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「空の狭間【松.シリアス.一対一】」の過去ログ

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2017年06月30日 23時10分 ~ 2017年07月02日 04時41分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

三男((了解ね。ゆったり待ってるから温まっといで(ひら、)   (2017/6/30 23:10:05)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、長男さんが自動退室しました。  (2017/6/30 23:14:19)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/6/30 23:28:19)

長男((悪い!ちょいと電話があって遅くなった!本当ごめんな!   (2017/6/30 23:28:48)

長男((すぐ返す!   (2017/6/30 23:29:05)

三男((おかえり(ひらり、) ううん、気にしないで。暇は得意だから(ぐ、)   (2017/6/30 23:29:13)

長男あーもう、まーた泣いてんのぉ?俺、笑顔の方が好きだって言ったじゃん、(けらりと笑って、冗談めかしたように言えば、相手の涙をそっと指で拭う。抱き締められてその体に腕を回せば、折れそうな程に細かった。肩に埋められた頭を撫でながら、その背中を優しく擦る。) ……大丈夫だよ、チョロ松。此処はだーれもいない。二人きりだ。漸く、二人だけになれたんだ。(埋められた顔に頬擦りをするように頬を寄せれば、暖かい涙が自分の頬にも触れて。) ……チョロ松。死刑囚の俺が言えることじゃないけどさ、お前は、幸せになっていいんだよ。 お前は十分苦しんだから、(だからせめてこの一時だけは、自分の側にいることを、幸せに思ってほしい)   (2017/6/30 23:38:50)

長男((そう言って貰えると助かる……今日はもう完全フリーだから、眠気さえ来なければ何時でも行けるぜ!(ひゃっほーい、) チョロ松は眠気とか大丈夫ー?(こてり、)   (2017/6/30 23:43:52)

三男…っ、ごめ、ぅっ……(冗談めかして笑いながら涙を拭ってくれる彼に、いつも電話をしていた時と全く態度を変えずにいてくれる彼に安堵感を覚える。彼を好きだと自覚した時の思いがまた胸の裡に溢れ出してきた。抱き返される暖かみにそれは加速して。好きな人に抱きしめられることの幸福感が、ひどく心地よかった。涙を流しながらも、小さく微笑う。大丈夫だよ、と、二人きりだよ、と、あやすようにも撫で付けるようにも響く彼の声も、暖かかった)…うん、…うん……おそ松、…愛、してる……(こうして、無茶をして自分と会って、外に出て二人きりになってまで伝えてくれることの重さは、チョロ松にも嫌でもわかった。ようやく受け入れる気になったのだ。もし、この愛が罪であっても、このままいつまでも逃げおおせることができるわけではないのだろうと思うから。ひと時だけでも、このおかしくなりそうなほどの幸福感に浸っていたい。そう思うことができた)   (2017/6/30 23:52:08)

三男((僕も平気だよ。眠気はまだ来ないかな。何なら結構遅くまで付き合えそうだよ(にひ、)   (2017/6/30 23:52:46)

長男うん、俺も、愛してるよ、(何度も何度も同じ事を繰り返す。相手が笑ってくれるならば、いくらだって言ってやると思う。しかし、酷く暖かな幸福感に包まれる一方で、脳の半分は辺りの状況を冷静に伺っていた。今のところ、収容所の方に動きはないようだ。しかし、油断はならない。此方も慣れているとはいえ、彼方もプロ。気づけばきっと行動は早く、モタモタしていれば追い付かれ、また逆戻りになってしまうだろう) ……チョロ松。ちょいと此処で待っててくれな、すぐ戻るから。(抱き締めていた体を離すのは惜しいような気がしたが、ことは一刻を争う。相手の腕からするりと抜ければ、キスを一つ落とし、) 10分だけ待っといて、(と夜の闇に輝くネオンの中へと消えていく。そしてきっかり10分後、戻ってきた彼の手にはスーツが2着、札でパンパンに膨れた財布が握られていて、) チョロ松。此処は追っ手が来るから逃げよう?なあ、俺に、ついてきて、(ネオンの光を背景に、未だに涙の痕が頬に残る相手に、誘うように手を差しのべた)   (2017/7/1 00:00:45)

長男((マジで?そんなこと言われちゃ楽しみになっちゃうじゃん、(にひ、) いくら夜更かししても明日は休みで寝てられるこの幸せ!(にへら、)   (2017/7/1 00:02:02)

三男え? おそ松、?(抱きしめていた腕から彼が抜け出す。きょとんとしている間にキスを落とされ、10分で戻ると言い残して彼はネオンの光が灯る町の中へ去っていった。暗がりに取り残されたチョロ松は、ひどく不安になった。囚人生活で、ひとりでいることへの免疫は出来ていると思ったのに、いままであった暖かみがふと消えてしまうとどうしようもない虚無感と不安感が襲った。ああ、もう自分には彼がいないとダメなのだな、なんて、思って。膝を抱えてただ息を潜めて待っていた。追手が来ないか、彼が追手に捕まってはいないか、不安に苛まれながら)あ、……?(そうして永遠にも感じるような10分が過ぎ、彼が戻ってくる。彼の手には金とスーツとが握られていて、何をしてきたのかは察しがついた。そこで思い出す。自分たちの肩書きは死刑囚、つまり、犯罪者。妙に納得しながら、そっと頷き、立ち上がって彼の手を取った。連れていって、と)   (2017/7/1 00:10:47)

三男((任せといて。夜はまだこれからだし(に、) うんうん、不健康万歳不健康万歳(ひひ、/何)   (2017/7/1 00:12:01)

長男ん、良いお返事。はなまるぴっぴをあげちゃう、(素直に頷き、立ち上がって手を取る彼に、にんまりと笑って、その前に着替えようかとお互いくたびれたスーツに着替える。まだ歩けるかという問いには、きっと強がりで是と答えるだろうから聞かずに置く。しかし、まだ収容所の近く。出来るだけ離れておきたい。その為、休憩所に選んだのは、収容所より暫く外れた所に位置する歓楽街の、寂れたラブホテルだった。口止め料として料金より少し多目にチップを渡せば、受付の太った中年女性は、物分かりよく無言で頷いてキーを差し出す。こう言う場には不馴れそうなチョロ松の手を引き、宛がわれた部屋に入れば、どさりと毒々しい色のベッドに倒れ込み、) あー!疲れたー!(今日一番の大声と溜め息をついた、)   (2017/7/1 00:22:36)

長男((さっすがチョロ松。出来る男ぉ、(にやにや、) とと、ちょいと端末変えんね、   (2017/7/1 00:23:18)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/1 00:23:52)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/1 00:23:53)

長男((さて、お返事待機っと、   (2017/7/1 00:24:19)

三男(着替えたスーツはくたびれていたが、それでも久しぶりの感覚でやはり違和感がした。しかしどうにか着替え終われば、周囲に紛れて人の目はごまかせそうだった。彼に手を引かれて、俯き加減に街を歩く。どれだけ歩いたか、休憩場所に選んだラブホテルは、看板や入口には無数のネオンが飾ってあり、ほかの店と同じようにピカピカと派手に光ってはいたが、建物は古いようで、壁のところどころにシミやヒビが入っているのが見え、どこか物悲しい雰囲気が漂っていた。それでもこのような場所には慣れておらず、そもそも来たこともなかったために変に緊張してしまうなら、無意識に彼にくっつくような歩き方になった)…ん、…疲れたね(初めて聞く彼の大声。携帯では牢の中ということもあって気兼ねがし、そんなに大声では喋れなかったし、外に出てからは声を潜めてばかりだったから。ダブルベットに自分も腰掛けては、ここまで逃げてきたのだという実感がわかず、ただ彼と一緒にいるのだということばかりが思われて、彼を見つめるともなく見つめていた)   (2017/7/1 00:39:32)

三男((当たり前でしょ。今更?(にや、) ん、おかえり(ひら、)   (2017/7/1 00:39:51)

長男…チョーロ松ぅ、こっち来て、(安心感にへらりと完全に気を抜いた笑い方になる。ふと見つめられていることに気付けば、相手の腕をつかんでベッドに引きずり込んで、)だーいじょうぶ、襲ったりなんてしねぇから。だから、ちょっとだけこのままでいさせて?(相手の細い体をぎゅうっと抱きしめる。少しでも力を入れれば折れてしまいそうなほど骨ばった体は、筋肉や脂肪などほとんどついておらず、抱き心地が良いとは言えない。それでも、愛するその彼が腕の中にいるというだけで、安心感に包まれた、)……指、酷い事になってんね、(そっと腕から指の先に指を滑らせれば、抉られたその傷に触れて。痛々しいそれに顔をしかめる。訊かない方が良いのかもしれない。きっとそれは、相手の傷口を深く抉る行為だ。かさぶたを剥がし、塩を塗り込み、爪を立てるような行為だ。ただ、それでも知りたかった。相手がどんなことを思い、この傷を作ったのか。こんなにも求めてくれる自分との電話を、なぜやめようとしたのか、)……なぁ、何でこんなことしたの?お前の罪って、何?(相手の目を見つめて、静かに問いかけてはいけない問を、そっと口にする。)   (2017/7/1 00:45:57)

長男((チョロちゃんのそういう所大好きよ、(にへ)   (2017/7/1 00:48:26)

三男え? わっ……!(腕を捕まれベッドに引き込まれては突然のことでびくりとしたが、抱きしめられればすぐに安心感に変わる。体温の低い体に、彼の体の熱はことさらに温かく感じた。しかし、指のことに触れられ、ひどく傷ついてところどころ変色さえしている指の傷を彼の指が触れては、飛び上がるように痛くて、くぐもったような声で呻いた)…………、(そうして、尋ねられた内容は、己の罪。混ぜっ返して誤魔化してしまおうとしたが、いつもちゃらけた彼が静かに問いかけてくるその雰囲気だけで、もう逃げ出せなかった)   (2017/7/1 01:09:22)

