チャット ルブル

「~お題で綴るソロルーム~」の過去ログ

現在のルーム
過去ログ一覧
タグ 学園系  ソロル  お題


2023年08月29日 18時46分 ~ 2023年10月17日 01時37分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

上堂 杜若子♀3年そんなことを考えながら鏡の前まで行って形と大きさを再確認していて気付いた。これはリスの尻尾だ。たらん、とあるがままにさせていた尻尾を意識して根元から持ち上げてみる。ぴんと立った尻尾の先端がくるっと丸まってまさに誰もが想像するリスの尻尾になった。え、めちゃくちゃイイ、可愛い、キュート、最高。しかしここで大きな問題が生じる。尻尾を立てると制服のスカートが捲れてしまってお尻が丸出しになるのだ。花も恥じらう乙女としてパンツ丸見えは何としてでも回避したい。でもリスの尻尾を持ったからには私はリスでございますと皆に知らしめる立ち尾でいるべきだ。絶対そう。パンツを庇って下り尾でいるなんて私の中に芽生えたリスの矜恃が許さない。でもパンツは見せたくない。スカートに穴を開けるのが一番手っ取り早そうだがそれはなんだか負けた気がする。数十分の悪戦苦闘の末辿り着いた結論。それはスカートを定位置から90度程回転させ、ファスナーを開いたままにして出来た隙間から尻尾を出すという荒業。たっぷり生えた毛で見た目こそ太いが尻尾本体は細いのが幸いしたといえよう。)   (2023/8/29 18:46:19)

上堂 杜若子♀3年……完璧。(リップを塗った唇を満足気に曲げて鏡の前で体を捻るように揺らせば遠心力で膝上丈のスカートがひらりふわりと浮く。持ち主の機嫌が反映されるのか背中越しに揺れる尻尾も先程よりふっさりとして立派に見える。さて、学校に行こう。登校時間はとうに過ぎているが、急に尻尾が生えたので、と言えば教師も納得せざるをえまい。もしかしたら他にも尻尾が生えた生徒や教師がいるかもしれない。そうだったらいいな、尻尾トークしたいな。そう思いながら軽やかな足取りで部屋を飛び出し――たところで目が覚めた。それはそう、でも……)えー、もったいなー。(布団の中でがっくりと肩を落とす。サヨナラ私のふかふか尻尾。その日以来リスを見ると親近感を覚えるようになってしまったし、買うグッズはリスのものが増えたのは言うまでもない。)   (2023/8/29 18:47:40)

上堂 杜若子♀3年【ゆるゆるモノローグ調。途中でソ、ソロル…?ってなったのは内緒でございます。諸々はもうひとつのお部屋で。それでは、ありがとうございました。】   (2023/8/29 18:49:21)

おしらせ上堂 杜若子♀3年さんが退室しました。  (2023/8/29 18:49:32)

おしらせ都々寺みよ♀3年さんが入室しました♪  (2023/8/30 01:56:53)

都々寺みよ♀3年【お借りします。お題「待つ」。】   (2023/8/30 01:58:19)

都々寺みよ♀3年(AM02:00の繁華街。オフィスビルやショッピングモールは殆ど電気を落としているにも関わらず、24時間営業のディスカウントストアやファーストフード店、コンビニの原色の明かりのせいで、夜の街は不気味なほど明るかった。都の条例で仕方なく作られたのであろう花の無い花壇の縁に雑草を潰すように座っているのは1人の少女。)………で、───んで。───よ。(スマートフォンを耳に当て約2分。すぐに通話は途切れ細い腕は力無く垂れ下がった。)………あー………(良く言えば人形のような、悪く言えば不健康そうな、ひどく小柄な体躯をした少女だった。髪は少しくすんだプラチナブロンドを2つに結え、顔周りの髪の毛から覗く小さい耳には過多と思えるほどの数のピアス。伏目がちの大きいアメジスト色の目元には濃い隈があった。上にジャージを羽織った制服姿から高校生だと分かるが、小学生のようにも思えるその体躯に高校の制服は少し不釣り合いにも見える。)   (2023/8/30 01:59:10)

都々寺みよ♀3年………馬鹿みたい。(都会の喧騒を見ないふりでもするように目を伏せ、ゆっくりと下を向く。金色の細い毛先が頬を撫でた。集団の若者やカップルの話し声、酔った中年男性の怒鳴り声、キャッチの呼び込み、路上パフォーマーの音楽、音響式信号機の音。人も音もうるさくて、つらくて、今にも叫び出したいくらいなのに、行く当てがない。こんな巫山戯た場所にいると、この世の自分以外の人間が全員自分より幸せそうで、満たされているのだろうと感じてしまう。きっと違う。違うんだと思う。自分よりめぐまれていない人はこの世に何億人といて、自分は人並みの不幸に人以上に苦しんでいるだけの、ただの不幸になりたいだけの人。)………はは……っ。あははっ………。(スマートフォンの割れた液晶に自分の顔が映る。最初は自分の顔が良く見えていたがすぐにSNSのDMの通知で画面が明るくなり、自分の顔がよく見えなくなる。程なくして少女に足音が近づく。近づいた足音に少女はゆっくりと顔を上げた。)嘘つき。   (2023/8/30 01:59:35)

都々寺みよ♀3年【ありがとうございました。】   (2023/8/30 01:59:48)

おしらせ都々寺みよ♀3年さんが退室しました。  (2023/8/30 02:00:01)

おしらせ樫井楪♀1年さんが入室しました♪  (2023/8/30 16:33:39)

樫井楪♀1年【こんにちはおじゃまします。お題は「潮風」でお部屋お借りします。】   (2023/8/30 16:35:07)

樫井楪♀1年は〜…あっつい……(お盆も過ぎたのに一向に涼しくならないとある夏の昼下がり。見渡すと未だに海水浴に来ている人は多そうだ。対して自分の格好はカンカン帽にラフなワンピース、そしてバッグにはスケッチブックと鉛筆に、熱中症対策の塩タブレットと水筒、と見事に海水浴目的ではない。夏休み明けの部活動での作品のためスケッチをしに海へとやってきた。)流石に泳いでる人たちに混じってスケッチはなぁ…(一人苦笑を漏らし、その場から少し離れた日陰が作られているところに移動して腰を下ろした。スケッチブックを取り出し作業を始めた時、海からふわりと風が吹いて頬を撫ぜた。海の匂いがする風に幼い頃を思い出した。)   (2023/8/30 16:35:30)

樫井楪♀1年(幼い頃は夏休みには祖父母の家に遊びに行くのが常で、自然が多く海にも近いところだった。蝉の声、遠くに見える高い入道雲、煌めく木漏れ日、そして青い海。全てが宝石のようで楽しかった。と言っても祖父母は健在だし家も変わりなくある。寮生活になった今、なかなか足を運ぶ事もなくなってしまっただけで。)おばあちゃんたち元気かなぁ…スマホだってあるけどなかなかタイミング合わないし。(遠い祖父母に思いを馳せ独り言を零しながら、鉛筆を動かして煌めく水平線を簡潔に形取っていく。全体的に描けたところで一旦休憩、水分補給をして塩タブレットを口に含む。口の中で舐め転がしながら足をぷらぷらさせて穏やかな海を眺めた。今の時間だったら出るかな?ふと思い立ってスマホを取り出し祖母の番号をタップして耳にあてた。呼出音が数回鳴ると)   (2023/8/30 16:36:48)

樫井楪♀1年……ぁ、もしもしおばあちゃん?久しぶり、楪だよ〜。うん、うん……(変わりない祖母の声に安堵と嬉しさが発露する。奥の方から元気そうな祖父の声も聴こえて相変わらず仲良しそうで、自然と表情が緩んだ。十数分ほど話したあとまたねと言って通話を切って、立ち上がりぐっと伸びをすると再び風が吹きワンピースをはためかせる。風に乗った海の匂いを胸いっぱいにため込むように深呼吸して、いい気分のままスケッチに戻った。)   (2023/8/30 16:37:00)

樫井楪♀1年【てな感じでとある夏の日の過ごし方?でした。お部屋ありがとうございましたっ】   (2023/8/30 16:38:48)

おしらせ樫井楪♀1年さんが退室しました。  (2023/8/30 16:38:51)

おしらせ藤本 新♂3年 ◆NewrmtcxhIさんが入室しました♪  (2023/8/31 22:24:32)

藤本 新♂3年【こんばんは。お題「○番目の…」で書かせてもらいました。男性視点のロルのあとに女性視点のロルが続いて完結となります】   (2023/8/31 22:25:52)

藤本 新♂3年何番目、っていきなり何だよ。お前が一番に決まって…っていうか二番目なんかいないし(太陽が西へ傾いてオレンジ色に輝きだし、放課後の屋上を照らしている。そこに立つ2人、彼女に睨み付けられて唐突の尋問を受けるも、そんなことをされる謂れはないはずだ。幼馴染みの腐れ縁とか周囲に言っていたはずがその言葉を翻してからどれほど経っただろう。それなのに何かの疑いをかけられているみたいだ)うーん…言葉では信用できないとか言われてもなぁ…(睨むのも疲れてしまったのかそっぽを向いて拗ねてしまうものだから、機嫌を直してほしいんだけどもどうしたものか。夕焼けに染まる横顔を見つめていた俺はとても重要な事柄を思い出した。そうだ、そうだよ!)もしかしてお前、全く気付いてなかったのか?俺はてっきり伝わっているものだとばかり思ってて…(何のことかと此方を向いた彼女の胸に、伸ばした右手を押し付ける俺。一度くらいは見覚えがあってほしいと願いながら)   (2023/8/31 22:26:08)

