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「【イベント部屋】school..2」の過去ログ

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2017年11月08日 12時45分 ~ 2017年12月24日 03時23分 の過去ログ
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雪城玲也♂高2(反射的に捕まえようとした生徒達が、それを聞いて青ざめた。捕まえようとするどころか、みんな逃げていった。 ぼむちゃんの暴走は、止まらないーー。)    (2017/11/8 12:45:52)

雪城玲也♂高2…!!?(騒ぎのある廊下からさらに進んだところに青年はいた。向こうから逃げてくる生徒達の背後に、元気に弾けまくる黒い球体を見れば、眠そうな目も見開く。) ちょ、まじでこっち来t ( 押し寄せる群衆の背後が、カッ と光った。 みんな叫び声をあげてその場に伏せた。) …………、あれ? ( てっきり大爆発になるのかと身構えていたものの、当のぼむちゃんは閃光を放った後、ふるふると震えてるだけ。と、同時に ぱかりとその身が割れてお菓子がいっぱい出てきた。) …びびった。マジで死ぬかと思ったぜ…。 (ほ、と安堵の表情を浮かべる生徒達。お菓子だお菓子だと、散らばったハロウィンアイテムを拾いあげて-ーと、次の瞬間。) あ。 (校内に爆音が響いたとか。)   (2017/11/8 12:56:08)

雪城玲也♂高2【校内どたばたロルがしたかった…! お邪魔しました】   (2017/11/8 12:56:33)

おしらせ雪城玲也♂高2さんが退室しました。  (2017/11/8 12:56:36)

おしらせハルさんが入室しました♪  (2017/11/13 23:43:12)

ハル【こんばんは。思い切り時期外れですが、なかなか動く気配の無い伽夜の試運転と少し奏琴花さんと絡んでみたいと思い書いてみました。初ロールでお見苦しい所、ルールに抵触する所もあるかもしれませんが失礼します。】   (2017/11/13 23:48:00)

ハル10月末日。全国の様々な異能力者達の集う学園の中、黒いセーラー服に濃紺のカーディガン姿と他校の制服を纏った少女が一人学園の教職員と廊下を歩いて行く。向かう先は来賓用出入り口。その間も彼女に意識を向けた学園生徒が若干引き気味で驚く。それは彼女の姿が異様だからだろう。闇を引きずるような長い黒髪で顔の大半が隠れ、その隙間から覗くのは血の気を感じさせない白い肌とぽっかりと穴が開いているかのような黒い瞳。両腕の中には茶色い髪に緑のドレスが可愛らしい人形を抱きかかえていた。時間は放課後、彼女を見かけた場所次第では悲鳴が上がるかもしれない。そんなただただ妖しい容貌の女子生徒。 彼女の名前は和妻伽夜。現在とある私立女子高の生徒だが、来年の新学期から学園に編入する事が決まっている。今日はその下見を兼ねて見学に来ていた。一通り構内の教室、施設やカリキュラムなどを丁寧に説明してもらい、授業も一部を遠くから見学させてもらった帰りだ。   (2017/11/13 23:48:37)

ハルここならお前の助けになるかもしれん。そう告げて編入の話を一方的に決めた祖父を思い出す。『…どうしてそんな事言い切れるんだろう。こんな怖そうな人達ばかりの、楽しそうな事何一つ無さそうな学校。』学校見学というと大抵変な所は来客に見せない物だと思っていたが、目に入ってきたのはグラウンドで良くわからない獣に変身し喧嘩を始める生徒達、それに雷を放って止める生徒。当たり前のように壁を透過する生徒や瞬間移動をする生徒、空を飛ぶ生徒までいる。さらには自走する黒い球体が構内のあちこちで爆発し、それを誰も問題視しない。そんな普通ではない生徒達を押さえる所かその力を伸ばすためにある施設やカリキュラムの数々。異能力者と呼ばれる人々を見るのは家族以外では始めての伽夜には衝撃的な一日だった。   (2017/11/13 23:48:50)

ハル『きっとここの人達も私を受け入れない。今の学校の子達にとって私が異質であるように、この学園の生徒達からしたら私こそ異質中の異質だ。なぜなら異能の力が使えないのだから…。あの子達のように、ターゲットは私だけじゃない、きっと”ゆきちゃん”にも酷い事をする。今の学校ならがんばれば逃げられる。でもこんな人達が相手だったら逃げられない、”ゆきちゃん”を守れない。きっと跡形も無いくらいに壊されてしまう。』(そう思うと前にだらりと下がる前髪の下で哀しそうに目を伏せる。案内してくれた先生に軽く挨拶をして靴を履いて校門に向かって歩き始める。こうしている間にもどこからか通常じゃありえない物が飛んできたり、獣に襲い掛かられたりするのでは…とビクビクしていると不意に後ろから肩をトントンされ反射的に振り向く。すると…)   (2017/11/13 23:49:11)

ハル(ぷぴぃーっ!というけたたましい音と共に何かが伸びてきてぱすっと音を立てて額に当たる)きゃぁっ!(思った以上に大きな声が出て周囲の視線を一瞬集めてしまった事に気づいて、かぁぁっと黒い髪の下の肌が赤くなっていく。目の前にいたのは吹くと先端が伸び縮みするパーティーグッズの笛を持った真っ白な女の子だった。まるで雪が降り積もった世界のように白い髪と肌が黒い日傘と服との対比でよく映える。そして何より本物のルビーで出来ているような赤い瞳。先ほどの悲鳴で驚いたのか、振り返った人物がジャパニーズホラーテイストな人物で驚いたのか、ルビーレッドの双眼が大きく見開かれ真っ直ぐ伽夜を見つめていた。)…ぁ…ご、ごめんなさ…(一瞬透き通るような人間離れした美しさに見とれていたが、驚かせてしまった事を謝らなくてはと思い口を開く。それと同時に少女の白い指が脇に抱えていたスケッチブックを取ってこちらに見せる。そこには「お菓子とこの悪戯、どっちがいい?」の文字。)   (2017/11/13 23:49:29)

ハルえ、えっと…(人形のような繊細で静かな佇まいの少女を前に頭の中で文字の意味をぐるぐる考えていると、「はっぴーはろうぃーん!!」という先ほどの校内放送を思い出す。)『そっか…!』えっと、えっと…ちょっとまって!(棒立ちで混乱する伽夜がその気がないと判断したのか、ぺこりと頭を下げて去っていこうとする少女を呼び止めて、スクールバッグをごそごそと漁る。学校見学の直前、帰りたい気持ちでいっぱいだった自身を慰めるつもりでコンビニで買ったチョコレートウェハースを思い出したのだ。”ゆきちゃん”をバッグの中に入れて、赤い包装のお菓子を両手で持って差し出す。目の前のこの綺麗な子がどんな反応をするか興味半分、恐怖半分で黒い髪の隙間から様子を窺う。伽夜と同等、もしくはそれよりも白い手が静かにお菓子を受け取る。それを仕舞うと再びスケッチブックを1ページぺらりと捲ると「ありがとう」の文字。先ほどのように一礼してから昇降口の方に静かに歩いて行く。彼女の姿が見えなくなるまで目が離せなかった。)   (2017/11/13 23:49:46)

ハルねぇ、ゆきちゃん。今日はとても緊張して大変だったけれど、最後に素敵な出会いがあったよ。(最寄りのバス停に向かって歩きながら今の気持ちを抱えている人形に話しかける。時折すれ違う人から怪訝な視線が向けられるがそれも気にならない程、伽夜の心は久々に高揚していた。)最後に会ったとても綺麗な子、宝石の様な綺麗な目をしていたねぇ。髪も私と同じ物で出来てるなんて思えないくらいキラキラしていた。(”ゆきちゃん”のウェーブがかった髪を優しく撫でながら、ふふと嬉しそうに微笑む。)あぁ、あの子が”ゆきちゃん”になれたらいいのになぁ。”ゆきちゃん”になって、一緒にお話したり、お洋服を作ったりして…ずっと、ずっと一緒にいてくれたらいいのに…(抱きしめた”ゆきちゃん”の髪に唇を当て静かにそう呟く。無邪気と表現するには大分薄気味悪い笑顔を黒く垂れ下がる前髪の下に作りながら。)   (2017/11/13 23:50:02)

ハル【終わります。スペースありがとうございました。ことはさん、勝手にですが絡ませていただきました。改めてありがとうございました。】   (2017/11/13 23:50:41)

おしらせハルさんが退室しました。  (2017/11/13 23:50:52)

おしらせ奏 琴花♀高1さんが入室しました♪  (2017/11/14 15:36:46)

奏 琴花♀高1【こんにちは、お部屋お借りします。ソロルで恐縮ですか便乗の便乗にて。】   (2017/11/14 15:37:53)

奏 琴花♀高1(奏琴花は表情が移ろわない。声がないから読唇に長けていると分かっている相手以外の前で唇を開くことは滅多にない。ジェスチャーにしても首を上下か左右に動かすだけのイエス・ノーおよび「わかってなさそう」な首傾ぎと、呼び止めるときに肩をトントンと指先で軽く叩く程度。「まるでお人形」と転入早々に廊下で囁かれる言葉を鋭敏な聴覚はしっかりとらえていても、気にする素振りはない。だって生まれついて色素を忘れてしまった体だから。だって、生き物として少数であるその特徴を「美しい個性」と誰よりも褒めてくれる大好きな人がーーーー)ーー(……といういつもの雰囲気そちのけに今は新しい楽器を「ぷぴぃー」しまくって遊んでいる。どれくらいの確率でお菓子をもらえているかというと……)   (2017/11/14 15:38:30)

奏 琴花♀高11d100 → (99) = 99  (2017/11/14 15:38:36)

奏 琴花♀高1(……そろそろいっぺん説教されてこいという天の嘆きはさておき。お菓子をくれた人の一人の前で、ルビーレッドの双眼は大きく見開かれた。だってそんなに大きな声で驚いた人は初めてだから。校庭で獣に変身して喧嘩しても先生が「シミュレーションルームでやらんかぁ!」と怒る声が聞こえるのが日常の学舎で、驚かれたことに驚く程度にすっかり馴染んだことはさておき。もう一つ理由があった。)…………(きれいなかみ。くろいかみ。)……(ねえ、ねえ、そのお人形ーー心臓が奏でる好奇心がスケッチブックを開かせるよりも先に、驚かせすぎてしまったこのひとはお菓子をくれるかな、が、先だった。)……、……(だめ?)……(だめかな、ごめんね。スケッチブックに書く間に逃げられてしまいかねないような驚きの声だったから、代わりにぺこりと頭を下げて、踵を返そうとしたときのこと。)   (2017/11/14 15:40:59)

