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「空の狭間【松.シリアス.一対一】」の過去ログ

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2017年07月02日 04時41分 ~ 2017年07月06日 21時14分 の過去ログ
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三男((なっがいね、うん…お粗末さま(ぐで、)   (2017/7/2 04:41:42)

長男((うわあ、切ねぇ…俺はついつい性格的に行動で示したけど、こんな風に言葉と数少ない言葉と沈黙で終わるストーリーもめちゃくちゃすき!(こくこく、) そんな中、罪を償ったんだな。俺、こう言う話も好きだわ、   (2017/7/2 04:46:45)

三男((そこは兄さんらしくて好きだな(ふふ、) ん、お褒めに預かり光栄です。この二人が死刑囚であるってことは女性の夢告白まで伏せるっていう表現がしたいんだけどそこまでの描写力がなくて頓挫。也の設定へ転身、とまあこういう訳(くす、)   (2017/7/2 04:49:07)

長男((性格的な問題だよな。そのストーリーの男は、多分自分の罪をしっかり自覚して、罰を受け入れてたんだろうな。今回の俺の場合、犯罪なんて当然でしょ?罪とかよくわかんないもんより、好きな奴がないてんのにほっとけるか!って感じだからなぁ…我ながらもう少し大人になろうぜ俺、(遠い目、) でも、素敵設定でマジ楽しかった!チョロ松のその発想力があってこその今回の成りだからな!(ふんす、)   (2017/7/2 04:55:07)

三男((その男の罪は…なんだったかな、婚約者殺したんだっけ、あと余罪があった気がする…(曖昧)いいや、ほんとに僕は兄さんの回してくれたストーリーのほうが好きだよ。性格出ててうまいしね。松の派生とかってデリケートだけど上手くキャラ残せたんじゃないかな(くす、) ん、どうもね(へへ、)というわけで三本目の設定相談にまいろうか、と言いたいとこだけど、眠気とか平気?(ちら、)   (2017/7/2 04:57:30)

長男((気に入ってくれたようで何より、(にへら、) ま、風呂敷ちゃんと畳めるかなって不安はあったけど、チョロ松のお陰でいいエンドになったしな、(こくり、) 少し眠気はあるけど、とりあえずは平気かな。途中落ちたら悪い!つか、空が既に明るくなり始めてる…まだ五時だぜ…(驚愕、)   (2017/7/2 05:00:34)

三男((いやいや兄さんのおかげだよ…なんて、なんだかキリがないね。お互い様ってことにしようか(ふふ、) んじゃ、相談だけして終わろうか。前回振って残った二つのどっちかにしようか、他のもあれば欲しいけど、どう?(ちら、)うん…すでに窓の外で雀が鳴いて…ないわ、適当なこと言ってごめん(※唐突な自己完結)   (2017/7/2 05:04:08)

長男((考えたのが、弱っていく自分の世話をさせるために人造人間を作って自分を看取らせるんだけど恋心が芽生えてって話と、後はキョンシーとかも捨てがたいな。好きな人 が死んで、キョンシーとして生き返らせる。しかし不完全なキョンシーは、徐々に脆くなっていって、みたいな。チョロ松は他に案ある?   (2017/7/2 05:08:21)

三男((あー、いいね。キョンシーとか楽しそう(こく、) ん…何か、風呂敷が畳めるかどうか心配で出さなかったネタが一本あったんだけど、兄さんとならひょっとしたら、と思うから、ちょっと出すだけ出させてもらうね(ごそ、)   (2017/7/2 05:09:55)

三男((リセット病/正式名称、『衆体的存在被忘却症候群』。未だに前例が世界にひとつしかない、体系付けるものすらない奇病である。症状を手短に説明すると、「周囲すべての人から存在を忘れられる」というもの。未だそれは医学と呼んでいいのかすらわからないものである。人間が人をどうやって他人を識別しているかということは、未だに解明されていない。しかし、私たちは人を判別できる。これには概念論が混ざるが、例えば列をなし歩くアリ一匹一匹に名前をつけたとして、翌日もその一匹一匹を識別し、名を呼ぶことは、普通の人にはまずできないだろう。この例え話で言うと、こちらが意識しないから、どうでもいいから認識できない。例えば、自分が自分であるために必要な因子を、私たちはどうでもいいと認識している。皆が意識しないどうでもいい部分が、どうでもよくないレベルで変動するのだ。   (2017/7/2 05:10:35)

三男((例えば、ここに少年Aがいるとする。その少年Aを少年Aたらしめている存在、「α」がある。しかしこの目に見えない「α」が「β」に変化し、途端に認識できなくなる。つまりは、その少年Aがどんな個性的な形をしていようが、忘れるというよりは少しずつ別の存在になっているのである。「α」から「β」へ、「β」から「θ」へ。リセット病の怖い部分はまだある。一度存在がリセットされると、周期的にそれが起こるようになるのである。例えば、症例として記録されたたった一人の患者は、一年半ごとに周囲にその存在を忘れられてしまった。しかし、その患者を継続して認識できる存在もまた、存在した。例え話の『アリの識別』のように、人を認識する必要がない人間。世界中がどうでもいいアリに見える人間。人と接することが極端に少ない人間。つまるところ、社会不適合者なら、患者が[見える]らしい―― 想定シチュ:他人設定の患者と社会不適合者(不登校少年等?)、詳細白紙   (2017/7/2 05:10:43)

長男((なーるほど、興味深い設定…よくこんなん考え付くなあ、(ほう、) また脇役出して良いんなら、やってみたい流れはあるかな、(こく、)   (2017/7/2 05:19:52)

三男((おお、じゃあそれでやってみる?(目きら、)   (2017/7/2 05:21:38)

長男((そん代わり、上手くいくかわかんねーけど、それでもいい?後、脇役も其なりに出しちゃうし、正直途中までは思い浮かんだけど、完結はどうなるか全然全くさっぱりよ?そんでも良ければやろーぜ!(こくこ、)   (2017/7/2 05:24:08)

三男((おぉ、それなら是非。やってみたいけど上手くいきそうにないんで諦めてた設定だからさ、引っ張ってもらう形になるけど、やらせてもらいたいな(ふふ、)   (2017/7/2 05:25:35)

おしらせ滞在時間が480分を超えたため、三男さんが自動退室しました。  (2017/7/2 05:26:17)

長男((ま、それでも良ければやろうぜ!あ、俺、認識出来る不良児になりたいわ。いい?(こてり、)   (2017/7/2 05:26:34)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/2 05:26:41)

長男((随分長い間成りしたもんな、(こく、)   (2017/7/2 05:27:06)

三男((まさかの8時間kill…休日とは恐ろしいもんだね(ふ、) オーケー、もちろん。じゃあ僕がリセット病患者だね(ふむり、)   (2017/7/2 05:27:39)

長男((俺も一応入り直そ、   (2017/7/2 05:28:06)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/2 05:28:08)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/2 05:28:10)

三男((途中機種変したから平気じゃないnげふんげふん…(んん、)   (2017/7/2 05:28:50)

長男((まじだ、そういや機種変したわ、俺の記憶力(がくり、) 後、チョロ松のリセット間隔ってどのくらい?短い方がシリアス感出ていーかなって思うんだけど、(こてり、)   (2017/7/2 05:30:07)

三男((どどんまい(ぽん、) なぜか1週間or1時間で考えてたなあ、どれくらいがやりやすいんだろ?(む、)   (2017/7/2 05:31:26)

長男((お、いーじゃん!どっちでもいいと思うぜ、其は、お好きなようにどーぞ、(にひ、)   (2017/7/2 05:32:34)

三男((おおお…それじゃ、1週間、かな(※ペン倒しのお導き)   (2017/7/2 05:33:07)

長男((了解、一週間ね、(にひ、) 本当に一松はじめ脇役出すし、多分色々設定も勝手に弄くっちゃうよ?そんでもって完結は未定だよ?そんでもいいの?(最後の確認、)   (2017/7/2 05:35:01)

三男((いいよ(即答)   (2017/7/2 05:35:18)

長男((はやっw よっしゃ、じゃ成ろ!あ、チョロ松もしかして寝なきゃいけない感じ?それなら無理しなくていーんだけど、   (2017/7/2 05:36:13)

三男((そうだね、今日は予定もあることだし、寝たほうがいいかもな…(うぅん、) あ、でも出だしやるなら書いてもらってて大丈夫だよ、それにあとで返すから(ぐ、)   (2017/7/2 05:37:06)

長男((つか、確認してみたらチョロ松の即答までの時間僅か17秒っていうw   (2017/7/2 05:37:20)

三男((僕のタイプ速度舐めないでよね…(ふふ、)   (2017/7/2 05:37:40)

長男((チョロ松がどんな生活送ってるかわかんねーから、日常生活の設定教えてもらうか、チョロ松から先にお願いしたいんだけど、どう?(こてり、)   (2017/7/2 05:39:12)

三男((そうだなー…日常はもうどこにも留まれる場所が無いからコンビニなんかで食べ物とか盗んでは空家何かで暮らしてるみたいなイメージかな…(ふむ、)   (2017/7/2 05:40:24)

長男((マジで?今日予定あんの?こんな時間まで起きてて大丈夫?(心配、)   (2017/7/2 05:40:39)

三男((平気平気。ちょっと病院行くだけだから何時でもいいわけだし(手はた、)   (2017/7/2 05:41:18)

長男((あと、確認したいんだけど、その病気は一週間で別人に認識しちゃうって感じでいい?   (2017/7/2 05:43:07)

長男((別人のように、だった。察して、感じて!   (2017/7/2 05:43:35)

三男((ん、そうだよ、誰も知らない別人にね。だから忘れたように見える(こく、)   (2017/7/2 05:44:00)

長男((どんな特徴があっても、だよな?例えば背が凄い高かったり、腕が無かったりしても、其は識別出来ないんだよな?   (2017/7/2 05:45:26)

三男((そう。この設定は、確かに特徴があれば覚えやすいとは思うけど、僕たちが人を認識するのはそうした特徴が一番じゃなくて、その人をその人たらしめる因子の記憶なんだっていう説が前提だからね(こくり、)   (2017/7/2 05:47:45)

