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「置く迄焦らす愉悦の刻【貸し切り】」の過去ログ

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2016年08月05日 08時15分 ~ 2016年11月18日 20時43分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/8/5 08:15:44)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが入室しました♪  (2016/8/6 02:16:24)

天竜♀妖精眼の剣士(着地時は衝撃に見舞われるやも、と気を張ったが、杞憂だった。凍り付いた地面に、そっと降り立った蒼銀の巨躯の上に、立ち上がり。竜の躰を、仲良く手を繋ぎ、登ってくる二人を見下ろす。)…礼を言われる筋合いは無い。お前の用件を聞いて遣る為に、来た訳じゃないからな。……御託も無用だ。(言葉等、幾らでも、口先で飾れる、と許り。男の謝辞は――感謝も、謝罪も…誠心誠意の表れ、の心算であろう、譲歩も――丸ごと、斬って棄てた。槍遣いに据えた視線…黄色の右眼は、昂る気分を映し出し、金色に変わりつつある。三人を載せ、古代竜は、再び空へ戻る。落ちれば、無事で済まない程に、足場が悪く為るも…腰に帯びた刀に、片手を掛け乍、更に言い募った。)大体、お前の普段の、差し出がましい行動の所為で、此処に来る迄に、剣を振るったんだ。此れ以上、何一つしてやる義理は無い。……其れに、“妹君”?俺に家族等、無い。居たとしても、もう亡い。俺が生を受けてから、百は疾うに過ぎて、次の百迄も、半ばを過ぎている……生きている訳が、無――。(対峙する男の肩越しに覗く、銀灰の剣士へと、眼を滑らせる。近くで見ても尚、似ている、と想った。)【2/2】   (2016/8/6 02:18:28)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが退室しました。  (2016/8/6 02:21:40)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/8/6 02:21:56)

月虹♀剣士(槍遣いを隔て、間近で、怒りを撒き散らす剣士と、視線が重なった。)……あぁ…っ。(と同時に、強く、全身が引き寄せられる…黄金を纏う剣士の方へ。思わず、小さく悲鳴を上げて、紺色の腕へ、取り縋る。只の錯覚だったのか、一瞬で過ぎた其れに、訳が解らずに、眼を瞬かせる。唐突に、蹌踉めいたのには、男も驚いたかもしれないが。見れば、黄金の剣士は、片膝を突いている。同じ衝撃を、味わったのだろうか。黄金の女は立ち上がりつつ、忌々しげな一瞥を、槍遣いに呉れた後。身を翻し、蒼銀の頸を辿り、其の頭の方へと行って仕舞った。其処で腰を下ろしたのは、一緒に居たくないという、意思表示に他ならない。重々しい色合いの、豊かな金髪が、風に踊るのを眺めつつ、二人の言葉を、能く反芻し始める――其の前に。)……ラギ。彼れは、誰で、何処で知り合って、如何いう関係の…女だ?(一つ前の、地の星座。乙女像にて、殊、女に関しての、此の男の信用は、地に落ちている。故に、何時に無く、詳細な説明を、求めようか。余所余所しく、男の腕から手を離し乍。)【3/3】   (2016/8/6 02:24:46)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/8/6 02:25:23)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが入室しました♪  (2016/8/6 15:29:38)

ヒイラギ♂槍遣士(宙を舞い滑空する古代竜の覚束無き背中。不安定感極まりない舞台に相応しく…緊張感に塗れた灼熱と冷酷の殺気溢れる修羅場……。一直線に飛び降り逃走したくなる空気を深呼吸で肺腑に捉えて僅かに減らすと、黄金と白銀を交互に眺める。喉元に突き付けられた二本の刃を和らげる弁明の演説を開始せねばならない。前髪を指先で摘み上げ扱きながら口を開いた)…此方のティエさんは…帝都で何度か汗を流しあい突き上げ……いやいや、……斬り合い死闘を演じた仲だ……(何時もの軽口を銀色の瞳が許さぬ雰囲気を察し慌てて修正する槍遣士)…勝負に負けた俺の命を取らなかった、賞金首のティエさんの腕を見込んで…魔剣氷雷を人質に、このクエストに無理矢理お付き合いして貰ったのさ……   (2016/8/6 15:29:43)

ヒイラギ♂槍遣士…で、ティエさんの腰に結わえた魔剣雷と…ユエさんの腰にある魔剣氷……元々一本だった魔剣氷雷を如何して分割して、ユエの姉君…姉君っていうのは根拠がある……上手く説明出来ないが…雰囲気とか…太刀筋が似てるのさ……証拠なんざ勿論無いが、まあ……如何してティエを…いいや、はっきり言おう、腕立つ双子の美貌の剣士達を此処に呼び寄せねばならなかったのか、その理由は……(黄金が言葉尻に発した百年を超える孤独。色々尋ねたい部分も有ったが先ずは説明責任を果たすべき。何気無く見降ろした黒鳶色の眼下にふと映り込むのは、巨大な水瓶を担ぎ上げる乙女の宝瓶像に群がる紅玄の師団。此処までは想定の範囲内。奇襲のタイミングは黄金と白銀の憤激と疑惑を払拭してからであろう。宝瓶像の五角形を回収し、其の儘決戦の地…双魚の沼地…に竜騎士独りで雪崩れ込む戦略。槍遣士が知り得る範囲内で…彼女達に命運を託す真の目的を…シンドラに伝わる巨神伝承について話すべき瞬間が刻一刻と迫りつつあった)   (2016/8/6 15:29:59)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが退室しました。  (2016/8/6 15:30:03)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/8/9 00:42:01)

月虹♀剣士(彼方に、矢張り頂上を目指し、青い生物が、登って行くのが見えた。一足間違えれば、真っ逆様となる崖の道で、頑丈な蹄を駆使した足取りは、軽やかなもの。…伝承では、化物に驚いて、山羊とも魚とも付かないモノに、変身した神の姿だった筈だが。彼の山羊は、違い無く、姿を変えられたらしい。混乱状態を示す言葉の、語源とも為った神の代わりに、飛翔する古代竜の背中からすら、飛び降りてでも、逃げたそうな空気を発する男の貌を、背後から、覗き込む。細めた銀灰の眼は、刃の如き風情に…とは言え、未だ、冷静さは保っている。言い直しを、認める程度には。)ティエ…。賞金首……彼の、手配書の、か。(以前、酒場で見掛けた、己の似姿と思しき手配書を想い出し、漸く合点がいく。自身にも、身に覚えは在るのだが、其の悉くを、雇い主が揉み消して仕舞うから。実際に手配書が回った事は、殆ど無かった。同じ様な貌をして、賞金首とは…。人の事は言えぬとは言え、迷惑な話だが、今は、其処には触れないでおく。)姉…君?(漠然と、其の単語を繰り返す。物真似が得意で、悪戯好きな雇い主が、変化した姿で無いなら。或いは……。)   (2016/8/9 00:42:08)

月虹♀剣士(双子像の前で、男が約束してくれた、濃厚な人間関係というのは、血の絆を指していたらしい。一振りの剣を二つに分けて迄、引き合わせようと想ったのは、如何程の確信有っての事か。然し、実感等、湧いてこない。雰囲気がよく似ている、と言われても、よく似た他人としか…。只、黄金の女が発した声は、嘗ての、喉が壊れて仕舞う前の、己の声にそっくりだった。今は掠れた声しか、出せなく為って、其処は、他者には解らないかも知れないが…。其れと、否定の根拠とされた、永い時間。人間の生では、有り得ない永さを経ているのは、此の身も同じ…。)……。理由…?其れは…双子、でないと出来ない事なのか?(竜の頭の上に在り、背後で交わされる会話には、無関心貫く背中へと、懐疑の眼を向けて。槍遣いに、話の続きを促した。)   (2016/8/9 00:42:30)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/8/9 00:42:33)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが入室しました♪  (2016/8/10 14:11:57)

ヒイラギ♂槍遣士(遊女の如き装いで媚態を醸し出す純白のブラウスを身に纏うもあくまでも淡々と質問を続ける銀灰色の瞳を笑いながら見つめる紺色の槍遣士。説得は功を奏した様である。まだ憮然とした表情を浮かべる黄金の妖精にも視線を投げかけながら説明を続ける事にした)……双子じゃないと駄目なのか?と言われると……未経験の事象に対する断片的な情報から…如何にか叩き出した思い付きの仮説を…ぶっつけ本番で試みようとしているに過ぎないんだが……まあ、駄目だと決まればその時は…首を垂らして離脱するだけさ……おっと、説明の続きはちょっと待ってくれるかい?……ユエ、こいつをいつも通り宜しく頼む……。さてと、ファーブルの旦那…あの臙脂色が二つ目のでかい樹に差し掛かった辺りで…着陸を頼みまさぁ……(無言で頷くと静かに下降を開始した古代竜。高揚する気分を巫山戯た口調で発散する。立場が主人であれども、威風堂々とした老古代竜への敬意は忘れた事は無い)   (2016/8/10 14:12:03)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが退室しました。  (2016/8/10 14:12:07)

おしらせファーブル♂古代竜さんが入室しました♪  (2016/8/10 14:14:07)

ファーブル♂古代竜(背中で繰り広げられる三人の会話を聞き流しながら、出来るだけ双翼を動かさず空中静止する事に意識を集中していた古代竜。宝瓶像での作業を終えて山頂へと向かう紅玄軍団を眺めていると若造からの要請。紅と玄がまだらに混合して臙脂色様を呈した集団を注意深く眼の端で捉えながら慎重に着陸を試みる。徐々に近寄る目的地は大きな水瓶を抱えた美しい女性の像。像の真横に流れる小さな渓流に向かって結構な量の水流が水瓶の淵から勢い良く注ぎ込まれている。その光景は、道中で遭遇した巨大蒼蟹の出現地も含まれる麓まで続く雄大なる渓流瀑布水域が…此の水瓶を源泉としているかの如き錯覚に陥らせ、観る者を愉しませた)……河下から何か巨大な気配が近寄って来ている……上に居る連中と戦をするのであれば急いだ方が良さそうだぞ……(着陸を終えると背中の三人に一言だけ静かに告げた)   (2016/8/10 14:14:14)

