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「置く迄焦らす愉悦の刻【貸し切り】」の過去ログ

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2017年09月24日 13時54分 ~ 2018年05月30日 08時30分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせシリュウ♂宰相 ◆Hiiragif9Aさんが退室しました。  (2017/9/24 13:54:34)

おしらせ月虹♀剣士 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2017/12/5 01:06:13)

月虹♀剣士【しばらくソロ部屋の看板をバキバキに折って、お邪魔いたします。(ぺこぺこ)】   (2017/12/5 01:06:37)

月虹♀剣士【悩みましたが、やっぱり此処が好いなぁと想いまして…と、勝手な理屈で、勝手に置いてゆきます。…という訳で、態々お目汚しをばいたしますが、お許しくださいませ。】   (2017/12/5 01:07:48)

月虹♀剣士【まずは、シリュウ様ぽーい (ノ。・ω)ノ ⌒ 〇┼< 】   (2017/12/5 01:08:26)

月虹♀剣士【序でなので、去年の分も置いておきます…。(闇部屋より移植)】   (2017/12/5 01:09:35)

月虹♀剣士(ひやり、とした空気が頬を撫でる、昼下がりの街道。脹脛迄届く、長い銀灰の髪を、緩く毛先近くで束ねた女剣士は、氷の精を連想させる淡い青のマントに、身を包んで。此の日は独り、当て所なく彷徨って来たが。ふと気付けば、此の周辺に、憶えの在る事に気付く。然程遠くない処に、関所が在り、人や馬車が列を為すのが、視えている。其の人通りを当て込んだのだろう、両側に、屋台の店が並ぶ道。疎らに行き交う人々の足は、何処か、忙しない。其の雑踏に――丁度、1年前の出来事を想い出す。未だ、此の地へ足を踏み入れて、間も無く。知り合いも無く、勝手も解らぬ、余所余所しい街だった。通りを向こうから遣って来た、風体の悪い男。擦れ違い樣に、肩を打つけようとして来た。狙いが読めた女は、寸前で身を躱し、…勢い、躓き派手に転んだ男から、足を引っ掛けられた等と、言い掛かりを付けられた。一方的に言い争いを始めた男と、銀灰の女の周囲から、さっと人が離れて行く。恫喝に慣れた男には、何処からか、仲間と思しき者が湧いて来て。…破落戸に囲まれる事態を、女が、只面倒だ、としか想わなかった事は、男共には、終ぞ知り得なかった事だろうが。)   (2017/12/5 01:10:57)

月虹♀剣士……此処だな…。(嘗て、立ち回りした場を見出して、其処に立ち止まってみる酔狂。面白くも無く、珍しくも無い出来事だった。なのに、詳細に想い出せるのは、其の直後の出逢いの所為。何処にでも居そうでいて、他に何処にも居ない、彼との。)ヒ、イ、ラ、ギ…。(眼を瞑り、一音ずつ、大切な名を、舌の上に載せる。瞼の裏に、屈託無い笑顔が現れる。彼れから、…結局一度たりとも、ちゃんと呼んだ事が無い。代わりに愛称が、唇に馴染んで仕舞った。けれど、其の親しく呼び交わす愛称が、今の関係を築くのに、一役買って呉れたのだろうか。彼が名乗って、女剣士も復、彼に名を預けた明くる日。手駒である女剣士が、騒ぎを起こしたと知った女魔導師は、忘却を促進する魔術を、周辺に施したらしい。彼女が言うには、己も女剣士も、死んだものとして、処分させた槍遣いの判断は的確だった、目撃した筈の人々は、――精々、“死体”を運んだ屋台の主人と、若い憲兵に、薄く記憶を残し――落着した一連の出来事を、総て忘れ去っているだろう、との事。他に識る者も無い、秘密と化した、苦くて仄かに甘い、始まりの想い出を、反芻しつつ、瞼を開ける。)   (2017/12/5 01:11:54)

月虹♀剣士(ふわり、と。マントと髪を、揺らした微風と同じく、今も昔も、女の識る世界は、冷淡で無関心で気紛れなもの。時に残酷なのも、変わり無い。街道を、無関係に、行き交う人々の姿、其の物。然うじゃない、と許りに、敢えて、関わり合いに為りに来た、槍遣い。温もりと、時に烈しい熱で以て、識っていた筈の世界を、壊していく。…彼の日に覚えた、鮮烈な予感がある。其の先に、屹度、……   …何時か、かなうのだろう。未だ、其の形は見えないけれど。雑踏の中、女剣士は独り、途方に暮れた様に、立ち尽くす。)   (2017/12/5 01:12:30)

月虹♀剣士【再掲は此処まででございますね。】   (2017/12/5 01:13:29)

月虹♀剣士(陽が高かろうと、ひやりと冷えた空気の正午頃。雑多に屋台が並ぶ市場、其処を往来する人々は、外套に身を固めて、手を擦り、白い息を吐き。人波を、悠然と歩いて来たのは、艶のある瑠璃色のマントの裾を翻す、銀灰の髪と眼の女。腰には、物騒な獲物を提げているのが、ちらりちらりと覗く。女は、目当ての屋台を見付けると、狭くも賑わいを見せる食卓が並ぶ中、同席者の居ない席に着く。早速、注文を取りに来た店の者に、短く応えて、食事が運ばれてくるのを待つ。此処へ来たのは幾度目になるか…、数えてはいないが、振る舞いはもう、慣れたもの。周囲の騒めきに、身を預けて間も無く、大振りの丼に入った熱干麺が、運ばれてくる。箸を手にすると、能く掻き混ぜて、湯気立つ其れを、口へ運ぶ。急ぐでも無いが、一定の速度を落とさぬ食べっ振りは、見る見る、丼一杯を腹へと納めていく。)   (2017/12/5 01:13:44)

月虹♀剣士(屋台の主が、毎度乍、気持ち良く食べていく様子に、女へ声を掛ける。食べる手と口は休めずに、銀灰の頭を軽く上下して、女が其の言葉に応える。やがて二人前を平らげた女は、満足と許に一息吐き。勘定を、空いた器の隣へ置いて、立ち去って行く。其の背に掛けられる声には、もうひとつ頷いて見せ、女は雑踏の中へ。食欲が満たされた唇を、ぺろり、小さく舌で舐めて。帰ろうか、寄り道をしようかと、少し迷いつ……歩を進める。旅から旅へ、国から国へと飛び移る女剣士であるのに、行き先が出来た。顔見知りが出来た。街に想い出が刻まれた。其れも此れも――…彼の時、彼の男に出逢ったから。此の侭、ずっと斯うして居られる道が、在るだろうか。何れは旅立って、何もかも置き去りにすることに為るだろうか。行く先は、未だ知れないが…。)……嗚呼、折角だ。甘い物でも、買って行こう。(呟いて。甘藷の屋台を探す散策を、始めるのだった。)   (2017/12/5 01:13:56)

月虹♀剣士【此処まで、今年の分でございます。お目汚しではありますが、ご笑納頂ければ幸いに存じます。】   (2017/12/5 01:15:25)

月虹♀剣士【それでは失礼いたしました……。】   (2017/12/5 01:15:34)

おしらせ月虹♀剣士 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2017/12/5 01:15:37)

おしらせ秀皇さんが入室しました♪  (2017/12/5 06:41:54)

秀皇【素晴らしいソロルをありがとうございました。こういう素晴らしいのは御自分の部屋に飾り付けて遺すのがベストですがまあ】   (2017/12/5 06:43:20)

秀皇【わざわざ此処で披露して頂き恐縮しております。ありがとうございました。】   (2017/12/5 06:44:13)

おしらせ秀皇さんが退室しました。  (2017/12/5 06:44:22)

おしらせシリウス♀魔導師 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/1/1 12:00:58)

シリウス♀魔導師ピーチュルル……(高く伸びの好い聲で歌いながら青空から舞い降りるは、瑠璃色の小さな翼を輝かせた鳥。掌にすっぽり収まりそうな小鳥。オンボロ宿(住民自称)の玄関先に見付けた、紺色を纏う黒鳶色の頭を目掛け、細い足を伸ばす。が、ひょいと首を傾げて逃げられてしまった。くるりくるり、男の頭の周囲を飛び回って着地を狙ってみるが、下手を打つと捕らえられて握り潰されてしまいそう…な気配。仕方なく、男の眼前で姿を変える。よーく見知っているであろう姿形に。膝裏まで届く長い髪が特徴的な女に。形は同じ、そっくり、瓜二つだが、髪眼は青銀色にしたのは、…もうこの姿で現れるのが恒例だから、でもあるけど。)あっけましておめでとうー♪ほら、これ、貴方に熱烈な年賀状が届いてるわよ。(短く爪を整えてある人差し指と中指を揃えて立てた、その間。淡萌黄色の封筒が現れる。無言無動作の内に魔術で呼び出した手紙を、両手で捧げ持ち…男へ差し出した。)   (2018/1/1 12:22:00)