長男((成る程、……ちょいと俺には小難しくて完全に理解しきれねーけど、勝手な解釈の元 進めさせてもらってもいい?(こてり、) 他にも一人か二人ほど、チョロ松認識出来る奴も出すかも、(むぐ、)   (2017/7/2 05:51:20)

三男((うん、まあ周囲から忘れられるっていうざっくりしたところだけ覚えてもらえばOKだよ(ぐ、) 了解、いや、楽しみ(くすくす、)   (2017/7/2 05:52:10)

長男((後、最後に一つだけ質問。認識は出来なくなっても、そういう人間がいるってことは覚えてんだよな?例えば、出すかどうか未定だけど、チョロ松の親はチョロ松っていう息子がいたことは覚えてんだよな?   (2017/7/2 05:53:27)

長男((それとも、存在自体が忘れられる感じ?   (2017/7/2 05:54:25)

三男((うん、…そこの設定、僕も何度もどっちがいいか考えたんだけどどっちつかずでね、白紙なんだ(てへ、) ダイス振るか、成る中で都合がいい方にしてしまえばいいと思うよ(こく、)   (2017/7/2 05:55:25)

長男(((じゃあ、存在の記憶は残ってるってことでお願い、。成り中勝手に変えるかもしんねーけど、勘弁、(へらり、) りょーかい、じゃあ勝手に始めさせて貰っとくな、。 チョロ松は次来れるのは今夜?(こてり、) とか聞くとか本当女々しーわ俺!重荷に感じたら御免!   (2017/7/2 06:05:37)

三男((了解ね。いや、僕こそ曖昧な設定でごめんよ(ふふ、) ん、頼むよ(ぐ、) 次ね。これまでもそうだったけど、待ち人がきたら、そっちに行く。そうでなきゃここに来る。そうしてるんだ。だから重荷とかはないよ、お前との也は楽しいから(こて、/くす)   (2017/7/2 06:07:43)

長男((待ち人かぁ、チョロ松を待たせるなんて贅沢なやつ、(ぷぅ、とふくれ) もしかして、イイ人?(にやり、) そっか、じゃあ楽しみにしてるな。昼には投下しとくようにするから、(こく、)   (2017/7/2 06:10:05)

おしらせ長男、さんが入室しました♪  (2017/7/2 06:10:53)

長男、((とと、バグ…   (2017/7/2 06:11:10)

三男((しょうがないことだよ、彼は僕の願いを100%叶える人形じゃないし、この世界は背後優先が鉄則だ(手はた、)ん…勘がいいね(に、) うん、僕も楽しみだよ、今回もいい也になるといいなあ(くす、)   (2017/7/2 06:12:47)

長男、((……最近会えてないとか、そんな感じ?チョロ松を寂しがらせるなんてな、(むぐ、) ん、俺も楽しみにしてる(にひ、)   (2017/7/2 06:15:01)

三男((まあね、そうだけど、その分次会える日が楽しみなんだ。書き置きもちょくちょく残してくれるから、それも含めてね(ふふ、) ありがとう。じゃあこの辺で行くよ。今回もほんとに楽しかった、ありがとね(ひらり、)   (2017/7/2 06:17:24)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/7/2 06:17:32)

長男、((ん、お休みぃ、(ひらり、)   (2017/7/2 06:18:59)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、長男さんが自動退室しました。  (2017/7/2 06:33:26)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、長男、さんが自動退室しました。  (2017/7/2 06:39:46)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/2 15:56:04)

長男((さーて。ちょいと投下。   (2017/7/2 15:56:38)

長男((と、やっぱりもうちょい構想練ってからがいいからいったん落下。   (2017/7/2 15:57:45)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/2 15:57:49)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/2 16:27:31)

長男((さーて、投下。ちょいと長いけど、勘弁な、(ひらり、)   (2017/7/2 16:27:50)

長男(高層マンションのエレベーターで、最上階のボタンを押す。手に持つのは、スーパーの買い物袋。中には焼き鳥だったり、コロッケだったり、総菜が山ほど詰め込まれている。いつの間にか鼻歌を歌っている自分に気付き、ああ、上機嫌だなぁと苦笑した。無理もない。両親に宛がわれたこの一人きりのマンション生活、同居人が出来たのはつい最近の事。それまでは、独りぼっちだったのだから。待ってくれている相手がいるという事、気兼ねない話し相手がいるという事。それが、こんなに嬉しいだなんて。いや、其れだけではない。只の同居人ならば此処まで気分は高揚しない。彼が此処まで上機嫌になるのは、転がり込んできた同居人に、淡い想いを抱きつつあるからだった)只今ぁ、(最上階に付けば、扉の前に立つ。カードキーを認識させれば、ぴぴっと言う電子音の後開錠され、待ちきれないとばかりに部屋に上がり込み、)只今、チョロ松。待たせて御免な、今帰ったわ、(へらりと笑って、その穏やかな声のお帰りと言う言葉を待った)   (2017/7/2 16:28:01)

長男(彼らが出会ったのは、3日前の事になる。いや、正確に言えばもっと前から顔は知っていたのだが、初めて会話を交わし合ったのが3日前のため、ここは3日前という事にしておこう。彼が住む高層マンションからスーパーまでの道のりには、お化け屋敷、と呼ばれる廃墟がある。何十年前に一家惨殺の舞台となった、等というまことしやかな噂が流れてはいたが、その時はまだ生まれていなかった彼はそれが本当かどうかは知らない。そこには恨みを持つ元の住人たちが幽霊となって現れるという噂があり、地元の住民は皆、気味悪がって近寄らなかった。彼自身もその噂は訊いたことがあるものの、特に興味を持つこともなく、スーパーからマンションへの帰りにちらりと視線を向けるだけだった。そこに住人が住み着いたのは、1か月前のこと。少なくとも、おそ松はそう思っている。その痩せた青年が、その廃屋の中へと入っていくのを見たのは1か月前。其れからちょくちょく、その廃屋にその青年が出入りするのを見るようになった。自炊はしていないのか、袋に入っていないむき出しのコンビニの弁当を持ち、暗い面持ちで入っていく。)   (2017/7/2 16:28:58)

長男(その表情があまりに暗くて、気配が今にも消えてしまいそうだったため、思わず呟いたのだ。「お兄さん、一月前から此処に住んでるみたいけど、新規の幽霊さん?」と。我ながら間抜けな問いかけだとは思うが、相手にとっては違う意味を持ったらしい。こちらを見て、おそ松はびくりと体を硬直させて驚いた。聞こえたのか、と。そのまま相手を見れば、顔をくしゃりと歪ませる。「……僕が分かるの?僕を僕として、認識できるの?」その問いかけが、全てだった。)……お兄さん、もしかして、リセット病…?(答えは相手の反応を見れば明らかで。その顔を見て、ああ、この人は俺と同じなのだと思った。俺と同じ、「独りぼっち」。)ねぇ、お兄さん、住む所ないんなら、俺の所に来なよ。(独りぼっちは悲しい事を知っている。苦しい事を知っている。だから、こうやって、手を差し伸べても罰は当たらないはずだと、その手を握る。そこから、二人の共同生活は始まった)   (2017/7/2 16:29:29)

長男((さーて、書けたから俺はいったん落ちー。(ひらり、)こんなんで良かったかねぇ?(こてり、)   (2017/7/2 16:30:08)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/2 16:30:11)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/2 19:55:18)

長男((只今ぁ、ほんじゃ待機してようかねぇ、(だらりん)   (2017/7/2 19:55:44)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/2 20:55:37)

三男((こんばんは、と、出だしありがとうね(ひら、) んじゃ、今から打つかな…(ぐ、)   (2017/7/2 20:57:30)

長男((おこんばんわぁ、(ひらり) ま、ゆっくりどーぞ、(にひ、)   (2017/7/2 20:57:59)

三男(初めは、周りのドッキリかと思っていた。家族、友人、恋人、すべてから閉め出されたのだ。「あ……あなた誰ですか!?鍵はかかってるはず……えっ!?なんで家の中に……!?チョロ松っ、チョロ松は!?」「は? 誰だよお前」「何言ってんの、あんた松野さんじゃないでしょ」――どこに行っても。自分は誰にとっても、赤の他人という扱いになっているのだ。自分がおかしいのか、と、役に立たないだろうとは思いながらも藁にも縋る思いで医者にかかると、医者は無精ひげをかきながら、こちらを真剣に見つめてきた。「『衆体的存在被忘却症候群』…通称、リセット病ですね」「これは今回だけではなく、発症している限り、定期的に起こるのです」「周期がない場合もあります。だから私は貴方を個人的に保護したい」「言わば貴方は、社会との円環を断たれている状態。このまま社会へ戻るのは厳しいものも…」――そんなふうに言った医者でさえ、書類を取ってきますね、と言って戻ってきた時には「こんにちは、今日はどうされました?」なんてぬかしやがった。すぐに病院を飛び出し、どうにか調べ回ったところ…僕が僕という存在でいられるのは約一週間である、と、わかった)   (2017/7/2 21:19:48)

三男(生きていこうにも、どこへ行っても一週間で忘れられてしまう。他人がいる場所に自分を置いておくのは、もはや無理であるらしかった――もう何度警察にいっただろう。しかしすぐに忘れられるので、取り調べの最中に平然と出ていける。――誰か、僕を追いかけて。僕を思い出して――と、そんなことを思うこともあったが、もう、吹っ切れていた。こうなった以上、僕はもうこの世界に期待などしていなかった。金には困らない。強盗して金を奪っても、一週間経てば忘れられる。食うに困るだけならもっと手軽に、万引きでもいい。生きてはいけるのだ。なんでもよかった。――そんな色のない生活をひと月ほど続けた中で出会ったのが、彼、おそ松だ。「お兄さん、一月前から此処に住んでるみたいけど、新規の幽霊さん?」――ひと月前、ひと月前、と言ったのだ。普通の感覚であれば、一週間ごとに空家の住人が入れ替わっている、という認識になるであろうに。なんと答えたのかは覚えていない。必死に過ぎて、やたら間抜けな答えを返した気もする。が、しかし。とにかく、その彼が今のチョロ松の同居人であり、唯一自分を継続して認識できる存在だった)   (2017/7/2 21:20:01)