おしらせファーブル♂古代竜さんが退室しました。  (2016/8/10 14:14:18)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/8/12 00:04:30)

月虹♀剣士(会話に加わるのは勿論、聞く事すらのも拒絶して、我不関焉、と許りの、超然とした背中を向け続ける、もう一人の女剣士を見遣った侭。怪我を負っているらしき、曲げた形で固定した、左腕を見るにつけ、同じ癒しの力は、持たぬのだろうかと、漠然と疑問が浮かぶ。)む…、では、成功しようと、失敗しようと…、其れで証明される訳では、無いのだな…、其の、双子かどうか…?(槍遣いの話の後、然う確認した。今更乍、確認する術が、在れば好いがと想うも、血縁関係が明らかに為ったとて、如何するべきか…解らない。其れでも、こんな、蟠りを此の先ずっと、残されたら堪らない。はっきりさせたいと、想った。只、識っておきたいと。…男が、何時もの水晶玉を、受け渡そうとしているのに気付いて。不安定な足許、慎重に足を運び、槍遣いの傍らへ回り込み、其の貌を見上げ。)……何、笑っている…?(微笑浮かべる槍遣いの表情に出会った。何故、笑われているのか、其の意味を捉え切れなかった女は、此れも復、疑問として並べつつ。左手に載せられた、透き通った球を、落とさぬ様に、握り込む。)【1/2】   (2016/8/12 00:04:35)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/8/12 00:04:39)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが入室しました♪  (2016/8/12 00:13:58)

天竜♀妖精眼の剣士(蒼銀の鱗の上、腰を下ろして、墜ちぬ様、其処に在る突起物――竜の耳か、其れとも角か――を、右手で掴んでいた。未だ痛みが居座る、首から吊った形の左腕が、もどかしい。耳に届くのは、槍遣いの声。能く通る声と言えど、飛行中の竜の背に在って、前方へ届くのは、古代竜が然程、速度を出していないからだろう。もう一方の嗄れた、低い女声は、殆ど聞き取れない。聞くとも無しに、背後で交わされる、途切れ途切れの会話を聞き乍、苛立ちを募らせる。自分と面差しの能く似た、銀灰の女……存在が気に障る。然し、振り向いて、今一度、貌を確かめる事は、しない。気にする素振りを、見せるのも癪だ。実際、関係無い――只、彼の男を斬って、溜飲を下げるのみ。緊張感が、眠気も疲労も、遠ざけて呉れた。其れにしても、彼の、躰を走った衝撃は、何だったのか…。無視する心算で居乍ら、振り切れずにいると、風向きが変わり、地面が近づき始めた。然うして、身構えた着地は、今度も、衝撃や危うさは無かった。槍遣いと剣士は揃って、地上へ降り立つらしい。横目にじろり、と見遣るが…存外に快適な場所からは、立ち上がりもせず。)【2/2】   (2016/8/12 00:14:40)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが退室しました。  (2016/8/12 00:14:43)

おしらせwwwwさんが入室しました♪  (2016/8/12 16:40:47)



wwww屑部屋の屑主は喧嘩相手を募集中、F系の奴等は嫌いらしいから皆んなで暴言はいとけば良いよね   (2016/8/12 16:41:58)

おしらせwwwさんが入室しました♪  (2016/8/12 17:00:10)

wwwhttp://chat.luvul.net/ChatRoom?room_id=159526   (2016/8/12 17:00:18)

www他人を上から見下した言動を吐く為の部屋   (2016/8/12 17:00:33)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、wwwwさんが自動退室しました。  (2016/8/12 17:05:52)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、wwwさんが自動退室しました。  (2016/8/12 17:21:31)

おしらせwwwwさんが入室しました♪  (2016/8/12 17:55:55)

wwwwヒイラギ > 俺は頭も顔も性格も良いけどさ( (17:22:11) ヒイラギ > 配られたカードで勝負するしかないんだからさ。 (17:21:24) ヒイラギ > それを自分から捨てるな。 (17:20:26) ヒイラギ > 人は皆、平等に与えられてるんだぜ、それぞれの人生という舞台を与えられてるんだぜ (17:19:57) ヒイラギ > 頭が悪かろうが、顔が悪かろうが、性格が悪かろうが (17:19:16)   (2016/8/12 17:56:00)

wwww屑発言   (2016/8/12 17:56:09)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、wwwwさんが自動退室しました。  (2016/8/12 18:18:08)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが入室しました♪  (2016/8/13 03:02:11)

ヒイラギ♂槍遣士…文句無しの美人二人に囲まれてるんだ…間も無く葬式場に突撃しようとも…笑みが自然とこぼれるもの…(水瓶像の瞳差しに従い、緑色の五角形タイルを回収する。百八煩悩…の角度に拡がる五つの頂点に槍遣士の右手指先を添えて優しく握り込むと、大きな黒鳶色の眼を細めて観察する)……手のひらサイズのタイル、か……。……足りない箇所は……どうするかな……。……さてと、何時もの薀蓄を宜しく頼むぜユエ……おっと、美人は三人だったみたいだな……(石像真横の渓流を眩しそうに眺める。先程古代竜が注意喚起した気配の正体であろう、第四の星宮より此処まで這い登って来た蒼き巨大な蟹。その背中に眼を凝らすと水瓶を担ぐ蒼き乙女が姿を現した)…弁慶蟹の背中に乗るは牛若ではなく、うら若き乙女……蟹の背中に張り付いて…水を噴き散らす……藤壺(フジツボ)の中宮、なんてな……(空洞眼に水晶を装填し終えた女剣士に近寄ると緑色のタイルを手渡す。氷柱と見間違う如き静謐で透明感のあるか細い白魚の指先には、古の時代からやって来た濃い緑色の色調がよく映えた)……さてと、シンドラの巨神伝承について…ファーブルの旦那から聞いた言い伝えなんだが……   (2016/8/13 03:02:32)

ヒイラギ♂槍遣士…(古代竜の頭上で未だ不貞腐れる妖精に近寄りながら話を始めた)【1/2】   (2016/8/13 03:03:05)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが退室しました。  (2016/8/13 03:03:08)

おしらせファーブル♂竜騎士さんが入室しました♪  (2016/8/15 21:58:36)

ファーブル♂竜騎士…ふぁっ…ふぁ、…ふぁあっくしょんっ……(奇襲先制攻撃の瞬間が間も無く訪れる。凍えた巨躯に熱き血潮を漲らせんと小さく深呼吸した瞬間、鼻の奥に生じた違和感。巨大な瞼を慌てて閉じて鬼の形相で堪えるも間に合わず、頭上に座り込む妖精を振り払い落としながら……巨大な喉で増幅される、古代の年寄りらしい…白き山奥の発破と聞き間違う如き爆音を轟かせた。一心不乱に頂上を目指す蒼巨蟹と水瓶乙女が一瞬よろける程に。二つ向こうの丘を進軍中の臙脂色達が立ち止まり此方方面を降り仰ぐ。発見されてしまった。)   (2016/8/15 21:58:44)

ファーブル♂竜騎士…済まない…巨神伝承について説明する前に…とにかく仕掛けるぞ……麗しき御二人は先ずは儂の懐へ…(巨大な右腕で転がり落ちた黄金を素早く抱き上げ、左腕を白銀に差し出して抱き上げる。臙脂色の中央から召喚された紅蓮の焔を見つめながら太い後ろ脚を叩き付けると全力で凍える平原を蹴り上げた。妖精の占拠していた竜頭陣は苦笑いする槍遣士に取り代わられ、占領旗掲揚の挨拶と言わんばかりの一撃…奇襲失敗の叱責と緊張緩和も兼ねた長槍の柄でガツンと小突かれた。紺痩身と一心同体と化していく蒼銀色の鱗輝く太い両腕で大切な存在を抱え込んで防衛しながら、奇襲が発覚した処でその俊敏さと殲滅力に何の支障もなき竜騎士は迷いなく出撃するのであった)【2/3】   (2016/8/15 22:01:17)

おしらせファーブル♂竜騎士さんが退室しました。  (2016/8/15 22:01:29)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/8/16 21:15:23)

月虹♀剣士(槍遣いの、相も変わらぬ言には、少し呆れて。少し…胸の奥に、ちり、と焼ける様な、痛みを覚える。美人と呼ばれるのには、若干の抵抗と、擽ったさを感じる。が、同じ様な顔の、其れも、囲んでいるとは、到底言い難い距離感の女と、同列に語られるのには、抵抗を超えて反発、すら。其の気持ちの所以も解らず、晴れぬ気分は其の侭に、古代竜の背を降り、水瓶を肩に担ぐ乙女像の前へ立つ。像の片目の視線を辿り、床からタイルを掘り出す槍遣いを背に。空虚な片方の眼窩に、受け取った水晶を入れ、掌で塞ぎ、新たな眼と化すのを待つ。)…今迄の処、2枚足りなかったな。……先を行く連中が、持っている可能性も、有る…のか?(背後からの声に、応える様に呟く。答えは、対峙してみれば、或いは退治してみれば、判るだろう。何時もの蘊蓄を、と言われれば、乙女の像の肩、止めど無く清流を渓流へ注ぐ水瓶を、見詰めて。)……己の属する組織への、責任を果たした後が、水瓶座。…集団から解放されて、あらゆる枠組みを超えて、もっと…普遍の道理を知り、真の自由を手に入れる、風の星座。   (2016/8/16 21:16:18)

月虹♀剣士……水は、感情を意味するそうだが。水瓶の者は、水を扱っても、其の手は、乾いているんだ。(像の眼窩を押さえていた掌に、冷たい物が触れる。何事も無かった様に、眼を取り戻した乙女から、手を離す。そして、渓流を這い上ってきた、巨大な気配を振り返った。三人目の美人を、己の眼で確かめて、肩を竦めた。黒鳶色の眼に適う美女なら、意思の疎通も侭為らぬ存在でも、構わないらしい。歩み寄ってきた男に、手を差し出して、緑のタイルを受け取る。能く改めてから、ポシェットへと、仕舞い込んで。巨神の話、語り始めようとする槍遣いに、続いて歩き、蒼銀の古代竜の許に戻る。)……っ…!?(顔を顰めて、数瞬を其の侭耐えた竜が、轟音を発した。同時に吹き荒ぶ爆風に、思わず、腰を落として身構える。竜の頭を居場所としていた、黄金の剣士が転がり落ちるも、猫の様に、躰を捻って難なく着地するのが見えた。)   (2016/8/16 21:16:26)

