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「《市原の脳内妄想書架》」の過去ログ

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2018年09月21日 22時25分 ~ 2018年10月05日 19時06分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせ沙華さんが入室しました♪  (2018/9/21 22:25:18)

沙華【こんばんはーの、お邪魔します。相変わらずの見切り発進】   (2018/9/21 22:25:38)

沙華ん……んぁ?(瞼の裏が明るくなった。ということはもうそろそろ、朝、かな)   (2018/9/21 22:26:09)

沙華【ひっやっべ途中送信許してくださいなんでもしまむら】   (2018/9/21 22:26:23)

沙華ん……んぁ?(瞼の裏が明るくなった。ということはもうそろそろ朝かな、なんて思いながら重たい瞼を開く。だからといってぼんやりした視界に映るのはこれでもかと白い天井。もう何度この天井を見たのだろうか、不思議と飽きることは無いけれどそれでも私を憂鬱にさせることに変わりはない。重たいまぶたを開けたならば次は重たい体を起こす。寝起きですぐ起きるのはあまり好きではないけれど、それでも今日はなんとなく起きてみようかと思えたのだ。スリッパを履いて窓の外を眺める。柔らかな朝の光が優しくて、眩しかった)お散歩、行くか(体を動かすのも億劫だけれど重たい荷物を引きずりながら歩き出す。部屋を出て廊下を歩き外へ。まだ冷たい空気を胸いっぱいに吸い込めば目も覚める気がした)   (2018/9/21 22:31:31)

沙華ん……っとぉ。もうちゃんと秋の足音がするねぇ……(背伸びをしつつ、目を細めて太陽を見る。直接見ると視力がどうたらこうたらなんてもはや知った話ではなかった。太陽の光を浴びると人間は元気になる、らしい。ビタミンDがどうたらこうたら、こっちは重要。太陽の光の恩恵を全身に受け止め歩き出す。目的地は水辺のベンチである。まだ怠けているからだにムチを打ちつつ一歩一歩ゆっくり歩き、色づこうとしている葉や咲き始めた花を見れば憂鬱な気分も少しは晴れるものなのだ。花は好きだし本来私はこうやってのんびりお散歩するのも大好きだった、でも最近は体が重たくて何もしたくないことが多かった。仕方ないといえば仕方ないのだろうけれど)んしょっと、着いたー……満足(ずりずりと後ろから着いてくるものを引っ張りつつ目的地についてしまえばそれほどの距離は歩いていないのに達成感。ゆっくりと腰を下ろせば冷たい空気を胸いっぱいに吸い込み吐き出す。太陽の光も少しずつ強くなっていた)   (2018/9/21 22:38:51)

沙華あぁ、ここにも咲いてたのか……(何度か深呼吸したあとで顔をあげれば目に映る毒々しいほど赤い花。綺麗で怪しくて……でも簡単には近づいてはいけない、そんな雰囲気の赤い花。私の部屋にも飾ってあるのだ。アイツが持ってきたから。きっとこの花の意味もどんな花なのかも知らないのだろう。綺麗で、私が喜びそうだから摘んできただけ。なんともアイツらしい思考回路なのだろうか。苦笑を浮かべつつも憎く思えないのは仕方ない。真っ白な殺風景な部屋に赤い色は差し色としては素晴らしかったのだ)ふふ……アイツもアホよねぇ……(本来ここの敷地内にも、アイツが持ってくることでさえ縁起が悪いと言われそうなものだけどなぁ、なんて思いつつも花を眺める。あと何度この花を見ることが出来るのだろうか、私と似た名前をしたこの花を)   (2018/9/21 22:44:23)

沙華……ふふ(近いうちにあいつにこの花の名前とどんな花なのかを教えてあげよう。そうすればアイツはきっと後悔するに違いないのだ。なんて花を持ってきたのだろうか、と嘆けばいい。そして…………そして私が、近いうちに天寿をまっとうすれば完璧だ。そんな上手くは行かないだろうけど、そしたらこの花の季節になる度にアイツは私を思い出してしまうことだろう。毒々しく、怪しく、綺麗なこの……彼岸花にそんな思いを馳せる私はだいぶ悪女だと思う。それほど、アイツが愛しくこの世にも未練があるということなのかもしれないけれど。そんなことを思いながら再び目を閉じる。しばらくここでのんびりしてから自分の部屋に戻るのだ。真っ白な病室に真紅の彼岸花が飾られているあの部屋に)   (2018/9/21 22:50:31)

沙華【ある種のヤンデレが書きたかっただけなのに見切り発車の着地点不明。いつも通りだね。ではではお目汚し失礼しました。】   (2018/9/21 22:51:13)

おしらせ沙華さんが退室しました。  (2018/9/21 22:51:19)

おしらせさんが入室しました♪  (2018/9/22 17:50:54)

【礼には礼をもって尽くす精神】   (2018/9/22 17:51:48)

(——その色を見つめていると、まるで囚われたように心が惹き寄せられる。それは焦がれるような紅蓮。『決して手折ってはいけない。』そう言い聞かされていたその花だけど、僕は君に贈るよ。「馬鹿だなぁ…」って君は苦笑いするんだろうね。でも、鮮やかな紅はやっぱり君によく似合うと思ったんだ。だから…冷たくなった君の唇には最期にこの花と同じ色の紅を引いてあげる。間もなく君の身体は消えてなくなって…来年再来年…それは永劫ともいえる時間、この花を見る度に恋焦がれ…狂おしさに押し潰されるんだろう。いっそこの毒で、君が行こうとしている場所へ先回りして行けたらいいのに…。——そんな馬鹿げた想いを嘲笑うかのように、紅い花は秋の風に揺れていた。)   (2018/9/22 17:52:43)

(——《葉は花を思い、花は葉を思う》忌み言葉を従えたその裏にはこんな想いを秘めた紅い色。だから今日も…僕は愛おしい君に、幾多の曼珠沙華の花を贈る。)   (2018/9/22 17:53:10)

【あざっしたー(拡声器)】   (2018/9/22 17:54:21)

おしらせさんが退室しました。  (2018/9/22 17:54:28)

おしらせ犬鹿蝶さんが入室しました♪  (2018/9/23 18:17:40)

犬鹿蝶【お部屋お借りしまーす! 長ったらしいの置きにきました開幕土下座】   (2018/9/23 18:18:13)

犬鹿蝶(一人の王がいた。かつてこの荒涼たる不毛の地が古戦場ではなく、戦場であった頃。おとぎ話に隠された血塗られた物語、街の翁では語る事のできぬ遠い記憶のことである。兵の鮮血でもって染めた布陣での、巨軍の衝突──その場の温もりをすべてを奪い取るような死の決行。王命により、可能な限り多くの者が黄泉へと旅立って行った。それが勝利のためにであればこの物語に触れる魂魄にも慰めがあるだろう──が、しかしそうではなかった。ゆえに今もこの古戦場には多くの歪められた死者たちが、呪詛を蓄え、望むべくもなく与えられた死地からはるか遠くの救済を臨みながら解放の時をくろぐろと待ち侘びている)1/9   (2018/9/23 18:18:37)

犬鹿蝶(王とは何か。人の上に君する者か、人を人として為すために振る舞いし賢しき者か。万人の浮かぶ答えをよそに、かの王の答えはこうであった)王とは天から与えられた、絶対にして祝福されし我が力、そのものよ(その力をただ誇示し、存続させるために、もがき、苦しみ、闇の中に去りし命がある。──すべては王がただ王であるために。言葉を替えれば、それは無辜の力なき者に対する嘲笑であり悪意だった。王は敵も、味方も関係なしにその命をただひたすらに奪うことに執心した。敵の糧を焼き、遠くの故郷へ火を放ち、味方の退路すら奪うために馬を駆りて、恐怖を植え付け人心を惑わせた。戦場は王の手中にあった)2/9   (2018/9/23 18:18:53)

犬鹿蝶──敵を、敵を討て。汝らの敵とは何か、眼前の相手であるか? 隣国の言葉の通じぬ蛮人であるか? 己が領の麦穂を踏みにじり、愛する女を奪う略奪者であるか? 否、否也。希望、それこそが我が敵。汝らの死ぬる所は只ここのみ(死こそが王の権威を示すのだと言わんばかりに敵も味方も追い詰め。苦しめ。泥塗れたその身を血で洗い落とさせた。その姿を眺め愉悦に至り、己が祝福されし存在であると天に盃を捧げた。それを満たす葡萄酒は、その日の糧を贖うためだけに己が身を賭さねばならなかった貧しい出自の兵たちに、敵国との境界を縫うようにして取りに行かせたものである。──これを狂王と言わずして何と称そう)3/9   (2018/9/23 18:19:16)

犬鹿蝶(戦の末に狂王は敗れた。瓦解した戦陣のなか、辛うじて人間らしき心を持ちあわせた者たちが、双国関係なしに生を望みし叛逆者たちが、王の呪縛を討ち払った。果たして王は誅されたが、その疲弊は凄まじく二つの国はこの戦の傷を舐め合うように、どちらともなく身を寄せるように併合された。忌まわしき王の記憶を塗り替えるように戴冠の都を繁栄で押しつぶしていく──今その光に、再び影差す時が来た。誰が悟れただろうか、数百年も前に滅びし王家の血が呪われた古戦場の大地に眠りいまも蠢いていたなどと)4/9   (2018/9/23 18:19:34)

犬鹿蝶(時に、死はその穢れによって大地を歪めるという。この地で散らされた無念と切望とが、見えぬ澱となってその古戦場に凶風すさぶ地へと変えていった。落命の魂は、地と星の流れを渦巻き転生するのが平素である……が、しかし一つの存在がそれを許さずにいた。狂王。枯れ草ひとつかみすら、羽虫一匹すらその闇の虚咥に飲み込み腹を膨らませながら、大地に溶けた闇の血を脈立たせながらひたすらに為しているのは、自問とそして対話だった。何故負けたのか、何に負けたのか、王とは何か。望まれる王とは、一体何なのか──それは王が生まれて、いや『死んで初めて』の悔恨であり、自省。この古戦場に散りし全ての魂に問いかける。そして為すは、己が身に向けられしあらゆる憎悪を噛み砕き、受け止め、時には過ちを詫びること。闇の中で語りし亡者たちの謁見会は、古戦場に近寄る者を軒並み気狂わせた。そうして数万の死兵との対話経て、狂王は死してよりついに人の心を得たのである)5/9   (2018/9/23 18:19:47)

