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おしらせ | > | 塩川 萌♀1年さん(212.30.***.139)が退室しました。 (4/26 05:33:34) |
塩川 萌♀1年 | > | ―――――――――― (4/26 05:33:26) |
塩川 萌♀1年 | > | 私は、美少年だからさ(声変わりした直後のような、ざらついたハスキーボイスが耳朶を打つ)夢中になってしまうのもわかるよ?けど…ごめん(嘆息すらも美しい。愁いを帯びた横顔や、伏せられた長い睫毛が目に浮かぶようだった)君の想いには応えられない(沈黙の後、投げかけられた問いに答える)どうして、って…いや…(ここでスイッチをOFF)私、少女だし。美少年じゃなく美少女(ボイスエフェクターという魔法が解かれた自分の声音は、いつも通りの気だるげなソプラノボイスに戻っていた。スマホの向こうで落ち込んでいる友人に、呆れまじりの言葉を吐く)…はぁ?「声が美少年すぎる」とか知らないし。私の写真を性転換アプリにかけたのはあなたでしょ。どっちも加工されたものなんだからさぁ…「好きです。付き合ってください」とかガチのトーンで言われても、反応に困るんだって(眉間にぐっとしわを寄せ、唇をすぼめる。気に入らないのは――)ていうか、あなた男じゃん。何。ホモなの?(――気に入らないのは、美少年好きだと騙る相手自身が、私好みの美少年だということだった。許せない。無加工の美少女【私】には「好き」って言ってくれないのにぃ~~ッ!) (4/26 05:33:14) |
塩川 萌♀1年 | > | 【いただきもののお題『私は、美少年だからさ。からはじまるロル』】 (4/26 05:32:18) |
おしらせ | > | 塩川 萌♀1年さん(212.30.***.125)が入室しました♪ (4/26 05:31:02) |
おしらせ | > | 塩川 萌♀1年さん(iPhone 212.30.***.83)が退室しました。 (1/14 17:40:57) |
塩川 萌♀1年 | > | ―――――――――― (1/14 17:40:15) |
塩川 萌♀1年 | > | …はふ(あふれるあくびを噛み殺しつつ、久しぶりの定位置に着く。夏休み明けの教室はいつもより騒がしく、明るい。みんな若いな、元気だな…なんて縁側に座るおばあちゃんのような眼差しでクラスメイトを眺めていると、傍で談笑していた女子グループの一人が気安く話しかけてきた。別に親しくもないはずなんだけどなんだろう、田舎が恋しくなったんだろうか)「やっほー、おひさ!めぐちゃんは夏休み何してたのー?」(…めぐちゃん?陽キャの距離感バグってやがる…とおののきながらも、へらっと笑う)あ、お、おひさ…夏休み?私はね…(一呼吸おき、言葉を続けた)色々イベント参加してたよ?友だちみんなで海にいったり、お祭りいったり?水着とか浴衣とか夏は買うもの多いから、つい散財しちゃった…でへへ(人と話すのが久々すぎて、気持ちの悪い声がこぼれてしまう。だけど優しい陽キャ様は「へー!」と気にせず手を叩き、まぶしい笑顔で応えてくれた)「充実してたんだねぇ!」(小麦色に焼けた彼女の肌とは違い、自分の肌は真っ白なまま)う、うん…(目を逸らす。あくびで浮かんだであろう涙をぬぐい、心の中で呟いた。――まぁ、全部ゲームのことなんだけど…ね) (1/14 17:39:56) |
塩川 萌♀1年 | > | ―――――――――― (1/14 17:38:38) |
