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「邂逅」の過去ログ

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2020年04月12日 01時46分 ~ 2020年04月17日 23時38分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

その声は、運が良いのか悪いのか、大通りを通る自動車のエンジン音でかき消されて、彼女に届くことはなくなった。もうこの話は終わり、と彼女から身体を離し、今度は己からその小さな手を繋ぐ。彼女がチェックリストに名前を書き込んだなら、順番がきて呼ばれた時に不在だと飛ばされる事もある。それは彼女にとっても不本意なはずだ。)行くぞ。呼ばれるかもしれねぇだろ。   (2020/4/12 01:46:33)

らいてい.(彼女の褒め言葉が少し擽ったい。思わず閉口したまま、次の言葉を探しあぐねる羽目になった。嫌だ、好かないという訳では無く、ただ自分が慣れていないだけ。それでも胸の奥を羽先で擽られたような感覚は耐えがたく、結局は作業に集中することとなった。)……失敗、は……していない筈だ(とんとんと小気味良く鳴る音、次第に漂い始める味噌の食欲を誘う香りと鍋の下で燃える暖かな炎は、例えば夢や物語。それは流石に大袈裟だと笑う人も居るかもしれないけれど、自分にとってそれ程までに尊い空間である事は言及するまでもない。他ならぬ貴女と共に台所に立って、一緒に料理を嗜む未来。或いは、この獄都には、特にこの辺りには"料理は女の仕事なのだから男は介入するべきでない"という考えの染み付いた者も少なくはないけれど、自分からすれば大層勿体無い指針だと思う。大切な人と力を合わせて行う作業はきっと、誰にでも"存外悪くない"以上の評価を持たせるだろうから。)   (2020/4/12 02:06:38)

らいてい.(貴女が自分に問い掛けてくる頃、漸くお玉の上の味噌が消え、湯はすっかり染まりきっている。変な事もしていないし、変な見た目も匂いもないけれど、どうにも完璧だと称するには確信がなく、敢えて控えめに申告した。)   (2020/4/12 02:06:58)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、らいてい.さんが自動退室しました。  (2020/4/12 02:31:13)

((とと、お疲れ様…でしょうか…   (2020/4/12 02:45:23)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2020/4/12 03:24:43)

おしらせさんが入室しました♪  (2020/4/12 22:32:34)

((こんばんはー!待機させていただきますね!   (2020/4/12 22:32:46)

おしらせらいてい.さんが入室しました♪  (2020/4/12 23:37:05)

らいてい.(( 今晩和、!昨日はすみません、見事に寝落ちしてしまって……、頻度が高くて申し訳無い、( むむ )   (2020/4/12 23:37:58)

((こんばんは〜!いえいえ!ご無理はいけませんからね!大丈夫ですよ!   (2020/4/12 23:38:37)

らいてい.(( すみません有難う御座います……、!急いで返信ご用意させて頂きますね、   (2020/4/12 23:43:01)

((お気になさらず〜!ごゆっくりでも構いませんので!此方は、御用意させていただきますいただいた返信の方をさせていただきますね!   (2020/4/12 23:46:39)

らいてい.(( とと、有難う御座います、!把握致しました~、!   (2020/4/12 23:48:46)

(矢張り彼に汁を任せて正解だったと感じた。彼は素直に、自分の指示通りに作ってくれるから失敗という失敗をしない。味噌の良い香りが台所に立ち込めて、彼女は息を吸い込んだ。饂飩の、そして具材の味の指針となる汁の香りは上場、及第点。ならば味はどうだろう。一番大切な所は、結局味見をしなければ分からない。)とても良い香りだな。…味見をしてみるか。(彼女は食器棚から小皿を一枚取り出した。お玉で汁を少し掬い、その小皿に注ぐ。まずは確かめる為に自分が先にそれを口に運ぶ。熱さと共に広がる、程良く塩味のある味噌の風味。顆粒だしの量も一袋でちょうど均整が取れたようで、しっかりと味噌の味が引き立っていてまさに上出来だ。これなら具材を入れても美味しいはず。これは決して贔屓目とか、そういうものではない。)とても美味いぞ。ほら、飲んでみろ。   (2020/4/12 23:50:33)

(その小皿に再びお玉に掬った汁を注ぐと、彼に手渡す。なんでも指示通りにやれば美味しくできる、というものでもない。彼にはきっと、ものを美味しくする力が備わっているのだろうと思う。"よくできてるな"大袈裟に真剣な表情をしていたけれど、それだけ真面目に取り組んでくれたのだ。それ相応以上にとても美味しい。褒め言葉を一つ送って、微笑んだ。)   (2020/4/12 23:50:44)

らいてい.(__今、微かに鼓膜を掠めた音は気のせいだろうか。確かに貴方の声が聞こえたと思ったのだけれど、都合悪く割り込んできた騒音に邪魔立てされてしまって、残念ながらその内容までは聞き取ることが出来なかった。タイミング良く身体が離されたのを少し惜しみながらも、何と語っていたのか、と問い掛けようと顔を上げた。)……はい、行きましょうか(けれど、口を開く前に繋がれた手と、戻ろうと催促するその言葉を聞いて、良いだろうと自らを納得させて、代わりにと笑んで頷いた。何を言っていたとしてもきっと自分にとって悪いことでは無いだろうし、何より先程の言葉だけで充分すぎる程なのだから。手を引かれるまま、貴方の隣に並んで路地を出た頃に、遠くで女性が自分を呼ぶ声が微かに聞こえた。どうやら丁度順番が回ってきていた様子。少女はそれに気付くなり慌て、飛ばされてなるものかと今度は貴方の手を引いて早足に店の入り口へと向かった。)   (2020/4/13 00:28:06)

らいてい.(もう片方の手は掲げて少しでも人混みから覗くように。)わっ、も、もう呼ばれてる……!?すみません、居ます、此処に居ますー!   (2020/4/13 00:28:12)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2020/4/13 01:09:56)

おしらせさんが入室しました♪  (2020/4/13 01:10:01)

((おっっっしい……すみません挨拶は不要です!   (2020/4/13 01:10:49)

(今路地を出るという判断が良かったようで、人で溢れかえる店の入口付近から店員の声がかかる。それが自分達を呼んでいるのだと分かるやいなや、声を張り上げた彼女は己を連れて行くようにしっかりと引っ張って行った。人気店の混みようは凄まじく、時間が経つにつれ、一人、また一人、一気に三人、などと増えていく。その中を二人連れ立って縫う様に歩いて程なく、店の入口まで辿りつく。短い距離なのに何故かとてつもなく疲れているように感じるのだから、矢張り人の多い所は苦手だ、と出不精のような考えを抱いていた。此方を呼んだ店員は、営業専用の笑顔を向けながら席に案内する。暑くも寒くもない適切な温度に設定された店内は、豪勢という訳でもないが簡素過ぎる訳でもなく、居心地の良い内観で、味だけが評判なのではない事も理解した。今現時点で収容されている人数は多い、というより満杯のはずなのに、それを感じさせない一定に保たれた距離感と空間の広さが有難かった。これなら落ち着いていられるはずだ。   (2020/4/13 01:14:27)

向かい合って座る形の二人席に腰掛けて、達筆に書かれた品書きを手に取った。甘味処なだけあって豊富な甘味と飲み物、更には軽食など、様々な品が書かれていて文字だけでもどれも美味しそうだ。)食べるもんはもう決まってんのか。   (2020/4/13 01:14:37)

らいてい.(差し出された小皿をああと一つ頷いて受け取って、口を付ける前に一瞬だけ身構える。何も貴女が嘘を吐いているのではと疑っている訳では無いけれど、やはりどうにも慣れていない自分の作ったもの、と言うだけで何処か不安を感じてしまうのも確か。けれどいつまでも立ち往生している訳にもいかないし、ええいままよと口に付けた小皿を傾けた。)!……美味いな(口に広がる風味は確かに"味噌"の味だけれど、普段食している味噌汁等とはまた一風異なって__具体的にと言われれば難しいが、慣れた者であればコクが有る、味が深いと称するのだろうか。決して食べ慣れてはいないけれど、嫌いな味でないのも確か。貴女の言葉に頷いて、続いた褒め言葉にも礼を一つと口を開きかけ、思う所が有ったらしくその前に微かな微笑みを浮かべた。決して貴方程上手ではないけれど。)……いや、禍山の指示が的確だったから出来た事だろう。助かった   (2020/4/13 01:30:06)

らいてい.(作業を甲斐甲斐しく見守っていた訳でも無ければ、随時味の調整を言い付けていた訳でもないのに、一度でこう整った味を作り出せる指示を与えたのは他でもない貴女。貴女の経験と技量、それから自分を信頼してくれていた事実が大半を占めるのだから、そう簡単に褒められる訳にはいかないのだ。)   (2020/4/13 01:30:15)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、らいてい.さんが自動退室しました。  (2020/4/13 01:52:21)

おしらせらいてい.さんが入室しました♪  (2020/4/13 01:52:26)

らいてい.(( アレッッすみません挨拶投下できてませんでした、!!( )すみませんすみません挨拶不要です……、!   (2020/4/13 02:01:58)

斬島は真面目だな。…なら、二人の成果ということにしても良いだろう?(決して自分の力だけではない、と小さく微笑みながら謙遜して此方に礼を言う態度の、なんと生真面目で誠実なことか。いつどんな時でも真っ直ぐで、悪く言えば融通が効かない男だが、そんな所が好ましいとも思う。だから此方は安心して物事を任せることができるのだ。確かに指示をしたのは自分だが、実際に調理をしたのは彼なのだから、もう少し自分を誇っても良い所。しかしそこから一歩引いた彼の姿勢にまた微笑んだ。この成功は二人のものということにして、妥協を図ってみる。)さて、残りの食材を入れていくぞ。(饂飩の前に、処理しなければならない食材が二つ。パックから取り出した豚肉は、全て使ってしまうと多いので半分程。一枚一枚を丁寧にとっては、固まらないように広げて入れていく。   (2020/4/13 02:15:57)