藤本 新♂3年やっと気付いた?でも意味までは知らなかったみたいだね。調べたらすぐわかると思うけどさ(気付いてもらえたとわかったら文字通り即座に手を引いた。柔い感触なんてものは残っていないし、これの意味を口に出すなんてできなかった。これまでだってできなかったからこうして、別れ際の“バイバイ”に添えてきたんだ。言葉にしなかったのは俺が悪いのだけれど面と向かって言えるか?言えやしないんだ)そうだよ。恥ずかしいから言えなくてさ、いつも…ああそっか今日は8月31日…これの意味を知るのにちょうど良かったのかもな。これからもよろしく、な(同じサインをしてくれる幼馴染みと触れ合わせる指先にキラリ、夕焼けが輝いて───)   (2023/8/31 22:26:19)

藤本 新♂3年【次は女性視点です】   (2023/8/31 22:26:36)

藤本 新♂3年はっきり言って。わたしは何番目なの?(初めて会った時を忘れるくらいの幼馴染みから特別な関係になった“はず”の男子を、人気のない屋上に呼び出すことになるなんて思ったことなかった。今日は満足する答えを貰えるまで帰さないから、とわたしらしくもない鋭い目で睨み付けると「一番に決まってる」なんて軽々しく言い出すから)そんな言葉だけじゃ信用できないよ(もっと違う方法でわたしを安心させてほしくて。睨み付けるなんてらしくないことは終わりにして顔を背ける。橙に染まる屋上の床に落とした視線、耳に届く声は何のことかは全くわからないのだけど、気になりすぎるワードだったから視線を戻してしまった)ちょ、どこ触って…(彼の手がわたしの胸に触れ軽く押し潰すような。でも触るとか揉むとかはしてこなくて、何がしたいのかわからないわたしはきょとんとした顔で彼を見たのだけれど。彼の視線を追えば押し付けられている右手。それは中指と薬指とが折り曲げられていて)これ…あっ!(これが何かはわからないけど見たことはある。何度もある)   (2023/8/31 22:26:48)

藤本 新♂3年(それを見たことがあるのはさようならの時。また明日と振ってくれる手がそんな形をしていたはずで)そんなの知らないし!教えてくれないの、ケチ…わ、わぁぁ…(仕方なくスマホで調べてみたサインの意味を知ると一瞬で赤く染まる頬。こんなの毎回伝えてくれてたなんて)あ、今日はコレの日みたい。何でだろー?(調べたら出てくる出てくる。よくわかんないけど今日はまさに…それを知ってしまったわたしは中指と薬指を曲げてみて夕陽に翳した。これにそんな意味があったなんてね。そのまま右手を彼に向けて差し出すと触れ合う指から想いが伝わってくるような。わたしが一番だし二番目なんていないんだよね)うん、気付けなくてごめんなさい。これからはわたしもこれしちゃうからね(悪戯っぽい笑顔に添えたサインは“I love you”。山の端に消え落ちていく太陽を背に受けて屋上の扉を閉めた二人、別れ際には今日も中指と薬指を折り曲げて───)   (2023/8/31 22:27:00)

藤本 新♂3年【今日がコレの日だと知ったところから思い立ち書いてみました。日付が変わる前に書き上げられて良かった。では失礼いたします】   (2023/8/31 22:28:07)

おしらせ藤本 新♂3年 ◆NewrmtcxhIさんが退室しました。  (2023/8/31 22:28:10)

おしらせ都々寺みよ♀3年さんが入室しました♪  (2023/8/31 23:00:41)

都々寺みよ♀3年【お借りします。お題「これは夢?」。】   (2023/8/31 23:01:26)

都々寺みよ♀3年(出身地は中途半端な田舎だった。都心へ行くには快速急行の電車で1時間。各駅停車だと2時間半。地元にあるものはシャッター通りとなった商店街とパチンコと老人ホーム。住んでいた家はその"中途半端な田舎"の駅からさらに田舎方面にバスで10分、歩いて10分の場所にあった。築数十年のアパートの住人は大体老人か生保受給者か外国人かちょっと思想が強い人。夜は誰かしら殴り合いの喧嘩、酒に酔って敷地内で嘔吐、深夜に隣人がお前のインターネットと電子レンジの電波に脳味噌が破壊されるとインターフォンを連打をしてくるようなエキセントリックボロアパート。慣れと疲れからか、壁の薄いアパートで母親が寝息を立てている。母親は十数年前に素性の知らない外国籍の男と駆け落ちをしたらしい。駆け落ちの証拠となる写真も手紙も当時の携帯電話ももうないが、強いて言うなら私の存在が証拠だ。まだ幼かった私はそれを理解出来ずにいたまま、今夜は何時間眠れるのだろうと思いながら母親の背中に寄り添って目を閉じた。)   (2023/8/31 23:02:06)

都々寺みよ♀3年(綺麗な都会。ガラス張りのショッピングモールとレンガ調の広い駅。街も人も最先端の流行をまとっていて、駅前には有名なブランドのショップと、テレビで特集されていた写真映え抜群のスイーツを取り扱うかわいいカフェ。駅近くのマンションは勿論オートロック式で、防音性もばっちり。あたたかな雰囲気をまとうクリーム色の壁紙の日当たりの良い部屋は常に一定の温度に保たれていて、キャラメル色のダイニングテーブルには3人分の朝食が用意されていた。既に朝食の席には父親が新聞を読みながら座っていて、私とお揃いの髪に寝癖をつけながらコーヒーを嗜んでいる。アイランドカウンターのキッチンには母親がデザートを用意していて、私に似ている目元を細め、これ好きでしょうと家族の中で1番小さな器に盛られたヨーグルトに家族の中で1番多くフルーツを乗せていた。こちらを見て「おhよう」と言っている。こちらも「おはyOう」と口に出すものの、「Oはよou」と声が聞こえない。ママはどんな声で「お×aYう」って)……言うん、だっけ。(脳を食う現実と瞼の裏に残る嘘から逃げるように目を開けた。)   (2023/8/31 23:02:17)

都々寺みよ♀3年【ありがとうございました。】   (2023/8/31 23:02:29)

おしらせ都々寺みよ♀3年さんが退室しました。  (2023/8/31 23:02:31)

おしらせ安曇 雫♀2年さんが入室しました♪  (2023/9/4 06:01:22)

安曇 雫♀2年【お邪魔します。お題は「借り物競走」で、短いのを3編。連作風です!】   (2023/9/4 06:01:58)

安曇 雫♀2年1編目『金口』   (2023/9/4 06:02:32)

安曇 雫♀2年金口さん!金口さんはいますかぁ!?(運動場で声を張り上げ、叫んだ。片手には白い紙切れ。赤いハチマキが巻かれた額から、汗が滴り落ちる)金口さぁあああん!(すると程なく競技を眺める生徒たちの中から、1人の男子がおずおずと進み出てきた。「あ…ども…自分、金口っす」とはにかむ彼の手を取り、一目散にゴールへ向かう)やったぁ、1番乗りぃ!借り物競争、勝ったぞー!(とガッツポーズしていたら肩を叩かれ、振り向いた。審判役を務める教師の呆れ顔が飛び込んでくる)「安曇…この漢字は金口(かねぐち)じゃない。釦(ボタン)だ」   (2023/9/4 06:02:58)

安曇 雫♀2年2編目『饂飩』   (2023/9/4 06:03:16)

安曇 雫♀2年饂飩…何これ。読めないんだが?うー。先生、ヒント!ヒントください!(借り物競走、再チャレンジ。教師が溜め息を吐き、いくつかのヒントをくれる)白い…シコシコ…麺…メン…あ、わかった!金口くん、ちょっと来て?(――数分後――)ん…もらってきまひたぁ♡(事を済ませて教師の下に戻ると、舌をんべぇと出して見せ、確認を頼んだ。若い男性教諭の顔がみるみる紅潮していく)「なっ!?ナニやってんだ馬鹿、お前!」(頭を叩かれた。舌を噛んで涙目になる教え子に、教師が正解を告げる)「この漢字はザーメンじゃない。うどんだ」   (2023/9/4 06:03:37)

安曇 雫♀2年3編目『友達』   (2023/9/4 06:03:58)

安曇 雫♀2年(借り物競走、再々チャレンジ)友達?いや、これはさすがに読めるから…先生!(すぐさまゴールに向かう。メモを握った反対の手が握るのは、汗ばむ手。はにかみ男子、金口くんの手だ)私の友達です。さっきセフレになりました!今度こそゴールですよね!?ね、ね、ね!?(詰め寄られ、教師が天を仰いだ)「ああもう、ゴールでいいけど、安曇…お前、体育祭が終わったら生徒指導室な?」   (2023/9/4 06:04:10)

安曇 雫♀2年【借り物競走で饂飩は、地味に難易度高すぎるのでは?と思いつつ、お部屋ありがとうございましたー】   (2023/9/4 06:04:46)

おしらせ安曇 雫♀2年さんが退室しました。  (2023/9/4 06:04:54)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/9/4 11:19:23)

陸奥信濃♂3年【こんにちは。今日からお題が変わっていたことに今更気づき。慌てたものの、ぎりぎり「9」でいけるか。うん、いける。9月の9でお願いします。】   (2023/9/4 11:19:56)

陸奥信濃♂3年(9月の陽射しは依然として容赦なく。チリチリと肌を焼く。手をかざし恨めしそうに空を仰いだとしてそれが何の役にも立たないことはわかっている、のだ。強目に吹く海風が少しの慰め。その風に煽られてか音を立て打ち寄せる波打ち際。その濡れた部分を選んで歩く。焼けた砂が足の裏を焦がしそうだから。いきなりの強風が、そろそろ切る時期かと思えるだらしなくのびた黒髪を乱し。手で抑えつけ、額に浮かんだ汗を拭った。足元に転がる空き缶を手にした火バサミで掴むと反対の手に持つ30Lのゴミ袋に放り込み。今日は夏休みの宿題を期日までに提出できなかった罰としてのボランティア。浜辺の清掃へと駆り出された。ひと夏を終えようとする浜辺にはその名残が溢れかえっていた。空き缶、空瓶。お菓子の袋。バーベキューの残骸。)まったく、自分のゴミは自分でって知らんのか。(愚痴をこぼしながらも手は休めない。まったく。妙なところでは真面目、なのは誰に似たのか。次の獲物を探し当て、焼けた砂浜へと足を突っ込んだ。それはどうやら花火の跡。その残骸もゴミ袋へと入れ、腰を起こすとほんの少し暑さに目が眩んだ。)   (2023/9/4 11:20:42)

