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「実験しゅる(仮)」の過去ログ

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2019年07月31日 03時00分 ~ 2019年09月15日 22時26分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

土屋ゆめ子♀28黒服(その顔触れが、よく戯れに行っている後輩達である事は土屋にもわかった。うち一人はこの獣の回収を命じられているらしい。こんなものを生徒にどうこうさせようだなんて、PTAか教育委員会に通報すべき案件ではないのか。そう黒服らしく一定の距離を置いたところから様子を伺っては憤慨していたが、確保を依頼されたのはそもそも子猫で、おそらくこの獣が子猫であるらしい。と、そんな訳の分からぬ説明がひとりから為された辺りで、土屋はすっかり混乱していた) 「うっそ、じゃあこの子トラじゃないの?」 (逆に真っ向から直球で信用したらしい主が振り返ったそこには、片方の前足と舌とを使って顔を拭っている毛玉がいる。巨大な毛玉だ。それがふと僅かに体積を減らした。更に。また小さくなる。バランスボールからバスケットボールへ、そして手のひらで掬えるサイズにまで縮んでしまった件の獣……白い子猫の首根っこを掴んだ我が主は、つまらなそうな顔をしながらそのちまりとした獣を後輩のひとりへと押し付けた。そしてびしょ濡れ姿のそのまま、友人達と、恐らくは土屋ら使用人達にも向けて、落胆の消せていない声音で宣言した) 「ただのねこでした。解散!」    (2019/7/31 03:00:49)

土屋ゆめ子♀28黒服(何が何だか分からない土屋は、そんなに頭からずぶぬれなのに制服の撥水は見事に効いているのだなと、雨水を滴のかたちのまま弾き返す主のシャツとプリーツスカートを眺めてとにかく感心した。逆にびっしょりと水を吸ってしまっている白のカーディガンのほうが異質に見える。今度はカーデも特注にしてやろう。そんな逃避に走った土屋を現実に引き戻したのは、使用人達共有回線のインカムだったが、) ただのねこでした。解散です。(訳がわからないから、取り敢えず主が言ったままをそう鸚鵡返しにして応答した。時計を見れば時間は14:00手前、主の5時限目がもうそろそろ終わる時間だった)   (2019/7/31 03:02:13)

おしらせ土屋ゆめ子♀28黒服さんが退室しました。  (2019/7/31 03:02:19)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが入室しました♪  (2019/8/8 22:05:15)

市原 芹緒♂2年(——13時25分、中庭を突っ切った所で肩で息をしながら立ち止まる。先程のアレは結局一体何なのだったんだろう。振り返ってみるも、追いかけてくる気配はない。だがしかしだ…例え虎サイズであろうとも、捕獲命令が出ているのは多分奴のことだ。だがしかし(再)だ…あんなのに襲われたら多分死ぬ…間違いなく死ぬ。いや、襲われるって決まったわけじゃねんだけども…。)——とっくに終わっている昼休み。半ば途方に暮れていたならば、ふと視界を横切ったのは、黒いスーツ姿の男たち。耳にはインカムを付け、見るからに怪し……いやまて!アイツらは確か某パイセンとこの「エージェントSmithもどき」じゃねーか!しかも「例の獣が」どーたらと通信している声。あーね!こりゃパイセンが動いたなと察すれば、今回のミッションはギブアップってことにしよう。まぁ…色々と…色々とあるけれど、こんな時もある。)   (2019/8/8 22:05:35)

市原 芹緒♂2年(あーぁ…とため息をつけば、不意に鳴る携帯。画面を確認すれば、隊長からのメッセージ。「にーに、弁当、巨大化、中庭」)…は?なんだこれ?(——13時40分、まもなく事態は終焉を迎える。だがその後日、とあるマッドサイエンティストの兄貴との対峙に巻き込まれたかどうかは、また別の話しとなる。)   (2019/8/8 22:05:53)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが退室しました。  (2019/8/8 22:06:02)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが入室しました♪  (2019/8/29 21:50:08)

有江まりえ♀2年(中学生の頃は、文化祭等の学校行事に気合を入れる人種とは友達にはなれないと思っていたが。実際やってみると楽しい準備。何故学校の備品にこんなに着ぐるみがあるのか、という基本的な疑問も棚の上に置き去りになる程度に、ワイワイ、がやがや。猛暑日を連続更新している中、多少は暑気も和らいだ夕刻、遠くに蝉しぐれ。かといって、冷房が入るわけでもなし、窓を開けた程度では、倉庫の中集まった面子がそれなりにテンションアップしていたとしても、快適とは言えないかも。これからするのは、着ぐるみの動作チェック、つまりは「これ当日普通に使えますか」という、確認。とりあえず着て見よう。くれぐれも、熱中症にはお気をつけて。)   (2019/8/29 21:52:02)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが退室しました。  (2019/8/29 21:52:11)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが入室しました♪  (2019/8/29 22:05:12)

有江まりえ♀2年(あのフックって何で出来てるんだろう。片手がフック。義手なんだよな?とはいえ気合の入ったコスプレのノリではなく、丸っこくも愛らしい低頭身の着ぐるみではある。しかしながら、心配なのは酷暑の倉庫内の気温よりも、着ぐるみゆえのサイズ感だ。ディフォルメされた船長像ゆえ、彼女の身長では少々丈が短いのではなかろうか。)どうなん、いける?夢の国でも王様の中には小柄な女子が入るんでしょ?(などと問いかけつつ、まじまじと彼女のファンシー且つワイルドな姿を上から下まで眺めたが、服装はともかく、なんであの帽子って正面と後ろのつばを折り曲げてんだろう。風の抵抗受けまくるじゃん。高校球児の帽子の曲げ方みたいに、流行とかあったんかな。帽子大好きがミドルネームの有江毬絵しては、気になるところ。しかし彼女の横に回ってもその帽子の詳細は、判明しない。だってディフォルメだもの。ちっ。)   (2019/8/29 22:06:50)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが退室しました。  (2019/8/29 22:06:58)

おしらせ東堂裕也♂33数学さんが入室しました♪  (2019/8/29 22:08:56)

東堂裕也♂33数学(夏休みの夕方…略。着ぐるみの山を見ながら思案した。教師としては威厳あるものを選びたいものだが目移りしてしまう。威厳より笑いをとったほうが美味しいか?など考えながら手を伸ばしかけたが他の生徒が何を選ぶのかやはり気になり、チラッと隣を盗み見る。隣の有江が迷わず一着を取り出した!躊躇わないのが彼女らしい…のだが、喜々として選んだ着ぐるみに驚いた。女子なら可愛いの…いや彼女の事、近未来猫型ロボットを選ぶかと思いきや、予想は裏切られる。茶色一色の着ぐるみを、「これは私の」と大事そうに抱えた。そして躊躇せずに頭からかぶったそれは──「ハニワ!!」最近世界遺産に認められた関西の某所には「ハニワ課長」なるものが存在するらしいのだが。古墳や遺跡…そして深い山の中など、何か目に見えないものに異様に食い付く子なのを思い出した。恐らくハニワも好きなのだろう。ハニワの着ぐるみを足まですっぽり被り、ご満悦なのか、くるりと一周回てポーズをとる、有江!…「おい…」と声をかけようとしたが、ご機嫌似まわている彼女を止める勇気は私にはなかった)   (2019/8/29 22:09:15)

おしらせ東堂裕也♂33数学さんが退室しました。  (2019/8/29 22:09:20)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが入室しました♪  (2019/8/29 22:10:37)

市原 芹緒♂2年(よくわからない呼び出しはいつものことである。詳細もわからないまま…だが、今回は文化祭が絡んでいる学校行事関係?とのこと。まぁ内容がどんなだったとしても、やる気スイッチはオフからスタートがお約束だ。しかし夏休みも佳境を迎えたというのに、こんなクソ暑い倉庫の中、ずらりと並んだ着ぐるみの前で盛り上がっているメンツをそれぞれ見やる。見知った顔…まぁぼちぼち付き合うけれども…。)てか…着るのかよ…マジで?なんの罰ゲーム…(うんざりと辺りを見回せば、神妙な面持ちでとある着ぐるみを見つめている同級生が隣にいることに気づく。……なぁ鹿谷よ…まさかと思うがお前…それを着るつもりか?「猪鹿蝶」ってそりゃ語呂もいいけど、じゃあ蝶は何処にいった!? ——こちらの心の声など届くわけはない。やがて意を決したようにその着ぐるみを着た同級生は、『猪谷』になった。)   (2019/8/29 22:10:54)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが入室しました♪  (2019/8/29 22:12:28)

月夜野 舞音♀2年(暑さが和らいだ夕刻といえど、大量のもふもふ着ぐるみを目の前にすれば否が応でもでも暑さを感じる。まぁ、適当に着て、確認すれば帰れるだろう。もそもそっと着替えてる右隣は数学のせんせーなんだけど…えーと…なんでそんな着ぐるみが学園にあるんだろうか?あたしから見ればニョッキり背高のっぽのせんせー。そのせんせーが一生懸命着てるのは―――なんだっけ?ほら、なんとか栽培…。つまりキノコ。あるぇ?シメジ?マツタケ?違う…、あっ!なんかヌメってるキノコだ!胴体部分はすっきり一本。中はどうなってるんだろ? 分かれてるのかな? 腕は…ちゃんと出るタイプみたい。スポッと被った頭部分は変顔が描かれてるけど…なんだろ?すっごくニヤけた顔。―――でも。後ろから見たシルエットとそんなに変わらない気がする。くすくす。)   (2019/8/29 22:12:32)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが退室しました。  (2019/8/29 22:12:37)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが入室しました♪  (2019/8/29 22:13:30)

