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「置く迄焦らす愉悦の刻【貸し切り】」の過去ログ

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2016年11月18日 20時43分 ~ 2017年09月24日 13時54分 の過去ログ
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おしらせ聖者ブルーさんが退室しました。  (2016/11/18 20:43:54)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが入室しました♪  (2016/11/18 20:44:11)

ヒイラギ♂竜騎士(自分の正体を揶揄した青い聖者を睨み付けると薄笑いを浮かべて口を開いた)…あんたに言われるまでもなく、大悪人は勿論…この俺だ……。しかし志半ばに散っていった犠牲者たる若人たちが居ればこそ…大人しくこのまま大巨神の生贄で終わっちまう訳にはいかないだろ?…そいつも背負って堂々と…生きていくのが俺の運命……(黄金と白銀の巨人を見遣ると演説を続けた)…なあ…登場したてで娑婆の空気を満喫しているところ誠に済まないんだが…力を貸してくれないか…俺にではなく…そこの美人姉妹にさ……(姉妹がそれぞれ帯刀しているそれぞれの力に呼応して、魔剣雷の黄金刃中へとその巨身を蒸着させ始めた光の巨人と、魔剣氷の白銀刃中へと瞬く間に吸収されていく闇の巨人であった。月虹の推測通り、召喚者たる天秤の遣いの意図を感じて素直に組んだのであろうか)   (2016/11/18 20:44:27)

ヒイラギ♂竜騎士(蒼褪めた両頬を懸命に癒しながらも帯刀から溢れる巨大な力に戸惑う白銀の剣士に笑いかけるといつも通りの軽薄な口調で告げた)………飢えた大巨神様のでっかい空きっ腹に…この旅路の道中で気に入ってくれたあいつを…御馳走してやってくれ……。(そして蒼獣の群れに翻弄されつつもようやく囲みを抜け出し、妹同様に帯刀から溢れる力に慄く妖精剣士に向かって言葉を続けた)……ユエと呼吸を合わせてくれ……この世界中で…誕生しつつある大巨神を食い止められるのは…光雷と闇氷を融合出来る…双子の美人名剣士…お前さん達だけだ……チャンスは刀同士が交差するたった一回しかない……隙は俺達がどうにか作るから……それじゃあまあ……宜しく頼むぜ……(天秤の遣いは舞い降りた蒼き古代竜に飛び乗ると、圧倒的な体格差の大巨神に向かって絶望的な突撃を開始した。巨大な掌で何度も何度も叩き伏せられ、猛毒の瘴気を浴びせかけられるも突撃を止めない竜騎士。やがて偉大なる巨神は白髪踊る頭上を華麗に舞うように執拗に攻撃を仕掛ける竜騎士にその動きを翻弄されて、無防備な肉腹を姉妹の前に曝け出し始めるのであった)   (2016/11/18 20:44:40)

おしらせヒイラギ♂竜騎士さんが退室しました。  (2016/11/18 20:44:46)

おしらせリリウム♀アルラウネさんが入室しました♪  (2016/11/18 20:45:11)

リリウム♀アルラウネ(目の前に繰り広げられる光景を冷ややかな視線のまま、湖沼の畔で黙って眺めていた新土地神。偉大な筈の復活大巨神から見れば簡単にひねり潰せそうな竜騎士に翻弄されている滑稽な姿を映し出している、毒気で紫色に染まった池沼を見つめて苦笑し、肩を竦めると呟いた)……青き聖者が心酔する…有り余る力は確かに認めるけど……残念ながら党の格子は担えないでしょうね……黄泉の力が強過ぎて……自己中毒崩壊しているわ……政治雄ドゥンと戦う力にはなり得ないわね……さて、そろそろ彼が颯爽と御登場する頃かしら……それとも若き竜騎士さんの期待通り…可愛い双子さん達がきっちり決着をつけてくれるのかしら……(紫色の池沼にそっと忍ばせる一本の触手は腐敗した瘴気を吸収し、汚染を浄化していく。美しく透明ではあるのだが温かみはない無機質…どことなく人口的な匂い漂う水面が滾々と湛えられていく。誕生し始めた小さな池の激情は決して表に出ることなく、水面下で華開き続けるのであった)   (2016/11/18 20:45:24)

おしらせリリウム♀アルラウネさんが退室しました。  (2016/11/18 20:45:31)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが入室しました♪  (2016/11/28 23:17:32)

天竜♀妖精眼の剣士(槍遣いの双肩に負った、天秤から、遅々たる動作で這い出し、全身を現した巨人二匹。其の黄金と白銀の形貌、今少し、褪めた色合いであれば、丁度、槍遣いの傍に佇む女と、己の様だ、と…ちらと過ぎった考えに、苦笑を漏らす。槍遣いは、一方的に、姉妹と決め付けて呉れるが、然うとは想えない。只、……。続く思考を断ち切り、巨人を見上げる。使役する心算で、召喚したのだろうか?制御出来ない様ならば、さっさと見棄てようと、疲労で蕩けた頭で、決断下す。寧ろ、今直ぐ、姿を消したって構わない。左腕が遣えず、疲労に捕らわれた此の状態で、全力等、出せよう筈も無いし。天秤宮の代わりを努めた男の、決死の覚悟が呼び起こしたモノを、斯様に冷ややかに眺めるは、青龍に乗った、青い老聖者も同じく。何なら、今直ぐにでも、眠りに落ちそうな女の耳に、老いた声は、意味を為さずに、頭を通り過ぎていく許だが。眼前の光景を、夢裡の出来事同然に眺める女の耳に、先刻落とした水晶球が、硝子の様な脆さで、罅割れて、砕ける音が幾度か。)……?(何、という事も無い、其の涼やかで微かな音の度に、僅か乍も、躰に力が戻って来る様だった。錯覚だろうか。)【1/n】   (2016/11/28 23:28:38)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが退室しました。  (2016/11/28 23:32:04)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/11/30 08:21:25)

月虹♀剣士(槍遣いの頬に触れた侭、だから頭上から降る青き聖者の声を、否応無しに耳にする。其の言い分には、何とも呆れた。手駒とした者達を、断罪すべき程の悪党、と呼んで憚らないとは。契約上の主たる、『物真似師』のが、未だ潔いと想った。――其れが、初っ端の印象。次いで、瑠璃色の小鳥の言う成りに、剣を振り、命を奪う己を顧みる。権力を、彼女の絶大なる魔導力と政治力に置き換えて、其の下に庇護を受ける、我が身は。嵩に着る心算等、無くとも、側から見れば、弾劾されるべき悪人、であるのに違いない。歯牙にも掛けぬ、小悪党と大して変わらない、か。けれど、……と、然様な想いに沈んだ処で、其の演説に添えられた、耳障りな、然し、短く途切れた絶命の声で、我に返る。)何と、まぁ……。(掠れた、低い声で呟く。忽ちに22人のヒトの形が崩れ、後には、赤々とした残骸が広がる魔法陣の一隅へ視線を走らせ、僅かに眉根を寄せる。ごぽり、と不吉に膨れ上がっていく、どす赤い其れ。半球を成して行く内に、鮮血や肉片が滑り落ちて、人間の頭らしき部分が現れる。)【2/n】   (2016/11/30 08:26:08)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/11/30 08:26:28)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/12/1 08:01:36)

月虹♀剣士(紺の槍遣いが召喚した、巨人二体よりも、新たに出現する其れのが、更に一回り大きいようだった。此れも復、召喚物とすると…、青の聖者の意の侭に動くのか。己が息子に対しても、大した感慨も無さそうに、死臭の発生源に突き飛ばした男が発した捉えがたい言葉に、きょとんとして。其の仄めかしを肯定する槍遣いに、虚を突かれる。まじまじと、血の気の薄い顔を見詰める。如何やら、正気である事は、確からしいが。)ラギ、…何言って…?大悪人の、血筋?…そんなもの、……。(何の事だか、杳として知れず、…解らない侭、否定の言葉を紡ごうとした、其の時。 ふと、違和感を、想い出した。遠い話では無い、此の、ダベルの地で交わした会話の筈だ。他愛無く、投げ掛けた言に対して、何故か、此の男は視線を逸らしていた…其の違和感。遣り取りを、明確に想い出せずにいる女を他所に、槍遣いが放った一言で、白銀の巨人の姿が変容した。瞬く間に崩れ、小さく細くに集約し、一条の光と化して、驚く女が佩く魔剣に吸い込まれる様に、消えていった。)【3/n】   (2016/12/1 08:01:47)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/12/1 08:01:59)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが入室しました♪  (2016/12/5 01:04:06)

天竜♀妖精眼の剣士(白銀の大きな姿が消えるのと、時を同じくして、黄金の巨人は其の輪郭がぼやけて、全身が靄へと変わっていく。然うと見ている内に、視界に薄っすらと、次第に眩く光が満ちて来る。周囲が金色に変わり、代わりに、何もかもが薄らいでいく。巨人が姿を変えたモノに、取り囲まれている、と気付いた。)不味い…っ。(其れが、如何いう物なのか、話を聞いていなかったから。慌て、息を止めて。真横で、逃げぬ様にか、女剣士の右腕を咥えた侭の蒼獅子の口から――気力、体力とも尽き掛けた、女の躰を支えていたのが、本当かもしれないが――、躰の自由を取り戻す。手にしていた刀を構えようとするも、実体無き者を、斬れるか如何か…。此の僅かな間に、黄金の靄は、腰に帯びた、魔剣に吸い込まれていく様だった。直視出来ない、燦爛たる輝きが剣に宿り、 鞘の表面に迄、電光を帯び始める。魔剣が其の力を増したのは、明らかだった。然し、如何しようと言う心算なのか…。)【4/n】   (2016/12/5 01:04:21)

