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「【中文さん向け】 わたしの、好きな人。」の過去ログ

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2018年06月17日 23時47分 ~ 2019年07月03日 05時00分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

椎名彰♂24その言葉、忘れるなよ……(締め付けが一層強まって、もう出てしまいそうになる。慌てて肉棒を抜けば、彼女の顔に肉棒を向け、その顔を白濁液で汚す。ねっとりとした精液が彼女の顔にかかる。だが、それで終わりではない。そのまま彼女の顔に肉棒を押し付け、その口に肉棒を突っ込む。今度は噛まれてもそれをやり続ける)あの男に言いつけたっていい。そうしたら僕は今日見たことをバラすだけだ。もう逃がさないからな。お前は僕の奴隷だ。好きでもない男に身体を好き放題されるんだ。悔しいだろ? 苦しいだろ? 僕は一生お前を許さないからな、結衣(舞い上がっていたのかもしれない。もう脅迫という趣旨を忘れて、彼女に自分の気持ちを吐露してしまっている。それは自分でも気づいていない程無意識のことだった。それも仕方のないことだ。ずっと好きだった女を奴隷に出来たのだ。たとえ歪んでいると言われても構わない。今はこれでいい。彼女は自分に振り向くことはない。それならばいっそのこと、凌辱してしまえばよいのだ。これからようやく始まる。二人の歪んだ関係が――)   (2018/6/17 23:47:43)

新田結衣♀24―――んんっ!んぅ…!?(顔へと塗りたくられる白濁。それだけではなく口内に無理矢理突っ込まれれば流石に目を丸くした。ぬちゅ、ぬちゅ、と口内まで白濁で満たされて行く。溺れないようにソレを嚥下すれば、ねっとりとした物が食道を下って行くのを知覚した。  ――逃がさなくて良い。許さなくて良い。ただ自身に執着して、嫉妬で狂った眼差しを向けてくれるなら何をされたって構わない。長かった。ずっとずっと欲しかった。ずっとずっと好きだった。やっと手に入れる事が出来たのは何も彼だけではない。大好きな“わたしに執着する彼”を手に入れる事ができた。苦い苦い、それでいて何処か甘い、そんな歪んだ味がじんわりと体内に広がった―――)   (2018/6/17 23:56:15)

新田結衣♀24【短めの〆で申し訳ないです。歪みっぷりがとっても素敵でした…!楽しいひと時をありがとうございます!】   (2018/6/17 23:57:06)

椎名彰♂24【いえいえ、こちらこそありがとうございました。狂いっぷりが素敵でした】   (2018/6/18 00:00:14)

新田結衣♀24【ケンカップルならぬ、狂いップル!とても楽しかったです!ありがとうございましたー!お部屋もありがとうございます!お疲れ様でしたっ!】   (2018/6/18 00:02:47)

椎名彰♂24【お部屋ありがとうございましたー】   (2018/6/18 00:03:04)

おしらせ椎名彰♂24さんが退室しました。  (2018/6/18 00:03:10)

おしらせ新田結衣♀24さんが退室しました。  (2018/6/18 00:03:14)

おしらせ新田結衣♀24さんが入室しました♪  (2018/6/18 19:33:59)

新田結衣♀24【連日の入室失礼致します。人待ちです。】   (2018/6/18 19:34:20)

おしらせ椎名彰♂24さんが入室しました♪  (2018/6/18 19:40:40)

椎名彰♂24【よろしくお願いします。お待たせしました】   (2018/6/18 19:42:38)

新田結衣♀24【よろしくお願い致します!】   (2018/6/18 19:43:25)

椎名彰♂24【では此方から書き出していきますね】   (2018/6/18 19:43:57)

新田結衣♀24【はーい、お願い致します!】   (2018/6/18 19:45:51)

椎名彰♂24(あれから一か月ほどが経った。それほどの回数の逢瀬は重ねていない。彼女も彼への影響は最小限に留めたいだろうし、自分も彼にこの関係をバレたくはなかった。露見を避けるためには会う回数を減らすことが一番効果的だった。彼は微塵も二人の関係を疑っていないように思えた。出張の話が出たのはその時だった。浅間、という地元の議員と、椎名、そして彼女の三人で、泊りがけの研修である。椎名は嫌な予感がしていた。研修とは名ばかりの接待のようなもの。地方の工場の査察などはそこそこに、宿泊先の旅館での宴会が続いた。浅間はそこまであからさまにはしないものの、呑みの席では彼女にちょっかいを出していた)   (2018/6/18 20:04:15)

椎名彰♂24 (歳は倍以上。50を越える浅間は、老人ばかりの議会ではまだ若手なものの、地元にかなり強い地盤を持つ議員で、自分たちなど吹けば飛ぶような存在だ。彼女だけを研修に連れていくのはあまりにあからさまなので、椎名のような『事なかれ主義』の男も同行させたのだろう。宴会が終わった後、浅間は椎名に言付けをした)『新田くんを私の部屋に呼んでくれたまえ。なに、少しばかり仕事の話をするだけだ。すぐに来るように言ってくれよ』(そう言って、椎名の肩を叩く浅間は薄汚れた笑顔を浮かべていた。椎名は、彼女の部屋の扉を叩いた)   (2018/6/18 20:04:28)

椎名彰♂24【こんな感じでいかがでしょうか? 少し変化球にしてみました】   (2018/6/18 20:05:18)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、新田結衣♀24さんが自動退室しました。  (2018/6/18 20:15:29)

おしらせ新田結衣♀24さんが入室しました♪  (2018/6/18 20:16:19)

新田結衣♀24【と、ごめんなさい!何やらWi-Fiが切れまして…!おまたせしました。今から続けますね!】   (2018/6/18 20:16:55)

椎名彰♂24【そういうことでしたか。ドンマイです、お待ちしてますねー】   (2018/6/18 20:17:28)

新田結衣♀24(――思っていたよりも、彼からの呼び出しは少なくて拍子抜けをした。“好きな人”を“奴隷”にしたのだから、もう少しその立場を利用し、己に執着してくれると思ったのに。)……。(それでも、飲み会の席は“良かった”。明らかに自身の様な若い女性目当ての腐った男が下卑たチョッカイをだしてくれたお蔭で、彼からの嫉妬を受ける事が出来たのだ。嗚呼、何度見ても、嫉妬に燃える彼が好き。もっともっと嫉妬させて狂わせて自身に夢中にさせたい。――大宴会も終わり、お風呂に入り直した今現在。あとは寝るだけと言ったときにノックの音が鳴り響く。小首を傾げて『誰だろう』なんて考えつつ部屋を開けた。)椎名くん…?(キョトン、とその表情を見上げる。“命令をしにきた”と言った雰囲気では無い様子。どこか苦しげで困っている様にも見えた。)どう、したの?(言葉を続けて問い掛ける。ドライヤーで乾かしたとはいえ、まだ少ししっとりと毛先が湿っている。短い髪をハーフアップにして纏めた浴衣姿。寝る直前だったからだろう、僅かに合わせは緩んでいる。)   (2018/6/18 20:26:19)

椎名彰♂24(ずっと彼女とあの男を睨んでいたように思う。あの男は自分が脅迫までして手に入れた関係を、たった一夜で為そうとしているのだ。それに、きっとあの男は彼女にそれほどの執着はない。若い女だから、と彼女を抱きたがっているだけだ。腐りきった人間のクズだ。緩んだ彼女の合わせをつい、見てしまう自分も、きっとあの男と似たようなものだろう。だが、自分とあの男の違いは、自分にとっては彼女の代わりはどこにもいないということだ)……浅間が、呼んでる。あいつはクズだよ。仕事の話をするなんて言ってたけど、そんなわけがない。君は行く必要はない、と思う……(彼女の眼を見て、その言葉を言えない。行く必要がない。そんなわけがない。来なかったらどういうことになるか。きっと彼女も、彼女の恋人も、自分も、まとめて干されてしまうだろう)   (2018/6/18 20:35:06)

椎名彰♂24(心が軋む。彼女を見る眼はもうすっかり歪んでいる。彼女は自分の奴隷のはずなのに、何もできない。自分はただの無力な一人の男に過ぎなかった。あの恋人は呑気なものだろう。こういう話には疎い。ただの出張だと思っているに違いない)……いかないで、ほしい(そう、小さく告げる。それは叶わない願いだ)   (2018/6/18 20:35:21)

新田結衣♀24椎名くん……。(彼の縋る様な切実な瞳に―――ゾクゾクッと背筋が震えた。きっと彼は揺れている。己の想いと、仕事や自分達の立場を天秤に掛けて。恐らく、被害を被るのが彼一人ならきっと彼は止めてくれたと思う。上がりそうになる口角をきゅ、と結んで、眉尻を下げて彼を見詰めた。)……大丈夫だよ、椎名くん。わたし“そう言う事”慣れてるし、得意だから。サクッと終わらせてくるね。(気丈にも微笑んで見せて、耐えるかのように震える声で言葉を紡ぐ。――勿論演技だ。別に辛いなど微塵も思っていない。あの男の元に行くことで彼が嫉妬をしてくれるなら悦んで其の部屋に行くとしよう。表面上は“行きたくないけど、仕方ない”、“眼の前の彼に力があれば回避できるのに”と、そんな雰囲気を装った。)……行かないと、わたし達が大変な事になっちゃうんでしょ。大丈夫だから、ね?(部屋を出れば、鍵も閉めずに、行ってきます、と告げながらその横を立ち去ろうとした。折角の面白い状況だ。あんな男の為に一晩使うのは時間が勿体無い。あの男には気分を良くさせて酒でも飲ませて早々に寝かせてしまおう。彼が己を見送って部屋で待つならそうするつもりだ。)   (2018/6/18 20:45:05)

椎名彰♂24(そうだ。自分は無力にも彼女を見送ることしかできない。彼女にこんな台詞を言わせるのは最低の男だ。いや、彼女は自分のモノではない。交際しているわけでもないのに、こんなことを言うのはおかしいかもしれない。彼女を引き留めようとして、結局やめてしまった)……気を、つけて(何もないかもしれない。いや、そんなことを今更思うのは虫が良すぎる。でも、何故だろうか。彼女が、あの汚い男に抱かれることを思うと、勃起する。自分は狂っている。彼女を脅迫しているのに。彼女を傷つけたいと思っているのに。どうして彼女を心配するのだろうか)……いや、やっぱりついていく(彼女が行くのではなく、二人で行けばよい。仕事の話ならば自分を混ぜていっても構わないはずだ。無理矢理に彼女の手を引いて、浅間の部屋へと向かう)   (2018/6/18 21:12:26)

