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「とある学園外へのお出かけ」の過去ログ

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2022年05月08日 15時57分 ~ 2022年09月09日 00時46分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

塩川 萌♀1年ンーッ!ンーッ!!(耳元でねっとり囁かれる言葉、耳に吹きかかる生温かい吐息、腰をいやらしく撫でさする掌…それら全てに嫌悪を掻き立てられつつも、相手の手指が薄い布地のパーカー越しに胸をむにゅりと鷲掴み、キモヲタらしからぬ慣れた手付きで揉みしだき始めると、嫌悪や恐怖とはまた違った『熱』が、奥底から徐々に…少しずつ込み上げてくる)――ぁッ♥(そして零れたか細い声は、自分でもゾッとするほど艶やかで。口と一緒に鼻を塞がれている酸素不足によるものか、意識が朦朧と霞み始めた)   (2022/5/8 15:57:17)

兼政 敏夫♂3年(萌の顔の下半分を覆う手指の伝えてくる、柔らかな頬、瑞々しい唇、そして吐息の感触は、キモデブの興奮を否応なく煽ってくれる。互いの対格差故か、少なくとも腕力に頼った抵抗では到底キモデブを押し退けられる筈も無く、其の無力さもまたキモデブの嗜虐心を刺激して、股座をいきり勃たせた。必至さを孕んだくぐもった声も、口を塞ぐ手の平を越える事は無く。シアター特有の映画の爆音、そして客の少なさも相まって、少女の身に起きている事に気付く者は皆無だろう)ぶひょっ♥ 萌たんったらぁ、早速ぅ、えっちな声出ちゃったねぇ♥ こんなトコでぇ、おっぱい揉まれてぇ♥ ソッコー興奮しちゃうなんてぇ……ドスケベちゃんですなぁ♥(見た目に反して経験の方は積み重ねているキモデブは、萌のささやかな変化を過たず把握していた。其の耳元で貶める様に囁きながら、量感に溢れた乳房に指を喰い込ませ、また瓢箪の様に絞り上げて――そして、膨らみの突端部を探り当てると、薄生地越しに乳輪ごと乳頭を挟み、きゅっと潰す様に摘まみあげた。――キモデブの掌は未だ、萌の呼吸を遮る様にしっかりと塞いでしまっている)   (2022/5/8 16:11:55)

塩川 萌♀1年【ロルが盛り上がっている中、残念なお知らせ…ぼちぼちタイムリミットです。次のロルで〆に入らせていただきますネ】   (2022/5/8 16:13:10)

兼政 敏夫♂3年【畏まりました。残念無念…! お待ちしておりますー】   (2022/5/8 16:13:40)

塩川 萌♀1年ふぅーッ♥ふぅぅーッ♥(体と心を追い詰められるほどに、呼吸は乱れ、荒い吐息が熱を帯びていく。そんなこちらに呼応するように怒張した股間の硬さを、身を捩るとき触れた腕で感じた。耐え難い嫌悪は悪寒となって全身を駆け巡り、小さな体がぶるりっと震える。えっちな声など出していないし、興奮もしていないっ――そう叫びたかったが、口を塞がれているために叶わず…)ん゙ぁ゙ッ♥(乳房を揉みしだいていた相手の指が柔肉に強く食い込み、根元の方からから搾り上げるようにしてくると、苦しげながらも艶やかさを孕んだ声が漏れてしまった。そんな自身の反応に戸惑い、目を白黒させる中、相手が立て続けに責め立ててくる。乳房の先端、胸の中でも最も敏感で弱いところを二本の指でしっかり捕え、ぎゅーッ摘み上げてきたのだ。すると吊られる乳房に合わせて体が仰け反り、華奢な腰がビクビクッと震え――)   (2022/5/8 16:33:49)

塩川 萌♀1年~~~~ッ!?♥(――あっさりと、達してしまう。その事実は痙攣するこちらの体や、相手の股間に負けないくらい硬く勃った突起の感触で、相手にバッチリ伝わったことだろう。汗がぶわぁっと滲み出し、頭が真っ白になった。さらに、滲んだのは汗ばかりではない。ショートパンツの下、穿いた下着をじんわり濡らし始める、淫猥な体の反応…それを自覚した、次の瞬間)ワ、ワァアアアッ!!!(恐怖や当惑や混乱や興奮、色んなものが頂点に達し――手に持っていたメロンソーダの容器を、ぶぅうんッ!と振りながら叫んだ。直後、容器に挿された細いストローが、キモデブの目元――眼球に、ずぶりと突き刺さる!!)   (2022/5/8 16:34:40)

兼政 敏夫♂3年ギャ――――――ッ!!!!!(キモデブの悲鳴が、映画の爆音にも負けずシアター内部に響き渡る。口を塞ぎながら乳房を弄んでいた最中、あっさりとアクメをキメた萌の『被虐的なチョロさ』ににんまりと下卑た笑みを浮かべていた最中の事である。ブッスリと眼球に突き刺さったストローに、痛み以上にびっくりした。コイツすげー事しやがる…!)コイツ、コイツ…っ!(キモデブ相当お冠。通常であれば失明すら免れない所業であろうが、ギャグ漫画的な異常法則が働いて片目が真っ赤に染まっただけである。キモデブは憤懣遣る方無いといった様子で立ち上がると、萌をの矮躯を立たせて、其の儘シアタールームから連れ出してしまうだろう。まるで恋人にそうする様に腰に――いや、尻に手を回して。誰かに助けを求めようとしたら、尻肉を強くつねって黙らせて。其の儘、人気のない場所へ連れ込んでしまおうというのだ。完全に逆恨み、身勝手な憤怒の儘に、少女に見事『おしおき』できたかどうかは、まだ別の話――〆)   (2022/5/8 16:43:47)

兼政 敏夫♂3年【取りあえず此方はこんな感じで〆で如何でしょーかっ】   (2022/5/8 16:44:03)

塩川 萌♀1年【目が…目がァ!!!のリアクションを期待していた&のた打ち回っている隙に、逃げ出すつもりだったんですけどネ…〆ロル&お相手ありがとうございました!】   (2022/5/8 16:46:03)

兼政 敏夫♂3年【いや、正直ちょっとリアクションとしてはベタすぎかなって、藤崎封神演義風リアクションに変更したのじゃ…。ぶっちゃけ次にお相手戴く時にやりやすい様に…ヤりやすいではなく。みたいな下心があった事は否定できない。と言う訳でお相手戴き有難う御座いました】   (2022/5/8 16:47:29)

塩川 萌♀1年【ベタだからこそイイ。ともあれお疲れ様でした。またお時間合えば遊んで下さい!】   (2022/5/8 16:49:16)

兼政 敏夫♂3年【判る。ベタってのは好まれ多用されているからこそベタな訳ですからな。でも今回は藤崎(迫真)  此方こそ、またお手隙の時にでもお相手下さいませ。それ以外に、雑談などでも。ではでは、失礼いたします】   (2022/5/8 16:50:21)

おしらせ兼政 敏夫♂3年さんが退室しました。  (2022/5/8 16:50:42)

塩川 萌♀1年【それと目が赤く染まるオチ、ロイコクロリディウムみがあって良いなと思いました。雑談歓迎。では失礼しますー】   (2022/5/8 16:51:16)

おしらせ塩川 萌♀1年さんが退室しました。  (2022/5/8 16:51:27)

おしらせ姫崎 優那♀18さんが入室しました♪  (2022/6/11 09:54:36)

姫崎 優那♀18【こんにちは、お邪魔します】   (2022/6/11 09:54:50)

姫崎 優那♀18(生徒玄関の端に一人で体育座りをしてスマホを見ながら誰かを待ち、人が通ればそれが待っている相手なのか時々確かめるように上を向く)先輩こない(授業であろう時間に来ていた生徒玄関で待っててとのラインの画面を見続け少し文句が言いたくなり何か入力したものの送信する勇気がなく送れず)   (2022/6/11 09:56:54)

姫崎 優那♀18【不良?の先輩とか希望してます】   (2022/6/11 09:59:24)

おしらせ神上陸♂1年さんが入室しました♪  (2022/6/11 10:14:30)

神上陸♂1年【お早う】   (2022/6/11 10:14:45)

姫崎 優那♀18【おはようございます】   (2022/6/11 10:15:02)

神上陸♂1年【プレイしましょうか?姫崎さんは責めれますか】   (2022/6/11 10:15:39)

姫崎 優那♀18【責めるの苦手です】   (2022/6/11 10:16:46)

神上陸♂1年【こちら甘えん坊で可愛い超絶美少年でありつつ男としては唯我独尊キャラです】   (2022/6/11 10:17:04)

神上陸♂1年【責めのやり方を教えるので大丈夫ですよ❤️】   (2022/6/11 10:17:42)

姫崎 優那♀18【ごめんなさいオラオラ系の人のほうが好きです】   (2022/6/11 10:17:54)

神上陸♂1年【ふざけんなよ 男のプレイに合わせるのが女の役目だろが 舐めてんの?】   (2022/6/11 10:18:46)

姫崎 優那♀18【ごめんなさいそーゆーオラオラは違いますね、非表示させてもらいます】   (2022/6/11 10:19:59)

神上陸♂1年【もし目の前に居たらてめぇ殴ってんぞ 学年表記じゃなくて年齢18なのも大目に見てやってんのに】   (2022/6/11 10:20:01)

神上陸♂1年【学年表記書くのが部屋のルールなのにそれを破ってんのてめえだろ】   (2022/6/11 10:20:44)

おしらせ姫崎 優那♀18さんが退室しました。  (2022/6/11 10:21:30)

おしらせ姫崎 優那♀1年さんが入室しました♪  (2022/6/11 10:21:38)

姫崎 優那♀1年【打ち間違いしてました】   (2022/6/11 10:21:56)

おしらせ桐生龍臣♂1年さんが入室しました♪  (2022/6/11 10:24:49)

姫崎 優那♀1年【おはようございます!】   (2022/6/11 10:25:31)

桐生龍臣♂1年【おはよう優那さんお相手いいかな?】   (2022/6/11 10:26:43)

姫崎 優那♀1年【もしよかったら学年上げてもらうことってできます?無理だったらそのままで大丈夫です!】   (2022/6/11 10:27:40)