沸騰して湯気も立つ汁では火を通すのに時間を要さない。入れた瞬間から色を変え始める豚肉を確認して、次いで白菜を入れた。できるだけ野菜の食感を楽しむならば、饂飩を入れてまた煮込む時間以上に火にかけていられない。ささ、と菜箸で汁の中を潜らせただけにして、そそくさと饂飩を入れていく。)…あとは十分程度待つだけだな。もう少し我慢してくれ、斬島。   (2020/4/13 02:16:06)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、らいてい.さんが自動退室しました。  (2020/4/13 02:23:08)

おしらせらいてい.さんが入室しました♪  (2020/4/13 02:23:19)

らいてい.(( うーん今日酷い……、!すみません挨拶不要です~、   (2020/4/13 02:23:35)

らいてい.(何とか店の中へと引っ込まれてしまう前に彼女も此方に気付いた様子。目と目が合った瞬間ににっこりと笑えるのは幾ら仕事と言えども流石と、ふと脈絡無く盗み見た貴方は随分うんざりしたご様子。まさかこうも混みあっているとは思わなくて、わざとではなくてと心の中で届かない言い訳を繰り返しながら、二人店員に着いて歩く。成程、この店を見付けたのはとある雑誌だったけれど__載っていた写真と寸分違わない雰囲気、従業員一人一人の表情も明るい、正に人気店と呼ばれるような内装に思わず感嘆の息を洩らした。案内された席で腰を下ろし、簡単な説明に"ごゆっくりどうぞ"なんて特にこの状況では従いがたい言葉に頭を下げた後、貴方が眺める品書きへ共に視線を向ける。色取り取りの甘味は和風から洋風まで、何でも珈琲なんかもおすすめだと聞いた。はてどうしたものかと悩みながらも、実は貴方に聞かれる前に殆ど答えは決まっていたりする。)ええと……俺はこれ、かこれのどちらにするか悩んでて……すみません、すぐ決めますから……!   (2020/4/13 02:39:59)

らいてい.(順に指差した先には抹茶の小さなパフェ、それから沢山のフルーツで彩られた餡蜜。これも雑誌のおすすめそのままだけれど、一から決めるよりはましだろう。今日は既に迷惑を掛けているのだから、少しでも貴方を待たせないようにと必死で脳を巡らせた。いっそのこと神頼みも有りかもしれない。)   (2020/4/13 02:40:37)

(彼女は謝らなくて良い所で謝るのが癖なのだろうか、という程によく謝る。別に悩んだって構わないし、それで食べたいもの食べれば良いのだから此方の事は気にしなくても良い。自分としては座れただけでもう満足なのだ。運ばれたお冷を手に取って口に運ぶ。氷のぶつかる涼しげな音を耳にしながら一息吐いた。出掛けてから何も口にしていなかった渇いた喉は、オアシスにありつけたように一気に潤う。彼は既に半分まで減ったグラスの水から、二つの選択肢で迷う彼女に視線を移した。)……どっちかで悩んでんだったらどっちも頼めば良いだろ。欲張った所で誰も怒らねぇし太らねぇよ。(彼女がどう思って迷っているのかは分からないが、自分は飽くまでも、迷うようだったら二つとも選ぶ性質だ。(考えるのが面倒だからという理由もあるが。)どちらかにしなければいけないというのでも、誰かに怒られるのでもない。己しか見ていないのだし、今日一日甘味を多く食べたところで急に太ったりもしないだろう。   (2020/4/13 03:04:35)

自分だって彼女が太ったからといって見方を変えるような男ではない。好きなように選んで好きなように食べれば良い、そう考えるのは男特有の身勝手さなのだろうか。そんな単純なことではないのだと拗ねられてはどうしようもないが、一つそんな提案を口に出す。)   (2020/4/13 03:04:45)

((んんん、すみません!明日が早く、本日は、ここでお暇させていただきたいと思います…!すみません!また次回お相手していただければと思います!   (2020/4/13 03:06:37)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、らいてい.さんが自動退室しました。  (2020/4/13 03:09:22)

おしらせらいてい.さんが入室しました♪  (2020/4/13 03:11:46)

らいてい.(( とと、此方こそ反応遅れてしまってすみません……、!把握致しました、此方こそまた是非御相手して頂きたく~、!   (2020/4/13 03:12:23)

((と、すみません!戻って来ていただいたのにお暇する形となってしまい…!ありがとうございます!では、おやすみなさいませ!   (2020/4/13 03:14:46)

おしらせさんが退室しました。  (2020/4/13 03:14:56)

らいてい.(( いやいやお気になさらず~、!御相手有難う御座いました、お休みなさいませ、!  と、自分も落下しますね~、   (2020/4/13 03:15:15)

おしらせらいてい.さんが退室しました。  (2020/4/13 03:15:17)

おしらせさんが入室しました♪  (2020/4/13 22:27:20)

((こんばんは〜!待機させていただきますね…!   (2020/4/13 22:27:36)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2020/4/14 00:53:55)

おしらせさんが入室しました♪  (2020/4/14 22:32:00)

((こんばんは!待機させていただきます!   (2020/4/14 22:32:11)

おしらせらいてい.さんが入室しました♪  (2020/4/14 23:11:17)

らいてい.(( 今晩和……、!すみません昨日はまた寝てしまっていて……、頻度が高くて本当に申し訳無い、   (2020/4/14 23:11:51)

((とと、こんばんは〜!いえいえ、お気になさず!雷霆様は学校もございますし……   (2020/4/14 23:17:34)

らいてい.(( と、その事なのですが……住んでいる場所が特定されてしまいそうですが、本日から休校になっておりまして……、( ) なのでバイトは有りますがもう暫くは以前のように来られるかと……、!   (2020/4/14 23:19:02)

((おお、そうなのですね!矢張り危険ですもんね…色々な意味で良かったです…!()   (2020/4/14 23:25:24)

らいてい.(( 自分としても良かったです……、( ) と、すみません、返信もう暫くお時間頂きます……、!   (2020/4/14 23:29:07)

((ですよね…私ももう夏休みまで休校でいて欲しいです…() 了解致しました〜!   (2020/4/14 23:32:20)

らいてい.二人の……ああ、そうだな。それなら異存は無い(貴女の提案に一度悩むような素振りを見せ、納得した所で小さく頷いて賛同する。何より、どちらかの功績にしようとするには二人とも首を振って終わりが見えないだろうし、こうして上手く着地点を作ることが出来る彼女はやはり自分よりも頭が柔らかいし、それこそ自分の見習うべき姿なのだろう。残りの食材を一つ二つと鍋に放っていくのを隣でじいと見据え、頭の中ではこの順番にも意味が有るのだろうかと尽きない疑問。色を変えて固くなっていく豚肉は徐々に見慣れた姿に、湯を潜らせただけでも張り詰めていた全身を和らげる白菜は特に面白いものがある。料理を覚える__にはきっとまだ時間が足りないけれど、こうして貴女の料理を見学して、出来ることは手伝わせてもらうのもまた楽しい。また今度、時間を取って貰えないか後で聞いてみようか。密かな企みを一つ胸に秘めて、貴女の言葉に頷いた。)ああ、大丈夫だ。堪えるのは不得手ではない   (2020/4/15 00:03:13)

らいてい.(とは言ったものの、正直先程から漂っている良い香りも、特に少しだけ口に含んでしまった汁なんかが空腹を刺激して止まないのも事実。早いところ十分経ってくれないものだろうかと、心なしか時計を見る回数は多かった。)   (2020/4/15 00:03:20)

待つ間、話でもしていよう。(ぐつぐつと良い音を鳴らす鍋の中身を、菜箸で二、三度混ぜながら時計を見遣る。短いようで長い十分、勿論彼ならば沈黙も苦ではないけれど、時間があるのに話をしないのは少し勿体ない気もする。そうして、話をしようと提案したは良いものの、はて、と悩むのは話題。今日(今となってはもう昨日だが)起きた事か、任務の事か、料理の話をそのまま続けるか、いざ考えると浮かばないものである。思考して少しの間黙っていたが、ふと、"そうだ"と思い出したものがあった。)言おうと思って忘れていた事があった。夕飯前に、谷裂と手合わせをしていただろう。扉が開いていて、途中見ていたが、とても良かったぞ。太刀筋が綺麗で、姿勢もしっかりしていた。間合いをよく見極められていたと思う。勝ったのは斬島だろう、良い闘いだったな。(洋館にはいくつか階段がある。その中でも館の奥にある階段を使って2階から降りた時、階下すぐの鍛錬場から金属が激しくぶつかり合う音が聞こえて、扉の外から中の様子を窺ったことがあった。   (2020/4/15 00:41:29)

道場の真ん中で谷裂と鍛錬をしている彼の姿は洗練されていて無駄がなく、一太刀一太刀にぶれのない、芸術とも言えそうな戦いだった。相手の谷裂だって弱くない。見ていて楽しめる戦いで、一勝負つくまで見入ってしまっていたのだ。楽しかったとはいえ、矢張り恋人たる彼の勝利を密かに望んでしまっていた事は否めないが。自分は彼と手合わせして、白星が黒星を上回った事がない。その強さを素直に称えていた。)   (2020/4/15 00:41:39)

らいてい.(ここでまた本日の驚きがもう一つ。男性とは、と言うよりも結構な割合の人が、あんまり欲張りな姿を見せるのは好ましく思わないだろうと思い込んでいたから。まさか二つとも、なんて提案を他でもない貴方にされるなんて思っていなかった。けれど、ええ、その選択肢は悪くない。でもやううと唸りながらメニューと貴方を行き来する眼は心なしか輝いていて、それこそ少しばかりの背徳感と、例えるならお菓子を二つ買って貰える事になった小さな子供にも似ているかもしれない。二つもなんて今迄にした事も無い行動に、本当に良いのだろうかと思いながらも、一度傾き始めた天秤は止まらなかった。)……じゃ、じゃあ……二つとも……!たっ、田噛さんは決まってますか……?(躊躇いながらもそろりと頷き、結局は貴方の案に落ち着いて、やはり慣れない行動のお陰で何処か落ち着かない心を誤魔化すように貴方へと質問を投げ掛けた。)   (2020/4/15 00:55:49)

