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「実験しゅる(仮)」の過去ログ

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2019年06月14日 00時16分 ~ 2019年07月31日 02時59分 の過去ログ
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おしらせ新規ルームを作成完了しました。(163.131.***.24)  (2019/6/14 00:16:21)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが入室しました♪  (2019/6/14 00:29:26)

市原 芹緒♂2年(16:45——放課後の体育館。いつもと少し雰囲気が違うのは、本日練習試合なり。相手は隣町にあるライバル校。見知った相手でもあるのだが、全くスタイルの違うチームであることから、いわゆる相性は非常に悪い。加えて、どうも最近スランプに突入しているということもあり、それが前面に表情に出ていることをキャプテンに指摘されるも…眉間の皺は消えないまま。——床のグリップ音、ボールの跳ねる音、飛んでくる監督からの指示、それから…なによりもネットの向こうにいる対戦相手たちからの威圧。練習試合とはいえ、次第に上がっていくテンションに、自らの不調が払拭されることを期待しつつ、ボールを掴んだ。それと…どうも今日はギャラリーが多いのは気のせいだろうか。そういえば、昼休みに校内放送で告知してたような気がした。)しゃーす!(エンドラインで頭を下げれば、試合開始のホイッスル。一発目の攻撃はもう決めてある。さぁ、ボールが手にしっくりくるのかどうか。腰に当てた手でサインを送った。)   (2019/6/14 00:29:40)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが退室しました。  (2019/6/14 00:30:05)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが入室しました♪  (2019/6/15 23:45:31)

鹿谷あき♀2年(巻き戻って――12:50 昼の校内放送。放送部による昼休みの15分放送を楽しみにしている生徒がここに一人。放送内容は、今日の日付にまつわる小話、部員おすすめの音楽、放送部に寄せられた手紙の披露、そして……イベント案内。いつものように昼休みの教室はざわついていて、誰も放送を真剣に聞こうなんてしていない。自分はお弁当を友人と囲みながら談笑するふりをして、その雑音の隙間を縫うようにして聞き耳を立てている。なめらかなのに、スピーカーを通すとたどたどしく聞こえる女の子の声が、放課後に行われる他校との交流戦を告げ知らせた。バレー部の試合らしい。あまりスポーツ観戦には興味はないのだけど行く気になったのは、心地よい声の彼女が『見どころは、チームカラーの違いでしょうか?私も応援しに行きます。皆さんも、ぜひ体育館で一緒に応援しましょうね!』と語尾を弾ませて誘ったからだ。)   (2019/6/15 23:46:07)

鹿谷あき♀2年(試合開始時間は16時45分、それまでに用事を済ませて飲み物でも片手に見に行こう。――体育館には予定通り5分前には到着。フロアを贅沢に使った一面コートの周りに、簡易の立ち見応援席が出来ていた。すでに何人も生徒は集まっていて、試合が良く見える場所に身体を滑り込ませる。試合開始の笛が鳴ると、会場は高揚した緊張感に包まれるよう。スタメンの中にクラスメートがいた。彼は腰の後ろあたりでジャンケンをしているから、何となくその手に向かってイチゴミルクの紙パックを持たない手でグーを作ってみた。……良し、勝った。)   (2019/6/15 23:46:32)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが退室しました。  (2019/6/15 23:47:05)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが入室しました♪  (2019/6/16 18:09:26)

有江まりえ♀2年(ルールをよく知らない程度のスポーツであれ、それが知り合いの参加する試合であれば応援したくなるのが大衆心理、いや、高校生心理というもので。時間を持て余した帰宅部員が放課後を予定していたB級映画鑑賞でなく、昼の放送で偶然知ったバレー部の練習試合応援に費やそうと思ったのも、当初は気まぐれ7割本気が3割といった所。ゆえに試合の行方がどうにも悪い方に傾いていると察すると、3割程度は眉間にも皺がよるというもので、試合が経過するうちにその3割が5割、6割と深くなるのもスポーツ観戦の醍醐味では、ある。)   (2019/6/16 18:09:34)

有江まりえ♀2年ねえ、ちょっと。今のなんで向こうの得点なわけ?ボールあっち側に落ちたじゃん。(どうも相手チームは、それなりに因縁のある相手であるらしい。それもあってか、体育館にはそれなりに生徒が詰寄せ、試合開始以前にコートの周辺の立ち見可能なスペースは埋まってしまっていたから、今いるのは体育館の二階、両サイドにある渡り廊下のようなスペースだ。バレー部員だろうか、たまたま居合わせた、ひよこ頭の一年生のビブスの袖を掴んで引っ張り、イライラと先のプレイの詳細を問い正す。先程から悪化していくまりえの剣幕のせいか、少々おびえた体で彼が説明するには、ツーアタックを狙ったセッターの指がネットに触れたせいだというが。ルールをよく理解してないまりえからすると、ちょいと触れた程度別にいいではないかと思われた。)   (2019/6/16 18:09:56)

有江まりえ♀2年(細かいこと言いやがって。そうでなくともまりえには、さっきから審判が相手チームを贔屓をしているようにしか思えないのだ。)え、そんな風に見えなかったけど。大体審判やってる奴、向こうのセンセイじゃん。ズルくない?「いや、こっちホームですし、市原先輩も何も言ってないし、触ったんじゃ、ないかなー、と。」あいつはそういうの言わない奴なんだよ。「あ、は、はい、で、ですね。」   (2019/6/16 18:10:14)

有江まりえ♀2年(せっかく試合を見に来たのに。勿論頼まれたわけでもないが、自分の所属高校が負けるのは面白くない。笛がピッ、と鳴るたびに、ミスジャッジばかりの(まりえにそう見えただけだが)審判係へ募るイライラを、全身全霊の不愉快顔と鉄柵への足蹴で堪えてはいたが。第一試合が終わる前に限界点を越えたまりえが、渡り廊下の端を蹴り、目の前の手すりに飛び乗った。隣で逃げ腰だった一年生が目を丸くしてから、裏声交じりの声を上げる。)「え、ちょっと、何??」 ちょっと一言言ってくるわ。(わ、の辺りでもう手すりから半分飛び降りていたので、一年生の制止のために伸ばされた右手は、空を切った。)   (2019/6/16 18:10:35)

有江まりえ♀2年(17:10。第1セット終盤に女子生徒がコートに乱入未遂。相手チームコーチに暴言ののち、自分も試合に参加させろと要求。同校バレー部員数名に取り押さえられる間、5分ほど試合が中断した。)   (2019/6/16 18:10:52)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが退室しました。  (2019/6/16 18:11:16)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが入室しました♪  (2019/6/20 01:07:59)

月夜野 舞音♀2年「いいか、この日だけは絶対に大人しくしてろっ!」 ―――(カレンダーの赤丸のついた日付を指すようにバンッ、と叩いたのは我が月夜野探検隊の隊員である。きょとん、とした表情で首を傾げて見つめれば、ずいっ、と此方へと顔を向けて更に一言。) 「何かあっても助けに行けないからだっ!」 (―――ふむ?何で?と目で訴えれば頭にぽりぽりかいて…) 「………練習試合。」 (ぼそっと呟いたのが一週間前である。―――――まぁ、そんなこんなで当日。お昼には放送もされてわくわく、そわそわしていたのに何で今日に補習やるのんっ?! 明日じゃダメだったん?!! 自分が悪いのを棚に上げて先生を恨めしげに見ながらも解答用紙の空欄を適当に埋めて提出するとリュックを抱えて体育館へとダッシュ。)   (2019/6/20 01:08:04)

月夜野 舞音♀2年(会場である体育館に到着したのは17時を少し過ぎた頃。予想よりも人が多く、相手校の生徒も練習試合を観に来ていた。自身の身体能力を駆使して人垣をすり抜けて最前列を目指す。隊員の活躍はやっぱり間近で観たいもんね。前へと進んでる最中、ギャラリーの会話が耳に入る。どうやらうちのチームが劣勢らしい。「あーあ」と落胆する声やら「何であそこでミスするかなー?」なんて解説者気取りの声も。眉間に深いシワを作ってぶすっ、とした表情を浮かべながらも人垣を掻き分けていれば……。) 「ちょっとぉ、あのセッター、なんなん?」 「下手くそ過ぎて話になんないじゃん。」 (ぴた。足を止める。セッターって…うちの隊員なのん。) 「つかさ、あんな下手くそ、とっとと下げればいいのに…。」 「ほんそれ。勝つ気あんのって言いたいよねー。」 (―――コノヤロウ。よくもあたしの前で隊員の悪口言った…な、何?! 前方から大きな音、のち、怒号と笛の音。一体何があったのかこの身長では見えないが周りの人々が口々に言う。「2階席から女生徒が飛び降りてきて暴れてる」、と。)   (2019/6/20 01:08:23)

月夜野 舞音♀2年「あーあ、ダメセッターにキレた子いんじゃん。」 「きゃはは、そりゃキレるよねー。ダメダメすぎんもん。」 (―――ぶちん。何かが切れる音が頭の中で響いた。) ……あ゛ぁッ?! いっちーくんはダメダメセッターじゃないのんっ! 何も知らないくせに…っ、このブースっ!! (17:13――床を蹴っていっちーくんをバカにした女生徒に飛びかかり、腕に噛み付きながら綺麗に巻かれた髪の毛を思い切り引っ掴んで第2の騒動と相成った。)   (2019/6/20 01:08:57)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが退室しました。  (2019/6/20 01:09:06)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが入室しました♪  (2019/6/24 20:01:15)

市原 芹緒♂2年(——17:02 試合開始から約15分経過。「ピッ」という無慈悲なホイッスルの音がプレイを中断させる。審判である相手チームのコーチを横目で見上げれば、「タッチネット」のジェスチャーと共に指を差されて。)…………。(セッターとして、焦った上でのツーアタックの失敗とは、コートから去れと言われても仕方のないくらいの大罪だ。チームメイトたちから無言で肩を、背中を軽く叩かれたなら、大きく息を吐いた。——いつもよりも断然に多いギャラリーたちからの視線と喧騒。プレッシャー?そんなもんどうでもいい。それよりも何より、自分の身体が思うように動かないフラストレーションで押し潰されそうだ。そんな中で不意に視界の端に入ったピンク色…と見知った顔。てめぇ…呑気にいちごみるくなんか飲んでんじゃねぇよ!!観戦してるんだか何なのか…気もそぞろに見えたそいつに向けて小さく打った舌打ちは、コートの端っこへと消えた。)   (2019/6/24 20:01:39)