陸奥信濃♂3年(腰にぶら下げたペットボトルの水に手を伸ばし、喉を潤す。一息ついたところで風が吹く白波立つ海へと向けば目を細め。この夏のいろいろな出来事に思いを馳せた。いろんなことして遊んだ。時にはイケナイことも。直接遊べなくとも仲間でわちゃわちゃ遊ぶ姿を眺めるのも楽しかった。ありがとう。教えてもらったこの楽しさを忘れずにいよう。これからも、いつでも楽しく。そうありたいと、誓おう。不意に、海からの潮風に包まれた。その心地よさに思わず顔をほころばせ、空を仰いだ。青空を薄く濁らすうろこ雲。夏のおわり。秋の気配をほのかに感じた9月のある朝。)   (2023/9/4 11:21:27)

陸奥信濃♂3年【お部屋を、ありがとうございました。】   (2023/9/4 11:21:38)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/9/4 11:21:48)

おしらせ秋山 真吾♂2年さんが入室しました♪  (2023/9/4 22:19:19)

秋山 真吾♂2年【こんばんは、お邪魔します。お題も変わったので、投下させていただきます。お題は「9」で】   (2023/9/4 22:20:39)

秋山 真吾♂2年(放課後、急遽決められた掃除当番で教室掃除を任された数名の生徒達。女子達に花瓶の水換えや黒板消しのクリーナーがけをお願いすると、残った男子達で掃き掃除と黒板を担当することに。ある程度掃き終え、黒板の前でチリトリを待ちつつ、壁に掛けられたアナログ時計に視線を向ける。秒針が6から9へと向かう中、頭に浮かんだどうでもいいことを口にし始める。)なぁー、69ってあんべ?アレ、男が9の方で女が6でいいの?「どっちでもよくね?」「逆じゃね?男が6じゃね?」なんで?(黒板掃除を担当していた男子生徒がチョークを手に、深い緑が甦った黒板に6と9の文字を書き)「この6の棒んとこ真っ直ぐ書くと、勃ったチンコ横向きに見たとこじゃね?で、保健の教科書で見たんだけど、子宮って9の数字っぽくね?」(9の隣に鏡文字で9をもう1つ書いてドヤ顔を見せてくる生徒に)あの9の丸いとこって、頭じゃないの?ってか、消しとかないと女子来ちゃうって(慌てて乾いた雑巾で黒板を消し始める生徒を横目に別の男子が)「おれ立ったまま69してるの動画で見た、男が9の方だった」マジ?どうやってやんの?「あれ、ほら、パイルドライバーみたいな」   (2023/9/4 22:21:27)

秋山 真吾♂2年パイルドライバーってコレでしょ?(さらに別の生徒がチリトリでゴミを集めようと前屈みになった瞬間、両手で相手の頭を自分の両腿の間に押し込み、腹部へと両腕を回して一気に逆さまに持ち上げ)…そりゃ!…これだとやりにくくね?(両足を激しくバタつかせる相手を足から静かに下ろし)…あれか、相手を逆にしてやるツームストンの方かー。でもキツそうだから、やっぱ横になるのがいいのか。(乏しい経験の中から、口戯を自身に受けながら、濡れた女性器を顕にして顔に跨ってくる光景が脳裏に浮かぶと、股間が思い出し硬直を始める前に、フロアホウキの柄で強めに突かれ)「何想像してん?もうチンコ6になってんじゃね?」いてっ!ロクってねぇし、まだ9だし。あと、アレやりたくね?四つん這いの女の子を下から色々やって最後は69になっちゃうやつ。仰向けで車の整備士みたいに…うん、夜の整備士?みたいな「そんなんお前しかいねぇし、とりあえず日本中の整備士さんに謝っておこうか」(そうこうしてる間に女子も教室に戻ってきて)「まだやってんの?ゴミ捨ては?」これからー。んじゃ、みんなでゴミ捨てジャンケンしね?「今日は男子の番でしょ!」   (2023/9/4 22:21:50)

秋山 真吾♂2年(長方形の大きなゴミ箱を両手で持ちながら、もう1人の男子生徒と廊下を歩く。)ったく、ウチの女子達はオカンか?「まあ、将来は皆だいたいオカンになる」…だね。んで、結局どっちが9なんだ?「枕側ってことにするか?」だね。(ゴミ捨て場へと向かう階段を降りつつ、すれ違う女子生徒の後ろ姿を目で追い)あとアレもやってみたくね?横向きの69。内もも枕にして、すんげー気持ち良さそ。「秋山、いつものお前の言葉、そっくりそのまま言ってやろっか?…あっせんなよ。毎回言ってるけど、今回も言うぞ?お前そういうことしてくれる相手いないだろ?」はぁ、新学期になっても、そこは無駄に安定しちゃってるよねー。(溜息と共に視線を下げると、視界に入ってきたゴミ箱の中身に顔をしかめ)てかさ、この燃えるゴミになんでも入れんのやめね?なんかゴミ処理場が本気を出したら、全部燃えちゃうみたいなやつ。   (2023/9/4 22:22:37)

秋山 真吾♂2年【9だけでなく6も出ちゃってますが、駄文失礼しました】   (2023/9/4 22:23:41)

おしらせ秋山 真吾♂2年さんが退室しました。  (2023/9/4 22:23:44)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/9/5 10:11:09)

陸奥信濃♂3年【こんにちは。1歩、いや、3歩?出遅れましたが、お題は『借り物競走』です。】   (2023/9/5 10:12:04)

陸奥信濃♂3年(突き抜けるような晴天下、スタートの合図に一斉に駆け出した。まず目指すは直線、25m先に並ぶ封筒。左右両隣に並び走るのは女子生徒。体操服の胸のあたりの揺れ具合が気になるものの駆けっこ勝負で出遅れる訳には行かない!と、煩悩を振り払い、脇目もふらず全速ダッシュ。一番乗りで並ぶ封筒の中から1つを手に取った。封の上端を破り捨て中から2つ折りにされた用紙を取り出し、記された借り物のお題を読み。一瞬、言葉を失った。後から封を手にした女子達は封を開けるとすぐさま自分に課せられたお題へと散って行く。僕はと言えば、まだその場に立ち尽くし。少し離れたところには別の男子がもう1人手にしたお題をどうしたものかと思案に暮れている様子。その彼と目が合うと「お前もか」とでも言うような苦笑いを浮かべあい。同士感を通じ合わせたのもほんの一瞬のこと。彼にとて、負けるわけにはいかないのだ。Good luck.とばかりに右手を頭の上、斜めにかざすとそこからは一転、クラスメイト達が集う観戦席へと駆け出した。)   (2023/9/5 10:13:20)

陸奥信濃♂3年「お前、何やってんだ!ゴールは向こうだぞ。」(うるさい、そんなことは僕にだってわかってる。怒声を浴びせる男子を無視し、此方に向くクラスメイト達を見回しその中の1人の女子に目星をつけた。彼女の名前を呼ぶと「え?私?」と、戸惑いの表情で立ち上がり。)急いで!早く!(そう叫び、まだ事態が飲み込めていない彼女の手首を掴むとその手を引きゆっくりと駆け出す。2人でゴールへと向け。)「ちょっと、待ってよ。」(靴を履き直しながら走り出す彼女に振り向き、少し待つ。走る彼女の胸のあたりに視線を向けると、小さく頷き。)さ、行くよ。(今度こそゴールへ向けて駆け出す2人。ゴールを駆け抜けたのは2番目だったが、先にゴールした女子はどうやらゴールと認められなかった様子。ならば、1着は僕たちだ。と、1着の旗の後ろに並ぼうとすると借り物のお題を手渡した女子に呼び止められた。)「今から審議に入ります。」審議ってなんだよ。(憤慨する僕を尻目にゴール横に設置されたテントの中へと連れていかれたのは僕ではなく、僕が連れてきた彼女の方。)   (2023/9/5 10:14:46)

陸奥信濃♂3年(やがて憮然とした表情の彼女がテントから出て来ると、スタスタと僕の方へと近寄り。審議の結果を聞く余地すら与えることなく。)「最っ低っ」(ばちーん!平手打ちをくらった。まるで思ってもいなかった突然の仕打ちに、目から火花が飛び出したかのような衝撃を受け。わけもわからずぶたれた頬を押さえていると、審議を告げた女子が遅れて近づき。衝撃的な内容を告げる。)「審議の結果をお伝えします。ゴールは無効。借り物をやり直してください。」(眼鏡に指を添えながら、此方に目を合わせることのない淡々とした説明に、わなわなと震え。)嘘だろー(時々、目のやり場に困るほど胸の発育が良いクラスメイトの中にあって、彼女が1番……だと思ったのに。)「このお題、『胸がちっちゃな女の子』ですけど家族連れの方からお子様を借りてくるかと思っていたのですが。まさか、ね。」(その侮蔑を含む冷たい視線から逃げるように。)知るかー!(捨て台詞を残し再度封筒の場所へと駆け出した。その時の僕はまだこれから起こる最悪の事態を把握できていなかったんだ。今この瞬間。学園のCカップ女子の全てを敵に回したってことに。)   (2023/9/5 10:16:44)

陸奥信濃♂3年【第2弾はあり?(笑)いつもお部屋を、ありがとうございます。】   (2023/9/5 10:18:50)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/9/5 10:19:01)

おしらせ都々寺みよ♀3年さんが入室しました♪  (2023/9/5 11:09:12)

都々寺みよ♀3年【お借りします。お題「9」。】   (2023/9/5 11:09:45)