奏 琴花♀高1……?(呼び止められて、人形の人をもう一度見たら、赤い小箱をもらった。くるくると色々な角度に見て、箱の底に控えめに貼られた商品ラベルの「ウェハース」という文字にルビー色の双眼はもう一度見開かれて、一度胸元にそっと抱き寄せてから肩掛け鞄にしまって、スケッチブックにあらかじめ用意してあった定形句のページを見せた。ページ曰く、)ーー『ありがとう』(やった、お菓子をもらう悪戯大成功。そんな内心もやはり人形然とした面差しには現れず。ただ手を小さく振って、今度こそ踵を返した。ぱたぱたと廊下を駆ける足取りは、いつも軽いけれどいつもよりもう少しだけ軽かった。)   (2017/11/14 15:41:58)

奏 琴花♀高1(さあ次はどこへ行こう。そうだ、玲也、まだいるかな。階段をのぼって銀色の髪を探し始めたそのときである。)ーー!(咄嗟に日傘を前に広げて眼をきつく瞑ったのは条件反射。光が走る音。空気が大きく弾ける音。一体何事と日傘を畳めば廊下をうろうろする、黒くてまあるい、ナニカ。あと、床に散らばった大量のお菓子。)……(そういえば校内放送でさっきお菓子とか爆発とか……)……。(なんだ、ただのサプライズアイテム。でも、光も音も強かったけれどみんな大丈夫?首を傾いでゆっくり廊下を行くと、)ーー?(まだいた、黒いの。)……(捕まえると爆発するから)ーー(窓をガラッと開けて畳んだ日傘で寄ってくる黒いのを片っ端から窓の外へ弾いた。爆発音は消せるし日傘で光も遮断できるけれど……いっぱいいるからちょっとめんどうくさい。)ーー(ぱこーんと軽い音立てて校庭へ落下していった軌跡を見送って、下界から悲鳴が聞こえたことに「あ、しまった」とばかりにぱちくりとまばたきしたのであった。火薬が入っているわけじゃないから、大丈夫。……たぶん。)   (2017/11/14 15:42:40)

奏 琴花♀高1……、……?(くろいまあるいのを見て、ふと思い出した。そういえばさっきの黒い髪が綺麗なお人形の人、どこかで見たと思ったら職員会議から上がってきた資料に写真が載っていた人だ。まだ、ちゃんと目を通していないけれど見学希望者だった気がする。)……(案内、してあげればよかったかな)……(また来てくれるかな。ここ、気に入ってくれるかな。そんなことを思いながら、また「ぷぴぃー!」の悪戯を日暮れまで続けるのであった。)   (2017/11/14 15:43:03)

奏 琴花♀高1【二つ欲張って長くなりました(深々。頭上注意に被害拡大したところでこれにて。お部屋ありがとうございました。】   (2017/11/14 15:43:59)

おしらせ奏 琴花♀高1さんが退室しました。  (2017/11/14 15:44:08)

おしらせ野分真♂高1さんが入室しました♪  (2017/11/18 20:20:53)

野分真♂高1【それでは改めまして。お部屋をお借り致します】   (2017/11/18 20:21:09)

おしらせ奏 音葉さんが入室しました♪  (2017/11/18 20:21:12)

奏 音葉【はい、こちらのウサギでした。こんばんは、お部屋お借りいたします。野分さん、此度はどうぞよろしくおねがいいたします。良き紡ぎとなりますよう。――室内なのであまり描写に差し支えないとは思いますが、たぶん時間軸的に桜事変からそう経ってはいないので初夏かもしれないくらいの……ご随意に(忘れていたらしいです。)】   (2017/11/18 20:22:48)

野分真♂高1【はい、こちらこそよろしくお願い致します。 …あっ、了解です。房総もとい暴走の記憶まだ新たな頃ですね。  では、先の通り先行をよろしくお願い致します…!】   (2017/11/18 20:24:11)

奏 音葉【果樹繁忙――(けほ。はい、音葉なので場面はお察しかと思いますが時短にて場面移動フェイズはこちらからは簡略してありますが、補完等もどうぞご自由に。それでは投下。】   (2017/11/18 20:25:44)

奏 音葉(ある日の放課後。あるようで実はあまりない奏琴花のクラス来訪理由は、スケッチブックに長々と綴られることとなった。その内容というのは、紫の桜騒動の際に交戦した事実確認を互いの回復後に経た上で「イクシオイデス、壊してごめんね」に始まり、自らの異能をもってして二つに砕きそれを回収しているから、ずっと大事そうに提げていた刃が不在なのだという打ち明けが続き、ペンは一度そこで止まった。言葉を選ぶような沈黙をいくつか挟みながら綴られた言葉は、「自分で直せなかったから、家に持ち帰ったの。そしたらね、オトハが直せるっていうから、任せたの。任せたら」――また途切れて、「来週の土曜日、家に来れる?車、出してもらうから」何か書きづらそうなことを明らかに沈黙をもって中略して、事務的な用件だけを綴って答えを待ったというくだりがあった。)   (2017/11/18 20:26:13)

奏 音葉――(そして、当日。とある土曜日の午後。白薔薇の門は相変わらず無邪気な声たちをもってして来客を出迎えた。親を失ってもなお笑顔が枯れない子供たちが「ねえねえ遊びに来たの?」ともみくちゃにする直前――)ふふ、ごめんね、今日の真君は僕のお客様なんだ。こんにちは、真君。(――甲高い歓声を縫って響くアルトがあった。)   (2017/11/18 20:26:45)

野分真♂高1(見慣れた街並みが、まるで頭の上を滑るように目に映えては過ぎてゆく。よく目にする光景が、かつてこれほどまで意識に入って来ないことがあっただろうか。そう否応なく思わせる程に、今の少年――野分真は幾分緊張し、車の後席で体を小さくしていた。その理由は自ずと明らかだろう。ザ・高級車とでも評すべき黒塗りの車。白く清潔なシート。そして恐縮するほどに座り心地のよいクッション。人生に一度乗るかどうかというレベルの高級車に乗せられてしまえば、いくら行き先が見知った所とはいえ、身が硬くなるのも致し方ないだろう。)…それにしても、音葉くんは凄いな。あれを直せるなんて。(ぽつり。誰に言うでもなく、真はそこに至る経緯を振り返る。…そもそもの起こりは、謎の紫の桜の力で、自分が暴走してしまったこと。その際に奏さんを巻き込んでしまい、その際に愛用していた『イクシオイデス』が壊れてしまったのだ。元々敵から奪ったものでもあるし、今回もそもそもは暴走した自分が悪いのであって、そのことで謝られては立つ瀬も無い。そう思いつつも、もう使えないと思っていたそれが、音葉くんの手で直してもらえるとのこと。)   (2017/11/18 20:43:20)

野分真♂高1(なんだかんだでいろいろと愛用していたものだけに、奏さんから『白の家』行きを持ちかけられれば、真は二つ返事で応じたのである。その時の微妙な間を、特に違和感を抱くこともなく。――車はやがて目的地に着き、その正面で扉が開かれる。固まりきった体をほぐすようにゆっくりと歩き出せば、かけられるはいくつもの声。)こんにちは。やあ、こんにちは。ごめんね、今日はお菓子は持ってきてなくって…うん、また今度。次はおいしいさつまいものお菓子作ろうね。(子供たちも顔なじみであり、親しく言葉を交わしてゆく。そのせいか、一向に中まで進めないのだが――と、その時。子供たちの中に、当の相手の姿を見かけて、真は相好を崩した。)あ、音葉くん。ごめんなさい、お待たせしました。(そう、ほとんどの相手を『苗字+さん』で呼ぶ真の中で、唯一の例外がこの音葉くんだった。いつの頃からだったかもう定かでないが…一つには白の家やバイト先で何度も会い親交を深めたこと、そして一つには奏さんと同じ苗字なのでややこしいこと、が理由であろう)   (2017/11/18 20:43:28)

奏 音葉(奏琴花は、車中であまり言葉をかけなかった。というのも、隣に座るマコトが聴覚に頼るまでもなく緊張に強張っていたから。緊張をほぐす歌をひっそりハミングしようかともよぎったのだが、自分も上手くブレスがとれない。だって、自分も少しだけ肩が強張っているから。――単に高級車の座り心地に不慣れであっただけということはついぞ気づかなかった。さておき。)「ずるいー!」「おかしー!」(年少の子らがぎゃいぎゃいと抗議連呼するのをまあまあと慣れた声言葉に、静かな音使いの双子はなだめて、来客を建物正面へと腕を伸ばして指し示した。)琴花はいつも裏口から入るから、中で会えるよ。(歓声に紛れて忽然と姿を消した双子の姉の心配は無用と告げて、相変わらず愉し気な微笑を浮かべて先導する。)おおまかな事情は聞かせてもらったんだ。良かったよ、二人とも無事で。(肩越しに、そっとそう添えた。)   (2017/11/18 20:50:22)

野分真♂高1【うっかり白の家で音葉くんが出迎えと勘違いしておりました…!すみません、脳内変換ということでorz】   (2017/11/18 20:51:45)

奏 音葉【合っています大丈夫です!双子をいっぺんに書いて紛らわしくて申し訳ないです……!】   (2017/11/18 20:52:21)

野分真♂高1【(そして琴花→音葉と見間違えていたという二重うっかり)えー…いろいろお騒がせをば。ひとまず続きます…!】   (2017/11/18 20:53:25)

野分真♂高1ごめんね、でもこれからもおいしいお野菜はどんどんできてくるから、その時にたっぷり作ってあげるからね。(おやつの抗議も慣れた様子で受け流す真。園芸部のボランティアとして通うようになってから、子供への対応も少しずつ板について来たようである。案外、こういう所で務めるのも向いているのかもしれない。…と。事情を察する音葉くんの言葉に、少し顔色を曇らせた。)…今回は幸い、奏さんも命に別状は無かったですが…それでも、自分が理性を失って、危害を加えてしまったことは事実です。……未熟、です。チカラも、洞察力も。男として、恥じ入るばかりです…。(口に広がる思い出の味は、苦い。後で話を聞けば、奏さんも怪我を負い、周囲は石の雨でも降ったかなような有様だったという。一体自分がどのような力で以てそれを引き起こしたのかは覚えていないが、それでも危害を与えてしまったのは事実。心底悔やむように、真は唇を噛みしめた。…そういえばあの時――戦いの合間に一瞬意識を取り戻した時、音葉くんの声が聞こえた気がするのだが…今となっては、確かめようもない事だった)   (2017/11/18 21:00:18)

