チャット ルブル

「艦これ ~密室編~」の過去ログ

現在のルーム
過去ログ一覧
タグ 艦隊これくしょん  艦これ


2014年03月06日 02時57分 ~ 2014年03月08日 05時06分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

龍田(暫く腕の中に抱いたままにしてると、再び駆逐艦は身を起こす。ぽーっとした眠気眼で、こちらの顔を見上げてきた)ん、それじゃあお部屋に戻ろうかー(こくん、と頷いてくれる駆逐艦。その子をちゃんとお部屋まで送り届けた後に、ぐぐーっと、大きく背伸びをした)さてとー、私もそろそろ寝ようかなぁー(踵を返して向かった先は――「天龍/龍田」の合い部屋。けれど合い部屋の割には一度も天龍型と会っていない。聞く話に寄ればちゃんとこの鎮守府にもいるらしいのだけれど、不思議な事だ)もしかして、初対面の私と合い部屋になってるのが気まずいのかしらー。そうねー、確かに知らない人が隣で寝てたら寝づらいものねー。――うふふ、それじゃあ今度提督に頼んで、別のお部屋を用意してもらいましょうー(何はともあれ、今日はこの部屋で寝るしかない。部屋に入り、綺麗になっている自分のスペースに改めて満足。天龍型のストーキングセットみたいなのは全て倉庫の奥にしまいこんでおいたから、とっても綺麗だ。お部屋移動をするときも、少量の私物とお布団を運べば良いから簡単に済ませられるだろう)   (2014/3/6 02:57:07)

龍田さてと、それじゃあ明日も遠征が入ってるし寝ようかなー。うふふ、必要とされてるって幸せだわー(布団に横になり、明りを消す。程なく、寝息を立てて夢の中へと落ちていった)――(翌日。提督に申請して別の部屋を用意してもらった。扉のネームプレートは『天龍/龍田』ではなく『天龍』に変わり、少し離れた場所にある別の部屋の扉に、『龍田』のネームプレートが存在していた)   (2014/3/6 03:04:41)

おしらせ龍田さんが退室しました。  (2014/3/6 03:04:45)

おしらせ天龍さんが入室しました♪  (2014/3/6 22:02:45)

天龍(――――食堂。 くぁ、と小さく欠伸を零す。昨日は少し遅かったので、若干寝不足の様子。)……ねみ。(トレイの上にうどんを載せて、欠伸を噛み殺しながらテーブルに着く。いただきますと一言述べて、お箸をパチン、と割って、ちゅるんとうどんを一筋啜る)―――美味い。(おつゆは透明で、たっぷりお野菜が入っている。信州五目うどん、とかいう食券だった)   (2014/3/6 22:08:04)

天龍(暖かいおうどんに舌鼓を打ちながら、ぼーっと考える。アイツは別の部屋に行ったらしい。そして元気にやっているらしい。ついこの間まで何より近しい妹であったのに、何だか遠い他人のようだ。)……いや実際、他人なんだろうな。(覚えてもいないのだ。そういえばアイツと初対面の時は、どうだったろうか、とふと考える)   (2014/3/6 22:14:31)

天龍―――(実際。自分の方は会うまではライバル心を抱いていた気がする。同型艦だってのに、自分よりも竣工は早かったし、何より出来上がった時のあいつらの顔といったら。思い出して不愉快そうに顔を歪め)…あーあ、何でだろうな。(好きになって、好きだと言って。なのに忘れられるなんて。……ああ、これは苦しいもんだ。自分は絶対にそうならないようにしないと。頬杖をついて、瞼を閉じる。誰も居ない夜の食堂。ひっそりと――ひっそりと、眠気が忍び寄ってくる。)   (2014/3/6 22:20:49)

天龍―――好き、か。(眠気のままに、机に伏せ。もしかしたら、自分のソレは。恋心だったのかもしれない。でも――肝心の妹はソレを忘れている。ああ、いっそ自分も、忘れてしまえたら良いのに。さっきの今でそんな事を思いつつ、忍び寄る眠気に、少しずつ、意識を融かして――――――。 )   (2014/3/6 22:24:57)

天龍( すうすう、と寝息を立てるその後ろに。 じわり、と滲む気配―――。 わだかまる暗闇から剥きだしの歯に見える何かが覘き。その向こう側からゆらり、と白い掌が伸びる。) 『―――イッショ ニ イコウヨ』   (2014/3/6 22:29:21)

天龍(響いた声は、幼げで何処かたどたどしく、伸びた掌は小さな子供のソレだった。)………ん。(声に眉間の皺は寄せられて、小さく呻き。するりと、左の艤装を撫でながら。声は、誘う)『ネエ、イッショニ アソボウ。イッショニ イコウ?  ―――ネエ。………オネエチャン。』(サミシイノ。と、囁く声に、薄らと開いた唇が、龍田?と口の動きだけで、そう呼ばわり)   (2014/3/6 22:35:40)

天龍(『イコウ?』と問いかけながら、じわ、じわ、艤装に吸い込まれるよう、小さな掌は沈み込んで―――――)………ん、いって、やる、から……(もう泣くな、と。続く前に。答えを聞いて血とも、汚泥ともつかぬ黒いものに塗れた歯が、にぃと笑うように歪み。けたけたと耳障りな笑い声が響く―――――  直後。ざぁ、と砂が崩れるように、その黒いモノ、は跡形も無く消え失せ)   (2014/3/6 22:43:46)

おしらせ提督01さんが入室しました♪  (2014/3/6 22:49:38)

おしらせ隼鷹さんが入室しました♪  (2014/3/6 22:50:30)

提督01おい、天龍。こんな所で眠ってちゃ風邪引いちまうぞ?(夜の食堂。今日も今日とて大本営より呼出しを頂戴すれば、早朝から鎮守府を留守にしていた。この時間になりようやく帰投となり、遅い夕飯を捕ろうと立ち寄ったこの場所で、席について頬杖を突いたまま…こくりと船を漕ぐ天龍の姿をみつけ…その肩に手をそえて僅かに揺らしながら声をかける。)   (2014/3/6 22:54:02)

隼鷹(――帰投後。風呂入るより前に先ずは飯、と向かった先の食堂。時間も時間だし人気も無いかと思えば、見知った軽巡と提督が一人ずつ。) うーっす――――て、何、寝ちゃってんの?(声をかけつつ近づいて、――見るが、どうやら軽巡の方はこんな所で寝入ってるらしい。 こいつとうとうこんな所にまで、と肩を落としつつ、 ――ん。 …なんだろう。なんか妙な感じが。)   (2014/3/6 22:57:59)

天龍…………ん。(軽く肩を揺すられて、その動きに薄っすらと瞼を開く。片方だけの瞳に2人の姿を映して―――ゆっくり瞬いた。そしてほんの少しの間。考えるような間。)……提督、と隼鷹…か。 ――ん、眠くてさ。(ふぁ、と欠伸を手の中に隠しつつ、平素通りの声を向け)   (2014/3/6 22:59:42)

提督01ああ。どうにも…疲れがたまっているらしい。(自分と軽巡、そこにもう一人の気配が加わる。軽空母の声に軽く頷きながらその質問に肯定で答えるも、昨夜の出来事もあり浮かべる表情は何処か不安げな物が滲んでいた。視線を隼鷹から天龍へと向け直し…その顔を覗きこんでみれば、此方の呼びかけに応じ瞼をうすらと開くのが見て取れた。暫しの間、自分と隼鷹の間を行き来するかのような眼差し。)…眠いのは判るが… 眠るのなら仮眠室か…せめて何処か暖かい場所にしろ。(13やおきゅう、ななの所を訪ねてもいいんだから。肩に添えた手を引きながら… おはよう。掌の中で欠伸を零す軽巡を見遣りながら、自らは隣の席の椅子を引き、背凭れに両肘をつき前後逆に腰を落ち着ける。)   (2014/3/6 23:08:10)

隼鷹ま、毎日遅くまで遠征してるらしいからね、そりゃ疲れも溜まるさ。――はいおはよう。ったく、炬燵じゃ飽きたらずこんな所でまで寝てんじゃあないよ。(ったく何やってんのさ、と呆れ気味の顔で肩を竦めつつ。 ――こっちは立った侭、ざ、と食堂を見渡して。 ……うん、広い食堂には、今、あたしたちしか居ない。) そだね、どーせ寝るならちゃんと、布団かベッドで寝たほうがいいよ。また風邪でも引きやがったら本当に笑ってやっから―――― ……と、そうだ天龍。 こないだお前にやった奴さ、ちょっと戻して貰っていい?(ああそうそう、なんてノリでひょいと手を差し出し。)   (2014/3/6 23:14:15)

天龍わかってるよ、つい。……おなかがいっぱいになったら、眠くなって。(おはよ、と返す瞳は何処かぼうとしている。深い眠りの淵から漸く覚めたかのような。ぼんやりとした瞳で。椅子に座る相手をじっと見遣って。―――不意に、薄っすらと、口角に笑みを載せ。)だから、引かないって。ん……?こないだ……?(声に隼鷹の方を見上げ、記憶を手繰るように、ふと視線を上げ。矢張り少しの間の後に、スカートのポケットを探って、お守りをこれか、と取り出すと、差し出された手の上に載せて)   (2014/3/6 23:17:10)

提督01(暖かい、うどん…か…。天龍がとった思しき物は未だ彼女の前に置かれたまま。詳しい所までは判断しかねるが、その分類は一目で判る。)お前は…。まだ寒いとかいってるのか?(確かに、こんな場所にいたんじゃ寒気を覚えても当然だが…。そう言いながら周囲を見渡し、もう一度…視線を天龍へと向けてみせる。その口角がうすらともちあがる様に気付くと、人が心配してるってのに何わらってやがる。軽い口調を装いながら…右手を伸ばし、笑みを浮かべる彼女の頬をそっと撫で付けてやる。隼鷹の求めに応じ、お守り袋らしきものをとりだし、隼鷹の手の中にそれを置くのを見遣りながら、隼鷹の思惑をはかるべく…それに視線を注ぐ。それが彼女の助けになるものであるならば、との淡い望みを胸中の奥に抱きながら。)   (2014/3/6 23:25:52)

隼鷹今週の始めくらいには言ってたね。…あんまこういう所で居眠りしてっとお持ち帰りされちゃうよぉ?(しっかりしろよぉ、と吐息をつきながら、まあ持ち帰るったらまず自分が持ち帰るけど。さておき。) ま、笑う余裕があるくらいなら良いんだろうけどさぁ…―――んー、あたしってさぁ。まあ飛鷹と龍驤もだけど、艦載機、陰陽式で使ってるじゃん。 だからまぁ、本職とまではいかないけど多少は小技が使えてさぁ。 ――ほら、船ってオカルト話多いじゃん? だから、この御守、中にあたしの式鬼入れててさー。 まあ結界としちゃ浮遊霊おっぱらうくらいの効力しかないんだけど。(へらへらと笑いながらネタばらし。…しつつ、御守の口を開けると、逆さにして、振る。――これで、折りたたんだ式紙がぽろりと出てくれば、只の笑い話。 …けど、燃え尽きた灰なんかが出てきた日にゃあ。 ――さて、どっちが出てくるかなー、っと?)   (2014/3/6 23:31:17)