三男――おかえり、おそ松(何やら書き込んでいたノートを閉じて本棚にしまい込む。今日も帰ってきて名を呼んでくれるのを嬉しく聞きながら彼を迎えた。そこまで頭の良くない二人ではあったが、なぜおそ松にチョロ松が[見える]のか、という問いに一応の結論は出した。おそ松が孤独であったからだ。よくリセット病の引き合いに出されるアリの識別の例で言うと、おそ松にとってアリは2,3匹しかいないのである。だからこそチョロ松を認識出来るのだろうと。であれば、いつか沢山の人との関わりに溢れた広い世界に出て行くのかもしれない彼がいつチョロ松を忘れてしまうことになっても、おかしくはなかった。だからこそ、今のこの時間の幸せを噛み締めていたかった)   (2017/7/2 21:20:12)

長男((流石いつもながら大作、、(ほう、) ちょいとまっててな、   (2017/7/2 21:20:45)

三男((ん、そうさせてもらったよ(ひら、) 今夜は早く寝るのかな。ま、今回も楽しい成にしようね(に、)   (2017/7/2 21:21:22)

長男なーに書いてたのぉ?日記?(こてりと首を傾げれば、相手の書き込んでいたノートを覗き込む。しかし本棚にしまい込まれれば、其処まで深くは追求せず、)今日はスーパーで焼き鳥買って来たよぉ。ご馳走だねぇ、(とにへりと笑えば、その場にスーパーの袋の中身を大量に広げる。一人暮らしには大きすぎるテーブルに、二人には多い食料が広がった。3日前、初めての同居人が出来てから、彼はよくこんな風に大量に食料を買い込んでくる。何故なら、これは宴だから。今まで一人だったこのマンション生活の、同居人が出来た嬉しさからのパーティだったからだ。)いやぁ、マンションのこの部屋、広いすぎて掃除は面倒だし、高いから不便だし、イイ事ねぇと思ってたけど、まさか同居人が出来てくれるとはねぇ!無職の俺を金だけ持たせて追い出してくれたオヤジとおふくろに感謝だな!(人懐こい笑みで笑って、ビールの缶を取り出し乾杯と相手に差し出した、)   (2017/7/2 21:29:07)

長男((今日は昼まで寝たから、何時もより遅くは出来るはず、(にへ、)おう、楽しくなればいいな、(にしし、)   (2017/7/2 21:30:17)

三男ん? うん、ちょっとね(当たり障りない答えを返しながら、ペンを挟んだノートをしまい込む。別に言うほどの内容ではないと思った。少なくとも、今この時点では)あ、いいね、焼き鳥か(スーパーの袋の中に入った食料を広げる彼。金だけは持て余しているらしい彼に今更そのようなことで口を出すのは不毛だと、三日の付き合いにしてチョロ松は知っていた。因みに、このあと確実に残る食料を整理して冷蔵庫に保管しておくのは几帳面なチョロ松の役目である。というより、チョロ松が家事のほぼ一切を担っていた。どこかで働くこともできない居候である以上、それが自然だと彼は思っているのである)それ、毎晩言うね。感謝したいのはこっちの方なんだけど(麦酒缶を相手のそれにかちりと合わせながら、いかにも人懐こそうな笑みを浮かべる彼に、チョロ松は思う。いつまで、彼はこの生活を続けるつもりなのだろう。いつまで"孤独"な"社会不適合者"でいるつもりなのだろう、と)……おそ松はさ、働いたりしないの?(缶を傾けながら、ふとそう問う。しらふなら引っ込めていたであろうこの問は、それだけチョロ松にとって重要な意味を持っていた)   (2017/7/2 21:43:20)

三男((ばか、夜寝てないでしょ(でこぴん、) ところで成り行きに任せはするけど、今度こそバッドエンドに行き着くんじゃないかとちょっとそわそわしてる僕がいるよ…(そわぁ、/何)   (2017/7/2 21:44:01)

長男ふうん?(本棚にしまい込まれたノートに視線はやりつつも、追及はしない。言いたければ言えばいいと思うし、言いたくなければそれでもいいと思う。自分だって、相手に言いたくないことの一つや二つは持ってんだしな、と勝手に納得しつつ、)だって、俺、チョロ松が来てくれてホント嬉しーもん、(へらりと相好を崩しながら言う顔は幸せそのもので。だって勝手に家事はしてくれるしぃ、と冗談めかして言った後、ふとしみじみとした視線を相手に向ければ、)こうやってさぁ、一緒に美味い飯食って、何でもない会話して、そんで少し酔って、冗談言ったりして、って、すごい幸せだと思わねぇ?(言葉は疑問形であったが、それは肯定を確信した問いかけだった。あの時、彼を拾った時、相手がどれだけ虚ろな目をしていたか、知っている。そして、声をかけた時、其処に宿ったひとつの小さな光を。始めは小さかったその小さな光が、こうして共に暮らし、食べ、話していくうちに、どんどん強いものに変わっていくのを見るのが、好きだった。)   (2017/7/2 21:50:05)

長男働かないよぉ、ってか、そーいうのダメって言われてるし、(相手の不安とその問いがもつ重要性を知ってか知らずか、こともなげに彼はそう言った。)俺の家さ、2つ隣の県にあんだけど、親戚関係結構すげーの。政治家、弁護士、医者、宇宙飛行士になりかけってやつもいたかなあ、そんな感じ?そん中で俺は唯一の落ちこぼれ。高校中退のダメ人間。…親が言うの。「遠くにマンション借りて、そこに住め。金は出してやる。だから、家に近づくな。世間にも出るな。我が家の恥め」ってさぁ、(きりりと、おそらくは厳格な親の物まねなのだろう、低い声で唸るように言ってみては、それに自分で受けたようにげらげらと大声で笑い、「だから、絶対働いてなんかやらねぇんだァ、」と可笑しそうにビールを煽った。)   (2017/7/2 21:54:49)

長男((いやぁ、それが昼過ぎまで完全に熟睡したんだよなぁ、(どや、)さーて、途中までの展開は一応考えたけど、バッドエンドになるかどうかはその時次第、俺とお前次第、ってな、(にやりと含み笑い、)   (2017/7/2 21:55:52)

三男僕居候だよ、家事くらいは当たり前でしょ(実際、このマンションの部屋は広い。親子や夫婦など、家族で借りて住んでいる、というのが普通らしかった。一人暮らしをするには広すぎ、故、此処でわざわざ一人暮らしをする彼は、少しばかり異端とも呼べた。そんな部屋で家事をこなしていれば一日のほぼすべてが潰れてしまう。しかし、それだけ充実感も伴って、やりがいはあった)…そうだね、幸せ。すごい幸せだ(同意を求めるような彼の言葉に、頷いてみせる。それは彼も本心から思っていることではあった。繋がりが一つもない世界。悪いものに追われない世界。でも、良いものもない世界。こうなって、チョロ松はわかった気がした。生きていくことは、人とつながっていくことなのだと。繋がらなくたって、生きていける。極端な喩えをすれば、ロビンソンクルーソーなどまさにそれだろう。でも、ここは無人島ではない。この複雑な社会の中では、そんな状態を生きているとは言わない。人と人の間にいるのが人間だと、多くの手垢がついた言葉だが、その意味を体感して知った気がした。それを知って、今は生きていて楽しい。おそ松がいるから、自分は人間でいられるのだ。そんな気がした)   (2017/7/2 22:16:56)

三男……だめ?(話を聞きながら、彼の身内はなんて古い考えを持っているのだろうと思った。見栄で生きているのか、その人たちは。人とつながることが当たり前すぎて、人と付き合うという素朴なことに関しても、飾らずにはいられないのか。そう考えると、彼らがひどく哀れな気がした。大事なこともそうじゃないことも、一緒くたに考えているのだろう、と)…そっかぁ(軽めに返事をしながら、それなら当面は彼に忘れられる心配はなさそうだ、と思った。けれど、彼だって一生考えを変えないわけではないだろう。それに、社会に出なくたって、人とつながるすべはいくらでもある。友人にしろ、恋人にしろ、彼が認識すべき"アリ"は増えていく可能性はあるはずだった。首を軽く振り、缶を傾ける。今はそんなこと考えなくていい。その時はその時なのだ、と。酔いがまわるに連れて、だんだんそんな思いが彼の胸中を占めてきた)僕も今更働けやしないし、おんなじだ(少々紅潮した顔で、小さく歯を見せていたずらっぽく笑った)   (2017/7/2 22:17:07)

三男((それならいいけど…どやるとこでも無いからね(ふ、) へえ、そりゃ楽しみ。もうほんと引っ張ってもらっちゃおうかな(ふふ、)それが面白さだよね、バッドにしろ何にしろ楽しけりゃいいんだけどさ(に、)   (2017/7/2 22:18:48)

長男いんや、それにしても家事は滅茶苦茶助かってるよ、ありがとな、(実際彼が来るまでの部屋は荒れ放題で。今こうして掃除や洗濯をしてもらっているこの部屋を見れば、前の部屋と同じかどうかは疑わしく、褒める様に頭を撫でた。撫でつつ、「幸せ、」と微笑まれれば、とくりと心臓がひとつ鼓動を鳴らす。好きだなぁ、と思った。始めは寂しさを紛らわすためと思って拾ったこの男が、どんどん自分の特別になりつつあるのを、感じていた。)   (2017/7/2 22:21:59)