市原 芹緒♂2年(——サーブ権と得点は相手校へ。ベンチの監督からの突き刺さるような視線に無表情で応えながら、セットアップに備えて自身の後衛の守備位置につく。次のサーバーはジャンフロ。こちらの守備の穴を確実に狙ってくるはずだ。だがこっちの攻撃は5枚、1番火力があるローテ。なら…。——頭の中でパターン予測の精度を上げ始めようとするも…『ちょっとお…あのセッター…』『下手くそすぎて…』)…………。(なかなか遠慮なしの音量で聞こえてきた知らない誰かからの野次に集中力は呆気なく家出していく。まぁ…そりゃ素人目に見ても、今日の自分はかなりイケてない。んなこと、百も承知だっつーの!!)   (2019/6/24 20:02:03)

市原 芹緒♂2年(——17:10 予測不可能な事態は突然に勃発する…。ギャラリーたちの悲鳴と歓声が一斉に体育館中に響き渡れば、慌てて視線と顔を上げて。そしてそこにはひとりの女生徒が華麗に宙を舞う…いや、確実に飛んでいた。)……!?(全力で認めたくないのだが、そいつはとても見覚えのあるクラスメイトだ。着地と同時、制止を呼びかける笛を無視し、周りには目もくれず、審判へと詰め寄り浴びせられる罵声。)ちょっ!?(即座に掴みかかろうと手を伸ばすも、無駄に華麗なステップでこちらを躱すクラスメイト。取り押さえようとコート内で謎の鬼ごっこが始まった。)   (2019/6/24 20:02:27)

市原 芹緒♂2年(——17:13 今度は違う方向からの悲鳴と…聞き覚えのある語尾に絶望の色を浮かべて振り返る。絶対に大人しくしてろってあれだけ念を押したのに…あのヤロウ…!こんな状況…助けに行かなきゃしゃーねぇだろが!!)…先輩!こいつ頼んます!(羽交い締めにしていたクラスメイトをエースに委ね、向かうは大乱闘現場。二手に分かれ、大騒ぎの主犯格2人の確保。ようやく事態が収拾を迎えたのは17:35。)   (2019/6/24 20:02:57)

市原 芹緒♂2年(当然練習試合は没収。後日こちらから改めて相手校へと出向くことで再戦となる。教官室に呼び出され、監督から散々とばっちりの大目玉をくらい解放されたのは18:47。——『市原、お前のクラスメイトたちってかなり強烈だな。面白いけど。』当然一緒に呼び出されたキャプテンが隣りで呑気に笑っている。申し訳ない気持ちを持て余しながら、無言で頭を軽く下げて。——『1回肩の力抜けって意味では良かったんじゃないの?あのまま試合続いてたら、お前ベンチに下げられてた…って、自分でも分かってるだろ。』(全部見透かされていことに言葉が詰まれば、搾り出すように一言。)………そっす……ね…。『まぁ…思う存分にやんなさいよ。それでミスしたところでさ、取り返せばいいだけの話しだ。』   (2019/6/24 20:03:32)

市原 芹緒♂2年(——18:48 先輩からの気合の張り手を背中に食らい、俺の怒涛の放課後はやっと終わった。)   (2019/6/24 20:04:00)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが退室しました。  (2019/6/24 20:04:09)

おしらせ東堂裕也♂33数学さんが入室しました♪  (2019/6/24 23:12:10)

東堂裕也♂33数学(自動販売機にお金を入れ、出てきた謎のイチゴミルクに唖然としたのは16:30。近くにいた女子に押し付け、なかったことにする。改めてコーヒーを押そうとするも、売り切れのランプを愕然と凝視したのはその直後。ボタンの辺りで彷徨う指を手首のストレッチ風に誤魔化したのは『大人対応』──何事もなかったように自販機の前から颯爽と去り近くのコンビニに向かった。店内では当然ながら可愛い女性店員の列に並ぶ。蒸し暑い日、Lサイズのアイスコーヒーをブラックで注文するも、包まれて出てきたのはフランクフルト……。此方の驚きを隠せない表情が店員を不安にさせたようだ…が、可愛い女性の列に並んだがため、クレームを飲み込む『大人対応』の笑顔で、次の客に場所を譲り店を後にする)   (2019/6/24 23:12:45)

東堂裕也♂33数学(諦めてコンビニから職員室に戻る途中の体育館前、館内で奇声が響き渡った。慌てて中に飛び込み学生をかき分け前に出ると、ジタバタ暴れている女子が首根っこを掴まれていた。___その姿は首を掴まれた猫のようだった。あちこちで怒号が響き渡りカオスと化した体育館内。周りの学生が視線で「おい、何とかしろよ先生」と訴えてくる。見渡しながら状況把握に要する時間は3秒。試合妨害の現行犯で前の猫、いや彼女は取り押さえられたようだ。困惑してコート内に突っ立っている選手たち。頭上からする大声に視線を向けると、ユニフォームの男子が乱闘…のように暴れている。冷静に状況を分析し、目の前で抑え込まれている女子の興奮を鎮める事が最優先と判断する。冷たいものはないが、手にはフランクフルト。「肉でも食らって落ちつけばいい」と蒸し暑い館内で、生温いフランクフルトを手渡し「…落ち着きなさい」と言葉をかけ、時計を見上げた17:20)   (2019/6/24 23:13:11)

東堂裕也♂33数学(「審判が卑怯だ」と語気を荒げる彼女に視線を戻し、溜息と共に「あのね、もう高校生でしょう?大人になりなさい、たかが練習試合にムキになりすぎ」と説教をしながら、コートに視線を戻し件の審判を見つけると、思わず目を細め何度も確認し、二歩三歩とコートに近寄っていく。コートの向こうの審判と視線がぶつかると、細めていた目を見開いた。──「彼は大学の後輩!」何故ここにいるのか良く分からないが「審判が卑怯だ」という生徒の言葉が蘇る…。此方を認識した後輩も驚きの表情を隠せない。大声で怒鳴りつけてやりたいところだが、そこは生徒の手前『大人対応』が必要だ。コートの向こうの彼に身振り手振りで怒りを伝える。たかが練習試合だが、後輩の学校のチームに負ける事は許されない。激しいジェスチャーでムキになって威圧する───気が付けば館内は静まり返り、全ての視線が自分に集まっていた。───狂ったパントマイムをしている自分に気が付き、セクシーなムーンウォーク(当社比)で後ずさり生徒の人込みに紛れていく『大人対応』)   (2019/6/24 23:13:27)

東堂裕也♂33数学(体育館の出口付近でようやく振り返り、遠く離れた後輩に最後のジェスチャーをするべく腕を大きく振った際、扉にしたたか腕を打ち付け、悶絶して蹲る。悪態を抑えたのも『大人対応』………激痛に顔を歪めながら、その場で今日はどこから間違えたんだろうと、脳内で出来事を巻き戻しだしたのは言うまでもない。イチゴミルクまで再生しても特に自分に落ち度が見つからない。女子が悶えずに自分が悶絶している結論が小声で洩れる)…無様な試合の戦犯を、しばく!   (2019/6/24 23:13:43)

おしらせ東堂裕也♂33数学さんが退室しました。  (2019/6/24 23:13:49)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが入室しました♪  (2019/6/25 20:45:54)

鹿谷あき♀2年(17:15 ――大混乱。コートの中には乱入者、応援席では乱闘騒ぎ。イチゴミルクはまだ半分以上残っているというのに、このありさまだ。乱入者の長身女子はクラスメイト、乱入の原因になった不調のプレイヤーもクラスメイト。複数の女子のキイキイ喚く声がやや後方から聞こえるが、その中心で暴れまくっている小柄な彼女もクラスメイト。『魔のスリーカード』ふと、そんな言葉が脳裏に浮かんでは消える。彼らがそろってしまったからいけないのだ、運が悪かったのだ。そう思い込んで、傍観者に徹底するべく一歩離れてストローを口に咥えようとしたその瞬間、背中に誰かがぶつかって手の中のピンクの紙パックは宙を舞い、人だかりの中に消えた。また誰かが叫ぶ。『――つめてぇ!何しやがる!……てめぇか!』……こうして、乱闘は乱闘を呼び、混乱は広がりを見せた。)   (2019/6/25 20:46:39)

鹿谷あき♀2年(一人の女子生徒が長い髪をなびかせてステージへと走り出す。それに気がつくと、さらに人だかりから一歩、二歩さがって後を追う。ステージ下で肩を捕まえた。振り向く彼女は放送部員。その手には折りたたまれたメモ用紙があった。じっと見つめ合うこと一瞬、彼女と心が通じた気がした。すぐさま二人してステージに上ると、自分は舞台袖にあるミキサーにケーブルをつないでスピーカーの電源を入れ、彼女は講壇の傍でマイクのセッティングをする。準備は整った。ステージ前面のギリギリに立つ、彼女のマイクを持つ右手が高く掲げられる。マイクの先端の銀色メッシュ部分が、天井照明を受けてキラリと光る。それを合図に、EQのつまみを全部左側に振り切らせた簡易ミキサーの音量とリバーブのフェーダーを、一番上にスライドする。スピーカーに向けられたマイク。……体育館は大音量のハウリングに包まれた。不快な耳の痛みの後に生まれる一瞬の静寂。『本日の試合は中止します。応援席の生徒は速やかに体育館から退場してください。バレー部員のみなさんは、コートに集合してください。繰り返します。本日の試合は……』心地良い声の彼女が、メモの中身を読み上げた。)   (2019/6/25 20:46:59)

鹿谷あき♀2年【訂正 左側→右側】   (2019/6/25 20:48:02)

鹿谷あき♀2年(ステージ袖から顔を出せば、フランクフルトを口に突っ込まれておとなしくしている有江さんと、市原君に高い高いされている状態の月夜野さんと、体育館の入り口で悶絶しているイチゴミルクをくれた教師の姿を見つけた。それぞれが何故そんなことになっているのかわからないが、事態は収束したかのように思えた。17:35)   (2019/6/25 20:48:51)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが退室しました。  (2019/6/25 20:49:20)