らいてい.(__はた、と思うのは、そう言えば貴方は何が好きなのだろうという事。そもそも甘味が駄目な人だって居るのだし、何も考えずにこの店に行きたいと言ってしまったのは失敗だった可能性だってある。後れ馳せながら自分の軽率さを恥じ、貴方の答えを恐々と待った。)   (2020/4/15 00:55:57)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、らいてい.さんが自動退室しました。  (2020/4/15 01:17:59)

おしらせらいてい.さんが入室しました♪  (2020/4/15 01:18:39)

らいてい.(( ぎゃ、すみません挨拶不要です、!!   (2020/4/15 01:18:49)

らいてい.話、か?(勿論、貴女と話すのは決して嫌いではない。貴女だけと言わず、時と場合に因れども会話は決して悪いものではないと思っている。けれど、問題は自分が決して話上手では無いという事。会話が長続きするような返しが中々出来ないのは勿論、話の種を探し出すなんて、下手をすれば危険な任務で一つも怪我を作らずに帰ってくるよりも難しいかもしれない。だからこそ拒否はしないけれどその提案を肯定も出来ず、かといって貴女に任せきりにするのも気が引ける。せめてもと話題を探してみてもやはり迷宮入り寸前と言わんばかりに答えは見付からなくて、貴女が話を切り出した瞬間には、成程これが救いの神に見えるという事かと納得した程だった。)……見ていたのか。ああ、確かに良い闘いだったが……途中、簡単な誘導に流されかけた所が有った。やはり谷裂は強いし、俺はまだ未熟だ(貴女の言葉に思い出されるつい数時間前の光景。)   (2020/4/15 01:36:21)

らいてい.(彼とは互いに高め合う好敵手で在ると思っているけれど、果たして昨日の試合がそうも上手く行っていたかと問われればそうは思えない。外から見ていて気付かない些細な失敗さえも彼の脳裏には深く焼き付いていて、決して二度は繰り返さぬようにと今でも反芻し続けるのだ。それでも、頷き難いとしても、貴女の褒め言葉は純粋に嬉しくて。ふいと目線を逸らして、けれどもう一度貴女の眼へとしっかり焦点を合わせた。)……だが、そう言って貰えるのは励みになる。有難う、禍山   (2020/4/15 01:36:28)

(己の発した言葉通り二つ選んだ彼女を見て、声に出ない程度にくすりと笑う。太るから、とか格好悪いから、とかいう理由で食べたいものを我慢するより、食べたいものを好きなだけ、食べたい時に食べる方が余程良いに決まっている。己だって、そうして彼女が沢山食べる姿を見る方が良いと思っているのだ。周りに平腹然り、斬島然り、別枠で木舌然り、飲食の欲に忠実な者達も揃っていれば、必然的にそんな考えにも至るのだろうが、沢山食べる姿は見ていて気持ちが良いものだ。)……あ?あー…俺は別に良い、腹空いてねぇし。…でもまぁ…そうだな。お前の分一口ずつ寄越せ。(彼女に聞かれるまでまるで己の事など考えていなかった。確かに、片方だけ頼んで片方は何も頼まない、というのはあまり見ないかもしれない。が、彼にとって、甘味に興味があるかどうかはさておいて、彼女が好みの品を美味しそうに食べるのを、鯉の餌やりの如く楽しく眺める目的(彼女には言っていないが)で付き合っていたのだ。   (2020/4/15 01:44:57)

そもそも自分が頼む分を考えてなどいない。自分は食に関して食べられる味ならそれで良い、という程食に拘りがないし、特段腹が空いている訳でもない。だがせめて、彼女が此方にそう問いかけてくれているのだから、彼女が選んだという二つの品を一口ずつ貰おうと考えた。)   (2020/4/15 01:45:06)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2020/4/15 02:06:52)

おしらせさんが入室しました♪  (2020/4/15 02:30:17)

((おわー!至極時間経ってた!すみませんただいま戻りました!ご挨拶は結構ですので!   (2020/4/15 02:31:14)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2020/4/15 02:51:24)

らいてい.(( んん、今度こそお疲れ様です……でしょうか……、?   (2020/4/15 03:15:48)

おしらせさんが入室しました♪  (2020/4/15 03:30:44)

((すみません度々…画面がフリーズしておりました……ただいま戻りました!   (2020/4/15 03:31:31)

らいてい.(( とと、お帰りなさいませ~、!分かります急な不調……、お気になさらず、!   (2020/4/15 03:33:39)

らいてい.うっ……じゃ、じゃあ頼んじゃいますね……?(自分はいいということは、やはり甘味は好きで無いのかもしれないという不安が更に影を増して過る。特に初対面では無愛想でただ面倒臭がりな男とも思われがちだけれど、貴女が優しい人なのはよく知っている。だからこそ無理をさせたのではないかと、現にさせているのではないかと。そう思ってしまうのを止められないのだ。だからと言ってやはり帰るなんて言い出すのは本末転倒、多少躊躇いながらも店員を呼び留め、メニューを指差しながら二つ品名を読み上げる。メモを取った青年が店の奥へと歩いていくのを見送ってから、また貴方の方へと向いた。)……あー……えっと……そうだ!田噛さん、この後行きたい所とか有りますか……?着いてきて頂いたんですし、荷物持ち位なら……!(位なら、と言うよりも自分としては彼に報いられるのがそれ位しかないのだ。特に興味も無いであろう店に付き合わせておいて、自分だけがああ楽しかった満足!__そんな事を許せる質では無い。)   (2020/4/15 03:40:56)

らいてい.(がやがやと店内までもが騒がしいからまだ良かったものの、これで静まり返っていたり、或いは人が居ない店であれば他ならぬ自分自身の感情で潰されていただろうか。考えるだけでもぞっとする。)   (2020/4/15 03:41:09)

((すみません!本日は此方で落とさせていただきたいと思います…すみません入力が遅くて…また御相手していただけると嬉しいです!書き上げて置きますので!   (2020/4/15 04:07:04)

らいてい.(( とと、把握致しました~、!いやいやお気になさらず、誰にでもそんな日は有りますし……、!決してご無理はなさらないで下さいね、!   (2020/4/15 04:08:36)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2020/4/15 04:27:05)

らいてい.(( んん、お疲れ様です……、!では自分も落下させて頂きますね~、!   (2020/4/15 04:27:21)

おしらせらいてい.さんが退室しました。  (2020/4/15 04:27:24)

おしらせさんが入室しました♪  (2020/4/15 22:26:34)

((こんばんは!昨日はご挨拶する前に落ちてしまって…申し訳ありません……待機させていただきますね!   (2020/4/15 22:26:58)

おしらせらいてい.さんが入室しました♪  (2020/4/15 22:38:38)

らいてい.(( 今晩和~、!いやいやお気になさらず、あるあるですし……、!   (2020/4/15 22:39:02)

((こんばんは〜!いえもう本当に申し訳ありません…… と、早速ですが、お返事の方、させていただきますね!   (2020/4/15 22:49:06)

…私はただ、思ったことを言ったまでだ。(そうして自分の反省点をすぐに見つけて挙げられるのは当たり前のようでいて、とても素晴らしい。手合わせは己の戦術を覚え、学び、そして鍛える事が目的。彼はそれをしっかり成し遂げられているのだと感心した。中には学習なんてまるでしない者もいるので、当たり前を当たり前にできるのはとても良いことなのだ。彼の真っ直ぐな瞳を見詰め返して、ふ、と息を吐いて笑う。真面目で何事にも一生懸命で、何処か抜けている所もあって、食いしん坊。何とも可愛らしい鬼ではないか。そういう所が皆に愛され、そして頼られる要因なのだろう、とも思った。)あの後谷裂と話をしていたが、とても悔しがっていたぞ。もう黒星は許されん、と。斬島が日に日に強くなっている証拠じゃないか。……私はお前と勝負しても勝てた事が少ないからな。もっと努力しなければ。   (2020/4/15 22:52:15)

(彼が目に見えて強くなりつつある。それは自分からしてもとても嬉しいこと。彼の成長を見守れるのは、恋人として、というより何だか親にも似た感情が強い。しかし自分との実力差を感じてしまっていることもまた事実。言葉にした事なんて一度もないが、次第に彼に不相応な存在になってしまうのではないだろうか、とほんの塩一粒程度の不安もあるのだ。)   (2020/4/15 22:52:28)

((と、続いて田噛の方も投下させていただきます…!   (2020/4/15 22:52:51)

(気なんて遣わなくて良いというのに、此方を窺いながら躊躇いがちに店員に品名を告げる彼女。それが彼女の美徳でもあることは重々理解しているが、誤解をされるのは本意ではない。その少し曇った表情からして、此方に気を遣わせていないか、無理させていないか、と変に考えているようだが、それは違う。此方は此方で楽しい思いをしているのだ。顔には出にくいが。)……お前、何か勘違いしてるだろ。別に甘いものが嫌いとかそういう訳じゃない。お前が食ってりゃそれだけで俺は腹一杯なんだよ。……まあ…それじゃお前の気が済まねぇって言うなら、デパート付き合え。欲しい寝具が見つかった。(要するに彼女が食べている姿を見るだけで満足なのだ。しかしそうであっても彼女は、お返しをしないと気が済まない性質である事をよく知っている。彼女が、己に気を遣わせていると考えているのなら尚更だ。   (2020/4/15 22:53:07)

そんな彼女の発言を素直に受け取って、彼は次の行先を決めた。いつぞやに、己の目を引いた雑誌で見掛けた枕と低反発の敷布団。日々安眠惰眠を貪る存在としては是非試してみたいところ。所持金は余分にあるし、購買にはきっと申し分ないだろう。彼女に荷物を持たせようなんて事は考えていないが、付き合ってくれるというのなら一緒に買うのも悪くない。)   (2020/4/15 22:53:13)

