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『ひとり語り・・・偶然の出会いからたどり着いた素敵な事。』
【額紫陽花】
【あじさい と つち】
【咲きあと】
【songs on driving】
【灯篭流し】
【あさがお】
【欲とおののきの後先】
【淫嵐(いんらん)】
【はじめから】
【欲のそだち】
『さんにん』
『みどり』

元部屋: SMおしゃべり
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おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさん(106.146.***.209)が退室しました。  (2022/9/19 16:00:28)

さえこ(おわり)   (2022/9/19 16:00:14)

さえこ気がついたらアナルプラグが外されてたみたい。あたしの尻肉が乱暴に掴まれて、緩んだアナルにカレが入ってきた。『ああああ・・・・すごい!すごい!気持ちイイ・・・』『もうどうにでもして!』 カレはあたしを貫きながら、あたしの首に縄を巻き付けて、引っ張ってきた。 あたしは、また笑った気がする。嬉しかったから。それからはあまり覚えてない。   (2022/9/19 16:00:06)

さえこ-   (2022/9/19 15:59:46)

さえこ繰り返しカレに背中を差し出しているうちに、フッと自分が軽くなる瞬間。もうどうでもいいわ・・・。なんか楽しい。痛めつけられるのが楽しい。壊されるのが楽しい。 あとで彼に聞いたら、あたしは泣きながら笑ってたらしい。そんな記憶がないわけじゃないけれど、うすぼんやり。痛みの刺激が嬉しくなっちゃって、刺激の渦に巻き込まれて身を任せていた。『さえこ、バカになってるな。』そんなカレの声が聞こえてきて、またすっと、訳が判らなくなる。あたしは、あたしが受ける刺激だけの存在。何も考えなくていいの。ここがあたしの居場所。   (2022/9/19 15:59:41)

さえこ衝撃と痛さであたしは転げまわった。耐えがたいような痛みなのに、それから引き潮の痙攣。頭が混乱してくる。 あたしの内に棲むサディストが、あたしに向けられていくのを感じたの。「もういいでしょう?手放してしまいなさいよ。」とあたしに囁く。 もっとあたしを追い詰めて。もっと刺激が欲しい!もっとあたしを酷くして!もっともっと、あたしを壊して!   (2022/9/19 15:59:22)

さえこ『いくぞ!』カレの次の一打は、背中に鞭全体が当たった瞬間に、鞭を引き寄せるものだったの。あたしは声さえも出なくて『あっ!つぅぅう・・』って呻いてた。体が跳ねたあとの痙攣がおさまらない。熱くなってた背中がヒリヒリする。 『気持ちイイの・・・』『さえこは変態マゾだな。』『お願い。もう一回してみて!』『ふふ』 あたしは正座して、背中を差し出した。『いくぞ!』   (2022/9/19 15:59:09)

さえこカレは打ち方を変えた。パドルではなくて、鞭全体をあたしにぶつけてきた。あたしの脳は、叫びにならない叫びでいっぱい。本当に声が出ているのかも判らない。一打ごとに体が勝手に海老のように跳ね上がってしまう。『ふふ。もうおしまいか?』・・・・え?あぅ・・・『お願いします。もっとください。』   (2022/9/19 15:58:56)

さえこ【り】理性が壊れ・・・   (2022/9/19 15:58:41)

さえこあたしは四つんばいになって、背中も差し出した。最初はパドルが当たっていた。背中や、もう熱くなっているお尻、見境なく打たれた。時々太腿も。痛い、痛い、イタイ!体のあちらこちらで、痛みが弾ける。『さえこ。背中が真っ赤だぞ。いい眺めだ。もっと泣けよ。』 もうダメと頭のどこかで思っているはずなのに、口から出てきた言葉は『もっとください。』だったの。   (2022/9/19 15:58:29)

