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「【F系】大型機動兵器×ファンタジー世界」の過去ログ

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2017年10月18日 00時57分 ~ 2017年10月21日 23時52分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ミケル♂狩人さんが自動退室しました。  (2017/10/18 00:57:34)

おしらせミケル♂狩人さんが入室しました♪  (2017/10/18 00:57:39)

ミケル♂狩人【失礼しました】   (2017/10/18 00:57:51)

レヴィーア♀冒険者【何も見てないデース】   (2017/10/18 00:58:06)

ミケル♂狩人空中跳ねてくるとか器用な真似を…やっぱ魔人てのは本当なのか(あっけらかんとした口調で機体に取り付いてくる相手の声を集音器で拾い、マイクを切った状態で呟きながらハッチを開く準備を始め)『今開くからちょっと避けてな。手とか挟んだら危ねえぞ』(こんこんとヒュペリオンの装甲を突く相手にマイクで警告しながらハッチの開閉部分に支障がないことを確認した上でコックピットのハッチを開く。相手からはシートに座った仏頂面の自分とその後ろ、補助シートに乗っかった狼犬の姿が見えるか)こっちも探し始めたとこだけど、ま、多分、あそこに何かあるだろ、今から向かうから落とされないように掴まってるか、こっちに入ってくるかしな(指差したのは廃墟の町の一画、巨大な機械同士が戦闘したと思われる瓦礫の山。錆付き風化し使い物になりそうもないヒュペリオンの手足や頭部が転がるなか、まだ無事と思われる巨大な影が倒れ込んでいるのが見える。恐らく稼働する物もあるのではないかとそちらへ機体を向ける。一応コックピットの前に掌を添え、相手がそこに座れるようにもすると瓦礫の山へと向かい機体を進める)   (2017/10/18 01:02:15)

レヴィーア♀冒険者まーねェ、魔人だから出来るってワケじゃないけど、この運動神経はアタシの自慢っちゃ自慢かな?いいっしょ?(二本指を立ててピースマークを作りふりふりと。相手がハッチを開くと言えば、邪魔にならないようするりと離れて)はいはーいっ。流石に魔人ちゃんでも挟まれると痛いから、言う事は聞くよ(そして開いたハッチの先に居る仏頂面の少年を見れば、昨日とは微妙に違う表情にふーん、と覗き込もうとした)お、シュヴェルトじゃん。ヤッホーゥ(背後の補助シートに乗った犬を見れば挨拶をしよう。乗ってる間でもきっと賢く待機してるんだろうなと思えばちょっと和む)入っていーんだ?ふぅん……じゃ、遠慮なく?(ハッチの前に機体の掌が来たなら足場とさせてもらい、コクピットの中に入る。ミケルが乗るメインシートに手を添えて自身の体を支えるようにしながら)あの辺かァ。何かしらあればいいんだけどねェ(お宝巡りは不発だった事もあり、せめて目指す先に良いものがあればと願う。瓦礫の山へ向かう機体の中で、ミケルの方をじいっと見てたら)   (2017/10/18 01:17:20)

レヴィーア♀冒険者―――レヴィ。レヴィーアっての。あたしの名前(歩行の度に柔らかに胸を揺らしながら、唐突にそんな事を言う。昨日名乗り損ねたよね、と思い出しながら名を名乗ろう。目線は景色の先を見ていて)   (2017/10/18 01:17:30)

レヴィーア♀冒険者【1回だけ、目指す先に他に無いかのダイスを振らせて頂きますね…!】   (2017/10/18 01:17:52)

レヴィーア♀冒険者1D6 → (6) = 6  (2017/10/18 01:18:45)

レヴィーア♀冒険者1D6 → (4) = 4  (2017/10/18 01:18:48)

レヴィーア♀冒険者【オリハルコン、が出ました!…残骸かな…?】   (2017/10/18 01:19:36)

ミケル♂狩人【どうぞー。ところでどんな期待見つけたか考えまとまらないのと時間が遅くなってしまったのとで、もしよければ一旦セーブか、運び出しますよってとこで濁す感じの終わらせ方でも大丈夫でしょうか?】   (2017/10/18 01:19:59)

ミケル♂狩人【オリハルコンの残骸……貴重だ】   (2017/10/18 01:20:44)

レヴィーア♀冒険者【はーい!どちらでも大丈夫ですよ。運び出してから車両で一服しても構いませんし、折角なので、残り二度程振って後日描写&持ち帰りという形でいかがでしょう?】   (2017/10/18 01:21:35)

ミケル♂狩人【了解です。では次回までにどんな機体見つけたか考えておきます】   (2017/10/18 01:22:16)

レヴィーア♀冒険者【では、失礼しまして…シュヴァリエの眠る山の中、果たして何が他に眠るのか!】   (2017/10/18 01:22:59)

レヴィーア♀冒険者1D6 → (3) = 3  (2017/10/18 01:23:03)

レヴィーア♀冒険者2D6 → (5 + 3) = 8  (2017/10/18 01:23:06)

レヴィーア♀冒険者1D20 → (15) = 15  (2017/10/18 01:23:18)

レヴィーア♀冒険者1D6 → (1) = 1  (2017/10/18 01:23:38)

レヴィーア♀冒険者2D6 → (1 + 5) = 6  (2017/10/18 01:23:44)

レヴィーア♀冒険者【宝石15金貨相当と、手入れすれば使用可能な武装、とでました。一緒の場所で見つかるのにある意味適した配分…!】   (2017/10/18 01:24:15)

ミケル♂狩人【これでまたヒュペリオンとかシュヴァリエだったらと思いましたがそうそう出ないですね】   (2017/10/18 01:25:49)

レヴィーア♀冒険者【戦艦やそれらが出たら唖然とするしかないですね…(笑)さて、それでは!次回以降の打ち合わせは後程伝言板の方に記させて頂きますね。ミケル様のご希望日もまた教えて頂けましたら、スケジュールを確認してお返事させて頂きますっ】   (2017/10/18 01:30:38)

ミケル♂狩人【はい。基本的には平日は22時位からぷらぷらしております。しかしヒュペリオンやシュヴァリエ増えても管理しきれないですねぇ。ガルドボルグさんの馬みたいな小型機にしてしまうのもありなのかもしれません。ではではちょっと時間オーバー気味なのでせっかく入っていただいたのに申し訳ないですが本日は一旦セーブということで!】   (2017/10/18 01:32:58)

ミケル♂狩人【お付き合いありがとうございました。先に出て申し訳ないですがおやすみなさいませ】   (2017/10/18 01:33:54)

おしらせミケル♂狩人さんが退室しました。  (2017/10/18 01:34:09)

レヴィーア♀冒険者【はい。おやすみなさいませ!それでは此方継続ということでログは確保致しました。それではまた、後日に!】   (2017/10/18 01:34:30)

おしらせレヴィーア♀冒険者さんが退室しました。  (2017/10/18 01:34:35)

おしらせレヴィーア♀冒険者さんが入室しました♪  (2017/10/18 22:28:13)

レヴィーア♀冒険者【こんばんは!そろそろお時間になりますので待機です】   (2017/10/18 22:29:44)

レヴィーア♀冒険者【!?ちょっと背後が騒がしく…15分程離席します。自動退室前には戻って参りますので…!】   (2017/10/18 22:45:56)

おしらせミケル♂狩人さんが入室しました♪  (2017/10/18 22:54:59)

ミケル♂狩人【ぎゃあ、遅くなって申し訳ありません!!!!】   (2017/10/18 22:55:24)

レヴィーア♀冒険者【ただいま戻りましたぁー!ミケル様こんばんは!ささ、こちらへどうぞ(座布団すすすっ)】   (2017/10/18 22:57:12)

ミケル♂狩人【自分で22時30分と言っておいてほぼ23時という体たらく。申し訳ありませんです。そして見つけたヒュペリオンの詳細決められてないという二重にしょうもない状態であります】   (2017/10/18 22:58:40)

レヴィーア♀冒険者【ヒュペリオン&シュヴァリエの案ですが、もしシュヴァリエを頂けるのであれば、此方である程度デザインなどを決めさせて頂きます。勿論ミケル様のほうで売って頂いて一切問題ありませんし、頂く場合はなにか対価を差し出さねばと思っておりますので、遠慮なく仰って下さいませ…!】   (2017/10/18 23:01:06)

レヴィーア♀冒険者【なおヒュペリオンですが、今使われているヒュペリオンの強化パーツ的な、合体ポジ的なサブマシンとしての運用は如何でしょうか。こう、普段は動物系の見た目をしてて、パーツごとに分かれて装着も可能みたいな…】   (2017/10/18 23:02:14)

ミケル♂狩人【シュヴァリエは使うの難しいので魔人であるレヴィーアさんに進呈する予定でした。それで一度打ち合わせしたほうが良いかなとも思ったのですが】   (2017/10/18 23:02:32)

レヴィーア♀冒険者【それでしたら、ログを流してしまうのもなんですし一度待ち合わせの方にお部屋を作りますか?続きはまた後日でも大丈夫ですし】   (2017/10/18 23:04:13)

ミケル♂狩人【そうですね。では一旦打ち合わせでお願いします。なんかバタバタで申し訳ないです】   (2017/10/18 23:04:55)

レヴィーア♀冒険者【いえいえ、それではお部屋を作りましたので、移動の方をお願いします。確認次第此方を退室致しますので!】   (2017/10/18 23:06:45)

ミケル♂狩人【はい。では移動いたします】   (2017/10/18 23:07:06)

おしらせミケル♂狩人さんが退室しました。  (2017/10/18 23:07:10)

レヴィーア♀冒険者【はい。それではお部屋ありがとうございました!失礼致します!】   (2017/10/18 23:08:00)

おしらせレヴィーア♀冒険者さんが退室しました。  (2017/10/18 23:08:02)

おしらせスマイル♀傭兵さんが入室しました♪  (2017/10/18 23:44:02)

スマイル♀傭兵【ちょっと時間が遅いですが、2時を目安にフォルトナ舞台でロールロール。例によって入りにくいロールになりますが、乱入は歓迎です~】   (2017/10/18 23:46:08)

スマイル♀傭兵(フォルトナのとある街近く。最初は整備された下水道だったのだろうが、この季節にしては珍しく、連日続く雨と、同じだけ流れた土砂の名残で、そこは石畳の浮かぶ泥沼と化していた。兵たちにはブーツを脱いで裸足になるものもいたが、それを咎める者は誰もいない。彼らはフォルトナ警備隊の遺体を乗り越え、血塗れになった顔を泥水で拭い、この下水道に辿り着いたロザリアの特殊工作兵たち。過酷な状況でも士気が一向に落ちないのは、彼らが皆、望んで戦場に立っているからだ。喜び、勇んで地獄を行進する兜の下には、死者の魂を貪るカボチャの頭でも生えているに違いない。冷たく濁る泥の水面に炯々とした眼光を灯し、葬儀の列のように小隊は進んだ。それは見ようによっては幻想的とも呼べる光景だが、狂気の濃さは目に見えるほど明らかだった。)   (2017/10/18 23:49:19)