らいてい.(( おお、有難う御座います……、!( ? ) ぐうどちらも可愛い……特にこの、そこはかとなく老夫婦を感じさせる禍山さんと斬島のゆったり感がまた……、( )   (2020/4/15 22:56:41)

((あああありがとうございます……!斬島と禍山は何を言わずとも通じるような熟年夫婦感があっても良いんじゃないかと……思いまして……   (2020/4/15 23:05:31)

らいてい.(( 分かります分かります……この二人には絶対に有ります……、( うんうん )   (2020/4/15 23:07:42)

((ありますよね…()私は田噛と高嘴ちゃんのデートがとても好きでしてね…はっちゃけてる訳でも静か過ぎる訳でもない居心地の良いデート可愛すぎませんかね……   (2020/4/15 23:13:11)

らいてい.(( いやそれも分かります……、!!大人過ぎず純すぎずと言いますか、この空気感落ち着くなあという感じが……、( )   (2020/4/15 23:24:45)

((この可愛らしさ……いやもう好きです……ちょっと小慣れてる感のある柔らかい感じ本当に好きです…   (2020/4/15 23:27:47)

らいてい.(( できるなら店の観葉植物か壁辺りになって見守りたいところですね……この穏やかな空気を自分も感じたい……、( ?? )   (2020/4/15 23:32:05)

((私もモブになってこの美男美女カップルをチラチラ見ていたいです…いや顔が良すぎて私絶対食に集中できないです…()   (2020/4/15 23:34:06)

らいてい.(( ハッそうなるともしかしてこの二人……そこそこ視線を集めているのでは……、?( 悪いことを思い付いた人の顔 )   (2020/4/15 23:36:37)

((絶対そうだと思います……注目の的ですよ…()   (2020/4/15 23:39:45)

らいてい.(( これはロルに組み込まなくては………、( 要らない事をするな )   (2020/4/15 23:44:14)

らいてい.……そうなのか。それは知らなかった(確かに常日頃から、互いに負ければ歯を食い縛るような真剣勝負は繰り広げている自覚は有る。けれど、特に終わった直後には会話も少なく、有っても互いの改善点や良かった動きを二言三言交わす程度。一番それらしいものと言えば"次は勝つ"、"望む所だ"程度の掛け合いしか思い当たらない当事者としては、彼のその強い感情を貴女越しに感じて、けれどそれが少しばかり嬉しかった。真正面から、全力でぶつかってきてくれる相手。それが貴重だなんて誰に言われずとも分かっている。だからこそその希有な仲間が、それでも消えない炎を燃やしてくれているという事実が、胸に暖かい日溜まりを作る。)ああ、禍山が必要とするなら俺もいつでも鍛練に付き合おう。……だが、(貴女の尽きない向上心にも良いことだと言わんばかりに頷いた。)   (2020/4/15 23:44:16)

らいてい.(危険と隣り合わせでもあるこの仕事をしている以上、強くなろうとするのは決して悪いことではないし、努力家は自分にとっても好ましい( 勿論しないからと言って貴女が嫌になる訳では無い )。けれど、心中に蟠る感情は、確か木舌辺りが話していた事。"やっぱり恋人はさ、自分で守ってあげたいものだよね__"。それでも、自分達がより強いほど良しとする人種である事を思えば、お前を守りたいなんて言葉、とんでもない思い上がり且つ貴女の意思を否定する言葉に聞こえてしまう。だからこそ続けようとした口をつぐんで、"いや、なんでもない"と首を振った。)   (2020/4/15 23:44:29)

((おおっ、楽しみにしてます…()   (2020/4/15 23:46:52)

……そうか。(逆接の単語を用いた彼の、後の言葉に耳を傾けようとしていたが、終ぞ何を言いたかったのか知ることは能わず、なんでもない、の一言で終えられてしまった。言いかけてやめるというのは、それ程大事でもないと判断したか、若しくは此方の意に沿わない、又は此方が気分を害すると思われる話だと判断したか、だろう。彼が何を思っていたのかを全て測る事はできないが、彼が此方の嫌がる言葉を口に出そうとしていたとは考えられない。自分はどんなことであれ、余程の事でなければきっと怒りはしない。しかし彼がなんでもないと言った手前、無理に言及する事はやめた。言わないと彼が判断したのなら、それを受け入れるまで。暫し流れる沈黙の間、彼女はいつ彼に鍛錬に付き合ってもらおうかと考えていた。)……さて、もうそろそろ良い頃合だろう。器に入れるか。   (2020/4/16 00:23:14)

(菜箸で饂飩を一本掴み、その透明感と弾力を確認する。ちょうど良い食べ頃だ。用意した二つの丼鉢に饂飩を移していく。彼の方には少し多めに取り分けて、煮込みうどんが漸く完成した。温かい湯気と共に香る味噌が食欲を唆る。彼の箸と自分の箸を取り出して添え、熱々の丼鉢をパーカーの袖で手を覆いながら持ち上げた。)出来たぞ。待たせたな、斬島。…席に座って食べるか。   (2020/4/16 00:23:23)

らいてい.……ぅえっ!?お、俺が……(色気の欠片も無い悲鳴と共に、思わず飛び退きそうになったのをぐっと堪えて縮こまる。その言葉はつまり、勘違いでなければ。自分が楽しんでいればそれで良い、という事なのだろうか。常日頃から愛情表現が多いとは決して言えない貴方のその言葉に、勿論動揺を隠せないけれど、嬉しくない訳が無い。真正面からそう告げられてしまえば勘繰りも暗雲も身を潜めてしまって、後に残ったのは頬をほんのりと朱に染めた少女一人だった。)!……はい、勿論!(次いで示された目的地に、彼女は喜んで頷いた。大方自分が納得しない可能性を見越して提言してくれたのだろうけれど、それで貴方の用事も一つでもこなせるなら万々歳。一体何を買うのだろうか。寝具と言えば枕か、いやいやもしかしたら掛け布団の類かもしれないと、未だ正体の分からない貴方の狙いの品に思いを馳せていた頃。)   (2020/4/16 00:33:16)

らいてい.(丁度良くトレイ片手に歩いてきた店員が、品物を勝手にテーブルの上へ並べていく。パフェを貴方の方に、餡蜜を自分の方に。まさか自分が二つも食べるなんて、ええ、そりゃあ思わないでしょうね。そうしてスプーンを二人分置いて、ごゆっくりと頭を下げたのに倣って自分も会釈をした。その視界の先に映るのは、心なしか__いいえ、多分、きっと、恐らく。自分達へと向けられた視線が数えただけでも五つ以上は有りそう。合えば直ぐに逸らされてしまうものの、果たしてそんなに目立つような事をしただろうか。と言うか、そう見られていては二つとも自分の方へ寄せるのも気が引けて、ただでさえ縮こまりがちな身体を更に小さくさせて、取り敢えずとスプーンを手に取った。)   (2020/4/16 00:33:23)

(彼女の頬が仄かに染まる。どうやら此方の真意は漸く伝わったらしい。直接的な愛の言葉なんて柄ではない。だから遠回しに言葉を発したのに、こうして悟られるのも何だか恥ずかしくてならない。気まずそうに目を逸らした先から店員がやってきて、彼女が目当てとする品が運ばれて来たのだと知った。何も知らない店員が、片方を彼女の、片方を自分の前に置くのが面白い。共に来店している者がいる中で、二つ頼んで二つ共食べる女性がいるとは思わないのだろう。そうして目の前に置かれたパフェを、店員が去るのを見送ってから、彼女の餡蜜の隣に滑らせた。自分はその甘い香りをお茶請けにしながら茶を啜る。その間にも、此方を振り向いては視線を送る客の多いこと多いこと。目立つ動きはしていないのに此方を向く、特に彼女の方へ視線を向ける男性客に、彼は少々の牽制も含めて一瞥をくれてやる。   (2020/4/16 00:58:35)

眠そうな目は時に有効だ。何もしていなくとも睨んでいるように見えるのだから。目付きが悪いと言われても、要は使いようである。彼女は恋人たる自分の贔屓目を無しにしても整った容姿をしている。果たして彼女にそんな自覚があるかどうかは知らないが、道を行けば男が振り返るのだから心中面白くはない。だから彼女が甘味に夢中になっている隙に、彼は此方を見る男に目線をやって潰していくのである。)   (2020/4/16 00:58:48)

らいてい.(貴女がそれ以上聞こうとしなかった事に、安心とまでは言わずとも、それでも何処か良かったと思ってしまう自分が居た。秘め事も、悩み事も、決して自分の柄ではない。けれど同時に、人の心の仔細までもを読み取れるような性格でもない。その言葉を貴女がどう取るのか、それを聞いた瞬間に少なくとも喜ぶ貴女が想像出来ないから伝えたくはない、なんて、以前の自分からは想像も出来ない。けれどそれほどに貴女を想っている。自分だけに一途な愛を注いでくれる貴女を、ただ純粋に愛している。だからこそ__言葉にはしなくても、貴女の足りない分を補おう。貴女の側に居て、何時か何度でも守れるように、これからも強くなろう。そう一人心に秘めて、盛り付けに礼を述べた後、貴女に倣って丼鉢を持ち上げた。)ああ、そうだな(多少熱く感じられて一瞬躊躇ったものの、縁ならばそうでもないと気付けば直ぐに持ち変えていそいそと席へ向かう。)   (2020/4/16 01:17:12)

らいてい.(飯時なら料理で埋め尽くされている広い机の、更にその側に沢山並んだ席の中でも真ん中辺りの椅子を二つ引いて、片方の前に丼を置いて腰掛けた。眼前で湯気を立てる饂飩にもう辛抱ならず、貴女が同様に腰掛けるのを確認すれば、早速手を合わせる事だろう。)   (2020/4/16 01:17:19)

