「■■12のお題【異世界キャラで12題】」の過去ログ
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2015年07月18日 04時06分 ~ 2019年09月02日 17時43分 の過去ログ
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十子 | > | 1d12 → (12) = 12 (2015/7/18 04:06:23) |
十子 | > | 1d12 → (7) = 7 (2015/7/18 04:06:43) |
十子 | > | 【07 ★1-12から選択★ →08 背中 】 もう一つ遊ばせてください (2015/7/18 04:08:29) |
十子 | > | (ちらっ、ちらっと、その大きな背中を見つめ。何度となく、迷っている事あり…。疎ましがられるのも、嫌だけれど…。久しぶりに訪ねても良いと連絡のあった相手の部屋へと来てみたというのに…。急遽、対応が必要な事案が転がり込んだらしく…。少し離れたソファで大人しくクッションを抱きしめているのも限界。放り出して、そっと、相手の背後へと近づき、腰のあたりへと腕をまわして、ぴとっと抱きつき)…ねぇ…、いつまで、いい子にしていなきゃダメ…?…そろそろ、…遊んでほしいな…、いい子にしてたご褒美…欲しぃなぁ…(普段、口になんて出して言えない言葉。不慣れゆえに、後半、恥ずかしさが強く湧き起こり、相手の背へと顔を擦りつけ、埋めて、なんとか逃げ出さないように自分を押し留め。恥ずかしさついでだ、と、すり…っと、もう一度、頬を擦れさせ) (2015/7/18 04:18:04) |
十子 | > | 【ありがとうございました】 (2015/7/18 04:18:34) |
おしらせ | > | 十子さんが退室しました。 (2015/7/18 04:18:40) |
おしらせ | > | 水晶さんが入室しました♪ (2015/9/18 16:14:48) |
水晶 | > | 【二度目のお邪魔しますですね。遊びに行く前に一つ練習の意味でお借りしましょう。】 (2015/9/18 16:16:55) |
水晶 | > | 1d12 → (3) = 3 (2015/9/18 16:17:04) |
水晶 | > | 【12:逡巡】 (2015/9/18 16:17:59) |
水晶 | > | 【…間違いました】 (2015/9/18 16:22:59) |
水晶 | > | 【03視線】 (2015/9/18 16:23:56) |
水晶 | > | 【今回の目標:ひとつの情景を豊かに】 (2015/9/18 16:25:28) |
おしらせ | > | 無言時間が20分を超えたため、水晶さんが自動退室しました。 (2015/9/18 16:51:06) |
おしらせ | > | つぶさんが入室しました♪ (2015/9/30 07:59:36) |
つぶ | > | 1d12 → (10) = 10 (2015/9/30 07:59:44) |
つぶ | > | 【10:悪癖】 (2015/9/30 08:01:31) |
つぶ | > | (夜更け。館の片隅の狭苦しいメイド部屋でようやくに眠りにつこうとしていたとき表で馬の嘶きが聞こえた。ざわざわと声がしてばたんと景気よく大きな扉が開かれる音がする。お戻りになった――そう思えば閉じかけた瞳がぱっちろ目覚める。慌ててメイド服を着てホールへと急げば重い外套を執事にお預けになった若様が私を見てにっこりと笑われた。達者だったか、とお声がかかる。スカートを摘みお辞儀をした私などに目をとめられるわけもなく、階段をのぼっていかれる。温かなお茶の支度をもって部屋に窺えば、若様と若奥様が口づけをなさっていた。つきん、と胸が痛む。輝く金の髪の若様ほど美しい方をわたしは知らない――) (2015/9/30 08:10:13) |
つぶ | > | (若奥様のすべすべてと丸い頬がほんのりと色づいていて、お二人はまるで私のことなど気にとめてらっっしゃる様子はない。私がお茶を注ぎ一礼して部屋を出るときもまだ口づけは続いていた。若奥様の白いナイトガウンの衣擦れ。若様は二週間ぶりのご帰還になるだろうか。部屋を辞した私は廊下の気配をうかがうとお二人の寝室のすぐそばの空き部屋へとこそり、と入った。壁紙をぺろりとはがせば小さな一つ穴。息を押し殺しそこを覗いていればやがてお二人の姿。ごくり、と喉がなってしまう。若様の美しい指がナイトガウンを滑り月の光に若奥様のまぶしいばかりの裸身が浮かぶ。いつしか私の左手はスカートの中に。濡れそぼったそこを指で慰めてやりながら、右手で鉛筆を持ち美しいお二人を素描する。若奥様の乳房を弄る若様の手――どうしてもやめられない私の悪癖) (2015/9/30 08:17:35) |
つぶ | > | 【お題求めて彷徨う……それがいちばんの悪癖かもしれませぬ。お邪魔しました】 (2015/9/30 08:20:32) |
おしらせ | > | つぶさんが退室しました。 (2015/9/30 08:20:43) |
おしらせ | > | つぶさんが入室しました♪ (2015/10/5 18:24:37) |
おしらせ | > | つぶさんが退室しました。 (2015/10/5 18:24:50) |
おしらせ | > | つぶさんが入室しました♪ (2015/10/5 18:26:31) |
つぶ | > | 1d12 → (4) = 4 (2015/10/5 18:26:47) |
つぶ | > | 【04 痕跡 】 (2015/10/5 18:27:28) |
つぶ | > | (さっきバーで隣り合っただけの男を広いとは言えないが瀟洒なつくりのマンションの部屋へ案内する。ここへ来るまでのエレベーターの中でキスの腕前だけは既に確認澄み。耳元で「いい匂いがする」なんて囁く声も悪くはない。そもそも誘ったのは外見が小ざっぱりとしているからだし、にこりと笑う笑顔を視ればそう悪党でもなさそうだったから。一人寝が寂しい夜、一期一会であれば誰でもよさそうでいてやはり誰でもよくはない。後腐れなく朝になれば手を振りあって別れることができるように、まぁなるべく人は選ぶことにしている。今夜の相手は悪くはない。玄関の扉を閉めるなりもう一度濃厚なキスを交わしながらゆっくりと胸に手を這わしてくるのもよい。それが目的と互いにはっきりしているのに、たまにうだうだお喋りを続ける男より余程礼儀正しいといえる) (2015/10/5 18:34:49) |
つぶ | > | (そこからベッドへの流れもスムーズだった。絡めた指でやんわりと私が誘導するほうへついてくる。「シャワーはいいの?」なんて野暮は言わないで、そのまま背広を脱いでいく。キスは常に軽く深く。自在に私の身体を昂ぶらせたり焦らせたり。多少自信家な顔が零れれば鼻につきはするけれど。スマートに服を脱がされ、まるでいつかどこかでとデジャヴを覚えるようなセックスが続く。互いに息を荒げ欲情した視線を交わし、いつの間にかゴムをつけた彼のペニスを受け入れる。こちらも多少演技めいた喘ぎを零す。演技だけではない証は私の膣が彼をスムーズに受け入れたことだろう――そうして眠りにつき朝が来る。笑顔で別れた後、私の視線は寝室の微かな窪みを探してしまう。別れようといったとき昔の男が、唯一愛した男が残した痕跡。私への執着。彼に比べれば昨夜の男はなんとつまらなかったことか。それでもどうしようもない。私は彼の若々しい未来を奪いたくはなかったし。それでもやっぱり涙は零れるのだけれど) (2015/10/5 18:44:23) |
つぶ | > | 【わかりづらい……昔の男は壁を拳で何度もたたいたのですね。書けてない…】 (2015/10/5 18:46:11) |
おしらせ | > | つぶさんが退室しました。 (2015/10/5 18:46:16) |
おしらせ | > | 賽子さんが入室しました♪ (2016/2/23 15:36:04) |
賽子 | > | 【ご利用ありがとうございます】「ロールは気難しいもの・長文でないといけないもの」等の先入観や括りを捨てて、自由な発想で行動描写を楽しんでください。今回の御題は【春っぽい何かで12題】です。ジャンル・状況設定などは書き手様にお任せしますので、お題のイメージを盛り込んだロールを作成してください。 (2016/2/23 15:36:55) |