スマイル♀傭兵(ふと目を覚ましたスマイルは、窓の外でなる雷に、びくり、と身を震わせた。まだ真夜中だったけれど、何か怖い夢を見た気がして。寝間着の襟を右手で開けば、気温は低いのにびっしょりと汗をかいていた。)いやだわ、着替えないと……。(スマイルはそう呟いて、軽くシャワーを浴びると、新しい寝間着を出そうとして、手を止める。それは今寝たら、また怖い夢を見るような気がしたから。)ちょっとお外に出てみようかしら。(外はまだ土砂降りで、歩くには向かなかったけれど……スマイルはピンク色の可愛らしいレインコートを羽織り、ゆっくりと宿を後にした。"おじさま"は例によって出かけているので、外出を止める人はいない。そのまま酒場の方へ歩いていこうとすると、ざあざあ、と絶え間なく続く雨音に混じって、*パン、パン*と乾いた火薬の音が聞こえた。)   (2017/10/18 23:59:09)

スマイル♀傭兵(危ないことに首を突っ込んではダメ。それは普段からキツく言われていたことだったけれど、スマイルの脚は自然とそちらのほうへ向いた。銃音は宿の南、市場からほど近い歩道橋の下から聞こえてきたはず。そこを目指して、物陰に隠れるように様子を窺えば、黒い服を着た数人の男たちが人間大のずだ袋を下水道へと運んでいる場面に出くわした。《スキャンモード...》スマイルの銀色の瞳に青白い光が浮かび、自動人形に標準的に搭載されている空間センサが袋の中身を看破する。)…………。(結果、袋の中身はすべて人間だった。何かの薬物で眠らされているようだが、まだ生きている。スマイルはどうしようか迷って、結局、彼らの後をついていくことにした。危険なことはわかっていたけれど、それを放置することはできなかった。だって、それは優しい行いではないから。ここで見て見ぬふりをすれば、人間になることは出来ないわ、と。)   (2017/10/19 00:08:49)

スマイル♀傭兵(スマイルが後ろをついてきていることに、男たちは気付いていない。ロザリア歩兵の中でも精鋭中の精鋭の彼ら。しかし、スマイルはもともと、彼らのような精鋭を手玉に取ってきた潜入と破壊工作のプロフェッショナルだ。いまは殆ど経験と知識を失ってはいるけれど、体に染み付いた神業の記憶は簡単に消えることはない。まったくの無音で、気配もなく彼らについていく。そうして暫く歩けば、町の郊外にある下水処理施設についた。微かな硝煙反応と、血液の匂い。警備隊はすでに殺されている。そして施設には、輸送用のトラックが1台と、20ミリガトリング砲を搭載した作業用ヒュペリオン《ヒュージ》が一体。丸腰で相手をするには厄介な相手だった。けれど、そのまま様子をうかがっていたら、ずだ袋に入れられた人間がどうなるか分からない。スマイルはいよいよ行動を開始した。)   (2017/10/19 00:15:24)

スマイル♀傭兵(まず一番後ろを歩いている兵士の膝裏を蹴り、頭が落ちたところをきゅっ、と首を絞めて転がす。意識を奪っただけで、殺してはいない。最初は人を殺すことに躊躇のなかったスマイルだけれど、人間らしい情緒が生まれてからは、そうしたことに抵抗を感じるようになった。そうして一人、また一人。あるいは首を絞めて、あるいは奪った小銃の柄で殴って昏倒させる。少女の力では難しいけれど、完全な不意打ちで、一瞬で脳を揺らせば不可能ではない。《戦闘モード》が発動しないことからも、それほどの相手でないと判断しているのだろう。実際、途中までは問題なく進んだ。けれど、あと半分……というところで、ふいに後ろを振り向いた兵士に見つかってしまう。『誰だ!』言葉と同時に、小銃が火を噴く。スマイルは首を絞めていた兵士を放り出して、咄嗟に物陰に隠れた。《スキャンモード...》周囲を探れば、10人近くの兵士に囲まれつつある。逃げ場はない。スマイルは目立つピンク色のレインコートを脱いだ。被弾覚悟で包囲網を抜けるべく、物陰から施設の屋根を目指して躍り出る。)   (2017/10/19 00:29:09)

スマイル♀傭兵1d6 → (1) = 1  (2017/10/19 00:29:21)

スマイル♀傭兵(受けた銃撃は僅か1発、小銃の弾を背中に受けながら屋上に出れば、*ゴォォォォォォ!!* と。レシプロ式にしては些か濁音が混じったヒュージの起動音が聞こえる。建物の壁はレンガ造り。これでは20ミリ砲弾を防ぐことはできない。ガッ、ガガガガガガッ!! ガトリング砲が発射される前に、屋根から飛び降りて施設から離れる。寸でのところで砲撃は免れた――ものの、すぐにまた、歩兵に包囲されつつあることに気づく。いよいよマズイ。スマイルの瞳に赤い光が灯り、驚異的な身体能力が目を覚ます。スマイルは正面から現れた兵士の銃撃をジグザグに走って躱しつつ、彼の顎に掌底を見舞う。もちろん、死なない程度に加減をして。そうして小銃を奪えば、近くにいた兵士の膝に1発、痛みでぐらつき、コケたところを顎を掠めるように蹴り飛ばす。そうしていれば、後ろから気配がして、咄嗟に建物の影に隠れる。《ヒュージ》は近くにいて、狙われればタダでは済まないけれど、これだけ味方が近ければ撃ってはこないはず、そう考えたのが拙かった。ドドドドッ!! 施設の壁をえぐり取るように、砲弾の暴威が襲い掛かってきた。)   (2017/10/19 00:41:20)

スマイル♀傭兵(一瞬で人間を挽肉に変えるヒュペリオンの武器。それをマトモに受ければ自動人形でもタダではすまない。泥水の張った地面にダイブするように身を伏せれば、周りの兵士たちが真っ赤な花を咲かせて倒れる。幸い、敵の《ヒュージ》は熱感知センサを搭載していないのだろう。奇妙なオブジェになった彼らを押しのけ、残った二人の兵士を蹴りと手刀で沈めて、ガトリング砲を構えた《ヒュージ》から身を隠す。幸い、2.4mサイズのヒュペリオン。近づきさえすれば、操縦者を殺すのは赤子の手を捻るよりも簡単だ。しかし――。考えているうちに、20ミリ砲弾が躰のすぐ横を掠める。だが、まだ見つかってはいない。どうしよう。小銃をもつ手が震える。頭を狙って引き金を引く。それだけの動作ができない。スマイルは結局、小銃をその場に置いて、《ヒュージ》の後ろを取ることにした。)   (2017/10/19 00:52:46)

スマイル♀傭兵(そうして無音で回り込めば、20ミリ砲の回転が止まる。次に砲弾が発射されるまでは少なくとも5秒以上かかる。冷却処理時間でなくとも、再び砲塔に回転が乗るまで、あのタイプの機関砲は射撃ができないからだ。それを確認したスマイルは、ヒュージめがけて走り始めた。バシャバシャと水音が立つのも気にしていない。強くなった雨で、音は殆ど聞こえないはずだ。しかし、運悪く《ヒュージ》がスマイルのほうを振り向く。それでも構わずボディに足をかけ飛び乗り、スマイルはパイロットに掴みかかった。そこまでやったところで、失策に気付く。パイロットの手には拳銃が握られていた。ゆっくりと、死なないように手加減したスマイルの手刀が彼の首筋を狙うまでに、精鋭の彼は銃撃を見舞うことができるだろう。この距離では回避もできない。雨は激しさを増し、何発の銃弾が撃たれたかも分からない。)   (2017/10/19 01:03:21)

スマイル♀傭兵(案外、銃弾は頭蓋骨の傾斜で逸れ、致命傷には至らなかったが、額からはドクドクと血が流れている。スマイルはそれを手で抑えながら、トラックに人間の詰まったずだ袋を乗せて、街のほうへと走らせた。途中、適切な応急処置をしなかったせいで二、三回意識を失いかけたけれど、騎士団の詰め所にたどり着けば、そこで簡単な処置を受けることが出来た。同時にほとんど尋問めいた質問もされたけれど、スマイル自身は悪いことをしたとは思っていないし、誰も助けに来てくれない状況だったのだから仕方がない。それに、一人だって殺していない。『なぜ我々を呼ばなかった!』と顔を真赤にして怒鳴る中年の男性に、ぷくっ、と頬を膨らませて応じる。そうして時間を潰していると、スマイルと同じ宿屋をとっている作家の女性が、黒い髪をバリバリとやって騎士団の詰め所に現れた。『身元引受人で~す。』なんて。そうしてようやくお説教から開放されたスマイルは、彼女の手を取って歩き始めた。途中、お気に入りだったピンクのレインコートを取りに戻ろうとしたけれど、それは止められた。)   (2017/10/19 01:13:58)

スマイル♀傭兵(『今日は大冒険だったじゃないか』作家の女性はそう言って笑っていたけれど、『でも、わたしは恋愛作家だからね。そんな大冒険されても、ネタにならないよ。』そう言って、彼女はスマイルの怪我をしていない側のおでこをピン、と叩いた。『命短し恋せよ乙女、という名台詞を知らないのかね、キミは。戦いで命を落とす、なんてのは乙女のやることじゃないよ。命を懸けるなら、好きな人のために懸けなくっちゃ。違うかい? 』そんなことを話しながら宿屋につけば、その日は自分の部屋に戻らず、彼女の部屋にお泊りになった。そこで温かいココアを飲みながら園芸の本を読んでいれば、段々と眠たくなってきて……柔らかい毛布に身を預けると、すう、と意識が解けていく。人の気配のする部屋は、やっぱりなんだか安心する。外ではまだ雷がなっていたけれど、今度こそスマイルはゆっくり眠れる気がした。)   (2017/10/19 01:20:19)

スマイル♀傭兵【〆ェ! もっと銃弾受けるかな、と思ってたけどなかなか強運。背中に一発、額に一発程度のもので久々のスマちゃんのバトルロールは終了。舞台がフォルトナで治安のいい場所に限定されると、どうしてもバトルはしにくくなる~】   (2017/10/19 01:23:00)