月虹♀剣士…わ、解った。……ファーブルも、風邪を引いたりするのか?(今ので、標的から見付けられたらしい。竜の手に、素早く滑り込み乍、貌を見上げる。…下からは、喉と顎しか、見えないが。他方の竜の手に、捕らえられた黄金の方が、“離せっ、此の侭置いて行けば好いだろうが!”等と、怒りの声を上げていたから、掠れた声は届いたか如何か。)   (2016/8/16 21:16:31)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/8/16 21:16:38)

おしらせヒイラギ(屑)を晒すさんが入室しました♪  (2016/8/17 22:33:41)

ヒイラギ(屑)を晒す屑部屋   (2016/8/17 22:33:48)

ヒイラギ(屑)を晒す 屑主の屑部屋 > http://chat.luvul.net/ChatRoom?guid=ON&room_id=163144 (22:28:42)   (2016/8/17 22:34:03)

ヒイラギ(屑)を晒す本当に屑だよなwww   (2016/8/17 22:34:13)

ヒイラギ(屑)を晒す ヒイラギ > まあ、ヒイラギさんと呼称した事は評価してやる (8/15 09:54:21) ヒイラギ > 面識もないおっさんから学ぶ事はないから二度と来るな無礼者   (2016/8/17 22:34:29)

ヒイラギ(屑)を晒す ヒイラギ > まあ、ヒイラギさんと呼称した事は評価してやる (8/15 09:54:21) ヒイラギ > 面識もないおっさんから学ぶ事はないから二度と来るな無礼者   (2016/8/17 22:34:32)

ヒイラギ(屑)を晒すおっと、二回貼ったか。まあ、屑部屋だから良いやwww   (2016/8/17 22:34:50)

ヒイラギ(屑)を晒す注意されてもこの反応ww   (2016/8/17 22:34:59)

ヒイラギ(屑)を晒す自分が正しいとしか思ってないよなww   (2016/8/17 22:35:10)

ヒイラギ(屑)を晒す頭沸いてんだろww   (2016/8/17 22:35:22)

ヒイラギ(屑)を晒すその癖やってる事は特定さん作りかなwww   (2016/8/17 22:35:36)

ヒイラギ(屑)を晒す幾つも同じ様な部屋たてる理由は何ですかーww   (2016/8/17 22:35:50)

ヒイラギ(屑)を晒すまあ、雑談部屋は作らないとなww   (2016/8/17 22:36:00)

ヒイラギ(屑)を晒すだって、屑の入れる他の雑談部屋とか無いもんwww   (2016/8/17 22:36:21)

ヒイラギ(屑)を晒す嫌われ者ww   (2016/8/17 22:36:25)

ヒイラギ(屑)を晒す他の人は普通だよなwこいつが頭おかしいだけww   (2016/8/17 22:36:38)

ヒイラギ(屑)を晒す意味不明な自分の意見を押し付けるだけw会話じゃ無いからwww   (2016/8/17 22:36:55)

ヒイラギ(屑)を晒すキモいボールをひたすら投げてくる奴と誰が相手すんだよwww   (2016/8/17 22:37:14)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ヒイラギ(屑)を晒すさんが自動退室しました。  (2016/8/18 00:20:54)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ヒイラギ(屑)を晒すさんが自動退室しました。  (2016/8/18 00:21:01)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ヒイラギ(屑)を晒すさんが自動退室しました。  (2016/8/18 00:20:52)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ヒイラギ(屑)を晒すさんが自動退室しました。  (2016/8/18 00:21:07)

おしらせ聖者レッドさんが入室しました♪  (2016/8/20 15:48:26)

聖者レッド …竜騎士、だと?…(轟き渡る爆音に振り仰げば突如出現した脅威に眼を疑う。此方が気付いた事に気付かれた。隣で未だ呆然とする玄僧侶に一言告げた)…直ぐに向かって来るぞ…俺は迎撃に向かう…一刻も早くブルー様の元へ駆け付けて、22の水晶眼を届けてくれ…巨神様が復活すれば…きっと竜騎士など……きっと…(動揺を隠し切れずに自嘲の笑みを浮かべながら右手を掲げる。紅の焔が渦巻くその災厄の中心地から飛び出したのは、紅蓮の双翼と鋭い嘴。優雅に羽ばたく背に飛び乗ると同時に朱雀は迷わず宙へと躍り出た)…蒼い竜騎士、か…ブルー様の青龍なら兎も角……まあ、聖者であれども何れは必衰……(心に忍び寄る敗北と終焉の予感。それでも一矢報いたい。みるみる狭まる巨大な蒼銀色であったが、その右腕の中には何やら必死で暴れて抵抗する女人の姿。此処が突破口、或いは誘い込みの罠であろうとも決めたのは己。玉砕箇所を定めた聖者は紅い焔を撒き散らす閃光と化して一気に突撃した)   (2016/8/20 15:48:36)

おしらせ聖者レッドさんが退室しました。  (2016/8/20 15:48:44)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが入室しました♪  (2016/8/23 18:43:59)

天竜♀妖精眼の剣士(地面に、何とか降り立ったが早いか、古代竜が手を伸ばしてきた。蒼銀の鱗で覆われて、硬そうに見える巨きな手だが、しなやかに動き、女剣士を捕らえる。当然の権利として、声高に解放を要求するも、返ってくる言葉は、無し。古代竜は道中、高速飛行中の呟きさえ拾った、感度の良い耳だから、聞こえない筈は無いのだが。そうして、逃げ出す間も与えられずに、空の高みへと、連れられた。あっという間に、遥かに遠ざかる地面に、一瞬、言葉を失う。然し、頭上から降ってきた、硬質な打擲音に励まされ、再び、抵抗を試みた。)何も手伝わぬ!と、ずっと言っているのに、何で俺まで連れて行くんだ。早く降ろせ!(能く能く人の話を聞かない、似合いの主従である。蒼銀の手から、抜け出そうと踠 く内に、地上で二手に別れる、赤と黒が目に入った。一方は、黒を筆頭とする集団であり乍、余程の統率が取れているのだろう、するすると山頂方面へ、滑る様に移動していく。残る一人…赤い者。掲げた掌から、鮮烈な紅が噴き上がる。)   (2016/8/23 18:47:55)

天竜♀妖精眼の剣士(炎の旋風と化した其処から、舞い上がる巨きな怪鳥。其の背に、生み出した赤い男を載せて、強く羽搏き、此方へ向かってくるのに気付く。真っ直ぐ、黄金の髪の女剣士の方へ。竜の左手に抱かれる、銀灰の方は、其の身の色の薄さの所為か、はたまた身を預ける大人しさ所以か、赤の一対からは気付かれてすら、いないかもしれず。だからと言って、無抵抗に的に為ってやる心算はない。遠慮無く、竜の指を蹴り飛ばす。)っ…、此の指を退けろっ。(其れで、気の良い古代竜に、大した痛みを与えたとも想えないが、落とされぬ程度に、器用に緩められた指の中。己の動かぬ左腕の下に帯びた二振りの内、黄金の剣身を持つ魔剣を抜き放った。)其れ以上近付くなら、只で置かぬぞ。(相手の事情も知らぬ侭に、電光纏う剣の切っ先を向けての一言。八つ当たりめいた響きの雑じる、此の声が、赤の男に届いたかどうか、届いたからとて、一考する余裕があるか否かも、関係ない。突撃仕掛けてくる紅き鳥が、急停止する筈も無いから、宣言から間髪入れず、眩い光を右手の剣から放つ。狙いは、逸れたかに見えるだろうか、…彼方を目指す、黒の集団へと雷が迸る。)   (2016/8/23 18:50:59)

天竜♀妖精眼の剣士【1/2、2/2書き忘れてしまいました。今ターンは以上にて。】   (2016/8/23 18:51:43)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが退室しました。  (2016/8/23 18:51:47)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが入室しました♪  (2016/8/25 11:06:31)

ヒイラギ♂竜騎士(召喚した朱雀と運命を共にする玉砕覚悟の迷いなき眼付き。狙いを察した古代竜は右腕を庇い巨躯を捻り迎撃準備を始める、と同時に宙を切り裂き急加速し続ける足元、蒼銀色の鎌首が突如しなやかに持ち上げられる。前傾姿勢で両膝を曲げると撃ち降ろされた脛骨の動きに呼吸を合わせて飛び出した)……悪いな、お洒落な新型快速急行には意地でも敗けられない旧式蒸気機関車…常軌を逸した爺なんだ……(両手で構えた長槍の穂先は正確無比な精度をもって聖者の喉笛を貫き通す。空中へと一撃離脱した竜騎士を憎しみ睨みつける朱雀を、事切れた召喚主の向かった先に追随させる思い遣り…横一文字に薙ぎ払う蒼銀色一閃…太尾の一撃は紅い蝋燭の骨芯を木端微塵に粉砕。ダラリと頭を垂れて脚下の氷平原へと急転墜落していく、荼毘に伏した怪鳥を尻眼にしながら龍頭に着地して再び一体化する竜騎士)   (2016/8/25 11:09:43)

ヒイラギ♂竜騎士…おいおい、旗まで黒焦げじゃないかあいつら…って元々か……、御手柔らかに頼むぜ……(右腕の中に拘束され共闘を拒否しながらも魔剣を振りかざした妖精剣士の結果共闘行為に苦笑しながら、落雷現場へと急降下する一行であった)   (2016/8/25 11:10:57)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが退室しました。  (2016/8/25 11:11:08)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが入室しました♪  (2016/8/26 01:06:39)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/8/26 01:07:16)