桐生龍臣♂1年【いいですよちなみにNgあるかな?】   (2022/6/11 10:28:43)

おしらせ桐生龍臣♂1年さんが退室しました。  (2022/6/11 10:28:45)

おしらせ桐生龍臣♂2年さんが入室しました♪  (2022/6/11 10:28:50)

姫崎 優那♀1年【ありがとうございます。汚いのは苦手です】   (2022/6/11 10:29:18)

桐生龍臣♂2年【わかりました】   (2022/6/11 10:29:51)

桐生龍臣♂2年優那待った?、悪いな遅くなった(待ち合わせ場所にいる、優那に話しかけて)今日は行きたい場所ある?(見つめては、遊ぶ場所を相談して)   (2022/6/11 10:31:40)

桐生龍臣♂2年【性格はどんな感じかな?そのガード固い感じで身体を触ると嫌がってほしいかな⠀】   (2022/6/11 10:32:30)

姫崎 優那♀1年遅いよ(待ち疲れ最初はスカートの中を気にししっかりと畳んでいたものの先輩が来る頃にはそんなことも気にしなくなり座り方も胡座になっていて)   (2022/6/11 10:33:10)

桐生龍臣♂2年悪いな(優しく肩を触りながら)俺の家で飲む?変なことしないからさ(太ももが優しく触りながら見つめて)   (2022/6/11 10:35:12)

神上陸♂1年【ゴミみてぇなロルだな もっと長くかけねぇのかよ】   (2022/6/11 10:36:22)

おしらせ橘恭祐♂2年不良さんが入室しました♪  (2022/6/11 10:37:18)

姫崎 優那♀1年【橘さんおはようございます!】   (2022/6/11 10:37:40)

神上陸♂1年【とりあえず責めてくれる女を待つわ 】   (2022/6/11 10:38:13)

橘恭祐♂2年不良【操作ミスで誤入室しました。失礼】   (2022/6/11 10:38:18)

おしらせ橘恭祐♂2年不良さんが退室しました。  (2022/6/11 10:38:22)

神上陸♂1年【しかも桐生龍臣ことスカイチは相変わらずロルもくせぇし】   (2022/6/11 10:40:47)

姫崎 優那♀1年家かぁ(太腿を触られれば反射的に手で払い除けてしまい)取り敢えずコンビニ行きましょ(何事もなかったかのように笑えば立ち上がる)   (2022/6/11 10:41:13)

桐生龍臣♂2年優那怒ってるの?(立ち上がると一緒にコンビニに向かい)優那ごめんって太もも触ったの(中に入ると適当にお菓子を買い漁り)酒は家にあるからさ(家に向かい初め)   (2022/6/11 10:43:09)

姫崎 優那♀1年【なんかごめんなさい、合わない気がするので落ちますね】   (2022/6/11 10:43:52)

おしらせ姫崎 優那♀1年さんが退室しました。  (2022/6/11 10:43:56)

おしらせ桐生龍臣♂2年さんが退室しました。  (2022/6/11 10:43:56)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、神上陸♂1年さんが自動退室しました。  (2022/6/11 11:06:29)

おしらせ神上陸♂1年さんが入室しました♪  (2022/6/11 11:33:50)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、神上陸♂1年さんが自動退室しました。  (2022/6/11 11:59:42)

おしらせ鵜坂まつり♀1年さんが入室しました♪  (2022/6/25 23:08:11)

鵜坂まつり♀1年【こんばんは、お部屋をお借りします。駅前でぽつんと野良待機しておりますので、男女先生生徒問わず遊んでくださる方がいらっしゃいましたら幸いです。久々ロルのためお手柔らかだと有り難く。掘り起こし気味の待機文を投下しますー。】   (2022/6/25 23:08:40)

鵜坂まつり♀1年(次の模試で自己最高点を更新出来たら向かいのコンビニで好きな物奢ってやる、と春先に言っていた塾講師の背中を眺めながら足を踏み入れた店内で、ふと目に留めたのは入口すぐの棚に引っ提げられた花火セットの数々だ。原色多めのパッケージに、また派手な色の菊玉が咲いている。いきなり殺人的となったこの暑さを蹴散らすようなヴィヴィットな色彩に思わず目を細めた) これが欲しいです、せんせー。(男に二言はないからご褒美買ってやる、と意地を張っているその人は、こんなにすぐ欲しいものが決まるとは思ってなかったらしい、またはプリンやケーキをねだられると思っていたのかも知れない、驚いた顔で振り向いてきた。こちらもそのつもりでいたのだが、少なくとも、当初は。手持ちセット600円前後と打ち上げ入り豪華版2500円がさがっていたのを、レジを終えてから手渡されたものは流石に手持ち花火のみパッケージのほうだった。その代わりにというようにペットボトルの炭酸も追加でくれたから、少し揶揄いつつも御礼を言って頭を下げた。気を付けて帰れよ、と片手を振ってから残務処理のためにビルに戻っていく背中をまた眺めて見送って、ふと気づく)   (2022/6/25 23:10:50)

鵜坂まつり♀1年どうしよ、これ。今日、よりによっておにい、いないしな。(本来は一緒に来て別学年の講習を受けて帰りにまた合流する筈の兄は、昼間炎天下で白熱させたバスケの所為でバテたらしく家でノックダウンしている。講師と教室・コンビニで戯れていた間に他の生徒達も帰ってしまったらしく、ちょうど駅前にぽつんの図になった) 取り敢えず、こっちを飲んどくべきか。(右手に握るペットボトルが、夜深くなってきたというのに今一つ気温の下がりきらない外気に圧されてぐっしょりと汗をかき始めている。まだ明けていない筈の梅雨は何処に行ってしまったというのか。適当な植え込みの端に腰をかけ、主戦利品である花火のパッケージはショートパンツから伸びる両膝で挟んでキープした。肩にかけたリュックのお蔭で自由な両手でグループフルーツ味ソーダのキャップを回す。ぷしゅ、と炭酸の弾ける小気味いい音にうっとりと目を細めてから、飲み口に唇を当てた。ボトルの底にたまった水滴がシャツの胸元に一滴落ちた気がしたが、気にしない)   (2022/6/25 23:10:57)

おしらせ西島慎也♂30歳さんが入室しました♪  (2022/6/25 23:17:19)

西島慎也♂30歳【失礼します】   (2022/6/25 23:17:36)

鵜坂まつり♀1年【どうぞー。後入りありがとうございます。】   (2022/6/25 23:19:28)

西島慎也♂30歳【よろしくお願いします、流れ次第かもしれませんがエロルはありですか?】   (2022/6/25 23:19:59)

鵜坂まつり♀1年【お約束できませんが、展開次第ではありです。うまく誘導していただかねばなりませんが。他打ち合わせる事ないようでしたら、ロル続けていただければ有り難いです。】   (2022/6/25 23:21:35)

西島慎也♂30歳【了解しました。では始めますね】   (2022/6/25 23:22:08)

西島慎也♂30歳(電車を利用しようと訪れた駅で偶然に目にした教え子の姿。女子が一人出歩いていい時間ではないと注意すべきだと考え、その無防備と思える姿に近づいていく)おい鵜坂、だめじゃないかこんな時間に一人なんて。(自然目を引くのは微かに濡れた胸元と膝に挟まれた花火。男としての劣情を抱きかけるも相手は生徒。邪な感情を振り払うように目を少し逸らしながら、会話を続ける)確か家は近かったよな?送ってやるから行こう。誰かと待ち合わせているにしても、色々と危ない世の中なんだから。   (2022/6/25 23:35:07)

西島慎也♂30歳【文量が足りなかったらすみません】   (2022/6/25 23:35:31)

鵜坂まつり♀1年(じっとりと纏わりつくような暑さだが、コンビニに出入りする者が自動ドアを開けていく度、エアコンに冷やされた快適な空気が少し離れた此処までも届く。冷たい飲み物を貰った甲斐もあって、過ごせない気温ではなかった。とっぷりと暮れた時間ではあるが、週末の夜という事もあって駅前の往来は途切れる様子はない。ペットボトルの中身をちびちびと呷りながら、薄い色の虹彩を持つ両目でくるくると入れ替わっていく人通りを眺めていた。退屈げな感情を帯びたそれが、ふと顎をそらすほど上を向いたのは、すぐ付近から己の名を呼ぶ声がしたためだ) ………………せんせい?(反応までに不自然に空いた間が、見上げた相手の顔を見つめながら名前を一致させようと努めた時間である事はきっと丸わかりではあるだろう。残念ながら相手の身分を察するまでしか出来なかったが。やっと口から飲み物を離しては蓋を締め、花火のパッケージもペットボトルと一緒に胸に抱き直したものの、促されても立ち上がりはしなかった) だいじょぶだいじょぶ、ここコンビニの前だもん。明るいし、人目はちゃんと気にしてるし。(爪先をぱたぱたと揺らすのは、動かない意思表示に変えて)   (2022/6/25 23:44:16)

西島慎也♂30歳(動く気配のない相手。放り出して立ち去るのは簡単だが教師としては勿論人としても、彼女の身に何かあっては寝覚めが悪い。なんて全うな事を考えながらも彼女の上目遣いに言いしれぬ感情を抱いてしまった自分に少しばかり嫌気がさして。それを誤魔化すのと、どうにかして彼女を家に帰したいという気持ちから困ったように頭を掻けば)まいったな……それでも教師として放って置くことはできないんだ。だから鵜坂が帰ると言うまで、先生もここにいるよ。(個人的に鵜坂という生徒は掴みどころがないイメージだ。そういう意味では、少なからず京見の対象でもあって外見も好みかどうかといえば好みに入る。なんて異性として生徒を見る自分は律するべきなのに留まらず、その仕草の一つ一つに久しく感じていなかった青春時代に意中の相手に抱く気持ちの昂りを年甲斐もなく感じていた。)なあ、その花火はどうしたんだ?やりたいなら先生付き合うぞ。こんなおじさんとじゃ楽しくないかもしれないけど…鵜坂次第だ。   (2022/6/26 00:01:55)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、鵜坂まつり♀1年さんが自動退室しました。  (2022/6/26 00:09:25)

