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「【中文さん向け】 わたしの、好きな人。」の過去ログ

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2012年04月25日 13時32分 ~ 2012年05月21日 09時28分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(124.154.***.215)  (2012/4/25 13:32:57)

おしらせ斉藤 圭♂28リーマンさんが入室しました♪  (2012/4/25 14:57:10)

斉藤 圭♂28リーマン(――あと5分。腕時計は去年の誕生日に彼女に買って貰ったもの。結構気に入ってる……いつもならもうアイツはとっくに来ている時間。いつも俺より先に待っていてくれて、あの可愛い笑顔で迎えてくれる。)……おっせぇよ。何やってんだ。(待ち合わせの時間にもなってないのに、苛立つのは何故だろう。理不尽な怒り…待っててくれるのが当たり前になっていたからだろうか。視線を移せば待ち合わせのカップルばかり…薄着になった季節、大きな噴水の前での待ち合わせ…何度も開く携帯に現れるのは日付と時刻、そして彼女と俺。付き合い出した時に二人でとった写真が今も待ち受け画面で笑っていた。――あと2分。)   (2012/4/25 14:57:23)

斉藤 圭♂28リーマン(何の連絡もないまま、まだ来ない彼女の面影を雑踏に求めて視線を泳がせる。柔らかい笑顔と眠たそうな口調が好きだった。――そして…俺が何をしても許してくれると信じていた。浅はかな慢心)……無理ッかなぁ…ッ(クシャリと髪をかき上げ自嘲気味の笑いと共にでる溜息。一度だけならと手を出した女に嵌ったのは、彼女が知らん顔を貫いてくれていたから。とっくに気がついていたのにいつもの様に隣で笑っていた数ヶ月。そして、昨日電話をしたら携帯番号が変わっていた。――…アナタガオカケニナッタデンワバンゴウハ…。)   (2012/4/25 14:57:33)

斉藤 圭♂28リーマン(自業自得…あんなに大切に思っていたくせに、甘えすぎた3年目の春。何でもっと大事にしなかったんだろう…何故他の女に目が行ったんだろう…。何故、謝らなかったんだろう。――数ヶ月前の外泊した翌日の彼女の一言を何故笑って誤魔化したのか。『ねぇ、もういいよ?』何の事だか分からなかったというのは言い訳に過ぎない、彼女の瞳も見ずに笑って誤魔化した。あの時…もう分かっていた癖に)……っかやろっ!(待ち合わせ時間を過ぎ、一人ぽつんと立つ噴水前。どっと水飛沫が包み涙を隠した。もう二度と会えない最愛の人……)   (2012/4/25 14:57:46)

斉藤 圭♂28リーマン(飛沫が止むと顔を上げる。袖口で涙を拭い…電話をかけた。――アナタガオカケニナッタデンワバンゴウハ…。)もしもし……。君が居なくなって君の大切さが分かるなんて馬鹿だな。本当にごめん…。(言えなかった言葉と、気がついた想いと…交錯する夕暮れ、涙は乾かぬまま顔を上げる。噴水を挟んで向こう側小さな影が笑っていた。――― 今その彼女とこうして手を繋いでいる。そして、腕に抱いた小さな命。駅の噴水の前を通ると思い出す。おろかな慢心と、彼女の偉大さ。――幸せです。〆。)   (2012/4/25 14:58:01)

斉藤 圭♂28リーマン【最初の一歩。真面目に。部屋ありがとう。】   (2012/4/25 14:58:29)

おしらせ斉藤 圭♂28リーマンさんが退室しました。  (2012/4/25 14:58:33)

おしらせ立花みか♀24院生さんが入室しました♪  (2012/4/25 22:14:30)

立花みか♀24院生【こんばんは。お部屋お借りします。ソロルのみ。うまく書けなかったらごめんなさい。】   (2012/4/25 22:15:01)

立花みか♀24院生(最初のキスの後、その唇の渇かぬうちに彼は告げた「みかちゃんのことが好きだよ。」私はそれだけで舞い上がり、魔法にかかったように彼に夢中になった。初めてキスしたのは出会った初日。大学の入学式の後、なんとなく近くの人たちと連れ立って行動していた中の一人。長身で中世的な顔立ちに薄茶色の猫っ毛が妙に似合っていて、ビー玉のような瞳に見つめられれば、動けなくなって…気付けば唇が動いていた。)わ、私も、好きだよ。(求められるままに身体を重ね。自分からも求めた。付き合っていたのかは分からない、お互いそれについては口にしなかった。)   (2012/4/25 22:22:15)

立花みか♀24院生(数か月後――ベッドの中で情事の熱が冷めないまま、不意に彼が唇を開いた。「俺の名前呼んで?」じっと見つめられ気恥ずかしさを感じながらもいつものように呼べば首を振られる。ぎこちなく彼の名前を呼び捨てにすれば満足そうに笑い「スムーズに呼べるのはエッチの時だけだな」なんて…からかわれいつもなら怒ったようにじゃれるのに、私の頭を撫でる彼がとても儚げに見えて、何も言えなかった。沈黙の後「俺、大学休学する。…いつ戻れるかは分からない。」ぽつりと呟くように言われた台詞)…な、んで?(動揺して自分の声が震えるのがわかった。)   (2012/4/25 22:29:18)

立花みか♀24院生(私の問いには答えず、彼は柔らかく微笑むだけでまた私をベッドに押し倒す。)待って…ちょっと…お願い。(彼の手は止まらぬまま「みかには言っておこうと思って」そのまま唇を塞がれる。彼の胸を精一杯押し返しながら言った)やめてっ…っ…もっ…やだっ…きらいっ…大っ嫌い…(彼が消えてしまう。私の前から本当に。初めてキスした時からずっと不安で、ずっと怖かった。一時期、彼と関係を絶てば忘れられる。こんな辛い思いをしなくていいと思って距離を置いた時期もあった。それでも、強く拒めなかったのは、私が弱いから。――不安は現実のものとなる。結果、分かったことは、彼と一緒にいても離れていても苦しいということだけだった。)   (2012/4/25 22:34:27)

立花みか♀24院生泣くなよ…(彼の表情は俯いていたからわからない。それでも彼の蜂蜜のような甘いキスが降ってくる。髪に…額に…初めて彼のキスを嫌だと思った。やめて…やめてよ。どうせ居なくなるくせに。これ以上、私の中に入ってこないで。――私は結局泣いたまま。「みか、好きだよ。」さよならの代わりに彼は甘い言葉を残し、私の涙を唇で吸い取って静かに部屋を出て行った。――そして、それから彼に会うことは無かった。)   (2012/4/25 22:39:34)

立花みか♀24院生大学を卒業してそのまま大学院へと進んだ。ずっと同じ部屋に住み続けているのは引っ越しが面倒なだけではない。結局、私は何年も彼を待っていた。)ばっかみたい…(荷物を整理しながら彼が使っていたマグカップをゴミ袋へ捨てた。――殺風景になった部屋を見渡せば思い出が溢れて苦しくなる。遮るもののない部屋の中橙色の西日が眩しくて俯き、顔を歪めた。彼のことを思い出すのも今日で最後。)さよなら。(小さく呟いて顔を上げれば彼の幸せを心から願う。どうか彼が幸せに笑っていますように…。)   (2012/4/25 22:44:52)

立花みか♀24院生みか、終わった?そろそろ行くよ?(振り返ると笑顔の彼が玄関に立っていた。私の持っていたごみ袋を優しく取り上げ鼻歌交じりに階段を下りていく。その後ろ姿が子供みたいでなんだか可愛い。彼の後をついて行きながらくすりと笑えば、彼がなに?と不思議そうに振り向く。私は緩く指を振って)…幸せだなぁって思って(そう口にすれば照れたように笑ってくれる彼に心が満たされていく。やきもち妬きだけど優しくて、どこか憎めない。あの彼とは全然違う――身を焦がすような恋は生涯で一度きりでいい。そう思わせてくれた彼が口を開く。「みか、好きだよ。」そして私も答えるだろう。)私も、大好き♪ 〆   (2012/4/25 22:51:48)

立花みか♀24院生【どっちも彼でわかりづらかったでしょうかwラストと悩みつつ…楽しかったです^^お部屋ありがとうございました♪】   (2012/4/25 22:52:36)

おしらせ立花みか♀24院生さんが退室しました。  (2012/4/25 22:52:47)

おしらせ鞠宮世津子♀21大学生さんが入室しました♪  (2012/4/26 22:01:55)

鞠宮世津子♀21大学生【今日はソロルのみでお邪魔いたします。】   (2012/4/26 22:02:33)

鞠宮世津子♀21大学生(彼が好き。その声も。その目も。その髪も。その肌も。その指も。その耳も。その足も。彼が好きなことがわたしの持っているなかで、ゆいいつの純粋で綺麗な感情だった。彼の言葉を聞き、彼がゆく先にゆき、彼とおなじものを食べ、彼とともに目を覚まして、彼とともに眠りについた。彼を好きであることは、わたしの誇りだった。彼の言葉をいつも聞いて、彼がゆく先にいつもゆき、彼とおなじものをいつも食べ、彼とともにいつも目を覚まし、彼とともにいつも眠りについた。彼とわたしの間にはいつも距離があって、彼と直接言葉を交わしたことはなかたけれど、わたしの純粋な恋心にとって、そんなことは問題じゃなかった。直接触れ合わずとも、彼はいつも、他の人に話す振りをしながらわたしに話しかけてくれていたし、彼が出てくるのを待って、隣通しの部屋へと一緒に帰る時間は至福のよろこびだった。…彼に、ある女がしつこく付きまとうようになるまでは。)   (2012/4/26 22:13:19)

鞠宮世津子♀21大学生(わたしは彼が好きだった。その声がすきだった。その目が好きだった。その髪が好きだった。その肌がすきだった。その指がすきだった。その耳が好きだった。その足が好きだった。わたしの想いが誰に劣るはずもない。わたしは彼のすべてが好きだった。切った爪にすら、抜けた髪にすら、捨てられた彼のゴミ屑にすら愛しい感情を覚えるくらいに。彼はきっと、あのしつこい女の、毎夜毎夜毎夜繰り返されるいやらしい肉欲に惑わされたのだ。わたしがどれほど彼を好いているか、愛しているかがわかれば、きっとまたふたりきりの日々に戻れるはずだった。わたしの好きなひと。わたしの大好きなひと。わたしがどれだけあなたを愛しているか。わたしはあなたを愛している。例えあなたに、その声がなくとも、その目がなくとも、その髪がなくとも、その肌がなくとも、その指がなくとも、その耳がなくとも、その足がなくとも。――――それを今からひとつずつ証明するわ。あなたがわたしを愛していると、そう言ってくれるまで。)   (2012/4/26 22:23:44)

おしらせ鞠宮世津子♀21大学生さんが退室しました。  (2012/4/26 22:23:53)

おしらせルフレム♂魔剣士さんが入室しました♪  (2012/4/27 08:00:37)

ルフレム♂魔剣士【何となく良さそうなお部屋ですね。利用させて頂きます。よろしくお願いします】   (2012/4/27 08:02:49)

ルフレム♂魔剣士【多分ドロドロっぽい感じになるかと思われます。基本ソロルですが、お付き合い頂けるなら、どうぞって感じで(笑)】   (2012/4/27 08:03:40)

ルフレム♂魔剣士【ノープランで部屋をお借りするものでは無かったですね…時間かかり過ぎ…申し訳ありません。稚拙なロルですが、どうぞ】   (2012/4/27 09:21:50)

ルフレム♂魔剣士(風の吹かない昼下がり、太陽を雲が覆い隠す不穏な空。黒い雲が山をも覆いそうに広がる山岳地帯の谷間。…一面の岩間が紅く染まり、鎧を纏った兵達の死骸が転がっている。血の臭いが辺りに漂っている中、全身を血で赤く染めた男が一人佇んでいた。自らの血が流す血と、斬り裂いた兵 達の返り血を浴び、深い褐色よりも、赤黒く染まって見える)………くくっ…(軽傷ながら負った切り傷を見つめ、不気味に口元を歪めて笑う。…愉快なのか、不愉快なのか…解らない。しかし、むせ返る血の匂いが高揚感を齎す。懐から薄汚れた布を一枚取り出すと、ぬらぬらと鈍い紅の輝きを放つ剣を拭った。そのままゆっくりと、振り返る事なく血だまりの岩場を抜けて歩いていく)…さぁ…後少しか…くくく…(暗い笑みを零しながら血の臭いを漂わせつつ険しい道を行く。―胸中に満る悔恨と怨嗟。剣を振るい、血に塗れ一息がつく度、二つの感情が激しく騒ぎ始める。その思いを糧に剣を振るい生きてきた)   (2012/4/27 09:25:01)

ルフレム♂魔剣士(若かりしあの日、彼女を…この手に収めて居れば…違った道があったのかも知れない…と。そして、その言葉が頭を過ぎる度に自分自身を嗤うのだ…―血に塗れた彼は酷く歪んだ、泣き笑いの様な浮かべてながら急傾斜の坂道を力強く歩き続けていく。この先が目的地 。この谷を越えた先の修道院に―あの女は…居るのだろうか?…居たとしたら…自分はどうするのだろうか?―再び思いを伝えるとでも言うのか?―思案しながら歩き続けると、坂道が途切れ、平坦になる。…そして、お粗末な木の柵でバリケードが巡らされた修道院が見えて来た。瞳 に暗い光が宿り、その場に立ち尽くす。一層深く口元を歪ませ、数瞬前に浮かんだ思考を笑い捨てる)…ふ、ふはは…はははは!何を馬鹿な!ハッハッハッハ!今更…何を馬鹿な事をっ…(思い出の残影を振り切る様に嗤うと、再び真っ直ぐ修道院へと足を進めていく)   (2012/4/27 09:27:01)

ルフレム♂魔剣士(山の中間にある修道院。険しい岩壁を超えた所に聳え立つ荘厳な建物を、急ごしらえの粗末な木で出来たバリケードが覆っている。その前たど り着いたバリケードの向こう側から緊張が伝わってくる。どうやら、まだ戦力がある様だ…。殺気と怯えが混じった緊張感…。―彼女は居るの だろうか?…居て欲しいのか…居て欲しくないのか…―心の中で生まれた迷いをそのままに、粗末なバリケードを蹴破ろうと身構えたその瞬間 。バリケードの向こう側から、燃え滾る火球が数発、放たれる魔術師でも待機していたのだろう、火球は周囲に炸裂音を響かせながら着弾する ―牽制のつもりか。笑わせてくれる―狙いの甘いそれ等を避けて、バリケードに蹴りを入れて軋ませる。すぐさま破壊しようとした瞬間、今度 は無数の投石の雨が降り注いだ。)くっ…!おのれ…っ!(悪態をつきながら、流石に距離を取り回避に努める)   (2012/4/27 09:48:19)