都々寺みよ♀3年(放課後。ひと気のない旧校舎の中庭に設置されたゴミ箱から拾ったライターで火をつけると、久しぶりにタール9mgのアップルフレーバーの刺激が脳を擽った。甘い香りのものを選んでいるからにおいは気にならないと思っていたのだが思いの外非喫煙者にとっては気になるものなのか、数少ない友人からは「禁煙したんじゃ……」と眉を下げられてしまった。9回禁煙に成功しているとサムズアップをすれば「8回は失敗してるんだ」と痛いところを突かれる。九夏三伏終えた頃、外での喫煙も前よりほんの少しだけマシになる。私が悪いんじゃない、煙草を吸いたくなるような季節が悪いと本気でそう思う。それでも昔は、煙草が大嫌いだった。)   (2023/9/5 11:11:23)

都々寺みよ♀3年(母親が疲れた顔をして煙を吐き出す度、吐き出した煙と一緒に何処かにいなくなってしまうと思っていたから。定職に就かず、夜職を転々としながら食を嫌って煙草に縋って痩せ細りながら生きていた母親を見て、ああはなるまいと思っていたのに。自分も今似たような状況なのは遺伝だろうか。身長と寿命は遺伝が9割という話があるらしいが、煙草1本で残りの1割の可能性を削っているような気分がした。)…………あーあ、なくなっちゃった。(手から滑り落ち短くなった1割の長さをまるでそこに初めから無かったかのように足で踏み潰した。)   (2023/9/5 11:11:34)

都々寺みよ♀3年【ありがとうございました。】   (2023/9/5 11:11:38)

おしらせ都々寺みよ♀3年さんが退室しました。  (2023/9/5 11:11:41)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/9/5 19:35:49)

陸奥信濃♂3年【こんばんは。第2弾でまいりました。もちろん『借り物競争』です。】   (2023/9/5 19:36:10)

陸奥信濃♂3年(憤慨しつつも次の封筒を確認。)よし、これなら。(小躍りし、再度クラスメイトの下へ。)「何やってんだ!」(の怒声は、またもやスルーするが、先程、連れ出した女子と彼女を取り巻く女子達の冷たく突き刺す視線が痛い。だが、今はそのような瑣末なことを気にかけている場合ではないのだ。僕は1人の男子の名前を呼ぶと彼の手をとりそのままゴールを駆け抜けた。自信満々で先ほどの女子にお題の用紙と連れてきた彼を差し出すと、訝しむ彼女は、またもや「審議」を告げ、彼と2人テントへと消えた。テントから出てきた彼女が肩を震わせ詰め寄ると、真っ赤に染めた顔で僕のことを睨みつけた。彼女の答えは前回と同じ、ゴール無効。)なんでだよ。ちゃんとお題の通り、あいつの下着女子用のだったろ。(その僕の言葉に被せ、遮る彼女の言葉からは怒りの色がありありと窺え。)「お題は『女子の下着』です。この「女子の」は、所有者が女子なのであり、女性用の下着を意味するものではありません。勘違いも甚だしい。それより変なもの見せるなー!」なんだよ、その屁理屈!(その理不尽に憤慨するも、気圧され、逃げるように次の封筒へと駆け出していた。)   (2023/9/5 19:36:42)

陸奥信濃♂3年【お部屋を、ありがとうございました。】   (2023/9/5 19:36:56)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/9/5 19:37:02)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/9/6 12:01:15)

陸奥信濃♂3年【こんにちは。『借り物競争』完結編でお邪魔します。】   (2023/9/6 12:01:38)

陸奥信濃♂3年(今度こそは!と決意も新たに、手にした封筒をビリリと破けば中から飛び出した紙が風に飛ばされ宙に舞う。折悪く吹き荒れた風がさらに高くへと舞い、あげた。後を追い、ようやく手に掴んだのはグラウンドの片隅。そのお題は『君の前にあるもの』。)なんだ、これ?(考え込むも答えは出ず。途方に暮れ、ふと、目を前に向けた。そこには、こんな日でも我らが校長が、手にした鎌で草刈りの真っ最中。その、目の前にいた校長の手を引き、ゴールを駆け抜けた。はいはい、どうせ審議だろ。と、諦め顔でお題の紙を手渡した。審査担当の彼女は嘘でしょとでも言いたげな表情を浮かべると、僕らを着順の旗へと案内し。)へ?(訳もわからずゴールを認められ逆に困惑の表情を浮かべた。どうやらビリでのゴールのようだが、先着の中には、まだ審議中もある様子。最終順位は未確定だが、棄権は回避し少なくとも得点は確保。最低限の役目は果たせた。と、胸を撫で下ろした。その場にしゃがみ見上げれば見事に晴れていた空の端に黒雲が立ち込めはじめ。この後、クラスメイトの女子と、密かな性癖を暴露した友達が僕の帰りを手ぐすね引いて待っていることをまだ知らず。)   (2023/9/6 12:03:17)

陸奥信濃♂3年【再三のお目汚し。失礼しました。お部屋を、いつもありがとうございます。】   (2023/9/6 12:03:31)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/9/6 12:03:38)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (2023/9/8 21:06:01)

深見 陽♂2年【こんばんは、初めて参加させてもらいます。お題は「はい、忘れました」です。】   (2023/9/8 21:07:04)

深見 陽♂2年(小さな頃から忘れ物をしない子として扱われてきた。小学生時代から、忘れ物とは無縁だった。頭の中には1週間の時間割が当然入っていた。木目の学習机の棚には、国語、算数…と順に並べた教科書とノートを目を瞑っても取れるくらい、定位置を決めて、横のランドセル掛けをきちんと使い、形が崩れないようにしていた。予定表をもらえば、運動会、遠足の日程はもちろんその日程を逆算していた。運動会の1ヶ月前からは、走り込みをして、身体を作った。卒業式には、学友の好きな物を前もって調べて、贈り物を用意していた。そんな用意周到な自分のことを当然と思っていたし、忘れ物をしてきた学友のことを心の中で嘲笑っていた。そんな自分も高校生になると、彼女というものが初めてできた。一目惚れというやつ、その出会った月の16日に告白すると決めていた。何故なら16日は彼女にとって大切な記念日。彼女に近づくため、態と消しゴムを落として拾ってもらってからの出会いから始まり、告白までのストーリーは練っていた。16日は月こそ違えど、彼女の誕生日と同じ日にち。告白の台詞も決まっていた。)   (2023/9/8 21:08:30)

深見 陽♂2年(「あなたの誕生日のちょうど◯ヶ月前です。今日はあくまで前祝いです。本当の誕生日の時は、あなたの彼氏です。なので、これから彼氏として、たくさんの記念日を祝わせてください。よろしくお願いします。」新緑が香る公園で、夕陽を背に手には薔薇の花束を持ち、制服姿の彼女に告白。花束を彼女に差し出すと、「こちらこそお願いします。」と、頭を下げた彼女は頬を赤らめて、こちらの告白に頷いた。そこからは彼女とはたくさんの記念日を過ごした。初めて手を握った記念日、初めて二人きりで下校した記念日、二人で図書館で勉強した記念日、その1ヶ月後の手を握った、図書館、下校から各1ヶ月の記念日。その度に彼女への贈り物、そして彼女からの贈り物。お互い忘れたことはなかった。そんな記念日、贈り物好きな自分のことを彼女は好いてくれてるし、自分も記念日を几帳面に守る彼女のことが愛おしかった。これから彼女との記念日、たくさん作っていこう。新緑の季節から、また次の新緑が訪れる季節までずっと…。)   (2023/9/8 21:08:54)

深見 陽♂2年(そしてついにこの日がやってきた。真夏の暑いまだ夏休み真っ只中の彼女との記念日。そう今日は彼女に告白した日からちょうど123日経った記念日。今後も234日記念日、345日記念日と彼女も楽しみに待っているはず。今日のこの日を待っていたはず。待ち合わせ場所は、あの123日前に告白した当時は、新緑の香りがした公園。待ち合わせ場所に今日のこの記念日に準えて、約束の時間の12分3秒前に到着し、彼女の到着を待った。周りからは蝉たちが全力で鳴く声が、頭上の松の木の中から聞こえてくる。横目では、公園の水道で水遊びをする幼き子供たち。夏の暑さを涼ませる噴水の下では、小学生たちが、夏の陽射しで真っ黒になった上半身をさらけ出して、黒い肌に噴水からの水が落ちてきている。この夏の日のもとで、手を広げて彼女を待とう。おれの胸に飛び込んでこい。123日記念日の抱擁を彼女にくれてやる。と、その12分3秒後に姿を見せた彼女。白のワンピースに麦わら帽子、ワンピースを風に揺らせてこちらに駆け寄ってきた。そして下からこちらを上目遣いで見つめてきた。桃色の唇が開かれる。きっとこの記念日に気づいた台詞が出て来るはず。)   (2023/9/8 21:09:21)

深見 陽♂2年(「陽くん、ありがとう。覚えてくれてたんだね。そう今日は私の誕生日だよ。私の人生で一番の記念日。ね?プレゼント期待していい…?」麦わら帽子の作る陰の下で彼女の白い肌が綺麗。と、彼女の語尾が上がって、瞳を光らせながらの予想外の台詞にこちらは、息が止まった。────でも大丈夫。おれは用意周到な男、彼女が喜ぶ台詞が口から勝手に吐いてくれるはず。そしてこちらの口が開いて、彼女に言葉を送った。)はい、忘れました…。   (2023/9/8 21:09:40)

深見 陽♂2年【ありがとうございました。失礼します。】   (2023/9/8 21:10:02)

おしらせ深見 陽♂2年さんが退室しました。  (2023/9/8 21:10:19)

おしらせ淡野 玲奈♀3年さんが入室しました♪  (2023/9/10 11:20:48)

淡野 玲奈♀3年【お邪魔します。お部屋お借り致します。】   (2023/9/10 11:21:09)