天竜♀妖精眼の剣士(銀灰の女との、仲睦まじい姿を見せ乍、槍遣いが付けて来た注文に、かっと頭に血が上った。一体、――彼の竜に宣言したのも含めて――昨晩から、何度同じ事を言わせる気なのか。此方が根負けするのを、狙っているのだろうか。女の善意と自説とを、能天気に信じているらしき此の男の事だ。総て片付いた後に為って、“妹君”に免じて力を貸してくれて有難う、等と。したり顔で礼を言う形で、繋がりを認めさせる位は、してきそうなものだ。……然うはさせるか。喉迄、出掛かった、幾度も繰り返した言葉を、ぐ、と堪えた。)っ、“頼む”……って、其れは、俺に対する依頼だな!?…なら、金貨3000枚で請け負った!(咄嗟に切り返した、言の刃は、槍遣いに確と届いたようだった。蒼銀に飛び乗る姿が、苦笑気味に、頷きを返すのを確認した。“払えないのなら、貴様の命で贖って貰うからな。”と迄、追い打ちを掛けておいて。刀は、腰の鞘に納め、もう一つの剣の柄に、手を掛ける。皮肉にも、怒りが気力を奮い起こし、疲労と痛みに崩れそうな躰に活力を与えた。……此れは、仕事だから。然う心の内で呟き、大巨人を見据えて、今一度、魔剣を抜き放つ。)【5/n】   (2016/12/5 01:05:06)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが退室しました。  (2016/12/5 01:05:17)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2016/12/5 01:09:50)

月虹♀剣士此の…道中で、気に入った、彼奴…を御馳走?(たどたどしく、男の言葉を復唱するのは、旅路の出来事を、反芻しているから。二振りの魔剣と、二匹の巨人…灼熱と氷結の、一対。ゆっくりと、表情薄い面差しに、理解の色が広がった。)解った、…が、ラギは……?(問いに対する応えは、槍遣いが、黄金の女に向けた言葉の中に、見付けた。無茶だと想う。只今、躰を損なって、癒えている最中だと言うのに。止めなくては、と揺らぐ女の気持ち等、気付いていないか…知らない素振りか。男は、疾風の如くに現れた古代竜に、飛び乗って仕舞った。さっと舞い上がる蒼銀を、見上げる女の手に、僅かに温もりだけ残し。)……ッ。(劣勢強いられる空中戦を、銀灰の双眸に映しつつ、手袋を嵌めて、魔剣氷を抜く。途端、周囲の気温が、厳冬に変わっていく。大巨人と戯れる様に舞う、古代竜を眼で追い乍、じりじりと、其の時を焦がれる。腹立たしいのは……、斯様なモノを召喚した青の聖者、其れと戦うのは自分であると、当然の如くに受けて立つ槍遣い。何ぞ事情在りと言えど、此の土壇場迄、協力を見せない黄金の女、何処からか向けられている冷笑の視線。…其れに、己の無力。)【6/n】   (2016/12/5 01:41:39)

月虹♀剣士……贄に、選ばれそうな立ち位置の癖に、最初に突っ込んで行く奴があるか…っ。(徐々に、余裕が無くなったのであろう、隙を見せ始めた大巨人から眼を離さない侭、苛立ち紛れに、一つ毒づいて。女の怒りに反応してか、一層空気が冷えて来た。其処へ、視界の端を、黄金の塊が巨体に向かって、駆けて行く。同時で無くば、意味が無い筈だ。後追い乍、並ぶ形に、銀灰の女剣士も走り寄り。小さ過ぎる此方には、気付く由も無い、大巨人を見上げる。間を空けて立つ、もう一人の女剣士の息遣いを、感じた。呼吸を整え、合わせる。“行くぞ。”と。聞こえたのか、聞こえた気がしたのか、判らない。只、其の声に従って、全力で魔剣を一閃させた。剣の魔力が、宙に白銀の軌跡を描く。其れが、涼やかな音を立て、天と地を水平に別った、其の時。轟音を立てて、黄金の雷撃が、天と地を繋いだ。)【7/n】   (2016/12/5 01:54:53)

月虹♀剣士【n = 7 でございます。 今ターンは以上にて。失礼いたします。】   (2016/12/5 01:55:55)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2016/12/5 01:55:59)

おしらせファーブル♂古代竜さんが入室しました♪  (2017/1/3 00:55:41)

ファーブル♂古代竜(巨神ナーヴェ・トウーネの澱み膨れ上がった掌から何度も何度も誇り高き胴体と両翼を叩き伏せられようとも屈する事無き飛翔物、五月蠅い蒼銀蠅の如き卑小物として生命を終焉する等文字通り赦される筈もなき存在として……、背中に陣取る無鉄砲な若人の守護を誓ったあの日の矜持心は粉々に崩れ落ちそうな意志に竜鱗の鞭を振るい続けた。一撃離脱を繰り返すも圧倒的な体格差を埋められず、延々と襲い掛かる巨神の両腕は遂に真正面から竜騎士を捉えて、捌き切れない圧力で蒼銀色の鱗を握り潰し始めた)……グッ……、……ガッ……(頑丈強固な竜牙の隙間から意志とは関係なく漏れ出す低い呻き声。醜き白髪の大翁はようやく手に入れた。眼の前を鬱陶しく飛び回り生意気な攻撃を仕掛けていた蒼銀色の蜻蛉を捕獲し終えた指先の感触を数千年ぶりに味わい、無邪気な愉悦の表情を浮かべた。昆虫採集を終えた稚児は獲物をバラバラにせんと指先に力を込め始めた)   (2017/1/3 00:55:46)

ファーブル♂古代竜(古代竜の苦悶が断末魔に切り変わらんとしたその瞬間、無防備に揺れ動く稚児の巨大な肉腹に灼熱と極寒で構成された墓標たらんとばかりに十字架の一撃が刻み込まれる。蜻蛉を大地に叩き付けるように放り投げ、蹲る稚児の霞む視線の先には眩しき黄金と白銀で彩られた魅惑の宝石箱に膨張し始めた自身の肉腹。熱く焼け爛れながら冷たく神経を包み込む矛盾した感覚はそのまま飢餓感で苛立っていた稚児の意識を逆転させて、これまで味わった事のない、この上なき恍惚感で満たしていく)……ティエ殿……、ユエ殿……見事じゃ…………(齢数万年の巨大神である筈の大翁が肉腹を抱え込み、産まれたばかりの赤子のように微笑み姿を消していく有様を見届けた古代竜は、激しく叩き付けられた大地に仰向けになったまま、その誇り高き意識を喪った。大地にめり込んだ背中に乗っていた筈である痩身の竜騎士の姿は何処にも見えない)   (2017/1/3 00:55:59)

おしらせファーブル♂古代竜さんが退室しました。  (2017/1/3 00:56:19)

おしらせ聖者ブルーさんが入室しました♪  (2017/1/3 00:56:31)

聖者ブルー(歯牙にも掛けていなかった双子の女剣士が決着をつけた。女性蔑視思想のままに生きてきた男根主義者は眼下の現実を受け容れられる筈もない。思い通りに我儘に生きてきた筈の聖者が予想外の結果、というこの上なき屈辱を突き付けられて狼狽した表情のまま肩を震わせて)……馬鹿な………ちっ、…どうやら……時代は…巨神に非ず……神っているのは金銀鱗の……鯉する乙女らしいという事か………(吐き捨てるように呟くと足元の青龍の角を引っ掴み絶叫した)……生かして帰すな……私の失態を知る者共を……嘲笑った者共を生かしておくべきか……此奴らを全て始末して……また建て直せばそれで良し………(黄金と白銀の剣士、12匹の蒼獣群、新土地神……順番に睨み付けるも、先ずは最も始末し易い状態…気絶した古代竜の寝首を掻き切り完全に息の根を止めてやろう。大召喚に全身全霊を込めていた筈の聖者であったが、世界を牛耳る無双軍事計画の夢想を台無しにされた憤怒の感情迸る、蒼き稲妻の如き激情の一撃が大地に横たわる古代竜目掛けて降り掛かった)   (2017/1/3 00:56:36)

おしらせ聖者ブルーさんが退室しました。  (2017/1/3 00:56:40)

おしらせリリウム♀土地神さんが入室しました♪  (2017/1/3 00:56:59)

リリウム♀土地神(帝都に大災厄をもたらしたであろう巨大神が無事に消滅していく様子、怒り狂う老害である蒼き稲妻が古代竜に襲い掛かる様子を特等席で黙ったまま観覧していた土地神であったが、南の空から恐ろしい勢いで飛来してきた気配を感じて振り仰ぎ、ボソリと一言呟いた)……待ちくたびれたわよ……全く…………(蒼い稲妻の光速の如き斬撃にみるみる迫って追いつくはタキオン粒子の如き紅の稲妻、隻眼の邪竜に騎乗したオロシア帝国の新皇帝はその姿を見せる事もなく……遅刻に対する謝罪も当然無く……右手に構えた三又の槍を蒼き聖者の頭上から振り仰ぎ、何が起きたのか気づく暇も与えられなかった青龍諸共一刀両断する。そのまま息つく暇もなく呼吸を合わせた忠臣紅の邪竜の顎から解き放たれた煉獄の火焔が蒼き聖者を骸も残さず完全消滅させ終えたのを見届けると、大地に飛び降りた皇帝に向かって笑いながら声をかけた)……遅かったのね……3時間の遅刻、かしら………   (2017/1/3 00:57:36)

リリウム♀土地神(永年の宿敵を葬った感慨に浸ることも無さそうな様子である紅の皇帝は沈黙を保ったまま、大地に横たわり気絶する古代竜、そして灼熱と極寒の魔剣をコンマ数秒のタイミングで絶妙に再結合させる神の領域たる剣技を発揮して、この戦いを終わらせた立役者である黄金と白銀の姉妹剣士を交互に眺めている。まもなく終焉する永き戦いの宴。登場人物が幕引きする寸前に交わすであろう最後の様相を可笑しそうに微笑み見つめ続ける土地神であった)   (2017/1/3 01:00:42)

おしらせリリウム♀土地神さんが退室しました。  (2017/1/3 01:00:45)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが入室しました♪  (2017/1/6 00:57:15)

天竜♀妖精眼の剣士(其の色は、黄金なのか白銀なのか…視界が、燦然たる光に染まる。鼓膜許りか、肌から内臓までも、振動させる轟音に包まれ乍。己が攻撃の――其れと、銀灰の女の攻撃の――反動とは言え、視覚に聴覚、触覚すら封じられる有様。其れでも、残心に構えた魔剣を通じて、巨神の様子が気配で感じられた。緩い空気…深い安堵に似た、満ち足りた笑みが、眩んだ眼に映りそうな程の。何故、等と問うても、言葉は通じないか。否…声が届こうと、言葉が通じようと、抑々、十二分に充足した者が、其の為に此の世界から去りゆく者が、他者への応答等、必要としないだろう。一面、真白だった女の視界に、色と形が戻ってくる。果たして、其処には、巨大で醜悪な老翁だったモノが、消え逝かんとしていた。斯様に平安な心で、其の時を迎えるとは、)……何と、羨ましい事だ…。(如何にか、皮肉げな笑みらしき表情を浮かべる。紡いだ低い声は、未だ残響が残る己の耳にも、届かなかった。然うし、疾うに体力は果てて、気力も使い果たした躰が、崩れて行くのはもう、止められなかった。)【1/n】   (2017/1/6 01:25:21)