犬鹿蝶(ある夜、びょうびょうと吹きすさぶ荒野の風が闇み、丘に金色の影が生まれた。泥と枯れ木と石ころで鎧覆いしその人の形を取りし身には、首から上がない。ゆっくりと、虚無が口を開いた)──長い、長い眠りであった。みな、面を上げよ(老人のような嗄れた、それであって空洞へ溜まる風のような声色だった。その一言で、この地にひれ伏していた闇が、大地から立った。もやのような、煙のようなそれらは、じく、じくと泥を吸い上げてゆっくりと足元から形づくっていく。丘から見渡す限りの闇。夜なのにそこにあると判る闇。月の光すら届かぬ黒色たちは、紡がれる虚空からの言葉で力を与えられていく)あれを見よ、我らがかつて座していた地を。この戦場ではなくあれこそが、我らが帰る真の住処(金の影が枯れ枝のような指先を伸ばして、そこだけ光を灯す不夜城を捉えた)6/9   (2018/9/23 18:20:05)

犬鹿蝶そなたらの、愛すべき者はもはやこの世にはおらぬ。命脈尽きて、いまは誰とも知れぬ者の魂に溶け込んでいるであろう(金影の弄舌が進むごとに、隊を組みはじめた黒い兵たちの前で、月を握りつぶすと、暗雲が星屑たちを覆い閉ざした。黒々とした吐息が荒野を冷やし、枯れ草たちを凍てつかせる)余は愛を知らぬ。己が心で欲し、人を掻き抱いたことなど一度たりとて、ありはしない──だが(何もない金影の首から上、威圧が視線となって放たれれば定命の者ならば感じ取るだろう。そこに死者王の威厳と存在を)そなたらが欲するならば手に入れよう──この世のすべてに、死を振る舞い(から笑い、骨を模した腕を振るえば乾いた血で織りしマントが宙から這い出てその身を包んだ)我らが王国、我らが地、我らが招き入れにより再び手に入れようではないか。愛とやらを! 今日がその夜、今がその刻!7/9   (2018/9/23 18:20:21)

犬鹿蝶面頬を落とし兜の中で殺意滾らせし我がはらからたちよ。矢をつがいて、槍を掲げよ、剣を抜きて馬をいなせ! さぁ、まずはあの煌めきの城を血で塗りかえ、この空に真紅の月を昇らせようではないか。若き男に、老いし女に、我が子抱く母親に、明日を拓く父親に、生まれ希望抱く赤子に、花に宙舞し蝶に、地脈打つ木々に、等しくみなに死を、死を、死を死を死を死を死を死を死を死を死を死を死を死を死を死を死を死をもたらし導こう、それこそが我らが愛なり! いざ征かん死塗られたかの地へ!! 黄泉の王も冥府の女王も頭垂れる死者の都は其処なるぞ!!8/9   (2018/9/23 18:20:38)

犬鹿蝶(いまや、死者王も黒兵たちも受肉を経ていた。色とりどりの黒を纏った骸骨頭の儀仗兵が亡国の旗を掲げ、死霊の鼓笛隊が断末魔の喇叭を響かせる。肉塊をこね上げた四つ足がいななきをあげれば、鐙踏んで飛び乗るがらんどうの錆鎧が突撃槍を揺らす。青白い、死んだ女の四肢で組んだ輿にその身を据えたかつての狂王が、この世の全てを亡きものにするべく出征する)──生ける全ての者たちよ、喜べ。いまが死に刻だ。9/9【end】   (2018/9/23 18:20:50)

犬鹿蝶【てことで厨二病&ダーク&ファンタジーがテーマでした。お目汚し失礼しましたー。お部屋感謝しまーす!!(犬なのに脱兎】   (2018/9/23 18:22:12)

おしらせ犬鹿蝶さんが退室しました。  (2018/9/23 18:22:16)

おしらせ濡れた瞳の女さんが入室しました♪  (2018/9/24 00:22:45)

濡れた瞳の女【お部屋お邪魔いたします。山田風太郎先生やせがわまさき先生の作品を読んで、影響を受けてしまいましたので】   (2018/9/24 00:23:41)

濡れた瞳の女(“そこ”に憚らぬ嬌声が響き始めたのは、足を踏み入れてからそうも経たぬうちだった) あっ、あああっ、もっと、もっと私を求めてっ! っひ、ひぁっ、あああっ!(陶磁器にも劣らぬ白い肌が、恥と悦に塗れた桃色に染め上がる。彩りを加えたとは言え、あまりにも朱く肉厚な唇は開き、時には食いしばった白い歯もぎりりと引き結ぶ。しかし、その端からはだらしなく涎も垂れ、時には語尾すら形を成さぬ)いいっ、もっと! もっとォ!(当初は楚々と髪留めしていた流れる黒髪も、今や身を捩り頭を振る毎に揺れて散り、一房どころか一筋、一本一本すら濡れて更に重みを増している)   (2018/9/24 00:24:38)

濡れた瞳の女(求めろと叫ぶのに、真上を見上げるが如く喉も背も逸らして退こうとする身体。反動で揺れるたわわにという形容が似合う乳房──の先は、一見してもう随分としこり尖っている。テラテラと滑り包まれているのは、蠢く度に散る汗のせいでもある。随分と求められて愛されたせいでもある。手は十指が開き、藻掻き、縋るように虚を引っ掻く。それがシーツの上なら、爪を立て派手に皺を寄せて力の限りたぐり寄せて、何とか逃れようとする這々の体。しかし、許されぬのは明々白々、元より“楔”は打ち込まれ、何よりそれを逃すまいと己の肉壺が胎の中で掌を持つように、包み混むどころかがっちりと絡め取り、更に奥へ奥へと誘おうとする始末。ジュルジュルじゅぷじゅぷとした水音は、己らが発して絡み、混ぜくって更に求め合う卑猥な音に他ならない)   (2018/9/24 00:25:00)

濡れた瞳の女~~~ん、んっ、ンッ──! (頬に、己とは肌色の濃さも骨格も違う掌が伸びる。がつり、と腰と胎にも杭打つ衝撃が一段と走り、目に火花が散れば意識そのものが白ずむ衝撃が脳天を貫き、全身の産毛を総毛立たさせた。ぐい、無理矢理顔の向きを変えられるが抗うことはできず、張り付いた唇からぬろりと舌が伸びてくれば、口腔にて犯し合う淫らな交わり。舌先で押し上げる唾液を喉を鳴らして嚥下する。一滴一滴が勿体ないと、奪うように相手の喉奥へ届かさんばかりに己の舌先を伸ばし、貪る)   (2018/9/24 00:25:27)

濡れた瞳の女す、す、しゅきぃ、もぅ、誰にもあげにゃ…ん、ぁ、ぁあっ、あぁあああっ~~っ!!(身体を激しく上下させる断続的な衝撃、スパンが短く、胎では固く根元から押し上げる膨らみ先頭へ。幾度目かの感触、だらしなく独占を口にしようとしても、刺激に邪魔され言葉にもならない。殊更深く打ち込まれ、最奥の最奥まで染め上げ支配するように濁熱を放たれる。それを一滴残らず受け止め搾り取るように、両手両腕両足を、全ての爪を全身全霊を絡めた。身を震えさせて、悲鳴も隠すことなく吐き出した。ずむ、ずむ、ずむ──!! 孕ませる勢いの逃さない杭打ちがと迸りが終える頃には……ばたり、と全ての糸が途切れて人形のように横たわるしか術は無──)   (2018/9/24 00:25:53)

濡れた瞳の女……ふっ、くくく…。(欲を吐きだし、だらしなく無防備に横たわる女体を気遣うこともなく、とっとと立ち上がり身体を綺麗にでもしに行った背を見送った後に、篭もる笑気。べろり、と体液まみれの唇を這い出た舌が舐めあげる。情事で蕩けていたと思しき瞳は僅かに細まり、にんまりとした笑みを形作った)さようなら。約束どおり、“これからの”あなたは誰にもあげないわ。──だって、もう、あなたの命は私のモノだもの。実に、容易い。   (2018/9/24 00:26:12)

濡れた瞳の女【結論:古くさい表現とヤンデレ失礼しぁしたーっ】   (2018/9/24 00:26:44)

おしらせ濡れた瞳の女さんが退室しました。  (2018/9/24 00:26:49)

おしらせイマイさんが入室しました♪  (2018/9/24 20:19:33)

イマイ【遅れ馳せながら厨二ビッグウェーブに乗りたい。と。お部屋お借りします。】   (2018/9/24 20:20:39)

イマイ【あっ、若干、グロ注意になるかも知れません。流血死傷します。】   (2018/9/24 20:23:59)

イマイ(それは一瞬だった。地鳴りがしたと思った直後、振り返る間も与えられずこの身体は吹き飛んで近くの壁に叩き付けられていた。痛みを堪えながら背中からずり落ちるのと共に、ぱらぱらと周囲を舞い落ちていくものを視界に捉えた。それは様々な何かの破片だった。例えば家屋の壁の一部だとか粉々になって舞い上がった塵だとか、自動車のスクラップ片だとか。自動車、と、その単語から我に返って周囲を見回した。騒然とした其処は不思議と無音で、おかしいほど静かな理由が轟音に鼓膜が遣られていたためだったのを知るのは暫く後の話になる。それより、自動車だ。彼が乗っている筈だ。黒のセダンに。自分もこれから乗ろうとしていたそのセダンは、消えていた。八番通りと示された背の高い標識は半ばより下の辺りからぐにゃりと折れて、その顔を地面にキスさせていた。可笑しな光景だった。美しく起立していた筈だったのだがいつの間に姿勢を悪くしたのか。それより、自動車。直ぐ傍らに止まっていた筈だ。黒のセダンが。消えていた。そう、跡形もなく消えてしまったのだった)   (2018/9/24 20:24:15)

イマイ(テロだ、遠い背後から絶叫が聞こえてきた。馬鹿言え、テロだなんてこんな辺鄙な場所で起こして何になる。どうせならそう、政府のでかい施設なんかで盛大にするものだ。それは兄が言っていた台詞だった。兄は十八だったが、行ってきた偉業に過激派と呼ばれる組織からの誘いが来るほどだった。今日もこれから仲間を集めてパフォーマンスに出掛けるのだと、そのアジトに初めて俺も連れて行ってくれるのだと、早く来いと、ドアノブに手を掛けながら兄が呼んでくれたのだ。俺は興奮するあまりに仲間の証であるバンダナを寝屋に置き忘れて、車に乗り込む前に取りに戻ろうとして、そして。背後では派手に轟音が。ああ、と自分でも吐き気を覚えるほど情けない声が口から漏れたのと、汗ではない熱い体液が目から溢れ出たのは同時だった) ………あにき。(俺はもう一度、騒然とし始めている周囲を見回した。吹き飛んだスクラップの中でも大きめのそれらから、めらめらと幾つもの火の手が上がっている。一番ひどいものは目線の先にある枠組みしかない大きな箱だ。変わり果てたセダンの、恐らく残骸だった。兄が扉を開けようとしていた、その)   (2018/9/24 20:25:34)

