分にとっては辛かった)……わかった(彼の泣き顔を見て、チョロ松ももはや限界だった。互いに抱き合って、涙を流し合う。――ああ、この瞬間も転がっていくの。留めておきたい。千年も万年もこのまま、時を固めてしまいたい。進んでいくおそ松にしても、戻っていくチョロ松にしても、思いは一つに交わるだろう)   (2017/7/22 22:00:49)

三男((ん、それがいいよ(ふふ、/ぽん)   (2017/7/22 22:00:59)

長男チョロ松……あんがと、(小さく消え入るような声で言ったその言葉が、彼の耳に届いたかどうかはわからない。届いていたとしても、すぐに記憶から消えてしまうだろう。其れでも良かった。たとえ記憶から消えたとしても、今この瞬間は確かに存在するもので、自分の記憶にはとどめて置けるものだから。だから、強く、強く抱きしめて、嗚咽を漏らして、涙を零して。暫くともに泣いた後、そのまま、互いに寄り添いあうようにして眠った。おそ松の夢の中では、愛しい彼がはにかんだように笑いかける。拗ねたように口をへの字にする。照れたように頬を紅潮させる。とても愛しく、幸せな夢だった――)   (2017/7/22 22:04:24)

長男((へへ、チョロ松と話してると何か安心するわ、(ふへ、)   (2017/7/22 22:07:47)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、三男さんが自動退室しました。  (2017/7/22 22:21:10)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/22 22:21:16)

三男……ううん、(消え入るような言葉。チョロ松はそれでも満足だった。彼が、自分にすがってくれている。その事実は貴重で、だがそれ以上に、彼が自分を好いていてくれて、それが何より嬉しくて。大好きだと、同じように声には出さず、吐息に乗せて、そっと囁いた)(――それから。かねてよりの計画が実行されることになった。外の季節を不自然に感じぬよう、一ヶ月ほどの猶予を経て、記憶と実際の季節が一致し、とうとうチョロ松が日の暮れまで外に出られることになった。勿論、様子がおかしくなったらすぐに病院に連れて戻るように、と散々釘を刺されたが。チョロ松の記憶の中では、中学三年の冬の入りのことである)   (2017/7/22 22:21:24)

三男((そう? そう思ってくれるなら嬉しい限り(ふふ、) / 間の悪いことこの上ない…(はふ、)   (2017/7/22 22:21:56)

長男(外出のその日。迎えに来たのはおそ松だった。何時ものように赤いパーカーを着た彼は、こんこんと病室のドアをノックすると返事も待たずに開けて、へらりとした笑みを向ける)よぉ、チョロ松ぅ。迎えに来たよォ、(にししと悪戯っぽい笑みを浮かべれば、荷物はこんだけでいいんだよな、てか風呂場で転ぶとかお前間抜けすぎぃ、と軽口を叩きつつも相手の荷物をもつ気遣いを見せる。そう言う彼の姿は、口調は記憶の中のおそ松そのままだったが、姿はもう20歳過ぎ。中3のチョロ松の記憶の中にある長男よりも、声は低く、背は高く、肩幅は広い。その違いは、明らかだった。)   (2017/7/22 22:28:27)

長男((無言退室あるある、俺もよくあるから気にすんな、(ぽん、)   (2017/7/22 22:28:51)

三男(それからしばらく、家族は起き抜けのチョロ松のそばにいることは許されなかった。目覚めた彼の日付の記録をとり、問題がないかと検討してから、ようやく皆は彼に会えるのである。その日もそうだった)…ああ、おそ松、…?(チョロ松を迎えに来たのは、確かにおそ松、のはずだった。けれど、チョロ松にとってのきのうの彼とは少しのずれがあった。声が低い。同じ目線の高さであれば気づかねど、背も高くて、違和感を感じた。病院に運び込まれるような怪我を負った後でそれをからかいまぜっかえす様は、記憶に違わないのだが。何度もそんな思いをしたのだが、覚えていないのだから仕方がない)…あ、ありがと(そんなことを思っているうちに、彼が荷物を持ってくれて、ふとわれに返って、行こうか、と、彼の隣についた)   (2017/7/22 22:45:53)