香椎はぐみ♀2年(彼女は青が似合う。それも夏の晴れた空のような、すっきりと爽やかな青だ。クラスメートの小柄な彼女を見るたびに、秘かにそんなイメージカラーが湧いてはいたけれども。今日。夏休みにわざわざ学校に来たのは、来るべき学園祭に向けての着ぐるみチェックの為。それにしても実際学園の倉庫に行ってみて驚いた。どこぞのテーマパークですか?と驚いてしまう程の着ぐるみの数々。さすが無駄に贅沢な我が学園。そんな中、まのんちゃんが選んだのは今年の夏、大ヒットしたあの映画の、青が鮮やかなランプの魔神の着ぐるみだった。うん。青、似合うんだけど…。どうせならもっとこう、愛くるしい着ぐるみを…。)ま、まのんちゃん??(その着ぐるみが気に入ったのか、楽しそうに手足をリズミカルに振っては小道具らしい古びたランプを私に差し出してくる。どうやらそれを「擦れ」と言ってるみたいだけど…。ノリノリの彼女が、とっても可愛くて目尻が下がる。ここはひとつお約束のように、そのランプに手を伸ばし、擦ってみようか。)   (2019/8/29 22:13:43)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが退室しました。  (2019/8/29 22:13:53)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが入室しました♪  (2019/8/29 22:15:21)

今井瑠加♀3年(殺人日射の時間帯は過ぎたが、十分に蒸し暑い。こんな日に着ぐるみを着てみるだなんて自殺行為に等しい。エアコンをわざとつけないアパートで「汗だくセックスしよ♡」とかやってるに等しいアレさ加減だ。けれど私は着る。率先して着る。でないと皆も着てくれない気がしたからだ。折角用意した着ぐるみ達が着用を拒まれるなんて報われない。急遽準備したために統一感に欠けるかも知れないが、それもまた醍醐味というやつだ。バタバタするのも学園祭の醍醐味。暑苦しいのも、熱中症になりかけているのも) 学祭の時にはもう少し涼しくなってると良いけどねー。(手を団扇の代わりにして仰ぎたかったが、このふとましくなった手では無理そうだ。細かい挙動自体が出来ない。そして風は被り物によって完全に遮断される。涼しむ手はない。仕方が無いから、芹緒に来い来いと手招きをしてみた。しようとしてみた。伝わっているかは話が別だ) あんたがスミーを選ぶとはね。意外とツウな事しやがるよね。(被り物越しで声が聞こえているかも話は別だ)   (2019/8/29 22:15:43)

今井瑠加♀3年(某お茶の水博士のような部分的にふさふさしたもふもふした白い髪に、赤いニット帽を被っている。水色と白のボーダーカラーのシャツに腹チラ、ハーフパンツという海の男らしいラフスタイル。彼はかの有名な海賊船長のおとぼけな部下である。眼鏡がトレードマークだ) 着ぐるみにしないで、ウィッグに衣装付けて帽子被って、生身でやれば良かったのに。そのほうが笑えると思う。(でもやっぱり着ぐるみが良い。皆で着る、という行為がイイのだ。くだらなくたっていい、学祭なんて馬鹿をやったもん勝ち、でしょ?)   (2019/8/29 22:15:48)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが退室しました。  (2019/8/29 22:15:56)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが入室しました♪  (2019/8/29 22:18:27)

鹿谷あき♀2年(夏休みも終わりがけ、貴重な休みを文化祭の出し物に奪われた。内心、着ぐるみで模擬店を出すなんて、何の意味があるのかわからない、と悪態をつくが、サークルの先輩、教師まで出てきては「学校内では真面目谷」の仮面をかぶるしかない。そもそも、仮面をかぶって生活しているのにさらに着ぐるみだとか、どんな皮肉だ。)ふ、ふふふ……(いやいやながらも、きっちり時間通りに倉庫に集合する。着ぐるみを手に取って着替え始めた。そして……全員の着替えが終わる。)   (2019/8/29 22:18:30)

鹿谷あき♀2年(隣の身長154センチの彼女は暑苦しかった。青い毛足の長いふさふさ。ぼてっとした下腹に、短い脚とちょっと長めの手。彼女の長さに合わせて実際に手はそこまで長くないけれど。ピンポン玉のような目玉が頭の上についていて、その丸くて青い顔にぽっかり空いた口の中から、はぐみちゃんの顔が見える。その口は大きなクッキーを咥えていた。コス〇トとかでバケツみたいなケースに入って売ってそうな、巨大なまるいクッキー。チョコチップがこの暑さで溶け気味なのが目に見える。ぽろぽろとすでにその、膨らんだお腹の上にクッキーのカスをまき散らして、もごもごと喋ってる様子も、ごま通りの英語でしゃべる青い怪物そのものだった。何て言ってるのか、じっくり聞いてみると「……喉が……ぼふ」そうだろう、そうだろう。クッキーは口の中の水分持ってかれるよね。口、両手、そして予備のクッキー。どんだけクッキーを抱えているのだろう。)   (2019/8/29 22:19:15)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが退室しました。  (2019/8/29 22:19:19)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、市原 芹緒♂2年さんが自動退室しました。  (2019/8/29 22:30:55)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが入室しました♪  (2019/8/29 22:37:20)

有江まりえ♀2年なにハニ?(ハニワの語尾は、当然これだ。和式セクシャルバイオレットの極致、特筆すべきは掲げた肘、白百合の花弁を思わせるこの肘の曲線美を前に、全学年の生徒どもよ、皆ひれ伏すがいい。いや別に、ただの動作確認だけども。)さては先生、劣情を覚えましたハニな、このワタクシにハニ!(腰に手を当てて身をくねらす(くねらすのは自主的に、ただし着ぐるみ内なので外目にはただの直立)ポーズを自動的に取りながら、高笑いで視線に答える毬絵は、そのまま勢いよく後方に倒れる。何かがぶつかってきたような気もしたが、主に自主的にひっくり返った感じ。冠りもの大好きという二つ名も持つ毬絵は、そのハイテンションゆえ、軽い熱中症に自身で気が付いていなかった。ハニワの頭部には兜のスペースがある。狙うわけではもちろんないが、仮にまともに当たるのであれば、後方の船長を直撃する程度には、高度も、それゆえ威力もありそうだった。)   (2019/8/29 22:37:41)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが退室しました。  (2019/8/29 22:38:01)

おしらせ東堂裕也♂33数学さんが入室しました♪  (2019/8/29 22:51:37)

東堂裕也♂33数学(有江がハニワを選んだ時、閃いた。彼女は良く「先生って、髪型を考えるとシルエットだけですでに卑猥だよね。存在だけで卑猥だよね」と揶揄われたのを思い出す。威厳のある被り物ではない。卑猥な路線でセックスアピールがこの場合は正解!と、改めて着ぐるみの山を掻き分けた。某キノコ栽培メーカーが講義に来た時に持参したあれ。生徒に見せるのは卑猥だと教師からの反対意見により着ぐるみだけ倉庫に放り込まれた記憶がある。──汗を垂らして見つけたキノコの着ぐるみ。キノコ臭く、はないか…かなりカビ臭いそれを頭からかぶった。この卑猥なフォルムでイイネダンスを踊ったら、女子にモテるに違いない…!妄想は続く。文化祭のステージで軽快なダンスを披露し黄色い声援が飛び交う…次の日から女子が殺到するに違いない!──小さな覗き穴から外を見ると、ハニワまりえが軽快に踊っていた。ハニワで踊る意味が分からない…相変わらずの不思議ちゃん!と心で思った時、不意に背中に衝撃が走った。突き飛ばされバランスを失った卑猥なキノコは頭から眼前のハニワの腰に突っ込む。そして覗き穴がズレ視界は閉ざされた…「誰か起こして」の叫びが着ぐるみの中で木霊した)   (2019/8/29 22:51:57)

おしらせ東堂裕也♂33数学さんが退室しました。  (2019/8/29 22:52:00)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが入室しました♪  (2019/8/29 23:01:38)

市原 芹緒♂2年(何も考えずに選んだはずだった。それなのに…何やら周りから笑いが漏れている。着ぐるみを着ているので篭った笑いだ。どうやら今自分が被っているソレは、何処ぞの国のキャラクターらしい。そして此方を威嚇するように(多分していないがそう見えた)鉤爪のようなもんでくいくいのジェスチャーをしているソイツを睨みつけてやったが、ぱっと見は間抜け面した愉快なメガネがゆらゆらしているだけだろう…クソが!w)……てか…あちぃ…(——たまに目にする着ぐるみのバイトってやつは絶対にしないでおこう、たった今そう決めた。そしてクーラーの効いた俺の楽園に帰りてぇ…。萎えていく気力のまま、いつもの調子で首を鳴らそうと頭を動かした瞬間、でかい頭がゆらりと揺れた。やべ!こけ…る!慌ててバランスを取ろうと足を踏ん張るも、どん…と手に感じたのは猪の背中。——隣りにいた猪はその場でポージングを決めていたらしいとのその後の後日談。)   (2019/8/29 23:02:11)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが退室しました。  (2019/8/29 23:02:17)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが入室しました♪  (2019/8/29 23:03:07)