淡野 玲奈♀3年(朝日が眩しい。レースのカーテンの隙間から射し込む太陽の光に起こされる。エアコンはタイマーで夜中のうちに消えじんわりと汗ばむ身体の不快感に襲われる。眠気眼を擦りながらゆっくりと身体を起こす。)━━あっ……つ…。ふぁぁ……(そう呟くと、ベッドから立ち上がり浴室へと向かう。汗ばむ体をスッキリさせようとシャワーを浴びる。少しぬるめのお湯を頭から浴びて汗を流していくと、身体にまとわりつく不快感がスーッと消えていくのを感じた。さっぱりした身体になって浴室から出てバスタオルで全身を拭き、タオルを身体に巻き付けて、洗面所でドライヤーを使い髪の毛を乾かす。ロングヘアの髪の毛が、乾かされサラッと風になびく。そして、下着を着けてそのまま洗面所を後にする。)   (2023/9/10 11:21:19)

淡野 玲奈♀3年(洗面所から部屋に戻ると、冷たいクーラーの風を感じる。火照った身体にとても心地好い。クローゼットから服を取り出し身に纏う。そして床に腰を下ろし、鏡をテーブルにセットして化粧を入念に。〈女の子だもん。当たり前の身だしなみ。〉っと鏡の前でにっこり微笑んだ。準備は万端。後は出かけるだけ。っと立ち上がり、ベッドにそのまま放置されてたスマホに目をやると通知に気が付いた。ギョッとする。通知は20件。何事かと折り返し連絡をする。「あー。出たっ出たっ!ちょっともー。何かあったのかって心配してたんだけどっ!」そこでやっと思い出した今日の予定。焦る私。とにかく急いで行くからっ!とだけ伝え焦って部屋を飛び出した。)あー。やっちゃったなー。どうしよー、絶対怒られるー。   (2023/9/10 11:21:32)

淡野 玲奈♀3年(そう。ボヤきながら街中を駆け抜けていく。せっかく綺麗に整えた髪の毛はボサボサ。汗ばむ顔は化粧がきっと落ちてしまうだろう。それでも極力怒られないように、走る。必死に来たから許して。とアピールするようにとにかく走る。待ち合わせ場所に近付いていく。そしてこちらに向かって手を振る友人。そこめがけて走る私。無事に到着。「走って来たの!?別に急がなくて良いって言ったじゃん。え?見てないの?」息も絶え絶えに、は?なんの事。と不思議そうな顔を浮かべる私。「だから、スマホ見て?」とだけ言った友人。カバンを漁る私。そして彼女に向けて一言。)はい。忘れました…。(焦って飛び出して来たせいで部屋に忘れてきたようだ。小さく呟いたその姿を、友人に笑われた後、走って来た道をゆっくり並んで戻って行く。道中「約束を忘れて、忘れ物して、次は名前でも忘れとく?」なんて小馬鹿にされながら歩いたのだった。)〆   (2023/9/10 11:21:45)

淡野 玲奈♀3年【ありがとうございました。えっと、最初に書き忘れましたが、『はい、忘れました』でした。お部屋ありがとうございました。】   (2023/9/10 11:23:19)

おしらせ淡野 玲奈♀3年さんが退室しました。  (2023/9/10 11:23:25)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/9/11 17:46:07)

陸奥信濃♂3年【お部屋、お邪魔します。今回のお題は『浮かれる/はしゃぐ』です。】   (2023/9/11 17:46:47)

陸奥信濃♂3年(はしゃぐ君の笑顔がキラキラ輝く。まだ夏だと言わんばかりに照りつける太陽の下。白波打ち寄せる波打ち際、裸足で少し短めのスカートをひらめかせ、楽しげにステップを刻む君。その姿を見つめ。その眩しさに目を細めた。)「早く、おいでよ。気持ちいいよ。」(夏休みの最終週は、後回しにし続けていた宿題に追われ、全く会えなかった。昨晩、ここでの待ち合わせを約束し、およそ1週間ぶりに会う君は、知ってる中で最高に可愛く思えた。僕は、上に着ていたシャツを脱ぐと、浜辺に落とす。中に着ているのは、少し派手目な柄のTシャツ。それは夏のはじめに君が選んでくれたもの。)「わー、それ着てくれたんだ。って、どうしたの、それ。」(Tシャツにすぐ気づいてくれたまではよかった。が、一目見てお腹を抱えて笑いだした君。訝しみ、視線をTシャツに向け、はっと息を飲んだ。前後ろが逆だ!そこでようやく自覚した。───このTシャツ。僕には少し派手だと思いつつも、君が選んでくれたものだし。着て行くかどうするかを、散々迷い。何度も着ては鏡を見てを、昨日の夜から繰り返した。───どうやら浮かれていたのは、僕の方だったと。)   (2023/9/11 17:49:36)

陸奥信濃♂3年【お部屋、ありがとうございました。】   (2023/9/11 17:49:54)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/9/11 17:50:00)

おしらせ淡野 玲奈♀3年さんが入室しました♪  (2023/9/12 14:12:38)

淡野 玲奈♀3年【お邪魔します。お部屋お借りして、借り物競争で。】   (2023/9/12 14:13:15)

淡野 玲奈♀3年(クラス対抗借り物競争。足の遅い私が唯一出られそうなのはこれくらい。と友人に馬鹿にされながら決まった出場種目。何かしら個人種目に出なきゃいけない。運動が苦手な私が1番嫌いなイベント体育祭。頭を抱えるこのイベントに、熱でも出ないかな。なんて毎年願うが叶わぬ願い。身体が丈夫な自分を恨む。)えーっと。もう次が私の番……?(借り物競争に出場する生徒は、入場ゲートにお集まり下さい。そんなアナウンスが流れる。溜め息をつきながらゆっくりと立ち上がり、入場ゲートへと足を運ぶ。「分かってるよね…?しっかりメモ確認してなるべく早く借りて走るんだよ?今、いい点数で来てるんだから。頑張って。」そう声をかけて来た友人。うん。そんな事知らないよ。私は精一杯やるけど、何が書いてあるかなんか分かんないんだから。そう言いたいのをグッと堪えて、あー。うん。頑張って来るね。とだけ答えた。)   (2023/9/12 14:13:35)

淡野 玲奈♀3年(順調に進んで行く競技。次は私が走る番。ちょっと緊張で胃がキリキリして来た気がする。不安げに友人の方に顔を向けると、頑張れ!とでも言いたげな顔とグッと拳を握りガッツポーズ。いや胃が痛いんだけど。なんてのが伝わる訳もなく。遂に私の番。「位置について、よぉい。…………パンッ!」)あー。もうっ。(一生懸命走る私。順位は……安定の4番。そう1番最後。「玲奈ーっ。頑張れー。ほらっ。手を振るっ!」友人達から必死な声援が飛び交う。私より必死なんじゃないかな。あれは…。はぁはぁと乱れた呼吸で走る。途中、机にあるメモ紙を拾う。中身を確認。〈ジャージの上着〉は?ジャージの上着!?この暑いのに着てる人なんか居る訳っ。そう思いながらふとクラスの席を見る。居たっ!着てないけど椅子に掛けてる。)   (2023/9/12 14:13:52)

淡野 玲奈♀3年(クラスの方へと近づいて行く。もう息も絶え絶えだ。友人が駆け寄ってくる。「何?なんて書いてあったの?」そう言う友人に、椅子に掛けてあるソレを指差しながら、ジャージの上着と消え入りそうな声で答えた。「これ?コレで良いのね?これ誰のか分かんないけど借りるよ!?」そう言うと私に乱暴に渡す友人。ほら行け!とばかりに背中を叩かれて送り出された。)はぁはぁ…。もう…だから。嫌なんだ…。はぁはぁ…。(愚痴を零しながら走る。なんとかゴールまで辿り着くも結果は3着…。ビリじゃないだけマシか…。そう考える私。クラスの方を見ると肩を落とす友人が目に入る。そちらに向かっていーっと。口を左右に開き反抗して見せた。抱えたままの、先程借りたジャージからはいい匂いがする。)   (2023/9/12 14:14:09)

淡野 玲奈♀3年(全てのレースが終わり退場する。ジャージ返さなきゃと考えながら退場ゲートをくぐる。退場ゲート脇にクラスの男の子が立っていた。「あ。あのさ…ジャージ返してもらって良いかな?」あ。これ○○君の…?私、好きな人のジャージを抱えながら走っていたんだ。そう思うと急に恥ずかしくなった。俯きがちに、ばばっとジャージをまるで押し付けるように返してしまう。)あ…ありがと。ごめんね。少し汗かいたから。汗の臭い付いちゃったかも…。(雑にそう言いながら顔を見ること無く歩いて行く。先程走った疲れなんか忘れてしまうくらいの衝撃を受けて、足早にその場を去ろうとすると「淡野さんは全然汗くさくないから。大丈夫だから。」そう後ろから大きめな声で聞こえた。そういう事を周りに聞こえるように言うのはやめよ?余計に恥ずかしくなりそそくさと、クラスの席に戻り腰掛けた。真っ赤に染まった頬は走った後だからなのか、恥ずかしかったからなのかは……。)もう…。体育祭なんて大嫌いっ。〆   (2023/9/12 14:14:23)

淡野 玲奈♀3年【ありがとうございました。最後上手く纏まらず。失礼しました。】   (2023/9/12 14:15:17)

おしらせ淡野 玲奈♀3年さんが退室しました。  (2023/9/12 14:15:20)

おしらせ黒谷樹♂29美術教師さんが入室しました♪  (2023/9/13 00:41:02)

黒谷樹♂29美術教師【こんばんは。参加させていただきます。お題は「生のつく動詞」で。】   (2023/9/13 00:42:47)

黒谷樹♂29美術教師(膝を抱えていた。伏し目がちの視線の先には寄せては返す波が洗う砂。名も知らぬ小さな虫が急いで砂の中に潜ってゆく。)…。   (2023/9/13 00:43:59)

黒谷樹♂29美術教師(顔を上げた。眩しいくらいの夕日が海の道を細やかに煌めかせてその姿を水平線に沈めてゆく。)…。   (2023/9/13 00:44:17)