三男((んん、でも書き込もうとした瞬間に、ってちょっといらっとこない?(むぐ、)   (2017/7/22 22:46:10)

長男ああ、俺、今すげぇイケメンに育ってるでしょ?(相手が違和感を感じ取ったのを見て取ったように、おそ松はにかりと笑って、さらりと言い当てて見せた)外出先に付いたら説明すんね、(そう言えば、相手の荷物を軽々と持ってタクシーを拾い、行き先を告げる。ついた場所は、小さなアパートだった)我が家さぁ、今、松代の親戚が遊びに来てて騒がしーの。だから、今日はここでのんびりな?(そう言えば、アパートの一室に上がり込む。その部屋には、鏡は一枚たりとも無かった。チョロ松が自分の姿を見て、病気に気付かないようにとの配慮だった。)てか、病院の先生も厳しいよなぁ、頭打ったくらいでもう一泊入院とかさぁ、(そう言って唇を尖らせる。上を向きつつ話しているせいか、目立つ喉仏は、おそらく今のチョロ松の記憶にはないだろう者だった。)   (2017/7/22 22:52:18)

長男((確かにそれはある‥(こく) と、俺風呂入ってくるわ、ゆっくり書いといてな、(ひら、)   (2017/7/22 22:52:52)

三男……は?(心底呆れたように、自称イケメンを見つめる。違和感は感じていたものの、その彼の言葉で気にするのもバカらしくなってしまった。彼が先に立って歩き、タクシーを拾って着いた先は、見たことのない小さなアパート。彼の説明を若干不審には思いながらも、いつも騒がしいけどね、と受け流しつつ素直に頷いた)……ああ、一応、打ったの頭だし。気を失ってたわけだし…なんかあったら嫌だろ?(病院も厳しい、と口を尖らせる彼をなだめようと彼の方を向けば、その喉に喉仏があるのを見とがめて。…昨日まで、こんなものあったっけ)ところでさ…おそ松、風邪でも引いた?   (2017/7/22 23:06:59)

三男((ん、行ってらっしゃい(ひら、)   (2017/7/22 23:07:09)

長男風邪?何で?あ、声が低いって思ったんだろ、(けらりと笑う表情はいつもの彼のものだが、その顔付きはチョロ松の記憶の中の物より精悍で大人びているように見えるだろう。げらげらという品のない笑い方も、調子は同じなのにやや低温がかっていて)実はねぇ~、デカパンに「成長薬」っての作ってもらったんだな、これが(にししと笑いつつ、種明かしなと笑いながら、近所にすむ風変わりな博士の名前を出して見せた。)俺さぁ、成長するとこんな風になるんだってさ、イケメンだろ?(ふふんと得意げに言って見せた)   (2017/7/22 23:12:05)

長男((只今ぁ…風呂ですら暑いっていう…(ぐで、)   (2017/7/22 23:12:22)

三男はぁ?(幼い頃から何かと世話を焼いてくれた、しかし色々と謎な科学者であるデカパンの名前を出されると、妙に納得してしまう。幼い頃は彼に作れないものはない、魔法みたいだと感心したものだったが、今でもそれは変わらない。望みの薬も頼めば時間はかかるかもしれないが、忘れた頃に作ってくれる。――破壊された記憶を再生産する薬は、流石にできないようだが。はたまた実験台のバイトか。ため息をついて)のんきなもんだよ、ほんと。生憎同じ顔をイケメン呼ばわりする趣味はないからね。カラ松にでもおなじこと言ってみれば?(心底呆れたふうに、じとり、と彼を見て。しかし違和感が解消されたのは間違いなかった)   (2017/7/22 23:24:50)

三男((この季節だからね(ぽんぽん、)   (2017/7/22 23:25:08)

長男ひっでぇ!俺すっげぇイケメンになったっていうのに冷たくない?(およよとウソ泣きをしつつも、次の瞬間にはけろりとした顔で、)ま、でも此れだとお前が慣れないかもしんないから、解毒薬飲むことにするわ。(そう言って戸棚から大事そうに取り出したのは、瓶に入った薬。それを数粒取り出して、水と共にごくんと飲みこめば――)さぁて、これでいつも通り!(少し背が縮み、声が若干高くなった彼は、チョロ松の記憶の中のおそ松そのままだった)   (2017/7/22 23:28:12)