ルフレム♂魔剣士(―これが彼女の拒絶だとでも言うのか。それならそれで構わない。どうせこの手は汚れきっている…手に入らないのなら…いっそ―…放たれる投石を避けては払う、払い損ねて多少の手傷を負いつつも、バリケードの向こうから狂気にも似た喧騒を耳に捉えた。…自然と歪んだ笑みがこぼれ出す。殺気・悦楽・狂気・怯え・それ等の混じった感情が伝播する。投石の雨を凌ぎつつ、勢いが弱まる瞬間を狙い続ける。…投石が弱まり始めた時『ゴゴオ…ッ!』と燃え盛る火炎が生まれる音を耳に捉えた。同時に先程と違い正確に狙いを付けられた火球が飛来する。素早くその場から飛び退いて回避に専念する―これが狙いかっ!…―舌打ちをしつつ内心で焦りを感じる。高圧の火球が先程まで居た場所に着弾し激しい破砕音と共に熱を撒き散らす。素早く動き続け避け続ける。『ドゴッ!』『ガゴッ!』『ゴゥゥン…!』正確に放たれる火球が修道院から離れさせる。…熱を浴びながら歯軋りをしつつ、回避を繰り返し…)…ちぃ!…クソッタレが!(連弾で放たれた火球が回避した地点へ降り注ぐ。 素早く身を屈め、直撃を避けるも…『ゴガァッ!』…間近で火球が炸裂し、衝撃派で吹っ飛ばされた)   (2012/4/27 10:12:42)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ルフレム♂魔剣士さんが自動退室しました。  (2012/4/27 11:10:35)

おしらせルフレム♂魔剣士さんが入室しました♪  (2012/4/27 11:11:05)

ルフレム♂魔剣士【時間ばかりかかってしまってすみません(汗)最後に〆だけ、投下致します…ノープランできちゃったので、何が何だか解らない展開のまま、バッドエンドにしちゃいます。お目汚しになっちゃってごめんなさい】   (2012/4/27 11:12:47)

ルフレム♂魔剣士(至近距離で炸裂した火球の生み出す衝撃に吹き飛ばされ、剣が高く宙に飛ぶ。脳裏に、過去の映像が次々と飛来する。幼い頃の日々…彼女の笑った顔が焼きついて… それがいつからか、憂いを帯びていき…徐々に憂いの色が深まっていく。…やがて笑顔は消えて、泣き顔ばかりが浮かんでいく。そして…思い出の 赤い空に、悲しみに塗れた彼女の笑顔に別れを告げた絵と…血塗れの紅い色にそれが塗れて……『ドシャリ…』地面に激しく叩き付けられ…その場に倒れ伏す―…あぁ… これで…これで漸く…終わりか…―激しい痛みが徐々に引いて、変わりに激しい気怠さが全身を包んでいく…頭から、全身から血が流れていく)…はぁ……はぁ…くくっ… ははは…ハハハハハ…(弱弱しい、乾いた、自嘲に満ちた嗤いが零れる。―遠くから、見てるだけで良かったはずなのに…どうして…壊してしまうんだ…―紅に染まる視界がぼやけて滲む 。思い出の中でさえ、幼い頃の、遠い彼方に在った笑顔を壊していた。いつからだろうか?…繰り返し続けた問いの答えを、今わの際に求めてしまう)…あ……あの頃に… 断末魔の悔恨は、バリケードの向こうから聞こえる勝ち鬨の声にかき消された)   (2012/4/27 11:13:09)

ルフレム♂魔剣士【単機で特攻した馬鹿者の死って事で…(汗)また使わせて頂けたら、次はもう少しまともに練ってから遊ぼうと思います。大変失礼致しました…orz】   (2012/4/27 11:14:50)

おしらせルフレム♂魔剣士さんが退室しました。  (2012/4/27 11:15:05)

おしらせ新木孝之♂18高校生さんが入室しました♪  (2012/4/27 16:18:04)

新木孝之♂18高校生【こんにちは、ソロルのみでお邪魔させていただきます】   (2012/4/27 16:18:26)

新木孝之♂18高校生(高校生最後となる晴れの舞台。ようやく3年間の日々に1つの区切りをつけることができた学生たちがあちらこちらで賑わっている。卒業というイベントに高揚している者、別れを惜しみ泣き合っている者、気もそぞろにこの後の予定を話し合っている者、様々な光景が広がるそんな中。喧騒から身を隠すように校舎を歩く一人の男子生徒がいた。向かう先は最も身を長く置いていた音楽室だった。防音を効かせる重厚な扉を開けると、『初めて』この場所を訪れた時を思い起こさせた。)懐かしいな…(掛け布を被せられたピアノにそっと手を当てながら、寄り添わなくても共に歩んでいけると思わせてくれた人、語らずとも共にいられることを感じさせてくれた人、そして想いだけでは成就できない恋があることを教えてくれた人を、思い返していた)   (2012/4/27 16:18:40)

新木孝之♂18高校生あいつも今日、卒業式だって言ってたっけ…(別れてから半年以上は経っただろうか。以来の連絡を一切とっていない彼女の近況は、彼女と同じ学校に通う友人からでしか聞くことはなかった。部活仲間はこの後他校の知り合いと混じって卒業パーティーと洒落込む算段だった。そこに彼女も加わると聞いたときに、俺は断りのメールを入れていた。もう二度と会わない、会ってやるものか。そんな意地が辛うじて、今の自分を支えていたからだ。この先もずっと一緒にいられる。離れていてもいつか道は交わると信じていたのが自分だけだと分かったとき、人には向き不向きがあるのだと知った。同時に、自分が恋愛に不向きなのだとも)   (2012/4/27 16:19:25)

新木孝之♂18高校生(以来恋愛というものに興味を失ったかのように振舞っていた。実際、興味を持つのも嫌気がさしていたし、好きな人ができたならできたでどうこうしようとも思わなかった。自分の恋は結局叶わないものだから。付き合ったり、キスしたり、セックスしたり、そんなことがなくても楽しいことはいくらでも広がっているから。結局互いの道を離してしまうのは自分のせいだから。多くの理由で心を覆わなければ、彼女を責め立ててしまっただろう。別れたくないと見苦しいほどの駄々をこねただろう。けれどそんな振る舞いを自分自身で許せるほど我侭にもなれない男は、嘘をついた。『他に好きな人がいるの』『…そっか。俺も、実は気になる子がいてさ…』彼女を自分という鎖から解き放ってあげようという、自己満足の嘘だった。)   (2012/4/27 16:20:29)

新木孝之♂18高校生(居場所を探るように音楽室を後にした彼は、校舎外の階段を上っていた。そこからは体育館、本校舎、新校舎、そして廃校舎が一望できる。校庭が体育館によって遮られているのは部活の活気から逃れる格好の遮蔽物になってくれていた)気になる子、か…。そんなのいないはずだったんだけどな…(手摺に肩肘を突いて眺め下ろした廃校舎の一角。そこで出会った『気になる子』を思い出していた。人懐っこく、自分の領域を軽々と侵犯していく『気になる子』は、なぜあの教室を訪れたのだろう。初めて出会ったのは紛れもない偶然なのだと思う。けれど2度目からは偶然とは言えない。それは彼女があの教室を訪れたことも、自分があの教室を訪れることも含めていた。そう、少なくとも俺にとって偶然ではないのだ。『気になる子』と出会ってからは、彼女と出会うことだけを待ちわびていた自分がいたのだ)   (2012/4/27 16:21:21)

新木孝之♂18高校生そんな風には見えない…よなぁ…(件の教室の噂を耳にしたとき、卒業前の記念として足を運んだだけのそんな動機だった。嘘であればそれだけのこと、本当であっても自分がその教室で行為に及ぶ必要はない。そんな態度を向けていたら、冷たい男だと思われただろうか。だが、それでいい。冷たい男、つまらない男だと思われていれば、それ以上などないのだから。彼女も、自分も、傷つくのは最低限ですむのだから。それなのに。彼女はその柵をいとも容易く乗り越えてきた。遮る壁を感じていたのか、いないのか、幼い子供の作ったしがない強がりは、彼女がくれる安らぎに呑み込まれてしまった。まだ出会って1週間かそこらというのに、思考は『気になる子』のことで縛られている。あの教室でしか会ったことのない彼女を、どこか目で追ってしまう)   (2012/4/27 16:22:12)

新木孝之♂18高校生(もちろん取り繕う姿を見せていたわけではない。そんな演技力があるはずがない、部活の公演会で行った寸劇では、その演技力の無さに自分でも驚いたほどだ。だから彼女に見せる自分の全ては素のままの自分だった。一歩引いたように見せる距離感も、その温もりに身を委ねる甘えも、羞恥に震える声で啼かせようとする加虐心も、彼女に見せる素の自分だった)なんでかなぁ…(理由が分からなかった。恋愛にはもうこりごりだと思っていたのは事実なのに、なぜこんなにも彼女に惹かれているのだろう。魅力的な女性なのは確かだ。長く艶の入った黒髪、触れれば優しく押し返す唇、女性らしい膨らみを現すライン、外見だけでも魅力を語るに尽きないのに、それ以上に俺が惹きこまれたのはその笑顔だった。その明るさだった。自分を上級生とも思わぬ屈託の無さ、気づけば隣に位置取る強引さを持ちながら気遣う気持ちを忘れない優しさ)   (2012/4/27 16:23:05)

新木孝之♂18高校生(そう、分からないと言いながらも分かっているのだ。彼女と一緒に過ごす時間が、空間が、心地いいから。俺はあそこへ足を運んでしまうんだと。そんな彼女と体を重ねるのは至福の一時だ。けれど違うんだ。彼女とセックスがしたいんじゃない。彼女に会いたいんだ。順番の違いでしかないけれど、会った後気持ちが高まってセックスをしてしまうかもしれないけれど。プラトニック・ラブだ、などとのたまうつもりもないけれど、彼女と一緒にいる時間が好きだから。だけど認めない。認めてしまったら、もう彼女から離れられなくなる、だから、認めない。意地っ張りで寂しがりやで天邪鬼な男は、そこでも矮小で取りに足りない意地を持っていた。一人で考える時間が長かったのだろうか、眼下で屯していた生徒は三々五々数を散らしている。涙しながら別れに絶えていた彼女を人の群れに見つけた時、声をかけようという思いは浮かんではすぐに消えた。水を差すような真似はしたくなかったから)   (2012/4/27 16:24:11)

新木孝之♂18高校生もう帰ったかな…(眼下に彼女の姿は見えない。卒業生らと共にもうしばしの別れを惜しんでいるのかもしれない。それならそれで…そう心の奥で呟けば二度と会えることもないと諦めを胸にしまいながら廃校舎へと足を向けた。彼女を待ちわびるためではなく、最後の余韻を味わうために。携帯に連絡先を入れていれば、無理にでも呼び出してしまうかもしれない。訊かずにおいた彼女のアドレスを少しだけ後悔しながら、歩き慣れた校舎を遠回りしながら進む。懐かしさを噛み締めながら思い出にするために)   (2012/4/27 16:25:15)

新木孝之♂18高校生(だから驚きは隠せなかった。この後、再び彼女に会えたことに。だから第2ボタンが失われることは無かった。一人でいなければ、自分を慕う後輩の一人や二人くらいからはボタンをせがまれていたかもしれない。そして、だから自分の心は満たされるのを感じていた。彼女とのメールアドレスを交換することで、二度と会えないはずの未来が少しだけ変わったような、そんな気がしたから…。けれどそれは、もう少しだけ、後の話…) 〆   (2012/4/27 16:26:32)

新木孝之♂18高校生【これで〆させていただきます。お邪魔致しました】   (2012/4/27 16:26:49)

おしらせ新木孝之♂18高校生さんが退室しました。  (2012/4/27 16:27:05)

おしらせ真下邦彦♂30会社員さんが入室しました♪  (2012/4/28 17:05:50)

真下邦彦♂30会社員【ソロルのため少しだけお借りしました。】   (2012/4/28 17:06:31)

真下邦彦♂30会社員(コンビニエンスストアのレジで初めて見るアルバイトの女子高生が『二百円のお返しになります』と言うので、掌を上にして右手を差し出すと、お金とレシートが載せられる瞬間、手の甲に暖かな体温を感じて思わず女子高生の顔とネームを確かめた。そう、このアルバイトの女子高生はお釣りを渡すときに両手を使ったのだ。右手にお金とレシートを持ち、左手を微かに手の甲に添えて。――――彼女との出会いは例えて言うならばそんな風だった。そういうモノローグを始めると、膝の上の彼女は「最初から好きだったんだけど、何か?」と言って振り向いた。仕方が無いのでお腹に回した両手に力を入れて――俺も最初から好きだったよ、と答えた。「嘘つき」と笑う彼女。わたしの、すきな人。)   (2012/4/28 17:09:12)

真下邦彦♂30会社員【失礼しました。】   (2012/4/28 17:09:25)

おしらせ真下邦彦♂30会社員さんが退室しました。  (2012/4/28 17:09:30)

おしらせ国広彩加♀28OLさんが入室しました♪  (2012/4/30 00:05:00)

国広彩加♀28OL【ソロルにて。】   (2012/4/30 00:05:31)

国広彩加♀28OL(ーー生まれ変わったら、ずっと一緒に居ようね。と、私を抱っこしながら泣きそうな声。今度は生まれた瞬間から一緒に居たい。と、笑いながら言う真剣な声。いつも一緒に居るのに知らない時間が無いくらい一緒に居たいと…。ーー欲張りだね。と笑いながら、神様の意地悪に気がついた。お互い違う道を歩いてすれ違った瞬間の恋。来世の恋の始まりなだけ…。)…愛してる。(言えない言葉が溢れてくる。胸が潰れるほどの切なさを胸に、伝う涙。ーーいつか、貴方の腕の中で眠れる日が来れば、もう離れない。誰にもあげない。覚悟はいい?ー…私の好きな人へ。)   (2012/4/30 00:05:40)

国広彩加♀28OL【おじゃましました。】   (2012/4/30 00:07:38)

おしらせ国広彩加♀28OLさんが退室しました。  (2012/4/30 00:07:51)

おしらせ中原祥子♀14中学生さんが入室しました♪  (2012/4/30 09:12:45)

中原祥子♀14中学生【同じくソロルにて】   (2012/4/30 09:13:32)

中原祥子♀14中学生(その路地の奥には、私の好きな男の子が住んでいる家があった。夕暮れ、下校の学生がまばらになる通学路を、ぽつんとひとりで歩く。風が吹き、歩道の草が揺れ、スカートの裾をふんわりと持ち上げ、肉付きの薄い足が膝上まで覗き、風がおさまると、ひざ下まで隠れた。風の吹いてきた方向を見ると、緑の木戸が構える路地がある。木戸は開いていて、数件の家屋が寄り添うように並ぶ、その中央に今は使っていないらしいコンクリートで埋められた井戸がある。蔦が絡まり、緑に覆われ、ところどころに青白い小さな花びらが開いている。)   (2012/4/30 09:13:46)

中原祥子♀14中学生(私は路地の奥を見る。白いペンキで塗り直された、玄関のポーチが見える。ドアノブの金属が、冷たそうに光っている。私は足を止め、深呼吸をする。私は痛む胸に手を添え、俯くしかなかった。自分のため息が耳にうるさく聞こえ、頭を振った。ぼんやりと地面を見つめ続けていた時間はどれくらいだったろう。口の端から、唾液が零れそうになって、慌てて啜る。啜りきれずに垂れた一筋が、レンガの歩道に丸い染みを作る。私は口を押さえて、急いで周囲を見回す。後方、遠目に学生のグループが談笑しながら歩いてくる、前方、老人がひとり、手には赤いリードを持ち、繋がれた犬は機嫌よく尻尾を揺らしてやってくる。全身が総毛立つ。私は唇を手で拭い、その場から走って逃げ出した。)   (2012/4/30 09:14:04)