奏 音葉ふふ、そんなに気を負わないで?琴花も琴花なんだ。理性を取り戻させるなんて一番得意だろうに、敢えて戦うことを選んだのだから。それに、あの通り元気だしね。(痛みを噛み締めるような声音とは対照的に、笑んだ声。純白の建物の中は学校の廊下のような風景なのだが――そういえば彼を連れて来たことは初めてかもしれない。そんなことを片隅によぎらせて、こっちだよと時折振り返っては歩幅を合わせる。)それにしても、琴花から聞いたときは驚いたよ。君の武装が刃だなんて。(彼が以前に《戦車》相手に刃を振るった戦場を遠目にこっそり見ていたから知っている、ということはさらりと伏せ、双子の片割と交戦して負傷した彼を眠る間に見舞ったことも――他にも何度か黙って寝ているところを見舞ったのだが――伏せる。相変わらず秘匿を愉しむ声音はしかし真実として双子とお揃いに「奏さん」ではなく「音葉くん」と呼んでくれる友の来訪が楽しいのだから、声音もいつもの上機嫌のまま純白の廊下を行く。)   (2017/11/18 21:08:34)

奏 音葉だから、一応刃物は直したけれど……(そこで、歩が止まって振り返った。気づけば誰もいない廊下。幼い歓声が窓の向こうに遠い。静かな廊下に差しこむ無垢な陽光の中で、笑みに愉し気な艶が混ざった。アルトは続く。)……鮮血の色と香りと、意図して肉を裂く感触と感覚をこの先も覚えていたいのか、僕の目で確かめたいんだ。(つぅ、と、撫でるようにルビー色の視線が肩から肘、腕、手へと滑り落ちて、一歩。レンズの向こうにある鳶色の瞳を近くに覗き込んだ。そして、内緒話をするかのようにひそり。)――遊ぼう、真君?大丈夫、痛くしたりしないよ。(絶対にね、と、小さく小さく囁いた。)   (2017/11/18 21:09:18)

野分真♂高1…はい…。(気負うな、と言われてもそれは無理な話、やっぱり肩は気持ち落としたまま、音葉くんの先導に任せて歩いてゆく。…今回は桜のせいではあったとはいえ、心をしっかり保っていなかったから。あるいは、そのもたらす危険を分析し洞察できていなかったから、というのが大きいのではないだろうか。『戦車』――ウーラガン・バルトホルクと名乗ったあの人や、『アクエリアス』と名乗ったあの人達なら、おそらくこうも易々と呑み込まれなかったのではないだろうか。――未熟だ。心が行きつく先は、その一言だった。)…?(廊下。差し込む陽光。そして振り返る音葉くん。常と変わったその印象に、真は怪訝に小首を傾げた。)……どういう意味、ですか?(遊ぶ。敢えて血肉という生々しい言葉を織り交ぜながら、音葉くんはそう言った。その意味する所は――いや、たとえそうだとしても、戦いの場に立つべき人とは思えない音葉くんに、刃を向けていい筈はない。推察はそこまでたどり着く一方で、真の心はもう一つの答えを、既に心に固め始めていた。『血の色、斬る感触。それをこれからも続けるのか』――試すような、その問いへの答えを。)   (2017/11/18 21:23:31)

奏 音葉慎重だね。意味が全く分からないわけでもないだろうに。(くす、と、間近に笑んだまま。くすぐるように言った。)ふふ、そんなに強張らないで?ここは君が良く遊びに来て、子供たちの相手をしてくれている『白の家』だよ。――あ。(はたと思いついたのか、思い出したのか、きょとんとした表情を見せること一拍。また小さく笑んだ。)まさか、琴花の双子たる僕が戦えないとか思っていたりする?ふふ、そんなことはないから安心していいよ。……言ったよ、痛くしたりしない、て。僕は君のことが知りたいだけなんだ。(囁く。大事に、大事に。)――手合せ遊び、だよ。もちろん、無理強いしないで何も言わず聞かず、あの刃を返すことだってできる。(どうする?と、言葉にはせず、ただただ瞳を覗き込んだ。双子お揃いの仕草。音葉の場合は、そのルビー色の奥に、ほのりと赤が艶やかに灯るだけで。)   (2017/11/18 21:35:01)

野分真♂高1…あー…。(奏さんの双子。そう持ち出されれば、戦闘能力を持つというその言葉も妙に得心が入った。言われてみれば奏さんとは以前手合わせしたこともあるし、今回の暴走でも互角に戦った相手である。それを踏まえれば、音葉くんが相応に力を持っているというのも当然と言えば当然であった。)…分かりました。まだまだ未熟な力ですが、いろんな方と手合わせして、少しでもそれを高めたいというのもあります。それに…(試すようなその言葉に、逡巡一瞬、真は承諾の頷きを返した。言葉にした思いは、確かにある。だがそれ以上に、自分を試すようなその言葉に、真は応じたく思ったのだ。ここで手合わせを拒めば、純然たる『武器』――戦うためのものであるあれを、再び手に取る資格はない。まるでそう問いかけられたような思いの中で、真はその意志を受けたのである。何より、音葉くんは刃を直してくれた恩もある。いずれにせよ、応じなければ男が廃る。そう思ってのことであった。…ただいかんせん、それらを理由として述べるには、あまりにも長く複雑で、あとちょっぴり恥ずかしい。ゆえに。)…いえ、何でもないです。(ちょっと誤魔化した。)   (2017/11/18 21:45:58)

奏 音葉(まっすぐ返ってきた誠実な言葉遣いの返事。今度は作り物の表情ではなく本当に不意のまばたきを一つ。)……っふふ、ふふふ。(笑う。嬉しそうに。陽の下に咲いた薔薇のように。)あーよかったぁ……!(ひそりと続けていた声が生んでいた、少しばかり張りつめた空気が、歓声にほどちかい声音に柔らかく爆ぜ散った。)琴花にも同じ相談をしたら「だめぜったいだめ」しか言わなかったから断られやしないか冷や冷やしたよ。ふふ、ふふふ――(何がそんなに面白いのか嬉しいのか、お腹に手を当てて小さく背を丸めて笑う始末。)ありがとう。でも、そうこなくっちゃとも思っている。あと、僕の前で「何でもない」なんて言ったら今度はしっかり聞かせてもらうからね?(さらりと若干不穏なことを言って、トン、と、一歩下がってまた同じ間隔を空けて先導を続ける。)こっちだよ。玩具を浮かせて遊ぶ子たちを見て知っていると思うけれど、ここの住人の半分が異能者だ。チカラのコントロールを練習したり、チカラをおいそれと使えなくてフラストレーションが溜まる子のための頑丈なプレイルームが奥にあるから、そこにしよう。   (2017/11/18 22:03:30)

奏 音葉(廊下を行くにつれ、平和な声たちが遠ざかり、だんだんと静かになっていく。廊下をいくつか曲がって、辿り着いたのは真っ白な金属扉だった。これまで歩いて来た廊下と違って飾りもなにもない、ただの白い隔壁。真横のコンソールに色素忘れの手を当てると、電子音が一つ鳴ってゆっくりとドアが開いた。何もない、真っ白な床と壁と天井の部屋。広さとしては、ガクエンのシミュレーションルームよりもう少しだけ小さい、くらいだろうか。)ええと……ああ、あったあった。(何もない部屋をぐるりと見渡して、入口脇にひっそりと置かれていた箱を片腕に抱えて、中央へ進んで手招きした。)はい、まずはこれ。(箱から取り出してぽーんと高く投げてよこした輪郭に、覚えはあるだろうか。鞘に収まった、刃のような。)それはレプリカだよ。重量や重心の癖は揃えてあって、刃はつけていなくて、一応発熱するけれどマックスで50℃。(そこまですらすらと説明しながら、箱を部屋の隅に置いた。)――と、いうわけで、ソレ、僕に当てようとしてみて?もちろん君のチカラを使っても構わない。   (2017/11/18 22:04:24)

野分真♂高1…?(きょとりん。真面目に答えた積りだったけれど、何かおかしなことを言ってしまっただろうか。思わずそう心配になるほど、音葉くんは楽しそうに笑い始めた。でも、その明るい朗らかな笑顔は、偽りない確かなもの。つられて、真も思わず微笑を浮かべた。――さて、先導に従って、廊下を進んだ先には金属の扉。既に周囲から子供の声は遠ざかり、心持ち日も陰ったような印象さえ覚える。そういえば、ここまで奥深くまで来たのは初めてかもしれない。)わぁ、凄い。学園のシミュレーションルームみたいです。(扉の先は、コンソールのある機械類と、白一色の壁。何やら音葉くんが操作する傍ら、指の背で壁をこんこんと叩いてみる。その音と感触から、結構な厚みがあるらしい。…と。)わっとっと。あ、ありがとうございます。…レプリカ…?(放られたそれを、あやうく取り落としそうになりながら手の中に収める。紛れもない、それはイクシオイデスそのものの黒い柄。唯一違う点と言えば、鞘がある所だろうか。とはいえ軽量で小回りのいいその姿は確かにイクシオイデスに瓜二つである。)   (2017/11/18 22:22:40)

野分真♂高1音葉くんに、当てる?…分かりました、そういうことでしたら。(さて、手合わせのお題はこのイクシオイデスを音葉くんに当てること、とのこと。とはいえ、身体能力に劣る自分では、そうそう当てられるとは到底思えない。音葉くんの異能が何かは分からないが、つまりは自分の異能を駆使しなければどうしようもないという事である。――鞘から刀身を引き抜き、その姿、そして重量を確かめるように、いろいろと持ち直すこと数十秒。鞘をポケットに、刀身を右手にして、真はその相手を見据えた。)では、参ります。(息を吸い、止める、一瞬。真は高圧の空気を身に纏い、光を屈折させて、その姿を透明にかき消した。不可視となったまま、足をゆっくり一歩、一歩。左側へ迂回しながら、少しずつ距離を詰めてゆく。もちろん音は聞こえる上、注意深く見れば空気がゆらゆらと歪んでいるのも見えるだろう。真の方も、これで騙しおおせるとは全く思っていない。――そう、『ステルス』は有用な手段だが、それはあくまで補助に過ぎない。戦況を決定するのは、機を読んだ適切な戦術、機転、そして一振りの力なのだ。)   (2017/11/18 22:22:47)

