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「【F系アダルト】Knight of Migards」の過去ログ

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2017年10月21日 20時45分 ~ 2017年10月27日 00時25分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

アイリーン♀28聖騎士(そして、次の瞬間。呪文の詠唱に入っていた司祭の一人の首を撥ねる。現われたのは影からだ。これは歌姫ではない。まるで――、どこかの物語にでも出てきそうな暗殺姫と言ったところか)「――血は綺麗ね。真っ赤で。――あの方が下さった、この色とおんなじ」(開いた胸元から見えるのは真っ赤な魔法印。どこかそれは淫猥な赤い光を放つ。アイリーンは立ち上がり、一気に距離を詰める。それを援護するかのように若い騎士は矢を連続して3本放つ。ベテランだからできる【三本射ち】だ。黒の歌姫はその3本の矢を刃で切り落とす。それは若い騎士の狙い通りだ。――本当に与えたかった一撃はアイリーンのメイス。)くらえぇえええ!!(アイリーンの一撃は確かに黒の歌姫の腹に入ったはずだった。だが――魔法印がそれをはじき返す。)「――いただきます」(歌姫はアイリーンの前髪を掴んで、そのままその首筋に口元を近づけ、躊躇する間もなく噛みちぎる。蒼の双眸同士が絡まり合った次の瞬間、アイリーンの体が頽れていた。夥しい血。噛みちぎった肉を咀嚼し血を呑みながら、次の獲物を大柄の騎士と決めたのか、黒の歌姫は彼に切りかかる)   (2017/10/21 20:45:16)

アイリーン♀28聖騎士「――お嬢!!大丈――夫」(司祭が近づいたときにはもうすでにアイリーンは蒼の双眸を見開いたまま命を失っていた。何度も連撃を繰り返す黒の歌姫の攻撃を大斧で大柄の騎士は防戦している。視線が司祭の方を向いた。こちらはまかせろ、というかのようだ。その司祭を庇う様に、若い聖騎士が立つ。――司祭は祈りの言葉を捧げる。【蘇生】の魔法だ。――真っ白な光がアイリーンの体に舞い降りて、そして――。彼女の姿は灰になってしまった。この状態でもう一度、【蘇生】を試みることもできる。だが、この迷宮で「失敗したら消滅(ロスト)」する【蘇生】を試みるわけにはいかない。【蘇生】できる可能性が高いアルカナ教会に持ち込むべきだ。この時点で、生き残っているのは3人。3人は――その時点で撤退を決める。司祭は素早く道具袋の小瓶を取り出して、そこに灰を詰め始めた)「お嬢、ごめんッス。ちゃんと連れて帰るんで、許してください」(司祭の様子に気づいて、そちらに移動しようとする歌姫の衣を、大柄な騎士は掴み、その体を壁の方に投げつける。声を出すことができたならば、男はきっと咆哮を上げているだろう)   (2017/10/21 20:45:22)

アイリーン♀28聖騎士(司祭はその間、灰の多くを小瓶に詰めた。――全部は集めることはできない。しかし、これだけあれば、【蘇生】を試みることができるだろう。――この状況だ、他の2人の仲間はあきらめるしかない。小さく心の中で聖印を切ってから、司祭は部屋の外に走り始める。若い騎士は矢をつがえると、大柄の騎士と歌姫の間に【矢の雨(アローレイン)】を降らす。黒の歌姫が立ちあがろうとした瞬間にその雨が降り注げば、彼女は防戦するしかない。――隙ができた。3人は走り出す。部屋を抜ければ、大柄な騎士が全力で扉を閉めている。――それを確認する間もなく、司祭と若い騎士は【転移門(ポータル)】に走っていた――というわけだ。――何とか、無事、彼ら3人は【転移門(ポータル)】に辿り着け、王都に帰還できた。2人の脱落者と、1人の灰化という大きな代償を払った彼らにはいつもの覇気はない。大柄な騎士は【主転移門(マスターポータル)】の脇にある大理石の柱を叩いているし、若い騎士は座り込んだまま動かない。司祭は小瓶を大切そうに抱えながら、生き延びられたことに感謝して祈りを捧げている。――そこに現れるのはきっと、零番隊の2人だろう)   (2017/10/21 20:45:28)

アイリーン♀28聖騎士【ではー!】   (2017/10/21 20:45:35)

おしらせアイリーン♀28聖騎士さんが退室しました。  (2017/10/21 20:45:38)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが入室しました♪  (2017/10/21 22:24:32)

シラユキ♀35吟遊詩人【おじゃましますー】   (2017/10/21 22:27:49)

おしらせカイエン♂40侍マスタさんが入室しました♪  (2017/10/21 22:29:37)

カイエン♂40侍マスタ【こんばんは】   (2017/10/21 22:29:44)

シラユキ♀35吟遊詩人【こんばんはー】   (2017/10/21 22:29:48)

カイエン♂40侍マスタ【置きログありがとうございました】   (2017/10/21 22:29:53)

シラユキ♀35吟遊詩人【いえいえいえいえいえ。それでは今夜もお願いいたします!】   (2017/10/21 22:30:08)

カイエン♂40侍マスタ【宜しくお願いします】   (2017/10/21 22:30:47)

カイエン♂40侍マスタ【一先ず復活でしょうね】   (2017/10/21 22:30:58)

シラユキ♀35吟遊詩人(3人の顔をシラユキは見たことがあった。アイリーンにいつも従っている騎士と司祭だ。司祭は、同じ聖教の司祭に訳を話しているようだ。聞くつもりがなくても女の耳に入ってくる。もちろん、3人は憎々しげにこちらを見てくるが――。どうやら、5階の守護者の部屋に足を踏み入れたらしい。そこには――、黒い刃を使う女がいて。アイリーンが死亡し、【蘇生】を行ったがうまくいかなかったらしい。そこまで聞いたのちに、シラユキは一歩前に出る)―あの、宜しければなのですがー。(シラユキは道具袋の中から聖印(アミュレット)を取り出す。)―これは生命の聖印(アミュレット)です。使えば壊れてしまいますが、【蘇生】の可能性を少しだけ上げてくれるものです。灰になってしまっていたら、失敗は許されないはず。これを、どうかお使いください。(貴族の屋敷1件が変えてしまうくらいの金額のものを、惜しげもなくシラユキは司祭に差し出した。これを使ってくれと。忌々し気に見ていたにもかかわらず)   (2017/10/21 22:37:21)

シラユキ♀35吟遊詩人(【蘇生】ははやければ早い方がいい。魂が肉体から離れてしまわないうちに。「―歌姫さん、感謝する。―借りは、そのうち返させてもらう」司祭は、小瓶を他の司祭に渡すとアミュレットを受け取った。その間に、カイエンの方に大柄な騎士が近づいてくるだろう。彼は懐から紙とペンを取り出し、カイエンの目の前でさらさらと文字を書く。どうやら話すことができないらしい。)『―5階の守護者の外見は、蒼の歌姫によく似ていた。―この後、向かうなら注意をすることだ。我らも同胞を2人失った。守護者は対の闇の刃を使った。――注意して向かわれよ』―カイエンにその紙を押し付けるようにすると、司祭たちが集まっている中にその聖騎士は消えていく。祈りの輪に入っていくようだ。――もう一人の若い聖騎士も跪いて祈りを捧げている。――少しでも、復活の可能性が高まる様に)   (2017/10/21 22:37:28)

カイエン♂40侍マスタ…ん?(カイエンとシラユキが5Fの守護者を目指して礼拝堂へ現れたのは、件のパーティーが瀕死の状況で舞い戻ったのと同時であった。)…たしかあれはアイリーン殿の…。(先日鉢合わせた聖騎士団であるとカイエンは気付く。しかしそこにアイリーンの姿はなかった。司祭との会話が聞こえてくる。おそらく恭しく抱えている小瓶こそが今のアイリーンの姿なのだろう。カイエンは冷静にその状況を検分する。そこに同情や哀れみの念を抱かないのは、カイエンが冷たいからではない。戦場で起こることは全て己の責任の内である。カイエンにとって見慣れた風景。だったからである。)…よいのか?(カイエンは生命の聖印を渡すシラユキに声をかける。相手の聖騎士達がシラユキに抱く感情を、まだ本人は直接知らない。知らないものの、カイエンを介してある程度の情報は得ているはずである。シラユキは躊躇無く渡していた。つくづく器の大きい女。だと思う。)…蘇生を行うならば…。   (2017/10/21 23:04:35)

カイエン♂40侍マスタ(カイエンは腰に下げた四角い木の塊を手に取る。駆け金具を外せば、それは半分開き、中に木の台に埋まった透明な球体が現れる。シラユキと行動することで、周囲の情報は任せるようになったため、使用頻度は落ちたのだが、それは自分の位置を探るための方位磁石と星の動きを読むための天球が合わさった羅針盤であった。カイエンはそれを見つめる。)…蘇生は四半刻後に行うがよいと思われる。丁度、冥王が直上を渡られる。シラユキの聖印とこれを…。(カイエンは蘇生に適した時間帯を告げ、4枚の紙片を渡した。)…東国に伝わる護符でござる。可能性を上げる手は多い方がよい。(それは四方を司る神獣を表していた。結界を張る力に加え、その空間に霊的な加護を付与する。)…では、我らはこれで…   (2017/10/21 23:04:50)

カイエン♂40侍マスタ(そう告げてその場を離れようとするカイエンの元に一人の騎士が近づいてくる。渡されたメモに目を通せば、カイエンの表情が強ばる。)…まさか…。(カイエンは礼を告げるとシラユキを伴いその場を去る。そして今渡されたメモをシラユキに渡した。)…この意味がわかるか…。(カイエンの眉間には深い皺が刻まれている。この世には自分と同じ姿の存在がもう一つあるという。言いしれぬ不安がカイエンを襲う。間違いなくシラユキと関わりのある敵が待っている。その時、)…俺はそれを切れるか…。(カイエンはシラユキには聞こえぬほど小さな声で呟いたのだった。)   (2017/10/21 23:04:59)