おしらせ豪徳寺茜♀2年さんが入室しました♪  (2019/6/25 23:57:02)

豪徳寺茜♀2年私の名前は豪徳寺茜、肩下までの黒髪ストレートヘアと銀縁のオーバルグラスがトレードマークの、年上大好き17歳。同年代の男の子ってちょっと子供っぽくてつまらないっていうか、恋愛対象として無理なのよね。そんな私が今夢中なのは、通っている高校の、教師の東堂先生。放課後は可能な限り、彼の後ろをついて回るのが、私の日課。好きな人のことは常に把握したいと思うのは、乙女として当然のことよね。それにしても今日は惜しかったわ、あの子さえいなければ先生のいちごミルクは私が貰えそうだったのに。あとで名前調べて下駄箱に不幸の手紙でも、ああ、それはそれとして、なんだっけ、そうよ。常に把握したいからって、彼の迷惑になるのは駄目、例えば今日の体育館での練習試合?での騒動、あれ、多分バレー部の男子を取り合う女子二人が原因になって起こった話じゃない?そういうの私すぐ分かっちゃうんだけど、そんなのダメよね。彼に迷惑を掛けるようじゃ。常に傍に、気づかれない程度に近づきつつも、意識すらさせずに、告白はすべての手材料が揃ってから。私の場合、特に教師と生徒の関係なんですもの、卒業までに信頼をそれとなく積み上(長文省略 半角1000文字)  (2019/6/25 23:57:14)

豪徳寺茜♀2年 積み上げて、それで、それで・・・(感極まった様子で、豪徳寺茜は両手で持ったボイスレコーダー入りクマのぬいぐるみ(命名:ナイトメアちゃん)に額を押し当てる。小説家志望の彼女は妄想であれ現実であれ、気が向くとこうして自身の音声を録音し、家に帰って文字に起こす作業を日課としていた。勿論録音するときは、周囲の不信を招かぬよう人気のない場所を選ぶ。17:40現在、体育館からの渡り廊下近く、中庭。校舎を背に膝を抱えるようにしゃがめば、傍の椿の植え込みが自分だけの世界を確立してくれる。)   (2019/6/25 23:58:31)

豪徳寺茜♀2年(好きな人との未来予想は、教師と生徒という禁断の関係にある彼女にとって、もっともテンションの上がる妄想内容だった。卒業と同時に告白が受け入れられると、付属の四年制大学へ進学ののちも交際を続け、一気に妄想は大学卒業式後のプロポーズにまで及ぶ。中庭の一角を劇場とした妄想恋愛映画を中断したのは、彼女の頭上の窓から中庭に飛び出してきた、一人の女生徒の上履きの踵による一撃だった。ちなみに窓は個人談話室と繋がっており、主に生徒に説教をする際に使用される、いわば反省部屋だ。)・・・結婚式はドイツの美術館が良いだなんて!素敵すぎュ!(最後の「ュ」は、感極まって台詞を噛んだのではない。頭の上を踏んづけた女生徒、有江まりえの着地の衝撃に、強引に口が閉じたせいと、その拍子に額にボイスレコーダー内臓の「ナイトメアちゃん」がぶつかった衝撃による。踏みつけた当人はバランスを崩しつつも茜のすぐ脇に着地、振り向くと、顔を上げた茜と目が合った。赤くボイスレコーダー痕の付いた額のすぐ下で、茜の眉が吊り上る。)   (2019/6/25 23:58:55)

豪徳寺茜♀2年なにするのよ!あ、貴女、さっき体育館で・・・(抗議の声は、すぐさま伸びてきた有江まりえの掌によって唇ごと封じられる。相手はそのまま自身の口元に人差し指を立てて当て、静かにするよう示してから。)「ごめん、まさか真下にいるとは。あ、でもちょっと聞こえてたんだけど。あんた東堂先生好きなの?」 ふぁあ? 「じゃさ、これ、東堂先生に貰ったんだけど、あげる。だから見逃して。」(差し出されたのは、歯型の付いたフランクフルト。すっかり冷めたそれの柄を、クマのぬいぐるみと茜の手の間に押し込むと、ウインク1つしてから、上履きのまま、中庭を校門方面に走り去った。取り残された茜はその後を目で追うこともせず、じっとフランクフルトを凝視する)ま、まさかこれは、と、東堂先生の口が触れた・・・。(常に東堂を視界に捉えていた茜だったが、同じフロアからでは人が多く、フランクフルトの歯形が東堂の物か、そうでないかまでは分からなかった。個人談話室からの有江まりえの逃走に感づいた、見張りのバスケ部一年生が慌てて中庭にやって来たが、間接キスをするべきか否か、18回の逡巡ののち倒れた茜が、その行方を彼に教えることは出来なかった。)   (2019/6/25 23:59:27)

おしらせ豪徳寺茜♀2年さんが退室しました。  (2019/6/25 23:59:47)

おしらせ報道部員B♀2年さんが入室しました♪  (2019/6/30 17:27:03)

報道部員B♀2年(男子バレー部の練習試合が行われてる体育館。我々報道部はこの様子を余すことなく映像に撮るため1階、2階に分かれた。私は2階から全体像を捉えるため手摺に張り付いてハンディカメラをコートへと向けていた。1セットの流れはどうやら相手校へと向いているようで。チームの心臓ともいえるセッターの調子が悪いようにみえる。この様子だとこのセットは取られるだろうと素人でも予想出来たわけなんだけど―――予想外の出来事とは突然に降って湧いてくる。そう、今、コートに降り立った彼女のように。1セット終了間際の乱入者は審判に口撃を始めた。数秒間唖然として見守ってしまうが、これはこれでスクープじゃないだろうか? ……まぁ、ギャラリーが多いからスクープでも何でもないケド。) A子ちゃん!彼女っ、しっかり撮ってちょうだい!(コートサイドに居るA子ちゃんへとボイスチャットで指示を出すとすかさず「撮ってます」と返事。私は上から全体の映像を撮ろうとビデオカメラを持った手を動かせば……、1階ギャラリー席での乱闘が飛び込んできた。) え…、一体何でケンカしてるの…? (第2乱闘現場付近の部員Cへと指示を飛ばす。)   (2019/6/30 17:27:10)

報道部員B♀2年 映像確保と取材、しっかり頼むわよっ!(「イエッサー!」と軽い返事だけど、彼はやる男だって知ってる。しかし…、) 練習試合でこんな騒動が起こるってどうなってんのかしらね? (やや呆れながらも面白い映像が撮れるならいいか、と思いながらも更なる騒動がないかと手を動かしてしまうのは報道魂と言っても過言ではな―――見つけたー!! 女生徒が持っていただろう飲み物の紙パックが宙に舞い、辺りにピンク色の雨が降り、第3の騒動が広がりつつある中で、第1騒動が終息した様子。――のところに、奇妙なダンス…もとい、パントマイム?をしてる数学教師を発見。狂気ともいえる熱気で気が触れたのかと一瞬思ったが審判も同じように奇妙な…以下略。まぁ、ちょっと面白いものが撮れたな、と思ったとこで『キーーーーン!!』と鼓膜を震え破るくらいの大音量に眩暈がした。放送部員が壇上で練習試合の中止を発表した事で本日の催しは終幕。)   (2019/6/30 17:27:26)

報道部員B♀2年(―――2日後、報道部のホームページには「バレー部練習試合で大乱闘!!」のタイトルで編集された当日の映像がアップされた。勿論、乱闘騒ぎに関わった生徒のコメントもしっかり載せて。余談だけど、この映像の再生回数は報道部歴代1位を獲得。) さぁて、次はバスケ部の練習試合ねっ。(マウスのポインターを左端のマークに合わせ、「シャットダウン」を押した――。)〆   (2019/6/30 17:27:43)

おしらせ報道部員B♀2年さんが退室しました。  (2019/6/30 17:27:58)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが入室しました♪  (2019/7/18 00:23:10)

有江まりえ♀2年(雨が降りそうで、降らない日。見上げた視界全てを埋め尽くす灰色の雲のせいで、いつもより低く見える空は、高い湿度のせいもあって、川底から見上げる水面を連想させた。目を細めて、寮の門の前で仁王立つ。暫し空を見上げてから、手にした寮の置き傘を戻しに、玄関まで踵を返した。校舎までなら雨が降り出すことも無さそうだし、帰りは濡れても別に構わない。今日は帰りにどこかに寄る予定もなかったし、両手が空いている方が重要だ。もう一度、行ってきますと寮母に告げてから、横目で壁の時計を確認する。8:15分。今日は走らなくとも間に合いそうだ。)   (2019/7/18 00:23:18)

有江まりえ♀2年(歩いて十分程度の通学路で出会う猫を毬絵はすべて把握していたから、見知らぬ白い子猫が紫陽花の植え込みから顔を飛び出させた時には、驚いた。このあたりの野良に、全身、完全に白いのはオスもメスもいないから、どこぞのつがいから生まれたわけでもなさそうだ。新しい飼い猫だろうかと、首輪の有無を確認しようとその場に立ち止まると、緊張した面持ちで子猫も止まる。顔しか見えないから首輪の有無は確認できなかったが、白っぽい、大ぶりの紫陽花の横に顔だけを出して動きを止めた様子は、まるで擬態を意識しているようで、可笑しかった。)ふふ、お前、何処の奴だ?(笑い声の合間に問いかけて、再び歩き出す。出てくるまで待つのも悪くないが、雨が降りそうだし、せっかく今日は間に合いそうでもあるし、そのうちもう一度会う機会もあろう。振り向くと、子猫は未だ擬態中だった。)はは。   (2019/7/18 00:23:35)

有江まりえ♀2年知らない猫がいたから。(結局子猫をからかう気になって、校門に到着したのは9:00を回った辺りだった。流石に立ち番もないだろうと高を括っていたが、まだ居た見張りの教師にうっかり見つかった。猫で気が緩んでいなければ、裏門に回ることもできただろうにと、眉間にしわ寄せ、そう思う。小雨が降り始めたあたりで反省文を書くよう促され、とぼとぼと談話室に連行されるまりえの足元を、白いボールが転がった。)あ。(小さく上げた声に教師が反応して振り向いたが、その背後を抜けるように進行方向を変えたボールは、花壇の植え込みに向かって弾んで転がる。今度はどの花に擬態するつもりかと、毬絵が噴き出すと、悪びれる様子もない毬絵を咎めるように教師が溜息をついた。)   (2019/7/18 00:25:14)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが退室しました。  (2019/7/18 00:25:21)