椎名彰♂24『なんだ、君も一緒か』(扉を開けた浅間はあからさまに嫌な顔をした。男が邪魔だと言わんばかりに。だが、部屋には入れないというわけではなく、二人を部屋に入れた。鍵を閉めて、浅間は自分の髭を撫でる。禿げた頭はいかにも卑猥な男だ)『お互いにもう子供じゃないんだ。話は分かると思うんだが。君たちにとっても悪い話じゃない。出世のチャンスをあげようという話だよ。私と寝れば、新田くん、君も、君の恋人も出世する。それからね、椎名くん、私は君にもチャンスをあげたいと思っているんだ』(ニヤニヤと笑う浅間はまるで狸のようだった。彼は椎名に小さなカメラを渡すと)『ちょうど私は撮影するのが好きなんだ。君がこの様を撮っていてくれるなら、私は君を出世させてあげよう。なんなら混ぜてやってもいい。ほら、二人で話し合ってみてくれ。悪い話じゃないだろう。一晩の我慢だよ、我慢……』(椎名は迷う。無力な自分が嫌で、こぶしを握り込んで血が出そうだった)   (2018/6/18 21:13:01)

新田結衣♀24――…。(ついてくると、彼は言った。それは別に良いのだけれど、本当は酒でも飲ませて寝かせて、それで“シた”風に彼に伝えようと思っていたのに。ついてくるとなれば、実際にシて見せないといけないではないか。ちょっとだけ面倒だな、なんて思いながら男の部屋に向かった。そして男から告げられる言葉はかなり下品な物で疲弊の色を顕にしないように抑えつける。)えっ。……お言葉ですが、撮影されるのはちょっと…困ります。(苦笑を浮かべてやんわりと拒否を示す。乗り気で依頼を受けてしまえば彼の悔しさを掻き立てられないではないか。)……あっ、でも、そっか。本気なんですね…?でも、流石に素面ではちょっと。せめてもう少しだけ飲みませんか?(持参した日本酒のボトルを取り出して、男の隣に腰を下ろす。小さめのグラスにそれを注げば、「はい、どーぞっ。」と両手で差し出した。勿論断らせないように身体を密着させて、その後の行為を連想させるようにして。むにゅ、と下着をつけていないであろう双丘が擦り付けた腕によって形を変える。男が一口飲むのを見やれば、)   (2018/6/18 21:24:37)

新田結衣♀24ふふ、美味しいでしょ?わたしのオススメなんです。浅間さんならもっと美味しいの知ってるでしょうけど。ほら、椎名くん。ここからちゃんと撮っておいてね?(笑みを深めて彼に命じる。カメラを指差し、腕に腕を絡めてピースをしてみせた。)ね、出世の話、本当ですか?嬉しいなぁ……。わたしは浅間さんに身体を差し出したら出世できるんですかぁ?(間延びした口調はまるで酩酊しているかの様。耳元で囁きながら言葉を続けた。ふっ、と息を吹きかける。この程度で酔って寝てしまう事はないだろう。寧ろ男を高める良いスパイスになる筈だ。腕を絡ませ、押し付けている内に浴衣の合わせが更に乱れていく。)   (2018/6/18 21:25:00)

椎名彰♂24(椎名には最初に彼女が断った時、あれこそが彼女の本音だと思った。だが、彼女が始めてしまった以上、自分がそれをしないわけにはいかない。しなければ、彼女の行為が全て無駄になってしまうからだ。椎名は無言でカメラを向けた。可愛らしい幼馴染と、醜い豚の行為を撮影するという屈辱は、椎名の眼に憎しみの炎を滾らせるのだ。彼女にはそれがよく分かるだろう)   (2018/6/18 21:38:14)

椎名彰♂24 『たしかにそうだねえ、新田くん。君は本当に気が利く。私は感心したよ……』(彼女から差し出された酒を一気に飲み干す。酔って寝てしまうことこそないが、宴会で既に酒が入っている。男は酩酊しつつあった。椎名という男は、浅間の眼からは完全に除外されている。写っているのは彼女だけだ)『出世の話は勿論だとも。ふふ、でも、たっぷりサービスしてくれないとねえ。例えば、ここを、こうこうっとね……』(乱れた浴衣の合わせをさらにはだけさせて、彼女の乳房に手を伸ばす。ゴツゴツとした手で彼女の柔らかい乳房を揉んでしまえば、嬉しそうに笑う。椎名はカメラ越しに彼女をじっと見ている。カメラを持つ手が震えている。それは怒りか、それとも悲しみか)   (2018/6/18 21:38:22)

新田結衣♀24(男の手が自身の胸元に伸びてきた。ぴくんっ、と肩を跳ねさせる。チラリ、と横目で撮影する彼の姿を見遣る。)――『みないで』(口元の動きだけで告げてみせた。―――なんて。本当は見て欲しい。自身の大好きなその嫉妬と怒りで充血した鋭い瞳で、穴が空くくらい見詰めて欲しい。寸分も見逃さず、瞬きもせずに見つめ続けて欲しい。泣きそうな瞳を伏せる。)…っ、んぅ……。(ゴツゴツとした手は彼とは異なる。胸を揉むその動き自体は全く気持ち良く無いのだけれど、大好きな瞳に見詰められている状況に身体は興奮してしまい、じくじくと下腹部を熱くした。見られている。強く強く感情を込めて見てくれている。視線で身体中を愛撫されている心地だった。)っはぁ…。あさ、まさん……。そこだけ、じゃ…焦れったい……。出世させて、くれるなら…サービスします、から…。(身を捩らせ、腰を反らして。全体を揉まれるだけでは物足りないと告げる。先端はその掌を突くように、ツン、と主張している事だろう。僅かに腰を捻らせて、その掌に擦り付けるようにする。――ほら、もっと見て。わたしの大好きな嫉妬の炎を宿した貴方を見せて。)   (2018/6/18 21:47:37)

椎名彰♂24『ふふ、君はとってもエッチな子なんだねえ、結衣ちゃん。おっぱいを触られただけでもうビクビクしてるじゃないか。私の手がお気に入りかな……?』(下品に笑う浅間は、すっかり自分の愛撫で彼女が感じていると思い込んでいた。身体をこうやって差し出させた女はたくさんいるが、やはり感じやすい方が好みだ。気分の良くなった浅間は彼女の乳首を指で摘まみ、何度もその太い指で転がしていく。まるでビー玉やおはじきで遊んでいる子供のように目を輝かせているが、その顔は欲望で脂ぎった醜い狸だ)『結衣ちゃん、私の息子は一足お先に出世してるよ』(下らない冗談を言いながら、彼女の脚に浴衣越しに肉棒を擦り付ける。すっかり勃起したそれはもう先走りの汁で浴衣を濡らしていた)   (2018/6/18 22:03:59)

椎名彰♂24(ひどいものだ。出世させてくれるならサービスする。そう言った彼女はまるでこの行為を望んでいるかのようだ。だが、椎名は分かっている。彼女はさっき、『見ないで』と告げたのだ。本当はこんな醜い男と交わっているところを誰が見たいものか。彼女が別の男に辱められている姿を誰が見るものか。だが、撮影しているのだから目を逸らせない。あの男は絶対に殺してやる。結衣は自分のものだ。汗で濡れている手を握り締めた。カメラが割れそうだ。それくらい怒りと嫉妬が燃え上がっている)結衣……(思わず名前を呟いてしまった。二人きりの時にしか呼ばない名を。低く唸るように、小さな声で。悔しそうにつぶやくのだ)   (2018/6/18 22:04:54)

新田結衣♀24っ、んん…っ!(先端を転がされ、ビクンッ!と身体が跳ねる。好きな人に見られている。大好きな瞳で睨まれている。それだけで全身の神経が過敏になって高まってきてしまう。)っ、はぁ、あさま、さん…っ。(肉棒が擦り付けられ、顔を赤らめて伏せる。見なくても解るその滾りと熱さに、はぁっ、と息を荒げた。彼が自身の名前を悔し気に呼ぶのが聞こえる。)―――っ!(その声だけで達してしまいそうな位、ゾクリッと怖いほど気持ち良い感覚が背筋を走った。このまま、この男と交わったら彼はどんな反応をするのだろう。前に自身のスマホを壊したようにカメラを壊すだろうか、それとも、前に自身を殺そうとしたようにこの男を殺そうとするだろうか。何方にしても、怒りに思考を狂わせた彼の姿が見える事だろう。チラリ、と自身の浴衣の裾に目を遣る。本当は交わる事なく終わらせようとしていたからスマホのボイスレコーダーを起動させたままだ。出世を餌に女性職員に猥褻行為を強要した、男を強請るには十分なネタだろう。だけれど、想定よりも彼の反応が気持ち良くて堪らない。恍惚とした瞳を思わず彼に向けてしまった。閉じられない唇からは、熱い吐息が何度も零れる。)   (2018/6/18 22:13:15)

新田結衣♀24【浴衣の裾→袖 に変換ください…っ!】   (2018/6/18 22:14:12)

椎名彰♂24【勝手に変換してましたw お気になさらずー】   (2018/6/18 22:15:16)

新田結衣♀24【ありがとうございます!】   (2018/6/18 22:15:46)

椎名彰♂24(彼女とカメラ越しに目が合う。小さい声で言ったつもりだったが、泥酔していない彼女には聞こえてしまったのだろう。彼女と見つめ合う。脅迫するたびに彼女を傷つけた自分が、今、彼女を心の底から助けたいと思っている。カメラから片手を離し、彼女を掴もうとした。いや、それは距離があるから届かないのだけれど。幻の行為に過ぎない。手を伸ばして、今すぐにでも彼女を連れ出したい。狂おしいほどに、彼女のことが、今、無性に欲しいのだ)   (2018/6/18 22:30:50)