月虹♀剣士(古代竜の掌に包まれた、安全な居場所だったから、近くから迸った、雷光に、無防備を突かれた意識と眼が眩んだ。明滅する視界の中で、一陣の風と化す、紺色の槍遣いを見た。竜が頭を打ち振るうのと、槍遣いが宙へ踊り出るのが、拍子を取ったかの様に、ぴたりと合っていた。竜の力を我が物にし、まっしぐらに、紅蓮へと突き進む二又の槍は、赤い男の喉に吸い込まれていく。其の、数瞬の出来事を、焼き付けるが如く、眩んだ眼で只、見詰めていた。蒼い煌きが、水平に駆け抜ける。主を喪った鳳を葬り去る、柔靭な尾の一撃だった。然うと、認識した時には、総て終わっていて、赤の一対は、引き寄せられる侭に、大地へ還っていく許。)……あ…、…ファーブル、腰の痛みは、大丈夫なのか…?(瞬きを繰り返し乍、投げ掛けた間の抜けた疑問は、初めて逢った時、槍遣いから、腰痛を持病としていると、揶揄されていたのを想い出しての事。屹度、今のは、負担が掛かったに違いない、と勝手に推測し。己の髪を一束、黒革に包まれた手に巻き付けて、護る様に剣士を包む、竜の手の上に重ねた。癒しの力が、古代竜の巨躯にどれ程及ぶのかは、解らなかったが。)   (2016/8/26 01:07:33)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/8/26 01:07:37)

天竜♀妖精眼の剣士(目前に迫る朱雀に向けて、次の一撃を放つ前に、片を付けられて仕舞った。墜ちていく赤を、ちら、とだけ見遣る。ああすれば、味方を攻撃されたと、怯むかと、想ったのだが。)……断る。(振ってきた男の声には、にべも無い応えを返し。蒼銀の天つ風は、滑空を始め、雷公の降りた地に向かっていく。遥かに見えていた黒の集団は、近付くに連れて、動くものと動かぬものが、入り乱れいるのが解る。浮足立っている様に見えた。腹癒せの結果、としては、まずまずだろうか。尚も、ちらちらと、電光を放つ黄金の刃を、鞘に納めつつ。昏い悦びに、唇が緩く弧を描いた。)   (2016/8/26 01:07:48)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが退室しました。  (2016/8/26 01:07:52)

おしらせ聖者ブラックさんが入室しました♪  (2016/9/4 11:20:54)

聖者ブラック(蒼銀色の竜騎士という脅威に対して瞬時に下された紅人の冷静な判断に従い、恥もへったくれもなく一目散に踵を返して逃走を続ける。一刻も早く4聖者筆頭の実力者ブルーにこの事態を伝えて、何が何でも巨神を復活させねばならない。背後から迫り来る疾風の奏でる旋律音は徐々にその激しさを増してくる……振り返らずとも解る……玉砕覚悟の特攻を選択した紅人の雄姿を思い描き、己の眼頭をその紅蓮の焔に煽られた様に熱く潤ませた次の瞬間、視界は一転して眩い黄金の光に包まれた)…ぐわぁあぁああっっ…‼ (瞬時に召喚した巨大な漆黒の化け亀、玄武の擡げた長鎌首を避雷針と化して直撃を回避する。しかし大凡半分近い僧兵達は、突如襲い掛かって来た落雷の齎した衝撃で雲霧飛散し、完全に戦意喪失していた。それでも決して振り返る事なく黙々と逃走劇を続ける玄人とその部下達で構成される玄旗集団。竜騎士の嘴爪に捕まればそれで終わりだと細胞の隅々まで確信しているのだ。落雷の衝撃からどうにか立ち直った巨大な玄武、召喚主に太尾を向けた体勢で竜騎士の前に巨躯を構えると大嘴を開放して、喉奥から砂塵に塗れた激しい吐息を炸裂させた)   (2016/9/4 11:20:58)

おしらせ聖者ブラックさんが退室しました。  (2016/9/4 11:21:12)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが入室しました♪  (2016/9/4 11:21:29)

ヒイラギ♂槍遣士(瞬く間に妖精の解き放った落雷現場に飛来した竜騎士一行。呻き声を漏らした僧兵共には眼もくれずに、勇敢に立ち塞がる巨躯の化亀に敬意を評して一気に間合いを詰める。慢性腰痛を抱えた箇所に銀灰色の施しを受けて気分爽快な古代竜もまた、玄武と呼応する様に大嘴を開放すると、言葉通り竜巻とでも言うべき巨大に渦巻く真空波を放射した。まるでヒノモト南部名物の熱帯性低気圧と見間違うが如き、その強烈無比な勢いを頼みに玄武の砂塵吐息を完全に迎撃してしまった。自ら放った砂塵を眼潰し代わりに浴びせられて悲鳴を漏らす玄武の巨大な亀頭に向かって颯爽と飛び移った竜騎士は、頑丈な頭蓋骨の中心にある僅かな隙間を捉えた二又の長槍を以て、脳髄を抉じ開け食する様に一撃で叩き割った)…   (2016/9/4 11:21:44)

ヒイラギ♂槍遣士…さあて、……急いであそこに居るちびくろさんぼ達を追い越さないとだな……翠の傘の下に入っちまう前に……(必殺の一撃を喰らって大地に氷煙を撒き散らし崩れ落ちる寸前の亀頭を踏み台に大跳躍して、再び竜頭に飛び移った竜騎士は2つ目の丘の頂上に間も無く到着する玄旗集団を眼で追い掛けた。丘の先に拡がるのは此の旅の終点に相応しい、禍々しき雰囲気に澱んだ池沼。蒼き生き物の姿…険しき大丘陵を登り終えた巨大な磨羯の姿…、そして池沼から静かに溢れる渓流には滝登りを終えた巨蟹と水瓶乙女の姿。蒼獣十二宮殿のうちユエ一行にその姿をみせた九匹が蒼白い閃光を天に向かい放出しながら一ヶ所に集結する其処は、池沼の畔に浮かび上がる巨大な蒼き魔法陣。そして蒼獣最後の一匹…帝都にて先日、女剣士と槍遣士が護衛を行った蒼き双魚マスヒロヤマは、魔法陣の中央にて喧々諤々と鯰髭に覆われた分厚い唇内から泡を飛ばして抗議している模様。その魚眼が睨み付ける3名は……余裕と侮蔑の表情を浮かべる聖者ブルー……、状況が呑み込めず痴呆の表情を浮かべる愚息ハブテル…そして)   (2016/9/4 11:22:45)

ヒイラギ♂槍遣士(…そして妖艶な笑みを浮かべて時にわざとらしく聖者に寄り添うその女性は、頭上より覆い被さる翠の傘…木漏れ日から見間違うが如き八百万の触手群を従えた、伏魔殿の大御所モリンピックとの権力闘争に明け暮れる現在、南国グリーンプールに外交遠征活動中であった筈の新土地神、翠の女王リリウムその人であった)   (2016/9/4 11:29:50)

ヒイラギ♂槍遣士【1/2】   (2016/9/4 11:30:13)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが退室しました。  (2016/9/4 11:30:17)

おしらせ愚息ハブテルさんが入室しました♪  (2016/9/4 19:44:32)

愚息ハブテル(帝都土地神戦局の敗北責任を取った、というよりも寧ろ責任逃れにその場を逃げ出した愚息であったが、厳父から呼び出されるがままに従い、此処最果ての北の僻地までやって来た。敗北の北は方角ではなく敵対反目する者二人が背を向け合う様を現しているらしいが、生まれて此の方敵対どころか厳父の背中ばかりを眺め続け庇護されていた愚息には、土地神戦にて要請されるがままに応援演説をした我陣営の蒼双魚が厳父に対して激情に駆られている理由も、勝手に戦局に出向いた裏切り者として制裁の罵詈雑言を浴びせかけ、涙ぐんでいた筈のアルラウネが厳父に擦り寄り媚態を醸し出す理由もまるで理解出来なかった。続々と集結する蒼き巨大な獣達。目の前に居るハブテル自身には唯の一瞥もくれずに、厳父と翠の女王を交互に睨み付けては延々と罵倒を続ける蒼双魚が此の地出身である事だけは知っていた。)   (2016/9/4 19:44:36)

おしらせ愚息ハブテルさんが退室しました。  (2016/9/4 19:44:49)

おしらせマスヒロヤマ♂蒼双魚さんが入室しました♪  (2016/9/4 19:45:07)

マスヒロヤマ♂蒼双魚…私を…此の私を当て馬にしてその女に勝利をもたらした遣り方は断じて許せない……、西のホムンクルス・ハシモの言う通り…あの場で貴様を叱責すべきだったが…最早全ては後の祭りだ……、そして何よりも…、『厚化粧は私の日焼け止め対策です』などと世間の失笑を買いながらも最後まで貴方の仕打ちを笑顔でフォローした己自身の愚行に…此の腸が煮えくり返る……(濁った魚眼を三角に吊り上げて水飛沫を撒き散らしながら演説を続ける蒼双魚。此れ程の情熱家だったとは。此の熱意をもっと都民に披露すべきであったのかもしれない。演説が終わると聖者は老体から立ち昇る)…さあ、言いたい事は全て言い尽くした…その余裕綽々の太々しき態度を最後まで貫きおって……、いつまでも太陽の季節など過ごさせはしない……眼にものをみせてくれるわっ………(わなわなと震える巨躯。蒼双魚の背後の池沼が突如激しく波打ち始める。永年君臨した池沼の主が憤怒の大津波を召喚し始めたのだ。 此れまで歪んだ笑みを絶やさなかった聖者と翠の女王であったが、池沼の畔に集結した蒼獣達の佇む魔法陣に一瞥をくれると肩を竦めて一歩前に出て、何やら怪しげな呪文を唱え始めるのであった)   (2016/9/4 19:45:25)

おしらせマスヒロヤマ♂蒼双魚さんが退室しました。  (2016/9/4 19:45:31)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/9/5 23:05:26)