三男…夢の話、したよね。あれと殆ど、同じことだよ(曰く、シンプルに言ってしまえば大量の無差別殺人だと。生まれつき顔も体も魅力とは程遠く、それに比例するように内面も卑屈に歪んでいた。表向きこそおだやかに穏便に世をわたっていけたが、内心にくすぶる不満、嫉妬、猜疑、陰険、憎悪は、出口を知らずにぐるぐるとチョロ松の心を焦がしては大きくなった。美しいものが憎かった。単純に容姿、性格、性質、それらの美を少なくとも一つは持っている世間の人々が、憎かった。自分には一つももたらされないそれらが憎らしくて、妬ましくて――――とうとう、凶行に及んだ。しかし、いままで燻っていた内心がなまじそれで整理されることによって、チョロ松はいかに自分のしたことが愚かだったのかを思い知らされたのだ。醜いものに埋もれていて、ようやく今更になって顔を出した道徳心はそれを許さず、チョロ松はその出来事に対して心を閉ざし、忘れようとした。しかし繰り返される夢が再度それを彼にもたらし、沢山殺してきた自分をまた、許せなくなった)   (2017/7/1 01:09:24)

三男((わかってるよ、そんなの(ふふ、)   (2017/7/1 01:09:34)

長男御免な、痛かったな、(指に触れられくぐもった声で呻く相手に、思わず指から手を離して謝る。しかし、変色した指は見れば見るほど痛々しくて、何かしてやれないかと考えれば、ふと何かを思いついたように顔をぱぁと明るくし、)傷って、舐めると早く治るんだってさ、(無邪気に医学的根拠があるのかないのか、聞きかじっただけの知識を口にすれば、相手の手を取りその指を口に含む。なるべく痛みがないように、じんわりと唾液で濡らせば、口を離して、鉄の味がする、と含み笑いをして、)   (2017/7/1 01:13:23)

長男……。電話でも思ったけどさ、お前は、真面目なんだよ。真面目だから自分の欠点が許せない。真面目だから人の長所を目標にして、それに届かない自分を卑下する。俺に言わせりゃさ、お前は結構いい線言ってると思うけど?(顔だって、平均より悪いというわけでもない。体も痩せ気味だが、太り過ぎているよりも良いだろう。それに、電話でのあの穏やかな声、此方の言葉に対する相槌、話すときの柔らかな口調。それは相手しか持ちえないもので。)お前がそんなに自分を卑下したらさぁ、そんなお前が好きな俺はどうなんの?(唇を尖らせて尋ねつつ、)…確かにさ、お前のやったことは許されない事かもしんねぇ。遺族にとっちゃ、お前はきっと殺したくて仕方のない対象だろう。…でも、それでも、俺はお前が好きだよ。(誰が許さなくても、そんな罪悪感に苦しみ、罪を償おうとしているお前を、俺は、俺だけは、許すよ、と)   (2017/7/1 01:17:49)

長男((時間が経つの早いなぁ、もうこんな時間だわ、(けら) しかしまだ起きててもいいという素晴らしい事実、(ふは)   (2017/7/1 01:18:19)

三男ん、…ううん(大丈夫、と答える。指は痛くても、それは自分が自分を断罪した証でもあったから、不快には思わない。けれど、)……っひっ…!(痛いのは、事実。先ほど電話中に噛んだばかりの真新しい傷は、舐められればやはり殊更にいたんで。でも、彼が最大限痛くないようにしてくれているのはわかったし、治してくれようとしているんだともわかってはいたので、なんだか愛しくて、含み笑いする彼の頬に、そっとキスを落とした)…………、(嗚呼、やっぱり彼とは早く出会っていたかった。自分がちゃんと正当に外にいた頃は、周囲のだれも、そんなことは言ってくれなかった。そのような言葉はあっても、おざなりの適当な口調。ない方がマシとも思える代物だった。けれど彼の暖かい声には、また泣いてしまいそうになるほどの安心感があった。彼の言うことなら本当かも知れないと思える、真剣みがあった)……ありがとう(そう返すのがやっとだった。僕も好きだよ、と、続けたかったけれど、言葉にはならなかった)   (2017/7/1 01:31:52)

三男((そうだよねえ、こういう時間になると眠くてもかえって目冴えてきたりしない?(ちら、)あ、っていうか月もまたいでる(今更、)   (2017/7/1 01:32:41)

長男へへ、チョロちゃんたら大胆~(キスをされれば嬉しそうに茶化しつつも、もっとしてよと言わんばかりに自分からも唇を落として。実際に出会ったのはほんの数時間前だというのに、ナンパのお決まりの古臭い台詞のように、以前から彼を知っている気がした、)人を善悪で決めつけんの、俺は大っ嫌いなんだけどさ。でも、お前は俺よりもずっと良い奴だと思う。真面目で、自分の犯した罪を後悔もしていて、人並みに、まともになろうとして、(挙げれば挙げるだけ、愛しくなる彼の長所。きっと彼はそれを短所だと思っている事だろうけど、それすら愛おしい。善悪の概念やら、人並みであろうとする努力やら、全てとうの昔に捨て去ってしまった自分には、それが眩しかった。)   (2017/7/1 01:38:50)

長男((確かに、目はちょっとしぱしぱするけど、文章はすらすらかけるよな、(こく) あー、やだねぇ、どんどん暑くなってくじゃん~(ぐでり、)   (2017/7/1 01:46:00)

三男(茶化されながらもキスを返されれば、チョロ松はその真意を正しく読んで、今度は唇に口付ける。軽く塞ぐだけのそれでも、後から小恥ずかしさが来て頬を赤く染めては、それでもはにかむようにして微笑んだ)……、?(きょとん、と首をかしげる。お前は俺よりもずっといいやつだと思う、なんて。とんでもない。自分はまるで逆の事を思っているのに。携帯電話でやり取りをしている時から慰めたりなだめたり励ましたりしてくれて、こうして自分を連れ出してくれて、愛してくれて。チョロ松にとっては貴重なものばかりを持ち、分けてくれる彼に、そんなことはありえないと思っていたのに)…そんなことない。僕はね、おそ松がいるから、大丈夫だって、安心できるって思えるんだ……人にそう思わせられる人なんて、きっとこの世に何人もいない、から。おそ松は凄いよ(本心だ。自分の言葉にそれほどの価値はなくとも、これだけは本心だ。そっと首元に腕をまわして抱きしめて、ほんとだよ、と付け足した)   (2017/7/1 01:53:52)

三男((そうなんだよね。作業とかで夜ふかしするときもそんな感じ(こく、) もう7月なんだもんね。もう一年の上半期も終わったのか。早いなあ…(はふ、)   (2017/7/1 01:54:28)

長男(頬を赤く染める相手に、可愛いななどと考えて、男に可愛いなんて思うなんてどれだけ自分は飢えてんだろうと思うも、きっと今はどんな美人だろうが可愛い子だろうが、彼以上にそそられる人間はいないだろうと思いつつ、)……そんな事ねぇよ。俺はね、お前が思ってるよかずーっと極悪人で、ずーっと根性無しで、ずーっと下衆でずーっと屑なの。(きょとんとしてから紡がれる相手の言葉に、やんわりと否定を返す。今までの人生、人の役に立ったことなどない。どれだけ罪を犯してきたかも覚えていない。人をどれだけ殺めたかもわからない。そんな自分を愛しいと思う人間など、きっとこの世に相手くらいなものだろう、)多分、あの刑務所で一番死ななくちゃいけないのは、俺だったんだよ、(軽い気持ちで犯してきた罪。それがどれだけ重いものだったのか、死という現実を突きつけられても、いまだ実感はない。けれど己が犯した罪を知れば、真面目な彼はどう思うのだろうかと、其れだけが怖くて、)   (2017/7/1 01:59:26)

長男((一年立つのまじ早いわ、、って老人の台詞だな、(笑)   (2017/7/1 02:14:35)

三男……そんなこと、(彼は自分の言葉を否定しては、ひどい自己卑下を始めた。曰く、極悪人で、根性なしで、下衆で、屑だと。そんなわけがない。自分が見て、話をしてきた相手はそんな人ではない。確信はあったが、彼のいつになく静かな口調に、中々それを言い出せなかった。しかし)…違う。本当にそうだったら、僕のこと、あんなふうに助けたりしない…慰めたり、励ましたりもしない…!(誰がなんと言おうと、たとえ彼自身が彼を卑下しようと、自分にとっては、彼は優しくて、綺麗で、愛しい、大切な相手だ。彼の態度に嘘はないと言える。自分の言葉に一喜一憂して、沢山純粋とさえ思える面を見せてくれた彼には、暖かいものを感じたから)…君が過去にどんなことしたかなんて、知らない…でも、今の君のことは、知ってるから、……僕だけは、君のこと、愛してる、から、(うまく言葉が出てこない。うまく気の利いたことも言えない。チョロ松はそれほど器用ではなかったから、こういう時にはひたすら本心が溢れ出てきて、嫌になって、涙さえ溢れた)   (2017/7/1 02:17:09)

三男((老人じゃなくてもそう感じるもんだよ…(遠い目、)   (2017/7/1 02:17:23)

長男……俺がお前の事を助けたのは、自分の為だよ。俺が、お前を好きで、死なせたくなかったから。そんだけの話、(愛しくて、大切な相手。くだらない話にでもいつも相槌を打ってくれる相手。そんな彼をいつの間にか好きになっていて。だから、きっと助けたのは、彼と離れたくなかったから。慰めたり励ましたりしたのは、彼に好きになってもらいたかったから。結局は利己的な人間なのだ。)……俺のしてきたことも、聞く?(彼の過去ばかり抉るのはフェアじゃない。そう思い、問いかける。いや、もしかしたら、愛する彼からの断罪が欲しいだけなのかもしれないと考えつつ、)   (2017/7/1 02:21:24)

長男((はぁ~、歳をとるってやーねぇ、(けら、)   (2017/7/1 02:22:23)

三男……でも、それでも僕は助けられた、から……(いったい、彼はどこまで負の感情を彼自身に向けているのだろう。そこまで言ってしまえば、誰のどんな行動だってだって利己的だということになってしまうだろうに。それなら、最終的な善悪は受け取る側の気持ちに因るのだろうに。では、自分はどうなのだ。彼の気持ちを無視して、電話を一方的にやめてしまって、もう二度と電話をかけられないと言っては傷つけて。これ以上の利己的行動なんてない。どっちが、エゴだ)……、…うん。よかったら(そんな時に、彼から持ちかけられた過去話。効かないわけには行かないと思った。彼をそこまで思わせるものはなんなのか、知りたくないはずがなかった)   (2017/7/1 02:30:35)

三男((20代がそんなこと言ってたら父さんか母さんに殺されるんじゃない(くす、)   (2017/7/1 02:31:15)

