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2018年02月18日 00時34分 ~ 2018年03月11日 22時29分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

野分真♂高1(『く…!』と呻き声を漏らし、喉元に刀を突き付けられた男の表情が歪む。下手に動けば突き刺さるであろうその状態に負けを悟り、一歩、二歩と下がった男は、気絶したショーテルの男や武器を置き去りにしたまま踵を返して逃走した。注意深く周囲を観察し空気密度の濃淡も確かめるが、他に新手はいないらしい。何とか、この場は退けられたようだった。『もう出てきても大丈夫ですよ』と物陰の女子生徒へ手招きで合図をしてから、真は見事に男を退けて見せた女子生徒の方へ歩みよる。『シルフ』は腰に下げたものの、腕にイチゴ満載バスケットを下げ、両腰に透明な袋から除くチョコを下げるという表現に困るような姿のまま。)危ないところを援けて頂き、ありがとうございました。申し遅れました、1年生の野分真と申します。(意思の強そうな視線に一瞬たじろぎかけるも、お礼をするのは礼儀と考え直し、ぺこりと頭を下げて名前を名乗る真。雰囲気からすると上級生だろうか?)   (2018/2/18 00:34:51)

金城栄璃華♀高3(喉元に刀を突きつけられた襲撃者は、どうするのかと思っていたら、尻尾を巻いて逃げ出してしまった。つまらない―――小さく舌打ちをした後、刀は能力の支配を解かれ、重力に従って地面に落ちた。先刻まで戦闘をしていた男子生徒も状況が落ち着いた様で、此方にやってくる。)……貴方を助けた訳ではありませんわ。(1年の野分真。下級生だ。普通なら此処で挨拶を交わし、名前も名乗るのだけれど、発したのは其の一言のみ。僅かに身長の低い彼を見下ろす視線は、冷たく、人を見下す様な其れ―――だったのだけれど、彼の腰から除く袋を其の瞳に捉えた時、僅かに変わったことだろう。チョコレート、だろうか。しかし、見ず知らずの相手にチョコレートを強請る程、礼儀のない人間ではない。)   (2018/2/18 00:42:11)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、和妻伽夜♀高2さんが自動退室しました。  (2018/2/18 00:42:41)

おしらせ和妻伽夜♀高2さんが入室しました♪  (2018/2/18 00:42:46)

和妻伽夜♀高2(彼女が男の得物をどうするのか…まさか流石に殺しはしないだろうが、彼女の雰囲気はそのまま首を掻っ切ってしまいそうで怖かった。男もこれ以上打つ手がないとふんだらしく闘争した。2人とも怪我もないようで良かった。と思っていると、男子生徒がこちらを向いて『大丈夫だから出ておいで』というように手招きをする。植木の陰から出て二人の所に行くと彼は戦っていた女子生徒に丁寧に自己紹介を始めた。)『…一年、後輩だったんだ。』(あまりにしっかりしているのでこちらが恥ずかしくなってくる程。それに対して女子生徒の言動はーとても冷淡。先日もそうだったが自然と家族の姿が浮かんで一歩引きさがりたくなる。)『--あれ?でも…彼女は何で戦っていたんだろう…。』(男二人の狙いは真。彼女には関係ないはず…。そんな疑問が浮かべば委縮しそうな気持も少し小さくなった)   (2018/2/18 00:50:44)

和妻伽夜♀高2【逃走です 失礼】   (2018/2/18 00:51:08)

野分真♂高1(にべもない――その表現がしっくりくるような対応に、う、と気後れする真。よくよく見れば、相手の方が身長も高く、まるで見下ろすように見据える眼差しも相まって、その雰囲気からも圧倒されそうな心を禁じ得なかった。…とはいえ、危ないところを二人に助けてもらったのは事実。ただお礼を言うだけでは、礼を欠くことになるだろう。何か、無いだろうか。身の回りを顧みて…思い至るのは、両腰に下げた袋。バレンタインに向けて試作していたチョコである。)あの、大したものではありませんが、よかったら召し上がって下さい。助けて頂いたお礼です。   (2018/2/18 01:01:34)

野分真♂高1(一時の保存程度に思っていたので、透明なビニール袋そのものは簡素なもの。中のチョコは、ラップでもって1個ずつキャンディのように簡易包装がなされている。形状はいずれも一口大の円錐だが、よくよく見ると濃いものと薄いものがあるのが分かるかもしれない。色が濃い方は、チョコフォンデュのようにイチゴにミルクチョコを纏わせたもの。鮮度一番ゆえ日持ちしないが、丸のいちごのみずみずしさが口に広がるだろう。片や、色が薄い方は真の能力で作ったドライイチゴを核に、生クリームとブランデーを加えて作った生チョコ仕立て。芳醇な洋酒の香りと柔らかな口当たりにドライイチゴの酸味が合わさり、ちょっぴり大人のテイストに仕上げたものである。それぞれミックスした袋を、二人へそれぞれ手渡した。受け取ってくれるといいのだけれど。)   (2018/2/18 01:01:43)

金城栄璃華♀高3………。(ベンチはどうしよう、と思い出したように内心では考えていた。其の場の苛立ちに任せてベンチを破壊した襲撃者を追い払ったまでは良かったけれど、直した筈のベンチが破損していたら、確実にまた担任教師に呼ばれる。男子生徒から視線を逸らし、小さく溜息をついた。と、其処にやってきたのは物陰に居たのであろう一人の女子生徒。そういえば見覚えがある。)…あら。貴女がいらっしゃったのでしたら、私ではなく貴女が加勢した方が良かったですわね。(皮肉を込めた物言いに、大人しそうなこの女子生徒はどう反応するだろうか。しかし先日の様子から実際に戦闘に使えそうな能力がありそうだし、声を上げたという事は己と違って正義感もあるという事だろう。)   (2018/2/18 01:12:35)

金城栄璃華♀高3これは……(矢張りチョコレートだ。しかも相手の方から差し出すとは、存外損ばかりではなかったのだろう。今までの自分なら、庶民の手作りなど問答無用でゴミ箱に放り投げていたが、あのコンビニで入手できるチョコレートを口にしてからというもの、その考えは改めたのだ。早速色の濃い包装を解いて、口に入れてみる。)………。(苺の風味。だから先刻苺がどうとか喚いていたのか。外側にコーティングされた苺のチョコは、その辺の中途半端なものより風味が良く、学生が作ったとは思えない代物である。)悪くありませんわね…。(小さく呟いてからはっとした様に、男子生徒の方を見る。)私は、3年の金城栄璃華と申します。(誤魔化す様に、名前を告げた。)   (2018/2/18 01:12:43)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、和妻伽夜♀高2さんが自動退室しました。  (2018/2/18 01:28:17)

おしらせ和妻伽夜♀高2さんが入室しました♪  (2018/2/18 01:28:31)

和妻伽夜♀高2…!ご、ごめんなさい。その…どうしたらいいのか、わからなくて……!(女子生徒の声にびくっと肩が震える。家族と同じような態度、口調。この前も戦わないでいた事を言われた。そして今回もただ黙って見ていただけ。彼女がいなかったら彼も怪我をしていたかもしれない。私が無力だから、いけないーーそう思ったが…)『…あ、この人、私の事知らない…それなら、私が常人である事も知らないのだから、私に何かできるって思っているんだ。』(そう思うと逃げ出したくなる気持ちも少し落ち着いた、気がする。)私だったら、彼も、私も無事じゃ済まなかったと思います…戦ってくてれ、ありがとうございました。(数歩下がりたくなるのを堪えて礼を言う。少し声は震えていたかもしれないが…。)『手品でいい。そう見えればいい。そうだよね?若草君。』   (2018/2/18 01:30:54)

和妻伽夜♀高2(彼の事はレストランBIWA GARDENに何度か行った時に働いているのを見た事がある。アルバイトをしている時と同様優しそうでかつ凛々しい様は変わらないが、今日の姿はその時とは違っていた。籠いっぱいの真っ赤な苺。両腰にはビニール袋腰にはナイフのような物が下がっている。これだけなら畑で農作業している人と装備は変わらないが、彼は制服姿で、さらに銀色に光る銃を持っていた。)『…どこで何をしていたんだろう…。』(そう疑問に思っていると彼は自分にも袋を差しだされる。目の前の女子生徒ならわかるのだが、自分が貰うのはどうなのか…と思って出しかけた手を引っ込めた。)そんな…私、何もしてないから…。(前髪の陰の中目を伏せてそう言うと、目の前で女子生徒が柔らかい声音で言う『悪くない』と言う言葉にどうしよう…と思ってしまう。実際お腹もすいてきた。)   (2018/2/18 01:31:09)

和妻伽夜♀高2『一年の野分君に、3年の金城先輩か…』(こうして二人自己紹介していて戦闘には何も貢献していないにもかかわらず自己紹介しないのも失礼だろう。)…私、最近高等部二年に転入して来ました、和妻伽夜と言います。…よろしくお願いします。(少し緊張しながら頭を下げると肩から落ちた髪で視界が覆われる。そこでやっと髪にゴミが絡まっている事に気づいてわたわたと慌ててそれを払った。)『…ぅう…恥ずかしい…』(頬を赤らめる)   (2018/2/18 01:31:22)

野分真♂高1本当ですか!?よかった、イチゴとチョコの甘さのバランスで迷っていた所だったので、気に入っていただけたのなら嬉しいです。(悪くない、一見怖そうだった女子生徒――金城先輩にそう言ってもらえれば、自然と顔も綻んだ。そんなに怖い人ではないのかもしれない。そんな、ちょっとした感想抱きつつ。)金城先輩に、我妻先輩ですね。宜しくお願いします。我妻先輩も遠慮なさらず、ぜひ受け取ってやってください。(確かめるように二人の名を口にして、遠慮した様子の我妻先輩にずい、と袋を差し出した。危険を教えてもらったことでもあるし、お近づきのしるしの意味でもある。こんな非日常的な戦闘の巷であっても、人の出会いは大切なものなのだ。)   (2018/2/18 01:42:02)

野分真♂高1【す、すみません、お誘いしておいた言いだしっぺですが、眠気がそろそろ…。私は次で締めとさせて下さいませ。】   (2018/2/18 01:42:33)

和妻伽夜♀高2【了解です。遅くまでお付き合いくださいましてありがとうございました。】   (2018/2/18 01:43:37)