おしらせ中原祥子♀14中学生さんが退室しました。  (2012/4/30 09:14:22)

おしらせ河野秀龍♂57教員さんが入室しました♪  (2012/4/30 09:14:48)

河野秀龍♂57教員【もうひとつソロルにて】   (2012/4/30 09:15:10)

河野秀龍♂57教員「それで、先生の奥さんどういう人だったんですかあ?」(大学構内、廊下は薄暗く、昼でも日が差さない。明り取りの窓から入る、僅かな光が、タイルに鈍く反射している。目の前に立つ若い女は、無邪気に私の顔を見上げて聞く。妻が去年他界したことを、自分から学生に話した覚えはない。大方、口さがない一級上の学生から聞いたのだろう。去年のその時期、2週間の休暇をとったせいで、学生の間で噂になった後と聞いていた。) 妻は――(潰れそうになる喉を感じながら出る言葉。どうしてこんな言い方をしたのか、自分でも分からない。口が滑ったとしかいいようがなかった。)   (2012/4/30 09:15:25)

河野秀龍♂57教員(彼女はきょとんと目を丸くして私の顔を見上げていた。蛍光灯が鳴っている。ジ・ジ・ジ、と音がして、一度瞬いた。――それ以来、彼女は私についてまわるようになった。単位ならくれてやる。よい成績をつけてもらいたいという、くだらない欲に振り回されるのはこりごりだった。彼女は私を見つけると、目を細くして笑い、友人の群れから抜け、一直線に私の方へ駆け寄ってくる。薄い白いブラウスの襟から覗く、細い鎖骨に影が落ちる。緩く弾ませた淡い茶色の髪が首筋にまとわりつくのを払う、その仕草。私は眩暈して、眉間に手をあてる。)   (2012/4/30 09:15:38)

河野秀龍♂57教員【お部屋ありがとうございました】   (2012/4/30 09:16:23)

おしらせ河野秀龍♂57教員さんが退室しました。  (2012/4/30 09:16:30)

おしらせ東雲達也♂3年さんが入室しました♪  (2012/4/30 18:04:07)

東雲達也♂3年【ソロル投下いたします。】   (2012/4/30 18:04:51)

おしらせ霧生美優♀1年さんが入室しました♪  (2012/4/30 18:08:52)

霧生美優♀1年【今晩は。お邪魔致します。お相手宜しいでしょうか?、】   (2012/4/30 18:09:24)

東雲達也♂3年【こんばんは最初にレスした通り‘ソロル‘です。また機会がありましたらよろしく】>霧生さん   (2012/4/30 18:10:52)

霧生美優♀1年【嗚呼、それは失礼いたしました。】   (2012/4/30 18:11:26)

おしらせ霧生美優♀1年さんが退室しました。  (2012/4/30 18:11:31)

東雲達也♂3年(今日も彼女の部屋で待ち合わせ部屋に入ってまず目に入るのが女の子らしく無い散らかった部屋…ティーン向けの雑誌があちこちに点在する。いつも腰掛ける前にする事が一か所にその雑誌を集め溜息を落としてから腰掛ける。真っ白なソファーにウェーブ掛った髪を噛み上げながら独り呟いては)「はぁ…愛由美…いつになったら‘整理整頓‘を覚えてくれるんだ?」(不満そうでもなく笑みを浮かべながらベッドの上の大きなクマのぬいぐるみを見つめてみて…あぁ~そう言えば愛由美と付き合ってそろそろ1年が経つんだ…あの彼女が俺に空港で言った言葉が忘れられないな…)   (2012/4/30 18:14:41)

東雲達也♂3年(あれはアジサイが咲き乱れる6月の雨がシトシトと降りしきる日だった。俺は愛由美とデートをする約束をしていた。その時は半分遊び…半分本気で彼女とは付き合っていたのだが、デート当日いつもの様に授業を受けていると授業中に担任の先生(キャサリン)が顔色を変えて授業中乗り込んできた)「Mr.東雲~!!・・おばぁちゃんが…おばあちゃんが危篤だって…早く支度して行きなさい!!・・はい・・コレ、ロス行きのチケット」(俺は先生の焦って英語で言った言葉にその重大性に気づいて席を立ちあがり直ぐに先生の手にあるチケットを取り教室を後にした)「Miss.キャサリン・・thank you!!」   (2012/4/30 18:27:23)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、東雲達也♂3年さんが自動退室しました。  (2012/4/30 18:47:38)

おしらせ東雲達也♂3年さんが入室しました♪  (2012/4/30 18:48:34)

東雲達也♂3年(俺は空港行きのばs   (2012/4/30 18:49:25)

東雲達也♂3年(俺は空港行きのバスに掛け込みデートの約束をしていた愛由美にメールを打った。勿論詳しい事情など内婚でいないがただ…アメリカに急遽帰る事だけをメールに打ち込んだ。空港に着くまでの時間はどれほどもなく長く感じた事は無かっただろう――空港で自分が乗るロス行きの搭乗手続きのアナウンスが流れるとキャビンアテンダントにチケットを渡す直前…人混みと雑音にかき消されそうな場所だが俺の名を呼ぶ声が・・ゆっくりと声のする方へ顔を向けると息を切らせ今にも泣き出しそうな愛由美が大きく手を振り)「達也~達也~!!」   (2012/4/30 18:59:09)

東雲達也♂3年(俺はいる筈もない愛由美に驚きと動揺を隠せなかったが…直ぐにでも彼女の所に行き抱きしめたかったが…時間が余りにも無さ過ぎた。ただ大きく手を挙げて愛由美の名を呼び一言言っただけだった)「愛由美~!!今日はゴメン!!事情は帰ってきたら話す。ゴメン」(帰って来た言葉は)「…バカっ…絶対に・・絶対に帰って来いよ~バカ達也!!…うち…好きなんだから…。」(悲しい事と嬉しい事が俺の中で交錯してその言葉にだけ頷いて飛行機に乗り込んだけど…その時俺も好きなのかもと真剣にロスに着くまで考えたのであった…)   (2012/4/30 19:10:49)

東雲達也♂3年(…そんな事を思っているとドアが激しく開きローファーを脱ぎ捨て大きな声で俺の名を呼ぶ声に我に帰る。)「あはっ…達也~早かったね~また・・うちは午後の授業サボりだよ~」(悪びれもせずにまだあどけない表情を浮かべ俺の首に腕を廻し込み絡め頬ずりする愛由美優しく抱き寄せ笑みを浮かべたまま、おでこに人差し指で突いてみて)「愛由美好きだぜ」(と耳元で囁き)…そう、俺の彼女、そして‘わたしの好きな人‘が今は傍に居るから…。〆   (2012/4/30 19:21:26)

東雲達也♂3年【駄文失礼をいたしました。此れにて失礼します。お部屋ありがとうございました】   (2012/4/30 19:22:39)

おしらせ東雲達也♂3年さんが退室しました。  (2012/4/30 19:22:42)

おしらせ円城寺 蓮花♀24お嬢様さんが入室しました♪  (2012/4/30 23:52:18)

円城寺 蓮花♀24お嬢様【こんばんは。ソロルにてお邪魔致します。お嬢様って職業なんだろうか…と思いつつやってみたかったネタで思いつくままにwそれではお部屋お借りします♪】   (2012/4/30 23:53:11)

円城寺 蓮花♀24お嬢様(紅茶の良い匂いで目覚める朝、白髪の執事がベッド脇のテーブルで紅茶を注ぎながら優しげなまなざしで此方を見下ろす。「お嬢様、おはようございます。」ベッドの主は上半身を起こすと軽く髪を整えながら、自分の前に用意された朝食を眺めた。)柊さん。おはようございます。今日はブレンドティーね?アッサムと…何かしら…あ、そうだ!モニターを付けて下さる?(執事は静かに「ニルギリでございます。」と答えると一礼してベッドに対面するように置かれたモニターの電源を入れた。――画面いっぱいに一人の男性の姿が映ると彼女の顔が綻ぶ。しかしすぐに画像が乱れ砂嵐となった。)どうしたのかしら…故障?んー。こんな時の為にやっぱり予備も必要よね。(彼女は考えるようなそぶりを見せた後、執事に向かって告げた。)柊さん。NA○Aに出資して、私専用の人工衛星をもう一機打ち上げて下さる?   (2012/4/30 23:59:11)

円城寺 蓮花♀24お嬢様(とんでもないことを朝飯前に言いつけた彼女は世界屈指の財閥である円城寺家の一人娘である。幼い頃に恋をした男性を大がかりにストーカーしている最中で、画面に映るのは今年28歳を迎える青年だった。職業は刑事。ただ今絶賛張り込み中である。)まぁ…新一さんは昨夜、徹夜だったのかしら…大きな欠伸をされて。でも、そんなところも可愛らしいわ。(朝食を食べることも忘れ、正常に戻った画面に見入る彼女はうっとりとした表情を浮かべる。彼女の傍らには彼が交番勤務時代の制服姿の等身大パネルが置いてあり、いつも彼女に微笑みかけていた。)お嬢様お電話にございます。(執事がそっと差し出す受話器を受け取ると居住まいを正して電話に出る)もしもし。おはようございます。お義母様からお電話頂けるなんて嬉しいですわ。いえいえ。とんでもないです。新一さんのアルバム拝見させて頂きました。小さい頃の彼はとっても可愛らしかったんですのね。今ではあんなにカッコイイんですもの。でも、目元はお義父様似ですのね。またぜひ、お家にお伺いさせて頂きたいですわ…(尽きない会話――彼の両親との交流…本人の知らないところで物事は進んでいるのである。)   (2012/5/1 00:06:56)

円城寺 蓮花♀24お嬢様(12時、彼女は彼の勤務先の警察署にいた。彼女手作りの重箱に入った弁当を持って慣れた様子で刑事課へと向かう。お目当ての人物を見つければ駆け寄りその重箱を嬉しそうに差し出した。)新一さん。今日もお弁当を作って参りましたの。食べて…頂けますか?(彼女の問いかけに男は盛大なため息を漏らした。そしてゆっくりと口を開く「円城寺さん。お気持ちは嬉しいが弁当はいらないんで。毎日、言ってるんだからそろそろ止めてもらえませんかね?なんで俺があんたに弁当を作ってもらわないといけないんだ?そんな理由もないし、はっきり言って迷惑なんだよ。大体、なんなんすか?毎日毎日…それに弁当だけじゃ飽き足らず捜査にまで首を突っ込んできて…誘拐犯に、身代金の金額が安すぎるって説教とかありえないし、勝手に金は用意するし…」くどくどと続く説教に彼女は俯き、肩を震わせた…その場にいた全員がマズイと思った瞬間、お嬢様は彼の両手を握り締め言うのである)新一さんが私の心配をして下さるなんて…私、嬉しい♪(恐るべき思考回路で彼女が心底嬉しげな表情を浮かべれば唖然としていた彼とその周りの人々は言葉を失い今日も押し切られるまま弁当を受け取った)   (2012/5/1 00:16:31)

円城寺 蓮花♀24お嬢様(数日後、彼の管轄する地域で事件が起こった…緊迫する現場、大きな橋の上で彼が叫んでいる。「レイン○ーブリッジ封鎖できません!」それを見ていた彼女は顎に手を当てながら考える。)まぁ、大変、新一さんが困っていらっしゃるは…ここは…未来の妻としてなんとかしなくては…あの橋を封鎖すればいいのね。(事件をずっと衛星経由で見守っていた彼女は凛とした声で執事に言い放つ。)柊さん。レイン○ーブリッジの先の土地を全部、買い上げて頂戴。いくらお金は使っても構わないわ。至急よ。(命を受けた執事からまた指示がだされあれよあれよという間に買収されていく土地、その間にお嬢様はヘリに乗りレイン○ーブリッジの端へと華麗に降り立つ。彼女の後ろには‘これより先私有地’の看板が輝いていた)新一さんっ…無事で…良かった…(血だらけの彼に駆け寄る彼女そのまま彼に飛びついた。涙目の美女の上目遣いが至近距離に迫り、彼は事件を終えたばかりで気分は高揚…彼はつい…そう、ついうっかり…そのまま彼女の迫る唇を受け入れた。)   (2012/5/1 00:25:45)

円城寺 蓮花♀24お嬢様(まばらに起こる拍手に彼が我に返り、恐る恐る目を開け彼女を見ればなんとも嬉しそうな表情で彼を見つめていた。)新一さん…これで私達、公認ですわね♪(青ざめる彼にいつのまに来たのか彼女の使用人たちの盛大な拍手。そして執事の涙…数ヶ月後――彼女は両親に彼を紹介するのである。)お父様、お母様。こちらが新一さん…私の大好きな人です。〆   (2012/5/1 00:31:20)

円城寺 蓮花♀24お嬢様【なんかすいません。封鎖できませんって言わせただけだったんです…そして帳尻合わせのようなラストでほんとすみませんっ。今度はちゃんと考えてやろうと思います^^でも、楽しかったwお部屋ありがとうございました♪】   (2012/5/1 00:32:30)

おしらせ円城寺 蓮花♀24お嬢様さんが退室しました。  (2012/5/1 00:32:36)

おしらせ二宮良輔♂27会社員さんが入室しました♪  (2012/5/1 10:11:49)

二宮良輔♂27会社員【わたしの、好きな人いいっすね。待ち合わせでお借りしております。】   (2012/5/1 10:12:47)

おしらせ越智若菜♀26CAさんが入室しました♪  (2012/5/1 10:12:53)

越智若菜♀26CA【わたしの、好きな人。お借りします♪】   (2012/5/1 10:13:42)

二宮良輔♂27会社員(半年経った。若菜と別れたばかりの頃は一日が長過ぎて、その一日の間に何度も開いていたメール画面。着信が無い事はわかっていても確かめていたメール画面。長過ぎる一日は数日続き、やがてメールを確かめるのは一日に一度、それから週に一度になった。そして着信を確認しなくなった頃、少し気になる女性が出来た。恋愛談義をするぐらいの仲になり、「どうして彼女と別れたのか」とその女性に訊かれた。質問に答えることができなくて、半年振りに若菜とのメール画面を開いた。――――5つの着信。一通目は1月末の日付。メールの確認を止めた直後だった。)   (2012/5/1 10:18:00)

越智若菜♀26CA宛先:二宮良輔 タイトル:良ちゃんへ 本文:いきなりメールなんかしてごめんね。― メール整理してたら何してるかなーとか思って。元気にしてる?お腹出して寝て風邪引いてない?もう彼女できたかな?― あれから三ヶ月、ずっと考えてたの。もし良ちゃんに新しい彼女ができたら…って。ちょっと、嫉妬くらいしてもいい?こんなに好きだったのにお別れになっちゃって正直堪えたんだ。いつも右隣には良ちゃんが居ていつも手繋いでたよね。それが夢では、自分じゃない他の子の手と重なってて…泣きながら起きたんだよ。― ねぇ、良ちゃん。寂しいよ…。出来れば、もう一回…って無理かな。ごめん、困らせるような事書いちゃったね。気にしないで…。でも…一つだけお願い。もう少しだけ好きで居させてください。――若菜より(酔った勢いで書いたメール…三ヶ月前。)   (2012/5/1 10:22:52)