イマイ(兄の居場所は直ぐに理解できた。炎上する自動車だったものに近付いていくと、足元がスプレーを吹き掛けられたように赤く染め上げられていた。何とも言えない匂いが立ち込めていて、何となく兄だったようにも見られるものもあちこちに散らばっていた。ミンチよりひどい有り様で、拾いきる事は無理だと思った。ただひとつ、肘から下の片腕だけがきれいな姿で舗装路の端に飛ばされていた。手首に巻かれた仲間の証のバンダナが、これが兄である事を克明に叫んでいた。それは利き腕である右側のものだった。兄はこの手でテロ用の仕掛け爆弾を作るのが得意だった。今度、あいつらの私用車にでも仕掛けてみるか、と笑いながら兄は精密な装置を弄っていた。木端微塵に吹き飛ばされる役人を思い浮かべて、酔ったように笑い転げたのは一昨日の夜の話だ。だが事実、肉片となって飛び散ったのは兄の方だった。政府の役人に殺されたのだ。皮肉にも兄が得意としていた、その派手さが気に入っていると言っていた方法で。それは一瞬だった。俺が兄を失った朝の話だ。昔の話である)   (2018/9/24 20:26:49)

イマイ(それからの俺は、そいつを兄とは呼ばなくなった。ガラス管の中でマネキンのように沈黙するそいつの名を呼ぼうと、そいつは俺の名を呼び返してくれるどころか、その瞼を震わせる事すらしてはくれなかった。それは父が施した延命だったが、そいつが生きているかは疑わしい事だった。自動車に仕掛けられていた爆破装置によってミンチになって消し飛んだそいつの、僅かな残骸を頼りに鼓動する人間の身体を取り戻したのは父だった。有機人造人間の生成と人体改造をこの裏七区での生業としていた父にとって、それは特に不可能な作業では無かったらしい。俺が朦朧となりながら持ち帰った兄の右腕と、衣服に飛び付いてきたらしい幾らかの血と肉、そして治療されるまで気付かなかったが爆発の衝撃で俺の肌に突き刺さっていたらしい兄の爪、それらがそいつの苗床となった。肉片でしかなかったものから人間と認められる程度にまで培養された彼は、だがガラス製の水槽の中で目を開ける事も無かった。爆炎に飲まれたあの日から一度も意識を手にする事無く、またそれきり年を重ねる事も無くなった。ひたすら追い掛けていた筈の背中と、俺はいつしか同い年になっていた)   (2018/9/24 20:28:53)

イマイ(─────兄は未だ目覚めず、俺は未だ、あの日の光景を忘れる事が出来ないでいる。忘れられる日など来ないのだろう、恐らくこの先ずっと。)   (2018/9/24 20:29:52)

イマイ【好きな厨二要素を鞄いっぱいに。お部屋ありがとうございました!】   (2018/9/24 20:33:43)

おしらせイマイさんが退室しました。  (2018/9/24 20:34:31)

おしらせ舞音さんが入室しました♪  (2018/9/24 21:05:15)

舞音【厨二祭りの中に失礼します!(しかもこの中に駄文落とすことになるとは!) ソロル書く書く詐欺の返上をば。笑 】   (2018/9/24 21:07:02)

舞音【ワンコ(ライカン)のソロルデス。異論は認める!】   (2018/9/24 21:07:51)

舞音(嫌な夢を見た―――。一言で表すならソレだけどそんな言葉では言い表せない「何か」がたくさんある。目覚めた瞬間にその夢の内容は忘れてしまったけど…感覚的にものすごく恐ろしい夢だったことは確かだ。びっしょりとかいた寝汗に震える身体…。黒と赤の色彩感覚だけ脳裏に焼き付いている。―――それがただの悪夢ではないことがありありとわかった。「いつも」なら視える筈のモノが視えないことであれが予知夢、もしくは既に起こった出来事であると。 そういった「夢」は自身に眠る力を「喰う」のだ。―――あの悪夢から1ヶ月程経っただろうか。いまだに自身に眠る力は戻ってきてはいない。それだけ衝撃的且つ膨大な力を「悪夢」に持っていかれたということだ。) ……――ちょっ、コラ!大人しくしてなさいってばー!(現在、浴室で仔犬を押さえて洗浄中。「悪夢」を視た日に拾った雑種の仔犬。どうもお風呂が嫌いらしく、ばたばた、ガウガウと暴れなから唸り吠えてます。あの悪夢以来、彼は姿をみせていない。それが不安だ。覚えてはいないけど、もし彼の身に何か起こっているのなら…と眉尻を下げるが、桶の中で暴れるワンコを先ずどうにかしなくては。)   (2018/9/24 21:08:09)

舞音ほら、もぉー、あと少しで終わるから……――っ、いたっ!!?(シャワーで流しかけているところ、仔犬の身体を押さえている方の手をガブッと噛まれた。勿論、本気噛みではなくて威嚇だけど、仔犬にしてはやや鋭い犬歯が手の皮膚に少し食いこんでそこから血が滲んだ。細く紅い筋を描きながら仔犬の舌の上へと零れ落ちたであろう。すると耳をぴく、と動かした後、硬直したようにピタリと止まった。) んぉ? …あぁ、反省したのん? 大丈夫、そんなに痛くはないからね。(血の味を感じたのかもしれない。仔犬だけど賢い子だからケガをさせてしまった事を理解しての反省だろうと受け止めた。呆けたような表情(に見えるだけだが)で此方を見遣る仔犬の頭を撫でれば、また耳を動かしてから顎を引いた。ちら、と自身の手を見るとまぁるい傷が2つ。まるで―――) 吸血鬼に噛まれた痕みたいなん。(くすくす、と笑えば。) あ、大人しくなった今のうちに…。(仔犬の身体に残っている泡を流し落とした。)   (2018/9/24 21:08:27)

舞音(―――お風呂が済めばタオルで包んで、わしわし、と腕の中で仔犬の頭を拭いながらリビングへと戻ろうとした時……「ガン、ゴン!」玄関の方から聞こえてきた………ノック音。久しく聞いてないその音に顔を綻ばせて方向転換。鍵を開けて扉を開けば…。) セリオッ!!! (いつものように不機嫌そうに佇む彼を見回して。ケガをしている様には見えなくてホッ。) も、もぉー! 今までどこ、彷徨いてたのんっ…! ……無事で、良かった、ん…。(「悪ぃ、な。色々あ……、その畜生はなんだ?」 歯切れの悪い態度から一転、切れ長の瞳がぎらん、と光って仔犬を睨み付ける。殺気ともいえる雰囲気を感じたのか彼から顔を隠すようにタオルの中へと潜り込むような仕草。 ) ……もう。久々に逢ったのに興味は仔犬の方なの?(大袈裟に溜息を吐けば、右手を伸ばして彼の腕を掴むと中へと引っ張り込む。) 玄関先で立ち話しなくてもいいでしょ。(――彼を連れ立ってリビングへ移動。「いつもの」定位置にドカッと座る彼。その傍、床に腰を下ろして先ずは仔犬の身体を拭おう。わしわし、としながら仔犬を拾った経緯を話す。話し終える頃には仔犬の身体はふわふわだ。)   (2018/9/24 21:08:43)

舞音んっ、綺麗になったねー。(タオルを除けて床へと仔犬を下ろすとササッと一目散で窓辺に置いてある自分の寝床へと走っていく。どうやら彼が「怖い」らしい。) ほらぁ、そんな怖い顔してるからあの子、怖がっ…て、る…、え、ええっ?! (膝立ちで彼の膝に手を置いて、下から覗き込む様に。彼と仔犬を交互に見遣った時…、カーテンの隙間から差し込んでた月の光。今日は「中秋の名月」と言われる日。十五夜だからか幾分明るめの光が仔犬の身体に降り注いだ瞬間―――仔犬が唸り声を上げながら踠き苦しむ。床をのたうち回りながらもその輪郭を歪めて、大きくなっていく。) えっ、ちょっ、な、何?!(目の前の光景に目を丸くすれば、彼は立ち上がり自身の身体を背に庇う。) 「チッ、コイツ狙ってきたのかよ……って、…お、お前…っ!!?」 (驚愕の声におず、と、仔犬の方に顔を覗かせて見れば――――――そこには見たこともない子供が居た。)〆   (2018/9/24 21:09:06)

舞音【お部屋ありがとうございました!】   (2018/9/24 21:09:54)

おしらせ舞音さんが退室しました。  (2018/9/24 21:09:58)

おしらせ鍋頭さんが入室しました♪  (2018/9/26 13:15:59)

鍋頭【聞いてた歌から妄想、同棲前にてお邪魔します】   (2018/9/26 13:16:47)

鍋頭(朝目が覚めて、ベッドに腰掛ける猫背な僕が考えるのは、情けないほど君のことだ。君が好きだというから黒縁に変えた眼鏡を今朝はまだ掛けていないからぼんやりと焦点の合わないまま部屋向かいの壁のシミを見て、君の襟足から肩にかけてのラインを想像したらもう駄目だ。そこに指を差し入れて髪を重力に逆らって掻き上げる、指の合間から髪が滑り落ちる手触りと香りを連想してもう一度ベッドに仰向けに倒れ込んで、かき寄せた枕を君の代わりに抱え込む。今すぐ君の「愛してる」が聞きたいのに、なんで不安定なままにしておくのさ。こんなに僕は「ぐらぐら」しちゃってるのに、君はそうじゃないっていうの。まあそうしていたところで天井を突き破って君がシータみたいに空から天井を突き破って降ってくるわけじゃない。ここの敷金も今時割と高めだし、同棲するのであれば引っ越したいし、で、逆再生みたいに起き上がって、ついでにベッドからも腰を離した。)   (2018/9/26 13:17:14)