長男(相手の瞳を眺めた後、一つ息をついて語りだす、)…俺が物心ついたとき、俺と一緒にいたのは「おじさん」って呼んでた人だった。血は繋がってない。昔俺を誘拐したんだって、酒を飲んでた時にぼやいてたっけな。言う事聞く手駒が欲しかったんだってさ。学校にも行かず、俺はおじさんにいろんなこと仕込まれたよ。人の殺し方、金の盗み方、お偉方の脅し方。…それは俺にとって生活そのもので、食事をするのと一緒。罪悪感なんてなかった。寧ろ、仕事が成功したら、おじさんは気持ちイイ薬くれんの。だから、俺は殺しも盗みも、大好きだった。気持ちよく慣れるから。15を過ぎた頃からは、ご褒美が薬だけじゃなくて、売春婦とのセックスも加わった(笑いながら、淡々と言葉を紡いでいく。まるで、何でもないことのように、世間話をするように、)、)   (2017/7/1 02:40:15)

長男俺は、気持ちイイこと教えてくれるおじさんの事が、好きだったんだと思う。薬と女を与えてくれるおじさんの事が。(そこまでは笑みを浮かべつつ、しかし、ふと無表情になり、)…でも、ある日、俺はおじさんの身代わりになって捕まった。すぐに迎えに来るからなって、ずっと待ってても迎えには来なくて。…そこではじめて、捨てられたんだって知った。俺はおじさんの事、愛してたのに、叔父さんは俺の事、結局道具としか見てなかったんだ、(笑えるだろ、と相手に向ける表情は、自嘲的で   (2017/7/1 02:40:17)

長男((松代そう言うのに厳しそうだもんな、気を付けねーと(にしし、)   (2017/7/1 02:40:36)

三男…………、(彼の話を、相槌を挟むこともなくだまって聞いていた。何を言うこともできなかった。脱獄するときの彼の妙に手馴れた手腕も、一瞬だけ離れてスーツと財布を持ってきたときのことも、すべて合点がいく。自分には、到底想像もできない世界だった。盗み。ゆすり。たかり。薬。まっとうに生きていれば縁のある筈もない世界。しかし相手は、それを生業にして生きてきたと言う。そうでもしなければ、到底生き延びることはできなかった、と言外に言われている気がした。自分が今までいた世界が、とんだぬるま湯だった、と言われたような気も。しかし、「彼」の声の調子には、どこか、とてもさびしげな響きがこもっている気もした)…おそ松、(ようやく、言葉をひり出す。言葉は一度口を付けば、あとは簡単だった)僕は、ね、…そんな君の過去を見たことがない。優しい君のことしか、知らない…君がほんとに酷い人なら、僕の指見て、あんな、自分が傷ついたみたいな顔、しない(首元に回した腕に力を込めて、抱きしめる)愛してる、おそ松…愛してるよ、どんな過去を持ってても、僕は…(涙ながらに、何度も好きだと、愛していると訴える)   (2017/7/1 02:53:55)

三男((ホントだよ。兄さんてばデリカシーないんだし(ふ、)   (2017/7/1 02:54:22)

長男俺は、おじさんに愛されてると思ってた。愛されてるから、あんなに気持ちイイことを教えてくれるんだと思ってた。だけどさ、俺は結局いい子まで、気持ちイイ事は、餌だったんだ、(それを知ったとき、どれだけ傷ついただろうか、どれだけ苦しんだだろうか。今までの唯一の存在の、愛が不確かなものになるだなんて、)…でもさ、その一方で思ったわけ。俺がおじさんの事を愛していたのも、きっと、気持ちイイ事をしてくれるからだって。(代償があるから、愛する。そんなあさましい行為を自分もしていたことに気付いたのは、半狂乱の中から薬がようやく体から抜けきり、携帯電話を渡されたときの頃、)でもさ、だから言えるんだけど、俺はチョロ松の事が大好き。愛してる。気持ちイイ事がなくても、お前のその言葉一つで、俺はこんなに救われる。(相手の言葉にどれだけ救われただろうか、愛してるとの言葉でどれだけ心躍るだろうか、君にこの気持ちを、何て伝えよう、)なぁ、指が治ったらさ、美味いおにぎり食わせてよ。(気持ちイイ薬もセックスもなくても、俺はそれで十分なんだと、   (2017/7/1 03:00:54)

長男((松代怒らせると飯と小遣い抜きにされるからな、気を付けねーと(むぐぐ、)   (2017/7/1 03:01:17)

長男((さて、ちょいと機種変   (2017/7/1 03:01:24)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/1 03:01:28)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/1 03:01:54)

三男……うん、(自分の言葉で、救われると。実際どれだけ救われているかなんてわからない。でも、それは彼の大きな部分を占めているに違いないと測ることはできた。彼を愛すること以外に何も取り柄がなくても、たとえ無差別の大量殺人の犯人で死刑囚の身にまで堕ちた自分であろうとも。そして、それは彼も同じだ。彼も、自分のひどく大きな部分を占めている。彼にどんな過去があって、どんな罪を犯してきたのだとしても、現在の姿にすべてがかき消されて、そして愛することができる。いいや、もはや彼でないと、愛せない)……わかってる、わかってるよ…(いつか、電話で交わした約束。もしも会うことがあったら、お前が作った美味いおにぎりを食わせてと。俺の願いを叶えてと。あの時は、叶うなんて思いやしなかった。そんな自分たちを想像してみることと、互いに思いを抱いていることとだけで満たされた気持ちになった。けれど、叶うのだ。指さえ治れば。今は指切りすらできないけれど、約束する、とほのかに微笑った)   (2017/7/1 03:14:13)

三男((うん、両方僕らの生命線だからね…(ぐぬぬ、)   (2017/7/1 03:14:31)

三男((と、おかえり。眠気はまだ大丈夫そう?(時計チラ、)   (2017/7/1 03:14:49)

長男ん、前からしてる約束だかんね。破ったら、針千本!(なんて今時小学生でも言わないような台詞と共に小指を差し出そうとしたその時。ドンドンと強くドアのノックされる音。ぎしりぎしりと古い蝶番が軋む音に合わせて、「開けてください、警察です、」と固い声が聞こえてびくりと体を硬直させる。しかし、昔の癖のお陰か直ぐに我に返り、周囲を見回す。窓は人一人分は通れるだろう。それ以外に逃げ道はない。) ……チョロ松、お前先に逃げとけ。俺が巻くから。(早口に指示をだし、武器になりそうなものを周囲から物色して、)   (2017/7/1 03:21:41)

長男((少しずつ眠くはなりつつあるけど、とりあえずまだ平気。。無言落ちしたら御免な、(しょも、)   (2017/7/1 03:22:31)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、三男さんが自動退室しました。  (2017/7/1 03:35:16)

長男((お休み、かねぇ?良い夢をな、(ひらり、)   (2017/7/1 03:37:15)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/1 03:37:20)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/1 04:29:49)

三男((PCはとんでもないタイミングで壊れていきました…(ゲンドウポーズ、) ごめんね…いや、ようやく修復したのがさっきで。3DSもなんか見当たらないしで(うぅ、/※片付けられない人)   (2017/7/1 04:31:03)

三男((とりあえず、明日にでもまた返すよ…ごめんね(ひらり、) 明日ってか今日か…(ぼそ、)   (2017/7/1 04:32:19)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/7/1 04:32:22)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/1 10:40:47)

長男((おっはよー(ひらり、) パソコンの調子おかしかったのかぁ、そりゃ仕方ない仕方ない、(こくこく、) 気にすんな、(にへ、)   (2017/7/1 10:42:02)

長男((ま、今夜も夜は長いし気楽にやろーぜ、ってお前が今夜も付き合ってくれるかわかんねーけど、(へら、)   (2017/7/1 10:42:48)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/1 10:42:51)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/1 20:46:17)

長男((さーて、今日も待機っと、。   (2017/7/1 20:46:42)

長男((チョロ松が来てくれたら、今後の展開についてちょいと許可得たいことがあんだよねぇ、、許してくれるといーんだけど、(こてり、)   (2017/7/1 20:47:29)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/1 21:25:44)

三男((早く来ようと思ったのに謎の事件に巻き込まれてふて寝してたら寝過ごした系の話があるらしいよ…?(フフフ…/何) というわけで、今日も来てみたよ。展開ってなんだろ…(ちら、)   (2017/7/1 21:26:54)

長男((いらっしゃーい!(ぱぁ、) 待ってたよぉ、(にひひ、)   (2017/7/1 21:28:04)

長男((あのさ、お兄ちゃんお願いがあんの。お前がやりたい展開があるならそれに全然乗っかるけど、もし特に無かったら、脇役で一松出しても良い?俺が、二役やるってことになんのかね、。一対一のルールから外れるかも知んないんだけどさ。それはちょっと…って思ったら、全然断ってくれていいかんね、(こくこく、)   (2017/7/1 21:30:26)

三男((あー、そういうのは全然構わないよ。むしろGJかな。僕もそう言うのやったことはあるしね(ふふ、)   (2017/7/1 21:31:01)

長男((おっしゃ、じゃあ好き勝手にさせてもらうわ。今更ながら、チョロ松って地雷ある?(こてり、聞くの遅すぎ)   (2017/7/1 21:32:46)

三男((いいや、展開に関しては一通り地雷はないつもりだよ。ロルとかPLさんには無いことも無いけど。てかルム説にもあることだし(ちら、)   (2017/7/1 21:34:22)

長男((良かった良かった、(にへら、) じゃあ、続きする?(こてり、)   (2017/7/1 21:37:03)

三男((ん、大丈夫。ロルは今打ってるから(ぐ、)   (2017/7/1 21:37:31)

長男((チョロ松が男前に俺のこと受け入れ過ぎてキュンとしちゃう、(笑)   (2017/7/1 21:37:54)

三男……!(ドアの強いノック音と扉を開けようとする音と、警察を名乗る声。現実を思い出してびくりと体が跳ねた。一足先に冷静になったらしいおそ松に窓を指さして逃げるよう指示されてはわれに返って一度頷く。が、彼と一時的でも離れることになるのだということに気づいては窓を飛び越す前にちらりと彼を振り向いて。…迷っている暇はない。自分は今この状況においてはあしでまといなのだ)…あとで、ね。早く、来てよ?(そう言い残して、指の痛みをこらえては窓を飛びこし暗闇の中に身を踊らせた。――どこを、どう逃げたのか。汚物やポイ捨てゴミに溢れた路地裏に息を切らせて座り込んだ。追手の気配はない。おそ松は、上手く逃げたのだろうか。捕まってはいないだろうか。ふつふつとこみ上げてくるのは先ほどベッドの中で感じていた幸福感とは手のひらでも返したようだった)   (2017/7/1 21:41:54)