椎名彰♂24 (浅間は思わず向こうを見た彼女の顔を掴み、自分の方に向けさせた。椎名が名前を呼んだから振り向いたのだとは気づいていない。勿論、椎名が手を伸ばしているのも気づかない。ただ、彼女がカメラを気にしているのだと思ったのだ)『カメラが気になるのはわかるけど、よそ見をしちゃいけないぞ、結衣ちゃん。ほらほら、結衣ちゃん、見えるだろう? 私のおっきな出世頭が……』(浴衣をはだけさせ、肉棒が直接顔を出す。どうやらパンツを最初から履いていなかったらしい。近くに敷いてある布団を指さして、浅間は命令する)『ふふ、それじゃあ結衣ちゃん。ほら、お尻を出してこっちに向けて、四つん這いになるんだ。おねだりもしてくれると、嬉しいなあ』(浅間は口から涎を垂らし、もう彼女とセックスをする気マンマンの言葉を吐いた)   (2018/6/18 22:31:01)

新田結衣♀24ん。(折角彼を見詰めていたのに、大好きなあの歪んだ瞳を堪能していたのに。いきなり顔を引き戻された。――誰がそんな汚い顔を見たいと思うんだよ。心の中で悪態を吐く。自身の邪魔をするならば、愉しみを奪うなら、目の前の男にもう用は無い。適当に挿入させて、適当に終わらせてしまおう。もう充分過ぎる程彼の中で欲望は燻っている筈だから。)………オネダリ、なんて、そんな……。(命令通り、布団の上で四つ這いとなる。まあるく曲線を描く下腹部を持ち上げ、もじもじと恥じる様に腰を揺らす。浴衣のお陰で隠れてはいるが、薄い生地だ。薄っすらと下着の線が浮かび上がっている。男が近付いてくる気配がする。思わず腰から離れようとするが、掴まれた。浴衣を乱され、下着を下される。くちゅくちゅと彼の視線で濡れそぼったソコを汚い手で弄られる。更に“オネダリ”をせがまれる。―――嗚呼、吐き気がする。)   (2018/6/18 22:46:04)

新田結衣♀24……っ、ふ。焦ら、さないで…ください……っ。―――じゃないと、この音声公開しちゃいますよ?(挿入はもう同時だったかも知れない。それは別に構わない。酷く淡々とした声で袖からスマホを取り出せばボイスレコーダーの画面を見せた。つい先日壊されたけれど、不便だったので新しく購入した物。データを目の前でどこかに送信して見せる。壊しても無駄だ、と暗に伝えた。)今、色々とセクハラだ、パワハラだ、煩いじゃないですかぁ…。これ公開されたら不味いと思うんですよねぇ。撮影した映像は流石に見せるの恥ずかしいですし…貴方の所有下にありますし…。ね、今なら酔ってたって事にしてあげますよ?(ニコリ、と笑みを浮かべて顔だけ後ろに向ける。腰を揺らせば、くちゅ…と態とらしく音が鳴る。)あ、出世の話も考えて貰えたらとっても嬉しいです…っ!   (2018/6/18 22:46:10)

椎名彰♂24(それは突然のことだった。終わってしまう。彼女と彼がセックスしてしまう。頭の中がごちゃごちゃする。彼女が脅迫していたことを認識できなかった。それはしなくても良いことだった。気が付けば、カメラを投げ捨てて、浅間を思い切りぶん殴っていた。浅間は彼女に脅迫されて青白い顔をしていたが、椎名に横から殴られて、完全に気を失っていた。椎名は何も言わず、彼女の乱れた浴衣を直すこともなく)お前は僕のものだ……   (2018/6/18 23:02:23)

椎名彰♂24(彼女の腰を掴む。構図は何も変わらない。彼女を犯す男が自分に変わっただけのこと。彼女は自分の奴隷だ。何も遠慮することはない。彼女を犯すのは自分だけの特権なのだ。彼女の中に肉棒を突っ込む。ナマでも妊娠の心配はない。彼女には避妊薬を飲ませてある。飲むように命じたのも自分だ。いつでも入れられるように)お前は僕のものだ、わかったな、結衣!(何を言っているのだろう。本当の恋人でもないのに。立場に押し切られ、一度は彼女を差し出したくせに。彼女を怒鳴りつけて、乱暴に腰を振る。激しい腰遣いは、彼の怒りと嫉妬そのものだった)   (2018/6/18 23:02:30)

新田結衣♀24(嗚呼、嗚呼。もう折角此方が悪者になってあげたのに。助けてあげたのに。それに気付かない程、愚かで可哀想で愛おしい。それだけ自身に狂ってくれている。それだけでもう幸せ過ぎるくらいだ。背後で男が殴られ倒れる姿を見遣りながら、彼が腰を掴んだ。視認できたのはそこまで。)―――っ、んんっ!!(ビクッ!と腰が跳ねる。待ち望んでいた刺激にきゅうぅぅ、と胎内を収縮させて喜びを表した。それでもその悦びは表立って出さずに、)っ、ふっ…!ぁっ、あっ…。見捨てた、クセに……っ!わたしの、コトなんて…っ、本気じゃ、ない…くせに…っ、んんぅ!はっ、ぁっ…っ!(乱暴な律動。それでも“狂おしい程愛されている”と云う実感から、気持ち良くて堪らない。煽る様な言葉はさらに彼の感情を加速させ掻き立てる為。)っ、あっ!ぁっ…!(気持ち良さそうに甲高い声を響かせて、布団をぎゅーっと握り締める。肘を折って、腰だけ高く持ち上げて。甘い声を零しては、蜜も溢れんばかりに零していった。)あきら、くん…っ…!見捨てる、なら…っ、どれ、ぃ、やめ、ちゃう、から…ぁ…っ…!ん、っ、んっ…!(脅されている己にそんな言葉を言う権利はないのだが)   (2018/6/18 23:12:14)

椎名彰♂24本気じゃないわけ、ないだろ……クソ、クソ、お前はいつだってそうだ、いつだって、いつだって……!(好きだとバレてはいけないのに。でも、本気じゃないなんて言われたら、彼女のことを殺してやりたくなる。本気だ。ずっと本気だ。小さいころからずっと本気なのに。ずっとずっと好きなのに。彼女は何も気づいてくれない。好きだ、好きだ、好きだ。でも、それは言えない。どうせ自分のモノになりはしないのなら)あいつが好きなんだろ、お前は……! お前はいつだってそうだ、俺の気持なんか考えもしないで! 奪ってやる、あいつから……お前を……。お前をめちゃくちゃにしてやる。お前をめちゃくちゃにして、僕の奴隷にして……ああっ、クソが!(腰を激しく振り乱して告白する。そこに彼女を気持ち良くしてあげるとか、そういう気遣いは一切ない。ただただ、彼女を使って自分のいら立ちを吐き出すだけ)お前が、好きだって言ってんだろうが……!(彼女の中に精を吐き出した。血迷った末に言ってしまった。その言葉を。彼女にバレてはいけない、その想いを)   (2018/6/18 23:25:42)

新田結衣♀24んっ!んっ…!!(奥を穿たれる度にくぐもった声が溢れて止まらない。唾液すら零して、湿った髪を振り乱した。徐々に絶頂に近づくにつれて、彼の思いの吐露も止まらなくなっていく。)――っ、えっ…。…っん、―――〜〜〜っ!!!(ビクーッ、と一層強く身体が跳ねる。四肢に力が入らなくなって、クタリと頭を下げる。ガクガクと震える下腹部は強く強く彼の精を、思いを搾り取ろうとした。)っ、はぁ。…は、ぁ。あきらく…ん、わたしの、こと……、そうだった、んだ…“知らなかっ、た”……。(布団に顔を埋めて返事をポツリポツリと紡ぐ。ビクビクと腰はまだ跳ねているけれど、構わずに。――嗚呼ついに、思いを告白させてしまった。これできっと更に彼は形振り構わず、開き直って執着してくれる事だろう。)気付かなく、て……ごめ、んね…っ。でも、わたし…、あの人の事が……。(――別に好きじゃないけれど。言葉を濁して申し訳なさそうな声を出す。自身の思いはバレてはいけない。両思いなどと知ったら彼の執着心が刺激出来ないではないか。手に入らないからこそ、人間は求めて狂って歪んでくれるのだから。強い想いを抱くのだから。)   (2018/6/18 23:38:17)

椎名彰♂24(彼女が嘘をついていることなど知らない。わからない。ただ、己の想いはバレてしまった。それがたまらなく情けなく、悔しかった。だが、これでもう心置きなく彼女を奪うことが出来る。そうだ、奪ってしまえばいいのだ。彼女が心変わりするまで何度も何度も、奪ってしまえば良いのである。彼女を犯す肉棒が、再び硬さを取り戻す)それでもいい……お前が僕を好きになるまで、僕は、お前を抱くから……(狂っている。いくら抱けば彼女の気持ちが変わるというのか。そんなことをしても彼女の気持ちは変わらないかもしれないのに。でも、それにすがるしかない。今は、それにすがるしかないのだ)   (2018/6/18 23:47:49)

椎名彰♂24【短いですが、これで〆ということでー】   (2018/6/18 23:48:07)

新田結衣♀24【はい、ありがとうございました!シチュエーションも特殊な感じでとても楽しかったです!!折角綺麗に纏まってますので、このままで、と甘えさせてください!笑】   (2018/6/18 23:50:59)

椎名彰♂24【いや、あそこで知らなかった、と言えちゃうそちらの魔性ぶり。とても堪能させていただきました。ありがとうございました】   (2018/6/18 23:51:37)

新田結衣♀24【魔性でしょうか、いいえ性悪です。此方こそ歪みっぷりをねこうね!ありがとうございました!お疲れ様でしたー!】   (2018/6/18 23:52:18)

椎名彰♂24【お疲れ様でしたー】   (2018/6/18 23:52:29)

おしらせ新田結衣♀24さんが退室しました。  (2018/6/18 23:52:47)

おしらせ椎名彰♂24さんが退室しました。  (2018/6/18 23:52:56)

おしらせ舞田めぐ♀17さんが入室しました♪  (2018/7/15 20:21:21)

舞田めぐ♀17【こんばんは、お部屋お借りします!】   (2018/7/15 20:22:07)

