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「【中文さん向け】 わたしの、好きな人。」の過去ログ

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2012年05月21日 09時49分 ~ 2013年06月30日 13時19分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせ真下邦彦♂20大学生さんが入室しました♪  (2012/5/21 09:49:29)

真下邦彦♂20大学生【ソロルでちょっとお借りします。】   (2012/5/21 09:50:00)

真下邦彦♂20大学生(ゼミの教授が小論文の課題を出した。テーマは「わたしの、好きな人」。学生達が『えー?有り得ないー。』と騒ぐ。小論文の基本構造は言うまでも無く序論、本論、結論だ。論理的思考は最も得意とするところ。彼女が好きだ。それを具体的行動の列挙で証明すればよい。……出会った時の彼女。最初に「好き」と言葉にした瞬間。唇の柔らかな感触。凭れかかる彼女の重さ。見上げる瞳。「…はい」と答える声。講堂の机に頬杖を付いている自分に気がつく。ゼミの間、ずっとそうした。――――そこまで話すと、膝の上の彼女が顔を此方に向けた。「それでどうしたの?」見上げる瞳が笑っている。)しょうがないからさ、原稿用紙いっぱいにお前の名前、書いて提出した…。教授の評価はさ、「もっとがんばりましょう」だったよ。(ぷっと吹き出した彼女が耳元に唇を寄せて「たいへんよくできました…」と囁いた。……わたしの、好きな人。)   (2012/5/21 09:51:07)

真下邦彦♂20大学生【お邪魔しました。】   (2012/5/21 09:51:20)

おしらせ真下邦彦♂20大学生さんが退室しました。  (2012/5/21 09:51:27)

おしらせ三枝苑花♀17高校生さんが入室しました♪  (2012/5/23 13:19:05)

三枝苑花♀17高校生【お邪魔いたします。待ち合わせで利用いたします。】   (2012/5/23 13:19:28)

おしらせ垣本希恵♀16高校生さんが入室しました♪  (2012/5/23 13:20:41)

垣本希恵♀16高校生【お待たせしました。宜しくお願いします。】   (2012/5/23 13:21:23)

垣本希恵♀16高校生(小遣いを貯めて買った参考書を胸に抱えて、ホームルームの鐘と動じに教室を飛び出す背の小さい女子生徒。名を垣本希恵…あだ名はキーちゃんと呼ばれている。消して人懐こい性格ではないが、希恵という名前からそう呼ばれる事が多かった。胸に抱いた参考書にはその汚れから何度も問題集を開いている事が伺えるだろうか。何よりもストイックに一番になる事だけを考え努力している)……こんにちは。(上級の図書委員に小さく挨拶をすれば、窓際一番奥の学習スペースに歩みを寄せた。何故家で勉強しないかと言えば…6人姉弟の一番上、まだ小さい弟達の戦隊ヒーローごっこに巻き込まれるから。若しくは、2DKの小さな平屋建ての家で勉強スペースなどちゃぶ台の上だけだったりする為だった。学校では微妙に貧乏だという事を伏せて生活を送っている――なんで一番になりたいかといえば、奨学金の為に決まっていた)…さてと。(静かな図書室に参考書の捲る音が響く)   (2012/5/23 13:39:25)

三枝苑花♀17高校生(テストの度に張り出される時代錯誤に思える順位表、運よく一番を保ててきたわたしの名前の次に、垣本希恵、と、…ずっと同じ名前があると気付いたのは、入学して間もなく一年たとうという二月後半のことだった。二年に上がった時のクラス分けに彼女の名前を見つけた時、不思議に胸が高揚したのを覚えてる。けれど、どうしてなのかタイミングが噛み合わず上手く言葉を交わせないままでいた――そんな、ある日の放課後のこと。天気は薄曇。高い湿度の空気に、長く伸ばした髪を少しだけ重たく感じる。借用した本を腕に抱えて図書室の扉を開き、返却の窓口で図書委員の上級生と三言程度の言葉を交わし、そのまま其処を後にしようとして動きを止めた。)…、…垣本、さん?(奥の位置に置かれた自習スペース、本棚の隙間に覗くすらりとした足だけで、其処にいるのが誰なのかが解った。何時も一番に教室を出てゆく後姿を思い出し、誘われるようにして其方へ歩みを進めた。近付くにつれ、俯かせた彼女の視線と忙しなく動く手元が何をしているのか察せられる。少し迷ってから、)…自習?(彼女の集中を必要以上には乱さないよう、声音はそうっと羽根で触れる位。)   (2012/5/23 13:59:01)

垣本希恵♀16高校生(耳元に触れる羽のような声、妙なくすぐったさで肩を竦めて振り返った。伏し目がちな瞳と長い睫毛…穏やかな雰囲気のその眼差しに何処か懐かしさを覚えて)…うん、自習だけど。(いつの間に背後まで来たのだろう。彼女の仕草はまるで蝶の飛ぶ軌跡のように軽く柔らかく目に優しかった。――必死になって勉強している姿を見られたのは恥ずかく、少し頬を染めて頷く。でも、何度も演習した問題集は閉じてノートの下にとっさに隠した。クラス内で無意識に避けていた彼女の存在。――でも、内心。いつも自分の前に名前がある彼女の存在は憧れであり、自分とは正反対の彼女の優しげな瞳を向けられると嬉しかった。負けず嫌い…それだけのつまらない感情だけが心にしこりとして残っている。どんな人なのだろう…本当は知りたいはずなのに。)…何?何か用?   (2012/5/23 14:18:51)

三枝苑花♀17高校生(振り返る彼女のまなじりが猫科の生き物みたいであることを始めて知った。いつか観た御伽噺の元気でくるくると良く動くちいさな妖精にも似ているように想え、くちびるが自然と緩む。とても努力家であるということは、一年の時から噂で聞いてはいた。実際に其れを目の当たりにすると好ましさは一際に。言葉を返してくれたことに緊張の息が抜ける。個人的に声を掛けたことはなかったけれど、例えば委員会としての所要により全体に向けて言葉を発信してみても、彼女が一度も返答してくれていないことを知っていたから。安堵したのも束の間、続く拒絶的な色を含んだ言葉にほんの僅か息が詰まった。少しだけ困って視線を書棚の方へ泳がせる。薄曇越しの夕焼けが通路を橙に染めていた。)…用は、ないのだけれど…、…テストはまだ先なのに、熱心で、感心してしまったの。それで…(彼女へと向き直り、向かいに腰掛けてもいいものかどうか、一歩歩みを進めて木製の椅子の背凭れに指先を這わせた。ふと、ノートの中に記された彼女の文字列の中にちいさな間違いを見付け、指先を其処にすっと伸ばした。屈む肩の傾きに黒髪が肩口を滑り零れ、其れは彼女の視界を恐らく少しだけ遮り。)   (2012/5/23 14:30:46)

垣本希恵♀16高校生(目の前が少し暗くなったのは彼女の艶やかな髪の毛が遮ったからだと気がつくのに少し時間がかかった。細い指先に綺麗な爪が輝き、自分の書いた文字の上にそっとなぞられて間違いを正している。)…私は、努力しないと駄目だから。…そっか、教えてくれてありがとう。(――甘いいい香りがした。安っぽいシャンプーの香りではない、上品な甘い香りに眩暈がしそう。心の小さな棘が少し丸みを帯びたような気がして口元が緩む。彼女はそういう人なのだろう、授業中も休み時間も穏やかな彼女の声が聞こえてきた。内容は覚えていないけれど…遠くから聞こえてくるざわめきの中の彼女の声は耳に届く。耳を撫でるような声…その声に名前を呼ばれてみたいと思ったのは気まぐれ)名前…希恵でいいよ…。綺麗…。(揺れる黒髪の先に指を絡めて、猫目をきょろりと動かせば彼女の顔を見上げた。)   (2012/5/23 14:41:50)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、三枝苑花♀17高校生さんが自動退室しました。  (2012/5/23 14:50:47)

おしらせ三枝苑花♀17高校生さんが入室しました♪  (2012/5/23 14:51:32)

三枝苑花♀17高校生(努力は美徳である――大概の事を労せずこなしてしまう自分にとって、其れはとても眩しいもの。指先で彼女の文字が持つ特徴をなぞると、真摯で愛らしい彼女本来の性質に触れている気がした。字は人を顕すとは誰が聞かせてくれた事だっただろうか。旧家である三枝の家に生まれた子供は優秀であることが当然で、其れに苦しさを覚えたことはなかった――そんな人間が記す文字は、ただ美しく正しく常識的で、在るべき所に在るものが収まって、体裁が整っているばかり。彼女がくれたありがとうの言葉に瞳を眇めてほのかにくちびるを緩め、水面に触れるよう伸ばしていた指先を退かせ。ふと掛けられた言葉が思い掛けなくて少しだけ目を見張る。)…希恵?(彼女の言葉をくちびるに載せると、彼女の文字に触れたばかりの指先に熱が灯る。見上げてくる実直な猫の瞳に視線を重ねると胸にも同じ熱が広がり、当惑して目を伏せた。彼女ともう少しだけ言葉を交わしていたくて、引いた椅子に腰を下ろし。綺麗、の言葉の意味を探るよう自分の指先にまなざしを落とし。)…これ?(マニキュアをつけている訳じゃない。丁寧に磨いた艶のある薄桃の爪を彼女の前に差し出した。)   (2012/5/23 15:00:00)

垣本希恵♀16高校生(――小さな町工場勤務の父、子育てに追われ日々の献立しか頭に無い母。そんな両親に育てられた自分は彼女の前では薄汚れているような気がした。桃色の艶やかな爪を差し出されれば、そっとその手を取る。少しだけ汗ばんだ手先はその白い柔らかい指先を撫でて)…ううん、全部。(茶色がかった瞳に夕日が入り眩しそうに細めると、呟いた。これは本音…悔しいけど認めないといけない気がしていた。――窓から入る夕日は二人を照らして上級の図書委員がブラインドを少しだけ下げて『仲良しね。』と笑って去っていった。――仲良し…。ほんの一時前にはライバルとしか感じていなかったはず。ともすれば、彼女を何でも持ってる癖に…と疎ましく思っていたはずだった。でも今は…手に乗せたその白い指も、優しげな声ももっと近くに感じたい。照れたように瞳を伏せて)…希恵。私の名前…。知ってるでしょ?いつも三枝さんに勝てない子。   (2012/5/23 15:17:18)

三枝苑花♀17高校生…、…希恵、のほうが、綺麗。丁度今の季節の、柔らかくて健康的な…若葉みたい。(下の名前で人を呼ぶことは実際の関係よりも親しげで異質なことのように思え、今までやんわりと拒んできたのだけれど、彼女のお願いにはどうしてか、どうしても応えたくなって。少し胸に呼吸が詰まる感を覚えながらも改めて口にしてみれば、其れは静かに胸の内側へと浸み込んだ。始めからこうして彼女を呼ぶことが自然であるみたいに。仲良しね、という言葉に振り返り、…それから、ゆびさきを預けた侭でいる彼女へ、視線を向け直してこそばゆい気持ちで微笑んだ。今のこの時間を確かに嬉しいと感じてる。ずっと言葉を交わしてみたいと思っていたから。けれど、――勝てない、という言葉に笑みが退いた。『苑花ちゃんはがんばってる子の気持ちがわからないんでしょ』――勝ちを譲った下手な演技を詰られた幼い頃が一瞬フラッシュバックする。)…わたしは…(喉が渇く。ブラインドの僅かな隙間が絨毯に落とす縞模様。彼女のほのかに湿ったここちよい体温の指先。此方を観ない猫の瞳。言葉に迷って、途中つかえながら。)勝ち負けより…大事なのは…もっと、違うことだと、思ってるの。   (2012/5/23 15:31:50)

垣本希恵♀16高校生(呼ばれた自分の名前が耳に心地よい。希恵とは―希望に恵まれるようにと両親がつけた名前。希望だけじゃ何の足しにもならないじゃないか…と卑屈になった時期もあった。―どうしても勝てない相手…今、手を取って困ったように途切れ途切れ話す彼女の瞳を覗き込むように視線を上げる。)違うよ…勝てないのは私のせい。三枝さんのせいじゃないから…。だから…。(そんな顔しないで…。言葉を飲み込んだ。自分は何を伝えたいのだろう…。春の日差しが西日となって差し込む図書館が一段と静かに水面に沈んだような気がする。彼女の声だけが耳の奥に残り、図書館の古びた本の匂いが何処か寂しげだった)私、次は負けない…負けないから。(使い古した参考書を差し出すと猫目を細めて笑って見せた。此れが私のプライド…そして、彼女への敬意。綺麗な綺麗な彼女の笑顔を早く見たかった)   (2012/5/23 15:44:30)

