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「妖怪モンスター調伏・屈服・征服【♂×♂】」の過去ログ

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2014年12月11日 03時44分 ~ 2015年01月03日 01時21分 の過去ログ
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ジョン・スミス神父□【来い来い来い我の声を聞いて狂うが……ガァァァァァッ!?】   (2014/12/11 03:44:26)

ジョン・スミス神父□(「はいな」 軽い声が軽い動作で、いつの間にか赤毛の神父がさくりと、このモンスターの本体だった花冠にダガーを突き立ていた)剥がせるか? ディック? (ダガーを突き立てたまま、赤毛の神父は笑いながら器用に肩を竦める。「あんまり残んねえぞ? 心臓より上のちょっとだけだ」――それでも構わないと目線だけで語りかけてから、金髪の神父は目を閉じた。これは礼儀だ、彼の金色になる瞳を見ないために。笑いを納めた赤毛の神父の目が金色に輝く。「土は土に、灰は灰に、塵は塵に、肉は骨に」その一言が終わったあとに目を開ければ、一抱えほどに小さくなった少女の骸があった。「マンドレイクの亜種っぽいな。俺はサンプルを回収してから戻るわ」マンドレイクの根に神経も血管も侵食されていた少女とモンスターを分離して解体し終えたダガーをホルダーに仕舞い、ひらりと赤毛の神父が黒い革手袋に包まれた手を振る。「……いちおう、それもサンプル扱いになるんだけど?」自分のキャソックを脱いで丁寧に少女の亡骸を包んだ男は、じろりと赤毛の神父を睥睨した)この部分はクレア嬢だ。家族の元に返さねばならん   (2014/12/11 03:44:58)

ジョン・スミス神父□【ママ、ママ。死神が居たの。死神が来てくれたの。――やっと、死ねたの】 〆   (2014/12/11 03:45:13)

おしらせジョン・スミス神父□さんが退室しました。  (2014/12/11 03:45:22)

おしらせダヴィードさんが入室しました♪  (2014/12/12 00:50:05)

ダヴィード【ダヴィード(通称ダーヴァ) 水の精霊ヴォジャノーイ。177㎝70㎏ 月の満ち欠けで見た目は青年~老人までまで変化。緑の髪・青い瞳・白い肌で貴族風の容姿。豪華絢爛な宮殿に住み、人間を奴隷として扱う。さまざまな姿に化けるが本体は流動体。水になって体内に侵入したり水を固定して枷や道具のように使用する】   (2014/12/12 00:50:33)

ダヴィード(瀟洒な貴族風の衣服をまとった男が、ゆうるりと水の上を歩む。緑の髪を照らすのは、冴え冴えとした鏡に似た満月。今日ばかりは月の輝きに挫け。鏡を砕いてばら撒いたような星の光は見えぬ)ああ、素敵だ。素敵だよね。満月はいいね、とてもいい(滔々と水の流れに添って紡がれる言葉。月の光を受け、水面に反射するきらめきはどんな金銀細工や宝石よりも美しい)なぜ満月は毎夜輝かないんだとうね、輝けばいいよね。いいはずだ。君もそう思うだろう? ねえ、聖職者? (月の反射で輝く川から濡れそぼって現れたのは、黒いキャソックを着た年若い神父だった。がは、と、口を開ければ大量の水が溢れだす。背面を水に漬け、どうにか呼吸が適う高さに引き上げられた若い神父の顔は蒼白だった。奇妙なのは川面に浮かんでいるのに、一向に流される様子がないことだが、それもこれも水の精霊ヴォジャノーイの力によるものだった)   (2014/12/12 00:56:58)

ダヴィード私はね、今夜はね、とても気分がいい。いい気分だよ。だってごらん、あの月。素敵だね、素晴らしいね、満月だね――満月の世に私に見つかるなんて、君はとても不幸で幸福だね!(川面をダンスでも踊るように軽やかに歩きながら、優雅に腰を曲げて川面に浮かぶ神父の顔を覗き込む。薄茶色い瞳に生気はなく、薄い茶色の瞳はすでに虚ろだ)いいね、君の目に映る満月と私。私と満月はとてもいい。可愛くて愚かな人間――君たちは私から見れば、ただの水袋だよ。ほぅら、君はこれを獲り返したかんだよね。獲り返せないね、残念だね(掲げられたのは妊婦の腹から裂いた胎児だった。むろん、胎児はとうに息絶えている。この水袋を獲り返そうと、無謀にも満月の夜に年若い神父は、水の妖精であるダヴィードの川にやってきたのだ。ごぼごぼと水を吐き出しながら、年若い神父は白い繊手の中にある胎児を見詰め涙をこぼした。水妖の手にある胎児は、彼の、姪になるはずの命だった)   (2014/12/12 01:04:21)

ダヴィード素晴らしいね、素晴らしい。君の涙はいいよ、とてもいい。人間はとても私を愉しませる水袋だよ。人間は不思議だ、不思議だね。だって腹の中に有ったコレは、ほとんどが水で出来ているんだよ? なのに生まれ落ちれば、老人になるまで徐々に水は失われていく。そこだけは堪えられないね、憤慨だね。水袋のくせに、老人になれば半分しか水がないなんて!(確かに羊水の中で眠る胎児の体はほとんど水で来ているようなものだ。成長ごとに体内の水分は失われ、人間に体は干乾びていく。それが我慢ならないダヴィードは、冷たくなった胎児を人形のように抱きかかえ、息も絶え絶えに涙をこぼし続ける顔を見詰めて優婉に笑った。これと言って特徴のない淡泊なつくりであるダヴィードの顔に浮かぶ感情は、愉悦と高揚と、劣情だった)ああ、とても麗しい涙だね。人間の絶望から生まれる涙はどんな美酒より私を酔わせるね。ねえ、君? 私を酔わせるために、もっともっと絶望してくれないかい?   (2014/12/12 01:14:06)

ダヴィード(ダヴィードの手にあった胎児がみるみる縮んでいく。ダヴィードによって体内の水分を奪われた胎児は縮み続け、胡桃よりも小さな塊となってしまった。神父が瞠目する。なにかを叫ぼうとしたが、川の水が口に入り込んでそれも適わない。ひょいとダヴィードが手の中のちっぽけな塊を川の中に投げ入れた。小さな胎児だった塊は川の流れに従い、ぷかぷかと浮かんで終着点を迎えた。叔父になるはずだった、年若い神父の口の中へ) ……ッ、ごぼ、っ……が……っ (事態を悟った神父が必死になって口を閉じようとするが、大量に流れ込む水の圧力に屈して口腔は丸く開いたままだ)無理だよ、無理だね? 君たちは水の怖さを知らない、知らないね? 大きな岩も厚い壁も、流して決壊させる水の前に君の抵抗など無力だね、無力で哀れだね(水に屈した口腔へ入った小さな塊は、そのまま水が意志を持って流し込み、やがて水によって蓋をした。青白かった神父の顔が赤黒くなり、戦慄き、痙攣し、眼窩から目玉はせり上がるほど拒絶と抵抗を示したが、ただただ、絶望に絶望を糊塗するだけだった)    (2014/12/12 01:26:10)

ダヴィードごちそうさまが言えないのは行儀がよくないね、よくないよ。これはもう、お仕置きだね? 私の水の宮殿でたっぷりとお仕置きだね、楽しみだね? だって今日は満月だよ、満月だ。我々魔物の力が一番強くなる夜だね。猛るね、とても。こんな夜に聖職者の絶望が味わえるなんて、私はとっても果報者だよ、僥倖だね(姪だった物を嚥下した神父の顔は理性と矜持が剥落していた。剥がれたそれらに変わって貼りついたのは、恐怖と絶望だ)そういえば君は聖職者の雛だね、ひよっこだね? うぅん、それは宜しくないね、残念だね? ああ、そうだ(最高の提案を思いついたダヴィードは水面をくるりと回って楽しそうに笑って言った) 君は殺さないよ、死なせない。人間は釣り針に餌をかけて魚を釣るじゃないか。うん、それを君でしよう、そうしよう。君を餌にしたら、もっともっと強い聖職者が来るんだろう? 私を愉しませて私の力になるんだろう? いいね、とてもいいね、最高だ(白魚のような指がすいと水面を指差す。呆けた神父の姿がジワリ……と沈み)   (2014/12/12 01:36:08)

ダヴィードうふふ、ふふ、ふふ、うふふ。どんな聖職者が釣れるんだろうね、彼のお仲間かな? 楽しみだね。楽しみは後にとっておくのは良いことだね。次の聖職者にはどんな絶望がいいかな、いいのかな? いっぱいいっぱい泣いて貰おうね(水面に浮かんでいた年若い神父がとぷんと川の中に沈む。水へ沈むというより、水に溶け消えるようにダヴィードもゆっくりとそれを追っていく)さあ、おいで、出ておいで、私が可愛がってあげる獲物たち。満月に間に合わなかったのは残念、とても残念だけど。次の満月まで捕えて虐めて嬲って舐って可愛がるのも楽しいね、素敵だね(声が川の中に消えた。緑の髪も毛先までが川に溶けて消え、あとはただ、満月の光を映して輝く水面のだけが残されていた) 〆   (2014/12/12 01:46:01)

おしらせダヴィードさんが退室しました。  (2014/12/12 01:46:07)

おしらせ聖騎士ゲオルグ▼さんが入室しました♪  (2014/12/12 11:55:47)

聖騎士ゲオルグ▼【ゲオルグ=ウォーカー▼ 200cm/84kg/54歳 短めの銀色の髪、黒色の目。白のダブルスーツに黒のロングコート姿、両手に持った二丁一組の大型ハンドガン『ディエス・イレ』による射撃攻撃による戦闘を行う。実は生まれてすぐ捨てられており、人の踏み込まぬ魔境の森で、人狼によって育てられた。人狼の精をその身に注ぎ込まれた為、常人より五感(特に触覚)が優れ、濃い精気を持っているため、魔物を引き寄せてしまうことがある。ある宗派の教会所属の聖騎士なのだが、本国ではお飾りの聖騎士という不名誉な二つ名で知られている。】   (2014/12/12 11:55:54)

聖騎士ゲオルグ▼(漆黒の空に浮かぶ月が、星の輝きすらも掻き消すほどに煌々と輝く……。今宵は満月、魔性の者がその力をもっとも強くすると言われる日。人にとってもっとも忌むべき日でもあるこの日に、ゲオルグは自らを慰め続けていた。)「はっ……!?はっ……!?ん、んんっ……は、ぁっ……!?」(服を脱ぎ、白の六尺褌のみを身に纏った姿で、股間の膨らみを、胸の突起を……自らを追い立てるように弄ぶゲオルグ。人狼である養父の精を受けたからなのか、それとも別の理由なのか……。満月の夜は体が疼いてしまうのである。)   (2014/12/12 11:56:11)