(日々の喧騒すら嘘のような、伽藍とした広い食堂に、たった二人。この深夜に煮込みうどんを食べるなんていう罪深き行為を、そんな事を常日頃考えもしない彼と、そして自分が楽しもうとしていることに、何だか幸福を感じた。ありふれた日常も、こうしてちょっと悪いことをしてみる時間も、全て特別なもの。彼とこんな時を共に過ごせるのが何より嬉しいのだ。彼の隣に席を設けて鉢を静かに置くと、その椅子を引いて座る。空腹に我慢ならないとばかりに、目の前の煮込みうどんに目を輝かせる彼を見て笑ってしまいそうになった。)食べよう、斬島。…いただきます。(食前の挨拶は忘れずに、しっかりと手を合わせて軽く礼をする。しかし直ぐには手を付けず、眺めるのは彼の様子。調理中も随分と食べたがっていた饂飩を美味しそうに、無我夢中で啜る姿を想像して、それを見ていたくて、彼女は彼を窺った。   (2020/4/16 01:41:31)

これまで数々の料理を熟してきたし、キリカ直伝の調理法だって会得したのだ。味の保証はする。というか美味い料理ができると自負している。しかしそれでも、彼の評価は気になるもので、美味しいと言ってくれたら嬉しい、と密かに願ってもいる。一応箸は手に取るだけ取って、饂飩が伸びる事は今は気にせずに、彼だけを眺めていたかった。)   (2020/4/16 01:41:42)

らいてい.(そんな貴方の密かな闘いなど知る筈も無く、本来なら自らも同性に鋭く一瞥をくれてやっても良いだろうにそんな事は頭を掠めもせず。呑気に銀のスプーンを甘味に伸ばした少女は、口の中に広がった美味に頬を緩ませた。先に食べたのは果物と生クリームで彩られた餡蜜。半透明の寒天と、それから二つほどの果物を餡と共に一気に口に含んだ瞬間の幸福感と言ったら!もぐもぐと擬音を纏いながらしっかり咀嚼して、飲み込んだ時にそう言えばと言わんばかり思い出すのは先の言葉。貴方にもこの美味しさを共有したいけれど、ちらりと覗き見たその視線は彼方此方へと気儘に動き回っていて、はてどうしたものかと小首を傾げて数秒。何やら思い付いたらしい少女は貴方の前に置かれたスプーンに持ち変え、今度はパフェの一部を掬って、貴方の目の前、口元まで運んだ。)……あ、あーん…………って奴、一回してみたくて……(恋愛漫画、小説、或いは映像なんかでも度々描写されるこの行為。)   (2020/4/16 01:48:38)

らいてい.(恋人同士と言えば、な王道的状況だと認識していたけれど、こんなにも恥ずかしいとは聞いていない!差し出した手は許されるなら直ぐに引き戻してしまいたいし、何なら時さえ巻き戻してしまいたかった。こんな行動を取ってしまうとは、思っていたより浮かれているらしい。)   (2020/4/16 01:48:46)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、らいてい.さんが自動退室しました。  (2020/4/16 02:11:34)

おしらせらいてい.さんが入室しました♪  (2020/4/16 02:11:37)

らいてい.(( ぐう、ぎりぎり間に合わず……、!すみません戻りました~、!   (2020/4/16 02:11:57)

((おかえりなさいませー!   (2020/4/16 02:13:46)

(自分に怯んで、此方へ不躾な視線を送るのを止める輩が一人、二人。モグラ叩きのゲームをやっているようで何だか面白くて爽快だ。少なくとも邪な視界に彼女が捉えられる事はないだろう。ふ、と一息吐いたところで、掛かる彼女の声に視線を向ける。此方にパフェを乗せた匙を向けて、恥ずかしそうにする彼女の愛らしさたるや。多少面倒だと思っていた気分も晴れるというもの。もっとその様を見ていたいものだけれど、そうして自分の行動が遅いばかりに彼女の手が引っ込まれてしまっては勿体ない。念の為、その手が逃げないようにしっかりと片手で捉まえると、口を開けて迎え入れた。)…ん、美味い。(舌に乗るのは抹茶の粉末がかかった生クリームと、抹茶のスポンジ。その風味は然る事乍ら、甘過ぎないクリームとしっとりとしたそのスポンジの相性が良い。   (2020/4/16 02:13:51)

パフェなのでムースだったりフレークだったりと、もっと中身は充実しているようだが、これだけでも充分楽しめる味と分かった。流石、評判になっていた(らしい)だけの事はある。最も、自分がこれを美味しいと思えたのは、きっと彼女がこうして手ずから食べさせてくれたおかげというのもあるだろう。恋人同士がよくやるもの、と言えばこの行為。だが案外こういうのも良いかもしれない。何せ料理を頼んでいない自分でさえ、とても楽しめているのだ。)   (2020/4/16 02:14:00)

らいてい.ああ。戴きます(彼女の言葉が合図かのようにしゃんと背筋を伸ばし、一つ手を合わせて、真似をするように小さな会釈を一度。一連の流れを終えるなり直ぐ様箸を手に持つと、熱い汁の中に先を忍ばせていく。具材や麺やらに当たりながらもすいすいと進んでいくのを頃合いを見て止めて、水面へ引き揚げると共に姿を現すのは、汁の色に薄く染まった麺と、煮えて少し固くなった豚肉に、それに絡まった白菜の葉。具材全てを盛り合わせた贅沢な一口にも怯まず、数度息を吹き掛けてから大きく開口して食い付いた。途端に広がる旨味は経験した事の無い幸福感。味見に汁を啜った時とはまた一風異なる深い味わいとコシの有る麺の食感、食べ応えの有る肉感が何とも言い難い絶妙な組み合わせとなって自らを満たしてくれる。どちらかと言えば不器用な点の多い自分にとっても麺類を食すのには慣れたもので、器用に麺を啜り、咀嚼し飲み込んで、また次の麺をするする釣り上げて。)   (2020/4/16 02:35:40)

らいてい.(夢中になって食べる余り貴女の箸が進んでいないのすら気付かず、はっとして目を向けたのは中身が半分は減った頃だった。何故見守られているのだろうかと言いたげな表情で小首を傾げる。)……食べないのか、禍山。麺が伸びてしまうぞ   (2020/4/16 02:35:56)

らいてい.!……良かったです(貴方が此方に気付いた瞬間、更に大きく鳴る心の臓。どんな反応を与えられるのだろうか。彼がこういった行為を好まない可能性だってある。せめて嫌な顔だけはされないように、と最低限を願っていた少女にとって、まさか手まで捕まえられて乗り気で来られるのは予想外。それでもその後の反応に気を良くしたようで、へにゃりと情けなく微笑んで、貴方が飲み込むまでをじっと見届けてから、頃合いを見て今度は餡蜜を掬い上げる。組み合わせの良さそうな果物が乗るように細心の注意を払って、餡は多すぎず少なすぎず。寒天もと言うには若干スプーンが狭すぎたけれど、生クリームは乗っているから及第点としたい。またそれをそろそろと持ち上げ、すいと貴方の前に運んだ。)こっちは絶対に美味しいです……って、確信を持って言えるので……!   (2020/4/16 02:55:27)

らいてい.(せめて片方だけでも、最初の一口は貴方にあげたくて。でもそれでは自分で味が分からないから、差し出す手も不安げになってしまったけれど、今度は実証済みのお墨付き。さあどうぞと言わんばかりの瞳はきらきら、夜空と夕焼けの色の混じった星空の様に輝いていた。)   (2020/4/16 02:55:35)

(やはり彼の反応は予想した通り。いや、予想以上に美味しそうに食べてくれている。まるで掻き込むように饂飩を啜り、食す彼を見ていられるこの幸せは、どれだけの語彙でも語り尽くせはしないだろう。料理を作る者にとって、そうして食べてくれるのは何よりも嬉しいもの。文字通り箸が止まらない彼を、どのくらい見詰めていただろう。ふと此方を向いた彼が、怪訝そうな表情で質問をした。"…ああ、そうだな…"と自分の分の饂飩に目を移すと、先程まで汁に埋もれて見えていなかった麺が、汁を吸い、伸びて膨らんでいるのが見て取れる。彼を眺めていてすっかり忘れてしまっていた、と考えたが、その実、彼女はそこまで空腹に苛まれている訳でもない。実際、少なめにしたその量でさえ完食しきれるか分からないのだ。だが彼のその目に促されるように、手に持った箸で一口饂飩を啜った。)   (2020/4/16 03:04:43)

……私は、お前がそうやって美味しそうに食べてくれているのを見ている方が好きなんだ。…嬉しいからな。……ん、でも……美味いな。(自分が食べるよりも、彼の食べる姿を見ていたい。それは変わらない。だがしかし、先程までの満足感は何処へやら、食した瞬間湧き上がる食欲。汁を吸い込んだ饂飩がまた美味い。まだ熱いながらも先程よりは冷めた鉢を持って汁を飲む。肉と野菜の旨みも染み出して、完成されたその味は、体を芯から温めさせるのに充分だった。美味しいものを食べると顔が変に緩む。その緩んだ口角を上げて、彼に微笑んだ。)   (2020/4/16 03:04:53)

(続いて差し出されたのは彼女が先程まで食べていた餡蜜。成程、自分が食べていたからこそ味の保証ができるというのは間違いないだろう。そう考えて彼は彼女の餡蜜を口にする。)…ああ、これも確かに美味い。(どうやらこの店の甘味は外れが無いようで、甘ったるいこともなく、すっきりとしたちょうど良い味を和と洋、二つの品でも保っている。これは甘いものが苦手な者でも食べやすいだろうとしみじみ考えて、その期待を含んだ煌めく瞳に応えるように、彼女に頷いた。)…なら俺も"お返し"してやるか。(そうして何を思ったか、彼は少し身を乗り出して、彼女の傍にあった、彼女が使っていた匙を取り上げる。そして同じくパフェから適宜掬って、持ち上げた。それをそのまま、彼女の口元まで運び上げる。彼女はこれをやってみたかったといった。だが彼女だけが此方に施すのは公平ではない。"やってみる"だけでなく"されてみる"も味わわせてやらねば。と、考える彼の言ったお返し、とはつまりそういうこと。   (2020/4/16 03:21:07)