塩川 萌♀1年 | > | ――ごちそうさまでした(食事の前と同じように合掌し、瞼を閉じる。お皿の上にはプチトマトのへたとレモンの搾りかすだけが残され、メインディッシュの唐揚げは供花代わりの野菜ごと綺麗に完食されていた。はふぅ…とため息を吐く)美味しかったなぁ、うーたん…(余韻に浸りながらふと部屋の片隅、水槽に目を遣った。ガラスの向こうをぱたぱた泳ぐ可愛らしい姿はなく、生温かい水の代わりに寂しさが満たされているよう。あの場所に、うーたんはもういない…だけど、私の「ここ」にいる)…ウーパールーパー(1匹ぶんの唐揚げだけじゃ物足りず、まだぜんぜん空いているお腹を撫でた。唇に付着したケチャップを舐め、ぼそっと呟く)また、飼おうかな? (1/14 17:38:18) |
塩川 萌♀1年 | > | (衣が薄いおかげで元の形がはっきりわかる丸揚げ。それにレモンを搾りかけてから、胴のあたりを箸で摘みあげ、うっすら覗くつぶらな黒い瞳を見つめた。途端、生前の姿がよみがえってきて涙があふれそうになるけど、歯を食いしばって我慢する。ごめんね、うーたん…ごめんね、ごめんね…心の中で謝りながら口を開け、頭からかぶりつく。歯が衣を破り、サクッと小気味よい音を奏でた。もっと硬いかと思ったけれど、うーたんの骨は柔らかく身はふわふわで、あっさりと噛みちぎられる)あふっ!(揚げたてのため熱々だ。口に空気を送り込みながら咀嚼し、丹念に味わった。味は…白身魚に近いだろうか。淡泊でクセがなく、普通に美味しい。コリコリとした骨の食感も良いアクセントになっている。しまった、最初はレモンをかけずにいくべきだった…と悔やむけど、まぁいっか)ケチャップ…タルタルも合いそうだなぁこれ。冷蔵庫にあったっけ? (1/14 17:37:29) |
塩川 萌♀1年 | > | ――いただきます(食事の前に手を合わせ、目を閉じるあいさつは黙祷に似ている。食材に対する感謝や弔意なんて、今までろくに込めてこなかったけど)うーたん…(大好きだった家族の名前を口に出し、お皿の上に視線を落とした。茶色い衣を身にまとい、カラッと揚げられたうーたん。ウーパールーパーの唐揚げ。下には瑞々しい生レタスが敷かれ、プチトマトやポテトサラダ、カットレモンが、棺内に敷き詰められたお花のように彩りを添えている。これが自分なりの弔い。埋めたり焼いたりするのではなく…揚げて、食う。そうやって1つになれば、うーたんはこれからも生き続けてくれるはずだった。私の中で、私と一緒に)ねぇ、そうだよね…そうでしょ…うーたん? (1/14 17:37:04) |
塩川 萌♀1年 | > | (朝、起きたら家族が死んでいた。白い体につぶらな黒目、ピンク色の華やかなえら…ウーパールーパーのうーたん。短い手足をぱたぱたさせて泳ぐ姿や、餌をあげるとき寄ってくるのが可愛くて、水槽のガラス越しに毎日「うーたん♡うーたん♡」と呼びかけていたものだ)ううぅ…うーたん…うぅたぁあんっ!(大粒の涙をぼろぼろこぼしながら、水面に浮かんだ小さな体を両手でそっとすくいあげる。水槽の水は生温く、うーたんが死んだのは水温が原因なのだろうと思った。最近寒くなってきたから油断していたけれど、ウーパールーパーは暑さに弱い生物らしい。飼い主の自分が管理を怠ったから、うーたんは死んだんだ。私が、うーたんを殺した)ごめん…ごめんよぉ…(ぐったり動かないうーたんを手で包み込み、胸に抱くようにして、何度も何度も謝った。けど、いくら謝ったところでうーたんは生き返らない。戻ってこない。なら、せめて――) (1/14 17:36:38) |
塩川 萌♀1年 | > | ―――――――――― (1/14 17:36:18) |
おしらせ | > | 塩川 萌♀1年さん(iPhone 212.30.***.58)が入室しました♪ (1/14 17:35:24) |
おしらせ | > | 新規ルームを作成完了しました。(iPhone 212.30.***.76) (1/14 17:32:13) |