おしらせ化学教師♀自称30さんが入室しました♪  (2019/7/19 16:50:39)

化学教師♀自称30(アラサーの化学教師がかなりのおっちょこちょいであることは、多くの生徒は気が付いていなかった。授業では教科書通りの事しか教えないし、実験道具の管理は生徒に任せて彼女は後ろからそれを見守るだけだったから。「つまらない授業」「生徒をこき使う」こう評価される代わりに、自身の欠点をうまく隠していた。今もそう。2限目と3限目の間の休憩時間、先ほど使用した実験道具の入ったプラスチック籠を生徒二人に運ばせて、手ぶらの彼女は白衣のポケットから取り出したカギを鍵穴に差し込む。軽い音を立てて開錠すると、ドアノブを握りながら背後の二人を振り返る。)わかってると思うけど、そっちの薬品は右の棚、危険なラベルのほうは机の上に置いといて、あと、道具は戻の場所に戻し……ぎゃあ!(扉の隙間が20㎝開いたところで、小さな影が足元から飛び出した。教師の悲鳴に二人の生徒がさらに驚いて、それぞれ悲鳴を上げたからか、小さな丸い何かは物凄い勢いで角を曲がって姿を消す。ガラス容器のぶつかる音はしたけれど、器具や薬品を取り落とすことなく籠の中で揺れるにとどまったのは不幸中の幸い。)   (2019/7/19 16:51:08)

化学教師♀自称30(……やはり生徒に任せて正解だった。彼女はそう安堵すると同時に、きりりと眉を吊り上げて二人の女子生徒に向き直る。)まったく!また生物委員会か何かが動物を逃がしたんだわ!あなたたち、さっきの生き物見えた?(二人とも首を横に振る。突然の事だったし、両手には荷物を抱えて足元は確認し難い。何かわからなかったのは教師も同じだが、ふがいない二人だとさらに顔を赤くして続けた。)あなたたちのクラスにも生物委員いたわよね?(おさげ髪の子が答える。『はぁ、市原君、ですか?』)そう、その子。今すぐ逃げ出した動物を回収しなさいと伝えなさい。いいわね!?(ほんの瞬きをするような一瞬、その女子生徒はとんでもなく顔を歪めて不快さをあらわにした。え?と思った次には元の顔に戻っていたから、気のせいだったかもしれない。二人に道具を片付けさせて、準備室から送り出せば、その背中に向かってもう一度ヒステリックな声をかける。)いい?速やかに確保させること!学園が混乱する前によ!(彼女は重度の動物嫌いだった。3限目を告げる鐘の音が鳴り響く。)   (2019/7/19 16:52:00)

おしらせ化学教師♀自称30さんが退室しました。  (2019/7/19 16:52:50)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが入室しました♪  (2019/7/20 13:53:09)

香椎はぐみ♀2年(9:15。──傘を持ってきてよかった。授業中、窓を叩く雨の音に気づき、窓際の席から外を眺める。今にも降りだしそうだった暗くて厚い雲からは、その重みに耐えかねたようにパラパラと細かい雨が落ちていた。一時間目は苦手な数学。おまけに二時間目も苦手な化学で、三時間目に気分転換のように音楽があるのが救いといえば救い。よそ見をしてるのを、教壇にいる先生に気づかれないように窓に向けた顔をゆっくりと正面に戻す。教室の中は翳っているのに先生は照明を点けてくれない。ノートに数式を書く手元も暗く、気分もなんとなく乗らないまま顔を上げて教室を見渡した。遅刻なのか休みなのか、空いたままの席に視線が流れる。寝坊でもしたのかな。来る途中、雨に濡れてないといいけど…。方程式を解く事よりもそちらが気がかりでシャープペンの動きは鈍い。二時間目以降は選択科目で移動教室が多いから、空席の主が学校に来てもなかなか会えないかもしれない。)   (2019/7/20 13:53:30)

香椎はぐみ♀2年(10:25。三時間目は音楽。音楽室への移動教室の途中、化学準備室の近くを通り過ぎたとき、小さな悲鳴とガラスがぶつかる音がしてそちらを振り向いた。途端、足元をすり抜けていく白い塊に思わず体を捻り。)きゃ…っ!(驚きながらも目で追うと、長い廊下を白いゴム鞠が転がって、突き当たりを左に曲がっていった。)…ねこ?(あっという間に視界から消えたその姿に、丸めた目を数回瞬かせる。そういえば、学園の中で可愛い白い子猫を飼っているクラブか委員会があったような…。学園に子猫、という可愛らしい組み合わせを目の当たりにしたのは初めて、丸めた目は知らずに細くなっていく。猫との出会いが物語の始まり。ふとそんな映画を思い出し、映画を真似して子猫を追いかけたくなるものの、後から来たクラスメートに「何してるの?早く行こ」と促され、後ろ髪を引かれる思いで音楽室へと向かい。)   (2019/7/20 13:53:57)

香椎はぐみ♀2年(12:35。今日はお昼の放送の当番。お弁当を手に、放送部の部室の奥のミキサー室に籠る。さっき見かけた子猫はこの雨の中、外にも出れずにまだ校舎の何処かにいるのだろうか。ちゃんとごはんは食べたかな。猫は「寝子」と書くくらい寝てばっかりいると聞いたことがあったけど、何処かで丸まって眠れてるのかな──。今日流す曲は、雨がテーマの曲の予定だったけど、急遽変更。スマホで検索した「猫のための音楽」をかけることにする。雨垂れの音のようなそのBGMが、学園の何処かにいるかもしれない子猫の子守唄になるといいな…。そういえば、教室の空席の主は学校に来てるのだろうか。猫と彼女のイメージがどこか重なって思わずクスッと笑ってしまった。放送の時間が近づき、ミキサー卓の前に座ってミニプラグケーブルでスマホとミキサーを繋ぐ。スマホの画面に曲を出し、ミキサーを設定しながら卓上のデジタル時計を見るとちょうど放送開始の1分前。喉に手のひらを当て、軽く咳払いをしてから何度か深呼吸する。時間になり、マイクのスイッチを入れ。)──こんにちは。お昼の放送の時間です。今日は少し珍しい曲をお届けします。「猫が安らぐ音楽」です。   (2019/7/20 13:54:30)

香椎はぐみ♀2年https://m.youtube.com/watch?v=_7lMwHa4zpo   (2019/7/20 13:55:03)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが退室しました。  (2019/7/20 13:55:12)

おしらせ東堂裕也♂33数学さんが入室しました♪  (2019/7/20 23:40:16)

東堂裕也♂33数学(ビーチで女の子は可愛い水着であるべきだ!何なら法律を作って頂きたい!と男なら一度は考えたことがあるはずだ。好みで分かれるが、私としては面積が小さすぎるものは逆に萌えない…チラリズムを女性にもメーカーにも理解して欲しいと常々思う。まぁそれは、男の勝手な理屈なのだが…。しかし、晴天の下で輝く海と白い砂浜。透き通るような白い肌の可愛い女子が好みの水着で待っている……視線を、彼女の顔から爪先までゆっくり動かし、また顔まで戻らせながら全身を鑑賞する。で、その次に視線が向く所が自分の好みのパーツ─────目を瞑って、男の夏の浪漫を妄想(現実逃避)する事、10分程度。瞼を開くと生徒指導室の窓からの見慣れた光景に切り替わる。瞳に映るのは、晴天のビーチではなく、曇天のグラウンド。全てが鉛色に見えるのは気のせいだろうか。眼下のプールにも女子はおらず無人で鉛色。…大きな溜息をつきながら手に持った紙パックのストローを吸う、12:20)   (2019/7/20 23:40:42)

東堂裕也♂33数学(先日の自販機イチゴミルク事件以来、誰もいない時に購入し生徒指導室にダッシュで駆け込むのが日課。ストローを刺し、腰に手をあてがい一気飲みが癖になった。が、…今日の曇天に気が滅入りビーチ浪漫妄想をしてしまった。──まったりと液体が喉の奥にトロトロの流れ込んで来る。少し生温かくなってため余計に甘さを感じる…鼻から抜けていくイチゴの香り。貪るように飲み込んだその時、足元からの鳴き声に驚き激しく咳き込んだ───!!)ニャ、ニュ、ニョ、ニャニャ…ニャアァー~~(先日から隙あらば部屋に入ってくる仔猫が、足元に纏わりつきながら鳴き声の発声練習をし、お強請りをして来る。可愛い鳴き声とポーズを巧みに操るあざとい猫だ。仕方なく手近な皿を取るとイチゴミルクを分けてやる。願い通りの展開に満足し、ピンクの舌でチロチロと舐めはじめた仔猫。その姿は可愛らしい。水着女子が叶わないなら、今は仔猫で癒されることにしよう)   (2019/7/20 23:41:01)

東堂裕也♂33数学(……その場に蹲り指先で喉を擽ると「邪魔をするな」という目付きで見上げてくる……仔猫が出ていくまでこれは待つしかない。ドアに僅かな隙間があった事が問題で、仔猫に罪はない。丹念に皿に残るイチゴミルクを舐め切った仔猫は、大きな欠伸をし背筋を伸ばしてドアに向かって歩き出した。その時、壁のスピーカーから昼休みのアナウンスが流れだす。透き通る様なその声に思わずスピーカーを見上げ耳を欹てた…仔猫はといえばドアに向かって進んでいたが「猫のための音楽」とやらが流れ出した瞬間、仔猫の脚が止まる。小首をかしげスピーカーに顔を向けた。そして……ドアの前で蹲まり気持ち良さそうに瞼を閉じた仔猫。その丸まった姿は可愛いのだが、だけれど───そこは邪魔。だって、昼休み!ご飯を食べに出かけるため仔猫を蹴りだすわけにもいかず…逡巡した後、ドアの隙間を開けたまま廊下に出た。目を瞑った仔猫は何を考えているのだろうか…ビーチの水着女子を考えているわけもなく。きっとイチゴミルクの皿の中で泳いでいる夢を見ているに違いない───さて、私の行先は自動販売機。正々堂々、生徒と争ってイチゴミルクを買うために)   (2019/7/20 23:41:18)

