チャット ルブル

「お題に翻弄されて(仮)」の過去ログ

現在のルーム
過去ログ一覧
タグ 言葉  書庫  ロール


2019年06月05日 09時39分 ~ 2019年06月27日 20時58分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(Android docomo spモード)  (2019/6/5 09:39:33)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/7 01:08:14)

【わっ、最初かぁ】   (2019/6/7 01:08:30)

(紫陽花。紫陽花と聞いて想像するのは、「雨」「梅雨」位だろうか…イメージとしては、余り良いイメージがない。映像なら、雨に濡れる紫陽花というところだろう。この時期になると、いつも思い出す「紫陽花」改めてネットで調べてみると、花言葉は「移り気」「浮気」「無情」…そうか、そういう花言葉だったか。彼女が好きだと言っていた紫陽花。綺麗に咲いている…。この時期になると、いつも紫陽花が見に行きたいとせがまれた。どこが良いのか分からずに、しぶしぶ連れていった。「綺麗だよね?」と聞かれて「そうだね」と素っ気ない返事に、ムッとされたっけ…その時の顔は今でも忘れない…頬を膨らませて、怒った顔をする。彼女はピンクの紫陽花が特に好きだった…。そんな事を不意に思い出す。ピンクの紫陽花が咲き誇る傍に立つ彼女のお墓の前…雨の中で傘を差しながら、傍に咲いてる紫陽花を見て呟く「紫陽花は…嫌い…だ。」でも紫陽花に罪はない、ただその場所で、綺麗な花を咲かせているだけ。…それでも…全てを思い出させる紫陽花は…やっぱり好きになれそうにない)   (2019/6/7 01:08:59)

【脱兎】   (2019/6/7 01:09:07)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/7 01:09:10)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/10 01:25:37)

【雨の散歩にて…】   (2019/6/10 01:25:52)

湿った空気感が好きだ。木々のざわめき、全てを等しく包み込む雨音…そっと握りしめた柔らかな体温を離さないように引き寄せる。恥ずかしげにうつむく君の頬がほんのり朱に染まるのを楽しげに眺める。「綺麗だね。言ってた通りの場所で気に入ったよ。紫陽花寺とはうまく言ったものだね。麻衣子の浴衣も可愛いけどね。」さりげなく浴衣姿を褒めながら、首元から項のラインに視線を這わせ笑みを浮かべながら、どうしても女性の後ろ姿に色気を感じる自分の性癖に内心苦笑いする。さりげなく紫の紫陽花をあしらった淡い青を基調とした浴衣が女の体のラインを美しく見せる。 「足元気をつけて。石階段は濡れて滑りやすくなってるよ。」さりげなく斜め後ろに回り右手でさらに引き上げるように支える。「ぅぅっ」「ちょっと歩くのしんどくなってきたかな?もうちょっとで境内につくから、そこに茶屋あったら入ろうな」左耳にそっと囁き、足元がフラフラとするのを支えるのにさらに力を右手にいれる。   (2019/6/10 01:26:14)

「やーーっ」歩くのがやなのか、茶屋にはいるのがやなのか。曖昧な女の返事にまた引き上げつつ少し心に黒いものが疼き始める「何がやーなの?これだけ可愛がってるのに」低い声で言葉を落としながら、浴衣越しに掴んだ縄のせいで乱れた浴衣を左手で軽く整えてやる。 「ゆ…ゆるしてください。裕様…。」「ここからが愉しいところやろ?お前が散歩したいって言ったのだから最後まで付き合ってもらうよ」 体中に巻きつけられた俺の意思とも言える縄に抱きしめられ朱に染まった女を見つめながら微笑み、背後に映った色とりどりの淡い色を綺麗だなと感じた。   (2019/6/10 01:26:28)

【続くかもしれない…】【脱狐】   (2019/6/10 01:26:59)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/10 01:27:03)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/10 02:16:23)

【紫陽花を想って】   (2019/6/10 02:16:39)

(ようやく雨があがってきたので目的の高台を上っていくと、そこは一面の紫陽花とその向こうには真っ青な海が見渡せる。雨の匂いが残る中、青とピンクの紫陽花が視界いっぱいを占領するように広がっている。大きく深呼吸をすると、海風と交じり合ってむせかえるような花の香と潮の香が交じり合って吸い込まれていく。)綺麗に咲いたね、今年も…。   (2019/6/10 02:17:23)

(周囲を見渡すと、この辺一帯はピンクの紫陽花が咲いている。そういえば、紫陽花はリトマス紙と同じだって聞いたことある…。土壌の成分が酸性かアルカリ性で花の色が変わるって聞いた。ピンクの花が咲いているこの付近はアルカリ性の土壌。日本の土は酸性が多いってきいたことある。「貴方は紫陽花はどっちの色が好きだった?」そんなことを思いながらそのまま服が汚れることをも気にせず、地面にしゃがみこむと雨が混じった土の匂いが濃くなり、視界から海も空も消え、紫陽花に埋もれてしまう。少し湿った地面を懐かしむように触れ、何かを確かめたかと思うと、膝に力を入れよろけないように立ち上がり、ゆっくりと紫陽花、海、そして空へと視点を移していく…。人間の身体が腐敗すると、そういえば酸性になるときいた。燃えてしまえば、灰になってしまうから…。そう、何の証拠も残ってはいない…。)私ね?笑えるようになったんだ…。大好きで仕方なかった貴方がいなくなったから…から、かな?(そう呟くと、口角を少し上げ自嘲的に笑ってしまう。来年は、ここの紫陽花は何色が咲くのだろうか。)   (2019/6/10 02:17:31)

【おしまい!さらばっ】   (2019/6/10 02:18:00)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/10 02:18:03)

おしらせ無銘さんが入室しました♪  (2019/6/10 12:32:09)

無銘【雨と露に濡れる花】   (2019/6/10 12:32:45)

無銘(雨に煙る景色に目を凝らせば、遠くに紫陽花の花が見える。艶やかな紫は、落ち着いていながら人の心を惑わせるかの様な、しっとりとした風情をもたらしていた。) 「此の雨と来たら、昨日の君よりも僕を酷く濡らしてくれる、舐めても嗅いでも、色味もないがね。それにしても綺麗な紫だな。 君の其処に刺したらどんな色を、花は浮かべるだろうね?」 隣に立つ男性…主が季節の空模様と花を批評したかと思えば、とんでもないことを口にした。   (2019/6/10 12:33:51)

無銘「?! なっ? 濡れ? 色っ?」 突然の事に頭が追い付かずに、細切れの言葉しか出てこない。 私が顔を赤くしたり、ばたつく様子を必死に堪える様子をひとしきり堪能したのであろう。 「ほら、行くぞ。 それ以上濡れたら、何をされているのか回りに理解されてしまうよ。」 (うぐ、それをさせているのはどなたですか、もう… ひぁ? やぁ!) 頭に反論を浮かべた瞬間に、股間に甘い稲妻が走る。主が、ズボンのポケットに手を突っ込んで、微笑んでいた。私の中で蠢くものを操作するために。 私で楽しむ為に。 「い、き 行きますから、もう待って、停め… うくっ」 主によろめいて抱きつき、受け止めて頂いたのは、不幸中の幸いではあるが、安心感で腰が砕けてしまう。 周囲からの視線など意識していられる余裕など、私にはなかった。   (2019/6/10 12:35:09)

無銘【お粗末様でした】   (2019/6/10 12:36:37)

おしらせ無銘さんが退室しました。  (2019/6/10 12:36:39)

おしらせ紅色さんが入室しました♪  (2019/6/10 21:52:09)

紅色【ちょっと幼稚な女と】   (2019/6/10 21:52:29)

紅色雨は嫌いなのよ… (勘弁して、そう言わんばかりに窓越しに空を眺めていた。ドアから入って来たその人の手にはこの時期に見かけるその花に、あたしの気持ちを少しでも明るくするようにと気持ちが込められていたとしても、残念ながら出てくるのは皮肉とため息。窓の外は不規則に落ちる雨粒が窓を濡らしその向こうの景色を滲ませていた。) …で。せっかくの休みなのに、どこに行くかって言ったら、雨を避けた場所でしょ? どこに行っても人人人。 …よね? (不機嫌な表情はそのままに、ツカツカと歩きその人の脇を通り過ぎる。ドアを開くその向こうにヒヤリとする空気と、空から落ちる雨粒。傘ナシで歩く日本人はそうそう居ない程の雨。「おいっ」 そう言ったその人の言葉を振り払って…)   (2019/6/10 21:52:47)

紅色ねぇ、たまにはこういうのだっていいじゃない。(雨の中、水たまりに足を落とし跳ねる水。 両手を広げてぐるりと一周。子供の頃、雨が嫌いなんて事はなかった。 それが一つ一つと歳を取る毎に億劫になっていく自分をまるで振り払うかのように…。) あははは。たまにはこういうのだって悪くないじゃない? (そう言って振り返る自分に被さる身体と覆う腕。 その手にはもうその花はなくって…。「バカか、お前は。」そう言って抱きしめてくれた彼からは、大好きな柔軟剤の香りがして。) あたしは、紫陽花よりもこういうバカな事が好きよ? だって、休みの日に人混みに出かけることもなく、この後は一緒にお風呂にでも入ったらいいじゃない。 …ね? (そう言ったあたしを抱きしめたまま、「やっぱ、バカだ…」そういう彼は更にあたしをキツく抱きしめてくれていたことは、ちゃんと黙っていてあげる。 そう思いながら、脇に落ちた紫陽花を見ると少し寂しそうにあたし達を見上げていた。 もちろん拾って、バスルームにその後は飾っておいたんだけど、ね。)   (2019/6/10 21:53:00)

紅色【雨の後には虹が見えるといいな♪】   (2019/6/10 21:53:51)

おしらせ紅色さんが退室しました。  (2019/6/10 21:53:54)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/11 04:41:31)