さえこあたしのお尻は、すっかり熱くなっちゃってヒリヒリ。でも、お尻だけ熱いでは物足りなくなっちゃって、体中熱くなっちゃうことを求めた。 痛みも熱も刺激。刺激はあればあるほど気持ちいい。だから痛くないと寂しい。自分の感性はおかしいと思う。おかしいと思えば思うほど、マゾの快楽が進む。   (2022/9/19 15:58:06)

さえこカレはいつもの一本鞭を取り出してきた。短いくせにかなり強烈。銅線コードを芯に、硬い革で編みこまれて、先はパドル状になっている。短いから持ち運びしやすくて、使える部屋を選ばない。加えて、打撃の正確さを追求したものらしいの。先端のパドルで打たれた時は、軽いのに鋭い痛み。皮膚がパドル痕で染まるし、音もよく響く。編み込み部分が当たる時は、編み込み革のエッジが鋸のよう。ドスンと重い衝撃と蚯蚓腫れの痕。思いっきりされると血が滲むこともある。短くて硬いので、巻き鞭にならない代わりに、狙ったところを外さない凶悪なものだわ。   (2022/9/19 15:57:52)

さえこお尻が熱い!寂しくなった・・・お尻だけじゃ寂しい。 『ねえ、お願い!』『ふふ、やっと始まったか。』   (2022/9/19 15:57:39)

さえこあたしの尻肉は、もうどこもかしこも熱を持って燃えてる。一打ごとの稲妻のような衝撃は、神経が麻痺してきて、一打に感じない。大きな加虐の塊が、カレの手を通してあたしに覆いかぶさって、あたしのマゾ性を焚きつけてるみたい。   (2022/9/19 15:57:27)

さえこ【ど】どうしようもない熱   (2022/9/19 15:57:15)

さえこカレは執拗にスパンキングを続ける。最初は、そのうち手も痛くなる(あたしがSする時はそうなの)だろうから、何かに代わるだろうなと思ってた。ずっと素手のまま。何かの道具で打たれるのは、痛みの種類が変わるし、惨めさも感じられて、それはそれで好き。でも、素手はやっぱり特別。生身の体の熱を感じるダイレクト感は、何よりも上。   (2022/9/19 15:56:52)

さえこ『好き勝手に逃げろ!俺もやりたいようにやる!』その言葉はあたしの枷。不思議よね、逃げてもいいって言われると、逆に心が縛られる。それでも体の反応は別。 あたしは、我慢、我慢って思っているのに、体が勝手に逃げる。首輪につけられたリードが引っ張られて、首が締まって戻されるの。   (2022/9/19 15:56:30)

さえこあたしはいやらしく、お尻を突き出した。カレの足元に、床に這いつくばったガータ―とストッキングだけのあたしのお尻。それが合図だったみたい。 カレは無遠慮にあたしのお尻に往復ビンタ。痛みと引き潮のコンビなんかじゃない、稲妻の連続。痺れるような感覚と痛みと発熱が同時。耳からは、パシッパシッっていう刺激音。   (2022/9/19 15:56:16)

さえこあたしもカレも知っている。それで終わりじゃないのよね。今ここで終わるなら、小さな満足と、物足りなさ。あたしもカレも、過剰が好きなの。もうお腹いっぱい、これ以上は無理、という大きな満ちたりが欲しい二人。   (2022/9/19 15:56:03)

さえこ衝撃と同時に痛みが走る。痛さが徐々に和らぐのに比例して、じわって熱を帯びる。 その痛さは稲妻のよう。お尻から入って背中や耳とかにツンって来た後、引き潮のようにお尻の痛みが弱くなって、安堵と平穏が戻ってくる。その数秒後に打たれたところが熱くなる。 痛みの後味が心地いい。サディストの加虐心に瞬間驚く。それを受けとめられて、あたしの中に染みてくる満足感。お尻の熱とともに。   (2022/9/19 15:55:49)

さえこお尻肉をカレの平手で叩かれる。   (2022/9/19 15:55:36)

さえこ【み】身はやっぱり生身でなければ   (2022/9/19 15:55:24)

さえこ-   (2022/9/19 15:55:07)

