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「空の狭間【松.シリアス.一対一】」の過去ログ

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2017年06月27日 19時35分 ~ 2017年06月30日 23時09分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

三男((若返り病/別名「巻き戻り病」。非常に珍しい奇病で、医者の間でも知名度が低い。前例も2,3くらいしか確認されてないため、治療法も見つかってない。症状は、体はそのまま、段々少しずつ記憶だけが失われ、ちょうど時計が巻き戻るように記憶だけが若返っていくというもの。60代の人が記憶を失っていって自分を20代だと信じ込み、しかも誰もが忘れているような、その人が20歳だったときに起こった出来事をほぼ完璧に覚えていたという症例がある。イメージとしては、縦に長い巨大なタンス。それには記憶の引き出しが付いていて、低い位置ほど最近の記憶がある。通常の記憶障害では、その引き出しにロックがかかって取り出せない状況になるのだがこの若返り病では、下の段から順に、まるでダルマ落としをするかのように抜けていくイメージ。消失する、破壊される…そんなイメージでも構わない。簡単に言えば、眠って、記憶を整理するときにその記憶の引き出し自体が完全に消えてなくなってしまうのである。   (2017/6/27 19:35:57)

三男((致死率は100%。死因は全て自殺。自分の記憶と、周りの環境とのギャップについていけなくなって、死を選ぶ。そんな患者ばかりだった。だから、治療法を見つけるため以外にも、限られた空間の中で患者の記憶の年齢や時期に合わせて話を合わせるために入院させることとなる。記憶が若返る速度はその記憶の質に起因する。突然1年位記憶が若返るかもしれないし、ほんの数日分若返るだけかもしれない。 想定シチュ:発病・発症発覚、学生・子供時代まで若返っている誰かと会話、etc.   (2017/6/27 19:36:03)

三男((監獄/法律がある以上、それを破る人間もいる。その中でもひどければ、死刑と判決をくだされる者もいる。ある刑務所では、そんな死刑囚たちに最後の温情として、「携帯電話」を与えていた。もっとも、ある決まった番号にしかかけられないよう細工がされている。家族や友人の声が聞きたくても、外の番号にはかけられない。その決まった番号でつながるのは、同じ犯罪者、死刑囚。電話越しに出会った二人は、生涯報われることのない、顔も見えない恋をする――。 想定シチュ:ただ電話を掛け合って他愛ない話をする、どちらかの死刑が眼前に迫っている、抑えきれずに互いに想いを告げる、災害などのアクシデントによって牢屋を脱出し、顔を合わせる、etc.   (2017/6/27 19:36:18)

長男((大丈夫、俺も他部屋で使った奴も挙げたから、(にひ、)   (2017/6/27 19:36:22)

三男((組織/とある、名前の無い組織。そこは、様々な事件の被害者となり、復讐心に取り憑かれた人々の集まり。目的は、個々の復讐。老若男女問わず、暮らす世界を問わず、様々な人間がそれぞれの力を貸し合い協力し合い、復讐を達成する。そんな組織で出会った彼らは――? 想定シチュ:組織のボスと構成員(秘書的な?)、組織を作り上げるまで、復讐決行の時が来る、組織に別の目的がある、etc.   (2017/6/27 19:36:42)

三男((あとは、ほんと白紙なんだけど、前回の也と繋げて宗教に転生、どちらかがどちらかを忘れてるとか…ぼんやり考えてたよ。僕からは以上だね(ひら、)   (2017/6/27 19:37:36)

長男((チョロ松すげぇね!よーく考え込まれてるわぁ…俺的には2か3がどっちも捨てがたい…!俺の四番目とチョロ松の2と3でダイス振って貰ってもいーい?(こてり、又もや他人任せ、)   (2017/6/27 19:42:47)

三男((気に入ってもらえたようで光栄至極。オーケー、五感の病、監獄、組織で振るね(ダイスころん、)   (2017/6/27 19:44:47)

三男2d6 → (4 + 4) = 8  (2017/6/27 19:44:53)

三男((ん、…(指折り数え、) 監獄、かな?(む、/※数字に弱い松)   (2017/6/27 19:45:34)

長男((監獄だな!楽しみぃ(にひひ、) どっから始める?初めて電話かけるところから?それとももう恋に落ちちゃったとこから?(こてり、)   (2017/6/27 19:46:52)

三男((んー…そうだね。どうしよっか。それは兄さんに任せようかな。初めてにしろ告白にしろ遭遇にしろ。僕はほら、ダイス振ったし(つん、/※人任せ)   (2017/6/27 19:48:50)

長男((じゃあ、電話して少しずつ楽しみに成り始めた頃がいいな。ただ、会話の内容はまだ世間話(食事とか、看守の愚痴とか)しかしてなくて、お互いの深い部分にはまだ踏み行ってはないけど、少しずつ淡い思いを抱き始めてる、くらいな。お互いの事は名前と年齢くらいしか知らねーって事で、これからどんどん深い話をしていくってのはどう?(こてり、)   (2017/6/27 19:51:34)

三男((了解。じゃあそんな感じで行ってみようか。日またいでいってゆくゆくは告白と、処刑の時が…ンン、いや、なりながらにしようか。じゃあほかに何か決めること無ければ始めよう。出だしはどうする?(ちら、)   (2017/6/27 19:55:56)

長男((うわぁ、妄想がどんどん膨らむわ。監獄に入った罪の内容とか、死刑執行までの過ごし方とか(わくわく、) そんじゃ、前はお前に頼んだから今回は俺がすんね。その前に機種変でちょい退室すっけど、すぐ戻るから!(ひら、)   (2017/6/27 19:57:46)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/6/27 19:58:20)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/6/27 19:58:55)

三男((罪の内容か…んー、ちょっとテコ入れてみたいな…便利に使える伏線とかないかな…(ぶつぶつ、) んあ、了解了解。と、おかえり。待ってるね(ひら、)   (2017/6/27 19:59:14)

長男((只今ぁ、そんじゃちょい待っててな、(ひらり)   (2017/6/27 19:59:29)

長男うー、まじぃ、(眉根を寄せて渋い顔のまま、雑穀の入った粥を無理矢理口の中に注ぎ込む。美味しいものは先に食べてしまう性分で、ある程度まともな味である鯖の塩焼きと白菜の炒め物は先に平らげ、残るは変な匂いのする雑穀の混じった粥のみ。勿論食べないという選択肢もあるだろうが、明日も囚人の義務である肉体労働が待っている身としては少しでも栄養は補給しておきたくて、無理やり胃に流し込み。ごちそーさんと食器を返却口に押しやって、さてさてと獄内の質素な布団に座り込む。備え付けの小さな物入れから大切そうに取り出したのは、一台の携帯電話。それを開き、へらりと顔を綻ばせる。そろそろアイツも夕食を食べ終わる頃の筈。スマートフォンなどという文明の利器ではないガラケーを開けば、設定された番号を押し、わくわくと胸を高鳴らせながら相手をまつ。)あ、もしもし、チョロ松ぅ?毎度お待ちかね、おそ松でーす!(待機音が途切れ相手の声が聞こえるや否や、待ちきれないように自分の名を名乗り、)   (2017/6/27 20:06:22)

長男((罪も色々考えられるよなぁ。。妄想し放題じゃん、(にまにま) チョロ松ホント素敵な設定ばっか考え付くねぇ、(うりうりと肘で相手を小突きつつ、)   (2017/6/27 20:07:31)

長男((おっと、俺はちょい風呂放置な。落ちてもそのうち戻ってくるから、待っといてくれると嬉しい、(ひらり、)   (2017/6/27 20:07:59)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、長男さんが自動退室しました。  (2017/6/27 20:28:04)

三男(夢を、見ることがある。もう何年も見なかったはずなのに、最近は、眠ると必ず夢を見るのだ。しかしそれがどんな夢か、というと、思い出せない。けれど、きっと嫌な夢だとチョロ松は思っている。そうでなければ、毎日がこんなにも不安にはならないのだろうと。そして彼には、もう一つ、思い出せないものもあった。――――常識というのは、成人する迄に揃えた偏見のコレクションだ。そんな事を言った人がいる。普通という物は社会という名前の纏まったコミューンの内側で、そんな偏見が並列化、平均化した物だ。では、それが社会から隔絶された場所で、例えばたった一人や二人だけの限られた物だったらどうなるだろう? 普通を普通たらしめている物は何か。常識を常識たらしめている物は何か。しかし、どちらにせよ自分の中だけで通用するものは自分にとって一番効力を持つものであり、そして更にその自分の中で一番力を持つものといえば、本能、感情だったように思う。理性が支配的な性分ではなかったのだ。そのせいで彼はこの囚人生活を余儀なくされることになったはずなのだが、しかし。思い出せない。どうしても思い出せないのだ。自身の罪が、いったい何であったのか)   (2017/6/27 20:30:52)

三男(いつもどおり美味とも言えない食事を終えて、しばらくそのことを考えていた。が、古い型の携帯電話の着信音が鳴り、それが阻害される。――自分に割り当てられた、夕食後から消灯まで話すことを許される電話の向こうの存在は、死刑囚にしてはひどく陽気で、外で看守も聞いているはずなのにわざわざ看守の悪口などをべらべら喋ってチョロ松に冷や汗をかかせたりなど、自分が相手をするには少々持て余すほどの性分の持ち主だった。仕事の班は分けられているようで姿を見たことはないが、彼もきっと自分と同じこの建物中にいるのだろう。もしかしたら、想像しているより物理的な距離ずっと近いのかもしれない。それこそ、笑ってしまうほどに)   (2017/6/27 20:31:17)

三男……ん、もしもし。チョロ松だよ。こんばんは(そんな彼とは対照的にずっと落ち着いた風に声をかける。それでも、この味気ない生活の中に、極彩色の絵の具をぶちまけるような相手はありがたいとは思っている)…どうしよ。いつものことなんだけどね、聞きたいことがいっぱいで……いざ話してみると、何を聞こうか忘れちゃうんだ(このひと時はやはり他の時間よりも大切に思っている。そう思うかどうかは囚人たちにも因るのだろうが、少なくともチョロ松はそう思っていた。きっと、電話の向こうの彼にしても同じことなのだろう。お待ちかねなのはお前のほうじゃないの、と小さくつっこみを入れてみたりして)   (2017/6/27 20:31:26)