【甘々な…】   (2019/6/11 04:41:50)

(テレビから流れてくるアナウンサーの陽気な声。今日のラッキーアイテムは紫陽花です…だなんて。それ を見に行かれなくなったから今日の運勢は最下位なのだと独り言ちて、1日ここに籠城する事を心に決め込み、ベッドに乗り込んで布団を手繰り寄せる。1か月ぶりにやっと重なった休みは、つい1時間程前にお仕事様に引き裂かれた。クレーム対応だなんて言われたら引き留めることも出来ずに、ともすれば膨れそうになる頬を宥めて見送ったのだ) あーもおお…ばかあ…(次の休みが重なる頃には見頃も過ぎているだろうと吐き出したため息は、その身と共に布に遮られた城の中へと消えた)   (2019/6/11 04:42:41)

(ふと目を覚ますと、何時間経ったのだろう…立て籠る布団の外に人の気配を感じた。少し重い瞼を擦ってむくりと起き上がれば「おはよ」と、聞き慣れた彼の優しい声が降ってくる)ん…おは、よ。あっえ?…何(ベッドの脇に立つ彼が頭の上にポンと手を乗せる。と 同時に乗せられた何か小さなそれを、彼を見ながら両手で掴みとり広げてみれば、手のひらに乗っていたのは、小さな、金平糖の包みだった)「おみやげ。ご機嫌なおして早くお城から出ておいで」(パタパタと鳴るスリッパの音と共に少しずつ遠ざかっていく彼の声。私の好きな、紫色をベースに水色と白と薄緑の小さな粒が模したそれは、確か、今日のラッキーアイテムだ。 機嫌を損ねていたのはバレバレだったのかと脳裏に浮かぶも、こんなのじゃ騙されないんだからと思いつつ…頬が緩んでいくのが自分でもわかってしまう。)あーんてしてくれたらゆるすっ!てゆか、やっぱ今からデートしよ(今日一日立て籠ると決めた布団の城はばさりと脱ぎ置き、 口に放り込めばさぞかし甘いだろうその紫陽花の金平糖を片手に、甘い時間を過ごす提案をしながら彼の背中に飛び付いた)   (2019/6/11 04:44:27)

【便乗させていただいちゃいましたー。逃げっ】   (2019/6/11 04:45:26)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/11 04:45:33)

おしらせ由良さんが入室しました♪  (2019/6/11 09:29:30)

由良『この花もこうなると随分と華やかな雰囲気になるものだな…』(後ろのソファーで足を広げ寛いで座っている相手へと振り返り『そう思ってもらえて嬉しい』と、微笑む。ー街中で見かけた切り花を数本数種類購入してきた。一緒に眺められたら嬉しいと思い、訪れの前に飾ってしまおうと思っていたのにばったりと途中で遭遇してしまったのだ。予定時間よりも早い遭遇に早く会えるのは嬉しいけれど、花を飾る間待ってもらうことになるのは少し心苦しい。構わないよと言う言葉に甘えることにして、帰宅すると荷物を片付けてエプロンをつける。エプロンにつく赤い紐がウエストを一周して結ばれる。キッチンのシンクで手際よく水切りをして長さを整えると花瓶に挿し、どのバランスが良いかと少し花を動かしたり不要な葉を落としたりとしていると先ほどの台詞だったのだー) もう少しだけいい?(うーん、と唸りながら気遣うように振り返りみればじっと彼が此方を見ていたことに気づく。その視線に赤くなり思わず目をそらしてしまう。『いいよ、ごゆっくり?眺めてるから』   (2019/6/11 09:33:39)

由良口元の笑みと言葉に少し不穏な空気を感じたものの、すぐ済ませるから、と花へと向きなおり真剣に見栄えを考える。数分たったのか、気づけば背後に彼は立っていた。すっぽりと私に覆いかぶさるように背後からダイニングテーブルに両手をついてくる) ん、ちょっと…(なぁに?と聞こうとする前にカットソーを引き上げられブラのカップを下げられてエプロンの内側で胸を露わにされ…スカートをたくし上げられるとショーツをヒップと太腿の境目まで引き下げられる。ほんの僅かな時間で手慣れた動きであっという間に恥ずかしい姿に。まだ明るい時間、室内とはいえ肌が明かりに晒されて隠したいのに隠せない。その上耳元で囁く楽しげな声…『大丈夫、何もしない…眺めてるから…服、直すなよ?』)〜〜っ!(目の前には紫陽花と芍薬の入った花瓶。バランスを伺うように動かしている手が身体に突き刺さる視線に覚束なくなり…やがて手の動きを止めて)『花も綺麗だけど、その横で羞恥に開いていくお前を見てるのも悪くない…』(追い討ちをかけるように投げかけられる言葉にこの先されること、したいことを思えばますます花どころではなくなってしまうのでした)   (2019/6/11 09:34:13)

由良【オチなし、で逃走します】   (2019/6/11 09:34:38)

おしらせ由良さんが退室しました。  (2019/6/11 09:34:41)

おしらせ無銘さんが入室しました♪  (2019/6/11 11:30:30)

無銘【紫陽花に囲まれて】   (2019/6/11 11:30:54)

無銘ねえ、確かに紫陽花のお花は綺麗よ? でも、こっちに道なんてあるの? ここ芝生になってる…え、ちょっと?(雨上がりの公園、紫陽花が花を連ねている小路の裏へと男に連れ込まれていく一人の女。男は無言で女の手首を掴み、植え込みの裏側、小路への死角へと女を誘い終えると、おもむろに、さも当然かの様に、女の衣服を乱しはじめた。)   (2019/6/11 11:31:22)

無銘「だめ、待って。ちょっと。落ち着いてください? いや、ボタンはずさないで、ね、捲らないでっ! ばれちゃうってば!」(女は服を乱される焦りの余り、自然と声が高くなるが、男にぴしりと、窘められる。)『だったら静かにしていろ、余計に回りに知れる。すぐに済む。ほら、自分で捲っていろ。』「あう、わ、判りました…早く終わらせて、恥ずかしすぎるの…」(そう言うと自分の手でスカートの前を持ち上げ、前を拡げられた胸からおずおずと手を腰の辺りまで下げる。 彼女の身体には縄が雨に濡れる蜘蛛の巣の如く、絡み付き、肢体の淫らさを引き立てていた。)   (2019/6/11 11:33:57)

無銘「こ、こんな格好で写真なんて、ううう…。」(女が姿勢は変えず、不平を口にすれば、カメラのレンズを覗きこんでいる男の口から、反論が独り言のように洩れた)『そうはいっても、そこに食い込んだ縄には染みが出来ているし、目は蕩けている。満更でもなさそうな仕上がりに見えるがね。 牝穴に仕込んだ玩具も効いているようだね。』(玩具、う、だめ…意識したら…い、いっちゃ)『いけ、――。』「いや、だめ、いく。撮らないで、いく、いく、あ… くっ」   (2019/6/11 11:34:33)

無銘【撮られたのかどうかは、ご想像にお任せします】   (2019/6/11 11:35:03)

おしらせ無銘さんが退室しました。  (2019/6/11 11:35:07)

おしらせ無銘さんが入室しました♪  (2019/6/11 14:59:09)

無銘【貴方の色に】   (2019/6/11 14:59:32)

無銘(その部屋には、白い紫陽花が飾られていた。先程の公園で、一つの花株だけが色づかず、『白』を咲き誇っているのを女が見つけて、少しだけ持ち帰って活けていたのだ。白い花言葉の意味を知らない男には物珍しさはあっても、白い紫陽花に対する感慨はなく、何となく思ったことをふと、口にする)  『白、というとウェディングドレスのように相手の色に染まります、という意味合いを思うが、――は、紫陽花の花言葉を知っているかい?』 (白い紫陽花の花を見つけて、上機嫌な女の様子に花言葉を訪ねると「内緒です」と、彼女は軽く微笑んでいた。 今は休息の時、責められる筈はないという気の緩みが伝わってくる。   (2019/6/11 14:59:51)

無銘『隠し事に対するお仕置きが必要なようだな』「へ?いや、うそ、ごめんなさ」『だめだ、許さん』  という、押し問答の末に女を緊縛したまま、玩具で弄び絶頂に押しやり続けて、女が悶える様を愉しむ。 「っひ… 知って…いま、す、教えます、だから、これ、止めて、お願いします…や、だめ、またいく、あ、ふか」 女が両手で数えても到底足りない程、逝き果てた後、無遠慮に玩具を抜いていく。 抜かれた刺激に、新たに潮を噴いた『花』はしっとりと翳りを濡らし、淫らな『朱』を見せている。)    (2019/6/11 15:00:23)

無銘「は、あ、うく、もういけない…許して…」 女はそうやっと言うと、足を閉じる事も出来ずに震えている。 女は黒いレースの下着を身につけているが、牝穴と肛門を覆う部分にある筈の生地は存在せず、その部分を避けて掛けられた縄は挿入する行為を、容易にしていた。 (頃合いかな…) 男は目を閉じて息を整えようしている女の膝を、しっかりと掴む。何をされるか理解したのだろう、女が訴える。「ひ、今はだめ、許して」『今、一番旨そうに仕上がっているのに、喰わずにどうするんだ?』 そう、言い募ると一息に屹立した分身をあてがい、貫き犯す。 彼女が震えながら達していくのが、締め付ける牝穴から伝わってきて、溶かされそうに思える。 「あ、が、逝く、熱い、あつい、とける、ああ… 言いますから、しろの、あじさ、いの、はな、ことば いく、あなたのいろに、そめて、いく、あ、いく…ゆるして、ああ、そまる、もう、だめ…」   (2019/6/11 15:00:52)

無銘【三部作にしろ、という依頼主『達』という無茶ぶりがきたので、連投させていただきました】   (2019/6/11 15:02:52)