三枝苑花♀17高校生(誰かと敵対することに慣れていない。彼女と争うものになりたくない。いつも届かない彼女の点数。ずっと考えていた、彼女は何処でどんな風に躓いてその幾らかの点数を取りこぼしているのだろうと。勝利を希求して繰り返される彼女の言葉に、其の願いをかなえてあげたいという欲求が沸き起こる。彼女を一番にしてあげることはとても簡単なこと。彼女が躓く以上に、わたしがほんの少し躓けばいい――けれど。見上げてくれた彼女のまなざしに、黒目の輪郭をまぶたの隙間に細めた。掬い上げるように触れてくれている彼女の指先を、手を返してやんわり握り返して頷く。)…わたしの名前、苑花…、…そのか、っていうの。わたしも…名前で呼ぶから、希恵も…わたしのこと、名前で呼んでくれる…?(クラスの女子からは大抵『苑花さん』と呼ばれているから、何度かは耳に届いたことがあると思う。遠慮がちに問うてから、絡めた蔓を解くようにして、握り返していた彼女の指先を離した。離してはいけないものみたいに、名残惜しく感じながら。)   (2012/5/23 16:00:48)

垣本希恵♀16高校生(最大限努力しよう、彼女が悲しげに瞳を伏せないように。そう思っての宣言、自分が勝てないのは自分のせいだと分かっている。そして…私の努力を知って彼女が手を抜いたりしないであろうと信じていた。)苑花・・・、苑花ね。分かった…ね、私たちって友達…かな。(名残惜しげに離された指先を見送って縋るように聞いた。ライバルであり、憧れであり、友達…。何故だろう小さな違和感を覚えて唇を噛んだ。短めの髪がさらりと頬をなでてそれを隠すと大きく息を吸い込んだ)…違う、友達じゃない…。苑花は私の…。(常に努力していたのは、廊下に大きく掲示される順位表で彼女の名前の隣に並びたかっただけなのかもしれない。――続く言葉は飲み込んだ。はっきり気がついてしまった気持ちを言うわけにはいかない。彼女から軽蔑の視線が向けられるならば、一生気がつかずに居たい気持ち。――苑花が好き。)   (2012/5/23 16:15:50)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、三枝苑花♀17高校生さんが自動退室しました。  (2012/5/23 16:20:54)

おしらせ三枝苑花♀17高校生さんが入室しました♪  (2012/5/23 16:21:25)

三枝苑花♀17高校生(返答に困って、深く沈んでゆく日に薄まり始めた絨毯の上の橙模様に視線を落とした。伸びやかで健康的な彼女の脚から続く爪先にも其の縞模様が微かに届いてる。迷ううちに告げられたのは『友人ではない』という結論。彼女が言う通りであるとは思うけれど、彼女にとって近しい場所から除外されたようで、冷たい針が胸を刺す。眉尻を下げ、考える素振りで首を傾げた。彼女が飲み込んだ言葉を『ライバル』に類するものであろうと、そういう風に読み取り。落胆の気持ちはそっと蓋をした。)   (2012/5/23 16:34:53)

三枝苑花♀17高校生…同じクラスにいるのに…話したのは始めてだもの…ね…、…でも…わたしは…折角だもの、お友達になれたら…嬉しいわ。それに…希恵は、わたしと読む本の傾向が似てるから…きっと、仲良くなれると思うの。(彼女の体温に触れた指先にまだ熱が残ってる。長袖を選んだ夏服のシャツの袖口、其処から露出した手首から続く手の甲の皮膚をなんとなく撫でながら、揃えていた膝の位置をずらして立ち上がった。きちんと椅子を元に戻す。もうそろそろ学校を出なくては、平日の放課後を殆ど埋めている習い事の時間に間に合いそうにない。けれど、鞄にはまだ手を伸ばさずに。)…また、此処にきてもいい…?(自分に取ってはほんの短い時間。けれど彼女の大切な時間の有意義さを阻んだのではないかと、問う声は遠慮がち、僅かに乞う響きを含んだ。)   (2012/5/23 16:34:57)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、垣本希恵♀16高校生さんが自動退室しました。  (2012/5/23 16:35:55)

おしらせ垣本希恵♀16高校生さんが入室しました♪  (2012/5/23 16:37:13)

垣本希恵♀16高校生(眉尻を下げた彼女の表情の意図するところが分からずに、自分の言葉の重さに息を飲む。その華奢なシャツのラインに透ける肩に視線を奪われながら質問に頷いていた)…仲良くしてね。うん…待ってる。(此処にきても良いよではなかった。待ってる…つま先を遊ばせながら彼女に答えた。そして…彼女の鞄に手をかけるとぎゅっと胸に抱いた。丸い猫のような目は真っ直ぐに苑花を見つめて、ゆっくりと鞄を差し出す。また指先が触れてくれるのを期待するように指先は熱を持ちまた僅かに汗ばんだ)また明日…。帰り気をつけてね。(劣等感を抱きながらの恋はまだ始まったばかり。唇を綻ばせてにっこりと笑って見せた。遠くで聞こえた鐘の音…心に響いて涙を堪えた。)   (2012/5/23 16:54:42)

三枝苑花♀17高校生(若葉の甘い枝先。其れに悪戯に触れることは、とてもいけないことであるかのように感じた。鞄に掛かる彼女の指先を意識した自分自身の感情に戸惑っている。感謝の言葉と共に、差し出される其れを、下から掬い上げるように両手で受け取り。両親の迎えを待つ迷子みたいに、あどけない彼女の言葉が胸に詰まるけれど――瑞々しい果実みたいな笑顔が、ブラインドの隙間から届く風に甘く混じって、離れ難い気持ちを少し優しく穏やかなものに変えてくれた。彼女が抱える気持ちには今は気付けずに。)…希恵も、気をつけてね。また明日…。(彼女にもういちど触れるのは暫く先のことになる。指先は彼女がノートを広げる机の角をなぞって、其れから離れた。校舎の廊下に落ちる橙の残り火はとても暖かく、幸せな色をしていた。)   (2012/5/23 17:09:03)

三枝苑花♀17高校生【…ありがとうございました。今日はここまでで失礼いたします。】   (2012/5/23 17:09:38)

垣本希恵♀16高校生【ありがとうございました。失礼します。】   (2012/5/23 17:10:45)

おしらせ垣本希恵♀16高校生さんが退室しました。  (2012/5/23 17:12:05)

おしらせ三枝苑花♀17高校生さんが退室しました。  (2012/5/23 17:12:21)

おしらせ今村優人♂2年さんが入室しました♪  (2012/5/25 18:26:06)

今村優人♂2年【こんにちは。貼り付け失礼します。】   (2012/5/25 18:26:41)

今村優人♂2年(別れてからもう3ヶ月…経った頃だろうか。原因は些細なことで始まった喧嘩。彼女の寂しさが爆発したのだろう、別れの言葉を告げた彼女の目尻に涙が溜まっていたのをしっかりと覚えている。仕事>彼女になっていた自分。そんな自分に嫌気がさしてくる。彼女と過ごした日々を思い返せば自然と涙が溢れていた。そして、小さく呟いた。)ーーーごめんな…。会いたい。(ーーー記念日のmail。たくさんのハートマーク…。お互い送りあって、増えていった鍵のマーク。読み返す度に蘇る記憶に今でもサヨナラはできなくて…。お揃いで買ってはめたこのリングも、2人で聞いたラブソングさえも、忘れない、変わらない、愛、誓い、笑い、色んな感情が混じり合って他の誰かに温もりを求めてみたけど…やっぱり何か違って、結局、いつもお前の姿を探していた。携帯を開く。もう消そうかとも思っていまお前のアドレス。でも消すことが出来ない弱い自分がいた。)   (2012/5/25 18:28:06)

今村優人♂2年(ーーーメール作成画面を開く。宛先は…お前。内容は簡潔にまとめて。「ごめんな。急に…。色々考えたけど…。やっぱりやり直したい。返事待ってる。」送信ボタンを押すまでに何分かかっただろうか。期待と不安、2つの気持ちに押しつぶされそうだった。)ははっ…俺ってどんだけ弱い人間なんだろうな…。(ーーー2日後、懐かしい着信音、ピンクの光が点滅する。彼女からだ。おそるおそる携帯を開いた。受信BOXをみれば新着メール1件。メールを開いた。「あたしも同じ気持ち。やり直そ?ずっと待ってたんだから…。」心の底からこみ上げて来るものが抑えきれず泣いていた。そして、返信ボタンを押した。「ありがとう。もう絶対離さない…。世界で1番愛してる。」ーーMessage to send to you who are the most important in the world.     〆)   (2012/5/25 18:31:05)

今村優人♂2年【こんな感じで。ではでは失礼します。(礼】   (2012/5/25 18:31:46)

おしらせ今村優人♂2年さんが退室しました。  (2012/5/25 18:31:51)

おしらせ月野葉奈♀30さんが入室しました♪  (2012/5/26 00:56:29)

月野葉奈♀30【こんばんは。お邪魔します(ペコリ)拙いソロルを…】   (2012/5/26 00:57:09)

月野葉奈♀30 (窓の外はいつの間にか季節が変わり、風が心地よく感じるようになっていた。部屋の中ではお気に入りの音楽が流れ束の間の孤独を彩っている。小さく息を吐き疲れた目に指をあて、ゆっくりと伸びをして……)今頃何してるのかなぁ……(ポロリと零れた呟きに苦笑い)平日のこんな昼間、働いているに決まっているじゃないの。馬鹿だなぁ、私(携帯とパソコンと両方開いて、彼がくれた贈り物を何度も繰り返し読む。烏龍茶を飲む私の口元は緩んでいく)欲しいものばかりくれて、こんなに甘やかしてどうするつもりなんだろうねぇ……(誰もいない部屋で本音を漏らして、溜息で部屋が充満してしまいそう。貴方と出会った場所へ、いないことをわかっているのに訪れて……)「葉奈がいればいい」――そうなのかなぁ?…本当かなぁ?……(繰り返し訪れる不安。貴方を繋ぎ止める術なんかどこにもないもの。夏に出会って、また夏が訪れようとしていて、この数か月の幸せを噛みしめる)   (2012/5/26 00:57:52)

月野葉奈♀30ただ一度、と思ってたんだけどね。うん、続いてるねー……全部、貴方のおかげ(トンと携帯の貴方の名前を爪で弾く。此処に貴方の名前がある。見ているだけだった貴方の名前)会いたいなー…うん。会いたい。でもそんなことは絶対言わないよーっ(優しい誰かと違って天邪鬼な自分。可愛くないなぁ、ほんとっ可愛くない……。チッと舌打ちしても性格が変わる訳でもなく)ま、いっか。無理して長続きするわけじゃないし……(あれこれ考えていると携帯が鳴って)「もしもし、俺ー」「サギは間に合ってます」(クスクス笑いながら、心の中であー、またやっちゃったよ。一番嬉しい着信に憎まれ口で答えていて)うん、うん。じゃあ、またね(んー、またね、って言える幸せ。……やっぱダメ、完敗だわ。時間も言葉も惜しみなく与えてくれるこの人にから逃れることできそうもない。いらないと言われるその日がどうか来ませんように……)   (2012/5/26 00:58:14)

月野葉奈♀30【お目汚し失礼しました(_) お部屋ありがとうございましたー】   (2012/5/26 00:58:47)

おしらせ月野葉奈♀30さんが退室しました。  (2012/5/26 00:58:52)

おしらせ佐久間悠希♀29OLさんが入室しました♪  (2012/5/26 08:36:02)

佐久間悠希♀29OL【ソロルにて】   (2012/5/26 08:36:31)

佐久間悠希♀29OL(ーー居心地良いなら泊まってく?彼と付き合うきっかけの言葉。他の女の子から奪うために私が言った最初の言葉。一緒に遊ぶだけの関係から、背徳の関係になるまで時間はかからなかった…縮まり過ぎた距離。『…本当に俺で良いのか?』幸せな瞬間押し寄せる不安を口にする彼は私より余程泣き虫だったりする。ベットの上、重なり合って吐息が重なり…背後から抱き寄せて泣きそうな声で聞く彼に小さく囁く)貴方は私の居場所なの…愛してる。だから…(居なくなら無いで…。は心にしまった。恐らく一生私の物にならない彼…報われない恋は思った以上に甘い。週末になると居ない彼を待つ時間さえ幸せに思えるほど恋してしまった私は…彼よりずっと寂しがり屋)   (2012/5/26 08:36:45)

