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「【F系】戦火の大陸―本部屋Ⅰ」の過去ログ

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2015年11月21日 23時07分 ~ 2015年12月07日 12時39分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

シルヴァス♂帝国騎士(平穏と殺戮。黒の蹄は夕風に混ざり、夕食に自宅へ篭れば、襲撃の音に気付く村人が如何程に居ようか。迫る。迫る。迫る。村の入口が視界に移れば、張り上げた声。先陣から、後陣へと雪崩の様に続く声は伝達され、指示が一寸の狂いも無く伝えられるだろうか。)『村の見張りを始末、後に散開ッ──!!!』『村の見張りを始末、後に散開!』『散開!』(平穏と殺戮は、刻が交ざる。村の入口の柵を押し破り、漆黒の騎馬の巨大な蹄は、先ず村の入口に立つ青年へと向けられた。何が起こったのかと理解を頭へ届かせる前に、目元から綺麗に顔面を吹き飛ばす蹄の軌跡。村の住人達は、規模から考えればざっと三、四十人程度の筈。一時間もすれば殲滅は容易い、筈。)   (2015/11/21 23:07:53)

シルヴァス♂帝国騎士(────唯一人、襲撃に気付いたであろう。明らかに村人とも思えぬ男が視界に映れば、即座に後陣への散開を中止、且つ待機を伝え、村へ入る前に反転へと至る。唯一人、其の黒騎馬は見張りを即座に始末し、騎馬から降り、立ち塞がる様な男へと姿を躍らせる。──茜を背負う男の目に映るだろうか、全身を漆黒に包み、唯一黒に塗り潰されていない場所はと言えば、引き抜かれた巨大な剣に反射する陽の光のみ。声を掛ける訳も無く、何事も発さぬ侭。抜いた剣を携えた侭、一歩、また一歩。一歩は駆ける、騎士鎧の音を立て。首隣に構えた両手、真っ直ぐ一突きに向ける鋒は、真紅の男へと真っ直ぐに。真っ直ぐに。刺突を与えん、と──。)   (2015/11/21 23:07:58)

ヴィーノ♂王国傭兵(明らかに、匂う。『戦場』の香り。血と、死と、土煙の匂い。陽が落ちるにつれて、辺りが闇へと支配されるにつれて、鐘の音のように判然と聴こえてきた。背に負う、朱に塗られた槍を両の手で構える。まるで一陣の風の様に、重厚のある鎧の音をさせているにも拘らず、真っ直ぐと向かうその速さたるや、只者ではない。)―――ッ!(刺突が迫るその刃を避けることもなく、此方からも同じように、陽光輝くその剣に槍頭の切っ先で応えた。刺突と刺突がぶつかり合い、双つの刃からは火花が飛び散るだろう。)――オイ。お前、ただの賊の頭じゃあねぇな?(ギロリ、と睨め付けるその瞳は、まるで今にも射殺さんばかりで。全身を漆黒に覆った眼前の相手を、完全に『敵』と認識しているようだ。そちらから刺突が繰り出されるならば―)――オイ、オイオイ答えろよぉ!それとも、テメーは何処ぞの国の『狗っころ』かぁ?(煽りながらも、胴体を狙う突きは正確であり、隆々たる筋肉から放たれる一撃は、重く打ち付けるだろうか。)   (2015/11/21 23:23:11)

ヴィーノ♂王国傭兵【訂正 国→帝国 にしておきます。失礼しました。】   (2015/11/21 23:24:04)

シルヴァス♂帝国騎士【承知致しました。】   (2015/11/21 23:24:17)

シルヴァス♂帝国騎士(漆黒の兜は顔全てを覆うフルフェイス、其の顔すら定かに成らぬ。感情の一切を込めず刺し貫く様に繰り出す刺突。《ギャ リ ンッ────》 弾かれた。対峙した相手の獲物、長槍とはまた珍しい物を使うのだと、黒兜の隙間から殺意の視線が飛ぶ。金属音と声を聴けば、流石に家屋の住人も避難を始めるだろうか。──かと言えど、敵は待ち伏せをしていた様子も無い。であれば、外敵は排除辷く。煽る声の一切に対し、黒の鎧から声は返らず、力任せに繰り出される槍の一撃──!巨大な剣、そして長槍を軽々と扱う様は、どちらも戦力としては申し分無い程だろうか。剣の鋒から、火花を散らせる様に穂先をスライドさせて逸らす様は互いに接近戦等望む処を言うのだろうか。表情がまるで見えずとも、黒騎士から漂う殺意の衝動はまるで滲んで溢れ出る様に、名知らぬ邪魔者へと降り注ぎ、穂先を逸らした両手剣を握り締め。右手は逆手に持ち変え、至近距離の男へ袈裟の振り上げで切り裂かんと、剣の刃先は轟と向かうか──ッ。)   (2015/11/21 23:34:30)

ヴィーノ♂王国傭兵(タン、と後ろへと距離を空けるように飛ぶ。リーチは此方が上手だろう。射程範囲というのは重要だ。恐怖を薄れさせ、敵の攻撃が此方に届かなくさせる事を可能としている。その上――)おら、よっ!(後ろへと下がりながら、切り裂かんと迫る敵の鎧に包まれた脚目掛けて、今度は柄が飛ぶ。前へ、前へと己を殺さんばかりの衝動は、言葉に紡がずとも、解る。解ってしまうのだ。ならば、其れを利用しない手はない。鋼鉄で出来た柄が脛にでも当たれば、一溜りもないだろうが、果たして見切る、か。)   (2015/11/21 23:45:01)

シルヴァス♂帝国騎士(彼程の至近距離、長槍では間に合う筈も無いと──。空を切り裂く、袈裟の刃。後方へ跳ぶ男の影を追う剣はほんの刹那の出来事か。接近に接近を重ねた事が仇と成ったろう、打ち据える鋼鉄が人体を激しく強打する音が響けば、左脚から僅かに崩す体勢。唯其れでも一言も声を発する事無く、剣を握る剣には、力が抜ける様子は一切も無く。崩した体勢から構えた剣は、例え相討ちと成り果てても其の身体を引き裂くと物を告げる程に殺意が変わる様子はまるで無い。────剣を左手に構え、右手は黒兜の目元の留め具を引き上げ。形相まで見えずとも、目元は対峙した男へと注ぐ。) ……中々に良い槍。騎士と思えぬ小僧が……たかが村一つを護る理由、問うても良いか。(低い、低い、声だけ聴けば半ば老齢に近い程のしゃがれた声が兜に反響する様に漏れ聴こえるだろう。其の声は低い中に。何処か愉悦の様な歓喜を混じらせ乍ら、理由の問い掛け。其の問いは、既に此の村を、今『滅ぼす』のは難しいと判断した為、か。)   (2015/11/21 23:58:08)

ヴィーノ♂王国傭兵(彼の者の、己に対する殺意は、褐色の膚にひしひしと伝わり、粟立つ感触を覚えた。後ろへと飛びながらの、石突による打撃音は、辺りに響く程であり、巧い具合に崩れていく。その隙に心の臓腑を貫いてしまおうか――と構えるが、それでも己を引き裂こうと振るわれる剣には、何の躊躇いもない。)うあ、ぐぅっ…!(避けきれないその剣は、肩の鎧を弾き飛ばし、己の生身の肩に、決して薄くない切り込みを入れるだろう。其処から溢れる血は、止まることはなく。)……俺のダチと、家族の為さ。よくもまぁ、こんな長閑な村まで間引きの対象にするたぁね。(ちらり、と物言わぬ塊と成ってしまった見張りを見遣る。血の匂いから、解っては居たが、ギリ、と歯を食い縛りながら、鋭い瞳を向けた   (2015/11/22 00:10:53)

ヴィーノ♂王国傭兵。)アンタ、帝国の狗か?明らかに山賊どもの腕じゃあねぇな。それに、未だお仲間がこの辺居るだろ。――逆に聴くが、其処までして、こんなチンケな村一つ、潰したいのか?(相手が愉悦を覚える程に、沸々と湧き上がる感情は、怒り。見る瞳は段々と険しさを伴い、その形相は、まるで今にも火を吹かんばかりの龍そのもの。間合いの外に立ち会う二人の男。――森から吹く風が、静かに音を立てて、通り過ぎていく。)   (2015/11/22 00:10:57)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シルヴァス♂帝国騎士さんが自動退室しました。  (2015/11/22 00:19:05)

おしらせシルヴァス♂帝国騎士さんが入室しました♪  (2015/11/22 00:19:09)

シルヴァス♂帝国騎士(互いの負傷。で、あればこそ。尚更に長引く戦闘が如何程に不利か理解は近しい。骨まで徹る程の右足のダメージを負い乍らも、両足で立った侭の姿は不気味な程此の上無く。夕陽も闇に沈み欠ければ、其の黒鎧は紛れるに易い。くつ、くつ、肩を震わせて笑みを浮かべ、友と家族の為。帝国の狗の言葉は此れで二度目だろうか──。) 理由を答えた礼だ……。此処は国境から離れた、戦争とは程遠い村。其の村一つ程度、王国全体からすれば何の弊害も無かろう。   (2015/11/22 00:24:54)

シルヴァス♂帝国騎士──……ッ、くく……『一つ』ならば、な。(言い終える也、黒鎧は後方の待機した黒馬へと、脚の負傷をまるで思わぬ様に跳び跨り。馬の嘶きと共に、『何れ相見えるか、小僧。奇縁があれば、次は名を問うてやろう……其れまで、友と家族とやらを護り通して見せるが良い。……ッ、ぐ、くく、ふぁ、はっ、は、ははは、ははは────ッ!!!』、等と。嘲り嗤う夕闇の声。村の周辺を取り囲む程に、円陣の九騎士の気配も、声が遠ざかれば消えていくだろうか。────見張りの二人、血の臭いを遺し。其れでも、其れでも尚、一つの村が滅ぶ被害を抑えられれば、漆黒を駆ける馬上で嗤う男は。酷く鈍い音が擦れる歯軋りを、仲間一人に悟らせん。)   (2015/11/22 00:24:57)

シルヴァス♂帝国騎士【ソロルのつもりの待機でしたので、あまり時間が取れず申し訳無い。唐突乍らこの辺で切らせて頂きました、お相手感謝致します。(一礼)】   (2015/11/22 00:25:32)

ヴィーノ♂王国傭兵【此方こそ有難うございました。久し振りに運転させましたが、矢張りバトロルは難しいものですね。】   (2015/11/22 00:26:27)

シルヴァス♂帝国騎士【久し振りでお相手して頂ければ正に重畳の至り。何れお相手願える事があればまた、是非に。……其れでは、この辺りで失礼をば。お然らば!】   (2015/11/22 00:29:26)