さえこ『みどり』   (2022/9/19 15:55:03)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさん(106.146.***.209)が入室しました♪  (2022/9/19 15:53:46)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさん(106.146.***.209)が退室しました。  (2022/9/19 15:47:58)

さえこ(おわり)   (2022/9/19 15:47:52)

さえこ『ごめんなさい。あたし、起きた事ちょっと飲み込めない。お休みさせて。』 佳織さんの事も気になったけれど、それは彼に任せるべきもの。あたしはそういう立場じゃない。あたしは二人から離れた。独り。春の海を眺めて。あたしはまた戻ることになるのだろうと判っていたけれど、今はもう少し待って。あたしの中で『さんにん』が腑に落ちるまで。   (2022/9/19 15:47:40)

さえこ-   (2022/9/19 15:47:19)

さえこカレが佳織さんのアナルに注いだ瞬間、あたしは・・・・・・嫉妬とともに逝ってしまった。あたしは射精もしないのに・・・とても疲れ、とてもとても満たされた。   (2022/9/19 15:47:16)

さえこSカレの瞳は狂気が宿っていた。『さえこ、そのまま俺のペニスと佳織のアナル舐め続けろ』 あたしは、佳織さんのアナルに出し入れされるSカレのペニスを、脇から舐め、時にはカレのペニスによってめくれた佳織さんのアナルを舐めた。カレのペニスの感触と、彼のペニスにまとわりついた佳織さんの味が、あたしを更に壊した。   (2022/9/19 15:46:58)

さえこあとで佳織さんから、あの瞬間に何かが壊れた気がしたとまで言われてしまったわ。多頭飼いとはまた別な、『さんにん』。SEXは二人でするものという当たり前が、無くなってしまった瞬間だった気もする。今思い起こせば、あたしは、あたしをあたし自身の手で壊してしまったのかもしれない。そうしたことを引き起こしたSカレの欲望は、底なしに深かったし、それに呼応したあたしと佳織さんも、闇のような欲望を抱えていたのかも。   (2022/9/19 15:46:43)

さえこ『佳織、尻を差し出せ。』『はい』Sカレはあたしから離れていった。『さえこ。俺のペニスを佳織のアナルに誘導しろ。』あたしはどうかしていた。自分が何をしたのか自分でもわかっていなかった。思考停止だったのに、あたしがとった行動は、Sカレのペニスを手に取って、佳織さんのアナルに押し付けたことだった。そればかりではなかった。あたしはあたしに驚いた。佳織さんのアナルに舌を入れながら、Sカレのペニスを押し込んだの。佳織さんは悲鳴を上げていた。それはそうでしょう?女装子にアナル舐めされながら、好きな男のものをよりによって女装子に誘導されるんだもの。しかも、その女装子(あたし)も、カレの事を好いているのも知っているわけだから。   (2022/9/19 15:46:23)

さえこあたしのぐちゃぐちゃな心なんか無視して、Sカレはあたしの髪の毛を掴んで、無遠慮に揺さぶった。腰を深く入れられる。あたしの喉はカレのもので無理やり開かされて。『佳織、よく見とけ!』あたしは佳織さんの表情は見る余裕なんて無くしていたけれど、ただ、『あぁ・あう・・』という佳織さんの叫びにも似た呻き声はわかった。『なんだ、佳織。俺がさえこの口に突っ込んでるの見て、感じてるのか。どうしようもない変態女だな。』『いやぁぁ・・言わないで!』『ふふふ。漏らしやがって。体は正直だぞ。』あたしの話題は一切何も出ない。あたしはやっぱり単なる穴なんだ。苦しいせいか悲しいせいなのか、よくわからなかったけれど、あたしの目尻から涙があふれるのがわかった。『なあ、さえこ。何ペニクリ固くしてるんだ?まったくお前らといったら。』え? え? どうして?・・・   (2022/9/19 15:46:09)