奏 音葉ふふ、琴花もそのシミュレーションルームの内装が「プレイルームと似ている」と言っていたね。白のほうが何かと分かりやすいし、色彩心理の影響が少ないからね。(若干危うい手つきに弧を受け止め、鞘から抜き、刀身の確認をする視線の移ろい、構え方、鞘の扱い、全て見届けると、すぅと目を細め、唇の端を持ち上げた。)――うん、どこからでもおいで?(彼が呼吸を整えるのと、雪色髪の少年が足首をほぐすようにトントンと軽く跳ねたのは同時。確かにそこにいるはずの姿が薄れ消え、緩やかに緊張の沈黙糸が張られゆく。雪色髪の少年は動かない。ただ彼がいた場所の数歩前あたりへ視線を落として、何か構えを取るわけでもなく笑んだまま黙すこと数秒。)……空気の流れが変わっている。光粒子じゃなくて大気への干渉能力かな?(知っていることを知らぬふりに、推理漫画の頁を捲るような声音に言った。)ふふ、刃渡に少し癖があるからね。どうやって構えているのかな。ナイフのように逆手か、剣と見なしてリーチを最大限に活かすのか。いじっていてこれをどうやってヒトに向けるのかあれこれ想像するだけでも楽しかったよ。(少年は、なお動かない。)   (2017/11/18 22:37:47)

野分真♂高1…!(瞬時に空気の流れを察し、こちらのチカラを読んで見せた音葉くん。その洞察力に、真は一瞬息を呑んだ。…やっぱり一筋縄ではいかないらしい。おそらく、こちらの位置もおおよそ掴んでいるのであろう。そうである以上、このまま近づいて奇襲と言う手は使えない。――ならば。真はしまっていた鞘を手に取り、ある『細工』を施した。姿を消すステルス…『夜鷹』の強みは、透明な中、策を咄嗟に練られるという点にもある。)………。(意識を高める。手の中のイクシオイデスは、音葉くんの言った逆手でも握り手でもなく、5本の指で柄尻を包む奇妙なそれ。その構えのまま、真は意識を集中した。イメージは、空気を包む小さな風船。身に纏った高圧空気を少しずつ風船で包み、それを相手へ向け飛ばしていく感覚。――音葉くんは察知しただろうか。真が纏う空気がこぶし大の塊となり、一つ、二つと、ゆっくりその方向へ向かっているのが。そして、まるで靄に包まれた山肌が雲の隙間から覗くように真の姿が見え隠れするようになるのが。空気の塊は、近づくか触れると爆ぜ、一瞬強風を生じさせる、言うなれば小さな風の爆弾。)   (2017/11/18 23:00:58)

野分真♂高1(もちろん、風で体が吹き飛ばされたり、爆風で傷を負うことはない。せいぜい吹き荒れる強風と音でこちらの動向を察し難くしたり、目を晦ませられる程度だろう。――『風衾(イントルーダー)』。真は、口中にそう呟いた。)   (2017/11/18 23:01:06)

奏 音葉【静かな場面なのでそーっと、お時間大丈夫でしょうか……!】   (2017/11/18 23:03:15)

野分真♂高1【あ、ご心配なく。本日は大丈夫です…!(お昼寝したから()】   (2017/11/18 23:03:44)

奏 音葉 図星みたいだね?(くすくすと、息を飲む音を聞こえたかのように音使いの少年は言う。)動物は視覚に生活を頼るから、光学迷彩は奇襲にとても良く向く。今の呼吸のまま止まらずに踏み込んできても喜んで受け止めたよ?(さあ、君はどうする?笑みを深めて、なお動かない。聴覚で足音を捉えているが、それを視線で追うことすらしない。空気の流れがまた音を変えた。)……ふふ、慎重はいいことだよ。僕が何を隠し持っているか分からないから――ねっ(動いた。くるりと、音の変わった方へ。音を変えた空気が、ぶわりと音たてて迫る。少し重い音、でも弾丸のような速さはない。左腕を顔の前に横倒して、顔を庇うようにして強風を受けて、そのまま一歩、二歩、下がって、)――と、(三歩目で、風が吹くベクトルに逆らうことなくそのまま勢いある風を正面から受け、上半身が軽く後ろへ仰け反った。さあこの三歩の間に優しい策士はどう動いたか。そも三歩目を与えたかどうか。   (2017/11/18 23:19:23)

野分真♂高1(確かに、音葉くんはこちらを捉え、その出方を察している。その洞察力と聴力は人並み外れていると言っていいだろう。事実、こちらの見えない風圧攻撃『風衾』にも、過不足ない対応でそれを捌いて見せた。――だがその最後。一つの塊が、音葉くんを正面から捉えた。)…!(好機。そう察した瞬間、真は高圧空気を開放し、彼の方向へと向き直った。右腕をまっすぐ伸ばし、掌の中に空気を溜め、射出――『流星(シューティングスター)』の応用でもって、飛刀を見舞った。もっとも、音葉くんの耳の良さと反射神経に、並みの手が通じる筈はない。――さて、先程真が加えた仕掛けは、ここである。先ほど姿を消す前、真はイクシオイデスを右手に持って姿を消した。当然、姿を現した今も、右手に携えていると見ている筈である。その心理的盲点を突くべく、真は先ほど刀を持ち換え、右手に鞘を、左手に本体を持っていたのだ。つまり、たった今先に飛ばしたのは、鞘の方。ほぼ同じ重量、そして近い色。一瞬でも目と意識を其方に奪えれば、それでいい。本命は――)   (2017/11/18 23:36:06)

野分真♂高1やあああぁっ!(本命は、左手に携えた刀身。鞘が当たればよし、回避すればその方向へ。風に押されるままに、真は姿を露わにして、音葉くんへと吶喊した。これが外れれば、手の内を見られたこちらはなす術は無い。その突きを――『流星』へ派生しうる特異な持ち方をしたままのそれを、音葉くんに刺さらないよう直前で止まれるよう注意深く用心しながら、真は肉薄し、それに賭けた。)   (2017/11/18 23:36:15)

奏 音葉――(タァン!顔の前に構えていた腕はそのまま横薙ぎに払われ、手の平でベクトルを歪めるよう飛来物を叩き落とし、手に残った、想定より鈍い痛覚に違和感を覚えてちらりと飛来物を視線で追った。その半拍未満の隙を狙いすましたかのようにして、空に舞う鷹のように声が響いた。)ふふっ――(少年は避けなかった。肉薄する刃を正面に見据えて肩の高さまで振りあげたのは右腕。右斜め後ろに身体を倒しながら、開かれた真白の手がひゅんと振り下ろされる。めがけた先は、ナイフを握る手と肘のちょうど真ん中。骨によって直線に支えられている箇所、言い換えれば、骨によって筋肉を固定されている箇所。受ければどうにもならず手が接触した面への振動が手と肘を道連れに軌道をずらされる。素肌に受ければ軽い平手をもらった程度の痛みは走るだろうが、その程度だ。ただ、受けたときの握りが甘ければナイフを取り落としかねない。さあぎりぎりまで距離を許してのこの一手を、避けられたか、あるいは受ける前に再び空気を操っただろうか。)   (2017/11/18 23:58:24)

野分真♂高1あっ。(鞘のダミーは成功し、それを叩き落とす一瞬の隙を産み出した。そう、確かに策は成功したのだ。唯一の誤算は、音葉くんの反射神経の見積もりが甘かったこと。結果的に、確かに捉える筈だった切っ先は目標を逸れ、携える左手の前腕の中ほどを、その手で叩かれる形となったのだ。その衝撃は小さいながら、骨へ伝わるその振動に、真はイクシオイデスを取り落とす。その体も右後方に倒され、その攻撃は完全に外されていた。このままでは、攻撃はおろか回避も間に合わない。――悪いことに、真の空気密度制御能力は即効性に難があり、瞬時に空気を集めることは叶わないのである。身の回りに集めていた空気も全て先程使ってしまい、今更回避に回せる余裕は残っていなかったのだ。――そう、唯一追撃のために保持してあった、左手の掌内を除いて。)――『流星(シューティングスター)』!(取り落とし、スローモーションのように落ちてゆくイクシオイデス。その位置、左手の位置、そして音葉くんの体勢。全てを考慮し、真は左掌の空気を開放した。狙いは、後ろに逸れた態勢となった音葉くんの足元。空気圧で強制的に堕ちる機動と速度を変えた、最後の追撃。)   (2017/11/19 00:10:30)

奏 音葉(手の平に走った衝撃は手応えの証明。ナイフが零れるのを視界の端に捉えて瞳の奥に赤薔薇がちりと灯ったそのときである。)それ、は――(流れ星を呼ばう声と同時にこぼれた小さな、想定外のような、想定内のような、いずれにせよ、口元の笑み崩れぬままに零れた。接敵した相手を反射的に拒絶するならば真っ先に狙うならば胴体――それが、少年の中の統計データである。)っ難し――(そしてそれが最も合理的なはずなのだ。しかし致命ダメージを与えること一点についての話。不安定な体勢を支える軸を最優先して狙われることは、判断を一拍遅らせた。咄嗟に床を蹴って真横に跳ぼうとするが、不可視の弾丸のほうが速かった。足元に跳ねた強風が大きくバランスを崩させ、ぐらりと倒されかけた小柄は器用にも身体をくの字に曲げてそのまま床に手をついて、縦に速転するようにかろうじて床での受け身を回避した。ルビー色の視線は確かに落ちたナイフを鋭く捉えていたが――)ふふっ(トン、と、床に再び両足を付けたところで止まった。)惜しい。でも最後はひやりとしたよ。(降参、と、両手を肩まで上げた。それは終了合図でもある。)   (2017/11/19 00:34:52)

奏 音葉やっぱり不可視は判断を鈍らせるね。怖い怖い。(およそ怖がる様子もなく愉し気に言った。)でも、思った通りだ。(手を下ろして、一歩、二歩、近づいてまた顔を覗きこんだ。)ナイフが最大限活きるはずの超近接戦よりも、数メートルを維持した中距離射撃のほうが反応に選択肢が多く、速い。……どう?(あってる?と、答えを強請った。)   (2017/11/19 00:34:59)

野分真♂高1…ぐう。(かたぁん、とイクシオイデスが床に落ちる音。そして受け身を取った音葉くんと、その口から語られた言葉。それが、全ての終わりの合図だった。…結局、最後の機転で一矢報いたものの、課題の『イクシオイデスを当てる』ことはできないまま。何とも残念な結末に終わってしまったものだった。初見の異能も大部分は効果をなさず、ちょっぴりしょんぼり、そんな午後。)それは…確かだと思います。元々身体能力や反射神経が高い訳じゃないですし、咄嗟に空気密度を操作する余裕もないので、実際の所近距離は苦手だったりします。…ですけど、距離があるとあまり効果の大きい手が打てないことも確かで。結局今までも、危険を承知で近づかなければならないことも多くって…。(顔を覗き込む音葉くんに、過去の戦闘を脳裏に描きつつ真は語った。事実、中距離や支援に適したこの異能だが、中距離からダメージを与えられる手は実の所多くは無い。決め手に欠ける以上は最後は近接で戦わざるを得ず、それゆえに『神風』などの使い方を編み出したり、イクシオイデスに頼ったりしてきたのだ。適性を考えると、まさに音葉くんの言う通りであった。)   (2017/11/19 00:46:27)