月夜野 舞音♀2年(どうやらみんな着替え終わった模様。狭い視界で見回すと……コレ、なんの集まり?と言わざるを得ない。言わざるをえない。大事な…以下略。それよりも気になるのは青いモップのはぐちゃん抱えてるクッキー。いいなぁ、いいなぁ…。視線はクッキーに釘付け。顎からぴょこんと伸びてる髭、掴んで上から下へと伸ばすように擦る。はっ!そうか…。) ちょぉーっと、そこの青モップくん。願いが叶うランプ上げるからクッキーちょうだ……あっ?! (青モップが此方へと近づいてくる気がすると思ったら――その勢いのまま衝突事故。自分には大きいサイズの着ぐるみは裾がダブついた。それゆえかランプを持ったまま後ろへとよろけると何かにぶつかった。確か後ろは――ニヤけた顔のヌメリキノコ!ヌメってはいなかったけど、方向を変えるように今度は斜めへと身体がかしいでいく。) ――ひっ、1つ目の願い!た、助けてぇえええっ!! (背中が床につくのはあと数秒後。)   (2019/8/29 23:03:11)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが退室しました。  (2019/8/29 23:03:14)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが入室しました♪  (2019/8/29 23:05:26)

香椎はぐみ♀2年(夕方ってお腹空くよね。うん。きっとみんなそう。わ、私が食いしん坊なわけじゃないんだからね…っ! ──心の内でひとりで言い訳しつつ、その青いモフモフした着ぐるみに手を伸ばしたのは、その着ぐるみの小道具なのだろう、ちゃんと賞味期限もセーフな大きなチョコチップクッキーに釣られてしまったから。だって、このモフモフ、それを食べてこそのキャラクターでしょ? なら食べないとねー、なんて浮き足立ちながら青モフ装着。流石に着た途端むわっと暑くなるけど、これで私がクッキー食べても誰も咎めない筈。ふっふー。先ずは一口。途端に口内に広がる甘味。着ぐるみの中で食べるチョコチップクッキーも乙なもの…の筈なんだけど…。もくもく食べ進めていくと、喉が乾いて仕方ない。)み、水…。(ペットボトルの水でも何処かに無いかと、キョロキョロと辺りを見回そうとして、その時後ろから謎の衝撃が。)…え、え…!?(口に齧りかけのクッキーを入れたまま、短い手足で倒れないようにバランスを取るけど、無理でした…。青いモフモフした毛むくじゃらの姿のまま、同じ青色の小柄なまのんちゃん魔神を押してしまう。わーん!まのんちゃんごめん…!!)   (2019/8/29 23:05:44)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが退室しました。  (2019/8/29 23:05:52)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが入室しました♪  (2019/8/29 23:07:26)

今井瑠加♀3年スターに中の人なんていません!スターはスターです!ハハッ!(心配気味に声をかけてくれた神妙さとは裏腹になんつー事を言い出すか、そんな自由女子にツッコミを入れる。夢の国をぶち壊すような話はしてはいけない、彼らは「本物」で、着ぐるみを着てなんちゃって感を楽しんでいるような自分達とは違う訳で。スターな訳で。被り物の所為で意図的に大声を張り上げなければならないのは疲れるから、内側だけに籠る声でぶつぶつ呟きながら、体育倉庫内全体を見回した。我らがDに対抗すべくユニバなスタジオの手先もいるが、その口の中から覗いている可憐で楽しげな顔を見たら、なんでも受け入れてしまう。これは西と東が手を取り合った瞬間ですよ、歴史的な第一歩です……。うんうん頷きながら、けれど海賊も負けてはおれぬと一歩前へと踏み出した。恐らくは私が着ているガワと関わりがある事さえ理解していなさそうな西出身の後輩に、喝を入れてやろうとしたのだが)    (2019/8/29 23:07:35)

今井瑠加♀3年んっぎゃ!(船長らしくない悲鳴を上げたのは、背後から何かが衝突したためだ。ちょうど腰のちょっとした辺りに衝撃が加わった。ふとましくなった手を伸ばしたために、押し出されるかたちで前方向につんのめるかたちになる。転倒する前に咄嗟に伸ばした左手は、現在丸く湾曲する形状になった鉤爪が装着されていた。小さな視界穴から見えるのは、自分の部下であるおとぼけ海賊。ああ、この左手でどうか着ぐるみを傷付けてしまいませんように!どこかのお約束のようにお尻だけビリッ、とかなりませんように。フリじゃないからな、極めてフリではないと断言する。でも知ってるよ、うちの海賊はこれ(※着ぐるみで不自由なために心の中でぱんぱんと己の腕を叩いてみるジェスチャー)持ってるからね。答えてくれる筈。走馬燈のように長い転倒するまでの一瞬のうちに、そこまで考えた。)   (2019/8/29 23:07:52)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが退室しました。  (2019/8/29 23:08:00)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが入室しました♪  (2019/8/29 23:09:33)

鹿谷あき♀2年フシュゥゥウ……(イノシシの鼻の穴から息を吐き出す。もしも冬だったら、白かったろうに。この暑苦しい倉庫が残念でならない。ぎょろ目のリアルなイノシシのかぶりもの。体もイノシシの毛皮に覆われて、割と獣臭い。もちろん着ぐるみであるから、その毛は合成繊維であり、実際のイノシシの毛皮であるはずがない。なめし皮を見せてもらったことがあるけど、加工される前のべらっと一枚になった獣の皮……あれと同じ匂いがするけど、多分気のせい。前にこれを着用した人が、獣っぽい体臭の持ち主なだけだ。……そう言い聞かせて、もう一度息を吐き出す。イノシシ面の中にこもる獣の臭いを吐き出すために。)   (2019/8/29 23:10:08)

鹿谷あき♀2年フォォォォ!!フシュゥ…!!!ふしゅぅううう…ちょとつ、もうし… 猪突猛進!(呼吸を繰り返していたら、天啓のごとくそんな言葉が与えられた。口に出してしまえば、チョキ爪の足を踏み鳴らし、駆け巡りたい衝動に襲われる。チチチチ、とプラスチック(だと思う)の爪が音を立てる。)グァーッハッハッハ!猪突猛進!(沸き起こる何かに突き動かされて、クラウチングスタートで走り出したその時、何かが背中に触れ、後ろ足に触れた。もつれる両足、だけど、走り出したら止まらない。目の前にはクッキーを貪る青いもさもさ。)猪突…猛進…!!【訳:ごめん、ぶつかる】(すっとぶ体は、頭から青いモフモフに突っ込んだ。)   (2019/8/29 23:10:24)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが退室しました。  (2019/8/29 23:10:58)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが入室しました♪  (2019/8/29 23:14:53)

有江まりえ♀2年(綺麗に円になって倒れ込んでみると、それぞれがそれぞれの身体を抑え込んで不思議なバランスを保ったミステリーサークルを生成するに至る。何がミステリーかというと、起き上がれないのだ。いっそ同時に全員が起き上がる動作に移行すればそれも可能かもしれないが、そうはいかないのが着ぐるみの辛い所だった。すっと気温が下がる晩夏の夜ではあったが、朝を待たずに全員が無事救出されたのはひとえに、夏休みに真面目に見回りに訪れた教師の勤勉さによる。伏して感謝したい。さて、現場を発見した教師の第一声。)「・・・・ちょっと待って、プレイはともかくとして、どういう体位?」(フリーダムな学園ロールは、しかし、基本18禁。)   (2019/8/29 23:14:59)

おしらせ有江まりえ♀2年さんが退室しました。  (2019/8/29 23:15:08)

おしらせサヨコさんが入室しました♪  (2019/9/10 21:40:04)

サヨコ(どの学校でも、必ず不思議は七つと相場が決まっている。勿論、怪談のことだ。どの学校にもあって、だからこの学園にもある。なければ誰かしらが作る、七つの怪談は、その時々の流行りによってリニューアルされながら、今年も全国各地で密かに企画されているであろう、深夜の学園侵入イベントに花を添える。まあ、そうでなくとも台風一過の熱帯夜は、まだ夏だと言い張るには十分すぎるぐらい蒸し暑く、それぞれの部屋で過ごすよりは、風通しの良い教室に集まって窓を開け、夜風に吹かれながら皆で過ごすのも、悪くは無いはず。それぞれの思惑は何であれ、校舎の空き教室に集った面々は、それぞれがそれなりに夜を楽しんでいた、のだけれど。)   (2019/9/10 21:40:26)

サヨコ(あ、忘れてた。この学園における七つの怪談。①夜の音楽室で奏でられる無人ピアノその曲を聞いた人は一週間以内に自殺するんだって ②深夜には一段増えて13になる非常階段 その13段目を踏んじゃった人は、寿命が半分になるんだって ③談話室の自販機に突如現れる?印のドリンク 飲むと全身赤く腫れ上がって死ぬんだって ④夜中だけ閲覧可能になる図書室のエロ本超エロいんだって ⑤屋上から永遠に飛び降り続ける二人の女生徒 見ると、自分も一緒に飛び降りちゃうんだって ⑥中庭で夜だけ咲く青い花 触ると全身が青くなって死ぬんだって  ⑦えーっと、なんかこう、色々あって死ぬんだって)   (2019/9/10 21:40:42)