金城栄璃華♀高3……そうですか。(女子生徒の言い訳がましい言い方に僅かな苛立ちを憶えたが、これ以上何か言うのは控えた。言っても、恐縮されるだけだろう。自分の近しい後輩を相手にしている様で、やはり距離感が違うと扱い辛い。礼を言われても、そっけない態度の侭。)………。(そして、チョコレートについて語り出した男子生徒に再び視線を向ける。急に何を語り出したのかと思ったら―――しかし、言っている事は確かにそうだ。苺とチョコレートのバランスが絶妙で、其れが美味しさの大きな要因の一つだろう。)私は帰りますわ。疲れましたから。(何だか、色んな意味で。ベンチの事に関しては、自分は知らないとシラを切るより他ないだろう。)では。(短く告げれば、さっさと踵を反して其の場を後にした。其の手にはチョコレートの入った袋を持って―――)【私もこれで締めと致します。最後までお付き合いさせて下さいませ。】   (2018/2/18 01:49:03)

和妻伽夜♀高2『苺!?チョコ!?』(真の言葉にこくりと唾を飲み込んだ。今のところBIWA GARDENで注文した物に外れはない。彼女の感想は控えめに言って…の表現なのだろう。おずおずと両手を出して袋を受け取った。)…ありがとう。…あ、あの!今度は何か持っていくね!その…大した物、渡せないと思うんだけど…!(美味しい物をほぼ無償で貰ってしまった事の礼を言っていると、そっけない言葉と共に去って行く栄璃華の背中を見送る。)『……初めて言えた。皆にも何か言えたらいいのに…。』(彼女は何も関係ない。それでも、どうしても態度から家族の姿が浮かんでしまう伽夜はそんな事を思っていた。殺伐とした空間になってしまった学園、それでもまた今日も新しい出会いがあった。それが前から望んでいた出会いでも、そうでないにしても。それらによって伽夜の中では何か変わっていくのかもしれない。)   (2018/2/18 02:01:24)

和妻伽夜♀高2【私もこれで〆にします。】   (2018/2/18 02:02:17)

野分真♂高1【ありがとうございますー。…えー、そして眠気でもう、字が、出てこない(糖分欠乏 申し訳ありません、我妻さまがいい雰囲気で締めて頂きましたので、これにてキリよく終わりとさせて下さいませ。とりあえずお二人と初邂逅&チョコを渡せて満足なのです…!】   (2018/2/18 02:05:17)

金城栄璃華♀高3【遅い時間まで有難う御座いました。私も楽しかったです。例によって色々と申し訳なかったですが…。改めて有難う御座いました。】   (2018/2/18 02:06:42)

和妻伽夜♀高2【ごちそうさまでした!何にもしていないのに貰ってしまって申し訳ないです。大事に食べるよう伝えておきます。お休みしましょう。こちらこそありがとうございました。(深々】   (2018/2/18 02:07:11)

野分真♂高1【お二人には引き続き餌付けしなきゃ…(使命感 改めまして、遅くまでありがとうございました。それでは、おやすみなさい。】   (2018/2/18 02:08:06)

おしらせ野分真♂高1さんが退室しました。  (2018/2/18 02:08:10)

金城栄璃華♀高3【有難う御座いました。御休みなさませ。では、私も此れで失礼します。お部屋有難う御座いました。】   (2018/2/18 02:08:48)

おしらせ金城栄璃華♀高3さんが退室しました。  (2018/2/18 02:08:52)

和妻伽夜♀高2【餌付け?!嬉しい!おやすみなさいませ。私も失礼します。】   (2018/2/18 02:09:22)

おしらせ和妻伽夜♀高2さんが退室しました。  (2018/2/18 02:09:31)

おしらせ若草優希♂高1さんが入室しました♪  (2018/2/24 09:54:24)

若草優希♂高1【予定前にソロル投下だけ致します。】   (2018/2/24 09:54:41)

若草優希♂高1(――これは学園が強襲を受けた日のお話。校舎裏庭にて。辺りは喧騒、爆撃、その他騒々しい物音が聞こえてくる。皆が避難し強襲から遠ざかろうとする中、若草優希はあるものを探していた。それは友人からの頼まれごと。人形探し。――ゆきちゃんと呼ばれるその人形を大事にしている女生徒がいる。その人のために辺りを探索していた。)……なかなか見つからないね。(土の人形に話しかける。無言で応える彼の反応は、不安そうなものであった。主人を失う可能性は少しでも避けておきたいのが彼の人情であろう。そんな彼の気持ちを感じている間もなく)――……ッ!!(敵兵と遭遇する。能力者ではない敵兵の戦闘は格闘と特殊武器によるもの。彼が持っているコスィーニアを作った同じ組織の製造武器だろう。先ほど戦闘した齢50程の男性とは違う、強い殺意。最悪殺してしまっても良いという考えがありありと伝わってくる。)   (2018/2/24 09:54:45)

若草優希♂高1……僕は戦闘向きの能力者じゃないんだけどなぁ。(冷や汗と共にため息がこぼれる。――いよいよ死が近いか。そんな中でも、彼の戦術は変わらない。)……僕の名前は若草優希。貴方の名前は?(とにかく時間稼ぎ。後ろからコスィーニアダミーを割り、這わせ戦闘できる環境を作った。)   (2018/2/24 09:55:08)

若草優希♂高1(しかし、戦闘はあっという間だった。相手は急接近してくる。普段遠距離を得意とする若草優希の戦闘方法はその時点でスイッチする。――接近した敵兵は不意に脚を取られズルリと転んだ。足元にはウヨウヨと這いまわっている血に塗れた包帯。それが足首に巻き付き、引っ張られ身体のバランスを崩したのだ。転んだ敵兵にすぐさまのしかかり、首に手を掛ける。今度は懐から包帯がシュルシュルと飛び出す。それは敵兵の首に巻き付き頸動脈を圧迫した。敵兵の身体は何秒もしないうちにビクビクと痙攣を始め、気絶する。)……ポーン相手だと、こんなものかな。(ついでと言わんばかりに蛇と化した包帯を使い四肢の関節を外し骨折までさせる。その表情は平然としていた。)   (2018/2/24 09:55:22)

若草優希♂高1――……さて、ゆきちゃんを探さないと。(目的に移る。武器もそろそろ枯れてきているが、それでも探索を続けることにした。通り道には戦闘不能の敵兵がちらほら見えている。――良くも悪くも、彼は殺し合いに慣れつつあった。最初は恐怖もあったものの、最初に出くわしたオールバックの男との戦闘が印象的だったのか、並の敵兵相手では緊張することはなくなっていた。――この心境の変化は今後どのように影響するのか。少年は人形探しを再開した。)   (2018/2/24 09:55:35)

若草優希♂高1【以上です。お部屋ありがとうございました。】   (2018/2/24 09:55:52)

おしらせ若草優希♂高1さんが退室しました。  (2018/2/24 09:55:55)

おしらせ和妻伽夜♀高2さんが入室しました♪  (2018/2/25 01:03:39)

和妻伽夜♀高2【こんばんは。お邪魔します。ソロル投下のためお部屋をお借りします。】   (2018/2/25 01:03:54)

和妻伽夜♀高2(学園襲撃から時間も経過し、初日と比べて戦闘員の動向は静かになっていたが、油断した所を襲い掛かる戦闘員もいるようで、時々戦いの音がどこからか聞こえてくる。いつまでも続く緊張に疲労感を隠せない生徒の数も大分多くなっていた。)あのっ!女の子の人形、どこかで見かけませんでしたか?大きさは40センチ位で、赤い髪に緑色の目、黄色の地に白いフリルがついたワンピースを着ているんです。(そんな中、和妻伽夜は必死な様子で目につく生徒に片っ端から行方知れずの人形について聞いて回っていた。こんな状況で人形の行方を聞くなど何も知らない人間からしたら馬鹿げていると思われることだろう。だが今の伽夜にはそれでも構わない事だった。普段の人見知りする性格もどこへやら。藁にも縋るとはまさにこの状態を言うのだろう。何度目だろうか。忌々しそうに「そんな物知るか!」と吐き捨てられて去っていく背中を見送る。)   (2018/2/25 01:04:06)

和妻伽夜♀高2(ため息を一つついて近くの教室に入る。窓は適当な紙で目張りされているが、どうやら異能力で硬化され定着してあるようで、窓の向こうから撃ち込まれたと思わしき銃弾を弾いたと思われる痕跡が付いている。冬の弱い光が紙を透過して入り、より一層弱弱しくなった昼光はこの疲労感で満たされつつある空気にぴったりで、室内にも何人か疲労感を浮かばせた生徒が壁に背中を預けて座ったり、横になっている。その中の空いたスペースに伽夜も腰掛けた。)『いつまで続くんだろう…。あの人、殺しが目的じゃないって…言っていたっけ。それならどうして…こんな…。』(今学園を襲撃している人達が何者で、何を目的としているのか、全く見当がつかない。他の生徒達の話を聞くと以前にもこんな風に襲撃を受けた事があるそうだが…。)   (2018/2/25 01:04:17)

和妻伽夜♀高2(人形が見つからない事、危険に身をさらされる事だけでなく、伽夜にとって自身に起こりつつある小さな異変も不安の要素だった。体育館で会った初老の男、中庭で遭遇した赤毛の男。どちらにも感じたそれまでにない感覚。止まってくれ、動かないでくれと願ったらそれが叶ったというか…相手の身体の中に通っている糸を自分が握っているような、そんな感覚。たまたま偶然が重なっただけかもしれない。でもあの初老の男が告げた「目覚めたか」という言葉を思うと、あの時に自分自身に起こった事は異能力の発現だった…と考える方が適切だろう。能力覚醒というそれまでずっと願い続けて来た事だが、伽夜の表情は暗かった。)   (2018/2/25 01:04:27)

和妻伽夜♀高2(伽夜に発現しえる能力は、彼女の家族や親族が持つ物と同じ人形を操る能力。家族が人形を操っているのは見た事があるが、人の行動を制限する能力を使っている所など見たことも聞いたことも無かった。前髪の下で険しい顔を保ったまま、制服のポケットから携帯電話を取り出し、祖母の入所している養護施設の番号へ発信する…が、スピーカーから流れて来る電波が届かないというメッセージに黒い眼を一瞬見開いた。)『…?繋がらなくなってる…これだけ堂々と攻撃して来れる人達だもの当然か…。』(武装組織から襲撃を受けて大分時間が経つのに一向に助けが来ない。警察か自衛隊が動いてもおかしくないような事態なのに不思議だったが、どうやら相手もそれをかいくぐれるだけの権力を持っている…という事だろうか。自分たちを襲う敵の規模を垣間見て身体が震えるのを感じながら静かに携帯を仕舞う。)   (2018/2/25 01:04:57)