天竜♀妖精眼の剣士(膝が折れ、構えていた魔剣の切っ先が、地面を突いた。巨神の姿が薄らぐのと同時、眼が霞んで、意識が闇に引き摺られていく。……未だ、青龍を従えた、青い老聖者が居る。銀灰の女も、無防備に為った後は、如何出るものか、知れた事では無い。此処で失神したら、二度と目覚める事は無いかもしれぬ。然う、己を叱咤する心の声も、弱々しきもの。平安や静謐とはm掛け離れた心持ちの侭、上体が倒れた。黄金の長い髪が、さらりと地に広がる。意識を失う寸前、…約束した金貨3000枚を、少し惜しんだ。代わりに受け取る、縁深き…者が、在れば、…彼の男が…生き……延びよう、と、……。)【2/n】   (2017/1/6 01:38:59)

おしらせ天竜♀妖精眼の剣士さんが退室しました。  (2017/1/6 01:39:19)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2017/1/9 00:13:52)

月虹♀剣士(自力では、到底敵う相手では無い、と見えた大巨人。灼熱と極寒――此の道中で幾度か愉しんだ味覚を、想い起こす組合せ――の十字を受けた腹を抱え、其の巨躯は次第に薄らいで、此岸から離れていく。白く灼かれた眼を凝らし、如何にか、其の様子を見て取った。魔剣に宿った、白銀の巨人の助力が有ったとは言えど、身に余る極大なる力を振るい、脱力し、弛緩していく。少し離れた処では、黄金の髪の剣士が、崩れ落ちるのが、眼の端に映る。失神しても尚、片手に握った魔剣を離さないのは、流石と言うべきか…。釣られて、倒れ伏したい誘惑に駆られるも、大巨人への斬撃に前後し、垂直に落下した竜騎士への懸念が、踏み止めた。地面に叩き付けられ、動かなくなった古代竜は勿論、其の背に乗っていた男も、只で済んでいる筈が無い…。最早無力と化した、巨神の最期迄を見届けず。踵を返し、足元は覚束無い乍も、早足で蒼銀の竜の許へ。其の竜は、女が近付くのにも反応出来ない、喪神の有様。誇り高く猛き竜が、腹を向けて昏倒している、其の様子に、言葉に為らぬ怒りを憶える。)【3/n】   (2017/1/9 00:14:12)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2017/1/9 00:14:36)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2017/1/13 01:28:34)

月虹♀剣士…ラギ…、ファーブル……ラギ…ッ。(名を紡ぐのは、震えた声。魔剣氷を握り締めた侭、空いている手の手袋を歯で毟り取り。竜の貌の傍へ寄り、鋭い牙が覗く口吻に、そ、と触れる。生きてはいるようだ。…だが、其の主は? 一度、上を見上げ、高みの見物を決め込んでいた青き聖者が、此の結末に呆然としているのを見て取る。今の隙にと、紺色尽くめの男の姿を求め、周囲に視線を配る。古代竜と共に在ったのだから、遠くへ落ちた筈は無い。だが、魔法陣の描かれた地の上は、隠れようも無い筈だが、何処にも男の姿は無い。蒼銀鱗に掌を添えて滑らせて、竜の頸、そして躰へと回り込んで行く。若しも、…此処で無いのなら、予想に反し、沼地に没した事になろうか。仰向けに伸びた巨躯の下を、少し恐れ乍ら、眼で辿りつつ。幾許も無く、半ば開いた翼の下、飛膜を歪に膨らませる物が在るのに、気付く。)ラ、…ラギ…か?(銜えていた手袋が、地面に落ちるも構わず、声を上げた。屈んでみれば、翼の付け根と地面の間に、男の手が覗いていた。)   (2017/1/13 01:36:43)

月虹♀剣士【4/n】   (2017/1/13 01:36:58)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2017/1/13 01:37:01)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2017/1/14 02:03:20)

月虹♀剣士(此処に居た、と息を吐くが、安堵するには未だ早い。槍遣いの怪我の程度を改めようと、翼の下に潜り込もうとした時、背後から激しく発された乱気に、反射的に振り向き、魔剣を構え直す。青龍の頭上に、此方を睨む、狂気染みた怒りの視線を認めた。其の、刹那の後に、老聖者の手から発された、青々した煌きが膨れ上がる。明確な殺意の篭もった、魔法攻撃…咄嗟に剣を構えてみた処で、斬れる様な代物では無い。魔剣の力で、壁となる氷柱を建てるべき、と、疲労を押して、然う決断する。先程放った斬撃の、半分でも出せれば良し、縦しんば、薄氷が出現する程度だとしても、気休めには為るだろう、と。然し、魔剣に充分な気を溜める前に。流星の如き速さで、上空から迫る紅き光が、青い斬撃に追い付いた。瞬間、辺りを紫色に染めた後、危険は消え去っていた。)……、今の、は…?(自問染みた呟きの解答は、中天、青の聖者の直ぐ傍らに、見付けた。紙を切り裂き、燃す様な手軽さで、大巨人をも召喚した聖者を葬り去ったは、真紅の竜騎士だった。)【5/n】   (2017/1/14 02:04:32)

月虹♀剣士 (地上に降り立った男に、見覚えが在る。否、到底忘れ得ない。契約上の主の標的であり、一度は対峙した敵手である。期せずして、共闘と為ったが、共通の敵はもう居ない。黙して語らぬ男を前に、鋭く尖る神経は、構えた侭の魔剣氷の周囲を凍て付かせ。細かな氷の粒を舞わせた。)貴様、は……彼の時の、竜騎士。…斯様な場所で、何を?(己の背後なる竜の翼の下が、気に為るが。三叉槍の竜騎士の、目的が知れないから、精々冷静な声音で、問い掛けた。)【6/n】   (2017/1/14 02:04:45)

月虹♀剣士【n=6でございます。今ターンは以上にて。】   (2017/1/14 02:05:12)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2017/1/14 02:05:15)

おしらせウォミット♂皇帝さんが入室しました♪  (2017/1/27 01:55:30)

ウォミット♂皇帝(無表情で双子の女剣士達を眺めていた皇帝であったが、少し微笑むと低めの具曇り声を発し始めた)……私の名はウォーレス・グルミット……お前達の御陰で永年鬱陶しく苦々しいシンドラの狸を、この辺境で穏便に叩き潰すことが出来た……感謝する……。ところで、久しぶりだな、月虹……左手を痛めながらも私の首筋を見事に斬り付けてから早二年か……そしてそちらの黄金太陽の御嬢様は……賞金首の天竜だな……。旧くから言い伝えられているが……月日の太刀は迅速いものだな……(支配者の地位に相応しい冗談を交えた演説を終えると一歩一歩気絶した古代竜の傍までやって来る)…私を此処まで誘導してくれたのは………我が帝国輸送船団をクラーケンから救った古代竜と…その背に陣していた黄金の稲妻、つまり天竜……そして、理想の世界を目指し日々画策する私の与太話に賛同してくれた土地神リリウムの隠密行動と……   (2017/1/27 01:55:36)

ウォミット♂皇帝…そして、其処でいつも通りだらしなく怠けている不肖の弟子ヒイラギの書き殴り連ねた一通の恋文とに因る………尤も…セシリア皇国無き現在…この私が彼の事を弟子と呼ぶ資格など最早無いのであろうが……(古代竜の巨大な翼に手をかけて持ち上げる皇帝であったが、その翼の陰に隠れた槍遣士の右腕の根元にあるべき、満身創痍の痩身は無かった)……なるほど、怠けていた訳では無かったのだな?……聖者ブルーを奇襲する為の陽動作戦であったが…突如現れた私が驚かせてしまったようだな……(皇帝の視線の先、終着地の池沼の水面から血の混じった泡が立ち、隻腕の痩身がゆっくりと姿を現した。信じられないものと対峙した大きな黒鳶色の眼と毒舌を得意とする口は、驚愕で開いたままであった)   (2017/1/27 01:55:52)

ウォミット♂皇帝【n=1】   (2017/1/27 01:56:06)

おしらせウォミット♂皇帝さんが退室しました。  (2017/1/27 01:56:10)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが入室しました♪  (2017/1/29 00:24:33)

ヒイラギ♂槍遣士(池沼の泥水と夥しい流血に全身塗れた隻腕の戦士であったが、信じられない光景を黒鳶色の眼の当たりにして呆然自失とするも、やがて痩せた肩を怒りに震わせながら奥歯を喰い縛り眉を顰めた)……い、…生きていたのか?……き、…貴様は……セシリア様を裏切り……セシリア皇国陵の市民を……皆殺しにした……貴様は……近衛兵団隊長ウォミット……負け知らずの戦神ウォミット……誇り高い貴様が憎きオロシア帝国に突如寝返ったという噂など……俺は信じていなかった……。……帝国との紛争で負けを確信した貴様は…突然……全てを……俺の…いいや…セシリア皇女の近衛兵団だった俺たち………俺たちの全てを自分勝手に終わらせて……終わらせて潔く自害したのだ、と……(そう思い込む事で無理矢理自己欺瞞を試み、生きてきたのだ……死ぬべきときに死ねなかった自分を誤魔化して生きて来たのだ)   (2017/1/29 00:24:38)

