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「~お題で綴るソロルーム~」の過去ログ

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2023年10月17日 01時38分 ~ 2023年12月19日 10時56分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

陸奥 信濃♂3年(廊下を歩きながら彼女が記入したエントリーシートを確認する。もっと自分をアピールすればいいのに。所々で、そう思いながらも、これはこれで彼女らしくてよいかと考え。ポケットから取り出した写真をエントリーシートに重ねてクリップで止めた。それは、選りすぐりのとびっきりに可愛い笑顔の彼女の写真。応募箱が設置してある台の上にエントリーシートを置くと、箱の中に提出する前に一箇所だけ修正した。流石にそれは逆鯖、読みすぎだったから。胸のサイズ、そんなハズないと誰が見てもわかるだろう。打ち消してFとするのもなんだかな、と思い。Cの横に書き足した。プラスを3文字。)   (2023/10/17 01:38:46)

陸奥 信濃♂3年【お題は、やはりありがたいですね。しみじみと、そう思い。諸々、ありがとうございます。】   (2023/10/17 01:38:59)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/10/17 01:39:11)

おしらせ白妙緑♀2年さんが入室しました♪  (2023/10/19 22:16:51)

白妙緑♀2年【お邪魔します。お題は、紅葉(こうよう)と叫ぶ。です。】   (2023/10/19 22:18:05)

白妙緑♀2年(展望台から眼下に広がる光景は、さながら静かに燃え盛る火の山の連なり。緑の木々が黄色や橙、赤へと移り変わってゆく期間の一番美しい一瞬がそこにある。綺麗だけでは言い尽くせない。表し切れない。じっと見ていると、揺らめく炎を内包するエネルギーのような何かに酔って眩暈を起こしてしまいそうだ。)へっ…。(周りを見るのは人目が無いことを確認するためだ。そして、吸って吐く。)   (2023/10/19 22:18:28)

白妙緑♀2年――っああぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぁ…!!!(恨み、辛み、呪い、…発散でさえない。そういうものを大いなる自然の象徴に向かって吐き出すのは些か照れる。だからそれは、強いて言えば、願い。)   (2023/10/19 22:18:47)

白妙緑♀2年(その代わり、いかにも人間的な不機嫌さは、背後数メートルの狭い駐車スペースに停めてある車の持ち主に、半目で睨みながらぶつけよう。全て分かっているように「もう済んだ?」と聞いてくるにやけ面の持ち主に。)済まない!お腹空いた!コンビニの焼き芋食べたい!   (2023/10/19 22:19:09)

白妙緑♀2年【お題を見てすんなり思い浮かんだので、これ幸いと投稿させていただきました。お部屋ありがとうございます。   (2023/10/19 22:20:04)

白妙緑♀2年  (2023/10/19 22:20:23)

おしらせ白妙緑♀2年さんが退室しました。  (2023/10/19 22:20:29)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/10/21 16:30:01)

陸奥 信濃♂3年【お邪魔いたします。選んだお題は、「文化祭」です。】   (2023/10/21 16:30:20)

陸奥 信濃♂3年(文化祭でお祭りを。地域の秋祭りを再現しようとダンポール箱を重ね合わせ、作り上げた数体のお神輿とだんじり。祭囃子を奏でる中、法被姿に扮した生徒達で運動場のトラックを練り歩く。威勢よく掛け声合わせ「わっしょい!わっしょい!」と、お神輿担ぐ男子生徒を先頭に。お祭り太鼓に合わせ笛の音を奏でる生徒が続き。その後ろに箱を積み重ねかなりそれっぽく作り上げただんじりを引く集団が続いた。その最後尾を見守るようにゆっくりと歩き。天高く透き通るような秋晴れの青空が広がる下。時折吹く風は少し冷たく感じられ。夏は終わったと感じながら歩いていると懐かしい子供の頃の思い出が頭をよぎる───だんじり引いて最後まで歩いたらお祭りで使える券がもらえるからと、いつもこうして最後について歩いてたっけ。その隣にはいつだって───)「Trick or treat?」(背後から声をかけられた。聞き覚えのある声に立ち止まり、振り向くと、そこには期待通りの彼女の姿。その彼女に手渡したのは、ジャック・オー・ランタン風に作った提灯で。)   (2023/10/21 16:31:28)

陸奥 信濃♂3年(黒ずくめの魔女に扮した彼女を皮切りに、そこからは飛び入りでの様々に仮装した生徒が続々と列に加わり。お祭りの行列はあっという間に仮装行列に様変わり。)「お祭りよりハロウィンでしょ。」彼女がつぶやいた一言で、企画内容がちょっと変わったが、これはこれでよかったみたいだ。いつの間にか祭りの行列より遥かに長い仮装行列が出来上がり、後ろに長い列を作っていた。)   (2023/10/21 16:32:11)

陸奥 信濃♂3年「お祭りよりハロウィンでしょ。」(同じ言葉でお祭り行列の隣に彼女が加わらなくなったのはいつからだったか。今また、一緒に隣を歩く彼女に密かに視線を向け。昔みたいに手を繋いでみたらどんな顔をするだろうか?そんな勇気はさらさらないが、想像するのは勝手だからと考えていれば、気づけば彼女のまるで不審者を見る目が此方に向き。慌てて顔を背けた。この後の自由時間。一緒に文化祭を回ろうと誘うつもりなのだが、果たして?)   (2023/10/21 16:33:59)

陸奥 信濃♂3年【書いた後、これを文化祭と言っていいのか?とも思いましたが。勢いのままに、このままで。お部屋もお題もありがとうございます。】   (2023/10/21 16:34:31)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/10/21 16:34:39)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/10/27 00:36:42)

陸奥 信濃♂3年【連続でのお目汚し、お詫びいたします。此度のお題は、「紅葉(こうよう)」で。】   (2023/10/27 00:37:39)

陸奥 信濃♂3年(ぱっちーん!ごく一部が色づき始めた頃合いの、木々の葉が織りなす山あいに頬を張り上げる音がこだました。)痛っ!何するんだよっ!(突然の出来事に目を見開き、叫ぶ。そんなことは我関せずの面持ちで目の前、ふんぞりかえる君。)「だって、今変なこと考えてたでしょ。」(何故わかる?思わず口から漏れそうになった言葉をすんでのところで飲み込み。はっとなる。)「絶対エッチなことだ。」(僕の方を指差し、自信満々に告げる言葉にぐぅの音も出ない。まさにその通りだったから。そのため、咄嗟に反論の言葉を返すことができず、そのまま口ごもれば。)「ほら、やっぱり。」(途切れることなく、畳み掛ける言葉になすすべもなく。悔しげに、ただただ、唇噛み締め。軽く俯いたまま、上目遣いに視線を向けると、ちょうど仁王立ちの君の胸元が視界に入り。その微かな揺れ具合に意識が邪な方向へと引っ張られると。)「その目、まただ!」(ぱっちーん!気がつけば、もう片方の頬もひっぱたかれ。その痛みに涙目を浮かばせながら、たまらず不平の言葉を投げつけた。)   (2023/10/27 00:38:44)

陸奥 信濃♂3年(投げつけた言葉、なんなく、するりとかわされると、まるで倍返しとでも言わんばかりに。)「ほら、そこ、見事に赤く紅葉してるー」(楽しそうに笑顔浮かべ、左右の頬を赤く染めた僕の方を指差した。まったく。僕は、まだ紅葉には少し早いよと言ったのに。君は、葉っぱが、落ちてからじゃ遅いから。と、断固譲らず。仕方なく、2人でここまで来てみれば、木々の葉は、まだ大部分が緑で。ほら、だから言ったのに。と、僕が言うと、悔しそうな表情を見せた君。これはその反撃か。何かを言い返そうとしたものの、いい言葉が思い浮かばず。ただただ唇噛み締めた。まあ、いい。僕からのお返しは、少し先にとっておこう。白い肌に紅い痕を散りばめるようにつけ─────ふと気づくと、鋭く刺すような、じとーっとした視線に貫かれていた。いや、だから、なんでわかるんだって!)   (2023/10/27 00:40:17)

陸奥 信濃♂3年【お邪魔いたしました。お部屋、ありがとうございました。】   (2023/10/27 00:40:38)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/10/27 00:40:44)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/10/29 12:12:02)

陸奥 信濃♂3年【よもやの3連投ですが。このお題、今日までなので。悪しからず。此度のお題は、「叫ぶ」です。】   (2023/10/29 12:12:14)

陸奥 信濃♂3年(彼は叫ぶ。渾身の限り。これが叫ばずにはいられようかとの思いを込めて。こっちを見て。何かをしながらではなく。もっと、ちゃんとこちらを向き。きちんと向き合い。言うことをしっかりと聞き。もっと構ってくれないと。嫌だっ!)   (2023/10/29 12:12:41)

陸奥 信濃♂3年(彼は叫ぶ。もうすっかりお腹がぺこぺこだ。これ以上は、少しだって待つことなどできるものか。我慢?誰に向かって言っているのか?我慢など無理無理。えっ!何?まだ、用意できてないって。一体全体どういうこと?。急げっ!)   (2023/10/29 12:12:57)

陸奥 信濃♂3年(彼は叫ぶ。少し前から、気持ち悪くてたまらない。こんな風になる前になんとかして欲しいところなのだが。今は贅沢は言わない。とにかく早く、この気持ち悪さをどうにかして欲しく。早くっ!)   (2023/10/29 12:13:13)

陸奥 信濃♂3年───────────────   (2023/10/29 12:13:26)