シラユキ♀35吟遊詩人―良いのです。私は死ねば、【君主】に捕らわれてしまうでしょうし、貴方が死んだときは――、私は無事ではないはずですもの。ですから、私達にはいらないのですよ。(カイエンの元に戻ってくれば、声を掛けられる。緩く彼女は首を振ってこたえた。自分には必要のないものだと。そして、渡された紙に目を落とす――。)どういうこと――でしょう。私はここにいます。でも――。(彼らが自分を見間違うはずはないだろう。ましてや、アイリーンなら自分を勘違いするはずはない。あんなに自分を嫌っていたのだから。カイエンの方を見た後、シラユキは転移のために足を踏み入れる。3人は消えていくシラユキに、小さく頭だけ下げた。5階。――【転移門(ポータル)】から、紙にかかれた該当の場所まではおそらく歩いても20分くらいだ。その間、敵をいなしながら2人は進む)―カイエン様。(飾られた扉の前で、一旦シラユキは立ち止まる。――なんだか、胸騒ぎがする)   (2017/10/21 23:13:08)

シラユキ♀35吟遊詩人――それが、私であっても、私でなくても。貴方を屠ろうとするのであれば、迷うことなく斬ってください。私は――、貴方を失いたくはありません。(カイエンと自分に【魔法盾(シールド)】と【倍速(ヘイスト)】をかける。――体が軽くなる。もちろん、心は重いままだ。まるで――神話にある開けてはいけない箱を開ける様な気持ち。この先にいるのは、――自分なのだろうか。それとも、自分を模した何かなのだろうか。どちらにせよ、守護者として添えられた以上は【君主】の手の者なのだろう。胸が、痛い。)―参りましょうか。   (2017/10/21 23:13:13)

カイエン♂40侍マスタ(二人が装飾の施された扉の前に立つと、その扉は自然と開かれた。今まではその奥から殺意や瘴気、闇が溢れ出してきた。しかし今回は違う。明らかに待っているのだ。とカイエンは感じた。)…俺が守は此処にいるお前唯一人。この先に待つモノがお前の似姿をしていたとしても、お前と関わりがあったとしても、俺はこれからの未来を切り開く覚悟に迷いはない。(不安の色を隠せないシラユキにカイエンは笑顔で告げた。安心させるつもりもあった。しかし本心でもあった。カイエンは村雨を握りしめる。)…鬼が出るか蛇が出るか…今回ばかりは楽しめそうにないな。(それでも口角を上げてカイエンは奥へと足を踏み入れる。眼前に広がるのは礼拝堂のような空間。蝋燭が幾段にも灯され、正面奥には手風琴にも似た構造物がある。)   (2017/10/21 23:26:58)

カイエン♂40侍マスタ…騎士団はお前が居たと言った。油断するなよ。何が起こるか全く読めん。(敵の姿を探す。気配があるようでない。村雨の鯉口に親指をかけたその時、中央に黒い霧のようなものが収束していくのが見えた。合わせて闇が濃くなっていく。瘴気ではない。闇そのものが具現化していくようである。そしてそれがある形を形成していく。)…お前は…(カイエンは言葉を失う。シラユキを見る余裕もない。それもそのはずである。眼前に姿を現したのは、紛れもなくシラユキだったのだから。)   (2017/10/21 23:27:07)

シラユキ♀35吟遊詩人(纏っているのは衣の違い。それで印象がこれだけ変わるものなのか。室内には首を落とされた司祭と聖騎士が見える。その向こう、礼拝堂の様な空間の奥。長椅子に寝転がっている姿で顕現したのは黒い装束を纏った「シラユキ」だった。眠そうに目を擦って起き上がると、カイエンとシラユキの方をその黒の歌姫は見やる)「会いたかった――、私を置いていった私」(その声はシラユキそのもので、本人も動揺を隠せない。まるで、生き写し。でも――、なんとなくシラユキにはわかる。これは「私」だと)「―貴方は私をこの迷宮に置いていった。裸足で――階段を駆け上がりながら。私をここに切り離して置いていった。貴方には私が貴方の「何」か分かっているはず。―貴方を殺して1つになったら、きっと【私の君主】は私を受け入れてくれる。そうしたら、また愛してもらえる」(何一つ、迷うことがない言葉が響く。黒い歌姫が胸元に手をかざすと、真っ黒な短剣が2本、その手に宿った。そこで初めて、彼女はカイエンに視線を向ける)   (2017/10/21 23:40:40)

シラユキ♀35吟遊詩人「――貴方も、殺してしまわなければ。―私は他の誰かを愛することなんて、できない」(切なげにそう口にすると、黒の歌姫は低い体勢を取る。まるで―、それはシラユキの影。きっと、シラユキも4階で戦っていた最中、こんな冷たい目をしていたのだろう。その目はカイエンを見やる。純粋な殺意。そして――わずかな寂しさ。目の前の彼女はシラユキに置いて行かれたのだという。切り離された本体、置いていったものは一体何なのだろう。カイエンが構える前に、黒い歌姫は自分に【沈黙の幕(サイレンスベール)】を身にまとう。これで――、シラユキの呪歌の効果を封じることができるだろう。――お互いに、自分自身なのだ。対策は分かっているとでもいうかのように。)「はじめましょう。――貴方方の物語は、私が終わらせます。この――刃で」   (2017/10/21 23:40:46)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、カイエン♂40侍マスタさんが自動退室しました。  (2017/10/21 23:47:21)

おしらせカイエン♂40侍マスタさんが入室しました♪  (2017/10/21 23:47:30)

カイエン♂40侍マスタ(シラユキと同じ声が聞こえた。その声があまりも悲しく、あまりにも切なく聞こえたのは、カイエンの思い込みではないだろう。冷気を纏うかのような言葉から奴の存在が明確に提示される。形容するなら黒のシラユキは、奴のため自分たちを消すのだという。)…まさかこのようなことが…。(カイエンは珍しく戦場の中で動揺した。扉を潜るまでは、いかに敵がシラユキに似ていようと斬ると誓った。だがそれも卓上の空論である。目の前に実体を見れば、僅かにでもその決意が揺らぐ。「斬れるか…俺に。紛れもなく敵はシラユキの一部だ」似ているだけなら、近いだけなら、どれ程楽だったろう。黒いシラユキが君主への思いを口にすれば、カイエンの胸にちくりと刺さる。)…くっ。   (2017/10/21 23:59:38)

カイエン♂40侍マスタ(カイエンが唇を噛んだ瞬間、敵の殺意がカイエンに向けられた。その殺意でカイエンは正気に戻る。やはり侍なのだ。思考よりも先に五感が敵を察知する。生き延びるためには斬れ。と訴えてくる。相手が手にする二つの剣からは禍々しき妖気が立ち上っている。それはかつて奴がシラユキに与えたものと同じであった。迷いが消えていく。あの剣と何処までやり合えるか。それもまた侍としての性なのであろう。技量の比較。強さの比較。その対象が奴であるなら尚更剣気が膨らむ。)…シラユキ、お前は前に出るな。先ずは俺が仕掛ける。(そう告げるとカイエンは床を蹴る。シラユキの分身であれば剣の腕はそれ程ではないはずだ。いかに奴の剣であろうと扱う者が不慣れならば。先ずは様子を見ることにする。何一つ敵の情報が無いのだから。)   (2017/10/21 23:59:47)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シラユキ♀35吟遊詩人さんが自動退室しました。  (2017/10/22 00:01:11)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが入室しました♪  (2017/10/22 00:01:16)

シラユキ♀35吟遊詩人【そろそろお時間ですねー。また、置きログしておきます!】   (2017/10/22 00:01:31)

カイエン♂40侍マスタ【そうですね。一旦此処で切りましょうか。】   (2017/10/22 00:02:00)

シラユキ♀35吟遊詩人【それでは、また!おやすみなさいませ!】   (2017/10/22 00:02:21)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが退室しました。  (2017/10/22 00:02:25)

カイエン♂40侍マスタ【では、失礼しますね】   (2017/10/22 00:06:41)

おしらせカイエン♂40侍マスタさんが退室しました。  (2017/10/22 00:06:45)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが入室しました♪  (2017/10/22 11:33:15)

シラユキ♀35吟遊詩人【置きログきましたー!】   (2017/10/22 11:33:23)

シラユキ♀35吟遊詩人(踏み込む。――カイエンの剣先が届く範囲に入り込んだ瞬間、黒の歌姫は陰に沈む。そして、次の瞬間、シラユキの背後に回り込み、その身に刃を突き立てようとする。【魔法盾(シールド)】が全て砕け散る)「貴方が置いていったのは、【私の君主】への愛。でも――あの方は私を受け入れてはくれなかった。ただ―、悲しい顔をして撫でるだけだった。私だけじゃ――ダメなの。貴方を食べてしまわなかったら、愛されないの!だからっ!」(追撃を払う様に、シラユキはサイドステップをして、カイエンの後ろに回り込む。――相手が影を渡ってくることがわかれば、対処は簡単だ。自分の影をなくせばいい。【導きの光(ライト)】を自分の頭上に設置する。――自分の影はこれで消える。黒の歌姫は攻撃対象をカイエンに向けて、距離を詰める。打ち込んでくる刃をきっちりと彼女は受け止めるだろう。――刃が重なり合う音が響く)   (2017/10/22 11:33:29)

シラユキ♀35吟遊詩人「手を放してしまえばいい。――私は貴方だけを見ることはない。私の、私たちの魂はすでに捧げられているのだから。それでも、貴方は私を守るというの?」(刃の向こうで黒の歌姫は口にする。歌う様に。――その藍色の瞳はカイエンの漆黒と重なる。僅かな迷いを拾い上げた歌姫は唇だけで笑うだろう)「私を――斬れるのですか?カイエン様」(少しでも迷ってくれれば、至近距離で彼女は詠唱無しに数本の黒い矢、【闇の矢】をカイエンに放つだろう。狙いは――腕と足だ)「愛してる、愛してるの。――愛しいの。もう一度愛されたいの。そのためなら、何でも殺して見せる。――自分だって殺して見せる!」(その叫びは、シラユキが失った「強い感情」だ。――それは「愛」。【君主】に対して向けていた愛だ。――今、それを取り戻したらどのように自分は変わってしまうのだろう。否定したい感情。――それを殺してしまう方がいいのではないかとも思う。そうすれば、――、楽になる様な気もしている。でも、目の前にいる自分は哀れだった)   (2017/10/22 11:33:33)