さえこSカレが、『なあ、さえこ。佳織のアナルに入れるから手伝え。』 あたしの苦しい複雑な胸の内も、佳織さんの不安そうな視線も無視して、佳織さんのヴァギナから抜いた自分のペニスをあたしの顔に突きつけた。『さえこ。咥えてもっと大きくさせろ。佳織はな、俺がほかの女の口に突っ込んでいる光景を見てみたいらしい。』佳織さんの顔を見て、冷酷に笑いながら、要求してくる。あたしは佳織さんを見た。ほんとうに良いの?そういう視線を送ったつもりなのに、佳織さんの目は不安の中にも、その奥の瞳は妖しく濡れていた。佳織さんも・・・壊れてるのね。あたしみたいに。あたしは、ほんの少し残っていた理性を手放した。あたしは、馴染んだSカレのペニスを口にした。ああ、やっぱりこれがいい。と思った次の瞬間、あっ、この味は佳織さんの!! ・・・あたしはやっぱりオモチャなんだ。   (2022/9/19 15:45:55)

さえこ-   (2022/9/19 15:45:32)

さえこあの後は・・・・夢からめざめたのに、目の前の穏やかな海を眺めても、心は此処にあらず。また思い出してしまう。   (2022/9/19 15:45:26)

さえこ【さんにん】-Ⅱ   (2022/9/19 15:45:10)

さえこ-   (2022/9/19 15:44:58)

さえこああやっぱり、あのことが心に残っているのだわ。だから夢を見たのかも。あれから、起こったことがあたしを疲れさせた。いいえ。疲れただけではない。あたしのマゾ心に楔を打ち込んだ。釣り針の様に抜けない楔。疲れたけれど、後悔はしていない。気持ちも体もいっぱいいっぱいになっただけ。むしろ、マラソン選手の様に、時が経てば、また憑かれたように走る予感はある。   (2022/9/19 15:44:48)

さえこあたしはいつのまにか夢を見ていたの? ざぶんという波の音で目が覚めた。   (2022/9/19 15:44:32)

さえこ-   (2022/9/19 15:44:04)

さえこあたしはエクスタシーを感じたのだと思う。みじめな思いと同時に、説明つかない満ち足りた感情を持った。ううん。満ち足りたというより、今この瞬間でしか味わうことができない辛い快楽。普通にしていたのでは出会う事のない辛さと苦悩ともいえる快楽。それがあたしを解放に導き、満たされた思いになったのかもしれない。鞭で何百回もいたぶられた挙句、ある瞬間にふっと体が浮くような感覚と似たようなものかもしれない・・・・・   (2022/9/19 15:43:51)

さえこ数センチ先には、Sカレのモノが佳織さんのヴァギナを貫いている。とてもとても艶めかしい光景。あたしは突然嫉妬した。佳織さん。その立場が羨ましい。あたしには与えらていない。羨ましい。Sカレの逞しい性器は、あたしのアナルも馴染んでいるの。あたしの体を知ってるSカレのそれは、今、佳織さんを貫く。あたしの目の前10センチで。あたしにも欲しい。とても欲しい。どうしようもない焦燥感があたしを焼く。なのに・・・それだから?・・・   (2022/9/19 15:43:27)

さえこ-   (2022/9/19 15:43:06)

さえこSカレは激しく佳織さんを上下させて追い込んでいる。佳織さんの喘ぎが激しい。あたしはオモチャとしてサービスしているのか、佳織さんを責めているのか、佳織さんから辱めを受けているのか、よくわからなくなった。でも、そんなことはどうでもいい。佳織さんとあたしが異常な繋がりを持っていること、それもアナルと口でというリアルな触感と認識があたしを快楽に導いた。あたしは夢中になった。オモチャなのに。   (2022/9/19 15:42:53)

さえこそれを、佳織さんとあたしがしてしまうの。ねえ佳織さん、気持ちいい?恥ずかしい?佳織さんのすぼまったところが、だんだん柔らかくなって気がする。あたしは舌を尖らせて、中へ中へと侵入を試みる。唇は全体を覆って、まるで繋がっているみたい。佳織さんとあたしの内臓が繋がっているの。こんな表現は異常だって感じるけれど、想いを文字にするとこうでしかない。   (2022/9/19 15:42:40)