奏 音葉うん、ナイフが一番得意とする刺突を繰り出すに声を出したら「苦手です」って言っているようなものだからね。だめだよ、必死な声を出したら持久戦で肺がもたないの前に僕がいじめたくなる。(だからだーめ、と、念押すように真白の指を友人の唇に押し当てる。主に後半のひどく自己中心的な理由を押し付けるように。)不可視をプレッシャーに感じるのは恐らく最大でも3……うーん、平地なら5メートルくらいかな。それ以上を離れるのは確かに相手にも時間を与えることになる。(すらすらと歌う合間も、鬱陶しいとどけられない限りは指を押し当てたまま。)――その自覚があるなら、中距離から楽に撃てるものへ換装を僕はおすすめしたいな。(そこで一息ついて両手を後ろ手に組んで囁いた。)優しい君に返り血の赤はやっぱり似合わない。少なくとも今は。(囁いて、一拍、二拍、鳶色の瞳をじっと見つめた。その眼差しは先程までの、何もかもが愉しくて仕方がないというものとは対照的に、静かで、大事なものを眼に収める、そんな微笑だった。)   (2017/11/19 01:15:45)

奏 音葉――だから、意地悪な僕は返してあげない。(微笑から、またいつもの愉し気な笑みにころりと変わって、二歩下がった。)代わりに、これを使って見て?直すのと並行で作っていたんだ。工作、趣味だから。(後ろに回っていた両手が前に差し出される。片手には、イクシオイデスによく似た、いやあれを一回り小さくしたようなペティナイフ。片手には、鳥の翼が飾り彫りされた白銀色の銃が乗っていた。形状はリボルバー銃に似ているが、小振りで経口も大きく、しかしその割にシリンダーの穴は小さい。しかもペティナイフと同じくらいに高さに持ち上げられているせいか、重そうに見えないそれ。)――見てピンと来ず、どうしてもあの刃がいいなら、それでもいいよ。(首を傾いで言葉を待つ癖は、双子のお揃い。)   (2017/11/19 01:15:53)

野分真♂高1刺突の心得、それに有効範囲…。(音葉くんの言葉一つ一つを自分なりに咀嚼するように、小さく数度首肯する真。中距離の武装に換装した方が適正上向いているというのもまさに自分の考えと合致するものであり、おおいに頷ける所だった。問題は、そうするための道具がない事である。前に敵から奪った『心魂』なるものは使った覚えがあるが、もうその弾はとっくに使い切ってしまい、今や本体だけが埃をかぶっている有様である。)え?…ええ!?(怪訝な顔、継いでは驚き二段。『今は』返り血は似合わない。その意味を推し量る間すらなく、示されていたイクシオイデスが唐突にお預けされたことへの驚きが一つ。そして、続いた驚きは…音葉くんが、得意と言う工作で作り上げたものを示したものを目にしたことであった。片方は、イクシオイデスに似たナイフ状の武器だが、一回り小さいように見える。そしてもう一方は、まるで拳銃のようなもの。しかしその形状はやや大きく見え、口径なども普通のものより違って見える。何より刻まれた鳥の羽根はどこか雪城先輩のそれを思わせるが、趣味の領域を超えているようにすら見えた。)凄い…!   (2017/11/19 01:33:19)

野分真♂高1(それを見て、音葉くんの提言を聞いて、思いを汲んだその頃には、既に真の心は決まっていた。小首を傾げるその瞳へ向かうのは、まっすぐな鳶色。)…折角音葉くんが作ってくれたものを、お断りする筈がないじゃないですか。それに、…もしかしたら新しい応用法を見つけ出して、自分も成長できるかもしれません。――だから。お言葉に甘えて、使わせて下さい。(楽し気な悪戯っぽい笑みに、応える真も微笑して。穏やかな声に意志を籠めて、真は無二の友へ、その言葉を返した。)   (2017/11/19 01:33:28)

奏 音葉――ん?(ぱちぱちとまばたき二回。自分が差し出した二つを見て、まっすぐに飛んでくる鳶色の視線をもう一度受け止めて、鼓膜に反響している言葉をもう一度確認するようにゆっくりと首を戻した。)え、いいの?(きょとんと、二つ返事に快諾を受けた答えを確認する言葉が零れるも、音使いの聴覚は嘘を嘘と聞き分ける。聞き落としをするほどやわな訓練も修羅場もくぐっていない。だから、自分からかました遠回りなサプライズに、自分も一緒にびっくりするという、不可思議な現象。)……。……ふふっ。(やり場に困った手を誤魔化すように笑んだ頬は、色素忘れも手伝ってほのりと赤い。経口の大きい銃にペティナイフの柄をカシャリと入れて、そこに視線を落した。)……刃は、合金と伝熱線を溶接しなおすよりも、綺麗に折れていたから新しく柄をつけ直すほうが早いかなって作りなおして、ね、(何を語るにも流暢な少年が、初めて歯切れ悪さを見せた。)銃のほうは実は作りかけなんだ。真君のチカラの使い方次第で調整して後日に渡そうとも思ったけれど、今のままが一番だ。シリンダーは飾りだしね。向ければ「弾数制限がある」って相手をミスリードできるだろうけれど。   (2017/11/19 02:00:43)

奏 音葉……うん、大気に干渉するチカラなら、しかも素手で弾を飛ばせる練度なら、バネと銃身の内部圧を利用してどうこうというより、自分が狙いを定めるためのおまじないになる。銃の最大の利点は「狙って撃てばそこに弾が飛ぶ存在である」ことだからね。(天井に向けて、引き金を引いても「カチャン」と音が鳴るだけ。まるで玩具のような音。確かめるように言葉を歌ったあと、細い吐息を一つ。)ふふ、くすぐったいよ。僕が作ったガラクタの山を見せたくなる。とりあえず、はい。ペティナイフは発熱状態で試し切りしたらちゃんと薄切りの焼林檎ができたよ。(繊細な調理用に便利なナイフと、玩具のような空っぽの――不可視の弾をこめてもばれない銃を、そっと手渡した。)嬉しいよ、ありがとう。君が少しでも危機に傷つかないことを願っている。(手渡したその後、友人の頬に唇を掠めたのは、きっと宿す赤薔薇の高揚の――悪戯である。)ふふ、さ、琴花がそろそろ退屈でのぞき見しにきそうだから、おやつにしよう?今日はスイートポテトだよ。(部屋の隅にあった箱を迎えに行って、早く早くと、嬉しそうにまた先導するのであった。)   (2017/11/19 02:00:50)

奏 音葉【大変どころではなくお待たせいたしました。此方からは「楽しい午後を」ということでこれにて〆。幕閉じございましたらご一緒したく。】   (2017/11/19 02:01:55)

野分真♂高1【素敵なサプライズありがとうございました…!はい、折角ですので、〆ロルを打たせて頂こうかと思います。もう少々お待ち下さい…!】   (2017/11/19 02:03:43)

野分真♂高1はい、ぜひ!(いいの、と問い返す音葉くんは、どこかちょっと調子を崩した風。それも正面から見据えて、真は曇り一つない顔で首肯した。それらの武器の説明を細かく頷きながら飲み込んで、操作方法や注意点、そして自らの力を利用した応用法を脳内で描いて行く。いわばセットでナイフを投射する武器のようだが、撃ち出せるのはナイフだけではない。――そう、射出口のみが開いているこの構造なら、仮に空気を中に重点すれば、その方向へ間違いなく飛ぶということではないか。つまり、今まで不可能だった『噴射風へのベクトル付加』が可能となる訳である。これは、大きな進歩と言っていいだろう。もちろん、その他の応用法だってある。)ありがとうございます。大事にさせて頂きますね。(手渡された後、頬を過ぎる唇に『近いですよ』と突っ込みを入れたとかなんとか。そんな訳で、これからは愉しいおやつの時間。音葉くんの先導に従い、一つ成長の階段を踏みしめた気分を胸にして、真はその後へとついていった。)   (2017/11/19 02:11:45)

野分真♂高1【では、私もこれにて締めということで。久しぶりに遅い時間まで、ありがとうございました。…もう、いろいろとホントにありがとうございました(土下座)】   (2017/11/19 02:12:24)

奏 音葉【――嗚呼、やっとツッコm(ご挨拶中なので黙ります)――いえ、いえ、こちらこそとんだ夜更かしをさせまして、ご一緒をありがとうございました。いやはや、喜んでもらえて安堵安堵です。久しぶりの組み合わせ、とても楽しかったです。またの機会を楽しみにしています。】   (2017/11/19 02:14:18)

野分真♂高1【その辺のネタや新ウェポンの件も含めて、詳細はまた後日にでもPL部屋のほうでさせていただければと思います。 こちらこそ、とても楽しかったです。時間も遅いので、今宵はひとまずここまでと致しましょう。ありがとうございました!】   (2017/11/19 02:16:06)

奏 音葉【はい、どうか温かく、よい夢を。お部屋ありがとうございました。おやすみなさいませ。】   (2017/11/19 02:16:32)

おしらせ奏 音葉さんが退室しました。  (2017/11/19 02:16:35)

野分真♂高1【はい、それではおやすみなさい。】   (2017/11/19 02:16:43)

おしらせ野分真♂高1さんが退室しました。  (2017/11/19 02:16:47)

おしらせイベントボーイさんが入室しました♪  (2017/12/23 22:53:16)

イベントボーイ【お邪魔します。クリスマスイベント投下です。】   (2017/12/23 22:54:02)

おしらせ間部 清隆♂高2さんが入室しました♪  (2017/12/23 22:55:15)

間部 清隆♂高2【お邪魔しまっす!初ロルがクリスマスイベントの初めを飾れることを感謝しつつ、今日は楽しみたいと思いまっす!】   (2017/12/23 22:56:30)

イベントボーイ【こんばんは。先に投下しますので、少々お待ちを。】   (2017/12/23 22:58:20)

間部 清隆♂高2【了解でっす】   (2017/12/23 23:00:05)

イベントボーイ【少しだけ、確定ロルが入りますがご了承ください。】   (2017/12/23 23:04:22)

間部 清隆♂高2【分かりましたー…そしてハルさんが来ないのが少しだけ不安でっすー!】   (2017/12/23 23:07:45)