長男ま、家の親父達も地元の政治家だし、頭は固ぇな。(相手の思惑には気づかないまま、うんうんと頷きつつ、あ、でも、と思いついたように声を上げる。)弟は可愛いよ。俺は二人兄弟なんだけど、弟は医者やってんの。つい最近までアメリカに留学して、リセット病の患者にも会ったみたい。其れで色々話聞いてたから、お前の台詞聞いて、お前はリセット病何だってピンと来たね。一松っていうだけどさ、アイツも極度のコミュ障だから、ある程度はリセット病に免疫あるみたい、(にししと笑いつつ、)今度連れてくるから会ってみろよ。もしかしたらお前の事も認識できるかもしれないし、一応研究してるから、リセット病でリセットした後の会話の仕方なんかも心得があるみたいだし、(ぽんと手を打ち、我ながら名案だとばかりに顔を輝かせる。孤独な彼と会話できる人間を、独りでも作ってやりたいと、そう思った。そうすれば、もっと笑顔を見せてくれるだろうか、)   (2017/7/2 22:27:13)

長男((あ、でも、チョロ松がやりたい展開あったらそっちに引っ張ってもらっていいかんね?俺はホントにてきとーに考えただけだし、(こく、) この二人が行き着く先は、今の所神のみぞ知る、ってな、(にや、)   (2017/7/2 22:28:08)

長男((ちょい機種変~   (2017/7/2 22:29:21)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/2 22:29:25)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/2 22:29:44)

三男((んんん…ごめん、PCが限界みたい。僕も眠気来はじめてるから、今日は僕のほうが失礼しようかな…また明日、返しとくよ(ぽり、) じゃあ、ごめんね、お先に。お休み(ひらりん、)   (2017/7/2 22:33:14)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/7/2 22:33:26)

長男((そっかぁ、了解、昨日夜遅かったもんな、(こく、) 良い夢をな、(ひらり、)   (2017/7/2 22:34:16)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/2 22:34:33)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/3 20:10:43)

長男((さーて、今日も今日とて待機するかぁ。。とりあえず昨日の続きの構想は練ってみたし、(こく、)   (2017/7/3 20:12:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、長男さんが自動退室しました。  (2017/7/3 21:02:06)

おしらせおそ松さんが入室しました♪  (2017/7/3 21:05:24)

おそ松((落ちちまってた、(眉下げ、)   (2017/7/3 21:05:42)

おそ松((ちょいと放置、   (2017/7/3 21:22:43)

おそ松((あ、今更ながらいつも長男って名前で入ってたのな、俺…今日はついつい、   (2017/7/3 21:38:43)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、おそ松さんが自動退室しました。  (2017/7/3 22:24:10)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/4 20:26:05)

長男(( さーて、只今ぁ(襖を開き) どんどん暑くなってくねぇ、(ぐてり、) さーて、そんじゃあ待機しましょっかねぇ、(座り込み、)   (2017/7/4 20:27:11)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/4 20:34:52)

三男((例によってこんばんは、と。昨日は来れなかったけどね(ひょこ、) じゃあ早速返してくよ(ごそごそ、)   (2017/7/4 20:35:44)

長男((お、いらっしゃーいい(ぱぁ、)だいじょーぶだいじょーぶ、背後事情優先だし、来たい時に来てもらえば俺は嬉しいよ、(にひ、)じゃあ返事待機しとこっかねぇ、(こくり、)   (2017/7/4 20:37:05)

三男そう? …なら、よかった(褒めながら幼子にするように撫でられれば少し照れもしたが、悪い気がするわけでもなく。もっとも、自惚れるわけではないが、自分が来る前の部屋と今の状況を比べればそれもわかる気がした。自分はまんざらただの居候というわけでもなさそうである。人とつながっていられる上にそう自覚できるのは、嬉しかった)…へぇ、弟いるんだ?(兄弟なら、自分にもいた、と、一瞬思い出す。リセット病を発症したあの日、起き抜けにチョロ松をどこにやったのだとひどく突っかかってきて、一瞬何が起こっているのか把握できなかったものだ。だって、ほかならぬ自分が、チョロ松であるはずなのに。実際チョロ松が家を出たのは、頭に血が昇った彼が半ば追い出すような形であったからだった。そんな記憶を振り切りながら、おそ松の話を聞いては)   (2017/7/4 20:49:01)

三男…そっか、そうなんだ(思い出し話しながら彼の頬が緩んでいるのを見て取る。ああ、本当に可愛い弟なんだなあ、仲がいいのかな、なんて思う。それにその内容は、自分にとっても希望があるもので。リセット病の研究をしている、医者。偶然出会った彼の兄弟がそんな人物だなんて、と顔に出さず目を瞬いたが、)そうだね、会ってみたいな(顔を輝かせる彼に釣られるように、笑った)   (2017/7/4 20:49:12)

三男((ん、ありがと。でも昨日も来たかったな、ってのが本音だなあ。展開も練ってくれたみたいだし?(ふふ、/ぽり)   (2017/7/4 20:50:20)

長男あ、勿論家事だけじゃねーよ?何て言うかさ、今まで独りだったから、誰かとこうして他愛無い話出来る関係ってのは嬉しいから、正直チョロ松がいてくれてよかったって言うか、(家政婦扱いしているわけではないと慌てて否定しつつ本音を漏らしていけば、その気恥ずかしさにどんどん言葉は小さくなっていく。何、クサい事言ってんの、柄じゃねーじゃん、と思うが、それ以外の言葉は思い浮かばなくて。ふと話題を変えようと、)ま、そんなわけで俺は弟以外とはあんまり、つーか全然会話もないんだけど、チョロ松の方はどうなの?(と話を振ってみる。きっと相手にも、こうして病にかかり一人で暮らすようになるまでには、家族がいたはずだ。口に出して思わず、しまったとは思った。相手はリセット病、その末路は目に見えている。それでも、チョロ松の事を知りたいという欲求が、鎌首をもたげて、おさまってはくれない。このチョロ松という人間を作り上げた周囲の人々のことを、チョロ松の事を、知りたい。)……こんなこと聞いちゃいけないかもしんないけどさ、親御さんとか、心配して探してんじゃねーの?(相手の表情を伺いつつ、そっと尋ねてみて、)   (2017/7/4 20:58:27)

長男((そう思ってくれてるだけで何よりだよ、この部屋が楽しみになってくれてるなら、それがおにーちゃん一番嬉しーし(にへら、) ま、展開練ったって言っても、ホントテキトーなもんだからあんまりハードル上げないでぇ?(眉下げ)俺も背後事情でこれないときはあるし、無理して来て成っても楽しくねーし、ま、お互い無理せずゆるりと楽しもーぜ、(へらり、)   (2017/7/4 21:00:40)

三男そう?(嬉しい、と言いつつ恥ずかしそうに声をすぼめる相手を、ふとかわいいなあ、と思った。素直で竹を割ったような性分だと思っていたのだが、やはりこういうセリフは恥ずかしいのかと。それでも言ってくれたことは嬉しくて、ありがと、と頷いた)…僕?(ふと、自分のことを聞かれて、視線を下げる。麦酒をぐい、と煽って、息をついた)そう、だね……リセット病になる前は、一応普通の生活をしてた、と自分では思うよ。適当に学校出て、適当に就職して。適当にロマンチックで、適当にずるくてさ。沢山の人となにも変わらないよ。家族はすごく大事だったけど…(酒に僅かに紅潮した頬、しかしその表情は若干翳らせて。親御さんとか、心配して探してんじゃねーの、と。親も兄弟も、必死になって自分を探しているのだろう。"チョロ松"を隠した本人であろう自分をただ追い出したのを後悔しているかもしれない。でも、探されているのは自分ではない。彼らが認識できるチョロ松は、もう、いないのだ。そう自嘲気味に告げては)   (2017/7/4 21:18:51)

三男((そっか、なら僕も嬉しい(ふふ、) んや、普通に僕は全く思いついてないからね…ほんと設定だけ。それに比べちゃ楽しみにはしちゃうよ(手はた、) それもそうかな。ありがとう、優しいね(くす、)   (2017/7/4 21:21:22)

長男…リセット病ってさ、残酷な病気だよな。一松が良くアリに例えて話してくれるんだけどさ、認識するアリが少ない孤独な人間にしか認識できない。とはいえ、リセット病が進行すれば、その人間にすら認識できなくなるかもしれない。(ぽつりぽつりと言ってみる。自分は今、相手の事を認識できている。正常と見間違うほどに、はっきり、くっきりと。しかし、)その人間が孤独であればあるだけ、認識するアリが少なければ少ないだけ、患者のリセット病が進行しても認識出来る傾向にあるんだってさ。ジレンマだよね、リセット病の人間は自分を認識してもらう人間はの事は何にも代えがたい物の筈なのに、その人の孤独を願わずにはいられないなんてさ、(ぽつりとつぶやくように言う。その目は、チョロ松を見てはいなかった。窓の外、どこか遠くを眺めつつ、残酷な病気、と呟いて)   (2017/7/4 21:30:44)

長男それにさ、(その後、数秒の沈黙。まるで言おうか言うまいか迷っている様な、そんな逡巡を見せた後、決意したように、今度は相手の目をしっかりと見て、)一松に訊いたんだけど、。リセット病が進行すれば、どうなるか、知ってる?例えば、チョロ松は今は周期が一週間。それが一日、一時間、一分、…それよりももっと短くなれば、どうなるか、(聞きたくなければ、言わない。けれど聞く勇気があるならば、話そうと、その目は物語っていて、)   (2017/7/4 21:30:47)

長男((チョロ松のこういう設定ってさ、何処から思いつくわけ?どうやって思いつくの?お兄ちゃん不思議で仕方ねぇわぁ、(真顔、)   (2017/7/4 21:31:32)

長男((そして文章の間違い発覚、。「はっきり、くっきりと。しかし、」の後に、「此れからも認識できるかの保証はどこにもなくて、」って続くかんね、(しょも、)   (2017/7/4 21:32:55)