シラユキ♀35吟遊詩人【では!またよるに!】   (2017/10/22 11:33:38)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが退室しました。  (2017/10/22 11:33:41)

おしらせカイエン♂40侍マスタさんが入室しました♪  (2017/10/22 21:47:28)

カイエン♂40侍マスタ【こんばんは】   (2017/10/22 21:47:36)

カイエン♂40侍マスタ【置きログに繋ぎますね】   (2017/10/22 21:47:48)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが入室しました♪  (2017/10/22 21:47:49)

シラユキ♀35吟遊詩人【こんばんは、いたりしましたw】   (2017/10/22 21:47:59)

カイエン♂40侍マスタ(カイエンの振り下ろした切っ先が虚しく空を切る。黒の歌姫の姿は陰に沈み、後方のシラユキの後ろに現れた。姿は目で追えなくても気配で対応する。【魔法盾】が飛散する様が目に入る。あの剣であれば一撃でそれも当然だと思われた。カイエンに焦りはない。シラユキに対する絶対的な信頼。状況に素早く対応するその判断力は、ともすればカイエンを凌ぐかも知れないと思っている。 盾が身代わりとなる一時の間にシラユキは移動している。シラユキと黒の歌姫を結ぶ直線上にカイエンは立った。そこへ鋭い剣戟が繰り出される。刃を交差させて睨み合いの続く中、黒の歌姫は告げてくる。奴への想いを。そのための決意を。その言葉は受けた剣よりも重くカイエンにのし掛かる。目の前の敵はシラユキだ。どの様な理由、経緯かは知りようもないが、シラユキという肉から別れた、もう一つの精神。カイエンはそう判じている。だから、黒の歌姫の言葉は肉を持つシラユキの胸の内の代弁として突き刺さるのだ。)   (2017/10/22 21:48:11)

カイエン♂40侍マスタ…戯れ言を。(カイエンはその苦痛を振り払うかのように剣ごと黒の歌姫を弾き飛ばす。体勢が崩れ地に膝を突く姿を見れば、何処かで気遣ってしまう自分が居た。そして恨めしげに見つめられる瞳が合えば、複雑な思いが胸に去来する。おそらく後方のシラユキにもそれは伝わるはずだ。常にカイエンの剣を見てきたのだ。僅かな曇りも看破するであろう。)…くっ。(すぐさま放たれる黒い矢を払う。此方が様々に考え、迷い悩もうとも、敵は一点の曇り無く殺意をぶつけてくる。胸と足。狙った箇所がそれを証明していた。)   (2017/10/22 21:48:21)

シラユキ♀35吟遊詩人(シラユキは次の手を迷っていた。何が正解で、何が間違っているのか分からなかった。――それでも、カイエンを守らなければならないことは確かだった。それが間違いだとしても、ここでカイエンを守れないことは、きっと自分は一生後悔するだろう。リュートを手に歌い始める歌は【英雄の詩(ヒーローズソング)】。――それは、カイエンの体を軽くし、その力を底上げすることだろう。)カイエン様――、無理を承知で申し上げます。――殺さない程度、ということはこれでできますか?(彼の刃は殺すためのものだ。殺さない、不殺ということがこの「実力差」でいけるかは分からない。それでも、呪歌を彼の能力に載せれば、少しでも助力できるかもしれない。その問いにカイエンが答える間もなく、黒の歌姫は斬りかかってくる。)「私が愛するのはたった一人だけ。地の底で、悲しそうに待っているたった一人だけ。貴方じゃない!――貴方なんかじゃない!」(闇に消えた次の瞬間、カイエンの背後から彼女は染み出てくる。狙うはその背中)   (2017/10/22 22:02:44)

シラユキ♀35吟遊詩人(カイエンはおそらく対応してくるだろう。それは読んでいた。だから、バックステップで彼の刃の範囲からすぐに出る。その身を空中に躍らせれば、すぐに剣先で魔法陣を描く。)「【私の君主】、私に力を。【闇の霧(ダークミスト)】」(その魔法陣から発生した真っ暗な霧が辺りを包み込んでいく。効果範囲はカイエン、そして――シラユキにも及ぶ。――不意にシラユキの歌が途絶える。激しくせき込んでいるようだ。――黒い霧に視界が遮られる。その霧は毒。――闇の瘴気。そして――、麗らかな眠りを催す霧。シラユキの歌が聞こえなくなる。――これは――)   (2017/10/22 22:02:50)

カイエン♂40侍マスタ(いかに黒剣が魔王の力を宿し、恐るべき武器であるとしても、扱うのは歌姫である。見切ってしまえば躱せない剣戟ではなかった。当然隙もある。打ち込む間はいくらでもあった。しかしカイエンは攻めに転じられないで居る。躊躇われてしまうのだ。姿に惑わされているのではない。それよりももっと深い領域。シラユキを抱いたとき、奴への想いも未練もまとめて受け止めると告げた。そしてシラユキも前を向くと言ってくれた。信じている。信じているが、目の前の歌姫は、奴を肯定し、明確に「愛」を言葉にしている。「本当は…」迷いである。戦場で命を失うとすれば、それは迷いの生じた瞬間。身を返したはずが、黒髪を結ぶ紐を黒剣の先が触れる。瞳と同じ漆黒の長髪が乱れる。)…このままではいずれ詰められるか。(策を講じようとすればシラユキが「不殺」の可能性を問うてくる。)…出来る。いや、何とかする。(カイエンが答え、その身に呪歌の効果を感じると、カイエンは刃を返した。峰打ちを狙っての事だ。)…多少は痛い思いをさせるが…。   (2017/10/22 22:17:14)

カイエン♂40侍マスタ(一気に距離を詰めようとしたその時、魔法陣から現れたのは黒霧。視界が遮られる。それでも気配で相手の把握は出来た。しかしそれよりも歌が途切れたことに焦りを覚える。咳き込んだ後の沈黙。敵を牽制しつつシラユキの元へと駆ける。僅かに薄れた霧の中でその姿を確認した。幸い意識はあるようだ。歌が止んだ理由は毒を吸わないための処置。)…お前は自信の身を守れ。この程度の毒であれば、俺は何ともない。(侍は毒への耐性を持つ。修行の過程で少しずつ少量の毒をその身に入れ、抗体を得ていくのである。)…殺さずの申し出、しかと心得た。意識を残したままは無理かも知れぬ。が、やってみる。(カイエンは優しく笑う。そして踵を返して霧の向こう。気配の元へと跳躍した。)   (2017/10/22 22:17:23)

シラユキ♀35吟遊詩人(シラユキは霧が止むまで息を止めていた。――ただすぐに演奏は再開する。【英雄の詩(ヒーローズソング)】の効果はまだ切れていない。――あともう少し、演奏の再開が遅ければ弾きなおしだっただろう。せき込むシラユキを襲おうとしていた黒の歌姫はカイエンの移動によって妨げられる。霧の中から黒の歌姫は出てくる。――その瞳はカイエンを確かにとらえていた。一瞬が数瞬にも思える瞬間。――自分の身を右側に回り込ませ、カイエンの刃の範囲外からとびかかる様にして襲い掛かる。右の刃をカイエンの腹に突き立てようと――)「私は――、もう一度愛されたいの!!」(演奏しているシラユキはカイエンの背中の方から叫ぶ)――だから、貴方は【君主】に受け入れられなかった。――愛されることを求めるなら、愛することから始めようって。私「達」は15年、そうしてきたじゃないですか。それが報われないとしても、それを貫いてきたじゃないですか。――愛されることは大事だけど、愛することの方がずっと幸せだってわかってるじゃないですか!   (2017/10/22 22:28:06)

シラユキ♀35吟遊詩人私の――愛する人を、二度も奪わないで!!!(シラユキにはわかっている。それは我儘だ。もう一人の自分が愛する存在を、自分は殺しに行くのだ。そんな自分の我儘が通る訳はない。でも――、言わずにはいられなった。黒の歌姫の刃に一瞬の迷いが産まれる。明らかな殺意に迷いが生まれれば、それはきっと――カイエンが救ってくれるだろう)   (2017/10/22 22:28:11)

カイエン♂40侍マスタ(手加減ではない。取る気でカイエンは跳ぶ。相手はシラユキである。守護者である。シラユキが何を考えているのかはわからなかった。しかし、自分に求められる勤めを果たせば、この状況を何とかしてくれるのだと確信に近い思いがあった。)…俺たちは先に進まねばならん。そして完遂せねばならぬ使命がある。(霧の中から剣が交互に繰り出される。村雨で受け流し、弾き、徐々にではあるが相手を追い詰めていく。剣を受ければ腕に衝撃が残る。奴の力を思い知らされる。)…例え、その道が血塗られた道だとしても、はなから綺麗なままで歩もうとは思っておらぬ!(黒の歌姫に対してなのか、その後ろに見える奴に対してなのか、カイエンは叫ぶ。そしてシラユキの声が敵に僅かな迷いを生じさせた。)…その想い、わからぬではない。その辛さも・・・だ。闇に彷徨う寂しさも、終わらない孤独も、俺は理解する。だが、進まねばならぬのだ。この道だけは譲れぬ。   (2017/10/22 22:42:25)

カイエン♂40侍マスタ(迷いの隙を突いてカイエンは黒の歌姫をその胸の内に抱き入れていた。優しい抱き方ではない。相手の動きを封じている。力の入らない腕を振るわせながら剣をカイエンに向けようとするが、それも叶わなかった。そして、カイエンは告げたのだ。伝わるかどうかも、聞こえているかどうかもわからないまま。もう一人のシラユキを包むようにして。)…許せよ。(カイエンは最後に低く囁いた。そして相手の背中。鳩尾の真裏に刀の柄を振り下ろす。激しい痛みが襲うはずだ。呼吸も自由が効かなくなるはずだ。それでも、それは意識を失うほんの一瞬のこと。)…これで…よかったか…。(意識を失った黒の歌姫を抱き抱え、カイエンはシラユキの元へと戻った。とても悲しそうな眼をしながら)   (2017/10/22 22:42:35)