賽子 | > | 【諸注意】一つのお題を1ロールに纏めるのは難しいとのご意見がありますので、3レス(500文字x3/全角で1500文字)までの投下制限を設けております。(うっかりと「お題・部屋の趣向」から逸脱した内容(雑談・独り言・ポエム・SS(ショートストーリー・短小説・私小説))にならないようにご留意ください。あくまでもRP・行動描写等を楽しむお部屋です。) (2016/2/23 15:37:44) |
賽子 | > | 【重要】お題選択時、『サイコロ』発言等の「2d6」で実行される方がいらっしゃいます。期待値の影響を避けるため、必ず「1d12」でお楽しみくださいますようお願いいたします。 (2016/2/23 15:38:09) |
賽子 | > | 尚、当部屋でのロール定義は少々レトロなPBC・ロールサイトに準じます。ロール定義につきましては看板下部にPBCサイト・入門頁をいくつか記載しておりますので、初心者様もベテラン様も、読み物として改めてお目通しいただければ参考になるかと思います。 (2016/2/23 15:38:40) |
賽子 | > | 【春っぽい何かで12題】01桜 02朧月 03芽吹き 04蝶 05雨 06嘘 07★1-12から選択★ 08マイノリティ 09香 10癖 11夢 12葉桜 (2016/2/23 15:38:54) |
賽子 | > | サイコロテスト (2016/2/23 15:39:11) |
賽子 | > | 1d12 → (9) = 9 (2016/2/23 15:39:21) |
賽子 | > | 【09:香】*看板のお題は不定期に変更されますので、ロールを書き出す前に各自にて必ずお題を明記してください(過去ログ閲覧時に該当のお題を明確にするため、ご協力願います) (2016/2/23 15:40:20) |
賽子 | > | ではでは。得手も不得手もサイコロ次第。描き手様も読み手様も【春っぽい何かで12題】をどうぞ御楽しみくださいませ。【礼】 (2016/2/23 15:41:27) |
おしらせ | > | 賽子さんが退室しました。 (2016/2/23 15:41:34) |
おしらせ | > | 賽子さんが入室しました♪ (2016/6/23 16:33:16) |
賽子 | > | 「ロールは気難しいもの・長文でないといけないもの」等の先入観や括りを捨てて、自由な発想で行動描写を楽しんでください。今回の御題は【夏っぽい何かで12題】です。ジャンル・状況設定などは書き手様にお任せしますので、お題のイメージを盛り込んだロールを作成してください。 (2016/6/23 16:33:48) |
賽子 | > | 【諸注意】過去に「一つのお題を1ロールに纏めるのは難しい」とのご意見がありましたので、3レス(500文字x3/全角で1500文字)までの投下制限を設けております。(うっかりと「お題・部屋の趣向」から逸脱した内容(雑談・独り言・ポエム・SS(ショートストーリー・短小説・私小説))にならないようにご留意ください。あくまでもRP・行動描写等を楽しむお部屋です。) (2016/6/23 16:34:05) |
賽子 | > | 【重要】お題選択時、『サイコロ』発言等の「2d6」で実行される方がいらっしゃいます。期待値の影響を避けるため、必ず「1d12」でお楽しみくださいますようお願いいたします。途中でお題がわからなくなった時は【PC時】画面右下過去ログを右クリック→新しいタブで開く→過去ログ→現在のルームの手順で看板を見ることができます (2016/6/23 16:34:25) |
賽子 | > | 【夏っぽい何かで12題】01砂浜 02紫陽花 03潮風 04蝉 05あめ 06冷 07★1-12から選択★ 08花火 09 肌 10線香 11さかな 12 夜 (2016/6/23 16:34:42) |
賽子 | > | サイコロテスト (2016/6/23 16:35:01) |
賽子 | > | 1d12 → (3) = 3 (2016/6/23 16:35:06) |
賽子 | > | 【03:潮風】*看板のお題は不定期に変更されますので、ロールを書き出す前に各自にて必ずお題を明記してください(過去ログ閲覧時に該当のお題を明確にするため、ご協力願います) (2016/6/23 16:35:57) |
賽子 | > | 尚、当部屋でのロール定義は少々レトロなPBC・ロールサイトに準じます。ロール定義につきましては看板下部にPBCサイト・入門頁をいくつか記載しておりますので、初心者様もベテラン様も、読み物として改めてお目通しいただければ参考になるかと思います。 (2016/6/23 16:36:21) |
賽子 | > | ではでは。得手も不得手もサイコロ次第。描き手様も読み手様も【夏っぽい何かで12題】をどうぞ御楽しみくださいませ。【礼】 (2016/6/23 16:36:53) |
おしらせ | > | 賽子さんが退室しました。 (2016/6/23 16:37:03) |
おしらせ | > | 繭さんが入室しました♪ (2016/6/30 03:42:50) |
繭 | > | 1d12 → (3) = 3 (2016/6/30 03:43:15) |
繭 | > | 【03:潮風】 (2016/6/30 03:44:00) |
繭 | > | (温いスイカをざくざくと前歯で噛みながら、顎を伝う水気を無造作に拭う。潮風は火照った肩を撫で、海水でベタつく髪を中途半端に乾かして通り過ぎていく。もう、赤いトコないじゃん。と、いやしいあたしをからかう従兄弟に、ビーサンのつま先で砂を蹴り上げる。)…いいの。この、きゅうりみたいな味のトコが、いっちゃん好きなの!(焦げた砂浜が、バスタオル越しに水着のお尻を焼いてくるから、うす甘い果汁に濡れた口元を、ぐいっと腕にこすりつけ、跳ねるように立ち上がる。水平線を滑るボートが、入道雲に潜っちゃいそうで果てしない。ピンとひとさしゆびで、海を指す)…ねえ、もっかい!あのブイまで競争!(フライングで駆け出すあたしを、慌てて追いかけてくるブーイング。堪え切れない笑いに躓きながら、右足が一歩、波に飛び込んで飛沫を上げた) (2016/6/30 04:03:20) |
繭 | > | 【ありがとうございました。】 (2016/6/30 04:04:00) |
おしらせ | > | 繭さんが退室しました。 (2016/6/30 04:04:07) |
おしらせ | > | 繭さんが入室しました♪ (2016/7/1 06:06:09) |
繭 | > | 1d12 → (8) = 8 (2016/7/1 06:06:34) |
繭 | > | 1d12 → (8) = 8 (2016/7/1 06:06:55) |
繭 | > | 1d12 → (3) = 3 (2016/7/1 06:07:08) |
繭 | > | 【08:花火】 (2016/7/1 06:07:55) |
繭 | > | 浴衣だもん。下駄なんだもん。そんなに早く歩けないもん!遅いとか、めんどくせーとか、そんなんばっかり。ヒドイ!(ぷう、と、大袈裟に頬を膨らませ、ぴったりと足をとめてしまった。や、似合ってるけどさ。なんて、適当なフォローがざらざらと、余計に不機嫌を刺激する。花火大会に向かう人波は引っかかった異物みたいなあたし達を小さく避けて、流れ続ける)もう、行かない。すーっごい楽しみにしてたけど、いきたくないっ。(めんどくさそうなため息も、じゃあ、帰るか。なんてそっけなさも想定内。なのに、内側で煮え立ってくる不満はどんどんあたしをブサイクにする。合わない歩幅に擦れたあしゆびだけが、困ったようにもじ、もじと動く。――花火を一つ、早めにどかんと上げてくれたら、すぐにご機嫌になれるのに。もぉ。) (2016/7/1 06:45:23) |
繭 | > | 1d12 → (12) = 12 (2016/7/1 06:46:35) |
繭 | > | 1d12 → (12) = 12 (2016/7/1 06:46:56) |
繭 | > | 1d12 → (9) = 9 (2016/7/1 06:47:07) |
繭 | > | 【12:夜】 (2016/7/1 06:47:40) |