三男…うん。大概の病気って、残酷だよ(リセット病が進行したら、と、彼は言った。初めて聞く事柄だった。この病気にはまだ段階があるのか、と。しかしその疑問を押さえ込みながら彼の話を聞いて。彼はいつ自分を認識できなくなるのだろうか)……、(同じことを、考えたことがある。彼がもし社会に出たとしよう、就職という意味だけではなく、もっと広い意味で。例えば、友人や恋人や、何かしらの活動の仲間であるとか。そんな人たちを得たとしよう。自分はどうなる? きっと彼にも認識されなくなって、そのうち、本当の意味で、忘れられていく。それが怖かった。そんな時を先延ばしにしたかった。それは彼の孤独を願うという非道なことにつながる。自分を認識してくれる相手への執着力や独占欲、の方が正しい気もするが)……知らない…リセット病が進行するってことも、知らなかった(ふと、知っているか、と尋ねられる。何をって、リセット病が進行した後の話。最終的にはどうなるかという、話)…教えて(彼は、聞くことを望んだ)   (2017/7/4 21:39:29)

三男((常日頃の妄想とこじつけかな…(フフ…)小説とかからインスピレーションを得ることも多いな、こういうこと考えるのは元々好きだから(こく、) と、間違い把握ね(ぐ、)   (2017/7/4 21:41:28)

長男チョロ松って、強いのな、(相手の強さに、思わず悲しい笑みが漏れる。病にかかった人間は、何時だって自分の病気に悲観的だ。其れなのに、彼はそれよりももっと広い世界を見ている。敵わねぇなぁ、と独り言ちて、)リセット病は、進行する。チョロ松みたいに、まずは月単位とか、週単位の認識のリセットから始まっていく。進行の進度は人それぞれらしいけど、それは確実に進んでいく。まずは、その周期が短くなっていくんだ。チョロ松は自分の周期は1週間って言ってたけど、それを認識したのって、何時頃?……今は、もっと短くなってるかもしれない。(少しずつ、言葉を選ぶように一言ずつ言ってみる。自分は説明が苦手だから、せめて相手にわかりやすく。自分はデリカシーがないから、せめて相手を傷つけないように。)   (2017/7/4 21:49:22)

長男…リセット病が進行して、それが一週間、一日、一時間、一分と短くなっていく。どんどん短くなって、…最後には、相手に自分の存在を、認識すらされなくなるんだ、(よく使われるアリの喩え。例えばここに一匹のアリがいたとする。しかし、日常の中で、アリに注意を向ける人間がいるだろうか。目の端に入りはするかもしれないが、それは脳が必要な存在として認識せず、意識からシャットダウンされる。)こうして目の前にいても、話しかけても、その存在が認識できなくなるんだ。(まるで誰もいないかのように。誰にも見えない、幽霊のように。)   (2017/7/4 21:49:24)

三男……まさか(そんなことないよ、と。自分が強いなどと、考えたこともなかった。彼にはそう見えているのだとしても、正しいとは思えなかった)…………、(リセット病が進行していく過程の話を聞きながら、それなら、今は、と怖くなった。どのような速さで進行していくのかはわからない。一週間よりも短くなっていることは確からしい。それなら、と思った。いつ彼にも認識されなくなるかわからない。いつ、おかえり、と迎えても返事どころか認識すらされなくなるのかがわからない。お前誰だよ、とすら言われなくなるのだろうか。想像して、怖くなる)……そうなんだ(それなら。それなら、そうなっていく過程をむざむざ自分で感じながらでも、そうなる瞬間に怯えながらでも、自分は繋がりを感じていたいのか? 繋がりはどこにある? 自分が生きる意味はどこにある? 今目の前にいる、おそ松も。いつか、僕を認識すらできなくなるのか? 僕がずっと目の前にいても、それでも目の前にいるはずの"チョロ松"を探しているのを見る時が来るのか? 僕らふたりの繋がりは…? 頭の中がぐるぐるする。振り切りたくて、新しい缶を開けた。とてもしらふで聞いていられる話ではなかった)   (2017/7/4 22:02:56)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、長男さんが自動退室しました。  (2017/7/4 22:09:34)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/4 22:09:55)

三男((ん、おかえり(ひら、)   (2017/7/4 22:10:15)

長男()   (2017/7/4 22:10:24)

長男((全部消えたぁ・・・!(しょも、)うう、打ちなおす。。   (2017/7/4 22:10:42)

三男((それは普通に待つけど…ひょっとして眠かったりする? 無理はだめだよ(ぽん、)   (2017/7/4 22:11:11)

長男チョロ松、(ぐるぐると思考を巡らす相手を見かねたのか、新しい缶を開けるチョロ松の手を握り、少し強い口調で名を呼んだ、)…大丈夫、とは言えねーよ。俺だって、怖い。リセット病の進行は、怖いよ、(そのまま相手を引き寄せる。ぎゅう、と抱きしめれば、細い体は易々と自分の腕の中に入った。暖かさが染み入る。そこに確かに温度はあった。たとえ相手が他人にはどれだけ不安定な存在だろうと、こうして抱き締めているだけで、その存在を、確かだと言い切る事は出来た。少し顔を離せば、その揺れる目元にキスを落とす。酒の勢いだと自分に言い訳をして、顔中にキスを降り注いだ。そんな顔すんなよ、と言って笑って見せたが、上手く笑えているだろうか)俺はさ、俺を認識できなくなったりしねぇよ。あのさ、お前が思ってる以上に、俺にはお前しかいないの。お前以外なんて、いらねーの、(そう言って、最後に口元に口付けて、)だから大丈夫。俺はお前を覚えとくから、お前をちゃんと見とくから、(その瞳、その唇、その髪。認識できなくなるなんて、そんな事には、させないから、。)   (2017/7/4 22:14:59)

長男((いんや、眠くはない。(ふるふる、)で、明日も其処まで早くはねーから、いつも見たく早く寝なくてもとりあえずは大丈夫、(にひ、)   (2017/7/4 22:15:46)

長男((そして、何か履歴に残ってたから全文打ちなおさなくてもよくなった!(ひゃっほい、)俺マジ運いいわー、日ごろの行いの良さ?(きらりん、)   (2017/7/4 22:16:33)

三男……?(唐突に手を握られ、名を呼ばれ、相手に視線を滑らせる。が早いか、唐突に抱き寄せられた。体温の低い体に、ダイレクトに彼の暖かみを感じる。瞳が揺れる。鼻がつんとする。喉がごつごつと痛い。と思うと、涙が溢れてくる。その涙を直接吸うように、彼は目元にくちづけてきた。何故だか喉の熱は急に引き、冷静になる。こんな病気は悪い夢なのだと、受け入れない体と反射的に、今にも壊れてしまいそうな己の表情は、何と表現出来るのか。止まる気配無い涙をただ流しつつ)………おそまつ…(俺にはお前しかいない。お前以外なんて、いらない。ダイレクトな彼の言葉に酔う。その頬に触れる。と、そのまま彼の唇がそっと己の唇に重なる。ぱりん、何かが音を立て壊れた気がした。――――嗚呼、なんだか。彼のことが好きだ)……うん、(忘れられてしまう時を、認識されなくなってしまう時を恐れないわけではない。それでも、その日はあるとしても、きっと、永遠に訪れないような遠い遠い先だと、感じた)   (2017/7/4 22:32:14)

三男((そっか。ならよかった(ふふ、) あ、PCにはあるよねそれ。運が良かったんだ。日頃の行い悪い癖して(ぱち、/※酷)   (2017/7/4 22:33:07)

長男ん、良い子。(まるで泣いた子をあやすかのように、その目に流れた涙を袖で拭って、お前って結構泣き虫だったんだな、知らなかったわ、なんて茶化したように言ってみる。笑って欲しかった。そんなさめざめと泣く姿より、柔らかい、温かい彼の笑顔が、大好きだった。愛してると、そう思った、)ねぇ、俺はさ、お前さえいればそれでいいよ。それ以外、全部捨てるから、だからお前の全部も、俺に頂戴、(うそつきだ、と自分で思う。何て俺は嘘つきなんだろう。もともと、何も持っていないくせに。捨てるものなんて、はなから何もないくせに。それでも、相手の全てが欲しかった。孤独な自分に現れた、冗談なんかではなく、運命の相手だったから、)…なぁ、もし良かったら、今度の土曜日、家の弟呼んでもいい?お前の事、見てもらおう?(もしお前が嫌だったら呼ばねぇけど、と一言断りを入れる。それでも、きっと相手は自分の進行具合が不安なのだろうと、少し気遣いを見せて、)   (2017/7/4 22:39:08)

長男((常日頃の妄想からこんな設定出てくんだね、(感心、)チョロ松ってどんな本読むの?俺、最近読めてねーんだけどね、(苦笑、) えー、俺日頃の行いいいよォ、お天道様が見てくれてんの、(にひ、)   (2017/7/4 22:40:28)

長男((さて、いつものごとく機種変   (2017/7/4 22:41:45)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/4 22:41:49)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/4 22:42:11)

三男……ん、(泣き虫だと言われて、いつから自分はこんなに涙もろくなってしまったのだろう、と思う。でも、だって、皆に忘れられていく恐怖の中で、彼が、彼だけが救世主となり得たのだ。目元をこすって、涙をどうにか止めようと)……うん…あげる。僕の全部、あげるから……お願い、僕のことずっと覚えてて、お願い、…(ああ、なんて僕は嘘つきなんだろう。あげるほどのものは、何もないのに。一定の周期で皆に忘れられ別人になり認識されなくなっていくこの身一つしか、自分にはないのに。それでも、相手のすべてが欲しかった。全てを失った自分の中に唯一残り得た、最後の希望だったから。それ以上に、愛しい人だと、思ったから)……うん、診て欲しい(気遣いを見せてくれる相手に頷いて、自分の病気はどれほど進んでいるのかと気になってもいたし、症状が進まないうちに、診てもらえるうちに診てもらおうと思ったから)   (2017/7/4 22:52:06)

三男((本かあ…色々読むよ。星新一はお気に入りで殆ど読んでるな。あとは哲学やら心理学やら宗教学やらの本も面白いよ。空き時間にちょうどいいもんだからね、読書は(ふむ、) 胸に手を当てて日頃の行いをようく振り返ろうか…(じ、)   (2017/7/4 22:53:42)