佐久間悠希♀29OL【拙い文章失礼しました。】   (2012/5/26 08:37:23)

おしらせ佐久間悠希♀29OLさんが退室しました。  (2012/5/26 08:37:28)

おしらせ真下邦彦♂32会社員さんが入室しました♪  (2012/5/27 00:00:27)

真下邦彦♂32会社員【ソロル貼らせてもらいます。こんばんは】   (2012/5/27 00:00:55)

真下邦彦♂32会社員(激しいセックスをして彼女が最後に泣き出したので『…大丈夫だよ、大丈夫だから』そう言って彼女の頭を胸に抱いた。『大丈夫だから』は自分に向けた言葉でもある。彼女はしゃくりあげ…まだ痙攣したままで『ね、好き…好き、好き』と、うわ言のように繰り返していた。これ、もう好き過ぎる。こんなにいい女に出会ったのは初めてだった。すっかり彼女の虜になっている自分はついこんな風に訊いた。――――どうして、お前って俺が困るぐらい、いい女なの?……膝に乗った彼女は上目遣いで此方を見上げると「そりゃ、貴方が選んだ女だからじゃない?」と答える。……わたしの、好きなひと。)   (2012/5/27 00:03:22)

真下邦彦♂32会社員【お邪魔しました。】   (2012/5/27 00:03:36)

おしらせ真下邦彦♂32会社員さんが退室しました。  (2012/5/27 00:03:40)

おしらせ石崎純子♀26OLさんが入室しました♪  (2012/5/31 15:21:24)

おしらせ如月亜莉栖♂26チーママさんが入室しました♪  (2012/5/31 15:22:20)

石崎純子♀26OL【待ち合わせなのでございます。いらっしゃい】   (2012/5/31 15:22:39)

如月亜莉栖♂26チーママ【お邪魔するわよぉ。宜しくお願いするわぁん】   (2012/5/31 15:23:09)

石崎純子♀26OL【やると思いました…。此方から。お待ちくださいまし】   (2012/5/31 15:23:39)

如月亜莉栖♂26チーママ【勿論よぅ。待ってるわぁ】   (2012/5/31 15:23:56)

石崎純子♀26OL(会社の飲み会から流れ流れて、辿り着いたのはいきつけのオカマバー、その名も「メロンプリンセス」。濃紺の事務っぽい制服姿のままの、まだ足元はしっかりとしているOLは、ハーフアップの茶髪を揺らしてカウンターに座る。……ハンドバッグを隣の椅子に乱暴に載せると、両肘を付いて、すっかり顔なじみのチーママに注文を告げた。)ハイボールお願い…。ったく、課長はしつこいし…次長のカラオケは酷いし…。(注文直後に愚痴を零しながら…店内を見回せば、客はちらほら。それもそのはず、すでに午前2時を回っている。)   (2012/5/31 15:29:50)

如月亜莉栖♂26チーママ(午前二時といえば、一番盛り上がっている時間帯である。お客様が入ってくるなり、野太い声で甘ったるくする挨拶ももう何年聞いてるだろうか。お馴染みの女の子の注文に笑顔を向けて、何重にもつけた付け睫を振るわせた)いらっしゃーい、なぁにー荒れてるわねぇ?ハイボールどうぞ…あら、肌荒れてる(この店で働き出してから8年、身体の工事はまだ中途半端なまま。実家の親にも打ち明けられずに心配する母親には男の声で電話をしていた。長い髪の毛をさらりと肩に流してカウンターに肘を付くお客さんと視線を合わせると頬をつつく指先は節くれ立った細い指先で、真っ赤なネイルはお気に入りのショップでしてもらったもの)   (2012/5/31 15:35:09)

石崎純子♀26OLねぇ…亜莉栖ちゃん、聞いてよ…。(この店に来ると女なのにオネエ言葉になる…。そういって切り出したのは失恋話。3年ほど付き合った彼氏がそろそろ結婚…を匂わせた瞬間に、腰が引けたというありがちな展開。夏休みに実家に来ない?と誘った自分が悪かったのだけれども、すぐに余所余所しくなるあいつもあいつだ…。もういいわよっと、貰ったブランド品のバッグを叩きつけて、派手な喧嘩をしたのはほんの数日前のこと。荒れたときには此処に来て愚痴をいうのも定番。何しろ、チーママの聞き上手は天下一品だったから。ハイボールを一息で煽ると、おかわりを注文した。)ねぇ…亜莉栖ちゃん、男ってほんとに酷い生き物だと思わない?   (2012/5/31 15:40:53)

如月亜莉栖♂26チーママ(勢いよく飲み干す態度は男前でも傷ついた心は乙女なのよねぇ…。事情を聞けば小さな入れ物にナッツを入れて差し出しておかわりを差し出した)そうだったの…そうねぇ、男なんて酷い生き物だけど。私達女はね…男に生かされてるのよねぇ。ほら言うじゃない?見詰められるほど美しくなるって…。(分厚い唇を綻ばせ笑顔を見せれば睫の奥の瞳が優しく潤んだ。なにしろ感受性が強いのがオカマという生き物で、大きな男を髣髴とさせる手を振りながら腰をくねらせて歩くのだって色々なコンプレックスを隠しているのだ。男と女の惚れた晴れたを聞くのは慣れている。お客の女性を宥めるように手を取って)ペース早いわよ、気をつけてね?   (2012/5/31 15:46:46)

石崎純子♀26OL(チーママの言葉は含蓄に溢れている。さぞかしいろんな修羅場を潜り抜けてきたことだろう…。メロンプリンセスの「女の子」の中では美形なほうのチーママだけども、時々、どきっとする。女以上に女らしい…仕草に、である。取られた手はさりげなくひっこめながら…二杯目のハイボールに口をつけた。ごく小さなステージにスポットライトが当たりショーが始まる。スパンオールのドレスに豊満なボディを隠した踊り子さん達が…。)最近ね…学生時代を思い出すの。高校の時はよかったな…って。あたしね、初恋遅くて、高1の時なんだ。すごくかっこいい男の子。サッカー部の…   (2012/5/31 15:52:47)

如月亜莉栖♂26チーママ(ミラーボールの光が散る店内のステージを見詰めながら常連のお客の話に耳を傾ける。派手なドレスに包まれた身体を揺らしながら自分用のジントニックを一口飲んで口紅が汚したグラスの口を指でなぞった)あら、私もサッカーしてたのよ。カッコイイ男の子が居てね?遅くまでそりゃぁくんずほぐれつ…高校3年間男で良かったと思ってたわよー…嬉しかったらすぐハグできちゃうじゃない?(乙女な眼差しで懐かしそうに語り出すオカマは、どこかの童話に出てくる妖怪のようだろうか。女性の様に抜けるように白い肌も昔は小麦色に焼けていたのだ…初恋の甘酸っぱい思い出と共に封印したけれど)それで…?初恋はどうなったの?何て言う名前の子よ…ちょっと内緒で教えて?   (2012/5/31 16:00:48)

石崎純子♀26OL亜莉栖ちゃんもサッカーしてたんだー。えっとね、純男君っていうの、高嶋純男君。(初恋の彼の顔が一瞬にして頭に浮かんだ。サッカー部らしく伸ばした髪に日焼けした精悍な顔…。きらきら光る汗…。)よくね、校庭の隅っこで、同級生達と、きゃーきゃー言いながら練習を見てたんだー。純男君さ、チームメイトにも慕われてて…かっこよかったな…。(そう言ってチーママの顔を見つめると、チーママも高校時代を思い出しているのだろうか、うっとりとしたお顔をしている。こんなに綺麗なのに、実は男だと思うと、そういえば…チーママの名前を聞いたことがないことを思い出した。)ねぇ、亜莉栖ちゃんって、男の時の名前、なんていうの?   (2012/5/31 16:07:23)

如月亜莉栖♂26チーママ(吹き出しそうになった口をおしぼりで押さえると、ただでさえ大きく描いてある目を更に大きくさせて……まーじかよ、おい…同級生とかマジやべーし。と男の方の脳が叫んでいた。親に告げ口でもされようものなら、実家にも帰れなくなりそう…)高嶋君っていうのぉ…そうなのぉ…(フェードアウトする声はショーにかき消されて、冷や汗が背中に流れるのを感じながら、ショーの爆音に任せて自分の本名を口にした)純男…。私の男の時の名前…一回しか言わないわよ…。(これでばれたらもう仕方ない、彼女は彼氏に結婚を拒まれたうえに、初恋の男はオカマになって工事も中途半端に済んでしまっているという現実を叩きつけられる事になる。)その彼、きっと素敵な男の子だったのねぇ…純子ちゃんが惚れたんだものねぇ…。   (2012/5/31 16:13:00)

石崎純子♀26OL…え? 純男?…ねぇ、いま純男って言った?偶然ーーッ、すごい偶然。それでね、それでね…(どうやらすごい鈍感なOLだった。でもでもである。ここで名前が一致してすぐに憧れの初恋男子へと結びつけるのは無理というものだ。話は続く。)一度だけデートしたことあるの。その純男君と。クラスが違うからぁ、同級生のサッカー部の町田君に頼んで体育館の裏に呼び出して貰って…。そしたらすごく嬉しそうに純男君が現れて、それでね…マクドナ○ドに行って映画見て…。帰りにね、あたし、手つなごうとしたんだけど、拒否られたー。高校生の男子って照れ屋さん多いよね…。(うっとりと当時の思い出を語る鈍感OLであった。)   (2012/5/31 16:19:19)

如月亜莉栖♂26チーママ(思い出した…。高校生の時町田君が好きだった事と、その彼に勧められて女の子と嫌々デートに行った事。女同士であれば楽しいお遊びで終わったのに、最後に手を繋ごうとされて決定的な違和感を得たのだった)あー…あの時私、絶対女の子無理って思ったのよねぇ…ッ!あー…あ、何だっけ。高嶋君?その子照れ屋さんだったのね、そうねぇー可愛いわよねぇー高校生って(思わず本音が零れて口を覆う、真っ赤なネイルの大きな手は骨ばっている。じわりと汗をかく掌を顔に押し付ければ誤魔化すようにこういった)彼どうしてるの?最近会った…?(勿論会った訳無い。場末のメロンプリンセスのチーママですもの。お客の女性の夢見がちな瞳を見て思った。――この子絶対浮気見分けられない子。)   (2012/5/31 16:25:40)

石崎純子♀26OL(チーママの言葉の違和感を違和感ときづかないのは酔っているせいである。うん、そうである…。確かにだいぶ酔いも回っていた。)どうしてるかな…高嶋君。まだ独身かなぁ…。(そう思うと、急に東京という街に疲れを覚えるOL26歳。何もいいことの無かった8年間だった。そろそろ田舎に戻って…お見合いでも。もし、高嶋君が地元にいたら、すごい素敵な再会が待ってるかもしれない。そんな空想まで発展した挙句に。)…あたし、実家帰ろうかな…。あたしね、田舎広島な…の。(すでに午前3時を回っていた。眠気が襲う頭はあまりまともな考えができなくなる。亜莉栖ちゃんの実家は何処?と質問したかどうかは覚えていなかった。)   (2012/5/31 16:32:14)

如月亜莉栖♂26チーママ…お疲れさま。良い女にならなきゃ許さないから…。(酔いに任せた初恋話も午前3時を回れば静かな音楽が流れるオカマバーと同じで穏やかに締め括られる。都会に疲れたのか男に疲れたのか…カウンターに突っ伏して寝息を立て始める同級生にそっとショールをかけて上げた。8年かけて会った彼女は可愛らしい女性になっていた……私の初恋の人が好きだった人。絶対に叶わぬ恋を思い出して小さく溜息をついた、ある夜の話。)   (2012/5/31 16:38:03)

石崎純子♀26OL【オチたねー(笑)わたしの、好きな人。お邪魔しましたー。】   (2012/5/31 16:39:12)

如月亜莉栖♂26チーママ【落としたわよぉー。ではあっちねぇーお疲れさまぁ。】   (2012/5/31 16:39:37)

おしらせ如月亜莉栖♂26チーママさんが退室しました。  (2012/5/31 16:39:56)

おしらせ石崎純子♀26OLさんが退室しました。  (2012/5/31 16:39:58)

おしらせ久遠鈴乃♀21さんが入室しました♪  (2012/6/10 21:02:16)