舞田めぐ♀17あっ!偶然ですね!(それは午後7時を過ぎた頃だった。自宅であるアパートの近くにあるスーパーでのんびりと食材を探していると、偶然の出会いが。)こんばんは。あっ…私のこと、覚えてます?一応隣の部屋に住んでいるんですけど…(目の前で少し驚いた顔をしている「彼」につい不安になってしまう。「彼」はアパートで隣の部屋に住んでいる男のひとで、よくパンを片手にスーツ姿で外に出ている姿を見たことがあるから社会人だろう。すらりと高い背と、うるさいクラスメイトとは違う大人っぽい落ち着いた姿に、私は気づけば想いを寄せていた。)お惣菜とパンばっかり…自炊とかしないんですか?ああ、お仕事が…あっ、じゃあ…(惣菜や菓子パンばかりの買い物カゴの中に心配になり、思わず、少し大胆に出た。)…うちで食べていってください。お料理、得意なんです!   (2018/7/15 20:27:00)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、舞田めぐ♀17さんが自動退室しました。  (2018/7/15 20:58:12)

おしらせ結城深紅♀16高校生さんが入室しました♪  (2018/7/16 22:17:58)

結城深紅♀16高校生【こんばんは、少しお部屋お借りします。朝の通学電車で一緒の、片思いにも満たないような淡い気持ちを少し。】   (2018/7/16 22:18:53)

結城深紅♀16高校生(「おはよう。」…そう心の中で話しかける平日の朝。前から2両目、3つ目の扉、私の最寄り駅の隣駅、そこから彼は乗ってくる。名前も年齢も知らないけど、好きな漫画なら知っている。それからテストがある日もわかる。だってその日は漫画ではなく単語帳や教科書を眺めているのだから。それから聴いてる音楽も1曲だけ知っている。一度だけ、イヤフォンが外れて大音量で電車に音楽を流してしまったことがあったから。焦ってコードを繋げようとして、絡まって落としてわたわたして、思わずくすりと笑ってしまった。「すいません、すいません!」と周りに謝る姿から目が離せなかった。CMで流れていた曲、そのアーティストが好きなのか、話題の曲だから聴いていたのか、どっちでも構わない。その日以来、朝の通学時間、最寄り駅から彼が乗ってくる隣駅までの間は必ずその曲を聴くようになった。学校の最寄り駅、私が降りる駅に着く時、彼が毎日立っている側のドアが開く。いちばん彼に近づく時間。再び心の中で挨拶しては、最寄り駅のホームに降り立つ。「行ってきます。」)   (2018/7/16 22:19:06)

結城深紅♀16高校生【練習がてらですのでソロル感覚で落としますが、お相手頂ければとても嬉しいです。】   (2018/7/16 22:22:58)

結城深紅♀16高校生(毎日聴いている曲も、もうCMの曲ではなくなっていた。制服も長袖から半袖になっていた。今年の夏はどこのプールに行こうかな、…あ、明日までの課題があったな、試合に使うユニフォームも揃えておかなきゃなー…そんな取り留めのないことを考えながら、電車に揺られる毎日。いつもBGMはあのCMの曲。あれからそのアーティストにハマってしまい、CDを片っ端からレンタルしては聞き込んでいる。最新のアルバムは初回限定版を買った、次のコンサートのチケットも取った。ー…名前も知らない彼が同じ電車じゃなかったら、もしあの日、イヤフォンが外れて音楽が流れなかったら。この曲にもアーティストにも、思い入れることもなかっただろう。いつかもし話せる日が来たら。…その時はあの曲の話をしたい。でもその前に、私の名前を知ってもらいたいー…これは恋心なのだろうか。友達にも話していない、淡い思いが胸の中で燻っているのが心地良い。彼が楽しげに漫画を読む横顔が、必死な眼差しで教科書を追う視線が、電車を降りるときに香るワックスの香りが、少し心を楽しげにも乱していることにまだ私自身も気付いていないのだろう。そんな朝の、ちょっとした楽しみな一時。)   (2018/7/16 22:42:02)

結城深紅♀16高校生【お部屋ありがとうございました。】   (2018/7/16 22:42:15)

おしらせ結城深紅♀16高校生さんが退室しました。  (2018/7/16 22:42:18)

おしらせ舞田めぐ♀17さんが入室しました♪  (2018/7/18 22:20:38)

舞田めぐ♀17【こんばんは、お部屋お借りします!】   (2018/7/18 22:20:51)

舞田めぐ♀17あっ!偶然ですね!(それは午後7時を過ぎた頃だった。自宅であるアパートの近くにあるスーパーでのんびりと食材を探していると、偶然の出会いが。)こんばんは。あっ…私のこと、覚えてます?一応隣の部屋に住んでいるんですけど…(目の前で少し驚いた顔をしている「彼」につい不安になってしまう。「彼」はアパートで隣の部屋に住んでいる男のひとで、よくパンを片手にスーツ姿で外に出ている姿を見たことがあるから社会人だろう。すらりと高い背と、うるさいクラスメイトとは違う大人っぽい落ち着いた姿に、私は気づけば想いを寄せていた。)お惣菜とパンばっかり…自炊とかしないんですか?ああ、お仕事が…あっ、じゃあ…(惣菜や菓子パンばかりの買い物カゴの中に心配になり、思わず、少し大胆に出た。)…うちで食べていってください。お料理、得意なんです!   (2018/7/18 22:21:01)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、舞田めぐ♀17さんが自動退室しました。  (2018/7/18 22:54:47)

おしらせミサト♀17さんが入室しました♪  (2018/7/25 09:26:15)

ミサト♀17【ソロルにてお部屋お借り致します】   (2018/7/25 09:26:32)

ミサト♀17(『────……。』耳に響く甘い台詞は、その言葉ほどの意味を持ち合わせてはいない。"どうも"なんて挨拶と変わらない熱量。だから常に受け流して、絶対に返事はしない。『相変わらず、連れないなぁ…』と笑う男の本気など誰も───、少なくとも私は信じていなかったから。だからそんな光景を見て"彼ら"が笑うのもいつものこと。何時もと変わらない、これからも変わらない日常だとそう思っていた無邪気な頃。男が過去に誉めた一言のせいだという自覚すらなく、胸の下まで伸ばした髪を大人びた仕草で指に巻き付けていたあの頃────。 )   (2018/7/25 09:27:04)

ミサト♀17( その日が酷く天気の悪い日であったことを覚えている。梅雨明け前だというのに真夏に限りなく近い気温、体にまとわりつく湿気を大量に含んだ重たい空気。雲は暗く厚く、全てを天から隠すように空を覆い尽くしていた。 耳障りな、ざらついた呼吸音は肺から空気が漏れているせいなのか、音にするほどの力がもう残っていないことを示すのか…、────白く細い指の隙間から流れ落ちて行くものが白いシャツを派手に染めて行くのを何が起きているか理解しながらも認めたくなく掌で塞き止めようとただ押さえていた。幾重にも重なる異なる種類のサイレンもその場の喧騒も、何もかもが遠い世界のことのように何処か遠くで聴こえていた。)   (2018/7/25 09:27:27)

ミサト♀17『────…!』 (誰よりも普段冷静なはずの彼が慌てた様子で、その場から自分を引き剥がそうと肩へと触れた手からは熱を感じるのに、同様に止めるように力を込めた腕に触れた男の手からは熱が奪われてゆく。否定の意を示すように振った首に "仕方ない" と告げるように腕へとかかっていた指が トン、と微かに肌を打つ。何かを言いたげに呼吸を繰り返す彼の唇へと触れるほどに近づけた鼓膜が拾ったのは、咳き込んだ掠れた空気だけだったけれど────、確かに音となって響いた言葉は平素とは真逆の台詞だった。反論する唇が震え、急激に霞み揺れる視界。壊れたレコードのように脳内でリフレインするその言葉はそれではなく普段の方だと言うのに────) …………っ……否よ…。───そんな言葉、………誰が信じるというの?   (2018/7/25 09:28:13)

ミサト♀17【お部屋有り難うございました。】   (2018/7/25 09:28:29)

おしらせミサト♀17さんが退室しました。  (2018/7/25 09:28:32)

おしらせ氷室沙耶♀23さんが入室しました♪  (2018/8/27 21:52:25)

氷室沙耶♀23【こんばんは、ソロルにてお部屋お借りさせて下さい。】   (2018/8/27 21:52:56)

氷室沙耶♀23…あっついわ、何なんホンマ。脳が溶けてまうやん…(風通しを限界まで良くした部屋のカーペットに寝転ぶ女性は、日課の昼寝をしようにも暑さで睡魔の訪れは延期となったのを悟れば、不満気に口を漏らしながら身体を起こした。動いても居ないのに、大きめのTシャツの生地は肌に滲んだ汗で肌に張り付き、誰も見て居ないのを良いことに、机に置かれていた団扇で衣服の中に空気を送り込み始めた。同居人が見れば、間違い無く注意…というより、小馬鹿にされそうな光景ではあるが、そうでもしないとやっていけない暑さが今年の夏は訪れていた。)   (2018/8/27 21:53:24)

氷室沙耶♀23あぁ、早く夏過ぎればええのに…暑いし、人多いし、ホンマ嫌やわ…(嫌々立ち上がれば、台所まで歩いて行き、冷蔵庫に入れてあった炭酸のペットボトルを手に取り、口に含むが、僅かな喉元への刺激が過ぎれば、暑さを思い出し、気分的に爽快とまではいかない。掛けられたカレンダーの日付を見れば、八月頭…大半の学生は夏休みだというのに、既に社会人の一員になってしまった自分は夏の休みはまだ先の話というのも、嫌な事の一つで。そんな暑い日を過ごしていたが、机に置いていたスマホがバイブ音と共にメッセージの受信を知らせる音が部屋に響いた)…はぁ、しょうもない事やったら、帰ったら一発かましたろ…(同居人からのメッセージは大抵どうでも良いことばかり、それでも見ないわけにはいかなければ、この暑さに鬱陶しい事を送ってきたら帰って来た時に生意気な顔を凹ましてやろうとまで思う位には、暑さで頭が萎びていた。メッセージの内容は…『今日、花火大会』たったそれだけ。それ以外に何も情報もなければ、仕方なくネットを調べてみれば)   (2018/8/27 21:53:49)