月虹♀剣士(我が身を預けている竜の、強靭な羽搏きから察するに、癒しの力は、少なくとも異質な障害と為っている様な事は、無さそうだ。鱗の手の上に、掌を置いた侭。眩んで、ちらつく光を抑えようと、ぎゅ、と固く眼を瞑り。眩暈を打ち払おうと、努める。其の、僅かな間に顕現した巨大な玄き亀が、夥しい砂嵐を吐き出した。風塵が及ぶより先に、蒼銀の竜が、迎え撃つ烈風。余波の風に煽られ、長い長い銀灰の髪は、四方に弄られた。眼を開ける処ではない。故に、突如上がった轟音が、己の吐き出した砂を浴び、更に凄まじい風を浴びて、玄武の喉から迸ったものであることも、唐突に其れが止んだのは、竜騎士が其の手なる長槍で、巨獣を永久に黙らせたからであることも、眼にすることなく。恐る恐る眼を開ける頃には、澱んだ沼地に差し掛かっていた。正常に取り戻した視界に、青々とした光が立ち昇る。其の眼下に望むのは、蒼い獣達が、一堂に会している不穏な光景。何れも、其々を象徴する像の傍で、既に見た姿許りだった。詰まり、出現を確認出来なかった美しき双生児、及び偉丈夫の姿は、此処にも無い。)   (2016/9/5 23:07:24)

月虹♀剣士(そして、銀灰の眼が、蒼い生物たちの内の一つ、――未だ其の像に達していないが、見覚えのある――怪魚の姿を捉えた。)彼奴……、怪魚は、此の獣達の仲間だったのか!?(驚きの声は、風に攫われたから、竜の頭上に居る槍遣いには、届かなかっただろう。彼の怪魚は、つい先日、土地神戦を支援する依頼の依頼主として、選んだ候補者だった。土地神の候補は、何れも、鮮やかな体色をしていたから。魚なら蒼くても不思議は無い故に、然う言う物だと想っていた。己の不明を密かに恥じつつ、怪魚を眺めると、言い争う…と言うよりは、一方的に相手を詰っている様子。其の相手の二人共、傍にぼんやりと立ち尽くす男にも、見覚えが在る。斯様な場へ来て迄、場外乱闘をしていたのか、と少し呆れた。と、同時に、懸念を抱く。)……今迄、タイルを取り出すと、彼れらが現れていた。すると、双魚宮のタイルは、何者かが持ち去った後…という事か?…(然うだとすれば、持っている者を探して、取り上げる算段もしなくてはならないのではないか。少々厄介な事だと、呟いて。)   (2016/9/5 23:08:01)

月虹♀剣士(ふと、右手の方を見て、ぎょっと眼を見開いた。黄金の髪の剣士は、緩く開いた竜の指を足掛かりに、登ったらしい。蒼銀の腕に、己が腕を回して、掴まれぬよう、其の指の上に立っていた。金と紅の眼は、下方を顧みている。視線の先を辿ると、黒の集団が一心不乱に駆ける姿。如何やら、獲物と見定めたらしい。今にも飛び降りそうな、黄金の女の様子に、眉根を寄せた。)   (2016/9/5 23:08:10)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/9/5 23:08:14)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが入室しました♪  (2016/9/10 05:26:34)

ヒイラギ♂竜騎士(周囲の状況を把握する。青聖者の掌から瞬時に放たれた衝撃波を鰓腑に喰らい血反吐に塗れる蒼双魚。逃げ惑う玄聖者が懐から取り出し両手に抱える道具袋から漏れ輝くは濁った怪光。池沼の傍に構える双魚の石像…其処にあるべき魔力に満ち溢れた眼球水晶は見当たらない。訝しみながらふと愚息を見やると掌から濁った怪光が漏れている。奇襲攻撃の機会は訪れた。古代竜に掌内捕縛された二人の女剣士を開放せんと眼下に注目すれば、古代竜の巨大な胴体に癒しの念を送り込んで戦闘態勢を補佐する銀灰色と、合図を待たずに自力で指の隙間から抜け出し積極的戦線突撃を目論む黄金妖精の様子を交互に見比べて独り苦笑する。同じ双子であれども、此れだけ違うものなのか。大人数の雑魚共を束ねる玄人は黄金に、青首領の傍に護衛される愚息は銀灰に任せる事にした)   (2016/9/10 05:26:41)

ヒイラギ♂竜騎士…ティエはちびくろさんぼの抱えたビー玉袋を…、ユエは御坊ちゃまが手に持ってるビー玉を奪って……俺には構わずに、あそこの魔法陣の中で蒼獣達と戯れながら…10枚の五角形パネルを組み立てる準備を始めてくれ…。……俺はあのスパルタ爺さんと翠の土地神から蒼双魚を…恒例の好色戦局違反容疑を掛けられたカラテカを護衛して……すぐにお前たちと合流するつもりだ………(竜騎士が声を張り上げると同時に、急降下して大地に接近して水平飛行を続ける古代竜の掌はタラップ宜しく優雅に差し出され、それぞれ任命された標的目掛けて二人の美女は開放された。愚息の真横で蒼双魚に制裁を加え始めた聖者ブルーであったが、突如前触れもなく出現した蒼銀色の巨躯を一瞥すると迷いなくその場を飛び退き、瞬時に召喚した神々しき青銀色の龍を以てして対峙する。その墨絵で描いた白雲の如き威厳と年季に満ちた白髪に埋もれた巨龍頭に仁王立ちしたまま、可笑しくて堪らないとばかりに愉悦の表情を浮かべ、両手を拡げて前方に掲げた。政敵を惑わせ凋落する得意の布陣である)   (2016/9/10 05:27:09)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが退室しました。  (2016/9/10 05:27:16)

おしらせ聖者ブルーさんが入室しました♪  (2016/9/10 05:27:51)

聖者ブルー(太い眉を顰めて状況把握に努める聖者。竜騎士が背後に庇うは血反吐塗れの蒼双魚。やや首を傾げながら滑らかな演説を開始した)…此れは此れは…とんだ律儀な護衛者がこんな処まで……あるいは未払い賃金の回収かな?……若き竜騎士殿…、貴殿が庇っておられるそこのマスヒロヤマ殿はロックハンドの借款疑惑、土地神戦の敗北責任を逃れて、こんな最北の地にまで落ち延び、逃げ延びたのだ……、あの疑惑の総合商社、政治雄ドゥンの期待に応える事の出来なかったこの男を、担ぎ上げた者代表として責任を取らせる処から真の帝都改革は開始されていく…。君たち未来ある若者を導くのは、年老いた私や政治雄ドゥンなどではなく、此の翠の女王こそが相応しい……マスヒロヤマ氏の最後を見届けるべく、忙しい合間を縫って此処にわざわざ御出で下さったのだ……帝都の繁栄を願っている貴殿が護衛すべきは此の翠の女王であるべきだろう……さあ、納得したら其処をどいてくれたまえ……   (2016/9/10 05:27:56)

おしらせ聖者ブルーさんが退室しました。  (2016/9/10 05:28:14)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが入室しました♪  (2016/9/10 05:28:26)

ヒイラギ♂竜騎士…ふざけるな……手品のタネは割れてるんだ……(黒鳶色の眼は怒りに燃えて老獪な狸を睨み付ける)…ロックハンドの借款も土地神戦の流れも全てあんたの筋書き通りだろう。あんたは土地神リリウムの勝利を盤石にする為にマスヒロヤマの応援演説を買って出たのさ。帝都民の不満と怨嗟を焙り出す試金石としてリリウム劇場を演出したんだ。愚息ハブテルの大失脚を盾にすれば誰もあんたを疑う事はない。次の手は帝都内から出現する勇敢で高潔で愚直なリリウム協力者…つまりドゥン反対派とその証拠物件を抑え込んで一気に始末する算段なんだろう。……この上なく薄汚く黴臭い陰謀だ…(両手で握り締めた長槍を一直線に構えると低い声で断言した)……お前は政治雄ドゥンの犬で、其処の翠の女王は愚直な反体制派を垂らし込んで始末する為の薄汚い看板だ。聖者ブルーの秘密は残らずバレたんだよ……   (2016/9/10 05:28:30)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが退室しました。  (2016/9/10 05:28:35)

おしらせ聖者ブルーさんが入室しました♪  (2016/9/10 05:46:53)

聖者ブルー…そうか、そこまで解っているのならやむを得ない……全てを解った上で土地神リリウムの元で働く気は……無いんだろうな……人生は短い…年老いれば必ず今の選択肢を後悔するのだぞ……それもまあ、生命を粗雑にして己の魂に準ずる冒険者とやらの狂った生癖か……(安定した高収入雇用確約の誘惑になど従う筈もない薄笑いを浮かべて長槍を構える竜騎士と嘴を半開きにして全身の闘気を高める古代竜。聖者はふと眼下に傘下された黄金・白銀の美女剣士達が瞬く間に略奪し終えた二十四の瞳…十二の獣石像エネルギーに満ち溢れた瑠璃珠…そして白銀が懐から取り出し始めた五角形パネルを眺めて眉を顰める)……貴様、どういうつもりだ?……、そうか、この蒼巨大の獣達の大集結は貴様が……、一体どうやって……、そうか、貴様は自らを犠牲にして、天秤の遣いを気取っているのか……(魔法陣に描かれた陰陽の紋章に従って移動を開始する蒼き獣の集団。白羊…化牛…巨獅子…人馬…磨羯の五頭は白を基調とする   (2016/9/10 05:47:45)

聖者ブルー陽の紋章に向かってティエとユエを押しやっていく。巨蟹…天乙女…魔蠍…水瓶乙女は意識朦朧とする血反吐塗れの蒼双魚の元へと集結し、その周囲を取り囲み始めた)…面白い、魅せて貰おうか…光と闇の巨神様を召喚し損ない、無様に朽ち果てる姿を………   (2016/9/10 05:48:05)

おしらせ聖者ブルーさんが退室しました。  (2016/9/10 05:48:12)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが入室しました♪  (2016/9/13 01:47:45)

