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「空の狭間【限定部屋】」の過去ログ

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2017年08月02日 20時13分 ~ 2017年08月06日 01時52分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

長男そう言えば、北の人身売買市に左右の目の色の違う子が売られているって話を聞いたんだけれど、行って見てみるのもいいかもしれないわね。   (2017/8/2 20:13:43)

長男((こんな感じを妄想してた、(こく、) 勿論チョロ松がやり易いように変えたいってなら、それでも全然いいかんな(にひ、)あくまで一案としてみてくれれば、(こく、)   (2017/8/2 20:15:06)

長男((ま、今日は来れないって話だし、また明日会えたらな、(ひらり、)   (2017/8/2 20:15:56)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/8/2 20:15:59)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/8/2 20:16:43)

長男((あ、一応「愛し子」は生まれつきって思ってんだけど、それもチョロ松のいいように変えてもらう事も可能だから、(ひら、)   (2017/8/2 20:17:20)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/8/2 20:17:24)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/8/2 23:05:19)

三男((一応来れたっちゃ来れたね(はふ、)   (2017/8/2 23:05:51)

三男((んや、これでいいと思うなあ、いい感じだと思うよ(こくこく、) 僕は人の未来はわかるけど自分の未来だけは見えないとかも何かしらミソができそうだね(うむむ、)   (2017/8/2 23:06:50)

三男((7本目も楽しい也になるといいね。書き置きありがとう。じゃあ、また明日(ひら、)   (2017/8/2 23:07:44)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/8/2 23:07:48)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/8/3 21:15:14)

長男((今日もおこんばんわっと、   (2017/8/3 21:15:28)

長男((入ったばっかだけど風呂放置、   (2017/8/3 21:15:41)

長男((只今ッと、。さーて、じゃあ待機すっか、(腰かけ、)   (2017/8/3 21:30:36)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/8/3 21:31:14)

三男((こんばんは、ちょっと遅くなっちゃったね(ぽす、)   (2017/8/3 21:31:56)

長男((お、いらっしゃーい、(にひ)全然大丈夫だよォ、俺も今日はちっとばかり遅れたし、(ぽんぽん、)   (2017/8/3 21:32:58)

三男((そう? それならいいんだけど(ふむ、) じゃあ、始めてみる? 出だしはどうする?(こて、)   (2017/8/3 21:34:04)

長男((昨日書き置いたような設定でいい?あれで良ければ、出だしは俺がもらおっかな、(こて、)   (2017/8/3 21:35:17)

三男((もちろんもちろん。じゃあちょっと兄さんに任せてもいいかな?(ちら、)   (2017/8/3 21:36:02)

長男((よっしゃ!じゃあ出だしもーらい、そんじゃちっと待っててな、(ひら、)   (2017/8/3 21:36:23)

三男((ん、まったり待ってるよ(に、)   (2017/8/3 21:36:47)

長男(今日は何をお探しで?と人身売買市の支配人は揉み手の愛想笑いでおそ松に尋ねた。おそ松が返事をする前に、彼方にはこの世のものとは思えぬ美しさを持つ処女がおります、今夜のお相手に如何ですか、とか、此方には熊を素手で倒す屈強な男がおります、ボディガードに如何ですか、とか、尋ねもしないものを進めてくる。おそ松はいつも通りのへらりとした笑いを浮かべていたが、内心うへぇと思った)   (2017/8/3 22:03:37)

長男(マツノファミリーと言えば、イタリアでも1,2を争う由緒正しきマフィアファミリーである。そのボスのおそ松と言えば、裏の世界で知らぬ者はいないだろう。しかしながら、けして名誉ある知られ方ではない。ギャンブル好きの放蕩息子。ファミリーが今も続けていられるのは、先代の松造の影響が大きいとか、兄弟たちの尽力の賜物だとか、陰で笑う輩は多い。それでも、おそ松は気にすることはない。「いいよぉ、そんなの、相手にしなくて」そう言っておそ松は笑う。その笑みを見て、ああ、この人は大物だと、わかる人間はようやくわかるのである)   (2017/8/3 22:03:47)

長男(おそ松の良くない噂しか知らなくとも、一応はマツノファミリーのボスである。支配人はにまりとした愛想笑いを絶やさない。一ファミリーのボスのおそ松ならば、動かせる金も相当なものだろう。ならば、吹っかけてやろうとその目がぎらりと欲望に光った。其れを知ってか知らずか、おそ松はマイペースにそこらの安物の商品を見て回る。支配人は歯ぎしりをした。そっちじゃない、高値の商品はこっちにあるのに、と)   (2017/8/3 22:03:57)

長男(おそ松はぐるりと周囲を見回す。鼻につくのは、糞尿の匂い。売られる人間たちの目は濁った沼のようで、ぼろきれの様な服の隙間からのぞくのは鞭や拳でぶたれた痕。――あーあ、俺達のシマで、阿漕な商売してるねぇ、と横目で支配人を見る。売っている人間の質が悪いとか、汚いだとか、悪い噂が絶えないこの市場は、その噂通りのようで。折角の俺達のシマを汚すわけにはいかねぇなと、おそ松が口を開きかけたその時。――目の隅に、綺麗な翡翠が映った。ばっと其方を見れば、そこには10も行かぬような1人の少年。痩せこけた骨の目立つ体に、雑巾のような布を纏い、無造作に縄でつながれている。ぼさぼさの髪は虱が居そうなほどに汚く、体は痣だらけ。しかし、おそ松が釘付けになったのは、そんな哀れな風貌でなく、美しい程のその右の瞳だった。左のこげ茶色の目とは対照的に、輝かんばかりの緑の瞳。どんな高価なエメラルドすら、その色彩には敵わないだろう)――坊主、名前は?(おそ松は少年に近づく。にかりと笑って、そう尋ねた)   (2017/8/3 22:04:13)

長男((こんなもんかねぇ、(ふむ、)   (2017/8/3 22:04:58)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/8/3 22:19:41)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/8/3 22:20:05)

三男(――ねんねんころろ ねんころろ 泣いて眠らぬ 憎い子は 砂に埋めよか 剣で刺そか それとも悪魔に喰わそうか 星が流れる しんしんがしん 砂が流れる さんさんがさん 流れ 流れて 今日もまた どこの岸辺にたどり着く――北西の大陸の子守唄。物寂しい、胸に染み入るメロディ。奴隷たちは皆死んだような目をして、黙りこくっている。余計に喋れば鞭打たれ、殴られる。自分たちは人間ではない、道具なのだ。であれば、早く感情を殺してしまうのが得策というものなのである。貧しく子沢山な家に生まれた子供たちは、十になるかならないかで、大概は借金のかたに、金持ちの家に奉公に出される。殆どは主家のガキを可愛いなどとは思わないし、腹の底には主人への忠誠のひとかけらもない。手伝いなどハナから見下してちっともいうことを聞かないガキも、自分たちを物としてしか見ない主も、出来ることなら絞め殺してやりたいほど憎いものなのだ。剣呑な歌詞の裏に、帰りたくても帰れない、追い出された実家の恋しさがはっきりと滲んでいる。帰れば皆の邪魔になる。迷惑になる。だから、どんなに泣いても決して家には帰らない)   (2017/8/3 22:26:00)

三男(そんな娘が年頃になってもちゃんと嫁にもらってくれる男が見つからなかったり、そんな少年がそもそもの借金が埋められないと、彼らは別の才能を金で買われることになる。なまじ顔がよければ、まだ子供とすら言える頃からそうなるものもあっただろう。此処にいる奴隷たちは、殆どが皆このような経緯を辿っている。――ねんねんころろ ねんころろ いくさに出かけた あのひとは 海の藻屑か 野ざらし髑髏 それとも悪魔に喰われたか ねんねんころろ 待てど帰らぬ ひとなんて 忘れてお嫁に 行っちゃおか それともあたいも 死んじゃおか 星が流れるしんしんがしん 砂が流れる さんさんがさん 流れ 流れて このあたし あしたの夢は 別の空――が、少年、チョロ松は異例。瞳に珍しい輝きを持った彼を珍しがった主家の主が、彼を奴隷商に売り飛ばしたのだ。"愛し子"のことは、世にはそう広く知られていない。チョロ松は存外安く買われた。主は連れ帰るのも面倒だ、代わりの奉公人など幾らでもいるのだからとそのまま売り飛ばして金を受け取り、帰っていった)   (2017/8/3 22:26:16)

三男(他の人間の誰の運命も見ることができるチョロ松はしかし、自分自身のこととなると全くわからない。他の人間のことがなまじ見えるために幼いながら人生への焦りも達観も人一倍。蠅の糞がかかって白い電球に照らされる片目は鮮やかな翠、しかし光の当たらぬ場所では夜そのもののような黒。"愛し子"の伝説など、彼自身も知らないためにそんな自分の体にも興味はなかったが)……ぇ、っ、(思ったより、掠れた声が出た。思わず咳き込む。唐突に声をかけられて、声の主である男を見上げる。あまり見ては失礼になるとすぐに視線を下げたが、またちらと見上げて、少しためらい)……ちょろ,まつ(そう、まだ声変わり前の高い声で、か細く答えた)   (2017/8/3 22:26:27)

三男((GJ、今回も楽しくなりそうで嬉しいよ(ふふ、)   (2017/8/3 22:26:50)

長男((俺も楽しみ!(にひ、) そういや、舞台はイタリアにしちゃったんだけど、良かった?(こて、)それと、俺はあんまり考えてなかったんだけど、舞台は西暦何年位イメージしてる?(こてり、)   (2017/8/3 22:28:57)

三男((別に構わないよ、どうせ僕そんな世界観はなんとなくでやってるし(ぽり、) そうだねえ、別にイメージも無かったな…いつでも通るっちゃ通るんじゃないかな、兄さんに丸投げしてもいい? さもなきゃやりやすいように後からどっちかがロル打ちで生やすか…(ふぅむ、)   (2017/8/3 22:31:02)

長男((じゃあ、現代のイタリアにさせてもらってもいい?(こて、)   (2017/8/3 22:32:04)

三男((おっけ、いいよ(はた、)   (2017/8/3 22:32:22)

長男チョロ松かぁ、いい名前だねぇ、(そう言いつつ、へらりと笑う。そして、緑の瞳を覗き込む。光の加減で色合いが変わる、見れば見るほど美しい、吸い込まれそうなその瞳ーー) なぁ、支配人。この子貰うわ。(そう言えば、相手は、そんな安物だのもっといい商品が在りますだのごちゃごちゃと言ってきたが、其を黙らせるように札束を相手に押し付ければ、再び愛想笑いでありがとうございますと揉み手をした。そんな支配人を尻目に、おそ松はチョロ松の頭を撫でる) 俺は、松野おそ松。今日から俺が、お前の家族な?(へらりと笑い、そう告げた。)   (2017/8/3 22:41:57)