聖騎士ゲオルグ▼「お……ぅっ……!?ふっ……くぅっ……!?ん、んんっ……はぁぁっ……!?」(体を重ね、愛し合える者がいたのならば、この疼きもすぐに忘れられたのであろうか。だが、生憎ゲオルグはそういった相手に恵まれてはいなかった。故に……)「と、養父さん……養父さんっ……!?んはっ……あぅっ……!?」(愛しい養父を想いながら、自らで慰めることしか出来ないゲオルグ。既に何度も達しているのであろう、褌に納まりきらぬ白濁が大腿を伝い、妖しく光る……。)   (2014/12/12 11:56:27)

聖騎士ゲオルグ▼「んぁ、あぁぁっ……!?あぅっ……んんっ……!?はっ……はっ……ふぁぁぁっ!?」(養父がどのように愛してくれたか……。今もなお鮮明な記憶を頼りに、引き締まった胸板の突起を撫で……捏ねるように押し潰し……時折摘まんでは弾く……。乳首を弄るその度に、ビクンと胸板を震わせては、熱い吐息を漏らすゲオルグ。)「は、うぁっ……い、いいっ……!?ち、乳首……気持ちい……あぅっ!?あ、あぁっ……んんんんんんっ!?(乳首から電流が流されたかのような鋭い快感が生まれては、全身を駆け巡っていく。それが更に弄る指の勢いを激しくさせていく。)   (2014/12/12 11:56:52)

聖騎士ゲオルグ▼「こ、ここ……も……!?あ、うぁっ!?うはぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」(乳首を弄っていない方の手が、股間の膨らみへと伸びる。雄々しく褌を突き上げる男根の先端を、褌越しに親指で擦りあげる。その瞬間、腰が蕩けてしまいそうなほどの激しい快感が溢れるように生まれる。思わず酔いしれてしまいそうな程の快感に、我を忘れ自らを弄び続けるゲオルグ。次第に乳首を弄っていた手も男根へと添えれば、ゆっくりと扱き始める……。乳首への焦らすような刺激とは違う明確な快楽に無意識に男根が跳ねる。)   (2014/12/12 11:57:57)

聖騎士ゲオルグ▼「んはっ……んっ……!?くっ……あふっ……うぁっ!?と、養父さん……俺、俺もうっ……イク、イクっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」(片方の手で男根を扱き、擦りあげながら、もう片方の手の親指で男根の先端、即ち亀頭を擦りあげるゲオルグ。次第に腰をガクガクと振り始めればやがてそれは訪れる。体を仰け反らせ激しく喘ぎながら、褌の中に再び白濁を迸らせていく。もう何度射精したのかわからないというのに、ゲオルグの男根はビクビクと褌の中で力強く跳ねる度に白濁を溢れさせていく。)   (2014/12/12 11:58:26)

聖騎士ゲオルグ▼「はぁっ……!?はぁっ……!?」(しばらくの間、荒い呼吸を繰り返すゲオルグ。だが、不意に自嘲気味に呟き始める……)「自分の体の疼きを鎮めるために、養父の事を想いながら自慰に耽るなど……浅ましく淫らなことこの上ないな……私は……。」(愛しい養父に劣情を抱き、そしてそれを自らを慰める道具にしてしまっていることに自己嫌悪すら覚えるゲオルグ。だが、魔物に育てられ、魔物の精を受け……それら全てを受け入れ、愛してくれる者は今はいない。ゲオルグにとって確かな繋がりを感じられるのは、まだ養父だけなのだ。だからこそ、ゲオルグは今宵も養父を想い自らを慰めるしかないのである。)   (2014/12/12 11:58:45)

聖騎士ゲオルグ▼「ダメだ……まだ……。体が疼いて……熱い……!?養父さん…養父さん……!!」(再び体の奥から生まれる疼きに、また自らの体を弄び慰め始めるゲオルグ。掠れたような熱い吐息を時折漏らしながら、今宵も養父を求め続ける。)「養父さん……逢いたい……。もう一度だけで構わないから……んっ……!?逢いたい……は、あっ……!!」(体の疼きと養父への思慕の想いはいつまでも消えず……。満たされぬ心と体を抱えながら、疲れ果てて眠りにつくまで、自らを慰め続けるゲオルグなのであった。)〆   (2014/12/12 11:59:13)

おしらせ聖騎士ゲオルグ▼さんが退室しました。  (2014/12/12 11:59:21)

おしらせクラウス牧師△さんが入室しました♪  (2014/12/12 22:39:19)

クラウス牧師△【クラウス・ラーゲルクヴィスト  172/69/23 ハニーブラウンの髪と白い肌、アメジスト色の瞳を持つ年若い牧師。よく鍛えているがゆったりとした白い祭服を着用しているため、それに気づく者は少ない。異国に赴き布教や洗礼などを行う一方で、教会に背く化物や異端者などを狩り尽くす仕事を担っている。ロール状に巻いた聖書を打ち込む巨大な「バイブルバンカー」を武器とし、更に攻撃の際何ページか舞い散らざるを得ない聖書のページを媒介に簡易魔術を補助として利用する。彼の愛は人類全てに平等に注がれるが、彼にとっての「人類」とは彼の信じる宗派の洗礼を受けたもののみを指す】   (2014/12/12 22:39:24)

おしらせクリード・ハサス□さんが入室しました♪  (2014/12/12 22:40:24)

クリード・ハサス□【クリード・ハサス 種族:レッドキャップ 188cm/76㎏/実年齢不詳・外見20代  外見は吊り上がった目に長髪で長身痩躯、それに伝承の由来となった赤い帽子を被る。(形状はサンタ帽) 服装は同世代の人間に類似(描写内で別途記載) 武器は身の丈と同じ程度な =長柄の大戦斧= 普段から持ち歩くあるし、何処からともなく召還的に取り出す場合もある。同様に重器を片腕で扱える程の =膂力= が身上(その辺もまた描写内にて説明) 平常時の瞳の色は「黒」 魔力増幅時は「赤」 戦場跡や廃墟などでは魔力増幅するも聖域では低下。 自分より強い相手に噛み付く性格。俺様気質。死のうが生きようが愉しけりゃあ凡て善し。 現時点では戦闘により快楽を得る方を好む。  余談:舌が長く、口淫好き(しゃぶる方)】   (2014/12/12 22:40:57)

クラウス牧師△ハァ、ハァ、ハァ…くっ!無事で…いてください…!(戦闘のダメージや疲労が残る身体を酷使し、聖派教会第七支部へとひた走るクラウス。伝令術式によって伝えられた「捕縛していたエリアマスター」の脱走はそれをせざるを得ないほどの重大な事件であった。あの強大な魔性をも抑えつけられていると聞いて司教の隠れた実力を無邪気に歓んだ自分を叱咤しながらただただ両脚に力を込め…)な…ここまで…(そして、目に飛び込んできたのは予想を遙かに上回る破壊。外部からでもわかるほどに「神の庭」たる神殿は…「魔性の住処」である廃墟を兼ね備える場所となっていた)   (2014/12/12 22:51:08)

クリード・ハサス□どうした司教サマ?そんな隅で震えてねえで、もっと傍に来いよ。アンタが何時も云ってんだろー?…『私の足許から離れるな』って。(在る日の雷雲。偶然の落雷。地下室から連れ出したのが“偶々”。運の悪い偶然が重なってしまった事に今更ながら後悔したか、無残な廃墟と化しつつある大聖堂の片隅で意識を取り戻した司教は耳を塞いでガクガクと震えることしか出来ずに居た。…まあそれはそうだろう、運の悪い偶然は在る意味、己自身の顕示欲が引き起こしてしまった悲劇なのだから。 もはやこうなっては威厳に満ちた司教の姿など何処にもなく、ただ自分のキャパシティーを超えた現実に怯え竦む哀れな人間の姿であった。 こうなってはレットキャップにしたら最早興味など沸かず、寧ろそんな司教よりも余程)   (2014/12/12 23:06:01)

クリード・ハサス□―――まだ動ける奴が居たンだ。ヒャッハ、いいねえ、正義の味方ってのはこうでなきゃ。(自らの命を差し出しても「聖なる神の庭」で在る教会を守ろうと聖剣を振り翳して突撃してきた騎士の方がよっぽどレッドキャップの興味を引いた。 降ろされた剣を片腕で難なく往なすと、まだ青年…とも呼ぶには幼い顔立ちをした騎士の首を鷲掴みにして―――  早く来い。 そう云わんばかりの嗤い顔で扉の先を見据える。)   (2014/12/12 23:06:09)

クラウス牧師△「ドゴン!!!!」(クリードが扉を睨め付けたその瞬間だった。衝撃音とともに既に罅が入っていた扉が粉砕され…その音と共に半死半生の職員達の眼に生気が灯る)   (2014/12/12 23:14:07)

クラウス牧師△…そこまでです。不浄なるもの(息も荒く、全身にはダメージの跡が残っているが…紫の瞳に宿る使命感は一つの翳りもなくクリードを捕らえていた)川は下流に流れるように、朝には月が沈むように、理通りに滅するべし!(仲間を襲った魔性を、神の庭を穢した邪悪を、許すわけにはいかないのだ)   (2014/12/12 23:18:51)

クリード・ハサス□ ――嗚呼。あの糞野郎…やっと来やがったか――  バイブルバンカーより聖書の筒が放たれる瞬間の衝撃は人間よりも魔物の方がより敏感に察し得る為、扉が破壊される瞬間、首を鷲掴みにしていた騎士の身体を持ち上げて自分の正面に吊り下げては扉が破壊されて舞い散る瓦礫の散弾を騎士の身体で防いでいた。)…不浄なるもの、ね。その言葉、司教サマにも云ってやれよ。その辺に転がってると思うからよォ。(相手が此処に来る前に何をしていたか。何故そのように息が荒いのか……なんて事はレッドキャップには関係ない。首を掴んでいた騎士を手放し、代わりにその手に大戦斧を召喚させると――柄の石突、先端で騎士のドテっ腹を貫く。)…まあいい。逢いたかったぜ、糞野郎。―――いい加減そんな胸糞悪い場所に留まる気は無いンでな。   (2014/12/12 23:24:35)

クラウス牧師△ここであろうとそうでなくとも、魔性に在るべき場所などありはしません!「さかえにみちたある」!(クリードが斧を手に取ると同時、一瞬の隙を見逃すまいと扉を破壊した時に舞い散った聖書を媒介としてクラウスは自らの力を強化する。それなりの距離があったはずの両者の位置を、ほんの数歩で詰めながら聖書の筒を引き戻し、クリードへと突き出すが…)   (2014/12/12 23:37:09)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、クリード・ハサス□さんが自動退室しました。  (2014/12/12 23:44:44)

おしらせクリード・ハサス□さんが入室しました♪  (2014/12/12 23:45:25)