久遠鈴乃♀21(時計の針は止まらない。高層マンションの一室。ようやく響く秒針をを遮ったのは、氷の溶ける音。空虚な音へと視線を向けると、オールドファッショングラス。その透明なグラスの向こうは、カーテンのないウインド。佇む一室よりも、更に高いビルの窓から漏れるのは白い光。また、ちかちかと赤い光が点滅するのも視界に入り。タンクトップとショーツだけの姿。ベッドから体をゆっくりと起こせば、さらさらと落ちる黒髪を掻き揚げ。はあ、と溜息を吐く。含むのはアルコールの匂い。グラスの中身は、吐息へと混ざり。)……来るわけ、ない。(部屋の照明は一切つけていなかった。暗闇で、且つ、締め切った一室は、生温い空気が立ち込めていた。照明以外で部屋で光るものは、携帯電話。一切の音沙汰なし。脳裏に浮かぶは、合鍵を持つ男。内面は置き去りにして、伸びた脚を抱え込めば、小さくベットが軋む。)   (2012/6/10 21:11:12)

久遠鈴乃♀21(足先を撫でれば、温度はない。熱するのも冷めるのも一瞬で。数時間前まで赤く色づいた頬は、ブラックライトで妖しく光る程、青白くて。息を吐いた。膝で跳ね返った息は、もうアルコールの匂いが消えていた。) 好きだった。 (サイドテーブルに置かれた、忘れさられた煙草の箱。男のもの。掴めば、まだ数本中に残っているらしく、何となく、音がする。) たぶん、きっと。そう。 (本当に押し殺したいもの殺せぬならば。代わりに体現したのは、煙草の箱を潰すこと。握りつぶせば、中の軟らかい棒の感触が厚紙越しに手の平へと伝わり。) 今も、……いや、どうだろう。(潰した箱を元に戻し、中から歪んだ煙草を一本取り出せば。アロマキャンドルの為にしか使用したことがないマッチへと火を着け。息を吸い込む。ぐらり、と揺れる頭。喉の痛みに耐え切れず、躊躇うことなく、激しき咳き込み。そして、声に出して笑った。まだ、赤い光は、何度も点灯し続けていた。)   (2012/6/10 21:29:39)

おしらせ久遠鈴乃♀21さんが退室しました。  (2012/6/10 21:29:42)

おしらせ西沖謙二郎♂32主任さんが入室しました♪  (2012/6/10 23:34:35)

西沖謙二郎♂32主任(ベッドからゆっくりと起こす、躯。ようやく草臥れ掛けた掛けシーツに窓の外の街明かりが滲んで、火を灯す煙草。紫煙が纏わり付くように漂うと深く息を吐き、立ち昇った幾筋が崩れるように揺れた。ふと背後に手を這わせてまだ息を荒げている曲線を撫でれば、「もう…無理。」と消え入るような聲が耳に心地良い。)……ひと眠り、する?(視線を一度、掛け布が肌蹴て露わになった上半身に向けてから、窓の外に投げる。見知らぬ街の光景、汗ばんだ肌にようやく冷気が忍び寄り、然しそれがまた心地良い。だが彼女に刻まれたものは自身が妬き付けたものではない。別の男に拓かれたものを埋めようと、只ひたすら貪った後の煙草の味は僅かに苦みを感じさせた。)   (2012/6/10 23:34:50)

西沖謙二郎♂32主任(「眠たい…。」彼女は言った。其れが鼓膜に届けば煙草の火を灰皿に、ぐ、と押し付けて消し、再びベッドの中に身体を忍ばせて肌を添わせた。一体どれ程の頂点を極めたのかわからぬ数時間。圧倒された、と言えば良いのかもしれない。此の侭眠ってしまう事も出来たのだが、代わりに唇から洩れた台詞は喩えようもなく意地悪なのだろう。)……まだ、大丈夫でしょ?(ベッドに真っ白な小山を作ると、引き寄せたヒップ。屹立はもう復活していた。其れを再びあてがうと上半身を屈めて指先が乳の房に触れた。)……自分で、挿れてご覧。(耳元で囁いた。きっと再び幾度もの頂点は直ぐに始まるのだろう。彼女に刻まれたものを全て上書きしたくて、其の儘背中に咬み痕を刻む歯列。震える彼女の身体が青白く室内に浮かび上がる様はより此方の劣情を掻き立てよう。掛け布が滑り落ち、彼女の全身を背中から眺めながら、熱帯魚の水槽が立てる水音の中、嬌声が響き渡るにはそう時間は掛かるまい。時刻はようやく…深夜の零時を回ろうとしていた。)   (2012/6/10 23:45:21)

おしらせ西沖謙二郎♂32主任さんが退室しました。  (2012/6/10 23:46:15)

おしらせ東條詩絵♀32事務さんが入室しました♪  (2012/6/11 10:08:30)

東條詩絵♀32事務(寝台が軋む音を朧気になる意識の中で耳にし、シーツの海の中に浸っていると仄かに甘い紫煙の香りが寝室内に漂い始める。背を撫でる手を力の入らない手で払いのけながら、掠れた声で彼に言葉を返す。何度高みを極ませられただろうか、紫煙の主からの言葉には体力と気力の限界を告げる。――…さすれば、漸く貪り尽くすような熱い責めの手から逃れられると思ったから。が、そんな期待めいたものを裏切るかのように背後から自分の臀部に触れさせられる男の熱を感じる)…やっ、だっ…やぁ…――っ。(耳元で囁かれた言葉よりも彼の声が耳に入るだけで、心がざわめき否応もなく、冷めて消えたはずの官能の炎を再び灯されるのを感じる。すこしずつ乱れていく自らの呼吸。そして、芯が疼き始めるのを感じていて)   (2012/6/11 10:10:20)

東條詩絵♀32事務(蜜壷がひくつきはじめて、奥から新たな愛蜜が溢れ始め股のあたりを濡らし、躯が火照り始めれば、背中の肌に浮かんでいる汗や途切れ途切れになっていく息遣いから意地悪な眼差しで自分を見詰める彼に自分が淫らな牝へと変わっていくのを眺められているのが見られてしまう。それを思うと、羞恥で更に自分の躯が浅ましくも快感を、彼を求め始める事を彼の視線や僅かな身じろぎで指摘されているように感じてしまいシーツを握る手に力が加わる。ベッドの上で、膝をつき、両の手をついて自分から腰を掲げて求める体勢を取る。肩に加わる痛みに小さく嬌声を漏らしながら、蜜壷の入り口に触れさせられた熱を感じながらも口を開いた)――…願い、私の、詩絵の中に貴方の…――。(強請るような言葉を口にした時、彼の表情が嬉しそうに口元が綻ぶのが見えた。その表情を見た途端、躯の中にぞくりとしたものが駆け巡るのを感じる。――…逃れられない彼の想い。激しい激情を今は心地よく感じている。夜はまだ続く私が何よりも求める朝までの狂おしい時間)   (2012/6/11 10:15:31)

おしらせ東條詩絵♀32事務さんが退室しました。  (2012/6/11 10:15:52)

おしらせ山下聡♂26さんが入室しました♪  (2012/6/15 15:26:20)

山下聡♂26【ソロル目的で、お邪魔します】   (2012/6/15 15:27:01)

山下聡♂26(反対側のドアに背中をもたれさせ、乗り換えのために慌ただしく駆け下りていく、不特定多数の後ろ姿を眺めた。ワイヤレスヘッドフォンからは、喧しい曲には似つかわしくない穏やかなアウトロが流れている。段々とフェードアウトしていく曲だから、無駄に無音部分が多く感じてしまう。無防備になった聴覚に、聞きたくもない乗客たちの笑い声が割り込んでくる。小さくため息を吐くものの、プレイヤーの操作をするためにジーンズのポケットから手を出したりはしない。ほんの数秒の我慢で済むのだから)……はぁ。(乗り換え案内と、この駅に数分停車する旨を告げるアナウンスに、無意識に、また、ため息が口からこぼれた。車両内に背を向ける体勢に変える)   (2012/6/15 15:34:45)

山下聡♂26(先ほどの乗客たちだろうか。さっきと同じように忙しく別の車両に乗り込んでいくのが、遠目に見て取れた。その光景から意識を離すと、ガラスに映る自分の顔が視界に入る。だから、慌てて別ホームの電車に、再び意識を戻した。ヘッドフォンから流れる音楽がようやく終わり、次の曲の再生にかかる。全曲ランダム再生にしているため、何が流れるか分からない。その切り替わる瞬間は、暇つぶしにとても良い。が)……ちっ、なんでまた……。(軽やかな電子音が鳴り、それに重なり始まるピアノのイントロ。自分くらいしにか聞こえない舌打ちをして、バッグの中に手をもぐり込ませた)   (2012/6/15 15:43:12)

山下聡♂26(乱雑に物を詰め込んだバッグ内で、どこに紛れ込んでしまったか、プレイヤーの感触がちっとも指先に当たってこない。綺麗なイントロが、脳に響いてくる。揺さぶってくる。眉間に刻んだ縦皺が深くなってくる)あー、もー。なんなんだよ。(これもまた、自分にしか分からない程度の音量で、苛立ちを吐き出した。視線の先、あの乗り換え車両は、この電車よりも先に出発するようだ。プレイヤーを探す手を止めた。進行方向は今この瞬間は同じでも、目的地の全く違う、この先まじわることがない電車。イントロが終わり、細くて美しい歌声が聴こえてくる。自分も好きだった曲)…………。(バッグを閉じ、目を瞑った)   (2012/6/15 15:51:54)

おしらせ山下聡♂26さんが退室しました。  (2012/6/15 15:52:19)

おしらせ春日井伸也♂17さんが入室しました♪  (2012/6/17 22:43:18)

春日井伸也♂17(放課後の屋上から流れる風は心地よい物ばかりとは限らない。生ぬるい湿度を伴った風は梅雨独特の重苦しさを含んでいて。肌を撫でるたびに目を細めたくなる)気ままなもんだな……(風は自由だ。どこから吹いて、どこへ消えて行くのかは誰も知らない。この身体を通り抜けていく風は、七つの海を飛び越えて海から生まれて海へと消えていくのか、はたまた近所で生まれて名も知らぬ場所で消えて行くのか、それは知らない。でも自由に空間を、場所を飛び越えて行き来できるその感覚がとても好きだった。古の冒険家達が憧れた世界に誘ってくれる、そんな期待を孕んだような風が――)現実的じゃないけど、さ(凭れるように転落防止用にフェンスへと背中を預けた。パノラマのように広がる景色から背を向けて、視線を向けるのは校舎へと繋がる鉄扉。あの扉の奥に日常が在って、その日常の奥に、おまえがいるわけで――。一瞬目を伏せる。背中を押すように流れてくる風に身を委ねて)   (2012/6/17 22:51:34)

春日井伸也♂17『おまえが、好きだ――』(ありふれた台詞を唇から零す。吹き抜ける風に乗せるかのように。タイミング的に、背中を押してくれたのが、憧れていた世界だったのか、ありふれた日常だったのかは分からないままに。唇から、そのフレーズを紡いで。伏せていた視線を鉄扉へと向けた。何も変わらない日常の向こう側。普段通りの”おまえ”が居て、何気ない日常をいつも通りに過ごしている光景。誰にも気づかれることが無く埋もれていく感情は、やっぱり風に似ているのかもしれない。このまま、どこへ消えて行くんだろう――目に見えることができないものの、背中には確かに実感があって肌を伝って――)こんな風にハッキリ言えたら楽なんだけど、な…こんな所で1人で何言ってるんだろ(自嘲気味な笑いを浮かべる。伝ってくる物は確かにあっても、届くかどうかは分からない。浮かんでは消える情動は、常に泡沫で行き場を求める前に消えてしまう。だって――届かせることができないことは俺自身が1番分かっているから)   (2012/6/17 23:00:02)

春日井伸也♂17親友の彼女なんて好きになるなよ。俺――。好きになる相手だけは選べねぇか(零れる笑顔。多分、鏡を見る事ができたら嫌顔で笑ってるんだろうと思う。憧れた世界は、自由だと思っていた世界は、案外不自由だった。何かを知って、何かを失って、何かを得て、何かをやっぱり失って、繰り返していく日々の中で。覚えたのは――友情、愛情、揺れ動く感覚。笑っていて欲しいって言ってるくせに――)泣かしたい。泣かせるだろう、な。俺が告ったら。困った顔して、どうしてって言うんだろうな、どうしてって、ンなの、俺が知りたい。どうしてって――どうしたて、どうにもならないのが、人を好きになるって事なんじゃないのかッ(ありふれたフレーズは何時だって心理を語っている。短く吐き出すため息は、諦めに似ていて)課題終わって無かった……(目の前にある問題へと目を向けさせてくれるのはいつも現実的な日々をどうやって過ごしていくかだと思う訳で。扉の向こう側の世界へと足を進めて行く。誰にも言えない言葉、誰にも言えない感情を、風へと押しながして)よどみに浮かぶ泡沫は――続き、なんだっけ   (2012/6/17 23:07:47)