長男((あんがと!さあて、どんなストーリーになるかねぇ、(に、)   (2017/8/3 22:42:36)

三男(翠の瞳を珍しそうに吸い込まれるように覗き込む男も、愛想笑いしながら繋がれた縄の端を外す支配人も、チョロ松はどこか遠い場所で見ているような奇妙な浮遊感のような感覚を伴って見つめていた。ほかの奴隷たちはこちらを見ようともしない。すでに何もかもを諦めているのか、外界を自分から締め出しているのか。同じような感覚を持っているのに違いなかったが、その感覚ゆえにそれを共有するすべはない)…………、(頭を撫でられ、頷いたのだかなんだか、曖昧にこくんと首を傾けた。焦げ茶と翠の瞳がおそ松と名乗る彼をとらえる。ただ、家族、という言葉が一人頭の中をめぐって、郷里で貧しく暮らす両親や兄弟姉妹を思い出しては、そこはまだ幼い少年。ふと恋しさが胸の裡を満たし、無表情のまま泣いた雫をあふれさせた)   (2017/8/3 22:57:32)

三男((今回ばかりは予想できないからなぁ…構想も無いし。まあ兄さんとの也なら上手いこと楽しくなるだろうけどね(にひ、)   (2017/8/3 22:58:20)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、長男さんが自動退室しました。  (2017/8/3 23:03:12)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/8/3 23:03:18)

長男((ああ、打ち直し……(むぐ、)   (2017/8/3 23:03:37)

三男((……(ぐっ、)   (2017/8/3 23:03:51)

長男え、え!?ちょ、どうした?(突然泣き出した相手に狼狽えて、痛かったか、御免な、とその頭を触れる手をより優しいものにする。何か悪いことでもしただろうかと悩むも、少年の心中などおそ松にわかるわけもなく、ただただ戸惑うようにその頭を撫で続ける。) そんじゃ、こいつ貰ってくから。(支配人にそう告げれば、かしこまりましたと足を繋ぐ縄をほどかれる。そのまま、スーツが汚れることも気にせずに抱えれば、その軽さに思わず驚いた。) お前さぁ、飯ちゃんと食ってる?つか、食わせてもらってる?(ちらりと支配人を見れば、気まずそうに目を反らされる。ああ、こんな阿漕な商売、うちのシマでするなんて、後でけじめつけさせねーとな、などと思いつつその場を後にすれば、近くに止めてあった黒塗りの車に抱き抱えたまま乗り込んで。運転手に行き先を告げる。ーー車を走らせること小一時間。ついたのは、多少古さが目立つものの立派な邸宅だった) 此処が、俺んち。 (そして、お前んちだよ、とおそ松は言った)   (2017/8/3 23:08:09)

長男((と、そろそろ俺寝なくちゃ……(目擦り、) 早々に落ちて御免な、(むぐ、)   (2017/8/3 23:08:55)

長男((そんじゃまた、(ひらり、)   (2017/8/3 23:09:06)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/8/3 23:09:10)

三男(おそ松の不器用そうな声色も、優しい手つきも、まだ幼い少年には本来以上に優しく感じられた。虚ろな目から、久しぶりに、本当に久しぶりに感情の上での涙が溢れた。長いこと繋がれていた足についた縄の黒い跡も、ぼろきれの服も、肌に見える赤かったり青かったりする痣も、この少年がまともな環境にいなかったことを示している。おそ松に抱き上げられると少々身悶えしたが、その温もりを求めようとするように、ためらいがちにほんの少し、その身にすりよった。それでも嫌な顔もせず罰しようとする様子もなく、商人への聞こえよがしにちゃんと食ってきたのかと問うてきた。ほぼ最低限のことしか喋らないチョロ松が答えるまでもなく商人の態度で知れたようで、それ以上答えは求められず、黙って外の車に乗り込んだ。車を走らせている間、おそ松がチョロ松を放すことは無かった。チョロ松はうっかり目を閉じれば鮮明に彼を中心とした"映像"が浮かぶことに、慌てて目を開ける。下手に未来など見たくない。見たところ剣呑な仕事をしているらしいこの男のものなら、特に。邸宅の庭に降り立ち、お前ん家だと紹介する彼の腕の中、チョロ松はその言い回しに心中首を傾げていた)   (2017/8/3 23:36:11)

三男((あぁやっと上げれた…PCのツンモード長引きすぎ(ぜぇ、) ん、十分だよ、今日もありがとう。また次にね(ひらりん、)   (2017/8/3 23:37:07)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/8/3 23:37:10)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/8/4 20:37:15)

長男((出先から失礼っと、(ひょこ、) 悪い、今日来るの遅くなるわ。(むぐ、)とりあえず書き置きだけ、、   (2017/8/4 20:38:48)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/8/4 20:38:50)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/8/4 22:04:34)

長男((さーて、そんじゃ、返すとするかねぇ、(書き書き、)   (2017/8/4 22:04:56)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/8/4 22:13:04)

三男((はいお邪魔、と(しゅた、) とりあえず返信待ってるね(ぺたん、)   (2017/8/4 22:14:06)

長男さーて、まぁ兎に角、風呂だわなぁ、(チョロ松の頭から足の先までざっと見て、おそ松は腕を組む。おそらく此処暫くろくに体を清めてもいないのだろう、髪はぼさぼさの伸び放題、体は垢だらけの糞尿塗れ、纏った衣服は雑巾の様なその出で立ちを見れば、「ちょいと手伝ってェ、」と近くで働くメイドに声をかける。)コイツ、綺麗にしてやってほしいんだわ、(指さされたチョロ松をメイドは一瞥し、ぴくりと眉を動かしたものの、かしこまりましたと丁寧にお辞儀をして風呂場に手を引いていく。白い大理石の見事な浴室に連れていかれれば、「旦那さまからの命ですので」とそのままチョロ松の服を剥ぎ取り、痣や傷口に配慮しつつも良い匂いのする石鹸の泡で頭のてっぺんから爪先まで見事に洗い上げた。「子供用の物は生憎ありませんので、」と出されたのは、大人用のワイシャツ。サイズは小さめだが、其れでも子供で、しかも骨と皮だらけのチョロ松にはだぼりとしている。髪をドライヤーで乾かされれば、連れてこられたのは、広い客間だった)   (2017/8/4 22:19:08)

長男おー、随分綺麗になったねェ、(其処で待っていたおそ松は感心したような声を上げる。すっかり汚れも落ち、指通りのよくなった髪をさらりと撫で、)ん、上等上等、(満足げに笑った。その後、そのメイドに、「持って来て、」と告げれば、ガラガラと台車を押して運ばれてきたのは、料理の数々。ふっくらと焼きたてのパン、ほろほろと柔らかそうな牛の煮込み、色鮮やかなカルパッチョ、具沢山の熱々のスープ。それらをテーブルの上に並べられるのを見れば、)さぁどうぞ、召し上がれ、(悠々と微笑んで、チョロ松を見た。)   (2017/8/4 22:19:18)

長男((お、いらっしゃーい、(にひ、)今日は待ちに待った週末!明日は休みって素晴らしいわ!(ひゃっほい、)   (2017/8/4 22:19:54)

三男(チョロ松は終始、おどおどと怯えた調子かきょとんと戸惑った表情ばかりを示していた。見覚えのあるものよりもずっと綺麗な雑用着を纏ったメイドが世話をしてくれ、体のすみずみまで綺麗に洗ってくれたが、慣れない匂いの石鹸と綺麗なワイシャツの清潔に、落ち着かないような気分になる。以前は自分が雑用着を着て客人をもてなす側だったのだし、あまりに長いこと不潔でいたものだから。仕上げに丁寧に髪を乾かされ、広い部屋に通されれば、迎えてくれたのは自分を買ってくれた彼。聞きたいことはいくらでもあったが、長いあいだ押し込めていた声は簡単には出てこなかった。自分を撫でながらまたメイドに何事か命じたと思うと、様々な料理が運ばれてきて。あろうことか彼はこちらを見て、「召し上がれ」などとほほ笑みかけてくる)……?(それでも足は動かなかったし、ただただ戸惑ってテーブルの上の料理とおそ松とを交互に見ていた)   (2017/8/4 22:39:31)

三男((ん、そうだねえ、やっと金曜日…!(くぅう、) さっきまで木曜日の気分だったから凄い得した気分なんだよね(へへ、)   (2017/8/4 22:41:15)

長男あー、まだ慣れねぇか、(固まって、自分と料理を交互に見るチョロ松を眺めつつ、おそ松は苦笑した。仕方ねぇなぁと言いつつ、チョロ松の小さな体をひょいと持ち上げ、椅子に座らせる。目の前にずらりと並べられた料理に、しかし手を出さないチョロ松を見れば、あれま、王子様はまだ混乱中みたいだねェ、とけらけらと笑った)そーだなぁ、いきなり空腹の所にあんまり重いものはしんどいかもしんないし、まずは此れからかな、(そう言えば、スープのカップを持ち、スプーンで一掬い。熱々のそれを冷ますように、ふうふうと息を吹きかけ、にっかり笑って相手の口元に持っていく)はい、あーん、(そう言って、唇に押し付け、流し込んだ)   (2017/8/4 22:44:34)

長男((お、其れは嬉しいねぇ!(こくこく、)マイナスだと思ってたものが実はプラスだったって、そう言うの地味にすげぇ嬉しいよな、(うんうん、)   (2017/8/4 22:45:14)

三男……、?(軽々と自分を持ち上げて椅子に座らせてくれるおそ松の意図も未だ読めず。ただ、一々当惑げな視線を彼に送るかびくりと怯えたように震えるかばかりの反応を示すだけで。スープが入ったカップをスプーンですくって息を吹きかけて冷ます彼を不思議そうに見つめていたが、そう豪華でなくとも、温められた食事の匂いはそれだけでチョロ松の腹を鳴らした。長いこと忘れていた空腹を思い出して、口の中につばがたまる。スプーンが差し出されれば、空腹の上に乾ききったチョロ松の唇はおとなしく開き、そのスープを飲んでしまった)……!(その美味に舌が驚く。かすかにぴりりとする熱いものが喉を転げ落ち、胃の腑に達して、たちまち空腹を我慢ならないものにした。チョロ松は噎せ、目をパチパチさせた)   (2017/8/4 22:58:49)

