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「《市原の脳内妄想書架》」の過去ログ

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2018年11月15日 18時49分 ~ 2019年01月22日 20時23分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

犬鹿蝶(僕はオークだ。ご覧のとおり、性欲のコントロールができない。なんで僕はこんな厄介な生き物として生まれてしまったのかを悲しく思いながら、尻餅をついた女の子の足首を掴んで持ち上げるとそのまま吊り下げて喉奥にちんちんをぶちこみながら再び射精した。まるで奇妙なアートオブジェのようにちんちんだけで支えられていたおっぱい縦カールの女の子が顎関節を外して大の字に寝そべると同時に、始業のチャイムが鳴る。ああ、遅刻してしまった。そろそろドアを開けて、身を屈めながら教室へ入るとそこには四つの空席があった)えー……(担任の先生が重々しげに呟く)今日、転校してくるはずだった生徒が三人。居たのですが…………登校中にオークに犯されてしまったために欠席になりました(着席した僕のほうを誰も見ないけれども、全員が僕を責めていた。僕だって好きで犯したわけじゃない、だけどそんな事を言ったって誰も信じてくれるわけはない。僕がオークだから。薄い本に出てくる豚の人型モンスターだから)   (2018/11/15 18:49:20)

犬鹿蝶(メスのオークがいたら素敵だろうな。その子がいたら僕はきっと女の子を犯さずに済むはずだ。昼休みに屋上でお弁当の百個のパプリカでくちくなったお腹をさすりながら歯磨きをする。まだ見ぬオークの女の子に嫌われないように。でも半分諦めてもいる、だってオークは本当は現実には存在しないフィクションの生き物だから。オークの女の子なんているはずがないけれど、少しでも僕は世界をマシにしたくてまだ見ぬ同類のために身だしなみくらいは気をつける)ねぇー。そんなとこで何してんの? みんなとご飯食べてくればぁ?(屋上の給水タンクの上から顔を覗かせた、褐色に焼けた気だるげな口調の女の子がスマホを片手にぱしゃ、となぜか僕の顔を撮る)あ、もしかしてぼっち? ぼっち飯ってやつ? わー居るんだーーぉっ、ごぼぉっ!!   (2018/11/15 18:49:50)

犬鹿蝶(僕はゴボウじゃなくてオークだ。だから快く話しかけてくれた彼女の健康的な黒い太ももが見えた瞬間にお尻にちんちんをぶちこんでしまった。消化器官を貫いた精液が、噴水のように屋上から校庭へと飛び散っていく。僕はこれから一体どうしたらいいんだろう。オナニーだけはするな、と僕のパパとママは言っていた。この世に存在するオークは僕たった一人で、パパとママなんか本当に実在したのか怪しいところだけど、でも確かにそう言ったんだ)お前はオークなのだから、オークらしく生きなさい。間違っても一人でちんちんから精液を出すような恥知らずな生き方をしてはいけないよ(そう言って微笑みながら僕を抱き上げたパパのあの掌の感覚は本物だったんだろうか? 今はそれすらもわからない)   (2018/11/15 18:50:28)

犬鹿蝶(けれど──僕はオークで、オークだからこそ正しく世界とつながることが出来ない。僕が生きているだけでこの世に生きている女の子が不幸になる。動物園で見かけたゾウの女の子にちんちんをぶちこんでしまった時からわかっていたことだ。まだ褐色の女の子の口からは僕の精液が止まらない。僕は今日より明日が、明日より明後日の世界がより良くなることを望みながらオークの女の子を待つ。歯を磨いて身だしなみに気を使って、そして女の子たちにちんちんをぶちこむ。午後の太陽の光を浴びて、噴水が虹色に輝いていた【了】)   (2018/11/15 18:50:44)

犬鹿蝶【部屋使用、ありがとうございました】   (2018/11/15 18:51:17)

おしらせ犬鹿蝶さんが退室しました。  (2018/11/15 18:51:20)

おしらせ平芳ゆな♀2年さんが入室しました♪  (2018/11/21 02:01:52)

平芳ゆな♀2年【お邪魔します。どこに投下しようか迷ったのですが、こちらお借りします】   (2018/11/21 02:03:43)

平芳ゆな♀2年(大丈夫?と問われると私はいつも大丈夫と答える。最早癖のようなもので、その言葉を口にするたび鉛を飲み込んだように何かが苦しくなっていたことに気づかされたのは、とある男の言葉だった。『大丈夫って言うけど、何が大丈夫なわけ?』私から見て友人の友人のそのまた友人ポジションである男のこの言葉を聞いたとき、なんてふてぶてしい男なのだろうと驚愕したのを覚えている。そういうの、普通は聞かないものだから。言葉に詰まる私を見て、男は笑う。『答えられないなら大丈夫じゃないじゃん。風邪ひいて具合悪いなら素直に辛いって言やいいのに。むしろ我慢されると周りに迷惑かかるって、アンタ高校生にもなって知らねーの?』こめかみにぐっさり刺さる勢いで放たれた言葉はまさに正論だった。だから余計何も言えずにいれば、男は私の腕を掴んで持ち上げ、引っ張るように歩き出す。大丈夫?と聞いてきた友人たちがどこに連れていくのかと尋ねれば、男は平然と保健室に決まってんだろ。そう言った)   (2018/11/21 02:04:08)

平芳ゆな♀2年(――そんな出会いを経て、男は何かと付き纏うようになった。私が男の前で ―男に対してでなくとも― 大丈夫と口にするたび、何が大丈夫なのか問いかけてくるのだ。そのうちなんだか悔しくなって、私は男にどう大丈夫なのか一々説明するようになった。ちょっと怒ったように素直な気持ちを吐露するそんな私を見て、男は何故か嬉しそうに笑うのだ。『素直じゃないアンタも悪いけど、実は大丈夫かって聞く方も悪いんだよね。そう聞かれると大抵のやつは大丈夫って答えるのが日本人だから』なんて、達観したように物言うそんな貴方は何人なんですか?思わず問いかけそうになった質問が顔にでも書いていたのか、男は『ちなみに俺はチェコスロバキア生まれです』と答えていたが、その国、もう存在していないのだけど…。そんな日本生まれ日本育ちの男がある日、言い出した。『好きな人ができたんだよね。で、さ。大丈夫?』私はその言葉をどんな顔で聞いていたのだろう。どこか食えない表情をいつも浮かべる男の顔に変化などなかった)   (2018/11/21 02:04:24)

平芳ゆな♀2年(大丈夫と答えれば、男はいつものようにどう大丈夫なのか問うのだろうか。いや、多分…きっと聞いてはくれない。そっか、とかそんな有り触れた相槌を打つのだろう。そもそもどうしてそんなことを聞くのだろう。私に大丈夫じゃないと答えて欲しいのだろうか、それとも…。ふてぶてしくて目聡いこの男なら、私の考えなど簡単に読めることだろう。だから、そう、だから)大丈夫…って答えても大丈夫?(私は男に尋ねる。男は瞠目して息を飲んだ。私は笑った。それはもう、盛大に笑った。『いつの間にそんな返しできるようになったわけ?』男は悔しそうに眉根を寄せる)さぁ…分かんない。実は私、日本人じゃないのかもしれないね(いつかのネタを返せば、ばつが悪い顔をした男はそれでも何も言い返さなかった)…ね、ところでさっきの話だけど。私も好きな人がいるの。今、目の前で悔しそうに睨んでくる人のことが私、好きみたい。ねぇ、それでも大丈夫?(数秒の静寂。そのあと響く彼の笑い声はとても軽やかなもので、私もまた、つられて笑ってしまうのだった)   (2018/11/21 02:04:41)

平芳ゆな♀2年【エロじゃないもの、ということでアオハルなのかそうじゃないのかよく分からないものをひとつ。お部屋ありがとうございました】   (2018/11/21 02:04:54)

おしらせ平芳ゆな♀2年さんが退室しました。  (2018/11/21 02:04:57)

おしらせ桜間 唯♀3年さんが入室しました♪  (2018/11/21 08:36:17)

桜間 唯♀3年【おはようございます、調子のってすみません、感覚過去作少し手直しして上げ直しお許しください〜】   (2018/11/21 08:37:02)

桜間 唯♀3年「よろしくお願いします。」(_その声を聞いた途端…時が止まった錯覚と同時に、腰骨から一気に背筋に電流が走る。椅子に座っていた足が、身体登り伝う電流に思わず爪先立った。幸運にも図書カウンター越しで誰にも見られてはいなかったが、小指がまだ変な痺れの余韻を含み、ピクリと小さく動いてしまった。ゆっくり目線を声主へ向けると、そこには記憶にすらない見た目の印象薄く顔も薄めの…唯にとっては「管轄外」な男子生徒が、何やら難しそうな本を差し出していた。)…はい、返却ですね。お待ちください…。(心情悟られぬように、平静装い本を受け取る。ほんの少しだけ彼の顔を注視したが、やはり見た目は「管轄外」のままだ。蔵書の多いこの学園の図書はバーコード管理。書面裏のバーコードを読み取らせれば、画面に「貸出中.〇年△組〇〇〇〇」と表示される。その名前をしっかりと頭の中で3回唱えて覚えてから返却の手続きをして)処理完了です、ありがとうございました。(事務的に答えてまた視線を向ける。彼は小さく会釈だけして去っていった。見送りながら、尚も消えない神経の逆撫での余韻。)   (2018/11/21 08:37:44)

桜間 唯♀3年(「よろしくお願いします」と記憶の中でまた反芻すれば、弱いながらもまた身体の奥が疼いた。品行不方正の代名詞の唯が図書委員会なのは、ここが混浴や保健室に次いでの「ハッテン場」だからで。まぁお仲間もそれ目的と解る面子多い委員会メンバーなのだが、唯一この貸出処理の係がネックだった。だが、このつまらない本の管理の苦痛さえ我慢すればここの鍵を難なく貸してもらえるのだから、多少の退屈は快楽の為と我慢していた。…また新たな本を探すのか、猫背気味の彼は本の森の中へ紛れて行った。横目でそれをしっかりと確認してから)…私、棚に戻してくるね?(普段なら絶対自分からやらない、返却された本の棚戻しの作業を同じ係の生徒に伝えて、本のカートを押しながら彼を追っていく。逸る気持ちを抑えて、他生徒の枝木を避けて森奧の静かなそこに彼は居た。他生徒が寄り付かない様な…濃い古い紙の香りのするそこに、彼はなんなく溶け込んでいた。やっぱり個人的に自分とは交わらない人種だと再確認するも、追わずにはいられなかった。異分子な自分を彼が視線だけ向けて確認してから、また手に持った本に視線を落とした。唯も、カートの本を戻す作業へ移行する)   (2018/11/21 08:38:42)