陸奥 信濃♂3年「わー、ごめんごめん。お待たせー。」(奥の部屋から現れた母親が、泣き叫んでいた彼の両足を持ち上げると蒸れたお尻を綺麗に拭き取り新しいオムツへと交換し、持ってきた哺乳瓶を咥えさせ、腕の中に抱き、あやしはじめた。腕の中で揺られながら、与えられたミルクを小さな手で器用に掴み、夢中で吸い付けば、ようやく叫び声は止まり。しばらくすると、満足げな笑顔を浮かべ、すやりと寝息をたてはじめ。)   (2023/10/29 12:13:40)

陸奥 信濃♂3年【お邪魔しました。お部屋をありがとうございます。】   (2023/10/29 12:13:50)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/10/29 12:13:59)

おしらせ秋月 琉斗♂3年さんが入室しました♪  (2023/11/3 00:39:30)

秋月 琉斗♂3年【お邪魔します。リハビリしてまして。お部屋とお題をお借りいたします。お題は「熱」で。】   (2023/11/3 00:40:44)

秋月 琉斗♂3年(週に一度か二度、夏前に引退したバレー部の練習に顔を出して思いっきり身体を動かすのが受験勉強の気晴らしになっていた。上級生が抜け、漸く自分達の天下が訪れた筈のすぐ下の後輩たちにとってはいい迷惑かもしれないけれど、今日もまたそんな彼らを相手に(運動的な意味で)暴れ、汗を流し、満足したところで一足先に体育館を後にする。部室で着替えを済ませ、文化祭の準備でいつもとは違った雰囲気の校内を抜けて外に出ると、景色は夕暮れから夜へと移る頃だった。薄っすらと茜色が混じった青紫の空の下、 飯なんだろ… などと帰宅後の食卓に思いを巡らせて緩やかな坂道を下り、ヘッドライトを点した車が多く行き交う通りに出てバス停を目指す。しかし、その足は車の走行音に交じって背後から届いた自身を呼ぶ声によって戸惑うように止まり。)   (2023/11/3 00:41:07)

秋月 琉斗♂3年う、ん、――?(思わず小さな声が漏れた。振り返って目を凝らすと、視線の先で確認出来たのは昨年、同じクラスに居た同級生。足早に近づく相手が見知った人物であることがわかると同時、身構えた所為で少しだけ険しくなっていた顔が緩み。)   (2023/11/3 00:41:28)

秋月 琉斗♂3年どーしたん? バスじゃなかったよね。(隣に追いついた彼女に向けて小さく首を倒すと、 おっきいからすぐわかったよっ、 なんて見上げられ、その無邪気な笑顔につられて口許の笑みが深くなる。二年以上も通っていればバスを利用する同級生の顔はほぼ頭の中に有り、彼女はそのリストにはなかった筈。まして一度でもクラスメイトになったのなら猶更。近辺には住宅や会社の他は何もない通り。純粋に湧いた疑問の答えは歩きながら聞くことに。)   (2023/11/3 00:41:53)

秋月 琉斗♂3年うん、……のバスで合ってると思う。その行先のやつ見たことあるわ。(歩幅を合わせて進みながら、ふぅん…、と喉奥で低く声音を震わせ相槌の代わりとし、明るい声色に耳を傾ける。両親の仕事の都合で今日は祖父母と食事をするらしく、外食を期待して語る様子はとっても愉しそうで自然と此方も笑顔になってしまう。彼女が確かめるように口にした目的地への路線とバス会社の名前には、確か――…、と軽く視線を上げて記憶を辿り、小さな頷きと一緒に返事した。)   (2023/11/3 00:42:24)

秋月 琉斗♂3年あー。俺は……の方だから。(同じバス?と問われたけど緩く首を振る。そのことに、 ざーんねんっ と悪戯っぽく綻んだ瞳と可愛らしい表情を見せられ、鼓動と体温が激しく上がり、このときからその姿を目で追うようになった。彼女は彼女であのとき頬が熱かった、と今と変わらない表情で明るく語るけれどそれは少し先の、二人分のノートや参考書が乗った彼女の部屋のテーブルに隣り合って座っていたときの事。そしてその頃。この生徒が現れなくなった体育館ではある部の二年生がやっと伸び伸びし始め、練習の熱も上がった…… らしい。)   (2023/11/3 00:42:45)

秋月 琉斗♂3年【お部屋、ありがとうございました。】   (2023/11/3 00:43:23)

おしらせ秋月 琉斗♂3年さんが退室しました。  (2023/11/3 00:43:28)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/11/3 11:36:15)

陸奥 信濃♂3年【4連投は免れたことが、ありがたく。お題『トントン/ドンドン(擬音)』で。いざ、参らん。】   (2023/11/3 11:37:29)

陸奥 信濃♂3年(トントン……と、軽やかに屋上へと続く階段を駆け上がる後ろ姿を追いかける。揺れるスカートから何かが見えそうで、見えない。そのハラハラ感で、ついつい視線は、そちらに向く。)「ほら、早く。」(急かす言葉に顔をあげれば、先に上がった彼女が、扉の前で一瞬立ち止まる。その後、何もなかった風に、細い腕で重い扉を軋ませながら開くと、背中で押さえ。その前を通り、屋上へ。)「わぁ、きれい。」(西の空を茜色に染め、今まさに夕陽が落ちようとしていた。屋上の西側の端から駆け寄り、フェンスを掴むと西の空をじっと見つめる彼女。僕はと言えば、その顔女の隣に立ち、その彼女の横顔を見つめていた。夕陽に照らされる白い肌。長い睫毛。夕焼け空をじっと見つめる瞳。あ、何か話しかけられそうな雰囲気を察し、西の空へと顔をそむけた。自分の頬が赤く染まっているのは果たして夕陽のせいだけか。)   (2023/11/3 11:38:47)

陸奥 信濃♂3年(やがて、茜色が夕闇へと変わり、肌寒さを感じたところで。)そろそろ、帰ろうか。(と、声をかけ。2人並んで夕陽が沈んだ西の空に背を向け─────)嘘、だろ。(屋上から校舎へと入る扉の前。そのドアノブを強く捻ってもガチャガチャと金属音が響くのみで回らず。)「そういえば、下校時刻過ぎると施錠するようになったって、ドアの向こう側に貼り紙してたよ。」(慌てる僕とは対照的に淡々とした口調で教えてくれる彼女。)嘘、だろ。誰か、まだ僕ら、ここにいるから。開けてー(すっかり暗闇に包まれた屋上で、虚しくドアを叩く音のみが鳴り響く。─────ドンドン、と。)   (2023/11/3 11:40:13)

陸奥 信濃♂3年【お題も、お部屋もありがとうございました。】   (2023/11/3 11:40:31)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/11/3 11:40:40)

おしらせ甲本 大雅♂3年さんが入室しました♪  (2023/11/3 14:51:44)

甲本 大雅♂3年【時間と気持ちのある内に練習を、と思いましてまた利用させていただきます。すみません。 あ。Cは異なりますが2コ前と同じLです。連投にならなくて良かった。(感謝) ええと、お題は順番に「なめる」で考え出したのですが。結果、他のも入ったような、そんな感じです。寧ろ、なめるが合ってるかどうか不安を抱えつつ。】   (2023/11/3 14:54:11)

甲本 大雅♂3年あぁ――! も――! うっせぇーなッ。(バン!と大きく広げた掌を机に打ち付ける。帰宅後から夕飯の声が掛かるまでの時間。いつものように机に向かい、特に苦手にしている科目と向き合っていると、ある時間を境にして下のリビングが騒がしくなった。聞こえてくるのは、 おおー! だの、 あああぁぁ… だの、 抜けろー行けー! だのといった色んな感情が乗った親父どもの歓声。というか、叫び声。上がる度にうるさくなるそれを、一度目は我慢した。二度目も何とか我慢した。しかし、三度目は流石に限界で、キレる。手を打ち付けた勢い其の儘に立ち上がり、ドンドンドンと階段を駆け下りてリビングのドアを勢い良くオープン。)ねえ…! わかるけどさー…(テレビに前のめりになっていた大人達の目が一斉に此方を向く。父親と、ここぞとばかりに我が家に来ていた親戚二名。奥に縦縞の選手が映ったテレビ画面。そしてダイニングテーブルの上には数々の空き缶。そんな室内を確かめながら間髪入れずに、もうちょっと静かにしてよ、もぉーー!と眉間に深く皺を刻む。 が――、効果は無い。)   (2023/11/3 14:55:04)

甲本 大雅♂3年(息子、そして甥の将来にとって大事な時期であるにも拘わらず、自身の訴えよりも数十年ぶりの日本一を賭けた戦いの方が鼻息荒い人達にとっては大事らしく、彼らは、 やっと降りて来たか! 見てからやればええやんか! はよッ! と、とっても嬉しそうな声を畳み掛けて顔をまたテレビの方へ向けた。そんな様子に怒りが諦めに変わり、やがて呆れになって、何故かじわりと愉しさを覚えるまでになるから情けない。振り返れば物心つく頃には黄色と黒のグッズに囲まれ。記憶にある家族旅行といえばあの球場の野球観戦が含まれた関西方面で。親戚が集まれば最後は必ずあの応援歌。極め付けは聞かなくても由来を容易に想像出来る自身の名前で、全てこの家系に生まれた者の宿命なのかもしれない。ま、名前も気に入っているし、一喜一憂する親父を見るのも好きだし、可愛がってくれたおっちゃん達も楽しいし、悪くはない。いや、寧ろ良い、が正解かもしれず。直前までの鬱憤はどこへやら。後でダイジェストの動画を見るつもりだったけれど、やがて自身もその輪に加わって、同点で迎えた最終回に大人達を押し退けてこう叫んだとか。)   (2023/11/3 14:56:40)

甲本 大雅♂3年満塁策?! 阿呆か、うちの四番をナメんなよ――! いけー! O山――ッ。(と。)   (2023/11/3 14:56:59)