三男((そうそう、忘れてたへそくり見つけた時とかね(に、) その分プラスがマイナスになった時の落胆といったら…(はふ、)   (2017/8/4 23:00:02)

長男ありゃりゃ、噎せちゃったかぁ、(噎せて目を瞬かせるその反応に、おそ松は可笑しそうにケラケラと笑った。悪い悪いとその頭を不器用な、しかし優し気な手つきでわしゃわしゃと撫でる。其れから、更にカップの中にスプーンを入れ、スープを掬った。今度は、スープだけでなく、多少の具と共に。それに息を吹きかけて冷まし、チョロ松に飲ませていく。其れを何度か繰り返せば、そのスプーンをチョロ松に握らせた)もう、自分で食えるだろ?(ニッと笑えば、具沢山のスープをチョロ松の方に差し出して、)   (2017/8/4 23:03:39)

長男((へそくりwチョロ松へそくりしてんの(けらけら、) あぁ、それはマイナスが二倍くらいになるよな、(むぐ、)   (2017/8/4 23:04:24)

三男(可笑しそうに笑う声にも、頭を撫でる不器用な手つきにも、そこには優しいものがこもっていて、なぜかひどく安堵した。それから何度かスープを飲ませてもらえば、彼に対する恐怖もなにも、一時的かもしれないが、すっと消えていくような気がした。疑念はまだわだかまっていたが、それを深く考えて、不安から恐怖をまた覚えてしまうようなことはなかった。スプーンを握らされれば、こくりと頷いてカップを受け取り、あくまでゆっくりとした動作ではあるが、自分で食べ、飲み始めた)   (2017/8/4 23:16:55)

三男((わ、悪いのかよっ(む、) だから期待しなければどうということはない(こくり、)   (2017/8/4 23:18:10)

長男ん、良い子、(自分でスープを飲み始めるチョロ松を見て、おそ松は目を細める。スープを飲み終われば、パンを差し出し、)これねぇ、家のシェフが腕によりをかけて焼いたパン。スゲェ美味いから食ってみな、(先ほどのスープと同じように、相手の口元に持っていく。チョロ松がそれを食べれば、次はそのパンを差し出す。其れを完食すれば、次は肉の煮込みを差し出す。軽い物から、徐々に胃に溜まる物を進めていきつつ、良く食べるねェとおそ松は笑った)ど?美味い?(口の端に付いた食べかすを取ってやりながら、そう尋ねてみる。)   (2017/8/4 23:21:16)

長男((悪かねぇよ?只、弟の物は俺の物。チョロ松のへそくりは、俺の貯金とおんなじ。さーて、家探ししよっと、(にんまり、)   (2017/8/4 23:21:58)

三男(久々のまともな食事。チョロ松の胃は極端に小さくなっていたが、どれもこれも美味で喉や腹に優しい代物。本来は育ち盛りであることもあるのか、ゆっくりではあるが、おそ松に勧められるままに盛んに食べ、飲んだ。これまで粗末なものばかり食べさせられてきた故か、過酷な環境にいた故か、料理もそれを勧めるおそ松の優しい声色も、何もかもが心に響くようだった)……は、い(そうして、ふと尋ねられれば、これまで首を振るか視線で示すだけだった彼が、ようやく声を出して返事をした。その声にはまだ不安げに弱気なものが混ざっていたが、声すら出さなかった先ほどまでに比べればどれほどの進歩か)   (2017/8/4 23:34:26)

三男((うわ、見た目のび太の癖に中身ジャイアンかよ…(うげ、) いや、もうね、金は長男の手の届かない所に置きましょうねっていうのが鉄則だからね。見つかるもんか(ちっちっ、)   (2017/8/4 23:35:23)

長男!そっか!良かった!(初めての声を出しての返事に、おそ松はぱあっと顔を輝かせた。名前を聞いてからまともに喋らないチョロ松に、少々不安はあったものの、少しずつ心を開いてくれているのだろうかと思う。其れが嬉しくて、その頭をわしゃわしゃと無造作に撫でて、)ほら、デザートもあるよぉ、たっぷり食べな、(プディングやジェラートをひとしきり食べさせた後、その体を再びひょいと抱き上げる。そのまま客間を出たかと思えば、しばらく歩いてたどり着いたのは小さな部屋。緑のカーペットに、シンプルなベッド。小さな箪笥があるだけの小部屋だった)ここ、ちっとばかり狭いけど、まぁお前が成長するまでは丁度いいかなって思ってさ。――今日から此処がお前の部屋だよ、(そう言って、チョロ松の身体をベッドに横にすれば、ふんわりと軽い布団をかける。その上から、あやすようにぽんぽんと叩きつつ、)そんじゃ、お休み。安心して寝ていいよ、(子守唄を、鼻歌で歌った)   (2017/8/4 23:41:32)

長男((見た目は出来杉くんって言え、!(ぎゃん、) 何それェ!?やだやだ御金欲しい!(駄々捏ね)   (2017/8/4 23:42:03)

三男(彼は、心底嬉しそうだった。顔を輝かせ頭を撫でてくれる彼の様子に、いやらしい部分はないように思えた。人を見る目に自信があったわけではないけれど、嘘や計略の匂いは感じられなかったのである。その笑顔を見ていると、こちらまでどこか明るい気分になる様な錯覚があった。錯覚ですらないのかもしれなかったが、チョロ松にとって、それを信じるにはまだ早すぎた)……、(次に抱き上げられ連れてこられた部屋は、小部屋ながら掃除の行き届いた綺麗な部屋だった)……、ぇ…?(お前の部屋だ、とそう告げながらベッドに横にされる。柔らかい布団の感触と、一定のリズムで繰り返される彼の手に柔らかく叩かれる感触。元々まともに喋ることもできないチョロ松は浮かんだ疑問を口に出すこともなく、しばらく目を開けたままでいたが、お休み、と子守唄を鼻歌で優しく歌う彼に押されて、だんだんと眠りに誘われていった。久方ぶりの、深い眠りだった)   (2017/8/5 00:00:49)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、長男さんが自動退室しました。  (2017/8/5 00:02:13)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/8/5 00:02:32)

三男((うっせ調子乗んな! あと、出来杉じゃなくて出木杉な!(びし、) あーもう駄々こねんな! 金が欲しいのはお前だけだと思うなよ!(親指下向け、)   (2017/8/5 00:03:09)

長男(「其れが例の“愛し子”か」眠る様子を眺めていれば、ドアの方から低い楽しそうな声が響いた)カラ松ぅ、静かにしてよ。折角眠ったのに起きちゃうから、(チョロ松から目を反らさずに言えば、足音が徐々に此方に近づいてくる。おそ松と全く同じ顔をした弟――カラ松は、チョロ松の寝顔を覗き込んだ。「フウン、随分可愛らしいガッティーノだな?」kら松のその言葉を聞いたおそ松は、けらりと笑う、)可愛いだけじゃないんだよねぇ。可愛いのもあるけど、目が、すっげぇ綺麗なの。飛び切り上等のエメラルドみたい、(そう言えば、瞼の上からその瞳を優しくなでる。其れを眺めつつ、カラ松はため息をついた。「そのエメラルドに、随分大枚をはたいたそうじゃないか、おそ松。“愛し子”の存在は世に知れ渡ってはいない。うちの経済状況を鑑みて、もっと安値で買ってくるべきなんじゃないか?」その台詞におそ松は肩を竦める)   (2017/8/5 00:18:52)

長男いいじゃん、可愛かったんだから。俺、欲しいもんには金に糸目はつけない主義なの。(それを聞いて、今度肩を竦めるのはカラ松の番だった。「随分な入れ込みようだな。――そんなにそのガッティーノと自分と重なるか?」おそ松の、チョロ松を撫でる手がぴくりと止まる。そのまま、おもむろに、視線だけをカラ松に向けた。)さぁ、どうだろうねぇ、(へらりと浮かべる笑みは何時ものものだったが、カラ松はその返事の意味を理解した。「それじゃ、俺はガッティーノの朝食を使用人にでも頼んでくるか」そう言って出て行くカラ松を、おそ松は行ってらっしゃいと手を振り見送る。)   (2017/8/5 00:19:07)

長男――ホーント、何であんな大金をハタいちゃったかねぇ、(思い出されるのは、数時間前、奴隷市場での事。左右の目の色が違う人間が居ると聞き、もしかしたらと興味半分で行ってみたのは事実だ。もしファミリーの役に立つようならば、他の人間に飼われる前に買い取ってしまおうと。しかし、そんな思惑も覆すほどに美しかったエメラルド色の瞳に、思わず心奪われた。そして、、齢10足らずの子とは思えないほどの、達観に似た諦めの表情が、まるで――)…ま、それ以上に、可愛かったからなんだけどさぁ、(先ほどの、食事を口にした時の、少し綻んだ口元。和らいだ眼の光。其れが、おそ松の心の柔らかい部分を擽って、)さーて、明日はどうやって甘やかしてやろうかねぇ、(とりあえず、朝食にはフルーツの盛り合わせを食わせてやろうと、おそ松はたくらんでくつくつと笑った)   (2017/8/5 00:19:18)

長男((ええ!?ま、マジで!?出来杉じゃねぇの?何かショック‥(がーん、) チョロ松のケチ!ダサ男!童貞!(ぎゃん、)   (2017/8/5 00:20:00)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、三男さんが自動退室しました。  (2017/8/5 00:41:24)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/8/5 00:42:19)

三男(翌日、チョロ松は肩を震わせ、まぶたを開けた。差し込む日差しに瞳は翠色に煌き光る。シーツを手繰り寄せて、未だ眠りの色も濃い瞳を彷徨わせる。どこだろう、ここは。いつもの部屋じゃない。チョロ松はしばらく固まったまま、考えていた。自分の部屋はこんな小奇麗な、陽の光の似合う部屋ではない。退廃的な装いで、絶えず悪臭と、死んだような空気ばかりが支配していたあの場所。いつか一緒になった同じような年頃の少女は無礼を働いて、鼻血が止まらなくなるまで殴られた。時折視線を交わして互いにそっと笑むだけの関係でも、彼女が痛めつけられるのが何だか嫌で、思わず腕を伸ばすと自分までもひどい暴力を受けた。その後、彼女の姿を見なくなった。一歩まかり違えば自分も同じ目に遭うのだと震えて、それから心を閉ざした。だから、それからの時間は止まっていて、良くは覚えていない。でも、なんだろう。とても安らかに眠っていたような。とても良い夢を見ていたような。そんなすっきりとした目覚めだった)――…あ、(そうだ。自分は買われたのだ。それを思い出すのには数分を要した。窓の外をちらりと見る。もうすでに、日は高かった)   (2017/8/5 00:42:39)