長男(――嘘だった。おそ松が飲んだものは、解毒薬などではない。数日前、近所にあるデカパン博士の元を訪れ、博士に頭を下げて作ってほしいと頼んだものだった。「記憶はそのままに、年齢が若返る薬が欲しい」と。無茶をいうおそ松に顔をしかめた博士だったが、事情を説明し、他の兄弟達と必死に頭を下げることで、何とか了承してもらえた。其処でもらったのが、今おそ松が飲んだ、「若返り薬」である。しかし、――「其れは危険な薬ダス」。そう、博士は念押しをした。「一粒飲めば、今の記憶はそのままに、半年若返ることが出来るダス。但し、一旦若返れば、二度と年を取ることは出来ないダス。皆と同じように年も取れず、その年齢のまま、止まってしまう薬ダス」と。その説明を聞いて、兄弟は一斉におそ松の方を見た。特にカラ松は、反対しそうな勢いだった。それに対しおそ松は、何時ものようにへらりとした笑みを浮かべ、しかし有無を言わさぬ口調で、告げたのだ。「それでもいいよ。――俺は、どうなってでも、少しでも長くアイツの傍に居たいんだ」)   (2017/7/22 23:28:39)

長男さて、チョロ松、今日も一緒に遊ぼうぜ!(そう言っておそ松は笑う。チョロ松の記憶の中にある、15歳の姿で。)   (2017/7/22 23:29:36)

長男((まぁ、冬よかマシかな。冬は布団から出るのマジつれーし、(ふむ、)   (2017/7/22 23:30:05)

三男ん、そうしてそうして(チョロ松の見ている前でおそ松の背が縮み、声が少しだけ高くなる。授業の教育用ビデオで見た、植物の成長の早送りを巻き戻してみている様な不可思議な感覚。いったいあの博士はどんな仕組みであんな薬を作れるのかと目を細めた。その頃、兄弟たちは若返り薬を飲んでいるであろうおそ松を想像して、デカパンにどうにか元に戻す方法はないか、そんな薬をまた作れないかと相談しに行っているところなのだが、彼の知るところではないので割愛)…ふ、ばーか、受験も近いだろ? 流石に高校も行けねーのは勘弁だから(遊ぼうぜと笑いかけてくる彼にデコピンをかましつつ、くすくすと笑った)   (2017/7/22 23:43:46)

三男((そう? 僕としては冬のほうがましかな(ふむ、) いや、ホント暑がりでさ…()   (2017/7/22 23:44:13)

長男(デコピンをしつつ笑う彼を見れば、此方も少し笑みが零れる。中学と言えば、お互いにまだ尻の青い悪ガキだった頃だ。懐かしいななんて目を細めつつ、)受験かぁ、(少し遠い目をして、昔の事を思い出す。そういえばそんな事をあったなと思う程昔の事だが、今、相手にとってはそれが今現在なのだ。姿は同じでも、隔たりを感じるのは少し寂しくて)いーじゃん。どうせ勉強道具は家なんだし!漫画でも読まねぇ?(ごろりと寝転べば、あの頃はやった漫画は何だったっけと思い出しつつ買って来たタイトルをいくつか差し出す)   (2017/7/22 23:49:00)

長男((暑がりなのにまだクーラー我慢してんの?死んじゃうよ?(心配げ、)   (2017/7/22 23:49:33)

三男(高校以降の彼は、真面目と常識と規律を意識し始めた未来の彼はまだ善良であるものの、まだそれを気にもとめない中学時代の末期の彼は、まだ六つに組んで悪さを働いていたころの気質が抜けきっていない。勉強道具は家だし、という彼に、今の彼にはほぼありえない、いたずらっぽい少年のような笑みを浮かべては、まあそうだけどな、と相槌を打った)んー、ありがと(数冊の漫画を受け取る。これは持ってきて勉強道具を持ってこないなんて彼らしいなと密かに笑いながら。しかしそれは時間を潰すには充分で、互いに漫画で日を暮らすことになった)   (2017/7/23 00:01:08)