おしらせシルヴァス♂帝国騎士さんが退室しました。  (2015/11/22 00:29:29)

ヴィーノ♂王国傭兵………成る程。相変わらず狡い手使いやがって。(一つであれば―――其れが回答なのだろう。いよいよ闇が深くなっていく。辺りは暗く、相手の姿さえ、朧気に見える程。其れでも、大分強く叩きつけた筈の脚は、まるで何事もなかったかのように動く様に、内心舌打ちを打ちつつ)…次会った時は、覚えてな。次こそテメーのドタマ、貫いて首だけにしてやるからな。(闇へと消えていく黒き騎士へと中指を突き立ててから、肩から溢れる血を手で抑えつつ、村へと戻って行くだろう。)   (2015/11/22 00:32:47)

おしらせヴィーノ♂王国傭兵さんが退室しました。  (2015/11/22 00:32:53)

おしらせアレイダ♀小国剣士さんが入室しました♪  (2015/11/24 23:08:21)

アレイダ♀小国剣士(王国と帝国とに線を引いたなら、互いの丁度真ん中に位置するだろう境界の村。森を抜け、付近での噂に聞いた通り酷い有様だった。「境界の村に賊が出た」「いや、内乱じゃないか」「きっと帝国軍の仕業だ」「いや、或いは王国軍が――」) 死体だらけだな… (大して信じていたわけではなかった。人の噂はとかく大袈裟に膨らんで広がりやすい習性が有る。妙に正確な内容に首を捻りつつ、滅びた村の中をカンテラ片手に進んでいく。防寒と防御を兼ねた厚手の重たいマントに体の殆どを隠し、右手ではマントの内側に隠した剣の柄を握って足を動かす。虫の声も鳥の声も聞こえないほどの静寂の中、舗装されていない土と草だけの地面を踏む、自身の足音が妙に響いて聞こえるのが異様だった。傷のない建物は一つも存在せず、火は消えても残っている焦げや、血肉に染まったのだろう地面からは死の匂いが漂って、鼻を刺激する.)   (2015/11/24 23:23:18)

アレイダ♀小国剣士(何かを探すように暫く練り歩いたが、生きている人間は見当たらない。代わりに即席らしい粗末な墓がいくつかと、元は白っぽかったのだろう建物――多分教会だったもの――の中に清められた死体が2-3体寝せて置かれていた。緑の目で村の惨状を観察するよう注視する、女の褐色の顔に浮かぶ表情は静かで変化に乏しい。早くも白い蛆が腐った傷口に見え始めている死体にも、性の暴力をぶつけられたのだろう幼い少女の死に様にも、物を見るような視線を注ぐばかり) …まずいな……… (目の下に拵えた隈は色濃く、緊張の緩む事がない体の線は強張っていた。疲弊の色を隠す事が出来ず、あからさまに浮かべているのを、ひび割れた窓硝子越しに確認して休養の必要性を強く感じた。この惨状を見ても心が動かず、憤りも悲しみも焦りも感じない。) …キャー。……いや、悲鳴になってないな…出す気もないけど、なんか、……おかしい (共に村を出て戦に備えようとしていたのに、頼りにしていた仲間は皆死んだ。憤っていた筈だったのに、今は怒りを持続させる気力すら無い。足を止めれば動けなくなってしまう気がして、惰性で足を動かしている)   (2015/11/24 23:38:22)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、アレイダ♀小国剣士さんが自動退室しました。  (2015/11/24 23:58:23)

おしらせアレイダ♀小国剣士さんが入室しました♪  (2015/11/24 23:58:42)

アレイダ♀小国剣士爺さん連中も女達も、いきり立つだろうけど……… (肺腑の澱みを吐き出そうとするように息をして、見知らぬ村の全容へと億劫そうに視線を巡らせる。そこへ、見慣れた自身の村の景色が――惨状が重なる。幻視したものに跳ねるように震えて足を止め、激しく頭を振る。見開いた緑の目は水分過多になり、闇の中でカンテラの光を反射して光っている。)…私達だけでぶつかったって、疵一つつけられないだろう   (2015/11/25 00:03:39)

アレイダ♀小国剣士(このまま激情に身を任せても、滅びの日が近くなるだけだと予感していた。死んでもいいから誇りのために戦うと息巻く年寄り共を宥め、最善の方法を模索してくると提起した張本人は死んだ。思案するように闇を睨む目は段々と細くなり、何度か強く瞬きした後に脱力したよう肩が下がった。マントに包まれた体が動くと、重い生地が波打って揺れ、長く伸びた影も地面の上で踊る) あー……、…… (溜息を吐くように気のない声を長く漏らし、周囲を見る。損傷の酷い家屋の中を覗き込み、三軒目の中に入った。元々は宿だったのだろう。奥に多数並んだベッドの中に二つだけ無事だったものがあった。) これだけ奪いつくしたんだから…、…もう戻ってこないだろ。………寝る (言い訳するようにブツブツ呟き、カンテラをチェストの上に置く。いつでも動けるようにマントもブーツもそのままに横になると、カンテラの明かりを消して目を閉じて…暫し眠りを貪った)   (2015/11/25 00:03:45)

おしらせアレイダ♀小国剣士さんが退室しました。  (2015/11/25 00:03:49)

おしらせデッドマン♂死霊術師さんが入室しました♪  (2015/11/25 12:30:55)

デッドマン♂死霊術師(王国と帝国とに線を引いたなら、互いの丁度真ん中に位置するだろう境界の村に、件の村に賊が出たという。内乱だという噂がある、帝国兵が襲撃したという噂もある、王国兵がしでかしたのだという噂もあった、噂が噂を呼んで真相が明かされるのはいつのことになるか、はたまた真相が明かされることもなく人々に忘れ去られていくのか定かではないが一部の人間にとってはどうでも良い。そしてとある一人にとっては真相よりもたった一つの事実があれば良い) ここに、暴力が渦巻いていた。それだけあれば、それで良い。それだけあれば、十分だ。なるほど実に重畳。 (斧で頭をかち割られた男を、剣で胸を一突きにされた女を、清められた死体を、蛆が湧くほど野晒にされた死体を、性の暴力にさらされ強姦のうちに死した哀れな者の死体のあいだを練り歩いているのは一人の男だ。目がない、口がない、真っ白な陶器がつるりと滑らかに光を反射している顔無しの仮面を付けた男だった。シルクのローブに身体の輪郭は分かり難く、背丈も高い、肌はカサついている、女というには色気もなければ骨も太いから男なのだろう)   (2015/11/25 12:42:11)

おしらせアレイダ♀小国剣士さんが入室しました♪  (2015/11/25 12:47:46)

アレイダ♀小国剣士(死んだように静かな滅んだ村には、密やかな足音さえもよく通った。離れた場所で紡がれた味わい深い低音は、意味を成さない音として、それでも深い眠りを貪っていた女の聴覚を刺激し覚醒へと導く。) ……? (何故目覚めたのかすぐには分からずに、傷ついた天井を見ていると、冴えた聴覚を刺激する靴音に気付いた。眠気と疲労に倦怠感の残る四肢に力を込めて起き上がり、腰の剣を右手で確認しながら半分は硝子の砕けてしまった窓へと近付き外の様子を窺う。見ればそう遠くない場所を緩慢に、歩く速度で動く白っぽい大きなものが、隣の建物の前に居た。) ……ッ…、…な…んだ、あれ… (青い髪に白い――そう、白過ぎる顔。例えではなく、文字通り白磁で出来たのっぺらぼうの顔をしたものを見て、寝惚けていられなくなった目を擦り、また見る。やっぱり目も口もない。その顔を暫く茫然と凝視していたが、ハッとして激しく頭を振ると、枠だけになった入り口に身を潜めて顔だけ出して様子を窺う。場所を変えてもう一度)   (2015/11/25 12:59:56)

デッドマン♂死霊術師 許せとは言わぬよ、存分に憎みたまえよ、そんな自由ぐらいは未だ君達の手に有るのだ。 (誰に聞かせているわけでもないのだろう、仮面の奥から響くのは嗄れたようにも感じる、低い声。低い声はそこからさらに小さくなって、死臭が染み付く焼け焦げた土に染み込むような、怨嗟が張り付きおどろおどろしくも映る焼け焦げた建物に吸い込まれていくような、それぐらいに小さな声で何かを呟く。男は歩みをぴたりと止めて両手を広げる、真白のローブから迫り上がるその手は革手袋の焦げ茶色に包まれていたが、その中に青白く輝くものが有る。魔法陣だ、革から染み出している光が象っているのは魔法陣だ、手の甲と手の平に一つずつ、合わせて四つ。それらを合掌するように合せ、すると音もなく男の周りに現れるのは青白く燃え盛る人魂――その数は三十二、音もなく熱を発することもない冷たい輝きで燃えるそれらは一つ一つ無作為に動き出したように見えて、死体達へと入っていく。……死体が、動き出した) ハハハハハハハハ。 (乾いた笑い声が響く中で、頭を割られた者が、胸を一突きにされた者が、炎が入った死体が次から次へと起き上がっていく)   (2015/11/25 13:12:02)

デッドマン♂死霊術師(くるりと、炎と同じぐらい無作為に突然に、能面が振り返った。何か声がした気がしたのだ、これだけ朽ち果てた村と大勢の死者が腐るこの場であったからかまともな探索すらしていなかったのは幾分不注意が過ぎた、それだけに不意に聞こえたような気がしただけの声にも過敏に反応した) ……。 (能面が、一つの建物を見ている。やはり他の建物たちと同じく焼かれ割られたそこはしかし他の建物と比べ、若干だが、損傷度が低い。割られた窓の一つ一つに、ぐるりと顔が巡る)   (2015/11/25 13:12:23)

アレイダ♀小国剣士    (2015/11/25 13:19:57)

アレイダ♀小国剣士(掠れて妙に色気のある男の声を、それなりの年齢なのだろうと不要な感想を抱く程度には確りと聞き取った。しかし、その言葉が意味する所が分からない。答える声もなく、何かの身じろぐ気配さえもないというのに、語りかけている様子に戸惑いばかりが膨らんでいく。何が起きているのか――見てはいけないと本能が警鐘を鳴らすのに従いきれなかった。鬼火の群が飛んでいる。網膜に焼き付いたその光景に、上げそうになった悲鳴を自らの口を押さえて飲み込むが、震えが止まらない。青い炎は意志をもった存在のように中空を泳ぎ――死体に触れたが、触れたものを燃やす事なく同化し……青白い、或いは土気色の、命を失い硬直した骸の手足が動き始めるのを茫然と眺めていた。) っ、……… (落ち着こうと深呼吸をして、それでも落ち着けずに空唾を飲み込んで、漸く建物の影から姿を表す。青白い顔をしているが死体ではない。生気に満ちた緑の目が、此方に向けられた目も口もない白磁の顔を見ている) …お前、は、…何者だ (顔を見ていた目を死体へと反らしてから、緊張に強張った声で尋ねかけた。マントの下に握った剣はまだ露出せず、出方を窺うように黙って返事を待った)   (2015/11/25 13:29:23)