三男((よく間違える人はいるけどねぇ…(腕組み、) あーあーうっせ、言っとくけどそれ全部ブーメランだからなお前!(ぎゃん、)   (2017/8/5 00:44:13)

長男漸く起きたぁ?(ノックもなしに戸が開かれれば、入ってきたのはおそ松だった。軽い口調でチョロ松に話しかければ、にかりと昨日と同じ満面の笑みを浮かべる)おはよ、チョロ松。(しゃがんで同じ目線になれば、その頭をポンポンと撫でる)チョロ松がさぁ、あんまり遅いから、お兄ちゃんも朝飯お預け食らってんだよォ。さっさと飯食いに行こうぜ、(そう言えば、ひょいとチョロ松の軽い体を抱え、ダイニングへと向かう。)さーて、今日もたくさん食って、元気にいこー!(明るい声でダイニングのドアを開ければ、広がるのは色とりどりの光景だった。色彩豊かなフルーツの数々、紅茶の良い香りが鼻腔を擽る。チョロ松を椅子に座らせれば、すぐにコックが作りたてのスクランブルエッグと焼きたてのソーセージを皿に入れて持ってきた)さ、今日は一人で食べれるよな?(そう言って、おそ松はフォークを差し出す。)   (2017/8/5 00:50:54)

長男((俺も間違えてた。。(ぐぐ、) ええ?ブーメラン?全然ブーメランじゃ無くね?俺ケチじゃないし、ダサくねぇし、その内童貞卒業するし、(真顔、)   (2017/8/5 00:51:34)

三男…ぅ、(戸が開く。入ってきたのは昨日自分を買ってくれた彼だった。おはよう、と声をかけられて、返そうとして、やめてしまう。やはり上手く声が出ない。だそうと思えば出せるのだろうが、まだ心の奥底にわだかまりこびりついた、無駄口をきくことでの罰への恐れと心中での咎めがあって、まともに会話が出来る程度まで口を利けるようになるにはまだ少しばかり時間がかかりそうだった。抱き抱えられてまた別の部屋に連れて行かれ、椅子に下ろされる。テーブルに並べられた皿をまだ慣れない調子で見ていると、目の前にフォークが差し出された。自分で食べれるな、と。小さく頷き、差し出されたフォークを受け取り、躊躇いがちに、遠慮がちに少しずつ食べ始めた)   (2017/8/5 01:04:13)

三男((よくあるよくある(ぽふ、) ……と、いう夢でも見てたの?(じと、)   (2017/8/5 01:04:36)

長男ん、いい子いい子(その様子を微笑ましく眺めつつ、おそ松はバターを塗ったトーストを頬張る。うちのコックなかなか腕がいいだろ、とへらりと笑いながら、トースト2枚、目玉焼き一つ、ソーセージ5本、コーヒー一杯を難無く胃に収め、よっこらせと立ち上がった)さーて、昨日みたいにお前の相手してやりたいのはやまやまなんだけど、兄ちゃん此れからちょいと用事があるんだわ、(だから、夕方まで良い子にしてろよ。そう言っておそ松がチョロ松の頭をわしゃわしゃと撫でたその時、――チョロ松の脳裏に、数秒後の映像が浮かび上がってくるだろう。今から数秒後、朝日が差し込む窓から撃ち込まれる鉛玉、其れに当たり、胸から血を流すおそ松の姿――しかし、その本人はそんな数秒後の未来など知らず、しかしいい天気だなと窓に近寄ろうとする――)   (2017/8/5 01:12:40)

長男((いや、でも、ぜってぇ間違えて覚えてるやつ多いと思う、(こくこく、) ゆ、夢!? 夢なんかじゃねぇよォ、現実!近未来!(ぎゃん、)   (2017/8/5 01:13:14)

三男(朝食は何事もなく終えた。時折正面を見ると、微笑みながらこちらを見る彼と目が合って、何だかきまりが悪いような気がしてまた視線を下げた。昨夜よりも随分と量は少なかったものの、とりあえず食事を腹に収めた。すると、おそ松は用事があるから、夕方までいい子にしていろと頭を撫でてきた。その心地よさに、一瞬目を閉じる。――と。彼を中心にした映像がその瞼の裏に浮かんでいた。舞台はこの部屋。遠くからの発砲音、割れた窓、血を流して倒れる彼――ぞっとして、目を開ける。見ると、彼は自分から離れて窓辺に近寄ろうとしていた。冷や汗)ぁ…!(思わず椅子から立ち、彼の手に取り付いて歩を止めさせる。細い体では力も知れたものだろうが、注意は引けるだろう)…だ、だめ…で、す、そっちは…、だめ…!(首をいやいやするように横に振り、窓辺から出来るだけ離そうと、くいくい腕を引いた)   (2017/8/5 01:23:20)

三男((だよねえ、普通にドラえもん読んでればわかるんだけどな(ふぅむ、) 残念ながら夢のまた夢の中で更に夢を見てその中で実体のない雲を掴もうとするような話だよね、兄さんには(しれ、)   (2017/8/5 01:24:46)

長男?どしたの、チョロ松?(椅子から突然立ち上がり、チョロ松に惹かれるがままに窓辺から離れたその瞬間――発砲音と同時に窓ガラスが砕け散る。ばっと振り返り背後の壁を見れば、其処には銃弾の跡。)ッ、チョロ松!伏せろ!(小さな体を庇うように抱きかかえ、窓から離れる。安全な場所にチョロ松を置いた後、背広の胸ポケットからリボルバーを取り出せば、窓から体が見えないように、壁に背中をつけ、ちらりと窓の外を窺えば腕だけ出して数発撃つ。此方と彼方、暫く銃撃戦が続いた後、窓の外からうめき声が聞こえ、其れを確認したおそ松はふうと安堵のため息をついた。それと同時に、チョロ松の方を見る。あの時、窓に背を向けていたチョロ松が、外の様子を知る術はなかったはずだ。其れなのに、まるでこうなることが分かっていたかのように、おそ松の手を引いた――)‥御免な、チョロ松、怖かったな。(チョロ松の傍に近寄れば、しゃがんでその体を軽々と持ち上げ、抱き締める。暫く背中をぽんぽんと安心させるように叩いた後、ふと顔を覗き込む。その右瞳は、美しいばかりに澄んでいて)――俺の事、助けてくれたの?(そっと、尋ねた)   (2017/8/5 01:32:46)

長男((ドラえもんも、ドラエモンじゃなくて、ドラえもんだもんな、(ふむ、) えええ!?チョロ松辛辣ぅ、(ぎゃん、)   (2017/8/5 01:33:26)

三男(窓ガラスが砕けた。状況を確認したおそ松の鋭い声。部屋の隅にやられ、そこで小さくなって頭を抱えて、ただ震える。何度か銃の発砲音がして、新たにガラスが割れる音と、壁に伝わるビリビリとした緊張感に更に身を縮こませて、なんとかやり過ごして。…音が止んだ。それでもまだ安心はできなくて体を震わせて、顔も上げなかったが)……!(おそ松に抱き上げられて、何度か優しく背中を叩かれて。そうしてようやく安堵感を感じて、ぼろ、とその輝かんばかりに美しい瞳から涙さえこぼした)……、(助けてくれたの、と優しい声でそっと尋ねられ、小さく頷く。嫌な未来が見えた。そんなところは見たくなかった。だから、回避した。チョロ松は昔からこの能力を持ってきて、この予知能力はただ未来を決めるためではなく、未来を覗いた上でどうするか決めるためのものとして扱ってきた。今回も、それを遂行しただけのこと)   (2017/8/5 01:43:57)

三男((たまにドラエもんって書く人もいてびっくりするよ…(ふ、) ほんとのことだから仕方ないもんねだ(べぇ、)   (2017/8/5 01:44:32)

長男あーあ、もう、泣くな泣くな、男の子だろ?(そのエメラルドの瞳から涙が零れるのを見れば、おそ松は苦笑する。いくら人売りに売られようとも、まだ10いくか行かないかの幼い少年だ、怖かったのだろうとその頭をあやすように撫でる。)あんがとね、おかげで助かったわ、(本当に、あんがと、とその瞳をじっと見れば、礼を言う。お前のおかげで助かった、命の恩人だと、そう伝える様に、)――でも、すごいな。普通なかなかそんなことできないよぉ?チョロ松って、やっぱ、神様に愛されてんだねぇ、(”愛し子”と言う言葉を、相手が知っているかどうかは知らない。知らないかもしれない。それでも、思う。こんな能力に恵まれている彼は、やはり神に愛されているのだと)   (2017/8/5 01:49:41)

長男((あー…まぁ間違える気持ちはわかる気がする。。俺もドラえもん読んだことがあるかって言われれば少ししかねぇし、(こく、) ええ~、チョロちゃん俺にもっと優しくしてぇ?(むぅ、)   (2017/8/5 01:55:42)

三男…っぅ、うぅー…っ…(無様に泣き顔を晒しながら、目元をこすって泣きじゃくる。撫でてくれる相手の手の安心感が嬉しくて、暖かくて、男の子だろ、と声をかけられながらもしばらく涙は止まらなかった)…っ…、(しゃくりあげながら、目の中を覗き込んでくるような彼にこくりと頷いて返す。その瞳の中には心の底からの感謝が見て取れた。本音と建前がこうも一致する相手に出会ったことは稀だったので、密かに戸惑いながら)…………(神様に愛されてんだね。そんな言葉に、ふと戸惑って彼の顔をためらいがちに見上げて小さく首をかしげる。気になる言い回しだった。おおよそ、神というものに愛されているなどと思ったことはない。金持ちの主家に奉公人として出され、結局奴隷商に売りに出された人生のどこでそう感じるというものか。この能力のことに関しても、役立つことは非常に稀だったのだ。けれど、彼にそう言われると心の中がふわりと暖かくなった気がした)   (2017/8/5 02:07:43)

三男((マジで? わりに面白いよドラえもん(ぐ、) そう言う前に優しくされるような行動とって欲しいんだけど(じと、)   (2017/8/5 02:08:18)