スマイル♀傭兵【ホワイト姉ちゃんも動かそうとは思うけれど~普通にやってればスマちゃんのが……なので、いまのところはスマちゃん比率多めで。どうしても絡みづらいロールになるのでソロになりますけど、そこは仕方ないかなあ。以上、お部屋ありがとうございましたァ!】   (2017/10/19 01:26:25)

おしらせスマイル♀傭兵さんが退室しました。  (2017/10/19 01:26:37)

おしらせスマイル♀傭兵さんが入室しました♪  (2017/10/19 19:55:14)

スマイル♀傭兵【昨日の後始末&日常ロール。いつものように乱入は歓迎でござる】   (2017/10/19 19:55:57)

スマイル♀傭兵(昨日、スマイルが制圧した所属不明の小隊が誘拐しようとしていたのは、ヤーマの塔で発見された"新しい推進機関"の研究を行う技術者たちだった。おそらく誘拐の実行犯は係争国であるロザリアの工作員と思われるが、彼らは口が固く、まだ何も喋っていないという。けれども、誘拐が成功していればフォルトナは新しい技術の研究に大きく遅れを取ることになったことはまず間違いがない。そういう理由で、スマイルは昨日に引き続き、フォルトナの騎士団の詰め所に招かれていた。昨日はスマイルを厳しく詰問していた騎士団の男性も、今日は口をへの字に曲げて、スマイルに感謝状が渡されるのを黙ってみている。『昨日はありがとうございました。これは心ばかりの謝礼です。お受け取りください。』そう言って眼鏡を掛けた官僚然とした男が差し出したのは、金貨の詰まった袋。300枚はあるだろう。)わたし、べつにお金が欲しくてやったんじゃないわ。(そう言うスマイルに、眼鏡を掛けた男性は、ほとんど無表情に応えた。『規則ですので遠慮は無用です。それに軍属であれば、その10倍は下らない手当が出たでしょう。』)   (2017/10/19 19:56:13)

スマイル♀傭兵(男が言うには、渡された金貨は報酬というよりは口止め料の色合いが強いという。実際、技術者が他国からの誘拐を受けたという噂は、フォルトナ軍の警備の信用を失墜させ、技術者を呼び寄せる際のマイナス材料になる。『昨日の出来事は、他言無用でお願いします。もし、あなたから話が漏れたと分かった場合、命の保証はできかねますからね。』そんな男の言葉に、スマイルはコクリと頷いた。危ないことに関わって怪我をしたというのは、スマイル自身も知られたくないことだったので、丁度いい。額の傷も、昨日は派手に血が出ていたけれど、長い前髪に隠れて、今では殆ど目立たないようになっていた。『では、今回はありがとうございました。』男はそう言って、半ば無理矢理にスマイルに金貨の袋を持たせると、詰め所を出るように促す。スマイルもそれに従って、お辞儀をしてから詰め所を出ていった。右手にはどっさりと詰まった金貨の袋。スマイルはそれを一度、宿屋のクローゼットにしまい込んで、いつものように酒場へ出かけることにした。朝のフォルトナの街は、昨日までの土砂ぶりが嘘のように、青々とした高い空を見せている。)   (2017/10/19 19:56:22)

スマイル♀傭兵(酒場につけば、依頼の貼られたボードを眺める。迷子のペット探しはなく、面白そうな依頼も特にない。多いのはやはり「蟲」に関する依頼だけど、それらはヒュペリオンを持っていないスマイルには関係のない依頼だった。スマイルはそうして依頼のボードをつらつらと眺めて、何も受けるものがないとわかると、4人がけのテーブル席について、店員の女性に注文をした。甘めに味付けのされたクロワッサンに、牛肉のワイン煮込み、香草を詰めた鶏の丸焼き、ロールキャベツ、コールスローサラダ、そしてデザートにアイスクリームと、朝から頼むにはちょっと重たいメニューだけれど、怪我をしたときにはたくさん食べないと治りが悪い。スマイルは額の傷を隠す白い前髪をさわさわと弄りながら、注文したメニューが届くのを待つ。"おじさま"がいつ帰ってくるかはわからないけれど、それまでには治しておきたいと思って。……でも、どうかしら。彼は忙しいので、ちょっとした傷くらいなら気づかないかもしれない。)   (2017/10/19 20:09:40)

スマイル♀傭兵(スマイルは注文のメニューが届く間、酒場の中をぐるっと見渡す。朝の酒場は冒険者や傭兵は少なく、商談を行う商人たちが多い。なぜ酒場で商談をするのかはわからないけれど、そこを連絡拠点にする行商人が多いため、情報が集まりやすく、詐欺などを働けばすぐに情報が拡散されるからかもしれない。いまもスマイルの後ろでは公証人の前で二人の商人が契約を交わしていたけれど、そういう諸々に興味のないスマイルは、彼らの話を雑音として処理して、ぼんやり店の中を眺めていた。無為な時間はそこはかとなく眠気を誘う。でも、頭が重い、というわけでもないので大きく欠伸だけして、眠気を噛み殺す。そのままのんびりとしていたらいつかは眠ってしまうだろうけど、その前に注文の品が届いた。クロワッサンは焼き立てではなく、ちょっと冷めているし、コールスローサラダはマヨネーズの酸味が強すぎだったけれど、お腹が減っていれば大して気にならない。食前のお祈りをして、もぐもぐと咀嚼していく。そうしていれば、スマイルの後ろの席に新しく座った男たちが、面白い話を始めた。)   (2017/10/19 20:45:46)

スマイル♀傭兵(それは地方の冒険者の間では『悪魔の花』と呼ばれている、新しくヤーマ地方の森林地帯に出現した新種の植物の話だった。曰く、その花を煎じて飲めば、"不老長寿"が得られるという。その正体は『魔醒樹』という植物の花で、魔界では興奮剤や精力剤の材料になるのだけれど、人間界では流通量が少なく、錬金術ギルドでの臨床試験も終わっていないので、まっとうな冒険者は相手にしない与太話の類だった。実際、男たちも冗談めかして話しているのだけど、スマイルにはそんなことはわからない。無邪気に「すごいお花があるんだわ」と思っていた。そして、塔ならともかく、森ならそれほど危険はないんじゃないかしら、なんて。昨日の今日で反省の色は見られないのか、頭の中では早くもヤーマへ行く算段をつけ始めている。もちろん、魔獣の出現する森が危険でないわけはないのだけれど、スマイルはそのことからは目を逸らしていた。うっすら残った心の澱みが、時間がない、と叫んでいる。スマイルはそれを単純に、怪我を早く治さなければいけない"焦り"と誤認して、朝食をとったら出かけよう、とパンを食べる手を早めた。)   (2017/10/19 20:47:07)

スマイル♀傭兵(朝食を食べたら、また宿に戻って、書き置きを残す。『ちょっと遠くへ行ってきます。』これで3日や4日は宿に戻らなくても、心配されないだろう。スマイルはそのままトランクにお出かけ用のグッズを詰め込んで、宿のカウンターで鍵を返すと、ヤーマへ向かう隊商を探した。フォルトナの南東に位置するヤーマは、危険はあるものの、アーリーヒュペリオンや戦艦が畑にでも植えてあるかのようにぽこじゃか出て来るので、大陸でも有数の資源地となっている。自然、向かう商人の数も多いため、足には困らない。スマイルを乗せてくれるホバートラックもすぐに見つかった。黒髪に無精髭の商人の男は、モコモコとした格好のスマイルに怪訝な目を向けたが、金貨を5枚差し出せば、無愛想にトラックの生活スペースを指差した。トラックの中にはキッチンやシャワー室があったが、ひどく汚れている。なので一日目は、その大掃除に奔走することになった。汚れのこびりついた皿を洗い落とし、赤い水カビのへばりついたシャワールームをタワシでゴシゴシと綺麗にする。そうしてようやくキッチンとシャワーが使えるようになる頃には、窓の外はすっかり夕焼けに染まっていた。)   (2017/10/19 21:01:27)

スマイル♀傭兵(使えるようになったキッチンでフォルトナの軍事糧食を温めて、商人とともに食べる。その間のホバートラックの運転は"オートパイロット"といえば聞こえはいいが、実際には棒でアクセルを押しっぱなしにしているだけだ。実際商人は、食事を取りながらも前方を常に気にしていた。本来、こういう隊商は何人かで交代しながらトラックを運転するものだが、彼は一人で運転しているらしかった。理由についてたずねることも出来たけど、疲れた様子の彼が、なんだか聞いてほしくないような態度だったので、何も聞かないことにした。そうして一晩、埃まみれのベッドで眠れば、次の日は部屋の掃除をする。スマイルは商人の部屋も掃除しようとしたけれど、断固として拒否されたので、仕方なく自分にあてがわれた部屋だけ綺麗にして。そうしてもう一日過ぎようとしたところで、トラックが止まった。いよいよ眠気が限界に来たらしい。『5時間停車する』そう言って寝室に入っていく男を見送って、スマイルはキッチンで朝食の準備をした。作っておいたのは卵とベーコンを挟んだ簡単なサンドイッチ。それをテーブルの上に置いておいたら、朝起きたときにはなくなっていた。)   (2017/10/19 21:17:24)

スマイル♀傭兵(3日目も昼に差し掛かるところで、大小様々な塔が連なるヤーマの開拓村が見えてきた。さすがに荷物を積んでいない電磁誘導式のホバートラックだけあって速い。スマイルは商人に丁寧にお礼を言って、開拓村の宿をとると、さっそく森へ向かうことにした。武器は昨日の騒動で手に入れた自動小銃。じっとりした緑の深い森林は、人を寄せつけないような雰囲気に満ちていたけれど、音も立てずに進んでいけば、殆ど問題なく、噂の場所にたどり着いた。《スキャンモード...》空間センサを最大にして、周囲の様子を探る。スマイルを中心に、小動物の筋肉の動きから、木々の間に巣食う虫の蠕動、遠く離れた鹿が木の芽を喰む様子までが、鮮明に頭の中に描き出される。そして、スマイルはその中で、異様な体構造を持つ生物を発見した。無目的にうろうろと森を彷徨っている植物のような何か。スマイルはゆらりゆらりとその方角に進んで、遠目に様子を窺う。)   (2017/10/19 21:33:11)

スマイル♀傭兵【さてさて、ここまで書いて気付いたけれど…魔種兵の種類が5種類なのに、出現ダイスは1d6…】   (2017/10/19 21:35:53)

スマイル♀傭兵【1がでたら逃げられたことにして、2~6で判定しようかな……】   (2017/10/19 21:36:32)