三男((設定厨とは常に妄想で生きてるものなんだよ…(フフ…/※偏見) / 放置了解ね。待ってるよ(くて、)   (2017/6/27 20:32:29)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/6/27 20:37:28)

長男((悪い、もっと早く帰ってくるつもりがかなり待たせたよな、、ホント御免な、(しょも、)   (2017/6/27 20:38:06)

長男((とりあえず急いで返すから!   (2017/6/27 20:38:17)

三男((完全にPCの霊圧が消えてた…ロル打ち中じゃなくてよかったよほんと(うぐ、) ああ、おかえり。まだ夜は長いし、気にしないで。のんびりやり取りできるといいよね(ひら、)   (2017/6/27 20:44:33)

長男ん、おこんばんわぁ、(相手から挨拶が返って来れば、嬉しさを隠そうともせずに返事を返す。数日前に知り合ったばかりとは言え、唯一の話し相手としての落ち着いたその声は今ではすっかり耳に馴染んで心地いい。喋り好きな自分の言葉を遮ることもなく、かといって聞くばかりに徹するだけでない相手の絶妙なその話し方が、とても好きだった)。)   (2017/6/27 20:48:42)

長男マジで?(聞きたいことがいっぱいあると、相手にそう言われれば、軽く目を見開いてそう尋ね返す。此方も、聞きたいことは沢山ある。お前は今どんな顔をしてるの?今日の不味い夕飯は、どんな気持ちで食べたの?どんなところで育って、どんな子供だったの?どんな家族がいて、どんな友達がいたの?どんな仕事をして、どんな所に住んでたの?…――どんな想いを抱いて、どんな罪を犯したの?聞きたいことは山積みだ。しかし、相手のように忘れるという事はない。ただ、聞くタイミングがないだけ、其れだけだ。相手の心に土足で入り込むような真似はしたくないなんて、デリカシーがないと前々から言われていた自分にしては随分殊勝な心持なもんだと一人自嘲的に笑って見せる。そして相手には、「俺も同じ。聞きたいことあんだけど、こうして話してると忘れちまうわ、」と小さな小さな嘘をつくのだ   (2017/6/27 20:48:43)

長男そうだよぉ、俺がお待ちかねなの。お前と話すの、楽しーもん、(お待ちかねなのはお前の方じゃないのとツッコまれれば、それを素直に認めて見せる。こういう事で嘘をつく意味など何もない事はわかっている。しかし、だ。楽しみなのが此方だけなんて言わせない)でも、お前もお待ちかねだろ?(落ち着いたその声の奥、楽し気な色が混じっていることに気付かないほど、鈍いつもりはなかった、)   (2017/6/27 20:51:07)

長男((ロル打ち中にPC固まると死にたくなるよな、(こくこく、)俺はPCの調子はいいんだけど、対策書き終わろうとした直前に20分オーバーで退室させられたことがある(遠い目) そう言ってくれると助かるわ。じゃ、のんびりまったり行かせてもらおーかね(こく)   (2017/6/27 20:53:51)

おしらせ三男.さんが入室しました♪  (2017/6/27 20:54:19)

長男((ありゃりゃ、PC大丈夫?(こて、)   (2017/6/27 20:55:05)

三男.((ごめん、完全にPCの霊圧が消えたから冷却ついでに風呂行って来るよ…(ぐふぅ、)   (2017/6/27 20:55:55)

おしらせ三男.さんが退室しました。  (2017/6/27 20:56:06)

長男((りょーかい、ゆっくり温まっといで(ひらり、)   (2017/6/27 20:56:37)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、三男さんが自動退室しました。  (2017/6/27 21:04:35)

長男((ていうか、チョロ松のロル、今回も大作‥(ほう、)色々深いこと考えてんだなぁ、とか浅い事しか考えてない俺が言ってみる、(にひ、)常識というのは、成人する迄に揃えた偏見のコレクション、普通という物は社会という名前の纏まったコミューンの内側で、そんな偏見が並列化、平均化した物…成程ねぇって思って読んだわ。でも、常識だって今この場で作られたわけじゃない。どんどん今までの人間の考え方が積み重なって、その平均が常識として生きてる。それが少しずつ歪められたら、俺達の今の世界はどうなってたんだろう。1のずれでも、それが100集まれば100のずれになる。それが常識化してしまったら?また、常識は大衆の平均なんだろうけど、其処に個々の意見ってどんくらい組み込まれてるんだろう?1人は皆の為に、皆は一人の為にとか有名な言葉だけど、皆の為に一人が死ぬことはきっと平均的な意見としてありだろうけど、独りの為に皆が死ぬことは?ああ、そう言えば昔は王様が死んだらその付き添いとして多くの人間が生き埋めにされたんだっけ。それもその時の常識で平均。ただ、母数を権力者が多く持っていただけの事。   (2017/6/27 21:12:09)

長男((支離滅裂な事呟いちゃったわ、(てへ、)   (2017/6/27 21:12:58)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/6/27 21:15:36)

三男((ただいま、お待たせ…返すね(ぜぇ、)   (2017/6/27 21:15:53)

長男((お帰りィ、PC大丈夫?(こてり) ゆっくりでいいよぉ、のんびり待ってっからね、(にひ、)   (2017/6/27 21:16:22)

長男((ちょいと端末変更な、(ひら)   (2017/6/27 21:27:28)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/6/27 21:27:31)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/6/27 21:27:49)

三男(思えば、携帯電話の割り当てが来てから最初に電話をかけてきたのは彼の方だった。死刑囚、という肩書きにそぐわない、わくわくと明るい声。あまりにこの暗くて冷たい牢に似合わない声色。初めは、狂人なのだろうか、と思ったものだった。しかし共に話すうちに相手の声色は狂人のそれとも違う気がしてきた。純粋に明るく、眩しく…人を見る目に自信があったわけではないけれど、相手は自分よりもずっと純真な相手らしいと思った。犯罪の世界は、それこそ奥深い。どっぷり底の方にまでつかった輩もいれば、まだ上澄みの、例えば出来心での犯罪者とか、そんなものもいるはずだった。正義感が強すぎて犯してしまう犯罪だって、それこそいくらでもある。人の善悪は、なにも法律の上でだけ測れるものではないのだから)   (2017/6/27 21:27:57)

三男(だが、死刑、という制度が野蛮視されるようになってから、随分になる。今では、死刑囚の数は十数年前の三分の一以下にまで落ち込んでいるはずだった。そんなご時世で、ここに来る、と言う事は相手もそれなりに世間の人間が眉を顰めるような罪をひとつやふたつ、犯していると言う事なのだろう。チョロ松の裡に、今では相手に対する好奇心のようなものがほのかに芽生え始めていた。が、それを尋ねる勇気は、まだ無かった)…はは、随分素直なことで(お前と話すの楽しいもん、と無邪気にも認めてみせる彼に、一層それを感じた)まあ、ね。お前の声、嫌いじゃないから(だから、彼に引っ張られるようにして少し素直になってみせることも希ではなかった)じゃあ、うん…先に聞いてもいいかな。今日の夕飯、どうだった?(とりとめのない会話。それが自分にはどこか尊かった。それが手に入ったのが死が決まってからというのがなんとも皮肉な話だと思いはしたが、楽しいことには変わりはないのだと)   (2017/6/27 21:28:13)

三男((常識というのは云々はアインシュタインの言葉だよ。他は持論だけどね。…普通、常識、ルールなんてものは、結局社会的強者が決めた絶対的な常識という名前の前提の上に、人々が危険やストレスなく暮らせるように自然と降り積もったものだ…なんて格言めいたこと言ってみるよ(くす、) 常識の定義って常々議論の種になるけどさ、自分のものを持ってればそれでいいんじゃない? 実際そんなもんじゃないかな。客観っていうのは主観の総意だからね。ひとりの人間がどこまで考えてもそれは主観の域を出ないもの。完全な客観にはたどり着かない。だから誰も客観なんてもの知らないわけだけど…ま、でも、だからこそ互いにちゃんと言わないとわからないこともあるんだよね(ふふ、) いや、こういうこと考えるのが好きだからさ。言及してもらえて地味に嬉しいよ(へへ、)   (2017/6/27 21:35:03)

三男((PC…危ないかもなあ、なんとか修復しとかないと(うぐ、) と、端末変更了解ね。おかえり(ひら、)   (2017/6/27 21:35:43)

長男、(この声が嫌いじゃないと相手に言われれば、ただ誉められた時の単純な嬉しさとはまた別の、ほわりと真綿のような暖かな感情が胸に広がるのを 感じる。其を思いながら、ああ、駄目だと思う。相手と知り合ってほんの短い間に芽生えたこの淡い心にどんな名前がつくのか知らないほど、初ではなかった。しかし、顔も知らない相手。死刑囚と言う、明日をも知らない相手。こんな心を抱いては、相手がいなくなったときの喪失感でぽっかりと胸に穴が空いてしまう。だから、何ともない声で、「俺も、お前と話すの大好き、」とあっけらかんと伝えたが、相手は不自然さは感じなかっただろうか。其れだけが、心配で。) 今日の夕飯なあ、塩鯖と青菜の炒め物は食えなくはなかったけど、飯が不味すぎ!変な匂いしねぇ?(唇を尖らせて文句を言いつつ、心は別の所にあった。相手の事が知りたい。この監獄の中だけではなく、もっと、外にいたときのことが。ごくりと生唾を飲み、口を開く。)   (2017/6/27 21:38:32)

長男お前はさ、どんな食いもんが好きなの?(何もないように聞けただろうか。相手の名前と年齢、性別。その他の事は何も知らない。何時も話すのは、看守の愚痴や労働条件など、獄中に関することだけ。だから、此は自分にとって、一種の賭けだった。自分のことを知られたくないと相手は思っているかもしれない。話すくらいなら、電話自体を止めようと思っているかもしれない。此処にいるということは、其れ丈の過去がある可能性はある。それでも、相手のことが少しでも知りたかったのだ。)   (2017/6/27 21:42:01)

長男((完全な客観なんてあり得ない、か。確かに、客観は主観が元となるある種の想像でしかないもんな。逆にさ、俺は、完全な主観もないと思うな。人間って、本を読んだり、人の真似をしたり、そう言う事で自分を作っていく。だから、完全な主観とか、完全な自分の考えとか、自分でオリジナルって思っててもそれはやっぱり何処かに人の真似や考えが入ってきてるもんだと思う。そんな、客観に成りきれない客観と、主観に成りきれない主観がごたまぜに混ぜられて均等にならされたもんなんだろうな、平均とか常識ってのはさ。   (2017/6/27 21:47:24)