天龍――寒い?何の事だ?(冷え切った食堂を見回してから、再度此方を見る視線に、きょとん。とした顔でそう返す。上着も羽織っていないにも関わらず、平然とした様子で――)………ふふ。(柔らかく頬を撫でる掌に、小さく笑い声を零す。ていとく。と何処か幼げな調子で呼ぶ。名を確かめるように繰り返し。その手をそっと包むように握り。柔らかく握り締めるその手が、隼鷹の声にぴた、と止まる。)持ち帰り、ね。別に良いけど。 ――――――――――陰陽、術? (ぽつり、と落とした声は少し固いものだった。提督に向けていた視線を隼鷹の掌へ向ける。中からは、まだ少し熱の残る粉のような灰が、落ちてくるだろう―――。)   (2014/3/6 23:36:05)

隼鷹――――――行燈ぉん。 ……そいつから、離れな。(灰が零れ落ちた御守を投げ捨て、そのまま腰裏から巻物をずるり――と引き抜き、紐を解く。 目線は真っ直ぐ、目の前の女に向けた侭だ。)   (2014/3/6 23:38:08)

提督01なるほどな…。(隼鷹達が扱っている艦載機。陰陽術式航空機を使役する彼女達にしてみれば、お守りの一つや二つ作るのは造作も無い事かもしれない。それが今回の件についてなんらかの手助けになるのであれば、この上ない援軍になるに違いない。隼鷹の掌の中、守り袋から零れ落ちたそれは…灰。それを見遣り、隼鷹が警告の声を向けてくるよりも早く。右手を寄せた天龍が見せる僅かな違和感に、彼女に寄せる眼差しに力が籠められる。)………お前は……誰だ?(天龍へ向けた言葉と隼鷹が発した警告とは同時だっただろうか、寒さを感じていた事は憶えてはいないという軽巡。幼げな口調。何処か、以前の彼女とは明らかに異なる、違和感という衣をまとったかのような彼女に対し、問うてみせる。頬に添えた手はそのままに、背凭れに預けていた左手を伸ばし目の前の軽巡へと伸ばし、その肩を掴み… もう一度、お前は誰なんだ、と問うてみせた。)   (2014/3/6 23:46:30)

天龍(ほぼ、同時に投げかけられた問いと、警告。装備を手に真っ直ぐに向かう視線と、肩を掴む掌に、一度ゆっくりと瞬いて、2人を交互に見遣り)――は? 冗談は止めろよ。2人とも。(眉間に皺を寄せて、呆れたように向ける眼差しは何時通り。)―――提督もさ、何言ってんだよ。私は私だろ。―――で、隼鷹はお守り何かで私を轟沈させるつもりか?(ったく下らねえ、と腕を組み。不快そうに声を出す。)   (2014/3/6 23:53:15)

隼鷹――――。 …なんだ勘違いか、悪い悪い。(へら、と笑って、巻物をテーブルの上にぽいっと投げる。 ――それから、ひょい、と気安げに片手を上げて、) ―――なあ天龍、ごめんな。 …あたし、本職じゃないからあんまり器用な事できなくってさぁ。 行燈も悪いけど、……まあ、死なないでねぇ?(片手の先に、ぼう、と浮かぶ「勅令」の光。) ―――急々如律令。  …行って来い、流星。(ぶ わ――  と、巻物からわらわらと湧き上がる、艦攻の群れ。 ――勘違いな訳あるかボケ。 白ばっくれんならばっくれんで、せめて一人称くらい間違えんな。 ――行燈の安全を確認してる余裕は無い、…そのまま全機、――爆 撃 !)   (2014/3/7 00:01:15)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、提督01さんが自動退室しました。  (2014/3/7 00:06:33)

おしらせ提督01さんが入室しました♪  (2014/3/7 00:06:52)

提督01――。(感じていた違和感は― まっすぐに見据える眼差しに応える視線は普段通りの軽巡のそれ。だが決定的に何かが違うその事実に、彼女に向けた眼差しに決意の色を滲ませる。頬に宛がっていた右手を左手にならい、天龍の肩へと重ねてみせつつ…腰を預けていた椅子から立ち上がり、彼女の正面に膝をついてしゃがみ込み、まっすぐにその隻眼を覗き込みながら… 僅かな怒気を帯びた、それを覆い隠そうとする偽りの平静で包み込んだ声色で…語り掛ける。感じていた違和感は――はっきりとした形となって胸中で渦巻いている。 俺の天龍は、自分の事をそんな行儀のよい言葉で呼んだりはせんよ。肩に添えた手に力を込めながら、すぐ間近、天龍の中に潜む何者かに…その違和感をぶつけるかのように語り掛けた。)   (2014/3/7 00:14:35)

提督01(隼鷹が式神を放ち、それが艦載機の形をとって群がりくるのをエンジン音で察すれば、掴み掛っていた腕で天龍の身体を庇うように抱き込んで、そのまま床の上へと押し倒す。無論それで隼鷹の爆撃が避けられるはずもなく、天龍の上に覆いかぶさるように重なった身体、自らの背に…幾重にも激しい衝撃が伝わって…どろりと…肩口から流れ落ちる鮮血が、床に縫い付けられた天龍の頬に滴り落ちて…。)   (2014/3/7 00:14:45)

天龍(ゆっくりと肩へと乗せられる掌。不思議そうに見返しながら、その言葉を待つ)……………………。 ああ。 そう、だった。――――『オレ』、か。(真っ直ぐに見詰めてくる瞳を受け止め。失敗した、と指先で前髪をつまらなさそうにいじり)―――うン。覚エタヨ。(顔をあげ、飛来する艦載機を見ながら、にぃ、と口角を持ち上げて笑い。)――ツギハ、モットウマクヤル。今ハ、返スネ。(何処か幼げな声でそう続け、庇うように押し倒す掌に僅かに目を見開く、飛び散る鮮血、跳ねる身体に、にぃと笑って)――テイトクモ、イッショ ニ イク?(楽しそうに笑って、そう告げながら、ぎゅうと背に手を回す。)イイヨ、ミンナデイコウ―――(ぱたた、と落ちる雫に、微笑んで、そっと頬を擦り付ける)   (2014/3/7 00:24:53)

隼鷹(まるでスローモーションのように、ゆっくりと女を押し倒す提督と、そこへ降り注ぐ弾薬の雨。――ぎり、と歯を軋ませ、)――――――――馬鹿野郎…!(やっとの事で、それだけ叫ぶ。 …腐ったってこいつは軽巡、軽空母と人間に取り押さえられる相手じゃない。開幕先制で戦闘不能にするのが唯一の勝機だったのに。――勿論、それで轟沈させは意味がない。ある程度の加減はしたが、…人間の身でそんなものを喰らえば、大怪我では済むまい。) ………ちっ。 次があるってぇ?馬鹿言うなよ、あたしのダチに手ぇ出して、五体満足で帰れるとでも思ってんの?(――これ以上の爆撃は、行燈が本当に死ぬ。…テーブルから巻物を拾い、彩雲と彗星――全機発艦させ、周囲をぐるぐると飛び回らせながらじり、とゆっくり、折り重なる二人に近づいていく――。)   (2014/3/7 00:30:47)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、提督01さんが自動退室しました。  (2014/3/7 00:34:51)

おしらせ提督01さんが入室しました♪  (2014/3/7 00:34:56)

提督01いいやっ いくのはお前一人だ。天龍は…返してもらうっ(天龍の細い腕が背に廻される。隼鷹の爆撃により、纏った軍装は大きく裂け、広い背は醜く引き裂け焼け爛れ、どくどくと、傷口から多量の血液が溢れ、滴り流れ…覆い被さる軽巡の身体を赤く汚していく。寄り添いくる天龍、その中に巣食う違う物から身をひくように、肘を床に付き間をおいて、それの顔をまっすぐに覗き込みながら、憎々しげに、その中にいるモノを睨み付けながら…恐らくは、それに取り込まれているであろう女に向けて、叫びかける。)おい、天龍っ お前は何時まで寝ぼけてるつもりだ!! お前はそんなわけのわからんモノに簡単に沈められるようなタマか? 柔じゃねーってのはただの口から出まかせかッ!?そうやって俺を攻めたのはたんなる虚勢だったのか!? 俺の惚れた女は…この程度の事でどうこうできるようなチョロイ女だったのか!? そうじゃないってのなら…今此処で、しっかり目―覚まして、自分で戻ってきて、きっちり証明してみせやがれっ!!   (2014/3/7 00:39:02)

提督01(我ながら、最低の悪手だと思う。こうすることで隼鷹にも貧乏くじをひかせたかもしれん。が、同時に此処で天龍を組み伏せ、何らかの外的な治療を施すのは一時の気休めでしかないようにも思われた。だから… 天龍自身に、呼びかける。文字通り、血を吐くような、命と引き換えの魂の叫び。)    (2014/3/7 00:39:46)

天龍残念ダッタネ。提督ハ私ノ味方ミタイ。(男の胸板に、床に縫い付けられながらも――それでも声は笑う。普段の軽巡らしからぬ妖艶な仕草でちろりと、提督の頬を舐め)ソウ、軽巡ダヨ。天龍ハ、軽巡。五体満足ジャナクナルノハ、天龍ダヨ?――提督ハ、死ヌカモネ。(楽しげに、からかうような声が隼鷹へと向き。そして、此方を覗き込む提督の視線に、可愛らしく小首を傾げて見せる。)…………(続く怒声に、目を眇め、耳では無く心臓を押さえる。どく、どく、と騒がしい心臓。)―――て、(溢れた言葉。呼びかけた名を不愉快そうに飲み込んで)―――ウルサイ…。ソンナニ呼ンダラ、起キチャウジャナイ。――デモ、ソレモ面白イネ。血塗レノ提督ヲ見テ天龍ハ……何テ、思ウノカナ…?(キット『次』ノ手助ケニナッテクレルヨネ、と。するりと名残惜しげに頬を撫で下ろし―――。アアモウ、ワカッタカラ。と――――。す、と目を閉じ。)   (2014/3/7 00:53:03)