鍋頭(一体どうしたら、移り気な君をその気にさせることができるんだろう。タキシード姿で薔薇の花でも掲げて、跪いて見せようか。リアルじゃダウンロードコンテンツの購入でぱっと垢抜けるわけでもない、君が玉に話題に出すバイト先の先輩みたいにスマートでソフィスケートな話題も縁が無いし、そもそもソフィスケートって何。キッチンでマグの粉末スープに注ぐお湯が沸く間、見たこともない男をぶんなぐるべくシャドーボクシングを繰り返しながら二日前くらいからただ立って待つには冷たくなったフローリングで足踏みをする、その姿を君が見て笑うのであれば調子に乗るのに、結局のところ。「愛される気が、あるんですか?」と、思わず呟いた自分の声が耳から戻ってくると、それがあまりに女々しく響いて思わず赤面した拍子に注ぐ途中の熱湯の落下ラインがずれて、床まで散った飛沫が足の甲まで飛んで、本気で飛び跳ねる。)   (2018/9/26 13:17:47)

鍋頭マグを片手にフローリングの木目を踏んでいると、部屋中にチープだけど気に入ってるコーンスープの香りが飛び跳ねる。赤く点が付いた足の甲を眺めながら、それでもいつもの時間に居間の椅子に腰かけてTVニュース番組の占いコーナーを眺める日常には何とか間に合ったけど、射手座の結果が7位だって分かった時点で興味を失う。ラッキーカラーがなんだっていうんだ、7位からじゃ頑張ってせいぜい来年のシード権が取れるくらいだ、3位以内か、せめて最下位であれば君に話すネタにもなったのに。せめて君のサソリ座が隣り合わないかと思ったけど6位は空気の読めない牡牛座だったから意気消沈してさっきまで割と本気だった薔薇の購入案件もネットで調べてみた一本の値段の高さも相まってノートパソコンの上蓋にはさんで閉じる。どうせ百万本用意しても君が食いつくわけじゃない。でも。)   (2018/9/26 13:18:31)

鍋頭(TVを消して、立ち上がる。歯ブラシが二本ある洗面台を君が嫌がるからって、ちょいと面倒だからって、あのブドウは酸っぱいに違いないなんて、そんなおとぎ話で諦めがつくような想いじゃないんだ。鏡の中、歯ブラシを扱う自分の横に不機嫌な顔の君があるのを想像するだけで、他の物は全部君に上げちゃってもいい気持ちになる。君を思ってにやけた頬を軽く叩いてから口を漱いで、靴下を履くときにちょっとひりひりするかもしれないけど、いつものシャツに着替えたら時間ギリギリまで寝てる君に電話しよう。今日は、日が落ちる頃に会えるの?)   (2018/9/26 13:19:39)

鍋頭【お邪魔いたしましたー。】   (2018/9/26 13:20:12)

おしらせ鍋頭さんが退室しました。  (2018/9/26 13:20:27)

おしらせ茉莉花さんが入室しました♪  (2018/9/26 17:52:49)

茉莉花【お部屋お借りします】   (2018/9/26 17:52:56)

茉莉花とある学園で、僕は初めての定期試験を終えて夏休みを過ごした。実家からは充分すぎる支援を貰い、バイトをする必要もない。部活は何にしようか考えているだけで4か月近く過ごしてしまい、もはや入る気もなかった。今年は猛暑となり、クーラーをかけた涼しい部屋で、ひとり「恋でもしたいな」などと考えていた。――僕が恋をしたらどうなるのだろう。相手の女性の顔などまったく思い浮かばない。美少女というほどはっきりした顔立ちではなくともよく、控えめでも勝気でもよく笑う子がいいな、などと思っていた。では実際出会うならばどうすればいいのだろう? もはや部活は手遅れで、となればやはりバイトなどをして出会いの間口を広げるしかないのだろうか? …そういえば、この学園は性風紀が乱れていて、混浴の浴場などでみだらな行為を繰り返すのが当たり前だとも聞いた。そういう場所で出会い、恋人を見つけることができるのだろうか?…いや、童貞の自分がそんな場に出ても女子に鼻で笑われて終わりだろう。   (2018/9/26 17:53:23)

茉莉花恋がしたい。(もちろん、あわよくば性的な行為もしたい)胸を焦がすような恋がいい。運命的な出会いをして、この人だけだと胸を張って言い、大切に大切に愛したい。身も心も蕩ける様な交わりをして、お互い溺れあって、心の闇をさらけ出し、相手のすべてを貪ってお互いの色に染まりたい。この人と会えてよかったと思えるような相手にいつか出会いたい。夏休み、暇で仕方がなく、課題もそこそこに、そう思うようになった。そのひとと出会ったのは、そんな夏休みも終わりに近づいた時だった。…とある学園の寮は、敷地に隣接してひとつの古びた小さな屋敷があった。屋敷とは言っても洋風ではなく、和風で縁側のある、田舎にある祖父母の家のような場所だった。僕の寮部屋の都合上、その家の縁側のついた一室が1/3程見えるのだが、偶にひとりの女性の姿を見ていた。他の人間の姿は見ていない。…その日の僕は、ベランダから部屋の外を眺めていた。見ていたのは空なのだが、ふと視線を下に反らし、視界にその家の畳の一室が見えた。そこで、僕は目撃してしまった。   (2018/9/26 17:53:37)

茉莉花白く脂ののったむっちりとした脚だった。それは、畳の部屋で、ぴく、ぴく、となまめかしく動いた。欲情するより前に何かがおかしいと思ったのは、その脚に何か縄のようなものがまとわりついていたのと――その脚が宙に浮いていて、畳に影が落ちていたからだ。――ゴトン、と、畳のうえに何かが落ちる音が聞こえたような気がした。いや、音が聞こえたわけがない。しかし、聞こえたような気がした。…それほどの勢いで、脚の持ち主は、こちらに背を向けた状態で、畳の上に落下した。――男子寮ホールにあるAED。スマホで119番。寮に誰か残っていないかドアをかたっぱしから叩いて――そう思いながらも僕がとった行動は、一人で寮の敷地のフェンスを乗り越え、縁側からその部屋に侵入することだった。靴のまま畳に乗り上げ、彼女を抱き起す。「お騒がせして申し訳ありません」――彼女はそう言った。白い肌に、黒いつややかな髪の女性だった。背丈は僕から見れば低いが、一般の女性程度だろう。女性らしい豊かな胸に尻。30代後半といったところだろうか、そのくらいの年齢だというのに、腰回りは引き締まっていた。…結論から言えば、彼女は死んでいなかった。   (2018/9/26 17:53:48)

茉莉花彼女はこの家に住む未亡人で、彼女の亡き夫も彼女も、もとは学園生だったらしい。“学園らしい”生徒だった二人は運命的な出会いをし、大学を出たのちに結婚した。二人をむずびつけたのが性癖で、夫の手により広げられた世界は、もとは彼女の望むものであったという。それこそが僕の勘違いした彼女の奇行で、あれは首つりでなく自縛による緊縛、吊るしのプレイだったのだ。「夫はもっと上手でしたよ」彼女は言った。「でも、もう“ここ”にはいませんから、夫を忘れない為には、自分でやるしか」彼女の纏う薄手のワンピース。僕が乱入したことにより羽織ったスミレ色のカーディガンが、彼女の腕にはしる縄の跡を覆い隠す。…圧倒されてしまい、僕は、「あまり無茶をしてはいけませんよ」としか言うことができなかった。「でも、こうしていれば――」彼女はそう言った。どこか冷たいものを帯びた表情、昏い瞳を中空に向け、最後の言葉を結ばずに…代わりに、彼女は微笑んだ。ああ、この人は、待っている。“亡くなった旦那さんが彼女を連れてゆくのを待っている”…。運命的な出会い。相手を染めて染められて、溺れて、別離を迎えた後は…   (2018/9/26 17:53:57)

茉莉花――夏が、終わろうとしている。そうだ、童貞隠して混浴行こう。【終】   (2018/9/26 17:54:06)

茉莉花【以上です。お部屋ありがとうございました】   (2018/9/26 17:54:19)

おしらせ茉莉花さんが退室しました。  (2018/9/26 17:54:22)

おしらせ京谷相馬♂3年さんが入室しました♪  (2018/9/27 01:41:09)

京谷相馬♂3年【ヤーヤーお邪魔しますぜ。】   (2018/9/27 01:41:24)

京谷相馬♂3年(アラームも無しに起きたのはいつぶりだろう。窓から差し込む光はアラームなんかと違って優しく俺を起こしてくれた。昨日の夜、隣にいた彼女はもう居ない。枕元の携帯を手に取り起動させると9:23だった。)もう、出かけたのか。(まだ眠気に引きずられる身体を起こした。太陽に照らされてるとはいえ、照明の消えている室内は少し薄暗い。ベッドから立ち上がりドアに向かって歩くと足に何かが引っかかった。)………………(薄いピンク。白いレース。特徴的な形。どうやら今朝は寝坊したらしい。それを拾い上げベッドに投げるとドアを開けてリビングの先にあるキッチンに向かう。いつもは怒られるが今日くらいここで顔を洗っても許されるだろう。年末年始ゴールデンウィーク夏休みその他諸々返上し取り組んだプロジェクトをようやく完遂させた俺は、会社から一ヶ月の休暇をもらった。極端にも程がある話だ。何はさておき、今日はその記念すべき最初の休みである。顔を洗いようやく目の覚めた俺の視界に見過ごせないものが飛び込んできた。)   (2018/9/27 01:41:53)

京谷相馬♂3年……財布か。(床に落ちた財布。それと何故か化粧ポーチ。玄関へと向かうためのドアの前に落ちてるということは、急いだ挙句カバンを引っ掛けて中身を落としたのだろう。それでコイツらは拾い忘れられた、と。空腹を訴える腹を擦りながらため息をつく。)連休初日に会社か……(好都合なことにアイツと俺は一緒の会社だ。仕方ないと諦めた俺は部屋に戻り手早く着替える。さすがにスーツを着る気にはなれずに私服だが問題ないだろう。リビングに帰ってくると、ようやく部屋がいつもと違うことに気づく。ソファに投げ出されたパジャマ。乾燥機の中の食器&調理器具。テーブルに置かれた食事。そして書き置き。)………………(休日楽しんで!とだけ書かれた紙を見ては、苦笑を零すしかない。)そんなことしてるから遅刻寸前になるんだよ。(書き置きに言ってもしょうがないのは分かっているが、言わずにはいられない。もう一度ため息をついた俺は皿のラップを少し捲り卵焼きを1切れ摘むと口に放り込み家を出る)明日は早起きするかぁ。   (2018/9/27 01:42:58)