長男うん、覚えてるよ。お前のこと、ずっと覚えてる。だから、……お前も俺の側からいなくならないで。(ああ、自分は何て卑怯なのだろう。リセット病にかかり、他にすがる人間もいない彼に、取り込むような真似をして。其れでも、彼が欲しいのだ。其ほどまでに、おそ松は孤独だった。そして、その孤独の理由を未だ打ち明けられずにいることに、多少の罪悪感を覚えながらも、それでも相手の涙を止めたい想いだけは本物で、その細い体を精一杯抱き締めたのだった)   (2017/7/4 23:00:19)

長男(彼の弟が訪ねてきたのは、予定通り土曜日の昼だった。インターホンが鳴らされれば、おそ松がささっと「俺が出るよ」と玄関に向かう。暫くして入ってきたのは!彼と瓜二つな顔をした男だったが、髪はボサボサで、着ている紫色のTシャツはだぼりとしている。じとりと周りを眺める目は陰気で、猫背の姿は、顔さえ似ていなければ弟だとは判別出来なかったかもしれない。男は、「松野一松です、」とぼそりと名乗った。) 話は聞いてる。あんたがリセット病の患者さんね、(ちらりと見れば、直ぐにめをそらす。成る程、リセット病に耐性があるだけあって、性格に難ありの様子だった。)   (2017/7/4 23:04:28)

長男((星新一は俺は前に1,2冊読んだかな……あの人良くあんだけ思い付くよなぁ、(ほう、) 日頃の行い…………れいかに、チョロ松とセックスしてやってって頼んであげた!(どやっ、)   (2017/7/4 23:06:24)

三男……うん、(いなくならないで。彼はなんて当たり前のことを言うのだろうか。彼がいる場所の他のどこにチョロ松の行くあてがあるというのだろう? なぜ、彼のそばからいなくなることがあるだろう? そんなことはない。きっとない。彼が自分のことを忘れない限りは、自分が彼の前から消える道理はなかった)(――チョロ松が望んだとおり、リセット病を研究しているという彼の弟は次の土曜日の昼に現れた。兄弟というだけあって顔立ちはそっくりだったが、纏う雰囲気がまるで逆だった。なるほど、リセット病に耐性があるというだけはあって、社会不適合者に限りなく近い、と、失礼ながらそう思った。一瞬、彼が研究職ながらも医者だということも失念していた)…え、あ、ああ……松野チョロ松、です(目を合わせて、すぐに逸らされてしまう。コミュニケーション能力はあくまで人並程度であるチョロ松は、どう対応していいものかも分からず、頷いたのだかなんだか、曖昧に首を傾けただけだった)   (2017/7/4 23:19:04)

三男((僕は結構読んだな。15冊くらい? 数えてないけど。ほんと発想がユニークだよね。残酷というか突き放してるというか、と思えば良い話もあるし(うぅむ、) うるせえっ、頼んであげたじゃねえよああいうのクッソ迷惑なんだけど!?(びし、) / ちょっとお風呂行ってくる(ひら、)   (2017/7/4 23:22:00)

長男コイツが俺の弟の一松ね!まあ、一応医者?だから一松先生とでも呼んでやって!(けらけら笑いつつ、久々の弟の登場に一松一松と名前を呼びながら肩に手を回すのを、一松と紹介された弟は溜め息をつきつつ軽くあしらった。「最近までリセット病の研究しにアメリカまで行ってきたんだよ、すげーだろー!」と我がことのように自慢するおそ松に、「いや、院生で勉強させてもらいに行ってただけだから」、とため息混じりに謙遜して。それからようやくチョロ松の方に向き直り、「うちの愚兄からどの程度聞いたかはわかんないけど、一応リセット病についてはある程度の理解と耐性はあるつもり。……って言っても、他の人間よりもリセットの周期が遅いくらいで、大したもんじゃないけど、」とぼそりぼそりと話す。ちらりちらりと窺うように相手を眺める様は、やはり、随分な社会不適合者のようだったが、しかし、「…いきなりリセット病になるって、大変だったね。」呟くように言われたその言葉には、相手への労いが現れていた。)   (2017/7/4 23:29:30)

長男おそ松兄さんに診て欲しいって頼まれたけど、正直僕には本当に「見る」ことと「話す」事しか出来ない。(テーブルにつけば、一松は誤魔化しも隠しもせずにそう告げた。) 知ってるかも知れないけど、リセット病には治療法はないし、未だに未知の部分ばかり。だから、僕に出来ることはなにもない。(だから、何も期待しないで欲しい、と告げた後、) その代わり、情報はあげることが出来る。最近の研究で色々わかってきたこともあるから。勿論其は、リセット病の患者にとって良いことばかりじゃない。悪いことでわかったこともある。……それでも良ければ、僕は情報をあげることも出来る。(どうする?と聞く様子は、つい最近、リセット病が進行すればどうなるか尋ねた時のおそ松の様子に似ていた。チョロ松の隣に座るおそ松は、一松のその言葉を聞いて、チョロ松の手をぎゅっと握った。)   (2017/7/4 23:35:24)

長男((15#   (2017/7/4 23:36:03)

長男((15!すげーね、よっぽど好きなんだな、(感心) 俺も読んでみっかなぁ、(ふむ、) えー、俺のお陰でれいかに認識されたのにぃ?今してる話で言うと、蟻から蝿にグレードアップって感じ?(げらげら、) ん、お風呂ゆっくりつかっといでー、(ひらり、)   (2017/7/4 23:39:00)

三男((ただいま、返すね(ごそ、)   (2017/7/4 23:39:37)

長男((おう、お帰りぃ、(ひらり、)   (2017/7/4 23:40:36)

三男(おそ松が親しげに一松の肩に腕を回して一松がそれをあしらう、という光景を見ては、ああ、こうして見ると本当に兄弟なんだな、と思う。それから椅子に座って話を聞いていれば、なるほど社会不適合の気はあるようだったが、おそ松と同じ、こちらへの気遣いは見て取れて、ほどなくして彼への緊張はほぐれて、話を聞くことに集中することができた。一応、自分で行った病院である程度の話は聞いていた。病気の性質が性質だけに前例のほとんどない、あったとしても記録がほぼ残っていない奇病であること、故に治療法も見つかっておらず、対処療法的な処置の方法さえないこと。知っていることで特筆すべきはこれくらいだった。だが、研究をしている彼からならばさらに話を聞くこともできるだろう)………、(良いことも、悪いことも、リセット病に関して研究でわかったことはあると彼は言った。けれども、それを聞くかどうかはチョロ松次第だと。やはりふたりは兄弟なのだ、選択を促す様はそっくりだった。一瞬ためらったが、頷かない道理もなく。手を握るおそ松に押されて)……教えて、下さい(そう、答えた)   (2017/7/4 23:53:10)

三男((まあね。でもまだ読んでないのもあるから読み続けてくよ(ふふ、)あ、あとちょっと読書とは質が違うけどおそ松くんも全巻買っちゃったんだよね。面白いよほんと。もっと流行ればいいのに(ぐ、) いや、それ以前に認識されてるから! だってにゃーちゃんライブのたびに僕に目合わせて手振ってくれるし!(ぎゃん、)   (2017/7/4 23:55:11)

長男先ずは、良い話から。(相手の目に決意の光が宿ってるのを見て取ったのか、やはりぼそりぼそりと言った様子であるが、此方も真剣に向き合い話していこうと言う様子は現れていた) ……此れは、僕の経験論なんだけど、リセット病になったからって言って、其までの関係が全く崩れる訳じゃない。例えば僕は、リセット病の患者と何日にも渡って会話は出来た。例えば、ある人が整形して全く別人のように見えたとしても、声変わりや方言で話し方が変わったとしても、話す内容までは変わらないし、お互いに意志疎通は出来る。だから、例えリセットされて認識出来なくなっても、会話をすることによってお互いを認識して関係は続けていける可能性がある。此れがいい話。(そこで言葉を区切る。次の話を続けようか迷っている様子だったが、意を決したように一息ついて、)   (2017/7/5 00:00:24)

長男次は、悪い話。リセット病は数ヵ月から数週間の間隔で始まり、次第に短くなり、終には相手に認識すらされなくなる。其が今までの研究報告。(一松が話す内容は、おそ松も聞いていたことだった。進行すれば認識すらされなくなる。しかし、それ以上に悪い報告とは何だろうか。チョロ松の手を握る力が強くなる。じわりと、掌に汗が滲んだ。) 元々、リセット病の患者数は多くはない。けれど、全世界で数人なんて余りにも珍しすぎると僕は思ってた。……その理由が最近わかったんだけど、(その目が揺らぐ。止めてくれ、とおそ松は思った。聞きたくない。しかし其れでも、一松は話すのを止めない。) ……リセット感覚が短くなって、目の前の相手にも認識されなくなって、其だけじゃなかった。更に進行が有り得たんだ。(生気のない目が二人を捉える。) リセット病の末期では、記憶での認識すら、リセットされる。ーーつまり、相手の記憶から、自分のことが綺麗に消える。(おそ松の額から頬を流れた汗が、ポトリと音をたててテーブルに落ちた)   (2017/7/5 00:09:24)

長男((さーて、好き放題やった所で、俺はそろそろおねむの時間、、(ふぁ、と欠伸をし、) 返信あったら明日また返しに来るわ、そんじゃお休みぃ、(ひらり、)   (2017/7/5 00:11:23)

長男((おそ松くん面白いんだ?俺読んだことねーわ、レンタルしてみよっかねぇ…(ふむ、)   (2017/7/5 00:12:16)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/5 00:12:20)

三男……、(頷きながら、一つ目の話を聞いていく。どこまで行っても本人は本人ということか。ふと、家族の顔が頭をよぎったが、彼らとはそれができるほどに話ができる自信がなかった。自分がチョロ松だということをわかってもらえる前に追い出されてしまうのがおちだろう。そして、それが1週間に1度より多くの頻度で起こるのだ。耐えられるはずがなかった。それに、もう自分の帰るべき場所はおそ松のいるところだと決めているのだ。あの家に帰るべき道理は無かった)   (2017/7/5 00:23:36)