三男((ストライクゾーンの広さにはわりと自信あるよ…甘い系からリョナ系まで色々部屋回ってたしね(フフ…/謎アピ)   (2017/7/1 21:43:08)

長男 誰に物を言ってんの。修羅場くぐって来た数は、山の数ほどあるよん、(茶化すように言ってみれば、少しばかりのお別れの名残とばかりにその唇に口づける) 大丈夫、直ぐに追い付くかんね、(安心させるように、送り出して、姿が見えなくなるまで見送れば、さてと扉に向かい直る。生憎このラブホテルには武器になりそうなものはない。素手でやるしかねーか、と少し消極的になるものの、しかし守るべきものの為に気を奮いなおして。無理やり扉がこじ開けられれば、彼が逃げていった窓を守るように立ちはだかる。相手は四人。どうにかなるか、ならないか。兎に角、あいつを逃がさなければ。そう思い向かいなおれば、相手が取り出したのは拳銃。おいおい、街中で其は不味いんじゃねーのと思うより先に、その先から針がついた硝子菅が飛び出す。麻酔銃だと思ったときには、撃たれた方からその液体が体内に入り込み、直ぐに意識が遠くなる。)……チョロ松…(最後に呼んだのは、愛しい彼の名前。待ってくれている愛しい彼のもとに行くことは、ついぞ叶わなかった。)   (2017/7/1 21:54:13)

長男((流石チョロ松!できる男!(ヒューヒュー、)   (2017/7/1 21:55:11)

三男(どれほど、時間が経ったのだろうか。数十分だけなのか、それとも何時間も経ってしまったのか。時間の感覚など狂ってしまってとうに役に立たなくなっている。待てど暮らせど、彼が現れる気配はない。捕まってしまったのか、逃げ出せても自分が見つけられないだけなのかはとんと判別がつかない。追手が来るかもしれないというリスクにも、そう頻繁に路地裏から顔を出すわけにも行かず。彼といられると思って携帯電話はもう意味がないと置いてきたことをを後悔しながらしかし、チョロ松に待つ以外のことなどできるはずもなかった)……おそ松、…(先ほどの約束が頭をよぎる。別れ際の口づけの感覚が思い起こされる。それと今との落差に、膝を抱えたまま、その中に頭を埋めては涙をこらえることしかできなかった)   (2017/7/1 22:04:56)

三男((わかってるってばそんなのー(※ライジング)   (2017/7/1 22:05:38)

長男(彼らが別れてから夜を2晩明かした後。路地裏に現れた男がいた。くたびれた紫色のTシャツをだらしなく着、だぶだぶの今にも破れそうなジーパンを履き、草臥れたサンダルを引っ掛けている。白いコンビニの袋を手に下げ、例のラブホテルから少し離れた路地裏を、一つずつ確認していく。それは単調な作業であったが、ある時ふと歩みを止めた。その先にいたのは、膝を抱えて踞る一人の人間の姿、) ……松野チョロ松、だよね?(ずんずんと相手に近寄れば、ぶっきらぼうにそう尋ねる。) 収容所のもんだけど、(野良猫が一匹、にゃあと鳴いた)   (2017/7/1 22:16:08)

長男((もー、だからチョロちゃん大好き!よっ、イケメン!童貞だけど!(ふは、)   (2017/7/1 22:18:57)

三男(気づけば日が二度沈むのを見た。彼はまだ現れない。自分を見過ごしてどこか遠くに行ってしまったのだろうか。そうだとして、自分はどうすればいいのだろう。彼とさらにはなれるリスクを冒してでも動くべきか、彼が離れていく不安を押さえつけてここに留まるべきか。なんの連絡手段もない自分たちに、この街はあまりに広すぎた)――――え?(突然名を呼ばれて、恐る恐る顔を上げる。見覚えのない姿だった。収容所の職員を名乗る彼に、尋ねることはもう、ひとつしかなかった)……おそ松、は?(けれど、聞かずともわかりきっていることではあった)   (2017/7/1 22:21:53)

三男((童貞はお互い様だろクソ長男(じと、)   (2017/7/1 22:22:15)

長男久し振り、って言ってもアンタはどうせ覚えてないだろうね。収容所に来たときに一度面接したきりだし。(相手の質問には答えずに、男は膝を抱えるチョロ松の隣にしゃがみこむ) 俺は、松野一松。収容所の精神管理医だよ。(収容所に勤務する精神管理医。仕事は言うなれば、犯罪者達の精神管理。収容所に投獄される犯罪者達に面接を行い、その後犯罪を犯しかねない人間の精神コントロールを行う立場である。其処で重要視されるのは、監獄という集団生活の中で再び他を傷付ける恐れがあるか否か。チョロ松のように自分に傷害の対象が向いている場合や、模範囚となる囚人の場合は、一度か二度の面接ですむ。しかし、) ……俺は、松野おそ松の担当の精神管理医(ぽそりと、呟くように話す。犯罪が習慣と化し、罪を犯すことに何ら疑問を抱かない彼の担当となったのが、この男、松野一松だった。)   (2017/7/1 22:39:45)

長男まあ、あんたの担当ではないけど、収容所の囚人の精神状態と傾向は把握してる。どうせ、あいつが帰ってこないから何もたべてないんでしょ、(そう言って白いコンビニ袋の中から出すのは、数個の菓子パンやお握り、ペットボトルの飲み物で。) まあ、腹に入れたら?…どうせ、いくら待っても帰ってこないんだから。(やはり、呟くようにそう告げた、)   (2017/7/1 22:41:40)

長男((うう、其を言われると辛い……(むぐぐ、)   (2017/7/1 22:42:03)

三男…………、(隣にしゃがみこむ相手は、こちらの質問に答えてはくれなかった。一度会ったときのことを言われても思い出しもしなかった。囚人生活のなかで思い出せることといえば、おそ松のことしかなかった。相手が何者かはわかっても、知りたいことには答えてくれない。妙に苛立ちを感じる。しかし、彼は気になることを言った。――どうせいくら待っても帰ってこないんだから――…ああ、知っている。この人は、彼がどうなったのか知っている)……おそ松は、どうなったんですか(食べ物も飲み物も、受け取ろうとしないまま。頑なに、それを尋ねては視線も上げないままで)   (2017/7/1 22:52:45)

三男((ノーガードでブーメラン投げるなってこと(ふ、)   (2017/7/1 22:53:05)

長男 (溜め息をつくこともなく、彼は手に持った袋を引っ込めた。収容所の囚人達の精神状態と傾向は、例え担当でなくとも頭に入っていると言った言葉は本当だった。この男、松野チョロ松が、何れだけ松野おそ松に傾倒していたかは知っている。携帯電話での会話内容は、いくらでも聞くことはできたから。) ……俺、精神管理医って立場の他にもう一つ職持っててさ。……第二種死刑執行人、っての。(相手の目も見ないまま、死刑、と言う相手に取ってどれだけ大きいかわからぬ言葉を簡単に口に出し、)看守に対する暴力行為、会話の相手の脱走幇助、加えて悪質かつ繰り返し兼ねない脱走。……あいつの死刑は、僕が執行した。(足元にすり寄る猫を撫でながら、彼は呟くように、しかし確かにそう言った。)   (2017/7/1 22:59:43)

長男((あーあ、何で俺童貞なんだろ…チョロ松と違ってテクニックありそうじゃない?   (2017/7/1 23:02:27)

三男………、…!(彼の第二の職を聞いた時点で、彼がどうなったのかは察することができたが、実際に聞くと、手足の先が痺れていくような、血の気が引くような気がして、ひゅ、と喉を空気が通り過ぎていく音がした。頭を強く殴られたように衝撃が走った)………、(確かに、彼の罪状を聞けば、それは当然の結果なのかもしれない。それでも、それはチョロ松がその原因を多く占める事柄だ。自分が、あの時電話をかけなければ、電話を辞めるなどと言わなければ、彼を愛さなければ。リビドーがすべて自分へ向いて、罪悪感がのしかかってくる。ものも、言いたくなくなった)   (2017/7/1 23:12:27)

三男((いや、ないでしょ。一言多いし…(じと、)あったとして女の子への接し方とかもうダメでしょ(はぁ、)   (2017/7/1 23:13:49)

長男 (相手の様子をちらりと横目で見る。言葉を失い、顔色がみるみる失われていくのが見てとれた、 ……あのさぁ、これ、本当は関係者以外に言っちゃいけないんだけど、 と前置きをしてから溜め息をつき、暫くの躊躇いの間の後、言葉を続ける、) 僕は、第二種死刑執行人。人の命を奪う、第一種死刑執行人とは別物なんだよね。僕の仕事は、命を奪うことまでは許可されてない。只、相手の人生を終わらせるだけ。(珍しく長々と喋った後、疲れたように一つ溜め息をついて、其処でようやく、彼はチョロ松の目をまともに見た、) ……アイツは、松野おそ松は、生きてる。(その唇は、確かにそう言った。)   (2017/7/1 23:20:40)

長男((えー、チョロ松はじゃあ、女の子の好きな話題とかわかるわけ?(じとめ、)   (2017/7/1 23:21:13)

三男……え?(命を奪うことまでは許可されていない、と。彼は確かにそういった。人生を終わらせるということと殺すということは、同義ではないのか。思わず顔を上げて一松のほうを向く。同じように彼もこちらを向き、ようやく初めて視線が交わった)……じゃあ、おそ松は、…?(彼の言葉の意味がよくわからなかった。彼が今どういった状態にあるのか、もう会えることはないのか、言葉を交わすことはできないのか。一度でも共に脱走した自分がもう会うことも言葉を交わすこともできるはずはないだろうと理性では思っていても、本音では、もう一度会いたかったし、一言でもなにか言葉を交わしたかった)   (2017/7/1 23:30:22)

三男((は? そもそも女の子って言ってもまず男と一緒でいろんなタイプがあるじゃない。十人十色なわけでしょ興味がある分野とか結構分かれてるわけだよ。そんな広すぎる質問されても答えに困るよねぇ女の子でも興味ある事は人によって様々なんだからその辺汲んでもらわないとやっぱり兄さんに女の子の相手なんて無理なんじゃないの(くどくどくどくど、/※必死に誤魔化し松)   (2017/7/1 23:33:54)