シリウス♀魔導師(封筒に納められた砥粉色の便箋を開けば、そこには書くことに慣れていないバラバラな大きさの字で短い文章が綴られているが読めるだろう。曰く“みミを洗うヵ 首をそロえ”。文章もめちゃくちゃである。差出人の名前も無い。というか、年賀状ではない。爪先立ってわくわくと眼を輝かせながら。手紙と黒鳶色の眼を覗き込みながら。嬉しそうに口を利く。)あっは、新年おめでとうって内容じゃなかったね。…っていうか、一応挨拶もしなくちゃ駄目よ?って、教えてあげたんだけどー。“耳を揃える”と“首を洗って待ってろ”の書き方も指南してあげたんだけど。ちゃんと書けてない辺り……難しかったみたいねー。でさ、でさ、この儘だとヤバいんじゃない?だってまだ一銭も払ってないのよね?借金して。…え、借金じゃない?まぁいいわ。どっちにしてもお金払わなくちゃなんでしょ。払う意思なしってことで一閃されちゃうかも…っぷぷぷ。   (2018/1/1 12:37:55)

シリウス♀魔導師お仕事紹介してあげるわ。あるお家へ行って、荷物を受け取って戻って来るだけの簡単なお仕事なんだけど。どう?荷物っていうのはお金なんだけど、中に入っている金額の一割を貴方の取り分にしてあげる。ホント簡単でしょ?誰にでもできるんだから。どう?どう?……でなきゃ隣の国と往復で荷物運び……あっ、ちょ、ちょっと、話は最後まで聞いてー!(得々と話す青銀色の女を尻目に踵を返して、玄関から宿の中に入って行ってしまった男の背に…というか(きっちり扉を閉めて行ったので)扉に向かって、正月早々叫び声を上げるのだった。)   (2018/1/1 12:49:17)

シリウス♀魔導師【以上、ロル初めでございました。お目汚しを…と言いますか、ちょっぴり縁起が良くない感じでしょうか。(  大きいお目目で見て頂いて、楽しんでくだされば幸いですそれでは失礼いたします。】   (2018/1/1 12:51:24)

おしらせシリウス♀魔導師 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/1/1 12:51:28)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが入室しました♪  (2018/1/1 17:26:35)

ヒイラギ♂槍遣士【新年御挨拶をありがとうございました。即興レスすべきなのでしょうが少々御時間を下さいませ汗】   (2018/1/1 17:28:05)

ヒイラギ♂槍遣士【…御年玉を渡しに行く とかですかね…考えてみます汗】   (2018/1/1 17:29:53)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが退室しました。  (2018/1/1 17:29:57)

おしらせ夕映♀灰色猫 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/2/22 01:51:39)

夕映♀灰色猫(ある朝、竜崎 夕映が気がかりな夢から目ざめたとき、自分が草むらの中で一匹の小さな猫に変ってしまっているのに気付きました。)…ぅにゃっ?(頭を持ち上げて横たわった自分の体を見てみれば、そこには柔らかなグレイの毛並みに包まれた丸っこいお腹がありました。手足の先には収納可能な爪とぷにぷにした肉球が付いていて、体の一番端には尻尾まであって、耳は顔の横から頭の上に移動しています。放心したのちに、がばりと身を起こしましたが、体の構造も今までと違っています。ふらついて両手を突きますが、その、四つん這いがちょうど好いのです。二本の足で立ち上がれません。)ふにゃぁあぁんっ!?(驚きを口にしましたが、声になったのは、不恰好な猫の鳴き声だけでした。)   (2018/2/22 01:51:57)

夕映♀灰色猫(混乱することしばらく…でしたが、どうにかこうにか、何故か自分が猫になってしまった事態を呑み込んで、どこなのか見当もつかない草むらから這い出て、歩き始めます。落ち着ける場所とお水と食べられるものを探すつもりです。今は頭が混乱していますけれど。人心地ついたら、いい考えが浮かぶ可能性が…あるかもしれません。ですが、)(――えぇーーーっ、ちょっと、勘弁してよぉ…。)(道には車は無く、アスファルトで舗装されていないどころか、馬や馬車が走っています。道行く人々は日本人では無いし、現代の身なりですらありません。道の端をそそくさと走り、物陰に隠れて辺りを観察することを繰り返す内に、人間ではない種族も見つけました。)(――うふふ…これって、異世界に入り込んじゃったってやつかしら…。)(込み上げてくる虚ろな笑いを頭の中に響かせて、灰色猫の茶色い目は遠い遠いところに視線をやります。変なファンタジー小説の読み過ぎが引き起こしたのでしょうか。)   (2018/2/22 01:52:22)

夕映♀灰色猫(どこをどう歩いてきたのか、気付けば、古びた一軒の大きな家の前にやって来ていました。日本家屋風の造りが、ひどく安心感を 誘います。この軒先でしばらく休ませてもらいましょうか…。そう思った時、道からこの家へと遣ってくる人影が、現れました。住人でしょうか。それとも…?夕映猫は足音の方を振り返りました。そこには、紺色の革鎧を着込んで紺色のマントを羽織ってはいるものの、よく見知った人がいました。彼もまた、この変な現象に巻き込まれてしまったのでしょうか?)ふにゃぁあぁぁあんん。(――部長、部長…部長ー!私っ、竜崎です。気付いて〜!)(にゃんにゃんと声を上げて、槍を背負った黒鳶色の髪の男性の足に、絡みつかんばかりの勢いで飛び付くのでした。)   (2018/2/22 01:52:43)

おしらせ夕映♀灰色猫 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/2/22 01:52:48)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが入室しました♪  (2018/2/23 05:08:23)

ヒイラギ♂槍遣士(憂鬱な微笑を浮かべた痩身の男。足元に纏わりつく灰色猫をそっと抱き上げると)…うるせえなぁ……三味線にしちまうぞ……3つの孔を一度に塞いじまうんだ……(鳴き声あげる小さな口と後脚の付け根2ヶ所を指先で軽く撫で回す)……まあ…留守ばかりで鼠一匹居ない部屋で良ければ寛いで行きな……大家に見付かるんじゃねえぞ……(こんなオンボロ宿をペット持ち込み騒ぎで追い出されるリスクなど有り得ない。社会のルールなど何時でも何処でも他人事。小さな来訪者と共にオンボロ宿の中へと姿を消していく、1日遅れの曲者に蓋突き兄さんであった)   (2018/2/23 05:21:18)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが退室しました。  (2018/2/23 05:21:26)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが入室しました♪  (2018/3/14 09:42:59)

ヒイラギ♂槍遣士【花粉症をネタに。】   (2018/3/14 09:43:19)

ヒイラギ♂槍遣士…口は悪いが…器量はそこそこ……(此処は街から遠く離れた山奥の獣道。長い冬もようやく終焉の兆しを迎えるも黒鳶の目端は何処か落ち着きがない。雪融けのせせらぎどころではない見苦しさ全開の苦悶を浮かべて)……樹木栄華族とやらの優遇政策は何時まで続くのやら……(小さく身を隠した藪の中で並びの良い奥歯を力強く噛み締めると、くしゃみを必死に圧し殺す。むず痒い不快感を与え続ける原因と過敏に反応する体質を呪いながらひたすら獲物を独り待ち続ける)   (2018/3/14 10:25:14)

ヒイラギ♂槍遣士……悪いな……(待ち続ける藪の中。ようやくやって来たのは流し目を得意とする色男老樹…野生化を標榜するも気弱にしなる優男樹…そして双子の大物巨樹…栄華評論とF系評論を武器に我が物顔で伸し歩く貫禄は、百戦錬磨の槍遣いをも躊躇させて)……迷ったら負けちまうな……何の恨みも無いんだが…悪いな……暗殺させて貰うぜ……(背中から降ろした相棒を構える。突如の襲撃に未だ状況を把握していない樹木族を根絶やしにせんと勢い良く一気に叩き伏せていく)   (2018/3/14 10:37:56)

ヒイラギ♂槍遣士(奇襲が効を奏して四体の樹木族をどうにか叩き伏せる事に成功した槍遣いであったが)……こいつは困った……あんたを敵には回したくない……(大物の中の大物の登場に迷わずその場を後にした。遅れてやって来たのは樹木人の少年…頭脳明晰で容姿端麗なれども決して傲らない将来の大統領候補は…増え過ぎた故に猛威を奮う己が種族を深謀遠慮しているのであろうか…押し黙ったまま悲しそうにその瞳を伏せる少年デキなのであった)   (2018/3/14 11:00:18)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが退室しました。  (2018/3/14 11:00:24)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/3/30 08:15:33)