クリード・ハサス□状況見てモノを云えよ。虚勢張ってるみたいで……鼻で嗤っちまうぞ?(レッドキャップの口は軽い。されど…この牧師が廃墟と化した教会に一歩足を踏み入れただけで、清浄なる聖気は活力を帯びた。其れは“廃墟”を支配するレッドキャップにしたら力を削がれるもので。口惜しい、やはりこの男の信仰心たるや立場的には上の「司教」など遥かに凌駕しているのであろう。信仰心が強まれば神の力も増す。 故に此の場に長く居座るのは得策では無いと本能で察したレッドキャップは、相手が聖書の祝詞を唱えてる間に騎士の腹から柄を引き抜いて脚力用い、黒髪靡かせて距離を詰めると――自分の心臓の真上にバイブルバンカーの砲口を宛がわせながら。 自分は大戦斧の刺突用の刃の突端を相手の首筋へと突き立てた。)   (2014/12/12 23:46:57)

クラウス牧師△…………!!(この場で仕留められなかったのははっきり言って失着だ。自信に残された力はほとんど残っていない。相手から感じる覇気から全力には遠いと言うことも察しているが、その分自棄を起こされて…この場の自分以外の人間を殺し始めれば、それを防ぎながら戦うことは不可能と言える。このまま相打ちも考えたが人に過ぎない自分は首を失えば死ぬ、しかし相手は魔性。心臓を失っても相手は多少生きながらえるかも知れない。そうすれば自分の紫眼を喰らって生き延びる可能性もある。そうなれば完全にこの場は制圧される。そうでなくても第七支部で自分がいなくなれば比喩でなく戦力が大幅に減ずるだろう。クラウスの中でそういった躊躇いが起き、引き金に最後の力を込めることが出来ずに冷や汗が一滴頬を伝う)   (2014/12/12 23:57:35)

クリード・ハサス□………(相手が何を考えているか、その思考を読み取る事は出来ない。が、大概考えてる根幹は似たようなものだろう…。 確かに心臓を打ち抜かれても人間より遥かな高い生命力を有する魔物は生き延びるかも知れない。けれどあくまで其れは一時的なもので在って、紫の目玉を喰らった処で、この事件の報告を聞き付けた他の聖職者達の追手から逃げ延びる事など難しいであろう。 この男を仕留めるには千載一遇の機会。 されど単純に殺すだけでは物足りぬ相手と今一度相対する為には……)―――…糞野郎。テメェ、名を教えろ(此処は引くのが得策と。そう判断したのか、柄は握り締め、刺突の先端は牧師の首に据えた侭冷や汗一筋垂らす相手の紫の眼を見返れば――  唯一言。)俺はクリード・ハサス。テメェをぶっ殺す名だ。   (2014/12/13 00:12:05)

クラウス牧師△…クラウス・ラーゲルクヴィスト。この世に害なす全てを滅する神の僕(この場で滅することは難しい…しかしこの魔性は自分から進んで人の街へと襲うことは無かった筈だ。この場での皆殺しという最悪を防ぐために…そして、この魔性の標的を自分に定めさせることで他への興味を削ぐことが出来れば。…しかしそれは魔性を事実上魔性に一時的にとはいえ屈したのと同義だ。不甲斐ない自らへの怒りで頭を滾らせながらも自らの名を、そして存在意義を告げる。魔性をこの場で滅しきれずとも、いずれ遠くないうちに討ってみせると、その名乗りにその決意を込めて)   (2014/12/13 00:20:28)

クリード・ハサス□…ハッ、クックッ…。神の僕、ね。 司教サマといいテメェといい…つくづく嗤わせてくれる。(お前達の信ずる神とやらは信仰心によって力の強弱が変わり、また害するものを滅すると云う一方で害するものを飼い慣らそうと欲望を剥き出しにしている者も居る。一筋縄では往かぬ組織に盲目なまでに心酔してる目前の聖職者を見れば、喉の奥を震わせる愉悦の笑みがどうしようもないほど込み上げてきて。刺突の先端はブレさせぬままに、柄を掴む手の握りを緩めれば自らの心臓に砲口をぐいぐいと押し当てさせながら相手との距離を縮め。 頭突きが出来そうなぐらい至近距離に顔を近付けて相手の紫の眼を覗き込み――)面白え。ならテメェがぶっ殺されるのが先か、俺が滅せられるのが先か…。―――決着(ケリ)つくまでヤりあおうぜ、――クラウス。(葛藤に悩み苦しむ表情を間近に見据えてククッと嗤いながら長い舌を覗かせて相手の唇に口付けをした。 そう此れが本当の――口約束。)   (2014/12/13 00:33:02)

クラウス牧師△……ならば私が行くまでお前は待ちなさい。その代わり絶対にお前を討つために私が赴きます。約束を違えません。それが貴様が如き魔性に対してでも。我が誓いは自らに対して立てるもの、そして神に誓うものでもあるのだから。(唇が触れる感触に狼狽え反応が遅れたが、それでも相手の逃げる唇へ歯を使い薄く食いちぎったモノを吐き捨てながら、紫の眼を向けて宣戦布告を返す)   (2014/12/13 00:41:17)

クリード・ハサス□(すんなり口付けだけで済むとは思っていなかったから相手の反応は想定内。まあ実際、たかが口付け程度で狼狽えるとは思っていなかったので、反応が遅れてた相手の鳩が豆鉄砲喰らった様な表情は中々の見物であった。だから唇の端が食い千切られたのぐらい易い駄賃だ。 唇を離し、噛み千切れて出血をする傷跡に舌を這わせて鉄錆の味がする血を舐めてみせれば――深呼吸をして魔力を高め、「赤い」瞳孔を射向けて相手の紫の瞳を睨み返す。)――解った。俺を討てんのはクラウス、テメェだけにしといてやるよ。その代わり待ち草臥れさせんなよ?テメェがごたごたと二の足踏むようなら、他の教会も関係無え人間もぶっ潰す。(その時だった。レット゜キャップの破壊活動により天井を支えてた支柱がいよいよ重さに耐え切れなくなって崩落を始めた。 バイブルバンカーと大戦斧を突合せてる二人の上にも瓦礫が崩れ落ちてきて。 其れを合図な如く、大戦斧を携えたレッドキャップは後方へと飛び退いて相手との距離を開け)―――また次に逢えンの、愉しみにしてるぜ。   (2014/12/13 00:55:58)

クラウス牧師△愉しむ要素などありはしない…!ただただ摂理   (2014/12/13 00:59:11)

クラウス牧師△愉しむ要素などありはしない…!唯々節理の下に滅する日を待っていなさい!残って余力があるものは動けぬものの保護を優先!結界を用いて被害を最小限に済ませてください!(瓦礫の向こうで遠ざかるクリードの姿へ向けて最後の言葉を向けながら、牧師は自分に出来る目の前のことをする。そう…言葉の通り、動けぬ司教を保護してクリードの動向について聞くべきだ。もはや他人に任せるわけには行かない。もうあの魔性により誰かが傷ついて欲しくはない。そのためにもこの場を守ることが第一歩となる。教会が堕とされたように見えてもそうではない。「教えがあり、祈りがあり、神がいる」それこそが条件だ。そのためにも神の教えを知り、祈りを捧げ、神に守られる信徒をこれ以上減らすわけにはいかない。使命に燃えながらクラウスは地面に筒を突き立て、己の力を振り絞るのであった)〆   (2014/12/13 01:05:08)

クリード・ハサス□つれねえなァ、少しはヤること愉しむ余裕とか持てよ。…童貞でもあるまいし(瓦礫が崩れ落ち粉塵舞い上がる向こう側に居る相手へ。大戦斧を担いでこの場より逃げる前、独り言のように…まあ相手の耳に届いてるなら其れはそれで構わぬ言葉を鼻で笑いながら発すれば、救援を求めた牧師の登場により更に混沌を極めた忌々しい聖派教会第七支部からの逃亡を図った。 例え大聖堂を破壊してこの場を「廃墟」同然にしたところで此処は己り居る場所では無い。 地下深くに幽閉されて調教と云う名の拷問を受け続けた身を休める為にはエリアマスターとして自らが支配する“廃墟”に向かわなければならない。 クラウスとの対峙で最後の残った気力を使い果たしながらも、あの男と再び対峙する時までに万全に回復しておかねばと――覚束無い足取りで教会から消え失せた。)【〆】   (2014/12/13 01:16:58)

おしらせクリード・ハサス□さんが退室しました。  (2014/12/13 01:20:56)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、クラウス牧師△さんが自動退室しました。  (2014/12/13 01:26:15)

おしらせ聖騎士ゲオルグ▼さんが入室しました♪  (2014/12/13 09:01:48)

聖騎士ゲオルグ▼【ゲオルグ=ウォーカー▼ 200cm/84kg/54歳 短めの銀色の髪、黒色の目。白のダブルスーツに黒のロングコート姿、両手に持った二丁一組の大型ハンドガン『ディエス・イレ』による射撃攻撃による戦闘を行う。実は生まれてすぐ捨てられており、人の踏み込まぬ魔境の森で、人狼によって育てられた。人狼の精をその身に注ぎ込まれた為、常人より五感(特に触覚)が優れ、濃い精気を持っているため、魔物を引き寄せてしまうことがある。ある宗派の教会所属の聖騎士なのだが、本国ではお飾りの聖騎士という不名誉な二つ名で知られている。】   (2014/12/13 09:02:12)

おしらせ狐音▼さんが入室しました♪  (2014/12/13 09:02:21)

狐音▼【狐音(こおん)▼160/52/18くらい。狐火と変化でイタズラするのが好きな妖狐。お兄ちゃん気質があり強気なとこもあるが、純粋。喜怒哀楽が分かりやすく、耳や尻尾に現れる。狐時は鈴と注連縄つけ。人間時は耳と尻尾を隠していて、人前では現代風いない時は装束姿。神使落ちしたが、仲間の中では力がある。身寄りのない仲間達と共にさびれた神社の社でご神木の帰りを待つ。戦う時は葉っぱを薙刀に変化させたり狐火を用いる】   (2014/12/13 09:02:57)

狐音▼(夢を見た。どんな夢かは分からないけど、ただ一つ。ただ一つ覚えてることは……大切な仲間が死んでいた。そんな気味の悪い夢で目が覚めた彼は、身体が震えていた)なんて夢を見て……?(呟いた時、ふと視線を子狐達の方に向けると違和感を覚える。注意深く見て、その違和感が確信に変わったとき目を見開いて神社を飛び出していた)っ……!コタ!どこにいる!(子狐の数が足りない。必死に子狐の名前を呼んでみるもどこにもいない。焦りが募るばかりの彼はスピードを上げて森を抜けようとする)   (2014/12/13 09:14:06)