おしらせ鵜坂まつり♀1年さんが入室しました♪  (2022/6/26 00:09:29)

鵜坂まつり♀1年【気を抜いてました!すみません、続きまでもうちょっとです!(レス不要です)】   (2022/6/26 00:10:02)

鵜坂まつり♀1年てか、せんせいこそ何か用事があるんじゃないの?日課のジョギングの最中ですって雰囲気には見えないけど。オフの日まで生徒に構ってあげてたらキリないよ。ただでさえ教師はザンギョーザンギョーでロードー時間カタのスーパー・ブラックなんでしょ。お休みくらい、こうさぁ……(「生徒など放っておけばいいんですよ」とでも伝えたげな言い回しは借りてきた言葉をそのまま口にしたような歪な響きになってしまったが。荷物を胸抱きにする腕の形は腕を組んだ時の様子にも似ている。心理的には同じだろう、己の領域を確保して、相手を警戒している時のしぐさだ。浮かべる表情も、口調的には人懐こく揶揄っているようではあるが、現在関わり合いになる事を拒んでいる事は一貫していた。だからこそ、踏み込んでくるような申し出には顔の前で両手の人差し指をクロスさせて) これはせんせ、あー、塾のほうのね、に買って貰ったの。模試で良い点取ったから。もー、ほんとに気にしなくていいんだってば。(思わず尖らせた口元を誤魔化すようにそのまま息を吐いて、一度後ろに自重を反らしてからばねをつけるように勢いよく立ち上がり)   (2022/6/26 00:16:55)

鵜坂まつり♀1年せんせい困らせたくはないんだよねー。じゃ、おっけあたしは塾の自習室戻って、おにいか誰かが来るまでエアコンの中で涼しく待ってるから。それならいいでしょ?ほら、せんせいもプライベートに戻って戻って。ごめんね、足止めさせちゃって。(一歩、暫し前まで勉強していた学習塾の入るビルのほうへと足を向けてから、相手に振り返り。あそこ、と未だ煌々と照明の灯るフロアと看板とを指差してみせた。それから少し躊躇ったように口を閉ざしたあと、意を決したように) せんせ、ほんとほんとごめんだけど何教えてくれてる誰せんせいだっけ。大人を見分けるの苦手なの!全然覚えてない!次の授業ではちゃんと覚えとくから!(ばってんをしていた手を今度は謝罪を示すように手のひら同時を合わせ、くしゃりと申し訳なさげに歪めた表情を向けつつ。つまりこうだ。知らない人にはついて行ってはいけない、というやつ)   (2022/6/26 00:17:00)

鵜坂まつり♀1年【超絶失礼教え子で申し訳ないです…… そして次でこちらは〆にさせていただきます!】   (2022/6/26 00:18:07)

西島慎也♂30歳それなら安心だな。今回だけのハナシじゃないから、ちゃんと誰かと行動するんだぞ。(塾の中に戻るなら一安心だ。少し残念だった気もするが教師と生徒の距離感としては丁度いいのだろう。ビルに足を向ける彼女を見送ろうとしていると振り返った姿にはしかし、やはり一線を超えた思いを捨てきれずにいて。警戒されているとしても、彼女をもっと知りたいという気持ちばかりが膨らんでいく)覚えてくれてなかったのか…公民を担当している西島慎也だよ。次会ったときはちゃんと名字込みで呼んでくれよな。(気落ちして落ち込んだ表情を見せる男。こちらは興味津々だったのに、相手は自分の事をまるで覚えていなかった。だがこれで次には知らない人とは思われれないだろうと、学校では勿論また外で会うことを期待せずにはいられなかった)   (2022/6/26 00:34:33)

西島慎也♂30歳【了解しました〜、ありがとうございましたです!】   (2022/6/26 00:34:53)

鵜坂まつり♀1年ほんとごめんって言ってるじゃん!学校の中と外だとたまにね、たまに同じクラスの子にも気付けなかったりするんだし、こういうのはしょうがなくない!?(躊躇った末に放った問い、案の定というべきか表情を曇らせる相手に申し訳なさを伝えるべく、重ね合わせた手のひらをもはや指を組んで握り合わせた状態で頭上で振ってアピールしつつ) 公民のにしじませんせ。にっしーね、絶対次はだいじょぶ。あれでしょ、にっしー、授業中はジャージとかまたは逆にスーツネクタイ系だったりするんじゃないの?今と印象全然違ったら指差して笑ってやる。(一転、ふんす、とばかりに腰に手を当ててそううう放つ様は一瞬前の謝罪倒しとはかけ離れた雰囲気と表情を醸していたが、楽し気に眉根に皺を寄せて笑う顔には、今し方までの警戒と距離感を霧散させた気安さが滲んでいただろう) じゃね、にっしーせんせ。月曜授業あったか忘れたけど、とにかく学校で!(ひら、と手を振って今度こそ踵を返す。照れくささに足早に飛び込んだビル内の冷えた室温に驚いたところで初めて、相手のおかげというべきか、いつの間にか外気の茹だるような暑さを忘れていた事を自覚したのだった)   (2022/6/26 00:49:00)

鵜坂まつり♀1年【こちらこれで〆にさせてください! にっしー先生も〆をされるようでしたらお待ちしたいと思いますが、いかがですか?】   (2022/6/26 00:49:46)

おしらせさんが入室しました♪  (2022/6/26 00:50:24)

とある学園の図書館   (2022/6/26 00:50:28)

という部屋と多窓してますよ西島さん   (2022/6/26 00:50:48)

おしらせさんが退室しました。  (2022/6/26 00:50:51)

鵜坂まつり♀1年【なるほど、先程のが〆だったという事ならば、落ち忘れという可能性も……? とにかく、多窓はよろしくないですので(ROMも増えちゃったし!)これにて閉じとさせていただければ幸いです。お相手ありがとうございました、お部屋も使わせていただき感謝です!】   (2022/6/26 00:53:31)

おしらせ鵜坂まつり♀1年さんが退室しました。  (2022/6/26 00:53:37)

西島慎也♂30歳【ご迷惑おかけしてすみません。ロルありがとうございました】   (2022/6/26 00:57:04)

おしらせ西島慎也♂30歳さんが退室しました。  (2022/6/26 00:57:07)

おしらせ太刀川 漣♂2年さんが入室しました♪  (2022/6/29 12:51:24)

太刀川 漣♂2年【お邪魔します。ソロルです】   (2022/6/29 12:51:56)

太刀川 漣♂2年…おい、まじか(あたりと記された木の棒を見、目を丸くする。ガリガリとした食感が特徴の、安くて美味い某アイス。あたりを引いたらもう一本なんて、当たらなすぎて都市伝説かと思っていたけど。こんな日もあるんだな…と、まばゆい陽射しが降り注ぐ蒼穹を仰ぎ、感慨に耽った。冷たく痺れた舌の上には未だ爽やかなソーダの味が残っている。コンビニ前の硬い木製ベンチに腰かけ、背中を預けながら、口に咥えたアイスの棒を歯で上下に動かした。その表情は、傍から見れば酷く憂鬱そうだろう。アイスであたりを引いた者とは思えないほど、昏く翳っているに違いない。茹だるような炎天下、冷えたお腹を片手で撫でつつげんなりと呟いた)…何本目だよ。勘弁してくれ(傍らには開封済みの青い包装紙が一つ、二つ、三つ…いずれもこのコンビニで買い、完食したものである。別にあたりが出たからといって即交換する必要はないのだが、なんとなく『試されている』ような気がして…誰に?アイスの神様とかに)さすがにもう当たらないだろ。さすがに…な…?(ハハッと笑いながら、交換してきたアイスに齧り付く。――数分後、ソーダを彷彿とさせる夏空に絶叫がこだました)   (2022/6/29 12:52:46)

太刀川 漣♂2年【お邪魔しました!お部屋ありがとうございます】   (2022/6/29 12:53:15)

おしらせ太刀川 漣♂2年さんが退室しました。  (2022/6/29 12:53:22)

おしらせ鵜坂まつり♀1年さんが入室しました♪  (2022/8/31 01:26:37)

鵜坂まつり♀1年【こんばんは、お部屋をお借りします。深夜設定で野良待機しておりますので、性別等問わず遊んでくださる方がいらっしゃいましたら幸いです。遅い時間なのでさくっとになりそうですが、ひとまず焼き直しの待機文を投下しますー。】   (2022/8/31 01:27:55)

鵜坂まつり♀1年(真夜中の交差点が好きだった。終電の時刻から時針が一周を遂げた今は車道に往来もなく、エンジン音も電車の走行音さえしない。いっそ無機質な空気を帯びたこの空間が何故だかひどくいとおしかった。陽が暮れても熱の残る夜の闇を、点々と街灯が照らし出している。決して黒一色にはならない住宅街は、けれど光源が絞られている事で昼間と比べて褪せても見えた。誰のためでもなくただただ規則的に色を変えていく信号の赤が、ぬるさでぼんやりとした闇に色を滲ませながら、それでもこの静謐な風景の中では鮮やかさが目を惹きつける。誰もいない事を確かめてから、車線に区切られた道路の真ん中へと身を躍らせた。オーバーサイズ気味のブラウスが、少し重さを感じるような湿気を帯びた風を受けて膨らみ、心地良さが足りない感触が肌を撫でていく。地面に落ちるぼんやりとした自身の影を踏み、そのまま白線の真ん中に立てば、そこから真っ直ぐと先へ延びる車道の先、見えない果てをこの目で望もうとした)   (2022/8/31 01:29:02)

鵜坂まつり♀1年しばらく先にコンビニがあって、大通りがあって、もっとずっと行くと終着は海。(独り言は残暑らしい気怠さを存分に含んだ空気の中へと溶け、消えていった。実際にこの先にあるものが何かなんて事も、本当はよく知っている。それでも今は闇に包まれて見えない。夏の闇は冬のそれのように澄んでいない所為で、まるで底なしのようなぽっかりとした虚ろに見える。だからこのまま歩いていけば、もしかしたら知らない土地へと踏み入れられるかも知れない。そんな子供じみた想像をして、サンダルを履いた足をまた一歩、白線の上に沿って前方へと進めた。靴底に阻まれてアスファルトが孕む熱までは感じられなかったが、夏の残り香が醸すぬかるみのような飽和感とは裏腹に、足取りは自分で思っていた以上に軽く)   (2022/8/31 01:29:13)