ほら、と口を開くことを催促するように匙を上下に動かして見せる。もはや恥ずかしい事もあるまい。一度そうしているのだから、今更だ。彼女が口にしていなかったパフェの感想を、今度は彼が手ずから食べさせて聞こうとしていた。)   (2020/4/16 03:21:16)

らいてい.……そういうものなのか……(食べる側としては得難い感情では有ると思う。けれど納得は出来る。自分の作った物で誰かが幸せに為るのが幸福だと語った者も居るし、何より他ならぬ自分自身が、任務を達成した際の依頼人の嬉しそうな顔を見て、不思議と胸が暖まるのを感じた事がある。恐らくはそれと類似したものなのだろう。名前を付けるには難しいけれど、理解は出来ると頷いた。それでも貴女が自分と同じものを食べて、同じものを美味いと称している事実が何故だか嬉しく感じられて、"ああ、美味い"と更に言葉を重ね、薄くながら同様に微笑んだ。)やはり禍山は凄いな。あんな短い時間で、こんなにも満たされるものを作れる。……俺には到底真似できない。これが禍山の強みなんだろう(再び丼鉢と向き合い、先程よりはゆっくりながら着々と食べ進める中で不意に口を開く。)   (2020/4/16 03:37:55)

らいてい.(先の会話で貴女は努力しなければと語ったけれど、自分からすれば貴女だけの強さを、貴女だからこそ誇れる事を持つ貴女こそが誇らしく思えた。ただその事実を、臆する事もなく、恥じることも無く、実直に伝える彼の瞳は真っ直ぐだった。)   (2020/4/16 03:38:02)

らいてい.ですよね!……ふふ、良かったです(するり、貴方の薄い唇の向こうへ消えていく餡蜜が良い結果を残してくれるよう、緊張した面持ちで願って数秒。願いの通り美味だと賛同してくれた彼に年甲斐も無く喜んで、おっとと居住いを正してからまた笑みを浮かべる。良かった。今日この店に来て、諦めずに順番を待って、二人でこの席に座れて。既にこの日を締め括っても良い程度には充足感を感じながら、貴方の言葉にも多少の違和感を覚えながらも小首を傾げる程度、明確な危機感を抱いたのは自らが使っていたスプーンが貴方の手に渡った瞬間だった。)…………いや、いやそんな……お返しなんて……(目の前にずいと匙が差し出されて、漸く薄れていた羞恥が帰ってくる。する方ですら恥ずかしかったのにされる方なんて、本当なら無理ですと突き返したい所だけれど、急かすように揺れる先端はどうやら許してくれそうにない。こうなってくると( 何故だか先程よりは少ない気がするけれど )人の目が更に気になってしまう。)   (2020/4/16 03:54:39)

らいてい.(好奇の目を此方に向ける女性だとか、ひそひそ話を繰り広げる友人の輪だとか。いいや、気にしたところで減る訳じゃないのだから、と意を決すると、一思いに匙を口に含んだ。香り高い抹茶のクリームも、柔らかいスポンジも美味しいけれど、それよりも顔が熱くなることにばかり気が行って、絞り出せた感想は消え入りそうな"……美味しいです"の一言だけだった。)   (2020/4/16 03:54:46)

((んん、すみません…眠気が凄まじく、今日とところはここでお暇させていただこうと思います……昨日に引き続き今日者早めの退散で申し訳ありません…‥   (2020/4/16 04:15:43)

((なんでまた誤爆を!!すみません、今日も、です…   (2020/4/16 04:16:13)

らいてい.(( とと、把握致しました、!いやいや大丈夫ですよ、眠い時には寝るのが一番、!ですからね、!是非また次回もお相手して頂けると嬉しいです~、!   (2020/4/16 04:18:47)

((すみません…またお返事は書き上げて参ります!次回も是非よろしくお願い致します…!では、本日もお相手ありがとうございました、おやすみなさいませー!   (2020/4/16 04:20:34)

おしらせさんが退室しました。  (2020/4/16 04:20:38)

らいてい.(( 有難う御座います、くれぐれもご無理はなさらないで下さいね……、!此方こそお相手有難う御座いました、お休みなさいませ~、!   (2020/4/16 04:23:06)

らいてい.(( と、では、自分も落ちますね~、   (2020/4/16 04:23:29)

おしらせらいてい.さんが退室しました。  (2020/4/16 04:23:31)

おしらせさんが入室しました♪  (2020/4/16 22:25:10)

((こんばんは〜!少し離席気味ですが、待機させていただきます!   (2020/4/16 22:25:32)

おしらせらいてい.さんが入室しました♪  (2020/4/16 22:54:54)

らいてい.(( 今晩和~、!遅くなってしまって申し訳無い、お邪魔します……、!   (2020/4/16 22:55:17)

((とと、こんばんは〜!いえいえ、大丈夫ですよ!こちらこそ反応が遅くなってしまい、申し訳ありません!魍魎の揺りかごを読んでおりました…!   (2020/4/16 23:02:16)

らいてい.(( いやいやお気になさらず~、!と、おお……、!!どうでしょう、好みに合いますでしょうか……、( )   (2020/4/16 23:05:38)

((すみません、ありがとうございます! いやぁ面白いですね!!宮村さんが感染して、縞田君の車椅子を押しながら、こいつを殺さなければと考えているところまで読みました!常にハラハラドキドキですね……   (2020/4/16 23:11:32)

らいてい.(( そうなんですよ、さあどう転ぶかな~~という緊張感が良くて……、!!因みに自分は縞田君が最推しです……、( )   (2020/4/16 23:14:31)

((縞田君素敵ですよね!私は滝川君と、ゆめさん?だった気がするのですが、目の見えない女の子が好きです……()   (2020/4/16 23:19:55)

らいてい.(( 分かります、良いですよね二人とも……、!こう、何というか、本当に最後の方まで活躍してたりするので……是非出来る限り読んで頂きたい所……、( )   (2020/4/16 23:27:49)

((私、漫画でもアニメでも、推しになったキャラは、生き延びることが珍しい程死んでしまっているのでとても怖いのですが…続きが気になるので最後まで読み進めます! と、長引かせてしまってすみません!お返事、書き上げて参りましたので、投下させていただきますね!   (2020/4/16 23:31:58)

らいてい.(( 推しは死んでしまう法則分かります……是非是非、!!負担にならない程度に、あくまで楽しく読み進めて頂ければ……、!  とと、把握致しました~、!有難う御座います、!   (2020/4/16 23:35:28)

そ…そうか……ありがとう…(彼は何に対しても真っ直ぐだからこそ、そんな風に恥ずかしげもなく相手を褒め称えられるのだ。寧ろ此方の方が気恥しくなってしまう。可愛らしく頬を染めはしないものの、戸惑いに口篭る。しかし彼の言葉は何よりも温かくて柔らかい。特務室には男が多い中、非力な女の体で任務を熟していくのは容易ではない。やむ無く戦闘に入る時は、力のある彼や、その他男性陣の方が頼もしいし、大きなものを動かす時もやはり自分だけでは心許ない。認めたくはないけれど、自覚はしている。それでも、彼らの力の源になる料理を作れることは誇って良いのだと、彼に言われたような気がした。誰にだってできることではないし、同様に家政婦の彼女達をとても尊敬している。彼女達には及ばないが、己だってその能力をかじっているのだ。それを褒めて貰える事は何より嬉しくて有難い。この胸に広がる温もりを、ずっと心に留めておきたいと思った。)   (2020/4/16 23:37:29)

……斬島に褒めてもらえると、とても嬉しい…(誰になんと言われても、結局そうして一番喜んでしまうのは彼からの言葉。恋人から料理の腕を褒めてもらえるのは何よりの幸甚だ。いつの間に残り少なくなった丼鉢の中身を見つめながら、普段口にしないような本音をぽつり、と零した。)   (2020/4/16 23:37:40)

((そして田噛の方も載せさせていただきます!   (2020/4/16 23:38:10)

(その小振りな口に吸い込まれていくパフェを見詰める。みるみるうちに赤く染まっていく彼女の頬は、それでも咀嚼に忙しく、上下に動く様を面白そうに眺めていた。人目を気にする彼女の事だから、勇気を出して一度だけ挑戦してみた恥ずかしい事に、まさか再び対峙する事になろうとは思いもよらなかっただろう。先程匙を差し出した己に向ける、戸惑いと羞恥の表情が可愛くて、これだから彼女を苛めたくなってしまう気持ちは止められないのだとまた考える。)…そうか、そりゃ良かったな。じゃ、お次はこっちだ。(かといって、彼女の小さな感想一つでそのちょっとした悪戯心が満たされる訳でもなく、次は餡蜜へとその匙を降ろす。そもそも彼女へのお返しは終わっていないのだから、彼女が恥ずかしがって何と言おうと止めはしない。丸々とした白玉と、餡を器用に同時に掬って、再び彼女の口元へと差し向けた。   (2020/4/16 23:38:34)

彼女は美味いと言っていたし、実際美味かった。ならばきっとこうして食べても美味いはず。"ほら、口開けろ"とまた催促するのも、こうして彼女の反応を見てみるのも、楽しいものである。赤い顔で驚いたり慌てたり、その百面相はいつまで眺めていても飽きない。そう考える彼の口元は、愉快そうに笑みを描いていた。)   (2020/4/16 23:38:44)

らいてい.(( は~~~青春( ? )二つ……これは尊すぎますね…………、( 死 )   (2020/4/16 23:40:58)

((いやもう楽しく書かせていただきました…禍山が思ったより乙女になってしまった…(?)   (2020/4/16 23:44:43)

らいてい.(( 良いじゃないですか乙女な禍山さん……可愛いじゃないですか……、( 拝 )   (2020/4/16 23:47:01)

((いやぁそんな…拝んでいただけるとは……() 高嘴ちゃんの照れる様子も可愛らしく、ちょっと意地悪な田噛になってしまいました…()   (2020/4/16 23:49:43)

らいてい.(( 可愛らしいなんてそんな、ただ鬱陶しいだけですよこれは……、( )意地悪な田噛は最早主食です有難う御座います……()   (2020/4/16 23:52:07)