サヨコ(え?胡散臭い上に、実質6つじゃないかって?確かにそれは認めるけど、でも学校の怪談なんてこんなものじゃない?それに、この6つは他のそれとは違って、本当に存在するんだから。)…って言ったら、信じる?   (2019/9/10 21:40:57)

おしらせサヨコさんが退室しました。  (2019/9/10 21:41:06)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが入室しました♪  (2019/9/10 22:04:20)

月夜野 舞音♀2年(深夜の学園探検!なんて心躍る企画だろうか……と、二つ返事で参加決定。まず校内の空き教室に集合したわけだけど。――アレ?話を聞いてたらいつの間にか寝ちゃったみた………、) いぃいいっ、クワッ!?(「クワッ」? え、なんだ?身体もなんか変だし…、というか。みんなも変っ!視界が狭まっていることもあって、頭ごと動かしながら見回すと、猫とネズミの着ぐるみを来たみんなが居た。とにかく混乱状態の脳内。一体何が起こったんだろうと考えてると視界に入ってきたのは鏡? 自分の姿に愕然とした。全身黒に覆われ、頭のてっぺんから二本の角が生えてるじゃないか!腕の足の間には義手?義足が一対あって……コレ、クワガタ? てか、みんな動物なのになんであたしだけ昆虫なのクワァアアッ?!) えと…、月夜野クワガタでクワっ。(とりあえず、申告しておこう。)   (2019/9/10 22:04:25)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが退室しました。  (2019/9/10 22:04:35)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが入室しました♪  (2019/9/10 22:05:48)

今井瑠加♀3年(気が付けば視界が暗かった。暗かったというか、狭かった。目前に空いた二つの小さな空洞から外の光が漏れ入ってくるだけでほとんど利かないし、密閉された空間内での呼吸はやや息苦しい。この状態に覚えがあると記憶を巡らせてみて、先日学祭の準備のために身に着けたきぐるみのそれを思い出した。なぜこんな状態なのかと当然の疑問が首を擡げる。先日まで遡り過ぎた記憶を引っ手繰って、ちょっと前までの行動を思い出してみた。確か、購買の白焼きそばパンを買いに行こうとして、ショートカットするために螺旋階段の手摺に足をかけて滑り降り始めて……、ズキ、と後頭部が鈍痛を発した気がして、思考が遮られる。周囲を確認してみたが、近くに白焼きそばパンは落ちていなかった。パンの代わりに着ぐるみが4人……4匹いる。すっぽりと顔が隠れていて誰だか判別がつかないが、その姿を見れば、己も同じ状態に置かれている事が伺えた。体よく備え付けられていた後方の鏡を振り返れば、モンスターボールで捕まえられるネコのモンスターがそこにいた。ここに。額に小判が付いているやつ。個人的には進化した後の姿が好きだ,nannte)   (2019/9/10 22:06:12)

今井瑠加♀3年(なんて、どうでもいい)   (2019/9/10 22:06:24)

今井瑠加♀3年ネコならジェラトーニかマリーって相場が決まってんにゃろうがあああァッ!! ―――――あっ、脱げにゃい!(どうせ猫を着るならスターの国の猫が良い。誰だよりによって任▲堂をチョイスしたのは。怒りに任せて息苦しい被り物を脱ぎ捨てようとして、ぱふぱふの手で己の頭を掴んだが如何としてもこのふざけた顔をした被り物を引き抜く事ができなかった。まるで首と胴体部に縫い目がないのではというほどの強情さ。そんな筈、ある訳がない) ちょっとあの!これ脱ぎたいんだけど手伝ってくれにゃい?……にゃ、い?(己の語尾の異質さに気付いたのは、周りの着ぐるみに声をかけた、その時)   (2019/9/10 22:06:35)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが退室しました。  (2019/9/10 22:06:45)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが入室しました♪  (2019/9/10 22:07:27)

鹿谷あき♀2年(「隊員は集合なのん」深夜の学園への呼び出しは、月夜野隊長からだった。風呂に入って談話室でBSでも見ようと思っていたのに、彼女からの命令とあれば、──鹿谷、体が勝手に動いちゃう!しぶしぶ制服を着込んで、学校に潜入。右手には懐中電灯、左手はスカートのポケットに手を突っ込んでスマホを握っている。すでに集合場所には先に誰かいて話し込んでいる様子。その人影に向かって声をかけた、ら……目の前が真っ暗になった。)   (2019/9/10 22:07:56)

鹿谷あき♀2年……ン、ンン?(次に目が覚めると、何かに包まれているような感覚がした。小窓から外を見るような狭い視界。動きにくい手足。そんな状態で、椅子に座っているようだった。立ち上がってみれば、動きにくくはあるけれど、拘束されているわけではないと知る。ひょこひょこ歩いて、何故か部屋に置かれている姿見の前に移動する。そこには、黒いネズミがいた。吊りズボンと大き目ボタンがおしゃれなネズミ。右手を上げればネズミも右手を上げる。)──フム(唸り声が何かおかしい。喉の調子が悪いのか、妙にハスキーでハイトーン。奥歯を噛んだまま喋っているような違和感。)ン゛、ン゛ン゛…ヤァ!ボク、アッキー!(鏡の向こうのあいつに向かって、その台詞はするりと出てきた。口笛も無駄に吹きながら。)   (2019/9/10 22:08:28)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが退室しました。  (2019/9/10 22:08:48)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが入室しました♪  (2019/9/10 22:09:46)

市原 芹緒♂2年(《今夜 ○時空き教室に来られたし》そんなメモ紙がいつの間にかカバンに入っていた。そんなこと日中はすっかり忘れていたのだけど、どうせ暇だし…ってことでぶらぶらと指定された時間にその場所へと向かう。だが他に誰かいるような雰囲気でもなく、一旦ドアの前で立ち止まるも、勢いよくドアを開けて一歩中へと踏み出した瞬間…視界が大きく揺れて一瞬でブラックアウトした。───それからどれくらい時間が経ったのか。ゆっくりと目を開けたなら、やたらと暗い。)………?(それから頭が異常に重いことに気づけば、ぐらりと重心が揺れる。どうやら椅子に座らされているらしいこと、そして、まるで覗き穴のような小さな部分からしか物が見えないことに、流石にプチパニックである。)   (2019/9/10 22:09:59)

市原 芹緒♂2年!?(顔を触ろうとすれば、もふりとした感触にまた慌てる。───マジこれ何なんだよ!両手を広げ…るもやはりもふもふ。弾かれたように立ち上がり周りに必死に目を凝らす。見えたのは姿見。歩きにくい!食い入る様に自らの姿を確認したなら………黒い猫だった。)……何じゃこれ…え?意味がわからないにゃ…(待て俺…今なんつった?)   (2019/9/10 22:10:26)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが退室しました。  (2019/9/10 22:10:41)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが入室しました♪  (2019/9/10 22:11:46)

香椎はぐみ♀2年…う?(ゆっくりと、じっとりと意識が戻ってくる。ぼんやりする意識。瞳をゆっくりと開けていっても、未だ視界に黒い靄がかかるようだ。ゆっくりと呼吸をする。なんだか少し息苦しい。──えーっと。)…ここはどこ?…私は誰?(思わず口から漏れた台詞。記憶喪失になってしまう時って、こんな感じなんだろうか。自分の今いる状況が飲み込めなくて、座ったまま左右を見渡した。何故かいつもより視界が狭い。狭いながらも視界に飛び込んできた光景にビクッ!と体を震わす。自分の周りにいるのは、人ではなかった。それが霊的なものや、不審者なら多分また気を失っていたかも。そうならずにすんだのは、なんていうか…。そのフォルムが可愛らしかったり、変わっていたりしたからだ。所謂着ぐるみを着用している誰か。こんな夜に、なんでみんな着ぐるみ着てるんだっけ?──何気に腕を動かす。途端に湧く違和感。視線を自分の腕に向ければ、そこに見えるのは白いモフモフとした腕。あれ?そういえば私もなんか着ぐるみ着たんだっけ…?)   (2019/9/10 22:11:52)

香椎はぐみ♀2年(ふと、部屋の後ろの鏡に気づいて椅子から立ち上がる。──あれ?これ私? 分からなくて、鏡に向かって手を振ってみる。自分が動かした通りに動く、鏡の中の白猫。あ。私、白猫の着ぐるみ着たんだっけ?) なんで猫になってるにゃー?   (2019/9/10 22:12:06)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが退室しました。  (2019/9/10 22:12:11)

おしらせサヨコさんが入室しました♪  (2019/9/10 22:44:04)

サヨコかわいーい!(キグルミの後ろで声を上げた。ぬいぐるみが好きだ、情念が籠りやすく、ヒトガタに丁度いい。女の子は皆ぬいぐるみが好きだし。鬼ごっこしよう!と提案すると、割と簡単に乗ってくれるようだ、ちょっと意外。まあ面倒が省けて丁度いいし、ひさしぶりに遊べて私も楽しい。サー、捕まるまで逃げよう、捕まったらそこから、私が鬼。ふふふ。)   (2019/9/10 22:44:10)