デッドマン♂死霊術師(ぐるぐると巡る面がまたぐるりと回って建物の影より出てきた女へと向けられた。周りでは多種多様な死体たちが起き上がる怪現象が続いている、彼等彼女等はやはり生き返ったわけでもなくて、傷口はそのままだ、目に生気はない、目が零れ落ちている者もいる、脳漿が零れ出ている者と比べれば些細なものだが。彼等彼女等は武器を取る、賊に襲われた最に抵抗しようとしたのだろう、あるいは抵抗しようとした者が持っていたものであろう粗末な棒、戦闘にもならずに放り捨てられた剣や、どうにも剣ごと身体を断たれでもしたのか断ち折れた剣もあるが兎角手近な武器を持ち、皆、全員が、仮面と同じく彼女を見た。) ……これはこれは、ごきげんよう、お嬢さん。デッドマン、と、呼んでくれ。……寝起きに見苦しいものを見せてしまったようだ、すまないね。それに、死霊術は初めて見るかね? まるで化け物でも見るかのような目をしている。私はこれでも人間だよ。(緊張と恐怖と殺意と色々なものが綯い交ぜになったその彼女の声に帰ってくるのは、独り言を呟いていたときよりも温度をもった声だった。そして謝罪だ、敵意の一つもなしに、胸元に手をあてて、腰を折って見せた)   (2015/11/25 13:42:37)

アレイダ♀小国剣士    (2015/11/25 13:49:22)

アレイダ♀小国剣士(男のみならず、六十四個の目がこっちを見ている。しかし視線は交わらない、何処を見てるのか分からない意志の見えない目だった。惨たらしい傷口に構う事も無く、湧いた蛆を払う事もなく、舞台に立つ操り人形のように立ち上がる。手がないものも、不恰好によろめきながらも体を起こした。その様に青褪めながらも目を逸らせない。逸らしたくなかった。濡れて光る目は金縛りにあったかのよう一方向を見ていたが、深みのある、人間らしい温度を伴った声が女の体の硬直を緩める。硬い動きで、また、男の方を見る。表情は見えないが、露出した肌には血が通った明るさがあるような気がした)   (2015/11/25 14:00:18)

アレイダ♀小国剣士 …… (寝起き、と言われて癖のある赤毛を左手で掻く。寝癖がついてるのかどうなのかわからないが、ボサボサなのを指で梳いてから、死体と男とを見合わせる。矢張り動き続けているそれらを確認して、困ったように目を細めた) デッドマン、ね。…死霊術?……この、動いてるのは…蘇ったってわけじゃないのか。 (ゆっくり歩みを寄せ、男との距離を縮める。鬼火の燐光が目に焼きついて離れず、眉間に皺を寄せたまま、大した武装をしてないように見える男の近くへと歩み、左手を差し出した) 見せてみろよ、お前の手を。本当に人間なのか。生きてるのか、――それとも名前通りの状態か。   (2015/11/25 14:00:23)

アレイダ♀小国剣士【次で〆になります、お相手頂き有難う御座いました。】   (2015/11/25 14:07:57)

デッドマン♂死霊術師【了解しました。こちらこそ。お相手ありがとうございました、また良ければお願い致します】   (2015/11/25 14:10:09)

アレイダ♀小国剣士【寛容なお言葉に甘えてお邪魔してしまって済みませんでした。とても楽しかったです。そんな事言われたら本当にお願いしてお邪魔しちゃうと思いますが、良いでしょうか…!有難う御座います、お願いします。】   (2015/11/25 14:11:28)

デッドマン♂死霊術師【いえいえーお時間無いのにわざわざ相手して貰っちゃって本当に感謝しております。あんまり言ってもくどいかもしれないしどうお礼したものか私の語彙の少なさが憎い。 楽しんで頂けたようで何よりですー。ええ、どんどんお越しくださいませ歓迎!】   (2015/11/25 14:14:28)

デッドマン♂死霊術師【あ、と、次で〆って私が〆レス打ったほうがいいです?】   (2015/11/25 14:15:30)

アレイダ♀小国剣士【いえ、此方が押しかけたので…何だか慌しく済みません。いえ、私が〆レス打ちます。退室までというか。 とりあえず因縁だけでも…!】   (2015/11/25 14:16:18)

デッドマン♂死霊術師【お気に為さらずー。 ああ、なるほど、了解です。お願いします<〆】   (2015/11/25 14:18:15)

アレイダ♀小国剣士【はい。ではとりあえずレスまち…(でいいのかな?)】   (2015/11/25 14:22:29)

デッドマン♂死霊術師(ふむ、と、何を思っているのか判別のしにくい唸るようにも吐息のようにも聞こえる一声が仮面から漏れる。革手袋に包まれた手の平がもちあがると、人差し指が立てられて、それが腕が動くと村の外へと向けられてみればそれを合図に死体たちがそちらへと向かって動き出す。不出来な人形師が扱う人形のようなカクカクとした動きで向かう者もいる、すたすたと平然と向かう者もいれば小走りで向かう者も居た、動き一つ一つもまた多種多様だ。ただでさえ不気味な状況にただでさえ不気味な人形たちに囲まれて怖い思いをする事は無い、という、男はそういう気遣いのつもりなのだろう。死体を起こした挙句に自由自在に操ってみせる化け物のような男だと見られるかもしれないが) 然り。そう、動いているだけ、生き返らせるということは、まあ、導師として言うのも憚られるが荷が重い。   (2015/11/25 14:27:17)

デッドマン♂死霊術師(背中に杖を背負っているわけでもない、どこかに短剣を忍ばせているような膨らみは無い。ゆったりとしたローブを着込んでいるので隠そうと思えばどこにだって隠せるであろう格好はしていても攻撃体勢を取るでも、ましてや警戒するという素振りも無く、彼女が近づいてくるのならば敵意はないとでも言うように、両手を降参とまで上げてみせるのだが。手を見せろ、と、言われてみれば、なるほどと返す) あまり上等な手でも無いが。腐ってはいない。 (両手から、革手袋を外す。耳や首など僅かに見える肌と同じ、水気がやや足りていない、血管が浮かんだ手だった。少年の手にはとても見えないが、老人のようにも見えない、そこには手の甲と手の平にそれぞれ青の墨で魔法陣が刻まれている)   (2015/11/25 14:27:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、アレイダ♀小国剣士さんが自動退室しました。  (2015/11/25 14:42:31)

おしらせアレイダ♀小国剣士さんが入室しました♪  (2015/11/25 14:43:07)

アレイダ♀小国剣士…お前が主というわけか。 (知らない村の知らない人間がどれほど惨たらしい死に方をしようとも義憤に駆られる事はない。個体差のある動きを一瞥しただけで、死体を動かした男の気遣いには気づいたのか気付かなかったのか。胡散臭い程に大人しく、荒っぽさの乏しい態度が本物かどうか検分するよう五感と勘を集中し、相手の出方を窺う目は静かだった。) そうか。…そう、だろうな (硬かった顔がほろ苦い笑みに崩れ、眉が下がった。欠けていた現実の重みが、急に押し寄せてきた気がした) 死んだものは、かえらない (言い聞かせるように呟いて、離れていった死体の不揃いな足音に耳を傾ける。散漫で注意が続かないのは弱っているからだと思っていたが、目の前の男の無防備さの所為なのかもしれなかった。わざわざ両手を上げて無害だと訴えてくるのも、己の剣と同等の武器だろう死体達を意図的に離した様子も、可笑しさを誘う)   (2015/11/25 14:48:46)

アレイダ♀小国剣士…………デッドマン (今し方知ったばかりの、言い慣れない名前をアルトの声で苦しげに紡ぎ、見せられた男の手を、女にしては硬いが熱いくらいの体温を持つ手を伸ばして掴み引き寄せた。生きている人間に触れるのは久し振りのような気がして、その手を己の頬に引き寄せ他人の体温を求めた。冷たいのかもしれないが、ちゃんと動いて力が入るのだろうその手。) 生きてる、人間の手だな。 (敵味方の確認だけでなく、他の生き物に触れる事が自己の存在を確かめる事になるような気がした。眉を下げたまま、困ったように笑って、掴んだ手を解放した。触れられなかったかもしれないが、動くのが見れたなら、それでも満足して無理強いはしなかった。襲ってくる様子もない男にそれ以上の警戒を見せる事はせず、) 私はアレイダ。南方の小国の民だ。何をする気かは知らないが、お前の事は覚えておくよ。 (帝国の人間かどうかも、何も聞かず。名乗ると踵を返し、死人の村の出口に向かう。その背中は見る見る内に小さくなっていった)   (2015/11/25 14:49:14)

アレイダ♀小国剣士【〆になってませんが退室ということで、それでは、お邪魔しました。有難う御座いました!】   (2015/11/25 14:49:41)

おしらせアレイダ♀小国剣士さんが退室しました。  (2015/11/25 14:49:44)

デッドマン♂死霊術師【ありがとうございましたー! では私も〆打って退室しようかしら】   (2015/11/25 14:52:15)

デッドマン♂死霊術師(彼女には猜疑があり、それからくる殺意があったが敵意が無い。彼女に敵意があり殺意があるなら男もきっと黙ってはいないだろう、近付けることも死体兵を遠ざけることもなかったろう。胡散臭いほどの大人しさは男が己に持つ人を見る目にたいしての自信の裏付けでもあるがそれを言葉にしないせいで、どうにも胡散臭く感じられてしまったのも仕方が無い) 重ね重ね非礼を詫びる。生存者がいるとは思っていたかったものでね、しかし、誤解が解けてなによりだ。 (可笑しそうに笑うその面貌に、可笑しいところでもあっただろうかといったように不思議そうに面が傾ぐが、警戒されるべき人物でないという誤解を受けずに済んで何よりである。それで納得してしまったようでやはり言葉が足りぬ様を見せ) 冷え性だ。 (その癖、余計なことは言うようだ。取られたその手は冷たい、冬の小川というほどではないが触れれば冷やりとしているのは、術を使う関係でもなければ死体である証左でもなく体質である、とか。)   (2015/11/25 15:16:13)