長男会いたい?(相変わらず横目で見つつ視線を交わしながら、彼は問いかける。まあ、聞くまでもないことか、とよっこらせと年寄りみたいな声をあげてその場から立ち上がり、) ……会いたいなら会わせても良い、(そう言えば、手に持ったコンビニ袋の奥底からカツラとサングラスを取り出す。顔が割れてるし、バレるのは不味いでしょ、と言わんばかりにそれをチョロ松に押し付けて、) …但し、松野おそ松がどうなってても、受け入れる自信があるのならね、(それならついてこい、と言うように、チョロ松の返事も聞かずに、収容所に向かい歩き始めて、)   (2017/7/1 23:35:49)

長男((うん。で、お前は女の子と会ったら、その適切な話題がわかるわけ?(こてり、)   (2017/7/1 23:36:26)

三男……会えるん、ですか(そう問い返すと、相手は立ち上がって会いたいなら会わせてもいい、と、言った。先程から感情の浮き沈みが酷い。彼のことで、先程からひどく気分が振り回されている)…あ、(渡されたのは安っぽいかつらとサングラス。慌てて付け方もよくわからないままかつらをかぶってはサングラスをかけて。また気になることをぼそりとつぶやいて、一松は先に立って歩き出した。その背を追いながら、――どうなっていても、受け入れる自信があるなら――その言葉の意味を考えていた)   (2017/7/1 23:47:07)

三男((は?わかるわけないじゃん何言ってんの?(※開き直り松)   (2017/7/1 23:47:59)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/1 23:51:16)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/1 23:51:18)

長男(( ちょい端末変えて失礼すんよー   (2017/7/1 23:51:30)

三男((ん、おかえり(ひら、)   (2017/7/1 23:51:38)

長男ま、会えると言ったら会えるけど、多分アンタの思ってるような再会とは違う、(それだけ言って、のそりのそりとゆったりした歩調で収容所へと向かっていく。収容所に付けば、入口の番をしている看守にチョロ松の事を医学生の見学だからと告げ、入口にかけてあった白衣を取り、無造作に羽織る。胸ポケットに入れた眼鏡をかければ、一応は医者の風貌だった。)最近死刑っていう制度が問題視されて、死刑囚の数が10年前の3分の1まで落ち込んでるってのはニュースみて知っての通りなんだけど、それ程までに減ってもやっぱりまだ人権派っていうか人命尊重派の意見ってのは根強くてね。最近は更に死刑を減らせないかって取り組みがなされてんの。まぁ、遺族の思いを尊重して極秘裏に、なんだけどね、(無機質の廊下を歩きつつ、やはりぼそぼそと呟くようなしゃべり方で、)そこで生まれたのが、僕ら精神管理医の行う、第二種死刑制度。って言っても、まだ試しの段階で、公にはなってないんだけど、(本当に国がやることに付き合わされる身にもなってよね、と言わんばかりにやれやれと面倒そうに何度目とも知れぬため息をつく、)   (2017/7/1 23:58:19)

長男((だろー!はぁ~、女の子の意見ってわかんねぇ。セックスさせてくださいってお願いしてもビンタされちゃうし、(むぐぐ、)   (2017/7/1 23:59:58)

三男(収容所へ戻っていく。初めて入れられた時と同じに相変わらず壁は高く、こちらを見下ろしているように見えて胸が悪くなった。彼にあわせてもらえるのはあくまで秘密のことのようで、収容所に入るときに医学生を名乗らされる。おそ松に手を引かれながら必死の思いで抜け出た廊下を歩く。あの時とは違って緊迫感などはないが、彼がどのような状態になっているのか思い巡らせてはひどく不安になって。一松の"第二種死刑制度"とやらの説明を聞きながら、実際に何をするのか話が見えなくて少し苛つくも、黙って聞きながら歩いていた)   (2017/7/2 00:07:18)

三男((…いくら僕でもそれがアウトってのはわかるよ。ほんっとデリカシーない(はあ、)   (2017/7/2 00:07:47)

長男じゃあ、殺さないのに死刑執行とはどういうことか。人生を終わらせるってのはどういうことか。(その言葉と同時に、彼は一つの白いドアの前に立った。)…その人間の今までの人生を、リセットするんだよ。(そう言って、そのドアの前の立ち位置をチョロ松に譲る。其処におそ松がいるのだと、入るのは自己責任だと、言わないまでも行動がそう物語っていた。)   (2017/7/2 00:11:20)

長男((長々とした一松の説明、萎えちゃってたら御免な、(しょも、)考えれば考えるほどやりたい設定が膨らんできて、独りよがりになっちゃったかも、(むぐぐ、) 次はようやくお兄ちゃんの登場だよ、!   (2017/7/2 00:12:25)

三男……(いよいよ核心を教えてもらえるのか、という時になって、彼は一枚の扉の前で立ち止まった。白い扉。ところどころ薄汚れた扉はしかし、ほかの部屋のものより少しばかり新しく見えた。新しい死刑制度のためのものなのだろうか)……リセット…?(人生のリセット。チョロ松の脳裏にあるイメージが浮かんだ。嫌な予感がした。一抹の不安がよぎった。ドアの前から一松が退いた。ああ、いっそ開けてくれたら、踏ん切りもつくのに。一歩前に出て、ドアノブを握る。その夜そのもののような冷たさに、つきん、と指先が思い出したように痛む。この二晩で直接の傷口は塞がったものの、やはり痛みが引いたわけではない。そのまま数瞬、躊躇って――ようやく、扉を開いた)   (2017/7/2 00:19:51)

三男((いいよいいよ、反応にはちょっと困ったけど、面白い設定じゃない? 別に広げる分には構わないよ、後で何とかしてたためばいい話(ふふ、)   (2017/7/2 00:20:41)

長男(其処には、おそ松がいた。白い部屋の中、独りだけで。それだけならば、以前と変わらない。ただ、今の彼は以前のように、布団に寝転がって欠伸をするわけでもなく、其処に広げられた紙に、熱心に絵を描いていた。芸術、などと言うものではない。クレヨンで無造作に、絵とは言えない絵を。扉を開けた音に気付いたのか、チョロ松を見る。それは、以前のものではなく、もっと無邪気で、無垢なもの。)…おにいちゃん、だれ?(大人の男の姿、低い声は以前のままなのに、それには到底似つかわしくない言葉が、彼の口から発せられた)   (2017/7/2 00:24:57)

長男((そうだよなぁ、反応に困るよなぁ、ホント御免な、!(土下座、)とりあえず広げるだけ広げたけどたたむことについてはあんまり考えてない、(ぶっちゃけ)   (2017/7/2 00:26:49)

三男……おそ、まつ…?(信じられないような光景。そこにいるのは確かにおそ松であった。幼い丸握りで持たれたクレヨンと、スケッチブック。何を描いたのかまるでわからないような落書きのような絵。彼が、顔を上げる。彼の纏う雰囲気が、自分を見つめる目が異様であることから、目を背けたくなった。こちらをじぃっと見つめては、瞬きを、二度、して。おにいちゃん、だれ、だなんて)チョロ松、だよ、わからないの、ねえ、(――嗚呼、こういうことか。一松の話していたことに、ようやく全て合点がいった。此方が考えるような再会とは違う、命は奪われていない、人生のリセット。思わず口元を抑えて青い顔でへたりこむ。大丈夫、すぐに追いつく、といって口づけ、笑って自分を送り出してくれた彼は、もういない。いっそ、彼と一緒に捕まってしまえば良かった。なぜあの時、言われるまま逃げ出してしまったのだろうと。悔恨の念が後から後から溢れ出してきて、涙が滲み、吐き気さえした)   (2017/7/2 00:35:59)

三男((いやいやいや進められればどうとでもなるから!(わた、) 〆マークつけとけばそれだけで〆ってことになるんだよ(にっこり、)   (2017/7/2 00:36:42)

長男(いつの間にやら一松が部屋の中に入ってきたのを見れば、おそ松は、いちまつ!と慣れたように白衣の彼に飛びつく。そして、突然涙を流し始めたチョロ松に、戸惑うような視線を見せて、「チョロ松だよ、わからないの」と問われても、さっぱりと困惑したように視線を揺らす。そんな彼の頭を無造作に撫でた一松は、嗚咽を漏らすチョロ松を眺めつつ、「チョロ松っていうんだよ。お前の友達になりたいんだって、挨拶しな、」と促されれば、)こんにちは!あのね、おれ、まつのおそまつ!よろしくね!(元気よく挨拶し自己紹介するも、相手が泣き止まない様子を見れば狼狽する。その目元を自分の検査着の裾で拭い、何処か痛いの?と尋ねれば、ふと彼の指先が目に入り、)うわ、ゆび、けがしてる!(言うが早いか、その手を取って傷口をそっと撫でる。その様子は、以前と同じ、相手をいたわる様な優しい指使いで、)   (2017/7/2 00:44:50)

長男((チョロ松優しい、(じーん、)そんなチョロちゃんが大好き!(むぎゅー) おお、、何かチョロ松に貫録を感じる、、(笑顔に気圧され、)   (2017/7/2 00:45:54)

三男(困惑するおそ松と泣き出すチョロ松の間に一松が入った。促されたおそ松が素直に無邪気な様子で、元気よく挨拶と自己紹介をしてくれる。ああ、知ってる、知ってるよ、よく知ってる。だから思い出してよ、お願いだから。そう言って泣きつきたかった。でも、それで彼の記憶が戻るわけではないことも知っていた。なんと答えたらいいのかわからなくて、涙が止まらなくて何もものが言えない。あの路地裏でそっと指で払うように涙を拭ってくれた時とは違う、検査着の裾で不器用に拭う彼の姿に以前の彼を重ねることがどうしてもできなくて、絶望の淵に立たされたような気持ちだった)……あ、(でも。自分の指先を見てそっとその手をとって撫でてくれる手つきは、まるで以前と同じだった。痛みはあった。けれどそれは傷口が乾いてもいなかったあの時とは違って耐えられない痛みではなかったし、彼の手の温かみが今はひどく愛おしくて)…おそ松、(あまり力の入らないその手で彼の手を柔らかく握り、もう片方の腕でその体を囲うように抱き込んだ)   (2017/7/2 00:59:17)

三男((はいはい、ありがとうね(くすくす、) 貫禄て。もっとこう…あるでしょ(うむ、)   (2017/7/2 01:00:29)