隼鷹ちッ…―――(見透かされてる。…天龍は最悪、生きてさえ居てくれたら修復バケツでも、一生面倒見るでも何だってしてやるが、…提督が死んだら、責任が取れない。 ――追撃ができないと見透かされてれば、ハッタリも意味が無い。) ……………っ(叫ぶ行燈の言葉に、一瞬だが気配にゆらぎを感じる。…効かないことも無いのか、感情論。 ―――その、異質の気配がゆっくり、消えようとしている。 …おいおいやめてくれよ、今、取り逃したら次、抑えられるって保証、何処にもないんだぜ?) ――――っと、待った。 …お帰りなら、こっちだ。(幸い、行燈が組み敷いてる間に、…手に式紙を携え、…ひたり、と。 天龍の頭部左側の艤装に触れる。…交換しても不具合があったと言ってたから、多分このへんだろう。)   (2014/3/7 01:02:57)

隼鷹………なあ、お嬢ちゃんよ。 天龍のはもう、充分楽しんだろう…? だからさ、今度はあたしにしなよ。 …大丈夫、流石のあたしだって本職じゃない、内側に入り込まれたら自分じゃどうしようもないし、…ある意味、お前の天敵にもなりうる、陰陽式について対策できようになるのはメリットだろ? ―――――それにねぇ、あたしだって、こう見えて、…腹ン中、そいつに負けないくらい、メソメソドロドロしてんだぁ。 …どうよ、気にならない?(――説得、つまり最終手段である。…これで天龍から自分に移住してくれれば、それでよし。…式伝いにバイパスを通し、式紙に鬼を憑かせるのとは逆、中から”吸い出す”ような感覚で誘いを掛ける。)   (2014/3/7 01:03:05)

提督01て、んりゅう―、い、いいかげん…おき、やがれ… 隼鷹にまで…迷惑…かけるつもり、かよ…(己が身体を支えていた腕から力が抜ける。背中の傷から溢れ出る血液とともに、何か大切な物が抜け出ていくような気がする。支えを失った身体は天龍の身体の上に覆いかぶさり、ぐったりと…彼女の上に這いつくばる。寒い――。まったく力の入らない四肢。それらはまるで氷でできているかのような冷たさを感じた。ぁぁ―。天龍の奴もこんな感じだったのかね。場違いな感想を抱きながら…霞む視界の中で天龍に何某かの処置を施す軽空母を見遣る。)ほ、んとに…だだばかり…こね、やがって… (ずるりと、滴り流れる血で真っ赤に染まった右手を持ち上げ…天龍の頬を、かるく叩く。ぺちぺちと、力のまったく籠らないそれ。天龍の肩口に顔を埋めたまま、幾度かそれを繰り返し――――。意識は途切れた。)    (2014/3/7 01:15:16)

天龍(出せ、と騒ぐ声に『何か』はちぇ、と笑う。ツイサッキマデ、グッスリ、ダッタノニ。ぴたりと触れた式紙と、誘う声に目を開け。少し笑った。どうしても、自分を逃したくないらしい。自身の中に閉じ込めてまで、始末したい―――と。)……ソレハ、素敵ナオ誘イネ、――デモ、貴女ト私ジャ、縁ガナイノ。直接ノ縁ガ。(つい、と左の艤装を指して)……マタ今度会エタラ誘ッテ?(ソノ前ニ連レテイッチャウカモネ。と、くすくすと小さな笑い声を零し。)――フフ……提督ハ、オヤスミナサイ。バイバイ、隼鷹。(失血死は、とても、とても寒いのだそうだ。ぐたりと倒れ掛かるその身体をぎゅうっと抱きしめて、目を閉じる―――――― そして)   (2014/3/7 01:23:57)

天龍――――ッ(びくんっと提督の体の下で跳ねる身体。悪い夢から覚めたかのように目が見開かれ)…………………え?(途端に鼻につく血の匂いに、凍りついた。)………てい、と、く――? ……っな、(自身を塗らす温かく滑る鉄さびの匂い。状況を把握出来ぬまま、何が、と、見上げた視界に見知った顔を見つけ問うような瞳が向く)   (2014/3/7 01:25:09)

隼鷹―――――糞ッ。(逃した。 ――唯一最大の機会を逃した。 ――が、腐ってる暇は無い。 彩雲を飛ばし、医務室勤めの医務官の部屋へ向かわせ、叩き起こす。 ――それからびぃッ、と袴を割くと、行燈の身体に巻きつけ、応急の止血を施す。…無いよりはマシだろう。) …天龍、行燈背負って。 説明は後でしたげるから。(歯噛みしながら、それでも、やらなきゃならないことは、やらなきゃならない。 ――他の艦載機を巻物に戻し、腰に差して、立ち上がる。)   (2014/3/7 01:28:28)

提督01(騒ぎを聞きつけ、幾人かの艦娘達が集まり始めていた。血に塗れた司令の姿に驚愕の声を漏らす者。提督の身体から流れ出た血液に塗れた軽巡の姿を見遣り、彼を医務室へと運ぶ手伝いを申し出る者。朦朧とする意識の中…彼女達の声の中に、不協和音等ではない、惚れた女の声。幻聴かもしれない。走馬灯って奴なのかも。まるで他人事の様な思考の中で……… お は よ う 。 ぼそ ぼそ、と…口唇を僅かに揺らすだけの息を吐いて――――。)   (2014/3/7 01:38:58)

天龍おい、隼鷹、何で――提督が……!(慌てて上体を抱き起こすようにして、起き上がり、顔を覗き込む。肩越し背中を見て、その傷にぞっとした。何だコレ――コレじゃあまるで。自分を庇って怪我したみたいな……。 混乱する思考、だが、刻一刻と冷えていく体に、それどころでは無い事くらい、判る。隼鷹の声に頷いて、背負おうとした刹那、動く唇、聞き取ろうと慌てて顔を寄せ。) ~~~~~~…ッバカ、それどころじゃ、ねーだろ……ッ(確かに、自分は眠っていた。深く深く、沈むような眠りの中で聞こえた声に、手を引かれるようにして目を覚ました。くしゃりと泣きそうに顔を歪めて。おはよう。と小さく泣きそうな声でそう返し)…今、連れてくから……!隼鷹、医務室に人居るか?(身体を離して、提督を背負い。)   (2014/3/7 01:44:25)

隼鷹―――叩き起こしに行かせた。 …急ぐよ。…即死はないだろうけど危ない事に変わりはないし。(参上の後片付けの余裕も無く、そのまま医務室に急ぐ。)   (2014/3/7 01:48:16)

おしらせ隼鷹さんが退室しました。  (2014/3/7 01:48:19)

おしらせ提督01さんが退室しました。  (2014/3/7 01:48:42)

おしらせ天龍さんが退室しました。  (2014/3/7 01:49:21)

おしらせ龍田さんが入室しました♪  (2014/3/7 01:51:57)

龍田(今日も平和な一日を送っていた。朝起きて、提督のお部屋の掃除をして、ご飯を食べて、駆逐艦の子達と遠征に行く準備をして――。とてもとても有意義で平穏な、何事も無い日常。そして今日も、そう終わるはずだった)……? あらぁー?(自室に向かう最中、こんな時間だというのに廊下を駆けている駆逐艦の子たちを見かけた。遊んでいるだけなら注意しようかとも思ったけど、なにやら様子がおかしい。彼女達のあとをつけてみると――到着したのは食堂。そこにはもっと多くの艦むすめたちが集まっていた。お楽しみショーとかにしては、みんなの顔色が悪い)   (2014/3/7 01:55:12)

おしらせ天龍さんが入室しました♪  (2014/3/7 02:01:22)

龍田(まず嗅ぎ取ったのは――火薬の匂い。続いて鉄錆の――いや、これは人間の血の臭いか。見れば隼鷹さんと、提督と……あれは天龍型? 面子に関してはともかく、何が起こっているのだろうか? ここでテロでもあったのだろうか)物騒ねぇー……(呟きながらも、ボーッと見ておくわけにもいかない。何か手伝おうかと辺りを見渡しつつも、自分が到着したのが遅かったゆえか、もうどこも手が足りているようだ。却って邪魔になってはいけないし、仕方なく、隅っこの方に立って事態を見守っておく)……あの子が、天龍型一番艦、天龍かー……(こんな状況でなければ声をかけるのだけれど、まぁ仕方ない。……しかしあの子、泣いている。まったく流れを知らないからともかくとして、今の場面だけ見れば、恋人に追い縋るヒロインのようだ)   (2014/3/7 02:02:35)

天龍(―――深夜なのにも関わらず、どうにも騒がしい鎮守府。運び込むや否や、追い出されてしまって血塗れのままの姿で、医務室から出てくる。駆け寄ってきた駆逐艦達の声にああ、と何処か気もそぞろに応え。まだ何も事情を聞いていない。隼鷹はさきのごたごたで何処へ行ったのか、姿が見えない。)………。(表情を翳らせたまま、ふ、と視線を感じて顔を上げると――――よく、見知った姿がそこにあった。)―――た、(思わず名を呼んで駆け寄ろうとして、今の相手の状況を思い出し、口を開いたまま目を見開いて、顎を引いて俯き、目を逸らす)   (2014/3/7 02:07:45)

おしらせ隼鷹さんが入室しました♪  (2014/3/7 02:10:29)

隼鷹(――こっちは医務室の中。…何せ大怪我の原因はあたしの艦載機、…治療するにあたって怪我の原因を伝えておくのは必要だろう。 …理由?事故だ、とは言っておいたが微妙な顔をされた。 …いまいち信じられないだろうが、今はあたしの造反を疑って拘束するより、行燈の治療の方が優先の筈。…場の混乱に乗じて、そっと医務室を出た。 …気づけば何時の間にか天龍が居ない。…早い所、なんとか落ち着かせてやらないと、) …あ、天ry――――――。(…その、視線の先。ざわつく艦娘たちの中、…天龍と、もうひとり。 …がしがし、と無言で己の頭を掻き、ゆっくりとそちらに向かう。)   (2014/3/7 02:13:47)

龍田(一連の騒ぎは時間と共に収束していき、食堂の後始末もほどなく終える。野次馬たちも解散していき、そのまま部屋に戻る者、提督を心配がって医務室に向かう者、色々だ)提督のことは心配だけどー……。あの提督とは面識がないし、金剛ちゃんや雷ちゃん達が医務室に押し寄せてるだろうし、私が行っても邪魔なだけよねぇー。明日も遠征があるし、眠っておきましょうかー(そして振り返った――ところで、彼女がいた。つい先ほど見かけたばかりの、天龍型一番艦天龍。……相手のリアクションがちょっと気になったけれど、こちらからすれば――)ああ、ちょうど良いところにー(にこやかーに天龍型へと歩み寄って、丁重に小さく頭を下げた。姉妹艦としてやっぱり挨拶はしておきたかったし、さっきのことも気になったし、でもかといって自分から会いに行くのも憚られたのである)あなたが、天龍……さんでいいのかなぁー? 私は天龍型二番艦の龍田だよー。よろしくね?(にこり、と屈託のない笑顔を浮かべて、握手のために手を差し出した)   (2014/3/7 02:14:38)