二宮良輔♂27会社員(なんでだよ…。もっと早くメールしろよ、風邪なんか引いてねーよ…。彼女も出来てないよ。文面の、若菜の言葉ひとつひとつに理不尽な文句を口走る。………寂しいよってなんだよ。もう一回ってなんだよ。もう少しだけ…ってなんだよ。一通目のメールを読み終えて、これを若菜はどこで書いたのだろうかと思った。狭くて古いホテルの窓の景色を見ながら書いたのだろうかと思った。「古いけどいいホテルなんだよ」別れる前の楽しげなメールも思い出す。―――二通目を開いた。)   (2012/5/1 10:32:16)

越智若菜♀26CA宛先:二宮良輔 タイトル:良ちゃんへ 本文:元気かな…?メール読んでないのかな…。毎日届いていた良ちゃんのメールが来なくなってからもう何ヶ月だろう…。毎日新着メールのマークが無いかと確認しちゃうのは悪い癖だね。――もう、別れた癖に何を言ってるんだろ…。良ちゃんが、笑っていてくれたら若菜も幸せです。どうか…笑ってて。元気でね。――PS まだもうちょっとだけ、好きで居させてね。――若菜より(日本はもう夜だろうか、恋しさが増し、夢で濡らした睫毛を震わせ書いたメール…。あれから二週間、返事は無い。彼の残像は着信メールの中に溢れている。忘れる方と忘れられる方…どちらが苦しいのだろう。選択肢を選べないまま小さなホテルの窓から朝日を見ていた)   (2012/5/1 10:40:24)

二宮良輔♂27会社員(どうしてメールの確認を止めてしまったんだろうと思った。俺だって確認してたんだから…。どのぐらい好だったかを測る尺度がメールを確認し続ける期間の長さだけじゃないと思った。でも、確認を止めたことを後悔する。弱虫な自分。着信の無いメール画面を見続けることに堪えられなくなった自分。一度確認を止めた事で身勝手に救われたと思っていた自分。それをどうやって今、どんな言葉で若菜に伝えたらいいのだろうかと思った。―――返事を書き始める。宛先:越智若菜 タイトル:若菜へ 本文:………。書き出す前に、三通目のメールを開く。)   (2012/5/1 10:53:14)

越智若菜♀26CA宛先:二宮良輔 タイトル:良ちゃんへ 本文:もうすぐ桜が咲くよ。元気ですか?便りが無いのは元気な証拠という言葉は残酷だね。何処で何をしてるのかな…と街の中に出たら良ちゃんを探してしまうよ。あの優しい笑顔…今頃は誰かに向けてるかな。あの笑顔大好きだった。――ごめん。まだ時間か借りそう。――若菜より(日差しも暖かくなり、桜の蕾が膨らみ始めれば去年の春手を繋いで桜並木を歩いた事を思い出していた。大きな背と優しい笑顔…大好きだったあの頃はこんな日が来るなんて考えもせずに、ただ大きな手に包まれた自分の手が当たり前のように感じていた。まだ髪が長かったあの日…今は短くカットして首筋が少し寒い。大きな溜息をついて送った三通目は二週間経った頃)   (2012/5/1 11:00:37)

二宮良輔♂27会社員(桜が咲き始めた頃…。忙しくしていた。数年ぶりの転勤が決まり、準備に追われながら会社の同僚としたお花見。したたかに酔った。勢いで同僚女性を誘い、そして、「ごめん」と言って、同僚女性を部屋から追い出した。ダンボールが積まれた寒い部屋から。景色の変わった部屋の中に若菜がポツンと座っている気がした。―――宛先:越智若菜 タイトル:若菜へ 本文:元気ですか?俺は転勤したよ。いま東京に戻っています。まだ新しい部署には慣れなくて、少し戸惑いながら仕事をしています。…長い髪を結って、制服のスカーフを鏡の前で直す若菜を思い出す。メールはなかなか進まない。四通目を読むのが怖くなっていた。)   (2012/5/1 11:11:12)

越智若菜♀26CA宛先:二宮良輔 タイトル:良ちゃんへ 本文:別れてから五ヶ月が経ったね。そろそろ心の切り替えをしなくちゃと、婚活を始めたよ。親が結婚しろって煩いの。まだまだ若いつもり…元気かな…?――若菜より(切り立ての違和感から抜け出した短い髪…思いを断ち切るように髪を切ってみたのに、思い出から抜け出せない自分が居た。仕事は順調にこなしGWになれば毎年のように世界中を飛び回る生活になる…。何度かしたお見合いも、こちらの職業に釣られたのだろうにやけ顔の男性ばかり。振袖も溜息が出るほど重たいだけ…一ヶ月が過ぎた頃、書き出したメールはどこか開き直っていた。)   (2012/5/1 11:19:29)

二宮良輔♂27会社員(結婚の事は一度も話したことはなかった。それは若菜と結婚すると決めていたから。そんなこと、言わなくてもいいと思っていた。若菜もそう思っていると思っていた。―――宛先:越智若菜 タイトル:若菜へ 本文:元気ですか?俺は転勤したよ。いま東京に戻っています。まだ新しい部署には慣れなくて、少し戸惑いながら仕事をしています。大型連休はいつもように忙しいんだろうな。婚活か、お見合いとかしたんだろうか。振袖着たりとか?若菜の振袖姿、見てみたいな。そういえば、ご両親は元気ですか?………何を書いているんだろう。こんなことを書きたいんじゃない。五通目のメールは、昨日の日付。)   (2012/5/1 11:27:45)

越智若菜♀26CA宛先:二宮良輔 タイトル:良ちゃん 本分:会いたい…。ごめん。――若菜より(泣きながら打った最後のメール。これで最後にしようと考えて考えて…言葉を削っていったら一言だけになってしまった。これが自分の本心…確信してまた泣いた。長い夜…パソコン画面の光りを見続けて、そして電源を切った。――さようなら。とありがとう。まだ好きな人…。)   (2012/5/1 11:37:49)

二宮良輔♂27会社員宛先:越智若菜 タイトル:若菜へ 本文:ごめん、俺も会いたい…。(―――――五通目のメールを見たら、それまで書いていた文面をすべて削除して、それだけ書いた。送信ボタンを押す。数秒後…の着信。見慣れない文字が並んだメール。――Not Found。窓を開けた。飛行機雲が伸びている…五月の高い空に。)   (2012/5/1 11:46:20)

おしらせ越智若菜♀26CAさんが退室しました。  (2012/5/1 11:47:57)

おしらせ二宮良輔♂27会社員さんが退室しました。  (2012/5/1 11:48:11)

おしらせ韮子供さんが入室しました♪  (2012/5/1 15:29:15)

韮子供貴方が好きよ?(そう一言だけ告げて、視線を移す先は貴方の口元からゆるりと立ち上る紫煙。白く細く消えて行く。私の言葉も紫煙と共に消えて行く。)タバコのケムリは目に見えるのに、私の言葉は何のカタチにもならないなんてなんだかズルイ。(むくれる私を見て貴方の目が優しく細まると、吸殻の墓場に遺体が一つまた増える。)オマエが俺の事好きだって事、俺が一番分ってるから大丈夫。(私の頬をそっと撫でる大きな手。暖かい手。煙草の香りのする指。ちっとも大丈夫じゃない私。何時だって返事はカタチのある白い煙だけ-。)   (2012/5/1 15:34:29)

おしらせ韮子供さんが退室しました。  (2012/5/1 15:34:39)

おしらせ藤村淳子♀19大学生さんが入室しました♪  (2012/5/1 21:59:40)

藤村淳子♀19大学生【ソロルで利用させていただきます。お部屋お借りします。】   (2012/5/1 22:00:27)

藤村淳子♀19大学生 (GW初日の朝、私は自宅近くの駅前で 彼を待っていた。ロータリーで待っていると 彼の車がやってきた。車の中の 彼と目が合って、 私は緊張気味で車に乗り込む。さっきコンビニで、彼のために買った眠気覚ましのコーヒーを、運転中の彼に手渡す。 彼は「ありがとう」と言い、軽く微笑む。一瞬目が合うと、心は甘くなる。)おはよう。天気良くてよかったね。(微笑みながら、静かに交わされる会話は、いつものデートで会う時とは違っていた。この独特の雰囲気によって、私は別世界へ足を踏み入れようとしていることを認識する。昼間は軽井沢のテニスコートで爽やかに汗を流して、夜はレストランで食事をし、小さなホテルの同じ部屋に泊まる。そこで何が起こるかは、二人の頭の中でだけ計画されている。正直言って、まだ迷っている。 私にとっては、男性と旅行するだけで大きな出来事だ。もしも、ベッドを共にするなんて事があれば…。考えただけで息苦しくなってしまう。淫らなことを考えているのが恥ずかしくなり、余計な事を頭から追い払うように 私は車窓に流れる新緑の景色を眺めた。)   (2012/5/1 22:07:59)

藤村淳子♀19大学生【お邪魔しました。失礼します。】   (2012/5/1 22:09:07)

おしらせ藤村淳子♀19大学生さんが退室しました。  (2012/5/1 22:09:16)

おしらせ桜庭雛妃♀27会社員さんが入室しました♪  (2012/5/2 13:09:41)

桜庭雛妃♀27会社員(大型連休途中の平日。駅のホームで次の車両を待つ人の姿は普段より少なく、耳慣れた独特の喧騒がやけに鮮明に耳に響く。殺風景な線路の上、滑り走る車両の窓の奥へと凝らす視線。慕う彼の姿を無意識に探しつつ、この連休も出勤中か仄かな期待を抱き。常より朝方は満員状態の電車。今日は躊躇い無く、気軽に足を踏み入れる余裕があり、視線巡らせるのも苦にならず。コツ、と鳴り響くヒールの音さえ鮮明なれど、傾ける意識は彼がよく居る車両の方へ。) ――――――…、 (疎らな人影の間に其の姿が無いかと、探す眸の動きは忙しなく。ブリッジに指先宛がい眼鏡の位置を正すレンズ越しに彼が映るのを期待し、高鳴る鼓動で仄かに染まる頬。緩く零す溜息が「会いたい、」音を紡いだ。)    (2012/5/2 13:14:12)

桜庭雛妃♀27会社員(彼が居る筈の車両に乗り込み、足音に重なる鼓動の煩さに高まる緊張感。普段の仕事姿から『似合わない』と後輩の笑う顔が脳裏に過ぎるのを、小さく頭振って掻き消す。自然と眉間に皺寄りそうになった最中、薄く上げた視界の端に見覚えあるシルエットを見つけ、一瞬怯みそうになった足許。) ――――…ッ、と、 (丁度そのタイミングで電車が揺れ、緩いカーブを曲がる遠心力が掛かり揺らいだ身。安定保とうと2、3踏み出し、揺れる吊り革二つを掴む両手。) あぶな、かった…。 (転倒防ぎ、ほ、と零れた安堵。一息吐いて、吊り革から片手だけ離し眼鏡を正した矢先、) ―――――…、っ。 (何故か正面に、座る彼の姿。よろける内、意識せず接近した事を遅れながらに自覚し火照る顔。)   (2012/5/2 13:32:26)

桜庭雛妃♀27会社員(取り繕う様に、肩に鞄を掛け直してポケットから取り出す携帯機器。視線の逃げ場を液晶画面に作り、何の連絡も来てない乍も操作する親指。ちらと時折盗み見る、目を伏せた彼の顔。同じ様に指を画面に滑らせて、何かしら見てるのが窺え、此方に全く示されない関心に残念なのか安堵なのか、複雑さに肩を小さく落す。彼が降りるまで残り数分。名も知らぬ人の正面から動けぬ儘、まともに顔も見れずに画面に綴るメール内容は――) 『貴方の事が、好きです。』 (――恋文。埋める宛先も無い儘、一人静かに想い人の傍に居る一時に身を浸す―――。)   (2012/5/2 13:52:57)

おしらせ桜庭雛妃♀27会社員さんが退室しました。  (2012/5/2 13:53:00)

おしらせ立花みか♀19大学生さんが入室しました♪  (2012/5/2 15:11:23)

立花みか♀19大学生【こんにちは^^お部屋お借りします。ソロル風味な感じで…乱入も歓迎ですが時間は17:30までとなります。そして、暗いと思われますw】   (2012/5/2 15:12:37)

立花みか♀19大学生(彼が仕事で会えない週末、なんとなく足を向けたオフィス街で見つけた大好きな人。やっぱり運命?なんて駆け寄ろうとした足が止まる。彼の隣には同じくスーツを着た綺麗な人が立っていた。その親密そうな雰囲気に足は地面に縫い付けられたように動かなくなって、彼のその女性を見つめる表情に胸が苦しくなった。痛む胸を抑えながら逃げ出し、デパートの立ち並ぶ自分のテリトリーへと逃げ込む。お気に入りのカフェでカフェラテを注文すればやっと息を吐き出した。弾む息を整え先程の彼の表情を思い出す――私の見たことのない彼の表情、きっと彼は彼女に恋してるんだろうとなんとなく思った。)   (2012/5/2 15:17:44)

立花みか♀19大学生(彼と出会ったのは教授のお祝いの席、「隣いいかな?」そう声をかけられた瞬間に好きになってた。着せられてる感のある同級生とは違う、スーツを着こなしている大人な男性。年も10こくらい上だった。話しをすれば更に夢中になって連絡先を交換すれば、頻繁にメールを送りデートに誘った。「俺、教授に殺されるかも」なんて言いながら初めて抱いてくれた時は嬉しくて思わず泣いてしまった。)   (2012/5/2 15:21:57)

立花みか♀19大学生(元々、自分が彼のタイプではないと自覚していた。仕事が出来ますって感じの涼しげな女性が好きだと本人から聞いたこともあった。先ほどの彼女はまさにそれ。細身のパンツスーツを着こなし髪も綺麗に纏められ、隙のない誰が見ても「いい女」の代表のような人。…カップから顔を上げればカフェの大きな窓に映る自分を見つめる。綺麗に巻けて満足していたゆるふわな髪もお気に入りの甘いシフォンスカートも急に色褪せて見え、赤ちゃんみたいで可愛いと彼に褒められたことのある丸みを帯びた輪郭も、服を押し上げる大きな部類に入るであろう胸も急に野暮ったく見えた。そんな自分を見ていたくなくてカフェを出て、彼女のような服を探した。それでも自分が着ても似合わない…違和感だらけのその服に自分は彼女にはなれないと悟った。)   (2012/5/2 15:28:24)

立花みか♀19大学生(それからも彼には何も聞かず普通にデートを続けた。だって、私が彼女だもん…。自分を励まし無邪気に振る舞う。)今週末なんだけどね?(いつものように週末の予定を話せば、彼は申し訳なさそうに予定があると答えた。)お仕事?(痛む胸を抑えながら彼の目を見つめる。短く答えた彼の瞳が小さく揺らげば泣きたくなった。それでも、私なんか簡単に騙せるくらい嘘の上手な彼が見せた小さな動揺にまだ罪悪感を感じてくれてるのだとほっとした。――彼の居ない週末、友達からの誘いを断りぼんやりと家で過ごす。彼は今…居た堪れない気持ちで家を飛び出しても心に重石のように巣食う感情は拭いきれなくて何度も携帯に手が伸びる。『お仕事頑張ってね♡』結局、嫌味たらしいメールをしてしまってそんな自分に自己嫌悪。それからも彼と、もう顔もはっきりとは思い出せない彼女が仲良くデートする姿を思い浮かべては涙を流す。――数ヶ月後、積もり積もった哀しみは遂に限界を迎えた。)   (2012/5/2 15:36:52)