シラユキ♀35吟遊詩人(迷った瞬間だった。酷い、鳩尾の痛み。体に伝わるのは衝撃。黒の歌姫はカイエンを見ながら意識を失う。――指から刃が零れ落ちれば、それは闇の中に消えていく)ご無理を申し上げまして、――申し訳ありません。カイエン様。――ありがとう。大丈夫ですよ(カイエンが抱きかかえた黒の歌姫を石畳に横たえれば、その頭をシラユキは自分の膝に寄せた。――膝枕の様な格好で、先ほどまで殺し合った相手の意識が戻るのを待つつもりだ)――カイエン様。これはきっと、私が切り離してしまった私自身なのだと思います。愛してほしい。そして――、【君主】を愛していると気持ち。私はきっと、生きていくためにこの迷宮にそれを残してしまったのですね。(乱れた髪を梳いてやる。体はとても冷たい。この迷宮は残留思念すら、実体化してしまう場所。目の前の自分はきっと、思念としてこの迷宮に焼き付いてしまったものなのだろう。小さく、【子守唄(ララバイ)】を謳いながら、シラユキは苦笑する)   (2017/10/22 22:51:59)

シラユキ♀35吟遊詩人――カイエン様。もし、私が彼女をもう一度統合してしまえば。私の貴方への気持ちが揺らぐかもしれません。――貴方のことを好きな気持ちが揺らぐよりは、この眠りの中、私は私を殺してしまった方がいいとも思うのです。――こんなお話があるんです。絶対に開けてはいけない箱がある世界にありました。パンドラの箱というものです。――その箱の底には希望が眠っているけれど、この世の絶望と苦痛とワンセットでその箱には入っているんですって。(まだ、きっと「自分」は起きないだろう。――その髪をまた穏やかに撫でながら、シラユキはカイエンの方を見上げた)――私は、変わりたくない。そう言ったら、いけませんか?貴方を、愛したままでいたい。この激情をもう一度、取り戻したくない。――私は、弱いでしょうか。   (2017/10/22 22:52:04)

カイエン♂40侍マスタ(カイエンはまるで双子の妹に接するかのように髪を梳るシラユキを見つめていた。)…もし、この歌姫がお前の分身であり、お前が此処に置き忘れてきた半身だとするなら、今のお前は本来のお前ではないと言うことになる。(カイエンの目は優しく悲しげである。しかし何処かに強い意思を感じさせていた。)…お前が俺を思う気持ちを第一に考え、今のままでありたいと思うことも、それは道理なのかも知れん。しかしな、俺はお前の全てを受け入れる。と言ったはずだ。奴への想い、それが愛でも憎しみでも、あるいは俺に向ける想いより強かったとしてもだ。あの夜、お前が俺を探し、俺が応え、そして何も無いところからここまできた。培ってきたものは確実にある。黒姫との統合が可能であり、それによって、また始まりに戻ったとしても…いや、それよりも前に戻ったとしても、必ずや此処に二人で至れると俺は思うが。   (2017/10/22 23:05:25)

カイエン♂40侍マスタ(生身のシラユキは奴への想いを内に秘めている。おそらくはそれと同量の想いが自分にはあるのだろう。だからこそ、かろうじて現状を保っているのだと思う。そこに奴への純粋な想いが加われば、自分は埋没してしまうかも知れない。だが、それでも良いと思えた。欠けたままのシラユキよりも補完されたシラユキでいて欲しい。別たれたままというのは、あまりに辛いことに思われたのだ。)…二人は一つになるべきだと思う。その後のことは、その時に考えれば良いではないか。(カイエンは微笑んで告げる。シラユキの幸せを心から望めばこその決断である。)   (2017/10/22 23:05:34)

シラユキ♀35吟遊詩人(カイエンに諭されて、眠るもう一人の自分を見つめる。)そうですね。――もしかしたら、こんな暗い場所で愛を乞い続ける方の人格が、私だったのかもしれないのですから。殺めるというのは、間違っているのでしょう。(瞳を閉じる。――伝えておかなければならないことがあるとすれば。今の自分の思いだ)もし――、私の気持ちが変わってしまったとしても。苦しむことになったとしても。私はこの選択を決して後悔していません。私は、貴方を愛しています。あの20年前。――いえ、せめて、貴方が王都に戻ってきてから、会いに行くべきでした。そうしたら、また違ったのでしょうね。(もう一人の自分が目を覚ます。酷く驚いた顔をしていたので、笑いながらほっぺたをシラユキは摘まんだ。)――私達は元々一つ。貴方の想いはきちんと【君主】に届けましょう。約束します。――私が約束を破ったら、私の中で私を殺せばいい。貴方は私、私は貴方。そうでしょう?こんな寂しいところに、置いていってごめんなさいね。   (2017/10/22 23:17:56)

シラユキ♀35吟遊詩人(真摯に頭を下げるシラユキに黒の歌姫は何も言わなかった。ただ、一瞬だけ泣きそうな顔になって、そのまま消えていく。赤い光の粒子はシラユキの【呪い】に吸い込まれて、消えていくだろう。――シラユキ自体は目を閉じていた。いくつか、自分が忘れていたものを思い出す。――そうだ。――全てが今、合致した。思い出した。自分がどれほど【君主】を愛していたかも、どれほど愛を求めていたかも含めて。身を焦がす様な愛。――最後の一画を求めてしまいそうな気持を噛み殺して、カイエンの方を見て小さく笑った。唇が、震えている)――思ったよりも―(大丈夫でしたと言おうとした瞬間、涙が何度も零れた。大丈夫じゃない。――全然、大丈夫ではない。帰りましょうとも言えない。――だから、震えるその唇で【転移門作成(クリエイトポータル)】だけは唱える。ポケットから魔法石を出して)   (2017/10/22 23:18:19)

シラユキ♀35吟遊詩人――ごめんなさい。私――先に、戻ります。(その一言がどれだけ、カイエンを傷つけるだろうも、どこかで分かっている。でも――息をするだけで苦しい。【転移門(ポータル)】が開けば、一足先に彼女は消えていく。自分の心をどうしていいのか分からなかった。――その日、はじめて、シラユキはカイエンの屋敷には帰らず、自分の屋敷に帰った)   (2017/10/22 23:18:42)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、カイエン♂40侍マスタさんが自動退室しました。  (2017/10/22 23:25:48)

おしらせカイエン♂40侍マスタさんが入室しました♪  (2017/10/22 23:26:28)

カイエン♂40侍マスタ(カイエンは何も言わなかった。いや、言えなかったとするべきか。自分が知るシラユキは消えた。本来のシラユキに戻ったのだ。自分の記憶が戻ったあの時と同じように、シラユキもまた全てが繋がったのだと思う。黒の歌姫が光の粒子となってシラユキに重なる瞬間、粒子から何か礼に似た言葉をかけられた気がした。とても安らかなものだった。光が収束すれば、その場には二人だけが残る。そして明らかな変化をシラユキは見せた。後悔はしていない。シラユキの人生を自分の思うように曲げるのは本意では無かった。だから、結果としてシラユキをしめる奴の領域が拡大しようと、それは甘んじて受け入れる覚悟はあった。精一杯冷静さを装ってはいても、その身体が、唇が震えている。瞳から溢れる涙が何よりの証だ。何も告げられないまま、カイエンはその姿を見送る。【転移門】の光が収束していく。礼拝堂を思わせるその空間を再び蝋燭の明かりが照らし出す。近くに他の組が居る気配も無い。奴の気配も。虚無。がカイエンを包む。)   (2017/10/22 23:36:48)

カイエン♂40侍マスタ…これも定めか。(部屋の奥に次階層に続く階段が見えた。招かれているような錯覚に陥る。)…存外、俺も弱いものだったな。(カイエンはその階段へと足を向けた。何かとても大きなものを失った気がする。取り戻せるだろうか。考えても答えは出ない。だから先を目指した。まるで本来の住処がそこにあるとでも言うかのように。)…所詮歩は修羅の道。この気が収まるまで付き合ってもらう。(階段下で向けられる殺気にカイエンは告げる。そして村雨を構え、闇へと跳んだ。)   (2017/10/22 23:36:59)

カイエン♂40侍マスタ【一先ず〆てみました】   (2017/10/22 23:37:26)

シラユキ♀35吟遊詩人【ありがとうございますー!】   (2017/10/22 23:37:55)

シラユキ♀35吟遊詩人【わーい、上層おわったー!】   (2017/10/22 23:38:39)

カイエン♂40侍マスタ【そうですね。何とか進められました】   (2017/10/22 23:39:15)

シラユキ♀35吟遊詩人【コンゴトモヨロシク(謎)】   (2017/10/22 23:39:32)

カイエン♂40侍マスタ【はい、宜しくお願いします】   (2017/10/22 23:40:28)

シラユキ♀35吟遊詩人【流した――w それでは、また!おやすみなさい!】   (2017/10/22 23:40:58)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが退室しました。  (2017/10/22 23:41:15)

カイエン♂40侍マスタ【では、失礼しますね】   (2017/10/22 23:41:35)

おしらせカイエン♂40侍マスタさんが退室しました。  (2017/10/22 23:41:40)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが入室しました♪  (2017/10/23 21:34:04)

シラユキ♀35吟遊詩人【それでは、置きログとお会いできたら続きを!】   (2017/10/23 21:34:14)

シラユキ♀35吟遊詩人(最後にカイエンに会ったのは2日前。――今日は4日目。体が疼いている。5階に到達し、切り離してしまった自分を統合することによって、多少の理性は保てるようになった。でも、その代わりに――。獣欲ではない部分で【君主】を求めている自分を知る。――悪魔である彼が「真名」の一部を教えるということがどういうことかは知っている。だからこそ、その愛が嘘ではないことも分かっている。振り子のように揺れ動く自分の気持ちが嫌でたまらなくて、女は部屋に閉じこもっていた。――アイエッタ存命の時代から、留守がちだった屋敷の管理をしてくれている年老いた侍女のアンナが差し入れる食事もとらず。――カーテンを閉め切った部屋で、1人ベッドの中で布団に丸まっていた)「あー、歌姫。あー、失礼するッス」(ノック。そして、そのまま部屋に入ってくるのは1人の司祭。入口に背を向けたまま、不貞腐れたように布団の中で丸まる歌姫のベッドの横のテーブルに、焼き菓子のセットを置く)「うちのお嬢もメンバーも助かりましたよ。おかげさんでした。ありがとうございます。で、お礼に来たら、アンナおばあちゃんが困ってるの見てね。あの人、聖教の人でね」   (2017/10/23 21:34:20)