和妻伽夜♀高2(祖母に今自分自身に起きている異変について何か知らないかと聞こうと思ったが、もしこれが祖母も知らない物で、祖母から家族の耳に入ったら…と思うと身がすくむ。散々能力に覚醒できない事を言われた挙句、家の能力とは関係ないと思える能力の片鱗がある…など、それこそ勘当を言い渡されてしまいそうだ。能力に覚醒しない自分が和妻家の恥でしかないのならいっその事親子の縁を切って欲しいと何度も思ったが…いざ本当にその場面を想像すると躊躇してしまう。)『…縁を切られたら、おばあちゃんと他人になってしまう…会いにくくなる…おばあちゃんの人形達にも…。』(そういう意味では繋がらないでいてくれた方が良かったかもしれない。何より父親が縁を切らずに家に置いてくれているのはまだ私に覚醒の可能性が残されているから…そう思いたかった。)   (2018/2/25 01:05:53)

和妻伽夜♀高2…どうすればいいの、かな…。(疲れた--と、黒い髪の中に沈むように横になって目を閉じる。視界を、意識を覆っていく黒-そして訪れる静寂----暗い-ここはどこ?延々と続く無機質な廊下。時々扉が見えるが、かかっている札の文字までは読み取れない。何とも思わず歩き続けていたがある事に気が付く。異様に廊下が広く、どの扉も大きいのだ。昔読んだ絵本の巨人の御殿を歩いているような、もしくは自分自身が縮んでしまったかのような…。歩き続けているが体の感覚がひどく曖昧で、どうなっているのか…と俯くと、視界の下の隅にずっと探していた黄色い色が見えた。)ー……。(寒さに意識が戻る。目を開くと先ほど瞼の裏に浮かんだ映像ではない。薄暗い教室が横になって見える。)『ゆきちゃん……?』(手を軽く握って開く。腕の中に何もない感覚にももうだいぶ慣れてしまった。)『…寒い…確か近くに温度調節の能力を持った人が部屋を暖めてくれているんだっけ…まだ能力が続いているといいんだけど。』(そう思いながらふらふらと教室を後にする。)   (2018/2/25 01:07:09)

和妻伽夜♀高2【以上です。お邪魔いたしました。】   (2018/2/25 01:08:42)

おしらせ和妻伽夜♀高2さんが退室しました。  (2018/2/25 01:08:46)

おしらせ《愚者》さんが入室しました♪  (2018/2/25 21:03:12)

《愚者》【こんばんは。イベント関連でソロルを投下させて頂きます。】   (2018/2/25 21:03:34)

《愚者》あー寒い。皆さんご苦労な事だねぇ。(終息ならぬ、収束。言葉遊びも大概だが、言い表すにはその語がうってつけだろう。じゃり、と靴裏で砂を食みながら、神父服の青年――《愚者》はそう脳裏に呟いた。耳を澄ませば、時折聞こえるのは爆発音とガラスの割れる音、そして悲鳴。それでも、数日前と比べれば、喧騒は些か断続的であり、はらはらと散発の域を出ない程度に収まっているように感じられる。…その筈だろう。襲撃が始まってから今までという時間は、言うなれば彼我にかけられたふるいであった。狩られる者は狩られ、去る者は去り、そして立ち向かう者は戦い続け…今学園に残るのは、言ってみれば逆境を経て勝ち残った精鋭なのだ。過去の戦闘でも証明された通り、学生といえどもその能力は使い方次第でA.D.A.M.1個小隊をも圧倒しうる。それを顧みれば、行きつくところまで事態が収束した今、学園が一種混沌という名の平穏に包まれているのは当然の事と言えた。――青年が、今歩む先もまた、それを物語る場所。学園の一角、敷地外れの物陰にいくつもの人影を見定め、青年はそちらへ足先を向けた。)   (2018/2/25 21:05:51)

《愚者》よ、お疲れー。調子どう? 「あ?…何だ、お前か。どうもこうもねぇ。A.D.A.M.の役立たずどもが、ゴミムシ相手に手を焼いてる。…まあ丁度いい、今日の戦利品だ。持っていけ」(赤髪の粗野な男――攻撃の陣頭指揮を担う《皇帝》の傲慢な言にも、青年は張り付けた笑顔を崩さない。彼が言う通り、周囲には負傷した様子のA.D.A.M.構成員が数名。うち1人は明らかに重症と言っていい怪我を負っているのが認められる。片や。《皇帝》が足蹴にしてよこしたのは制服を来た少年少女が1人ずつ。いずれも意識は無く、ひどい怪我を負っているように見えた。)あーあ、やっちゃって。生きてんのこの子達?「さあな。どうせゴミムシ、潰した所で構いやしないだろ。持って帰りゃ死体でも実験台には使えるだろうさ。…お前、そういや今回は支援任務じゃ無かったのか?」(興味を無くした様子で学生の身体を蹴り、言葉を継ぐ《皇帝》。流石に傭兵として世界を飛び回っていた勘ゆえか、その眼には不信感が宿っている。青年がにこ、と相貌を崩しても、それは変わらぬまま。)   (2018/2/25 21:06:03)

《愚者》なーに、大したことないさ。君の装備の調整が終わったんで、負傷者の回収がてらに持ってきたんだよ。持ってく?(手に集う燐光、歪む空気。一拍後、青年の手元に現れた『それ』を見て、男の口角が歪む。まるで、獲物を目の前に舌なめずりするように。)付随コード『ラディアータ』。君の専用兵装だ。 「……ほう。…いいじゃねえか。気に入ったぜ。」行くのかい?「ああ、さっそく使い心地を確かめて来る。役立たずとゴミムシの輸送は任せたぜ。」(『それ』を手に、悠々と学園へと戻っていく男。その背を見送りながら、青年は指先で負傷者や失神した学生へと触れていく。数秒もすれば、そこに残るのは、神父服の青年一人。懐から取り出したチェスの駒を、その地面にさくりと突き立てた。)…Edenが、母様の理想を離れていくなら、俺が正さなきゃならない。『楽園』を守るためなら、…たとえ『皇帝』だろうと、『神』だろうと――。(風、一陣。最後の言葉を掻き消して、北風は吹き抜けていく。…それが学園を抜けていった時。微かに残った燐光の他に、その地に人の気配は一つも残っていなかった――)   (2018/2/25 21:06:14)

《愚者》【以上にて。お部屋ありがとうございました。】   (2018/2/25 21:06:49)

おしらせ《愚者》さんが退室しました。  (2018/2/25 21:06:53)

おしらせ《皇帝》さんが入室しました♪  (2018/3/10 22:35:52)

おしらせ若草優希♂高1さんが入室しました♪  (2018/3/10 22:37:14)

おしらせ金城栄璃華♀高3さんが入室しました♪  (2018/3/10 22:37:20)

若草優希♂高1【改めて、皆様よろしくお願い致します。】   (2018/3/10 22:38:07)

《皇帝》【それでは、改めてよろしくお願い致します。打合せ通りの順番にて、こちらから始めさせて頂きますね。 では、少々お待ち下さいませ。】   (2018/3/10 22:38:39)

金城栄璃華♀高3【よろしくお願い致します。】   (2018/3/10 22:40:10)

《皇帝》「第5分隊、集合完了しました」「第2分隊、欠員なし」よし。確認が終わった隊から順次撤収しろ。気絶した役立たずどもも忘れず持って帰れ。(冬から春へと移ろう、間の季節。雨が上がったばかりの曇り空の下で、徐々に高まる気温と恵みの水を以て、草木が芽生えを待つ頃の事。学園の屋上に学生らしからぬ男たちが屯している様は、ここ1か月の事情を知っている人々にはもはや見慣れてしまったものだろう。――三度襲い掛かった、Edenを名乗る謎の組織。学園の異能者の異能発現および強化を裏の目的として敢行されたその『仕組まれた襲撃』は、その目標を概ね達したと見なされ、今まさに襲撃者たちが引き潮のごとく撤退を始めんとしている所であった。事前に《愚者》のテレポート印が持ち込まれていたらしく、一様の武装を施した男たちは、一人、また一人と燐光に包まれて消えて行く。時々仲間に肩を預け、足を引きずる姿が見えるのは、一種のサバイバルを経て生き残った学生たちの抵抗の強さを物語るものだろう。本作戦が収束を迎えようとしている要因の一つには、Eden側の被害が想定を上回ったことも加えられている。)   (2018/3/10 22:51:36)

《皇帝》(――そして、異様なのはその中心。屋上の金網に背を預け、腰を下ろして人員を睥睨している赤髪の男の姿だった。燃え立つような癖のある赤い髪、顎にまばらに見える無精髭、その顔立ちに全くそぐわない黒の神父服。…そして何より目を引くのは。その傍らに立てかけられた『盾』であった。上半身を覆って余りあるサイズのそれは、表面にいくつもの鋭利なスパイクが設けられ、上下には深いスリットの入った打突用クローが装備されている。形状こそ盾であるものの、そのあまりにも暴力的な姿は、身を護るという本来の用途からおおよそかけ離れているように見えるかもしれない。――EXSW-04D-EM、《皇帝》専用ラエヴィスカスタム『ラエヴィス・ラディアータ』。この男――《皇帝》のためだけに作られた、専用の武装である。)   (2018/3/10 22:51:46)

金城栄璃華♀高3(一時期の喧騒はどこへやら。学園を襲撃した組織の人間達は次々と学園から去っていく。そんな事は、己には関係ないけれど。何度かやむを得ず彼等と交戦したけれど、全くもって手ごたえもなく、何をしに来たのかもよく分からない。唯一交戦した中で互角と言えたのは、あの老紳士だけだっただろうか。彼とも決着はつかなかったけれど。雑魚同士の抗争に巻き込まれたくない一方、能力を使って無力な人間を捻じ伏せることに、全く何の感情もないかと言ったら嘘になる。それで自分が傷付いたとしても、だ―――そんな事を考えながら向かったのは屋上。あの老紳士を顔を合わせた場所だ。丁度、担任教師にもフェンスの件で小言を言われたばかりだし、破損した部分を直すくらいならば、と向かったけれど、本当は違うのかもしれない。)…あら。(静かに扉を開いた向こう側。其処には一度目にした人物が立っていた。特徴的なのは燃えるような赤い髪と、それにそぐわない神父服。)   (2018/3/10 23:00:54)