おしらせサヨコさんが退室しました。  (2019/9/10 22:44:20)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが入室しました♪  (2019/9/10 22:47:09)

鹿谷あき♀2年(着ぐるみの外、すべての子どものトモダチ、アッキー(ちょろい)は誘われるままに遊びに興じる。)アハハ!凄イナァ!スバシッコクテ 大変ダア!アハハァ!(一方、着ぐるみの内側。ちらりと耳にする、夏井先生とやらのご令嬢。ここは、鹿谷さんは実に素敵なお姉さんでした、と証言させて心証を良くしたいところ。ボランティア精神にあふれた、積極的かつ優秀な人物であると。……フフフ。内側でニヤニヤしながら、おだてつつ、そこそこ追い回したところで、本気を出す。少女の細い腕を掴んで、着ぐるみでハグの作戦。)ツーカマーエター♪(「きゃー、つかまっちゃった♡」なんて言ってくれることを期待しつつ、引き寄せた体に丸いボディを押し付けた。)ホラ アッキート 握手ダヨ! 抱キツイタッテ イインダヨ! ホラ、ボクラハ トモダチ!   (2019/9/10 22:47:44)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが退室しました。  (2019/9/10 22:47:47)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが入室しました♪  (2019/9/10 22:53:48)

月夜野 舞音♀2年(突如現れた少女。深夜の学園に少女とは一体?!と思いつつも、ハグからのー、鬼ごっこ? まぁ、いいか。―――半ば現実逃避のような気もしないでもない。唐突に始まる鬼ごっこではあったが………鬼は誰?状態のせいか、みんな少女を捕まえようと右往左往。額に小判くっつけてる猫は足がもつれたのか転んでしまっていた。黒猫は敏捷値が足りなかったのか華麗にかわされている。) みんな、情けないなぁ…クワッ! (ここは唯一の昆虫が捕まえてやろうと、狙いを定めて突進!―――した先は少女ではなくて白い猫さんだった。幸いにも角で刺さなくて良かったけども、衝突の勢いで尻もちをつく羽目に。その隙に少女をゲットしたのは言うまでもなくぼくラのリーダー、アッキーだったクワッ。) 白猫ちゃん、大丈夫クワッ?(いいとこ取りのリーダーを横目に白猫ちゃんへと声をかけた。)   (2019/9/10 22:53:53)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが退室しました。  (2019/9/10 22:53:59)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが入室しました♪  (2019/9/10 22:55:47)

市原 芹緒♂2年(突然現れた少女からの突然のハグに固まる。)…………。(全く状況が読めない事態には変わりはないが、どうやら同じ状態であろう奴らが自分の他に4名…いや、4匹?いることは把握する。指をくねくねと妙な動きをしている某国のスターのような奴、黒光りした下手すりゃ最強Gと見紛う奴、頭に小判乗せたこれも某界隈の有名猫、そして…何より真っ白な天使がい……いやいやいや待て待て。なんかおかしい。頭ん中で何かが警告するけど、靄がかかったようだ。…が、事態はゆっくりと進み始める。「鬼ごっこしよう」と無邪気な声に弾かれるように始まった遊び。とりあえず…あのくそガキ捕まえて…)待つにゃー!(しっかしこの語尾なんとかなんねーのかよ!動きにくい着ぐるみで何かを捕まえれるわけもなく。伸ばした手は虚しく空を切った。)   (2019/9/10 22:55:51)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが退室しました。  (2019/9/10 22:55:55)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが入室しました♪  (2019/9/10 22:57:37)

今井瑠加♀3年(いつの間にか鬼ごっこが始まっていた。強請った“ますたーぼーる”も“しんかのいし”も貰っていないというのにどういう事だろう。着ぐるみはどうやっても脱げないし、何だか息苦しさも感じなくなり、まるで本物の手足のようにフィットしてきた気がするし、まあいいか、と考える。一先ず今は鬼ごっこの時間らしい。オモテナシスピリットで意気込んでいるらしい隣の大陸生まれっぽい似非スターとその親友っぽい角が厳めしい昆虫。黒い猫と白い猫も駆け出した少女を追い始めていた) ちょっと待つにゃ。鬼ごっこって普通、鬼がひとりであとの皆が逃げるものにゃにゃかったっけかにゃ…?(この舌っ足らずな己の喋り方をどうにかして欲しい。ちょっとイラっとする。ぽつりと呟いた声は着ぐるみの内部から発したためか、或いは他の着ぐるみ達は鬼ごっこに興じているためか、きっと聞き取られない。遠巻きに鬼ごっこの様子を眺めていたら、何となく、何となく違和感を覚えた。鬼が大勢いる鬼ごっこも異質だし、それを難なく受け入れている着ぐるみ達に対してもだが、何だか、こう。何だか、こう……)   (2019/9/10 22:58:08)

今井瑠加♀3年野生の勘ってやつにゃ。私はまだ“もんすたーぼーる”で捕まえられていないからにゃ。野良なのにゃ。野生だから勘がはたらくのにゃ。(勘が言う。何かまずい予感がする。少女を捕まえようと遊んでいる面々を尻目に、そっと忍び足で教室の扉へと向かおうとした。気配を消して、肉球で足音を消して。だのに呼び止められた気がした。何かに掴まれたと思ったのは、流石に気の所為かも知れない。けれど気付いた時には足が縺れて、床へと無様に素っ転んでいた。着ぐるみのおかげか痛みは微塵も感じなかったのが幸いだ。横になった視界から、スターもどきが少女をその白手袋をした腕に捕まえたところがちょうど見えた)    (2019/9/10 22:58:22)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが退室しました。  (2019/9/10 22:58:32)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが入室しました♪  (2019/9/10 23:03:30)

香椎はぐみ♀2年(「かわいいー」そんな声に普段なら振り向かない。でも、思わず振り向いたのは、鏡で見たばかりの自分の姿が着ぐるみだったからだろうか。可愛らしい女の子の声に振り向くと、そこには小学生くらい子がいて。教室の中にいた着ぐるみメンバーに嬉しそうに抱きついてくる。幼けな女の子に慕われるのは、なんていうか、心が甘酸っぱくなる。着ぐるみの中で覚醒してから、記憶が徐々に鮮やかになってきていて、散り散りだけど色々と思い出してきた。夜の学校探検。そんなワードなんかも。──悪ノリで着ぐるみを着て、酸欠か貧血で気を失っていた…? 周りの着ぐるみからは友達の声。なんかいつもよりハイトーンな声の友達もいるけど。 なんだか、じわじわとこの場が堪らなく可笑しなくなってきた。こんな夜にみんなして着ぐるみ着て何してんだろ。中でも異色の、頭から触覚を生やしたクワガタ着ぐるみは、声から判断するとまのんちゃん。だからまのんちゃんは、もっとこう…!可愛いい着ぐるみを…!)   (2019/9/10 23:03:35)

香椎はぐみ♀2年え、鬼ごっこ?うん。やろう、やろう、にゃー!(クワガタまのんちゃんに気を取られていると、可愛らしい声で遊びのおねだり。鬼ごっこしたいだなんて、かわいいなぁ…と頬を緩めながら鬼ごっこ開始。じゃんけんで鬼を決めたくても、みんな着ぐるみでじゃんけんが出来ない。まあ、うん。なんとなくノリで追っかけちゃえ。)ほらー、捕まえちゃうにゃ!早く逃げるにゃー。(そんなに広くはない教室。一斉に動きだす着ぐるみプラス小学生。狭い視界。それから導き出去れる結果は…。)…キャー!!…にゃーーー!(とってつけたような語尾つき悲鳴が、夜の教室のに響く。クワガタとぶつかる衝撃。クワガタ自慢の触覚が折れてないといいんにゃけど…!!)   (2019/9/10 23:03:52)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが退室しました。  (2019/9/10 23:03:58)

おしらせサヨコさんが入室しました♪  (2019/9/10 23:06:31)

サヨコあーつかまっちゃったーあ(楽しかったけど、そろそろこの辺で本題に入らなきゃ。一人ある意味まっとうな行動に出た子を「押さえ」はしたけど、この子たちの波長も用意した式界に合って来たし、きっとうまくいく。私は一度にっこり笑ってから、抱きすくめられた○ッキーの身体を胸元から背中に向かって「すり抜ける」と、丁度皆の中央に立って、ちょっと真剣な顔をして見せた。)私が鬼だよ、一生懸命逃げてね?もし私に捕まったら―――   (2019/9/10 23:07:06)

サヨコ・・・捕まったら、しぼー。(大きく見開いた目で、にっこり笑って。しぼー。死亡。)   (2019/9/10 23:08:04)

おしらせサヨコさんが退室しました。  (2019/9/10 23:08:09)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが入室しました♪  (2019/9/10 23:50:48)