繭 | > | (それは昨日と似ている夏のよる。エアコンの微風が、私の産毛をさわさわと逆さに撫でていくものだから、あなたのお腹の辺りで丸まっていたタオルケットを、慌てて肩まで引き上げてあげる。僅かな抵抗…の後、寝ぼけたままで、素直に包まり背を向けるまでを、暗闇で眺める数分間。緩んだ頬の下で、羽根の枕がコソコソと鳴った)……かーぁいい。(規則的な寝息にささやきを重ねて、ひとりふふふと息を漏らして。タオルケット越しの大きな背中に、ぴとりと裸の胸を押し付けてみる。混ざり合う体温にまた重くなるまぶた。明日もきっと、今日と似ている朝が来る) (2016/7/1 07:00:07) |
繭 | > | 【ありがとうございました】 (2016/7/1 07:00:48) |
おしらせ | > | 繭さんが退室しました。 (2016/7/1 07:00:51) |
おしらせ | > | 繭さんが入室しました♪ (2016/7/14 09:37:52) |
繭 | > | 1d12 → (6) = 6 (2016/7/14 09:38:21) |
繭 | > | 1d12 → (12) = 12 (2016/7/14 09:38:42) |
繭 | > | 1d12 → (3) = 3 (2016/7/14 09:38:56) |
繭 | > | 【6:冷】 (2016/7/14 09:39:46) |
繭 | > | おばーちゃん。いるの…?(きしきしと鳴る板の廊下を裸足で踏みながら、日の当たらない奥の間に呼びかける声は、語尾が頼りなげに細くなってしまう。――留守番、お願いね。ちゃぶ台の上には、菓子パンの下敷きになってるメモがあったのに、短く濃い影が重なりあう薄闇の向こうには、確信に近い、『何か』があって)…おばあちゃん、ただいま。ねえ。(開け放した窓からは責め立てるような蝉しぐれ。声を掛けるごとに、踏み出す一歩はゆっくりになる。つま先で探るようにひんやりとした木板に体重をのせた。ギシ、と、一際大きく鳴く歪みに、ランドセルをおろすのを忘れた背中が粟立ってくるのがわかる。冷たく纏わりつくような汗が、首から胸元へ。眩しい日差しに慣れすぎた目を、凝らす)…誰、か?…いるの?(ギシ、と、また床板が鳴く。一瞬、蝉の声が止まった。) (2016/7/14 09:56:19) |
繭 | > | 1d12 → (12) = 12 (2016/7/14 09:56:39) |
繭 | > | 1d12 → (9) = 9 (2016/7/14 09:56:48) |
繭 | > | 1d12 → (12) = 12 (2016/7/14 09:57:06) |
繭 | > | 【9:肌】 (2016/7/14 09:57:30) |
繭 | > | …柔らかくて、なめらかで、白くて、弾力があって。(ゆるゆるとした手つきで、肩から二の腕へと掌を滑らせ。赤らんで俯いた顔を窘めるように、くいと顎を持ち上げてやる。少し、ゆるめた口元を少女の唇の端に寄せ、軽く軽く押し当ててやる。そして、華奢な指の又へと、自身の指を潜りこませて絡ませる。)手だって、ほら、ひんやりとして、小さくて。爪だって、染めていないのに、綺麗な桃色。(近いままの唇の隙間に、少女の手を持ち上げ、薄い爪の一枚一枚を、舌の先で舐めてやる。ぁ、と、開いた唇から漏れる吐息と、離れたがっていやいやと揺れる黒髪に頬を撫でさせながら、あやすように唾液に光る爪を愛でる)…いいんだよ。愛してなんてくれなくてもいい。…君の肌が、髪が、爪が、唇が…この場所に存在してさえいれば、僕はそれだけで幸福なんだ。 (2016/7/14 10:15:42) |
繭 | > | 1d12 → (5) = 5 (2016/7/14 10:16:00) |
繭 | > | 1d12 → (4) = 4 (2016/7/14 10:16:22) |
繭 | > | 1d12 → (10) = 10 (2016/7/14 10:16:34) |
繭 | > | 【4:休暇】 (2016/7/14 10:17:13) |
繭 | > | (高い太陽に、ジリジリとつむじを焼かれながら、グラウンドの隅によろよろと座り込む。差し入れのガリガリ君は、もう真夏の熱気に崩れ始めているから、猫背で慌ててかじりついた。溶けたそばからぬるくなる甘い汁が腕まで伝うのに顔を顰めて、アイスの根元に舌を伸ばした瞬間、照りつけていた日差しが、大きな影に遮られた。)…な、によ。(同じく半分かじったソーダ味を片手に、見下ろしてくる後輩。暑いっすね。なんて満面の笑みを見上げたら、目に汗がしみて不機嫌になる。砂埃に汚れたシューズのつま先に、えいっと軽いケリを入れて)…デートしたい。とかいう話なら、ノー!無理無理。大体、ウチら、夏休みなんて、いつあんのよ。(遠くで、練習再開の叫び声がするから、水っぽいアイスの絡まった棒を、口に突っ込んで立ち上がる。項垂れる後輩の、ゼッケンが貼り付いた背中をべし、と叩いたら、はぁい、なんて間抜けた声で、あたしより先に駆け出した。グラウンドを強く蹴る大きな足に、もう追いつけない。――軽く舌打ちでにやけた顔を誤魔化して、あたしも全速力で走り出す) (2016/7/14 10:32:57) |
繭 | > | 【ありがとうございました】 (2016/7/14 10:34:21) |
おしらせ | > | 繭さんが退室しました。 (2016/7/14 10:34:31) |
おしらせ | > | イチさんが入室しました♪ (2016/7/18 13:45:56) |
イチ | > | 1d12 → (8) = 8 (2016/7/18 13:46:33) |
イチ | > | 1d12 → (11) = 11 (2016/7/18 13:47:03) |
イチ | > | 1d12 → (8) = 8 (2016/7/18 13:47:15) |
イチ | > | ぬぬん… (2016/7/18 13:47:31) |
イチ | > | 【11:さかな】 (2016/7/18 13:54:50) |
イチ | > | (ひんやりと乾いた建物から一歩外に出るだけで途端に曇る眼鏡のレンズ、もわんと顔面を覆う生暖かい空気。どんなに大きく息を吸い込んでも半分程度しか空気が入ってこないのではなかろうかと思う程の不快指数、息苦しさすら感じる夏の宵。足早に歩く人熱れに飲まれ、混じり合いながら、流れに乗って歩く・歩く・まるで泳ぐように。) (2016/7/18 13:55:38) |
イチ | > | (帰路に繋がる満員電車の中では酸欠の金魚のように鼻面を上げて、気道の確保。曇る窓ガラス、混じる熱気といろんな匂い、張り付くシャツ、伝う汗。ああ、最悪――などと思う視界の端、少し離れたところに立つ女性の耳元では鱗のようにキラキラ煌めく金属板の耳飾り。胡乱げに濁った生気のない半眼目玉がぞろりと並ぶ帰り道、またぞろホームからから吐き出され、改札口の人熱れ…さあ、この群れから逸れないように流されながら泳ぎながら、家路に急ごう) (2016/7/18 13:56:27) |
イチ | > | 【8:花火】も。 (2016/7/18 13:58:10) |
イチ | > | ベランダ花火とか、怒られない?大丈夫?本当に?(人差指と親指で摘んだ頼りなさげな松葉、先端に塗られた黒い火薬の部分を、これもまた頼りなさ気に揺れるロウソクの炎に近づける。アルミの灰皿の上に置かれたロウソクはサンタの形とトナカイの形、台所の引き出しの奥から発掘された彼らの季節感に、流石にこれはちょっとどうなんだろう…と思わないでもないけれど。)…あ。(炎に触れた瞬間、チ、と小さな火花が爆ぜる。途端チリチリと始まる誘爆、細かな火花を盛んに散らしながら黒い火薬があっという間にオレンジ色の火の玉に姿を変える。) (2016/7/18 14:03:51) |
イチ | > | あ、あ、(硝煙の燃える匂いと白い煙、松葉の先ではチリチリパチパチと朱色の華が咲き乱れ、その鮮やかさに思わず目を細め。ねえねえすごいね綺麗だねえ、という感嘆の言葉が自然と口から溢れだす。)…あ…(咲き誇る花の命は束の間の一瞬か、次第にその精彩は衰えはじめ。小さくなった火玉の先でチ、チ、と柳葉のような細くかそけき花弁が散り落ち――)あ、あー……終わっちゃっ、た。(最後の一瞬、チリッと小さな花弁を散らせて手先で咲いた花が命を終える。咲き乱れていた火華の玉を落とさぬように、知らず力んでいた肩から力を抜いて、傍らで立ったまま煙草を蒸かしている連れ合いを見上げ、)ねぇ、一緒にやろうよ?(と、薄暗闇の中で、一輪の花が綻んだ) (2016/7/18 14:08:47) |