氷室沙耶♀23…あぁ、今日やったわ。花火大会…。…何なんコイツ、誘ってくるとか素直やん…誘って…?(今日が花火大会で屋台も出ている日であるのに気付けば、珍しく素直に誘ってきた彼女に、行ってやると思ったが、文面には見直せば、此方を誘う文面など一つも無くて…。そして、此れが彼女の罠であるのに気付けば、苦虫を噛み潰し青汁を飲み干したような表情を浮かべようか。然し、時計の針を見れば、下らぬ言い争いをしていれば、間違い無く時間は過ぎる時間帯。つまり…実質詰みなわけで。)…はぁ、しゃあなし送ったろ(考える時間も面倒であれば、今回は此方が譲ってやろうと。それでも、文面は、『暇やから自分誘ったるけど、浴衣でな。ほな、後で。』なんて少しはお返しとして良いだろうと。あの狐の生意気な顔を少しは慌てさせることが出来れば、御の字。出来なくても、浴衣姿が見れるわけだからー…〆)   (2018/8/27 21:54:02)

氷室沙耶♀23【少し季節外れかもですが。お部屋の方ありがとうございました】   (2018/8/27 21:54:22)

おしらせ氷室沙耶♀23さんが退室しました。  (2018/8/27 21:54:26)

おしらせ一条朱里♀23さんが入室しました♪  (2018/8/30 21:47:15)

一条朱里♀23【お返事のソロルを失礼致します!そんなわけでちょっとだけお借りしますねー!】   (2018/8/30 21:47:44)

一条朱里♀23(なんやコイツおもんないわ。――1度そう思って仕舞うと己と云う人間の思考は修正不可能で、冷めた瞳でふわりと巻いた自身の黒髪を指先で遊んだ。暑く茹だりそうな街中を歩き、じりじりとした太陽に焼かれるなんて耐えられない。だからこそドライブデートな訳だけれど、信号待ちの度に話題を振るのにも、知らな曲の蘊蓄を聞かされるのも、正直飽きてきた。赤い光によって止まった車内にエンジンと音楽の振動が響く。ふと、視線は窓の外。電柱に貼られ、雨に晒されやや、ボロボロになったポスター。かろうじて読める『花火大会』の文字。)――なんや、今日やん。(思わず漏れた言葉。それに反応する運転手の男は「あ、でも俺夜は家に帰らないと」と何を勘違いしたか、そう答える。いや、誘ってへんし。)…あぁ、せやなぁ、奥さん待ってはるもんね。えぇよ、友達誘ってみるしな。(少しだけ寂しそうに俯いて、言葉を返す。演技。――スマホを取り出し同居人にメッセージを送ろうとして、思案。――せや、折角やし一寸揶揄ったろ。態と言葉を減らして『今日、花火大会』と。少しだけ期待してくれるかな。そして気付いて怒るかな?顔が見られないのが残念だけど。)   (2018/8/30 21:48:02)

一条朱里♀23(少しだけ口角が上がりそうになるのを堪えながら返信を待つ。気付かず誘われてると勘違いしたら、それはそれで揶揄いがいがある。――そして震えるスマホと通知画面。――『暇やから自分誘ったるけど、浴衣でな。ほな、後で。』)……。(思わず手が止まる。今から家に帰って浴衣を慌てて着ていれば、同居人はカラカラと笑うだろう。そもそもそんな時間は無い。だとすれば……。)あんなぁ…友だちがな、浴衣着てきはるんやて。浴衣ってえぇよなぁ、夏らしゅうて…。でももぉ、うち帰って戻って着る時間あらへんしなぁ……――えっ、ほんま?えぇの?……おおきに。(にっこり。そんなやり取りを経て車は商業ビルへと向かう。慌てふためく様が見たかったのだろうけど、残念。タイミングが悪かったんやな。なんて思いながら少しだけ敷居の低いカジュアルめの和服専門店で浴衣を選ぶ。)   (2018/8/30 21:48:14)

一条朱里♀23――ほな、お待たせ。(待ち合わせ場所まで車で送って貰えば涼しい顔をして挨拶をするだろう。無意識に赤い浴衣を選んで仕舞ったけれど。別に彼女の髪の色など意識などしていない。断じて。絶対に。)ふふ、どぉ?似合てるやろ?(そんな無意識の選択に気付かずに、静かにゆるりと笑う。口を開けばどうせ憎まれ口、売り言葉に買い言葉の応酬なのだけれど、それでも、そんなやり取りすらも、オマケの花火も、彼女と一緒なら楽しみで仕方無いのだから――――)   (2018/8/30 21:48:29)

一条朱里♀23【と、勢い任せに打って貼って去ります!ありがとうございました!!お返事になると良いのだけど…!】   (2018/8/30 21:49:05)

おしらせ一条朱里♀23さんが退室しました。  (2018/8/30 21:49:09)

おしらせ氷室沙耶♀23さんが入室しました♪  (2018/9/8 20:48:38)

氷室沙耶♀23【こんばんはー、お部屋御返事でお借りしますね。】   (2018/9/8 20:48:56)

氷室沙耶♀23(してやられたー彼女に待ち合わせ場所で再開した時にすぐさま脳裏に浮かんだのはその一言だった。数時間程前にご丁寧にも油断も隙もないメッセージを寄越してきた女に、此方も相応の返しをしてやった。勿論、彼女が以前に違う場で浴衣を着ていて、その浴衣が家の押入れに仕舞われているのを知っていたからこそのメッセージ。自分の前で慌てる彼女の姿を鑑賞してから花火会場に向かうのも悪くないし、もし彼女が何処かで浴衣を手に入れてもどちらに転んでも此方は彼女と浴衣で花火という目標は達成出来るのだから、悪くない。そう思っていたが…予め用意していたとしか思えないくらいに整った浴衣姿で待ち合わせ場所に現れた彼女には、言葉が一瞬溢れ出し、そしてその何れもが口にする前に喧嘩し、結果として彼女の浴衣姿に見惚れたような間の取り方になってしまった)   (2018/9/8 20:52:26)

氷室沙耶♀23似合ってるで、何か見覚えがある色で…あー、うちの髪色意識したん?なんや、うちの事随分意識して可愛ええな(顔を合わせて僅かな時間だったが、その時間は永遠に感じられ。時が止まったという表現がぴったりな時間が過ぎれば、目の前の彼女への言葉が溢れてくる。態とらしく悩んだ素ぶりを見せるのは、相手に見惚れていた事実を隠すための自分なりの工夫ーそんな工夫は彼女には御見通しかも知れないが。売り買いする言葉には相手を小馬鹿にした感情が混ざっているが、それに蓋されたのは果たして…。)   (2018/9/8 20:52:44)

氷室沙耶♀23ほら、はよ行くで。…何なん、手でも繋いだろか?迷子になりそうな小狐ちゃん(因みに自分の服装が、黒色の浴衣になっているのは触れられたくない点。待ち合わせ場所に来る時に偶々通りすがったレンタル店の人に声を掛けられたとか、レンタル代無料にするので写真撮らせて欲しいと頼まれたとか、そう言ったことは彼女に説明しても、どうせニヤついた笑みと揶揄いの言葉しか返ってこないのだから。慣れない浴衣に動きにくさを感じながらも、人の流れる方に自分達もそろそろ足を動かそうとすれば、ふと後ろを振り返り。半開きになって口を見れば、何か此方に言いたいことがある様子…その口から飛び出す言葉に無理やり被せれば、彼女の方に手をさし出そうか。勿論、彼女が手を繋ごうとしてきたら揶揄って引っ込めるに違いないが、それでも彼女を惑わせれたなら儲け物…まぁ、彼女がどうしてもと言うならば、手を繋ぐなんて未来もあるのかもしれないーー)   (2018/9/8 20:52:55)

氷室沙耶♀23【という事でお邪魔しました!】   (2018/9/8 20:53:10)

おしらせ氷室沙耶♀23さんが退室しました。  (2018/9/8 20:53:15)

おしらせ一条朱里♀23さんが入室しました♪  (2018/9/26 19:15:45)

一条朱里♀23【置きロル失礼致します。】   (2018/9/26 19:15:59)

一条朱里♀23―――いや、ぎょうさん送りすぎやろ。(届いた段ボール箱。遠くで暮らす祖母から御裾分けを送ると電話があったのはつい先刻の事。そろそろ届くと思う、少ないけれど良ければ食べて、と。呆れた様に段ボールを見下ろした。共有スペースである玄関に野菜やら米やら詰まった段ボールがど真ん中に鎮座していれば、流石の同居人も怒るだろうか。まぁ、それはそれで嫌がらせになるし、良しとしよう。段ボールの中から野菜を幾つか取り出せばこれまた共有スペースのキッチンに向かう。―――――トントントン。と小気味が好い音がキッチンに響く。キャベツを剥いて広げると、中にミンチされた肉と細かく切った野菜達を混ぜたものをぺちゃりと置いた。くるくる丸めて爪楊枝を突き刺して。それを繰り返す。花火大会の時期よりは肌寒くなってきた今日この頃。残暑らしい残暑はなかったなぁとか思いながら、大量のロールキャベツを生産していく。コトコト煮詰めて、スープの素を入れて、味を整えて。)   (2018/9/26 19:16:17)

一条朱里♀23(―――空になったスープ皿を片付けながら、ふと同居人のマグカップが目に入った。ふと思い立てば玄関に向かって、キャベツをひと玉持ってきて。お皿の上にまるまる乗せる。それを共有のテーブルの上に置けば『沙耶ちゃんの分やで(はぁと)』と付箋をペタリ。嫌がらせに顳顬を震わせる姿を想像しニヤニヤとしながら、冷めたロールキャベツをタッパーに詰めて冷蔵庫に仕舞う。『食い意地張っとる沙耶ちゃんへ、お腹空いとるんやろ?大人しくお食べ』なんて付箋をタッパーに貼り付ける。開けた時に目に入る位置に。するとカウンターに置いていたスマホが震え、通話ボタンを押す。)ん?会いたいん?ふふ、しゃあなしやなぁ。その代わり欲しいモンがあるしな、買い物行ってもえぇ?(なんて通話をしながら部屋を出て行く。ロールキャベツの入ったタッパー。一つだけめちゃくちゃに苦いハズレのロールキャベツを入れたのは、勿論態と――――)   (2018/9/26 19:16:43)