黒谷樹♂29美術教師……私…生きる。(小声ながらはっきりと言った言葉に、やや被せるようにして後ろから声がした。)『俺も生きる!』(振り向くと一人の青年。顔が赤いのは夕日のせいだけではない事は明らかで、思わず笑ってしまいながらゆっくりと立って歩み寄ると、彼の手を取った。)うん。生きよう。(夕日を背景に手を取り合い見つめ合う男女。夕日が落ちても固く握った手は離れないだろう。)   (2023/9/13 00:44:50)

黒谷樹♂29美術教師『わしも生きる。』(よろけながら砂を踏んで現れるのは、襤褸を纏った老人。長く伸びた髪と髭は風に煽られている。)   (2023/9/13 00:45:06)

黒谷樹♂29美術教師『私も生きるわ。』(その反対方向から現れたのは、赤ん坊を抱いた妙齢の女性。言い終わると、蕩けるような顔で腕の中の赤子に笑いかける。)   (2023/9/13 00:45:21)

黒谷樹♂29美術教師『おぎゃー!』(突然、その赤ん坊が大声を上げた。その意味をここにいる誰もが理解した。)   (2023/9/13 00:45:35)

黒谷樹♂29美術教師『わんわんっ』(どこにいたのか、犬が鳴き出した。その意味)『わしもじゃー』『わしもじゃー』『わしもじゃー』(わらわらと現れる有象無象。その誰もが、「生きる」と口にする。)   (2023/9/13 00:45:57)

黒谷樹♂29美術教師うん!生きよう!(最初に生きると言い出した女性は笑顔で頷くと、笑いながら砂浜を駆け出した。)『生きよう!』『生きよー!』『おぎゃー』『Bow-wow!』(誰もが彼女の後を追う。あはは、いひひ、うふふ、えへへと笑い声が波の音にシンクロして響き…やがて、生きると言わなかった海の…波の音だけが鳴り続いた。いつまでも。)   (2023/9/13 00:46:18)

黒谷樹♂29美術教師【女性Cで入室し貼り付けるべきだった!♂キャラなのになぜ、女性?とややこしいことになってすみません。お部屋、ありがとうございました。】   (2023/9/13 00:48:38)

おしらせ黒谷樹♂29美術教師さんが退室しました。  (2023/9/13 00:48:46)

おしらせ鴨宮 梯之介 ♂ 3年さんが入室しました♪  (2023/9/15 00:26:55)

鴨宮 梯之介 ♂ 3年【「浮かれる/はしゃぐ」「はい、忘れました」で、拙く。】   (2023/9/15 00:27:53)

鴨宮 梯之介 ♂ 3年(珍しく?いや、不気味なほど機嫌の良い鴨宮。外だというのに鼻唄混じりで歩く男は流行りの曲など知らないためコンビニの店内でよく流れている曲のサビの部分だけをリピートしている。基本的に無趣味で、あまりモノにも執着しない男。甘党なので、限定品のお菓子やらを買ったりはするものの、それ以外ではあまり立ち寄らないショッピングモールを歩く。足取りは軽く、目的地へと向かう。ようやく足を止めたのは店の前。たじろぐ。思ったよりも女性客が多く、若干の場違いを感じたせいである。ファンシー系の雑貨屋は同年代の女性が多く、賑わっている。ピンク系統の店内は顔の厳ついこの男が一人で入るにはハードルが高い。それでも、目的の商品が目に入れば足は勝手に進む。)   (2023/9/15 00:29:15)

鴨宮 梯之介 ♂ 3年………♪(商品を手に取れば黙っているのに機嫌が良いのが解る顔。少しはしゃいでいる様子。限定品のかわいいアイマスクを手に入れてご満悦である。アイマスク収集という変わった趣味を持つ男。元々、目がコンプレックスで、凶悪な目付きで周りを怖がらせないように持ち歩いていたアイマスク。いつしか、旅行先やら何やらで見つけては買ってしまい、他にモノが少ない部屋の異物として存在している。今回のお目当ての商品は「動物さんのクールアイマスク」という商品でペンギンさん、アザラシくん、シロクマ閣下の3種類。ショートアニメで流行っている配信者とのコラボグッズらしい。鴨宮は元ネタは知らないが、3種類まとめて購入。ご機嫌でレジへ。)   (2023/9/15 00:30:44)

鴨宮 梯之介 ♂ 3年「へ?鴨宮先輩?」(と声をかけられたのはレジ。名前の覚えていない高校の後輩女子。心底意外なものを見たという視線で、浮かれた心の熱が覚めていく。やけに淡々と処理して行くレジのアルバイト、それに対して「おう」のみで乗り越えていく鴨宮。会計が終れば、早足で店から出て、5歩ほど歩けば、振り向き戻る。レジから移動し、品出しの仕事をしている後輩女子の元にいけば)あのよ………今日、俺の事……そのよ……。(歯切れが悪い耳を赤くして掌で目元を隠して何かを言おうとすれば、後輩女子ははにかんで)「はい、忘れました。」   (2023/9/15 00:31:41)

鴨宮 梯之介 ♂ 3年【以上です。お部屋汚し失礼しました。】   (2023/9/15 00:32:41)

おしらせ鴨宮 梯之介 ♂ 3年さんが退室しました。  (2023/9/15 00:32:45)

おしらせ藤本 新♂3年 ◆NewrmtcxhIさんが入室しました♪  (2023/9/15 15:59:57)

藤本 新♂3年【失礼します。お題は『はしゃぐ』です】   (2023/9/15 16:00:19)

藤本 新♂3年(太陽が西の空、遠くに見える山の端に沈み始めて薄暗く、空気感も涼しげに。そんな頃合いに中庭の一角にて。秋になれば落ち葉を集めて焼き芋なんかするように用意されたそこに、小さな燭台を持ち込んでは今時珍しいかもしれない“マッチ”で火を点す。ぽう、と温かな炎が燃え始め微かな風に揺らめいた)こんなにたくさん送ってくるから(呆れ気味に漏らす声。実家から送られてきたというか送りつけられたと思っている線香花火の束。一人でするには多すぎるけれど相手をしてくれる人がいるとも思えなく。同梱されていた浴衣を身に纏い下駄まで履いて、中庭の隅で一人線香花火に火をつける)〔パチパチ…〕(線香花火には花に例えられる。まずは“蕾”から始まり“牡丹”の花が咲く。オレンジの火花の美しさには夏の名残惜しさが入り交じって、この先に訪れることが決まっている儚き終わりが線香花火と過ぎ行く夏の両方に重なっていった)   (2023/9/15 16:00:37)

藤本 新♂3年(やがて線香花火は“松葉”となって細かな火花を散らし始める。パチパチという音に秋の虫の声が混じろうとして“蕾”に変わった。まだまだ大量にあるのに『落ちるな』と願ってしまうのは線香花火における通常運転で)「わ、線香花火してるの?一人?一人じゃつまんなくない?」(突然に後ろのほうから飛んでくる声に驚いて“蕾”は落ちてしまった。振り返ればスカートの裾から覗く絶対領域とそれを形作る黒タイツ。しゃがんだ姿勢から見上げた先には俺を見下ろす双眸が柔らかく。頬を緩めまくって視線の高さを合わせてくる少女がいた。まだ半袖の制服は夏を引きずるようで線香花火に伸ばした腕の袖口あたりに仄かな日焼け痕)「こんなにどうしたの、買ったの?でも線香花火だけとかないよねー」(一切の躊躇いも断りもなく蝋燭の火に近づけて咲き始めた線香花火に「こういうのもいいよねー綺麗だし」と早々に落としてしまって。こいつは何がしたいのかわからないけれど、俺が二本目に火を点そうとしたら)「待って競争しよ!新くんになんか負けるわけないんだから!」   (2023/9/15 16:00:47)

藤本 新♂3年(たった今高速で落としておきながら何を言ってるんだろうか、とは思うけれど慌てて火を点す彼女に合わせた。どちらが勝ったのかはどうでもいいのだけれど、不意を突いて名前で呼ばれたことに気付いて顔を上げると此方を見つめる同じ高さの双眸がそこにあり)「これって二人でも使いきれないよねーっていうかさ、新くん浴衣着られんだね。わたしにも着せてよー」(めっちゃはしゃいでいる彼女の淀みなく継ぎ出される言葉にたじろいで、言われている言葉の意味を理解できずにいた。焦点が合っていないように思われたんだろうか。指を開いた手のひらがぶんぶんと目の前を往復して)「聞いてるー?」あ、あぁ…なんだっけ?「んもー!わたしも浴衣着たいから着せてって」(は?浴衣の着付けをし…待て、腕引っ張るな!)わかっ、わかったから!一旦片付けてから!   (2023/9/15 16:00:57)

藤本 新♂3年(そよ風に揺れる燭台をそのままにしては行けないからと引かれる手を離したけれど。3分と経たずに繋がれて。それほど話したこともなくて苗字でしか呼んでこなかったはずなのにどうしてこんなにもはしゃいでいるんだろう。並んで歩く下駄とスニーカーという不思議な取り合わせ。きゅ、と繋がれる手が強くなると)どうしてそんなに楽しそうなんだよ。線香花火が好きすぎるのか?(此方からも強く握り返すと、黒髪を揺らし振り向いた彼女は笑みを絶やさずに唇を薄く開いて。風に乗せるように解き放たれた言葉が、“蕾”が落ちたときのように心に“雷”を落としていったから。LINEで友人たちを呼ぼうとする彼女を───俺は止めてしまったんだ)   (2023/9/15 16:01:12)

藤本 新♂3年【ありがとうございました】   (2023/9/15 16:01:26)

おしらせ藤本 新♂3年 ◆NewrmtcxhIさんが退室しました。  (2023/9/15 16:01:28)

おしらせ桂原志緒♀3年さんが入室しました♪  (2023/9/17 00:03:00)