イベントボーイ【確かに…。大丈夫でしょうか。】   (2017/12/23 23:08:19)

間部 清隆♂高2【部屋を間違えた訳でもなさそうでっすね…】   (2017/12/23 23:13:03)

イベントボーイ【ひとまず投下いたしますので、ハルさんが来るまでこちらも待機していましょう】   (2017/12/23 23:14:40)

イベントボーイ能力者の集う学園にも、毎年のようにクリスマスイベントは行われている。表社会からは霧で隠されている学園であろうと、恒例行事は世間一般的なものとそう変わりはないだろう。ただ、違うポイントがあるとすれば――)クリスマスおめでとう。皆様に、神のご加護があらんことを。(学園内のカフェテリアは今回のイベント会場。一歩足を踏み入れれば、能力によって具現化および可視化された華やかな飾りやエフェクトが広がるであろう。もちろん、豪華な食事やいろんなイベントだって行われている。会場前にいる青年は天使の衣のような白い衣装をまとい、会場へ訪れた人たち一人ひとりに小さなポインセチアの花飾りを手渡した。)――会場はこっちです。どうぞ、楽しんでいってくださいね。   (2017/12/23 23:15:54)

イベントボーイ(前を通る生徒たちには、手当たり次第に飾りを渡していった。もちろん、過ぎ去ってしまう人もいるだろうが、お構いなし。髪を後ろ向きにまとめた見た目少し厳つい男子にも、憶することなく近づいて、にこりと笑みを浮かべる。)――。(そんな会場内はもちろんクリスマス一色。友達同士でプレゼント交換を楽しむ、恋人同士であればヤドリギの下でそっと寄り添い合う。そんな穏やかで賑やかな雰囲気が漂う中、一角には調子に乗って女子に絡む男子生徒も。)   (2017/12/23 23:16:00)

間部 清隆♂高2【そうでっすね】   (2017/12/23 23:16:03)

間部 清隆♂高2【ハルさんなぜPL部屋に居るだぁーッッッ!!(迫真)】   (2017/12/23 23:24:10)

イベントボーイ【投下遅くなってごめんなさい(深々)こちらは一度失礼します。】   (2017/12/23 23:26:29)

おしらせイベントボーイさんが退室しました。  (2017/12/23 23:26:35)

間部 清隆♂高2【いえいえそんな!素敵なロルを本当にありがとうでっす!貴方こそサンタさんだッッ!】   (2017/12/23 23:27:29)

おしらせ和妻伽夜♀高2さんが入室しました♪  (2017/12/23 23:33:28)

間部 清隆♂高2【お待ちしており申した!】   (2017/12/23 23:34:10)

和妻伽夜♀高2【またせたなっ! 誠に申し訳ございません。イベント部屋と多目的部屋を混合しておりました(土下座】   (2017/12/23 23:34:31)

間部 清隆♂高2【まま、さほど気にしてませんから…頭を上げてくださいでっす!改めまして今宵はよろしくお願いしまっす!】   (2017/12/23 23:35:37)

和妻伽夜♀高2【多目的部屋舞台袖であれー?と思って公民館戻ったら…でした…危なかった!】   (2017/12/23 23:35:41)

和妻伽夜♀高2【大変遅くなりましたが改めて宜しくお願いします。】   (2017/12/23 23:36:30)

和妻伽夜♀高2【どちらからはじめますか?】   (2017/12/23 23:37:40)

間部 清隆♂高2【絡まれているところに間部が突っ込む、そうであれば是非ハルさんに先手をお願いしたいでっす】   (2017/12/23 23:38:59)

和妻伽夜♀高2【ふふふ…実は脳内妄想爆発でニヤニヤしながら用意してきたロルがあるのです。ボーイさんが投下してくださったロルを覆す事もないと思うので投下させていただきます。もしコレ違うんじゃない?等ありましたら教えてください】   (2017/12/23 23:40:47)

間部 清隆♂高2【ほほう?準備万端ってやつでっすな…了解でっす!】   (2017/12/23 23:41:39)

和妻伽夜♀高2【すみません、良く読んだら矛盾点があったので数分お待ちを。】   (2017/12/23 23:43:21)

和妻伽夜♀高2(日も沈み大分暗くなった時間帯。借りた本と人形を抱きしめながら少し慌てた様子で図書室を出る。)『遅くなっちゃった…!まだ時間があると思ってたんだけど…』(学園で開催されるクリスマスイベントまでまだ時間があると思っていたため図書室で時間を潰していたが気づくと日も大分沈んで外から生徒や来賓客の歓声が聞こえてきて、慌てて借りた本と人形を抱きしめながら昇降口に向かって走りだす)『借りた本を部屋に置いてきたいけど…』(左手の腕時計を確認。やっぱり時間が惜しい。早く会場に…と小走りで廊下を走っていると…)「イテテッ…!」(少し離れた所からする声に顔を上げると男子生徒が頭を抱えて呻いている。)   (2017/12/23 23:50:23)

和妻伽夜♀高2…?「おい待てよ!」(何だろうとは思いつつ通り過ぎようとすると明らかに素行の悪そうな男子生徒グループが近寄ってきた。)「何ヒトに怪我させてばっくれようとしてんですかー?」…?怪我?「コイツ影を操る能力者なんだけど、お前、今コイツが操っていた影踏んだよなぁ?」(床に蹲ったまま呻く男子生徒を大げさに大丈夫か?しっかりしろ!等と言ってもう一人が介抱するがどう見ても演技臭い。とはいえ言っている事が本当ならとんでもない事をしてしまったのでは…という想いと男子数人に囲まれてしまった事が怖くてつい謝罪の言葉を口にしてしまう。)…っ、ご、ごめんなさい…私、知らなくて…「はぁ?!知らなければ何やっても許されるんですかー?」「言い訳してますよ?いやですねぇ~、一体どういう教育受けてきたんでしょーね。」「大事にされたくなきゃ示談金必要な事くらい分かるよねー?」…!ごめんなさい…ほ、本当に、わざとじゃ…   (2017/12/23 23:51:26)

和妻伽夜♀高2(職員室もあるフロアだからと油断していた。この時間だと先生達もまだ残ってはいるだろうけれど、校庭で開かれているクリスマスイベントで夜も賑やかだから多少騒がしくても気にしないだろう。壁に追い詰められて小さく震えるしかできない伽夜は男子生徒からすれば格好の餌食にしか見えず、下卑た笑い声を上げながら完全に舐めた態度で迫ってくる。)『…どうしよう…誰か、助けて…』(こんな事にならないためにと構内を探検して回っていたのに…それが全く活かせていない悔しさと恐怖で涙が滲む。それと同時に脳裏に浮かんだのは以前助けてくれた白い翼の持ち主だった。)   (2017/12/23 23:51:30)

和妻伽夜♀高2【大変お待たせしました!改めて宜しくお願いいたします!】   (2017/12/23 23:52:30)

間部 清隆♂高2【はいな!しばらくお待ちを!】   (2017/12/23 23:52:46)

間部 清隆♂高2【あ、これは決めていればで良いのですが男子生徒は何人ぐらい居ますかね?】   (2017/12/23 23:53:39)

和妻伽夜♀高2【4~5人位をぼんやりイメージしていましたが、3人にしてくれても大丈夫だと思います】   (2017/12/23 23:54:44)

間部 清隆♂高2【4、5人でも一向に構わんッッ!…ので5人にしまっす(おい)】   (2017/12/23 23:56:24)

和妻伽夜♀高2【貴方の包容力キャパシティーレスッ!】   (2017/12/23 23:57:28)

間部 清隆♂高2___ポインセチア、ねぇ(イベント会場に来たは良いものの、天使のような印象を受ける青年から花飾りを貰い、周りでいちゃつくカップルたちを見ればどうも自分が場違いな気がしてならない。どうせ自分には相手なんて居ませんよ、なんて罰が悪そうに呟けば、一人寂しく廊下を歩いていた。別にそれを寂しいなんて思ったこともないし、一ヶ月ほど前から居る身としては慣れたものであったはずなのだが。)んあ…?(花飾りポケットにしまいつつ、複数の声が聞こえればそちらの方角へと眼を向ける。壁を背にして震える…おそらく同学年の女生徒と、それを取り囲むいかにもって感じな男子不良グループ。__聖夜に似つかわしくねぇことしやがって。そんなことを心の中で思えば、ポケットに手は突っ込んだまま、ずかずかと不良グループの背後から2m程の離れた場所に立つ。)オイオイオイ、しょっぺぇことやってんなぁ〜不良の皆さん方よぉ?(嘲笑。彼の今の表情を一言で言うならばそれだろう。ここまで来てもなお、ポケットには手を突っ込んだままである。)   (2017/12/24 00:11:03)

間部 清隆♂高2【一人寂しく→一人 に訂正です申し訳ない!】   (2017/12/24 00:11:44)

和妻伽夜♀高2【了解です】   (2017/12/24 00:12:29)

和妻伽夜♀高2(廊下の奥から現れた威圧感のある男に伽夜を囲っていた男達の意識が集中する。)「そーだよー?僕達しょっぱーい事やってんの♪外野は黙っててくんない?」「何だよ、ぼっち君もコイツの示談金支払いに協力してくれんの~?」(5人中二人が男子生徒にガン飛ばしながら近づいていき、以前伽夜を囲っている一人が忌々しそうに舌打ちをする。)「~っはぁ…うぜぇ…もういいよ、この女身体ごとお持ち帰りして支払い方法について詳しくお話してやろうぜ?」~っ!ひっ…!(不良の腕が伽夜の肩を抱いて引きずられて行きそうになる)イヤ…!いやですっ…!(タダでさえ白い顔面が青くなる。)   (2017/12/24 00:19:54)

間部 清隆♂高2(ガンを飛ばしてくる男たちを見れば、嘲笑していた顔を無表情にする。かと思えば、次の瞬間にはカカッと笑みを浮かべて顔を青くする女子生徒に向かってブンブンと手を振る。)大丈夫大丈夫、深呼吸してりゃすぐ終わる__(そう言い終わる前に、あまりに無防備に振っていた手で近づいて来た男子生徒の頭に手刀を叩き込む。脳天への一撃。ぐらり、と揺れた男子生徒の後頭部。そしてもう片方の手は近づいて来たもう一人の男子生徒の後頭部を掴み、思いっきりそれらを打ち付け合わせた。鈍い音が響き、男子生徒たちは悶絶しながら床に倒れる。__不意打ち。からの、二人の頭を交互に踏みつけ、追い討ち。全くの『配慮』、『遠慮』も見られない『それ』は、おそらくこの学園でも稀のものだろう。)良かったじゃねぇか。地面とキスできて(倒れている二人を見下ろし、茶化しながら告げる。そしてポケットからキャンデイを取り出し、それを口に含みながら一歩一歩前進していく。)   (2017/12/24 00:31:04)