天龍(血に濡れた服が重い。どくどくと高鳴る鼓動がじわりと寒気を伴ってくる。)………っ(怖い、怖い、嫌だ―――。『―――ニゲヨウ』 響いた声にびくっと肩が跳ねる。慌てて辺りを見回すも、遠巻きに人はいるものの、傍には駆逐艦が一人だけ。どうかしたのですか?と、問う声に、いや、と首を振り。)――――っ(歩み寄る姿に、一歩後ずさる。 聞きたくない、聞きたくない……。 ほやーとした笑顔は何時も通りの妹のソレだ。でも――― ) ………、ああ。(『天龍さん』そんな呼び方に。ズキリ、と心の臓が痛む。暫しの間を置いて、ようやっと、搾り出すようにそれだけ声を出す。)―――天龍型一番艦。天龍だ。 ……宜しくな。(前髪に表情を隠し。震える声を押し殺して、そう、続けた。)   (2014/3/7 02:23:22)

隼鷹(…次第に周囲はまた閑散と、野次馬は散っていき。残された二人――こちらに背を向けた天龍は、後ろからでも解るほど、何処か怯えたように震えているように見えて、…その向こうでやんわりと微笑む、知っているようで、知らない誰かの笑顔。 ――そして、聞こえる「ご挨拶」。…苦虫でも噛み潰したような顔で二人の側まで寄ると、がしがしと頭を掻きながら) ――よ、龍田。お疲れさん。 …天龍、行燈な、軽傷って訳じゃないが、命に別状ないってよ。(端的に、医務室で聞いてきた話を事後報告。)   (2014/3/7 02:27:39)

龍田(相手の様子がおかしいこととか、声の震えには気付いていた。しかしさっきの騒ぎに、今の天龍型の血まみれの姿。きっと色々と大変な目に遭ったのだろう、と推測し、納得しておいた)実感はあまりないのだけれど、天龍さんは私のお姉ちゃんなのよねー。うふふ、それじゃあ『天龍ちゃん』なんて呼んでも大丈夫かしらー? ――まぁそれはそれとして、お着替えして、少し体を休めた方がいいんじゃないかなぁ? そんな格好だと、駆逐艦の子たちも不安がっちゃうだろうしねー(と、そこに聞覚えのある声。隼鷹さんだった。まだ医務室に押し込められていた頃から親切にしてくれた、良い人。――隼鷹に向ける笑みは、今しがた会ったばかりの天龍型に対するソレよりも、親しみが込められている)あらぁ、隼鷹さんー。お疲れ様ー、なんだか大変だったみたいねぇー。隼鷹さんは、大丈夫だったのかしらー?(自分から隼鷹さんの方へと歩み寄って、心配に眉を顰めてしまう)   (2014/3/7 02:34:56)

天龍(背後から掛かった声にびく、と肩を揺らして、肩越しその姿を捉える。)――隼鷹……(何処かほっとしたような声で名を呟き。報告に、そうか、とほっと、小さく息をついた)……良かった。(普段ならまだ――もう少し繕えたのかもしれなかった。…でも、未だ混乱した頭で、一番聞きたくない、『挨拶』を聞かされて。平然としていられなかった。頭の中で、何かが囁く。寒い。寒い――。震えが止まらない、歯の根が噛み合わず、カチカチと歯が鳴る)―――え?ああ。そうだな。……オマエ、忘れてるんだろうけど、ずっとそう呼んでたから………。 ………そう、する。(ふら、とよろめくようにして、その場から立ち去り)   (2014/3/7 02:44:59)

おしらせ天龍さんが退室しました。  (2014/3/7 02:45:22)

隼鷹あ、―――おい、天龍! …ったく。(頭をがしがし、と掻く。…あいつ、やっぱり、耐えられなかったか。…特にこんなタイミングじゃ、仕方ない。…ぐ、と、拳を握って…――近づいてきた龍田に振り返り、にこ、と笑う。) おう、龍田。 ……いや、ちょっと手違いで事故っちゃってね。提督爆破しちゃったよぉ。(――どうせ隠した所で、明日には知れ渡る話だ。やっちまったねぇ、と苦笑じみた笑いで自分の頭を掻きながら、) ……ん、龍田も元気そうで何よりだ。 もう遠征にも出てるんだって? ま、身体は元気だし、動いてないと気が滅入っちゃうもんねえ。お疲れさん。(にこにこと、人当たりの良さそうな笑顔で労をねぎらいつつ。)   (2014/3/7 02:55:21)

隼鷹―――まあ、…ってことは、「そっち」にするって決めたって事かな。(ふ、と真顔で。――それが結論なら、責めることはしまい。…が、そう決めたのなら、…もう、あたしの知ってる「龍田」は、…あいつの妹は、帰ってこないんだろう。) 天龍を挟んでとはいえ、あたしはお前も友達だと思ってたからちょっと複雑だけど――そういう事なら、応援、…ってのもおかしいか。まあ、何か困った事があったら言っておくれよぉ。あたしで役立つ事があったら手伝いくらいはしたげるからさぁ。(にこにこ、と。…初対面や、あまり関係の深くない相手に向ける顔だ。 ――龍田が悪い訳じゃない。…そうと知っていながら、あたしは、そうした。)   (2014/3/7 02:55:27)

龍田あは♪ それじゃあ、これからよろしくね? 天龍ちゃん(天龍型が立ち去っていくのを、別に止めやしない。明らかに疲れている様子だし。ただ手を振って、見送った)……うーん、でも思ってたより静かな人なんだねー。もっとこう、元気いっぱいで頼りがいがある人って聞いてたんだけどなぁー。駆逐艦の子たちも、みんなみんな『天龍さん大好きー』って言ってたくらいだしー。――うふふ、私も天龍ちゃんに負けないくらい、頑張らないとなぁー(そして天龍型の背が見えなくなったところで、隼鷹さんを振り返る。――何故だろう。相手が笑顔を向けてくれてるはずなのに、ちく、と胸の奥が傷んだ。医務室にお見舞いにきてくれた彼女の笑みとは、どこか、違う気がして)え、あ……。そ、そうねー。「前の私」と言われても、全然実感がわかないものー。それに、「今の龍田さんは怖くないし、優しくて好き」って言ってくれる子もいるのよー? そんな特別なこともしてないのに、好かれるなんて嬉しいわー。   (2014/3/7 03:06:51)

龍田――それに、頑張らないと今の私の居場所が何処にも無いじゃないー? 前の隼鷹さんの言葉を使うなら、私は今、ただの歩く死体だものー。昔の私なんて知らないわ。今の私は、今の私だもの。誰からも必要とされないまま、いつ戻るかもわからない記憶なんて待っていられないわー……。一人ぼっちは、イヤだものー……(きっと、以前の自分は、この隼鷹さんとも、もう少し深い関わりがあったのだろう。デート云々とかも言っていたし。今の態度を見てもそうだ)――さて、私は明日も遠征があるから、そろそろお部屋に戻るわねー。……さようなら、隼鷹さん(彼女に背を向けて、歩き出す。久しぶりに孤独感を覚えた。医務室に押し込められ、『記憶喪失』と呼ばれていたあのときの感じ)――いえ。もしかして、私はずーっと一人ぼっちなままなのかしら。何か、間違えたのかしら……(ふと、さっきの天龍型の顔を思い出す。もしかして自分は、自分が思っているよりも大きな何かを喪失してるんじゃないか。ため息をつきながらも、今は、部屋へと戻った。誰も待っていない一人の部屋に)   (2014/3/7 03:07:00)

おしらせ龍田さんが退室しました。  (2014/3/7 03:07:03)

隼鷹……そりゃショックだったからだよぉ。……こないだ言ったじゃん、…あいつにしたら、妹が死んだのと同じなんだ。それに今あいつ大変でさぁ、下手したら沈んじゃうから――って、これはいいか。悪い悪い。(忘れてよ、と苦笑しながら手をぱたぱた、と。) ――――うん。 じゃあね、龍田。(…立ち去る背中に、もう間違えんなよ、とは言わなかった。…別に、好きでこうなった訳じゃあないんだろうし。間違った訳でも、無いんだろうし。 じゃあ、…仕方がない。寂しそうなその背中を、あたしは慰めてやれない。 ――あーあ、また、八つ当たりしちゃったよ。 …苦い顔しながら、くるり、大浴場の方に脚を向けて。…血まみれの服を着替えるなら、風呂入ってるだろうし。 …あいつ、凹んでるだろうから。 ――心の中ですら、詫びの言葉すら言う気になれない自分は、…やっぱり嘘偽りなく、あの得体の知れない何かに、よっぽどお似合いだったろう。)   (2014/3/7 03:14:36)

おしらせ隼鷹さんが退室しました。  (2014/3/7 03:15:03)

おしらせ隼鷹さんが入室しました♪  (2014/3/7 07:51:34)

隼鷹(……あの後、大浴場に行っては見たが、入れ違いになったのか捕まえる事はできなかった。   (2014/3/7 07:52:39)

隼鷹(それから数時間後。自室。…ついさっきまで憲兵だか役人だか解らんが、まあそういうのに取り囲まれて質問責めにあっていた。…言葉がちょっとぬるい。厳密に言うなら"取り調べ"だ。)   (2014/3/7 07:54:31)

隼鷹(理由はどうあれ、人間ではないモノが、人間を害しせしめたのである。当然といえば当然か。…取り調べに同席したお偉いさんは、それはもう悍ましい化け物を見るような   (2014/3/7 07:56:52)

隼鷹(…こほん。見るような目付きで、きっと彼の目には艦娘も深海棲艦も同じに見えるのだろう。…まあ実際あながち間違っちゃいないのか。鎮守府には艦娘を人間同様に扱う提督が多いので時折勘違いしそうになるが、…結局そこはどうしたって、やっぱり、違う存在なのだ。)   (2014/3/7 08:00:15)

隼鷹(…別にそれについて、こんな良い歳になってまで嘆くようなセンチメンタルは持ち合わせちゃいないが、…そういう手合いだって少なからず存在はしている以上、……今回の顛末について、正直に話すって訳にはいかなかった。)   (2014/3/7 08:02:53)

隼鷹(…あの独特のイントネーションと、気配。ある意味人間相手よりも慣れ親しんだ、皆底野郎どもの気配。……そんな敵艦に取り憑かれた奴が居ます、…って? …冗談じゃあない、まず信じられんだろうし、仮に信じられた所で、今度はアイツの立場が悪くなるだけだ。…解体、実験動物、雷撃処分。…どれもこれも、ぞっとしない。)   (2014/3/7 08:06:43)