イチ | > | 【とりあえずふたつ。おそまつさまでした。】 (2016/7/18 14:10:00) |
おしらせ | > | イチさんが退室しました。 (2016/7/18 14:10:06) |
おしらせ | > | イチさんが入室しました♪ (2016/7/19 14:14:42) |
イチ | > | 1d12 → (8) = 8 (2016/7/19 14:15:09) |
イチ | > | 1d12 → (5) = 5 (2016/7/19 14:15:51) |
イチ | > | 1d12 → (6) = 6 (2016/7/19 14:16:04) |
イチ | > | どんだけ花火好きなんですかという気持ちになる午後。暫し。 (2016/7/19 14:17:13) |
イチ | > | 【6:冷】 (2016/7/19 14:19:21) |
イチ | > | どうしてそんな言い方をするの?(何気ない一言、何気ないいつもの言葉。表情は出来るだけ変えぬよう、目は細めて眇めて、唇は少しだけ口角を上げて。薄い微笑みを浮かべたまま、貼り付けたまま、目の前にいる相手にやんわりと問いかける。悪気なく発した言葉を責めている風に聴こえないよう、あくまでもさり気なく、理解を深めようとしている体で小首を傾げても見せて。返ってきた言葉に少しだけ唇を尖らせ、これはふーんそうなんだの合図。尖らせた唇をもう一度軽く引き結ぶと、ニコリと笑みの形に整える。目元の色は一層に深めて、気付かれないように、気付かせないように。愛なんていう滑稽な感情の、ほんの少し罅割れた部分から、ひんやりとした感情が忍び込んでいることを気取られないように最新の注意を払って笑ってみせる。)…じゃ、ご飯にしよっか? (2016/7/19 14:32:01) |
イチ | > | 【お粗末様でした】 (2016/7/19 14:34:02) |
おしらせ | > | イチさんが退室しました。 (2016/7/19 14:34:05) |
おしらせ | > | 繭さんが入室しました♪ (2016/7/20 14:42:23) |
繭 | > | 1d12 → (4) = 4 (2016/7/20 14:42:39) |
繭 | > | 1d12 → (9) = 9 (2016/7/20 14:42:47) |
繭 | > | 1d12 → (6) = 6 (2016/7/20 14:42:57) |
繭 | > | 【4:休暇】 (2016/7/20 14:45:35) |
繭 | > | ねえ、どうするー?(カーテンで日差しを遮った窓。何故か今日に限って調子の出ないエアコンは、温い風をゆるゆると吐き出しているばかり。フローリングの床の、少しでも冷たい場所を探して、ずる、ずると寝そべったまま背中で移動しながら、だるそうな声が出た。――どっちでもいいよー。と、間延びした声は、浴室から。時々、勢いの良い水音がしてる)どこでもいいっていったって、さぁ。(見つけた。ソファーの影はひんやりと、背中の熱を吸い取っていく。心地よさにふぅとひと息吐きながら、おでこに貼り付いた前髪を指でかき分けるようにはがしていく。――返事の代わりに聞こえてくる鼻歌を聞きながら、裏表を返す寝返りをひとつ。突っ伏したまま、のろのろと前進)……もぉ、わがままとか言わない。…ここより涼しいトコなら、どこでもいい。…早く行こうよぉ…。 (2016/7/20 15:03:59) |
繭 | > | 【くぅー。 ありがとうございました】 (2016/7/20 15:06:04) |
おしらせ | > | 繭さんが退室しました。 (2016/7/20 15:06:08) |
おしらせ | > | 球磨さんが入室しました♪ (2016/7/23 21:06:50) |
球磨 | > | 初めまして。お邪魔します。 (2016/7/23 21:07:16) |
球磨 | > | ちょこんと遊ばせてくださいませ。 …いっきまーす。 (2016/7/23 21:07:47) |
球磨 | > | 1d12 → (12) = 12 (2016/7/23 21:07:58) |
球磨 | > | 【12 : 夜】 (2016/7/23 21:09:13) |
球磨 | > | (漆黒の宵闇が音もなく忍び寄るかのように、その男は不意に現れた―― 物音一つ立てずに、静寂の中心部へと。囚えられた女の背後へと姿を現し、黒い皮の手袋で包まれた掌が…ツ、と。女の白い首筋へと触れた。……―ベビードール一枚、なんとも心もとない薄布だけを身に纏った女がびくりと震える。目隠し、素足、木製のスツールへと腰掛け、両手を背後に回され括りつけられた状態で。両足も、固定されている。スポットライトが女へと当てられている、真夏ゆえに寒さは感じないはず。男が皮の手袋をしていることが、おかしいのだ。それのみならず、漆黒のスーツに身を包み、スポットライトがかろうじて写しだした真っ白い顔には汗一つかかずに。)…――さァ、愉しいショーの始まりです。(低いけれど不思議と通る艶を帯びた男の声が告げる。 ――…女にはなにも見えない、只、背後の男からは生を感じず、夜の匂いだけがした。) (2016/7/23 21:26:08) |
球磨 | > | もう一度、遊ばせてください。 ころり。 (2016/7/23 21:26:41) |
球磨 | > | 1d12 → (2) = 2 (2016/7/23 21:26:56) |
球磨 | > | 【02 : 紫陽花】 (2016/7/23 21:27:33) |
球磨 | > | 《美しく浴衣を着こなせば、温泉宿でいい出会いにめぐり合えるかも♪》(なんて、記事を鵜呑みにして。…――せっせと着付けに精を出す。女三人、『湯けむり旅情女子旅女子力アップ美の贅沢三昧』……だっけ?この旅行プランのネーミングセンスはともかく、安さに飛びついたのは確かに全員なわけで。宿に着いてチェックインして、さっそく豊富な種類の浴衣の中からそれぞれ好きな柄を選んだ。その段階ですでに、キャワキャワ大騒ぎ。誰だって可愛いのがいい、そりゃどれも可愛かったんだけれど。こんだけ種類が豊富なのに、なんで被っちゃうのかなー…。私が狙ってた、紺地に大輪の牡丹の花の浴衣。あの子も選ぶなんてさ、それも先に言われちゃうなんてさ。ツいてない。) (2016/7/23 21:45:20) |
球磨 | > | …んー?うんうん、あ、いいのいいの。私は、こっちも可愛いなーって思ってたからさ。紫陽花も、なんか可愛いし。…ちょっと花の時期は過ぎちゃってるけど、浴衣の柄なんだからそんなの関係ないもん。いいよー。(って、謝ってきた彼女にダイジョブだからなんて返して。白地に寒色系で統一された浴衣は、明らかに地味かもしれない。浴衣を体のラインに沿って巻きつけて、合わせはどっちだっけ?ってまた大騒ぎ。…――せめて、着付けだけは可愛く着飾って、出会いゲットしなくちゃねって。こそりと他の二人の様子を伺いながら、ぐるぅり。帯を巻きつけたところで、帯の裾を踏んづけて転んだ。…畳の上とはいえ、オシリいったぁーい。) (2016/7/23 21:45:28) |
球磨 | > | はふ。…へへー、ありがとうございました! (2016/7/23 21:45:51) |
おしらせ | > | 球磨さんが退室しました。 (2016/7/23 21:45:56) |
おしらせ | > | 繭さんが入室しました♪ (2016/7/27 19:26:57) |
繭 | > | 1d12 → (9) = 9 (2016/7/27 19:27:10) |
繭 | > | 1d12 → (12) = 12 (2016/7/27 19:27:17) |
繭 | > | 1d12 → (7) = 7 (2016/7/27 19:27:23) |
繭 | > | 【7、なので、1:砂浜で】 (2016/7/27 19:28:21) |
繭 | > | (まだじんわりと暑い砂を踏んだ足裏が、打ち寄せる波に冷やされた。泡立ってシュワシュワと弾けながらまた海へと帰っていく波を見送りながら、濡れて締まった砂浜に、右、左、点々と、足跡を描くだけが目的の数歩を進む。夕暮れにはまだ遠い水平線は、くっきりとした青。けれど、おばあちゃんちで借りた麦わらを連れ去ろうとする風は、幾分肌に心地いい。つばを、軽く指でつまむ)…あ、と。一歩。(今度は少し遠くへ、と、跳ねた右足を次の波が洗う。ああ、と声を上げて振り返ったら、模様のような足跡は、なめらかな灰色の平面に書き換えられていた。裸足のつま先にぺろりと触れる、長い舌みたいな引き波をぼんやりと見送るあたしを、また、潮風が撫でていく)…もぉ、お母ちゃんとセンセ、よーじ、終わったべか。(不安が、胸の中でゆるぅ、とうねる。次の波はいつの間にか、スカートの裾を濡らしていて) (2016/7/27 19:53:11) |