シラユキ♀35吟遊詩人(司祭はもう一つ預かってきた袋から、瓶に入ったレモネードと一通の手紙をテーブルの上に置く。)「――俺、こう見えて司祭なんでね。――黙っとくから、懺悔してみないッスか?」(しばらくの沈黙が続く。――神様なんて信じないと言った女は、布団をかぶったままぽつりぽつりと話し始めた。一緒にいた聖騎士と司祭の最後も、アイエッタと忍の最後も。そして――、自分がどうなったのかも。そして、5階で貴方方を襲ったのは、私の「副人格」であったことも。)――私は、愛してはいけないものを愛してしまった。貴方方にとっても、私にとっても敵であるものを。――カイエン様を傷つけた。どうしたらいいか、分からないんです。(司祭は黙って、布団の上からぽんぽんとシラユキの頭辺りを叩く。いつも、自分の主であるアイリーンにしているように)「懺悔、ありがとう。――確かに、懺悔したら救われるってわけじゃない。俺たちも、お嬢があの時死んでいたら、きっと歌姫のその懺悔を受け入れることはできなかったんだと思う。もちろん、――お嬢の兄さん達が助からなかったのも残念だ。だが――、あんたは生きてる。迷いながらでも、前に進むことができる」   (2017/10/23 21:34:49)

シラユキ♀35吟遊詩人「ここで布団被ってる場合じゃないんじゃないッスか?――アンナおばあちゃんは、久しぶりにあんたが帰ってきてくれて嬉しかっただろう。あんたに少しでもおいしいものを食わせたくて仕方がなかったんだろう。それを食わねぇってのは、それも大きな罪だ。――カイエン様だって、きっとこの2日間、あんたのこといっぱい心配してるだろう。一欠けらも好きでなかったら、そりゃ、もう関係解消すべきだ。でも、そうじゃなかったら。――ちゃんと綺麗に髪整えて、帰るところに帰るべきじゃないッスかね?――歌姫。じゃ、また。―これ、アンナおばあちゃんのレモネード。飲んだら、おばあちゃんの家に寄って、ご飯食べてからカイエン様のとこ、おかえり」(司祭はもう一度だけ、ぽん、と布団を叩いて部屋の外に出て行った。――部屋の外で待っていたのはアイリーン。結局、意地を張って、部屋の中には入らなかったらしい   (2017/10/23 21:34:56)

シラユキ♀35吟遊詩人「――話、聞こえてた」(自分の兄たちのこと。その先にあったこと、そして5階のこと。――所々ではあるが、それは理解した。――兄たちの最後、直接聞いたのは初めてだった。小さくアイリーンはため息を吐く)「――置いてきたことは許さない。でも――」「許さなくていいッスよ。そんなに人間綺麗にできてないのは、当たり前ッス。でも、憎しみもまた長くは続かない。――この世界を憎んでいた俺を救ってくれたのは、お嬢ッス。――さ、見つからないうちに帰るッス」(司祭は振り返り、ドアの向こうの歌姫に対して祈る。――迷える子羊に主のご加護がありますようにと)   (2017/10/23 21:35:02)

シラユキ♀35吟遊詩人――(焼き菓子のセット、それに添えられた手紙を見る。書いてるのは2つの言葉だけ。「ありがとう」――そこにはアイリーンのサインが入っている。シラユキは小さく息を漏らした。――彼らの兄が護ろうとしたものを少しは守れただろうか。まあ――、そもそも、自分の一部が殺してしまったものだから、当然自分が責任を負っただけだが。――レモネードの小瓶。そのまま口をつけて、ゆっくりと飲み干す。――蜂蜜の甘さ。――なんだか泣きたくなる)――(シラユキは立ち上がった。ごめんなさいをして、ありがとうをしに行かなければと。――その前にアンナの元に行かねばならない。軽く身づくろいをすると、シラユキは小走りで自分の部屋から出る。――1階にはバスケットを持ったアンナが立っていた。きっと――、司祭から何か聞いたのだろう)「――いってらっしゃいませ、シラユキ様」(バスケットの中身はきっと、アンナ特製のサンドイッチ。そのバスケットと手紙、そして焼き菓子のセットを持ちながら、シラユキはアンナに頭を下げる)――ありがとう、また、帰ってきていいですか?(年老いた彼女は嬉しそうに首を縦に振った。優しくしてもらうことは当たり前ではない)   (2017/10/23 21:35:20)

シラユキ♀35吟遊詩人(ありがとうと言い、シラユキは走り出す。――カイエンの屋敷の方に。――こんなに遠かっただろうか。いつもは、2人で色々な話をして帰った道。一人だとこんなに遠くて。――屋敷の前に付けば、大きな鉄扉の前でノックをする。只今と言えばいいのか、分からない。でも――。その言葉しか思い浮かばなかった)   (2017/10/23 21:35:26)

シラユキ♀35吟遊詩人【ながっ(汗】   (2017/10/23 21:36:46)

おしらせカイエン♂40侍マスタさんが入室しました♪  (2017/10/23 21:39:48)

カイエン♂40侍マスタ【こんばんは】   (2017/10/23 21:39:56)

カイエン♂40侍マスタ【これに繋げるのは大変ですね。。】   (2017/10/23 21:40:08)

シラユキ♀35吟遊詩人【おおお。。。すみません、つい。。】   (2017/10/23 21:40:21)

カイエン♂40侍マスタ【今、拝読しましたので、暫しお待ちを。】   (2017/10/23 21:40:32)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シラユキ♀35吟遊詩人さんが自動退室しました。  (2017/10/23 22:00:31)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが入室しました♪  (2017/10/23 22:00:45)

カイエン♂40侍マスタ(シラユキが一人で【転移門】の光の中に消えてから、カイエンは一人で6Fへと降りていた。王都に戻る気にはなれなかったのである。おそらくシラユキは黒屋敷に戻ってはいないだろう。今まで勝手に自分の屋敷が二人の住処だと思ってきた。しかしあの涙がカイエンの思い込みを打ち砕いた。シラユキには、奴の存在が大きくなろうとも、もう一度この場所に立てる。と言った。自分自身に言い聞かせていたのかも知れない。それがいざ現実のこととなると心中穏やかではいられなかったのだ。同化を勧めたことは後悔していない。それでシラユキが本来の自分を取り戻せるなら、れが最良の選択だと今でも思っている。カイエンが沈む理由はただ一つ。シラユキと奴の繋がりの深さを知ったことだ。どれだけシラユキが奴に魅了されていようと、それは呪印の為せることだと何処かで思っていた。捕らわれていた間に刷り込まれた偽りの感情であると。しかし、そうではなかったのだ。シラユキは確かに奴を愛しているだろう。今一番戻りたい場所はこの最下層かも知れない。その真意を確かめることがカイエンには恐ろしく思えた。   (2017/10/23 22:19:48)

カイエン♂40侍マスタ何を話していいのか。何を聞いていいのか。何を告げていいのか。つくづく不器用なのである。だからカイエンは潜ることを選んだ。刃をふるうその瞬間にこそ生きている実感をえることが出来るから。敵を屠ることにこそ自分の存在意義があると思えるから。)…これではまるで八つ当たりだな。(一人で丸1日と半分。6Fの大半を踏破した。今し方切り伏せたワイバーンの亜種が霧となって消えていく。雑魚ではない。中位クラスの冒険者でも苦戦するレベルの魔物達である。流石に喰えぬと知ってか、剣気に押されてか、遭遇率が下がってきた。)…ふぅ(カイエンは大きな溜息をつくと村雨を鞘へと収めた。)…逃げてどうする。受け入れる。受け止めると言ったのは誰だ。覚悟の上であったのではないか。此処で歩みを止める気か。(カイエンは呟く。言葉にせずにはいられなかった。急にシラユキの顔が見たくなった。)…その時はその時だな。先ずは戻るか。(進んできた道を引き返す。先ほどまでとは違う。しっかりと前を見据えて歩いている。シラユキの中で何かが変わろうとも、自分は何一つ変わらぬ。誓いに似た想いを胸にカイエンの足はやがて駆けていた。)   (2017/10/23 22:20:06)

カイエン♂40侍マスタ…(黒の歌姫がいたフロアに戻るのに半日かかった。シラユキと別れてから二日。ようやくカイエンは王都の礼拝堂へと戻ってきた。護法院の者どもは、はじめシラユキが戻り、すぐに戻ると思っていたカイエンがこれほど遅れたことに驚いている様子だった。「如何なされました?大事にございますか?」慌てて声をかけられれば、カイエンは「いや、たいしたことではござらん」と素っ気なく応え、自分の屋敷へと急ぐ。待っているかはわからない。いないときは来るまで待とう。そう決めていた。王城の内堀沿いに進めば丑寅の方角に自分の屋敷が見えてくる。そしてカイエンはそこで見知った水色の髪の後ろ姿を見つけたのだ。)…シラユキ。そのような場所でどうした…。(何時もと変わらぬ声でカイエンはシラユキを呼んだ。)   (2017/10/23 22:20:18)

シラユキ♀35吟遊詩人――(待っていたのはきっと30分くらいだろう。そこでずっと待とうと思っていた。――体が震えている。それでも――、今抱きしめてほしいのはたった一人だけだった。聞き慣れた声に振り返る。振り返った顔は泣きそうな顔だったかもしれない)ただいま。――ご飯をしませんか?カイエン様。(こちらもいつも通りに応える。――荷物をその場に置いて、強く――ぎゅっと抱きしめた。その胸元に瞼をつければ、そのまま声もなく泣く。――ひとしきり泣いてから、荷物をもって。――いつも通り、屋敷の中に入っていく。いつも通り。――これが、当たり前ではないことをこの2日、知った。)――アイリーンと聖騎士たちは助かったようです。先ほど、司祭の方がお礼に私の屋敷に来てくださりました。お菓子の差し入れの様です。それと、師匠(せんせい)の侍女だった方からも差し入れを頂きました。――一緒に、頂きませんか?(寝室に通されれば、ベッドのわきのテーブルにそれらを置く。――本当に伝えたいことはそれじゃないのに)   (2017/10/23 22:31:13)