夕映♀迷い人(「どなたでも参加できます。参加無料。」そんな触れ込みのイベントがあると聞いて、街の公園へ二人してやってきました。お話を持ってきたのは、連れの紺色革鎧を着込んだ男性ですが。同じフレーズを聞いて、夕映は前半の「どなたでも」に安心感を覚えます。連れは後半の「無料」が気に入ったようです。集合場所になっている公園の入り口のひとつへ向かう間、何度も何度も、「本当に私なんかが行っていいの?」と確認しては宥められたのですが。だって、この世界の人達は、みんな中世風?の装いで、しかも西洋系?の人が多いのです。背が高くて、ガタイが良かったり(♂)、スタイル良かったり(♀)、強そうだったりするのです(主に冒険者)。大した芸もなく、ちんまりしている上に、むちっとした自分が…と思うと気後れしてしまって、居候先に引き篭もりの日々が続いています。――…が。)   (2018/3/30 08:27:59)

夕映♀迷い人(既に集まっている大勢の人を見ると、入りにくい空気を感じてしまいます。間違っても置いて行かれないように、先を歩く紺色のマントの裾をしわっしわの跡がつくほどきつく握り込んで、人混みの中を縫って進みます。)(――そんな、前に行かなくても良くない?)(夕映の心の声が聞こえたのか、槍を背負った背中が振り返ります。「見てみろ。」指を指す先は、芝生の上にテーブルが幾つも置かれていました。その周囲をイベントの準備する人達?が忙しく動いています。そして、テーブルの上には最近、お目にかかることも無かったご馳走の数々がならんでいます…!目を見張った夕映の表情を見て、槍の人が破顔するのと同時に、若い娘が進み出てきてこれから何が始まるのか…カラフルにペイントされた卵を皆に見せながら説明をしてくれました。)   (2018/3/30 08:46:28)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/3/30 08:47:16)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/3/30 12:01:41)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが自動退室しました。  (2018/3/30 12:53:10)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/3/30 13:14:14)

夕映♀迷い人(いわく。公園内に隠された卵を探して持ってくればいいとのことでした。一人一個で、持ってきた人からご馳走にありつけるという、美味しいイベントです。ひとつだけ、金色の卵が隠されていて、それを持ってきた人は特別なデザートに賞金まで出るとの説明を続ける娘が、テーブルの上に鎮座ましますガラスの器に飾ったデザートを指で指し示すのを見て、夕映の目が輝きました。)(――ご褒美のデザートって、あれは、あれはー…プリンパフェ!美味しそう!絶対おいしい!…それに、お金も必要だし。)(俄然やる気になった夕映を見て、紺色の男がちょっと吹き出しそうに笑ったようです。でも、気にしません。このところの粗食続きに耐える胃袋を慰める機会ですから。)ねぇ、ひーらぎさん。頑張りましょう。ねっ!(早くご飯食べられるように、見つけ次第卵を持って来るべきか、金色卵を見つけるまで粘るべきか…迷うところではありますが。こうなっては、連れの後ろをのそのそ歩いている訳にはいきません。紺色マントから手を離すと、誰にも負けないやる気を燃やして、開始の合図を待つのでした。)   (2018/3/30 13:14:19)

夕映♀迷い人【放置退出、失礼いたしました…。】   (2018/3/30 13:14:45)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/3/30 13:14:48)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが入室しました♪  (2018/3/30 18:36:58)

ヒイラギ♂槍遣士【楽しそうなイベントですね。卵競争…滋養強壮にはぴったりです】   (2018/3/30 18:38:35)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが退室しました。  (2018/3/30 18:38:40)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/1 17:16:49)

夕映♀迷い人【これは、イースターのエッグハントっていうお遊びでございます。綺麗に彩色した卵の殻を、家の中やら庭やらに隠して、子供達に探させるゲームですね。】   (2018/4/1 17:23:06)

夕映♀迷い人【卵…滋養を探す競争、ですね。(笑) …たまご狩り…卵ガリ…ぁ、ご馳走にお寿司も入れたくなります…。( 】   (2018/4/1 17:33:53)

夕映♀迷い人【単発の置きログと想って書きましたけど…、も少し色々と書きたくなりますね。そもそも夕映のネタ自体、単発のつもりでしたけれど。】   (2018/4/1 18:14:21)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/1 18:14:38)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/3 12:04:42)

夕映♀迷い人(…そこは、植込みが迷路のように入り組んだ道を作り上げているエリアでした。周囲は夕映の背丈より高い緑に囲まれていて、他には誰も見当たりません。開始からまだ10分程…。三つ編みの黒髪に葉っぱをくっ付けた夕映は、辺りを見回しながら歩き続けています。男性物シャツにベルトを巻いただけ、みたいなだぼっとした膝丈のチュニックは、ちょっぴり裾にかぎ裂きが出来てしまっていました。草むらを這い回って調べたりもしましたが、たまごは見つけた人すらまだ見ていません。尤も、広い公園なので、既に何人か、たまごを入手した人はいるのかもしれません。時間制限がある中で、全部でいくつのたまごが隠されているかは知らされていませんから、焦りが生まれてきます…。その夕映の茶褐色の瞳に、一本の植込みの頂点に咲いた花のようなモノが映りました。真っ白い地にピンクや赤や黄色で模様が描かれたそれは、花ではありません。明らかに人の手が加わっています。)…へへっ、見っけ…♪(小さく小さく呟きました。目的の金色たまごではありませんが…、ひとつ確保しておけば、お腹が空いたら探すのをやめて、ご馳走にありつけます。)   (2018/4/3 12:34:30)

夕映♀迷い人(――これさえ確保しておけば、金色たまごを時間いっぱいまで頑張って探せそう…。でもあんまり粘ると、せっかくのご馳走も無くなっちゃうのかも?早い者勝ちっぽいし…。)(木の前をうろうろして、どうやって取ろうか思案します。2m程の高さには、試しにジャンプしてもちょっと届きません。幹に取り付いて、少し登ったら取れそうです。枝はたくさん出ているから、足掛かりは問題ありませんが、細い枝ばかりなので…傷付けてしまうかも。躊躇しつつも、この世界に来てからずっと続いている粗食生活が背中を押します…。)   (2018/4/3 12:42:57)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/3 12:43:13)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/4 23:23:27)

夕映♀迷い人(細い枝を手でたわめながら、たまごが乗っかった木の幹へ近付きます。その夕映の姿がすっぽり覆い隠される程、緑が茂っていました。よく剪定されていて、木の上まで、あまり幹の太さは変わらないようです。あまり太くない幹に、手作りサンダルを履いた足を掛けます。それは、分厚い何かの革を靴底にして、いくつもの革紐が足の甲の上を斜に走っていて、足首で革紐を結んで留めてあります。)(――ん、このサンダルなら滑らない。木の細かいのが刺さっても、革が厚いから大丈夫そう…。脱げちゃうこともなさそうだし。よかった、サンダルがあって。)(微笑んで、足を守ってくれるサンダルを見下ろしました。そして顔を上げると、しっかり幹を掴んで、腕と足に力を込めて、木を上ります。ほんの、数十cmのことですから、上る距離は大したことではありません。みしっという音がしましたが…、大丈夫です、ちょっと上って、手を伸ばせば、それで終わりですから。細い枝を避けて首を竦めつつ、一手ずつたまごに近付きます。)   (2018/4/5 01:03:12)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/5 01:04:31)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/5 08:01:49)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/5 08:08:25)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/5 12:40:56)

夕映♀迷い人(右手で少し上の幹を掴んだら、左足を少し上に、左手を右手のそばに動かして、右足で体を押し上げて、ぐいっと、…1歩ずつ登ります。もう届きそうに思えて、左手を伸ばした時でした。銀色の光を纏った大きな影が、葉擦れの音と共に頭上を横切って行きました。)わふっ…!?(ケモノか何かでしょうか…!驚いて手と首を引っ込めた夕映は、バランスを崩して足を滑らせました。そしてそのまま、ずるんっと木の根元まで落っこちてしまいました。ジンジンする右手の平をさすりながら、葉の陰から、近くに降りたらしい影の行方を伺います。緑に挟まれた細い道の間に、長い長い銀髪を緩く束ねた人影が見えました。剣を腰に帯びて、冒険者のような出で立ちです。こちらに気付いていないのか、見向きもしません。夕映が見詰める内に、歩み去って行ってしまいました。)…ぁ、人だった。よかった。……ぇ、…あ!(樹上を見上げると、花のように可愛らしく載っていた卵が、見えなくなっています。視線を周囲に走らせますが、見当たりません。)…っ、あーー…!(嘆きの声が夕映の唇から漏れました。辺りには誰もいなかった筈ですから、この声も、誰にも届かないことでしょうが…)   (2018/4/5 12:41:08)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/5 12:41:11)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが入室しました♪  (2018/4/6 20:28:38)