おしらせ山梨 理星♂2年さんが入室しました♪  (2022/8/31 01:39:02)

山梨 理星♂2年【こんばんは、お邪魔してもよろしいでしょうか?】   (2022/8/31 01:39:25)

鵜坂まつり♀1年【深夜ですので長時間ロルとはいけないのですが、よろしければどうぞです。】   (2022/8/31 01:40:01)

山梨 理星♂2年【眠気等近くなったら遠慮なく仰ってくださいね。では、下に続けさせてもらいます】   (2022/8/31 01:41:24)

山梨 理星♂2年(草木も眠るなんとやら、そんな時間に迫る頃の散歩を趣味とするやつがここに1人。この時間にもなると昼間車通りもある車道にはほとんど走る車両は見られない、1本中に入れば人の気配すら外にはなくまるで自分だけがこの世界に取り残されたような孤独感と開放感が混じり合うあの感覚が好きでちょっとそこのコンビニまで歩くのが好きだ。誰も通らぬ道を規則正しく赤青黄のLEDが照らしたかと思えば、誰も通らぬ横断歩道で青が点滅、赤が点る。この時間なら信号無視を咎めるものもいないだろうが、万が一に備えて歩道を歩く。こんな夜道、いくら車通りがないとはいえさすがに車道に身を繰り出すほどの蛮勇がいるとは思え)…ないと思ったんだけど(ピタリと足が止まる。目の前に見えるのは袖のないブラウスを翻しながら車道の中央線に沿って歩く女子の姿。時間も時間、冷や汗が額を伝う。まさか、ね?見てはいけないものではなさそう、影あるし。でもなんか意味ありげ、もしももある、ここはスルー…できるはずもなく、ど真ん中を歩くその子に届く声をかける)あのー…危なくない?   (2022/8/31 01:51:08)

鵜坂まつり♀1年(一歩、また一歩。浮ついたような足取りは酔っ払いか、あるいはこんな夜更けに適したこの世のものならざる者、に見えた可能性は否定しない。けれど全く自覚もなく、ただ己の愉しみに興じている身には予想外だ。ましてや他にこの空間に息遣いがあることも、更には声をかけられる事も。振り返る際につい肘を硬直させてしまったのは、反射的な自衛心の所為だったかも知れない。ほぼ袖なし、フレンチスリーブから伸びる右腕を己と、声をかけて来た相手との間に晒して身を庇うように。つまり半身だけ振り向いた姿で、首を傾げた) この時間、滅多に車来ないし。来てもこんな真っすぐしかない道路、轢かれる前に歩道に避けられるよ。言い返すけど、誰もいないのにそんな端っこ歩いて、寂しくない?(声の主は、ガードを挟んだ向こう側にいるため光源が乏しく、顔をよく捉える事はできなかった。それでも反射した光が見えるから、眼鏡をかけている事だけは把握できる。あとはシルエットと、声質と背丈から男性である事。かけてきた台詞が弱さを湛えていたせいか、つい強めの言葉で返してしまう)   (2022/8/31 02:03:46)

鵜坂まつり♀1年(初対面で喧嘩を売っていると思われかねない返しをした事を自覚して、そうではない事を示すように、ちょいちょいと右手で手招きしてみる。そういう意味で言っただけなのだと伝わるように) それにそっち、暗くない?7   (2022/8/31 02:03:52)

鵜坂まつり♀1年【謎の“7”が最後についてしまいましたが、まごう事なき誤字ですのでそっと見逃していただけると有り難いです。他にも誤字等ありました際にも温かな御心で流して頂けますとうれしいです。 改めましてよろしくお願いします(レス不要です)】   (2022/8/31 02:07:59)

山梨 理星♂2年(一応もあるし、なんだか自分の世界に入ってるのか、はたまたよからぬ決意をしている可能性だって…こちらも冷静かつ優しく声をかけたつもりなのに、返ってきた言葉の強さに言葉を詰まらせた。言うことも最もだけどそこまで言われる?警戒心からだろうけど、半身の体勢で顔をこちらに向けるが、相手の顔に見覚えはない。ここいらに住んでるなら学園の生徒かもしれない、けどこちらが返せる言葉と言えば)なんか、ごめん…(余計なお世話と言うやつだったんだろう。ガードレールから1歩遠ざかり、また再び彼女だけの世界に戻してあげようと自身の目的地のコンビニへ足を向けようとしたその時、彼女が手招きするように右手を振る。…え、邪魔だからあっち行けしっし、とは逆だよな、あの手の動き。その仕草とともにかけられた問いかけに、先程の語気の強さ恐れてか言葉慎重に選びつつ途切れ途切れに答えた)夜目に慣れるとそこまででもないし…なんとなく、車通り無い道を眺めてる方が、いいかなと…いや、君の行動を否定はしてないから、うん…(…我ながら弱すぎる)   (2022/8/31 02:19:18)

鵜坂まつり♀1年(最初は自衛に強張った右手は、今や手招きをしているというのに。うっかり“へ”の字に引き結んでしまった唇は、こちら側へ踏み越えて来る事が当然と認識していたせいだろう、面食らった様子を突き付ける。今し方傾けていた側とは反対の方向へと、また首を傾げた。耳にかけていた横髪がさらりと頬を隠すように落ちてくる。そこまでを含めて、なんで?と言わんばかりのジェスチャーだが) そう? まー危ないってのはわかるから、否定していーよ。こちらこそ狼狽えさせたみたいでなんか、ごめんね。(顔を傾けて視界が変わったためか、ちょうど遮られていた街灯が相手の顔を浮かび上がらせた。それでも光源から距離があるためはっきりとした陰翳ではないが、表情くらいは認識できる。そこに見つけられたのが困ったような感情と、言いにくそうに紡ぐその怖々とした言葉尻だったため、すぐに文字通り手を引いた。こちらの表情も翳ったのは、後ろ向きに一歩進んだため、こちらも影が差す位置が変わった所為だ、恐らく。お互い困った表情を向け合っているのも如何なものかと、そんなに高くないヒールを軸に踵を返した)    (2022/8/31 02:35:48)

鵜坂まつり♀1年あ、注意、心配の声かけてくれてありがとう。じゃあね。(最後に肩越しに顔だけ向けてそう挨拶を放てば、懲りずに白線の上をまたさくさくと進み始めた。意識して弾むような足取りを作り出す。きっと彼とはすぐに道は分かれるだろう、だから見栄でも、それまでは)   (2022/8/31 02:35:59)

山梨 理星♂2年(女の子ひとりの強気な発言に気圧されて何も言えなくなるとは情けない。自分の言動や態度に我ながら呆れては深いため息を吐いた。もう少し気の強い性格ならこのガードレールも越えてついて行くくらいするのだろうけど、なんだかそのガードレールすら越えられぬ壁のように見えて足がすくんでしまった。そんなこちらの反応を察したのだろう、彼女の方から謝罪の言葉を向けられると余計に情けない気持ちが込み上げてくる。その言葉に口は開けど音は出ない、言葉は出ない。顔を上げると街灯に照らされて彼女の表情が伺える。困惑、そして何となく疑惑も感じたのは自意識過剰か。返す言葉に迷っていれば彼女は方向転換して再び白線を踏み先の見えぬ暗がりの道を進もうとしていた。その合間にかけられた感謝と別れの言葉はこのまま彼女と道を分かつものになるのは明白だった。こちらを気にすることの無い足取りに一抹の寂しさ、まるでこちらが拒絶したみたいな反応を思い返す、情けない自分を背中で見ているような感覚…その時、咄嗟に彼女の背中に声を張る。理由は分からないけど、彼女に縋るように手を伸ばして)   (2022/8/31 02:52:05)

山梨 理星♂2年…待って!!……ぁ…(体が言葉と同時に動き出す、ガードレールを乗り越える足…がちょっと残った。なれないサンダルで変なことするから、縁に引っかかるとそのまま顔面からアスファルトに突っ伏した。半回転して勢いで片方のサンダルが宙を舞う、思いがけないアクロバットは時間が遅くなるのを感じた)   (2022/8/31 02:52:07)

鵜坂まつり♀1年(待って、と今し方言葉を交わしたばかりの声に呼び止められれば、流石に再度振り向く。今度こそなんだ?と言わんばかりの怪訝さを滲ませた表情は、けれど直後に霧散した。こちら側に踏み越えて来ようとした相手の上半身が、不自然に傾いた、と思えばそのまま倒れ込んで来る。ガードレールのこちら側とあちら側に、それぞれ上半身と下半身を置いてしまったような、そのまま向かう方向つまりこちら側へとつんのめった様子だった。今夜、足首にストラップのついたサンダルを履いて来て良かった、車道を蹴るようにしても脱げる事はない。思わず駆け寄るようにしても相手は疾うに盛大にすっ転んだ後の有り様で、できたのは転倒した彼の隣にちょんとしゃがみ込むくらいだった) ……ようこそ、危ない橋を渡る側へ。随分とド派手な入場だったのでない?(せめてそう茶化してやる。苦笑してから、手を差し出した。今度は引っ込める事のない確かさで、突っ伏している相手の顔の前へと)   (2022/8/31 03:08:32)

鵜坂まつり♀1年取り敢えず、コンビニ行こっか。(水のペットボトル買って手とか膝とか洗ったほうが良いかも、そう付け加えた本人はもう、彼を今夜の連れと見做している。同行を断られれば今度こそ、首を傾げて思いっきり顔を歪める事になっただろう。否、此処まで弱さを晒して来た相手がもし断わって来ても、それを聞き入れはしなかっただろうが) だってなんか、危なっかしくて放っておけないんだもん。初対面なのにね。(危なっかしいと声を掛けられた側のはずだった事は棚に上げて、手を握りながらそう宣うのだ。愉しげな笑みを浮かべて)   (2022/8/31 03:08:38)

鵜坂まつり♀1年【中途半端かつ強引ですが、こちらはこれにて〆とさせてくださいませー!】   (2022/8/31 03:09:11)