長男((それと、もうわかってるかもしんねーけど、俺、この端末で打つのめちゃくちゃ遅いんだわ……だから亀レス勘弁な、(しょも、)   (2017/6/27 21:49:57)

三男…僕もだよ(暖かい。冷たい牢獄の中でも、それを感じた。外では感じたことのないようなものに思った。昔、なにかの本でLOVEの恋愛尺度とLIKEの好意尺度の違いを読んだことがあった。気のせい、気のせいかもしれないが、記憶違いかもしれないが、どちらの尺度に合うのかと言えば――)……うん、うん、そっか。そうだね。美味しく、なかったな。いやね、僕が不味くて食えたものじゃないって思ったお夕飯を、お前はどんな風に味わったのかって、思ってさ。…ふふ、でもこれで僕らの味覚が似通ったものだってわかったよ。運命感じちゃう(わざとらしく混ぜっ返し、その思考を打ち消す。あの夕飯なら10人中15人が不味いというに違いない代物だ。大安売りな運命だ。それはわかっている。けれど、自分の思いも似たものだ。大安売りなものだと、心の中で自嘲した)   (2017/6/27 21:59:35)

三男うん?(突然、好きな食べ物を聞かれて、訳も分からずちょっと驚いた。理由を模索すると、ああ、そうだ、プライベートなことを聞かれたのは初めてなんだ、と気が付く。自分が聞く勇気のなかった種類のものなのだと気が付く。それから遅れて相手の声に緊張の色を読んで、それでも相手からそれを尋ねてくれたのが少し嬉しくなって、ふ、と綻ぶように笑い)…そうだね。やっぱり米と味噌汁が好きかな(やっぱり、何でもないように答えた)   (2017/6/27 21:59:47)

三男((ああ…そこは主観の定義の広さにもよるかな。僕はそういうのを含めて主観と思いたいね。だってさ、そういうのって掛け算だと思うんだよ。0に何掛けても0になるように、全く共感や理解ができないものってそういうものの構成で除外されるでしょ。本も人の真似も、自分を構成するものを取り込む時にそれを選択するのも自分だからね(ふむ、) 平均も常識も客観の一種なら、あってないようなものかもね。でもそれを崇拝する人もいる…まあ、ぼんやりした線引きのものは存在するんだろうね。僕は消極的な支持ってとこかな(はふ、)   (2017/6/27 22:05:47)

三男((気にしないで。僕も早いわけじゃないし(くす、)   (2017/6/27 22:06:08)

長男運命、……うん、きっと、運命なんだよ、俺達が出会ったのはさ、(相手の口から出た運命という言葉。それは、口調と話の流れから考えてみれば、決して本気で言ったものではなく、軽いのりからの単語だったのだろう。しかし、其を容易く聞き流すには、余りに自分は相手に傾倒し過ぎていた。駄目だ。茶化すように言わないと。ちゃらけたように言わないと、この心地よい関係にヒビが入ってしまうかもしれない。そう思いつつも、出てきた声は、自分にこんなにも甘い声が出せるのかと思うほどに優しいもので。) 米と味噌汁かぁ、日本人の鉄板だな、(相手の好物をきけば、もっと、豪勢な物にしときゃいいのに、と思いつつも、相手らしいなと笑みが漏れる。しかし、思い返してみれば、自分は食べたいと思うほどに美味しいご飯と味噌汁を食べたことが無いことに気が付いた。記憶にあるのは、インスタントの塩辛い味噌汁と、冷えきったコンビニ弁当の白米だけ。) ……作りたてのご飯と味噌汁って、そんなに旨いものなの?(相手が食べたいと願うものはどれだけ美味しいものなのだろうと、素朴な疑問が口をついて出て、)   (2017/6/27 22:08:51)

長男((成る程なぁ、そう言う解釈もあるわけか。確かに、共感できねーもんや読んでもつまんねーもんはあるわ。消極的な支持くらいが実際丁度いいと思う。自分を見失わずにすむし。平均とか常識の崇拝って、ある意味、宗教ってとこだな。それを信じれば救われる。……俺さぁ、一度人生につまづいた時に新興宗教の本勧められたことあんだけど、読み物として面白いとは思ったけど、ハマりはしなかったなぁ。ああいうのにハマる人間って、ハマってる自分が好きなんだと思う。自分を好きになりたいから、ハマるんだ。あんな風に自分を好きになれたら幸せなんだろうなって、その本を読んで思ったよ。   (2017/6/27 22:15:28)

三男……、そうだね(優しい声がした。彼の声は好きだったが、その声だけはひどく切なく耳に届いて、ああ、自分はそんなにもこの気持ちに酔っていたいのかと自分を叱咤するようにして、ようやく、返事を返した。もしその声に何か感情がこもってしまったとしても、おあいこだ)…そうだね。まあ、僕も日本人だから(実際、ここに入る前のことはおぼろげにしか覚えていない。どんな少年時代を過ごしてきたのか、どんな友人がいたのか、どんな仕事をしていたのか、覚えていないことが多い。それがチョロ松の外に未練がないと言い切れる所以だったが、ふと彼に問われて、少し、さみしさを覚えた。――作りたてのご飯と味噌汁って、そんなに旨いものなの?――少し考えて、そうだよ、と答える。遅れて、彼にはなにか、斟酌し難い事情があったのだろうか、と、彼の背景を少し覗いた気がした)   (2017/6/27 22:22:43)

三男((宗教ね…親が宗教やってて色々関連書籍とか読んだけど、完全に型に嵌りたいとは思わなかったな。確かに面白いな、とか思うことはあったし、人生の参考になるようなこともあったけど、ほかの人の考え方にすべて委ねるのは、どうなんだろう。自分で責任を取るのが難しくなるんじゃないかな。自分が考えたことじゃないなら。そういう幸せだっていつまでも続くものじゃないね(ふる、)   (2017/6/27 22:25:40)

長男あのさ、俺、作りたてのご飯とか味噌汁とか食ったことないんだよね、(努めて軽い口調で言ってみる。別に辛さを隠すため等ではない。自分の生い立ちを苦しいとか辛いなどと思ったことはない。ただ、相手が余り重荷に思わないように、其だけを気にして敢えて何でもない風を装ってそう告げて、) ……なぁ、此処を出ることが、もし、万が一にでもあったらさ、……そん時はチョロ松、俺に炊きたての白米と旨い味噌汁食わせてよ。(近くの看守の目がぎろりと此方を睨んだ気はしたが、気にせずにそう告げる。勿論そんな日が来るなんて思ってもいない。今はただ生かされているだけの身で、死刑の執行日が決まれば命を落とす。それは、相手も同じ事。しかしそれでも、その会話の間だけは一時の夢を見ていたかったのだ。) ……チョロ松の作った飯食ってさ、こんな冷たい部屋じゃなくて温かい布団でさ、……腹一杯になって眠れたら、……幸せだろうな。なあ、頼むよ。お前のお願いも聞くからさ(叶わない夢。其れでも一時だけ、その夢を見せてほしい。良いよと優しく囁いてほしい。そう願いながら、相手の言葉をまって、)   (2017/6/27 22:32:38)

長男((そっか、家宗教してんだ?まあ我が家も宗教には入ってるけどさ、。もし、不愉快な話題だったらごめんな、こういうのって微妙な話題だから、(眉下げ、) チョロ松って、何か話してると偉いなって思う。自分の足でしっかり立って歩いてるっていうかさ、考えしっかり持ってて。   (2017/6/27 22:35:18)

三男……、(彼の軽い口調に、しかしチョロ松は答えることができなかった。いったい誰が、何を返せたものか。彼の言葉が続くのを待ちながら、自分の人生を顧みてみる。特段、変わったことはなかったように思う。今の記憶の範疇では、だが。それでもここにいる理由はあるのだが、彼の人生はどういうものだったのかと、思いめぐらす。下手を打てば、自分のことよりも気になっているのかもしれない)………!(此処を、出ることが、万一にでも、あったら。馬鹿な空想だ。絵に描いた餅、机上の空論。そんなこと、万に一つもないだろう。もうすぐ自分たちは死ぬのだ。それが与えられた償いであり、囚人として刑に服す自分たちの最終義務だった。それでも、チョロ松は彼の言葉のうちに込められた表情を正しく読んで、唇でそっと弧を描いては)いいよ、(と、そう優しく答えた。相手の望み通り。自分の、望み通り)   (2017/6/27 22:50:35)

三男別に料理得意なわけじゃなかったけど…そうだね。幸せかもね(知っている。二度と叶わない夢だ。でも、夢でなら、せめて夢の中でなら。――パンドラの匣。あけてはならぬ匣をあけたばかりに、病苦、悲哀、嫉妬、貪慾、猜疑、陰険、飢餓、憎悪など、あらゆる不吉の虫が這い出し、空を覆ってぶんぶん飛び廻り、それ以来、人間は永遠に不幸に悶えなければならなくなったが、しかし、その匣の隅に、けし粒ほどの小さい光る石が残っていて、その石に幽かに「希望」という字が書かれていたという話を、思い出していた。だから、)……ねえ、いつか(そのけし粒ほどの希望の石を、信じてみたいと思うのだ)いつか、君に会いに行きたい……会って、こうやって、電話じゃなくて直に話して。笑ったり、からかったり……(それは希望の石を持つ声にしては、ひどく心細げなものだったかもしれない。仕方ないのだ、希望は、希望でしかないのだから)   (2017/6/27 22:50:47)

三男((まあね。僕は小さい頃から信仰に消極的ではあったけど、それでできた人間関係はあったから否定もしてなかったな…とと、そうだね。宗教と政治と野球の話は場が荒れる(あうあう、) まさか。僕はまだ幼い人間だよ。思考も何か暇な学生みたいなもんでしょ(ふ、)   (2017/6/27 22:53:20)