シラユキ♀35吟遊詩人――黙って、帰らなくてごめんなさい。心配をかけて――ごめんなさい。(カイエンにシラユキは素直に謝る。装備を外している最中の背中に、深々と。――それが今、自分がしなければならないことだと判断した。――全てを許してくれる愛なんてない。受け入れてくれることは当たり前ではない。――だから、ありがとうとごめんなさいを伝えようと思った)――貴方のお傍にまだ、私はいてもよいでしょうか?カイエン様。(傍にいることは許されることなのだろうか。そうでもないかもしれない。――確認、しておきたかった)   (2017/10/23 22:31:22)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シラユキ♀35吟遊詩人さんが自動退室しました。  (2017/10/23 22:51:57)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが入室しました♪  (2017/10/23 22:52:01)

カイエン♂40侍マスタ…立ち話も…その…あれだな。…一先ず入るか。(やはり口籠もってしまう。シラユキが見せた土産もアイリーンの話も半分ほどしか耳に入っていない。ただ、無事に蘇生したことだけは素直に喜ばしく思った。そしてカイエンは【開錠】を唱えると先に敷地内へと進む。遅れはすれど、シラユキも合わせるだろう。やがていくつかの門を抜けると屋敷へと至る。ほんの数日ではあったが、随分と久しぶりな気がした。既に星が天を埋める刻限である。カイエンは寝所に向かうと装備を外し、村雨を戻す。その間もシラユキは精一杯の言葉をかけてくる。そして「私はいてもよいでしょうか?」と結んだ。カイエンは黙ってそれを聞いた。)…何か飲むか。(やっと出た言葉がそれだった。普段滅多に家事に関わることをしない男が茶を入れると言う。その姿は滑稽に映ったかも知れない。寝所にある簡単なセットで湯を沸かす。釜が鳴る間も何一つ声をかけられなかった。   (2017/10/23 22:53:37)

カイエン♂40侍マスタお世辞でも美味いと言えるものではなかったが、それなりの色と味のする液体を持ってカイエンはシラユキの元へと運ぶ。)…居て困る者を、俺は屋敷に招いたりせぬ。黙って帰らなかったことを謝るなら、黙って下に潜った俺も謝らねばならぬ。(カイエンは椅子に腰を下ろした。そして湯飲みを手に湯気を見つめて続けた。)…あの時、お前が自身の半身を受け入れたこと、俺は良かったと思っている。欠けていた部分が埋まることに比べたら、奴への想いや俺への想いに変化が生じることは、小さな事象でしかないと思うのだ。それを気にして、欠けたままで生きていくのも、事実を封じ込めて生きていくのも、本末転倒だと思う。奴への想いを思い出したのだろう?苦しみと憎しみだけではなく、そこにあったもう一つの感情を。それはきっと本当のことだ。お前の中に確かに存在していたものであり、今も存在する真実だ。居ても良いのか。とお前は言ったな。それは愚問だよ。全てを受け止め、受け入れるとお前に誓った。それを違えるつもりはない。   (2017/10/23 22:53:59)

カイエン♂40侍マスタ…だがな、(カイエンは茶に似た液体を飲み干して一息つくと、シラユキを優しく見つめて告げる)…俺が此処に戻るよりも後に来ていたら、こうはいかなかったぞ。…戻って良かったな。手を貸してくれた者達に感謝せねば。   (2017/10/23 22:54:09)

シラユキ♀35吟遊詩人――ありがとう。(食事よりも何よりも、最初に――カイエンが茶をテーブルに置いたことを見て、背中から抱きしめた。汗の匂い。――項に鼻先をつけて、すんと吸い込む。人の記憶には嗅覚で感じたことが一番、紐づきやすいのだという。――カイエンの香りはとても、シラユキを安心させた)――思い出しました。でも、それは愛憎です。愛してる――でも、許すことはできない。(それ以上の繋がりすら、思い出してしまった。――それでも、それは心の中に誰にも言わずに置いておくと決めた。きっと、自分だけが――、繋げてしまった記憶だから)――お風呂、一緒に入りませんか?お嫌でなければ。(むしろ、このままでもいいと思った。――欲情しているから抱かれたいわけではない。それもないとは言えない。でも――、それ以上にもう一度肌を重ねたかった。)私は貴方の傍から離れたくない。――貴方が愛してくれることも、私にとっては救いなのです。(指先を絡める。いつもより――、それは少し情熱的だったかもしれない)   (2017/10/23 23:07:25)

シラユキ♀35吟遊詩人首輪、していただけませんか?――私は――。貴方に支配されたいのです。貴方に愛されたいのです。(きちんと、自分の言葉で自分の気持ちを伝える。支配されたい、と。愛されたいとその両方の気持ちを。――汗ばんだその項に口づける。どれだけ愛しているか伝えたくて。何度も――何度も)――貴方が好きです。カイエン様。やっぱり、貴方が好きです。意地っ張りで、恋のことになるとダメな私をー―。どうか飼ってください。貴方でなければならないのです。――My master...(背中から男の耳を唇で軽く噛む。何度も愛していると告げる。――熱が籠った声。彼女の髪の一房が零れ落ちて、カイエンの頬に触れるだろう。――わずかな、花の香り)   (2017/10/23 23:07:35)

シラユキ♀35吟遊詩人【ああ、すみません!ちょっと背後が!!――お先に今日は失礼いたします!ごめんなさい!次、埋め合わせさせてください!】   (2017/10/23 23:11:44)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが退室しました。  (2017/10/23 23:11:48)

カイエン♂40侍マスタ【了解しました。一先ずの〆を用意しますね。】   (2017/10/23 23:12:28)

カイエン♂40侍マスタ【また、宜しくお願いします】   (2017/10/23 23:12:36)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、カイエン♂40侍マスタさんが自動退室しました。  (2017/10/23 23:32:41)

おしらせカイエン♂40侍マスタさんが入室しました♪  (2017/10/23 23:33:21)

カイエン♂40侍マスタ(背後にシラユキの気配を感じた。そして項への吐息と体温。)…そうか。(カイエンは短く応える。シラユキはきっと隠すだろう。相手を傷つけないように。周りを巻き込まないようにと。それが痛いほどよくわかる。今この時点でシラユキを誰よりも理解しているのは自分だという自負がある。その胸の痛みも焼けるような想いも、全てはなくとも理解できる気がするのだ。抱きしめる手に手を重ねる。これほど細く小さな手であったかと改めて思う。)…救いであるのはお前だけではないぞ。抜き身の俺が死に急ぐことなく、こうしていられるのは鞘であるお前が居てこそだ。救われているのは俺も同じ。(振り返って抱きしめたい衝動に駆られる。飼って欲しいと告げられれば、支配欲が大きく膨らむ。そして愛しさを告げられれば、独占欲が渇望を訴える。)…もとよりお前は俺のものだ。誰にも渡さぬし、何処にも行かせはせぬ。(カイエンはシラユキの好きにさせたまま、テーブルの茶をまとめる。)   (2017/10/23 23:33:43)

カイエン♂40侍マスタ…首輪が欲しいのだな…。証が欲しいのだな…。(カイエンの言葉が熱を帯び始める。テーブルの上に置かれた木箱を開ければ、シラユキのために用意した首輪が視界に入る。そして立ち上がるとシラユキの水色の髪を梳りながら、白く細い首へと従属の証を嵌めるのであった。)…湯浴みは後だ。それでよいな…。(カイエンの目は既に支配者の色を帯び始めている。そしてその目でシラユキを見つめながら。告げた。)…身に纏うもの全て脱ぎ捨てよ…そして誰が誰のものであるのか…その口でもう一度申してみよ…。俺は此処にいる…。(寝所の燭台の明かりが揺れる。二人だけの空間。二人だけの時間がそこにはあった。)   (2017/10/23 23:33:56)

カイエン♂40侍マスタ【では、失礼しますね】   (2017/10/23 23:34:04)

おしらせカイエン♂40侍マスタさんが退室しました。  (2017/10/23 23:34:08)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが入室しました♪  (2017/10/25 19:36:32)

シラユキ♀35吟遊詩人【置きログにきましたー】   (2017/10/25 19:36:37)

シラユキ♀35吟遊詩人(目を閉じて、まるで祈る様に男の目の前に跪く。――首輪。それは決して豪奢なものではない。元々、カイエンが身に着けていたソフトレザーアーマーの一部から切り出されたもの。けれど、使い込まれた皮は逆に女の首元にしっくりくる。黒のそれ。身につけさせてもらった後、ふわりと楽師の礼をすれば、一枚ずつ衣を脱ぎ去っていく。カイエンに見られているということを感じつつ。全ての衣服を脱ぎ去れば、かれの足元にもう一度跪いた)私は――カイエン様。貴方のものです。貴方が――私のMaster(主人)です。(失礼しますと口にしたのち、男の指先に口づける。――心の奥。一番最奥の箱に、今は大事なものはしまう。愛している。でも――全てを分かち合うことはできない。彼と自分、それは別の人格なのだから。全てを分かち合うことはできなくても、全てを捧げることは今はできなくても、それでも、できる限りのことはしようと思う。自分にとってかけがえのない人なのだから)――まずは、罰をください。私に、罰を。   (2017/10/25 19:36:39)

シラユキ♀35吟遊詩人(何の罰か。それに対応する罪は、――それは帰らなかったことについてなのか。それとも、全てを晒せないことなのか。未だに、【君主】を愛していることなのか。――どれも罪だろう。狡い女は罰をくれという。――どの罪に対する罰かは―、口にせずに)私を罰してください。   (2017/10/25 19:37:22)

シラユキ♀35吟遊詩人【それでは、またあとでー】   (2017/10/25 19:37:27)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが退室しました。  (2017/10/25 19:37:30)