春日井伸也♂17なんだっけ……教科書を見れば分かるか(そう結論づけ、一瞬だけ瞼を閉じて。何かと決別するように、扉の向こう側の世界へ、ありふれた日常へと足を伸ばしていった)   (2012/6/17 23:15:35)

おしらせ春日井伸也♂17さんが退室しました。  (2012/6/17 23:16:04)

おしらせ神村順子♀19大学生さんが入室しました♪  (2012/6/23 23:11:24)

神村順子♀19大学生【こんばんは。ソロルにてお部屋をお借りします。】   (2012/6/23 23:12:19)

神村順子♀19大学生もうちょっとゆっくり歩こうよ。(お別れの朝、つとめて明るい声で、ボストンバックを持って、前を歩く彼に声をかける。朝早いバス停までの道は、とても静かで、この世に二人しかいないような気持ちになる。二人でバスを待っていると、いつしか曇り空がわれて、落ちてきた雨の子どもたちが、私の髪を濡らす。優しい言葉を探したけれど、思いつかなくて、ただ、私は黙って傘をひらいて、彼にさしかけた。バス停の傍らには、まるで別れを祝福するように、雨に濡れて、いつのまにか七変化した藍色や薄紅の紫陽花がとても綺麗に咲いている。)   (2012/6/23 23:21:56)

神村順子♀19大学生ねぇ、紫陽花の花言葉、知ってる?(紫陽花に視線を落としながら、小さな声で彼に問いかけてみたけれど、彼は黙って雨の音を聞いていた。やがて、彼の乗るバスが目の前で止まる。彼の唇が「じゃあね。」とゆっくり動けば、涙なのか、雨なのかわからないものが私の頬をつたう。)私、待ってていいのかな?(ふりしぼるような声でバスのステップをあがる彼の背中に聞いてみる。その言葉が、今日まで噂に振り回されてしまった二人の結末の答えになるのかどうかもわからなかったけど。バスの窓から手を振る彼が頷けば、傘を濡らす雨の音が甘い調べのように聞こえた。)「七つオタクサ あじさい花は オランダさんの置き忘れ」   (2012/6/23 23:25:42)

神村順子♀19大学生【お部屋ありがとうございました。m(__)m】   (2012/6/23 23:27:47)

おしらせ神村順子♀19大学生さんが退室しました。  (2012/6/23 23:27:55)

おしらせ立花みか♀24会社員さんが入室しました♪  (2012/6/25 04:02:07)

立花みか♀24会社員【こんな時間にこんばんは。ソロルのみ】   (2012/6/25 04:02:33)

立花みか♀24会社員(ふと目覚めればベッドの中。ぼんやりとした様子で小さく欠伸をひとつ漏らし、視線だけで周りを伺う。己の身体を包み込むようにして眠る彼の体温が心地いい。)ソファーで寝ちゃってたはずなのに…運んでくれたんだね。ありがと。(隣で気持ちよさそうに寝息を立る彼の顔にかかった髪を指先で後ろへと流しながらそのままキスすれば、もにゅもにゅと唇を動かす彼が可愛くてくすくす笑ってしまった。)…なんか、可愛いっ…(身体を僅かに震わせたからだろうか、私を抱きしめる腕に力が籠り抱き寄せられる。無意識の彼の行為に癒されながらも彼にもう一度、口づければ愛しさが溢れ出して。)大好き。(寝起きだからか掠れた声で伝えればまた彼の胸元へと頭を預けて、もう一度彼をぎゅっと抱きしめれば幸せを感じ目を閉じた。朝食は彼の好きなものを作ってあげようと心に決めて、暖かな体温に包まれ眠りへと落ちて行った。)   (2012/6/25 04:09:49)

立花みか♀24会社員【お部屋ありがとうございました。】   (2012/6/25 04:10:20)

おしらせ立花みか♀24会社員さんが退室しました。  (2012/6/25 04:10:25)

おしらせ新木孝之♂28会社員さんが入室しました♪  (2012/6/25 09:57:27)

新木孝之♂28会社員【こんにちは、ソロルにてお邪魔させていただきます】   (2012/6/25 09:57:42)

新木孝之♂28会社員(ここのところ忙しそうに仕事に励んでいる彼女。食事や入浴を済ませる間に彼女の衣服の洗濯を済ませる。彼女から目を放しているうちにリビングに戻ってみれば、疲労に満ちた身体をソファに預けたまま眠りについていた。やれやれと溜息交じりの笑みを浮かべながら彼女の肩をポンとそっと叩いてみる。それでも起きないほどの深い眠りを確かめると、その身体を両腕に抱きかかえ寝室へと拉致してゆく。軽く柔らかな布団を被せ、自身も彼女の隣へと横たわりながら、その背に腕を回していく)おつかれさま…おやすみ…(規則正しい寝息を続ける唇に顔を重ね合わせ、無抵抗の唇を奪い去る。そのまま彼女を蹂躙しつくす行為にも走れた男は、彼女の眠気に誘われるように瞼を閉じてしまう。離れることのないよう、腕を抱きまわしたままで。それは彼女が再び眠りに落ちる数時間前のやり取り…)   (2012/6/25 09:57:48)

新木孝之♂28会社員【と貼り付けログのみになりますがこれにて。お部屋を使わせていただきありがとうございました】   (2012/6/25 09:58:26)

おしらせ新木孝之♂28会社員さんが退室しました。  (2012/6/25 09:58:34)

おしらせ鯉渕月♀19さんが入室しました♪  (2012/6/25 12:04:05)

鯉渕月♀19【ソロルにてお借りします。】   (2012/6/25 12:04:31)

鯉渕月♀19誰かくるって。(漏らした声は、明瞭であり、且つ、僅かに不服の感情が混ざり、低く響いた。校舎裏に二人で腰を下ろした場所は、先ほどまで雨が降ったせいか、周りの木々の香りが湿気に混ざり、辺り一帯を占拠。いや、実際は、葉というより、土くさい。)だから誰かくるってば。(コンクリートの地面から、冷気がひんやりと伝わる。木々の間から、太陽の光が漏れ。時々、ちらちらとこちらの顔を照らす。時折、目を細めたり、その場をしのぎ。)ねえ、聞いてる?(隣に一緒に座る男の頬は、気持ちばかり膨らんでいた。私から見て、右頬が、まるく。しかし、唇は直線を描く。そして、男の指は私の輪郭の緩やかな曲線を撫でた。)   (2012/6/25 12:23:29)

鯉渕月♀19…だ、から。(柔らかなものがふれたと思えば、生暖かいものが、そこから伝い押し流される。甘ったるくて、少しだけ苦くて。また、太陽がちらついた。目を閉じた。太陽のせいで。いや、誰のせい?溢れたカフェオレが、口端から顎へと伝い落ちるのに先に気付いたのは男で。接着部を、ゆるやかに離すと、ブラウンの線をたどるように、上から下へと撫で。私の唇の端から端へと、指を滑らせた。「誰もこねェじゃん」瞳だけでもの喋る男の口が開けば、小さくつぶやいた。しかし、私へと張り付いていた視線は、私の頭の後ろを通り、そして、肩をおろし息を吐いた。とくとく、と波打つ心臓の音が、聞こえた気がした。「お前、どきどきしてるだろ?」嘘だった。)   (2012/6/25 12:24:05)

鯉渕月♀19【きっと、亡霊Cは、自Cのこと思ってくれているでしょうから。ここはひとつ、なにとぞ、規定ラインすれすれですが、ご了承を。お部屋ありがとうございました。】   (2012/6/25 12:26:01)

おしらせ鯉渕月♀19さんが退室しました。  (2012/6/25 12:26:07)

おしらせ片桐つばめ♀17さんが入室しました♪  (2012/8/3 23:58:15)

片桐つばめ♀17【ソロルにてお借り致します。(礼。】   (2012/8/3 23:58:41)

片桐つばめ♀17(赤、緑、金…夜空に華やかに咲く花。打ち上げられる度に、湧き上がる歓声を聞きながらも心の中から楽しむことは出来ずにいた。打ち上げる音はまるで雷鳴のようにそんなもやもやとした心の中を震わせる。白地に臙脂色を基調とした浴衣に身を包んだ少女は、時折、その手に握った携帯の着信を確認しながら、花火を眺めている。)…来ない、よね。(何度目かの確認の後、呟くようにしながら履いてきた黒板の下駄を擦るように足を動かす。人の声や打ち上げる際の音が大きくて、カラコロとしたその音もそう届かない。顔を上げると、綺麗にアップしている髪の後れ毛が揺れる。)   (2012/8/4 00:07:21)

片桐つばめ♀17(…そんな中、誰かと誰かが待ち合わせて出会う声が聞こえる。片方はどことなく緊張している少女の声、もうひとつはそれを優しくフォローする青年の声。そのどちらも自分にとっては、よく知っている声。反射的にそちらの方を見てしまい、次の瞬間、後悔してしまう。深い溜息を漏らしながら、自分の表情が歪むのが分かる。そして、彼らから見つかる前に、何処かに隠れたいし…いっそのこと帰ってしまいたい。花火の音も人々の歓声も大きいはずなのに、なぜだかその後も続く彼らの遣り取りを聞きたくなくて、耳に手を宛てがう。唇が小刻みに震えていく)   (2012/8/4 00:25:52)

片桐つばめ♀17(去年の冬の頃の記憶が蘇る。その頃の青年と自分は彼氏彼女という間柄ではなかったが、よく他愛のないことを話したり、またどうでもいいことで言い争ったりしながら、ほど良い距離を保ちつつ明るい楽しい時間を過ごしていた。互いに好意がなかったとは言えない、でも素直に付き合うこともせずにただ関係が壊れるのが嫌だったから喧嘩友達を続けていた。――…それを壊したのは、自分だったのに。なのに、何故、今、こんなにも泣きたくなるのだろう。震える口許から微かに泣き声のようなものが漏れかけていて。そんな中、手にしていた携帯が鳴り響く。メールの送信相手が此方に来るという報せ。ほっと安堵の息を漏らした時、彼らの姿はそこにはもうなかった)   (2012/8/4 00:44:00)

片桐つばめ♀17(待ち合わせた相手が来る前に目許をぐいっと手の甲で拭う。きっと相手は自分のことをしっかりと見ているはずだから。何かあったことを気付かせてはいけない。それから、『先日、約束したところにいるよ』と返信して少しの間待つ。――数分後、遅れてきた事を詫びながら駆けて来る男性の姿が、此方にへと近づいてくる。その頃には、もう先ほどまでの心の揺らぎはなく、心は凪いでいた。)遅いですよ?(そう相手に苦言めいたことを投げかけて。相手の詫びる言葉や言い訳の言葉を聞き流しながら、先程、彼らのいた所へと視線を向け、心の中で呟く、『貴方のことが大好きだった』と。)……じゃあ、わたあめ買って下さい。(視線を相手へと戻してそう言うと、軽くウィンクしながら屋台の方へと手を引いていった。〆)   (2012/8/4 00:55:05)

片桐つばめ♀17【厳密に言えば、『好きだった人』ですがどうかご容赦を。そして、素敵な部屋、ありがとうございました。此れにて失礼します。】   (2012/8/4 00:55:49)

おしらせ片桐つばめ♀17さんが退室しました。  (2012/8/4 00:56:08)

おしらせ三戸部雪♀21さんが入室しました♪  (2012/8/4 03:43:44)

三戸部雪♀21【後入り歓迎ですが、時間が時間なので、ソロル気味に。】   (2012/8/4 03:44:29)

三戸部雪♀21(大して広くない独り暮らしの男の部屋に、キングサイズのベッドを設置したことは、彼の意地に近いところはあったのだろう。まだ夜が明けぬ空と同じ色のカバーに包まれた羽毛布団に包まっていられるのは、冷気を放出し続けるクーラーのお陰。世間の“節電ブーム”に全面抗戦。クールビズには程遠い設定温度。反社会的贅沢に、頬を緩めて呟いたのは、)――― 寒い。 (その言葉を待ってましたかというかのごとく、ごそ、と疼く隣の物体。布団から、顔を出すと、眠気眼の垂れた目尻。太陽とは無縁の生活態度は一目瞭然の男の白い肌に似合わない、ごつごつとした岩みたいな手がこちらへと伸びた。どこに向かうのか、目で確められるほど、ゆっくりと。しかし、どちらに向かうのかは、まだ分からない。こちらへと、ぬっと伸び続ける、手。)   (2012/8/4 03:54:14)