長男マジ?(いいよと答えられれば、ぱあと顔を輝かせ、一人でガッツポーズをつくる。勿論そんな夢が叶うなど思ってもいない。いないのだが、そう答えてくれたということは、彼も自分と同じ夢を見てくれると言うこと。それだけで、満ち足りた気分となった。) 料理得意じゃなくてもいーよ!てか、チョロ松は何の料理が作れんの?俺、お前の料理なら何でも食いたい!(勢い良くそう食い付く。得意でもない彼が自分のために包丁を手にとって料理を作ってくれる。それだけで、嬉しかった。だけど、幸せは貰ってばかりでは行けない。何か手に入れるためには、それ相応の報酬を。それは今まで生きてきた中でマイナスの意味しか持たなかったが、しかし今はほのかな暖かみを帯びた教訓だった。「その代わり、俺は、チョロ松のお願い何でも一個聞いてあげる。何がいい?」と、相手に優しく問いかけてみて、)   (2017/6/27 23:01:05)

長男……っ、(会いに行きたいという相手の言葉に、思わず声がつまった。返事に窮した訳ではない。柄にもなく、心が柔らかく暖かく締め付けられたからだ、) ……いいよ、会おうぜ、(漸く、その言葉を絞り出した。) 俺も、会いたい。会って、話して、お前の顔をみて、……そんで、そしたら、伝えたいことがあるんだ、(もし会えたなら、そんな奇跡が起こったならば、この気持ちも伝えることが出来るだろうか、)   (2017/6/27 23:04:18)

長男((なはは、野球は確かに荒れるな、(けらけら、) そっかぁ?お前しっかりしてると思うけどなぁ。少なくとも、俺の回りの大人たちより余程もの考えてると思うわ、   (2017/6/27 23:06:14)

長男((とと、悪い、、眠気がヤバイから無言落ちする前に落ちるな。また相手してくれると嬉しいわ、。折角盛り上がってきたところごめんな、(しょも、)   (2017/6/27 23:10:41)

長男((そんじゃ、お休みぃ、(手ひらり、)   (2017/6/27 23:11:06)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/6/27 23:11:09)

三男ええ? 料理…んん、ほんとに殆どやったことがないからさ、わかんないよそんなの。おにぎりくらいしか(食いついてくる彼に、子供みたいだなと小さく笑いながらも冗談めかして答えてやる。彼のために包丁を握る自分と、それをわくわくと眺める彼を空想の中に思い描いては、少しだけ、満ち足りた気分だった。代わりに此方の願いも叶えてくれるという彼に、先の答えを返した。会いに行きたい。直接話したい。会いたい、会いたい。本音だった。心の底から願っていることだった。看守の足音。影。顔がこちらを向いたが、表情は見えなかった。そんなものは気に留めもしなかったが、答えに詰まる彼に、口に出したことを少しだけ後悔する。ごめん、なんでもないよ、と見え見えに引っ込めようとした)………あ、(いいよ、と彼が答えてくれたのはそんな時だった)…うん、……僕も、伝えたいことが、ある、かも(会えなくたって、伝えたかった。けれど、彼がそう言うから。そんな奇跡など起こらない。起こらないなら、伝えることなどできないのだ。それでも、信じて、縋っていたかった。彼と顔を合わせる日が来るのを。信じてもいない、奇跡を)   (2017/6/27 23:20:44)

三男((ん、じゃあね。お休み。いい夢見ててよ(ぽん、) じゃ、また来る(ひら、)   (2017/6/27 23:21:36)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/6/27 23:21:39)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/6/28 18:14:31)

長男((さーて、レス返しにきたよん、(にへ、)   (2017/6/28 18:14:48)

長男おにぎり!俺、おにぎり食いたい!俺のために作ってくれんだよな?(相手のおにぎりと言う単語に勢い良く食い付く。今までコンビニやスーパーの味気ないおにぎりは食べたことはあるが、自分のために握られたおにぎりは口にしたことはなくて。それは、とても魅力的な言葉に、聞こえた。) ん、行くよ。会いに行く。お前が俺のために料理を作ってくれるんなら、どんな障害も乗り越えてくよ、(ゆっくり、一言一言区切るように告げる。相手が自分のために何かしてくれるなら、何でも出来るような気がして、出来る筈も無いことを易々と口にすれば、見かねた看守が横から口を出す。曰く、そろそろ就寝の時間だと。逆らいたい気もしたけれど、携帯を取り上げられたら元も子もない。明日の作業は肉体労働であるし、睡眠時間も確保しておきたい。) ……御免な、チョロ松、そろそろ時間だ、(お休み、また明日と告げて、そっと携帯を閉じ、また大事そうに引き出しの中に入れた。)   (2017/6/28 18:20:52)

長男((よし、そんじゃまた来るなぁ、(ひらり、)   (2017/6/28 18:21:11)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/6/28 18:21:18)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/6/28 19:21:09)

長男((さーて、お今晩わぁ、(ひょこり、)   (2017/6/28 19:21:39)

長男((そんじゃ待機しましょーかねぇ、   (2017/6/28 19:21:58)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、長男さんが自動退室しました。  (2017/6/28 19:53:25)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/6/28 20:11:04)

三男((ん、一足遅かったようね…(む、) とりあえず、返信書くかな(ごそ、)   (2017/6/28 20:11:38)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/6/28 20:18:40)

長男((悪い悪い、目ェ離してたわ   (2017/6/28 20:18:59)

三男((あやや、おかえり兄さん。連日お邪魔しちゃってごめんね(ひら、)   (2017/6/28 20:19:33)

長男((いらっしゃーい、チョロ松、(ひら、) いんや、来てくれてめちゃくちゃ嬉しーよ、お前との成り楽しいし、(にひひ、) お前も楽しんでくれてたらいいけど、展開についてのリクエストなんかはいつでも受け付けるから気軽に言ってな?俺だけ楽しんでるのは申し訳ないし、二人で楽しみたいし、(へらり、) と、挨拶して早々申し訳ないけど、ちょっと風呂行ってくるな、(ひらり、)   (2017/6/28 20:21:43)

三男((そう、良かった。楽しんでるのが僕だけじゃないみたいで(くす、) リクエストね…ん、またあったら言うけど、さしあたっては無いかな。敢えて言うなら、一応夢の伏線の着地点は決めたから適当にノってくれたら嬉しいかな(ふむ、) ん、行ってらっしゃい、ゆっくりね。と、書き上がったから投下しとくね(ぐ、)   (2017/6/28 20:24:25)

三男…そう? …うん、もちろん、君のために(冗談のつもりでおにぎりを得意料理にカテゴライズしたのに、相手は受け取って嬉しそうに食いついてくる。自分がすることでここまで喜んでくれる人があるのかと思うと、少し、顔もほころんだ)…そうだよね。…ありがとう、楽しみに、してる(ここまで堂々と宣言してくれる相手に、やはり会えるのではないか、と希望が本当の意味で頭をもたげてきた。看守が聞いていないはずがないのに、と、外部のことを気にするようなことを思ったのは、少し気持ちに余裕が出てきて首が回るようになった証拠だ)…あ、そう、だね。今日は終わりにしようか(時間だ、と言われて、また長いこと喋っていたことに気が付いた。こくり頷いて、お休み、と告げる。しばらくは相手との通信が切れた後の無機質な機械音を飽きることもなく聞いていたが、やがて閉じて、引き出しの中に入れて眠った。いつもと同じ夢を見た。しかしその内容は、起きた時にはもう忘れてしまっている。それがなぜかひどく、不安だった)   (2017/6/28 20:26:55)

三男(――二人は互いにコールする順番を決めている。次の晩は、チョロ松が電話をかける番だった。けれど、得体の知れない塊のような不安感は彼の手に携帯を握ることを躊躇わせた。夕食の時刻が過ぎて、長い時間、躊躇って、ようやく携帯を開いた)……もしもし、おそ松? こんばんは。ごめんね、遅れちゃって   (2017/6/28 20:27:04)

長男((只今!そんじゃレス返す、ちょいと待っててくれな、(ひらり、)   (2017/6/28 20:41:09)

三男((ん、おかえり。待ってるよ(ひら、)   (2017/6/28 20:41:20)

長男(むむむと腕を組み眉根を寄せて小難しい顔をし、目の前の炒飯とにらみ合いをする。今夜の夕食で、別段変わった炒飯ではない。そもそも、炒飯は大好物だ。しかし、今日は具材が良くなかった。緑色にテラテラと光るもの、ーーピーマンのみじん切りが其処には入っていた。正直苦手である。しかし、晩御飯を食べないことには明日の仕事にも影響が出る上、大切な彼との電話にも集中出来ない。ううんと悩んでる横で、引き出しの中から着信音。びくりと体が反応する。チョロ松だ。こうなれば最早嫌いだの何だの言っている暇はなく、5秒でそれを胃の中に収め、急いで通話ボタンを押す) も、もひもひ、(声がくぐもってしまった事と、口に広がる嫌な苦味のため渋い声になってしまったことはどうか容赦してほしい。数回咀嚼し漸く飲み込むと同時に相手から謝罪の言葉があり、) いんや、大丈夫。俺も今飯食い終わったとこだから心配すんな。(へらりと笑いつつそういうも、相手の何処か影のある声に気付き、「どした?何かあった?」と少し低い声で尋ねてみて、)   (2017/6/28 20:49:44)

長男((夢の伏線超楽しみ!そーゆーの大好き、(ぱあ、) 楽しみにしてるし、全力で乗らせてもらうな、(こくり) 俺も、もしかしたら色々勝手に進めたりするかもしんねーけど、勘弁な、(にへへ、)   (2017/6/28 20:51:49)

三男(決まった番号にしか書けられないよう細工された携帯電話を握る片手は心なしか力がこもって。ぷつり、と音がして耳に入った彼の声はくぐもっていて。まだ食べていたのかと顔に出さず驚きながら、しかし少し安堵する。待たせることにはならなかったのだと。今食い終わったところだから、と屈託なく笑う声も、先程まで自分を押しつぶしそうなほどだった不安の塊を少しだけ軽くした)…ああ、…ええと(けれど、こちらの声色に先程までの不安が入り混じってしまったのか、彼にそれを察知されてしまったようだ。けれど、こんなことを話してもいいものかどうか、少し、迷って。面倒だと思われたらどうしようか、電話を止められることになったら。先程までの不安感が再燃してきて、沈黙を落とす。チョロ松はしかし、話さずにはいられなかった)ごめんね。何か、凄く不安で(切り出す。ろくに覚えてもいない夢を怯えてなんて恥ずかしい、と話し始めてから思ったけれど、止めようとは思えなかった)夢、見るんだ。もう何年も見なかったはずなのに。最近は眠ると必ず夢を見る…(視線を落とす。変な話だ。本当に、変な話。こんなことを彼に話してなんになるのだろう、と心の中で自嘲しては)   (2017/6/28 21:04:18)