月夜野 舞音♀2年(アッキーが捕まえたのは少女じゃなくて――死神だった。……じゃなくて!え、死ぬ?!死ぬってどういう………。) え、ここ、は…談話室クワッ? (空間が歪んだと思ったら何故か談話室にアッキーと二人。はて?と首を傾げようと思ったら「ドンドン!ドンドン、ドンッ!!」大きな音にびくぅ。床から足が浮いた、気がする。音に混じって笑い声も聞こえてくる。完全に心霊現象!) ちょっ、…アッキー、ここは落ち着こうクワッ。(一番取り乱してるのは自分かもしれないが。視界に飛び込んできたのは自販機。着ぐるみのせいかやけに喉が乾いていた。そうだ、ここは落ち着くために飲み物を飲もう。そうしよう。――普通なら小銭を取り出すところだが、なんせ着ぐるみだ。ポケットはなく、お金も持っていない。アッキーのポケットを探ればありそうな気もするが、何気なくボタンをバシッと張り手すると…ガコン。飲み物が出てきた!ラッキー♪プルトップに手をかけて開ければ……まぁ、口だろう部分へと押し付け、中身を流し込む。)   (2019/9/10 23:50:52)

月夜野 舞音♀2年 ん、んんっ? 変わった味のジュースだクワッ。(今まで飲んだことのない不思議な味。ジュース缶を目の高さまで持ち上げると…「?」としか印刷されてないボディだ。) ……ねぇねぇ。「?」って…何が起こる七不思議だっけ…クワッ? (――パルプンテだっけ?)   (2019/9/10 23:51:19)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが退室しました。  (2019/9/10 23:51:23)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが入室しました♪  (2019/9/10 23:53:28)

鹿谷あき♀2年ぷるぅううっとぉおぉおおお!(その絶叫は少女の体を抱きとめたつもりが、自分の着ぐるみを、身体をすり抜けてしまった恐怖から。咄嗟に床に猫と一緒に転がっていた黒光りする相棒の名を呼ぶ。そうだった、困ったときはいつでもあいつと一緒。調子が良いときは、別に居なくてもいいんだけど。)ぷるぅううっとぉおぉおおお!一緒ニ イテー!アッキーヲ置イテカナイデェェェ!(甲冑のような黒いその着ぐるみが今は頼もしい。大きすぎる靴でペタペタと音を立てながら、黒光りする相棒に近寄る。)ハハッ ハハッ ハハッ(呼吸音。二人して送りこまれたのは、自販機が煌々とする談話室。ラップ音と共に、扉の向こうから少女の笑い声が追いかけてくるみたいだ。着ぐるみの中で息を切らしながら、喉の渇きを覚えていたから、確かに、目の前のドリンクに心惹かれるものがあった。)   (2019/9/10 23:54:44)

鹿谷あき♀2年(しかし、「?」マークのジュースとか、怪しいにもほどがある。だけど、4つ指の手は、着ぐるみの上からポケットのあたりを探り始める。体が勝手に動く恐怖。幸いに、この手では財布もコインもスマホも取り出せなかった。小銭がなくてラッキーとか安心している場合じゃなかった。ボタンを押せば出てくるとか。)ヒィ! 飲ム、ナヨ? 絶対 飲ムナヨ? アッキートノ 約束ダゾ!ダメ、絶対……!──ダメ、ダメッテ 言ッタノニィィィイ! オマエワァァアアアアアア!!!(ハスキハイトーンで、部屋を包み込むような笑い声を切り裂く悲鳴を上げた。両手で丸い頭を抱える。黒いあいつは、旨そうにジュースを啜る。眩暈がしそうだ。)   (2019/9/10 23:54:52)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが退室しました。  (2019/9/10 23:54:58)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが入室しました♪  (2019/9/10 23:55:53)

今井瑠加♀3年(ぞぞぞ、と全身の毛が逆立った。着ぐるみの筈だがそこは心意気だ。つまり鳥肌が立った。しぼー、と無邪気に突き付けて来た少女の笑顔が、狭い二つ穴の視界の癖にやけにはっきりと映り込む) 逃げにゃければ。(そう転倒した体勢から猫が如く素早く身を起こした直後、周囲の光景ががらりと変わった。先ず感じた変化は匂いだ。かび臭いような特有のそれは本の匂い。遅れて、図書室、と頭がついてくる。同時に脳裏に浮かんだのは誰かが言っていた七不思議の、七不思議なのにホラー要素にかけた話のひとつ。極上のエロ本が夜中だけ閲覧可能になる、という怪談だ。つーかそれ怪談か?) しかし私は知ってるのにゃ。幽霊とかそういうのはエロが苦手なのにゃ。セックスしてると寄って来ないって言うにゃ。つまり、……極上エロ本は退魔アイテムに違いないのにゃ!(少し説明的になったがそういう事だ。エロで世界は救われる。追って来ている幽霊の類―――少女から隠れるように棚の影に身を伏せさせ、息を潜めた。通り過ぎ、見当違いな方面へと向かっていく華奢な背を視界に収めてから、気配を殺して駆け出した。そこに『それ』がある事は何故か理解できたから)   (2019/9/10 23:56:03)

今井瑠加♀3年こいつで悪霊退散にゃ……!(声ではなく心の中で高らかに叫びながら、移動式ラックに並べられた一冊のハードカバーを取る。取る、取りたい……取れない……! 分厚いミトンのようになっている手の所為で、隙間なく並べられた列から一冊を上手く引き抜く事が出来ない。両手を使って悪戦苦闘するも、僅かに角が持ち上がっただけで何度も空振りした。そうこうしているうちに、背後に、気配が……。けは、い………………。)   (2019/9/10 23:56:21)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが退室しました。  (2019/9/10 23:56:28)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが入室しました♪  (2019/9/11 00:00:15)

市原 芹緒♂2年(ざわっと悪寒が全身に走る。間抜けボイスの高笑いもこうなっては逆に不気味に聞こえるから不思議だ。などと呑気なことを考えている場合ではないという目の前の状況。まるで暗転の後のように場面が変わり、さっきまでのほのぼの空間とは真逆。真っ暗な音楽室とグランドピアノと…鍵盤に手を乗せているさっきの子供。いや、子供の姿をした死神…か。冷や汗が首筋を伝うのがわかる。やがて鳴り始めるピアノの音…同時に耳鳴り。耳を塞ぎたいけど、被りもんが邪魔だっつーの!!耳障りなそのメロディの旋律はといえば…コントかよと突っ込みたくなるようなあの曲。)「猫ふんじゃった」じゃねぇか!………にゃ!(そして思い出したのは、学園七不思議のひとつ、【音楽室】ピアノの音を聞いたら1週間以内に自殺する…。)   (2019/9/11 00:00:21)

市原 芹緒♂2年てめ…っ…ふっざ…けんなよ!?俺は…まだまだやりてーことてんこ盛りなんだわ!誰が自殺なんかして…やるか!!(せり上がってくる「にゃ」を喉奥で押し殺して叫んだ途端、ぐるんと首だけこちらに向いて、それからケタケタ笑いながら襲いかかってくる子供。こぇえぇええ!!それでも途切れないピアノの音…。散々音楽室の中を逃げ回るも、捕まるのは時間の問題か。)   (2019/9/11 00:00:39)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが退室しました。  (2019/9/11 00:00:50)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが入室しました♪  (2019/9/11 00:10:15)

今井瑠加♀3年(私はシャワーを浴びている。熱い湯が降り注いでは肌を打ち付けていく。浴室で衣服を身に着けている筈もなく、そして私は裸体を晒したまま床に寝転がっていた。身を起こそうとしてもそれが適わないのは、腹部に跨りながら私の腕を踏みつけている男がいるからだ。男は、頭上から降り注ぐ雨に髪を濡らしそれを額と頬に張り付けながら、真っ直ぐと伸ばした両腕で、その両の親指の腹で私の喉を潰してくる。気道が塞がれた私は声も出せず、それどころか呼吸すら遮られて、排水溝へと流れていく水の流れに髪の先を持って行かれながらただそこに横たわっていた。私はもしかしたら死んでいるのかも知れない。動く事が出来なかった。湯の熱さも感じなかった。ただ、私の首を絞める男の指先の強さに酔い痴れていた。ずっと触って欲しかった、男の手だった) ………。(声が出ない。舌が動かない。だから私は焦点のぶれた双眸で訴える。愛を。私を凍てつく瞳で見下ろしてくる男へと。ずっと伝えたかった想いを。私ね、愛していたのよ、おとうさま。) (どこか遠くに、年端も行かない少女の笑い声を、聞いた気がした。)   (2019/9/11 00:10:49)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが退室しました。  (2019/9/11 00:10:53)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが入室しました♪  (2019/9/11 00:11:25)

香椎はぐみ♀2年(慣れない着ぐるみを着て。鬼ごっこして。皆ぶつかったり転んだり。はぁはぁと息を荒くしながらも、笑いが溢れていた。ぶつかってしまったクワガタまのんちゃんの触覚を撫でつつ、少女の声がしてそちらを向く。すると。狭い視界だけれども、見間違い…ではないと思う。◇ッキーの着ぐるみを着ていたあきちゃんに抱きしめられていたその少女が、その胸をすり抜けて背中へと通り抜けたのだ。)──!?(続く少女の言葉。さっきまでの幼けな雰囲気は微塵もなく、ガラリと変わった表情と言葉に、何かこの世のものではない異質さを感じ、背中に悪寒が走る。と、同時にスパン!と変わる光景。一瞬前まで教室にいたのに、今は外にいる。ここは学園の、非常階段…だろうか。校舎の脇にある外階段。上にも下にも階段がある、ということは二階か三階か…。何故?どうして!? 着ぐるみ越しに感じる夜気。さっきまで暑苦しいほどだった着ぐるみの中が、今では冷気さえ感じる。)   (2019/9/11 00:13:00)