若草優希♂高1――慣れない腕時計をすると、手首が変な感じだね。(隣にいるのは土で出来た分身と、それと人工的に作られた義体の分身。それと本人である若草優希。彼はこの事件の際に手に入れた特殊な腕時計を装備し、まだ物騒が続く危ない学園から去ろうとして歩いていた。――ふと、屋上に眼をやる。理由はいくつかあった。些細なものであるが、フェンスが軋むような、そんな音がしたことと、土埃のような何かが降ってきたような気がしたこと。実際そうなのかは別にして、そんな程度。そこにいたのは女生徒が1人と神父服の男が1人。――以前戦闘した中年の男を思い出した。『此度の戦、尋常ではない』、その言葉も。嫌な予感がした、通常なら去らなければならない、近づいてはいけないのだが……。)どうする、助ける?それとも逃げる?(二人に確認をする。――しかし、既に答えは決まっていた。若草優希は止まらないだろう。少年は屋上へ向けて駆けていた。)   (2018/3/10 23:08:42)

若草優希♂高1――屋上までやってきたはいいが……。(3体は屋上の入り口で息を潜める。女生徒と神父。二人は対峙していた。女生徒はこの状況に動じる様子はない。何となく、この騒動で得た経験から理解できた。――慣れている。そんな風に見えた。だとしたら……。)――悪いけど先ずは見、とさせてもらうかな。(理由は二つ。女生徒を助けるとそう近づいたが、助け方もあるだろう。先ずは、もしあの女生徒が持つものが自分より戦闘力の高い異能だとしたら、足を引っ張る可能性がある。次に、相手の能力。この前の通り相手が只の戦闘員だけと言うこともないらしい。特に、相手はいかにも只者ではない風格がある。それにあの不必要に大きい装備。――あれは、盾だろうか。それにしては攻撃的な形状をしている。一先ず、戦闘系異能者ではない自分が出るには余りに無防備であることには違いない。3体はお互いに装備を確認しあう。そうして、二人のやり取りを伺うことにした。)   (2018/3/10 23:08:55)

おしらせ和妻伽夜♀高2さんが入室しました♪  (2018/3/10 23:11:29)

和妻伽夜♀高2【皆さんこんばんは。遅くなってしまいましたが、まだ参加できますでしょうか】   (2018/3/10 23:12:03)

《皇帝》【あ、こんばんはー!お時間がアレでしたので先に始めさせて頂いておりました。はい、まだ交戦前ですので大丈夫ですよ。丁度一巡した所ですが、↓のははきぎさんの後に続いていただくか、それとももう一周した後に入っていただくか、どちらがやりやすそうでしょう?】   (2018/3/10 23:13:22)

和妻伽夜♀高2【ありがとうございます!それでははぎさんの後に続かせて欲しいと思います。えりーさん、はぎさん宜しいでしょうか】   (2018/3/10 23:16:08)

若草優希♂高1【はい、順番承知いたしました。】   (2018/3/10 23:16:38)

金城栄璃華♀高3【了解です。】   (2018/3/10 23:17:29)

《皇帝》【それでは、我妻さんから再開という事で。宜しくお願いします。】   (2018/3/10 23:18:08)

和妻伽夜♀高2【ありがとうございます。少々お待ちください。】   (2018/3/10 23:18:54)

和妻伽夜♀高2っ…う…(やっぱりなにかがおかしい。時折意識がここじゃないどこかを見せようとする。『だめ…こんな時に。しっかりしないと…。』そう思って頭を軽く振ると視界を黒い髪が覆った。 あれから戦闘も大分収まっていよいよ襲撃者達はいなくなったのではないか。そう思っていると少し前を歩いていた若草優希が屋上の方へ駆け出した。)?若草君…?(彼の後を追うと屋上の扉の隙間の向こうをうかがっている。)…どうしたの?何か…(そう小声で彼に話しかけると同時に視界に映ったものに言葉を失う。)『ー!あの人…!』(中庭で遭遇した襲撃者の一人。どうしてここに…と思って他に様子をうかがうと金城先輩の姿も見えて息をのむ。)『先輩どうしてここに…?』(このままでは先輩が危ないのでは…とも思うが凛と佇む彼女の姿からはその必要もないと言わんがばかりでどうしたものか…と思ってしまう。)   (2018/3/10 23:27:33)

《皇帝》おら、とっとと行けとっとと。……あん?(武装を整え撤退していく戦闘員を、まるで尻を蹴り飛ばすように追い立てる男。現在残存が確認されている最後の分隊が撤退を終えるのと、その向こう――校舎内から続く階段から、一人の女子生徒が姿を現したのは、ほぼ同時のことだった。)おう、お前か。確か前に中庭でも会ったな。金属拵えの標識を捻じ曲げた、妙な能力の女。(以前に僅かだが交戦した覚えのある、黒髪の女子生徒。その姿を見て、男の口角はにやりと歪んだ。一つには、以前の戦闘の記憶が脳裏に蘇ったゆえ。そしてもう一つには、その傲岸不遜な態度が、どことなく己に…《皇帝》のタロットの暗示に似ていると感じたゆえであった。その更に向こう、階段の影の辺りには、ちらちらといくつかの影も見え隠れしている。他の目もあるというのは何ともだが、傲岸直情たる暗示のタロット、構うことは無かった。)もったいねえなあ、お前。その能力と性格なら、タロットの中でも中核になれる素質もあるのによ。こんな所で異能を持て余して燻ってていいのか?(左手に盾を持ち、腰を上げる男。口元に笑いを浮かべ、相貌に女子生徒を見据えたまま、接ぐ。)   (2018/3/10 23:32:40)

《皇帝》その異能、Edenで使う気は無いか?異能者――ゴミムシ狩りなら、ルールに縛られる事は何一つない。存分に異能を使って、力を振るって、ゴミムシどもを嬲り殺しても罪に問われることも無い。楽しいぜ、『こっち』はよ。(薄笑い、傲岸にして余裕の表情。右手を誘うように伸ばし、男はそこで言葉を締めた。異能者を合法的に狩る異能者――E.V.E.の本懐を語る、その条理で以て。)   (2018/3/10 23:32:49)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、若草優希♂高1さんが自動退室しました。  (2018/3/10 23:36:46)

おしらせ若草優希♂高1さんが入室しました♪  (2018/3/10 23:37:24)

若草優希♂高1【失礼致しました】   (2018/3/10 23:37:34)

金城栄璃華♀高3あら、憶えていらっしゃったんですのね。光栄ですわ。(「光栄」という言葉とは裏腹に、声音には一切の感情もなく、彼の印象通り、不遜な物言いだろう。そして、彼の言葉から見るに、己の能力は割れているという事だろう。視線は男の隣にある盾の様な武器に向く。厄介な物を持っている。)……タロット、ですか。残念ですけれど、貴方達の組織に属する気はありませんわ。貴方の仰る「ゴミムシを狩る」というのに興味が無いといったら嘘になりますけれど。(淡々と述べた言葉に嘘はない。誰かは分からないが、後ろに居る二人がこの言葉を聞いたらどう思うか―――それすらも、気にしてはいなかった。)ルールだけではなく、組織に縛られるのは嫌いですの。貴方達の組織には私の大嫌いな人物も居ますし。《恋人達》と言えば分かります?(そこまで言って一歩、男に近付く。こんな学園にいることすら己にとっては息苦しいが、勿論その手を取る気もない。けれど―――)嗚呼、でも。燻らせているのは確かに、退屈ですわね。それとも、貴方が発散させてくれます?(無表情から言って、僅かに口角を上げて問う。手始めに、ポケットに手を忍ばせ、掌に硬貨を数枚握った。)   (2018/3/10 23:43:02)

金城栄璃華♀高3【無表情から言って→無表情から一点して。誤字失礼致しました。】   (2018/3/10 23:43:50)

若草優希♂高1(――後ろから聞いたことのある声がする。振り返り人差し指を立てて静かにと合図をする。特に言葉を交わすことはない、間違いなく修羅場なのだ。気づかれているか否かは別にして音を立てる訳にはいかない。息を殺しながら、屋上の扉の裏から二人の声を聴いていた。)――ッ!!(交わされる言葉から伝わることは、二人は知り合いであること。そして驚愕した内容は勧誘だった。女生徒が受けるか否か、それ次第で本格的にこの場を逃げなければならないかもしれない。――しかし、女生徒の答えは否であった。先ずはホッとする。言葉には刺々しいところはあったが、一先ずこの場では『味方』であるらしい。そしてあの好戦的な性格。)……やっぱり、戦闘系の異能者だったか。(ぼそりと呟く。女生徒の能力の内容までは分からないが、少なからず自衛出来るレベルには、寧ろ自衛できる程までに余裕のあるレベルには自信のある異能者であることには違いないだろう。問題は――。)   (2018/3/10 23:55:12)

若草優希♂高1……助けに出て、此方が敵とみなされないかどうか。出来ることなら、協力してとも言わないが、双方で攻めてあの男を制圧、殲滅できるとこの先安心が深まるんだけどね。(二人の様子を見ながら冷や汗が若草優希の頬を伝わる。取り合えず、あの神父服の男の隙を伺うことにした。)   (2018/3/10 23:55:25)

和妻伽夜♀高2ー!『やっぱり、少なくともあの人は異能力者を襲撃する事が目的なんだ。それに…タロット?エデン?それが…あの人たちの所属する組織の名前…?』(男が栄璃華に向かって話しかける言葉に目を見開く。何もかもが面白くないという彼女の冷淡な表情、それはあの男が言う通りだからだろうか。幸いな事に彼女の返事は否。それだけなら安堵だっが、さらに新しい情報が入る。)『ー!金城先輩…?この人たちの事、知っているの…!?』(自分はつい最近まで学園の存在も、家族や縁戚以外の異能力者の存在も知らなかった。だがこの世界は伽夜がこの数か月知りえた異能力者の世界の知識以上に広く、深いらしい。彼女の発現から、学園の一生徒である彼女はそれに関係している存在。そう思って間違いないだろう。)『先輩?どういう事…恋人達って…?』(次に彼らが何を言うのか、屋上に流れる不穏な空気を察して無意識のうちに近くにいる若草優希の一人の袖口を掴んでいた)   (2018/3/11 00:00:33)