長男あんね、チョロ松。チョロ松の力はさ、そんじょそこらの人間は持ってねェの。神様から愛されて、神様から授かった力なんだって。(おそ松は、チョロ松のエメラルド色の瞳を見ながら、ゆっくりと言う。なるべく相手に伝わるようにと。)でもな、チョロ松。その力は、便利な反面、危ないもんでもあんの。甘い蜜には蝶だけじゃなく、蜂も寄ってくる。お前の力目当てに、危ない奴がやってくる。だから、なるべく隠しとこうな?…って言いつつ、お前の力目当てにやってきた危ない害虫が、実は俺だったりするんだけどね?(真剣な眼差しで話した後、其れをごまかすようにおそ松はけらりと笑って言った)   (2017/8/5 02:13:40)

長男((チョロ松って、ドラえもんにしろおそ松くんにしろ、結構昔の漫画好き?(こて、) えー、お兄ちゃん普通にいい子じゃない?(むぅ、)   (2017/8/5 02:14:25)

三男……?(ゆっくりと、彼は説明してくれた。曰く、自分が持つような能力はそこらの人間にはないものなのだと。それはわかっている。今まで自分と同じような人間などいなかった。故郷でも、そのような能力をさらけ出すと、自分たちにはない能力を持っているという点でチョロ松は気味悪がられ、彼だけ追い払われるようにしていくらか早く奉公に出されたのだから。曰く、そんな自分の未来を見通す力は今のような恩恵をもたらすだけではなく、それを狙った危ない輩がやってくる。その力を恐れて殺されるかもしれないし、利用しようとさらわれ拘束を受けるかも知れないのだ)……、(俺が危ない害虫なんだけどと冗談めかした彼の口調に、少し不思議そうな顔をして首をかしげた。そうは見えないのだ。剣呑な商売をしているらしいが、利用しようとするためだけにこうも親身になるだろうか。それこそ奴隷商の居た場所のようにぞんざいな扱いをうけて然るべきなのだと思うけれど。でも、どちらにしろ自分に難しいことはわからないのだからと全て振り切った)   (2017/8/5 02:22:45)

三男((ああー…そうかもね。古い作品といえば僕はその二作くらいしか読んでないけど、そうだね、結構時代感とか楽しんだりするしなあ(ふふ、) いい子は弟の財布盗ってったりしないからね(むず、)   (2017/8/5 02:25:06)

長男あれれ?チョロ松にはわかってねぇのかな?お兄ちゃん、結構な悪なのよ、(不思議そうな顔をして首を傾げるチョロ松に、おそ松はケラケラと笑いながらそう言った。確かに、出会う前までは、興味本位と利用目的で市場に近づいた。それは事実だ。しかし、実際出会い、こうして触れ合えば、そこに別の感情が生まれてきたのも事実で)――でもな、チョロ松。お前が今俺を守ってくれたように、お前が危ない時は俺が守ってやる。其れが、俺を助けてくれたお前に対する、俺の恩返し。(俺、結構義理は固い方よ、とチョロ松に小指を差し出した。ほら、お前も同じように出してと小指を出させ、お互いの指を絡める。)これ、指切り原板っていうの。約束、誓いの証。――俺は、お前にこの恩は返すよ、(そう言って絡めた指は、温かかった)   (2017/8/5 02:33:51)

三男……(結構悪なのよ、なんて笑う彼を見ていても、彼が根からの悪だとは少々考えづらかった。出会いから彼の悪い部分など一度も見ていないからかもしれない、少し時間が経てばまた印象ががらりと変わって、ひょっとしたら逃げ出したくさえなるのかもしれない。けれども、今彼は自分にとってはこの上なく頼りな存在であったし、悪などとも思えないのだから仕方ない)……、やく、そく(そうして小指を差し出されて。発育の悪い体に似合う小さな手についた指は、彼の指とは大きく違うものだったけれど、なんだか、より強く彼と結ばれた気がして、何だか余計に安心した。どんどん深みに嵌っていくようだったが、危機感はなかった)   (2017/8/5 02:41:15)

長男sa-te ,   (2017/8/5 02:42:27)

長男((誤爆・・   (2017/8/5 02:42:35)

三男((ん、気にしないで(ふふ、/なでこ)   (2017/8/5 02:42:50)

長男さーて、そんじゃ俺は色々とさっきの後片付けに行って来ねぇとな、(暫く小指を絡み合わせていたおそ松だったが、そう言えばおもむろに立ち上がる。窓の外をちらりと見て、「ま、仕事にも行かなくちゃいけねぇしな、」と小さく呟く)いい子のチョロ松くんは、お留守番できるかな?居間に本あるからいくらでも呼んでもいいし、メイドさんにお願いしたら食べ物いくらでも持って来てもらうようにしとくから、(だから、いい子に待っといてちょーだい?とその頭を軽くなでて、)   (2017/8/5 02:44:41)

長男((チョロ松のおすすめの漫画って何かある?(こて、) えー、それはそれ、これはこれ、(目そらし、)   (2017/8/5 02:45:18)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/8/5 02:49:12)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/8/5 02:49:38)

三男……!(やることがあるから、と指を離して立ち上がる彼。いい子に留守番できるかと問われれば、こくんと頷いた。彼が言ってくれた本も食べ物も、特に興味はなかった。ただ、彼に頭を撫でられれば、その感触に思わず頷いてしまうのである。そうして彼が出て行ってしまうと、チョロ松は一人で残された。割れたガラスと壁の銃弾の跡に気圧されるようで、チョロ松は思わず逃げるようにその部屋を出て、慣れぬ廊下を辿って、自分にあてがわれた小部屋へ戻った。柔らかなベッドに潜り込み、先程まで彼と結んでいた小指をしばらくじっと見つめていたが、やがて、浅い眠りに落ちた)   (2017/8/5 03:01:22)

三男((おすすめねえ…ガラスの仮面としろくまカフェとギャグマンガ日和くらいしか読まないよ僕(手はた、) いやそういうわけには行かないから(じと、)…はー、ちょっとくらい普段から兄らしくしてくれればね、僕らだって優しくしないこともないんだから(む、)   (2017/8/5 03:03:55)

長男(眠りに落ちて数時間後、チョロ松の部屋の扉が軽くノックされる。暫くの沈黙の後、目覚めたチョロ松の気配を感じたのだろう、ドアが開き、カラ松がひょいと顔を覗かせた) チャオ、ガッティーノ。と、そう怯える必要はないぜ。俺はカラ松、おそ松の弟で右腕さ、(サングラスをかけたその男は、警戒するチョロ松を見れば安心させようとサングラスをはずす。その顔は、おそ松と瓜二つだった) おそ松から、昼になったらガッティーノに 昼飯を食べさせるよう言われてな。どうだ、一緒にランチでも?(そう言えば、ぱちんとウインクを飛ばした)   (2017/8/5 03:09:42)

長男((ガラスの仮面は読んでた!亜弓さんが目ぇ見えなくなった所くらいまで読んだけど、あれってその後進展あった?(こてり、) えー、俺、兄らしくない?長男様だよぉ?(こてり、)   (2017/8/5 03:11:23)

三男……、?(チョロ松を浅い眠りから引き戻したのは、ノックの音。おそ松が帰ってきたのだろうか、と起き上がると、サングラスをかけた青年が顔をのぞかせ、思わずぱちりと瞬き。おそ松ではない)……!(彼が近づいてくるとチョロ松は無意識にでも体がこわばって、呼吸をすることすら恐るような表情になってしまった。仔猫ちゃん、とは自分のことだろうか。けれど、サングラスを外せばそこにあったのはおそ松と瓜二つの顔。違うところはといえばとっさには指摘できないが、今目の前にいるカラ松と名乗る彼のほうが、眉がきりりと太いようだ)……(相手の誘いに、少しためらって、こくり、と頷く。何よりも彼の優しい声の調子に、おそ松と同じような色を見た、気がしたのだ。兄弟であるが故の色眼鏡もあるかもしれないが)   (2017/8/5 03:19:36)

三男((進展はありすぎて困るけど、とりあえずマヤと真澄の距離が超絶に縮まってるとだけ。次巻を何年待ってることやら…(はぁ、) 先に生まれるだけで兄になれるわけじゃないからね(じ、) / と、ごめんね、ちょっと今日早かったから眠気がそろそろ…寝落ちする前に落ちさせてもらうよ。遅くまでありがとうね。お休み(ひら、)   (2017/8/5 03:21:26)

おしらせ三男さんが退室しました。  (2017/8/5 03:21:29)

長男其れじゃ、ダイニングに向かうとするか、(そう言えば、カラ松はおそ松がしたように抱き抱えて移動しようとチョロ松に一歩近付く。しかし、チョロ松の体が恐怖と緊張に強ばるのを見れば、やれやれとため息をつき、) そう簡単に信頼は得られないか。まあ、ガッティーノの此れまでを考えれば仕方ないか。じゃあ、俺の後についてきてくれ。遅めのランチに招待しよう (そう言って、カラ松はチョロ松に背中を向けて歩き出す。相手がちゃんとついてきていることを確認しながらダイニングの扉を開く。其処には、様々な具材が挟まれたサンドイッチが、綺麗に並んでいた) さあ、共に優雅な一時を過ごそう。ガッティーノには、聞きたいことも言いたいこともあるんだ(そう言えば、椅子に座り足を組んだ)   (2017/8/5 03:26:35)

長男((お休みぃ、いい夢をな、(ひらり、)   (2017/8/5 03:27:00)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/8/5 03:27:06)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/8/5 20:24:50)

長男((よっしゃ、たーいきっと、(座り、)   (2017/8/5 20:25:00)

おしらせ三男さんが入室しました♪  (2017/8/5 20:29:56)

三男((こんばんは、と(しゅた、) 早速返したいのは山々なんだけどちょっと今簡単な作業中だから、しばらくは雑談でも。ちょっとして落ち着いたら打たせてもらうから(ひら、)   (2017/8/5 20:31:19)

長男((おう、りょーかい、(にひ、) いっつも来てくれてあんがとね、(に、)   (2017/8/5 20:31:57)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/8/5 20:32:05)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/8/5 20:32:20)

三男((んーん、こちらこそ。まあこっちが暇人だからさ(くふ、)   (2017/8/5 20:32:22)

長男((しかし、もう七作目?だよな?うわぁ、よく続いたもんだ、(ほう、)   (2017/8/5 20:32:54)

三男((ほんとにね、それはつくづく思うよ(はふ、) どれも二人の恋というか、絆が主軸のような気がするけどさ…心中、監獄、リセット病、宗教、若返り病、厄姫、愛し子…全部雰囲気違ってて同じ人とやってるとは思えなくなってくるよねぇ(感嘆)   (2017/8/5 20:35:04)