京谷相馬♂3年【相変わらずの短さ。ではではお邪魔しました】   (2018/9/27 01:43:11)

おしらせ京谷相馬♂3年さんが退室しました。  (2018/9/27 01:43:15)

おしらせ京谷相馬♂3年さんが入室しました♪  (2018/9/28 22:19:22)

京谷相馬♂3年【お邪魔します。酔った勢いで書いたので普段の20割増に駄文なのは御容赦を】   (2018/9/28 22:19:50)

京谷相馬♂3年(会社の飲み会はどうも乗り気になれない。好きな酒なのに、無理やり飲まされてる気分になる。いつも通り端の方の席を陣取り、最小限の人に笑顔をむける。どこまでも冷めきった心を隠すように酒をあおった。これほど不味い酒があるのだと気づいたのはもう6年も前になる。楽しそうに笑い飲む俺を誰かが嘲笑った。歓談にも区切りが付き、疲れきった心を癒す為にタバコを取り出す。そして、この空間から逃げるように携帯を開いた。息継ぎみたいなものだ。これがないときっと俺は溺れ死ぬ。だが、それが不味かった。通知の内容もみずにLINEを開く。そこでは同期の誰かがグループで久しぶりに飲み会でもしないか、と声をかけていた。もう顔も覚えてない同期だが、そっちの方がマシだと思った直後、思い出す。そうだ、そうだった。俺の同期であり愛しいアイツは、今日はフリーだったはずだ。胸の奥からドス黒い何かが込み上げてくる。握りしめた携帯がミシリと音を立てた。今日は行けない、なんて返信をする余裕が無い。こんな現実から目を背けたいのに、俺の瞳はこのグループ全員が既読したことを教えてくる。   (2018/9/28 22:20:39)

京谷相馬♂3年俺がこんな不味い酒を飲んでる中、お前らは楽しく、俺の大切な人と飲むのか。もう何人かが返信をしている。中止はないだろう。なんなんだ……なんなんだ……俺はどうしてここにいる。こんなところで何をしてる。胃がひっくり返りそうだ。今日はまだ飲んでないのに。黒々とした感情が溢れる。独りよがりで自己中心的で的外れなのは分かってる。わかってても止まらない。笑顔が崩れる。タバコの灰が膝に落ちた。携帯が僅かに振動した。)………?(LINEだ。別のグループか個人か、誰かから連絡が来た。なれた動作で一覧へと戻る。連絡してきた相手は、アイツだった。【写真が送信されました。】通知にはそう書いてあった。なんだ、もう飲んでるのか。真っ黒な感情を引きずり出すように、どこかに託した希望を踏みにじるようにトークを開く。)…………   (2018/9/28 22:21:08)

京谷相馬♂3年(しかし送られてきた写真は飲み会の写真でもなんでもなく、俺の部屋の写真だった。いつもよりどこか小綺麗な自室の写真。首を傾げていると今度は文章だ。【見て!めっちゃ綺麗にできた!】俺の気など知らない無邪気な言葉。あぁ、あぁ、そうか。そうなのか。自らが救われたことに気づいた時、さらに一通。【DVD借りてきたから、今日は綺麗な部屋でオールナイト!】自然と口元が綻ぶ。もう消えかけているタバコの火を消した。【わかった。早めに帰るよ。】そう返信した俺は半分ほど残っていたビールを一気に飲み干す。普段ゆっくり飲む姿しか見せてない先輩や後輩は僅かに驚いた様子を見せる。それを眺めながら俺は鞄と上着を手に取った。)すみません。急用ができたので、お先に失礼します。   (2018/9/28 22:22:13)

京谷相馬♂3年(自分でも驚くほどハッキリと言った。そして、そのまま帰ろうとした。が、そんな俺の手を酒癖の悪い先輩が引っ張る。「俺の酒飲んでけよ」なんて意地の悪い笑顔で脅迫してくる。先輩の手にはまだ空いたばかりの一升瓶が握られていた。面倒だ、帰りたい、こんなやつに構ってる暇はない。喉元まででかかった言葉たちを飲み込む。そして、爽やかと形容するにふさわしい笑顔を向けた。)先輩に注いでもらうのは申し訳ないですよ。(なんて言いながら一升瓶を奪う。そこから1分。息継ぎもせず中身を飲み干した俺は皆が唖然としてる間に店をあとにした。)…………無理しすぎたかも………………(口を抑えながら駅へと向かう俺は、それでも笑っていた。)   (2018/9/28 22:22:31)

京谷相馬♂3年【ではでは、失礼します】   (2018/9/28 22:22:39)

おしらせ京谷相馬♂3年さんが退室しました。  (2018/9/28 22:22:41)

おしらせさんが入室しました♪  (2018/9/29 00:18:08)

【上質な作品が連なっております!その後に投下するプレッシャーに押し潰されつつw】   (2018/9/29 00:20:14)

(『ねねしな灯台に灯がともりゃ… 人は誰でも眠るとよ……眠れないのは…鬼の子と…愛にはぐれた迷い子よ…ねねしな、ねねしな、ねねしなよ…。ねねしな灯台に月が出て……——』)【→】   (2018/9/29 00:21:09)

(少女はいつも寝入り時に小さく歌を歌う。そのフレーズはきっと子守唄。でも最後まで歌い切る前に、いつも少女は眠ってしまうから、青年はその歌を最後まで聞けないままでいた。まるで幼な子のように眠る少女の痩せっぽちの身体を抱きしめながら、光が届かないその瞳を青年は閉じる。——その瞬間だけが、酷く穏やかなことを少女は知っているから、血で穢れた己の手を握りしめて眠る。それはいつからか…少女にとって青年だけが、心の拠り所だった。)【→】   (2018/9/29 00:21:44)

(——ある日青年は問いかける。あの歌は何処で覚えたのかと。少女は「わからない…」と一言だけ答えて、夜の闇へと消えて行った。そして少女はまたその痩せっぽちの身体に返り血を浴びる。人知れず…人知れず…少女は暗闇を無垢に生きていた。)【→】   (2018/9/29 00:22:17)

(——薄暗い路地裏で初めて会ったその時から、青年がいつも少女から感じていたのは純粋な絶望。だが青年はどうすることもできず…ただ少女をその腕で抱きしめて眠るだけ。そして時が流れていく中、やがて少女は青年に「温もり」を求め始める。「愛されたい」と青年に乞う。流した涙は確かに温かく…青年の指先にとめどなく零れ落ちて。)【→】   (2018/9/29 00:22:46)

(『——ねねしな灯台に月が出て…ひそかに咲いた白百合よ…生きてくことに汚れるな…人生二度とはないんだよ……ねねしな、ねねしな、ねねしな…よ…』——冷たい青年の両の手が少女の細い首をゆっくりと掴めば、少女の瞳は見開かれ、その唇が震える。だが容赦なく締め付けられていく気道から声を出すことは叶わず、途切れ途切れに漏れる呼吸はそれでも必死に何かを絞り出すように。「……な………ぜ…?」消え逝く中で少女が聞いたのは、青年が穏やかな声で歌う、それは子守唄ではなく、鎮魂歌。——「感情を持った「人形」は…要らないんだよ。」事切れて横たわる少女のその表情は青白く、どこか微笑んでいるようにも見えた。漆黒の世界しか見えない青年の瞳が少女を映すことはない。否…きっと最初から映ってなどいなかった。)【→】   (2018/9/29 00:23:37)

(——哀しくも優しい子守唄はもう二度と聞こえない。)【〆】   (2018/9/29 00:24:15)

【???ってなるよーなの書いてみる試み。】   (2018/9/29 00:25:10)

おしらせさんが退室しました。  (2018/9/29 00:25:16)

おしらせ濡れた瞳の女さんが入室しました♪  (2018/9/29 21:49:59)

濡れた瞳の女【こんばんわ。場違いかもしれませんが、再び妄想を投下させてくださいましね?】   (2018/9/29 21:50:43)

濡れた瞳の女(無様な悲鳴を上げて、どう、と、白い女の裸体が黒髪を引き連れて倒れる。何故糸が切れたかのように脱力してしまったのか、その有様は明々白々。部屋中に篭もる咽せる熱気と臭気と香気は、倒れた女独りではとても奏でることはできず、白というよりも桃色の前身には激しい運動をした玉の汗やらがべっとりとひっついている。はあはあ、ひぃひぃと肩で喉でと全力で空気を肺腑へと取り込もうとするが)   (2018/9/29 21:51:56)

濡れた瞳の女──っひっ、ま、まだ回復してな…っ(言葉紡ぐことも許されず、腰に伸びた骨太の、自分より濃い肌色の腕に引っ張られたら、されるがままに身体が上下するのはまだまだ“繋がった”ままだから。相手がより屈強なのかそれともタフネスなのか、快楽を得ようとする欲を隠さずに荒い吐息と問いかけ。しかし、言葉は紡げず、ただただ放つのは鼻と喉から抜けるような嬌声のみ)   (2018/9/29 21:52:32)

濡れた瞳の女(ばちばちと、火花を感じる。蓄積される快楽に、理性が吹き飛ぶ。意識すら呑み込む勢いで全て、全てが白くなっていく、染め上げられていく。舌を突き上げ、白目すら剥き、涙も鼻水も涎すらも拭き取る恥じらいも人間性も拭い去り、だらしなく垂れ流す) …オ、オン、ギリ…ギャクウン、ソバカ。…オン、キリキリ…ギャクウン、ソバカ。(嬌声から辛うじて絞り出す、言葉らしき音の綴り。それも尚、荒ぶる呼吸と揺さぶりにままならぬ。唇から音を灯す度に、意識を全て持って行かれぬように指と指とをしっかり絡め、太腿で胴を挟み込み、こちらから腰をくねらせ“中”の収縮を強めることで、与えられる快楽をこちらも返そうと試みる。幾度目、幾刻目、どぷどぷと内から支配するように放たれた白い欲に交わる愛の汁。突き上げ混ぜくる刺激に、濡れる瞳はより愉悦を讃えて全てを受け入れた。しかして未だ、ミトゥナの儀式は終わりをみせることは無い)   (2018/9/29 21:53:17)

濡れた瞳の女【それでは失礼いたします】   (2018/9/29 21:54:11)

おしらせ濡れた瞳の女さんが退室しました。  (2018/9/29 21:54:16)

おしらせ晴宮 大地♂2年さんが入室しました♪  (2018/10/1 02:43:33)