《皇帝》…くっくく、はは、ひゃははは!なるほど、あの優男と訳アリって事かい。そりゃ悪かった。たとえあいつの首持ってきた所で、あんたの思いは変わらねえだろうしなァ。(何がおかしいのか、一しきり下品な笑い声をあげ、腹を震わせる男。女子生徒の言葉で全てを察したらしく、その目も、口も、皮肉がおかしくてたまらないかのように歪んでいる。――一拍、収まる笑い。再び向いた目は、据わったまま。)おいおい、中距離戦か?そりゃあ困るな、俺の異能は基本近接用なんだ。(右腰から抜くは、Eden正式採用の日本刀型武装SW-01E『アグレスティス』。柄尻に短刀『イクシオイデスⅢ』を設けたほかは、何ら違いの無い武装である。ポケットに入れた手。その挙動は、以前に見覚えがあった。投擲したイクシオイデスを、正確に効果で撃ち落とした異能。おそらくは、牽制と迎撃としての使い方なのだろう。たかが硬貨とはいえ、一方的に攻撃されてはたまったものではない。――だから。込めたチカラとともに、左手に携えた『盾』に異変が生じたのはその時だった。)   (2018/3/11 00:19:28)

《皇帝》(盾の表面のスパイク――3対4基、計12個設けられたそれらに、みるみる氷が生じ、あっという間にスパイクを核として鋭利な氷の刃が盾の表面へと形成されていく。同時に、右腕の『アグレスティス』は鮮やかなほどに赤熱。男は盾を横向きに構え、狙いを定め――『アグレスティス』柄尻の短刀を盾の裏へと突き刺すや、12本の氷刃が女子生徒へ、そしてその背に当たる校舎へと通じる階段へと殺到した。)こいつは手加減が効かねえんだ。せいぜい五体満足で済むよう頑張るんだな!!(スパイク内部に熱伝導性に優れた『芯』を使用し、スパイク表面に氷刃を形成。しかる後、『芯』に直結した盾裏コネクターに赤熱したイクシオイデスを刺すことで、氷刃の内側に達した熱は一瞬で氷を水蒸気へと変えてゆく。密閉した空間で爆発的に体積を増す水蒸気は圧力を増し、その噴射圧で以て氷刃をあたかもミサイルがごとく打ち出しせしめることになる――すなわち、《皇帝》の異能を原理とした、無尽蔵の射撃兵器。圧倒的な武装を手に、一歩踏み出す男の姿は、確かに傲岸を旨とする《皇帝》そのものだった)   (2018/3/11 00:19:40)

金城栄璃華♀高3…タロット、と言うからもしやと思ったのですけれど、やはり当りでしたわね……。(笑っている男を他所に、憎しみを込めて小さく呟いた。あの男が己に組織がどうの等明かす訳もなく、今持っている情報を元に鎌をかけてみたけれど、どうやらビンゴだったらしい。あの男も、今対峙している男も、其の組織も、どの様な魂胆があるのかは知らないが、己には関係ないだろう。)私は、接近戦は困りますわ。(男の言葉に合わせて返す。武器は他にもいくつかあったらしい。日本刀の様な武器は止められるかもしれないが、もう一方の短剣には能力が及ばない事は分かっていた。次いで、彼が持っていた盾に異変が起こる。)…やはり、厄介な能力ですわね。(前回見て分かっていたけれど。矢張り、一方を熱し、一方を冷やす、熱エネルギーに関連した能力か。盾のスパイクには氷の刃ができていた。それで突進してくることを想定していたのだけれど―――)……ッ!?(そうではないらしい。横に構えた盾の裏に、熱した短剣をあてがった段階で、危険を察したのは正解だっただろう。)   (2018/3/11 00:32:23)

金城栄璃華♀高3(男の真横にあるフェンスに全ての意識を集中させ、引き千切る。宙に舞った其れは防御する様に己の前に張った。それと同時、ミサイルの如く射出された氷刃がフェンスにぶつかり、金属音と氷の砕ける音が響く。後ろに飛んでいったそれらをどうこうしている暇はなかったが、どうなったかは己にはどうでもいい。)流石ですわね。(男の能力に賞賛の言葉を投げかけると同時、ポケットから手を出して4、5枚の硬貨を宙に放り、男へ向けて弾丸の様に飛ばす。真っ直ぐに飛ばしても盾に弾かれるのは目に見えているから、空中で孤を描く様に旋回させ、盾を避けて其の向こうに居る男を狙おうと。加えて、盾が金属製かどうか判断する為に、盾の前に見えない壁を張るイメージで能力を干渉させようと意識を向ける。盾が金属製なら止まるが、それ以外の材質であった場合は意味がない。又、己の能力は精神力に依存するタイプのPKである。己が精神イメージで及ぼした以上の力で男が押し返せば、此方の能力で止まることはない。まだ様子見の段階である。もしかしたら盾が何かにぶつかった感覚程度はあるかもしれないが、完全に止める事は難しいか   (2018/3/11 00:32:36)

若草優希♂高1(ゾクリ、と男の高笑いに背筋の凍るものを感じる。この敵は殺戮を目的としていることがありありと実感できた。前の男『運命の輪』とは目的が違うことが理解できた。――不意に相手が楯を構えた。良くは見えないが攻撃態勢に移ったことを把握するには容易かった。)――ヤバイッ!!(大半は対戦中の女生徒が弾いてくれたが、数発が此方へと飛んでくる。若草優希本人が我妻さん含め全員を庇う様に突き飛ばした。本体の背中に2発被弾する。しかし、身に着けていた蜘蛛の糸製のベストのおかげで貫通するには至らなかった。それでもダメージは受けた様で。)はぁ、はぁ……。(少し呼吸が荒くなっていた。――咄嗟に判断する。土分身と義体分身が入り口から女生徒の背の左右を大回りするように飛び出した。目標物を分散する目的。見た所強力な攻撃ではあったが、範囲は狭いように判断できた。それゆえの作戦。すかさず女生徒の横からコスィーニアダミーを投げつける。中身は右から塩酸、左から灯油。どちらもダメージに繋がる攻撃。更に後ろからハチドリ程の大きさの火炎を本体が吹き飛ばす。女生徒の背を陰に、女生徒を躱し直接敵である皇帝へ向けて火炎が放たれた。)   (2018/3/11 00:48:06)

和妻伽夜♀高2(空気を震わせる気味の悪い笑い声に足をすくませていると、男が…確かあの時は《皇帝》と名乗っただろうか…彼が栄璃華に向ける空気と両手の得物に変化が生じる。一人に一つの異能力の原則からすればあの男の能力は物質の温度調節か、何かだろう。中庭で使った武装よりさらに凶悪なそれらがあの日と同じように凍り付き、赤熱する。)『距離があるのなら金城先輩の方が有利…先輩ならきっと…』(そう思ったのも束の間、耳をつんざく轟音と共に視界がひっくり返る)…っ…ぅ……!!(身を起こすと金属でできた頑丈な扉がひしゃげて傾いている。扉に幾つか刺さる棘。恐らく男の盾に付いていた物だろう。自分と若草優希二体を倒した一体からうめき声。)ー!若草君?!(呼吸を荒げる一体、恐らくこれが本体だろう。あれが当たっても即死しなかったのは恐らく彼の着ているベストによる物。想像以上の強度に驚いていると二体が飛び出し栄璃華に加勢する。剛直な遠距離攻撃対変則的な対遠距離攻撃。若草優希をかばいながら戦いを見守る。)   (2018/3/11 00:57:46)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、若草優希♂高1さんが自動退室しました。  (2018/3/11 01:08:10)

おしらせ若草優希♂高1さんが入室しました♪  (2018/3/11 01:08:21)

若草優希♂高1【再度失礼いたしました。本当に申し訳ないです。】   (2018/3/11 01:08:42)

和妻伽夜♀高2【いえいえ。私もよくやるので大丈夫です】   (2018/3/11 01:08:59)

《皇帝》おいおいおいおいおいおい。波状攻撃たぁ豪勢じゃねえか。おまけに全部飛び道具かよ。言ったろうが、苦手だって。(壁を、床を、背を穿った12の氷柱。それにも怖じることなく、女子生徒はすぐさま反撃に打って出た。読み通り、コインを複数枚。しかし、その軌道は弧を描いており、明らかに指で弾く、運動エネルギーを加えるなどの能力では断じてない。やはり、《運命の輪》同様、物体に運動エネルギーを自在に加える能力という所だろう。あろうことか、その後方に控えていた別の生徒も飛び出し、左右から攻撃を加えにかかった。投擲されるは、手榴弾二つ。そして正面からは、鳥を模した火の塊。締めて5方向からの波状攻撃は、盾を構えるだけでは断じて防ぎきれないだろう。――そう、防ぐならば。)着眼点はいいが。――甘く見すぎだ、俺をなァ!!(熱を奪い、打突用クローの間のスリットに生じるは細く長い、先より鋭い槍のような氷柱。それを地に刺し、裏に短刀を刺して一瞬後、男はすさまじい勢いで正面目がけ跳んだ――否、『飛んだ』。先のメカニズムを応用し、スリットの氷柱が水蒸気となる噴射圧を利用して、一気に距離を詰めたのである。)   (2018/3/11 01:18:15)

《皇帝》(元より金属部品を使用せず、炭素繊維で構成された『ラエヴィス』は、少女の異能で以ても止めることは叶わない。手榴弾とコインを真正面への吶喊で避け、残るは正面から飛来する炎の小鳥。…だが。)炎が、『熱』が、俺に効くかァ!!(盾を正面に、真っ向から炎の小鳥と衝突する男。――否、衝突ではなく、正確には炎はまるで盾に吸い取られるように小さくなり、燃焼の閃光を残して消えた。燃焼とは、すなわち化学反応前後の化学エネルギーの差を光と熱のエネルギーで放出する現象。すなわち、熱エネルギーを移動させられる《皇帝》にとっては、自らコントロールできるエネルギーの範疇なのである。その証拠に、吸い取られた熱エネルギーは、男の異能を介して右腕の『アグレスティス』へ移行。地面に足を突き立てて力を籠め、ひときわ赤熱した刃を以て振り抜くは、金属を操る少女の方。片手持ちの刀で、袈裟懸けに振り抜いた。)   (2018/3/11 01:18:25)