山梨 理星♂2年(オシャレに言えば地球とキスしてるとか言えるのかもしれない。咄嗟に顔を横に振ったのが幸いしてか鼻強打で鮮血を垂れ流すことは無かったが、痛みの感じ的に下手についた腕、肘の辺り膝も擦り傷程度はできてておかしくなさそうだ。骨は…そんな鈍い痛みは無いので問題なさそう。そして何より、周りに人が一人しかいないのが幸い…幸いなのか、この醜態が。あー、地平線が近く見える。カツカツとヒールの音が近づいてくるのがわかる。顔、あげるのが恥ずかしい。茶化すような相手の言葉に反応するように体を四つん這いに起き上がらせるとようやく彼女の顔を間近に見ることが出来た。メガネのフレームちょっと歪んでるかも)ここまで危険な橋だなんて聞いてなかったよ…(眼前に差し出された手にこちらも手を伸ばして握る。頼もしいようで、でも男性の無骨さとは違う感触もジンジンとした痛みであまり分からない。彼女の提案に黙って首を縦に振った。夏の薄着で露出した肌にダイレクトダメージを受けているのがわかる。コンビニ行ったら公園に行きたいな、傷口洗ったり…何より恥ずかしさからふきでる汗を流すように顔を洗いたい)   (2022/8/31 03:23:46)

山梨 理星♂2年車道歩いてた子にこんなこと言われるとは思ってもなかった…(痛みに僅かにひきつりながらも彼女の笑顔に答えるように笑みを作る。初対面、こんな調子でいいんだろうか。僅かに払える砂埃をはらいながら、まだ名も知らぬ彼女に手当される未来を思い浮かべて、恥ずかしさで顔を紅潮させたのも擦りむいたせいにしておこう)   (2022/8/31 03:23:49)

山梨 理星♂2年【こちらもこれにて〆にさせて頂きました。なんか想像以上に気弱キャラになってしまったような笑】   (2022/8/31 03:24:24)

鵜坂まつり♀1年【深夜探検で面白い子確保したぞ!の図、勿論、公園もご一緒しましたとも。3時過ぎていなければコンビニまで可愛がった(物理)のですが、ちょっと時間が足りません。無念。 学園で再会したら驚くやつ(年下/中学生だと思ってた)、年上と知って更に驚くやつ。アツいですね!何はともあれこんな深夜に見つけていただきうれしかったです、お相手ありがとうございましたー!】   (2022/8/31 03:26:38)

山梨 理星♂2年【気ままな深夜散歩でまさかの衝撃映像(リアル)になるとは思ってませんでした笑 もっとお時間早めに見つけられていればよかったなとそこは今宵の後悔ですね、再会が楽しみ。こちらこそ、こんなド深夜にお付き合いできて大変楽しかったです。こちらからもありがとうございます】   (2022/8/31 03:29:11)

鵜坂まつり♀1年【衝撃映像!!笑 このお部屋でPLを続けるのは憚られるので後ろ髪引きつつ撤退しますが、また機会がありましたら是非かまってやってくださいませ。学内で鉢合わせするのが楽しみです。ではでは、楽しいお時間を本当にありがとうございました! お部屋もありがとうございましたー。】   (2022/8/31 03:30:35)

おしらせ鵜坂まつり♀1年さんが退室しました。  (2022/8/31 03:30:37)

山梨 理星♂2年【またお会い出来る日を楽しみに。こちらも失礼します】   (2022/8/31 03:33:22)

おしらせ山梨 理星♂2年さんが退室しました。  (2022/8/31 03:33:33)

おしらせ渚 志恩♀1年さんが入室しました♪  (2022/8/31 15:11:52)

渚 志恩♀1年【世の中は早いモノ勝ちなのです。という訳で、後入りの為のロルをソロルにしたので此処で供養させて下さい。(唇もぐもぐ)】   (2022/8/31 15:14:07)

渚 志恩♀1年(陸を進めば必ず海に突き当たる。想像だって難しくないし、既に証明されてしまった現実。それでも愚直な少年達は"まだ見てないから"なんて理由で真っ直ぐ、真っ直ぐ、まるで白昼夢に双眸を覆われてしまっているみたいに進みたがる。一寸先の闇に隠された海という名の現実を目指して。──若者達の躍るような足取りは、遂に海を前にしてぴたりと止まる。煽られるだけで疲弊する潮風、悠久の昔から輪廻転生を繰り返す漣、どれだけ眼を細めたって終わりの見えない水平線。赤い逆三角形が指示する止まれ、なんて生易しいものじゃない。それは、少年の旅路に記された明確なひらがな四文字。如何なる英雄譚だって、それが刻まれてしまえば先に続くのは精々作者の後付くらいで、本文は必ず終わってしまう。かくして、少年達からは目隠しが外されて、網膜には無数の現実が刻まれ始め。知らず知らずのうちに、御立派な大人へ早変わり。海から目を背けて、陸に身を横たえたり、海に背中を預けたり。或いは、海を諦めた過去の自分を思い起こして感傷に浸ったり。それぞれの"おしまい"を経て生きていく。)   (2022/8/31 15:14:26)

渚 志恩♀1年…ふーっ。(足が沈む浅場の砂地を踏み締めながら、重い身体は砂浜に帰還し、脱力感と共に湿った浜辺にぺたりと腰を降ろして体育座り。額にべったりと張り付いて視界を妨げる薄金色の髪を掻き上げて、仰々しい深呼吸で海独特の生命に満ちた香りを胸いっぱいに満たす。濡れた水着の隙間を抜ける潮風は熱帯夜の一服の清涼剤なのだが。少女の生まれ持った薄紅色の瞳は少し細められ、清涼感とは程遠い嫉妬めいた熱を帯びて。夜を照らす月さえも飲みこんだ水平線へ、恋焦がれる様な視線を向けていた。口元は拗ねてきゅっと結び、幼稚めいて。)進まないな、全然。去年とは別の景色が見えてもいいと思うんだけど。(潮騒の間際に漏らす愚痴と溜息は、波に攫われ溶けて消える。徒然とする時間は早々と終わり、フィットネス用のセパレートタイプの水着に付いた妙に細やかな砂を払いながら立ち上がり。近場のシャワーを浴びて身体を洗ったなら、水気を拭き取り、学園水泳部のポロシャツとハーフパンツに着替え、安物のビーチサンダルに履き替えて帰宅準備完了。真水で丁寧に洗ってもガシガシとする髪は、残念ながら風に吹かれて靡いたりはしない。)   (2022/8/31 15:15:02)

渚 志恩♀1年来年はもっと進めるかな?(防水素材のリュックを背負い、潮が引きつつある海を眺めて海沿いの歩道を進む。街灯の光源の周りには生き生きと小虫が飛び回るけれど、夏の風物詩である蝉の鳴き声は聞こえない。──何処まで海を進めるか?は、初めて海を見た時から挑戦し続けている毎年の行事。子供には耐えられない長時間のドライブに退屈し切った心を強く打ったのは先の見えない海だった。これだけ長く進んだのに、まだ先がある。この先には何があるんだろう、海さえ越えたらどうなるんだろう?勿論、現実的な答えは知っている。けれども、幼心に抱いた好奇心は表層に無くとも確かに心奥で燻っているままだった。だから小旅行から帰って直ぐに水泳を習いたいと強請ったし、今でもずっと続けている。海への挑戦は、どれだけ背丈が伸びて見えるものが増えたって、おしまいにならない人生のテーマだった。海沿いの道を丁字路で右折、陸へと帰る為の車道と対面する。)   (2022/8/31 15:15:16)

渚 志恩♀1年──It's such a night, such a beautiful night.It's such a view, such a beautiful sight.(ずっと続く一本道、ちょっと広い道路の中央線の上を平均台を歩くみたいに、両腕を水平に伸ばしてバランスを取りながら拙い発音を精一杯ネイティブっぽくした日本人感を全開にした洋楽を口ずさみながら歩く。帰路を進む頃には時刻はすっかり終電の自国から時針が一周を遂げた頃だから、夜の車道を独り占めしても文句は言われない。勉強は好きじゃないし、この曲の意味なんて知らないけど。ただ、漠然としたイメージがぴったり一致したから口から零れ出た。普段は隠す髪色も、いつかの夜にさそり座の心臓なんて例えられた瞳の色だって今は隠す必要が無い。自分しかいない世界で泳ぐみたいに、踊る様な足取りが進む。夏風のお蔭でぱさぱさに乾ききった痛み易い髪には海の香りが宿るのだろう。人気の増える大通りを少し過ぎて、コンビニくらいまでは独り舞台を続けても問題は無い筈だった。裸眼の視力は結構低いとはいえども、人影くらいには気付けるし。無論、それは前を向いて歩いているのなら、の話だが。)   (2022/8/31 15:16:40)

渚 志恩♀1年We're gonna lose ourselves tonight, oh……──。(平均台を歩く時、人の視界は当然ながら足元に向く。同じように車道の真ん中を歩く存在に気付かない事故を引き起こすには十分足り得る理由だった。お互いに顔が認識出来る程の距離、御機嫌な歌声なんか当然届く。一人、或いは二人が視界に入った瞬間、声も足取りもぴたりと止まる。白線から落ちちゃ駄目ゲームなんかも、当然中断。)……、………。(絶望と共に、踵を返して水平線の方向へ身体を向けて。先程まで妬みの視線を向けていた月を、今度は縋りつく様に眺めた。──月が綺麗ですね、私死んでもいいわ in summer。)   (2022/8/31 15:18:11)

渚 志恩♀1年【下唇美味しい、鉄分豊富な味する。たまらーん。(!)という訳で、失礼しました。】   (2022/8/31 15:19:50)

おしらせ渚 志恩♀1年さんが退室しました。  (2022/8/31 15:19:55)

おしらせ渚 志恩♀1年さんが入室しました♪  (2022/9/5 21:37:47)

おしらせ川奈 夢♀2年さんが入室しました♪  (2022/9/5 21:38:13)

渚 志恩♀1年【ソロルから連続しますが、待ち合わせにてお邪魔します。】   (2022/9/5 21:38:31)

川奈 夢♀2年【待ち合わせにてお部屋お借りします。渚さん、よろしくお願いします。】   (2022/9/5 21:39:07)