隼鷹(…じゃあ話さなければどうなる、といえば、…結果として、自分は今、自室に軟禁されている。謹慎処分といえば聞こえは…いや決して聞こえ良くも無いが。…まあ証拠不足による判断保留ってとこか。普段の素行不良も悪い方向に作用してると思う。……これであたしが反抗的だ、なんて証拠でも出てきちまったら処分されるのはあたしのほうか。ははは。笑えねえ。)   (2014/3/7 08:12:33)

隼鷹(艤装も没収されてるから彩雲一つ飛ばせない。手足もがれて鎖に繋がれたに等しいが、…まあだからって何もしないって訳にもいかん。…存在がバレた以上、あちらさんだって何時迄大人しくしてるか解ったもんじゃないし、…最悪、あいつごと深海にでも還られたら、そこでゲームオーバーだ。)   (2014/3/7 08:15:52)

隼鷹………きっついなあ。(ぼそり、と呟き、ベッドに寝転ぶ。…まあ、考えるばかりでは前に進まんが、差し当たり動けるような手がなくては。……今は、眠って力を温存しておこう。それからどうにか手足を揃えて、……可及的速やかに、事を片付けねばならぬ。)   (2014/3/7 08:19:00)

隼鷹(……まあ、せいぜい覚えておくがいい。あたしの誘いを断ったことを、せいぜい後悔させてやる。例え、この身と引き換えにしても、だ。)   (2014/3/7 08:20:17)

おしらせ隼鷹さんが退室しました。  (2014/3/7 08:20:21)

おしらせ天龍さんが入室しました♪  (2014/3/7 20:50:34)

天龍( ――――――――一夜明けて )   (2014/3/7 20:54:43)

天龍(時刻はフタヒトマルマル。鎮守府の医務室を出たところ。その廊下で、ぼう、っと。窓の外を見る姿がある。差し入れられでもしたのだろうか。パーカーを上に羽織。ポケットに手を突っ込んだまま、ぼんやりと――佇んでいる。)   (2014/3/7 20:56:59)

天龍(昨晩、深夜に風呂を出てから直ぐに待ち構えていた者に拘束され、取調べを受けた。不愉快な視線と物言いに、本当に何も知らないものだから知らぬ存ぜぬで通していたところ、そのうちとうとう眠気と体力の限界が来てぶっ倒れた。 そして目が覚めたら医務室で―――提督を見舞おうにも、面会謝絶だという。隼鷹に連絡を取りに行こうにもそちらはそちらで、現在部屋に入れない状況らしい。)――――意味わかんね。(こつ、と額を窓ガラスに押し当てる。何で、こうなったのだろう。自分はただ、食事を取って、まどろんで居ただけではなかったか)   (2014/3/7 21:05:40)

天龍(暗い窓硝子の向こうには闇に沈んだ外と、廊下の明かりを映した自身の顔が映りこんでいる。―――我ながら、酷い顔だと思う)………どうすっかな。(廊下は寒い。誰か人の居る所に行きたいけれど―――誰かと話すような気も起きなかった。こういう時、傍にいて楽で居られる奴、と思い浮かぶ顔。真っ先に思い浮かんだ顔に、首を振る。)――――……(こんな時、傍に居てくれる人なんて。)   (2014/3/7 21:15:35)

天龍……そんなの。(『 ――ソンナノ、モウ、居ナインジャナイカナ? 』 声が、重なる。そう、なのかもしれない、居ないのかもしれない。ひっそりと紛れこまされた声を一瞬、聞き逃す。) ―――え? ( 窓の外をぼんやりと見ていた瞳が怪訝そうに見開かれる。……何だ。今の声。 顔を挙げ、ぐるり、と辺りを見回していると―― 『ドコ、見テルノ?』 フフ、と密やかに笑う声が耳元―――艤装から、聞こえる。)………な――? (見上げて恐る恐る艤装に触れた――――その瞬間。バチン、と衝撃が走ったかのように。身体が跳ねる。小さな声にならない声を上げて。首を竦めて黙っていたのは――一体どれくらいの間だったか)   (2014/3/7 21:29:35)

天龍(ゆっくり、と瞼を開く。―――どろり、と汚泥のように濁った瞳を、ゆっくりと瞬かせ。)―――――フフ。(くすり、と小さく笑った。 ふ、と窓に映った目に気付くとゆっくりと瞬きを繰り返していくうち、瞳は平素の色を取り戻していく。新しい服を着た時のように、くるり、と振り返って後ろを写し、前を見て、顔を写し、べ、と舌を出し。またちょっと笑った)   (2014/3/7 21:34:40)

おしらせ提督01さんが入室しました♪  (2014/3/7 21:37:19)

おしらせ不知火さんが入室しました♪  (2014/3/7 21:37:33)

提督01(からりと、医務室のドアが開かれ、看護師と思しき女性が姿を見せ、誰かを探しでもするかのような様子で周囲に視線を巡らせた。その視線の先、軽巡の姿を認めれば…それにゆっくりと近づきその傍らに立てば患者の意識が戻った事を告げる。少しだけなら黙っていてあげるから。貴女がよければ…だけど。長く医務室の常連だった天龍とも幾らか面識がある看護師はそう言い残し、一度医務室へ戻れば、包帯や薬品殻、様々な医療廃棄物を押し込んだ箱を台車へと積み部屋を後にする。)   (2014/3/7 21:44:36)

不知火(遠征の報告書の束を抱きしめて執務室へ向かう途中、廊下にたたずむ影を見つける。不知火の知っている“彼女”らしくない彼女の立ち居振る舞い、暗い窓硝子を鏡に見立て、悪戯な少女のように自分を見るその姿に少しの躊躇が産まれる。不知火が遠征に行っている間に起きた出来事の大体の内容は聞いた。遠征に行く駆逐艦から彼女の異変についても―― これは、“そういうこと”なのだろう。不知火はどうすればいいのだろうか。逡巡していると、看護師だろうか、何かを耳元で告げる。今のあの人に一般人が近付いては―― 殺気は抑えて、いつでも艤装を動かせる心構えをし、天龍の元へ) お久しぶりです、天龍さん(静かに、凛とした表情で、いつもと変わらないままに話しかける)   (2014/3/7 21:48:32)

天龍(開かれたドアにびく、と肩を揺らし。振り返った顔に先ほどの笑みはない。憔悴の色の濃い、軽巡の顔だ。看護師の声に、ほっとしたように頷いて。『少しだけなら』そんな声にえ?と顔を上げる。迷うように俯いている間に、看護婦はワゴンを積んで出て行き、僅かに目を細めて、看護師の背を見送りながら、掌の影で小さく口角を持ち上げる。) ――――――――― (扉に手をかけた矢先に聞こえた声に、驚いたように瞬いて。)……ああ、久しぶり。悪い、不知火。…提督、やっと意識が戻ったらしいから。オレ、ちょっと会って来る(また、後でな、と。部屋の中へ脚を踏み入れ、奥の個室の扉を開いて――― 提督?と小さく、声を)   (2014/3/7 21:54:40)

提督01(医務室隔離病室。扉を開く彼女自身が長らく使っていた物と同じ部屋。その中央にベッドが1期据え置かれ、周囲には点滴台や呼吸器等が並べられ、それらから伸びるチューブやマスクが寝台の上に寝かされた長身の男へと繋がれていた。酸素マスクで口元を覆われた男は自ら呼ぶ声にちらりと視線を戸口の方へと向ける。暫し、何処かぼんやりとした眼差しを戸口に立つモノに向けてみせ… 暫しの沈黙の後、右手を僅かに掲げてゆらりと手招きを一つ。)   (2014/3/7 22:04:22)

不知火(一挙手一投足を見つめる、僅かに細められた目を、掌の陰に隠された頬も、微かではあるが看護師の位置から見て取れずとも、不知火の位置からは―― 重傷を負った提督の医務室らしい、看護師は何も知らないというのか……) そう、ですか……いえ、不知火も司令に用があるので(少しの焦りを感じながらも後を追う。今、まともに動けない彼と2人で会わせる訳にはいかない。彼に何かあれば――否、彼女が彼に何かをすれば、もう…… 天龍を追い、隔離病室に入り、お辞儀をし――何かを伝えるでもするかのように、天龍の背後で提督にだけ見えるように眉間に険しく皺を寄せ、こくりと小さく頷く)   (2014/3/7 22:06:55)

天龍……そうか。じゃあ、一緒に行こう。(不知火の方を一度だけ振り返って、扉の中へ脚を踏み入れる。たった一週間程度だが、世話になった場所は様変わりしている。主にその中心へと寝かされている男と、彼を救うための物々しい医療機器が、その雰囲気を変えていた。どこかぼうっとしたままの視線と、手招きに我に返ったように慌てて駆け寄って――――) ………提督……大丈夫、なのか?(ベッドサイドに置かれた椅子に座り、そ、とその顔を案ずるように覗き込む。その顔は痛々しい様にか、苦しげに歪められていて)   (2014/3/7 22:12:23)

提督01(寝台の傍らの椅子に腰かけ、自身の顔を覗きこんでくる天龍と、その背後で険しい表情を張り付ける不知火。二人のその様子に、呼気により繰り返し白く曇りマスクの中で口角を釣り上げるかのような苦笑を滲ませれば…右手を口許へと持ち上げ、マスクを僅かにずらしてみせて…)不知火……偽装はしまった、ままに…しとけ…。お前まで…動けなくなっちゃ困る、だろ。(僅かだが、優しげな眼差しを駆逐艦へと向けてやった後… 剣呑な眼差しを天龍の姿をしたナニカに向けた。)…まさか“お前”が…見舞いに来てくれるとは…おもわ、なかったぞ。(そいつにそんな顔をさせるのはやめろ。そう付け加えた後で…深いため息をついてみせて…。)   (2014/3/7 22:25:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、不知火さんが自動退室しました。  (2014/3/7 22:27:07)

おしらせ不知火さんが入室しました♪  (2014/3/7 22:27:12)

不知火(天龍の慌てた風な姿を目で追いながら、不知火はどこまでも冷静に、非常時の“対処”ができるように気は抜かず、椅子を出すこともなく2人の傍で立つ。優しげな眼差しと向けられた言葉に、少しだけ目を伏せ) 不知火は不知火の判断で動くわ。貴方の判断で動けば貴方のようになるでしょうからね(少しの皮肉を込めて言い、目線を上げてこちらも優しげな、労わりを込めた視線を送り―― 提督の天龍への言葉に、優しげな視線から感情が薄れ、凛とした眼差しに) 貴女は天龍さん……なのでしょうが、不知火達の天龍さん、でなはないのでしょうね(不知火達の、なんて言ったらオレはものじゃねぇ、なんて怒られてしまうでしょうか……などとほんの少しの軽口を言う)   (2014/3/7 22:35:39)