晴宮 大地♂2年【こんばんは、お久しぶりです、お邪魔します! 夏向けに書いてたやつが夏に間に合わなかったけど強行させてください><】   (2018/10/1 02:44:17)

晴宮 大地♂2年もーっともともとっ♪(アルプススタンドからの鳴り響くブラスバンド。遠くまで反響するように聞こえる黄色い声援とそれをリードする野太い声。対戦相手への応援のリズムに乗せ聞き慣れたフレーズを誰にも見えないように、俯きながら小さく口ずさんだ。 先程までその声援に呑み込まれて周りが見えなくなっていた自分を落ち着かせるために間を取りに来た捕手の背中を見送りながら視線を空へ。ゆっくり、大きく息を吹き出すともう一つの景色が眼に浮かぶ。自身の帽子のつばの内側に大きく書いた2文字。『感謝』)   (2018/10/1 02:44:52)

晴宮 大地♂2年(3年生になり試合用の帽子を書い直した春先に書いた文字は4ヶ月程たち既に色褪せようとしていたが当時の気持ちは今でもよく覚えている。 マウンド上でのちょっとした態度の悪さから審判の心象を悪くしチームを敗退まで追い込んでしまった2年生の秋。その時に書いた言葉は『礼儀』 そこから冬を越えて再びエースと認めてくれたチームメイト、根気よく指導してくれた監督、スタンドまで足を運び声援を送ってくれるクラスメイト。ここまで我儘に野球をやらせてくれた両親、自身に関わってくれた全ての人たち。この舞台へ俺を導いてくれた俺自身へも。)   (2018/10/1 02:45:16)

晴宮 大地♂2年(落ち着きを取り戻したところで状況をもう一度確認しだす。9回表、2死をとったところで2番打者へ安打を許し同点のランナーをだす。その後今日当たっている3番打者に四球を与えてしまい二死1、2塁。逆転のランナーまで出てしまい迎える打者は今日ヒットはないものの4番打者を迎える。それを確かめるように塁上の走者を見渡してホームベースへと視線を戻すと捕手がタイムを求めて靴紐を結び直していた。)ははっ、うめぇうめぇ。(グラブを口元においてわざとらしく時間稼ぎをする女房役への苦笑いを周りに隠す。)   (2018/10/1 02:45:36)

晴宮 大地♂2年(その度に内野手が2、3歩歩み寄り俺に向かって声を掛ける。『おっけーおっけー、打たしてけ!』『ど真ん中ど真ん中!打たれねぇ!』 聞けば聞くほど気休めなんじゃないかと思わせる内容だ。作戦上ならば最悪同点は許しても逆転のランナーを返さないことが大事だろう。なんて思いながらふと気づく。あぁ、やっぱピッチャー向いてないのかもしれないな、と。何かの本で読んだがピッチャーはプラス思考。キャッチャーがマイナス思考で不安要素などを全てを請け負うと書いてあった。お山の大将には向いてないのかもしれない。)   (2018/10/1 02:45:58)

晴宮 大地♂2年(周りの声に応じながらマウンドの土を足で軽くならす。捕手が腰を落として球審の手が上がると同じタイミングでサインが出される。そしてそのサインをみてうまく驚きを隠せていたか分からないが、それを悟られないように黙って頷く。今までバッテリーを組んでサインに首を振ったことはない。内角高め。4番打者の長打は許せない場面でのこのコースは命取りに違いない。その後に外せ、ボールにしろとの指示はでているが制球ミスが命取りになる場面でこれは強気のリードと言えるのだろうか。そんな俺の心情を察したのか構える前にミットを下げて何かと思い顔を覗き込む)   (2018/10/1 02:46:16)

晴宮 大地♂2年バカかよっ。しらねぇからな。(目が合うと捕手はしっかりと笑った。この状況で笑うのか、とは思ったが自然と俺も笑みが溢れていただろう。ゆっくりと肩の力が抜けると俺はそのまま投球モーションに入りミットだけをめがけてボールを投げ込む。ミットにボールが収まる乾いた音が歓声を切り裂き俺の耳に心地よく響き渡った。夏は、まだ終わらない。)   (2018/10/1 02:46:32)

晴宮 大地♂2年【秋だよ!!10月だよ!! お部屋ありがとうございました。お邪魔しました】   (2018/10/1 02:47:20)

おしらせ晴宮 大地♂2年さんが退室しました。  (2018/10/1 02:47:23)

おしらせ瞳の濡れた女さんが入室しました♪  (2018/10/2 10:13:35)

瞳の濡れた女【懲りずに妄想を投下させてくださいましね】   (2018/10/2 10:14:05)

瞳の濡れた女私も、とても嬉しく感じますわ。…こうやって、親密にしていただけることを。 (華が花を語るには、太陽も月も光をさし込まぬ、屋内の暗がり。ゆったりとした口調、やや低くはあるが声に愉悦を含ませて、それなりに見た目も麗しい女が身を寄せてくるのだから、既に下心を抱き始める男にこれを強固に拒む理由など見つかない。如何に成人と言えど女性にしては長身、それもそれなりのヒールを履いてそうそう高低差も生じないのに、腕を相手の項へと伸ばし胸元に頭“こうべ”を軽く押しつけては、顎下から見上げるようにしなだれかかる)   (2018/10/2 10:14:35)

瞳の濡れた女(よくよく見つめてみれば全くの黒でもない。濃い碧か碧が潜む女の瞳は、まるで深淵湛える泉のようだ。男の方もスラスラとよくもまあ美辞麗句が出てくるもの)──ええ、私、幼少の頃からこうでして。…まだ無垢であった時は恨みもしましたが、こうやって気に入って貰えるのであれば、幸いと捉えることもできますの。(常人よりも開き気味の瞳孔は、その分黒目も大きく採光も多いのだろう。少なからず刺激を受け続けている瞳は眼を護るために泪の分泌も多く、常に濡れて蕩けているように見えるのだとか。それを魅力的と評されるのだから女冥利に尽きるというもの、と女は男の言葉を受け止めにんまりと微笑む。見つめるだけで良いのか、もっと触れなくて良いのか。否、もっと触れて知りたい。触れるだけでは飽き足らない。奥の、奥まで…。だから女も挑発めいた台詞を吐き出し、言葉は本心とシャツの薄布越しではあるものの、軽く爪を立てて男の肌へと悩ましげな軌跡を描く。ふぅ、と熱の篭もった吐息を吹きかけたら…まずはその唇が欲しい、そのようなお強請りまでして)   (2018/10/2 10:15:16)

瞳の濡れた女──…ん。(子供じみた、ただ唇の表皮だけを楽しむだけのキスなど必要なかった。軽く2、3度、触れあいながら互いの位置と角度を確かめる。それから、遠慮が要らないと解れば、初めから薄く開いて舌を絡ませた。口腔の洞を良い音響に、互いの脳へ届くようにぬろぬろとした生温い感触と温度と、唾液を交わらせ貪欲に飲み干す水音を。ん、はぁ、と息継ぎのためにやむなく接着面を外せば、口と舌での濃密な絡み合いを証するとばかりに名残惜しそうに軽く吐きだした舌先と、にも細い唾液の橋が結び、垂れ落ちた)   (2018/10/2 10:16:12)

瞳の濡れた女…んむっ。(それから前座の戯れはまだ足り無いと、お互いに逃しはせぬと後頭部にも掌を伸ばして引っ掴むようにしてしまえば、再び始まる交わり合い。適度に寝転がり、滾る欲を抑えきれぬと逸ってしまえば、どうにか片方の手くらいは空にして、己や相手の布地へと指先を伸ばし、ボタンをひとつひとつ外していって、直肌を触れさせる仕事を与えてやる)…もっと、もっと、私の痕を付けさせていただいてもよろしくて?(首筋にひたりと唇を引っ付けては──問う。もちろん、その後の行為はご随意に。互いにとって最高の時間“かいらく”を得るために。答えを含んだそれへ、こくりと頷く形で了承を得ると、はむ、歯を立てずに食らい付き…場所を探るようにまた舌先で舐る戯れ。その微細な刺激がこそぐったかったのか、喉仏を上下させ笑気を伴う呼気と言葉が返ってくると、まだまだ。これからもっと、もっと愛させてくださいませ、などと殊勝な台詞を告げて…おもむろ、ぎゅうっと吸い付き、それこそ朱い跡が残るほどまでに吸い付いた)   (2018/10/2 10:16:40)

瞳の濡れた女(それが、男にとっても慣れているはずの快楽に繋がらぬと気づいたのは、必要以上に感じる痛み。ばくばくと高鳴る心臓、突き上げるような胸からの圧迫感。深酒でもしたかのような痺れは、明らかに身体の不調を訴え始めていた)「まさか…貴様…」(首筋を押さえて狼狽える男。誰が自分に何をしたかとようやく理解したからこそ、全ては手遅れだと知る。顔色は正に血の気が引いた様に青くはなったが、直ぐにそれは赤へと染め上げられた。己の置かれた状態に対する不甲斐なさ──憤怒、というものもある。しかし、それ以上に)   (2018/10/2 10:17:18)

瞳の濡れた女そう、ご名答。(男を殺すに刃物は要らぬ。魅力の全ても武器であり毒なのだ。男の頸動脈へ接吻を与えた女は、死の女神の手先のように艶然と壮絶な微笑みを浮かべて嘲笑う) さあ、無様に死を迎えなさい。己の血で己の心臓を息の根を止める苦しみに怯えながら。 「おのれっ…鬼女郎…!!」   (2018/10/2 10:18:26)

瞳の濡れた女【推奨BGM:レイクライシス『ラベンダーの咲く庭』もしくは其のアレンジ】   (2018/10/2 10:18:51)

おしらせ瞳の濡れた女さんが退室しました。  (2018/10/2 10:18:55)

おしらせLucaさんが入室しました♪  (2018/10/2 19:19:15)

Luca【お部屋お借りします。ねじくれたお伽話。】   (2018/10/2 19:20:14)