一条朱里♀23【花火のロル。とても素敵でした。どう書いても蛇足になりそうなので、折角同居ですし一風景的に…!それではお部屋ありがとうございました。】   (2018/9/26 19:17:34)

おしらせ一条朱里♀23さんが退室しました。  (2018/9/26 19:17:37)

おしらせ氷室沙耶♀23さんが入室しました♪  (2018/11/2 18:10:37)

氷室沙耶♀23【置きロルでお部屋お借りしますー】   (2018/11/2 18:11:04)

氷室沙耶♀23ートリックオアトリート。…お菓子はいらんから、酒でも奢ってや(玄関の扉が開くのは、同居人が帰宅する合図。同棲というか、ルームシェアしている相手の帰宅など、普段であれば無視するか、若しくは一言適当に声をかけるかの二択だが、今日は異なっていて。玄関の扉が合鍵で開かれ、同居人が顔を出した瞬間、やや乱暴に腕を掴んで強引に家の中に招き入れる。そのまま壁へと押しやり、片手は掴んで壁へと押し付け、もう片方の手で彼女の首にかかる艶やかな髪の毛を払い除ける。後は顔を覗き込みながら、この日何度見聞きしたか分からぬ定番のフレーズを口にする。といっても、最後まで演じずに素が出るのが自分らしいか)   (2018/11/2 18:11:15)

氷室沙耶♀23ん?いや、仕事先で余ったのじゃん負けで持って帰ってきてん。似合っとうやろ?(彼女の柔らかそうな首筋に指を這わし、息を吹きかけてから、彼女に近付けていた体を元に戻す。突然の行動に理解が追いついてないであろう彼女の視線に、答えるようにゆらゆらと床に付きそうな黒いマントを揺らす。ウィッグで普段の髪型、髪色と異なった白い長髪が動きに合わせて揺れ、長い髪の毛に慣れていないのか時々髪の毛を弄るように手が伸びる。カラコンで色の変わった瞳は、ご丁寧に照明の落とされた暗闇の中で微かに赤く光り、口の隙間から覗く八重歯…いや、牙は雰囲気に適しているだろう。仕事のイベントで使ったものの量が量と各自に行き渡った結果、こんな悪戯を思い付いた訳で)   (2018/11/2 18:11:25)

氷室沙耶♀23あ、折角やから…跡、残したろうか?…なんてな。ほら、はよご飯食べるで(吸血鬼ーどうせやるならと色々と手を加えた結果、彼女を驚かすのには十分な出来映えだったらしい。ー驚いたのが、自分の仮装に対してか、それとも別のものにかは分からないけれとも、驚いた事に満足したのか、彼女に背を向け。くるりと反転すれば、弧を描いた口の隙間から尖った牙を覗かせる。吸血鬼らしく彼女の首筋に痕を残すのも悪くない、と考えたところで、我に返ったようにまた背を向けた。ー寝坊し過ぎたハロウィンの一幕、憎まれ口を叩き、叩かれるのは最早日常的だが、少し刺激を加えるのも悪くない、とーーー)   (2018/11/2 18:11:34)

氷室沙耶♀23【遅れに遅れてのハロウィン…!という事で、色々酷い文ですが、こんなところで!お疲れ様でしたーっ。お部屋ありがとうございます】   (2018/11/2 18:12:39)

おしらせ氷室沙耶♀23さんが退室しました。  (2018/11/2 18:12:41)

おしらせミサト♀24さんが入室しました♪  (2018/11/18 12:02:19)

ミサト♀24【伝言めいたソロルを1つ。お邪魔致します。】   (2018/11/18 12:02:43)

ミサト♀24(薄く引いた口紅がフィルタに色を移す。幾度繰り返したかも分らない、最早味も匂いも慣れすぎてしまって習慣でしかない。繰り返し吸い込んで吐き出す。呼吸をするのと一緒になった行為に他意などない。) ――いい加減、辞めたらどうだ。(そんなこちらの思惑など分りきっているとばかりにかけられた言葉に、視線だけ横に流し無造作に持っていた封筒を差し出した。)…今更? 辞める理由は?(健康に興味などない。誰に咎められるわけもない。他人の主観に興味もない。それでもこの後は口を濯ぎ、グロスを塗り直す。髪に服につく匂いには消臭スプレーを。それが嗜みだと言う様に繰り返すルーティンはどこか儀式めいている。) …大人になるってやーね。(頬を撫で髪を揺らす風に掻き消されそうな程の小さな呟きはしっかり耳に入ったのだろう。見なくても気配でわかる。彼が僅かに寄せたのに。見なくても良いものが目に入る。気付かなくていいことに気付かされる。なのに――、確かめることも、口に出すことも躊躇う。素直に受け止める事も出来ずに予防線を張って決め付ける。)   (2018/11/18 12:03:00)

ミサト♀24 ――…、一緒にするな。それはお前の性格だ。(溜息混じりに聴こえた低い声は聞こえない振りを決め込んで灰皿へと短くなった筒を押し付けた。渡した封筒と引き換えに調度良いと体温を失った手に渡されたカードサイズの薄い封筒。しっかりと封がされたそれは陽に透かしても何も浮かび上がらない。) ――渡しておいてくれ。(主語の抜けたその言葉に唇に漸く微かな笑みが浮ぶ。)…いいわよ。(想像通りであるならば、より繋がらない方の番号だろうと苦笑する。それを特別扱いと取るか、騙されたと取るかは受け取った相手次第。判断する術がなければ確実に前者の道を辿るけれど…、自分の手を通して渡されるなら、その後のフォローも込みなのだろう。エプロンのポケットに仕舞い、確かめるように生地の上から手を重ねる。靴音も立てずに去っていく後姿を見送ってからフェンスに凭れていた背を起こした。)    (2018/11/18 12:03:15)

ミサト♀24――辞められるなら、とっくに辞めていると思わない…?(一緒に過ごした年月より離れた年月の方が圧倒的に長い。同じ年月分、それが覆ることはない――と理解しているのだから…)   (2018/11/18 12:06:41)

ミサト♀24【お部屋有難う御座いました】   (2018/11/18 12:06:51)

おしらせミサト♀24さんが退室しました。  (2018/11/18 12:06:55)

おしらせ盗賊♂17さんが入室しました♪  (2018/12/15 23:23:40)

おしらせマキシミリアン♂神官戦士さんが入室しました♪  (2018/12/15 23:23:54)

マキシミリアン♂神官戦士【おっと、誤落下失礼したぜ】   (2018/12/15 23:24:05)

おしらせマキシミリアン♂神官戦士さんが退室しました。  (2018/12/15 23:24:10)

盗賊♂17【お気になさらず。宿題のソロルを投下に参りました】   (2018/12/15 23:24:40)

盗賊♂17(生まれた頃から周りは全てが敵だった。生きるために座らなければいけない椅子の数は、明らかに周りの人間の数と一致していなかった。物乞いから始めて、盗んだり奪ったりする方がずっと効率がいいことに気付いた。初めて人を殺すまでそれほど時間はかからなかった。自分が生きるために他人を踏み台にして何が悪いのか。その真理を口にする者は多くても、躊躇なく実行できる者は少ないらしかった。貧しい孤児として生まれた少年は、見事勝ち残り、盗賊の棟梁として成長した。男は常に先陣を切って、略奪と暴力の災禍をまき散らした。金目の物は奪い、女は犯して売り飛ばすか、殺す。およそ地獄に堕ちるしかない生き方をしてきた。それを恥じることはない。どうせこの世は地獄なのだから)   (2018/12/15 23:25:00)

盗賊♂17(だが、男に荒くれ者の群れを統率する才覚はなかった。些細な失敗から男は足元を掬われ、命からがら逃げだした。彼は踏み台にされ、敗北者となった。傷だらけの身体を引きずって逃げているときに、死ぬのだと思った。だが、彼は救われた。彼女は敬虔な信徒であった。彼女にとってはただの教会の教えに従っただけの、大した意味のない慈善であったが、男には一大事であった。今まで敵とそうでないものしかいなかった世界に、自分を助けてくれた味方が生まれたのだから。彼女のために何かしたい。初めてそう思えた。それを恋と呼ぶには、彼にはあまりにいろいろな経験が不足し過ぎていた)何か欲しいものはないのか。お前に礼がしたい(女は答えた。「何も欲しいものはありません。あなたが元気になってくださればそれで充分です」。小さな畑を耕し、時折村に降りて神の教えを説く、そういう信徒の答えとしては完璧だったが、男は困った。何か物を渡すくらいしか他人に礼を示すことが出来ないのだ。欲しいものがないというのでは困る。だが、男はかつての部下の言葉を思い出す。「宝石を贈られて悦ばない女はいない。女に贈るなら宝石だ」と)   (2018/12/15 23:35:02)

盗賊♂17(怪我もすっかり治った男は、彼女が村に降りていくタイミングを見計らって、街道を走る馬車を襲撃する計画を立てた。交易商人の馬車でも襲えば、宝石を買う金か、宝石の一つや二つは手に入るだろう。今までやってきたことと何も変わりはない。人数が少なくなった分、むしろ取り分のことを考えなくていいから気が楽だ。あの人の顔を思い出すと、勇気もわいてくる。あの人は自分のことを何も聞かず、ただ傷を癒してくれた。そんな人のために自分に何ができるか)……俺にはこれしかない(夜の暗闇に紛れて、崖から馬車の荷台に飛び乗る。御者をナイフで脅し付け、馬車を止めさせる。怯える御者の首を掻っ切って黙らせれば、中から乗客が飛び出してくる。夜の暗闇に紛れていても、人間の数と体躯くらいは分かる。男と女が一人ずつだ。男は商人で、女は商品か、家族か何かだろう。のこのこ出てきたのが運の尽きだ。眼が暗闇に慣れていない素人に後れを取るはずはない。最初に男を殺して、女は殺さずに売り飛ばそう。いつものパターンだ)   (2018/12/15 23:47:53)