三男((んん、ありがとう。うまく回収できるように頑張ろうかな(ぐ、)って言ってるところへ早速悪いけどさ、夢の内容を"全く覚えてない"じゃなくて"途中まで覚えている"ってことに変更するから、ごめんね…(うぅ、) ありがとう。いや、ロルって相手が送ってきたものをどう投げ返すかってのが一番の楽しみだからさ。そこはお互い様ってことにしとこうよ(ぐ、/にふ)   (2017/6/28 21:05:46)

長男(此方からの問いに、先ず返されたのは沈黙。けれど其は、尋ねられたことに対する不快感ではなく、答えようかどうしようか迷っている戸惑いであることは、短い付き合いと己の勘で察することは出来た。だから、此方も沈黙で待つ。言ってもいいよと、思う存分話せよと言うように。それが伝わったのか、相手はぽつりぽつりと話はじめ、) …夢か。(昔の自分なら、ここで茶化すことも出来たかもしれない。夢で怖がってんの、恥ずかしいと。しかし、相手の声色から不安に揺れてる事は明らかで、冷やかすなど、到底出来ることではなかった。出来るだけ安心させるように、チョロ松、と何度も相手の名を呼んで、) もし良かったら聞かせてくんない?どんな夢、みてんの?(人に話せば楽になることもあるかもしんねーしな、と楽観的に聞こえるように言って、)   (2017/6/28 21:12:29)

長男((途中まで覚えてる把握、(ぐっ、) 心中は着地点に向かう様子が楽しかったけど、その監獄電話は着地点が 予想できなくてワクワクするわ、(へらり、) じゃ、お互いに好きなことをやっていくってことで、(こくり、にししと鼻の下を擦り)   (2017/6/28 21:14:33)

三男……、(何度も優しい声で撫で付けられるように名を呼ばれて、また心が少しずつ落ち着いていく)うん……あのね、(もし良かったら聞かせてくれないかと言ってくれる彼。もとより、最後まで話すつもりだったものの、それを彼は受け入れてくれるのだとわかればひどく安心して話せると思った)――――猫、(猫がいるんだ。綺麗な猫。黒猫。ベルベットよりもきめの細かそうな毛並み。瞳の色は、翡翠を埋め込んだかのような息を呑むグリーン。ガラスの床の上で、訳もなく突っ立っている僕の周りをぐるぐると。歩き回っては、鈴を転がしたような鳴き声で僕を誘惑するんだ。僕は、とても気分がよくって。この世のものとは思えないほど綺麗な、その猫を眺めていると。心の底から満たされていくのが分かるんだよ。毛づくろいをする猫に触れたい、抱きしめたい。でも、ガラスは薄くて。僕が不用意に動けば、そのままぱりんと割れてしまいそうで。為すすべもなく、僕は蟲惑的な猫の艶姿を、ただじっと見つめている。それが口惜しくて、悔しくて。なんだか、そのもどかしさが、次第に怒りへと変わって。僕は、黒猫のことを美しいと思うより。憎たらしいと、思い始めるんだ――)   (2017/6/28 21:25:56)

三男……覚えてるのは、ここまでなんだ。変な夢、でしょ? …でも、怖くて。夢の中で猫に憎しみを抱く自分が……堪らなく、こわくて(そこまで言って、言葉を切る。瞳が揺れる。電話の向こうに彼がいるのだと思えば、無意識に電話を握る手にもまた力がこもった)   (2017/6/28 21:26:06)

三男((そうだね。まあ、着地点さえ決まってればどんな風呂敷でも畳めるけど…わかんないのもいいよね(ふふ、) オーケー、好き勝手やっとくよ(ぐ、/何)   (2017/6/28 21:26:44)

長男(相手の話を、邪魔しないようにと時折小さな相槌を打ちながら聞いていく。エメラルドグリーンの瞳の黒猫。それが何を意味しているのかはわからない。相手もきっとわかっていないのだろう、不安に声が揺れている。) ……何で憎く思うんだろうな?触れられないから、可愛さ余って憎さ百倍って奴?其とも、他に原因があんのかな、(ポツリと思い付いた疑問を口に出して、) 大丈夫だよ、チョロ松。誰でも、憎しみを持たねーやつなんていねーよ。……その憎しみの、何が怖いんだ?(相手を落ち着かせるように、大丈夫、大丈夫と繰り返し、)   (2017/6/28 21:33:25)

長男((だな。さーて、この後の展開が楽しみ楽しみ、(にひひ、) しかし、最近暑いよな、、もう既に夏真っ盛りって感じ(ぐでり、)   (2017/6/28 21:34:30)

三男……わからない。僕が、綺麗じゃないからかも知れない(ぽつり、とあいまいな返事のつもりで言ったことがわりかし真実を覗いている気がして、自分ではっとした。つまるところ、嫉妬だ。答えを得た気がして、続けた)…僕は、顔は綺麗じゃない。かっこよくも、かわいくもない。背丈だってそんなに高くない。……だから、(誰にも愛してもらえない、だなんて。続けようとしてやめる。わけもわからないまま、また、沈黙を落とした。彼の、大丈夫、大丈夫と何度も繰り返し繰り返す言葉に、じわり、と涙が滲んで、これ以上喋ってしまったら涙がこぼれてしまうせいもあった)   (2017/6/28 21:45:43)

三男((そうだよね…雨もふりきらないと蒸すしね(うぅ、) でも早朝とか夜はちょっとは過ごしやすいかな。しかし夏嫌いだからこれからの季節憂鬱だよ…(くて、)   (2017/6/28 21:46:40)

長男(続けられた言葉に、思わず言葉を詰まらせた。今まで楽しく話していた相手が、そんな事を思い悩んでいたなどと気付かずに、能天気に一人楽しいつもりで話していた自分を叱咤したい気持ちに駈られた。) チョロ松、そんなことねぇよ。正直外見の事は会ったことがねぇからわかんねー。でも、お前と話してると楽しいし、疲れだって吹き飛ぶ。お前との会話が俺の癒しで、俺には、お前が必要だよ。(相手への言葉が、とりとめもない言葉となって溢れ出す。この人との関わりのない殺風景な日常の中、相手にどれだけ救われているか、きっとチョロ松は知らないのだろう。心と言うものが可視化できれば良いのにと思った。そうすれば、この思いを伝えることが出来るのに、と。) チョロ松、チョロ松。俺は、お前のことを何にも知らない。どんな顔をして、どんな表情で笑って、どんな過去をもってんのか。……でも、此だけはいえる。世界中の誰がお前のことを振り向かなくても、俺だけはお前のことを必要としてる。(嗚呼、だから、愛しい人よ、傷付かないで、)   (2017/6/28 21:59:57)

長男((マジかぁ、俺は暑くて早々にクーラーつけたわ、(苦笑、) 朝は涼しくていいんだけどねぇ、(溜め息、)   (2017/6/28 22:01:09)

三男(まだ彼とは知り合って間もないが、時折、携帯をぱきりと二つに折ってしまいたくなる衝動に駆られる。彼は眩しかった。自分よりもずっと純真で、上方にいる相手だと思った。人を見る目に自信があったわけではないが、それでも。そんな優しい彼の期待をいつか裏切ってしまうのなら、もう、終わりにしたほうが、と。けれど)……、…(お前と話していると楽しいと、お前が必要だと、彼は言った。誰が振り向かなくても、自分だけは必要とすると。心が温かくじわりと締め付けられて、何も喋らなくても涙がぼろぼろとこぼれた。ありがとう、と言おうとして、それは啜り泣く声に、一度言葉にならなかった)…、電話、かけるよ、僕。いつだって、何度、だって…、君のことが知りたいもの。もっと、もっと知りたいから。それから……僕のことも。知ってほしいから、(涙が乗った声で伝えながら、まだ、伝えたいことがあると、思った。伝えたかった。後悔しても。彼と昨日結んだばかりの、会えたら、という約束を無下にすることになっても、今)……ありがとう、おそ松。僕、君のことが好きだったみたい(――嗚呼、だから、愛しい人よ、傍にいて、)   (2017/6/28 22:13:39)

三男((僕はまだ扇風機で耐えられるよ…(ぐ、/※痩せ我慢) ね。地球温暖化も困ったもんだよ(はふ、)   (2017/6/28 22:14:25)

長男おう、電話かけてよ。何時だって、何度だって。(相手のくぐもった声が聞こえる。泣いているのだろうと、そう思った。泣けばいい。苦しみや悲しみを絞り出してしまうように、思い切り全て、涙に流しきってしまえばいい。、) 俺も、お前のこと知りたいよ。小さなことでもいい、大きな事でもいい、全部全部、知りたいよ、。……だって俺も、お前の事が好きだから。(言ってしまってから、嗚呼、告白は会った時に言う筈だったのに、とふと思ったが、其れでも泣いている相手を前に言わずに置くのは、男が廃るだろう。目に前に相手がいるわけでもないのに、背筋をただし、しゃんとし、携帯を両手に持ちかえて、) ……なぁ、チョロ松。本当は、会った時に伝えるはずだったんだけど。……お前が好き。一人の人間として、俺は、お前を愛してる。(引かれるだろうか。それとも、弱っている今ならば受け入れてくれるかもしれないと言う多少の打算と、泣く相手を少しでも慰めたいと言う愛しさに、愛の告白を口にして、)   (2017/6/28 22:24:18)

長男(悪い、明日も早朝から出掛けるからもう寝るわ。俺、就寝時間小学生並みなんだよな、(苦笑) レスくれたらまた明日返しに来るから。そんじゃお休みぃ、(ひらり、)   (2017/6/28 22:25:50)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/6/28 22:25:55)

三男……っ、ぐすっ…(嬉しかった。チョロ松の頬を流れる涙は、彼にとって不思議だった。悲しくもないのに、こんなにも涙が溢れてくるのはなぜだろう。ああ、と思い至る。これ以上ない多幸感を感じたとき、人は涙を流すのだろう。彼に会いたい。それはきっと、死刑を免れてここを出て自由になるよりもずっと、甘美なのだろう。一瞬だけでも、彼に会えたら。一瞬だけでも、触れられたら)…僕も、だよ……、すき、好きなんだ…愛してる(何度もためらったこの言葉も、今はするすると自然に口をついた。甘い声と言葉とに、心が満たされる。けれど、人の欲求、欲望は胃袋と同じだ。一度満たされて膨らめば、満ちるために要する量は増えるばかり。 会いたい、触れたい、見つめたい、話したい、と。けれど、今はこの幸福感にまだ酔っていたかった)――あ、(消灯を告げる看守の声が聞こえた。大事な蜜月の時間も、今日は終わりだ)…時間、だね。お休み、おそ松…また、明日(愛してるよ、と、言い残して、電話を切る。しばらくその携帯を握りしめていたが、やがて引き出しに入れた。――――その日を最後に、まだ死刑の執行に猶予があるはずのチョロ松はしかし、着信に応えなくなった)   (2017/6/28 22:43:30)