長男((それもこれも、チョロ松のお陰!(にしし、) チョロ松はどれが今までで一番のお気に入り?(こてり、)   (2017/8/5 20:39:31)

三男((まさか。兄さんのおかげでしょ(でこぴん、) えー…え、ちょ、究極の選択だよね相変わらず。んーあー…宗教か若返り病か厄姫…かな? いや、全部って言えるなら言いたいよ?(じと、)兄さんはどうなの?(ちら、)   (2017/8/5 20:41:38)

三男((いや待って監獄も入れたい。いや、リセット病…? 心中も捨てがたい…ダメだ全部って言わせて堪えきれない(ぐふっ、)   (2017/8/5 20:42:43)

長男((へへ、チョロ松の迷い具合が伝わってくるわ、(けらけら、) ええ、俺?んー、、いや、俺も全部だけど、んー、、だって、みんな違ってみんないい、だもん、(詩的、)   (2017/8/5 20:44:25)

三男((全部って言って良いなら最初からそう言えよッッ!(だむだむ、) あー…クソ。まあ暫く成れてなかった欲求不満をほんと最近満たしてもらってるからね、わりと真剣に感謝してるよ(はた、)   (2017/8/5 20:46:11)

長男((だって、決めきれないもーん、(へら、) マジで?暫くなれてなかったの?忙しかった?(こて、)   (2017/8/5 20:47:09)

三男((んや、むしろオールウェイズ暇人なんだけどね、手頃な相手もいなかったし。自室への来客もとんと無くてさ。定期的に会ってた話し相手もいなくなったところだったから。ソロル回してもやっぱ違うし(むう、)   (2017/8/5 20:48:59)

長男((あー、確かに成りってお互いがいてこそだもんな、一人のソロるも楽しいときはあるけど、基本複数で成り立つもんだしな、(こくこく、) なかなかぴったりな人って会うの難しいっつーか、偶然任せなところあるし、(ふむ、)   (2017/8/5 20:51:01)

三男((このところ過疎も進んでるしね、長ロル族さんも殆ど見かけなくなったでしょ。最近は病み愚痴部屋カップル部屋実質固定部屋多いから余計にね…二期始まったらまた賑わうんだろうけどさ(はぁ、) そだね、兄さんに出会えてこれだけ心ゆくまで遊べるくらい占拠できてほんとラッキーだったよ(ぐ、)   (2017/8/5 20:54:29)

長男((あ、やっぱりそーなんだ?いや、俺は最近成り始めたばっかだから、前の事はわかんねーんだけど、まあアニメが終わって大分経つもんな(ふむ、) いやいや、俺もチョロ松と会えて良かったよぉ、入ってくれてあんがと、(にひ、) 24時間越えも経験出来たしな、(けらけら、)   (2017/8/5 20:57:22)

三男((いやあ、前はかなり賑わってたよ、今の比じゃないね(ふぅ、) いやあ、24時間越えはほんと貴重だよね…僕もさすがに初めてだったなあ、あそこまで付き合ってくれる人なんてなかなかいない…(ログまじまじ、)   (2017/8/5 20:59:53)

長男((そーなんだ?へー、そりゃすげぇな、今でも其なりの数あるってのに、(ほう、) まあ、かなり流行ったもんな、そりゃ賑わうか、(こく、) おお、チョロ松も初めて?そりゃ八時間でも長くやったなと思うもん、其の三倍って凄いよな、アドレナリン出まくってたわ、(けらけら、)   (2017/8/5 21:02:12)

三男((最近はミナコイの裏部屋とかも多いしね。よさげな部屋があっても入室者も少なくなっちゃった。まあそういう部屋だけじゃなしに、人数もそれはそれは多かったよ。固定部屋もすぐに埋まったりして(はふ、) 24時間ぶっ続けはマジでこの先記録作れる気がしないよ。ギネスに載っけてもいいんじゃないかな(フフ…)   (2017/8/5 21:07:15)

三男((と、作業終わったしちょっと席外すね。戻ったら続き書くよ(ひら、)   (2017/8/5 21:08:50)

長男((ギネス!確かに!(けらけら、) ん、待っとくわ、ゆっくりでいーよ、(こく、)   (2017/8/5 21:12:32)

おしらせ長男さんが退室しました。  (2017/8/5 21:13:57)

おしらせ長男さんが入室しました♪  (2017/8/5 21:14:08)

三男((ただいま、じゃあ早速打つよ(腕まくり、)   (2017/8/5 21:32:05)

長男((おかえりぃ、(ひら、) そんじゃ待機っと、(こく、)   (2017/8/5 21:32:39)

三男(カラ松には、少なくともおそ松のような強引さはないようだった。チョロ松がおびえているとわかると無理に抱き抱えようとするでもなく、ついてこい、と歩きだしたのである。慌ててチョロ松がベッドを降りてついていくと、その長いあいだ歩かなかった上に縛られまでしており、若干ではあるが衰弱した足に合わせて立ち止まったり歩幅を合わせたりと、何かと気を使ってくれまでした。ダイニングに着くと、彼は早々に朝のおそ松と同じ席につき、足を組む。少しためらってからチョロ松も朝と同じ席について)……、?(聞きたいことも言いたいこともあると言う相手を、小さく首をかしげて見上げた)   (2017/8/5 21:39:19)

三男((よし、と。長く待たせてごめんね(はふ、)   (2017/8/5 21:39:35)

長男まぁ、食べながらでいいさ。フルーツサンド、ハムサンド、何でも揃えたから、好きなものを食べるといいさ。(そう言って、カラ松はチョロ松にサンドイッチを次々と差し出す。相手がそれを食べるのを眺めながら、)‥おそ松の事は、好きか?(静かに、尋ねた)いや、変な質問だったな。合ったばかりの相手を好きか嫌いかなんて、わからないよな、(小さく苦笑をして、頭を掻く。其れからチョロ松に改めて向き直り、)まぁ、嫌わないでやってくれると助かる。アイツは、君の事はそれなりに気に入ってるようなんだ   (2017/8/5 21:42:32)

三男……、(相手に勧められるまま、サンドイッチを受け取って食べる。それもこれまでに食べたことのないような味。相手のことも伺いながらも少しずつ食べていく。おそ松が、「いい子」、と声をかけながらそれを眺めてくれているような気さえした)……? …!(そして、静かな、しかし唐突な質問に、思わずその食べる手を止めてカラ松を見上げた。すると彼は苦笑をしてその質問を取り消してしまう。しかしチョロ松の中にその質問ははっきりと残り、じんわりとチョロ松の意識を染めていった。おそ松のことが、好きか。なぜか、その答えが心の隙間にすとんと嵌るような心地がしたのだ。その答え自体がなんなのか、よくわからないながらも)……(けれど、とにかく、続く彼の言葉には頷いた。少なくとも、嫌いではない。納得の行かないままにその言葉を自分で受け入れ、固定した)   (2017/8/5 21:51:38)

長男アイツはな、幼い頃から俺達ファミリーの頂点に立つべく生きてきたんだ。勿論サポートはしたい。けれど、アイツは一人で背負いがちなんだ。(遠い目をしてカラ松は語る。おそらくその瞳は、昔を映し出しているのだろう。チョロ松が知るはずもない、遠い昔の事を。)おそ松は、ガッティーノに自分を重ねていると思う。(カラ松はチョロ松をちらりと見る。その目は、優しいものだった)アイツの背負っているものと、ガッティーノの背負っているものは、少し似たようなものなんだ。だから、俺達に見せないものも、ガッティーノには見せるかもしれない。だから、その時は、支えてくれとは言わない。ただ――共にいてくれないか(頼む、とマフィアであるはずのカラ松は小さな子供に頭を下げた)   (2017/8/5 21:57:08)

三男(カラ松の話はよくわからなかった。幼い頃から全く違う生き方をしてきた、全く違う世界で育ってきたチョロ松には。幼い頃から多くの人間を束ね、頂点に立つべく生きてきたおそ松。幼い頃から膨らむ家の借金を抑えるために下働きすることばかり考えて生きてきたチョロ松。全く違う人生を歩んできたふたりの、ただ一点で交錯する場所。――彼が、彼に自分を重ねている?)……(カラ松の瞳の中に掛け値なしに優しく柔らかいものを見て、戸惑う。どうも、自分はもうこれまでの生き方とは随分と違う身の振り方をしなければならないらしい。これまでの環境とは似ても似つかない場所なのだ)……っ、(突如として頭を下げるカラ松に、チョロ松は戸惑った。彼のような自分から見れば天上にいるような人物に頭を下げられるなど、これまでに考えもしなかったので。気まずそうにただ視線を彷徨わせて、カラ松がこちらを見たのを認めれば、これまでよりもよりはっきりと、頷いた)   (2017/8/5 22:07:47)

長男そうか、いい子だ。(カラ松はチョロ松が頷く様子を見れば、嬉しそうに微笑んだ。たとえ困難な道のりであっても、今、そう思ってくれるだけで、満足だった。と、その時、「只今ぁ」と間延びした声がする。)おお、おそ松、お帰り。(帰って来たおそ松の姿を見れば、軽食は用意してあるぜと並べられたサンドイッチを指さす。「おー、ご馳走じゃん、」と顔を輝かせつつダイニングに入ってくるおそ松と、チョロ松を眺めながら、カラ松はまた微笑んだ。)さて、其れじゃ俺はそろそろお暇するぜ、(そう言えば、その場を後にする。チョロ松の鮮やかなエメラルドの瞳を思い浮かべつつ、あの宝石は何としても守らなくてはな、などと思ったりした)   (2017/8/5 22:13:25)

三男(カラ松が微笑む。顔立ちはそっくりでありながらも、おそ松とカラ松ではその笑い方に差があった。どちらも嬉しそうではあるものの、感情の出し方が違うようで。その時、扉の外から噂の人物の声が響いてきた)……(入ってきたおそ松に、出て行くカラ松に、小さくお辞儀をする。もうすでに、あの奴隷商の下にいた時のどんよりとした目の曇りは殆どない。もちろん、まだ不安げにおどおどとはしているし、怯えたような表情を示すことはあるが、この短時間でかなり彼らに慣れた様子だった)   (2017/8/5 22:21:39)