三男((もうちょっとで8月だしね。扇風機も悪くないし、大丈夫大丈夫(※フラグ)   (2017/7/23 00:01:28)

長男(ゴロゴロと寝返りを打ちつつ漫画を読んでみては、相手の様子を横目で窺う。とりあえず、今の所此方を疑うそぶりはない。良かった、と胸をなでおろすと同時に、ポケットに入った携帯に連絡が入る。次男からだった。「大丈夫か?」という短文での問いかけに、少し胸が締め付けられる。中3まで巻き戻されたチョロ松の記憶の中の彼らと現在の彼らは、隔たりがある。チョロ松が大人のおそ松に違和感を持ったように、他の兄弟にも今では違和感を感じてしまう。おそ松だけならばこうしてデカパンという言い訳を遣う事も出来たが、其れが他の5人もとなると難しい所で。――カラ松以下4人の兄弟は、チョロ松野病気の進行と精神の安定のため、もう共に育ってきた三男には会わないと、心に決めていたのだ。)チョロ松ぅ、はい、チーズ!(何の脈絡もなしに、おそ松は自分とチョロ松を写メに撮った。カシャリというシャッター音が響く。何となく撮ってみたかっただけ、と言いつつ、其れをラインで転送しておいた。すぐに既読が付き、様々な感想が述べられる。それを見て、おそ松は頬を緩める。大丈夫だよ、うまくやってっから。そう、会えない兄弟たちに伝えたかった。)   (2017/7/23 00:08:22)

長男――ところでさぁ、チョロ松って、今好きな子とかいんの?(そう尋ねたのは、写メを送ってまた暫く漫画を読んだ後の事。何気なく尋ねてはいるが、ずっと聞きたかった質問だった。つまり、相手はまだ自分の事を好きかどうか、――それを確かめたかったのだ)   (2017/7/23 00:09:50)

長男((ニュースでは熱中症の搬送患者数えげつねぇことになってっからね?(不安げ、)   (2017/7/23 00:10:27)

三男んえ、ちょっ…!(いきなり響いた掛け声とシャッター音に戸惑い、何撮ってんだよぉ、と少し不満げ。勿論彼にはほかの兄弟たちの内心も葛藤も、知ることはない。病気のことも未来の記憶も全て失っているのだから当然なのだが、それがまた兄弟たちを悩ませているのは事実だった。このまま緩やかに若返っていく彼は、やがて一人になってしまうはずだった。だがそこにおそ松が道連れになるのだと、しかし自覚はせずに)…は、え、(ふと尋ねられた、いかにも思春期な話題。しかし、やはり今の彼には重い意味を持った問だった。そんなうろたえる声を一瞬上げたあと、ちらと視線を彷徨わせて寝返りを一つ。漫画で顔を隠すようにしながら、別にいねーよ、とぞんざいに答えた)   (2017/7/23 00:27:00)

三男((平気平気、熱中症で倒れたことないから(手はた、/※フラグ)   (2017/7/23 00:27:29)

長男へへっ、他の松達に、お兄ちゃんたちはお前たちが受験勉強してる間にこーんな優雅な日常をおくってんだよぉって、自慢!(へへ、と鼻の下を擦りつつ笑いながら、其れでも長男として、他の弟たちの心中が察せられた。もう二度と話すことがないかもしれない6分の1を、只見守るしかない不甲斐なさに、拳を握りしめている事だろう。だから、せめて兄として、長男として、悔しがったり悲しむ必要はないのだと、独りでチョロ松をいかせたりはしないのだと、そう安心させるように、自分たちの事はきちんと連絡しようと心に決めていた。)何だよォ、お兄ちゃんには話せない話ぃ?(そう言えば、顔を隠す漫画をひょいと取り上げる。その顔を覗き込んでニッと笑い、)お兄ちゃんと恋バナしよーぜ、(なんて軽く誘ってみて、)。   (2017/7/23 00:32:25)