桂原志緒♀3年【こんばんは、初めて参加させていただきます。お部屋お借りして、お題は「“生”に送り仮名をつけた動詞」で「生う(オウ)」です、よろしくお願いいたします】   (2023/9/17 00:03:19)

桂原志緒♀3年(ぼんやりぼんやり。眠気がマックスになる時間、それがお昼休み明けの5時間目。眠気がまぶたを下ろそうとして、手で口元を隠してなるべく小さめのあくびをすれば長いまつげの上に小さな雫が乗ってしまう。窓際の席なのが不幸中の幸いで、なんとなく気分転換ができ…なくもない―――気がする。机の上から腕をおろし、机の下で床に力の方向を向けて伸びをしてから姿勢を直し、目線を黒板から窓の外へ。――今日の空は青。雲は夏の雲と秋の雲が入り混じり、モクモクと力強く立ち上がった雲と、薄く向こうの青が透けた柔らかな雲。風がその雲を横へと流し、湧き上がらせて、もしかしたら雨でも降るのかもしれない。最近台風が連発して雨が増えた気がする。それとも秋が来たからだろうか。ふと、視点が空からぐっと近付いて、ベランダの柵に戻っていく。)   (2023/9/17 00:03:50)

桂原志緒♀3年(ひょっこりと小さなくるくるとした緑の糸のようなものが揺れたのに気がついたから。なんだろう?とそれを視線で追おうとしてもカーテンと壁に阻まれこの席からは確認できない。堂々と後ろを向くわけにも行かず、『なんだろう』のお陰で眠気は覚めて、授業への集中力は削がれた。授業が終わればすぐに席を立って窓を開けて外に身を乗り出す。自分のクラスは校舎の端っこ。その緑のくるくるは向こう側の壁からやってきたみたいで、葉っぱが生えている。どうやらここまで頑張って伸びてきた蔓性の植物だったようだ。なんだと思う反面、ここまで頑張ってちょっとかわいいなんて思ってしまって。目に止まってしまえば気になる。次の日からもなんとなく見てしまう。少しずつベランダの柵を伝っていく蔦はたまにびっくりするくらい伸びた気にもなる。昨日雨が降ったから?なんて思ったり。その緑のくるくるの根っこを探しに行ったりはしないけれど、毎日見てしまうくらいの興味と、執着。)   (2023/9/17 00:04:19)

桂原志緒♀3年(自分の横まで小さな葉っぱが届くと、なんだか嬉しい。これが母性か、なんてことを授業中に思って、一人心のなかで笑って。このままどこまで伸びるのだろう。このまま伸びて先生の目に止まって毟られるよりも、季節が進んで気温のせいで枯れてくちてしまう方がいいなぁなんて、思うのだ。)   (2023/9/17 00:04:58)

桂原志緒♀3年【以上です。お部屋ありがとうございました。失礼致します。】   (2023/9/17 00:05:06)

おしらせ桂原志緒♀3年さんが退室しました。  (2023/9/17 00:05:19)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/9/17 14:57:17)

陸奥信濃♂3年【こんにちは。今のお題は、今日で最終日。ギリギリ間に合いました。選ぶお題は、『“生”に送り仮名をつけた動詞』です。】   (2023/9/17 14:57:31)

陸奥信濃♂3年「お弁当置いておくから。忘れずに。」(朝から元気な声を玄関に響かせ、そのまま仕事へと出かけていく。そんなのいいから。と、何度言っても、こうして毎朝声をかけてくれる。そのことに感謝しつつも、今更気恥ずかしく「ありがとう」の声がなかなかかけれないままでいた。今日も、中身はお昼休みに平げ、空になった弁当箱をキッチンで洗いながら感謝の言葉を呟く。この想いを、今日こそは直接伝えよう。彼女の誕生日だという、今日こそは。帰り道に購入したプレゼントの包みを傍に置いた。仏壇の前で線香に火を着け、小さく、ちーんと、鳴らすと、静かに手をあわせた。祖父母とともに眠る両親に向けて。あの事故からもう数年。ただ、母の親友だったというだけで、これからは母親がわりだといい数々のお節介を焼いてくれた隣の家に住む彼女。そのことにどれだけ助けられたか。こんな僕らの関係も「生さぬ仲」と呼べるのだろうか?国語の教師でもある彼女に聞いてみよう。もし間違っていたら「もっと勉強しろ」と怒られるだろう。笑いながら。きっと。)   (2023/9/17 14:57:47)

陸奥信濃♂3年【お題とお部屋に感謝を。ありがとうございました。】   (2023/9/17 14:57:55)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/9/17 14:58:01)

おしらせ長岡 夏季♂2年 ◆NewrmtcxhIさんが入室しました♪  (2023/9/17 22:15:04)

長岡 夏季♂2年【こんばんは。藤本新ですが今回はこのPCとしてソロルを紡がせて頂きます。お題は『“生”に送り仮名をつけた動詞』です】   (2023/9/17 22:16:16)

長岡 夏季♂2年(今年もこの月がやってくる。八月という暑い盛りの月だ。そして七月から八月に変わる瞬間、私は一つ年齢を重ねる。八月一日は私の誕生日だけど、こんな日に生まれたこと、生んでくれた母親をどれだけ恨んできただろう。名前が“夏季”と書いて“なつき”と読むのも真夏の生まれだから好きになれなかった。“八月一日”という苗字があるって知ったときには申し訳ない気持ちでいっぱいになったけれどやっぱり納得がいかなかったし。その理由は単純で、夏休みに誕生日を迎えても友達が祝ってくれるわけでもなくてましてパーティーなんか開かれなくて。小さい頃からずっと寂しく感じていたから)あと10秒…(スマートフォンの画面に映る時計の秒数を見つめてカウントダウンを始める私。それがゼロになった瞬間に鳴り響く電話。その相手は開口一番「夏季、誕生日おめでとう」と心からの祝福を告げてくれる)ありがと…♡私ね、今が一番幸せなんだよ(今年からは違う。こうして祝ってくれる彼氏ができたから。「八月一日太陽くん」という運命的な彼氏が祝ってくれるから。そして明日は彼の───誕生日なんだよ)   (2023/9/17 22:16:35)

長岡 夏季♂2年【お題が変わる前に投下できてよかった…では失礼します】   (2023/9/17 22:17:03)

おしらせ長岡 夏季♂2年 ◆NewrmtcxhIさんが退室しました。  (2023/9/17 22:17:08)

おしらせ八坂 暁♀2年さんが入室しました♪  (2023/9/21 02:10:48)

八坂 暁♀2年【⚪︎⚪︎してはいけません】   (2023/9/21 02:11:07)

八坂 暁♀2年(携帯電話、自転車、煙草、カメラ、ファーストフード、それぞれの図案に重ねる赤い丸と斜線、これがどういう意味なのかは誰にでも、下手をしたら幼稚園児にも解る。禁止ってこと、するなってこと、してはいけませんってこと。黒板にかきなぐられるチョークの白の、呆れるほど汚い、下手をすると時折判読に苦労する字を目線で追う。女子目線ちっとも笑えないくだらないジョークを口にして、少し退屈そうにしていた男子の大半をどっと笑わせる、してやったと言わんばかりの、悪ガキっぽさが残る、少しシニカルなその笑い顔を眺める──私の担任教師には、その赤丸斜線がでかでかとついている。)   (2023/9/21 02:13:44)

八坂 暁♀2年「アキぃ、帰ろうぜ」(背後から腕をぶつけるように肩を抱かれて身体が前に揺れる。親戚筋から贈られた筒型革製のお高級な、けれどちっとも趣味じゃないペンケースにしまおうとしていたペンがばらけて机に転がった。肩を抱いた彼の腕は当然のように私を引き寄せる。荒くて身勝手な、でも行動力あるオスみの強さが良い。抗わずに顎を上げてまぶたを伏せ、まだ教室内にまばらある人目を憚らず唇を軽く重ねた。ほんの少し吸って離すと、わかりやすく彼の瞳に情欲が滲む。肩にあった手が首筋の皮膚を炙るようになぞって、何か耳元に囁こうとするのを、立ち上がって腕の中から逃れることで逸らした。)無理、言ったよ、補習あんの(ペンケースのファスナーを引いて、先週行った遊園地の、実はそう好きなわけでもないマスコットをぶら下げたスクールバッグに放り込む。「はァ?なんの」「倫理」短く答えながら肩にバッグを掛けると、被せるように彼が声を黒々しく荒げた。)「お゛前さァ!」(周囲の視線が瞬間集まって直ぐに逸らされる。それでつい、微苦笑してしまった。それが彼の怒りに火をつけることなんか、付き合ってたった三週間でも十分理解していたはずなのに。)   (2023/9/21 02:19:42)

八坂 暁♀2年…だから、ないってば。ただ倫理苦手なのほんと、どの教科とるかは、うち親が選ぶから。(反射的な怒りでひっぱたかれた頬が、文字通り引き摺るために掴まれていた右手の骨っぽくて弱い手首が、じんじんと痺れて熱い。ぶん殴られたのは私なのに傷ついてるのは彼で、慰める役割は大抵が私になる。心配させたのごめんって、デカい背丈を丸めて壁際に追い詰めてあるわたしの身体に覆い被さるように抱きついてくるその背に、両手を回して撫でた。頭に来て殴って罵倒しておいて、けれど熱が冷めると、私が別れると言い出すんじゃないかと怯えてる。担任の、倫理の授業の教師のことを、私が好きなんじゃないかって、付き合う前から疑ってる、怖がってる。二人きりになりたくて、わざと赤点とったんじゃないかって。)言ってるじゃん、あの先生、婚約者いるんだってば。ひとのものに興味ないし、それに年上すぎるでしょ、ないってば。ないことを証明するの、難しいでしょ。(機嫌取りにキスをする。それを繰り返して、時間を気にしてる私を悟られないようにする。)   (2023/9/21 02:20:51)