香椎はぐみ♀2年(急に、ゾワッと得体のしれない気配がして、階段の下を見る。そこには不気味な笑みを湛えたさっきの少女の姿が。「捕まったら…死亡…だよ」こんなに気味の悪い子供の声を、聞いた事がなくて恐怖で固まってしまう。こちらが固まっている間にも、その台詞を繰り返しながら、一段一段近づいてくる少女。)…ま、待って…にゃ。こ、来ないで、にゃー!(着ぐるみマジックなのか、こんなに緊迫した状況なのに語尾がこうなってしまう。ジリジリと近づく相手に、金縛りが解けるように動きだす。下に、逃げたい相手がいるのだから、行き先は、上。視線は少女に向けたまま後ろ向きで一段上がり、その後は、前を向いてただひたすら階段を登った。あぁ!もう…!着ぐるみ走りにくい…!!後ろを振り返る余裕なんてなかった。とにかく上へ、上へ。登ってる途中、一段、違和感のある階段があった。それだけコンクリートの普通の階段じゃないような…。でも、そんな事は気にしてられない…!)…だ、誰か…!誰か、助けてにゃ…ッ!(屋上まで逃げきり、助けを求めて叫んでみるも、月が遠くでに光っているだけだった。)   (2019/9/11 00:13:17)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが退室しました。  (2019/9/11 00:13:24)

おしらせサヨコさんが入室しました♪  (2019/9/11 00:18:44)

サヨコ(1、「屋上」に到達しなければならない。2、学園内に散らばったすべての「記憶」をつまびらかにして、繋がなければならない。3、1と2を同時刻に完遂しなければならない。)「「「「「揃った!」」」」」(五人の私が同時にそう声を上げると、彼らを通して回収された「記憶」が鍵になり、待ちわびたあの日の「屋上」が、白猫の娘の目の前に姿を現した。空と屋上を隔てる柵の向こうに、三つ編みの女生徒の姿を目の当たりにして、私は一度強く、息を吸った。)   (2019/9/11 00:19:01)

おしらせサヨコさんが退室しました。  (2019/9/11 00:19:11)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが入室しました♪  (2019/9/11 00:57:12)

鹿谷あき♀2年(一人だけ記憶の欠片を貰わなかったのは、ひとえに絶叫してたから流れ込んでくる記憶の声がかき消されていたせい。)ぷるぅううっとぉおぉおおお!ウギャー!!!ハハッ!!(喉が枯れるまで叫び続けて、気が付けば屋上。あの少女に似た面影を残す同じ年くらいの黒髪の女の子がそこにいて、みんなの見守る中、屋上を守る柵へとものすごい勢いで走ってゆく。止まるつもりのない助走に、その先に起こることを想像させた。)ナニヤッテンノ!?ソッチハ、落チルヨ!ダメダヨォォオ!(柵の外に、おさげ髪の女の子が浮いていた。今回の不思議の原因は彼女だ、直感でそう思った。浮いている=幽霊、そんな単純な思考で。)イケナイ、ダメダッテ!!   (2019/9/11 00:57:23)

鹿谷あき♀2年(こんな時、頼りの黒光りする相棒は、なぜかその場から動いてくれなかった。仕方ないから、ペタペタ足音のする大きな靴で屋上を蹴って走り出す。)ダッテ、ボクハ、くらぶノ りーだー ダモン!(半泣きで足を動かして、黒髪少女の体を柵から平行に突き飛ばすために体当たり……をする予定だった。しかし、丸っこい着ぐるみの体は彼女の体をすり抜ける。勢いが余ったのはこちらの方。そのまま柵に激突して、ぽよん、と腹回りが弾んで柵から落ちそうに……そこで、目の前に現れる白いモフモフの手。四つ指の手を懸命に伸ばせば、その肉球と爪のある手に触れた。──猫の手も借りたい。ああ、そう、今そんな感じ。)   (2019/9/11 00:57:29)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが退室しました。  (2019/9/11 00:57:35)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが入室しました♪  (2019/9/11 00:58:32)

月夜野 舞音♀2年(「?」翼をさずける。……って展開なのか?! アッキーが「飲むんじゃねーコノヤロウ」と止めていたが、喉の乾きには逆らえなくごっくんと飲んだら―――なんだろ、この脳内映像。少女が泣いてる? 自身の記憶にない場面。はっ、とした時にはそこは……屋上だった。三つ編みおさげの少女がフェンスの向こう側に立ってた。先程の死神の姿が徐々に変化していく様を見つめれば……あ、さっきの映像の女の子だ。と気付いたのと同時に様々な映像が脳内に送り込まれてきた!) ふぁっ…?! えっ、え……。(繋がったカノジョたちの記憶がダイジェストのように流れてくる。「ああ、そういうことなのんね。」 七不思議の1つ、屋上の飛び降り。それは彼女達の事だったんだと悟った。もうこの世にはいない彼女達。三つ編みの少女に近づいていく黒髪の少女。彼女らを止めようと動くアッキーと白猫ちゃん。でも……あたしは動かなかった。いや、実際に動いたのは両腕だ。胸の前で合わせて目を閉じる。) 来世は――楽しい人生が送れるといいクワッ。きっと、また親友になれるクワッ。(一緒に旅立つのを見守ろうと思う。それも一つの「優しさ」ではないだろうか。)   (2019/9/11 00:58:42)

おしらせ月夜野 舞音♀2年さんが退室しました。  (2019/9/11 00:58:46)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが入室しました♪  (2019/9/11 01:05:02)

市原 芹緒♂2年(目まぐるしく変わる場所。どえらいことに巻き込まれてるのは…周りを改めて見回してから納得。うん、そりゃこのメンツじゃしゃーねーよな。───流れ込んでくるのは記憶。悲しい記憶。過ぎ去った時間は巻き戻せないけど、ならせめて願うのは、来世とやらでは人生を全うできるようにと。学園七不思議…きっとまた違う何かが出てくるかもしれない。でもそん時はまた巻き込まれてやってもいい。あ、でももう着ぐるみは勘弁して欲しい…にゃ。───夕焼けの空に虚しく響くリーダーの絶叫と、真っ白な毛なみの向こう側、微かに見えたのはきっと二人の笑顔だったと信じたい。)   (2019/9/11 01:05:08)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが退室しました。  (2019/9/11 01:05:26)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが入室しました♪  (2019/9/11 01:07:57)

香椎はぐみ♀2年(登りきった、そこは月灯りの屋上だった筈だった。また一瞬で世界が変わる。紫色とピンク色に染まる夕景の屋上。着ぐるみのまま、また集うみんな。呆然としながらも、何故か脳裏にこびりつく不思議な記憶。──二人の女生徒が、今登ってきた非常階段を登っていた。一人は悲しげに。もう一人はどこか凛として。その、記憶の中の女の子が屋上にいた。一人は屋上の柵の向こうに。まるでそのまま飛び降りてしまいそうだ。そして、もう一人の女の子も、そちらに近づいている。)…ッ!危ないにゃ!! こっちに戻るにゃーーー!!(叫びながらも、不思議な記憶の断片から二人の女の子の感情が入り込んでくる。「ふたりで死なせて」そう訴えてる…そんな気がして焦ってしまう。)ダメにゃーー!死んだら、死んだら…、終わりなんだ、よーーー!! 会いたい人とも、もう会えない…ッ!寿命がくるまで生きないと…!!!   (2019/9/11 01:08:12)

香椎はぐみ♀2年(夢中で駆け寄った。大声で叫んだ。柵の向こうの女の子に手を伸ばす。腕を掴もうとするけど…、掴めない。)取りあえず、あったかいものでも、一緒に食べよう…!飛び降りるのは、それから…!!(語尾が戻っていた。それに遅れて気づいた。着ぐるみの猫。急に現れた白いモフモフに訴えられている女の子。その子の瞳が、この馬鹿馬鹿しさに少しでも細くなってくれないか、願うように顔を覗きこむ。)   (2019/9/11 01:08:27)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが退室しました。  (2019/9/11 01:08:32)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが入室しました♪  (2019/9/11 01:09:08)

今井瑠加♀3年(次に目を開けたら、そこは夕暮れ時の空だった。切り込みを入れたような視界では橙色しか見えない。少し顎を引けば、空の手前にフェンスが隔たりを作っているのがわかった。屋上だ。図書室の籠った匂いが消え、日が沈みかけた頃合いの、やや秋めいた風が隙間から肌を撫でる。周囲には、教室で鬼ごっこに興じていた着ぐるみ達がいた。ぽかんと立ち尽くしている様子を見るに、またもや自分と同じ状況にいるようだ。頭がついていかない状況。ただ皆一様に目の前に現れたふたりの女子に注意を引かれているようだった。その片方が先程の薄気味悪い少女だった事は、何となくわかった。もう片方のために先程までの訳のわからない拐かしをした事も。だからこれは止めてはならない。そう、ぼうっと見守っているさなか、声が聞こえた) ………え。(知っている声だ。聞き慣れた声がする。否、ずっとしていた。聞いていた筈だ。教室で、鬼ごっこに興じる彼彼女らの声。知っていた筈だ。だのに何故だかずっと気付けないでいた。傍らに立つ着ぐるみ達の、その下について)   (2019/9/11 01:09:27)