無銘【達、から、ですね。お目汚し失礼しました】   (2019/6/11 15:03:43)

おしらせ無銘さんが退室しました。  (2019/6/11 15:03:47)

おしらせ書き人さんが入室しました♪  (2019/6/12 20:32:17)

書き人窓から見える景色は遠くまで広がる雑木林。窓の下に広がる芝生の庭。後は大きく広がった空しかなかった。雨上がりの夜空には雲ひとつなく綺麗に晴れ渡っていて。頭上高く満月が輝いていた。部屋の中は月明かりに照らされて、すべてのものが青白く色づけされていた。夜風はカーテンを揺らし、窓から外を眺める私の髪を巻き込んで緩やかに吹いている。白いワンピースを着たまま私は、深いブルーと黒でコーティングされていて…モノトーンのような色のない殺風景の部屋に、いつも私は一人で佇んでいる   (2019/6/12 20:32:23)

書き人ここがどこなのか。私にはまったく見当がつかない。いつもと同じ会社の帰り道。人影のない夜道を歩いていた時に急に視界が真っ黒になり。柔らかなシートに寝転ばされたまでは覚えていた。それからの記憶がない。気がつくと、朝出るときに着ていた白いワンピースのままでベッドの上に寝かされていたのだ。所有物はすべて没収されていて、部屋の中には外部と連絡を取るものが一切なかった。テレビすら置いていない。外部との連絡をまったく遮断されてから何日過ぎたのか。それすら今ではもうわからなくなってしまっていた。朝昼晩と1日に3度、見知らぬ若い男が食事を運んでくる。何も言わず、何もせず、食事を置くと黙って部屋を出て行った。カチャリという冷たい金属音を残して。連れて来られた当初。私はドアを叩き、窓から大声を出して助けを求めて。でも何の反応もなかった。そん日を繰り返して最近では声を出す事すらなくなっていた   (2019/6/12 20:32:34)

書き人窓から見える庭の垣根に紫陽花が咲いている。今が梅雨時だと、しとしと降り続いていた雨が教えてくれていた。モノトーンの世界に薄紫の4枚の花びらは私の心をすこし和やかにしてくれる。月明かりの夜にはその紫陽花の花の下に青白い光がいくつも交差していた。それが蛍であることを知ったのは最近だった。雨の時期に咲き乱れ。その花びらは、その花びらの下を飛び交う蛍を雨から守るように花弁を開いていた。私のすべてを拘束するのは誰?紫陽花にはどんな意味があるの?そして降り続いた雨、窓に差し込む月明かり、飛び交う蛍には、どんな意味があるの?すべてを失ってしまった私に、時の流れを教えてくれる唯一の花。4枚の花びら。その花びらに守られている蛍の光。何を守っているの?何から蛍を守っているの?蛍は月が落ちると光を無くし。その存在を消していく。残っているのは紫陽花の花だけ。4枚の花びら。4つに守られた光。4つを無くしてしまった私は、光ることさえ出来ないの?私にもあったの?4つの花びら。その花びらを無くしてしまった私にはもう光を守れないの?小さく光蛍を見つけた。守っている花びらはブルーだった…   (2019/6/12 20:33:20)

書き人【失礼します】   (2019/6/12 20:33:36)

おしらせ書き人さんが退室しました。  (2019/6/12 20:33:39)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/12 21:14:03)

(かつては不夜城とも言われた館。既に主がいなくなって幾夜、否、幾年と経ったいわば廃墟ともいえる館に灯がともる。窓際の席でライターで火を灯すと…紫煙をくゆらせながら窓の外の喧騒を眺めて…降り続く雨は既に参夜目か。静かに降る雨は街を包み込んで、今宵はいつもと違ったように見えて。月明りの中、BARの向かいの小さな生垣にふと、青色の花が目に入る。紫陽花か。ふと時が巻き戻り、順侍の視界の色が消えていく。雨音が遠くなっていく。雨雲に隠れていた赤く蒼く染まった月が姿を現し、逢瀬の褥に差し込んでくる。月が照らす背中の肌には無数の赤い跡と麻縄の跡。それぞれの歪みが重なり合い、互いの業が絡み合い縺れ合う狂宴の果てに歪んだ情欲の鎖から解かれた二人。褥で体を絡め合いながら、明るくなった外の庭の紫陽花を見て、呟いた…女の言葉。)   (2019/6/12 21:14:25)

紫陽花は…眩しすぎるわね。私達には。(無数の花が幾重にも自らの旬をひけらかすように花弁を拡げるその姿。6月は彼らのための季節だ。確かに美しい。だが、それは果たして一つ一つの花の美しさなのか。まるで学生時代の青春のような美しさ。それは美しくは感じるが、それに心が酔うだろうか。その時、ふと、生け垣の紫陽花の端の萎れかけた紫陽花が目に入る。これから旬という時期にもう、色が褪せている紫陽花。この花はどの花よりも早く咲き、紫陽花の季節の訪れを高らかに歌っただろう。そしてどの花よりも早く散り果てる、今、その儚い滅びの色に染まっている。だが、その滅びの色が順侍の瞳を惹きつける。破滅程…美しく…甘美なものは無い。それまでに培った価値観。考え…全てを己の色で塗りつぶす。いや、己の色か。それも違う。己の色と、ずっと誰にも満たされず秘めていた相手の魂の艶。一期一会の宵の中、それが塗りつぶし合い、混じり合い、壊し合う。そして、始まりからは予想もつかなかった終着駅へと辿り着く。咲き誇る紫陽花では…若すぎる。そこに業が、狂気が、誰にも満たされる絶望が…幾重に重なり、枯れかけたからこその艶。   (2019/6/12 21:14:40)

それこそが、順侍の魂を引き付けるのだろう。そもそも、紫に似合うのは太陽ではない。陰と陽。虚ろいとその闇の象徴たる月こそが、その艶に相応しい。順侍の耳に雨音が戻り始めて、時計の針が今へと戻っていき、色があせかけた世界が色を取り戻していく。その色褪せた紫陽花だけを除いて。煙草の火を揉み消すと、席から立ち上がり、館を出ると、館が役目を終えたかのように消え去っていく。記念館になど…何の意味もない。ああして魂をぶつけ合ったその刹那だけに…その意味は…存在したのだから)   (2019/6/12 21:15:20)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/12 21:15:42)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/14 09:14:37)

【雨と彼女と紫陽花と…】   (2019/6/14 09:15:11)

お墓のある墓地の最寄り駅に向かう為、自宅の最寄り駅に向かって自転車を走らせる。空はどんより曇っていて…いつ雨粒が落ちてきてもおかしくない。そんな空を見上げながらも、ペダル漕ぎ続ければ、やがて駅の駐輪場に着く。空いた場所に自転車を置き、バックを肩に背負えば歩き出し、改札へと向かう階段を少し重い足取りで、階段を上がれば。切符を買って改札を抜けて…ホームへと降りれば、目的の方向へ向かう電車をスマホを弄りながら到着を待つ。やがて滑り込むように電車はホームへと…目の前の扉が開き、吐き出すように中から人が…人の流れを避けるようにしながら電車の中に…発車メロディと扉の閉まる音。四人掛けの座席の窓側に座れば、窓の外の景色を眺めて…電車の揺れに、身体を委ねればいつしか夢の中へ…。「ねぇ!起きててっば!」身体を揺らされ目を開ければ、彼女の顔が…「近いって…」ぼそりと言葉をかければ、「第一声がそれ?約束は?忘れたの?」捲し立てるように言葉を浴びせかける。ぼんやりした頭で考えてみるが、直ぐには回答が出ない。「約束?何?」その言葉が更に彼女に火を付ける事に…。   (2019/6/14 09:15:16)

「@★☆%#*☆%」早口でわからん。と、これを言ったらまた…やばいな直感が働き思い止まる。手帳を見せられて、やっと理解しはっとした。「ご両親に挨拶にいく日だ!」膨れっ面の彼女。「やっと思い出した?もぅ、早く支度しないと遅れるよ。」急かされるように、身支度を整えた。彼女の服装は、いつもとは違う感じに見えて内心感心した。最寄り駅に着くと、手ぶらはまずいだろうと手土産を買う。歩く道すがら、色々想定してしながら。まるで面接を受ける学生の如く想定問答…やばい、緊張してきた。顔付きが変わったのを察したか…「大丈夫?」と言葉をかけてくる彼女。「ん、あ、ああ大丈夫。」内心、大丈夫ではない。彼女の家に着き、玄関の前に。深い深呼吸…という所で目が覚めた。夢か…あったなそんな事が…またうとうと…。ご両親の前に座り、堅くなりながらも、何とか目的の言葉を紡ぎ出す…「お嬢さんをお嫁さんにください。」涙ぐむ母親、腕を組み険しい表情の父親。生きた心地のしない時間が過ぎて、何とかお許しを頂いた。「うちの娘を泣かしたらどうなるかわかるな?」ええ、分かってますとも…言われなくても「幸せにします」   (2019/6/14 09:15:38)

車掌のアナウンスで起こされる。やばい乗り過ごすところだった。慌てるように降りる支度を。飛び出すように、電車からホームに降りれば、小さな改札を抜けて駅前に立つ…堪えていた空がついに泣き出す。自分の心を表すように…売店で傘を買い、タクシーで墓地へ向かう。墓地に着き、彼女のお墓の前。お墓を見た瞬間、ついに我慢していたものが決壊するが如くに堪えきれずにその場に崩れ落ち、傘を落として号泣した…泣き声は雨音が消し、涙は雨が流して…その様子を、彼女が好きだった紫陽花は雨に濡れながら、ただひっそりと男を見つめていた…。   (2019/6/14 09:16:07)

【お目汚し失礼しましたー】   (2019/6/14 09:16:24)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/14 09:16:26)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/14 10:07:44)