おしらせ東堂裕也♂33数学さんが退室しました。  (2019/7/20 23:41:22)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが入室しました♪  (2019/7/21 18:50:40)

月夜野 舞音♀2年(家庭科室にて―――眉間にシワを寄せていつもの三段重と睨み合っていた。毎朝届くにぃに特製のお弁当なのは間違いない。しかし。そう、しかしなのだ!問題は本日の配達人である。月夜野家の次男様が、あの兄様が届けるとかまず有り得ない。我が兄様は……悪魔の申し子!マッドサイエンティストなのだ。――いや、まぁただの大学院生なんだけど、妙な研究をしているのん。あたしも幼い頃から酷い目にあっている訳で、兄弟の中で一番信用出来ない。絶対何か仕組まれてる!と疑って掛かってるんだけど…見た目はにぃに作のお弁当なのよね。) ……でも、美味しい匂いに混じって、微かに変な匂いもするのん。 (こと食べ物に関しては鋭い嗅覚を持っているからか、僅かな異変も逃さない。これは確実に兄様が何かを混ぜた、もしくは怪しげな試験薬を振りかけたことは明白だ。) ぐぬぬ…食べ物の恨み、どうしてくれよう。(歯噛みしつつもあの兄様に恨みを晴らそうもんなら10倍返しされるのはわかっているから結局泣き寝入り。さて、このお弁当の始末…どうしようかな?怪しげな薬が混ざってるだけで食品的には何ら問題ない。いや、実際は大ありだけど。)   (2019/7/21 18:50:45)

月夜野 舞音♀2年(捨てるには忍びないが食べる気にはならない。誰か…市原隊員に食べさせてもいいが、どうなるのか予想つかず。死にはしないけど、それ以外の「何か」が起こることは必然といえよう。室内の壁上部に取り付けられたスピーカーから流れてた音楽はいつの間にか終わっていた。つまり、お昼時間も残り少ないことを指す。あらかじめ購買で買い込んで置いたパンを齧りながらお弁当の始末をぐるぐるっと考えてるところに……白い物体がテーブルに置かれてるお弁当の傍に出現した。実際は匂いに惹かれて床方面からジャンプして来たのだろうがあたしには突如現れたように見えたのだった。鼻先をすんすんさせながらお弁当箱の縁に両脚を掛けて顔を突っ込む仔猫。) ちょっ、食べるのは…っ、 (と言ったところで既に遅し。がつがつとおかずを喰らっていた。―――もしかしたら動物には効果ないかもしれない…という思考が過ぎったが、まず動物実験してから人試験という行程な筈。「何事もありませんように!」と淡い期待と儚い願いを胸内で祈った12:50――。)   (2019/7/21 18:50:58)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが退室しました。  (2019/7/21 18:51:59)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが入室しました♪  (2019/7/21 20:36:09)

市原 芹緒♂2年………は?(間抜けな声を出したのは10:。まず突拍子も無い命令を告げられたことと、自分が生物委員会なるものに所属していたという驚きの事実を知ったという2点が理由だ。)いや…あのさ、なんで俺が?(目の前で仁王立ちしているおさげ髪の同級生に反論の意を表すも、到底聞き入れてはもらえず。挙げ句の果てには覚えのないノートの貸し借りの借りを返せだの、奢ってやったフランクフルトの借りも返せだの(これは間違ってはいない)そして一瞬周囲を気にしたのち、すばやく耳元でとどめの一言をぶちかましてくる。)……っ!?おま…っ!それはずりぃ!!(理不尽だと抗議の声は3時限目の開始のチャイムで虚しくかき消された。そして、言うだけ言って立ち去っていくおさげの後ろ姿はこちらを振り返りもせず。)…猫ってなんなんだよ…(元よりサボるつもりだった3時限目の間の貴重な睡眠時間が、訳の分からない猫の捜索に費やさねばならなくなったことにがっくりと肩を落とした。)   (2019/7/21 20:36:15)

市原 芹緒♂2年(11:20。猫が潜んでいそうな場所をぶらぶらと当てもなく、学園内を彷徨う。)……マジなんで俺が……そもそも猫なんざほっときゃそのうちどっかいなくなるだろーが…(次から次へと口をつくのは愚痴ばかり。そういえば、途中談話室からふらりと出てきたクラスメイトと遭遇したもんで、「猫 知らね?」って尋ねたら、「白い紫陽花」との回答。……うん、やっぱアイツは変な奴だ。)あーー!クソ猫!どこにいやがんたよ!(たまらず叫んだのは12:15。なんてこったい、もう昼休みじゃねーか!どーりで腹が減るわけだ…ってことで向かうは食堂。途中何やら真剣な面持ちで自販機と向き合っている数学教師は問題なくスルー。とにかく腹が減ってはなんちゃら、である。適当に買ったパンをコーヒーで流し込んでいれば、聞こえてきたのは何のヒーリングですか!と突っ込みたくなるような音楽。このチョイスは、ちまたで天使と騒がれている放送部員のクラスメイトに違いないと勝手に納得。最後の一口を放り込んだ時、そういえば我らが隊長からメッセージが届いていたことを思い出して携帯を開く。よくわからない弁当箱の絵文字を確認したのが12:45。)   (2019/7/21 20:36:38)

市原 芹緒♂2年(13:00。再び捜索を開始である。授業?そんなことよりも、このミッションをクリアしないと課せられるペナルティの方が何倍も困るんだよ!苛々と足元の砂利を蹴り上げれば、小さな石たちが紫陽花の植え込みへと消えていく。だが次の瞬間———『フーーっ』まるで空気が揺れるような音が植え込みから聞こえて。それは猫が威嚇する時の声のようだが、どうも様子がおかしい。猫の声って…こんなにデカかったっけ??)………??(背中をかがめて白い紫陽花の隙間を覗きこんだ時…ソイツと目が合った。瞳の真ん中には細い瞳孔。確かにそれは猫のものだけども、「みっけたぜこのやろー!」と叫んではいけないと本能が告げる。息を呑みながら、ゆっくりと後退りすれば、再びあの空気を揺らす威嚇の声。やばいやばいやばいやばい…これはやべーから!「ジャリ…」と足元で音がしたその瞬間を合図に紫陽花が大きく揺れた。そして飛び出してきたのは真っ白な虎…じゃなくて巨大な猫?)何なんだよコイツ!!!(もちろんそのまま脱兎の如く全力ダッシュでその場を後にする。13:05——学園内にて謎の生物に遭遇。)   (2019/7/21 20:40:39)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが退室しました。  (2019/7/21 20:40:57)

おしらせ白紫陽花さんが入室しました♪  (2019/7/24 00:45:31)

白紫陽花(猫は何処ででも、寝る。寝子、と当て字されるぐらい、時に状況を選ぶことなく寝るが、今日は完璧に近い状況が揃っていた。猫は生来、自分の味方を見分ける目を持つ。扱いやすそうな相手を見つけては、その時欲しいものを貰い、代価として自身の愛らしさを提供する。随分と甘いミルクと、なんだか心地よい音。朝方からの大冒険の疲れを癒され、さらにそのあとすぐ、移動先でもご馳走にありつき、ご満悦の子猫は、昼寝に相応しい植え込みにその身を預けて午睡の続きを愉しんだ。夢の中で四肢を地面に着くたびに、水面に揺れる光のような、柔らかい音がする。くるくると喉を鳴らしながら肉球で地面を押すのが楽しくて、夢中になる子猫の額に、小石が飛んできてその夢は終わりを告げた。三大欲求を妨げられれば文句を言いたくなるのは猫も人も同じで、目の前に立つ小さい人間に、子猫は不満を訴えた。)   (2019/7/24 00:45:45)

白紫陽花ふるるる。(走って逃げる人間の後姿に、子猫は気を良くする。くあ、と欠伸を一度して、子猫はもう一度寝るか、それとも他に何か楽しいことをしようか考える。お腹はもう、一杯だ。大きく伸びをして周囲を見回した子猫は、先ほどの植え込みが少々手狭であるのに気が付いた。ここよりもっと良さそうな入り口がある。思えば先ほど駆け回った建物のようだが、随分と縮んだような?だが、都合がいいのであれば、子猫は気にしなかった。校舎へと戻るべく、渡り廊下に前足を乗せる。足裏のこそばゆい感触に、夢の足音を思い出した子猫は、建物の中に入ればひょっとしたらあの音がもう一度聞けるかも知れないと、喉を再び、くるくると鳴らした。)   (2019/7/24 00:46:07)

おしらせ白紫陽花さんが退室しました。  (2019/7/24 00:46:16)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが入室しました♪  (2019/7/24 00:46:42)

有江まりえ♀2年(猫はこっちから探すものではなく、向こうからやってくるものである。雨降る屋上で傘を差しながら、テトラパックから伸びるストローの端を咥えつつ、格言風に毬絵が答えると、クラスメイトは怪訝な顔で、小首を傾げる。昼休み、雨でなければ人気のランチスポットのはずだが、屋上に今日は毬絵と、そのクラスメイトしかいなかった。そもそも、大分前に昼休みも終わって、今はもう午後の授業も始まっているはずだから、晴れていようと雨であろうと関係なく、真面目な生徒はいないはずでは、あるのだけど。授業をさぼることに取り立てて理由は無く、しいてあげるのであれば、遠方、金網越しにわずかに見える海の上が荒れ模様で、曇り空との境界もはっきりしないもので、先ほどから毬絵は境目を見極めるべく、船影でもないかと目を細めている。)   (2019/7/24 00:47:04)