和妻伽夜♀高2(せっかくの楽しそうなイベントの日に人生最悪の経験をしそう…混乱する頭の隅でそんな事を思っていると鈍い音が聞こえて反射的に顔を上げる。涙でぼやける視界に映ったのは不良二人を踏みつける一人の男子生徒だった)…??「あーぁー、イヤだねぇ。人様の御都合に首突っ込む他人ってのはさぁ…。やれ」(伽夜の肩を抱き続けている不良が残りの二人に告げる。一人はミシミシと身体を獣化させ、それまでの二倍程の体格、鋭い爪と牙が生えハリウッド映画のモンスターを思わせる姿に。もう一人は先ほど頭を抱えて蹲っていた男。足元を見ると影がするすると動いて男子生徒に向かっていく)『…!危ないっ…』(絶体絶命と思われるような絵。男子生徒はどうするのか…)   (2017/12/24 00:40:31)

間部 清隆♂高2__プッ(絶望的な状況。側から見ればそう思われても仕方ないこの光景。そんな中で、この男はまだ不敵な笑みを浮かべていた。そして、口の中で何かをプチと潰すとそれを狙って吐き出す。獣化した男子生徒の顔面にそれは命中する。そして__獣化しているのなら気付くだろう。臭い。とんでもなく。)アンモニア。さっき口に含んでたカプセルの中身…まぁ、臭いよな。獣化しているならなおさらよぉ…(常人でもそんなものが顔面に直撃したら悶絶する物体。鼻が効く獣状態なら、その効果は言うまでもなく。しかし、伸ばしてくる影には何も対策はないのかじっとしている__と思った矢先、地面に向かって二つの球を投げる。地面に着弾した瞬間、辺りは光と煙に包まれた。光に照らされたことにより影ははっきりと見える。そして、咄嗟の閃光に目が眩んでいる影を操る生徒の親指を掴み、ぐるりと。曲がらない方向に曲げながら、壁へと頭を叩きつけた。そして__ラスト。女子生徒を持ち帰ろうとしている男に対しては目が開く直前、喉に向かって爪先蹴りを放つ。)___逃げよ♫(ガシッと女子生徒の手をつかめば、追加の煙玉をその場に残し。お姫様抱っこでスタコラサッサと立ち去って)   (2017/12/24 00:54:51)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、和妻伽夜♀高2さんが自動退室しました。  (2017/12/24 01:00:41)

おしらせ和妻伽夜♀高2さんが入室しました♪  (2017/12/24 01:00:47)

和妻伽夜♀高2(何が起こったのか詳しくは伽夜にはさっぱりわからない。分かることは一人の男子生徒が不良5人をあっという間に無力化させた事。)「グッ、ギャァアアアッ!!」「な…なぁ”っ?!」(獣が悲鳴を上げ、光と煙が辺りを包んで肩を抱いていた腕が剥がれたと思ったらぐりっと身体が反転。)?!(お持ち帰りされてしまうと思い、うっすら目を開けると自分を抱きかかえて風のように走るのは廊下の奥から現れた男子生徒だった。煙がもうもうと立ち込める廊下の奥から「くぉらぁ!お前ら何やってる!!!」と叫ぶ教員の声。よかった…間一髪危機を免れたみたいだ。)   (2017/12/24 01:03:35)

間部 清隆♂高2(ひぃひぃとみっともなく走りながら、辿り着いた先は先ほど花飾りをもらったクリスマスイベント会場。ここならば人の目もあるし安全だろう。流石に連戦と全力疾走は体力にクるようで、とりあえず女子生徒を抱っこしながら近くのベンチに腰掛ける。)ッア〜…死ぬかと思ったぁー…(でもこーゆーのがオイシイんだよなぁ、と。そして抱きかかえている相手を見れば呆気にとられている様子で。悪い悪い、一言告げれば隣に座らせる。)   (2017/12/24 01:10:25)

和妻伽夜♀高2 (男子生徒が走っていった先はイベント会場。一歩外へ出ると学園の周辺に住むのは家族に能力者がいて、学園の在校生や、OG,OBだったりと異能力への理解がある人が多いらしく、そんな一部の住人向けに校門をこっそり開いているようだ。生徒に交じってそんな学外の住人や生徒の家族と思わしき人達も含めて会場は賑わっていた。そんな会場の隅のベンチまで来て全力疾走で息が切れた男子生徒にゆっくり地面に下ろされる。まだ若干膝が震えるがとりあえずは…と目の前の男子生徒に改めて礼を言う)ぁ、のっ…助けてくれて…ありがとう。ごめんなさい、面倒臭い事に巻き込んで…(伏目がちに礼を言うと隣に座らされる。)…(見た目こそ少し古い漫画に出てくる不良のようだが配慮が効く分そんな事はない生徒なのかもしれない。先入観が全てでない事を体験した頭がそう告げる)   (2017/12/24 01:17:21)

和妻伽夜♀高2【先入観が→外見が に変えてください。】   (2017/12/24 01:18:40)

間部 清隆♂高2んん?あー、いいのいいの。俺が勝手に首突っ込んだから。それに…あーゆー能力者見てるとムカつくんだわ。(礼を言われれば呼吸を整えつつ、手をひらひら振ってそう答えようか。照れ隠し、という訳でもないが自分が勝手に首を突っ込んだのは事実。少なくとも、あの場では放っておくこともできた。だから巻き込まれたのではないと、と。それに被害者に謝られても正直困る。___やたら、能力者の部分に感情が込められていたのは気のせいなのかもしれない。)俺ァ間部…間部清隆って者だ。一ヶ月前からここに居る…まぁ、新参者だよ。ちなみに2学年、もちろん高校生だ。(と、軽く自己紹介をした後に、右手をすっとさし出そう。まぁ握るか握らないかは別として。)   (2017/12/24 01:26:46)

和妻伽夜♀高2【お時間は何時まで大丈夫ですか?私の方は気にしないで大丈夫です。朝までお付き合いできるつもりで参りました。】   (2017/12/24 01:27:38)

間部 清隆♂高2【自分も朝まで大丈夫でっす!】   (2017/12/24 01:28:49)

和妻伽夜♀高2…?『あーゆー能力者??どんなだろう』(黒髪の隙間から視線を宙に浮かべ一瞬考えてみる。当たり屋という卑劣な行為をする人間がいる事は知っていたが能力を利用してそんな事をする人がいて、まして自分がそんな人のターゲットになってしまうとは思わなかった。恐らく彼が言うのはそういう卑怯な人間の事だろうと勝手に納得してみせた。) そうなんだ…私、和妻伽夜です。私も、三学期から高等部二年に編入する予定です。よろしくおねがいします。(しっかりして見えるため三年かと思ったが、同級生である事がわかって少し安心。差し出されたがっしりとした右手を白い右手で握手に応える。)『…!おっきい、温かい…男の人の手…!』(危険が去って安心すると男子慣れしていない思考が戻ってきて少し慌てたように手を離す。)あ、の…間部君は誰かと一緒だったんじゃないの?   (2017/12/24 01:37:40)

和妻伽夜♀高2【よかった。それを聞いて安心しました。よければクリスマスデート()にお付き合いください。】   (2017/12/24 01:38:44)

間部 清隆♂高2【わぁい()お付き合いいたしましょう、お嬢さん】   (2017/12/24 01:39:35)

間部 清隆♂高2おっけ、伽夜な。そーかいそーかい、んじゃ俺の方がちょっとだけ先輩だな(カカッと笑いつつ、手を握られればこちらも優しく握り返そう。自分よりふた回りも小さい子の少女が同級生だという事には驚きつつも、昔から俺ってでかかったしなぁとしみじみと思い。慌てて手を離す相手を見ればうぶだねぇ、と心の中で笑ったり。)痛いところ突くなぁオイ…俺って彼女どころか友達もいねぇんだわ。ま、別にそれを寂しいと思ったこともねぇし……その覚悟でここに来た。(鋭い指摘に苦笑しつつ。深いため息をつきながらそう零していく。普段ならこんなことは話さないが、こいつになら話してもいいかなぁと。なぜだかそう思った。クリスマスムードできっと浮かれているのだろうと、自分にそう言い聞かせて。)   (2017/12/24 01:48:51)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、和妻伽夜♀高2さんが自動退室しました。  (2017/12/24 01:58:51)

おしらせ和妻伽夜♀高2さんが入室しました♪  (2017/12/24 01:58:57)

和妻伽夜♀高2ふふ…そうだね。(センパイだなんて言って笑う清隆に釣られて笑って見せる。)一人……!(もし誰かと一緒ではぐれちゃったなら直ぐ連絡した方がいいよ。と言うつもりだったが、一人だと言われた時の事まで考えていなかった。)『あぁぁ…ゆきちゃん!ここでそうなんだそれじゃサヨナラなんて、助けて貰っておいて失礼すぎるよね?あれ…って事は…コレって一緒に見て回る?って言った方が…ダメ!初対面の男の子にそんな事言ったら変な奴って思われる…どうしよう…どうしたら……!』(うっとおしそうに垂れ下がる前髪下きょろきょろしていた目がイベント会場手前の屋台を見つける)あ、あの…間部君!よ、よ、…かったら、ジュース奢らせて!(普段なら絶対に言い出さない台詞。まして相手は初対面の男子生徒。いや、初対面で男子生徒だからこそ自分らしくない事が言えたのかもしれない。真っ赤になって細い指先が学ランの袖口をつまむと屋台の方へとぐいぐい引っ張る)迷惑かもしれないけどっ!間部君、助けてくれたし…走ってくれたし…お、重かったろうし・・・(先ほど抱きかかえられた事を思い出して顔面から湯気が出てしまいそうだ。)   (2017/12/24 01:59:40)

間部 清隆♂高2お、おう?(何やら忙しなく辺りを見回す彼女の行動を首を傾げながら伺っていると、白く細い指先で学ランを引っ張られる。あろうことか奢らせてほしいと言われてしまった。グイグイされながらもうーんと考える。__まぁこいつの意思を無駄にはできんわなぁ。最終的に至った結論はそれだった。)__迷惑なんかじゃねぇし、重くもねぇよ。軽い、つか軽すぎだ。もっと肉つけろ   (2017/12/24 02:05:35)

間部 清隆♂高2【途中送信でっす!(土下座)】   (2017/12/24 02:06:18)

和妻伽夜♀高2【いえいえ、お構いなく】   (2017/12/24 02:06:48)