スマイル♀傭兵1d6 → (4) = 4  (2017/10/19 21:37:17)

スマイル♀傭兵【魔種兵(人工)』 HP15】   (2017/10/19 21:37:47)

スマイル♀傭兵(それは灰色の体色をした1m前後の奇っ怪な魔物だった。武器の類は持っていないが、小柄な体格の割に力は強そうに思える。スマイルはそれがうろつく様子を暫く眺めて、ゆっくりと身を伏せた。一撃で頭を吹き飛ばすつもり――だけれども、あの様子からしてあまり知能は高くないかもしれない。一応、頭を潰しても動く可能性を考えておいたほうが良いかもしれない。頭の片隅でそんなことを考えつつ、小銃の引き金を引く。そうすれば、消音装置をつけた小銃から火花が瞬き、銃弾が発射される。扱いが雑なせいで本来の射撃精度についてはあまり期待できないけれど、彼我の距離は200m前後。狙撃においては至近と言ってもいい距離だ。銃の工作精度があまりにもお粗末でなければ、外すことはないだろう。)   (2017/10/19 21:46:19)

スマイル♀傭兵2d6 → (5 + 6) = 11  (2017/10/19 21:47:02)

スマイル♀傭兵(初撃は、狙いあまたず魔物の頭部に着弾した。けれど、予想したとおりではあるけれど、やはり動きを止めない。まるでそうプログラムされているかのように、すぐに銃撃された方向とは反対に動こうとする。スマイルは冷静に、射撃の反動で跳ね上がった照準を直して、走り去ろうとする魔物に第二撃を見舞った。パパスン、と抑えたような音が響く。)   (2017/10/19 21:50:53)

スマイル♀傭兵2d6 → (3 + 6) = 9  (2017/10/19 21:51:07)

スマイル♀傭兵1d6 → (6) = 6  (2017/10/19 21:52:22)

スマイル♀傭兵【ぴゃああ、一回で目的のアイテムゲットー!!】   (2017/10/19 21:52:57)

スマイル♀傭兵(今度は胴体に二発着弾した。スマイルは、ドサリ、と倒れた魔物が完全に動きを止めるのを待ってから、それに近づく。そして背中を向けている魔物をごろり、と起こしてみれば、その中心には真っ赤な花が何本か咲いていた。スマイルはその花を一本、手折るようにして掴み、採取する。そして、鼻を近づけて匂いを嗅げば、ぐらり、と視界がブレた気がした。《システムエラー》瞳に赤い文様が走る。これは良くないものかもしれない。スマイルは直感的にそう理解したが、欲が働いて、簡単に花を手放すことも出来ない。ようやく採取用の瓶に、数本の花を採取する頃には、頭がぼう、として、体が熱くなっていた。)カラダが変だわ――……。(胸の鼓動が激しく時を刻む。それはいつか、感じたことのあるものに近い。けれど、それが何だったのか、もう思い出せなくて。スマイルの銀色の瞳から一滴が零れた。その胸の苦しさに似たものは、スマイルが得た最も大切な感情で、彼女がなくしてしまったもの。それから、たどたどしい足取りで宿に戻り、ベッドに横になる。瞼を閉じれば――ああ、やはり。その日も怖い、黒い部屋の夢を見た。)   (2017/10/19 22:07:13)

スマイル♀傭兵(濁った血がへばりついたような黒い部屋に、スマイルは赤い花を一輪持って、佇んでいる。向かいには幽霊のような――白い髪をした女性の姿。彼女はスマイルの頬をなでて囁く。『大切なものを失くしてしまったのね。……でもそれは、期待すれば裏切られ、もっと深い絶望に沈み込む。それを理解しているからこその忘却。賢くて、哀れな子。やはり、あなたは何ひとつ得られない――けれど、それでいいのよ。無為に時間を過ごしなさい。誰もそれを咎めないわ。あなたが本当に人の役に立つのは、"何一つ為せずに死んでいく時だけ"なのだから。』スマイルはそれに反論できない。大切なものをなくしてしまったから。感情の喪失はぽっかりと空いた孔にも似て、空虚な心を締め付ける。)わたし、いらない子なの?(ぽつりと言った言葉に、女性は感情のない笑顔で微笑む。『そう思うのなら、そのカラダ、私に頂戴?』濁った銀色の瞳で言う女性に、スマイルは首を振った。)いや、わたし……。(言葉は続かなかったけれど、そう答えれば、女性の姿はどろりと崩れ、黒い淀みに溶けていく。それからは、耳を裂くような怨嗟の声。スマイルは一晩中、その声に耐えねばならなかった。)   (2017/10/19 22:31:19)

スマイル♀傭兵(朝。ちゃんと寝たはずなのに、ぐったりと疲れている。スマイルはやつれたような顔で宿を引き払い、フォルトナに帰る隊商を探した。すると、やはり資源地として栄えた村だけあって、帰りの足もすぐに見つかる。今度、乗せてもらうことになったトラックは大規模な商団のもので、運転手は3人交代で、スマイルの他にも乗客がいた。スマイルは昼まで彼女ら――フォルトナに塔で発掘したヒュペリオンのパーツを売りに行く行商人の女性たち――と喋りながら、夕方に近くなる前にベッドに潜り込んだ。4人で使う部屋は、他の女性達の寝息が聞こえて、少し安心する。そして、そのまま泥のように眠れば、朝はフライパンを叩く音で目が覚めた。『こーら、いつまで寝てるの、起きた起きた。』そんな言葉に促されてキッチンに行けば、移動中とは思えないほど豪華な朝食が並べられていた。とくに牡蠣をオリーブオイルで炒めたアヒージョや、牛頬肉のワイン煮なんかの缶詰は、この辺りでは珍しいオセアノの品だ。『今回はかなり儲かる予定だからね』と、にこやかに笑う女性たちに混じって、スマイルも微笑む。そうして3日ほど進めば、ほどなくフォルトナの街が見えてくるだろう。)   (2017/10/19 22:44:29)

スマイル♀傭兵(拠点にしているフォルトナの街についても、スマイルは、ヤーマで採取した赤い花の処遇を決め兼ねていた。試しに酒場の冒険者組合の出向所にもっていけば、買い取りを拒否される。なので、仕方なくそのまま瓶に入れて、クローゼットの奥に放り込んでしまった。最初は『不老長寿』の花だと云うから欲しがったのだけれど、もう一度、瓶を開けて匂いを嗅ぐ気にもならなくて。そうしているうちに何日か過ぎ、額の傷もほとんど見えなくなれば、その存在自体を忘れてしまう。それは幼いながらも、自分の心を守る防衛本能によるもの。スマイルは今回の冒険について、忘れてしまうことにしたのだった。)   (2017/10/19 22:51:27)

スマイル♀傭兵【〆ェ! お部屋ありがとうございましたァ!!】   (2017/10/19 22:51:51)

おしらせスマイル♀傭兵さんが退室しました。  (2017/10/19 22:51:57)

おしらせドラコ♂賞金稼ぎさんが入室しました♪  (2017/10/19 22:59:36)

ドラコ♂賞金稼ぎ【こんばんはー。お邪魔します。奈落の塔探索予定です。】   (2017/10/19 23:00:10)

ドラコ♂賞金稼ぎ(――奈落の塔に潜る男。苔むした遺跡のような内装を歩む。足場はところどころ泥濘んでおり濡れる感触が余り心地よいものではなかった。べちゃべちゃと音を立てながら、辺りを探索している。)……今回は、いいもん見つかるといいが。まあ、最近耳にしたコロッセウムも気になるし、一先ず金目のものさえ手に入れば上々だな。(そんなことを独り言ちながら、壁で隔離された部屋のような空間を一室一室覗いて調べていた。運がいいことに敵とも遭遇はしないが、宝も未だ見つけていない。石で作られた地面に足を乗せ、壁に寄りかかり溜息をついた。口が寂しいと懐に忍ばせた煙草を一本、指に纏う気で火をつけながらふうと一息吹かしていた。)……探索するなら、次はあっちの方か。(煙草を吸い終えたら、反対側、ここから東に向かったところに動き始めるだろう。石で作られたその一室には――)   (2017/10/19 23:09:05)

ドラコ♂賞金稼ぎ1d6 → (5) = 5  (2017/10/19 23:09:36)

ドラコ♂賞金稼ぎ2d7 → (3 + 1) = 4  (2017/10/19 23:09:51)

ドラコ♂賞金稼ぎ1d6 → (1) = 1  (2017/10/19 23:10:01)

ドラコ♂賞金稼ぎ【探索一回目:ヒュペリオン、ジャンクパーツ、頭部】   (2017/10/19 23:10:34)

ドラコ♂賞金稼ぎ1d6 → (3) = 3  (2017/10/19 23:10:41)

ドラコ♂賞金稼ぎ2d6 → (2 + 5) = 7  (2017/10/19 23:10:53)

ドラコ♂賞金稼ぎ1d20 → (10) = 10  (2017/10/19 23:11:00)

ドラコ♂賞金稼ぎ【探索二回目:宝石類、ほこりを払えばよい程度、金貨10枚分】   (2017/10/19 23:11:41)

ドラコ♂賞金稼ぎ(――壁に埋め込まれていたのは、土埃の積もった何かの結晶だった。そのすぐ傍にはヒュペリオンが泥に埋まり頭部だけが出ていた。不備から下の部分は泥が中まで浸水し完全に使い物にならなくなっていたが、頭部パーツだけは何とか扱えるようである。辺りの景色を記憶し、後で取りに行くとして結晶だけは綺麗に取り出し頭陀袋にしまいその部屋を後にした。――しばらく歩き、また何かがありそうな部屋を見つける。中を見ようと身体を入れたとき、傍の泥濘から泥に包まれた3m近くある巨体が現れた。)   (2017/10/19 23:28:43)

ドラコ♂賞金稼ぎ――……ん、このタイプは。(クリフォトでの経験から、ある程度の予測を立てる。――恐らく肉体を持たない種族。中に核があるのか、若しくは泥自体が生物を形成しているのか。見る限りで、打撃などの物理攻撃は通用しないだろう。軽くバックステップを取り、相手から距離を取る。敵もすぐさまこちらに近づこうと身体を動かすが、泥に覆われ動きは緩慢としている。戦闘準備を整えるにはお釣りがくるくらいの時間だった。“遠距離から”タンタンとステップを踏み、拳を振るいだした。)――……ッ、ッ、ッ、ッ!!(纏った闘気が拳の先から放たれ、泥の魔人の身体を抉り取った。熱を持つ魔力が振るう拳のスピードを借り、繰り出す打撃が速く重い魔法攻撃へと変換していた。魔人の顔、右肩、左腰、右太腿と泥の身体を損壊していく。手を止めずラッシュする打撃は、瞬く間に泥の魔人を全て泥濘の中へと蹴散らしていった。どうやら“魔力での”攻撃は効果があったようで、泥濘の中から再び身体を起こすことはないようだ。魔人が回復する前に探索を済ませてしまおう、泥に足を入れず辺りを調べ始めた。)   (2017/10/19 23:28:59)