さえこあたしは性別関係なく、アナルに魅せられる。いけないことをしている背徳感があたしを狂わせる。導きは、たぶん子供のころの、あたし自身が意図したわけではない衝撃の体験。それから10数年。はっきり意識したのはSMを知ってから。心に残っていたあの体験の種が、捩れた向きに芽吹いたみたい。アナルも性の対象にしてしまっていいのねと思ったの。それは「アブノーマルな」という鍵カッコつきだからこそのもの。排泄器官に口をよせる異常行為。文字でも、画像でも、それを目にした時の心の高ぶりに、あたしは狂う。   (2022/9/19 15:42:23)

さえこ佳織さんのアナルに口を寄せて、そっと舌を這わせてみた。ビクンって反応する佳織さん。 舌先にとても馴染んだ感触。アナルだわ。おしりのあな。あれがでてくるところ。普通では忌み嫌われる場所。   (2022/9/19 15:42:06)

さえこ佳織さんのは、Sカレのと違ってとてもキレイな、キュってすぼまってとても可愛らしいものだった。佳織さん、良いのかしら?あたしがこんなことしちゃって。好きな男とSEXの最中に、恋敵のような、いいえ、変態なマゾ女装子に恥ずかしいアナルにキスされる。どんな気持ちなの?それとも、本当にあたしを「生きたオモチャ」としか見てないのかしら。佳織さんはソファーに半座りしたSカレに乗せられて、後ろ手に縛られて貫かれている。表情はうかがい知れないし、ギャグも咬まされているし、よくわからない。ただ、もう夢中になっていることは、それまでの反応で判った。ぎゅって握りしめた手と、汗で光ったきれいな背中と腰が蠢いているもの。   (2022/9/19 15:41:50)

さえこ元々アナル舐めは、あたしの大好き。もちろんSカレの知るところ。いつも、命じられるのをいいことに、舌が痺れるまでカレのアナルに口づけしたものよ。命令じゃなくて本当は自発的に。命令はマゾの逃げ道なの。自発といういやらしい気持ちを隠してくれる。だからあたしは迷わずカレのアナルに向けて口を寄せた。そうしたら、『違うだろう?佳織の方だろう?』って。えっ?佳織さんの?『あうぅ・・・』って佳織さんのうめき声が・・・   (2022/9/19 15:41:28)

さえこみじめな鼻フックに、首輪とリードで四つんばいにされたあたし。目の前10センチに、男と女の繋がった秘部。Sカレと佳織さんの。ああ、そういえば、あたしは、二人の生きたオモチャになったのよね。二人のSEX見せつけられて、『俺たちを気持ちよくさせろ。アナルを舐めろ。』とSカレに言われたの。   (2022/9/19 15:41:00)

さえこ-   (2022/9/19 15:40:44)

さえこのんびり波を眺めているうちに、まどろんでしまったみたい。夢うつつ。   (2022/9/19 15:40:35)

さえこあたしは、さすがにちょっと疲れた。めくるめくような体験だったけれど、手放しでその快楽を貪るまでは、気遣いや遠慮もあって。美味しいものを食べるには、それなりの努力が必要というのは、本当ね。もうお腹いっぱいというより、これ以上食べるともたれる気がして、Sカレにギブアップ宣言して戦線離脱。   (2022/9/19 15:40:21)

さえこ春のさかり、誰もいない光る海に、ぽつんと独り。緩々と寄せる波を、ひなが一日眺めている。   (2022/9/19 15:39:58)

さえこ【さんにん】-Ⅰ   (2022/9/19 15:39:37)

さえこ-   (2022/9/19 15:39:30)

さえこ-   (2022/9/19 15:38:13)