天竜♀妖精眼の剣士(竜が降下体勢に入ったのだろう、頬に触れる風が、変わるのを感じた。折しも、狙い定めた赤黒混合集団を、追い抜いた処で、都合が好い。みるみる近くなる地面を見詰め、頃合いを計る。)誰が、お前の言う事を聞いて遣る、と言った?(上から降ってきた男の声には、皮肉げな嗤いと共に、反抗の言葉を唇に載せ。無事に降りられると踏んだ処で、足許の硬く大きな指を蹴って、飛び降りた。漆黒の衣服が、風を孕んではためく中、前傾姿勢を取る。地に触れた瞬間に、右腕右肩から左腰へと、斜めに軸を取った前転をし、衝撃を逃がす。頸から吊った左腕が、乱暴な脱出に悲鳴を上げたが、奥歯を噛み締め、痛みを堪える。転がった先で勢いを利用して立ち上がり、獲物を探して妖精眼を走らせた。閃光を放つ魔法陣を目掛け、一目散に駆ける赤黒入り乱れた集団は、直線上に現れた女剣士を避けようも無く。復、女一人、と侮っているのか、避ける様子も無い。然う、と認識したと同時、走り出していた。夜を徹して、竜の背に乗り飛び続けた、疲労も睡気も何処へやら。只、一瞬でも早く、速く、斬りたい。槍遣いの言は関係無い。…こんなものは、鬱憤晴らしに過ぎないのだが。)【1/n】   (2016/9/13 01:48:57)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが退室しました。  (2016/9/13 01:49:31)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/9/14 08:19:40)

月虹♀剣士(先に、地上へと舞い降りた、黄金の髪の剣士が見せた、挑戦的な表情。気に掛かったものの、目標へ向けて、真直ぐ駆けて行く姿を、意識から追い遣る。女剣士の身を護っていた古代竜の指が、地上すれすれに差し伸ばされ、解けていく。鞦韆から跳び下りる様な軽さで、緩い弧を描き、銀灰の女剣士の両脚が、大地を踏み締めた。竜騎士が向かう先、其処に剣士に任された、聖者の息子の姿も在る。頭上を飛び越えて行った蒼銀の巨躯が、余りにも目立つから、女に気を払う者も無いだろう。然し、其の場に留まった侭、ゆるりと呼吸を繰り返し。殺気を漲らせた、黄金の女剣士とは対照的に、己の気配を消していく。然うし、薄い影の如く、銀灰がするすると地表を滑る様に、動き。青の聖者と、其の青き召喚獣が、蒼い竜騎士と対峙する脇を、擦り抜け。状況を読み切れずに呆然たる表情晒す、聖者の息子の背後へ回り込んだ。)…其の宝玉、貰い受けるぞ。(鞘走る、微かで涼やかな音と共に。ひそり、と落とした女の掠れ声に、跳び上がる男に向けて、腰から抜いた魔剣を振り下ろす。狙いは、指の隙間から光を漏らす、其の片腕。野太い絶叫と、断面が凍てついた男の腕が、空中に。)【2/n】   (2016/9/14 08:19:51)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/9/14 08:19:57)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが入室しました♪  (2016/9/15 12:15:56)

天竜♀妖精眼の剣士(ちらちらと、光が漏れ出している袋を、両手に捧げ持って、集団の先頭を切るは、黒い巨大亀を召喚した男だ。其の距離、数米に至って、女剣士は足を止め。腰に帯びた刀の柄に、右手を置き、腰を落として抜刀の構えを見せた、のだが。立ち塞がる女を見ても、敵人の足が止まらないのは、恐らく――追い立てられる恐怖が止まぬ故に。終着が目前に見える安堵感故に。雷撃を落とした本人と知らぬが故に。其れ許りか、黒の聖者を数人が追い越し、剣士目掛けて、何事か怒鳴りつけ乍、飛び掛かって来る。…其れで好い、寧ろ望む処だ。女の唇が、弓形に歪む。)――ッ!!(無声で発した気合いと共に、抜刀一閃。黒の聖者の眼前で、部下達はいとも容易く、切り崩される。倒れ伏していく男共と、噴き上がる血煙。其の向こうで、砂塵に塗れた黄金の髪を靡かせ乍、妖しく笑って、血塗れの刀を振り翳す女を、何と想ったか…何事か想う間が、有ったかどうか。黒の聖者も復、一刀の元に斬り伏せられた。)   (2016/9/15 12:17:30)

天竜♀妖精眼の剣士未だ、大分居るな。……愉しませて呉れよ。(熱り立つ、赤衣と黒衣の集団の只中に、片腕の剣士は身を躍らせて。右の金眼に、金属的な輝き宿すのは昂奮の証。心底、戦いに、殺戮に、心を躍らせているからで。其の心情其の侭に、絶踊る様に刀を振るい、地に斃れ、動かぬ者を増やし続けた。)【3/n】   (2016/9/15 12:18:47)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが退室しました。  (2016/9/15 12:18:54)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/9/18 17:14:33)

月虹♀剣士(黄金の女が向かった先からも、怒号と絶叫が上がるのが、聞こえてくる。槍遣いへの反発を見せ乍、結局の処、言う事を受け入れたのか、と半疑に想いつつ。視線は、斬り飛ばした後、高くへと放物線を描く、男の片腕に据えた侭。素早く剣を鞘に納め、見極めた落下地点へと数歩足を弾ませる。片手を出すと、吸い込まれる様に、未だ、断面以外は生温かさを保った腕が、落ちて来た。)…腕の方は、返して遣る。(淡々と言い、腕だけの人体を恐れる風も無く、未だ、水晶眼を握り締めている指を、抉じ開ける。仲間である筈の、聖者や翠の女王に、不甲斐なく苦鳴を上げ続ける男を、気遣うどころか気に掛ける様子も無いから、人質としての価値も、見出せぬ。寧ろ、青龍と青の聖者に対峙する槍遣いのが、気に掛かるが…。今は、彼の頼みを果たす方を優先すべきだろう。目的の瑠璃珠を取り出し、用済みと為った前腕の方は、悲鳴上げて蹲るだけの、腕を斬られた男の眼の前へ、放って返す。女剣士の貌が殊更、冷たく見えるのは、魔法陣の青白い光の所為だろう。戦意の欠片も感じられぬから、男には其れ以上見向きもせずに。ポシェットに珠を滑り込ませ、五角形のタイルを取り出し始める。)   (2016/9/18 17:15:00)

月虹♀剣士【4/n】   (2016/9/18 17:15:10)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/9/18 17:15:14)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが入室しました♪  (2016/9/18 20:08:16)

天竜♀妖精眼の剣士(何と言っても、数が多い。魔導の力の――僧侶だから神聖の力というべきか――遣い手が、混じっていなかったのは幸い。素手に依る攻撃を旨とする男達に、最初こそ囲まれはしたものの。頭目が倒れ、木偶を相手にしているかの勢いで、みるみる切り崩されていくのを見れば、次第に、殆どが及び腰となっていく。)…っ、…面倒だ。(首から左腕を吊る白い布、全身を覆う長い金髪、白い滑らかな肌、何れも返り血を浴びて紅く染まった黒衣の女は、此れ復、血に塗れた刀の峰を、がちりと咥えて。もう一振りの剣を、抜き放った。黄金の剣は、鞘から解放されたと同時に、電光を身に帯びる。先刻、放たれた雷の発生源と、悟ったらしい。高く掲げて見せると、未だ、立っている者達は、面白い程に後退り、女から離れて行く。其の者達が背を向けて、走り出すのを待たず、燦爛と輝く剣を、女剣士は振り下ろす。刃から解放された、視界を焼き付ける、眩い黄金が、放射状に一面へ広がった。閃光に絡め取られた者は、衝撃に打たれて斃れ、危うく難を逃れた者達は、ばらばらと、青龍の許へ駆けて行く。後に残されたのは、累々たる、赤衣黒衣入り乱れた僧兵の、半死半生の者、或いは、屍。)   (2016/9/18 20:09:33)

天竜♀妖精眼の剣士(気は晴れた、とは未だ言い難いが。手応えが無いのも、もう対手が無いのも、如何ともし難い。魔剣雷を納め、口に咥えていた刀を、右手に取り。一振りして血を払っては、巨大な魔法陣の方、次の獲物に向けて、足を踏み出す。)何だ、此れは…。(其の爪先に当たったのは、斃れた黒の聖者が、両手を伸ばして、辛うじて護り、包み込もうとした侭の袋。怪しく光を放つ袋の口を結わえる紐に、刀の切っ先を引っ掛けて。力無い手から取り上げ、眺める。然う言えば、槍遣いが“ビー玉袋”を如何とか言ったか、と想い出し。薄く不穏な笑みを浮かべると、刀の先に、ビー玉袋を提げた形で、再び歩み始める。)【5/n】   (2016/9/18 20:12:41)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが退室しました。  (2016/9/18 20:12:45)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/9/19 16:51:10)

月虹♀剣士(耳を劈く雷鳴が、大気を震わせる中。黒革に包まれた掌に、ポシェットから取り出した、色取り取りのタイルを載せ終える。)……然し、…組み立てろ、と言われてもな…。(上半分を作り、下半分を組み合わせれば良いのだろう。だが、其の組み合わせは…?其れに、総て合わせれば、12宮在る筈のタイルが、手許には、9枚しかない。双児宮、天秤宮、そして双魚宮の物が無いのだ。尤も、双魚宮は、沼の傍らに佇み、今にも水面へ飛び込んで行きそうな、双魚の像の近くに埋まっている可能性も、考えられる。或いは。今迄、床からタイルを取り出すと、蒼い獣が具現化していた事から、――双魚宮の蒼怪魚は、現れているから――双魚宮タイルは、誰かが持っているのやも…。持っているとすれば、青の聖者だろうか。然う考えた処で。剣を負っていない方の肩を、大きく柔らかく、そして温かな物が、突いて来た。驚き振り向くと、大きな蒼羊の鼻面が、其処に在った。羊許りでは無い、蒼い12宮の化身達は、魔方陣の中を、移動し始めている。敵意が無くて、其の動きに気付かなかったのだろう。そんな場合では無いのに、少し眼を和ませて。少し撫でようかと、手を伸ばし掛ける。)   (2016/9/19 16:51:22)