…いつの間に…(遠ざかる背中に伸びた手を引きとめ、陽花の意識を現実に引き戻したのは窓に打ち付けられる雨音。赤みの挿した二の腕を擦りながら窓の外へと目を向ければ傘の花が行き交っていた。テーブルの上に置き去りにされたままのグラスを手にする。飲み残しの珈琲を喉に流し込むと)…帰らなきゃ…(陽花も頭では理解していた。入口に掛けた看板が一度裏返されれば、その閉ざされた扉が合鍵で開かれることはもう無いのだろうと。それでも店を閉めれば同じ事の繰り返し。独り窓辺の席に腰掛け、眠気覚ましの珈琲を飲みながら開かれる扉を、その扉の向こうから現われる優しげな微笑を待たずにはいられなかった)   (2019/6/14 10:17:02)

店の名前が悪かったのかな…いくら6月生まれだからって安易過ぎ…(自嘲気味に口を付いて出た呟き。水滴に濡れる窓の向こうで店の中を覗きこむ紫陽花の花に向かって語り掛ける。もちろん答えの返って来る事など有りもしないし期待もしていない。それでも誰かに答えて欲しかった。雨垂れの音と自分の呟きしか聞こえない狭い店の中。湧き上がる寂しさに思わず目頭が熱くなる。着替えだけでもしなければと思ってみても根が生えたように持ち上がらぬ自分の体がもどかしい。そっと手を伸ばして引き寄せた吸いかけの煙草。今になれば満たされた僅かな時間の記憶とこの吸いかけの煙草だけが残されたもの。その煙草も残るは2本。吸い終えてしまえば新たな一歩が踏み出せるのだろうかと今朝もまた火を灯した)   (2019/6/14 10:31:51)

(ふかすだけの煙草の煙が漂い続ける。何を思うでもなくただ時が流れるのを見守るように。不意に揺れた入り口の扉。思わず視線を向けるが勿論その扉が開かれることは無い)…風…?(気付けば雨垂れの音は止んでいた。それでも変わらない敷き詰められた黒い雲。自分の心そのままに射し込む光さえ見つからない空を見上げれば雨露に濡れた窓ガラスに映る情け無い横顔。その横に並ぶように映り込んだ笑顔に目を見張る。一瞬の驚きと戸惑い。しかし…その笑顔が見間違いだったことに気付くのにそう時間も必要では無かった。驚く顔の横に並んでいたのは紫陽花の花。あの時とは異なる色で咲き誇る紫陽花の花が窓の向こうから中を覗きこんでいた)   (2019/6/14 10:44:08)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/14 10:44:14)

おしらせさえこ ◆LnFLfx2Q5cさんが入室しました♪  (2019/6/15 15:40:52)

さえこ【額紫陽花】   (2019/6/15 15:42:40)

さえこ今日もまた、いつもの時間、いつもの電車のいつものドア脇。 気がつくと、沿線の土手に、ぼんぼりの花が流れる、紫陽花。 もうそんな季節なのね。あれは2年前だったかしら。   (2019/6/15 15:43:49)

さえこ『俺は、紫陽花なら、額紫陽花が好き』 ふ~ん、額紫陽花の花言葉って知ってる? 貴方にぴったりね。 私は、密かに決めていた。最後の夜にしようと。 明け方、そっとベッドから抜け出して、タクシーで帰った。 私の体に染み付いた男の香りは、甘い嫌悪と喪失感だった。 そんな感情に気がつかないふりして、シャワーで落とした。   (2019/6/15 15:44:41)

さえこ-   (2019/6/15 15:45:04)

さえこ男が棲む街で降りる。急な土砂降りが、かえって心地よい。 今日は、私・・・反吐が出るほど、しに来たの。 あの男の香りは、私の香り。 私、額紫陽花が嫌い、なのに好き。   (2019/6/15 15:46:26)

おしらせさえこ ◆LnFLfx2Q5cさんが退室しました。  (2019/6/15 15:46:51)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/16 02:38:39)

「綺麗なものには毒があるものよ」いつか聞いた心に残る言葉の欠片が自身の心をぐるぐると巡りまた出会うことになるとは。「ねえ先生。聞いてる?だから…」明るい眼差しでまっすぐ見つめてくる葵に時折気圧されそうになる時がある。眩しいもの、明るいものを素直にみるにはいろんなことを経験しすぎた。放課後に質問しにくる生徒はいるが、駄菓子屋と勘違いしているのか、何度も顔を出すのはこいつくらいだ。「先生、そのカード何?」後ろを振り返り本棚に飾ってあったポストカードを眺め、じっと食い入るように見つめる葵を見つめると。思わず吹き出し「ああ。宇野亞さんという画家のね。この季節をモチーフにした絵だよ。美術展でなんか気になってな。なんだその目。人をやらしい目で見るんじゃない。女性とかたつむりと紫陽花が見事に溶け合って美を感じるだろ。一見違うものの共通性を見事に見つめ描いた宇野亞さんが好きだから飾ってるんだよ。お前にもわかるか?」そう言いながら優しく微笑みカードを手渡す。   (2019/6/16 02:39:03)

「先生?この女の人、ちょっと…やらしいね?綺麗だけどさ、こんなの飾っちゃうんだねー?」手渡されたカードに魅入るように視線をおとし、先生の顔に視線を送り、再びカードに戻りそして少し口元を緩めて笑い出す。正直なところ、色遣いがきれいで目が留まり、なんだろうとみてしまったのだが、こんな女性の卑猥な姿だとは思っていなく、ちょっと恥かしさを誤魔化すようにお道化て見せる。恋心…なのか、それとも思春期特有の恋に恋する気持ちなのかは、葵自身もわかっていなく、ただ先生に会いに行きたい、そんな単純な想いに押されてつい遊びにきてしまうこの部屋。 「はい、ありがと…。私にはちょっとこのカードは早かったかも?」へらへらと笑ながら、カードを先生へと返し、鞄に入っていたアーモンドを取り出し一粒食べる。「最近お気にいりなんだコレ。先生も食べる?美容にいいんだよ?」話をそらすようにして、一粒手にとると何の思いもなく先生の口元へと渡してみる。   (2019/6/16 02:39:21)

恥ずかしさを紛らわすためなのか、少し顔を紅潮させながら口に運んだアーモンドが口の中で香ばしい香りと共に口に広がる。唇についた葵の冷えた感触が心地よくて微笑みながらつい微かな火が灯ることを自覚する。手の中のカードの女と軽く目が合う。「ダメだな。よく見てみろよ葵。」試すようにじっと瞳を覗き込むようにしてカードを見せつける。「女の人の下に広がる液体は何に見える?そうだよな。女の人の瞳から溢れた涙だよな。女の人のお尻あたりから出てる蔓や葉は、かたつむりにも触覚にも見えるよな。そして色とりどりの紫陽花は女の人の髪の毛でもあり、紫陽花でもあるんだよ。物事の正解はひとつじゃない。なぜ泣いてるのか?女性の裸体のラインの艶かしさはかたつむりでもあり、この季節の雨と人の吐息と…そう考えると素晴らしいと思わないか。」自身の見方を押し付けるつもりはない。ただこの淫靡さを葵に見せつけたかったのかもしれない。この美しい明るい女の子が女の表情になるのを…「これ先生のお気に入りなんだ。お前にあげるよ。」   (2019/6/16 02:39:32)

そう言うとカードを手に持たせ仕事があるからとばかりに右手をひらひらとふり部屋から追い出した。「ふう。美には毒がつきもの。あの一枚の毒が葵をどう変えるだろうか。」心に妖しい笑みを浮かべながらまだ口に残っていた香ばしい余韻を噛み砕いた。   (2019/6/16 02:39:50)

【思春期の恋心と目覚め でしたw】   (2019/6/16 02:40:19)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/16 02:40:28)

おしらせさえこ ◆LnFLfx2Q5cさんが入室しました♪  (2019/6/16 14:54:08)

さえこ【額紫陽花-Ⅱ】   (2019/6/16 14:54:42)

さえこ偶然、額紫陽花をショップで見かけたので、一輪だけ求めた。 男の部屋につく。鍵が閉まってる。約束どおり合鍵で開ける。 シャワーを浴び、ショーツとブラ、デニールの浅いストッキングをガーターで吊る。 今日はホワイトベース。お気に入りのキャミも、うまい具合に私の肌を隠す。 ルージュは、深紅。ルージュ・ルシフェールという名前に惹かれて決めたもの。 堕天使なのかしら。準備完了。 そうそう。靴の始末を忘れていたわ。履いて来た靴をしまい、用意してきたパンプスを揃えておく。 額紫陽花の一輪をベッドサイドに飾る。器は昔私が気に入った備前焼。素朴な肌合いが花を引き立てる。   (2019/6/16 14:55:57)

さえこあ、帰ってきたのね。と、思うまもなく、背後から乱暴に抱きしめられる。 『待ってたぜ!』 首から耳にかけてキスされながら、あの一輪の額紫陽花が目に入った。 そうか、額紫陽花は、額が花みたいで、本当の花は、中の地味なあれね。 男が額紫陽花が好きな理由がわかった気がする。 私は女装しなければ、あの花と同じ、中身は男だもの。 でも・・今は・・・   (2019/6/16 14:59:44)

おしらせさえこ ◆LnFLfx2Q5cさんが退室しました。  (2019/6/16 14:59:56)

おしらせ何人さんが入室しました♪  (2019/6/16 15:22:58)