桜間 唯♀3年 …あれ……?(だが、にわか図書委員故に手持ちの本の背表紙に記された本の位置の記号が解らない。目の前の本棚の何処にこの本が収まるべきなのか、何度も本の記号と本棚を見比べながら悩み、見つけた先はなんと最上段。少し高めの唯の身長でも、届かなそうなギリギリの所だ。脚立を持ってくるのを面倒くさがり、背伸びしてめいっぱい手を伸ばして本を上げるも虚しい。あとほんの5センチなのに。ムキになり、かなりの厚みと重さのあるその本をフラフラさせていた時である…)「…危ないですよ」(ビクッと手が強ばる、と同時に手から本が奪われて本が森に帰っていった。耳元でのダイレクトに聞こえたその声に、また身体を強ばらせた。目を見開いて振り返れば、先程の「管轄外」くん。無言で視線を向けてしまっているのも忘れて、その唇に見蕩れる。身体か濡れる感覚が解る…吐息の温度が1℃上がった。)「貴重な本なので、落として壊れてしまっては……聞いてますか?」(響くそのトーンはほんの少し男の子にしては高め。普通の声なのに、どうしてか心が騒めく。何の変哲もないのに。極上の、声。)すみ、ません…あり…がとう。   (2018/11/21 08:39:26)

桜間 唯♀3年(惚けた頭でお礼を述べる。少しだけ変な反応に、小首を傾げつつ彼は森へ戻っていく。「よろしくお願いします」「危ないですよ」「聞いてますか?」(頭に流れるその声はリピートされて。流れる度にゾクゾクと快感走り、股奥がキュンとした…こんな声にもっと甘い言葉を囁かれたら、sexの時の荒い吐息を耳に受けたら、絶頂はどんな声なのだろう。目的の本を見つけたのか、2冊程手に取った「管轄外くん」は、唯の横を会釈し通り過ぎて行った。こちらはなんとか、ここの棚に戻す本を探すふりをしてやり過ごして。頭の中は爛れたエロい想像でいっぱいだ。彼女はいるのか、いや居てもいい一回だけでも構わない。なんとかスマホの録音起動させておいて、sex録音出来たら今後のひとりエッチのオカズにて…。あぁでも、身持ち固そうだな、なんとか抱いてもらうには…お得意の妄想を弾けさせながら、横目で彼の背中を見やる。いいお尻してる、腰はこそこそ強そうだけど強靭とまではいかなそう。問題ない、こちらで動けばいい話だ。…あの声が騎乗位して女性優位の状態で喘ぐ声も非常に気になる。あぁ、!やっぱだめだ3回はsexしなくちゃ。)   (2018/11/21 08:39:46)

桜間 唯♀3年(何もせず…しかも不可抗力で目の前のビッチが股を濡らして感じているなど知る由もない彼。そろそろ雌の匂いが漏れてしまいそうで、唯は早々に本棚戻しの作業を放棄する。早歩きでその場を後にして、カウンター越しに同委員に)ごめん、ちょっとだけトイレ…っ(と反論許さぬ早さで通り抜けて図書館出るも、姿は見失ってしまった。だが、もう止めようもない。その足で近場の…しかも男子トイレに逃げ込むように入る。誰もいないのは残念、足早に個室に閉じ篭もってショーツを引き下げると、クロッチからとろりと糸引く愛液。ひやりと外気に触れて冷たい。便座に座りショーツから片足抜いてそのまま便座に片膝座り。大きく開いた股、自分の右手の中指と薬指を口の中へ突っ込んで唾液絡ませてから濡れ指を膣口へ。)ん…っ、(くち、くちゅちゅく…と、入口を唾液と愛液絡ませて馴染ませる音が響く。男のシコる音とは全く違う、雌の音。左手でブレザー、前開きセーター、ワイシャツの順にボタンを解いて肌蹴させ、なおいっそう足を大きく開いて扉に向ける。)   (2018/11/21 08:40:06)

桜間 唯♀3年ぁ…っ♡(ぐちゅぅ…と音をたてて指を飲み込ませる。疼いたソコが刺激を喜び、快感に腰が思わず浮いた。抜き差しでなく、中を押し暴れさせるように指を動かしてスポットオナニーに耽る。)ん…っ…っ♡(気持ちいいのだか、良くなればなるほど、ソコはもっと大きな質量を求めて寂しがる。気持ちよさと歯痒さが同時に募ってゆく。欲しい…男が欲しい…肉棒が…っ!ともすれば。待ちわびた人の気配に一瞬指を止める。気配伺えば人数は2人…しかも、おあつらえ向けか話し方もチャラくて軽そうな「簡単に食べれる」匂いがする。にやぁと舌を出しながら微笑み、足先伸ばしたはしたなさで個室のロックを外す。そのままに扉を開け放てば…金髪と茶髪の男子生徒2人と目が合い、「うわぁぁ!?」と狼狽え叫ぶのは面白かった)…ぁはぁ…♡(右指でくぱぁと肉花開きピンク肉を蜜で満たし濡らして、ほぐしたソコを奥まで御開帳させながら、そのまままた指を膣中に入れ魅せて。痴女に出会った2人の生唾の音が聞こえる。良かった、この2人は前に食べてもらったことがある。)ねぇ…ハメてかなぁい…♡   (2018/11/21 08:41:02)

桜間 唯♀3年 (下衆なだらしないエロ顔で、2人を引き入れる。肉バイブは手に入れた。あとは音声を頭の中で「あの声」に置き換えるだけ。じっくりと作戦を練って手に入れよう。まずはこの身体の疼きを適当に解消させてから。2人が蜘蛛の巣に誘われるように個室に入り込み、鍵を締める。少々乱暴な性交渉をこちらが要求して、頭のゆるんだビッチは今日もまた股を開く。)んっ…ぁ…イイ…♡ん、逝っ、逝く……っぁあ…っ!!(2人分肉棒でようやく足りると思われる疼きの解消に文字通り身体の体液を吸い取り尽くされ付き合されたその後は、抜け殻のように干からびた男子2人をその場に残して、唇の艶を指撫でした唯がその場を後にしたとか、ナントカカントカ適当に〆__。)   (2018/11/21 08:41:25)

桜間 唯♀3年【場汚し失礼しましたぁーっ!】   (2018/11/21 08:42:12)

おしらせ桜間 唯♀3年さんが退室しました。  (2018/11/21 08:42:15)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが入室しました♪  (2018/11/21 20:38:18)

市原 芹緒♂2年【「五感シリーズ」乗っかって下さった皆様!心より感謝申し上げ!(一礼)そして、その他ご利用いただいてるPLサマも重ね重ねあざっす。感想は館長自部屋で呟いておりますよって、また暇つぶしにでもお目通しをば。】   (2018/11/21 20:41:19)

市原 芹緒♂2年【11月いっぱいまで「五感シリーズ」募っとりまふ。12月になると…例のイベントで学園は染まり始めると思いますので。他ジャンルも変わらず引き続き、書架をご贔屓に。毎度!】   (2018/11/21 20:43:35)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが退室しました。  (2018/11/21 20:44:04)

おしらせ宮野 瑠花さんが入室しました♪  (2018/12/1 00:02:05)

宮野 瑠花【こんばんは。初めましてなのですが、少しだけお部屋のスペースお貸しください(土下座)】   (2018/12/1 00:05:37)

宮野 瑠花(女の子には幼い頃から好きなものだけを仕舞い込んでいる宝箱が、誰しもひとつはあるらしい──それはここにいる女の子も例外ではないようで。それでも年を重ねるにつれて、いつの間にかその存在さえ頭から抜け落ち。数年振りに再びその箱を手に取ったのは、色鮮やかに染められた街路樹が寒風に吹かれ舞う頃だった。久々に帰省した実家の誰にも見つからないであろう秘密の場所に、何年も置き去りにしていた小箱。幸いにも木製の外観に目立った外傷はなく、簡易的なロックを外せば、小さな軋む音とパンドラの箱が開く)──これいつのだっけなー、懐かしすぎ(その中に散りばめられていたのは、今となっては何故夢中になって集めていたのか分からない綺麗なビー玉や、当時の親友とお揃いで付けていたキーホルダーなどなど。そのひとつひとつの思い出の品と記憶がリンクすると、思わず声を漏らしながら頬は緩み、時間の経過も忘れる程に宝探しは進んでゆく)   (2018/12/1 00:06:00)

宮野 瑠花(ある程度の品を発掘し終え、ふと箱底に隠すように置かれたシンプルな銀指輪を見つけた時、息が詰まる感覚に襲われた。割れた硝子の破片を扱うように、そっと掬い上げたシンプルな銀細工の施された指輪。その品に繋がれた記憶は、遥か昔の学生時代に交際していた年上の彼のこと。早く大人になりたい思春期少女には女性扱いが心地良く、釣り合うようにと背伸びしながら付き合うのが楽しかった。どんなに満ち足りた時間の後でも、いつか必ず別れが訪れると分かっていながら、たくさん笑って、たくさん泣いて。どれだけ傷付けられても、嫌いになれずに追いかけた人。恋と愛の違いを教えてくれた人──窓辺から射し込む西日を受け、反射する光が当時よりも陰って見えるのは、もう二度と会えないと分かっているからか。それとも彼の存在を「良い想い出のひとつ」として、処理出来ているからなのか。どちらが正解かなんてそんな野暮はしない。もう私も彼と同じ大人になったのだから)   (2018/12/1 00:06:34)

宮野 瑠花はーい、今行くから待っててー(そんな想いに浸ってしばらく、不意に聞き慣れた声に名を呼ばれると、意識は完全に現在へと引き戻されて。夕飯の手伝いをさせようと企む母の声に応え返しながら、色々な感情が詰まった銀指輪は再び宝箱へ。頭の片隅に追いやっていた、やっと思い出した大事なものたちの存在を忘れてしまわないように、小箱は元の場所に戻さず持ち帰ることに決めた。時の経過と共に人間の記憶は薄れ曖昧になり、最後は跡形もなく消えてしまう。けれど、物は消えない。それらが存在する限り記憶も思いも、全てそこにあり続けるような気がする。そう思いながら宝箱を手に取った左手薬指の小さな石が埋め込まれた金指輪が、夕暮れ時の橙の中でより光を反射して眩しく感じた──やっと彼の年齢に追い付いた、とある冬の日の記憶)   (2018/12/1 00:07:11)