有江まりえ♀2年「そういうんじゃなくてさ。」(毬絵見なかった?白い子猫が学校にいるんだって、超可愛いんだって。アラサー(教師あだ名)が科学の準備室で見たんだって、他にも見た子いてさあ、でも私会えなくて、毬絵、猫とよく遊んでるじゃん、道端とかで。先程と同じ情報をもう一度繰り返して、猫の探し方を問うクラスメイトに、毬絵はもう一度溜息をついてみせてから、視線を海から、クラスメイトの方へと移した。今朝方の「白紫陽花」のことだろう、聞かれるのは二度目だ。一回目は面倒で説明は省いたけれど。)だから、見つけようとしても無理だって。向こうが遊んでほしい時しか来ないって。「えー、そうなのー?」でなきゃお腹空いてるときか、まあとにかくその子が満足してるんであれば無理・・・ 「ん?どしたの?」   (2019/7/24 00:47:44)

有江まりえ♀2年(肩越しに、毬絵の視線が台詞と共に固まったので、クラスメイトも振り返り、固まった。二人ともが咄嗟に状況を理解しかねて、脳の回線がショートしたのだ。見下ろしたのは、足湯とは反対側の、中庭、渡り廊下だ。もう昼休みも終わり、誰もいない渡り廊下を、白い子猫が歩いている。子猫、といったのは、頭身、つまり頭のバランスが成猫より大きいからで、子供の猫だ。やや右の耳が傾いている様から、毬絵はそれが今朝の「白紫陽花」だと分かった。ここまでは問題ない、問題は、見下ろす渡り廊下の大きさと、子猫のパースが合わないことだ。人ほどの大きさの「子猫」は、まるで校舎がミニチュアになったかのような錯覚を覚えさせた。)   (2019/7/24 00:48:24)

有江まりえ♀2年・・・えーと。(毬絵とクラスメートがどちらともなく顔を見合わせてから、渡り廊下を二度見する。視線を切った間に、「子猫」の姿は消えていた。しばしの沈黙ののち、クラスメイトが毬絵に問いかけた。)「・・・どうなん?」 え? 「・・お腹、空いてそうだった?」 ・・あー・・と。(大きさゆえここからでも読み取れたが、表情は空腹を訴えているようではなかった、気がする。市原芹緒も行方を追っていたことを思い出し、彼が「白紫陽花」に飲み込まれる様を想像してすぐ、毬絵は屋上から校舎へつながる階段へと掛け出した。とりあえず移動途中に教室を覗いて安否だけ確認したら、次は。)「どこ行くのよ!」 中庭!   (2019/7/24 00:48:51)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが退室しました。  (2019/7/24 00:48:56)

おしらせ新座一海♂3年さんが入室しました♪  (2019/7/24 04:32:52)

新座一海♂3年(不思議な力が使えたらいいな、と考えた事はないだろうか。例えば透明人間になれたら絶対に女子更衣室に潜入するだろうし、念力が使えたら自分が放ったスリーポイントを成功させてヒーローになるだろうし。透視が使えたら試験中に頭の良いクラスメイトの答案を覗き、退屈な授業の気晴らしには女子生徒の制服の中身を見る。新座一海は最後に挙げた透視が使えたから、授業中に退屈を感じた事はあまりなかった。しかし下着の中まで透かし見てしまわないのは、裸体を覗く事は流石に紳士協定に反すると思ったからだ。それにうっかり勃って立てなくなるのも不味い。そんな思春期な超能力者は黒板の前に立つ化学教師の下着を練習がてら確かめた後、今日こそという思いで隣の女子を盗み見た) ち。(思わず舌打ちしてしまったのは、力んでも角度を変えてみても、何故だかこの女の制服を透かす事だけが出来ないためだ。クラスの女子99%と、授業を受け持つ教師(※女性に限る)、何なら他のクラスの女子の分まで見たというのに。こいつだけ制服の中が透視できない所為で、下着女子パラダイスが未だ完成ならずなのである。ちなみに体操着姿でも試してみたが、駄目だった)   (2019/7/24 04:33:24)

新座一海♂3年(透かし方が悪いんだろうか。透視に透かし方もクソもあるのか。ぐぬぬぬと力を込めて見ていた矢先だ。あまりに凝視した所為か、新座の目には鉄壁の防御を擦り抜けてその先の視界が届いてしまった。下着ではなく校舎外が映る。今日も駄目だったか。二度目の舌打ちをしようとした口から代わりにまろび出たのは、だが間の抜けた声だった。思わず声を漏らしてしまったのは、新座の特別な視界に捉えた光景が、嘘みたいな能力を持つ本人でも「嘘だろ?」と目を疑うようなものだったためだ。それは巨大な白猫だった。校舎と別棟を結ぶ渡り廊下を、一匹の白猫が歩いていた。言葉にするとこうだが、只の猫程度ならこんなにまで動揺しない。しないが、これは別だ。異様にでかい。もしかしたら毛並みが白いが虎なのかも知れない。或いは怪物だったらどうしよう。地球外生命体とか。此処に超能力者がいるのだ、そういう類も許容されるマルチな世界観かも知れない。そんな動揺と焦りとで冷や汗をかき始ながらも見続けた視界に、不意に隣の席の女の黒髪が飛び込んで来た所為で、今度こそ新座は大声を上げそうになった。寸前で堪えたのは奇跡としか言いようがない)   (2019/7/24 04:36:06)

新座一海♂3年(目を凝らして“本来の”視界に焦点を戻すと、見つめていた筈の隣の席に座っていた女の姿は無かった。つまり揺れた黒髪は超能力のほうで見えたものという事なのだろう。いつの間に居なくなったんだ、いくら廊下側の席とはいえ新座にすら気づかれずに。そしてどんな速さで移動したんだ、廊下から飛び降りでもしたのだろうか、確かに以前そんな事をやらかしたという噂を聞いた事はあるけども) まじか。(何が何だかよく分かっていないが、新座も透視を通してそこからの展開を見守る事にした。どうやってあいつが中庭の騒ぎに気が付いたのか、そもそもどうしてあの女だけ制服を透かせないのか、幾つも謎は残るが、これから判明するかも知れないし) 「あら、今井さんは?」  生理痛がしんどいって保健室行きました。(遅れて生徒の不在に気が付いた教師を神フォローで躱す。せめてパンチラくらいしないかな、そう期待する新座は残念ながら透視能力しか持ち合わせていなかったため、念力でその事象を発生させる事は出来ないのだが、能力酷使で己が鼻血を噴いている事も自覚しないまま、見届け人として展開に集中するのだった)   (2019/7/24 04:36:53)

おしらせ新座一海♂3年さんが退室しました。  (2019/7/24 04:37:10)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが入室しました♪  (2019/7/26 01:01:28)

鹿谷あき♀2年(5時間目。予定変更で自習になる。配布された数回分の過去問プリントは、机の上に厚みを持って重なっていた。この時間だけで終わる量じゃない気がすると思ったら、終わらなかったものは宿題にするのだと日直が教師の代わりに伝える。沸き起こるブーイングに合わせて、自分も立てた親指を床に向け、唇を尖らせながらも、気になるのは朝よりも明らかに増えている空席のほう。突然の自習に案の定、おとなしく机に向かう生徒は圧倒的に少なく、教師のいない空間は騒がしいままだ。そんな中で、空席についてのうわさ話もちらほら紛れていた。『学校に猛獣が入り込んだ』『アラサーが襲われた』『ここに居ない奴は目撃して呪われた』『化け猫か』……どれも馬鹿げた噂話だと鼻で笑うと、ペンケースを開いた。開いたがすぐに閉じる。どうしても昨年度の実力テストに取り組む気になれなくて、手早く荷物をまとめると、ざわついた教室をそっと後にする。……ここで一つ発見した。廊下側後方の席は、とても抜け出し易い。)   (2019/7/26 01:01:53)

鹿谷あき♀2年(教室を抜け出したはいいが、行くアテがあるわけでもない。クラスメイトに投げっぱなしにした、猫の捜索でも手伝おうか……。廊下の窓を見ると外は細やかな雨が降っていて、行き先から建物の外と屋上が消去される。教師に出会いやすい職員室方面も無しだ。途中、誰かの気配がするたびに隠れたり避けながら進めば、いつしか進路指導室の前にたどり着く。いつもは閉じられているはずのドアに中途半端な隙間があって、そこから中を覗くと無人の部屋の床に皿が一枚置いてあるのに気が付いた。皿を取り上げるとパイプ椅子の上にカバンを投げ、その皿を小さなシンクで洗って伏せておく。カバンに戻ってハンドタオルで手を拭いたついでにスマホを取り出し、巻きつけていたイヤフォンを解いてそれを両耳に突っ込んだ。そして画面をタップしつつ、部屋に不釣り合いなデスクの椅子へと腰を下ろす。背もたれと肘置きのある、妙に座り心地の良い椅子だ。)   (2019/7/26 01:02:05)

鹿谷あき♀2年(──やりそびれたことがある。正確に言えば、聞きそびれたこと。音楽再生アプリを起動して『猫が安らぐ音楽』を検索した。そうだ。妙にソワソワしたのはこのせいだ。いつも楽しみにしている昼の放送の音楽が、今日に限って一切聞こえてこなかった。教室は相変わらずうるさかったけど、全く聞こえないのは初めてのこと。その理由も耳の中に流れてくる音で納得した。)あ──(間延びした声が自分の唇から勝手に出て来た。これはざわめきに負ける。ひょっとしたら雨の音にも負けるかもしれない。ビブラフォンのような音がぽつぽつと静かに降り注いで、耳の奥で波紋を広げた。机と平行になるように足を投げ出して椅子にもたれかかり、お腹の上に乗せた端末の上に両手を重ね置くと瞼を閉じる。……いつ眠ってしまったのか自分でもよくわからないが、甘いイチゴミルクの夢を見たのは、部屋からほんのりその匂いがしたからかもしれない。子猫とミルク、夢の中で事件は円満に解決されていた。)   (2019/7/26 01:02:16)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが退室しました。  (2019/7/26 01:02:24)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが入室しました♪  (2019/7/26 12:47:25)