天龍(呼吸器の中で滲む笑みに少しだけほっとしたように安堵の息をつくものの。不知火へ向けた声に、え?目を見開いてと不知火を振り返り、そして含みを持った声と、睨むような眼差しに驚いたように瞬きを繰り返す。)―――提督? ……どういう意味だよ。オレが心配しないとでも思ってたのか?(少し怒ったように声を続け、不知火の声に後方を振り返る。)……ちょっと、待てよ。二人とも。オレはオレだろ。ってか、オレはものじゃ―――(怒りというよりも戸惑いを多分に含んだ声を向け。続けようとした声を軽口で先に言われて、クソ、と大いに顔を顰める――。普段通りの、反応。)   (2014/3/7 22:42:13)

提督01(クソ。演技まで上手くなりやがって。枕に頭を埋め、天上を仰ぎみ…心の内で毒づいてしまう。どちらにせよ。“こいつ”にとって好都合というわけか。今の人格が天龍本人の物だったにせよ、違うナニかのものだったにせよ。彼女自身に孤独を植え付けるのはどちらでもいいという事なのだろう。それならそれで…かまわない。一度瞼を閉じてみせ…マスクの下で深い溜息を吐き出して…。)…すまなっかたな…。俺も不知火も…少し過敏になり過ぎていたらしい…。(ゆるしてくれ。点滴によって鎮痛剤が投与されているとはいえ、それで痛みが全て消えるわけではない。途切れ途切れ、何処か覚束ない口調で謝罪の言葉を口にしてみせる。不知火からは非難の視線を向けられるだろうが、それは手の平で制してみせて…。)…寒さを感じるようになったのは何時からだ?(顔を顰め機嫌を損ねてしまった天龍に、そう問いかける。)   (2014/3/7 22:58:35)

不知火実に、いつも通りの貴女ね……不知火は――(ぽつりと呟くように零し、掌で制されれば口を閉じて続く言葉を飲み込む。非難の視線は向けない、不知火とて天龍を――それがどのような天龍だったとしても、彼女を責める気などないのだから――) 失礼しました、ほんのジョークです(遠征で腕が鈍ってしまいましたね。駆逐艦にしては低く大人しい声で冗談だ、と言う。悪戯な口元の歪みもないままに。)   (2014/3/7 23:06:28)

天龍……………(ゆるり、と溜息のように吐き出された呼気にマスクが白く染まる。それを不安気に揺れる眼差しに映し。直後の詫びに、釈然としないように瞬きつつ、それでも、ああ。と頷いて――――。 不知火の声に眼差しを向ける。何時もなら浮ぶ笑みが、無い。ソレに、瞳が揺れる。 『 ―――ホラ、ネ。 』 薄く刻みそうになる笑みを堪えて。背後の駆逐艦から視線を外し。)………寒さ? ―――ハッキリ、覚えて無いけど。先週くらい…から ――提督、そんな事より……大丈夫なのか?(一瞬瞬くも、少し考えるように目線を泳がせて、そう続け、そっと、腕を取る。ひやりと冷えた指先が提督の掌を包み。するり――と撫で。)   (2014/3/7 23:11:06)

提督01ああ、俺なら大丈夫だ。(この程度の事でやわになるような柔な身体じゃ―ねぇよ。マスクを微かに揺らしながら、若干苦い物の混じった笑みを浮かべる。此方が向けた問い掛けに、目線を彷徨わせながら応じる軽巡を見上げる。彼女の指先が、するりと絡みつくような感覚を伴い掌を包む。何処までも冷たい、水底を思わせる指先。その感覚に、背筋にぞくりとした物を感じながら…)その前は? 長く此処に“一人”で籠っていた筈だが…その件は、今回の事とは関係はなかったのか?(此方に口裏を合わせてくれているらしい不知火をちらりと見遣る。が、視線を再び“天龍”へと向けて…鎮痛剤の効果でゆらぎ気味の視線がその身体へと向けられて…)そういえば…   (2014/3/7 23:26:02)

不知火(向けられた視線が揺れ、視線が外されるのを見て、不知火の瞳も揺れる。奥歯で気持ちを噛みしめて、表情にも視線にも声音にも出さないように。提督の言葉に、確か――と続け)……高熱で寝込んでいたのでしたか。北方への遠征は体調管理が難しいですからね。まぁ、体調管理も軍務の内ですから、不知火にそのようなことはないですが(自分も少しの間寝込んでいたが、そんなことはおくびにも出さず、たるんでいますね、などと嘯いてみせる。提督の手を包む白い指に目線を向けながら)   (2014/3/7 23:37:07)

天龍……大丈夫には、みえねーって……。なあ、何が…あったんだ?(問う様に、縋るように覗き込みながら。包み込んだ掌は冷たく、提督の手の温度を奪っていく。するり、と撫で下ろした掌は頬へと伸び。やはりひやりと冷たい掌が頬を包み)―――あれは。そう。…ただの、風邪で。寧ろ熱かったけど……。るせーなぁ……。(思い出すよう、記憶を手繰るように見上げてきた、相手を見下ろし―――)―――というか、今回の事って、オレ、何も聞いてないんだけど―― ん?(そういえば、と途中で止まった言葉に首を傾げ)   (2014/3/7 23:40:52)

天龍仕方ないだろ。オレだって風邪くらいひくさ。(提督への言葉の間に、不知火の軽口へと、僅かに頬を膨らませて返答する。その調子だけ、見れば。全く平素の様子―――)   (2014/3/7 23:44:32)

提督01今日は身に着けてはくれて…ないんだな?(“天龍”の手が己が手から離れ、腕を伝い頬へと這い上がる。冷たいその感触に、表情を歪めてしまいそうになるものの…それを堪えながら、つい今し方まで彼女が包みこんでいた手を持ち上げて… 軽巡の右の耳朶へと触れてみせる。過去、彼女に贈った装身具。触れた箇所がその部位に装着するものだと言いたげな、そんな仕種。見あげる眼差しは悲しげな…それ。“一人”でこの部屋に籠っていた事を肯定したその時点で、此方の目論みはほぼ達成できた。その駄目押しとして、指先で…天龍の耳をそっと撫で付けて…。)   (2014/3/7 23:53:55)

不知火そうね、誰だって風邪くらいひきます。誰だって……(天龍の隣に立ち、顔以外は動かすこともなかったが、その言葉を聞くと報告書の束を近くのデスクに置き、天龍に近づき―― 艤装も出さず見つめ、提督の言葉と行動、その結果を見送る。感情を噛みしめ、噛み殺したむ表情で)    (2014/3/7 23:59:51)

天龍………(歪まない顔に、安堵と、案ずるような顔を。すい、と触れた指先に小さく首を傾げて)―――ああ。だって、毎日つけるようなもんじゃあないだろ?(悲しげな眼差しにどうしたんだよ、提督。と心配そうに言いながら、輪郭を辿るように頬に掌を滑らせて。) ―――そうだな。……不知火?(近づく距離。瞬く瞳が、声が少し揺れる。不安気に、心細そうに―――)   (2014/3/8 00:03:26)

提督01そうだな。イヤリングなんて、そう毎日つけるような代物じゃない、な。(彼女への贈り物と、今彼女へと向けた仕種。それに違和感を感じないらしい軽巡の耳元に指先を添えたまま、彼女の頬を撫で付けてやる。何処までも冷たい肌。天龍の顔をした物が滲ませる、此方を案ずるかのような表情と、如何にも彼女らしいその仕種に、奥歯をきりと噛み締めて…。)   (2014/3/8 00:13:03)

不知火(不知火の名を呼ぶのと同時か、提督の頬を撫でる彼女の手を掴み、引き離させる。握りしめた手を離さないまま、不安気な視線と声に、どこまでも真っ直ぐな凛とした瞳を向ける。冷たくはない、強い視線を――不知火は、貴女の頼りになる駆逐ですからね。 心の中の呟きは伝わるべくもないだろうが、噛みしめられた顎を緩ませて声を発する) もう、いいでしょう。腹が立つ。あの人が今、この場面を見ているのだとしたら、余計に腹が立つ。不知火は、“貴女”の話も聞きたいと思っていたわ……天龍さんの中に憑りついて巣食ったのか、産まれたのか。どちらにしろ、貴女も天龍さんの中にいる、共に居る一人だから……(だけれど―― と、掴んだ手に力を込める、ぎしぎしと骨が軋みそうな程に) 貴女があの人を騙っているのが気に食わない。あの人を、そんなに弱い人だと思っているのが気に食わない。(冷静だった口調が吐き捨てるように感情を伴っていく。大好きなものを貶されているようで、酷く不愉快だと、はっきりと表情にも現れる。)   (2014/3/8 00:21:57)

天龍ああ。オレ、そういうのちょっと恥ずかしいしさ。(少し照れたように頬を掻いて、冷ややかでも柔らかい頬を撫でられて、頭を撫でて貰った時のように目を細める―――  柔らかな裏に冷えたモノを隠した、そんな空気を打ち破る、手。) ……――――!(駆逐艦の力だ、抗えないものではない、が――虚を突かれたのもあって、あっさりとその手に引き剥がされた。みし、と骨が軋む音に顔を顰めながら、不知火を見上げ。動揺に見開かれた瞳、ぽかんと開かれた唇。だがそれが、不意に笑みを象る。)……っかしいな、結構上手くいってたと思ったんだけど。 …ま、茶番もそろそろ飽きた頃だし。丁度良いか。(椅子の上で脚を組みなおし。) …騙った、ね。……そもそも、何を持って、『天龍』とするんだ? 弱くない――?(へえ、と嘲笑うように、挑発するように、顔を顰める駆逐艦を見上げて)   (2014/3/8 00:36:44)

提督01不知火、程々にしておけ。事を荒立てちゃ聞ける話も聞けなくなる。(不知火が軽巡の腕を掴み、握りしめる様子を見つめながら…怒気を隠そうともしない彼女に静止の声を向ける。そんな声に素直に従うとも思えないが…彼女が隼鷹の二の舞になるのはどうしても避けておきたい。)お前の目的はなんだ。天龍に成り代わって何がしたい? そもそもこいつの何にお前は目をつけた?(寝台の上。ぎちりと発条を鳴らしながら上体を引きずりあげる。モルヒネのおかげで傷の痛みは納まってはいるが、代わりに意識が朦朧とするのは避けられない。)大事な所はお前に覚えておいてもらわないと困るんだからな…お前が逆上してどうするんだ。   (2014/3/8 00:44:54)