宮野 瑠花【素敵な作品が多数ある中で恐縮です。お目汚し失礼しました、お部屋感謝です。】   (2018/12/1 00:08:30)

おしらせ宮野 瑠花さんが退室しました。  (2018/12/1 00:08:40)

おしらせさんが入室しました♪  (2018/12/2 00:58:59)

【ご新規さま。綺麗な作品あざっした。またのご利用を心より!】   (2018/12/2 00:59:57)

【「五感シリーズ」のプチイベント。参加いただいた方々へてんこ盛りの感謝を込めて館長まとめ。敬称略にて失礼。】   (2018/12/2 01:00:30)

【『視覚』「五条彰人♂3年 (11/8 10:12:25)」「 雫 (11/8 23:40:05)」「白石 未来♀3年 (11/14 06:53:44)」】   (2018/12/2 01:00:51)

【『聴覚』「鹿谷あき♀2年 (11/8 21:30:49)」】   (2018/12/2 01:01:13)

【『味覚』「桜間 唯♀3年 (10/23 14:42:24)(11/7 19:21:11)」 「市原 芹緒♂2年 (11/7 14:36:28)」】   (2018/12/2 01:01:31)

【『嗅覚』「% (11/7 18:09:05)」結城深紅♀1年(11/12 13:34:25)」】   (2018/12/2 01:01:47)

【『触覚』「平芳ゆな♀2年 (11/13 17:40:45)」】   (2018/12/2 01:02:03)

【あざっしたー!】   (2018/12/2 01:03:26)

おしらせさんが退室しました。  (2018/12/2 01:03:31)

おしらせ???さんが入室しました♪  (2018/12/4 06:16:35)

???(地に臥す貴方の姿は惨めという言葉が似合っていた 知りもしない傍観者の私ですら大言で壮語だと薄々勘付いていた そして最期は見るに堪えない姿を晒していたのだった)………貴方にしては大躍進じゃない?(切り立った丘の上、そこには無作法に被せられた土が盛られ、そこには傾いた十字架が突き刺さっていた 自身はその元で瞼を閉じては昨日の事のように獣の最期を振り返る。涙は流れても何度も拭う、指で拭えば、頬に伝うその涙は途切れるーーー悪態ついても指で拭う、拭えど溢れる涙は止めどなく 殺した筈の感情は涙腺を用いて解かれたようだった 瞼を開けば袖で強く拭う 後はこの腫れた眼を突然吹いた風で乾かすだろう 自身は深く帽子を被り直し傾いた十字架を真っ直ぐに整えた)   (2018/12/4 06:17:17)

???(今や現存数も極少ない同胞と言えども親近感だけで涙を流せるほど決して感受性豊かではない けれど嗚咽は暫く止まらなかった)(音は風に揺れる緑の音だけ、自身の尖った耳が反射で動けば、十字架を、そして盛られた土を直視することなく晴空を仰ぎ見る)こんな場所に葬られるなんて、主人の憎悪を一身に受け止めていたのか、それとも……ああ、ごめんなさい 何でもないわ(普段は心地の好い静寂を切り裂いてまで言葉を吐いた。身体は次第に落ち着きを取り戻し、その場で膝を折ると所々に緑が掛かった盛られた土に一枚の薄紅色の花弁を添えた)可憐で無垢な少女も開花が待ち遠しい綺麗な異国の花よ。あら?風で飛ばされるって?………良いじゃない。貴方も一緒に風に乗って環るといいわ(多少の風は十字架が遮るかもしれない 背を向けて歩を進めた時には既に飛び立っているのかもしれない 獣の行く先は分からずとも祈ることはできる)………次こそ起きてる時に来るわ(背を向け歩く自身の頬には涙の跡が繋がっていた────)   (2018/12/4 06:17:33)

???【勝手な想像で申し訳ございません(深々)そしてスペース大感謝!ありがとうございました!】   (2018/12/4 06:21:46)

おしらせ???さんが退室しました。  (2018/12/4 06:21:52)

おしらせ茉莉花さんが入室しました♪  (2018/12/6 04:00:04)

茉莉花(廃ビルの上はシノビの格好の戦場である。高所は風に吹かれて体勢を崩しやすくまた一般の人間の目に触れにくい。そもそもシノビの動きは一般人の目に触れぬものであるから後者の意味はほぼないのだが。ともあれ、今日もまた対立組織の我らは相まみえてシノビ同士の戦いを繰り広げていた。「はふー♡ はふー♡ はふー…♡」制服を纏った女は実年齢は分からぬが顔立ちは年齢相応のものであった。最近流行している若い女がが唇に引く鮮やかなショッキングピンクの口紅とは違う自然色に見えるな唇を歪ませて、荒い呼吸を繰り返す。コミックから抜け出したかのような現実感のない迫力の爆乳はむき出しになっていて、半端にボタンをあけたワイシャツと捲り上げたセーターの間からむき出しに覗き私の眼の前でユサユサと揺れた。「あ゛っあ゛♡入れんのかよ。堪え性がねーなオッサン。いいぜ早く挿入れろよホラ、あたしのグチョヌレマンコにさ」雌穴にえらの張った亀頭を押し当て穴を擦り上げると挑発してくる女。薄い笑みを浮かべながら膣肉を割り一気に奥まで突きさした)   (2018/12/6 04:00:23)

茉莉花(「ん゛ぉぉぉ♡」女は背を弓なりにし、上半身を暴れさせ乳肉を勢いよく揺らす。脚を大きく曲げてカエルのような恰好をして私の身体に脚を巻き付けて腰を小刻みに揺さぶり、たまに腰をうかせて押し付けては引いてきた。捲れ上がる制服のプリーツスカートから盛りあがった無毛の丘が見え、めくれあがり愛液の糸引く肉ビラが腰の動くごとに肉茎に絡む)殺スのではないのかネ?(皮肉たっぷりにそう告げると「うるせぇ、死ね」と女は返す。いうと同時に私の肉棒を咥えこんだ膣肉に力を籠め締め付けて竿全体を舐め回すように濡れ肉で擦り上げてきた。半笑いの笑みを浮かべたまま声を漏らすことなく、私が腰を突き出して、亀頭が子宮口に当たるとグリグリとこすり合わせると、女は再度体をのけ反らせ顎を見せ、舌を出して汚い声をあげた「ん゛ほぉぉぉ♡おほぉぉぉ♡」女の腰を掴み、抽送の速度を上げる。肉のぶつかり合う音に下品な粘膜の水音を立てて、射精に向けて腰を振りたくる。女の顔には半笑いがはりついて唇の端から涎が垂れ、キツい目つきは目じりがタレさがり眉はハの字に曲がっていた。唇は縦に開いて「お゛っ♡お゛っお゛♡」と下品な声を漏らす)サテ、仕上げダ。   (2018/12/6 04:00:34)

茉莉花(告げてトロトロの汁だくになっている穴を数回、力いっぱい突き上げて肉ヒダをエラで擦り上げると、女は間抜けな表情を歪ませて、ひょっとこのように突き出した口を動かし叫んだ。「イグっ♡マンゴ!イグうううう――♡♡♡」同時に、私の肉棒が雌の柔肉で扱きあげられて、女の最奥へと下品な音をたて、勢いよく吐精する。「はふーっ♡はひーっ♡はひーっ…♡」呼吸を荒げ、脚を私の身体に巻き付け、膣穴だけでなく全身締め付けるようにして絶頂を迎えた女。もはや使命を忘れた様子の女に表情変えずに伝える)達したかね。さて、これはキミの敗北と見なすのが的確か。ともあれシゴトを続けさせていただコウ。(「…できるのならな?」心地よい余韻に包まれていた様子の女が低い声を出した。ぐっちょりと濡れていた女の体液が熱くなり、肉棒をヒリつかせ灼け爛れさせていく。「ん♡ははは、はは♡アツいだろ、ほら、ほらぁぁぁ♡♡」発情したメスの声色に似合わぬ凶悪な愛液を絡ませ、肉厚の尻を揺さぶって達した後の肉棒に熱い、熱い柔肉を絡ませていく。…その瞬間、“私”の身体はかくりと動かなくなった)   (2018/12/6 04:00:44)

茉莉花(「…チッ、偽物か」“私”が動かなくなってすぐ、女は本体の場所を探り当てた。所謂変わり身の術としてスペアの『自分』を給水塔の上から眺める私を女は見上げる)ブツは滞りなく依頼主へ運ばせてもらウ。残念だったネ。…それでは。(「…いつから偽物だった?」消えようとする私に問いかけるくのいち。曖昧に笑みを浮かべるだけの人形遣いである私は、すぐに姿を消す。――出会ったころから敵味方であった我らのだまし合いは今日も続く。〆)   (2018/12/6 04:00:54)

茉莉花【お借りしましたぁー。季節もの関係なくて申し訳ないです!それではー】   (2018/12/6 04:01:36)

おしらせ茉莉花さんが退室しました。  (2018/12/6 04:01:40)

おしらせさんが入室しました♪  (2018/12/7 23:25:24)

【毎度ご利用あざます】   (2018/12/7 23:25:53)

【到来しております、某イベントに乗っかりつつ、某部屋での寝落ちの詫びも兼ねまして。】   (2018/12/7 23:29:26)

(——プレゼントは何気に催促されていた某ハイブランドのバッグ、それから有名三つ星レストランのクリスマスディナー…に加えて高級ワイン。これでもかというTHE王道クリスマスに目の前のカノジョはとてもご満悦のようで。それに比べて此方のテンションは何故かだだ下がり。いや…そりゃ確かに、カノジョがこんなふうに喜ぶ顔が見たくて、その為に日々仕事を頑張って来たんだけども…。何だろう。並べられた飯…味がしない。きらきらと輝いているはずの店内のクリスマスツリーのイルミネーションが色褪せて見える。何より、目の前のカノジョの笑顔を見ても、心が、気持ちが反応しない。)【→】   (2018/12/7 23:30:31)