香椎はぐみ♀2年(5時間目が急遽自習になったと聞いた時は「やった…!」と内心小躍りした。課題に出された多すぎるプリントとペンケース、それからスマホを移動教室用のトートバッグに入れ、肩から下げていち早く教室を出る。「自習なので図書室で勉強してきます」もし何処かで教師に会って、咎められた場合の言い訳も胸に準備しつつ。もちろん図書室には行くつもりなんだけど、かなり遠回りして行く予定。午前中に見掛けた子猫にもう一度会いたくて堪らなかったのだ。制服のスカートのポケットには昼休みに入れておいたガラスの小瓶。それはつい先日猫カフェに行ったときのもので、中には猫のおやつとして売られていたカリカリが入っている。しかもちょっぴりまたたびパウダーがまぶされた逸品。あの日はおやつに頼らずとも何故か猫達が寄ってきてくれて、出番の無いまま通学用のリュックに入れっぱなしだった。それを思い出し、ほくほく顔でポケットに入れたおいた。あとは子猫がいそうな所を捜索するだけ。外は雨だし、また何処かの廊下を走っているのかな──。そんな呑気な事を思いながら、階段を下りて一階まで行き、今いる校舎から別棟の校舎へと繋がる渡り廊下の扉を開けた。)   (2019/7/26 12:47:31)

香椎はぐみ♀2年(渡り廊下に出ると、波板の屋根を打つ雨の音が微かにする。次の瞬間、前方を見て息を飲んだ。白い鞠ではなくて、四段の跳び箱ぐらいの白い動物が此方に向かってゆっくりと歩いてくるではないか。)──え? おかあさんねこ?(猫ってこんなに大きいんだっけ…? 呆然として立ちすくんでいると、一歩ずつこちらに近づいてくる猫。猫カフェでは「来て来てー」と猫じゃらしを振って気を引いてたけど、今はうん。来て欲しいような、そうでないような…。若干身の危険も感じつつ、もしもの時の宥める手段としてポケットの中のガラス瓶を手に取る。猫との距離が縮まってくると、成猫のシュッとしたしなやかさは無くて、どこかゆるキャラめいた体躯である事が見てとれた。子猫の愛らしさ。それはふわふわした毛並みだったり、つぶらな瞳だったり、大きな丸い頭だったり、短い手足だったりするのだけれど、それはそのまんまで、まるで拡大コピーして大きさだけ巨大サイズになってしまったような。こんな猫、今まで見たことがない。可愛いんだけど…。可愛いは可愛いんだけど…。ますます縮まる距離に、思わずゴクリと生唾を飲み込み、ガラス瓶のコルクの蓋を取る。)   (2019/7/26 12:48:12)

香椎はぐみ♀2年(瓶の蓋を取ってしまったのはまずかったかもしれない。カリカリに付いたまたたびパウダーを嗅ぎとったのか、ピクリと鼻を動かす猫。駆け足気味で寄って来られると、思わず回れ右して逃げたくなった。でもでも確か、動物に後ろ姿を見せて逃げるのはご法度だったような…! 足は固まったまま、震える手でカリカリを出して手のひらに乗せる。最早触れ合う距離の猫にそれを差し出せば、匂いを確認するように鼻を寄せてきて、その一瞬後、ベロリと手のひらごと舐められた。大きくてザラザラした生温かい舌の感触に、肩を竦めてフリーズしてしまう。もっと欲しそうに何度も手のひらを舐められたけど、もう無いと分かったのか、猫は自分の口の周りをピンク色の舌でペロッと舐めた。猫の口元からふんわりと甘いイチゴの香りがする。…可愛い。サイズに問題はあるけれど、大ありだけど、目の前の猫の仕草はとっても可愛かった。喉の下を撫でたいな…。不意に湧いた此方の願望を察したかのようにフイッと顔を背け、離れていく猫。その先は中庭? 猫が何処に行くのか追いかける事も出来ずに、やや放心状態でいると耳に雨音が戻ってくる。──今の、何だったんだろ…。)   (2019/7/26 12:48:50)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが退室しました。  (2019/7/26 12:49:01)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが入室しました♪  (2019/7/29 01:13:33)

月夜野 舞音♀2年(五時間目――は、好きじゃない授業もあってか教室へと向かう足取りが重い。くだんのお弁当はビニール袋に入れ、念には念を、ってことで焼却炉まで足を運んで捨ててきた。また誤って何かが食べたら危険だ。とぼとぼ、歩きながら考えることはさっきの「白い球」のこと。お腹を壊したくらいならいいけど(いや、それも良くはないが)もし、何か…よからぬ事が起きてたら、と思うとこのままほっといていいのだろうかという気持ちが湧き上がってくる。ここはやはり探しに行くべきよね!――といっても何処を探すべきなのか。探し当てたとして、対処法は? 角を曲がれば教室だが、回れ右。ポケットからスマホを取り出し、ある人物への電話を鳴らしながら元きた道を引き返す。何度かコール音がした後、繋がった。) 「はい、此方は――。」もしもしっ、兄様!(食い気味に元凶である兄様に怒りのこもった声で呼び掛けた。) 「……あー、先輩は今、席を外し…」 んぁ? その声は『ジョシュ』さんっ?! え、あっと…兄様は?ちょっ、呼びつけて欲しいのんっ!(兄様のスマホに掛けたはずなのだが出たのは後輩の『ジョシュ』さんだった。)   (2019/7/29 01:13:37)

月夜野 舞音♀2年「えーと…、何か、変化あったんで…」お前もグルかぁああーっ!! (つい叫んでしまった。ま、まぁ五時間目のチャイムが鳴ってる最中。廊下には人気は無かったのは幸い、か? コホン、と咳払いを一つしてから。) ――で? 一体「何を」お弁当に混ぜたのん?(低めの声でジョシュさんを威圧するように尋ねれば、相手は歯切れの悪い声を漏らすだけ。) ジョシュさん!正直に……、あるぇ? (廊下に並んでるロッカーの陰へと身を潜ませた。1年生の教室前に先生が居て、室内の先生と何か話してる様子。しかし、二人一緒に教室を離れていく。それに続いて「自習だー!」と叫ぶ生徒達の歓喜の声。) ……自習、って、どゆことなのん?(隣りの教室に声を掛けては連れ立って行く先生達の後ろ姿。確実に「何か」あったと見て取れる。そしてそれは紛うことなきに関係してるだろうあの白い仔猫。つまり――原因は…。放ったらかしにしてたスマホをジトリ、と見やってから。) ジョシュさん。猶予はないのんっ、吐けーっ!(小声で叫ぶと相手の答えは「ジョシュ、じゃなくて『鋤朱(すあけ)』で……ぁ、―――で、何があった?」落ち着き払った声音に変身した。)   (2019/7/29 01:13:51)

月夜野 舞音♀2年(思わず背筋ピーン!ってなったけど、ビビってる場合じゃない。突然の自習に教室から生徒が次々と出てくる。思い思いの場所で何かしようという魂胆なのだろう。でもそれは有難いかもしれない。生徒達に混ざって移動すれば怪しくもないし、身長的にも1年生と一緒でもおかしくはない。…悲しくなってきた。) 「舞音。」 (そろり、とロッカー陰から抜け出し、生徒達の間をすり抜けながらも喉奥が引き攣るような声を発した。「怖い」――兄弟の中で一番得体が知れなく、散々な目にも遭ってるから蛇に睨まれた蛙状態になってしまうが、今回の件の非は兄様にあるのだ!) 兄様…。一体お弁当に何を盛ったのん?(兄様に質問しつつも周りの声にも耳を傾けてると「猛獣が出た」とか「化け猫」というフレーズが聴こえる。そして「屋上」「渡り廊下」「中庭」などのキーワードも。) 「何か変化あったのか?」 ――大あり!もぉどうしてくれるのんっ?!(ここは一階だから屋上は遠い。一番近いのは渡り廊下だ。早足ですり抜けていたがいてもたってもおれずに駆け足で向かう。廊下を直進、角を何度か曲がれば目的地―――で、絶句。)   (2019/7/29 01:14:10)

月夜野 舞音♀2年(少女が一人立ち尽くしている向こう側。明らかにパースが狂ってる生き物がいた。耳元で「どのくらい成長したんだ?」との問いが聴こえてきて――。) え、と…、犬くらい?いや…ライオン?んゃ、…ゾウ?(頭の大きさがフューチャーされてるせいか実際の大きさがわかりにくい。立ち尽くしている少女を基準とすれば……虎くらいだろうか?) 「ふむ。カップでいうと?」――は?カップ?? いや、なんの話し? 「バストカップだ。Eくらいにはなったのか?」 ……兄様。一体何を盛ったのん?(何となくはわかったがもう一度尋ねた。) 「不憫なお前のバストサイズをupさせてやろうと思ってな。」 (余計なお世話だ―――!!ああぁあああっ!ぶん殴ってやりたい。今回は殴っても許されると思う!) サイズupしたのは……仔猫なのん!どうしたら元に戻るの? (舌打ちと落胆した溜息が聴こえてイラッ✩どっちもあたしが漏らしたいよ!「やはりお前に食わせるにはもっと無臭に近付けないと…」 御託はいいから解決法を言えっ!) 元に戻す方法!(イラついた声で言えば「時間経過」というとてつもなくあっさりとした答えに思わず天を仰ぎみた。)   (2019/7/29 01:14:29)

月夜野 舞音♀2年(その隙に巨大化した仔猫は渡り廊下から抜け出して中庭方面へと移動していく。追いかけるか否か!――追いかけるしかないよね。原因はうちの兄様だし。がく、と肩を落とせば。) ―――この役立たず。(一言宣ってからスマホを切った。時間経過しかないとしたら捕らえて何処かに匿わないとっ!でも、どうやって捕らえたらいいのん?! 手の中で震えるスマホは無視。雨が降っているが致し方なしで少女を通り過ぎて仔猫の後を追った。―――あるぇ?あの子、確か同じクラスの天使ちゃんだよね?)   (2019/7/29 01:14:48)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが退室しました。  (2019/7/29 01:14:54)

おしらせ東堂裕也♂33数学さんが入室しました♪  (2019/7/30 02:22:44)