((全然鬱陶しくないじゃないですかぁ!可愛いですよとても…!喜んでいただけたようで何よりです…()   (2020/4/16 23:53:53)

らいてい.(素直に受け取ってくれたらしい貴女に、彼は何処か満足げな顔を見せる。感謝の心は相手に伝えてこそ、というのが持論の彼にとっては、またその言葉で誰かが喜んでくれるなら所謂一石二鳥。目の前の彼女も決して嫌がっている様には見えないし、話下手なりに言葉を選んだつもりだからせめて不快にさせている事は無いだろう。一足先に汁だけになってしまった丼鉢を呷ろうと両手で抱え、ふと聞こえた言葉に動きを止める。そうして数秒、無言の間を置いて再び口を開く。)……ああ、俺もだ。俺も、禍山に褒められるととても幸せになる。……何故か、は分からないが(告げてから、今度こそ持ち上げた器の縁に唇を付け、勢い良く呷った残り汁を一滴も残さず飲み干した。丼鉢を置き、初めのように手を合わせて"御馳走様でした"と告げる彼は平静を装っていても、心中は決して穏やかではない。表情が極端に少ないだけで、感情は少し控えめな程度( だと自認している )。)   (2020/4/17 00:35:45)

らいてい.(そんな自分にとって、先の貴女の言葉が心を乱さない訳も無い。例えるなら佐疫や災藤さん。彼等のような頭の良い人達であれば、きっと"これ"に美しく相応しい名前を付けるのだろうけれど、生憎自分にはそんな能力が無いのが少し惜しまれる。ただ、恐らくはこれが愛おしさと呼ばれるものなのだろう、という見当だけは付いていた。)   (2020/4/17 00:35:59)

……(彼の悪い所を一つ上げるとするならば、やはりそれも、物事を包み隠さず真っ直ぐに伝えてしまう事だろう思う。普段冷静沈着でいるはずの彼女でも、"幸せになる"なんて言われたら心の中は大荒れだ。淡く、甘酸っぱいような、何とも言えない感情と恥ずかしさが胸の中で膨らんでいく。その時になって彼女はほんの少しだけ頬を染めた。自分達は、通常の恋人同士のように常日頃から愛の言葉を囁いたり、べったり寄り添う質ではない。寧ろ交際する前の、仲間や友人として接していた時と何ら距離感は変わらないとも言える。だが抱いているのは友情以上の愛しさ、恋しさ。好きだという感情があるからこそ、その言葉に浮かれない女性が一体何処にいるだろう。その薄く朱を抱く頬を隠すように俯きながら、饂飩と具を食す。これが夜中で髪を降ろしている状態で本当に良かった。いつもの髪型であったならきっと顔を隠せずにいただろう。   (2020/4/17 00:55:42)

そして彼女は、彼の真似をして丼鉢を持ち上げ、残る汁を飲み干す。縁から唇を離す頃には、もうその赤みは頬から消えていた。同じく、"ご馳走様でした"と再び手を合わせて礼をして、鉢に箸を掛けた。)…全て洗って仕舞って、証拠隠滅を図ってから寝なければな。…煮込みうどんは体を温めてくれるから、きっともう眠りに付けるだろう。   (2020/4/17 00:55:50)

らいてい.え"っ!?い、いや、餡蜜はもう一回食べてますし……!後は自分で……(確かにかなり、結構、とっても恥ずかしかったけれど、あの一度で事は済んだのだ。そう思い込んで油断していた少女にとって、この追撃は動揺せざるを得ない予想外の出来事だった。何とか逃れる術は無いものかと視線を右へ左へと泳がせるものの、勿論救世主も何もない。強いて言えば恨むべくは発端とも言える自らの思い付きだろうか。やはり貴方は食べずにいるのを許してくれそうにはないし、意地悪な人だとつくづく思わされる。けれど、ふと盗み見た貴方の表情は本当に楽しそうで。これでは恨むに恨めないし、楽しんでくれているなら良かった、嬉しいとすら思ってしまうのだから、自分も甘いものである。再び意を決してスプーンに食い付くと、途端に広がる甘さともったりとした白玉の食感が噛み合って、安上がりだけれどそれだけでも幸せになれてしまうのだ。)   (2020/4/17 01:11:27)

らいてい.……ほ、ほら、両方食べましたから……!これでおあいこ、ですよね?さっさと食べちゃいますから、スプーン下さい……(行儀良く咀嚼して飲み込んで、手を伸ばすのは貴方の手の中の匙。ちらりと眼を送った先、貴方の後ろに座った女性から向けられる、お楽しみのようでと言わんばかりの視線がどうにも耐え難いのだ。次の買い物も有ることだし、何よりもう既にお腹__と言うより胸が一杯。意識は"早く完食して店を出てしまう事"に傾き始めていた。)   (2020/4/17 01:11:34)

ふっ…はは。(弾力のある白玉を噛む度に動く小さな顎が、膨らむ頬が、小動物のようでやはり可愛らしいと思う。照れた顔のその滑稽さといったら。笑みに歪めるだけに留めていた口元は、遂に吹き出す形で笑い出す。彼女の反応は何時だって見ていて新鮮だ。これでお返しは終了。満足。のはずが、またまた別の悪戯心が湧き上がってしまうのは致し方ない事。彼女の抱く戸惑い、羞恥、その他諸々の感情になんてお構いなく、彼はニヒルな笑みを浮かべて声を上げた。)おい、そんな焦らなくったって良いだろ。それより、パフェ美味かったからやっぱもう"一口"くれよ。(己の持つ匙に伸ばされる手をひょいと軽く交わして、その匙で目指すはまだ盛り付けの原型を保ったまま殆ど手の付けられていないそれ。ズボ、という効果音がお似合いな程深く匙を入れ込めば、出てくるのはフレーク、ムース、アイスクリーム、生クリーム、スポンジケーキと欲張りセット。   (2020/4/17 01:37:04)

匙に収まりきるのか果たして分からないような、それも絶対に一口とは言えない量を、バランスが崩れる前に素早く口に運んだ。友人に食べ物を強請る時、一口くれと言っておきながら大口を開けて多く貰うあれである。一度に色んな味が入る割に均整が取れていて美味いと思いながらも、多すぎる量に涙を浮かべて訴えるであろう彼女を想像する。そして何事もなかったかのようにその匙を彼女に手渡してやった。)   (2020/4/17 01:37:13)

らいてい.(間が悪いと言うべきか、彼を不運と称するべきか。心中でちらりと顔を覗かせる気恥ずかしさのお陰で貴女を盗み見る事すら叶わず、その世にも珍しい貴女の姿をこれっぽっちも見ることは出来ず仕舞い。一つだけ幸運があるとするなら、その表情が存在していた事すら気付かなかった事。可愛らしい姿を見逃したとなれば、流石の彼でもなんて惜しいことをと悔やんでしまうだろうから。彼女から自分と同じ言葉が聞こえた時点で漸く目を向けた。)ああ、俺も手伝おう。皿洗いなら何度かした事が有る。……確かに、食べる前よりも随分身体が温かいな(食器の位置までは把握していないけれど、皿を洗って、拭くまでの手伝いなら何度か経験しているのだ。流石に割ったり中途半端な出来になってしまうような事はないと断言出来た。次いだ貴女の言葉にふと目線を下げ、自分の手元や身体を一瞥して意識を向けてみれば、確かに芯が温まっている心地がする。)   (2020/4/17 01:37:21)

らいてい.(日溜まりの中に身を落ち着けている時のような、それに良く似た感覚を覚えて、成程これであれば今度は眠れないことも無いだろう、と確信を持って頷いた。)   (2020/4/17 01:37:28)

らいてい.(ふと、といった様相で笑みを溢した貴方を、やはり愛おしいと思った。面倒臭がりなのに好奇心旺盛で、人を揶揄うのが好きなその態度と行動に、勿論呆れさせられる事だってある。それでも、貴方が楽しそうにしているのが。何よりも自分と過ごすことを楽しいと感じてくれるのが、また己の幸福に繋がるのだ。__が、掴み掛けた匙がするりと手を抜けて、その行き先と顛末を見届けてしまえば、たった今浮かんだ感情さえ塗り替えられてしまうのだが。)……田噛さん…………(じとり、恨みがましく睨めつけた瞳は間違いなく貴方へ向けられていた。多くを語らない唇は軽く尖っていて、如何にも御立腹ですよと言わんばかりのご様子。大きく削られてしまったパフェにちらと視線を移して、気に入ったなら新しく頼めば良いのにと見当違いな恨み言を心中で唱えながら、自らもまた一口掬って口に含んで、ふと。彼が用いた食器を今度は自分が使って、これはまるで所謂間接キスではないかと気付く。)   (2020/4/17 01:57:03)

らいてい.(いいや、確かに、これ以上の事なんて何度もしているけれど、やはり状況と不慣れさに応じて気恥ずかしくはなるもので。煩悩を滅却せん、心を平静に追いやろうとハイペースで着々と減っていく甘味。けれどそう簡単に落ち着いてくれはしない感情は、いつまでも胸中に居座っていた。)   (2020/4/17 01:57:11)

よし、なら行こう。(最早通常の無機質な冷たさに戻った丼鉢と箸を、両手に持ちながら立ち上がる。向かう先は台所の流し台。ぱちり、と電気を付ければ、数度の瞬きの後に空間が明るく照らされた。置いてそのままにしていた鍋やら包丁やら、その他調理器具と、彼の分も合わせた食器を一瞥して、彼女は口を開く。)食器は水をある程度入れて置いてくれ。それから、後ろの棚から布巾を出して、私が洗い終わった物を拭いてくれないか。(彼は食器を落とすようなヘマをしないと分かっているので、安心して協力を請うことができる。彼が知っている食器の位置と言えばグラスやマグカップぐらいだろうから、食器を仕舞うのは一緒にやろうと考えつつ、手に取ったスポンジに軽く水を通して洗剤を注ぐ。そう何度も揉みこまない内に白い泡がスポンジと手を包むのを合図に、彼女はまず小さな物から洗い始めた。   (2020/4/17 02:11:33)