金城栄璃華♀高3(防御したフェンスは氷刃を受け止めはしたけれど、編み上げられた金網の間隔は歪に広がっていた。これでは同じ用途に使用するのは難しいだろう。拉げた其れを意識の外にやり、コンクリートの床に投げつける。己が硬貨を発射したと当時、後ろから飛び出したのは二人の人物。先ほどから息を潜めていたのだろう。)言っておきますけれど、私が援護を頼んだ訳ではありませんわよ。(此方が余裕を見せていたのは其処までだった。彼が投擲した物体は何か、手榴弾の様なものと―――)な……ッ!!(思わず、声を上げる。火の粉か―――つまり、熱。防御体勢を取るために、咄嗟にフェンスをもう一つ引きちぎった。)……ッ!(しかも最悪なことに、あの盾には己の能力は及ばないらしい。短刀と同様、カーボンファイバーか何かで出来ているのだろう。そして、男が次に何をするのかは想像に難くない。炎から新たな熱エネルギーを得た男の機動力は、勿論己の追いつけるものではなく。距離を取るより先に、赤熱した刃が振るわれた。)   (2018/3/11 01:36:27)

金城栄璃華♀高3………ッッッ!!(フェンスで防御したけれど、赤熱した其れは細い金属など、容易に切断する。身体を庇う様に突き出した腕に、赤熱した其れが触れた。灼熱の刃に触れた腕には激痛が走り、思わず表情が歪む。焦げる様な匂いと、鮮血がコンクリートを汚した。)…貴方も、甘いですわよ……!(痛みによる息切れと、僅かに高揚した様な声音で言った。盾に再び氷を張るにも少しは時間を要する筈。深く刃物に抉られた腕はもとより、それ以外の防御が疎かになっても、男に何らかのダメージを与え、距離を取るべきだろう。そう判断した己の双眸に映したのは、彼が着用しているピアス。まさか、ピアスまで炭素繊維ということもあるまい―――男のピアスを引き千切らんばかりに、能力を干渉させる。彼の二振り目が先か、ピアスが引っ張られるのが先か―――)   (2018/3/11 01:36:35)

若草優希♂高1――……大丈夫、少し掠めただけだから。(我妻さんに対して自分のダメージを確認するようにそう答えた。銃弾を打撃に変換する蜘蛛の糸製ベストの影響で出血までには至らなかったが、恐らく痣にはなっているだろう。急に飛び出したことと背中に被弾した事実が痛みを増長させていたようだった。すかさず呼吸を整える。)――ここは、二人に任せるしかないかな。(陰に隠れている本体が呟く。そして女生徒の言葉に分身2体は頷き応える。――言葉だけは聞こえていた。確かに近接攻撃を得意としている旨を口にしていた。罠ではないのは対戦中の女生徒の戦闘距離を見て理解できた。此方も合わせて距離を取りながら戦闘する。そうすれば女生徒と共に得意な距離で戦闘が出来るだろう。しかし――)   (2018/3/11 01:45:09)

若草優希♂高1……クソッ!!(炎は皇帝の盾へと吸収されるように消えた。あの盾の機能か若しくは彼の能力か。恐らく氷を操る能力の派生だろう。把握するには情報が足りない。けれどもそんな分析をする間もなく、女生徒との距離を急激に詰める『皇帝』。それに対して此方も迎撃する。その方法は……)――ッ!!(土分身、義体分身が共に直径20mm、長さ1m程の麻縄を身体から取り出し『皇帝』の左右から投げつけた。よく見るとその縄は投げ飛ばされながらも、蛇のようにウネウネと動いている。――『蛇』の目的は縛り付き相手の動きを止めること。腕や脚の動きを止められれば次の氷による遠距離攻撃や急接近による突進、熱を帯びた斬撃を封じることが出来るであろう。――後ろからはダミーから解放された『蛞蝓』が『皇帝』へ向かい這い、横から『蛇』が投げつけられる。第2弾の波状攻撃。通用するか否か――。)   (2018/3/11 01:45:21)

和妻伽夜♀高2(大丈夫と答える優希にほっとして顔を上げると、栄璃華と優希二人の攻撃が男を取り囲む。二対一だが、事実上三対一の戦い。波状攻撃を前に男の方が不利に見えた…が、これだけの襲撃を計画、実行できる組織の異能力者。)-ッ!?(再び心臓まで震わせる轟音。白煙と共に男が弾丸のように栄璃華へ突貫する。二人の間にフェンスが割って入るが、男は容易く切り裂いた。宙を栄璃華の鮮血が舞う。)『先輩!』(フェンスと彼女の体制から急所に入っていない事を信じたい。あまりに早い戦いの動きに硬直していると優希から次の一手がのびる)   (2018/3/11 01:51:58)

《皇帝》(噴射圧を活かした吶喊、そして袈裟斬りの一撃。それは確かに手ごたえを感じ、コンクリートの地面にははっきりと血が滲んでいた。肉の焦げる臭い、苦悶の声は、確かに先の斬撃がダメージを与えたことを物語っている。)はっ、口だけは達者だな。今度は脚の方を…っ!?(優位に立ち口を歪める男の顔が、別の刺激で苦痛に歪んだのはわずかに後だった。耳が、…否、耳のピアスが、まるで見えない手で捻り上げられるかのように引っ張られている。)いで、いで、いででででで!…金属か!この、アマ…!(斬撃に比べれば、比べ物にすらならない小さな痛み。しかしその違和感を覚えた瞬間、男には致命的な一瞬のスキが生まれていた。麻縄の蛇が、脚と腕へと絡みつく。後方から液体を固めたかのような蛞蝓がぬらりと近づく。――瓜二つのゴミムシ2つの能力。ぎり、と軋んだ奥歯は、その窮地と苛立ちを物語っていた。)ゴミムシが、舐めた真似をよォォ!!(蛞蝓の軌跡には、コンクリートが溶けた痕や揮発していく様も見える。明らかに片方は酸、そして片方は揮発性に富む油剤か何か。少なくとも、単なる水ではない。接近を許せば、取り返しがつかなくなる。)   (2018/3/11 02:23:23)

《皇帝》(ならば。)これしきで…俺が封じられるかァ!!(瞬間、男は刀と盾を手放して唯一自由な左膝を付き、右手で体に絡みつく縄を掴んで、左手を地面に付けた。リスクは、大きい。しかし、まだ取り返しのつくダメージに抑えるべき。戦場慣れした男の判断は一瞬だった。――熱が、動く。左手が地面の熱を奪い、わずかに蛞蝓の動きを制する。右手が熱を与え、麻の耐熱限界温度である200℃となり、その体を焼き切っていく。炎のついたそれを放り投げるは、後方。すなわち地面の凍結で動きがわずかに鈍った、蛞蝓の片割れ――)   (2018/3/11 02:23:34)

《皇帝》…ぐおおぁぁぁぁ!!(爆発。爆炎が男を包み、獣のような悲鳴が寒空を斬る。――しかしながら至近ではなかったことが幸いし、致命には至らない。異能を以て着火した炎を消し、火傷を負い焦げた衣服となった姿で炎から姿を現す。迷うことなく刀を手に取り、短刀で自らの耳たぶをピアスごと切り落としたその姿は、さながら幽鬼――否、戦場の鬼であった。)許されねぇなぁこりゃ…。てめえの身体串刺しにして体内からウェルダンにしてやらにゃ、もう気が済まねえ。――まずはてめえだ!!(ぎ、とにらみつける先は、右の少年。すなわち、若草の分身の片割れの方。間髪入れず、男は赤熱した刀身を、その方向へと突き出した。前言通り、その体を刺突すべく。)   (2018/3/11 02:23:42)

金城栄璃華♀高3……油断、しすぎですわね……ッ(きっと男にとっても予想外だったのだろう。己の能力が金属のみにしか及ばないことを知っていたか知らなかったのかは分からないが、これで決定的となっただろう。己の能力が及ぼした被害は男にとってはきっと小さなもの―――しかし、そこから生まれた隙は、大きなものだったらしい。先刻己の後ろから飛び出してきた男子生徒が放った液体は、唯の水ではなかったらしい。男が焼ききった縄と、其れが触れた瞬間、爆炎が男を包んだ。)……。(次の標的はあちらの男子生徒か。自ら弱点になりうるピアスを切り落とした男はの姿は、正に、身を削ってでも能力を振るい、弱者を制圧するような其れ。)……面白い、ですわね。(壁を背に凭れ、小さく呟いた言葉は、今は静謐な其れとは違っていた。思っていたよりは傷が深いらしく、焼け焦げた裂傷から滴る血液は止まる気配がない。思えば、こんなに血を流したことが、あっただろうか―――)   (2018/3/11 02:40:24)

金城栄璃華♀高3(其処まで考えたところで、設置されていたベンチを男に向けて放っていた。男子生徒を助けたいとか、そんな綺麗事ではなく、もっと本能的な何かに突き動かされて。其の証拠に、それはおおよそ男に直撃するような軌道ではなく、どちらかと言えば、動きを止めさせ注意を逸らさせる様な類のものだった。)   (2018/3/11 02:40:32)

若草優希♂高1(――分身の内のひとり、人工義体の分身は簡単に身体を貫通した。しかし、只では壊れないらしい。――分身、本体それぞれはコスィーニアダミーを6つずつ携帯している。いま人工義体の分身が手にしていたのはそのうちの2つのコスィーニアダミー。中身は塩酸2つ。貫く刀を握る腕目掛けて叩きつけようとした。当たればコスィーニアは割れ、中に入る酸の『蛞蝓』は破裂するだろう。さすれば刀を握る腕に重傷を与えられるだろう。)……1体と1ダメージの交換、だよ。(陰に隠れている本体が呟く。続けざまに背後に回った土分身がコスィーニアダミーを投げつける。中身は灯油2つ。浴びれば高温を発することが出来なくなるだろう。――様子見で大体の能力を把握することが出来た。低温と高温、温度を操る能力。そのうちの1つでも封じることが出来れば、少しは形勢を変えることが出来るだろう。――更に、続けられるなら酸でおかされた刀を握る腕に向かい、人工義体の身体中に巻き付かれた包帯がシュルシュルとその腕に巻き付き腕の動きを封じようとするだろう。――もし油を浴びていれば発熱は出来ない、腕をそのままにすれば腕は縛られる。第3弾の波状攻撃を仕掛けた。)   (2018/3/11 02:54:47)

和妻伽夜♀高2【皇帝さんすみません、確定入れさせて下さい】   (2018/3/11 03:07:45)

《皇帝》【OKです、どうぞー。 …そして時間もそろそろ更けて参りましたが、皆様大丈夫でしょうか?】   (2018/3/11 03:08:41)