おしらせ坂井 優太 高2 ♂さんが入室しました♪  (2012/5/2 15:39:33)

坂井 優太 高2 ♂【こんにちは♪ソロル中ですか?】   (2012/5/2 15:40:16)

立花みか♀19大学生【こんにちは^^はい。若干ソロル中です^^;乱入頂いても大丈夫ですが高校生では無理かと^^】   (2012/5/2 15:41:17)

坂井 優太 高2 ♂【相手役で入るか…そんなみかさんを好きな同級生かちょい上の大学生のどちらがいいかなぁと…(笑)】   (2012/5/2 15:43:19)

立花みか♀19大学生【申し訳ないのですが、ルーム情報をもう一度ご確認の上入室をお願いできますか?お名前の欄が若干間違っているかと^^;こちらのお部屋はしっかりと設定がありますので^^;その上で私のロルに絡めそうでしたら再度入室をお願い致します^^】   (2012/5/2 15:46:34)

坂井 優太 高2 ♂【あ…はい…ごめんなさい】   (2012/5/2 15:47:13)

おしらせ坂井 優太 高2 ♂さんが退室しました。  (2012/5/2 15:47:19)

立花みか♀19大学生(彼に真意を確かめることもできないまま、大好きな彼の前で上手く笑えなくなった。嫉妬に狂って壊れてしまいそうになったから防衛本能が働いたのだろうか、衝動的に携帯を解約した。新しい番号を受け取りその足で不動産屋に行き物件を決めて週末には引っ越した。親も友人も戸惑いながらも何も聞かず、好きなようにさせ手伝ってくれたのがただただ、ありがたかった。)【申し訳ありませんでした。】   (2012/5/2 15:47:55)

立花みか♀19大学生(引越した翌週末、彼の友人で私も教授のお祝いの席で出会って以来仲良くさせて頂いている先輩が家を訪ねて来た。突然のことに戸惑いながらも、家に上げ紅茶を淹れる。「あの、今日は?」たまに顔を合わすことはあるものの家に訪ねてきた事のない先輩にそう声をかけようとした時、彼が口を開いた。「あいつには、引越したこと伝えた?」…私は首を横に振る。「じゃあ、新しい番号は?」…同じように首を振れば彼は息をひとつ吐き出し「じゃあ、何で別れようと思ったの?」その問にもう一度緩く首を振った)分かり…ません。(思ったより弱々しい声になった。)でも、彼には多分、好きな人がいて…だから、私は邪魔かなって思って…(そこまで言ってもう一度首を振る)ううん。多分、彼にもう好きじゃないって言われるのが…いらないって言われるのが怖かったんだと思います。だから、聞くのが怖くて…でも、勝手に嫉妬してそんな自分が嫌いで…疲れちゃったんです。(先輩は真剣な表情で問う。「それ、あいつには言ったの?」また首を振れば盛大な溜息をつかれた。)   (2012/5/2 15:58:53)

立花みか♀19大学生(きっと泣きそうな顔をしていたんだろう、先輩は焦ったように「別に責めてる訳じゃないから」申し訳なさそうに言うと頭をがしがしとかいて…丁度、鳴った彼の携帯。私に一言断って彼がメールの返信をするのをぼんやりと眺めていれば、「まだ、あいつのこと好き?」不意に問われた言葉に私は迷わず首を縦に振っていた。)大好き…です。(瞳から大粒の涙が零れればその瞬間、彼に押し倒されていた。気を抜いていたからか背中と後頭部が硬い床に叩きつけられ目の前がチカチカする。覆いかぶさる先輩を唖然と見ていれば近づいてくる唇。嫌悪感を感じ顔を背けるとまた涙が零れた。)助けて――さんっ…(気が付けば彼の名前を呼ぶも重なる唇――その瞬間思った。あぁ、これできっと本当に大好きな彼とは一緒に居られなくなる。彼は浮気を許せるタイプじゃないから。絶望の中に少しの安堵を感じるも私に覆い被さっている先輩はそれ以上、何もして来なかった。大きな音と共に開かれたドア、じんじんと痛む後頭部。)――さん…(愛しい彼の焦った表情を見た途端、私の意識はそこで途絶えた。)   (2012/5/2 16:10:20)

立花みか♀19大学生【すみません。なんだか集中力が…そして迷子になり結末が思い浮かばないのでここで区切らせて下さい。お目汚し失礼しました。申し訳ありません。それでは、お部屋ありがとうございました。】   (2012/5/2 16:15:18)

おしらせ立花みか♀19大学生さんが退室しました。  (2012/5/2 16:15:32)

おしらせ遊佐慶吾♂2年さんが入室しました♪  (2012/5/2 22:51:42)

おしらせ遊佐慶吾♂2年さんが退室しました。  (2012/5/2 22:51:59)

おしらせ遊佐慶梧♂2年さんが入室しました♪  (2012/5/2 22:52:06)

遊佐慶梧♂2年(轟――。と高い天井が唸りを上げ、一瞬建物が揺れたかと思う程の豪雨が外壁を叩きつける、音。警報が発令された放課後。目の前には竹刀の先が揺れ、此方の切っ先が触れた瞬間、掛け声一つ――。)面――ッ!!(振り被った渾身の一撃。然し自分よりも背の低い相手は其れをいなすと身体を寄せて鍔を合わせる。)――…っく!(踏み込みは相手の方が強かった。体重も此方の方が上の筈なのに、完全に圧されてしまった。相手の反撃を喰らう前に、此方は後ろにステップを踏み距離を取れば、揺れる紺の袴の裾、滲む冷や汗。)   (2012/5/2 22:52:18)

遊佐慶梧♂2年(瞬間。竹刀の先が目にも留まらぬ速さで此方に迫る――。)面――ッ!(鋭さは鋭利の刃物の如く、無情にも此方のプライドすら打ち砕く技は――切り返し。追い続けてきた太刀筋、合わせる事を夢見て来た剣技は連続して此方の面を捉え、防具で護られた耳朶を強かに打った。)一本――!(審判の声が剣道場の広い空間に響き渡る。この痛みは然し苦痛では無い。自らの未熟さを思い知らせるもの――そう捉えていた。フローリングの床に膝を突いたが、直ぐに立ち上がり、数歩下がって礼をして、自らの場所に戻る。面を取り此方を打ち負かした相手を見れば、彼女も面を取り上気した顔を覗かせた。)   (2012/5/2 23:04:24)

遊佐慶梧♂2年(彼女が座る場所の隣にはいつも彼がいる。剣道部の主将である。だが此方は知っている。君は主将よりも凄いという事を。然し――此方はどうだ。彼女の太刀筋を追い求め此処まで来たが、未だその剣技は届く事は無い。それどころか軽やかさも、剛さも遠く及ばず、太刀筋は全て見切られているかのよう。今度は主将が立ち上がると彼女も面を再び被りそれに続く。稽古が始まり二人が剣先を合わせれば、柔らかくしなやかに舞う彼女の太刀をふわりと受け止める主将の竹刀――。)…――凄い。(ギリ、と奥歯を喰い締め身を乗り出し一挙一動足を見つめる視線は嫉妬に満ちて。何て事だ。彼女は僕になどちっとも本気では無かったのだ――。)   (2012/5/2 23:13:30)

遊佐慶梧♂2年(かつて彼女は言った。上手くなったね――と。でもそうじゃない。僕の求めているのはそんな言葉ではない。だが――僕は彼女の太刀筋をほんの少しでも理解していただろうか。かつて激情の赴く儘に打ち込む此方の太刀を評して主将は言った。君の技は簡単に読めてしまってつまらないね――と。確かにそう。今目の前で繰り広げられる応酬は――互いに互いの技を引き出す類のもの――。今繰り出している彼女の技、そして表情は、僕には決して見せた事のないもの――。)…――くッ…(遠く及ばない。僕が彼女の隣に座る日は決して来ることはない――。面を床に置き、二人から目を逸らすようにぎゅっと双眸を閉じた。)   (2012/5/2 23:22:22)

遊佐慶梧♂2年(その時、忘れていた耳朶の激痛に触れた冷たい感触。)怪我――してますよ。(近頃、僕の隣に座る様になった一人の少女。痛みに一瞬顔を顰めると彼女は言った――。)……貴方の太刀筋、好きですよ。この試合が終わったら、是非稽古を付けて下さい。(目を逸らした間に眼前の稽古は終わっていた。見れば彼女はまだ一年の女子。一年にしては中々の腕前だった筈――。)ああ、じゃ、始めようか。(面を被り、竹刀を手に取ると、稽古場の中央に歩を進めた。触れた竹刀の向こう、面から覗く瞳の輝きを見つめ、竹刀を打ち込んだ。)面――ッ!!   (2012/5/2 23:33:20)

おしらせ遊佐慶梧♂2年さんが退室しました。  (2012/5/2 23:33:46)

おしらせ新木孝之♂28会社員さんが入室しました♪  (2012/5/3 18:00:31)

新木孝之♂28会社員【こんばんは、ソロルにてお邪魔させていただきます。以前入ったキャラとは同姓同名同一人物の別人ということでお願いします】   (2012/5/3 18:01:11)

新木孝之♂28会社員『それじゃ今度の週末、付き合ってくださいね?』(彼女のそんな一言から迎えた「始まり」の日。自分より3年遅れて入社した後輩の女子社員を連れて歩くオフィス街。ある明確な目的があるとはいえ、なぜ自分が付き合わなければならないのか。不満を零しながら立ち並ぶ店を練り歩く。その一角に目を止める彼女をやや距離を置いて歩く自分の顔は、決して苦痛の表情だけではなかっただろう。仕事仲間としての関係を除いても、いい友人という距離感は、恋人である彼女とは違う付き合いやすさがあった)   (2012/5/3 18:01:29)

新木孝之♂28会社員(男物の服を興味津々に眺めている連れをよそに自身は自身の興味を引いた一角…アクセサリーの揃えられたディスプレイを眺める。これなんか合うかもしれない、そんなことを思いながら控えめながらも光沢を照り返す指輪の一つを手に取る。小さいながらも収められた宝石の奥に恋人との初めて出会った時の馴れ初めを思い出していた)覚えてるのかな…初めて会ったときのこと(彼女と会ったのは大学のOBとして学校を訪れた時のこと。同じ教授の門下として授業を受けていた彼女を見たのが初めてだった。一目ぼれだった)   (2012/5/3 18:02:28)

新木孝之♂28会社員(立場も年齢も違う彼女と接する機会があるわけもなく、唯一の接点である教授の祝いの席が用意されたと聞けば迷いもなく参加したもの。教授を祝う気持ちなど二の次三の次で見つけた彼女の隣に位置取ることができたのは、数少ないと分かっていた機会を無駄にできないと覚悟をしていたから。正直、かなり離れた年の差だけに彼女に受け入れられるか不安もあったが、話を続けていくにつれて彼女からの表情も豊かになればさらに好意を寄せていった。まだ成人にも満たないうちに彼女を抱いてしまったのは、抑えきれない想いの強さのせい。その時ばかりは教授に殺されるのも止む無し、などと思っていたか)   (2012/5/3 18:03:22)

新木孝之♂28会社員(ふと視線を後輩へと向ける。まだ服を決めかねているようであちらこちらと足を移している。確かに好みの女性はあそこにいる後輩のような、クールな女性だったはずだ。仕事のできる女性、そんなタイプが好きだなどと恋人にも打ち明けたことはあったはず。なのになぜ後輩ではなく恋人を選んだのだろうか。それが恋の成せる不思議なのではないだろうか。少なくとも、今一番大切に思っているのは恋人である彼女なのだ。理屈や論理立てて説明などできないが、彼女を一番大切に思っているのは自分で、自分を一番大事に思っているのは彼女だと、まったく疑っていなかった。)   (2012/5/3 18:04:16)

新木孝之♂28会社員(それからはまたいつも通り。そう、少なくとも自分ではいつも通りの恋人との日々を過ごしていたはずだった。どこかぼーっと意識を拡散させてしまう彼女を気にかけながらも、体調が悪い時もあると無理をさせないように気を遣ってきた。心配だと思いながらも休日にまで仕事に追われれば彼女の傍についてあげられない自分が恨めしかった。それでも忙しい時を乗り越えればまた彼女と共にいる時間を作ることができる、それだけを糧に日々の業務にも精を出すことができた。なのに、彼女は自分の前から姿を消した。)   (2012/5/3 18:05:34)

新木孝之♂28会社員(連絡先も繋がらず、居場所さえも変えた彼女の足取りを追うのは容易ではなかった。それでも自分を中心には動いていない世界は日々重なる仕事を減らすことはしてくれず、胸の内を彼女で満たすことで仕事は捗らず、積み重なる仕事は際限なくなる悪循環にハマりながらも、だからといって諦められるわけがない。数少ない、自分と彼女の共通した交友関係を当たり、それこそ執念一つで探し続ける日々が続いていた。その執着心がようやく一つの光明を手繰り寄せる。彼女の新たな住居を掴むことができれば何をおいてもその場所へと向かって行った。表札こそないものの、知らされたその場所、そのドアの奥に探し続けた彼女がいると思うとベルを鳴らす腕を自覚することもできなかった)   (2012/5/3 18:06:57)

新木孝之♂28会社員(ベルが鳴ったのか鳴らなかったのかも分からぬまま返事がない。数秒か数十秒か、そんなわずかの時すらも我慢することができない男はゆっくりとドアを開こうとすれば鍵のかかっていなかった扉が開いていく。その奥から掠れる声で自分の名を呼ぶ彼女の声が聞こえれば2人を隔てていた最後のドアを開け放つ。見知らぬ…いや、教授の祝賀会で見たことがある男が彼女に覆いかぶさっている光景を見れば言葉よりも先に手が出ていた。強引に引き離したあと、ゆっくりと意識を失っていく彼女を見下ろすと視線は再び男へと向いていた。殴りかかろうとする腕は彼女を支えていた。それが最後の理性を繋ぎとめていたのかもしれない)……っ(何も言わなかった。放つ言葉を見つけられないまま殺意を込めた眼光は見知らぬ男を射抜き、やがて部屋から出ていく様子を見送れば改めて意識を失った彼女に声をかける)――っ、しっかりしろ――っ   (2012/5/3 18:07:29)

新木孝之♂28会社員(呼吸は続けられ、胸元に耳を押し重ねれば脈も打ち続けている。襲われていたという事実よりも彼女が無事だったことにほっと胸をなでおろした。意識を失ったままの彼女を抱え上げベッドへと運び終わると、彼女の寝顔を見つめ続けていた。ようやく探し当てた宝物を、見つめ続けていたのだった。)ん…起きた…? 頭、痛くない? 吐き気とか平気?(自分の前から姿を消したことよりも、彼女の身の心配が先にきていた。言いたいことも、聞きたいことも山ほどあったのに。なによりも彼女が一番大切だから。それからの彼女は素直に自分と目を合わしてはくれない。離れたことを後悔した様子は見せるものの、再び声を交わすことを拒むように。そこでようやく、彼女がこんな行動に移った原因の日に思い至った。自分の同期の友人と結婚を迎えようという後輩の、友人への贈り物選びに付き合っていたあの日のことを。その時の自分の不用意さが、迂闊さが招いた結果だと気づかされれば彼女を責められるはずがなかった)   (2012/5/3 18:08:21)