不知火えぇ、司令に言われるまでもなく。不知火は――(提督の言葉に感情を滲ませつつ返そうとするが、不敵で嘲笑うような笑みに遮られる。その笑みに怒りが込み上げ――もするが、何故だか冷静になる頭。初めからわかっていたわよ、とにたりとした馬鹿にする様な笑みを浮かべる。提督の言葉のおかげ、ではないのだろう。生来の性格の悪さを感じる、悪戯を越えた厭らしい笑み) 何を持って『天龍』とするか、ね。そんなこと、この不知火の知ったことではないわ。きっと貴女も『天龍』なのでしょう。でも、不知火の好きな天龍さんは貴女のように、下品で狡賢くはないわね。(でも要領が悪いのは似てるわね、とにたりと表情を歪めたままに腕を握りしめる手に力を込めて) えぇ、弱くない……いえ、弱いのでしょうね。弱いから、今こうなっている。貴女のように狡賢く振舞えない馬鹿な人なのよ。   (2014/3/8 01:01:13)

不知火不知火はいつでも頼ってほしいというのに、甘えてほしいというのに、要領が悪い癖に意地ばかり張って一人になってやっとめそめそできる、人に迷惑かけないようにしてるせいで余計迷惑かけるばかり。 馬鹿なのよ、本当に(天龍の顔をした『天龍』に、自分の鬱憤でも吐き出すかのようにぐちぐちと悪口を言う。状況を理解できているのか、何かを伝えようとしているのか――定かではないが、よく舌が回るものだ。)   (2014/3/8 01:01:25)

天龍ふうん……?(少しだけ、つまらなそうに首を傾ぐ)………惚気でも聞かされている気分ね。まあ、良いわ。(おっと、とつい素に返った口調に、口を掌で隠し。)……馬鹿なのは、そうだろうな。……ちょーっと言い聞かせてあげるだけで。あっさりと折れるあたり、ね。 ―――なぁ、『天龍』(内側で『天龍』を抱きしめながら、囁いてあげる。弱いし、馬鹿だって。ホラ、ヤッパリ、君ノオ友達ハイナイデショウ? )判らないだろ?――『オレ』がさ。此処でこのまま、暮らし続けたら、そしてこのまま、この子が外へ出なければ――オレは天龍となるだろう。   (2014/3/8 01:14:18)

天龍オレ、上手く出来てただろ?なあ、提督。(ねえ、褒めて。と小さな子が見上げるように、提督の方へ視線を遣る。起き上がりながら、問われて、幼げな仕草でかくりと首を傾ぎ)…答える義理は無いけれど。まあ、でも遊んでくれたお礼に教えてやるよ。 ―――――優しかったんだ。(ふ、と目元を和ませて。胸元に手を遣る。) ……『ワタシ達』ニ気持チヲ寄セテクレタ。 寂シインダナ、ッテ。( ダカラ――連レテ行ッテ、私ノ オネエチャン ニ、ナッテモラウノ。 ひそり、と提督の耳元で、まるで睦言みたいに呟いた声は、秘密を打ち明ける子供のように無邪気で―――。也を潜めていた独特のイントネーションが、ひび割れた下から現れるみたいに覘く。)   (2014/3/8 01:15:27)

天龍……―――ま、成り代わってみたのは、面白かったから。ついでに、『天龍』の関係を壊していけばあっさり――連れて行けるかと思ってな。 ……残念な結果におわっちまったけど。……でも、瀕死の重症者一人に駆逐艦じゃあ、オレを止められない。折角正体が判ったのに、残念だったな(口角を意地悪げに持ち上げると、楽しげな笑い声をくつくつと響かせ、椅子から立ち上がる。駆逐艦の手を気にした様子も無く、そのまま、ベッド際から離れていくよう、足を踏み出し)   (2014/3/8 01:18:42)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、提督01さんが自動退室しました。  (2014/3/8 01:24:49)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、天龍さんが自動退室しました。  (2014/3/8 01:38:43)

おしらせ天龍さんが入室しました♪  (2014/3/8 01:39:18)

不知火えぇ、『天龍』の癖によくわかるわね、惚気も惚気よ。不知火は天龍さんが好きなのだから。天龍さんなら惚気だということも気付かずに馬鹿みたいに怒るでしょうね……(そういうところもいいのよ、とにたりと笑い、掴んだ腕を駆逐の物とも思えぬ力で引き寄せ、額を叩きつけるように鈍い音をいわせて合わせ、視線を突き合わせる) 重傷者と駆逐艦じゃ止められない?“そこ”にもう一人軽巡が居るでしょう。そろそろ起きなさい、天龍さん。久し振りに会えたというのにいちゃつくこともできないなんて、実に腹が立つわ。(あまりに強く打ち付けたためか、接した二人の額からどちらのかもわからない血液がたらりと落ちる。そのまま、それに――と言葉を続け) この不知火を……ここの鎮守府を舐めないで頂戴。深海棲艦の一隻や二隻、既にここに来てるのよ。寂しいなら一人攫って行くより全員でこっちに来なさい。(貴女もやっぱり馬鹿なのかしら?とお返しとでも言うように、挑発するように付け足して)   (2014/3/8 01:39:32)

天龍馬鹿らしいな。天龍も、お前も。(好き、そんな声に呆れたように首を傾ぎ。不意に引き寄せられる腕に、今度は抗う。それでも、合わす額は、避けられなかった。鈍く響く痛みに―――ぎ、と眉を吊り上げる) ………消シテ。 ―――消シテ、アゲマショウカ。(問いかけに答えるより早く、後ろの艤装が火を噴く。不知火に向かって、ではなく――提督に向かって。だがそれも、痛みに、怒りに震えるあまり角度を見誤り。明後日の壁に向かって派手な音を立てて着弾し、)……貴女ノ好キナ天龍ヲ。今スグ、ココデ。(掴まれた腕をそのままに、ギロリと睨み据える。)   (2014/3/8 01:58:43)

おしらせ提督01さんが入室しました♪  (2014/3/8 02:09:37)

おしらせ隼鷹さんが入室しました♪  (2014/3/8 02:12:06)

おしらせ龍田さんが入室しました♪  (2014/3/8 02:13:18)

隼鷹(――爆音が聞こえた。…方角と、さっきまでの尋問を併せて考えれば、場所は恐らく行燈の病室。 ――ならもう、此処にくすぶってる理由は無いな。 …そ、と窓を開け、そのまま飛び降り自室を抜け出す。 ――現着までは多少時間が掛かるだろう。)   (2014/3/8 02:13:48)

龍田(いつも通りに朝起きて、お仕事をして、仲間達と労って。そんな安定して充実した一日。――なのに、落ち着かない。消えていたはずの不安が、またぶり返している。自分はここにいるのに、どこにもいないような錯覚)――やぁねぇ、私ったらー(そんな暗い気持ちを振り払うように頭を振って、廊下を歩いてると――ふと、傍らの壁が――)きゃああああっ!(傍らの壁が、『まるで砲撃でも受けたかのように』吹っ飛んだ。ちょうど壁の向こうは病室。しかしそこで何が起こっているのかはまったく知るよしもなく、廊下の対面に叩きつけられながら、壁の瓦礫を被ってしまう)あい、たたた……。(さながら小破状態、だ)   (2014/3/8 02:18:05)

おしらせ提督01さんが退室しました。  (2014/3/8 02:25:52)

不知火(派手な鉛の咆哮と響く悲鳴に一瞬身じろぎし、血の垂れる額を離してそちらを向くも、被害が無いと知れば視線を戻し、揺らがせることなく敵意の籠った眼差しを睨み返し) 本末転倒ですね、それは……司令に代わりもう一度聞きます。貴女は何のために来たのですか……?(その方の中に―― 艤装も装甲も出すこともなく、淡々と尋ねる)   (2014/3/8 02:29:22)

天龍(砲撃と同時に響いた『聞き覚えのある悲鳴』に、びくり、と肩が揺れる。見開かれた瞳が、揺らいで――口が物言いたげに開かれる――が。)……アレハ違ウ!(強く声を張り、ぐしゃりと前髪を乱すように額を掌で押さえ。)イナイノ、君ノ妹ハモウイナイ――私ガ妹ニナルノ。ソウデショ…?(逃げたい、忘れたい。だから私と一緒に来るのだ。全部全部忘れて、暗い海底へ―――。逆上している今、憑いたナニカも、冷静になれない。)……ツレテイク。ミナソコヘ―――。(問う声に、低い声で小さく答え、強く腕を振り払い――その傍らで砲を、向ける。――アレを殺せば。ココでの天龍は死んだも同然でしょう、と――)   (2014/3/8 02:35:25)

隼鷹(――そのまま医務室、…とはいかず、先ずは手近な倉庫に向かう。陰陽式飛行甲板――巻物は没収されたまま所在不明。丸腰で突っ込んでいっても只の役立たず。 ならば。 ――倉庫の中、以前使っていた古い巻物を拾い上げ、そのまま倉庫を出て――今度こそ、医務室へと走る。)   (2014/3/8 02:36:40)

龍田 天龍……さん?(それに負傷している提督に、初対面である不知火艦。状況がまったく掴めないし、あの二人は何の話をしているのだろう? 天龍艦が不知火艦の妹になる、とかそういう話だろうか? ――けれどこんな状況を放置しておくわけにもいかず)だ、誰か呼んで来なきゃ――っ!(天龍艦の艦装が稼働し、砲が動く音。まさか、さっきの砲撃が彼女が行ったのだろうか? 立ち上がった状態のまま動く事ができずに、ごくり、と喉を鳴らした。脚が小刻みに震えて、今は何が起こっても動く事ができないだろう)あ、あの……ほら、みんな落ち着いて、ね? 天龍さんも不知火さんも(テンプレ的な発言をしてしまうが、どれほどの効果があるのやら)   (2014/3/8 02:46:30)

不知火(君の妹?私が妹に?―― 少しずつ見えてきた天龍と“ソレ”の関係。遠征要員の駆逐艦から聞いた龍田の記憶喪失、それが引き金か、それともそれ以前に―― 考えてばかりいられる状況か。敵意が乱れ冷静さを欠いた瞳を見つめ、口を開く) ……貴女は、天龍さんや龍田さんを騙って、寂しさを紛らわせる為にそこに居るの?その人を連れて行くの?他人を騙って慰めてもらって、それで寂しさは紛れるの……?(自分として見てもらえないのは、辛くないの?―― 説得なのか、同情なのか、言葉を一つ一つ漏らすように尋ねる。動く砲口と、龍田のテンプレな場を制す発言に、少しだけ苦い表情をして) 中にいる天龍さんも、龍田さんのことが気になるなら、記憶が戻ってほしいなら、なんで見てあげないんですか……知らないと言われるのは、こわい、でしょうけど(艤装を出す、が砲口を天龍へと向ける。) ……連れて行っては困るの。不知火達にもその人が必要だから。(ぼそりと、小さくこぼす)   (2014/3/8 03:00:20)