ドラコ♂賞金稼ぎ1d6 → (4) = 4  (2017/10/19 23:29:10)

ドラコ♂賞金稼ぎ2d6 → (6 + 3) = 9  (2017/10/19 23:29:21)

ドラコ♂賞金稼ぎ2d10 → (6 + 9) = 15  (2017/10/19 23:29:31)

ドラコ♂賞金稼ぎ【三回目:宝石類、質のいい品、金貨15枚分】   (2017/10/19 23:30:03)

ドラコ♂賞金稼ぎ1d6 → (2) = 2  (2017/10/19 23:30:08)

ドラコ♂賞金稼ぎ2d6 → (1 + 4) = 5  (2017/10/19 23:30:19)

ドラコ♂賞金稼ぎ【4回目:武装、ジャンク品】   (2017/10/19 23:30:46)

ドラコ♂賞金稼ぎ(――入り口から足場をたどり、行きつく先には小さな沼地が広がっていた。そこに沈みかけているのは、宝箱のような木箱と剣状の武装。木箱を手繰り寄せ、中を開けてみれば綺麗な宝石が数個入っていた。全て合わせれば金貨十数枚にはなるだろう。もう一つの武装は、泥から引き抜いてみたら、剣先は折れており刃の部分も錆びて使い物にならなくなっていた。中にあるメギン機関はまだ何とか動かせるようであり、売りに出せば多少の価値はあるだろうと、肩に抱え運ぶことにした。先ほどの頭部と合わせるとこれ以上は運びきれないということで、取り合えず探索は終了することにした。奈落の塔の出口に向かい、歩を進める。今回はエネミーとの遭遇も少なく、楽が出来たと鼻歌交じりに奈落の塔を後にした。全てを売りに出せば、恐らく金貨30枚には到達するだろう。目標の金額は達成した。次はコロッセウムでひと稼ぎしようかと、次の目的地を目指すのだった。)   (2017/10/19 23:38:53)

ドラコ♂賞金稼ぎ【今回はこれで探索終了いたします。お部屋ありがとうございました】   (2017/10/19 23:39:21)

おしらせドラコ♂賞金稼ぎさんが退室しました。  (2017/10/19 23:39:25)

おしらせスマイル♀傭兵さんが入室しました♪  (2017/10/20 21:04:37)

スマイル♀傭兵【さてさて、今日もおじさまのデートを横目に見ながらスマちゃんのフラグを着実に立てていきましょう。舞台はいつものようにフォルトナ~】   (2017/10/20 21:06:07)

スマイル♀傭兵(残弾が僅かになった小銃を商業組合で売り払うと、金貨24枚になった。そこそこ良いつくりの銃だったらしい。とはいえ、それはあまりにも軍事色が強く、一般人のスマイルが持つには戦力過多だったので、売り払ってしまうことにした。そして、かわりに他の銃を購入する。目にとまったのは回転式ボルトアクション方式の猟銃。金貨7枚と、民間用の銃にしては値段が高く、重い銃身を使っているため、重量も4キロ近い。しかし、そのぶん構造が堅牢で射撃精度が高く、一般的な狙撃銃と比べても性能に遜色がないという。そして、もっとも気に入ったのは、スマイルの手でも銃後方のバットプレートを肩につけて射撃できること。殆ど悩むことなく、その銃と適当なハンドガンをひとつ、それらに対応する弾薬を買い、銀貨6枚のガンケースも一緒に買ってしまった。街で使うならハンドガンで十分だけれど、仕事に使うなら、この方が良いだろうと思って。実際、スマイルの姿は白髪の少女がヴァイオリンのケースでも背負っているように見えるだろう。先日、スマイルを呼び止めた守衛はケースの中身を察して警戒していたけれど、大きな通りに出てしまえば気にする人は誰もいない。)   (2017/10/20 21:18:52)

スマイル♀傭兵(数日続いた曇天を払拭するように、暖かい日差しが川から吹く風で凍えた街路を温めている。スマイルはそんな気持ちのいい秋晴れを楽しむように、宿からほど近いエノク教の教会へと向かった。今日は仕事といえば仕事なのだけれど、報酬は出ないので実質ボランティア。スマイルが教会につくと、先端が鉤の形をした、特徴的な杖をもった少年が頭を下げてきた。『今日はよろしくお願いします。』スマイルは彼に、にこやかに笑って応じる。)こちらこそ。……それじゃ、いきましょうか。(今日のボランティアは羊飼いの護衛――だけど、街から近く、危険の少ない丘陵が目的地なので、十中八九、朝から夕方まで羊が草を食べるのをのんびり眺めていることになる。報酬が出ないのも当然のことだろう。スマイルは銃をケースに入れたまま、マントを羽織った少年が、羊を追って歩かせるのを楽しげに眺めつつ、丘陵地帯への道を歩いた。フォルトナの首都に近いだけあって伝統的な放牧を行う羊飼いは少なく、穏やかな風が草木を揺らす丘陵は緑にあふれている。モソモソと草を食み始めた羊たちを横目に、スマイルは草むらに寝転がった。)   (2017/10/20 21:34:02)

スマイル♀傭兵(空を仰げば、ゆったりと流れる雲が青いキャンパスに流動的な模様を描く。ふわふわとした白い雲が、青い空を波打つように分断する様は、なんだか鯖の背中の模様のよう。スマイルはそんな美しい景色に見惚れながら、ゆっくり息を吐く。空が綺麗、だなんて思う心を、わたしが手に入れたのはいつからだろう。そして、いつかそれを失う日が来るなんて。無為に、何事もなく過ごす時間はゆっくりとしたものだけれど、それは着実に、終わりを運んでくる。いつも、いつまでも楽しい時間を過ごせたら良いのに。そんなことを考えていたら、いつのまにか寄ってきた羊が、スマイルの顔をペロリ、と舐めようとした。)……もうっ。わたしは食べ物じゃないのよ。食べるなら、あっちで草を食べてきなさいっ。(そう言ってパッパと追い払う。そうして羊が離れていけば、スマイルは溜息ひとつ、今度は羊たちが草を食む様子をぼんやりと眺める。いま放牧している羊たちは、老いれば肉にされるという話だが、基本的には羊毛を採るために育てられている。まるまると太ったモコモコがのんびりと草を食べる様子は何とも牧歌的で落ち着く光景――もちろん、そのぶん面白みには欠けるのだけど。)   (2017/10/20 21:52:13)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、スマイル♀傭兵さんが自動退室しました。  (2017/10/20 22:12:29)

おしらせスマイル♀傭兵さんが入室しました♪  (2017/10/20 22:13:03)

スマイル♀傭兵【しまったァー】   (2017/10/20 22:13:12)

スマイル♀傭兵(スマイルは寄ってきていた羊が群れに戻るのを確認してから、ゆっくりと視線を空に戻す。少し冷たい地面の温度を、朝の暖かい陽気が中和して、二度寝をするにはちょうどいい塩梅。とはいえ一応仕事中なので、スマイルはガンケースを枕にしながらも、眠ることはせずに刻々と表情を変える空を、ただ眺めていた。風の流れに沿って雲が動く光景は、否が応にも時間の流れを感じさせて、すこし胸が苦しくなる。何を焦っているのかは、自分でもわからない。けれど、ただ過ぎていく時間を眺めていることしか出来ないのは、自分だけが、他の人たちが過ごす時間の中に入っていけないような気がして、寂しいような、諦めがかって納得するような、不思議な気分になる。空から視線を落とせば、杖を持った少年が羊の様子を見ながら、何かの動物の骨で作った笛を吹いている。音色は素朴で、音程もちゃんとしてはいないけれど、一人の時間の寂しさを紛らわすには、いい趣味だと思った。もっとも、彼は、一日の仕事が終わり、教会に戻れば義理の家族たちが迎えてくれるのだろうから、寂しさは一時のことで、教会に帰れば、練習した笛の音を聞かせる相手には困らないのかもしれない。)   (2017/10/20 22:13:25)

スマイル♀傭兵(そうして時間は過ぎ、上りきった太陽が地平線の果てに赤光を滲ませるようになる頃、少年から声がかかった。はじめに予想したとおり、何事もなくボランティアは終わり。あとは彼を街まで送れば、そこでお別れ。スマイルは草の匂いが染み付いたガンケースを背中に背負い直して、ゆっくりと彼のあとに続く。なだらかな丘を降りて、ゆるやかに湾曲した川に掛かった石橋を渡れば、そこは見慣れた街。通りの邪魔にならないようにと、街の外郭を羊とともに抜けていく少年を手を降って見送って、スマイルも通りに向けて歩きだす。秋の祭りが近い街は人通りが多く、賑やかだったけれど、その騒がしさが今日は嫌に耳について。すこし駆け足に宿に戻る。カチャリ、と扉を開けて戻れば、ガランと冷たい暗い部屋。スマイルは照明をつけて、夕食の準備を始める。けれど、なんだか鍋に火をかけるのも面倒で……冷たくパサパサしたパンを適当に食べて、牛乳を飲んで、おしまい。食器をテーブルにおいたまま、ベッドにドシン、と転がれば、行儀悪くそのまま目を閉じてしまう。)   (2017/10/20 22:24:45)

スマイル♀傭兵(その日はなぜか、瞼の裏にパチパチと輝く照明の光が眠気を妨げることはなくて。)明日になったら、食器、洗わなきゃ……(そんなことを呟きながら眠りに落ちる。この躰の重さはきっと、わたしの心の重さ。けれど、それを無くしてしまうのはもっと、ずっと怖ろしいこと。スマイルは自分の体をぎゅっ、と抱きしめるようにして、ベッドの中で丸くなる。そうしていれば、冷たい心は僅かに温まり、そのまま眠りにつくことが出来た。)   (2017/10/20 22:26:21)

スマイル♀傭兵【はい、〆でございます。お部屋ありがとうございました】   (2017/10/20 22:26:48)

おしらせスマイル♀傭兵さんが退室しました。  (2017/10/20 22:26:52)

おしらせミケル♂狩人さんが入室しました♪  (2017/10/20 23:36:56)

ミケル♂狩人【こんばんはお邪魔します。ノープランですが乱入歓迎の方向で】   (2017/10/20 23:38:15)