箸、菜箸、お玉、包丁。水切りかごに整然と並べていきながら、ふとこの状況に何処か既視感を覚えて思いを巡らせた。既視感、というより何かの映画、または小説で読んだ物かもしれない。結婚して間もない幸せ溢れる夫婦が、共に食器洗いをする様子。まるで新婚夫婦のようだ、なんて考えると、楽しく思えてくるものだった。)   (2020/4/17 02:11:54)

(おやこれはまた予想外の反応。てっきり涙目を浮かべて、"酷いですよ、田噛さん!"なんて言ってくるものかと思いきや、こちらに向けられたのは明らかに『拗ねてます』(彼女からしてみれば、『怒ってます』だが。)というような表情。じっとりと此方を睨み上げ、唇をつんと尖らせたその顔は、しかしそれも新鮮で可愛らしい。そんな風に怒られようとしていても 全く気にならない。彼にとっては愉しくて仕方がないのだ。意地悪い笑みは更に深くなって、肩を揺らす。しかしそれからは、軽く身を乗り出していた体勢から腰を椅子に納めて、彼女が甘味を食する様子を見守る形に変わっていた。テーブルに頬杖を付きながら、彼女がただ只管に黙々と甘味を減らしていく様子を眺める。)…そんな急いでねぇだろ、ゆっくり食えよ。喉に詰まらせるぞ。   (2020/4/17 02:28:54)

(しかし彼の眉を怪訝そうに釣り上げたのは他でもない彼女の食べ方。何かに焦ってもいるように、先程とは比べ物にならない速さで減っていく甘味を見て彼は声を出す。彼女がまさか間接キスの想像を断ち切る為に食べ続けているのだとは知らず、速い速度で食べていく彼女が、喉に詰まらせて噎せやしないかと、心配なのはそこだけ。美味しいと言っていた品なのだから、それで味が分からなくなるのは自分だって勿体ないと分かる。それ故の注意だった。)   (2020/4/17 02:29:06)

らいてい.ああ、分かった(指示の通りに水を出し、それぞれ器を丁度良い程度を見計らって満たしていく。冷えきった水道水は少し触れただけでも肌に厳しいもので、料理を作り、またこうした後始末までしてくれている彼女達が如何に苦労しているかが容易に想像できた。やはりもっと感謝の意を伝えなければ、という密かな決意を胸に、乾いた布巾一枚を無作為に棚から持ち出す。白地の角に一つだけ四つ葉の刺繍が施された、素朴で可愛らしい品だった。)……手際が良いな(流れる水の音と、軽やかに鳴る金属音。次から次へと籠に並んでいく品を拭きながらふと口を開いた。幾らなるべく水滴も残さないように、完璧な仕上がりを目指して自分が手を動かしているとは言え、完成度に拘りすぎて作業が遅れているという事もない筈。それでも順番待ちの列が次々形成されていくのを見ると、やはり貴女の経験が生きているのだろうと良く分かった。)   (2020/4/17 02:52:45)

らいてい.(だからこそその技術を褒める声色は何処か感心したような、無意識ながらに貴女の素晴らしさを再認識したような影さえ含んでいた。例え自分が貴女に出来ない事が出来たとしても、また自分に出来ない事をこうして貴女は為す。そうして互いを補い合えたなら、きっとそれこそが幸せなのだろう、とふと浮かんだ。)   (2020/4/17 02:52:52)

ん、そうか?…慣れてるからな。(あくまでも己は通常通り、というより何も考えずに食器洗いをしている為に、彼の言葉に実感が湧かなかった。それでも確かに、無意識の内に小さな食器から洗っているのはキリカから教わった事だし、何を考えていなくとも洗い所はしっかりと押さえている辺り、長らく経験しただけの事はあるのだろう。食器洗いならば、他にも夕飯当番を任された者でやる事が多いが、しっかりした者が洗うのならとにかく、皿を割る者、洗い残しが多い者、洗剤を多く使い過ぎる者、その行動に難ありな奴は多い。必然的に自分が皿を洗う立場に回るので、食器洗いを担当する回数は絶対に多いだろう。そう考えると、それに気付いた彼の観察眼には驚かされるものがある。丼鉢を二つに鍋一つ。鉢はともかく、常に使い所のある鍋は、焦げ目一つ付ける事は許されない。丁寧にしっかりと、力を込めてスポンジでその底と、側面を洗っていく。水に流して、なんの汚れもぬめりもない事を確認してから、最後の大物を水切りかごの上に置いた。)   (2020/4/17 03:17:03)

……これで終わりだな。後は片付けるだけだ。助かった、斬島。(やはり手伝ってくれるものがいるのといないのとでは全く違う。既に彼に拭かれた、磨かれたように輝く食器を綺麗に重ねて、彼が最後まで拭き終えるのを待つ。彼も食器の場所を覚えられるように、一緒に仕舞うつもりでいた。)   (2020/4/17 03:17:15)

らいてい.(もぐもぐと途切れることなく動かし続けるこの口でも、じっくり味わって__とは言わずとも美味さくらいは理解して食べているつもり。それでも喉に詰まらせるかもなんて正論を突き付けられても尚知らん振りで食べ続けるような度胸は無くて、心なしか速度を落とした少女の視線は、光沢のあるテーブルに落とされていた。ぐるぐると巡る脳内では、当然の如く貴方への文句が垂れ流しにされている。だって恥ずかしいのですものだとか、気にしていないのか気付いていないのか、どちらにせよ自分が気にしすぎているだけのようで腹立たしいだとか。実際に口に出す勇気、なんて有る訳も無いので、代わりと言わんばかり、次の一口に進む一瞬の隙に開いた唇からは曖昧な恨み言が洩れた。)……田噛さんが、同じスプーン使ったのが悪いんですよ……(たったこれだけ、一言だけの文句でさえ、言わなければ良かったと後悔してしまうのは己の長所でも短所でも有る。)   (2020/4/17 03:31:29)

らいてい.(再び食べ始めたその手の速度は随分と落ち着いていて、平常と殆ど差異も無かったけれど、どうしても熱くなってしまう耳元だけは誤魔化せなかった。)   (2020/4/17 03:31:38)

(だんだんと食べる速度を落とすのが見て取れて、己の助言を聞き入れることにしたかと思ったのも束の間、次いで彼女の唇から放たれた意外な言葉に、彼は少々の驚きで眉を顰めた。)は?……お前まさか、ただの間接キスで恥ずかしがってんのか?……他の事だって経験済みなのに、そこは気にしなくったって良いだろ。……ははは、マジで笑えるな。(今までそうして食べ続けていたのは、その照れ隠しからかと合点がいく。まさか、初々しい人間の中高生でもあるまいし、そんな事で照れていたなんて思うはずがない。その実、直接の口付けも、それ以上の事も、これまでに何度もしているというのに、そんな純な反応をする彼女に、流石の彼も驚きを隠せなかった。しかし胸中に広がるこの感覚はなんだろう。嫌だと思うでも、面倒だと思うでもなく、そこにあるのは愉快さと、温かみ。そしてそんな目の前の彼女に対する愛しさのようなもの。   (2020/4/17 03:48:51)

己が気にしない性質というだけなので、理性的且つ真面目な彼女が恥ずかしがるのは、なんであれ当たり前かもしれないが、それでもたかが間接キスで。彼女にとってはされど間接キスでも、そうして恥ずかしそうに耳まで赤くする姿が、面白くて可愛くて、本当に笑いが止まらない。)   (2020/4/17 03:49:02)

らいてい.(( ぐううすみません、本日は自分の方が先に眠気が来てしまったようで……、寝落ちしてしまう前にお暇させて頂きたいなと……。次回までに返信は書き上げて参ります……、!   (2020/4/17 04:05:06)

((おお、了解致しました〜!眠気には抗わないのが一番ですしね…ゆっくりお休みになってください!ご無理なさらず!   (2020/4/17 04:06:12)

らいてい.(( すみません、有難う御座います……、!それではお先に失礼します、お相手有難う御座いました、!お休みなさいませ、!   (2020/4/17 04:06:54)

おしらせらいてい.さんが退室しました。  (2020/4/17 04:06:58)

((こちらこそありがとうございましたー!お休みなさいませ!   (2020/4/17 04:09:55)

((と、後になってからの報告で誠に申し訳ないのですが、明日はお邪魔できるのが23時過ぎと遅くなってしまう可能性がありまして…申し訳ありません! では、私も落とさせていただきます!   (2020/4/17 04:11:14)

おしらせさんが退室しました。  (2020/4/17 04:11:20)

おしらせさんが入室しました♪  (2020/4/17 23:10:46)

((こんばんは〜!待機させていただきますね!   (2020/4/17 23:10:58)

おしらせらいてい.さんが入室しました♪  (2020/4/17 23:31:21)

らいてい.(( 今晩和~、!遅くなってしまってすみません……、 返信なのですが、高嘴の方が未だ難航しておりまして……、先に斬島だけ返させて頂きますね、!   (2020/4/17 23:32:09)

((とと、こんばんは〜!いえいえ、お気になさらず! 了解致しました!決してご無理なさらず!ゆっくりで構いませんので!   (2020/4/17 23:37:50)

らいてい.(( すみません、有難う御座います……、!   (2020/4/17 23:38:30)

らいてい.ふむ……そういうものなのか(単なる慣れ、と貴女は称するものの、自分からしてみればそもそも慣れる事すら困難を極めそうな皿洗いという作業。何度か経験した際にも、細かな溝が気になってしまって皿を拭く担当にまだかまだかと急かされたことも有れば、今度は一部の汚れに気付かず注意するようにと咎められたこともある。恐らくは個人%   (2020/4/17 23:38:45)

らいてい.(勿体無い程に有難い事だとつくづく思った。一先ずは役目を終えた布巾をその場に畳んで、重ねられた食器の一番上にたった今仕上げた器を載せてから、丸ごとひょいと抱えて貴女に指示を仰いだ。)   (2020/4/17 23:38:51)

2020年04月12日 01時46分 ~ 2020年04月17日 23時38分 の過去ログ
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