デッドマン♂死霊術師(取られるのはいいにして、握られるものかとおもえば、頬に触れさせられた。普段は死体を相手にするのがめっきりであるらしいその手は、生きている人間を相手にすることが少ないのかおっかなびっくりといった様子ではあっても、陣が刻まれた掌が、ゆっくりと頬を撫でる動きをして冷たさの体質とその中にある温度を伝え。離されれば、じっと、今し方女性に触れたばかりのそこを物珍しいとでもいうように面が角度を変えてはまじまじと向いてたが、そのうちに下ろし手袋を嵌め直す) アレイダ。私も覚えておこう。道中の息災を祈るよ。 (遠ざかる後ろ姿を見送って、小さくなった背中が見えなくなるまで、そこに立っていた男はそれから踵を返し、死体の群れを迎えに行った)   (2015/11/25 15:16:24)

おしらせデッドマン♂死霊術師さんが退室しました。  (2015/11/25 15:16:29)

おしらせフェアラー♂帝国騎士さんが入室しました♪  (2015/11/26 22:04:35)

フェアラー♂帝国騎士(どう見ても兵卒にしか見えない装いに形を変え、同じ格好をした部下数人と帝都内を回っていた過日。賑わう広場から大通りを抜け、水路を二つ越えた宮殿から最も離れた区画。警備の目が行き届き難いであろう其の場所で覚えた違和感に同様の感覚を覚えた部下達が指示を仰ぐよう視線を向けくる。思わず頬が緩む。優秀な従者を持った喜びが薄い笑みとなって口元に表れ、音を出さず口を開き。)ああ、待て――。(格好だけ見れば何処かの下郎と思えそうな風体であったが、気になったのは足の運び。足音の無さ。 姿を兵卒に扮していたとは言え、我々帝国兵と遭遇し緊張でも走ったのか、警備の目が無く気を抜いていたのか、何れにせよ未熟な其の人物は自ら正体を晒すことに。「捕らえましょうか…?」口の動きでそう訴える部下へ首を緩く振り、同じく口の動きのみで「待て」と命を下す。 一方で、部下の一人は何も告げずとも其の人物を追い始め、尾行を彼に任せると己らは路地に入って足を止めて。)   (2015/11/26 22:16:13)

フェアラー♂帝国騎士面白そうではないか…。少し様子を見る――。 お前らと違い…、あのような未熟者を放つ国など我らの相手ではなかろう――。 …が、何が拾えるか、わからぬからな。少し泳がせて……(己を囲む従者の面々へ改めて視線を巡らせると其の精悍で怜悧そうな顔を確かめ、今度は音にして言葉を掛けた。込み上がる優越意識から笑いが止まらない。決して気を抜いているわけではないが、何故か浮かんだ笑みが尚も深くなり、ふッ、と音が漏れるまでに。己のそんな姿が余程珍しかったのか、彼らは表情を変えぬものの、不思議そうに視線を揺らし、互いに其の視線をぶつけ合ったりも。 其の事にすらまた愉快な気持ちが滲んで、「くッ。」と一度堪えるように顎を引いて伏せた顔。すぐに天を仰ぐ形で上げて「はははッ。」と笑い声を上げて。 )いや。すまん…。何でもない――。 恵まれた自分が酷く嬉しくてな…。(ふー。と僅かに尖らせた唇から細く息を吐き出した後。物言わず此方を眺める男達に崩れた表情を直して向ける。各々に視線を絡ませ、今後の計画を話し合って其の場で解散。己は一人、街の中心部へと歩み始め。)   (2015/11/26 22:27:14)

フェアラー♂帝国騎士(そして数日後。カツ、カツ、と硬質な靴音を階段に残し訪れた地下牢。重く重厚な扉を開ければ其処には生臭さとともに数人の男女が天井から伸びる鎖に繋がれ、力なく吊り下げられていた。既に部下の尋問によって口を割らせた彼らに用など無いが「是非…」との言葉に此の場にやって来くれば其の意味を知る。他の者は目や耳を潰され、身体中に火傷や刺し傷、切り傷を負わされている中、無傷で残る女が一人居た。当然他とは全く違う姿に真っ先に目がいって。思わず、「ほ、ぉ――。」と好色で嗜虐の色濃い笑みを宿し、其の女へと近づいていく。口を轡代わりの布地によって塞がれた其の顎先をぎゅっと片手で掴めば否応無く己の方へ顔を向けさせる。絶望と恐怖に泣き濡れても尚、きつく睨み付ける眸が酷く加虐の欲を煽り、思わず指先に力が篭って女の頬が僅かに窪む。暫く口を噤んだ侭、其の目をじっくりと覗けば、「こいつはいい…」そう言い残して背を向けた。其の後、女の身は違う場所へと移されたとか――。)   (2015/11/26 23:03:03)

おしらせフェアラー♂帝国騎士さんが退室しました。  (2015/11/26 23:03:08)

おしらせレニ♀反帝国ゲリラさんが入室しました♪  (2015/11/28 23:00:40)

レニ♀反帝国ゲリラったく、ぼったくりやがってぇ…(だいたい地図が手書きだって時点で、あんまり信用できそうにないとは思ったんだけど…とぼやきつつ。山ひだに点在する集落の、粗末な屋根が木立の間に見え隠れする辺りまで、ようやっと下りてきて。ぶつぶつぼやきながら)   (2015/11/28 23:02:43)

レニ♀反帝国ゲリラちょっとでも信頼できる地図を手に入れるなり、多少はものを知ってる人から情報をもらうなりしないと、帝国本国にたどりつくどころじゃないわ、これはあ~(森のへりの灌木の茂みに身を潜めて、集落の様子に一応は気を配りつつも、なおもこらえきれない苛立ちが、ぼやきになって口からこぼれ出るのは抑えられない様子です) んーっと…この辺りからこっちへ来て、と…流れをまたいで、登って下りて、そいでもってこう…っと。だいたいこの辺りになるのかなあ?(自信がなさげな口ぶりになりつつも、自分で得た情報をまとめてるらしい、ややおおぶりな羊皮紙片を懐から取り出し、使い捨てに近い葦のペンでがりがり書き込む。その途中、ぐぅ…と、ややだぶついた衣服の下から明らかな音が響くと、別の意味でまた。情けなさそうな表情になっちゃって) …情報とかもだけど、そろそろなにか食べ物なんかも手に入れとかないとねえ……   (2015/11/28 23:15:42)

レニ♀反帝国ゲリラこの辺はまだ、帝国軍からみてもそんなに戦略的に重要な場所でもないっぽいけど…街道とつかず離れずのわき道みたいなのを辿るのがいいのかな? そういうところなら村もぽちぽちあるだろうし、人の行き来もある程度はあるはずだし(あまり大きくもない四角いザックから、なけなしの食物――干した果物をいくつかと、獣肉の燻製の塊とを取り出して。それを口にしながら。もう一度羊皮紙を眺めて、今後の道ゆきを検討してみる。この時代の「地図」なんて、正確な測量などがなされてるわけもなく、しょせんは作成した者の主観が反映されまくりなのは当たり前なのだけど)   (2015/11/28 23:24:58)

レニ♀反帝国ゲリラはふっ…(いつもながら質素な食事を終えると、これも実用本位ななめし革のブーツで枯れ草を踏み、小さなせせらぎの傍らへと下りて水筒に冷たい清水を補給した。この季節にしては豊かに降り注ぐ陽光に、アーモンド形の双眸を少し細め、マントと一体になってるフードを思い切りよく跳ね上げると、現れたのは「美人」といえるかどうかはかなり微妙だけど、まあそれなりに可愛らしい顔立ち。灰色で短めな髪が、かすかに汗ばんでいたりする)   (2015/11/28 23:37:30)

レニ♀反帝国ゲリラなにはともあれ、ずっと「隠者」みたいに隠れてられるわけもないし、と。もう少し、にぎやかなところまで行きつかないと話が始まらないものねえ…(もう一度、うららかな陽光に満たされた空を仰ぎみながらひとりごと) まずは、もう少し、日が昇る方角へ進んで、信用できる地図を買うなり、情報源になってくれそうな誰かを見つけなり…ああ、そうそう、それよりも先に、安くて保存が効いて持ち運ぶのにも便利な食べ物なんかを少しは買い足しておかなくちゃだわね(視線を低いとこへと移して方角をいま一度検討して。少し迷いはしたけれど、結局フードは跳ね上げたままにして歩みだした。女の子とばれたら、その時はその時で臨機応変にふるまうしかないわ、と開き直った模様で)   (2015/11/28 23:45:18)

レニ♀反帝国ゲリラ【うみゅぅ! あ、明日もまた、なんとか(そしてもっと早めに)来られたら。絡んでくださる方いらっしゃれば歓迎ですのでー(お部屋、ありがとうございましたー)】   (2015/11/28 23:47:39)

おしらせレニ♀反帝国ゲリラさんが退室しました。  (2015/11/28 23:47:44)

おしらせシリウス♂小国騎士さんが入室しました♪  (2015/11/29 01:07:26)

シリウス♂小国騎士(――――且つて、女神の神殿と呼ばれた場所があった。そこには癒しの力を持つ者たちが集まっていたという。そして、その神殿へと続く道の一つ。1年前、訪れた時に草原であった其処は帝国の兵士たちに踏み荒らされ、荒野と化していた。)…………時の流れは早いな。もう、あれからそんなに経ってしまったのだな。(馬に乗って其処へ訪れた男は、昔その国の騎士として国に仕えていた。しかし1年前、帝国の侵略によって王を失ったこの国は今、指導者を無くし荒廃の一途を辿る他余儀なくされていた。帝国の直接的な支配こそないにせよ、其処等で荒くれ者共が人々の持つ数少ない物資を奪い、逆らえば命は保証されないなどという、理不尽な状況。この騎士は今の今までそれを抑えることが出来なかった。だが、それ以上に大きなモノを彼は失っていたのだ。)……あの時、此処で出会った。(瞼を閉じると蘇る、1年前の光景。夜闇の中、神殿から火の手が上がっていたその光景を。)   (2015/11/29 01:17:17)

シリウス♂小国騎士(戦意を持たない、女子供のいるところまで襲いに掛かる帝国の卑劣さには今でも思い出す度に激昂する。しかし、己一人に出来ることなんてごくごく僅かでしかない。――――女の子一人すら、自分は守り通すことが出来なかったのから。そんな自責の念が強く圧しかかる。思い出す度、既に跡など殆ど残っていない古傷が痛む。理解している、傷は既に癒えている。癒え切っていないのは、己の心なのだと。)私はあの時誓ったんだ、私の剣にかけて守り抜く、と。(薄く見開かれた眼の視線、その先には且つて出会った者の幻想を見ていた。少年に変装する為に泥に汚れつつも、何処までも深い青い眼をした彼女の姿を――――。)ッ……行こう。次だ。(脳裏に一瞬だけ浮かんだ口元だけの表情、しかしただそれだけでも脇腹が酷く痛んだ。ぎりっ、と歯を食いしばる音を響かせながらも、次なる場所へと向かうべく馬を走らせた。)   (2015/11/29 01:28:28)