和妻伽夜♀高2【私は大丈夫ですが、皇帝さんはそろそろリミットですよね】   (2018/3/11 03:09:13)

金城栄璃華♀高3【私はまだ大丈夫です。あと一周くらいで締めますか?】   (2018/3/11 03:09:48)

若草優希♂高1【私もまだ大丈夫です。】   (2018/3/11 03:10:31)

《皇帝》【ど、どうしよう…折角のボス戦ですしまだまだやりたいところですが、明日はえりーさんもははきぎさんも難しいんでしたよね。】   (2018/3/11 03:13:13)

金城栄璃華♀高3【明日も大丈夫なのですが、恐らく本日くらいの時間からになってしまうかと。】   (2018/3/11 03:14:08)

若草優希♂高1【私も同様に、ですね。21時から22時頃になってしまいそうです。】   (2018/3/11 03:15:16)

和妻伽夜♀高2【ここで確定入れて若草優希の攻撃を確実にしようかと思いましたが、それだとエリカさんのロルをきれいに拾えないっ…! 私も続きやりたいです!開始時間は皆さんに合わせられると思います】   (2018/3/11 03:15:18)

《皇帝》【1対3の波状攻撃辛い( 21時22時となると…できて2~3周くらいって所ですね。うーん、とはいえ頭も回らなくなってきましたし()、申し訳ないですが明日21時から続きで、という事でも構わないでしょうか?ここまででも、もし我妻さんが書き上げておいででしたらきりよくそこまででも。】   (2018/3/11 03:18:05)

和妻伽夜♀高2【了解です。21時に公民館で待機できているようにします。実況しかしていませんが、落とさせていただきます】   (2018/3/11 03:19:43)

金城栄璃華♀高3【《皇帝》様の負担も考慮してちょっとやりたい事があったのですが、本日中に和妻様の後にもう一つ《皇帝》様にロルを落としてもらうのは難しいでしょうか?明日21時から参加できるかもちょっと微妙ですので…。】   (2018/3/11 03:20:55)

《皇帝》【あ、なるほど…。なんとか頑張ってみます】   (2018/3/11 03:21:45)

和妻伽夜♀高2【すぐに実況ロル落とします】   (2018/3/11 03:22:08)

金城栄璃華♀高3【あ、難しければご無理はなさらず…。明日22時からなら参戦できるのですが、お待たせしてしまうことになってしまうかもしれませんので…。】   (2018/3/11 03:22:21)

和妻伽夜♀高2『金属?』(男の声を聞いて、確認しうる限り今まで栄璃華が操って来た物を思い出して合点がいった。体育館で遭遇した男と似ている異能力の正体に。痛みに一瞬のスキを見せた男に優希二人の放った二組の紐が動きを止める。)『ー!捕まえた!』(そう思ったが一瞬にして紐が焼ききれ、もう少しで男に到達した動く液体から火が上がって男の身体を包んだ。)ーっ!(衣服の焼ける臭い、炎の中でも倒れずに短刀で自ら耳たぶを切り落とす男の気迫。どんな絶望的な状況からも這い上がるその覇気に呼吸をするのも忘れて身をすくませる。二人の攻撃が男の燃焼と冷却の能力に次々に打ち破られ、徐々にこちらが押されている事に気づく。)……っ…(優希のジャケットをぎゅっと掴んで無意識のうちに引いていた。まるで逃げようと言うように。激昂した男の凶刃が分身の一体を貫く。)   (2018/3/11 03:23:10)

和妻伽夜♀高2ーっ!!(あの日、体育館で見たのと同じ光景に黒い髪の下の顔が苦悶にゆがむ。こんな状況でも二人はまだ諦めない。栄璃華が男に向けてベンチを飛ばし、分身二体が残りの液体の入っているであろうカプセルを投擲。すぐそばで告げられる優希の言葉に心臓が跳ねる。今、男の刃を受けているのは優希本体ではない。それでも彼が分身という人形を本物の兄弟のように大切にしている事を知っている。)『分身さんを犠牲にするつもり…?!』   (2018/3/11 03:23:16)

若草優希♂高1【私も21時ぴったりに参加できるか怪しいので......。出来る限り早く来れるように努めますが、私もお待たせしてしまうかも知れません。】   (2018/3/11 03:28:18)

《皇帝》(胴を貫く刀身、それでいて肉を突くのとは異なる感触。やはり何らかの分身を生み出す能力だったのだろう、その相手は致命傷であろう貫通傷を穿たれながら、なおも手榴弾を投擲した。中身は爆薬ではなく、先と同じ液体。そう、コンクリートの地面を腐食させながら進む化学薬品。)『酸』か。…それしきで、俺が止まると思ったかァ!!(弾けるカプセルから酸が放たれ、右腕に降り注ぐ。幸いにして、衣類は長袖の神父服であるものの、当然ながら生地にしみ込む部分までは防ぎきれない。まして、何ら特殊なコーティングをしていない布地ならばなおの事である。…だが。背に回ったもう1体を睨み据え、その投擲物に振り返りざま、男は盾を構えた。今度は、純然たる盾として。――いや、正確にはその揮発材たる機能を奪う触媒として。)手品の種は、油と酸…あとは火か?ガキの遊び道具には過ぎたモンだな。   (2018/3/11 03:44:35)

《皇帝》(盾の表面、熱を奪い0℃をゆうに下回ったその表面に触れ、油が入ったカプセルは凍結して地面へ落ちる。油は、揮発するからこそ脅威なのだ。固体にさえしてしまえば、一時はその効果を封じられる。右手に絡みついた包帯も、奪った熱を右手へと伝わらせることで焼き切って、その戒めを千切り取った。破るように神父服を脱ぎ棄て、少なくない炎症を負った右腕も露わにしながら、なおも攻撃の意思は緩むことを知らない。その足元に女子生徒の放ったベンチが落着し、顔をかすめた破片から血を流しても、それは変わらぬまま。)   (2018/3/11 03:44:49)

《皇帝》まあ焦んなお嬢ちゃん。あんたの相手は、そこの軍師気取りと…その後ろに隠れてるゴミムシをバラした後だ。――さあ、どうするガキども!!(背に回った分身へは、牽制のために氷柱を6発、微妙に矛先を変えて撃ち放つ。もとより、追撃を防ぐための一手である。脚に1発当たればいい。その間に、男は一歩、一歩と、校舎へ続く階段の方へ足を踏み出していく。)さあ。(右腕に、炎を纏うがごとく赤熱した『アグレスティス』。)さあ。(左腕に、表面に氷柱、上下に氷の槍を形成した『ラエヴィス・ラディアータ』。)さあ!!(そして、火傷と炎症を負い、血を流しつつ迫る《皇帝》。一歩、一歩と、その死を刻むべく、男は地面を踏みしめた。)   (2018/3/11 03:44:59)

《皇帝》【しゃー何とか書けた!もういろいろ粗がありまくりですが…!粗の多さにびわはリンゴになりそうです(転生案件  さて、ではえーと、えりーさんのロル投下を以てひとまず今日は中断、でよかったでしょうか?】   (2018/3/11 03:48:01)

金城栄璃華♀高3(己が今凭れ掛かっている壁の直ぐ横、廊下へと続く階段に、二人の生徒は身を隠していた。己に加勢した二人の人物は、曰く「分身」。男子生徒が造り出した偽物。もう一人は、殆ど言葉を交わした事はないが、己の見知った女子生徒の様子。)……貴方達、何、してるんですの?(二人が身を隠している其の場所に向けて、問う。此れではあまりにも―――)…私らしくありませんわね……。(小さく呟いた言葉は、自分自身を蔑む類のものだった。莫迦な事だと分かってはいるけれど、考えるより先に、本能的に。再びポケットから取り出し宙を舞った10枚程の硬貨は、男の方へと向けられ―――彼をすり抜けて、男子生徒が動かしているダミーを的に飛んでいく。命中すれば、破壊力はなくとも、男が対応するだけだけの猶予に尽力は、できただろう。)   (2018/3/11 03:50:30)

金城栄璃華♀高3偽者の身体を使って小道具に頼るなんて、まるで小動物が必死に生き延びていく為の知恵の様ですわ。貴方の様な人が、其れに翻弄されるんですの?(凭れた侭、敵である筈の男に淡々と語る。焼け焦げた腕から、血が滴らせた侭。)最初に言いましたわよね。ゴミムシを狩る事に興味がない訳ではないと。私は―――私は、本能に従って動くだけ、ですから。敵とか味方とか、そんなくだらない事に縛られるのも嫌いですわ。(つまり、だ。男の言葉に、微笑みを返す。)…どうぞ、お好きな様に。邪魔はしませんわ。その代わり、其の後は、分かっていますわよね―――   (2018/3/11 03:50:38)

金城栄璃華♀高3【ご無理を聞いて下さって本当に有難う御座いました(平伏) という訳で、半分闇落ち()みたいになってしまいましたが、明日はもし私が遅ければ先に始めてもらって構いません。本日は遅くまで有難う御座いました。】   (2018/3/11 03:51:45)

《皇帝》【闇落ちえりーお姉さまとか何そのご褒美(だだ漏れる本音 ごちそうさまでs…ありがとうございます! ではお言葉に甘えて、明日は3人そろい次第ひとまず始めるという形にしようと思います。今宵はここまでで中断ということでお願いできればと思います。】   (2018/3/11 03:53:31)

和妻伽夜♀高2【びわさんお疲れと言いながらこの長文、UPされた時 神降臨!(古)と内心叫びました。  あぁぁぁ!!エリーさん!!Kさん二号が生まれそうです夜道、背後に気を付けて()了解です。皆さん本日は遅くまでありがとうございました。明日が楽しみです。】   (2018/3/11 03:54:39)

金城栄璃華♀高3【ヒール精神が抑えきれなくなりました。皆様申し訳御座いません(平伏) 本当に、御三方で先に始めてもらっても大丈夫ですので。それでは、本日は本当に有難う御座いました。明日はもっと皆様のロル拾える様に頑張りますので、引き続き宜しくお願い致します。では、おやすみなさいませ。】   (2018/3/11 03:55:00)

おしらせ金城栄璃華♀高3さんが退室しました。  (2018/3/11 03:55:07)

若草優希♂高1【承知いたしました。次は私から再開ですね。本日は遅くまでありがとうございました。】   (2018/3/11 03:55:08)