おしらせカイエン♂40侍マスタさんが入室しました♪  (2017/10/26 00:11:15)

カイエン♂40侍マスタ【こんばんは】   (2017/10/26 00:11:25)

カイエン♂40侍マスタ【置きログに寄りました。】   (2017/10/26 00:11:42)

カイエン♂40侍マスタ(「罰」を望み、それを受け入れるということは、贖罪の念と懺悔の念があるからである。カイエンは「罪」が何であるかを考えていた。シラユキに罰を与えたことはある。何時も側にいて、何度も交わったカイエンに、それでも内に秘めた願望を曝さない罪に対してである。それは望みを全て伝える。という約定と、狂うまでに抱き犯すことで拭われた。あの時と同じ首輪を嵌めたシラユキの姿が眼前にある。一糸纏わぬ白い肌に紅い呪印が怪しく光を放っている。瞳はまだ藍色を保っていた。その状態で口にした罰という言葉は、単に犯されることを容認する睦言ではないことを意味している。淫蕩に耽り、自ら求めることを他者にすり替える方便ではないということを。前と今宵では決定的に違う所がある。以前のシラユキは、奴への想いを認め肯定しつつ、しかし何処かで否定しようとしたいた。カイエンと向き合おう。向き合いたい。という思いが感じられたのだ。それにカイエンは応えた来た。自身もまた求めていたからだ。   (2017/10/26 00:12:21)

カイエン♂40侍マスタだが、黒の歌姫を内に宿した今、シラユキの中で奴と自分とのパワーバランスが大きく変化したのだと確信している。もはや否定することはないのだろう。そのつもりがあれば統合を選ぶはずはないのだから。心中穏やかではない。自分だけの存在としておくのなら、今までのシラユキでよかった。しかしカイエンは、シラユキに欠けた部分を内包したまま生きて欲しくなかった。そのピースに気付かないままならよかったのである。だが知ってしまった。知った以上、今までと同じには行かない。【転移門】でシラユキと初めて行動を別にした後、ずっと自問自答を繰り返してきたことである。一度は前を向くと思い改めた。しかし、本人の口から「罰」を求められて、再びカイエンは奴とシラユキとの繋がりを否応なく実感させられているのだった。これほど胸の奥が苦しいと感じたことはない。不倶戴天の敵に思いを寄せながら、「私のMaster(主人)です。」と告げているのだ。どれだけその身にカイエンを刻んでも、心にまでは刻めない。どれだけその身を縛ろうとも、心までは縛れないのである。   (2017/10/26 00:13:04)

カイエン♂40侍マスタ揺れていた。戦では見せることのない動揺を、おそらく今のカイエンは誰が見てもわかるほどに表しているはずである。跪いて指先に口づけする髪を優しく撫でる。そしてカイエンは、苦悶とは違う感情が自身の中で存在していることを悟ったのである。「欲しい」と。届かないかも知れない。手に入れることは出来ないかも知れない。それでも魂の渇望がある。他の誰でもなく、シラユキが欲しいのだ。一方的な想いなら、この場所に二人でいることなかっただろう。自分への後ろめたさを感じながらもシラユキは帰ってきた。そして自ら願いを申し出た。「女に何をさせている」カイエンは自分の不甲斐なさ、弱さを恥じた。むしろカイエンから動くべきだったのではないか。言わせる前に言うべきだったのではないか。シラユキへの疑念や不安が霧散して、そこに残ったのは愛情であった。この思考はシラユキが口づけしている僅かな間である。それでもカイエンはとても長い旅をしてきたかのような錯覚に陥り、そして今、やっと住処に戻れた安堵を感じていた。)   (2017/10/26 00:13:56)

カイエン♂40侍マスタ…シラユキ。(ようやくカイエンはその名を呼んだ。見下ろす漆黒の瞳に、もはや憂いも迷いもなく、哀れみも同情もなく、ただ愛しさが満ちていた。その奥に支配と独占の願望を秘めながら。)…罰を与えるからには、その罪状を明らかにせねばならん。しかしな、俺はそれを知ろうとは思わん。どの様な想いがあっての申し出かくらい、察しが付く。…どれだけ一緒にいたと思っているのだ。…罰を与えられることで救われるのなら、不問のまま罰だけを与えてやる。(そう告げるとカイエンはシラユキの小さな顎に指を置き、上を向かせる。そして自身もまた下衣を脱ぎ捨てた。跪く眼前に反り返る肉棒が提示される。湯浴みはまだだ。男の匂いがするだろう。カイエンが動かなくてもシラユキは判っているはずだ。従が主に対して取るべき行動を。   (2017/10/26 00:14:25)

カイエン♂40侍マスタ何も言わず見下ろせば、壊れ物に触れるかの如く、そのしなやかな指が添えられるだろう。そして艶のある唇が開かれ、口腔内へと収めていく。視線を外すことは許さない。とカイエンの目が言っている。何度も教えてきたことである。鈴口を咥えさせ、そのまま舌で丹念に舐らせる。そして舌先だけで肉竿への奉仕。根元まで舌が回れば、横笛を吹くように唇で挟んで扱かせていく。何度も往復させれば血管が浮き上がり、先走りが滲むはずである。そして喉元までの挿入。苦しくない程度。呼吸が許される限度で頭を抑える。見れば口元からは涎が漏れていることだろう。瞳には涙を浮かべているかも知れない。一度頭を引かせる。咽せながら体勢を整えるのも束の間、すぐに肉棒をねじ込んでいく。支配欲が刺激されている。カイエンが好きなように御した後、シラユキに奉仕を任せてみる。口元をすぼめ頭を前後させるだろうか。舌の動きで想いを伝えてくるだろうか。肉棒への口付けを何度も繰り返すだろうか。唾液をすすりながら貪る姿が見える。晩餐会において大勢の前で見事に演じきった歌姫からは想像できない姿である。自分だけが知る姿。独占欲が満たされ始める。)   (2017/10/26 00:14:42)

カイエン♂40侍マスタ…咥えていろ。離すなよ。(カイエンは射精が近いことを感じるとシラユキの頭を抑える。離すな。と言いながら押さえつけているのである。そして口腔内に大量の熱い精液を放つ。肉棒を震わせながら射精を続ける。出し終われば何も言わずとも尿道に残った精液までも吸い上げるはずだ。そして、残さず飲み干す様を疲労するだろう。奉仕を労うように頬に手を置けば、シラユキの腕を掴んで立ち上がらせる。何時もなら優しく寝台に運ぶはずが、そのまま放るように送る。加虐の支配者がそこには居た。射精を終えても勢いを保ったままの姿でカイエンも寝台に上がる。そして仰向けに横たわるシラユキの両脚の間に身を潜らせ、膝を割って屈み込む。何が始まるかは判るはずだ。奉仕だけで淫蜜を溜めた秘裂が露わにされる。緊縛をするつもりはない。抵抗できないという言い訳を与えないのである。腕力で腰を押さえ込み、両肩で脚を閉じさせないようにすれば、シラユキもまた湯浴みの前である。牝の淫臭が鼻腔へと広がっていく。統合を果たしたせいか、今までよりも濃く感じた。水色の恥毛に縁取られた秘裂を指で左右に開く。   (2017/10/26 00:15:01)

カイエン♂40侍マスタ更に淫臭がカイエンの雄を刺激する。見せつけるように息を吸い込み、舌を伸ばして次の行動を予測させる。淫核は包皮から顔を出し、真っ赤に充血して膨らんでいる。舌先で下から弾くように舐め上げれば軽い絶頂を迎えるだろうか。何度か舌先で弾いた後、強く吸い付き、歯で甘噛みしたまま舌先で擦り上げていく。どれだけ身を捩ろうとも逃しはしない。強制的に快楽を与え続けるのだ。舌が許しても、すぐに強い吸引が続く。痺れるような快楽の中、膣口に指を添える。問いかけも告げることもしないで中指と人差し指が挿入されていく。どろどろに溶けた肉の壁があった。一度奥まで指を収め、子宮口の周りを何度もなぞる。膣壁とは違う感触が指を通して伝わってくる。シラユキが絶頂に達しようともカイエンが止めることはない。指が折り曲げられ、恥骨の裏を擦り上げれば、悲鳴にも似た声が響くはずだ。ザラザラとした天井を執拗に擦り上げる。淫核への愛撫も続けたままだ。はじめは抵抗の色を見せていた脚もされるがままとなっている。力が入らなくなったことを見抜けば、両足を持ち上げ、折り返すようにしてカイエンは上体を起こす。   (2017/10/26 00:15:19)

カイエン♂40侍マスタシラユキには屈曲した体勢を取らせ、眼下に曝された秘部へと舌を潜らせる。感覚として与えられる快楽と自身の秘部を愛撫される姿を見せつけることで与える羞恥。潜らせた舌は指とは違う動きで膣内を這い回る。淫汁を吸い上げる音、シラユキの嬌声、双方が淫らな楽曲となってカイエンの耳を愉しませる。その体勢のまま大小の絶頂を繰り返せば、漸く舌が引き抜かれる。しかしその舌先は直下の菊門へと移るだけである。舌の代わりに再び指が膣内を支配し、舌先が新たに菊門を愛撫する。肉襞の動きに合わせて収縮する菊門。皺の一本一本を丁寧に舐め上げていく。涎を垂らしたまま蕩けきったシラユキが見えるだろうか。)…罰はこれだけで済まぬぞ…。   (2017/10/26 00:15:33)

カイエン♂40侍マスタ(冷ややかに宣言する。加虐の冷酷さでありながら、慈しみを感じさせる声である。自己の満足だけを追っているのではない。二人で。と言うこと意味があるのだ。小刻みに痙攣するシラユキの身体を解放すれば、手伝うようにして身体を返し、後ろを向かせる。身体が思うように動かないはずだ。手を突いて自重を支えようとしても崩れてしまうだろう。それでもカイエンは腰を掴み上げ、尻肉を左右に押し広げる。繋がることを期待させながら、それでいて焦らすように肉棒の先を秘裂へとあてがう。後はカイエンが腰を突き入れるだけだ。最奥まで一気に。教え込むように、覚えさせるように、刻むかのようにして。)…いくぞ。   (2017/10/26 00:15:42)