何人「ねぇ。紫陽花には毒があるって、知ってる?」「嗚呼、綺麗な花だからか?」そんな話をしながら、知らないことの興味にくすくすと笑いいつまでも、つきぬ話しをしていた。食すことで現れる中毒症状は、『顔面の紅潮…。めまい…。歩行のふらつきや呼吸麻痺、昏睡などが挙げられる。』…らしいが、どうにも実感など無い。愛おしいと願う花を前にすれば、手を伸ばすのは普通のことなのではなかろうか。コロコロと目の前で表情を変え、愉しそうに笑う彼女の顔が、不意と何を思うのかもわからないまま、無言にこちら窺うのを見て、気づけば手を伸ばしてしまう。それだって、至極普通のことだろう。伸ばされた手に触れて、彼女の顔がふわりと艶づく…。意思とは別に、上がる心拍の息苦しさを堪えるように、自身の胸ぐら辺りを掴みながら、ジリリと見つめるこちらの目に、酔いしれるように立ち眩み、おぼつかずと倒れ込むように、腕に飛び込むのその身体を抱き受けて思う…。お前の興味は、全部俺が教えてやりたかったのになぁ。やっぱり…、綺麗な花には毒がある。何から話そう。そんなことを考えながら一緒にベッドに倒れて…『俺にも、すっかり毒は回っているみたいだ。』   (2019/6/16 15:35:43)

おしらせ何人さんが退室しました。  (2019/6/16 15:35:52)

おしらせさえこ ◆LnFLfx2Q5cさんが入室しました♪  (2019/6/17 18:06:49)

さえこ【額紫陽花-Ⅲ】   (2019/6/17 18:07:35)

さえこけだるく満たされた体を引きずって、洗面室へ。 鏡に映る姿のみっともなさといったら。せっかくのお化粧は、涙や訳のわからない体液で流れ、崩れ、見る影もない。 お気にのキャミは引き裂かれて無残。ストッキングも伝線だらけ。 ところどころ見える素肌は、痕や痣がいっぱい。蒼かったり紅かったり黄色や黒も。 縄跡でちまきみたいにうねってる皮膚。あまりの酷さに笑っちゃう。 麻痺してるけど、きっと匂いも凄いはず。あの男の精液の香り。 でも、鏡の中の私の目・・・キラキラして輝いて、すごく嬉しそう。無残だけど、それは、見た事無いような爽やかな顔。 私、反吐が出るほどしたかったんだ。やっぱり、あの男が好きだよ。   (2019/6/17 18:08:43)

さえこちょっとした身繕いを終えて、喉が渇いたので、勝手に男の冷蔵庫を開けてしまった。 あれ?ラップされたお皿にカレイの煮付け?・・・・・・・ 男の部屋に来る女がいる・・のね。 料理なんて今度は純女さんなんだろうな。2年前は女装子さんだったのに。 どうしようもない敗北感。不思議と嫉妬は湧かなかった。私はM女性に憧れて女装子になったの。女装子はしょせん女装。 ただ、私の中でもって行きようのない感情が、表現出来ないまま渦巻いた。   (2019/6/17 18:09:51)

さえこ『あのさ、玄関にパンプス置いておくアイデア良かったな。あれで紗江子が準備出来てるって判ったから、一直線さ。』 男の無防備な喋りに、怒りさえ湧く。 『あたし、帰るね。』 露出に使うスプリングコート取り出して、男の精液の香りが染み付いた女性下着と私の体を包んで、衝動的に。 買ってきた一輪の額紫陽花も抜き取った。私は証拠を残してなるものか。説明出来ないプライド。 何が起こったか判らない男を残して、玄関ドアを閉める。 土砂降りの中、パンプス履いて、あれは女装?という人目を気にもせず、足早に。   (2019/6/17 18:11:15)

さえこでもね・・・・・ 痣が消える頃になれば、疼く体があの男を求める事になる予感はあった。 だって、私の体はあの男のもの。男の香りが染み付いてる。 体が覚えちゃったんだもの。           家に帰って、捨てるつもりだった額紫陽花をもう一回生けた。 ああ・・・また、あの電車に乗るの、たぶん。 私の体に、あの男が棲んでいる。 私の中のマゾは、どうしようもない。 まいったなあ、私。   (2019/6/17 18:12:38)

おしらせさえこ ◆LnFLfx2Q5cさんが退室しました。  (2019/6/17 18:13:17)

おしらせ書き人さんが入室しました♪  (2019/6/17 21:43:15)

書き人落城は真近…小者より文が届く。やうやうこの時は来たかといと寂しげに障子を開ける。梅雨だと言うに宵の月は煌々とあたりを照らし、あまつさえ私の姿を、行く末も永らえる大樹のように浮かび上がらせていた。私の行く末をどなたが案じよう…私は大樹などでは毛頭なかった。うちくたびれた古寺の庭に咲く、風の音に色の変われるひとふさの紫陽花に過ぎない。私の生き様を貴方様はいかが思し召したでしょうか…貴方様に出会う前の私は、どなた様とてつつがなく、我が身のすべてをささげてまいりました。されど貴方様との逢瀬を重ねるごとに、朝な夕なに貴方様だけを想うようになりました。なるにまかせたこの世の春に、貴方様がついに私の元をお離れになりました。貴方様が消えにしこの世の風は、誰が為の風であろうか…私は寂しゅうございます。たとえ日の目を見ぬ恋なれど、変われる紫陽花の装いなれど、私の想いはただ一心に貴方様を想うばかりでございます。私は、永久に続く大樹より、変わりいく色が定めの紫陽花として、貴方様のそばで暮らしとうございます。   (2019/6/17 21:43:49)

書き人見渡せば…京の方角あたりから、立ち上る火の手が夜空を焦がし、私のたった一つの夢が消えていきます。あの火の手の中に貴方様はおられるのでしょう?いっそのこと何故、私をお連れ下されなかった…貴方様の最後の道連れとして、どうして私を選んで下されなかった…いずれ消え行く命なら、せめて貴方様と友に夜空を焦がす炎となって、永久のあの世で暮らしとうございました。貴方様は今何をお想いでしょうか?貴方様が信じた御謀反の先に、どのような光が見えていましたか?貴方様が望むこの世の春は見えておりましたか?たとえ夢のまた夢で終えた春だとしても。どなたも望まぬ春だとしても。私ばかりには伝わる春だとお想いください。この世の者達すべてが貴方様の敵になりましょうとも、私ばかりは、永久に貴方様の御味方でございます。どうか、どうかそれだけは。お心に届きます事を節にお祈りいたします。今、貴方様の前にも紫陽花が見えるでしょうか?明日になればまた、色が変わる紫陽花なれど、たった一輪。色の変わらぬ紫陽花があります。それは私と思し召しください。私の愛した愛おしい貴方様…さようなら…   (2019/6/17 21:44:05)

書き人【時代物です】   (2019/6/17 21:44:34)

おしらせ書き人さんが退室しました。  (2019/6/17 21:44:40)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/19 23:01:07)

【紫陽花ということで…ノープランのまま書き始めてみます。乱文駄文はお許しください。】   (2019/6/19 23:02:30)

(梅雨の晴れ間   (2019/6/19 23:05:09)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2019/6/19 23:25:20)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/19 23:25:51)

(ノープラン過ぎて、時間来ちゃいましたね。また時間すぎたらすみません。)   (2019/6/19 23:26:35)

(梅雨のしとしとと降る優しい雨の中、雨に濡れることで一層色が鮮やかになる花や葉の色を見つめている。今日、あの人の為に花束を作ろうと思い、庭に咲いている紫陽花を何本か切って切り花にしていく。優しい雨の中、右手に何本かの紫陽花を持ち、指先で茎を回転させるように花の顔を見ながら右手の上に乗せていく。優しい雨に髪の毛や衣服が少しづつ濡れていく感触を味わいながら、花束の形を整えていくと脳裏には、ふと、服を着たまま一緒にシャワーを浴び、そのまま、じゃれつきながら濡れた服を脱ぎ、抱き合った時間を思い出す。)   (2019/6/19 23:31:15)

(何本か手に握って紫陽花を束ねると、その茎が重なった部分に麻紐をゆっくりと回していく。少しだけ茎に食い込ませるように、でも、決してきつくなりすぎない様に、ゆっくりとゆっくりと花の顔を見つめながら縛っていく。縛ることで形が整い、紫陽花の花が少し嬉しそうに微笑んで見えたのは多分気のせい。梅雨の優しい雨の中、花を見つめていると、声が聞こえ視線をその声の方へ向ける。花びらと同じように瞳を濡らしている目を見つめると花束を見せ、優しく笑みを浮かべ、手を引いて部屋の中へ導いていく。)…どうかな?久しぶりに作ってみたけど、気に入ってくれると嬉しいよ…   (2019/6/19 23:31:33)

(乱文駄文失礼いたしました。)   (2019/6/19 23:32:07)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/19 23:32:11)

おしらせさえこ ◆LnFLfx2Q5cさんが入室しました♪  (2019/6/20 10:00:39)

さえこ【あじさい と つち】   (2019/6/20 10:01:24)

さえこ紫陽花は土のphで色が変わるらしいの。サディストの色に染まるマゾを連想する。 サディストの色に染まったマゾはとても嬉しいもの。 でも、それぞれのふさわしい色を見つける花咲かせさんも、素敵ね。 『わたしは、あなたの色に染まりました。』 『いいや、俺はオマエのふさわしい色に染めたまでだ。オマエがいなければこの色はなかった。』 これも、紫陽花を眺める楽しみのひとつ。   (2019/6/20 10:02:08)

さえこ(休憩タイムに弄ってみましたw)   (2019/6/20 10:02:48)

おしらせさえこ ◆LnFLfx2Q5cさんが退室しました。  (2019/6/20 10:02:57)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/21 20:26:03)

【某所にて命を受けました】   (2019/6/21 20:26:45)