ヒイラギ♂槍遣士………それを突然……突然現れて……こ、皇帝だと?………き、貴様………貴様………貴様は突然…俺の全てを………(セシリア皇女を喪失して以来感じた事のない、眼の眩むほどの激情が槍遣士の全身を支配する。隻腕となった左腕だけで愛用の長槍……今は亡きセシリア皇女から勲等と共に賜った、人生で最も純粋であった若々しき時分の象徴……迷いなき誇りで心満たされていた頃の象徴たる二又の長槍……力任せに握り締めて構えると幽鬼の如きに憤怒の表情を浮かべて殺意を剥き出しにしたまま、且つて最も尊敬して命懸けでその背中を追い掛け慕った師ウォミットに対する幻想への惜別……そしてウォミットが最早喪ってしまったセシリア皇女に対する深き一途な愛情への惜別……迷いを断ち斬らんとばかりに……焦点もろくに定まらぬままに力任せの一撃を放たんと飛び掛かるのであった)   (2017/1/29 00:24:55)

ヒイラギ♂槍遣士【n=2】   (2017/1/29 00:25:06)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが退室しました。  (2017/1/29 00:25:09)

おしらせウォミット♂皇帝さんが入室しました♪  (2017/1/29 01:25:12)

ウォミット♂皇帝(隻腕の槍遣士の繰り出した怒りの突撃であったが、皇帝が構えていた三又の長槍は二又の穂先を軽々と迎撃する。容赦ない支配者の追撃は体勢を崩した槍遣士の天をつく怒髪側頭部を捉えた。皇帝の技量を以てすれば先程止めを刺した聖者の如きに、紺色の痩身を半身にする事も、豆腐のように頭蓋骨を串刺しに貫くことは容易であっただろう。ところが手加減……槍遣士が脳震盪を起こして大地にぶち倒される衝撃を与えたのみで……突如始まった数年振りの稽古は瞬く間に終焉を迎えた。三又の長槍を背負い武装を解いた皇帝の微かに憂いを帯びた紅き瞳は、大地にうつ伏せになった体勢のまま己を睨み付ける槍遣士の黒鳶色の眼を静かに見つめた)……相変わらずだな……少しは成長したかと思えば…………背中で守るべき者を二人も抱えた状況にも関わらず……怒りに振り回された槍術を繰り出すようなうつけ者など、わざわざ始末する価値もない………   (2017/1/29 01:25:17)

ウォミット♂皇帝(横たわる槍遣士の頭部を遠慮なく靴底で踏み付ける皇帝。己の完全なる勝利を宣言する儀式である)……勝者として命ずる………ヒイラギ……然るべき時を迎えるまで……失敗が許されぬ肩書を纏う前に……もっと生き恥をかくといい……お気に入りの美女の目前で曝け出された屈辱と羞恥もまた…御前の糧となるだろう……(刀を構えて今にも飛び掛かって来そうな白銀色の剣士と、疲労困憊で動けない様子である黄金色の剣士を交互に見つめると)……疲労困憊した隻腕状態で討ち取られる程、私は甘くはないが……この男は必ず……勝算の有無に関わらず…再び私に牙を剥くだろう……出生に由来する即位の前に……。どうか……この不肖の怠け者を……宜しく頼むぞ……(薄く微笑みを浮かべるとそのまま踵を返して、この一大事に未だ気絶したままの蒼き古代竜をやや呆れたように眺めていた紅隻眼の邪竜の背に颯爽と飛び乗った。全ての幕を見届けた翠色の新土地神が怪しい芳香漂う触手を左右に振って仰々しく見送る艶姿には全く眼もくれず、己の理想を阻む新たなる強敵……老獪且つ愉快な独裁者が誕生した南の空へと向かって瞬く間に飛び去っていく紅の皇帝その人であった)   (2017/1/29 01:25:29)

ウォミット♂皇帝【昨年の4月26日から長々とお付き合い下さりありがとうございました。ダベルの塔、私からは以上です。巨人の召喚に関する呪文をファーブルに喋らせて〆る予定でしたが蛇足になると判断して放置させて頂きます】   (2017/1/29 01:30:09)

ウォミット♂皇帝【それでは失礼しました。ありがとうございました】   (2017/1/29 01:30:30)

おしらせウォミット♂皇帝さんが退室しました。  (2017/1/29 01:30:34)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2017/1/30 01:09:00)

月虹♀剣士久しいが、……お前の感謝等、儂には無用だ。(警戒を解かず、不意に湧いた不快を押し隠した、表情薄い顔で、冷然と言い返す。実際、此処まで旅して来たのは、雇い主の要望に依るものであるから。一方的に巻き込んだ、と想っていた槍遣いは、如何やら、別に思惑が在った様だが、其れでも、二人で此処迄、登ってきたのだ。其れを、横合いから、嘴を容れられた気がした。“お前の為では無い。”と迄、言い掛けた反発を、己の中に見出す。槍遣いと辿った旅の軌跡に、他者に踏み込まれたくない、という不条理な執着。其の様な不快の正体に、僅かに戸惑いつつ、言葉を呑んだ。其の侭……油断無く魔剣を構えた侭、男の言葉を遮らず、聞き入る。黄金の髪の女剣士が、船団を助けた件は、電光の如くに、怒りを発していた姿しか、見ていないから、俄かには信じ難いが。疑問を呈すのは、止めておいた。そんな場合では無いから。歩み寄ってくる三叉槍の竜騎士を前に、魔剣から発される冷気が、勢いを増していく。)【1/n】   (2017/1/30 01:16:54)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2017/1/30 01:17:11)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2017/1/31 01:06:54)

月虹♀剣士(即座に動かなかったのは、容易い相手では無いと、既に知っていたから。そして、静かに語り続ける男の言に、一驚し――動く機会を、失った。紅の竜騎士が、紺の槍遣いの師であったとは。剣を構えた侭、以前に槍遣いと交わした会話を、想い返す。槍遣いが語った、懐かしい感慨と純粋な称賛に、憧憬の念を感じたのだったが、…其れが、其の対象が、此の男だったとは。茫然とする女剣士の前で、“ゾンビでも構わないから、逢いたい。”と槍遣いに言わしめた――如何やら、歴とした生者らしい――男が、古代竜の巨大な翼を、軽々持ち上げていく。女が見た右腕が、其処に在ったが、其れ以上は、無かった。ぞ、と全身が粟立ったのは、見す見す、彼の男を死なせて仕舞ったのかと、想ったから。直後、池沼の水面から立った、雫の跳ねる音が、其の恐怖は拭い去って呉れたのだけれど。)ラギ…ッ!生きて、……。(濁った水に濡れ、滴らせ乍、現れた槍遣いの姿を視界に捉え、安堵と衝撃の雑じる声を上げたが。炎の様に、輝き揺らめく黒鳶色の眼を見て、続く言葉は、何処かへ消える。然うし、為す術も無く、辺りの空気を圧した、憤怒と怨嗟の一部始終を、目撃した。)【2/n】   (2017/1/31 01:20:12)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2017/1/31 01:20:16)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2017/2/1 00:00:40)

月虹♀剣士(片腕を失っているのに。否、其れ以前に、巨神への無謀な特攻に因る、躰の内外への負傷が在る筈なのに。只、怒りの侭に、紅の竜騎士の血肉を欲するが如くに動く姿は、皮肉な事に、槍遣いの方こそ、ゾンビを想わせた。其の、執念を具現化した様相は、事情を知らぬ女剣士が、割って入るのを赦さず。虚しく剣を構えた形で、槍遣いが打ち倒され、足蹴にされる迄を、銀灰の眼に映す。)即位…?…何を……。(何の事を言っているのか、と。怪訝に眉根を寄せ乍、掠れた声が、一段と低くなる。未だ、自分の知らぬ、槍遣いの姿が在るらしい。だが、問い質すべき相手が、紅の竜騎士では無い事だけは、明白。故に。)……ラギがお前の喉笛を噛み切りに行くのを、儂が止める事は無い。……其れに、儂とて、頸を狙っているのを、忘れるなよ…。(不思議と、酷薄にも、師たる者の篤い情を内包したとも見える微笑を、刃の様な眼で睨み付け。皇帝の、其の背に斬り付けたい衝動は、紅の邪竜と共に飛び去る迄、堪えた。後に残った、翠の女王は、既に此方への関心は失せている様子。魔剣を腰の鞘に納めると、蒼銀の翼の下へ、素早く潜り込んだ。男の利き腕を回収する為に。)【3/n】   (2017/2/1 00:03:59)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2017/2/1 00:04:06)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2017/2/4 03:29:35)

月虹♀剣士(蒼い翼膜の下を這い、痛ましい断面を曝け出す、槍遣いの腕を抱える。男が身に着けていた籠手のお陰で、未だ残っているであろう体温を、感じずに済む。然う想ってから、抑、そんな事を気にした事等、此れ迄無かった、と気が付いたが。雑念を代わりに其処へ置き去りに、古代竜の翼の下を抜け出す。急ぎ、血塗れ泥塗れに為り、最早“紺色の”、とは呼べぬ槍遣いに駆け寄った。紅の竜騎士と勝負が付いた格好の侭、詰まり、地に転がって、微動だにしていない…と見える男の傍らに、僅かに苦々しい表情を浮かべ、膝を突く。千切れた腕と、流血し続ける肩口を交互に眺めると、腰の魔剣を再び抜いた。霜が降りてちらちらと光が踊る刃を、そうっ、と男の肩口の切断面へ当てる。傷口が凍て付くのは、感覚が麻痺する迄、痛いだろうが。躊躇っていて、此れ以上血が流れ過ぎたら。不機嫌と見える面差しで、小脇に腕を抱え、淡々と…槍遣いに止血を施していく。)【4/n】   (2017/2/4 03:30:39)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2017/2/4 03:30:42)

おしらせ月虹♀剣士さんが入室しました♪  (2017/2/6 01:05:07)

月虹♀剣士(朦朧としているのだろう…男からは、苦悶の声は上がらず、苦しげな息遣いだけが、繰り返される。其れでも、構わない。生きていてさえ、呉れれば。)……儂が、治すから。(つん、と己の長い髪を一本抜き出し、先を魔剣氷の傍へ翳す。見る見る、薄氷を纏い、鋭く尖った氷針を為した。更に魔剣の刃の上に滑らせて、硬く凍らせた。剣を納めた手で、男の腕を持ち直すと、止血した肩口と腕、切断面同士を合わせた。其の侭、別たれた躰が、一つに繋がる様にと、先端が長く太い針と化した銀灰の髪を、傷口近くに突き刺す。肩から針先を出し、銀糸が抜け切らない程度に、手繰ると、再度針を刺し、縫い進めていく。ざくざくと、荒い縫い目は、裁縫の腕前の低さを表しているか。尤も、躰と切断された部分が、繋がってさえいれば、己の能力で再生するのは経験済み。傷痕とて、能く見なければ判らない程、薄い痕跡のみになるだろう。只、洗い流す手段が無かった為、汚れた傷口が元で、後々苦しむかもしれない。腕が繋がって、傷が癒えて、元通りに腕が使える様になる迄、長い時間が掛かるだろう。其れでも、腕其の物を再生するよりは、苦痛はずっと少なく済む筈である。)【5/n】   (2017/2/6 01:10:23)