甲本 大雅♂3年【失礼しました。お部屋、ありがとうございます。】   (2023/11/3 14:57:20)

おしらせ甲本 大雅♂3年さんが退室しました。  (2023/11/3 14:57:27)

おしらせ藤本 新♂3年 ◆NewrmtcxhIさんが入室しました♪  (2023/11/3 18:45:29)

藤本 新♂3年【こんばんは。お題『トントン』です】   (2023/11/3 18:45:53)

藤本 新♂3年〔トントン、トントン〕(背後から背中の肩近くを叩いてくる指は細くしなやかな人差し指。勉強中の俺に対して“構ってよぅ”と強請るものだ。いつものことだからと無言を貫いていると再びのトントン。それすら無視してしまうとリズムを刻んで叩き続けてくるから、そうなる前に俺が折れた)10分な(英語のテキストから顔を上げ応えてやると「20分」と返される。「休まないと身体に悪いよ?」なんて都合のいいことを言われ、隣に座ってきた彼女が差し出すクッキーを唇で挟んだ。カリッと噛むとココアの濃い味が口に広がっていく。カーディガンの袖からちょこんと出した手で彼女もクッキーを頬張るとマグカップを俺へ突き出してくる)今日はホットミルクの気分か?(従順な仔犬のように俺を待つ彼女は頬を緩めている。熱くはないホットミルクのカップを受け取り、一口───まだ飲まない)   (2023/11/3 18:46:05)

藤本 新♂3年(英語のテキストの隣へカップを置くと彼女の緩んだ頬へ両手を添えて瞳を閉じる。触れあう唇、流し込んでいくミルクは酒でいえば人肌燗なんだろうか、飲んだことなどあるはずもないが。彼女は俺のうなじを抱き寄せて溢さぬようにと喉を鳴らしていく。やがてぷはぁ…と息を漏らしながら離れていく唇。彼女は“えへへっ”と楽しげに笑いながら美味しさを伝えてくるのだけれど)〔トントン〕(そう、まだ満足はしてくれない。これで満足してくれるのなら20分も要らないだろう。今度はデニムに包まれた俺の太腿を小突いてきて、肩を寄せ吐息を耳元に吐きかけてくる)解ってる、20分じゃ足りなくなるだろ。最後までだ(これから始まる行為はそんな時間じゃ終わらないと知れているから、覚えられない外国語よりも眼前で牡を求めてくる牝の色香を選んでしまうが)解った解った。その代わりに俺にもしたいことさせろよ(「最後までじゃヤダ。満足するまでスル」と悪戯な顔で言われれば抱き上げた身体を運ぶ先は決まっている)   (2023/11/3 18:46:15)

藤本 新♂3年先にシたいことシていいよ。そのあとは交互に、な(細い身体を降ろせば皺が広がり部屋の明かりが陰影を作る。背中や太腿を叩いていた細指がデニムの中心に触れトントンとすると「そのままちょーだい。あーいうのつけちゃヤダ」と我儘を漏らされて)好きにしろよ。枯れるまで注ぐから(彼女のお腹あたりをトントンとやり返して“ここに人肌燗のミルクを注ぎ込んでやる”と伝えてやれば、互いに満足するのは何時間後となるのか───誰も知るわけがなくて)   (2023/11/3 18:46:28)

藤本 新♂3年【部屋の壁が薄かったら、壁の向こうから〔ドンドン!〕されるんでしょうね。では失礼します】   (2023/11/3 18:47:16)

おしらせ藤本 新♂3年 ◆NewrmtcxhIさんが退室しました。  (2023/11/3 18:47:21)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/11/4 19:10:21)

陸奥 信濃♂3年【どんどん続きましょう。お題『お気に入り』で、いざ、いざ。】   (2023/11/4 19:11:04)

陸奥 信濃♂3年(下校時刻間近の屋上。この時間帯に、新たにここにやってくる生徒は、経験上全くおらず。それまで屋上にいた生徒達も、次第に屋上から姿を消すのみ。ただ待つのみ。それだけで、屋上は、いつしか貸切空間となる。そういう理由で、この時間の屋上は、僕達のお気に入りの場所、だった。それが、まさかこんなことになろうとは。全くの想定外の事態。陽が沈み、屋上も暗闇に包まれ、そろそろ帰ろうかとした時。信じられないことに、扉が施錠されていた。どうやら11月から下校時刻後は施錠するように変わったようで。そんなことは知らず、確かに少し前、扉が開き『もう誰もいないか?』と、問いかける声を聞いたのだが、暗がりに隠れ、返事をしなかったせいで、まだ屋上に僕らが残っているとは気づかなかったのだろう。その時、そのまま施錠されてしまったようで。ドンドンと、何度も扉を叩き、叫んで見たものの、どうやら誰も気づいてくれず、その扉が開くことはなかった。さらに悪いことに、教室の窓から差し込む夕陽の綺麗さに、急いで屋上へと飛び出したせいで、2人ともスマホを教室に残したカバンに残したままだった。誰かに連絡することもできず、途方に暮れ。)   (2023/11/4 19:12:21)

陸奥 信濃♂3年「困ったけど、でも朝まで一緒にいられるね。」(ドンドンと、扉を叩き、助けを呼ぼうと叫び続ける僕を尻目に呑気な彼女の言葉を聞けば、すっかり脱力してしまい。扉に背中を預けるとそのまま滑らせコンクリートのステップの上に座り込んだ。どこか嬉しそうな雰囲気を漂わせすぐ隣に座る彼女。それが彼女と初めて朝を一緒に迎えることになった長い夜の始まりだった─────)   (2023/11/4 19:13:16)

陸奥 信濃♂3年(─────背中を預けた扉からガチャリと音が響き。目が覚めた。東の空に太陽が顔を出し、朝日の明るさに包まれていた。幸い、鍵が開いただけで扉は開かず、僕らの存在に、気づかれることはなく。2人で寒さを凌ごうと僕の膝の上に乗せていた彼女の身体がわずかに動き。僕のブレザーを上にかけた彼女の身体に回した両腕に力を込めた。肌を刺す寒さなど背中から伝わる彼女の温もりで帳消しだ。この夜の出来事を忘れることはないだろう。2人の仲が、より深まった今日この日から、この屋上は、「お気に入りの場所」から「かけがえのない思い出の場所」へと変わったのだった。その代償として?その日の午後から熱を出し、2人仲良く寝込んでしまったのだが……それは、それ。と、いうことで。)   (2023/11/4 19:14:12)

陸奥 信濃♂3年【先の「トントン……」のお題のソロルの続編ぽくで。毎度のお目汚しに、失礼をば。ありがとうございました。】   (2023/11/4 19:14:45)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/11/4 19:14:50)

おしらせ小山 真美♀2年さんが入室しました♪  (2023/11/5 10:52:32)

小山 真美♀2年【初めましてですっ。初心者なので読みにくかったらごめんなさい…! お題は「お気に入り」で】   (2023/11/5 10:52:51)

小山 真美♀2年『後輩の指導?』(放課後の校庭の片隅。カメラを構える私たちに声をかけるのは陸上部のクラスメイト。私はカメラを降ろして彼女に微笑みかけると)うん、コンクール近いから。彼、センスある写真撮るんだよ。お気に入りの弟子みたいなもんかな(そう言って隣りで友人にぺこりと頭を下げてる後輩くんの肩をポンと叩いた。写真部の部員は部長の私と幽霊部員の副部長、あと所属してるだけで全然来ないのが何人かと有能なこの後輩くん。実質、活動らしい活動をしているのは私と彼だけという弱小な部活なのだ)じゃあ後は自由に撮ってみよう。私あっちにいるから何かあったら声かけてね(プールのある方向を指さし、そっちに向かう私の背中を『はい、部長の写真、楽しみにしてます』という”お気に入りの弟子”の声が追いかけてきた)   (2023/11/5 10:53:09)

小山 真美♀2年(彼はさっき構図を見ていた山の方を写すのだろう。私はというと水面に紅葉した葉が浮いているプールと秋晴れの空を何枚か撮った後、すーっと向きを変え、山の方を向いてカメラを構える彼をファインダーに収めた。遠すぎて誰の背中かも分からない写真を一枚。私のカメラにはこんな写真が沢山つまってる。写真の中の彼は決してこちらにカメラを向けない。いつか彼のカメラもピントが合ってない女の子の写真を撮る日が来るんだろうか…と思うと胸の奥がぎゅっと締め付けられた。私のカメラはずっと、ずっと、彼の背中を追っているだろうけど、いつか――お気に入りの弟子なんて言葉で誤魔化さず、君と一緒に写真を撮るのが楽しいし、君が好きだと伝えたい。そしてファインダーの真ん中に此方を向いて笑顔をくれる君を写せたら、と。密かな想いを胸に抱きながら、今日も私は彼の背中をファインダーの端っこに収めている――)   (2023/11/5 10:53:22)

小山 真美♀2年【ふぅぅ…お邪魔しました! お部屋ありがとうございましたーっ】   (2023/11/5 10:53:36)

おしらせ小山 真美♀2年さんが退室しました。  (2023/11/5 10:53:52)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/11/12 23:32:25)

陸奥 信濃♂3年【こんばんは。ギリギリの滑り込みです。かなり無理矢理感ありありなのですが、ご容赦を。「熱」と「なめる」のセットで。】   (2023/11/12 23:33:15)

陸奥 信濃♂3年「熱っ!な、何?これすご。んっ……」(その時、静かな2人きりの屋上に小さな叫び声が響いた。─────)   (2023/11/12 23:34:39)