A子「ねえ、あじさいって漢字でどう書くの?」 A男「ん?漢字の練習かい?感心だね、えらいぞ。あじさいはね、紫に、太陽の陽に、花って書くんだよ」 A子「ふーん、紫の太陽の花かぁ。あ、だから紫陽花って一年中咲いてるんだね。それでさ、紫陽花の紫って、やっぱり太陽の紫と関係あるの?」 A男「うーん、それはどうだろう。そこまでは分からないな。お日様もいつ頃からあんな色になったのやら」 A子「さすがのおじいちゃんでも、そこまでは無理か。電力統制でPCも使えないし、今度先生に聞いてみよっと。ま、どーせPCも決まりきったことしか教えてくれないしね」 A男「こらこら、そんなことを言うもんじゃないよ。会話記録で次のクラスが決まってしまうよ」 A子「あ、今のはナシでーす。我が国のPCは超優秀だもんねー」   (2019/6/21 20:37:11)

A子母「ご飯できたわよー。取れたての紫陽花の葉のかき揚げよ」 A男「あ、紫陽花には毒が。。。。」 A子母「もう、おじいちゃんったら、いつの時代の話よ。あ、A子は蛋白キューブ付きね。」 A男「ああ、そうか。。。。それで、私の箸と皿は。。。。」 A子母「あ、言ってなかったっけ?人口抑制政策でおじいちゃんの年齢だと、もう食事を与えちゃダメなんだって。この間、通知が来たの。ごめんね、法律違反すると強制労働でしょ?あたしがいなくなったら、A子も困るでしょ? 」 A子「ママがいなくなるの嫌だぁ」 A子母「ということで、ご飯ないから、おじいちゃんは早く寝てくださいね」 仕方ない。。ベッドに入るとするか。。昔のように広いベッドが懐かしい。こんなカプセルみたいなベッドじゃ、よく眠れやしない。相変わらず閉めにくいカバーだ。。ん、何か聞こえたか?気のせいか。歳のせいだろう。明るい未来は夢の中だけなのか。おやすみなさい。 A子母「セット完了しました。給付の手続き、急いでくださいね」   (2019/6/21 20:48:33)

【いろんなもののパクリみたくなってしまいました】   (2019/6/21 20:49:16)

【】   (2019/6/21 20:49:25)

【では、失礼します】   (2019/6/21 20:49:41)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/21 20:49:43)

おしらせ虹色さんが入室しました♪  (2019/6/21 22:23:38)

虹色(見事に咲き誇る紫陽花を見たのは久しぶりだと思った。雨はただただ煩わしく、頭上に広がる空は灰色。それなのに、紫陽花は色鮮やかに小さな花で柔らかな鞠を模るが如く咲き誇っている。その姿を横目に見ながら足早に、雨から逃れるように、自分が幼い頃は賑わっていたはずの商店街へと駆け込む。さっき仰いだ空と同じ、灰色のシャッターが多く降りる商店街だ。雨を凌ぐアーケードは、ステンドグラスに似せて彩られているけれど、それは頭上から高く、わざわざ見上げないとその姿を忘れてしまうのだけれど、この静かな商店街を一人歩くのが私は好きだった。…が、今日に限っては静か、とは言えない、雨音が響く商店街となる。ひと気のない商店街の一角に、目的ものはあった。) おじさーん、来たよ。(画材が多く並ぶその向こう、居るであろう人に向かって呼びかけてみた。雨音で声が消えないようにして。)   (2019/6/21 22:23:51)

虹色(ニョキッと出てきた腕、手招きをする仕草。それを見つけると、小上がりとなった奥の部屋へ上るために靴を脱ぎ捨てた。より一層に油絵の具の香りが漂っている。男の座る目の前に立てかけられたキャンバスにはまだ途中の半裸の女性の背中。ゆるりと柔らかな布を纏って俯きかげんに物憂げな表情をこちらに向けようとしている、そんな絵のようだ。) 始める? (キャンバスを覗き、視線を男に向ける頬は既に高揚が見える。恥ずかしいのと、それを見届けて欲しいと思う気持ちが、自分の中に渦巻いて、「ん、」と両腕を差し出した。いつもの儀式。一つ一つ、男の思うように脱がされていく。最初はキャミソール、しばらくして下着、この間からはその下着さえ剥ぎ取られ、代わりにベールにも似た布を一枚。今日は…) や、だ。(身体が硬直して、小さく左右に首を振る。制服のスカートに手を掛けて、視線だけを向ける男に囚われてしまっている私は、嫌だと言いながらそれを許してしまうのだろう。今日も。)   (2019/6/21 22:24:07)

虹色恥ずかしくて…おかしくなりそう。(スカートが床に落ち、身体を覆うのはショーツとベール。火照る身体を翻されるとその背中にかかる息。ゆっくりと伝う舌が、自分を愛でていると錯覚してしまうのは、自惚れなのだろうか。味を確かめる、そんな行為の後に、ゆっくりと背中を押され、窓際の自分のポジションへと向かう。雨はまだ降り続いている。滲む窓の外の景色に見える色はまさしく紫陽花なのだろう。「紫陽花みたいだな」そう彼が言った。) 何が?(「ハッセンカ」。そう言いながら筆の音が始まった。いつもよりも雨でその音は聞き取り辛いけれど、この瞬間がとても好きだ。「さっきまで紅く火照ったかと思えばもう綺麗な白い肌だ」そう言われると、一度落ち着いたはずだったのに、再び桃色に染まった。)…ばか。(そう小さく呟いて、雨で滲む紫陽花を眺める。次に来る時には、また違う色となっているであろう紫陽花をぼんやりと。)   (2019/6/21 22:25:34)

おしらせ虹色さんが退室しました。  (2019/6/21 22:25:49)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/21 22:36:31)

(40両。たった小判40枚と引き換えに、享楽の艶の裏の苦界に身を売られた茜。緊張の色を隠せぬ初の宵。色街の奥の奥の妓楼の大籬の見世の前に座らされ、その刻を待つ。茜と同じ若い娘が見世の立派な梁を支える6本の柱の前に前に座りて、茜以外の娘のどの瞳にも畏怖とどこか怪しい艶を帯びていて。互いに言葉も何も交わすこともない中、華やかに着飾った肉置きのいい女が妓楼の2階へと次々と昇っていく。陽は堕ちていくと、瞳の鋭い男が見世の中に入ってくると、娘たちの瞳が覚悟の色に染まる。一気に下がる温度。引き締まる空気。男は、茜の元に歩み寄ると、紫の着物を身に纏った茜を柱の前で立たせると、背中に回ると両手首を引き組ませながら、背中と手首の間で柱を挟むようにすると、麻縄を茜の手首に巻いていく。今まで肌で一度も味わったことのない麻縄の感触。非日常の香りが漂い始める中、男が麻縄を引くと、手首を麻縄が締めあげて茜の自由を奪って。男は、茜の着物の胸元を開けさせると、豊満な釣り鐘状の双丘が淫らな沈黙が支配する空気に晒されて。   (2019/6/21 22:37:03)

双丘の上に二重、下に二重と麻縄が巻かれ、背中から右肩へと麻縄が回り、双丘の谷間で双丘を上下に挟む縄で折り返すと、左肩からまた背中に戻り、男が縄を引く。双丘の麓とその谷間で、縄がその釣り鐘状の双丘を括りあげて、淫靡に前に突き出させる。男は背中で結び目を拵えると、右肩を通して、胸縄の下縄に結びつけると、麻縄にいくつもの結び目を拵えてから、茜の美しい脚と秘所が露わになるように紫の着物を開けさせると、茜の脚の間をくぐらせ、背中に回した縄を上に引く。茜の秘肉に拵えた結び目が食い込んで、秘肉を歪める。思わず漏れだす淫らな声。男はその声に意も介さず、その先を背中で胸の上を括った縄に結ぶと、その先を梁に通して縄を引く。茜の躰が吊られて、足が床から一尺ほど離れる。男は茜の左膝を持ち上げると、梁を通したその縄を左膝に結ぶと、再び梁を通して麻縄を引き、左足を吊り上げて、引いた縄の先を足首へと結ぶ。更に茜の右足を折り曲げて、開かぬように、膝と太腿を縛り上げて。茜は胸を括られて淫靡に突き出した状態で、左脚を引き上げられ、四肢の自由を柱に磔にされた状態で奪われて、男は茜の腰を柱から離れない様に柱ごと巻き上げて。   (2019/6/21 22:37:27)

吊られた状態で身をよじれば、秘肉を麻縄が擦りあげ双丘も締めあげられる。初めて味わう、縄の味。全ての自由を取り上げられてただ、その身を麻縄に委ねるしかない。そんな今まで味わったことのない惨めな状況でしかないのに、どこか感じる甘美で、理性が蕩けていく感覚。そして、そんな自分に降り注ぐ、格子の向こうから刺すような男の視線。縄に酔いかけていることも、そして、淫靡な炎が灯りかけていることも全部、見透かされている…見通されているような感覚。興奮からか体が熱くなり、汗がにじんでいき、麻縄が食い込む秘肉も淫らな蜜が滲んでいく。男は茜を仕上げると、隣の柱の女の所に移動して、若い娘を次々と自由を奪って、淫靡に麻縄で括りあげて肉人形へと変えていく。茜の瞳に、見世の大籬の向こうで艶やかに肉人形になった女たちを好色な笑みを浮かべて見つめる男たちの姿が目に入る。ああ…これから蹂躙される。嬲られる。茜の心がその運命を悟る。   (2019/6/21 22:37:44)

妓楼に次々と入ってくる男たち。だが、其の足音は茜の前には誰も来ず、皆、二階に上がっていく。そして時折二階から上がる淫らな叫び。吊られた茜の瞳に、ふと映る紫陽花の花。その時にふと、寺小屋の先生が昔、教えてくれたことを思い出す。紫陽花のあの花は、偽りの花だと。その中に隠された額が…本物の花だと。そもそも、大籬の妓楼で大夫や格子が見世の前に立つはずもない。格子の前の自分たちは、2階の自らが大夫や格子の客を誘う、偽りの花でしかないと。蛾を誘う灯…そんな存在でしかない惨めさに茜の瞳から涙が一滴流れ落ちる。その惨めさが、浅ましさが更にその心を淫らに染め上げる。偽りの花が更に艶やかさを増していく。花として、色を覚え始めた齢の茜。花には足は無い。その花が枯れるまで、このお歯黒溝の苦界の中でその若さを艶を貪られることだろう。それが、この苦界に根を下ろしてしまった胤の運命であるのだから。   (2019/6/21 22:39:11)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/21 22:39:42)