月虹♀剣士(無心で、男の腕を縫い合わせ終えると、無事な方の腕を取り、己の肩に回させて。二又の長槍を拾って、立ち上がり、未だ目覚めぬ古代竜の方へと、男を引き摺って運ぶ。其の女剣士の足取りは、確りとしたものだが、如何せん、痩躯とは言えど、自分よりも背の高い男の躰は嵩張るから、引き摺らざるを得なかった。竜の傍らにそうっと、槍遣いを横たえさせて、ふと気付いて、一時、頭から押し遣っていた、黄金の髪の女が倒れた辺りへ、眼を遣った。彼の様子では、先に目覚めさせるべきではないと、判断したのだが、時を経た重厚な黄金の色は、其処にも、何処にも見えなかった。知らぬ間に、気が付いていて、立ち去って行ったのだろうか。12の宮を守っていた、蒼い獣達の様に。何を想って黙って去ったか、は与り知らぬ事だが、休息を赦された心地で、蒼銀の竜に背を預けて、腰を下ろし。残っていた手袋も脱ぎ捨てると、男の頭を掻き抱いた。)【6/n】   (2017/2/6 01:14:07)

月虹♀剣士 (斯うして、肌に、鱗に、直に触れていれば、男も竜も、其の内に眼を覚ますだろう。結局…解らない事だらけだったが、ひとつの悪事が潰えた事実で、槍遣いは満足だろうから、自分も其れで、良しとしよう。薄い報告に、青い魔導師は不服だろうが…。男の額にそっと手を当て、発熱具合を確認し乍、様子を観察する。兎に角、此の男は、失わずに済んだ、という安堵感が、ささくれ立つ気分の上に広がった。目覚めたら……帰りは、古代竜の背に乗って、二人…否、三人旅となろうだろうか。戻ったら、暫くは、共に過ごす事に為るだろうか。然うし、復、切った張ったの日常に戻っていくのだろうが、――銀灰の女は、一人と一頭の呼吸音を聞き乍、緩やかな笑みを浮かべて、眼を閉じた。)【7/n】   (2017/2/6 01:19:50)

月虹♀剣士【n=7でございます。ダベルの塔、わたくしからも以上となります。…わたくしの締めロルこそ、蛇足だと想いましたが、ラギの応急処置をして満足です。約9ヶ月となりましょうか、長いおデートを企画してお付き合いくださり、こちらこそありがとうございました。】   (2017/2/6 01:22:20)

月虹♀剣士【色々、書き損じや書き切れなかった部分等ありますが、…あぁぁ、早速、陛下のこと書き忘れていたのに気付きました。Σ orz ま、まぁまた、陛下は相見える事がありましょうから、その時によろしくお願いいたします。】   (2017/2/6 01:25:39)

月虹♀剣士【それでは、失礼いたします。――楽しかったです。】   (2017/2/6 01:26:21)

おしらせ月虹♀剣士さんが退室しました。  (2017/2/6 01:26:24)

おしらせトランポリン♂大統領さんが入室しました♪  (2017/8/9 21:55:28)

トランポリン♂大統領…ま、待ってくれ……、待ってくれ……(嫉妬と憤怒と嘘偽りに満ち溢れた人生の酸いも甘いも味わい尽くした二枚舌が擦れた声で必死に命乞いする。世界最大の摩天楼のとある有名豪華な一室で豪華な夜会服を身に着けたまま惨めに這いずり回る老人。他者を道具とみなして生きて来た証拠であったその特徴的に奢り昂った表情は完全に喪われていた。世界有数の富裕層の象徴であった筈の膨れ上がった肉腹と垂れ下がった下顎は滑稽に波打つも健康を脅かされて陰りを帯びていた。狂った世界に似付かわしき最高の地位……夢焦がれた大統領の地位にまで昇り詰めた喜劇役者の舞台は今正にその幕を降ろさんとしていた。驚愕に大きく見開かれた眼の中に映り込んでいたのは、金に糸目を付けず雇用していた護衛部隊を易々と討ち取られた老人に相応しき住処、地獄の道先案内者は一人と一匹……身に纏う紅の装束では隠し切れぬ鍛え抜かれた両肩を軽く竦める憂鬱な表情の男。そして男の背後に陣取り大きな欠伸を噛み殺す巨躯は隻眼の紅邪竜。)   (2017/8/9 21:55:49)

トランポリン♂大統領(男の慣れた手付きで携える三又の槍から放たれる鋭く眩しき閃光と、紅邪竜の真一文字に裂けた巨嘴から毀れる白き牙から鈍く放たれる輝きを眺めれば、世界広しと言えども比類なき程に薄汚れた老人の魂に対する慈悲として永遠の救済をもたらしに来た天国の使者かと見間違う程の美しさである)……オロシアと私の密約はまだ誰にも漏れていない…私はまだ利用価値がある筈だ……傀儡政権として今後も忠誠を尽くす………ハラショー!   (2017/8/9 21:57:30)

おしらせトランポリン♂大統領さんが退室しました。  (2017/8/9 21:57:34)

おしらせウォレス♂皇帝さんが入室しました♪  (2017/8/28 22:47:17)

ウォレス♂皇帝…先の皇帝ラウミンとお主…いいや、お主を操る背後、ファシスト・ケンとの間にどの様な汚い密約があったのか…私は知らないし、知るつもりもない……(床に転がって震え上がる喜劇役者の股間は湯気を立てている。本能で感じているのだ。死すら安らぎに思える地獄の拷問が間もなく開始されるであろう事を。しかし醒めた表情を浮かべたまま紅の竜騎帝が発した意見は喜劇役者の想像を超えるものであった)……世界最大の異種族集結国家…最大限の自由と機会の平等を目指していた筈の此の理想国家の最高責任者たる、異種族同士から選ばれし大統領であるお主がヒューマン優先策等という現実路線という名の単なる保身、我が身我が種族可愛さの政策を推し進めて…その実着々と莫大なる私腹を肥やしている現状を黙認していた訳ではない……   (2017/8/28 22:47:54)

ウォレス♂皇帝……シンドラの狸、聖者ブルーとお主共が秘密裡に結託していた…巨神復活による秩序瓦解…大量殺戮兵器の特需……実現寸前であった野望は潰えたのだ……。世界の正義・世界の警察を標榜する此の国こそが悪魔も顔を顰める大量虐殺産業の胴元なのだ……蒙古汎神ヴァース・モルツの復活を企てるお前達を……おい、ファシスト・ケン…其処に居るんだろう?……(部屋の壁に飾られた悪趣味な大統領顔写真の巨大なポスター…700万ドルの裏金を捻出した疑惑の影から悠然と姿を現したのは、凡そ大物には程遠い風貌である、蒼白い顔をした甘いマスクの洒落骸【しゃれこうべ】であった)   (2017/8/28 22:48:04)

おしらせウォレス♂皇帝さんが退室しました。  (2017/8/28 22:48:13)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが入室しました♪  (2017/9/15 10:53:29)

ヒイラギ♂槍遣士【藤様をお待ちしております】   (2017/9/15 10:54:26)

おしらせ藤宮 更紗さんが入室しました♪  (2017/9/15 10:55:00)

ヒイラギ♂槍遣士【下のソロルはIP違いますが私ですのでお気遣い無用です】   (2017/9/15 10:55:15)

藤宮 更紗【お邪魔します。凄いログに圧倒されそうです。】   (2017/9/15 10:55:45)

ヒイラギ♂槍遣士改めてよろしくお願い致します。   (2017/9/15 10:55:49)

藤宮 更紗【此方こそ、宜しくお願いします。】   (2017/9/15 10:56:27)

ヒイラギ♂槍遣士お相手様のお陰です。さて…藤宮様はファンタジー系でやってみたいイメージはございますか?   (2017/9/15 10:57:20)

藤宮 更紗あまりに素敵過ぎて…私で良いのでしょうか?と思ってしまってます。 ヒイラギさんは、癒し系と言っていましたが、少しクールな感じが好きかもしれません。   (2017/9/15 10:59:11)

ヒイラギ♂槍遣士凛とした騎士 頭の切れる盗賊 可愛いお花売り 生意気な妖精……色々あって迷いますね(   (2017/9/15 10:59:15)

ヒイラギ♂槍遣士クールキャラですか。   (2017/9/15 10:59:39)

藤宮 更紗小悪魔的な…(笑) 私のイメージとは違うかもしれませんが。   (2017/9/15 11:00:05)

ヒイラギ♂槍遣士大好きです、そういうの(   (2017/9/15 11:00:32)

ヒイラギ♂槍遣士小悪魔なクールキャラですか……   (2017/9/15 11:00:56)

藤宮 更紗上手く出来るかどうかは自信ないのですが。   (2017/9/15 11:00:57)

藤宮 更紗本当は私、クーデレ系が理想だったりします。ブレがありますけど。(笑)   (2017/9/15 11:02:09)

ヒイラギ♂槍遣士藤宮様と私がこうして打ち合わせする事が既に楽しいので全く問題無しです。   (2017/9/15 11:02:23)

ヒイラギ♂槍遣士クーデレ系ですか。なるほどです。   (2017/9/15 11:02:57)

藤宮 更紗そう思ってもらえれば…♪   (2017/9/15 11:03:16)

ヒイラギ♂槍遣士そうなるとお笑い担当の私 とクールなツッコミ担当の藤宮様 みたいなイメージが浮かんで来ますね   (2017/9/15 11:05:03)

藤宮 更紗お笑い系なんですか?ヒイラギさん。(笑) ツッコミ…出来るかな…。   (2017/9/15 11:06:02)

ヒイラギ♂槍遣士学園部屋にこの格好でノコノコお邪魔してしまう お笑い担当です(   (2017/9/15 11:06:55)