聖騎士ゲオルグ▼(別の魔物討伐で偶然狐音達のいる山の近くまで来ていたゲオルグ。討伐完了に伴う数々の報告も済ませ、後は帰還するだけだった。)「ふむ……もうすっかり夜も更けてはいるが……様子を見に行くぐらいならよかろう。差し入れは置いておけば私からだとわかるだろうしな。」(そう思い、狐音達が普段ねぐらにしている場所へと歩いていくゲオルグ。もう少しで到着するというところで、焦りさえ感じさせるような必死な表情で森を抜けようとする狐音の姿に、ただ事ではないと悟っては、狐音へと声をかける。)「どうした、狐音。何があった……話してみろ。」(何か協力できることがあるかもしれない。それに、何をするにしても人手は多い方がいいだろう。そう思い、まずは事情を詳しく聞こうとするゲオルグ)   (2014/12/13 09:20:13)

狐音▼(森を抜けようとした時、見知った人間の姿を見つける。声をかけられ、一度止まった後に息を整えながら話し出す)コタが……子狐が……いなくなってて……(危険な目に合わせないよう気をつけていたのにも関わらず、このような事態を生んでしまったことに苛立ち、もしあの夢のようにあの子がなってしまったら……。そう思うと、焦りはさらに募るばかりで)っ……早く、見つけないと……!   (2014/12/13 09:28:46)

聖騎士ゲオルグ▼「落ち着け、狐音。闇雲に探しては見つけられるものも見つけられん。何か手がかりは……。」(狐音の焦りに満ちた声にまずは落ち着かせるように言葉をかけるゲオルグ。この夜の中、闇雲に探しても見つけられる可能性は殆どない。ある程度の目星をつけなければいけないだろう……。そう思い周囲へと目を向けていくゲオルグ。ふと、誰かが通り抜けたような跡を見つけたゲオルグはそこに近づいて更に調べる。)「これは……誰かが通ってまだそれほど時間が経っていないな……。この跡の大きさからして、恐らく通ったのは子ども……。これを辿れば何かの手がかりが得られるかもしれん……いくぞ、狐音!!」(その周辺だけ不自然に草は折れ、枝からは葉が落ちていた。その事からここを誰かが通ったのであろうと予測すれば、狐音と共にその跡の続く先へと走り出すゲオルグ。)   (2014/12/13 09:36:31)

狐音▼手がかりって……その跡は……(ゲオルグの言葉に納得し、ゆっくりと落ち着かせるように呼吸をする。すると彼が通り抜けたような跡を見つけたらしい。自分もその跡に近づく)確かに……!コタ、待ってろ……!(ゲオルグの後を追うように走り出す。そして、段々と跡を追っていくうちに、この先がどうなっているのかを思い出し、呟く)この先、確か……まさかあいつ、崖から落ちたんじゃ……!(その予想を予感させるように、通り抜けたような跡の先には以前ゲオルグからもらったボールが一つ転がっていて……)   (2014/12/13 09:47:58)

おしらせさんが入室しました♪  (2014/12/13 09:50:50)

聖騎士ゲオルグ▼「あれは……私が子狐達に買ってやった……!?ということは狐音の予想通り……怪我をしていなければいいのだが……」(狐音の言葉に嫌な予感を覚えつつも、先へ先へと走り抜けていくゲオルグと狐音。そして、跡が途切れているところには、以前頼まれて子狐達に買ってやったボールが虚しく転がっていた。そして、それを見つけた瞬間、ふと耳に届く男性の悲鳴らしきもの……))   (2014/12/13 09:52:00)

くそっ!どうしてこんな…!だ、だけどあいつらに構ってる間に……そうだ、この下に隠れられれば…ん?なんだガキがこんな、と、ゴボォ?(息も絶え絶えに「何か」から逃げる男。どうにかして身を隠す場所を探して崖の下を見おろして、コタと目があった瞬間だった)   (2014/12/13 09:53:32)

おしらせ死遭わせの黒い鳥さんが入室しました♪  (2014/12/13 09:53:36)

死遭わせの黒い鳥(男の口から棘の生えた黒い棒のようなモノが生えている。いや、生えたのではない、突き立てられたのだ。そのままその棒のようなもの…「嘴」はぐるりぐるりぐるりと回転し、コタの上にぼたぼた赤い雨が降り注がれ…)   (2014/12/13 09:55:47)

死遭わせの黒い鳥ケェエエエエエエエン!!!!(その嘴を引き抜くと共に、開くことのない「嘴」から発せられるはずのない鳴き声を「鳥」は発した。つるりと丸い球体の頭に茨の嘴、そして針金で出来た骨組みだけの身体…歪なる死の化身が)   (2014/12/13 09:58:08)

狐音▼「ふえっ……あ……あぅ……!キ、キューン!キューン!狐音おにーちゃん……!」(崖の上からこちらと目が合ったのは、自分を後ろから押し崖に落とした大人の一人だった。目が合い何かを言おうとした時、その人の口から舌のような長いものが出てきた。いや、舌じゃない。舌はあんな色じゃない……そう思った時には、それが回転し始めポタリポタリと雫が降ってくる。それを手で軽く触ると生暖かい。それが何なのかを察し、身体中が恐怖で震え出す。何とか近くにいるかも分からない狐音を呼ぼうと必死に声を出す(   (2014/12/13 10:06:16)

狐音▼(男の声に視線を向けると、男が崖の下にいる何かと目が合ったようで。その瞬間、後ろから突き立てられた「嘴」のようなものが   (2014/12/13 10:10:55)

狐音▼回転して、雫を垂らしている。そして、その後に聞こえてくるかすかな声。その声に聞き覚えがあり、思わず叫んでいた)コタ……?そこにいるか……!?   (2014/12/13 10:13:42)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2014/12/13 10:13:43)

聖騎士ゲオルグ▼「ちぃっ……!?あれはまさか……死遭わせの黒い鳥!?こんなときに……!?」(男の背後にいる存在の正体にゲオルグは心当たりがあった。それは、この地域では有名な話であったから。咄嗟にゲオルグは現在の自分の状態を確認する。幸い魔物討伐は容易なものであったため、弾薬に余裕はある。奥の手も残してあるし、簡易術式用の投げナイフもまだ残っている。ならばここで滅ぼすことが最善と判断したゲオルグは、夜闇の如き漆黒のロングコートを翻せば、瞬時に二挺の拳銃……『ディエス・イレ』をその手に構える。)「我が名はゲオルグ=ウォーカー……貴様に神の慈悲と裁きを与える者!!」(魔性の注意をこちらに引くために、ゲオルグは両手に構えた拳銃の引き金を交互に引き、その魔性への射撃攻撃を試みる。)   (2014/12/13 10:19:37)

死遭わせの黒い鳥(ぐにゃり、と間接も何もない動きでゲオルグの方へと嘴を向ける黒い鳥だったが…その次にコタへとまた視線を戻し、またコタを心配する狐音へも気づく。そしてゲオルグを見てコタを見て狐音を見てゲオルグを見てコタを見て狐音を見てぐるぐるぐるぐるぐるぐると頭はねじ切れんばかりに回っていく。そして…   針金で作られた子供の落書きのようなあまりに細く狙いづらい身体を動かして銃弾をその身に掠れさせると、ゲオルグへと標的を定めたのか無音で嘴を向けて黒い弾丸のようにその身を躍らせて突撃した)   (2014/12/13 10:29:37)

狐音▼っ……!(三人に気づき標的をゲオルグに定めたらしい。そちらに向かい突撃するのに気づき、咄嗟に狐火を打ち出す。しかし、その攻撃は対した攻撃にはならないが威力が落ちればと願い……)   (2014/12/13 10:37:38)

聖騎士ゲオルグ▼「くっ……やはり私とは相性が悪い!?」(細く狙い辛い針金の体に銃弾を当てるのは至難の技だ。そこに速い動作も加われば、一人で戦うのはほぼ無理と言ってもいいだろう。相手の動きに思わず歯噛みするゲオルグ。)「し、しまっ……くっ!?ぐぅぅぅっ……!?」(黒い弾丸と化した魔性の攻撃に咄嗟に回避にうつるも、人間を遥かに凌駕するその速度はけしてかわしきれるものではなく……なんとか脇腹を掠める程度ですんだものの、棘のついた嘴は掠めるだけでもかなりのダメージをゲオルグに与える。脇腹のスーツが破ければ、そこから覗く肌から流れる鮮血……)   (2014/12/13 10:43:12)

死遭わせの黒い鳥………!(ゲオルグの衣服、そして血肉の切れ端を棘に引っかけたまま急旋回をしようとする鳥であったが、目の前に迫る狐火を見て動きを止める。細い金属の身体には炎の熱は脅威となるようであり狐音の方向へも警戒せざるを得ないようで)   (2014/12/13 10:50:11)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、狐音▼さんが自動退室しました。  (2014/12/13 10:57:45)

おしらせ狐音▼さんが入室しました♪  (2014/12/13 10:57:57)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、聖騎士ゲオルグ▼さんが自動退室しました。  (2014/12/13 11:03:20)

おしらせ聖騎士ゲオルグ▼さんが入室しました♪  (2014/12/13 11:04:14)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、狐音▼さんが自動退室しました。  (2014/12/13 11:18:09)

おしらせ狐音▼さんが入室しました♪  (2014/12/13 11:23:13)

狐音▼ゲオルグ……さん!大丈夫ですか!?っ、狐火に反応した?(狐火に動きを止めたのに気づき、さらに狐火を打ち出す)もしかして、これ……焼き切れば……っ!(そう思い、葉っぱを取り出し一振りする。するとたちまち葉っぱが薙刀へと姿を変えていく……)   (2014/12/13 11:30:26)

聖騎士ゲオルグ▼「ぐっ……うっ……!?だ、大丈夫だ……!?どうやら炎は苦手としているようだ……狐音。今回のアタッカーはお前だ。私がサポートする……全力で行け!!」(狐火をいやがるかのように動きを止める魔性、そして、再び狐火を放つ狐音の姿に、今回の自分の役割を悟るゲオルグ。狐音へと声をかければ、動きながらの射撃を開始する。勿論、隙を伺ってこちらも攻撃はしていくつもりではあるが……)   (2014/12/13 11:41:10)

死遭わせの黒い鳥…………(狐音の姿を見て警戒する相手を変えたのか、狐音をじっと見つめる黒い鳥。そうすると…今までとは違い草むらの中に這うような体勢をとりぞぞぞと動いていく。黒い球体くらいしかまともな質量のない身体は身を潜めるにも充分であり、ほとんど隠れてしまっては狐音へと迂回しながら近づいていく)   (2014/12/13 11:48:38)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、狐音▼さんが自動退室しました。  (2014/12/13 11:50:29)

おしらせ狐音▼さんが入室しました♪  (2014/12/13 11:53:10)