(——『………どうしたの?』不思議そうに此方を見つめるカノジョの声にはっと視線を戻せば、ずきりと何処かに鈍痛が走って。)……ごめん…俺…(ダメだと何かが制する。それ以上言ったらダメだと。でも脳裏に浮かぶのは、小さなクリスマスツリーと、不恰好な手作りのリース。誰も見向きもしないオフィスの隅、楽しげにそれらを飾っていた姿。自分は予定がないからと、自ら残業をかって出て、きっとまだ会社にひとり残っているかもしれない。——立ち上がる自分を見て、今にも悲鳴をあげそうな顔のカノジョに告げる言葉はこの一言しか思いつかなかった。)…ごめん。【→】   (2018/12/7 23:30:57)

(特別なんの取り柄もない、ごく平凡な自分には勿体ないくらい、どこから見ても完璧なカノジョ。それをまして、きよしこの夜にフるなんて、自分でも本気でどうかしてると思う。だけど聖なる夜だからこそ、赦される想いもある…なんて、こんなどこまでも自己中思考はサンタもキリストも呆れ果てているに違いない。——後先考えずにとんぼ返りしたオフィス。灯りがまだついているのを確認したなら、エレベーターへと飛び乗って。突然開いたドアの向こう、当然ながらフリーズした彼女との間に暫し流れる沈黙。『…えっと………何か忘れ物?』ぱちくりと瞬きをする様子には小さく息をついてから一旦立ち止まる。ふと時計を見やれば、日付けが変わるまであと数時間。クリスマスの魔法は果たして発動するのだろうか。)いっちゃん最初にさ……あんたに「メリクリ」言いたくなったから。あ、プレゼントはとりあえず俺ってのはどう?(問いかけにはなんの答えにもなってないけど、意味がわからない、と笑った彼女。——その脇で光る小さなツリーの控えめなイルミネーションが、街中のどんな光よりも綺麗に見えたイヴの夜。)【〆】   (2018/12/7 23:31:37)

【お粗末さました】   (2018/12/7 23:32:20)

おしらせさんが退室しました。  (2018/12/7 23:32:23)

おしらせ白石 未来♀3年さんが入室しました♪  (2018/12/14 08:33:14)

白石 未来♀3年【なんかいろいろと掛け合わせてみる 目潰し失礼!】   (2018/12/14 08:34:03)

白石 未来♀3年(額の血管がもう一本浮き出た それは長い苛立ちを表し、イとラがもうワンセット追加されたようだ。自室のベッドに寝転び眉を顰める少女は手に持つ端末に向かって酷く低い声で問う)HIKARI 通知の設定方法を教えてくれ。(技術の進歩は目覚ましく言語を読み取り瞬時に処理をしてくれるのだ。その処理速度は端末の状態にもよるが僅か数秒で結果を出す。この自然言語処理、細かく言えばこの構文解析のアルゴリズムの精度に速度は数十年前では考えられなかったことだ。この利便性に生きる為に行う全ての行動効率は向上し……確実に人の思考力を低下させた)   (2018/12/14 08:34:26)

白石 未来♀3年「検索結果はこちらです」(ご丁寧に猿でも分かるような図を用いた結果が映し出された。と、思うのがこれまでの説明で予想出来る一文だろう。だが少女の眉間は更に皺が寄る。この図が恐ろしく難解なのだ。映し出されたのは説明図と言うより、まるでこれは幼児が描く絵だ。幼児の思考に発想は柔軟で斬新、この画面を覗くは少女と言えども形成した脳は大人と同等である。では幼児へと退行すれば理解できるのか?否、不明瞭の上、ナンセンスだ。とはAIの解答、実に辛辣である)(話は戻り少女は頭を悩ませる。この線に色は幼少期に使用してた画材に良く似ている。そうクレヨンだ そのクレヨンで引かれた線が一枚の中で暴れ回っている 突飛な色彩感覚を持つと自負する少女でも綺麗と感じる色使い。一目見て分かるカラフルである。とは言え何を表しているのか理解出来ないのは最初と同じ、様々な予想を立て端末を操作してもお目当てに辿り着かない。開発者の遊び心……とは言えお遊びが過ぎる では闇を纏う少女の感覚がズレている?否、それは流石に可哀想である。とはAIの感情だ)………ばかーーーー!!!!(瞬間、端末は宙を舞う)   (2018/12/14 08:34:55)

白石 未来♀3年【練習えんど!すぺいす感謝でーす!】   (2018/12/14 08:35:34)

おしらせ白石 未来♀3年さんが退室しました。  (2018/12/14 08:35:38)

おしらせ犬鹿蝶さんが入室しました♪  (2018/12/17 18:16:06)

犬鹿蝶【お部屋お借りします。呪術廻戦りすぺくと】   (2018/12/17 18:16:29)

犬鹿蝶僕ね、母乳がでるんですよ(二人の対峙する片割れがそう告げた。冗談にしては似つかわしくない空気のなか言ってのけた男は、見ていて息苦しくなるほどにきつく詰めたスーツ姿に、ネクタイ代わりに縄を巻いてその尾を左右の肩口に垂らしていた。青白い肌に三白眼の瞳ですくい上げるように、覇気のない視線を投げている)すごく気持ち悪いなお前(吐き捨てるよう言葉を受けたもう一人のほう、女は向かいの男と比べても頭一つゆうに高く、目測しても190を越える。浅黒い肌に金髪のツーテール。その体に纏っているのは、繁華街のジョークグッズでも扱っているような店に置いてある安っぽい体操着だった。胸を大きく押し上げるふくらみが、ゼッケンを上に推し歪めた部分に見える潰れた文字から、女の名前は鬼飼─おにがい、と読めた)ですよね。知ってます。お互いに殺しあう仲だとしてもこんな気持ち悪い事知りたくなかったですよね(二人がいるのは廃墟のようなコンクリートの建物だった。外に出すまいぞと固く決心をしたように、屋外への全ての口が黒い濡れた薄膜でもって噤まれているのは『帳──とばり』と呼ばれる結界術の影響だ)   (2018/12/17 18:16:53)

犬鹿蝶(まるで興味なさげに男を睥睨する女、鬼飼はゆったりと屈伸をし始める。ルーズソックスに外だと言うのに、上履き。その準備運動は男のおしゃべりが終わったら、それが殺し合いの合図であるかのように呪力が体に満たしていくのが男の目には見て取れた──が、彼の口が動くのは止まることがない)いつもその事を思うと死にたくなるんです。ホルモンバランスとかの影響らしいんですけど、なんで男が母乳出すんでしょう。僕、子供好きじゃないんです。あげる相手もいない母乳に意味あるんでしょうか、ないですよね。それって僕がまるで用無しの人間だと言われてるみたいで死にたくなるんです。死にたい(ぶつぶつぶつぶつ、炭酸水の気泡が水面に上がるように宙へ吐き出される些細な呪詛のことば)へェ…よかったな、この後サクッと殺してやるから。希望が叶うぜ(女が腕を頭上高くで組むと、二の腕と太腿が膨れたように盛り上がっていく。筋肉が増殖をはじめたように、女の体は少しずつ柔らかさを失い角ばって、硬く詰まる。呪力による肉体強化が生み出す、埒外の暴力は華奢な男をやすやすと壊すだろう、だと言うのに)   (2018/12/17 18:17:09)

犬鹿蝶ああ死にたい死にたい。死んでも呪いが残るなんて、本当に人間って迷惑な存在ですよね。僕が死んでも呪いの残穢が残るんでしょうか。嫌だなぁ、死ねば全部終わりになればいいのに。ねえそう思いませんか死ぬと綺麗になるとまだ死にがいがあるのに、僕の事なんか誰かが覚えていたらその分で嫌な気分になる人が増えるだけで、地球にちっとも優しくない(──おい、と殺気を孕んだ女の声が。ぴたりと男の口を止めた)その辺でいいか。この後さっさと殺しておしまいにしないと遅刻すんだよ。カラオケにな(一歩、一歩と女が近づいていく。距離は詰まり、死が濃厚に漂ってきて、男の目の前までたどり着くと右手を大きく振りかぶった赤黒く腫れあがるほどに血液のつまった拳)一発ぶん殴ってアンタは死ぬ。めんどくせー事を考えても考えなくてもアンタは死ぬ。アタシはそんでガラガラの喉でクリスマスのイルミネーションをアップして盛り上がるんだ。世の中単純なんだよ──暴力が勝つ(そして振り下ろされる拳が、肉を潰す音を響かせた)   (2018/12/17 18:17:27)

犬鹿蝶……僕の、呪術はちょっと変わってまして(一撃の後に、口を開いたのは男だった。鬼飼の拳は確かに顔面にめり込んで、その肉をひしゃげさせて、ざくろの実のように捲り上がらせて居た──鬼飼『自身』の顔を『自分で』殴りつけて)自分の気持ちを皆さんにおすそ分けできるんです。僕の言葉が死の許容値を越えた相手は、呼吸をするように自分から死に導かれる。騙し討ちのようですみませんが…「戦いを始める前に」って言ったの、あれ嘘でした。僕の術は口を開いた時から……(ぐちっ! と再び、鬼飼の拳が動いて言葉を遮ること数回、同じように自分の顔を殴りつける、手首までが鼻頭にめり込むほどに深く沈んだ拳を抜くと、グリンピースの欠けたシュウマイのような穴が見えた)そうかよ。それでも──(ぎょろりと、先ほどまで存在しなかった大きな単眼が見開いていた。ツーテールはねじくれ針金のように上向きに、まるで二本の鬼の角のように立ち上がっていた。隆起する筋肉がそこに居るのは人ではなく、もう鬼でしかなかった。ぎざぎざに尖った歯を剥いて、声色しか女でなくなった鬼飼が告げる)勝つのはやっぱり暴力だ。いくぜ(戦いはまだ、始まったばかりでしかない)   (2018/12/17 18:17:51)

犬鹿蝶【ありがとうございましたー!】   (2018/12/17 18:18:03)

おしらせ犬鹿蝶さんが退室しました。  (2018/12/17 18:19:03)

おしらせ高峰玲人さんが入室しました♪  (2018/12/17 20:04:21)