ヒイラギ♂槍遣士(誰にも届かなかった筈の恥ずかしき動転声と転倒姿を遠目に観察していた悪趣味な黒鳶色の気配。ゆっくり歩を進めて近寄った)…何をやってんだ……ほら、立てるか?……(真横に屈み込んで静かに右手を差し出すと、まるで鉛筆を拾うように軽々とその女躰を瞬時に持ち上げた)……たまごの争奪戦はまだまだ此れからだ…しっかり頑張りな……(悔し気に半べそはかいているもその足首云々はどうやら無事な様子を一瞥し終えて、肩を竦めながらその繋いだ手を静かに離すと)   (2018/4/6 20:39:21)

ヒイラギ♂槍遣士…月虹はもうあんな遠くに行っちまったな…奪い返そうなんて大それた事は考えずに…縁が無かったんだと諦めて…深呼吸して次のたまごを探しな……一個見つけると不思議なもんで…あちこちに転がってるたまごが眼の中に飛び込んで来るもんさ……(視線の遥か彼方を跳ぶ様に滑走する銀髪の美女に意識を奪われる痩身。遠くに居る時は見目麗しき魅力の虜に疑いなくも…近寄り過ぎると諸刃が襲い掛かる。雄大なるヒノモトの富士山脈を見るかの如く薄笑いを浮かべるのであった)   (2018/4/6 20:49:38)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが退室しました。  (2018/4/6 20:49:44)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/7 12:43:02)

夕映♀迷い人(尻もちをついたまま、しょんぼり肩を落としていました。取られた…なんて言える状況ではありません、まだ一度も手にしてなかったのだから。寸でのところで逃してしまった幸運を茫然と見送ります。だから、優しくも叱咤するような声が耳元でするまで、紺色の男がそばに近付いていたのに気付かなかったのですが。猫を持ち上げるような気軽さで、ふわっと体を起こされてびっくりしました。)あ…、ひーらぎさん…!…お、重いでしょ…。(油断していたから、油断ちしていない体の体重のほとんどが彼の手に掛かってしまいました…。真っ赤になりながらも、ちゃんと自分の足で立ちます。)   (2018/4/7 13:01:01)

夕映♀迷い人ゆえほん…?あのひと…お知り合いなんですか?……。(遠く小さくなった姿をちらっと見て、その姿を眺め続ける横顔に視線を戻します。そっと離れた手を惜しいと想ってしまうのは…、この、何だかんだと言って面倒を見てくれる男性が、大好きな人のお顔にそっくりだからであって……。でも、慰めてくれる言葉に、少し笑顔を取り戻します。)あ、……ふふっ。私も、縁が無かったって、言います…何か、諦めるとき、とか…どうしようも無いとき…。ここでも、一緒なんですね。……うん、がんばりますっ、ひーらぎさんも頑張ってください。たまごを探し出して、美味しいご飯を食べましょう。一緒に!夜の分まで!…なんて。…ありがとうございました、ひーらぎさん。(アドバイスに従って、深く息を吐いて、吸って、気合いを入れ直しました。ちょっと空元気気味ですけれど、彼が言う通り、卵探しはまだまだこれからです。植え込みで立ち止まっていないで、木々に挟まれた道へ出ました。銀髪の女性が消えた方へ行くのは、ちょっと怖い気がしたので…もと来た方向へと気持ちを決めると、小走り気味に歩き始めるのでした。)   (2018/4/7 14:31:05)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/7 14:31:09)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/16 12:36:21)

夕映♀迷い人(がさっ!と夕映が首を出したのは、男性の背の高さ程に切り揃えられた植え込みからです。小径から植え込みの中を這い回っていたのですが、反対側へと突き抜けたのでした。そこは、色取り取りに花が咲き乱れる花壇でした。今までが緑のエリアなら、こちらは花のエリアでしょうか。小さな道に沿って、両側に花壇が長く続いています。)(――ここならカラフルなたまごも隠しやすいから、きっと1個くらいはありそう…!)(視界に入る範囲に、探し物はあるだろうかと、首を左右に巡らします。鮮やかに咲いた花ばかりが目に入って、なかなか探しにくくもあります。夕映はちょっと後ずさって緑の小径に出ると、少し移動してまた四つん這いで花壇の方へ首を突っ込みます。誰かに見つかったら、この場所を探しに来てしまうかもしれない、と…。他の人に見つからないように気を付けているつもりなのです。が、かえって人には見せられない格好になっているのは、…ご愛嬌でしょうか?頭に枯れた葉っぱを絡ませながら、熱心にたまごを求めて、花々の中に視線を走らせるのでした。)   (2018/4/16 12:41:18)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/16 12:41:26)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/17 08:07:04)

夕映♀迷い人(無数の花の中を、夕映の視線は行きつ戻りつしていました。そして、違和感を覚えたピンク色をじっと見詰めます。空に向かってつぼ形の花を咲かせているその花弁の真ん中に、すっぽりと桃色のたまごが入っていました。そのあつらえた様なすっぽり加減に、思わず含み笑いを漏らします。)ふふふっ…、このまま摘んでいきたい位、か〜わいぃっ。(小さく呟いて、手を伸ばします。が、植え込みの枝が腕を邪魔して、前に伸ばせません。それでなくても、花壇の中央へ這い出なければ届かない距離です。一旦、腕を引っ込めて枝を避けて、腕を伸ばしましょう…。)   (2018/4/17 08:29:25)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/17 08:48:38)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/17 12:41:57)

夕映♀迷い人(…前に、腕が伸びませんでした。肘の辺りで、誰かに引っ張られているようです。構わずに伸ばしてみると、周囲の枝も揺れました。どうやら、袖を引っ掛けてしまったようで…。)(――あん、もうっ。こんな時に〜…。)(こんな枝が張り巡らされた木の内側に潜り込んでいるのですから、当然といえば当然、起こりうる事態ではあります。眉を寄せながら、ぐいぐい腕を引っ張ってみますが、周り全体の枝がわさわさと揺れ動くばかりです。かえって引っ掛かりが強くなってしまったような気がします。仕方なく、もう一方の手で解こうかと手を上げるのですが、引っ掛かっているのはどうやら肩の後ろ辺り…なかなか手が届きません。悪戦苦闘する夕映の姿を隠した(お尻は見えていますが…。)木は、遠目に見ても、ざわざわと揺れ動いているのが判るでしょう。)   (2018/4/17 12:42:03)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/17 12:42:07)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/17 18:48:36)

夕映♀迷い人(しばらくもがいた後――。ようやく引っ掛かりが解けて、夕映は倒れ込むに花壇へと転がり出ました。迷惑そうに左右へしなる花々の間から顔を出すと、こちらを可笑しそうに見ている青い目と、目が合いました。「…大丈夫?」笑いながら声を掛けてきた女性は、長い赤い髪から、つんと尖った耳が出ています。妖精族でしょうか。妖精という言葉からイメージされるような華奢さはなく、儚げでもありません。寧ろ凹凸がはっきりしていて、肉感と存在感に溢れています。夕映は、いつの間にかそこにひとが居た驚きで瞬きしながら、それだけ見て取り…、汚れて枯葉まみれの自分が恥ずかしくなって真っ赤になりました。)だ、大、大丈夫!ですっ…。(つっかえながらやたらと頷いてみせます。何とも無いことをアピールするつもりが、テンパってるところを強調してしまっただけみたいでした。女性は、くすくす笑っていました。「あら…?」…白くて細い指が夕映の方に伸ばされました。思わず体を硬直させます。が、その指が着地したのは夕映の体ではなく、別の場所でした。)   (2018/4/17 21:26:09)

夕映♀迷い人(花に止まった女性の白い指は、ピンクを基調としたカラフルな丸い物を摘み上げていました。)(――――…あ!)(それはピンクのたまごでした。慌ててピンクのつぼ形の花を見下ろすと、中は空っぽで、普通のお花になっています。夕映の目が、花とたまごの間を往復するのを見て、妖精(?)の女性は何か悟ったのでしょうか。しげしげと、手の中のたまごを見詰めます。そして、)…あの、(「ラッキー♪こんなところにあったなんて。あなたもがんばってね。お先にー。」夕映の言葉を制するように…というのは、夕映の被害妄想かもしれませんが。満面の笑顔になって、明るい声でそう言い切った女性は、しっかりとたまごを握り締めて、踵を返して行くのでした。)……ぁ、あ、……あぁー…。(すたこらと遠くなって行く赤い髪の後ろ姿を眺めながら、哀しくか細い声が、地面か立ち上がることも出来なかった夕映の唇から漏れました…。)   (2018/4/17 21:44:04)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/17 21:44:09)