狐音▼っ……はいっ!(ゲオルグの言った一言に、返事を返し相手の出方を伺う。草むらの中にうごめく相手、隙をみせれば自分も致命傷を避けられないかもしれない。しかし、そんなことを考えていては誰も助けられない。そう思い、意を決して走り込んでいく)   (2014/12/13 11:59:54)

聖騎士ゲオルグ▼「ちっ……厄介な……!?気を付けろよ、狐音!!」(そういえば、魔性の蠢く叢に向かって、銃撃を見舞うゲオルグ。狐音へと近づかせないよう、弾丸の雨を降らせるも、クリーンヒットを叩き出すことは出来ない。)「ちっ、弾丸が……!?」(両手の拳銃の弾丸を撃ち尽くしてしまった事を悟ったゲオルグは、両手の拳銃を宙へと投げる。その瞬間、両腕を鋭く振れば、コートの中に仕込んだマガジンがゲオルグの手の中に滑り込む。そして、それを狙い済ましたかのようにディエス・イレへと装填すれば順に手の中へと戻す。)   (2014/12/13 12:09:13)

死遭わせの黒い鳥………!(ゲオルグからの射撃が収まったと判断した黒い鳥は、そのまま速度を速めて狐音へと飛びかかるが…)……………(狐音の狐火を警戒しすぎたか、狙いをやや外してしまい…また草むらの中へと姿を隠してはチャンスを窺い)   (2014/12/13 12:13:34)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、狐音▼さんが自動退室しました。  (2014/12/13 12:20:00)

おしらせ狐音▼さんが入室しました♪  (2014/12/13 12:20:14)

狐音▼あぶなっ……!はぁ……どうすれば……(鳥からの攻撃が逸れて、少しほっとしたのもつかの間、これではキリがないと思い始める。そして……)そうだ……!はあっ!(草むらを燃やせばあいつを炙り出せると考え、少々荒いが草むらに向かって狐火を打ち出す。これであいつが出てくるはずだ)   (2014/12/13 12:31:22)

聖騎士ゲオルグ▼「なるほど……!!これならあいつも隠れることはできまい……考えたな、狐音!!」(狐音が草むらに向かって狐火を放てば、その意図を悟り思わず感心するゲオルグ。これならば草むらを焼き払い隠れる場所を奪うこともできるし、狐火の炎によって、その細く見づらい体を照らすこともできる。そして……)「残念だったな……これで終わりだ!!」(炙り出された魔性、その頭部と思わしき黒い鳥って球体に向かって、2回の銃撃を見舞うゲオルグ。純銀の弾丸が黒い球体に 風穴を空ければこれで終われと心で念じるゲオルグ。そう、普通ならば頭部や心臓、核を壊されれば魔性は滅ぶしかない……そう『普通ならば』)   (2014/12/13 12:36:33)

死遭わせの黒い鳥ゲェエエエエンっっっ?!(球体の頭部を砕かれ、断末魔とおぼしき叫び声を上げた黒い鳥は、頭をごとりと落として身体は宙を舞い、舞い、舞い…)………「ぞ、ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ」(奇妙な…鳴き声なのかなんなのか、わけのわからない音を発しながら針金…「本体」は宙を飛ばされたように見せかけてゲオルグへと向かってはその身体を首へと絡め、反対側の端を木の枝に搦めては首をつらせようとするが…!)   (2014/12/13 12:43:45)

狐音▼させるかぁぁぁ!!(薙刀に狐火を纏わせ、振るう。切れ味が鋭く、二つ真っ二つにしてしまう。着地すると同時に、鳥の本体が地面に大きな音を立てて落ちた。少し妖力を使いすぎたのか、その場に片膝をついて呼吸を整える。そうだ、コタは……!と崖の下を覗く。下では小さく身体を震わせ目をつぶるコタの姿が)   (2014/12/13 13:02:17)

聖騎士ゲオルグ▼「なっ……バカな……!?まさか本体はっ……ぐぅっ!?」(頭部が破壊され、針金の体が宙を舞えば気を抜いてしまうゲオルグ。だが、次の瞬間、針金から発せられる、わけのわからない音にはっとしたのもつかの間、ゲオルグのその逞しい首に針金がきつく巻き付いていく。そして、針金が木の枝にも絡みつけば宙吊りの状態となり、その首に84kgという負荷が一気にかかる。その衝撃に両手からディエス・イレを取り落としたゲオルグは抗う術を失い、ただ、首に巻き付く針金に手をやり、なんとか外そうともがくことだけ……)「が、ぐっ……!?がはっ……ご、ほっ……かはっ……!?」( 針金は首に深く食い込み、鮮血を迸らせる。そして、徐々にゲオルグの抵抗が弱まり、ここまでか……と思った瞬間、不意に首を締める圧迫から解放されるゲオルグ。そのまま地面へと落ちれば、立ち上がることもできずその場で咳き込み、迅速に呼吸をする……)   (2014/12/13 13:08:53)

死遭わせの黒い鳥………………(針金の身体が切断され、その断面からどろりどろりと溶けていく。熱だけではない。神使としての属性がまだ残る狐音の力により、浄化を受け…「ただ死を振りまくのみ」という、存在の根本から邪悪であった怪異は、残ることなく…この世から消え失せた)   (2014/12/13 13:14:06)

おしらせ死遭わせの黒い鳥さんが退室しました。  (2014/12/13 13:15:03)

狐音▼ゲオルグさん、コタがあそこに……!(ゲオルグを呼び、崖の下にいるコタを指差す。怪我をしてるのか、赤い色がちらほらと見える。これでもし怪我をしていて、しかも酷い怪我をしていたらと思うと……)どうしよう……(少しオロオロとしながらゲオルグの方を見る)   (2014/12/13 13:30:26)

聖騎士ゲオルグ▼「はっ……はっ……!?はぁっ……はぁっ……!?そうか……見つかったか……。ふむ……どうにかして降りる方法は……。」(荒い呼吸はそのままに、なんとき降りる方法はと探すゲオルグ。崖の所々には足場になるくらいの岩がいくつもあり、一人くらいなら問題なく飛び移ったりは出来そうだ。)「少し待っていろ……。今回はあまり、私は役に立てなかったし、お前は疲れているだろう。私が連れて上がってくるとしよう。」(そういうと、コートを翻しながら崖の足場を次々と飛び移り、コタのいるところまでいけば、卒倒抱き抱え、狐音のところへと戻っていく。体を打撲していたりはするものの、それ以外に大きな怪我はなさそうで、思わずほっとするゲオルグ。))   (2014/12/13 13:35:18)

狐音▼「んにゃ……おにーしゃん……?ありがとぅ……」(ホッとしたのかお礼だけを言い、眠ってしまったコタ。その様子を見ると、やっと安心したらしい。狐音の耳がへにゃりに垂れ下がり、本当に気が抜けてしまったようだ。立ち上がろうとすると、気が抜けてしまい立ち上がれなくなってしまう)すみません……立てない……   (2014/12/13 13:59:31)

聖騎士ゲオルグ▼「ふっ……かわいい寝顔だ……。守れてよかった……。気にするな、それだけ心配していたということだろう?少し待っていろ。」(そういえば、コタを一旦下ろせば犠牲になった男へと近づくゲオルグ。男を仰向けに寝かせれば両手を組ませ、そして祈りの言葉を呟いていく。)「主よ……この哀れなる魂をどうか御身の御元へとお導きください……。憐れなる魂に安息を……。すまない、待たせてしまったな。ほら、私がおぶっていってやろう。」(男への簡素な弔いを済ませれば、狐音を背中に負いコタを腕に抱え来た道を帰っていくゲオルグ。だが、この後に残っている一仕事を思い、思わず遠い目をしてしまうのであった。)〆   (2014/12/13 14:07:52)

狐音▼はい……(返事をし、素直に待っていると、祈りの言葉が聞こえてくる。ああ、この人は……そっち側の人間なのかと悟りながらも、自分をおぶりコタを腕に抱えて来た道を戻ってくれる。その様子に人間の中にも、こんな人がいるんだ。物好きな人だなと思いながら、意識を手放したのだった)〆   (2014/12/13 14:23:55)

おしらせ聖騎士ゲオルグ▼さんが退室しました。  (2014/12/13 14:24:25)

おしらせ狐音▼さんが退室しました。  (2014/12/13 14:39:52)

おしらせリチャード神父□さんが入室しました♪  (2014/12/14 22:45:22)

リチャード神父□ 【リチャード・ロウ神父。ジョン・スミスの相棒。ジョンをジェイと呼び、ジョンはディックと呼ぶ。生真面目なジョンから男性器の意味があるディックと呼ばれるのってクよねとか言っちゃう残念系。ジョンが絡むとえげつない残忍さを見せるが基本はチャラい不良。近接戦闘特化型のダガー使い。肉は削ぐためにある。1/8が魔性の血を引く為、目が異常に良い。人間は不可能な領域まで動体視力が発達しているため、スピードブーストの特性を完全に使いこなせる。ただし脳の演算処理能力に負荷がかかるため、ブーストを使い切ると動けなくなる。魔性討伐よりも、探査と魔性が持つ力の回収の仕事が多い】   (2014/12/14 22:45:29)

リチャード神父□(ひゅう、ぜい、と、笛が壊れたような呼気だった。開きっ放しの口から痙攣した舌を伝って精液混じりの唾液が落ちて地   (2014/12/14 22:46:11)

リチャード神父□(ひゅう、ぜい、と、笛が壊れたような呼気だった。開きっ放しの口から痙攣した舌を伝って精液混じりの唾液が落ちて地面に染みをつくる。だらりと地面に投げ出した右腕は、二の腕の半ばから異様な方向にねじれて青黒く腫れあがっていた。精液臭い唾液以外にも地面には滲む赤い染みがあった。地面にダガーで縫い留められるように突き刺された左手の甲。その下にじわりと赤黒い染みが滲んでいるのだ)……ッ……(声もなく息を詰めたのは、真紅の髪を持つ若い人間だった。その髪を乱暴に掴まれれば、ぶつぶつと赤い髪が千切れる音が聞こえた) 「ふぅむ? そろそろ弱ってきたな。雑種にしては堪えた方だが、やはり口は割らんな」(髪に海草の飾りをつけた、見目がいい男がつまらなさそうに呟く。同じような格好をしたもう一人の男が、やはり興を削いだ声で「ならばやはり脳を啜るか? こやつの記憶が読めるかもしれん」と、赤毛の人間を挟んで互いに物騒な会話を交える異様な光景がそこにある)   (2014/12/14 22:46:46)