ヒイラギ♂槍遣士クールなキャラクター。騎士 暗殺者 魔導師 やっぱり攻撃系の職業ですかね。   (2017/9/15 11:08:55)

藤宮 更紗私としては初めての事なので、あまり意識せず自然体で進めていきたいと思います。いえ、私の部屋では学園系以外もOKだったので問題ないです。学園系では甘々好きの伽羅なので、ちょっと違う伽羅もしてみたい欲があるのかもしれないですが。楽しくできたら良いなと思います。   (2017/9/15 11:08:57)

ヒイラギ♂槍遣士なるほどです。私は藤宮様のキャラクターを立てられる様に振る舞いますので。街のならず者とかゴロツキとか冒険者とか合わせますよ   (2017/9/15 11:11:29)

藤宮 更紗騎士や魔導師的なものは、攻撃の仕方や魔法が分からないので、消去法で暗殺者なんてか思ったのですが、神秘的なイメージも良いかな…って。ハードル高そうだけど。(あはっ。)   (2017/9/15 11:12:12)

ヒイラギ♂槍遣士別に誰も笑ったりしないので好きなイメージを演じたら良いです。神秘系の職業ですか。   (2017/9/15 11:13:35)

藤宮 更紗ありがとうございます♪ 初めてみないと、その伽羅が合うか合わないかは分からないとこですね。全てが初めてだから。   (2017/9/15 11:14:47)

藤宮 更紗始めて、って漢字ミスですね、ごめんなさい。   (2017/9/15 11:15:42)

ヒイラギ♂槍遣士クールな神秘系の職業……。女神官やシスター   (2017/9/15 11:15:53)

ヒイラギ♂槍遣士ん。初めて で問題なさそうです。 始めて はstart   (2017/9/15 11:17:02)

ヒイラギ♂槍遣士女悪魔の幹部、なんかもクーデレには良さそうですね。   (2017/9/15 11:18:18)

藤宮 更紗シスターが、実は暗殺者なんて、想像が。映画みたいですね。(笑) いえ、ミスは最初の、初めて、です。   (2017/9/15 11:18:34)

ヒイラギ♂槍遣士あ、ごめんなさい、最初の はじめて ですね。文末のと勘違いでした   (2017/9/15 11:19:08)

ヒイラギ♂槍遣士……初めて初めて……とか連合されると良からぬ想像力を刺激されます(   (2017/9/15 11:20:26)

ヒイラギ♂槍遣士連呼   (2017/9/15 11:20:33)

藤宮 更紗あはっ、何となく分かってしまった様な…。   (2017/9/15 11:21:36)

ヒイラギ♂槍遣士シスターの正体はアサシン……宗教団体に身も心をも捧げた悲しき ……素敵ですね。   (2017/9/15 11:22:10)

藤宮 更紗シスターには、幼い頃に家族を殺された暗い過去があって、身寄りもなく引き取られた孤児院が教会で…なんて想像が膨らみます。楽しいですね、こういうの。   (2017/9/15 11:25:05)

ヒイラギ♂槍遣士キャラクター設定が上手く絡み合うと 物語が膨らんで楽しさ倍増ですよね。イメ遊びの醍醐味ですね。   (2017/9/15 11:28:07)

藤宮 更紗そうですね、お相手様と作る物語ですから、方向性が同じだと楽しいですね。   (2017/9/15 11:29:02)

ヒイラギ♂槍遣士そしてラスボスは 教会の大司教であり…藤宮様の両親の敵でした…みたいなイメージです。大司教の過去の消し去りたい犯罪を告白する雨嵐のシーン……(妄想加速)   (2017/9/15 11:30:55)

藤宮 更紗楽しそう…。後は描く方の腕次第で物語は盛り上がっていきそうです。…自信ないのですが。(笑) ヒイラギさんは、どんなやくに?   (2017/9/15 11:33:02)

ヒイラギ♂槍遣士お前の母親を……私は渇望していたのだ……今解った!お前の母親が私を狂わせたのだ……お前は悪魔の娘だっ……っ!!   (2017/9/15 11:33:13)

藤宮 更紗やく→役 です。   (2017/9/15 11:33:21)

藤宮 更紗貴方は、自身に負け、私の母のせいにしたかっただけ… 追い詰めたのは貴方自身です…。(なんて。笑。)   (2017/9/15 11:34:56)

ヒイラギ♂槍遣士私は大司教から暗殺を命じられていたターゲットでのらりくらり口説きながら回避し続けて(ふにゃ腰)……ラストに助けに来る1番美味しい役です ( 船越   (2017/9/15 11:35:48)

ヒイラギ♂槍遣士そういうやり取りが楽しいですよね。   (2017/9/15 11:36:25)

藤宮 更紗ヒーローですね、ヒイラギさん。でも、のらりくらりの対応もヒイラギさんなら、面白くしてくれそうな気がします。   (2017/9/15 11:37:11)

ヒイラギ♂槍遣士藤宮様は探偵小説はお好きですか?   (2017/9/15 11:39:16)

藤宮 更紗謎解きは好きですよ。探偵 、推理小説など。   (2017/9/15 11:40:00)

ヒイラギ♂槍遣士大司教の犯罪独白シーンを追い詰めるクールな女探偵シスターアサシンを、ですかね。   (2017/9/15 11:40:58)

藤宮 更紗探偵は大袈裟かもしれませんが、親の仇に復讐すると誓った彼女は、自分を殺して必死で探し当てるでしょうね。その為にはアサシンになる事も厭わず。   (2017/9/15 11:43:16)

ヒイラギ♂槍遣士アサシンになる為の……刺青を彫り込まれるシーンなんか想像力を掻き立てます。 初めて初めて……の代わりに汗ばむシーンです(   (2017/9/15 11:45:40)

藤宮 更紗緊張した空気が流れますね。…初めてだからこそ楽しめる事もありますね。   (2017/9/15 11:47:04)

ヒイラギ♂槍遣士厳戒警備体制の大司教に近づく為だけに……屈辱の刺青を彫り込まれた藤宮様です   (2017/9/15 11:47:34)

藤宮 更紗柔肌を切り裂きたくなる程の思いだと思います。葛藤はかなりありそう…。   (2017/9/15 11:48:45)

ヒイラギ♂槍遣士内太腿の根元……乳房の鎖骨…… 初めて初めて、よりも官能的なシーンになるでしょうね   (2017/9/15 11:50:51)

藤宮 更紗ですね。上手く描ければ…。   (2017/9/15 11:51:43)

ヒイラギ♂槍遣士復讐が終わり……屈辱の刺青を身体から 短剣で自ら削ぎ落とすシーンも良さそうです。勿論黙って眺めてる紳士の槍遣いです(嘘   (2017/9/15 11:55:49)

ヒイラギ♂槍遣士つい刺青に話が脱線しております汗   (2017/9/15 11:56:24)

藤宮 更紗血が飛び散るシーンは、なるべくお手柔らかにとお願いしておきます、初心者ですから。(笑)   (2017/9/15 11:57:21)

藤宮 更紗設定がある程度、決まれば、後は始めてみないと分からないですね。想像だけが暴走しそうで…。(笑)物語を進める上で後は調整していけば良いのかな、と思います。   (2017/9/15 11:58:42)

ヒイラギ♂槍遣士……初心者だからお手柔らかにしても 出血します(マテ   (2017/9/15 11:58:45)

藤宮 更紗あはっ、それは否定出来ないですね。   (2017/9/15 11:59:43)

ヒイラギ♂槍遣士そうですね。遊びですから書いて考えて書いて の楽しみですね。   (2017/9/15 12:00:06)

藤宮 更紗ええ…だと思います。   (2017/9/15 12:00:33)

ヒイラギ♂槍遣士さてすみません。お話をまだまだ沢山したいところですが最後にもう一部屋お付き合い御願いしてよろしいでしょうか   (2017/9/15 12:03:05)

藤宮 更紗了解です、大丈夫ですよ。   (2017/9/15 12:03:58)

ヒイラギ♂槍遣士先導します   (2017/9/15 12:04:15)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが退室しました。  (2017/9/15 12:04:18)

藤宮 更紗では、此方は失礼します。お邪魔致しました。   (2017/9/15 12:04:41)

おしらせ藤宮 更紗さんが退室しました。  (2017/9/15 12:04:44)

おしらせ皇帝ウォレス【悩】さんが入室しました♪  (2017/9/16 09:07:58)

皇帝ウォレス【悩】【夕映様をお待ちしております】   (2017/9/16 09:08:43)

おしらせGardenia♀屍人形 ◆Hiiragif9Aさんが入室しました♪  (2017/9/16 09:15:13)

皇帝ウォレス【悩】(世界最大の帝国 居城を離れて街中場末の酒場にて独り身分を隠して物思いに耽る皇帝を突如襲ったのは扉向こうからの存在感。ゆっくり入り口の方向を振り仰ぐと)……何か御用ですか……(扉の向こうから漏れる気配……人間のそれではない……に対して無表情に身構えた)   (2017/9/16 09:17:39)

Gardenia♀屍人形(最初の兆しは、小さな、小さな機械音。コツリ、と響いた時を刻む音。そうして開いた扉の向こうに、華奢な少女が立っていた。扉の前に『現れた』のが、最低限の礼儀の心算。腕利きの職人が作った様な造形の少女は、大人しやかな菫色の眼を、真紅の男へと向けて。)…内に秘めたモノからして、常人には見えないな、お前。…其の躰、私に預けないか?(静かに紡いだ声音は兎も角、指し示す意図は平穏とはかけ離れたもので。)   (2017/9/16 09:25:13)

皇帝ウォレス【悩】……綺麗なお嬢さん……初対面のオルグに敬意を示したいところではあるが……生憎だが此の先誰かに仕える事は最早ない……(正々堂々真正面からの礼儀には礼儀で返す主義。椅子から立ち上がると勘定をカウンターに置いた)……ついて来て貰えますか……(紅のマントをはためかせて場末の酒場に相応しき、小汚ない路地裏まで魅力的な訪問者を誘導した。)……大人しくこのまま帰るか……私から屈伏させられるか…………好きな方を選べ……(周囲には誰も居ない。静けさを壊さない流れるような身のこなしで三又槍を身構えた。)   (2017/9/16 09:39:43)