高峰玲人東京の都心から数十分、JRの某駅を降りると、商店街のアーケードはクリスマスの装飾で華やいでいた。行き交う人々には笑顔が溢れていたが、コートの襟元から吹き込むような湿り気を帯びた空気が、ひやりと俺を締め付け、白い息の一つ溜息をつかせた。クリスマスなのに予定がない、彼女がいない、そういうさみしい人間だからじゃない。クリスマスは俺の先生の命日だからだ。   (2018/12/17 20:04:36)

高峰玲人アーケードを抜けた向こうがわ、しばらく歩いたところにその墓地はあった。記憶をたどって探して歩いてゆくと、そこに見覚えのある簡素な十字架が一つ立っていた。仏式ではなくキリスト教式。そう、葬式の時には、俺は賛美歌を歌えなくて、最後まで困らせてくれた。とにかくいつも無理難題を押し付けてくる先生だった。卒論の時も、何百枚と書いた原稿を破り捨てて書き直しを命じてくれた。研究の手伝いをしろと、卒論の締めきりの1週間前に言ってくるような滅茶苦茶な教授だった。おかげで留年しかけたのだ。だが、俺のことをちゃんと見ている人でもあった。書き直した論文は教科書臭くなくなっていいものになったし、論文は締め切りに間に合ったし、記憶の片隅にも無い賛美歌は、初見でも歌えるような、理解しやすく平易なものであったのだ。   (2018/12/17 20:04:49)

高峰玲人キリスト教式の墓の前には、何をそなえればいいのだろう?この人は死んでも尚、生徒を困らせてくれる。なけなしの知識で考えた末の花束を供えると、眼を閉じて手を合わせた。ーーー卒業してしばらくしてから、先生は亡くなった。「あんなに面倒見てやったのに、高峰は一度も挨拶に来ない」、そういって病床で笑っていたそうだ。なぜ、一度も行かなかったのだろう?学校の目の前を通り過ぎたことも、時間のある休日も、いくらでもあったはずなのに。なぜ、と自分の怠惰に嫌気が差した。「死を忘れるな」。   (2018/12/17 20:05:04)

高峰玲人『死を忘れるな、ラテン語でmemento moriとは、『死の舞踏』と呼ばれる15世紀ヨーロッパの図像学的なモチーフであり、キリスト教信仰の変遷を物語るもので、ペストなどの疫病の流行によって徐々に人々の心にーーー』…あれだけ世話になったのに、講義の内容を断片的にしか覚えていない、不肖の弟子。覚えきれない数々の知識の中に、ひとつ、思い出せる対となる言葉があった。”carpe diem”、今を楽しめ。   (2018/12/17 20:05:23)

高峰玲人時を惜しめ、薔薇の蕾を摘まむのなら今、光あるうち光の中を歩め。生あるものはその力が尽きる時まで自ら歩み続けなければならない。それが死せる者と生きる者の約束であり、先に歩いてゆくものへの餞なのだ。屍は常に越えてゆかなければならない。死を忘れるな、その言葉は決してネガティヴなものではなく、よりよく生きようともがいた人々の群れの、意志の現れなのだ。   (2018/12/17 20:05:38)

高峰玲人死者との対話が終わり、目を開くと、冬の西日はどことなく暖かなものに感じられた。先生は生前数多くの著作をなされた。私もまた、と一人呟いた。私もまた、先生の数多くの作品の一つであると、いつの日か。黙祷のあと、背を向けて歩み去ると、既に日暮れとなり街には明かりが灯り始めていた。歩みと共に闇は深くなり、道標のように街の光が足元を照らした。道すがらに通り過ぎた教会からは、あの日初めて聞いた賛美歌が籠れ出ていた。『また会う日まで、また会う日まで。神の護り、汝(な)が身を離れざれ。』自分一人で行くから、と言い残した駅には誰かが待っているはずだ。生きとし生けるものは、その生のある限り、今を楽しみ、言祝ごう。聖し、この夜。   (2018/12/17 20:06:54)

おしらせ高峰玲人さんが退室しました。  (2018/12/17 20:07:05)

おしらせ結城深紅♀1年さんが入室しました♪  (2018/12/19 20:10:54)

結城深紅♀1年【お邪魔します。とあるD繋がりお姉さま向けに 少しばかり早めのクリスマスプレゼントをひとつ。】   (2018/12/19 20:11:53)

結城深紅♀1年(店頭に並ぶ煌びやかな装飾を纏った 贈り物向けの数々。定番冬小物のマフラーや手袋を筆頭に 香水 口紅の類や、何処かのお国の可愛らしい絵本にぬいぐるみ。選り取り見取りな彼等を陽気なBGMと共に眺める事数時間…此の曲を聴くのも、本日2回目。あちこちと店を変え、手に取っては置き、迷う。其れ程に迷う理由は─…)お嬢様、なんだよねー…。(恐らく並ぶ品々は簡単に手に入れられる。なんなら彼女自身で選んだ方が、質の良いモノになる筈。…そんな気後れが表情を曇らせる。とぼとぼと大した収穫も無く帰路に着けば、身体を襲う疲労感。そんな時に癒しをくれる物 コンビニで気軽に手に入れた焼き菓子すらもクリスマス仕様。パッケージを破った其れを見つめる事数秒、思い付いたように立ち上がり 口にされる事なく放り出された其れは何処か淋しげに見えるか、机の上にぽとり。急ぎ駆けつけた先は何度と無く脚を運んだ製菓材料店。目ぼしい物を籠に投げ入れ戻る部屋 淡い桃色のエプロンを身に付けては急ぎ調理場に立ち、持つ器具総出で次々と拵えること数時間。──オーブンから漂う甘い香りに思わず口角が緩む。)   (2018/12/19 20:11:57)

結城深紅♀1年…─できた。(真っ白なボックスの中に詰め込まれた、焼き菓子の数々。人型や雪の結晶型で型抜きされ甘く白い装飾を施された ジンジャーブレッド。ピスタチオの緑とベリーの赤を交互に並べ、聖なる夜色に染まる マカロン。本来であればアドベント期間に 指折り待ち侘び食す、ナッツや乾燥果物をふんだんに含んだ シュトーレン。自分が食べたくて作りました、そう後で打ち明けようと決め一欠片味見した ガトーショコラ。フォークで引っ掻き模様付けした ガレットブルトンヌ。汗などかいていない筈なのに、額を拭う仕草を見せるは心の安静を求めてか。手際の悪さに辟易してか。それでも満足げに眺めては 折角だからと写真に収め …恐らく何処かで画面を煌びやかに飾るひとつに使われる筈。金のリボンで箱を着飾ってやれば、其の交差した処へオーブンの待ち時間に認めた緑の封筒を差し込み。)   (2018/12/19 20:12:18)

結城深紅♀1年(紙袋にそっと身を置き 自己満足の贈り物を手に下げ向かうは彼女の使用人が控える場所。笑顔で彼等に手渡した処で、此方へ笑い掛けてくれるかは定かではないけれど、いつもお零れでお世話になった感謝を形にした 小さなビニール装飾を施した詰め合わせを渡せば、彼等も少しくらい笑顔になってくれるような気がする。箱の横に並ぶ其れ等を満足気に眺めたり。来たる2月の某イベントと然程変わらぬ贈り物は、気持ちがこもってるから と自らに言い訳し。肝心の気持ちは緑の便箋の中で伝えるべく届けられた筈。秋行事 出会いの感謝から始まり、次のデートの約束を強請る迄。そんな昂まる想いは散らつき始めた白い結晶への歓喜へとすり替えられた。見上げる空は其の霞を強め 銀世界へと景色を変えゆくだろう。手に持つギフトはこれから想い人に届けるものか、其れとも受け取ったものか。細雪が綿雪に姿を変え、地面を濡らし ホワイトクリスマスに浮き足立つ人の足で宿雪へと姿を変える前に、会いに行こうか。雪景色に見惚れ止まった脚は再び歩みを進めゆく。)   (2018/12/19 20:13:09)

結城深紅♀1年(耳に届く誰かのはしゃぎ声が心地良く思うのは、同じように それ以上に心が踊っているからに違い無い。誰かと共に過ごしたい筈の時間 少しばかり頂戴しては手渡した箱の中身は、今頃口にしてくれているだろうか─…気に入ってくれたらいいのだけど、と呟く独り言。ポケットにしまった片時も手放せない電子画面が震えると、脚を止め眺む先の文字に隠れる思いに綻ぶ頰。「今から行くよ。」──簡潔に届けた言葉、それ以外は肉声で伝えたい想いなのだから。第一声で伝えるは恐らく メリークリスマス の一言。踊る心に脚を取られまいと気をつけ進む歩みは、恐らく画面越しの愛ある論及故。今日は沢山の笑顔が見れるから なんて素敵な日なのだろう。箱いっぱいに詰め込んだ大好きの気持ちが 少しでも伝わりますように。あなたの素敵な思い出に 少しばかりの華を添えられますように。……寒さで朱く染まる鼻先にカイロを当て乍ら、白いマフラーを翻し 歩みを進める先で待つ、次の笑顔を受け止めに。)   (2018/12/19 20:13:26)

結城深紅♀1年【わかりづらいとこたくさん。メリークリスマス⁂ いずれ彼方でお話を。お邪魔しました。】   (2018/12/19 20:13:59)

おしらせ結城深紅♀1年さんが退室しました。  (2018/12/19 20:14:02)

おしらせ今井 瑠加♀3年さんが入室しました♪  (2018/12/21 15:31:29)

今井 瑠加♀3年【お部屋お借りします。こちらからもDな後輩ちゃんにプレゼント返しを。出遅れてしまったけど何とか間に合ったクリスマスです。】   (2018/12/21 15:31:37)

今井 瑠加♀3年(彼女と最初に話した時、彼女は王子に選ばれてお姫様となる前の本好きなお嬢さんで、私は左手を義手にした海賊だった。ハロウィンの夜だけの仮初めの役柄だったけれど、今日はその原点に立ち返ろうと思う。校舎から出てきた可憐なお嬢さんを誘拐するのはこの荒くれ者の役目で、私は使用人から借り受けたママチャリに跨がりながら彼女を拉致るのだった。流石に一年も終わろうというこの季節、教室内のような薄着では居られなくて、ピーコートの裾下から制服のプリーツと黒ハイの生足を出しつつ、スニーカーの足をペダルに引っ掻けている。星条旗柄のニットマフラーが冬風に靡けばそれっぽく見えるかも知れない。そんな格好だったけど、私は本気だった。彼女の予定がこのまま帰宅するだけであるのは使用人達による下調べで把握している。彼女から貰った焼き菓子を高く掲げて喜びの舞を踊っていた使用人達も、本気だ。本気の協力をしてくれた。ゆえに私は困惑する彼女を後ろに乗せて、掴まっててね、なんて気障ったらしく笑んでみせてからペダルを踏み込む事が出来たんだ、ママチャリだけど。これが一番安定ですからと、クッキーを齧る貸し手に太鼓判を押されたんだ)   (2018/12/21 15:33:15)