渚 志恩♀1年【よろしくおねがいします!よろしくおねがいします!あっ、よろしくおねがいします!(仏の顔に三度挨拶してみる)では投下しますね。】   (2022/9/5 21:39:42)

渚 志恩♀1年(鋭利に差し込んだ外灯の光が、暗闇を深い紺色で満たしていく。水に凭れた身体と意識は、緩やかに遠く離れた世界へと呑まれて落ちる。水底から、薄暗い世界で輝く幾つかの朧気な光を見た瞬間。宙を見下ろした偉大な一歩を踏み出した宇宙飛行士も、宙を見上げた私ときっと同じ気持ちになったのだろう。──こんなに畏れ多くて、美しいものは他に無い。)   (2022/9/5 21:40:01)

渚 志恩♀1年間に合った。(月が丁度南中する時刻。古ぼけた階段を駆け足で上った少女の疲弊した足は、学園の裏山にある簡易な見晴台に辿り着いた。苔生した木製のベンチに数kgはあろう大荷物を降ろし、プレゼントの包装を剥がす子供の様に忙しない手付きで取り出したるは三脚と天体望遠鏡の鏡頭、それと取り扱い説明書。荒い呼吸とアップテンポの拍動を落ち着かせる間も無く、普段は全く読まないそれを頼りにして四苦八苦しつつも組み立てを進めていく。時間に追われる焦燥感と、目下の目標に焦がれる気持ち。二つの熱に焼かれた少女の額には、苦難と挑戦の汗が微かに滲み出し、他者の目を憚らぬ薄金色の髪を気付かぬ間に一筋捕まえていた。藍色の生地に刻まれた「水泳部」の白文字は、悠然と待ち侘びる月明りを反射し、薄闇で微かに光る。)…よし。(試行錯誤すること数分、準備万端。双眼のレンズに目を当て、中秋の名月に照準を定め、ピント合わせていく。──あの夜に見た輝きを、網膜から明瞭に手繰り寄せる様に。)   (2022/9/5 21:40:06)

川奈 夢♀2年(日が暮れるのがすっかり早くなった。確実に夏は終わっていくのだ…と実感するある夜のこと。カーテンを閉め忘れた窓の外がやけに明るいのに気づく。窓辺に近づき、レースのカーテンも端に寄せ窓外を眺める。そこには大きな満月らしきものが見えて。)わぁ…。(残念ながら、寮部屋の角度が悪くて窓辺の月見が出来ない。振り返り、壁掛け時計の時刻を見る。まだ大丈夫。そう判断すれば、普段使いのトートバックにスマホやお財布、その他のものを適当に詰めこんで。ネイビーの部屋着のワンピースは半袖で、カーディガンを羽織ろうか少し迷う。結局何も羽織らずそのまま寮を出た。玄関を出てすぐに空を仰ぐ。さっきよりは見晴らしは良くなったものの、もっと開けた場所がいい。どこに行こう、と歩きながら行き先を考えて。自然と高い所ヘ高い所へと足が向き。寮を出て、学園の裏山へと向かう。山に入ると、秋の始まりを感じさせる風が頬に心地よい。土と草の匂いがする。虫の声が、細い糸を震わせるような音色であちこちから聞こえてくる。どれくらい登っただろうか。確かこの辺りに見晴台があった筈。)   (2022/9/5 22:10:41)

川奈 夢♀2年(足が疲れて、息が上がってきた頃に視界が開けてお目当ての場所に漸く着いた。ベンチがある場所に目を向けると、月灯りの下、動く人影があった。まさか自分以外の人間がいるとは思わず小さく息を飲む。目が慣れてくると、その人物はどうやら女の子らしいこと。背中に「水泳部」と白抜き文字がある服を着ている事が見て取れた。見覚えのあるその服は自分の通う学園のもの、と思えば恐さも消えてその少女ヘと近づいて。虫の音に、下草を踏む足音が乗る。驚かせないように小声で少女に声を掛け。)ね。何してるの? それ、望遠鏡?(少女の前にある天体望遠鏡が月の光ではっきり見えた。興味を隠せない顔で、視線は少女と望遠鏡を往復し。)   (2022/9/5 22:11:23)

渚 志恩♀1年(少しずつ、少しずつ、輪郭が顕わになっていく。先の見えない道を進み、終わりのない海を泳ぐのとは正反対。空想の存在が手元に落ちて来る、見てはいけないものを隠れて覗く様な背徳感が落ち着く筈の拍動を未だに急かし、その音色と振動がピントを調節する指先にまで響き。視覚に集中している神経に小さな声が触れても、未だ意識は攫われた儘。今は愛を囁く虫の音色も、夏の残滓にだって後髪を引かれることは無く。)……、……──届いた。(声を掛けられた少女の沈黙はもう数秒続く。遂に年中餅つきをする兎がその正体を明かした頃、ぽつりと独り言が漏れ出すと共に暫しの宇宙旅行から意識は戻り。先程の囁きを非常に遅ればせながら脳が知覚した。接眼レンズを熱視していた薄紅の瞳は、傍らの彼女へ一度向き。何事も無かったかの様に再び接眼レンズに戻ろうとするも、残念ながら人格がそれを阻み。俊敏な二度見と共に肩も、眉も飛び跳ねて。)   (2022/9/5 22:48:56)

渚 志恩♀1年うぇっ!?あ、これはその、あの…。(普段人前に出さぬ特徴を露わにしている状況、明らかに反応が遅かったことに対する罪悪感、知らない人に急に──ではないけれど、話しかけられた動揺。以上、三本の矢が思考停止を引き起こし、脳から語彙力を簒奪した。小さな深呼吸に胸を上下させ、薄く開いた唇の隙間から息を吐き出した後。)月、見てた。中秋の名月って特別綺麗な月らしくて。(晩夏の夜に宥められた声色が、言葉を選んで彼女に返す。右手で鏡筒の側面を撫でながら、瞳の先は彼女の顔から頭上の満月に向けられて。)貴女も見に来たの?(月を見上げた瞳は、満ち足りた様に薄く細まり。彼女には、簡単な問い掛けと共に向き直り。)   (2022/9/5 22:49:00)

川奈 夢♀2年(恐る恐るといった声音で見知らぬ少女ヘ声を掛けたものの反応は無く。無視を決め込んでいる、というよりは目の前の事に集中してるのは明らかで。珍しい双眼の天体望遠鏡を懸命に調整しているその背中が無防備で、思わず口元に笑みが浮かんだ。天体望遠鏡のセッティングというものは難しそうだなぁ…と、ピントを合わせていたらしい少女の手つきを見て思う。そこに独りごちた声がして。どこか力の入った様に見えた少女の肩先の力が緩む。いつの間にか一緒に息を詰めていたのか、つられてこちらも肩の力が抜けた。一度振り向き、戻った顔がまた振り向く。こちらを二度見した少女の驚いた声が夜に響いた。無理もない。こんな夜更けに見知らぬ人から声を掛けられたら自分だってそんな反応になるに違いなく。)あ。驚かせてごめんね?同じ学園の子だと思ってつい。水泳部の、そのロゴ見たことあるから。私もそこの学園なの。──うん、私も月見に来たの。だってこんなに大きくて綺麗な満月だものね。   (2022/9/5 23:15:53)

川奈 夢♀2年(少女の警戒心を解こうと、口元に笑みを浮かべたまま話しかけ。珍しい天体望遠鏡が見たくて、もう少し近づいてみる。片眼の天体望遠鏡はよく見るけど、双眼のそれは珍しい。少女との距離が近くなると、今度は思わずその髪ヘと視線が向いた。月光を浴びたその髪は美しく白く輝いていて。学園の他の生徒でも、紫やピンク、赤などに綺麗に染め上げた髪色はよく見掛るから、染色した髪は珍しくない。けれども、彼女の髪はそれらとはどこか違って、とても神秘的に見えた。祝福を受けた後のような輝く髪に見惚れてしまった。口には出さなくとも、感嘆の思いは表情に表れ。見惚れてしまってハッとして、視線は彼女の髪から再び望遠鏡ヘ。思わずぽそっと。)私も見たいなぁ…。望遠鏡のお月さま。   (2022/9/5 23:16:16)

渚 志恩♀1年同じ学園なんだ。ここ、寮の近くだよね。確かに月見にはぴったりかも。(夜空の星が隠れられない暗さの見晴台では中々他者の姿を明瞭に捉えられなったけれど、もう一歩近付いてくれて漸く認識する。柔和に微笑む口元は不機嫌そうなものではなく、安堵したように眉尻が落ち。彼女の返答を首肯しつつも、視線の先が望遠鏡から己の髪に移ろった気恥ずかしさ故、反射的に耳元の髪を落ち着かない様子でくしゃりと片手にて包む。コンプレックスだとか、そういう訳じゃないけれど。"普通"の枠に収まらない自覚は、無意識に少女の身体を操作する。それが賞賛めいたものであっても、どのみち恥じらいを覚えるのは変わらないのだが。)折角だから見てよ。ピントはもう合わせたから、覗くだけでいける。(彼女が零した呟きを聞けば、彼女の身長に合わせ、三脚の高さと鏡筒の向きを調節してから、得意気に一歩下がって望遠鏡を明け渡す。それは配慮ではなく、目前に顕れた月の正体をとにかく共有したいという図々しさであった。その証左として、声色には先程ひどく驚いた人間とは思えない程、宝物を自慢する子供の様な幼稚さを滲ませ。)──どう?   (2022/9/5 23:51:33)

川奈 夢♀2年(目は口ほどに物を。…言ってしまったんだろうなぁ…、と少女の所作から思う。じろじろ見る無礼を初対面の女の子に働いてなかったか、内省しつつ彼女の声を聞く。こちらがぽそりと呟いた言葉に快い返事を貰えると、破顔して少女を振り向いた。)え!いいの?わぁ、嬉しいー!私お月さま望遠鏡で見るの初めて。ありがとう…!(生まれて初めての天体観測に胸が踊る。たぶんとても高価な物だろうから、なるべく望遠鏡には触れないように気をつけて、両の目でレンズを覗き込んだ。そこには金貨ような月がレンズの中いっぱいにアップで映し出されていて。それを見た途端に喜びの声が溢れた。)すごーい!綺麗…!! わぁ、こんな風に見えるんだー。すごいすごい!!(天体望遠鏡で見たお月さまはとっても特別。肉眼で見上げるのとは全然違う。倍率レンズを通して覗いた世界は、月を拡大してるのではなく、こちらが月に近づけたような。そんな気分にしてくれた。)宇宙船に乗って月の前を通るとき、宇宙船の窓から眺める月ってこんな感じかなぁ。わぁ、月のうさぎがはっきり見える。   (2022/9/6 00:14:34)