長男どうしたのちょろまつ。いたいのいたいの、とんでけ!(絶望したような相手の表情を見ると、心の奥底が締め付けられる。しかし、それがどういう理由の為か知る由もなかったし、それどころかその感情をうまく表現するすべも、幼い知能しか持たない彼は知らなかった。だから、せめて目に見えるその痛みがなくなるようにと、おまじないをかける。彼が、泣かずに済むように。そんな悲しい瞳をせずに済むように、)…あ、(傷口を撫でていた手を包まれる。と思えば、片腕で体を包まれた。暖かく、鼻腔を相手の匂いが掠めた。それにふと、既視感を覚える。おれは、このあたたかさと、このにおいをしっている。そう思うと同時に、それがとても大切なものに思えて、彼もまた、相手の背中に手を回した)…チョロ松、(無意識に相手を名前を呼んで、彼はその自分の声に驚いた。その相手の名前は、確かに自分の口から出てきたものだったのに、まるで違う人の声のようだったから。いや、違う。自分の声であることは間違いない。ただ、自分の声に、もっと、今はもうわからない感情が、乗せられた声だったから。)   (2017/7/2 01:07:16)

長男((だって、チョロ松スゲェ手慣れてんだもん。ロルの描き方とか、話の作り方とか。貫禄と言わずして何という、(真顔、)   (2017/7/2 01:08:37)

三男(やはり幼い彼の言動に胸を締め付けられるような気がして。表現されていなければ相手も同じ感覚を持っているなどと知る由もなく、彼がかけてくれる「おまじない」は、彼の意に反し、チョロ松の哀しみを、痛みを増幅する効果しかもたなかった。慌てているような彼の口調に、いい加減泣き止まなければと思うけれど、感情も涙も、自由にはならない)……!(背中に、彼の片腕の暖かみを感じる。名前を、呼ばれる。その声に、ひどく驚いて瞠目する。その声の調子の中に、電話で幾度となく聞いた、ベッドの中で何度も呼ばれた、あの甘い調子が混ざっていたから。愛してくれていると、聞くたび実感できた、そんな調子の声だったから。愛おしい。愛おしい。もう複雑な感情が封印されてしまった彼の中にしかし、以前の彼の影を見出すことが出来て、)…ねえ、おそ松…わからなくってもいいから。…愛してる、よ(そう、もう一度言うことができた)   (2017/7/2 01:21:40)

三男((こんなサイトにいるくせしてストーリー重視ばっかりやってきた厨二病だからねえ…そう言ってもらえると嬉しい限りだけど(へへ、/ぽり)   (2017/7/2 01:23:03)

長男あいしてる?(言葉の意味が理解できず、小首をかしげる。訊いたことはあるが、どういう意味だっただろうか。うーん、うーん、としばらく考えて、ようやく答えに行きつき、)あいしてるって、すごいすきってことでしょ?おれも、おにいちゃんのこと、ちょろまつのことすき!よくわかんないけど、すっごいすき!(無邪気な笑顔で、好きだと、大好きだと繰り返す。何故、初対面の相手に対してこんなに好意を抱くのかはわからない。それでも、心の深い場所が、彼が必要なのだと、大切なのだと、必死に訴えてるような気がして、)へへ、ちょろまつ、いたそーなかお、ちょっとらくになったね、(愛してるという相手の顔には、まだ辛さや苦しみは残っているように見えるけれど、それが少し和らいだような気がして。それを見れば、此方まで何故か嬉しくなってしまう。へへ、といつもの癖で、鼻の下を人差し指で擦りつつ。その様子を見ていた一松は、やれやれと言うように、まるで少し安堵したかのように肩を竦めた。)   (2017/7/2 01:27:43)

長男((おっ、チョロ松照れてんの?(ぽりと頬を書いた相手を見てにやりと、)じゃあ褒め殺してやんよ!チョロ松のロル、心情が細かに伝わってきてキャラにめっちゃ感情移入できるし、ストーリーも、囚人の電話ってなかなか思いつかねーよ。てか、作り込まれててスゲー好き、だーいすき。ほら、照れろ照れろ、(にやりん、)   (2017/7/2 01:30:04)

三男……うん、そうだよ。大好き。大好きだよ…ありがとう、おそ松(涙は後から後から溢れてくる。無邪気に大好き大好きと繰り返す幼い彼が愛おしくて、その背に回した手で、ぽん、ぽん、と優しく背中を叩いてやった。前の彼とは違っても、自分と愛し合ったことを意識のそこには留めておいてくれたらしい、と、それがわかっただけで、もう、それ以上を望んではならないと思った)うん、おそ松のおかげ……ありがとう、ね(鼻の下を軽くこする仕草。牢を破って迎えに来てくれたあの時の影をまた新しく見出す。彼は彼なのだ。それ以外の何者でもない。人生をリセットされた彼がこれからどうなるのかはわからない。けれども、自分はおそらく従来の方法で処刑されるのだろう。その時まで、この満たされた時間を、許されていたかった)   (2017/7/2 01:39:03)

三男((あー…あー、クソ! 悪い気はしないよありがとう!(かぁあ、) ってかお前のロルも大概凄いからね!? 僕の設定とかむちゃぶりに乗って新しい設定上乗せしてくるとか面白いことしてくれんのすっごいありがたいしロルの行動一つ一つ受け止めてうまいこと投げ返してくれるの嬉しいしロルの文章自体馴染みやすくてするっと入ってくるしなんていうかご馳走様!(※自棄)   (2017/7/2 01:42:25)

長男あー、イチャついてるとこわるいんですケド、べたべたすんのは其処までね。正直アンタをここに連れ込んだだけでいつ見つかるかもわかんないし、さっさと今後の話進めません?(その神妙な空気に、おずおずと、等と殊勝な事はなく、ぬけぬけと入ってきたのは、精神管理医の一松と名乗った男だった。)まぁ、単刀直入に言うけど、そいつ連れて逃げ出して、二人でどうとでもシャバで暮らしてほしいんだけど、(そいつと言いつつ、おそ松の事を指さし、こともなげに言う)おそ松は二次処刑済みで犯罪犯す可能性はゼロとは言えないけれど限りなく低いし、アンタは元々自傷癖がある模範囚で、犯罪に対する後悔はしっかり確認されてるから其処まで徹底的に追われることは少ないデショ。てか、模範囚の一人や二人追ってるほど俺ら暇じゃないし、(住処と当面の逃亡資金は俺がどうにかして用意するからと淡々と告げれば、さぁどうすると言わんばかりに相手2人の顔を交互に見る。突然饒舌になった一松の言葉を、知能の低いおそ松は理解できるはずもなく、その無垢な瞳で戸惑うようにチョロ松の方を見上げて)   (2017/7/2 01:49:24)

長男((へへん、チョロ松照れてやんのー(うりうり、)って、へ?……………え、ええ!?ちょ、やり返すのは勘弁!ちょ、な、何それ!照れんだけど!不意打ちやめてぇ!?(一瞬固まったのち、一気に燃えるように赤面して、)   (2017/7/2 01:50:23)

三男……ん、(一松の言葉に、また牢屋に逆戻りだな、もう二度と彼には会えないのだろうと思いながら、そっと頭を撫でつけてからおそ松の体を離す。が、)……え? え、(次に一松の口から出てきた言葉には驚愕せざるを得なかった。何でもないことのように言うものだから、一瞬反応が遅れたが。もう一度逃げて、シャバで、また。おそ松をもう一度見つめて、また一松に視線を戻す。願ったり叶ったりといった条件だ。決断を無言のうちに迫られれば、しばらく俯き沈黙して。やがて、当惑げな瞬きを繰り返すおそ松の表情に気づいては、視線をあわせてそっと微笑って、また柔らかくその手を握り)……おそ松。これから、僕と一緒に暮らそうって言ったら、僕と一緒にきてくれる?(言葉だけ聞けばプロポーズのようなそれ。けれどその調子は、ゆっくりと、幼い彼にも聞いてわかるように。彼の意思を確認する。彼がどちらに首をふろうと、それによって、チョロ松は外に出るか牢屋に戻るか、決めるつもりだった)   (2017/7/2 02:05:02)

三男((…ふ、お返しお返し。照れてやんの(くすくす、/額小突き)   (2017/7/2 02:06:02)

長男(一松の言葉は余りに饒舌でわからなかった。目の前のチョロ松も同じだったようで、しばらく目を瞬かせている。しかし、すぐに何かを決めたかのように顎を引けば、此方に向かい合って。視線がかちりとあって、おそ松の心臓がとくんと震えた。嫌な震えではない。どこか、温かくて、甘いような、そんな鼓動。それが意味するものを考える間もなく、告げられるのは、一緒に暮らそうという台詞。おそ松の目が見開かれる。理解すればすぐさま浮かんだのは、満面の無邪気な笑顔だった。)ちょろまつといっしょにくらせるの?ずっといっしょ?おれ、ちょろまつとくらしたい!いっしょにいく!(世話をしに来てくれる看守にも、時折様子を見に来てくれる一松にも嬢がないわけではない。それでも、何故かあったばかりのこの人間に急速に惹かれていて。返事を出すのは、何よりも容易かった。)   (2017/7/2 02:11:21)

長男さて、決まりだね、(それを眺めていた一松はガサゴソとポケットの中をあされば、一枚のクレジットカードを取り出す)一応、コレ、僕のポケットマネーだけど。(あんまり使いすぎないでよね、と念を押すのを忘れない。)捕まんないでよ。アンタらが捕まって、俺が逃がしたってバレたら、俺も前科持ちになっちゃうから、(まぁそれもご褒美かもしれませんけどね、と、冗談か冗談でないかわからないような口調で、ふひと卑屈なものではあるが、そこではじめて彼は笑った、)   (2017/7/2 02:13:48)

長男((だって、不意打ちするんだもん、、まぁ、嬉しいけどさぁ、(むぅ、)まぁいっか、褒められんのは好きだし、甘やかされんのも好き。褒めるのも、甘やかすのも好きだけど、(こてりと相手の肩に頭を預けて、)   (2017/7/2 02:14:49)

長男((そして誤字。。。嬢じゃなくて、情な(しょも、)   (2017/7/2 02:15:43)

三男……うん、ずっと一緒(心の底から嬉しそうに笑ってくれる彼の貌に、こちらまで釣られて笑顔になる。一緒に行く、と迷わず返してくれた彼の肩を抱いて、ありがとう、と撫で付けた。これから何があるのかはわからない。けれど、電話をしていたとき、ベッドの中で話していたとき、固く約束したことが、現実になろうとしている。それが何より嬉しかった。――……チョロ松の作った飯食ってさ、こんな冷たい部屋じゃなくて温かい布団でさ、……腹一杯になって眠れたら、……幸せだろうなぁ――そんな、彼の願いを叶えてやれるのが、嬉しかった)……ありがとう(一松のクレジットカードを受け取り、頭を下げる。何やら怪しげな笑みと共に、怪しげな言葉を吐きながら、それでもその中にこちらの意思も思いも酌んでくれているのであろう優しさを見て、大丈夫、捕まりませんから、と付け足して、ようやく彼に対しても笑みを向けた)   (2017/7/2 02:24:38)