繭 | > | 【ありがとうございました】 (2016/7/27 19:53:40) |
おしらせ | > | 繭さんが退室しました。 (2016/7/27 19:54:15) |
おしらせ | > | 球磨さんが入室しました♪ (2016/8/29 23:15:31) |
球磨 | > | 【夏の終わりに。遊ばせてくださいませ。】 (2016/8/29 23:16:04) |
球磨 | > | 1d12 → (7) = 7 (2016/8/29 23:16:12) |
球磨 | > | 1d12 → (8) = 8 (2016/8/29 23:17:29) |
球磨 | > | 1d12 → (4) = 4 (2016/8/29 23:17:38) |
球磨 | > | 【04 休暇 いきたいと思います。】 (2016/8/29 23:18:37) |
球磨 | > | (白いシーツの砂浜をくしゃくしゃに乱したままのベッドの上で、しどけなく伸ばした脚が水の中を泳ぐようにゆったりと動いて。…ぬくもりを求めて、絡みつかせる。空調効きすぎのホテルの一室で。見覚えのない熱帯魚のような、オレンジの常夜灯に照らされたホテルの鮮やかな壁紙の色彩に目を細める。…――昨晩の記憶、隣に眠るよくは知らない男性の。熱い腕だけは覚えてる、キッシンググラミーみたいな戯れのKissも。旅先での一夜の…なんて、よくあるソレの。)……《あっちで、戻ってからも…》なんて、有り得ないでしょ。指輪の痕も消えないくせに、遊び慣れてるわけはないみたいだけれど。ネ。(細く長い指、薬指のリングの痕をなぞって、…爪を立てる。よく眠っている男性の横顔に変化はない。これで、束の間の休暇はおしまい。……明日からは、いつもの、よく見慣れた雑踏の海の中を泳ぎ始める。だって、私は熱帯魚にはなれないんだから。) (2016/8/29 23:32:58) |
球磨 | > | 【ありがとうございましたー。】 (2016/8/29 23:34:29) |
おしらせ | > | 球磨さんが退室しました。 (2016/8/29 23:34:33) |
おしらせ | > | イチさんが入室しました♪ (2016/9/13 14:22:23) |
イチ | > | 1d12 → (6) = 6 (2016/9/13 14:23:05) |
イチ | > | 1d12 → (3) = 3 (2016/9/13 14:23:43) |
イチ | > | 1d12 → (6) = 6 (2016/9/13 14:24:01) |
イチ | > | 【3 潮風】 (2016/9/13 14:25:49) |
イチ | > | …なーんだよーもー、海辺ってもっとサワヤカーなもんじゃないのー?(うだうだと漏らす文句は力なくも一丁前、誰が聞いているというでもない独り言ではあるのだけれど、時折温く吹く潮風は湿度と潮気をたっぷり含んだまま、臙脂色の金魚が泳ぐアロハ・シャツの裾を僅かに揺らす。酷暑は過ぎたとはいえ爽快とは程遠いそれに、はぁぁぁ…と溜息めいた吐息一息。項にぺったりと張り付く髪を不快げに指で拭って、太陽を反射する水面の波面に目を眇め。)まあ、凪いで無風なのよりはマシなんだけろうけど。……蒸し暑い……。 (2016/9/13 14:32:46) |
イチ | > | (見渡す限りそう広くもない砂利の浜は手入れが行き届いている風でもなく、アチラコチラの其処いらに、流木だの古い網だの、よくわからない漂着物な何かが点々と。ふと目についた、怪しげな外国語のラベルが剥がれかけた恐らくは酒瓶だったであろうものをサンダルの爪先でちょんとつついてみる…と、何か小さな虫がぞろりと這い出し四方八方へと散り逃げる。)……!、っふ…っわっ!…チョー吃驚した!……海ヤバイ……(小さな生き物がまた別の漂着物の影に潜る様にざわざわと肌を泡立たせながら、思わず一歩後退る。襟足の辺りに、温い汗がまた、じわりとわいた。) (2016/9/13 14:35:24) |
イチ | > | 1d12 → (8) = 8 (2016/9/13 14:36:34) |
イチ | > | 1d12 → (1) = 1 (2016/9/13 14:37:33) |
イチ | > | 1d12 → (10) = 10 (2016/9/13 14:37:54) |
イチ | > | 【01:砂浜】 (2016/9/13 14:39:49) |
イチ | > | ――あっつー…(もったりとした密度を感じさせる湿った空気に重たげな空、暗灰色の雲。今にも降りだしてくるのではないかという空模様を胡乱げに見上げながら、アスファルト舗装された湾岸道路から砂浜へと繋がる短い階段を降りる。一歩踏み出す安サンダルの足裏に感じる砂の感触はざくりと重く、そして多分、想像していたよりも熱を孕ませているようで。)…浜ならちっとは涼しいと思ったんだけどなぁ…(浮かべた表情は、げんなりとでもいうところ。蟀谷の辺りからつぅと伝う汗を拭うことすら億劫で、きりもなくて、その気も萎えて。ゆるゆるとした足取りで、それでも湿った砂の上にいくらか引き摺るような足跡を刻見込んでいく) (2016/9/13 14:44:53) |
イチ | > | 【10:風鈴】 (2016/9/13 14:46:58) |
イチ | > | 硝子のもいいけどー、やっぱり私はコレが好きかなー……(通気だけは申し分ない古いアパートの角部屋、狭いベランダの隅っこ。30センチほどの高さの踏み台の上から聞えよがしな独り言。確か去年の今頃も同じことを言った気がする、だって去年も誰かさんが手伝ってくれなくって私が此処に風鈴を吊ったのだからね。)江戸風鈴のさ、ちょっとざらついて掠れたみたいな音も好きなんだけどさ…(風鈴の中心にぶら下がった『舌』の部分を指で摘んで、新しく結び直した藤色の短冊の位置を丁寧に整える。色紙を切っている私の傍らで、そんなの箸袋でもいーんじゃん?と興味なさげにほざいたあの口元を抓り上げてやったのは昨夜のことだ)…やっぱりねぇ、この、鉄の、リーーーンって鳴る音でないとね。(言いながら短冊から指を離したタイミングで、少し温い風が吹く。数年前、一緒に暮らし始めた記念に買った当時と同じ音が周囲に高く鳴り響くと満足気な様子でうんと一度頷き、室内でゴロ寝を決め込む誰かさんを尻目に遠い夏の思い出へと思いを馳せた) (2016/9/13 14:53:36) |
イチ | > | 【08 花火】 (2016/9/13 14:55:22) |
イチ | > | (高く高く澄んだ真っ暗な空、風はやや湿って強め。じっとりと滲んだ汗は背中に、首筋に、そして掌に。傍らというよりは右側一歩前方くらいの場所で空を見上げている彼のポロシャツの色はカーキ色。ああ、なんだろうこの人オッサン臭いなぁ…!などと思う自分と、何着てても好きだなぁクソ!と思う自分が心と頭の中でいったりきたり。) (2016/9/13 15:00:11) |
イチ | > | あ、の、(ワタシ、手を、繋ぎたいんだけど!という言葉が喉の奥に張り付いてなかなか出てこない。夕方の待ち合わせから相手のポジションは常に斜め一歩前方、なかなか合わない歩調に『ちょっとは合わせろよ!空気読めよ!!』と焦れたりもしながら、己の手の平を握ったり開いたり、指を伸ばしては戻してまた伸ばしたり…の挙動不審状態。此方の気も知らず無防備な様子の相手の指先に、最新の注意と視線を送りつつ。) (2016/9/13 15:00:31) |
イチ | > | …ねぇ、(手をー…と言いかけた瞬間、急に明るくなる空―― 一瞬遅れて、ドン!と大きく震える空気。ビリビリする鼓膜と、見上げた視界いっぱいに大きく咲いた大輪の菊花にポカンと口は開けたまま。)すーっごい、今のすごく大きかったねぇ?……っ(はたと気付けば、どさくさに紛れたようにしっかりと「握られて」いる自分の指先。思わず見上げる角度の斜め前、視線の先の首筋は自分と同じ様にじっとりと濡れて、オッサン臭いシャツの襟まで濡れて。えへぇぇとにやけながら、やたらに熱くて湿り気味の相手の指に、己の指を絡め返した) (2016/9/13 15:02:50) |