《皇帝》【了解ですー、明日もよろしくお願い致します! では、今宵この辺りでお開きということで。しおり代わりにびわ植えておきますね///明日になれば立派な巨木になっていることであろう(  では、おやすみなさいー!】   (2018/3/11 03:56:28)

おしらせ《皇帝》さんが退室しました。  (2018/3/11 03:56:33)

和妻伽夜♀高2【お疲れさまでした。ともにびわの樹に水と肥料を与えましょう!おやすみなさい。】   (2018/3/11 03:57:42)

若草優希♂高1【承知しました。明日もよろしくお願い致します。それでは私も失礼いたします。今日はありがとうございました。皆さまおやすみなさい】   (2018/3/11 03:57:43)

おしらせ和妻伽夜♀高2さんが退室しました。  (2018/3/11 03:57:53)

おしらせ若草優希♂高1さんが退室しました。  (2018/3/11 03:57:56)

おしらせ《皇帝》さんが入室しました♪  (2018/3/11 21:32:23)

おしらせ和妻伽夜♀高2さんが入室しました♪  (2018/3/11 21:32:30)

おしらせ若草優希♂高1さんが入室しました♪  (2018/3/11 21:32:46)

おしらせ金城栄璃華♀高3さんが入室しました♪  (2018/3/11 21:32:59)

《皇帝》【それでは、昨日の続きからということで。ははきぎさんから再開の方をよろしくお願いいたします。】   (2018/3/11 21:33:42)

和妻伽夜♀高2【こちらこそよろしくお願いします。】   (2018/3/11 21:34:16)

若草優希♂高1【承知しました。改めて宜しくお願いいたします。それでは直ぐ投下いたしますので暫しお待ちください。】   (2018/3/11 21:34:29)

金城栄璃華♀高3【此方こそ宜しくお願い致します。】   (2018/3/11 21:34:49)

若草優希♂高1(攻撃の殆どが空振りに終わってしまった。――薬物で炎症を与えた程度。しかし相手の装備や能力を考えれば、十二分なダメージだっただろう。――少なからず、目的は達成できそうだ。)――ッ!!(そして、来る時が来た。勧誘を受けていた時、その時の様子であの女生徒の“孤高”が此方に牙を剥く、そんなビジョンが浮かんでいた。土分身は逃げようとするも、氷柱の弾丸を脚に2発、そしてそのまま女生徒が放った10枚程の硬貨を全て受けて倒れてしまう。)――遅かれ早かれ、こうなる展開は想像出来たけど……。(後ろを振り向く。そこには怯えている我妻さん。――逃げるわけにはいかない。一言、呟いた。)   (2018/3/11 21:36:03)

若草優希♂高1――……僕が囮になるから、すぐ逃げてね。(ゆきちゃんに宜しく。と付け加え、相手との距離を測る。――十分に距離が詰まった刹那、扉の陰から飛び出した。『皇帝』に向けて構えているのは腕に付けたSW-03W、白爪簡易量産型『リグラリス』。発射する先は、『皇帝』の首元。事前に血を馴染ませたワイヤーは先ほどの縄の『蛇』の応用。発射されたワイヤーは首を絞め、殺すべく巻き付かんとしていた。――そして『皇帝』の背後、倒れた土分身が最期に投げ飛ばしたのはコスィーニア、本物のそれ。『皇帝』に向けて接触式の高出力放電弾が放たれた。――正真正銘、最後の攻撃。前後からの挟み撃ち。成功しなければ、本当に“最期”の一撃となるだろう。)   (2018/3/11 21:36:18)

和妻伽夜♀高2…これでも、まだダメなの…?(優希の犠牲覚悟の一手も男に致命傷を与えるに至らなかった。)『今男の意識は分身さんに向けられている。あとは男の死角を先輩が狙えば…』(そう思ったが彼女の攻撃が向いたのはもう一体の分身だった。)!?(分身がドサッと倒れる音から一拍遅れて命中したコインが数枚床に落ちる金属音が空気を、伽夜の背筋を震わせる。)…先輩…?な、んで…(栄璃華の予想外過ぎる行動に顔が青ざめる。学園襲撃者と戦っていたからこちらの味方と思っていた。でもそれは最初の男との会話を思い出せば早合点だった事に気づかされる。こちらの存在は完全にバレている。一歩一歩こちらに歩みを進める男。優希のジャケットを掴んで逃げないといけない事ばかり考えていたが、優希の”選択”は戦いだった。掴んでいたジャケットの生地が手から抜けて、優希が駆け出す。)-っ?!なに、言っているの?…若草君…?ー若草君っ!!『ゆきちゃんに、よろしくって…?』   (2018/3/11 21:42:20)

《皇帝》…!?(こちらを指した筈の女子生徒の放った硬貨が、こちらをすり抜けて後方の『人形』に吸い込まれる。氷柱で動きを封じられたそれに成すすべはなく、過たず命中したそれらは十分な威力を以てその体を穿っていった。――驚いた。その火力に、その行動に、ではなく。)ハ。ハハ、ハハハハハハハハァ!!いーねぇ、見くびってたが、惚れ惚れするほどいい女じゃねえか。ますますゴミムシに埋もれさせるにゃ勿体ねえぜ。(狂ったように口角を上げ、耳障りな笑い声を響かせる男。裂傷、炎症、流血。それでもなお、獰猛な本能は脚を一歩ずつ踏み出していく。意を決して姿を見せたのは、背の低い学生が一人、そしてまだ姿を見せないのがもう一人。前者は、手首に見慣れた武装を装備している。)そんなもんで俺を止められるとでも思ってんのか?そんな人を舐めた真似は、たっぷり思い知らせてやんねえとな。――その手首ごと、千切り取ってやるぜ!!(氷柱を針のように備えた盾を前に、男は吠える。――その瞬間、背後に感じた物音に一瞬でも気を取られてしまったのは、戦場に長くいたがゆえの反射、そして隙であった。)   (2018/3/11 22:06:29)

《皇帝》…!?チッ、まだ動くか!(振り向きざまに見えたのは、先程氷柱と硬貨で射抜かれた筈の人形。倒れつつ、その手からは手榴弾が放たれている。また油か、酸か、あるいは。いずれにせよ、瞬く間に融点を下回るであろう盾の前では、物質は意味を為さない。防御と攻撃を兼ねて人形に盾を構え、とどめの氷柱を2発放つのと…その手榴弾から、電撃が放たれたのは同時。)…ぐっ!?(SW-04D『ラエヴィス』の後期ロット生産モデルをベースとしていることもあり、防御性能は一定を誇る『ラエヴィス・ラディアータ』。それでも耐電性能は並みの域を出ない武装であり、至近から放たれた電撃は地面の水に反跳して、男の身体から一瞬自由を奪った。見返した正面から、少年が放ったワイヤーを咄嗟に切り払えなかったのは、そのためである。)小癪なァァ!(一拍遅れた振り抜きざま。ワイヤーは首の寸前で『アグレスティス』の刀身に絡まり、その動きを完全に制した。――チッ、舌打ち一つ。柄尻の短刀――『イクシオイデスⅢ』を掴み、がち、と接合部のボタンを押して、男は『アグレスティス』との接合を解除。ワイヤーが絡まる刀剣を捨て、短剣のみとなってなおも肉薄した。)   (2018/3/11 22:06:37)

《皇帝》安心しな、死なんてのは誰にも訪れる。早いか遅いかの違いだけだ。(にい、ぃ。構える盾には、鋭い氷柱が10連。速度と範囲でもって、逃がすことのない距離。赤熱した短刀を、男は盾の裏側に押し付け――ぐ、と押し込んだ。)   (2018/3/11 22:06:45)

《皇帝》【描写は以下に留めましたが、氷柱は発射されたということでも、発射前にハルさんが何かしら異能を作用させたということでも構いません。そのあたりもしご希望ご提案ありましたら適宜にて。】   (2018/3/11 22:07:34)

和妻伽夜♀高2【お心遣い痛み入ります。若草君が被弾したいかどうか()によりますが、被弾したくないとの事でしたら止めさせてください。その後運動神経操作だけでなくちょちょっと確定入れさせていただきたいと思います。もし、不自然でしたら教えてください。撤回します。】   (2018/3/11 22:11:30)

若草優希♂高1【個人的には被弾させたいかどうかを選んでいただきたかったですが()一応ノーダメージと言うのも不自然だと思うのでここは被弾させてください。】   (2018/3/11 22:14:15)

金城栄璃華♀高3(扉の影の中、動揺が広がっているのが其の空気から手に取る様に分かる。それもそうだろう。数分前まで、同じ学園の生徒対襲撃者という構図だったのだから。しかし、それが覆されない確証が、どこにあるだろうか。己はただ、自分のしたいようにするだけで、だから、「何で」という問いに対する答えはなかった。)退屈させないで下さい、ね。(扉へと迫る男に投げかけた言葉は短いものだった。気だるそうに壁に凭れ、微笑は其の侭に。勿論足止めしようともしない。己が足止めなんてしなくても、影に隠れている彼等は何とかするかもしれない。それならそれで構わない。己が破壊した分身は矢張りというべきか、ただでやられることはなく、放ったのはまたも手榴弾の様なもの。そして、電撃。手数の多さでは男子生徒に利があるかもしれないが、それを凌ぐ身のこなしは流石の一言だった。男の言葉を聞いて思う。死は早いか遅いか―――そして、弱いか強いか、だと。)   (2018/3/11 22:17:36)

若草優希♂高1――ッ!!(発射される氷柱を跳躍し躱そうとするも、それも叶わず両腕両脚胴体全てに氷柱が襲う。頭部だけを庇い、左肩と両上腕で3発、両太腿で2発、腹部胸部合わせて5発を受け屋上入り口側に吹き飛び壁に叩きつけられる。四肢は貫かれ大量の流血。腹部胸部はベストにより貫通はしないものの内部は骨折、何本かが内臓に突き刺さった状態となってしまった。)――……、甘い、のは、……貴方だよ。(息も絶え絶えに言葉を発する。間もなく、足元に転がった『アグレスティス』に巻き付いたワイヤーがひとりでに動き始め、『皇帝』の脚を薙ぎ払おうと地面水平に『アグレスティス』を振りまわした。――寝ている間も『兄弟』が動いているように、彼らは一度生命を付与されれば本体の意識や生死の如何に関わらず動き続けることが出来る。これは実験でも証明された通りであった。)   (2018/3/11 22:29:59)

2018年02月18日 00時34分 ~ 2018年03月11日 22時29分 の過去ログ
【イベント部屋】school..2
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