陸奥 信濃♂3年「少し寒くなってきたね。」(すぐ隣に座る彼女の声が震えていた。確かに。日中は暑いとさえ感じる気温も夜が深まるにつれ、急に下がり。自分でも肌寒さを感じていた。肩と肩を軽く寄せ、並んで座っていた彼女の身体が此方へ向けて傾いた。思わず、その肩に腕など回して?そんな風にできればよいのだが僕の手は膝の上で少し凍えた肌をズボンの上からさするばかり。微妙に少し開いた間を埋めなければ!と、冗談めかして発した言葉は。)あ、寒い?だったらこの上にどうぞ。(言いながら、膝の上を両手でポンポンと叩き。)   (2023/11/12 23:35:03)

陸奥 信濃♂3年(それは、まったくもって冗談のつもりだったのだ。が、気がつけば彼女の身体が僕の膝の上に腰を下ろしていた。わ、後ろ頭が近い。何かいい匂いがほのかにただよい。くんくん嗅ぎたくなる衝動をかろうじて抑え。視線を下せば衿もとから覗く白いうなじが艶かしくうつり。ちらっと見ただけで、すぐさま星空を見上げた。心臓は今にも爆発しそうな勢い。)   (2023/11/12 23:35:23)

陸奥 信濃♂3年(後ろにもたれた彼女の背中から温もりが伝わり。その温もりをもらうだけじゃ悪いから。と、どうにかして此方からも彼女に向けて温かさを与えたく。必死に考えた末の答えは─────)   (2023/11/12 23:35:40)

陸奥 信濃♂3年(左右の手のひらを合わせ、強く押し付けながら必死に擦り合わせた。それこそ手の皮が擦りむけるかと思った程に。自分の手が発する熱を熱いと感じたその手のひらを彼女の膝の上で軽く握られた小さな手を包むように重ね。その手が思っていたよりも冷たく感じたせいで、思わず。握った彼女の手ごと、その細い腰回りに腕を巻きつけると、強く、強く抱きしめていた。)   (2023/11/12 23:36:02)

陸奥 信濃♂3年「熱っ!な、何?これすご。んっ……」(静かな2人きりの屋上に小さな叫び声が響き。その声から、少し戸惑いの色を感じたものの、次に続いた言葉は。)「今日は、いつもと違ってちょっと大胆、だね。」(その言い方に、揶揄われていると感じれば。)僕だって男なんだけど。ちょっとなめてないか?(と、返せば。)「えー?じゃあどうするの?」(と、煽るから。それならば、と。腰に回した腕にさらに力を込め、逃げられないようにすると。すぐ目の前の首筋に唇這わし、そのまま舌をのばし。ぺろりとなめた。くすぐったいと悲鳴をあげ、逃げようとする彼女の身体を強く抱きしめ。お構いなしにその首筋を舐め続け。いや、これだって、最初は悪ふざけのつもりだったのだ。それが……屋上に響く彼女の悲鳴。最初のくすぐったがったている色合いが次第に変わり始め。やがて艶かしいものへと変わっていき。思い返せば、あれが熱い夜の始まりの合図だったか。)   (2023/11/12 23:36:51)

陸奥 信濃♂3年【お目汚し、失礼いたしました。お部屋には毎度の感謝を。】   (2023/11/12 23:37:19)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/11/12 23:37:31)

おしらせ加賀 氷馬♂2年 ◆100M21uvl.さんが入室しました♪  (2023/11/15 03:05:45)

加賀 氷馬♂2年【書いていたらこんな時間になっていました。夜更かしの加賀、「冷める」です】   (2023/11/15 03:06:32)

加賀 氷馬♂2年あぁ、それで朝からずっと機嫌が悪いんですか。それは先輩のいう通りだとは思いますよ。思いますけど…(ここで一旦口を噤んだ格好になってしまったのは、俺が男子として男の考えに至ってしまったからだと思う。やや沈黙の時間があって先輩が「なによ、はっきり言いなさい」と続きを急かしてきたから)俺が思うには、約束の時間に遅れそうになってしまっているなら、とにかく急がなくちゃいけないという焦りがあったと思います。だから無我夢中で走って、走って、連絡するのも忘れていたんですよ(鼻を擽る珈琲の香りも忘れるほどに目の前で憤る先輩を見つめて、言葉を続けた。ここは学校近くの喫茶店。2つのコーヒーカップを挟んでテーブルの向かい側には女の先輩が座っていて、憤慨しきった顔で愚痴を吐き出したばかりだ。その内容というのが──彼氏がデートに1時間も遅れてきたのに途中で一切連絡をしてこなかったというもの。「今向かってるから」くらい伝えられないのかって怒って、とりあえずデートはしてみたけれど終始そのことが頭を過り楽しくなかったんだそう)   (2023/11/15 03:06:46)

加賀 氷馬♂2年(俺の「男性代表」みたいな意見には「そんなの後から考えた言い訳でしょ」とまともに取り合ってはくれなくて、拗ねたまま窓の外へ視線を送るばかり。ああもう、こうなったら仕方ない!)先輩、俺が遅れてきた彼氏さんをやってみますから待ちくたびれて怒ってる先輩をお願いします、ね?(軽く深呼吸してから、走って息を切らせた芝居を始めてみる。弓道ではそんなことは起こらないからうまく演じられるとは思わないけれど。先輩は「…わかった」と窓の外を見つめたままで一言漏らした)   (2023/11/15 03:06:54)

加賀 氷馬♂2年はっ、はぁ…っ!やっと着い…待たせてごめん!(「ごめんじゃないわよ!どれだけ待たせれば気が済むの?せめて一言連絡を寄越しなさ…」)それなんだけどさ。もう走って走って、一秒でも早くここに来たかったからスマホの画面なんて見てられなかったんだ。寒空の下で春香を待たせているなんて俺…心苦しくて…昨日だって寝る前に「明日楽しみにしてるね」ってメッセージが来てさ、今日のこと考えたら寝られるわけなくて…春香がどんな服着てどんなおしゃれしてくるのかって想像し始めたらますます寝られないだろ。ふわもこダッフルコートにハートのピアス…ピアスだっていくつもある中から悩んで悩んで決めてくれてる。念入りにスキンケアして、目覚ましもセットして…俺とのデートを楽しみにしてくれてるってだけで嬉しすぎだ(ここで先輩の両手をぎゅっと握り、ネイルを見つめながら「このネイルだって新しくしたばかりの…」と指先に唇を落とした)   (2023/11/15 03:07:04)

加賀 氷馬♂2年(先輩は「そ、そんなに褒めたって…何も出さないんだからね」とツンデレ口調で照れ隠し。頬が赤く染まり始めていることくらい俺の目にははっきりと見えているんだから)何も出さなくていいよ。今日1日だけでいい、俺とデートして最後の思い出にしてくれたらそれで十分だよ(人差し指を立てて“1日だけ”を強調する。それはつまり、明日になれば別れるということだ)春香の瞳も声も息遣いも、足音だって…全部今日限りで俺は忘れるから。本当は忘れたくないけど春香は俺とデートしたくないみたいだから、別れたほうがいいんだろ?(ここまで言って手を放し先輩の出方を伺った。彼氏さんのつもりで演じてみたけれど先輩には彼氏さんそのものに見えてもらえたようで、唇が何かを言おうと開くけれど、小さすぎる声は聞こえなかった)聞こえないよ春香。春香が本当はどう思っているのか、明日には忘れてしまう声で聴かせてよ(ふっ、と表情を緩めたとき、先輩は薄く開いた唇から本音を漏らし始めて)   (2023/11/15 03:07:13)

加賀 氷馬♂2年(「ごめん、なさい…何も連絡をくれなくて…いつまでも待っているのが辛くて寂しくて…だからあなたの顔を見た途端に心がぐちゃぐちゃに…なったみたいなの…」と先輩。そうなんだ、連絡もなく待たされるのはどんなに辛いことなのか。それを言い出せなくて自分の中に閉じ込めてしまったから先輩はデートが楽しくなくて朝から機嫌が悪かったんだ。それに思い当たった俺は本音を引き出したくてこんな芝居を)俺こそごめんな…ほら、もう離れないから…春香を忘れたりできないから…(テーブル越しでは抱き締めることはできなくて、ただ両手を握るだけになってしまうけどそれでも──「賢一…」)俺は賢一じゃないです。彼氏さんに同じことぶつけてやってくださいよ。お互いに本音で話せば分かり合えますから(ふう…と重たい息を吐き出して悩み相談が終わっていく。手にしたカップは覚めきっていて、待ちくたびれた先輩の吐息のような白い湯気はもうないけれど。飲み干したら彼氏さんのところまで走って行くんだろうか、昨日の彼氏さんみたいに)   (2023/11/15 03:07:22)

加賀 氷馬♂2年【冷めると言えば、からの相談を受けるワンシーンです。先輩が走って行ったら寂しくなるんだと思います。自分もそんな相手が欲しくなってしまいますから。では失礼して】   (2023/11/15 03:08:56)

おしらせ加賀 氷馬♂2年 ◆100M21uvl.さんが退室しました。  (2023/11/15 03:08:59)

おしらせ一色 真冬♂3年さんが入室しました♪  (2023/11/18 17:32:27)

一色 真冬♂3年【こんにちは。お部屋主様から許可を頂きまして、リレーソロル部屋で投稿したお題の話の前日譚的なものを投稿させていただきます。お暇な方はそちらからお読みいただけますと話の筋がわかりやすいかと思われます。また、前日譚あるあるですが細部に矛盾が生じている部分もございます。何卒ご理解ご了承のほど頂いた上でお読みいただければ幸いです】   (2023/11/18 17:34:23)

一色 真冬♂3年【長い長い予防線終了。では投稿します】   (2023/11/18 17:34:43)