盗賊♂17(男の一突きはたしかに相手の胸を刺した。だが、手応えが想像したものと違う。女だ。女が、男をかばったのだ。男は苦虫を嚙み潰したような顔で、女を睨む。わざわざ儲けを減らすような真似をしやがった、クソみたいな女の顔を見てみたくなったのだ)男を庇うなんてどこのクソ女だ……(身体が凍り付いた。ああ、そういえばそういう教えだった。困っている人は誰でも助けるという教えだった。でも、だからって、自分から死ぬことはないんじゃないか。誰かを庇って死ぬなんて、なんと馬鹿らしい。でも、そうでなければ、そんな馬鹿らしい人だから、好きになったのに。今更、ナイフを引き抜いても、この女は死ぬ。ああ、やっぱり一人で仕事なんかするんじゃなかった。ああ、馬車の走り出す音が聞こえる。きっと、男が逃げ出したんだろう。ああ、大失敗だ。苦労した挙句に、女の死体しか手に入らないなんて)   (2018/12/15 23:59:38)

盗賊♂17(おかしいな、涙が流れてる。ああ、そうか。地獄はこの世じゃなくて。俺だったんだ)   (2018/12/16 00:05:02)

盗賊♂17【と、お部屋の趣旨とは少し異なるかもしれませんが、悲恋を描いてみました。お部屋ありがとうございました】   (2018/12/16 00:05:39)

おしらせ盗賊♂17さんが退室しました。  (2018/12/16 00:05:46)

おしらせ父親サンタ♂33さんが入室しました♪  (2018/12/26 04:00:48)

父親サンタ♂33【クリスマスイブの夜に時間を巻き戻して、待ち合わせでお邪魔します。】   (2018/12/26 04:04:55)

おしらせサンタの妻♀30さんが入室しました♪  (2018/12/26 04:10:09)

サンタの妻♀30【女の子はデートの準備に時間が掛かるもの。(言い訳スライディング)嘘です、名前とプロフィールに悩みまして。ではでは暫し、お部屋お借りします。(全力で正座待機)】   (2018/12/26 04:12:39)

父親サンタ♂33(今夜は年に一度の聖なる日。残業なんてしていられない。街を彩るイルミネーションを掻い潜り、幸せそうに寄り添う恋人たちを掻き分けて。モミの木柄の袋から顔を覗かせるテディベアを小脇に抱えたサンタクロースが帰路を急ぐ。早く家に帰ろう。かわいい娘がプレゼントを待っている。)   (2018/12/26 04:21:02)

父親サンタ♂33ただいま。 (玄関から足音を忍ばせて、脇目も振らず階段をのぼった先には、幼い娘が眠る子供部屋。とても楽しみにしていたのだろう、色とりどりのオーナメントで飾り付けられた室内を月明かりだけが優しく照らしている。) フォッフォッフォッ、メリークリスマス。 (娘の声は返ってこない。それでいい。子供は夢の中で遊ぶ時間だ。何よりサンタクロースは姿を見られてはいけない。音なくベッドの隅へ腰を掛け、ゆっくりと掛け布団を捲っていけば、落とした声量が告げる。) ……いい子には、プレゼントをあげよう。 (ラッピングをそのままに、赤いリボンでめかしこむテディベアを無造作に枕元へ座らせた。目を覚ましたなら、きっと吃驚するだろう。娘の背丈ほどもある人形だ。よろこぶ顔、はしゃぐ声を想像しながら見つめる先にあるのは、──もぬけの殻のシーツ。思わず込み上げる嗚咽を奥歯で食いしばり、付け髭ごと覆う手のひらの内側で、声を殺す。娘はもう存在しない。あの頃と何ひとつ変わらない部屋で、壁掛けの写真立ての中では、永遠に変わらない姿の娘が笑っている。)   (2018/12/26 04:21:37)

サンタの妻♀30(──あの子は、もういない。彼女の部屋を片付けることが出来ない儘、ただ月日だけが過ぎ去っていった。それで、良い。あの子の笑顔を、過ごした日々をこの小さな空間に閉じ込めて、彼と二人。愛しい想い出だけを見詰めて生きていけば良い。そう、思っていたのに。帰宅するなり私に目もくれず、二階へ駆け上がる彼を追い掛けた。)   (2018/12/26 04:45:09)

サンタの妻♀30──セオドア、ハンサムが台無しよ。(あの日から何一つ手付かずの子供部屋。明かりすら点けずに一人佇む夫の背後から、首許に結ばれた赤いリボンが不恰好に曲がったテディベアへ声を掛けた。左右対称に角度を直しながら視界の端で俯く貌へ投げる声音は、さながら己が子供を諭すように。)……ねぇ、聞いて。(幾つになっても泣き虫な人。あの子が産まれた日にも泣いていたっけ。つられて涙しそうになる衝動を堪えて、睫毛を伏せ合わせる。項垂れるこうべを包み込むよう張り出した胸へ抱き寄せたなら、彼にも伝われば良いのに。この小さな小さな──)赤ちゃんが、出来たの。(──胎動が。赤ん坊をあやすかに一定の律動で彼の頭を撫ぜながら打ち明けた告白は、貴方へ贈るプレゼント。いまだ彼女を喪った現実に向き合えない儘、無理やり喜ぶ貌を見せるのだろうか。それとも複雑そうに貌を曇らすのだろうか。どちらでも、構わない。貴方もこの子も、私があの子の分まで幸せにしてみせる。何処かの家から遠く聴こえてくるクリスマスソングは、あの頃の彼女を思い出させるに充分過ぎて。込み上げる涙露は、やはり堪え切れなかった。)   (2018/12/26 04:45:25)

父親サンタ♂33(呼吸が、とまった。あぁ、困った。また父親になるのに、なれるのに。彼女のあたたかな腕の中、もう自分だけの物ではなくなった柔らかな胸に顔をうずめて、一層熱くなる目頭と堰を切った嗚咽がとまらない。) ……最高、のプレゼントだ。 (優しくなだめる一回り小さな手のひらに甘えて、縋りつく。天から見守っていてくれる娘の為にも、いつまでも泣いている訳にはいかないけれど、どうかもう少しだけ。お腹の中の弟か妹が生まれるまで、お母さんを独り占めさせてはくれないだろうか。彼女の背中へ腕を回して、新たに宿った命ごと大切に抱き締める。) …男の子かな?女の子かな? (決して忘れたりしない。来年も再来年もその先も、ずっと。娘が大人になるまで、お父さんがサンタになろう。妻の腕に抱かれたまま、泣いて泣いて気が済むまで泣いて。いつしか嬉し涙に濡れて張りつく白髭を剥がしながら、赤鼻のトナカイならぬ赤鼻のサンタクロースが照れくさそうに、くしゃくしゃの顔で鼻を啜って、笑った。) 君に似るといい、べっぴんさんになる。 (写真立ての中で手を振る娘とよく似た笑顔で。)   (2018/12/26 04:58:56)

父親サンタ♂33(どうりで寒いはずだ。気付いた頃には窓の外で粉雪が降り始めている。妻と寄り添ったまま、冷えた部屋には暖房を入れて、一年中出しっぱなしだったクリスマスツリーの電飾を灯して。チキンとシャンメリーも買ってきたんだ。今夜はここで。俺と彼女と娘と、新しい家族の四人でクリスマスパーティーをしよう。)   (2018/12/26 05:00:58)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、サンタの妻♀30さんが自動退室しました。  (2018/12/26 05:05:41)

おしらせサンタの妻♀30さんが入室しました♪  (2018/12/26 05:06:07)

おしらせサンタの妻♀30さんが退室しました。  (2018/12/26 05:27:27)

おしらせサンタの娘♀6さんが入室しました♪  (2018/12/26 05:28:52)

サンタの娘♀6(──もう、パパったらほんとに泣き虫なんだから。あたしがいないとだめね。ベッドの上、仲睦まじい両親をテディベアの隣から見つめながら、むくれたように尖らせた口唇とは裏腹に擽ったげにはにかむ娘の姿を、その父親も母親も目視することは叶わない。それでいいの、あたしにはパパとママのきもちが見えるから。軽々ふわり浮き上がる、実体のない少女の透けた身体。ママのおなかの中、あったかくて、あたしだーいすき。これからかえるから待っててね。寄り添い合う両親へ勢いつけて抱き着いた少女は、彼らへまた逢える日を十月十日、ゆらゆら心地いい揺り籠の中で夢を見る。あの頃はいつも、おてんば娘って呼ばれてたから、こんどはね──)   (2018/12/26 05:29:52)

サンタの娘♀6(分娩室に響き渡る、産声。今し方、この世に生を受けた許りの赤ん坊を腕に抱いて、看護師が母親の元へと歩み寄る。純白のタオルケットに包まれた貌を覗き込んだなら、相変わらずの父親は人前でも憚らずに泣き出すのかもしれない。「──よく頑張りましたね、元気な男の子ですよ。」今度は、母親似だ。)   (2018/12/26 05:31:34)

サンタの娘♀6【クリスマスカラー♡うちのサンタクロースは、私が高校生の頃から枕元に諭吉入り封筒を置いていくようになりました。(現実的サンタ)皆様、素敵なクリスマスを過ごせましたでしょうか。ではでは、お部屋お返ししますね。】   (2018/12/26 05:35:18)

父親サンタ♂33【お部屋の方ありがとうございました。】   (2018/12/26 05:35:40)

おしらせサンタの娘♀6さんが退室しました。  (2018/12/26 05:36:00)

おしらせ父親サンタ♂33さんが退室しました。  (2018/12/26 05:36:04)

おしらせ御子柴 咲月♀1年さんが入室しました♪  (2019/3/16 17:33:27)

御子柴 咲月♀1年【お部屋お借りします。高校1年生設定です。朝、バス亭で全然知らない高校の全然知らない男子さんが、忘れ物をしていった】   (2019/3/16 17:34:41)

御子柴 咲月♀1年(ホワイトデーの3月14日の朝、駅前の混雑するバス亭に人が並ぶ。中にはホワイトデーのお返しぽい小さな箱を手にしている男子もいた。そもそもバレンタインにチョコを贈らない主義の咲月。知らない高校生の列を横から通り抜けようとした。慌てている表情を作り、声を早くする)すみません、通して下さい…(ひとりの知らないイケメン男子生徒が、気持ちよく前を空けてくれた。通り抜けようとした時、バスが止まって列が動き出す。振り返らず、バスのエンジン音を聞き届けた。振り返り、バス亭のベンチに赤い包装紙に包まれた小さな箱を見つけた。くるっと戻り、手にした)ホワイトデーのお返しぽい…(包装紙の外側は、有名菓子店の包装紙だ。一個1000円はするのは分かる。手にしながら、知らない学校の制服を探すが、見つけれない。その日の夕方、反対車線の同じバス亭のベンチに腰を下ろしていた。通り過ぎる車、夕日を浴びた咲月。絵にはなるが、バスも知らない学校の制服姿もない)どこの学校だろ??…   (2019/3/16 17:43:58)