八坂 暁♀2年…なかなか思い切り良く殴ってくれちゃって。(保健室に寄って貰ったちいさなアイスパックをハンカチに包んだものを頬に当てながら気だるく歩く。別れた方がいいと、付き合う男付き合う男、友人からはダメ出しされ続けてるけど、今度の男は友人評価最低ランクだった。でも、今までで一番愛されてるなあという気がしてるから、まだ離れる気にもなれない。だって、)…好きじゃないって、何回も言ってるのに、ねぇ。(私のことを、ものすごく良く見ていて、私以上に私のことをわかってる。冷やした頬が冷気に痛み始めたので包んだハンカチを一度離して確認すると、窓ガラスに映る頬はまだまだ赤く諦める他なさそうだった。潔くない遠回りで時間に遅刻して、指定された補習の教室のドアを開けると、待ちくたびれたとばかりの顔をしてる担任教師が顔を上げた。顔を上げて、八坂、と私の苗字を読んだ。それだけなのに。それだけのことなに。私の担任教師には、でかでかと赤丸斜線がついている──そんな意味幼稚園児だってわかるでしょうが、好きになっちゃいけないんだって。)   (2023/9/21 02:24:57)

八坂 暁♀2年【書いてきたのに結局ここで推敲してモタモタしてすみません。お部屋ありがとうございました。】   (2023/9/21 02:26:02)

おしらせ八坂 暁♀2年さんが退室しました。  (2023/9/21 02:26:10)

おしらせ秋山 真吾♂2年さんが入室しました♪  (2023/9/24 13:31:41)

秋山 真吾♂2年【お邪魔します。「○○の秋」いきます】   (2023/9/24 13:33:44)

秋山 真吾♂2年(午後のLHR、チャイムと共に教室に入ってきた担任が、教卓の前に立つといきなり)「はーい、席替えしまーす」(その一言に教室内はざわめき「文化祭の準備はー?」「なんでいま?」と否定的な意見もアチコチから聞こえ)「ほら、食欲の秋だとか、読書の秋って言うでしょ?それと一緒、席替えの秋!」いや全然一緒じゃないし!(窓際の1番前の席からツッコミを入れる。このクラスになってから席運が悪い。クラス替えの最初は出席番号1番だから、廊下側の1番前は仕方ないが、その次は教卓真正面、そして今は頭がクラクラしそうなほど、陽当たり良すぎる窓際…全て1番前。いい加減、授業の度にイジってくる先生や、毎回「この前どこまでだっけ?」と人のノート覗いてくる先生、何でもかんでも前の席から答えさせる先生にも飽きてきた。そろそろ前の人からプリント回して欲しくもなる。担任に促され、教卓の男子と書かれた箱に手を入れ、中から折り畳まれた紙を1枚摘んで席に戻り、机の中の荷物をリュックに詰めて移動に備える。)「全員引き終わったら、移動開始」(リュックを右肩に掛け、手にした番号と黒板に書かれた番号を照らし合わせる)…9か、悪くない。   (2023/9/24 13:34:07)

秋山 真吾♂2年(移動先は前からより、後ろから数えた方が早い席。長かった、ここに来るまで半年くらい経ってしまった。席に着く前、両隣と前後にに誰が来るのか気になり始めた頃、1人の男子生徒に話し掛けられ)「秋の席今度ここ?」だよー。ようやく前じゃなくなったしー。「あの、できれば代わって欲しいんだけど…」はぁ?!何言ってんの?!(交換先の1番と書かれた紙を見せられ、思わず声も大きくなりそうなところで、近付いてきた別の男子が小声で)「アイツさ、隣の女子のこと好きみたいで協力してくんね?」 それ、俺に何のメリットあんのよ?反対側のヤツ…断られたぁ?んじゃ俺も断りてぇし「そこをなんとか、元中の女子、今度紹介すっから」(眉間にシワを寄せ、少し考え込むと、不満気な表情を残したまま、周りから見えないようにコッソリと紙を交換し)…今回だけな。次お前らが何か頼んできても、俺は断る権利がある。それと…バックレたり、妖怪大図鑑みたいなの連れてきたら、タダじゃおかねぇし(浮かれる同級生達をよそに、馴染みのある廊下側の1番前の席に向かうと、机の上にリュックを置いて大きな溜息をついて座り)ただいま…で、いいんか?   (2023/9/24 13:34:24)

秋山 真吾♂2年(この席から見える景色は、4月と一緒で既視感マシマシ。違うのは自分の左側、唯一の隣の席に座る女子。早速、後ろの方から席を譲った男子生徒の浮かれた話し声が耳に入る。ざっけんなよ…と思いつつ、何気なく視線を左に移すと、隣の席の女子生徒はこちらの様子を伺っていたようで)…あ、気にしないで、軽い自己嫌悪ってやつだから。(誰がどの席か、手元のファイルに記載していた担任が此方の様子に気付き)「あれ?秋山戻ってきたのか、『出戻りの秋』か」なんすかそれ、季節の風物詩とかじゃないし「窓際から戻ってきて『往復の秋』か」…季節に往復関係ないっしょ、そんな往復チケットいらねー。「ほんと前の列ばっかで『前列の秋』か」毎回アリーナ席、そろそろ後ろ行きたいわ、なんなら後ろのちっさい黒板で授業してよ。「掃除当番は今週から『端っこの秋』の列からねー」さっきから前例とか端の列とか、結構な人数巻き込まれてるし!「あれ?日直誰だっけ?また『隅っこの秋』からいくか」いやいや、他にも隅っこあるから!もう午後だし「んじゃ明日も『日直の秋』で」さっきから○○の秋って言ってるけど、全然季節の秋と関係なくなってるから!   (2023/9/24 13:34:42)

秋山 真吾♂2年【季節と関係なくなっちゃってますが、名前に「秋」入ってたんで、やっちゃいました。駄文失礼しました。お部屋ありがとうございました!】   (2023/9/24 13:36:27)

おしらせ秋山 真吾♂2年さんが退室しました。  (2023/9/24 13:36:32)

おしらせ古志町 董香♀2年さんが入室しました♪  (2023/9/25 20:32:42)

古志町 董香♀2年【お邪魔します。夏に残してきた、で、お願いします。】   (2023/9/25 20:33:58)

古志町 董香♀2年(1年の頃のクラス担任だった現国の御丸先生(あだ名おまるん)は、いつもあんまりやる気がなかった。御丸は名字じゃなくて名前で、眼鏡の奥の丸い目はいつも半分閉じていて、大抵頭のてっぺんから後頭部にかけて、栗毛の癖毛がどこかしらで一房跳ね上がっている。猫背がちで、授業中の声もあんまり大きくないし、騒がしくしてもあまり注意しない。)   (2023/9/25 20:35:10)

古志町 董香♀2年(いつも同じ無難な色の無難なスーツにメイク、生徒には舐められがちだったけれど、その良くも悪くも我関せずというか、フリースタイルな感じが、青春やら熱血やらの威圧感が苦手な私は、好きだった。かと言って別に要件以外で話をすることも無く、2年になって担任も変わり、たまに廊下で寝癖の具合を確認する程度の関係に落ち着いた。)   (2023/9/25 20:36:27)

古志町 董香♀2年(だから、夏フェス2日目のエリアB手前の物販ブースで声をかけられた時、振り返ってフリーズした。ピンクの髪、ピアスだらけの耳、そして、真っ赤な唇。どちらかと言うと血の気の薄い白い肌に艶やか過ぎる赤が、それが笑顔を彩るのが、格好良かった。私の知り合いには絶対いない、知ってるわけないのに、その顔にどこか見覚えがあって、二度見を2回すると、彼女が笑った。彼女の連れ合いが、隣で口を挟む。)『誰?』「ん?教え子。」『マジで?』   (2023/9/25 20:37:20)

古志町 董香♀2年(その晩おまるんと話した内容は、ここには書きたくない。減らしたくないから。でも、もし貴方が、夏休み明けの私の口紅が派手なことが気に掛かっているのなら、そういう訳なんだ。あの会場に置いてきたもの、貴方だから教えたんだから。)内緒だよ?   (2023/9/25 20:38:46)

古志町 董香♀2年【どもども、お邪魔しました。】   (2023/9/25 20:39:54)

おしらせ古志町 董香♀2年さんが退室しました。  (2023/9/25 20:39:57)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/10/17 01:36:38)

陸奥 信濃♂3年【お邪魔いたします。再開後の1番。いただきました。(性懲りも無く?)選んだお題は、+(プラス)です。】   (2023/10/17 01:37:02)

陸奥 信濃♂3年大は小を兼ねると言うし。大きいことはいいことだ。だから僕はいつだって一番大きいサイズを頼むのだが。コーヒーのサイズ。何故、店によって呼び方バラバラなのか。あれは、本当に困る。S、M、Lのお店で間違えてVentiと言ったり。早急に世界基準で統一してほしいよ。(そんなたわいもないことを話しながら彼女が学園祭のミスコンに応募するエントリーシートを記入し終わるのを待っていた。今日が応募の締切日。いつも自分のことを過小評価しがちな彼女。応募しさえすれば、本戦に残ることは間違いないと、確信している。それなのに、自分なんて無理だよと彼女は頑なで。そんな彼女にゲームを持ちかけ、その罰ゲームとしてエントリーすることを渋々ながらも承諾させることに成功。そうは言ってもなかなかエントリーシートを書いてくれず。ようやく、応募の最終日ギリギリになって書き始めたのが、ほんの少し前のこと。)「書けたけど、本当に応募しないと駄目?」(最後まで応募には後ろ向きな彼女。その手から応募シートを奪い取ると。)出してくるから。ここで待ってて。(そう言い、彼女を残し教室を後にした。)   (2023/10/17 01:37:40)

2023年08月29日 18時46分 ~ 2023年10月17日 01時37分 の過去ログ
~お題で綴るソロルーム~
現在のルーム
過去ログ一覧
▲このページの先頭に戻る


クッキーの使用について | 広告掲載募集

(C)2009-2024 チャット ルブル <info@chat.luvul.net>