川奈 夢♀2年(レンズから目を離して、少女を振り向く。話しかけてまたレンズを覗き込み、暫く望遠鏡での月を眺めては喜びの声をあげ。場所を譲ってくれた彼女に場所を返そうと、一歩隣にずれた。)ありがとう、すごい綺麗だった。   (2022/9/6 00:15:33)

渚 志恩♀1年すっごいよね。とにかく、すっごい。こんな言葉しか出ないくらい、凄い。(彼女が此方に振り向けば、まるで月が自分のものである様に、得意げになって鼻下を擦りながら少しだけ胸を張ってみせ。そんな振る舞いを無意識に行った事を刹那に自覚し、薄っすらと滲んだ羞恥と共に取りやめる。文豪ならば美辞麗句を連ねて形容してみせるだろう月の美しさに、凄いとしか言えなかった自分にも若干。彼女が場所を空けたのなら、再度一歩前に出てレンズを覗き込み。限界まで倍率を上げ、再びピント調節作業に突入。最初の調節で要領を得たとばかりに早々済ませ、更に近付いた月面を眺めながらに。)私は当たり前のことなんだけど、月に兎なんて居ないんだって思ったな。…でも、その代わりに本物を見れたんだ。──ほら、もう一回見て。(レンズから顔を上げ、再度一歩下がったのなら。彼女の肩口に片手をおいて、月面旅行の催促を。先程より倍率の上がったレンズは、輪郭が見えない程に月を間近に捉え。月面に点在する兎の正体、濃色の平原が先程よりも分かりやすくなっているのだろう。彼女が再びレンズを覗き込んでくれたのなら。)   (2022/9/6 00:58:24)

渚 志恩♀1年暗い部分さ、月の海って言うんだって。大きいのが海、小さいのが湖、もっと小さいのが沼で、もっともっと小さいのは入江。(背後にて語る声色は、絵本の世界を空想する様に、これもまた子供めいたものになってしまう。陸の果ての海に憧れ、海の果てに夢を抱き、時折立ち止まって見上げた空の果てにある月にも夢を抱く。)勿論、本当に水がある訳じゃないよ。それでも、あれは海なんだ。もし辿り着けたなら、もっと別の場所への道が開けるかもしれない。(そう語る少女の瞳に写ったのは、月の海に降り立ち、泳いで見せる幻想の自分。ぎゅっと拳を握ったのは、夢に浮足立って身体が本当に飛んでいくような、そんな錯覚をしたから。)──なんて、妄想しちゃうんだ。   (2022/9/6 00:58:29)

川奈 夢♀2年(少女の隣で、今度は肉眼で月を眺める。レンズの中の目映い世界から一転、現実の小さなお月さまがぽっかりと浮かんでいて。地球から月までは遥か38万キロも先。なのに束の間の宇宙旅行をしたような高揚した気分はそのまま残っている。月灯りで星座が隠れる空の下、この裏山が何か特別な空間にも思えてきて。凄い凄いと何度同じ言葉を声にしただろう。圧倒的な美しさの前にふたり、飾らぬ言葉をただ繰り返し。少女の熱っぽい声が隣から聞こえ、促されるままに再度レンズを覗き込む。片方の肩がほんのり温かいのは、宇宙旅行を供にする仲間が側にいる証。心強くも嬉しく、そのぬくもりを受け取って。覗き込んだレンズの先は、先程よりも月が近づき、月面は目の前に。ちょっと興奮したような、どこか少年めいた声に頷きつつ。)へぇ…。月の海…。湖に、沼に、入り江も…。   (2022/9/6 01:38:30)

川奈 夢♀2年(誰が最初にそう名付けたのか、何を思って名付けたのか、強い興味が沸いた。トートバックの中にあるスマートフォンで調べたらあっという間に分かるけれど。あそこに海がある、と空想した遠い誰かと無言のシンパシーを楽しむに留めた。)──うん。あれは海、だと思う。(幼い頃にうさぎがいると教え込まれた月の影。どうしてもうさぎに見えなくて、自分なりに名前をつけようとした事を思い出す。こちらに伸びる巨大な手にも見えたそれは今、遥か彼方で静かにさざ波が立つ海に見えた。)妄想じゃ、ないかもしれないよ?(レンズから目を離し、後ろを振り返る。肩口に置かれた少女の手に手のひらを重ね。「一緒に行こ?」と言うように手に力を込める。何か現実離れした時間が、ゆっくりと流れていた。)   (2022/9/6 01:39:10)

川奈 夢♀2年【た…大変お待たせしました…汗 こちらはこれで〆です。】   (2022/9/6 01:39:57)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、川奈 夢♀2年さんが自動退室しました。  (2022/9/6 02:05:00)

おしらせ川奈 夢♀2年さんが入室しました♪  (2022/9/6 02:08:53)

川奈 夢♀2年【〆打って油断してました…! すみませんーー】   (2022/9/6 02:09:38)

渚 志恩♀1年(少年の口から語られた大層な夢物語の登場人物はいつだって自分だけ。夢を語れる時間は人それぞれ決まってて、15年も生きると少しずつ脱落者が出てくる。朧気な旅路と存在が定かではないゴールが馬鹿馬鹿しくなって、もう10年も経てばきっと少年達に諦めを教える大人になってしまう。けれど、与太話を肯定して身を乗り出す者達はきっと違う。諦めの悪い、少年の様な大人になれる特権を持っているのだろう。)月まで行って確かめてみようか。(覚束ない旅路の道連れと陽気に肩を組む代わりに結んだ手。顔も名前も知らない、今此処で会っただけの関係性は夢の様に儚いけれど、存外脆い訳じゃないかもしれない。月を見上げた瞳に宿る幻想には、もう一人仲間が浮かびあがり。夜半には似合わない程眩く満面の笑みを浮かべ、大きく頷いた。)行ける気がするんだ。……勘だけど。(薄紅色の瞳が、雲間に隠れる様に閉じた。経った今抱いた念を忘れぬ様に、心の奥に刻み込みながら。──紡がれ始めた物語を虫の音が静かに祝福し、月光が細やかに照らす。物語の行き先は、月の海で今かと待ち侘びる賢者のみぞ知る。)   (2022/9/6 02:25:42)

渚 志恩♀1年【やっべ。(まさかの大した量じゃないのに激待たせ&微妙〆ロル)すみませんはこちらの台詞です遅筆なんてレベルじゃねーよこれ!という感じですはいこれで〆です。長時間お相手ありがとうございました!ちなみに感想戦しますか?もう夜もかなり遅いのでお任せします。】   (2022/9/6 02:27:33)

川奈 夢♀2年【キャーーーーー!!!!カッコいい!!カッコいい!!しゃんしゃんカッコいいですーー!】【(冷静になるタイム)こちらこそ、長時間のお相手ありがとうございました。ぜひ感想戦したいです!3時くらいまでなら頑張れそうです(学習しないやつ) じゃあ、あちら戻りましょうー。お部屋も長時間ありがとうございましたー。】   (2022/9/6 02:31:25)

おしらせ川奈 夢♀2年さんが退室しました。  (2022/9/6 02:31:55)

渚 志恩♀1年【しゃんしゃんしゃん。(待たせて申し訳ない音頭の鈴の音)では、御部屋ありがとうございました。】   (2022/9/6 02:32:13)

おしらせ渚 志恩♀1年さんが退室しました。  (2022/9/6 02:32:16)

おしらせ鵜坂まつり♀1年さんが入室しました♪  (2022/9/8 22:26:30)

おしらせ渚 志恩♀1年さんが入室しました♪  (2022/9/8 22:27:57)

鵜坂まつり♀1年【待ち合わせにてお部屋をお借りします。きっと着替えに時間のかかっているお相手待ちです。】   (2022/9/8 22:28:04)

渚 志恩♀1年【改めましてよろしくお願いします。プロフ入力難しい…(!)では、お返事書きますのでお茶しばいといてくださいね。】   (2022/9/8 22:28:43)

鵜坂まつり♀1年【いらっしゃいませ!ではでは早速開始ロル投下しますー。その後は子供のような顔してそわそわ待ってます、よろしくお願い致しまする。】   (2022/9/8 22:29:30)

鵜坂まつり♀1年(黒い波間が揺れる。生あるものをその深淵へと引き込んでいっては、死や虚ろを吐き出しているような漣の連鎖。打ち寄せる波は陸地へと不要物を廃棄していくのだ。空になった貝殻だとか、弄ばれて削られたガラス片だとか礫石だとか、押し返された人工物のごみもそうだし、魂だけ底に吸い込まれてしまった死骸もそうだろう。潮風にけしかけられて褪せた柔らかな砂達だけが、不憫なそれらを波の手から庇うように上から覆い被さって、そっと抱くように自らの中に隠してあげたのなら。それが砂浜の姿なのだとすれば。此処はきっと母なる海から捨てられたもの達の埋葬地なのかも知れない。可哀そうな彼らがこの足元を墓として眠っているのならば、踏みつけにしてしまうのは気が引けて、せめてと底の厚いサンダルを脱いで近くの流木の上へと避けた。ついでにポーチ紛いの軽いバッグもその上に投げて置く。裸足で触れた砂は正直心地良くはなかったが、嫌とも感じなかった。あまり触れられ慣れない指と指の間に滑り込まれる感触だけ少し落ち着かない。慣れるように数歩ゆっくりと踏み出して、改めて真っ直ぐと砂浜に立つ。目の前に広がる、一面の漆黒を前に。)   (2022/9/8 22:29:49)