Luca(あたし達が物珍しがられるようになったのはいつの頃からだっただろう。あたし達はかつて海の代名詞だった。あたしが今のあたしになる六つ前のあたしは────自分で言っていてわからなくなりそう────確か温かな海に住んでいたと思う。二つ前のあたしからはこの冷たい湾の入り江に身を隠しながらひっそりと暮らしている。そう、あたし達が物珍しがられるようになったのは、仲間達が人間に殺されるようになってからだった。理由は知らない。人間の考える事なんてわかる筈もない。そうして仲間達の数は目に見えて減っていって、いつしかあたし達は広い海には棲めなくなっていた。今、仲間達が生きているのかさえわからない。あたし達は死んだらまた自分として生まれ変わる筈で、それなのに数が減っている理由はひとつ。仲間達が海で死ねなかったから) 「人間には、人魚の肉を食べれば不老不死になれる、なんて迷信があるらしいんだ」 (ばからしいけどね、そう笑った彼は人間とそっくり同じ見た目をしながらそんな事を言う。彼は自分を魔女達の息子で、古びた“兵器”だと言っていた。黒の峡谷の魔女達によって戦争のために作り出された機械の人間)   (2018/10/2 19:20:59)

Luca(戦争は百年も前の話だと返したら、だから俺はすごく長生きしているんだよ、とやはり彼は笑みを浮かべていた。四つ前のあたしは戦争の中を生きていた筈だけど、陸地での騒ぎを遠く眺めながら、無関心に海を泳いでいたと思う) 「今日は君の生態について教えて欲しいな」 (兵器として生み出された筈の彼は、けれど兵器としての日々を迎えないまま、今は研究者として数多の魔物を調査して回っているのだという。黒の峡谷はだいぶ昔に焼き討ちに遭ったのだと、そう教えてくれたのも彼だった。其処に住む魔女達は戦争への招集令にさえ逆らって彼を擁する事を放棄せず、そのために破滅を迎えていったのだと。彼女達が命を犠牲にして守り抜いた息子は、たったひとりでそれから百幾年もの歳月を生き延びてきたのだと。兵器としてではなく、彼女達の息子として。そうあれた事を誇りに思う、今でもね。彼はやはり優しく微笑んだけれど、あたしはどうしてだかすごく悲しくなった。彼はまるでその表情以外を知らないように、穏やかで柔らかな笑みを向けてくる。その表情に不思議そうな色が滲んだ事でたちまち我に返ったあたしは、それから人魚の生まれ方について説明を始めた)   (2018/10/2 19:21:24)

Luca(あたし達のお腹の辺りには胚と呼ばれる種子の部分があって、それがあたし達の命を巡らせている。あたし達の死は胚に還り、役目を終えた器を苗床にしながら新たな命を芽吹かせていくのだ。人魚の命は循環する。あたし達は何年もの歳月をかけて新たな器へと生まれ変わる。だから、人魚にとって死は始まりであって終焉ではない。新たな命として揺り起こされるまで、静かの海で再生の時を待つだけだから。そう説明を終えて、あたしは魚である半身が浸かる昏い水面を見下ろした。もしかしたら今もこの冷たい海の何処かには、再生を待つ仲間が眠っているかも知れない。あたしにはわからない。もう誰も生き残りなんていないのかも知れない、皆人間に食べられてしまって、あたしはひとりなのかも知れない。それすらもわからない。百余年を生きてきたという彼はあたしを見つけた時、人魚を初めて見たと言った。こんなに冷たい海では、新しく生まれ変わる事なんてもう出来なくなっているのかも。あたし達の命の循環はゆるやかに滅び始めているのかも知れない。あたしはいつからか、死の訪れが怖くなっていた)   (2018/10/2 19:22:08)

Luca「羨ましいな。君の海は、青の世界はきっととても美しいんだろうね」 (あたしの想いを知ってか知らずか、彼は言う。青の世界なんて此処には無い。此処は冷たい水が張るだけの無機質な世界。あたしの世界は海の果てにある温かな青の故郷。ずっと昔のあたしだけが知っている人魚の楽園。もし次のあたしに生まれ変わったら、あなたを連れて探してみるのも素敵ね。あたしの言葉に彼は少しだけ驚いた表情をしてから、またいつものように微笑んでくれた。そんな約束にもならない戯れの言葉を、凍えるような不安を拭い去るために信じて縋ってしまうあたしは浅はかで弱いいきものだ。言葉なんて泡沫よりも脆い。それは満ち欠けする月に例えられた移り気な人魚達が、一番わかっている事なのに) 「新しい君が目覚めるまで、俺は君の傍にいるよ」 (彼は百幾年前から変わらないというその姿で笑い、その器用そうで大きな手をあたしへと差し出し、海の色に染まったあたしの髪へと誓いのようにキスをくれた。冷たい湾の片隅での約束。次のあたしはしあわせ者だ。眠りから覚めるその時にはきっと、優しい機械が傍にいてくれるのだろうから)   (2018/10/2 19:22:36)

Luca【子宮は種子で、肉体は果実、そんな厨二妄想から。お部屋ありがとうございました!】   (2018/10/2 19:23:27)

おしらせLucaさんが退室しました。  (2018/10/2 19:23:59)

おしらせ姉川 弥太郎 ♂ 2年さんが入室しました♪  (2018/10/4 23:11:13)

姉川 弥太郎 ♂ 2年クソロルの時間だあああああああああ!!   (2018/10/4 23:11:26)

姉川 弥太郎 ♂ 2年(事の起こりは爆発だった、片田舎の製菓工場が、ある日「爆ぜた」 なぜかは誰も分からなかったし様々なメディアや公権力による究明も意味をなさなかった、人的被害が極々小さく済んだ事も有るし、何よりも爆心から吹き上がった極彩色のきのこ雲に皆意識を向けていた。空に向け体を伸ばしていくこの世の物と思えないソレは各国メディアでも取り上げられ……忘れ去られた。爆発を起こした製菓工場も、元々小さなメーカーの下請けでしか無かったのが災いし再建される事がないまま…静かに静かに事は始まるのであった)   (2018/10/4 23:35:42)

姉川 弥太郎 ♂ 2年(爆発事故から数か月がたったある日、飴が降った。誤字では無いのだ、雨にささやかな甘みが含まれていたのだ。一番最初にどこの酔狂が雨の味を見分したのだかは知らないが、甘い雨が降🄬という噂は広まり、その噂に誘われた幾人かが、雨が降る度雨の味を確かめるようになると程無く「空から飴が降る」と言う如何にも子供じみた空想が実現したのが科学的に立証されてしまった。気象の専門家はこの異常を、科学的に説明しようとしたが、結局のところ歯切れの悪い鈍い答えしか出せなかった。それこそ、口の中に粘ついた飴でも押し込まれたかのように。)   (2018/10/4 23:55:55)

姉川 弥太郎 ♂ 2年(雨は瞬く間に強くなっていった、雨の勢いもさることながら中に含まれる糖分すら強くなっていった。製菓工場の爆発から数十年もたつ頃にはハッキリ舌で感じられるほどの甘みを内包するようになり…雨後には地面を粘つかせ始めた。それに合わせ増えて行ったのが虫である、虫たちが増えたのだ。摂理と言えば摂理だろうか、忙しく受益を採取する必要がなくなった虫たちは丸々と肥え、数を増やし。そして繁殖期の終わるころには人目の付くところに死骸を晒すようになった。やれ、街の景観を損ねるだ、病原菌の媒介になるだとの理由で各自治体は個別に野ざらしのゴミをさらうようになっていったが…それも容易では無かった、なにせ地面が粘ついて虫たちの羽やら甲殻だのがしつこく引っ付くのだ。それでも清掃をしないわけには行かない職員たちの努力の成果が虫の体液でうすら黄ばんだ道々であるのは悲しい話だとも思う)   (2018/10/5 00:04:55)

姉川 弥太郎 ♂ 2年(世界中の主要都市が一度は飴に見舞われた経験を持つようになったころには、製菓工場のあった彼の国は深刻な土壌と水質汚染に見舞われ人が住めなくなっていた。人の住めなくなったその国には雨雲が常にはびり、太陽光を通さないどす黒い鈍色の中で生まれた電位が地上に雷を落とす。ある日その光に照らされるた雲が玉虫色の可視光線を返すのに人々が気づいたのもこの頃だったが…特にそれは話題になることは無かった、もちろん「遠い昔の不吉なきのこ雲」は話題になりはしたが、もっぱら人々の関心事は。とっくのとうに如何に異常な雨の進行から自国を守るかへとシフトしていたからだ)   (2018/10/5 00:14:13)

姉川 弥太郎 ♂ 2年(まず彼の国の一切が無骨な壁に囲われた。汚染された土壌が、果汁とまごう様な水が、全くもって漏れ出さないように幾重にも幾重にも壁で囲われた、。万里の長城よりも遠く、高層ビルヂングの様に高い壁は。招かれざる糖の漏出を妨げるのに一定の効果を持った事が世界の研究機関に証明されると、今度は壁で覆う事の出来ない空を人々は仰ぎ見た。世界中の空軍が甘みを孕んだ曇天にミサイルを打ち込み化学物質を散布し、観測機を送り込んだが、それは一時的な効果しか無かった。ミサイルにより霧散した雲はすぐに元の形を取り戻し、化学物質は効果を上げず、観測機は雲の打倒に有益な情報を人類にもたらすことは無かった)   (2018/10/5 00:22:50)

姉川 弥太郎 ♂ 2年(コレが、いま人々が地球を捨て、テラフォーミングされた星々に移住するようになったあらましである。人類は奇妙な飴に敗北し、地球はついに甘やかな死を迎える事になったのだ。かつて霊長が栄えた太陽系第3惑星は今なみなみと砂糖水をたたえた水槽へと変貌することを余儀なくされたのだ。その事から人類は何か教訓の一つでも得るべきだったのだろうが、残念ながらそうはいかなかった。無論、不毛の土地を人の住める場所へと変え、多くの人々を地球へとエクソダスさせるために未曽有の発展を地球の人々は手にしたが。ただ、それだけだった。思考の循環の為に、思考の為に。今でも多くの星々で糖分の生産プラントは稼働しそれは加工され多くの一般人の手に届いている。いずれ、また第2第3のきのこ雲が立ち上ることに恐々としながらもカップケーキは甘いままだ。コーヒーの中に角砂糖が溶け、無数の甘味が料理カタログを賑わせる。人類の首には真綿の紐がくくられ、今日に至るまで人々はそこから立ち上る甘い香りに抗うことは出来ていない。)   (2018/10/5 00:44:42)

姉川 弥太郎 ♂ 2年おわり!   (2018/10/5 00:44:59)

おしらせ姉川 弥太郎 ♂ 2年さんが退室しました。  (2018/10/5 00:45:03)

おしらせ鍋頭さんが入室しました♪  (2018/10/5 00:59:44)