イチ | > | 【お粗末様でした】 (2016/9/13 15:03:28) |
おしらせ | > | イチさんが退室しました。 (2016/9/13 15:03:40) |
おしらせ | > | 土竜さんが入室しました♪ (2016/10/18 23:05:42) |
土竜 | > | 1d12 → (5) = 5 (2016/10/18 23:06:11) |
土竜 | > | 【5:あめ】 (2016/10/18 23:12:53) |
土竜 | > | ……なんだっけ、ほら……もっと降れっていう歌、あったじゃん。(しとしとと降る雨を眺めながら、顔は空に向けて呟く。晩夏も過ぎた、少し肌寒く感じるような午後の雨が、辺りのアスファルトを濡らしていく) そうそう、演歌の。……たまーに聞きたくなる。(私のいい人は今、ここにいる人がそうなんだろうか。などと思いながら、湿った空気に冷えた自分の二の腕を両手で掴んで、少し身震いして) (2016/10/18 23:20:40) |
土竜 | > | 変じゃないよ、別に……親父がよく車で聴いてたんだ。なんとなく覚えてるんだよ。(まだ幼くて、歌の意味すらろくにわからなかった頃の事をおぼろげに思い出しながら、手持ちの傘を開くと、雨粒がぽつぽつと当たる音がして) お湿りもなきゃね、今年の夏は暑かったんだから……急に寒くなるのもあんまり良いもんじゃないけど。 (2016/10/18 23:27:02) |
土竜 | > | 1d12 → (11) = 11 (2016/10/18 23:28:13) |
土竜 | > | 【11:さかな】 (2016/10/18 23:28:38) |
土竜 | > | ……なぁ、魚が溺れてるの、見た事あるか?(料理屋の水槽に泳ぐ熱帯魚を見ながら、そんな事を聞いてみる。答えは期待しない、元よりおかしな質問なのだから) いや、僕だって見た事なんかない。そもそも溺れるような魚が生きていけるとも思えないしさ。 (2016/10/18 23:33:25) |
土竜 | > | 食われる為に溺れるのか? ……まさか、自分から進んで死にたがる魚なんかいるもんか。(箸で秋刀魚の刺身を一切れ摘んで口に運び、そろそろ秋が来たんだなと初めて実感する。秋刀魚の脂の味を噛み締めて) ……まぁ、網に掛かったら溺れるかもしれないけどな。こうやって僕らの口に入るっていうのは、そういう事だろう。 (2016/10/18 23:39:15) |
土竜 | > | 【お借りしました。ありがとうございました】 (2016/10/18 23:41:23) |
おしらせ | > | 土竜さんが退室しました。 (2016/10/18 23:41:28) |
おしらせ | > | 賽子さんが入室しました♪ (2017/2/10 04:19:30) |
賽子 | > | 【ご利用ありがとうございます&ご無沙汰しております】「ロールは気難しいもの・長文でないといけないもの」等の先入観や括りを捨てて、自由な発想で行動描写を楽しんでください。今回の御題は【異世界キャラで12題】です。状況設定などは書き手様にお任せしますので、お題の人物イメージを盛り込んだロールを作成してください (2017/2/10 04:20:53) |
賽子 | > | 【諸注意】一つのお題を1ロールに纏めるのは難しいとのご意見がありますので、3レス(500文字x3/全角で1500文字)までの投下制限を設けております。(うっかりと「お題・部屋の趣向」から逸脱した内容(雑談・独り言・ポエム・SS(ショートストーリー・短小説・私小説))にならないようにご留意ください。あくまでもRP・行動描写等を楽しむお部屋です。) (2017/2/10 04:21:29) |
賽子 | > | 【重要】お題選択時、『サイコロ』発言等の「2d6」で実行される方がいらっしゃいました。期待値の影響を避けるため、必ず「1d12」でお楽しみくださいますようお願いいたします。 (2017/2/10 04:21:52) |
賽子 | > | 【参考】尚、当部屋でのロール定義は少々レトロなPBC・ロールサイトに準じます。ロール定義につきましては看板下部にPBCサイト・入門頁をいくつか記載しておりますので、初心者様もベテラン様も、お手隙の際に読み物として改めてお目通しいただければ参考になるかと思います。 (2017/2/10 04:22:48) |
賽子 | > | 【異世界キャラで12題】01娼婦 02奴隷 03狩人 04料理人 05亜人 06魔術師 07★1-12から選択★ 08魔物・魔族 09王族 10村人 11商人 12勇者 【なお、リストが見えなくなった場合は画面右下にございますルーム管理を右クリックし、新しいタブで開くと看板をみることができます】 (2017/2/10 04:24:55) |
賽子 | > | サイコロテスト (2017/2/10 04:25:26) |
賽子 | > | 1d12 → (11) = 11 (2017/2/10 04:25:37) |
賽子 | > | 【11:商人】*看板のお題は不定期に変更されますので、ロールを書き出す前に各自にて必ずお題を明記してください(過去ログ閲覧時に該当のお題を明確にするため、ご協力願います) (2017/2/10 04:26:27) |
賽子 | > | ではでは。得手も不得手もサイコロ次第。描き手様も読み手様も【異世界キャラで12題】をどうぞ御楽しみくださいませ。【礼】 (2017/2/10 04:26:57) |
おしらせ | > | 賽子さんが退室しました。 (2017/2/10 04:27:17) |
おしらせ | > | ちびさんが入室しました♪ (2017/3/19 22:05:52) |
ちび | > | 1d12 → (6) = 6 (2017/3/19 22:06:04) |
ちび | > | 【6:魔術師】 (2017/3/19 22:07:31) |
ちび | > | 【や、なんか気が遠くなってた。】 (2017/3/19 22:42:40) |
ちび | > | (”来るなら来ればいい”と言ったのはつい昨日のことだった。”来れるものなら”とは胸の裡で嘲笑混じりに呟いたことだった。――朽ちた教会と湿った墓地、方向感覚を奪う霧が立ち込める暗い森。行く手を阻む沼は底なしで、夜には目ばかりが光る狼の群れに追われるだろう。)――、……。(まさかと思えばそのまさか、開いてやった扉の前に居たのは昨日のこいつではないか。古木の幹に擬態した我が家をよく見つけたものである。扉を押して隙間を広げ、手にした皿の上で燃える火を入口脇のランプに移す。)入りたまえ。生憎、馬鹿に付ける薬は無いけれど、も。(語尾ににやりと笑いを含ませる、私は恐らく上機嫌なのだろう。) (2017/3/19 22:50:36) |
ちび | > | 【ぜんぜん魔術師じゃねぇッ。というわけで。】 (2017/3/19 22:51:08) |
ちび | > | 1d12 → (1) = 1 (2017/3/19 22:51:23) |
ちび | > | 【1:娼婦】 (2017/3/19 22:53:06) |
ちび | > | (転生したら娼婦だった。)――ン、なーぁい、しょ。(情事の後で濡れたままの片目を瞑る。体ごと横向けて客の懐に半ば埋もれれば、上目遣いに甘えた鼻先を擦り寄せて、聞き取れるぎりぎりくらいの囁き声で。なんでこんな仕事をしてるのかって、そんなの私が一番知りたいわアホか――と、一瞬半眼になったのを、そのまま瞼を閉じて誤魔化そう。豊かなブロンドは柔らかに波打ち肩から背中を辿って敷布へ垂れ落ちる――確か黒髪ショートボブだった私――、横臥によって寄せられた胸は息苦しいくらいに重く熱く張り詰めて――確かBカップだった――くびれた腰から曲線を描いて男を誘う臀部の膨らみ、尻肉のあわいはまだ交合の痕を残して濡れて、少しひんやりとする――確か処女だったんですけど!)…ぁ、は。またおっきくなった?(長い睫毛を、伏せた角度からゆっくりと上げて再びの上目遣いを。いたずらな指先で客の股間をくすぐれば、自身の下腹もじわりと火照る――確かにけっこう向いてる、なんてね。) (2017/3/19 23:28:29) |
ちび | > | 【1d12 (2017/3/19 23:32:14) |