さえこ彼はあたしの気持ちを見透かしたのだろうか。『二人の挨拶は何? お近づきに二人でキスしてごらん?』 あたしは恐る恐る佳織さんに近づいて、そっとそっとあたしの唇を寄せた。『あら、女装子さんの唇も、なかなかなのね(笑)』 『さえこさんのエクスタシー、私も感じたわ。憎らしいほどね。』うけて彼が口を挟む。『ふふ、言葉では伝わらないものが伝わったな。』・・・そうだわ・・・これからまた新しい冒険が始まる予感。   (2022/9/19 15:38:02)

さえこ縄を解かれて、あたしたちは向き合った。佳織さんは奇麗な人だった。フェミニンなミニワンピが素敵だった。彼が手放さないのは無理もない。佳織さんは頬が紅く腫れて目は涙目。多分あたしはもっと酷いはず。恥ずかしい。『よろしくね。さえこさん。』ニコッて、笑い顔は、ダリアのように艶やかだった。こんな素敵な女性があの闇のような欲望を抱えてるの?世界は広いのね・・・あたしはこんな人に勝てっこない。すっと、何かが吹っ切れた。『よろしくお願いします。佳織さん。』あたしは、二人のおもちゃになる決心がついた。   (2022/9/19 15:37:41)

さえこ-   (2022/9/19 15:37:23)

さえこ『おいおい、佳織ったら、お漏らししてるのか?』彼の驚きの声で、我に返った。『いや~~~言わないで!恥ずかしい!』『ふふふ、さえこから快感貰ったのか?(笑)』『・・・・・・(しらない)』あたしは驚いたというより、正直ほっとした。マゾの共鳴したのかしら?それとも、嫉妬燃えだったのかしら?理由はともあれ、あたしは嬉しかった。受け入れてくれたのかも。『さあ、時が来たようだな。ご対面といくか。』   (2022/9/19 15:37:03)

さえこ『なあ、さえこ。欲しくてたまらないのだろう?』彼の不敵な笑い。もう、あたしは疼いてた。彼に見透かされていた。『お願い、あたしにもしてください!』懇願を口走ったとき、佳織さんの手が反応した。でも、もうあたしは、欲に飲まれていた。佳織さんの反応が何なのか考える余裕がなかったの。彼は、あたしを激しくビンタした。出会ったころ、何故、「純女さんじゃなくてあたしを選んだの?」という問いに、彼は、「女装子は、体は男だからな。加減しなくていいから、加虐心を満たせる。」という会話を思い出した。頬が痛い。なのに気持ちいい。彼の残酷で冷徹な目を見ると、沸騰する。思わず、手を握り締めてしまう。そうすると、佳織さんが握り返してくれる。気持ちイイ・・・ビンタが気持ちいいのか、手から伝わってくるものが気持ちいいのかわからないくらい。佳織さんがどう思ってるのか考える余裕なんか、もうとっくに無くなってしまった。『もっとしてください!』はしたなくおねだりしてる自分が居るのがかろうじて判った。ねえ、あたし、こんな風なの・・・佳織さん。ぎゅってまた手を握った。佳織さんから掌の返事が来たとき、あたしは軽く逝ってしまった。   (2022/9/19 15:36:46)

さえこあたしは居たたまれなくなって、でも、すごく興奮して、佳織さんが羨ましかった。おもわず佳織さんの手をぎゅって握った。そうしたら、佳織さん・・・・握手の形から指を絡めてきたの。一本一本お互いの指が絡む。佳織さんの柔らかくてかわいい指が、あたしの指の間に滑り込む。・・・ああ・・うん・・・そうしましょう。今度はあたしから、もう一方の手の指を絡めた。バシッって頬を打つ音が聞こえるたびに、絡めた指に力が入る。どっちが力を込めたのかわからない。ぎゅって握りしめるたびに、何かが溶けてきた。佳織さんの手がもっと熱っぽくなって、あたしを求めはじめてる気がしてきた。あたしは、あたしがビンタされてる絵を見た気がする。佳織さん、もっとお願いして。あたしに、あの彼のビンタを分けて。   (2022/9/19 15:36:30)