今井瑠加♀3年……芹緒? まのんちゃん? はぐちゃん? あきちゃん?(猫二匹と、スターと、カブトム……クワガタか。その中に宿っている者達の名を呼んでみる。何故だか喉が痛かった。呼吸がしにくい。それでも声に出してみれば、着ぐるみ越しに彼らの顔が見えた気がした。魔法というべきか、呪いというべきか、そういった類に侵されていた気がする。それを振り払うような甲高い声が聞こえて) あ、(見知らぬふたりの心中は見守る事が出来た。けれどそれを止めようと飛び出したふたり友人の事は、ただ見守る事はできなかった。何故だか潰れたように掠れて出せない声の代わりに、ミトンのようでろくに役に立たない両手を前へと伸ばす。届けと、掴めと。―――この不自由な手で何かを掴めたかは、知れない。)   (2019/9/11 01:09:44)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが退室しました。  (2019/9/11 01:09:58)

おしらせ小夜子さんが入室しました♪  (2019/9/11 02:22:35)

小夜子(中央病院、556-A。4人部屋の入り口近くの、右側。ネームプレートには、小山内小夜子、とある。私は私のベッドに腰掛け、それを眺めている。ここ1週間は親兄弟から遠縁の親戚に至るまで、皆私の顔を見に絶えずやって来て、少し疲れた。まあ仕方のないことだ、何せ、10年眠り続けていた者が、目を覚ましたのだから。)   (2019/9/11 02:22:40)

小夜子(10年前、彼女に飛び降り自殺を提案したのは、私だった。屋上に連れて行ったのだって、私だ。なのに私は花壇の上に落ちて、彼女の顔が半分になるのを見る羽目になった。数か月後、監視の目が緩んだすきに、もう一度飛び降りたけど、駄目だった。意識の戻らない体から抜け出すのに3年、ふたたび彼女に出会うのに、7年。零体でいながら記憶を取り留めるのは難しい。中途半端な知識だけ揃えて大事な記憶を失いながら、私は、彼女と死ぬ約束に自分を縛ることで、完全に気が触れてしまうのを何とか抑えていた。)   (2019/9/11 02:22:59)

小夜子(彼らの思考は、単純だった。あの時は、簡単に私の誘いに乗ってくれたと思った。でも、思い返して見れば、彼らは心のどこかで分かっていながら寄り添ってくれたのかもしれない。彼らに抱えられながら彼女と重なった時に、思い出すことが出来た。花壇に落ちたのは不幸な偶然なんかではなく、彼女が、私を庇ってくれたことを。私を恨んでいるのではなく慈しんでくれていたその、柔らかい表情を。)   (2019/9/11 02:23:19)

小夜子(我に返って壁掛け時計を見やる。そろそろ最後の見舞い客がやってくるころだ。新しい、年の離れた友人たち。誰一人道連れにすることなく済んだのは、屋上からぶら下がりかけた(一人は完全に外に出ていた)三人を、残りの二人がすぐに引き上げたからだ。全員にお礼を、生身から言い直したい。その際どうにかおばさんと言われない程度に髪くらいはきちんと整えようと、私は洗面台に向かうために、ベッドから立ち上がる。短く切り詰められた今の髪を腰まで伸ばす気はもうないが、三つ編むくらいには伸ばしてみてもいいかも知れないと、襟足の毛先を指でつまみながら、少し引っ張った。)   (2019/9/11 02:23:54)

おしらせ小夜子さんが退室しました。  (2019/9/11 02:24:30)

おしらせ今井瑠加♀3年さんが入室しました♪  (2019/9/15 21:37:40)

おしらせ鹿谷あき♀2年さんが入室しました♪  (2019/9/15 21:37:45)

鹿谷あき♀2年【後日談的なロルの場としてお借りします。ありがとうございます。】   (2019/9/15 21:38:06)

今井瑠加♀3年【先に入ってやったぜ!(勝利のガツポ) 先日の後日談ロルぶん回しに来ました。お部屋お借りします。あきさん先手よろしくお願いします。】   (2019/9/15 21:39:11)

鹿谷あき♀2年【あい。よろしくお願いします。少々お待ちくださいませー】   (2019/9/15 21:39:43)

鹿谷あき♀2年(真夏が戻ったような秋の夜の七不思議。小山内小夜子という卒業生と、その友人の悲しい物語は、サヨコさんの覚醒と共に10年ぶりに結末を迎えた。誰が言い出したのか、誰がその情報を知りえたのか、実はよくわかっていないのだけど、彼女が目覚めたその病院にお見舞いにみんなで行った。直接の招集は月夜野さんから。彼女が誰に誘われたのかまでは、やっぱり知らない。そして────自分は、その病室で顔を合わせて初めて、あの着ぐるみの中身が誰だったかを知った。あの夜も月夜野さんの呼び出しだったから、彼女が来ていたことは流石にわかる。金魚の糞のような市原君が一緒にいたのも納得だ。で、残る二人が、今井先輩と香椎さんと判明したわけで。)   (2019/9/15 21:53:45)

鹿谷あき♀2年(あれから数日後。お見舞いの後に少しは会話をしたものの、相変わらずあの夜の一件は謎めいていて、自分の中で消化するのに時間がかかった。誰かと情報を共有したらよかったのかもしれないけど、夏休み明けの学校は忙しくてすれ違いのまま今に至る。たまたま暇を持て余した放課後、一人であの屋上に登ってみた。建物の側面を這う非常階段が屋上まで伸びているから、そこに行くのはそんなに難しい事じゃなかった。一応、非常階段の入り口はチェーンで閉鎖されているし、屋上に出るところにもチェーンがかかっていたが、そんなものは一跨ぎ。校舎の前にある花壇で摘んだコスモスを束ね作った、小さな花束を手に持ち、あのフェンスまでまっすぐ歩く。西日に向かうからまぶしそうに目を細めながら。とにかく、ゆっくり考える時間が欲しくなった。)   (2019/9/15 21:53:54)

今井瑠加♀3年(あの一日の記憶はそもそもあまり定かではない。午後の授業、いや昼休み辺りからさっぱりだった。隣の塩顔に聞いてみればしっかりとシャーペンを動かしていたというから授業にはきちんと出ていたらしかった。記憶はないのだけれど。だからあの夜の事ももしかしたら頭を打って錯乱しただけの、その間に見た夢に過ぎなかったのかも知れないと、けれどそう結論付けて振り払おうとした靄は「お見舞いに行かない?」というLINEによって吹き飛ばされた。あれが現実であった事を、夢などではなかった事を突き付けて来る。薬品めいた清潔さに満たされた病室であった女性も、そこに集った面々も、話した内容も。信じ難い体験をした、と一蹴に伏して終結させる事も出来ずに、数日が過ぎた。夏休み明けの学園は学祭の準備とハロウィンとに浮かれ始めている。そのどちらにも片脚ずつ足を突っ込んでいる自分は、……まあ、それに受験もあるし、或いは自分の中で落とし込めていない所為もあったのかも知れない、2年の教室にあまり寄らないまま、気付けば日にちを経過させていた)   (2019/9/15 22:10:59)

今井瑠加♀3年あ、(ところでサボリ場所の定番といえば屋上があがる。夏の間は照り付ける熱射の所為でそこは保健室だの空き教室だのに一時取って代わられるが、今日は風が涼しげで心地良く、夕暮れに傾いた放課後であれば陽射しの問題もなくなっていた。だから此処にいたのは、単にサボタージュの一環に過ぎなかった。放課後だけど) アンディ。(軋む鉄扉を押し開けてきた人物を振り返って名を呼んだ直後、ああ、名前で呼ぶように改めたのだったっけかと思い出す。つい自分的愛称が口から出てしまったのは、あの夜の彼女への呼び名がちらついた所為だ、きっと) それは………、三つ編みしてた子のほうに?(彼女がフェンスを背に寄り掛かっている自分のほうへと歩いて来るのを眺めながら、その手に握られた花の束を見つけて。あの夜の、幻影のようだった女子へと捧げられるものだろうと、そう察する事が出来たのも、きっとあの体験を共にした現実があるからだ。夢ではない、という、その)   (2019/9/15 22:11:03)

鹿谷あき♀2年(夕日の中に誰かいた。逆光がその人物の輪郭だけを見せてくれるが、背の高い女生徒、くらいの判断。片手で抱くように花を横に傾けて、右手を目の上にかざして彼女を見る。一瞬だけ小夜子さん、と思ったが、この声は聞きなれたもの。自分をその名前で呼ぶのも彼女だけ。一度は止まった足をまた動かし始める。)…どうも。(軽い会釈。あの夜には気が付かなかったけれど、屋上には屋上らしい凹凸があった。エアコンの室外機、内側から屋上に出るための怪談のある建屋、給水塔、他にも。どれも古くさびていた。そう高くないフェンスまでは平らな地面が続く。彼女の傍らに膝をついて、フェンスの支柱の根元にある四角いコンクリートにピンク色の花をそっと置いた。手を合わせる習慣は自分にはなかったから、花を撫でて、視線を少しだけフェンスの向こうへとむけて、それから立ち上がる。)そう。あの女の子。良かったですね、サヨコさん目が覚めて。   (2019/9/15 22:26:05)

2019年07月31日 03時00分 ~ 2019年09月15日 22時26分 の過去ログ
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