おしらせ夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/19 20:39:10)

おしらせ夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/19 22:51:56)

おしらせ夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/19 22:53:01)

夕映♀迷惑人(花の咲き乱れる庭園の一角に、東屋がありました。寄棟造りの屋根の下、大人が三人で手を繋いだ位の太さの樹を輪切りにしたテーブルを、背もたれ付きの木の椅子が囲んでいます。そして、それら四つあるテーブルはすべて、先客で埋まっていました。近くの芝生の上にも人が座っていて、皆、木製のカップを片手にお茶を飲んでくつろいでいます。ゆったりとした騒めきに引かれるように、夕映も東屋へと近付いて行きます。そう言えば喉が渇いてきたところです。談笑する人々の後ろをそっと歩きながら様子を伺うと、お揃いのカップのようです。ということは、それぞれが持って来た物ではなく、誰かが提供しているのでしょう。どこでお茶が貰えるのかと見渡してみると、テーブルのひとつで、給仕しているらしいエプロンをしている女子の姿を見出しました。テーブルの上、彼女の眼の前にはティーポットやピッチャーが幾つも並んでいます。)…ぁ、あそこ、かな…。   (2018/4/19 23:58:27)

夕映♀迷惑人(微笑みを絶やさずに給仕している少女を近くで見てみると、その肌はテーブルと同じ様に滑らかで、きれいな木目が現れていました。前に立った人が何か話しながらティーポットを指差すと、木目の肌の少女は無言の内に、そのポットからカップへお茶を注いで差し出しています。彼女の指は細くて、やっぱり木で出来ていて、関節は球体が挟まっているかのようでした。ほとんど等身大の人形が滑らかに動いて、手際よくお茶を出している光景に、夕映は釘付けになりました。)(――ちょ、ちょっと怖い…、この子はゴーレムってことでいいのかな?機械仕掛けで動いているのと、魔法で動くのとは何か違うのかな…。感情はどっちにも無さそうな筈だけど。)(カップを手にした人々が、ゴーレム少女の前から捌けると、青い目が夕映の方を向きました。びっくん、と夕映の肩が跳ねました。でも、皆が受け入れている様子を見ると、あからさまに警戒するのも礼儀知らずみたいです。意を決して、夕映はテーブル越しに少女と対面しました。)   (2018/4/20 00:38:18)

おしらせ夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/20 00:38:20)

おしらせ夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/23 08:04:17)

夕映♀迷惑人(――…どういうシステムなのかな、頼んだら貰えるの?……あっ!)(ジュースが入っていると思しきピッチャーと、お茶を淹れているらしいティーポットが林立する中を夕映の目が彷徨います。それらの前に、薄い木の札が立っているのに気が付きました。この世界の文字は、夕映には解りません。辛うじて、数字が書かれているのは読み取れましたが。)(――これ、一杯幾らって書いてあるんだよね、多分。この字は銅貨のことだったかなぁ…安いけど、安いんだけど…!)(食い入るように、読めない文字を見詰めてから、がっくりと肩を落としました。一服するのに掛かるお金としては安かったのですが、でも、そもそもこの世界のお金を持っていない夕映には手が出せません。公園中をくまなく探せば、ひょっとしたらお金は落ちているかもしれませんが。拾ったお金を自分のものにしていいのか解りませんし、今無いのには変わりありません。途方に暮れて、夕映からの注文を待っているらしい人形さんに、話し掛けました。)ごめんなさい…、お金、持ってなくて、私…。   (2018/4/23 08:43:47)

おしらせ夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/23 08:43:51)

おしらせ夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/23 12:22:31)

夕映♀迷惑人(近くに座っている人たちには、わずかなお金さえ持っていないカミングアウトは聞こえてしまっているでしょう。夕映の頬が赤くなります。木でできた少女は微笑んだまま、透明な液体の入ったピッチャーから手前に用意していた木のカップに、なみなみと注ぎました。球体関節が目立つ細い指でカップを、立ち去ろうとした夕映に差し出してきました。それは水だと思われました。水ならタダでくれるのでしょうか。)あっ…、ありがとうございます…。いただきます…。(両手でカップを包み込むと、指先が木の指と触れ合いました。触れ合ったのは少女が手を引くまでの一瞬だけ。ちょっとどきっとしましたが、すべすべした感触を心地好いと感じます…。木の指で触れた夕映の指は、どうだったのでしょうか、ちょっぴり興味が湧きますが、後ろに人が並んでしまいました。もう一度お礼を言って、お水を零さないように気を付けながら、離れます。)   (2018/4/23 12:34:47)

夕映♀迷惑人(芝生の上、日陰になっているところへ腰を下ろしました。零さないように、そぉっと。汗を掻くのにも、涙を流すのにも、水分は必要です。独り、膝を曲げてちんまり座ると、両手で包み込んだカップからちびちび、水を飲み始めます。氷も無かったのにどうやっているのか、よく冷えたその水は、昔々、家族でキャンプした山を駆け下りていた清流を思い起こさせます。夏なのに、手を浸すと冷た過ぎて、悲鳴をあげてしまった、きれいな水でした。)(――子供の頃のことが、すごく遠い記憶みたい…、…こんな遠くに来ちゃったもんなぁ…。)(一息、カップから唇を離して、目元に滲んだ汗を、袖で拭うのでした。)   (2018/4/23 12:43:45)

おしらせ夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/23 12:43:48)

おしらせ夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/24 00:19:22)

夕映♀迷惑人(流した分だけの水分は補給できた夕映は、飲み干したカップを持って、給仕を続けている木のゴーレム少女のところへ戻りました。)…ご馳走様でした。(笑顔を作って、カップを少女へ返します。受け取った少女は、使った後のカップを積み上げている籠の方へ入れました。その仕草は、淀みなくプログラム通りという印象ではあります。が…。)(――ただ決められた通りにしただけ、なのかもしれないけど。この子自身じゃなくて、この子作った人のものかもしれないけど、なんだか優しい気遣いを感じる…。優しいプログラミングをされたゴーレム…って言うのかな…。)(少女は、夕映にお金を請求することも無く、次の人のためのカップを手前に置いて、注文を待つ姿勢に戻りました。一頻り感心しながら、夕映は東屋を後にするのでした。)   (2018/4/24 00:50:00)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが自動退室しました。  (2018/4/24 02:22:56)

おしらせ夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/4/24 07:58:36)

夕映♀迷惑人(風が木々の間を渡って、囁き合う木の葉達の様に。夕映が去った後も、給仕をするゴーレムの少女の周りで人々は笑いさざめき、くつろいでいました。東屋のテーブルはどれも満席で、東屋の周囲の芝生には後から来た人達が腰を下ろします。ほとんど、この居心地良い場所を去る人はいません。訪れた人々は穏やかな楽しい一時を過ごします。花咲く庭園の一角に、人はぽつりぽつりと増える一方です。……そして、東屋の寄棟の頂上には、愛らしく彩られた卵が佇んでいました。やってくる人の誰も気付かず、後にする人の誰も気付きませんでした。卵は誰にも見つけられずに、静かに鎮座し続けるのでした。   (2018/4/24 08:06:34)

おしらせ夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/4/24 08:06:41)

おしらせ夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/4 20:38:47)

夕映♀迷惑人(三つ編みに木の葉を絡ませたままの夕映が森のように木々が生い茂るエリアを抜けると、植え込みの木が緑の壁を作っている四角い広場に出ました。短い草が地面を覆っていて、あまり大きくない木がまばらに生えています。地面には、そこここに木製の狭くて一本足のテーブルが据えられていて、その上には細かなものが無造作に散らばっています。それらの小テーブルには、小鳥が群がっていました。幾らかの小鳥が飛び立つと、入れ替わりの様に他の数羽が舞い降りてきます。少しの間、眺めた夕映は得心しました。)(――餌台かぁ…。こういうのがあるってことは…、なんだか思ってるより文化レベル高いのかな…?)(楽しそうに餌を啄ばむ小鳥の姿を眺めて和んでいると、広場にもう一人、人影がやって来ました。楽しそうに弾む足取りに、桃色の髪と白いワンピースの裾を揺らしている少女です。紅いフェザーストールのようなものを首に巻いて、長く背中に垂らしているのが、なんとなく翼のように想われます。その少女が驚く程白い肌をしている所為でしょうか…。)   (2018/5/5 00:26:48)