今井 瑠加♀3年(後ろに乗せる彼女は羽が生えたように軽い。違う、ここは“妖精の粉を浴びたみたいに軽い”と言うべきか。いっそディテールにまで拘ろう。ならさっきもピーターパン気取りで「ネバーランドに向かうよ」なんて誘っていれば良かったかも。過ぎてしまった事は仕方ないから一心不乱に自転車を進ませる。ハンドルを握ってサドルから腰を浮かせ、ぐんとペダルを踏む 。回転が重いのは坂道を上っているからで、街灯が灯る舗装路を二人乗りのママチャリは進んでいた。日没の早い冬季、空気も冷たい。雑木林の端を削るように設えられた蛇のような登り道、その頂上に私の目的地はある。体力と肺活量に自信はあったが、そこに到着した頃には流石に息が上がっていて、後ろから彼女が降りるのを待ってからママチャリを停め、膝に両手をついて息を整えた。正直しんどかったけれど、私自身の手で彼女を此処に連れてきたかったから) ……夜景!(ぜえぜえ言いながらバッグに入れていたペットボトルの中身で喉を潤して、そのままの流れで高台から見下ろせる街を指差した。夜の帳に包まれた下で灯りをともすビルや家屋は、遠目に見れば何となく集合体となって煌めいても見える)   (2018/12/21 15:34:09)

今井 瑠加♀3年(その上の濃紺の天鵞絨にも星は輝いているのだけど、夜景を見せてやる!と胸を張って意気がるにはちょっと足りない) ここは安達太良山でもないし、百万ドルとかの価値も全然ないし。星の綺麗さならマングローブ林で見たのが一番だったけど、………あたしが地力だけで連れて来られるの、此処が限界だったんだよね。(自転車は借り物だけど、誰の力も借りないでやりたかったのだから仕方ない。だって貰ったお菓子めちゃくちゃ美味しかったし、なんと全部手作りだって言うし。どれが一番好きだったか、全部と答えるやつ。あんな素敵なものに報いるのに、何かとびきり美しいものや可愛いものを買って贈り物にしてしまうのはスマートだけど、それじゃいけないと思ったんだ。だからって流石にこれだけじゃない。こんな肩透かしは前振りで、プロポーズのために何処ぞのお城の下でスタンバっちゃうような、心持ちはきっとそれに似ている。あの城を一時だけでも我が物だと思おうなんて恐れ多い事、私にはとても出来ないけどね!………それはともかく、) 一応、作ってみたんだ。(用意していたのは今流行りだと聞いたハーバリウム、プラチナクリスマス・ルカオリジナル)   (2018/12/21 15:35:03)

今井 瑠加♀3年(細長いボトルはガラス製だから割らないようにタオルでそっと包んできたくらい。冬の枯れた樹木に見えるヴェスペネストにスケルトンリーフ、シャワーグラス、カスミ草でボトルの中に作る銀世界。色を抜いたミニツガと、アクセントに真っ赤なペッパーベリーを入れて。ネイル用のゴールドスタッズを散らしたのは、今日不発だった夜景のぶんの星を此処に閉じ込めたから。今日の私はフック船長でピーターパンで、その上ピノキオまで気取ってみる) メリークリスマス、これからもずっと仲良くしてね。(スタッズの星達に願いを込めて、これで荒くれプロデュースの全日程は終了。帰り道は下り坂だから、いつもみたいにおしゃべりを交わしながら彼女を送る事ができる筈。何処まで行こう、王子様のとこまでお届けしましょうか。何度か聞いた彼の人との話が気になるのは友人として当然の事で、これでも恋バナ系は大好きだ。本気の使用人達が仕入れた来たあれやそれなネタの真偽も確かめたいところだし、良いでしょう、お姫様? スピードの出てる下り坂で振り向く事は出来ないけど、後ろに乗せた彼女が幸せそうな顔をしている事を期待して願う。どうか素敵な聖夜を!)   (2018/12/21 15:36:05)

今井 瑠加♀3年【お部屋ありがとうございました!ハハッ、皆にハピネス!(※例のボイスで)】   (2018/12/21 15:37:23)

おしらせ今井 瑠加♀3年さんが退室しました。  (2018/12/21 15:37:28)

おしらせCherryさんが入室しました♪  (2018/12/29 09:42:04)

Cherry【おはようございます、朝からお下劣ですがいつぞやのオークのお話に繋げてみました。書き捨てをお許しください】   (2018/12/29 09:43:02)

Cherryここね…間違いないわ(私はハイエルフ。白磁の肌を窮屈そうに制服でつつむ豊満な身体、人間の男なんか姿を見ただけで勃起、童貞なら射精してしまうだろう。プラチナブロンドの髪をヒロイン登場のごとく校門前で風に靡かせて、仁王立ち腕組みその人間界の学校校舎を睨みつけるは耳が尖ったアクアブルーの瞳を持つ超絶美女た。すんすんっと形整った鼻を使って魔力臭を嗅げば何ともケダモノ臭く、しかもくっさい悪臭はそこらじゅうから溢れていた。間違いなく醜悪獣のオークが此処を塒にしているようだ、退治しなくては。人間相手に叶う相手ではない、性欲も体力も製造精液も底知らずでメスと判断すれば即レイプするような下級モンスター。さぁはやく私に倒されに来なさい、お誂向きに上等のシルクのショーツが見えそうなくらいに制服のスカートを短くしてやり、面倒であろうブラジャーも無しでブラウスにピンクの乳首が浮いていてよ?横を遠巻きに通り過ぎてゆく男共が、後ろの方で前屈み崩れ半数がその場で立てない腰抜けになっているが知ったこっちゃない。)   (2018/12/29 09:43:08)

Cherry(目を閉じ千里眼的な能力を使うと…まだあんな所を歩いているのかあの豚オークめ、ぶつかった可愛いツインテールをハンドル使いしてちんちんをぶち込みおって。悪臭と許容量オーバーで顎関節を破壊している。慈悲の心で念波で救急連絡をいれておく、生命は助かるかもしれないが精神的には…可哀想だがあの豚怪獣の近くに寄ってしまったのが運の尽きだ諦めろ。)あの化け物は私にしか…っ!(凛々しく顔を引き締め、現れるであろう曲がり角を睨みつける。そして)…現れたわね!この獣オーク!いったい何人の罪のない女性をお前のその歪んだ性欲の犠牲にしたと思っているの!?(空気がピリピリしそうな覇気漂わせた一喝をしながら、その場で犬のようお座りする)報告だけで毎日毎日10人以上!述べで1000人は貴方の犠牲になって精神的肉体的に重篤なダメージを負っているわ、なんて下劣なの!!??(手を後に回しながら膝を開き完全M字開脚で純白のシルクサテンに包まれた秘部を突き出し晒す。秘孔部分からとめどなく溢れる雌液でぐっちょりと濡れて内腿まで濡らしており、その香りが彼女の広範囲周りに撒き散らされて周囲に倒れていた男子が更にその匂いだけでまた絶頂する。)   (2018/12/29 09:44:13)

Cherryこうなってしまっては、上層部も黙って見過ごせないの。貴方がオークとして生まれてしまったのを呪いなさい、私刑を執行します!!!(その不安定なちんちん強請りのポーズのまま、淫液染み込んだ可憐なる薄布をピンク色の爪が艷めく指先で横脇へ剥く…白磁の肌の無毛のピッタリ閉じた筋があらわれ、そこは雌液に濡れて太陽に光り反射し、神々しさすら感じる。)さぁ、大人し…ンブヒィィイイ♡♡♡(大人しく、逮捕連行されなさい!…っ!?こら、何をしているの!?や、止めなさい汚い…っそれは…っぺ、ペニスだというの!?なんて禍々しくて近くで嗅ぐと更に…オェッなんて悪臭…早々に然るべき機関においての拘束と隔離を…)んぁぁぁあひ、ひぎぅううううう♡♡♡ぁああ"豚ぢんぼぉぉお、ん、ほごぉおおひ、ひぃ♡まんご、まんごぎでゆぅ♡アッアッアッ嗚呼んひぎぃいいォ、ンホ、ぉ"お"♡ぎもぢぃいいでひゅう、あ、嗚呼ハイエルフおまんご如何でしょかぁあ、人間より子宮袋も強化してぇぇえんひぃぎ、ぃ許容量もん、ぉおおお♡ぁあ格段に改造してありまひゅう、心ゆくまでぇ中だし種付け孕ませしてくだひゃ、ぁいいい♡   (2018/12/29 09:44:30)

Cherry(くっ、この豚めっ!!!自分が何をしてるかわかっているの!?この高貴たるハイエルフにその汚物を入れて…何この膨らみ?まさかお前射精しようとだと!?)ぁぁぁああ♡♡♡ぐだじゃい"ぃいいい♡とくのぉ、ザーメンで子宮陥落させてぇええ"…♡淫紋でぇ、容量オーバーしたのは別空間に飛ばしてぇええ、後ほど味わい尽くして飲み干しますのでぇえええん、ぶびぎぃいいい、おっおっおっふ、ぉ"おおお♡♡♡(有り得ない…っ!有り得ない!!!言語道断です、今すぐその無様にへこへこする腰振りを止めろ!!!口に汚らしい唾液を擦り付けなるな!)んん、べろべろぉぉあ、ひぃ…♡ちゅ、っぢゅぎもぢぃぃでひゅううう…♡あ、ひぃ♡(やめろ!胸にふれるな!痛いっ、痛い!)ぁぁぁあひ、ひぎぃ♡ハイエルフの乳首おぢんぽぉ、あがぁぁあ♡みゆくタンクにして、オークあがちゃんのママにじでぐだひゃ、あ、……♡(くそぉ、せめてここだけは!子宮だけは守る…ハイエルフのプライドにかけて!)   (2018/12/29 09:44:45)