シリウス♂小国騎士(馬の脚で半刻程走ったところ。そこは自身が帝国兵の凶弾を脇腹に受け、倒れ伏した場所であった。もう、随分と昔の話だ。倒れていた己を救ってくれた貴族の令嬢の言っていた血の跡など、既に残っている訳もない。其処に馬を止め、降りると且つて凶弾を受けた時のように、その場所に身体を横たわらせた。――――今も自身を追い詰める後悔と、自責の念。自身が目を離したその間に彼女は消え、そして……。)……思い上がりも甚だしい。結局、私には何一つとして守れなかった。それどころか私は……私は……守られて、ばかりだ。(貴族の令嬢は勿論、自身の守ることの出来なかった神官の少女にも、己は守られ、癒されるばかりであった。非力な己が思い上がった結果がこれだと、そう思わずにいられなかった。)   (2015/11/29 01:38:57)

シリウス♂小国騎士……君、だったんだろう。この傷を塞ぎ、血を止めたのは。私を、生かしてくれたのは。(そうして話し掛ける相手は誰もおらず、雲一つない澄み切った空の青へ語り掛けるかのように。――――あの時、夢を見ていた。腹を貫かれ、血が流れ出て行く中体温を奪われ、意識が次第に闇へと堕ちて目覚めるまで。何時まで堕ちて行くのか分からない、ただ只管真っ暗な闇の中にいた。その闇を照らす淡く青い光と共に聞こえた、己の名を呼ぶ少女の声を。既に、消えてしまっていた筈の少女の声を聞いたのだ。その後に続く歌と共に、落下する様な感覚は何時しか浮遊し、光のある方向へと昇り始めた。その時、自身は手を伸ばし、彼女の名を呼ぼうとして。そして、目が覚めたのだ。)……私には難しい事は分からない。しかし、後になって分かったんだ。君は、姿を消しても尚、私の傍にいたのだと。(閉じた瞼、そこから浮かび上がって肌を伝い落ちる涙。)   (2015/11/29 01:49:08)

シリウス♂小国騎士――――何が騎士だ、何が守り抜くだ……!私は、君を守るどころか救われてばかりで!その君は、もうッ……!(流れ落ちる涙と共に、吐露する感情。感情が表情に出辛い故、怯えられていたこともあったその表情は悲嘆に沈んでいた。漏れ出る嗚咽も抑える事も出来ず、只管に悔いる他なかった。)君は言った……生きろと、弱き人たちの盾となれと!だが、君一人守り通せなかった私に、この私にッ!一体何が守れるというのだ!(生き延びた自身は今に至るまで傷を癒し、肉体についてはこうして動けるまでになった。しかしながら立ち上がることすら不可能なまでに心は打ち砕かれてしまっていた。自分が守ることの出来なかった笑顔が、脳裏に思い浮かぶ度に己を責めずにいられないのだ。)……すまない……本当に、すまない……!(彼女は、自分を責めるなと言った。しかし、その言葉すら、今の自身には守ることすら出来なくて。)   (2015/11/29 02:01:49)

シリウス♂小国騎士(感情を吐露し続け、果たしてどれ程の時間が経っただろうか。次第に山の向こうへと沈み行く陽を見詰めようと面を上げるも、涙の跡が今だ微かに残っていて。その表情は未だ答えを見付けきらないまま、弱り切ったモノで。)……わからないんだ。助けられ、生き延びたこの命を無駄にしたくはない。だが、私がその命を賭してまでしても、守ることの出来るモノなんて本当にあるのだろうか。(腰に携えていた護身用の短剣。引き抜いて、その表面に自身の表情を映し見ると、情けない表情を浮かべた己の姿が。)……あまり遅いと、令嬢殿を心配させそうだ。早く帰るとしよう。(身体を起こし、衣服についた土埃を払い落としながら、ずっと待っていてくれた馬の方へ歩み寄り、その鼻面を撫でてやって。馬の鞍に跨って、その場を去る直前、自身が倒れていた場所を振り返ると小さく口を開き。)ありがとう……。(今は亡き少女の名と共に感謝の言葉を告げて。そして表情を不愛想なそれに戻すと、その場を去り行くのであった。)   (2015/11/29 02:15:57)

おしらせシリウス♂小国騎士さんが退室しました。  (2015/11/29 02:16:03)

おしらせアイシャ♀帝国騎士さんが入室しました♪  (2015/11/29 22:55:32)

アイシャ♀帝国騎士【頑張ってロールしてみたいと思います   (2015/11/29 22:55:52)

アイシャ♀帝国騎士ふぅ~・・・(小高い丘の上、そこに構えられて帝国軍の前線基地。周囲は筋骨隆々とした荒くれ者の兵士や雇われの傭兵の中、アイシャの存在は一際異彩を放っていた)「ア、アイシャ様!!」(立ち止まったテントの前、そこで見張りをしていた兵士が驚いたように敬礼する。アイシャが右手を軽く上げて敬礼を解かす)湯浴みをするわ・・・貴方が私の体を洗いなさい(凜とした表情で告げると一瞬だけ、ポカン、と兵士の動きが止まる。そしてタップリ10秒の時間をかけて、頭で言われた事を整理する)「いっいいいいいえっ!!お、恐れ多いっ!!」   (2015/11/29 23:00:38)

アイシャ♀帝国騎士【これでこんな量・・・もうちょっといけましたね】   (2015/11/29 23:00:50)

アイシャ♀帝国騎士何よ?聞けないっていうの?(内心では慌てふためく相手の行動が面白くて仕方ないのだが、ここはまだ三流とはいえ貴族出の騎士として振舞い、手を腰の鞘にいれられている剣の柄に手を置く)聞けないっていうなら・・・・・・「いえっ・・・アイシャ様のお体・・・洗わさせていただきますっ!!」(崩れるようにアイシャの指示に了承し、二人は簡易浴場へと移動する)さぁ、私の鎧を脱がして・・・(背中をむけて髪をあげる。兵士は兵士で以前としてとぎまぎとして視線が宙をさまよっている。身分の違う相手、ましてや上官に欲情としているなどとバレたらどうなるかわからない、不安で不安でしかたないのだ)「で、では・・・失礼させて頂きます」(なるべくアイシャを見ないよう、それでいて変なところ触らないように、文字通り命がけでアイシャの鎧を脱がしていく)じゃあ、次は衣服をお願いするわ(鎧が外され、やがてブルブルと震える手で衣服も脱がされていく。そしてアイシャが下着だけの姿となった時、後ろの兵士へとふりかえる)   (2015/11/29 23:10:56)

アイシャ♀帝国騎士次は貴方の鎧を脱がせてあげるわ・・・光栄に思いなさい(いかにも上流階級の人間オーラを全開にだしつつ、歩み寄る)「いいえ、私はこのままでっ!!」(しかし兵士も食い下がる。一歩下がってアイシャの申し出を断ろうとするが、そこで気がつく。アイシャのオーラの中に殺気がこめられている。ここは欲情で下着姿の貴族騎士と一般兵の自分で相手は下着姿。ここで斬り捨てられたら承認はおらず、ただただ覗きをして斬り捨てられたという不名誉な結果が自分の家へと送られてしまう。それは家のため、自分のためを思えば避けなければならないことだ)   (2015/11/29 23:15:06)

アイシャ♀帝国騎士お・・・・・・お願いします・・・(項垂れるように肩を落として了承し、されるがままにアイシャに全ての衣服を脱がされれば、ギンギンに勃起してアイシャへと突きつけられる逸物、それをそっと手で隠す)ふふっ、いいじゃないいいじゃない(その晩、干からびるように精を搾り取られた兵士)   (2015/11/29 23:20:19)

アイシャ♀帝国騎士(兵士の姿が陣の中に転がっているのだった)【シリアスさが全然足りない、ここで失礼します。すいませんでした】   (2015/11/29 23:20:50)

おしらせアイシャ♀帝国騎士さんが退室しました。  (2015/11/29 23:20:53)

おしらせアイシャ♀帝国騎士さんが入室しました♪  (2015/11/29 23:36:12)

おしらせラウグル♂帝国騎士さんが入室しました♪  (2015/11/29 23:39:03)

アイシャ♀帝国騎士【あ、こんばんは】   (2015/11/29 23:39:37)

ラウグル♂帝国騎士【あ、兵士でしたねごめんなさい…】   (2015/11/29 23:40:04)

おしらせラウグル♂帝国騎士さんが退室しました。  (2015/11/29 23:40:12)

アイシャ♀帝国騎士【別に新米騎士でもいいんですよぉ~】   (2015/11/29 23:40:27)

おしらせラウグル♂帝国兵士さんが入室しました♪  (2015/11/29 23:40:57)

ラウグル♂帝国兵士【バタバタしてしまった、すみません。(兵士にしてしまいました!) では短時間ですが宜しくお願いします。】   (2015/11/29 23:42:04)

アイシャ♀帝国騎士【はい、お願いします】   (2015/11/29 23:42:20)

アイシャ♀帝国騎士【かき出しますね】   (2015/11/29 23:42:37)

ラウグル♂帝国兵士【あ、有難う御座います。】   (2015/11/29 23:42:49)

アイシャ♀帝国騎士あ、ラウグル君・・・(仮説陣営の通路、アイシャがラウグルを後ろから呼び止めた。鎧こそは外しているが、帯剣しており、来ている服装はやや体にピッタリとはりつくようなもので、アイシャのスタイルを際立たせている)貴方はまだ新米で、そんなに実戦経験はないでしょ、私がちょっと手合わせてして教えてあげるよう、帝都にいる兵長から頼まれているのよ、だから付き合いなさい   (2015/11/29 23:45:12)

ラウグル♂帝国兵士(噛み殺した欠伸も、充血した目も、体に残る倦怠感も、全ては荒淫の名残。油断すると瞼の裏に浮かんでくる艶かしい白い女体を追い払おうと仕事に励んでいた所で、耳を打った声は、男所帯に似つかわしくない――昨晩散々聞いた声だった。) っはい!!! (丸まりかけてた背が伸び、体が緊張する。無駄に良い返事をしたものの、彼女の言葉は右耳から左耳へ素通りするばかり。スタイルの良さを際立たせる服装に、途方も無い快楽を秘めている体に目がいくのを、どうにか堪えようとして――結果として目を泳がせている。上司の話しの間に注意散漫になっているのが丸分かりの態度で、赤い顔に困ったような表情を浮かべてる)   (2015/11/29 23:56:14)