新木孝之♂28会社員…ごめんな、すぐに来れなくて…(ベッドの上で僅かに体を起こした彼女を、ベッドを越えず手を繋ぐこともなく、項垂れたままの彼女にただ言葉を投げかけていく)俺は、――のことが今でも好きだよ。っていうか、他の子に目がいったことはないし…――も俺と同じ気持ちでいてくれるって、信じてたけど…言わないままでいたのも、不安になるよな…、ごめん…(会えない時間も彼女を思い続けたように、彼女も自分を思い続けてくれていると信じていた。その通り、彼女も思い続けてくれていたのだ。ただ、方向を間違えてしまっただけ…、その苦しみが、とても愛おしかった。それほどに彼女の心を縛りつけていることが幸せに感じていた)…俺は、ずっとそばにいるから…俺の傍は…――だけの場所だよ…(腕をベッドにかけ、ゆっくりと体を乗り出し表情を隠し続ける彼女の唇を奪っていく。求め続けた大切な人を自分のものにするために…)〆   (2012/5/3 18:09:25)

新木孝之♂28会社員【ここで〆とさせていただきます。ソロル返信ソロルということで…だいぶ長くなりましたがお邪魔いたしました】   (2012/5/3 18:10:13)

おしらせ新木孝之♂28会社員さんが退室しました。  (2012/5/3 18:10:19)

おしらせ国広彩加♀4幼稚園さんが入室しました♪  (2012/5/5 00:09:30)

国広彩加♀4幼稚園【おじゃましまーすっ】   (2012/5/5 00:09:58)

国広彩加♀4幼稚園(ーーおいで。…彩加、おいで。パパの声で真夜中に目を覚ます、お酒の匂い、煙草の匂い…。)パパ?…パパ?どこー?(寝ぼけ眼で探す影は物置に消えた。大好きなパパが呼んでいる…幼心に刻まれた記憶は物置から漏れる淡い光。小さな足の指がそっとママのサンダルを引っかけ外に向かう、そして少し大きな姉のお下がりのTシャツから覗く華奢な肩が物置の明かりに照らされれば、パパは笑いながら手招きする。その大きな手が猫毛を梳いて引き寄せ煙草の匂いの唇が細い首に押し付けられる。)パパあのねっ…今日幼稚園で…ね?お髭痛いよ…パパぁ?(今日幼稚園であった事、ママが最近すぐ怒る事…お姉ちゃんが従兄弟のお兄さんと押し入れの中に入って遊んでいる事…お喋りは止まらない。パパは相槌もうたずただ幼い出っ張ったお腹を舐め続ける…)   (2012/5/5 00:10:25)

国広彩加♀4幼稚園くすぐったいから、やぁだっ…(甲高い笑い声を上げて身体をよじれば、大きな手で細い手首を二本纏めて握りしめ…そして、肉付きの薄い太ももを太い指で抓る。ーーー痛くて泣く。大声で…大きな口で。そして急に熱い苦い何かが押し込まれる幼い口。優しく梳いた猫毛を鷲掴み…声も出ぬほど深く…深く…。ーー細い首が紫色に変色するまで吸われ、喉は焼けるように痛い。優しく抱きしめる大好きなパパ…)今日も、ママに内緒…なの?(きっと明日はママにぶたれる。ーー昔の記憶がいつまでも繰り返す夢。赤黒い痣が右太股に出来てから12年…夢から覚めれば痛みを求めて身体が疼く。歪んだ愛でも幸せだった…大声で泣けたあの日々。)   (2012/5/5 00:11:10)

国広彩加♀4幼稚園【ありがとぉございましたっ】   (2012/5/5 00:13:03)

おしらせ国広彩加♀4幼稚園さんが退室しました。  (2012/5/5 00:13:07)

おしらせマーク・ハミルトン♂18大さんが入室しました♪  (2012/5/5 11:25:37)

マーク・ハミルトン♂18大【お部屋お借りします】   (2012/5/5 11:26:35)

マーク・ハミルトン♂18大【ソロルです】   (2012/5/5 11:27:34)

マーク・ハミルトン♂18大(あれは去年のXmas直前の事だった。…冷たい雨が降りしきる放課後、君は僕の前に突然現れた。赤や黄青のイルミネーションが   (2012/5/5 11:27:45)

マーク・ハミルトン♂18大(あれは去年のXmas直前の事だった。…冷たい雨が降りしきる放課後、君は僕の前に突然現れた。赤や黄青のイルミネーションが輝く街路樹で傘も差さず困っていた僕に優しく声を掛けてくれて…)君、風邪引いちゃうよ?(と街路樹の下で俯いていれば顔を声のする方へと向けるとはにかみ顔を傾け傘を僕の方へと差し伸べてくれる彼女の姿があった。僕は戸惑いと恥ずかしさの為、最初言葉が出なかったが・・制服のリボンの色が先輩だとわかり除じょに硬くなった表情を柔らかくして差し伸べる傘に入り日本語で…)ありがとう・・僕、マーク・ハミルトンと申します。先輩だと思いますがお名前をお聞かせ頂けますか?   (2012/5/5 11:29:14)

マーク・ハミルトン♂18大2年生の‘マック‘君でしょ?確かアメリカからの留学生だよね?私は桜庭 由希 3年A組や・・よろしくな。君・・ホンマ綺麗な髪しとるんやな・・。ちょっと触らさせ―な。(と僕が答える前に金髪の髪を細い指先で撫で始めた。何故か拒否をする訳でも無く戸惑いながらも二人傘の下で優しく物珍しそうに僕の髪を撫でる彼女の横顔を見ていて‘恋‘に落ちてしまった。僕には絶対に忘れられない出来事になった。今は…僕は留学期間も終わり故郷に戻り彼女は大学に進学して行ったが・・・今でもメールだけは欠かせない・・・わたしの好きな人・・・由希ちゃん〆)   (2012/5/5 11:32:03)

マーク・ハミルトン♂18大【お邪魔いたしました。途中送信お眼汚し大変失礼しました。】   (2012/5/5 11:34:00)

おしらせマーク・ハミルトン♂18大さんが退室しました。  (2012/5/5 11:34:02)

おしらせ立花 みか♀17高2さんが入室しました♪  (2012/5/7 03:37:59)

立花 みか♀17高2【こんばんは?おはようございます?眠れないーwのでソロルでお邪魔します。】   (2012/5/7 03:38:32)

立花 みか♀17高2(放課後、そわそわしながら階段をのぼると、屋上へ続くドアをゆっくりと開く。快晴の空に眩しそうに目を細めながら、屋上へ出ると思いっきり空気を吸い込んだ。憧れの先輩を呼びだしたのは今日の朝…まだ彼が来ていないことをもう一度確認すれば、ほっと一息ついてフェンスの近くまで足を進め校庭を見下ろす。あの日と同じように皆、部活に励み遠くから掛け声や金属音が聞こえる。風になびく黒髪を人差し指で掬い耳にかけながら、彼と出会ったあの日。昨年の今日を思い出していた。)もう…1年かぁ。   (2012/5/7 03:44:02)

立花 みか♀17高2(始まりは単純だったと思う。大好きな両親を喜ばせたい。褒めてもらいたい。そんな気持ちが私を突き動かしていた。結果はすぐについてきた。いつでも成績は良かったし、生徒会も立派に務めた。周りから褒められ尊敬された。――高校に入ってからは、人目を引く外見に加え、流行にも敏感だったからか女の子のグループの中心にいた。周りにはいつも人がいて羨望の眼差しを向けられた。けれど、それと代償に大きなものを失った。――周りは私を羨ましがる…みかちゃんならできそうだよね。みかちゃんはなんでもできていいね。そんなはずはない。裏では必死に努力してる。早起きして勉強して予習復習は欠かさない。通学途中は携帯で流行ものをチェックしつつ授業が終わり放課後には習い事をはしごする。そんな生活をずっと送ってきた。休日には料理をはじめとして自分の気になったものをやってみる。体型を維持するため毎日、適度な運動と食事に気を配る。努力もしないでなんでもできる完璧な人間なんて天才以外にはいないだろう。そして自分が天才ではないことも自覚していた。私は天才なんかじゃない…ただ、人に嫌われたくない…人の期待を裏切れない臆病者の努力家だ。)   (2012/5/7 03:55:29)

立花 みか♀17高2(周りにはそれを理解してもらえない。当然だろう、私は後戻りすることもそれを伝えることもできないまま、周囲の期待に応え、周囲の求める人物を装うために努力を続けた。そんな生活をしていれば、どんどん苦しくなり、心はがんじがらめになっていく。最初は好奇心のまま進んでしていた努力が何のためにしたいのかわからなくなり、自分が分からなくなる。自分は何がしたいのか…次第に努力することが無駄に思えて全てを投げ出したくなった時、私は屋上へと向かった。屋上へ続く扉を勢いよく開け屋上へと出たところで蹲る。冷たいドアを背もたれに座り込めば)私は…わたしはっ…(気付いたら泣いていた。子供のように大粒の涙をぼたぼたと垂らして、それを拭うこともせずにわんわんと泣いた。涙も引いてぐずぐず鼻をならしていれば、ふと目の前に影ができて…不思議な気持ちで顔を上げれば知らない男子生徒がきまずそうに立っていた。)   (2012/5/7 04:03:37)

立花 みか♀17高2(「ごめんな…帰るまで待ってようと思ったんだけど…どうしても用事があって…」申し訳なさそうに眉毛をさげながら言う先輩を見上げながらも、呆けていれば、頭は勝手に回転を始め状況を理解する。)すっ…すみません。私がここにいたから…(勢いよく立ち上がると階段に続くドアから離れ頭を下げた。きっと彼は屋上に先にいたのだろう。急に私が出てきて泣き出したからそれもドアを塞いだ状態で…帰るタイミングを逃した彼は私が立ち去るのをずっと待っていてくれたのかもしれない。)本当に…ごめんなさい。(頭をあげず…恥ずかしくて上げれらない私の頭を優しくぽんぽんと撫で、私の手にブルーのハンカチを握らせると彼は静かに屋上を後にした。それから辛いことがあると屋上に来るようになった。いつも彼が居たから…いつもまとまりのない、時には涙交じりの話を何も言わずに聞いてくれた。それでも最後は私の心を掬いあげてくれるような言葉をくれる。とりとめのない話でも、しょうもない話でも、私が辛そうに話せば辛そうな顔をして、楽しそうに話せば楽しそうに聞いてくれた。そんな先輩を好きになるのは当然で、いつからか彼に会いに屋上へ通うようになった。)   (2012/5/7 04:13:34)

立花 みか♀17高2(後ろからふと名前を呼ばれれば、意識が戻ってくる。何度も聞いたその声に思わず緩む頬を抑えながら振り向けば、大好きな彼が立っていた。その顔はまた何があったのかと心配するような表情を僅かに滲ませていて、その表情に心が温かくなる。私は緩く首を振り何もないことを伝えると彼に一歩近づいた。彼の正面に立ち背の高い彼を見上げる。私を後押しするように春の香りのする少し強い風が吹き、髪をスカートを揺らした。私はもう一度、人差し指で髪を耳にかけながら彼にもう一歩近づいて)先輩、いつも気遣ってくれてありがとうございます。そして…そんな先輩のことが大好きです。(少し緊張気味に伝えた言葉は、快晴の空に溶けて行った。)   (2012/5/7 04:21:50)

立花 みか♀17高2【うーん。やっぱりうまく〆られず…お部屋ありがとうございました。】   (2012/5/7 04:22:22)

おしらせ立花 みか♀17高2さんが退室しました。  (2012/5/7 04:22:26)

おしらせ遊佐慶梧♂2年さんが入室しました♪  (2012/5/8 23:10:54)

遊佐慶梧♂2年(真っ青な青空に無数の風船が浮かぶ。昼下がりの広い公園、僕もボランティアから風船を一つ貰った。)……風船、懐かしいね。(呟くと、そっと結んだ赤い紐を引いた。ふわり、風船は笑うように揺れる。そんな風船に君の顔を浮かべて、消した。)   (2012/5/8 23:11:07)

遊佐慶梧♂2年(公園の中を歩けば風船はついてくる。まるであの頃のように、ふわふわ浮かぶ君は何処かへ飛んで行きそうで怖かった。引いてから、手を離す。風船は揺れて空へ飛んで行きそうになるけど、また紐を掴めば至極安心。そんな遊びの繰り返し、程良い距離感。)いつも君は其処にいて、僕を見ていてくれたような気がしたんだ。(ふと笑い、どこか清々しいように。)   (2012/5/8 23:14:38)

遊佐慶梧♂2年……あ。(また手を離したら、紐には手が届かなかった。ふわふわと浮かんで空高く舞い上がってゆく風船は、もう一つの風船と紐をほつれさせて、まるで恋人同士のように仲睦まじく見え、心が痛くなった。)……もう届かないんだね、君には。(そう。飛んでゆく君はとても嬉しそうに見えたんだよ――。)   (2012/5/8 23:18:00)

遊佐慶梧♂2年手を離さなければ良かったのかな。でも、萎んでしまうほうが怖かったんだ――。(呟く言葉はまるで言い訳のように。すると僕の手に温かな指が触れた。細い…真っ白な指――。)風船ばかり見てないで、こっち見てよ。ね?(彼女の言葉に、そうだね、と返すと、いつまでもいつまでも…風船を見上げていた。そして風船は――君の面影の記憶のように遠く、空の彼方へと消えた。とある歌からヒントを得た小さなロール。〆)   (2012/5/8 23:22:52)

おしらせ遊佐慶梧♂2年さんが退室しました。  (2012/5/8 23:23:14)

おしらせ東雲達也♂68さんが入室しました♪  (2012/5/9 16:22:00)

東雲達也♂68【ソロルです。お部屋お借りいたします。礼】   (2012/5/9 16:23:10)

東雲達也♂68(…あれはもう何十年前の事だっただろうか?今やウェーブ掛った髪も‘白髪‘になり皺も顔中を覆い顎や口にシルバーのひげを蓄え夕凪が漂うクルーザーで独り夕陽を見つめ昔の事を思い出した。…あれは高校最後の夏だった・・。あの頃・・私は一人の女子高生と出会い付き合っていた。それと同時にわたしが生涯仕事としていた。アクセサリーデザイナーに出会うきっかけの‘師‘に出会ったのもこの頃だった。わたしは彼女が好きで好きでたまらなかったのだろう。デザイナーのアルバイトをサボり良く‘師‘に怒られたのもその頃だったと記憶している。要するに彼女に夢中になっていた…)   (2012/5/9 16:37:54)