長男((さっきからチョロ松フラグたてすぎぃ!(びし、)   (2017/7/23 00:36:15)

三男ばーか(自慢してやるんだとくつくつ笑う彼に、一応正しいのはあいつらの方だからな、なんて建前ではそう言ってみせる。けれど、確かにこちらのほうが正しいのは事実。おまけに今家はいくらか騒がしい状態であるらしいし、と、チョロ松の考えは若干おそ松寄りだった。勿論今、彼はそんなのんきなことを言える状態ではない。それに彼自身が気づかないとしても。ただ、おそ松がそばにいてくれるのだから、一人よりはまだましな状態ではあった)…いやいや、こんなん別に話すことでもないしさ、ってか別にいないって言ってんだろっ(漫画を取り上げられては、ことさらに不機嫌そうにそっぽを向いた。その頬はかすかに赤い。わかりやすいことこの上なかった)   (2017/7/23 00:43:31)

三男((そんなフラグ回収するわけ無いでしょ、馬鹿だな(くつ、/※更にフラグ)   (2017/7/23 00:44:09)

長男っ、へへ、俺ねぇ、チョロ松のそーゆーとこ良いと思うわぁ、(そっぽを向かれるが、その頬の赤みをみれば、嬉しそうに満面の笑みで笑う。つんつんとからかうようにその頬をつつけば、更に不機嫌そうになる相手に、此方は更に嬉しそうに破顔した)ねぇ、チョロ松。お前はさぁ、不器用だけどその分真っ直ぐで、一途だから、きっとその恋は叶うと思うよ(嬉しそうに、そう告げる。まだ恋心は消えていないのだ。淡い恋は、相手の胸の中に宿っているのだ。そう思えば無性に嬉しくて、日が傾くまで邪険にしてくる相手にじゃれついた) (――そして、日が暮れる頃。)…あーあ、そろそろ病院に戻らなきゃだねぇ、(伸びをしながら、おそ松は窓の外を見た。陽の光はオレンジに染まりつつあり、約束の時刻が迫っていることを告げていた。折角の2人の時間も、これで終わり。また、白い病室に戻らなくてはならない。そしてまた、検査と見つからない治療の模索の日々が続くのだ。医者の了解が出なければ、話すことすら、いや、会う事すらままならない日々。そう思えば、ふと無表情になる   (2017/7/23 00:52:54)

長男。)――チョロ松、病院に戻らずに、今日はここに泊まんない?(これ以上二人の時間を邪魔されたくない。ずっと一緒に居たいと、その願いから、ぽつりとでた言葉だった)   (2017/7/23 00:52:56)

長男((チョロ松ぅ、お兄ちゃん心配だよォ、(むぐ。)ちゃんと精の付くもん食ってる?大丈夫?ニンニクとか鰻とかいいらしいよ?(こてり、)   (2017/7/23 00:53:35)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/23 00:57:13)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/23 00:57:33)

三男……、だから好きな人なんていないってばさ(きっとその恋は叶うと思うよ。無責任にもそう告げてくる想い人に、嫌気がさしてくる。そんなこと言ってたって、相手は男だぜ? 兄弟だぜ? お前、受け入れられるのかよ。気持ち悪いに決まってんだろ、そう怒鳴ってしまいたかったが、代わりに、好きな人なんていないと静かに強硬に、主張した。それでもじゃれついてくる執拗さに負けそうになりつつも、それで日暮した。そうして、病院に戻る時間が近づく、と)……え?(彼が、ふと無表情で訴えてきた。今夜はここに泊まらないかと。病院に戻らないのはどうかと。答えは考えるまでもない)…いや、だめだろ。病院に戻んないと怒られるって。病院の先生にも、父さんや母さんにもさあ…馬鹿なこと言ってないで、お前は家帰れよ。明日にはまた俺も帰れるって(彼の無表情が少し気にかかったが、怒られる恐怖の方が勝った。面倒なことはごめんだった)   (2017/7/23 01:00:39)

2017年07月18日 21時41分 ~ 2017年07月23日 01時00分 の過去ログ
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