リチャード神父□(海草を髪に飾った男たちは、一見すれば見目形の良い人間と思えるが、よくよく見れば髪や肌の質感が人間とは違っていた。常に水に濡れたような髪と肌は人間では持ち得ないものだ。彼らの正体はケルピーと呼ばれる水妖だった。人の姿をとれば美しい若者に変じるが、藻の鬣を持ち上半身が馬で下半身が魚、それが彼らの本来の姿であり、駿馬に化けて人間を惑わしては、背中に乗せた人間を川の一番深い部分で溺死させる水妖だ)「我らの棲家を荒らした蒙昧な雑種は、家畜となって人に使われるか。答えろ、我らの棲家から奪った財は誰に渡した!?」(侮蔑に耐えないという言葉に苛立ちが混じる。ケルピーの棲家に入り込んだ雑種の聖職者は、たった一人でケルピーの宝物庫を荒らしたのだ。あと少しでこのエリアから逃すところを、数人の仲間を犠牲にしてようやく捕えたものの、奪い取られた宝はどうしたことか見当たらない。十匹余りいた追手も悉く素早い雑種の手にかかり、生き残ったケルピーはこの二匹だけとなっていた。もともと疲弊していたらしく、どうにか抑え込んだ雑種には、見つからない宝と仲間の死への怒りが引き金となって凌辱の形で示された)   (2014/12/14 22:47:05)

リチャード神父□(赤毛の男は血と泥で汚れた、辛うじて服の体裁が残るクラジーマンを着ている。クラジーマンは白い立ち襟シャツにシャツであり、神父が着るキャソックの下着として使用される。つまりはぼろぼろの姿になった男は数いる聖職者の中でも神父だということだ。下肢が魚のままでは人間を犯すことはできない。人間そっくりにの姿になったのは、そのための姿だ。人間の引き締まった臀部を水かきのついた手が押し拡げ、幾度となく放たれた精液は泡状になって地面に垂れていた。口も同じだ。飲みきれない量は唾液に混じって地面を汚し続けている。もはや意識がないのか、赤毛の人間は瞳を閉じたまま荒い呼吸を繰り返すのみだった)「人間に飼われる雑種だけあって、これを見よ。緩みきった尻に烙印をされておる。まるで家畜よな」(尻を掴んでいた手が、教会に服従を誓う魔物に捺される烙印をぴしゃりと叩けば、びくりと赤毛の神父の体が揺れた)   (2014/12/14 22:47:18)

リチャード神父□「脳を啜るのは失敗もあろうが、致し方ない――食うか」(このままでは夜が明けてしまう。夜は魔物を愛し、昼は人間を愛して力を分け与える。ダガーを握れないように右腕を折り、左手を地面に縫いつけたとはいうものの、死体の数を見れば赤毛の神父は手練れなのだと知れる。人間の力が増す朝を迎えさせるのは宜しくない。二匹のケルピーには盗人神父を棲家に連れて帰る考えはなかった。――それでは分け前が減る。雑種とはいえ、聖職者だ。食えば力がつく。このあたりは本能に忠実な魔物らしい判断だった)「仕方ない。我らで食らってしまうか。雑種とはいえ、聖職者ならば力もつこうというもの」「然り。だが肝臓は要らぬ」「ああ、要らぬ」(ケルピーは肝臓を苦手としていた。東洋妖怪には生き胆信仰がある輩もいるが、彼らには種族としてそれはない。彼らが棲む川には、食い残された肝臓だけが岸につくことはままあり、肝臓の墓場すらあるくらいだった)「儂は心臓から」「儂は精巣から」(どちらも力がつくと言われる場所だ。ケルピーたちが人姿から本来の姿に戻ろうとしたところで――)   (2014/12/14 22:47:34)

リチャード神父□……はっ、俺の肝臓に名前書いてねえの。肝臓見てもジェイが俺だと分かんなくなるだろ? 却下だ却下。……あー、やーっと目がマシんなったわー(語尾にこそ呼気の乱れはあるが、意外にもしっかりした口調で凌辱が始まってから初めて神父が口を開く。赤い髪が熾火のように揺れ、その次の瞬間には瞬きの半分で姿が掻き消えた。ケルピーの視界に赤い残像が過り、尻を掴んでいたケルピーが激しい衝撃を受けて後方に吹っ飛んで行った)「な、なッ……!?」(絶叫さえあげられず、数メートルの距離で腹を抱えて蹲った仲間見て神父の口を使っていたケルピーが目を剥く。それが死にかけの神父の蹴りのせいなのだと、残されたケルピーが悟るには数秒の猶予が必要だった――が、その猶予すら与えられないまま、生命の危険を本能で感じて剥いた目で見る。左手に刺して地面に縫い留めていたダガーをいつ口で引き抜いたのか、おそろしく残忍な形で目元を歪ませた神父が、地面を舐めるような低さでケルピーの足元に這っていた)「――!? な、あ、ギャァァァッッッ!」   (2014/12/14 22:47:50)

リチャード神父□(危ない。ケルピーがそう知覚する暇もなく、最初の衝撃は下肢に走る。人間の性器に似ていたはずのそれが、人間でも、ケルピーの性器でもない形に変じていた。真ん中から二つに分かれた、男根だったモノ。オスとしての機能を失くした男根は、ダガーを口に咥えたまま、バネが弾けるように地面から伸びあがった神父の狂刃によるものだ。下腹から胸を浅く削り、ダガーの切っ先は柔らかな下顎の裏に斜めに突き立てられる。モンスターの皮膚でありながら、感触は紙を突き破るよりも呆気なかった。ぎゅるりと変質した片方の眼球には、下顎にダガーを生やしたケルピーが映っている。衝撃は二度。折れた右腕を揺らしたまま、右肩で斜めに入ったダガーの角度を二垂直に修正し、体を捻って擦り傷だらけの左膝でダガーの柄を下から蹴り上げる。膝の力でダガーは下顎を貫き、舌を貫き、口蓋まで刃は達した。)……俺を潰すなら手じゃなく、脚の方が良かったかもな? (膝蹴りのよって脳まで揺らされたのか、股間のダメージか、ダガーに貫かれたケルピーが崩れ地面にずるずると折れた)   (2014/12/14 22:48:10)

リチャード神父□お前らが短小で助かったわ。デケエのぶち込まれて顎を外されたらダガー咥えられないっての。――あとな? 締まりには自信がありますぅー。緩く感じたのはてめえらが粗チンだからだろうが? あ? 馬並みならともかく、ま、短小の股と魚でよかったわ(下顎をさすりながら股間を血塗れにしたケルピーの顔を踏めば、反動で水妖の体が大きく跳ね上がった。顔を踏まれたことで外側に向いてた刃が鼻骨まで裂いたのだ)つか、これ、チンコ斬るためのもんじゃねえんだけど……使い方を間違えたんで、改めて使い方を教えてやるよ。こっちももう動くしな(断末魔の痙攣を繰り返すケルピーからダガーを左手で顔を断ち割りながら引き抜く。先刻まで地面に縫い留められていた左手で。甲の傷は塞がってはいないが、新しい血は一筋さえも流れていない。地面に残った血の量が少ないのは分かる。きれいに刺された傷は大量に出血はしない事もある。そんな場合は凶器は下手に抜かないものだ。刃物が栓の役割を果たし、場所によっては引き抜いたことで逆に血が迸る事態になりかねない。だがその創傷は明らかに異常だった)   (2014/12/14 22:48:20)

リチャード神父□本来は儀式用なんだけどな。儀式用の癖に無駄に切れ味がいいし? 痛いけど必要な時以外は、むだに血を流させないトコが気に入ってんの。初潮を迎える女みたいにさー、必要な時に血を流すことに意味があるってコトで(血と精液で汚れたぼろぼろのクラジーマンで、折れた腕を垂らして嘯く。表情だけは狂的な笑みを浮かべ、蹲って動けないもう一匹のケルピーに神父が近づいてくる。神父が左手でダガーを高く真上に放り投げ、そのまま創傷が残る手でケルピーの恐怖に歪んだ顔を掴んで厳かに言った)私は言う。私はお前の主、額づく時の足、花無き実無き荒れ野で一粒の種、種は血、血は名、名はリチャード・ロウ、荒れ野で芽吹く血の種は「支配」(ぐいとケルピーの顔を仰向ければ、放り投げたダガーが真っ直ぐに落ちてくる瞬間だった。そのままダガーは神父の手の甲とケルピーの額を纏めて突き刺す。今度は神父リチャードの甲からも血は流れた。リチャードの血とケルピーの血が混じり合ってケルピーの傷に染み込んでいく)   (2014/12/14 22:48:32)

リチャード神父□(違う、と、ケルピーは抵抗した。発芽した血の種が自分の中で根を張り広がっていく感覚。違う、この根がは恐怖であり、嫌悪であり、甘美な誘惑だ。「支配」されることへの喜びの。リチャードの名前が血の根となってケルピーを絡め取っていく。リチャード――「力強い支配者」を意味する名前通りに、彼の「憑き」は強制的な支配だった。もがいていたケルピーの腕がだらりと落ちる。手を離せば、リチャードの血を浴びたケルピーは恍惚の表情を浮かべていた。無言でリチャードが爪先を差し出す。ケルピーは手綱を握られると服従するというが、手綱は必要なかった。ただ支配すればよかった)……ま、本格的な調教は教会に戻ってからだな。家畜と呼んだ“人間”の馬車馬になりやがれ(瞳の力が回復したと言ってもわずか。脳の負荷で頭も、折れた腕も、刺した手の甲も、犯された場所も尋常なく熱を持って痛む。実のところ、立っているのがやっとだ。それでも膝をつくわけにはいかなった。額づくケルピーに与えた、足の甲へ服従の接吻を与えさせるまでは)   (2014/12/14 22:48:48)

リチャード神父□ダヴィード、ねえ……そりゃケルピーに宝物庫になかったはずだ(名前は知っている。オロネッツ川のエリアマスターであり、豪奢な宮殿に住む財宝の番人だ。なるほど。財宝の番人で有れば、リチャードが探していた“アレ”があってもおかしくない。水妖が隠し持っているという話を聞きつけ、詳しく調べれば、それがケルピーの宝物庫の中だと知ったが遅かった。リチャードが行った時にはダヴィードに献上された後だと、支配したケルピーはそう報告したのだ)ケルピーの宝物庫に忍び込むまでに相当の貴重なアイテムを消費したものの、対価として持ち帰ったケルピーの宝でどうにか有耶無耶にできたが上層部の顔は渋い。なにしろ自分で補充するとはいえ、貴重なアイテムを惜しみなく使う事でリチャードは有名だった。今回も宝を奪い取るまで相当量を消費てしまったし、その宝をケルピーの目から眩ませるため、自分以上に外道で残念な東のクソガキ陰陽師から譲り受けた鏡の付喪神に罅を入れてしまった。鏡の反射と屈折率を利用し、すぐ傍にある財宝をケルピーの目から眩ませていたのだが、長時間使用したために付喪神が疲弊してしまったらしい)   (2014/12/14 22:49:01)