一色 真冬♂3年「いいよ。俺がやる」(珍しく強い語気でその男子は言った。というかまともに喋ったのを聞いたのはそれが初めてだったかもしれない。世界史探求、なんていう面倒極まりない科目のさらに面倒な研究発表をグループ単位でやるように科目担当から命じられ、その日が初めての話し合いの日だった。とはいえ、あたしたちのグループは出席番号基準で決められたにも関わらず殆どが仲良しの女子3人男子3人のメンバーで。『彼』だけがその中でも異質な存在だった。確か名前は)「えー!いいの一色クン?マジでー?やったー!んじゃよろしく頼むわぁ」(曲がりなりにも進学校に分類されるため、髪色こそ黒だが教師にお目溢しされる程度に色気を出した髪型をした男友達の1人が辛味チキンにかぶりつきながら上機嫌でそう言うと、『彼』は気難しそうな顔で頷いた。そのテーブルには烏龍茶のみ。それぞれが思い思いに好きなものを注文している放課後の某イタリアンファミレスで、一色はドリンクバーだけを注文していた。帰りに食べたりすると家の人に怒られてしまうのだろうか。なんかそんな印象だった)   (2023/11/18 17:35:54)

一色 真冬♂3年「あの…さ、時代とか…」「そんなん何時代でもいーって!あ、平安時代とかいいんじゃね?いとおかし〜って。あはははは!ウケる!」(同じグループに属しているあたしが言うのも何だが、こいつはよくこの学校に入れたものだと思う)「いや世界史だからさ。日本以外で…時代とか場所とか」(困ったように眉根を下げる一色の語気は先程までと違ってとても弱い)「だからさ、一色クンに任せるってば。発表の時だけちゃちゃっと俺らの誰かがやるからさー。はいこの話これで終わりね」「……」(黙り込む一色。その顔色からは感情は伺えない。実際発表まで一色に任せるのは明らかにあたしたちが仕事してない感じで問題だけど、だからって発表だけやって仕事しましたっていうのもどうなんだろうとあたしは思うものの、先生だってそのへんの体裁みたいなところは大して気にはしないだろう。だからこれはあくまであたし自身の気持ちの問題でしかない。すると、一色はやおら烏龍茶を飲み干し、ノートを鞄に入れると立ち上がった)   (2023/11/18 17:37:41)

一色 真冬♂3年「じゃあ、俺はこれで」(その声はもはやあたし以外の誰にも届いていないのだろう。誰も見向きもせずに日曜日という神がかった日程のイブをどう楽しむかという話で盛り上がっている。あたしだけが)「おつかれ、一色」(と言ったが、逆に彼の視界にもあたしの存在はないらしく、それに対して一瞥もくれないまま一色は迷いのない歩調で店を出ていった。…なんだろうこのモヤモヤ感は)   (2023/11/18 17:37:45)

一色 真冬♂3年(その日からもあたしたちは変わらず、二週間後に研究発表を控えているなんて嘘かのように奔放に振る舞った。みんな推薦である程度進路が内定しているため、問題行動さえ起こさなければ卒業までは安泰ではある。とはいえ、他のグループはある程度この難題に対して団結して取り組んでいる構えを見せているのに、あたしのグループだけが何もしていない。ただ一色を除いては。――とある休み時間、ちら、と一色を見た)「…ええと、屯田が戦局に与えた影響を鑑みると…」(何かもごもごと口を動かしながらメモを取っているようだが、あたしには全く内容が入ってこない)「ねー!ユキってば聞いてる?絶対あそこの新作ソフトは欠かせないよねー」「あ…うん、うん、聞いてる!だよねー!絶対いこね♡」   (2023/11/18 17:39:18)

一色 真冬♂3年(再びちら。その視線は決して絡まない一方通行のもの。その後も教室、図書館、自習室で彼を見かけるたび、あたしはちらちらと一色の様子を伺ったが、どうにも彼の世界にあたしという存在はあってなきがごとくらしく。視界に入っていてもまるで空気のように、彼の瞳はあたしを透過して別の何かを見ていた。一色の世界であたしは透明人間だった。それが何故かちょっと悔しく思えた―)「え、マジで!?もう終わったん!?はやすぎしょ!」(あれから一週間後の昼休み、例のイツメン男子が素っ頓狂な声をあげるのを聞いて、あたしは「何何。どうしたの」と彼の机に近寄る。見れば一色が折りたたんだ模造紙と、A4ノートを彼の机に置いていた)   (2023/11/18 17:39:35)

一色 真冬♂3年「一色クンもう研究発表の準備終わったんだって!ウケるくない?(目を丸くしたり、そのまま破顔する男子だが、あたしは笑う気にはなれなかった。だってあたしはこの一週間で彼がどれだけ一生懸命に取り組んでいるかを知っていたから。悪意のあるなしじゃなく、何もしていない奴が一色の努力を笑うことを許される筈がないから)「おつかれ、一色」(いつか全く同じセリフを言ったな。と思いつつあたしはらしくなく真面目な表情で彼の労をねぎらった。が、彼はさして興味もなあそうにちらりとこちらを一瞥すると、軽く会釈をして自分の席に戻り、ブックカバーのついた文庫本を取り出して読み始めた。そうこうしているうちに、グループのメンバーが一色以外勢ぞろいし、誰がこれを発表するのかという話題に移った。あたしはすかさず手をあげ)「あたし、やる」(そう言ったあたしに対する意外そうなメンバーの反応を尻目に、その模造紙とA4ノートを受け取り、その日は放課後遊ぶこともなく家に帰った)   (2023/11/18 17:39:58)

一色 真冬♂3年「あいつ…」(その研究内容は、どうやら三国時代の中国に関するものらしい。『諸葛亮の北伐とその影響についての考察』というタイトルで、模造紙は大きな中国全土の地図に、所々に画像資料が貼付されている。とても一週間で作成した内容とは思えないものだった。何より)「めっちゃ読みやすい…」(自分が発表しない前提で、そしてあたしたちの誰が発表してもいいように主要な単語にはほとんど振仮名が当てられているし、文字の大きさや行の取り方等、細部まで気配りが行き届いたものだった。それが『あたしのため』に施されたものではないとしても、何処か胸の中が温かくなるのを感じた。そして、そんな彼の中で自分が透明人間でいることにチクチクとした嫌な痛みを覚えた。―そしてあたしは)   (2023/11/18 17:41:22)

一色 真冬♂3年「どーしたのユキ、なんか眠そうだねー」(彼が作成したA4ノートを手に持ったままうつらうつらしているあたしに、グループの女子のうちの1人が話しかける)「いやー。面白い動画があってさー!ちょっとハマりすぎちゃってすっかり夜ふかしだよ」(そう笑って返したあたしは確かに寝不足で。三日後の発表に備えて一色の作ったものを最大限アピールできるように、三国志についての動画をあちらこちらで探しては観ていたのだった。調べてみればとてもおもしろく、あたしは寝食を忘れる勢いでその世界観に没頭していた。と、軽く引き戻された意識であたしは一色のほうに目線だけを動かした。さっきまではお弁当を食べていたから、今頃はいつも通り文庫本に夢中なは…ず…?)   (2023/11/18 17:41:42)

一色 真冬♂3年「え…」(思わず口に出した言葉は、すでに他の友だちと盛り上がっている先程の女子には届かない。窓際の席に座っているあたしは、教室の真ん中の列、後ろの方に座っている彼の視界に入ることは普段はほぼない。授業では前を向いているし、それ以外は彼はたいてい本かスマホに見入っているからだ。そんな彼と今確かに目があった。いや、目があったと感じているのはあたしだけかもしれない。なぜなら彼の目の焦点はあたしに合っているわけではなく、その向こう。窓の外に向けられているように思えたからだ。まただ、また透明になっているのかあたしは)   (2023/11/18 17:42:04)

一色 真冬♂3年「ちょ、ユキどしたの!?」(ガタン、と音を立てて立ち上がったあたしにぎょっとした視線を向ける友達を残し、あたしはずんずんと一色の席へ向かった。一度自分の列の後ろまで行ってから、一色のいる机まで向かったのでその間あたしの動きは彼の意識からは完全に外れていたに違いない。だって目線があたしを追っていないもん。―悔しい。眠気のせいか逆に集中力が高まった脳に、周囲の雑音は全てシャットアウトされ、ただただこれから彼に何を言おうかを考える。無為無策のまま立ち上がり、そのまま歩を進めているのだ。なんて言う?「なんであたしのことを見てくれないの?あたしに興味ない?そんなに魅力ないかな?」なんて言えるか。言えるわけがない。   (2023/11/18 17:43:02)

一色 真冬♂3年そんなの告白してるのと何も変わらないじゃないか。魅力とかそういう問題じゃないし、だいたいそこまで…そこまでというわけじゃ、ない。ただ、納得がいかないのだ。こんなにも君のことに『気づいている』あたしに君が気づかないこと。一色真冬の世界に〝ユキ〟がいないこと。そんなのってないじゃない。だから…だから。めちゃくちゃなのは分かってるけど、あたしは彼の視界を完全に遮り、キョドってあたしを見上げる彼の視線にしっかり目を合わせ―初めてちゃんと彼の目線がしっかりとあたしを捉えたことに変な興奮を覚えつつ―半ば八つ当たりにも近い口調でこう言ってやったのだ)「ねぇ、今見てたっしょ!?」(いくら言いがかりだと自覚していても、『あたしを』とは言えないあたしを、自分で少し可愛いな、なんて思った)   (2023/11/18 17:43:34)

一色 真冬♂3年【あ。お題は「ちらちら」でした(今頃)やっぱ長すぎたなぁ…。お部屋ありがとうございました。】   (2023/11/18 17:45:51)

おしらせ一色 真冬♂3年さんが退室しました。  (2023/11/18 17:46:25)