おしらせさえこ ◆LnFLfx2Q5cさんが入室しました♪  (2019/6/23 00:13:20)

さえこ【咲きあと】   (2019/6/23 00:14:35)

さえこここ何日かの篠つく雨。これでせっかくの紫陽花もお終い。 案の定、彼の家の紫陽花は、頭を垂れて、花を散らせていた。今度は地面を飾るつもり?もう一役? だけれども、すでに色褪せた花びらは、散る事も無く、白っ茶けて株先にへばりついている。 「咲後が美しくない花はダメね」あるガーデナーさんが、そう言っていたのを思い出す。   (2019/6/23 00:15:09)

さえこ『庭の紫陽花、この雨でお終いね。汚くなるから、もう剪定しておいたほうがいいわ。そのほうが、来年の花芽が良くなるし。』 『俺がそんな事するのか?そもそも、まんまがいいのさ。たとえ他人が醜いと言おうと、なりの美しさっていうものがある。手の入れ過ぎは、俺の趣味に合わないな。』   (2019/6/23 00:15:49)

さえこいつものように彼の膝上で抱かれ、前ふりの会話。 『あたし、そろそろ女性ホルモン、体に入れようと思うの。胸も大きくなるし、やっぱり体のラインとか、肌を綺麗にしたい。年齢的にも、もう遅いくらい。』 『俺はこのままでいいと思うぞ。しょせん女の魅力は女のもの。紗江子の魅力は、女装の魅力だ。』 『だって、肩はいかついし、二の腕だって筋肉目立つ。ふっくらとした乳房を持つのが夢だった。あたしは、それらしい女性になりたいの』 『いや、そのちょっと歪んだプロポーションが良いのさ。女装という新しい性のな。』 私の願望と、私への評価のすれ違い。   (2019/6/23 00:16:29)

さえこ彼が、スカートの裾から手を忍ばせる。太腿にやらしい手が這い回る。 私の目に飛び込む光景は、履いたスカートに進入する、いかつい男の手。これは、ずっと私が夢想した光景。しかも、私の体は、男の手を感じてる。視覚、触覚の二重の悦び。 『紗江子の太腿の奥には、何があるんだ?そこが紗江子の最大の魅力だろう?ホルモン入れて無反応にするなんて、一番つまらない選択だな。』 『あっ・・そっ・そこは・・・』   (2019/6/23 00:17:15)

さえこ彼は、庭の紫陽花に手を加えることはないのだろう。それでも、来年も、花は咲く。   (2019/6/23 00:18:34)

さえこ  (2019/6/23 00:18:44)

さえこ(女装子ものはこれで終わりです。感覚が気持ち悪かった人へ、ごめんなさい。)   (2019/6/23 00:20:36)

さえこ(私自身は、とても楽しみました。七瀬さん、部屋を作ってくれてありがとうございました。)   (2019/6/23 00:21:42)

おしらせさえこ ◆LnFLfx2Q5cさんが退室しました。  (2019/6/23 00:21:53)

おしらせ神崎奈々さんが入室しました♪  (2019/6/24 15:25:17)

神崎奈々は…ぁ、もぉ…、無理…許して…、こ、これ以上はもぉ、おかしく…ンっ(残りたった二文字を呑み込んだ。彼の指が淫孔を無造作に掻き回し始めたから。薄いレースのカーテンが陽を抑えた薄暗い部屋、大きめのベッドの上でシーツを乱しながら身体をくねらせてく。涼し気な雨音を遮るように悶えた声を絞り出し、左右に大きく開かされた両膝に括りつけられた手首を引けば尻がほんのりと浮き、ぬちゃぬちゃと卑猥な音を立てる淫孔を突き出すような姿勢に。いつしか指は掻き混ぜるだけでは飽き足らずゆっくりと抜き差しし始め、1本…2本と太さを増していく)んんっぁあ!らめ…らめぁぁっ…っ!(男の指が回転しながら奥まで捻じ込まれては、すぐ勢いよく引き抜かれ、再び入るのかと思いきや、ワザと愛芽を指で押しつぶして淫孔へ突き立てる。其の度、背を弓にしならせ悶え啼けば、ふと、うっすらと開いた視線の先に色鮮やかな紫陽花の花。)   (2019/6/24 15:25:29)

神崎奈々(そんな私の視線を追った彼の片手が紫陽花をひと房握り、私の顔の前にチラつかせながら)「ほら綺麗だろ…庭に紫陽花咲いててな。お前に生けようと思ってさ」(意地悪気な声でサラリと言う。お前”に”?生ける?なに?なんて頭の中に疑問符浮かべていると、淫孔をしっぽりと堪能した指を抜き取り、細い紫陽花の茎を私の淫孔へ差し込んだ)んっぅ、冷た…ぁ…そこ、それ、紫陽花、そんなところ挿しちゃ…(だめ…の二文字がまた言えなくて。クスっと乾いた笑い声にゾクりと身を震わせて、ゆっくりと肉壁を押し拡げながら無機質な物体が1本、また1本と差し込まれてく。悶えの吐息を吐けば無造作に髪を掴まれ、甘い声で「見ろ」と言う…。声に促されて視界を股間へと向ければ、そこには青紫色の可憐な花が見て取れて。)お、お花可愛い…、可愛いけど、んでも、でもソコは…(困惑のヘタレ声。でも淫孔を隙間なく埋める茎を鷲掴みした彼の手が動けば堪らず啼く私に)「ココならいつもたっぷり潤ってるから花にもお前にもイイだろ…?」   (2019/6/24 15:25:36)

神崎奈々【許可頂きましたのでこっそりと投下させて貰いました お目汚しすいません(笑)】   (2019/6/24 15:26:11)

おしらせ神崎奈々さんが退室しました。  (2019/6/24 15:26:23)

おしらせwwさんが入室しました♪  (2019/6/25 01:47:03)

ww誰の許可とったんだ?ww   (2019/6/25 01:47:16)

ww神崎奈々 > 多分私に吐露する権利はあると思うので…    (2019/6/25 01:47:42)

ww部屋消したから、無かったことになったのか?ww   (2019/6/25 01:48:02)

wwご都合主義だな!!   (2019/6/25 01:48:24)

おしらせwwさんが退室しました。  (2019/6/25 01:48:31)

おしらせWWWさんが入室しました♪  (2019/6/25 07:33:39)

WWW私ね?嘲笑えるんだ…。大嫌いで仕方なかった貴方がいなくて嬉しいから、かな?   (2019/6/25 07:34:44)

WWW七瀬婆さん。嗚呼楓婆?椛婆?色々あり過ぎて分からないですね!   (2019/6/25 07:35:46)

WWW枯れた紫陽花みたいな七瀬婆さん。   (2019/6/25 07:37:01)

WWWネット依存してないでリアルに生きなさい。   (2019/6/25 07:37:45)

WWW掃除婦としてW   (2019/6/25 07:38:07)

おしらせWWWさんが退室しました。  (2019/6/25 07:38:23)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/26 17:22:22)

(梅雨の到来を示す紫陽花。紫陽花にも多色様々な色合いを咲かせる。人も『十人十色』や『喜怒哀楽』と言った感情を持ち合わせている。紫陽花を『女体』に例えれば卑猥さえ感じるであろう。肢体に舌先が這う等、濃厚な動きはまるで『蝸牛』や『蛞蝓』といったものに感じる。そんな舌先に身悶え、蠢く動きに葉に滴る雫はまさに、女性の『恥部』なのであろう。黒々と繁みの中から滴る雫も、そうであろう。そんな黒々とした繁みの『絹草』を掻き分ければ、更に赤身を帯びた『陰唇』が視覚に捉え、その先に隠れた『膣口』に唇を添えれば庭かに滴る『蜜』。そんな滴る蜜を吸われれば、否応なしに聴こえる水音が身悶えを増幅させる)   (2019/6/26 17:22:34)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/26 17:22:52)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/26 17:23:01)

(紫陽花の『花言葉』も色々ある。しかし、例えるなら紫陽花は『八方美人』がよく似合う。梅雨の時期に其々の個性を持った華花の1つ。葉に滴り落ちる雫は、女性特有の溢れ出す『蜜』そのもの。そんな葉に蠢く『蛞蝓』。まるで裸体這う濃厚な舌先に、私の肢体は熱く火照りそうな感情に導かれる。『蛞蝓』が這うのは、裸体のどの箇所なのか…妄想すればする程、熱さは敏感な箇所を熱く…溶かそうとする…。華の色彩も色鮮やか。感情の『喜怒哀楽』に似ている。紫陽花を掻き分ければ更に、葉や茎に這わせる蛞蝓。肢体全体に這う蛞蝓は、多くの舌先が這う様にみえ、胸が熱くなり片手が胸元へいき…着衣を強く握り締めて、胸の高まりは更に早くなる…)   (2019/6/26 17:23:15)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/26 17:23:22)

おしらせ書き人さんが入室しました♪  (2019/6/26 23:48:29)

書き人駿河の国…梶原山は満月の明かりに照らされている。雲ひとつない晴天の夜だった。景時寺はその山の中腹にあった。お堂はすっかり荒れていてご本尊すら今はすでに無い。屋根は朽ち落ちて堂の中まで月明かりが照らしていて、青白い影を見せている。ひっそりと物音一つしない。時折鹿の鳴き声が遠くに聞こえるくらいだった。国道から細い道が一本、山の上の景時寺に伸びている。国道からその寺は見えなかった。その寺に向かって1台の車が上ってくる。車は、寺の前のスペースでエンジンを止め。中から一人の女性が下りてくる。あたりを見渡すようにして、お堂に続く石段をその女性は一人で上がってくる   (2019/6/26 23:48:53)