リチャード神父□(エリアマスターは厄介な存在なのは、先日、白々原で会ったがしゃどくろで分かっている。エリアマスタークラスを相手取るなら、相打ちになるくらいの覚悟が必要だ。だが相打ちでは困る。死んでは探し物が見つけられなくなる。ダヴィードは前々から討伐依頼が来ていたが、討伐任務がメインではない自分では、討伐志願しても受け入れられないだろう。魔物の核や宝物を回収する任務なら話は別だが――ダヴィードの宝物殿に“アレ”があることを、上層部に知られるのは面白くなかった。ぼんやりと窓を外を眺めていれば、妙に教会内が慌ただしい。なにかあったなと思うが、ジェイが関係しないことならどうでもよかった。そのジェイこと、ジョン・スミス神父が、その日の午後にリチャードの部屋を訪ねたのは、神様のお導きというヤツだった)   (2014/12/14 22:49:17)

リチャード神父□「腕は?」「治った」「瞳は?」「9割以上回復」「そうか、ならばダヴィード討伐隊に同行して貰う」「……はい?」(この一連の会話の最後の言葉を聞いたときに、笑いを堪えるのに表情筋を叱咤激励しなければならなかった。よりによってダヴィードとは、主も気が利いている。聞けば若い神父が姉の腹から裂かれた胎児を獲り返しにオロネッツ川に向かい、行方を断ったのだという。半ば死亡扱いで処理されかけたところで、ダヴィードが水鏡を使って若い神父を捕えたと内外に知らしめたらしい。そうなれば神派教会の沽券にかけて、若い神父を奪還するか弔い合戦するしか選択肢はなかった)……まあ、ジェイが来いっていうならどこでも行くが……ダヴィードねえ……(呆れ半分に言いながらも、自分の幸運を珍しく神に感謝したくらいリチャードは上機嫌だった。ダヴィードの宝物殿には“アレ”がある――“ロンバルディアの鉄王冠レプリカ”だ。“ソレ”には聖遺物である聖釘が使われている。聖骸布と同じく、ぜひともジェイに使わせたいと、個人的な理由を最優先に討伐隊任務を了承した) 〆   (2014/12/14 22:49:52)

おしらせリチャード神父□さんが退室しました。  (2014/12/14 22:49:58)

おしらせ孔雀之 天子△さんが入室しました♪  (2015/1/3 00:59:40)

孔雀之 天子△ 【孔雀之天子(くじゃくのてんし 178/70/年齢不詳 七色の薄絹を身体に巻き付け、それを豪奢な簪で留めているだけという奇抜な格好をしているドラッグクィーン。髪型は気分によって変わるが、大抵はど派手である。基本的に高慢かつ、自らの美意識を何よりも優先して行動するところがある。住居である屋敷は外から見れば一見ただの大きな屋敷ではあるが、それそのものが彼の支配する一個のエリアであり、内部は外観からはわからないほどの巨大な迷宮となっている。「疾きは鈍き」などのように事象を反転される言霊を使用するが、同時に二つ以上は反転させることが不可能である】   (2015/1/3 01:00:24)

おしらせジョン・スミス神父さんが入室しました♪  (2015/1/3 01:14:00)

ジョン・スミス神父【ジョン・スミス。神派の神父。184㎝80㎏28歳。癖っ毛の金髪オールバック・褐色の肌・薄い空色の瞳。極めて神父らしくない派手な容姿。人間の利益しか考えない猪タイプで妖怪・モンスターは滅ぶためにあると信じて疑わない。隠れMで、それは妖怪やモンスターの瘴気のせいだと思っている】   (2015/1/3 01:14:48)

ジョン・スミス神父【リチャード・ロウ神父。ジョン・スミスの相棒。ジョンをジェイと呼び、ジョンはディックと呼ぶ。生真面目なジョンから男性器の意味があるディックと呼ばれるのってクよねとか言っちゃう残念系。ジョンが絡むとえげつない残忍さを見せるが基本はチャラい不良。近接戦闘特化型のダガー使い。肉は削ぐためにある。1/8が魔性の血を引く為、目が異常に良い。人間は不可能な領域まで動体視力が発達しているため、スピードブーストの特性を完全に使いこなせる。ただし脳の演算処理能力に負荷がかかるため、ブーストを使い切ると動けなくなる。魔性討伐よりも、探査と魔性が持つ力の回収の仕事が多い】   (2015/1/3 01:15:10)

孔雀之 天子△んん…やはりこの紅にはこちらの絹がよくあう…妾の肌も引き立つというもの(広大かつ豪奢な屋敷の一室で、 あれもこれもと持った絹を取り替えては満足げに頷く男が1人。よくよく見れば体格から男であることは明白なのだが、 妙にあだっぽい雰囲気と化粧のせいで一見性別のわからないその存在…それだけであっても印象が強いはずなのだが、この部屋の内部を見てはさらなる違和感が募るだろう。 天井に張り付いた寝台、部屋の中央にふすまだけが存在してどこへも繋がらない扉、左右が反転していない鏡…そしてその「異常」は部屋に留まらず、 屋敷全体におけるものであり…そして、その「異常」こそが「正常」なるこの屋敷…天の邪鬼・孔雀之天子のエリアにおけるルールであったのだ) …オヤ、なにやら鼠が紛れ込んだ様子。この屋敷に「入れた」ということは、そのような不調法なるものであるということ…灸が必要かもしれぬな? (不機嫌な口調とは裏腹ににんまりと笑顔を浮かべてはゆったりと待つ。天子の「美」に合致する「刺激的なアクシデント」を心待ちにして)   (2015/1/3 01:15:33)

ジョン・スミス神父(「なんだ、こりゃ? 持ち主の性格の悪さが現れてんな」――東側でよく見られる普通の構えに見えた屋敷は、戸を開けた瞬間から異常だった。天井は足元に、廊下は頭の上に、活けられた一輪の花さえ逆さまで落ちる風情もない。すべてが逆位置になった屋敷は、天井なのか廊下なのか分からない一本道だ。それは外観から測れないほど果てしなく長かった)「お前に性格が悪いと言われるのは、いかな天邪鬼とはいえ許容はできんだろう。しかし、どう進むべきか」(半歩後ろに控える赤毛の相棒は、心外だとばかりに琥珀色の瞳を瞠目されたが本当のことなので致し方ない。金髪と褐色の肌を持つたくましい体躯の男と、無駄な肉を削いだ痩躯な赤毛の男は、揃いの黒いキャソックから神派の神父なのだと分かる。聖派がエリアマスターであるレッドキャップの捕縛に成功した功績に対し、相対する神派の上層部は同じ成果をジョン・スミスにも求めてきたのだ。東のエリアマスターである“天邪鬼”、それが今回の討伐対象だ。だが初手から異様な空間に攻めあぐねしまうが。赤毛神父の「目につく物すべてを斬って進めば、天の邪鬼に会えるんじゃねえ?」という言葉は却下するしかないが   (2015/1/3 01:16:22)

孔雀之 天子△さて、妾を愉しませるのであればこの部屋にたどり着く位のことをしてほしいもの…まぁ、妾に見つかりたくないと願うようなモノは 真っ先に妾のところへ来てしまうが…そのようなものほどつまらぬ相手というのもまたうまくいかぬというもの、望めば敵わず、天の邪鬼のつらいとこよの (キセルを水に浸し、口にくわえるとふわりと煙が吐き出される。艶やかな余裕を見せては侵入者達の目的によってたどり着くことの出来る難易度が大きく変わる自室にてゆったりと)   (2015/1/3 01:16:29)

ジョン・スミス神父(迷路という造りは左右の角を曲がって作られるものだ。だが一本道で目的地に辿り着けない迷路など、あまりにも斬新だった。さすが天の邪鬼のマヨヒガは、迷宮としても有名なだけはある。遺跡などの迷宮探索に長けた赤毛の神父、リチャードを伴ったものの、彼でさえクソ厄介だと唾棄せんばかりに言ったのは体感時間では数時間前。しかし背後の相棒に訊けばまだ5分と経っていないという。一定の時間と歩数になれば足を止めて記録する、そんな探索としての習い性を持つ相棒の言葉を疑う気はないが、本当に5分も経っていないのであれば、この屋敷の攻略と天の邪鬼の力がいかに面倒か知れるというものだ)……真っ直ぐな道にも慣れたな(本人は冗談のつもりだった。だがこれが冗談と分かるのはリチャードだけだろう。誰もが本心と思える呟き。だがその瞬間、一本道だった先が行き止まりや別れ道を生み出していた)   (2015/1/3 01:16:55)

孔雀之 天子△ホホ、どうやら既に「迷った」様子。まずは屋敷で足に迷い、次には心が迷うもの。妾の屋敷では真っ直ぐであればあるほど曲がりゆく… サテ、この「迷い」はどこに通ずるものであるのか(屋敷の中に現れた変化を感じ取り、今回の侵入者が揺らいだことを知る天子。 しかしそれが冗談から来る誤解であることにまでは気づいておらず)   (2015/1/3 01:17:51)

ジョン・スミス神父(「ここへきていきなり真面な迷宮とか、ねえわ」リチャードのマッピングの手間が増えてうんざりした言葉には、マヨヒガは反応しなかった。天の邪鬼のマヨヒガは、心や発した言葉があべこべになる力だ。より強い言葉、あるいは心にマヨヒガは反応する。金髪の神父は、心を律することに関して岩よりも硬い。まずそこでうんざりしたリチャードの脆い言葉と心は弾かれた。リチャードよりも金髪の神父、ジョンの方にマヨヒガは上位と認識し、さらには岩の心には反応がままならず、繭のように柔らかい言葉にマヨヒガは反応したらしい)こうまで見事な迷宮をつくり出す者には会いたくないな(細い眉を吊り上げてマッピングの手間が増えた相棒を笑わせようとしたつもりだった。だが彼はうんざりした声で応えただけだ。「だからな? お前の冗談は分かんねえって……あん?」 訝しげな言葉と共に、向けられた視線の先に目をやれば、そこには豪奢な襖がいつの間にか現れていた。「……まさか、到着とかねえよな……笑えねー……」 リチャードの言葉に思わず頷いて襖に手を掛けて開き)   (2015/1/3 01:18:20)

孔雀之 天子△…オヤどうしたことやら、つまらぬ。このマヨヒガにて曲がるどころか折れてしまったかえ?それでもなお招かざる客こそもてなすのが このマヨヒガ主人である妾の役目といえよう。さあおいで、お前達が遭いたくなくてしょうがない、そして遭わずにいられないのがこの妾、孔雀之天子であるのだから (部屋の中央にある扉が「繋がった」ことを知り、やや不満げに眉を顰める天子であったが、 それでもなお堂々とふすまに相対してその先から来るであろう侵入者達を待ち構え)   (2015/1/3 01:18:27)