おしらせ望月 悠♀1年 ◆2hx7ZG3HnUさんが入室しました♪  (2023/11/18 22:52:26)

望月 悠♀1年【こんばんは。ふと思い付きまして、お題は「冷める」で久々にお部屋お借りします】   (2023/11/18 22:53:17)

望月 悠♀1年(それはいつも突然訪れる。ある日ふと、それまで向けていた情熱の炎が消えてしまうのだ。昨日まで、いや、数時間前までは確かに好きで、小さなことにも心が躍っていたにも関わらず。“気持ちが冷められる”とはよく言ったものだと感心してしまう)――あー……うん、なんかもう良いか……(きっかけが何かは自分でも分からないが、その時を迎え、投げやりに呟いた。大事にしまっていた向かった先はクローゼット。キラキラした宝物だと思っていた品々が途端に色褪せて見えてきた。それらを取り出し、淡々とダンボールに仕分けていく)フリマサイトは……面倒だしいいや。まとめて持ち込も……(どうせ自分には不要なものである。二束三文だろうが、まとめて引き取ってもらえるならばありがたいと割り切って次々と詰めていく。感傷も無く、思うとするならば、よくここまで集めたものだという過去の自分への感心だけだった)   (2023/11/18 22:53:32)

望月 悠♀1年――53650円……。意外と売れた(軽くなったキャリーをがらがらと引きながら店を出た。保存状態が良かったことや今では手に入らない商品があったことで思いの外買取金額が高くなったのだ。勿論値がつかなかった品もあったのだが。なお、この時はまだ気付いていなかった。理由もなく冷めるということは、ある日ふと再燃することもあるということを。後悔はこの数カ月後にやってくるのだった)   (2023/11/18 22:53:39)

望月 悠♀1年【オタクはこうしてグッズが溢れていくのだった……。お部屋&お題ありがとうございました】   (2023/11/18 22:54:25)

おしらせ望月 悠♀1年 ◆2hx7ZG3HnUさんが退室しました。  (2023/11/18 22:54:28)

おしらせ神崎焔♀2年さんが入室しました♪  (2023/11/19 01:02:58)

神崎焔♀2年【面白そうなお部屋なので足跡だけ。ソロルは後日に】   (2023/11/19 01:03:31)

おしらせ神崎焔♀2年さんが退室しました。  (2023/11/19 01:03:34)

おしらせ宮秋 速人♂2年さんが入室しました♪  (2023/11/23 20:21:39)

宮秋 速人♂2年【今晩は。お題が更新されていたので今回も利用させていただきます。「冷める」「五感のいずれか」で。】   (2023/11/23 20:22:41)

宮秋 速人♂2年(通う高校も学年も違うけど、一つ上のその人と親しくなれたのはアルバイトのお陰。高校生のリミット、午後十時。いつものように同じ時間に上がり、現在、店舗横の駐輪場。自宅が近くの彼女は徒歩で、歩くと三十分は掛かる自身は自転車での通い。シフトが同じ日は途中まで一緒に帰るから、バイバイするまでサドルを跨がずに押して行くことになる。ロックを解いて先に歩き始めていた背中を追うと、音で察した彼女が、くるぅっと回ってお出迎え。)んー? あ。もらったの…?(隣に並ぶと頭一つ分小さな相手が嬉しそうに店の袋を自身の顔前に持ち上げ、ゆらゆらとそれを振って見せて来た。自分にも経験があったから中身はだいたい想像出来たけど、見上げる笑顔の真意が違うところにあったことまでは考えが及ばず、続いた声に、マジ?と表情を一変させて。)うそ?! いいの?! ホントに? マジで?!( 今日ママとパパ居ないから家で一緒に食べない? 鼓膜を揺らした言葉に何度も何度も聞き返し、目を輝かせ、わかりやすくテンションを上げる。その姿が彼女の笑いを誘ったようで。行く!行く!と応えたときには、引くわー、と声を上げて笑われて。)   (2023/11/23 20:23:16)

宮秋 速人♂2年もー。笑いすぎだし…! てか、……ちゃんだってすげぇ嬉しそうな顔してたじゃん。なんか、珍しくあんなはしゃいじゃってさー。(道中、あまりにもその話題を引きずられるものだから若干ふくれっ面になって抵抗してみた。それは恥ずかしさから態とらしく装った態度だったけど、想像を超えて刺さったようで。速人君と違うしぃ。と表情変えずに否定はしてくるものの、見上げる瞳は小さく揺らぎ、声は滑らかさを欠いていて。バイト先の皆も感じているように普段は凄く落ち着いていてクールな印象を与える彼女だが、二人になったときにだけ向けてくれる明るい表情や、今みたいにひょんなことで恥じらう姿が、可愛くて、愛しくて、堪らない。家に着いて見せてくれた口づけせがむ顔と甘い声は、もっともっと堪らなかったから、他のことなんて何も考えられなくなって彼女を求め、その夜もまた何度も果てた。その後。バイト先からのお土産を温め直して食べたのは東の空が白み始める少し前のこと。食べ慣れてるはずの店の味がいつもと全く違う味に感じたのは仲良く一緒に食べたから――、なのか。女の子に甘い調理担当が特別なことをしたからなのか。わからない。)   (2023/11/23 20:24:38)

宮秋 速人♂2年【ありがとうございました。】   (2023/11/23 20:25:21)

おしらせ宮秋 速人♂2年さんが退室しました。  (2023/11/23 20:25:25)

おしらせ花木 美南♀3年さんが入室しました♪  (2023/11/26 23:58:44)

花木 美南♀3年【ぎりぎりの時間に失礼します。お題は「五感のいずれか」でお願いします。】   (2023/11/27 00:00:53)

花木 美南♀3年(とある放課後の保健室。保健委員の活動用にと先生が準備してくれた机に向かってペンを走らせていると…「失礼します」と、ひとりの男子生徒が訪れた。私は椅子に腰掛けたまま彼を見上げて小さく頭を下げると、最寄りにある椅子に腰掛けるように促し)あの…先生は会議中で席を外しています。すぐに対応が必要な場合は呼んでくださいと言われていますが…連絡しましょうか?(先生からの伝言を事務的な口調で男子生徒に伝えて視線を合わせると…その目元はどこか潤んでいるようで、頬はうっすら紅潮している。その熱っぽい視線がどんな意図を持っているのか、なんとなくは理解している。きっと…この制服の胸元をはしたないほどに押し上げているふたつの膨らみが気になって気になって仕方ないのだろう。いつ誰が来るか分からないこの場所で…じっとりじりじり制服が焦げてしまうほどのあからさまな視線で嬲りつくしたいに違いない。それだけでは飽き足らず、指先で舌で唇でそれから──)   (2023/11/27 00:03:45)

花木 美南♀3年(「…あの、あの…すみません。先生呼んでもらえますか?ぞくぞく寒気がしたかと思ったら熱があがってきたみたいで…」男子生徒からの現実的な返答が耳に届くと、あられもない妄想からはっと我に帰りぱちぱちと瞬きをふたつ。どうやら、熱っぽい視線の原因は全くの見当違いのようだ。とんでもない自意識過剰を思い知らされて、頬はおろか耳までも真っ赤に染まるという最悪の事態の中、パタパタと足音を立てながら先生が帰室する。「ごめんごめん、花木さんお留守番ありがと……あ、れ?それで、そちらのあなたも顔が赤いようだけど……まずはふたりとも体温測ろうか」この状況をどのような言い訳を並べて乗りきったのか記憶に定かではないが──数週間経過したある日の放課後。先生が不在の保健室にて議事録の整理をしていると、扉の方から聞き覚えのある声が聞こえる。振り向いた私に向けられた視線が、今度こそ顔から胸元に注がれるのを感じると、小さな吐息をひとつ漏らし)…先生は今不在ですけど……(それだけ小さな声で伝え、見覚えのある男子生徒の顔をおずおずと見上げるのであった──)   (2023/11/27 00:09:16)

花木 美南♀3年【大急ぎで書いたので不備だらけで申し訳ありません。お部屋ありがとうございました。】   (2023/11/27 00:10:17)

おしらせ花木 美南♀3年さんが退室しました。  (2023/11/27 00:10:20)

おしらせ小嶋悠平♂1年さんが入室しました♪  (2023/11/28 18:15:52)

小嶋悠平♂1年【雪、で、お邪魔いたします。】   (2023/11/28 18:16:16)

小嶋悠平♂1年(彼女は、自分のことを「ボク」と呼ぶ。聞き慣れたとかではなく、初対面の頃からそれがピッタリとハマっていて、何なら男の僕のほうが、自分の一人称に違和感を覚えたくらいだ。ファッションもメイクも女の子なのに、彼女はいつも「ボク」でいる。)   (2023/11/28 18:16:59)

小嶋悠平♂1年「ほら、ね?」(はあっ。吐息を得意げに、斜め上へと吐き出しては、ちゃんと見たかと隣で念を押す。僕は彼女の真白い喉の滑らかなカーブが、大袈裟に赤いマフラーと顎の隙間から見えては隠れるのを盗み見ていて、そもそも吐息なんてそんなにまじまじと見るものじゃない。)   (2023/11/28 18:17:35)

小嶋悠平♂1年「ボクのほうが、白いよね。」同じでしょ。「違うって。だってさ。」(不意に手を握ぎられて、慌てて握り返す。握られたか握ったかを、曖昧にするために。)「ほら。ボクのほうが体温高いんだよ。だからさ、(はあっ)白いんだ。でしょ?」   (2023/11/28 18:18:06)

小嶋悠平♂1年(白い笑顔も、白い吐息も。眼前で舞う真白い雪のひとひらのように僕を惹きつけるのに。君は雪と同じように美しいまま僕には無関心で、それが納得いかないんだ。なんで、僕は君のことが好きなんだろう。せめて前を歩こうと、歩幅を少し広げて。)   (2023/11/28 18:19:27)