アイシャ♀帝国騎士こぉらっ・・・(こちらの話など聞く状態ではありません。そう態度でこちらに語りかけるラウグルに、少しムッとしたアイシャがデコピンをする)たったあれだけの事でそうだったら   (2015/11/29 23:59:02)

アイシャ♀帝国騎士【続きます】   (2015/11/29 23:59:06)

アイシャ♀帝国騎士そうだったら、この先は生き残っていけないわよ(両手を腰にあててため息交じりでニコリと笑う。貴族だというのに気取る事はなく、兵士達と同じ視点でいるアイシャの存在は、むさくるしいまでの筋肉だらけの生活にとっては、一服の清涼剤といったところだ。時として行き過ぎた行動も目立ったりする)とりあえず、貴方にはこの遠征中も鍛錬を積んで、一人前の兵士に名ってほしい。兵長直々のお願いなんだから、しっかりしてよね(コツン、ラウグルの胸板に拳をあてる)   (2015/11/30 00:01:58)

ラウグル♂帝国兵士あだっ! て、てて……あ、アイシャ様、その、あ、ちょっ   (2015/11/30 00:03:13)

アイシャ♀帝国騎士【日付かわっちゃったから、途中だけどやめてもいいですよ】   (2015/11/30 00:06:28)

ラウグル♂帝国兵士(あれだけの事、というのが昨晩の事を意味するのだと理解できない筈もなく。挙動不審に周囲を見回し焦ったように狼狽する。) ……は、はい!がんばり、……ます、けど。……あれだけの事とか、たったとか、……いうことは、全然ないと思います。 (貴族らしからぬ、偉ぶった所のない気さくな相手をジッと見て、それから眩しそうに目を細める。緑の目が殆ど見えなくなるぐらい) アイシャ様は、俺にとっては、雲の上…なんていうか、月みたいに遠い、すごい、存在でして… (気障ったらしい表現だと自分でも思いながら、訥々と言い難そうに心情を言葉にしていく。多くの兵にとってそうであろう、高値の花の気さく過ぎる所作に困ったよう眉を下げたまま、それでも胸に手を当てて) 期待に答えられるよう努力します。 (誓うように答えた)   (2015/11/30 00:11:30)

ラウグル♂帝国兵士【す、すいません。今日はお付き合い頂き有難う御座いました。短時間でしたが楽しかったです。】   (2015/11/30 00:12:17)

アイシャ♀帝国騎士【私も気さくで気取らない貴族に落ち着くことにしました】   (2015/11/30 00:12:39)

アイシャ♀帝国騎士【次回は時間ある時に戦場で・・・】   (2015/11/30 00:12:58)

ラウグル♂帝国兵士【兵士の夜伽は…(…)】   (2015/11/30 00:13:25)

アイシャ♀帝国騎士【して欲しいなら、しますよ。また今度になりますけど】   (2015/11/30 00:13:44)

ラウグル♂帝国兵士【突っ込み待ちです。寛大過ぎますアイシャ様…(笑) それでは次回、お会いできたら戦場で。】   (2015/11/30 00:14:19)

ラウグル♂帝国兵士【失礼します。】   (2015/11/30 00:14:23)

おしらせラウグル♂帝国兵士さんが退室しました。  (2015/11/30 00:14:26)

アイシャ♀帝国騎士【おやすみなさい】   (2015/11/30 00:14:48)

おしらせアイシャ♀帝国騎士さんが退室しました。  (2015/11/30 00:14:51)

おしらせガブリエラ♀王国傭兵さんが入室しました♪  (2015/12/2 21:54:48)

ガブリエラ♀王国傭兵(日が暮れて、強く降り出した雨は、一向に止む気配が無く。帝国に蹂躙され、廃墟が立ち並ぶ街では、建物の中に灯される灯篭の数も殆ど無い所為か、暗闇で。視界が利かぬ雨の中、廃墟の街へと辿りついた女は、乗っていた馬から降りると、手綱を引いて、その中を歩く。雨よけの為に、身に纏っている外套は、ぐっしょりと重く、湿っていて冷たい。それについているフードを目深に下ろしているが、その中で、遊んでいる金茶の髪も、既にぐっしょりと湿り気を帯びていた。) ―――止む様子は無いか……。(鬱陶しげに、空を見上げた後、見つけたのは嘗ては神殿だったのだろうと思わしき建物。周囲の建物は打ち壊されたり、打ち捨てられて時間が経過し過ぎている所為か、雨を凌ぎ、野宿するには、少々心許ないが、さすがに元は神殿ともなれば、作りは頑丈の様で、屋根はまだ残っている。馬の手綱を、手近な柱に結び付けて、古びて蝶番が軋んでいるのか、重い扉を開く。)   (2015/12/2 22:07:23)

ガブリエラ♀王国傭兵(中を覗きこめば、雨風に中は傷んではいない様子、ほっと息をつけば、馬に括りつけていた荷物を下ろし、カンテラを取り出して、灯りをともしてから神殿の中へと入る。淡く照らしだされる室内。小さな神殿の祈りの場だろうか、一番奥には、祭壇らしきものと、何かを象った偶像。整然と並んでいた筈の長椅子は、あちらこちらに傾き、壊れ、ひっくり返っている。その一つ、まだ椅子としての形を保っているその座面にカンテラを置くと、剣を鞘ごと外して立て懸け、すっかり濡れている外套を襟もとの釦を外して脱ぎ、背もたれへと掛ける。) あと、一昼夜…といった距離の筈だが。…参ったな、こうも雨が降り続くと…。(外套を脱ぐと、肩を覆う鎧の部分に、紅の竜の意匠を施された簡素な鎧。それも湿り気を帯びたかのように、艶を帯びていた。荷物の一番手前に入れていた、羊皮紙を引っ張りだせばそれを広げる。ある小国までの道のりが記載された地図。それを眺めて。)   (2015/12/2 22:20:13)

ガブリエラ♀王国傭兵――ここも、誰も居なくなって、長いのだろうか…。(長椅子の端へと腰を下ろせば、羊皮紙を広げて、一か所を見つめている。今、自分がいる筈の場所。そこには確かに街の名前が刻みこまれていた。地図がつくられたのは、まだ、街があった頃なのか、少しだけ古びた羊皮紙を眺めたまま、重いため息をつく。視線を動かせば、目的地である小国の名前。) ……間にあえばいいんだが。…情勢は良くないと聞いているし……。(眉根を寄せると、また元の様に羊皮紙を畳み、また鞄の元あった位置へと戻す。束ねていた髪の紐を外すと、濡れて湿っている明るい金茶の髪が、ぺたり、と水を滴らせて、頬へと張りつく。手櫛でそれを整えつつ、両足を投げ出し、天井を見上げれば、細く深くため息をついて。) ……少しだけ休んだら、先を急ごう…。(束の間、瞼を伏せ、辿りついた小国で請け負う筈の仕事について思考を巡らせる。それは、小国のある王族が伝手を頼っての亡命。それの援護というものだった。)   (2015/12/2 22:38:14)

おしらせガブリエラ♀王国傭兵さんが退室しました。  (2015/12/2 22:38:22)

おしらせシリウス♂小国騎士さんが入室しました♪  (2015/12/5 23:21:55)

おしらせガブリエラ♀王国傭兵さんが入室しました♪  (2015/12/5 23:22:43)

シリウス♂小国騎士【改めましてこんばんは。よろしくお願いします。宜しければ此方から先行させて頂きますが、いかがでしょうか。】   (2015/12/5 23:23:20)

ガブリエラ♀王国傭兵【お邪魔致します。こちらこそ宜しくお願い致します。はい。お待ちいたしますね。】   (2015/12/5 23:23:57)

シリウス♂小国騎士(陽の光は暗雲で閉ざされ、降り頻る雨によって陰鬱とした雰囲気を醸し出す其処は、且つてはこの小さな国の中でも栄え、人々が多く住む街であった。しかし、今やその面影は破壊され、崩壊し廃墟となった建造物の他に見る影もない。人の気配は愚か、他の動物の気配すら感じられない。文字通り"死に絶えた"街と化していた。そして、その街の中を馬の背に乗って駆けるのは且つてこの国の騎士であった男。生き残った民がいないかを探しに来た最中、大雨に見舞われたために一時的に身を隠す事の出来る場所を探していた。そして、見付けたのは元々神殿であったのであろう建物。そこの入口に他の馬が繋がれているのを見た。)……帝国の兵士か?しかし、単騎で来るとは一体……。(考え難い状況に眉を顰めながらも自身も馬を少し離れた場所に隠すように繋ぎ、護身用の短剣を手に建物の中へと足を踏み入れる。雨音が五月蠅いろは言えど、足音は中にいる者に届くだろう。)   (2015/12/5 23:31:39)

ガブリエラ♀王国傭兵(壊れかけた椅子に四肢をだらりと投げ出す様にして、座りこんだ女の姿。伏せた瞼。癖の強い明るい金茶の髪が、濡れた頬に、ぺたりと張りついて。天井を仰ぐように背もたれに背中を預けている。傍らに置いたカンテラが照らす胸と肩を覆う鎧。肩に施された紅の竜の意匠は帝国のものではなく、王国のある傭兵団の一員を示す為のもの。丁度、男が中へと入ろうとしている方向からは、その飾りが良く見える。耳に聞こえるのは、今も降り続く雨音。それが不意に大きく感じられた。伏せていた瞼をひくりと震わせた後、その目を開いて、傍らに立て懸けてあった剣を鞘ごと掴む。) ――帝国兵か?(険しい顔。呟く様な低い声音。力を抜いて寛いでいたようだった四肢には瞬間的に緊張が走る。確かに耳に聞こえる、足音。互いに同じ事を警戒しているとは、知らず。僅かに、椅子から腰を浮かしかけた体制で、その足音が聞こえる入口の方へと視線を向けた。利き手を剣の柄に添えて。僅かに鞘から刀身を引き抜けば、僅かな光を映し出して。)   (2015/12/5 23:44:07)

シリウス♂小国騎士(この様な事態は全く想定していなかった故に、灯となるモノは生憎持ち合わせていなかった。しかし、扉のすぐそこから明かりが漏れ出ており、それが今この中にいる何者かの所在を知らせるモノ。ゆっくりと扉を開き、中を覗くと既に剣を鞘から抜いて、此方を睨む険しい女の顔。気付かれていた事に緊張が走るも、その女の肩を覆う鎧の装飾には見覚えがあり。)――失礼だが、貴女は我が国に雇われていた傭兵であることに相違はないか。その肩の装飾は見たことがある。(此方には攻撃する意思はないことを知らせるように手に持っていた短剣を床に置き、自分から遠ざけるように足で軽く滑らせて両手を上に上げて。)……私が先に身分を明かすべきだったな。私はシリウス、この国の騎士団の一員であった。……今は、仲間が何処にいるかも判らない、ただのはぐれ兵だが。   (2015/12/5 23:57:18)