Cherryあ、あっ♡そこは子宮の奥きちゃぃます、ぅうう!!奥の、奥のっっぅ♡ダメ、そこ来たら狂っっっ………(コツン、ゴツンゴツゴツっ…グリグリ!!!ぐりりりっっ…ず……っっぷぅんんんっ)んぶ、んぃひぃいいいいいい────っ♡♡♡子宮姦アグメ、ええええ♡♡♡♡♡あ"ぁあ────いぐ、いぐぅうううっ!!!!   (2018/12/29 09:45:01)

Cherry《ぶびゅるるるるるっとエルフの淫穴の隙間から噴水の如くもれ溢れた精液は、彼女の周りを泥水に変えるほどに溢れて、それでもまだ二発目、三発目とオークの性欲処理はとまらない。大見得切ったその通り、普通の人間の女子より遥かに耐久性の高くそして身体的にも頑丈でオーク相手にはお誂え向きだ。特に性欲狂いになって色街堕ちした日々オーク以上の化け物とまぐわっていた汚エルフの脳内改造などは、今後予想される人間女子への被害を考えれば天秤すら図らずもだ。一時でもハイエルフの夢を見られただけでも彼女は本機関に感謝こそするだろう。おっと、5発目を出し終えたオークが汚エルフの足を引きずり持ちながら家へ帰る模様…どうやら住処へ持ち帰って続きをする様子です。今のところこの作戦はすべて順調に進んでおり、対オークにおいて有効な手段であると思われます。今後もサンプルとして検証を進めてゆきたいと思っております。危険を犯し凶悪で凶暴なメスオークを生け捕りにするより遥かに予算も危険度も少ないと定義いたします。》   (2018/12/29 09:45:19)

Cherry 《今後倫理的観念でのご理解を得られれば今検証に快く脳内作替手術と身体改造手術に、多少の資金で協力してくれた彼女も今後の我らの活動を支持しておりました。なお、初回検証なので耐久性の面での不安要素が高くなっております。もう少し子宮内膜強化を加え、内部吐精液における四次元空間への異空間設置とその通気口の子宮内部手術を腹腔鏡手術での施行した【新サンプル】の用意は出来ておりますので【プロトタイプ】の破棄が認められた時点で第2作戦にフェードしたいと思います。──報告は以上です》   (2018/12/29 09:45:35)

Cherry【深礼】   (2018/12/29 09:46:55)

おしらせCherryさんが退室しました。  (2018/12/29 09:46:58)

おしらせ高峰玲人さんが入室しました♪  (2018/12/31 00:24:34)

高峰玲人【お邪魔します。】   (2018/12/31 00:25:01)

高峰玲人その少年は騎士になりたかった。ロランの歌、アーサー王と円卓の騎士の物語、トリスタンとイゾルデ、ローエングリン、三銃士。退屈しのぎに与えられた本の中から、騎士の話を好んで読み、シャルルマーニュ大帝の肖像を図工の時間に描き、オルランドの死に涙し、ランスロットの不義に憤り、中華料理のレストランの円卓はギャラハッドを気取って常に13番目を選び、夏休みの自由研究には聖剣デュランダルを段ボールで作り、エクスカリバーを近所の沼に投げ入れては、湖の精霊が手を伸ばして掴み取るのをわくわくしながら一日中待っていた。   (2018/12/31 00:25:35)

高峰玲人少年の中で、いつも心躍る冒険であったのは円卓の騎士の物語と、聖杯の探索だ。キリストの血を受けた聖杯、それを探しだした者こそが最高の騎士と呼ばれる、そのことに憧れていた。少年の将来の夢は聖杯を探し出すこと。それを聞いた大人たちは笑い、いつしか、少年は昔話の主人公のように「ほらふき男爵」、ミュンヒハウゼン男爵とあだ名がつけられていた。少年は逍遙とそのあだ名を受け入れた。   (2018/12/31 00:25:59)

高峰玲人少年は大人になり、現代に甦った遍歴の騎士は、やはり聖杯を探していた。図書館で古書を探し、ネットでProject Gutenbergを隅から隅まで読み漁り頭に叩き込み、古語を学び、コンスタンティノープルとアンティオキアで古文書を漁り、ロードス島でテンプル騎士団の記録を探った。ベツレヘムで死海文書をユダヤの司祭と共に紐解き、プラハの魔女にヴォイニッチ手稿をホムンクルスの材料と引き替えに手ほどきされ、エチオピアで、西アジアで、ネストリウス派キリスト教徒の異端教会の痕跡を訪ねながら、聖杯があるとされたプレステア・ジョアンの国を探した。何年も、何年も。楽しかった。そのことは何よりも楽しかったのだ。   (2018/12/31 00:26:49)

高峰玲人何年も何年も経て、聖杯はツェル・アム・ゼー付近の山中に祀られていた、という記述を、アトス山の修道院の狂った男の日誌の中に見つけた。いままでに無かった記述に心が踊った。アルペンの山々は峻厳であり、探索は容易いものではなかった。岩肌が多く勾配の激しい山々を、当てもなくさすらい、幾度か滑落しながらも、巡礼の旅であるかのように寡黙に歩いた。だが、探し求めても、やはり見つかることはなかった。探しているものはここにはないのか。雨に打たれ、くたびれた身体で、その山間の村の教会を訪れてしばしの休息を求めた。礼拝堂には蝋燭が灯され、老婆が一人、椅子に座り目を閉じて祈っていた。その片隅で彼は雨で濡れて冷えた身体で蹲っていた。   (2018/12/31 00:27:59)

高峰玲人…見つからなかった。全てがこの場所だと指し示していたのに。蝋燭がちりちりと静かに燃える、その視線の先に祭壇があり、その一番奥には古びたタペストリが飾られていた。そこには見覚えのある絵が、イコンがあった。葡萄酒を注がれる盃。口の中は乾いて、銅の味がした。あれはなんだ、と傍で祈る老婆に問いかけた。ずぶ濡れの怪しい東洋人にきつい口調で問い詰められても、その老婆は、淡々と穏やかに、それがあたかも当たり前のことであるかのように答えるのだった。”Graal”、グラール、杯だ、と。彼が求めていたものは、人々の信仰の対象として確かに実存し、人々の心の中に普遍的なものとして偏在しているのだ。ここに、そこに、どこかに。彼は神の指先にわずかに触れた。   (2018/12/31 00:28:34)

高峰玲人遍歴の旅は終わりを迎えようとしていた。シュヴェヒャート空港から成田へ、この飛行機に乗れば、聖杯の探索は終わりとなる。騎士は今日をもって廃業しよう。先達のように槍の名手にはなれなかったし、13番目の席に座ることはなかった。ランスロットは聖杯を見つけられずに、代わりにグウィネヴィアを見出した。彼はそれで十分報われたのだ。自分もまた、遍歴の果てに報われた思いがした。故郷で待っている人々の面影を懐かしく思い出していた。   (2018/12/31 00:29:06)

高峰玲人いつの日か、旅の果てに見出した、嘘と欺瞞と一縷の真実について話をしよう。ザルツカンマーグートの静謐な湖のほとりの、古城の塔に封じられた髪の長い女の話を。海賊ピリ・レイスの地図に記された、新大陸の永遠の泉の話を。ワラキアのカズィクル・ベイの心の臓に白木の杭を打ち付けた話を。アフリカのキリマンジャロ山頂の永久凍土に眠る獅子の王の話を。そして、ほらふき男爵の聖杯探索の物語を。心躍る冒険の数々の体験を、その記憶を、いつの日か。   (2018/12/31 00:29:45)

高峰玲人【お部屋どうもありがとうございました。】   (2018/12/31 00:30:18)

おしらせ高峰玲人さんが退室しました。  (2018/12/31 00:30:22)

おしらせ市原 芹緒さんが入室しました♪  (2019/1/1 18:40:15)

市原 芹緒【明けましておめでとーござーます。去年は沢山の素晴らしき作品に出会う事ができ、館長感謝の意しかありません。今年も、部屋タイ通り…日陰の陽の目という部屋であるように願いつつ!新年の挨拶とさせていただきま。良きロルライフを!(一礼)】   (2019/1/1 18:44:43)

おしらせ市原 芹緒さんが退室しました。  (2019/1/1 18:45:08)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/1/10 21:13:58)

【わかる人にはわかる!わかる…はず!気にせず進め!】   (2019/1/10 21:14:33)

(——何かを拒絶するように墜ちた深い眠り。閉ざされた瞼はいつ開くのかは己自身もわからない。失ったものの大きさに押し潰される心を認めたくなくて…それでも「生命」という時の流れは滔々と。そして、永久に近い時間を生きる己たちには「死」は即ち「破滅」を意味するも、繰り返される輪廻は確かにあると信じたい。)………涙…?(薄暗い部屋の中にはなんの光も差し込まない。己を包むのは静寂だけ。だが、どうも夢現の境界線を行ったり来たりし過ぎたか。それは喉の渇きさえ忘れさせてしまうようだ。——霞がかかったように、ぼんやりと脳裏に浮かぶのは朽ち果てた十字架と……)…あのシルエットは……(声にならない声は誰の元へ届くというのか。もうこのまま何も感じず…何も求めず…ただ眠っていたい。受け入れることの難しさへの葛藤だけが、重石のようにのし掛かる。——わかってる…わかってるから、それ以上何も言うんじゃねぇよ。己の弱さの正体なんて、とうに痛感してる。だから…もう少しだけこのまま眠らせてくれ。——全ての欠片が集まるその時まで。)【〆】   (2019/1/10 21:15:02)

【もいっちょ行くぜ!あ、こいつネタぱくってやがる…とか思ったら負け。苦情クレームは別所にて受け付ける(はず)wwww】   (2019/1/10 21:16:57)

(——さめざめとした静かな泣き声…むせ返るような生花の匂いとそれに混じる線香の香り。無機質な読経の声を、祭壇の中央に飾られた遺影の虚しい微笑みが見下ろして。——黒いスーツに身を包み、真っ白な手袋をはめた両手を体の前で軽く重ね組んだまま、別れの式典の進行を後方から見守るのは、どこか冷めた目をした青年。やがて粛々とした悲しみの空気は、最高潮へと。柩の中に横たわる故人を偲び、想い想いの言葉を込めた花で柩を埋め尽くす遺族と参列者たち。互いに支えあうように柩を囲み…そして今生の別れの時。)——御出棺にございます。(深々と頭を下げてから、静かに柩の蓋を閉めれば、なお一層の泣き声が辺りを包む。その中で青年は感情の一切を表には出さず、スタッフに合図を送り、その場を後にした。)【→】   (2019/1/10 21:17:41)