長男チョロ松、只今ぁ、(その目の光に気付いてか気付かずか、入ってきたおそ松はへらりと笑い、チョロ松の頭をわしゃわしゃと撫でる。いーもん食ってんねぇ、俺も一個もらっちゃお、とサンドイッチを掴めば口に運ぶ。それをもしゃもしゃと咀嚼しつつ、)カラ松、痛かったろ?ま、悪い奴じゃねぇんだわ、許してやってな、(けらけらと声を上げて笑いながら、チョロ松に話しかける。その体からは、硝煙と血の匂いが漂っていた)さーて、今日はどんな事してたの?お兄ちゃんに教えて?(そう言って、チョロ松の言葉を引き出そうとする。)   (2017/8/5 22:26:32)

三男(頭を撫でられると、もう何度も繰り返されたそれにはすっかり安堵を覚えるようになっていて、こんな感覚が繰り返されることにチョロ松は密かな幸福感に浸った。これまでは常に性や暴力と隣り合わせ、こうも安堵できる瞬間など、無いに等しかったのだから。しかし、その感覚の中におかしな匂いが混ざっているのをチョロ松は敏感に感じ取った。遠い世界、とは言えないまでも、チョロ松にとってあまりに現実感のない世界。そこに彼は生きているのだと感じられた。けれどもそんなことはおくびにも出さずにサンドイッチをほおばりながらカラ松痛かったろ、などとおそ松は笑っている。しかし言われても、なんのことやらと首をかしげてしまった。そんな言葉のあやもチョロ松にはわからなかったし、特にカラ松に対しておかしいところも感じられなかったから)……ぇ、と…とく、に、は……なにも…(おそ松に今日あったことを尋ねられても、そう答えるのがやっと。事実、言葉通りなのだが、喋ることも難関なチョロ松は、きっと何があったとしてこう答えるのかもしれない)   (2017/8/5 22:38:35)

長男チョロ松、(特には何も、と答えるチョロ松の言葉を聞けば、おそ松は其れまで食べていたサンドイッチを皿に置き、チョロ松に向き直った。かがんで目の高さを同じにすれば、ゆっくりと話しかける)何もなかったわけないだろ?朝起きて、フルーツや目玉焼き食べたし、さっきもカラ松と一緒に話してた。そんで今も、サンドイッチ食べてる。…なぁ、チョロ松。お兄ちゃんにさ、お前の事、教えて?朝の食事はおいしかった?何が一番おいしかった?カラ松と話してどうだった?怖かった?優しかった?今食べてるサンドイッチは何?お前は何の具が一番好きなの?(ゆっくりゆっくり、一つずつ、相手が理解できるように一言一言説明していき、)なぁ、お兄ちゃん、チョロ松の事が知りたいんだわ。ゆっくりでいいから、一つずつ教えて?(そう言って、相手の言葉を待った)   (2017/8/5 22:42:51)

三男ひぅ、(ぼろ、と涙が溢れた。慌てて目をこする。責められているような気分になってしまったのだが、実際には彼がそんなつもりがないのは感じ取っている)…え、と…、あの…ぁ、…――――(だから、少しだけ混乱した頭を一生懸命に整理して、それでも何だかまとまらない言葉を、つかえつかえ必死に紡いだ。朝のこと。朝食のスクランブルエッグが美味しかったこと、おそ松の近い未来を見て怖くなって必死になって止めたこと、おそ松が出て行ったあとは言われた通りに居間に行く気も起こらなくて部屋に戻ってしまったこと。昼のこと。カラ松に起こされたこと、話していると優しそうで少し安心したこと、フルーツを挟んだサンドイッチが気に入ったこと。彼も一緒に見て知っているようなことまで一生懸命事細かに話そうとしたため、最後まで聞けば本当に日が暮れてしまいそうにも感じられたが、彼は全部頷きながら聞いてくれた。それに安心して、また次を喋った。それを繰り返し、沢山のことを、彼に語った。これだけあんまり沢山のことを喋ることには慣れておらず、時折喋りすぎてはいないかと一瞬言葉を引っ込めたりもしながら)   (2017/8/5 22:59:44)

長男あ、御免な、怒ったり責めてる訳じゃねぇの。只、兄ちゃん、チョロ松の事が好きだから、チョロ松の事をたくさん知りたいんだ。(涙が零れるその瞳を見れば慌てつつ、おそ松はごしごしとその涙をワイシャツの裾で拭いてやる。其れから、チョロ松の頭の整理がつくのをゆっくりと待ち、一言一言、うんうんと相槌を打ちながら、時に笑いつつ、話を聞いた。そんな風に一言一言一生懸命喋ってくれるチョロ松に、思わず頬を緩めながら聞き入ってしまう。時折言葉を引っ込めかける度、話してもいいのだと促しつつ、全て話終わるころには日もすっかり暮れていた)ん、上出来上出来、(話疲れたチョロ松の身体をひょいと持ち上げながら、おそ松はけらりと笑う)よく話してくれたねぇ、お兄ちゃん嬉しいよ。またたくさん喋ろうな、(そういって、にかりと白い歯を見せた)   (2017/8/5 23:06:42)

三男(チョロ松の話はあちらこちらへ飛び飛びになったり、詰まったり、躊躇ったりしてひどく時間がかかった。そしてその全てを話し終えたときにはチョロ松は疲れきり、日も暮れてしまっていた。よく話してくれた、とまた自分を抱き上げて笑ってくれるおそ松に、またふわりと心が温かくなる)…はい、(また喋ろう、と言ってくれるのが嬉しくて、頬が緩んだ。無表情だった、良くてせいぜい恐れや心配しか現れなかった彼の顔に、ようやくそれ以外の感情が浮かんだ。この数時間ずっと喋っていて、彼が穏やかに聞いてくれるのに安心しきっていた。この時間で彼への信頼感がひどく大きくなったのである)…ぅ……、(彼の腕の中で、眠そうに目をこすっていたと思うと、その瞼がとうとう持ち上がらなくなって、小さな寝息を立て出した)   (2017/8/5 23:21:58)

長男あーあ、まだ晩飯食ってねぇってのに、(そのチョロ松の様子を見つつ、おそ松は苦笑した。しかし、相手の安心しきった顔を見れば、頬が緩む。血なまぐさい生活を送るおそ松に、その存在はとても清らかなものに思えた)でも、こんなのまだ序の口だよ?明日はもっともっと、沢山美味しいもん食って、沢山話してもらうかんね、(そう宣告すれば、部屋まで連れて帰り、その小さな体をベッドに横にする。ふかふかの布団を上にかけ、そんじゃお休み、とそっと頭を撫でた)   (2017/8/5 23:38:49)

長男 (其れからも、チョロ松の生活はその邸宅内で続いて行った。始めはおそ松の声で起きていたチョロ松も、いつの間にやら早寝早起きが身について、1週間もすれば立場は逆転し、おそ松を部屋まで起こしに来るようになった。おそ松はチョロ松に文字を教え、簡単な絵本をプレゼントと渡し、此れが読める様になったら新しい本買ったげると笑った。おそ松が仕事に行く時はチョロ松は留守番だったが、時折カラ松も顔は出したし、メイドも食事は用意してくれたので食うには困らなかった。そして、おそ松は帰って来れば、その日一日あった事を聞いた。チョロ松がその日あった事を離してくれるのを聞くことが、おそ松の一日の楽しみだった。)   (2017/8/5 23:38:53)

長男(その朝も、おそ松は眠っていた。朝、既に日が高いというのに、布団から出る様子さえない。ううんと夢の世界で、いつものようにチョロ松が起こしに来てくれるのを待っていた)   (2017/8/5 23:40:24)

長男((ちょっと風呂放置!ゆっくり書いといてな、(ひら)   (2017/8/5 23:40:37)

長男((只今ぁ、(ひら、)   (2017/8/5 23:55:22)

三男(一週間。たった一週間で、チョロ松はおそ松たちに心を開いていった。まだ幼い多感な時期ということもあるのかもしれないが、その結果はひとえにおそ松の粘り強さの賜物だったと言えよう。少しずつ、本当に少しずつだが、滑らかに話せるようになる。声を出し言葉を紡ぐことへの恐れが消えていく。居間の本棚にある字引きで文字を教わり、絵本を貰い、簡単な内容ながらも少しずつ読めるようになっていく。自分の名前が書けるようになる。嬉しかった。僕には、知らないことがいっぱいある。そう思うと、目の前の物全てに、色が付いたように感じられた。不思議な気持ちだった。知らないことを知ること。それはなぜか、彼の心を楽しくさせた。チョロ松は、目の前に差し出される幸福に一つ一つ酔いしれていた。そしてそれは、この邸宅での暮らしを、受け入れ始めているということでもあった)――おそ松、さま。朝です、よ。おはよう、ございます(その朝も、チョロ松はおそ松の部屋を訪れ、ドアを三度ノックして開く。眠っているおそ松の肩にそっと手をかけ、起きてください、と、もう普通の声で話しかけた)   (2017/8/5 23:57:43)

三男((ん、おかえり(に、/ひら)   (2017/8/5 23:57:50)

長男んー…チョロ松…もう朝…?(寝ぼけ眼を擦りながら、おそ松はろれつの回らない口でチョロ松の名を呼んだ。もう少し、と布団にくるまるが、辛抱強いチョロ松に最終的には根を上げて、のそりとベッドから起き上がる)んー…ちょい待ってて、今着替えるから(そう言って、寝間着のローブを脱いでは何時もの仕事服であるスーツと赤いシャツに着替えていく。さらされた体は、やや細身ではあるが仕事柄綺麗に筋肉はついている。しかしながら、其処には銃で撃たれた痕、刺された跡が生々しくいくつか残っていた。その中でひときわ目を引くのは、左胸、丁度心臓の上にある、大きな火傷の痕だった)   (2017/8/6 00:03:13)

長男((あー、チョロ松と昨日話してたら、ガラスの仮面読みたくなってきたんだけど、(むぐ、)   (2017/8/6 00:03:33)

三男(おそ松の着替える姿を見たのは、まだ数度。だから、まだ慣れなかった。優しい彼の肌の上に生々しい傷跡が残っているのを見るのは、それがいつでも胸が苦しくなった。沢山話をして楽しい気分になったあとでも、食事のあとで幸せな気分に浸っていても、その傷跡が、心臓の上のやけどの跡が一際目を引く。自分の体についている傷跡とは別の種類のそれらをできるだけ見ないようにしながら、チョロ松はおそ松が着替え終るのを待っていた。――アイツは一人で背負いがちなんだ。カラ松の言葉。諦めたような、少し寂しげな、優しい瞳を思い出していた)   (2017/8/6 00:12:59)