三男((最近の小学生は結構遅くまで起きてるからね…うん、お休み。またね(ひら、)   (2017/6/28 22:44:19)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/6/28 22:44:21)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/6/29 17:56:51)

長男(( ただいまぁ、ってことでレス返すな(こく、)   (2017/6/29 17:57:07)

長男俺も、愛してる、(愛していると告げられて切られる直前に、自分もまた思いを口に出す。すぐに通話は途切れたため、その最後の台詞が聞こえたかどうかは定かではないが、それでも幸せだった。愛しい思いが胸にあふれる。相手も同じ思いを抱いてくれることが、此処まで嬉しい事とは思わなかった。携帯を数度大事そうに掌で撫でてからそっと壊れ物でも扱うかのように引き出しに入れ、薄っぺらな布団の中にダイブする。この上なく幸せで、にやける口元が抑えられなかった。しかし。)……何で出ねーんだよ、(その日を最後に、相手は電話に出なくなった。始めは忙しいのかとも思ったが、就労時間を超えてからの予定など囚人にあるはずもない。いつもなら数コールで出る相手が、いくらコール音を鳴らしても出ない。何かあったのだろうか。もしかすると、死刑執行が……。コール音が積み重なる度に、嫌な想像が胸を過る)……頼むから出てよ、チョロ松ぅ、(絞り出した呟きは、誰に聞かれるともなく空に消えていった。)   (2017/6/29 18:02:34)

長男(その時だった。かたりと物音が耳につく。顔を上げれば、格子が嵌められた窓からのぞくのは、看守の一人。彼の事は、苦手だ多。何時も冷たい目でこちらを見てくる。冷たいだけならいい。そこにはどこか見下したような色があることに、確信があるわけではないが、そう感じていた。囚人は人でない、と実際に言われたわけではないが、そういう類の事を雄弁に語るような視線。彼に見られるのは嫌いだった。自分等、存在してはいけないと、言われている様な気がして。)…なに?(覗いてくる彼に尋ねれば、無言で一切れの封筒を差し出される。疑問に思いつつ受け取り、その封を無造作に開け、その中に入る紙に書いてある字を読んで、思わず固まった。)……死刑、執行日…(自分の死刑執行日が10日後に決定したと、其処に書いてある字が無機質に告げていた。)   (2017/6/29 18:07:51)

長男((さーて、そんじゃ飯だから一旦落ちんね、(ひら)   (2017/6/29 18:08:05)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/6/29 18:08:08)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/6/29 20:17:16)

長男((さーて、ちょいと待機でもしようかねぇ(どかりと座り込み、)   (2017/6/29 20:17:40)

長男((その前に風呂入ってくるかぁ。暫く放置な、(手をひらり、)   (2017/6/29 20:18:23)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/6/29 20:49:50)

三男((今日も今日とてお邪魔、(ひょこ、) 外で書いてきたから、落とすね。何か痛い上に勝手に進めてる感じあるけど勘弁(うぐ、)   (2017/6/29 20:50:27)

三男(おそ松の処刑日が決定した日。チョロ松がおそ松からの着信に応えなくなって二週間がすでに経過していた。相手とつながる手段は、携帯電話しかない。相手が電話にでなければ、それだけで相手とのつながりは途切れるのだ。チョロ松は何度も何度も長時間鳴り続けるコール音に、苦いような苦しいような思いを抱いていた。でも、その着信に出ることも、出る前に切ってしまうことも、携帯電話を折ってしまうことも、彼にはできなかった。なぜなら、――――)――――もし……もし……?(それでも、電話の向こうの相手が10日後に処刑を受けるということは、チョロ松の耳にも入れられた。迷いが生まれた。最後の日までに、伝えなければならないことがあると思った。これで最後だから、と思いながら、ようやく携帯電話を開いて、どうにかボタンを押して、ようやく)…おそ松? 久しぶり、だね。えっと、……(おそ松の耳に届くのは、憔悴しきった、僅かに掠れた声)   (2017/6/29 20:51:12)

長男((お、チョロ松いらっしゃーい、(ひら、) マジで?楽しみ、(わくわく)   (2017/6/29 20:51:16)

三男ご……めん、ね、ぅ、ぅう……少し、事情が有って。電話に、出れなくって……うぅ、うううう、うぅうう……(話しながら、――ブチッ……ブヂブチッ……ブチッ……ブヂッ――すでにひどく傷ついて、膿み始めている指を、更に噛み潰す。これから話すことは、彼をそうさせずにはいなかったのだ)う゛ぐぅううう、うぐ、うぅ゛ううう、…っ、(――ブヂュ、ブヂ……ブギ、ミチ……ブチッ――痛みに噛む強さをためらっては、それをまた罰するようにわざと顎の力を強めて)   (2017/6/29 20:51:29)

三男ご、めんなさい……僕、醜いのは、顔や体だけ、じゃ、なかった。心まで、腐って、る…ば、化物、……人を、愛してはいけなかったんだ……そんな資格、ぼく、僕には、なかった、(彼が携帯に手を出せなかった理由――それは、噛み潰した指では、携帯を開くこともボタンを押すことも、ままならなかったためである。携帯のボタンが押せないように、二度と電話に出られないように、電話をかけられないようにと、彼はこの傷を施した。それでも一度は伝えなければならないと思うことが、残っていたのだ。だから今回だけ電話をかけたのだし、本当に今回で最後にするようにと、一層指をひどく傷つけるのである)   (2017/6/29 20:51:38)

三男((ん、連日僕ばかりどうもね(ぽり、/へら) ンン、そんな楽しみにされるようなものじゃ…そだ、今回は夢の伏線畳んでくけど、病み成分高めかも(わた、)   (2017/6/29 20:54:32)

長男チョロ松!(漸く繋がった電話に嬉々とした声を上げる。しかし、その喜びも束の間、憔悴仕切ったその声にただならぬものを感じ、) どうした?何かあった? (声を低めて、相手の様子を探るように尋ねてみれば、嗚咽と何かを引きちぎるような音。その痛ましさは電話越しにも伝わってきて、) 俺は大丈夫だよ、チョロ松、。お前のこと待つのだって、全然平気。だって今、出てくれたじゃん?こうやって話せるだけで、俺は、幸せだから、(だからそんな謝るなと、繰り返される相手の謝罪を懸命に慰めるように、あやすような声で、)   (2017/6/29 21:00:09)

長男それより、さっきから何の音……?チョロ松、おかしなことしてねえよな?(思い出すのは、捕まえられて囚人となるまでの記憶。殺しもしたし、残酷なことも沢山してきた。拷問もそのうちのひとつである。ナイフで指を半分まで深く切りつけ、言うことを聞くまでそれを少しずつ引きちぎる。それが、彼と暮らしていた「おじさん」が好む拷問方法の一つだった。今何故そんな事を思い出すのかと言えば、似ているからだ。肉が皮を裂いて引きちぎられる音に、電話から聞こえるぶちり、ぶちりという音が。) なあ、俺は、お前の外見は前も言ったかもしんないけど、知らない。それでも、性根は腐ってないと思う。だって俺は、お前と話して楽しかった。お前の話を聞いて嬉しかった。そんなお前にーー恋をしたんだ。(相手からの電話に何れだけ心が踊っただろうか。何れだけ毎日待ちわびただろうか。そんな、愛しい愛しい相手のことを貶すなど、其が喩え相手自身だとしても、容認はできなかった。)   (2017/6/29 21:06:31)

長男((連日入室めっちゃ感謝してるよ、お前との成り楽しいし、(にへら、こくり、) こんな風に来てくれてるってことは、お前も楽しんでくれてるってことだろ?(決めつけ、) それはスゲー嬉しいし!(にかり、)   (2017/6/29 21:10:09)

三男やめ、やめて、…ぼくは、僕は、最低な人間だった、んだよ、(震える声。耳を塞ぎたい衝動。自分のことを知りたいと言ってくれた彼を、やはり裏切ることになってしまったのだ。未だ信じてくれる彼を、直視したくはなかった)だって、……あの、ゆめ、夢、には――(続きがあったんだ。薄いガラスの上で、猫を恨めしく見ている僕。その周りを、いつしか同じような黒猫が何匹も何匹も現れる。みんな美しい、みんな息を呑むような愛おしさ。ころころ、ころころと喉を鳴らしながら僕を呼んでいる。嗚呼、抱きしめたい。頬ずりしたい。でも手が届かないの。伸ばしても伸ばしても届かない。もう少しで触れそうになっても、すいっとみんな逃げてしまう。僕は気付いちゃった。猫は僕の手を嫌がっている。赤切れて、渇いて、爪もぼろぼろな醜い手を。そんなあんまりだよ、と叫んでも、どの猫も近づいて来てくれない。ころころ喉を鳴らして、翡翠の瞳で僕を誘惑するだけ)   (2017/6/29 21:27:29)

三男(どうしてなの? そんなに醜い僕に、触られるのが嫌なの? 美しいことがそんなに偉いの? 生まれ付いて醜い僕はそこまで落ちぶれているの? 憎たらしい、憎たらしい。どうして、どうして。嗚呼、憎い猫、猫、猫、猫猫猫、見渡す限りの黒猫。認めてくれないなら、蔑むのなら。――殺してやる)僕は、ガラスにひびが入ることも厭わずに、立ち上がると手当たり次第に猫を捕まえて、(く   びり      こ ろし      て    。)あああ、僕にはそれが嬉しくってたまらなかった!猫が!綺麗な猫が!ゴミクズのように崩れるのが嬉しくて!醜い自分を蔑んでいたものが全部、豚の鳴くようなうめき声をあげて!死んでいった!息をしなくなった!ざまあみろ、ざまあみろ!(ざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろざまあみろ)   (2017/6/29 21:27:39)