東雲達也♂68(口元を緩め顎の白髭を指先で撫で上げつつ水平線に落ち行く夕陽をあの頃と同じように笑みを浮かべて見つめていて…わたしはある時気が付いてしまったので或る。夏の暑い日だった・・。二人ベッドの中で戯れて愛し合った時ふっ…と思った。彼女を抱きしめ二人絶頂に届き天国のドアを二人開け放った時・・俺はこの先彼女を幸せに出来るのだろうかと?…彼女の汗でおでこに張り付いた茶髪の髪を笑みを浮かべて撫で上げて白い乳房を片手で揉み上げていた。彼女はその時、恍惚とした表情を浮かべて俺にこう言ったと思う…)は…離さないで…離しちゃい…嫌・・・。(その言葉を聞き(膣内)で射精したモノを彼女からゆっくりと引き抜き二人ベッドの上で抱き合った熱い夏の日…あれがわたしが覚えている彼女を抱きあったのが最後の日だっただろう。それからと言えばわたしは今の仕事の土台となるアクセサリーデザインのアルバイトをして彼女に連絡もしない日々が続きわたしは20歳になり帰国する事となってしまった。今、思えば彼女には悪い事をしてしまった気がして悔やんでも悔やみきれない・・・。)   (2012/5/9 17:03:00)

東雲達也♂68(わたしは彼女への思いばかりか自分の思いを偽り逃げてしまった   (2012/5/9 17:04:20)

東雲達也♂68(わたしは彼女の思いばかりか自分の思いさえ偽りその場から逃げてしまった…のだから、彼女があれから他の男と出会い普通に結婚して家庭を気づいている事だけを願うばかりだ。…わたしは有名な或る音楽アーティストとに出会い彼女の下で仕事をさせて貰い人並みに結婚をして人並みに‘幸せ‘である。・・何気なく白髪のウェーブ掛った髪を止めた傷だらけになった‘黒ラメのカチューシャ‘を取りはづして見つめて見れば瞼からは大粒の涙を頬に伝わせて…あぁ~このカチューシャ・・わたしの好きだった愛由美が初めてわたしにくれたプレゼント・・手と体を振わせデッキに立ち上がれば涙を腕で拭き取り…I have loved you forever ... I will not forget the future.と呟いたのであった。〆)   (2012/5/9 17:21:30)

東雲達也♂68【途中送信すみませんでした。お邪魔いたしました。U^エ^Ub  礼 】   (2012/5/9 17:23:10)

おしらせ東雲達也♂68さんが退室しました。  (2012/5/9 17:23:14)

おしらせ坂梨 睦♂30さんが入室しました♪  (2012/5/11 09:59:41)

おしらせ椿野湊♀24薬剤師さんが入室しました♪  (2012/5/11 09:59:56)

おしらせ坂梨 睦♂30さんが退室しました。  (2012/5/11 10:00:15)

おしらせ坂梨 睦♂30調律師さんが入室しました♪  (2012/5/11 10:00:49)

坂梨 睦♂30調律師【ごめん。お邪魔します。】   (2012/5/11 10:01:24)

椿野湊♀24薬剤師【こんにちは、お部屋借ります。】   (2012/5/11 10:01:48)

坂梨 睦♂30調律師(眠ってしまっていた。彼女と居る安心感。同じ空間に居て同じ空気を吸っていると…眠くなる。出会った頃は一緒にいることが嬉しすぎて眠るのが勿体無いと思ったりしたけれども。それは悪いことじゃないだろう。自分では知らない自分の寝息――。今は確か、右を下にして横向きになっていると思う。寝ているからわからない。ベッドに入った時の格好は、ありふれたパジャマ。横を向いているのであれば、だいぶ伸びた前髪が頬に掛かっているかもしれない。)……ここ、どこだっけ? (そしてこれは寝言。ね、寝言に返事しちゃいけないって知ってた…? 彼女の部屋で過ごす休日前の夜。)   (2012/5/11 10:01:56)

椿野湊♀24薬剤師(隣で寝息を立て始めた彼の顔を覗きこみ、頬にかかった髪の毛を指先で梳く。いつからだろう、こうして彼の寝顔を観察するようになったのは…。隣で眠っていてくれる事が嬉しい。綻ぶ唇は彼の頬に僅かに触れた。)髪伸びたね…。(寝言に、笑いを堪えながら答えようかどうしようか迷う。此処だよ…私の隣。ねぇ、知ってる?私が一番安心する場所は、貴方の隣だって事。彼の左手を辿り背中に顔を摺り寄せて、指先は彼の手首を撫でる。そして脚は彼の脹脛の間に入れ込んで。ぴったんこ…こうして眠るのが好き。鼓動…トクントクン…。)   (2012/5/11 10:02:06)

坂梨 睦♂30調律師(寝返りを打ったみたい。どうやら時々なってしまう半端なうつ伏せ。両腕を下げたうつ伏せ。何かの映画で誰かがこんな寝相をしていた。顔だけは横を向いているらしいので、きっとかなり変。脚は片方が変に曲がっている。すぐに苦しくなるのでもう一度寝返りを打つらしい。今度は仰向け。仰向けになって安定すると夢を見る。どこかの路地でお気に入りの初夏めいたワンピースを着た彼女が大きく手を振っている夢。――は、やーくっ!そう言っているよう見える。)ちょっと待ってよ。(だから次の寝言はこれだったらしい。)   (2012/5/11 10:02:18)

椿野湊♀24薬剤師(何度目かの寝返りを見届け、同じ寝相を繰り返している事に気がつく。――次は、仰向けでしょ?知ってるんだから…。何度も隣で眠るうちに、分かってくる癖。なんだかソレがかけがえの無いものに感じる。彼を起さないようにこっそり布団から抜け出る。聞こえた寝言に振り返れば、気持ち良さそうに寝てる彼、幸せを感じる小さな出来事。ミネラルウォーターのペットボトル。一口飲みベットサイドに置いた…)ねぇ、誰とデート?(楽しそうににやけた彼の唇に屈みこんで起さない程度のキス。そして、ちょっと嫉妬。そして彼の温もりの布団にもぐりこめば、今度は腕を絡ませて肩に眉間を摺り寄せて眠る…。落ちる夢…。大きな大きな…。)おっき…ちょっと、凄いっ…おっきいー…。(寝言ははっきりと。)   (2012/5/11 10:02:45)

坂梨 睦♂30調律師(瞬きを繰り返して目が覚めた。寝息が聞こえ寝顔が見えた。いつからだろう、こうして彼女の寝顔を観察するようになったのは…。大好きな瞳。閉じている瞼が震えて、堪らなくいとおしくなる。指先でなぞるのは眉。夢は思い出せなかった。彼女の寝息に自分の呼吸を合わせてみる。吐いて吸って、吐いて吸って…。え…? なんだよ、その寝言。笑いを堪えて、そおっと半身を起こした。それから絡まる足もそおっと外して…。トイレから戻ると、さっきとまったく同じ姿勢になる。腕を器用に入れて、足も脹脛で挟み直す。)知ってる?ちょっと幸せ(微かに開いた唇が好き。端に唇で触れる。)   (2012/5/11 10:03:16)

椿野湊♀24薬剤師(大きなお煎餅が目の前に…固くて食べられない。大好きなお煎餅…)固いよぉ…んー、食べられにゃい…(腕の中にあるはずの彼の腕をぎゅっと抱きしめて、幸せそうににへらと笑う。彼の匂い…すぐ傍にあるのが分かると安心したように寝息を立てる。次の寝相は…彼の胸に顔を乗っけて、抱き枕状態…何故か朝起きるとこうなっている。苦しくないの…?ねぇ、だっこ。っていつもおねだりするのが好き。大きなお煎餅が彼の顔に変われば、満面の笑みが零れる。夢でだから本当はどうかしらない…寝言。)ねー…すきー?(口癖の寝言が一番恥ずかしいかもしれない。)   (2012/5/11 10:03:30)

坂梨 睦♂30調律師(そんなことだろうと思った。頭の上に額をつける。乾いた髪の匂い。背中には微かに彼女自身の香り。次の寝言は何度も聞いたことがある。頭を抱きしめて、呼吸をまた合わせると静かに眠りに落ちたらしい。――――目が覚めると、彼女の瞳が真っ直ぐにこちらを向いていた。鼻をつけたキスをすると、涙が、出そうになる。悲しくない涙。――傍に居る事。大好きになった人が傍に居てくれる事。)おはよ…。ねえ、笑ってたよ…。(そんなふうに…好きな人に告げる朝。)   (2012/5/11 10:03:53)

椿野湊♀24薬剤師(目が覚めたのは彼の胸の上…静かに寝息を立てる彼の顔をじっと見つめる。早く起きて?と催促するのは指先…彼の鼻をちょんと触って丸い目を向けた――今日が始まる時一番に見て欲しい。今日が終わる最後まで見て欲しい。当たり前の朝…笑顔で答える)おっきいお煎餅の夢…ねぇ、大好き。(恋が始まる最初から、二人の時間の最後まで…)   (2012/5/11 10:03:58)

坂梨 睦♂30調律師【お部屋ありがとうございます】   (2012/5/11 10:04:28)

椿野湊♀24薬剤師【貼り逃げします。ありがとうございましたー。】   (2012/5/11 10:04:32)

おしらせ椿野湊♀24薬剤師さんが退室しました。  (2012/5/11 10:04:40)

おしらせ坂梨 睦♂30調律師さんが退室しました。  (2012/5/11 10:04:52)

おしらせ新木孝之♂27会社員さんが入室しました♪  (2012/5/11 11:00:39)

新木孝之♂27会社員【こんにちは、ソロルにてお邪魔させていただきます】   (2012/5/11 11:00:51)

新木孝之♂27会社員(彼女が実家に戻ってから2日が経つ。ケンカをしたとか、別れを切り出されたとかではない。彼女なりの親孝行から、2泊3日の旅行に出かけているのだ。そんな家族水入らずに割り込めるほどの勇気なければ空気を読めないわけでもない俺は、彼女と共にいることが当たり前になっている部屋の真ん中で、ぼーっとしていた。瞼を閉じるわけでもなく、携帯を弄るわけでもなく、ゲームをするわけでもなく、テレビを見ているわけでもなく。ただ、ぼーっとしていた)   (2012/5/11 11:02:13)

新木孝之♂27会社員(家の仕事は片付け終わっていた。彼女からのメールが届かないということは、今頃は家族と楽しく過ごしているんだろう。寂しさを感じるよりも、彼女が楽しそうにしているのであればそれが嬉しかった。自分の暇を持て余し続ける時間を遮るように起き上がり、机に向かって座り直す。目の前に置かれたパソコンに電源を入れれば、じきに灯りを灯したディスプレイが自分の情けない顔をかき消すように点り、1つのファイルを開いていく)   (2012/5/11 11:03:38)

新木孝之♂27会社員(個人的な手記…いわゆる日記として使っているテキストファイルだ。日常で起こったこと、仕事のこと、趣味のこと、そして当然彼女のことについても書き綴られた日記。書き始めて4年は経つだろうか。彼女と出会ってからは彼女について書いている割合が多くなっているのが妙に可笑しくて、見返しながら笑ってしまった。彼女について思ったこともあれば、彼女とした行為についても残されたそれは、淫らな記憶を思い起こさせ、下腹部に猛りを増していく)   (2012/5/11 11:05:01)

新木孝之♂27会社員(気づけばズボンを下ろし、ペニスを握り締めていた。先端から零れる潤滑油を塗り広げるように親指が先頭へと伸び、亀頭へ、カリへとぬめりを広げながら、はちきれそうになるペニスは彼女の肌に吸い付く感触を思い出しながら扱かれ続ける。そのたびに溢れるカウパーが再びペニスへと塗り広げられて、その繰り返しだった。掴んだ右手にも潤滑油が広がり、耳の奥では乳首に吸い付いたときの声が、根元まで突き刺したときの喘ぎが、鮮明に蘇っている)   (2012/5/11 11:06:14)

新木孝之♂27会社員(『いやぁ…もっ…いっちゃう…』自分の腕の中で限界を告げる声を耳にしながら、ペニスから鋭く放たれた精液が白い柔紙に受け止められる。精液とも、カウパーとも違う、透明な液の中でドロリとした白濁を零れ落ちぬように受け止めながら、息を乱したまま自慰で達した肉棒を見下ろす。新たな柔紙でペニスと手を拭きながら脇に置いていた携帯に視線を移す。まだ、メールの到着を告げる光は灯っていなかった…)   (2012/5/11 11:07:20)

新木孝之♂27会社員【これにて〆させていただきます。お部屋ありがとうございました】   (2012/5/11 11:08:04)

おしらせ新木孝之♂27会社員さんが退室しました。  (2012/5/11 11:08:22)

おしらせ野口愛由美♀2年さんが入室しました♪  (2012/5/13 10:02:53)

野口愛由美♀2年((ソロロールのみです。お部屋をお借りします。))   (2012/5/13 10:03:29)

野口愛由美♀2年(午後の授業が済むと心地よい午後の日差しに誘われてクラスメートの女の子と自転車を押しながらよく学校帰り立ち寄る公園へやって来る。他愛のない話をしながらブランコに腰を下ろすとミニの裾から伸びた脚で地面を軽く蹴りブランコを揺らしながら、ポケットから携帯を取り出すと彼からのメールの受信が無いかチェックするが今日もなくじ~と携帯画面を見つめてると横のブランコで大きく揺らしていたクラスメイトが…”愛由美、彼から今日も連絡ないの?”…中学、高校からの遊び仲間の彼女がいつものように心配そうに尋ねてくるのを精一杯の笑顔で、…”あはっ、うち嫌われちゃったかな?”…心にも無いことを答えると携帯を閉じポケットに仕舞うと、きっとアクセサリのバイトが忙しくて連絡出来ないんだと言い聞かせるように彼女のブランコに負けないように揺らす。・・・)   (2012/5/13 10:06:47)

野口愛由美♀2年(向かいのベッチで昼休みをしてるサラリーマン風のおじさん二人がこちらを見て笑いながら指を差すのもかまわずブランコを漕ぎ…”もう彼も3年生で勉強も忙しくなるだろうしアクセサリのバイトもあるしね、いつまでもうちのことに構っていられないよね”…クラスメイトの彼女に問いかけると…”愛由美がいつまでも連絡を待ってるような態度を見せてると離れちゃうよ。きっと愛由美のことが大事だから連絡しないんだよぉ”…思いがけないような彼女の返事に漕ぐのを止め彼女を見つめると…”彼も中途半端に交際を続けるのが辛いんだよぉ、あはっ、愛由美は一途なとこがあるからさ~”…)   (2012/5/13 10:09:05)

野口愛由美♀2年(ジャングルジムで遊ぶ彼女を見つめてると、最後に逢った日の彼のものを体奥深くまで受け入れ意識が薄れる愛由美の顔を、笑顔で見下ろし見つめる彼の笑顔が脳裏に蘇り、いつもと違う彼の笑顔が眩しかったような気がする。ジャングルジムで遊ぶ彼女の言うように、まだまだ愛由美は自由なんだよと言う彼の優しさかも知れない。彼女に気づかれないように涙を拭きジャングルジムに近づき…"パンツ丸見え”…彼女を追うようにジムに脚を掛け追う。)   (2012/5/13 10:13:17)

野口愛由美♀2年((お部屋ありがとうございました。))   (2012/5/13 10:16:06)

おしらせ野口愛由美♀2年さんが退室しました。  (2012/5/13 10:16:12)

おしらせジョン♂26大学研究員さんが入室しました♪  (2012/5/14 12:42:15)

ジョン♂26大学研究員【お邪魔致します。人待ちです。】   (2012/5/14 12:44:37)

おしらせコゼット♀325幽霊さんが入室しました♪  (2012/5/14 12:44:59)

コゼット♀325幽霊【こんにちは、お待たせしました。宜しくお願いします。】   (2012/5/14 12:46:08)