夕映♀迷惑人(桃色髪の少女は歩きながら、辺りをきょろきょろと見回しています。きっと、夕映と同じくエッグハントの参加者なのだと思いました…が。夕映は、少女が手にしている籠に、鮮やかな色付けされた丸いものを既に入れています。それも一つや二つではありません。参加者ではなく、主催者側の人なのでしょうか…。)(――…新たに隠している最中?それにしては、私が居るのを気にしてないみたい?)(首を捻りつつ、夕映はこの付近にたまごが隠されていないか、探し始めました。注意を払って見ると、木にはそれぞれ巣箱か餌台かが括りつけられています。巣箱の方に目を付けた夕映は、まずはそれだけを見て回ることにしました。小鳥の出入口以外からは、中が見えませんから、たまごが隠しやすいことでしょう。それに周囲の木々は、夕映の背丈の2倍か精々3倍程度で、巣箱の位置はそれほど高くありませんし。ぴょんぴょん飛び上がってみたり、取っ掛かりのない幹を苦労してよじ登ったりして、巣箱を覗き始めます。)   (2018/5/5 00:26:56)

夕映♀迷惑人(ふと気が付くと、桃色の髪の少女も同じように巣箱を覗いて回っている様です。そして、夕映の隣の木、少女にとっても何番目かの巣箱で、ぱっと顔を輝かせました。夕映の見ている前で、巣箱に手を入れて、模様が描かれた桃色のたまごを取り出したのです。)(――え!出した…!じゃあ、やっぱりあの子は参加者ってこと?1人で、あんなにたくさんたまごを取って…どうするんだろう。)(夕映は、木から飛び降りました。高くない位置からですから、ちゃんと着地も出来ました。手を払ってから、大切そうに腕に掛けた籠にたまごを入れている少女に近付きました。)……あの。たまご、いっぱい集めたんですね。…でも、一人一個まで…っていうルールじゃありませんでしたっけ?(こんな時に上手に話し掛ける方法を、知りませんでした。せめてぶっきらぼうにならないように気を付けながら、ストレートな問い掛けをしてみます。話し掛けられた少女はと言えば、ぱちくりと薄紫の目を可愛らしく瞬きしてから、笑顔でこんなことを言いました。「いっぱい集めてるんですの。これは可愛いから、お部屋に飾りますの。…一人一個って、なんのお話ですの?」)   (2018/5/5 00:27:04)

夕映♀迷惑人【ぅぅ、最後まで纏まりませんでしたん…。】   (2018/5/5 00:27:45)

おしらせ夕映♀迷惑人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/5/5 00:27:51)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/7 08:04:28)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/5/7 08:36:42)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/8 07:54:36)

夕映♀迷い人(――ぁ、参加者でもないパターン!?…それって、いいのかな…。)(可愛らしくペイントされたたまごを手に、とても嬉しそうな様子を見ると、それらは全部返すべきだなんて冷たい正論は引っ込んでしまいます。それにそれに、貸切イベントでもない以上、何も知らない街の人がたまたま見つけたたまごを持って帰ってしまうこと位は、想定内なんじゃないかしら…。一人の人がこんなにたくさん、探し回って持ち帰るのは、想定外と思われますが。夕映は、丁寧に説明してみようと思いました。話せば解ってもらえそうな相手ですし。)   (2018/5/8 08:13:23)

夕映♀迷い人えっとね、今この公園でエッグハントって、ゲームをしていてですね…。公園の中にたまごが隠されているので、それを見つけて、スタート地点に持って帰ると、ご褒美が貰えるんです。それが、一人一個なんです。ご褒美は、美味しいご飯です。(本当に美味しいかどうかは、食べてみないとわかりませんが、メザシご飯続きの夕映には大層なご馳走に見えました。プリンパフェも美味しそうでした。スタート地点のそばに用意されていたご馳走を思い出すだけで、お腹が空いてきそうな夕映ですが、残念ながら、目の前の少女はご飯に関心が薄そうです。小首傾げて、夕映の言葉を聞いていたのですが、「そのゲームに参加してない人は、たまごもらってはいけませんの?」なんて、訊いてきます。)   (2018/5/8 08:44:02)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/5/8 08:44:09)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/8 17:01:54)

夕映♀迷い人う…、わかりません。(期待できらきらした紫水晶のような瞳を向けられて、困りながらも、素直にそう答えました。無関係の人にたまごをあげても良いかどうか…、主催者でもない夕映が決めることでもありません。心情的には、持って帰っていいよって言いたいところではありますが。そして、更に言うならば。)…で、でも、私、ずっと探しているんだけど、なかなか手に入らなくて。あの、あなたは…たまご探すの得意ですか?良かったら   (2018/5/8 17:13:57)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/5/8 17:14:03)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/8 19:13:48)

夕映♀迷い人(「危ないですのっ!」そう叫んで、桃色髪の少女が夕映の手を掴みました。その手がとても冷たいと感じた時には、ぐるりんと周囲が回ったようでした。少女は、繋いだ手を軸にして夕映と位置を入れ替わったのです。夕映の手を離すが速いか、背中を向けました。その素早い動きに乗り遅れたというように、少女の手にしていた籠から一個、カラフルに彩られたたまごが転げ落ちました。同じように、夕映もバランスを崩して、つんのめりそうになりました。)(――あ、たまごっ。)(放物線を描くたまごが、スローモーションで見えました。夕映は反射的に手を伸ばします。その指先が向いた方、少女の前方…つまり位置を変わらなければ夕映の背中が向いていた方が、明るくなったかと思うと、眩しくなりました。目を細めた瞬間、たまごは指先で跳ね返ってしまいました。辺りが光り輝きます。目を開けていられず、腕で顔を覆いながら、夕映は地面に崩れ落ちました。)   (2018/5/8 20:37:38)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/5/8 20:47:05)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/9 08:04:48)

夕映♀迷い人(地面に伏せた頭の上で、激しく何かが擦れる音がしました。それから焦げたような匂いが、後を追ってきました。)(――…ぇ、なに?)(夕映は眩んだ目を何度も瞬きしながら、不安げに頭を上げました。目が慣れてくると、少女の白い足とベージュのブーツが目に入ってきました。片手に籠を持ったまま、夕映を庇うように両腕を広げて立っています。そして。「よかったら、一緒にたまごを探してくれませんか?」そう言い掛けた今の長い一瞬の間に、少女の前の地面が、ショベルカーでざっくりと掘ったように抉れているではありませんか。その手前に色とりどりのたまごの欠片が散らばっています。)   (2018/5/9 08:19:16)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/5/9 08:44:48)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/9 11:40:45)

夕映♀迷い人(少女が何か鋭く叫びました。夕映は聞き取れませんでしたが、その直後。「こんなところでいつまでも人間なんかと遊んでるんじゃないわ。まったく、私にあちこち探させておいて」高圧的で冷たい女性の声が降ってきました。少女の言葉は、恐らくその声の主の名前だったのでしょう。女性は、抉れた穴を挟んだ反対側に近づいて来ました。黒い艶やかな長い髪をポニーテールにしていて、少女と同じように血の気の無い、白過ぎる肌をしています。そして、その眼と目が合って、ぎくっとしました。爛々とした紅紫の眼です。「ここで、そんな魔法使っちゃ駄目ですの。フェルだって、そう言ってましたの」と、少女が反論して、茫然とする夕映の前でちょっとした言い争いになりました。)(――…ぇ、……何だっけ。……どういう事?)(――…私、が居た場所が…。)(――私が、魔法で、……傷つけられる、とこだった…?)(「ごめんなさいですの。私、帰りますの」桃色髪の少女が振り返って、慌ただしくそう告げました。何かぶつぶつと呟いていた女性に駆け寄ると、あっという間に二人の姿が掻き消えてしまいました。)   (2018/5/9 12:40:06)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/5/9 12:41:34)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/9 21:44:47)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが自動退室しました。  (2018/5/9 22:21:26)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/9 22:23:56)

夕映♀迷い人(地面の上で体を起こした夕映は、たまごの欠片に手を伸ばします。親指ほどの大きさです。それが、一番大きな欠片でした。そしてそれを挟んだ指先が震えているのを見て、自分が震えているのに気が付きました。こんな風に悪意を、害意を、こんなにもあっさりと向けられた事が、今までありませんでした。)(――……、ここから、離れなくちゃ…。)(消えた二人は、転移魔法を使ったのでしょうか?また戻って来ないとも限りません。それに野次馬が集まったりして、面倒に巻き込まれる可能性だってあります。この地面の穴を、夕映の所為にされるかも…。不確かな足で、ふらりと立ち上がります。たまごの欠片は、ぽろりと指から落ちて行きましたが、気にも留めませんでした。ただここから離れるために。夕映はよろめきながらも足早に、歩いて行くのでした。)   (2018/5/9 23:01:31)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/5/9 23:01:37)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/19 21:27:11)