三男うぅう、うわああ、あああ……なんて、なんてことを! ずっと、忘れてたんだ。ずっと忘れて、無かったことにしてた。僕は卑怯な奴だ、醜い怪物、悪魔……! あんなに、あんなに殺してしまうなんて、ひどい、ひどい……!(声が震える。自分で、自分におびえている。夢の中の自分を恐れている。ここに入る前の自分を、思い出しては、畏れている)う、うぅ、うぅ……ぼく、僕には、もう誰かを愛することなんてできない。その資格が、ないんだ……僕が、僕がここにいる理由がやっと思い出せた。全部、罰、だったんだ……罪を清算するために、ここに閉じ込められたんだったよ……(膝を抱える。そんな少しの衝撃でも、指はずきずきと痛んで、自らの罪とその罰の重さを痛みという形で自らに教えもたらしていた。それが辛くて辛くて、それを抱えながらまだ彼と話をするのが、苦しくて)   (2017/6/29 21:27:50)

三男電話をかけられなかったことは、ごめん……でも、もうかけられない。かけたくても、かけられない…、(ブヂュッ、と、また妙な音。うめき声)う、うぅ゛、もう゛、もうかけられない…、今日は、今日だけは痛くても、我慢して、ボタンが押せた……でも、もう、腐って、膿んだ指じゃ、電話をかけられない(相手は、自分が何をしているのか察しているのだろう。古い携帯でもこちらの僅かな音が届くほど、相手は耳を澄ましているのか、それともあたりが静まり返っているのか、それとも存外、携帯の性能が良かったのか)ごめん、ごめんね、僕、は、君に愛してもらえない……今日は、それを伝えたくて、電話を。お願い、忘れて。僕のことなんて、全部ぜんぶ。君にも、もう時間はないんだろ? 僕なんかのために、最後の時間を浪費しないで。僕は、このままでいいんだ……このまま、一人ぼっちで、死んで行くよ…(だから、だから、嗚呼、愛することを教えてくれた人よ。今度は、僕に忘れるということを、教えて)   (2017/6/29 21:27:57)

三男((んん、ならいいんだけど(へへ、) もちろん。僕、気に入った部屋には結構通っちゃうんだよね(くす、) / 荒らしかな 荒らしじゃないよ ロルだよ(※字足らず)   (2017/6/29 21:29:08)

長男……。(相手の懺悔の言葉に、かける言葉が見つからなかった。だって、何と言えば良いだろうか。きっと相手は、どんな言葉も望んではいない。そんな相手に何を言っても、其は、拷問と何も変わりないのではないだろうか。と、そこまで考えて、ふと耳につく音があった。電話越しの声ではない。もっと、直接的な…) ……?(申し訳ないと思いつつ、一旦電話を耳から話して、耳を済ませる。遠く、外から聞こえるのは、「ざまあみろ、ざまあみろ」と狂ったように繰り返す声。嗚呼、何だ。思ったよりも近くにいたんだな、俺達。お前はいつも穏やかな声で、こんなにも側にいるなんて思ってもみなかったけど。そう思えば、少し心に余裕が生まれて、) 大丈夫、大丈夫だよチョロ松。お前がどんな人間でも俺はお前のことを愛してる。だから、電話だけは止めないでくれよ。話すことが出来なくなったら、俺、何しちゃうかわかんないよ?(近くにいるという事実が、こんなにも安心感をもたらすものだとは思わなかった。ゆっくり、ゆっくり。興奮した相手を落ち着かせるように、好きだよ、愛してるよと、愛の言葉を告げる。)   (2017/6/29 21:43:46)

長男……チョロ松、大好き。(だから、だから、嗚呼、愛する事を教えてくれた人よ。今更、拒絶なんて残酷なことは、しないで。)   (2017/6/29 21:44:22)

長男((気に入ってくれたようで何より(にひ、) 何時もお前より先に落ちちゃうのが申し訳ないんだけどな、(しょも、) だけど明日は週末!夜更かしできるぜ!(ひゃっほー、)   (2017/6/29 21:45:37)

三男…………、(この懺悔を聞いてもなお、彼は大丈夫だと、愛していると言ってくれる。嬉しかった。じわりと、心が暖かくなった。――けれど。涙が指に落ちて、ひどくしみた。その感覚に、もう、残された時間では彼のために包丁を握れないのだと、携帯電話のボタンを押すことができないのだと、今更、自覚して。だから、)…だめだ、よ、(――ブチッ……ブチチッ……ブヂッ――受け入れることが、できなかった)僕、には、死を与えられるその日まで、安らぐことは許されちゃいけない……人を好きになるなんて、幸福な気持ちは持ってちゃいけない。だから寂しく、ひとりで……もう、これで終わりにして(彼との別れを自分でもたらすのが、辛くて。泣きながら、苦しげに呻きながら)もう、電話、切って。僕はもう、ボタンを押せないから。君が、終わらせて……おそ松、忘れて。もう、時間が無いなら…僕のこと、なんて、(ようやく、それだけを言い終えた)   (2017/6/29 21:58:18)

三男((ああ、ほんと? じゃあ今日は最後まで行けたりするのかな。終わり方どうしようかなあ(そわそわ、)   (2017/6/29 21:58:55)

長男……(暫く無言で考えた後、のそりと立ち上がる。格子越しに外を見れば、看守は一人。しかも、最近配属された新入り。ああ、今やるっきゃねえな。) ……わかった。電話は俺が切るから、その前にお願い。切るまで、俺の名前を呼び続けて。(そう言えば、一度電話を床におき、酷く苦しそうな様子で看守に聞こえるようにどさりと大袈裟にその場に倒れて見せて、「っ、苦し…!」胸を押さえ、のたうち回る演技をする。慌てた看守が不用心にも扉を開けて入ってくれば、がばりと飛び起きてその首を締める。気管を圧迫して殺すなんて野暮なことはしない。両頸動脈を圧迫すれば、ものの数秒で気を失う。鈍ってねーじゃん、俺、なんて自画自賛をしてみれば、そのベルトにかけられた鍵を手に、携帯を再び手にとって、) ……なあ、俺の名前を呼んで。そしたら、その声を便りにお前に会いに行くから。(この上なく甘い声が出て、自分でも驚いた。さて、愛しの彼に会いに行くとしようか、)   (2017/6/29 22:08:57)

長男((あ、御免、言い方が悪かったわ。夜更かし出来るのは明日。明後日が土曜で休みだから。明日は金曜日で早く家出るから、今日は早く寝ちゃうんだよな、(しょも、) 紛らわしい書き方して御免な、(眉下げ、)   (2017/6/29 22:11:12)

三男……おそ松、?(切るまで、俺の名前を呼び続けて。そう、彼が言うのを聞いて、困惑する。かたん、と音がして、足音。と、彼の声が遠くなった。鈍い音がして、彼が苦しがる声がして(思わず息を飲んで、声も出なかった)、キィ、と格子が開く音がして、また、何か重い音がして。何が起こっているのかと、困惑しながら彼が呼びかけてくれるのを待つ。また、耳のすぐ隣で音がしたかと思うと、――また、彼の声がして、安堵して、涙さえ溢れた。会いにいく、と。何をやらかしたのかと不審に思うことはなかった。今の彼は、この上なく信じられる気がしたのだ。先程までの意地っ張りは、どこかに行ってしまった。会いたかった。どうしても、会いたかった)…うん、…おそ松、おそ松…会いに来て、おそ松(言われたとおり、何度も、何度も繰り返し、繰り返し彼の名を呼び続ける。腐って、膿んで、血だらけで、潰れた指で、携帯を強く握り締めながら。後から後からこぼれてくる涙でぐちゃぐちゃな顔に、強いて笑みをたたえながら)   (2017/6/29 22:20:11)

三男((うわあ、…ちょっとまって。僕今日すっかり金曜日のつもりでいたんだけど…(ゲンドウポーズ) んや、僕こそごめんね、早とちりしちゃって(む、)   (2017/6/29 22:20:57)

長男(声が聞こえる。愛しい人が、自分の名前を呼ぶ声だ。其は、先ず電話越しに。おそ松、おそ松と繰り返し呼ばれる声に、うん、うん、と相槌を打ちながら、周囲を見回す。夜ということもあり、幸い他には看守はいないようだ。昔取った杵柄とばかりに防犯カメラの死角を縫って、確か此方から声がした筈と早足で、しかし足音は立てずに進む。どんどん廊下を進んで行けば、携帯電話から聞こえるものと重なる声。もう既に用を終えた携帯電話を耳から離し、直接聞こえる声を便りに進んでいく。愛しい声で呼ばれる自分の名前。) ……チョロ松、お待たせ、(漸くたどり着いたその部屋に、格子越しに覗き込んでへらりと笑って見せた)   (2017/6/29 22:28:06)

長男((日付勘違いあるある、(こくこく、) さて、そんじゃ俺はおいとましよっかねぇ、いっつも先に落ちてごめんな、(しょも、) 明日は眠気さえ来なければ夜更かしできるはず!そんじゃーな、(手をひらり、)   (2017/6/29 22:29:21)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/6/29 22:29:24)

三男(格子の向こうでお待たせと笑う相手は愛しい人、電話の向こうのかけがえのない人に違いなかった。声も、口調も、屈託のない笑い方も。事件からずっと止まっていた自分の時をまた動かしてくれた彼だった。その顔を見た瞬間に、手にもった唯一の繋がりはもう意味の無いものと化して、ろくに力の入らない手から床に零れ落ち無機質な音を立てた。深く頷き、思わず硬いベッドから立ち上がる)……おそ松…おそ松? 君、なの?(ゆっくりと格子に近づく。おそ松が見たチョロ松は、ひどい姿をだった。随分と顔を泣き腫らして、元がどうかは分からずとも酷く不細工な顔をしていた。潰れた両の赤い指を彼のもとに伸ばすことをためらっては、様子をうかがうようにおそ松の顔を見上げるのだ)   (2017/6/29 22:49:12)