さえこ『佳織、いつもの儀式だ。いいな?』あたしを離れ、佳織さんの方に廻った彼が言う。彼の顔は覗えるのに、肝心の佳織さんの表情が見えない。『はい、お願いします。』佳織さんの背中が揺れて、パシッ!ってビンタの音が響いた。『ふふ、佳織はこれ好きだよね。』ああ、彼の嬉しそうな声。あたしの時もそうなの。佳織さんにもやってたんだ。ちょっとショックだった。馬鹿ね、セフレなんだから一番のわけ無いじゃない。そう思うに感情が追いつかない。 パシッパシッて、今度は往復ビンタ。『佳織、お願いしてごらんよ。』『・・・○○さま、もっとビンタしてください。』『どうして?』『○○さまにビンタされるの好きなの。感じるの。』それ、あたしのセリフだわ。『じゃ、お望みかなえてあげような。』嬉しそうな彼。バシッて一段と大きな音、背中の揺れも激しく。小さな悲鳴も。『まだまだ。』佳織さんの頬を打つ音が連続した。   (2022/9/19 15:36:11)

さえこ彼が今度はあたしの方に廻ってきたの。完全にサディストの目になってた。楽しそうに冷笑してる。『なあ、さえこ。今度はお前の番だ。』彼からの熱い熱いキス。舌も差し込まれて・・ああ、これ、馴染んだ感覚ね。あたしは溶けちゃいそう。思わず声が出ちゃった。あたしも舌で応える。そうしたら、佳織さんがぎゅって握ってきたの。あたしは、体がピクンって反応してしまった。無意識に握り返しちゃった。体中が熱くなった。あたしのたいして役に立たない竿も、はしたなく固く反応してるの。佳織さん、あなたはどういう気持ちなの? 手をぎゅって握り返しながら、舌は彼を貪った。   (2022/9/19 15:35:40)

さえこ『自己紹介はいいから。そのうち判る。』彼は佳織さんの前に立って『佳織、キスな。』 えっ?鏡越しに彼が腰をかがめて、佳織さんにキスしたのが見えたの。同時に、佳織さんの手が・・ピクンて。ドキドキした。じっと身を固くして様子をうかがった。背中の動きが伝わってきた。荒い息遣い。また、佳織さんの手が・・。今度は握り返してみた。そうしたら、佳織さんが握り返してきたの。胸が熱くなった。なにこれ?どういうこと?あたしを抱いた男が、好いた女性とキスしてる。その女性の手から、何かが伝わってくる。あたしは混乱した。いいえ、あたしはカップルのおもちゃなんだから・・と頭ではわかってても、全然整理できなかった。   (2022/9/19 15:35:21)

さえこ『さあ始めようか。』『もう握手してるよね。佳織とさえこ。』『はじめまして。佳織です。よろしくお願いします。』柔らかくて艶のある声だった。『こちらこそはじめまして。女装子のさえこです。よろしくお願いします。』あ~男声が恥ずかしいわ。それにあたしの手は佳織さんと比べたら、武骨そのもの。地で勝負なんてまったく思い上がりもいいところ。恥ずかしくなっちゃって、逃げ出したくなった。   (2022/9/19 15:34:54)

さえこ目隠しが外された。たぶん二人とも。目の前には姿見が立てかけてあった。その鏡越しに佳織さんの前にも鏡があるのはわかった。でもあたしが邪魔して佳織さんの顔がよく見えない。サディストったら、ほんと意地悪なんだから。   (2022/9/19 15:34:29)

さえこ-   (2022/9/19 15:34:11)

さえこ胸縄をあてられて、簡単に後ろ手に縛られて、ストールに座るように誘導された。『あっ』背中に人がいる!相手も驚いて声を出す。『ふふふ。背中合わせのご対面だな。二人ともまず手のひらを出せ。』『あ、はい』広げた手のひらを彼が誘導する。そこには、小さくて柔らかくて暖かい手があった。佳織さんのよね。『二人とも、お互いに手を結んでごらん。』視界がないまま、背中合わせに、右と右、左と左、手を結んだ。これが佳織さんなのね。顔も見たことも無い人と手を結ぶ、不思議な体験。だけれども一人の男を通して、縁ある人。この人もマゾなのよね。それにあの男の体も知ってる人。どういうことになるんだろう?・・・彼は結んだ手が離れないように、二人の手首を一緒に縛り上げた。新しい胸縄が二人を一緒に束ねた。   (2022/9/19 15:34:05)