東堂裕也♂33数学…ぐっ!(硝子玉のような眼前の瞳に映り込んだ自身を睨みつけ、相手の側頭部に添えた指に力を込めていく。そして毛の中に指が沈ませ、がしっ!と頭を掴み、同じ目線にある猫の頭を左右に捻り上下に揺さぶった。───それは5分前の事。生徒指導室の奥にある宿直室から出てきた時の事。薄っすら汗ばんだ全裸で冷蔵庫に足を進めようとした時、視線と気配を感じた。慌てて振り向くと、同じ目線で猫がいる。二足歩行の猫がいる。扉の柱から、家政婦…いや「猫は見た」ポーズで白い猫がじっと見つめている。……戸惑ったが着ぐるみに違いない、と瞬時に見抜き猫に向かう。そして、人間のように立つ猫の頭を掴んだのが今だ。お前は誰だ!っと頭部を掴んでも外れない。ファスナーもない。そんなはずはない!と、数回頭を揺さぶると「ニャー」と抗議する鳴き声が響く。その可愛げのない体躯と野太い鳴き声に不釣り合いなイチゴミルクの香りが鼻孔を擽る。二足歩行のモフモフ人型猫と、全裸の男性が、吐息を感じる距離で対峙する異様な光景の生徒指導室。そして……フリーズした双方。指に引っ掛けていたゴム紐を思わずクルクル回し打開策を思案する)   (2019/7/30 02:23:08)

東堂裕也♂33数学(更に遡る事1時間。授業を終えて戻る先は自分の城にした生徒指導室。エアコン、空気清浄機、お掃除ロボットが装備された快適な空間。奥の扉の先は宿直室。床暖房にボーダー入りのモダンな壁、女子受けする照明にも拘った部屋に鎮座するのは、天然木無垢材フレームのクイーンサイズベッド。───徹夜の宿直は余りに過酷。仮眠のための環境は働き方改革の要と言えよう。……が、ここまでの設備が必要かと言えば、…野暮なことを聞く人はいないはず。そして憩いの生徒指導室に戻ったら、まず香り豊かなアイスコーヒーを飲むのが日課。───で、1時間前の事。ドアを開けると、室内に人の気配を感じる。大胆にもワーキングチェアに座りデスクに突っ伏しているおさげの女子が目に入った。気配ではなく寝息だ…。起こすまでもなく……手早くその場で制服を剥きながら目覚めさせ、即座に奥のベッドルームに連れ込むと押し倒す。そこで改めてネクタイに指をかけ自分の服を脱いでいく。そこから小1時間、十分に彼女を貪り堪能し2回戦に備えてミネラルウォーターでの水分を補給に出てきた。──そして、かの猫と対峙することになったわけだ)   (2019/7/30 02:23:28)

東堂裕也♂33数学(トレンドの移ろいは早く、ドヤ顔で語ると恥をかくのはいつもの事。この「人型サイズ二足歩行猫」も今年のトレンドに違いない。知らないのは自分だけだろう。生徒の前で着ぐるみと言い張らなくて良かったと内心ほっとしていた。「しかし……うーん…」穏便に帰って頂くにはどうしたら良いだろうかと唸ってしまう。爛々と怪しく光る瞳からは何も読みとれない。が、香るイチゴミルクは識別できる。頭をフル回転させ導き出された解答は…「最近の猫の餌のトレンドは某メーカーの『ねこはぐ』から、イチゴミルクの変わったに違いない」というもの)   (2019/7/30 02:23:45)

東堂裕也♂33数学(…そろりと猫の瞳から視線を外さず数歩下がり、後ろ手に冷蔵庫から冷たいイチゴミルクを取り出す。…ストローを刺す…そして、廊下に放り投げてみた。転がる紙パックとストローから噴き出すピンクの液体を追いかけ、猫が部屋から飛び出して行った…。モフモフの後姿を見送りながら、そっとドアを閉め鍵をかけ17時を指す時計を見上げる。数時間に感じた猫との対峙が約10分と気が付くも、我に返り慌てて冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出す。───「2回戦まで10分休ませてください…」とベッドで喘いでいる女子のもとに戻る時間だ。ペットボトルを片手で持ち、空いた指先でおさげを解いたゴム紐をクルクル回しながら奥の部屋に足を踏み入れた───ベッドの上の白い肢体の事だけで頭は一杯になる…白ではない、ややピンクに色づいているのだが。…そして白い猫の事は頭から綺麗に消えた)【注:Sさんには事前に出演許可を頂いております】   (2019/7/30 02:24:03)

おしらせ東堂裕也♂33数学さんが退室しました。  (2019/7/30 02:24:12)

おしらせ箱崎要♂23黒服さんが入室しました♪  (2019/7/31 02:52:37)

箱崎要♂23黒服(箱崎の任務は主である小娘を監視する事だった。死角に身を隠し、気配を殺し、主である小娘に異変が起きない事をひたすら見守る役目。箱崎の観察眼は鋭い。今井家使用人一年目にして、活動的な主は下着がチラ見えどころかモロ見えになるのも厭わない事、スカートにこびり付けてくる染みを何処でこさえているかという事、そして主の隣席の男子生徒が超能力者である事等を突き止めた。特に最後は当生徒の「今日は水色花柄か」という独り言を聞き付けた事から判明した。念入りに調査していくと件の生徒には“透視能力があるとしか思えない”という結論に辿り着いた) (勿論、水色花柄と言われたとあるベスト着用の女子が、本当にその日水色花柄だったかも調査した。ちなみに水色花柄はブラジャーで、ショーツは黒レースだった。そして確信に至る) (調査後、使用人一同が円卓を囲んで取り決めた対策は、主である小娘の制服をこっそりと防パンチラ仕様・防シミ仕様・防透視仕様の特注品に挿げ替える事だった。見た目はいつもの夏服と変わらない。本人に嗅ぎ付けられてはならないため、色・手触り・重さ・構造どの点を挙げても本物と区別できぬよう技巧を凝らした)   (2019/7/31 02:53:59)

箱崎要♂23黒服(苦心の末に完成した作品は、幾ら風に煽られようと際どいラインから上にはスカートは捲り上がらないし、光を乱反射する特殊素材により中身も決してチラリしない防御率に、また例え粘着糊でも弾いて落とすレベルの撥水仕様になった。観察の結果、眉唾に思われた防透視効果もちゃんと機能しているようだ。見事な完成度を誇ったが、着用させたその日に小枝に引っ掻けてスカート襞の裾を解れさせて帰宅された時には、殺意が芽生えたというものだ。だがそれはいい。つまりそういう訳で、校内各所に配置された黒服の使用人達によって猥褻物陳列罪は回避されて来た。そして学び舎の平和も守られて来た) ………む。(耳につけた使用人達共有の通信機に声が吹き込まれてくる。白い虎が出現したという同僚の言葉を、箱崎は俄かに信じられなかった。だが、立っている非常口付近の窓際廊下から見下ろした校内の様子に、それが嘘ではない事を信じざるを得なくなる。百聞は一見に如かずという事だ。窓下では、雨に白い毛並みを濡らした丸っこいフォルムの獣がのそのそと我が物顔で中庭を闊歩し始めていた。どうやら渡り廊下のほうから中庭までやって来たらしい)   (2019/7/31 02:55:40)

箱崎要♂23黒服―――こちら箱崎。お嬢の教室前から中庭を俯瞰。件の獣を確に………ッ、(通信中、耳に引っ掻けていたインカムを力任せに引っ手繰られた。何者!と振り向けばそこにいたのは忍者の如き密やかな身のこなしで教室を抜け出て来たらしいこむす……主だった) 「向こうの棟を見ればわかるけど、上の階が騒がしいのは休講になったから?うちの学年だけ通常授業ぶっ飛ばしてるの差別じゃない?うちも自習にしろよアラサーこら。で、何の騒ぎか興味あるから聞かせろ」 (受験生だけ自習にならない嘆きをひとしきり悪態として吐いてから、奪い上げた通信機を耳に当てて傍受する我が主。ふむふむ、と何度か頷きながら窓の外を見る。そして白くてでかい毛玉のようなそれを視界に納めたらしいこの小娘は、窓の鍵を外してがらりと開け放った) 「虎ってのはあいつか!チャンドゥもラジャも本当はオレンジの毛並みだけどこの際贅沢は言わない。あの子うちで飼うわよ!ホワイトタイガーとか滾るじゃねえか!」 (爛々と目を輝かせながら愉快げにそう言ってのける声が遠退いて聞こえたのは、物理的に遠退いていたからだ。滾るじゃねえか、の辺りで小娘は目の前の窓から飛び降りていた)   (2019/7/31 02:56:53)

箱崎要♂23黒服(黒髪を布のように靡かせて前方へと跳躍する主の後ろ姿が映る。重力に従って間もなく中庭へと落下していくその様子を茫然と眺めてしまいながら、そんなんしてもパンツ見えねえんだからうちの技術はすげえよな、と箱崎はじゃじゃ馬娘を逃してしまった現実から逃避して、そうしみじみ感動したのだった)   (2019/7/31 02:57:11)

おしらせ箱崎要♂23黒服さんが退室しました。  (2019/7/31 02:57:17)

おしらせ土屋ゆめ子♀28黒服さんが入室しました♪  (2019/7/31 02:57:57)

土屋ゆめ子♀28黒服箱崎がお嬢からロスト。ですので土屋がフォローに入ります。(内心舌打ちをしながら、中庭付近に付いていた土屋は今井家使用人共有回線インカムにそう応答した。ぺーぺーの箱崎が主を逃がした。あのアマチュアが。まあ、仕方が無い、箱崎は我ら黒服の中でも最弱……。そう脳内で冗談に興じられる程度の余裕が土屋にはあった訳だが、油断はならないと身を引き締めてもいた。二階の窓から軽やかに飛び降りてコンクリの地面に器用に着地した主の顔を上げた先には、件の獣がいる。白い毛並みを見つめて主は「ラジャ、いやチャンドゥ!」と呼んだ。主人の趣味を把握するのも使用人の務めのひとつであるため身に着けていた知識から単語の意味を瞬時に理解し、そしてその所為で意図まで理解してしまう。うちの馬鹿主は、この得体の知れない獣を、気に入りの映画作品に出て来る虎の名をつけて、あろう事かペットにしようとしているのだ) ないないない!(思わず内心に収めきる事が出来ずに口に出してしまったが、主のほうはこちらを気に止めてもいない。未だ距離の空いているこちらとではなく、騒ぎを聞きつけてだろう集まり出した何人かの生徒達と合流したようだ)   (2019/7/31 02:59:49)

2019年06月14日 00時16分 ~ 2019年07月31日 02時59分 の過去ログ
実験しゅる(仮)
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