おしらせルート♂傭兵さんが入室しました♪  (2017/10/20 23:55:37)

ミケル♂狩人(ヤーマの密林から少しばかり離れたなだらかな丘陵地帯。巨大な獣が駆けている。その身体を金属で造られた狼が大地を蹴り、緩やかな速度から一瞬にして加速すると周囲に激しい風が巻き起こる。再び速度を落とし、能力を確かめるように何度か加速、減速を繰り返す)なるほど、こりゃ便利だ(その金属の巨体──ではなく、その背に跨るというかしがみ付くように載っているヒュペリオンのコックピットで操縦桿を握る少年が満足気に呟く。巨大な狼はサポートユニットとしてその背に人型のヒュペリオンを乗せ長距離を移動し、高起動戦闘も行う為の機体である。もちろん操縦席も備え単独での行動も可能であるが、無人でも背に乗せたヒュペリオン側からの指令で動かす事も可能である)もう少し走らせてみるか(少年は呟くと再び操縦桿を握りそれに応じるように金属の獣が輝く爪で地を蹴り走り出す)   (2017/10/20 23:55:55)

ルート♂傭兵【エッホ、エッホ。お邪魔し――ても大丈夫でしょうか(汗)】   (2017/10/20 23:56:21)

ミケル♂狩人【こんばんはー】   (2017/10/20 23:56:22)

ミケル♂狩人【もちろん大丈夫です。ちょっと特殊なシチュになってしまってるので変更も可能ですが】   (2017/10/20 23:56:53)

ルート♂傭兵【いえ、大丈夫です、合流しますねっ】   (2017/10/20 23:57:16)

ミケル♂狩人【ではよろしくお願いします】   (2017/10/20 23:57:36)

ルート♂傭兵(怪我の治療が終わったルートが、ヤーマへの隊商の護衛を終え、ホバートラックをフォルトナに向けて走らせていると、奇妙な陰が丘陵を横切った気がした。ぱっと見ただけでは判断がつかないが、巨大な獣のようにも思える。)また新種の魔獣か……? これだからヤーマってやつは……(ルートにとってヤーマはマフィアの抗争に巻き込まれたり、何だかんだでげんの悪い土地だ。ホバートラックを停車させてコンテナハッチを開けば、後ろに積んでいる灰色に塗装されたフォルトナ標準機、《アーク》を起動する。装備しているのは大型のガトリング式機関砲。強力な魔獣と遣り合うにはちょっと僅かに心もとない装備だけれど、今はこれしかないので仕方がない。そうしてコクピットに入り、手早く起動して丘を目指せば、そこにいたのは大型の魔獣――ではなく、ヒュペリオンを乗せた金属の獣だった。)ヒュペリオンかシュヴァリエか。どっちにしても面白いもんに乗ってるな。(そうして美しく風を切りながら、調子を確かめるように加減速を繰り返す機体を丘の上から眺めていれば、相手もこちらの灰色の機体に気づくだろうか。)   (2017/10/21 00:05:58)

ルート♂傭兵【お待たせしました、よろしくおねがいしまぁぁすっ!】   (2017/10/21 00:08:10)

ミケル♂狩人ハハッ速ぇ速ぇ!いいぞいいぞ、これ!(自分のヒュペリオンが二足で駆けたり、メギンのスラスターを吹かして加速するよりも余程速いその動きにはしゃいでいたところで魔力と金属を検知した警告音が響く)ん?(巨大な狼の背に乗っているやや小型の部類に入るヒュペリオンがその首を反応のあった方に向ける。カメラが丘の上に立つ機影を確認しその姿が操縦席内に映し出される)あれは、フォルトナのアーク……か。ちょっと派手に走り回ったか?(フォルトナ軍の制式採用機であり主力である軍事ヒュペリオンの姿を見て軽く舌打ちをする。ライセンス生産で他国や民間にも卸されているのでもしかしたらフォルトナ軍ではない可能性もあるが、どちらにしろこちらを見ている以上、何かしらのアクションは起こさねばなるまい)『あー、あー、こちらちょっと機体の確認をしていただけだ、何も悪さはしてねえぞ』(オープン回線で話しかけてみよう)   (2017/10/21 00:18:20)

ルート♂傭兵(各国や企業のリストにない機体。そしてあの、滑らかに過ぎる動き。十中八九、メギン機関を搭載したオリジナルのヒュペリオンだろう。そう判断して、オープン回線に乗せてきた若い声に、こちらも敵意のない声を交話音声に乗せよう。)『こちらはベルン――じゃない、ルート。その辺に転がってるただの傭兵だ。乗ってる機体も《アーク》だけど、色がちょっと鈍い灰色だろう? 正規軍じゃないし、別に襲撃しようって気はないから、警戒しないでほしい。見たところ、マトモに遣り合ったら負けるのはこっちだろうし。』(ガトリング砲を地面におろし、ヒュペリオンの両手を上げる。そして、再び言葉を続けよう。)『もしかして魔獣かも、と思っただけなんだ。ヒュペリオンにしてはやけに動きが鋭かったからね。……にしてもずいぶん若い声だけど、ここいらの山岳兵か何かか? いや、他意はないんだが……』(相手の年齢くらいのヒュペリオン乗りというのは、とても珍しい。主に経済的な事情と、その技術によって。運良くヒュペリオンを手に入れても、経験の浅い少年兵はすぐに死ぬ。けれど、彼の動きは熟練したパイロットのそれで。ルートはほとんど興味本位に彼に尋ねた。)   (2017/10/21 00:28:56)

ミケル♂狩人『こちらミケル。こちらも攻撃する気はねえよ。魔獣はヒデえな……まあ勘違いさせたのは悪かったけど。傭兵ってここらの金持ちに雇われて撃ちに来たってわけでもないんだな?』(こちらの呼びかけに応じオープン回線で返ってきた言葉に思わず苦笑い)『別に俺は兵隊じゃねえよ本業はその魔獣を相手にする狩人だけど、今はただの旅行者だ。アッチ行ったりコッチ行ったりふらふらっとな……』(本当は自分は魔獣を狩る側なのだが、狩人にもその地域のナワバリというか集まりがある。特に依頼もなしに他所者が勝手に狩りをするのは要らぬ軋轢を生むので今の自分はただの根無し草にすぎないと苦笑い)『まあこのヒュペリオンは見っけたものだ。ヤーマに奈落の塔ってあんだろ。中身がいっつも変わってる変な場所、あそこでな』(一応、入手経緯も付け加えれば相手も納得してくれるだろうかと)   (2017/10/21 00:42:14)

ルート♂傭兵(撃ちにきたのか、なんて言われれば、すこし笑い声を含めて否定する。)『まさか。君を撃つには僕の機体と腕では荷が重いだろうよ。僕はこれからフォルトナに戻るところでね。ヤーマの塔……なるほど、実際金を儲けるには悪くない場所だ。とはいえ、前回はひどい目に遇ったが。』(まあ、マフィアの抗争に巻き込まれて、偽の依頼で塔に呼ばれて殺されそうになった、とは言わなくてもいいか。そして、ミケルが独立した狩人だといえば、関心したような声を出す。)『へぇ……その歳で独りか。大したものだな。』(自動人形であるルートのほうがおそらく年下で、実は10歳に満たない年齢なのだけれど、それは普通にしていればまず判らない情報だし、伝えるメリットもない。ルートは《アーク》のギアを落として燃費を抑えつつ、後方のホバートラックに格納し、また丘を登って戻ってくる。)『ところで、僕はこれからフォルトナの〈アシュウィック〉に向かうんだけど、良かったら君も乗っていくかい? もちろん、機体の試運転が終わったあとで。運転は交代になるけれど。』(ルートの所持しているホバートラックは、アークを4体か5体収納して余りある。)   (2017/10/21 00:53:15)

ルート♂傭兵(交易品も積んでいないので、車内のスペースには随分余裕があった。そして、二人で交代して運転すれば、運転による腰痛も少しは軽減されるかと、そう提案してみよう。)   (2017/10/21 00:53:21)

ミケル♂狩人(相手の言葉は謙遜と捉えるが褒められると悪い気はしない。とは言え相手が大きく見ているのは見せたことのない自分の腕ではなく、巨大な狼の姿をしたヒュペリオンの方だろう。なにせヒュペリオンを乗せるための機体だから通常よりも機体は大きく、爪や牙といった箇所も大きく危険に見えるだろう)『まぁ、一応独り立ちではあるけど独りって訳でもねえけどな』(通信機越しでは傍らにいる狼犬の姿は見せることが出来ないからおかしな物言いになっているがそこは細かく説明するのは省く)『アシュウィック…行ったことねえ街だな。いいのか?初めて会ったやつをかんたんに乗っけて?』(言いながらカメラを調節し、アークの後方にあるホバートラックの巨体を見る。ああ、ああいうのが欲しかったんだよなホントは、もっと小さくていいけどヒュペリオン乗っけて移動できるやつ…等と心の中で羨ましがり、同時にホバートラックにも興味が湧く)『こっちは試運転はおわってっから別にいいけど』   (2017/10/21 01:09:33)

ミケル♂狩人(言いながらまだ名前もつけていない狼型ヒュペリオンをゆっくりと丘に近づけ、生身で声を駆けてきているルートの前に立つとその巨躯を伏せさせ、更にその上に載っているヒュペリオンのハッチを開いてウインチで降りるという手間をかけてルートの前に降り立ち顔を見せる)   (2017/10/21 01:09:37)

ルート♂傭兵(いいのか、そう返されれば、特に止める理由もないと返す。)その気になれば、その狼でコイツを奪うのは簡単だろうからね。それより……いやぁ……なんというか、若いなあ。僕はもう、君くらいの記憶は殆どないよ。(ヒュペリオンから降りてきた少年をまじまじと見ては、そう言ってホバートラックに案内する。機体はトラックを後付けにして、コンベアで格納してしまって――こういう時、搬入用の作業機械のついたこの輸送機は非常に便利だ――そうして車内に招けば、まずは運転を、と。ルートはそのままホバートラックのアクセルを踏んで、丘を降りていく。目指すは工業都市〈アシュウィック〉。レシプロ式のメギン機関が *ブロロロロ* とけたたましい音をたてて、丘陵地帯に響く。若干の生活スペースが設けられた空間は一人で過ごすには些か広いけれど、それを孤独と思っては、この商売はやっていられない。ルートはポケットから取り出した固形食料をバリバリと噛みきって、それをコップに注いだ紅茶で流し込みながらトラックを進ませた。もちろん、急ぎではないから夜の運転をするつもりはない。ただし、夜までには魔獣の蔓延るヤーマの生態圏は抜けてしまおうと。)   (2017/10/21 01:23:47)