ジョン♂26大学研究員(大叔母の依頼で、この古城に残されている膨大な調度品や美術品のリスト作りに取り掛かったのはひと月前。400年程前に立てられた湖畔の古城。この地を治めていた領主は自分の先祖であることは知っていたが、実際に訪れたのは初めてだった。大型の家具やタペストリーから始めたリストアップはいま絵画になっていた。肖像画は歴代の領主とその家族に及び100枚を下らない。その絵は子供の寝室と思われる部屋に掲げられていた。当時流行ってらしいドレス姿。椅子に座った女性は20を過ぎた頃だろうか。大叔母にどこか似ている。それに魅了されてからこの部屋で寝起きするようにしていた。異変に気付いたのもこの部屋で寝起きするようになってからだ。眼鏡を外し、就寝前にきょうの分を纏めようと机に座るとノートを拡げてスタンドを付けた。)   (2012/5/14 12:46:34)

コゼット♀325幽霊(300年前のある晩、眠りについて目が覚めなかった自分。この世に対する未練があったのか無かったのかも、もう分からないまま屋敷の中を彷徨うこと数百年。薄汚れて埃まみれの調度品の隙間を縫うようにして一月前から通う場所があった。)ジョン…来たわ、私よ。コゼット…(生きてる頃に好きだった人にそっくりな彼は毎晩遅くまで作業を続けている、纏わり着くように飛び回り存在をアピールしても僅かに風を起す事も出来なかった。小さなスタンドに灯る灯りに手をかざすと、灯りが揺れるのを発見したのはつい最近の事。といっても、何日とか何曜日とかもとっくに忘れてしまったけれど。彼の首に手を回し、見えないのを良い事に目の前に顔を近づけてキスの真似事。恥ずかしすぎて、顔を隠して飛び去り彼には見えないにも関わらず、調度品の陰から熱い視線を送っていた。)気がついて…此処にいるの。(そんな矢先のスタンドの悪戯。)   (2012/5/14 13:01:53)

ジョン♂26大学研究員(来た…。数日前から始まった異変。電気は通っている。古風な電気スタンドの灯りが揺れるのは決まってこの時間。何故か怖くはなかった。まるでこの部屋を訪ねてくるお客のようであり。リズムを取るような灯りの揺れに仕事が進む。ぽきっと折れる鉛筆の芯。なぜか筆記用具は鉛筆。万年筆やボールペンが苦手だった。机の上を見渡したがどうしてだろう、いつも用意してあるダース単位の鉛筆が一本もない。なにげなく、机の抽斗を開ける。そこに鉛筆があるはずもないのに。代わりに見つけたのは、小さな黒板と一本のチョーク。昔はこれで勉強していたという知識はあった。勿論リストアップに使えるはずもないのだが、抽斗から引っ張る出すと、親指ほどの長さのチョークで文字を書いてみた。そういえば、肖像画の女性、なんという名前なのだろうか。絵の下になにやらサインはあるのだが掠れて読めない。なので黒板に書いた文字は…君の名前は?だった。)   (2012/5/14 13:09:15)

コゼット♀325幽霊(幼い時に使っていた黒板が引き出しから顔を覗かせれば目が輝く。光を失ってから何百年も経っているけども心だけはいつまでも生き生きとしていた。黒板の質問に答えたいと掴めないと知りつつ手を伸ばしたチョークが少しだけ転がった。)懐かしい…お勉強したわ、これで…え…もしかしてっ…!(精神を集中させて、ゆっくりと透き通る指先で抓んでみれば何も感じなかった指先に物の感触が伝わってきた…黒板の端に小さく書いたのは自分の名前…――W.Cosette 自分の存在を分かって貰える手段が出来た喜びについ手に力が入り、乾いた音でチョークが折れた。転がるチョークを胸に抱くようにして彼の前に浮遊するとドレスのスカートをふわりと揺らして、頭を下げた。彼の目には見えなくても、気がついてもらえただけで天にも昇る気持ちだったのだ)   (2012/5/14 13:19:38)

ジョン♂26大学研究員(喉が鳴った。黒板の脇に置いた筈のチョークが立ち上がって文字を書いた。コゼット…。コゼット。記憶にある名前。慌てて…リストアップのために用意していた家計図をカバンから引っ張り出す。――あった。W.Cosette。ほぼ300年前に亡くなったこの領主の娘の名前だ。ユーレイ?やはり怖くはなかった。寧ろ、わくわくする。そこでようやくチョークがまだ宙に浮いていることに気付いた。)コゼット?君はコゼットなんだね? (声に出しながら、宙に浮いたチョークを掴むと、John.f.W と、黒板に書いた。)僕はジョンっていうんだ。えっと、大学で考古学を勉強している。いま、26歳。(勝手にしゃべってみる。文字を書いてくれているのならこ近くにいるはずと、キョロキョロあたりを見回し両手で宙をなぞってみる。)   (2012/5/14 13:27:49)

コゼット♀325幽霊(300年ぶりの会話は楽しかった…彼が出した家系図を見ると物凄い年月この館で浮いていた事になる。幼い時に聞いた死んだら天国に行くという話は大人が考えた御伽噺なんだろう。それならそれで、ずっとこの若い姿のまま彼の傍に居るのも悪くない)――名前しってる。ちょっと、そこはお尻よ…(両手で宙をなぞる彼の手は丁度お尻にあたる部分をなぞっていた。それを指摘すると、彼の右手を握り締めるようにしてチョークを移動させる。)――今、手を握ってるの分かる?(チョークを握らせるようにして、彼の温かいだろう手に透けた手を合わせて。何も感じない事に悲しそうに俯いた。所詮、幽霊…心だけは少女の様に生きて、そして恋をする。黒板はあっという間に会話で埋まっていた)   (2012/5/14 13:36:41)

ジョン♂26大学研究員(そんな風に幽霊になったコゼットの会話は毎晩続いた。彼女がこの城でどう暮らしてどう考えてどうして死んでしまったのか。彼女のことで知らない事が無いぐらいになっていた。自分も話せるすべてのことを語った。何が好きで、何が苦手なのか。それから城の事も話した。大叔母はこの城をホテルに改装する計画だ。古城を維持する経費は大変だ。気がつくと、チョークは持てない程の長さになっていた。だが代わりのチョークが見つからない。日中、すこし離れたところにある文房具店でチョークを買った。いつもの時間に、それを用意して彼女を待った。)今日、新しいチョーク買って来たよ。それで、コゼットの好きになった人ってほんに僕に似てるの? (そう尋ねて黒板の返事を待った。)   (2012/5/14 13:44:04)

コゼット♀325幽霊(新しいチョークが転がる黒板にいつも通り指を伸ばし、答えを書こうとチョークに指を伸ばした。一瞬止まる指…いつもとは違う。掴めないチョークが動かないまま、そこにあった。何度試しても掴めない其、悲しげに短くなったチョークで黒板に書いた)そのチョークは書けないみたい。私、このチョークだけしか持てない…。(悲しいリミットはあと1センチのチョーク一本。どれくらいの時間だろう…大事そうにそれを転がしながら、黒板にまた一言書いた。)好きだった人に似てるんじゃなくて、私、ジョンが好きよ…。(僅かな時間会話しただけでその優しさが伝わってくる。好きと書いた瞬間、身体が薄さを増した気がした)   (2012/5/14 13:50:23)

ジョン♂26大学研究員(息が止まりそうになった。好きになっていた。妄想といわれようが幻覚といわれようが、僕はこのコゼットという女性を好きになっていた。小指の爪ほどになったチョークが書いた言葉。)僕も…好きだよ。(切なさはそれだけしか言えなくしていた。ふっと思い出した。最初の夜に彼女が折ったチョーク。机の下にそれは転がっていた。まだ2センチぐらいはある。それを彼女に渡すために宙に差し上げながら…。)唇はここ? (と訊きて、顔をゆっくりと何もない宙に近づけていく。両腕を広げて…)   (2012/5/14 13:54:58)

コゼット♀325幽霊(差し出された折れた片割れを唇の位置まで持ってゆくと、彼の腕の中に飛び込むようにしてそっと唇を合わせた合わせる――…私はここ。此処に居るの。伝えきれない思いを吐き出すように走るチョークはあっという間にその姿を白い粉に変えてゆく。必要な言葉だけ残された黒板に書かれた言葉は残っていた未練だろうか。)――ジョン、好き。私はずっと此処にいる。天国になんか行かなくても、ずっと此処に…貴方の傍に居たい。(一晩かけて語り合った二人の軌跡がスタンドライトの灯りを揺らしていた)   (2012/5/14 14:01:26)

ジョン♂26大学研究員(チョークの粉を掻き集めた。もうすぐ夜明け。彼女が黒板に書いてくれるのに合わせて、僕は彼女を抱いた。髪を撫で頬を撫でて…身体を合わせた。腕枕をする頃には浅い眠りについていたかもしれない。だが、彼女の存在はしっかり確かめることができたと思っていた。掻き集めたチョークの粉は、小さなお皿にわずかに残っている。)ずっと、居て。コゼット…僕の傍に居て。(厚いカーテンから、僅かに朝の陽射しが差し込もうとしていた。君はまだ、僕の腕の中にいる?それは声に成らなかった。自分の指に残ったチョークの粉で黒板に文字を書いた。)愛してる…。   (2012/5/14 14:06:54)

コゼット♀325幽霊(朝陽と共に薄くなる身体、カーテンの隙間から差し込む光に手をかざして、それから彼の寝顔を覗き込んだ。小さなお皿に残った粉で黒板に、恐らく最後になるだろうメッセージを書き込む。)―― ジョン、愛してるわ。どんな事があってもずっと貴方を愛している。もう、チョークの粉が無いのか、指先が消えてしまったのか分からない…。愛してる、貴方を永遠に。(粉が無くなると同時に朝陽に溶けたコゼット。腕の中から金色の光になって消えていく。その表情はもう誰にも見えないけれど、穏やかなはずで。)   (2012/5/14 14:11:53)

おしらせコゼット♀325幽霊さんが退室しました。  (2012/5/14 14:13:21)

ジョン♂26大学研究員(黒板に最後に書かれた文の上を指でなぞった。消えていくチョークの粉の分だけ書かれた文。――僕も愛してる。ともう一度囁いた。腕の中にいる筈の彼女に。……呼び鈴で目を覚ます。あれから一時間程、眠ってしまったらしい。身支度をして階下に降りる。重い扉をあけると、見知った女性が立っていた。大学で助手を務めてくれている女性。ようやく約束を思い出す。休日になったらリストアップの手伝いに来てくれる予定だった助手。彼女にこの一ヶ月半余りの出来事を話すべきかどうか迷いながら、……笑われるに決まってるとひとりで笑ってしまった。)やぁ、いらっしゃい。   (2012/5/14 14:19:45)

おしらせニコル♀25大学研究員さんが入室しました♪  (2012/5/14 14:20:19)

ニコル♀25大学研究員(ちょっとした休日を利用した手伝いのつもりが大荷物になってしまい、両手が塞がったまま笑顔を向けた。)リストアップは進んでる?まさか、女の子なんて連れ込んで無いでしょうね?(金色の髪が光を反射して、どこか物憂げな彼を見つめた。通された部屋の机の上、黒板の甘い文章を見て。からかおうとして、振り返る。)ねぇ、ちょっと…ジョン?これ何…?恥ずかしいったらないわ。自分だけで見てくれない?書いた私も恥ずかしいでしょ?(出てきた言葉に不思議そうに首を傾げる。真っ赤になる頬が熱くて両手で顔を覆うようにして部屋を見渡せばチョークの感触を思い出した指先で熱い頬をなでていた。)……笑わない?(そう言ったのは数分後)   (2012/5/14 14:28:09)

ジョン♂26大学研究員【〆決まったよね。お部屋どうもありがとうございました。(深礼)】   (2012/5/14 14:31:51)

ニコル♀25大学研究員【お部屋ありがとうございました。失礼します。】   (2012/5/14 14:32:12)

おしらせニコル♀25大学研究員さんが退室しました。  (2012/5/14 14:32:29)

おしらせジョン♂26大学研究員さんが退室しました。  (2012/5/14 14:33:14)

おしらせ石尾 かれん♀18高3さんが入室しました♪  (2012/5/21 08:44:14)

石尾 かれん♀18高3【おはようございます。ソロルです。お部屋お借りします(礼 】   (2012/5/21 08:45:45)

石尾 かれん♀18高3はぁ…こんなんで、いいのかな。(ーー2日前、彼から「いつものとこで待ってるから。」急に告げられればいつもの場所へと向かっていく。その「いつもの場所」に辿り着けばベンチに座る彼。いつまでも…いつまでもずっと傍に居てくれると信じていた彼。「ごめんね、待たせちゃって。どうしたの?」座る彼に歩み寄ればにっこりと笑みを浮かべる。でも今日の彼の顔はどこか切ない。私はすぐに悟った。恋をしているのだと。彼に声を掛ければ反応する彼。「ごめんな、急に呼び出して。話したいことがあってさ…。」。ん?と首を傾げる私。ホントは聞きたくなかった、でもまだ彼が何を言うかなんて誰にもわからない。私は、声を震わせながらきいた。どうしたの…?)   (2012/5/21 08:58:50)

石尾 かれん♀18高3(ーー彼はいつも私の相談は真剣に聞いてくれたし真剣に答えてくれた。その時の彼の顔はすごく鋭くて…。吸い込まれるような瞳の深さにあたしは吸い込まれていたのかもしれない。その表情が今ここにある。彼は真剣な表情で私に告げた。ーー「ごめん。俺、他に好きな人がいるんだ。だから別れよう。ホントごめん。」告げられたのは別れの言葉。あそこで「イヤ、別れるなんて…できないよ…。」って言ってればもっと長く付き合えてたのかな。でも私にはそんな勇気、自信なんてなかった。こう告げるしかなかった…。ーー「そっか…。それなら仕方ないね。ごめんね。あたしなんかと付き合ってくれて…。お幸せに…、さようなら。」そう言うのが精一杯だった。言葉を告げれば逃げるように「いつもの場所」から抜け出した。がむしゃらに走って走って走って…。彼にも内緒のもう1つの「いつもの場所」まで私は走った。)   (2012/5/21 09:12:59)

石尾 かれん♀18高3(彼と付き合う前から来てたこの海沿いの公園。辛いこと、悲しいこと、悩み事。ことあるたびにここに来てはあたしは一人で泣いていた。波が岩に押し寄せて消えていけば私の悩みも消えていきそうで…。でも、そんな悩んでいる私に声を掛けてくれたのが彼だった。そこから彼と話すようになり、いつしか私は彼のことを好きになっていた。でも彼はもういない。たった今彼は居なくなった。気づけば顔は涙で溢れていた。彼が笑えば、私も笑って…2人で手を繋いでたね。いつかこんな風に手と手が離れてしまう、って分かってたら…。あの時ちゃんと言っておけば良かった。「ねぇ、好きだよ。ありがとう…。」ーー)   (2012/5/21 09:26:32)

石尾 かれん♀18高3【うーん…。なんか完全に迷子…wとりあえずお部屋ありがとうございました。失礼します(礼 】   (2012/5/21 09:27:50)

おしらせ石尾 かれん♀18高3さんが退室しました。  (2012/5/21 09:28:21)

2012年04月25日 13時32分 ~ 2012年05月21日 09時28分 の過去ログ
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