夕映♀迷い人(悄然と肩を落として彷徨う内に、広い公園の端の方へ辿り着いたようです。相変わらず、辺りに人影が見えませんが、これは夕映が外れの方へ来過ぎてしまったからでしょうか。辺りにはまばらに背の高い木が生えていて、ところどころに楕円に刈り込まれた背の低い木が植えられています。そして、壁の様に高い木立の向こうに、街並みの屋根の方が見えてきました。ぼんやり眺める夕映の目は木陰でひとしきり泣いた後で、まだ赤いです。)たまごどころか、ひーらぎさんも見つからない…、どうしよう。(とても怖い想いをしたから、もう帰りたい気分です。居候している部屋に戻って、安心な場所でぬくぬくと過ごしたいのです。でも、お腹が空いてきたから、タダで帰るのは惜しい気がします。お部屋に帰っても、ご飯はきっといつものメザシご飯です。メザシすらなくて、塩を振りかけただけの塩ご飯かもしれません。侘しい想像に、気持ちがより荒んできます。)(――色々あったけど…時間的には、まだそんなに経ってないはずなんだけどな…、一時間くらい、かな?)   (2018/5/19 23:03:34)

夕映♀迷い人(時計はどこにもありませんが、時間感覚は割と自信があります。時計を見ずに時間を当てるのは、数少なく、元の世界では大して役に立たなかった特技の一つです。その感覚によれば、終了時間まではまだ間があるはずです。でも、たまごにしても、連れにしても、この辺りで探しても収穫は無さそうです。戻ろうかな、と足を止めたときに、胸騒ぎがしました。同時に、視線を感じるような気がしました。…未だ気が昂っているからかもしれません。周りを見回してみますが、近くに人影はありません。まぁるい植木に隠れているなら別ですが。)(――変なの。気の所為かな…樹の所為かな、なんて。)(辺りに誰も居なければ、独り笑いも気兼ねがありません。そうして踵を返そうとして。数メートル先の樹からの木漏れ日に、もう一度振り返ります。きらきらと…陽光は金色に輝いていました。それは、太陽ではなくて、高い梢に置かれた…、)(――…金色たまご?マジで!?こんなところに…?)   (2018/5/19 23:21:07)

夕映♀迷い人(二又に別れた枝に、小さな丸いものがぴったり収まっています。樹上を見つめた侭、夕映は固まりました。ほぼほぼ諦めたところで目指していたものに出逢った衝撃で、頭がボォッとしてしまいます。ふっと我に返ったのは、人の気配を感じたからです。とっさに左右を見ましたが、誰も居ません。でも、油断もできません。すぐ傍まで行ったのに、手に入らなかったたまご達が目の前に浮かびます。)(――本当に、たまごなのか、確かめなくちゃ!でもって、本物ならすぐ手に入れないと。もう、目の前でがっかりするのはイヤ…!)(夕映は駆け出していました。とにかく、手にしてみなくちゃ、という思いで頭がいっぱいです。どうやって登ろうとまでは頭に上りませんでした。もっとも、根元から木を揺らしてみたところで、随分太い樹ですからビクともしなかったでしょうし、縦しんば枝を揺らして卵を落とせたとしても、無事にキャッチは出来なさそうです。無我夢中で樹に辿り着いた夕映は、手を差し伸べて、幹に掴まりました。)   (2018/5/20 00:34:33)

夕映♀迷い人(――、――――。――…あれっ、と思ったときには、ぐんぐんと金色の光に近付いていました。手も足も、ほどよく幹に引っ掛かっては一手ずつ一歩ずつ、体を引き上げてしまえています。真っ直ぐ光を見つめる夕映は、まっしぐらに近付いていきました。そして、地の色は金色で、細かな装飾が施された金色たまごに、目と鼻の先の距離で迫りました。)(――あぁ、よかった、本当にたまごだ。これで、これで……!)(今日の苦労が報われます。ためらい無く伸ばした夕映の手は、灰色の毛に包まれていて、小さくなっていました。一瞬、どういうことか判らないまま、たまごに手を掛けました。)…うにゃぁ?(その手も、口から出て来た声も、猫のものでした。そろそろと自分の体を見下ろしてみると、柔らかな灰色の毛で覆われています。足はその爪が樹皮に丁度良く食い込んで、小さくなっている夕映の体を支えていました。)   (2018/5/20 00:51:30)

夕映♀迷い人(――わ、私っ、また猫になってる…!)(たまごをお腹に抱え込むようにして、木の股に這い上がりました。道理で、スムーズにここまで登れた訳です。が、帰りはどうでしょう…地面はとても遠いです。さっきまで身に付けていたサンダルとチュニックなどが散らばって落ちています。そこまでたまごを抱えて、どうやって降りたらいいのでしょうか。飛び降りたら…猫らしくくるりんと回転して着地できるのかもしれません。でもそれじゃたまごは落ちて割れてしまいます。人間に戻る方法は…。前回は槍遣いとキスしたときに戻ったのですが、今ここでは出来ません。自力で降りるしかないと思って、試しに一歩。前肢を伸ばして、幹を伝い降りようとしてみました。垂直になりそうで、落ちそうで、…そのまま灰色仔猫は竦んでしまいました。)   (2018/5/20 01:04:08)

夕映♀迷い人(――怖いっ。落ちちゃう。死んじゃう!こんなとこで…。いやあぁ、私、部長にもう逢えないの?部長、部長ー!…ひーらぎさぁーんっ!!)にゃぁあぁ…にゃぁぁあおぉぉー!(下手に動いたら、バランスを崩して落ちてしまいそうです。夕映は助けを呼ぼうと、声を上げました。が、小さな体で発する声はか細くて、広い公園のそう遠くまでは届かないでしょう。それでも必死で、泣き出しそうな鳴き声を張り叫ぶのでした。)   (2018/5/20 01:23:52)

おしらせ夕映♀迷い人 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/5/20 01:23:59)

おしらせ槍遣士さんが入室しました♪  (2018/5/22 11:55:44)

槍遣士(小さな猫が瞳を瞑り必死でたまごを抱えながら木枝にしがみつく姿。音もなく忍び寄り旋風の一撃を御見舞いする。硬直する猫が必死でしがみついた枝を静かに着地させてしまうと)…先は長い……慌てずに……(散らばったサンダルやチュニックを拾い集めると道具袋に仕舞い込んでしまう。たまご祭りの表彰台に上がる猫の姿を想像しながらその場を静かに立ち去る。無事に帰還した暁の…祝いの宴は金色たまご溢れ返る柳葉魚にしてやろう。分相応な小さな企てに苦笑を浮かべるのであった)   (2018/5/22 12:09:07)

おしらせ槍遣士さんが退室しました。  (2018/5/22 12:09:12)

おしらせ夕映♀迷い猫 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/22 17:03:00)

夕映♀迷い猫(強い風が一陣、吹き付けました。ざぁっと揺れた葉っぱが擦れる音に紛れて、枝が折れたようです。…が、硬直した夕映猫を乗せて、枝は地面に軟着陸しました。金色卵も夕映の足の間で無事です。)(――何、なに……あ!ひーらぎさん!)(振り仰ぐと、そこに紺色に身を包んだ槍遣いがいました。足元にするりと近寄り、頭を擦り付けてお礼を述べます。それはそれは甘ったるい声で。)にゃぁん。にゃごにゃごにゃご。(訳すなら、「ありがとうひーらぎさん素敵マジイケメン!」と言ったところでしょうか。そして、身を翻して大事な金色たまごのそばにそそくさと戻ります。)(――イケメンさん、これと私を運んでってー。)(にゃぁにゃぁと鳴いてアピールしますが、連れには猫語は通じません。彼は夕映が散らかした服とサンダルと下着を回収して、颯爽と立ち去っていくのでした……。)【1/4】   (2018/5/22 17:13:27)

おしらせ夕映♀迷い猫 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/5/22 17:13:35)

おしらせ夕映♀迷い猫 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/22 20:55:39)