ちび | > | 【まちがえちゃった。笑 まだやんのかよ、と自分で自分を突っ込みたい。ええ、やるんですとも。】 (2017/3/19 23:33:06) |
ちび | > | 1d12 → (3) = 3 (2017/3/19 23:33:56) |
ちび | > | 1d12 → (11) = 11 (2017/3/19 23:34:42) |
ちび | > | 1d12 → (12) = 12 (2017/3/19 23:35:19) |
ちび | > | 【勇者キタコレ】 (2017/3/19 23:35:58) |
ちび | > | 【12:勇者】 (2017/3/19 23:36:20) |
ちび | > | (どうか堪えて、ここは生き延びて、王の血を絶やしてはなりませぬ――! がばりと身を起こせば今のが夢だったとすぐに理解する。全身にじっとりと汗をかき、何も握っていない筈の手が剣を構えてぶるぶる震えている。今年で十五だから、もう十年も前の出来事に未だに毎夜苛まれている。ゆっくりと深く息を吸い込んで吐く。身じろぎする尻の下で寝藁がカサカサと音を立てた。すぐ傍で牛が鼻を鳴らす。)新王は既に立っている。私はもうただの牛飼いの拾い子だ。(呪文の如くに同じ台詞を幾度繰り返したことだろう。夢の中の悲痛な声が頭に響いて息が詰まる。許してほしい。今日もまた、立ち上がるのは朝の水を汲みに行くためであることを。) (2017/3/20 00:11:47) |
ちび | > | 【ながなが遊ばせて頂きました。難しかったけど楽しかった…!】 (2017/3/20 00:12:35) |
おしらせ | > | ちびさんが退室しました。 (2017/3/20 00:12:45) |
おしらせ | > | 十子さんが入室しました♪ (2017/4/7 20:58:33) |
十子 | > | 1d12 → (11) = 11 (2017/4/7 20:59:02) |
十子 | > | 【11 商人 】 (2017/4/7 20:59:29) |
十子 | > | (砂漠へと向かう人、その地の向こうからやってきた人々が集う市場。この周辺では、そこそこに重宝されている場所。常に露天が立ち並ぶわけではない。その一角、端のほうで小さなテントをたてて店を構えている。うちに来る客は、大抵わけありで。代々、占いや呪いといったものを売っている。先々代の祖母が不思議な力を持っていた人だから、そういう願いを持った人にしか見えないような結界をはる玉が実は私の足元にあったりする。両目以外、黒い布を覆った姿も先々代から変わらず。しゃらっと風と共に来訪者を告げる音に視線を向けて、息を飲んだ)…な、にを、お求めでしょう…(そんな事は判りきっていた。声が震えてしまう自身を酷く未熟に思った。彼が欲しているもの、それは…―) (2017/4/7 21:12:01) |
十子 | > | 1d12 → (8) = 8 (2017/4/7 21:12:17) |
十子 | > | 【08 魔物・魔族 】 (2017/4/7 21:12:36) |
十子 | > | (情けない。そう思いながら、騎乗位で跨り雄の証を濡れた下腹部の口で咥えたままに腰を振る。熱く汗ばんだ肌に、自慢の銀色の長い髪が背に頬にと貼りつき、豊満と賛辞を受ける胸元が揺れる。卑猥な水音は、ずっと、この男に跨る前から淫らに鳴り続いている。淫魔なのだから、そう思うけれど…羞恥は、いつまで経っても私から消えてくれない。同種の誰もに嘲笑されるだろうから口にしたりしないけれど。腰を振るのが恥ずかしい、胸元が揺れるのも、なんて…。)…は…、ん…ンン…ッ、ぁんッ(一層深く繋がる場所から熱い疼きと快感が全身へと甘い痺れを伝わせる。鼻にかかるような媚びる声。演技だ、場を盛り上げるための技だと自身に言い聞かせても、褐色の肌であるというのに、尖った耳の先までも赤く染まるのを誤魔化せないほど。そっと、滲む視界の先、重なった視線に、ぴくんと全身が震える。もしかして…、この人、全部、見透かしていたり……、そんなことはない、そう自分の考えを訂正しながらも、相手から視線を外せなくなって) (2017/4/7 21:27:45) |
十子 | > | 【年単位の錆を落とし…。ありがとうございました】 (2017/4/7 21:28:34) |
おしらせ | > | 十子さんが退室しました。 (2017/4/7 21:28:39) |
おしらせ | > | 十八時さんが入室しました♪ (2017/4/22 18:54:38) |
十八時 | > | 1d12 → (10) = 10 (2017/4/22 18:54:51) |
十八時 | > | 【10 村人 】 (2017/4/22 18:55:05) |
十八時 | > | (山の向こうに太陽が隠れ、空は朱から藍に変わっていく。今日も村の平和な一日が終わろうとしている。畑の間を縫うように曲がりくねった土の道を牛を引きながら家路を急ぐ)あの人、今頃どうしてるんだろ?(毎日、この道を通る度に彼らの事を思い出す。勇者一行を名乗ったあの人達は数日前にこの道を通って旅立っていった。立ち止まり、振り返って道の向こうへと視線を向ける。彼らの姿は見えはしない)一緒に行かないかって言われたって、おとんもおかんももう昔みたいに働けないから、あたしが畑仕事せにゃならねぇんだよ。 (2017/4/22 19:02:48) |
十八時 | > | (未練はあった。外の世界には憧れていたし、誘われたのが魔王を討伐しに行くと国を上げて支援をしているという勇者ご一行様だ。しかも、魔法の才能があると言われた。一行の老魔術師がおごそかな声で告げたのを今でも覚えている)魔法かあ……あたしに使えるのかね?(抱えていた鍬を天に掲げて、目を閉じて――)ふぁいあ、ぼーるっ。(振り下ろす。沈黙……畑の向こうの森から、巣へと帰って行くカラスの鳴き声が聞こえてくる。連れていた牛も抗議の鳴き声をあげた)あー、すまんね。お腹空いたよね。馬鹿な事やってないで帰ろうっか。(振り返って牛の顔を撫でてから、暗くなり始めた道を村へと歩いて行く) (2017/4/22 19:08:42) |
十八時 | > | 【以上でーす。お邪魔しました】 (2017/4/22 19:09:20) |
おしらせ | > | 十八時さんが退室しました。 (2017/4/22 19:09:24) |
おしらせ | > | アレックスさんが入室しました♪ (2017/6/30 01:47:36) |
アレックス | > | 1d22 → (20) = 20 (2017/6/30 01:47:57) |
アレックス | > | 1d12 → (10) = 10 (2017/6/30 01:48:26) |
アレックス | > | 【村人】 (2017/6/30 01:48:59) |
アレックス | > | (…あれから何年の年月が経ってしまったのか…。後悔の一言で終わらせたくない。ーー夕焼けが山をオレンジ色に染め田んぼにちらほらと蛍の光が見えた。空気はねっとりと湿気を帯びシャツと肌を密着させていた。シャツをひとつまみ…肌から剥がしつつ)いゃ~暑い 暑い。早く帰って風呂 風呂。(そんな事を呟きながら田んぼの畦道を歩いていれば前から見慣れぬ女性の姿。この村では滅多にお目にかからぬスカート姿だったから私は目を見開き立ち止まってしまった。(あれーまぁ…こんな畦道をあんな歩きづらい格好で何やってんだか…何処のお嬢さんだか?) (2017/6/30 02:05:41) |
アレックス | > | (ゆっくりとゆっくりと私に近づくもその女性は私には誰だかやはりわからないでいた。ただその表情は悲しげでであった事は間違いない。擦れ違いざまに私が「こんばんは…。」と声を掛けるも小さく頷いただけ…。私は呆気に取られた様に口を開けたまま汗が滲むおでこを掌で拭いつつゆっくりと家の方に足を進めてみた。五歩…六歩歩み今一度あの女性の方を振り向いてみては、何処に向かうのかなんて一応に心配はしてみた。ゆっくりとゆらり ゆらり 村の外れへと向かっているだけ。私はその時本当はもう一度声を掛ければ良かった。私は何もなかった様に田んぼの畦道を再び歩み家路へと着いた。ーー翌日。村は朝から大騒ぎになっていた。それは…あの夕刻に出会った女性が村の外れの大きな木で首を吊ったのだった。ましてそれが映画のスターだったとゆうから二度驚いた。) (2017/6/30 02:24:03) |