月虹♀剣士(蒼い柔毛に覆われた、巨大羊の鼻面に、手が触れる直前、突き刺さる気配に振り向いた。返り血に染まった、紅と金の女剣士が、其処に居て、鋭い眼光を向けていた。“俺の剣を返せ。”と、一言だけ落とし、刀の先に引っ掛けた、怪しく光を漏らす袋を、小さく揺らして見せる。交換だ、と言うのだろうか。だが、断るなら、其の刃を此方に振り下ろすだろう事は、銀灰の女にも、容易に想像出来た。…返すべきか、否か。逡巡する間に、蒼羊から、更に強く肩を押されて、踏鞴を踏んだ。)【6/n】   (2016/9/19 16:51:53)

月虹♀剣士【n=6でございます。途中、誤記が有りましたが、脳内にて修正をお願いいたします。(平伏)】   (2016/9/19 16:53:55)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/9/19 16:54:00)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが入室しました♪  (2016/9/27 16:56:32)

ヒイラギ♂竜騎士(青龍の頭上から嘲笑を浮かべる青聖者を睨み付けながら古代竜を静かに降下させていく。大巨神復活に際する切り札である筈の24の瞳(ひとみ)…破戒僧達が道中回収して来た石像の水晶眼全てを奪われても未だ落ち着き払った表情が気になるが此処は千載一遇の好機、蒼銀色の背から飛び降りると銀灰色の女剣士の傍まで近寄った)……落ち着けよ……熱々のたこ焼きみたいに……ポシェットの蓋に引っ付いちまってるぜ、黄土色のタイルがさ……(右手でしっかりと掴み取った黄土色のパネルを構えると真正面で此方に背を向けて構える古代竜に向かって声をかけて投擲した)…こいつは鳥人役のあんたが咥えてくれ……(女剣士が手元で組み立て続けていた五角形パネルを見遣る……。 『ししのものたち』…蒼羊の桃、金牛の黄緑、金獅子の橙、人馬の黄、磨羯由来の水色……五色彩やかなパネルはクルリと輪を描き、その5つの頂点が、純白色の光を解き放ち始めた双子の右手五本のしなやかな指先にピタリと寄り添っている。残りのタイル…巨蟹の黒、天乙女の紫、魔蠍の赤、水瓶乙女の緑…4枚のタイルを槍遣士は左手に静かに載せると、意識を喪いかけつつある双魚に向かって話し掛けた)   (2016/9/27 16:57:59)

ヒイラギ♂竜騎士……しっかりしてくれ……、バカ一代、最後の意地の見せ所だぜ……、あんたが持ってるんだろ?……双魚のこいつをさ……   (2016/9/27 17:01:22)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが退室しました。  (2016/9/27 17:01:26)

おしらせマスヒロヤマ♂蒼双魚さんが入室しました♪  (2016/9/27 17:01:48)

マスヒロヤマ♂蒼双魚(内臓に喰らう衝撃波。歪み霞み始めた意識。文字通りまな板のうえの鯉となった生臭坊主を取り囲むはかつて捨てた筈の故郷を延々と護り続けていた仲間達。天乙女、水瓶乙女が寄り添う仕草は兎も角、巨蟹、魔蠍のどこかしら捕食めいたにじり寄り添いに吐血しながら苦笑で応えた)…12獣神を封印していた紋章石…を祭壇に揃えるは…巨神様への供物を揃えた合図となる……双子と天秤は喪われていた筈だが…御主が挑戦するを止めはせぬ……私はもう永くない……、巨神様の復活を本気で目論むのであれば、急ぐのだ……(震える鰭でどうにか懐から茶色の五角形タイルを取り出した。鰓でも口でもなく、肩で息をしながら笑いかける。槍遣士が最後のパネルを左手に載せると5つのパネルは輪を描き、掌からは薄暗き紺色の光を放ち始めた。故郷を護り続けていた10の仲間に暖かく迎えられながら間も無く訪れるであろう最後の瞬間を前にするも巨神の復活という一大イベントに胸高鳴るのは、未だ自分の死を何処かで信じておらぬ余裕からなのか…遠目に映り込む翠の女王が意味有り気に微笑む姿を眺めながら全肯定感に浸り始めた怪魚であった)   (2016/9/27 17:02:09)

おしらせマスヒロヤマ♂蒼双魚さんが退室しました。  (2016/9/27 17:02:32)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが入室しました♪  (2016/9/27 17:02:57)

ヒイラギ♂竜騎士(巨大な魔法陣の中央に集結した12の星護獣と導きの怪鳥。白銀の双子剣士の掲げた白色光と槍遣士の紺色闇が上下にピタリと重なり合わさると次の瞬間二分化して二つの受け皿と化した。腰を落として顔面を真っ赤に染め上げ、こめかみに青十字を浮き上がらせながら背中から双肩に移し替えた二又の長槍を降ろすと、出現した光の受け皿と闇の受け皿を左右に飛び出す穂先と柄元に引っ掛けてバランスを取りながら持ち上げていく。黒鳶色の眼は真っ赤に充血し、担ぎ上げた長槍の柄は肩から背中まで一枚卸にせんとばかりに喰い込み、大地と接触する両脚の裏は魔法陣にめり込みながら軋み音を立てるも、死んでも離すものかと無呼吸のまま天秤を支え続ける。どれ程の時間が経ったのか……やがて光の天秤皿の中心から猛々しき大熱気を伴う巨大な黄金色の右手が、闇の天秤皿からは極寒の冷気に覆われた巨大な白銀色の左手が、ゆっくりと朧渦を巻きながら浮かび上がり始めた)……光の巨神トゥバーク……闇の巨神ギワーク……頼むから…仲良く同時に…一ニの三、で……宜しく頼むぜ……   (2016/9/27 17:03:01)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが退室しました。  (2016/9/27 17:03:18)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/9/30 08:05:41)

月虹♀剣士(蹌踉めくと、危うく掌から、タイルを取り零しそうに為った。ぎゅ、と胸元で両手握り締め、一つも落とすまいと、堪えた仕草は、酷く無防備に見えたに、違いないが。刀を手に、ひたひたと殺気を寄せる、黄金の髪の女との間を、のそりと、蒼い巨牛が横切り、偶然か否か、二人を分断した。手を借りる、ならば、魔剣氷を返すべき。魔剣氷を我が物にする、ならば、此の、女剣士と闘って、勝ち得るしか…。だが、心が定まらぬ。答えられぬ選択を先延ばしに、黄金と紅の視線が、遮られたのを幸いに、蒼羊に隠れる様に、寄り添う。手の中の五角形を、再度改め、…途方に暮れる。結局、何の説明も無く、此の状況に放り込んだ男を、少し――可成り――恨んで。出鱈目に、けれど必死に、五角形タイルの、辺と辺を合わせ始める。当の無責任者が、直ぐ傍に来て、ポシェットに手を入れられて、漸く気付いた程に。)   (2016/9/30 08:19:10)

月虹♀剣士其れ、…其の色は、12宮の物とは違うのに、遣うのか?(疑問への応えは、行動であった。手元に集中する女からは見えなかったが、古代竜に向けて放り上げられた黄土色。矢張り、足りなくなる。残りは、如何するのか…と、言葉にする前に、桃色と水色のタイルが、ぴたり、と符合した。そして、分かち難く糊着する。銀灰の眼を大きく見開き、思わず、顔を上げた女剣士の周囲には、獣の脚を持つ蒼い生物――羊と半人半馬、其れに牛と山羊、獅子――の姿が在った。途端に、理解が、電流の如くに駆け巡る。正しい5つと、残る4つを選り分けて、少ない方を槍遣いに預けた。すれば、淡い色調の円環は、直ぐに女の掌に形成された。)【1/2】   (2016/9/30 08:25:48)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/9/30 08:25:56)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが入室しました♪  (2016/10/5 02:26:32)

天竜♀妖精眼の剣士(銀灰の女から、返答が無いのは、此れ以上の問答が無用なのだと、受け取った。手にした刀を、勢いよく振り上げる。内に怪光を孕む、戦利の袋は、空高くへ投じられ。放物線が頂点を描くより先に、八相に構えて駆け寄らんとした時、銀灰の女が大きく体勢を崩し、直後、眼の前は、蒼一色に遮られた。)っ……邪魔をするな!(ぬっと現れたのは、蒼巨牛だった。不意を突かれたが、勢い、其の肩に、斬り付ける。否、斬り付けた心算、だった。刃は蒼い体毛を上滑りし、皮に傷を付けるのにすら、至らなかった。巨牛が振り返る。身構える黄金の髪の剣士を他所に、分厚い舌で、刀が走った箇所を一舐めする。そして、何事も無かったかの如くに、のそりと復、歩き出した。毒気を抜かれた女の背後に、とさり、と袋が落ちる。未だ、何かに使えるやも知れぬ、拾い上げなくては。然う想うのだが…、立ち止まるや否や、倦怠に捕らわれていた。元より、魔法の扱いには向いていないのに、雷撃を二度も操った所為だろう。魔剣の力を解放した物とは言えど、酷く消耗した事を、今に為って、自覚した。)   (2016/10/5 02:26:49)

天竜♀妖精眼の剣士(右の金眼を染めていた、昂奮を表す金属的な煌めきが薄れ、平常の澄んだ色へと揺らめいて。狂熱が醒めれば、首から吊った左腕に、意識の外に追い遣っていた痛みも、戻ってくる。虚脱した躰が求める侭……此の場に倒れて、其の侭、眠って仕舞いたい誘惑に耐えつつ。視線を上げれば、青龍に乗った男が、下方を注視している。其の先に、何が起こっているのか、把握出来ぬ侭、立ち尽くす女剣士に、巨獣がひたりと忍び寄る。女の肩口に、人を丸呑みに出来る口吻を寄せて来た其れは、見事な鬣を蓄えた蒼い獅子。間近で眼が合う獣の姿に、驚く間もあらばこそ、刀を握る腕を、やんわり咥えられて。蒼獅子は、蒼い獣達の創る円陣に、黄金の女も加えんとばかりに、引いていく。)…何…だ?、俺は、お前達の仲間等では、無い…。(唇から落とした言葉は、拒絶と言うより、困惑の響きを伴うが、何れ、蒼獅子に女の言を聴き入れる様子は、無い。故に、只引かれる侭、四肢の獣の間に、獅子と共に割り込んで、並び立つ。蒼い生物達が円環を為す、其の中央からは、白の闇と、紺の光が、発されていた。)【2/3】   (2016/10/5 02:34:15)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが退室しました。  (2016/10/5 02:34:32)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/10/6 14:07:35)