鵜坂まつり♀1年(その光景に夏の昼間に見る時のようなきらきらとした美しさを見出す事ができないのは、月すら覗かない夜の所為だろうか。昨日はあんなにも大きくて綺麗な満月だったのに、今日はすっかりと雲に呑み込まれてしまったらしい。街の灯りが微かに此処まで届いているのか、静かに幕を張る天蓋の下で、寄せて返す波の縁だけが淡く姿を浮かび上がらせている。ゆらゆらと蠢く海ばらには、なにかいきものの姿を取ろうとしているような得体の知れなさがあった) (小さく、意識して酸素を取り込む。生と死の織り混ざった匂いがした。思い出すのは塩素に満ちたどこか温度を感じるほど濃厚な空気。そこに宇宙がある、と覗き込んだプール槽の水面。果てにはその向こう側を求めて飛び込んだ校舎の一角での出来事。あの時と似ているようで、全く違う。あの時もこのくらいの真夜中で、あの時の自分も目の前の底の見えなさに怖気づいた、けれど) 終着は、海ではなくて、闇。(呟きながら右手を覗き込む。白っぽい皮膚に覆われた手のひらと指が闇夜にぼんやりと滲んだ。あの時はこの指先に絡んだ、確かな温度があった。その違いだけが、此処に足りないものだと欠落を訴える。)   (2022/9/8 22:30:09)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、渚 志恩♀1年さんが自動退室しました。  (2022/9/8 23:10:29)

おしらせ渚 志恩♀1年さんが入室しました♪  (2022/9/8 23:11:27)

渚 志恩♀1年(月明かりさえ目を背けた、昏い、昏い、闇夜の海。人間の視力等では到底行先も見えず、自らが進んで来た道程を振り返ることすら困難な恐ろしき闇の世界。光を自ら生み出して闇から逃げた人間にとって、闇は忌諱すべきもの。"そこには何も見えないから、そこに何かある筈が無い。"或いは、"闇に呑まれて自分を失う"という念が付き纏い、賢明な人間は足を踏み入れる事も、覗き込む事もしないのが常。──けれど、特異な愚者は闇を目前にして語る。"闇の中に宝があれば、全て私のものになる。"と。無謀と笑う賢者の傍には、何時の時代もその言葉に取り憑かれ、瞳に夢を宿す者が極僅かに存在するのだろう。)   (2022/9/8 23:12:53)

渚 志恩♀1年──……はーっ…、はーっ…。(漆黒の世界から、蠢く人影が一体、腰辺りまでの深さから二本足で進み、帰還する。肩で息をしながら進む疲弊した足取りは、僅かな風にも耐えられず倒れてしまいそうな程に弱々しい。遊泳禁止の看板の先、遠目では穏やかにも見える潮流の暴力性に晒された身体は、まるで闇が後髪を引き、足首を掴んで離さぬかの様に重苦しい倦怠感に襲われて。平生の比較的ハードな練習に耐えていようとも堪えきれない、旅路の過酷さを物語る。俯き加減の顔は影に覆われ、海水で濡れた前髪がベールのように薄紅色の双眸を隠し、視界の大部分を遮った。)つか、れた…。(覚束無い足取りは、けれども着実に進み、水位は腰から膝、膝から足首、ついには足裏を浸す所まで帰還する。指の隙間で砂泥を踏み締めながら、辿り着いた砂浜。倒れ込むように膝を着き、自身の踵に腰を降ろす。遮られた視界では、砂に塗れた自身の足元のみが映るが故に、本来必要な眼前の情報は入ってこない。)   (2022/9/8 23:13:51)

渚 志恩♀1年(鉛みたいに重い肩を落としつつ、視界を遮る前髪を額の上に掻き上げて。酸素を求め、顎は僅かに上がる。それに連れ、自ずと足元のみに限られていた視界も登ってゆけば。眼前に広がる波に攫われる砂と、見放された砂との境界線。白い素足、ショートパンツ、そして。)……な、な、な──!(なんでいるの?という言葉が上手に口から出ず、吃るばかり。髪から漏れ落ちる水滴は、動揺の滝汗みたく眉間と頬、鼻先を滑り落ちる。瞳が認識したのは、右手を覗き込んでいる女の子。それも何時かの夜を共にした、学園で数少ない"この姿"の知己。こんな姿を見られた羞恥心、気付けなかった己への疑心。様々な感情が入り交じり、消え去った満月のように薄紅色の瞳はまん丸に見開かれていた。)   (2022/9/8 23:14:13)

鵜坂まつり♀1年(こちらに来いと誘うように揺れる癖に、近付けば飛沫を飛ばして拒絶する傲慢な海だ。繰り返す波音も一帯を支配するように大きく打ち放たれて砂浜にいるものを威嚇し、風に煽られた弱き者共は震えるように些細な音を立ててまた海から引き下がっていくのだ。そんな砂浜で生まれる一連のBGMに慣れ始めていた鼓膜が、不意の異音を聞き止めた。生白い手のひらを動かさずそこに置いたまま、目線だけをついと海のほうへと向ける。相変わらず漆黒のまま漂う海ばらは夜と一体化して、途方もなく巨大な怪物へと成り果てた錯覚を覚えた、束の間。星ひとつない天鵞絨のような夜空に、或いはそこは境界線を見失った海の間際かも知れない、とにかく突如、そこに一際大きな光が映り込む。闇夜に光る流れ星、他の星が見えない癖に都合よくそんなものだけ見えるものかと、安っぽい映画のワンシーンに毒づいた記憶が蘇る。流れ星を待ちわびていた画面の中の少女は言うのだ、だってこれは特別なお星さまだから、魔法だから。星が見えない夜でも、特別なのよ。そこで呆れて見るのを止めてしまった己を唐突に叱咤してやりたくなった、特別は実在したのだ!と)   (2022/9/8 23:58:27)

鵜坂まつり♀1年(思考は半ば放棄されたまま勝手に追憶と結びついている間も、茫然とした身は固まったまま、ただ視界だけが、薄い虹彩の両目だけが見逃してはならぬと働き、見惚れたように目の前の“星”へと注がれている。“星”はじりじりとこちらへと近付いて来る。そしてかくんと唐突にその高度を落とした。視界の中ではちょうど15cm程の落下。そしてそれはまるで計られていたかのように、ぼんやりと広げていた手のひらに乗ったようになったのだ) ………う、そ。(そこで初めて、星のように見えたそれが波を照らしていた光源と同じものによって淡く映えた髪だった事、それが人のかたちをしている事、こちらを視認したらしく瞠目している瞳にひどく見覚えがある事、遠近法の妙によって彼女がちょうどこの右手の上に座り込んでいるような可愛らしい光景が生まれている事、それらを認識した。まるでそうだ、思い浮かべた相手を己の意思のままに呼び寄せてしまえたら、こんな感じになるだろう) やばい、遂に魔法が使えるようになったかも。覚醒した、なんか、すごい力に。(特別な彼女を此処に呼ぶ事が出来たなら、それはもはや奇跡に違いないのだ)   (2022/9/8 23:58:56)

鵜坂まつり♀1年(浮付いた戯言はともかく、現実かを確かめるべく足を進める。次第に砂が濡れて更に感じる裸足の妙な心地など構っていられない。びしょびしょで、ぺったりと髪と服とを肌に張り付け、それでも(驚愕という)躍動的な感情を乗せている特有の色の双眸を覗き込むように、彼女の目の前へとしゃがみ込んだ。己の羽織った膝下までのシャツワンピが潮水に濡れた砂浜に付いた事も当然、お構いなしだ) まじか、本物? ごめん、魔法がうまくいかなくてずぶ濡れになるとこに召喚しちゃったかも。初めての召喚だったから、許してね。(そして戯言もとい世迷い言を、突き付ける)   (2022/9/8 23:59:36)

渚 志恩♀1年(足が濡れるのも厭わず此方に進む姿に、思わず腰が引ける。途方も無い闇への挑戦を幾度も繰り返しているなんて、風車と戦ったドン・キホーテだって話を聞けば鼻で笑ってしまう筈。それが、他ならぬ自らが通う学園の生徒に知られてしまえば、互いに名前を知らぬとは言えども冷笑を飛ばされるに違いない。逃げ出そうにも、来る者を拒み、去る者を招き入れる七面倒な天邪鬼と長々戯れていたせいで、身体をすぐに動かすのも楽じゃない。故に、愕然とした面持ちの儘、迫り来る彼女を迎える他は無く。何を尋ねられるのか、何を話すのか。食い入る様に此方に距離を寄せ、ぴったりと一致した高さの瞳を恐る恐る見詰めながら。生唾を飲み込んだ喉が上下したところ。──僅かに首が傾いたのは、潮風の悪戯では無く。余りにも突飛な質問と、想像のだにせぬコメントの突風に煽られての事だった。先程まで張り詰めていた緊張の糸は、脳内に浮かんだ疑問符に絆され緩まって、疲労感と突然の出来事に混乱する思考回路に見事絡まり、更なる混乱を招く事態を生じさせることとなる。)   (2022/9/9 00:44:45)

渚 志恩♀1年うん、本物。(一先ず、漣の気遣いで無音の隙間を埋めて貰う事の無いように、端的な返答をひとつ。自分が着ている部活動用のものとは掛け離れた、可憐さを目的とした綺麗な布地が砂で汚れる事すら眼中に無い程の勢いと熱量を受け止められてはいないだろうから。それを受け止めて、支えられるような言葉を探して視線は右へ、左へ。沢山の他愛ない言葉が泡の様に浮かんでは消えて、浮かんでは消えて。それを繰り返す時間は、体感では永遠に近いものなれど。漸く選び終えた言葉を口先が紡ぐまでの現実に流れた時間は、ほんの数瞬。)また、夜の冒険してたの?(彼女と初めて出会った夜が網膜の裏に鮮明に現れ、海とは正反対の無機質な塩素の香りを鼻腔が錯覚する。あの時握った掌と、少年めいた空想の旅を誰かと共にする温もりは未だに肌に残っているから。生まれでた戯れの言葉と共に、先程までの驚愕は旅の道連れと言葉を交わすような信頼感の滲んだ微笑みへと自然に移り代わって。)   (2022/9/9 00:46:07)

2022年05月08日 15時57分 ~ 2022年09月09日 00時46分 の過去ログ
とある学園外へのお出かけ
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