天龍(スコープに映った天龍型2番艦の姿。戸惑うように漏れる声にキリと歯噛み。――煩い、煩いッ。折角上手くいっていたのに。苛立たし気に親指を噛めば、照準を合わせるスコープがぶれて、狙いが定まらない。なんとか丸め込んだ『中身』に息を吐いて。目を眇めて龍田を見遣る)………オレは落ち着いてるって。龍田。(先程、声を張り上げていたのは幻かと思うほど、柔らかな声で返し。)   (2014/3/8 03:21:53)

天龍…………紛レルヨ、自分ッテナーニ?(一転向けるのはやる気のない、何処か特徴的なイントネーションのソレ。少しずつ平静さを取り戻し、熱の醒めた瞳を不知火と合わせながら、向かう砲口に緩く首を傾げた)……フウン、ヤル気?駆逐艦ガ軽巡ニ勝テルトデモ?(馬鹿な子、と息を吐きながら。見てあげないのか、と問う声に、口角を吊り上げ、薄い笑みを載せる。)―――酷イナァ。ヤサシクナイネ?(くすくすと笑いながら) ……ホラ、ジャア、見テミル?天龍。(良いよ、でておいで――と、目を閉じる。―――そして、目を開ければ。其処は、キナ臭い匂いの蔓延する病室で、自身へ砲口を向ける不知火と。怯えたように此方を伺う、妹の図―――という訳だ。)…………。え―――? (凍りついた耳元で響くのは 『ホラ、ココニ、君ノ味方ハ誰モ居ナイ――』なんていう声。)   (2014/3/8 03:22:22)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、隼鷹さんが自動退室しました。  (2014/3/8 03:28:28)

おしらせ隼鷹さんが入室しました♪  (2014/3/8 03:28:35)

隼鷹(――走る途中で巻物の紐を解く。 中身は… ――99式艦爆が3スロット分。それも満載じゃない。 …が、無いよりは全然いい。 廊下を駆け抜け、視界に入る崩れた壁に舌打ちし、…駆け込む医務室。) ―――っとぉ、……おまっとさぁん。 ―――あっれぇ、っかしいな。(漸く、現着。――が、想定してた深海ちゃんはどうも既に引っ込んだ後のようで、…砲口を構える不知火と、狼狽する龍田。…それに、意識のない行燈。) ……ちょーっと、想定と違う展開しちゃってんなぁ。 さて、どーすっかなぁ。(両手に広げた巻物を携え、――ぶうん、と、発艦する爆撃鬼たち。 …さしあたり、じ、と天龍の様子を伺い。)   (2014/3/8 03:34:44)

龍田え……?(一瞬、自分に向けられた柔らかな声。そんな声を受けただけで緊張が一気に解れ、とくん、と胸の奥の方で熱が生まれた。――ときめき、という奴だろうか?)……よくわからないよ。よくわからないけどー……(大きく大きく深呼吸。脚の震えを止めて、ゆっくりと天龍型へと歩み寄っていく。怖くないと言えば嘘になるが、先ほどよりは、怖くない)天龍さん――天龍ちゃん(この前、許可をもらったばかりの呼び名を向ける。相手の砲撃すれば無照準でも絶対に外さないであろう、そんな距離まで近づいて、足を止めた)撃って良いよー……? 私は、今天龍ちゃんに何が起こってるのかはわからないけど。でも、私に砲口を向けたってことは、それが天龍ちゃんのやりたいことなんでしょう? ――繰り返すけど、私はあなたがどうなってるのかわからない。私も、前の私が天龍ちゃんにどうやって接してたのかもわからない。……でもきっと、やりたい、と思う事をやればいいと思うのー。だから天龍ちゃんが私を撃ちたいなら、そうすればいいし……私も、何故だろう……天龍ちゃんになら撃たれても良いな、って思えるの   (2014/3/8 03:49:00)

龍田(無防備を表すように、両腕を広げて。穏やかな表情で)ねぇ。天龍ちゃんは、どうしたいのかな……?   (2014/3/8 03:49:09)

不知火……そう、わかった。元より轟沈させる気も勝つ気もないわ。(やる気のない声に溜め息を漏らし頭を軽く振り、砲口を全て天龍の艤装の砲塔へと下ろす。元より身を庇う為の壁として出したもの、長期遠征の消費でろくに弾薬もない、出来て砲塔破壊程度だろう。視線に依然敵意はないままに、目を閉じ、開いた天龍に話す) えぇ、不知火は優しくなんてない……甘えるだけならそこらの提督にでも任せるわ。見ているか、聞いているかわからないけど、貴女のことを大好きな人達が貴女のことを想ってるの。そんな駄々捏ねる子供の言葉ばかり聞いて引き籠ってないで、こっちの話も聞きなさい……(それだけ言うと、無防備に近付く龍田を制することもなく、視線は向けたまま後ずさるように遅れてきた隼鷹の方へゆっくりと向かう)   (2014/3/8 03:55:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、天龍さんが自動退室しました。  (2014/3/8 03:57:20)

おしらせ天龍さんが入室しました♪  (2014/3/8 03:57:24)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、天龍さんが自動退室しました。  (2014/3/8 04:17:25)

おしらせ天龍さんが入室しました♪  (2014/3/8 04:18:00)

天龍(驚きに見開かれた瞳に、巻物を携えて飛び込んできた隼鷹の姿が目に入る。―――室内、管に繋がれた提督は。もしかしたら自分がやったのだろうか。) ――――――。(知らず、装備していた艤装に、ふら、と一歩あとずさる。 ――ココに居ちゃいけない……。―――だけど、 ―――ドコへ行けば良い? 空ろに彷徨わせた視界に不知火が映って艤装の動く音にびくりと肩を揺らす)……こ、ども? 不知火……何、言ってるんだ。(聞いてる、とぐしゃぐしゃと髪を掻き混ぜながら言い、ふい、と視界の端に龍田が映って、今一番会いたくなかった姿にぎく、と身を竦めて慌てて向き直る。)………は――? 撃―――ちたい、ワケ。ないだろ…ッ (やりたい事をやれば、なんていう声が以前言っていた言葉に重なる。…そういう、ところは全く変わっていない――。顎を引いて。顔を隠し。いつの間にか手にしていた偽装を喧しい音を立てて床に落とす。) ―――オレ、オレは………オマエが傷つくのを見るのは、嫌だ。(目を逸らし、『ダメダヨ、ソレハ違ウンダカラ。』左耳のすぐ傍で囁かれる声に、紡ぎかけた言葉を飲み込む。)   (2014/3/8 04:18:15)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、隼鷹さんが自動退室しました。  (2014/3/8 04:18:56)

おしらせ隼鷹さんが入室しました♪  (2014/3/8 04:18:59)

隼鷹(――状況は良くない。良くないが、……いや、逆に天龍が一時的に正気に戻ってる今が好機と言えば好機なのか。 ……どうやら天龍の視界に自分は映っていないらしい、…巻物をそっと床に起き、大きく回りこむようにして行燈の元へと向かう。 発艦させた艦載機は開きっぱなしのドアの外で待機させ、今のうちに怪我人を別室に運んでしまおうと――。)   (2014/3/8 04:21:40)

龍田私も。天龍ちゃんが傷つくのはイヤ――なんだと思う。ごめんね? たぶん私は、天龍ちゃんの知ってる私とは違うんだろうけれど(更に、歩を進める)――隼鷹さんとお話ししてね。私たち艦むすめって、同じ名前、同じ姿の子がたくさんいるじゃない? でも、一人一人が違う生き方をしてるのは……『記憶』が違うからだ、って言ってた。記憶が、私や天龍ちゃんっていう存在を成り立たせてるんだねー。――だから今の私は、歩く死体みたいなもの。だから、新しい記憶でどうにかもう一度、私っていう存在を生き返らせたかったんだけど……それじゃあ、ダメだよね。それだと結局、生き返るんじゃなくて、『別の龍田』になっちゃうだけだもんね   (2014/3/8 04:36:08)

龍田(両腕を広げたまま近づいていって、相手が逃げなければそのまま抱きしめるつもり。逃げられたら、無理に追うコトはしないけれど。そのまま言葉は続けていく)私を一人にしないでよ、天龍ちゃん……。どこかに行くなら、私も連れて行って? 置いていくなら、私を完全に終わらせて? たぶん私、天龍ちゃんがいないと、もう元には戻れないと思うから……戻れないなら、もう生きていたくないから……。   (2014/3/8 04:36:20)

不知火(天龍の様子がおかしい……というよりは、取り乱してはいても“いつもの”天龍に戻っているように見える。――あぁ、まだ何も解決していないというのに――自然解れていく緊張に、心の中で苦笑し、頭を掻き毟る天龍を見て) ……“それ”が甘えて来て、“それ”が妹の代わりになるなんて甘言吐いたところで、貴女の妹は目の前に居ます。眼を、逸らさないで。貴女の妹の、言葉を聞いて……(私達の言葉を―― 冷静なのに、どこか懇願するような響きを持たせて語りかける。艤装を落としたのを確認すると、すぐにこちらの艤装もしまい、提督と隼鷹、そして龍田、誰に何があってもいいようその中間で位置取る)   (2014/3/8 04:42:38)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、隼鷹さんが自動退室しました。  (2014/3/8 04:42:55)

おしらせ隼鷹さんが入室しました♪  (2014/3/8 04:43:41)

天龍(隼鷹の事はスグに視界から消えた。理由は簡単、龍田が目の前に居るからだ。怯えたような眼差しに龍田を映して、立ち竦む。)――。(自分の事なのに、何処か他人事のような声。詫びながらも近づいてくる姿にまた一歩後ずさる)………(未だに混乱したまま、続く声の意図が読めず、それでも、ああ、そうだな。と頷く。同じ固体でも違う存在なら其処へ至るまでの経験即ち記憶が、違うんだろう。)………、そう、じゃない。『龍田』は『龍田』だ。 ――どうあっても、どうなっても。(つきり、と左の米神が引きつる。『チガウ、モウソレハ、君ノ妹ジャナイ。』)……でも、『龍田』だ。(囁く声に、それでも、と声を搾り出す。そうだ、逃げなければ良かった。傍に居てやりたかった。でも――『怖いデショウ。イヤデショウ。…ナラ、一緒ニニゲヨウ。』 ――そうだ、ニゲヨウ。誰から?何処から? 困惑しているうちに、両腕を広げた龍田に抱きしめられた。不知火の声に、ソレ?と瞬く。何処か懇願めいたその声に、答える前に。ばちん、っと、左の艤装に痺れが走って――がくん、っと肩口に額が落ちる)   (2014/3/8 05:06:33)

2014年03月06日 02時57分 ~ 2014年03月08日 05時06分 の過去ログ
艦これ ~密室編~
現在のルーム
過去ログ一覧
▲このページの先頭に戻る


クッキーの使用について | 広告掲載募集

(C)2009-2024 チャット ルブル <info@chat.luvul.net>