小嶋悠平♂1年…オレのほうが、白いよ(はあっ)。(なるべく多く吐き出そうと口を大きく開けると、雪が舞い込んだ。子供の頃、つららを食べて親に怒られたことを思い出した。)「はは、オレ、って。キャラじゃなくない?」   (2023/11/28 18:20:01)

小嶋悠平♂1年【お邪魔しました。】   (2023/11/28 18:20:29)

おしらせ小嶋悠平♂1年さんが退室しました。  (2023/11/28 18:20:31)

おしらせ花咲 莉夢♀2年さんが入室しました♪  (2023/11/29 02:16:41)

花咲 莉夢♀2年【よっこいしょー!謎のすうが…こほんこほん。…えー。一般通過女子学生が投下に参りました。お題は無謀にも全部載せでどーでい♡】   (2023/11/29 02:18:13)

花咲 莉夢♀2年「そういえばあの時も雪が降っていたっけ」(粉雪…というには些かぼってりしたおでぶな雪が降りしきる中、流石に雪虫まみれになるのを疎んだのか、傘を広げながら傍らのナオがそう言った。私の方はといえばすでに傘を開いている)あの時…って何のこと?(傘の取っ手部分を弄び、くるくると傘全体を回転させて雪をふるい落としながら私は首を傾げた。ナオの言わんとすることには全く心当たりがなかった。)「ふぅ…ん?」(足を止め、小さくため息をつくように、半ば呆れてもいるかのようにナオは私の顔を見た。どうしたっていうんだろうそんな顔をして)…何?私、何か忘れてるの?(雪の華、というには些か控えめさに欠ける結晶を『えい』と苛立ち紛れに傘の布地の裏側から叩いて舞わせる)「別に。覚えていないのならいいんだ。うん」――え、何?気になるよ(改めて問う私を置いて、スタスタと歩を進めるナオ。つい先程振り始めたばかりということもあり、朝の通学路はほぼほぼすっぴん。雪化粧と呼ぶには程遠く、ナオの足取りも軽い。)   (2023/11/29 02:19:44)

花咲 莉夢♀2年(そのナオを更に追い抜くように、この寒空にはそぐわない黄色い薄手のパーカーを着た小学生と思しき男の子が何かの童謡に出てくる犬のようにテンション高く快哉を叫びながら駆け抜け、その後ろから『待ってよアオくん~』と間延びした声をあげながら、白い息を弾ませ、うさみみつきのフードを被ったもこもこの白いコート姿の女の子が追従していくのを茫洋と見守った。)「君たちとは逆だね」(背中を向けたまま、だが対象は明らかに私と分かるようにナオは言った。ますます混乱する私)君……たち?(『君』というのは明らかに私のことであろう。ナオはいつも私のことを名前で呼ぶのだが、代名詞で呼ぶときには大抵『君』を使用するからだ。しかし、『たち』とは当然ながら複数形を表す言葉で。)私たち…って誰のこと?私…とナオってことじゃないよね。(当然だ。それなら二人称の呼称は使わない。ナオとは違う誰かと私はペアにされていて。それも文脈的には)男の子…だよね。逆ってことは…。   (2023/11/29 02:23:21)

花咲 莉夢♀2年(考えを巡らせる私が足を止めるのに合わせて、ナオも立ち止まった。しかしナオはこちらを振り向くことはなく、無言で手にした傘をくるくると回転させている。先ほどの私のように。)「君は、雪が降るといつもあんなふうに…っていっても最近はあそこまでじゃなかったかな。でも、はしゃいでた。子犬みたいに」(風が六花を舞わせ、ナオの通学靴に冠雪する。先ほどよりも冷気が強さを増し、心なしか視界もやや白みを濃くしていた)そう…だったかな?(はて、と再び首を傾げる私。だって雪だからってそんなにテンションあがるわけでもないし、騒いだりもしない。でも、ナオの言葉は揶揄う調子もなく淡々としていた)   (2023/11/29 02:25:27)

花咲 莉夢♀2年「…うん」(傘の布地が肯定を表すように大きく縦に揺れた。そしてナオはこちらを振り向くと、慈しみと憐れみと、それでいてどこか無味無臭な、泣き笑いのような矛盾だらけの表情でこの十字路を指差した)「ちょうど、あそこだったんだ」(そこは私の住んでいる住宅地エリアから、学校のある駅近のエリアへ移動するための十字路で、信号が青になっていたためか、すでに横断歩道を渡り終えた黄色と白の背中が遠ざかって白闇に融けていくところだった)…なに、が?(と私は少しの頭痛による不快感と共に顔をしかめながらナオに聞いた。思い出せない。…思、出せな、い。)   (2023/11/29 02:26:34)

花咲 莉夢♀2年【しめでっす!お部屋ありがとうございましたぁ♡】   (2023/11/29 02:27:15)

おしらせ花咲 莉夢♀2年さんが退室しました。  (2023/11/29 02:27:43)

おしらせ花咲 莉夢♀2年さんが入室しました♪  (2023/11/29 03:27:41)

花咲 莉夢♀2年【ごめんなさいー!脱字!『この十字路』→『この先にある十字路』でした。投稿用に文字数調整してるときに削っちゃってた!他にもあるかもですが先にごめんなさい(ぺこぺこ)】   (2023/11/29 03:28:52)

おしらせ花咲 莉夢♀2年さんが退室しました。  (2023/11/29 03:28:58)

おしらせ白妙弥刀♂2年さんが入室しました♪  (2023/12/1 22:22:33)

白妙弥刀♂2年【こんばんは。お題は「雪」です。】   (2023/12/1 22:23:32)

白妙弥刀♂2年(彼女は可愛い。)「あ、雪。」(少し低めの鼻も、紅くて丸い頬も、ちゃんと地面を踏み締めていないような歩調も。)   (2023/12/1 22:24:09)

白妙弥刀♂2年(彼女は可愛い。)「ね。雪。」(可愛さが服を着て歩いている。)   (2023/12/1 22:24:35)

白妙弥刀♂2年(初めて出来た彼女と、初めてのクリスマスを迎えるにあたり、小さなクリスマスツリーを買った帰り道。六車線はある道路を跨ぐ長い歩道橋の上で白いふわふわとした手袋に包まれた彼女の手に視線を走らせた。)「…?」(繋いだことのない手に。)   (2023/12/1 22:25:27)

白妙弥刀♂2年…って、いや、何でもない何でもない!(不思議そうにこちらを見上げる彼女に、慌てて振った手の指にちょうど雪が降り落ちる。)あ「あっ」(小さな声が重なり、次いでどちらからともなく小さく笑う。)   (2023/12/1 22:26:04)

白妙弥刀♂2年(ポメラニアンみたいな白いふわふわの手袋を片方だけ外した彼女の手が、外気で冷たくなっていた俺の手を握る。そして、俺のコートのポケットに無邪気に滑り込んで来た。)あ…。(声は重ならない。)   (2023/12/1 22:26:48)

白妙弥刀♂2年「いいでしょ?」(見上げてくる笑顔に、思わず唾を飲み込んだ。)……。(見下ろす顔の角度はそのままに、背だけをゆっくり丸めて行く。ああ、俺はどんな顔で彼女を見つめているのだろうか。こんな往来でキスなんて恥ずかしがるだろうか。大丈夫だ、降り始めた雪が隠してくれるはずだから。)   (2023/12/1 22:27:19)

白妙弥刀♂2年「雪、ちらついただけで、すぐやんじゃったね。」   (2023/12/1 22:27:53)

白妙弥刀♂2年【お部屋を使用させていただきありがとうございました(礼)】   (2023/12/1 22:29:06)

おしらせ白妙弥刀♂2年さんが退室しました。  (2023/12/1 22:29:12)

おしらせ小山 真美♀2年さんが入室しました♪  (2023/12/2 08:20:49)

小山 真美♀2年【こんにちは、しばしお部屋お借りして……。前回落とさせてもらった写真部の二人を継続して、お題の中の『雪』で書かせてもらいますっ】   (2023/12/2 08:24:12)

小山 真美♀2年これ、修学旅行のお土産……(そう言って差し出した小さな包みには水族館の名前が書かれたシールが貼ってある。本日の写真部の活動も相変わらず部長の私と真面目部員のキミだけで、外での撮影を終えて戻って来たばかりのタイミングは我ながらちょっと微妙だったかもしれない。「え? あ、ありがとうございます。今開けても?」戸惑いながら受け取ってくれたキミに頷いて見せれば、いそいそとシールを剥がし始めた。俯くと目にかかる長めの前髪がサラリと揺れる様を見惚れるように眺めていると、パステルカラーの貝殻やイルカで縁どられたフォトフレームを手にしたキミが視線を上げた。あぁ、良かった……控えめだけど嬉しそうな表情だ)……写真部だからって安直だったかな? まあ、良い写真が撮れたら飾ってよ(彼の視線が私の目元に到達する前にスッと逸らしてしまう辺り、我ながら小心者だなと思う……。それなのに「そういう事なら写真、一緒に撮ってもらって良いですか?」なんて言われたら視線を合わせずにいられないじゃない――)   (2023/12/2 08:24:34)