御子柴 咲月♀1年【朝あったイケメン男子(一瞬見ただけなのに、思い出補正あり)のホワイトデーのお返しだと思いこんでいて、その人来ないかなって思ってる状況です】   (2019/3/16 17:45:15)

御子柴 咲月♀1年【お部屋ありがとうございました】   (2019/3/16 18:08:38)

おしらせ御子柴 咲月♀1年さんが退室しました。  (2019/3/16 18:08:41)

おしらせ御子柴 咲月♀1年さんが入室しました♪  (2019/3/16 22:27:59)

御子柴 咲月♀1年【こんばんは、下の待機ロール使い回しですが待機させたくださいませ】   (2019/3/16 22:28:51)

御子柴 咲月♀1年【お部屋ありがとうございました】   (2019/3/16 23:05:48)

おしらせ御子柴 咲月♀1年さんが退室しました。  (2019/3/16 23:05:51)

おしらせモブ系女子♀15さんが入室しました♪  (2019/7/3 04:32:26)

モブ系女子♀15【ソロル貼りにお邪魔します。(ペコ)】   (2019/7/3 04:33:35)

モブ系女子♀15(小柄な背丈、いまいち成長しない胸。校則を律儀に守った黒髪のおかっぱヘアが、丸顔の無害そうな顔立ちに悲しくなる程似合ってしまう、そんな高校一年生。この世界のどこかにアニメやドラマのように主人公がいて、自分に役職があるとしたら、高校生の間は『女生徒A』が関の山だと思う。大学生になったら『大学生A』で、学生を卒業したとしても、『会社員A』『主婦A』に変化するだけで、代わり映えのしない『脇役』『エキストラ』がやっぱり妥当。もしかしなくても『A』を割り当てたことすら図々しくて、アルファベット26文字内に収まるかどうかも危ういかも。…でも、そんな自分に不満を抱いたことは、そんなにない。母譲りの丸顔や、内弁慶な性格は、派手な振る舞いや周囲の注目に不向きだったし、好きな歌や物や友達がいればそれでよくて、目立たず騒がず卒なく日々を過ごして、…ちょっと刺激を欲してしまう瞬間もあれど、この世界は延々と続く平穏平和極まりない凪だった。) 『俺と、付き合わねぇ?』 (――急転直下、青天の霹靂。どんな平凡な女子をもヒロインの席に強制着席させてしまう、この台詞を聞かされるまでは。)   (2019/7/3 04:34:30)

モブ系女子♀15(絶対に騙されない、絶対に信じない、絶対に心を許したりしない、そう決め込んでた可愛げない最低のわたしなのに、待ち合わせのたびに彼は屈託無く笑って、やっぱり人目なんか気にしないで、わたしの手を繋いで歩き出す。わたしと彼が真逆なのは容姿だけじゃなくて、性格もそうだった。計算高さと体面と人間不信とネガティブを抱えてるわたしとに対して、彼は物事をプラスマイナスで計算せず非効率的で、人目を気にせず、楽観主義だけど前向きで、優しくて、それからなにより、愛情深かった。ああ困る。困った。わたしは毎日ずうっと、困り果てていた。何を困ってるのか、考えたくもなくって、思考放棄状態で、毎日ただ困り続けていた。)   (2019/7/3 04:39:49)

モブ系女子♀15(その後の彼は、付き合うかどうかの是非を、わたしに突きつけたりはしなかった。諦めた…というより、多分そんなに言質を必要だと感じなかったんだと思う。毎日のように会って、手を繋いで、キスをして、求められるまま、ついつい身体も許してしまうのだから、…当たり前といえば当たり前で。それでもわたしは相変わらず彼のような校則という簡単なルールすら守れない人間なんか、ぜったいに、ぜったいに信じるまいと、愚かな努力を続けていた。続けているつもりだった。彼を好きになんてなってない筈だと思っていた。ある日の球技大会のバスケットボールで、彼が反則ギリギリの悪どいディフェンスで、味方からは喝采を、敵方からは盛大なるブーイングを受けているのを見て、―― かっこいい、と、シンプルな感動が止めどなく湧き上がるのを自覚するまでは。それを自覚した瞬間、はっきりと試合終了のホイッスルが、わたしの中で鳴り響いた。――完全敗北だった。)   (2019/7/3 04:41:18)

モブ系女子♀15…先輩のこと、好きになっちゃった…(球技大会の最中、二人きりの体育倉庫で、もう言わざるを得ずに白旗あげて敗北宣言したわたしに、彼は心底嬉しそうに笑って、汗臭い胸にわたしをきつく抱きしめた。ああもう、ああもう、どうしようもない――その笑顔を前に、何を悩むこともなかったんだと、お花畑の脳内でやっとのこと理解した。わたしがヒロインの椅子に座るんじゃない、わたしはただの地味な脇役Zのまんま、――彼が、わたしの中の主人公になった日の、そんな話。)   (2019/7/3 04:41:51)

モブ系女子♀15【愛を込めて。お邪魔いたしましたっ。】   (2019/7/3 04:42:25)

おしらせモブ系女子♀15さんが退室しました。  (2019/7/3 04:42:43)

おしらせモブ系女子♀15さんが入室しました♪  (2019/7/3 04:56:20)

モブ系女子♀15【貼りミスしてログも消える始末(撃沈)書き直したので貼り直します…。部屋主様すみませんです。】   (2019/7/3 04:57:02)

モブ系女子♀15(小柄な背丈、いまいち成長しない胸。校則を律儀に守った黒髪のおかっぱヘアが、丸顔の無害そうな顔立ちに悲しくなる程似合ってしまう、そんな高校一年生。この世界のどこかにアニメやドラマのように主人公がいて、自分に役職があるとしたら、高校生の間は『女生徒A』が関の山だと思う。大学生になったら『大学生A』で、学生を卒業したとしても、『会社員A』『主婦A』に変化するだけで、代わり映えのしない『脇役』『エキストラ』がやっぱり妥当。もしかしなくても『A』を割り当てたことすら図々しくて、アルファベット26文字内に収まるかどうかも危ういかも。…でも、そんな自分に不満を抱いたことは、そんなにない。母譲りの丸顔や、内弁慶な性格は、派手な振る舞いや周囲の注目に不向きだったし、好きな歌や物や友達がいればそれでよくて、目立たず騒がず卒なく日々を過ごして、…ちょっと刺激を欲してしまう瞬間もあれど、この世界は延々と続く平穏平和極まりない凪だった。) 『俺と、付き合わねぇ?』 (――急転直下、青天の霹靂。どんな平凡な女子をもヒロインの席に強制着席させてしまう、この台詞を聞かされるまでは。)   (2019/7/3 04:57:42)

モブ系女子♀15(めでたしめでたし?いいえまだもう少し。)…まだ、付き合うとは…言ってませんし…(それからどれくらいか経っても、ヒロイン席に座る覚悟がどうしてもわたしは持てずにいて、すっかり付き合ってると思っていたらしい彼を驚愕させた。「――あれだけヤりまくってんのに!?」人目憚らず大きな声を上げる彼の口を、湯気が出るほど赤面しながら悲鳴じみた声を上げて両手で塞ぐ。平凡という粘土を捏ねて型に嵌めて大量生産できるわたしのありふれた容姿に対して、彼のそれは真逆だった。長い手足の長身、悪者感満載の目付き、それから何と言ってもお日様のようにキラキラとした金色の髪。並んで歩くと、肉食獣が草食獣を強制連行してるように見えるようで、目立つこと目立つこと。奇異の目を向けられてしまうと、小心者のわたしは萎縮して、周囲の目が言う通り、わたしのことを彼が好きだなんで有り得るのかどうか、どうしても疑問になってしまう。だってライオンはライオンから、野ネズミは野ネズミから伴侶を選ぶものだから。ライオンが野ネズミを連れてたら、そりゃ可笑しいと思われるに決まってる。わたしだってそう思う。珍しいだけの野ネズミになんてすぐに飽きる。)   (2019/7/3 04:58:56)

モブ系女子♀15(絶対に騙されない、絶対に信じない、絶対に心を許したりしない、そう決め込んでた可愛げない最低のわたしなのに、待ち合わせのたびに彼は屈託無く笑って、やっぱり人目なんか気にしないで、わたしの手を繋いで歩き出す。わたしと彼が真逆なのは容姿だけじゃなくて、性格もそうだった。計算高さと体面と人間不信とネガティブを抱えてるわたしとに対して、彼は物事をプラスマイナスで計算せず非効率的で、人目を気にせず、楽観主義だけど前向きで、優しくて、それからなにより、愛情深かった。ああ困る。困った。わたしは毎日ずうっと、困り果てていた。何を困ってるのか、考えたくもなくって、思考放棄状態で、毎日ただ困り続けていた。)   (2019/7/3 04:59:54)

モブ系女子♀15(その後の彼は、付き合うかどうかの是非を、わたしに突きつけたりはしなかった。諦めた…というより、多分そんなに言質を必要だと感じなかったんだと思う。毎日のように会って、手を繋いで、キスをして、求められるまま、ついつい身体も許してしまうのだから、…当たり前といえば当たり前で。それでもわたしは相変わらず彼のような校則という簡単なルールすら守れない人間なんか、ぜったいに、ぜったいに信じるまいと、愚かな努力を続けていた。続けているつもりだった。彼を好きになんてなってない筈だと思っていた。ある日の球技大会のバスケットボールで、彼が反則ギリギリの悪どいディフェンスで、味方からは喝采を、敵方からは盛大なるブーイングを受けているのを見て、―― かっこいい、と、シンプルな感動が止めどなく湧き上がるのを自覚するまでは。それを自覚した瞬間、はっきりと試合終了のホイッスルが、わたしの中で鳴り響いた。――完全敗北だった。)   (2019/7/3 05:00:19)

2018年06月17日 23時47分 ~ 2019年07月03日 05時00分 の過去ログ
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