三男……(次に、悪い話。おそ松からすでに聞いていた話で導入された。病状が進行すれば、だんだんリセットされる間隔は短くなっていき、ついには一秒ごとにリセットされるために認識すらされなくなる。その先、さらに進行がありえた、と一松は言った。自分の手を握っているおそ松の手が汗ばむ。此方も応えて少し、握る手の力を強くした)…記憶?(リセット病の末期、向かう先。それは、認識だけではない、周りの人間全ての自分に関する記憶のリセット。周りの人間の記憶から、自分のことだけがきれいに抜け落ちる。ぐらり、と視界が揺れるような感覚がした。言葉も出ない。おそ松を見、俯く。彼は、自分のことを忘れないでいてくれると言った。でも、病状が進んだら、そう約束した記憶さえ。チョロ松の喉が僅かに動いた)   (2017/7/5 00:24:19)

三男((ん、了解。お休み。ゆっくり休んで(ひら、) おそ松くん読むなら…さらに速度が好きなら…下宿人よりもアノニェーよりもまず二巻の「おそ松ばかりがなぜきらわれる」を読んでほしい…柿回を、柿回をよろしくお願いします…!(ぐっっ、)   (2017/7/5 00:26:22)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/7/5 00:26:45)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/5 20:23:27)

長男((よっしゃ、レス返そ   (2017/7/5 20:23:49)

長男っ、ちょっと一松ぅ、その冗談は笑えねぇわぁ、(あくまで冗談で推し通そうと、おそ松はわざと明るい声を出した。ここで弟が笑ってくれればいい。いつも通りひひっと卑屈な笑いを浮かべ、あ、わかっちゃった?とでもネタばらしをしてくれればいい。しかし、一松の反応は違った。おそ松をじっと見つめたのち、目を反らして首を横に振る。それが、答えだった、)っ、チョロ松、(隣に座る相手の肩を強く抱き寄せる。名を呼ぶその声が、少しこわばった。情けない。怖いのは、自分だけではないのに、)大丈夫だよ、大丈夫。そんな事にはならねーから。(大丈夫、大丈夫、と何度も何度も繰り返す。それが相手に向けた台詞なのか、己に向けたものなのか、其れすらもわからなかった。)   (2017/7/5 20:27:35)

長男((さて、レス返ししゅーりょー(ふんす) そんじゃ、たーいきっと、   (2017/7/5 20:41:27)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/5 20:45:28)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/5 20:45:37)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/5 20:45:43)

長男((お、いらっしゃーい、(ひら、) そんで只今ぁ、   (2017/7/5 20:46:04)

三男((あ、あれ? すごいタイミングで来たみたいだね僕…(ぱち、) ともあれ、おかえり、と、こんばんは(ひら、)   (2017/7/5 20:46:14)

三男((そんで外で書いてきたから早速(ごそごそ、)   (2017/7/5 20:46:29)

長男((丁度機種変のタイミングだったわ(けら、)   (2017/7/5 20:46:38)

三男(場違いに明るいおそ松の声が虚しく響いた。記憶までなくなるなんて、冗談だろう、そう言ってよ、お願いだから。そう暗に懇願しているのが、チョロ松にも一松にもわかった。けれど、その暗く重い空気が取り払われることはなかった。充分過ぎる答えだった。ならば、一松も、おそ松も、いつかは。自分のことを記憶から抹消して、何事もなかったように生きていくのだろう。その目の前に自分が現れたとしても、一秒ごとに更新されるチョロ松の衆体的存在は認識すらされず、彼らは不思議がったり不審がることもなく)……おそ松(抱き寄せられる。自分の名を呼ぶその声は、帰り道を忘れた迷子のように、ひどく不安げで)…うん、……(うつろに答える。大丈夫、大丈夫。そう繰り返す彼を、そっとこちらからも抱いて。ついこの間まで見ず知らずの人間だった自分に対して、こんなにも感情的になってくれる。それを実感するだけで愛しさが溢れ出てきたし、どうせ忘れれば同じなら、この今という時間を嘘でも味わいたかった)   (2017/7/5 20:46:38)

長男忘れねーよ、俺、(諦めを相手の瞳の揺れから感じ取ったのか、おそ松は断言した。体を抱き締める腕に力が籠る。)だって、ようやく会えたんだ。俺と、こうして一緒にいてくれる奴に。唯一の、運命に。(家を出てから今まで、一松と連絡を取り合う以外に他の人間とこうして話すこともなかったし、ましてや其を愛しいなどと思う日が来るとは思わなかった。) ……なあ、チョロ松、俺はお前のことを忘れない。絶対、どんなことがあっても忘れるもんか。……だから、チョロ松、俺の側にいてよ、(その声は、震えて、悲痛なほどだった。)   (2017/7/5 20:52:31)

長男((毎日来てくれてあんがとね、チョロ松。(にへ、)   (2017/7/5 20:53:37)

三男…………おそ松、(忘れない。語気を強めて断言する彼に、意地を感じた。力がひどく篭って、少し痛いほどだった。――自分がいかに大事かと必死に訴えてくるその声の中に、おそ松のこれまで抑えられてきた孤独と、自分が壊したそれによって溢れ出した愛情の大きさを、ひどく感じ取った。ここまで自分の事を想ってくれる人など、他に誰がいるだろう? 家族からでさえもここまでの想いを感じることはなかった。当たり前だ、彼にとって自分のような存在は、傍にいてやれる存在は当たり前ではなかったのだ。毎晩伝えてくる言葉が嘘ではないことを、今更ながら、感じ取った)……わかってる。わかってるよ(嗚呼、なんだか、放っておいたら患者本人である自分よりも先に壊れてしまいそうだ。それがひどく愛しくて、そっとその頭を胸元に抱き寄せてはそっと撫でた。その瞳は悲しげな色が拭えはしなかったが)…ありがとう、一松。教えてくれて(そうしながら、一松の方に顔を向けては曖昧に笑った)   (2017/7/5 21:03:24)

三男((ううん、此処楽しいからさ。まあ、お互い暇人だよね(くすくす、)   (2017/7/5 21:03:47)

長男僕は屑だけど、知り合いが苦しむのを見るほど腐ってはないし、まあ知り合いにリセット病の患者が居れば、情報提供くらいは安いもんだしね。(そう言いながら、一松は先程から腕時計を気にしていた。ちらりちらりと見つつ、気付かれないように、小さくため息をつく。) それじゃ、僕はこれで。久し振りに日本に帰ってきたから、行くところもあるしね。(一松が何処に行くかは言わなかったが、言わなくともおそ松にはわかった。両親のところだろう。長男であるおそ松の分まで、あの両親は期待と愛嬢を一松にかけているのは十分に知っていた。) それじゃ、また、(椅子からのそりと立ち上がると、挨拶もそこそこに、一松は出ていった。其を見送れば、おそ松は改めて、チョロ松に向き直った。) ……チョロ松、大丈夫?気分悪くねぇ?(様々な情報良いものもあったが、悪いものが酷すぎる。相手の顔色を窺うように、そっと覗きこんだ。)   (2017/7/5 21:13:35)

長男((俺は暇じゃないもん。パチンコ行ったり、おうまさん行ったり、漫画も読まねーと!(けらり、)   (2017/7/5 21:14:19)

三男……ああ、わかった。ほんとにありがとう(一松は時計を気にしながら、ひとり出て行った。その行く先は、おそ松から話を聞いていたチョロ松にも、おぼろげにはわかった。もちろん、その背景も)……え、あ、あぁ…うん。ごめん、ちょっと…休みたい、かな(こちらの体調を気遣ってくれる彼に、ひどく安堵感を覚える。それと同時に、脱力感がして、体が重くなった。いろんな情報を受け止めすぎて、少し疲れたのだろう、と思う。顔色も少し悪い)…ごめんね、ちょっと、寝てくる(そう言って、チョロ松も席を立って、寝室に向かった。寝てくるとはいったものの、眠れそうにもなかったが)   (2017/7/5 21:27:39)

三男((それを世間一般では暇って言うんだよ(ぺし、)   (2017/7/5 21:27:54)

長男……(一人にしておいてやろうと、思わないわけではなかった。しかし、余りにも顔色が悪くて、其が心配で、寝室で寝ている相手の横にぼすりと自分も沈み込む。) 御免な。やっぱり今のお前を、一人きりにさせたくねえみたい。(そう言えば、相手を抱き締めて、その唇に何度も口付ける。これ程までに愛しているのに、これ程までに近くにいるのに、其が認識すらされなくなるなんて、記憶すらされなくなるなんて、酷い病気だとおもう。何か出来ないか暫く考え込んだ後、そうだと思い付いたように手元のスマホを取り出した。押したのは、カメラのアプリ) ほ、チョロ松、チーズ!(そう言うと、シャッターを押した、)   (2017/7/5 21:33:53)

長男前に一松に聞いたんだけどさ、カメラって、ありのままのものを取るじゃん?自分が気付かなかったものも、カメラには残るじゃん?だから!リセット病の相手も、こうして写真越しなら認識出来ることもあるんだってさ。(そう言って、また自分達にレンズを向けてシャッターを切る) 笑えよ、チョロ松。そんで、笑って、沢山写真撮ろう?いろんなところいって、色んな写真撮ろう?そうすりゃ、万が一があっても、思い出が残る、(万が一なんて、考えたくもないけれど、。それでも、少しの気晴らしになれば、)   (2017/7/5 21:36:56)

長男((悪い、電話が かかってきた……どうも込み入った話みたいだから、ちょっと落ちるわ。折角来てくれたのにごめんな、(しょも、) 長話になると思うから、今日はちょっともうこれないと思う…本当悪い、(眉下げ) レスは遅くても明日には返しとくから、また来てくれたら嬉しいわ。   (2017/7/5 21:39:49)

長男((そんじゃごめんな、!俺は明日もくるから、チョロ松が暇してたらまた遊びに来てよ、(ひらり、)   (2017/7/5 21:40:58)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/5 21:41:03)