夕映♀迷い猫(――えーええぇー!?も、戻してもらえなかった…、帰り道すらわかんないのに…。)(紺色の背中は、なすすべも無く見送るしかありませんでした。金色たまごは、どうやって運べばいいのでしょうか。普通に運べるかも、と考えた夕映は、前脚で挟んで後脚で立ち上がります。立ち上がったまでは良かったのですが。)(――いやっ、無理!二足歩行怖っ……こわ!!)(よたっ…よたっ…と数歩よろめいてから、倒れるように四足歩行へ崩れ落ちました。ころんと転がり落ちたたまごは、草地の柔らかさが守ってくれました。仕方がないから前脚でたまごを転がしました。少しずつ…少しずつ。はたから見れば、猫がじゃれて遊んでいるようにしか、見えません。)(――このままじゃ日が暮れそう…、間に合わない。せっかく、折角手に入れたのに。)(そう思いながらたまごを転がしていると、不意にすぐ近くに人が居るのに気がつきました。瑠璃色のローブに全身を包んだ男です。フードを深く被っていますが、男だと感じました。そして不穏な気配です。さっきから感じていた人の気配の正体に違いありません。ざわっと胸が騒いで、全身の毛が逆立ちます。)【2/4】   (2018/5/22 21:03:07)

おしらせ夕映♀迷い猫 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/5/22 21:04:13)

おしらせ夕映♀迷い猫 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/23 08:05:40)

夕映♀迷い猫ふぅーーーっ!(怖くて仕方がないのですが。たまごを取られまいと、金色たまごの上で身を低くして、必死で威嚇します。自分で猛獣になったかと思う位、頑張っていると思いました。しかし、相手は全然恐れる様子がありません。「自分から人に戻れぬのか…?獣人か魔導師か知らんが、出来損ないめ…」そうローブの男は嘲って、近づいて手を伸ばしてきます。夕映はネコパンチで応戦です。灰色の手は空振りますが、手は引っ込んだり出されたり。遊ばれているかのようです。フードから見えている不健康そうな白い肌と、酷薄な微笑が夕映の苛立ちを誘います。)(――何なのもうこれは私のなの渡さないんだからこの根暗カメレオン男!)しゃっ!しゃっ!(夕映は短い威嚇音を吐いて、ひらっと差し出された手に噛み付きました。男が手を引いたせいで体が引き摺られて、次の瞬間、体全体に衝撃を感じました。小さな猫の体はボールみたいに跳ねて、草地の上に落ちました。そのまま、夕映の意識は途切れました。)【3/4】   (2018/5/23 08:51:32)

おしらせ夕映♀迷い猫 ◆HiiragisMAさんが退室しました。  (2018/5/23 08:51:36)

おしらせカリナ♀クノイチさんが入室しました♪  (2018/5/23 12:12:58)

カリナ♀クノイチ【は、入ってしまった…!ソロ部屋って書いてあるのに失礼しました~!】   (2018/5/23 12:13:37)

おしらせカリナ♀クノイチさんが退室しました。  (2018/5/23 12:13:41)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが入室しました♪  (2018/5/25 05:34:35)

ヒイラギ♂槍遣士【誤落下は誰でもあることです、お気になさらずどうぞ宜しくお願い致します。】   (2018/5/25 05:35:42)

ヒイラギ♂槍遣士(自らの運命を受け入れ…権利を主張して全力で闘い倒れ込んだ猫。みっともなく三度舞い戻った槍遣士は猫から獲物を奪い取ろうとする飼い犬の首筋に不意討ちの手刀を遠慮なく叩き込んだ)…悪いが会話省略対応だ……(崩れ落ちた飼い犬には眼もくれず、気絶した猫と金色たまごをそのまま静かに抱え上げると踵を返した。目的地はスタート地点。凱旋帰還する姫猫を掌内では起こさぬよう、配慮にやや苦心する。こんな陰の助力が慢性化するとろくなことはない)   (2018/5/25 05:45:25)

ヒイラギ♂槍遣士(ゴール地点でお馴染みの三人娘と視線が絡み合う。黄金たまごの存在に三者三様の声掛けを受けるも肩を竦めて受け流した)……悪いがこいつは猫ちゃんのものだ……お前たちにはまた改めて……いいものを世話させて貰うさ……(大会運営事務局受付の娘サンディに気絶した猫を黄金たまごと共に手渡して)……表彰台に上がるのは俺じゃないぜ……『飛び込み参加の仔猫が一位』とか何とか…話題になりそうなほのぼの系でうまくまとめてくれよ…宜しく頼むぜ……(遠目にお師匠様から叱責される手ぶらのカメレオン男が映り込む。彼の首筋に刻まれた大痣は勿論何の心配もなく大会運営都合上カットされるであろう)   (2018/5/25 05:56:43)

ヒイラギ♂槍遣士……そんな訳で…賞品の御馳走は…俺が道具袋に詰めて持ち帰るから…スタッフで分けて美味しく頂きました、は無しだぜ…(ほのぼの系とは真逆の提案を最後にしっかり行うとテーブルの上に飾り付けられた御馳走…日持ちしそうなものから目星をつけていく。中身だけを抜き取り外側の箱だけは飾り残す周到さ。金のない惨めな気持ちを忘れさせてくれる倹約遊び心に忽ち取り憑かれる痩身であった)   (2018/5/25 06:06:20)

おしらせヒイラギ♂槍遣士さんが退室しました。  (2018/5/25 06:06:28)

おしらせ夕映♀迷い猫 ◆HiiragisMAさんが入室しました♪  (2018/5/30 08:13:59)

夕映♀迷い猫(美味しそうな匂いが、暗闇に沈んだ夕映の意識を呼び覚ましました。周囲は楽しそうなざわめきに満ちています。目を開けてみると、テーブルがありました。テーブルの回りに大勢の人が立っているのでしょう、沢山の足も見えます。ちょっと頭を動かすとふらつきましたが、今居る場所を確認すると、夕映が横たわっているのは、肘掛けや椅子の背が黄金色に装飾された豪華な椅子であると判りました。体を起こしてテーブルの上を覗いてみると、ご馳走のお皿が並んでいました。結構、取り分けられた後ですが…、それでもこの世界に来てから初めて目にした、豪勢な食事です。そして、すぐ目の前に、プリンパフェが手付かずのまま鎮座ましましていました。)(――…あ、あれ?青いローブの人に襲われて…、…その後どうなったんだっけ。この椅子からすると、私、金色たまごは持ち帰って来れた、の…?……自力で?これって夢じゃないよね?)   (2018/5/30 08:17:01)

夕映♀迷い猫(夢というなら、猫になったり違う世界に来てしまったりした事からして、既に夢のような出来事ですが。それにしても、さっき酷く打たれたか蹴られたかして、意識が途切れたのに、突然こんなところにいるのは不可解です。立食パーティを楽しんでいる人達を、 テーブルの高さの茶色猫目でぱちぱち瞬きしながら眺めていると、忙しそうに人々の間を縫う姿があります。その内の一つは、見知った人でした。料理の盛られたお皿や、パンや焼き菓子の籠から、普段では考えられない量を手にしているようです。)(――あー…、ひーらぎさんだ。今日はいっぱい食べるのね…?……じゃない。あはは、ご飯確保してるんだ。)(連れの姿に安心しました。彼さえいれば、人間の姿に戻してもらえますし、あれからどうなったのかも、後で聞いてみることができますから。今は…灰色の柔らかな毛に覆われた小さな手を、テーブルに伸ばします。続けて、軽い弾みをつけてテーブルに飛び乗りました。)   (2018/5/30 08:23:36)

夕映♀迷い猫(行儀の悪い真似をした甲斐はあって、ゴブレットに盛り付けられたプリンパフェの頂点が、すぐ目の下に来ます。人間の時には、そんな巨大なパフェには出逢えないことでしょう。「猫ちゃんが起きたわよ。」テーブルに腰を下ろした夕映を見て、上がった驚きと笑いのざわめきに、そんな声も混じりました。皆に見られながら、特に、銀色の食い入るような視線を感じながら、パフェに口を付けるのは少し恥ずかしいような気がしましたけれど。一口頬張ると、懐かしい、卵たっぷりの硬めのプリンの味で、蕩けてしまいそうになります。慌てて実行委員らしい人が二、三人近づいてきました。夕映は内心身構えましたが、幸運を掴んだ参加者にインタビューをするつもりのようです。「おめでとうございます!楽しんでいただけたでしょうか?!」、「手に入れた瞬間のお気持ちをお聞かせください?!」、「次回があったらまた参加されますか?!」などなど。)みゃぁん。…にゃうぅん、にゃぁうん。にゃぁん…。(困惑気味にインタビューする青年と、プリンを食べながらも返事をするように嬉しそうに鳴く猫を、周囲の人々は可笑しげに眺めていました。)   (2018/5/30 08:30:47)

2017年09月24日 13時54分 ~ 2018年05月30日 08時30分 の過去ログ
置く迄焦らす愉悦の刻【貸し切り】
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