三男((…そう、よかったよ(ぽんぽん、)   (2017/7/2 02:25:07)

長男ずっと一緒!(その言葉に、笑顔が更に明るいものとなる。肩を抱かれれば、その首筋に顔を擦りつけた。いい匂いがする、初めての匂いなのに、懐かしい匂い。どこかで、ずっと、これを望んでいた。初めて会ったはずなのに、知らない人の筈なのに、心が安らいで仕方なかった、)ちょろまつ、ごはんつくれる?おれ、ちょろまつのつくったごはんたべたい、(たとえ記憶がなくとも、同一人物。愛しい人を前にしたとき、出す言葉は同じもの。それが彼にとってどんな意味を持つかも知らずに、依然と同じ要望を口に出してみれば、)   (2017/7/2 02:29:21)

長男どういたしマシテ、。でも、そんなで大丈夫?(卑屈な笑みを向けたままにも関わらず、何の疑問も抱かずカードを受け取り頭を下げて感謝の言葉を述べる相手に、大丈夫かと少し不安になって、)俺が何で自分を危うくしてまでアンタらを逃がそうとしてるか、疑問に思わないわけ?利用されるとか、今以上に悪い状況に追い込まれるとか、そう言う事考えなよ、(アンタらは今から逃げ隠れする身。全てを疑ってかかった方が良い。危機管理能力が何よりも必要となる。でなければ、すぐに捕まるか脅されて利用されるのが落ち。美味い話には裏がある。それを知っておかなければ。)こんなうまい話を持ってくる怪しい俺の事、信じちゃっていい訳?裏があるとは思わないの?(白衣のポケットに手を突っ込み、眼鏡の奥の瞳を意地悪く光らせて尋ねてみて、)   (2017/7/2 02:35:22)

長男((へへ、撫でられんのも好き(へらり、)しかし、チョロ松ホントほめ過ぎだろ、まだ顔が熱いわ、(顔を手でぱたぱた仰ぎ、)   (2017/7/2 02:36:34)

三男……、うん、うん、作ってあげるよ、約束、する、…(唐突に口に出された、彼の望み。それは以前の彼とあまりに重なって、チョロ松は慌てて袖で目をこすった。この怪我が落ち着いたら、落ち着いたら、きっと。大丈夫だ。今度こそずっと一緒にいられるのだから。記憶をなくしても何度でも同じ自分を求めてくれる彼が愛おしくて、嬉しかった)……何も思わないわけないでしょ(おそ松の手を引いて立ち上がりながら、注意を促す一松にそう返す。その瞳の奥に固い決意を宿して光らせ、サングラスの奥からその目で見つめ返しながら)こいつと一緒にいたいんです。全ての可能性をすてて牢屋に戻るよか、こいつと一緒に逃げて、その可能性にかけるのは当たり前ですから。……それに、死刑囚ですよ、僕。…こいつがいたら、生きるだけが選択肢じゃない(どこまでも、彼と一緒に行きたい。ここの牢屋で出会って恋を自覚して思いが通じてから、その思いはずっとあった。一緒に逃げ出したあの夜、一瞬でも彼と離れたときに、彼といなければ生きていくことができないと強く自覚した。行き着く先が同じなら、甘い夢を、見ていたい。その言葉の裡に暗示された意味を、精神管理医は汲み取るか)   (2017/7/2 02:47:45)

三男((そりゃ褒めるよ、本心だしね。しかしまあ照れ屋なんだね。意外な一面(手はた、)   (2017/7/2 02:48:08)

長男ホント!?やったぁ!(約束との言葉に、両手を上げて嬉しさを全身で表現する)あのね、あのね、いまのごはん、まずいの。だから、おいしいごはんたべたいんだぁ、(この部屋で出てくるものは、監獄で出てくるものと同じメニュー。その嫌なにおいのするご飯が、彼は嫌で嫌で仕方がなかった。勿論、目の前の彼がおいしい料理を作れるなんて保証はない。もしかすると、大したものは作れないかもしれない。それでも、きっと自分の為に作ってくれた料理ならば美味しいだろうと、其処に疑いの余地はなかった)   (2017/7/2 02:53:10)

長男ヘェ、良い目してんじゃん、(此方を見る相手の目に宿るのは、おそ松を見るときの優しい眼差しとはがらりと変わった、曲げようもない意志の強い光。おそ松がこの収容所に収容されてからというもの、彼はある理由から彼に注意を向けるようになった。死刑囚相手の携帯電話。それにチョロ松を当てたのは、しかし特に意図があったわけではない。同じころに捕まり、同じ年頃だったから。その偶然選んだ相手が、まさかこんなに骨のあるやつだったとは。運がある方ではないと自覚してはいるが、この件に関してだけはラッキーだったとほくそ笑む、)……言った通り、僕がアンタを逃がしてあげるのには理由があるよ。僕はどうしても、松野おそ松を外に逃がして、普通の生活をさせてやりたいんだ、(彼相手ならば、本音を語ってもいいだろうか、)   (2017/7/2 02:59:15)

長男((俺としちゃもっとチョロちゃんを照れさせてやりたい、(燃え、)   (2017/7/2 03:04:48)

三男ふ、そっか(嗚呼、どこまでも彼は彼だ。こんなに幼くなっても、自分に関すること以外でさえ考えることは同じなのかと、ちょっと笑えてきてしまう。殆ど包丁を握ったこともない自分が美味しいものを作れるとは思えないが、そのおかげもあって、料理の勉強をする、と、外に出てからの目標がひとつ、早くも固まっていた)……任せて下さいよ(短く語られた一松の意図。おそ松を外に逃がして、普通の生活を。彼の今の状態はどう見ても普通ではないが、自分と二人きりでなら。不安がないわけではない。けれど、一度彼を失ったと絶望した時のそれにくらべれば、なんと可愛いものか。誰も誰も、程度はあれど未来に対しては希望と絶望を併せ持つもの。チョロ松は、昔読んだ本の一節を思い出していた)   (2017/7/2 03:11:43)

三男(――しかし、君、誤解してはいけない。僕は決して、絶望の末の虚無みたいなものになっているわけではない。船の出帆は、それはどんな性質な出帆であっても、必ず何かしらの幽かな期待を感じさせるものだ。それは大昔から変りのない人間性の一つだ。君はギリシャ神話のパンドラの匣という物語をご存じだろう。あけてはならぬ匣をあけたばかりに、病苦、悲哀、嫉妬、貪慾、猜疑、陰険、飢餓、憎悪など、あらゆる不吉の虫が這い出し、空を覆ってぶんぶん飛び廻り、それ以来、人間は永遠に不幸に悶えなければならなくなったが、しかし、その匣の隅に、けし粒ほどの小さい光る石が残っていて、その石に幽かに「希望」という字が書かれていたという話――)   (2017/7/2 03:11:46)

三男((…ふふ、まあそのうちね(くす、)   (2017/7/2 03:12:18)

長男…正直さ、最初にあんたの事をおそ松野電話相手に選んだときは、大して期待もしてなかったんだよね(精神管理医は笑う。それはいつものように卑屈な笑みではなく、幾分か柔らかいものだった。始めのチョロ松の印象は、軟弱な奴。固いくせに細くてすぐぽきりと折れてしまう、芦の茎のような人間。それが、こんなにも木の幹のように逞しく、揺れる柳の枝のようにしなやかな、そんな意思を持つ目をすることが出来たとは。嗚呼、自分も精神管理医としてまだまだだなと思ってみたりして、「あんたがそんなに強いなんて、知らなかった」とぽつりと漏らす。元からだったのか、それとも彼の中で何かが変わったのか、それはわからないけれど。)…此処に用意したアパートがある。家賃も前払いしといたから、3か月は居てもらっていい。でも、足がつく前に別の住処を探しといて。クレジットカードも、期限は半年間だから、(手早く説明すれば、地図を渡す。用意されたアパートはここから電車で2時間半ほどの場所だった。家財や食料品は一応用意しておいたと告げて、扉を開け周囲を見渡す。)   (2017/7/2 03:24:01)

長男今なら人気もないから、出て行けるはず。……こんなこと言う柄じゃないけど、幸運を、(カードと住所の描かれた紙を手渡して、最後の別れとばかりにおそ松の頭をそっと撫でれば、)   (2017/7/2 03:24:03)

長男((パンドラの箱ねぇ。俺、その話は聞きかじっただけだから詳しくは知らないんだけど、希望は閉じ込められたまんまで良かったのかなってふと思ったことがあるな、(こてり、)   (2017/7/2 03:24:58)

三男…そりゃ、そうでしょうね(元々? いいや、とんでもない。彼に出会ったからなのだ。彼が自分を助けてくれた時から、彼が牢屋から連れ出してくれた時から、何かが変わったのだ。自分たちならまた迷うことはあってもいつか正しい道を探り当てて、その向こうを探り当てていけるという根拠のない確信が、チョロ松の中にはあった。背水の陣から、そんな確信と彼という後ろ盾を手に入れて、いや、もう彼は自分が守らなければならない側になってしまったが、それでも。自分はどこか、変わることができたのだ)…了解。ありがとう(地図を受け取り、素早く目を走らせる。その間に周囲に目を走らせていた一松が、今なら出ていけると、カードとメモを渡してきた。頷き、受け取る。大人ふたりの何やら難しげな話にきょとんとした表情をしていたおそ松に、お待たせ、と微笑みかけて、再度手を柔らかく握る。まさか、電話を受け取った時には、こんなことになるなんて思いやしなかったが――)行こう、おそ松。ずっと一緒だ(そっと頬にくちづけて、一松にひとつ礼をして、部屋を出ていった)   (2017/7/2 03:33:46)