三男……あ、(いっそ、忘れられてしまう前にこちらから消えてしまおうか。けれども、彼は離れないでとあんなに言っていたのに、それはあまりに酷だ。自分だってまだまだ彼の隣にいたい。けれど、それはどれだけ限られたものか知れない。寝室で横になってしばらくこれからのことを考えていると、おそ松がその隣に潜り込んできた。抱きしめられ、何度も口づけられる。あの日から、彼からリセット病の進行について聞いたあの日から、言葉は交わさずとも互いに愛を感じとっては唇を交わすことも多かった。そうしながら、ああ、やっぱり離れられないのだと思う。こちらからも、相手を固く抱きしめた)…え?(不意におそ松が自分たちに向けたスマホ。反応が遅れて、きょとんとした顔が写真に映った)   (2017/7/5 21:52:20)

三男……そ、っか(自分でかかった病院で説明された、自分を自分たらしめる因子。それは写真に写り、認識できるものなのかはわからないが、少なくとも、気休めにはなるだろう。笑えよ、とうながすおそ松の意図とは裏腹に、涙が溢れそうになる。目元をこすってどうにか抑えて、今にも壊れそうにも、笑った)…うん、でも、万一でも忘れちゃ嫌だよ?(ぎゅ、と抱きしめながら、そっと彼の唇に自分の唇を重ねる。チョロ松の方から唇を重ねるのは、初めてだった)   (2017/7/5 21:52:29)

三男((大丈夫大丈夫、背後優先は鉄則ね(ひら、) じゃ、また次も楽しみにしてる(に、/ひらひら)   (2017/7/5 21:53:07)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/7/5 21:53:11)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/6 19:42:05)

長男((さあて、レス返そっと、   (2017/7/6 19:42:58)

長男(相手の泣きそうに笑う顔を見れば、胸が締め付けられる。あんな救いのない情報を残して帰っていった一松が、多少恨めしかった。しかし、とふと思う。何時もはお互いに気の置けない兄弟であるせいか、長居をするのに今日は何故早く帰って行ってしまったのだろうか。しかも、あんなに時間を気にして。やたらと期待を押し付ける実家に早く帰りたいわけでもないだろうに。しかし、今はそんな事に考えを巡らせている暇はなかった。目の前の恋人が、不安に押し潰されそうになっている。其を少しでも和らげようと、キスを落とし、シャッターを切っていれば、忘れちゃ嫌だよ、と言う言葉何と返そうか一瞬迷った。勿論、と言うべきか、いやそれより、と今まで言わずにおいてきた事を言うべきか。しかし、その判断を待つ間もなく、唇に押し当てられたのは柔らかな感触。暫く考えて、口付けられたのだと気付く。)   (2017/7/6 19:50:25)

長男……へ、(我ながら、情けない声が出た。そして、状況を理解していくと同時に、顔に熱が集まっていく。其を隠したくて、枕に顔をぼすりと埋めた。相手の戸惑いが隣から伝わる。きっと相手は、自分のこの行動を不審に思っているだろうと思いつつ、) ……っ、初めて、お前からしてくれた……(そう、小さく呟いた。) ……いつも俺からで、俺だけ好きなのかと思ってた……それなのに、お前からしてくれた。(何これ、何これ、だって、これって、あれみたいじゃん。) ……両想い、みたいじゃん……(そう言って、小さく顔を上げる。相手の表情はぼやけて見えない。そこで初めて、自分の瞳に涙が溜まっていることに気付いた。) ……ねぇ、そんなことされたら、俺、期待しちゃうよ?(片想いではないかもしれないと。相手からも愛されてるかもしれないと。孤独なこの男は、自らが愛される可能性など、考えたことがなかったのだ。)   (2017/7/6 19:56:27)

長男((へへ、何か甘々になっちった、(にひひ、) ま、たまにはいいよな、(こくり、)   (2017/7/6 19:58:10)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/7/6 20:04:52)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/7/6 20:29:32)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/7/6 20:29:34)

三男((   (2017/7/6 20:29:40)

長男(( おー、すげー!ほとんど同時!(吃驚)   (2017/7/6 20:30:06)

三男((……!?(びっくぅ、)   (2017/7/6 20:30:21)

三男((吃驚したね…とりあえず、こんばんは、と。今から返事書くね(ごそ、)   (2017/7/6 20:30:51)

長男((2秒差だぜ、流石相棒(にひ)、りょーかい、ゆっくり待機しとくな、(ひらり)   (2017/7/6 20:31:25)

三男……おそ松…?(こちらからくちづけを落とせば、彼はひどく赤面して枕に顔をうずめてしまった。首をかしげる。もしかして嫌だったのだろうかとはたと思い至り、不安げに名を呼べば、返戻は。初めてお前からしてくれた、と。消え入るような声で確認するように呟くその声だった。いつも明るく快活な彼には貴重な光景で。俺だけなのかと思ってた。それなのに、お前からしてくれた。両思いみたいじゃん。目にいっぱいに涙を溜めながらいつになくぽつぽつと喋る彼は、まるで放っておくと消えてしまいそうで、いつにない種類のチョロ松の愛しいという感情を誘った。――嗚呼、そんなことも伝わっていなかったのか。チョロ松はそう密かに反省した。彼が自分のことを好きだということはただの自分の思い上がりでないらしいことはもう伝わっていた。愛されていると、そう伝わっていた。ただ、チョロ松もいままで彼を拒んだことは一度もなかった。ただでさえ男同士だ。それだけで充分な答えだと思っていたのは、どうやら誤りだったようだ)   (2017/7/6 20:44:35)

三男……ごめんね、おそ松。ちゃんと、言えばよかった(その頭を胸の中に抱え込んで、ぽん、ぽん、と二度撫でる。それから一度離れて、またその唇に口づけを落とした)…愛してる。おそ松(ぎゅ、とその肩を抱く。相手につられて、泣きそうな顔になりながら)   (2017/7/6 20:44:43)

三男((ん、流石。書きながらゆっくり待つかと思ってたらこれだからね…(ぐ、)   (2017/7/6 20:45:28)

長男…、俺も、愛してる、愛してるよ、チョロ松…(優しく撫でられれば、その肩に頭を預け、されるがままにした。愛してる、という言葉が、乾いた心に染み入るように入ってくる。乾燥した土に、雨がしみ込んでくるように。そしてそこから緑が芽吹き、根を張り、鮮やかな恋の花を咲かせていくのだ)なぁ、こんなに好きなんだよ、お前の事。其れなのに、見えなくなるわけねーじゃん。忘れるわけねーじゃん(背中に手を回し、ぎゅうと抱きしめる。こんなに愛しい相手が見えなくなるなど、忘れることが出来るなど、考えることも出来なくて、。スマホを手に取り、再びシャッターを押す、)…ふはっ、お互いひでぇ顔、(泣きそうな顔で写る写真を見ながら、また泣きそうな顔で、笑った。)   (2017/7/6 20:51:39)

長男((ま、お互い気ぃ合うんじゃね?昔も相当悪さした仲だしぃ?(にやりん、)   (2017/7/6 20:52:19)

三男ん、…うん、…(愛してる、と繰り返す彼の言葉には、ひどく暖かみの真実の愛がこもっていた。彼に改めて言葉をもらえば、その愛が、ひどく、嬉しくて。彼に拾われた時に虚ろな目に宿った光が、涙の内で一層輝きを増すようだった)…ん、そう、だね…こんなに、好き、なのにね……(元より心配性なチョロ松は、それでもやはり、こう言葉を交わして、それでも忘れられてしまった時の衝撃はいかほどかと、悪魔のように彼の心に囁いた。けれど、今はそれも問題では無かった。抱きしめてくれる彼とその暖かみだけが、彼の心を占めていた。そんなことを考えながら、またスマホを向ける彼の手元を振り返った)…ほんと。なんでこんなの撮ったのさ(泣きながら笑いながら、それでも何だか幸せで――嗚呼、何だか。こんな病気にかかる前よりも、ずっと幸せだ。そう感じた)   (2017/7/6 21:01:20)

三男((ちょ、いや…何年前の話だっつの(ぺし、)   (2017/7/6 21:01:42)

長男だってさぁ、俺、こうやって写真撮るなんて習慣ないんだもん。昔っから親父達は弟の一松ばっかでさ、高校中退してからは全然誰とも会ったりしない独り暮らしだったし、…それがさ、こうやって、思い出を作りたいと思える、そして実際に思い出を作れる相手に会えるなんてさ、夢みたいじゃん?(言いながら、何度も写真をスマホに収めていく。その顔はまるで宝物を見つめた子供のように無邪気で、この上なく愛しいものを見る様に幸せそうだった。そんな時、構えた彼のスマホからぴろりんと着信音が鳴り、)…?一松だ、(スマホのメール画面を広げて、新着メールを開けて呟く)アイツ、話があるから明日もくるって。何だろうな?(アメリカでも研究成果は先ほど教えてもらったものでおそらくは全てだろう。そして、今頃は実家に向かっているはず。その彼が、今頃何の用だというのだろう?こてりと首を傾げるが、推測も出来なかった、)   (2017/7/6 21:07:16)

長男((あの頃はチョロ松荒んでたよねぇ、不良共ばったばったなぎ倒してさぁ、(けらけら、)   (2017/7/6 21:07:37)

三男……そっか、…良かった、僕がそんな相手になれて(夢みたいだ。そう言われて、彼のそんな特別な相手になれたことにはいとも嬉しそうに照れ笑いをしながら、彼が撮る写真に二人で映っては無邪気に笑っていた。少年のように瞳を輝かせ、無邪気に笑う相手にますます惹かれていくような気がした。と、一瞬それを揺るがしたのは、着信音)……一松が?(そこに連絡をよこしたのは一松だった。聞けば、まだ話があるという。明日も来るのだとか。彼と顔を見合わせて、首をかしげる。リセット病の研究についての話は、先ほどの話で全部ではないのか。それとも、他に何か話すことがあるのだろうか。電話やメールでは事足りないことなのか。どちらにも予想はつかない)   (2017/7/6 21:14:58)

2017年07月02日 04時41分 ~ 2017年07月06日 21時14分 の過去ログ
空の狭間【松.シリアス.一対一】
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