三戸部雪♀21(男の生温い掌は、丸い形に沿って肩へと手を。一本ずつ、指に力を入れるのが分かるのは、一本ずつ、男へと体が近づいているから。気付いた頃には、男の腕の中。すっぽりと収納されたのは男の体が大きいから。あと、私の体が小さいから。けれど、子どもみたいにほしがったのは、男が先で。先に意図して触れ合ったのは、額と額。平らな部分が密着すると、少し期待した。息を呑む。こく、と私の喉だけが震えた。私の喉、だけ。最初から、男の息は、規則正しいメトロノームのごとく、すやり、すやり。ほしがりなのはどちらでしょうか、と男は問わないものの。次の瞬間、ふん、と鼻で笑っても可笑しくない程、私だけ、顔を作って。瞳を閉じて、揺れる睫毛だけが、男の様子を熟知していた。) ……寝たでしょ。 (ふん、と鼻で笑った息がこちらの唇へと触れた。「ちょっと、悲しかったろ。」と言われた瞬間、唇が触れ合ったかと思えば、――― )    (2012/8/4 04:13:23)

三戸部雪♀21【PLが先に睡魔に殺されそうなので、これにて〆。//雪ちゃんの意識は続いていたのか、それは誰かだけが知っている…?】   (2012/8/4 04:20:26)

おしらせ三戸部雪♀21さんが退室しました。  (2012/8/4 04:20:33)

おしらせ道川龍平♂26会社員さんが入室しました♪  (2012/8/24 11:21:37)

おしらせ高森静香♀25美容師さんが入室しました♪  (2012/8/24 11:21:59)

道川龍平♂26会社員(ベルトを締めてからシャツの裾をズボンに押し込み、無香の整髪料を指先に取って髪を立てる。糊の利いたYシャツの首と手首のボタンを閉めるのが苦手な不器用さ。満ち足りる事から来る理由のない不安が瞳の奥に見える気がして鏡に顔を寄せてみる。眼鏡を掛ける前の顔は何処かぼやけ、両の目尻に指を添えて、釣り目にしたり、垂れ目にしたりを繰り返して……何考えてんだよ、と自分に言い聞かせた。ネクタイは首に掛けたまま…。彼女の部屋の洗面台がまだ目に馴染まない朝。)   (2012/8/24 11:22:49)

高森静香♀25美容師(スーツを着た彼がこの部屋に居る小さな違和感がこそばゆい。朝ご飯を作り、一緒に食べて。歯磨きをして…仕事に行く彼を見送る朝は少しだけ切ない。)…ちょっと、貸して。(不器用な彼の指が釦を閉めるのをじっと見つめて、いつも少し歪なネクタイを思い出した。首に掛かったままのネクタイをしゅるりと引きぬき自分の首に回すと俯いてネクタイの長さを調節した…ちらりと彼を見て、恥ずかしそうに背中を向けるとネクタイを綺麗に結び輪を緩めてから彼の首に背伸びをしてかけてからネクタイの端を引いて襟の中に綺麗に収めた)でーきた…ん、かっこいい。   (2012/8/24 11:22:56)

道川龍平♂26会社員(彼女の行動に不安が消える。――そうしないとネクタイを結べないんだ? 彼女の新しい部分を知った瞬間。俯くおでこと指先、見上げた黒い瞳と、それから結び目を作る為に向けた背中を好きになる。これからいくつも見つけるだろう新しい彼女。好き――は、増やしていけばいい。)静香が選んでくれた彼氏だもの、そりゃ、かっこいいだろ。でさ…なんていうか、これからもよろしく…。(初めて一緒になった朝に言う台詞じゃないよな…。バスの時間まであと10分。両手を広げてみる。ぴょん? )   (2012/8/24 11:23:14)

高森静香♀25美容師そーだけど…ちょっと寝癖ついてるのも、可愛いよ?(寝起きの眠たそうな彼も、朝ご飯を沢山食べる彼も、朝にちょっとセンチメンタルになって鏡を覗きこむ彼も…。全部好きになる。少し笑ってから両手を広げた彼の胸に飛びこんだ、文字通り両足でジャンプして結んだネクタイのある場所に飛びこみ、嬉しそうに見上げた彼はやっぱりかっこ良かった)ぴょーんっ…あのね…(内緒話があるように手を唇の脇に当てる、彼が屈んだら頬にキスする算段で。きっとお見通しの彼も大好き。)   (2012/8/24 11:23:21)

高森静香♀25美容師【貼り逃げごめんなさい。お部屋ありがとうございました。】   (2012/8/24 11:23:41)

道川龍平♂26会社員【お部屋ありがとうございました】   (2012/8/24 11:23:44)

おしらせ道川龍平♂26会社員さんが退室しました。  (2012/8/24 11:23:52)

おしらせ高森静香♀25美容師さんが退室しました。  (2012/8/24 11:23:58)

おしらせ稲垣秀人12♂さんが入室しました♪  (2012/8/24 18:37:54)

稲垣秀人12♂(地面を攫う手が砂を掻き分ける。湿った土が見えたのは直ぐ後の事。スコップを手に其処を掘り進めた。土くれのついた手はまだ幼い。ふと顔を上げて向けた視線の先――――。同級生たちの歓声、見慣れた筈の校舎。傾きかけた陽射しは木漏れ日を揺らめかせ、眩しそうに顔を顰めた。)「おーい、お前ら、そろそろ出来たか――。」(教師の声がグラウンドに響き渡り鼓膜に届く。慌てて脇に置いた包みを出来たばかりの穴に無造作に投げ込むと、其れに土を掛け、手で強く押し込んだ。)   (2012/8/24 18:38:12)

稲垣秀人12♂(木漏れ日を漏らす樹は見事にまで桜色。ひらり、ひとつ、花弁が舞い降りて此方の頬に触れた。出来た奴から集合な――。そんな教師の声に慌ててポケットから一つのカプセルを。所謂ガシャポンという奴なのだろう。然し、其の中にあるのは一枚の紙切れ。今埋め立てた場所から僅かに場所を移し、土のついたスコップを其処に突き立てた。)…――待って、先生、もう少し。(声変わりしてないやや高い声を投げ掛けながら、ふと寂しげな翳りを湛えた瞳をを泳がせた先には――同級生の少女。同じ中学へ進む事の無い。)   (2012/8/24 18:39:10)

稲垣秀人12♂(埋めようとしたメインのカプセルは此方――。午前中に終えた卒業式の後で書いた、拙い文字。それはカプセルの中で丸くなって此方には見えない。そして少女から視線を逸らしてからそのカプセルを見つめた。)…――明日には発つんだよな。(そう呟いて、再び視線を上げた。もう其処には少女の姿は無いのだろうか。ふと笑みを浮かべ、大切そうにカプセルを穴の中に置き、土の山を崩し始める。)   (2012/8/24 18:48:35)

稲垣秀人12♂(もう皆既に、グラウンドに集合していた。あどけない顔が教師を囲むようにして並ぶ。此方はたった今カプセルを埋めた場所に小さな石を置いた。其処には――稲垣秀人――そう油性のマジックで描かれていた。秘密のカプセルの中の紙切れには何が書かれているのだろう。掘り起こされる時がいつか来るかもしれないし、来ないかもしれない。掘り起こす時には想いを寄せた少女が隣にいるのだろうか――。でもそれはきっと大人になってからわかる筈。卒業式の後で皆で埋めたタイムカプセル。時の流れに想いを馳せながら、少年はグラウンドに向かった。砂埃を立てながら――。)   (2012/8/24 18:58:51)

稲垣秀人12♂(カプセルの中には色褪せる事無く、想いが封印されている――。)   (2012/8/24 18:59:30)

おしらせ稲垣秀人12♂さんが退室しました。  (2012/8/24 18:59:40)

おしらせ月桃禅♂21執事見習いさんが入室しました♪  (2012/9/4 00:27:58)

月桃禅♂21執事見習い【溢れそうな気持ちをソロルにて…】   (2012/9/4 00:28:35)

月桃禅♂21執事見習い(この土・日は頑張って働いた 今日はお店を休ませてもらい少しのんびり それでもやっぱりお店の事は気になるのでスタッフルームをこっそり覗いてみたりしたけれど…やつも今日は休みをもらったのかな…気配がなかった  休みをもらっても 仕事前のオフの時間でも気がつくとあいつの事を考えている 結構気持ち振り回されてて あいつが凹んでいると俺も落ち着かない気分になる まぁ 仕方ないか…好きになってしまったんだしな…)   (2012/9/4 00:41:28)

月桃禅♂21執事見習い だけど知ってるんだ あいつの心の中に誰が居るか…(知ってるけど知らない振りをしている 時々その事に我慢出来なくなって 当のその人に反抗的な態度とってしまったり… あぁぁ ダメだなまだまだ気持ちガキです もっと感情押さえられたらいいのに… でも 人を好きになる気持ちは止められない 俺自身が彼女を好きで好きで仕方ないからそれはわかる だから彼女が幸せなら 楽しいなら 笑っていられるのなら 俺は彼女があの人の事を好きであっても全然平気)   (2012/9/4 00:43:04)

月桃禅♂21執事見習い いや全く平気じゃないけど…ぅーん でも まぁ 平気を装える今はまだ でも…でもだ!(彼女の気持ちを徒にもてあそんだりするんだったら俺は… 俺は殴っちまうかもな…)ね…だから お願いですから俺の大切な人を悲しませないでください…(お店の従業員控え室から出ると 9月にはいり幾分涼しくなったか?と思える夜風に心と身体をふらふらと任せつつ 家路に…)明日は また会えるな…   (2012/9/4 00:43:23)

月桃禅♂21執事見習い【お部屋ありがとうございました ふぅ 少しすっきり(笑) 〜☆】   (2012/9/4 00:45:15)

おしらせ月桃禅♂21執事見習いさんが退室しました。  (2012/9/4 00:46:27)

おしらせ北川樹♂20さんが入室しました♪  (2012/9/7 22:53:18)

北川樹♂20【お部屋御借りします。ノープランですがソロルを少々……】   (2012/9/7 22:54:26)

北川樹♂20(おれの好きなひとは、とても真っ直ぐに好意を示してくれる。一切の迷いなく「好きだ」と口にする。奥手なおれはその度にくらくらとしてしまい、そして"先輩"はそんなおれを、実に愉しそうな目で見ている。要するに、あれだ。翻弄されている)……おっと、やばい(先輩を途中まで見送った帰り道、ついニヤけてしまう口元を抑えながら、おれはある記憶を何度も頭の中で繰り返し起こしていた。それは、いつもいつも飽きずに先輩が口にしている、「好き」という言葉。でも、今回のはわけが違った)   (2012/9/7 23:01:53)

北川樹♂20(初めて服を贈った。先輩と付き合い始めるまでは女性にものを贈ることなんて、まるで縁のない話だったおれだ。センスなんてものは欠片もありゃあしない。でも、近道のために突っ切ろうとしたデパートでその服を見た時、予感が舞い降りてきたのだ。これは似合いそうだ、と。そして、先輩の誕生日にそれをプレゼントしてみたわけだが――案の定、「好き」と言われた。ただし、いつものこちらの反応を楽しむためのものではなく、子供のように大はしゃぎしながらのそれだ。これまでもたまにそういう先輩を見てきたけれど、……可愛い。どれぐらい可愛いかというと、)ああ、もう。だめだにやける(こうして思い返しては、口元をゆるませてしまうくらいに)   (2012/9/7 23:12:32)

北川樹♂20(でも奥手のおれは、滅多なことがない限り、そんなことを面と向かっては言えない。つい、憎まれ口を叩いてしまったり、気のないリアクションをとってしまったりする。こんなにも、言ってあげたいことや、伝えたいことがあるのに)……まあ、柄じゃないからいいんだけどさ(先輩の素直さは羨ましいと思う。でも、この不器用で奥手なひねくれものが、おれだ。隣の芝は青いけれど、無理に踏み込むことはない。たぶん、これからも、時々あの青さを羨んだりするんだろう。そうして近づいたり離れたりながら……たまにこうして、先輩の目の届かないところで、ちょっとだけ芝の端ッこを踏んだりするのだろう)だめだあ、くそ。にやける……。   (2012/9/7 23:26:33)

北川樹♂20【このロールは退室したのちに爆破されます。それでは素敵なお部屋を使わせていただき、ありがとうございました】   (2012/9/7 23:28:33)

おしらせ北川樹♂20さんが退室しました。  (2012/9/7 23:28:44)

おしらせ月桃禅♂32執事見習いさんが入室しました♪  (2012/9/9 22:30:19)

おしらせ月桃禅♂32執事見習いさんが退室しました。  (2012/9/9 22:32:43)