ジョン・スミス神父(からりと襖がすこし開いた――瞬間、ぴしゃりとリチャードによって閉じられてしまった。速さに関しては彼が圧倒する。どうしたと問う間もなく、リチャードは熱した鉄棒を飲み込んだような顔で「なんか、お前の情操教育に悪いモンが居た気がする」と言葉はふざけているが、革手袋で包んだ手を左手を当て、眉間の皺を相棒は深めていた)なにが見えた? (速さと視覚に関して、神派で彼に敵う者はいない。彼は人間の目では見えない物が見えるのだ。「……逆だ。見えなかった。術の法則がデタラメすぎる」優秀な瞳は同時に弱点もある。見える目は罠を回避できるが、見えすぎる目は回避不可な術式まで見える。だがいくら見えても、回避ができないと知れば、見えないことより始末が悪いのだ)だがここで臆しても始まらん。私は神の加護を信じるだけだ(回避不可なら撤退するのが相棒で、回避不可でも突っ込むのかジョンだった。盛大なため息が聞こえ、「いっとくけど、単純な視覚の暴力もあるぞ?」そんな言葉に背中を押され、今度こそ大きく襖を開く   (2015/1/3 01:18:54)

孔雀之 天子△おやおや妾の高貴さに怖じ気づいたかえ?己の身の程を知るのは悪くないが、それでも無礼なことには変わるまい。ホホ、さて…どのように償わせるべきか (そう呟く声は襖の奥から…ではない、ジョン達の背後から聞こえてくる)…おや、何を不思議そうにしているのかえ?扉を閉めて入らなかった…故に部屋に繋がった… ホホ、このマヨヒガでは充分にあり得ること…そうであろう?   (2015/1/3 01:19:06)

ジョン・スミス神父(色香のとしながある声だった。ただし、むりに作った女声でなく、男の声での艶がある声だ。金髪と赤毛の神父が同時に背後を振り向く。思考を必要としない動きでリチャードがダガーを引き抜いて最小限の動きで刃先を声の方向に向け、金髪の神父は半呼吸遅れて腰に吊るした鞭を引き抜いて揮う。ダガーは近距離攻撃だ。最速の初動を避けても、速さゆえに後ろに一歩引くか上下左右に躱すくらいしかできない。その攻撃が外れても半呼吸後にはもっと距離のある鞭が追撃し、ほとんどはこの連撃を受けざるを得ない。だが花魁髪を結い、七色の衣をまとって簪で留めた美しい若者は、風吹かれる花が花弁を落とさない動きでふわりと避けて見せた。それだけで彼がエリアマスターの名を有する天の邪鬼だと知れる。「な? 情操教育に悪そうだろ?」 砕けた声に真摯な隙のない動きで両手にダガーを構え直して相棒が呟く)そうだな。肌の露出の多さは好ましくない(きわめてどうでも良い感想を呟き、彼自身も鞭をひゅるっと巻き戻して臨戦態勢に入っていた)   (2015/1/3 01:19:17)

孔雀之 天子△ホホホ、妾の姿を幼子の時に知ってしまえばそれはさぞかしその後の人生色褪せるものとなるであろうな?それを思えば確かに童には見せるのはよくはない。 妾としては美術の教本に載らせてやっても許すのではあるが…サテ、ここから逃げだそうとした弱腰どもとは思えぬほどの気迫、なかなかに心地よいぞ? さぁ、妾に刺激をくりゃれ、鼠ども(紙よりも薄く透けた絹を、避けた武器の風圧でひらひらとなびかせながら形のいい唇を弧に歪ませる天の邪鬼。 誘うような視線で2人を挑発し、それでいながら自らは動こうとはしていない)   (2015/1/3 01:19:21)

ジョン・スミス神父(その姿は女装なのだろうが、男性的な部分を押し殺し女性的な魅力を得ようとする姿ではない。男のままでいかに艶姿を魅せるか腐心した姿だ。「なあ、幼子がどっちで童がどっちよ? 若作り天の邪鬼?」ジョンの視界の端に赤い残像を残してリチャードの姿が消える。瞬きが終わらないうちに透けた七色の絹を纏った艶姿の前に真紅の髪が現れる。両手が動いたと思った次の瞬間、舌打ちをして大きく後ろに跳び退ってジョンの傍らにリチャードは戻っていた。その両手にはダガーが握られたままだ)お前でも斬れなかったか? (典雅な花が佇むように佇立したままの天の邪鬼の動向から目を離さずにいたが、かすかに感じる血の臭いに薄い空色の瞳をわずかに眇める。次の言葉を発するより早く、ジョンの表情を読んだリチャードが口を開く。「さっすがエリアマスター様。――因果律を逆転させやがった」なるほど。リチャードが「ダガーで天の邪鬼の肉を斬る」という行動と結果を、「ダガーで本人の肉が斬られる」に書き換えられたらしい)――怪我は?(鞭を手にして尋ねる。「腱は断ってねえな」)それは重畳。試したいことがあるが腱を断つのは好ましくない   (2015/1/3 01:19:50)

孔雀之 天子△「斬らば傷つき」…ホホ、どちらがどうでなにがなんだ、まさしく頑是なき童よの。そしてまた、この屋敷で物の道理を整えようとするが既に違えておる…ここは妾の庭。道理は世界のためでなく妾のために跪くモノと心得よ(薄絹がちらりと避けているが、そこから覗く皮膚には傷一つ無い天子は両手を広げては大仰に語ってみせる。しかしてリチャード達への視線を外してはおらず、少なくとも本人が言うほどの万能な力ではない、相手への警戒が必要なものであることを示唆しており)   (2015/1/3 01:19:52)

ジョン・スミス神父(「……なんか御大層なこと言ってんぞ……」黒いキャソックと手袋のせいで怪我の具合は分からないが、リチャードの表情はいつの通り飄々としていた。それをちらりと見て)――ディック(「はいな」その声が消えぬ間に赤い残像が再び天の邪鬼の前に現れる。狙いは最初に裂いた薄絹から覗くきめ細やかな白い肌。ダガーがその肌を裂く瞬間、先ほどと同じ呟きがリチャードの耳に届く。「斬らば傷つき」――言霊による因果律の書き換えだ。斬りかかった対象ではなく、ダガーを繰り出した方が逆に傷つくというふうに。ぱっと赤い花が咲く。黒いキャッソクの、二の腕あたりから。同じ場所を寸分違わず斬るなど、リチャードにとって児戯に等しいが、同じ場所を同じ言葉と力で攻撃した結果、さらに深く傷を負ったようだ。天の邪鬼の玉肌には髪一筋ほどの傷もない。それを確認する暇もなく、キャソックから咲いた赤い花を黒い先端が散り散りにする。ほぼ同じ速度で連撃したジョンの鞭が天の邪鬼の肌を狙い――)   (2015/1/3 01:20:18)

孔雀之 天子△あ…ぐぅっ!?おのれ、対象を限定しすぎたか…妾としたことが同じ手に同じ返し手とはなんたる悪手、あの小うるさい赤毛に気をとられすぎ…いや、それもまたきゃつらの思惑のうちか?まさか、この妾を手玉に?おのれ、なんたる…、なんたる分不相応な!その罪、いかな重さであるかその身で知るが良い!(本来ダガーが襲うはずであった二の腕…そこへ放たれた鞭をもろに喰らってしまい、もう一方の手で抑える天子。本来牽制程度であったはずのその攻撃であったが、身体的には脆弱な部類であるこの天の邪鬼にはそれでもかなり有効なものであったらしく…そしてそれが故に本気の怒りを引き出してしまったのか、般若のように表情を歪めながら初めて自発的な「攻撃」…単なる紙風船を無数に空中へと放り投げた)   (2015/1/3 01:20:23)

ジョン・スミス神父(ゆったりと開いた花のような余裕が天の邪鬼から失われている。――なるほど。美意識の高い輩だけあって、瑕疵を与えられることは我慢ならないらしい。「ありゃ、俺より装甲が紙だな」だらりと血が流れる腕を垂らした状態でリチャードが戻ってくる。速さは他者を圧倒するが、速さに特化したため、リチャードの防御力は高くない。その彼が紙というくらいだ。術系に多い、直接攻撃に弱いタイプなのだろう。だがその「紙」という言葉が因業を結んだかのように、天の邪鬼を起点に空中を埋めるほど紙風船が浮かんでいる)どう見る、ディック?(空中の紙風船。子供が遊ぶような愛らしいそれも、般若のような顔を彩っていていれば嫌な予感しかない。「美人の顔が壊れるときって、ロクなことがねえんじゃね?」その言葉に同感だと答え、だらりと垂れたリチャードの腕を見た。おそらく二度目の攻撃で腱が断たれているのだろう。「帰りはヨロシク」そんな言葉と共に太腿のホルダーに収めていたダガーを引き抜き、躊躇なく血が溢れる腕に突き立てている)致し方ない。なにがあるか分からんが、この数を私一人では捌ききれん   (2015/1/3 01:20:46)

孔雀之 天子△「軽きは重き」!…ほ、ホホホホホホっ!その罪の「重み」に、骨を砕き臓腑を潰し、失意のままに跪くがいい!(ず、と紙風船が急激にふんわりとした動きから垂直に落下し始める。そして、燭台や鏡など、ある程度重みがあるものが安定を失い始める。そしてその中、思いものは家具だけではない。鍛えに鍛えた身体はたっぷりと肉を詰まらせており)   (2015/1/3 01:20:50)

ジョン・スミス神父(大きな音を立てて隣の相棒が地に伏すのが分かった。まるで体に重石を括りつけられたように地面を舐め、対する自分の体は軽く感じて安定が効かない。天の邪鬼の言霊の力であることは明白だった。激昂した天の邪鬼の声ははっきりと聞こえた。「軽きは重き」と。つまりは体積の逆転現象が起きているということだ。身軽なリチャードの本来の早さを封じられ、自分は膂力を封じられている。これでは重くなった鞭を揮うこともできず。だが肺と舌が損なわれなかったのはマシだった。すくなくとも神術の詠唱は行えるからだ。口の動きだけで、古き言葉でリチャードになにごとかを伝える。リチャードは渋面を設えたが、不承不承頷き互いに詠唱を始めた。素早く言葉を紡ぎ、力を与え、神の加護を纏わせ、吐き出したのはリチャードのごくごく小さな炎と、ジョンの逆巻く風。まるで小さな炎を守るように風は小さな火を巻き上げ紙風船に引火させた。いくら重かろうと紙は紙だ。すべてを燃やさずともいい。天の邪鬼の、自慢の髪や肌の付近で炎を灯せば)   (2015/1/3 01:21:18)

2014年12月11日 03時44分 ~ 2015年01月03日 01時21分 の過去ログ
妖怪モンスター調伏・屈服・征服【♂×♂】
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