ルート♂傭兵(そうして運転しながら、後ろのキッチンやらイスやらが並んだスペースに目をやる。操縦席のすぐ後ろにキッチンとダイニングがあるせいで、運転しながら話しかけるのは容易い。)食べ物は冷蔵庫。良かったら奥にシャワールームと個室があるから、それも好きに使ってくれていい。ああ、一番手前の部屋のベッドは僕のだから、他の部屋でね。(そう声をかけて、運転に集中する。冷蔵庫の中には確か、フォルトナの軍放出品ストアで手に入れたビーフシューの缶詰が何個かと、ビスケットのような固形食料、ヤカンごと大雑把に入れられた紅茶があるはずだ。)   (2017/10/21 01:23:55)

ミケル♂狩人へぇ……ほぉ……(流れでそのまま機体を乗せ中を案内される。自分のヒュペリオン以外の操縦席というのは見たこともなく物珍しげに眺める。なるほど交代ということはこれを自分も操縦するのかと。かなり大きいので取り回しは大変そうだ。そして生活スペースを見てそうそうこういうの…家代わりになる物が欲しかったんだよなと思うが、自分の見つけた狼型の大型のヒュペリオンにも広くはないが休息の取れる空間があるので今はそれで良しとしておく……と大事なことを思い出し)いっけねえ!ちょっとそのまま乗っちゃったけどまだ紹介してないやつがいるんだ!俺のヒュペリオン!連れってて!(慌てて自分の機体を乗せたコンテナへと連れて行けとルートのジャケットの袖を掴んで懇願する。一方そのヒュペリオンの操縦席内では主の帰りを待ち狼犬が一頭さみしげに蹲っていた──)   (2017/10/21 01:35:52)

ルート♂傭兵【シュヴェルトくん置いてきちゃったァー って感じで〆みたいな感じですかね?】   (2017/10/21 01:37:06)

ミケル♂狩人【そうですね。時間も1時30分回ってるのでこれから出発ってとこですがこちらはこれで〆で】   (2017/10/21 01:38:12)

ルート♂傭兵【では〆だけ落として撤収するので、どうぞお先に~。お付き合い下さりありがとうございましたァ!】   (2017/10/21 01:38:57)

ミケル♂狩人【中途半端なとこで申し訳ないです。しかし新しい街へと向かうとは中々予想外の展開でした(笑)では乱入いただきありがとうございました】   (2017/10/21 01:40:48)

おしらせミケル♂狩人さんが退室しました。  (2017/10/21 01:41:04)

ルート♂傭兵うん? (ホバートラックを動かしていたら、後ろからジャケットの裾を掴まれる。なんでももう一匹、同乗者がいたようだ。)ああ、そうなのか。全然気づかなかった。すまない。(そう言って、一度、トラックを止めてミケルをトラックのコンテナに案内する。生活スペースからコンテナに行くのは簡単だ。奥に続く通路から気密ハッチをひとつ開けるだけでいい。そうしてハッチを開ければ、一色銀色の、何も塗装されていないコンテナが目に入る。そこで少年のヒュペリオンは二体とも、その格納スペースで固定されていた。)まあ、固定してあるのは両肩と背中だし、コクピットを開けるのは問題ないよ。(軽い調子で言って作業用の足場で彼のヒュペリオンに近づく。そうすれば、ほどなく彼の相棒の狼犬と対面できただろう。)   (2017/10/21 01:46:20)

ルート♂傭兵【〆ェ! お部屋ありがとうございましたー!】   (2017/10/21 01:46:37)

おしらせルート♂傭兵さんが退室しました。  (2017/10/21 01:46:40)

おしらせユキツナ♂傭兵さんが入室しました♪  (2017/10/21 21:22:03)

ユキツナ♂傭兵【さて、今宵は御約束にて。こんばんはー】   (2017/10/21 21:22:27)

おしらせ禍神 憐華♀傭兵さんが入室しました♪  (2017/10/21 21:24:56)

禍神 憐華♀傭兵【お待たせいたしました(礼)】   (2017/10/21 21:25:13)

ユキツナ♂傭兵【こんばんはー。いえいえーっ。】   (2017/10/21 21:25:25)

禍神 憐華♀傭兵【今回はヒュペリオン戦ですなぁ……いやはや、心躍ります】   (2017/10/21 21:25:57)

ユキツナ♂傭兵【そですねえ。どれくらいの滅茶で頑張るかどうか。とりあえず、戦域の希望や指定はございます?】   (2017/10/21 21:26:25)

禍神 憐華♀傭兵【こちらはまぁ、状況次第ですなぁ……(相手のロルがしょぼいと対応するロルも短くなるのでしょぼくなってしまうオートマッチング機能付きチャット能力のため) 特に無いですね、お好きな場所でお願いします】   (2017/10/21 21:27:39)

ユキツナ♂傭兵【分かりました。――うーん。ロザリアとフォルトナの国境線周辺の戦闘、という塩梅にしますか。戦域想定は荒れ地で。】   (2017/10/21 21:31:22)

禍神 憐華♀傭兵【国境における武力衝突はよく起こりますしね……荒れ地だとあまり障害物などは無さそうですな……そのうちマブラブTEのような市街地戦闘を行いたいものです】   (2017/10/21 21:32:45)

ユキツナ♂傭兵【(ぽん)混ぜ込みますか。武力衝突や魔物の跋扈等で放棄された廃都市ぽい場所で】   (2017/10/21 21:33:51)

禍神 憐華♀傭兵【ロルが複雑になって楽しそうですなぁ!(心躍り始めた人) 了解です、武力衝突のほうがまだ原型保ってそうですね、魔物だと建物とか壊してそうですし】   (2017/10/21 21:35:03)

ユキツナ♂傭兵【はははw そうしましょうそうしましょう。先打ちどうしますー?】   (2017/10/21 21:35:39)

禍神 憐華♀傭兵【どちらでも構いませんよ、どの道おそらくそちらがフォルトナ陣営、こちらがロザリア陣営になっての遭遇戦に成ると思いますので】   (2017/10/21 21:36:39)

ユキツナ♂傭兵【そうですね、配分としては異存は無いです。では、先打ちいたしますねー。少々お待ち下さいまし。】   (2017/10/21 21:37:29)

禍神 憐華♀傭兵【お願いします、心躍るロルをお待ちしております()】   (2017/10/21 21:38:08)

ユキツナ♂傭兵(――全く、面倒しい戦域である。往時はそれなりに栄えた街であったのだろう。石造りの堅牢ながらも美麗な建物やら、橋やら、人が居た頃であれば目を引くような諸々が“まだ”残っている。今はそうではない。人が居なくなれば街は荒れる。戦略的な重要性はなくとも、通過点等とする用法の関係上、このフォルトナとロザリアの国境付近にある街は結局復興の目途も立つことなく放棄されている。しかも、時折ヒューマノイドタイプの魔物が棲みついて仮宿扱いにしてしまう始末である。そして、今日もまた――戦禍という風が吹く)    (2017/10/21 21:46:26)

ユキツナ♂傭兵――!(刃を奮う。金の刃と青白く輝く刃だ。石造りの街並みを踏み荒らすではなく、静かに跳ぶようにして群青色の機体が馳せる。その機動の所以は搭載している未知の推進・浮揚機関の賜物だ。踏み込み時に一時的に出力を落とし、重力と生じる反重力の平衡点を地を踏みしめるに似た取っ掛かりとして刃を打ち込む。相手取る機体の形状は多様だ。ロザリア帝国の正規軍のものもあれば、他国やら得体のしれない改造機が目立つ。今回はフォルトナ側として雇われた傭兵として戦うが、この地を奪い合う今回の敵機もまた傭兵なのだろう。周囲の様子を見まわしつつ、刃を振って屠った機体の位置から離れよう。)   (2017/10/21 21:46:28)

禍神 憐華♀傭兵(廃棄された都市、ある程度の高さのある建物が幾つか並び廃棄され人が居ないため敵の潜伏などにうってつけの兵站あるいは進行路としては有用なその場所、ロザリア帝国に傭兵として雇われ愛機にてその場に立ち、自身の耳、目、感覚となっているセンサー群で確認しつつ) ――あの機体色……群青……例の英雄ですの?(建物の間より見えた機体の色と、その武器である振るわれた刃。そして味方機の信号消失を見てにやりと笑う。稀に遭遇するのだ、戦場において猛者と……有名なものと。ここは市街地、機動性を活かせないわけではないが障害物が多々あり動きにくいのも確か、トラップを仕掛けるのも得策でなく、自身の機体色では待ち伏せも難しい……それを考えれば自身から攻撃するしか無いのだが……)   (2017/10/21 21:58:36)

禍神 憐華♀傭兵今はまだ……待つといたしましょう……警戒されておりますでしょうし(機体の姿勢を低くしつつ機体の駆動音をギリギリまで抑え機体の装備状況を確認する。今回は国境地帯での戦闘ということもあり装備できる限界まで装備してきた……両腕部には禍太刀、腕部ラックへ彼岸華、肩・腰ラックへ災禍……そして全身に装備した流禍62基……機体総重量を考慮し機動性と禍津の効果領域を考えた装備群……それらの確認を済ませ機体の振動センサーにて相手の動きを確認しつつ)   (2017/10/21 21:58:38)

ユキツナ♂傭兵(昨日の敵が今日の味方になる。今回はその逆だ。ロザリアの地でかつて、英雄と綽名されたこともある機体がこの地を駆ける。その時の仕様と現在の仕様は大きく異なっているが、変わらないものがある。群青色の鬼神の如き機体の姿形と淡い金色に輝くカタナである。直接己が戦いを見たことがないにしても、噂の欠片程度は耳にしたことがあるだろう。)『――悪いな。だが、良くあることだろう? 俺達に敵も味方もない。』(広域通信でそう言葉を投げ掛けつつ、周囲の索敵データを確認の上で侍がふわりと飛ぶ。鐘楼の上で狙撃の態勢を取っていた機体に青白いスラスターの噴射焔を背にして飛び掛かり、右手の太刀でその首を刎ねたのちに敵機の腹部を蹴って叩き落す。その場に陣取っては周囲を睥睨するように機体の眼を光らせ)『……退け。退く奴は追わん。だが、向かい来るならば覚悟を決めろ』(大小の刀を手にする機体が告げる。静かに、低く。多少なりとも名が知られているならば利用しない手はないだろう。そうすれば、無駄はない)   (2017/10/21 22:08:47)