三男(――――この国には法律がある。法律がある以上、それを破る人間もいるわけで。つまり犯罪者だ。犯罪者は刑務所に入らなければならない。もっと酷ければ死刑になる。僕は死刑になる人間だ。死んで当然の罪を犯したから。でもこの刑務所はお優しいことに、死んで当然の屑にも温情を与えようとしてくれる。それが携帯電話だ。ある決まった番号にしか、かけられないように細工された携帯電話。それを渡されて、一日の決まった時間にだけ電話をかけることを許される。外にいる家族や友人の声が恋しくなっても無理だ。外の番号にはかけられない。生涯を終える冷たい牢獄で、自分達が話すことを許された相手。同じ犯罪者だ。僕の相手にあてがわれたのは同じ青年だった。とても綺麗な声で喋る人だったんだ。いつも、彼と話すことだけが楽しみだった。偽善で与えてられた温情で、僕は彼と出会えた。それで幸せだった。もう、何もいらないはずだった。それでも――それ以上に、満たされて。そんなことを思っていたら、悲しくなって。嬉しくなって。こんな最後に、こんな出会いに。文句の一つもつけたくなった)   (2017/6/29 22:49:20)

三男((ンン、最近多いんだよね。どうにかなんないかな(はふ、) ん、じゃあね。また明日も会えたらよろしく(ひら、)   (2017/6/29 22:49:52)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/6/29 22:49:56)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/6/30 19:39:53)

長男((レス返すね、   (2017/6/30 19:40:05)

長男うん、俺だよ。おそ松。……あんまりお前が俺に会いたそうだったからさぁ、来ちまった、(へへと鼻の下を擦りつつ、笑って見せる。ちょっと待ってなと言えば、手に持った鍵の内、相手の部屋番号の書かれた其を鍵穴にいれてがちゃりと回せば、相手を閉じ込めていた扉は容易に開いて。その部屋の中に踏み込み、相手の前に立てば、) じゃじゃーん、おそ松様の登場でーす。……って、何て顔してんだよ、涙が出るほど嬉しい訳ェ?(軽口を叩くように言えば、俺、笑ってる顔の方が好みなんだけどなー、と笑ってよと優しく笑顔を促して、)   (2017/6/30 19:44:07)

長男((悪い、外出先だからちょい短いわ、(しょも、) 今日は来るの遅くなりそう、9時は過ぎるかも…9時半までには来る予定!(びしりと敬礼、)   (2017/6/30 19:45:36)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/6/30 19:45:38)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/6/30 21:15:34)

長男((よし、宣言通りに来れた!けど、ちょいと放置、   (2017/6/30 21:16:00)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/6/30 21:48:52)

三男((失礼、今日もお邪魔するよ(ひょい、) 例によって外で書いてきたら落とすね(ごそ、)   (2017/6/30 21:50:02)

三男…ぁ、……(言葉が出なかった。屈託なく笑いながら鼻の下をこする独特の仕草で笑って、何でもないことのように「来ちまった」なんて言う彼。待ち望んだ彼の姿。ここを出て自由になることよりもずっと、ずっと甘美だと、何よりも望んでいたこと。ただなにか言わなければと思って、けれど、言葉が出てこない。何か言おうとすれば代わりに涙がこぼれてそれを阻んだ)……、ぅん、嬉しい、よ、うれし、…(笑ってと促す彼に、ようやく言葉を絞り出しながら、それでもぎこちなく笑ってみせる。指の痛みは、一時でも忘れていた)   (2017/6/30 21:50:10)

長男((いらっしゃーい、待ってたよぉ、(ぱぁ、) そんじゃ返すな、(ひらり、)   (2017/6/30 21:54:22)

三男((ん、待たせちゃったね。ほかに来る人がいるかと思って(ふふ、) はいはい、待ってるよ(ぽすん、)   (2017/6/30 21:55:06)

長男ん、俺も、嬉しい。お前と会えたこと、すげぇ嬉しいよ、(はじめて見る相手の姿。初めて見る筈なのに、愛しさが胸に込み上げてきて。こんな顔をしていたのか、こんな体をしていたのか、……そして、こんな笑顔で笑うのか。自分の言葉で漸く笑顔を見せてくれた相手に、そうそう、その顔が見たかったんだよと相手の額に自分の額をコツンとつけて、その手を握る。そこで初めて、相手の指の惨状に気付き、) ……何これ、痛そーじゃん…何でこんなことすんの…(くしゃりと顔を歪ませる。尋ねたものの、理由はわかっていた。自分に罪を自覚させるため。自分に罰を与えるため。そして、もう電話を出来ないようにするため、) ……もうさ、会いに来ちゃったから、こんなことしなくていいから、……だから、こんなことすんなよ。(俺が、痛い。と、其がまるで自分の傷のように、苦痛に顔を歪ませる)   (2017/6/30 22:03:19)

長男((気ぃ使ってくれたんだ?そんなの別にいいよぉ、お前と話すの大好きだから、待つとか気ぃ遣わずにいくらでも遠慮せず入ってきてよ、(にへら、)   (2017/6/30 22:04:51)

長男((つか、ぶっちゃけ続きやりたくてお前待ってたし、(こそり、)   (2017/6/30 22:12:27)

三男…ん、(額と額を合わせて、またちょっと笑う。これ以上ないくらいの幸せに、笑いながら、涙を流した。けれど。ふと手を取られれば、ツキン、と。抑えられていた指の痛みを思い出し、小さく呻いて手を引っ込めようとする)…………、(ひどい罪を犯して、あろうことかそれを無かったことにして、忘れて、自分の世界に閉じこもってのうのうと人を愛して、幸せな気持ちになって。そんな愚かしいことをしている自分を自覚し、思い出したとき、耐えられなくなったのだ。携帯電話を握れなくなるよう、ボタンを押せなくなるよう、彼と話せなくなるよう、自分に、何よりも辛い罰を与えるよう。自分で出来る裁きは、これだけだった)…おそまつ、(でも。この傷を、自分の痛みのように感じる彼を見てもまた、それは罪悪感が生じた。彼を、誰よりも愛おしい人を、傷つけるつもりなんてなかった)……、(どうすれば、いいのだろう。瞳が揺れる。心が揺れる。うんと頷くこともできないまま、彼はついぞ答えない)   (2017/6/30 22:22:29)

三男((うん? うれしいこと言ってくれるじゃないの(※某いい男感) じゃ、ね。ちょっとくらい遠慮は取っ払おうかな。ありがとね(に、)   (2017/6/30 22:24:47)

長男…、チョロ松、お前がそんなに傷つかないでよ。…俺は、お前の傷つくところなんてみたくない。(その痛々しい指に、せめて痛みが走らないよう、先っぽに触れるだけの口付けを繰り返す。こんな罰を自分に課すほど、彼は自分を責めていたのか。ふと、疑問が胸をよぎる。そこまで自らを責めるほどの罪とは、一体何なのだろうと。其を聞こうと口を開こうとするが、それより前に周囲が気にかかる。一応看守の意識は落としては来たものの、いつ目が覚めるかはわからない。ここで悠長に話す間はない筈だ。) チョロ松、とにかく此処からでるぞ、(指先には触れないように、手首を掴んで部屋から足早に出る。こそりこそりと鼠のように抜け出たり入り込むことは得意だ) チョロ松、俺についてきて。(その目を一瞬捉えた後、有無を言わせぬように相手を連れ出して、)   (2017/6/30 22:32:07)

長男((ん、遠慮なんてとっぱらっちゃってよー、(へらり、)   (2017/6/30 22:33:26)

三男……、……(傷つかないでという彼に何か答えようとして、しかし、今のチョロ松がいったい何をどう答えられただろう。傷つくところを見たくないと、癒そうとするかのように指先にくちづけを繰り返す彼に何を言ったものかと、思案しかけて)…え、っ?(その前に、ここから出ようと腕を掴まれて。一瞬目を合わせられる。困惑しながらも小さく頷いて、手を引かれるまま、牢屋の外に出た。どこに行く宛があるのか、どこに逃げ込むつもりなのかはわからない。けれど、ただ彼に手を引かれるまま歩き、走った)   (2017/6/30 22:44:12)

三男((ま、せっかく見つけた部屋は楽しみたいしね(ふふ、)   (2017/6/30 22:44:36)

長男(走る、走る。監視カメラには細心の注意を払いつつ、看守がいれば息を潜めて。慣れている自分だけならこんな施設ものととしないが、この度は相手がいる。時折、大丈夫?と尋ねながら、しかし、迷っている暇はない。こそこそと隠れつつ、しかしその腕を掴む手を緩めることはなかった。あまりにも気を張り積めていたため、とうとうその収容所の出口を抜け出した時は、思わず歓声を上げたいほどだった。これで自由だ、という歓声ではない。これでチョロ松の作るおにぎりが食べれる、と、本当に小さなことだが、そう叫びたい気持ちで一杯になった。指の怪我の治癒を待たねばならないのだとしても。収容所から出て、暫く全速力で走った後、暗い路地裏に入る。ゼイゼイと息を切らせつつ、その荒い息は、何時しか笑い声に変わっていた。勿論大声ではなく、噛み殺すような小さなものだったけれど、。) っ、ふ、はは、…っ、チョロ松、…これで俺達、二人きりだ、(相手に満面の笑顔を向けたのは、嬉しかったというよりも、相手に同じように笑ってほしかったから、)   (2017/6/30 22:52:52)

長男((悪い、ちょいと風呂放置。落ちてもそのうち戻ってくる、(ひら)   (2017/6/30 22:53:24)

三男(脱出するまで監視カメラを注視しルートを選び、看守に行き逢えば息を潜めて隠れる彼は、ひどく慣れている様子だった。一方こういったことにはまるで不慣れな上元々不器用であるチョロ松には大儀だったが、時折耳打ちされる彼のナビゲートに従っては緊張状態をどうにか保って、ようやく、外の空気に触れた)……、おそ、松…(体力のなかった彼に長距離の全力疾走は骨だった。荒く息をつきながら、それでも、同じく息も荒くしながら二人きりだよと笑ってこちらを見る彼に、やはり緩んだ涙腺は反応した。涙をこぼしながら、嬉しそうに笑って)……、二人きり、だね…、おそまつ、っ(息を切らしながら泣きながらのことで、抑揚がおかしいのは勘弁して欲しい。もし、彼と出会うのがもっと早くて、まだ外にいる時だったら、と、何度考えたことか。それと少し状況は違えど、彼と二人でこうして外でいられることがたまらなく嬉しいのだ。不意に抱きしめては、その肩に顔をうずめる。衝撃に指はいたんだけれど、ものの数ではなかった)   (2017/6/30 23:09:51)

2017年06月27日 19時35分 ~ 2017年06月30日 23時09分 の過去ログ
空の狭間【松.シリアス.一対一】
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