さえこ彼に手を引かれて誘導された。どうするの?って思う間もなく後ろに手に持っていかれて縄を当てられた。えっ?約束が違うじゃない。プレイなんかしないはずよ。抗議の声を上げようとしたとき、『シッ!』って、彼があたしの口を押えた。『静かに!縛るだけだ。俺に考えがあるから、まず従え。』彼が強い口調で言うものだから、納得はいかなかったけれど体を預けた。   (2022/9/19 15:33:39)

さえこ『準備終わりました。』彼にラインで伝えたら、スッて彼が部屋に入ってきて、『なんだ、ちっとも飾り気がないな。』『いいのよ、地で勝負。』・・・勝負なんて、思わず出てきた言葉。あたしは変に気負っていたって気がついた。べつに対抗する気持なんか無いと思っていたけれど、人の気持ちって、深いところではそんなことも無いのね。佳織さんもどういう気持ちなのかしら。きっと複雑なんだろうな。そんなあたしの揺れなんて無視して、彼はアイマスクを被せて、あたしの視界を奪った。『行くぞ。』   (2022/9/19 15:33:23)

さえこあたしを今以上に装っても偽りの上塗りをするだけだから、あたしは、彼と普通にデートする時の姿にした。黒のガーストにTバックショーツ、ニットのブラックミニスカ。トップスは中身が空っぽのブラとキャミ、シンプルでマニッシュなシャツをアウトして。襟元が寂しいから、ボリューム感あるネックレス。ウィッグは迷ったけど、最近地毛を伸ばせるようになったから、あえてそのまま。後ろはポニテにまとめて、サイドだけ頬にかかるようにする。ファンデした後ちょっとチークとハイライト入れて、簡単にルージュひいておしまい。濃いシャドーやマスカラは、いつも涙で流れちゃうから最近はしないことが多い。たぶん、彼のすること思えば、佳織さんだって似たようなものかもとか、勝手に自分を安心させた。   (2022/9/19 15:32:34)

さえこ彼の部屋に入る。約束は、あたしが着替えて準備ができたら目隠しして、佳織さんと会わせるというものだった。どうして?って思ったけれど、彼に委ねたのだから仕方がない。彼なりの考えがあるのだろうと思って、了解した。彼とのプレイで目隠しは慣れていたから、べつに恐怖感はなかったの。   (2022/9/19 15:32:07)

さえこ【告白する手】-Ⅱ   (2022/9/19 15:31:53)

さえこ-   (2022/9/19 15:31:09)

さえこあたしは少し時間を貰った。佳織さんの闇のようなM心は、あたしの中にもある。持て余すくらいある。はじめて、佳織さんの輪郭が、あたしのなかで浮かんできた。『ひとつだけお願い。ディープに遊ぶ前に、佳織さんと仲良くなっておきたいの。直接、佳織さんから闇のような欲望を聞きたいわ。』『わかった。場のセッティングは俺に任せてくれ。』   (2022/9/19 15:30:59)

さえこ『でも。欲だけで動いていいのかしら?M女さんは納得してるの?嫌よ、その場でM女さんが悲しくなっちゃったら。そういう涙は見たくない。』彼はあたしが質すことは予想していたのだろう。『たしかにな。そういうふうに言うと思ったよ。大丈夫だと思う。』『佳織とはかなり話し合った。さえこの事も、佳織自身の心の事も。』『あいつ、「嫉妬でM心揺さぶられる快感を否定できない。いえ、むしろ望んでいるのかもしれない。」最後にはそう吐いた。だからさえこに声かけたんだよ。』・・・パートナーのM女さんは、佳織さんっていうのね。   (2022/9/19 15:30:32)


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