三男(――それはもう大昔からきまっているのだ。人間には絶望という事はあり得ない。人間は、しばしば希望にあざむかれるが、しかし、また「絶望」という観念にも同様にあざむかれる事がある。正直に言う事にしよう。人間は不幸のどん底につき落され、ころげ廻りながらも、いつかしら一縷の希望の糸を手さぐりで捜し当てているものだ。それはもうパンドラの匣以来、オリムポスの神々に依っても規定せられている事実だ。楽観論やら悲観論やら、肩をそびやかして何やら演説して、ことさらに気勢を示している人たちを岸に残して、僕たちの新時代の船は、一足おさきにするすると進んで行く。何の渋滞も無いのだ。それはまるで植物の蔓が延びるみたいに、意識を超越した天然の向日性に似ている。――)〆   (2017/7/2 03:33:54)

三男((落としどころは、ここ、だよね…?(震え声) / 僕も詳しいわけじゃないけどね。希望はあくまで人の手に届くところにあるんじゃないかな。ほかの飛び回る感情は自由にはならないけど、希望は掴める、的な(うぅむ、)   (2017/7/2 03:35:37)

長男(手を握られれば、その感触に自然と頬が緩み、にへりとゆるゆるな笑みが浮かぶ)うん、ずっといっしょ。ちょろまつと、ずーっと、いっしょ、うれしい(つたない口調でそう言えば、頬に唇を押し付けられる。その意味が分からず首をひねるが、何故かはわからないが顔に熱が集中した。この行為は何なのだろう、ただ、とても暖かくて、甘くて、心臓が高鳴る行為。今度自分も相手にしてみようか、そのとき相手はどんな反応をしてくれるのだろうか。不安はない、相手がいれば、あるのは安らぎ其れだけだ)ねぇ、ちょろまつ。おれ、ちょろまつがつくったおにぎりがたべたい。(これから共に暮らす場所に向かう途中で、頭にふと浮かんだことを相手に告げてみた。きっと美味しいに違いなかった)   (2017/7/2 03:39:56)

長男(白衣のポケットから手を出し、相手の別れの台詞にひらりと手を振るだけの返事をする。完全に出て行ったのを確認すれば、大きく伸びをした。さて、これからが一仕事だ。居なくなった二次処刑者の誤魔化し、松野チョロ松の捜索のかく乱。することは山積みだ。けれど、自分はまだいい。彼らはこれからもっと大変な思いをするだろう。何せ、逃亡者と低知能者。それでも、きっと一緒にいれば何とかなると、あの二人は信じている。一松自身はそれを信じるほど純粋ではないが、其れでもあの目を見れば、もしかしたらと思う事もある。それに、)――二次処刑はまだ試作段階なんだよね。(試験が始まってまだ1年足らずのこの計画は、果たして人生のリセットがどんな影響を及ぼすかわかり切っていないところがある。つまりは、性格や身体に悪影響を及ぼすかもしれない。一方で、もしかすれば、何かのきっかけで以前の人生を思い出すこともありうるわけで、)ま、いーんじゃない?パンドラの箱みたいで。(災いと希望が詰まった箱。さて、其処に手を突っ込んだ時に、何が出てくるのだろう。彼らは何を引き当てるのだろうと、精神管理医は口角を上げて小さく笑んだ) fin   (2017/7/2 03:47:08)

長男((あー、お疲れー!2作目終わったな、達成感ー!(ビールを取り出し乾杯、)   (2017/7/2 03:47:46)

三男((二本目も終わったね。いやあ濃い内容だった…しかし一松いいキャラだったね(乾杯、)   (2017/7/2 03:48:43)

長男((一松褒めてもらって何より(てへ、) 実は一松に関しては裏設定があんだよね、(ぼそり、)   (2017/7/2 03:49:21)

三男((ほう、聞かせてもらおうか(マイクそっ、)   (2017/7/2 03:49:35)

長男((俺の力量不足のせいで本編では明かせなかったんだけど、、俺と一松は元々兄弟で親と普通の家庭の中暮らしてたの。そこに東郷のおじさんがきて、家族を皆殺しにされたくなかったらついてこいって俺を誘拐していったわけ。俺はその辺恐怖で記憶があいまいで、物心ついたときにはおじさんと一緒な記憶しかなかったんだけど、一松はずっと俺を探し続けて、東郷のおじさんを見つけるために犯罪者に関係する職に就いたわけ。そこで漸く見つけたのが俺。自分を守るために誘拐されていった兄だから、せめて平穏な生活を送らせてやろうと、わざわざチョロ松のプロファイリングをして路地裏にいたチョロ松を探し当てて、俺を逃がそうとしたって設定。だから、自分の身を危うくしてまで俺を逃がそうとしたんだよね、(こく、)   (2017/7/2 03:55:11)

三男((ありだねえ、胸熱だ…しかしラストの台詞と描写、それ踏まえるとまたクるものがあるね。いや、ご馳走様(くぅ、)   (2017/7/2 03:56:35)

長男((チョロ松があれだけパンドラについて詳しく書いてくれたから、一松にパンドラの箱って言わせてみちゃった(てへ、) 気に入ってもらえた?(こてり、)   (2017/7/2 03:57:40)

三男((いやあ、気に入ったもなにも感激だよね。こんな感じに乗っかってもらうの大好き。あ、"――"で挟んである中身は太宰治の『パンドラの匣』ね。僕が語ったわけじゃないんだなあ(くつくつ、)   (2017/7/2 03:58:59)

長男((マジか、良かった。おれも一松の最後の描写は我ながらうまく書けたと思うしチョロ松のパンドラに乗っかれて満足満足(へらり、自画自賛) へぇ、太宰治は何となく読まず嫌いしてたんだけど、呼んでみよっかねぇ、(こて、) しかし、今回は本当にやり切った感がある、(しみじみ、)   (2017/7/2 04:03:24)

長男((ちょいと機種変。。   (2017/7/2 04:05:15)

三男((そこは兄さんの力量だよねぇ(うりうり、) うんうん、オススメだよ。文豪たちの作品にハズレはない(こくこく、) そうだよね、まあでかい風呂敷広げたもんだ(ふ、)   (2017/7/2 04:05:18)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/2 04:05:19)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/2 04:05:25)

三男((ん、おかえり(ひら、)   (2017/7/2 04:05:34)

長男((一松はちょこちょこはしてたけど、あんなに長期で成んのは久し振りだから上手く成れっかなーと思ったけど、とりあえず其なりに出来て何より(ほっ) へへ、そんなに誉められっと調子に乗っちゃうぞー (ビール片手に上機嫌) ま、チョロ松がいてこそだよ。お互いがいたから此処まで作り上げられた感があるよな。無茶苦茶な展開と広げた風呂敷についてきてくれてあんがとね、(頭わしゃわしゃ、)   (2017/7/2 04:09:15)

三男((へえ、そうなんだ? それなりじゃなく上手かったと思うよ?(ふふ、) まあ、相互でやれるからこその楽しいところ全部取り出せて煮詰めたような也だったよね。充実感あって楽しかったよ。お礼を言うのはこっちの方だ(にひ、/撫で受け)   (2017/7/2 04:11:40)

長男((煮詰めた、確かに。ひたすら濃かったよな。良く完結出来たと思うわ。途中どうなっちゃうのかと思ったもん。しかも、俺的に結構好きな終わり方で。(にしし、) 最初、また心中エンドかなとも思ったんだけど、チョロ松を幸せに、せめてチョロ松に希望が残る終わり方にしたかったんだよな。お前の悩みとか犯罪に至る思考回路とか、スゲェ感情移入しちゃって、ああ、幸せにしてやりたいなって、(こく、) あ、勿論どうしようもなく救われないエンドも大好物ではあるんだけどさ、(こくり、)   (2017/7/2 04:17:21)

三男((僕的にも結構いい終わり方だったよ。まあ曲がりなりにも犯罪者だしね、いつ崩れるかわからないような危なかしいハッピーエンドってのも乙だなあ、上手くできたなあって(こく、) あ、僕もそれ思った。これ心中するしかなくね? って。僕が一松の登場断ってたら十中八九そっち行っただろうけど(むむ、)まあね。掛け値なしに誰も救われないエンドってのも清々しくて大好き。一応小説の元にしようと思ってたから考えておいたシナリオはあったんだけど、こっちのほうが良かったな、うん(へへ、)   (2017/7/2 04:20:36)

長男((完全にハッピーとは言えない、けれど当人達にとってはそれでも精一杯の幸せなエンドでいいよな、(こくり、)あ、小説の元にしようと思ってたんだ?悪い、其のシナリオ完全にねじ曲げちまったわ、(苦笑、) 元々はどんなシナリオだったのか聞きてえな、(きらきら、)   (2017/7/2 04:25:15)

三男((うん、そういうの結構好きなんだよね(に、) いやいや、こっちのほうが好きだよ僕は。シナリオって言っても大まかな台詞だけ書いて放置してたやつだからね。夢とかはそこから持ってきたけど(うぅむ、) 指を噛んで別れを切り出すまではシナリオ通りだった。僕側の女性がもう愛してもらえない、その資格がないって、ね。そこからが違ったんだ(ふる、)そこへ相手が自分も罪の告白をする。一緒に償いたいって。こんな愛情にしがみつく自分なんかの死で償えるのかって反論したら、でも、これ以上に幸せで辛い死に方もないよって諭すんだよ。誰かを愛して、その人と添い遂げられないまま死ぬ。俺たちのような罪人はこれでいいんだって。それで僕の側の人が、そうだね、出会えたのは幸せだけど会えないのは不幸だ、会いたいのにって泣きながら訴える。他に何か言おうとして、電話が切れる。何かと思ったら、相手が出ない間もずっとコールし続けてた男性側の携帯のバッテリーが切れてるんだ。   (2017/7/2 04:41:18)

三男((それから二度とふたりは電話を掛け合わなくなる。これ以上は自分たちの距離は縮まないんだって男性は悟ってるし、女性はその言葉通りもう二度と電話をかけられないから。そうして男性の処刑の日、絞首刑場まで行く途中に、牢屋の中で泣いている女性を見る。その人は、どうやら指を怪我してるらしくて。潰れた指で、携帯電話を愛おしそうに何度も何度もつついてる。思わず立ち止まった彼は看守にどうかしたかって聞かれても、「何でもない。なんでもなかったんだ。ただ約束を思い出しただけだよ」って言うだけ。そこで女性は泣き止んで、彼に、「もしもし」って声をかける…彼はかなりのプレイボーイだったんだけど、彼女が泣き止むことはどんなに可愛らしい女性をからかうよりも嬉しいことだって、そう思いながら彼女を振り返る…そこで終わり(こく、)   (2017/7/2 04:41:30)

2017年06月30日 23時10分 ~ 2017年07月02日 04時41分 の過去ログ
空の狭間【松.シリアス.一対一】
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