(——片付けも終わり、がらんとした式場。上座に据え置かれた白木の祭壇が寒々しくも見える。片手を広げ、メガネのリムを持ち上げれば、勤務中はサングラスは厳禁だと社長から釘を刺されているのも、不機嫌の理由のひとつではある。——「死」という不可解なものにいつから慣れてしまったのかを青年は覚えていない。繊細な感情は何処かへ置き忘れてしまった。人間が肉体という形を維持していられる最期の時を取り扱うことを生業としていることにですら、なんの思いも抱けないのだから。)【→】   (2019/1/10 21:18:08)

(——踵を返し出口の方へと向き直れば、1人の壮年の男が佇んでいる。見知ったその顔へと近づきながら、鋭い眼光に苦笑い。)…本日はどのような?『……この場所へ明日…。』差し出されたのは、一枚のメモと封筒。斜に構えた姿勢でメモへと視線を落とすも、訝しげに男を見やる。)柩と諸手続きは承知しましたが…これはどういう?(手にした封筒の厚みが何を意味するのかを青年は察するものの、行き届いたサービスを実行するには、まず情報の収集は基本中の基本である、というセオリーに青年は従う。『………遺体は明日、その場所で、ということだ。今はまだ…《遺体ではない》からな。』吐き捨てるような男の言葉に、青年の表情が初めて緩む。)…発注、確かに承りました。(——頼んだぞ、一言そう告げて、男は扉の向こうへと消える。頭を軽く下げて見送れば、メモを握りつぶし、それから何事もなかったかのようにネクタイを正して。)【→】   (2019/1/10 21:18:38)

——「『社葬から家族葬…どんなご要望もお気軽に当社まで。24時間体制でお待ちしております。勿論…《密葬》もお気持ち次第でご相談承りますのでご安心下さいませ。〜◯◯セレモニー 営業担当 〜」【〆】   (2019/1/10 21:19:10)

【撤退】   (2019/1/10 21:20:36)

おしらせさんが退室しました。  (2019/1/10 21:20:40)

おしらせ高峰玲人さんが入室しました♪  (2019/1/11 20:09:52)

高峰玲人この仕事をしていると、一年に一度だけ、こんな日がある。娯楽施設の園長、金に汚い彼が気まぐれで始めた慈善事業の日。近所の福祉施設、病院、そんなもので暮らすこどもたちを無料で招く日には、夢をいっぱいに抱えた彼らが、わずかな小遣いを手にしてやってくる。親のいないこども、親と別れたこども、捨てられたこども、そして病を抱えるこども。彼らは一様に、無表情だがどことなく温かい笑みを浮かべた職員に連れられてやってくるのが常だ。ここでは全てを平等に扱う。親のある子も、親の無い子も、健康な子も、健康ではない子も、すべてが等しくいとおしい。我々の仕事は全てを等しく歓迎することだ。普段は笑わぬこどもたちの、その笑顔の数だけ、金にがめつい園長の魂に安らぎがありますように。   (2019/1/11 20:10:04)

高峰玲人夢の国などと呼ばれるここは、普段の彼らには思いもつかない、文字通りの夢のような場所だ。テレビの中でのお話の通りの、色とりどりの施設に楽しい遊具、そして冷えていない温かな食べ物。普段は我慢し、抑圧されていた彼らの表情がほどけてゆき、自然な笑顔になるたびに、我々はそのことに喜びを感じる。彼らのわずかなお小遣いをいただくことに罪悪感を覚えることもあるが、我々はあくまでも、笑顔を作るためのプロフェッショナルだ。この日のためにこつこつと貯めた十円玉は全て、アイスクリームや、キーホルダーや、小さな玩具に変わる。それを手にした彼らの満足そうな微笑みを、自分だけのものなのだと誇らしい顔つきを、生涯、忘れることは無いだろう。   (2019/1/11 20:10:22)

高峰玲人楽しい時間にはいつか必ず終わりが来る。閉園の時間、こどもたちとの別れはいつも寂しいものだ。金銭の面で、健康の面で、もう二度とは来れないかもしれないこどもたち。施設には帰りたくないと駄々をこねるこども、戻ることのない父母を慕い待つこども、何かの治療で髪の毛を失い、二度と来ることはできないと悟った表情のこども。彼らの手にはいつも、安っぽい「今日の思い出」がぬいぐるみとして大事そうに握られている。そのちっぽけな贈り物の、小さなてのひらに占める重さを知るたびに、私はまるで頭の悪い阿呆のように泣いた。本当は泣いてはいけないのだ。これが彼らとの約束であるから、言わなければならない。「また来てね」と、無表情を張り付けたような、薄っぺらい、奥歯を噛み締めた笑顔で。   (2019/1/11 20:10:39)

高峰玲人いつの日か、長い冬が終わり春になれば、我々はまたここで出会うだろう。彼らの生きる希望の中に、共に過ごした思い出の中に、死んだこどもの色褪せた写真の中に、我々は生き続けている。いつか海へと還る清冽な雪解けの水のように。ここに集う人々が「また来たい」と願う、その言葉こそが我々の喜びであり、誇りであり、この仕事を選んだ我々の矜持の全てである。本日の業務、全て、異常なし。   (2019/1/11 20:10:59)

おしらせ高峰玲人さんが退室しました。  (2019/1/11 20:11:11)

おしらせ高峰玲人さんが入室しました♪  (2019/1/22 20:20:29)

高峰玲人【遠慮はいらん、と館長が仰ってくれたので。感謝しつつ。】   (2019/1/22 20:20:53)

高峰玲人チョコレートケーキと言えば、わたしはザッハトルテがとてもとても好きなんだ。色々食べたのだが、やはり、ホテル・ザッハーの「元祖」とされるザッハトルテが一番であるように思う。黒い宝石みたいな、美しいケーキ。アプリコットジャムが入った濃厚なチョコを甘くない生クリームをたっぷり添えて食べる、そして苦みの強いコーヒーを飲む、それがおいしい。ホテル・ザッハーはウィーンよりもザルツブルクの佇まいのほうが好きだ。あの街には、いくつも思い出がある。ホテル・ザッハーの玄関には、ベルマンが正装で立っていて、ゲストを暖かく迎えてくれて、そして不審人物を追い払うのだ。その昔、まだわたしが可愛い少年で、とある身分の高いお方に玩具として飼われていた頃、よくお使いに行かされてザッハトルテを買わされていたのだけれど、よくこんな東洋人の少年を迎えてくれたものだ。今にして考えると明らかに怪しい少年。笑い。ホテルの一階の、少年には敷居の高かった、重厚感のある調度品の喫茶店を思い出す。懐かしい。   (2019/1/22 20:21:38)

高峰玲人モーツァルトの産まれた街、ザルツブルクの名物といえばモーツァルトクーゲルというチョコレートのお菓子。名前はモーツァルトだけど、かの大音楽家とは何の関係もない。これはピスタチオの餡をチョコレートで包んだ丸いチョコレート菓子だ。よく、ザルツブルクのお店ではミラベルの赤い包みをよく見かけるけれど、本当に美味しいのは、青い包み紙の、フュルストのモーツァルトクーゲルンだ。ザルツブルクの中心とも言うべきどおり、ゲトライデガッセを西に進んでゆくと、Fürstのお店がこぢんまりとある。綴りこれで合ってるかな?しばらくぶりのあの国の言葉はもう忘れてしまったよ。もし、あなたがザルツブルクに行くことがあったら、ぜひ、石畳の路を歩いて、その街の空気に触れて、その店を訪れてほしい。ミラベルの大量生産品とは違う、甘すぎない、ハンドメイドの上品なチョコレートの味わいを楽しめる。ここにもよく買いに行かされた。懐かしい。   (2019/1/22 20:22:16)

高峰玲人古都ザルツブルクは手のひらサイズのこぢんまりとした、とても綺麗な、いい街だ。街の中心にはホーエンザルツブルク城があって、多くの石造りの古い建物があって、石畳を歩く足音がリズムを刻む、とても楽しい街。中心を少し外れたところには小高い丘の公園があって、そこからは夕日に染まってゆくホーエンザルツブルク城の姿を、そして夜の帷とともに暗転する姿を、そして、それを抱く街の色の移り変わりを見ることができる。その美しいことといったら、なんと表現すればいいのだろう。暮れなずむ石造りの古都は朱色に染まり、どこかからバイオリンと、チェロと、ギターと、歌声が響きはじめ、ゲトライデガッセに陽気な人たちが少しずつ集まって、賑やかで楽しい夜を迎える。そうやって、ずっとずっと昔から、ここの人たちは生きてきた。何百年も、この街の変わらぬ姿なのだ。夕日が沈んでしまうまで、人々の喧騒が遠くから響くのを聞きながら、小高い丘の上で飽きることなく眺めて、そんなことを語って過ごすのが常だった。その古都で育った、その街そのもののような亜麻色の髪の少女と。   (2019/1/22 20:23:12)

高峰玲人その少女はその町で育って、そこから一歩も出たことのない子だった。まるで石造りの街のように固くなで頑固で我儘で、その街で奏でられる音楽のように自由に語り、自由に歌い、それでいてその街の歴史に縛られた、自由の無い血筋の少女。彼女と語らうことは、わたしには何よりの福音であり喜びだった。目を閉じれば、彼女が歌うその声も、言葉の数々も、隣に座る体温も、掌の柔らかさも、夕日に染まる横顔の美しさも、華奢な肩の感触も、肩にもたげた頭の重さも小ささも、覗き込んだ瞳の色も、吐息の温かさも、そして、終ぞ触れることのなかった唇の甘さも、何もかも、懐かしく、思い出せる。そう、何もかも思い出せる。記憶の宮殿に佇めば。…シュニッツェルが出てきたよ。冷めないうちに食べよう。フルーツのジャムはお好きにどうぞ。甘いソースは、お肉と合わないという人もいるからね。   (2019/1/22 20:23:44)

2018年11月15日 18時49分 ~ 2019年01月22日 20時23分 の過去ログ
《市原の脳内妄想書架》
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