禍神 憐華♀傭兵……あら、群青の英雄というのは面白い方ですのね(聞こえてくる広域通信の声を聞きつつにやりと笑い機体を静音モードで移動させていく。向かうのはこの廃棄された都市に存在するある程度高い建物、時計塔の下までくれば)   (2017/10/21 22:21:13)

禍神 憐華♀傭兵……傭兵ですものね(コックピットの中ではそう答えるが通信に声は載せず時計塔の頂上へ向けてワイヤーアンカーとして利用した彼岸華を投射し固定すればワイヤーを巻き上げると同時にスラスターを一瞬だけ背部と腰部の展開機能を持つものも加えて最大にし一気に加速すれば時計塔の頂上へ機体を立たせた後更に機体の脚力と推進力で更に高く上がり高度的アドバンテージを取りながらジャミングセンサーの禍津を機動させ機体の認識を相手の機体センサーからブレさせる) 『――なら行くとしますわよ? ”群青の英雄”様?』(広域通信でその声を載せユキツナの上を取りながら両肩両腰の散弾砲、災禍に爆禍を装填し二点斉射を行いユキツナの周囲へ合計八発のメギン榴散弾を放ちつつ機体のスラスターを上方へ方向を変え一気に更かし接近しながら相手の右腕の肩関節を狙うように右の刀で斬り下ろしを行いつつ禍津にてぶれて見える機体の幻影を一つは機体の正中線を、もう一つは相手の右の武器を攻撃するように見せかけて)   (2017/10/21 22:21:23)

ユキツナ♂傭兵――む。(操縦席内に投影される前方の風景の表示の一角にアラートが表示される。即時解析が示す内容は周囲マナの変動察知:敵機接近の可能性有、というもの。忍者や暗殺者の如き隠形に長けた機体との戦闘は初めてではない。太刀を構える。唸るような吸気音と共にメギン機関が唸り、自機の隅々までメギンを行き渡らせる。)『……早速、か! 随分なもてなし、痛み入る!!』(来たか。己より高度を取る彼岸花めいた姿形の敵機が己より高度を取り、不意にセンサーへのジャミングをかけてくる。成る程、「その手」の機体か。そう察しながら浮揚機関の出力を上げ、宙を滑るように後進をかける。それによる射撃の回避は良い。しかし、続く太刀を捌くには手間取る。メギン纏う太刀の鎬で受け流したつもりの機体が右肩の装甲を掠め切り、左手の脇差で次撃を切り払うのにやや遅れる。だが、今は此れでいい。相手の「呼吸」を知るために必要な事だ)   (2017/10/21 22:30:55)

禍神 憐華♀傭兵『良い心意気ですわね? 貴方のような相手は久しいですわ』(射撃の回避は反応が非常に早く、また近接攻撃も若干受けられはしたがいなされているのを見てやはり英雄の名はあなどれないなと認識する……) 『とは言え、楽しませてくださいませ? 英雄様?』(左の脇差しで切り払われるのを回避するためにバックスラストで後退したが即座に背部の展開スラスターを全力で更かしつつ両肩のウイングスラスターを広げどのようにでも動けるようにしつつ左の刀で相手の右側を掠めるような動作で左下へ斬り下ろしを行いつつ禍津により当たる軌道のように見せかけつつそれを回避する動きに合わせるように右側より左へ水平切り払いを行うと同時に右腰の散弾砲を構え散弾を装填し自身の刃に当たっても角度が若干変わる程度の場所で放ち更に逃げ道を塞ぐ。当たらない攻撃、回避を共用される攻撃、それを追撃する攻撃の三段構えをそちらはどのように回避するのかと試すようだ)   (2017/10/21 22:40:15)

ユキツナ♂傭兵『良くも悪くも名が知れてしまっているなら、おのずと立ち振る舞いも定まろうよ。それだけだ』(敵は――女か。別段驚くに値はしない。これもよくあることである。しかし、随分と尖った機体だ。似たような構成には覚えがある。まさかな、と目を細めよう。まるで転ぶと自傷しかねない有様に小さく息を吐き、操縦桿を握る。頼みとするのは培った勘と神経を通さずして、自機の四肢の隅々まで慣らした操縦感覚)『……無駄に、良く動く――。』(己の一手より、数手多く動くような有様に機体の両腕に設置した装備を起動する。手甲部に装飾のように備える部位が赤い光を放ち、「盾」を形成する。メギンシールドだ。両腕をクロスするように構えるメギンの盾の重なりが散弾と続く連撃という暴威を防ぎ、遮蔽しきれぬ弾片が装甲を引っ掻いてゆく。それでも、着地する建物の屋根を踏み割りながら踏ん張り、反撃にかかる)   (2017/10/21 22:53:50)

ユキツナ♂傭兵『――――!』(しっかと足場を踏みしめ、相手の攻撃の間隙を縫うようにシールドが失せ、Xの字を描くように大小の刀が奔る。右肩、左肩からという袈裟、逆袈裟の順でのメギンを伴う剣線が唸る。如何にジャミングをかけようとも、攻撃を防いだ時点の位置には相手がいるのだ。ならば――刃を過つ恐れはなし)   (2017/10/21 22:53:58)

禍神 憐華♀傭兵『大変ですわね? 英雄殿は心労が絶えないと見えますわ……』(その言葉にフフと笑いながらも相手の動きは見ていく、先の散弾はメギンシールドで弾かれた、ならば通常の散弾では効果が薄いと見て災禍にはメギン充填弾である禍殻を装填し……) 『交差切り……なれば、こそ……』(相手がX字を描くように斬るというのであればその軌道はある程度読める、ならばジャミングなどという小細工は必要ない左の刃を真っ直ぐに構え左目へと魔力を注ぐと同時に機体の魔法増幅装置である禍堝を稼働させ機体から得る情報量を増大化、   (2017/10/21 23:13:02)

禍神 憐華♀傭兵その膨大化した情報を処理する過負荷に寄って時間の感覚を遅らせ幾ばくか見えるようになった斬撃を左の刃にて機体はその場に立ち止まらせ先に当たるであろう左の脇差しの鍔を刀を横から右に当て弾き自身の左へ逸れるように行いつつ更に相手の右の刀、左上より左肩へ迫る攻撃を左斜め下へ体をギリギリまで伏せつつ機体を前に出し攻撃を空振りさせれば左の刀で右脚部へ左斜め下へ走る斜め切りを放ちつつ腰部側方、両肩部のウイングスラスターを前方へ向けた瞬間に腰と肩部の災禍を構えメギン充填弾「禍殻-カカク-」を放ちつつスラスターを吹き後退させる、災禍が照準を行ったのは相手の機体より僅かに逸れた部分、だが散弾であるがゆえにその橋にも当たるはず……そしてこちらの機体の動きから確実に異常だと認識するはず、反応速度と動きが緻密で精細すぎる、操縦桿で出来ないこともないが遥かに難しいことを)   (2017/10/21 23:13:05)

ユキツナ♂傭兵『――御前も祭り上げられてみるがいい。』(そうなれば、俺の気も多少は知れるだろう、と。そう答えつつ次の手を、次の次の手を模索する。はっきり言うならば、今対敵する機体は異常だ。手が文字通り複数本あるかのような感覚を覚える。同盟者から提供された特殊な操縦服に身を包んでいて正解だったかもしれない。最悪の事態も覚悟の上で、思考を走らせる。気を滾らせ、ヒュペリオンという鎧を纏って刃を握る感覚を強くする)「ッ!!」(――相手の動きが加速する。その遅れに咄嗟に機体を後ずらせるも、脚部の装甲が今度は深く裂かれる。しかし、動きにまだ遅滞はない。浮揚機関の出力を調整。自重の相殺により、思いっきり右方へとスラスターを吹かす。先ほどまで居た場所にメギンの光が爆ぜるのを横目にしながら、爆圧の勢いを使って一旦間合いを取ろう)   (2017/10/21 23:27:16)

ユキツナ♂傭兵『……――おい。御前、機体に身体を繋げていたりするクチか?』(そうしながら、一つ嫌な予感を覚える。動作の反映が嫌に速やかかつ滑らか過ぎるのだ。予めプリセットとした挙動の読出・実行だけでは説明がし難い。現状知り得る、安全な手法として模索している可能性とすれば――恐らくこれか。街の上空で少ない噴射焔で滞空、静止しながら問おう)   (2017/10/21 23:27:18)

禍神 憐華♀傭兵『勘弁願いますわ、私そういうのには性に合いませんの……殺戮者などの汚名をいただけるのであれば喜んで致しますが』(クスリと笑いながら上空へ逃れたユキツナを機体の光学センサーで捉えつつ) 『――あら、お気付きですの? さすがは群青、英雄と讃えられるだけはあって敏いですわね?』(うふふと笑いながらもすべてのスラスターをいつでも吹かせるようにしつつ禍津による撹乱も準備し何があろうと即座に行動できるよう準備しつつ話に乗って)   (2017/10/21 23:32:45)

ユキツナ♂傭兵『然様か。……仕様もないもので喜ぶか。安いものだな、存外に』(人を沢山殺せば英雄と呼べるようになるとは言えるが、わざわざ武功に拘る理由が己には薄い。少数精鋭を地で行くのだ。大きすぎる戦場には一兵卒か小隊の長として組み込むが精々だろう。通信越しに嘆息の気配を乗せて)『……似たようなものを研究する羽目になっていたんでな。それで、どうだ? 思考波検出方式か? それとも外科手術での有線接続か?』(時間稼ぎのように問いを乗せつつ、普段あまり使わない装備を使う。肩部に仕込んだランチャーの発射口を開き、相手の方に仕込んだ弾筒を発射する。中身は閃光弾である。防眩機能を並列で起動させつつ、左右の大小の刀に宿ったメギンを両の刀との振り下ろしで繰り出す。イアイの一閃だ。放出される斬撃波の向かう先は放棄された二階建ての商家である。相手の近くに位置するそれの天井を爆砕し、石などを含んだ建材を無数の礫として敵機に打ち付けさせてゆこう。英雄らしくない手管という非難は覚悟の上だ。だが、この身は英雄ではない。――生き足掻くだけの人間だ)   (2017/10/21 23:44:21)

ユキツナ♂傭兵(補足:閃光弾による目くらまし⇒即席の散弾攻撃です。描写抜け、申し訳ないです(謝))   (2017/10/21 23:45:27)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、禍神 憐華♀傭兵さんが自動退室しました。  (2017/10/21 23:52:48)

2017年10月18日 00時57分 ~ 2017年10月21日 23時52分 の過去ログ
【F系】大型機動兵器×ファンタジー世界
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