小山 真美♀2年一緒にって……今? ツーショットでってこと?(まさかと思いながら口にした言葉を肯定するように頷いたキミの顔が少し赤くなっている。これは私と一緒に撮った写真を飾ってくれるという意味だろうかと、そう考えてしまうのは自意識過剰なのかな……。でもそれ以外の解釈は思い浮かばない私の頬も熱く火照って真っ赤になってるに違いない。言うべき言葉が思いつかなくて、そわそわと制服のリボンを直し始めた私をよそに、彼は机の上に自分のカバンを乗せてカメラの高さを調整してから「タイマーセットしました」と言いながら私の隣りに立った。腕が触れ合うくらいの距離に立ってると煩いくらい高鳴る鼓動が聞こえてしまいそうで、早く……早くタイマーの時間が来て欲しいと願うけど、なかなかその瞬間は訪れない)タイマー……長くない?(並ぶと嫌でも意識してしまう身長差。彼の顔をおずおずと見上げれば、キミも同じくらい赤くなってる顔で私を見下ろしていた。ずっと避けていた視線が絡み合えばもう逸らすことは出来なくて……。フラッシュが光って彼のカメラに収められたのは、お互いの顔を見つめ合う私たちの横顔になってしまった――)   (2023/12/2 08:24:53)

小山 真美♀2年え……やっ、やだ、すごい微妙なタイミングだし撮り直さない?(初めて撮ったツーショット写真なのにと、あまりの間の悪さに苦笑した私の手が彼の大きな手に包まれ、緩みかけた緊張がまた背筋を駆け抜けていった。耳の奥に早鐘のような鼓動が響き、息をするのが精一杯で「どうしたの?」という簡単な言葉すら上手く出てこない――。そんな私の動揺なんかお構いなしにキミが少し震えた声音で「今度、遊びに行ってまた写真撮らせて下さい、ふたりで……」なんて言うから、今の私、きっとすごくみっともない顔してる……。嬉しいのに泣きたいような、こみ上げてくる熱い感情に声を詰まらせて頷くしか出来ない私をおずおずと抱き締めてくれたキミ。何にも言えずに寄り添うしか出来ない私たちを映す窓の外では今年初めての雪が静かに舞っていた――)   (2023/12/2 08:25:08)

小山 真美♀2年【12月に入ってクリスマスも意識しつつ、幸せなカップルって良いなぁ……と。それでは失礼します、お部屋ありがとうございました!】   (2023/12/2 08:27:26)

おしらせ小山 真美♀2年さんが退室しました。  (2023/12/2 08:27:39)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/12/8 02:34:37)

陸奥 信濃♂3年【こんばんは。お題「ちょうど」で、お部屋お借りします。】   (2023/12/8 02:34:50)

陸奥 信濃♂3年寒っ。(思わず呟いた。吐く息が白く凍る程ではない。とは言え、寒いことには違いはない。一緒に帰ろうと待ち合わせした時間には少しだけ早い時間。時折吹く冷たい風に背中を丸め。自然と足は近くの自動販売機へと向かった。ホットの缶コーヒー。いつもならブラックを選ぶところ、今日はミルク・砂糖入りのロング缶を選んだ。大きな音を立て落ちてきた缶コーヒーは、かじかんだ手にはかなり熱く。それは、両手をいったりきたりさせなければならないほどで。ようやく片手で持ち続ける温度になれば、続けてもう一本。ホットのココアを購入し。それは、とりあえずブレザーのポケットの中へと滑らせた。コーヒーの缶を開け、口をつける。まだ熱すぎる。少しだけ口に含んだコーヒーを飲む。口の中に広がった熱が喉を通り身体の内側を温めてくれる。たまには甘ったるいコーヒーもいいものだ。本当に、時々甘いのが飲みたくなるのだが。それは何故なのか。そんなどうでもいいことを考えながら缶コーヒーを飲んでいると向こうから小走りに駆け寄ってくる姿が目に入る。約束した時間は過ぎていた。ま、これもいつものこと。)   (2023/12/8 02:36:12)

陸奥 信濃♂3年「ごめんね。待った?」(待つのはいつも僕の方。だからこれは彼女と僕のいつもの挨拶。)全然、さっき来たばかりだから。大丈夫。今日寒いね。これ、飲む?(ポケットから取り出したココアの缶を差し出せば。)「わ、ありがと。飲むー。」(そう言い、受け取った缶を開けると、彼女の柔らかそうな唇が缶の縁にひっつき。)「おいしー。あったかいの欲しかったんだ。」(喉を鳴らしながら此方に向けた笑顔を見つめ、猫舌の彼女にちょうどよい温度で渡せたことに満足し、頷いた。)   (2023/12/8 02:37:25)

陸奥 信濃♂3年【お目汚し、失礼をば。お題とお部屋、ありがとうございました。】   (2023/12/8 02:37:30)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/12/8 02:37:42)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/12/16 11:44:05)

陸奥 信濃♂3年【いろんな色があるのがいい。と、思いながらも連投してしまいます。お題が変わっているのでいいよね。と、勝手に、ご容赦を。お題、「白」で、まいります。】   (2023/12/16 11:44:41)

陸奥 信濃♂3年(コツコツと黒板に白墨が歪な数式を書き殴る音のみが教室に響く。その式になんの意味があるのか?さっぱりわからないままにただ真っ白なノートにシャーペンで書き写す。授業中の教室は静かだ。前の方の席からだと時計が時を刻む音が聞こえる程に。特に数学の先生は怒らせると怖いから尚更だ。皆静かにノートをとる。いや、ふりをしてる者もチラホラ。ま、うまく隠れてやってくれる分にはいい。怒ったらとばっちりが飛んでくる。頼むから見つかるなよ。と、祈るばかりだ。)   (2023/12/16 11:45:21)

陸奥 信濃♂3年(不意に目の端で何か白いものが弾んだ。それは僕の机の下、足元へとほとんど音を立てず転がり。身を屈め、手を伸ばし拾い上げたそれは真新しい角がカクっとしたままの汚れなき真っ白な消しゴム。指先で摘み、手のひらに乗せたそれを転がってきた方、隣の席へと向けゆっくりと伸ばす。長く伸ばした艶やかな黒髪を靡かせ首を小さく傾げた委員長が僕の方を向く。微笑を浮かべたその唇が音もなくゆっくりと動いた。『あ、り、が、と』声もなくそう言うと差し出した手のひらの上に乗せた消しゴムを受け取る。その時、僕の手のひらに委員長の細長の指先がほんの少し触れ。慌てて手を引っ込めた。)   (2023/12/16 11:46:09)

陸奥 信濃♂3年(ただそれだけのこと。なのだが、僕の心臓は早鐘を鳴らしそこから先の授業の内容は全く頭に入らなかった。クラスで、学年で、いや、学校で一番の人気者。ただ席が隣というだけ。僕などに、それ以外なんの接点もあるはずがない委員長。その優しい笑顔が僕に向けられ、あまつさえその指先が今膝の上で握りしめたままの手のひらに触れたのだ。これは、大事件だ。そう言えば。と、ふと思い出す。今日の僕のラッキーカラー、白だったか。どこで見たかも思い出せないがそのことだけを思い出し。占いなど普段信じない僕だが、本当、ラッキーな日だ。と、思っているといきなり名前を呼ばれ、現実に引き戻される。)「お前、ちゃんと聞いてるのか?」(どうやらよほどだらしない表情を浮かべていたらしい。やらかした。気をつけていた筈が、僕がその導火線に火をつけてしまうとは。)   (2023/12/16 11:46:56)

陸奥 信濃♂3年(一度着火した数学教師の怒りは収まることはなく、僕への説教でその授業は締めくくられた。項垂れ、頭ごなしに吐かれる言葉をただただやり過ごした。マイナスはあったがそのマイナスを遥かに上回るプラスを手の中に強く握りしめたまま─────)   (2023/12/16 11:47:27)

陸奥 信濃♂3年(その日の授業を終え、特段急ぐ必要もない気ままな帰宅部生の僕は普段通り、のんびりと時間を過ごす。その片手は今でも握りしめたまま。)さ、帰るか。(誰に言う訳でもなく呟くと席を立ち、教室を出た。下駄箱へと向かう廊下の少し先に委員長の後ろ姿が見えた。姿勢良く伸ばした背中。小さく揺れる黒髪に制服のスカート。その後ろ姿が廊下から右へと折れ、階段の方へと消えた。これから部活へでもいくのだろう。僕は、そこを左へ、下駄箱の方へと向かう。委員長に少し遅れ、廊下を曲がる直前、階段の方へと視線を向けた。ちょうど階段の中ほど踊り場へと上がろうとする委員長の後ろ姿を見上げた。その時、下駄箱側から悪戯な強い風が吹き込み─────)   (2023/12/16 11:48:01)

陸奥 信濃♂3年今日は、本当ラッキーな一日だったな。ラッキーカラー、白。(ベッドに寝転がり毛布と布団に包まれると照明を消し、暗くなった部屋でゆっくりと目を閉じた。閉じた瞼の裏に今でもくっきり鮮やかに浮かぶのは今日のあの瞬間の光景。見上げた階段の先、吹き込む強い風に煽られふわりと浮かぶ制服のスカート。露わになった真っ白な下着を思い浮かべ。あの時からずっと握りしめたままの拳に力を込めた。その夜、一体どんな夢を見たのかは僕にも思い出せない。ただ、翌朝、白濁に染めた下着を隠れて自分で洗わなくてはならなくなったのは、まあ余談だ。)   (2023/12/16 11:49:10)

陸奥 信濃♂3年【最後、汚しまくりで、お目汚し、失礼をば。お題とお部屋、ありがとうございました。】   (2023/12/16 11:49:21)

おしらせ陸奥 信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/12/16 11:49:27)

おしらせ小山 真美♀2年さんが入室しました♪  (2023/12/19 10:54:25)

小山 真美♀2年【こんにちは、お邪魔します! クリスマスっぽいお題になってたので「白」「吐息」「クリスマス」をうっすらと使わせてもらって。】   (2023/12/19 10:56:08)

2023年10月17日 01時38分 ~ 2023年12月19日 10時56分 の過去ログ
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