おしらせ来空芽久さんが入室しました♪  (2012/9/11 17:44:09)

来空芽久【こんにちは。お邪魔致します。GLです。不快な方は飛ばして下さいませ。】   (2012/9/11 17:44:32)

来空芽久『陽だまり』(芽久side) ―暖かな陽だまりに包まれた王子。その人の前だと、荒れ狂った風もぴたりとお辞儀をして穏やかな風になって通り過ぎてゆく―初舞台は星組。その後そのまま同組に配属になった。同期が10人ほどいるとはいえ私は小さくて最年少。研1生は朝、早めに稽古場へ行き上級生が入る前に準備をする。いつもなら大体同期が揃ったくらいに稽古場に入る。でもその日は珍しく一番乗りだった。窓を開けて換気をしながら床を磨く。そんな時、あの人は私の前に現れた。   (2012/9/11 17:45:40)

来空芽久床を磨いていると頭の上から声がした。とても穏やかでまるで天使様のような暖かな声。「おはよう。お掃除ご苦労様。」にっこり微笑むその人は屈む私の目の高さまで膝を突き視線を合わせようとしてくれた。「おっ…おはようございます!」慌てて立ち上がる。上級生なのだろう。でも名前が分からない。まだそこまで慣れてはいない上、人の名前を覚えるのはとても苦手…言葉がそれ以上出てこない。緊張した私を尻目に、その人は傍らのバケツを軽々持ち上げて微笑んだまま廊下に出た。慌てて私も廊下に出てそれを奪うように手を伸ばす。「いいよ。私もちょっと懐かしくなってやってみたくなっただけだから。えーと…?」「ありがとうございます!も、申し遅れました!この度星組に配属されました来空芽久と申します。」深くお辞儀をする。その人はそのままバケツの水を捨てた後、ゆっくりこちらに振り向いた。「私は上月翔。今は研5だから貴女たちより4学年上になるね。よろしく。来空さ…あー、愛称とかは?」「…は、はい。皆は…めーちゃんとか、めぐとか…呼んでます」   (2012/9/11 17:47:46)

来空芽久恥ずかしくて俯いてしまった。つい癖が出て慌てて頭を上げようとするとそれは大きな手のひらで遮られた。その手は私の小さな頭の上で何度か優しく撫でた。「じゃあ、改めてよろしくね。めぐちゃん」さっと差し伸べられた手のひら。おずおず遠慮がちに自分の小さい手を差し出し握手をした。―なんて暖かな手。    (2012/9/11 17:48:43)

来空芽久あれから2年が経過して私は研3に昇級した。ある時、上月さんから呼び止められた。私は彼女に導かれるまま空き教室へ入った。目の前にあの王子がいる。それも二人で…。二人でいるなんて、研1のあの朝の光景以来だ。「ごめんね。後片付け中だったのに呼び出したりして。後で他の子たちには私からフォロー入れておくから安心して。」相変わらず穏やかに微笑む。「あ、いえ。上級生からのお呼び出しが優先ですから大丈夫です。皆も見ていましたし…。」「あはは、そっか。上級生の特権だね。」けらけらと笑い声を上げた。初めて見る顔ではない。でも、自分に笑い声を立てながら笑顔を見せてくれるのは初めてだ。 「…好き、なんだ。めぐちゃんの事…ずっと気になっていた。ほら、あの朝のバケツのさ…あの時から。…あ!でも、こういうので上級生だからなんて考えないで。そういうのは…求めてないから。めぐちゃんの気持ちがたいせ…っ」言葉を全て待たずに思わず抱きついていた。小さな腕を細い腰に回して力いっぱい抱きついた。嬉しくて涙が溢れた。   (2012/9/11 17:48:57)

来空芽久涙でぐしゃぐしゃになった顔を向けると、涙でぼやけた視界の中でやっぱり穏やかに笑った王子がいた。 ―暖かな陽だまりに包まれた王子。その人の前だと、荒れ狂った風もぴたりとお辞儀をして穏やかな風になって通り過ぎてゆく―ふとまどろみから覚めると、暖かな手が私を包んでいた。ある日の午後、大きな木の下で暖かな光の下、陽だまりに包まれて…。   (2012/9/11 17:49:45)

来空芽久<一部終了・幕間休憩(次の公演まで暫くご休憩下さい)>   (2012/9/11 17:50:38)

おしらせ来空芽久さんが退室しました。  (2012/9/11 17:50:44)

おしらせ上月翔さんが入室しました♪  (2012/9/11 17:59:08)

上月翔<第二部開演>   (2012/9/11 17:59:24)

上月翔『陽だまり』~翔side  本当に天使はいたんだ。彼女を目の前にした途端、心の中にいくつもの陽だまりが出来た。その光は暖かく穏か。その唇から出る言葉と声は美しい旋律を奏でる楽器のように、さながら古代の歌姫を思わせるような美しさ。否、事実彼女の歌声は歌姫そのものだ。   (2012/9/11 17:59:52)

上月翔初めて出会ったのはある日の早朝。少し早めに自主稽古をしたくて稽古場へ向かった。その時、天使は私に微笑みかけた。窓から吹き込む5月の爽やかな風と穏かな朝の光。広い稽古場がいつもより明るい陽光に照らされて見えたのは何も外からの光のせいだけではない。綺麗に磨かれた床はその光をきらきらと反射させ、その反射した光は天使と私を映し出し私の心にもその天使の面影を映し出し刻み込んだ。   (2012/9/11 18:00:21)

上月翔彼女の名前は来空芽久。愛称はめぐ。当時はまだ音楽学校を卒業したばかりの研1生だった。同期の中で、いや劇団生徒の中では恐らく一番小柄な身体に小さい童顔の顔。決して要領よく与えられた課題を昇華する方ではなかったがひたむきで努力家で、懸命に稽古に励むその姿、そして緊張が解れ同期たちに囲まれ束の間の談笑を楽しむその笑顔の愛らしさに好感を持った生徒は少なくはなかっただろう。現に幾人かの生徒たちはそんな彼女を目で追っていた。それだから彼女は時々生徒から声を掛けられる。やれお茶の誘いだの、やれ稽古をつけてやるだの、家に誘う者までいた。   (2012/9/11 18:01:01)

上月翔それから二年の月日が経過した。めぐはすっかり組子たちの人気者になっていた。 そして私は、とうとうめぐへの想いを抑えきれなくなっていた。この二年の間、自分なりに彼女への接触はしてきたつもりだ。特に与えられた課題についての相談は積極的に受けた。何度か稽古にも付き合った事もある。目はずっとめぐを追っていた。何人か彼女に想いを寄せる生徒を知っていた。いつもなら、自分より他者を優先する性質だが今回だけはそれを許せない自分がいた。それからは告白をする機会を狙い始めた。そしてその日が来た。あるお稽古後、めぐのタイミングを見計らい告白をした。目の前で嬉しそうに頬を染め、こちらの言葉を最後まで聞くまでもなくその小さな身体で抱きしめてきた。あの時の感激は忘れられない。   (2012/9/11 18:01:19)

上月翔ある日、ふと赴いた公園の大樹の下、天使が私の膝に小さな頭を乗せて眠っている。そっとその前髪に指先を絡めて梳くと、小さな風が二人を包み込みいくつかの陽だまりの中に私達はいた。私も陽だまりのひとつになれたのだと、天使が目覚める前にそっと額にキスを落とした。   (2012/9/11 18:01:30)

上月翔【二部構成で長文・駄文大変失礼致しました。お楽しみ頂ければ幸いです。では、失礼致します。】   (2012/9/11 18:02:06)

おしらせ上月翔さんが退室しました。  (2012/9/11 18:02:11)

おしらせ来空芽久♀さんが入室しました♪  (2012/9/11 18:12:56)

来空芽久♀【何度も失礼いたいます。すみません…記号が抜けてました。。。上月、来空共(♀)です。では、失礼致します】   (2012/9/11 18:13:30)

おしらせ来空芽久♀さんが退室しました。  (2012/9/11 18:13:35)

おしらせ工藤悠♀19さんが入室しました♪  (2012/9/17 01:13:04)

工藤悠♀19【お部屋お借りします】   (2012/9/17 01:13:13)

工藤悠♀19【ソロロールの短時間のみの入室ですので、後入りはご遠慮願えたらと思います。/万が一、後入りしてくださった方がいらっしゃいましても、当方、中文からのロール作成になりますのでお返事遅れることお許しくださいませ。】   (2012/9/17 01:14:25)

工藤悠♀19( ハローハロー、私の好きな人。元気にしておりますか?私は ―――――) 猫と不審者と私ぐらいじゃないの、こんなことしてんの。…いや、私も不審者か。 (大学生の女が一人。痴漢だの露出だの、不審者情報が溢れる島国ニッポンにおいて、危険を顧みず、深夜一時の公園に彼女が登場するのに訳がある、わけがなかった。手首にぶら下げたコンビニの袋は、かしゃかしゃと乾いた音を、女の足音に合わせて鳴らし。音はもちろん、足取りも軽快そのもの。警戒する様子は一切なく、ぷらっと訪れた公園に聳え立つ、一番大きな遊具“滑り台”城の階段へと脚をかけた。一歩、また、一歩。武器になる機会は訪れない高く鋭いヒールのパンプスを履いたため、器用に爪先だけで、のぼってゆく。錆びた鉄の音は、錆びたからといって、幼少期に刻まれた、階段を上るドキドキする音と、大差なかった。)   (2012/9/17 01:27:42)

工藤悠♀19(真相を知れば、大したことないであろう、何故か青色をした外灯に包まれた滑り台を上りきったが問題発生。滑り台の横幅と、私のおちり。どちらが大きいかは……察して頂こう。) マジで。大人遠慮みたいな構造?いや、私、未成年だし。 (どう足掻いても、滑り台の上に座ることは出来ず。体を屈め、しゃがんだ体勢を維持するのが精一杯。仕方ないので、そのままそこに佇めば、コンビニの袋に手を突っ込んだ。まずは、金色の麦が描かれた飲料の入った缶を取り出せば、プルタブをあけ。中から溢れた空気の音が、弾けてゆく。それは、一瞬だったけれど。けれど、その液体を体の中に流しこめば、なんともいえぬ苦味が広がるとともに、私の気持ちがはじけた。何故か、目尻からも液体が流れた。透明の水だけど。)   (2012/9/17 01:40:21)

工藤悠♀19深夜徘徊して、悪いことしたまま、私、大人になっちゃうのに!怒ってくれなきゃ、続けるよ! (誰も居ない深夜の公園。演説するも、観客がいなけりゃ、歓声も罵声もない。道路に面した公園のために、時折、車のエンジン音が通り過ぎていくくらい。ぐぐ、ともう一口煽ってみせた。缶に口をつけて飲み干すこと自体が、そもそもないのか。大量の液体を流しこめば、不器用女の口角からは、本来喉に通されるはずのものが、垂れていて。喉に通ったのか、服の上に零れたのか、それはスカートの上に出来たシミをみれば一目瞭然であったが。どちらにせよ、無事に空になった缶を片手で潰そうとした。潰せなかった。腹が立ったから、上から投げた。グランドの上に、からん、と虚しい音を立てて転がった。)   (2012/9/17 01:47:48)

工藤悠♀19あー、もう!知らないんだからね!悪い子になっちゃうよ!! (慣れないことをしたことは、鼻先の赤色が示し。ぷん、と真赤に染まった頬を膨らますと、立ち上がった。そして、けたたましい音を立てながら、滑り台の下り坂、一本道を、駆け下り、着陸を図る。転げはしなかったものの、砂場にヒールが埋まり、脱げた素足は前に一歩、二歩、と勢いで踏み出したから、無事ではなかったが。そして、砂場の上に素足で屹立したままあたりを見回した。盛り上がるのは、私だけ。猫も不審者もいなかった。無言のまま、砂場に埋まったパンプスを救出すると、靴の中へと入った砂を落とし、再び足を突っ込んだ。そして、投げた缶を大人しくとりにいき、袋に収めると、公園に設置されたゴミ箱へと投げ込んだ。―――― ) うわ、アホか。 (穴に上手く入らずに、ぶつかって落ちたゴミは、またそばに落ちた。悪態をつけながらも、今度は至近距離でゴミを入れた。―― ハローハロー私の好きな人。私は今日も元気でいい子です。)   (2012/9/17 01:57:41)

工藤悠♀19【…短くする予定だったのに。長々とありがとうございました。迎えにきてくださる殿方を絶賛募集したいと思いながらも、職質される前に退散を(笑)ありがとうございました。】   (2012/9/17 02:00:18)

おしらせ工藤悠♀19さんが退室しました。  (2012/9/17 02:00:26)