間部 清隆♂高2もっと肉つけろ。(いやまぁ自分も男ですから?抱きかかえてたときにあっちゃこっちゃ触ったりしましたけど?…にしても軽すぎる。肉つきも薄いし、病的に白いし。ぶっ倒れちまわないか心配で、ついついそんな言葉をかけてしまう。ふと、前髪を鬱陶しそうにしている様子を見れば、先ほどもらった花飾りとゴム紐を取り出して。)少しじっとしてな(奢られる前に、彼女の前髪を掻き分け、少しだけだが視界が広がるように、ポインセチアの髪どめを作り、そのままつけてやる。手先は器用だがこういったものを作るのは初めてだったため、上手くいって良かったと内心ホッとしており。)   (2017/12/24 02:12:03)

和妻伽夜♀高2肉?お肉食べてるよ?大好きだもの、うん…!(ぎゅぅ!と人形と本を左手で抱きしめ故障したロボットのように意味不明な事をぶつぶつ言いながらぐいぐい引っ張って行こうとすると視界が明るく拓ける)…!『いっ、いま…何して…』(無骨と言うに相応しい手が丁寧に前髪をすくい後ろでまとめてくれる。何かが頭に差し込まれた気配がしたが、それが何か確認して燃え尽きそうなほど”ヒート”してしまうのはもっと後の話。前髪がなくなった視界で改めて清隆方を見ると目が合って…)『もう…どうでもいい…かな…?』(耳まで真っ赤になってエマージェンシーを警告し続ける脳が精神保護のためにこれは一種の夢。と思う事にした。)~~~っっ、あ、ありがと…行こう、間部君!【続きます】   (2017/12/24 02:20:06)

和妻伽夜♀高2(程よく混雑を見せる会場。広くゆったりとしたラウンジ。カップルや仲良しグループで賑わい、何かの音楽系の部活の生徒のお洒落なジャズソングが流れる中、真っ赤になりつつも必死な形相の女子が他の生徒より頭半分程大きい生徒の学ランをひっぱって人の中を歩く。女子のただならぬ気配と男子の威圧感に周囲のカップルが怪訝な表情で自然と道を開け大して待たずに屋台で買い物をする事ができた。)…?何だろう(カフェのガラス窓の向こう、校庭の方から光が…)   (2017/12/24 02:27:29)

和妻伽夜♀高2【他の男子生徒より頭半分程大きい男子生徒の学ランを…です】   (2017/12/24 02:31:16)

間部 清隆♂高2どういたしまして。んじゃ、奢られるとしましょうか(顔をこれ以上ないほど真っ赤にする相手を見れば、思わず笑いそうになってしまうのをなんとか堪える。箱入り娘か、それとも単に男慣れしていないだけか。なにぶん怖い顔をしているため女に関する縁というのはほとんどない。こういった相手の反応は新鮮なもので、どこか楽しさすら覚えた。引っ張られるままにラウンジへと移動し、周りの人にどうもどうも…と声をかけながら、武道家特有の重心のコントロールにより、人混みを掻き分けて移動することができるだろう。まぁ威圧していたのもあってか道を開けてくれたおかげもあったが。そして屋台での買い物はサイダーを奢らせることに。一番好きな飲み物だ。)……んお?(校庭の方から発せられる光にこちらも目線を移動させる。)   (2017/12/24 02:35:29)

間部 清隆♂高2【ハル殿…朝までとか言っていたのに、ここにきて眠気が来たッッ!!申し訳ないが次のロルで自分はしめとさせてもらいます…本当に申し訳ない…!(めり込み土下座)】   (2017/12/24 02:36:42)

和妻伽夜♀高2【とんでもない。眠気が来た時が潮時ですこちらこそ遅くまでお付き合いありがとうございます。】   (2017/12/24 02:37:21)

和妻伽夜♀高2(嬉しそうに商品の中からサイダーを取る姿を見て。ちゃんとお礼ができた。と思って嬉しそうに微笑む。どうやら校庭の方で何か催し物をやっているようだ。)間部君…何かやってるみたい…行ってみよう…(小型犬が飼い主を引っ張るように清隆の制服を引いてふらふらと外に出て行ってしまう。内履きのままだがそれも構わないと言うようで、それはどこか夢を見ているようにも見えた) 窓から見えたのはクリスマスイベントのイルミネーション会場。一番目立つのは一週間前から飾りつけがはじめられた校庭には中央のツリーにとどまらずあらゆるイルミネーション作品が並ぶ。電球も電線も見えないのに光の線が規則正しく家の形に添って走り、どんどん場面が変わって一つの物語になっていく作品、汽車や車等の模型が複雑に動いて町を遠くから見ているかのような可愛らしいミニチュアの世界。その隣にはスノードームのように任意の場所にだけ雪が降り積もり、暫くすると雪煙が動物の形になりながら上へ上へと舞い上がっていく作品…と次々に中、高校生が作ったとは思えない作品が続く。   (2017/12/24 02:44:20)

和妻伽夜♀高2キャプションにもそれぞれ「チームえれくとりっく」、「学園技研部」、「超常現象研究会」等と書かれてある。なるほど、純粋に技術だけでなく学園らしく異能力を駆使した作品でもあるようだ。厳密に言うとパフォーマンスと呼ぶ方が正しいのだろうが、ここでしか見れない光景に自然と伏目がちだった目が大きく見開かれるわぁあ…すごい!綺麗…!(学園の存在を知る前までは見ようにも見れない仕掛けの作品を見て、ため息交じりの歓声を上げる。普段前髪の隙間から穴が開いているようにも見える暗い瞳も前髪がどかされた分今はイルミネーションの明かりを反射して輝いて見えた。)   (2017/12/24 02:44:43)

和妻伽夜♀高2【私も次で〆たいと思います。】   (2017/12/24 02:46:35)

和妻伽夜♀高2【何度もお直しすみません 一週間前から飾りつけがはじめられた校庭には中央のツリーに→一週間前から飾りつけがはじめられていた校庭の中央のツリーにとどまらず…です】   (2017/12/24 02:48:52)

間部 清隆♂高2ああ、なんか引っ張られるのにも慣れてきたなぁ〜(サイダーを飲みつつ、自分よりふた回りも小さい彼女に引っ張られている自分って周りから見たらどうなんだろうなと。その答えを周りからの視線が示しつつ、校庭へと向かっていく。連れられるままにやって来た場所はイルミネーション会場。さまざまなチームが参加し、前々から準備していたのは知ってはいたが、これほどとは。様々な作品のイルミネーションの前に立ち、普段は日陰者である自分。即ち『非能力者』である自分が光を浴びるという矛盾。しかし、それは同時に嬉しさでもあり、怪訝。本当に光が当たる場所にいても良いものかという思い。___二つ我にあり。しかし、隣で光を浴び、輝いている彼女は、間違いなく綺麗だった。ここにあるどんなイルミネーションよりも、今の彼女は輝いて見える。そう思うのは自分だけだろうか?)【続きます】   (2017/12/24 02:55:17)

間部 清隆♂高2(…無意識のうちに。学ランを引っ張っていた彼女の手に、自分の手を重ね、握る。この美しいものを、傷つけさせまいと。優しく、慈しむように握る。彼女は恥ずかしいと思うだろうが___)ああ。綺麗だな。(隣で微笑む彼女に向かってか。はたまた、この壮大なイルミネーションに向かってか。その言葉がどちらに向かって言われたものなのかは分からない。____けど。一つ確かなものは、今日のこの出会いに感謝を。サンタさん。居ないと思っていたが、今年からまた信じてみようかなと。心の中でこの男は呟くのだった。)   (2017/12/24 03:00:32)

間部 清隆♂高2【自分はこれで〆でっす。最後にハルさんのロルを見てからおちまっすです!】   (2017/12/24 03:01:46)

和妻伽夜♀高2【ありがとうございます。就寝準備を進めながらお待ちください】   (2017/12/24 03:02:38)

和妻伽夜♀高2(以前いた全く馴染めなかった学校、閉鎖的で冷たい実家。そこにいたままでは決して見れなかった光景。いや、隣にいる逞しい男子生徒が助けてくれなかったら見れなかった景色。危機迫る体験も未来への不安もあって一人だと潰されてしまいそうになる。けれどここに越してから出合った生徒達。異能力者とは言え伽夜を疎まない彼らを思うと何故か心強く感じるのは、クリスマスイベントの最中だからだろうか。)…?…!!(気づくと袖を摘んでいた指を温かい手が包むのを感じて心拍数が一気に上昇するのを感じる。)…うん、綺麗…だよ…(彼がどんな顔をしているのか見たいと思ったが、綺麗なイルミネーションの力を借りても包まれる手を優しく握り返すのが精一杯だった。少し硬直した顔のまま再び意識をまばゆい光へ向ける。それでも頭の隅に残り続ける手の温かさ。そして、大きい人が隣にいると安心する…そんな当たり前のような考えを頭に浮かべていた。)   (2017/12/24 03:15:28)

和妻伽夜♀高2【大変お待たせしました。コレで〆にします。】   (2017/12/24 03:15:52)

間部 清隆♂高2【なんか非能力者ということの告白ができずに申し訳ない()とは言え初邂逅、ありがとうございました!これから間部がどう学園で過ごしていくのか…!】   (2017/12/24 03:17:31)

間部 清隆♂高2【そして眠気が限界にまで達している!素敵なロル、邂逅をどうもありがとう!!これからも仲良くしていってほしいッッ!また後日、ゆっくりと語り会いましょう!それでは自分はこれで…おやすみなさいでっす!!】   (2017/12/24 03:19:22)

おしらせ間部 清隆♂高2さんが退室しました。  (2017/12/24 03:19:29)

和妻伽夜♀高2【こちらこそ初邂逅ありがとうございました。文章うってたら挨拶が遅くなってごめんなさい。】   (2017/12/24 03:21:58)

和妻伽夜♀高2【いえいえ。とんでもない。この段階で告白する必要もないと思いますし、年明けには先生もお前ら似た者同士なんだから仲良くしろよ?なんて互いに共通点がある事を紹介されるかもしれませんので焦る必要はないです。むしろボーイさんが用意してくださった設定を私に代わって拾ってくれてありがとうございます。ボーイさん。折角用意してくださった素敵要素無視しててごめんなさい。 もう、もう…遅刻に遅刻を重ねた上初ロルにも関わらず私のワガママに何処までもお付き合いくださいまして感謝しかありません。もう、間部君イケメン!気分は乙女ゲームの主人公です。】   (2017/12/24 03:23:11)

2017年11月08日 12時45分 ~ 2017年12月24日 03時23分 の過去ログ
【イベント部屋】school..2
現在のルーム
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