ガブリエラ♀王国傭兵(険しい表情は相手が帝国の兵ではないかと訝しんでいる為。新たに神殿の廃墟に入って来た男は、灯りを持ってはおらず、自らが所持しているカンテラの灯りは、そこまでは届いていない。飛び道具の類を警戒するならば、その灯りを消すべきだったのだろうが、今はそれが役に立った様子で、こちらの所属を確認してくる男の声音に、僅かに眉根を寄せる。少しだけこちらに近づいた彼の姿が、漸く届く光に半身を浮かび上がらせれば、その身に纏う装束や鎧が、帝国のものではないことを目で確認し) ……確かに。私は傭兵団の一員だが。(彼が短剣を手放すまで、険しい表情で彼の顔を見つめていたが。武器を持っていない事を示すように、両手を上にあげる様子に、抜きかけた剣を鞘に納める。彼の言葉を聞き、目を細める様にして、見つめたのは、嘗ての自分を思い出したからだろう。それでも、警戒は完全には解いてはいないのか、左手に、鞘に納めた剣を掴んだままで。) …私は、ガブリエラ。雨に振られてここに立ち寄っただけで。…その、仲間とやらには、会っていない。…申し訳ないが。(と僅かに眉尻を下げる)   (2015/12/6 00:09:02)

シリウス♂小国騎士(此方の所属を明かしたのが帝国兵相手ならばこれ以上になく拙い事態であったであろう。しかし、彼女は抜きかけていた刀身を鞘に納めた。どうやら警戒心は解いてくれたらしい。しかし、そうであっても緊張感は絶やさぬまま、上げていた手を下げ、壁に背中を凭れさせて。)カブリエラ……。(自身が騎士団に属していた頃には聞かなかった名、それもその筈、帝国との戦が始まってからは名前を知る由もなし、そもそも騎士と傭兵とで連携を取れていたのかさえ自身は知る由もないのだから。)いいや、構わない。それに私も仲間に会う事について、今は第一の目的ではないのだ。(眉尻を下げた彼女の様子に首を小さく横に数度振って見せ、その後に何処か遠くを見遣るような目を。)――迷って、いるんだ。たった一人の命すら守ることの出来なかった私に、果たして何ができるのだろうか、と。   (2015/12/6 00:18:27)

ガブリエラ♀王国傭兵(ふう、と女の唇から、深く長い息が毀れる。手や足に、籠っていた力を意識して抜き、濡れて頬に張り付く髪の毛を、手櫛で後ろへと無造作に流して。身体全身に及んでいた緊張を緩める。それでも、完全にそれが抜けてしまわないのは、壁に背中を預けた騎士と名乗った男が、緊張を解いていない為もあって。椅子の上に置いていたカンテラを、持ち上げれば、彼側へと椅子の座面の上で位置を少しずらした。指先で明かりの強さを調整して少し強くすれば、相手の顔はもっとよく見えるだろう。) ――難しい、質問ですね。(男の言葉に暫く沈黙した後、床に落とす視線。小国の騎士だと名乗った相手に、言葉遣いを改める。初めて会う男に、その迷いを言葉に出して告げられれば、視線を揺らす。) …生き延びる事、でしょうか。騎士としては、護りたいと誓った人間を護れないのは、存在意義が見出せない。…とか、お考えですか。(言葉を少し悩んだ後、顔を上げると、正面に居る男の顔をじっと見つめる。彼が何を思っているのかと、出来るだけ、読み取ろうとしながら。初対面の男であれば、それを読み取るのは容易なことではなく。)   (2015/12/6 00:33:12)

シリウス♂小国騎士(緊張感を絶やさずに居るのは彼女に対して、というよりは先程までの自身の行動から下手を扱いて、余計なモノまで呼び寄せてしまってはいないだろうかという不安から来るモノであった。しかし、雨音以外の何も音が聞こえてこない以上は一先ず安心しても良いのだろうか。ふと、自身の方へと迫った明るさに視線を向ける。その表情からは漸く緊張は抜けるも、何処か力ないといった具合で。自身の足で地面に滑らせた短剣を拾い、腰に戻すと小さく息を吐き。)……生き延びる、か。ああ、確かに貴女の言う通りに近い。己の存在意義を見出せなくなってしまった、そんな弱い男なんだ。故に、今も戦う事をせずこうして途方に暮れている。(生き延びろという、その言葉を理解してはいても納得は出来ていないと。そう語る表情は何処か自虐的な笑みを浮かべていて。)初対面の貴女に語るべきではないのだろうが……こうして吐き出しでもせねば、道を見出せずにいるんだ。(困らせたい訳ではないのだが、と一言付け加えて肩竦めつつ、髪を指先で掻いて。)   (2015/12/6 00:42:32)

ガブリエラ♀王国傭兵(見つめている男の表情、それから、緊張が抜けて。何かを気にする様な表情。同じように耳を済ませるが、聞こえてくるのは、今も尚降り続く雨の音ばかり。それと、互いの声と、息遣い。初対面の相手に、まだ緊張しているのだろうかと、常よりも若干速くなっている呼吸に気がついて、深く息を吐きだす。漸く、そこで、持っていた剣を、再び鞘ごと、椅子へと立て懸けて。) ……そうです、ね。私も、もしかしたら同じ状況に陥っていたかもしれませんから、分からないでもないんです。……傭兵になる前は、私も主無し、でしたので。幸い……国を貶めた男が、目の前に居ましたので、目的を失う事はありませんでしたが…。(とホンの少し、自嘲気味に笑んだ後、カンテラのある椅子から少し離れて、男の方へと近付いて行く。自分と同じように相手も濡れているのだろう、褐色の肌をした男の顔を見上げる。) その、護りたかった方の事を尋ねても?(男の指先によって揺れる、銀の短い髪の先。それに視線をちらりと留めて。)どんな方、だったのです?   (2015/12/6 00:51:02)

シリウス♂小国騎士(自身よりリラックスしていたように思えた彼女の様子、しかし何処かまだ此方の様子を窺っているようにも感じたのは自身が未だ緊張を解いていなかった故だろうか。変な緊張感を与えてしまった事を申し訳なく思うが、今更口にすることも出来ず微かに視線を下へ下げて気まずそうに。)……成程、貴女もだったのか。(彼女の浮かべる自嘲気味な笑みと、言葉の意味に一瞬目を大きく見開くも、その境遇を微かながら知り得ると共に目を細めて。ふと、此方へと近付き来る影。自身を見上げ、訊ねる彼女の姿に瞼を閉じて。)……強い、娘だった。神に仕える者で、癒しの力を持っていたんだ。一人で帝国軍の手から逃れている最中に出会い、守ると誓った。――そして、私の目の届かぬ所で姿を消した。(瞼の裏に浮かぶその姿を語り、思う。自身が生死の際を彷徨う事となった傷の痕を革で出来た鎧の上から擦りながら、夢の中で見た彼女の最後の姿を 。)   (2015/12/6 01:04:14)

ガブリエラ♀王国傭兵(表情が、仕草が、良く見える位置まで彼に近付く。彼が少しだけ視線を落せば、逆に彼より背の低い自分には、その表情が良く見てとれる。気まずそうにしていることに、僅かに首をかしげはするものの、その意味を問う事は無く。ただ、じっと見つめていれば、自分より赤みの強い瞳は、その瞼に隠れて。何かを見つめているのだろう、くるり、と瞼の中の瞳が動いているのが分かった。しばし、黙ってそれを聞き。) ――……そういう方であれば、貴方が、自分の所為で悩ませてしまっている事に、困ってしまっているかもしれません。(暫く考えて慎重に言葉を選んだ後、静かに紡ぐ。彼の掌が、動く。無意識かもしれないが、それが何かを大事になぞっている様にも思えて。その動きをじっと見つめて) …道を見失ったのなら、道を探す為に、歩きだす事も必要だと思う。今すぐに、見つからなくてもいいと思う。彼女を探す、思い出を辿る。意志を継ぐ。いろいろあるとは思うけれど……。神に仕え、癒しの力を持っていたのなら、どうやっても生きろとは、いいそうですね…?(彼が語る言葉で、彼女を想像する。彼の表情、仕草。それらを元にして。)   (2015/12/6 01:20:58)

シリウス♂小国騎士(初対面にも関わらず、どうにも言葉が口を突いて出て来てしまうのは、自身が弱音を吐かずに居られない程までに摩耗してしまっているのか、それとも目の前の彼女の持つ雰囲気に依るものなのか。いい加減、話すのを止めなければ余計な事まで口にし、再び自身を苦しめる事になりかねないというのに。)――それ、は。(困っているかもしれません、と。彼女が口にしたその瞬間に思い出すのは出会った時の事。守れなかった事を悔やむ自身に、自身を責めるなと言っていたことを。その的確に射貫くような言葉に、続けようとした言葉が途切れて。)…………。(どうにも、目の前の彼女があの娘の言っていたことを代弁している様にも思えてならなくて。複雑な表情浮かべながらも彼女の言葉には閉じていた瞼も開かれ、彼女を注視して。決して姿も似通らないというのに、何処か重なって見える状況に思わず苦笑を浮かべ。)……自分を、自分で許せていないだけなのだろうな、私は。しかし、そう言われるとやはり立って、歩く他なさそうだな……。   (2015/12/6 01:33:00)

ガブリエラ♀王国傭兵(言い淀んだ彼の表情。その表情をじっと見つめる。嘗て自分が感じていた思いとは、違うのだろうけれど。どこか、似ている部分もあるのだろうか。その表情が変わっていく様を見つめる。再び彼を思い出の先へと向かわせることで、決して治りきっていない傷痕が開いてしまうのも、構わずに。言葉を続ける。) ……自分を許さない事で、先に進めるのなら、それもいいとは思うのだけど。…話を聞いていると、その人は、護ってもらえなかったからって、許さない、なんて言う人じゃなさそうだ。(例え苦いものであっても彼が笑みを浮かべたのなら、表情を緩める。口元にかすかな笑みを浮かべて。) 止まるな、立って歩け、例え負けたとしても、生きて帰ってこい。今、私が口酸っぱくして仲間に言われている言葉を、貴方にもさしあげようか…。とりあえず、どこかの国に士官するか、私の様に傭兵になるという手もあるし。…一人では、いない方がいい。その方が、立って歩いている実感がするから。一人では、止まっていても気付かないから。   (2015/12/6 01:44:21)