おしらせ藤堂聡史さんが入室しました♪  (2012/9/19 11:59:07)

藤堂聡史【すごく珍しく、平日に時間ができたので投下しにきてみたり。ソロロールですがよろしくお願いします。】   (2012/9/19 11:59:42)

藤堂聡史(完全に迂闊だった。すっかり盛り上がっていたとはいえ、終電は過ぎ去った深夜2時。つい、十数分前までは仲間と騒いでいたハズの俺は、見知らぬ公園へと足を踏み入れていた。幸いにも他の連中は、この辺りに居を構えているヤツが多いらしく、そうでないヤツも他人の家へと転がりこもうと決めたらしい。俺はと言うと、少し疲れていたり、考えたいコトもあって、一人になるのを望んだ。終電は終わっているが、家までは距離にして3駅ほど。まあ、徒歩で帰れないコトもないし、考え事をしながら帰るのであれば丁度良い距離だ。)――――は、懐かしいなぁ、こういうの。(そんな俺が、此処に立ち寄ったのはただの偶然。かつての自分には丁度良かったのだろうが、今の俺には不釣り合いな遊具の並ぶ公園をぐるりと見渡し、記憶の奥底に置き去りにされた懐かしい光景が僅かに蘇る。)   (2012/9/19 11:59:55)

藤堂聡史少し、酔いでも醒ましてから帰ろうか。(今、自分の横には誰もいない。けれども、居るであろうその人に語りかける様な独り言。ざりざりと、公園に敷かれた砂を踏み歩けば、小さなブランコが2つ。木の板をぶら下げる鉄鎖は、長い年月の間に黒く錆びてしまっているが、手に取ってみれば十分な強度はありそうだった。大人一人支えるくらい大丈夫だろうと見れば、狭さを感じるその板へと腰を降ろした。)……低っくいなぁ。いや、当たり前なんだけどさ。(腰を降ろしても余裕で両足が地に着いてしまう。何とも間抜けな光景だろうが、幸か不幸か周りには誰もいない。僅かに身体を振れば、キコキコと独特の軋みを響かせながら、自分の身体も前後に揺れる。そんな、心地良い揺れを愉しみながら、眼を閉じて一人の女性を想い出す。)   (2012/9/19 12:00:25)

藤堂聡史(子供の頃から、いつも自分の後ろをついて回って、何処に行くのも一緒だった気がする。通う学校も同じだったし、大よそ子供と呼ばれる年齢を過ぎた後も、定期的にあっては遊びに行く仲だ。いつも屈託ない笑顔で、愉しそうで、――振り回されることもあったが、――傍に居られるというコトは、自分にとっても喜ばしいコトであった筈だ。そんな彼女の表情が、今まで見たことが無いくらいに曇ってしまったのは、つい先日の出来事。)――この世の終わりみたいなカオしてたな、アイツ。(あ、やばい。想い出したら少し吹き出してしまった。いやいや、実に笑いゴトではないのだが。まあ、話は実に単純だ。今年度で短大を卒業する俺の、就職先が決まったという話。大よそ都会とは言い難い、郊外であるこの街を離れ、日本経済の中心部に移動するコトになった。)   (2012/9/19 12:00:44)

藤堂聡史(別に珍しい話ではない。就職のし易さ、単純な憧れ、何にしても便利な街であり、其方へ移りたいなんて学生は山の程いて、俺もその一人だったというだけ。話をするときも、何も考えず軽い気持ちで、雑談くらいのつもりだった。が、彼女にとっては一大事だったらしい。呆気にとられているウチにさっさと姿を消された所為で、その理由が分からないし、本当に伝えたかった、もう一言を伝えるコトができなかった。)何を考えてるのやら……別に、別れようって言ったワケじゃあるまいし。――いや、付き合ってもいないケド。(想像で考え付く理由は、自分の頭の出来では難しいだの、少なくとも1年は離れるコトを気にしてだろうか。そんな単純な理由であれば、俺が助けるだの定期的に帰るだのすれば良いだけの話である。)   (2012/9/19 12:01:02)

藤堂聡史(それ以外であれば、生まれ育った街に愛着があるとか、後はもう想像するコトの難しい理由で思い留まっているのだろう。それも、一緒に考えれば解決する問題かもしれないし、そうでないかもしれない。やはり、もう1度ちゃんと会って話をするべきだろう。そして、伝えるコトのできなかった、自分の気持ちを伝えよう。)――お前もさ、一緒に行こう。俺の傍が定位置なんだからさ。(降ろしていた腰を持ち上げ、夜空を見上げれば予行演習みたいに、自然と言葉が唇から漏れた。しんみりするのも悪くはないが、こんな一言で終わる話なら、さっさと終わらせてしまおう。終わらないのなら、いつもみたいに手を差し伸べて一緒に考えるだけだ。酔いも覚め、すっきりとした頭で一人意気込んで見せれば、遠い遠い帰り道を歩き出すのであった。)   (2012/9/19 12:01:15)

おしらせ藤堂聡史さんが退室しました。  (2012/9/19 12:01:25)

おしらせ藤堂聡史♂20さんが入室しました♪  (2012/9/19 12:01:43)

藤堂聡史♂20【投下してから名前記入漏れに気が付いた死にたい。】   (2012/9/19 12:01:59)

藤堂聡史♂20【そしてぼんやりと、先客様のロールと繋がりそうで繋がらないでもやっぱり繋がるかもしれない雰囲気を残してみました。でも繋がってないかもしれませんよ!?】   (2012/9/19 12:03:33)

藤堂聡史♂20【とまあ、すごくきゅんときたのでお返しロール、みたいな感じで。まったく釣り合わない程稚拙な文章ですが。という訳で、お部屋ありがとうございましたー。】   (2012/9/19 12:04:30)

おしらせ藤堂聡史♂20さんが退室しました。  (2012/9/19 12:04:34)

おしらせ工藤悠♀19さんが入室しました♪  (2012/10/9 11:43:23)

工藤悠♀19( …いやはや、なんでやねん。とは、言葉をもらさなかった。だって、私、関西人じゃないし。―― 午前11時は、午前1時に棒が一本付いただけなのに、この違い。太陽が昇れば、日差しがあたりを包みこむのは当然のこと。雲も、空に、いくつか散らばってはいるものの。太陽は隠れていなかった。しかし、もう10月らしくなったから、太陽の日差しよりも、頬へと吹き付ける風の方がちくりと痛い。活動圏内にある公園。最近の子供たちは外で遊ばないと声高に語る批評家を肯定するかの如く、公園には特に誰もいなかった。しいていうなら、鳩がいた。鳩。)   (2012/10/9 11:47:47)

工藤悠♀19(シンデレラはガラスの靴を落とし、私は涙を落とした。そして、シンデレラは王子様が迎えにきたけど、私のことろにこなかった。なんでやねん。) ブランコの対象年齢って、いくつなんでしょ。 (つぶやくことと、脳内で考えていることの、交錯を繰り返しながら。安いフェイクレザーの鞄をその場におけば、ブランコへと腰かけた。触れば一瞬で錆が掌に付着しそうなまでの、赤褐色のチェーン。一度、優しく握ってみて、確認。) あ。 (動揺を隠しきれないほど、掌がほのかに赤茶色に染まったが、そんな細かいことを気にしてはブランコには乗れない。両側のチェーンを、それぞれの手でぐっとつかめば、地面を蹴り上げた。白い、わずかに暖かい日差しだけがこちらを見ているのをいいことに、今は雑念は存在しなかった。)   (2012/10/9 11:53:15)

工藤悠♀19(そうだった。結局、誰もこなかった。家のチャイムはもちろん、携帯電話も鳴らない。なったとしても、携帯会社から料金プラン変更のお知らせくらい。連絡する相手がいないから、パケット使い放題が煽り文句にすら見える。) ――― うっわー。じゃあ、今ここで、靴投げたら、お昼のシンデレラ!?だって、あと少しで、12時だし、魔法とけちゃうんじゃない! (今かかってる魔法は自己陶酔くらいだが、その調子で、放射線を描くブランコの板の上へと立ち上がった。ぐっと膝を折り曲げ力を入れると、反動で足を延ばした。さらに、大きく曲線をブランコは描き。) とんでけーっ!(掛け声とともに飛ばしたのは、右足のバレエシューズ。こないだ買ったはずのベージュの色した、おとなしめのかわいらしい女の子を想起させるバレエシューズは、きれいな軌道を描いて、遠くへと飛んで行った。ホームランである。)   (2012/10/9 12:02:27)

工藤悠♀19(徐々に低速していくブランコから、ひょいと飛び降りると、遠くにとで小さくなった靴を再び確認すると、片足立ちのまま、小さくガッツポーズを。勝利である。自己との勝利である。) ―― ……わっ、あ。 (ぴょんぴょん、飛び跳ね、靴を取りにいこうとした矢先。不意にやってきた一人が、靴を高々とあげ。こちらを、見ていた。口元はまっすぐに伸びて、無表情。けれど、ほのかに目元が緩んでいるようにみえたのは私の希望かもしれない。) あ、う。ごめんなさい…。 (片足立ちのまま、しゅんと小さくなり。頭を垂らすと、足元に靴をおいてくれた一人の男性は、私の頭を数度たたいた。「シンデレラは不用意に叫ばないとおもうぞ。」そして、私を置き去りにして、取りに行ったのは私の鞄。呆ける私を横目に、「ほら、いくぞ。ばか。」と声をかけると、横脇にとめた車へと先に男は向かった。)   (2012/10/9 12:10:41)

工藤悠♀19【なんか当初書きたかったことと違うし、描写ぐちゃぐちゃしてますけど、お許しを(しくしく)//自意識過剰みたいで嫌ですが、ロルは拝読させていただきました。ありがとうございます、とだけ言葉を残して。】   (2012/10/9 12:11:59)

工藤悠♀19【シンデレラ(笑)だから、退散いたします。迎えにきてもらえたはずなので、たぶん、〆。お部屋ありがとうございました。】   (2012/10/9 12:12:34)

おしらせ工藤悠♀19さんが退室しました。  (2012/10/9 12:12:39)

おしらせ道川龍平♂26会社員さんが入室しました♪  (2012/12/3 10:42:56)

道川龍平♂26会社員【ソロルでちょっとだけお借りします】   (2012/12/3 10:43:31)

道川龍平♂26会社員(「好き?」と訊く前に「ねえ…」をつける。「好き」と言う前に「あのね…」をつける。例えば、ほんの少しの間、身体を離す時に「ちょっと待ってて」と言ってキスをする。明日から2日間会えないという前日の夕方に「寂しくなってきた…」と首に抱きつく。「何もいらないの」と言った後で「欲張りになる…」と言う。「誰にもあげない」と言えば、「誰にもあげないで…」と答える。「可愛い」と言ったら「貴方のだから」と答えてくれた、そんな夜は眠れない。仕方が無いので夜更かしをする。―――そんなふうに好きな人が、いる。)   (2012/12/3 10:43:52)

道川龍平♂26会社員【テキスト貼りでした。お部屋ありがとうございます】   (2012/12/3 10:44:12)

おしらせ道川龍平♂26会社員さんが退室しました。  (2012/12/3 10:44:30)

おしらせ鷹野夕陽♀33OLさんが入室しました♪  (2012/12/7 13:32:47)

鷹野夕陽♀33OL【ソロルにてお邪魔します】   (2012/12/7 13:33:20)

鷹野夕陽♀33OL(〈二人の終わりの日の話をしたあの日。私は泣いていて、貴方は笑っていた。その優しさで私は笑い、生きていける。『ねぇ…』という貴方に、私は言う。『好きなんだってば。知ってる?』そんなやり取りばかりの日々が、一番幸せなんだときっと最後の日まで感じるのだろう。これから後何日何秒を一緒に過ごせるのか分からないけれど、私は貴方の隣で笑っているよ…きっと。その瞬間まで。〉閉じた日記にはそう書いていた。微笑む唇に伝った温かい涙は彼の胸に染みさせる…『どうしたの?』って彼が聞いてくれたら、泣き顔のまま私は笑う。)…好きなの。(金曜日になると泣き虫になる私は、貴方の最後の好きな人。)   (2012/12/7 13:33:28)

鷹野夕陽♀33OL【お部屋ありがとうございました。】   (2012/12/7 13:33:47)

おしらせ鷹野夕陽♀33OLさんが退室しました。  (2012/12/7 13:34:02)

おしらせ一之瀬綾♂21さんが入室しました♪  (2013/6/30 13:19:49)

2012年05月21日 09時49分 ~ 2013年06月30日 13時19分 の過去ログ
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