カイエン♂40侍マスタ【長くなりましたが、誤字脱字はご容赦を。】   (2017/10/26 00:21:41)

カイエン♂40侍マスタ【では失礼しますね】   (2017/10/26 00:21:47)

おしらせカイエン♂40侍マスタさんが退室しました。  (2017/10/26 00:21:51)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが入室しました♪  (2017/10/26 21:34:45)

シラユキ♀35吟遊詩人【こんばんは、風邪です(涙) 置きログしにきましたw】   (2017/10/26 21:35:03)

シラユキ♀35吟遊詩人(全てを明らかにしてしまえば楽だったかもしれない。でも、――『確認』してからだ。自分の胸の内にあるものを確認してからでなければ。そう、シラユキは判断した。4日目の夜。宵闇が深くなっていけばきっと、自分の瞳の色はいつも通り金色に変わるだろう。体はきっと「誰にでも」抱かれたくなる。でも、心と魂は――たった『2人』だけを望む。開き直りかもしれない。揺れる心、それは仕方がないものだ。止まることはできない。片方はまっすぐな【愛情】。もう片方は止めどない【愛憎】。どちらが重いかなど、今はまだ判断しない。――どちらも、手に入れることはできないのであれば、その瞬間前迷い続けるという選択もあるのではないかと思ったからだ。―最下層はまだ遠い。どちらを選ぶにしても、シラユキは最下層まで行かなければならない。)   (2017/10/26 21:35:10)

シラユキ♀35吟遊詩人(視線が交錯する。シラユキは自然に微笑んでいた。カイエンの愛情の向こう側の支配欲も独占欲も、シラユキにとっては望むものだったからだ。そして、彼から漏れた言葉に瞳を閉じる)――ありがとう。(カイエンのくれる罰は熱量のある罰だ。―羞恥と快楽に塗れたものではあるが、酷い痛みや死ぬまで追い込まれることはない。【君主】の罰は、苦痛と恐怖に満ちたものだ。―それを長い間受けた身からすれば、カイエンの責めは足りなくなるのではないかと思う日もあったが、そうでもなかった。――それはきっと、信頼と愛がそこにあるからなのだろう。愛していて、愛されているからこそ―、温かい安堵があるからこそ、褥の中で満足できるのだ。ここで、シラユキは気づく。――そうか、【君主】の責めが酷くなければ、満足できなかったのは――。自分が幸せになってはいけないと思っているからだ。快楽より苦痛を求める理由は、自分を罰してほしいと思う理由は。自分から全てを奪った存在を愛したことを、許さないでほしいからだ。言い訳が、欲しかったのかもしれない)   (2017/10/26 21:35:17)

シラユキ♀35吟遊詩人(肉棒が提示されれば、嬉しそうに唇を這わせる。汚れていようとも気にすることはない。教えられた通りに奉仕をしていく。唇で――愛しそうに。涎を零すことも気にしない。潤んだ瞳は初めて会った時のように左の目だけが金色に変わる。まるで、月が満ちていくような色。喉奥まで肉棒を銜え込めば、生理的な涙を浮かべる。愛しい人に支配されることの喜びを知らなければ、こんなに幸福にはなれなかった。普通の恋愛では、この心は満たされなかった。―人生の所々でした恋愛では、こんなに充足感を得ることはできなかった。愛される喜びを知ったのは、愛する切なさを知ったのはこの1年の間だ。唇で、口内で、舌で、喉で。――懸命に奉仕する。こんなに幸せにしてくださってありがとうと)   (2017/10/26 21:35:24)

シラユキ♀35吟遊詩人(離すなの言葉と同時に喉の手前辺りまで肉棒を入れられて、そこに精液を注がれる。――濃い。いつもよりずっと。ああ、ここ数日溜めていたからか。うっとりとその味を唇の中で咀嚼する。覚えるために。―味わうために。残さずにいただけましたと、空になった口内をカイエンに見せる。舌先を伸ばして、蕩けた笑みを浮かべる。――支配することを喜びとする、奴隷の表情。それは愛した男にしか見せない、秘匿だ。伸びてくるカイエンの手が頬に触れれば、その手に頬ずりする。刹那、腕を掴まれて引き上げられ、寝台に頬り投げられる。)――っ(体に走る衝撃。姿勢を変えようと思った瞬間、すでにカイエンは両足の間にいた。前衛職のスペシャリストの彼に体技で後衛職が勝てるはずはない。腰を押さえつけられて、足を開かれれば―。愛液で汚れた秘部は簡単に露になる。思わず恥ずかしくなって、シラユキはその顔を背けた)――ん。(息を吸い込む音。―カイエンはシラユキが羞恥に染まるのを分かっていて、音を立てるのだ)   (2017/10/26 21:35:31)

シラユキ♀35吟遊詩人(唇での執拗な愛撫。カイエンの愛撫は激しくも優しい。――が。今回は罰だ。快楽を罰に与えるなど、褒美と変わらないように見える。それは―、乾いた大地に水を与えることと同じだ。求めている量までは褒美。――それ以上は言わずもがなだ。感度が十分に上がっている体は、ほどなくして一度目の果てを迎える。一度果ててしまえば、二度目はすぐだ。浅く、深く、もっと深く、果てて。止まらない。足の指先が苦しそうに伸ばされて、痙攣する。太腿がカイエンの体を挟むのに、全くびくともしない。そう、最初は逃げようとする。石がどうであれ、体がそう反応するのだ。それも、15分~20分すれば、後衛職の女の筋力では抵抗することもできなくなる。最初は甘く喘いでいた声も、その頃からは泣き声でしかなくなってくる。普段のカイエンが聞けば、心を揺さぶられるような切ない泣き声。許しを哀願するような声。それを引き起こしているのは、カイエンの与える快楽なのだ。―この哀願はカイエンにとっては愉悦を引き起こすものでしかないのかもしれない)   (2017/10/26 21:35:38)

シラユキ♀35吟遊詩人――あぅ。ああ、お許し――くださっ!!(抵抗できないまで追い込まれて、深く果てた。体を屈曲させた状態から深く果てれば、潮をまた吹く。その潮はカイエンを汚すと同時に、シラユキの胸元や口元を汚す。自分が出した潮で汚れているシラユキを見て、カイエンはどう思うのだろう。――もう、シラユキは羞恥を感じられるほど余裕はなかった。苦しそうに泣きじゃくって、果てて。それを繰り返しているうちに、また藍色は消える。――いつもなら、ただの肉人形になる時間帯。でも――、金色の中に理性がわずかに見えるのはきっと、置き忘れてきた愛を統合したからなのだろう)――カイエン、さまっ!(カイエンの下が秘部だけではなく菊穴まで舐めている。汚いから、ダメです!申し訳ないので、ダメです!といつもなら叫ぶのに、今はそれすらももうできない。もう――、為されるがままに受け入れるしかない)――愛して――ます。貴方のことを――、愛してます。(かすれた声で、彼女はカイエンに何度も伝える。うわ言のように)   (2017/10/26 21:35:44)

シラユキ♀35吟遊詩人(体は動かない。――自分が吹いた潮でシーツが冷たい。体を開放されてもしばらくは動くことができないだろう。その位――、深い果てを何度も与えられている。快楽も過ぎれば苦痛。むしろ、鞭などはコンディションにもよるが、途中で快楽になるのだ。シラユキにとっては、強制絶頂の方が辛いように感じる。いつもなら、無意識で逃げてしまう状態でも、逃げることはできない。カイエンに腰を掴まれて――。カイエンの冷たい漆黒を見つめる。肉棒を擦り付けられたと思った瞬間、一気に奥まで突き入れられる)――あぁっ!!あぁ、奥――子宮、押し上げられて――。(快楽に物欲しそうに下がっていた子宮を押し上げられる感覚がする。肉壁が媚びを売る様にカイエンの肉棒に絡みつく。快楽を深く与えられていた穴は、精を注いでほしくてカイエンに強請っているのがわかる)動かないで――くださいませ。どうか、どうか、御慈悲を――。(動かれたら、全てを手放してしまいそうな感覚がする。だから、シラユキは必死に願った)   (2017/10/26 21:40:22)

シラユキ♀35吟遊詩人【と、こんなかんじですかね。お風呂入ったらのぞいてみますねー!では!】   (2017/10/26 21:40:40)

おしらせシラユキ♀35吟遊詩人さんが退室しました。  (2017/10/26 21:40:44)

おしらせカイエン♂40侍マスタさんが入室しました♪  (2017/10/27 00:24:32)

カイエン♂40侍マスタ【こんばんは】   (2017/10/27 00:24:42)

カイエン♂40侍マスタ【連日の置きログ返しです。。】   (2017/10/27 00:24:55)

カイエン♂40侍マスタ(「御慈悲を」という言葉が、苦痛からの解放を願ったものか、或いは、せめて快楽を味わう余裕が出来るまでは待って欲しいと願ったことなのか、その真意はわからない。何時ものカイエンならば、緩急を付けた抱き方をしただろう。苦しさを伴わせながら、僅かに快楽が優る導き方をしただろう。それによって深い絶頂と、精神が深く繋がる実感を得てきたのだ。どちらかだけではなく、お互いに。しかし、今はその責めを緩めようとはしない。「罰」を念頭に置いているわけではない。無論、奴への意趣返しでもない。カイエンには判るのだ。その身体に触れた指から。鼻腔に籠もる匂いから。口腔に広がる味から。肉棒に絡みついてくる肉襞の感触から。今、抱いているシラユキの密度が高まったことを。黒の歌姫を内包することで一人のシラユキという人格が補完された。空白地であった部分が埋められている。カイエンはそこに自分を刻もうとしている。だから緩めることをしないのだ。「罰」ではない。主が従に与える愛情なのだ。その表現方法として選ばれたものがカイエンの行動となって現れている。)…いいや、止めぬ。教え込んでやる。覚え込ませてやる。染め抜いてみせる。   (2017/10/27 00:25:14)

2017年10月21日 20時45分 ~ 2017年10月27日 00時25分 の過去ログ
【F系アダルト】Knight of Migards
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