Gardenia♀屍人形(周囲の喧騒は、耳に入れども、気に留めはしなかった。寧ろ、有象無象のいる此の場所の方が、好都合だったのだが。律儀にも、真紅の男は勘定を済ませて、人気の無い場所に先導する。背中を此方に向けれども、隙の無い身ごなしを眺め乍、ひたりと付いて行く。)…此方こそ、生憎だが、お前の忠誠は要らない。心も要らない。命も要らない。…躰だけ、呉れれば、其れで。(血の気の薄い唇が、歌う様に不吉な詞を紡ぎ出す。相手は、…返事を待つ迄も無い。大きなフォークの切っ先を、此方へ向けている。腐肉を喰らう心算だろうか。柄にも無い冗談が過ぎって、少女は唇を歪ませた。そして、左手小指に嵌めた指輪を右手で摘む。其の侭、腕を右に伸ばせば、指輪から細身の剣が現れた。ぎらりと光を弾くレイピアは、対峙する男がそれと見て取るが速いか、鋭く尖った剣先が飛び込んできた様に想えるだろう。構える間も惜しんで、男の懐へ飛び込んだ。)   (2017/9/16 09:54:08)

皇帝ウォレス【悩】.……暗器。暗殺者のそれであろうか。指環がレイピアに変化する様を見つめる。身体が欲しいとはどういう事であろうか。人外というものは文字通り人間の常識からは理解し難い理屈で動いている。最もその点では人民外の立場になった自身も似たようなものであろうか。急所を的確に狙って来る達人の一撃に呼吸を合わせて)……シンドラの刺客……では無さそうだな……(身体から微かに発する金属音を鼓膜が捉える。古代文明の魔導人形……そんな御伽噺を信じたくなる程に強烈な連続攻撃を三又槍で迎撃し続ける。無尽蔵の魔力であれば長期戦の不利は明白。百戦錬磨の戦神が唯一頼る、自身の脳細胞が勝利の方程式を計算し始めた)   (2017/9/16 10:13:19)

Gardenia♀屍人形(葬送服を思わせる黒一色の可憐なドレスに見合わない素早さは、己の腕が華奢な見た目通りに非力であることに由来する。子供と同程度にしか無い腕力は、磨き上げられた体躯の男に、競り合って敵う筈も無い。ギィン、ギィンと激しい金属音を立てて、胸の一点を狙ったレイピアが弾かれた。其の衝撃に腕だけでは耐えられないが、しなやかな剣身を持つレイピアであればこそ、少女にも捌けたのだ。が。此の侭で攻めても、決定打には辿り着けそうも無い。)…シンドラの刺客?何の事か知らないが、私は私の思考を基に動く。誰も、私を支配など出来ない。…創造主でも…。(淡々と言葉を紡げるのは、呼吸を要しない人形ならではの芸当。恐らく、真紅の男が防戦一方で様子を伺うのも、其の所為だろうと見当を付ける。生物ならば、呼吸がある。呼吸により、力の入る所と抜ける所が出来る。其れが無いのが、生物では無い少女に有利な点。…そして、流れを更に此方へ持ち込もうと、リズミカルに閃かせ、防がれる度に揺れる切っ先の先に、魔力を込め始めた。瞬き程の後、辺りを焼き尽くす様な眩ゆい光が溢れる。…目眩しだ。)   (2017/9/16 10:35:23)

皇帝ウォレス【悩】(無呼吸で繰り出される連続攻撃に待ち望んでいた隙間が生じた。目映い光が発動したその瞬間僅かに屍人形の動きが硬直したのだ。光輝いていた過去の栄光とは訣別を済ませた自分には相応しい。勝ちを焦った屍人形にはそろそろ生まれた世界へ御退場願おう。)……支配されてる事にすら気付かないのではないか……出直して来い……(放たれた目潰しの閃光が皇帝の網膜まで到達する刹那よりも疾き……時間と空間の法則を逸脱する故に計測不可能なタキオン粒子……深紅の一撃が人形の手首と首筋を捉えて貫いた。生意気な屍人形は小汚ない路地裏の薄汚れた壁を飾る磔と化した)…………言い残す事はあるか……(その首筋を三又槍で真横に斬切しながら礼儀正しく問い掛ける)   (2017/9/16 10:58:25)

Gardenia♀屍人形(少女の手なるレイピアが、上向いて男の喉を其の軌跡の先に捉える。光の溢れる白々とした一瞬の世界の中で、幽し記憶が蘇る。…こんな風にして、いつかの日に、あの男を、此の身を創り上げたひとを、…ころした。思考を掻き乱した想いに囚われた隙は、目眩しが発動した一瞬よりも短かったけれど。僅かな乱れは、一点を貫くに長けた槍遣いには、見逃しては貰えなかった。切り裂かれた腕と首筋、そして壁に叩き付けられた躰の痛みは、生きていない少女には微々たるもの。遅れて、手から離れた華奢な剣が地面に落ちて、カラカラと其の場で回る。壁に縫い付けられた少女の淡い金髪の中で、こめかみ辺りを赤々と彩る髪、其処だけ何故か紅い髪が驚いた様に、独立した動きで跳ね上がる。菫色の眼を見開いて、真紅の双眸と視線を交わす。其の表情は、年齢以上幼くあどけない。…他者の物である鮮血で穢れた手と所業には、不釣り合いな程。)   (2017/9/16 11:30:00)

Gardenia♀屍人形言い残す事?…此れで終わりだと思ってる訳じゃないだろ?(其れは、次なる宣戦布告。人形其の物に、表情を秘した少女は、然し光の色の睫毛に縁取られた、深い闇の色の瞳で嗤ってみせた。頸を真横に疾っていく無慈悲な刃により、頭と胴が離れていく、…少女の躰から、コツリ、と時を刻む音が響いて…華奢な黒衣の姿は、何処にも見えなくなった。ただ其処に、男の躰に、確かに居た証の如く、紅い穢れを残して。)   (2017/9/16 11:30:43)

皇帝ウォレス【悩】(帰郷の意志など皆無。只姿を消しただけの屍人形。無尽蔵の魔力を糧に再度襲来するのは間違いない。厄介者を仕留め損なった虚脱感に襲われ小さな溜息を漏らすも)……命尽きるその瞬間も心動かぬ人形風情に取らせるつもりはないが……お前のルールで真正面から堂々と取りに来い……(指環に戻った華奢な剣を拾い上げる。古代文明魔導の手掛かりになるだろうか。無尽蔵のエネルギーを解明する国家予算は無尽蔵に在らず。特別予算を命じるその瞬間のみ浮かび上がる宰相の奇妙な苦虫顔を思い出す。またあの顔を拝んでやろう。少しだけ苦笑しながら路地裏の戦場を独り後にした皇帝であった)   (2017/9/16 12:00:57)

おしらせ皇帝ウォレス【悩】さんが退室しました。  (2017/9/16 12:03:14)

おしらせGardenia♀屍人形 ◆Hiiragif9Aさんが退室しました。  (2017/9/16 12:03:21)

おしらせ紅邪竜シィトン【苦】さんが入室しました♪  (2017/9/20 04:56:06)

紅邪竜シィトン【苦】……此処から先は…我が主の許可なき者は誰も通さぬぞ……(場面は一転して大帝都オロシアの居城。皇帝ウォレスが就寝する巨塔の最上階に続く……帝都が繁栄してきた悠久の時を象徴するかの如きに巨大な螺旋を描く踊り階段……反響和音をコツコツと鳴らしながら正々堂々真正面から訪れたのは屍人形。皇帝に身辺を警護する警備兵など必要ない。この最恐の邪竜が傍を離れぬからだ。月の明かりで朧に浮かんだその小さな姿を隻眼が捉えると)……勿論小さな子供もその例外ではない……子供であろうと…人間は大人のふりをせねば生きていけぬ…そう……大人しく引き返すのであれば……勿論…大人しく観念して煉獄の焔を浴びてみたいのであれば…協力してやらん事もないぞ……   (2017/9/20 04:56:10)

紅邪竜シィトン【苦】(巨大な嘴を震わせて嘲りの言葉を呟く。皇帝の命を狙いに来た筈がその命を逆に喪った暗殺者など、螺旋階段最上部の天窓から見渡せる星の数以上だった。陛下に仕えて以来唯の一度も負けた事がない。皇帝とは負ければ終わる存在である。連戦連勝記録が邪竜を油断させ慢心させていた)……お主の如き禁断の……幼女ロリータ『人形』系とやらの魅力は……為政者には最も危険な果実だからな……ただでさえ貴族連中からの人望皆無の陛下に……謂われなき下半身の噂傷をつける訳にはいかぬわ……(こんな小さな子供に下品な饒舌が止まらない。己自身に違和感を感じ始めた邪竜。何かがおかしい。そして最恐の邪竜はこの慢心して発した軽口の代償を紅鱗に切り刻まれる全身創痍を以てして償う事になる)   (2017/9/20 04:56:23)

おしらせ紅邪竜シィトン【苦】さんが退室しました。  (2017/9/20 04:56:31)

おしらせGardenia♀屍人形 ◆Hiiragif9Aさんが入室しました♪  (2017/9/22 18:37:29)

Gardenia♀屍人形(窓から差し込む星明かりに浮かび上がる、対照的な一頭と一体。巨大な体躯で巨塔の階段の行く手を阻む、真紅の鱗の古代竜。その前に身を晒すのは、多く見積もっても精々10代後半と思われる華奢な少女。ここに至るまで、身軽な見掛けに反して、高く靴音を響かせてきたブーツの底は厚く硬く。レースや襞でたっぷりと飾られた黒衣は、色素の薄い少女自身を、一層白く際立たせた。柔らかな陽光を想わせるプラチナブロンドに何故か頭の両側、こめかみの辺りだけは真紅の髪が一房ずつ。死者同然に、血の気の失せた白雪の肌に代わって、真紅の髪には血が通っているかのように、元気良く跳ね上がっていて。…ついでに少女の体から濃厚な血の香りがするのは、黒衣が夥しい血を吸っていたから。宵の口に一戦交えた男を、そのままの体で追って来たのだけれど。三叉の槍から受けた傷は、まったく無くなっている。)こんな所で、珍しいドラゴン…、偶には出歩いてみるもんだ。(ひっそり、呟きながら。大人しく紅竜の眼前へと進み、大人らしく恐れげなく足を止める。少し距離を開けたのは、ブレスへの警戒ではなく、その全容を視界に納めるため。)【1/2】   (2017/9/22 18:48:49)