アレックス | > | (だから…この夕焼けを見ると思い出してしまう。あの悲しげな表情を…そして私のもう一言がなかったのかを…。今はただ後悔の念でしかない。彼女に何があって何が起こったのか私には知る良しはなかったがたった“一言”が発声なかったのが悔やんでも悔やみきれない。だからこの季節あの夕焼けを見ると思い出してしまう…。) (2017/6/30 02:34:45) |
アレックス | > | 【Thank You so much 】 (2017/6/30 02:35:49) |
おしらせ | > | アレックスさんが退室しました。 (2017/6/30 02:35:53) |
おしらせ | > | 日曜日さんが入室しました♪ (2017/7/3 17:04:07) |
日曜日 | > | 1d12 → (5) = 5 (2017/7/3 17:04:13) |
日曜日 | > | (薄暗い宿屋の一室、鎧戸の隙間から差し込む白い月の光だけが狭い部屋の中を照らしている。二つ並んだ小さなベッドの上、自分に割り当てられた分のベッドの縁に腰掛けて、もう何年も使い古している様なシーツに包まって寝息を立てている相棒の顔を覗きこむ)君とは……あと、どれくらい一緒に居られるんだろうね。(深い眠りに沈んでいる相方の、短い耳へと指先を伸ばして軽く触れながら、思う。どうして彼は人間なのだろう――) (2017/7/3 17:10:47) |
日曜日 | > | いつだったっけ、君と初めて出会ったのは。確か……。(目を閉じ、過ぎ去った日の事を思う――確か、オークに襲撃された村を守った時か。違う、その時に拾った剣士に憧れていた少年は、随分と前に老骨に鞭打って生まれた村を守る為に戦って死んだ。港町で出会ったのは、魔術の才能を持っていた少年だった筈だ。彼は確か……孫達に囲まれて、私塾を営んでいた筈だ――)我ながら薄情だと思うよ。大切に思っていず筈の君の事すら、記憶がおぼろげなのだから。(自嘲するかのように唇を歪め、シーツに包まった男の顔から手を離す) (2017/7/3 17:18:08) |
日曜日 | > | (物音を立てないように、彼のベッドの傍らから離れて自分の荷物に手を伸ばして酒の入った皮袋を取り、中身を口に含む。口の中に皮と葡萄の匂いの混じった酒の味が広がる)耄碌なんてしない筈なのに。(元々、あの忌々しい鍛冶の亜人連中ほどは酒には強くはなく、長い金色の髪の間から覗く長く尖った耳は、少し呑んだだけでもほんのりと朱に染まる。でも、これで眠りやすくはなるだろう)どうして、いつも君みたいな熱い子を拾っちゃうんだろうね……明日もけっこう歩かなきゃいけないから宿が取れたのにすぐ寝ちゃったんだし、思い出に浸るのはこれくらいにしとかなきゃ、おやすみなさい。(剣を握り続けているせいでマメだらけの彼の指へ軽く触れてから、自分のベッドへと潜り込んだ) (2017/7/3 17:29:24) |
日曜日 | > | 【お邪魔しました】 (2017/7/3 17:29:39) |
おしらせ | > | 日曜日さんが退室しました。 (2017/7/3 17:29:42) |
おしらせ | > | 保守さんが入室しました♪ (2018/3/12 01:30:57) |
保守 | > | ♪ (2018/3/12 01:31:18) |
おしらせ | > | 保守さんが退室しました。 (2018/3/12 01:31:25) |
おしらせ | > | 保守※さんが入室しました♪ (2018/12/6 03:20:21) |
保守※ | > | 保守※ (2018/12/6 03:20:35) |
おしらせ | > | 保守※さんが退室しました。 (2018/12/6 03:20:48) |
おしらせ | > | たくみ悪質信長さんが入室しました♪ (2019/9/2 17:43:32) |
たくみ悪質信長 | > | まいね★77阿房列車 ◆ > パパパパーン(>д<*) (17:38:30) おしらせ > まいね★77阿房列車 ◆W9xhsvpJ275Dさん(Android SoftBank openmobile)が入室しました♪ (17:38:23) おしらせ > 運営さんへさん(219.165.***.195)が退室しました。 (17:20:25) 運営さんへ > ログを消すくらいなら、その根源である桃子(Android SoftBank openmobile)をアク禁にする方が効果的だと思いますよ。誰しもが思ってることです。 (17:20:22) おしらせ > 運営さんへさん(219.165.***.195)が入室しました♪ (17:20:18) (2019/9/2 17:43:38) |
たくみ悪質信長 | > | まいね★77阿房列車 ◆ > パパパパーン(>д<*) (17:38:30) おしらせ > まいね★77阿房列車 ◆W9xhsvpJ275Dさん(Android SoftBank openmobile)が入室しました♪ (17:38:23) おしらせ > 運営さんへさん(219.165.***.195)が退室しました。 (17:20:25) 運営さんへ > ログを消すくらいなら、その根源である桃子(Android SoftBank openmobile)をアク禁にする方が効果的だと思いますよ。誰しもが思ってることです。 (17:20:22) おしらせ > 運営さんへさん(219.165.***.195)が入室しました♪ (17:20:18) (2019/9/2 17:43:41) |
たくみ悪質信長 | > | まいね★77阿房列車 ◆ > パパパパーン(>д<*) (17:38:30) おしらせ > まいね★77阿房列車 ◆W9xhsvpJ275Dさん(Android SoftBank openmobile)が入室しました♪ (17:38:23) おしらせ > 運営さんへさん(219.165.***.195)が退室しました。 (17:20:25) 運営さんへ > ログを消すくらいなら、その根源である桃子(Android SoftBank openmobile)をアク禁にする方が効果的だと思いますよ。誰しもが思ってることです。 (17:20:22) おしらせ > 運営さんへさん(219.165.***.195)が入室しました♪ (17:20:18) (2019/9/2 17:43:43) |
たくみ悪質信長 | > | まいね★77阿房列車 ◆ > パパパパーン(>д<*) (17:38:30) おしらせ > まいね★77阿房列車 ◆W9xhsvpJ275Dさん(Android SoftBank openmobile)が入室しました♪ (17:38:23) おしらせ > 運営さんへさん(219.165.***.195)が退室しました。 (17:20:25) 運営さんへ > ログを消すくらいなら、その根源である桃子(Android SoftBank openmobile)をアク禁にする方が効果的だと思いますよ。誰しもが思ってることです。 (17:20:22) おしらせ > 運営さんへさん(219.165.***.195)が入室しました♪ (17:20:18) (2019/9/2 17:43:45) |
たくみ悪質信長 | > | まいね★77阿房列車 ◆ > パパパパーン(>д<*) (17:38:30) おしらせ > まいね★77阿房列車 ◆W9xhsvpJ275Dさん(Android SoftBank openmobile)が入室しました♪ (17:38:23) おしらせ > 運営さんへさん(219.165.***.195)が退室しました。 (17:20:25) 運営さんへ > ログを消すくらいなら、その根源である桃子(Android SoftBank openmobile)をアク禁にする方が効果的だと思いますよ。誰しもが思ってることです。 (17:20:22) おしらせ > 運営さんへさん(219.165.***.195)が入室しました♪ (2019/9/2 17:43:50) |
おしらせ | > | たくみ悪質信長さんが退室しました。 (2019/9/2 17:43:51) |
2015年07月18日 04時06分 ~ 2019年09月02日 17時43分 の過去ログ
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