月虹♀剣士(革手袋を物ともせず、白く光を放つ指先と、其処に吸い付いて離れない、一繋ぎのタイル…己の手指を以って、完成した半12角形。同じく、4枚に双魚のタイルを合わせ、己が指を添えて、半12角形を創り上げた槍遣いと、凹凸を重ね合わせた。ひとつの正しき形を取った瞬間に、噴き出した衝撃に弾かれ、女剣士は尻餅を突いた。彩鮮やかなタイルの正12角形は、光の受け皿と、闇の受け皿び変貌していて。何が、始まろうとしているのか。或いは、終わろうとしているのか。知らず息を潜め…、皿を長槍の両端に載せ、担ぐ、生々しい彫刻と化したかの如き、天秤の偉丈夫を見詰める。其の、革鎧を纏う痩躯は、凡そ限界迄、筋肉が張り出していて。渾身の力を捧げ、支え続ける男は、力強い。掛かる重量と、支える力が、ぴたりと拮抗しているのだろう。其の均衡は、天上の美の一端を現したかの様に、完全で、儚い。左右から、炎熱と氷結の空気が溢れ出し、巨大な腕が、顕われ始めても、尚、微塵も動かないが、若し、其の死力、僅かでも揺らげば、此の男は…。)   (2016/10/6 14:07:56)

月虹♀剣士……ラギッ!(――壊れて仕舞う。銀灰の女は、跳ね上がり乍、両手の黒革手袋を、毟らん許りに脱ぎ棄てて。槍遣いに取り縋ろうとし、…。支えに手を出したら、均衡は、崩れる。懼れる様に、そうっと、伸ばした白い掌は、男の両頬を包んだ。代わる事も支える事も出来ぬなら。せめて、其の身の肉が骨が血が、何事か、成し遂げるまで、保つように、と。)【3/3】   (2016/10/6 14:10:46)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/10/6 14:10:52)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが入室しました♪  (2016/10/30 00:04:31)

ヒイラギ♂竜騎士(耐え難い激痛に奪われて霞み始めた視線。彷徨う意識が途切れ途切れに心を支配する敗北を意志とは無関係に受け容れ始めたその瞬間、やや控え目に、しかし大胆に頬を伝い全身へと拡がった柔らかき感触。『俺は充分限界まで遣った』という美辞麗句の元に両脚を深々と地中へと減り込ませて崩れ落ちかけていた天秤遣いの意識を、何はともあれ迷いの中であれども地上のバランスを均衡に維持して大崩壊から堅守する竜騎士としての主義信条へと再び還らせたのは旅路で何度も享受し続けた官能の愛撫であった)……寝坊助かと思ってたが…肝心な処では恙無く起こしてくれるんだな……お陰で助かったぜ、…いつもありがとよ………   (2016/10/30 00:05:18)

ヒイラギ♂竜騎士っつ、ゴホッ…(咳き込むと大量に吐血した竜騎士。しかしその眼には再び光を宿して余裕ある薄笑いを浮かべていた。天秤皿から抜け出し完全にその姿を出現させた黄金の巨焔と白銀の巨氷の雄姿を黒鳶色の両眼で追う竜騎士。間近に集結し続ける蒼き巨獣の群に絡まれ戯れる必死の形相を浮かべる妖精剣士が落下させた革袋の中から飛び散り零れ落ちる水晶珠。次々に蒼き巨獣の蹄や鋭爪により踏み割られ粉砕されていく有様を眺めると、天から此方を微動だにせず見下ろし続ける青き聖者に向かって声を振り絞った)…これでお前さんの目論んだ巨神復活の儀式は完全に失敗だな……どうして此処にきて最後まで悪足掻きもせず俺の行動と水晶珠の行く末を静観してたのか…理由はさっぱりわからんが、とっとと山を降りな……   (2016/10/30 00:05:31)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが退室しました。  (2016/10/30 00:05:34)

おしらせ聖者ブルーさんが入室しました♪  (2016/10/30 00:05:49)

聖者ブルー(やや痴呆染みた表情を浮かべて黄金と白銀の巨神を眺め見惚れていた青き聖者であったが、竜騎士の問いかけに視線を向けると肩を震わせ始めた)…見事だ竜騎士殿…光の巨人トゥバークと闇の巨人ギワーク……伝説に違わぬ神々しき出で立ち……しかし…残念ながら所詮は前座なのだよその二神は……(踏み割られていく水晶珠には眼もくれずに遥か後方……主であった紅と玄の破壊僧を喪い、雷撃で引っ搔き回されて腰を抜かしつつも、目立たぬ様に息を押し殺して身を潜めている、ずる賢き悪運の持ち主たち…名もなき破壊僧共を冷ややかな視線で見つめると、憎々し気に続けて演説を継続していった)   (2016/10/30 00:07:15)

聖者ブルー…ようやく準備を終えたのだ……選りすぐった…底辺の生贄…大悪人がお主たちの御陰でようやく此処に揃ったのだ…権力を嵩にして悪びれもせず…傍若無人に振る舞い続けていたにも関わらず…常に大勢の陰に隠れ…先陣を切る行為など有り得ず……たった独りの剣士から解き放たれた稲妻に立ち向かう勇気など一欠片も持ち合わせず、策を弄せずにひたすら逃げ回り息を潜める…腐敗漂う『ひとみ』…人身御供22名が必要だったのだ……(青き龍の背から手を翳した聖者。22名の破戒僧たちは不可視の鎖で一ヶ所に縛り付けられる、と次の瞬間粉砕され悪臭漂う肉片と化した。肉片の中から泳ぐように緩慢な動作で、圧倒的な存在感をもった巨大な白髪の頭部がもたげ始めた)…偉大な巨神ナーヴェ・トゥーネ様の出神式……さあ、どいつからお召し上がりになさいますか……   (2016/10/30 00:07:30)

おしらせ聖者ブルーさんが退室しました。  (2016/10/30 00:07:36)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/11/7 00:50:24)

月虹♀剣士(男の頬と、己の指先。触れ合う肌から、温もりが通い合い、……常ならば、忌まわしいとすら想う、癒しの力が流れていく。意識的に使う能力では無いから、はきと、癒している感覚が在る訳では無い。そして無意識の内に、急速に、然し一定の進度で、癒す力であって、触れる面積も、女の集中の強さも、関係無い。だが、速く…少しでも速く、と念じずにはいられない。天秤宮の偉丈夫を模る男が担ぐ天秤皿から、巨大な気配が緩慢な動作で、這い出していく。ソレが何なのか、解らない。余りの大きさから、容易く踏み潰されるやもしれず。――否、頭に在る懸念一つだけ、槍遣いが抱える均衡が、崩れる…と。懼れる様に、銀灰の眼が瞼に隠れる。)……肝心な処で、寝惚けていられるか…。(笑いを含んだ低音が、耳朶を擽る。眼を開ければ、何時もの笑顔が、映った。女の掠れた声が、生真面目に聞こえるであろう口調で、言い返すと、男が、血を吐いた。一瞬、息を呑んだが、眼の光から察するに、快方へ向かっている様子。)   (2016/11/7 00:50:40)

月虹♀剣士(天秤皿の其々を、現の入り口として、其の姿を現した、大いなる黄金と白銀の巨人。未だ、槍遣いの頬に触れた侭、首を巡らして、巨大な姿を眺める。召喚術に依り、呼び出した魔物は、召喚者の味方とすることが出来ると、魔導師に聞いた事はあるのだが。此れ等は、其の類だろうか…?二体の巨人が発する冷気と熱気が、交互に肌と髪を弄って来る。硝子の砕ける様な、澄んだ破壊音も響いてきたが。其れよりも、黒鳶色の視線を遮らぬ様、横に一歩退き、遥か上から此方を、冷ややかに見下す者を、鋭く見上げる。一方の手は、槍遣いの頬に触れた侭。今の、天秤の召喚で、損なった躰が少しでも速く、回復する様にと。)   (2016/11/7 00:56:53)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/11/7 00:56:56)

おしらせ聖者ブルーさんが入室しました♪  (2016/11/18 20:43:41)

聖者ブルー…22の人身御供…残り2名は勿論選りすぐりの大悪人…まずは偉大なる親父の陰に隠れて遣りたい放題の報いを受けるべき、お前だ……(白銀の剣士に片腕を斬られ蹲っていた愚息の元へ青龍共々近寄るとその痴呆面を睨み付け、首根っこを掴むと迷いなく腐肉の海へと突き飛ばす。小さな溜息を付くと槍遣士を一瞥して狂った目付きのままに薄笑いを浮かべた)…さて困った…最愛の息子を生贄とした私は大悪人であろうか?…あるいはその資格を最早喪ったのであろうか……ところで先の大戦…その名の元に…勇敢に散っていったヒノモトの若人の無念を想えば…戦後の愚連隊からのし上がった黄泉の醜聞を象徴する大巨神の生贄に相応しき…24番目の大悪人に相応しき血筋を継承する人物こそ……(思わせぶりな笑みを浮かべたまま青龍に騎乗した青き聖者は両手を構えて呪術の詠唱を開始した。大巨神が最後の犠牲者に選ぶのは蒼く若き竜騎士か。あるいは青く老いた龍喚士か。その瞬間を待つ事なく天秤の遣いは口を開いて応じた)   (2016/11/18 20:43:46)

2016年08月05日 08時15分 ~ 2016年11月18日 20時43分 の過去ログ
置く迄焦らす愉悦の刻【貸し切り】
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