書き人「ここが有名な心霊スポットね?」彼女は満足そうに笑いながらスマホのシャッターを押す。だいたい心霊スポットと言われるものが本物であったためしがなかった。彼女はその証拠を集めているに過ぎなかった。「ほらね?大体こんなものよ…」得意そうに笑うと。その場を離れようとお堂に背を向けたとき。晴天だった夜空に急に真っ白な霧が張り始めた「何?霧?」そう思った時。背後から急に強い光を感じた。不思議に思って後ろを振り向くと先ほどまで廃れたお堂でしかなかった建物の中が青白い光に包まれていた。彼女は恐る恐るお堂の中に戻る。振り返ってみると帰り道さえわからないほどその霧は周りの景色をすべて飲み込んでいた。様子を見ながらお堂に入ると「何者だ?」まるでエコーが聞いているようなくぐもった太い声が聞こえた。ビクリと体が震える。なんだか急に肌寒く感じ始めた   (2019/6/26 23:49:07)

書き人青白いだけだった光の中にオレンジの光が加わった事によって。あたりはさらに明るくなった。するとご本尊が祀られているであろう場所に人影が見える。その人影は背中を向いていたが、誰でもわかるような鎧兜を着ている。ゆっくり振り向いたその人影と彼女は目が合った。「北条のものか?」何を聞かれたのか一瞬わからない。返事をしようにも声が出ないことに気づいた。声が出ないだけではない、体すら指一本動かなくなっていた。その人影の周りに蝋燭の蜀台が4つあり。その蜀台にはゆらゆらと炎が立ち上がっていた。炎に照らされた人影は真っ白な顔に黒い髭が生えている。うつろで生気の無い目はぼんやりとこちらを見ている。「何しに来た?」人影が言う。逃げ出そうと体を動かしても体はピクリとも動かない   (2019/6/26 23:49:18)

書き人咄嗟に言葉が出た「お、お母さん…」心の中で聞こえたのか、ほんとうに口から出た言葉なのか判断はつかなかったが。人影は立ち上がった。ゆっくりと彼女に近づく。「道に、迷われたか…」人影は言う。首を縦に振る。動いたのか動いていないのか自分ではわからなかった。「それは。お困りのようじゃ。これを持ちなさい…」人影は彼女に蝋燭を渡す。「ここらは霧が深い。女子が一人で来るような所では無いわ」人影は少し笑ったように見えた。「あ、あなたは…」彼女は聞いた。聞いた?人影は元の場所に戻る。青白い光が薄くなっていき。オレンジの光がふっと消える。人影は闇にまぎれて消えていった   (2019/6/26 23:49:32)

書き人急に体が動くと彼女は猛烈な恐怖心に襲われた。渡された蝋燭を持ったまま来た道を駆け足で戻る。進むたびに霧が晴れていく。何も考えられない「さっきのは何?何だったの?」そう思うこと事態いけないことのように思えた。一心不乱に石段を駆け下りる。気づくと辺りが明るくなっていた。霧が晴れて満月の優しい光があたりを照らし始めたのだ。「助かったの?」目の前に止めた自分の車に駆け込み慌てててエンジンをかける。静かな夜に騒がしいエンジンの音が響く。何も考えず国道まで走る。そこでやっと心が平常心を取り戻す。車を止めて振り向く。【景時寺】の看板が見える「景時って…」呟くように言って助手席を見る。さっきまで持っていた蝋燭が…いや。蝋燭はなかった。変わりに助手席に残っていたもの…ひと房の紫陽花だった…   (2019/6/26 23:49:45)

書き人【景時…】   (2019/6/26 23:49:58)

書き人【失礼します】   (2019/6/26 23:50:10)

おしらせ書き人さんが退室しました。  (2019/6/26 23:50:13)

おしらせ名も無き老人さんが入室しました♪  (2019/6/27 02:06:31)

名も無き老人【こんばんは お邪魔します】   (2019/6/27 02:06:54)

名も無き老人【こちらのログ見て少し躊躇したのですが うちの子もサボってるようですしお部屋のログでみなさんオオトリを狙っているという事のようですので 箸休め?お茶濁し?でもいいかと思い置いておきますね】   (2019/6/27 02:09:23)

名も無き老人(人里離れた山間に建つ一軒の古民家 その門をくぐり玄関へと向かうも傍らに咲き誇る紫陽花に目をやり足を止める。『貴方色に染めてください』と女が持ち込んだ紫陽花も様々な色を呈している。 その色合いを眺めながらどちらかと言うと折に触れ女が見せてきた様々な表情を思い浮かべポツリと呟く)そろそろ頃合いかな(笑みを浮かべながら花に手を伸ばし鷲掴みにしようとするも『紫陽花の色づいている部分は額であり花はその奥に隠れている』と聞いたことがあるのを思い出し手を止める)次はこの色づいた額を剥ぎ取っていきその奥に隠した素の女を曝け出せと言う事か(誰に聞かせるでもなくポツリと言葉を吐き出すと踵を返し建物へと向かって歩き出す)   (2019/6/27 02:09:44)

名も無き老人【お邪魔しました 失礼します】   (2019/6/27 02:10:05)

おしらせ名も無き老人さんが退室しました。  (2019/6/27 02:10:09)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/27 20:56:08)

闇の中、煌々と輝く月…一筋の光が蔵の高い窓から降り注いで、一人の女と一人の男の姿を照らし出す。月の光の中、一糸まとわぬ姿で手首を縛られた手で必死に蔵の柱を掴んでその尻を掲げる女の姿。気品に満ちたその貌は、その肌に弾ける音がするたびに苦痛に染まって。街の人がその光景を見れば、言葉を失うだろう。誰にも優しく、慈愛のこもった眼差しで、清らかそのものの象徴のような教師が、そのような歪んだ行為にその身を捧げているとは。露わな双桃は打擲の跡で赤く染まるも、その瞳は泳いで、どこか切ない色に染まる。男がその幾重に分かれた穂先で、双桃の付け根を撫で上げる。次にそこを撃つ。意思を言葉ではなくその穂先で伝えると、穂先が離れて、男の手が振りかぶって、蔵の中の刻が止まり静寂と期待が支配する。次の瞬間、穂先が双桃を襲って肉が弾ける音がして、悲痛な聲が静寂の空気を切り裂く。腰が落ちる。体が震える。痛みだけでない委ねれば理性が溶ける様な…今までの自分が崩壊するような感覚が体の中で弾ける。崩れそうになる体を必死に支えて、次の罰を受けるために双桃が再び掲げると、穂先が再び双桃に触れて、離れて、弾ける。   (2019/6/27 20:56:22)

男の歪んだ欲望を受け止めるだけに捧げたその躰。自信と確信に満ちたその言葉と響きを聞いた瞬間に体の奥に走った怪しい予感。必死に否定しようとするも、心と体の奥で蠢く歪んだ喜び。そして、痛みの中で漏れ出す甘い声と、撃たれるたびに近づいてくる何か。それを知ってしまった瞬間に全ての価値観が崩壊しそうな予感と確信。思わず口から洩れだしそうになった…「待って」という言葉。それを察したかのように、矢継ぎ早に弾ける穂先。間隔が狭まり、理性を回復する間もなく、次の打擲の為に掲げる力もなくなった尻に容赦なく弾ける男の歪んだ悪意。白くフェードアウトしかけた世界の中で、トドメを刺すような激しい打擲と共に、痙攣して堕ちた体。床に崩れ落ち…震える躰と、今まで誰も見たことがない、凄惨とした中で色濃く染まりあがった艶やかな姿。誰もがその清らかな姿の中からは想像しえなかったまさに惨美とも言えるような儚くも艶やかな…美。男はその女の瞳を見た時から、その美に到達するその可能性を見出し、確信していた。今までその女の前や周りを通り過ぎたどの男をも見出しえなかった惨美を。一人の聖女が…堕天して、生まれ変わったその姿を。   (2019/6/27 20:56:40)

「何年植向仙壇上 早晩移栽到梵家 雖在人間人不識 与君名作紫陽花」   (2019/6/27 20:56:59)

詩人が見出す前までも、梵家に美しい紫色の花はあった。ただ、人が知らぬだけで。それをとある詩人が見出し、「紫陽花」という名を与えた時に、初めてただの花が「紫陽花」に昇華した。「紫陽花」という生が…生まれた。優しく美しくその爽やかな美しさを誰もが認め、烏滸がましい欲望を…そのリビドーを射影することすら恐れ多く感じるそんな女性。その中に、まさかこのような被虐の惨美が潜んでいようとは。激しい痙攣と共に、意識を手放して放心状態になった姿を見下ろして思う。今、まさに新たな生が吹き込まれ、イブはリリスとして転生した。聖女の中に誰も知らぬ美を見出し、消えぬ刻印をその魂に刻み込み、堕とした詩人に与えられるのは名をつける権利だけな訳もなく。堕ちた聖女の魂に、次はどんな穢れを刻み込むか。どのように染め上げるのか。それ全てがその美を見出したものの対価だろう。自然と上がる口角。月はその角度を変えて、高窓から差し込んでいた光が薄まり、闇が再び二人を包んでいく。紫に染まった宵闇の中…次に陽が差した時…花は男の歪んだ欲望の色に染まているだろう。それこそが、女という哀しきの花の無常なのだから。   (2019/6/27 20:58:17)

2019年06月05日 09時39分 ~ 2019年06月27日 20時58分 の過去ログ
お題に翻弄されて(仮)
現在のルーム
過去ログ一覧
▲このページの先頭に戻る


クッキーの使用について | 広告掲載募集

(C)2009-2024 チャット ルブル <info@chat.luvul.net>