三男((んー、僕も最初から読みたくなってきたな。「はい、いいえ、ありがとう、すみません」あたり…(ふぅむ、)   (2017/8/6 00:14:03)

長男チョロ松ぅ、そんなに目ぇ反らさなくても、兄ちゃん別に気にしないよ?(あからさまに目を反らす相手を見ながら、おそ松は苦笑する。そういう所、優しいなぁなんて思いつつ、それでも気を遣われるのは少しくすぐったいような気がして、わざと何でもないような顔をしていってみる)さーて、飯食いに行くか!(そう言えば、チョロ松の手を引いて食堂へ向かう。1週間で栄養も取り、子供特有の回復力の速さでしっかり歩けるようになったチョロ松の様子を、おそ松は嬉しそうに見ていた。そんな中、食堂に行こうとする途中、カラ松に呼び止められる。「おそ松、客人だ。スキーラファミリーの奴だが」そのカラ松の台詞を受けて、おそ松は口をとがらせる。)えー、俺折角朝飯に行こうとしてたところなのにィ、(「少しだけ今後の取引に関して話があるという事だ。チョロ松には食わせておくから、お前は早く行け。と言うより、もう10時だぞ?お前がさっさと起きていればこんな事には――」説教が始まりそうな様子におそ松は、はいはい、行きますよォとカラ松の言葉を遮る。チョロ松の手を離し、)   (2017/8/6 00:23:00)

長男御免なぁ、ちょっと俺行ってくるわ、(ひらりと手を振り、客間へと向かった。其れを眺めつつ、カラ松は大きくため息をつく。そしてチョロ松に向かいなおると、「さぁ、朝食でも食いに行くか、」と笑みを見せた)   (2017/8/6 00:23:02)

長男((ああ、好きな音楽聞かれる奴な!(こく、)俺、オーディションでレストランを舞台に何通りも芝居やるとこが見たいわ、(ふむ、)   (2017/8/6 00:23:59)

三男(まだ痩せこけてはいるが、一週間前よりは断然ましになった体。チョロ松は、おそ松に手を引かれながら転びそうになることもなくしっかり歩けるようになっていた。そうして食堂に向かう途中で、よく知った顔と出会った。容姿としておそ松と違うところは青いシャツを纏っているという点くらい。それ以外で見分けることは全くの他人であれば不可能に近いであろうが、チョロ松はふたりの纏う雰囲気の違いから、彼らを見分けることも出来るようになっていた)はい、行ってらっしゃい、ませ(おそ松には何やら仕事の話があるらしかった。おそ松は、ちょっと行ってくる、と離れていき、代わってカラ松がチョロ松の手を引く。いつもおそ松よりもずっと早く起きているチョロ松だが、朝起きればまずあの絵本を読んで字引きを引き、少しずつ読めるよう勉強を進めているのである。というのも、朝食は必ず彼ととることにしていたからだ。それが今日は果たせそうになく、少し残念に思いつつもカラ松と共に食堂へ向かった)   (2017/8/6 00:33:35)

三男((ああ、そこも好きだよ。あの子はいくらでも演り続けますよってね(ふふ、) でも、ヘレンケラーの芝居も捨てがたいんだよねえ…(くぅ、)   (2017/8/6 00:35:47)

長男ガッティーノ、別におそ松を待たなくとも、一人でご飯は食べてもいいんだぞ?(カラ松は、チョロ松を見て心配げに言った。7時ごろから絵本を教科書にして勉強していることは知っている。それが今やもう10時。寝汚いおそ松のせいで、こんな小さな子が腹を空かせているなんて、とカラ松は少々立腹気味だった)大体、アイツは寝すぎなんだ。もう10時だぞ、10時。客人を待たせて、本当に情けない。(ぶつぶつと呟きつつ、チョロ松の手を引いていく。――そんな時、チョロ松の脳裏には浮かび上がるだろう、カラ松の数分後の未来が。銃声が轟き、客間に走るカラ松。其処で見たのは、血の海の中、倒れているおそ松の姿。医者を呼べと叫びつつ其れに駆け寄り、首に手を当て、絶望に染まるから松の表情――)   (2017/8/6 00:43:33)

長男((ヘレンケラー!ダブルキャストな!(こくこく、)うわぁ、読みてぇ!   (2017/8/6 00:43:57)

三男いえ…おそ松さまと食べたいんです(カラ松の少し心配そうな声に、そう滑らかに返す。一週間前のカラ松の願い通り、チョロ松はもうおそ松をすっかり好いて、なついていた。チョロ松の穏やかな返答の後にもカラ松の声は苛立たしげに続いた。けれど、そんなカラ松もおそ松を誰より案じているのをチョロ松はすでに知っている。内心少しだけ微笑ましく思いながら歩くチョロ松の足が、ふと止まった。――銃声。血の海。カラ松の絶望の表情を中心に展開された未来――顔をさっと青くする。どれくらい先の未来か、そこまで正確にはわからない。でも、本当に近い、数分後の未来ということはわかる)……だ、だめ、…だめ! お、おそ松さま…!(カラ松の腕を引っ張り、おそ松が向かった廊下へ取って返す。廊下の照明や窓からの陽光に、そのエメラルドの瞳が一際輝いていた)   (2017/8/6 00:55:01)

三男((あの芝居は亜弓との対比がいいんだよねえ、紅天女も楽しみなんだけど…もう何年待ってると思ってんですか美内先生…(ずぅん、)   (2017/8/6 00:56:02)

長男そうか、ならいいが(さらりと返された返事に、カラ松はほうと思った。1週間前の、ろくに言葉も発しなかった時とは雲泥の差だ。おそ松が随分気に入って構っているのは知っていたが、まさか此処まであの子猫が懐くとは、予想外だと微笑む。しかし、口調は不機嫌なままおそ松に対する不満をぶつぶつとこぼしていたその時、)…?チョロ松?(突然顔色を変え、腕を引っ張るチョロ松に、カラ松は首を傾げた。引っ張られるままついて行こうとするが、向こうは客間。今は客人が来ているのだと止めようとするが、その左目が燃える様に緑に輝いており、思わず息を飲む。引っ張られるままに小走りになり、チョロ松の細腕が客間の扉を開いた。其処には、スキーラファミリーの人間二人と、おそ松の姿。おそ松は突然現れた二人にきょとんとしている。「どしたの、チョロ松、カラ松?」こてりと首を傾げて尋ねてきた)   (2017/8/6 01:07:57)

長男((対比っつったら、たけくらべもいいよな、(こく) ドラマも全部見たんだけどさぁ、もうあの月影先生はいないかと思うと、、(ぐすん、)   (2017/8/6 01:09:37)

三男(息を切らせながら飛び込んだ客間には、見知らぬ人間が二人と、向かい合ったおそ松。まだ無事だということに表情に出さずひとまず安堵したが、どうしよう、と、チョロ松は初めて少しためらった。チョロ松は決して頭の回転が悪い方ではない。ここで有り体に事態を口に出したり以前のような行動を取れば、相手がどのような行動に出るかは読めない。だが、発砲されるかもしれないということは充分に推測できたし、おそ松から自分の能力に関しては秘めておくよう念を押されている。ならば。唇を湿し、口を開く)…失礼、いたします。おそ松さま、緊急な用件ですので…少々、こちらへ(彼なら、わかってくれると思った。翠の瞳が部屋の照明にあてられて揺らめいた)   (2017/8/6 01:22:59)

三男((わかる。あのリハを潰した小野寺の所業、読んだ当時はイマイチわからなかったけど、どれだけ酷いことか今ならわかる…(む、) そうなんだよね…漫画の月影先生も最後にゃ召されるんだろうけどさ(※身も蓋も無ぇ)   (2017/8/6 01:25:05)

長男…。そーゆ―ことだから、そんじゃぁちょっと席外すわ、(しばらくチョロ松の顔を見ていたおそ松だったが、こくりと頷く。きっと何かを『見た』のだろうと思った。その煌めく緑の右目が、真剣身を帯びている。じゃあ行こうか、チョロ松、とチョロ松の頭にポンと手を置いたその時――チョロ松の目に、おそらくすぐ直後の光景が浮かぶだろう。出て行くために背を向けるおそ松に、突然銃を向ける客人、響き渡る発砲音――)   (2017/8/6 01:32:34)

長男((あー、、確かに月影先生天に召されそう。。で、一蓮が微笑みながら迎えそう、(こく、)   (2017/8/6 01:33:14)

三男(彼はわかってくれた。ひとまず安堵しながらしかし、チョロ松は油断なく客人二名に視線を送っていた。と、おそ松が頭に手を置くと同時、次の瞬間の光景が流れ込んできた。――鉛玉に貫かれるおそ松を中心とした映像。銃を握っているのは、やはりその客人――)……っ!(横目で客人が不自然に懐に手を忍ばせているのを横目に見ながら、おそ松の背中側に素早く回る。しかし暫くろくに動かなかった身体、まだ体力も充分に回復していない身では、その動きは無茶過ぎた。どうにか回り込めたものの、足がもつれ、まろぶようにしてつんのめり、おそ松を銃が向けられた方角から押し出した。同時に発砲音。その鉛玉が貫いたのは――)あ、っつ…っ……!(――チョロ松の、左腕)   (2017/8/6 01:44:17)

三男((で、マヤと真澄はその二人と同じような運命辿りそう…(何)   (2017/8/6 01:44:47)

長男っ、チョロ松!(撃ち抜かれ、倒れ込むその小さな体をおそ松は抱きかかつつ、反射的に銃を懐から取り出し発砲する。客人2人のうち一人に命中し、その人間はそのまま絶命したものの、もう一人は肩に傷を負いつつも窓ガラスを破り外へと逃げ出した)ッ、!逃がすな!掴まえろ!(おそ松の怒号と共に、「Si!」とカラ松を始め屋敷内にいたファミリーたちが男を追って走り出す)ッ、チョロ松、大丈夫か?(その様子を見届ければ、おそ松はバッとチョロ松の方を向いた。左腕は弾は貫通しており、命にはかかわら無そうであるが、出血がひどい。おそ松の胸に怒りが湧き上がる。コイツに、チョロ松に、こんなけがを負わせるなんて。相手にとっての怒りであり、また、庇われた情けない自分に対しての怒りだった。おそ松の左目が、ちらりと、一瞬だけ真紅に輝いた。しかしそれは一瞬の事で、すぐに何時もの黒い瞳に戻ってしまったけれど)   (2017/8/6 01:52:49)

2017年08月02日 20時13分 ~ 2017年08月06日 01時52分 の過去ログ
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