Gardenia♀屍人形【残りは、紅邪竜様がお時間のある折りにお会いできましたら、投下させて頂きますね。お邪魔いたしました。】   (2017/9/22 18:50:14)

おしらせGardenia♀屍人形 ◆Hiiragif9Aさんが退室しました。  (2017/9/22 18:50:23)

おしらせ紅邪竜シィトン【苦】さんが入室しました♪  (2017/9/23 14:24:42)

おしらせGardenia♀屍人形さんが入室しました♪  (2017/9/23 14:25:53)

Gardenia♀屍人形(人形の昏い瞳に生気が宿った。飼い慣らされた下位種のドラゴンが主を亡くして尚、無人となったダンジョンを護る例はあった。だが、まだ「生きている」城を護っているとは珍しい。それも護っているのは上位種のドラゴンだ。数多くの種があるドラゴンだが、この紅竜のように人語を話すのは誇り高い上位種である。それも、唯々諾々と言う事をきくような個体には見えない。これを従わせているのがあの紅の男かと想うと、是非ともその体を手に入れたくなる。まずは取り上げられてしまった指輪の回収が先で、差し当たってはたった今対峙しているレッドドラゴンを何とか……しなくてはならないが。)…その、主の許可を得て来るから、ソコを通してくれよ。(口を開いて出て来た少女の声すら、嘲笑混じりの古代竜の声とは対照的な静謐。ほんの少しの揶揄が混じるだけ。表情の無い白い顔には菫色の瞳を輝かせる、それは興味津々であり冷たくもある…品定めの眼だ。もちろん、退いて貰えるとは考えていない。少女の指を飾る魔力の篭もった指輪はまだ数個ある。その内のひとつ、瑠璃がはまった指輪をそっと撫でる。青々した空気が吹き出して、少女の周りに蟠った。)【2/2】   (2017/9/23 14:29:12)

紅邪竜シィトン【苦】……舐めるな小娘っ(平然と冗談を発した屍人形に怒りを覚えた邪竜。鎌首をもたげると星空の窓を遮った威嚇の構え。眼下に佇む小さくも大きな脅威を叩き潰さんと巨大な躯はしなり躍りかかった)……許可など不要だっ……(嫌な予感は悪寒と変化していく。迷いを振り払う様に文字通り竜鞭と化した一撃を放った。居城を瓦礫と化してでもこの屍人形は食い止めねばならない。大いなるドラゴンの誇りにかけて)   (2017/9/23 14:38:41)

Gardenia♀屍人形(長い首がしなやかに動き、大きく開かれた牙の立ち並ぶ口はどうしても蛇を連想する。大きさも知恵も、本能で動くのみの蛇とは比較にならないだろうが。竜の頭で薄い光さえ遮られて、周囲が暗くなる。暗くなった足場の悪い階段だからとて、無為に待っていては潰されてしまう。迷わず後方へと跳ねながら、少女の元居た位置に留まる青々しい空気を魔法の風へと発動させる。真空で周囲のものを切り裂く魔法の風へと。)『ウィンドブレード』!…そう言うな、悪い様にはしないから。(口先だけの宥めを施して。ブーツの踵は、危なげなく階段を踏んだ。見上げる紅い姿は青に囲まれて、紫に見えた。少女自身の眼と同じ様な色に。)   (2017/9/23 14:49:47)

紅邪竜シィトン【苦】(飛翔した屍人形の影を紅の竜鞭が叩き壊す。頑丈な居城を構成する巨大な大理石の礎が、一瞬で発破されて石灰粉塵と化した。壁を突き抜けんばかりに空いた大穴から巨大な身を翻して隻眼を凝らした邪竜を襲うのは真空の風)……くうぅ……(貴重な隻瞼と紅鱗の隙間をピタリと閉じて遣り過ごした。大きな嘴は怒り狂う腸の熱源を忠実に取り込み拡大再生産し始めた。煉獄の焔を嘴から燻り漏らしながら)……帝都名産の菓子……人形焼きにしてくれるわ……(カパリと裂けた嘴の奥から放たれた紅蓮は紫に染まった少女の視界を再び深紅一色に染め直した)   (2017/9/23 15:11:18)

Gardenia♀屍人形(爆音が轟いた。そのまま突っ立っていたら、原形を留めず…瓦礫を染める塗料に変わってしまっていただろう。それよりも閉口したのはもうもうと視界を遮る粉塵。曇りを見透かすように、大きな菫色の眼を見開いて無遠慮に観察する。青い真空の刃は、視界を晴らす風となって、すぐに止んだ。)…、この程度じゃダメか、それもそうだよな。(納得の呟きひとつ。目に見える傷は、紅鱗の上に見えない。つぶさに観察するなら、細かなダメージがあるかもしれないが…。これだけ怒り狂う相手に今頼むのは、得策ではないことくらいは解る。辺りの温度が急上昇しているかというほどの怒りだ。)……人形焼き?…そっちがそう言うなら、……私は物を食べないが、竜眼くらいなら食べてやってもいいぞ…。(隻眼の竜に、笑えない冗談を返しながら、左手を自分の前に差し出して、ごく短い詠唱を唱える。華奢な体を隠す程度の、見えない盾の形に魔力が凝縮されていく。同時に、握った右手にも魔力を籠める。そこから水の気配が溢れ始める。それぞれの手で魔導を繰り出し始めた少女を、紅蓮が包んだ。熱い。熱い熱いあつい。)   (2017/9/23 15:37:59)

Gardenia♀屍人形(左手の『盾』が紙屑の様に燃えてしまうのをなんとか防いでいる。が、そのまま、何の手も打てなければ…結果、燃えて、炭と化した人形焼きになってしまうだろう。『盾』が現れている時間は、短いのだ。右手に集めた水の気配は不十分だったが、炎に向かって投げる仕草をした。投じられた魔法は、多量の水と化し、爆発を起こした。)   (2017/9/23 15:38:28)

紅邪竜シィトン【苦】(徐々に威力を喪う『盾』に気を取られた邪竜。陽動作戦にまんまと嵌まった間抜けさ加減を悔やむも時既に遅し。無呼吸の人形であるが故にか此方の呼吸を詠み水爆を投げ込むタイミングは神業の域に達しており)……ぐわぁあああっ……(邪竜自身の発した煉獄の絶大なる破壊力を柔らかい嘴内部から浴びることとなった。堪らえ切れず揉んどりうって巨躯が崩れ落ちる。全身の鱗中から吹き出した鮮血の池沼に沈みかけた意識をどうにか繋ぎ止めて隻眼の焦点を小さな勝者に合わせ呟いた)……ど、どうやら御主の勝ちだ……小さくも偉大なる少女……うぅ……(その時少女の体内から微かに聴こえる機械音に気が付いた邪竜は自嘲の笑みを浮かべた)……その音は……古代魔導の……くっくっく……文字通り本物の人形だった訳か……(悠久の時を怠惰に過ごした己自身が招いた完敗。巨大な躯を震わせて)……まあそれでも……陛下の勝ちは動かぬわ……精々頑張るがよい……(最後まで嘲りの笑みを浮かべたまま崩れ落ちる邪竜であった)   (2017/9/23 15:55:38)

Gardenia♀屍人形(爆発の反動は、少女自身にも降り掛かった。身を護っていたとはいえども爆発に圧され、堪え切れずに数段、足を滑らせた。そして、燃え尽きるように『盾』が効力を失くして滅すると同時に、視界を赤々と焼き尽くした炎が止んだ。だが瞬いても辺りは紅一色。苦鳴と共に床に体を横たえた紅竜から、さらに紅い体液が溢れ出てくる。この場で斃れた者達の血痕を上書きするかのよう。己自身の力を浴びた竜を見下ろす眼は、勝ち誇るでもない、やはり興味深げな色。)……どうやらそうらしい、…そのお陰でこうして存在して、その所為でこうして存在している…。……なら、お前の許可は貰ったってことだな。(静かな声が揺らいで、笑いを含んだように響いたのは、それでも主たる男への忠誠が揺らがない言葉に、いささか感銘を受けたから。この後「陛下」と勝負をすると見越した言葉は当たるのだろうが、その行方はまだ誰にも判らないはず。死んだ訳では無く、気を失っただけらしい竜から、塔の上方へ視線を映して。少女は紅い泥濘に足を踏み入れ、来訪を告げる様に高く踵の音を響かせるのだった。)   (2017/9/23 16:17:31)

おしらせ紅邪竜シィトン【苦】さんが退室しました。  (2017/9/23 16:18:03)

おしらせGardenia♀屍人形さんが退室しました。  (2017/9/23 16:18:28)

おしらせシリュウ♂宰相 ◆Hiiragif9Aさんが入室しました♪  (2017/9/24 13:53:49)

シリュウ♂宰相御寛ぎの所を失礼致します…火急の…御耳に入れておくべき案件が…複数発生しております…何卒御時間を賜りたく……(慌ただしいノックの後に払うべき礼儀を思い出したか丁重に扉が開閉する。巨塔最上階の皇帝専用寝室部屋に飛び込むなり、平伏せんばかりに深く頭を垂れたのは紫色の衣を纏った宰相シリュウ。宰相の手には折り畳んだ羊皮紙があった。顔を上げた宰相は皇帝が平服である事に気付いて一瞬訝しげな表情を浮かべた。だが何をなさっていたか詮索すまい…そう決意したか焦りを滲ませた顔付きに戻る。)順を追って御説明申し上げます……先程…此の様な不届き千万の…置き手紙が見付かりました……湖の孤島にて凍土に封じられし遺跡…通称石の家をそっくり島ごと寄越せと…そして寄越した暁には一切関与せず治外法権を与え…調査の見返りも期待するなと…何とも不遜な……『物真似師』を名乗る道化者の署名が御座いました…(怒りの余りに握り締めた手が羊皮紙を握り潰す。まだ皇帝が目を通す前である事に遅まきながら気付き慌てて広げて皺を伸ばし、再び頭を垂れながら羊皮紙を差し出すのであった)   (2017/9/24 13:54:27)

2016年11月18日 20時43分 ~ 2017年09月24日 13時54分 の過去ログ
置く迄焦らす愉悦の刻【貸し切り】
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