シリウス♂小国騎士(自覚はしていた。自身で、自身を許すことが出来ていない事に。しかし、一体どうすれば自身を許す事が出来るのか、その道すら明らかになっていなかった。故に、思い出す度に苦い思いと共に古傷が痛み出す。今も、擦っていた傷痕にある筈のない痛みをじわりと感じていた。しかし、彼女の言葉を聞き続ける内に、その痛みが次第に引いていくのを感じた。――不器用、だったのだろう。自分では許せないから、誰かに代わりに許しを与えて欲しかったのだと今になって理解することが出来たのであった。口許に笑みは浮かべながらも、目許から熱いモノが流れ落ちるのを感じ。)……有難う。……参った、初対面だというのに……(無様な姿を晒してしまった、と。暫く止みそうにないのを感じ取ると、未だ自分を見上げる視線から困ったように表情を反らし)……"雨"はまだ止みそうにないな。止んだら……そうだな、貴女さえ良ければ同伴させて頂きたい。   (2015/12/6 01:53:36)

ガブリエラ♀王国傭兵――そんな風な、顔、されると……その、困ってしまう。(目の前の男の表情が変わったかと思えば、その瞳が潤んで、涙が毀れおちる様子を目の当たりにしてしまえば、戸惑った様に、男を見つめる。しかも、それが暫く止まらないと、見て取れば、一層、慣れぬ事にうろたえる。) ――別に、特別な事は何もしていないし、礼を言われる様な事じゃない。貴方は、自分で、自分に蹴りをつけたんだろう。シリウス。…正直、私は、蹴りがついてない駄目な見本だし。(と冗談交じりの口調で続けながら、駄目な見本だから、と苦笑を浮かべている。どうやったら、彼が泣きやむのか、上手い言葉は出てこない。視線を逸らした相手に、とりあえず涙を拭うものを…と思ったが、外套のポケットに入れていたハンカチは、この雨で、濡れてしまっているのに気がついて。慌てて、置いていた鞄に立ち戻れば、鞄の奥から比較的濡れていないタオルを取り出して、男へと近寄る。背伸びすれば、その頭へとタオルをかぶせてしまいながら。) …私は、この先の国で仕事があって向かうつもりだから、とりあえず、そこまで一緒にいこうか。   (2015/12/6 02:09:10)

シリウス♂小国騎士(まさか、ここまで不意を突くような形で涙を流す事になるとは思いにも寄らなくて。しかし、この止まらない涙も決して悪い気分ではなかった。見られたというのは恥ずかしくあるが、流れ出るだけその分今まで淀んでいた何かが消え去っていくような感覚。)――まだ、ついてはいない。これからケリをつける、その為にもう一度歩くんだ。(例え自分自身を許せなかったとしても、自身の中であの娘が許してくれるようにする為にも、動かねばならない。彼女が言っていた『弱い者の盾』にもう一度、なれるように。ダメな見本だ、と自嘲する彼女の様子には一瞬呆然としつつも、微かに笑ってみせ。)ならば……共にケリをつけられるよう、やっていこう。……貴女には借りが出来たし、な……ッ。(そう、彼女に対して告げると同時に頭の上に乗せられたタオル。それが、彼女の手に依って被せられたものだと理解すると目を細め、目を覆うように布地を手に持ち。)……ああ、世話になる。(止まない雨はない、という。今はまだ止むまで時間がかかるだろうが、時間が経てばきっと、この雨も上がると信じて。)   (2015/12/6 02:20:32)

ガブリエラ♀王国傭兵――好きにするといい。何処に行こうと、何をしようと、自由なんだから。…それに私自身にけりが付くのは、それこそ帝国が倒れた時だから、一体、いつになるのか分からないし。借りなんて、思ってないから。(タオルを被せた刹那、間近で泣き濡れた男の顔を覗きこむ。それも、すぐにタオルに覆われて見えなくなってしまった。タオルの端を離して、彼の肩を、ぽん、と軽く叩いて。) ああ、よろしく。急ぎ旅になる。依頼主と、先に行った筈の仲間が待っている筈だから。…まあ、到着したらすぐに依頼を果たしに出発することになるだろうから、そこでゆっくりもしてられないんだが…。とりあえず、雨が小降りになるまで、休憩するつもりだったから、シリウスも少し休んだ方がいい。(暖が取れないのが、難点なんだけど、と呟きながら、目元を布地で覆っている彼に気を使って背中を向けて先程まで自分が座っていた椅子の方へと近寄り腰を下ろした。視線を外したままなのは、泣きやむまでじっと見るのは止めようと思っているから。彼が泣きやんだころ、雨も上がって――。)   (2015/12/6 02:34:52)

ガブリエラ♀王国傭兵【これでこちらは〆とさせて下さいませ。】   (2015/12/6 02:35:12)

シリウス♂小国騎士【…なんだかガブリエラ氏のでちょうど区切れがいい感じなのでその〆に便乗させて頂こうかなと思うのですが。】   (2015/12/6 02:38:10)

ガブリエラ♀王国傭兵【了解です。お相手ありがとうございましたー。あんな感じでよかったのかしらと思いつつ。楽しかったです(笑)】   (2015/12/6 02:39:18)

シリウス♂小国騎士【こちらこそお相手していただきありがとうございました。はい、良い感じです。大変ありがたいです…!私も楽しかったですし、楽しんでいただけたのならば幸いです。】   (2015/12/6 02:40:11)

ガブリエラ♀王国傭兵【たいしたことはしてないのですが、泣かれるとは思っていませんでした…(笑) お疲れさまでした。ロル部屋をPLで埋めるのも心苦しいですし、時間も時間ですので、このあたりで失礼しますね。】   (2015/12/6 02:44:08)

シリウス♂小国騎士【まあそこは色々ありまして?という辺りはまた後日にでも。私もそろそろ、ですね。有難うございました、そしてお疲れ様でした。】   (2015/12/6 02:45:01)

ガブリエラ♀王国傭兵【お休みなさいませ。また、お会いしましたら宜しくお願いしますー。】   (2015/12/6 02:46:04)

シリウス♂小国騎士【こちらこそ。それではおやすみなさい。】   (2015/12/6 02:46:41)

おしらせシリウス♂小国騎士さんが退室しました。  (2015/12/6 02:46:43)

おしらせガブリエラ♀王国傭兵さんが退室しました。  (2015/12/6 02:46:47)

おしらせリズ♀帝国軍団長さんが入室しました♪  (2015/12/7 12:00:32)

リズ♀帝国軍団長【ロル投下。させてくださいませ。。】   (2015/12/7 12:01:00)

リズ♀帝国軍団長(帝国の広場で遠征軍を解散させた後、久しぶりの故郷である帝国の街を歩いた。遠征に出かける前と変わりの無い風景がそこには広がっていた。色とりどりの商店や、往来を行き交う人々の数も、むしろ遠征に行く前より増えてきているような気がする。まるで珍しいものを見るように、キョロキョロと辺りを見回しながら歩く。真っ白な毛皮のコートの軍服を着たままの私を、待ち行く人々は、私と同じように、珍しいものでも見るように眺めてきた。本当に平穏な国だ。周りであれだけの戦闘を繰り広げている国とは思えない。しばらく満足そうに街並みを眺めていた私の表情が少し変わる。。)確かに、国は栄えているようだが。。   (2015/12/7 12:06:31)

リズ♀帝国軍団長(確かに風景にはまったくの変化を感じられない。平穏そのものの風景だった。しかし。。人々の顔色が少し違って見えるのだ。気のせいなのか。。もちろん、この国も諸国と戦火を交えているのは国民なら誰でも知っている事実だった。しかし遠征に出かける前の帝国民の表情は、もっと希望に溢れていたような気がする。もちろん。変わりなく希望に満ち溢れた顔もたくさんいるにはいるが。その中に、明らかに胡散臭い目をした人間が数名紛れ込んでいる。。)ふん。。どこかの国の間者が紛れ込んでるようだな。。(苦々しく呟きながら、重い眼をした人々の群れに一瞥を向けると、踵を返し。帝国の中心部に向かう)さてさて。久しぶりのご帰還だ。皇帝様に、御挨拶でも行くか。。(独り言のように呟きながら、帝都最大の建物の大門をくぐる。。)   (2015/12/7 12:13:21)

リズ♀帝国軍団長(帝国北方への遠征で戦火に追われながら暮らしてきた。しかも随分の国も集落も滅ぼしてきた。数々の涙も血も眺めてきた。その度に心は痛めてきた。何の罪もない女子供にまで、剣の捌きを与えてきた。そうした光景が目の前に繰り広げられていく中で、心の支えだったものは、この帝国国民の笑顔だった。この笑顔の為に、私は戦っているのだ。自分に言い聞かせるように、自分を鼓舞し、戦場での働きに冷徹なまでの判断を下してきた。今こうして、戦火を離れ故郷に戻り。平穏な空気を感じると心が落ち着く。しかし、それと同時に、わずかな疑問も沸いてくる)私が、滅ぼした国の、集落の人々と。この帝国に暮らしている人々との間に、何の違いがあるのか?(遠い目で、大きく広がった青空を見上げる)   (2015/12/7 12:20:00)

リズ♀帝国軍団長(皇帝の部屋に続く廊下の前に、新顔の衛兵が立っていた。黙って通り過ぎようとすると。目の前に剣が出てきた。衛兵はいかめしく睨みながら)失礼ですが、どなた様でしょうか?(見るとまだまだ若い男だ。整った綺麗な顔をしていた)貴様。新兵か?(少し憂いを含んだ目で衛兵を見つめて聞く)皇帝様は、おられるか?(問いただす私に。怪訝な表情を向けて。今は、不在です。御用があれば受けたまわる。疑いの表情を解かぬまま継げた)ふん。通すつもりは無いと。いう事だな?。。はは。貴様真面目なやつだな?嫌いではない。では、皇帝がお戻りになったら伝えてくれ。リズが戻りましたと(にっこり微笑みながら新兵に伝えると、新兵の顔が一気に変わった)り、リズ様でいらっしゃいましたか?。。これは、失礼したしました(恐縮して頭を下げる新兵に)顔は知らなくても。名前は知っていたか?(面白そうに新兵に顔を近づけ。)どうだ?これが「白き風」と呼ばれた、北方遠征軍団長リズの顔だ?。。綺麗か。。   (2015/12/7 12:39:58)

2015年11月21日 23時07分 ~ 2015年12月07日 12時39分 の過去ログ
【F系】戦火の大陸―本部屋Ⅰ
現在のルーム
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