鍋頭(ドヤ街の一泊千円の安宿で出会った彼は、自分をギターマンだと名乗った。生き急いでいます。と、付け足してから、勧めたワンカップを煽る彼の言葉が真実であるかどうか、そもそも楽器の類を持っていない彼の「ギターマン」という言葉が果たして私が連想したギタリストを意味するものかどうかすら怪しい中、それでも私が彼を宿から連れ出し、表のモツ焼き屋台に誘ったのは、私が近頃ご無沙汰で、彼が私好みの横顔だったからで、それ以外に興味の無かった私は、特別問いただすこともしなかった。三串で120円の豚の内臓が、鉄板の上で甘辛く音を立てるのを凝視する彼の横顔は正面から見た時のやつれ具合を丁度良く隠して、引き立てる具合で、私は彼がこうして横顔を見せ続けることを望んだが、モツ焼きはものの三分で仕上がって、30秒で彼の胃に収まってしまって、私は時間延長の為にもう三串と、自分の為に混ぜ物の方が多そうな日本酒を追加する。彼にこれ以上飲ませるのは今後の予定に不都合がありそうで、控えた。)   (2018/10/5 01:00:09)

鍋頭(セックスは互いを傷つけ合う行為なので、嫌いです。私の四畳半で仰向けにその白い、肋骨の浮き出たわき腹を上下させながら息荒く抗議する彼の上で、最適な場所を探して腰を揺する私は、彼の抗議にふやけきった笑顔で答えた後、顎の下の鎖骨に指を掛ける。一緒に風呂に入ってこのくぼみに溜まった水を吸い上げたら、きっと声を上げるだろう、その声を想像しながら、乳房を彼の胸板に押し当て、華奢な体を押しつぶした。悲鳴を上げさせたい、小利口にしたところでどうせ性器の従属物なのだから、せめて、気持ち良くなればいい。さあ、弾いてごらんなさいよ、私のギターを貸してあげる。そう告げると、彼の泣き出しそうな目つきが怖く、鋭く、針のように尖って、それを間近に見つめてから、咎めきれずに膨らんだ彼の性器がそこに届くよう、上体を大きくのけぞらせる。)   (2018/10/5 01:02:15)

鍋頭(これ以上ないほどに密着したそこが互いの分泌液でひび割れたレコードの上で跳ねるようにぷつぷつと泡割れる頃には、中心で溶け合った私の不安定な腰に、胎盤まで深々と食い込む勢いの彼の骨ばった指が私の子宮を握りつぶすイメージが、眼窩の裏で脊髄を掻き毟知るようで眩暈がする。あ、あ、あ、と、途切れ途切れに上がった声が彼のものか私のものか、それとも両方が重なったものか、とにかくそのあと私は、私よりひんやりと冷たかった彼の体から、立て続けに二回、熱い塊を吐き出させ、とりあえずは満足する。)   (2018/10/5 01:03:26)

鍋頭(傷つけ合うのは、50億人いる同胞に任せておけばいい、との、彼からの抗議を唇で塞いで、やり過ごす。舌を互いに一度軽く噛み合ってから、昨日、屋台で話してくれた、二色しかない虹の話を催促するが、はぐらかせ方が悪かったのか、彼は横を向いてしまう。今度は彼を違う方法でその気にするために、三十秒ほど考えてから私が出した答えは、じゃあ次はコンドームをしてする?で、ここで彼が初めて笑顔になったから、とりえず私はその横顔に再び欲情する。)   (2018/10/5 01:04:32)

鍋頭おわり!   (2018/10/5 01:05:04)

おしらせ鍋頭さんが退室しました。  (2018/10/5 01:05:10)

おしらせ五条彰人♂3年さんが入室しました♪  (2018/10/5 16:32:00)

五条彰人♂3年【お邪魔&投下失礼します。ちょいと時間を夏に戻しまして…】   (2018/10/5 16:32:12)

五条彰人♂3年あー…空飛びてぇ…。(夏期講習を終えた教室、まさに青春真っ只中。俺は外を眺めながら呟いた。もちろん、机を挟んで向かい合う相手によぉく聞こえるようなボリュームで。「はぁ…そうですか。いつか飛べるといいですね」さして無関心な相手の言葉は想定通りである。片肘ついたまま目線だけを動かせば、課題プリントを(クソ真面目に)解いている折れそうなほど白い手首をやんわりと掴む。ちなみにこのあとコイツが発する言葉を当ててしんぜよう。"なにするんですか?"に違いないね。)「適当に返したからって邪魔しないでください」(おっと、今日は俺のシックスセンスの調子が悪いようだな。まぁそんなことよりも、話を戻そう。)お前の冷静な対応には目を瞑ってやろう、今回はな。で、だ。空飛びたくない?(「…真面目に返しますけど、人間が単体で飛行することはできませんよ。ネコ型ロボットができた頃にでも叶えてください」と、彼女は言う。まぁね?竹で出来たコプターがありゃ飛べるでしょうよ?だが可哀想なことにコイツは知らないようだ。人々が未来に描くハイなテクノロジーなぞなくとも、今この瞬間、この時代を生きる俺たちが飛べることを。)   (2018/10/5 16:32:25)

五条彰人♂3年まぁまぁ、四の五の言わずにとりあえず行きましょうか、一般論ちゃん?(たっぷり含みを持たせた怪しさ満点スマイルを浮かべて立ち上がる。手首を捕られた相手もバランスを崩しながら立ち上がる。その足が安定性を得る前に、俺は一気に駆け出した。「ちょ、っと!なんなんですか!」後ろから叱咤の声が聞こえるが俺の足は止まらない。床に靴底を叩きつけ、どっかの誰かが発見した引力やら重力やらに反発して前へ、ただひたすら前へ。時をかけるなんちゃらばりに駆け抜ける。トップスピードのせいか、途中で体力のない相手を抱えて走るハメになったがな。そうして辿り着いた目的地に貧弱な相手を下ろすと、そいつは大きなため息を吐き出して言った。「…プールじゃないですか」そう、プール。俺が時を超えてやって来たのは、なんてことないただの屋外プールであった。ズボンの裾をまくり上げスタート台にひょいと上ってトントン、数回その場でジャンプ。下ろした場所から動かず呆れ顔を浮かべたままの彼女へ、ゆっくりと振り返った。)なぁ、お前も上って見てみろよ。したら分かるからさ。   (2018/10/5 16:32:35)

五条彰人♂3年(一体なにが分かるんですか…。ぐちぐち呟きながら、それでも上履きを脱いでスタート台に上った彼女の表情は…残念なことに変わらない。「なにも分かりませんけど」鋭利な言葉をぬかす相手から目前に広がる水面へ視線を移し、俺は笑う。)ばっかお前。ほらよく見てみ?ばっちり映ってんじゃん。(促されしぶしぶプールを見る彼女の目に、それは示されたことだろう。奇跡のように美しい光束が生み出す、世界中に広がる高く突き抜ける澄んだ青の水鏡。たかだか長手25mに切り取られた、気の遠くなるほど眩い青空が。)なー?めっちゃ空だろ?(「あぁ…そういう…。でもこれ、もっと遠くで見たほうが綺麗に映りません?」などと可愛げのない発言をする彼女の手を掴む。このあとどうなるか、理解しただろうその目が大きく見開くのを確認すると、俺の口許はバカみたいに緩んだ。)んじゃ、いっせーので飛ぶぞ。(「えっ、待って!着替えとかなにも」狼狽える彼女のしなやかな指に絡め、しっかり握りしめた手を離すことなく。)いっせーのぉ、で…っ!(心躍らせる抑えきれないあどけなさをバネに、俺達は今この瞬間だけの空へ――飛んだ。)   (2018/10/5 16:32:48)

五条彰人♂3年(…――当然のことながらズブ濡れになった彼女には怒られたが、本来の目的である透けブラはばっちり見ることに成功したので、このあと滅茶苦茶セックスした。)...〆   (2018/10/5 16:33:04)

五条彰人♂3年【てなわけで控えめギャグソロアオハル風味で。お部屋ありがとうございました。】   (2018/10/5 16:33:18)

おしらせ五条彰人♂3年さんが退室しました。  (2018/10/5 16:33:22)

おしらせ犬塚 ヒロ♂2年さんが入室しました♪  (2018/10/5 19:05:12)

犬塚 ヒロ♂2年【こんばんはーお邪魔します。とりあえずお部屋を汚しに来ました本当にいつもすんません(土下座】   (2018/10/5 19:05:44)

犬塚 ヒロ♂2年(パンツなんて、所詮はただのぱんつだ。謎のトートロジーは置いておいて、その『ただのパンツ』が時折、そうでなくなる瞬間がある。その瞬間に対峙しているのが現在の俺だ)条件そのいち、ムラムラしているとき。条件そのに、パンツの持ち主がここに居ない時。条件そのさん…(ぼんやりと外を眺めた。今まで謎の説明あんど早口言葉でアホらしく呟いていた声もかき消すほどの、ぐぁたがた揺らされる窓フレーム。ざんざん振りなんてどころじゃない、散々に惨斬な豪雨。いま外に出たら間違いなく凄まじい雨風にぶった切られる、あるいは飛んできた看板かなんかにずばっとやられるに違いない。つまりパンツの持ち主はここに来れないほどの、た・い・ふ・う♡ なーんてちょっぴりお茶目に心の中でつぶやいてみたけど状況は変わらずに)持ち主が好きで好きでどうしようもない時…つうか、さみしい。   (2018/10/5 19:06:02)

犬塚 ヒロ♂2年(ぼそり、と呟いてみるとしんみりした心がまるで奥底から床下浸水のように込み上げてくる『ふえぇ、ごめんねー? 今日そっち帰れないー! せっかくヒロくんと時間合わせられたのにぃ台風ぐぬぬ。嫉妬されてる? 二人とも台風ちゃんにNTRれちゃうのー? ああん♡そんなに暴れたららめぇー♡』というおちゃらけたスマホへのメッセージにすら頬ずりしたくなるほどに彼女が恋しい原因。それはすれ違い。共同生活またの名を同棲、という学生あるまじき毎日を過ごしているのに、ここ数日のバイトの忙しさやお互いの予定の兼ね合いで、ろくに会話もなく寝て起きては相手の姿がなかったり、あるいは寝顔もそこそこに後ろ髪引かれる思いで部屋を出なければならなかったり)それなのに台風この野郎、せっかく ちゃんが予定合わせてくれたのに何してくれてんだこの野郎!おい台風!!   (2018/10/5 19:06:17)

2018年09月21日 22時25分 ~ 2018年10月05日 19時06分 の過去ログ
《市原の脳内妄想書架》
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